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研究分野別サイレントキーワード
「ネットワーク」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報基礎学:データネットワークを含む研究件
❏デジタル社会における新しい組織化形態の探求(19K23235)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-08-30 - 2022-03-31
【研究代表者】清水 たくみ 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 准教授 (30843982)
【キーワード】オンライン・コミュニティ / 新しい組織化 / デジタル技術 / プラットフォーム / 知識共有 (他17件)
【概要】デジタル技術の進展により、時間・地理・組織的制約を乗り越えた新しい協働や組織化の形態が台頭している。本研究はその一形態であるオンライン・コミュニティに着目し、メンバーのオンライン上の協働がいかに組織化され、各メンバーの実務にどのように活用されているかを探求した。カナダ医療協会のコミュニティを対象とした本研究では、メンバー間インタラクションを促進する要因として直接互酬性・一般互酬性が主な役割を担うこ...
❏数論に於けるコンピュータによるデータ計算とソフト開発(10440012)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】中村 憲 東京都立大学, 理学研究科, 教授 (80110849)
【キーワード】整数論 / コンピュータ / アルゴリズム / ソフト / データ (他8件)
【概要】本研究は,数論の分野において,現在迄に証明されている定理や方法を用いて、初等整数論,代数体や楕円曲線の不変量をコンピュータで計算し,それを通じて数論の汎用システムの構築をする為の現実的な蓄積と理論的な基礎を確立する事を目的として進められた.この二年間の研究の進展は,当初の数論を中心とした分野を超えて,広く環論や代数幾何を含む代数学に於けるコンピュータによる計算と関連するに至った. 初年度に集積した...
【情報学】計算基盤:地域デザインネットワークを含む研究件
❏里山における自然資本の意識化とネットワークのための地域参加型研究(18H02227)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】深町 加津枝 京都大学, 地球環境学堂, 准教授 (20353831)
【キーワード】里山 / 自然資本 / 意識化 / ネットワーク / 地域デザイン (他18件)
【概要】滋賀県大津市比良山麓の里山の自然資本の意識化とネットワークの創出のため地域参加型研究をふまえ、自然資本を自立的に再生、活用する空間計画と地域デザインを行った。意識化においては、参加型研究の拠点となる古民家を活用した調査やワークショップを積み重ね、意識化やネットワーク化に重要な要因、プロセスを明らかにした。また守山石、アブラボン、湖魚料理、近州音頭など地域のシンボルとなる有形・無形の自然資本と地域の...
❏環境ソフト資産としてのメルチメディア情報ネットワーク(14580459)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】土方 正夫 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (60156594)
【キーワード】環境情報 / 地域計画 / 地域情報システム / プロジェクトオリエンティッド / ウェブ (他20件)
【概要】環境の変化は人間の環境認識と意思決定によって引き起こされる。環境認識は千差万別であり、それは人が部分情報しか持ち得ないだけではなく、環境に対する認識の違いによる。更に情報化社会に移行し人々の環境に対する認識内容は一層多様になってきている。 本研究の対象問題は地域計画であるが、情報化社会移行後、計画システム自体の再構成が重要な課題となっている。従来の地域計画では専門家が地域の在り方を定め、その具体化...
【情報学】計算基盤:経済学ネットワークを含む研究件
❏先進国の経済学・社会科学および教材メディアの比較研究(12630016)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】池尾 愛子 早稲田大学, 商学部, 教授 (70176080)
【キーワード】社会科学 / 経済学 / 先進国 / 国際比較 / 政治経済学 (他17件)
【概要】先進国の社会科学とメディア 3年の間に、社会科学の研究と教育の両方にわたって、コンピュータやネットワークの利用可能性が急激に拡がった。研究・教育の両面に関係するが、国内外の公的機関(国際経済学協会を含む)が最新情報をウェブに公表するようになり、オンライン・データの蓄積がすすんだ。経済学史研究についても、文献・資料のオンライン化が進んで研究スタイルを変えている。授業において、マルチメディア教育実験室...
❏ネットワーク環境における学術情報メディアの変容の実証的研究(09680403)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】上田 修一 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (50134218)
【キーワード】学術情報 / 科学コミュニケーション / 電子メディア / インターネット / 電子雑誌 (他16件)
【概要】本研究は、ネットワーク環境下に移行する中で、学術情報伝達メディアの役割の変容を明らかにしようとするものである。科学コミュニケーションのモデルを前提とし、さらには研究過程を含む学術研究全体におよぼす電子メディアの影響を明らかにする。自然科学、社会科学、人文科学の各分野に視野を広げ、電子メディア調査と面接調査に質問紙調査を組み合わせた手法を用い、具体例と全体像とを明らかにした。平成9年度には、方法の開...
【情報学】計算基盤:ネットワーキングネットワークを含む研究件
❏空間と法の相互規定性から見た公法学の再構築―学際的アプローチ(18H00796)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】角松 生史 神戸大学, 法学研究科, 教授 (90242049)
【キーワード】空間 / 公法学 / スケール / ネットワーク / インタラクション (他7件)
【概要】本年度の研究キーワード「ネットワーク」に即して、3回の共同研究会及び1回の国際シンポジウムを開催した。 10/12には「私人のための公用収用」をめぐる研究会を開催した。研究協力者ソ・ヌリ氏(神戸大学大学院法学研究科博士後期課程)による韓国憲法裁判所判例に関する報告、研究代表者角松による日本における「私益収用」に関する報告及び研究協力者兪珍式氏(全北大学校法学専門大学院教授)によるコメントを受けて議...
❏複数言語背景の子どもの日本語支援を支えるネットワーキングに関する実践的研究(16H03437)
【研究テーマ】日本語教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石井 恵理子 東京女子大学, 現代教養学部, 教授 (90212810)
【キーワード】子ども / 動的ネットワーク構築 / 発展型支援 / 学習支援 / 複数言語環境 (他21件)
【概要】年度計画に基づき、8月に広島において研究会を開催した。市の教育委員会からの協力をとり、市の小学校を会場とし、教育委員会にも働きかけたことにより、参加者は研究者や子どもの日本語・母語の習得に関わる実践者にとどまらず、学校教員や教育委員会関係者など、幅広く子どもの教育に関する人たちの参加を得た。言語教育の関係者のほか、心理学領域からの知見も得られ、子どもに関わっている多様な立場の実践者それぞれにとって...
❏超分散仮想ネットワークデバイス構成技術の研究(16K00139)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岡本 聡 慶應義塾大学, 理工学研究科(矢上), 特任教授 (10449027)
【キーワード】ネットワーク機能仮想化 / ネットワーキング / 機能分割 / モジュラールータ / ボトルネック解析 (他8件)
【概要】情報通信基盤の堅牢化においては、仮想ネットワークを提供するための“機能”を提供する仮想マシン(VM)を自由に移動させるVMマイグレーションが必要となるが、ネットワーク機能提供のためには多数のインタフェイスをVMに具備させることが要求されるため、現在の技術では多数のインタフェイスの接続関係を保持したままサービス断無くマイグレーションを実行することは困難であった。 本研究では、分散仮想ネットワークデバ...
【情報学】計算基盤:協調型ITSネットワークを含む研究件
❏協調自動走行を支援するエッジコンピューティング型路側拠点システム(19KK0281)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
【研究期間】2020 - 2022
【研究代表者】塚田 学 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (90724352)
【キーワード】協調型ITS / ネットワーク / 車々間通信 / インターネット / ITS標準技術
【概要】基課題の研究で、これまでに取り組んできた路側拠点システムは、路側センサが通信機を持 たない道路ユーザの位置や速度を推定し、路側送信機が検知対象の代理で ISO・ETSI 標準の CAM にエンコードして協調認識メッセージを送信することで、それら道路ユーザを自動運転車の LDM へと反映させることができる。この機構を自動運転ソフトウェアの Autoware に追加したAutoC2Xをオープンソースで...
❏協調型ITSにおける車々間通信を支援するための路側拠点システムの構築(17H04678)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】塚田 学 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (90724352)
【キーワード】協調型ITS / ネットワーク / V2X / 自動運転 / オープンソース (他10件)
【概要】本研究の目的は、日米欧の国際標準技術と調和を取りながら共通方式で、正確でリアルタイムな車々間通信を支援する路側拠点システムを開発することである。オープンソースの自動運転ソフトウェアAutowareと、おじくオープンソースの協調型ITSソフトウェアのOpenC2Xを組み合わせて、路側拠点システムを構築した。この実装をAutoC2Xとして同じくオープンソースとして公開し、自動走行を支援できる路側拠点シ...
❏協調型ITSにおける車々間・路車間通信のためのIPv6ネットワーク制御(26730045)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】塚田 学 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (90724352)
【キーワード】インターネット / 協調型ITS / 車々間通信 / 路車間通信 / 無線ネットワーク (他12件)
【概要】本研究ではIPv6ネットワークを制御するための仕組みを、日本の環境に合わせながら世界標準の参照基盤と調和を取りながら実現することを目的とする。成果として、まず、GeoNetworking上でIPv6を利用する技術をを利用しフィールド実験を行い。車両の移動に伴い、遅延、パケット到達率、スループットがどのように変化するか明らかにした。次に、GeoNetworkingの技術を国際標準との整合性を保ったま...
【情報学】計算基盤:標準技術ネットワークを含む研究件
❏協調型ITSにおける車々間通信を支援するための路側拠点システムの構築(17H04678)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】塚田 学 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (90724352)
【キーワード】協調型ITS / ネットワーク / V2X / 自動運転 / オープンソース (他10件)
【概要】本研究の目的は、日米欧の国際標準技術と調和を取りながら共通方式で、正確でリアルタイムな車々間通信を支援する路側拠点システムを開発することである。オープンソースの自動運転ソフトウェアAutowareと、おじくオープンソースの協調型ITSソフトウェアのOpenC2Xを組み合わせて、路側拠点システムを構築した。この実装をAutoC2Xとして同じくオープンソースとして公開し、自動走行を支援できる路側拠点シ...
❏協調型ITSにおける車々間・路車間通信のためのIPv6ネットワーク制御(26730045)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】塚田 学 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (90724352)
【キーワード】インターネット / 協調型ITS / 車々間通信 / 路車間通信 / 無線ネットワーク (他12件)
【概要】本研究ではIPv6ネットワークを制御するための仕組みを、日本の環境に合わせながら世界標準の参照基盤と調和を取りながら実現することを目的とする。成果として、まず、GeoNetworking上でIPv6を利用する技術をを利用しフィールド実験を行い。車両の移動に伴い、遅延、パケット到達率、スループットがどのように変化するか明らかにした。次に、GeoNetworkingの技術を国際標準との整合性を保ったま...
【情報学】計算基盤:ITS標準技術ネットワークを含む研究件
❏協調自動走行を支援するエッジコンピューティング型路側拠点システム(19KK0281)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
【研究期間】2020 - 2022
【研究代表者】塚田 学 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (90724352)
【キーワード】協調型ITS / ネットワーク / 車々間通信 / インターネット / ITS標準技術
【概要】基課題の研究で、これまでに取り組んできた路側拠点システムは、路側センサが通信機を持 たない道路ユーザの位置や速度を推定し、路側送信機が検知対象の代理で ISO・ETSI 標準の CAM にエンコードして協調認識メッセージを送信することで、それら道路ユーザを自動運転車の LDM へと反映させることができる。この機構を自動運転ソフトウェアの Autoware に追加したAutoC2Xをオープンソースで...
❏協調型ITSにおける車々間通信を支援するための路側拠点システムの構築(17H04678)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】塚田 学 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (90724352)
【キーワード】協調型ITS / ネットワーク / V2X / 自動運転 / オープンソース (他10件)
【概要】本研究の目的は、日米欧の国際標準技術と調和を取りながら共通方式で、正確でリアルタイムな車々間通信を支援する路側拠点システムを開発することである。オープンソースの自動運転ソフトウェアAutowareと、おじくオープンソースの協調型ITSソフトウェアのOpenC2Xを組み合わせて、路側拠点システムを構築した。この実装をAutoC2Xとして同じくオープンソースとして公開し、自動走行を支援できる路側拠点シ...
【情報学】計算基盤:車々間通信ネットワークを含む研究件
❏協調自動走行を支援するエッジコンピューティング型路側拠点システム(19KK0281)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
【研究期間】2020 - 2022
【研究代表者】塚田 学 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (90724352)
【キーワード】協調型ITS / ネットワーク / 車々間通信 / インターネット / ITS標準技術
【概要】基課題の研究で、これまでに取り組んできた路側拠点システムは、路側センサが通信機を持 たない道路ユーザの位置や速度を推定し、路側送信機が検知対象の代理で ISO・ETSI 標準の CAM にエンコードして協調認識メッセージを送信することで、それら道路ユーザを自動運転車の LDM へと反映させることができる。この機構を自動運転ソフトウェアの Autoware に追加したAutoC2Xをオープンソースで...
❏協調型ITSにおける車々間通信を支援するための路側拠点システムの構築(17H04678)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】塚田 学 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (90724352)
【キーワード】協調型ITS / ネットワーク / V2X / 自動運転 / オープンソース (他10件)
【概要】本研究の目的は、日米欧の国際標準技術と調和を取りながら共通方式で、正確でリアルタイムな車々間通信を支援する路側拠点システムを開発することである。オープンソースの自動運転ソフトウェアAutowareと、おじくオープンソースの協調型ITSソフトウェアのOpenC2Xを組み合わせて、路側拠点システムを構築した。この実装をAutoC2Xとして同じくオープンソースとして公開し、自動走行を支援できる路側拠点シ...
❏協調型ITSにおける車々間・路車間通信のためのIPv6ネットワーク制御(26730045)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】塚田 学 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (90724352)
【キーワード】インターネット / 協調型ITS / 車々間通信 / 路車間通信 / 無線ネットワーク (他12件)
【概要】本研究ではIPv6ネットワークを制御するための仕組みを、日本の環境に合わせながら世界標準の参照基盤と調和を取りながら実現することを目的とする。成果として、まず、GeoNetworking上でIPv6を利用する技術をを利用しフィールド実験を行い。車両の移動に伴い、遅延、パケット到達率、スループットがどのように変化するか明らかにした。次に、GeoNetworkingの技術を国際標準との整合性を保ったま...
【情報学】計算基盤:DTNネットワークを含む研究件
❏リアルタイム群集流動制御に関する基盤技術の研究開発(17H01742)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】巳波 弘佳 関西学院大学, 理工学部, 教授 (40351738)
【キーワード】ネットワーク / ユビキタスコンピューティング / 劣通信環境 / 群集流動 / DTN (他7件)
【概要】大規模災害時の避難誘導のみならず,平常時における群集事故の回避や混雑解消のためにも,群集誘導の必要性が高まっている.そこで本研究では,リアルタイム群集流動制御技術の確立を目的として,群集流動制御の数理モデルの構築,制御アルゴリズムの設計を行い,実データに基づく大規模シミュレーションによる有効性評価を目標としている. これまでに主に以下の成果を得た. ・人間を含む生物のモビリティとその数理モデルに関...
❏車車間通信を用いた情報流布アルゴリズムの効率化(22700082)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】植原 啓介 慶應義塾大学, 環境情報学部, 准教授 (30286629)
【キーワード】モバイルネットワーク技術 / ITS / 車車間通信 / DTN / アドホックネットワーク (他9件)
【概要】本研究においては、メモリ使用量を最小限に抑えつつ効率的なDTNを実現するアルゴリズムを考案し、シミュレーションによって検証を行った。また、スマートフォンなどのデバイスを用いて、実環境における情報伝達実験を実施し、スマートフォンなどのBYODでも車車間通信が実現できることを検証した。 ...
【情報学】計算基盤:LANネットワークを含む研究件
❏次世代M2M網における構造化P2Pを用いた分散エネルギーマッチング技術の研究(17H03269)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山中 直明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (80383983)
【キーワード】M2M / P2P / マッチング / エネルギー探索 / エージェントシステム (他17件)
【概要】本研究は、サイバーフィジカルシステムの根幹をなす、分散M2Mネットワーク制御技術に関するものである。スケーラビリティを持った、電力網のマッチングは、ある需要に関して距離、量、時間、さらにはCO2といったマルチパラメータの最適な発電リソースを見つけるものである。その実現のためには、ダイナミックに変化する多くのMの状況をエッジコンピュータが監視し、それぞれに属性を持たせ、高速に必要なものを発見し、マッ...
❏利己的ノードを考慮した安全なモバイルアドホックネットワーク構成法の研究(18360185)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】高橋 修 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (60381282)
【キーワード】ネットワーク / LAN / ペアリング暗号 / アドホックネットワーク / ネットワークセキュリティ (他8件)
【概要】本研究では, モバイルアドホックネットワークにおける脅威としてselfishノードを前提に, 移動機器で暗号方式を高速に実装するためのアルゴリズム, 脅威の検出方式, 回避方式などについて提案し, それらの有効性を実機, あるいは, シミュレーションにより実証評価した. ...
【情報学】計算基盤:ピア・ツー・ピアネットワークを含む研究件
❏次世代M2M網における構造化P2Pを用いた分散エネルギーマッチング技術の研究(17H03269)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山中 直明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (80383983)
【キーワード】M2M / P2P / マッチング / エネルギー探索 / エージェントシステム (他17件)
【概要】本研究は、サイバーフィジカルシステムの根幹をなす、分散M2Mネットワーク制御技術に関するものである。スケーラビリティを持った、電力網のマッチングは、ある需要に関して距離、量、時間、さらにはCO2といったマルチパラメータの最適な発電リソースを見つけるものである。その実現のためには、ダイナミックに変化する多くのMの状況をエッジコンピュータが監視し、それぞれに属性を持たせ、高速に必要なものを発見し、マッ...
❏P2Pによる事前ダウンロード型CDN実現へ向けた新しい通信方式の研究(19560395)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】荒川 豊 慶應義塾大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (30424203)
【キーワード】コンテンツ配信 / P2P / マルチキャスト / 負荷分散 / ネットワーク (他8件)
【概要】近年、インターネットを介した映像配信が普及しつつある。インターネットを用いることにより、チャンネル数に縛られることなく、多くのコンテンツを配信できる。しかしながら、放送と異なり、今後利用者が増加するにつれ、ネットワーク帯域不足や輻輳やサーバへの負荷増大など種々の問題が出てくる。それに対して、P2Pやマルチキャストといった技術を組み合わせ、サーバへの負荷を軽減した新しい通信プロトコルを提案した。また...
❏新世代CDNのためのストリームキャッシング、並びにそのユビキタス拡張に関する研究(15360208)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】安田 靖彦 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40013106)
【キーワード】コンテンツ配信 / ストリーミング / キャッシュ / P2P / 階層的符号化 (他10件)
【概要】本研究では、特にディジタル映像コンテンツのインターネット上のストリーミング配信を想定し、(1)ストリームメディアの効率的なキャッシング技術、(2)ストリームメディアの効率的な配信技術、の二課題を重視した研究開発を進めた。 まず、ストリームキャッシュ技術に関しては以下の成果を得た。(H15年度)階層的符号化を施したストリームデータの分散キャッシュに関して、サーバ毎のストレージ容量を制約として課した条...
【情報学】計算基盤:階層的符号化ネットワークを含む研究件
❏新世代CDNのためのストリームキャッシング、並びにそのユビキタス拡張に関する研究(15360208)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】安田 靖彦 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40013106)
【キーワード】コンテンツ配信 / ストリーミング / キャッシュ / P2P / 階層的符号化 (他10件)
【概要】本研究では、特にディジタル映像コンテンツのインターネット上のストリーミング配信を想定し、(1)ストリームメディアの効率的なキャッシング技術、(2)ストリームメディアの効率的な配信技術、の二課題を重視した研究開発を進めた。 まず、ストリームキャッシュ技術に関しては以下の成果を得た。(H15年度)階層的符号化を施したストリームデータの分散キャッシュに関して、サーバ毎のストレージ容量を制約として課した条...
❏ヘテロなネットワークにおける統合映像配信・通信システムの構築(11555098)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】瀬崎 薫 東京大学, 空間情報科学研究センター, 助教授 (10216541)
【キーワード】階層的符号化 / ヘテロ環境 / 画像符号化 / 波長割当て / ルーチング (他14件)
【概要】昨今の画像符号化技術とパーソナルコンピュータに代表される端末処理能力の著しい向上により、映像送・受信の可能な端末数は爆発的に増加している。しかしながら、ネットワークの高速化は必ずしも、全利用者に行き渡っているわけではなく、超高速のGbitネットワーク等の専用線から、PDC方式携帯端末を利用した9600bps程度の接続に至るまで非常に速度差・能力差の大きいヘテロなネットワーク環境である。本研究ではこ...
【情報学】計算基盤:分散ネットワークネットワークを含む研究件
❏集中/分散ネットワークに適した大規模アレイ伝送方式に関する研究(26709028)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】杉浦 慎哉 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30394927)
【キーワード】先端的通信 / 符号技術 / 変復調 / MIMO / 協調通信 (他20件)
【概要】空間変調マルチアンテナ伝送方式をベースとした巨大な空間(送信アンテナ)の自由度を利用可能な高速・高信頼な大規模アレイシステムの符号設計手法を開発する。ここで、伝播路推定誤差、受信機での復号演算量、パイロットオーバヘッドの問題を解決し、信頼性と送信レートのトレードオフを柔軟にとることができる高い通信品質を実現するシステムを開発する。特に、周波数利用効率の高い非同期検出方式を組み込んだシステムを提案す...
❏分散ネットワーク構造を有する超高速認識行動システム(14102018)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2002 - 2006
【研究代表者】石川 正俊 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (40212857)
【キーワード】知能ロボティクス / 機械力学・制御 / ネットワーク / スマートセンサ情報システム / 高速ビジョン (他17件)
【概要】本研究では,実環境に高速かつ柔軟に対応する認識・行動システムの構築を目的とし,具体的な基盤技術として,階層並列構造による感覚運動統合,認識と行動の超高速性,分散ネットワーク構造の各要素に注目して,分散ネットワーク構造に基づいた多数のセンサとアクチュエータを結合した高速リアルタイム処理システムを構築した. 1.TCP/IP通信機能を有する高速ビジョンネットワークシステムの構築 高速で移動する複数の対...
【情報学】計算基盤:セキュア・ネットワークネットワークを含む研究件
❏感染経路特定によるワームの検知とディジタルフォレンジックスへの応用(18500063)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】重野 寛 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (30306881)
【キーワード】情報ネットワーク / ディジタルフォレンジックス / ワーム検知 / ロギング / ネットワーク (他8件)
【概要】近年, ネットワークワームの脅威が増してきており, 今後も強力な新型ワームの出現が予想されている. 本研究では, 脆弱ホストのアドレスリストを利用して感染先を発見するフラッシュワームを対象として, アノマリコネクションのツリーの検出を利用したワーム検知手法ACTMと, その分散型のd-ACTM/VTを提案し, シミュレーションによって有効性を示した. さらに, 自動アルゴリズムよる解析と視覚化シス...
❏金融リスク管理のための新ITモデルの研究と開発(16201033)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】水野 眞治 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (90174036)
【キーワード】情報システム / 最適化 / セキュアネットワーク / 経営学 / 確率論 (他13件)
【概要】本研究の目的は、金融リスク管理のための新しいITモデルの研究と開発である。 ・金融リスク評価の精緻化 まず、信用リスクの定量分析のための中小企業の財務データベースを構築した。そのデータベースを利用して、新しいタイプの銀行ローンの適正貸出金利算出モデルを開発した。モデルの主要な特徴としては、財務データベースに基づく伝統的な統計的アプローチと確率解析によるクレジット・デリバティブの価格付け手法とを組み...
【情報学】計算基盤:エッジコンピューティングネットワークを含む研究件
❏次世代M2M網における構造化P2Pを用いた分散エネルギーマッチング技術の研究(17H03269)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山中 直明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (80383983)
【キーワード】M2M / P2P / マッチング / エネルギー探索 / エージェントシステム (他17件)
【概要】本研究は、サイバーフィジカルシステムの根幹をなす、分散M2Mネットワーク制御技術に関するものである。スケーラビリティを持った、電力網のマッチングは、ある需要に関して距離、量、時間、さらにはCO2といったマルチパラメータの最適な発電リソースを見つけるものである。その実現のためには、ダイナミックに変化する多くのMの状況をエッジコンピュータが監視し、それぞれに属性を持たせ、高速に必要なものを発見し、マッ...
❏アプリケーション・デバイス特化型次世代MVNOの研究(15H01681)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中尾 彰宏 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (60401238)
【キーワード】SDN / Network Slicing / NFV / MVNO / 仮想ネットワーク (他25件)
【概要】アプリケーション・デバイス毎のスライス構築とSDN/NFV技術により、きめの細かいQoS制御と網内機能を導入する「アプリケーション・デバイス特化型次世代MVNO基盤の提案とその有効性を実ネットワークにおける実証実験を遂行した。(1) トラフィックから確実にアプリケーション・デバイスを特定しQoS制御を行う基盤技術、(2)網内ネットワーク機能により資源の少ないモバイル端末の利用を高度化するエッジコン...
【情報学】計算基盤:移動体通信ネットワークを含む研究件
❏アプリケーション・デバイス特化型次世代MVNOの研究(15H01681)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中尾 彰宏 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (60401238)
【キーワード】SDN / Network Slicing / NFV / MVNO / 仮想ネットワーク (他25件)
【概要】アプリケーション・デバイス毎のスライス構築とSDN/NFV技術により、きめの細かいQoS制御と網内機能を導入する「アプリケーション・デバイス特化型次世代MVNO基盤の提案とその有効性を実ネットワークにおける実証実験を遂行した。(1) トラフィックから確実にアプリケーション・デバイスを特定しQoS制御を行う基盤技術、(2)網内ネットワーク機能により資源の少ないモバイル端末の利用を高度化するエッジコン...
❏集中/分散ネットワークに適した大規模アレイ伝送方式に関する研究(26709028)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】杉浦 慎哉 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30394927)
【キーワード】先端的通信 / 符号技術 / 変復調 / MIMO / 協調通信 (他20件)
【概要】空間変調マルチアンテナ伝送方式をベースとした巨大な空間(送信アンテナ)の自由度を利用可能な高速・高信頼な大規模アレイシステムの符号設計手法を開発する。ここで、伝播路推定誤差、受信機での復号演算量、パイロットオーバヘッドの問題を解決し、信頼性と送信レートのトレードオフを柔軟にとることができる高い通信品質を実現するシステムを開発する。特に、周波数利用効率の高い非同期検出方式を組み込んだシステムを提案す...
❏車両通信における条件ベース情報収集・分配手法とシミュレーション評価基盤(25280032)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】重野 寛 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30306881)
【キーワード】高度道路交通システム / 次世代交通システム / ネットワーク / 移動体通信 / 車車間通信ネットワーク
【概要】本研究課題では、ITSのための車両アドホックネットワーク(VANET)の通信方式として、各車両が条件に基づいて自律的に情報転送や情報交換を行う条件ベースの情報収集・分配手法を検討し、道路の連結構造を考慮した条件ベースの情報分配手法BRNT、道路網構造と通信コネクティビティを考慮した条件ベース情報収集・分配手法RO-CBRなどを提案し、評価した。また、BRNTを用いたインフラレス動的走行経路案内を提...
【情報学】計算基盤:情報ネットワークネットワークを含む研究件
❏超分散仮想ネットワークデバイス構成技術の研究(16K00139)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岡本 聡 慶應義塾大学, 理工学研究科(矢上), 特任教授 (10449027)
【キーワード】ネットワーク機能仮想化 / ネットワーキング / 機能分割 / モジュラールータ / ボトルネック解析 (他8件)
【概要】情報通信基盤の堅牢化においては、仮想ネットワークを提供するための“機能”を提供する仮想マシン(VM)を自由に移動させるVMマイグレーションが必要となるが、ネットワーク機能提供のためには多数のインタフェイスをVMに具備させることが要求されるため、現在の技術では多数のインタフェイスの接続関係を保持したままサービス断無くマイグレーションを実行することは困難であった。 本研究では、分散仮想ネットワークデバ...
❏専門職の情報・知識の交換・普及に関する研究(16K03714)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】村上 由紀子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80222339)
【キーワード】知識ネットワーク / 知識交換 / 能力開発 / 不完全情報 / 研究者 (他18件)
【概要】本研究では、専門的職業従事者(以下、専門職と略記する)の中でも特に医師と研究者に焦点を当てて、就職情報と専門知識が普及するメカニズムを専門職の行動と彼らのパーソナルネットワークの観点から解明した。研究者と医師から収集した約1500のデータの分析により、知識の普及と遍在に与えるパーソナルネットワークの重要性をはかり、さらに、交換される知識・情報の性質、ネットワークを形成する個人間の地理的・制度的距離...
❏情報ネットワークを媒介して共鳴するユーザの集団挙動の理解と対策(26280032)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】會田 雅樹 首都大学東京, システムデザイン研究科, 教授 (60404935)
【キーワード】スペクトルグラフ理論 / ラプラシアン行列 / 有向グラフ / ネット炎上 / フラッシュクラウド (他14件)
【概要】ユーザとネットワークの共鳴現象の特性を理解し,システムの安定運用技術に結びつけることを目的として研究を進め,以下の成果を得た. まず,ユーザ間の相互作用の強さの非対称を考慮し,特定のクラスの有向グラフに対して振動モデルを導入した.その際に,ノード毎の振動エネルギーがノード中心性の概念の拡張を与えることを明らかにした.更に,振動モデルを一般の有向グラフに拡張し,振動エネルギーが発散する現象としてネッ...
【情報学】計算基盤:情報通信システムネットワークを含む研究件
❏アクティブ測定によるネットワークパフォーマンス管理(22360159)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】田中 良明 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30133086)
【キーワード】ネットワーク / パフォーマンス / 運用 / 管理 / アクティブ測定 (他9件)
【概要】従来のインターネットはベストエフォートサービスであるため,品質は確保されない.しかし,映像配信などのアプリケーションが普及するにつれ,品質に対する要求が高まっている.品質を確保するにはパフォーマンス管理を行わねばならない.アクティブ測定は,少ない処理量でネットワークの状態が分かるので,パフォーマンス管理に向いている.本研究では,アクティブ測定のネットワーク制御・運用・管理への適用の検討を行い,効率...
❏新世代CDNのためのストリームキャッシング、並びにそのユビキタス拡張に関する研究(15360208)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】安田 靖彦 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40013106)
【キーワード】コンテンツ配信 / ストリーミング / キャッシュ / P2P / 階層的符号化 (他10件)
【概要】本研究では、特にディジタル映像コンテンツのインターネット上のストリーミング配信を想定し、(1)ストリームメディアの効率的なキャッシング技術、(2)ストリームメディアの効率的な配信技術、の二課題を重視した研究開発を進めた。 まず、ストリームキャッシュ技術に関しては以下の成果を得た。(H15年度)階層的符号化を施したストリームデータの分散キャッシュに関して、サーバ毎のストレージ容量を制約として課した条...
【情報学】計算基盤:トラヒックエンジニアリングネットワークを含む研究件
❏システム性能向上を目的とした超高速ネットワークの自律制御手法の研究(22500054)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-10-20 - 2013-03-31
【研究代表者】友石 正彦 東京工業大学, 大学マネジメントセンター, 教授 (60262284)
【キーワード】ネットワーク運用技術 / ネットワーク性能評価 / 計算機システム / ネットワーク / トラフィックエンジニアリング
【概要】実生活におけるの通信においては、実際には通信路が混んでいないのに、通信が遅くなることがある。その原因として、たくさんの通信が一つのサーバに集まることによる相互作用が考えられる。 本研究では、そういったことが本当に起こることを実験環境で再現することで確認し、いろいろな場合で再現させることで起こり方を特定し、通信路にある機械の設定のみを変更することで、全体の通信性能が上昇する方法を提案することを目的と...
❏並列処理による高速経路探索に基づいた次世代光・IP連携ネットワークの研究(19360178)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】山中 直明 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (80383983)
【キーワード】GMPLS / 並列リコンフィギュラブルプロセッサ / DAPDNA-2 / 最短経路探索 / ダイクストラ法 (他11件)
【概要】本研究では次世代光ネットワーク制御技術であるGMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switching)において、より高効率かつ柔軟なトラヒック制御を実現するための高速な最短経路探索アルゴリズムと、それに基づく新しい光パス決定方式を提案した。計算機シミュレーションと、リコンフィギュラブル並列プロセッサ上に実装した高速経路計算エンジンを用いた実験により特性評価を...
【情報学】計算基盤:時刻同期ネットワークを含む研究件
❏汎用NICによる高精度タイムスタンプの応用に関する研究(19K11936)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】岡田 和也 東京大学, 情報基盤センター, 特任助教 (10732349)
【キーワード】ネットワーク / 時刻同期 / PTP / ネットワーク運用
【概要】本研究は、マイクロ秒精度で同期可能な汎用ネットワークインタフェースカード (NIC) を用いて、高精度タイムスタンプの活用を目的として実施した. 当該NICを複数用いネットワーク機器を介した処理の遅延について実験と評価を行った.また,商用ISP ネットワーク,全国規模の実験ネットワークに計測サーバを複数設置し,高精度なタイムスタンプを利用したネットワーク品質の計測を実施した.各サーバから 特定サー...
❏高密度地震観測システムの実現に向けた無線センサネットワーク基盤技術に関する研究(20246065)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】森川 博之 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (50242011)
【キーワード】無線センサネットワーク / 地震モニタリング / 構造工学・地震工学 / 時刻同期 / 高精度同期サンプリング (他10件)
【概要】本研究は,低コスト・高密度な地震観測システムを無線センサネットワークの1つのキラーアプリケーションとして見据え,革新的なコンピューティング技術およびネットワーキング技術を開発することを目的としている.これに向け,省資源ハードリアルタイムオペレーティングシステム,センサノード向けマルチコアCPU,ネットワーク基盤技術,および地震モニタリングシステムの開発に取り組み,これら技術が高い信頼性を要求するア...
【情報学】計算基盤:無線通信ネットワークを含む研究件
❏相関のある待ち行列の漸近解析とネットワークの性能評価への応用(22510142)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】三好 直人 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (20263121)
【キーワード】OR / 確率モデル / 待ち行列 / ネットワーク / 応用確率論 (他17件)
【概要】本研究では,点の間隔に相関のある1次元定常点過程に対する疑似再生方程式を導入し,それに対する極限定理を導きました.また,ネットワークの性能評価への応用のために,空間マーク付き点過程によって構成されるランダム・グラフの次数分布を漸近的に評価したり,セルラネットワークの空間点過程モデルを考え,被覆確率の漸近的な性質を調べたりしました. ...
❏車車間通信を用いた情報流布アルゴリズムの効率化(22700082)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】植原 啓介 慶應義塾大学, 環境情報学部, 准教授 (30286629)
【キーワード】モバイルネットワーク技術 / ITS / 車車間通信 / DTN / アドホックネットワーク (他9件)
【概要】本研究においては、メモリ使用量を最小限に抑えつつ効率的なDTNを実現するアルゴリズムを考案し、シミュレーションによって検証を行った。また、スマートフォンなどのデバイスを用いて、実環境における情報伝達実験を実施し、スマートフォンなどのBYODでも車車間通信が実現できることを検証した。 ...
【情報学】計算基盤:ネットワーク・LANネットワークを含む研究件
❏アクティブ測定によるネットワークパフォーマンス管理(22360159)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】田中 良明 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30133086)
【キーワード】ネットワーク / パフォーマンス / 運用 / 管理 / アクティブ測定 (他9件)
【概要】従来のインターネットはベストエフォートサービスであるため,品質は確保されない.しかし,映像配信などのアプリケーションが普及するにつれ,品質に対する要求が高まっている.品質を確保するにはパフォーマンス管理を行わねばならない.アクティブ測定は,少ない処理量でネットワークの状態が分かるので,パフォーマンス管理に向いている.本研究では,アクティブ測定のネットワーク制御・運用・管理への適用の検討を行い,効率...
❏差別化サービス環境における新しいトラヒック理論(18360188)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】田中 良明 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30133086)
【キーワード】ネットワーク / 差別化サービス / 料金 / トラヒック理論 / ネットワーク・LAN (他12件)
【概要】現在のインターネットは通信品質が一定していないが,安定した品質が必要なことも多い.これに応える方法として差別化サービスがある.差別化サービスにおいては,品質の差に応じて料金にも差を付けることになる.本研究では,現在のインターネットトラヒックの解析を行って,その性質を明らかにした上で,料金要素の導入を行って理論を構築し,それに基づいたトラヒックの制御法やサービス提供法などの提案を行った. ...
【情報学】計算基盤:ネットワークセキュリティネットワークを含む研究件
❏アプリケーション・デバイス特化型次世代MVNOの研究(15H01681)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中尾 彰宏 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (60401238)
【キーワード】SDN / Network Slicing / NFV / MVNO / 仮想ネットワーク (他25件)
【概要】アプリケーション・デバイス毎のスライス構築とSDN/NFV技術により、きめの細かいQoS制御と網内機能を導入する「アプリケーション・デバイス特化型次世代MVNO基盤の提案とその有効性を実ネットワークにおける実証実験を遂行した。(1) トラフィックから確実にアプリケーション・デバイスを特定しQoS制御を行う基盤技術、(2)網内ネットワーク機能により資源の少ないモバイル端末の利用を高度化するエッジコン...
❏利己的ノードを考慮した安全なモバイルアドホックネットワーク構成法の研究(18360185)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】高橋 修 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (60381282)
【キーワード】ネットワーク / LAN / ペアリング暗号 / アドホックネットワーク / ネットワークセキュリティ (他8件)
【概要】本研究では, モバイルアドホックネットワークにおける脅威としてselfishノードを前提に, 移動機器で暗号方式を高速に実装するためのアルゴリズム, 脅威の検出方式, 回避方式などについて提案し, それらの有効性を実機, あるいは, シミュレーションにより実証評価した. ...
【情報学】計算基盤:コンテンツ配信ネットワークを含む研究件
❏P2Pによる事前ダウンロード型CDN実現へ向けた新しい通信方式の研究(19560395)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】荒川 豊 慶應義塾大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (30424203)
【キーワード】コンテンツ配信 / P2P / マルチキャスト / 負荷分散 / ネットワーク (他8件)
【概要】近年、インターネットを介した映像配信が普及しつつある。インターネットを用いることにより、チャンネル数に縛られることなく、多くのコンテンツを配信できる。しかしながら、放送と異なり、今後利用者が増加するにつれ、ネットワーク帯域不足や輻輳やサーバへの負荷増大など種々の問題が出てくる。それに対して、P2Pやマルチキャストといった技術を組み合わせ、サーバへの負荷を軽減した新しい通信プロトコルを提案した。また...
❏新世代CDNのためのストリームキャッシング、並びにそのユビキタス拡張に関する研究(15360208)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】安田 靖彦 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40013106)
【キーワード】コンテンツ配信 / ストリーミング / キャッシュ / P2P / 階層的符号化 (他10件)
【概要】本研究では、特にディジタル映像コンテンツのインターネット上のストリーミング配信を想定し、(1)ストリームメディアの効率的なキャッシング技術、(2)ストリームメディアの効率的な配信技術、の二課題を重視した研究開発を進めた。 まず、ストリームキャッシュ技術に関しては以下の成果を得た。(H15年度)階層的符号化を施したストリームデータの分散キャッシュに関して、サーバ毎のストレージ容量を制約として課した条...
【情報学】計算基盤:コンピュータ・ネットワークネットワークを含む研究件
❏マルチエージェント方式による自己診断修復機能を有する電力システムの構成とその運用(16360141)
【研究テーマ】電力工学・電気機器工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】桧山 隆 (檜山 隆) 熊本大学, 大学院自然科学研究科, 教授 (90040419)
【キーワード】電力工学 / システム工学 / マルチエージェント / コンピュータネットワーク / 制御工学 (他20件)
【概要】コンピュータネットワーク上に構成される機能分散型の統合化システムであるマルチエージェントシステムを用いた自己診断修復機能を有する電力システムの構築とその運用に関する提案を行いその有効性に関する検証を行っている。 コンピュータネットワークを介した情報配信方式としては、ファイル共有方式とTCP/IP方式を基本としている。複数のパーソナルコンピュータによりコンピュータネットワーク上に構築した実時間ディジ...
❏先進国の経済学・社会科学および教材メディアの比較研究(12630016)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】池尾 愛子 早稲田大学, 商学部, 教授 (70176080)
【キーワード】社会科学 / 経済学 / 先進国 / 国際比較 / 政治経済学 (他17件)
【概要】先進国の社会科学とメディア 3年の間に、社会科学の研究と教育の両方にわたって、コンピュータやネットワークの利用可能性が急激に拡がった。研究・教育の両面に関係するが、国内外の公的機関(国際経済学協会を含む)が最新情報をウェブに公表するようになり、オンライン・データの蓄積がすすんだ。経済学史研究についても、文献・資料のオンライン化が進んで研究スタイルを変えている。授業において、マルチメディア教育実験室...
【情報学】計算基盤:離散最適化(discrete optimization)ネットワークを含む研究件
❏劣モジュラ最適化の近似アルゴリズム(23300002)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】岩田 覚 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (00263161)
【キーワード】離散最適化 / 劣モジュラ関数 / 近似アルゴリズム / NP困難 / ネットワーク (他8件)
【概要】劣モジュラ関数は,効率的に解くことのできる離散最適化問題に共通の構造して知られている.一方,実務上重要な多くの離散最適化問題はNP困難であり,現実的な時間内で近似解を得る近似アルゴリズムの設計が研究されてきた.本研究では,このような離散最適化の二つの大きな流れを融合して,汎用性の高い近似アルゴリズムを設計する手法を研究した.特に,劣モジュラ関数の一般化に当たるk劣モジュラ関数の最大化問題に対して,...
❏高速相互通信機能を持つ並列アクセラレータによる大規模離散探索問題高速化の研究(23300014)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】稲葉 真理 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (60282711)
【キーワード】リコンフィギャラブルシステム / 離散最適化 / ハートウェアアルゴリズム / ハードウェアアルゴリズム / ネットワーク
【概要】アクセラレータの適用範囲を大規模離散最適化問題に拡げ、効率よく最適解の分散探索を行うシステムの構築を目的とする。相互通信機能を持つ プログラマブルなハードウェア・アクセラレータとホスト・サーバを組み合わせ、アクセラレータとネットワークが融合したシステムを構築し、その上に、煩雑な通信制御を隠蔽するための、アプリケーション層とアクセラレータ層をつなぐソフトウェア層を構築し、大規模離散最適化問題を統一的...
【情報学】計算基盤:福祉ネットワークを含む研究件
❏ポスト軍政期ミャンマーにおける宗教NGOの人類学的研究(17H04537)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】土佐 桂子 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (90283853)
【キーワード】上座部仏教 / NGO / 宗教 / ネットワーク / 福祉 (他8件)
【概要】本研究は以下の三つを実施することを目的としてきた。(1)ミャンマーにおける宗教NGOに関するこれまでの調査研究を総合し、ヤンゴン管区を中心とするデータベースを構築すること。(2)宗教NGOに関わる考察を深め宗教と社会をつなぐ形での議論を深化させること。(3)宗教NGO研究に関わる国際的な研究ネットワークを構築し、成果を報告、共有することである。 2019年度は(1)(2)を順調に進めている。また(...
❏日本における公共哲学の構築のための包括的研究(13302006)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】小林 正弥 千葉大学, 法経学部, 教授 (60186773)
【キーワード】公共哲学 / 公共性 / 平和 / 福祉 / 環境 (他12件)
【概要】公共哲学の包括的研究に関するプロジェクトは、哲学・政治学・経済学・政策学・歴史学・倫理学といった分野の先端を担う代表的論者が、公共哲学という高次の学問的発展に資するべく努力してきたものであり、学問に対する既成観念を払拭して新しい一歩を踏み出すものであった。4年間で15回にわたる全体研究会の開催や、グループスタディを通した個別研究や翻訳作業が、数々の著作や論文を通じた研究成果を生み出してきたことは、...
【情報学】人間情報学:リアルタイムネットワークを含む研究件
❏音響モデルによるネットワーク上での対話的演奏システムの研究と開発(11780318)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】中村 文隆 東京大学, 情報基盤センター, 助手 (70290400)
【キーワード】ネットワーク / 双方向通信 / 実時間 / 対話的演奏 / MIDI (他9件)
【概要】本研究課題においては、限られたネットワーク帯域での対話演奏に有効なモデルとして音響モデルのパラメータ送受信を用いるシステムの研究・開発を行った。対話演奏では双方向の実時間通信が必須であるが、インターネットでは原則として帯域保証を得ることができない。近年普及している一方向のコンテンツ配信では受信側でのバッファリングによるゆらぎ吸収などの方策を用いることができるが、双方向の実時間対話では演奏のずれが問...
❏分散マルチメディアシステムのためのオペレーティングシステムに関する研究(06452390)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】中島 達夫 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学センター, 助教授 (10251977)
【キーワード】マルチメディア / オペレーティングシステム / ネットワーク / ファイルシステム / 動的QOS制御 (他9件)
【概要】本研究では,分散型実時間オペレーティングシステムとして我々が現在,米国カ-ネギメロン大学,慶応義塾大学,北陸先端科学技術大学院大学で共同開発中のReal-Time Mach上に,連続メディアを処理するために適したネットワークシステム,ファイルシステム,メディア間同期システムを構築し,連続メディアを処理するために必要なオペレーティングシステムの機能を明らかにする.Real-Time Machは,実時...
【情報学】人間情報学:自動運転ネットワークを含む研究件
❏次世代M2M網における構造化P2Pを用いた分散エネルギーマッチング技術の研究(17H03269)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山中 直明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (80383983)
【キーワード】M2M / P2P / マッチング / エネルギー探索 / エージェントシステム (他17件)
【概要】本研究は、サイバーフィジカルシステムの根幹をなす、分散M2Mネットワーク制御技術に関するものである。スケーラビリティを持った、電力網のマッチングは、ある需要に関して距離、量、時間、さらにはCO2といったマルチパラメータの最適な発電リソースを見つけるものである。その実現のためには、ダイナミックに変化する多くのMの状況をエッジコンピュータが監視し、それぞれに属性を持たせ、高速に必要なものを発見し、マッ...
❏協調型ITSにおける車々間通信を支援するための路側拠点システムの構築(17H04678)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】塚田 学 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (90724352)
【キーワード】協調型ITS / ネットワーク / V2X / 自動運転 / オープンソース (他10件)
【概要】本研究の目的は、日米欧の国際標準技術と調和を取りながら共通方式で、正確でリアルタイムな車々間通信を支援する路側拠点システムを開発することである。オープンソースの自動運転ソフトウェアAutowareと、おじくオープンソースの協調型ITSソフトウェアのOpenC2Xを組み合わせて、路側拠点システムを構築した。この実装をAutoC2Xとして同じくオープンソースとして公開し、自動走行を支援できる路側拠点シ...
【情報学】人間情報学:アドホックネットワークネットワークを含む研究件
❏車車間通信を用いた情報流布アルゴリズムの効率化(22700082)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】植原 啓介 慶應義塾大学, 環境情報学部, 准教授 (30286629)
【キーワード】モバイルネットワーク技術 / ITS / 車車間通信 / DTN / アドホックネットワーク (他9件)
【概要】本研究においては、メモリ使用量を最小限に抑えつつ効率的なDTNを実現するアルゴリズムを考案し、シミュレーションによって検証を行った。また、スマートフォンなどのデバイスを用いて、実環境における情報伝達実験を実施し、スマートフォンなどのBYODでも車車間通信が実現できることを検証した。 ...
❏利己的ノードを考慮した安全なモバイルアドホックネットワーク構成法の研究(18360185)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】高橋 修 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (60381282)
【キーワード】ネットワーク / LAN / ペアリング暗号 / アドホックネットワーク / ネットワークセキュリティ (他8件)
【概要】本研究では, モバイルアドホックネットワークにおける脅威としてselfishノードを前提に, 移動機器で暗号方式を高速に実装するためのアルゴリズム, 脅威の検出方式, 回避方式などについて提案し, それらの有効性を実機, あるいは, シミュレーションにより実証評価した. ...
❏ヘテロなネットワークにおける統合映像配信・通信システムの構築(11555098)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】瀬崎 薫 東京大学, 空間情報科学研究センター, 助教授 (10216541)
【キーワード】階層的符号化 / ヘテロ環境 / 画像符号化 / 波長割当て / ルーチング (他14件)
【概要】昨今の画像符号化技術とパーソナルコンピュータに代表される端末処理能力の著しい向上により、映像送・受信の可能な端末数は爆発的に増加している。しかしながら、ネットワークの高速化は必ずしも、全利用者に行き渡っているわけではなく、超高速のGbitネットワーク等の専用線から、PDC方式携帯端末を利用した9600bps程度の接続に至るまで非常に速度差・能力差の大きいヘテロなネットワーク環境である。本研究ではこ...
【情報学】人間情報学:高度道路交通システム(ITS)ネットワークを含む研究件
❏協調型ITSにおける車々間通信を支援するための路側拠点システムの構築(17H04678)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】塚田 学 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (90724352)
【キーワード】協調型ITS / ネットワーク / V2X / 自動運転 / オープンソース (他10件)
【概要】本研究の目的は、日米欧の国際標準技術と調和を取りながら共通方式で、正確でリアルタイムな車々間通信を支援する路側拠点システムを開発することである。オープンソースの自動運転ソフトウェアAutowareと、おじくオープンソースの協調型ITSソフトウェアのOpenC2Xを組み合わせて、路側拠点システムを構築した。この実装をAutoC2Xとして同じくオープンソースとして公開し、自動走行を支援できる路側拠点シ...
❏協調型ITSにおける車々間・路車間通信のためのIPv6ネットワーク制御(26730045)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】塚田 学 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (90724352)
【キーワード】インターネット / 協調型ITS / 車々間通信 / 路車間通信 / 無線ネットワーク (他12件)
【概要】本研究ではIPv6ネットワークを制御するための仕組みを、日本の環境に合わせながら世界標準の参照基盤と調和を取りながら実現することを目的とする。成果として、まず、GeoNetworking上でIPv6を利用する技術をを利用しフィールド実験を行い。車両の移動に伴い、遅延、パケット到達率、スループットがどのように変化するか明らかにした。次に、GeoNetworkingの技術を国際標準との整合性を保ったま...
❏車両通信における条件ベース情報収集・分配手法とシミュレーション評価基盤(25280032)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】重野 寛 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30306881)
【キーワード】高度道路交通システム / 次世代交通システム / ネットワーク / 移動体通信 / 車車間通信ネットワーク
【概要】本研究課題では、ITSのための車両アドホックネットワーク(VANET)の通信方式として、各車両が条件に基づいて自律的に情報転送や情報交換を行う条件ベースの情報収集・分配手法を検討し、道路の連結構造を考慮した条件ベースの情報分配手法BRNT、道路網構造と通信コネクティビティを考慮した条件ベース情報収集・分配手法RO-CBRなどを提案し、評価した。また、BRNTを用いたインフラレス動的走行経路案内を提...
【情報学】人間情報学:知識共有ネットワークを含む研究件
❏デジタル社会における新しい組織化形態の探求(19K23235)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-08-30 - 2022-03-31
【研究代表者】清水 たくみ 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 准教授 (30843982)
【キーワード】オンライン・コミュニティ / 新しい組織化 / デジタル技術 / プラットフォーム / 知識共有 (他17件)
【概要】デジタル技術の進展により、時間・地理・組織的制約を乗り越えた新しい協働や組織化の形態が台頭している。本研究はその一形態であるオンライン・コミュニティに着目し、メンバーのオンライン上の協働がいかに組織化され、各メンバーの実務にどのように活用されているかを探求した。カナダ医療協会のコミュニティを対象とした本研究では、メンバー間インタラクションを促進する要因として直接互酬性・一般互酬性が主な役割を担うこ...
❏タグ融合型ビジョン:知識の共有と拡大を推進する実世界視覚システム(14655150)
【研究テーマ】計測工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】安藤 繁 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (70134468)
【キーワード】タグ / 画像処理 / ネットワーク / RFタグ / データベース (他8件)
【概要】本研究の目的は,"タグ"による認識と画像認識を組み合わせることにより,飛躍的に高度でロバストな認識システムが実現可能になることを示すことにある。その要点は、1)タグを用いた対象の確実な認識により,ネットワークを通じて,膨大なデータベース情報の利用が可能になること、2)データベースより得られた形状データ等を利用することにより,対象の認識,姿勢や位置情報の取得といった画像認識が格段に容...
【情報学】人間情報学:負荷分散ネットワークを含む研究件
❏P2Pによる事前ダウンロード型CDN実現へ向けた新しい通信方式の研究(19560395)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】荒川 豊 慶應義塾大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (30424203)
【キーワード】コンテンツ配信 / P2P / マルチキャスト / 負荷分散 / ネットワーク (他8件)
【概要】近年、インターネットを介した映像配信が普及しつつある。インターネットを用いることにより、チャンネル数に縛られることなく、多くのコンテンツを配信できる。しかしながら、放送と異なり、今後利用者が増加するにつれ、ネットワーク帯域不足や輻輳やサーバへの負荷増大など種々の問題が出てくる。それに対して、P2Pやマルチキャストといった技術を組み合わせ、サーバへの負荷を軽減した新しい通信プロトコルを提案した。また...
❏架空名義入札に頑健なネットワークリソース割当てのモデル化と評価(17500102)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】菅原 俊治 日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所, 人間情報研究部, 主幹研究員 (70396133)
【キーワード】オークション / マルチエージェント / 負荷分量 / フェアネス / 資源割当て (他9件)
【概要】本研究では,ネットワーク上の各リソースを市場原理に基づいて公平かつ効率的に割り当てるプロトコルを,その実装に向けて評価することを目的とする. P2Pや分散センサネットワークなどのアドホックなネットワークにおけるデータ転送では,個々のノードの所有者や規格が異なる.この場合,各ノードにデータを適切に転送するための誘因(報酬)を考慮しなければならない.この報酬の決定にはしばしばオークションプロトコルが用...
❏非構造多重格子を用いた離散化手法とその効率的な並列実装技術(15607005)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】小柳 義夫 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (60011673)
【キーワード】連立一次方程式 / マルチグリッド法 / 共役勾配法 / 前処理 / 並列化 (他20件)
【概要】共役勾配法の前処理としては,並列性が高く,かつ収束加速性の良いものが必要であるが,この二つはしばしば矛盾する.この二つを兼ね備えているものとして,代表者らはマルチグリッド前処理を提唱し,その高い性能を実証してきた. 本研究では,これをさらに非構造格子まで拡張し,任意形状の問題や物理定数に異方性のある問題について研究を進めた.SA-AMG法は,問題行列から性質の似たサイズの小さい行列を生成し利用する...
【情報学】人間情報学:経路探索ネットワークを含む研究件
❏並列処理による高速経路探索に基づいた次世代光・IP連携ネットワークの研究(19360178)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】山中 直明 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (80383983)
【キーワード】GMPLS / 並列リコンフィギュラブルプロセッサ / DAPDNA-2 / 最短経路探索 / ダイクストラ法 (他11件)
【概要】本研究では次世代光ネットワーク制御技術であるGMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switching)において、より高効率かつ柔軟なトラヒック制御を実現するための高速な最短経路探索アルゴリズムと、それに基づく新しい光パス決定方式を提案した。計算機シミュレーションと、リコンフィギュラブル並列プロセッサ上に実装した高速経路計算エンジンを用いた実験により特性評価を...
❏架空名義入札に頑健なネットワークリソース割当てのモデル化と評価(17500102)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】菅原 俊治 日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所, 人間情報研究部, 主幹研究員 (70396133)
【キーワード】オークション / マルチエージェント / 負荷分量 / フェアネス / 資源割当て (他9件)
【概要】本研究では,ネットワーク上の各リソースを市場原理に基づいて公平かつ効率的に割り当てるプロトコルを,その実装に向けて評価することを目的とする. P2Pや分散センサネットワークなどのアドホックなネットワークにおけるデータ転送では,個々のノードの所有者や規格が異なる.この場合,各ノードにデータを適切に転送するための誘因(報酬)を考慮しなければならない.この報酬の決定にはしばしばオークションプロトコルが用...
【情報学】人間情報学:組織行動ネットワークを含む研究件
❏二元的ネットワーク構造の循環によるパフォーマンス・モデルの提唱と実証(19H01527)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三橋 平 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90332551)
【キーワード】経営学 / 組織論 / 社会ネットワーク / 組織学習 / ネットワーク (他11件)
【概要】本研究では、弁証法的アプローチと呼ばれる研究アプローチを採用し、組織を2つのロジック・考え方という対立項から分析した。このアプローチによれば、2つのロジックは時間軸とともに行き来したり、ある時点では共存したり、もしくは一方が他方を凌駕しているなどの様々なパターンがあると考えられる。本研究は、このダイナミクスとプロセスを分析すると、組織が持つ本質的な特徴についての理解を深めることを目的としている。研...
❏傾注獲得戦略に関する理論構築と実証:企業の傾注ベース論の発展を目的として(25285121)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三橋 平 慶應義塾大学, 商学部, 教授 (90332551)
【キーワード】傾注 / 競争 / ネットワーク / 共進化 / 傾注ベース論 (他14件)
【概要】本研究課題では,限定合理的な意思決定者が,認知資源をどのように配分するかにより,組織行動のパターンを説明する傾注ベース論を,企業間の多市場接触に関する問題,企業間提携ネットワークにおける探索コストに関する問題,共進化がスタープレイヤーを生み出すプロセスに関する問題に応用した。傾注という新しい理論的視座を組み込むことで,これらの研究を発展させただけなく,傾注ベース論の応用範囲とその説明力に関する理解...
【情報学】人間情報学:多層ネットワークネットワークを含む研究件
❏多層なネットワークの相互作用とその経済への影響-単一ネットワーク分析を越えて-(18KK0045)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】戸堂 康之 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30336507)
【キーワード】多層ネットワーク / 学融合 / ネットワーク / グローバル化 / 自然災害
【概要】本研究は「災害、グローバル化、政治変動などによる経済ショックによって、企業や個人などの経済主体の多層ネットワークがどのように変化し、その変化が経済主体の意思決定や経済パフォーマンスにどのように影響するか」という問いを様々なシチュエーションで明らかにするものであり、今年度は以下のようなサブ・テーマについて研究を進めた。 ① グローバル化によるショックとグローバルな企業ネットワーク グローバル化に伴う...
❏多層ネットワークにおける情報伝搬の解明と制御(17H01785)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (90242289)
【キーワード】多層ネットワーク / 情報伝搬 / コミュニティ / ネットワーク / 影響最大化 (他9件)
【概要】(1)グラフ畳み込みネットワークにおいて、グラフの近傍の情報と大域的な情報とを共に用いることで、学習性能を向上させる方法を開発し、2019年6月に人工知能学会研究会優秀賞を受賞した。(2)グラフニューラルネットワークを用いて、与えられたネットワークのbetweenness中心性の計算を高速近似する手法を開発し、採択率21%の国際会議CIKM 2019に採択された。 (1)グラフ畳み込みネットワーク...
【情報学】人間情報学:マッチングネットワークを含む研究件
❏ネットワークマッチング問題における比較静学とマーケットデザイン(19K13647)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】坂東 桂介 信州大学, 学術研究院社会科学系, 准教授 (50735412)
【キーワード】ゲーム理論 / マッチング / 安定性 / ネットワーク / マッチング理論 (他8件)
【概要】本研究はネットワークマッチング問題における比較静学の理論を構築し、現実の制度設計に応用することである。 ネットワークマッチング問題とは複数の主体の間の取引を記述するモデルであり、比較静学とは買い手と売り手の取引構造の変化が均衡取引に与える影響を予測するための理論である。今年度の研究成果は以下の通りである。 ネットワークマッチング問題に関する論文``Stability and venture str...
❏次世代M2M網における構造化P2Pを用いた分散エネルギーマッチング技術の研究(17H03269)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山中 直明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (80383983)
【キーワード】M2M / P2P / マッチング / エネルギー探索 / エージェントシステム (他17件)
【概要】本研究は、サイバーフィジカルシステムの根幹をなす、分散M2Mネットワーク制御技術に関するものである。スケーラビリティを持った、電力網のマッチングは、ある需要に関して距離、量、時間、さらにはCO2といったマルチパラメータの最適な発電リソースを見つけるものである。その実現のためには、ダイナミックに変化する多くのMの状況をエッジコンピュータが監視し、それぞれに属性を持たせ、高速に必要なものを発見し、マッ...
❏グローバル生産ネットワークと産業集積(17H00986)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】古澤 泰治 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (80272095)
【キーワード】グローバル・バリュー・チェーン / ネットワーク / 産業集積 / 国際貿易 / 貿易政策 (他13件)
【概要】地政学的緊張が高まる今日、グローバル生産ネットワークの再構築と重要産業の地域的集積は非常に重要な問題である。本研究では、いくつかの関連テーマについて重要な研究成果を上げてきた。 まずは、グローバル・バリュー・チェーン(GVC)の諸問題を研究する定量分析ツールを確立したことである。その分析ツールは既存の定量分析を応用したものではあるが、中間財貿易と最終財貿易とで貿易コストが異なることを許したり、財...
【情報学】人間情報学:マルチエージェントシステムネットワークを含む研究件
❏ネットワークとマルチエージェントシステムを用いた街路構造と歩行者流動に関する研究(23560715)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】藤井 明 東京大学, 生産技術研究所, 名誉教授 (20126155)
【キーワード】歩行者流動 / ネットワーク構造 / マルチエージェントモデル / シミュレーションモデル / マルチエージェントシステム (他7件)
【概要】本研究は、①都市街路の物理的な形態と構造、②歩行者と街路沿いの施設との社会的・経済的な相互作用という二つの要因を織り込んだ歩行体験シミュレーションモデルを作成し、より実態に近い形で街路空間と歩行者流動の関係を考察するものである。都市空間を簡略に表現するものとしてネットワーク構造を用い、また、そこでの歩行者の挙動をマルチエージェントモデルで再現している。これらふたつの手法を補完的に組み合わせることに...
❏マルチエージェント方式による自己診断修復機能を有する電力システムの構成とその運用(16360141)
【研究テーマ】電力工学・電気機器工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】桧山 隆 (檜山 隆) 熊本大学, 大学院自然科学研究科, 教授 (90040419)
【キーワード】電力工学 / システム工学 / マルチエージェント / コンピュータネットワーク / 制御工学 (他20件)
【概要】コンピュータネットワーク上に構成される機能分散型の統合化システムであるマルチエージェントシステムを用いた自己診断修復機能を有する電力システムの構築とその運用に関する提案を行いその有効性に関する検証を行っている。 コンピュータネットワークを介した情報配信方式としては、ファイル共有方式とTCP/IP方式を基本としている。複数のパーソナルコンピュータによりコンピュータネットワーク上に構築した実時間ディジ...
【情報学】人間情報学:電子商取引ネットワークを含む研究件
❏不均一誤り保護と依頼計算を応用したディジタル動画像の著作権管理に関する研究(10450147)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】今井 秀樹 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70017987)
【キーワード】著作権保護 / 電子透かし / 情報セキュリティ / マルチメディア / ネットワーク (他6件)
【概要】電子透かしにおける画像の歪みと通信路容量との関に係関する研究 電子透かしのモデルを単純化することにより、電子透かしを除去することの困難性、埋め込む透かしの情報量およびコンテンツ劣化と間の関係を理論的に捉え、それらの間に成立する関係を明らかにした。結果、あるモデルの基における電子透かしの通信路容量(攻撃が加えられた後での読み出せる情報量)と画像劣化との関係が明らかとなった。 非対称電子透かしに関する...
❏ネットワーク取引法の実証的総合研究(09302001)
【研究テーマ】民事法学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】北嶋 幸夫 (大野 幸夫 / 北島 幸夫) 新潟大学, 法学部, 教授 (20282965)
【キーワード】電子マネー / EFT / EC / デビッドカード / 認証 (他13件)
【概要】平成9-10年度、二年間の研究内容は、以下のように要約できる。 第一に、電子マネー及び電子資金移動決済(EFT)に関しては、英・米・仏等各国の実態調査及び各国の研究者・実務家との意見交換を一方で行うとともに、他方で、我国で開始された実証実験や国内の実務家(例、森綜合法律事務所)ないし金融機関(日本銀行金融研究所)とも頻繁に交流し、まず実態の調査分析に重点をおいた。 第二に、電子商取引分野(Elec...
【情報学】人間情報学:モジュラリティネットワークを含む研究件
❏簡潔な・利用しやすい構造を有する学習ネットワークの構成と応用に関する研究(15K18095)
【研究テーマ】制御・システム工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】Parque Victor 早稲田大学, 理工学術院, 准教授(任期付) (50745221)
【キーワード】learning / networks / graph representation / optimization / network design (他20件)
【概要】本研究では簡潔な構造を持つ学習ネットワークとその応用を行った。 一方では、最先端の効率を達成する有向ネットワーク、無向ネットワーク、モジュラーネットワークおよび可変サイズネットワークの簡潔な構造が可能になった。 そして経路計画とCAD問題における応用は提案したアルゴリズムの優れた性能、効率とスケーラビリティを示すことを明らかにした。 ...
❏異種頂点ネットワークのリンクマイニング(22300049)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 情報理工学(系)研究科, 准教授 (90242289)
【キーワード】異種頂点ネットワーク / コミュニティ抽出 / signed network / modularity / 3部ネットワーク (他10件)
【概要】(1)スケールフリー性をもつネットワークからのコミュニティ抽出についての研究を行った。(2)ネットワークにおける頂点の属性間の類似度を加味したモジュラリティの拡張についての研究を行った。(3)3種類の頂点から構成される3部ネットワークからのコミュニティ抽出のためのモジュラリティの拡張についての研究を行った。(4)異種頂点ネットワークの一つであるsigned networkからのコミュニティ抽出につ...
【情報学】人間情報学:ファジイネットワークを含む研究件
❏学習ネットワークによる複雑システムのモデル化とインテリジェント制御に関する研究(09450171)
【研究テーマ】計測・制御工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】平澤 宏太郎 九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 教授 (70253474)
【キーワード】ニューラルネットワーク / 遺伝的アルゴリズム / ファジイ / 一般化学習ネットワーク / 高次微分 (他19件)
【概要】本報告は、科学研究補助金に関する研究課題「学習ネットワークによる複雑システムのモデル化とインテリジェント制御に関する研究」についての研究成果である。 広域電力ネットワークシステム、分散型交通・物流ネットワークシステム、総合上水道ネットワークシステム、大規模複雑原子力・火力・化学プラント等最近の制御対象は大規模化、複雑化、広域化、分散化する傾向にある。 それに従い、従来の制御理論の枠組では環境の変化...
❏ペトリネット脳モデル型制御システムの構成に関する研究(06452256)
【研究テーマ】計測・制御工学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】平澤 宏太郎 九州大学, 工学部, 教授 (70253474)
【キーワード】ペトリネットワーク / 脳科学 / 制御システム / 学習 / 自己組織化 (他16件)
【概要】大規模複雑システムの制御は、適切なタイミングに適切な判断・指令を行う必要があるという点で脳機能と同じである。この視点に立ち、脳科学の最新の知見を活用した、従来よりより人間の判断機能に近い能力を持つ制御技術の確立を目標に研究を推進した。脳は各種機能が分散配置された機能局在構成である。そこで、まずはじめに、脳の機能局在を手本とし、制御に不可欠な学習機構を導入した大規模複雑システムの制御のための基本モデ...
【情報学】人間情報学:結合振動子ネットワークを含む研究件
❏情報ネットワークを媒介して共鳴するユーザの集団挙動の理解と対策(26280032)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】會田 雅樹 首都大学東京, システムデザイン研究科, 教授 (60404935)
【キーワード】スペクトルグラフ理論 / ラプラシアン行列 / 有向グラフ / ネット炎上 / フラッシュクラウド (他14件)
【概要】ユーザとネットワークの共鳴現象の特性を理解し,システムの安定運用技術に結びつけることを目的として研究を進め,以下の成果を得た. まず,ユーザ間の相互作用の強さの非対称を考慮し,特定のクラスの有向グラフに対して振動モデルを導入した.その際に,ノード毎の振動エネルギーがノード中心性の概念の拡張を与えることを明らかにした.更に,振動モデルを一般の有向グラフに拡張し,振動エネルギーが発散する現象としてネッ...
❏ネットワーク結合力学系の機能的設計とその普遍性(21540376)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】柳田 達雄 大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (80242262)
【キーワード】結合振動子 / ネットワーク / 同期現象 / マルコフ連鎖モンテカルロ法 / 複雑系 (他6件)
【概要】同期特性の優れた位相振動子ネットワークのデザインを中心に研究を行った.このモデルは力学的要素がネットワーク的に相互作用した集団(個体群)と見なせるため,細胞内での生化学反応や代謝反応などの複雑なシステムの最も抽象化したモデルと考えられる.マルコフ連鎖モンテカルロ法により同期特性の優れた機能的ネットワークが具体的に設計し,ネットワーク構造の統計的特徴付けを行った.振動数が異なる振動子集団が同期するた...
❏振動子ネットワークの応答と制御:基礎理論と生体システムへの応用(19800001)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】郡 宏 お茶の水女子大学, お茶大アカデミック・プロダクション, 特任助教 (80435974)
【キーワード】同期現象 / ネットワーク / フィードバック制御 / 概日リズム / 結合振動子 (他6件)
【概要】振動子ネットワークの外部入力に対する応答理論を確立した. 特に, どのような不均一性、どのようなネットワーク構造に対しても系統的に適用できる理論が完成した. 集団が均一な場合はネットワーク研究で興味の持たれるラプラシアン行列の固有値問題に帰着し, 通常興味の持たれる固有値ではなく固有ベクトルがネットワークダイナミクスに重要な役割を持つことが示された.さらに, 理論の拡張として,複数のネットワークが...
【情報学】人間情報学:情報通信工学ネットワークを含む研究件
❏超分散仮想ネットワークデバイス構成技術の研究(16K00139)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岡本 聡 慶應義塾大学, 理工学研究科(矢上), 特任教授 (10449027)
【キーワード】ネットワーク機能仮想化 / ネットワーキング / 機能分割 / モジュラールータ / ボトルネック解析 (他8件)
【概要】情報通信基盤の堅牢化においては、仮想ネットワークを提供するための“機能”を提供する仮想マシン(VM)を自由に移動させるVMマイグレーションが必要となるが、ネットワーク機能提供のためには多数のインタフェイスをVMに具備させることが要求されるため、現在の技術では多数のインタフェイスの接続関係を保持したままサービス断無くマイグレーションを実行することは困難であった。 本研究では、分散仮想ネットワークデバ...
❏アプリケーション・デバイス特化型次世代MVNOの研究(15H01681)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中尾 彰宏 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (60401238)
【キーワード】SDN / Network Slicing / NFV / MVNO / 仮想ネットワーク (他25件)
【概要】アプリケーション・デバイス毎のスライス構築とSDN/NFV技術により、きめの細かいQoS制御と網内機能を導入する「アプリケーション・デバイス特化型次世代MVNO基盤の提案とその有効性を実ネットワークにおける実証実験を遂行した。(1) トラフィックから確実にアプリケーション・デバイスを特定しQoS制御を行う基盤技術、(2)網内ネットワーク機能により資源の少ないモバイル端末の利用を高度化するエッジコン...
❏集中/分散ネットワークに適した大規模アレイ伝送方式に関する研究(26709028)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】杉浦 慎哉 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30394927)
【キーワード】先端的通信 / 符号技術 / 変復調 / MIMO / 協調通信 (他20件)
【概要】空間変調マルチアンテナ伝送方式をベースとした巨大な空間(送信アンテナ)の自由度を利用可能な高速・高信頼な大規模アレイシステムの符号設計手法を開発する。ここで、伝播路推定誤差、受信機での復号演算量、パイロットオーバヘッドの問題を解決し、信頼性と送信レートのトレードオフを柔軟にとることができる高い通信品質を実現するシステムを開発する。特に、周波数利用効率の高い非同期検出方式を組み込んだシステムを提案す...
【情報学】人間情報学:頑健性ネットワークを含む研究件
❏開放進化系の頑健性決定機構についての統計物理学的研究(15K05202)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】島田 尚 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (90431791)
【キーワード】頑健性・安定性 / 多様性 / 開放系 / 非平衡相転移 / 共存 (他16件)
【概要】生体、生態系、経済・社会等の現実の複雑な系には、新規要素の包摂と要素の消滅が繰り返されているという共通の特徴が見られる。本研究ではこのような「開放進化系」について研究代表者が簡単な理論模型に基づいて発 見した新しい頑健性決定機構について研究を行い、その普遍性と現実問題への適用の妥当性を吟味した。この結果、生態系や社会系の多くで重要な性質である「相互作用に双方向性がある場合」など拡張モデルについて新...
❏複雑ネットワークの動的頑健性に関する数理的研究(24700222)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】田中 剛平 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 特任准教授 (90444075)
【キーワード】複雑ネットワーク / ロバスト性 / 振動子 / 相転移 / 分岐現象 (他14件)
【概要】電力網、インターネット、生体網、人の接触関係などは、複雑な構造をもつネットワークとみなすことができる。複雑ネットワークがネットワーク要素の故障に対してどの程度頑強であるかを調べることは、ネットワーク機能の破たんを回避するための予防策を考える上で重要である。本研究では、ネットワーク上の動的な振る舞いによって維持される機能に着目して、ネットワーク頑強性に関する理論的枠組みの発展および応用を行った。特に...
【情報学】人間情報学:知能ロボティクスネットワークを含む研究件
❏ネットワーク構造に着目した生体の機能発現機構解明と工学的再現(17680016)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】倉林 大輔 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (00334508)
【キーワード】ネットワーク / 非線形振動 / スモールワールド / 秩序形成 / 移動ロボット群 (他7件)
【概要】本年度は、独立した移動体が多数存在する環境において、(1)局所的な遭遇および交渉過程によって形成されるネットワーク、および(2)移動体間の非明示的な状態量交換による編隊構造遷移、についてモデル化を行い、これらが特定の機能構造を持ちうるための条件について明らかにした。 前者については、特定の機能構造としてスモールワールド型ネットワークを想定し,偶発的・局所的な相互作用によるネットワークの時間発展を確...
❏分散ネットワーク構造を有する超高速認識行動システム(14102018)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2002 - 2006
【研究代表者】石川 正俊 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (40212857)
【キーワード】知能ロボティクス / 機械力学・制御 / ネットワーク / スマートセンサ情報システム / 高速ビジョン (他17件)
【概要】本研究では,実環境に高速かつ柔軟に対応する認識・行動システムの構築を目的とし,具体的な基盤技術として,階層並列構造による感覚運動統合,認識と行動の超高速性,分散ネットワーク構造の各要素に注目して,分散ネットワーク構造に基づいた多数のセンサとアクチュエータを結合した高速リアルタイム処理システムを構築した. 1.TCP/IP通信機能を有する高速ビジョンネットワークシステムの構築 高速で移動する複数の対...
【情報学】情報学フロンティア:知識移転ネットワークを含む研究件
❏専門職の情報・知識の交換・普及に関する研究(16K03714)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】村上 由紀子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80222339)
【キーワード】知識ネットワーク / 知識交換 / 能力開発 / 不完全情報 / 研究者 (他18件)
【概要】本研究では、専門的職業従事者(以下、専門職と略記する)の中でも特に医師と研究者に焦点を当てて、就職情報と専門知識が普及するメカニズムを専門職の行動と彼らのパーソナルネットワークの観点から解明した。研究者と医師から収集した約1500のデータの分析により、知識の普及と遍在に与えるパーソナルネットワークの重要性をはかり、さらに、交換される知識・情報の性質、ネットワークを形成する個人間の地理的・制度的距離...
❏多国籍企業における人材の国際移動によるイノベーション(24330130)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】村上 由紀子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80222339)
【キーワード】国際労働移動 / イノベーション / 国際経営 / 多様性 / 知識移転 (他10件)
【概要】多国籍企業における人材の国際移動をイノベーションにつなげる道筋とその実現に有効なマネジメントについて研究を行った。まず、派遣という形の国際移動が多国籍企業の国境を越えた知識移転を高めていること、その効果は知識の種類によって異なることを明らかにした。また、知識移転が社内でイノベーションへつながっていくためには、移転された知識が社内でシェアされ既存の知識と結合される必要があるが、そのプロセスを促進する...
【情報学】情報学フロンティア:インターネット高度化ネットワークを含む研究件
❏アプリケーション・デバイス特化型次世代MVNOの研究(15H01681)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中尾 彰宏 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (60401238)
【キーワード】SDN / Network Slicing / NFV / MVNO / 仮想ネットワーク (他25件)
【概要】アプリケーション・デバイス毎のスライス構築とSDN/NFV技術により、きめの細かいQoS制御と網内機能を導入する「アプリケーション・デバイス特化型次世代MVNO基盤の提案とその有効性を実ネットワークにおける実証実験を遂行した。(1) トラフィックから確実にアプリケーション・デバイスを特定しQoS制御を行う基盤技術、(2)網内ネットワーク機能により資源の少ないモバイル端末の利用を高度化するエッジコン...
❏サービス指向グルーピング機構を用いたユーザ主導型ネットワーク構築に関する研究(17656122)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】森川 博之 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (50242011)
【キーワード】ネットワーク / インターネット高度化 / 情報通信工学 / サービス指向ネットワーキング / ネットワークアーキテクチャ (他8件)
【概要】本年度は,平成17年度の検討を推し進めるとともに,各種機構の展開・改善,テストベッド上への実装,および評価を行った.また,SIP(Session Initiation Protocol)がユーザの場所・端末・サービスなどの様々な要求に基づいて自由に構築したネットワーク上で主たるシグナリングプロトコルとなることから,それに伴うセキュリティーに関する問題点を検討し,解決法の提案,実装および評価を行った...
【情報学】情報学フロンティア:マルチメディアネットワークを含む研究件
❏差別化サービス環境における新しいトラヒック理論(18360188)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】田中 良明 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30133086)
【キーワード】ネットワーク / 差別化サービス / 料金 / トラヒック理論 / ネットワーク・LAN (他12件)
【概要】現在のインターネットは通信品質が一定していないが,安定した品質が必要なことも多い.これに応える方法として差別化サービスがある.差別化サービスにおいては,品質の差に応じて料金にも差を付けることになる.本研究では,現在のインターネットトラヒックの解析を行って,その性質を明らかにした上で,料金要素の導入を行って理論を構築し,それに基づいたトラヒックの制御法やサービス提供法などの提案を行った. ...
❏新世代CDNのためのストリームキャッシング、並びにそのユビキタス拡張に関する研究(15360208)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】安田 靖彦 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40013106)
【キーワード】コンテンツ配信 / ストリーミング / キャッシュ / P2P / 階層的符号化 (他10件)
【概要】本研究では、特にディジタル映像コンテンツのインターネット上のストリーミング配信を想定し、(1)ストリームメディアの効率的なキャッシング技術、(2)ストリームメディアの効率的な配信技術、の二課題を重視した研究開発を進めた。 まず、ストリームキャッシュ技術に関しては以下の成果を得た。(H15年度)階層的符号化を施したストリームデータの分散キャッシュに関して、サーバ毎のストレージ容量を制約として課した条...
❏マルチメディアコンテンツを含むオンラインコースの開発と大学公開講座での応用研究(14380093)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】田代 和久 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (90004077)
【キーワード】コンテンツ / ネットワーク / マルチメディア / 知的資源 / 情報発信 (他14件)
【概要】ネットワーク対応型のマルチメディア教材を高等教育機関で開発しネットワークを通じて世界に向けて発信し、高等教育の国際競争力を高める努力は今日全ての高等教育機関に求められる社会的要請であり、同時に高等教育機関が有する知的資源を広く社会に還元することは地域における学習機会の多様化と履修形態の柔軟化という高等教育の今日的課題に応える意味を持つものである。多くの高等教育機関が各種の公開講座プログラムを地域社...
【情報学】情報学フロンティア:社会ネットワークネットワークを含む研究件
❏二元的ネットワーク構造の循環によるパフォーマンス・モデルの提唱と実証(19H01527)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三橋 平 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90332551)
【キーワード】経営学 / 組織論 / 社会ネットワーク / 組織学習 / ネットワーク (他11件)
【概要】本研究では、弁証法的アプローチと呼ばれる研究アプローチを採用し、組織を2つのロジック・考え方という対立項から分析した。このアプローチによれば、2つのロジックは時間軸とともに行き来したり、ある時点では共存したり、もしくは一方が他方を凌駕しているなどの様々なパターンがあると考えられる。本研究は、このダイナミクスとプロセスを分析すると、組織が持つ本質的な特徴についての理解を深めることを目的としている。研...
❏ビジネス・エコシステムの動作メカニズムの解明と設計・制御法の開発のための研究(26285079)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】辻本 将晴 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (60376499)
【キーワード】Business Ecosystem / Platform / Design / Social System / エコシステム (他23件)
【概要】本研究の成果は、次の3点である。 第一に、経営戦略論の学術界における新たな潮流の一つであるビジネスエコシステム研究の理論的基盤をなす研究を行ったことである。第二に、その基盤的研究の上に、具体的な対象に関する研究を複数展開したことである。第三に、十分には研究が進んでいない、ビジネスエコシステムの可視化と動態のメカニズムを分析するための方法を開発したことである。この点についてはさらなる研究が必要であり...
❏インターネットを通じた創発的な創造活動のモデル化と支援に関する研究(24240014)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】武田 英明 国立情報学研究所, 情報学プリンシプル研究系, 教授 (80252831)
【キーワード】ネットワーク / オンラインコミュニティ / WWW / 人工知能 / ソーシャルメディア (他11件)
【概要】Web上の創作活動は新しい創作スタイル、すなわち大規模かつ物理的接触のないコミュニティにおいてお互いの創作を利用し合うという互恵的関係によって創発的に制作されている。本課題ではこのようなオンラインコミュニティにおける創作活動を分析してモデル化を行い、その支援を行う仕組みについて研究を行った。ニコニコ動画のデータを収集し、そのデータにおける創作の影響関係について、コミュニケーションモデルによって分析...
【情報学】情報学フロンティア:コンテンツネットワークを含む研究件
❏マルチメディアコンテンツを含むオンラインコースの開発と大学公開講座での応用研究(14380093)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】田代 和久 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (90004077)
【キーワード】コンテンツ / ネットワーク / マルチメディア / 知的資源 / 情報発信 (他14件)
【概要】ネットワーク対応型のマルチメディア教材を高等教育機関で開発しネットワークを通じて世界に向けて発信し、高等教育の国際競争力を高める努力は今日全ての高等教育機関に求められる社会的要請であり、同時に高等教育機関が有する知的資源を広く社会に還元することは地域における学習機会の多様化と履修形態の柔軟化という高等教育の今日的課題に応える意味を持つものである。多くの高等教育機関が各種の公開講座プログラムを地域社...
❏通信・放送の融合の問題点と公共政策の在り方に関する日本・英国・ドイツの共同研究(13430017)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】中村 清 早稲田大学, 商学部, 教授 (10063786)
【キーワード】デジタル技術融合 / インターネット / ブロードバンド / コンテンツ / 競争政策 (他16件)
【概要】デジタル技術革新による情報通信・放送の融合が、ネットワーク,プラットフォーム、コンテンツの3つのレベルで進行している。特にインターネットの利用の増大が情報通信と放送の境目を消滅させつつある。こうした激しい環境変化の中で、情報通信ならびに放送部門において市場機構が有効に働くように規制あるいは競争政策の在り方が問われている。本研究は、日本と欧米との国際共同研究を通じて、デジタル融合の情報通信放送部門へ...
❏ヘテロなネットワークにおける統合映像配信・通信システムの構築(11555098)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】瀬崎 薫 東京大学, 空間情報科学研究センター, 助教授 (10216541)
【キーワード】階層的符号化 / ヘテロ環境 / 画像符号化 / 波長割当て / ルーチング (他14件)
【概要】昨今の画像符号化技術とパーソナルコンピュータに代表される端末処理能力の著しい向上により、映像送・受信の可能な端末数は爆発的に増加している。しかしながら、ネットワークの高速化は必ずしも、全利用者に行き渡っているわけではなく、超高速のGbitネットワーク等の専用線から、PDC方式携帯端末を利用した9600bps程度の接続に至るまで非常に速度差・能力差の大きいヘテロなネットワーク環境である。本研究ではこ...
【情報学】情報学フロンティア:Linuxネットワークを含む研究件
❏進化シミュレーションによるライセンシング・ネットワークの研究(21530351)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (30171507)
【キーワード】ライセンシング / 技術革新 / マルチエージェント / シミュレーション / 技術コミュニティ (他33件)
【概要】ライセンシング・ネットワークは、技術革新過程のネットワークとしてとらえられる。この研究では、技術革新が生起する技術コミュニティの進化プロセスをマルチエージェント型のコンピュータ・シミュレーション・モデルとして構築した。その際に重要な役割を果たすのはサブコミュニティの文化である。Max Weberの「殻」の概念では、殻の裏側では常に硬直性がつきまとうのだが、似たようなことは経営学でもコア能力/コア硬...
❏分散システムのためのアクセス権の管理機構(13780191)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】千葉 滋 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (80282713)
【キーワード】ネットワーク / ユーザ管理 / VPN / Linux / SSL (他8件)
【概要】本研究では、インターネットに接続された分散システムの保護に適した機構として、パーソナルVPN(virtual private network)を考案、開発した。パーソナルVPNとは、インターネットを介したホスト間に構築される仮想プライベートネットワーク(VPN)にユーザの概念を取り入れたものである。通常のVPNではユーザの概念がないので、仮想ネットワークはすべてのユーザによって共有されるが、近年で...
【情報学】情報学フロンティア:分散処理ネットワークを含む研究件
❏分散システムのためのアクセス権の管理機構(13780191)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】千葉 滋 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (80282713)
【キーワード】ネットワーク / ユーザ管理 / VPN / Linux / SSL (他8件)
【概要】本研究では、インターネットに接続された分散システムの保護に適した機構として、パーソナルVPN(virtual private network)を考案、開発した。パーソナルVPNとは、インターネットを介したホスト間に構築される仮想プライベートネットワーク(VPN)にユーザの概念を取り入れたものである。通常のVPNではユーザの概念がないので、仮想ネットワークはすべてのユーザによって共有されるが、近年で...
❏離散構造の効率的処理アルゴリズムに関する総合的研究(02302047)
【研究テーマ】情報工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1990 - 1991
【研究代表者】西関 隆夫 東北大学, 工学部, 教授 (80005545)
【キーワード】アルゴリズム / 並列処理 / 組合せ問題 / 離散構造 / 計算幾何学 (他7件)
【概要】初年度には離散構造を処理するアルゴリズムについて種々の観点から調査・検討を行った.これにより現在のアルゴリズムの限界や新しいアルゴリズム論に関する知見を得るに至った.特に並列・分散アルゴリズムに関して現状の調査・検討が行われ,新しいアルゴリズムの設計のための土台が築かれた.さらに,最終年度には,前年において得られた研究成果を土台として,総合的見地から種々の新しいアルゴリズムを設計解析した.現在から...
【情報学】情報学フロンティア:計算機システムネットワークを含む研究件
❏システム性能向上を目的とした超高速ネットワークの自律制御手法の研究(22500054)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-10-20 - 2013-03-31
【研究代表者】友石 正彦 東京工業大学, 大学マネジメントセンター, 教授 (60262284)
【キーワード】ネットワーク運用技術 / ネットワーク性能評価 / 計算機システム / ネットワーク / トラフィックエンジニアリング
【概要】実生活におけるの通信においては、実際には通信路が混んでいないのに、通信が遅くなることがある。その原因として、たくさんの通信が一つのサーバに集まることによる相互作用が考えられる。 本研究では、そういったことが本当に起こることを実験環境で再現することで確認し、いろいろな場合で再現させることで起こり方を特定し、通信路にある機械の設定のみを変更することで、全体の通信性能が上昇する方法を提案することを目的と...
❏ルビーによる高生産な超並列・超分散計算ソフトウェア基盤(21220001)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】平木 敬 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (20238348)
【キーワード】計算機システム / 高生産性言語 / ネットワーク / ハイパフォーマンスコンピューティング / 超並列問題記述 (他12件)
【概要】本研究開発では、関数型オブジェクト指向言語であるRubyを拡張し、HPC向け高生産言語としてHPC Ruby言語を確立した。また、Rubyの特徴である計算環境の統合を生かし、HPC情報環境における新しいソフトウェア体系を実現した。HPC向け新言語の普及のため地球科学分野、天文分野、離散最適化分野においてRuby言語モデルを用いて問題定式化し、Rubyの科学技術計算位おける優位性を示した。 分散実行...
【情報学】情報学フロンティア:プロトコルネットワークを含む研究件
❏新世代インターネットプロトコルIPv4++の研究(18560390)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】村上 健一郎 法政大学, ビジネススクールイノベーションマネジメント研究科, 教授 (00409351)
【キーワード】インターネット / プロトコル / フリースケール / ルータ / ネットワーク (他8件)
【概要】平成18年度は、主にIPv4++方式を実現するための多方面からの機能検証を行い、平成19年度は、実装上の問題点の明確化と設計へのフィードバック、そして実装を進めた。 (1)レルムという概念を導入し、これで再帰的にネットワークが構成されるというパラダイムでIPv4++ネットワークが明確に説明できることを明らかにした。これを情報処理学会OS研究会にて発表した。 (2)ミッションクリティカルな利用に対応...
❏ヘテロなネットワークにおける統合映像配信・通信システムの構築(11555098)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】瀬崎 薫 東京大学, 空間情報科学研究センター, 助教授 (10216541)
【キーワード】階層的符号化 / ヘテロ環境 / 画像符号化 / 波長割当て / ルーチング (他14件)
【概要】昨今の画像符号化技術とパーソナルコンピュータに代表される端末処理能力の著しい向上により、映像送・受信の可能な端末数は爆発的に増加している。しかしながら、ネットワークの高速化は必ずしも、全利用者に行き渡っているわけではなく、超高速のGbitネットワーク等の専用線から、PDC方式携帯端末を利用した9600bps程度の接続に至るまで非常に速度差・能力差の大きいヘテロなネットワーク環境である。本研究ではこ...
【情報学】情報学フロンティア:並列処理ネットワークを含む研究件
❏非構造多重格子を用いた離散化手法とその効率的な並列実装技術(15607005)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】小柳 義夫 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (60011673)
【キーワード】連立一次方程式 / マルチグリッド法 / 共役勾配法 / 前処理 / 並列化 (他20件)
【概要】共役勾配法の前処理としては,並列性が高く,かつ収束加速性の良いものが必要であるが,この二つはしばしば矛盾する.この二つを兼ね備えているものとして,代表者らはマルチグリッド前処理を提唱し,その高い性能を実証してきた. 本研究では,これをさらに非構造格子まで拡張し,任意形状の問題や物理定数に異方性のある問題について研究を進めた.SA-AMG法は,問題行列から性質の似たサイズの小さい行列を生成し利用する...
❏構造・熱・流体・電磁場の弱連成ハイパフォーマンス解析(08405011)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】矢川 元基 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (40011100)
【キーワード】並列処理 / ネットワーク / 連成解析 / 計算力学 / 大規模解析 (他8件)
【概要】本研究では、原子力プラントの通常運転時、シビアアクシデント時の挙動解析におけるモデル精度向上の鍵となる要素技術として、(1)大規模3次元流体解析コードの開発、(2)熱流体連成効果を考慮した大規模3次元構造物の非線形・非定常応力解析コードの開発を行う。また、これらのソフトウエアの実装を前提とした最適なアーキテクチャを有する超並列計算機環境を構築する。 最終年度にあたる本年度は、領域分割型有限要素法に...
❏離散構造の効率的処理アルゴリズムに関する総合的研究(02302047)
【研究テーマ】情報工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1990 - 1991
【研究代表者】西関 隆夫 東北大学, 工学部, 教授 (80005545)
【キーワード】アルゴリズム / 並列処理 / 組合せ問題 / 離散構造 / 計算幾何学 (他7件)
【概要】初年度には離散構造を処理するアルゴリズムについて種々の観点から調査・検討を行った.これにより現在のアルゴリズムの限界や新しいアルゴリズム論に関する知見を得るに至った.特に並列・分散アルゴリズムに関して現状の調査・検討が行われ,新しいアルゴリズムの設計のための土台が築かれた.さらに,最終年度には,前年において得られた研究成果を土台として,総合的見地から種々の新しいアルゴリズムを設計解析した.現在から...
【情報学】情報学フロンティア:オペレーティング・システムネットワークを含む研究件
❏分散システムのためのアクセス権の管理機構(13780191)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】千葉 滋 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (80282713)
【キーワード】ネットワーク / ユーザ管理 / VPN / Linux / SSL (他8件)
【概要】本研究では、インターネットに接続された分散システムの保護に適した機構として、パーソナルVPN(virtual private network)を考案、開発した。パーソナルVPNとは、インターネットを介したホスト間に構築される仮想プライベートネットワーク(VPN)にユーザの概念を取り入れたものである。通常のVPNではユーザの概念がないので、仮想ネットワークはすべてのユーザによって共有されるが、近年で...
❏分散マルチメディアシステムのためのオペレーティングシステムに関する研究(06452390)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】中島 達夫 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学センター, 助教授 (10251977)
【キーワード】マルチメディア / オペレーティングシステム / ネットワーク / ファイルシステム / 動的QOS制御 (他9件)
【概要】本研究では,分散型実時間オペレーティングシステムとして我々が現在,米国カ-ネギメロン大学,慶応義塾大学,北陸先端科学技術大学院大学で共同開発中のReal-Time Mach上に,連続メディアを処理するために適したネットワークシステム,ファイルシステム,メディア間同期システムを構築し,連続メディアを処理するために必要なオペレーティングシステムの機能を明らかにする.Real-Time Machは,実時...
【情報学】情報学フロンティア:TCPネットワークを含む研究件
❏次世代ネットワークプロトコル設計のためのTCPの競争解析およびゲーム理論的解析(17650004)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】TCP / 量子ネットワーク / 競争解析 / ゲーム理論 / 量子対話ゲーム (他8件)
【概要】研究代表者の今井は、研究グループを統括しながら、インターネットでのユーザの利己的振る舞いや次世代ネットワークとして期待されるモデルの性能の解析を、17年度に引き続き行った。ユーザの利己的振る舞いの解析については、それを将来ネットワークモデルである量子ネットワーク上で量子ゲーム理論を適用することを検討し、それが量子非局所性解析のための量子対話ゲームについての考案へと構想していた範囲を超える展開をはか...
❏アプリケーショントランスペアレントな大域データインテンシブ計算機構(15300014)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】稲葉 真理 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 特任助教授 (60282711)
【キーワード】ネットワーク / データインテンシブ / TCP / IP / バンド幅 (他18件)
【概要】実験科学の新しい手法として注目されるデータインテンシブコンピュテーションをターゲットとして、複数の研究機関が超高速大域ネットワークにより結合された環境で、CPU付加の少ないセキュアな通信を実現し、低レベルプロトコルとストライピング技法の組み合わせによる自動マルチストリームの実現による超高速データ転送を実現するために、 (1)通常、難しいといわれる遠距離通信において、地球3/4周にあたる30,000...
【情報学】情報学フロンティア:ユビキタスネットワークネットワークを含む研究件
❏自立給電型ワイヤレスセンサLSIを用いた実世界情報収集システムの研究(25240010)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】市川 晴久 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (80463959)
【キーワード】ユビキタスネットワーク / ワイヤレスセンサ / 自立給電 / IoT / 機械学習 (他9件)
【概要】半導体技術、ネットワークおよびコンピューティングの指数関数的性能向上を活用し、大量の自立給電型ワイヤレスセンサLSI(RFセンサ)を用いる実世界情報センシング技術の研究開発を行った。電波情報をインターネット経由でクラウドに集め、自立給電化のために脆弱化するRFセンサの無線通信性能をクラウド側の信号処理によって補償して活用するインフラを目指し、アーキテクチャと要素技術を研究した。さらに、これらのイン...
❏ユビキタス・アプリケーション開発を支援するマルチエージェントミドルウェアの研究(20300008)
【研究テーマ】ソフトウエア
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大須賀 昭彦 電気通信大学, 大学院・情報システム学研究科, 教授 (90393842)
【キーワード】センサー / ネットワーク / オープン性 / ユビキタス・ネットワーク / ユビキタス・アプリケーション (他9件)
【概要】本研究では,ユビキタスネットワーク環境において多数のセンサーを活用するアプリケーションのための,オープンなミドルウェアを開発した.その特色は,現実世界におけるセンシング対象の構造や関係を表現するマルチエージェント機構を導入することにある.これによって,多数のセンサーの扱いが簡素化され,変化する現実世界の状況に合わせて柔軟なサービス提供を実現するアプリケーションの開発が容易となる. ...
【情報学】情報学フロンティア:同期現象ネットワークを含む研究件
❏振動子ネットワークの機能的構造の解明(21K12056)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】郡 宏 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (80435974)
【キーワード】同期 / ネットワーク / 同期現象
【概要】基礎的な動的過程を最適化するネットワーク構造を理解することは、様々な生命システムの理解や工学的応用の観点から不可欠である。本研究では振動子ネットワークにおけるいくつかの動的過程に着目し,特定の機能や動的性質を実現・最適化するネットワーク構造を明らかにする。応募者が強みを持つ振動子ネットワークを突破口とし、意義のある問題設定、汎用性の高い理論枠組みの構築、各種の数理的技術を活用した解析を行うことによ...
❏生物リズムにおける振動と同期のメカニズムの解明と実験研究の提案(18K11464)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】郡 宏 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (80435974)
【キーワード】同期 / 生物リズム / ネットワーク / 同期現象 / 概日リズム
【概要】振動と同期に関する研究は世界的に活発に行われているが、未解決問題は山積しており、また、特に生命科学分野からは、日々加速度的に進化する実験技術の向上に伴って新たな課題が次々と出現している。本研究課題の目的は、生命システムにおける振動と同期のメカニズムと役割を解明することである。2021年度は、2020年度に引き続き、マイクロ・スイマーの振動ダイナミクスの記述とエネルギー論に関する研究を進めた。微生物...
❏振動子ネットワーク:生命現象の理解と予測を目指したモデリングと理論枠組みの構築(15K16062)
【研究テーマ】ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】郡 宏 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (80435974)
【キーワード】同期現象 / 体内時計 / 複雑ネットワーク / 分岐 / 概日リズム (他6件)
【概要】主要な成果は以下の通りである.体内時計ネットワークのモデリングと解析によって、時差ボケの原因を理解し、その回避方法を提案することを明らかにした.相互作用の強度によってリエントラント的に同期状態が不安定化することを見出した.細胞極性の秩序化を振動子ネットワークの枠組みで捉える理論を構築した.空間に広がる振動子ネットワークの境界条件がパターンに与える影響を調べた. ...
【情報学】情報学フロンティア:最適化ネットワークを含む研究件
❏Research on Learning Graphs via Enumerative Queries and its Applications(20K11998)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】Parque Victor 早稲田大学, 理工学術院, 准教授(任期付) (50745221)
【キーワード】graph learning / planning / networks / optimization / robotics (他7件)
【概要】The foundations for learning and optimization of graphs via enumerative queries and a their application benchmarks in computer-aided design and robotics were proposed: (1) the sampling and learning me...
❏リアルタイム群集流動制御に関する基盤技術の研究開発(17H01742)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】巳波 弘佳 関西学院大学, 理工学部, 教授 (40351738)
【キーワード】ネットワーク / ユビキタスコンピューティング / 劣通信環境 / 群集流動 / DTN (他7件)
【概要】大規模災害時の避難誘導のみならず,平常時における群集事故の回避や混雑解消のためにも,群集誘導の必要性が高まっている.そこで本研究では,リアルタイム群集流動制御技術の確立を目的として,群集流動制御の数理モデルの構築,制御アルゴリズムの設計を行い,実データに基づく大規模シミュレーションによる有効性評価を目標としている. これまでに主に以下の成果を得た. ・人間を含む生物のモビリティとその数理モデルに関...
❏簡潔な・利用しやすい構造を有する学習ネットワークの構成と応用に関する研究(15K18095)
【研究テーマ】制御・システム工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】Parque Victor 早稲田大学, 理工学術院, 准教授(任期付) (50745221)
【キーワード】learning / networks / graph representation / optimization / network design (他20件)
【概要】本研究では簡潔な構造を持つ学習ネットワークとその応用を行った。 一方では、最先端の効率を達成する有向ネットワーク、無向ネットワーク、モジュラーネットワークおよび可変サイズネットワークの簡潔な構造が可能になった。 そして経路計画とCAD問題における応用は提案したアルゴリズムの優れた性能、効率とスケーラビリティを示すことを明らかにした。 ...
【情報学】情報学フロンティア:産業集積ネットワークを含む研究件
❏グローバル生産ネットワークと産業集積(17H00986)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】古澤 泰治 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (80272095)
【キーワード】グローバル・バリュー・チェーン / ネットワーク / 産業集積 / 国際貿易 / 貿易政策 (他13件)
【概要】地政学的緊張が高まる今日、グローバル生産ネットワークの再構築と重要産業の地域的集積は非常に重要な問題である。本研究では、いくつかの関連テーマについて重要な研究成果を上げてきた。 まずは、グローバル・バリュー・チェーン(GVC)の諸問題を研究する定量分析ツールを確立したことである。その分析ツールは既存の定量分析を応用したものではあるが、中間財貿易と最終財貿易とで貿易コストが異なることを許したり、財...
❏産業集積地域におけるクラスター発展の可能性に関する地域比較・国際比較研究(15330053)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】植田 浩史 大阪市立大学, 大学院創造都市研究科, 助教授 (10213357)
【キーワード】クラスター / 産業集積 / 中小企業 / 公設試験研究機関 / 地方自治体 (他11件)
【概要】平成17年度は、おもに三つの課題に取り組んだ。第1は、今回の研究課題の具体的な成果の取りまとめに向けた準備であり、第2は、課題の国際比較研究のための海外調査の実施、第3に、製造業実態調査の再集計(岸和田市)である。 第1の課題については、クラスターにとって重要な意味を持つと考えられる公設試験研究機関を対象に研究成果を取りまとめることを課題として、これまでの研究機関で行なわれてきた調査結果の取りまと...
【情報学】情報学フロンティア:succint representationネットワークを含む研究件
❏Research on Learning Graphs via Enumerative Queries and its Applications(20K11998)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】Parque Victor 早稲田大学, 理工学術院, 准教授(任期付) (50745221)
【キーワード】graph learning / planning / networks / optimization / robotics (他7件)
【概要】The foundations for learning and optimization of graphs via enumerative queries and a their application benchmarks in computer-aided design and robotics were proposed: (1) the sampling and learning me...
❏簡潔な・利用しやすい構造を有する学習ネットワークの構成と応用に関する研究(15K18095)
【研究テーマ】制御・システム工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】Parque Victor 早稲田大学, 理工学術院, 准教授(任期付) (50745221)
【キーワード】learning / networks / graph representation / optimization / network design (他20件)
【概要】本研究では簡潔な構造を持つ学習ネットワークとその応用を行った。 一方では、最先端の効率を達成する有向ネットワーク、無向ネットワーク、モジュラーネットワークおよび可変サイズネットワークの簡潔な構造が可能になった。 そして経路計画とCAD問題における応用は提案したアルゴリズムの優れた性能、効率とスケーラビリティを示すことを明らかにした。 ...
【情報学】情報学フロンティア:マルチエージェントネットワークを含む研究件
❏進化シミュレーションによるライセンシング・ネットワークの研究(21530351)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (30171507)
【キーワード】ライセンシング / 技術革新 / マルチエージェント / シミュレーション / 技術コミュニティ (他33件)
【概要】ライセンシング・ネットワークは、技術革新過程のネットワークとしてとらえられる。この研究では、技術革新が生起する技術コミュニティの進化プロセスをマルチエージェント型のコンピュータ・シミュレーション・モデルとして構築した。その際に重要な役割を果たすのはサブコミュニティの文化である。Max Weberの「殻」の概念では、殻の裏側では常に硬直性がつきまとうのだが、似たようなことは経営学でもコア能力/コア硬...
❏トップダウン制御可能なマルチエージェント協調・競合アルゴリズムの提案(20500133)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】栗原 聡 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (30397658)
【キーワード】知的エージェント / マルチエージェント / ネットワーク / フェロモンコミュニケーションモデル / 次世代高度交通制御システム(ITS) (他14件)
【概要】局所的な情報に基づいて自律的に動作する多数のエージェントにて構成されるマルチエージェントシステムを構築する際に,システムをボトムアップに構成する手法と,トップダウンに構築する手法とを融合させる方法の創出を目的とし,両者を競合させて動的平衡状態とする方法を提案した.そして,次世代知的交通制御システムを題材として,渋滞状況予測手法と信号機制御手法を提案し,両手法を効果的な融合を実現させることに成功した...
❏属性を付与された要素から成るネットワークモデルに関する研究(20560564)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】藤井 明 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (20126155)
【キーワード】建築論 / グラフ理論 / マルチエージェント / 重みづけ / エッジ (他9件)
【概要】グラフ理論はノードとエッジの位相的な関係性に基づく数学理論であるが、これを現実の事象に適用しようとすると極度な抽象化に伴い欠落する重要な情報が多く、実態を再現するには情報不足となり、実効的な成果が得られない場合が多い。本研究は、グラフのノードやエッジにさまざまな属性を付与することにより、現実により即した状況を設定したネットワークベースのシミュレーションモデルを構築し、それを都市・建築のさまざまな事...
【情報学】情報学フロンティア:コミュニティ抽出ネットワークを含む研究件
❏多層ネットワークにおける情報伝搬の解明と制御(17H01785)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (90242289)
【キーワード】多層ネットワーク / 情報伝搬 / コミュニティ / ネットワーク / 影響最大化 (他9件)
【概要】(1)グラフ畳み込みネットワークにおいて、グラフの近傍の情報と大域的な情報とを共に用いることで、学習性能を向上させる方法を開発し、2019年6月に人工知能学会研究会優秀賞を受賞した。(2)グラフニューラルネットワークを用いて、与えられたネットワークのbetweenness中心性の計算を高速近似する手法を開発し、採択率21%の国際会議CIKM 2019に採択された。 (1)グラフ畳み込みネットワーク...
❏異種頂点ネットワークのリンクマイニング(22300049)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 情報理工学(系)研究科, 准教授 (90242289)
【キーワード】異種頂点ネットワーク / コミュニティ抽出 / signed network / modularity / 3部ネットワーク (他10件)
【概要】(1)スケールフリー性をもつネットワークからのコミュニティ抽出についての研究を行った。(2)ネットワークにおける頂点の属性間の類似度を加味したモジュラリティの拡張についての研究を行った。(3)3種類の頂点から構成される3部ネットワークからのコミュニティ抽出のためのモジュラリティの拡張についての研究を行った。(4)異種頂点ネットワークの一つであるsigned networkからのコミュニティ抽出につ...
【情報学】情報学フロンティア:ニューラルネットワークネットワークを含む研究件
❏学習ネットワークによる複雑システムのモデル化とインテリジェント制御に関する研究(09450171)
【研究テーマ】計測・制御工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】平澤 宏太郎 九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 教授 (70253474)
【キーワード】ニューラルネットワーク / 遺伝的アルゴリズム / ファジイ / 一般化学習ネットワーク / 高次微分 (他19件)
【概要】本報告は、科学研究補助金に関する研究課題「学習ネットワークによる複雑システムのモデル化とインテリジェント制御に関する研究」についての研究成果である。 広域電力ネットワークシステム、分散型交通・物流ネットワークシステム、総合上水道ネットワークシステム、大規模複雑原子力・火力・化学プラント等最近の制御対象は大規模化、複雑化、広域化、分散化する傾向にある。 それに従い、従来の制御理論の枠組では環境の変化...
❏ペトリネット脳モデル型制御システムの構成に関する研究(06452256)
【研究テーマ】計測・制御工学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】平澤 宏太郎 九州大学, 工学部, 教授 (70253474)
【キーワード】ペトリネットワーク / 脳科学 / 制御システム / 学習 / 自己組織化 (他16件)
【概要】大規模複雑システムの制御は、適切なタイミングに適切な判断・指令を行う必要があるという点で脳機能と同じである。この視点に立ち、脳科学の最新の知見を活用した、従来よりより人間の判断機能に近い能力を持つ制御技術の確立を目標に研究を推進した。脳は各種機能が分散配置された機能局在構成である。そこで、まずはじめに、脳の機能局在を手本とし、制御に不可欠な学習機構を導入した大規模複雑システムの制御のための基本モデ...
【情報学】情報学フロンティア:複雑ネットワークネットワークを含む研究件
❏越境企業間ネットワークの分析による企業のグローバル戦略の時間発展の研究(17K17663)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】久野 遼平 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 講師 (60725018)
【キーワード】ネットワーク学習 / グローバルサプライチェーン / ノレッジグラフ / ネットワーク / 潜在構造モデル (他15件)
【概要】本研究の目的はグローバルな企業関係のデータ、主に海外の通関データや大企業の多層的グローバルネットワークのデータなどを統計的関係学習の応用や新規手法の開発などを通じて分析し、国際企業関係における企業のグローバル戦略の時間発展の実態に迫っていくことである。データの制約などを通じて後者の実態に迫る部分について画期的なものを生み出せたわけではないが、統計的関係学習の新規手法開発については大いに進展した。今...
❏行動文法の生成規則と発展様式の定量的理解(16K16112)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】笹原 和俊 名古屋大学, 情報学研究科, 講師 (60415172)
【キーワード】行動文法 / 時系列 / ソーシャルデータ / ネットワーク / 複雑ネットワーク (他6件)
【概要】本研究の目的は、行動系列の規則(行動文法)を分析するための新しいネットワーク手法を提案し、実データを用いて行動原理を定量的に理解することである。提案手法を鳥類のさえずりのデータおよびTwitterのデータを用いてその有効性を検証した。まず、オオムジツグミモドキを含む3種の鳥類のデータに提案手法を適用し、さえずりの系列規則を定量化するのに有効であることがわかった。さらに、Twitterの系列データを...
❏分野横断・融合的な新分野の成長予測と萌芽技術の特定(16K16167)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】浅谷 公威 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任研究員 (70770395)
【キーワード】複雑ネットワーク / 書誌情報 / ネットワーク / 表現学習 / フォーサイト
【概要】本研究では、引用ネットワーク構造からトレンドを検出する方法を開発しました。 科学技術政策や企業のR&Dのには、学問分野の動向を把握することが重要です。しかし、 従来の研究では学問分野のトレンドを数値化し、引用ネットワークから最先端の分野を検出することは困難でした。 本研究では、ネットワーク表現学習を用いた推論ネットワークの成長方向としての傾向を検出する新しいフレームワークを提案しました。 いくつか...
【情報学】情報学フロンティア:インターネットネットワークを含む研究件
❏協調自動走行を支援するエッジコンピューティング型路側拠点システム(19KK0281)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
【研究期間】2020 - 2022
【研究代表者】塚田 学 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (90724352)
【キーワード】協調型ITS / ネットワーク / 車々間通信 / インターネット / ITS標準技術
【概要】基課題の研究で、これまでに取り組んできた路側拠点システムは、路側センサが通信機を持 たない道路ユーザの位置や速度を推定し、路側送信機が検知対象の代理で ISO・ETSI 標準の CAM にエンコードして協調認識メッセージを送信することで、それら道路ユーザを自動運転車の LDM へと反映させることができる。この機構を自動運転ソフトウェアの Autoware に追加したAutoC2Xをオープンソースで...
❏協調型ITSにおける車々間通信を支援するための路側拠点システムの構築(17H04678)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】塚田 学 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (90724352)
【キーワード】協調型ITS / ネットワーク / V2X / 自動運転 / オープンソース (他10件)
【概要】本研究の目的は、日米欧の国際標準技術と調和を取りながら共通方式で、正確でリアルタイムな車々間通信を支援する路側拠点システムを開発することである。オープンソースの自動運転ソフトウェアAutowareと、おじくオープンソースの協調型ITSソフトウェアのOpenC2Xを組み合わせて、路側拠点システムを構築した。この実装をAutoC2Xとして同じくオープンソースとして公開し、自動走行を支援できる路側拠点シ...
❏協調型ITSにおける車々間・路車間通信のためのIPv6ネットワーク制御(26730045)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】塚田 学 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (90724352)
【キーワード】インターネット / 協調型ITS / 車々間通信 / 路車間通信 / 無線ネットワーク (他12件)
【概要】本研究ではIPv6ネットワークを制御するための仕組みを、日本の環境に合わせながら世界標準の参照基盤と調和を取りながら実現することを目的とする。成果として、まず、GeoNetworking上でIPv6を利用する技術をを利用しフィールド実験を行い。車両の移動に伴い、遅延、パケット到達率、スループットがどのように変化するか明らかにした。次に、GeoNetworkingの技術を国際標準との整合性を保ったま...
【情報学】情報学フロンティア:日本文化ネットワークを含む研究件
❏中国道教における山岳信仰と宗教施設のネットワークに関する総合的調査と研究(21320013)
【研究テーマ】中国哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】土屋 昌明 専修大学, 経済学部, 教授 (80249268)
【キーワード】道教 / 洞天 / 道観 / 思想史 / 中国史 (他18件)
【概要】本研究は、地域の道教と洞天思想との関わり、各地の宗教施設のネットワークを考察した。また、その歴史的な経緯を考察した。十大洞天のうち、赤城山・括蒼山・委羽山・終南山・林屋山・句曲山・青城山・王屋山を実地調査し、それぞれの道観の現状、景観や洞窟などの地理的特徴について調査した。その成果の一部は『洞天福地研究』として発行した。以上により、洞天について具体的な叙述が可能となった。 ...
❏画像通信がイメージの生成及び変容に果たす役割(07680441)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】草原 真知子 東京工芸大学, 芸術学部, 助教授 (40271366)
【キーワード】ネットワーク / 仮想空間 / コミュニケーション / オリジナリティ / メディアアート (他17件)
【概要】(1)東京工芸大学の厚木キャンパスと中野キャンパスを結ぶ「バーチャル・キャンパス」として、パソコン通信ネットワークCampus MAGICを開設し、画像通信の機能を持つネットワークの企画運営を実施した。このネットワーク上で、作品のオンライン展示、グラフィックインタフェースを用いた季節ごとの企画などを実施し、その成果を分析した。 (2)Campus MAGICと他の研究教育機関のネットワークとの相互...
【情報学】情報学フロンティア:スマートセンサー情報システムネットワークを含む研究件
❏自立給電型ワイヤレスセンサLSIを用いた実世界情報収集システムの研究(25240010)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】市川 晴久 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (80463959)
【キーワード】ユビキタスネットワーク / ワイヤレスセンサ / 自立給電 / IoT / 機械学習 (他9件)
【概要】半導体技術、ネットワークおよびコンピューティングの指数関数的性能向上を活用し、大量の自立給電型ワイヤレスセンサLSI(RFセンサ)を用いる実世界情報センシング技術の研究開発を行った。電波情報をインターネット経由でクラウドに集め、自立給電化のために脆弱化するRFセンサの無線通信性能をクラウド側の信号処理によって補償して活用するインフラを目指し、アーキテクチャと要素技術を研究した。さらに、これらのイン...
❏広域気象センサ網を対象とした、動的適応可能な地産地消型P2Pネットワークの構築(22700072)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】松浦 知史 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 特任准教授 (00533845)
【キーワード】スマートセンサ情報システム / 地理情報システム / ネットワーク
【概要】広域に展開するセンサネットワークのデータをマネージメントし、また実際のセンサが展開されている位置情報を考慮しながら配送や計算過程の処理を最適化することが目的である。これらに対応するために位置情報を考慮したP2Pネットワークおよび計算処理機構を持つデータ配送システムを提案した。提案手法により、位置情報を考慮した局所完結的なデータ配送を実現し、また計算処理と組み合わせたデータ提供を行いつつ負荷分散を実...
❏分散ネットワーク構造を有する超高速認識行動システム(14102018)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2002 - 2006
【研究代表者】石川 正俊 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (40212857)
【キーワード】知能ロボティクス / 機械力学・制御 / ネットワーク / スマートセンサ情報システム / 高速ビジョン (他17件)
【概要】本研究では,実環境に高速かつ柔軟に対応する認識・行動システムの構築を目的とし,具体的な基盤技術として,階層並列構造による感覚運動統合,認識と行動の超高速性,分散ネットワーク構造の各要素に注目して,分散ネットワーク構造に基づいた多数のセンサとアクチュエータを結合した高速リアルタイム処理システムを構築した. 1.TCP/IP通信機能を有する高速ビジョンネットワークシステムの構築 高速で移動する複数の対...
【情報学】情報学フロンティア:セキュリテイネットワークを含む研究件
❏利己的ノードを考慮した安全なモバイルアドホックネットワーク構成法の研究(18360185)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】高橋 修 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (60381282)
【キーワード】ネットワーク / LAN / ペアリング暗号 / アドホックネットワーク / ネットワークセキュリティ (他8件)
【概要】本研究では, モバイルアドホックネットワークにおける脅威としてselfishノードを前提に, 移動機器で暗号方式を高速に実装するためのアルゴリズム, 脅威の検出方式, 回避方式などについて提案し, それらの有効性を実機, あるいは, シミュレーションにより実証評価した. ...
❏金融リスク管理のための新ITモデルの研究と開発(16201033)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】水野 眞治 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (90174036)
【キーワード】情報システム / 最適化 / セキュアネットワーク / 経営学 / 確率論 (他13件)
【概要】本研究の目的は、金融リスク管理のための新しいITモデルの研究と開発である。 ・金融リスク評価の精緻化 まず、信用リスクの定量分析のための中小企業の財務データベースを構築した。そのデータベースを利用して、新しいタイプの銀行ローンの適正貸出金利算出モデルを開発した。モデルの主要な特徴としては、財務データベースに基づく伝統的な統計的アプローチと確率解析によるクレジット・デリバティブの価格付け手法とを組み...
❏零知識証明を用いた分散認証システムの研究開発(15300015)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】伊東 利哉 東京工業大学, 学術国際情報センター, 教授 (20184674)
【キーワード】零知識証明 / 分散認証 / ネットワーク / 情報基盤 / セキュリティ (他6件)
【概要】ネットワークを利用して様々なサービスを行うためには,個人の特定を行いながらも,それぞれの個人ユーザーが属するグループ単位での承認も行えるような分散認証システムが,必要である,この承認は,認証によって,利用者を識別し,ネットワークリソースの利用権を与えることである. 本研究では,零知識証明を用いて上記の承認を行える分散認証法について検討を行った.まず,公開鍵暗号によるシステムと零知識証明によるシステ...
【情報学】情報学フロンティア:中東ネットワークを含む研究件
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
❏アラブ世界におけるネットワーク型社会システムの維持メカニズム(15251011)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】堀内 正樹 成蹊大学, 文学部, 教授 (10209281)
【キーワード】アラブ / 中東 / ネットワーク / 文化人類学 / 民族誌 (他7件)
【概要】本研究は、アラブ世界の様々な分野の人間関係の現状を分析することによって、社会全体を貫くネットワーク・システムの維持メカニズムを実証的に検証することを目的とした。その際、政治的・経済的・社会的・文化的環境、およびネットワークの内的意味世界の解明を分析の2本の柱とした。 まず、ほとんどの調査地域においてこの十年ほどのあいだに急激な社会変化が生じていることが確認できた。政治・経済状況の悪化や社会格差の拡...
【情報学】情報学フロンティア:エージェントネットワークを含む研究件
❏次世代M2M網における構造化P2Pを用いた分散エネルギーマッチング技術の研究(17H03269)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山中 直明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (80383983)
【キーワード】M2M / P2P / マッチング / エネルギー探索 / エージェントシステム (他17件)
【概要】本研究は、サイバーフィジカルシステムの根幹をなす、分散M2Mネットワーク制御技術に関するものである。スケーラビリティを持った、電力網のマッチングは、ある需要に関して距離、量、時間、さらにはCO2といったマルチパラメータの最適な発電リソースを見つけるものである。その実現のためには、ダイナミックに変化する多くのMの状況をエッジコンピュータが監視し、それぞれに属性を持たせ、高速に必要なものを発見し、マッ...
❏集団と個体のインタラクションのある場合の意思決定理論とその実験的検証(16K01265)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】豊泉 洋 早稲田大学, 商学学術院(会計研究科), 教授 (20315683)
【キーワード】大規模システム / 真社会性昆虫 / 集団 / 意思決定 / Non-linear Markov (他21件)
【概要】集団は個人の集合体なので、個人の意思決定の結果に応じて、集団の挙動が変化する。しかし、個人の意思決定は、集団の動向によって変化することが考えられる。このような場合には、個人の意思決定と集団の行動が複雑に絡み合い、意思決定が難しい。本研究は、株式市場、共同で巣を運営する真社会性昆虫、インターネット上での巨大サービス提供会社と需要を具体的な題材として、このようなインタラクションの理論的な枠組みとその実...
❏ユーザーイノベーションにおける情報伝播の分析とその企業戦略への活用研究(25282095)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】高橋 真吾 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20216724)
【キーワード】ユーザーイノベーション / 情報伝播 / 社会シミュレーション / エージェントベースシミュレーション / エージェント (他16件)
【概要】本研究ではUI活用戦略の有効性はコミュニティの特性の違いに影響を受けないことを確かめた.また,より大きなコミュニティではUI生成が減少し,ニーズは製品購買と他者からのUI紹介により解決される傾向があることが明らかになった.これは,ニーズの伝播経路の違いがもたらすニーズの性質の違いに起因し,より大きなコミュニティほど他者からニーズが伝播する割合が増加し,同質なニーズが増加するためである. またフィー...
【情報学】情報学フロンティア:ソーシャルネットワークサービス(SNS)ネットワークを含む研究件
❏専門職の情報・知識の交換・普及に関する研究(16K03714)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】村上 由紀子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80222339)
【キーワード】知識ネットワーク / 知識交換 / 能力開発 / 不完全情報 / 研究者 (他18件)
【概要】本研究では、専門的職業従事者(以下、専門職と略記する)の中でも特に医師と研究者に焦点を当てて、就職情報と専門知識が普及するメカニズムを専門職の行動と彼らのパーソナルネットワークの観点から解明した。研究者と医師から収集した約1500のデータの分析により、知識の普及と遍在に与えるパーソナルネットワークの重要性をはかり、さらに、交換される知識・情報の性質、ネットワークを形成する個人間の地理的・制度的距離...
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
❏女性中堅社員の幹部への育成を支援する組織マネジメントシステムについての研究(24530488)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】高田 朝子 法政大学, イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (10349194)
【キーワード】ネットワーク / 反面教師 / 上司 / 外部ネットワーク / モデリング (他18件)
【概要】入社後およそ8年から15年までのいわゆる女性中堅社員の動機付に対して、直接の上司の影響を強く受けることが分かった。①上司がいわゆるお手本になるマネジメントスタイル②上司は一見放置しているようにみえるが適宜必要に応じて介入してくるマネジメントスタイル この二つは、女性部下は上司をモデリングの対象としていた。一方③反面教師型としてモデリングにしていないケースもあった。 又、動機付けに刺激を与えたのは外...
【情報学】情報学フロンティア:ソーシャルメディアネットワークを含む研究件
❏集団と個体のインタラクションのある場合の意思決定理論とその実験的検証(16K01265)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】豊泉 洋 早稲田大学, 商学学術院(会計研究科), 教授 (20315683)
【キーワード】大規模システム / 真社会性昆虫 / 集団 / 意思決定 / Non-linear Markov (他21件)
【概要】集団は個人の集合体なので、個人の意思決定の結果に応じて、集団の挙動が変化する。しかし、個人の意思決定は、集団の動向によって変化することが考えられる。このような場合には、個人の意思決定と集団の行動が複雑に絡み合い、意思決定が難しい。本研究は、株式市場、共同で巣を運営する真社会性昆虫、インターネット上での巨大サービス提供会社と需要を具体的な題材として、このようなインタラクションの理論的な枠組みとその実...
❏ソーシャルメディアによる情報伝播過程と社会的影響:大規模データに基づく実証的研究(25285181)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】三浦 麻子 関西学院大学, 文学部, 教授 (30273569)
【キーワード】ソーシャルメディア / ビッグデータ / 情報伝播 / ネットワーク / 社会的影響
【概要】本研究では,東日本大震災時にソーシャルメディア上で伝播した情報を,心理学と情報学の観点から,ネットワーク構造(どのようなしくみに支えられて伝播が生じるのか)と情報価(どのようなリスク情報が伝播されやすいのか)の2次元に注目して分析し,こうした情報伝播がもつ社会的な影響について考察した.ツイートを対象とした分析の結果,強い不安感情が情報の拡散性を高め,その傾向はパーソナルメディアがもたらす情報におい...
❏インターネットを通じた創発的な創造活動のモデル化と支援に関する研究(24240014)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】武田 英明 国立情報学研究所, 情報学プリンシプル研究系, 教授 (80252831)
【キーワード】ネットワーク / オンラインコミュニティ / WWW / 人工知能 / ソーシャルメディア (他11件)
【概要】Web上の創作活動は新しい創作スタイル、すなわち大規模かつ物理的接触のないコミュニティにおいてお互いの創作を利用し合うという互恵的関係によって創発的に制作されている。本課題ではこのようなオンラインコミュニティにおける創作活動を分析してモデル化を行い、その支援を行う仕組みについて研究を行った。ニコニコ動画のデータを収集し、そのデータにおける創作の影響関係について、コミュニケーションモデルによって分析...
【情報学】情報学フロンティア:情報検索ネットワークを含む研究件
❏ネットワーク環境における学術情報メディアの変容の実証的研究(09680403)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】上田 修一 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (50134218)
【キーワード】学術情報 / 科学コミュニケーション / 電子メディア / インターネット / 電子雑誌 (他16件)
【概要】本研究は、ネットワーク環境下に移行する中で、学術情報伝達メディアの役割の変容を明らかにしようとするものである。科学コミュニケーションのモデルを前提とし、さらには研究過程を含む学術研究全体におよぼす電子メディアの影響を明らかにする。自然科学、社会科学、人文科学の各分野に視野を広げ、電子メディア調査と面接調査に質問紙調査を組み合わせた手法を用い、具体例と全体像とを明らかにした。平成9年度には、方法の開...
❏ネットワーク型研究情報データベースの構築と学会情報サービスに関する研究(08558010)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】清水 康敬 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (10016561)
【キーワード】データベース / インターネット / WWW / 自動検索通知システム / 新聞記事 (他13件)
【概要】本研究は、教育に関する情報をインターネットを介して提供するシステムの研究開発を目的としている。その成果として、次のような結果を得た。 ・「日本教育工学会発表論文等自動検索通知システム」の構築 日本教育工学会事務局と教育工学関連学協会連合事務局を持つ東京工業大学教育工学開発センターにおいて、学会の論文等のデータベースを構築し、最新の情報をユーザに電子メールで通知するシステムを開発した。システムは、デ...
【情報学】情報学フロンティア:テキストマイニングネットワークを含む研究件
❏特許及びテキストマイニングによるイノベーション測定と日本企業の行動心理分析(18K01813)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】関 智一 立教大学, 経済学部, 教授 (50301966)
【キーワード】特許 / テキストマイニング / イノベーション / 研究開発 / 生産性 (他14件)
【概要】研究代表者(關 智一)は、国際ビジネス研究学会全国大会にて「製造業・研究開発部門の生産性変化とグローバル化」について報告した。研究分担者の一人(菰田文男)は、人工知能をテーマとした『Paradigm Shift in Technologies and Innovation Systems』を刊行した。研究分担者の一人(井口知栄)は、2020年度に学会報告をした論文「Subsidiary Compe...
❏マルチプルエッジを用いたシグネチャ解析によるパスウェイ変動予測(19800009)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】大田 佳宏 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任研究員 (80436592)
【キーワード】マルチプルエッジ / シグネチャ解析 / シグネチャパスウェイ / ハブ遺伝子 / シグネチャ (他8件)
【概要】生物系公開データベースと文献情報から時間的・空間的に関連の深いパスウェイを高精度に抽出する研究を行った。また、属性となる情報を取得し、関係の近いパスウェイをクラスタリングすることで、高精度で網羅性の高いシグネチャパスウェイ知識ベースの構築を可能とした。さらに、ここで構築された知識ベースを用いて、発現データを入力とし変動しているパスウェイを自動的に同定するための予測実験を行った。 ...
【情報学】情報学フロンティア:ネットワーク分析ネットワークを含む研究件
❏現代中国映画産業の経済社会学:スタジオ間共同製作のネットワーク分析(16K03822)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中嶋 聖雄 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (70734325)
【キーワード】中国 / 映画 / 産業 / 経済社会学 / 文化社会学 (他10件)
【概要】本研究は、「改革・開放期」(1978-)に生産された中国映画についての生産データ(単独スタジオ生産・共同製作の双方を含む)に関するデータベースを作成し、計量的ネットワーク分析の手法を用い、市場経済化にともなう、共同製作のネットワーク構造の変化・不変化を明らかにすることであった。ネットワーク分析の結果、経済社会学的アプローチが予測するような、「繰り返し共同」のかたちをとった市場の「社会的構造化」を示...
❏身体動作の同調指標に基づくコンテクストの定量的評価と対面ネットワークの構造分析(15K01183)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小川 健一朗 東京工業大学, 情報理工学院, 助教 (90612656)
【キーワード】対面コミュニケーション / 身体動作の同調 / コンテクスト / ネットワーク分析 / 身体動作 (他7件)
【概要】本研究は、実社会における対面コミュニケーション時の身体動作とコミュニケーションのコンテクストの共有度との関係を定量的に調べることを目的とした。そして、実際の7つの企業組織において数か月に亘り社員の身体動作の時系列データを分析したところ、対面中の二者間の身体動作の同調度がコミュニケーションのコンテクストの共有度を反映する部署情報や対面時間長と正の相関関係にあることが分かった。さらに、対面コミュニケー...
❏スタジオ間共同製作からみた現代中国映画産業:ネットワーク分析からのアプローチ(26885099)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2014-08-29 - 2016-03-31
【研究代表者】中嶋 聖雄 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 准教授 (70734325)
【キーワード】中国 / 映画産業 / 共同製作 / ネットワーク / ネットワーク分析 (他10件)
【概要】過去35年間(1979~2013年)に生産された中国映画についての生産データ――どのスタジオが単独あるいは共同で映画を製作したか――に関するデータベースを作成し、ネットワーク分析の方法を用いることによって、スタジオ共同製作のネットワーク構造の変化・不変化を明らかにすることをめざした。パイロット分析の結果、経済社会学的アプローチが予測するような、「繰り返し共同」のかたちをとった市場の「社会的構造化」...
【情報学】情報学フロンティア:web(World Wide Web)ネットワークを含む研究件
❏インターネットを通じた創発的な創造活動のモデル化と支援に関する研究(24240014)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】武田 英明 国立情報学研究所, 情報学プリンシプル研究系, 教授 (80252831)
【キーワード】ネットワーク / オンラインコミュニティ / WWW / 人工知能 / ソーシャルメディア (他11件)
【概要】Web上の創作活動は新しい創作スタイル、すなわち大規模かつ物理的接触のないコミュニティにおいてお互いの創作を利用し合うという互恵的関係によって創発的に制作されている。本課題ではこのようなオンラインコミュニティにおける創作活動を分析してモデル化を行い、その支援を行う仕組みについて研究を行った。ニコニコ動画のデータを収集し、そのデータにおける創作の影響関係について、コミュニケーションモデルによって分析...
❏環境ソフト資産としてのメルチメディア情報ネットワーク(14580459)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】土方 正夫 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (60156594)
【キーワード】環境情報 / 地域計画 / 地域情報システム / プロジェクトオリエンティッド / ウェブ (他20件)
【概要】環境の変化は人間の環境認識と意思決定によって引き起こされる。環境認識は千差万別であり、それは人が部分情報しか持ち得ないだけではなく、環境に対する認識の違いによる。更に情報化社会に移行し人々の環境に対する認識内容は一層多様になってきている。 本研究の対象問題は地域計画であるが、情報化社会移行後、計画システム自体の再構成が重要な課題となっている。従来の地域計画では専門家が地域の在り方を定め、その具体化...
❏ネットワーク型研究情報データベースの構築と学会情報サービスに関する研究(08558010)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】清水 康敬 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (10016561)
【キーワード】データベース / インターネット / WWW / 自動検索通知システム / 新聞記事 (他13件)
【概要】本研究は、教育に関する情報をインターネットを介して提供するシステムの研究開発を目的としている。その成果として、次のような結果を得た。 ・「日本教育工学会発表論文等自動検索通知システム」の構築 日本教育工学会事務局と教育工学関連学協会連合事務局を持つ東京工業大学教育工学開発センターにおいて、学会の論文等のデータベースを構築し、最新の情報をユーザに電子メールで通知するシステムを開発した。システムは、デ...
【情報学】情報学フロンティア:同期ネットワークを含む研究件
❏小区分61040:ソフトコンピューティング関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】同期
【研究期間】生物リズム
【研究代表者】ネットワーク
【キーワード】同期現象
【概要】基礎的な動的過程を最適化するネットワーク構造を理解することは、様々な生命システムの理解や工学的応用の観点から不可欠である。本研究では振動子ネットワークにおけるいくつかの動的過程に着目し,特定の機能や動的性質を実現・最適化するネットワーク構造を明らかにする。応募者が強みを持つ振動子ネットワークを突破口とし、意義のある問題設定、汎用性の高い理論枠組みの構築、各種の数理的技術を活用した解析を行うことによ...
❏オンデマンド膵臓刺激による2型糖尿病のデジタルコントロールの数理(19K12198)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】安東 弘泰 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (20553770)
【キーワード】数理モデル / 膵ベータ細胞 / シミュレーション / カオス制御 / 膵β細胞 (他9件)
【概要】本研究では, 2型糖尿病患者の膵臓内の膵β細胞を物理的に刺激することにより、そのインスリン分泌機能を調整するための数理的アプローチを検討する。特に、機能不全となった細胞の数理モデル化や膵臓刺激設計法の開発を目的とする。本年度は、膵β細胞単一細胞の数理モデル解析を非線形ダイナミクス制御の観点から進めた。具体的には、膵β細胞の数理モデルとしてChayモデルとRizモデルに対してフィードバック制御システ...
❏生物リズムにおける振動と同期のメカニズムの解明と実験研究の提案(18K11464)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】郡 宏 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (80435974)
【キーワード】同期 / 生物リズム / ネットワーク / 同期現象 / 概日リズム
【概要】振動と同期に関する研究は世界的に活発に行われているが、未解決問題は山積しており、また、特に生命科学分野からは、日々加速度的に進化する実験技術の向上に伴って新たな課題が次々と出現している。本研究課題の目的は、生命システムにおける振動と同期のメカニズムと役割を解明することである。2021年度は、2020年度に引き続き、マイクロ・スイマーの振動ダイナミクスの記述とエネルギー論に関する研究を進めた。微生物...
【情報学】情報学フロンティア:ビッグ・データネットワークを含む研究件
❏ソーシャルメディアによる情報伝播過程と社会的影響:大規模データに基づく実証的研究(25285181)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】三浦 麻子 関西学院大学, 文学部, 教授 (30273569)
【キーワード】ソーシャルメディア / ビッグデータ / 情報伝播 / ネットワーク / 社会的影響
【概要】本研究では,東日本大震災時にソーシャルメディア上で伝播した情報を,心理学と情報学の観点から,ネットワーク構造(どのようなしくみに支えられて伝播が生じるのか)と情報価(どのようなリスク情報が伝播されやすいのか)の2次元に注目して分析し,こうした情報伝播がもつ社会的な影響について考察した.ツイートを対象とした分析の結果,強い不安感情が情報の拡散性を高め,その傾向はパーソナルメディアがもたらす情報におい...
❏潜在的ダイナミックスの情報論的学習理論の研究(23240019)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山西 健司 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (90549180)
【キーワード】情報論的学習理論 / データマイニング / 潜在的ダイナミクス / 機械学習 / ビッグデータ (他11件)
【概要】大量のデータから価値ある情報を抽出するデータマイニング技術はますます重要になっている。従来技術では、データの表層的な関係性を抽出することが主であった。しかし、実際には、データの表面に現れない潜在的情報の動きを発見することが、より重要な知識発見をもたらす。そこで、本研究では、データに内在する潜在的情報とその変化(これを「潜在的ダイナミクス」と呼ぶ)を抽出するための技術の数理的基盤を構築した。特に、記...
【情報学】情報学フロンティア:アルゴリズムネットワークを含む研究件
❏多層ネットワークにおける情報伝搬の解明と制御(17H01785)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (90242289)
【キーワード】多層ネットワーク / 情報伝搬 / コミュニティ / ネットワーク / 影響最大化 (他9件)
【概要】(1)グラフ畳み込みネットワークにおいて、グラフの近傍の情報と大域的な情報とを共に用いることで、学習性能を向上させる方法を開発し、2019年6月に人工知能学会研究会優秀賞を受賞した。(2)グラフニューラルネットワークを用いて、与えられたネットワークのbetweenness中心性の計算を高速近似する手法を開発し、採択率21%の国際会議CIKM 2019に採択された。 (1)グラフ畳み込みネットワーク...
❏情報通信のための頑健なネットワーク設計および効率的なネットワーク運用の研究(17F17727)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2017-10-13 - 2020-03-31
【研究代表者】塩浦 昭義 東京工業大学, 工学院, 准教授 (10296882)
【キーワード】network flow / large scale network / algorithms / network / flow (他7件)
【概要】In this year we have focused on the transmission of knowledge in information networks. A typical property of those networks is their massive scale, making classical algorithms difficult to apply. In p...
❏リアルタイム群集流動制御に関する基盤技術の研究開発(17H01742)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】巳波 弘佳 関西学院大学, 理工学部, 教授 (40351738)
【キーワード】ネットワーク / ユビキタスコンピューティング / 劣通信環境 / 群集流動 / DTN (他7件)
【概要】大規模災害時の避難誘導のみならず,平常時における群集事故の回避や混雑解消のためにも,群集誘導の必要性が高まっている.そこで本研究では,リアルタイム群集流動制御技術の確立を目的として,群集流動制御の数理モデルの構築,制御アルゴリズムの設計を行い,実データに基づく大規模シミュレーションによる有効性評価を目標としている. これまでに主に以下の成果を得た. ・人間を含む生物のモビリティとその数理モデルに関...
【情報学】情報学フロンティア:情報システムネットワークを含む研究件
❏自立給電型ワイヤレスセンサLSIを用いた実世界情報収集システムの研究(25240010)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】市川 晴久 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (80463959)
【キーワード】ユビキタスネットワーク / ワイヤレスセンサ / 自立給電 / IoT / 機械学習 (他9件)
【概要】半導体技術、ネットワークおよびコンピューティングの指数関数的性能向上を活用し、大量の自立給電型ワイヤレスセンサLSI(RFセンサ)を用いる実世界情報センシング技術の研究開発を行った。電波情報をインターネット経由でクラウドに集め、自立給電化のために脆弱化するRFセンサの無線通信性能をクラウド側の信号処理によって補償して活用するインフラを目指し、アーキテクチャと要素技術を研究した。さらに、これらのイン...
❏近隣デバイス発見のための無電源ウエイクアップ機構に関する研究(19656095)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】森川 博之 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (50242011)
【キーワード】低消費電力 / 情報システム / サービス発見 / ネットワーク / 通信方式
【概要】本年度は平成19年度の検討を推し進めるとともに,ウェイクアップ型無線モジュールにおける通信時の消費電力について検討を行い,Bloom Filterを用いた選択的ウェイクアップ無線通信の消費電力について評価を行い,ウェイクアップ型無線モジュールのプロトタイプを試作した. 1.ウェイクアップ無線モジュールにおける通信時の消費電力 ウェイクアップ無線型モジュールは,ウェイクアップモジュールとデータ通信モ...
❏金融リスク管理のための新ITモデルの研究と開発(16201033)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】水野 眞治 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (90174036)
【キーワード】情報システム / 最適化 / セキュアネットワーク / 経営学 / 確率論 (他13件)
【概要】本研究の目的は、金融リスク管理のための新しいITモデルの研究と開発である。 ・金融リスク評価の精緻化 まず、信用リスクの定量分析のための中小企業の財務データベースを構築した。そのデータベースを利用して、新しいタイプの銀行ローンの適正貸出金利算出モデルを開発した。モデルの主要な特徴としては、財務データベースに基づく伝統的な統計的アプローチと確率解析によるクレジット・デリバティブの価格付け手法とを組み...
【情報学】情報学フロンティア:機械学習ネットワークを含む研究件
❏オンデマンド膵臓刺激による2型糖尿病のデジタルコントロールの数理(19K12198)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】安東 弘泰 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (20553770)
【キーワード】数理モデル / 膵ベータ細胞 / シミュレーション / カオス制御 / 膵β細胞 (他9件)
【概要】本研究では, 2型糖尿病患者の膵臓内の膵β細胞を物理的に刺激することにより、そのインスリン分泌機能を調整するための数理的アプローチを検討する。特に、機能不全となった細胞の数理モデル化や膵臓刺激設計法の開発を目的とする。本年度は、膵β細胞単一細胞の数理モデル解析を非線形ダイナミクス制御の観点から進めた。具体的には、膵β細胞の数理モデルとしてChayモデルとRizモデルに対してフィードバック制御システ...
❏グローバル生産ネットワークと産業集積(17H00986)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】古澤 泰治 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (80272095)
【キーワード】グローバル・バリュー・チェーン / ネットワーク / 産業集積 / 国際貿易 / 貿易政策 (他13件)
【概要】地政学的緊張が高まる今日、グローバル生産ネットワークの再構築と重要産業の地域的集積は非常に重要な問題である。本研究では、いくつかの関連テーマについて重要な研究成果を上げてきた。 まずは、グローバル・バリュー・チェーン(GVC)の諸問題を研究する定量分析ツールを確立したことである。その分析ツールは既存の定量分析を応用したものではあるが、中間財貿易と最終財貿易とで貿易コストが異なることを許したり、財...
❏アプリケーション・デバイス特化型次世代MVNOの研究(15H01681)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中尾 彰宏 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (60401238)
【キーワード】SDN / Network Slicing / NFV / MVNO / 仮想ネットワーク (他25件)
【概要】アプリケーション・デバイス毎のスライス構築とSDN/NFV技術により、きめの細かいQoS制御と網内機能を導入する「アプリケーション・デバイス特化型次世代MVNO基盤の提案とその有効性を実ネットワークにおける実証実験を遂行した。(1) トラフィックから確実にアプリケーション・デバイスを特定しQoS制御を行う基盤技術、(2)網内ネットワーク機能により資源の少ないモバイル端末の利用を高度化するエッジコン...
【情報学】情報学フロンティア:マルコフ連鎖モンテカルロ法ネットワークを含む研究件
❏ヘテロ結合型力学モデルの構造設計による機能創生プロセスの探求(18K03471)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】柳田 達雄 大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (80242262)
【キーワード】非線形・非平衡ダイナミクス / ビーズスプリングモデル / ハミルトン力学系 / 非一様性 / 特異摂動論 (他23件)
【概要】共有結合・分子結合,分岐やループなどの非一様な結合構造による局所運動が生体高分子の機能に関与している.本研究は,生体高分子を粗視化した力学モデルである質点がバネでつながった系,ビーズスプリングモデル,が創出するダイナミクスを数値および理論的に解明し,機能生成に重要と考えられる不均一運動状態の動的生成機構を明らかにした.具体的には,1)ヘテロ結合分子と溶媒粒子が相互作用により系全体がエネルギー非一様...
❏ノイズや環境変化に頑健で機能的なネットワーク型力学系の設計と熱力学的特性(24540417)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柳田 達雄 大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (80242262)
【キーワード】ネットワーク / 同期 / 熱力学的特性 / マルコフ連鎖モンテカルロ法 / 振動子 (他19件)
【概要】自然界には動的要素が非一様に相互作用して外乱に対して安定に機能するシステムが多く存在する. 例えば,細胞内における生化学反応や遺伝子発現では多数の機能分子が関与していながら安定なダイナミクスが創出されている.また,神経網も特別な結合構造を形成して安定に情報処理を行っている. 本研究は,ネットワーク型力学系がノイズや環境変動に抗して頑健に所与された機能を実現するダイナミクスの数理構造を探求した.ノイ...
❏ネットワーク結合力学系の機能的設計とその普遍性(21540376)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】柳田 達雄 大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (80242262)
【キーワード】結合振動子 / ネットワーク / 同期現象 / マルコフ連鎖モンテカルロ法 / 複雑系 (他6件)
【概要】同期特性の優れた位相振動子ネットワークのデザインを中心に研究を行った.このモデルは力学的要素がネットワーク的に相互作用した集団(個体群)と見なせるため,細胞内での生化学反応や代謝反応などの複雑なシステムの最も抽象化したモデルと考えられる.マルコフ連鎖モンテカルロ法により同期特性の優れた機能的ネットワークが具体的に設計し,ネットワーク構造の統計的特徴付けを行った.振動数が異なる振動子集団が同期するた...
【情報学】情報学フロンティア:人工知能(AI)ネットワークを含む研究件
❏特許及びテキストマイニングによるイノベーション測定と日本企業の行動心理分析(18K01813)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】関 智一 立教大学, 経済学部, 教授 (50301966)
【キーワード】特許 / テキストマイニング / イノベーション / 研究開発 / 生産性 (他14件)
【概要】研究代表者(關 智一)は、国際ビジネス研究学会全国大会にて「製造業・研究開発部門の生産性変化とグローバル化」について報告した。研究分担者の一人(菰田文男)は、人工知能をテーマとした『Paradigm Shift in Technologies and Innovation Systems』を刊行した。研究分担者の一人(井口知栄)は、2020年度に学会報告をした論文「Subsidiary Compe...
❏多層ネットワークにおける情報伝搬の解明と制御(17H01785)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (90242289)
【キーワード】多層ネットワーク / 情報伝搬 / コミュニティ / ネットワーク / 影響最大化 (他9件)
【概要】(1)グラフ畳み込みネットワークにおいて、グラフの近傍の情報と大域的な情報とを共に用いることで、学習性能を向上させる方法を開発し、2019年6月に人工知能学会研究会優秀賞を受賞した。(2)グラフニューラルネットワークを用いて、与えられたネットワークのbetweenness中心性の計算を高速近似する手法を開発し、採択率21%の国際会議CIKM 2019に採択された。 (1)グラフ畳み込みネットワーク...
❏人工知能はどのように社会を変えるか―ソーシャル・キャピタルと格差の視点からの検討(17H06195)
【研究テーマ】社会学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】稲葉 陽二 日本大学, 法学部, 教授 (30366520)
【キーワード】AI / 社会関係資本 / ソーシャル・キャピタル / ICT / 格差 (他8件)
【概要】AIは機械型とソフトウエア型がある。ソフトウエア型は、コピー(増産)の容易さから限界費用は機械型よりも格段に低いことが推定される。これは従来の労働経済学が主張するようにAIはロースキルでルーティンワークの職種から代替されるだけではなく、高スキル職種もAIに代替され、機械型AIと競合するロースキル職種でも人による労働が経済的合理性を持つ分野が残りうることを意味している。さらにソフトウエア型AIは限界...
【情報学】情報学フロンティア:モノのインターネット(IoT)ネットワークを含む研究件
❏次世代M2M網における構造化P2Pを用いた分散エネルギーマッチング技術の研究(17H03269)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山中 直明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (80383983)
【キーワード】M2M / P2P / マッチング / エネルギー探索 / エージェントシステム (他17件)
【概要】本研究は、サイバーフィジカルシステムの根幹をなす、分散M2Mネットワーク制御技術に関するものである。スケーラビリティを持った、電力網のマッチングは、ある需要に関して距離、量、時間、さらにはCO2といったマルチパラメータの最適な発電リソースを見つけるものである。その実現のためには、ダイナミックに変化する多くのMの状況をエッジコンピュータが監視し、それぞれに属性を持たせ、高速に必要なものを発見し、マッ...
❏自立給電型ワイヤレスセンサLSIを用いた実世界情報収集システムの研究(25240010)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】市川 晴久 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (80463959)
【キーワード】ユビキタスネットワーク / ワイヤレスセンサ / 自立給電 / IoT / 機械学習 (他9件)
【概要】半導体技術、ネットワークおよびコンピューティングの指数関数的性能向上を活用し、大量の自立給電型ワイヤレスセンサLSI(RFセンサ)を用いる実世界情報センシング技術の研究開発を行った。電波情報をインターネット経由でクラウドに集め、自立給電化のために脆弱化するRFセンサの無線通信性能をクラウド側の信号処理によって補償して活用するインフラを目指し、アーキテクチャと要素技術を研究した。さらに、これらのイン...
【情報学】情報学フロンティア:画像処理ネットワークを含む研究件
❏人間の運動センシングを導入した医療機器操作教授法の確立(18K04059)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】武藤 伸洋 日本大学, 工学部, 教授 (10500788)
【キーワード】習熟度 / 視線情報 / 画像処理 / 医療機器操作 / 遠隔作業支援 (他10件)
【概要】本研究では,センサ・ロボット・ICT技術を導入し,操作者の運動情報による作業熟練度の定量化と,遠隔作業支援システムを構築することで,医療機器操作の教授法を確立することを目的とした.人工呼吸器操作を対象とした手首部・指部・頭部の運動,視線の計測システムを構築し,被験者実験により,手首部角速度や加速度,視線移動量など習熟に伴い共通的な変化を示す特徴量と,指運動の連動性など個別の変化を示す特徴量があるこ...
❏タグ融合型ビジョン:知識の共有と拡大を推進する実世界視覚システム(14655150)
【研究テーマ】計測工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】安藤 繁 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (70134468)
【キーワード】タグ / 画像処理 / ネットワーク / RFタグ / データベース (他8件)
【概要】本研究の目的は,"タグ"による認識と画像認識を組み合わせることにより,飛躍的に高度でロバストな認識システムが実現可能になることを示すことにある。その要点は、1)タグを用いた対象の確実な認識により,ネットワークを通じて,膨大なデータベース情報の利用が可能になること、2)データベースより得られた形状データ等を利用することにより,対象の認識,姿勢や位置情報の取得といった画像認識が格段に容...
❏無線LANシステムを利用した学習環境の開発(09558016)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】菅井 勝雄 大阪大学, 人間科学部, 教授 (40000294)
【キーワード】無線LAN / ネットワーク / 画像伝送 / 画像処理
【概要】我々は、無線LANシステムを利用した学習環境に関する研究開発を行った。 研究期間は2年間である。 我々は、学習者が簡易端末機を用いて、従来の有線方式のLANとは異なる、配置制約のない無線方式のLANを利用して、教師や他の学習者と協力しながら学習活動をする状況を研究した。我々が実施したこの研究は、教育工学的にも効果的であると考えられる。 以下に本研究の主要な成果を示す。 無線LANを利用する実用的学...
【複合領域】社会・安全システム科学:スタートアップネットワークを含む研究件
❏企業の技術ポートフォリオ価値評価モデル立案と多角化戦略導出のための枠組の確立(22H00884)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】鬼頭 朋見 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (50636107)
【キーワード】多角化戦略 / 技術ポートフォリオ / ネットワーク / スタートアップ / 自動車産業
【概要】
❏エコシステム形成における大企業とベンチャーの相互作用(18K01745)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福嶋 路 東北大学, 経済学研究科, 教授 (70292191)
【キーワード】大企業 / スタートアップ / エコシステム / 連携 / スピンオフ (他16件)
【概要】本研究はスタートアップと大企業との相互作用が、地域エコシステム形成に与える影響を明らかすることを目的として始められた。この課題は、以下の3つの関係に焦点があてられた。①大企業のCVC活動、②大企業からのスピンオフと当該の大企業との関係、③同じ企業からスピンオフしたスピンオフ同士の連携、である。本研究は、米国、中国、日本など国内外の事例を通じて、大企業とスタートアップとの連携がエコシステム形成にプラ...
【複合領域】社会・安全システム科学:中小企業ネットワークを含む研究件
❏産業集積地域におけるクラスター発展の可能性に関する地域比較・国際比較研究(15330053)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】植田 浩史 大阪市立大学, 大学院創造都市研究科, 助教授 (10213357)
【キーワード】クラスター / 産業集積 / 中小企業 / 公設試験研究機関 / 地方自治体 (他11件)
【概要】平成17年度は、おもに三つの課題に取り組んだ。第1は、今回の研究課題の具体的な成果の取りまとめに向けた準備であり、第2は、課題の国際比較研究のための海外調査の実施、第3に、製造業実態調査の再集計(岸和田市)である。 第1の課題については、クラスターにとって重要な意味を持つと考えられる公設試験研究機関を対象に研究成果を取りまとめることを課題として、これまでの研究機関で行なわれてきた調査結果の取りまと...
❏大都市における社会的ネットワ-クの変容と再生-構造調製下の北九州市の事例研究-(63450074)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1988 - 1989
【研究代表者】山崎 克明 北九州大学, 法学部, 教授 (00047721)
【キーワード】ネットワ-ク / 活性化 / 企業 / まちづくり / 雇用 (他13件)
【概要】北九州市のネットワ-クの形成について特筆すべきは伝統の根強い残存である。このことは、ネットワ-クの主体、対象、そのあり方等において極めて特徴的である。近年、新たな試みがなされてはいるが、伝統型の残存から、「ネジレ」を生じていることも指摘しうる。具体的に述べれば(1)「企業間ネットワ-ク」については、中小企業における組織技術の鉄依存とタテのネットワ-クの残存(2)「まちづくりネットワ-ク」については...
【複合領域】社会・安全システム科学:フレキシビリティネットワークを含む研究件
❏グローバル生産物流システムの設計と運用に関する研究(09680432)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】片山 博 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60091849)
【キーワード】Global Operation / Logistics / Manufacturing / Industrial Structure / Car Industry (他17件)
【概要】本研究では、近年の生産現場の国際化及び需要の多様化、短納期化等、生産を取り巻く環境条件の再編成に鑑み、交付申請書に記載の目的、実施計画に従って、製造、物流企業におけるグローバル生産物流システムのあり方について、以下の2点に焦点を当てて理論的検討を加え、一定の実用的知見を得ている。 1)複数需要地、複数生産拠点を前提とするグローバル生産物流ネットワークシステムの設計法 2)上記システムの効果的運用法...
❏日本企業の国際生産ネットワーク展開と次世代生産システムに関する研究(06630034)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】坂本 清 大阪市立大学, 商学部, 教授 (70089184)
【キーワード】生産システム / ネットワーク / 労働 / フレキシビリティ / 鉄鋼業 (他12件)
【概要】この二年間に、ほぼ月1回の定例研究会、2回の集中合宿研究会、自動車産業、鉄鋼産業、半導体産業、電機産業、繊維産業、機械部品産業の工場調査を行った。メンバーは著書、論文、ワーキングペ-パ-、学会・研究会発表によってその成果を公表した。 1980年代以降の日本企業の生産システムと特徴づけるME技術の発達、行き過ぎた製品の多品種・小ロット化とその修正に伴う経営困難、熟練・技能の衰退傾向と継承の必要性との...
【複合領域】社会・安全システム科学:情報伝播ネットワークを含む研究件
❏ユーザーイノベーションにおける情報伝播の分析とその企業戦略への活用研究(25282095)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】高橋 真吾 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20216724)
【キーワード】ユーザーイノベーション / 情報伝播 / 社会シミュレーション / エージェントベースシミュレーション / エージェント (他16件)
【概要】本研究ではUI活用戦略の有効性はコミュニティの特性の違いに影響を受けないことを確かめた.また,より大きなコミュニティではUI生成が減少し,ニーズは製品購買と他者からのUI紹介により解決される傾向があることが明らかになった.これは,ニーズの伝播経路の違いがもたらすニーズの性質の違いに起因し,より大きなコミュニティほど他者からニーズが伝播する割合が増加し,同質なニーズが増加するためである. またフィー...
❏ソーシャルメディアによる情報伝播過程と社会的影響:大規模データに基づく実証的研究(25285181)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】三浦 麻子 関西学院大学, 文学部, 教授 (30273569)
【キーワード】ソーシャルメディア / ビッグデータ / 情報伝播 / ネットワーク / 社会的影響
【概要】本研究では,東日本大震災時にソーシャルメディア上で伝播した情報を,心理学と情報学の観点から,ネットワーク構造(どのようなしくみに支えられて伝播が生じるのか)と情報価(どのようなリスク情報が伝播されやすいのか)の2次元に注目して分析し,こうした情報伝播がもつ社会的な影響について考察した.ツイートを対象とした分析の結果,強い不安感情が情報の拡散性を高め,その傾向はパーソナルメディアがもたらす情報におい...
【複合領域】社会・安全システム科学:組織能力ネットワークを含む研究件
❏産業クラスタ-のネットワーク論的研究(25380542)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】藤田 誠 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (00199340)
【キーワード】産業クラスター / ネットワーク / 農商工連携 / ネットワークの密度 / ネットワークの中心化 (他9件)
【概要】本研究では、産業クラスターの発展要因を、ネットワーク論の視点から概念的にモデル化することで、理論的・政策的に貢献することを目的としていた。愛知県東部地域における調査等から、「同業者組合へ加入しているといった親近性は、経済主体間の緊密度(ネットワークの密度)を増す」、「ネットワークの構造特性がイノベーションに影響を与えるという2点」を確認した。前者は、地域におけるつきあいが、経済主体間の関係を緊密に...
❏産業クラスターと企業の組織能力に関する研究(22530434)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】藤田 誠 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (00199340)
【キーワード】経営戦略 / 産業クラスター / 組織能力 / バイオ・インダストリー / ネットワーク (他9件)
【概要】本研究は、産業クラスター発展に寄与する要因を理論的・実証的に解明することを目的とし、東海バイオものづくりクラスターに属する豊橋市において複数回の聞き取り調査を実施した。その結果、従来の研究が提示するクラスターの発展要因を部分的に確認するとともに、クラスターの発展にはクリーク(緊密なつながりを持つ集団)形成が有効であるとの結論を得た。 ...
【複合領域】社会・安全システム科学:企業戦略ネットワークを含む研究件
❏越境企業間ネットワークの分析による企業のグローバル戦略の時間発展の研究(17K17663)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】久野 遼平 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 講師 (60725018)
【キーワード】ネットワーク学習 / グローバルサプライチェーン / ノレッジグラフ / ネットワーク / 潜在構造モデル (他15件)
【概要】本研究の目的はグローバルな企業関係のデータ、主に海外の通関データや大企業の多層的グローバルネットワークのデータなどを統計的関係学習の応用や新規手法の開発などを通じて分析し、国際企業関係における企業のグローバル戦略の時間発展の実態に迫っていくことである。データの制約などを通じて後者の実態に迫る部分について画期的なものを生み出せたわけではないが、統計的関係学習の新規手法開発については大いに進展した。今...
❏ユーザーイノベーションにおける情報伝播の分析とその企業戦略への活用研究(25282095)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】高橋 真吾 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20216724)
【キーワード】ユーザーイノベーション / 情報伝播 / 社会シミュレーション / エージェントベースシミュレーション / エージェント (他16件)
【概要】本研究ではUI活用戦略の有効性はコミュニティの特性の違いに影響を受けないことを確かめた.また,より大きなコミュニティではUI生成が減少し,ニーズは製品購買と他者からのUI紹介により解決される傾向があることが明らかになった.これは,ニーズの伝播経路の違いがもたらすニーズの性質の違いに起因し,より大きなコミュニティほど他者からニーズが伝播する割合が増加し,同質なニーズが増加するためである. またフィー...
【複合領域】社会・安全システム科学:雇用ネットワークを含む研究件
❏海外生産が労働市場に与える影響および地域別影響と労働者の地域偏向についての分析(25380377)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】風神 佐知子 中京大学, 経済学部, 准教授 (00510851)
【キーワード】海外生産 / 地域経済 / 集積経済 / 外部効果 / 地域雇用政策 (他23件)
【概要】日本企業の海外生産について、製造業の低学歴・短時間労働者の雇用を減らし、サービス業の高学歴労働者の雇用を増やしていることを明らかにした。但し、前者の負の効果は集積経済が深化している地域で軽減していた。これらの活動は、地域のサービス産業の雇用を増やし、生産性を上昇させていた。しかしこの波及効果は近年低下傾向にある。また、雇用機会の低い地域への施策は他の地域の雇用機会を奪うことなく正の効果が見られた。...
❏大都市における社会的ネットワ-クの変容と再生-構造調製下の北九州市の事例研究-(63450074)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1988 - 1989
【研究代表者】山崎 克明 北九州大学, 法学部, 教授 (00047721)
【キーワード】ネットワ-ク / 活性化 / 企業 / まちづくり / 雇用 (他13件)
【概要】北九州市のネットワ-クの形成について特筆すべきは伝統の根強い残存である。このことは、ネットワ-クの主体、対象、そのあり方等において極めて特徴的である。近年、新たな試みがなされてはいるが、伝統型の残存から、「ネジレ」を生じていることも指摘しうる。具体的に述べれば(1)「企業間ネットワ-ク」については、中小企業における組織技術の鉄依存とタテのネットワ-クの残存(2)「まちづくりネットワ-ク」については...
【複合領域】社会・安全システム科学:社会運動ネットワークを含む研究件
❏近現代社会運動の国境を越えた相互作用に関する思想史的研究(16H03363)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 ひかる 明治大学, 法学部, 専任教授 (00272774)
【キーワード】社会運動 / 近現代史 / 国境を越える / 相互作用 / 思想 (他15件)
【概要】第1の研究成果は、社会運動が国境を越えて相互作用を起こし、これが世界各地で思想や運動の新たな展開を生み出す、という現象を、19世紀から現在に至る世界各地での社会運動について、個別的かつ具体的な事例に基づき、明らかにしたという点にあり、田中ひかる編『社会運動のグローバル・ヒストリー』(ミネルヴァ書房、2018年)がその集大成である。第2の研究成果は、第1の研究成果に依拠して、より広範な対象を分析する...
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
❏近現代アメリカ社会運動史の再検討-大西洋世界と太平洋世界をつなぐ視点から-(24320148)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】田中 ひかる 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (00272774)
【キーワード】アメリカ / 社会運動史 / 近現代 / 移民 / 太平洋世界 (他13件)
【概要】第1に、アメリカ合衆国で様々な社会運動に加わったヨーロッパとアジアからの移民が、彼らの送出国での社会運動と結びつき、そこから影響を受けながら発展したことを明らかにした。第2に、大西洋世界と太平洋世界の移民が、アメリカ国内で一つの運動を形成したこと、それらの運動が、移民の送り出し地域に対して影響を及ぼしたことを、とくに日本と中国について明らかにした。第3に日本に滞在して日本における運動に接点を持った...
【複合領域】社会・安全システム科学:サプライチェーンネットワークを含む研究件
❏国際貿易と企業間取引ネットワーク(17K13744)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】藤井 大輔 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 特任講師 (00791253)
【キーワード】国際貿易 / 企業間ネットワーク / サプライチェーン / 間接輸出 / 新型コロナウイルス (他15件)
【概要】本研究では大規模な日本の企業間ネットワークと企業レベルの貿易データを使い、国際貿易と国内ネットワーク、及びサプライチェーンの関係性を明らかにした。直接貿易をしている企業は少ないが、半分以上の企業が二次までの取引にて直接輸出企業と取引関係があることがわかった。為替などの海外リスクの国内業者に対する正で有意な波及効果も確認された。2020年からは新型コロナウイルスと経済というテーマでシミュレーション分...
❏グローバル生産ネットワークと産業集積(17H00986)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】古澤 泰治 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (80272095)
【キーワード】グローバル・バリュー・チェーン / ネットワーク / 産業集積 / 国際貿易 / 貿易政策 (他13件)
【概要】地政学的緊張が高まる今日、グローバル生産ネットワークの再構築と重要産業の地域的集積は非常に重要な問題である。本研究では、いくつかの関連テーマについて重要な研究成果を上げてきた。 まずは、グローバル・バリュー・チェーン(GVC)の諸問題を研究する定量分析ツールを確立したことである。その分析ツールは既存の定量分析を応用したものではあるが、中間財貿易と最終財貿易とで貿易コストが異なることを許したり、財...
❏企業ネットワーク全体の構造に基づいた災害・政策のリスク評価(15K01217)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, シミュレーション学研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】企業 / ネットワーク / 災害 / 政策 / リスク (他15件)
【概要】本研究はサプライチェーンデータを用いて,個々の経済主体へのショックが全体にどう波及すうるか,コントローラビリティ論を用いたリスクの分析,の2つを主に行った.個々の経済主体へのショックについて重要な発見は,個別企業のショックでありながら,その波及の規模はべき分布になるということであった.コントローラビリティ論についての重要な発見は,産業ごとに他の産業を介して影響を及ぼすことができるかどうかの企業の割...
【複合領域】多様性生物学、人類学:ミャンマーネットワークを含む研究件
❏ポスト軍政期ミャンマーにおける宗教NGOの人類学的研究(17H04537)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】土佐 桂子 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (90283853)
【キーワード】上座部仏教 / NGO / 宗教 / ネットワーク / 福祉 (他8件)
【概要】本研究は以下の三つを実施することを目的としてきた。(1)ミャンマーにおける宗教NGOに関するこれまでの調査研究を総合し、ヤンゴン管区を中心とするデータベースを構築すること。(2)宗教NGOに関わる考察を深め宗教と社会をつなぐ形での議論を深化させること。(3)宗教NGO研究に関わる国際的な研究ネットワークを構築し、成果を報告、共有することである。 2019年度は(1)(2)を順調に進めている。また(...
❏東アジアにおける正義へのアクセスのためのネットワークガバナンスの検証(16H02003)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】佐藤 安信 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90313981)
【キーワード】ネットワークガバナンス / 正義へのアクセス / 東アジア / 人間の安全保障 / ビジネスと人権 (他15件)
【概要】研究組織の研究会を公開、非公開で行い、難民保護の課題、CSRの日本でのビジネス界での現状、国連SDGsを巡るビジネス界での今後の展望などの報告と議論をした。公開のシンポジウム、セミナーなどを数回開催した。ネットワークガバナンスを可能とするブロックチェーン技術の可能性についての公開セミナーとシンポジウムを開催した。香港での民主化運動にかかる緊急セミナーを開催した。SDG16+研究会を立ち上げ、ビジネ...
【複合領域】科学教育・教育工学:企業ネットワークを含む研究件
❏企業ネットワーク全体の構造に基づいた災害・政策のリスク評価(15K01217)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, シミュレーション学研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】企業 / ネットワーク / 災害 / 政策 / リスク (他15件)
【概要】本研究はサプライチェーンデータを用いて,個々の経済主体へのショックが全体にどう波及すうるか,コントローラビリティ論を用いたリスクの分析,の2つを主に行った.個々の経済主体へのショックについて重要な発見は,個別企業のショックでありながら,その波及の規模はべき分布になるということであった.コントローラビリティ論についての重要な発見は,産業ごとに他の産業を介して影響を及ぼすことができるかどうかの企業の割...
❏イノベーションに関わる個人・組織・地域の層的ネットワークの研究(24530506)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, その他の研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】ネットワーク / 企業 / 事業所 / 特許 / 発明者 (他13件)
【概要】日本とアメリカの特許データを用いて共同出願関係を調べた.発明者のチームが個人よりもパフォーマンスが優れている.また発明者のチームにおいては繰り返しによりパフォーマンスが低下する.企業のチームのパフォーマンスは繰り返しによる減衰が著しい.より強いインパクトのある成果をあげたチームは,その後の協力回数が多くなる.繰り返しを経験したチームにいた発明者が,新たなチームに参加した場合,そのままチームに残る発...
❏大都市における社会的ネットワ-クの変容と再生-構造調製下の北九州市の事例研究-(63450074)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1988 - 1989
【研究代表者】山崎 克明 北九州大学, 法学部, 教授 (00047721)
【キーワード】ネットワ-ク / 活性化 / 企業 / まちづくり / 雇用 (他13件)
【概要】北九州市のネットワ-クの形成について特筆すべきは伝統の根強い残存である。このことは、ネットワ-クの主体、対象、そのあり方等において極めて特徴的である。近年、新たな試みがなされてはいるが、伝統型の残存から、「ネジレ」を生じていることも指摘しうる。具体的に述べれば(1)「企業間ネットワ-ク」については、中小企業における組織技術の鉄依存とタテのネットワ-クの残存(2)「まちづくりネットワ-ク」については...
【複合領域】科学教育・教育工学:ピア・レビューネットワークを含む研究件
❏国内外の日本語教師の職能開発を支援する電子ティーチング・ポートフォリオの開発(23300296)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】加藤 由香里 東京農工大学, 大学教育センター, 准教授 (90376848)
【キーワード】日本語教育 / 日本語教師養成 / 遠隔教育 / 教員養成 / 教育実践研究 (他19件)
【概要】本研究では,国内外で活動する日本語教師が,ネットワーク上で他の教師との交流を通じて,自らの教師としての成長を考える「教育の学問的研究(SoTL)」を支援した。2012年4月からの6カ月間を分析した結果(1)交流活動が十分でなかった,(2)若手教師からの自発的な意見表明が難しい(3)参加者同士の意見交換を活性化するためのルール作りが必要である(4)ティーチング・ポートフォリオ作成が有意義であったの4...
❏先進国の経済学・社会科学および教材メディアの比較研究(12630016)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】池尾 愛子 早稲田大学, 商学部, 教授 (70176080)
【キーワード】社会科学 / 経済学 / 先進国 / 国際比較 / 政治経済学 (他17件)
【概要】先進国の社会科学とメディア 3年の間に、社会科学の研究と教育の両方にわたって、コンピュータやネットワークの利用可能性が急激に拡がった。研究・教育の両面に関係するが、国内外の公的機関(国際経済学協会を含む)が最新情報をウェブに公表するようになり、オンライン・データの蓄積がすすんだ。経済学史研究についても、文献・資料のオンライン化が進んで研究スタイルを変えている。授業において、マルチメディア教育実験室...
【複合領域】科学教育・教育工学:リフレクションネットワークを含む研究件
❏子どもの育ちと学びの記録による保育評価とその国際的ネットワークの展開(18KK0059)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】浅井 幸子 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (30361596)
【キーワード】ドキュメンテーション / 教育ドキュメンテーション / レッジョ・エミリア / 保育評価 / 幼児教育 (他15件)
【概要】総括グループは、ドキュメンテーションの理論的実践的なアイデアの探究を深めた。(1)レッジョ・エミリア市のドキュメンテーションの歴史的な展開をたどり、それが街における幼児教育の公開性を出発点として、子どもの個とグループの学びの可視化のツールとして、子ども、親、教師が探求のプロセスを共有するツールとして、子どもの声を聴き世界の声を聴くツールとして発展してきたことを示した。(2)レッジョ・エミリアの幼児...
❏新しいネットワーク型幼稚園研修システム開発の基礎研究(23650551)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】浅田 匡 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00184143)
【キーワード】幼稚園研修 / 教師の職能発達 / ネットワーク / 指導案 / 保育ビデオの活用 (他14件)
【概要】ネットワーク型の幼稚園研修システムの開発をめざして,複数幼稚園の教師からなる研究会を組織し,ネットワーク上のリソースとして指導案及びビデオクリップの有用性を探った. その結果,いずれも教師の保育実践に関する知識や信念,あるいは保育観の問い直しに有用であることが示唆された.しかしながら,その教師間の相互作用には批判的な問いかけが必要であり,本研究では大学教員がその役割を果たした.ネットワーク型研修シ...
【複合領域】科学教育・教育工学:難民ネットワークを含む研究件
❏東アジアにおける正義へのアクセスのためのネットワークガバナンスの検証(16H02003)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】佐藤 安信 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90313981)
【キーワード】ネットワークガバナンス / 正義へのアクセス / 東アジア / 人間の安全保障 / ビジネスと人権 (他15件)
【概要】研究組織の研究会を公開、非公開で行い、難民保護の課題、CSRの日本でのビジネス界での現状、国連SDGsを巡るビジネス界での今後の展望などの報告と議論をした。公開のシンポジウム、セミナーなどを数回開催した。ネットワークガバナンスを可能とするブロックチェーン技術の可能性についての公開セミナーとシンポジウムを開催した。香港での民主化運動にかかる緊急セミナーを開催した。SDG16+研究会を立ち上げ、ビジネ...
❏在日ベトナム人の家族とその多国間ネットワークに関する文化人類学的研究(10610297)
【研究テーマ】文化人類学(含民族学・民俗学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】川上 郁雄 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30250864)
【キーワード】在日ベトナム系住民 / 難民 / ネットワーク / 越境 / 在日外国人 (他13件)
【概要】本研究は、1970年代後半より定住したきた在日ベトナム系住民の家族に関する文化人類学的調査を通じて、祖国ベトナムを含む海外に居住する分散家族とのトランスナショナルなネットワークの実態を把握することをねらいとした。調査は関東、関西地区に居住する在日ベトナム系住民への直接のインタビュー調査と彼らのコミュニティ活動への参与観察によって行った。 平成10年度は彼らのコミュニティ活動のうち宗教的ネットワーク...
【複合領域】科学教育・教育工学:分散協調ネットワークを含む研究件
❏トップダウン制御可能なマルチエージェント協調・競合アルゴリズムの提案(20500133)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】栗原 聡 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (30397658)
【キーワード】知的エージェント / マルチエージェント / ネットワーク / フェロモンコミュニケーションモデル / 次世代高度交通制御システム(ITS) (他14件)
【概要】局所的な情報に基づいて自律的に動作する多数のエージェントにて構成されるマルチエージェントシステムを構築する際に,システムをボトムアップに構成する手法と,トップダウンに構築する手法とを融合させる方法の創出を目的とし,両者を競合させて動的平衡状態とする方法を提案した.そして,次世代知的交通制御システムを題材として,渋滞状況予測手法と信号機制御手法を提案し,両手法を効果的な融合を実現させることに成功した...
❏問題解決支援を目的とした数学学習環境に関する研究(06680204)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】中村 直人 東京学芸大学, 教育学部, 講師 (20201676)
【キーワード】数学学習環境 / マルチメディア / ネットワーク / 認知分析 / 問題解決 (他11件)
【概要】本研究は数学教育と教育工学の課題を背景に,個々の学習者が各自のコンピュータからネットワークを介して様々な教材資源や数学実験ソフトウェアを活用し,主体的にかつ他の学習者と協調的に問題解決にあたることが可能な学習環境の構築を課題として取り組んだ.具体的には,以下の成果が得られた. 1.数学学習のための電子ノートと電子教科書の開発 数学学習におけるノートの役割を明確にし,コンピュータを用いた学習環境での...
【複合領域】科学教育・教育工学:在日外国人ネットワークを含む研究件
❏在日ムスリムの社会経済的活動と宗教的ネットワークに関する調査研究(19530476)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】店田 廣文 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20197502)
【キーワード】国際社会・エスニシティ / 在日外国人 / イスラーム / ムスリム / 移民 (他6件)
【概要】本研究では、従来のわれわれの調査成果をさらに補強する研究成果が得られ、滞日ムスリムは日本社会に適応し、生活満足度が比較的高く生活基盤も安定してきたこと、滞日ムスリム・コミュニティが成熟期に入りつつあると言うことが、改めて本研究によって明らかとなった。ムスリムの子ども教育調査や滞日経験を有するムスリム調査、モスク調査報告も貴重な成果であるが、日本初のモスク代表者会議を開催し、将来の滞日ムスリム・コミ...
❏在日ベトナム人の家族とその多国間ネットワークに関する文化人類学的研究(10610297)
【研究テーマ】文化人類学(含民族学・民俗学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】川上 郁雄 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30250864)
【キーワード】在日ベトナム系住民 / 難民 / ネットワーク / 越境 / 在日外国人 (他13件)
【概要】本研究は、1970年代後半より定住したきた在日ベトナム系住民の家族に関する文化人類学的調査を通じて、祖国ベトナムを含む海外に居住する分散家族とのトランスナショナルなネットワークの実態を把握することをねらいとした。調査は関東、関西地区に居住する在日ベトナム系住民への直接のインタビュー調査と彼らのコミュニティ活動への参与観察によって行った。 平成10年度は彼らのコミュニティ活動のうち宗教的ネットワーク...
【複合領域】科学教育・教育工学:問題解決ネットワークを含む研究件
❏デジタル社会における新しい組織化形態の探求(19K23235)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-08-30 - 2022-03-31
【研究代表者】清水 たくみ 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 准教授 (30843982)
【キーワード】オンライン・コミュニティ / 新しい組織化 / デジタル技術 / プラットフォーム / 知識共有 (他17件)
【概要】デジタル技術の進展により、時間・地理・組織的制約を乗り越えた新しい協働や組織化の形態が台頭している。本研究はその一形態であるオンライン・コミュニティに着目し、メンバーのオンライン上の協働がいかに組織化され、各メンバーの実務にどのように活用されているかを探求した。カナダ医療協会のコミュニティを対象とした本研究では、メンバー間インタラクションを促進する要因として直接互酬性・一般互酬性が主な役割を担うこ...
❏環境ソフト資産としてのメルチメディア情報ネットワーク(14580459)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】土方 正夫 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (60156594)
【キーワード】環境情報 / 地域計画 / 地域情報システム / プロジェクトオリエンティッド / ウェブ (他20件)
【概要】環境の変化は人間の環境認識と意思決定によって引き起こされる。環境認識は千差万別であり、それは人が部分情報しか持ち得ないだけではなく、環境に対する認識の違いによる。更に情報化社会に移行し人々の環境に対する認識内容は一層多様になってきている。 本研究の対象問題は地域計画であるが、情報化社会移行後、計画システム自体の再構成が重要な課題となっている。従来の地域計画では専門家が地域の在り方を定め、その具体化...
❏問題解決支援を目的とした数学学習環境に関する研究(06680204)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】中村 直人 東京学芸大学, 教育学部, 講師 (20201676)
【キーワード】数学学習環境 / マルチメディア / ネットワーク / 認知分析 / 問題解決 (他11件)
【概要】本研究は数学教育と教育工学の課題を背景に,個々の学習者が各自のコンピュータからネットワークを介して様々な教材資源や数学実験ソフトウェアを活用し,主体的にかつ他の学習者と協調的に問題解決にあたることが可能な学習環境の構築を課題として取り組んだ.具体的には,以下の成果が得られた. 1.数学学習のための電子ノートと電子教科書の開発 数学学習におけるノートの役割を明確にし,コンピュータを用いた学習環境での...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:歴史学ネットワークを含む研究件
❏中世都市鎌倉を中心とする宗教的ネットワークの研究(24320136)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】西岡 芳文 神奈川県立金沢文庫, その他部局等, その他 (90443407)
【キーワード】歴史学 / ネットワーク / 仏教史 / 日本史 / 仏教学 (他9件)
【概要】本研究は、中世都市である鎌倉を中心にして形成された宗教的ネットワークの様相を解明しようとする試みである。武家の首府として成長した鎌倉には、さまざまな仏教の流派が流入した。鎌倉においては、独自の宗教や学問が形成され、畿内の大寺院に対抗するだけの力を蓄えるようになった。その一端は、鎌倉周辺で独自に創り出された説草や、華厳学の新たな流れからうかがうことができる。また辺境地域に展開した律宗の流れや、伊豆・...
❏シーア派ネットワークの展開と近世アジア世界の再検討(24320137)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】守川 知子 北海道大学, 文学研究科, 准教授 (00431297)
【キーワード】アジア史 / 近世 / ネットワーク / 交流 / 史料 (他13件)
【概要】共同研究のメンバーが中心となって行った国際学会でのパネル・セッションやワークショップ、国内研究会での議論を通じて、近世期のアジア(西・中央・南・東南アジア)においては、シーア派ムスリムのみならず、ペルシア系、テュルク系、アルメニア教徒や「モール人」といった多様な人々が、宗派や民族、「国家」の枠組みを超えて広範囲に各地を移動・旅し、ネットワークを構築しながら交流していたことを、様々な言語による一次史...
❏「共同体」概念に依拠しない秩序形成の理論歴史学~魂の脱植民地化の新しい展開~(21242015)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】安冨 歩 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (20239768)
【キーワード】価値 / 創発 / 呪縛 / 暗黙知 / 調和 (他21件)
【概要】人間を含む生命の生きる力を「神秘」として捉え、その発揮を阻害する要因たる「暴力」を合理的に解明する研究戦略を「合理的な神秘主義」として見出した。こうして発揮される神秘的な力こそが秩序形成の原動力であり、それは個々人の魂の脱植民地化を通じて実現される。この側面を無視した秩序論は必然的に暴力を正当化することになる。 ...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:思想史ネットワークを含む研究件
❏狩野亨吉文書の調査を中心とした近代日本の知的ネットワークに関する基礎研究(17K02408)
【研究テーマ】日本文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田村 隆 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (70432896)
【キーワード】狩野亨吉 / 第一高等学校 / 東京大学 / 駒場図書館 / 駒場博物館 (他20件)
【概要】東京大学駒場図書館所蔵の狩野亨吉文書を用いた研究を展開した。調査は校務文書と書簡を主な対象とし、それぞれの内容を把握しつつ封入と目録化を進めた。調査を通じて、狩野亨吉の特に旧制第一高等学校(一高)校長時代における事績や交友関係、および一高の初期の国際交流のありようが新たに明らかになった。その成果は個々の論文のほか、二度の企画展示において公表した(二度目は東京大学東アジア藝文書院(EAA)との共催)...
❏近現代社会運動の国境を越えた相互作用に関する思想史的研究(16H03363)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 ひかる 明治大学, 法学部, 専任教授 (00272774)
【キーワード】社会運動 / 近現代史 / 国境を越える / 相互作用 / 思想 (他15件)
【概要】第1の研究成果は、社会運動が国境を越えて相互作用を起こし、これが世界各地で思想や運動の新たな展開を生み出す、という現象を、19世紀から現在に至る世界各地での社会運動について、個別的かつ具体的な事例に基づき、明らかにしたという点にあり、田中ひかる編『社会運動のグローバル・ヒストリー』(ミネルヴァ書房、2018年)がその集大成である。第2の研究成果は、第1の研究成果に依拠して、より広範な対象を分析する...
❏中国道教の地理的イメージと宗教的ネットワークに関する総合的調査と研究(24320009)
【研究テーマ】中国哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土屋 昌明 専修大学, 経済学部, 教授 (80249268)
【キーワード】道教 / 宗教思想 / 山岳信仰 / 洞天 / 神仙思想 (他22件)
【概要】本研究は、道教で洞天福地とされる山岳に対する信仰および、そこにある道観との関係を考察し、山岳でおこなわれた道教相互のネットワークおよびその歴史的展開を研究した。期間中に十大洞天ほかに対する基礎的な現地調査をすませ、その調査の整理と文献研究との対照をおこなった。その成果として、『洞天福地研究』第4・5・6号(計3冊、312頁)を発行した。第4号では5本の論文と2本の翻訳、第5号でも5本の論文と2本の...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:協働ネットワークを含む研究件
❏デジタル社会における新しい組織化形態の探求(19K23235)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-08-30 - 2022-03-31
【研究代表者】清水 たくみ 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 准教授 (30843982)
【キーワード】オンライン・コミュニティ / 新しい組織化 / デジタル技術 / プラットフォーム / 知識共有 (他17件)
【概要】デジタル技術の進展により、時間・地理・組織的制約を乗り越えた新しい協働や組織化の形態が台頭している。本研究はその一形態であるオンライン・コミュニティに着目し、メンバーのオンライン上の協働がいかに組織化され、各メンバーの実務にどのように活用されているかを探求した。カナダ医療協会のコミュニティを対象とした本研究では、メンバー間インタラクションを促進する要因として直接互酬性・一般互酬性が主な役割を担うこ...
❏行政改革の理論と実施に関する国際比較研究(12303002)
【研究テーマ】財政学・金融論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】宮川 公男 麗澤大学, 国際経済学部, 教授 (60017473)
【キーワード】行政改革 / ガバナンス / 民営化 / 市場化 / ネットワーク (他23件)
【概要】米国、英国、ニュージーランド、オーストラリア及び我が国の行政改革をガバナンスと経営に焦点をあて理論的・実証的研究を行った。その結果、得られた事項は以下のとおりである。 1.各国の行政改革は、小さな政府像に基く市場モデルから、企業経営的モデルの適用、そしてガバナンスやネットワークも配慮した混合型モデルに発展してきている。 2.具体的には(1)民営化、民間委託や内部市場による政府経営が導入され、次に(...
【複合領域】地理学:空間解析ネットワークを含む研究件
❏オブジェクト指向空間解析:オブジェクト分布間の相互関係の分析(24310108)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】貞広 幸雄 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (10240722)
【キーワード】空間解析 / GIS / 汎用理論 / オブジェクト指向 / ネットワーク
【概要】本研究では,様々な空間オブジェクト分布の相互関係を統一的に解析するために,オブジェクト指向空間解析の理論構築を行った.空間データ取得技術の発展に伴い,現実世界の多様な空間オブジェクトの状態を表現する,大量の時空間データが取得されるようになりつつある.空間オブジェクトは,互いに影響を与えながら分布,移動しており,分析ではオブジェクト分布間の相互関係を明示的に考慮する必要がある.そこで本研究では,オブ...
❏道路ネットワークデータを活用した都市・地域解析手法の実用に関する研究(20500893)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】奥貫 圭一 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (90272369)
【キーワード】地理情報システム / GIS / 都市・地域解析 / ネットワーク / 空間統計 (他8件)
【概要】本研究では,一般の研究者が利用できる都市・地域解析手法を議論し,それを実践するソフトウェアを開発した。とくに道路ネットワークデータを活用することに焦点をあててソフトウェアを開発し,これを世界中の研究者たちに提供した。このソフトウェアを SANET と呼んでおり,具体的な解析手法としては最近隣距離法や K 関数法などといった点分布のパターンを読み解く分析方法,あるいはボロノイ分割法などの圏域分析法な...
【複合領域】地理学:グローバルネットワークを含む研究件
❏近現代社会運動の国境を越えた相互作用に関する思想史的研究(16H03363)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 ひかる 明治大学, 法学部, 専任教授 (00272774)
【キーワード】社会運動 / 近現代史 / 国境を越える / 相互作用 / 思想 (他15件)
【概要】第1の研究成果は、社会運動が国境を越えて相互作用を起こし、これが世界各地で思想や運動の新たな展開を生み出す、という現象を、19世紀から現在に至る世界各地での社会運動について、個別的かつ具体的な事例に基づき、明らかにしたという点にあり、田中ひかる編『社会運動のグローバル・ヒストリー』(ミネルヴァ書房、2018年)がその集大成である。第2の研究成果は、第1の研究成果に依拠して、より広範な対象を分析する...
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
❏市場・社会と国家の間-福清幇ネットワークの形成と日本社会経済の変遷(14530101)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】廖 赤陽 武蔵野美術大学, 造形学部, 教授 (50308045)
【キーワード】福清ネットワーク / 華僑・華人 / 移民 / 僑郷 / ニューエスニシティ (他13件)
【概要】20世紀後半における地球化の流れを背景に、同郷・血縁関係などに基づく華僑・華人ネットワークにおける新たな動きが注目されている。 なぜ、老華僑は文化・言語などの側面ではすでに完全に日本化されているにもかかわらず、依然として中国人社会を維持しているのか。なぜ、その中でも福清幇の結束力はとりわけ強いのか。なぜ、1980年代以降、世界規模の福清ネットワークは急速に形成され活発に動いているのか。 以上の三つ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:イメージネットワークを含む研究件
❏東欧文学の多言語的トポスをめぐる研究(15H03193)
【研究テーマ】ヨーロッパ文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 暁子 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 准教授 (20599469)
【キーワード】東欧 / 多言語性 / ネットワーク / 流通 / 地域 (他23件)
【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号(2019)に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』(水声社)を...
❏中国道教の地理的イメージと宗教的ネットワークに関する総合的調査と研究(24320009)
【研究テーマ】中国哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土屋 昌明 専修大学, 経済学部, 教授 (80249268)
【キーワード】道教 / 宗教思想 / 山岳信仰 / 洞天 / 神仙思想 (他22件)
【概要】本研究は、道教で洞天福地とされる山岳に対する信仰および、そこにある道観との関係を考察し、山岳でおこなわれた道教相互のネットワークおよびその歴史的展開を研究した。期間中に十大洞天ほかに対する基礎的な現地調査をすませ、その調査の整理と文献研究との対照をおこなった。その成果として、『洞天福地研究』第4・5・6号(計3冊、312頁)を発行した。第4号では5本の論文と2本の翻訳、第5号でも5本の論文と2本の...
【複合領域】健康・スポーツ科学:ボランティアネットワークを含む研究件
❏市民活動の活性化支援の調査研究:秩序問題的アプローチ(17330122)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】籠谷 和弘 関東学院大学, 法学部, 准教授 (70313351)
【キーワード】社会学 / 社会関係資本 / ネットワーク / 域活性化 / まちづくり (他11件)
【概要】本研究課題は,地域社会の活性化・住民の生活充実における社会関係資本の影響についての,サーベイ調査による実証を目的としている。一般的な地域社会での「活性化」「住民の生活充実」の計測が難しいため,温泉観光地をフィールドとし,旅館経営者たちの社会関係資本と各宿泊施設の経営,あるいは温泉地の盛り上がりとの関係を,サーベイ調査データを用いて分析した。また「都市度」と「流動性」に着目して,地域社会住民の社会関...
❏新しいコミュニティの構想-東部被災地をフィールドとして(16330112)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】鵜飼 孝造 同志社大学, 社会学部, 教授 (00203498)
【キーワード】阪神淡路大震災 / コミュニティ / ボランティア / NPO / 地域団体 (他8件)
【概要】本研究の目的は、阪神淡路大震災から10年後の被災地の現状を調査し、現代都市におけるコミュニティ、新たな可能性を問うことにあった。特にボランティアやNPOなど地域をこえた共助の連帯、あるいは日常のコミュニケーションや支援ネットワークに注目した。具体的に計画し実施した調査研究は次の3つである。 (1)ネットワーク分析を軸として、2006年に兵庫県民を対象とする大規模調査を実施した。その結果、地域の様々...
【複合領域】デザイン学:システムデザインネットワークを含む研究件
❏領域型ミュージアムにおける人間・空間・資源の総合システムデザイン(23360264)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】松本 文夫 東京大学, 総合研究博物館, 特任准教授 (20447353)
【キーワード】ミュージアム / 都市空間 / ネットワーク / システムデザイン / 人間連携 (他8件)
【概要】都市領域をネットワーク型のミュージアムとして活用するためのシステムとアプリケーションのデザイン研究を行った。ミュージアムのユーザ、場所、コンテンツの相互関係をシステム基盤の上に構築し、次に、ユーザが選定した好みの場所の集合をSPACEとしてシステムに登録する携帯用のナビゲーション・アプリを開発した。これによって、都市領域に分散する場所とコンテンツをユーザが共有し、一つの統合されたミュージアムとして...
❏細胞システムデザインによる3次元複合肝臓組織再生(19650119)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】谷下 一夫 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10101776)
【キーワード】バイオ人工肝臓 / システムデザイン / 3次元積層化 / バイオメカニクス / 毛細血管 (他16件)
【概要】本研究では、肝臓組織の再構築を目的にして、肝細胞などの細胞を積層化させて3次元組織を再構築する事を実現させた。ここで、我々は細胞のミクロ環境を整えて組織形成を促進させることを細胞システムデザインと呼び、組織形成を生み出す細胞本来の機能を誘発させる最適な環境を見出すことが極めて重要であると考えている。即ち、細胞のシステムデザインとは、バイオメカニクスと発生生物学の融合で、物理的(力学的)な刺激を負荷...
【複合領域】デザイン学:ワークショップネットワークを含む研究件
❏里山における自然資本の意識化とネットワークのための地域参加型研究(18H02227)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】深町 加津枝 京都大学, 地球環境学堂, 准教授 (20353831)
【キーワード】里山 / 自然資本 / 意識化 / ネットワーク / 地域デザイン (他18件)
【概要】滋賀県大津市比良山麓の里山の自然資本の意識化とネットワークの創出のため地域参加型研究をふまえ、自然資本を自立的に再生、活用する空間計画と地域デザインを行った。意識化においては、参加型研究の拠点となる古民家を活用した調査やワークショップを積み重ね、意識化やネットワーク化に重要な要因、プロセスを明らかにした。また守山石、アブラボン、湖魚料理、近州音頭など地域のシンボルとなる有形・無形の自然資本と地域の...
❏ポテンシャルに対応した多摩川河川敷の目標とする自然の変化と合意形成(17H03960)
【研究テーマ】環境農学(含ランドスケープ科学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】倉本 宣 明治大学, 農学部, 専任教授 (60287886)
【キーワード】河原 / 固有種 / 流域 / 土砂供給 / たまり (他26件)
【概要】多摩川の河川敷の潜在的な環境とその環境のつながりが、多摩川の河川敷の生物に及ぼしている影響を、保全生態学、砂防学、河川工学、陸水学を総合して明らかにした。大規模な出水が発生したので、その動的な側面の一部を解明した。出水によって一時的に礫河原が広がったものの、礫河原固有種は出水で激減したまま回復しなかった。自然科学的な成果に基づいて、パンフレットやワークショップによって社会的な合意を形成する実験を行...
【複合領域】デザイン学:フランスネットワークを含む研究件
❏ワクフ(イスラーム寄進制度)の国際共同比較研究(25284141)
【研究テーマ】アジア史・アフリカ史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】三浦 徹 公益財団法人東洋文庫, 研究部, 研究員 (00199952)
【キーワード】寄進 / ワクフ / 慈善 / 都市 / 比較史 (他11件)
【概要】①フランスCNRSの国際共同研究「イスラーム地域におけるワクフ」と連携し、中東、欧米、日本において、8回の国際研究集会を開催し、研究者間の緊密なネットワークと研究データを共有するためのデータベースを構築した。 ②アラブ、イラン、中央アジア、南アジア、東南アジアなどを対象に、寄進者や利用者や受益者など個々人が、どのような目的で、ワクフ財(寄進財)や宗教施設に係わり、なにを得ていたかの動態を解析した。...
❏中国道教の地理的イメージと宗教的ネットワークに関する総合的調査と研究(24320009)
【研究テーマ】中国哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土屋 昌明 専修大学, 経済学部, 教授 (80249268)
【キーワード】道教 / 宗教思想 / 山岳信仰 / 洞天 / 神仙思想 (他22件)
【概要】本研究は、道教で洞天福地とされる山岳に対する信仰および、そこにある道観との関係を考察し、山岳でおこなわれた道教相互のネットワークおよびその歴史的展開を研究した。期間中に十大洞天ほかに対する基礎的な現地調査をすませ、その調査の整理と文献研究との対照をおこなった。その成果として、『洞天福地研究』第4・5・6号(計3冊、312頁)を発行した。第4号では5本の論文と2本の翻訳、第5号でも5本の論文と2本の...
【複合領域】デザイン学:デザインネットワークを含む研究件
❏現代備後地域経済の形成過程に関する総合的研究:技術蓄積とネットワークの視点から(16K03800)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】張 楓 福山大学, 経済学部, 教授 (30467758)
【キーワード】備後地域 / 機械工業 / 日本鋼管福山製鉄所 / 日東製網 / 駅前商店街 (他23件)
【概要】本研究では、戦後における地方工業地帯・地方都市の歴史的展開について、広島県東部に位置する備後福山地区に着目して多岐にわたる製造業(機械工業、鉄鋼業、製網業、造船業)と商業・サービス業(小売業、観光業、デザイン産業)を事例に、地域と産業・企業との「相互作用関係」を重視する視点から実証的かつ総合的に検討してきた。 ...
❏簡潔な・利用しやすい構造を有する学習ネットワークの構成と応用に関する研究(15K18095)
【研究テーマ】制御・システム工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】Parque Victor 早稲田大学, 理工学術院, 准教授(任期付) (50745221)
【キーワード】learning / networks / graph representation / optimization / network design (他20件)
【概要】本研究では簡潔な構造を持つ学習ネットワークとその応用を行った。 一方では、最先端の効率を達成する有向ネットワーク、無向ネットワーク、モジュラーネットワークおよび可変サイズネットワークの簡潔な構造が可能になった。 そして経路計画とCAD問題における応用は提案したアルゴリズムの優れた性能、効率とスケーラビリティを示すことを明らかにした。 ...
❏ビジネス・エコシステムの動作メカニズムの解明と設計・制御法の開発のための研究(26285079)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】辻本 将晴 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (60376499)
【キーワード】Business Ecosystem / Platform / Design / Social System / エコシステム (他23件)
【概要】本研究の成果は、次の3点である。 第一に、経営戦略論の学術界における新たな潮流の一つであるビジネスエコシステム研究の理論的基盤をなす研究を行ったことである。第二に、その基盤的研究の上に、具体的な対象に関する研究を複数展開したことである。第三に、十分には研究が進んでいない、ビジネスエコシステムの可視化と動態のメカニズムを分析するための方法を開発したことである。この点についてはさらなる研究が必要であり...
【複合領域】デザイン学:コラボレーションネットワークを含む研究件
❏デジタル社会における新しい組織化形態の探求(19K23235)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-08-30 - 2022-03-31
【研究代表者】清水 たくみ 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 准教授 (30843982)
【キーワード】オンライン・コミュニティ / 新しい組織化 / デジタル技術 / プラットフォーム / 知識共有 (他17件)
【概要】デジタル技術の進展により、時間・地理・組織的制約を乗り越えた新しい協働や組織化の形態が台頭している。本研究はその一形態であるオンライン・コミュニティに着目し、メンバーのオンライン上の協働がいかに組織化され、各メンバーの実務にどのように活用されているかを探求した。カナダ医療協会のコミュニティを対象とした本研究では、メンバー間インタラクションを促進する要因として直接互酬性・一般互酬性が主な役割を担うこ...
❏インターネットを通じた創発的な創造活動のモデル化と支援に関する研究(24240014)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】武田 英明 国立情報学研究所, 情報学プリンシプル研究系, 教授 (80252831)
【キーワード】ネットワーク / オンラインコミュニティ / WWW / 人工知能 / ソーシャルメディア (他11件)
【概要】Web上の創作活動は新しい創作スタイル、すなわち大規模かつ物理的接触のないコミュニティにおいてお互いの創作を利用し合うという互恵的関係によって創発的に制作されている。本課題ではこのようなオンラインコミュニティにおける創作活動を分析してモデル化を行い、その支援を行う仕組みについて研究を行った。ニコニコ動画のデータを収集し、そのデータにおける創作の影響関係について、コミュニケーションモデルによって分析...
❏臨床心理学の教育システム改善のための国際協働ネットワークの構築(16203036)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】亀口 憲治 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (10091240)
【キーワード】国際的協働 / 心理教育 / 事例研究法 / 予防的カウンセリング / 学校臨床 (他16件)
【概要】1.目的臨床心理学の教育に関わる重要な課題として、社会のグローバル化に対応する多文化的視点の導入がある。多文化カウンセリングの分野では、アンシス(Ancis, 2004)が白人優位の文化とは異なる文化を背景にもつ人々や、その影響下にあるクライエントのニーズに積極的に応える理論や実践技法の開発を行なっている。欧米と比べて、日本人の場合には、個人よりも関係、とりわけ家族関係が重視される傾向があるが、同...
【複合領域】文化財科学・博物館学:近世ネットワークを含む研究件
❏近世ユーラシアにおける宗教・交易ネットワークとアルメニア人(17H02370)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】守川 知子 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (00431297)
【キーワード】アルメニア人 / ネットワーク / マイノリティ / 商人 / ユーラシア・インド洋 (他9件)
【概要】本研究課題の3年目にあたる2019年度には、研究計画書に記載の検討事項1「16~18世紀のユーラシアでのアルメニア人の活動実態と交易ネットワークの形成・発展過程の解明」、および検討事項2「宗教マイノリティとしてのアルメニア人のコミュニティ形成における政治権力との関係の解明」を重点的に行った。 11月には東京大学で国内研究会を開催し、秋山晋吾氏(一橋大学)と、吉村貴之氏(東京大学)「アブガリアン家の...
❏シーア派ネットワークの展開と近世アジア世界の再検討(24320137)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】守川 知子 北海道大学, 文学研究科, 准教授 (00431297)
【キーワード】アジア史 / 近世 / ネットワーク / 交流 / 史料 (他13件)
【概要】共同研究のメンバーが中心となって行った国際学会でのパネル・セッションやワークショップ、国内研究会での議論を通じて、近世期のアジア(西・中央・南・東南アジア)においては、シーア派ムスリムのみならず、ペルシア系、テュルク系、アルメニア教徒や「モール人」といった多様な人々が、宗派や民族、「国家」の枠組みを超えて広範囲に各地を移動・旅し、ネットワークを構築しながら交流していたことを、様々な言語による一次史...
【複合領域】文化財科学・博物館学:学融合ネットワークを含む研究件
❏多層なネットワークの相互作用とその経済への影響-単一ネットワーク分析を越えて-(18KK0045)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】戸堂 康之 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30336507)
【キーワード】多層ネットワーク / 学融合 / ネットワーク / グローバル化 / 自然災害
【概要】本研究は「災害、グローバル化、政治変動などによる経済ショックによって、企業や個人などの経済主体の多層ネットワークがどのように変化し、その変化が経済主体の意思決定や経済パフォーマンスにどのように影響するか」という問いを様々なシチュエーションで明らかにするものであり、今年度は以下のようなサブ・テーマについて研究を進めた。 ① グローバル化によるショックとグローバルな企業ネットワーク グローバル化に伴う...
❏ネットワークの多様化が経済と心理に及ぼす影響-計量・行動経済学と理系の融合研究-(18H03642)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】戸堂 康之 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30336507)
【キーワード】ネットワーク / 保護主義 / 学融合 / 大規模データ / 社会実験 (他9件)
【概要】1.大規模な企業データによる経済ショックの波及効果の分析 このサブテーマでは、様々な企業レベルデータを利用して、新型コロナウイルスや米中デカップリングに伴う保護主義的政策などの経済ショックが企業に及ぼす影響を、企業のネットワーク構造の違いによる異質性に着目して分析した。その結果、(1)海外の経済ショックが国内経済に及ぼす影響は、海外ショックを直接受ける産業の国内サプライチェーン構造に依存すること、...
【複合領域】文化財科学・博物館学:美術ネットワークを含む研究件
❏東欧文学の多言語的トポスをめぐる研究(15H03193)
【研究テーマ】ヨーロッパ文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 暁子 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 准教授 (20599469)
【キーワード】東欧 / 多言語性 / ネットワーク / 流通 / 地域 (他23件)
【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号(2019)に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』(水声社)を...
❏知識共有のための価値指向型オントロジーの多分野多言語化(20300074)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】徃住 彰文 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (50125332)
【キーワード】知識表現 / オントロジー / テキスト分析 / 人文工学 / 認知科学 (他21件)
【概要】人類が蓄積してきた膨大な知識資源を効果的に利用する方策のひとつとして,人間の知的活動や感性的活動にできるだけ近似した知識表現形を機械可読な形で提供したい.文学,芸術,政治,宗教といった,人間の能力の最高の活動場面で流通している言語テキストを対象としてオントロジーの構築を試み,多分野,多言語における検討をおこなった. ...
【複合領域】文化財科学・博物館学:交易ネットワークを含む研究件
❏近世ユーラシアにおける宗教・交易ネットワークとアルメニア人(17H02370)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】守川 知子 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (00431297)
【キーワード】アルメニア人 / ネットワーク / マイノリティ / 商人 / ユーラシア・インド洋 (他9件)
【概要】本研究課題の3年目にあたる2019年度には、研究計画書に記載の検討事項1「16~18世紀のユーラシアでのアルメニア人の活動実態と交易ネットワークの形成・発展過程の解明」、および検討事項2「宗教マイノリティとしてのアルメニア人のコミュニティ形成における政治権力との関係の解明」を重点的に行った。 11月には東京大学で国内研究会を開催し、秋山晋吾氏(一橋大学)と、吉村貴之氏(東京大学)「アブガリアン家の...
❏近代移行期の港市と内陸後背地の関係に見る自然・世界・社会観の変容(26244035)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】弘末 雅士 立教大学, 文学部, 教授 (40208872)
【キーワード】港市 / 内陸社会 / 近代移行期 / ネットワーク / 世界観 (他18件)
【概要】4年間の研究を通して、港市と内陸社会の関係を多元的に考察でき、国民国家を台頭させる多様なネットワークが検討できた。ともすれば近代以降、交通や通信の発展により、港市と内陸社会の関係は均質なものに変容したと考えられがちであるが、必ずしも一元的な関係に収斂しないことが明らかとなった。また港市は、近代においても外世界と内世界を仲介する重要な役割を担う一方で、国民国家の成立後、内陸部で国境を接する地域が、国...
【複合領域】文化財科学・博物館学:地理情報システム(GIS)ネットワークを含む研究件
❏オブジェクト指向空間解析:オブジェクト分布間の相互関係の分析(24310108)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】貞広 幸雄 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (10240722)
【キーワード】空間解析 / GIS / 汎用理論 / オブジェクト指向 / ネットワーク
【概要】本研究では,様々な空間オブジェクト分布の相互関係を統一的に解析するために,オブジェクト指向空間解析の理論構築を行った.空間データ取得技術の発展に伴い,現実世界の多様な空間オブジェクトの状態を表現する,大量の時空間データが取得されるようになりつつある.空間オブジェクトは,互いに影響を与えながら分布,移動しており,分析ではオブジェクト分布間の相互関係を明示的に考慮する必要がある.そこで本研究では,オブ...
❏広域気象センサ網を対象とした、動的適応可能な地産地消型P2Pネットワークの構築(22700072)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】松浦 知史 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 特任准教授 (00533845)
【キーワード】スマートセンサ情報システム / 地理情報システム / ネットワーク
【概要】広域に展開するセンサネットワークのデータをマネージメントし、また実際のセンサが展開されている位置情報を考慮しながら配送や計算過程の処理を最適化することが目的である。これらに対応するために位置情報を考慮したP2Pネットワークおよび計算処理機構を持つデータ配送システムを提案した。提案手法により、位置情報を考慮した局所完結的なデータ配送を実現し、また計算処理と組み合わせたデータ提供を行いつつ負荷分散を実...
❏道路ネットワークデータを活用した都市・地域解析手法の実用に関する研究(20500893)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】奥貫 圭一 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (90272369)
【キーワード】地理情報システム / GIS / 都市・地域解析 / ネットワーク / 空間統計 (他8件)
【概要】本研究では,一般の研究者が利用できる都市・地域解析手法を議論し,それを実践するソフトウェアを開発した。とくに道路ネットワークデータを活用することに焦点をあててソフトウェアを開発し,これを世界中の研究者たちに提供した。このソフトウェアを SANET と呼んでおり,具体的な解析手法としては最近隣距離法や K 関数法などといった点分布のパターンを読み解く分析方法,あるいはボロノイ分割法などの圏域分析法な...
【複合領域】生活科学:教育工学ネットワークを含む研究件
❏国内外の日本語教師の職能開発を支援する電子ティーチング・ポートフォリオの開発(23300296)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】加藤 由香里 東京農工大学, 大学教育センター, 准教授 (90376848)
【キーワード】日本語教育 / 日本語教師養成 / 遠隔教育 / 教員養成 / 教育実践研究 (他19件)
【概要】本研究では,国内外で活動する日本語教師が,ネットワーク上で他の教師との交流を通じて,自らの教師としての成長を考える「教育の学問的研究(SoTL)」を支援した。2012年4月からの6カ月間を分析した結果(1)交流活動が十分でなかった,(2)若手教師からの自発的な意見表明が難しい(3)参加者同士の意見交換を活性化するためのルール作りが必要である(4)ティーチング・ポートフォリオ作成が有意義であったの4...
❏ネットワーク型研究情報データベースの構築と学会情報サービスに関する研究(08558010)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】清水 康敬 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (10016561)
【キーワード】データベース / インターネット / WWW / 自動検索通知システム / 新聞記事 (他13件)
【概要】本研究は、教育に関する情報をインターネットを介して提供するシステムの研究開発を目的としている。その成果として、次のような結果を得た。 ・「日本教育工学会発表論文等自動検索通知システム」の構築 日本教育工学会事務局と教育工学関連学協会連合事務局を持つ東京工業大学教育工学開発センターにおいて、学会の論文等のデータベースを構築し、最新の情報をユーザに電子メールで通知するシステムを開発した。システムは、デ...
【複合領域】子ども学:政策評価ネットワークを含む研究件
❏統合型国際経済・交通政策評価モデルに基づく国際交通ネットワーク戦略立案の支援方策(20310084)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】家田 仁 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (90168089)
【キーワード】政策科学 / 政策評価 / 国際経済 / 貿易 / 国際交通ネットワーク (他12件)
【概要】本研究は,東アジア地域全体の利益に資するためのアジア共通交通政策を立案する活動の一環として,優先プロジェクトの策定やシームレスな国際交通ネットワークの形成を支援することを目的に,アジア地域における国際経済・交通に関する政策シミュレーションモデルを構築して,北東アジア(日本・中国・韓国),アセアン,APEC地域などを対象に,個別かつ具体的なプロジェクトを対象とした定量的な政策シミュレーションを行った...
❏行政改革の理論と実施に関する国際比較研究(12303002)
【研究テーマ】財政学・金融論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】宮川 公男 麗澤大学, 国際経済学部, 教授 (60017473)
【キーワード】行政改革 / ガバナンス / 民営化 / 市場化 / ネットワーク (他23件)
【概要】米国、英国、ニュージーランド、オーストラリア及び我が国の行政改革をガバナンスと経営に焦点をあて理論的・実証的研究を行った。その結果、得られた事項は以下のとおりである。 1.各国の行政改革は、小さな政府像に基く市場モデルから、企業経営的モデルの適用、そしてガバナンスやネットワークも配慮した混合型モデルに発展してきている。 2.具体的には(1)民営化、民間委託や内部市場による政府経営が導入され、次に(...
【複合領域】一般理論:ゲーム理論ネットワークを含む研究件
❏ネットワークマッチング問題における比較静学とマーケットデザイン(19K13647)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】坂東 桂介 信州大学, 学術研究院社会科学系, 准教授 (50735412)
【キーワード】ゲーム理論 / マッチング / 安定性 / ネットワーク / マッチング理論 (他8件)
【概要】本研究はネットワークマッチング問題における比較静学の理論を構築し、現実の制度設計に応用することである。 ネットワークマッチング問題とは複数の主体の間の取引を記述するモデルであり、比較静学とは買い手と売り手の取引構造の変化が均衡取引に与える影響を予測するための理論である。今年度の研究成果は以下の通りである。 ネットワークマッチング問題に関する論文``Stability and venture str...
❏経済ネットワークの構造-リンク形成の費用・効率性と対安定性をめぐって(21530170)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】玉田 康成 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (30265938)
【キーワード】ネットワーク / リンク形成 / コネクション / ゲーム理論 / 組織構造 (他8件)
【概要】(1) Effects of Players' Asymmetry on a Network Formation :本研究ではネットワーク形成問題にプレイヤーの非対称性を導入し,理論分析とシミュレーション分析を行った.とくに,リンクの価値関数の凸性や凹性とネットワークの効率性,安定性とのあいだの関係を明らかにした.(2) Delegating the Decision-Making Aut...
❏次世代ネットワークプロトコル設計のためのTCPの競争解析およびゲーム理論的解析(17650004)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】TCP / 量子ネットワーク / 競争解析 / ゲーム理論 / 量子対話ゲーム (他8件)
【概要】研究代表者の今井は、研究グループを統括しながら、インターネットでのユーザの利己的振る舞いや次世代ネットワークとして期待されるモデルの性能の解析を、17年度に引き続き行った。ユーザの利己的振る舞いの解析については、それを将来ネットワークモデルである量子ネットワーク上で量子ゲーム理論を適用することを検討し、それが量子非局所性解析のための量子対話ゲームについての考案へと構想していた範囲を超える展開をはか...
【複合領域】一般理論:近代ネットワークを含む研究件
❏信用貨幣の生成と進化のメカニズムに関する歴史実証(18H00880)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】鎮目 雅人 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80432558)
【キーワード】貨幣史 / 信用 / 銀行 / 近代 / ネットワーク (他13件)
【概要】信用貨幣の生成と展開に関するこれまでの研究成果を国内外の学会等で発表するとともに、著作物を刊行した。以下に主なものを挙げる。 学術書:(1) 鎮目雅人編『信用貨幣の生成と展開:近世~現代の歴史実証』慶應義塾大学出版会、2020年。同書では、編者である研究代表者の鎮目雅人のほか、研究分担者である加藤慶一郎、高木久史、高屋定美、つるみ誠良、西村雄志、諸田博昭、研究協力者である岩橋勝、高槻泰郎、安国良一...
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
【複合領域】一般理論:近代化ネットワークを含む研究件
❏アジア諸社会におけるエリートのネットワークと文化表象-比較研究の試み-(14209007)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】中里 成章 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (30114581)
【キーワード】アジア / エリート / ネットワーク / 文化表象 / 比較史 (他12件)
【概要】本プロジェクトは、ネットワークの態様と文化表象の生産の2点に着目して、東アジア、西アジア及び南アジアのエリートの比較研究を行い、アジアのエリート研究のための新しい視点を構築することを目的とした。また、画像による研究と文献による研究を結合し、アジア研究の新たらしいスタイルをつくることも目標に掲げた。研究成果の概要は次の通りである。 1.新しい視点の構築。アジアの前近代社会の発展の中に近代性を見いだし...
❏20世紀前半華北地域の都市近代化にたいする日本の影響(11694036)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】渡辺 惇 駒澤大学, 文学部, 教授 (10040065)
【キーワード】都市化 / ネットワーク / 国権 / マス・メディア / 伝統 (他21件)
【概要】3年聞(平成11-13年度)の研究成果はほぼ以下の諸点に要約できる。 1、日中共同研究と相互交流.本研究は天津社会科学院歴史研究所および南開大学との共同研究の形をとった。とくに天津社会科学院歴史研究所は中国都市史研究の中核の一つとして多くの研究実績を持っており、そこからおおくの教示を得ることができた。日本側は第1年目と第3年目に中国を訪問し、北京、天津、済南、青島、張家口、大同、太原、大連、旅順な...
【複合領域】一般理論:特許ネットワークを含む研究件
❏特許及びテキストマイニングによるイノベーション測定と日本企業の行動心理分析(18K01813)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】関 智一 立教大学, 経済学部, 教授 (50301966)
【キーワード】特許 / テキストマイニング / イノベーション / 研究開発 / 生産性 (他14件)
【概要】研究代表者(關 智一)は、国際ビジネス研究学会全国大会にて「製造業・研究開発部門の生産性変化とグローバル化」について報告した。研究分担者の一人(菰田文男)は、人工知能をテーマとした『Paradigm Shift in Technologies and Innovation Systems』を刊行した。研究分担者の一人(井口知栄)は、2020年度に学会報告をした論文「Subsidiary Compe...
❏イノベーションに関わる個人・組織・地域の層的ネットワークの研究(24530506)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, その他の研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】ネットワーク / 企業 / 事業所 / 特許 / 発明者 (他13件)
【概要】日本とアメリカの特許データを用いて共同出願関係を調べた.発明者のチームが個人よりもパフォーマンスが優れている.また発明者のチームにおいては繰り返しによりパフォーマンスが低下する.企業のチームのパフォーマンスは繰り返しによる減衰が著しい.より強いインパクトのある成果をあげたチームは,その後の協力回数が多くなる.繰り返しを経験したチームにいた発明者が,新たなチームに参加した場合,そのままチームに残る発...
❏引用関係クラスタを利用した技術財産と企業境界の分析(22330122)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】和田 哲夫 学習院大学, 経済学部, 教授 (10327314)
【キーワード】特許引用 / 審査官引用 / ネットワーク / 特許価値 / 特許審査の質 (他12件)
【概要】技術知識フローや特許経済価値などの計測手段として多数の実証研究に利用されている特許の引用数は、経済・経営学において従来は引用ネットワーク構造を無視して用いられてきた。本基盤研究は、特許引用間のネットワーク接続情報を実証的に活用した。クラスタ性などネットワーク指標を巨視的・微視的な単位で算出し、発明者引用ネットワークの局所的な密集性を明らかにするとともに、審査官引用と特許経済価値との関係などを検証し...
【複合領域】一般理論:知的生産ネットワークを含む研究件
❏イノベーションに関わる個人・組織・地域の層的ネットワークの研究(24530506)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, その他の研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】ネットワーク / 企業 / 事業所 / 特許 / 発明者 (他13件)
【概要】日本とアメリカの特許データを用いて共同出願関係を調べた.発明者のチームが個人よりもパフォーマンスが優れている.また発明者のチームにおいては繰り返しによりパフォーマンスが低下する.企業のチームのパフォーマンスは繰り返しによる減衰が著しい.より強いインパクトのある成果をあげたチームは,その後の協力回数が多くなる.繰り返しを経験したチームにいた発明者が,新たなチームに参加した場合,そのままチームに残る発...
❏都市の死に関する包括的評価手法の研究(10559004)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 都市 / ネットワーク / 免疫 / 自己組織化(ダイナミックプログラミング) (他19件)
【概要】●自己組織化できない免疫不全を呈する機械時代の都市の死:近代都市を経済発展を実現する生産道具とすると、その目的は速度と規模の拡大である。その結果が巨大都市であり、これを機械時代の都市と呼ぶ。情報革命による脱産業化社会の中で、ダイナミックな変革ができない機械時代の都市は、物理的組織的機能不全や社会的放置などの死を迎えようとしている。ここで、姿を変え歴史的に持続する都市の対応構造に注目する必要がある、...
【複合領域】一般理論:イノベーションネットワークを含む研究件
❏二元的ネットワーク構造の循環によるパフォーマンス・モデルの提唱と実証(19H01527)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三橋 平 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90332551)
【キーワード】経営学 / 組織論 / 社会ネットワーク / 組織学習 / ネットワーク (他11件)
【概要】本研究では、弁証法的アプローチと呼ばれる研究アプローチを採用し、組織を2つのロジック・考え方という対立項から分析した。このアプローチによれば、2つのロジックは時間軸とともに行き来したり、ある時点では共存したり、もしくは一方が他方を凌駕しているなどの様々なパターンがあると考えられる。本研究は、このダイナミクスとプロセスを分析すると、組織が持つ本質的な特徴についての理解を深めることを目的としている。研...
❏特許及びテキストマイニングによるイノベーション測定と日本企業の行動心理分析(18K01813)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】関 智一 立教大学, 経済学部, 教授 (50301966)
【キーワード】特許 / テキストマイニング / イノベーション / 研究開発 / 生産性 (他14件)
【概要】研究代表者(關 智一)は、国際ビジネス研究学会全国大会にて「製造業・研究開発部門の生産性変化とグローバル化」について報告した。研究分担者の一人(菰田文男)は、人工知能をテーマとした『Paradigm Shift in Technologies and Innovation Systems』を刊行した。研究分担者の一人(井口知栄)は、2020年度に学会報告をした論文「Subsidiary Compe...
❏発明者ネットワークと知識生産活動(16K13367)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】齊藤 有希子 (梅野有希子) 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (50543815)
【キーワード】共同研究ネットワーク / 知識生産活動 / 発明者 / 知識生産 / 発明者ネットワーク (他15件)
【概要】イノベーションの原動力である異なる知識の新結合として発明者の共同研究ネットワークに注目し、組織の生産性を分析した。特に、発明者ネットワークを大きく変化させる発明者の組織間異動に焦点をあてた。分析の結果、多くの発明者の異動は、同一企業内、資本関係のある企業間、取引関係のある企業間で起きていることが確認された。企業間関係が企業のパフォーマンス向上に結び付くことを因果関係も含めて示すとともに、発明者の組...
【複合領域】一般理論:日記ネットワークを含む研究件
❏女房ネットワークと職能による言談の展開に関する研究―物語、日記、説話―(21K00292)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】田渕 句美子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (80222123)
【キーワード】女房文学 / 作り物語 / 物語和歌 / 女房日記 / 女房の職能 (他10件)
【概要】本研究は、女房達がもつネットワークと職能とが、女房達の言談・語りの生成に、いかなる連関性を持ち、どのように文学に展開され深化されてきたかを、時代縦断的、ジャンル横断的に考えるものである。女房文学とその周辺の資料も含めて、この新たな視座に基づき、平安・鎌倉期の物語、日記、説話、教訓書などにおける、女房たちの情報・言説・言談の展開を可視化するとともに、このことが日本文学史にもたらしたもの、その結果とし...
❏狩野亨吉文書の調査を中心とした近代日本の知的ネットワークに関する基礎研究(17K02408)
【研究テーマ】日本文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田村 隆 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (70432896)
【キーワード】狩野亨吉 / 第一高等学校 / 東京大学 / 駒場図書館 / 駒場博物館 (他20件)
【概要】東京大学駒場図書館所蔵の狩野亨吉文書を用いた研究を展開した。調査は校務文書と書簡を主な対象とし、それぞれの内容を把握しつつ封入と目録化を進めた。調査を通じて、狩野亨吉の特に旧制第一高等学校(一高)校長時代における事績や交友関係、および一高の初期の国際交流のありようが新たに明らかになった。その成果は個々の論文のほか、二度の企画展示において公表した(二度目は東京大学東アジア藝文書院(EAA)との共催)...
【複合領域】一般理論:災害ネットワークを含む研究件
❏エリア防災における外国人の避難行動分析からみた都市のマルチリンガル化(20K04877)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】丹羽 由佳理 東京都市大学, 環境学部, 准教授 (80586751)
【キーワード】災害 / 地下街 / 外国人 / 避難 / シミュレーション (他13件)
【概要】(1)エリア防災:都心部におけるエリアマネジメント活動とオープンスペース利活用 エリア防災とは,人口・機能が高度に集積した地区において民間企業・自治体が連携をして防災力を高めるものである.本研究は,都心部で展開されているエリアマネジメント活動とエリア防災の関連に着目し,各都市で展開されている防災対策を調査した.COVID-19感染拡大の影響により多くの都市で防災訓練が中止されている一方,屋外空間へ...
❏企業ネットワーク全体の構造に基づいた災害・政策のリスク評価(15K01217)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, シミュレーション学研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】企業 / ネットワーク / 災害 / 政策 / リスク (他15件)
【概要】本研究はサプライチェーンデータを用いて,個々の経済主体へのショックが全体にどう波及すうるか,コントローラビリティ論を用いたリスクの分析,の2つを主に行った.個々の経済主体へのショックについて重要な発見は,個別企業のショックでありながら,その波及の規模はべき分布になるということであった.コントローラビリティ論についての重要な発見は,産業ごとに他の産業を介して影響を及ぼすことができるかどうかの企業の割...
❏都市の死に関する包括的評価手法の研究(10559004)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 都市 / ネットワーク / 免疫 / 自己組織化(ダイナミックプログラミング) (他19件)
【概要】●自己組織化できない免疫不全を呈する機械時代の都市の死:近代都市を経済発展を実現する生産道具とすると、その目的は速度と規模の拡大である。その結果が巨大都市であり、これを機械時代の都市と呼ぶ。情報革命による脱産業化社会の中で、ダイナミックな変革ができない機械時代の都市は、物理的組織的機能不全や社会的放置などの死を迎えようとしている。ここで、姿を変え歴史的に持続する都市の対応構造に注目する必要がある、...
【複合領域】一般理論:労働移動ネットワークを含む研究件
❏専門職の情報・知識の交換・普及に関する研究(16K03714)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】村上 由紀子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80222339)
【キーワード】知識ネットワーク / 知識交換 / 能力開発 / 不完全情報 / 研究者 (他18件)
【概要】本研究では、専門的職業従事者(以下、専門職と略記する)の中でも特に医師と研究者に焦点を当てて、就職情報と専門知識が普及するメカニズムを専門職の行動と彼らのパーソナルネットワークの観点から解明した。研究者と医師から収集した約1500のデータの分析により、知識の普及と遍在に与えるパーソナルネットワークの重要性をはかり、さらに、交換される知識・情報の性質、ネットワークを形成する個人間の地理的・制度的距離...
❏海外生産が労働市場に与える影響および地域別影響と労働者の地域偏向についての分析(25380377)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】風神 佐知子 中京大学, 経済学部, 准教授 (00510851)
【キーワード】海外生産 / 地域経済 / 集積経済 / 外部効果 / 地域雇用政策 (他23件)
【概要】日本企業の海外生産について、製造業の低学歴・短時間労働者の雇用を減らし、サービス業の高学歴労働者の雇用を増やしていることを明らかにした。但し、前者の負の効果は集積経済が深化している地域で軽減していた。これらの活動は、地域のサービス産業の雇用を増やし、生産性を上昇させていた。しかしこの波及効果は近年低下傾向にある。また、雇用機会の低い地域への施策は他の地域の雇用機会を奪うことなく正の効果が見られた。...
【複合領域】一般理論:著作権ネットワークを含む研究件
❏通信・放送の融合の問題点と公共政策の在り方に関する日本・英国・ドイツの共同研究(13430017)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】中村 清 早稲田大学, 商学部, 教授 (10063786)
【キーワード】デジタル技術融合 / インターネット / ブロードバンド / コンテンツ / 競争政策 (他16件)
【概要】デジタル技術革新による情報通信・放送の融合が、ネットワーク,プラットフォーム、コンテンツの3つのレベルで進行している。特にインターネットの利用の増大が情報通信と放送の境目を消滅させつつある。こうした激しい環境変化の中で、情報通信ならびに放送部門において市場機構が有効に働くように規制あるいは競争政策の在り方が問われている。本研究は、日本と欧米との国際共同研究を通じて、デジタル融合の情報通信放送部門へ...
❏マルチメディアに関する著作権制度の展望(08041052)
【研究テーマ】民事法学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】吉田 大輔 横浜国立大学, 大学院・国際経済法学研究科, 助教授 (70272797)
【キーワード】マルチメディア / デジタル / ネットワーク / WIPO / ECディレクティブ (他8件)
【概要】本研究は、マルチメディアの発達に伴う著作権制度の在り方について国際的動向を調査することを目的としており、平成9年度は、前年度に引き続き、米国及びEU諸国の対応について調査を行うとともに、アジア諸国及びオーストラリアの状況について調査を行った。 1)研究代表者吉田は、アジア諸国の動向を調査することとし、現地調査を予定していたが1997年11月に東京でWIPO(知的所有権機関)及び日本攻府の援助による...
❏画像通信がイメージの生成及び変容に果たす役割(07680441)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】草原 真知子 東京工芸大学, 芸術学部, 助教授 (40271366)
【キーワード】ネットワーク / 仮想空間 / コミュニケーション / オリジナリティ / メディアアート (他17件)
【概要】(1)東京工芸大学の厚木キャンパスと中野キャンパスを結ぶ「バーチャル・キャンパス」として、パソコン通信ネットワークCampus MAGICを開設し、画像通信の機能を持つネットワークの企画運営を実施した。このネットワーク上で、作品のオンライン展示、グラフィックインタフェースを用いた季節ごとの企画などを実施し、その成果を分析した。 (2)Campus MAGICと他の研究教育機関のネットワークとの相互...
【複合領域】一般理論:文化変容ネットワークを含む研究件
❏進化シミュレーションによるライセンシング・ネットワークの研究(21530351)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (30171507)
【キーワード】ライセンシング / 技術革新 / マルチエージェント / シミュレーション / 技術コミュニティ (他33件)
【概要】ライセンシング・ネットワークは、技術革新過程のネットワークとしてとらえられる。この研究では、技術革新が生起する技術コミュニティの進化プロセスをマルチエージェント型のコンピュータ・シミュレーション・モデルとして構築した。その際に重要な役割を果たすのはサブコミュニティの文化である。Max Weberの「殻」の概念では、殻の裏側では常に硬直性がつきまとうのだが、似たようなことは経営学でもコア能力/コア硬...
❏返還後の香港の社会変容と周辺地域への影響に関する調査研究(10041082)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】谷垣 真理子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (50227211)
【キーワード】香港 / 1997年返還 / 中国 / 社会変容 / ネットワーク (他18件)
【概要】1997年返還から2年を経過した香港は「1国2制度」の経験を蓄積しつつある。中国の経済発展の延長線上で、香港返還がどのような地域的意義を持つのか、わが国でも関心を持たれている。本研究は、香港・中国のみならず、華人ネットワークが展開される東南アジア、さらに香港と浅からぬ関係を持つ北米大陸やヨーロッパを視野に入れて、返還を跨ぐ香港の政治・経済・社会の変化と連続を検討した。現地調査は香港・台湾・中国・シ...
【複合領域】一般理論:情報教育ネットワークを含む研究件
❏総合学習における対人的学習環境の構成法とネットワークコミュニケーション過程の分析(11480037)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】菅井 勝雄 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (40000294)
【キーワード】学習環境 / コミュニケーション / 総合的な学習の時間 / 社会的構成主義 / 情報教育 (他14件)
【概要】初年度(平成11年度)は、総合学習における本研究テーマをめぐって、理論的検討を実施した。すなわち、J.Deweyの「児童中心」教育を中心に、近年の社会的構成主義、文脈主義、研究方法論やアプローチなどを討議した。その結果、総合学習における設計と評価では、「コミュニティにおける協同活動」や、「ポートフォリオ評価」などが理論上重要であることが確認され、論じられた(菅井)。また、試行期間にある総合学習の実...
❏ネットワーク型研究情報データベースの構築と学会情報サービスに関する研究(08558010)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】清水 康敬 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (10016561)
【キーワード】データベース / インターネット / WWW / 自動検索通知システム / 新聞記事 (他13件)
【概要】本研究は、教育に関する情報をインターネットを介して提供するシステムの研究開発を目的としている。その成果として、次のような結果を得た。 ・「日本教育工学会発表論文等自動検索通知システム」の構築 日本教育工学会事務局と教育工学関連学協会連合事務局を持つ東京工業大学教育工学開発センターにおいて、学会の論文等のデータベースを構築し、最新の情報をユーザに電子メールで通知するシステムを開発した。システムは、デ...
【複合領域】一般理論:カバナンスネットワークを含む研究件
❏ドイツの大都市リージョン制をめぐる政府間関係とメゾレベルのガバナンスに関する研究(16K03479)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】廣田 全男 横浜市立大学, 都市社会文化研究科, 客員教授 (70295525)
【キーワード】大都市リージョン / 政府間関係 / ガバナンス / ネットワーク / ドイツ (他8件)
【概要】ドイツの大都市リージョンは「グローバル化への対応としての競争力の向上」を基本的な目的として1990年代半ば以降に形成され、「社会的、経済的、福祉的及び文化的な発展のエンジン」として位置付けられている。大都市リージョンの組織と活動には、州や地方自治体、経済団体や企業、市民団体等が様々な形で参加しており、それら相互間の「制御と調整」が大きな課題となっている。本研究では、個々の大都市リージョンの法的根拠...
❏日本とアジアにおけるローカルガバナンス(国家・市民社会関係)の比較実証研究(16H01996)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】辻中 豊 東海大学, 政治経済学部, 教授 (70145944)
【キーワード】ローカルガバナンス / 市民社会 / 利益集団 / 自治会町内会 / ソーシャルキャピタル (他21件)
【概要】政治体制や社会発展の度合いが異なるアジアでも、日本同様にローカルガバナンスの改善と住民福利向上に関心が高い。急速なグローバル化と社会変容の中、これらは各国の政権ひいては体制の存続に密接に関連する。日本とアジアの実態把握をするため、本研究では日本の13市区(2つの東京特別区と11市)の協力をえて、自治会・町内会調査を実施し、また日本の57市区に関しては、自治体調査として役所の4部署への郵送調査を実施...
❏東アジアにおける正義へのアクセスのためのネットワークガバナンスの検証(16H02003)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】佐藤 安信 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90313981)
【キーワード】ネットワークガバナンス / 正義へのアクセス / 東アジア / 人間の安全保障 / ビジネスと人権 (他15件)
【概要】研究組織の研究会を公開、非公開で行い、難民保護の課題、CSRの日本でのビジネス界での現状、国連SDGsを巡るビジネス界での今後の展望などの報告と議論をした。公開のシンポジウム、セミナーなどを数回開催した。ネットワークガバナンスを可能とするブロックチェーン技術の可能性についての公開セミナーとシンポジウムを開催した。香港での民主化運動にかかる緊急セミナーを開催した。SDG16+研究会を立ち上げ、ビジネ...
【複合領域】一般理論:多国籍企業ネットワークを含む研究件
❏イノベーション集積地における多国籍企業研究開発拠点の役割の変遷に関する研究(22K01683)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】井口 知栄 慶應義塾大学, 商学部(三田), 教授 (20411209)
【キーワード】グローバル・イノベーション / 研究開発拠点 / 多国籍企業 / イノベーション集積地 / ネットワーク
【概要】
❏多国籍企業における人材の国際移動によるイノベーション(24330130)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】村上 由紀子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80222339)
【キーワード】国際労働移動 / イノベーション / 国際経営 / 多様性 / 知識移転 (他10件)
【概要】多国籍企業における人材の国際移動をイノベーションにつなげる道筋とその実現に有効なマネジメントについて研究を行った。まず、派遣という形の国際移動が多国籍企業の国境を越えた知識移転を高めていること、その効果は知識の種類によって異なることを明らかにした。また、知識移転が社内でイノベーションへつながっていくためには、移転された知識が社内でシェアされ既存の知識と結合される必要があるが、そのプロセスを促進する...
【複合領域】一般理論:民主化ネットワークを含む研究件
❏2015年ネパール地震後の社会再編に関する災害民族誌的研究(16H05692)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】南 真木人 国立民族学博物館, 学術資源研究開発センター, 准教授 (40239314)
【キーワード】ネパール / 地震 / 社会再編 / 災害民族誌 / 災害人類学 (他21件)
【概要】研究者15名がネパールの14郡に広がる調査対象村や地域で各々現地調査を行い、ネパール地震後の復旧・復興過程を詳らかにした。それらの比較により地域ごとの多様性や相違、格差が明らかになり、その要因や背景を考察した。地域差が生じた要因のひとつに外国からの支援の有無がある。地域に外国、とくに先進国との繋がりをもつ者がいる世帯や村で復旧がより進んだ。その意味でトレッカーや登山家が訪れるランタンやソルクンブ郡...
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
【複合領域】一般理論:遠隔教育ネットワークを含む研究件
❏国内外の日本語教師の職能開発を支援する電子ティーチング・ポートフォリオの開発(23300296)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】加藤 由香里 東京農工大学, 大学教育センター, 准教授 (90376848)
【キーワード】日本語教育 / 日本語教師養成 / 遠隔教育 / 教員養成 / 教育実践研究 (他19件)
【概要】本研究では,国内外で活動する日本語教師が,ネットワーク上で他の教師との交流を通じて,自らの教師としての成長を考える「教育の学問的研究(SoTL)」を支援した。2012年4月からの6カ月間を分析した結果(1)交流活動が十分でなかった,(2)若手教師からの自発的な意見表明が難しい(3)参加者同士の意見交換を活性化するためのルール作りが必要である(4)ティーチング・ポートフォリオ作成が有意義であったの4...
❏個別化教授システム(PSI)のネットワークによる遠隔教育化に関する研究(12680207)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】向後 千春 富山大学, 教育学部, 助教授 (00186610)
【キーワード】個別化教育システム / 教材開発 / Webベース教育 / 遠隔教育 / データベース (他7件)
【概要】大学の「情報リテラシー」や「統計学」といった基礎的な科目で、個別化教授システム(PSI, Personalized System of Instruction)を実践した。この授業の特色は、Web化された教材の利用、受講生10人にひとりの割合でつくプロクター(指導者)、自己ペースによる進度、単元ごとの通過テストによる完全学習といった点にあり、従来の一斉授業に比較して、学生の満足度も学習成果もより高...
❏ATMネットワーク用遠隔学習・映像配信システムの開発(09358003)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】前迫 孝憲 大阪大学, 人間科学部, 教授 (00114893)
【キーワード】ATM / 遠隔教育 / ネットワーク / 映像 / VOD (他10件)
【概要】本研究は、マルチメディアによるリアルタイム双方向の遠隔教育環境を実現する学習・教育システムを構築すると共に運用を通して問題点を検討すること、および多地点を対象とした映像配信を行うネットワークシステムの開発を目的とした。研究を実施した3年間に、実験用ATMネットワークは国内外で相互接続され、映像伝送もMPEG2、DVと多様化するなど通信技術は急速な進歩を見せた。しかし、ネットワークを利用した遠隔教育...
【複合領域】一般理論:グローバルヒストリーネットワークを含む研究件
❏18世紀アジア域内貿易と季節変動調整メカニズム:オランダ東インド会社を事例として(21K01610)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】島田 竜登 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (80435106)
【キーワード】海域アジア / 季節変動 / 自然環境 / 港市 / オランダ東インド会社 (他8件)
【概要】いわゆる近世期、東アジアから西アジアにかけての海域アジアにおいて機能していた港市間の貿易ネットワークを分析することが本研究の主目的である。とくに各港市やその後背地における「季節変動」に着目し、ネットワーク全体が各地の季節変動要因を織り込み、ひとつのシステムとしてネットワークがいかに機能していたかを実証的に検証し、自然環境上の制約を乗り越える工夫を凝らしながら、現代につながる広域経済システムが形成さ...
❏近現代社会運動の国境を越えた相互作用に関する思想史的研究(16H03363)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 ひかる 明治大学, 法学部, 専任教授 (00272774)
【キーワード】社会運動 / 近現代史 / 国境を越える / 相互作用 / 思想 (他15件)
【概要】第1の研究成果は、社会運動が国境を越えて相互作用を起こし、これが世界各地で思想や運動の新たな展開を生み出す、という現象を、19世紀から現在に至る世界各地での社会運動について、個別的かつ具体的な事例に基づき、明らかにしたという点にあり、田中ひかる編『社会運動のグローバル・ヒストリー』(ミネルヴァ書房、2018年)がその集大成である。第2の研究成果は、第1の研究成果に依拠して、より広範な対象を分析する...
❏「グローバル・ヒストリー」の構築と歴史記述の射程(09309007)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】松田 武 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (20093495)
【キーワード】グローバルヒストリー / 世界システム論 / ヘゲモニー国家 / 歴史記述 / ナショナリズム (他12件)
【概要】1.「グローバルヒストリー」概念の理論的検討と、その具体例である「歴史記述の射程」をめぐり、研究分担者各位が専門とする地域史に関する研究史整理と代表的な歴史書の記述検討を行った。内外の第一線で活躍する研究者を招いて、三年間で計20回の「ゴローバルヒストリー・セミナー」を開催して、研究交流を深めた。 2.1999年11月に、ロンドン大学パトリック・オブライエン氏、シカゴ大学ブルース・カミングス氏、ア...
【環境学】環境創成学:地域経済ネットワークを含む研究件
❏海外生産が労働市場に与える影響および地域別影響と労働者の地域偏向についての分析(25380377)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】風神 佐知子 中京大学, 経済学部, 准教授 (00510851)
【キーワード】海外生産 / 地域経済 / 集積経済 / 外部効果 / 地域雇用政策 (他23件)
【概要】日本企業の海外生産について、製造業の低学歴・短時間労働者の雇用を減らし、サービス業の高学歴労働者の雇用を増やしていることを明らかにした。但し、前者の負の効果は集積経済が深化している地域で軽減していた。これらの活動は、地域のサービス産業の雇用を増やし、生産性を上昇させていた。しかしこの波及効果は近年低下傾向にある。また、雇用機会の低い地域への施策は他の地域の雇用機会を奪うことなく正の効果が見られた。...
❏空港運営スキーム策定のための国際航空貨客輸送需要予測手法の開発(24360207)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】竹林 幹雄 神戸大学, 海事科学研究科(研究院), 教授 (80236497)
【キーワード】航空輸送 / 空港運営 / ネットワーク / 需要分析 / シミュレーション (他11件)
【概要】本研究では今後空港運営における戦略性を向上させるための支援情報を得るために,(i)航空需要の構造分析によるOD交通量推計手法,(ii)ネットワーク競争に基づく政策評価手法,(iii)効果的空港運営手法立案のための方法論,(iv)空港整備の地域経済への波及効果を計測する手法,の4つの手法ならびに方法論を開発した.具体的には,アジアにおける航空政策の整理,ならびに複数空港の管理運営方法に関する方法論の...
❏産業集積地域におけるクラスター発展の可能性に関する地域比較・国際比較研究(15330053)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】植田 浩史 大阪市立大学, 大学院創造都市研究科, 助教授 (10213357)
【キーワード】クラスター / 産業集積 / 中小企業 / 公設試験研究機関 / 地方自治体 (他11件)
【概要】平成17年度は、おもに三つの課題に取り組んだ。第1は、今回の研究課題の具体的な成果の取りまとめに向けた準備であり、第2は、課題の国際比較研究のための海外調査の実施、第3に、製造業実態調査の再集計(岸和田市)である。 第1の課題については、クラスターにとって重要な意味を持つと考えられる公設試験研究機関を対象に研究成果を取りまとめることを課題として、これまでの研究機関で行なわれてきた調査結果の取りまと...
【環境学】環境創成学:産業クラスターネットワークを含む研究件
❏産業クラスタ-のネットワーク論的研究(25380542)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】藤田 誠 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (00199340)
【キーワード】産業クラスター / ネットワーク / 農商工連携 / ネットワークの密度 / ネットワークの中心化 (他9件)
【概要】本研究では、産業クラスターの発展要因を、ネットワーク論の視点から概念的にモデル化することで、理論的・政策的に貢献することを目的としていた。愛知県東部地域における調査等から、「同業者組合へ加入しているといった親近性は、経済主体間の緊密度(ネットワークの密度)を増す」、「ネットワークの構造特性がイノベーションに影響を与えるという2点」を確認した。前者は、地域におけるつきあいが、経済主体間の関係を緊密に...
❏産業クラスターと企業の組織能力に関する研究(22530434)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】藤田 誠 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (00199340)
【キーワード】経営戦略 / 産業クラスター / 組織能力 / バイオ・インダストリー / ネットワーク (他9件)
【概要】本研究は、産業クラスター発展に寄与する要因を理論的・実証的に解明することを目的とし、東海バイオものづくりクラスターに属する豊橋市において複数回の聞き取り調査を実施した。その結果、従来の研究が提示するクラスターの発展要因を部分的に確認するとともに、クラスターの発展にはクリーク(緊密なつながりを持つ集団)形成が有効であるとの結論を得た。 ...
【環境学】環境創成学:観光ネットワークを含む研究件
❏現代備後地域経済の形成過程に関する総合的研究:技術蓄積とネットワークの視点から(16K03800)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】張 楓 福山大学, 経済学部, 教授 (30467758)
【キーワード】備後地域 / 機械工業 / 日本鋼管福山製鉄所 / 日東製網 / 駅前商店街 (他23件)
【概要】本研究では、戦後における地方工業地帯・地方都市の歴史的展開について、広島県東部に位置する備後福山地区に着目して多岐にわたる製造業(機械工業、鉄鋼業、製網業、造船業)と商業・サービス業(小売業、観光業、デザイン産業)を事例に、地域と産業・企業との「相互作用関係」を重視する視点から実証的かつ総合的に検討してきた。 ...
❏市民活動の活性化支援の調査研究:秩序問題的アプローチ(17330122)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】籠谷 和弘 関東学院大学, 法学部, 准教授 (70313351)
【キーワード】社会学 / 社会関係資本 / ネットワーク / 域活性化 / まちづくり (他11件)
【概要】本研究課題は,地域社会の活性化・住民の生活充実における社会関係資本の影響についての,サーベイ調査による実証を目的としている。一般的な地域社会での「活性化」「住民の生活充実」の計測が難しいため,温泉観光地をフィールドとし,旅館経営者たちの社会関係資本と各宿泊施設の経営,あるいは温泉地の盛り上がりとの関係を,サーベイ調査データを用いて分析した。また「都市度」と「流動性」に着目して,地域社会住民の社会関...
【環境学】環境保全学:国民国家ネットワークを含む研究件
❏近代移行期の港市と内陸後背地の関係に見る自然・世界・社会観の変容(26244035)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】弘末 雅士 立教大学, 文学部, 教授 (40208872)
【キーワード】港市 / 内陸社会 / 近代移行期 / ネットワーク / 世界観 (他18件)
【概要】4年間の研究を通して、港市と内陸社会の関係を多元的に考察でき、国民国家を台頭させる多様なネットワークが検討できた。ともすれば近代以降、交通や通信の発展により、港市と内陸社会の関係は均質なものに変容したと考えられがちであるが、必ずしも一元的な関係に収斂しないことが明らかとなった。また港市は、近代においても外世界と内世界を仲介する重要な役割を担う一方で、国民国家の成立後、内陸部で国境を接する地域が、国...
❏広域アジアの市民社会構築とその国際政治的課題(23243029)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】竹中 千春 立教大学, 法学部, 教授 (40126115)
【キーワード】アジア / 市民社会 / グローバリゼーション / 国際協力 / 国際政治 (他9件)
【概要】21世紀アジアについて、(1)国民国家の動揺(2)内政と外交の連動(3)国際社会の支援と市民社会構築(4)アジアの市民社会論を焦点に考察し、(5)「広域アジア研究」を検討した。 国際会議として、アジア政経学会・ドイツアジア学会共催「中国の新たな役割」(2012年7月)、アジア政経学会共催"Asian Studies beyond Borders: Where do we come from...
❏古代・中世・近現代ヨーロッパ港湾都市の空間構成と社会動態に関する比較史的研究(17320118)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】大津留 厚 神戸大学, 大学院・人文学研究科, 教授 (10176943)
【キーワード】海港都市 / ヨーロッパ史 / 中央ヨーロッパ史 / 港湾都市 / 神戸 (他18件)
【概要】本研究の対象となる国際的港湾都市は、単なる商業的中心地ではなく、複数の文化的・社会的・経済的・政治的ネットワークの交差する場であり、多民族・多文化の交流の場である。また、さまざまな文化が交流するところであったことは、その要素のひとつひとつが、港湾都市の周辺地域や商業圏を超えて異なる文化圏の歴史と結びつくことを意味している。地域を超えるネットワークの拡大のありかたは、一国史、あるいは一地域の視点から...
【環境学】環境保全学:アジアネットワークを含む研究件
❏近現代社会運動の国境を越えた相互作用に関する思想史的研究(16H03363)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 ひかる 明治大学, 法学部, 専任教授 (00272774)
【キーワード】社会運動 / 近現代史 / 国境を越える / 相互作用 / 思想 (他15件)
【概要】第1の研究成果は、社会運動が国境を越えて相互作用を起こし、これが世界各地で思想や運動の新たな展開を生み出す、という現象を、19世紀から現在に至る世界各地での社会運動について、個別的かつ具体的な事例に基づき、明らかにしたという点にあり、田中ひかる編『社会運動のグローバル・ヒストリー』(ミネルヴァ書房、2018年)がその集大成である。第2の研究成果は、第1の研究成果に依拠して、より広範な対象を分析する...
❏日本とアジアにおけるローカルガバナンス(国家・市民社会関係)の比較実証研究(16H01996)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】辻中 豊 東海大学, 政治経済学部, 教授 (70145944)
【キーワード】ローカルガバナンス / 市民社会 / 利益集団 / 自治会町内会 / ソーシャルキャピタル (他21件)
【概要】政治体制や社会発展の度合いが異なるアジアでも、日本同様にローカルガバナンスの改善と住民福利向上に関心が高い。急速なグローバル化と社会変容の中、これらは各国の政権ひいては体制の存続に密接に関連する。日本とアジアの実態把握をするため、本研究では日本の13市区(2つの東京特別区と11市)の協力をえて、自治会・町内会調査を実施し、また日本の57市区に関しては、自治体調査として役所の4部署への郵送調査を実施...
❏シーア派ネットワークの展開と近世アジア世界の再検討(24320137)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】守川 知子 北海道大学, 文学研究科, 准教授 (00431297)
【キーワード】アジア史 / 近世 / ネットワーク / 交流 / 史料 (他13件)
【概要】共同研究のメンバーが中心となって行った国際学会でのパネル・セッションやワークショップ、国内研究会での議論を通じて、近世期のアジア(西・中央・南・東南アジア)においては、シーア派ムスリムのみならず、ペルシア系、テュルク系、アルメニア教徒や「モール人」といった多様な人々が、宗派や民族、「国家」の枠組みを超えて広範囲に各地を移動・旅し、ネットワークを構築しながら交流していたことを、様々な言語による一次史...
【環境学】環境保全学:阪神・淡路大震災ネットワークを含む研究件
❏ポスト震災期コミュニティにおけるNPOネットワークの構造変動と地域間比較分析(19K02136)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宮垣 元 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (40340905)
【キーワード】民間非営利組織 / コミュニティ / 組織間ネットワーク / 地域コミュニティ / NPO (他7件)
【概要】民間非営利組織(NPO・NGO)は、阪神・淡路大震災(1995年)から東日本大震災(2011年)に至る四半世紀においてもっとも変容した中間集団であったといえる。本研究では、このNPOの組織・ネットワーク特性および変容過程を跡づけるとともに、その(政策や地域特性が異なる)地域間の比較を行うことを企図している。 本年度(2021年度)は、Covid19の影響により順延となっていた調査を進捗させた。本調...
❏阪神・淡路大震災後におけるNPOと地域コミュニティの相互作用過程の検証(15K03865)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】宮垣 元 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (40340905)
【キーワード】NPO / 阪神・淡路大震災 / 地域コミュニティ / ネットワーク / 民間非営利組織 (他8件)
【概要】本研究の問題関心は、阪神・淡路大震災後において、ヒューマンサービスやまちづくり、中間支援活動などに関わる民間非営利組織(NPO)が、その後どのように展開してきたのかを跡づけ、地域コミュニティ内の他組織とどのような相互作用関係にあるのかを明らかにする点にある。社会学・経済学の関連理論を踏まえ、過去に実施した調査の二次分析、兵庫県および神奈川県の全NPO法人を対象とする定量調査、被災地を中心に活動を行...
❏新しいコミュニティの構想-東部被災地をフィールドとして(16330112)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】鵜飼 孝造 同志社大学, 社会学部, 教授 (00203498)
【キーワード】阪神淡路大震災 / コミュニティ / ボランティア / NPO / 地域団体 (他8件)
【概要】本研究の目的は、阪神淡路大震災から10年後の被災地の現状を調査し、現代都市におけるコミュニティ、新たな可能性を問うことにあった。特にボランティアやNPOなど地域をこえた共助の連帯、あるいは日常のコミュニケーションや支援ネットワークに注目した。具体的に計画し実施した調査研究は次の3つである。 (1)ネットワーク分析を軸として、2006年に兵庫県民を対象とする大規模調査を実施した。その結果、地域の様々...
【環境学】環境保全学:公共政策ネットワークを含む研究件
❏ドイツの大都市リージョン制をめぐる政府間関係とメゾレベルのガバナンスに関する研究(16K03479)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】廣田 全男 横浜市立大学, 都市社会文化研究科, 客員教授 (70295525)
【キーワード】大都市リージョン / 政府間関係 / ガバナンス / ネットワーク / ドイツ (他8件)
【概要】ドイツの大都市リージョンは「グローバル化への対応としての競争力の向上」を基本的な目的として1990年代半ば以降に形成され、「社会的、経済的、福祉的及び文化的な発展のエンジン」として位置付けられている。大都市リージョンの組織と活動には、州や地方自治体、経済団体や企業、市民団体等が様々な形で参加しており、それら相互間の「制御と調整」が大きな課題となっている。本研究では、個々の大都市リージョンの法的根拠...
❏日本における公共哲学の構築のための包括的研究(13302006)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】小林 正弥 千葉大学, 法経学部, 教授 (60186773)
【キーワード】公共哲学 / 公共性 / 平和 / 福祉 / 環境 (他12件)
【概要】公共哲学の包括的研究に関するプロジェクトは、哲学・政治学・経済学・政策学・歴史学・倫理学といった分野の先端を担う代表的論者が、公共哲学という高次の学問的発展に資するべく努力してきたものであり、学問に対する既成観念を払拭して新しい一歩を踏み出すものであった。4年間で15回にわたる全体研究会の開催や、グループスタディを通した個別研究や翻訳作業が、数々の著作や論文を通じた研究成果を生み出してきたことは、...
【数物系科学】数学:調和ネットワークを含む研究件
❏空間複雑性と理想境界のポテンシャル解析(25287015)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】相川 弘明 北海道大学, 理学研究院, 教授 (20137889)
【キーワード】ポテンシャル / 調和 / 容量 / Green核 / 熱核 (他32件)
【概要】調和関数や熱方程式解,Green核,熱核と定義領域の関係や空間複雑性の境界挙動への影響を研究し,ユークリッド空間の複雑領域,多様体,バリフォールド,ネットワーク,フラクタルなど様々な分野に応用した.とくに,除外集合を許したHarnack原理,最小固有値の容量的幅による評価,大域的境界Harnack原理のGreenレベル集合の容量的幅による十分条件,放物型境界Harnack原理(Intrinsic ...
❏「共同体」概念に依拠しない秩序形成の理論歴史学~魂の脱植民地化の新しい展開~(21242015)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】安冨 歩 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (20239768)
【キーワード】価値 / 創発 / 呪縛 / 暗黙知 / 調和 (他21件)
【概要】人間を含む生命の生きる力を「神秘」として捉え、その発揮を阻害する要因たる「暴力」を合理的に解明する研究戦略を「合理的な神秘主義」として見出した。こうして発揮される神秘的な力こそが秩序形成の原動力であり、それは個々人の魂の脱植民地化を通じて実現される。この側面を無視した秩序論は必然的に暴力を正当化することになる。 ...
【数物系科学】数学:グリーン核ネットワークを含む研究件
❏空間複雑性と理想境界のポテンシャル解析(25287015)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】相川 弘明 北海道大学, 理学研究院, 教授 (20137889)
【キーワード】ポテンシャル / 調和 / 容量 / Green核 / 熱核 (他32件)
【概要】調和関数や熱方程式解,Green核,熱核と定義領域の関係や空間複雑性の境界挙動への影響を研究し,ユークリッド空間の複雑領域,多様体,バリフォールド,ネットワーク,フラクタルなど様々な分野に応用した.とくに,除外集合を許したHarnack原理,最小固有値の容量的幅による評価,大域的境界Harnack原理のGreenレベル集合の容量的幅による十分条件,放物型境界Harnack原理(Intrinsic ...
❏凸体の配置の幾何とファジー数理(09874015)
【研究テーマ】幾何学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】浦川 肇 東北大学, 大学院情報科学研究科, 教授 (50022679)
【キーワード】ファジィ・グラフ / 根付き樹木 / ファジィタワーグラフ / 評価関数 / 情報幾何学 (他14件)
【概要】平成10年度においては、 (1)ファジイグラフによるモデル化とその解析を行なった。すなわち、コッジイ(L.T.Koczy)の「根付き樹木」のファジイグラフに対する評価関数を最大にする最適問題を、より一般的なネットワークの場合、すなわち「ファジィタワーグラフ」の場合に考察し、解析した。これは通信ネットワークに現われる階層構造を自然にモデル化したものであり、これについて、(a)評価関数を具体的に決定し...
【数物系科学】数学:熱核ネットワークを含む研究件
❏空間複雑性と理想境界のポテンシャル解析(25287015)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】相川 弘明 北海道大学, 理学研究院, 教授 (20137889)
【キーワード】ポテンシャル / 調和 / 容量 / Green核 / 熱核 (他32件)
【概要】調和関数や熱方程式解,Green核,熱核と定義領域の関係や空間複雑性の境界挙動への影響を研究し,ユークリッド空間の複雑領域,多様体,バリフォールド,ネットワーク,フラクタルなど様々な分野に応用した.とくに,除外集合を許したHarnack原理,最小固有値の容量的幅による評価,大域的境界Harnack原理のGreenレベル集合の容量的幅による十分条件,放物型境界Harnack原理(Intrinsic ...
❏凸体の配置の幾何とファジー数理(09874015)
【研究テーマ】幾何学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】浦川 肇 東北大学, 大学院情報科学研究科, 教授 (50022679)
【キーワード】ファジィ・グラフ / 根付き樹木 / ファジィタワーグラフ / 評価関数 / 情報幾何学 (他14件)
【概要】平成10年度においては、 (1)ファジイグラフによるモデル化とその解析を行なった。すなわち、コッジイ(L.T.Koczy)の「根付き樹木」のファジイグラフに対する評価関数を最大にする最適問題を、より一般的なネットワークの場合、すなわち「ファジィタワーグラフ」の場合に考察し、解析した。これは通信ネットワークに現われる階層構造を自然にモデル化したものであり、これについて、(a)評価関数を具体的に決定し...
【数物系科学】数学:時系列ネットワークを含む研究件
❏行動文法の生成規則と発展様式の定量的理解(16K16112)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】笹原 和俊 名古屋大学, 情報学研究科, 講師 (60415172)
【キーワード】行動文法 / 時系列 / ソーシャルデータ / ネットワーク / 複雑ネットワーク (他6件)
【概要】本研究の目的は、行動系列の規則(行動文法)を分析するための新しいネットワーク手法を提案し、実データを用いて行動原理を定量的に理解することである。提案手法を鳥類のさえずりのデータおよびTwitterのデータを用いてその有効性を検証した。まず、オオムジツグミモドキを含む3種の鳥類のデータに提案手法を適用し、さえずりの系列規則を定量化するのに有効であることがわかった。さらに、Twitterの系列データを...
❏力学系の位相計算理論の応用展開(25287029)
【研究テーマ】数学基礎・応用数学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】國府 寛司 京都大学, 理学研究科, 教授 (50202057)
【キーワード】力学系 / トポロジー / 計算機援用解析 / 時系列 / 気象学 (他8件)
【概要】様々な科学・技術分野に現れるダイナミクスを理解するために,トポロジーと計算機を援用して,その大域的構造の情報を取り出す位相計算理論と呼ばれる方法の理論と応用の研究を行った.特に応用として,生命科学分野に現れる遺伝子制御ネットワークのようなネットワークダイナミクスや,気象データなどのノイズを含む時系列データからダイナミクスの情報を取り出す新しい解析方法を開拓した. ...
【数物系科学】数学:グラフ理論ネットワークを含む研究件
❏属性を付与された要素から成るネットワークモデルに関する研究(20560564)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】藤井 明 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (20126155)
【キーワード】建築論 / グラフ理論 / マルチエージェント / 重みづけ / エッジ (他9件)
【概要】グラフ理論はノードとエッジの位相的な関係性に基づく数学理論であるが、これを現実の事象に適用しようとすると極度な抽象化に伴い欠落する重要な情報が多く、実態を再現するには情報不足となり、実効的な成果が得られない場合が多い。本研究は、グラフのノードやエッジにさまざまな属性を付与することにより、現実により即した状況を設定したネットワークベースのシミュレーションモデルを構築し、それを都市・建築のさまざまな事...
❏ネットワーク構造に着目した生体の機能発現機構解明と工学的再現(17680016)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】倉林 大輔 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (00334508)
【キーワード】ネットワーク / 非線形振動 / スモールワールド / 秩序形成 / 移動ロボット群 (他7件)
【概要】本年度は、独立した移動体が多数存在する環境において、(1)局所的な遭遇および交渉過程によって形成されるネットワーク、および(2)移動体間の非明示的な状態量交換による編隊構造遷移、についてモデル化を行い、これらが特定の機能構造を持ちうるための条件について明らかにした。 前者については、特定の機能構造としてスモールワールド型ネットワークを想定し,偶発的・局所的な相互作用によるネットワークの時間発展を確...
【数物系科学】物理学:セルオートマトンネットワークを含む研究件
❏二重視点モデル:潜在性の数理的表現(21300093)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】郡司 幸夫 神戸大学, 理学研究科, 教授 (40192570)
【キーワード】群れ / 真性粘菌 / 束 / ラフ集合 / ネットワーク (他14件)
【概要】実現領域と潜在領域を有する生命システムは、二重の視点を持ちながら一元論でも二元論でも表せない個が社会性を帯びたシステムである。このようなシステムを、概念的に整備すると共に、相互予期を担い非同期で起動する広義のスウォームモデルで実装した。二十視点モデルが、現実の粘菌やミナミコメツキガニの群れ、ヤドカリの身体イメージ変質の理解に、極めて有効であることが示されだ。またその意味がラフ集合によって解析可能と...
❏輸送ネットワークのトポロジー変動と交通渋滞形成過程(18560053)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】西成 活裕 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (40272083)
【キーワード】交通流 / セルオートマトン / ASEP / 相転移 / 渋滞 (他8件)
【概要】車や人の渋滞について、理論解析および実験をおこない、その解消方法を提案した。まず、車の渋滞について、織り込み合流部の理論解析を行い、流量低下を避けるために、車線変更禁止線を引くことで合流ポイントを遅らせるアイディアを提案した。さらに高速道路でのサグ部の渋滞緩和について、渋滞吸収走行の社会実験をした。人の渋滞についても、成田国際空港などの大規模施設における渋滞緩和を想定し、入国審査場での待ち行列の最...
❏セルオートマトンにおける逆問題とトラフィックネットワーク解析(12750062)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】西成 活裕 龍谷大学, 理工学部, 助教授 (40272083)
【キーワード】セルオートマトン / 超離散 / 交通流 / オイラー形式 / ラグランジュ形式 (他6件)
【概要】セルオートマトンを複雑系のモデルとして応用するために、主に交通流モデルとしての側面を検討した。まず実測データの分析をすることで、モデル化に必要になるための重要な交通流の特性を抽出した。その結果、メタ安定と同期流が渋滞相転移付近で重要になることが明らかとなった。さらにこの現象をCAのルールに組み込むために何が必要か考察し、その結果一般にスロースタートルールの重要性が明らかになった。そしてこれまでに研...
【数物系科学】物理学:非線形力学ネットワークを含む研究件
❏ヘテロ結合型力学モデルの構造設計による機能創生プロセスの探求(18K03471)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】柳田 達雄 大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (80242262)
【キーワード】非線形・非平衡ダイナミクス / ビーズスプリングモデル / ハミルトン力学系 / 非一様性 / 特異摂動論 (他23件)
【概要】共有結合・分子結合,分岐やループなどの非一様な結合構造による局所運動が生体高分子の機能に関与している.本研究は,生体高分子を粗視化した力学モデルである質点がバネでつながった系,ビーズスプリングモデル,が創出するダイナミクスを数値および理論的に解明し,機能生成に重要と考えられる不均一運動状態の動的生成機構を明らかにした.具体的には,1)ヘテロ結合分子と溶媒粒子が相互作用により系全体がエネルギー非一様...
❏複雑ネットワークの動的頑健性に関する数理的研究(24700222)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】田中 剛平 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 特任准教授 (90444075)
【キーワード】複雑ネットワーク / ロバスト性 / 振動子 / 相転移 / 分岐現象 (他14件)
【概要】電力網、インターネット、生体網、人の接触関係などは、複雑な構造をもつネットワークとみなすことができる。複雑ネットワークがネットワーク要素の故障に対してどの程度頑強であるかを調べることは、ネットワーク機能の破たんを回避するための予防策を考える上で重要である。本研究では、ネットワーク上の動的な振る舞いによって維持される機能に着目して、ネットワーク頑強性に関する理論的枠組みの発展および応用を行った。特に...
【数物系科学】物理学:確率論ネットワークを含む研究件
❏集団と個体のインタラクションのある場合の意思決定理論とその実験的検証(16K01265)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】豊泉 洋 早稲田大学, 商学学術院(会計研究科), 教授 (20315683)
【キーワード】大規模システム / 真社会性昆虫 / 集団 / 意思決定 / Non-linear Markov (他21件)
【概要】集団は個人の集合体なので、個人の意思決定の結果に応じて、集団の挙動が変化する。しかし、個人の意思決定は、集団の動向によって変化することが考えられる。このような場合には、個人の意思決定と集団の行動が複雑に絡み合い、意思決定が難しい。本研究は、株式市場、共同で巣を運営する真社会性昆虫、インターネット上での巨大サービス提供会社と需要を具体的な題材として、このようなインタラクションの理論的な枠組みとその実...
❏空間複雑性と理想境界のポテンシャル解析(25287015)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】相川 弘明 北海道大学, 理学研究院, 教授 (20137889)
【キーワード】ポテンシャル / 調和 / 容量 / Green核 / 熱核 (他32件)
【概要】調和関数や熱方程式解,Green核,熱核と定義領域の関係や空間複雑性の境界挙動への影響を研究し,ユークリッド空間の複雑領域,多様体,バリフォールド,ネットワーク,フラクタルなど様々な分野に応用した.とくに,除外集合を許したHarnack原理,最小固有値の容量的幅による評価,大域的境界Harnack原理のGreenレベル集合の容量的幅による十分条件,放物型境界Harnack原理(Intrinsic ...
❏金融リスク管理のための新ITモデルの研究と開発(16201033)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】水野 眞治 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (90174036)
【キーワード】情報システム / 最適化 / セキュアネットワーク / 経営学 / 確率論 (他13件)
【概要】本研究の目的は、金融リスク管理のための新しいITモデルの研究と開発である。 ・金融リスク評価の精緻化 まず、信用リスクの定量分析のための中小企業の財務データベースを構築した。そのデータベースを利用して、新しいタイプの銀行ローンの適正貸出金利算出モデルを開発した。モデルの主要な特徴としては、財務データベースに基づく伝統的な統計的アプローチと確率解析によるクレジット・デリバティブの価格付け手法とを組み...
【数物系科学】物理学:非線形ダイナミクスネットワークを含む研究件
❏ヘテロ結合型力学モデルの構造設計による機能創生プロセスの探求(18K03471)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】柳田 達雄 大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (80242262)
【キーワード】非線形・非平衡ダイナミクス / ビーズスプリングモデル / ハミルトン力学系 / 非一様性 / 特異摂動論 (他23件)
【概要】共有結合・分子結合,分岐やループなどの非一様な結合構造による局所運動が生体高分子の機能に関与している.本研究は,生体高分子を粗視化した力学モデルである質点がバネでつながった系,ビーズスプリングモデル,が創出するダイナミクスを数値および理論的に解明し,機能生成に重要と考えられる不均一運動状態の動的生成機構を明らかにした.具体的には,1)ヘテロ結合分子と溶媒粒子が相互作用により系全体がエネルギー非一様...
❏複雑ネットワーク結合力学系における自己組織化機構の解明と制御(25540108)
【研究テーマ】ソフトコンピューティング
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中尾 裕也 東京工業大学, 工学院, 准教授 (40344048)
【キーワード】非線形ダイナミクス / 複雑ネットワーク / 自己組織化 / ネットワーク / 結合力学系 (他9件)
【概要】本研究では、複雑ネットワークを介して相互作用する自律ダイナミクスを持つ要素集団における自己組織化現象の探求とメカニズムの解明、またその最適化や制御手法について解析した。研究期間中、ネットワーク上の反応拡散系におけるTuring不安定性およびパターン形成の解析とその種々の数理モデルへの一般化、ネットワーク結合振動子系の集団ダイナミクスの応答解析や外部ノイズによる同期の制御手法、ネットワーク上の拡散現...
❏共通揺らぎによる非線形系のコヒーレンス生成機構の解明(22684020)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中尾 裕也 東京工業大学, 情報理工学(系)研究科, 准教授 (40344048)
【キーワード】非線形ダイナミクス / 確率過程 / リズム現象 / 同期現象 / 揺らぎ (他12件)
【概要】実世界には自律的なダイナミクスを示す様々な要素が存在する。特に、自律的なリズムを生成する非線形振動子は、物理、化学、生物、および各種の工学系に多くの例がある。周期外力を受けた振動子が外力に同期することや、相互作用する振動子間に相互同期が生じることはよく知られているが、近年、振動子に共通の確率的に揺らぐ外力を与えた場合にも、振動子間に同期やコヒーレンスが生じることが分かりつつある。本研究ではその生成...
【数物系科学】物理学:複雑系ネットワークを含む研究件
❏ヒト脳の形態形成から行動生成に至る発達のダイナミクス(26220004)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】生命情報 / ダイナミクス / 脳 / 発達 / 胚発生 (他15件)
【概要】ヒトの脳の形態形成から行動生成に至る初期発達のダイナミクスの解明を目指した。胚子・胎児標本のMR顕微鏡画像、CT画像、連続組織切片画像等から、脳の三次元情報を抽出し、形態形成の基本的な現象を明らかにした。新生児期のfNIRS計測で、血液酸素化動態と脳の自発活動の発達を鋭敏に示す指標を発見した。乳児期のfNIRSや脳波の計測より、睡眠覚醒によって変化する機能的ネットワークや感覚処理の基本性質を明らか...
❏ネットワーク結合力学系の機能的設計とその普遍性(21540376)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】柳田 達雄 大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (80242262)
【キーワード】結合振動子 / ネットワーク / 同期現象 / マルコフ連鎖モンテカルロ法 / 複雑系 (他6件)
【概要】同期特性の優れた位相振動子ネットワークのデザインを中心に研究を行った.このモデルは力学的要素がネットワーク的に相互作用した集団(個体群)と見なせるため,細胞内での生化学反応や代謝反応などの複雑なシステムの最も抽象化したモデルと考えられる.マルコフ連鎖モンテカルロ法により同期特性の優れた機能的ネットワークが具体的に設計し,ネットワーク構造の統計的特徴付けを行った.振動数が異なる振動子集団が同期するた...
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...
【数物系科学】物理学:渋滞ネットワークを含む研究件
❏輸送ネットワークのトポロジー変動と交通渋滞形成過程(18560053)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】西成 活裕 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (40272083)
【キーワード】交通流 / セルオートマトン / ASEP / 相転移 / 渋滞 (他8件)
【概要】車や人の渋滞について、理論解析および実験をおこない、その解消方法を提案した。まず、車の渋滞について、織り込み合流部の理論解析を行い、流量低下を避けるために、車線変更禁止線を引くことで合流ポイントを遅らせるアイディアを提案した。さらに高速道路でのサグ部の渋滞緩和について、渋滞吸収走行の社会実験をした。人の渋滞についても、成田国際空港などの大規模施設における渋滞緩和を想定し、入国審査場での待ち行列の最...
❏コンピュータネットワーク中の情報流のフラクタルゆらぎ(08874037)
【研究テーマ】物理学一般
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1996
【研究代表者】高安 秀樹 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (00183062)
【キーワード】ネットワーク / 情報流 / フラクタル / パケット / 渋滞 (他6件)
【概要】コンピュータネットワーク中の情報流の変動を統計物理学の立場から解析するため、観測と数値モデルによるシミュレーションを行った。観測としては、従来の単一の目的地点へのエコー実験を精密化し、遠方の目的地に至る経路のすべてのルーターに対して同時にエコー実験を行った。その結果、各ルーター間においてパケットの渋滞の伝幡が観測された。また、パケットの輸送過程をネットワークの分岐構造を簡単化したケーリ-格子上でモ...
【数物系科学】物理学:真正粘菌ネットワークを含む研究件
❏粘菌輸送管ネットワーク形態による適応のしくみ(25400430)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】高松 敦子 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20322670)
【キーワード】輸送管ネットワーク / 真正粘菌 / 適応 / 最適化 / ネットワーク
【概要】粘菌変形体の輸送管網形態による適応戦略について、ネットワーク解析により以下の特徴を持つことが明らかとなった。誘引環境では、網目状の形態をとり、細い管が大部分を占める階層的なループ構造で構成される分散的ネットワークとなる。酸素消費の場は至る所にありエネルギー効率の点では劣るが、環境から効率良く栄養分を吸収する。忌避環境では、樹状の形態をとり、ほとんどが太い管で構成され中央集中型となる。より遠くへ探索...
❏二重視点モデル:潜在性の数理的表現(21300093)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】郡司 幸夫 神戸大学, 理学研究科, 教授 (40192570)
【キーワード】群れ / 真性粘菌 / 束 / ラフ集合 / ネットワーク (他14件)
【概要】実現領域と潜在領域を有する生命システムは、二重の視点を持ちながら一元論でも二元論でも表せない個が社会性を帯びたシステムである。このようなシステムを、概念的に整備すると共に、相互予期を担い非同期で起動する広義のスウォームモデルで実装した。二十視点モデルが、現実の粘菌やミナミコメツキガニの群れ、ヤドカリの身体イメージ変質の理解に、極めて有効であることが示されだ。またその意味がラフ集合によって解析可能と...
【数物系科学】物理学:安定性ネットワークを含む研究件
❏ネットワークマッチング問題における比較静学とマーケットデザイン(19K13647)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】坂東 桂介 信州大学, 学術研究院社会科学系, 准教授 (50735412)
【キーワード】ゲーム理論 / マッチング / 安定性 / ネットワーク / マッチング理論 (他8件)
【概要】本研究はネットワークマッチング問題における比較静学の理論を構築し、現実の制度設計に応用することである。 ネットワークマッチング問題とは複数の主体の間の取引を記述するモデルであり、比較静学とは買い手と売り手の取引構造の変化が均衡取引に与える影響を予測するための理論である。今年度の研究成果は以下の通りである。 ネットワークマッチング問題に関する論文``Stability and venture str...
❏開放進化系の頑健性決定機構についての統計物理学的研究(15K05202)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】島田 尚 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (90431791)
【キーワード】頑健性・安定性 / 多様性 / 開放系 / 非平衡相転移 / 共存 (他16件)
【概要】生体、生態系、経済・社会等の現実の複雑な系には、新規要素の包摂と要素の消滅が繰り返されているという共通の特徴が見られる。本研究ではこのような「開放進化系」について研究代表者が簡単な理論模型に基づいて発 見した新しい頑健性決定機構について研究を行い、その普遍性と現実問題への適用の妥当性を吟味した。この結果、生態系や社会系の多くで重要な性質である「相互作用に双方向性がある場合」など拡張モデルについて新...
❏相互認識を考慮した意思決定支援システムの構築(14780350)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】猪原 健弘 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (80293075)
【キーワード】相互認識 / 意思決定 / システム / 社会 / ネットワーク (他8件)
【概要】研究の目的である、1.相互認識を伴う意思決定状況の数理的な分析 2.意思決定に伴う社会の状態の変化に関する理論の構築 3.現実の意思決定状況の解決や主体の行動選択の支援のための計算機上のシステムの構築 を達成するために、まず、平成14年度前半には、それまでのところ必ずしも十分とはいえなかった主体間の相互認識を取り扱うための数理的な概念の充実を図った。 その後、構築した数理的な枠組の上で、以下3つの...
【数物系科学】物理学:グラフネットワークを含む研究件
❏情報通信のための頑健なネットワーク設計および効率的なネットワーク運用の研究(17F17727)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2017-10-13 - 2020-03-31
【研究代表者】塩浦 昭義 東京工業大学, 工学院, 准教授 (10296882)
【キーワード】network flow / large scale network / algorithms / network / flow (他7件)
【概要】In this year we have focused on the transmission of knowledge in information networks. A typical property of those networks is their massive scale, making classical algorithms difficult to apply. In p...
❏空間複雑性と理想境界のポテンシャル解析(25287015)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】相川 弘明 北海道大学, 理学研究院, 教授 (20137889)
【キーワード】ポテンシャル / 調和 / 容量 / Green核 / 熱核 (他32件)
【概要】調和関数や熱方程式解,Green核,熱核と定義領域の関係や空間複雑性の境界挙動への影響を研究し,ユークリッド空間の複雑領域,多様体,バリフォールド,ネットワーク,フラクタルなど様々な分野に応用した.とくに,除外集合を許したHarnack原理,最小固有値の容量的幅による評価,大域的境界Harnack原理のGreenレベル集合の容量的幅による十分条件,放物型境界Harnack原理(Intrinsic ...
❏2分決定グラフ新構成法に基づく離散システム論と大規模最適化法の新展開(09480050)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (80183010)
【キーワード】グラフ / ネットワーク / マトロイド / Tutte多項式 / 離散システム (他11件)
【概要】本研究では,2分決定グラフ(BDD)に基づいた離散システム論に対する統一的アプローチを確立することと,プロトタイプシステムを統合システムへと発展させることを目指した.これによって,従来は不可能であった離散システムの構造全体の暗黙的・効率的表現をコンピュータ上に行なうことが可能になり,新たな展開が種々可能となった.本アプローチをネットワーク信頼性解析・結び目のJones多項式計算への展開し,実際に計...
【数物系科学】物理学:非線形ネットワークを含む研究件
❏集団と個体のインタラクションのある場合の意思決定理論とその実験的検証(16K01265)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】豊泉 洋 早稲田大学, 商学学術院(会計研究科), 教授 (20315683)
【キーワード】大規模システム / 真社会性昆虫 / 集団 / 意思決定 / Non-linear Markov (他21件)
【概要】集団は個人の集合体なので、個人の意思決定の結果に応じて、集団の挙動が変化する。しかし、個人の意思決定は、集団の動向によって変化することが考えられる。このような場合には、個人の意思決定と集団の行動が複雑に絡み合い、意思決定が難しい。本研究は、株式市場、共同で巣を運営する真社会性昆虫、インターネット上での巨大サービス提供会社と需要を具体的な題材として、このようなインタラクションの理論的な枠組みとその実...
❏ノイズや環境変化に頑健で機能的なネットワーク型力学系の設計と熱力学的特性(24540417)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柳田 達雄 大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (80242262)
【キーワード】ネットワーク / 同期 / 熱力学的特性 / マルコフ連鎖モンテカルロ法 / 振動子 (他19件)
【概要】自然界には動的要素が非一様に相互作用して外乱に対して安定に機能するシステムが多く存在する. 例えば,細胞内における生化学反応や遺伝子発現では多数の機能分子が関与していながら安定なダイナミクスが創出されている.また,神経網も特別な結合構造を形成して安定に情報処理を行っている. 本研究は,ネットワーク型力学系がノイズや環境変動に抗して頑健に所与された機能を実現するダイナミクスの数理構造を探求した.ノイ...
❏共通揺らぎによる非線形系のコヒーレンス生成機構の解明(22684020)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中尾 裕也 東京工業大学, 情報理工学(系)研究科, 准教授 (40344048)
【キーワード】非線形ダイナミクス / 確率過程 / リズム現象 / 同期現象 / 揺らぎ (他12件)
【概要】実世界には自律的なダイナミクスを示す様々な要素が存在する。特に、自律的なリズムを生成する非線形振動子は、物理、化学、生物、および各種の工学系に多くの例がある。周期外力を受けた振動子が外力に同期することや、相互作用する振動子間に相互同期が生じることはよく知られているが、近年、振動子に共通の確率的に揺らぐ外力を与えた場合にも、振動子間に同期やコヒーレンスが生じることが分かりつつある。本研究ではその生成...
【数物系科学】地球惑星科学:力学系ネットワークを含む研究件
❏力学系の位相計算理論の応用展開(25287029)
【研究テーマ】数学基礎・応用数学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】國府 寛司 京都大学, 理学研究科, 教授 (50202057)
【キーワード】力学系 / トポロジー / 計算機援用解析 / 時系列 / 気象学 (他8件)
【概要】様々な科学・技術分野に現れるダイナミクスを理解するために,トポロジーと計算機を援用して,その大域的構造の情報を取り出す位相計算理論と呼ばれる方法の理論と応用の研究を行った.特に応用として,生命科学分野に現れる遺伝子制御ネットワークのようなネットワークダイナミクスや,気象データなどのノイズを含む時系列データからダイナミクスの情報を取り出す新しい解析方法を開拓した. ...
❏ノイズや環境変化に頑健で機能的なネットワーク型力学系の設計と熱力学的特性(24540417)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柳田 達雄 大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (80242262)
【キーワード】ネットワーク / 同期 / 熱力学的特性 / マルコフ連鎖モンテカルロ法 / 振動子 (他19件)
【概要】自然界には動的要素が非一様に相互作用して外乱に対して安定に機能するシステムが多く存在する. 例えば,細胞内における生化学反応や遺伝子発現では多数の機能分子が関与していながら安定なダイナミクスが創出されている.また,神経網も特別な結合構造を形成して安定に情報処理を行っている. 本研究は,ネットワーク型力学系がノイズや環境変動に抗して頑健に所与された機能を実現するダイナミクスの数理構造を探求した.ノイ...
【数物系科学】地球惑星科学:アメリカネットワークを含む研究件
❏近現代社会運動の国境を越えた相互作用に関する思想史的研究(16H03363)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 ひかる 明治大学, 法学部, 専任教授 (00272774)
【キーワード】社会運動 / 近現代史 / 国境を越える / 相互作用 / 思想 (他15件)
【概要】第1の研究成果は、社会運動が国境を越えて相互作用を起こし、これが世界各地で思想や運動の新たな展開を生み出す、という現象を、19世紀から現在に至る世界各地での社会運動について、個別的かつ具体的な事例に基づき、明らかにしたという点にあり、田中ひかる編『社会運動のグローバル・ヒストリー』(ミネルヴァ書房、2018年)がその集大成である。第2の研究成果は、第1の研究成果に依拠して、より広範な対象を分析する...
❏近現代アメリカ社会運動史の再検討-大西洋世界と太平洋世界をつなぐ視点から-(24320148)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】田中 ひかる 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (00272774)
【キーワード】アメリカ / 社会運動史 / 近現代 / 移民 / 太平洋世界 (他13件)
【概要】第1に、アメリカ合衆国で様々な社会運動に加わったヨーロッパとアジアからの移民が、彼らの送出国での社会運動と結びつき、そこから影響を受けながら発展したことを明らかにした。第2に、大西洋世界と太平洋世界の移民が、アメリカ国内で一つの運動を形成したこと、それらの運動が、移民の送り出し地域に対して影響を及ぼしたことを、とくに日本と中国について明らかにした。第3に日本に滞在して日本における運動に接点を持った...
❏イノベーションに関わる個人・組織・地域の層的ネットワークの研究(24530506)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, その他の研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】ネットワーク / 企業 / 事業所 / 特許 / 発明者 (他13件)
【概要】日本とアメリカの特許データを用いて共同出願関係を調べた.発明者のチームが個人よりもパフォーマンスが優れている.また発明者のチームにおいては繰り返しによりパフォーマンスが低下する.企業のチームのパフォーマンスは繰り返しによる減衰が著しい.より強いインパクトのある成果をあげたチームは,その後の協力回数が多くなる.繰り返しを経験したチームにいた発明者が,新たなチームに参加した場合,そのままチームに残る発...
【数物系科学】地球惑星科学:フラクタルネットワークを含む研究件
❏空間複雑性と理想境界のポテンシャル解析(25287015)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】相川 弘明 北海道大学, 理学研究院, 教授 (20137889)
【キーワード】ポテンシャル / 調和 / 容量 / Green核 / 熱核 (他32件)
【概要】調和関数や熱方程式解,Green核,熱核と定義領域の関係や空間複雑性の境界挙動への影響を研究し,ユークリッド空間の複雑領域,多様体,バリフォールド,ネットワーク,フラクタルなど様々な分野に応用した.とくに,除外集合を許したHarnack原理,最小固有値の容量的幅による評価,大域的境界Harnack原理のGreenレベル集合の容量的幅による十分条件,放物型境界Harnack原理(Intrinsic ...
❏コンピュータネットワーク中の情報流のフラクタルゆらぎ(08874037)
【研究テーマ】物理学一般
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1996
【研究代表者】高安 秀樹 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (00183062)
【キーワード】ネットワーク / 情報流 / フラクタル / パケット / 渋滞 (他6件)
【概要】コンピュータネットワーク中の情報流の変動を統計物理学の立場から解析するため、観測と数値モデルによるシミュレーションを行った。観測としては、従来の単一の目的地点へのエコー実験を精密化し、遠方の目的地に至る経路のすべてのルーターに対して同時にエコー実験を行った。その結果、各ルーター間においてパケットの渋滞の伝幡が観測された。また、パケットの輸送過程をネットワークの分岐構造を簡単化したケーリ-格子上でモ...
【数物系科学】地球惑星科学:相転移ネットワークを含む研究件
❏開放進化系の頑健性決定機構についての統計物理学的研究(15K05202)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】島田 尚 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (90431791)
【キーワード】頑健性・安定性 / 多様性 / 開放系 / 非平衡相転移 / 共存 (他16件)
【概要】生体、生態系、経済・社会等の現実の複雑な系には、新規要素の包摂と要素の消滅が繰り返されているという共通の特徴が見られる。本研究ではこのような「開放進化系」について研究代表者が簡単な理論模型に基づいて発 見した新しい頑健性決定機構について研究を行い、その普遍性と現実問題への適用の妥当性を吟味した。この結果、生態系や社会系の多くで重要な性質である「相互作用に双方向性がある場合」など拡張モデルについて新...
❏複雑ネットワークの動的頑健性に関する数理的研究(24700222)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】田中 剛平 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 特任准教授 (90444075)
【キーワード】複雑ネットワーク / ロバスト性 / 振動子 / 相転移 / 分岐現象 (他14件)
【概要】電力網、インターネット、生体網、人の接触関係などは、複雑な構造をもつネットワークとみなすことができる。複雑ネットワークがネットワーク要素の故障に対してどの程度頑強であるかを調べることは、ネットワーク機能の破たんを回避するための予防策を考える上で重要である。本研究では、ネットワーク上の動的な振る舞いによって維持される機能に着目して、ネットワーク頑強性に関する理論的枠組みの発展および応用を行った。特に...
❏輸送ネットワークのトポロジー変動と交通渋滞形成過程(18560053)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】西成 活裕 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (40272083)
【キーワード】交通流 / セルオートマトン / ASEP / 相転移 / 渋滞 (他8件)
【概要】車や人の渋滞について、理論解析および実験をおこない、その解消方法を提案した。まず、車の渋滞について、織り込み合流部の理論解析を行い、流量低下を避けるために、車線変更禁止線を引くことで合流ポイントを遅らせるアイディアを提案した。さらに高速道路でのサグ部の渋滞緩和について、渋滞吸収走行の社会実験をした。人の渋滞についても、成田国際空港などの大規模施設における渋滞緩和を想定し、入国審査場での待ち行列の最...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流ネットワークを含む研究件
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
❏中国道教の地理的イメージと宗教的ネットワークに関する総合的調査と研究(24320009)
【研究テーマ】中国哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土屋 昌明 専修大学, 経済学部, 教授 (80249268)
【キーワード】道教 / 宗教思想 / 山岳信仰 / 洞天 / 神仙思想 (他22件)
【概要】本研究は、道教で洞天福地とされる山岳に対する信仰および、そこにある道観との関係を考察し、山岳でおこなわれた道教相互のネットワークおよびその歴史的展開を研究した。期間中に十大洞天ほかに対する基礎的な現地調査をすませ、その調査の整理と文献研究との対照をおこなった。その成果として、『洞天福地研究』第4・5・6号(計3冊、312頁)を発行した。第4号では5本の論文と2本の翻訳、第5号でも5本の論文と2本の...
❏広域アジアの市民社会構築とその国際政治的課題(23243029)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】竹中 千春 立教大学, 法学部, 教授 (40126115)
【キーワード】アジア / 市民社会 / グローバリゼーション / 国際協力 / 国際政治 (他9件)
【概要】21世紀アジアについて、(1)国民国家の動揺(2)内政と外交の連動(3)国際社会の支援と市民社会構築(4)アジアの市民社会論を焦点に考察し、(5)「広域アジア研究」を検討した。 国際会議として、アジア政経学会・ドイツアジア学会共催「中国の新たな役割」(2012年7月)、アジア政経学会共催"Asian Studies beyond Borders: Where do we come from...
【数物系科学】天文学:国際情報交換ネットワークを含む研究件
❏ノイズや環境変化に頑健で機能的なネットワーク型力学系の設計と熱力学的特性(24540417)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柳田 達雄 大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (80242262)
【キーワード】ネットワーク / 同期 / 熱力学的特性 / マルコフ連鎖モンテカルロ法 / 振動子 (他19件)
【概要】自然界には動的要素が非一様に相互作用して外乱に対して安定に機能するシステムが多く存在する. 例えば,細胞内における生化学反応や遺伝子発現では多数の機能分子が関与していながら安定なダイナミクスが創出されている.また,神経網も特別な結合構造を形成して安定に情報処理を行っている. 本研究は,ネットワーク型力学系がノイズや環境変動に抗して頑健に所与された機能を実現するダイナミクスの数理構造を探求した.ノイ...
❏イノベーションに関わる個人・組織・地域の層的ネットワークの研究(24530506)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, その他の研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】ネットワーク / 企業 / 事業所 / 特許 / 発明者 (他13件)
【概要】日本とアメリカの特許データを用いて共同出願関係を調べた.発明者のチームが個人よりもパフォーマンスが優れている.また発明者のチームにおいては繰り返しによりパフォーマンスが低下する.企業のチームのパフォーマンスは繰り返しによる減衰が著しい.より強いインパクトのある成果をあげたチームは,その後の協力回数が多くなる.繰り返しを経験したチームにいた発明者が,新たなチームに参加した場合,そのままチームに残る発...
❏年少者日本語教育の協働的実践研究-教科学習を通して身に付く「ことばの力」の検証-(23520648)
【研究テーマ】日本語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2017-03-31
【研究代表者】池上 摩希子 早稲田大学, 国際学術院(日本語教育研究科), 教授 (80409721)
【キーワード】年少者日本語教育 / JSLカリキュラム / 協働実践研究 / ネットワーク / 教科学習 (他16件)
【概要】本研究は、日本語を第一言語としない児童生徒に求められる、日本語で学ぶ力とは何かを明らかにするものである。JSLカリキュラムの課題を踏まえて日本語教育実践への関与を行い、参与観察やインタビューといった調査も並行して実施した。また、得られた成果をHPや研究会で報告することによって、各地で児童生徒の日本語教育に携わる実践現場や教育行政との連携を図った。実践の記述と発信を行うことで実践者との連携が促進され...
【化学】基礎化学:集積ネットワークを含む研究件
❏マイクロ立地データを用いた知識波及の地理的特性の解明(25780181)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】齊藤 有希子 (梅野有希子 / 梅野 有希子 / 齊藤 有希子(梅野有希子)) 独立行政法人経済産業研究所, 研究グループ, 上席研究員 (50543815)
【キーワード】空間経済 / 企業間ネットワーク / 知識波及 / ネットワーク / 地理空間 (他8件)
【概要】本研究は、集積の外部経済として知識波及に注目し、知識生産活動の立地特性、共同研究における距離の重要性を測定した。知識生産活動は他の経済活動より集積度が強く、高度な技術を持つ企業、生産的な企業ほど集積すること、共同研究における距離の重要性は依然として続いており、共同研究効果には、共通知識による組織の知識吸収能力、異なる知識がともに重要であることが確認された。また、発明者の流動性の高い組織ほど、他の発...
❏イノベーションに関わる個人・組織・地域の層的ネットワークの研究(24530506)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, その他の研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】ネットワーク / 企業 / 事業所 / 特許 / 発明者 (他13件)
【概要】日本とアメリカの特許データを用いて共同出願関係を調べた.発明者のチームが個人よりもパフォーマンスが優れている.また発明者のチームにおいては繰り返しによりパフォーマンスが低下する.企業のチームのパフォーマンスは繰り返しによる減衰が著しい.より強いインパクトのある成果をあげたチームは,その後の協力回数が多くなる.繰り返しを経験したチームにいた発明者が,新たなチームに参加した場合,そのままチームに残る発...
【生物学】基礎生物学:共進化ネットワークを含む研究件
❏文化-ジーン共進化説のミクロ的確認とネットワーク社会学的展開(20K20281)
【研究テーマ】社会学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】桜井 芳生 鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 教授 (50264396)
【キーワード】遺伝子 / 遺伝子社会学 / 遺伝子一塩基多型 / SNP / ツイッター (他27件)
【概要】遺伝子変数が、ひとびとの社会行為・意識に影響を与えているかをさぐった。遺伝子一塩基多型(SNP)rs53576が、ツイッターの頻度に、rs4680が、スマホゲーム頻度に、セロトニントレンスポーター遺伝子多型5-HTTLPRが、「生きにくさ」意識に、影響をあたえていることを、世界で初めて見出した。一冊の成書『遺伝子社会学の試み 社会学的生物学嫌い(バイオフォビア)を超えて 』日本評論社 として、市場...
❏傾注獲得戦略に関する理論構築と実証:企業の傾注ベース論の発展を目的として(25285121)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三橋 平 慶應義塾大学, 商学部, 教授 (90332551)
【キーワード】傾注 / 競争 / ネットワーク / 共進化 / 傾注ベース論 (他14件)
【概要】本研究課題では,限定合理的な意思決定者が,認知資源をどのように配分するかにより,組織行動のパターンを説明する傾注ベース論を,企業間の多市場接触に関する問題,企業間提携ネットワークにおける探索コストに関する問題,共進化がスタープレイヤーを生み出すプロセスに関する問題に応用した。傾注という新しい理論的視座を組み込むことで,これらの研究を発展させただけなく,傾注ベース論の応用範囲とその説明力に関する理解...
❏プロセス強化技術のためのダイナミカルネットワーク方法論の構築(20246115)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大村 直人 神戸大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50223954)
【キーワード】プロセス強化 / ネットワーク / ダイナミクス / マルチスケール / モデリング (他9件)
【概要】本研究は、プロセスのもつ機能要素のダイナミカルなネットワーク性に着目したプロセス強化の方法論を構築することを目的とした。ダイナミカルネットワークによる設計論とモデリング、個別プロセスのダイナミカルネットワークの解明の二つの部門に分けて、解析と設計の二つの観点から研究を遂行した。その結果、プロセスを機能ネットワークモデルで表現し、ネットワーク上のハブ要素を強化することで、プロセスの飛躍的向上が期待で...
【生物学】人類学:多様性ネットワークを含む研究件
❏里山における自然資本の意識化とネットワークのための地域参加型研究(18H02227)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】深町 加津枝 京都大学, 地球環境学堂, 准教授 (20353831)
【キーワード】里山 / 自然資本 / 意識化 / ネットワーク / 地域デザイン (他18件)
【概要】滋賀県大津市比良山麓の里山の自然資本の意識化とネットワークの創出のため地域参加型研究をふまえ、自然資本を自立的に再生、活用する空間計画と地域デザインを行った。意識化においては、参加型研究の拠点となる古民家を活用した調査やワークショップを積み重ね、意識化やネットワーク化に重要な要因、プロセスを明らかにした。また守山石、アブラボン、湖魚料理、近州音頭など地域のシンボルとなる有形・無形の自然資本と地域の...
❏開放進化系の頑健性決定機構についての統計物理学的研究(15K05202)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】島田 尚 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (90431791)
【キーワード】頑健性・安定性 / 多様性 / 開放系 / 非平衡相転移 / 共存 (他16件)
【概要】生体、生態系、経済・社会等の現実の複雑な系には、新規要素の包摂と要素の消滅が繰り返されているという共通の特徴が見られる。本研究ではこのような「開放進化系」について研究代表者が簡単な理論模型に基づいて発 見した新しい頑健性決定機構について研究を行い、その普遍性と現実問題への適用の妥当性を吟味した。この結果、生態系や社会系の多くで重要な性質である「相互作用に双方向性がある場合」など拡張モデルについて新...
❏多国籍企業における人材の国際移動によるイノベーション(24330130)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】村上 由紀子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80222339)
【キーワード】国際労働移動 / イノベーション / 国際経営 / 多様性 / 知識移転 (他10件)
【概要】多国籍企業における人材の国際移動をイノベーションにつなげる道筋とその実現に有効なマネジメントについて研究を行った。まず、派遣という形の国際移動が多国籍企業の国境を越えた知識移転を高めていること、その効果は知識の種類によって異なることを明らかにした。また、知識移転が社内でイノベーションへつながっていくためには、移転された知識が社内でシェアされ既存の知識と結合される必要があるが、そのプロセスを促進する...
【総合理工】応用物理学:振動子ネットワークを含む研究件
❏ノイズや環境変化に頑健で機能的なネットワーク型力学系の設計と熱力学的特性(24540417)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柳田 達雄 大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (80242262)
【キーワード】ネットワーク / 同期 / 熱力学的特性 / マルコフ連鎖モンテカルロ法 / 振動子 (他19件)
【概要】自然界には動的要素が非一様に相互作用して外乱に対して安定に機能するシステムが多く存在する. 例えば,細胞内における生化学反応や遺伝子発現では多数の機能分子が関与していながら安定なダイナミクスが創出されている.また,神経網も特別な結合構造を形成して安定に情報処理を行っている. 本研究は,ネットワーク型力学系がノイズや環境変動に抗して頑健に所与された機能を実現するダイナミクスの数理構造を探求した.ノイ...
❏複雑ネットワークの動的頑健性に関する数理的研究(24700222)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】田中 剛平 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 特任准教授 (90444075)
【キーワード】複雑ネットワーク / ロバスト性 / 振動子 / 相転移 / 分岐現象 (他14件)
【概要】電力網、インターネット、生体網、人の接触関係などは、複雑な構造をもつネットワークとみなすことができる。複雑ネットワークがネットワーク要素の故障に対してどの程度頑強であるかを調べることは、ネットワーク機能の破たんを回避するための予防策を考える上で重要である。本研究では、ネットワーク上の動的な振る舞いによって維持される機能に着目して、ネットワーク頑強性に関する理論的枠組みの発展および応用を行った。特に...
【工学】機械工学:研究開発ネットワークを含む研究件
❏特許及びテキストマイニングによるイノベーション測定と日本企業の行動心理分析(18K01813)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】関 智一 立教大学, 経済学部, 教授 (50301966)
【キーワード】特許 / テキストマイニング / イノベーション / 研究開発 / 生産性 (他14件)
【概要】研究代表者(關 智一)は、国際ビジネス研究学会全国大会にて「製造業・研究開発部門の生産性変化とグローバル化」について報告した。研究分担者の一人(菰田文男)は、人工知能をテーマとした『Paradigm Shift in Technologies and Innovation Systems』を刊行した。研究分担者の一人(井口知栄)は、2020年度に学会報告をした論文「Subsidiary Compe...
❏企業間研究開発(R&D)の戦略的ネットワーク形成に関する実証研究(19730165)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】中嶋 亮 横浜国立大学, 国際社会科学研究科, 准教授 (70431658)
【キーワード】特許 / 研究開発 / ネットワーク / 発明家の行動 / 情報技術産業 (他7件)
【概要】本研究は最新のネットワーク理論の成果をふまえ、企業間の戦略的R&Dネットワーク形成について米国のIT産業を対象に実証分析をおこなった。その結果、企業間でR&D提携が形成される際の原動力として(1)Closure Preferenceおよび(2)Preferential Attachmentという選好が見られることが統計的に明らかになった。さらに、発明家の転職行動をJob Searc...
❏研究開発組織における効果的な物理的作業環境と仮想的作業環境の研究(14730100)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】妹尾 大 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (90303346)
【キーワード】研究開発 / ナレッジマネジメント / ワークプレイス / イントラネット / ネットワーク
【概要】この研究の第2年度(最終年度)にあたり、初年度に実施していた日本企業5社((株)富士通インフォソフトテクノロジ、東日本電信電話(株)、富士ゼロックス(株)、三洋電機(株)、エーザイ(株))への訪問調査を継続して実施するとともに、物理的な作業環境と仮想的な作業環境において先進的な取り組みを続けている(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモヘの訪問調査を実施した。さらに、企業の境界をまたがる研究開発組織について...
【工学】機械工学:高速ビジョンネットワークを含む研究件
❏ロボット体表面に配置された多眼高速視覚ネットワークによる視覚サーボ制御(19H02102)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】並木 明夫 千葉大学, 大学院工学研究院, 准教授 (40376611)
【キーワード】高速ビジョン / ビジョンネットワーク / 視覚サーボ / 高速マニピュレーション / 視覚サーボ制御 (他6件)
【概要】従来の知能ロボットでは,使用するカメラ台数は少数に抑えられ,設置場所も人間のように頭部に装着するか,ハンドアイとして手先に装着するかのどちらかであり,視界は狭く,オクルージョンによる死角が頻繁に生じるという問題があった。そのため,複雑なタスクでは成功率が上がらず,作業速度も人間以上に遅くなっていた。本課題ではこの問題を解決するために,小型高速カメラをロボットの体表に高密度で配置することで,「無死角...
❏分散ネットワーク構造を有する超高速認識行動システム(14102018)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2002 - 2006
【研究代表者】石川 正俊 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (40212857)
【キーワード】知能ロボティクス / 機械力学・制御 / ネットワーク / スマートセンサ情報システム / 高速ビジョン (他17件)
【概要】本研究では,実環境に高速かつ柔軟に対応する認識・行動システムの構築を目的とし,具体的な基盤技術として,階層並列構造による感覚運動統合,認識と行動の超高速性,分散ネットワーク構造の各要素に注目して,分散ネットワーク構造に基づいた多数のセンサとアクチュエータを結合した高速リアルタイム処理システムを構築した. 1.TCP/IP通信機能を有する高速ビジョンネットワークシステムの構築 高速で移動する複数の対...
【工学】建築学:ネットワーク化ネットワークを含む研究件
❏火災の早期対応・鎮圧を目標とする火災拡大抑制対策枠組の構築(20K20353)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】長谷見 雄二 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40298138)
【キーワード】火災 / 高齢化 / 歴史的建造物 / 過疎化 / 発展途上地域 (他16件)
【概要】本課題により、以下の成果を得た。①住宅系居室における火災成長過程のモデル化と初期消火で鎮圧可能な燃焼規模の把握、②既存木造建築の避難経路の遮煙・小屋裏延焼防止・ファサード開口部の延焼防止のための改修技術のプロトタイプの開発、③離島・山間集落における火災リスク・防災基盤の類型化、④火災の早期対応を必要とする地域における火災信号共有システム・火災鎮圧体制の実態調査と整備指針、⑤防災学習・防災訓練・消防...
❏里山における自然資本の意識化とネットワークのための地域参加型研究(18H02227)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】深町 加津枝 京都大学, 地球環境学堂, 准教授 (20353831)
【キーワード】里山 / 自然資本 / 意識化 / ネットワーク / 地域デザイン (他18件)
【概要】滋賀県大津市比良山麓の里山の自然資本の意識化とネットワークの創出のため地域参加型研究をふまえ、自然資本を自立的に再生、活用する空間計画と地域デザインを行った。意識化においては、参加型研究の拠点となる古民家を活用した調査やワークショップを積み重ね、意識化やネットワーク化に重要な要因、プロセスを明らかにした。また守山石、アブラボン、湖魚料理、近州音頭など地域のシンボルとなる有形・無形の自然資本と地域の...
❏地球情報社会における地域社会発展の条件に関する研究(12301009)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】矢澤 修次郎 一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (20055320)
【キーワード】グローバル情報社会 / ネットワーク社会 / シリコンバレーモデル / 発展国家モデル / 国民定発展モデル (他28件)
【概要】本研究は、地球情報社会、ネットワーク社会台頭の動的プロセスを明らかにし、その過程で、様々な形での地域社会の発展が果たす役割が重要であることを提示しようとした。 理論的には、発展の理論に関して3つの理論潮流、即ち、シリコンバレーモデル、発展国家モデル、国民的発展モデルを検討した。その結果、今日における優れた発展理論は、国家レベル、様々な形での地域社会レベル、個人のレベルを同等に位置づけ、それら3者の...
【工学】建築学:近現代ネットワークを含む研究件
❏近現代社会運動の国境を越えた相互作用に関する思想史的研究(16H03363)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 ひかる 明治大学, 法学部, 専任教授 (00272774)
【キーワード】社会運動 / 近現代史 / 国境を越える / 相互作用 / 思想 (他15件)
【概要】第1の研究成果は、社会運動が国境を越えて相互作用を起こし、これが世界各地で思想や運動の新たな展開を生み出す、という現象を、19世紀から現在に至る世界各地での社会運動について、個別的かつ具体的な事例に基づき、明らかにしたという点にあり、田中ひかる編『社会運動のグローバル・ヒストリー』(ミネルヴァ書房、2018年)がその集大成である。第2の研究成果は、第1の研究成果に依拠して、より広範な対象を分析する...
❏近現代アメリカ社会運動史の再検討-大西洋世界と太平洋世界をつなぐ視点から-(24320148)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】田中 ひかる 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (00272774)
【キーワード】アメリカ / 社会運動史 / 近現代 / 移民 / 太平洋世界 (他13件)
【概要】第1に、アメリカ合衆国で様々な社会運動に加わったヨーロッパとアジアからの移民が、彼らの送出国での社会運動と結びつき、そこから影響を受けながら発展したことを明らかにした。第2に、大西洋世界と太平洋世界の移民が、アメリカ国内で一つの運動を形成したこと、それらの運動が、移民の送り出し地域に対して影響を及ぼしたことを、とくに日本と中国について明らかにした。第3に日本に滞在して日本における運動に接点を持った...
【工学】建築学:近現代史ネットワークを含む研究件
❏近代日本における企業家のネットワーク形成―地方財閥における人脈の総合的研究―(16K03067)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】日比野 利信 北九州市立自然史・歴史博物館, 歴史課, 学芸員 (90372234)
【キーワード】企業家 / ネットワーク / 地方財閥 / 安川敬一郎 / 麻生太吉 (他13件)
【概要】第一に、研究の基礎となる史料について、安川家資料の第3次受入分の整理を行い、また麻生家文書の「未整理」資料群について概要調査を行い、安川敬一郎(安川・松本家)と麻生太吉(麻生家)に関する古文書資料の全体像を明らかにした。 第二に、資料調査や各自の研究の成果を「研究成果報告書」(全209頁)にまとめた。史料整理の成果に加えて、第一次世界大戦後における安川・松本家の事業活動や資産運用、安川・松本家や麻...
❏近現代社会運動の国境を越えた相互作用に関する思想史的研究(16H03363)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 ひかる 明治大学, 法学部, 専任教授 (00272774)
【キーワード】社会運動 / 近現代史 / 国境を越える / 相互作用 / 思想 (他15件)
【概要】第1の研究成果は、社会運動が国境を越えて相互作用を起こし、これが世界各地で思想や運動の新たな展開を生み出す、という現象を、19世紀から現在に至る世界各地での社会運動について、個別的かつ具体的な事例に基づき、明らかにしたという点にあり、田中ひかる編『社会運動のグローバル・ヒストリー』(ミネルヴァ書房、2018年)がその集大成である。第2の研究成果は、第1の研究成果に依拠して、より広範な対象を分析する...
❏近現代アメリカ社会運動史の再検討-大西洋世界と太平洋世界をつなぐ視点から-(24320148)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】田中 ひかる 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (00272774)
【キーワード】アメリカ / 社会運動史 / 近現代 / 移民 / 太平洋世界 (他13件)
【概要】第1に、アメリカ合衆国で様々な社会運動に加わったヨーロッパとアジアからの移民が、彼らの送出国での社会運動と結びつき、そこから影響を受けながら発展したことを明らかにした。第2に、大西洋世界と太平洋世界の移民が、アメリカ国内で一つの運動を形成したこと、それらの運動が、移民の送り出し地域に対して影響を及ぼしたことを、とくに日本と中国について明らかにした。第3に日本に滞在して日本における運動に接点を持った...
【工学】建築学:空間ネットワークを含む研究件
❏空間と法の相互規定性から見た公法学の再構築―学際的アプローチ(18H00796)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】角松 生史 神戸大学, 法学研究科, 教授 (90242049)
【キーワード】空間 / 公法学 / スケール / ネットワーク / インタラクション (他7件)
【概要】本年度の研究キーワード「ネットワーク」に即して、3回の共同研究会及び1回の国際シンポジウムを開催した。 10/12には「私人のための公用収用」をめぐる研究会を開催した。研究協力者ソ・ヌリ氏(神戸大学大学院法学研究科博士後期課程)による韓国憲法裁判所判例に関する報告、研究代表者角松による日本における「私益収用」に関する報告及び研究協力者兪珍式氏(全北大学校法学専門大学院教授)によるコメントを受けて議...
❏アマゾン伝統農業研究におけるミクロ空間分析とネットワーク分析の試み(21653022)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】高崎 善人 筑波大学, 人文社会系, 教授 (00334029)
【キーワード】開発経済学 / 資源経済学 / 熱帯雨林 / 貧困 / 空間 (他9件)
【概要】本研究は、ペルー・アマゾンの貧農を対象に、焼畑農業および森林景観に関するミクロ空間分析ならびに動態分析と、森林伐採に関するネットワーク分析を行った。初期の農地規模が将来の土地利用(アグロフォレストリー、休閑)、その家計間の不平等、つまりは森林景観を左右すること(土地利用の罠)を示した。森林伐採共同労働に関して、ネットワーク構造、その形成要因、代替性、生産性、効率性等に関する新しい知見を導いた。 ...
【工学】建築学:地域コミュニテイネットワークを含む研究件
❏ポスト震災期コミュニティにおけるNPOネットワークの構造変動と地域間比較分析(19K02136)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宮垣 元 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (40340905)
【キーワード】民間非営利組織 / コミュニティ / 組織間ネットワーク / 地域コミュニティ / NPO (他7件)
【概要】民間非営利組織(NPO・NGO)は、阪神・淡路大震災(1995年)から東日本大震災(2011年)に至る四半世紀においてもっとも変容した中間集団であったといえる。本研究では、このNPOの組織・ネットワーク特性および変容過程を跡づけるとともに、その(政策や地域特性が異なる)地域間の比較を行うことを企図している。 本年度(2021年度)は、Covid19の影響により順延となっていた調査を進捗させた。本調...
❏複数言語背景の子どもの日本語支援を支えるネットワーキングに関する実践的研究(16H03437)
【研究テーマ】日本語教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石井 恵理子 東京女子大学, 現代教養学部, 教授 (90212810)
【キーワード】子ども / 動的ネットワーク構築 / 発展型支援 / 学習支援 / 複数言語環境 (他21件)
【概要】年度計画に基づき、8月に広島において研究会を開催した。市の教育委員会からの協力をとり、市の小学校を会場とし、教育委員会にも働きかけたことにより、参加者は研究者や子どもの日本語・母語の習得に関わる実践者にとどまらず、学校教員や教育委員会関係者など、幅広く子どもの教育に関する人たちの参加を得た。言語教育の関係者のほか、心理学領域からの知見も得られ、子どもに関わっている多様な立場の実践者それぞれにとって...
❏阪神・淡路大震災後におけるNPOと地域コミュニティの相互作用過程の検証(15K03865)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】宮垣 元 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (40340905)
【キーワード】NPO / 阪神・淡路大震災 / 地域コミュニティ / ネットワーク / 民間非営利組織 (他8件)
【概要】本研究の問題関心は、阪神・淡路大震災後において、ヒューマンサービスやまちづくり、中間支援活動などに関わる民間非営利組織(NPO)が、その後どのように展開してきたのかを跡づけ、地域コミュニティ内の他組織とどのような相互作用関係にあるのかを明らかにする点にある。社会学・経済学の関連理論を踏まえ、過去に実施した調査の二次分析、兵庫県および神奈川県の全NPO法人を対象とする定量調査、被災地を中心に活動を行...
【工学】建築学:公法学ネットワークを含む研究件
❏空間と法の相互規定性から見た公法学の再構築―学際的アプローチ(18H00796)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】角松 生史 神戸大学, 法学研究科, 教授 (90242049)
【キーワード】空間 / 公法学 / スケール / ネットワーク / インタラクション (他7件)
【概要】本年度の研究キーワード「ネットワーク」に即して、3回の共同研究会及び1回の国際シンポジウムを開催した。 10/12には「私人のための公用収用」をめぐる研究会を開催した。研究協力者ソ・ヌリ氏(神戸大学大学院法学研究科博士後期課程)による韓国憲法裁判所判例に関する報告、研究代表者角松による日本における「私益収用」に関する報告及び研究協力者兪珍式氏(全北大学校法学専門大学院教授)によるコメントを受けて議...
❏ユビキタス時代におけるサイバー法の理論的体系化と先端的課題をめぐる比較制度研究(18530077)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】山口 いつ子 東大, 助教授 (00262139)
【キーワード】公法学 / 基礎法学 / ネットワーク / 表現の自由 / メディア
【概要】本研究期間の初年度にあたる本年度の業績としては、とりわけ、本研究の基本的な構想を海外の研究者にも効率的に伝えるために英語でまとめた、以下の二つの局面における研究成果が挙げられる。これらにより、現地調査を行ったイギリスや成果発表を行った韓国等の研究者からも、本研究に対する高い評価を受けることができた。 第一は、サイバー法の理論的体系化に関して、日本では1960年代以降の社会の情報化に伴って発展してき...
【工学】建築学:アイデンティティネットワークを含む研究件
❏近世近代移行期環大西洋世界におけるユグノー・ネットワークの影響(17K03163)
【研究テーマ】ヨーロッパ史・アメリカ史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】西川 杉子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (80324888)
【キーワード】ユグノー / プロテスタント / 救貧院 / ユグノー協会 / 歴史協会 (他18件)
【概要】令和3年度もコロナ感染状況の拡大の影響で、研究は予定通り進められず、計画は令和4年度に延期することとした。科研費もほぼ全額近くを繰り越すこととなった。数少ない成果は、イタリアのヴァルド派研究雑誌 Riforma e Movimenti Religiosi, vol.10に、1699年のロンドンにおけるヴァルド派とユグノーのネットワークに諸相について発表(Henri Arnaud in London...
❏東欧文学の多言語的トポスをめぐる研究(15H03193)
【研究テーマ】ヨーロッパ文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 暁子 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 准教授 (20599469)
【キーワード】東欧 / 多言語性 / ネットワーク / 流通 / 地域 (他23件)
【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号(2019)に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』(水声社)を...
❏返還後の香港の社会変容と周辺地域への影響に関する調査研究(10041082)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】谷垣 真理子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (50227211)
【キーワード】香港 / 1997年返還 / 中国 / 社会変容 / ネットワーク (他18件)
【概要】1997年返還から2年を経過した香港は「1国2制度」の経験を蓄積しつつある。中国の経済発展の延長線上で、香港返還がどのような地域的意義を持つのか、わが国でも関心を持たれている。本研究は、香港・中国のみならず、華人ネットワークが展開される東南アジア、さらに香港と浅からぬ関係を持つ北米大陸やヨーロッパを視野に入れて、返還を跨ぐ香港の政治・経済・社会の変化と連続を検討した。現地調査は香港・台湾・中国・シ...
【工学】土木工学:震災ネットワークを含む研究件
❏阪神・淡路大震災後におけるNPOと地域コミュニティの相互作用過程の検証(15K03865)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】宮垣 元 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (40340905)
【キーワード】NPO / 阪神・淡路大震災 / 地域コミュニティ / ネットワーク / 民間非営利組織 (他8件)
【概要】本研究の問題関心は、阪神・淡路大震災後において、ヒューマンサービスやまちづくり、中間支援活動などに関わる民間非営利組織(NPO)が、その後どのように展開してきたのかを跡づけ、地域コミュニティ内の他組織とどのような相互作用関係にあるのかを明らかにする点にある。社会学・経済学の関連理論を踏まえ、過去に実施した調査の二次分析、兵庫県および神奈川県の全NPO法人を対象とする定量調査、被災地を中心に活動を行...
❏兵庫県南部地震の震源地域における防災教育データベースの構築とネットワーク化(10558033)
【研究テーマ】教科教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】土井 捷三 神戸大学, 発達科学部, 教授 (20020620)
【キーワード】震災 / 防災教育 / ネットワーク / データベース / 心のケア (他10件)
【概要】本研究は次のことを目的にしている。 1.兵庫県南部地震における震源地域の小・中学校で開発された防災教育に関するカリキュラムやその関連資料を体系化する。 2.これら防災教育関連資料のデータベースを構築する。 3.これらをWWWネットワークにおいて運用するシステムを作成する。 これら目的について成果は次のとおりである。 1.については震災に関する問題と震災後にどのような防災教育が計画・実施されたのか、...
【工学】土木工学:鉄鋼業ネットワークを含む研究件
❏現代備後地域経済の形成過程に関する総合的研究:技術蓄積とネットワークの視点から(16K03800)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】張 楓 福山大学, 経済学部, 教授 (30467758)
【キーワード】備後地域 / 機械工業 / 日本鋼管福山製鉄所 / 日東製網 / 駅前商店街 (他23件)
【概要】本研究では、戦後における地方工業地帯・地方都市の歴史的展開について、広島県東部に位置する備後福山地区に着目して多岐にわたる製造業(機械工業、鉄鋼業、製網業、造船業)と商業・サービス業(小売業、観光業、デザイン産業)を事例に、地域と産業・企業との「相互作用関係」を重視する視点から実証的かつ総合的に検討してきた。 ...
❏日本企業の国際生産ネットワーク展開と次世代生産システムに関する研究(06630034)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】坂本 清 大阪市立大学, 商学部, 教授 (70089184)
【キーワード】生産システム / ネットワーク / 労働 / フレキシビリティ / 鉄鋼業 (他12件)
【概要】この二年間に、ほぼ月1回の定例研究会、2回の集中合宿研究会、自動車産業、鉄鋼産業、半導体産業、電機産業、繊維産業、機械部品産業の工場調査を行った。メンバーは著書、論文、ワーキングペ-パ-、学会・研究会発表によってその成果を公表した。 1980年代以降の日本企業の生産システムと特徴づけるME技術の発達、行き過ぎた製品の多品種・小ロット化とその修正に伴う経営困難、熟練・技能の衰退傾向と継承の必要性との...
【工学】土木工学:国際物流ネットワークを含む研究件
❏世界規模の全モード統合型国際物流シミュレーションシステムの構築と政策分析への応用(20H00286)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】柴崎 隆一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50323514)
【キーワード】国際物流 / ネットワーク / インターモーダル輸送 / AIS / 国際貿易 (他6件)
【概要】①国際物流シミュレーションシステムの高度化について,空コンテナ回送問題を解くサブモデルを構築した. ②インターモーダル国際物流モデルの対象輸送モードの拡張として,ランドブリッジ輸送や航空輸送を組み込んだモデルを構築した. ③AIS等の船舶動静データを活用した全世界を対象とした貨物流動の詳細分析として,国際物流ネットワークの視覚化とグラフ分析,輸送パターン分析に基づく船舶行動のモデル構築,画像解析技...
❏グローバル・ロジスティクス・ネットワーク下のシミュレーションモデル構築と政策分析(17H03327)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】柴崎 隆一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50323514)
【キーワード】国際物流 / ネットワーク / インターモーダル輸送 / 世界海運 / 政策分析 (他11件)
【概要】本研究課題は,荷主と船社のそれぞれの観点から世界規模の国際物流の実態とメカニズムを把握し,(1)インターモーダルな国際貨物流動モデルの構築および世界各地への拡張,(2)AIS等の船舶動静データを用いた貨物流動推計および船会社の意思決定モデルの構築を行い,またこれらの分析結果やモデルを用いて,物流インフラ投資や越境抵抗軽減などの施策を対象とした,シミュレーションや将来シナリオ分析を実施した. ...
【工学】土木工学:空港経営ネットワークを含む研究件
❏空港運営スキーム策定のための国際航空貨客輸送需要予測手法の開発(24360207)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】竹林 幹雄 神戸大学, 海事科学研究科(研究院), 教授 (80236497)
【キーワード】航空輸送 / 空港運営 / ネットワーク / 需要分析 / シミュレーション (他11件)
【概要】本研究では今後空港運営における戦略性を向上させるための支援情報を得るために,(i)航空需要の構造分析によるOD交通量推計手法,(ii)ネットワーク競争に基づく政策評価手法,(iii)効果的空港運営手法立案のための方法論,(iv)空港整備の地域経済への波及効果を計測する手法,の4つの手法ならびに方法論を開発した.具体的には,アジアにおける航空政策の整理,ならびに複数空港の管理運営方法に関する方法論の...
❏交通インフラの整備・維持に関する制度・理論・実証分析-国際比較-(21330072)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】篠原 総一 同志社大学, 経済学部, 教授 (30121594)
【キーワード】ネットワーク / 生産性 / 空港経営 / 民営化 / 空港債 (他26件)
【概要】本研究は,研究の前提となるマクロ経済研究とインフラに関わる制度評価,資金調達および政策提案に大別することができる。前者には,証券化商品の格付けの問題点と金融危機後の規制策の考察,中国の社会資本やわが国の空港の生産性計測が含まれ,後者には例えば,下記のような内容が含まれる。(1)インフラの整備資金を民間に依存すればリスクの拡大によって調達コストは上昇する。しかも,それは債券格付けの動きと一致する。(...
【工学】土木工学:イスラームネットワークを含む研究件
❏人文情報学の手法によるイスラーム都市社会の人的ネットワークの研究(22K00922)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】三浦 徹 公益財団法人東洋文庫, 研究部, 研究員 (00199952)
【キーワード】都市 / ネットワーク / イスラーム / 人文情報学
【概要】
❏ワクフ(イスラーム寄進制度)の国際共同比較研究(25284141)
【研究テーマ】アジア史・アフリカ史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】三浦 徹 公益財団法人東洋文庫, 研究部, 研究員 (00199952)
【キーワード】寄進 / ワクフ / 慈善 / 都市 / 比較史 (他11件)
【概要】①フランスCNRSの国際共同研究「イスラーム地域におけるワクフ」と連携し、中東、欧米、日本において、8回の国際研究集会を開催し、研究者間の緊密なネットワークと研究データを共有するためのデータベースを構築した。 ②アラブ、イラン、中央アジア、南アジア、東南アジアなどを対象に、寄進者や利用者や受益者など個々人が、どのような目的で、ワクフ財(寄進財)や宗教施設に係わり、なにを得ていたかの動態を解析した。...
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
【工学】土木工学:景観ネットワークを含む研究件
❏中国道教の地理的イメージと宗教的ネットワークに関する総合的調査と研究(24320009)
【研究テーマ】中国哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土屋 昌明 専修大学, 経済学部, 教授 (80249268)
【キーワード】道教 / 宗教思想 / 山岳信仰 / 洞天 / 神仙思想 (他22件)
【概要】本研究は、道教で洞天福地とされる山岳に対する信仰および、そこにある道観との関係を考察し、山岳でおこなわれた道教相互のネットワークおよびその歴史的展開を研究した。期間中に十大洞天ほかに対する基礎的な現地調査をすませ、その調査の整理と文献研究との対照をおこなった。その成果として、『洞天福地研究』第4・5・6号(計3冊、312頁)を発行した。第4号では5本の論文と2本の翻訳、第5号でも5本の論文と2本の...
❏中国道教における山岳信仰と宗教施設のネットワークに関する総合的調査と研究(21320013)
【研究テーマ】中国哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】土屋 昌明 専修大学, 経済学部, 教授 (80249268)
【キーワード】道教 / 洞天 / 道観 / 思想史 / 中国史 (他18件)
【概要】本研究は、地域の道教と洞天思想との関わり、各地の宗教施設のネットワークを考察した。また、その歴史的な経緯を考察した。十大洞天のうち、赤城山・括蒼山・委羽山・終南山・林屋山・句曲山・青城山・王屋山を実地調査し、それぞれの道観の現状、景観や洞窟などの地理的特徴について調査した。その成果の一部は『洞天福地研究』として発行した。以上により、洞天について具体的な叙述が可能となった。 ...
【工学】土木工学:インターモーダル輸送ネットワークを含む研究件
❏世界規模の全モード統合型国際物流シミュレーションシステムの構築と政策分析への応用(20H00286)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】柴崎 隆一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50323514)
【キーワード】国際物流 / ネットワーク / インターモーダル輸送 / AIS / 国際貿易 (他6件)
【概要】①国際物流シミュレーションシステムの高度化について,空コンテナ回送問題を解くサブモデルを構築した. ②インターモーダル国際物流モデルの対象輸送モードの拡張として,ランドブリッジ輸送や航空輸送を組み込んだモデルを構築した. ③AIS等の船舶動静データを活用した全世界を対象とした貨物流動の詳細分析として,国際物流ネットワークの視覚化とグラフ分析,輸送パターン分析に基づく船舶行動のモデル構築,画像解析技...
❏グローバル・ロジスティクス・ネットワーク下のシミュレーションモデル構築と政策分析(17H03327)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】柴崎 隆一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50323514)
【キーワード】国際物流 / ネットワーク / インターモーダル輸送 / 世界海運 / 政策分析 (他11件)
【概要】本研究課題は,荷主と船社のそれぞれの観点から世界規模の国際物流の実態とメカニズムを把握し,(1)インターモーダルな国際貨物流動モデルの構築および世界各地への拡張,(2)AIS等の船舶動静データを用いた貨物流動推計および船会社の意思決定モデルの構築を行い,またこれらの分析結果やモデルを用いて,物流インフラ投資や越境抵抗軽減などの施策を対象とした,シミュレーションや将来シナリオ分析を実施した. ...
【工学】土木工学:プローブパーソン調査ネットワークを含む研究件
❏高機能携帯端末を用いた交通行動調査手法の構築による選好調査の精度向上のための研究(24760408)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】日下部 貴彦 東京工業大学, 理工学研究科, 助教 (80604610)
【キーワード】交通行動調査 / 交通工学 / プローブパーソン調査 / 移動体通信 / ネットワーク
【概要】本研究では,GPSや交通系ICカード等の交通行動に関する位置・時間の記録から交通行動判別を行う方法を構築するとともに,このような手法と組み合わせることを前提としたSP (Stated-Preference)調査を構築したうえで調査を実施,検証を行った.これにより,GPSを搭載した高性能な移動体携帯端末(スマートフォンなど)を用いることで可能となるインタラクティブな行動調査プラットフォームの有効性や...
❏移動体シミュレーションと連動した災害時交通ネットワークの信頼性評価(21246081)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】朝倉 康夫 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (80144319)
【キーワード】災害時交通行動 / 交通ネットワーク信頼性 / ネットワーク交通流理論 / プローブパーソン調査 / リスク評価 (他9件)
【概要】本研究の目的は,研究代表者らがこれまでの研究で蓄積した,交通行動データ収集と分析,ネットワーク解析および信頼性・リスク評価に関する研究成果をさらに展開し,災害時における交通ネットワークの信頼性評価の理論体系を構築するとともに,実際の都市・地域空間への適用を通じて,開発した方法論の有効性を検証することにある.具体的には,「災害時を想定したヒトの交通行動データの収集および分析」,「災害時における交通ネ...
【工学】土木工学:減災ネットワークを含む研究件
❏交通ネットワークのリスクマネジメントのための動的行動・交通流解析理論の構築(25249070)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】朝倉 康夫 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (80144319)
【キーワード】ネットワーク / 交通工学 / 減災 / 移動体通信 / 交通ネットワーク (他8件)
【概要】高度情報化社会では,突発事象や災害によりシステム障害が発生した際に,その影響を最小化するような交通ネットワークの動的運用が求められている.本研究は,交通ネットワークのリスクマネジメントのための交通行動分析とネットワーク解析の理論的基盤の確立を目的として研究を進めた.4年間の研究の結果,プローブパーソン手法を改良することにより交通システム利用者の行動調査・分析手法を高度化し,時空間解像度の高い行動デ...
❏移動体シミュレーションと連動した災害時交通ネットワークの信頼性評価(21246081)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】朝倉 康夫 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (80144319)
【キーワード】災害時交通行動 / 交通ネットワーク信頼性 / ネットワーク交通流理論 / プローブパーソン調査 / リスク評価 (他9件)
【概要】本研究の目的は,研究代表者らがこれまでの研究で蓄積した,交通行動データ収集と分析,ネットワーク解析および信頼性・リスク評価に関する研究成果をさらに展開し,災害時における交通ネットワークの信頼性評価の理論体系を構築するとともに,実際の都市・地域空間への適用を通じて,開発した方法論の有効性を検証することにある.具体的には,「災害時を想定したヒトの交通行動データの収集および分析」,「災害時における交通ネ...
【工学】土木工学:交通工学ネットワークを含む研究件
❏交通ネットワークのリスクマネジメントのための動的行動・交通流解析理論の構築(25249070)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】朝倉 康夫 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (80144319)
【キーワード】ネットワーク / 交通工学 / 減災 / 移動体通信 / 交通ネットワーク (他8件)
【概要】高度情報化社会では,突発事象や災害によりシステム障害が発生した際に,その影響を最小化するような交通ネットワークの動的運用が求められている.本研究は,交通ネットワークのリスクマネジメントのための交通行動分析とネットワーク解析の理論的基盤の確立を目的として研究を進めた.4年間の研究の結果,プローブパーソン手法を改良することにより交通システム利用者の行動調査・分析手法を高度化し,時空間解像度の高い行動デ...
❏高機能携帯端末を用いた交通行動調査手法の構築による選好調査の精度向上のための研究(24760408)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】日下部 貴彦 東京工業大学, 理工学研究科, 助教 (80604610)
【キーワード】交通行動調査 / 交通工学 / プローブパーソン調査 / 移動体通信 / ネットワーク
【概要】本研究では,GPSや交通系ICカード等の交通行動に関する位置・時間の記録から交通行動判別を行う方法を構築するとともに,このような手法と組み合わせることを前提としたSP (Stated-Preference)調査を構築したうえで調査を実施,検証を行った.これにより,GPSを搭載した高性能な移動体携帯端末(スマートフォンなど)を用いることで可能となるインタラクティブな行動調査プラットフォームの有効性や...
❏移動体シミュレーションと連動した災害時交通ネットワークの信頼性評価(21246081)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】朝倉 康夫 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (80144319)
【キーワード】災害時交通行動 / 交通ネットワーク信頼性 / ネットワーク交通流理論 / プローブパーソン調査 / リスク評価 (他9件)
【概要】本研究の目的は,研究代表者らがこれまでの研究で蓄積した,交通行動データ収集と分析,ネットワーク解析および信頼性・リスク評価に関する研究成果をさらに展開し,災害時における交通ネットワークの信頼性評価の理論体系を構築するとともに,実際の都市・地域空間への適用を通じて,開発した方法論の有効性を検証することにある.具体的には,「災害時を想定したヒトの交通行動データの収集および分析」,「災害時における交通ネ...
【工学】土木工学:マイノリティネットワークを含む研究件
❏近世ユーラシアにおける宗教・交易ネットワークとアルメニア人(17H02370)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】守川 知子 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (00431297)
【キーワード】アルメニア人 / ネットワーク / マイノリティ / 商人 / ユーラシア・インド洋 (他9件)
【概要】本研究課題の3年目にあたる2019年度には、研究計画書に記載の検討事項1「16~18世紀のユーラシアでのアルメニア人の活動実態と交易ネットワークの形成・発展過程の解明」、および検討事項2「宗教マイノリティとしてのアルメニア人のコミュニティ形成における政治権力との関係の解明」を重点的に行った。 11月には東京大学で国内研究会を開催し、秋山晋吾氏(一橋大学)と、吉村貴之氏(東京大学)「アブガリアン家の...
❏東欧文学の多言語的トポスをめぐる研究(15H03193)
【研究テーマ】ヨーロッパ文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 暁子 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 准教授 (20599469)
【キーワード】東欧 / 多言語性 / ネットワーク / 流通 / 地域 (他23件)
【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号(2019)に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』(水声社)を...
【工学】土木工学:まちづくりネットワークを含む研究件
❏市民活動の活性化支援の調査研究:秩序問題的アプローチ(17330122)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】籠谷 和弘 関東学院大学, 法学部, 准教授 (70313351)
【キーワード】社会学 / 社会関係資本 / ネットワーク / 域活性化 / まちづくり (他11件)
【概要】本研究課題は,地域社会の活性化・住民の生活充実における社会関係資本の影響についての,サーベイ調査による実証を目的としている。一般的な地域社会での「活性化」「住民の生活充実」の計測が難しいため,温泉観光地をフィールドとし,旅館経営者たちの社会関係資本と各宿泊施設の経営,あるいは温泉地の盛り上がりとの関係を,サーベイ調査データを用いて分析した。また「都市度」と「流動性」に着目して,地域社会住民の社会関...
❏大都市における社会的ネットワ-クの変容と再生-構造調製下の北九州市の事例研究-(63450074)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1988 - 1989
【研究代表者】山崎 克明 北九州大学, 法学部, 教授 (00047721)
【キーワード】ネットワ-ク / 活性化 / 企業 / まちづくり / 雇用 (他13件)
【概要】北九州市のネットワ-クの形成について特筆すべきは伝統の根強い残存である。このことは、ネットワ-クの主体、対象、そのあり方等において極めて特徴的である。近年、新たな試みがなされてはいるが、伝統型の残存から、「ネジレ」を生じていることも指摘しうる。具体的に述べれば(1)「企業間ネットワ-ク」については、中小企業における組織技術の鉄依存とタテのネットワ-クの残存(2)「まちづくりネットワ-ク」については...
【工学】土木工学:社会的相互作用ネットワークを含む研究件
❏統計的因果推論と構造推定の融合(20K01597)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】星野 匡郎 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (80726430)
【キーワード】ネットワーク / トリートメント / 戦略的相互依存性 / 社会的相互作用 / 空間的相関 (他9件)
【概要】(1)他者のトリートメントが社会ネットワークを通じて自身に影響することを許容するモデルについて,現在多くの研究が実施されている。そのようなモデルにおいて,多くの研究では他者のトリートメントがどのように自身に波及するかを事前に仮定しているが,それは現実的な仮定ではない。この問題に対して,「他者のトリートメントの波及の形状について一切仮定を置かない場合,どのような条件であれば有効な因果分析を行うことが...
❏若者の交友ネットワークを通じた犯罪行為の社会的相互作用の実証分析(23730229)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】中嶋 亮 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (70431658)
【キーワード】ネットワーク / マッチング / 社会的相互作用 / 構造推定 / ネットワーク分析
【概要】本研究は若者の非行行為の社会的相互作用の実証分析を行った。(1)若者の交友関係形成をモデル化するためにマッチング理論を援用し、片側非効用移転ゲームとして定式化した。また、安定マッチングの複数性を解決するための計量モデル構造を明らかにし、構造パラメータを推定する統計手法を開発した。(2)若者の交友範囲の特定を行うために、一般的な知識伝播の波及範囲を厳密に計測するための新たな手法を開発した。さらにその...
【工学】土木工学:マネジメントネットワークを含む研究件
❏女性事業後継経営者の育成とマネジメント能力向上についての研究(15K03625)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高田 朝子 法政大学, 大学院イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (10349194)
【キーワード】リーダーシップ / 女性後継者 / 承継プロセス / 事業承継 / 選抜 (他14件)
【概要】本研究では東京と大阪の大都市部近辺、徳島県、福岡県、鹿児島県、沖縄県において35社35名に聴き取り調査を実施した。帝国データバンク(2017)による女性社長率が高い県を選んで聴き取り調査を行った。女性後継者は長くは勤めているものの、早い時期に次期社長という示唆を受けた者は少なく、何らかの理由で後継が正式に言語化され明示されてから短期間で社長の座につく者が大多数であることが明らかになった。これでは社...
❏女性中堅社員の幹部への育成を支援する組織マネジメントシステムについての研究(24530488)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】高田 朝子 法政大学, イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (10349194)
【キーワード】ネットワーク / 反面教師 / 上司 / 外部ネットワーク / モデリング (他18件)
【概要】入社後およそ8年から15年までのいわゆる女性中堅社員の動機付に対して、直接の上司の影響を強く受けることが分かった。①上司がいわゆるお手本になるマネジメントスタイル②上司は一見放置しているようにみえるが適宜必要に応じて介入してくるマネジメントスタイル この二つは、女性部下は上司をモデリングの対象としていた。一方③反面教師型としてモデリングにしていないケースもあった。 又、動機付けに刺激を与えたのは外...
【工学】総合工学:シミュレーションモデルネットワークを含む研究件
❏ネットワークとマルチエージェントシステムを用いた街路構造と歩行者流動に関する研究(23560715)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】藤井 明 東京大学, 生産技術研究所, 名誉教授 (20126155)
【キーワード】歩行者流動 / ネットワーク構造 / マルチエージェントモデル / シミュレーションモデル / マルチエージェントシステム (他7件)
【概要】本研究は、①都市街路の物理的な形態と構造、②歩行者と街路沿いの施設との社会的・経済的な相互作用という二つの要因を織り込んだ歩行体験シミュレーションモデルを作成し、より実態に近い形で街路空間と歩行者流動の関係を考察するものである。都市空間を簡略に表現するものとしてネットワーク構造を用い、また、そこでの歩行者の挙動をマルチエージェントモデルで再現している。これらふたつの手法を補完的に組み合わせることに...
❏統合型国際経済・交通政策評価モデルに基づく国際交通ネットワーク戦略立案の支援方策(20310084)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】家田 仁 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (90168089)
【キーワード】政策科学 / 政策評価 / 国際経済 / 貿易 / 国際交通ネットワーク (他12件)
【概要】本研究は,東アジア地域全体の利益に資するためのアジア共通交通政策を立案する活動の一環として,優先プロジェクトの策定やシームレスな国際交通ネットワークの形成を支援することを目的に,アジア地域における国際経済・交通に関する政策シミュレーションモデルを構築して,北東アジア(日本・中国・韓国),アセアン,APEC地域などを対象に,個別かつ具体的なプロジェクトを対象とした定量的な政策シミュレーションを行った...
【工学】総合工学:支援システムネットワークを含む研究件
❏年少者日本語教育の協働的実践研究-教科学習を通して身に付く「ことばの力」の検証-(23520648)
【研究テーマ】日本語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2017-03-31
【研究代表者】池上 摩希子 早稲田大学, 国際学術院(日本語教育研究科), 教授 (80409721)
【キーワード】年少者日本語教育 / JSLカリキュラム / 協働実践研究 / ネットワーク / 教科学習 (他16件)
【概要】本研究は、日本語を第一言語としない児童生徒に求められる、日本語で学ぶ力とは何かを明らかにするものである。JSLカリキュラムの課題を踏まえて日本語教育実践への関与を行い、参与観察やインタビューといった調査も並行して実施した。また、得られた成果をHPや研究会で報告することによって、各地で児童生徒の日本語教育に携わる実践現場や教育行政との連携を図った。実践の記述と発信を行うことで実践者との連携が促進され...
❏機器設計における接触応力の評価のための知的支援システムの開発(07555027)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】渋谷 寿一 東京工業大学, 工学部, 教授 (60016417)
【キーワード】接触問題 / 支援システム / 設計 / ネットワーク / データベース
【概要】接触問題は機械や構造物の高強度化・高性能化を図る上で基本的な問題であり,従来から古典的弾性論に基づく応力解析が研究されている.これらの解析結果は多くの接触問題に共通する基本的な知見であり,複雑な実際問題を取り扱うための有用な指針であるが,一般の技術者にとっては難解であるため有効利用されていなかった.本研究では,接触応力解析に関する従来の基礎的な知見を整理・総合し,機器設計における接触応力の評価を支...
【工学】総合工学:生産管理ネットワークを含む研究件
❏グローバル生産物流システムの設計と運用に関する研究(09680432)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】片山 博 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60091849)
【キーワード】Global Operation / Logistics / Manufacturing / Industrial Structure / Car Industry (他17件)
【概要】本研究では、近年の生産現場の国際化及び需要の多様化、短納期化等、生産を取り巻く環境条件の再編成に鑑み、交付申請書に記載の目的、実施計画に従って、製造、物流企業におけるグローバル生産物流システムのあり方について、以下の2点に焦点を当てて理論的検討を加え、一定の実用的知見を得ている。 1)複数需要地、複数生産拠点を前提とするグローバル生産物流ネットワークシステムの設計法 2)上記システムの効果的運用法...
❏日本企業の国際生産ネットワーク展開と次世代生産システムに関する研究(06630034)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】坂本 清 大阪市立大学, 商学部, 教授 (70089184)
【キーワード】生産システム / ネットワーク / 労働 / フレキシビリティ / 鉄鋼業 (他12件)
【概要】この二年間に、ほぼ月1回の定例研究会、2回の集中合宿研究会、自動車産業、鉄鋼産業、半導体産業、電機産業、繊維産業、機械部品産業の工場調査を行った。メンバーは著書、論文、ワーキングペ-パ-、学会・研究会発表によってその成果を公表した。 1980年代以降の日本企業の生産システムと特徴づけるME技術の発達、行き過ぎた製品の多品種・小ロット化とその修正に伴う経営困難、熟練・技能の衰退傾向と継承の必要性との...
【工学】総合工学:ロボット工学ネットワークを含む研究件
❏Research on Learning Graphs via Enumerative Queries and its Applications(20K11998)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】Parque Victor 早稲田大学, 理工学術院, 准教授(任期付) (50745221)
【キーワード】graph learning / planning / networks / optimization / robotics (他7件)
【概要】The foundations for learning and optimization of graphs via enumerative queries and a their application benchmarks in computer-aided design and robotics were proposed: (1) the sampling and learning me...
❏簡潔な・利用しやすい構造を有する学習ネットワークの構成と応用に関する研究(15K18095)
【研究テーマ】制御・システム工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】Parque Victor 早稲田大学, 理工学術院, 准教授(任期付) (50745221)
【キーワード】learning / networks / graph representation / optimization / network design (他20件)
【概要】本研究では簡潔な構造を持つ学習ネットワークとその応用を行った。 一方では、最先端の効率を達成する有向ネットワーク、無向ネットワーク、モジュラーネットワークおよび可変サイズネットワークの簡潔な構造が可能になった。 そして経路計画とCAD問題における応用は提案したアルゴリズムの優れた性能、効率とスケーラビリティを示すことを明らかにした。 ...
【工学】総合工学:カオス制御ネットワークを含む研究件
❏オンデマンド膵臓刺激による2型糖尿病のデジタルコントロールの数理(19K12198)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】安東 弘泰 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (20553770)
【キーワード】数理モデル / 膵ベータ細胞 / シミュレーション / カオス制御 / 膵β細胞 (他9件)
【概要】本研究では, 2型糖尿病患者の膵臓内の膵β細胞を物理的に刺激することにより、そのインスリン分泌機能を調整するための数理的アプローチを検討する。特に、機能不全となった細胞の数理モデル化や膵臓刺激設計法の開発を目的とする。本年度は、膵β細胞単一細胞の数理モデル解析を非線形ダイナミクス制御の観点から進めた。具体的には、膵β細胞の数理モデルとしてChayモデルとRizモデルに対してフィードバック制御システ...
❏学習ネットワークによる複雑システムのモデル化とインテリジェント制御に関する研究(09450171)
【研究テーマ】計測・制御工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】平澤 宏太郎 九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 教授 (70253474)
【キーワード】ニューラルネットワーク / 遺伝的アルゴリズム / ファジイ / 一般化学習ネットワーク / 高次微分 (他19件)
【概要】本報告は、科学研究補助金に関する研究課題「学習ネットワークによる複雑システムのモデル化とインテリジェント制御に関する研究」についての研究成果である。 広域電力ネットワークシステム、分散型交通・物流ネットワークシステム、総合上水道ネットワークシステム、大規模複雑原子力・火力・化学プラント等最近の制御対象は大規模化、複雑化、広域化、分散化する傾向にある。 それに従い、従来の制御理論の枠組では環境の変化...
【工学】総合工学:交通ネットワークネットワークを含む研究件
❏超大規模複雑ネットワーク系の制御のための基本原理(26249062)
【研究テーマ】制御・システム工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】井村 順一 東京工業大学, 工学院, 教授 (50252474)
【キーワード】制御工学 / ネットワーク / 交通ネットワーク / バイオネットワーク / ネットワーク系 (他8件)
【概要】本研究では,超大規模複雑ネットワーク系の制御のための数理モデリングに関する研究を展開してきた.特に,制御にとって必要なその可制御性の本質を抽出したモデリング手法,および,その低次元化手法を構築してきた.また,その知見をもとに,実用的な視点から,交通ネットワーク,バイオネットワークを研究対象として注目し,相互作用に着目した新しいモデリング手法や状態推定などについて個々の対象に特化した手法を開発した....
❏交通ネットワークのリスクマネジメントのための動的行動・交通流解析理論の構築(25249070)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】朝倉 康夫 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (80144319)
【キーワード】ネットワーク / 交通工学 / 減災 / 移動体通信 / 交通ネットワーク (他8件)
【概要】高度情報化社会では,突発事象や災害によりシステム障害が発生した際に,その影響を最小化するような交通ネットワークの動的運用が求められている.本研究は,交通ネットワークのリスクマネジメントのための交通行動分析とネットワーク解析の理論的基盤の確立を目的として研究を進めた.4年間の研究の結果,プローブパーソン手法を改良することにより交通システム利用者の行動調査・分析手法を高度化し,時空間解像度の高い行動デ...
【工学】総合工学:非線形振動ネットワークを含む研究件
❏共通揺らぎによる非線形系のコヒーレンス生成機構の解明(22684020)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中尾 裕也 東京工業大学, 情報理工学(系)研究科, 准教授 (40344048)
【キーワード】非線形ダイナミクス / 確率過程 / リズム現象 / 同期現象 / 揺らぎ (他12件)
【概要】実世界には自律的なダイナミクスを示す様々な要素が存在する。特に、自律的なリズムを生成する非線形振動子は、物理、化学、生物、および各種の工学系に多くの例がある。周期外力を受けた振動子が外力に同期することや、相互作用する振動子間に相互同期が生じることはよく知られているが、近年、振動子に共通の確率的に揺らぐ外力を与えた場合にも、振動子間に同期やコヒーレンスが生じることが分かりつつある。本研究ではその生成...
❏ネットワーク構造に着目した生体の機能発現機構解明と工学的再現(17680016)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】倉林 大輔 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (00334508)
【キーワード】ネットワーク / 非線形振動 / スモールワールド / 秩序形成 / 移動ロボット群 (他7件)
【概要】本年度は、独立した移動体が多数存在する環境において、(1)局所的な遭遇および交渉過程によって形成されるネットワーク、および(2)移動体間の非明示的な状態量交換による編隊構造遷移、についてモデル化を行い、これらが特定の機能構造を持ちうるための条件について明らかにした。 前者については、特定の機能構造としてスモールワールド型ネットワークを想定し,偶発的・局所的な相互作用によるネットワークの時間発展を確...
【工学】総合工学:ネットワーク外部性ネットワークを含む研究件
❏経済ネットワークの構造-リンク形成の費用・効率性と対安定性をめぐって(21530170)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】玉田 康成 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (30265938)
【キーワード】ネットワーク / リンク形成 / コネクション / ゲーム理論 / 組織構造 (他8件)
【概要】(1) Effects of Players' Asymmetry on a Network Formation :本研究ではネットワーク形成問題にプレイヤーの非対称性を導入し,理論分析とシミュレーション分析を行った.とくに,リンクの価値関数の凸性や凹性とネットワークの効率性,安定性とのあいだの関係を明らかにした.(2) Delegating the Decision-Making Aut...
❏ネットワーク外部性を考慮した生物指向型生産システムの拡張(20360177)
【研究テーマ】システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】上田 完次 東京大学, 人工物工学研究センター, 名誉教授 (50031133)
【キーワード】生産システム工学 / 設計工学 / ネットワーク外部性 / サービス / 製品開発戦略 (他7件)
【概要】本研究課題は,研究代表者がこれまで提案し,構築してきている生物指向型生産システムにネットワーク外部性を導入することにより,現代のネットワーク社会における不完全情報下での製品やサービスの有効な設計のための方法論について研究している.生産システムの製造プロセスから,消費者のライフスタイル分析,製品普及シミュレーションを実施し,最終的にネットワーク外部性環境下での製品設計戦略について,その基礎モデルを提...
【工学】総合工学:性能評価ネットワークを含む研究件
❏相関のある待ち行列の漸近解析とネットワークの性能評価への応用(22510142)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】三好 直人 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (20263121)
【キーワード】OR / 確率モデル / 待ち行列 / ネットワーク / 応用確率論 (他17件)
【概要】本研究では,点の間隔に相関のある1次元定常点過程に対する疑似再生方程式を導入し,それに対する極限定理を導きました.また,ネットワークの性能評価への応用のために,空間マーク付き点過程によって構成されるランダム・グラフの次数分布を漸近的に評価したり,セルラネットワークの空間点過程モデルを考え,被覆確率の漸近的な性質を調べたりしました. ...
❏マルチメディア情報通信ネットワークのモデル化と性能評価(05680313)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】高橋 豊 京都大学, 工学研究科, 助教授 (00135526)
【キーワード】トラヒック / マルチメディア / ネットワーク / モデル化 / 性能評価 (他14件)
【概要】平成5年度および6年度の研究成果を受けて、マルチメディア情報通信ネットワークのモデル化と性能評価に関して、解析とシミュレーションの有機的な活用をめざして研究を行った。まず解析に関しては、複数メディアからのトラヒックを共通に収容し、それぞれが要求する通信品質に応じた優先権を付与することにより円滑な送信を実現する通信ネットワークを、モデル化し、待ち行列理論に基づき送信遅延などの性能諸量を導出した。次に...
【工学】総合工学:地方自治体ネットワークを含む研究件
❏産業集積地域におけるクラスター発展の可能性に関する地域比較・国際比較研究(15330053)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】植田 浩史 大阪市立大学, 大学院創造都市研究科, 助教授 (10213357)
【キーワード】クラスター / 産業集積 / 中小企業 / 公設試験研究機関 / 地方自治体 (他11件)
【概要】平成17年度は、おもに三つの課題に取り組んだ。第1は、今回の研究課題の具体的な成果の取りまとめに向けた準備であり、第2は、課題の国際比較研究のための海外調査の実施、第3に、製造業実態調査の再集計(岸和田市)である。 第1の課題については、クラスターにとって重要な意味を持つと考えられる公設試験研究機関を対象に研究成果を取りまとめることを課題として、これまでの研究機関で行なわれてきた調査結果の取りまと...
❏生涯学習化社会における地域教育資源の再構成とネットワーク化に関する研究(06302056)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】宮本 文人 東京工業大学, 文教施設研究開発センター, 助教授 (20143688)
【キーワード】生涯学習 / 生涯学習施設 / 地域教育資源 / 再構成 / ネットワーク (他14件)
【概要】現在、生涯学習社会の構築に向けて生涯学習推進体制の整備が進行中であり、生涯学習施設についても試行錯誤的な状況にある。本研究では、地域教育資源の再構成とネットワーク化という観点から地域社会に応じた生涯学習施設の整備及び利用状況を分析し、今後の整備の方向性及び在り方を把握することを目的とする。 総論においては、全国市区町村を対象に生涯学習環境整備の動向を調査して、住民の学習活動内容、及び行政による支援...
【工学】総合工学:文化人類学ネットワークを含む研究件
❏2015年ネパール地震後の社会再編に関する災害民族誌的研究(16H05692)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】南 真木人 国立民族学博物館, 学術資源研究開発センター, 准教授 (40239314)
【キーワード】ネパール / 地震 / 社会再編 / 災害民族誌 / 災害人類学 (他21件)
【概要】研究者15名がネパールの14郡に広がる調査対象村や地域で各々現地調査を行い、ネパール地震後の復旧・復興過程を詳らかにした。それらの比較により地域ごとの多様性や相違、格差が明らかになり、その要因や背景を考察した。地域差が生じた要因のひとつに外国からの支援の有無がある。地域に外国、とくに先進国との繋がりをもつ者がいる世帯や村で復旧がより進んだ。その意味でトレッカーや登山家が訪れるランタンやソルクンブ郡...
❏アラブ世界におけるネットワーク型社会システムの維持メカニズム(15251011)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】堀内 正樹 成蹊大学, 文学部, 教授 (10209281)
【キーワード】アラブ / 中東 / ネットワーク / 文化人類学 / 民族誌 (他7件)
【概要】本研究は、アラブ世界の様々な分野の人間関係の現状を分析することによって、社会全体を貫くネットワーク・システムの維持メカニズムを実証的に検証することを目的とした。その際、政治的・経済的・社会的・文化的環境、およびネットワークの内的意味世界の解明を分析の2本の柱とした。 まず、ほとんどの調査地域においてこの十年ほどのあいだに急激な社会変化が生じていることが確認できた。政治・経済状況の悪化や社会格差の拡...
【工学】総合工学:離散システムネットワークを含む研究件
❏2分決定グラフ新構成法に基づく離散システム論と大規模最適化法の新展開(09480050)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (80183010)
【キーワード】グラフ / ネットワーク / マトロイド / Tutte多項式 / 離散システム (他11件)
【概要】本研究では,2分決定グラフ(BDD)に基づいた離散システム論に対する統一的アプローチを確立することと,プロトタイプシステムを統合システムへと発展させることを目指した.これによって,従来は不可能であった離散システムの構造全体の暗黙的・効率的表現をコンピュータ上に行なうことが可能になり,新たな展開が種々可能となった.本アプローチをネットワーク信頼性解析・結び目のJones多項式計算への展開し,実際に計...
❏離散システムの分解手法の通信網管理への応用(07750084)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】岩田 覚 京都大学, 数理解析研究所, 助手 (00263161)
【キーワード】離散システム / 通信網 / グラフ / ネットワーク / 劣モジュラ関数 (他8件)
【概要】本研究は,大規模な通信網の管理のために実際問題として解くことが要求されるが,効率的な解法は望めないような最適化問題に対して,近似解や下界値といった有用な情報を得るために,劣モジュラ関数や基本分割に関する理論的な成果を活用する手法の開発を目的としていた.特に,交換機等の設備の更改に関する投資計画に関連して,交換機とその利用者との関係についての膨大なデータの構造を的確に把握するために,基本分割を利用し...
【工学】総合工学:劣モジュラ関数ネットワークを含む研究件
❏劣モジュラ最適化の近似アルゴリズム(23300002)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】岩田 覚 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (00263161)
【キーワード】離散最適化 / 劣モジュラ関数 / 近似アルゴリズム / NP困難 / ネットワーク (他8件)
【概要】劣モジュラ関数は,効率的に解くことのできる離散最適化問題に共通の構造して知られている.一方,実務上重要な多くの離散最適化問題はNP困難であり,現実的な時間内で近似解を得る近似アルゴリズムの設計が研究されてきた.本研究では,このような離散最適化の二つの大きな流れを融合して,汎用性の高い近似アルゴリズムを設計する手法を研究した.特に,劣モジュラ関数の一般化に当たるk劣モジュラ関数の最大化問題に対して,...
❏離散システムの分解手法の通信網管理への応用(07750084)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】岩田 覚 京都大学, 数理解析研究所, 助手 (00263161)
【キーワード】離散システム / 通信網 / グラフ / ネットワーク / 劣モジュラ関数 (他8件)
【概要】本研究は,大規模な通信網の管理のために実際問題として解くことが要求されるが,効率的な解法は望めないような最適化問題に対して,近似解や下界値といった有用な情報を得るために,劣モジュラ関数や基本分割に関する理論的な成果を活用する手法の開発を目的としていた.特に,交換機等の設備の更改に関する投資計画に関連して,交換機とその利用者との関係についての膨大なデータの構造を的確に把握するために,基本分割を利用し...
【工学】総合工学:交通流ネットワークを含む研究件
❏輸送ネットワークのトポロジー変動と交通渋滞形成過程(18560053)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】西成 活裕 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (40272083)
【キーワード】交通流 / セルオートマトン / ASEP / 相転移 / 渋滞 (他8件)
【概要】車や人の渋滞について、理論解析および実験をおこない、その解消方法を提案した。まず、車の渋滞について、織り込み合流部の理論解析を行い、流量低下を避けるために、車線変更禁止線を引くことで合流ポイントを遅らせるアイディアを提案した。さらに高速道路でのサグ部の渋滞緩和について、渋滞吸収走行の社会実験をした。人の渋滞についても、成田国際空港などの大規模施設における渋滞緩和を想定し、入国審査場での待ち行列の最...
❏セルオートマトンにおける逆問題とトラフィックネットワーク解析(12750062)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】西成 活裕 龍谷大学, 理工学部, 助教授 (40272083)
【キーワード】セルオートマトン / 超離散 / 交通流 / オイラー形式 / ラグランジュ形式 (他6件)
【概要】セルオートマトンを複雑系のモデルとして応用するために、主に交通流モデルとしての側面を検討した。まず実測データの分析をすることで、モデル化に必要になるための重要な交通流の特性を抽出した。その結果、メタ安定と同期流が渋滞相転移付近で重要になることが明らかとなった。さらにこの現象をCAのルールに組み込むために何が必要か考察し、その結果一般にスロースタートルールの重要性が明らかになった。そしてこれまでに研...
【工学】総合工学:システム工学ネットワークを含む研究件
❏ネットワーク構造解析アルゴリズムの開発とネットワークアルゴリズムの総合的展開(22510135)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】繁野 麻衣子 筑波大学, システム情報系, 准教授 (40272687)
【キーワード】アルゴリズム / ネットワーク / 最適化 / システム工学 / 工学システム
【概要】ネットワーク最適化に対する基礎理論を発展させ,ゲーム理論やグラフ理論と融合することで,社会システムにおけるネットワーク構造の分析を行った.具体的には,コミュニティ抽出のアルゴリズム構築と有効性の検証,情報伝播ネットワークの特徴付け,グラフの一様性を表す飽和グラフの分析などである.また,仮想計算機配置問題,オークションの財の割当,スタッフスケジューリング,タクシー配車問題などにネットワーク基礎理論が...
❏ネットワーク外部性を考慮した生物指向型生産システムの拡張(20360177)
【研究テーマ】システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】上田 完次 東京大学, 人工物工学研究センター, 名誉教授 (50031133)
【キーワード】生産システム工学 / 設計工学 / ネットワーク外部性 / サービス / 製品開発戦略 (他7件)
【概要】本研究課題は,研究代表者がこれまで提案し,構築してきている生物指向型生産システムにネットワーク外部性を導入することにより,現代のネットワーク社会における不完全情報下での製品やサービスの有効な設計のための方法論について研究している.生産システムの製造プロセスから,消費者のライフスタイル分析,製品普及シミュレーションを実施し,最終的にネットワーク外部性環境下での製品設計戦略について,その基礎モデルを提...
❏マルチエージェント方式による自己診断修復機能を有する電力システムの構成とその運用(16360141)
【研究テーマ】電力工学・電気機器工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】桧山 隆 (檜山 隆) 熊本大学, 大学院自然科学研究科, 教授 (90040419)
【キーワード】電力工学 / システム工学 / マルチエージェント / コンピュータネットワーク / 制御工学 (他20件)
【概要】コンピュータネットワーク上に構成される機能分散型の統合化システムであるマルチエージェントシステムを用いた自己診断修復機能を有する電力システムの構築とその運用に関する提案を行いその有効性に関する検証を行っている。 コンピュータネットワークを介した情報配信方式としては、ファイル共有方式とTCP/IP方式を基本としている。複数のパーソナルコンピュータによりコンピュータネットワーク上に構築した実時間ディジ...
【工学】総合工学:生産性ネットワークを含む研究件
❏特許及びテキストマイニングによるイノベーション測定と日本企業の行動心理分析(18K01813)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】関 智一 立教大学, 経済学部, 教授 (50301966)
【キーワード】特許 / テキストマイニング / イノベーション / 研究開発 / 生産性 (他14件)
【概要】研究代表者(關 智一)は、国際ビジネス研究学会全国大会にて「製造業・研究開発部門の生産性変化とグローバル化」について報告した。研究分担者の一人(菰田文男)は、人工知能をテーマとした『Paradigm Shift in Technologies and Innovation Systems』を刊行した。研究分担者の一人(井口知栄)は、2020年度に学会報告をした論文「Subsidiary Compe...
❏発明者ネットワークと知識生産活動(16K13367)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】齊藤 有希子 (梅野有希子) 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (50543815)
【キーワード】共同研究ネットワーク / 知識生産活動 / 発明者 / 知識生産 / 発明者ネットワーク (他15件)
【概要】イノベーションの原動力である異なる知識の新結合として発明者の共同研究ネットワークに注目し、組織の生産性を分析した。特に、発明者ネットワークを大きく変化させる発明者の組織間異動に焦点をあてた。分析の結果、多くの発明者の異動は、同一企業内、資本関係のある企業間、取引関係のある企業間で起きていることが確認された。企業間関係が企業のパフォーマンス向上に結び付くことを因果関係も含めて示すとともに、発明者の組...
❏労働者の生産性に及ぼす内部労働市場の効果-人事・製品取引データに基づく実証分析(26380369)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】上原 克仁 天理大学, 人間学部, 講師 (60509157)
【キーワード】人事データ / 成果指標 / 賃金 / コミュニケーション / 内部労働市場 (他12件)
【概要】1つは非線形報酬制度の導入が従業員のインセンティブにいかに影響を及ぼしたのか明らかにした。その結果、日々のインセンティブの変化に従業員が反応し、販売台数の分布に対して正の効果を持つ。同時に、努力が値引きという方向に働き、企業の利益面では負の効果をもたらすことが明らかになった。 もう1つは職場でのコミュニケーションネットワークが生産性に影響を及ぼすのか、ウェアラブルセンサを用いてコミュニケーション量...
【工学】総合工学:リモートセンシングネットワークを含む研究件
❏高密度地震観測システムの実現に向けた無線センサネットワーク基盤技術に関する研究(20246065)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】森川 博之 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (50242011)
【キーワード】無線センサネットワーク / 地震モニタリング / 構造工学・地震工学 / 時刻同期 / 高精度同期サンプリング (他10件)
【概要】本研究は,低コスト・高密度な地震観測システムを無線センサネットワークの1つのキラーアプリケーションとして見据え,革新的なコンピューティング技術およびネットワーキング技術を開発することを目的としている.これに向け,省資源ハードリアルタイムオペレーティングシステム,センサノード向けマルチコアCPU,ネットワーク基盤技術,および地震モニタリングシステムの開発に取り組み,これら技術が高い信頼性を要求するア...
❏ソフトコンピューティングを核とした建築・人間・設備システムの最適化の研究(19206063)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】田邉 新一 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30188362)
【キーワード】環境設備計画 / エネルギー効率化 / ネットワーク / ソフトコンピューティング / リモートセンシング (他11件)
【概要】人間の快適性、建物の室内環境制御及びエネルギー消費の効率化、空調システムの運用性能向上を考慮した統合制御の最適化を目的とした。環境要素をVRとHDRを用いて提示することの有効性、建築に有用な臭気評価法の提案と性能試験、高顕熱型空調のエネルギー対比快適性能の優秀性を示した。また、個別分散システムを対象とニューラルネットワークを用いた冷媒物性値近似法を提案・出力精度を評価した。空調シミュレーションにお...
【工学】総合工学:経営学ネットワークを含む研究件
❏二元的ネットワーク構造の循環によるパフォーマンス・モデルの提唱と実証(19H01527)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三橋 平 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90332551)
【キーワード】経営学 / 組織論 / 社会ネットワーク / 組織学習 / ネットワーク (他11件)
【概要】本研究では、弁証法的アプローチと呼ばれる研究アプローチを採用し、組織を2つのロジック・考え方という対立項から分析した。このアプローチによれば、2つのロジックは時間軸とともに行き来したり、ある時点では共存したり、もしくは一方が他方を凌駕しているなどの様々なパターンがあると考えられる。本研究は、このダイナミクスとプロセスを分析すると、組織が持つ本質的な特徴についての理解を深めることを目的としている。研...
❏現代中国映画産業の経済社会学:スタジオ間共同製作のネットワーク分析(16K03822)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中嶋 聖雄 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (70734325)
【キーワード】中国 / 映画 / 産業 / 経済社会学 / 文化社会学 (他10件)
【概要】本研究は、「改革・開放期」(1978-)に生産された中国映画についての生産データ(単独スタジオ生産・共同製作の双方を含む)に関するデータベースを作成し、計量的ネットワーク分析の手法を用い、市場経済化にともなう、共同製作のネットワーク構造の変化・不変化を明らかにすることであった。ネットワーク分析の結果、経済社会学的アプローチが予測するような、「繰り返し共同」のかたちをとった市場の「社会的構造化」を示...
❏ビジネス・エコシステムの動作メカニズムの解明と設計・制御法の開発のための研究(26285079)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】辻本 将晴 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (60376499)
【キーワード】Business Ecosystem / Platform / Design / Social System / エコシステム (他23件)
【概要】本研究の成果は、次の3点である。 第一に、経営戦略論の学術界における新たな潮流の一つであるビジネスエコシステム研究の理論的基盤をなす研究を行ったことである。第二に、その基盤的研究の上に、具体的な対象に関する研究を複数展開したことである。第三に、十分には研究が進んでいない、ビジネスエコシステムの可視化と動態のメカニズムを分析するための方法を開発したことである。この点についてはさらなる研究が必要であり...
【工学】総合工学:設計ネットワークを含む研究件
❏ビジネス・エコシステムの動作メカニズムの解明と設計・制御法の開発のための研究(26285079)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】辻本 将晴 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (60376499)
【キーワード】Business Ecosystem / Platform / Design / Social System / エコシステム (他23件)
【概要】本研究の成果は、次の3点である。 第一に、経営戦略論の学術界における新たな潮流の一つであるビジネスエコシステム研究の理論的基盤をなす研究を行ったことである。第二に、その基盤的研究の上に、具体的な対象に関する研究を複数展開したことである。第三に、十分には研究が進んでいない、ビジネスエコシステムの可視化と動態のメカニズムを分析するための方法を開発したことである。この点についてはさらなる研究が必要であり...
❏機器設計における接触応力の評価のための知的支援システムの開発(07555027)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】渋谷 寿一 東京工業大学, 工学部, 教授 (60016417)
【キーワード】接触問題 / 支援システム / 設計 / ネットワーク / データベース
【概要】接触問題は機械や構造物の高強度化・高性能化を図る上で基本的な問題であり,従来から古典的弾性論に基づく応力解析が研究されている.これらの解析結果は多くの接触問題に共通する基本的な知見であり,複雑な実際問題を取り扱うための有用な指針であるが,一般の技術者にとっては難解であるため有効利用されていなかった.本研究では,接触応力解析に関する従来の基礎的な知見を整理・総合し,機器設計における接触応力の評価を支...
【工学】総合工学:ダイナミクスネットワークを含む研究件
❏二元的ネットワーク構造の循環によるパフォーマンス・モデルの提唱と実証(19H01527)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三橋 平 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90332551)
【キーワード】経営学 / 組織論 / 社会ネットワーク / 組織学習 / ネットワーク (他11件)
【概要】本研究では、弁証法的アプローチと呼ばれる研究アプローチを採用し、組織を2つのロジック・考え方という対立項から分析した。このアプローチによれば、2つのロジックは時間軸とともに行き来したり、ある時点では共存したり、もしくは一方が他方を凌駕しているなどの様々なパターンがあると考えられる。本研究は、このダイナミクスとプロセスを分析すると、組織が持つ本質的な特徴についての理解を深めることを目的としている。研...
❏ヒト脳の形態形成から行動生成に至る発達のダイナミクス(26220004)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】生命情報 / ダイナミクス / 脳 / 発達 / 胚発生 (他15件)
【概要】ヒトの脳の形態形成から行動生成に至る初期発達のダイナミクスの解明を目指した。胚子・胎児標本のMR顕微鏡画像、CT画像、連続組織切片画像等から、脳の三次元情報を抽出し、形態形成の基本的な現象を明らかにした。新生児期のfNIRS計測で、血液酸素化動態と脳の自発活動の発達を鋭敏に示す指標を発見した。乳児期のfNIRSや脳波の計測より、睡眠覚醒によって変化する機能的ネットワークや感覚処理の基本性質を明らか...
❏複雑ネットワークの動的頑健性に関する数理的研究(24700222)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】田中 剛平 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 特任准教授 (90444075)
【キーワード】複雑ネットワーク / ロバスト性 / 振動子 / 相転移 / 分岐現象 (他14件)
【概要】電力網、インターネット、生体網、人の接触関係などは、複雑な構造をもつネットワークとみなすことができる。複雑ネットワークがネットワーク要素の故障に対してどの程度頑強であるかを調べることは、ネットワーク機能の破たんを回避するための予防策を考える上で重要である。本研究では、ネットワーク上の動的な振る舞いによって維持される機能に着目して、ネットワーク頑強性に関する理論的枠組みの発展および応用を行った。特に...
【工学】総合工学:次世代交通システムネットワークを含む研究件
❏車両通信における条件ベース情報収集・分配手法とシミュレーション評価基盤(25280032)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】重野 寛 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30306881)
【キーワード】高度道路交通システム / 次世代交通システム / ネットワーク / 移動体通信 / 車車間通信ネットワーク
【概要】本研究課題では、ITSのための車両アドホックネットワーク(VANET)の通信方式として、各車両が条件に基づいて自律的に情報転送や情報交換を行う条件ベースの情報収集・分配手法を検討し、道路の連結構造を考慮した条件ベースの情報分配手法BRNT、道路網構造と通信コネクティビティを考慮した条件ベース情報収集・分配手法RO-CBRなどを提案し、評価した。また、BRNTを用いたインフラレス動的走行経路案内を提...
❏次世代交通システムにおけるネットワーク分析手法の展開(08555133)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】松井 寛 名古屋工業大学, 工学部, 教授 (20024242)
【キーワード】交通システム / 交通 / ネットワーク / 交度交通情報 / 高度交通情報 (他9件)
【概要】近年コンピュータの飛躍的な性能向上やダウンサイジング化により、研究、実務の両者に対するハード、ソフト面の環境が大きく変容しつつある中で、VICSやIVHSなどに代表される交通情報の高度化、リアルタイム化など、次世代の交通システムに対する交通ネットワークの分析手法の新たなる展開が強く叫ばれるようになってきた。 このような状況にあって、次世代交通システムを考慮して交通ネットワーク研究の社会的意義や位置...
【工学】総合工学:モデル化ネットワークを含む研究件
❏学習ネットワークによる複雑システムのモデル化とインテリジェント制御に関する研究(09450171)
【研究テーマ】計測・制御工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】平澤 宏太郎 九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 教授 (70253474)
【キーワード】ニューラルネットワーク / 遺伝的アルゴリズム / ファジイ / 一般化学習ネットワーク / 高次微分 (他19件)
【概要】本報告は、科学研究補助金に関する研究課題「学習ネットワークによる複雑システムのモデル化とインテリジェント制御に関する研究」についての研究成果である。 広域電力ネットワークシステム、分散型交通・物流ネットワークシステム、総合上水道ネットワークシステム、大規模複雑原子力・火力・化学プラント等最近の制御対象は大規模化、複雑化、広域化、分散化する傾向にある。 それに従い、従来の制御理論の枠組では環境の変化...
❏マルチメディア情報通信ネットワークのモデル化と性能評価(05680313)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】高橋 豊 京都大学, 工学研究科, 助教授 (00135526)
【キーワード】トラヒック / マルチメディア / ネットワーク / モデル化 / 性能評価 (他14件)
【概要】平成5年度および6年度の研究成果を受けて、マルチメディア情報通信ネットワークのモデル化と性能評価に関して、解析とシミュレーションの有機的な活用をめざして研究を行った。まず解析に関しては、複数メディアからのトラヒックを共通に収容し、それぞれが要求する通信品質に応じた優先権を付与することにより円滑な送信を実現する通信ネットワークを、モデル化し、待ち行列理論に基づき送信遅延などの性能諸量を導出した。次に...
【工学】総合工学:制御工学ネットワークを含む研究件
❏超大規模複雑ネットワーク系の制御のための基本原理(26249062)
【研究テーマ】制御・システム工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】井村 順一 東京工業大学, 工学院, 教授 (50252474)
【キーワード】制御工学 / ネットワーク / 交通ネットワーク / バイオネットワーク / ネットワーク系 (他8件)
【概要】本研究では,超大規模複雑ネットワーク系の制御のための数理モデリングに関する研究を展開してきた.特に,制御にとって必要なその可制御性の本質を抽出したモデリング手法,および,その低次元化手法を構築してきた.また,その知見をもとに,実用的な視点から,交通ネットワーク,バイオネットワークを研究対象として注目し,相互作用に着目した新しいモデリング手法や状態推定などについて個々の対象に特化した手法を開発した....
❏帯域制限下にある大規模制御系の鯉析と設計:ハイブリッド系アプローチ(17760344)
【研究テーマ】制御工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】石井 秀明 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 准教授 (50376612)
【キーワード】制御工学 / 情報通信工学 / 大規模制御系 / ハイブリッド系 / ネットワーク
【概要】本研究では,「制御システムにおいて,所望する制御仕様を満たすには,通信にどの程度帯域が必要であるか?」という問題を出発点とし,研究対象を大規模制御システムに広げ,帯域制限を考慮した制御系の解析・設計手法の確立を目指す. 今年度も引き続き,大規模制御系の安定化問題を考え,特に回線共有のための通信方式に関して,より現実的なネットワーク化制御系のモデル化を行った.特に制御対象と制御器間の通信路において,...
❏マルチエージェント方式による自己診断修復機能を有する電力システムの構成とその運用(16360141)
【研究テーマ】電力工学・電気機器工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】桧山 隆 (檜山 隆) 熊本大学, 大学院自然科学研究科, 教授 (90040419)
【キーワード】電力工学 / システム工学 / マルチエージェント / コンピュータネットワーク / 制御工学 (他20件)
【概要】コンピュータネットワーク上に構成される機能分散型の統合化システムであるマルチエージェントシステムを用いた自己診断修復機能を有する電力システムの構築とその運用に関する提案を行いその有効性に関する検証を行っている。 コンピュータネットワークを介した情報配信方式としては、ファイル共有方式とTCP/IP方式を基本としている。複数のパーソナルコンピュータによりコンピュータネットワーク上に構築した実時間ディジ...
【工学】総合工学:モデリングネットワークを含む研究件
❏超大規模複雑ネットワーク系の制御のための基本原理(26249062)
【研究テーマ】制御・システム工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】井村 順一 東京工業大学, 工学院, 教授 (50252474)
【キーワード】制御工学 / ネットワーク / 交通ネットワーク / バイオネットワーク / ネットワーク系 (他8件)
【概要】本研究では,超大規模複雑ネットワーク系の制御のための数理モデリングに関する研究を展開してきた.特に,制御にとって必要なその可制御性の本質を抽出したモデリング手法,および,その低次元化手法を構築してきた.また,その知見をもとに,実用的な視点から,交通ネットワーク,バイオネットワークを研究対象として注目し,相互作用に着目した新しいモデリング手法や状態推定などについて個々の対象に特化した手法を開発した....
❏女性中堅社員の幹部への育成を支援する組織マネジメントシステムについての研究(24530488)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】高田 朝子 法政大学, イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (10349194)
【キーワード】ネットワーク / 反面教師 / 上司 / 外部ネットワーク / モデリング (他18件)
【概要】入社後およそ8年から15年までのいわゆる女性中堅社員の動機付に対して、直接の上司の影響を強く受けることが分かった。①上司がいわゆるお手本になるマネジメントスタイル②上司は一見放置しているようにみえるが適宜必要に応じて介入してくるマネジメントスタイル この二つは、女性部下は上司をモデリングの対象としていた。一方③反面教師型としてモデリングにしていないケースもあった。 又、動機付けに刺激を与えたのは外...
❏プロセス強化技術のためのダイナミカルネットワーク方法論の構築(20246115)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大村 直人 神戸大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50223954)
【キーワード】プロセス強化 / ネットワーク / ダイナミクス / マルチスケール / モデリング (他9件)
【概要】本研究は、プロセスのもつ機能要素のダイナミカルなネットワーク性に着目したプロセス強化の方法論を構築することを目的とした。ダイナミカルネットワークによる設計論とモデリング、個別プロセスのダイナミカルネットワークの解明の二つの部門に分けて、解析と設計の二つの観点から研究を遂行した。その結果、プロセスを機能ネットワークモデルで表現し、ネットワーク上のハブ要素を強化することで、プロセスの飛躍的向上が期待で...
【工学】総合工学:生産システムネットワークを含む研究件
❏自動車産業におけるモジュール生産と生産システムの革新に関する国際比較研究(12430025)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】坂本 清 大阪市立大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (70089184)
【キーワード】生産システム / モジュール生産 / 自動車産業 / サブライヤー / グローバリゼーション (他13件)
【概要】本研究は,自動車産業をはじめとする近年のグローバル競争の激化,グローバルなレベルでの技術・資本提携の進展,部品・関連工業の国内・海外での変化を踏まえ,開発から販売を含む広い意味での生産システムの変化を国内外の実態調査によって明らかにした。 本研究においては,第一に,生産システム・コンセプトを開発,生産,流通,販売の広義の生産システムとして理解している。また分析の対象とする産業は,自動車産業および関...
❏日本企業の国際生産ネットワーク展開と次世代生産システムに関する研究(06630034)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】坂本 清 大阪市立大学, 商学部, 教授 (70089184)
【キーワード】生産システム / ネットワーク / 労働 / フレキシビリティ / 鉄鋼業 (他12件)
【概要】この二年間に、ほぼ月1回の定例研究会、2回の集中合宿研究会、自動車産業、鉄鋼産業、半導体産業、電機産業、繊維産業、機械部品産業の工場調査を行った。メンバーは著書、論文、ワーキングペ-パ-、学会・研究会発表によってその成果を公表した。 1980年代以降の日本企業の生産システムと特徴づけるME技術の発達、行き過ぎた製品の多品種・小ロット化とその修正に伴う経営困難、熟練・技能の衰退傾向と継承の必要性との...
【工学】総合工学:シミュレーションネットワークを含む研究件
❏エリア防災における外国人の避難行動分析からみた都市のマルチリンガル化(20K04877)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】丹羽 由佳理 東京都市大学, 環境学部, 准教授 (80586751)
【キーワード】災害 / 地下街 / 外国人 / 避難 / シミュレーション (他13件)
【概要】(1)エリア防災:都心部におけるエリアマネジメント活動とオープンスペース利活用 エリア防災とは,人口・機能が高度に集積した地区において民間企業・自治体が連携をして防災力を高めるものである.本研究は,都心部で展開されているエリアマネジメント活動とエリア防災の関連に着目し,各都市で展開されている防災対策を調査した.COVID-19感染拡大の影響により多くの都市で防災訓練が中止されている一方,屋外空間へ...
❏オンデマンド膵臓刺激による2型糖尿病のデジタルコントロールの数理(19K12198)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】安東 弘泰 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (20553770)
【キーワード】数理モデル / 膵ベータ細胞 / シミュレーション / カオス制御 / 膵β細胞 (他9件)
【概要】本研究では, 2型糖尿病患者の膵臓内の膵β細胞を物理的に刺激することにより、そのインスリン分泌機能を調整するための数理的アプローチを検討する。特に、機能不全となった細胞の数理モデル化や膵臓刺激設計法の開発を目的とする。本年度は、膵β細胞単一細胞の数理モデル解析を非線形ダイナミクス制御の観点から進めた。具体的には、膵β細胞の数理モデルとしてChayモデルとRizモデルに対してフィードバック制御システ...
❏企業ネットワーク全体の構造に基づいた災害・政策のリスク評価(15K01217)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, シミュレーション学研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】企業 / ネットワーク / 災害 / 政策 / リスク (他15件)
【概要】本研究はサプライチェーンデータを用いて,個々の経済主体へのショックが全体にどう波及すうるか,コントローラビリティ論を用いたリスクの分析,の2つを主に行った.個々の経済主体へのショックについて重要な発見は,個別企業のショックでありながら,その波及の規模はべき分布になるということであった.コントローラビリティ論についての重要な発見は,産業ごとに他の産業を介して影響を及ぼすことができるかどうかの企業の割...
【農学】農業工学:地方分権ネットワークを含む研究件
❏高速道路建設における国民投票の意義-民主主義と経済効率との対立に着目して-(18330057)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】大澤 義明 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (50183760)
【キーワード】高速道路 / 国民投票 / 経済効率 / コンドルセ均衡 / 地方分権 (他14件)
【概要】本研究では, 高速道路や新幹線など空間的に線的に伸びる社会基盤施設整備に関して, 選挙民が投票で集団意志決定する場合, 施設がどこにどれだけ配置されるのかを空間的に導出し, どの程度経済的に効率的なのかあるいは公平なのか, を考察した. 投票ゲームによる配置と社会的な最適配置とを比較するなどを通して, 投票という集団意志決定がどの程度経済的に悪化させるのか, そして不公平にするかを理論的に評価した...
❏行政改革の理論と実施に関する国際比較研究(12303002)
【研究テーマ】財政学・金融論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】宮川 公男 麗澤大学, 国際経済学部, 教授 (60017473)
【キーワード】行政改革 / ガバナンス / 民営化 / 市場化 / ネットワーク (他23件)
【概要】米国、英国、ニュージーランド、オーストラリア及び我が国の行政改革をガバナンスと経営に焦点をあて理論的・実証的研究を行った。その結果、得られた事項は以下のとおりである。 1.各国の行政改革は、小さな政府像に基く市場モデルから、企業経営的モデルの適用、そしてガバナンスやネットワークも配慮した混合型モデルに発展してきている。 2.具体的には(1)民営化、民間委託や内部市場による政府経営が導入され、次に(...
【農学】農業工学:NGOネットワークを含む研究件
❏ポスト軍政期ミャンマーにおける宗教NGOの人類学的研究(17H04537)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】土佐 桂子 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (90283853)
【キーワード】上座部仏教 / NGO / 宗教 / ネットワーク / 福祉 (他8件)
【概要】本研究は以下の三つを実施することを目的としてきた。(1)ミャンマーにおける宗教NGOに関するこれまでの調査研究を総合し、ヤンゴン管区を中心とするデータベースを構築すること。(2)宗教NGOに関わる考察を深め宗教と社会をつなぐ形での議論を深化させること。(3)宗教NGO研究に関わる国際的な研究ネットワークを構築し、成果を報告、共有することである。 2019年度は(1)(2)を順調に進めている。また(...
❏2015年ネパール地震後の社会再編に関する災害民族誌的研究(16H05692)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】南 真木人 国立民族学博物館, 学術資源研究開発センター, 准教授 (40239314)
【キーワード】ネパール / 地震 / 社会再編 / 災害民族誌 / 災害人類学 (他21件)
【概要】研究者15名がネパールの14郡に広がる調査対象村や地域で各々現地調査を行い、ネパール地震後の復旧・復興過程を詳らかにした。それらの比較により地域ごとの多様性や相違、格差が明らかになり、その要因や背景を考察した。地域差が生じた要因のひとつに外国からの支援の有無がある。地域に外国、とくに先進国との繋がりをもつ者がいる世帯や村で復旧がより進んだ。その意味でトレッカーや登山家が訪れるランタンやソルクンブ郡...
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
【農学】農業工学:市民社会ネットワークを含む研究件
❏日本とアジアにおけるローカルガバナンス(国家・市民社会関係)の比較実証研究(16H01996)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】辻中 豊 東海大学, 政治経済学部, 教授 (70145944)
【キーワード】ローカルガバナンス / 市民社会 / 利益集団 / 自治会町内会 / ソーシャルキャピタル (他21件)
【概要】政治体制や社会発展の度合いが異なるアジアでも、日本同様にローカルガバナンスの改善と住民福利向上に関心が高い。急速なグローバル化と社会変容の中、これらは各国の政権ひいては体制の存続に密接に関連する。日本とアジアの実態把握をするため、本研究では日本の13市区(2つの東京特別区と11市)の協力をえて、自治会・町内会調査を実施し、また日本の57市区に関しては、自治体調査として役所の4部署への郵送調査を実施...
❏統治の相互依存ネットワークにおける国家行政の再配置-「現代行政法」の再考と再生(26285009)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】野呂 充 大阪大学, 高等司法研究科, 教授 (50263661)
【キーワード】行政法 / ネットワーク / ガバナンス / 市民社会 / 公私協働 (他6件)
【概要】行政法学におけるネットワーク論の意義について、まず、ドイツとアメリカの理論動向を調査した。次に、貧困者対策、住民によるまちづくり、都市の縮小への対応、地方自治体間の関係、調達契約における国家を超えたネットワーク現象など、様々な領域を検討の対象とした。この研究により、従来のヒエラルヒーモデルや公私協働モデルでは解明できず、ネットワーク論による分析を必要とする現象が存在することを明らかにした。さらに、...
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
【農学】農業工学:共同研究ネットワークを含む研究件
❏持続可能な社会構築に向けた学際的研究の推進策:システムズアプローチによる解析(18F18802)
【研究テーマ】持続可能システム
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2018-10-12 - 2021-03-31
【研究代表者】福士 謙介 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 教授 (30282114)
【キーワード】Stakeholders / Transdisciplinary / System, Network / Collaboration / System (他6件)
【概要】The research aimed to provide an analytical system-based guideline to advance transdisciplinary research in collaboration with multiple institutional stakeholders that can ensure real world action to ...
❏発明者ネットワークと知識生産活動(16K13367)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】齊藤 有希子 (梅野有希子) 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (50543815)
【キーワード】共同研究ネットワーク / 知識生産活動 / 発明者 / 知識生産 / 発明者ネットワーク (他15件)
【概要】イノベーションの原動力である異なる知識の新結合として発明者の共同研究ネットワークに注目し、組織の生産性を分析した。特に、発明者ネットワークを大きく変化させる発明者の組織間異動に焦点をあてた。分析の結果、多くの発明者の異動は、同一企業内、資本関係のある企業間、取引関係のある企業間で起きていることが確認された。企業間関係が企業のパフォーマンス向上に結び付くことを因果関係も含めて示すとともに、発明者の組...
【農学】農芸化学:プラットフォームネットワークを含む研究件
❏デジタル社会における新しい組織化形態の探求(19K23235)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-08-30 - 2022-03-31
【研究代表者】清水 たくみ 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 准教授 (30843982)
【キーワード】オンライン・コミュニティ / 新しい組織化 / デジタル技術 / プラットフォーム / 知識共有 (他17件)
【概要】デジタル技術の進展により、時間・地理・組織的制約を乗り越えた新しい協働や組織化の形態が台頭している。本研究はその一形態であるオンライン・コミュニティに着目し、メンバーのオンライン上の協働がいかに組織化され、各メンバーの実務にどのように活用されているかを探求した。カナダ医療協会のコミュニティを対象とした本研究では、メンバー間インタラクションを促進する要因として直接互酬性・一般互酬性が主な役割を担うこ...
❏ビジネス・エコシステムの動作メカニズムの解明と設計・制御法の開発のための研究(26285079)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】辻本 将晴 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (60376499)
【キーワード】Business Ecosystem / Platform / Design / Social System / エコシステム (他23件)
【概要】本研究の成果は、次の3点である。 第一に、経営戦略論の学術界における新たな潮流の一つであるビジネスエコシステム研究の理論的基盤をなす研究を行ったことである。第二に、その基盤的研究の上に、具体的な対象に関する研究を複数展開したことである。第三に、十分には研究が進んでいない、ビジネスエコシステムの可視化と動態のメカニズムを分析するための方法を開発したことである。この点についてはさらなる研究が必要であり...
❏経済ネットワークの構造-リンク形成の費用・効率性と対安定性をめぐって(21530170)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】玉田 康成 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (30265938)
【キーワード】ネットワーク / リンク形成 / コネクション / ゲーム理論 / 組織構造 (他8件)
【概要】(1) Effects of Players' Asymmetry on a Network Formation :本研究ではネットワーク形成問題にプレイヤーの非対称性を導入し,理論分析とシミュレーション分析を行った.とくに,リンクの価値関数の凸性や凹性とネットワークの効率性,安定性とのあいだの関係を明らかにした.(2) Delegating the Decision-Making Aut...
【農学】農芸化学:東洋史ネットワークを含む研究件
❏近代移行期の港市と内陸後背地の関係に見る自然・世界・社会観の変容(26244035)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】弘末 雅士 立教大学, 文学部, 教授 (40208872)
【キーワード】港市 / 内陸社会 / 近代移行期 / ネットワーク / 世界観 (他18件)
【概要】4年間の研究を通して、港市と内陸社会の関係を多元的に考察でき、国民国家を台頭させる多様なネットワークが検討できた。ともすれば近代以降、交通や通信の発展により、港市と内陸社会の関係は均質なものに変容したと考えられがちであるが、必ずしも一元的な関係に収斂しないことが明らかとなった。また港市は、近代においても外世界と内世界を仲介する重要な役割を担う一方で、国民国家の成立後、内陸部で国境を接する地域が、国...
❏シーア派ネットワークの展開と近世アジア世界の再検討(24320137)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】守川 知子 北海道大学, 文学研究科, 准教授 (00431297)
【キーワード】アジア史 / 近世 / ネットワーク / 交流 / 史料 (他13件)
【概要】共同研究のメンバーが中心となって行った国際学会でのパネル・セッションやワークショップ、国内研究会での議論を通じて、近世期のアジア(西・中央・南・東南アジア)においては、シーア派ムスリムのみならず、ペルシア系、テュルク系、アルメニア教徒や「モール人」といった多様な人々が、宗派や民族、「国家」の枠組みを超えて広範囲に各地を移動・旅し、ネットワークを構築しながら交流していたことを、様々な言語による一次史...
【農学】生産環境農学:文学ネットワークを含む研究件
❏知識共有のための価値指向型オントロジーの多分野多言語化(20300074)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】徃住 彰文 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (50125332)
【キーワード】知識表現 / オントロジー / テキスト分析 / 人文工学 / 認知科学 (他21件)
【概要】人類が蓄積してきた膨大な知識資源を効果的に利用する方策のひとつとして,人間の知的活動や感性的活動にできるだけ近似した知識表現形を機械可読な形で提供したい.文学,芸術,政治,宗教といった,人間の能力の最高の活動場面で流通している言語テキストを対象としてオントロジーの構築を試み,多分野,多言語における検討をおこなった. ...
❏中国江南における都市文芸形成の総合的研究(07301052)
【研究テーマ】中国語・中国文学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】尾上 兼英 神奈川大学, 外国語学部, 教授 (30012967)
【キーワード】中国 / 江南 / 都市 / 文学 / 芸能 (他15件)
【概要】この研究に於いて、我々は江蘇、安徽両省の南部、浙江省東部の各都市について、その都市の自然環境と産業形態の特色、都市の歴史、都市固有の芸能や民間伝承に着目し、それぞれの専門分野に関連したテーマについて輪番で報告を行い、これについて討論を積み重ねた。また、資料面では科研費によって購入した前記三省の地方志を活用すると共に、研究メンバーが入手した、現代中国の江南の各都市で出版された新たな資料と照合、整理し...
【農学】生産環境農学:昆虫生理生化学ネットワークを含む研究件
❏昆虫の摂食行動を調節する脳神経ペプチド連関図の作成とネットワーク評価系の基盤解析(15H04609)
【研究テーマ】昆虫科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永田 晋治 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (40345179)
【キーワード】昆虫 / 摂食行動 / ホルモン / ネットワーク / ペプチドホルモン (他8件)
【概要】生物の摂食行動は脳神経系から作られるホルモンにより制御されていることが知られている。ところが、「何を食べるか?」という問いには科学は答えを出していない。そこで、生物が何を食べるか?という本能行動を、昆虫を使って追究することにした。対象は、フタホシコオロギを使った。この種で、栄養分選好性行動の解析法のインフラを整えた。また、脳神経ホルモン類が摂食を制御し、脂肪組織などの末梢組織の代謝系がそれを修飾し...
❏昆虫の摂食行動関連因子の脳神経ネットワークが制御する生体応答と体内の分子変動解析(24580157)
【研究テーマ】生物生産化学・生物有機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】永田 晋治 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (40345179)
【キーワード】昆虫生理学 / ペプチド / ホルモン / 摂食行動 / 昆虫生理生化学 (他8件)
【概要】これまでカイコ幼虫から摂食行動に関わる脳神経系因子群を同定してきた。単一で決定的な調節因子が見られないことから、昆虫の摂食行動の調節メカニズムはネットワーク支配が重要と考えられた。 本研究では、摂食行動調節でのホルモンネットワークの構造を見出すための基盤研究を中心に行った。成果として、機能未知であるITP (ion transport peptide)の受容体や、新規ホルモンGSRYアミドを同定で...
【農学】生産環境農学:ペプチドホルモンネットワークを含む研究件
❏昆虫の摂食行動を調節する脳神経ペプチド連関図の作成とネットワーク評価系の基盤解析(15H04609)
【研究テーマ】昆虫科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永田 晋治 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (40345179)
【キーワード】昆虫 / 摂食行動 / ホルモン / ネットワーク / ペプチドホルモン (他8件)
【概要】生物の摂食行動は脳神経系から作られるホルモンにより制御されていることが知られている。ところが、「何を食べるか?」という問いには科学は答えを出していない。そこで、生物が何を食べるか?という本能行動を、昆虫を使って追究することにした。対象は、フタホシコオロギを使った。この種で、栄養分選好性行動の解析法のインフラを整えた。また、脳神経ホルモン類が摂食を制御し、脂肪組織などの末梢組織の代謝系がそれを修飾し...
❏昆虫の摂食行動関連因子の脳神経ネットワークが制御する生体応答と体内の分子変動解析(24580157)
【研究テーマ】生物生産化学・生物有機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】永田 晋治 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (40345179)
【キーワード】昆虫生理学 / ペプチド / ホルモン / 摂食行動 / 昆虫生理生化学 (他8件)
【概要】これまでカイコ幼虫から摂食行動に関わる脳神経系因子群を同定してきた。単一で決定的な調節因子が見られないことから、昆虫の摂食行動の調節メカニズムはネットワーク支配が重要と考えられた。 本研究では、摂食行動調節でのホルモンネットワークの構造を見出すための基盤研究を中心に行った。成果として、機能未知であるITP (ion transport peptide)の受容体や、新規ホルモンGSRYアミドを同定で...
【農学】社会経済農学:組織論ネットワークを含む研究件
❏二元的ネットワーク構造の循環によるパフォーマンス・モデルの提唱と実証(19H01527)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三橋 平 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90332551)
【キーワード】経営学 / 組織論 / 社会ネットワーク / 組織学習 / ネットワーク (他11件)
【概要】本研究では、弁証法的アプローチと呼ばれる研究アプローチを採用し、組織を2つのロジック・考え方という対立項から分析した。このアプローチによれば、2つのロジックは時間軸とともに行き来したり、ある時点では共存したり、もしくは一方が他方を凌駕しているなどの様々なパターンがあると考えられる。本研究は、このダイナミクスとプロセスを分析すると、組織が持つ本質的な特徴についての理解を深めることを目的としている。研...
❏傾注獲得戦略に関する理論構築と実証:企業の傾注ベース論の発展を目的として(25285121)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三橋 平 慶應義塾大学, 商学部, 教授 (90332551)
【キーワード】傾注 / 競争 / ネットワーク / 共進化 / 傾注ベース論 (他14件)
【概要】本研究課題では,限定合理的な意思決定者が,認知資源をどのように配分するかにより,組織行動のパターンを説明する傾注ベース論を,企業間の多市場接触に関する問題,企業間提携ネットワークにおける探索コストに関する問題,共進化がスタープレイヤーを生み出すプロセスに関する問題に応用した。傾注という新しい理論的視座を組み込むことで,これらの研究を発展させただけなく,傾注ベース論の応用範囲とその説明力に関する理解...
【農学】社会経済農学:貿易ネットワークを含む研究件
❏国際貿易と企業間取引ネットワーク(17K13744)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】藤井 大輔 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 特任講師 (00791253)
【キーワード】国際貿易 / 企業間ネットワーク / サプライチェーン / 間接輸出 / 新型コロナウイルス (他15件)
【概要】本研究では大規模な日本の企業間ネットワークと企業レベルの貿易データを使い、国際貿易と国内ネットワーク、及びサプライチェーンの関係性を明らかにした。直接貿易をしている企業は少ないが、半分以上の企業が二次までの取引にて直接輸出企業と取引関係があることがわかった。為替などの海外リスクの国内業者に対する正で有意な波及効果も確認された。2020年からは新型コロナウイルスと経済というテーマでシミュレーション分...
❏統合型国際経済・交通政策評価モデルに基づく国際交通ネットワーク戦略立案の支援方策(20310084)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】家田 仁 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (90168089)
【キーワード】政策科学 / 政策評価 / 国際経済 / 貿易 / 国際交通ネットワーク (他12件)
【概要】本研究は,東アジア地域全体の利益に資するためのアジア共通交通政策を立案する活動の一環として,優先プロジェクトの策定やシームレスな国際交通ネットワークの形成を支援することを目的に,アジア地域における国際経済・交通に関する政策シミュレーションモデルを構築して,北東アジア(日本・中国・韓国),アセアン,APEC地域などを対象に,個別かつ具体的なプロジェクトを対象とした定量的な政策シミュレーションを行った...
【農学】社会経済農学:地域活性化ネットワークを含む研究件
❏市民活動の活性化支援の調査研究:秩序問題的アプローチ(17330122)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】籠谷 和弘 関東学院大学, 法学部, 准教授 (70313351)
【キーワード】社会学 / 社会関係資本 / ネットワーク / 域活性化 / まちづくり (他11件)
【概要】本研究課題は,地域社会の活性化・住民の生活充実における社会関係資本の影響についての,サーベイ調査による実証を目的としている。一般的な地域社会での「活性化」「住民の生活充実」の計測が難しいため,温泉観光地をフィールドとし,旅館経営者たちの社会関係資本と各宿泊施設の経営,あるいは温泉地の盛り上がりとの関係を,サーベイ調査データを用いて分析した。また「都市度」と「流動性」に着目して,地域社会住民の社会関...
❏「市町村合併時代における農村計画ネットワーク構築に関する研究」のための企画調査(16638005)
【研究テーマ】農業土木学・農村計画学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004
【研究代表者】斎尾 直子 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (80282862)
【キーワード】農村計画 / ネットワーク / 市町村合併 / 適正計画範域 / 地域活性化 (他6件)
【概要】平成の市町村合併時代を迎えた我が国においては、都市・農村に関わらず行政業務の縮小と行政管轄範域の拡大が進行していく状況にある。同時に近年、特に農村地域でみられた補助事業依存体質の改善の必要性が指摘されている。すなわち、これらの行政サービスのスリム化は、拡大した範域における役所・役場では実行不可能となったきめ細かい公共事業を各地域の住民個人や地域組織が担っていくことを意味する。加えて、近年の農業の衰...
【農学】社会経済農学:国際貿易ネットワークを含む研究件
❏世界規模の全モード統合型国際物流シミュレーションシステムの構築と政策分析への応用(20H00286)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】柴崎 隆一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50323514)
【キーワード】国際物流 / ネットワーク / インターモーダル輸送 / AIS / 国際貿易 (他6件)
【概要】①国際物流シミュレーションシステムの高度化について,空コンテナ回送問題を解くサブモデルを構築した. ②インターモーダル国際物流モデルの対象輸送モードの拡張として,ランドブリッジ輸送や航空輸送を組み込んだモデルを構築した. ③AIS等の船舶動静データを活用した全世界を対象とした貨物流動の詳細分析として,国際物流ネットワークの視覚化とグラフ分析,輸送パターン分析に基づく船舶行動のモデル構築,画像解析技...
❏国際貿易と企業間取引ネットワーク(17K13744)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】藤井 大輔 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 特任講師 (00791253)
【キーワード】国際貿易 / 企業間ネットワーク / サプライチェーン / 間接輸出 / 新型コロナウイルス (他15件)
【概要】本研究では大規模な日本の企業間ネットワークと企業レベルの貿易データを使い、国際貿易と国内ネットワーク、及びサプライチェーンの関係性を明らかにした。直接貿易をしている企業は少ないが、半分以上の企業が二次までの取引にて直接輸出企業と取引関係があることがわかった。為替などの海外リスクの国内業者に対する正で有意な波及効果も確認された。2020年からは新型コロナウイルスと経済というテーマでシミュレーション分...
❏グローバル生産ネットワークと産業集積(17H00986)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】古澤 泰治 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (80272095)
【キーワード】グローバル・バリュー・チェーン / ネットワーク / 産業集積 / 国際貿易 / 貿易政策 (他13件)
【概要】地政学的緊張が高まる今日、グローバル生産ネットワークの再構築と重要産業の地域的集積は非常に重要な問題である。本研究では、いくつかの関連テーマについて重要な研究成果を上げてきた。 まずは、グローバル・バリュー・チェーン(GVC)の諸問題を研究する定量分析ツールを確立したことである。その分析ツールは既存の定量分析を応用したものではあるが、中間財貿易と最終財貿易とで貿易コストが異なることを許したり、財...
【農学】社会経済農学:経営戦略ネットワークを含む研究件
❏傾注獲得戦略に関する理論構築と実証:企業の傾注ベース論の発展を目的として(25285121)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三橋 平 慶應義塾大学, 商学部, 教授 (90332551)
【キーワード】傾注 / 競争 / ネットワーク / 共進化 / 傾注ベース論 (他14件)
【概要】本研究課題では,限定合理的な意思決定者が,認知資源をどのように配分するかにより,組織行動のパターンを説明する傾注ベース論を,企業間の多市場接触に関する問題,企業間提携ネットワークにおける探索コストに関する問題,共進化がスタープレイヤーを生み出すプロセスに関する問題に応用した。傾注という新しい理論的視座を組み込むことで,これらの研究を発展させただけなく,傾注ベース論の応用範囲とその説明力に関する理解...
❏産業クラスターと企業の組織能力に関する研究(22530434)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】藤田 誠 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (00199340)
【キーワード】経営戦略 / 産業クラスター / 組織能力 / バイオ・インダストリー / ネットワーク (他9件)
【概要】本研究は、産業クラスター発展に寄与する要因を理論的・実証的に解明することを目的とし、東海バイオものづくりクラスターに属する豊橋市において複数回の聞き取り調査を実施した。その結果、従来の研究が提示するクラスターの発展要因を部分的に確認するとともに、クラスターの発展にはクリーク(緊密なつながりを持つ集団)形成が有効であるとの結論を得た。 ...
【農学】社会経済農学:移民ネットワークを含む研究件
❏在外投票における票買収の実証的研究(19K21685)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】高橋 百合子 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (30432553)
【キーワード】在外投票 / 買票行為 / 移民 / 政治参加 / メキシコ (他12件)
【概要】本研究課題は、在外投票における票買収(Vote Buying)について、在米メキシコ移民の事例に着目し、サーベイ実験とインタビュー調査を用いて実証分析を行った。2018年の大統領選挙の在外投票において票買収が行われたかどうかについてサーベイ実験した。その結果、約32%の回答者が票買収を経験したことが分かった。更にメキシコ・プエブラ州において移民経験者および移民家族、および米国ロサンゼルス市・シカゴ...
❏近現代アメリカ社会運動史の再検討-大西洋世界と太平洋世界をつなぐ視点から-(24320148)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】田中 ひかる 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (00272774)
【キーワード】アメリカ / 社会運動史 / 近現代 / 移民 / 太平洋世界 (他13件)
【概要】第1に、アメリカ合衆国で様々な社会運動に加わったヨーロッパとアジアからの移民が、彼らの送出国での社会運動と結びつき、そこから影響を受けながら発展したことを明らかにした。第2に、大西洋世界と太平洋世界の移民が、アメリカ国内で一つの運動を形成したこと、それらの運動が、移民の送り出し地域に対して影響を及ぼしたことを、とくに日本と中国について明らかにした。第3に日本に滞在して日本における運動に接点を持った...
❏在日ムスリムの社会経済的活動と宗教的ネットワークに関する調査研究(19530476)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】店田 廣文 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20197502)
【キーワード】国際社会・エスニシティ / 在日外国人 / イスラーム / ムスリム / 移民 (他6件)
【概要】本研究では、従来のわれわれの調査成果をさらに補強する研究成果が得られ、滞日ムスリムは日本社会に適応し、生活満足度が比較的高く生活基盤も安定してきたこと、滞日ムスリム・コミュニティが成熟期に入りつつあると言うことが、改めて本研究によって明らかとなった。ムスリムの子ども教育調査や滞日経験を有するムスリム調査、モスク調査報告も貴重な成果であるが、日本初のモスク代表者会議を開催し、将来の滞日ムスリム・コミ...
【農学】社会経済農学:産業構造ネットワークを含む研究件
❏越境企業間ネットワークの分析による企業のグローバル戦略の時間発展の研究(17K17663)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】久野 遼平 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 講師 (60725018)
【キーワード】ネットワーク学習 / グローバルサプライチェーン / ノレッジグラフ / ネットワーク / 潜在構造モデル (他15件)
【概要】本研究の目的はグローバルな企業関係のデータ、主に海外の通関データや大企業の多層的グローバルネットワークのデータなどを統計的関係学習の応用や新規手法の開発などを通じて分析し、国際企業関係における企業のグローバル戦略の時間発展の実態に迫っていくことである。データの制約などを通じて後者の実態に迫る部分について画期的なものを生み出せたわけではないが、統計的関係学習の新規手法開発については大いに進展した。今...
❏グローバル生産物流システムの設計と運用に関する研究(09680432)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】片山 博 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60091849)
【キーワード】Global Operation / Logistics / Manufacturing / Industrial Structure / Car Industry (他17件)
【概要】本研究では、近年の生産現場の国際化及び需要の多様化、短納期化等、生産を取り巻く環境条件の再編成に鑑み、交付申請書に記載の目的、実施計画に従って、製造、物流企業におけるグローバル生産物流システムのあり方について、以下の2点に焦点を当てて理論的検討を加え、一定の実用的知見を得ている。 1)複数需要地、複数生産拠点を前提とするグローバル生産物流ネットワークシステムの設計法 2)上記システムの効果的運用法...
【農学】社会経済農学:限定合理性ネットワークを含む研究件
❏傾注獲得戦略に関する理論構築と実証:企業の傾注ベース論の発展を目的として(25285121)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三橋 平 慶應義塾大学, 商学部, 教授 (90332551)
【キーワード】傾注 / 競争 / ネットワーク / 共進化 / 傾注ベース論 (他14件)
【概要】本研究課題では,限定合理的な意思決定者が,認知資源をどのように配分するかにより,組織行動のパターンを説明する傾注ベース論を,企業間の多市場接触に関する問題,企業間提携ネットワークにおける探索コストに関する問題,共進化がスタープレイヤーを生み出すプロセスに関する問題に応用した。傾注という新しい理論的視座を組み込むことで,これらの研究を発展させただけなく,傾注ベース論の応用範囲とその説明力に関する理解...
❏個人の混雑予測と実際の混雑現象-限定合理的な個人予測(21510157)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】増田 靖 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10286643)
【キーワード】混雑課金 / 限定合理性 / ネットワーク / 経営科学
【概要】本研究では,顧客が混雑状況に対応する状況の下で,混雑を制御するための管理手法の開発を行った.より具体的には,顧客の混雑回避行動の均衡モデルを構築し,課金と優先度の2つの手段が,その顧客行動の均衡にどのような影響を与えるかを分析した.主たる成果は以下の2つである.第1は,セカンドベスト課金の経済的な意味を明らかにした.第2は,顧客が一様であっても(緊急性のある顧客はいない場合でも),優先度付与がネッ...
【農学】社会経済農学:グローバル化ネットワークを含む研究件
❏多層なネットワークの相互作用とその経済への影響-単一ネットワーク分析を越えて-(18KK0045)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】戸堂 康之 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30336507)
【キーワード】多層ネットワーク / 学融合 / ネットワーク / グローバル化 / 自然災害
【概要】本研究は「災害、グローバル化、政治変動などによる経済ショックによって、企業や個人などの経済主体の多層ネットワークがどのように変化し、その変化が経済主体の意思決定や経済パフォーマンスにどのように影響するか」という問いを様々なシチュエーションで明らかにするものであり、今年度は以下のようなサブ・テーマについて研究を進めた。 ① グローバル化によるショックとグローバルな企業ネットワーク グローバル化に伴う...
❏ネットワークの多様化が経済と心理に及ぼす影響-計量・行動経済学と理系の融合研究-(18H03642)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】戸堂 康之 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30336507)
【キーワード】ネットワーク / 保護主義 / 学融合 / 大規模データ / 社会実験 (他9件)
【概要】1.大規模な企業データによる経済ショックの波及効果の分析 このサブテーマでは、様々な企業レベルデータを利用して、新型コロナウイルスや米中デカップリングに伴う保護主義的政策などの経済ショックが企業に及ぼす影響を、企業のネットワーク構造の違いによる異質性に着目して分析した。その結果、(1)海外の経済ショックが国内経済に及ぼす影響は、海外ショックを直接受ける産業の国内サプライチェーン構造に依存すること、...
❏地球情報社会における地域社会発展の条件に関する研究(12301009)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】矢澤 修次郎 一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (20055320)
【キーワード】グローバル情報社会 / ネットワーク社会 / シリコンバレーモデル / 発展国家モデル / 国民定発展モデル (他28件)
【概要】本研究は、地球情報社会、ネットワーク社会台頭の動的プロセスを明らかにし、その過程で、様々な形での地域社会の発展が果たす役割が重要であることを提示しようとした。 理論的には、発展の理論に関して3つの理論潮流、即ち、シリコンバレーモデル、発展国家モデル、国民的発展モデルを検討した。その結果、今日における優れた発展理論は、国家レベル、様々な形での地域社会レベル、個人のレベルを同等に位置づけ、それら3者の...
【農学】社会経済農学:共同体ネットワークを含む研究件
❏「共同体」概念に依拠しない秩序形成の理論歴史学~魂の脱植民地化の新しい展開~(21242015)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】安冨 歩 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (20239768)
【キーワード】価値 / 創発 / 呪縛 / 暗黙知 / 調和 (他21件)
【概要】人間を含む生命の生きる力を「神秘」として捉え、その発揮を阻害する要因たる「暴力」を合理的に解明する研究戦略を「合理的な神秘主義」として見出した。こうして発揮される神秘的な力こそが秩序形成の原動力であり、それは個々人の魂の脱植民地化を通じて実現される。この側面を無視した秩序論は必然的に暴力を正当化することになる。 ...
❏南太平洋伝統社会における持続的開発に関する世帯・共同体調査(16402012)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】高崎 善人 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 准教授 (00334029)
【キーワード】国際研究者交流 / フィジー / 開発経済学 / 資源経済学 / ミクロ経済学 (他10件)
【概要】本研究の目的は、フィジーの伝統的農漁村において家計・共同体調査を実施し、特に血縁関係をベースとした社会ネットワークとグループの様々な役割について検証することである。太平洋島嶼国における、初めての本格的家計調査に基づくミクロ実証研究である。平成15年度、17年度の2回にわたり家計・共同体調査を実施し、家族構成、教育、健康、資産、生産、所得、所得移転、サイクロン被害等に関するデータを収集した。これまで...
【農学】社会経済農学:ヨーロツパネットワークを含む研究件
❏近現代社会運動の国境を越えた相互作用に関する思想史的研究(16H03363)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 ひかる 明治大学, 法学部, 専任教授 (00272774)
【キーワード】社会運動 / 近現代史 / 国境を越える / 相互作用 / 思想 (他15件)
【概要】第1の研究成果は、社会運動が国境を越えて相互作用を起こし、これが世界各地で思想や運動の新たな展開を生み出す、という現象を、19世紀から現在に至る世界各地での社会運動について、個別的かつ具体的な事例に基づき、明らかにしたという点にあり、田中ひかる編『社会運動のグローバル・ヒストリー』(ミネルヴァ書房、2018年)がその集大成である。第2の研究成果は、第1の研究成果に依拠して、より広範な対象を分析する...
❏近現代アメリカ社会運動史の再検討-大西洋世界と太平洋世界をつなぐ視点から-(24320148)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】田中 ひかる 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (00272774)
【キーワード】アメリカ / 社会運動史 / 近現代 / 移民 / 太平洋世界 (他13件)
【概要】第1に、アメリカ合衆国で様々な社会運動に加わったヨーロッパとアジアからの移民が、彼らの送出国での社会運動と結びつき、そこから影響を受けながら発展したことを明らかにした。第2に、大西洋世界と太平洋世界の移民が、アメリカ国内で一つの運動を形成したこと、それらの運動が、移民の送り出し地域に対して影響を及ぼしたことを、とくに日本と中国について明らかにした。第3に日本に滞在して日本における運動に接点を持った...
【農学】社会経済農学:政策分析ネットワークを含む研究件
❏グローバル・ロジスティクス・ネットワーク下のシミュレーションモデル構築と政策分析(17H03327)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】柴崎 隆一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50323514)
【キーワード】国際物流 / ネットワーク / インターモーダル輸送 / 世界海運 / 政策分析 (他11件)
【概要】本研究課題は,荷主と船社のそれぞれの観点から世界規模の国際物流の実態とメカニズムを把握し,(1)インターモーダルな国際貨物流動モデルの構築および世界各地への拡張,(2)AIS等の船舶動静データを用いた貨物流動推計および船会社の意思決定モデルの構築を行い,またこれらの分析結果やモデルを用いて,物流インフラ投資や越境抵抗軽減などの施策を対象とした,シミュレーションや将来シナリオ分析を実施した. ...
❏海外生産が労働市場に与える影響および地域別影響と労働者の地域偏向についての分析(25380377)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】風神 佐知子 中京大学, 経済学部, 准教授 (00510851)
【キーワード】海外生産 / 地域経済 / 集積経済 / 外部効果 / 地域雇用政策 (他23件)
【概要】日本企業の海外生産について、製造業の低学歴・短時間労働者の雇用を減らし、サービス業の高学歴労働者の雇用を増やしていることを明らかにした。但し、前者の負の効果は集積経済が深化している地域で軽減していた。これらの活動は、地域のサービス産業の雇用を増やし、生産性を上昇させていた。しかしこの波及効果は近年低下傾向にある。また、雇用機会の低い地域への施策は他の地域の雇用機会を奪うことなく正の効果が見られた。...
【農学】社会経済農学:ステークホルダーネットワークを含む研究件
❏持続可能な社会構築に向けた学際的研究の推進策:システムズアプローチによる解析(18F18802)
【研究テーマ】持続可能システム
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2018-10-12 - 2021-03-31
【研究代表者】福士 謙介 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 教授 (30282114)
【キーワード】Stakeholders / Transdisciplinary / System, Network / Collaboration / System (他6件)
【概要】The research aimed to provide an analytical system-based guideline to advance transdisciplinary research in collaboration with multiple institutional stakeholders that can ensure real world action to ...
❏ポテンシャルに対応した多摩川河川敷の目標とする自然の変化と合意形成(17H03960)
【研究テーマ】環境農学(含ランドスケープ科学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】倉本 宣 明治大学, 農学部, 専任教授 (60287886)
【キーワード】河原 / 固有種 / 流域 / 土砂供給 / たまり (他26件)
【概要】多摩川の河川敷の潜在的な環境とその環境のつながりが、多摩川の河川敷の生物に及ぼしている影響を、保全生態学、砂防学、河川工学、陸水学を総合して明らかにした。大規模な出水が発生したので、その動的な側面の一部を解明した。出水によって一時的に礫河原が広がったものの、礫河原固有種は出水で激減したまま回復しなかった。自然科学的な成果に基づいて、パンフレットやワークショップによって社会的な合意を形成する実験を行...
【農学】社会経済農学:比較史ネットワークを含む研究件
❏ワクフ(イスラーム寄進制度)の国際共同比較研究(25284141)
【研究テーマ】アジア史・アフリカ史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】三浦 徹 公益財団法人東洋文庫, 研究部, 研究員 (00199952)
【キーワード】寄進 / ワクフ / 慈善 / 都市 / 比較史 (他11件)
【概要】①フランスCNRSの国際共同研究「イスラーム地域におけるワクフ」と連携し、中東、欧米、日本において、8回の国際研究集会を開催し、研究者間の緊密なネットワークと研究データを共有するためのデータベースを構築した。 ②アラブ、イラン、中央アジア、南アジア、東南アジアなどを対象に、寄進者や利用者や受益者など個々人が、どのような目的で、ワクフ財(寄進財)や宗教施設に係わり、なにを得ていたかの動態を解析した。...
❏アジア諸社会におけるエリートのネットワークと文化表象-比較研究の試み-(14209007)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】中里 成章 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (30114581)
【キーワード】アジア / エリート / ネットワーク / 文化表象 / 比較史 (他12件)
【概要】本プロジェクトは、ネットワークの態様と文化表象の生産の2点に着目して、東アジア、西アジア及び南アジアのエリートの比較研究を行い、アジアのエリート研究のための新しい視点を構築することを目的とした。また、画像による研究と文献による研究を結合し、アジア研究の新たらしいスタイルをつくることも目標に掲げた。研究成果の概要は次の通りである。 1.新しい視点の構築。アジアの前近代社会の発展の中に近代性を見いだし...
【農学】動物生命科学:摂食行動ネットワークを含む研究件
❏昆虫の摂食行動を調節する脳神経ペプチド連関図の作成とネットワーク評価系の基盤解析(15H04609)
【研究テーマ】昆虫科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永田 晋治 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (40345179)
【キーワード】昆虫 / 摂食行動 / ホルモン / ネットワーク / ペプチドホルモン (他8件)
【概要】生物の摂食行動は脳神経系から作られるホルモンにより制御されていることが知られている。ところが、「何を食べるか?」という問いには科学は答えを出していない。そこで、生物が何を食べるか?という本能行動を、昆虫を使って追究することにした。対象は、フタホシコオロギを使った。この種で、栄養分選好性行動の解析法のインフラを整えた。また、脳神経ホルモン類が摂食を制御し、脂肪組織などの末梢組織の代謝系がそれを修飾し...
❏昆虫の摂食行動関連因子の脳神経ネットワークが制御する生体応答と体内の分子変動解析(24580157)
【研究テーマ】生物生産化学・生物有機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】永田 晋治 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (40345179)
【キーワード】昆虫生理学 / ペプチド / ホルモン / 摂食行動 / 昆虫生理生化学 (他8件)
【概要】これまでカイコ幼虫から摂食行動に関わる脳神経系因子群を同定してきた。単一で決定的な調節因子が見られないことから、昆虫の摂食行動の調節メカニズムはネットワーク支配が重要と考えられた。 本研究では、摂食行動調節でのホルモンネットワークの構造を見出すための基盤研究を中心に行った。成果として、機能未知であるITP (ion transport peptide)の受容体や、新規ホルモンGSRYアミドを同定で...
【農学】森林圏科学:昆虫ネットワークを含む研究件
❏昆虫の摂食行動を調節する脳神経ペプチド連関図の作成とネットワーク評価系の基盤解析(15H04609)
【研究テーマ】昆虫科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永田 晋治 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (40345179)
【キーワード】昆虫 / 摂食行動 / ホルモン / ネットワーク / ペプチドホルモン (他8件)
【概要】生物の摂食行動は脳神経系から作られるホルモンにより制御されていることが知られている。ところが、「何を食べるか?」という問いには科学は答えを出していない。そこで、生物が何を食べるか?という本能行動を、昆虫を使って追究することにした。対象は、フタホシコオロギを使った。この種で、栄養分選好性行動の解析法のインフラを整えた。また、脳神経ホルモン類が摂食を制御し、脂肪組織などの末梢組織の代謝系がそれを修飾し...
❏昆虫の摂食行動関連因子の脳神経ネットワークが制御する生体応答と体内の分子変動解析(24580157)
【研究テーマ】生物生産化学・生物有機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】永田 晋治 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (40345179)
【キーワード】昆虫生理学 / ペプチド / ホルモン / 摂食行動 / 昆虫生理生化学 (他8件)
【概要】これまでカイコ幼虫から摂食行動に関わる脳神経系因子群を同定してきた。単一で決定的な調節因子が見られないことから、昆虫の摂食行動の調節メカニズムはネットワーク支配が重要と考えられた。 本研究では、摂食行動調節でのホルモンネットワークの構造を見出すための基盤研究を中心に行った。成果として、機能未知であるITP (ion transport peptide)の受容体や、新規ホルモンGSRYアミドを同定で...
【農学】森林圏科学:競争ネットワークを含む研究件
❏海外生産が労働市場に与える影響および地域別影響と労働者の地域偏向についての分析(25380377)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】風神 佐知子 中京大学, 経済学部, 准教授 (00510851)
【キーワード】海外生産 / 地域経済 / 集積経済 / 外部効果 / 地域雇用政策 (他23件)
【概要】日本企業の海外生産について、製造業の低学歴・短時間労働者の雇用を減らし、サービス業の高学歴労働者の雇用を増やしていることを明らかにした。但し、前者の負の効果は集積経済が深化している地域で軽減していた。これらの活動は、地域のサービス産業の雇用を増やし、生産性を上昇させていた。しかしこの波及効果は近年低下傾向にある。また、雇用機会の低い地域への施策は他の地域の雇用機会を奪うことなく正の効果が見られた。...
❏傾注獲得戦略に関する理論構築と実証:企業の傾注ベース論の発展を目的として(25285121)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三橋 平 慶應義塾大学, 商学部, 教授 (90332551)
【キーワード】傾注 / 競争 / ネットワーク / 共進化 / 傾注ベース論 (他14件)
【概要】本研究課題では,限定合理的な意思決定者が,認知資源をどのように配分するかにより,組織行動のパターンを説明する傾注ベース論を,企業間の多市場接触に関する問題,企業間提携ネットワークにおける探索コストに関する問題,共進化がスタープレイヤーを生み出すプロセスに関する問題に応用した。傾注という新しい理論的視座を組み込むことで,これらの研究を発展させただけなく,傾注ベース論の応用範囲とその説明力に関する理解...
【農学】森林圏科学:社会関係資本ネットワークを含む研究件
❏人工知能はどのように社会を変えるか―ソーシャル・キャピタルと格差の視点からの検討(17H06195)
【研究テーマ】社会学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】稲葉 陽二 日本大学, 法学部, 教授 (30366520)
【キーワード】AI / 社会関係資本 / ソーシャル・キャピタル / ICT / 格差 (他8件)
【概要】AIは機械型とソフトウエア型がある。ソフトウエア型は、コピー(増産)の容易さから限界費用は機械型よりも格段に低いことが推定される。これは従来の労働経済学が主張するようにAIはロースキルでルーティンワークの職種から代替されるだけではなく、高スキル職種もAIに代替され、機械型AIと競合するロースキル職種でも人による労働が経済的合理性を持つ分野が残りうることを意味している。さらにソフトウエア型AIは限界...
❏NPO・NGOの地域性と歴史性に関する比較ネットワーク研究(20530447)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】宮垣 元 甲南大学, 文学部, 教授 (40340905)
【キーワード】非営利組織 / 社会関係資本 / ネットワーク / コミュニティ / NPO
【概要】まちづくり活動や対人社会サービスを行う民間非営利組織(NPO)について、その組織・活動特性と地域コミュニティにおけるネットワークとの関係を明らかにすることを目的に、理論と実証の双方からアプローチした。理論研究においては、経済学と社会学の知見を架橋することで包括的な理論的枠組みを構築し、実証研究においては、海外を含む複数の定量・定性調査から、NPOがネットワークを構築することで効果的に活動している現...
❏市民活動の活性化支援の調査研究:秩序問題的アプローチ(17330122)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】籠谷 和弘 関東学院大学, 法学部, 准教授 (70313351)
【キーワード】社会学 / 社会関係資本 / ネットワーク / 域活性化 / まちづくり (他11件)
【概要】本研究課題は,地域社会の活性化・住民の生活充実における社会関係資本の影響についての,サーベイ調査による実証を目的としている。一般的な地域社会での「活性化」「住民の生活充実」の計測が難しいため,温泉観光地をフィールドとし,旅館経営者たちの社会関係資本と各宿泊施設の経営,あるいは温泉地の盛り上がりとの関係を,サーベイ調査データを用いて分析した。また「都市度」と「流動性」に着目して,地域社会住民の社会関...
【農学】森林圏科学:政策ネットワークを含む研究件
❏現代日本における平等をめぐる政策観の実証研究:市民とエリートとの相互作用(22H00046)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】竹中 佳彦 筑波大学, 人文社会系, 教授 (80236489)
【キーワード】平等 / 政策 / ネットワーク / 価値 / イデオロギー
【概要】
❏企業ネットワーク全体の構造に基づいた災害・政策のリスク評価(15K01217)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, シミュレーション学研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】企業 / ネットワーク / 災害 / 政策 / リスク (他15件)
【概要】本研究はサプライチェーンデータを用いて,個々の経済主体へのショックが全体にどう波及すうるか,コントローラビリティ論を用いたリスクの分析,の2つを主に行った.個々の経済主体へのショックについて重要な発見は,個別企業のショックでありながら,その波及の規模はべき分布になるということであった.コントローラビリティ論についての重要な発見は,産業ごとに他の産業を介して影響を及ぼすことができるかどうかの企業の割...
【医歯薬学】境界医学:ダイバーシティネットワークを含む研究件
❏女性中堅社員の幹部への育成を支援する組織マネジメントシステムについての研究(24530488)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】高田 朝子 法政大学, イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (10349194)
【キーワード】ネットワーク / 反面教師 / 上司 / 外部ネットワーク / モデリング (他18件)
【概要】入社後およそ8年から15年までのいわゆる女性中堅社員の動機付に対して、直接の上司の影響を強く受けることが分かった。①上司がいわゆるお手本になるマネジメントスタイル②上司は一見放置しているようにみえるが適宜必要に応じて介入してくるマネジメントスタイル この二つは、女性部下は上司をモデリングの対象としていた。一方③反面教師型としてモデリングにしていないケースもあった。 又、動機付けに刺激を与えたのは外...
❏女性中間管理職のキャリアアップを支援するための組織マネジメントシステムの研究(21530412)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】高田 朝子 法政大学, イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (10349194)
【キーワード】女性中間管理職 / リーダーシップ / ダイバーシティ / ネットワーク / マネジメントコントロール (他9件)
【概要】女性がキャリアの初期から管理職につくことを射程距離に入れていたのではなく、直接的、間接的の違いはあるにせよ仕事上のある種の事象の体験が背中を押して昇進についての考え方が変化した。それぞれの女性中間管理職が昇進していくプロセスにおいて、引き上げてくれた上司の存在があることが浮き彫りにされた。 昨今では多様な人材を生かす戦略、ダイバシティの一環として企業における女性活用は大きなテーマとされている。しか...
【医歯薬学】境界医学:モチベーションネットワークを含む研究件
❏女性事業後継経営者の育成とマネジメント能力向上についての研究(15K03625)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高田 朝子 法政大学, 大学院イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (10349194)
【キーワード】リーダーシップ / 女性後継者 / 承継プロセス / 事業承継 / 選抜 (他14件)
【概要】本研究では東京と大阪の大都市部近辺、徳島県、福岡県、鹿児島県、沖縄県において35社35名に聴き取り調査を実施した。帝国データバンク(2017)による女性社長率が高い県を選んで聴き取り調査を行った。女性後継者は長くは勤めているものの、早い時期に次期社長という示唆を受けた者は少なく、何らかの理由で後継が正式に言語化され明示されてから短期間で社長の座につく者が大多数であることが明らかになった。これでは社...
❏女性中堅社員の幹部への育成を支援する組織マネジメントシステムについての研究(24530488)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】高田 朝子 法政大学, イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (10349194)
【キーワード】ネットワーク / 反面教師 / 上司 / 外部ネットワーク / モデリング (他18件)
【概要】入社後およそ8年から15年までのいわゆる女性中堅社員の動機付に対して、直接の上司の影響を強く受けることが分かった。①上司がいわゆるお手本になるマネジメントスタイル②上司は一見放置しているようにみえるが適宜必要に応じて介入してくるマネジメントスタイル この二つは、女性部下は上司をモデリングの対象としていた。一方③反面教師型としてモデリングにしていないケースもあった。 又、動機付けに刺激を与えたのは外...
【医歯薬学】外科系臨床医学:記憶ネットワークを含む研究件
❏18世紀ヨーロッパにおけるトランス・ナショナルなネットワークの研究(21H00582)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】西川 杉子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (80324888)
【キーワード】トランスステイツネットワーク / モルドヴァ / 記憶 / 18世紀ヨーロッパ / ヨーロッパ内移民 (他14件)
【概要】本研究は、1760年前後にイングランドの資金援助およびポーランド貴族による職業斡旋によって行われた、オスマン帝国の付庸国モルドヴァ公国フィリペン(現ウクライナ)へのドイツ系プロテスタント入植を分析の対象とし、18世紀中葉ヨーロッパの①地域を結びつけた啓蒙空間のあり方②宗教とナショナル・アイデンティティの変容③「周縁」における「産業化」の具体的諸相④ネットワークの多様性がその後どのように塗り替えられ...
❏東欧文学の多言語的トポスをめぐる研究(15H03193)
【研究テーマ】ヨーロッパ文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 暁子 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 准教授 (20599469)
【キーワード】東欧 / 多言語性 / ネットワーク / 流通 / 地域 (他23件)
【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号(2019)に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』(水声社)を...
【医歯薬学】外科系臨床医学:ATMネットワークを含む研究件
❏ATMネットワーク用遠隔学習・映像配信システムの開発(09358003)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】前迫 孝憲 大阪大学, 人間科学部, 教授 (00114893)
【キーワード】ATM / 遠隔教育 / ネットワーク / 映像 / VOD (他10件)
【概要】本研究は、マルチメディアによるリアルタイム双方向の遠隔教育環境を実現する学習・教育システムを構築すると共に運用を通して問題点を検討すること、および多地点を対象とした映像配信を行うネットワークシステムの開発を目的とした。研究を実施した3年間に、実験用ATMネットワークは国内外で相互接続され、映像伝送もMPEG2、DVと多様化するなど通信技術は急速な進歩を見せた。しかし、ネットワークを利用した遠隔教育...
❏マルチメディア情報通信ネットワークのモデル化と性能評価(05680313)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】高橋 豊 京都大学, 工学研究科, 助教授 (00135526)
【キーワード】トラヒック / マルチメディア / ネットワーク / モデル化 / 性能評価 (他14件)
【概要】平成5年度および6年度の研究成果を受けて、マルチメディア情報通信ネットワークのモデル化と性能評価に関して、解析とシミュレーションの有機的な活用をめざして研究を行った。まず解析に関しては、複数メディアからのトラヒックを共通に収容し、それぞれが要求する通信品質に応じた優先権を付与することにより円滑な送信を実現する通信ネットワークを、モデル化し、待ち行列理論に基づき送信遅延などの性能諸量を導出した。次に...
【医歯薬学】社会医学:西洋史ネットワークを含む研究件
❏近世近代移行期環大西洋世界におけるユグノー・ネットワークの影響(17K03163)
【研究テーマ】ヨーロッパ史・アメリカ史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】西川 杉子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (80324888)
【キーワード】ユグノー / プロテスタント / 救貧院 / ユグノー協会 / 歴史協会 (他18件)
【概要】令和3年度もコロナ感染状況の拡大の影響で、研究は予定通り進められず、計画は令和4年度に延期することとした。科研費もほぼ全額近くを繰り越すこととなった。数少ない成果は、イタリアのヴァルド派研究雑誌 Riforma e Movimenti Religiosi, vol.10に、1699年のロンドンにおけるヴァルド派とユグノーのネットワークに諸相について発表(Henri Arnaud in London...
❏近代移行期の港市と内陸後背地の関係に見る自然・世界・社会観の変容(26244035)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】弘末 雅士 立教大学, 文学部, 教授 (40208872)
【キーワード】港市 / 内陸社会 / 近代移行期 / ネットワーク / 世界観 (他18件)
【概要】4年間の研究を通して、港市と内陸社会の関係を多元的に考察でき、国民国家を台頭させる多様なネットワークが検討できた。ともすれば近代以降、交通や通信の発展により、港市と内陸社会の関係は均質なものに変容したと考えられがちであるが、必ずしも一元的な関係に収斂しないことが明らかとなった。また港市は、近代においても外世界と内世界を仲介する重要な役割を担う一方で、国民国家の成立後、内陸部で国境を接する地域が、国...
❏近世ヨーロッパにおける宗教・政治・商業空間の構造転換(18320120)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】西川 杉子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (80324888)
【キーワード】西欧史 / 西洋史 / ネットワーク / 西洋近世史 / 宗教
【概要】従来の研究では、ヨーロッパ「近世」の前半(1648年ウェストファリア講和条約頃まで)は宗教戦争の時代とみなされているのに対し、「近世」の後半は、いわゆる主権国家体制が前提とされ、各国ごとに世俗化した啓蒙主義の伝搬が説明されてきた。本研究は、近世後半に顕著になった変化として、(1)政治社会における宗教の位置づけの変化、(2)国家領域を超えた人や集団の結合が領域国家の政治的歴史展開のなかで果たした役割...
【医歯薬学】社会医学:インパクトネットワークを含む研究件
❏影響力ある持続可能性の研究と教育のためのグローバルステークホルダーのネットワーク(17F17777)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2017-10-13 - 2020-03-31
【研究代表者】蟹江 憲史 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 教授 (90326463)
【キーワード】Education / Sustainable Development / Impact / Sustainability / Research (他13件)
【概要】The fellow achieved the overall objective of her research. This can be reflected through scientific articles, technical presentations, books, book chapters, and policy briefs. She has also published i...
❏イノベーションに関わる個人・組織・地域の層的ネットワークの研究(24530506)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, その他の研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】ネットワーク / 企業 / 事業所 / 特許 / 発明者 (他13件)
【概要】日本とアメリカの特許データを用いて共同出願関係を調べた.発明者のチームが個人よりもパフォーマンスが優れている.また発明者のチームにおいては繰り返しによりパフォーマンスが低下する.企業のチームのパフォーマンスは繰り返しによる減衰が著しい.より強いインパクトのある成果をあげたチームは,その後の協力回数が多くなる.繰り返しを経験したチームにいた発明者が,新たなチームに参加した場合,そのままチームに残る発...
【医歯薬学】社会医学:日本史ネットワークを含む研究件
❏近代日本における企業家のネットワーク形成―地方財閥における人脈の総合的研究―(16K03067)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】日比野 利信 北九州市立自然史・歴史博物館, 歴史課, 学芸員 (90372234)
【キーワード】企業家 / ネットワーク / 地方財閥 / 安川敬一郎 / 麻生太吉 (他13件)
【概要】第一に、研究の基礎となる史料について、安川家資料の第3次受入分の整理を行い、また麻生家文書の「未整理」資料群について概要調査を行い、安川敬一郎(安川・松本家)と麻生太吉(麻生家)に関する古文書資料の全体像を明らかにした。 第二に、資料調査や各自の研究の成果を「研究成果報告書」(全209頁)にまとめた。史料整理の成果に加えて、第一次世界大戦後における安川・松本家の事業活動や資産運用、安川・松本家や麻...
❏近代移行期の港市と内陸後背地の関係に見る自然・世界・社会観の変容(26244035)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】弘末 雅士 立教大学, 文学部, 教授 (40208872)
【キーワード】港市 / 内陸社会 / 近代移行期 / ネットワーク / 世界観 (他18件)
【概要】4年間の研究を通して、港市と内陸社会の関係を多元的に考察でき、国民国家を台頭させる多様なネットワークが検討できた。ともすれば近代以降、交通や通信の発展により、港市と内陸社会の関係は均質なものに変容したと考えられがちであるが、必ずしも一元的な関係に収斂しないことが明らかとなった。また港市は、近代においても外世界と内世界を仲介する重要な役割を担う一方で、国民国家の成立後、内陸部で国境を接する地域が、国...
❏中世都市鎌倉を中心とする宗教的ネットワークの研究(24320136)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】西岡 芳文 神奈川県立金沢文庫, その他部局等, その他 (90443407)
【キーワード】歴史学 / ネットワーク / 仏教史 / 日本史 / 仏教学 (他9件)
【概要】本研究は、中世都市である鎌倉を中心にして形成された宗教的ネットワークの様相を解明しようとする試みである。武家の首府として成長した鎌倉には、さまざまな仏教の流派が流入した。鎌倉においては、独自の宗教や学問が形成され、畿内の大寺院に対抗するだけの力を蓄えるようになった。その一端は、鎌倉周辺で独自に創り出された説草や、華厳学の新たな流れからうかがうことができる。また辺境地域に展開した律宗の流れや、伊豆・...
【医歯薬学】社会医学:ホルモンネットワークを含む研究件
❏昆虫の摂食行動を調節する脳神経ペプチド連関図の作成とネットワーク評価系の基盤解析(15H04609)
【研究テーマ】昆虫科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永田 晋治 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (40345179)
【キーワード】昆虫 / 摂食行動 / ホルモン / ネットワーク / ペプチドホルモン (他8件)
【概要】生物の摂食行動は脳神経系から作られるホルモンにより制御されていることが知られている。ところが、「何を食べるか?」という問いには科学は答えを出していない。そこで、生物が何を食べるか?という本能行動を、昆虫を使って追究することにした。対象は、フタホシコオロギを使った。この種で、栄養分選好性行動の解析法のインフラを整えた。また、脳神経ホルモン類が摂食を制御し、脂肪組織などの末梢組織の代謝系がそれを修飾し...
❏昆虫の摂食行動関連因子の脳神経ネットワークが制御する生体応答と体内の分子変動解析(24580157)
【研究テーマ】生物生産化学・生物有機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】永田 晋治 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (40345179)
【キーワード】昆虫生理学 / ペプチド / ホルモン / 摂食行動 / 昆虫生理生化学 (他8件)
【概要】これまでカイコ幼虫から摂食行動に関わる脳神経系因子群を同定してきた。単一で決定的な調節因子が見られないことから、昆虫の摂食行動の調節メカニズムはネットワーク支配が重要と考えられた。 本研究では、摂食行動調節でのホルモンネットワークの構造を見出すための基盤研究を中心に行った。成果として、機能未知であるITP (ion transport peptide)の受容体や、新規ホルモンGSRYアミドを同定で...
【医歯薬学】社会医学:民営化ネットワークを含む研究件
❏交通インフラの整備・維持に関する制度・理論・実証分析-国際比較-(21330072)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】篠原 総一 同志社大学, 経済学部, 教授 (30121594)
【キーワード】ネットワーク / 生産性 / 空港経営 / 民営化 / 空港債 (他26件)
【概要】本研究は,研究の前提となるマクロ経済研究とインフラに関わる制度評価,資金調達および政策提案に大別することができる。前者には,証券化商品の格付けの問題点と金融危機後の規制策の考察,中国の社会資本やわが国の空港の生産性計測が含まれ,後者には例えば,下記のような内容が含まれる。(1)インフラの整備資金を民間に依存すればリスクの拡大によって調達コストは上昇する。しかも,それは債券格付けの動きと一致する。(...
❏行政改革の理論と実施に関する国際比較研究(12303002)
【研究テーマ】財政学・金融論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】宮川 公男 麗澤大学, 国際経済学部, 教授 (60017473)
【キーワード】行政改革 / ガバナンス / 民営化 / 市場化 / ネットワーク (他23件)
【概要】米国、英国、ニュージーランド、オーストラリア及び我が国の行政改革をガバナンスと経営に焦点をあて理論的・実証的研究を行った。その結果、得られた事項は以下のとおりである。 1.各国の行政改革は、小さな政府像に基く市場モデルから、企業経営的モデルの適用、そしてガバナンスやネットワークも配慮した混合型モデルに発展してきている。 2.具体的には(1)民営化、民間委託や内部市場による政府経営が導入され、次に(...
【医歯薬学】社会医学:民主主義ネットワークを含む研究件
❏実践としての民主主義:ミャンマーにおける「贈与のネットワーク」の可能性(22H00768)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】土佐 桂子 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (90283853)
【キーワード】贈与 / ネットワーク / 民主主義 / アセンブリッジ
【概要】
❏「グローバル・ヒストリー」の構築と歴史記述の射程(09309007)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】松田 武 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (20093495)
【キーワード】グローバルヒストリー / 世界システム論 / ヘゲモニー国家 / 歴史記述 / ナショナリズム (他12件)
【概要】1.「グローバルヒストリー」概念の理論的検討と、その具体例である「歴史記述の射程」をめぐり、研究分担者各位が専門とする地域史に関する研究史整理と代表的な歴史書の記述検討を行った。内外の第一線で活躍する研究者を招いて、三年間で計20回の「ゴローバルヒストリー・セミナー」を開催して、研究交流を深めた。 2.1999年11月に、ロンドン大学パトリック・オブライエン氏、シカゴ大学ブルース・カミングス氏、ア...
【医歯薬学】社会医学:音楽ネットワークを含む研究件
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...
❏知識共有のための価値指向型オントロジーの多分野多言語化(20300074)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】徃住 彰文 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (50125332)
【キーワード】知識表現 / オントロジー / テキスト分析 / 人文工学 / 認知科学 (他21件)
【概要】人類が蓄積してきた膨大な知識資源を効果的に利用する方策のひとつとして,人間の知的活動や感性的活動にできるだけ近似した知識表現形を機械可読な形で提供したい.文学,芸術,政治,宗教といった,人間の能力の最高の活動場面で流通している言語テキストを対象としてオントロジーの構築を試み,多分野,多言語における検討をおこなった. ...
【医歯薬学】社会医学:移動ネットワークを含む研究件
❏東欧文学の多言語的トポスをめぐる研究(15H03193)
【研究テーマ】ヨーロッパ文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 暁子 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 准教授 (20599469)
【キーワード】東欧 / 多言語性 / ネットワーク / 流通 / 地域 (他23件)
【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号(2019)に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』(水声社)を...
❏シーア派ネットワークの展開と近世アジア世界の再検討(24320137)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】守川 知子 北海道大学, 文学研究科, 准教授 (00431297)
【キーワード】アジア史 / 近世 / ネットワーク / 交流 / 史料 (他13件)
【概要】共同研究のメンバーが中心となって行った国際学会でのパネル・セッションやワークショップ、国内研究会での議論を通じて、近世期のアジア(西・中央・南・東南アジア)においては、シーア派ムスリムのみならず、ペルシア系、テュルク系、アルメニア教徒や「モール人」といった多様な人々が、宗派や民族、「国家」の枠組みを超えて広範囲に各地を移動・旅し、ネットワークを構築しながら交流していたことを、様々な言語による一次史...
【医歯薬学】社会医学:近赤外線スペクトロスコピー(NIRS)ネットワークを含む研究件
❏乳児の睡眠と学習における脳の機能的ネットワークの発達(26242086)
【研究テーマ】基盤・社会脳科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (00272477)
【キーワード】発達 / 脳 / 睡眠 / 乳児 / 脳波 (他7件)
【概要】睡眠時の乳児における脳の機能的ネットワークの発達を調べる研究を行った。生後2ヶ月および3ヶ月児を対象とし、睡眠中の脳活動の計測を行った。昼間に研究室に来訪した乳児が自然に入眠した状態で、脳の広い領域をカバーする94チャンネルNIRSを装着した。また、睡眠状態(sleep state)を計測するために、脳波および眼電計測用の電極を装着した。睡眠中の体動等の行動をビデオで観察しながら、約 20分程度の...
❏ヒト脳の形態形成から行動生成に至る発達のダイナミクス(26220004)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】生命情報 / ダイナミクス / 脳 / 発達 / 胚発生 (他15件)
【概要】ヒトの脳の形態形成から行動生成に至る初期発達のダイナミクスの解明を目指した。胚子・胎児標本のMR顕微鏡画像、CT画像、連続組織切片画像等から、脳の三次元情報を抽出し、形態形成の基本的な現象を明らかにした。新生児期のfNIRS計測で、血液酸素化動態と脳の自発活動の発達を鋭敏に示す指標を発見した。乳児期のfNIRSや脳波の計測より、睡眠覚醒によって変化する機能的ネットワークや感覚処理の基本性質を明らか...
【医歯薬学】社会医学:メデイアネットワークを含む研究件
❏ポストメディア文化研究の理論構築:創造産業論の日英比較を中心に(17H02587)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】毛利 嘉孝 東京藝術大学, 大学院国際芸術創造研究科, 教授 (70304821)
【キーワード】メディア / 創造産業 / ポストメディア / ネットワーク社会 / デジタルメディア (他11件)
【概要】(1)これまでの研究会における議論の整理:文献をもとに現在のメディア文化研究の理論を整理しつつ、特に創造産業をめぐる議論を検証した。 (2)2019年11月にロンドン大学ゴールドスミスカレッジとともに、イギリスの創造産業に関する調査を行っ た。またロンドン大学ゴールドスミスカレッジの研究者とともに日本の調査を2019年6月及び12月に行った。 (3)研究インフラの拡大:研究と情報収集のための国内外...
❏ユビキタス時代におけるサイバー法の理論的体系化と先端的課題をめぐる比較制度研究(18530077)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】山口 いつ子 東大, 助教授 (00262139)
【キーワード】公法学 / 基礎法学 / ネットワーク / 表現の自由 / メディア
【概要】本研究期間の初年度にあたる本年度の業績としては、とりわけ、本研究の基本的な構想を海外の研究者にも効率的に伝えるために英語でまとめた、以下の二つの局面における研究成果が挙げられる。これらにより、現地調査を行ったイギリスや成果発表を行った韓国等の研究者からも、本研究に対する高い評価を受けることができた。 第一は、サイバー法の理論的体系化に関して、日本では1960年代以降の社会の情報化に伴って発展してき...
❏20世紀前半華北地域の都市近代化にたいする日本の影響(11694036)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】渡辺 惇 駒澤大学, 文学部, 教授 (10040065)
【キーワード】都市化 / ネットワーク / 国権 / マス・メディア / 伝統 (他21件)
【概要】3年聞(平成11-13年度)の研究成果はほぼ以下の諸点に要約できる。 1、日中共同研究と相互交流.本研究は天津社会科学院歴史研究所および南開大学との共同研究の形をとった。とくに天津社会科学院歴史研究所は中国都市史研究の中核の一つとして多くの研究実績を持っており、そこからおおくの教示を得ることができた。日本側は第1年目と第3年目に中国を訪問し、北京、天津、済南、青島、張家口、大同、太原、大連、旅順な...
【医歯薬学】社会医学:社会科学ネットワークを含む研究件
❏文化-ジーン共進化説のミクロ的確認とネットワーク社会学的展開(20K20281)
【研究テーマ】社会学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】桜井 芳生 鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 教授 (50264396)
【キーワード】遺伝子 / 遺伝子社会学 / 遺伝子一塩基多型 / SNP / ツイッター (他27件)
【概要】遺伝子変数が、ひとびとの社会行為・意識に影響を与えているかをさぐった。遺伝子一塩基多型(SNP)rs53576が、ツイッターの頻度に、rs4680が、スマホゲーム頻度に、セロトニントレンスポーター遺伝子多型5-HTTLPRが、「生きにくさ」意識に、影響をあたえていることを、世界で初めて見出した。一冊の成書『遺伝子社会学の試み 社会学的生物学嫌い(バイオフォビア)を超えて 』日本評論社 として、市場...
❏先進国の経済学・社会科学および教材メディアの比較研究(12630016)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】池尾 愛子 早稲田大学, 商学部, 教授 (70176080)
【キーワード】社会科学 / 経済学 / 先進国 / 国際比較 / 政治経済学 (他17件)
【概要】先進国の社会科学とメディア 3年の間に、社会科学の研究と教育の両方にわたって、コンピュータやネットワークの利用可能性が急激に拡がった。研究・教育の両面に関係するが、国内外の公的機関(国際経済学協会を含む)が最新情報をウェブに公表するようになり、オンライン・データの蓄積がすすんだ。経済学史研究についても、文献・資料のオンライン化が進んで研究スタイルを変えている。授業において、マルチメディア教育実験室...
【医歯薬学】社会医学:国際協力ネットワークを含む研究件
❏広域アジアの市民社会構築とその国際政治的課題(23243029)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】竹中 千春 立教大学, 法学部, 教授 (40126115)
【キーワード】アジア / 市民社会 / グローバリゼーション / 国際協力 / 国際政治 (他9件)
【概要】21世紀アジアについて、(1)国民国家の動揺(2)内政と外交の連動(3)国際社会の支援と市民社会構築(4)アジアの市民社会論を焦点に考察し、(5)「広域アジア研究」を検討した。 国際会議として、アジア政経学会・ドイツアジア学会共催「中国の新たな役割」(2012年7月)、アジア政経学会共催"Asian Studies beyond Borders: Where do we come from...
❏アジア諸国における海岸ネットワークの構築と海岸工学上の諸問題の整理(14605015)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002
【研究代表者】喜岡 渉 名古屋工業大学, 工学部, 教授 (10135402)
【キーワード】アジア / ネットワーク / 国際協力 / 海岸工学 / 東南アジア (他6件)
【概要】本企画調査では,アジア諸国の連携を目指したアジア太平洋ネットワークおよび国際的組織を短期間で構築し,国際ネットワークへ発展させるための基盤作りを進めるとともに,アジア諸国の海岸工学上の諸問題を掘り起こし,多国間での研究が必要な課題の抽出を行った.研究成果は以下のように要約される. 1.キーパンスンの選出と各国ネットワークとの連携 (1)イランのKNT工科大学および港湾海運庁,スリランカのルフナ大学...
【医歯薬学】社会医学:NPOネットワークを含む研究件
❏ポスト震災期コミュニティにおけるNPOネットワークの構造変動と地域間比較分析(19K02136)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宮垣 元 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (40340905)
【キーワード】民間非営利組織 / コミュニティ / 組織間ネットワーク / 地域コミュニティ / NPO (他7件)
【概要】民間非営利組織(NPO・NGO)は、阪神・淡路大震災(1995年)から東日本大震災(2011年)に至る四半世紀においてもっとも変容した中間集団であったといえる。本研究では、このNPOの組織・ネットワーク特性および変容過程を跡づけるとともに、その(政策や地域特性が異なる)地域間の比較を行うことを企図している。 本年度(2021年度)は、Covid19の影響により順延となっていた調査を進捗させた。本調...
❏阪神・淡路大震災後におけるNPOと地域コミュニティの相互作用過程の検証(15K03865)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】宮垣 元 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (40340905)
【キーワード】NPO / 阪神・淡路大震災 / 地域コミュニティ / ネットワーク / 民間非営利組織 (他8件)
【概要】本研究の問題関心は、阪神・淡路大震災後において、ヒューマンサービスやまちづくり、中間支援活動などに関わる民間非営利組織(NPO)が、その後どのように展開してきたのかを跡づけ、地域コミュニティ内の他組織とどのような相互作用関係にあるのかを明らかにする点にある。社会学・経済学の関連理論を踏まえ、過去に実施した調査の二次分析、兵庫県および神奈川県の全NPO法人を対象とする定量調査、被災地を中心に活動を行...
❏NPO・NGOの地域性と歴史性に関する比較ネットワーク研究(20530447)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】宮垣 元 甲南大学, 文学部, 教授 (40340905)
【キーワード】非営利組織 / 社会関係資本 / ネットワーク / コミュニティ / NPO
【概要】まちづくり活動や対人社会サービスを行う民間非営利組織(NPO)について、その組織・活動特性と地域コミュニティにおけるネットワークとの関係を明らかにすることを目的に、理論と実証の双方からアプローチした。理論研究においては、経済学と社会学の知見を架橋することで包括的な理論的枠組みを構築し、実証研究においては、海外を含む複数の定量・定性調査から、NPOがネットワークを構築することで効果的に活動している現...
【医歯薬学】社会医学:磁気共鳴機能画像法(fMRI)ネットワークを含む研究件
❏ダイナミクスを考慮するfMRIネットワーク解析開発と臨床応用(18K07707)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】雨宮 史織 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90631135)
【キーワード】fMRI / perfusion / neurovascular coupling / 灌流画像法 / 自発性神経活動 (他8件)
【概要】巨視的神経回路の情報動態解析および異常の定量から新規バイオマーカーを得ること、又、その連携・相互作用を司る機構を明らかにすることを目指し、引き続き安静時fMRI解析法の開発を進めた。これまでの研究に引き続き、安静時fMRIの全脳性信号および局在性信号の動態解析を行った。具体的には、ヒト安静時fMRIにおける全脳広汎性の信号とresting state networksと呼ばれる大域的ネットワークの...
❏MRI神経ネットワーク解析のてんかん診断への応用(15K19773)
【研究テーマ】放射線科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】雨宮 史織 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90631135)
【キーワード】fMRI / network / ネットワーク / てんかん
【概要】疾患特異的な異常神経活動同定のためのfMRI解析法開発を目指した。まずBOLD信号および血行動態の時空間分布の比較より自発的神経活動にはいわゆるresting-state network(RSN)と呼ばれる局所同期性活動に加え、全脳性活動が複数存在する事を示した(Amemiya et al. Neuroimage 2016)。さらにネットワーク間相互作用の基盤を理解するため、両成分を離・同定する解...
【医歯薬学】社会医学:グローバリゼーションネットワークを含む研究件
❏広域アジアの市民社会構築とその国際政治的課題(23243029)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】竹中 千春 立教大学, 法学部, 教授 (40126115)
【キーワード】アジア / 市民社会 / グローバリゼーション / 国際協力 / 国際政治 (他9件)
【概要】21世紀アジアについて、(1)国民国家の動揺(2)内政と外交の連動(3)国際社会の支援と市民社会構築(4)アジアの市民社会論を焦点に考察し、(5)「広域アジア研究」を検討した。 国際会議として、アジア政経学会・ドイツアジア学会共催「中国の新たな役割」(2012年7月)、アジア政経学会共催"Asian Studies beyond Borders: Where do we come from...
❏自動車産業におけるモジュール生産と生産システムの革新に関する国際比較研究(12430025)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】坂本 清 大阪市立大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (70089184)
【キーワード】生産システム / モジュール生産 / 自動車産業 / サブライヤー / グローバリゼーション (他13件)
【概要】本研究は,自動車産業をはじめとする近年のグローバル競争の激化,グローバルなレベルでの技術・資本提携の進展,部品・関連工業の国内・海外での変化を踏まえ,開発から販売を含む広い意味での生産システムの変化を国内外の実態調査によって明らかにした。 本研究においては,第一に,生産システム・コンセプトを開発,生産,流通,販売の広義の生産システムとして理解している。また分析の対象とする産業は,自動車産業および関...
【医歯薬学】社会医学:都市ネットワークを含む研究件
❏人文情報学の手法によるイスラーム都市社会の人的ネットワークの研究(22K00922)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】三浦 徹 公益財団法人東洋文庫, 研究部, 研究員 (00199952)
【キーワード】都市 / ネットワーク / イスラーム / 人文情報学
【概要】
❏ワクフ(イスラーム寄進制度)の国際共同比較研究(25284141)
【研究テーマ】アジア史・アフリカ史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】三浦 徹 公益財団法人東洋文庫, 研究部, 研究員 (00199952)
【キーワード】寄進 / ワクフ / 慈善 / 都市 / 比較史 (他11件)
【概要】①フランスCNRSの国際共同研究「イスラーム地域におけるワクフ」と連携し、中東、欧米、日本において、8回の国際研究集会を開催し、研究者間の緊密なネットワークと研究データを共有するためのデータベースを構築した。 ②アラブ、イラン、中央アジア、南アジア、東南アジアなどを対象に、寄進者や利用者や受益者など個々人が、どのような目的で、ワクフ財(寄進財)や宗教施設に係わり、なにを得ていたかの動態を解析した。...
❏都市の死に関する包括的評価手法の研究(10559004)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 都市 / ネットワーク / 免疫 / 自己組織化(ダイナミックプログラミング) (他19件)
【概要】●自己組織化できない免疫不全を呈する機械時代の都市の死:近代都市を経済発展を実現する生産道具とすると、その目的は速度と規模の拡大である。その結果が巨大都市であり、これを機械時代の都市と呼ぶ。情報革命による脱産業化社会の中で、ダイナミックな変革ができない機械時代の都市は、物理的組織的機能不全や社会的放置などの死を迎えようとしている。ここで、姿を変え歴史的に持続する都市の対応構造に注目する必要がある、...
【医歯薬学】社会医学:行動学ネットワークを含む研究件
❏昆虫の摂食行動を調節する脳神経ペプチド連関図の作成とネットワーク評価系の基盤解析(15H04609)
【研究テーマ】昆虫科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永田 晋治 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (40345179)
【キーワード】昆虫 / 摂食行動 / ホルモン / ネットワーク / ペプチドホルモン (他8件)
【概要】生物の摂食行動は脳神経系から作られるホルモンにより制御されていることが知られている。ところが、「何を食べるか?」という問いには科学は答えを出していない。そこで、生物が何を食べるか?という本能行動を、昆虫を使って追究することにした。対象は、フタホシコオロギを使った。この種で、栄養分選好性行動の解析法のインフラを整えた。また、脳神経ホルモン類が摂食を制御し、脂肪組織などの末梢組織の代謝系がそれを修飾し...
❏インターネットの書き込みにおける人間集団行動の統計物理的考察(22656025)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】高安 美佐子 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 准教授 (20296776)
【キーワード】数理物理 / ネットワーク / 社会学 / 行動学
【概要】ブログやツイッターなどの公開されているインターネットの書き込み情報を自動的に収集蓄積した巨大なデータを、統計物理学的な視点に基づき科学的な分析をした。まず、日常的に一定の頻度で使われていると期待される単語に注目し、その基本的なゆらぎの特性を明らかにした。次に、流行語やニュース用語などに注目し、その上昇・下降が指数関数やベキ乗の関数形で記述できることを示した。 ...
【医歯薬学】社会医学:東南アジアネットワークを含む研究件
❏北東アジアから東南アジアをつなぐ華人ネットワークについての研究(21310155)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】谷垣 真理子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (50227211)
【キーワード】華人 / 華南 / ネットワーク / 北東アジア / 東南アジア (他10件)
【概要】本プロジェクトは華南を起点とする華人ネットワークが北東アジアから東南アジアまでをどのように結びつけ、ヒト・モノ・金・情報の交流が行われているのかを検討した。本プロジェクトは北東アジアを視野に入れたことが特徴であり、現地調査を大きな柱とした。具体的には、北洋におけるコンブ貿易、北海道華僑社会、東南アジア華人の複合的アイデンティティ、広東省関元昌一族、マカオのハブ機能、珠江デルタにおける人材交流、台湾...
❏インド・ビルマにおける農村諸工業の発展:1920〜50年代の数量分析を中心に(14330021)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】高橋 昭雄 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (90282706)
【キーワード】東南アジア / インド / ビルマ / 農村工業 / 植民地経済 (他9件)
【概要】本研究の課題は、1930年代の世界不況の中でインドとビルマの農産物輸出は激減したが、国内を市場とする小規模農村工業は逆に発展したのではないかという仮説を実証することであった。 柳澤は、まず精米所、繰棉工場、落花生工場を取り上げ、これらの輸出指向型産業は1920年代からの不況期に輸出が減少し衰退したという議論に対し、インド国内の需要に対応してその生産はむしろ拡大したことを実証した。 清川は、第1次大...
❏アジア諸国における海岸ネットワークの構築と海岸工学上の諸問題の整理(14605015)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002
【研究代表者】喜岡 渉 名古屋工業大学, 工学部, 教授 (10135402)
【キーワード】アジア / ネットワーク / 国際協力 / 海岸工学 / 東南アジア (他6件)
【概要】本企画調査では,アジア諸国の連携を目指したアジア太平洋ネットワークおよび国際的組織を短期間で構築し,国際ネットワークへ発展させるための基盤作りを進めるとともに,アジア諸国の海岸工学上の諸問題を掘り起こし,多国間での研究が必要な課題の抽出を行った.研究成果は以下のように要約される. 1.キーパンスンの選出と各国ネットワークとの連携 (1)イランのKNT工科大学および港湾海運庁,スリランカのルフナ大学...
【医歯薬学】社会医学:社会学ネットワークを含む研究件
❏文化-ジーン共進化説のミクロ的確認とネットワーク社会学的展開(20K20281)
【研究テーマ】社会学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】桜井 芳生 鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 教授 (50264396)
【キーワード】遺伝子 / 遺伝子社会学 / 遺伝子一塩基多型 / SNP / ツイッター (他27件)
【概要】遺伝子変数が、ひとびとの社会行為・意識に影響を与えているかをさぐった。遺伝子一塩基多型(SNP)rs53576が、ツイッターの頻度に、rs4680が、スマホゲーム頻度に、セロトニントレンスポーター遺伝子多型5-HTTLPRが、「生きにくさ」意識に、影響をあたえていることを、世界で初めて見出した。一冊の成書『遺伝子社会学の試み 社会学的生物学嫌い(バイオフォビア)を超えて 』日本評論社 として、市場...
❏ポストメディア文化研究の理論構築:創造産業論の日英比較を中心に(17H02587)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】毛利 嘉孝 東京藝術大学, 大学院国際芸術創造研究科, 教授 (70304821)
【キーワード】メディア / 創造産業 / ポストメディア / ネットワーク社会 / デジタルメディア (他11件)
【概要】(1)これまでの研究会における議論の整理:文献をもとに現在のメディア文化研究の理論を整理しつつ、特に創造産業をめぐる議論を検証した。 (2)2019年11月にロンドン大学ゴールドスミスカレッジとともに、イギリスの創造産業に関する調査を行っ た。またロンドン大学ゴールドスミスカレッジの研究者とともに日本の調査を2019年6月及び12月に行った。 (3)研究インフラの拡大:研究と情報収集のための国内外...
❏現代中国映画産業の経済社会学:スタジオ間共同製作のネットワーク分析(16K03822)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中嶋 聖雄 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (70734325)
【キーワード】中国 / 映画 / 産業 / 経済社会学 / 文化社会学 (他10件)
【概要】本研究は、「改革・開放期」(1978-)に生産された中国映画についての生産データ(単独スタジオ生産・共同製作の双方を含む)に関するデータベースを作成し、計量的ネットワーク分析の手法を用い、市場経済化にともなう、共同製作のネットワーク構造の変化・不変化を明らかにすることであった。ネットワーク分析の結果、経済社会学的アプローチが予測するような、「繰り返し共同」のかたちをとった市場の「社会的構造化」を示...
【医歯薬学】社会医学:社会変容ネットワークを含む研究件
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
❏返還後の香港の社会変容と周辺地域への影響に関する調査研究(10041082)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】谷垣 真理子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (50227211)
【キーワード】香港 / 1997年返還 / 中国 / 社会変容 / ネットワーク (他18件)
【概要】1997年返還から2年を経過した香港は「1国2制度」の経験を蓄積しつつある。中国の経済発展の延長線上で、香港返還がどのような地域的意義を持つのか、わが国でも関心を持たれている。本研究は、香港・中国のみならず、華人ネットワークが展開される東南アジア、さらに香港と浅からぬ関係を持つ北米大陸やヨーロッパを視野に入れて、返還を跨ぐ香港の政治・経済・社会の変化と連続を検討した。現地調査は香港・台湾・中国・シ...
【医歯薬学】社会医学:創発ネットワークを含む研究件
❏「共同体」概念に依拠しない秩序形成の理論歴史学~魂の脱植民地化の新しい展開~(21242015)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】安冨 歩 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (20239768)
【キーワード】価値 / 創発 / 呪縛 / 暗黙知 / 調和 (他21件)
【概要】人間を含む生命の生きる力を「神秘」として捉え、その発揮を阻害する要因たる「暴力」を合理的に解明する研究戦略を「合理的な神秘主義」として見出した。こうして発揮される神秘的な力こそが秩序形成の原動力であり、それは個々人の魂の脱植民地化を通じて実現される。この側面を無視した秩序論は必然的に暴力を正当化することになる。 ...
❏画像通信がイメージの生成及び変容に果たす役割(07680441)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】草原 真知子 東京工芸大学, 芸術学部, 助教授 (40271366)
【キーワード】ネットワーク / 仮想空間 / コミュニケーション / オリジナリティ / メディアアート (他17件)
【概要】(1)東京工芸大学の厚木キャンパスと中野キャンパスを結ぶ「バーチャル・キャンパス」として、パソコン通信ネットワークCampus MAGICを開設し、画像通信の機能を持つネットワークの企画運営を実施した。このネットワーク上で、作品のオンライン展示、グラフィックインタフェースを用いた季節ごとの企画などを実施し、その成果を分析した。 (2)Campus MAGICと他の研究教育機関のネットワークとの相互...
【医歯薬学】薬学:自己組織化ネットワークを含む研究件
❏ビジネス・エコシステムの動作メカニズムの解明と設計・制御法の開発のための研究(26285079)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】辻本 将晴 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (60376499)
【キーワード】Business Ecosystem / Platform / Design / Social System / エコシステム (他23件)
【概要】本研究の成果は、次の3点である。 第一に、経営戦略論の学術界における新たな潮流の一つであるビジネスエコシステム研究の理論的基盤をなす研究を行ったことである。第二に、その基盤的研究の上に、具体的な対象に関する研究を複数展開したことである。第三に、十分には研究が進んでいない、ビジネスエコシステムの可視化と動態のメカニズムを分析するための方法を開発したことである。この点についてはさらなる研究が必要であり...
❏複雑ネットワーク結合力学系における自己組織化機構の解明と制御(25540108)
【研究テーマ】ソフトコンピューティング
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中尾 裕也 東京工業大学, 工学院, 准教授 (40344048)
【キーワード】非線形ダイナミクス / 複雑ネットワーク / 自己組織化 / ネットワーク / 結合力学系 (他9件)
【概要】本研究では、複雑ネットワークを介して相互作用する自律ダイナミクスを持つ要素集団における自己組織化現象の探求とメカニズムの解明、またその最適化や制御手法について解析した。研究期間中、ネットワーク上の反応拡散系におけるTuring不安定性およびパターン形成の解析とその種々の数理モデルへの一般化、ネットワーク結合振動子系の集団ダイナミクスの応答解析や外部ノイズによる同期の制御手法、ネットワーク上の拡散現...
❏複数のモジュールで構成されるシグナル伝達経路の適応性、振動性及び周波数特性の解析(22680024)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】澤井 哲 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (20500367)
【キーワード】生体情報 / 振動 / 適応 / 粘菌 / 入出力関係 (他11件)
【概要】複数の時間スケールで生じる適応的、振動的な細胞応答について細胞性粘菌のcAMP刺激にたいする細胞内cAMPの一過的な上昇を題材にとり、定量的な解析をおこなった。早い最初のピークが相対変化検出をおこない、絶対濃度にたいして変化した出力であり、かつ周波数応答性をもつのにたいし、後者は絶対濃度に依存すること、また前者が受容体レベルの修飾に依存するのにたいし、後者はアクチン重合を介したフィードバックによる...
【医歯薬学】薬学:神経回路ネットワークを含む研究件
❏大局的神経回路解析と脳局所興奮性に基づく、てんかん発作予測指標の開発(21K07454)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】代田 悠一郎 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (60804143)
【キーワード】神経回路 / 非侵襲的脳刺激 / 脳磁図 / てんかん / 非侵襲的脳刺激法 (他6件)
【概要】本研究では、大局的に発作関連部位を同定するために大規模脳磁図データを用いた検討を行い、脳局所の興奮性を精密に判定するために経頭蓋磁気刺激等の非侵襲的脳刺激法を用いた研究を行うものである。最終的に両者の成果を統合し、的確なてんかん発作リスク予測・治療方針決定に役立つことを検証してゆくことを目指し本年度の研究を遂行した。主な成果として、以下が挙げられる。① 既存の臨床データを活用してより高度な解析を行...
❏高密度CMOS電極による培養神経回路のネットワーク構造の解明(23680050)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】高橋 宏知 東京大学, 先端科学技術研究センター, 講師 (90361518)
【キーワード】神経細胞 / 脳 / ネットワーク / 培養 / 電極 (他12件)
【概要】神経細胞の分散培養系を対象として,1.8 mm角の計測領域に,11,011個の電極を有するCMOSアレイにより,培養神経ネットワークの形状と活動の関係を調べた.軸索に沿って伝播する活動電位の速度は,細胞内で大きくばらついており,軸索が太い部分では速く,細い部分では遅かった.また,ネットワークが成熟した後でも,発火頻度の低い神経細胞は活発に移動していることがわかった.さらに,軸索刺激に対する神経活動...
【医歯薬学】薬学:ネットワークを含む研究件
❏ダイナミクスを考慮するfMRIネットワーク解析開発と臨床応用(18K07707)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】雨宮 史織 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90631135)
【キーワード】fMRI / perfusion / neurovascular coupling / 灌流画像法 / 自発性神経活動 (他8件)
【概要】巨視的神経回路の情報動態解析および異常の定量から新規バイオマーカーを得ること、又、その連携・相互作用を司る機構を明らかにすることを目指し、引き続き安静時fMRI解析法の開発を進めた。これまでの研究に引き続き、安静時fMRIの全脳性信号および局在性信号の動態解析を行った。具体的には、ヒト安静時fMRIにおける全脳広汎性の信号とresting state networksと呼ばれる大域的ネットワークの...
❏乳児の睡眠と学習における脳の機能的ネットワークの発達(26242086)
【研究テーマ】基盤・社会脳科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (00272477)
【キーワード】発達 / 脳 / 睡眠 / 乳児 / 脳波 (他7件)
【概要】睡眠時の乳児における脳の機能的ネットワークの発達を調べる研究を行った。生後2ヶ月および3ヶ月児を対象とし、睡眠中の脳活動の計測を行った。昼間に研究室に来訪した乳児が自然に入眠した状態で、脳の広い領域をカバーする94チャンネルNIRSを装着した。また、睡眠状態(sleep state)を計測するために、脳波および眼電計測用の電極を装着した。睡眠中の体動等の行動をビデオで観察しながら、約 20分程度の...
❏ヒト脳の形態形成から行動生成に至る発達のダイナミクス(26220004)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】生命情報 / ダイナミクス / 脳 / 発達 / 胚発生 (他15件)
【概要】ヒトの脳の形態形成から行動生成に至る初期発達のダイナミクスの解明を目指した。胚子・胎児標本のMR顕微鏡画像、CT画像、連続組織切片画像等から、脳の三次元情報を抽出し、形態形成の基本的な現象を明らかにした。新生児期のfNIRS計測で、血液酸素化動態と脳の自発活動の発達を鋭敏に示す指標を発見した。乳児期のfNIRSや脳波の計測より、睡眠覚醒によって変化する機能的ネットワークや感覚処理の基本性質を明らか...
【医歯薬学】薬学:てんかんネットワークを含む研究件
❏大局的神経回路解析と脳局所興奮性に基づく、てんかん発作予測指標の開発(21K07454)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】代田 悠一郎 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (60804143)
【キーワード】神経回路 / 非侵襲的脳刺激 / 脳磁図 / てんかん / 非侵襲的脳刺激法 (他6件)
【概要】本研究では、大局的に発作関連部位を同定するために大規模脳磁図データを用いた検討を行い、脳局所の興奮性を精密に判定するために経頭蓋磁気刺激等の非侵襲的脳刺激法を用いた研究を行うものである。最終的に両者の成果を統合し、的確なてんかん発作リスク予測・治療方針決定に役立つことを検証してゆくことを目指し本年度の研究を遂行した。主な成果として、以下が挙げられる。① 既存の臨床データを活用してより高度な解析を行...
❏MRI神経ネットワーク解析のてんかん診断への応用(15K19773)
【研究テーマ】放射線科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】雨宮 史織 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90631135)
【キーワード】fMRI / network / ネットワーク / てんかん
【概要】疾患特異的な異常神経活動同定のためのfMRI解析法開発を目指した。まずBOLD信号および血行動態の時空間分布の比較より自発的神経活動にはいわゆるresting-state network(RSN)と呼ばれる局所同期性活動に加え、全脳性活動が複数存在する事を示した(Amemiya et al. Neuroimage 2016)。さらにネットワーク間相互作用の基盤を理解するため、両成分を離・同定する解...
【医歯薬学】薬学:水素結合ネットワークを含む研究件
❏水素結合ネットワーク構造に基づく蛋白質内プロトン移動の予測(18H01186)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】斉藤 圭亮 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (20514516)
【キーワード】水素結合 / ネットワーク / プロトン移動 / QM/MM法 (他9件)
【概要】プロトン移動の実例を集めるため,植物や藻類の光合成において水を分解し酸素を発生する反応を触媒する蛋白質である光化学系IIに着目し,次のことを明らかにした.これらの成果はすべて国際誌に論文として発表済みである. ■1)酸素発生反応に伴って最初に放出されるプロトン放出機構を水輸送膜蛋白質アクアポリンと比較した.光化学系IIでは,蛋白質内部に結合している少数の水分子のゆらぎが他の水分子に比べて特異的に小...
❏分子間力により高次構造を制御した液晶性ポリマーアロイの構築(05855146)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / 水素結合型液晶 / 水素結合 / 高分子液晶 / ネットワーク (他7件)
【概要】本研究においては、水素結合相互作用を中心とした分子間力により分子を集合させ構造制御を行なうことにより、以下に示すような成果を得た。 1.液晶性ポリマーネットワークの構築 側鎖にスペーサーを介して安息香酸ユニットを有するポリアクリレートと、4,4'-ビピリジンや1,2-ビスピリジルエチレンなどの二官能性水素結合性分子から、カルボキシル基とピリジル基が等モルとなるようコンプレックスを作製した。...
【医歯薬学】看護学:データベースネットワークを含む研究件
❏社会学文献情報データベースを基盤とした研究者コミュニティの再創造(23330153)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】田中 重人 東北大学, 文学研究科, 准教授 (60294013)
【キーワード】社会学方法論 / ネットワーク / データベース / コミュニティ / 社会学教育
【概要】本研究は、日本社会学会が作成・管理してきた「社会学文献情報データベース」を再編し、それにソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) の機能を付加した新システムを作成し、社会学研究者による利用を通じた研究者コミュニティの再創造を図るものである。日本の社会学の研究成果を蓄積してきた同データベースと、近年の情報技術の発達に対応したネットワーク・サービスの機能を融合することにより、文献データを中心...
❏「普通の人の哲学」と「知識人の思想」の葛藤をめぐる戦後思想史-鶴見和子文庫を開く(20320019)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】鵜飼 正樹 京都文教大学, 人間学部・文化人類学科, 准教授 (70192507)
【キーワード】比較思想史 / 戦後思想史 / ネットワーク / データベース / 思想史 (他6件)
【概要】本研究では、比較社会学者・鶴見和子(1918~2006)の多方面にわたる業績を、「普通の人の哲学」と「知識人の思想」の葛藤と交流という枠組みから読解することによって、戦後思想史の中に位置づけ、さらに日本の戦後思想史をポスト占領状況という視界から再考した。各研究者は、京都文教大学図書館に「鶴見和子文庫」として所蔵されている鶴見和子の旧蔵書、草稿・フィールドノート・研究メモ・書簡などの未公開資料を渉猟...
❏タグ融合型ビジョン:知識の共有と拡大を推進する実世界視覚システム(14655150)
【研究テーマ】計測工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】安藤 繁 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (70134468)
【キーワード】タグ / 画像処理 / ネットワーク / RFタグ / データベース (他8件)
【概要】本研究の目的は,"タグ"による認識と画像認識を組み合わせることにより,飛躍的に高度でロバストな認識システムが実現可能になることを示すことにある。その要点は、1)タグを用いた対象の確実な認識により,ネットワークを通じて,膨大なデータベース情報の利用が可能になること、2)データベースより得られた形状データ等を利用することにより,対象の認識,姿勢や位置情報の取得といった画像認識が格段に容...
【医歯薬学】看護学:ソーシャルキャピタルネットワークを含む研究件
❏人工知能はどのように社会を変えるか―ソーシャル・キャピタルと格差の視点からの検討(17H06195)
【研究テーマ】社会学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】稲葉 陽二 日本大学, 法学部, 教授 (30366520)
【キーワード】AI / 社会関係資本 / ソーシャル・キャピタル / ICT / 格差 (他8件)
【概要】AIは機械型とソフトウエア型がある。ソフトウエア型は、コピー(増産)の容易さから限界費用は機械型よりも格段に低いことが推定される。これは従来の労働経済学が主張するようにAIはロースキルでルーティンワークの職種から代替されるだけではなく、高スキル職種もAIに代替され、機械型AIと競合するロースキル職種でも人による労働が経済的合理性を持つ分野が残りうることを意味している。さらにソフトウエア型AIは限界...
❏日本とアジアにおけるローカルガバナンス(国家・市民社会関係)の比較実証研究(16H01996)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】辻中 豊 東海大学, 政治経済学部, 教授 (70145944)
【キーワード】ローカルガバナンス / 市民社会 / 利益集団 / 自治会町内会 / ソーシャルキャピタル (他21件)
【概要】政治体制や社会発展の度合いが異なるアジアでも、日本同様にローカルガバナンスの改善と住民福利向上に関心が高い。急速なグローバル化と社会変容の中、これらは各国の政権ひいては体制の存続に密接に関連する。日本とアジアの実態把握をするため、本研究では日本の13市区(2つの東京特別区と11市)の協力をえて、自治会・町内会調査を実施し、また日本の57市区に関しては、自治体調査として役所の4部署への郵送調査を実施...
❏地域包括ケアシステムとソーシャルキャピタルが健康に与える影響についての縦断研究(15H04781)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小坂 健 東北大学, 歯学研究科, 教授 (60300935)
【キーワード】ソーシャルキャピタル / ネットワーク / 被災地 / 地域包括ケア / 医療・福祉 (他10件)
【概要】高齢者の健康や要介護状態には、地域環境や社会経済状況、社会や人との絆であるソーシャルキャピタルが大きく影響を与えることが明かになってきたが、本研究では、全国約30市町村が関わる大規模コホートである日本老年学的評価研究(Japan erontological Evaluation Study,以下JAGES)を実施し、中でも岩沼市は被災地であり、震災前後のデータがあることから、準実験的研究デザインを...
【医歯薬学】看護学:組織学習ネットワークを含む研究件
❏二元的ネットワーク構造の循環によるパフォーマンス・モデルの提唱と実証(19H01527)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三橋 平 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90332551)
【キーワード】経営学 / 組織論 / 社会ネットワーク / 組織学習 / ネットワーク (他11件)
【概要】本研究では、弁証法的アプローチと呼ばれる研究アプローチを採用し、組織を2つのロジック・考え方という対立項から分析した。このアプローチによれば、2つのロジックは時間軸とともに行き来したり、ある時点では共存したり、もしくは一方が他方を凌駕しているなどの様々なパターンがあると考えられる。本研究は、このダイナミクスとプロセスを分析すると、組織が持つ本質的な特徴についての理解を深めることを目的としている。研...
❏日米コンテンツ事業のビジネス・エコシステムの比較研究(23530510)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】井上 達彦 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (40296281)
【キーワード】価値創造 / ビジネスモデル / ビジネスエコシステム / ネットワーク / コンテンツ産業 (他7件)
【概要】本研究は、企業間の協働を通じて価値を創造する仕組みである「ビジネスシステム」を測定し、これをうまく機能させる企業間関係を日本の音楽産業の分析を通じて明らかにすることを目的とする。注目した点はビジネスシステムを構成する企業がそれぞれ異なる収益モデルをもつ点である。 分析の結果、長期の収益モデルをもつプレイヤーと、短期の収益モデルをもつプレイヤーでは市場の不確実性の変化に対して対照的な関係構築の選択パ...
【医歯薬学】看護学:台湾ネットワークを含む研究件
❏北東アジアから東南アジアをつなぐ華人ネットワークについての研究(21310155)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】谷垣 真理子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (50227211)
【キーワード】華人 / 華南 / ネットワーク / 北東アジア / 東南アジア (他10件)
【概要】本プロジェクトは華南を起点とする華人ネットワークが北東アジアから東南アジアまでをどのように結びつけ、ヒト・モノ・金・情報の交流が行われているのかを検討した。本プロジェクトは北東アジアを視野に入れたことが特徴であり、現地調査を大きな柱とした。具体的には、北洋におけるコンブ貿易、北海道華僑社会、東南アジア華人の複合的アイデンティティ、広東省関元昌一族、マカオのハブ機能、珠江デルタにおける人材交流、台湾...
❏返還後の香港の社会変容と周辺地域への影響に関する調査研究(10041082)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】谷垣 真理子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (50227211)
【キーワード】香港 / 1997年返還 / 中国 / 社会変容 / ネットワーク (他18件)
【概要】1997年返還から2年を経過した香港は「1国2制度」の経験を蓄積しつつある。中国の経済発展の延長線上で、香港返還がどのような地域的意義を持つのか、わが国でも関心を持たれている。本研究は、香港・中国のみならず、華人ネットワークが展開される東南アジア、さらに香港と浅からぬ関係を持つ北米大陸やヨーロッパを視野に入れて、返還を跨ぐ香港の政治・経済・社会の変化と連続を検討した。現地調査は香港・台湾・中国・シ...
【医歯薬学】看護学:知識ネットワークを含む研究件
❏デジタル社会における新しい組織化形態の探求(19K23235)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-08-30 - 2022-03-31
【研究代表者】清水 たくみ 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 准教授 (30843982)
【キーワード】オンライン・コミュニティ / 新しい組織化 / デジタル技術 / プラットフォーム / 知識共有 (他17件)
【概要】デジタル技術の進展により、時間・地理・組織的制約を乗り越えた新しい協働や組織化の形態が台頭している。本研究はその一形態であるオンライン・コミュニティに着目し、メンバーのオンライン上の協働がいかに組織化され、各メンバーの実務にどのように活用されているかを探求した。カナダ医療協会のコミュニティを対象とした本研究では、メンバー間インタラクションを促進する要因として直接互酬性・一般互酬性が主な役割を担うこ...
❏エコシステム形成における大企業とベンチャーの相互作用(18K01745)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福嶋 路 東北大学, 経済学研究科, 教授 (70292191)
【キーワード】大企業 / スタートアップ / エコシステム / 連携 / スピンオフ (他16件)
【概要】本研究はスタートアップと大企業との相互作用が、地域エコシステム形成に与える影響を明らかすることを目的として始められた。この課題は、以下の3つの関係に焦点があてられた。①大企業のCVC活動、②大企業からのスピンオフと当該の大企業との関係、③同じ企業からスピンオフしたスピンオフ同士の連携、である。本研究は、米国、中国、日本など国内外の事例を通じて、大企業とスタートアップとの連携がエコシステム形成にプラ...
【医歯薬学】看護学:遺伝子ネットワークを含む研究件
❏文化-ジーン共進化説のミクロ的確認とネットワーク社会学的展開(20K20281)
【研究テーマ】社会学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】桜井 芳生 鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 教授 (50264396)
【キーワード】遺伝子 / 遺伝子社会学 / 遺伝子一塩基多型 / SNP / ツイッター (他27件)
【概要】遺伝子変数が、ひとびとの社会行為・意識に影響を与えているかをさぐった。遺伝子一塩基多型(SNP)rs53576が、ツイッターの頻度に、rs4680が、スマホゲーム頻度に、セロトニントレンスポーター遺伝子多型5-HTTLPRが、「生きにくさ」意識に、影響をあたえていることを、世界で初めて見出した。一冊の成書『遺伝子社会学の試み 社会学的生物学嫌い(バイオフォビア)を超えて 』日本評論社 として、市場...
❏Ab initio法を駆使した造血器腫瘍の病態解析(17K19687)
【研究テーマ】生体情報内科学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】森 努 福島県立医科大学, 看護学部, 准教授 (60244373)
【キーワード】生物物理学 / 情報理論 / 血液内科学 / バイオインフォマティクス / システム生物学 (他11件)
【概要】遺伝子は40億年も進化してきたが故に,その深遠な力は容易に人知の及ぶものではない。しかし幾多の疾患が遺伝子と関わる以上,遺伝子の幅広い機能を素早く的確に知る技術があれば医学進歩を大いに促すだろう。私たちは,遺伝子間相互作用に由来する特性に注目することにより,遺伝子の持つ力を詳細にかつ容易に算出できるab initio遺伝子軌道法(以下ab initio法)を開発した。本研究プロジェクトにおいては,...
【医歯薬学】看護学:政治学ネットワークを含む研究件
❏ドイツの大都市リージョン制をめぐる政府間関係とメゾレベルのガバナンスに関する研究(16K03479)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】廣田 全男 横浜市立大学, 都市社会文化研究科, 客員教授 (70295525)
【キーワード】大都市リージョン / 政府間関係 / ガバナンス / ネットワーク / ドイツ (他8件)
【概要】ドイツの大都市リージョンは「グローバル化への対応としての競争力の向上」を基本的な目的として1990年代半ば以降に形成され、「社会的、経済的、福祉的及び文化的な発展のエンジン」として位置付けられている。大都市リージョンの組織と活動には、州や地方自治体、経済団体や企業、市民団体等が様々な形で参加しており、それら相互間の「制御と調整」が大きな課題となっている。本研究では、個々の大都市リージョンの法的根拠...
❏分散的気候変動ガバナンスの有効性と行為主体の相関分析(20310023)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】蟹江 憲史 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 准教授 (90326463)
【キーワード】環境ガバナンス / パートナーシップ / ネットワーク / 国際制度国際レジーム / 行為主体 (他12件)
【概要】地球環境ガバナンスにかかる構成要素をいかなる行為主体や行為主体のネットワークが充足しているかという観点から、問題解決を進めるうえで有効な行為主体とネットワークの配置を評価する手法を開発した。この視点から気候変動レジームを分析すると、既存研究から導かれる理論仮説とは異なる行為主体の配置の効果が、ガバナンス構成要素によっては導かれた。適切なステークホルダーとその組み合わせを適切なガバナンスの段階に配置...
【医歯薬学】看護学:概日リズムネットワークを含む研究件
❏生物リズムにおける振動と同期のメカニズムの解明と実験研究の提案(18K11464)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】郡 宏 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (80435974)
【キーワード】同期 / 生物リズム / ネットワーク / 同期現象 / 概日リズム
【概要】振動と同期に関する研究は世界的に活発に行われているが、未解決問題は山積しており、また、特に生命科学分野からは、日々加速度的に進化する実験技術の向上に伴って新たな課題が次々と出現している。本研究課題の目的は、生命システムにおける振動と同期のメカニズムと役割を解明することである。2021年度は、2020年度に引き続き、マイクロ・スイマーの振動ダイナミクスの記述とエネルギー論に関する研究を進めた。微生物...
❏振動子ネットワーク:生命現象の理解と予測を目指したモデリングと理論枠組みの構築(15K16062)
【研究テーマ】ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】郡 宏 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (80435974)
【キーワード】同期現象 / 体内時計 / 複雑ネットワーク / 分岐 / 概日リズム (他6件)
【概要】主要な成果は以下の通りである.体内時計ネットワークのモデリングと解析によって、時差ボケの原因を理解し、その回避方法を提案することを明らかにした.相互作用の強度によってリエントラント的に同期状態が不安定化することを見出した.細胞極性の秩序化を振動子ネットワークの枠組みで捉える理論を構築した.空間に広がる振動子ネットワークの境界条件がパターンに与える影響を調べた. ...
❏振動子ネットワークの応答と制御:基礎理論と生体システムへの応用(19800001)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】郡 宏 お茶の水女子大学, お茶大アカデミック・プロダクション, 特任助教 (80435974)
【キーワード】同期現象 / ネットワーク / フィードバック制御 / 概日リズム / 結合振動子 (他6件)
【概要】振動子ネットワークの外部入力に対する応答理論を確立した. 特に, どのような不均一性、どのようなネットワーク構造に対しても系統的に適用できる理論が完成した. 集団が均一な場合はネットワーク研究で興味の持たれるラプラシアン行列の固有値問題に帰着し, 通常興味の持たれる固有値ではなく固有ベクトルがネットワークダイナミクスに重要な役割を持つことが示された.さらに, 理論の拡張として,複数のネットワークが...
【医歯薬学】看護学:乳幼児ネットワークを含む研究件
❏乳児の睡眠と学習における脳の機能的ネットワークの発達(26242086)
【研究テーマ】基盤・社会脳科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (00272477)
【キーワード】発達 / 脳 / 睡眠 / 乳児 / 脳波 (他7件)
【概要】睡眠時の乳児における脳の機能的ネットワークの発達を調べる研究を行った。生後2ヶ月および3ヶ月児を対象とし、睡眠中の脳活動の計測を行った。昼間に研究室に来訪した乳児が自然に入眠した状態で、脳の広い領域をカバーする94チャンネルNIRSを装着した。また、睡眠状態(sleep state)を計測するために、脳波および眼電計測用の電極を装着した。睡眠中の体動等の行動をビデオで観察しながら、約 20分程度の...
❏ヒト脳の形態形成から行動生成に至る発達のダイナミクス(26220004)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】生命情報 / ダイナミクス / 脳 / 発達 / 胚発生 (他15件)
【概要】ヒトの脳の形態形成から行動生成に至る初期発達のダイナミクスの解明を目指した。胚子・胎児標本のMR顕微鏡画像、CT画像、連続組織切片画像等から、脳の三次元情報を抽出し、形態形成の基本的な現象を明らかにした。新生児期のfNIRS計測で、血液酸素化動態と脳の自発活動の発達を鋭敏に示す指標を発見した。乳児期のfNIRSや脳波の計測より、睡眠覚醒によって変化する機能的ネットワークや感覚処理の基本性質を明らか...
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...
【医歯薬学】看護学:相互作用ネットワークを含む研究件
❏近現代社会運動の国境を越えた相互作用に関する思想史的研究(16H03363)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 ひかる 明治大学, 法学部, 専任教授 (00272774)
【キーワード】社会運動 / 近現代史 / 国境を越える / 相互作用 / 思想 (他15件)
【概要】第1の研究成果は、社会運動が国境を越えて相互作用を起こし、これが世界各地で思想や運動の新たな展開を生み出す、という現象を、19世紀から現在に至る世界各地での社会運動について、個別的かつ具体的な事例に基づき、明らかにしたという点にあり、田中ひかる編『社会運動のグローバル・ヒストリー』(ミネルヴァ書房、2018年)がその集大成である。第2の研究成果は、第1の研究成果に依拠して、より広範な対象を分析する...
❏情報ネットワークを媒介して共鳴するユーザの集団挙動の理解と対策(26280032)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】會田 雅樹 首都大学東京, システムデザイン研究科, 教授 (60404935)
【キーワード】スペクトルグラフ理論 / ラプラシアン行列 / 有向グラフ / ネット炎上 / フラッシュクラウド (他14件)
【概要】ユーザとネットワークの共鳴現象の特性を理解し,システムの安定運用技術に結びつけることを目的として研究を進め,以下の成果を得た. まず,ユーザ間の相互作用の強さの非対称を考慮し,特定のクラスの有向グラフに対して振動モデルを導入した.その際に,ノード毎の振動エネルギーがノード中心性の概念の拡張を与えることを明らかにした.更に,振動モデルを一般の有向グラフに拡張し,振動エネルギーが発散する現象としてネッ...
❏分子間力により高次構造を制御した液晶性ポリマーアロイの構築(05855146)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / 水素結合型液晶 / 水素結合 / 高分子液晶 / ネットワーク (他7件)
【概要】本研究においては、水素結合相互作用を中心とした分子間力により分子を集合させ構造制御を行なうことにより、以下に示すような成果を得た。 1.液晶性ポリマーネットワークの構築 側鎖にスペーサーを介して安息香酸ユニットを有するポリアクリレートと、4,4'-ビピリジンや1,2-ビスピリジルエチレンなどの二官能性水素結合性分子から、カルボキシル基とピリジル基が等モルとなるようコンプレックスを作製した。...
【医歯薬学】看護学:発達ネットワークを含む研究件
❏乳児の睡眠と学習における脳の機能的ネットワークの発達(26242086)
【研究テーマ】基盤・社会脳科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (00272477)
【キーワード】発達 / 脳 / 睡眠 / 乳児 / 脳波 (他7件)
【概要】睡眠時の乳児における脳の機能的ネットワークの発達を調べる研究を行った。生後2ヶ月および3ヶ月児を対象とし、睡眠中の脳活動の計測を行った。昼間に研究室に来訪した乳児が自然に入眠した状態で、脳の広い領域をカバーする94チャンネルNIRSを装着した。また、睡眠状態(sleep state)を計測するために、脳波および眼電計測用の電極を装着した。睡眠中の体動等の行動をビデオで観察しながら、約 20分程度の...
❏ヒト脳の形態形成から行動生成に至る発達のダイナミクス(26220004)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】生命情報 / ダイナミクス / 脳 / 発達 / 胚発生 (他15件)
【概要】ヒトの脳の形態形成から行動生成に至る初期発達のダイナミクスの解明を目指した。胚子・胎児標本のMR顕微鏡画像、CT画像、連続組織切片画像等から、脳の三次元情報を抽出し、形態形成の基本的な現象を明らかにした。新生児期のfNIRS計測で、血液酸素化動態と脳の自発活動の発達を鋭敏に示す指標を発見した。乳児期のfNIRSや脳波の計測より、睡眠覚醒によって変化する機能的ネットワークや感覚処理の基本性質を明らか...
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...
【医歯薬学】看護学:リーダーシップネットワークを含む研究件
❏女性事業後継経営者の育成とマネジメント能力向上についての研究(15K03625)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高田 朝子 法政大学, 大学院イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (10349194)
【キーワード】リーダーシップ / 女性後継者 / 承継プロセス / 事業承継 / 選抜 (他14件)
【概要】本研究では東京と大阪の大都市部近辺、徳島県、福岡県、鹿児島県、沖縄県において35社35名に聴き取り調査を実施した。帝国データバンク(2017)による女性社長率が高い県を選んで聴き取り調査を行った。女性後継者は長くは勤めているものの、早い時期に次期社長という示唆を受けた者は少なく、何らかの理由で後継が正式に言語化され明示されてから短期間で社長の座につく者が大多数であることが明らかになった。これでは社...
❏女性中間管理職のキャリアアップを支援するための組織マネジメントシステムの研究(21530412)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】高田 朝子 法政大学, イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (10349194)
【キーワード】女性中間管理職 / リーダーシップ / ダイバーシティ / ネットワーク / マネジメントコントロール (他9件)
【概要】女性がキャリアの初期から管理職につくことを射程距離に入れていたのではなく、直接的、間接的の違いはあるにせよ仕事上のある種の事象の体験が背中を押して昇進についての考え方が変化した。それぞれの女性中間管理職が昇進していくプロセスにおいて、引き上げてくれた上司の存在があることが浮き彫りにされた。 昨今では多様な人材を生かす戦略、ダイバシティの一環として企業における女性活用は大きなテーマとされている。しか...
【医歯薬学】看護学:システムネットワークを含む研究件
❏持続可能な社会構築に向けた学際的研究の推進策:システムズアプローチによる解析(18F18802)
【研究テーマ】持続可能システム
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2018-10-12 - 2021-03-31
【研究代表者】福士 謙介 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 教授 (30282114)
【キーワード】Stakeholders / Transdisciplinary / System, Network / Collaboration / System (他6件)
【概要】The research aimed to provide an analytical system-based guideline to advance transdisciplinary research in collaboration with multiple institutional stakeholders that can ensure real world action to ...
❏相互認識を考慮した意思決定支援システムの構築(14780350)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】猪原 健弘 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (80293075)
【キーワード】相互認識 / 意思決定 / システム / 社会 / ネットワーク (他8件)
【概要】研究の目的である、1.相互認識を伴う意思決定状況の数理的な分析 2.意思決定に伴う社会の状態の変化に関する理論の構築 3.現実の意思決定状況の解決や主体の行動選択の支援のための計算機上のシステムの構築 を達成するために、まず、平成14年度前半には、それまでのところ必ずしも十分とはいえなかった主体間の相互認識を取り扱うための数理的な概念の充実を図った。 その後、構築した数理的な枠組の上で、以下3つの...
❏20世紀前半華北地域の都市近代化にたいする日本の影響(11694036)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】渡辺 惇 駒澤大学, 文学部, 教授 (10040065)
【キーワード】都市化 / ネットワーク / 国権 / マス・メディア / 伝統 (他21件)
【概要】3年聞(平成11-13年度)の研究成果はほぼ以下の諸点に要約できる。 1、日中共同研究と相互交流.本研究は天津社会科学院歴史研究所および南開大学との共同研究の形をとった。とくに天津社会科学院歴史研究所は中国都市史研究の中核の一つとして多くの研究実績を持っており、そこからおおくの教示を得ることができた。日本側は第1年目と第3年目に中国を訪問し、北京、天津、済南、青島、張家口、大同、太原、大連、旅順な...
【医歯薬学】看護学:地域ネットワークを含む研究件
❏エコシステム形成における大企業とベンチャーの相互作用(18K01745)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福嶋 路 東北大学, 経済学研究科, 教授 (70292191)
【キーワード】大企業 / スタートアップ / エコシステム / 連携 / スピンオフ (他16件)
【概要】本研究はスタートアップと大企業との相互作用が、地域エコシステム形成に与える影響を明らかすることを目的として始められた。この課題は、以下の3つの関係に焦点があてられた。①大企業のCVC活動、②大企業からのスピンオフと当該の大企業との関係、③同じ企業からスピンオフしたスピンオフ同士の連携、である。本研究は、米国、中国、日本など国内外の事例を通じて、大企業とスタートアップとの連携がエコシステム形成にプラ...
❏東欧文学の多言語的トポスをめぐる研究(15H03193)
【研究テーマ】ヨーロッパ文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 暁子 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 准教授 (20599469)
【キーワード】東欧 / 多言語性 / ネットワーク / 流通 / 地域 (他23件)
【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号(2019)に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』(水声社)を...
【医歯薬学】看護学:国際比較ネットワークを含む研究件
❏日本階層システムの構造と過程に関する総合的研究(14201017)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】佐藤 嘉倫 東北大, 文学研究科, 教授 (90196288)
【キーワード】社会階層 / 不平等 / 教育 / 職業 / 制度 (他8件)
【概要】今年度の具体的な研究実績は、以下の4点にまとめることができる。 第一に、現代日本を対象とした全国調査の準備として、階層研究全般にわたる検討会議を催した。社会的不平等生成メカニズムの理論についての意見交換、従来型質問紙調査の限界を克服するための技術的検討などにより、重要な知見を獲得した。 第二に、国際比較プロジェクトに向けて、台湾、韓国、アメリカの研究者と詳細な議論を重ねた。台湾に関しては中央研究院...
❏先進国の経済学・社会科学および教材メディアの比較研究(12630016)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】池尾 愛子 早稲田大学, 商学部, 教授 (70176080)
【キーワード】社会科学 / 経済学 / 先進国 / 国際比較 / 政治経済学 (他17件)
【概要】先進国の社会科学とメディア 3年の間に、社会科学の研究と教育の両方にわたって、コンピュータやネットワークの利用可能性が急激に拡がった。研究・教育の両面に関係するが、国内外の公的機関(国際経済学協会を含む)が最新情報をウェブに公表するようになり、オンライン・データの蓄積がすすんだ。経済学史研究についても、文献・資料のオンライン化が進んで研究スタイルを変えている。授業において、マルチメディア教育実験室...
【医歯薬学】看護学:日本ネットワークを含む研究件
❏北東アジアから東南アジアをつなぐ華人ネットワークについての研究(21310155)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】谷垣 真理子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (50227211)
【キーワード】華人 / 華南 / ネットワーク / 北東アジア / 東南アジア (他10件)
【概要】本プロジェクトは華南を起点とする華人ネットワークが北東アジアから東南アジアまでをどのように結びつけ、ヒト・モノ・金・情報の交流が行われているのかを検討した。本プロジェクトは北東アジアを視野に入れたことが特徴であり、現地調査を大きな柱とした。具体的には、北洋におけるコンブ貿易、北海道華僑社会、東南アジア華人の複合的アイデンティティ、広東省関元昌一族、マカオのハブ機能、珠江デルタにおける人材交流、台湾...
❏先進国の経済学・社会科学および教材メディアの比較研究(12630016)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】池尾 愛子 早稲田大学, 商学部, 教授 (70176080)
【キーワード】社会科学 / 経済学 / 先進国 / 国際比較 / 政治経済学 (他17件)
【概要】先進国の社会科学とメディア 3年の間に、社会科学の研究と教育の両方にわたって、コンピュータやネットワークの利用可能性が急激に拡がった。研究・教育の両面に関係するが、国内外の公的機関(国際経済学協会を含む)が最新情報をウェブに公表するようになり、オンライン・データの蓄積がすすんだ。経済学史研究についても、文献・資料のオンライン化が進んで研究スタイルを変えている。授業において、マルチメディア教育実験室...
【医歯薬学】看護学:価値ネットワークを含む研究件
❏現代日本における平等をめぐる政策観の実証研究:市民とエリートとの相互作用(22H00046)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】竹中 佳彦 筑波大学, 人文社会系, 教授 (80236489)
【キーワード】平等 / 政策 / ネットワーク / 価値 / イデオロギー
【概要】
❏「共同体」概念に依拠しない秩序形成の理論歴史学~魂の脱植民地化の新しい展開~(21242015)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】安冨 歩 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (20239768)
【キーワード】価値 / 創発 / 呪縛 / 暗黙知 / 調和 (他21件)
【概要】人間を含む生命の生きる力を「神秘」として捉え、その発揮を阻害する要因たる「暴力」を合理的に解明する研究戦略を「合理的な神秘主義」として見出した。こうして発揮される神秘的な力こそが秩序形成の原動力であり、それは個々人の魂の脱植民地化を通じて実現される。この側面を無視した秩序論は必然的に暴力を正当化することになる。 ...
❏知識共有のための価値指向型オントロジーの多分野多言語化(20300074)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】徃住 彰文 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (50125332)
【キーワード】知識表現 / オントロジー / テキスト分析 / 人文工学 / 認知科学 (他21件)
【概要】人類が蓄積してきた膨大な知識資源を効果的に利用する方策のひとつとして,人間の知的活動や感性的活動にできるだけ近似した知識表現形を機械可読な形で提供したい.文学,芸術,政治,宗教といった,人間の能力の最高の活動場面で流通している言語テキストを対象としてオントロジーの構築を試み,多分野,多言語における検討をおこなった. ...
【医歯薬学】看護学:ICTネットワークを含む研究件
❏人工知能はどのように社会を変えるか―ソーシャル・キャピタルと格差の視点からの検討(17H06195)
【研究テーマ】社会学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】稲葉 陽二 日本大学, 法学部, 教授 (30366520)
【キーワード】AI / 社会関係資本 / ソーシャル・キャピタル / ICT / 格差 (他8件)
【概要】AIは機械型とソフトウエア型がある。ソフトウエア型は、コピー(増産)の容易さから限界費用は機械型よりも格段に低いことが推定される。これは従来の労働経済学が主張するようにAIはロースキルでルーティンワークの職種から代替されるだけではなく、高スキル職種もAIに代替され、機械型AIと競合するロースキル職種でも人による労働が経済的合理性を持つ分野が残りうることを意味している。さらにソフトウエア型AIは限界...
❏国際教養育成と議論力及び交渉力養成の為のオンデマンド遠隔型語学国際交流の展開(15320073)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】中野 美知子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (70148229)
【キーワード】遠隔授業 / World Englishes / 国際教養 / ICT / 英語教育とアジアの共生 (他8件)
【概要】アジア地域に共通する環境問題などの現代的な課題、『アジアの共生』を「国際教養」の中心課題とし、オンデマンド教材としてまとめ、アジア15大学との本格的な教育実践を行った。参加大学の教員と指導法の統一を測るため、Teachers' Manualを作成した。また、学生の基礎知識として必要な『教材集』をまとめ、共通教科書作成の可能性を1探った。儒教文化の影響がアジア各地の文化的な基盤として機能して...
【医歯薬学】看護学:高齢者ネットワークを含む研究件
❏地域包括ケアシステムとソーシャルキャピタルが健康に与える影響についての縦断研究(15H04781)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小坂 健 東北大学, 歯学研究科, 教授 (60300935)
【キーワード】ソーシャルキャピタル / ネットワーク / 被災地 / 地域包括ケア / 医療・福祉 (他10件)
【概要】高齢者の健康や要介護状態には、地域環境や社会経済状況、社会や人との絆であるソーシャルキャピタルが大きく影響を与えることが明かになってきたが、本研究では、全国約30市町村が関わる大規模コホートである日本老年学的評価研究(Japan erontological Evaluation Study,以下JAGES)を実施し、中でも岩沼市は被災地であり、震災前後のデータがあることから、準実験的研究デザインを...
❏大都市における社会的ネットワ-クの変容と再生-構造調製下の北九州市の事例研究-(63450074)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1988 - 1989
【研究代表者】山崎 克明 北九州大学, 法学部, 教授 (00047721)
【キーワード】ネットワ-ク / 活性化 / 企業 / まちづくり / 雇用 (他13件)
【概要】北九州市のネットワ-クの形成について特筆すべきは伝統の根強い残存である。このことは、ネットワ-クの主体、対象、そのあり方等において極めて特徴的である。近年、新たな試みがなされてはいるが、伝統型の残存から、「ネジレ」を生じていることも指摘しうる。具体的に述べれば(1)「企業間ネットワ-ク」については、中小企業における組織技術の鉄依存とタテのネットワ-クの残存(2)「まちづくりネットワ-ク」については...
【医歯薬学】看護学:学習ネットワークを含む研究件
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...
❏学習ネットワークによる複雑システムのモデル化とインテリジェント制御に関する研究(09450171)
【研究テーマ】計測・制御工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】平澤 宏太郎 九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 教授 (70253474)
【キーワード】ニューラルネットワーク / 遺伝的アルゴリズム / ファジイ / 一般化学習ネットワーク / 高次微分 (他19件)
【概要】本報告は、科学研究補助金に関する研究課題「学習ネットワークによる複雑システムのモデル化とインテリジェント制御に関する研究」についての研究成果である。 広域電力ネットワークシステム、分散型交通・物流ネットワークシステム、総合上水道ネットワークシステム、大規模複雑原子力・火力・化学プラント等最近の制御対象は大規模化、複雑化、広域化、分散化する傾向にある。 それに従い、従来の制御理論の枠組では環境の変化...
❏ネットワーク型研究情報データベースの構築と学会情報サービスに関する研究(08558010)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】清水 康敬 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (10016561)
【キーワード】データベース / インターネット / WWW / 自動検索通知システム / 新聞記事 (他13件)
【概要】本研究は、教育に関する情報をインターネットを介して提供するシステムの研究開発を目的としている。その成果として、次のような結果を得た。 ・「日本教育工学会発表論文等自動検索通知システム」の構築 日本教育工学会事務局と教育工学関連学協会連合事務局を持つ東京工業大学教育工学開発センターにおいて、学会の論文等のデータベースを構築し、最新の情報をユーザに電子メールで通知するシステムを開発した。システムは、デ...
【医歯薬学】看護学:意思決定ネットワークを含む研究件
❏集団と個体のインタラクションのある場合の意思決定理論とその実験的検証(16K01265)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】豊泉 洋 早稲田大学, 商学学術院(会計研究科), 教授 (20315683)
【キーワード】大規模システム / 真社会性昆虫 / 集団 / 意思決定 / Non-linear Markov (他21件)
【概要】集団は個人の集合体なので、個人の意思決定の結果に応じて、集団の挙動が変化する。しかし、個人の意思決定は、集団の動向によって変化することが考えられる。このような場合には、個人の意思決定と集団の行動が複雑に絡み合い、意思決定が難しい。本研究は、株式市場、共同で巣を運営する真社会性昆虫、インターネット上での巨大サービス提供会社と需要を具体的な題材として、このようなインタラクションの理論的な枠組みとその実...
❏相互認識を考慮した意思決定支援システムの構築(14780350)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】猪原 健弘 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (80293075)
【キーワード】相互認識 / 意思決定 / システム / 社会 / ネットワーク (他8件)
【概要】研究の目的である、1.相互認識を伴う意思決定状況の数理的な分析 2.意思決定に伴う社会の状態の変化に関する理論の構築 3.現実の意思決定状況の解決や主体の行動選択の支援のための計算機上のシステムの構築 を達成するために、まず、平成14年度前半には、それまでのところ必ずしも十分とはいえなかった主体間の相互認識を取り扱うための数理的な概念の充実を図った。 その後、構築した数理的な枠組の上で、以下3つの...
【医歯薬学】看護学:文化ネットワークを含む研究件
❏文化-ジーン共進化説のミクロ的確認とネットワーク社会学的展開(20K20281)
【研究テーマ】社会学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】桜井 芳生 鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 教授 (50264396)
【キーワード】遺伝子 / 遺伝子社会学 / 遺伝子一塩基多型 / SNP / ツイッター (他27件)
【概要】遺伝子変数が、ひとびとの社会行為・意識に影響を与えているかをさぐった。遺伝子一塩基多型(SNP)rs53576が、ツイッターの頻度に、rs4680が、スマホゲーム頻度に、セロトニントレンスポーター遺伝子多型5-HTTLPRが、「生きにくさ」意識に、影響をあたえていることを、世界で初めて見出した。一冊の成書『遺伝子社会学の試み 社会学的生物学嫌い(バイオフォビア)を超えて 』日本評論社 として、市場...
❏ポストメディア文化研究の理論構築:創造産業論の日英比較を中心に(17H02587)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】毛利 嘉孝 東京藝術大学, 大学院国際芸術創造研究科, 教授 (70304821)
【キーワード】メディア / 創造産業 / ポストメディア / ネットワーク社会 / デジタルメディア (他11件)
【概要】(1)これまでの研究会における議論の整理:文献をもとに現在のメディア文化研究の理論を整理しつつ、特に創造産業をめぐる議論を検証した。 (2)2019年11月にロンドン大学ゴールドスミスカレッジとともに、イギリスの創造産業に関する調査を行っ た。またロンドン大学ゴールドスミスカレッジの研究者とともに日本の調査を2019年6月及び12月に行った。 (3)研究インフラの拡大:研究と情報収集のための国内外...
❏知識共有のための価値指向型オントロジーの多分野多言語化(20300074)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】徃住 彰文 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (50125332)
【キーワード】知識表現 / オントロジー / テキスト分析 / 人文工学 / 認知科学 (他21件)
【概要】人類が蓄積してきた膨大な知識資源を効果的に利用する方策のひとつとして,人間の知的活動や感性的活動にできるだけ近似した知識表現形を機械可読な形で提供したい.文学,芸術,政治,宗教といった,人間の能力の最高の活動場面で流通している言語テキストを対象としてオントロジーの構築を試み,多分野,多言語における検討をおこなった. ...
【医歯薬学】看護学:環境ネットワークを含む研究件
❏環境ソフト資産としてのメルチメディア情報ネットワーク(14580459)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】土方 正夫 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (60156594)
【キーワード】環境情報 / 地域計画 / 地域情報システム / プロジェクトオリエンティッド / ウェブ (他20件)
【概要】環境の変化は人間の環境認識と意思決定によって引き起こされる。環境認識は千差万別であり、それは人が部分情報しか持ち得ないだけではなく、環境に対する認識の違いによる。更に情報化社会に移行し人々の環境に対する認識内容は一層多様になってきている。 本研究の対象問題は地域計画であるが、情報化社会移行後、計画システム自体の再構成が重要な課題となっている。従来の地域計画では専門家が地域の在り方を定め、その具体化...
❏日本における公共哲学の構築のための包括的研究(13302006)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】小林 正弥 千葉大学, 法経学部, 教授 (60186773)
【キーワード】公共哲学 / 公共性 / 平和 / 福祉 / 環境 (他12件)
【概要】公共哲学の包括的研究に関するプロジェクトは、哲学・政治学・経済学・政策学・歴史学・倫理学といった分野の先端を担う代表的論者が、公共哲学という高次の学問的発展に資するべく努力してきたものであり、学問に対する既成観念を払拭して新しい一歩を踏み出すものであった。4年間で15回にわたる全体研究会の開催や、グループスタディを通した個別研究や翻訳作業が、数々の著作や論文を通じた研究成果を生み出してきたことは、...
【医歯薬学】看護学:適応ネットワークを含む研究件
❏粘菌輸送管ネットワーク形態による適応のしくみ(25400430)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】高松 敦子 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20322670)
【キーワード】輸送管ネットワーク / 真正粘菌 / 適応 / 最適化 / ネットワーク
【概要】粘菌変形体の輸送管網形態による適応戦略について、ネットワーク解析により以下の特徴を持つことが明らかとなった。誘引環境では、網目状の形態をとり、細い管が大部分を占める階層的なループ構造で構成される分散的ネットワークとなる。酸素消費の場は至る所にありエネルギー効率の点では劣るが、環境から効率良く栄養分を吸収する。忌避環境では、樹状の形態をとり、ほとんどが太い管で構成され中央集中型となる。より遠くへ探索...
❏複数のモジュールで構成されるシグナル伝達経路の適応性、振動性及び周波数特性の解析(22680024)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】澤井 哲 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (20500367)
【キーワード】生体情報 / 振動 / 適応 / 粘菌 / 入出力関係 (他11件)
【概要】複数の時間スケールで生じる適応的、振動的な細胞応答について細胞性粘菌のcAMP刺激にたいする細胞内cAMPの一過的な上昇を題材にとり、定量的な解析をおこなった。早い最初のピークが相対変化検出をおこない、絶対濃度にたいして変化した出力であり、かつ周波数応答性をもつのにたいし、後者は絶対濃度に依存すること、また前者が受容体レベルの修飾に依存するのにたいし、後者はアクチン重合を介したフィードバックによる...
【医歯薬学】看護学:コミュニケーションネットワークを含む研究件
❏ポストメディア文化研究の理論構築:創造産業論の日英比較を中心に(17H02587)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】毛利 嘉孝 東京藝術大学, 大学院国際芸術創造研究科, 教授 (70304821)
【キーワード】メディア / 創造産業 / ポストメディア / ネットワーク社会 / デジタルメディア (他11件)
【概要】(1)これまでの研究会における議論の整理:文献をもとに現在のメディア文化研究の理論を整理しつつ、特に創造産業をめぐる議論を検証した。 (2)2019年11月にロンドン大学ゴールドスミスカレッジとともに、イギリスの創造産業に関する調査を行っ た。またロンドン大学ゴールドスミスカレッジの研究者とともに日本の調査を2019年6月及び12月に行った。 (3)研究インフラの拡大:研究と情報収集のための国内外...
❏労働者の生産性に及ぼす内部労働市場の効果-人事・製品取引データに基づく実証分析(26380369)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】上原 克仁 天理大学, 人間学部, 講師 (60509157)
【キーワード】人事データ / 成果指標 / 賃金 / コミュニケーション / 内部労働市場 (他12件)
【概要】1つは非線形報酬制度の導入が従業員のインセンティブにいかに影響を及ぼしたのか明らかにした。その結果、日々のインセンティブの変化に従業員が反応し、販売台数の分布に対して正の効果を持つ。同時に、努力が値引きという方向に働き、企業の利益面では負の効果をもたらすことが明らかになった。 もう1つは職場でのコミュニケーションネットワークが生産性に影響を及ぼすのか、ウェアラブルセンサを用いてコミュニケーション量...
❏総合学習における対人的学習環境の構成法とネットワークコミュニケーション過程の分析(11480037)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】菅井 勝雄 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (40000294)
【キーワード】学習環境 / コミュニケーション / 総合的な学習の時間 / 社会的構成主義 / 情報教育 (他14件)
【概要】初年度(平成11年度)は、総合学習における本研究テーマをめぐって、理論的検討を実施した。すなわち、J.Deweyの「児童中心」教育を中心に、近年の社会的構成主義、文脈主義、研究方法論やアプローチなどを討議した。その結果、総合学習における設計と評価では、「コミュニティにおける協同活動」や、「ポートフォリオ評価」などが理論上重要であることが確認され、論じられた(菅井)。また、試行期間にある総合学習の実...
【医歯薬学】看護学:コミュニティネットワークを含む研究件
❏実世界ネットワークを表現するStochastic block modelの構築(22K11911)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】松本 直己 慶應義塾大学, デジタルメディア・コンテンツ統合研究センター(日吉), 特任助教 (50747243)
【キーワード】確率的ブロックモデル / ネットワーク / コミュニティ / グラフ不変量
【概要】
❏ポスト震災期コミュニティにおけるNPOネットワークの構造変動と地域間比較分析(19K02136)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宮垣 元 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (40340905)
【キーワード】民間非営利組織 / コミュニティ / 組織間ネットワーク / 地域コミュニティ / NPO (他7件)
【概要】民間非営利組織(NPO・NGO)は、阪神・淡路大震災(1995年)から東日本大震災(2011年)に至る四半世紀においてもっとも変容した中間集団であったといえる。本研究では、このNPOの組織・ネットワーク特性および変容過程を跡づけるとともに、その(政策や地域特性が異なる)地域間の比較を行うことを企図している。 本年度(2021年度)は、Covid19の影響により順延となっていた調査を進捗させた。本調...
❏近世ユーラシアにおける宗教・交易ネットワークとアルメニア人(17H02370)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】守川 知子 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (00431297)
【キーワード】アルメニア人 / ネットワーク / マイノリティ / 商人 / ユーラシア・インド洋 (他9件)
【概要】本研究課題の3年目にあたる2019年度には、研究計画書に記載の検討事項1「16~18世紀のユーラシアでのアルメニア人の活動実態と交易ネットワークの形成・発展過程の解明」、および検討事項2「宗教マイノリティとしてのアルメニア人のコミュニティ形成における政治権力との関係の解明」を重点的に行った。 11月には東京大学で国内研究会を開催し、秋山晋吾氏(一橋大学)と、吉村貴之氏(東京大学)「アブガリアン家の...
【医歯薬学】看護学:教育ネットワークを含む研究件
❏影響力ある持続可能性の研究と教育のためのグローバルステークホルダーのネットワーク(17F17777)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2017-10-13 - 2020-03-31
【研究代表者】蟹江 憲史 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 教授 (90326463)
【キーワード】Education / Sustainable Development / Impact / Sustainability / Research (他13件)
【概要】The fellow achieved the overall objective of her research. This can be reflected through scientific articles, technical presentations, books, book chapters, and policy briefs. She has also published i...
❏青少年の社会化ネットワークと教育達成に関する日韓比較研究(20330108)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】渡辺 秀樹 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30114721)
【キーワード】社会化 / 青少年 / 日韓比較 / ネットワーク / 教育達成 (他6件)
【概要】中高生の社会化ネットワークと教育達成をテーマに、東京とソウルを中心に、日韓で計量調査およびインタビュー調査を実施した。それらデータの分析を通して、主に、(1)日韓の青少年の家族的背景と教育アスピレーションの関連の分析、(2)親子関係と子どもの成績との関係の社会関係資本論からの比較分析、(3)青少年の社会化ネットワークと学校生活との関係の比較、(4)青少年のジェンダー意識の比較分析、および(5)青少...
❏日本階層システムの構造と過程に関する総合的研究(14201017)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】佐藤 嘉倫 東北大, 文学研究科, 教授 (90196288)
【キーワード】社会階層 / 不平等 / 教育 / 職業 / 制度 (他8件)
【概要】今年度の具体的な研究実績は、以下の4点にまとめることができる。 第一に、現代日本を対象とした全国調査の準備として、階層研究全般にわたる検討会議を催した。社会的不平等生成メカニズムの理論についての意見交換、従来型質問紙調査の限界を克服するための技術的検討などにより、重要な知見を獲得した。 第二に、国際比較プロジェクトに向けて、台湾、韓国、アメリカの研究者と詳細な議論を重ねた。台湾に関しては中央研究院...
【医歯薬学】看護学:睡眠ネットワークを含む研究件
❏乳児の睡眠と学習における脳の機能的ネットワークの発達(26242086)
【研究テーマ】基盤・社会脳科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (00272477)
【キーワード】発達 / 脳 / 睡眠 / 乳児 / 脳波 (他7件)
【概要】睡眠時の乳児における脳の機能的ネットワークの発達を調べる研究を行った。生後2ヶ月および3ヶ月児を対象とし、睡眠中の脳活動の計測を行った。昼間に研究室に来訪した乳児が自然に入眠した状態で、脳の広い領域をカバーする94チャンネルNIRSを装着した。また、睡眠状態(sleep state)を計測するために、脳波および眼電計測用の電極を装着した。睡眠中の体動等の行動をビデオで観察しながら、約 20分程度の...
❏ヒト脳の形態形成から行動生成に至る発達のダイナミクス(26220004)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】生命情報 / ダイナミクス / 脳 / 発達 / 胚発生 (他15件)
【概要】ヒトの脳の形態形成から行動生成に至る初期発達のダイナミクスの解明を目指した。胚子・胎児標本のMR顕微鏡画像、CT画像、連続組織切片画像等から、脳の三次元情報を抽出し、形態形成の基本的な現象を明らかにした。新生児期のfNIRS計測で、血液酸素化動態と脳の自発活動の発達を鋭敏に示す指標を発見した。乳児期のfNIRSや脳波の計測より、睡眠覚醒によって変化する機能的ネットワークや感覚処理の基本性質を明らか...
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...