産業クラスタ-のネットワーク論的研究
【研究分野】経営学
【研究キーワード】
産業クラスター / ネットワーク / 農商工連携 / ネットワークの密度 / ネットワークの中心化 / イノベーション / バイオ・ビジネス / 食農工連携 / 組織能力
【研究成果の概要】
本研究では、産業クラスターの発展要因を、ネットワーク論の視点から概念的にモデル化することで、理論的・政策的に貢献することを目的としていた。愛知県東部地域における調査等から、「同業者組合へ加入しているといった親近性は、経済主体間の緊密度(ネットワークの密度)を増す」、「ネットワークの構造特性がイノベーションに影響を与えるという2点」を確認した。前者は、地域におけるつきあいが、経済主体間の関係を緊密にすることを意味し、後者は、「ネットワークの密度」、「クリーク(clique)」の存在および、クリークがネットワークの中心に位置する程度を意味する「中心化」という3つの構造特性を意味する。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
花岡 幹明 | 豊橋創造大学 | 短期大学部キャリアプラニング科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
久保 亮一 | 京都産業大学 | 経営学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)