在外投票における票買収の実証的研究
【研究キーワード】
在外投票 / 買票行為 / 移民 / 政治参加 / メキシコ / ネットワーク / サーベイ実験 / 米国 / 票買収 / リスト実験 / 混合手法 / 買票
【研究成果の概要】
本研究課題は、在外投票における票買収(Vote Buying)について、在米メキシコ移民の事例に着目し、サーベイ実験とインタビュー調査を用いて実証分析を行った。2018年の大統領選挙の在外投票において票買収が行われたかどうかについてサーベイ実験した。その結果、約32%の回答者が票買収を経験したことが分かった。更にメキシコ・プエブラ州において移民経験者および移民家族、および米国ロサンゼルス市・シカゴ市・ニューヨーク市における移民団体リーダーに対して聞き取り調査を行った。その結果、移民がメキシコへの家族の投票行動へ影響を与えることを目論み、在外においても票買収が行われているメカニズムが解明された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
飯田 健 | 同志社大学 | 法学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
SONG JAEHYUN | 関西大学 | 総合情報学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【配分額】6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)