イノベーションに関わる個人・組織・地域の層的ネットワークの研究
【研究分野】経営学
【研究キーワード】
ネットワーク / 企業 / 事業所 / 特許 / 発明者 / 馴化 / 知的生産 / イノベーション / 多層 / インパクト / 集積 / 国際情報交換 / アメリカ
【研究成果の概要】
日本とアメリカの特許データを用いて共同出願関係を調べた.発明者のチームが個人よりもパフォーマンスが優れている.また発明者のチームにおいては繰り返しによりパフォーマンスが低下する.企業のチームのパフォーマンスは繰り返しによる減衰が著しい.より強いインパクトのある成果をあげたチームは,その後の協力回数が多くなる.繰り返しを経験したチームにいた発明者が,新たなチームに参加した場合,そのままチームに残る発明者に比べて成果が高くなる.次に事業所の位置を特定し,距離に基づく統計的な手法を用いた.特許を産出する事業所はおおよそ80km圏で集積する.共同出願関係は100km圏内で有意に集積する.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
齊藤 有希子 (齊藤 有希子(梅野有希子) | 梅野 有希子 | 梅野有希子) | 独立行政法人経済産業研究所 | 上席研究員 | (Kakenデータベース) |
中島 賢太郎 | 東北大学 | 大学院経済学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【配分額】5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)