引用関係クラスタを利用した技術財産と企業境界の分析
【研究分野】経営学
【研究キーワード】
特許引用 / 審査官引用 / ネットワーク / 特許価値 / 特許審査の質 / 引用 / 科学文献情報学 / 特許 / 研究開発戦略 / 知的財産権 / 企業境界 / スモール・ワールド
【研究成果の概要】
技術知識フローや特許経済価値などの計測手段として多数の実証研究に利用されている特許の引用数は、経済・経営学において従来は引用ネットワーク構造を無視して用いられてきた。本基盤研究は、特許引用間のネットワーク接続情報を実証的に活用した。クラスタ性などネットワーク指標を巨視的・微視的な単位で算出し、発明者引用ネットワークの局所的な密集性を明らかにするとともに、審査官引用と特許経済価値との関係などを検証した。また審査官引用の生成基礎となる先行特許の発見可能性を左右する要因を検証し、研究手段として用いられている特許引用そのものの基礎を掘り下げる貢献を行った。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
長岡 貞男 | 一橋大学 | 大学院商学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
淺羽 茂 | 早稲田大学 | 商学学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
浅見 節子 | 東京理科大学 | 専門職大学院イノベーション研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【配分額】17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)