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大阪大学 研究シーズDiscovery Saga
研究分野:総合生物 に関係する研究一覧:139
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情報学 情報学複合領域 複合領域環境学 環境学数物系科学 数物系科学化学 化学生物学 生物学総合理工 総合理工工学 工学農学 農学医歯薬学 医歯薬学
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発表日:2026年6月2日 この記事は2026年6月16日号以降に掲載されます。
1
\昆虫の「声」を聴き、制御する!/ 昆虫の体内信号をAIが読み取る 昆虫サイボーグ制御システムを提案・実証
この記事は2026年6月16日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年6月1日
2
\mRNAで心筋梗塞後の心臓を救う/ 複数mRNA同時投与により 心筋梗塞後の難治性心不全を治療
ナノミセル型キャリアがmRNAを心臓に届ける新技
大阪大学大学院医学系研究科 心臓血管外科の医師・伴田一真さん、河村拓史助教、宮川繁教授および、大阪大学感染症総合教育研究拠点(CiDER) 臨床生命工学チームの位髙啓史教授らによる研究チームは、心筋梗塞のあとに弱った心臓の回復に役立つ5つの遺伝子の組み合わせを見つけました。そして、それらを新しい創薬モダリティとして注目されるmRNAとしてまとめて心臓に届けることで、心臓の働きを改善し、生存率を高められることを世界で初めて明らかにしました(図1)。mRNAは、新型コロナウイルスワクチンでも使われた新しい創薬の技術で、クスリやワクチンとなるタンパク質をmRNAの形で投与して、目的の...
キーワード:ミセル/筋細胞/キャリア/持続可能/持続可能な開発/血流/iPS細胞/PDGF/ナノミセル/遺伝子発現解析/細胞外小胞/心筋/心筋細胞/発現解析/mRNA/感染症対策/心機能/心筋梗塞/心臓/新型コロナウイルス/RNA/核酸医薬/血管新生/細胞死/細胞治療/創薬/ウイルス/ワクチン/遺伝子/遺伝子発現/医師/感染症/線維化/標準化
他の関係分野:化学生物学工学医歯薬学
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発表日:2026年6月1日
3
コバルトと酸素が生み出す 蜂の巣ネットワーク
次世代量子情報材料へつながる新技術
大阪大学産業科学研究所のLi Haobo助教、田中秀和教授らの研究グループは、同大学院基礎工学研究科の石渡晋太郎教授、京都大学の陰山洋教授、ファインセラミックスセンター(JFCC)の小林俊介主任研究員、南開大学のWei-Hua Wang教授、東京大学生産技術研究所の小澤孝拓助教、立命館大学のChengchao Zhong講師らと共同で、ハニカム構造を持つ既知の材料にコバルト(Co)を少量加えた「NaSbO₃(ナトリウム・アンチモン酸化物)」の高品質薄膜の作製に成功しました。さらに、その中でCo原子が蜂の巣のような「ハニカム構造」を形成し、強い磁性を示す可能性を明らかにしました(図1)。...
キーワード:コンピューティング/スーパーコンピュータ/金属元素/スピン液体/スピン軌道相互作用/パルス/バンド構造/マヨラナ粒子/低次元/物性物理/量子コンピュータ/量子スピン/量子情報/X線回折/磁化率/アンチモン/量子スピン液体/パルスレーザー/生産技術/イリジウム/遷移金属/強磁性/持続可能/持続可能な開発/二酸化チタン/半導体産業/量子コンピューティング/STEM/エピタキシャル/エピタキシャル薄膜/チタン/パルスレーザー堆積法/材料設計/酸化チタン/磁気特性/磁性材料/表面分析/コバルト/シリコン/スピン/レーザー/酸化物/第一原理/第一原理計算/電子顕微鏡/透過電子顕微鏡/二酸化炭素/半導体/微細加工/微細加工技術/結晶構造/ナトリウム/ルテニウム
他の関係分野:情報学環境学数物系科学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年6月1日 この記事は2026年6月15日号以降に掲載されます。
4
遺伝病の重症さを決める遺伝因子の存在を解明
12年にわたる観察による成果
この記事は2026年6月15日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年6月1日 この記事は2026年6月15日号以降に掲載されます。
5
免疫制御タンパク質の多量化機構を解明
タンパク質が集まることがシグナルとなる
この記事は2026年6月15日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月29日 この記事は2026年6月12日号以降に掲載されます。
6
予測だけで終わらない 治療も変えるバイオマーカーを発見
CA9による肝がん免疫療法の個別化と治療抵抗性の克服
この記事は2026年6月12日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月26日
7
\脳の進化は、“時間の使い方”で決まっていた/ 動物ごとに異なる脳の作られ方の秘密を発見
大阪大学大学院生命機能研究科の山内優季助教とX. D. Sheu特任研究員(常勤)、鈴木郁夫教授らの研究グループは、東京都医学総合研究所の隈元拓馬主席研究員、熊本大学発生医学研究所の畠山淳准教授・竹本(佐藤)晴香学術振興会特別研究員 (RPD)、東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻のRouillard Pauline氏・Tarfder Rafat氏、同 定量生命科学研究所のBilgic Merve助教・岸雄介准教授、同 大学院理学系研究科 生物科学専攻/ニューロインテリジェンス国際研究機構の榎本和生教授、京都大学 高等研究院/大学院医学研究科の出口崇人氏、同 高等研究院/大学院医学研究科/...
キーワード:インテリジェンス/クローン/環境適応/持続可能/持続可能な開発/神経発達/大脳/脳発生/実験動物/哺乳類/哺乳動物/ニューロン/神経前駆細胞/神経発生/Wnt/Wntシグナル/オルガノイド/前駆細胞/発生学/RNA/イミン/マウス/ラット/幹細胞/再生医療/神経回路/神経幹細胞/神経細胞/大脳皮質/脳機能/発現制御/遺伝子/神経疾患/発達障害/分子生物学/老化
他の関係分野:情報学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年5月26日 この記事は2026年6月9日号以降に掲載されます。
8
肝がん免疫療法、“効く理由”の違いを初解明
血液による治療効果の予測と、患者さん一人ひとりに適した治療選択(個別化医療)の実現へ
この記事は2026年6月9日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月25日 この記事は2026年6月8日号以降に掲載されます。
9
「きれいな」X線レーザーパルス幅計測に成功
背景信号を完全排除し計測精度を格段に向上
この記事は2026年6月8日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月21日
10
消化器癌における免疫治療のメカニズムを解明
抗PD-1抗体はリンパ節中の疲弊前駆T細胞に働きかける!
大阪大学大学院医学系研究科の野瀬陽平 招へい教員、西塔拓郎 特任准教授(常勤)(臨床腫瘍免疫学・消化器外科学)、土岐祐一郎 特任教授(消化器外科学)らの研究グループは、免疫チェックポイント阻害薬(ICI: Immune Checkpoint Inhibitor)治療において、消化器癌の所属リンパ節内に存在する疲弊前駆T細胞が重要な役割を果たすことを、世界で初めて明らかにしました。これまで、ICI治療の一種である抗PD-1抗体治療は、腫瘍局所に存在する疲弊したPD-1陽性T細胞を再活性化することで抗腫瘍効果を発揮すると考えられてきました。しかし近年、実験動物を用いた研究から、これらICI...
キーワード:クラスタリング/クローン/一細胞/実験動物/CD8/TCR/PD-1/PD-L1/肝転移/抗腫瘍免疫/治療標的/フローサイトメトリー/免疫治療/RNA/T細胞/抗腫瘍効果/腫瘍免疫/免疫チェックポイント/免疫チェックポイント阻害薬/免疫学/免疫細胞/疫学/抗体/手術
他の関係分野:情報学生物学農学医歯薬学
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発表日:2026年5月19日
11
光の“力”でタンパク質を積み上げる
秩序的に動くタンパク質ネットワークを作製するための新技術
大阪大学大学院工学研究科の吉川洋史教授、埼玉大学大学院理工学研究科の川村隆三准教授らの研究グループは、レーザーの力学的作用により、狙った場所・時間にタンパク質を集合・配列させ、細胞内に存在するようなタンパク質の動的な繊維状ネットワークを人為的に作製することに成功しました。細胞内ではタンパク質が繊維状ネットワーク(細胞骨格)を形成し、それが集団的に動くことで、細胞の運動や増殖などに重要な役割を果たしています。これまでも、生体外でタンパク質の繊維状ネットワークを作製し、その構造と機能との相関を詳細に調べる研究が盛んに行われてきました。しかし従来の方法は、タンパク質分子任せで繊維状ネットワー...
キーワード:集団運動/近赤外/時空間制御/光化学/キネシン/モータータンパク質/持続可能/光照射/持続可能な開発/ネットワーク構造/モーター/レーザー/ロボット/非接触/表面処理/光ピンセット/人工細胞/リン酸/アデノシン/染色体/微小管/チューブリン/細胞骨格/細胞分裂/精子/遺伝子
他の関係分野:数物系科学化学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年5月11日
12
仰臥位エクササイズが立位バランスと敏捷性を改善
短時間・2週間の体操で体幹下肢神経筋連携向上
短時間(10分)で実施可能な仰向けで行うエクササイズが、立位でのバランス能力や敏捷性を向上させることが明らかになりました。本研究では、起床時に仰向けで行う2週間の運動プログラムにより、柔軟性や敏捷性、静的バランスが有意に改善することを確認しました。これらの効果は筋肥大ではなく、神経筋の適応によるものである可能性が示唆されました。研究の背景バランス能力や敏捷性は、二足歩行の人間の基本的な...
キーワード:電気通信/オープンアクセス/運動プログラム/持続性/二足歩行/運動制御/姿勢制御/医工学/トレーニング/運動機能/筋肥大/リハビリ/リハビリテーション/高齢者
他の関係分野:情報学複合領域生物学工学医歯薬学
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発表日:2026年5月11日
13
Afamin/Wnt3a複合体の姿と動きの観察に成功
疎水性ポケットの重要性を明らかに
金沢大学大学院新学術創成研究科ナノ生命科学専攻博士後期課程の市田光、水野皓介(現・大阪大学蛋白質研究所 博士研究員)、ナノ生命科学研究所(WPI-NanoLSI)の古寺哲幸教授、ホルガー・フレクシグ特任准教授、大阪大学蛋白質研究所の戸田聡准教授の共同研究グループは、血清タンパク質であるAfaminが、脂質修飾シグナル分子のWnt3aを安定化して運ぶ際の姿と動きの観察に成功しました。さらに、この二つの分子が正しく結合するためには、Afaminが持つ、Wnt3aの脂質を収容するための疎水性のポケットが必須であることを明らかにしました。Wntタンパク質は、体や臓器の形づくりから、それらを健康...
キーワード:高速AFM/タンパク質複合体/キャリア/構造モデル/原子構造/AFM/モデリング/原子間力顕微鏡/細胞工学/生体内/変異体/高速原子間力顕微鏡/細胞膜/血清/組織構築/ゆらぎ/評価法/Wnt/シグナル分子/幹細胞/形態形成/再生医療/受容体/生理活性/糖タンパク質/立体構造/脂質
他の関係分野:化学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年5月11日
14
濡れた壁に高速でぶつかった粒子は強く跳ね返る
ドーム状液膜がブレーキを無効化
川崎重工業株式会社 橋本拓典さん(大阪大学大学院基礎工学研究科 博士後期課程)、有澤秀則さん、篠田祐司さん、大阪大学大学院基礎工学研究科 杉山和靖教授の研究グループは、高速粒子衝突における液膜の影響を明らかにしました (図1)。本研究では、衝突前後の液膜形状の変化と、反発係数 (反発前に対する反発後の粒子スピードの比) を調べました。特に、実験と数値シミュレーションを組み合わせて、気液界面の複雑な挙動と相変化(気化)が及ぼす影響を重点的に分析しました。その結果、衝突速度の増加に伴い、衝突後の液膜形状が「ブリッジ状」(図2(a))から「ドーム状」(図2(b))へと遷移することを見...
キーワード:数値シミュレーション/カーボンニュートラル/持続可能/省エネ/エネルギー吸収/気液界面/持続可能な開発/カーボン/キャビテーション/コーティング/シミュレーション/モーター/モデル化/運動解析/航空機/混相流/最適設計/自動車/省エネルギー/相変化/耐久性/長寿命化/微細加工/物理モデル/微細加工技術/エネルギー変換/技術革新/寿命
他の関係分野:数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年5月3日
15
幹細胞の「暴走」を防ぐ制御機構を解明
遺伝子の働きすぎを防ぎ、ES細胞の状態を安定させる新因子 RLF/ZFP292の発見
大阪大学大学院理学研究科の伊藤仁将助教と小布施力史教授らの研究グループは、マウスES細胞において、幹細胞が未分化状態を保つための新たな遺伝子制御の仕組みを明らかにしました。幹細胞は、将来さまざまな細胞に変わる能力(多能性)を持つ一方で、適切なタイミングが来るまではその状態を維持しなければなりません。本研究では、RLFおよびZFP292という2つのタンパク質が、遺伝子の働きを抑える装置であるCoR...
キーワード:ヒストン/持続可能/持続可能な開発/モーター/染色体構造/プロモーター/遺伝子制御/染色体/病態解明/ES細胞/イミン/ヒストン修飾/マウス/幹細胞/再生医療/神経変性/神経変性疾患/創薬/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2026年5月3日
16
\チョンとしてから毛づくろい/ 淡路島のサルに特有のジェスチャー行動 「タッピング」を発見
大阪大学大学院人間科学研究科の貝ヶ石優 特任研究員 (研究当時。現:奈良女子大学特別研究員(日本学術振興会)) は、淡路島に生息するニホンザル集団において、この集団に特有の、毛づくろいを誘いかけるジェスチャー行動「タッピング」が存在することを発見しました (図1)。霊長類は他の個体と関わる際に、様々なジェスチャーを用いることで、社会交渉を円滑に進めます。特に毛づくろいの際には、相手の前に横たわることで毛づくろいを催促する行動がよく知られています。しかし、本研究で確認されたタッピングは、相手の体に軽く触れることで毛づくろいが始まり、これまでニホンザルでは報告されていませんでした。...
キーワード:行動観察/霊長類/ジェスチャー/コミュニケーション
他の関係分野:複合領域生物学医歯薬学
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発表日:2026年4月30日
17
構造情報と計算科学を駆使して膜酵素を可溶化
酵素を利用した生物電気化学デバイスの機能向上に貢献
京都大学大学院農学研究科の市川小夏 修士課程学生(現・博士課程学生)、足立大宜 特定研究員、北隅優希 同准教授、白井理 同教授、宋和慶盛 同助教、大阪大学大学院生命機能研究科 日本電子YOKOGUSHI 協働研究所の宮田知子 特任准教授(常勤)、牧野文信 同招へい准教授、難波啓一 同特任教授(常勤)らの共同研究グループは、Gluconobacter oxydansという酢酸菌由来の膜結合...
キーワード:分子動力学シミュレーション/ノイズ/キノリン/キノン/触媒反応/電子移動/酸化還元酵素/電子伝達/酵素電極/電極触媒/アルコール脱水素酵素/生体触媒/脱水素/選択性/電極反応/電池/燃料電池/エタノール/シミュレーション/界面活性剤/酸化還元/電気化学/電子顕微鏡/動力学/分子動力学/組み換え/構造予測/生体内/脂質膜/変異体/酵素活性/アルデヒド/バイオ燃料/クライオ電子顕微鏡/アルコール/生理機能/アミノ酸/構造変化/酸化反応/受容体/電気化学測定/脂質
他の関係分野:数物系科学化学生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月24日
18
メガワット級・3,070個の光渦同時生成に世界で初めて成功
大規模・高出力を両立する新しい光制御基盤を実証
大阪大学レーザー科学研究所の中田芳樹准教授、レーザー技術総合研究所の宮永憲明(大阪大学名誉教授)、小坂悠起さん、吉田匡孝さん(研究当時、共に大阪大学大学院工学研究科博士前期課程在籍)らの研究グループは、光の波面が渦を巻いて進む「光渦」を 3,070 個同時に整列させた大規模光渦アレイ(メガ光渦)を、メガワット級の高出力で生成することに成功しました。これまで光渦の「大規模化」と「高出力化」はそれぞ...
キーワード:並列化/軌道角運動量/特異点/広帯域/キラル/フォトニクス/シミュレーション/ナノ構造/レーザー/レーザー加工/光学素子/超並列/光制御
他の関係分野:情報学数物系科学化学工学医歯薬学
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発表日:2026年4月24日
19
分子の折りたたみが導く多様なメゾスコピック有機素材
立体的に複雑な分子の自己組織化によるチューブ構造構築を実現
千葉大学国際高等研究基幹の矢貝史樹 教授、大阪大学大学院基礎工学研究科の五月女光 助教、東京科学大学物質理工学院のMartin Vacha 教授、北里大学の渡辺豪 教授、Keele大学のMartin J. Hollamby 講師を中心とする青山学院大学、物質・材料研究機構(NIMS)の研究チームは、タンパク質が生体内で行っている「折りたたみ」を介した自己集合過程をヒントに、有機分子を使って「折りたたみ」を介した自己集合を起こす仕組みを調査しました。その結果、立体的に複雑な構造を持つ発光性分子が、自発的な折りたたみによって適切な...
キーワード:スーパーコンピュータ/光エネルギー/中性子/内部構造/スペクトル/π電子/分子構造/アントラセン/自己組織/ナフタレン/高分子/自己集合/分子集合体/励起エネルギー移動/光合成/有機分子/ACT/エネルギー移動/人工光合成/発光材料/有機材料/ベンゼン/材料設計/シミュレーション/ポリマー/原子間力顕微鏡/電子顕微鏡/電子顕微鏡観察/動力学/分子動力学/ナノチューブ/生体内/組織化/生体分子/分子集合/分子設計
他の関係分野:情報学環境学数物系科学化学生物学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2026年4月24日
20
鉄と光でアルコールから水素を生み出す、超シンプルな新技術
地球にやさしい水素製造、バイオマスや廃棄物の利活用にも期待
化学製品が取り巻いている現代生活は触媒なしでは成り立たないと言っても過言ではありません。そのため、我々人類の生活をさらに豊かなものにすべく、日進月歩、触媒開発の研究は進められています。しかし、数多ある触媒開発研究の中で、意外にもこれまで十分に注目されてこなかった触媒があります。それが、「金属イオン」と呼ばれる、...
キーワード:人工知能(AI)/金属元素/光エネルギー/学際研究/再生可能エネルギー/循環型社会/アンモニア/均一系触媒/触媒反応/グルコース/電気分解/生体触媒/貴金属/触媒作用/不均一系触媒/金属触媒/カーボンニュートラル/持続可能/水素発生/カーボン/エタノール/環境負荷/金属イオン/再生可能資源/持続可能性/実証実験/水素製造/廃棄物/光分解/メタノール/セルロース/バイオエタノール/バイオマス/リグニン/キチン/ナトリウム/水素ガス/アルコール
他の関係分野:情報学環境学化学生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月24日
21
リン脂質sn位置異性体の高分離解析により脳内分布を可視化
脂質分子種レベルでの生体分布解析を可能
国立大学法人東京海洋大学(学長:井関 俊夫、以下「東京海洋大学」)の学術研究院食品生産科学部門の田中誠也助教、後藤直宏教授らは、魚に豊富に含まれ、脳機能に深く関連するドコサヘキサエン酸(DHA)を結合したリン脂質sn位置異性体のマウス脳内局在場所を世界で初めて可視化することに成功しました。リン脂質には、同じ化学組成でありながら分子の構造がわずかに異なる「異性体」が存在します。しかし、これらの異性体を区別して観察することは従来の脂質イメージング(脂質の可視化法)では困難でした。本研究グループは、...
キーワード:海洋/イオン化/安定同位体/質量分析法/同位体/化学組成/ホスファチジルコリン/神経系/質量分析/自律神経系/レーザー照射/モビリティ/レーザー/質量分析計/可視化技術/小脳/生体内/機能性/比較研究/嗅球/ドコサヘキサエン酸/SPECT/細胞膜/聴覚/脳科学/妥当性/LC-MS/MS/アルツハイマー病/クロマトグラフィー/マウス/リン脂質/血液/脂肪酸/質量分析イメージング/生体分子/体内動態/脳機能/立体構造/うつ/うつ病/海馬/脂質/自律神経/老化
他の関係分野:環境学数物系科学生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月18日
22
抗体によるT細胞応答の新たな制御機構の発見
自己免疫、アレルギー疾患の制御法や最適化ワクチン抗原の開発への応用に期待
大阪大学免疫学フロンティア研究センターの荒瀬尚教授(微生物病研究所/先端モダリティ・ドラッグデリバリーシステム研究センター/感染症総合教育研究拠点兼任)らと東北大学・東京科学大学・信州大学・理化学研究所の研究グループは、新たな免疫制御機構として、免疫応答の際に「MHCと抗原ペプチドの複合体」に対する抗体が産生され、それがT細胞の認識を阻害することで過剰なT細胞応答を制御していることを発見しました。従来、生体内で産生される抗体は、抗原のみを認識すると考えられてきました。しかし本研究グループがマウスモデル(抗原を投与することで免疫反応を起こさせたマウス)で産生される抗体を解析した結果、特定...
キーワード:最適化/免疫機能/持続性/物質科学/放射光/クローン/電子顕微鏡/生体内/細胞応答/リゾチーム/病原性/微生物/クライオ電子顕微鏡/免疫系/TCR/機能解析/抗原提示/マウスモデル/炎症反応/免疫制御/T細胞受容体/モデルマウス/自己抗原/多発性硬化症/T細胞/マウス/炎症性サイトカイン/抗原/抗原提示細胞/構造生物学/自己免疫/自己免疫疾患/疾患モデルマウス/受容体/創薬/免疫応答/免疫学/アレルギー/ウイルス/サイトカイン/ワクチン/遺伝子/疫学/感染症/抗体/細菌/疾患モデル
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月14日
23
「光らない」常識を覆す!アゾベンゼン微粒子から鋭い発光を世界初観測
次世代光デバイスへの重要な一歩
京都大学化学研究所 山内光陽 助教、水畑吉行 准教授、山田容子 教授、関西学院大学生命環境学部 町田恵利子 博士前期課程学生(研究当時)、増尾貞弘 教授らの研究グループは、大阪大学大学院基礎工学研究科 五月女光 助教、量子科学技術研究開発機構 藤田貴敏 博士らの研究グループとの共同研究により、”光らない”と認知されていたアゾベンゼン微粒子から鋭い発光ピークを世界で初めて観測しました。アゾベンゼンは、代表的な光応答性有機化合物として広く知られていますが、光照射による構造変化(光異性化)にエネルギーが消費されるため、通常はほとんど発光しません。山内らはこれまでに、剛直な置換基を有するアゾベ...
キーワード:スーパーコンピュータ/プログラミング/最適化/スペクトル解析/時間分解/物質科学/相転移/スペクトル/近赤外/発光スペクトル/分子構造/光応答性/自己集合/光応答/有機分子/共振器/光スイッチ/光スイッチング/光デバイス/双極子/発光材料/トルエン/ベンゼン/光照射/単結晶/ナノスケール/マイクロ/レーザー/結晶化/光共振器/積層構造/微粒子/X線構造解析/光学顕微鏡/結晶構造/層構造/SPECT/超分子/寿命/アゾベンゼン/バイオイメージング/リプログラミング/蛍光色素/光異性化/構造変化/誘導体
他の関係分野:情報学数物系科学化学生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月13日
24
寄生虫の狡猾な「脱出戦略」を解明
細胞という“檻”からの脱出、その鍵はタンパク質の「共犯関係」だった
大阪大学微生物病研究所の橘優汰助教、山本雅裕教授(免疫学フロンティア研究センター兼任)らは、スイス・ジュネーブ大学、米国・ミシガン大学、徳島大学、愛媛大学と連携した日米欧の国際共同研究により、寄生虫トキソプラズマの細胞脱出機構に関する従来の概念を覆す成果を得ました。宿主細胞の膜破壊は単一因子ではなく、複数のタンパク質が協力して成立することを明らかにしました。これまで寄生虫の細胞脱出は、寄生虫から放出される...
キーワード:閉じ込め/質量分析/マイクロ/トキソプラズマ/生体内/人獣共通感染症/病原性/寄生虫/微生物/病原体/細胞膜/新規治療法/免疫沈降/免疫不全/CRISPR/胎児/分子機構/ゲノム編集/スクリーニング/マウス/創薬/免疫学/ゲノム/遺伝学/遺伝子/疫学/感染症/公衆衛生/新生児
他の関係分野:数物系科学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月13日
25
生殖と寿命のバランスを制御する仕組みの解明
オートファジー関連因子ATG-18に寿命を制御する「新たな機能」を発見
早稲田大学理工学術院総合研究所の塩田達也 次席研究員、大阪大学大学院生命機能研究科大学院生の高橋一徹さん(博士前期課程、研究当時)、大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 吉森保 特任教授、および奈良県立医科大学医学部生化学講座/オートファジー・抗老化研究センター 中村修平 教授らの研究グループは、モデル生物の線虫を用いて、細胞内分解システム、オートファジー関連因子の一つであるATG-18がオートファジーとは独立した機能で生殖細胞欠損による寿命延長に必須であることを発見しました(図1)。線虫を含む様々な生物種において、生殖と寿命の間には負の相関が見られ、生殖細胞を除去すると寿命が延長する...
キーワード:Atgタンパク質/膜動態/ATG遺伝子/神経系/生殖/ヒストン/モデル生物/診断法/オートファゴソーム/変異体/ヒストンバリアント/細胞内分解/生殖細胞/糖新生/オミクス/オミクス解析/筋肉/寿命/分子機構/オートファジー/ストレス応答/タンパク質発現/プロテオミクス/リソソーム/幹細胞/創薬/ストレス/バイオマーカー/遺伝子/加齢/健康寿命/健康長寿/網羅的解析/老化
他の関係分野:生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月3日
26
プロトカドヘリンγC4が 神経細胞死と小脳回路形成を制御することを解明
神経発達障害の病態理解に新たな手がかり
大阪大学大学院生命機能研究科の樋口流音助教、八木健教授らの研究グループは、生理学研究所生体機能調節研究領域の小林俊寛教授、三宝誠技術職員、平林真澄特別協力研究員、北海道大学大学院医学研究院の渡辺雅彦教授、群馬大学医学系研究科の平井宏和教授、今野歩講師、岩手医科大学医歯薬総合研究所の吉岡芳親客員教授、湘南医療大学臨床医学研究所の平林敬浩研究員、奈良県立医科大学医学研究支援センターの金子涼輔准教授らの研究グループとの共同研究として、細胞間接着タンパク質であるプロトカドヘリンγC4(γC4)が出生後の脳発達と小脳回路形成を担う分子であり、γC4が神経細胞の生存と樹状突起の...
キーワード:変異マウス/定量評価/持続可能/計測技術/持続可能な開発/候補遺伝子/シナプス/小脳/小脳プルキンエ細胞/神経回路形成/神経発達/脳発達/行動解析/センサス/細胞間接着/アイソフォーム/細胞形態/細胞膜/統合失調症/AAV/アデノ随伴ウイルス/ニューロン/マウスモデル/細胞間相互作用/実験モデル/免疫染色/ゲノム解析/運動機能/ゲノム編集/解剖学/アポトーシス/イミン/カスパーゼ/カドヘリン/シナプス形成/マウス/細胞骨格/細胞死/細胞生物学/樹状突起/神経回路/神経細胞/神経細胞死/脳機能/脳疾患/ウイルス/ゲノム/遺伝学/遺伝子/遺伝子変異/自閉スペクトラム症/神経疾患/生理学/発達障害
他の関係分野:生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年3月28日
27
血管内皮が血液中のアディポネクチンを 全身臓器へ届ける仕組みを解明
心血管・代謝疾患の新たな治療標的に期待
大阪大学大学院医学系研究科の大学院生・塩出 俊亮さん(博士後期課程)、藤島 裕也助教、西澤 均寄附講座准教授、下村 伊一郎教授らの研究グループは、脂肪細胞から分泌される善玉ホルモン「アディポネクチン」が、どのようにして血管を越え、心臓や骨格筋などの臓器へ届けられるのか、その分子メカニズムを明らかにしました。アディポネクチンは、動脈硬化や心肥大、糖尿病の発症・進展を防ぐ重要なホルモンであり、特に多量体・高分子量体アディポネクチンは高い生理活性を持つとされています。しかし、その分子サイズは非常に大きく、血管内皮のバリアをどのように通過するのかは不明でした。本研究では、血管内皮細胞に...
キーワード:解析学/高分子/エンドソーム/筋細胞/持続可能/持続可能な開発/リサイクリング/遺伝子改変/生体内/Rab/細胞膜/心肥大/新規治療法/肥満症/血管内皮/治療標的/心筋/心筋細胞/ホルモン/骨格筋/脂肪細胞/心臓/アディポネクチン/カドヘリン/マウス/遺伝子改変マウス/血液/血管内皮細胞/細胞生物学/細胞内輸送/自然免疫/神経細胞/生理活性/体内動態/内皮細胞/内分泌/培養細胞/免疫応答/エクソソーム/遺伝子/遺伝子発現/生活習慣病/線維化/糖尿病/動脈硬化/動脈硬化症
他の関係分野:数物系科学化学生物学工学医歯薬学
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発表日:2026年3月24日
28
細菌の建築学:べん毛の非対称な「鞘」が操るレプトスピラの 形と動きのメカニズムの解明
細菌の運動器官であるべん毛は、その構造と機能が菌種ごとに大きく異なります。国立健康危機管理研究機構(JIHS:ジース)国立感染症研究所 細菌第一部 小泉信夫 主任研究員らは、大阪大学 蛋白質研究所 川本晃大 准教授(国立研究開発法人 科学技術振興機構 さきがけ研究員兼任)、国立大学法人東北大学大学院工学研究科 中村修一 准教授らと、レプトスピラ症病原体であるスピロヘータ・レプトスピラがもつ特殊な「ペリプラズムべん毛」に着目し、被覆(鞘(さや))タンパク質群が協調してべん毛の形状と力学特性を制御する仕組みを解明しました。遺伝子欠損株の解析と...
キーワード:オープンアクセス/危機管理/分子構造/運動解析/電子顕微鏡/分解能/人獣共通感染症/感染機構/土壌/病原性/クライオ電子顕微鏡/病原体/高分解能/糖鎖修飾/APC/運動器/分子機構/遺伝子/感染症/公衆衛生/細菌
他の関係分野:情報学複合領域化学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年3月17日
29
T-カドヘリンによる細胞内シグナル伝達調節機構と臓器保護作用を解明
大阪大学大学院医学系研究科 長尾博文 寄附講座助教(代謝血管学)、下村伊一郎 教授(内分泌・代謝内科学)、西澤均 寄附講座准教授(代謝血管学)らの研究グループは、脂肪細胞特異的分泌蛋白アディポネクチンの結合パートナーであるT-カドヘリンが、細胞内シグナルを調節し、心臓や骨格筋などでの臓器保護効果をもたらすことを発見しました。研究グループはこれまでに、脂肪細胞特異的分泌因子であるアディポネクチンが...
キーワード:筋細胞/持続可能/持続可能な開発/突起伸長/神経突起伸長/細胞膜/心肥大/血管内皮/細胞内シグナル/IGF-1/インスリン感受性/筋萎縮/骨格筋/脂肪細胞/心臓/アディポネクチン/インスリン/カドヘリン/マウス/血管内皮細胞/抗炎症/抗炎症作用/受容体/神経細胞/腎臓/内皮細胞/内分泌/培養細胞/膜タンパク質/エクソソーム/血圧/高血圧/糖尿病/動脈硬化
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発表日:2026年3月13日
30
\ 重い感染症のサインにもなり得る / 血液培養で見つかる微生物Bacillus subtilisのほとんどは 納豆菌由来であることが明らかに
大阪大学感染症総合教育研究拠点(CiDER)・大阪大学大学院医学系研究科の佐田 竜一寄附講座准教授と天理よろづ相談所病院の研究グループは、血液培養で検出されたBacillus subtilisの70株のうち、69株(99%)が、遺伝子解析で「納豆菌(B. subtilisvar.natto)」由来であることを明らかにしました。さらに、納豆菌が検出された69例のうち25例(36%)が「真の...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/血流/発酵/微生物/遺伝子解析/内視鏡/感染症対策/血液/抗菌薬/遺伝子/感染症/手術
他の関係分野:工学農学医歯薬学
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発表日:2026年3月11日
31
インプラントの安全性を「腐食×毒性」で予測する新指標 VITA Index を開発
金属イオン溶出から合金の細胞適合性を定量評価、合金設計を加速
大阪大学大学院工学研究科の松坂匡晃助教、松垣あいら准教授、中野貴由教授の研究グループは、金属インプラント材料の安全性評価において重要な指標となる細胞適合性を、「腐食による金属イオン溶出速度」と「溶出イオンの細胞毒性」から定量的に予測できる新しい指標 「VITA Index」 を開発しました。人工関節や骨固定デバイスなどの金属製インプラントは、体内に埋め込まれると生体環境下で徐々に腐食し、微量の金属イオンが周囲の組織へ溶出します。この金属イオンが周囲の細胞に与える影響は、インプラントの長期的な生体安全性を左右する重要な要因です。しかしこれまでの評価では、腐食試験と毒性試験は独立して実施さ...
キーワード:スループット/人工知能(AI)/医療機器/金属元素/定量評価/持続可能/持続可能な開発/チタン/合金設計/材料設計/ステンレス鋼/チタン合金/安全性評価/金属イオン/金属材料/大規模計算/電気化学/ハイスループット/関節/細胞毒性/人工関節/インプラント/線維芽細胞/スクリーニング/骨芽細胞
他の関係分野:情報学複合領域環境学工学医歯薬学
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発表日:2026年3月10日
32
マウス多能性幹細胞から精巣組織の再構築に成功
機能的な体細胞を誘導し、精子形成不全の回復と産子獲得を実証
横浜市立大学大学院医学研究科 臓器再生医学教室の佐藤卓也講師、小川毅彦特別教授、大阪大学ヒューマン・メタバース疾患研究拠点(WPI-PRIMe)の吉野剛史特任准教授(常勤)、同大学院医学系研究科ゲノム生物学(生殖遺伝学)の林克彦教授(ヒューマン・メタバース疾患研究拠点副拠点長)、理化学研究所生命医科学研究センターの鈴木貴紘客員主管研究員、同バイオリソース研究センターの小倉淳郎副センター長らの研究グループは、東京大学、久留米大学との共同研究により、マウス多能性幹細胞から機能的な...
キーワード:化学物質/セルトリ細胞/減数分裂/生殖/持続可能/持続可能な開発/安全性評価/一細胞/実験動物/精原幹細胞/性決定/精子形成/iPS細胞/遺伝子発現解析/精巣/臓器再生/男性不妊/発現解析/網羅的遺伝子発現解析/卵巣/Wnt/Wntシグナル/モデルマウス/再生医学/次世代シーケンサー/前駆細胞/発生学/ES細胞/in vitro/マウス/幹細胞/疾患モデルマウス/精子/創薬/多能性幹細胞/転写因子/分化誘導/ゲノム/遺伝学/遺伝子/遺伝子発現/疾患モデル/生体材料/動物実験
他の関係分野:環境学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年3月10日
33
多能性幹細胞から精巣を試験管内で作り出し、精子産生能を持つ精原幹細胞を誘導
精巣の形成や性分化の過程を理解する新たな基盤技術
大阪大学ヒューマン・メタバース疾患研究拠点(WPI-PRIMe)の吉野剛史特任准教授(常勤)、林克彦副拠点長(同大学院医学系研究科教授)らの研究グループは、多能性幹細胞から性染色体依存的な雄性化を再現して精巣オルガノイドを構築することに成功しました。さらに、構築した精巣オルガノイドの中の精細管はテストステロン分泌細胞などに取り囲まれており、内部の精原幹細胞は、移植により精子を形成し、受精させることで健常...
キーワード:セルトリ細胞/マウス胚/筋細胞/生殖/性染色体/精原幹細胞/ウシ/絶滅危惧種/性分化/始原生殖細胞/生殖細胞/生体組織/テストステロン/平滑筋/受精/精巣/染色体/男性不妊/卵子/卵巣/ホルモン/性ホルモン/胎児/オルガノイド/胚性幹細胞/ES細胞/マウス/幹細胞/精子/多能性幹細胞/平滑筋細胞/生体材料
他の関係分野:生物学農学医歯薬学
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発表日:2026年3月10日
34
肝臓のうっ血が肝臓病を引き起こす仕組みを解明
新たな治療標的を同定
大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学大学院生の加藤聖也さん(研究当時:博士後期課程、現在:大阪大学医学部附属病院医員)、疋田隼人講師らの研究グループは、小児心臓手術(フォンタン手術)後などに起こる肝臓のうっ血が肝線維化や肝臓がん発症に至るメカニズムとして、...
キーワード:学際研究/持続可能/持続可能な開発/センサー/インフォマティクス/一細胞/微生物/肝線維化/肝炎/マウスモデル/肝硬変/肝疾患/治療標的/先天性心疾患/肝臓がん/心臓/モデルマウス/解剖学/インテグリン/コラーゲン/トランスクリプトーム/マウス/肝障害/腎臓/阻害剤/内皮細胞/手術/小児/線維化
他の関係分野:環境学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年3月10日
35
シングルセル解析により軟骨無形成症の病態を解明
軟骨細胞分化を制御し骨が成長するしくみを理解
大阪大学大学院医学系研究科/生命機能研究科の堀家なな緒助教、妻木範行教授(ヒューマン・メタバース疾患研究拠点(WPI-PRIMe)兼任)、WPI-PRIMeの根本孝裕教授、微生物病研究所の伊川正人教授らの研究グループは、骨の成長を制御する仕組みについて、静止軟骨細胞におけるFGFR3/CREB経路が関わっていることを世界で初めて明らかにしました。骨の成長は成長軟骨板という場所で起こり、静止層軟骨細胞が分化して増殖層軟骨細胞を供給することで骨が伸びます。しかし、軟骨無形成症では、遺伝子変異によりFGFR3が過剰に活性化し、成長軟骨板の機能が障害されて骨の成長が妨げられます。これまでFGF...
キーワード:遺伝子改変/細胞モデル/微生物/CREB/iPS細胞/関節/橋渡し研究/軟骨分化/発現解析/膝関節/ゲノム編集/モデルマウス/関節軟骨/骨細胞/骨分化/軟骨/軟骨細胞/RNA/マウス/モデル動物/ラット/遺伝子改変マウス/遺伝子治療/細胞分化/細胞分裂/生理活性/生理活性物質/阻害剤/創薬/ゲノム/遺伝子/遺伝子変異
他の関係分野:農学医歯薬学
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発表日:2026年3月2日
36
全臓器・全身の全細胞を網羅する3次元アトラスを構築
次世代の病理診断や創薬研究への展開に期待
JST 戦略的創造研究推進事業 ERATOにおいて、東京大学 大学院医学系研究科 機能生物学専攻システムズ薬理学分野の上田 泰己 教授(久留米大学 特別招聘教授 兼任)、吉田 将太 客員研究員、松本 桂彦 客員研究員らの研究グループは、全臓器・全身の全細胞を網羅する3次元アトラス(CUBIC Organ/Body Atlas)を構築しました。従来の病理学や生理学研究では、薄く切った組織を観察する...
キーワード:ワークフロー/位置情報/最適化/がん研究/空間解析/屈折率/統計解析/一細胞/マッピング/プロファイリング/組織化/病理/病理学/免疫染色/がん化/解剖学/不均一性/システム生物学/トランスクリプトーム/ファージ/マウス/マクロファージ/腎臓/創薬/副作用/免疫応答/免疫細胞/薬理学/立体構造/脾臓/遺伝子/遺伝子発現/化学療法/疾患モデル/睡眠/生理学
他の関係分野:情報学複合領域工学農学医歯薬学
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発表日:2026年3月2日
37
簡単!カーボンナノチューブを水に分散
二酸化塩素で表面を穏やかに酸化し、高い導電性を維持
大阪大学先導的学際研究機構の大久保敬教授、板橋勇輝特任講師(常勤)、東北大学学際科学フロンティア研究所•大学院理学研究科の上野裕特任准教授、伊藤隆准教授、福村裕史名誉教授の研究グループは、二酸化塩素を用いた新しい表面酸化法を開発し、カーボンナノチューブ(CNT)を水中に安定分散させることに成功しました(図1)。CNTは、極めて高い導電性と機械強度を併せ持つ一次元ナノ材料として、電子デバイスや医療...
キーワード:学際研究/水溶液/環境調和/ピレン/機能性分子/高分子/有機合成化学/カルボン酸/プロピレン/材料プロセス/省資源/エネルギー貯蔵/ファンデルワールス力/フレキシブル/選択性/電子デバイス/機械的特性/持続可能/電気抵抗/カーボン/カーボンナノチューブ/コーティング/ナノ材料/フレキシブルデバイス/メタン/界面活性剤/環境負荷/高効率化/電子顕微鏡/電子顕微鏡観察/導電性/複合材/複合材料/ナノチューブ/機能材料/エネルギー変換/機能性/ナトリウム/アルコール/ラジカル/官能基/合成化学/酸化反応/有機合成
他の関係分野:環境学数物系科学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年3月2日
38
Y染色体がもたらす男性特異的な疾患リスク形成機構を解明
2型糖尿病リスクの性差につながる新たな因子の発見
東京大学大学院医学系研究科遺伝情報学の佐藤豪助教、岡田随象教授(兼:大阪大学ワクチン開発拠点先端モダリティ・DDS研究センター(CAMaD)教授、大阪大学大学院医学系研究科遺伝統計学教授(研究当時)、理化学研究所生命医科学研究センター システム遺伝学チーム チームディレクター)、東京大学大学院医学系研究科代謝・栄養病態学の山内敏正教授、虎の門病院の門脇孝院長、東京大学医科学研究所 附属ヒトゲノム解析センター シークエンス技術開発分野の松田浩一特任教授(兼:同大学大学院新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻クリニカルシークエンス分野教授)、大阪大学大学院医学系研究科呼吸器・免疫内科学の山本...
キーワード:プロファイル/機械学習/情報学/人工知能(AI)/がん研究/シナジー/学際研究/南西諸島/ブレイン/ゲノミクス/遺伝情報/生殖/ダイナミクス/リスク評価/インフォマティクス/一細胞/一細胞/種特異性/遺伝的変異/病原性/遺伝的多様性/シークエンス/遺伝統計学/細胞運命/生殖細胞/オミックス/ゲノムワイド/ゲノム情報/抗原特異性/脳神経科学/オミクス/オミクス解析/オミックス解析/バイオバンク/ヒトゲノム/遺伝子発現プロファイル/遺伝子発現解析/乾癬/関節/治療標的/若返り/染色体/体細胞変異/発現解析/膵臓/ゲノムワイド関連解析/ゲノム解析/評価法/予測モデル/マルチオミックス/自己抗原/病態解明/喘息/DDS/サーベイランス/ラット/リウマチ/遺伝子発現制御/関節リウマチ/気管支喘息/血液/抗原/自己免疫/神経科学/創薬/転写因子/発現制御/免疫細胞/2型糖尿病/アレルギー/ウイルス/ゲノム/コホート/リスク因子/ワクチン
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年2月18日
39
抗体の地図を描く:NMRで明らかにする抗体のFc領域の構造の秘密
非標識NMRによる高次構造評価の新戦略、抗体医薬の品質管理に革新
自然科学研究機構 生命創成探究センター/分子科学研究所、東京科学大学総合研究院フロンティア材料研究所、名古屋市立大学大学院薬学研究科の研究チームは、ヒトIgG1抗体のFc領域に存在するメチル基を部位特異的に割り当てるNMR解析法を確立しました。この手法により、抗体の構造を座標化し、原子レベルで「地図」として描くことが可能となりました。さらに、糖鎖構造の違いに起因する微細な変化を非標識状態で検出できることを示しました。具体的には、フコースの有無やガラクトース末端構造の差異がスペクトルに反映されることを確認し、これらの特徴が製剤化抗体や市販抗体にも適用可能であることを実証しました。加えて、動的フィ...
キーワード:品質評価/フィルタリング/品質管理/産学連携/スペクトル/分子構造/アミド/FT-IR/モニタリング/融合タンパク質/糖鎖修飾/評価法/アミノ酸置換/アミノ酸/バイオ医薬品/ラット/抗体医薬/構造変化/高次構造/自己免疫/自己免疫疾患/受容体/創薬/品質保証/副作用/ストレス/抗体/標準化
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学化学工学医歯薬学
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発表日:2026年2月4日
40
大規模データ解析で「非天然反応」を担う酵素を発見
データベース探索が切り拓く次世代バイオ触媒
神戸大学先端バイオ工学研究センターの加藤俊介准教授、蓮沼誠久教授、工藤恒特命助教らと、大阪大学大学院工学研究科の林高史教授らの研究グループは、主成分分析を活用した大規模データ解析手法により、生物が本来行わない「非天然反応」を、分子の立体構造を厳密に制御しながら実行する新規酵素の発見に成功しました。今後、持続可能な化学合成や創薬、機能性材料の開発に資する新しいバイオ触媒探索基盤としての応用が期待されます。この研究成果は、2026年1月28日にAngewandte Chemie International Edition 誌にオンライン掲載されました。...
キーワード:AI/主成分分析/人工知能(AI)/化学物質/データ解析/シクロプロパン/スチレン/立体選択的/ACT/触媒機能/金属触媒/選択性/持続可能/環境負荷/機能性材料/統計解析/機能予測/分子システム/生体内/機能性/タンパク質工学/生合成/微生物/アミノ酸配列/ゲノム解析/アミノ酸/創薬/立体構造/立体選択性/ゲノム
他の関係分野:情報学環境学数物系科学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年2月4日
41
動的な細胞接触を捉える蛍光センサーGachapinを新開発
従来困難だった一過的な接触や「自己接触」のリアルタイム可視化を実現
大阪大学産業科学研究所の京卓志特任研究員(常勤)(現 招へい研究員/兼 基礎生物学研究所助教)、永井健治教授(兼 大阪大学先導的学際研究機構超次元ライフイメージング部門 教授)、同大学院生命機能研究科の星野七海助教(現 招へい教員)、八木健教授、橋本秀彦助教(現 招へい教員)、三重大学大学院医学系研究科の實木亨准教授からなる研究グループは、細胞同士のダイナミックな接触をリアルタイムで可視化する新しい蛍光センサー「Gachapin」および「Gachapin-C」を開発しました(図1)。細胞間の接触は生命活動の根幹を支える重要な現象ですが、従来の技術では一度接触すると光り続けてしまう等の制...
キーワード:最適化/脳神経回路/学際研究/不可逆性/二量体/蛍光センサー/個体発生/センサー/ダイナミクス/光センサー/神経回路形成/神経発達/細胞接着分子/細胞膜/蛍光タンパク質/細胞間相互作用/神経ネットワーク/組織形成/細胞移動/細胞接着/神経回路/神経細胞/接着分子/脳疾患/分子設計/免疫応答/免疫細胞/精神疾患/発達障害
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学化学生物学工学医歯薬学
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発表日:2026年2月4日
42
国際バイオバンク横断解析でゲノムと環境の相互作用を解明
相互作用のメカニズム解明・個別化医療・創薬に貢献
東京大学大学院医学系研究科遺伝情報学の難波真一助教、岡田随象教授(兼:大阪大学ワクチン開発拠点先端モダリティ・DDS研究センター 教授、大阪大学大学院医学系研究科遺伝統計学 教授(研究当時)、理化学研究所生命医科学研究センター チームディレクター)、東京大学医科学研究所 附属ヒトゲノム解析センター シークエンス技術開発分野の松田浩一特任教授(兼:同大学大学院新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻クリニカルシークエンス分野 教授)、愛知県がんセンター研究所がん予防研究分野の小柳友理子主任研究員、松尾恵太郎分野長、国立がん研究センターがん対策研究所の山地太樹室長、岩崎基部長、澤田典絵部長らに...
キーワード:機械学習/情報学/コーホート/がん研究/シナジー/運動習慣/複雑性/学際研究/ブレイン/エステル/筋細胞/ゲノミクス/遺伝情報/生殖/ダイナミクス/ハザード/大規模解析/インフォマティクス/一細胞/機能性/病原性/遺伝的多様性/シークエンス/遺伝統計学/細胞運命/生殖細胞/ビタミン/オミックス/ゲノムワイド/血管老化/血栓/抗原特異性/脳神経科学/平滑筋/オミクス/オミクス解析/オミックス解析/バイオバンク/ヒトゲノム/乾癬/関節/血管内皮/血管平滑筋/血管平滑筋細胞/細胞老化/治療標的/若返り/心筋/心筋症/染色体/体細胞変異/アルコール/ゲノムワイド関連解析/ゲノム解析/筋収縮/死亡率/食道がん/心臓/心房細動/大動脈/白血球/評価法/マルチオミックス/一細胞RNAシークエンス/自己抗原/病態解明/DDS/RNA/RNAシークエンス/サーベイランス/ヘモグロビン/リウマチ/リポタンパク質/遺伝子発現制御/関節リウマチ
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学化学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年2月4日
43
抗体全体のかたちと機能の鍵となるヒンジ領域
免疫反応をピンポイントで制御する抗体医薬の設計に期待
東京科学大学(Science Tokyo) 物質理工学院 材料系の小関悠希大学院生(博士後期課程1年)と同 総合研究院 フロンティア材料研究所の谷中冴子准教授、九州大学 大学院薬学研究院のカアベイロ・ホセ教授、大阪大学 大学院工学研究科の内山進教授、山口祐希助教、自然科学研究機構の加藤晃一教授、村田和義特任教授、名古屋大学 大学院理学研究科/自然科学研究機構 生命創成探究センターの内橋貴之教授らの研究チームは、免疫を担う重要なタンパク質であるIgG1抗体において、ヒンジ領域が、抗体の柔軟性を生み出すだけでなく、機能制御に深く関わる重要な構造であることを明らかにしました。ウイルスや細菌を...
キーワード:免疫機能/産学連携/磁気共鳴/質量分析/電子顕微鏡/機能制御/変異体/がん免疫/がん免疫療法/免疫制御/免疫療法/アミノ酸/ファージ/プロリン/マクロファージ/ラット/核磁気共鳴/核磁気共鳴法/抗体医薬/自己免疫/自己免疫疾患/受容体/創薬/副作用/免疫応答/免疫細胞/ウイルス/抗体/細菌/生理学
他の関係分野:複合領域数物系科学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年2月3日
44
触覚受容における情報フィルタリングを解明
ネズミのヒゲに振動キャンセル機構が備わっていた?
大阪大学大学院歯学研究科の古田貴寛 教授・榎原智美 招へい教員(明治国際医療大学教授)らの研究グループは、明治国際医療大学の村本大河さん(修士課程2年生)、Weizmann科学研究所のEhud Ahissar教授らとの共同研究によって、ネズミの触覚受容において、ネズミ自身の運動が起因する振動には反応せず、外部からの触覚刺激にのみ反応する受容器(末梢神経)の一群があることを世界で初めて明らかにしました。触覚の受容メカニズムは、実験手技の限界のため、他の感覚に比べて解明が遅れていました。研究グループは、一つ一つの神経の活動特性と形態学的データを精密に解析できる研究手法を確立しています。この...
キーワード:フィルタリング/形態学/神経系/持続可能/持続可能な開発/センサー/センシング/運動制御/触覚センサー/電子顕微鏡/動特性/神経活動/ドローン/神経機能/中枢神経/末梢神経/毛包/中枢神経系/リハビリ/解剖学/歯学/in vitro/コラーゲン/基底膜/神経回路/神経細胞/リハビリテーション/認知機能
他の関係分野:情報学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年1月30日
45
\隠された網膜血管を守るしくみ/ 視神経に“網膜血管幹細胞の貯蔵庫”を発見
網膜の病気に対して血管の回復を促す新しい治療へ
大阪大学大学院医学系研究科の西田幸二教授、﨑元晋寄附講座准教授らの研究グループは、網膜の血管内皮細胞を供給する幹/前駆細胞が視神経に豊富に存在することを明らかにしました。これまで組織常在性の血管内皮前駆/幹細胞に関しては、一部の細胞表面マーカーなどが報告され、大血管に存在することが多いとされていましたが、具体的にどこに幹細胞が存在し、どのように細胞が供給されるのか、その詳細なメカニズムは解明されていませんでした。今回、研究グループは、マウスを用いた、...
キーワード:モデリング/血流/シークエンス/生体組織/FACS/タモキシフェン/血管障害/血管内皮/合併症/視機能/治療標的/組織リモデリング/免疫染色/毛細血管/リモデリング/血管形成/前駆細胞/RNA/RNAシークエンス/マウス/ラット/幹細胞/虚血/血管内皮細胞/再生医療/転写因子/内皮細胞/網膜/糖尿病
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2026年1月30日
46
報酬・嫌悪学習が細胞外スルファターゼにより制御される仕組みを解明
ある行動の結果として報酬(好ましい結果)や嫌悪(好ましくない結果)が得られることを学習し、その行動を強化する報酬学習や嫌悪学習には、大脳基底核の一部である側坐核が関与しています。一方、細胞外スルファターゼ(Sulf1とSulf2)は、...
キーワード:行動実験/持続可能/持続可能な開発/前頭皮質/大脳/薬物依存/嗜好性/ニューロン/大脳基底核/ドーパミン/生理機能/がん化/シグナル分子/ノックアウトマウス/マウス/受容体/神経回路/神経細胞/脳機能/遺伝子/遺伝子発現/精神疾患
他の関係分野:情報学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年1月23日
47
2つの架橋により強粘着と易解体を実現
“強いのに柔らかい”引っ張って剥がして繰り返し使える粘着剤
大阪大学大学院理学研究科の大学院生・小鯖翔さん(博士後期課程)、山岡賢司助教、髙島義徳教授とリンテック株式会社の研究グループは、ディスプレイ用途の粘着剤に求められる「段差追従性」「接着信頼性」「易解体性」を同時に満たす新規材料を提案しました。本研究では、ドーナツ型の環状分子であるシクロデキストリンをグラフトした高分子と、その空孔に別の高分子が貫通した高分子編み込み(KP)構造に、アルミニウムイオンによるキレート架橋を導入した複合架橋材料を設計しました。その結果、本材料が、KP構造に由来する優れた...
キーワード:タブレット/ガラス転移/内部構造/埋め込み/エラストマー/シクロデキストリン/ディスプレイ/フィルム/液晶/高分子/材料科学/樹脂/ガラス転移温度/持続可能/持続可能な開発/発光ダイオード(LED)/じん性/材料設計/アルミニウム/クリープ/ポリマー/リサイクル/応力緩和/高分子材料/廃棄物/組み換え/機能材料/スマートフォン
他の関係分野:複合領域数物系科学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年1月5日
48
マテリアルリザバー性能が向上する電子-イオン混合伝導
イオンを積極的に活用したニューロモルフィック分子ネットワークの実証
立教大学理学部の永野修作教授、石﨑裕也助教、山形大学理学部の松井淳教授、大阪大学大学院理学研究科の松本卓也教授、三坂朝基助教、九州工業大学大学院生命体工学研究科の田中啓文教授、早稲田大学理工学術院の長谷川剛教授らと東ソー株式会社、山梨大学、香川大学の研究グループは、導電性高分子「自己ドープ型ポリチオフェン(S-PEDOT、東ソー株式会社よりサンプル提供)(図1a)」に着目し、その電気伝導状態を多価アミン(図1b)による化学的な脱ドープによって精密に制御することで、ホールとプロトン(水素イオンH+)が同時に伝導キャリアとして働く“本質的なホール–プロトン混合伝導状態”を創出...
キーワード:ハードウェア/コンピューティング/ベンチマーク/AI/タスク/人工知能(AI)/非線形/非線形応答/相分離/電気伝導度/プロトン伝導/チオフェン/液晶/高分子/導電性高分子/有機半導体/神経系/ポリチオフェン/アミン/交流インピーダンス/キャリア/ニューロモルフィック/半導体材料/有機薄膜/省エネ/イオン伝導/金属ナノ粒子/電気伝導/インピーダンス/ナノ構造/ナノ粒子/ネットワーク構造/リチウム/移動度/高分子材料/省エネルギー/低消費電力/電気化学/導電性/半導体/非線形性/生体内/プロトン/リザバーコンピューティング/神経ネットワーク/短期記憶/神経回路
他の関係分野:情報学数物系科学化学生物学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年12月24日
49
音波が誘起する量子化電流
ひずみを活用した新たな量子デバイスへ道
大阪大学大学院理学研究科物理学専攻の藤原浩司氏(研究当時、博士後期課程3年)、高田真太郎准教授、新見康洋教授らの研究グループは、音波の一種である表面弾性波によって、電荷密度波状態を示す一次元鎖化合物NbSe₃にひずみを与えることで、電流電圧特性に量子化を示すプラトー構造が出現することを発見しました。ひずみは物理学における基本概念の一つです。物質を対象とする物性物理学の分野では、圧電基板に電場を印...
キーワード:パルス/電荷密度波/物性物理/量子ホール効果/量子化/ホール効果/電流電圧特性/表面弾性波/周波数特性/量子デバイス/持続可能/持続可能な開発/電子状態/ひずみ/周波数/弾性波/量子力学/光学顕微鏡
他の関係分野:数物系科学総合理工工学
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発表日:2025年12月23日
50
特殊な細胞膜の脂質が免疫を暴走させる!
短い脂肪酸をもつスフィンゴミエリン(SM C12)が自然免疫を強く刺激し 炎症を起こす細胞死を誘導する仕組みを解明
大阪大学放射線科学基盤機構の黄栩昊(コウ シュウホ)特任助教(常勤)(研究当時 大学院理学研究科博士後期課程)、大阪大学放射線科学基盤機構の樺山一哉教授、深瀬浩一特任教授(常勤)らの研究グループは、慶應義塾大学の狩野裕考特任助教、鳥取大学の花島慎弥教授、東北医科薬科大学の稲森啓一郎教授らとの共同で、スフィンゴミエリン(SM)の脂肪酸鎖長の違いが自然免疫のスイッチをオン・オフする鍵となることを世界で初めて明らかにしました。 特に短鎖型「SM C12」は、マクロファージに強い炎症性サイトカイン(IL-1α、IL-6 など)を誘導し、細胞膜上に水を取り込む穴を形成するタンパク質であるガスダ...
キーワード:学際研究/持続可能/持続可能な開発/センサー/ドッキング/哺乳類/形態変化/病原体/膜脂質/TLR4/細胞膜/TLR/TNFα/アジュバント/炎症反応/治療標的/DAMPs/免疫治療/DDS/NF-κB/TNF/オリゴマー/カスパーゼ/ファージ/マウス/マクロファージ/リガンド/炎症性サイトカイン/血液/細胞死/脂肪酸/自己免疫/自己免疫疾患/自然免疫/受容体/生体膜/敗血症/慢性炎症/免疫学/免疫細胞/ウイルス/サイトカイン/ワクチン/疫学/感染症/細菌/脂質/放射線
他の関係分野:環境学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年12月23日
51
全身性エリテマトーデスの病態悪化因子を 同時に抑える薬剤を発見
2つの病態ドライバーを一剤で制御
大阪大学大学院医学系研究科呼吸器・免疫内科学教室(熊ノ郷淳総長)の、高松漂太招へい准教授、平山健寛招へい教員らの研究グループは、難治性自己免疫疾患である全身性エリテマトーデス(SLE)の新しい治療法として、「ボリノスタット」という既存薬に注目し、その有効性を示しました。SLE若い女性に多い原因不明の自己免疫性疾患で、日本における患者数は約6〜10万人と言われています。治療を行わないと命に関わる危険性があり、...
キーワード:プロファイル/生細胞/ヒストン/モニタリング/一細胞/リン酸/リンパ腫/脱アセチル化/IRF/ヒストン脱アセチル化酵素/核移行/新規治療法/腎炎/全身性エリテマトーデス/インターフェロン/炎症性疾患/病理/免疫抑制/薬剤スクリーニング/モデルマウス/自己抗体/B細胞/HDAC/T細胞/アセチル化/スクリーニング/ステロイド/マウス/モデル動物/リウマチ/一細胞解析/化合物ライブラリー/骨粗鬆症/細胞分化/自己免疫/自己免疫疾患/受容体/腎臓/転写因子/培養細胞/副作用/免疫細胞/免疫抑制剤/遺伝子/感染症/抗がん剤/抗体/糖尿病
他の関係分野:情報学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年12月22日
52
TOPPANホールディングス、大阪大学大学院工学研究科、がん研究会、札幌医科大学 次世代抗がん治療の効き目を3D細胞培養技術「invivoid®」で評価した論文が 国際科学誌「Acta Biomaterialia」に掲載
難治性がんの「バリア」を体外で再現し、「バリア」を打ち破る「薬剤候補」の特定に成功。 創薬支援事業への貢献を目指す
TOPPANホールディングス株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長CEO:麿 秀晴、以下 TOPPANホールディングス)、国立大学法人大阪大学大学院工学研究科(以下、大阪大学)、公益財団法人がん研究会(以下、がん研究会)、および北海道公立大学法人札幌医科大学(以下、札幌医科大学)の4者は、これまで再現が難しかった、「難治性がん」が持つ、免疫細胞の攻撃を阻む強固な「バリア(物理的な障壁)」を、体外で再現した3Dモデルを構築することに成功しました。近年主流となりつつあるがん免疫療法は、一部の難治性の固形がんが形成する強固な「バリア」によって、免疫細胞の攻撃が阻まれ、効果が限定的になる...
キーワード:3Dモデル/がん研究/ヒストン/空間構造/バイオマテリアル/生体内/脱アセチル化/TCR/ヒストン脱アセチル化酵素/がん免疫/がん免疫療法/微小環境/免疫抑制/がん微小環境/腫瘍微小環境/線維芽細胞/免疫療法/HDAC/T細胞/アセチル化/がん細胞/がん治療/コラーゲン/マウス/間質細胞/再生医療/細胞培養/阻害剤/創薬/免疫応答/免疫細胞/個別化医療
他の関係分野:情報学複合領域工学農学医歯薬学
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発表日:2025年12月10日
53
ヒト細胞ゲノム、DNA複製開始の位置とタイミング決める仕組み解明
細胞が増える際には、ゲノムDNAが正確に二倍に複製されますが、この仕組みに異常が生じると、細胞老化やがん、遺伝性疾患の原因になります。そのため、「ヒト細胞がどこで、どのようにDNA複製を開始するのか」は生命科学の根本的な謎でした。国立遺伝学研究所・鐘巻将人教授らの国際共同研究チームは、ヒト細胞ゲノムの複製開始位置を高精度に検出する新技術「LD-OK-seq法」を開発し、複製開始の原理を明らかにしました。...
キーワード:がん研究/ゲノムDNA/遺伝性疾患/複製開始点/制御システム/複製フォーク/酸化酵素/リン酸/微生物/ヘテロクロマチン/がん免疫/クロマチン/ゲノム不安定性/ヒトゲノム/細胞老化/大腸/脱リン酸化/DNA複製/イミン/リン酸化酵素/遺伝病/細胞死/細胞周期/大腸菌/ゲノム/ストレス/遺伝学/遺伝子/老化
他の関係分野:複合領域化学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年12月10日
54
世界初!魚の卵を用いて ノロウイルスの人工合成に成功
新規ノロウイルスワクチン・治療薬の開発を加速する新手法確立
大阪大学微生物病研究所の小瀧将裕助教、龝枝佑紀助教、石谷太教授、小林剛教授らの研究チームは、和歌山県立医科大学、大阪健康安全基盤研究所との共同研究により、小型魚類(ゼブラフィッシュ)を用いてヒトノロウイルス(ノロウイルス)の人工合成に世界で初めて成功しました(図1)。この技術により、ノロウイルスのゲノムを任意に改変することが可能となり、ウイルスの増殖機構の解明や新規ノロウイルスワクチンの開発研究が飛躍的に進むと期待されます。本研究成果は、米国科学誌「Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States ...
キーワード:シナジー/化学発光/クローン/マイクロインジェクション/持続可能/ノロウイルス/持続可能な開発/マイクロ/遺伝子改変/診断法/プラスミド/リバースジェネティクス/病原性/微生物/ウイルス学/小型魚類/cDNA/寿命/オルガノイド/RNA/抗ウイルス薬/抗原/抗体医薬/迅速診断/腸炎/培養細胞/ウイルス/ゲノム/ワクチン/異分野融合/遺伝子/疫学/疫学調査/感染症/健康寿命/抗体/生理学
他の関係分野:複合領域化学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月30日
55
細胞が倍速で増えるCHL-YN細胞の特徴に迫る網羅的解析
バイオ医薬品開発を加速させる高増殖能の裏にあるメカニズムの解明に期待
大阪大学大学院工学研究科の山野-足立範子准教授、角田悠さん(博士後期課程)、大政健史教授らの研究グループは、米国Johns Hopkins大学のMichael Betenbaugh教授らと共同で、従来の生産宿主細胞の倍速で増殖するCHL-YN細胞を網羅的に解析し、細胞内のエネルギーやバイオマスの生産、細胞周期に関する経路が活性化していることを明らかにしました。抗体医薬品の大半を生産するチャイニーズハムスター(Cricetulus griseus)の卵巣由来細胞(Chinese hamster ovary:CHO細胞)は、倍加時間が約20時間であり、生産系の構築に多くの...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/インフォマティクス/バイオマス/卵巣/mRNA/バイオ医薬品/医薬品開発/抗体医薬/細胞周期/細胞増殖/創薬/抗体/網羅的解析
他の関係分野:工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月30日
56
難病ALSの原因に迫る!
脊髄の運動神経の「過剰な興奮」と「他細胞との連携不全」を発見
大阪大学大学院医学系研究科の竹内恵里子招へい教員、安水良明さん(研究当時:博士課程、現: イエール大学 Associate Research Scientist)、望月秀樹招へい教授(国立病院機構大阪刀根山医療センター 病院長)、大阪大学大学院連合小児発達学研究科の村山繁雄特任教授(常勤)、長野清一特任教授(常勤)らの研究グループは、脳と脊髄の運動神経が麻痺を起こす難病であるALSの患者さんの病変部位を用いた最先端の遺伝子解析技術により、脊髄の運動神経で「...
キーワード:学際研究/持続可能/持続可能な開発/たんぱく/グルタミン酸受容体/一細胞/運動神経/TDP-43/グリア細胞/遺伝子解析/筋萎縮/グリア/グルタミン酸/ミクログリア/細胞核/受容体/免疫細胞/遺伝子/遺伝子発現/筋萎縮性側索硬化症 /小児/神経疾患/難病
他の関係分野:環境学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月18日
57
リチウムイオン電池の充放電反応の決定因子を発見!
高性能化に向けた電解液の数値設計が可能に
大阪大学産業科学研究所の近藤靖幸助教、山田裕貴教授らと、ダイキン工業株式会社の山崎穣輝博士らの研究グループは、リチウムイオン電池の負極に用いられる黒鉛の充放電反応を設計する上で、「電解液中のリチウムイオン化学ポテンシャル」(リチウムイオンの安定性)が重要な指標であることを世界で初めて明らかにしました。リチウムイオン電池の高性能化に向けた新たな電解液を用いた電池の開発においては、黒鉛負極の充放電反応を良好に起こすことが条件となっています。そのためには、リチウムイオンを溶媒から分離させ(脱溶媒和)、黒鉛へ挿入させる必要があります。しかし、それを可能にする電解液の定量的な設計指針はこれまで見...
キーワード:再生可能エネルギー/イオン化/溶媒和/リチウムイオン電池/高電圧/電解液/持続可能/ボトルネック/持続可能な開発/固体電解質/材料設計/電池/トリチウム/フッ素/リチウム/高効率化/黒鉛/自動車/長寿命化/電解質/電気自動車/インフォマティクス/エチレン/寿命/スマートフォン
他の関係分野:環境学数物系科学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月18日
58
ヒトiPS細胞由来血管化肝臓オルガノイドで 免疫抑制薬による血管障害の仕組みを解明
移植医療で使用される薬剤が引き起こす肝臓微小血管障害を 世界で初めて可視化
東京科学大学(Science Tokyo)総合研究院 ヒト生物学研究ユニットの河村峻太郎大学院生(博士後期課程)、武部貴則教授(大阪大学 大学院医学系研究科 教授/同ヒューマン・メタバース疾患研究拠点 副拠点長)、自治医科大学 外科学講座の岡田憲樹 助教らの研究グループは、ヒトiPS細胞由来の血管網を有する肝臓オルガノイドを用いて、免疫抑制薬ATGが引き起こす肝臓微小血管障害のメカニズムを詳細に解明しました。ATGは、肝臓移植をはじめとする臓器移植後の拒絶反応を抑えるために広く使用されていますが、ときに血栓形成や肝機能障害などの重篤な副作用を引き起こすことが知られています。しかし、その...
キーワード:人工知能(AI)/移植医療/自己組織/共進化/レーザー/ロボット/共焦点レーザー顕微鏡/血流/生体内/血栓/免疫不全/GVHD/iPS細胞/移植片対宿主病/炎症反応/胸腺/血管障害/血管内皮/生体イメージング/組織化/病理/免疫不全マウス/免疫抑制/妥当性/白血球/オルガノイド/モデルマウス/間葉系細胞/前駆細胞/病態解明/イミン/マウス/ライブイメージング/ラット/肝障害/拒絶反応/血液/血管内皮細胞/血管内皮前駆細胞/血小板/好中球/阻害剤/創薬/内皮細胞/内分泌/副作用/免疫抑制剤/ヒトiPS細胞/遺伝子/遺伝子発現/線維化/臓器移植
他の関係分野:情報学複合領域化学生物学工学医歯薬学
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発表日:2025年11月18日
59
左右の手のように異なる“キラル”分子構造が、太陽電池の性能を高める鍵に!
CISS効果によるスピン選択的電荷輸送を活用した新たな戦略を提案
大阪大学大学院工学研究科の大学院生のLi Shuangさん(博士後期課程)、石割文崇招へい准教授(現 東京都立大学 准教授)、佐伯昭紀教授らの研究グループは、キラル物質に特有の電子のスピンを選択的に通す「CISS効果(Chirality-Induced Spin Selectivity)」を活用することで、有機太陽電池の発電効率を高める新しい分子設計指針を提案しました。有機太陽電池は、軽量・柔軟で印刷プロセスにも適した次世代エネルギーデバイスとして注目されていますが、そのさらなる高効率化と新しい設計指針の確立が求められています。研究グループは、分子構造に面外方向の非対称性とキラリティー...
キーワード:スピン偏極/対称性/非対称性/異方性/太陽/分子構造/キラリティー/キラル/チオフェン/有機太陽電池/有機半導体/光電流/電荷分離/電子デバイス/半導体材料/有機材料/持続可能/光照射/持続可能な開発/電荷輸送/光電変換/太陽電池/電極反応/電池/スピン/スピントロニクス/ポリマー/レアメタル/環境負荷/高効率化/半導体/分子デザイン/エネルギー変換/フラーレン/分子設計
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月18日
60
細胞内でUV-DDBタンパク質がゲノム上の紫外線損傷を 修復する瞬間の可視化に成功
色素性乾皮症の発症基盤解明へ向けて前進
東京大学定量生命科学研究所の松本翔太助教、胡桃坂仁志教授ら、神戸大学バイオシグナル総合研究センターの菅澤薫教授、大阪大学大学院基礎工学研究科の岩井成憲名誉教授、山元淳平准教授の研究グループは、細胞内でゲノムDNA上の紫外線損傷を修復中のUV-DDBタンパク質複合体の立体構造を可視化することに成功しました。本研究では、胡桃坂教授らが開発した細胞内タンパク質を可視化する独自技術「ChIP-CryoEM」を応用し、DNA修復タンパク質として知られるUV-DDBタンパク質が紫外線損傷に結合した構造を初めて明らかにしました。これまでの先行研究と異なり、細胞内からUV-DDBタンパク質を直接単離し...
キーワード:二量体/ゲノムDNA/タンパク質複合体/ヒストン/紫外線/有害物質/電子顕微鏡/ヌクレオソーム/クロマチン構造/クライオ電子顕微鏡/DNA損傷修復/免疫沈降/免疫沈降法/DNA修復/クロマチン/DNA損傷/アミノ酸/遺伝病/創薬/立体構造/ゲノム/難病/放射線
他の関係分野:化学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月18日
61
国産血友病A遺伝子治療を一歩前へ
機能を強化した改変型第VIII因子の開発
自治医科大学医学部生化学講座病態生化学部門・遺伝子治療研究センターの柏倉裕志准教授、大森 司教授、奈良県立医科大学小児科学の野上恵嗣教授、東京大学大学院理学系研究科の濡木 理教授、Nezu Life Sciences(現Nezu Biotech GmbH)の Tiago Lopes博士、大阪大学大学院工学研究科の内山 進教授、および予防衛生協会の研究グループは、血液凝固第VIII因子のアミノ酸配列の動物種比較から、凝固因子活性と分泌性能を飛躍的に高め小胞体ストレスを低減する、高機能な改変型血液凝固第VIII因子 (FVIII)の開発に成功しました。この結果、アデノ随伴ウイルス(AAV)...
キーワード:最適化/持続性/電子顕微鏡/診断法/哺乳類/変異体/アミノ酸配列/エイズ/クライオ電子顕微鏡/エピトープ/血栓/新規治療法/糖鎖修飾/AAV/HLAクラスII/アデノ随伴ウイルス/カニクイザル/ベクター/細胞株/AAVベクター/アミノ酸置換/B細胞/HIV/HLA/アミノ酸/ストレス応答/タンパク質発現/マウス/遺伝子治療/血液/抗原/抗体医薬/再生医療/細胞内輸送/受容体/小胞体/小胞体ストレス/小胞体ストレス応答/副作用/翻訳後修飾/ウイルス/ストレス/遺伝子/遺伝子発現/抗体/小児
他の関係分野:情報学複合領域工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月15日
62
微細藻類による金ナノ粒子の「環境にやさしい創製法」
機能性バイオマテリアル合成を、よりグリーンに
大阪大学大学院理学研究科博士後期課程のリハム・サミール・ハミダさん、同蛋白質研究所蛋白質物理生物学研究室の鈴木団准教授らと、同ヒューマン・メタバース疾患研究拠点(WPI-PRIMe)の原田慶恵特任教授(常勤)、京都工芸繊維大学の外間進悟助教、シンガポール国立大学(シンガポール)のJames Chen Yong Kah准教授による国際共同研究グループは、微細藻類の抽出液を用いたグリーン合成法により、高品質な金ナノ粒子を合成する方法を開発しました。金ナノ粒子とは、直径が...
キーワード:最適化/光エネルギー/化学物質/有害化学物質/バクテリア/自己組織/赤外分光/局在表面プラズモン共鳴/金ナノ粒子/光学材料/シアノバクテリア/表面プラズモン共鳴/赤外分光法/光機能/光熱変換/プラズモン/生体適合性/電子デバイス/表面プラズモン/持続可能/バイオセンシング/光照射/持続可能な開発/有害物質/金属ナノ粒子/光機能材料/熱安定性/表面修飾/センシング/ナノメートル/ナノ材料/ナノ粒子/フーリエ変換/レーザー/環境負荷/持続可能性/電子顕微鏡/透過型電子顕微鏡(TEM)/バイオマテリアル/機能材料/機能性/微細藻類/ROS/組織化/Hela細胞/がん細胞/活性酸素/活性酸素種/細胞死/脂肪酸/生体分子
他の関係分野:情報学環境学数物系科学化学生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月12日
63
\再発を抑えることを確認!/ リツキマシブは成人の難治性ネフローゼ症候群にも新たな希望をもたらす
大阪大学大学院医学系研究科腎臓内科学の猪阪善隆 教授、坂口悠介 助教、同大学キャンパスライフ健康支援・相談センターの新澤真紀 講師(研究当時:医学系研究科腎臓内科学 特任助教)らの研究グループは、成人期に発症した頻回再発型/ステロイド依存性ネフローゼ症候群に対する治療として、リツキシマブが再発予防・寛解維持に有効かつ安全な治療法となることを無作為化二重盲検試験で明らかにしました。本研究は、日本国内の13施設(大阪大学、名古屋大学、近畿大学、藤田医科大学、久留米大学、新潟大学、北野病院、埼玉医科大学、東京大学、金沢大学、虎の門病院、金沢医科大学、筑波大学)の医師主導治験で行われました。リ...
キーワード:ハザード/たんぱく/ネフローゼ/膠原病/合併症/リンパ球/新型コロナウイルス/B細胞/アルブミン/ステロイド/リウマチ/骨粗鬆症/腎臓/内分泌/副作用/ウイルス/医師/感染症/血圧/抗体/高血圧/小児/生活の質
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2025年11月12日
64
シングルセル型PLOM-CON法を駆使した 細胞周期依存的な薬効の解明と層別化
抗がん剤作用の超早期検出と予兆シグナル同定
東京科学大学(Science Tokyo)総合研究院 細胞制御工学研究センターの加納ふみ教授らの研究グループは、培養細胞に対する薬剤の効果を単一細胞レベルで高感度に評価する新手法「シングルセル型PLOM-CON(sc-PLOM-CON)法」を開発しました。本手法は、多重免疫蛍光染色と画像ベースの共変動ネットワーク解析を統合することで、薬剤による細胞周期依存的な早期の細胞状態変化をタンパク質の共変動ネット...
キーワード:画像データ/情報数理/インテリジェンス/ネットワーク解析/主成分分析/揺らぎ/タンパク質合成/オルガネラ/状態推定/安全性評価/実証実験/制御工学/DNA複製阻害/複製阻害/相関解析/SUMO化/一細胞/細胞応答/リン酸/タンパク質翻訳/性周期/生体組織/DNA二本鎖切断/iPS細胞/オミクス/シグナル伝達系/細胞内シグナル/細胞老化/染色体/薬剤スクリーニング/フローサイトメトリー/不均一性/DNA損傷/DNA複製/Hela細胞/RNA/がん細胞/スクリーニング/ストレス応答/ブレオマイシン/プロテオミクス/一細胞解析/細胞核/細胞周期/細胞分化/細胞分裂/神経分化/神経変性/神経変性疾患/創薬/培養細胞/副作用/翻訳後修飾/薬剤感受性/ストレス/バイオマーカー/遺伝子/遺伝子発現/概日リズム/個別化医療/抗がん剤/抗体/老化
他の関係分野:情報学数物系科学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年10月30日
65
分光画像を「空間のつながり」から読み解く新手法を開発
これまで見えなかった病気や異物の情報を明らかに
北海道大学総合イノベーション創発機構化学反応創成研究拠点(WPI-ICReDD)・同大学電子科学研究所の小松崎民樹教授らの研究グループは、大阪大学大学院工学研究科の藤田克昌教授、京都府立医科大学大学院医学研究科の原田義規教授らと共同で、ラマン分光計測に対して、化学的な周辺環境を表す新しい尺度を定義し、それに基づいた新しい解析手法の開発に成功しました。この顕微鏡は、生体組織を光で調べて、「分子の種類や量」に関する情報を画像のように記録できます。ただし、従来の分析では「分子の種類そのもの」に注目するだけで、まわりの環境との関係はあまり考えられていませんでした。今回、研究チームは、各点の分子...
キーワード:測定誤差/多変量解析/画像データ/情報量/情報理論/マイクロプラスチック/学際研究/ラマン散乱/ノイズ/スペクトル/シトクロム/ラマン/クロム/フォトニクス/ラマンイメージング/分光計測/バイオセンシング/ボトルネック/空間情報/比較分析/センシング/プラスチック/マイクロ/化学分析/光計測/生体内/ビタミン/生体組織/肝炎/differentiation/ラマン分光/肝疾患/病理/アルコール/高脂肪食/不均一性/ビタミンA/ヘモグロビン/ラット/異質性/血液/コレステロール/脂質/脂肪肝/非アルコール性脂肪肝
他の関係分野:情報学環境学数物系科学生物学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年10月23日
66
“水和イオン液体”で膜タンパク質の構造と機能を長期安定化
創薬・バイオデバイス開発に新たな道を切り拓く革新技術を発表
大阪大学大学院工学研究科の溝端栄一講師、東京薬科大学薬学部の藤田恭子講師、名古屋工業大学生命・応用化学類の古谷祐詞准教授らの共同研究チームは、膜タンパク質を「水和イオン液体(Hydrated Ionic Liquids)」に直接溶解させ、これまで困難とされてきた構造保持と機能維持を両立させる新技術の開発に成功しました。膜タンパク質は、約6割の医薬品のターゲットとなる重要分子ですが、その不安定性が研究開発...
キーワード:ゲーム/品質管理/水分子/アニオン/イオン液体/プロトンポンプ/レーザー照射/バイオデバイス/ボトルネック/含水率/物質輸送/熱安定性/センサー/バイオセンサー/レーザー/界面活性剤/バクテリオロドプシン/機能性/リン酸/プロトン/細胞膜/体組成/カチオン/スクリーニング/バイオテクノロジー/ロドプシン/医薬品開発/高次構造/生体膜/創薬/膜タンパク質
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学化学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年10月18日
67
\カテーテルで脳活動計測/ 微細な脳血管の中から計測した脳波の有用性を実証
血管内電極で低侵襲的に多領域の脳波を計測する新技術
大阪大学大学院医学系研究科の特任研究員の岩田貴光さん(脳神経外科学)、神経情報学 栁澤琢史 教授、脳神経外科学 中村元 講師、貴島晴彦 教授、同大学産業科学研究所 植村隆文 准教授、関谷毅 教授、メルボルン大学 生体医工学部 David Grayden 教授らの国際共同研究グループは、直径数mmの脳の細静脈の中に、カテーテル治療で用いる極細のワイヤー状の電極を留置し、低侵襲に脳の電気活動(脳波)を計測できることを明らかにしました。 これまで、同様の脳波を計測するためには、頭の骨を外し、脳の表面にシート状の電極を置いたり、脳に電極を差し込む手術が必要であり、身体への負担の大きいものでした。一方で...
キーワード:インターフェース/オープンアクセス/情報学/医療機器/脳活動/ブレイン/カテーテル/脳活動計測/マイクロ/周波数/医工学/視覚誘発電位/生体医工学/運動野/マッピング/ステント/合併症/頭蓋骨/脳科学/脳神経外科/誘発電位/EEG/ブレイン・マシン・インターフェース/運動機能/筋肉/体性感覚/電気刺激/てんかん/パーキンソン病/脳機能/手術/神経疾患/精神疾患/低侵襲/脳波/非侵襲
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発表日:2025年10月5日
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単純な酸化処理で層状クロム酸化物薄膜の電気抵抗が20万分の1に!
次世代メモリデバイス開発への新たな一歩
遷移金属酸化物には結晶構造や化学組成の違いによって性質が大きく変わる材料が多く存在します。なかでも、酸素の出入り(脱挿入)によって電気抵抗率が大きく変化する材料は、次世代メモリーや高感度センサーなどへの応用が期待されています。東京都立大学大学院理学研究科の岡大地准教授、大阪大学大学院基礎工学研究科のZhaochen Maさん(大学院生)、東北大学大学院理学研究科の福村知昭教授(東北大学材料科学高等研究所(WPI-AIMR)兼務)、同大学多元物質科学研究所の組頭広志教授(高エネルギー加速器研究機構(KEK)兼務)らの研究グループは、単純な酸化処理によって室温での電気抵抗率が約20万分の1...
キーワード:AI/人工知能(AI)/パルス/バンド構造/高エネルギー/遷移金属酸化物/低次元/電子相関/物質科学/閉じ込め/SPring-8/加速器/放射光/化学組成/磁場/混合原子価/パルスレーザー/材料科学/クロム/酸素欠損/電子物性/遷移金属/ペロブスカイト/メモリ/温度依存性/エピタキシャル/エピタキシャル薄膜/パルスレーザー堆積法/材料設計/酸化物薄膜/電気抵抗/電気伝導/電子状態/センサー/レーザー/機能性材料/金属材料/金属酸化物/酸化物/シナプス/機能性/結晶構造
他の関係分野:情報学数物系科学総合理工工学農学
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発表日:2025年10月1日
69
イヌiPS細胞の新たな培地を開発
心筋細胞へ安定して分化させることが可能に
iPS細胞は、再生医療や創薬研究で広く利用されています。近年ではイヌiPS細胞も作製され、動物医療やヒトの遺伝病研究への応用が期待されています。しかし、イヌiPS細胞を多様な細胞へ分化させるには効率が低く、細胞株ごとに分化能力にばらつきが見られる点が大きな課題となっています。特に現在の培養条件では、iPS細胞の性質が均一でなく、安定して機能的な細胞を得ることが困難でした。大阪公立大学大学院獣医学...
キーワード:筋細胞/安全性評価/CRISPR-Cas/獣医学/CRISPR/differentiation/iPS細胞/細胞株/心筋/心筋細胞/心筋症/染色体/臨床応用/心臓/Wntシグナル/凍結保存/CRISPR-Cas9/遺伝病/幹細胞/再生医療/創薬/分化誘導/臨床試験/遺伝子/遺伝子発現/疾患モデル/神経疾患/染色体異常
他の関係分野:生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年9月30日
70
高い光学異方性を備えた極細幅の無機ナノリボンを実現
絶縁性のナノ空間を反応場とした精密合成
東京大学大学院新領域創成科学研究科の中西勇介准教授、東京都立大学大学院理学研究科の田中拓実大学院生(研究当時)、古澤慎平大学院生(研究当時)、遠藤尚彦大学院生、名古屋大学大学院理学研究科の相崎元希大学院生(研究当時)、産業技術総合研究所材料・化学領域材料基盤研究部門の佐藤雄太研究グループ長、千賀亮典主任研究員、大阪大学産業科学研究所の末永和知教授、物質・材料研究機構ナノアーキテクトニクス材料研究センターの宮田耕充グループリーダーらの研究チームは、絶縁体かつ熱的・化学的に安定な窒化ホウ素(BN)ナノチューブを反応場として利用し、数ナノメートル(10億分の1メートル)幅の二硫化モリブデン(MoS₂...
キーワード:光検出器/対称性/二次元物質/テクトニクス/ラマンスペクトル/異方性/輸送特性/スペクトル/検出器/モリブデン/反応場/カルコゲナイド/ナノ物質/ラマン/気相反応/遷移金属/テンプレート/トランジスタ/リソグラフィー/可視光/絶縁体/遷移金属ダイカルコゲナイド/層状物質/電子デバイス/二硫化モリブデン/TMD/構造モデル/原子配列/電子構造/カーボン/カーボンナノチューブ/グラフェン/シリコン/センサー/ナノスケール/ナノメートル/ナノ空間/ひずみ/結晶方位/構造制御/電子顕微鏡/熱処理/半導体/ナノチューブ/ホウ素/層構造/ラマン分光
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年9月30日
71
PACAP受容体遮断薬によりマウスのうつ状態を改善
1回の投与で即効性と持続性のある安全な抗うつ薬の開発に期待
大阪大学大学院 薬学研究科 神経薬理学分野の新谷勇介さん(研究当時:博士後期課程、現:神戸大学 大学院医学研究科特命助教)、橋本均教授、同大学大学院 歯学研究科 薬理学講座の早田敦子准教授、富山大学 学術研究部工学系の髙﨑一朗准教授、鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科の栗原崇准教授、広島大学大学院 医系科学研究科(歯)細胞分子薬理学の吾郷由希夫教授らの研究グループは、神経ペプチドである下垂体活性化ポリペプチドP...
キーワード:先端技術/持続性/ポリペプチド/神経ペプチド/持続可能/持続可能な開発/スパイン/樹状突起スパイン/抵抗性/下垂体/治療抵抗性/神経機能/動物モデル/認知機能障害/モデルマウス/歯学/GPCR/マウス/モデル動物/ラット/受容体/樹状突起/神経細胞/創薬/副作用/薬理学/うつ/うつ病/ストレス/遺伝子/生理学/精神疾患/認知機能/薬物療法/有病率/抑うつ
他の関係分野:複合領域化学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年9月30日
72
マイクロ流路を流れる柔らかい粒子の集まり方を解明
スーパーコンピュータ「富岳」が解き明かす,細胞選別の新原理
大阪大学大学院基礎工学研究科 廣畑佑真さん(博士後期課程)、杉山和靖教授(理化学研究所光量子工学研究センター 客員研究員兼任)、関西大学システム理工学部 関眞佐子教授、板野智昭教授、佐井一総さん(修士課程(当時))、丹下祐希さん(修士課程(当時))、 西山朋宏さん(修士課程)、岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域 鈴木大介教授、湊遥香講師(特任)らの研究グループは、マイクロ流路内における粒子の集束パターンが粒子の慣性と変形性によって劇的に変化することを明らかにしました。硬い粒子が流路の壁近くに集まるのに対し、やわらかいヒドロゲル粒子は流路断面の中心や対角線上に集まることを実証しました。...
キーワード:スーパーコンピュータ/情報基盤/非線形/相転移/数値計算/ヒドロゲル/持続可能/持続可能な開発/大規模数値計算/SQUID/シミュレーション/マイクロ/マイクロ流体/マイクロ流路/流体力/流体力学/医工学/早期診断/リキッドバイオプシー/がん細胞/バイオテクノロジー/マイクロ流体デバイス/血液/早期発見
他の関係分野:情報学数物系科学工学医歯薬学
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発表日:2025年9月25日
73
体内で精子が卵と出会うための仕組みを解明
男性不妊症に対する分子診断法の開発や避妊薬開発に期待
精子が体内で卵と出会うためには、精子が子宮から卵管へと移行する必要があります(図1)。精子の卵管への移行には、精巣など雄生殖組織で発現する30ほどの遺伝子が関与するものの、その分子メカニズムはよく分かっていませんでした。また、子宮から卵管へと移行できない精子を体外で卵丘細胞を除去した卵と共培養すると、精子は卵透明帯にほとんど結合できません。この結果から、精子の卵管への移行と卵透明帯への結合には共通の分子...
キーワード:ゲノムDNA/生殖/生殖補助医療/トラップ/接合部/診断法/ゲノム編集技術/微生物/表現型解析/糖鎖修飾/CRISPR/子宮/受精/精巣/男性不妊/糖転移酵素/不妊症/免疫染色/卵管/ゲノム編集/アミノ酸/マウス/レクチン/共培養/蛍光標識/上皮細胞/精子/糖タンパク質/膜タンパク質/ゲノム/コミュニケーション/遺伝子
他の関係分野:化学生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年9月18日
74
神経疾患治療用アンチセンス核酸医薬の安全性を高める 新技術を開発
アルツハイマー病など幅広い中枢神経疾患への応用に道
アンチセンス核酸医薬(ASOは、主にRNAの働きを制御する薬であり、アルツハイマー病や筋萎縮性側索硬化症(ALS)を含む多くの神経疾患に対する新たな治療薬候補として注目されています。しかし、髄腔内投与後に遅発性で重大な神経系副作用(中枢神経毒性)が現れることが課題となっています。東京科学大学 大学院医歯学総合研究科 脳神経病態学分野および核酸・ペプチド創薬治療研究センターの横田隆徳特任教授、吉岡耕太郎特任講師、Su Su Lei Mon(ス  ス レイ モン)特任研究員、黒田隆之大学院生らの研究グループは、大阪大学大学院薬学研究科 生物有機化学分野の小比賀聡教授、山口卓男講師らのグルー...
キーワード:分子構造/ピレン/人工核酸/生物有機化学/トレードオフ/神経系/プロピレン/核小体/細胞モデル/アンチセンス/細胞毒性/中枢神経/筋萎縮/中枢神経系/ペプチド創薬/歯学/RNA/siRNA/SOD1/アポトーシス/アルツハイマー病/アンチセンス核酸/マウス/ラット/核酸医薬/神経細胞/創薬/副作用/ストレス/遺伝子/遺伝子発現/筋萎縮性側索硬化症 /神経疾患/難病
他の関係分野:化学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年9月18日
75
精子の運動を担うタンパク質を発見
男性不妊の理解に新たな知見
大阪大学大学院薬学研究科のWang Haotingさん(博士後期課程)、大阪大学微生物病研究所の宮田治彦准教授、伊川正人教授らの研究グループは、近接するタンパク質を見つける技術を用いることで、精子の運動性を制御するタンパク質EFCAB5を発見しました。精子の鞭毛にはラジアルスポークと呼ばれるタンパク質複合体が存在し(図1)、精子の運動制御に重要だと考えられています。しかし、複合体構造を保ったままラジアルスポークを取り出すことは難しいため、その構成タンパク質を生化学的に調べるのは困難でした。今回研究グループは、...
キーワード:タンパク質複合体/生殖/生殖補助医療/運動制御/融合タンパク質/診断法/微生物/ビオチン/機能解析/遺伝子機能解析/受精/男性不妊/卵子/マウス/精子/遺伝子
他の関係分野:生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年9月3日
76
全ゲノムシークエンス解析により乾癬の新規関連遺伝子を発見
見逃されてきた希少変異と構造変異の関与を解明
東京大学大学院医学系研究科遺伝情報学の曽根原究人助教(研究当時、現:ウェルカム・サンガー研究所Postdoctoral Fellow)、岡田随象教授(兼:大阪大学大学院医学系研究科 遺伝統計学 教授、理化学研究所生命医科学研究センター チームディレクター)、東京大学医科学研究所 附属ヒトゲノム解析センター シークエンス技術開発分野の松田浩一特任教授(兼:同大学大学院新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻クリニカルシークエンス分野 教授)、東京科学大学大学院医歯学総合研究科免疫学分野の佐藤荘教授、名古屋市立大学大学院医学研究科加齢・環境皮膚科学分野の森田明理教授らによる研究グループは、日本...
キーワード:アノテーション/機械学習/情報学/シナジー/学際研究/ブレイン/ゲノミクス/遺伝情報/生殖/ダイナミクス/接合部/インフォマティクス/配列解析/一細胞/マッピング/ゲノム配列/病原性/遺伝的多様性/シークエンス/遺伝統計学/細胞運命/生殖細胞/オミックス/ゲノムシークエンス/ゲノムワイド/抗原特異性/脳神経科学/オミクス/オミクス解析/オミックス解析/バイオバンク/ヒトゲノム/遺伝子解析/乾癬/関節/治療標的/若返り/浸潤/染色体/体細胞変異/ゲノムワイド関連解析/ゲノム解析/評価法/エンハンサー/マルチオミックス/歯学/自己抗原/線維芽細胞/病態解明/DDS/T細胞/サーベイランス/トランスクリプトーム/ノックアウトマウス/マウス/リウマチ/遺伝子ノックアウト/遺伝子欠損マウス/遺伝子発現制御/関節リウマチ/抗原/自己免疫/神経科学/創薬/発現制御/皮膚疾患/副作用/免疫応答/免疫学/免疫細胞/GWAS/アレルギー/ウイルス/ゲノム/コホート
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月30日
77
DNA修復酵素Polβが 神経細胞発生時の突然変異を抑制する
脳発達障害や精神疾患の起源に迫る
大阪大学大学院生命機能研究科の菅生紀之特任准教授(常勤)と八木健教授らの研究グループは、放射線影響研究所分子生物科学部の内村有邦副部長ら、山梨大学発生工学研究センターの若山照彦教授らの研究グループとの共同研究として、DNA修復酵素DNAポリメラーゼβ (Polβ)が脳形成中の神経細胞における...
キーワード:突然変異/DNAポリメラーゼ/クローン/神経系/持続可能/持続可能な開発/配列解析/大脳/脳発生/脳発達/発生工学/ゲノム配列/体細胞突然変異/ゲノム情報/DNA修復/遺伝子制御/神経発生/染色体/体細胞変異/エンハンサー/DNA損傷/ES細胞/てんかん/マウス/メチル化/遺伝子発現制御/細胞核/細胞死/神経細胞/神経細胞死/神経変性/神経変性疾患/大脳皮質/脳疾患/発現制御/発現調節/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現/自閉スペクトラム症/神経疾患/精神疾患/染色体異常/発達障害/放射線/網羅的解析/老化
他の関係分野:環境学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月27日
78
切除不能進行膵癌に対するWT1標的免疫化学療法における 長期生存例に基づいた治療効果予測バイオマーカーの探索的研究
東京慈恵会医科大学の消化器・肝臓内科教授(当時)小井戸薫雄らは、大阪大学大学院医学系研究科、東京ミッドタウン先端医療研究所、金沢医科大学、順天堂大学と共同開発したWilms腫瘍遺伝子(WT1)に対する新規多機能型(Neo-WT1)ペプチドを用いた樹状細胞「Neo-WT1樹状細胞」と抗癌剤(ナブパクリタキセルとゲムシタビン:Nab-P/Gem)を併用した「WT1標的免疫化学療法」により、外科切除不能と判断...
キーワード:メモリ/たんぱく/CD8/WT1/新規治療法/PD-L1/TP53/Wilms腫瘍/ネオアンチゲン/腫瘍抗原/微小環境/放射線療法/腫瘍微小環境/免疫チェックポイント阻害剤/免疫療法/T細胞/幹細胞/血液/抗原/細胞療法/樹状細胞/阻害剤/免疫チェックポイント/免疫応答/免疫細胞/臨床試験/バイオマーカー/遺伝子/化学療法/抗体/手術/標準化/放射線
他の関係分野:工学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月25日
79
新技術「時間決定型クライオ光学顕微鏡法」を開発
細胞を瞬時に“止めて”、じっくり観察!
大阪大学大学院工学研究科の大学院生の辻康介さん(博士後期課程)、山中真仁特任准教授(常勤)、藤田克昌教授、同 先導的学際研究機構の熊本康昭准教授らの研究グループは、同 免疫学フロンティア研究センターのNicholas I. Smith准教授、同 産業科学研究所の永井健治教授、京都府立医科大学の原田義規教授、田中秀央特任教授、Howard Hughes Medical InstituteのMeng C. Wang博士、Zhiheng Yu博士、Friedrich-Schiller-University JenaのRainer Heintzmann教授らと共同で、光学顕微鏡で観察中の細胞を、任意の...
キーワード:学際研究/蛍光寿命/時間分解/ノイズ/分子構造/筋細胞/細胞内小器官/オルガネラ/トレードオフ/細胞動態/ラマン/時間分解能/レーザー照射/フォトニクス/蛍光観察/持続可能/空間情報/計測技術/持続可能な開発/3Dプリンター/レーザー/超解像/電子顕微鏡/分解能/カルシウムイオン/光学顕微鏡/光刺激/超解像顕微鏡/細胞応答/アクチンフィラメント/形態変化/Ca2+/空間分解能/初代培養/心筋/心筋細胞/寿命/アクチン/イミン/カルシウム/バイオイメージング/ラット/蛍光顕微鏡/分子イメージング/免疫学/疫学
他の関係分野:環境学数物系科学化学生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月21日
80
新たなキラル対称性の破れ現象を発見
生命の分子の“向き”の謎を解明する手がかりに
大阪大学大学院基礎工学研究科の岡田武蔵さん(博士前期課程2年)、桶谷龍成助教、久木一朗教授、同大学院工学研究科の髙司健太郎さん(博士前期課程2年)、重光孟講師、木田敏之教授、大阪公立大学大学院理学研究科の中嶋琢也教授らの研究グループは、キラルなフェノチアジン誘導体のアキラル結晶が、分子のキラリティを反転しつつ単結晶性を維持したままキラル結晶へ構造転移する現象を発見しました(図1)。この現象は溶媒を必要とせず、完全に結晶中で進行する新たなキラル対称性の破れ現象となります。これまで化学分野における非平衡開放系のキラル対称性の破れ現象は、...
キーワード:オープンアクセス/準安定/対称性/非平衡/X線回折/円偏光発光/キラル/円偏光/有機分子/ACT/構造転移/対称性の破れ/発光材料/持続可能/持続可能な開発/単結晶/モデル化/生体内/結晶性/ナトリウム/アミノ酸/ラット/誘導体
他の関係分野:情報学数物系科学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月18日
81
\恩師のお名前から命名!/ ニハイチュウの新種2種類を発見
25年で58種を日本沿岸で続々発見
大阪大学大学院理学研究科の古屋秀隆教授は、北海道沿岸に生息するヤナギダコから、2種類の新種のニハイチュウを発見し、論文として報告しました。古屋教授は動物門の一つである二胚動物門(総称:ニハイチュウ)に属する種のおよそ半数を発見しており、その多くは日本沿岸において発見したものです。これまでに記載された種は50種を超え、日本の動物相が世界的に見てもいかに豊かであるかを微小な寄生虫類の世界においても裏付けてい...
キーワード:環境教育/頭足類/神経系/生殖/持続可能/持続可能な開発/地球環境/光学顕微鏡/消化管/生態系/寄生虫/生物資源/生物多様性/筋肉/精子/ゲノム
他の関係分野:複合領域数物系科学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月18日
82
ウイルスは細胞同士の「会話」を乗っ取り感染を広げる
インフルエンザの新たな感染メカニズムを発見、治療薬開発に期待
北海道大学大学院医学研究院の藤岡容一朗准教授、小澤史弥氏、大場雄介教授、大阪大学産業科学研究所(兼 大阪大学先導的学際研究機構)の永井健治教授、九州大学大学院医学研究院の田村友和准教授と福原崇介教授らの研究グループは、インフルエンザウイルスが体の中で感染を広げていく際に、細胞同士の“会話”を乗っ取ることを突き止めました。この発見により、ウイルス感染を抑える新たな治療法の開発が期待されます。ウイルス感染は、ごく一部の細胞から始まり、徐々に周囲の細胞へと広がっていきます。しかし、感染がどのように周囲の細胞に広がっていくのか、その詳細なメカニズムはよく分かっていませんでした。研究グル...
キーワード:ゲーム/学際研究/病原微生物/カルシウムイオン/生体内/微生物学/リン酸/微生物/Ca2+/細胞内カルシウムイオン/ウイルス学/アデノシン/治療標的/インフルエンザ/インフルエンザウイルス/カルシウム/マウス/蛍光顕微鏡/抗ウイルス薬/細胞生物学/細胞内カルシウム/受容体/創薬/ウイルス/ワクチン/血圧/高血圧/生理学
他の関係分野:情報学環境学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月18日
83
ラミニンとインテグリンがマクロファージを樹状細胞様細胞に変化させるメカニズムを解明
がん免疫療法への応用の可能性
新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔保健学分野の吉羽永子教授と、同研究科高度口腔機能教育研究センターの前川知樹研究教授らを中心とした研究グループは、大阪大学蛋白質研究所の関口清俊寄附研究部門教授と共同で免疫細胞であるマクロファージが樹状細胞様細胞へと変化する新たなメカニズムを解明しました。本研究では、細胞外マトリックス成分のラミニンα2鎖とその受容体であるインテグリンα7が、マクロファージの樹状細胞様細胞への分化プロセスにおいて重要な役割を果たしていることが明らかになりました。特に、インテグリンα7の結合が阻害されると、マクロファージは樹状細胞様細胞に変化することが確認されています。この発見は、...
キーワード:機能制御/免疫調節/バイオマテリアル/ダイバーシティ/GM-CSF/がん免疫/がん免疫療法/ラミニン/抗腫瘍免疫/筋肉/分子機構/PI3K/歯学/分化制御/免疫治療/免疫療法/AKT/T細胞/インテグリン/がん治療/ファージ/マクロファージ/ラット/抗原/細胞外マトリックス/細胞接着/細胞培養/腫瘍免疫/受容体/樹状細胞/阻害剤/免疫細胞/サイトカイン/ワクチン/遺伝子/抗体
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2025年8月9日
84
糖鎖による抗体ダイナミクスの制御機構を解明
分子経絡が抗体医薬設計の新たな鍵に
自然科学研究機構(生命創成探究センター)の谷中冴子 准教授(現 東京科学大学 准教授)、加藤晃一 教授(生命創成探究センター、名古屋市立大学)らは、抗体の糖鎖修飾、特にガラクトース付加が、抗体分子の構造と動態に及ぼす影響を原子レベルで解明しました。本研究の成果は、国際科学雑誌 「Proceedings of the National Academy of Sciences of the Unit...
キーワード:ネットワーク解析/最適化/免疫機能/産学連携/分子動力学シミュレーション/安定同位体/同位体/シミュレーション/スピン/ダイナミクス/動力学/分子動力学/医工学/構造・機能相関/病原体/遺伝子工学/糖鎖修飾/酵素反応/ナノテクノロジー/アミノ酸/コンフォメーション/ラット/抗原/抗体医薬/構造変化/自己免疫/自己免疫疾患/受容体/動的構造/免疫応答/遺伝子/抗体
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学工学医歯薬学
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発表日:2025年8月9日
85
植物幹細胞が“覚醒”するスイッチを発見
植物が肥大成長を始める仕組みの解明
大阪大学大学院理学研究科の島津舜治特任研究員、近藤侑貴教授、古谷朋之准教授らの研究グループは、東京大学大学院理学系研究科の米倉崇晃助教、伊藤恭子准教授、神戸大学大学院理学研究科の深城英弘教授、石崎公庸教授、名古屋大学大学院生命農学研究科の榊原均教授、理化学研究所環境資源科学研究センターの小嶋美紀子技師、帝京大学総合理工学科の朝比奈雅志教授、秋田県立大学の福田裕穂学長との共同研究により、植物が根を太くし始める前に幹細胞を覚醒させることとその仕組みを新たに明らかにしました。樹木を中心とした多くの植物は、最初に縦方向に根や茎を伸ばし、続いてそれらを横方向に肥大成長させることで、安定した体の構...
キーワード:環境適応/持続可能/持続可能な開発/ダイナミクス/二酸化炭素/一細胞/植物ホルモン/シロイヌナズナ/細胞運命/遺伝子発現解析/光イメージング/発現解析/ホルモン/サイトカイニン/幹細胞/多能性幹細胞/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月4日
86
日本人集団初の免疫細胞シングルセルアトラスの創生
多層オミクス情報をシングルセル空間へ投影するフレームワークを開発
大阪大学大学院医学系研究科の枝廣龍哉助教(遺伝統計学/呼吸器・免疫内科学/理化学研究所生命医科学研究センター システム遺伝学チーム 客員研究員)、佐藤豪さん(当時:博士課程、現在:東京大学大学院医学系研究科 遺伝情報学 助教/理化学研究所生命医科学研究センター システム遺伝学チーム 客員研究員)、熊ノ郷淳教授(呼吸器・免疫内科学)、岡田随象教授(遺伝統計学/東京大学大学院医学系研究科 遺伝情報学 教授/理化学研究所生命医科学研究センター システム遺伝学チーム チームディレクター)らの研究グループは、日本人集団235名(新型コロナウイルス感染症:COVID-19患者88名、健常者147名)のPB...
キーワード:タスク/フレームワーク/プロファイル/情報学/シナジー/学際研究/ゲノミクス/遺伝情報/生殖/安全管理/インフォマティクス/一細胞/CD8/QTL解析/微生物/シークエンス/遺伝統計学/生殖細胞/TCR/ゲノムワイド/ゲノム情報/微生物叢/ウイルス感染症/オミクス/ゲノム変異/ヒトゲノム/染色体/体細胞変異/SNP/ゲノムワイド関連解析/ゲノム解析/メタゲノム/新型コロナウイルス/骨髄/病態解明/B細胞/DDS/HLA/RNA/T細胞/トランスクリプトーム/ミトコンドリア/遺伝子発現制御/自己免疫/自己免疫疾患/受容体/創薬/発現制御/発現調節/免疫学/免疫細胞/GWAS/ウイルス/ゲノム/ワクチン/遺伝学/遺伝子/遺伝子発現/遺伝子変異/医療安全/一塩基多型/疫学/加齢/感染症/個別化医療/小児/新型コロナウイルス感染症/新型コロナウイルス感染症/染色体異常/糖尿病
他の関係分野:情報学複合領域環境学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月29日
87
リゾホスファチジン酸がCOVID
-19における血管損傷を防ぐことを世界で初めて実証
福井大学医学系部門医学領域血管統御学の木戸屋浩康教授、細江尚唯大学院生、大阪大学微生物病研究所の村松史隆助教らの研究グループは、順天堂大学大学院医学研究科ウイルス学岡本徹教授、鈴木達也准教授、東京科学大学総合研究院難治疾患研究所島村徹平教授との共同研究により、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による血管損傷を効果的に抑制する新たな治療標的を発見しました。COVID-19では重篤な血管損傷が生じ、多臓器不全や長期後遺症の原因となることが知られています。本研究では、生体内の脂質メディエーターであるリゾホスファチジン酸(LPA)による血管保護作用が治療に有効であることを世界で初めて...
キーワード:生体内/アゴニスト/微生物/増殖抑制/SARS-CoV-2/ウイルス学/血栓/細胞接着分子/インターフェロン/ウイルス感染症/遺伝子発現解析/血管内皮/治療標的/動物モデル/発現解析/病理/病理学/臨床応用/パンデミック/感染症対策/新型コロナウイルス/3次元培養/TNF/システム生物学/リゾホスファチジン酸/炎症性サイトカイン/蛍光顕微鏡/血管内皮細胞/抗ウイルス薬/抗炎症/細胞接着/脂質メディエーター/受容体/腎臓/接着分子/内皮細胞/副作用/臨床試験/ウイルス/サイトカイン/ワクチン/遺伝子/遺伝子発現/感染症/脂質/新型コロナウイルス感染症/新型コロナウイルス感染症/動物実験/薬物動態
他の関係分野:農学医歯薬学
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発表日:2025年7月22日
88
結晶欠陥の表裏一体関係の起源
柔らかい幾何学による並進・回転欠陥の新しい見方
大阪大学大学院基礎工学研究科の小林舜典助教、大学院生の武政勝己さん(当時博士前期課程)、垂水竜一教授らの研究グループは、結晶中の「刃状転位」と「くさび回位」が等価なふるまいを示す仕組みを明らかにしました。両者は、規則的な原子配列からなる結晶に含まれた不規則な欠陥構造です。欠陥の周囲に生じるひずみ場は結晶の強度や靱性を左右するため、材料科学分野での重要な研究対象とされています。これまで、一列に並んだ刃状転位の端部にくさび回位と同等のひずみ場が現れることは知られていましたが、その根本的なメカニズムは不明でした。今回、研究グループは空間を柔軟にゆがませることのできる幾何学「リーマン・...
キーワード:関数解析/多様体/幾何学/統一理論/液晶/材料科学/双極子/理論解析/持続可能/持続可能な開発/原子配列/塑性変形/アルミニウム/セラミクス/ひずみ/結晶欠陥/配向性/結晶性/妥当性
他の関係分野:数物系科学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月22日
89
ミクロの“刃”が作る極限磁場の世界
ギガ・ガウス級の超高磁場を生む自己組織的レーザー爆縮
大阪大学レーザー科学研究所の村上匡且教授らの研究グループは、レーザーとマイクロ構造体との相互作用を通じて、従来の方式とは全く異なる機構でギガガウス級(数百キロテスラ)の超強磁場を自己発生させる物理原理を提案し数値実験でこれを実証しました。研究チームは、「内壁に鋸歯状ブレード構造を持つ中空円筒(ブレード付きマイクロチューブ)」(図1参照)を超短パルスレーザーで照射することで、外部磁場を一切用いずに、中心軸上に強力なループ電流と磁場が自己発生することを2次元PICシミュレーションにより実証しました。この「ブレード型マイクロチューブ爆縮(BMI)」と呼ばれる新方式を使うと、電子とイオンが反対...
キーワード:スーパーコンピュータ/Zピンチ/スケーリング則/パルス/核融合/強磁場/高エネルギー/高磁場/対称性/超強磁場/非対称性/量子電磁力学/スケーリング/数値実験/中性子/プラズマ物理/磁場/中性子星/自己組織/パルスレーザー/超短パルス/SQUID/シミュレーション/マイクロ/レーザー/解析モデル/高効率化/電磁力/超短パルスレーザー
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発表日:2025年7月22日
90
\季節の情報を伝える脳神経回路/ 昆虫の季節休眠を制御するのは 神経ペプチド「コラゾニン」
光周期の変化が昆虫の繁殖を制御するしくみを解明
大阪大学インターナショナルカレッジ(大学院理学研究科兼任)のXI JILI特任助教(常勤)、大学院理学研究科の濵中良隆講師、志賀向子教授の研究グループは、マメ科の植物の害虫であるホソヘリカメムシ(Riptortus pedestris)について、季節に応じて生殖活動を制御する重要分子である神経ペプチド「コラゾニン」の働きを明らかにしました。多くの昆虫は、昼夜の長さ(光周期)を手がかりに季節の到来を予測し、生殖を抑制した生理状態である「休眠」に入ることで冬などの厳しい季節を乗り越えます。これまで、本種の産卵を促進する分子や神経細胞は同定されてきましたが、季節適応に重要な...
キーワード:脳神経回路/PCR法/GnRH/ストレス反応/光受容/神経ペプチド/生殖/脊椎動物/持続可能/持続可能な開発/環境負荷/大脳/光周性/組織化学/無脊椎動物/概日時計/神経内分泌/ニューロン/視覚中枢/組織化/卵巣/ホルモン/脊椎/体内時計/解剖学/PCR/RNA/RNAi/RNA干渉/RNA干渉法/グルタミン酸/受容体/神経回路/神経細胞/内分泌/ストレス/遺伝子/免疫組織化学
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発表日:2025年7月22日
91
腸内細菌は樹状細胞を介して腸から離れたがんの免疫環境に影響する 免疫チェックポイント阻害薬の作用に関与する新たな腸内細菌を同定
英国科学雑誌「Nature」で発表
国立研究開発法人国立がん研究センター(東京都中央区、理事長:間野 博行)研究所 腫瘍免疫研究分野を中心とする研究チームは、免疫チェックポイント阻害薬の治療効果を高める新たな腸内細菌としてルミノコッカス科に属するYB328株を同定し、その培養と作用メカニズムの解明に成功しました。YB328株が腸内で免疫応答の司令塔である樹状細胞を活性化し、その樹状細胞ががん組織まで移動することで免疫効果を発揮するとともに、腸内細菌叢の多様化を通じた樹状細胞のさらなる活性化により、免疫チェックポイント阻害薬の効果を高める可能性が示されました。さらに、YB328株はがん治療薬PD-1阻害薬が効いた患者さんの...
キーワード:プロファイル/プレゼンテーション/がん研究/システム制御/マイクロ/電子顕微鏡/生体内/腸内フローラ/細胞応答/rRNA/16S rRNA/CD8/微生物/IRF/シークエンス/TCR/核移行/機能解析/抗原提示/小細胞肺がん/NFATc1/PD-1/TLR/アジュバント/がん免疫/がん免疫療法/マウスモデル/遺伝子発現解析/抗腫瘍免疫/腫瘍浸潤リンパ球/浸潤/発現解析/臨床応用/ゲノム解析/リンパ球/腸内環境/TLR7/Toll様受容体/T細胞受容体/フローサイトメトリー/骨髄/前駆細胞/免疫療法/RNA/RNAシークエンス/T細胞/アルブミン/がん治療/ノックアウトマウス/マウス/リガンド/共培養/抗原/抗腫瘍効果/細胞療法/自然免疫/腫瘍免疫/受容体/樹状細胞/樹状突起/創薬/転写因子/非小細胞肺がん/分化誘導/慢性炎症/免疫チェックポイント/免疫チェックポイント阻害薬/免疫応答/免疫学/免疫細胞/がん患者/ゲノム/コホート/サイトカイン/マイクロバイオーム
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発表日:2025年7月10日
92
細胞内の“工場”ゴルジ体の 酸性バランスを保つ仕組みを解明
Oxr1 とNcoa7によるV-ATPaseの抑制が鍵
大阪大学大学院医学系研究科の吉村信一郎講師ら(細胞生物学)は、細胞内小器官の一つであるゴルジ体内のpHを維持する新たな機構を明らかにしました。ゴルジ体やリソソーム内腔の酸性環境維持には、液胞型プロトンポンプであるV-ATPaseが関与することが知られています。しかしながらゴルジ体内のpH (pH 6.0-6.7)はリソソーム内 (pH 4.5-5.0)に比べて弱酸性であり、その理由については不明でした。今回、研究グループは、Oxr1とNcoa7タンパク質がゴルジ体膜上のV-ATPaseを抑制し、ゴルジ体内腔のpHの過度な低下を防ぐことにより、ゴルジ体内で起こる酵素反応に最適な環...
キーワード:最適化/品質管理/エンドソーム/タンパク質品質管理/細胞内小器官/ゴルジ体/プロトンポンプ/神経系/物質輸送/ドメイン構造/遺伝子改変/グリコシル化/Rab/プロトン/糖鎖修飾/酵素反応/先天性疾患/リソソーム/細胞生物学/細胞内輸送/小胞体/遺伝子/神経疾患
他の関係分野:情報学複合領域生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月10日
93
体外の培養子宮で着床と発生に成功
着床研究を飛躍的に進める新技術
大阪大学微生物病研究所の平岡毅大特任助教(研究当時)、伊川正人教授らの研究グループは、体外で培養したマウス子宮上で、体内と同程度に忠実な着床と発生を再現することに成功しました。着床は、マウスなどの実験動物であっても子宮の深部で起きる現象のため、直接観察したり介入したりすることが難しく、これまで研究自体が困難でした。単細胞である精子と卵子の相互作用である受精と違い、多細胞から成る胚盤胞と子宮の相互作用で成立する着床を体外で完全に再現することは非常に困難でした。今回研究グループは、酸素透過性デバイスを用いることで子宮組織を体外で培養し、子宮環境そのものを体外で再現することで(=体外子宮シス...
キーワード:AI/最適化/シナジー/生殖/胚発生/生殖補助医療/PDMS/遺伝子改変/生体内/実験動物/病原性/微生物/機能解析/アデノ随伴ウイルス/遺伝子機能解析/遺伝子発現解析/子宮/子宮内膜/受精/浸潤/精巣/体外受精/着床/着床障害/内胚葉/発現解析/卵子/胚盤胞/胎児/病態解明/AKT/COX-2/マウス/遺伝子改変マウス/遺伝子欠損マウス/栄養膜細胞/共培養/精子/阻害剤/胎盤/免疫細胞/立体構造/ウイルス/コミュニケーション/ワクチン/遺伝子/遺伝子発現/感染症
他の関係分野:情報学複合領域生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月1日
94
腹膜播種を有する進行胃癌に対する新たな挑戦
アンチセンス核酸医薬品ASO-4733の第I相医師主導治験を開始
大阪大学大学院薬学研究科の小比賀聡教授らの研究グループは、名古屋大学大学院医学系研究科消化器外科学の神田光郎教授及び国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所創薬デザイン研究センター人工核酸スクリーニングプロジェクトの笠原勇矢プロジェクトリーダーらと共に、腹膜播種を有する胃癌で特異的に高発現する分子「synaptotagmin 13(SYT13)」に着目し、この分子を標的とした腹膜播種を有する切除不能な進行胃癌患者に対する新規アンチセンス核酸医薬品「ASO-4733」を開発してきました。この度、名古屋大学医学部附属病院において「ASO-4733」をヒトの腹腔内に直接投与する第I相医師主...
キーワード:プロファイル/アミド/人工核酸/キャリア/持続可能/持続可能な開発/接合部/生体内/アンチセンス/カニクイザル/橋渡し研究/腹膜播種/臨床応用/mRNA/RNA/アンチセンス核酸/がん細胞/スクリーニング/マウス/ラット/核酸医薬/肝障害/血液/腎機能/創薬/トランスレーショナルリサーチ/バイオマーカー/遺伝子/医師/化学療法/抗がん剤/動物実験/薬物動態/臨床研究
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発表日:2025年6月27日
95
iPS細胞からヒト肝臓の類洞血管を再構築
凝固因子分泌能を高めたオルガノイドの創出により、 血友病の出血症状を改善
東京科学大学(Science Tokyo)総合研究院 ヒト生物学ユニットの佐伯憲和特任講師、武部貴則教授(大阪大学 大学院医学系研究科/ヒューマン・メタバース疾患研究拠点(WPI-PRIMe)兼任)らを中心とした研究チームは、タケダ-CiRA共同研究プログラム(T-CiRA)の一環として、ヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、ヒト肝臓に特有の血管「類洞(るいどう)」を含む肝臓オルガノイド(HLBO)を試験管内で作製することに成功しま...
キーワード:プロトコル/人工知能(AI)/毒性評価/自己組織/ゲノミクス/気液界面/ロボット/微細構造/一細胞/機能性/肝線維化/肝炎/iPS細胞/肝がん/肝疾患/肝不全/橋渡し研究/血管内皮/組織化/内胚葉/発がん機構/外傷/胎児/動態解析/オルガノイド/モデルマウス/間葉系細胞/血管形成/前駆細胞/発がん/病態解明/RNA/マウス/遺伝子治療/幹細胞/肝細胞/血液/血管内皮細胞/再生医療/細胞核/創薬/多能性幹細胞/代謝酵素/内皮細胞/内分泌/立体構造/ゲノム/ヒトiPS細胞/遺伝子/加齢/個別化医療/疾患モデル/線維化/標準化
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発表日:2025年6月27日
96
「顧みられない熱帯病」マイセトーマ 病巣の保護構造形成メカニズムを解明
宿主と原因菌の「鉄の奪い合い」が鍵
大阪大学ヒューマン・メタバース疾患研究拠点(WPI-PRIMe)のイマド アブケセーサ特任教授(常勤)とエラスムス大学メディカルセンターのWendy W.J. van de Sande准教授らの研究グループは、最先端の組織解析技術やオミックス技術、計算生物学の技術などを用いて、マイセトーマのグレインの形成とそのバリア構造の形成機序を世界で初めて明らかにしました(図1)。この発見はマイセトーマの研究における重要なマイルストーンとなります。マイセトーマ自体は1840年の文献にも記載されており古くから知られた疾患ではありましたが、その機序については長い間謎のままでした。マイセトーマに感染した際に作ら...
キーワード:ネットワーク解析/時系列データ/構造形成/ピリジン/dad/持続可能/持続可能な開発/モニタリング/生体内/病原菌/生合成/病原体/オミックス/iPS細胞/オミクス/オミクス解析/マルチオミクス/動物モデル/mRNA/ゲノム解析/発展途上国/オルガノイド/in vitro/RNA/トランスクリプトミクス/プロテオミクス/代謝物/発現調節/皮膚疾患/ゲノム/メタボロミクス/遺伝子/遺伝子発現/感染症/真菌
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発表日:2025年6月26日
97
金属3Dプリンティング特有の「セル組織」が高強度の理由!
従来の力学機能を超えるカスタム機能制御に道
大阪大学大学院工学研究科の菊川泰地さん(博士前期課程)、石本卓也特任教授、中野貴由教授らの研究グループは、金属3Dプリンティング技術によって自発的、階層的、かつ特異的に形成される、マイクロメートルスケールの結晶学的ラメラ構造と、ナノメートルサイズのセル組織の強度への寄与を、定量的に個別解析し、セル組織(セル特異界面)が極めて大きな強化をもたらす因子であることを明らかにしました。寄与を個別に解明するため、① セル組織は熱処理によって、② ラメラ構造は特異なスキャンストラテジーの設計によって、独立に消去する方法を樹立しました。その結果、ラメラ構造の存在は数%の強度上昇である一方で、セル組織...
キーワード:3Dデータ/異方性/材料科学/粒成長/持続可能/3Dプリンティング/持続可能な開発/社会基盤/動的挙動/単結晶/ナノスケール/ナノメートル/マイクロ/金属材料/軽量化/結晶方位/組織制御/熱処理/機能制御/機能材料/機能性
他の関係分野:情報学数物系科学工学農学
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発表日:2025年6月24日
98
単一量子ビット操作における 史上最も低いエラー率を達成
量子コンピュータの小型化・低コスト化・高効率化に向けて!
大阪大学量子情報・量子生命研究センターの宮西孝一郎 講師とオックスフォード大学 David M. Lucas教授らの研究グループは、単一量子ビットの制御精度に関して新たな世界記録を達成しました。これは、0.000015%(670万回に1回のエラー)という、史上最も低いエラー率での1量子ビット操作です。量子コンピュータで有用な計算を行うためには、多数の量子ビットにわたって数百万回の操作を実行する必要があります。つまり、量子ビット操作のエラー率が高いと、計算結果は意味をなさなくなります。...
キーワード:誤り訂正/量子計算/計算量/イオントラップ/超微細構造/量子コンピュータ/量子情報/量子通信/量子ビット/量子センシング/ボトルネック/センシング/トラップ/マイクロ/マイクロ波/レーザー/高効率化/微細構造/カルシウムイオン/寿命/カルシウム
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発表日:2025年6月24日
99
髄鞘形成を促進する新規ECMタンパク質と 合成ペプチドを発見
ラミニン-411およびその由来ペプチドA4G47が オリゴデンドロサイトによる髄鞘形成を活性化
東京科学大学(Science Tokyo) 大学院医歯学総合研究科 臨床分析・分子生物学分野の鈴木喜晴准教授らの研究チームは、多発性硬化症に代表される脱髄疾患や、加齢による脳機能低下、アルツハイマー型認知症、うつ病などの精神疾患において、主因の一つとして知られる中枢神経系の髄鞘機能に着目し、その制御メカニズムの解明を試みています。本研究では、東京薬科大学 薬学部 病態生化学教室の野水基義教授(当...
キーワード:神経系/オリゴデンドロサイト前駆細胞/神経活動/CD8/アミノ酸配列/アイソフォーム/活動電位/機能解析/髄鞘/ラミニン/神経ネットワーク/中枢神経/中枢神経系/歯学/前駆細胞/多発性硬化症/アポトーシス/アミノ酸/アルツハイマー病/インテグリン/基底膜/細胞外マトリックス/細胞核/細胞骨格/細胞接着/受容体/転写因子/脳機能/うつ/うつ病/加齢/精神疾患/認知症/分子生物学
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発表日:2025年6月17日
100
ルイ・パスツールもきっと驚く!? 左右を選別するナノ光ピンセットによる キラル結晶化制御の可能性を示唆
キラリティという、右手と左手の関係のように鏡合わせの構造同士が異なる性質は、自然界に普遍的に存在し、生命の起源、創薬やスピントロニクスとも関わる重要な性質です。東北大学多元物質科学研究所の新家寛正助教と中川勝教授らの研究グループはこれまでに、...
キーワード:電気通信/空間分布/クロスオーバー/スピン偏極/水溶液/物質科学/保存量/核形成/生命の起源/素粒子/銀河/磁場/分子構造/構造形成/キラル/らせん構造/機能性分子/生細胞/円偏光/磁性ナノ粒子/有機分子/分子クラスター/ナノ結晶/ナノ構造体/誘電体/省エネ/光照射/秩序構造/熱力学/スピン/スピントロニクス/ナノスケール/ナノメートル/ナノ空間/ナノ構造/ナノ粒子/レーザー/解析モデル/屈折率/結晶化/省エネルギー/数値解析/微粒子/光ピンセット/近接場/マッピング/機能性/結晶構造/ランドスケープ/ナトリウム/骨髄/不均一性/アミノ酸/サリドマイド/創薬/多発性骨髄腫/細菌
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発表日:2025年6月4日
101
\原子を「素手」で操作するメタバース実験室/ バーチャル・リアリティ×走査型プローブ顕微鏡による 混合現実(MR)実験システムを開発
大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻 DIAO ZHUO(刁琢)助教、附属極限科学センター 阿部真之教授らの研究グループは、バーチャル空間と実験室の現実空間をスムーズに行き来できる混合現実(Mixed Reality; MR)実験システムを開発し、目の前に5千万倍率で投影したシリコン原子を、直感的に観察したり動かしたりすることを可能にしました(図1)。この新しい実験システムでは、研究者が特殊なヘッドセットを装着することで、実験室の現実世界と仮想空間をシームレスに行き来できます。最大の特徴は、手のジェスチャーだけで原子を「見て」「触って」「動かす」ことができる点です。従来は複雑な...
キーワード:インターフェース/データ駆動/仮想空間/触覚フィードバック/バーチャル・リアリティ/フレームワーク/言語モデル/最適化/人工知能(AI)/揺らぎ/プローブ顕微鏡/原子操作/超高真空/シリコン表面/持続可能/分光測定/持続可能な開発/局所構造/エンジン/シリコン/デジタルツイン/ナノスケール/ナノメートル/ナノ計測/フィードバック/異常検知/極低温/自動化/ジェスチャー/ナノテクノロジー/プローブ/コミュニティ
他の関係分野:情報学数物系科学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年6月2日
102
人工知能が人と同じ視線を獲得した!
「詰め込み教育」ではだめ、「情報量を最大化する自発的な学習」が鍵
大阪大学大学院生命機能研究科ダイナミックブレインネットワーク研究室 北澤 茂 教授と大阪大学大学院医学系研究科脳生理学研究室 山本 拓都さん(博士課程) らは、動画を見るときの人間の視線計測データと人工知能(ViT)の「注意」を比較して、情報量を最大化する自発的な学習(DINO法の学習)をした人工知能が人間と極めてよく似た場所を見るように「育つ」ことを発見しました。一方で、画像識別を行うように「詰め込み」型の教育を受けたViTは、人間とは違うところを見るようになりました。DINO法の学習をした人工知能は、一切「顔」の概念を教えていないのに、テレビ番組や映画のシーンを見せると、その場の主...
キーワード:学習過程/視線計測/情報量/AI/教師付き学習/視覚情報/人工知能(AI)/言語処理/ブレイン/持続可能/持続可能な開発/視覚系/神経回路/生理学
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発表日:2025年6月2日
103
核酸標的低分子創薬に新戦略
核酸-薬剤「過渡的複合体」の可視化に成功 動的なDNAミスマッチ構造を標的とした全く新しい合理的医薬品設計戦略を構築
横浜国立大学の櫻林修平助教、児嶋長次郎教授、大阪大学産業科学研究所の中谷和彦特任教授(常勤)らの研究グループは、大阪大学蛋白質研究所、奈良先端科学技術大学の研究グループと共同で、DNAのミスマッチ塩基対を標的とする分子が一過的に形成する「過渡的複合体」の立体構造を世界で初めて可視化することに成功しました。さらに、超高磁場NMR、安定同位体標識、31P NMR、MicroEDを駆使し...
キーワード:ダイマー/高磁場/磁気共鳴/安定同位体/同位体/スペクトル/磁場/結晶構造解析/単結晶構造解析/単結晶/トラップ/脆弱x症候群/結晶構造/プロトン/分子標的/ラット/核磁気共鳴/構造変化/創薬/分子設計/立体構造/分子標的薬
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発表日:2025年5月30日
104
構造変換機能を示す三回対称性の超分子集合体開発に成功
センサー、メモリ、省エネデバイスなどへの応用展開に期待
有機材料は、その分子集合様式や分子間に働く様々な相互作用を化学的に制御することによって多彩な機能を引き出すことができます。現在の電子デバイスのほとんどはシリコンに代表される無機材料で作られていますが、有機材料に置き換えることによって、柔らかくて曲げに強い、真空装置がいらない印刷技術で、短時間で製造できるなど様々な利点があります。東北大学多元物質科学研究所の笠原遥太郎助教、出倉駿助教と芥川智行教授および信州大学学術研究院理学系の武田貴志准教授らの研究グループは、三回対称性を持つ有機分子が形成する超分子集合体を用いて、溶媒条件により...
キーワード:ウェアラブル/ウェアラブルデバイス/オープンアクセス/スーパーコンピュータ/最適化/クロスオーバー/水素結合ネットワーク/対称性/物質科学/X線回折/相転移/環境調和/π共役系/構造形成/自己組織/アミド/化学センサー/光学材料/分子集合体/有機分子/ACT/ファイバー/メモリ/電子デバイス/分子配列/有機材料/スマート材料/トルエン/省エネ/無機材料/二次構造/熱力学/ナノファイバー/環境負荷低減/光学特性/AFM/シミュレーション/シリコン/センサー/環境負荷/機能性材料/省エネルギー/動力学/分子シミュレーション/分子動力学/構造変換/環境応答性/機能性/環境応答/アミノ酸配列/APC/組織化/超分子/アミノ酸/オリゴマー/生体分子/分子集合/分子設計
他の関係分野:情報学数物系科学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年5月27日
105
\「遡る生物学」という新コンセプト/ 特定の運命を持つ細胞を取り出す技術
再生医療、細胞進化研究などへの幅広い応用に期待
大阪大学ヒューマン・メタバース疾患研究拠点(WPI-PRIMe)創造的破壊生物学分野の谷内江望特任教授(ブリティッシュコロンビア大学(UBC)Biomedical Engineering教授および東京大学先端科学技術研究センター客員教授)、UBC School of Biomedical Engineeringの石黒宗 博士研究員、同修士課程学生(当時)の坂田莉奈 氏、Spiberの石田花菜 研究員、京都大学 iPS細胞研究所高島康弘 教授らの研究グループは、ヒト、マウス、出芽酵母、大腸菌といった様々な細胞集団から特定の運命を辿ることになると考えられる細胞クローンを高精度に取り出す新技術Clo...
キーワード:EGFP/クローン/コドン/出芽酵母/進化生物学/個体発生/カーボン/新エネルギー/超並列/一細胞/哺乳動物/発生生物学/CRISPR/iPS細胞/蛍光タンパク質/大腸/ゲノム編集/フローサイトメトリー/細胞系譜/凍結保存/がん細胞/がん治療/バイオテクノロジー/マウス/遺伝子治療/幹細胞/蛍光標識/再生医療/細胞生物学/細胞分化/腫瘍形成/多能性幹細胞/大腸菌/培養細胞/分化誘導/ゲノム/コミュニティ/遺伝子/遺伝子発現/抗がん剤/薬剤耐性
他の関係分野:生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年5月22日
106
最古の体内時計が日の出を知らせた約22億年前のある日
光合成生物であるシアノバクテリアが、時間を先読みする能力(体内時計)を獲得した時期はおよそ22億年前だった!太古の地球での一日の短さに合わせて当時の体内時計も速く動いていたこと、さらに最古の体内時計の誕生時期が大...
キーワード:アンテナ/酸素濃度/水分子/バクテリア/原生代/太陽/分子構造/光化学/シアノバクテリア/系統樹/光合成/生存戦略/太陽光/振動子/シミュレーション/ナノメートル/二酸化炭素/有機物/分子システム/古細菌/リン酸/生態系/生物資源/アミノ酸配列/概日時計/アデノシン/体内時計/アミノ酸/細菌
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発表日:2025年5月13日
107
脳神経細胞死を防ぐ革新的な低分子医薬品の開発に成功
さまざまな難治性脳神経疾患治療を1つの「くすり」で
難治性脳神経疾患の中でも、脳卒中(脳梗塞)は世界の死因第2位で、全世界の死亡者数の11.6%を占めています。治療ではまず、脳の血流を再開するために血栓溶解剤(t-PA)を用いますが、日本では脳卒中を発症後、4時間30分以内の患者への投与が推奨されているなど、その使用には多くの制限があります。血栓溶解剤が使えない場合、長時間の虚血状態により脳がダメージを受け、脳神経系の細胞死が起きます。脳神経の細胞死は半...
キーワード:最適化/神経系/脱水素/高齢社会/プロトタイプ/血流/生体内/機能性/リン酸/変異体/獣医学/アルデヒド/遺伝子工学/血栓/多系統萎縮症/超高齢社会/免疫不全/橋渡し研究/心臓/認知機能障害/モデルマウス/パーキンソン病/マウス/ミトコンドリア/虚血/凝集体/細胞死/神経細胞/神経細胞死/阻害剤/創薬/脳梗塞/副作用/薬理学/ストレス/遺伝子/健康長寿/高齢化/疾患モデル/神経疾患/認知機能/認知症/脳神経疾患/脳卒中
他の関係分野:情報学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年5月9日
108
宇宙ニュートリノの起源を説明する新理論
強いニュートリノ信号と弱いガンマ線の矛盾に新たな解答
大阪大学大学院理学研究科の坂井延行さん(博士後期課程)、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の安田航一朗さん(Ph.D. program in Physics大学院生/大阪大学理学部卒業生)を中心とする、大阪大学大学院理学研究科の井上芳幸准教授およびUCLA/東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構のAlexander Kusenko教授による国際共同研究チームは、活動銀河核NGC1068における高エネルギーニュートリノの起源について、新たな理論モデルを提案しました。近年、南極の宇宙ニュートリノ観測装置...
キーワード:生成モデル/加速源/原子核/高エネルギー/高エネルギー宇宙線/高エネルギー天体/標準理論/普遍性/陽子/ヘリウム/加速器/観測手法/素粒子/中性子/スペクトル/データ解析/ニュートリノ/ブラックホール/宇宙線/宇宙物理学/活動銀河/活動銀河核/観測装置/銀河/銀河系/銀河中心/素粒子物理/天文学/粒子加速/持続可能/紫外線/持続可能な開発/地球環境/シナリオ/極限環境/光分解/エネルギー収支
他の関係分野:情報学数物系科学工学農学
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発表日:2025年4月28日
109
手を伸ばす運動の「照準」を合わせる脳の仕組みを解明
中脳の小細胞性赤核が学習のカギだった!
大阪大学大学院生命機能研究科ダイナミックブレインネットワーク研究室 北澤 茂 教授と 井上 雅仁 招へい准教授らは、サルを対象とした実験により、手を伸ばす運動中および運動直後に、小細胞性赤核に運動誤差に関する神経活動が現れることを発見しました。さらにこの小細胞性赤核を、運動終了後の0.2秒間に微小電気で刺激すると、次回の運動の照準が誤差方向と逆に少しずつ修正されることを明らかにしました。たとえば、「手が目標の右下にずれた」と報告する小細胞性赤核ニューロンを刺激すると、次の運動は左上方向へと修正されます。この誤差修正は累積的に生じ、30試行で最大40mmもの誤差が生じました(図2)。...
キーワード:ブレイン/持続可能/持続可能な開発/小脳/神経活動/ニューロン/運動学習/運動機能/電気刺激/リハビリ/病態解明/リハビリテーション
他の関係分野:数物系科学工学医歯薬学
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発表日:2025年4月28日
110
指定難病「血管炎」の発症と悪化にかかわる 「悪玉」好中球の発見
病気の再燃を予測可能に
大阪大学大学院医学系研究科の西出真之講師(呼吸器・免疫内科学)、西村桂共同研究員(免疫学フロンティア研究センター免疫創薬共同研究部門)、楢﨑雅司特任教授(常勤)(先端免疫臨床応用学共同研究講座)、熊ノ郷淳総長らの研究グループは、指定難病であるANCA(アンカ/抗好中球細胞質抗体)関連血管炎について、治療開始前の患者さんから採取した白血球を用いて、世界で初めて指定難病「血管炎」の詳細な好中球1細胞解析に成功しました。その結果、刺激によって活性化しやすく、血管炎の発症と悪化にかかわる「悪玉」好中球が増えていることを発見しました。1細胞ごとの遺伝子発現の違いに基づく病気のメカニズム解明と、実臨床での...
キーワード:一細胞/血流/インターフェロン/臨床応用/白血球/DDS/トランスクリプトーム/一細胞解析/好中球/自己免疫/自己免疫疾患/腎臓/創薬/免疫学/サイトカイン/バイオマーカー/遺伝子/遺伝子発現/疫学/抗体/難病
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2025年4月28日
111
有機分子によるエチレンのキャッチ&リリースに成功
金属を使わずにエチレンを分離・貯蔵・変換する新技術
大阪大学大学院基礎工学研究科 特別研究学生の柳大輝さん(研究当時/現:東京科学大学理学院化学系博士前期課程所属)、鷹谷絢教授らの研究グループは、ホウ素とリンからなる有機分子を用いてエチレンをオンデマンドで(必要な...
キーワード:光エネルギー/金属錯体/光反応/遷移金属錯体/有機分子/貴金属/遷移金属/可視光/持続可能/省エネ/持続可能な開発/熱力学/省エネルギー/分子システム/エチレン/ホウ素/アルケン/分子変換/有機合成
他の関係分野:環境学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年4月23日
112
AlphaFold(アルファフォールド)を用いて タンパク質間の新しい結合の発見を実現
AI技術が駆動する新たな実験科学の可能性
大阪大学大学院生命機能研究科の河口真一助教、大学院生の徐 鑫さん(博士課程)、甲斐歳恵教授らの研究グループは、米国DeepMind社によって開発・公開されているAIプログラムAlphaFoldを用いて、タンパク質間の結合をスーパーコンピュータ上で大規模に予測し、結合タンパク質のペアを新しく見出しました。タンパク質間の結合は、タンパク質の機能を発揮させるため、あるいは機能を制御するために、最も重要な性質の1つです。そのため、着目するタンパク質と結合するタンパク質を探索する試みが、頻繁に行われています。しかしながら、結合タンパク質の探索には、時間と労力がかかることが課題でした。今回...
キーワード:スーパーコンピュータ/人工知能(AI)/piRNA/Piwi/タンパク質複合体/構造モデル/SQUID/大規模計算/並列計算/インフォマティクス/生体内/変異体/機能解析/アミノ酸/がん細胞/スクリーニング/培養細胞/立体構造
他の関係分野:情報学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年4月23日
113
難病『ミトコンドリア心筋症』の進行メカニズムを発見
患者とモデルマウス研究の統合による病態解明
国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、理事長:大津欣也、略称:国循)分子薬理部 Tasneem Qaqorhリサーチフェロー、新谷泰範部長の研究グループは、国循小児循環器内科、移植医療部、病理部、先端医療技術開発部、創薬オミックス解析センターおよび、大阪大学大学院生命機能研究科 高島成二教授をはじめ、京都大学、九州大学、北海道大学、順天堂大学、埼玉医科大学、メルボルン大学との共同研究により、ミトコン...
キーワード:移植医療/筋細胞/一細胞/一細胞/オミックス/オミクス/オミックス解析/遺伝子発現解析/心筋/心筋細胞/心筋症/発現解析/病理/心機能/心臓/モデルマウス/病態解明/不均一性/イミン/マウス/ミトコンドリア/血液/疾患モデルマウス/神経細胞/創薬/転写因子/遺伝子/遺伝子発現/疾患モデル/終末期/重症心不全/小児/線維化/難病
他の関係分野:複合領域生物学医歯薬学
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発表日:2025年4月22日
114
世界初、ヒト肝臓のZonationを再現した 多層構造を持つオルガノイドを開発
iPS細胞から創出した肝オルガノイドが重篤な肝不全を改善
大阪大学大学院医学系研究科 武部貴則教授(器官システム創生学/ヒューマン・メタバース疾患研究拠点副拠点長)らの研究グループは、世界で初めて、ヒト多能性幹細胞(iPS細胞)から、生体肝臓に存在するZonation(機能的な多層構造)を備えた肝臓オルガノイドの創出に成功しました。遺伝子改変技術を組み合わせて、高濃度アスコルビン酸(細胞内)とビリルビン(細胞外)暴露を不均一に導入することにより、異なる肝細胞を誘導・自己組織化させることで、肝臓内のゾーン1〜3に相当する多層型構造を再現しました(図1)。さらに、得られたモデルから、ゾーンごとの特異的な遺伝子発現を制御するエピジェネティックなメカニズムを...
キーワード:毒性評価/自己組織/アンモニア/ゲノミクス/生産技術/ヒストン/酸化物/遺伝子改変/アスコルビン酸/層構造/肝線維化/ビリルビン/肝炎/糖新生/DNA修復/iPS細胞/バイオ人工肝臓/肝がん/肝疾患/肝不全/橋渡し研究/人工肝臓/組織化/胆管/低酸素応答/低酸素応答因子/内胚葉/発がん機構/代謝産物/分子機構/Wnt/Wntシグナル/オルガノイド/前駆細胞/発がん/HIF/in vitro/ヒストン修飾/モデル動物/ラット/遺伝子治療/遺伝子導入/幹細胞/肝細胞/血液/抗酸化/抗酸化物質/再生医療/脂肪酸/創薬/多能性幹細胞/低酸素/内分泌/分化誘導/薬物代謝/ゲノム/コレステロール/ヒトiPS細胞/遺伝子/遺伝子発現/感染症/個別化医療/疾患モデル/線維化
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発表日:2025年4月12日
115
細胞を生きたまま長時間・高解像で観察できる! AI超音波顕微鏡を開発
生命科学の理解の深化や治療薬開発への貢献に期待
大阪大学大学院工学研究科の藤原夏実さん(博士後期課程)、宇野みどりさん(博士前期課程)、荻博次教授らの研究グループは、生きた細胞を長時間高解像度で観察するAI超音波顕微鏡を開発することに成功しました。細胞の観察には通常、光学顕微鏡が用いられますが、光照射により細胞がダメージを受けるため、生きた細胞を長時間観察することは困難です。細胞の機能獲得や運命決定を深く理解するには、24時間以上、細胞を高解像度に連続的に観察する必要がありますが、これまでこういった観察を行うことはできませんでした。一方、周波数の高い音である超音波は、生体への影響が小さいものの、光よりも波長が長いため高解像の画像化が困難でし...
キーワード:トラスト/人工知能(AI)/内部構造/レンズ/持続可能/光照射/持続可能な開発/モニタリング/屈折率/周波数/超音波/超音波顕微鏡/微細構造/分解能/光学顕微鏡/形態変化/力学刺激/高分解能/創薬/超音波画像/妊婦
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発表日:2025年4月12日
116
肝細胞がんの新規バイオマーカー「FOLR1」を発見
身体への負担が少ない診断・予後予測への活用に期待
大阪大学大学院医学系研究科の竹原徹郎教授(研究当時)、小玉尚宏講師、塩出悠登さん(現:米国国立がん研究センター)(消化器内科学)らの研究グループは、肝細胞がんの新たな診断および予後マーカーとして「FOLR1」を同定しました。肝細胞がんは世界的に高い罹患率と死亡率を示すがんです。中でも、がんの形成・成長、転移・再発に深く関与する「がん幹細胞性」を持つ肝細胞がんは悪性度が高く、生存率向上のためには早期診断が極めて重要です。がん幹細胞性を持つ肝細胞がんは、KRT19、EPCAM、PROM1といった幹細胞マーカーを高発現し、これらが悪性度や予後不良と密接に関連しています。しかし、これらのマーカ...
キーワード:多変量解析/リスク管理/がん研究/MYC/診断法/抵抗性/病原性/シークエンス/肝炎/新規治療法/DNA修復/p53/悪性度/肝がん/肝硬変/肝疾患/血清/個別化治療/治療抵抗性/早期診断/死亡率/腫瘍マーカー/大腸/予後予測/PI3K/画像診断/発がん/病態解明/不均一性/免疫療法/AKT/RNA/RNAシークエンス/がん幹細胞/モデル動物/幹細胞/肝細胞/肝細胞がん/血液/ウイルス/がん患者/コホート/バイオマーカー/早期発見/非侵襲/臨床研究
他の関係分野:情報学複合領域生物学農学医歯薬学
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発表日:2025年4月12日
117
ガラスの「見えない秩序」がテラヘルツ帯の揺らぎを決める
ガラスは一見すると無秩序に結びついた原子の集合体ですが、X線や中性子線を用いて観察すると、わずかに周期的な構造「第一尖鋭回折ピーク(FSDP)」が観測されます。また、ガラスのテラヘルツ(THz)帯の振動として観測される「ボゾンピーク(BP)」は、低熱伝導性や機械的性質、THz光の吸収特性に影響を与えます。しかしながら、FSDPとBPとの関係は未解明でした。本研究では、材料の弾性のばらつきを考慮する不均一弾性体理論により、BPの発生がFSDPと密接に関係することを見いだしました。また、理論が予測する最小の弾性不均一性とFSDPのスケールがほぼ一致し、FSDPがガラスのTHz帯振動特性を決...
キーワード:学際研究/コヒーレント/テラヘルツ光/揺らぎ/周期性/中性子/中性子回折/放射光/スペクトル/テラヘルツ/ケイ素/弾性率/光学材料/持続可能/持続可能な開発/機械的性質/塑性変形/光学特性/シミュレーション/シリカ/ナノメートル/モデル化/携帯電話/周波数/振動特性/弾性体/動特性/熱伝導/振動現象/不均一性
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発表日:2025年4月7日
118
急性骨髄性白血病(AML)の新しい治療法を開発
大阪大学免疫学フロンティア研究センターの池田峻弥 特任研究員(常勤)(免疫細胞治療学)、大学院医学系研究科保仙直毅 教授(血液・腫瘍内科学/免疫学フロンティア研究センター免疫細胞治療学)らの研究グループは、同種造血幹細胞移植後に再発した急性骨髄性白血病(AML)患者に対し、HLA-DRB1タンパクの...
キーワード:産学連携/学際研究/クローン/遺伝子改変/リンパ腫/さんご/CAR-T細胞療法/悪性リンパ腫/幹細胞移植/血清/治療標的/造血細胞/脳神経外科/免疫制御/白血球/臍帯血/モノクローナル抗体/骨髄/細胞移植/造血幹細胞/B細胞/HLA/NK細胞/T細胞/がん細胞/遺伝子治療/幹細胞/急性骨髄性白血病/血液/抗原/抗腫瘍効果/再生医療/細胞治療/細胞療法/創薬/多発性骨髄腫/白血病/免疫学/免疫細胞/遺伝学/遺伝子/疫学/化学療法/感染症/抗体/小児/造血/造血幹細胞移植
他の関係分野:複合領域環境学生物学農学医歯薬学
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発表日:2025年3月31日
119
iTregの分化・安定性・機能を強化する方法を発見
自己免疫疾患に対する画期的治療法の可能性
大阪大学免疫学フロンティア研究センター (WPI-IFReC) のKelvin Chen 特任助教(常勤)、坂口 志文 特任教授(常勤)らの研究グループは、中外製薬株式会社の木林達也氏らと共同で、ヒトCD4+ T細胞において転写因子RBPJを除去することで、iTregの分化、安定性、および免疫抑制能が向上することを発見しました。この発見は、自己免疫疾患の治療において、iTreg細胞療法の障壁となる課題を克服する可能性を提示しました。iTreg細胞療法における課題の一つは、抑制するべき炎症環境がiTregを不安定にする可能性があるということです。そのような条件下では...
キーワード:スケーラビリティ/スループット/ドロップレット/プロファイル/情報学/産学連携/持続性/ヒストン/アイデンティティ/ボトルネック/マイクロ/マイクロ流体/ハイスループット/生体内/マッピング/ランドスケープ/脱アセチル化/自己免疫寛容/表現型解析/CRISPR/FoxP3/クロマチン/ヒストンアセチル化/マウスモデル/異種移植/移植片対宿主病/免疫抑制/臨床応用/パフォーマンス/フローサイトメトリー/病態モデル/分化制御/HDAC/in vitro/RNA/T細胞/アセチル化/スクリーニング/タンパク質発現/マウス/遺伝子ネットワーク/共培養/細胞治療/細胞療法/自己免疫/自己免疫疾患/腫瘍免疫/制御性T細胞/転写因子/発現制御/免疫応答/免疫学/免疫寛容/アレルギー/ゲノム/サイトカイン/ストレス/遺伝子/疫学
他の関係分野:情報学複合領域工学農学医歯薬学
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発表日:2025年3月31日
120
テラヘルツ波で耳の病気を見える化
内耳蝸牛内部の非破壊3D観察に成功
早稲田大学大学院情報生産システム研究科 芹田和則(せりたかずのり)准教授、神戸大学大学院医学研究科 藤田岳(ふじたたけし)准教授、柿木章伸(かきぎあきのぶ)特命教授、大阪大学レーザー科学研究所 斗内政吉(とのうちまさよし)教授、大阪大学大学院工学研究科博士課程Zheng Luwei(ゼンルーウェイ)氏らによる研究グループは、マウスを用いた実験により、テラヘルツ波を利用して、音をつかさどる耳の器官である「内耳蝸牛」のマイクロメートルスケールの小さな内部構造を3次元で非破壊観察することに世界で初めて成功しました。蝸牛は骨に囲まれているため、光では骨を透過できず、X線では照射臓器に被ばくのリ...
キーワード:3D画像/機械学習/情報学/生体情報/産学連携/コンパクト化/パルス/非線形/内部構造/テラヘルツ/分子分光/プローブ顕微鏡/一分子分光/パルスレーザー/回折限界/3Dイメージング/テラヘルツ波/レンズ/可視光/非線形光学/フェムト秒/マイクロ/レーザー/光計測/周波数/生産システム/電磁波/半導体/一細胞/生体内/近接場/光イメージング/頭蓋骨/内視鏡/難聴/病理/蝸牛/プローブ/マウス/早期発見/低侵襲
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年3月27日
121
カーボン量子ドットが切り拓く「細胞温度計測」
細胞内の微小な温度変化を検出
京都工芸繊維大学・外間進悟助教、大阪大学・原田慶恵教授、東京大学・岡部弘基特任准教授、広島大学・杉拓磨准教授らの共同研究チームは、カーボン量子ドット(CQD)を用いた新しい蛍光ナノ温度計を開発しました。CQDは従来型の量子ドットと同様に量子サイズ効果に由来する蛍光を発する性質があります。一方で、CQDの構成成分は主に炭素であり、従来型量子ドット(QD)のように重金属(カドミウムなど)を含まないため、細胞に...
キーワード:環境変化/産学連携/カドミウム/重金属/蛍光寿命/キノン/温度計測/量子サイズ効果/量子ドット/サイズ効果/温度応答性/カーボン/ナノサイズ/ポリマー/化学工学/熱伝導/熱伝導率/アントラキノン/一細胞/突起伸長/システイン/細胞膜/寿命/がん細胞/ミトコンドリア/再生医療/神経細胞/創薬/膜電位/誘導体
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年3月24日
122
ハイエントロピー合金をより強化する 新たなセル界面構造の発見
3Dプリンティング材料設計の新展開
東京大学大学院工学系研究科のチェンハン特任研究員、江草大佑助教、阿部英司教授は、大阪大学大学院工学研究科の中野貴由教授らによる研究グループと共同で、先進的な3Dプリンティングにより造形されたハイエントロピー合金(HEA)において、材料強度の向上を実現するサブミクロンスケールの新しいセル界面構造を発見しました。この構造は、3Dプリンティングに特有の...
キーワード:産学連携/金属元素/結晶格子/エントロピー/異方性/相分離/材料強度/融点/エネルギー消費/機械的特性/3Dプリンティング/動的挙動/界面構造/材料設計/ナノスケール/ひずみ/金属材料/形状制御/構造制御/耐久性/機能制御/機能材料/インプラント
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年3月17日
123
金属3Dプリンタが切り拓くモノづくりの新時代! 純金属混合粉末×金属3Dプリンタで ハイエントロピー合金を実現
ワンプロセスで合金製造する新手法
大阪大学大学院工学研究科の小笹良輔助教、Gokcekaya Ozkan(ゴクチェカヤ オズカン)助教、中野貴由教授らの研究グループは、レーザを熱源とする金属3Dプリンタが、金属材料の高機能化に必須の合金化と組織制御、さらには形状制御を同時(ワンプロセス)に実現できることを初めて実証しました。これまでに金属3Dプリンタは、レーザによる選択的な金属粉末の溶融凝固を繰り返すことで、任意形状をもつ3次元の構造物を作製できる手法として知られてきました。今回、研究グループは、5種類の純金属粉末を同時に溶融し、金属3Dプリンタの特徴である極めて高い冷却速度(最大107 ℃/s)を駆使した超急冷凝固を...
キーワード:3次元形状/最適化/情報学/産学連携/金属元素/結晶格子/エントロピー/異方性/結晶粒微細化/融点/タングステン/固溶体/微細化/持続可能/持続可能な開発/動的挙動/エピタキシャル/チタン/ヤング率/シミュレーション/ナノスケール/金属材料/形状制御/結晶成長/結晶方位/組織制御/耐食性/機能制御/機能材料/機能性
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2025年3月17日
124
甘い味がする新規の香気成分の発見と甘さを感じる 仕組みの解明
より自然な甘味の実現に向けて
甘味を持つ物質は一般に砂糖のように水に溶けやすいと考えられていますが、植物には甘味を示す低分子の疎水性成分(香気成分など)があることが知られていました。しかし、これらの成分は甘い香りと混同されやすく、実際にどのように甘味を感じるかについては十分に解明されていませんでした。今回、農研機構は、未知の甘味をもたらす香気成分を探索し、リンゴなどの果物や野菜に含まれるトランス-2-ヘキセナールが甘味を持つ...
キーワード:官能評価/産学連携/親水性/嗜好性/キメラ/アルデヒド/細胞膜/マウス/受容体/培養細胞/遺伝子
他の関係分野:複合領域農学医歯薬学
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発表日:2025年3月17日
125
光で変形する分子が“芳香族性”を獲得する瞬間を初観測
超高速計測で明らかにした段階的な平面化プロセス
分子科学研究所/総合研究大学院大学の米田勇祐助教、倉持光准教授、大阪大学大学院理学研究科の齊藤尚平教授、京都大学理学研究科の須賀健介大学院生、小西智暉大学院生(研究当時)らの研究グループは、励起状態芳香族性を示す分子が光照射後に構造変化を起こす過程を、フェムト秒(10-15秒)過渡吸収分光と時間分解インパルシブ誘導ラマン分光法(TR-ISRS)を用いて詳細に調べました。その結果、数百フェムト秒以内に大きな電子状態の変化が生じた後、ピコ秒(10-12秒)の時間スケールで平面化が段階的に進むことを初めて直接観測しました。さらに量子化学計算を組み合...
キーワード:産学連携/光エネルギー/パルス/時間分解/時間分解分光/非平衡/非平衡状態/量子化/ラマンスペクトル/スペクトル/振動スペクトル/分子構造/芳香族/量子化学/励起状態/量子化学計算/光エネルギー変換/光応答性/光応答/ラマン/光機能性材料/パルスレーザー/光機能/光励起/超短パルス/光照射/材料設計/電子状態/センサー/ダイナミクス/ピコ秒/フェムト秒/レーザー/機能性材料/光プローブ/周波数/超短パルスレーザー/エネルギー変換/機能性/ラマン分光/ラマン分光法/生体イメージング/分子機能/ナノテクノロジー/イミン/プローブ/蛍光プローブ/構造変化/分子設計
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年3月14日
126
指定難病「特発性肺線維症」で高発現する 長鎖非コードRNAの新たな機能を発見
大阪大学大学院医学系研究科 髙島剛志さん(博士後期課程)、森井英一 教授(病態病理学)らの研究グループは、大阪大学産業科学研究所 中谷和彦 教授、大阪大学大学院生命機能研究科 廣瀬哲郎 教授、早稲田大学理工学術院 浜田道昭 教授、千葉工業大学先進工学研究科 河合剛太教授らとの共同研究により、原因不明の肺の病気「特発性肺線維症」において、長鎖非コードRNAであるMIR205HGが基底細胞において高発現し、炎症性サイトカインIL33をRNAレベルで発現制御することを明らかにしました。さらにMIR205HGを標的とする低分子化合物 DQzGがIL33の発現を抑制させることを発見しました。これ...
キーワード:産学連携/学際研究/データ解析/ゲノミクス/生体システム/インフォマティクス/たんぱく/一細胞/イントロン/組織化学/シークエンス/筋線維芽細胞/ベクター/マウスモデル/組織化/発現解析/病理/病理学/mRNA/リンパ球/筋線維/肺線維症/オルガノイド/線維芽細胞/RNA/RNAシークエンス/スクリーニング/マウス/炎症性サイトカイン/細胞外マトリックス/上皮細胞/創薬/長鎖非コードRNA/低分子化合物/発現制御/非コードRNA/免疫学/サイトカイン/遺伝子/疫学/線維化/難病/免疫組織化学
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年3月13日
127
植物に学ぶ触媒デザインで酸素発生触媒の高性能化に成功
人工光合成の実現に向けた金属錯体ポリマー材料の開発
大阪大学大学院工学研究科 博士前期課程(当時)の松﨑拓実さんと正岡重行教授、東京科学大学 理学院 化学系の近藤美欧教授と小杉健斗助教らの共同研究チームは、東京大学 物性研究所の木内久雄助教と原田慈久教授、産業技術総合研究所の研究チームと共同で、植物をヒントに、(1)身の回りに豊富に存在する鉄イオンを持ち、(2)水溶液中で駆動可能で、(3)高い耐久性と反応速度を示す酸素発生触媒を得ることに初めて成功しました。エネルギー・環境問題を背景に、人工光合成技術の開発に期待が集まっています。特に、ボトルネックとなっている...
キーワード:産学連携/X線吸収分光/水分子/水溶液/軟X線/放射光/太陽/多核金属錯体/鉄錯体/金属錯体/錯体触媒/触媒反応/反応場/光合成/太陽光/赤外吸収分光/二酸化炭素還元/マンガン/酸素発生反応/酸素分子/電気化学反応/人工光合成/選択性/持続可能/ボトルネック/還元反応/持続可能な開発/反応速度/原子配列/インピーダンス/ポリマー/環境問題/金属イオン/耐久性/電荷移動/電気化学/二酸化炭素/カルシウムイオン/反応時間/アミノ酸/カルシウム/酸化反応/電気化学測定/配位子
他の関係分野:複合領域数物系科学化学生物学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年3月13日
128
材料科学と電磁気学の共通法則を発見
柔らかい幾何学を用いた材料科学の新しい理論
大阪大学大学院基礎工学研究科 小林舜典助教、垂水竜一教授らの研究グループは、結晶の中にある「転位」という欠陥が生み出す結晶格子の歪みのパターンが、電流が作り出す磁場のパターンと同型になることを発見しました。転位は、結晶材料の強度と柔軟性を決める重要な欠陥の一つですが、その力学的な性質に関する理論研究は十分進んでおらず、多くの研究課題が残されていました。今回、研究グループでは、①転位の周りに作られる塑性変形(物体に外力を加えて変形させ、その後、外力を取り去っても残る変形)による歪みのパターン(カルタン方程式)が、定常電流の周りに作られる静磁場のパターン(アンペール・ガウス方程式)...
キーワード:産学連携/関数解析/関数論/結晶格子/多様体/微分幾何/微分幾何学/幾何学/幾何構造/力学系/磁場/トポロジカル/材料科学/理論解析/持続可能/持続可能な開発/塑性変形/アルミニウム/格子欠陥/金属材料/鉄鋼材料/微細加工/微細加工技術/妥当性/ナノテクノロジー
他の関係分野:複合領域数物系科学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年3月13日
129
植物の細胞壁を作り変える新機構を解明
収穫に適した形態や乾燥ストレス耐性向上など植物の改良に新たな道
名古屋大学大学院理学研究科の貴嶋 紗久 研究員(現 産業技術総合研究所生物プロセス研究部門 研究員)、佐々木 武馬 助教、理学部の菊島 悠一郎 学部生、小田 祥久 教授の研究グループは、九州大学大学院芸術工学研究院の井上 大介 准教授、大阪大学大学院理学研究科の近藤 侑貴 教授、東京大学大学院理学系研究科の稲垣 宗一 准教授、産業技術総合研究所生物プロセス研究部門の坂本 真吾 上級主任研究員、光田 展隆 副研究部門長、埼玉大学大学院理工学研究科の山口 雅利 准教授との共同研究により、植物が細胞壁の構造を制御する新機構を明らかにしました。本研究グループは、シロイヌナズナの...
キーワード:産学連携/水輸送/アクチン繊維/変異体/シロイヌナズナ/環境ストレス/植物工場/ストレス耐性/セルロース/乾燥ストレス/細胞壁/細胞膜/プログラム細胞死/微小管/アクチン/イミン/細胞死/転写因子/ゲノム/ストレス/異分野融合/遺伝子
他の関係分野:複合領域総合理工農学医歯薬学
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発表日:2025年3月5日
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COVID-19ワクチン接種時の免疫獲得に関わる遺伝子の発見
生まれつきのゲノム変異と後天的なゲノム変異の関与が明らかに
東京大学大学院医学系研究科遺伝情報学の曽根原究人助教(研究当時、現:ウェルカム・サンガー研究所Postdoctoral Fellow)、岡田随象教授(兼:大阪大学大学院医学系研究科 遺伝統計学 教授、理化学研究所生命医科学研究センター チームリーダー)、慶應義塾大学医学部臨床検査医学教室の上蓑義典専任講師、同大学医学部感染症学教室の南宮湖専任講師、東京大学大学院新領域創成科学研究科の松田浩一教授(兼:同大学医科学研究所 シークエンス技術開発分野 特任教授)らによる研究グループは、COVID-19ワクチン接種者2,096名の検体を用いた...
キーワード:タスク/機械学習/情報学/シナジー/免疫機能/産学連携/学際研究/ブレイン/クローン/タンパク質立体構造/ゲノミクス/遺伝情報/生殖/性染色体/ダイナミクス/インフォマティクス/一細胞/マッピング/ゲノム配列/病原性/遺伝的多様性/シークエンス/遺伝統計学/細胞運命/生殖細胞/SARS-CoV-2/オミックス/ゲノムワイド/液性免疫/抗原特異性/細胞性免疫/脳神経科学/インターフェロン/オミクス/オミクス解析/オミックス解析/ゲノム変異/バイオバンク/ヒトゲノム/乾癬/関節/治療標的/若返り/染色体/体細胞変異/免疫制御/予防接種/ゲノムワイド関連解析/ゲノム解析/パンデミック/新型コロナウイルス/白血球/評価法/臨床検査/マルチオミックス/自己抗原/病態解明/喘息/DDS/HLA/T細胞/アミノ酸/インターフェロンγ/インフルエンザ/サーベイランス/リウマチ/遺伝子発現制御/関節リウマチ/気管支喘息/血液/抗原/自己免疫/神経科学/創薬/敗血症
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年2月28日
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絶縁膜と炭化ケイ素(SiC)の界面に局在する 発光中心のエネルギー準位を解明
大阪大学大学院工学研究科の小林拓真准教授、大西健太郎さん(博士前期課程)、中沼貴澄さん(博士後期課程)、渡部平司教授は、豊田中央研究所の遠山晴子博士、田原康佐博士、朽木克博博士と共同で、絶縁膜/炭化ケイ素(SiC)界面発光中心のエネルギー準位を解明することに成功しました。SiCは優れた材料物性を有し、微細加工やプロセス技術も進展しているため、量子技術への応用が期待されています。特に絶縁膜/SiC界面発光中心は、量子技術で重要な単一光子源として機能します(図1)。界面発光中心は、量子研究分野で有名なダイヤモンド中の...
キーワード:コンピューティング/情報学/産学連携/ダイマー/量子暗号/ケイ素/NVセンター/トランジスタ/単一光子/単一光子源/半導体デバイス/持続可能/持続可能な開発/量子コンピューティング/光学特性/SiC/トラップ/レーザー/半導体/微細加工/酸素分圧/心臓
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学化学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年2月27日
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分解酵素は細胞膜の中でタンパク質を ヘッドロックして切断する
基質と結合した膜内タンパク質分解酵素の立体構造を解明
横浜市立大学大学院生命医科学研究科の禾 晃和准教授らの研究チームは、大阪大学蛋白質研究所、京都大学医生物学研究所、東北大学大学院医学系研究科との共同で、細胞膜の中で働く特殊なタンパク質分解酵素RsePが基質となるタンパク質を結合した状態の立体構造を明らかにしました。今回の研究により、RsePの内部に取り込まれた基質タンパク質は、しっかりと固定(ヘッドロック)され、引き伸ばされた状態で切断されることが明らかになりました(図1)。切断の仕組みを詳しく調べていくことで、将来的には、細菌の感染や増殖を抑える薬剤の開発につながることが期待されます。本研究成果は、「Science Advances...
キーワード:機械学習/情報学/産学連携/バクテリア/ポリペプチド/超好熱菌/質量分析/結合状態/持続可能/持続可能な開発/モデリング/電子顕微鏡/構造予測/好熱菌/発酵/病原菌/変異体/クライオ電子顕微鏡/細胞膜/結核/大腸/分子機構/タンパク質分解/プロテアーゼ/ヘリックス/細菌感染/阻害剤/創薬/大腸菌/膜タンパク質/立体構造/立体構造解析/ストレス/感染症/抗体/細菌/薬剤耐性/緑膿菌
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学化学生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年2月25日
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新手法「scSPOT」により制御性T細胞の機能を解明!
大阪大学感染症総合教育研究拠点のJonas Søndergaard特任助教(常勤)、James Badger Wing教授らの研究グループは、マスサイトメトリー(CyTOF)を用いた新たな手法「ヒトTregの単一細胞抑制プロファイリング」(scSPOT)を開発し、免疫システムの重要な制御因子である制御性T細胞(Treg)の機能を研究しました。この研究により、Tregが主に細胞分裂の停止やエフェクター分子の減少を含む複数のメカニ...
キーワード:産学連携/自己組織/メモリ/持続可能/持続可能な開発/化学工学/一細胞/CD8/プロファイリング/ウイルス感染症/免疫制御/CD9/パンデミック/免疫療法/HLA/T細胞/がん治療/細胞分裂/自己免疫/自己免疫疾患/制御性T細胞/免疫学/免疫細胞/ウイルス/バイオマーカー/疫学/感染症/抗がん剤/抗体/新型コロナウイルス感染症/臓器移植
他の関係分野:複合領域化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年2月25日
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ペリスタルティックポンプを用いたシミュレーションで解明! アミロイド線維が作られるメカニズム
アミロイドーシス発症の仕組みに迫る新技術
大阪大学大学院工学研究科の後藤 祐児特任研究員、太田 朝貴さん(博士後期課程)、荻 博次教授、新潟大学大学院医歯学総合研究科の山本 卓教授らの研究グループは、チューブをローラーでしごいて送液するポンプ(ペリスタルティックポンプ)が引き起こす「せん断ストレス」が原因でアミロイド線維という物質ができることを発見しました。アルツハイマー病、パーキンソン病、透析アミロイドーシスなどのアミロイドーシスは、それぞれの特定の原因タンパク質が、何らかの刺激を受けて、物質の結晶に類似した構造のアミロイド線維を形成することにより発症します。高齢化に伴って頻発するアミロイドーシスの発症化機構の解明や、アミロ...
キーワード:デルタ/産学連携/光検出器/量子計測/検出器/タンパク質凝集/前駆体/持続可能/せん断/持続可能な開発/シミュレーション/マイクロ/超音波/電子顕微鏡/有限要素法/生体内/リゾチーム/ニワトリ/リンパ管/歯学/アミノ酸/アミロイド/アルツハイマー病/パーキンソン病/凝集体/蛍光顕微鏡/血液/ストレス/加齢/高齢化
他の関係分野:複合領域数物系科学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年2月25日
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アルドステロン産生腺腫の多様な細胞社会が明らかに
二次性高血圧の新たな治療展開に向けて
アルドステロン産生腺腫(APA)は、副腎の良性腫瘍であり、アルドステロンの過剰な産生による二次性高血圧を発症します。通常の高血圧と比べて様々な臓器の合併症が起こりやすく、手術による治療が必要です。このため効果的な内科的治療法の確立に向けて、詳しい病態の解明が求められています。APAの多くはKCNJ5遺伝子(KCNJ5)に変異を持ち、若い年齢で発症して重症化しやすく、アルドステロンの過剰産生だけでは説明できない...
キーワード:生細胞/副腎皮質/質量分析/カリウム/一細胞/アルドステロン/原発性アルドステロン症/内分泌学/副腎/オミクス/オミクス解析/マルチオミクス/マルチオミクス解析/合併症/細胞間相互作用/ホルモン/骨折/生体防御/RNA/アンドロゲン/ステロイド/ステロイドホルモン/ストレス応答/トランスクリプトーム/ファージ/マクロファージ/内分泌/コルチゾール/ストレス/遺伝子/血圧/高血圧/脂質/手術/糖尿病/臨床研究
他の関係分野:化学生物学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年2月22日
136
視神経脊髄炎スペクトラム障害に関わる遺伝子変異を発見
生殖細胞系列変異と体細胞変異の双方が発症に関与
大阪大学大学院医学系研究科の矢田知大さん (研究当時:遺伝統計学/神経内科学 博士課程、現:神経内科学 招へい教員)、佐藤豪さん(遺伝統計学/消化器外科学 博士課程)、小河浩太郎 助教、奥野龍禎 准教授、望月秀樹 教授(神経内科学)、岡田随象 教授(遺伝統計学/東京大学大学院医学系研究科 遺伝情報学 教授/理化学研究所生命医科学研究センター システム遺伝学チーム チームリーダー)、九州大学大学院医学研究院の磯部紀子 教授(神経内科学)らのグループは、日本人集団のNMOSD発症に関連する生殖細胞系列変異と体細胞変異、及びこれらの変異が遺伝子発現量に変化を及ぼす細胞種を、GWAS...
キーワード:ロジスティック回帰/回帰分析/インテリジェンス/情報学/シナジー/学際研究/クローン/遺伝情報/生殖/メモリ/インフォマティクス/シークエンス/遺伝統計学/生殖細胞/21番染色体/SPECT/ゲノムワイド/ゲノム情報/メモリーT細胞/神経内科学/インターフェロン/バイオバンク/ヒトゲノム/関節/治療標的/染色体/体細胞変異/中枢神経/免疫制御/ゲノムワイド関連解析/ゲノム解析/悪性腫瘍/多発性硬化症/病態解明/RNA/Th1/T細胞/ラット/リウマチ/関節リウマチ/血液/自己免疫/自己免疫疾患/制御性T細胞/創薬/免疫応答/免疫学/GWAS/アレルギー/ゲノム/コホート/ワクチン/遺伝学/遺伝子/遺伝子発現/遺伝子変異/医療安全/疫学/加齢/感染症/個別化医療/小児/新型コロナウイルス感染症/造血/有病率/臨床研究
他の関係分野:情報学複合領域環境学生物学工学医歯薬学
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発表日:2025年2月20日
137
胃カメラしながら 膵がんの早期発見
早期膵がん発見し検診に応用可能な診断法の開発
大阪大学大学院医学系研究科の谷内田真一 教授(がんゲノム情報学)らの研究グループは、胃カメラの際に追加検査として、十二指腸乳頭部を洗浄して回収液中のKRAS(ケーラス)遺伝子変異を検出する「リキッドバイオプシー(液性生検)」により、高い診断精度で早期膵がんを診断できることを明らかにしました(図1)。膵がんには効果の高い抗がん剤が少ないことから、膵がん克服には早期発見・早期治療(根治手術)が最も重要です。しかしこれまでに膵がんを早期発見する高精度な検査法はありませんでした。本検査により難治性がんである膵がん克服への道が開けるものと期待されます。本研究成果は、米国外...
キーワード:オープンアクセス/情報学/がん研究/がん検診/PCR法/ゲノミクス/カテーテル/情報統合/診断法/ゲノム情報/神経内科学/がんゲノム/遺伝子異常/早期診断/内視鏡/膵臓/リキッドバイオプシー/腫瘍マーカー/PCR/がん細胞/スクリーニング/血液/腎臓/膵がん/がん患者/ゲノム/バイオマーカー/胃がん/遺伝子/遺伝子変異/抗がん剤/手術/早期発見/臨床研究
他の関係分野:情報学複合領域生物学工学医歯薬学
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発表日:2025年2月19日
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トリカプリン療法が 中性脂肪蓄積心筋血管症(TGCV)患者の 生存率向上、心不全の顕著な改善に寄与する
大阪大学大学院医学系研究科中性脂肪学共同研究講座の平野賢一特任教授(常勤)、医学部附属病院未来医療開発部データセンターの岡村知美特任研究員(常勤)、山田知美特任教授(常勤)及び平野賢一特任教授(常勤)が代表研究者を務める難治性疾患実用化研究事業・厚生労働省難治性疾患政策研究事業の中性脂肪蓄積心筋血管症(TGCV)研究班、TGCV患者会、一般財団法人栩野財団は、希少心臓難病「中性脂肪蓄積心筋血管症(TGCV)」について、トリカプリン療法実施患者の長期予後と心機能経過を、トリカプリン非実施患者とレジストリ研究により比較検討しました。分析の結果、トリカプリン療法患者の5年生存率は10...
キーワード:AI/アルゴリズム/高齢化社会/情報収集/ハザード/政策研究/生産性/診断法/リン酸/キメラ/抵抗性/レジストリ/心不全 Heart Failure/治療抵抗性/心筋/心臓移植/病理/病理学/パンデミック/心機能/心臓/日常生活/臨床検査/労働生産性/医療費/脂肪酸/内分泌/高齢化/糖尿病/難病/臨床研究
他の関係分野:情報学複合領域工学農学医歯薬学
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発表日:2025年2月19日
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二次元材料上で二酸化バナジウムの超薄膜化に成功!
安価で柔軟な次世代エレクトロニクス用材料の合成技術
大阪大学産業科学研究所の余博源さん(大学院基礎工学研究科博士後期課程)、田中秀和教授、物質・材料研究機構の渡邊賢司博士、谷口尚博士らの研究グループは、二次元材料のひとつである六方晶窒化ホウ素(hBN)の上に、パルスレーザ蒸着法を用いて二酸化バナジウム(VO2...
キーワード:ユビキタス/学際研究/パルス/物質科学/六方晶窒化ホウ素/超薄膜/スペクトル/二次元材料/ラマン/強相関/バナジウム/ナノデバイス/フレキシブル/半導体デバイス/半導体材料/微細化/有機材料/持続可能/持続可能な開発/半導体産業/単結晶/グラフェン/シリコン/スピン/ナノスケール/ナノメートル/酸化物/積層構造/半導体/光学顕微鏡/ホウ素/結晶構造/層構造/スマートフォン
他の関係分野:情報学環境学数物系科学総合理工工学農学医歯薬学