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研究分野別サイレントキーワード
「意思決定」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報基礎学:表現定理意思決定を含む研究件
❏社会的環境における状況依存的な判断と意思決定プロセスの研究(13610115)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学部, 教授 (10212028)
【キーワード】社会的判断 / 意思決定 / 社会的環境 / 数理モデル / 計量モデル (他11件)
【概要】人間の判断と意思決定が、文脈や言語表現や手がかりなどによって変異してしまう現象は判断と意思決定の状況依存性としてとらえることができる。本研究では、社会的状況における判断と意思決定の状況依存性を、種々の心理実験を通じて解明し、さらに、この状況依存性を理論的観点から説明し、予測可能な心理計量モデルの作成、その数理モデルの作成、そして、この数理モデルの表現定理の導出を行なうことを主目的とした。 社会的環...
❏状況依存的な判断と意思決定の実験研究とその計量モデル・数理モデル・表現定理の解明(11610067)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】竹村 和久 筑波大学, 社会工学系, 助教授 (10212028)
【キーワード】判断 / 意思決定 / 実験 / 数理モデル / 心理計量モデル (他10件)
【概要】人間の判断と意思決定が、文脈や言語表現や手がかりなどによって変異してしまう現象は判断と意思決定の状況依存性としてとらえることができる。本研究では、判断と意思決定の状況依存性を、種々の心理実験を通じて解明し、さらに、この状況依存性を理論的観点から説明し、予測可能な心理計量モデルの作成、その数理モデルの作成、そして、この数理モデルの表現定理の導出を行なうことを主目的とした。まず、第1に、判断と意思決定...
【情報学】計算基盤:主観確率意思決定を含む研究件
❏主観確率の表現が意思決定に及ぼす影響のモデル化(14510093)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】山岸 侯彦 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (70286136)
【キーワード】確率判断 / 意思決定 / ニューラルネットワーク / 意志決定 / 主観確率 (他9件)
【概要】本研究は、主観的な不確実性、すなわち主観確率を表現する方法によって意思決定がどのような影響を受けるかを明らかにし、さらにそうした意思決定過程をモデル化することを目標とした。 先行研究では、主観確率を言語で表現する際、言語が持つ性質としての「方向性」が選択行動に影響を及ぼすことが示唆されていた。方向性とは、ある不確実事象が実現する可能性を「ほぼ確実である」と述べるように、コミュニケーションの焦点を実...
❏グループの意思決定の数理モデルとプロセスの記述(10551002)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】繁桝 算男 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90091701)
【キーワード】意思決定 / 効用評価 / 主観確率 / Wasonの4枚カード問題 / 秘書問題 (他8件)
【概要】実際の意思決定のプロセスに関して,規範モデルと記述モデルの相互補完的関係についていくつかの研究を行った.集団の意思決定における数理的な意思決定ルールとより単純な多数決ルールとの効率の比較などを行っている.また、公共的決定において,一般の人々の本音を聞くことは特に大事であるが,そのための方法論として言語を介した主観確率の測定方法を検討した. 実際の日常的意思決定においても,ある意味で,合理性を求めて...
【情報学】人間情報学:図的推論意思決定を含む研究件
❏我々の情報環境に求められる「意思決定しやすい情報提示法」-多属性意思決定を中心に(21K18339)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】岡田 光弘 慶應義塾大学, 文学部(三田), 名誉教授 (30224025)
【キーワード】意思決定 / 多属性意思決定 / グラフィック表現・推論 / 論理 / 情報提示 (他11件)
【概要】(1)萌芽研究の初年度として、多属性選択肢表デザイン及び提示法の基本の研究を進めた。グラフィック表現を多属性表に取り入れることにより合理的意思決定を容易にする表現手法の開発も試みた。ハイライト手法、アイコン手法、図的論理推論手法などの導入を行って研究を進めた。多属性表を用いた推論プロセスを論理的手法で検討した。Trade-off関係を持つ、少数選択肢間の多属性選肢表の提示意義について、現代情報社会...
❏「証明の哲学」の視点に立つ「論理と数学の哲学」の新展開(17H02265)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】岡田 光弘 慶應義塾大学, 文学部(三田), 名誉教授 (30224025)
【キーワード】論理学 / 論理の哲学 / 論理哲学 / 数学の哲学 / 証明 (他23件)
【概要】「証明の哲学」の構築に向けて証明と推論の研究を進めた。推論と証明・論証の関連分野を分野横断的に研究するところに本研究の独創性がある。次のような成果を得た。Wittgensteinを中心とした20世紀前半の、証明の哲学に対して現代的再評価を与えた。日常の自然言語による推論に新たな成果を得た。特にデフォルト推論の新たな意味論分析を与えた。図的推論や画像的論理表現の成果を得た。論理の基盤構造を捉える線形...
【情報学】人間情報学:利他性意思決定を含む研究件
❏加齢による意思決定過程の変容に影響を及ぼす心理的・環境的要因の解明(20K03308)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】永岑 光恵 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (80392455)
【キーワード】ストレス / アイオワ・ギャンブリング課題 / 不安感 / 皮膚電気活動 / 利他的配分 (他16件)
【概要】本研究は先の我々の挑戦的研究(萌芽:17K18696)の発展的課題として、実験心理学と実験経済学の融合的アプローチにより、加齢による意思決定過程の変容を心理的・環境的要因の相互作用の観点から解明することを目的としている。 【心理学グループ】 これまで、若者群を対象に、時間的切迫と情報あいまい性が高い状況におけるリスク回避に関わる意思決定過程に関して、行動実験ならびに生理心理実験を行い、危急条件下で...
❏特殊詐欺状況下における中高年者の意思決定過程の解明と詐欺防止策の提言(17K18696)
【研究テーマ】心理学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2022-03-31
【研究代表者】永岑 光恵 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (80392455)
【キーワード】意思決定 / アイオワ・ギャンブリング課題 / 独裁者ゲーム / 時間的切迫 / 貢献度評価 (他15件)
【概要】心理班では、「不安」「時間的切迫」「情報のあいまい性」に着目し、三つの研究を行った。研究①と②においては、若年者を対象として、時間的切迫、ならびに情報曖昧性の高い条件下での意思決定過程を検証後、不安状態変化を自律神経系反応によりモデル化する方法を検討した。研究③として、高年者と若年者の意思決定行動を比較した。 経済班では、特殊詐欺状況下における「援助行動」に着目し二つの研究を行った。研究④において...
【情報学】人間情報学:知覚意思決定を含む研究件
❏心理物理学的・神経学的逆相関解析による知覚的意思決定機構の解明(20H01782)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60447034)
【キーワード】脳 / 視覚 / 意思決定 / 注意 / 知覚 (他6件)
【概要】系列的にサンプルされた視覚情報に基づくダイナミックな知覚的意思決定のメカニズムを解明するため,以下の実験的・計算論的研究を実施した.(1) 線分要素の方位の平均と分散が時間的に変動しつつ高速に提示される動的なテクスチャ刺激の平均方位をできるだけ早く回答させる実験をおこない,観察者の意思決定を決定づける各時刻の刺激情報を反応時間にロックした心理物理学的逆相関解析により導出した.その結果,反応の400...
❏意思決定における判断バイアスの発生メカニズムの解明と除去法の開発(15K16008)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】近藤 あき 京都工芸繊維大学, 繊維学系, 助教 (30727053)
【キーワード】系列依存性 / 系列効果 / 知覚 / 判断 / 顔魅力 (他12件)
【概要】日常生活で人が対象に対し、魅力のような高次印象の判断や評価を連続的に行う際には、個々の判断は過去に行なった判断に近づくように変容する。本研究では、これらの判断におけるバイアス効果の生起メカニズムについて検討することを目的とした。研究の結果、顔の魅力の知覚が過去に知覚した顔の魅力に近づくことを示し、高次印象の判断におけるバイアス効果が、知覚のような低次レベルにおいても生じていることを明らかにした。...
❏視聴覚情報の時空間統計量の把握に関わる脳情報処理機構(15H03461)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60447034)
【キーワード】視覚 / 統計量 / 意思決定 / 認知 / 知覚 (他10件)
【概要】本研究では,画像や文字などで与えられるデータの時間的・空間的な統計量の把握や予測,意思決定に関わる脳情報処理を一連の心理物理学実験により検討した.主要な結果として,動的に変化する視覚特徴(数字を除く)の時間的な平均トレンドの推定および未来の予期の両面において,人間は直近の情報に強く依存して意思決定をすることが明らかになった.これらの結果は入力情報の一次(過去トレンドの推定の場合)・二次微分(未来の...
【情報学】人間情報学:認知心理学意思決定を含む研究件
❏がん治療選好の国際標準ハイリスク志向尺度構成:日本知見の米英ブルガリアへの敷衍(19K03366)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山岸 侯彦 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (70286136)
【キーワード】がん / リスク知覚 / リスクテイキング / 治療楽観性 / 国際比較 (他8件)
【概要】本課題は令和元年から三年を予定していた.令和元年の目標中,日本,米国及び英国・勃国のがん患者の協力を得て質問紙調査の項目選定までは実現した.令和元年末より地球規模で新型コロナウィルスが猖獗を極め,四カ国にて,次の目的であったデータ収集は不可能であった.そのため,最終年度を一年延長した.令和四年五月現在,英国等でCOVID-19対策が全廃され,本邦も同様の変化を期待し,補助事業期間延長中,データ収集...
❏リスクを知る脳:「割合錯誤」現象の脳画像解析とコミュニケーションへの応用(25380978)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山岸 侯彦 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (70286136)
【キーワード】意思決定 / リスク知覚 / 認知心理学 / リスクコミュニケーション / 脳画像解析 (他7件)
【概要】申請書に提案した「機能的磁気共鳴画像法」によるデータ収集、並びにその実験結果を反映させたリスクコミュニケーション技法選択実験は、ほぼ想定された目的を達成したと言える。2015年度は、Yamagishi (2015)並びにYamagishi & Yang (2015)という成果を重ねた。今後、本課題が確立したリスクコミュニケーション技法の知見を、現実場面に応用する事が望まれる。2016年4月...
【情報学】人間情報学:選好逆転意思決定を含む研究件
❏消費者行動における選好逆転の体系的理論構築に関する研究(16H03675)
【研究テーマ】商学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】守口 剛 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (70298066)
【キーワード】消費者行動 / 選好の逆転 / 解釈レベル理論 / 感覚マーケティング / 身体化認知 (他11件)
【概要】消費者行動における選好逆転という現象について、従来から指摘されていた、時間推移に伴う選好の変化、解釈レベルの相違による影響の他に、感覚刺激や身体的刺激による消費者選好の変化について実証的な研究を行い、それらの影響についての新しい知見を整理した。感覚刺激による選好変化の理論的基盤として、処理流暢性と身体化認知に着目し、パッケージの重さ、製品画像の位置、背景色などによって選好が変化するという現象を整理...
❏状況要因と選択目標を考慮した消費者選択行動の研究~理論の体系化に向けて~(25285135)
【研究テーマ】商学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】守口 剛 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (70298066)
【キーワード】消費者意思決定 / 解釈レベル理論 / 比較の方向性効果 / 身体化認知 / 選好逆転 (他8件)
【概要】消費者が製品やサービスを選択する際の選択の方法とその結果が、選択時の環境や選択の目標にどのような影響を受けるのかについて体系的な研究を実施した。その結果、選択対象と消費者との心理的距離、複数の対象の比較方法などによって消費者の選択方法と選択結果が異なるという現象を見出し、そのメカニズムに関して体系的な整理を行った。 ...
❏解釈レベル理論を用いた顧客満足規定要因に関する研究(22330134)
【研究テーマ】商学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】阿部 周造 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (30060015)
【キーワード】解釈レベル理論 / 顧客満足 / 選好逆転 / 比較の方向性 / 心理的距離 (他9件)
【概要】人の物事の評価・選択は心理的な距離(時間、空間、社会的親しさ等)が遠いほど抽象的になされるという仮説に基づいて、顧客の満足度の規定要因を様々な製品あるいは購入状況に絡めて研究した。研究の結果はおおむね仮説を支持するものとなった。消費者の考え方の抽象度測定のための尺度開発においても一定の前進をすることができた。 ...
【情報学】人間情報学:感情意思決定を含む研究件
❏犯罪不安に関する認知・感情プロセスのモデル化とその応用(19530553)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】上市 秀雄 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (20334534)
【キーワード】意思決定 / 犯罪不安 / 後悔 / ストレス対処 / 共分散構造分析法 (他14件)
【概要】本研究では犯罪不安に関する意思決定プロセスを明らかにし、被害者感情低減の方法、法に触れる不適切な行動を変えるための方法を検討した。その結果、リスク回避行動を規定するプロセスには、認知的プロセスと感情的プロセスが存在した。被害者感情を和らげるためには、周囲の人は被害者の話に耳を傾けること、自分自身は人に話をして気持ちの整理をすることであった。不適切行動を修正するには、その行動を自分身の責任ととらえる...
❏相互認識を考慮した意思決定支援システムの構築(14780350)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】猪原 健弘 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (80293075)
【キーワード】相互認識 / 意思決定 / システム / 社会 / ネットワーク (他8件)
【概要】研究の目的である、1.相互認識を伴う意思決定状況の数理的な分析 2.意思決定に伴う社会の状態の変化に関する理論の構築 3.現実の意思決定状況の解決や主体の行動選択の支援のための計算機上のシステムの構築 を達成するために、まず、平成14年度前半には、それまでのところ必ずしも十分とはいえなかった主体間の相互認識を取り扱うための数理的な概念の充実を図った。 その後、構築した数理的な枠組の上で、以下3つの...
【情報学】人間情報学:判断意思決定を含む研究件
❏意思決定における判断バイアスの発生メカニズムの解明と除去法の開発(15K16008)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】近藤 あき 京都工芸繊維大学, 繊維学系, 助教 (30727053)
【キーワード】系列依存性 / 系列効果 / 知覚 / 判断 / 顔魅力 (他12件)
【概要】日常生活で人が対象に対し、魅力のような高次印象の判断や評価を連続的に行う際には、個々の判断は過去に行なった判断に近づくように変容する。本研究では、これらの判断におけるバイアス効果の生起メカニズムについて検討することを目的とした。研究の結果、顔の魅力の知覚が過去に知覚した顔の魅力に近づくことを示し、高次印象の判断におけるバイアス効果が、知覚のような低次レベルにおいても生じていることを明らかにした。...
❏行動意思決定研究を基礎とした多元的価値下での処方的社会心理学の構築(24243061)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-10-31 - 2017-03-31
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】意思決定 / 処方的社会心理学 / 多元社会 / 行動意思決定論 / 意思決定過程 (他22件)
【概要】本研究は、行動意思決定研究を基礎とした多元的価値下での処方的社会心理学の構築を目指すものである。行動意思決定論とは、人々の意思決定についての心理学的知識を基にした記述的な意思決定理論のことである。本研究では、多属性意思決定のの心理学的モデルやそれらの研究知見をもとにして合理的意思決定と「よい意思決定」について検討を行った。本研究では、多属性意思決定の処方的検討によって、多元的観点が「よい意思決定」...
❏意思決定過程分析による社会経済現象の解明(15530411)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院・文学部, 教授 (10212028)
【キーワード】意思決定 / 意思決定過程 / 社会経済 / リスク認知 / ファジィデータ解析 (他13件)
【概要】本研究の目的は、過程追跡技法などの心理学的方法論や数理計量的方法論を用いて、社会経済環境における判断と意思決定現象を解明し、社会経済現象を意思決定過程分析より明らかにすることであった。意思決定過程は、我々の社会生活や社会経済環境において容易に見出される現象であり、人々は、このような社会経済環境の中で意思決定を行っているのである。それ故、社会経済環境での意思決定過程に関する研究は、社会経済現象の理解...
【情報学】人間情報学:予期意思決定を含む研究件
❏ファシリテーションとしての環境に生きる生物の認知様式(15K12054)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】郡司 幸夫 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40192570)
【キーワード】ファシリテーション / 意思決定 / 生物計算 / 群 / 群れ (他13件)
【概要】ミナミコメツキガニの群行動に関しては、非同期予期モデルによってその行動がよく説明できることが示されたが、このモデルは、逆ベイズ推定・ベイズ推定によって実装可能であることが示され、その定式化に成功した。またミナミコメツキガニやアリが、逆ベイズ推定・ベイズ推定を通して群行動の意思決定をしていることが明らかとなった。ベイズと逆ベイズ推定の各々は、条件が与えられた中での高効率計算、条件の変化に抗する頑健な...
❏視聴覚情報の時空間統計量の把握に関わる脳情報処理機構(15H03461)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60447034)
【キーワード】視覚 / 統計量 / 意思決定 / 認知 / 知覚 (他10件)
【概要】本研究では,画像や文字などで与えられるデータの時間的・空間的な統計量の把握や予測,意思決定に関わる脳情報処理を一連の心理物理学実験により検討した.主要な結果として,動的に変化する視覚特徴(数字を除く)の時間的な平均トレンドの推定および未来の予期の両面において,人間は直近の情報に強く依存して意思決定をすることが明らかになった.これらの結果は入力情報の一次(過去トレンドの推定の場合)・二次微分(未来の...
【情報学】情報学フロンティア:意思決定過程意思決定を含む研究件
❏消費者の選択データに基づく意思決定方略の推定と応用研究(22H00893)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】玉利 祐樹 静岡県立大学, 経営情報学部, 講師 (60737360)
【キーワード】意思決定 / 意思決定過程 / 決定方略 / 過程追跡法 / 情報モニタリング法
【概要】
❏加齢による意思決定過程の変容に影響を及ぼす心理的・環境的要因の解明(20K03308)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】永岑 光恵 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (80392455)
【キーワード】ストレス / アイオワ・ギャンブリング課題 / 不安感 / 皮膚電気活動 / 利他的配分 (他16件)
【概要】本研究は先の我々の挑戦的研究(萌芽:17K18696)の発展的課題として、実験心理学と実験経済学の融合的アプローチにより、加齢による意思決定過程の変容を心理的・環境的要因の相互作用の観点から解明することを目的としている。 【心理学グループ】 これまで、若者群を対象に、時間的切迫と情報あいまい性が高い状況におけるリスク回避に関わる意思決定過程に関して、行動実験ならびに生理心理実験を行い、危急条件下で...
❏行動意思決定研究を基礎とした多元的価値下での処方的社会心理学の構築(24243061)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-10-31 - 2017-03-31
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】意思決定 / 処方的社会心理学 / 多元社会 / 行動意思決定論 / 意思決定過程 (他22件)
【概要】本研究は、行動意思決定研究を基礎とした多元的価値下での処方的社会心理学の構築を目指すものである。行動意思決定論とは、人々の意思決定についての心理学的知識を基にした記述的な意思決定理論のことである。本研究では、多属性意思決定のの心理学的モデルやそれらの研究知見をもとにして合理的意思決定と「よい意思決定」について検討を行った。本研究では、多属性意思決定の処方的検討によって、多元的観点が「よい意思決定」...
【情報学】情報学フロンティア:皮膚電気活動意思決定を含む研究件
❏加齢による意思決定過程の変容に影響を及ぼす心理的・環境的要因の解明(20K03308)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】永岑 光恵 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (80392455)
【キーワード】ストレス / アイオワ・ギャンブリング課題 / 不安感 / 皮膚電気活動 / 利他的配分 (他16件)
【概要】本研究は先の我々の挑戦的研究(萌芽:17K18696)の発展的課題として、実験心理学と実験経済学の融合的アプローチにより、加齢による意思決定過程の変容を心理的・環境的要因の相互作用の観点から解明することを目的としている。 【心理学グループ】 これまで、若者群を対象に、時間的切迫と情報あいまい性が高い状況におけるリスク回避に関わる意思決定過程に関して、行動実験ならびに生理心理実験を行い、危急条件下で...
❏特殊詐欺状況下における中高年者の意思決定過程の解明と詐欺防止策の提言(17K18696)
【研究テーマ】心理学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2022-03-31
【研究代表者】永岑 光恵 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (80392455)
【キーワード】意思決定 / アイオワ・ギャンブリング課題 / 独裁者ゲーム / 時間的切迫 / 貢献度評価 (他15件)
【概要】心理班では、「不安」「時間的切迫」「情報のあいまい性」に着目し、三つの研究を行った。研究①と②においては、若年者を対象として、時間的切迫、ならびに情報曖昧性の高い条件下での意思決定過程を検証後、不安状態変化を自律神経系反応によりモデル化する方法を検討した。研究③として、高年者と若年者の意思決定行動を比較した。 経済班では、特殊詐欺状況下における「援助行動」に着目し二つの研究を行った。研究④において...
【情報学】情報学フロンティア:不確実性下での意思決定意思決定を含む研究件
❏曖昧さが資産価値に与える影響の分析とその応用(26380411)
【研究テーマ】金融・ファイナンス
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】岩城 秀樹 京都産業大学, 経営学部, 教授 (40257647)
【キーワード】不確実性下での意思決定 / 曖昧性 / 経済均衡 / 状態価格密度 / 保険料計算原理 (他16件)
【概要】本研究課題において得られた成果は以下のとおりである。(1) 滑らかな曖昧性モデルの双対定理を導出し、経済主体の選好が1次信念と2次信念の複合分布の下での効用の期待値で表現できることを証明した。(2) (1)の定理を基に曖昧性下での経済均衡での保険料計算原理を導出した。(3) (1)の定理を基に経済均衡での状態価格密度を導出し、資本資産価格モデル(CAPM)を曖昧性下に拡張した。(4) ファントム意...
❏意思決定問題における最適解の数理的な妥当性を保証するメンバシップ関数構築法の開発(25730146)
【研究テーマ】ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】蓮池 隆 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (50557949)
【キーワード】ファジィ理論 / メンバシップ関数 / 情報理論 / 不確実性下での意思決定 / 平滑化 (他7件)
【概要】数理計画問題を利用して実社会の意思決定を行う場合,言語情報や人の感性といった非数値情報を表現できるメンバシップ関数を用いることが多いが,既存研究の多くでは主観性のみで設定がなされていた.本研究において,メンバシップ関数を意思決定者が第3者を,自信をもって納得させられる部分と,それ以外の部分に分割し,前者は主観性により設定し,後者の部分は,特定の関数形を事前設定することなく,確率統計や情報理論を応用...
【情報学】情報学フロンティア:マルチエージェント意思決定を含む研究件
❏インタラクティブシミュレーションによる海事産業の脱炭素技術戦略と制度設計の支援(22H01693)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】稗方 和夫 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (80396770)
【キーワード】制度設計 / 海上物流システム / インタラクティブシミュレーション / マルチエージェント / 意思決定
【概要】
❏バッチプラントの製品・プロセス開発から生産・管理までを短縮する統合情報環境の開発(16360394)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】小野木 克明 名古屋大学, 大学院工学研究科, 教授 (80115542)
【キーワード】バッチプラント / 統合化 / 情報支援環境 / 意思決定 / 設計論理 (他15件)
【概要】バッチプロセスを安全に有効に活用するにあたっては、計画、設計、運転、管理などに係る活動を統合化することが必要となる。また、製品開発から商品化までに要する時間を短縮するためには、新製品の設計から製造までに至る過去の経験を活用することも必要である。このため、バッチ生産に係るさまざま活動に利用でき、過去の経験を活用することができる統合情報環境の構築と、そのもとで、それぞれの意思決定を実現するための方法論...
【情報学】情報学フロンティア:ニューラルネットワーク意思決定を含む研究件
❏自動運転の安全性に向けた車両力学のドメイン制御(21F21362)
【研究テーマ】
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2021-11-18 - 2023-03-31
【研究代表者】中野 公彦 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (90325241)
【キーワード】dynamics / control / automated vehicle / neural networks / decision making
【概要】This project aims to investigate chassis dynamics domain control for automated vehicles (AVs). A decision-making module provides proper driving commands for chassis actuators to track, so the first st...
❏エキスパート的意思決定過程のフィードバック型ニューラルネットワークモデルの設計(15300270)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】中川 正宣 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (40155685)
【キーワード】意思決定 / ニューラルネットワーク / フィードバック / 心理学実験 / コンピュータシミュレーション (他6件)
【概要】15年度は主に以下のような研究を行った。 (1)まず従来型の意思決定のニューラルネットワークモデルについて、前述の協和モデルを含め、並列制約充足モデル、リスクティキングモデル等すべてにわたって、十分な検討を行う。そのためには、文献による検索だけではなく、海外を含めた各研究者との直接の情報交換を行った。 (2)(1)での検討をふまえて、基礎となるフィードフォワード型のニューラルネットワークをコンピュ...
❏主観確率の表現が意思決定に及ぼす影響のモデル化(14510093)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】山岸 侯彦 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (70286136)
【キーワード】確率判断 / 意思決定 / ニューラルネットワーク / 意志決定 / 主観確率 (他9件)
【概要】本研究は、主観的な不確実性、すなわち主観確率を表現する方法によって意思決定がどのような影響を受けるかを明らかにし、さらにそうした意思決定過程をモデル化することを目標とした。 先行研究では、主観確率を言語で表現する際、言語が持つ性質としての「方向性」が選択行動に影響を及ぼすことが示唆されていた。方向性とは、ある不確実事象が実現する可能性を「ほぼ確実である」と述べるように、コミュニケーションの焦点を実...
【情報学】情報学フロンティア:認知科学意思決定を含む研究件
❏認知的コントロールとモニタリング機能に関する統合的理解(16H03750)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川口 潤 追手門学院大学, 心理学部, 教授 (70152931)
【キーワード】認知コントロール / 記憶抑制 / エピソード記憶 / メタ記憶 / 計算モデル (他16件)
【概要】本研究は,人が自分自身の心をどのようにコントロールしているのかを,認知研究の知見,研究手法を援用し,解明しようとするものであった。特に,コントロール機能の代表的な現象としてエピソード記憶の抑制に焦点を当てて進め,記憶の抑制の基礎メカニズム,個人差,未来の出来事の展望,モニタリング等について検討を行った。具体的には,検索誘導性忘却や意図的に忘れるThink/No-Think(TNT)課題などを用い,...
❏リスク態度と情報探索態度が実場面での商品選択に与える影響(25280049)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】植田 一博 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (60262101)
【キーワード】認知科学 / 脳・神経 / 意思決定 / 消費行動
【概要】消費行動の重要な一側面である,既知の商品と未知の商品との間の選択に関する認知基盤を明らかにするために,ミネラルウォーターを用いて,実験参加者に既知の商品と未知の商品との間の選択を繰り返し行わせた.また,商品選択を行っているときの脳活動をfMRIで計測した.その結果,情報探索的な参加者ほど未知の商品を選択する割合が高くなる傾向が見られ,未知の商品の選択時には右前頭極の活動が見られた.同様な実験を,実...
【情報学】情報学フロンティア:エージェント意思決定を含む研究件
❏認知症者との合意形成支援システムの研究 - 医療同意、財産管理を例として -(19H04154)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】桑原 教彰 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 教授 (60395168)
【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)
【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...
❏集団と個体のインタラクションのある場合の意思決定理論とその実験的検証(16K01265)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】豊泉 洋 早稲田大学, 商学学術院(会計研究科), 教授 (20315683)
【キーワード】大規模システム / 真社会性昆虫 / 集団 / 意思決定 / Non-linear Markov (他21件)
【概要】集団は個人の集合体なので、個人の意思決定の結果に応じて、集団の挙動が変化する。しかし、個人の意思決定は、集団の動向によって変化することが考えられる。このような場合には、個人の意思決定と集団の行動が複雑に絡み合い、意思決定が難しい。本研究は、株式市場、共同で巣を運営する真社会性昆虫、インターネット上での巨大サービス提供会社と需要を具体的な題材として、このようなインタラクションの理論的な枠組みとその実...
❏コンテクスト依存型アクターモデルによる政策形成過程のシミュレーション実験(11680442)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】坂野 達郎 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (40196077)
【キーワード】エージェント / 意思決定 / コンテクスト / 交渉 / 意味解釈 (他6件)
【概要】本研究はコンテクストに応じた意味理解を行う複数の主体が相互作用を経て意思決定をするマルチエージェントシミュレーションシステムを構築し,分析することを目的としている.具体的な事例として,水害時の意思決定を取り上げる.その結果から,災害時の情;報提供のあり方を模索する.対面調査によるプロトコルデータから,認知的な判断過程を明らかにすることを試みた.その過程から,被験者の行動決定を探り,マルチエージェン...
【情報学】情報学フロンティア:深層学習意思決定を含む研究件
❏認知症者との合意形成支援システムの研究 - 医療同意、財産管理を例として -(19H04154)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】桑原 教彰 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 教授 (60395168)
【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)
【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...
❏HEMSデータに基づく共創的社会システム形成のための消費者インセンティブの解明(18H04155)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】本田 智則 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 主任研究員 (00425745)
【キーワード】HEMS / スマートメーター / 太陽光発電 / 異常検知 / LCA (他21件)
【概要】2050年までにカーボン・ニュートラル社会を実現するため、特に排出削減が難しい家庭部門の温室効果ガス排出削減のための手法開発を目指した研究を実施した。 家庭のエネルギー消費削減には、家庭内でどのような形態によってエネルギー消費が行われているか、すなわちライフスタイルを明らかにする必要があった。そこで本研究では、HEMS/スマートメータといったIoTセンシングによって得られた約6万世帯、20億レコー...
【情報学】情報学フロンティア:人工知能(AI)意思決定を含む研究件
❏認知症者との合意形成支援システムの研究 - 医療同意、財産管理を例として -(19H04154)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】桑原 教彰 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 教授 (60395168)
【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)
【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...
❏HEMSデータに基づく共創的社会システム形成のための消費者インセンティブの解明(18H04155)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】本田 智則 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 主任研究員 (00425745)
【キーワード】HEMS / スマートメーター / 太陽光発電 / 異常検知 / LCA (他21件)
【概要】2050年までにカーボン・ニュートラル社会を実現するため、特に排出削減が難しい家庭部門の温室効果ガス排出削減のための手法開発を目指した研究を実施した。 家庭のエネルギー消費削減には、家庭内でどのような形態によってエネルギー消費が行われているか、すなわちライフスタイルを明らかにする必要があった。そこで本研究では、HEMS/スマートメータといったIoTセンシングによって得られた約6万世帯、20億レコー...
【情報学】情報学フロンティア:ネットワーク意思決定を含む研究件
❏集団と個体のインタラクションのある場合の意思決定理論とその実験的検証(16K01265)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】豊泉 洋 早稲田大学, 商学学術院(会計研究科), 教授 (20315683)
【キーワード】大規模システム / 真社会性昆虫 / 集団 / 意思決定 / Non-linear Markov (他21件)
【概要】集団は個人の集合体なので、個人の意思決定の結果に応じて、集団の挙動が変化する。しかし、個人の意思決定は、集団の動向によって変化することが考えられる。このような場合には、個人の意思決定と集団の行動が複雑に絡み合い、意思決定が難しい。本研究は、株式市場、共同で巣を運営する真社会性昆虫、インターネット上での巨大サービス提供会社と需要を具体的な題材として、このようなインタラクションの理論的な枠組みとその実...
❏相互認識を考慮した意思決定支援システムの構築(14780350)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】猪原 健弘 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (80293075)
【キーワード】相互認識 / 意思決定 / システム / 社会 / ネットワーク (他8件)
【概要】研究の目的である、1.相互認識を伴う意思決定状況の数理的な分析 2.意思決定に伴う社会の状態の変化に関する理論の構築 3.現実の意思決定状況の解決や主体の行動選択の支援のための計算機上のシステムの構築 を達成するために、まず、平成14年度前半には、それまでのところ必ずしも十分とはいえなかった主体間の相互認識を取り扱うための数理的な概念の充実を図った。 その後、構築した数理的な枠組の上で、以下3つの...
【複合領域】社会・安全システム科学:リアル・オプション意思決定を含む研究件
❏リアルオプション分析を用いた船舶設計の意思決定の高度化に関する研究(15H04208)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】稗方 和夫 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (80396770)
【キーワード】意思決定 / リアルオプション / システム設計 / 船舶設計 / 不確実性 (他9件)
【概要】船舶設計の意思決定において、リアルオプション分析により不確実な将来の原油価格や運賃の変動を考慮することが船舶の資産価値を高めることができるか検討した。具体的には、船舶の燃費等の性能をシミュレートするモデルと市場の予測モデルを組み合わせて船舶運行の収支を求めるモデルを開発し、主機・プロペラ・船型といった性能に大きな影響を与えうる項目の設計オプションについてライフサイクルの正味現在価値(Net Pre...
❏OR指向ファイナンスにおける意思決定支援モデルの開発(20241037)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】木村 俊一 関西大学, 環境都市工学部, 教授 (50143649)
【キーワード】OR / 数理ファイナンス / 金融工学 / 確率モデル / 意思決定 (他9件)
【概要】「OR指向ファイナンス」とは,数理ファイナンス理論をオペレーションズ・リサーチ(OR)における意思決定支援という観点からそのモデル作りを見直そうという本研究の基本概念である.この基本概念の下に,5つの研究テーマ(1) オプション価格評価;(2) 仕組債の価格評価;(3) 数理ファイナンス理論 (4) 企業ファイナンスにおける価値評価;(5) リアルオプションに対する数理モデルの開発とそれらの応用に...
【複合領域】社会・安全システム科学:消費者行動意思決定を含む研究件
❏消費者行動における選好逆転の体系的理論構築に関する研究(16H03675)
【研究テーマ】商学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】守口 剛 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (70298066)
【キーワード】消費者行動 / 選好の逆転 / 解釈レベル理論 / 感覚マーケティング / 身体化認知 (他11件)
【概要】消費者行動における選好逆転という現象について、従来から指摘されていた、時間推移に伴う選好の変化、解釈レベルの相違による影響の他に、感覚刺激や身体的刺激による消費者選好の変化について実証的な研究を行い、それらの影響についての新しい知見を整理した。感覚刺激による選好変化の理論的基盤として、処理流暢性と身体化認知に着目し、パッケージの重さ、製品画像の位置、背景色などによって選好が変化するという現象を整理...
❏状況要因と選択目標を考慮した消費者選択行動の研究~理論の体系化に向けて~(25285135)
【研究テーマ】商学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】守口 剛 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (70298066)
【キーワード】消費者意思決定 / 解釈レベル理論 / 比較の方向性効果 / 身体化認知 / 選好逆転 (他8件)
【概要】消費者が製品やサービスを選択する際の選択の方法とその結果が、選択時の環境や選択の目標にどのような影響を受けるのかについて体系的な研究を実施した。その結果、選択対象と消費者との心理的距離、複数の対象の比較方法などによって消費者の選択方法と選択結果が異なるという現象を見出し、そのメカニズムに関して体系的な整理を行った。 ...
❏解釈レベル理論を用いた顧客満足規定要因に関する研究(22330134)
【研究テーマ】商学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】阿部 周造 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (30060015)
【キーワード】解釈レベル理論 / 顧客満足 / 選好逆転 / 比較の方向性 / 心理的距離 (他9件)
【概要】人の物事の評価・選択は心理的な距離(時間、空間、社会的親しさ等)が遠いほど抽象的になされるという仮説に基づいて、顧客の満足度の規定要因を様々な製品あるいは購入状況に絡めて研究した。研究の結果はおおむね仮説を支持するものとなった。消費者の考え方の抽象度測定のための尺度開発においても一定の前進をすることができた。 ...
【複合領域】社会・安全システム科学:後悔意思決定を含む研究件
❏犯罪不安に関する認知・感情プロセスのモデル化とその応用(19530553)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】上市 秀雄 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (20334534)
【キーワード】意思決定 / 犯罪不安 / 後悔 / ストレス対処 / 共分散構造分析法 (他14件)
【概要】本研究では犯罪不安に関する意思決定プロセスを明らかにし、被害者感情低減の方法、法に触れる不適切な行動を変えるための方法を検討した。その結果、リスク回避行動を規定するプロセスには、認知的プロセスと感情的プロセスが存在した。被害者感情を和らげるためには、周囲の人は被害者の話に耳を傾けること、自分自身は人に話をして気持ちの整理をすることであった。不適切行動を修正するには、その行動を自分身の責任ととらえる...
❏進路意思決定における認知・感情過程のモデル化(14310058)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】楠見 孝 京都大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (70195444)
【キーワード】意思決定 / 進路選択 / 後悔 / 進路指導 / 原因帰属 (他9件)
【概要】本研究の目的は,第1に,高校生の進路決定プロセスを支える認知的メカニズムを明らかにし,第2に,満足や後悔などの感情要因の影響を明らかにすることである.高校3年生時調査(計1520名)と卒業後の追跡調査(のべ600名)によって以下の点が明らかになった. 進学者の事前期待と満足に関しては,以下の通りである. 1 進学動機に関しては,進路選択時には,学びたい分野,興味のある分野,就きたい職業などを期待し...
【複合領域】社会・安全システム科学:社会システム意思決定を含む研究件
❏イノベーティブ社会システム学における実施フェーズの理論の構築(21651071)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】猪原 健弘 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (80293075)
【キーワード】社会システム / 意思決定 / 合意形成 / 紛争解決 / 価値判断 (他6件)
【概要】社会ネットワーク理論で把握される「社会的関係」と、数理的意思決定理論で扱われる「経済的関係」の両者を同時に扱うことができる枠組みを構築した。そして、「合意形成」の手法としての「全員一致による意思決定」の安定性を、「紛争解決」のための状況分析手法である「紛争解決のためのグラフモデル」を用いて分析する方法を確立し、また、(2)社会ネットワークの安定性を分析するための新たな方法を提案、社会ネットワークの...
❏複雑系科学による人間・環境に適応する建築・都市・社会のシステムデザイン(14205087)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】河村 広 (河村 廣) 神戸大学, 工学部, 教授 (70031119)
【キーワード】複雑系 / 感性 / リカレント建築 / 都市・社会モデリング / 振動制御 (他24件)
【概要】以下の4テーマに関して下記に示す研究成果を得、建築・都市・社会システムデザインの原理的、理論的統合化を多重ネットワークにより行った。 1.人間に適応する建築 ニューラルネットワーク(NN)による感性評価をベースとして建築屋根形態創生・感性情報検索システムを構築した。同じくNN,遺伝的アルゴリズム(GA)を用いて人間の歩行モデルを研究した。人間の聴覚・視覚を評価に取入れ,ホール設計,内外装デザインの...
【複合領域】科学教育・教育工学:不安感意思決定を含む研究件
❏加齢による意思決定過程の変容に影響を及ぼす心理的・環境的要因の解明(20K03308)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】永岑 光恵 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (80392455)
【キーワード】ストレス / アイオワ・ギャンブリング課題 / 不安感 / 皮膚電気活動 / 利他的配分 (他16件)
【概要】本研究は先の我々の挑戦的研究(萌芽:17K18696)の発展的課題として、実験心理学と実験経済学の融合的アプローチにより、加齢による意思決定過程の変容を心理的・環境的要因の相互作用の観点から解明することを目的としている。 【心理学グループ】 これまで、若者群を対象に、時間的切迫と情報あいまい性が高い状況におけるリスク回避に関わる意思決定過程に関して、行動実験ならびに生理心理実験を行い、危急条件下で...
❏特殊詐欺状況下における中高年者の意思決定過程の解明と詐欺防止策の提言(17K18696)
【研究テーマ】心理学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2022-03-31
【研究代表者】永岑 光恵 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (80392455)
【キーワード】意思決定 / アイオワ・ギャンブリング課題 / 独裁者ゲーム / 時間的切迫 / 貢献度評価 (他15件)
【概要】心理班では、「不安」「時間的切迫」「情報のあいまい性」に着目し、三つの研究を行った。研究①と②においては、若年者を対象として、時間的切迫、ならびに情報曖昧性の高い条件下での意思決定過程を検証後、不安状態変化を自律神経系反応によりモデル化する方法を検討した。研究③として、高年者と若年者の意思決定行動を比較した。 経済班では、特殊詐欺状況下における「援助行動」に着目し二つの研究を行った。研究④において...
【複合領域】科学教育・教育工学:ファジイ理論意思決定を含む研究件
❏意思決定問題における最適解の数理的な妥当性を保証するメンバシップ関数構築法の開発(25730146)
【研究テーマ】ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】蓮池 隆 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (50557949)
【キーワード】ファジィ理論 / メンバシップ関数 / 情報理論 / 不確実性下での意思決定 / 平滑化 (他7件)
【概要】数理計画問題を利用して実社会の意思決定を行う場合,言語情報や人の感性といった非数値情報を表現できるメンバシップ関数を用いることが多いが,既存研究の多くでは主観性のみで設定がなされていた.本研究において,メンバシップ関数を意思決定者が第3者を,自信をもって納得させられる部分と,それ以外の部分に分割し,前者は主観性により設定し,後者の部分は,特定の関数形を事前設定することなく,確率統計や情報理論を応用...
❏社会的判断の新しい分析手法の開発と社会政策への応用(19330144)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】社会的判断 / 認知判断 / 意思決定 / ファジィ理論 / 社会問題 (他12件)
【概要】本研究は、人々の社会的判断の新しい分析方法を、心理計量的手法、社会的認知研究手法や生理的手法などの諸方法を用いて提案した。また、提案した方法を、社会的、経済的意思決定状況でどのように用いるかを、心理実験や社会調査を用いて、例示した。本研究では、社会的状況における人間の社会的判断のいくつかの性質を明らかにし、この得られた知見の実務的な意義についての検討を行った。研究の成果として、いくつかのセミナーを...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:不確実性意思決定を含む研究件
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏リアルオプション分析を用いた船舶設計の意思決定の高度化に関する研究(15H04208)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】稗方 和夫 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (80396770)
【キーワード】意思決定 / リアルオプション / システム設計 / 船舶設計 / 不確実性 (他9件)
【概要】船舶設計の意思決定において、リアルオプション分析により不確実な将来の原油価格や運賃の変動を考慮することが船舶の資産価値を高めることができるか検討した。具体的には、船舶の燃費等の性能をシミュレートするモデルと市場の予測モデルを組み合わせて船舶運行の収支を求めるモデルを開発し、主機・プロペラ・船型といった性能に大きな影響を与えうる項目の設計オプションについてライフサイクルの正味現在価値(Net Pre...
❏行動意思決定研究を基礎とした多元的価値下での処方的社会心理学の構築(24243061)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-10-31 - 2017-03-31
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】意思決定 / 処方的社会心理学 / 多元社会 / 行動意思決定論 / 意思決定過程 (他22件)
【概要】本研究は、行動意思決定研究を基礎とした多元的価値下での処方的社会心理学の構築を目指すものである。行動意思決定論とは、人々の意思決定についての心理学的知識を基にした記述的な意思決定理論のことである。本研究では、多属性意思決定のの心理学的モデルやそれらの研究知見をもとにして合理的意思決定と「よい意思決定」について検討を行った。本研究では、多属性意思決定の処方的検討によって、多元的観点が「よい意思決定」...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:科学技術社会論(STS)意思決定を含む研究件
❏科学の多様な不定性と意思決定:当事者性から考えるトランスサイエンス(25242020)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】本堂 毅 東北大学, 理学研究科, 准教授 (60261575)
【キーワード】STS / 科学教育 / 法学 / 科学哲学 / STS(科学技術社会論) (他9件)
【概要】科学技術の専門的知識には,程度の差はあれ,様々な不確実性が避けられない.また,社会の中で科学技術の知識を用いる際にどのような科学的知識が必要かは価値判断と不可欠であるため科学自体では定まらない.このような「科学的知識の不定性」を直視し,不定性の様々な性質を踏まえた上で,より的確な判断を私たちが主体的に下すための条件を考察し,科学的知識に伴う不定性の性質・類型を明らかにするとともに,その成果を書籍に...
❏21世紀の科学技術社会に求められるライフスキルの研究(07308011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】野上 智行 神戸大学, 発達科学部, 教授 (80127688)
【キーワード】ライフスキル / 科学技術 / 情報技術 / セルフエステ-ム / 意思決定 (他17件)
【概要】本研究は,次の課題に基づいて展開された。 「今後も発達するであろう科学技術社会は,私たちがこれまで気づかなかった“ライフスキル"を必要としているのではないか?それはどうやって育成されるか?」 この課題に対して,諸科学の専門家を通して検討した結果,次の諸点が明らかになった。 ・現代社会は,社会そのものが科学技術化し,一般的に情報技術社会として認識される。 ・私たちは,科学技術の産物を使いこな...
【複合領域】デザイン学:経験意思決定を含む研究件
❏医療技術の選択とジェンダー――妊娠と出生前検査の経験に関する調査(25283017)
【研究テーマ】ジェンダー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】柘植 あづみ 明治学院大学, 社会学部, 教授 (90179987)
【キーワード】出生前検査 / 意思決定 / 質問紙調査 / インターネット調査 / インタビュー調査 (他19件)
【概要】女性の妊娠と出生前検査をめぐる知識と経験を把握するために、妊娠と出生前検査の経験について自由記述を含めて詳細に尋ねた首都圏でのアンケート調査(2013年実施、有効回答数 378票、有効回収率39.5%)と、全国の妊娠経験のある女性を対象に妊娠と出生前検査の経験に焦点をあてたインターネット調査(2015年1月~2月実施、有効回答数 2,357、有効回収率26.9%)を実施し、結果を分析した。さらに出...
❏帰納的ゲーム理論と限定合理性:経験からの社会観形成と行動決定(18330034)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】金子 守 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (40114061)
【キーワード】帰納的ゲーム理論 / 信念・知識 / 経験 / 記憶 / 他人の思考 (他16件)
【概要】本プロジェクトでは、帰納的ゲーム理論と限定合理性、特に経験からいかに信念・認識を獲得するか、また、その過程がどのように形で経験や推論の限定性に関係するのか、について研究した。具体的には、各プレイヤーは、社会の中のゲーム的状況でプレイすることによって獲得される経験から、社会観を形成し、行動の指針として使う。その各々において様々な形の限定合理性が出現してくる。本プロジェクトではこれを帰納的ゲーム理論の...
【複合領域】文化財科学・博物館学:地理情報システム(GIS)意思決定を含む研究件
❏南海トラフ地震における事前復興政策の官民協働に関する経済分析(16K12374)
【研究テーマ】震災問題と人文学・社会科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】内藤 徹 同志社大学, 商学部, 教授 (90309732)
【キーワード】事前復興 / 南海トラフ地震 / 地理情報システム / 租税競争 / 熊本地震 (他16件)
【概要】本研究では,今後30年以内に発生が予想されている南海トラフ地震を対象に被災が予想される地域・自治体がいかに事前復興政策を行っていくのかについて理論,実証の双方から分析を行った.研究前半では,災害のリスクを踏まえた各経済主体の行動について分析をおこない,それを踏まえた事前復興政策の処方箋を提示した.そこでGISおよび実証分析により,家賃関数については,震災による被災リスクが高い地域ほど地価が低く,住...
❏森林の三次元計測と林分成長予測システムの統合による地域資源シミュレーションの構築(24780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中島 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10598775)
【キーワード】シミュレーション / 資源予測 / 林業収益 / 労働量 / 素材生産 (他26件)
【概要】本研究は、リモートセンシング等から得られた森林の現況をもとに、成長モデルを組み合わせることによって、長期的な資源シミュレーションを行うことを可能とした。その結果、多様な森林管理に応じた労働量、材積、林業収益などを試算することが可能となった。また、これらのシミュレーションが地域の森林管理に応用できる可能性についても検討した。 ...
【複合領域】生活科学:リスクコミュニケーション意思決定を含む研究件
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏リスクを知る脳:「割合錯誤」現象の脳画像解析とコミュニケーションへの応用(25380978)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山岸 侯彦 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (70286136)
【キーワード】意思決定 / リスク知覚 / 認知心理学 / リスクコミュニケーション / 脳画像解析 (他7件)
【概要】申請書に提案した「機能的磁気共鳴画像法」によるデータ収集、並びにその実験結果を反映させたリスクコミュニケーション技法選択実験は、ほぼ想定された目的を達成したと言える。2015年度は、Yamagishi (2015)並びにYamagishi & Yang (2015)という成果を重ねた。今後、本課題が確立したリスクコミュニケーション技法の知見を、現実場面に応用する事が望まれる。2016年4月...
【複合領域】生活科学:科学教育意思決定を含む研究件
❏科学の多様な不定性と意思決定:当事者性から考えるトランスサイエンス(25242020)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】本堂 毅 東北大学, 理学研究科, 准教授 (60261575)
【キーワード】STS / 科学教育 / 法学 / 科学哲学 / STS(科学技術社会論) (他9件)
【概要】科学技術の専門的知識には,程度の差はあれ,様々な不確実性が避けられない.また,社会の中で科学技術の知識を用いる際にどのような科学的知識が必要かは価値判断と不可欠であるため科学自体では定まらない.このような「科学的知識の不定性」を直視し,不定性の様々な性質を踏まえた上で,より的確な判断を私たちが主体的に下すための条件を考察し,科学的知識に伴う不定性の性質・類型を明らかにするとともに,その成果を書籍に...
❏21世紀の科学技術社会に求められるライフスキルの研究(07308011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】野上 智行 神戸大学, 発達科学部, 教授 (80127688)
【キーワード】ライフスキル / 科学技術 / 情報技術 / セルフエステ-ム / 意思決定 (他17件)
【概要】本研究は,次の課題に基づいて展開された。 「今後も発達するであろう科学技術社会は,私たちがこれまで気づかなかった“ライフスキル"を必要としているのではないか?それはどうやって育成されるか?」 この課題に対して,諸科学の専門家を通して検討した結果,次の諸点が明らかになった。 ・現代社会は,社会そのものが科学技術化し,一般的に情報技術社会として認識される。 ・私たちは,科学技術の産物を使いこな...
【複合領域】一般理論:リスク意思決定を含む研究件
❏青少年の健康,安全のリスクに関わる包括的意思決定能力育成のフレームワーク開発(21K02521)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】西岡 伸紀 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (90198432)
【キーワード】意思決定 / 青少年 / 危険行動 / 影響要因 / 情動 (他12件)
【概要】意思決定に影響する内的・外的要因,及び要因への認知,対処,活用等の内容を整理するため,米国健康教育基準の基準2:健康行動への影響,及び基準3:情報,製品,サービスへのアクセス・活用について,また同基準に対応した中高用スキルベース健康教育プログラムLesson Planning for Skills-Based Health Education.(Benes,S et.al., 米国保健体育協会,2...
❏スポーツ競技における実力発揮のための神経行動経済学的アプローチ(26560344)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】工藤 和俊 東京大学, 大学院情報学環, 准教授 (30302813)
【キーワード】意思決定 / 行動経済学 / リスク選択行動 / 神経行動経済学 / 経頭蓋直流電気刺激 (他9件)
【概要】エースとミスが隣り合わせになっている多くの運動課題は、狙うべき目標位置が予め決定しているものとは大きく異なり、どの位置を目標として選択するかという意思決定がパフォーマンスにとって重要な意味をもつ。そこで本研究では、このような状況を模した運動課題を新たに開発し、リスク下でのヒトの運動意思決定過程についてベイズ統計モデルを用いて検討した。その結果、ハイリスク・ハイリターン型の得点関数を有する課題におい...
❏行動意思決定研究を基礎とした多元的価値下での処方的社会心理学の構築(24243061)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-10-31 - 2017-03-31
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】意思決定 / 処方的社会心理学 / 多元社会 / 行動意思決定論 / 意思決定過程 (他22件)
【概要】本研究は、行動意思決定研究を基礎とした多元的価値下での処方的社会心理学の構築を目指すものである。行動意思決定論とは、人々の意思決定についての心理学的知識を基にした記述的な意思決定理論のことである。本研究では、多属性意思決定のの心理学的モデルやそれらの研究知見をもとにして合理的意思決定と「よい意思決定」について検討を行った。本研究では、多属性意思決定の処方的検討によって、多元的観点が「よい意思決定」...
【複合領域】一般理論:個人差意思決定を含む研究件
❏がん治療選好の国際標準ハイリスク志向尺度構成:日本知見の米英ブルガリアへの敷衍(19K03366)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山岸 侯彦 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (70286136)
【キーワード】がん / リスク知覚 / リスクテイキング / 治療楽観性 / 国際比較 (他8件)
【概要】本課題は令和元年から三年を予定していた.令和元年の目標中,日本,米国及び英国・勃国のがん患者の協力を得て質問紙調査の項目選定までは実現した.令和元年末より地球規模で新型コロナウィルスが猖獗を極め,四カ国にて,次の目的であったデータ収集は不可能であった.そのため,最終年度を一年延長した.令和四年五月現在,英国等でCOVID-19対策が全廃され,本邦も同様の変化を期待し,補助事業期間延長中,データ収集...
❏犯罪不安に関する認知・感情プロセスのモデル化とその応用(19530553)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】上市 秀雄 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (20334534)
【キーワード】意思決定 / 犯罪不安 / 後悔 / ストレス対処 / 共分散構造分析法 (他14件)
【概要】本研究では犯罪不安に関する意思決定プロセスを明らかにし、被害者感情低減の方法、法に触れる不適切な行動を変えるための方法を検討した。その結果、リスク回避行動を規定するプロセスには、認知的プロセスと感情的プロセスが存在した。被害者感情を和らげるためには、周囲の人は被害者の話に耳を傾けること、自分自身は人に話をして気持ちの整理をすることであった。不適切行動を修正するには、その行動を自分身の責任ととらえる...
【環境学】環境解析学:選好意思決定を含む研究件
❏日・英・米のがん患者調査を通じた、リスク楽観度尺度及び患者主体の治療選択技法構築(22530790)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】山岸 侯彦 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 准教授 (70286136)
【キーワード】思考 / リスク知覚 / がん治療 / 楽観性 / 意思決定 (他7件)
【概要】日本の血液がん患者を対象にウェブ調査を実施し、有効治療確立度と病歴によるがん治療法選好の傾向を確認した。「平原・山岸(2011)(認知科学,18巻)」により、平成24年度日本認知科学会「特別賞」を受賞した。概要は下記の通りである:患者等による逸話的記録から、がん患者の治療リスク知覚は病歴に依存して変化する可能性が指摘される。この現象を実証的に把握するため、日本の患者組織から百二十名の調査回答を得た...
❏意思決定における割合錯誤の認知過程の探求:精神物理学のコネクショニズム的な精緻化(18330154)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】山岸 侯彦 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 准教授 (70286136)
【キーワード】割合錯誤 / 比率バイアス / 確率判断 / 意思決定 / 選好
【概要】割合錯誤とは、意思決定やリスク判断の場面にて、%が分数として異なる数字の組み合わせで表現された時、表現の違いが判断や意思決定に影響する現象を指す。研究代表者山岸のリスク知覚研究では、癌について「1万人中1286人が死ぬ」と教示された被験者は「100人中24.14人」と教示された被験者よりも癌危険度をより高く評定した。本研究は、こうした割合錯誤現象の説明原理を樹立し、リスク・コミュニケーション場面へ...
❏意思決定における心的構成効果の心理計量モデルの作成とその妥当性研究(07710078)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】竹村 和久 筑波大学, 社会工学系, 助教授 (10212028)
【キーワード】意思決定 / フレーミング / 選択 / 有確実性 / 計量モデル (他8件)
【概要】我々の社会生活での意思決定において、客観的には全く同じ問題が与えられても、その問題の心理的な構成の仕方によって、意思決定の結果が非一貫的になってしまうことが知られている。たとえば、手術を受けることによって、「生存する確率が30%になる」ということと「死亡する確率が70%になる」ということは、客観的には同じ事態を意味しているが、その心理的な構成が異なることにより、手術を受ける意思決定が変異すると考え...
【環境学】環境保全学:合意形成意思決定を含む研究件
❏認知症者との合意形成支援システムの研究 - 医療同意、財産管理を例として -(19H04154)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】桑原 教彰 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 教授 (60395168)
【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)
【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...
❏イノベーティブ社会システム学における実施フェーズの理論の構築(21651071)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】猪原 健弘 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (80293075)
【キーワード】社会システム / 意思決定 / 合意形成 / 紛争解決 / 価値判断 (他6件)
【概要】社会ネットワーク理論で把握される「社会的関係」と、数理的意思決定理論で扱われる「経済的関係」の両者を同時に扱うことができる枠組みを構築した。そして、「合意形成」の手法としての「全員一致による意思決定」の安定性を、「紛争解決」のための状況分析手法である「紛争解決のためのグラフモデル」を用いて分析する方法を確立し、また、(2)社会ネットワークの安定性を分析するための新たな方法を提案、社会ネットワークの...
❏環境アセスメントと都市計画の連携基盤形成に関する研究(15631002)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003
【研究代表者】小泉 秀樹 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (30256664)
【キーワード】環境アセスメント / 都市計画 / 意思決定 / 合意形成
【概要】研究は3段階に分けて行った。 <第一段階>既存研究及び先進事例に関するレビュー: これまでの環境アセスメントと都市計画の中間領域研究に位置する成果について、批判的に整理を行い、研究上の課題を確認した。 <第二段階>国内・海外の特徴的事例に関するプレスタディ:実務家へのインタビューを通じて 第一段階で仮説的に抽出された研究課題を手がかりに、国内外の特徴的事例の運用実態などにつ...
【数物系科学】数学:フレーミング意思決定を含む研究件
❏相談による共同意思決定過程の研究(08710071)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】竹村 和久 筑波大学, 社会工学系, 助教授 (10212028)
【キーワード】意思決定 / 共同意思決定 / 相談 / フレーミング / 情報モニタリング法 (他6件)
【概要】社会的文脈において、2人あるいはそれ以上の人数で相談しながら共通の選択肢を採択する共同意思決定を行わなければならない場面はしばしばある。共同意思決定とは、複数の人数によって決定される集団意思決定であり、話合いあるいは交渉によって共通の選択肢を採択し、それを共同で実行する意思決定である。 本研究では、相談による共同意思決定の過程を理論的・実証的に研究することを主目的とした。第1に、相談による共同意思...
❏意思決定における心的構成効果の心理計量モデルの作成とその妥当性研究(07710078)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】竹村 和久 筑波大学, 社会工学系, 助教授 (10212028)
【キーワード】意思決定 / フレーミング / 選択 / 有確実性 / 計量モデル (他8件)
【概要】我々の社会生活での意思決定において、客観的には全く同じ問題が与えられても、その問題の心理的な構成の仕方によって、意思決定の結果が非一貫的になってしまうことが知られている。たとえば、手術を受けることによって、「生存する確率が30%になる」ということと「死亡する確率が70%になる」ということは、客観的には同じ事態を意味しているが、その心理的な構成が異なることにより、手術を受ける意思決定が変異すると考え...
【数物系科学】物理学:安定性意思決定を含む研究件
❏森林の三次元計測と林分成長予測システムの統合による地域資源シミュレーションの構築(24780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中島 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10598775)
【キーワード】シミュレーション / 資源予測 / 林業収益 / 労働量 / 素材生産 (他26件)
【概要】本研究は、リモートセンシング等から得られた森林の現況をもとに、成長モデルを組み合わせることによって、長期的な資源シミュレーションを行うことを可能とした。その結果、多様な森林管理に応じた労働量、材積、林業収益などを試算することが可能となった。また、これらのシミュレーションが地域の森林管理に応用できる可能性についても検討した。 ...
❏相互認識を考慮した意思決定支援システムの構築(14780350)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】猪原 健弘 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (80293075)
【キーワード】相互認識 / 意思決定 / システム / 社会 / ネットワーク (他8件)
【概要】研究の目的である、1.相互認識を伴う意思決定状況の数理的な分析 2.意思決定に伴う社会の状態の変化に関する理論の構築 3.現実の意思決定状況の解決や主体の行動選択の支援のための計算機上のシステムの構築 を達成するために、まず、平成14年度前半には、それまでのところ必ずしも十分とはいえなかった主体間の相互認識を取り扱うための数理的な概念の充実を図った。 その後、構築した数理的な枠組の上で、以下3つの...
【工学】機械工学:認知過程意思決定を含む研究件
❏主観確率の表現が意思決定に及ぼす影響のモデル化(14510093)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】山岸 侯彦 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (70286136)
【キーワード】確率判断 / 意思決定 / ニューラルネットワーク / 意志決定 / 主観確率 (他9件)
【概要】本研究は、主観的な不確実性、すなわち主観確率を表現する方法によって意思決定がどのような影響を受けるかを明らかにし、さらにそうした意思決定過程をモデル化することを目標とした。 先行研究では、主観確率を言語で表現する際、言語が持つ性質としての「方向性」が選択行動に影響を及ぼすことが示唆されていた。方向性とは、ある不確実事象が実現する可能性を「ほぼ確実である」と述べるように、コミュニケーションの焦点を実...
❏直観的確率判断の認知過程(10710032)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】山岸 侯彦 淑徳大学, 国際コミュニケーション学部, 助教授 (70286136)
【キーワード】確率判断 / 意思決定 / 強度判断 / 認知過程 / 両立性原理 (他7件)
【概要】本研究は、直観的確率の判断について以下(1)〜(4)の新たな知見をもたらした。ある事象が起こる「肯定確率」と起こらない「否定確率」の対比は次を示す。(1)事例XとカテゴリCのメンバーシップの否定確率は、XとCの典型の非類似性で判断する。(2)Cの典型と類似度と非類似度が同時に高いXは、Cである確率とCではない確率が共に高く判断される。(3)肯定確率_Aと否定確率_Nの間に、規範的確率則から逸脱する...
【工学】機械工学:状況依存性意思決定を含む研究件
❏社会的環境における状況依存的な判断と意思決定プロセスの研究(13610115)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学部, 教授 (10212028)
【キーワード】社会的判断 / 意思決定 / 社会的環境 / 数理モデル / 計量モデル (他11件)
【概要】人間の判断と意思決定が、文脈や言語表現や手がかりなどによって変異してしまう現象は判断と意思決定の状況依存性としてとらえることができる。本研究では、社会的状況における判断と意思決定の状況依存性を、種々の心理実験を通じて解明し、さらに、この状況依存性を理論的観点から説明し、予測可能な心理計量モデルの作成、その数理モデルの作成、そして、この数理モデルの表現定理の導出を行なうことを主目的とした。 社会的環...
❏状況依存的な判断と意思決定の実験研究とその計量モデル・数理モデル・表現定理の解明(11610067)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】竹村 和久 筑波大学, 社会工学系, 助教授 (10212028)
【キーワード】判断 / 意思決定 / 実験 / 数理モデル / 心理計量モデル (他10件)
【概要】人間の判断と意思決定が、文脈や言語表現や手がかりなどによって変異してしまう現象は判断と意思決定の状況依存性としてとらえることができる。本研究では、判断と意思決定の状況依存性を、種々の心理実験を通じて解明し、さらに、この状況依存性を理論的観点から説明し、予測可能な心理計量モデルの作成、その数理モデルの作成、そして、この数理モデルの表現定理の導出を行なうことを主目的とした。まず、第1に、判断と意思決定...
❏判断と意思決定の状況依存性の解明とその心理計量モデルの作成(09710075)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】竹村 和久 筑波大学, 社会工学系, 助教授 (10212028)
【キーワード】判断 / 意思決定 / 状況依存性 / 心理計量 / 認知モデル
【概要】本研究では、判断と意思決定の状況依存性を実証的に解明し、状況依存性を理論的観点から説明し、予測可能な心理計量モデルの作成とその妥当性研究を行なうことを主目的とした。まず、第1の研究目的は、判断と意思決定の状況依存性が生じるのは、どのような状況なのかを明らかにすることであった。すなわち、状況要因の探索と分析を行うことである。この研究目的の達成のために、質問紙調査を行い、そのデータを種々の多変量解析を...
【工学】プロセス・化学工学:注射剤意思決定を含む研究件
❏医薬品製造を対象とする革新的プロセス設計手法の開発とツール実装(17H04964)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】医薬品製造 / プロセス設計 / スーパーストラクチャー / 数理モデル / シミュレーション (他27件)
【概要】本研究では、医薬品製造プロセスの設計手法開発と、支援ツール実装に取り組んだ。バイオ医薬品注射剤の無菌充填プロセス(調製・ろ過滅菌・充填等)について、シングルユースとマルチユースの選択支援手法を構築し、ソフトウェアのプロトタイプ版をオンラインで公開した。固形製剤の製造プロセス(混合・造粒・乾燥・打錠等)について、連続生産も考慮したスーパーストラクチャを構築し、それに基づく設計手法と、ソフトウェアを開...
❏製薬における品質・生産性向上にむけた多目的プロセス設計手法の開発(26820343)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】プロセス設計 / 医薬品製造 / 注射剤 / 原薬 / 多目的意思決定 (他19件)
【概要】本研究の目的は、製薬プロセスの品質・生産性向上にむけた多目的設計手法の開発である。研究成果は次の3点である。(1)注射剤製造のプロセス改善手法:製品ロス低減や原料管理、リードタイム短縮のための手法を構築した。(2)注射剤・固形製剤製造のプロセス設計における意思決定支援手法:製造技術の選択やプロセス設定値の決定を支援する手法を開発した。(3)原薬製造の環境・健康・安全(Environment, He...
【工学】プロセス・化学工学:プロセス設計意思決定を含む研究件
❏医薬品製造を対象とする革新的プロセス設計手法の開発とツール実装(17H04964)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】医薬品製造 / プロセス設計 / スーパーストラクチャー / 数理モデル / シミュレーション (他27件)
【概要】本研究では、医薬品製造プロセスの設計手法開発と、支援ツール実装に取り組んだ。バイオ医薬品注射剤の無菌充填プロセス(調製・ろ過滅菌・充填等)について、シングルユースとマルチユースの選択支援手法を構築し、ソフトウェアのプロトタイプ版をオンラインで公開した。固形製剤の製造プロセス(混合・造粒・乾燥・打錠等)について、連続生産も考慮したスーパーストラクチャを構築し、それに基づく設計手法と、ソフトウェアを開...
❏製薬における品質・生産性向上にむけた多目的プロセス設計手法の開発(26820343)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】プロセス設計 / 医薬品製造 / 注射剤 / 原薬 / 多目的意思決定 (他19件)
【概要】本研究の目的は、製薬プロセスの品質・生産性向上にむけた多目的設計手法の開発である。研究成果は次の3点である。(1)注射剤製造のプロセス改善手法:製品ロス低減や原料管理、リードタイム短縮のための手法を構築した。(2)注射剤・固形製剤製造のプロセス設計における意思決定支援手法:製造技術の選択やプロセス設定値の決定を支援する手法を開発した。(3)原薬製造の環境・健康・安全(Environment, He...
【工学】プロセス・化学工学:医薬品製造意思決定を含む研究件
❏医薬品製造を対象とする革新的プロセス設計手法の開発とツール実装(17H04964)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】医薬品製造 / プロセス設計 / スーパーストラクチャー / 数理モデル / シミュレーション (他27件)
【概要】本研究では、医薬品製造プロセスの設計手法開発と、支援ツール実装に取り組んだ。バイオ医薬品注射剤の無菌充填プロセス(調製・ろ過滅菌・充填等)について、シングルユースとマルチユースの選択支援手法を構築し、ソフトウェアのプロトタイプ版をオンラインで公開した。固形製剤の製造プロセス(混合・造粒・乾燥・打錠等)について、連続生産も考慮したスーパーストラクチャを構築し、それに基づく設計手法と、ソフトウェアを開...
❏製薬における品質・生産性向上にむけた多目的プロセス設計手法の開発(26820343)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】プロセス設計 / 医薬品製造 / 注射剤 / 原薬 / 多目的意思決定 (他19件)
【概要】本研究の目的は、製薬プロセスの品質・生産性向上にむけた多目的設計手法の開発である。研究成果は次の3点である。(1)注射剤製造のプロセス改善手法:製品ロス低減や原料管理、リードタイム短縮のための手法を構築した。(2)注射剤・固形製剤製造のプロセス設計における意思決定支援手法:製造技術の選択やプロセス設定値の決定を支援する手法を開発した。(3)原薬製造の環境・健康・安全(Environment, He...
【工学】プロセス・化学工学:多目的意思決定意思決定を含む研究件
❏医薬品製造を対象とする革新的プロセス設計手法の開発とツール実装(17H04964)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】医薬品製造 / プロセス設計 / スーパーストラクチャー / 数理モデル / シミュレーション (他27件)
【概要】本研究では、医薬品製造プロセスの設計手法開発と、支援ツール実装に取り組んだ。バイオ医薬品注射剤の無菌充填プロセス(調製・ろ過滅菌・充填等)について、シングルユースとマルチユースの選択支援手法を構築し、ソフトウェアのプロトタイプ版をオンラインで公開した。固形製剤の製造プロセス(混合・造粒・乾燥・打錠等)について、連続生産も考慮したスーパーストラクチャを構築し、それに基づく設計手法と、ソフトウェアを開...
❏製薬における品質・生産性向上にむけた多目的プロセス設計手法の開発(26820343)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】プロセス設計 / 医薬品製造 / 注射剤 / 原薬 / 多目的意思決定 (他19件)
【概要】本研究の目的は、製薬プロセスの品質・生産性向上にむけた多目的設計手法の開発である。研究成果は次の3点である。(1)注射剤製造のプロセス改善手法:製品ロス低減や原料管理、リードタイム短縮のための手法を構築した。(2)注射剤・固形製剤製造のプロセス設計における意思決定支援手法:製造技術の選択やプロセス設定値の決定を支援する手法を開発した。(3)原薬製造の環境・健康・安全(Environment, He...
【工学】電気電子工学:光システム意思決定を含む研究件
❏ナノ光学とレーザーカオスを用いた超高集積・超高速意思決定の創製(17H01277)
【研究テーマ】電子デバイス・電子機器
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】成瀬 誠 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (20323529)
【キーワード】意思決定 / 応用光学 / 先端機能デバイス / レーザーカオス / 光システム
【概要】本研究では、波長より小さな微細寸法での光学-ナノ光学-及び極めて高速で複雑な動特性を有するレーザーカオス技術に基づき、人工知能で重要な強化学習の本質である多本腕バンディット問題(意思決定問題)を、光の極限性能とともに物理的に実現するための基盤技術を開発した。具体的には、(1)光の微細化の極限としての近接場光による超高集積意思決定、並びに(2)光の高帯域性の極限による超高速意思決定に関し、基本原理や...
❏単一光子を用いた意思決定機能構築の研究(15K13387)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】成瀬 誠 国立研究開発法人情報通信研究機構, ネットワークシステム研究所, 総括研究員 (20323529)
【キーワード】単一光子 / 意思決定 / 光システム
【概要】意思決定問題は、情報通信技術等の広範な応用の根底にある重要課題である。しかし、動的に変化する不確実な環境での意思決定とは、ベターな選択肢の探索と速やかな決断という難しいトレードオフを孕んだ「多本腕バンディット問題」であり、その解決は容易ではない。本研究の目的は、計算機上のアルゴリズムではなく、光の物理的性質を生かして意思決定機能を開拓することである。本研究では、単一光子の有する粒子と波動の二重性を...
【工学】土木工学:リスク認知意思決定を含む研究件
❏意思決定プロセスの最適化のための国際共有リスク認知力向上モジュールの開発(19KK0057)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2022-03-31
【研究代表者】飯本 武志 東京大学, 環境安全本部, 教授 (80302678)
【キーワード】リスク認知 / 意思決定 / 教育モジュール / アジア太平洋地域 / 放射線 (他9件)
【概要】放射線を対象とした「リスクリテラシー醸成モジュール」を国内外モジュールと組み合わせて、魅力的な新しい国際モジュールとして完成させた。このモジュールを中等学校で適用することを想定し、アジア太平洋地域の7カ国にてその実効性に関するアンケート調査をした。化学物質や生物バイオ等のリスクソースにも視野を広げ、リスクマネジメントのプロセスも考慮して、中等学校レベルの教育資料を整備した。成果の水平展開と総括を目...
❏風評被害の心理基盤:リスク認知バイアスと評価的条件づけの2ステップ仮説(16H03728)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】平石 界 慶應義塾大学, 文学部(三田), 准教授 (50343108)
【キーワード】リスク認知 / 風評被害 / 科学リテラシー / 認知バイアス / 行動免疫 (他14件)
【概要】福島第一原発事故を契機とする福島県産作物に対する「風評被害」は、事故発生後数年を経てもなお完全には消えていない。その背後には、放射能関連リスクにかんする人々の態度・認知・情報ソースの信頼性・感情反応などが、互いに強い相関関係を持ちつつ全体として否定的な方向に動くという、他リスク要因(火事、病気、地震など)とは異なった特徴を持つためであることが示唆された。そうしたリスク認知の背後には、危険を見落とし...
❏犯罪不安に関する認知・感情プロセスのモデル化とその応用(19530553)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】上市 秀雄 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (20334534)
【キーワード】意思決定 / 犯罪不安 / 後悔 / ストレス対処 / 共分散構造分析法 (他14件)
【概要】本研究では犯罪不安に関する意思決定プロセスを明らかにし、被害者感情低減の方法、法に触れる不適切な行動を変えるための方法を検討した。その結果、リスク回避行動を規定するプロセスには、認知的プロセスと感情的プロセスが存在した。被害者感情を和らげるためには、周囲の人は被害者の話に耳を傾けること、自分自身は人に話をして気持ちの整理をすることであった。不適切行動を修正するには、その行動を自分身の責任ととらえる...
【工学】総合工学:協調制御意思決定を含む研究件
❏動的環境モニタリングのためのモバイルセンサネットワークの協調制御に関する研究(24560540)
【研究テーマ】制御工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】藤田 政之 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (90181370)
【キーワード】制御理論 / 協調制御 / モバイルセンサネットワーク / 意思決定 / ゲーム理論的学習
【概要】本課題では,動的環境モニタリングシステム構築に向けて,受動性に基づく人間・モバイルセンサ群の協調制御法と,環境適応を可能とするゲーム 理論的学習アルゴリズムの開発に取り組んだ.前者の研究に関しては,人間・モバイルセンサ群の協調制御法の新規提案に成功した.また, 本研究から派生して協調推定アルゴリズムを新規提案し,当該分野で最難関の論文誌に掲載された.さらに,一連の研究成果をまとめた書籍がこのたび ...
❏センサネットワークにおける分散意思決定と状況認識(21760322)
【研究テーマ】制御工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】畑中 健志 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (10452012)
【キーワード】意思決定 / 状況認識 / センサネットワーク / 協調制御 / ランダム化アルゴリズム
【概要】本研究は,センサネットワークを対象として,意思決定や状況認識という概念を制御理論の立場から考察することを目的としたものである.状況認識に関しては,ビジュアルセンサネットワークの協調推定問題を独自に考案し,従来研究を発展させることで新規の解法を提示した.意思決定に関しては,まず当初の計画通り,分散タスク切替アルゴリズムを独自に考案し,その後ゲーム理論とランダム化アルゴリズムを融合することで,新規の学...
【工学】総合工学:都市計画意思決定を含む研究件
❏多主体参加型都市計画の成立条件に関する国際比較研究(17601001)
【研究テーマ】都市
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小泉 秀樹 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (30256664)
【キーワード】多主体 / 参加 / 意思決定 / 都市計画 / 国際比較
【概要】収集(追加調査含む)した事例を対象として、多主体参加型の計画策定手法について、以下の視点より、日英米の社会条件を考慮しつつ国際比較研究をおこない、日本において多主体が参加する都市計画が成立するための条件を明らかにした。 ・意思決定制度 フォーラム、アリーナ、コートの各段階において、日本の都市計画、まちづくり制度においては、多主体が参加し、協働することを補償する制度規定は、極めて不十分であることが、...
❏公共事業コントロール法と土地利用規制の連携(16203002)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】金井 利之 (2006) 東京大学, 大学院法学政治学研究科, 教授 (40214423)
【キーワード】公共事業 / 土地利用規制 / 都市計画 / 環境影響評価 / 条例制定権 (他23件)
【概要】公共事業コントロール法の重要論点については,(1)公益確定手続に関して、政策評価,公共事業再評価,パブリック・インボルヴメントについて,国内の現地鯛査を踏まえた研究を進めた。(2)環境配慮に関して,環境影響評価,戦略的環境アセスメント,景観アセスメント,米国の湿地保誕法制に関する調査を行い,その公共事業策定手続への統合の可能性を検討した。(3)公共工事施行過程に関して,受注者選定手続・契約形態・支...
❏環境アセスメントと都市計画の連携基盤形成に関する研究(15631002)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003
【研究代表者】小泉 秀樹 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (30256664)
【キーワード】環境アセスメント / 都市計画 / 意思決定 / 合意形成
【概要】研究は3段階に分けて行った。 <第一段階>既存研究及び先進事例に関するレビュー: これまでの環境アセスメントと都市計画の中間領域研究に位置する成果について、批判的に整理を行い、研究上の課題を確認した。 <第二段階>国内・海外の特徴的事例に関するプレスタディ:実務家へのインタビューを通じて 第一段階で仮説的に抽出された研究課題を手がかりに、国内外の特徴的事例の運用実態などにつ...
【工学】総合工学:避難行動意思決定を含む研究件
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏緊急時の避難意思決定に至る心理的過程に影響を及ぼす環境要因(20560566)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大野 隆造 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (20160591)
【キーワード】防災計画 / 避難行動 / 意志決定 / 情報 / 空間構成 (他9件)
【概要】没入型VRシステムを用いて、火災発生時の異変察知から避難意思決定に至るまでの行動に関する実験を行った結果、火災放送は、単独では避難意思決定を促すには十分でなく、非常ベルと発報放送という事前情報があることで意思決定が促進されること、また非常ベルや火災放送の繰り返しが、避難意思決定および確認行動を早める効果があること、さらに建築の空間構成として、廊下側に窓のない居室や遮音性の高い居室では、避難行動が遅...
【工学】総合工学:モニタリング意思決定を含む研究件
❏認知的コントロールとモニタリング機能に関する統合的理解(16H03750)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川口 潤 追手門学院大学, 心理学部, 教授 (70152931)
【キーワード】認知コントロール / 記憶抑制 / エピソード記憶 / メタ記憶 / 計算モデル (他16件)
【概要】本研究は,人が自分自身の心をどのようにコントロールしているのかを,認知研究の知見,研究手法を援用し,解明しようとするものであった。特に,コントロール機能の代表的な現象としてエピソード記憶の抑制に焦点を当てて進め,記憶の抑制の基礎メカニズム,個人差,未来の出来事の展望,モニタリング等について検討を行った。具体的には,検索誘導性忘却や意図的に忘れるThink/No-Think(TNT)課題などを用い,...
❏森林の三次元計測と林分成長予測システムの統合による地域資源シミュレーションの構築(24780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中島 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10598775)
【キーワード】シミュレーション / 資源予測 / 林業収益 / 労働量 / 素材生産 (他26件)
【概要】本研究は、リモートセンシング等から得られた森林の現況をもとに、成長モデルを組み合わせることによって、長期的な資源シミュレーションを行うことを可能とした。その結果、多様な森林管理に応じた労働量、材積、林業収益などを試算することが可能となった。また、これらのシミュレーションが地域の森林管理に応用できる可能性についても検討した。 ...
【工学】総合工学:シミュレーション意思決定を含む研究件
❏医薬品製造を対象とする革新的プロセス設計手法の開発とツール実装(17H04964)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】医薬品製造 / プロセス設計 / スーパーストラクチャー / 数理モデル / シミュレーション (他27件)
【概要】本研究では、医薬品製造プロセスの設計手法開発と、支援ツール実装に取り組んだ。バイオ医薬品注射剤の無菌充填プロセス(調製・ろ過滅菌・充填等)について、シングルユースとマルチユースの選択支援手法を構築し、ソフトウェアのプロトタイプ版をオンラインで公開した。固形製剤の製造プロセス(混合・造粒・乾燥・打錠等)について、連続生産も考慮したスーパーストラクチャを構築し、それに基づく設計手法と、ソフトウェアを開...
❏組織のオープン化が問題解決・意思決定に与える影響の理論的・実証的研究(16K17158)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】稲水 伸行 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 准教授 (50572830)
【キーワード】経営学 / 経営組織論 / 意思決定 / シミュレーション / クリエイティビティ (他10件)
【概要】本研究では、組織のオープン化の職場レベルでの実態を、質問紙調査及び綿密な観察によるフィールド調査で明らかにし、エージェント・ベース・シミュレーションなどのモデリング手法により理論化することに取り組んだ。特に、意思決定に関わる3つの視点(問題解決の確実性、意思決定の迅速性、創造性)から、組織のオープン化がもたらす効果を検討した。その結果、組織のオープン化による協働には正だけでなく負の側面もあることが...
❏森林の三次元計測と林分成長予測システムの統合による地域資源シミュレーションの構築(24780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中島 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10598775)
【キーワード】シミュレーション / 資源予測 / 林業収益 / 労働量 / 素材生産 (他26件)
【概要】本研究は、リモートセンシング等から得られた森林の現況をもとに、成長モデルを組み合わせることによって、長期的な資源シミュレーションを行うことを可能とした。その結果、多様な森林管理に応じた労働量、材積、林業収益などを試算することが可能となった。また、これらのシミュレーションが地域の森林管理に応用できる可能性についても検討した。 ...
【農学】農業工学:情報意思決定を含む研究件
❏医療技術の選択とジェンダー――妊娠と出生前検査の経験に関する調査(25283017)
【研究テーマ】ジェンダー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】柘植 あづみ 明治学院大学, 社会学部, 教授 (90179987)
【キーワード】出生前検査 / 意思決定 / 質問紙調査 / インターネット調査 / インタビュー調査 (他19件)
【概要】女性の妊娠と出生前検査をめぐる知識と経験を把握するために、妊娠と出生前検査の経験について自由記述を含めて詳細に尋ねた首都圏でのアンケート調査(2013年実施、有効回答数 378票、有効回収率39.5%)と、全国の妊娠経験のある女性を対象に妊娠と出生前検査の経験に焦点をあてたインターネット調査(2015年1月~2月実施、有効回答数 2,357、有効回収率26.9%)を実施し、結果を分析した。さらに出...
❏緊急時の避難意思決定に至る心理的過程に影響を及ぼす環境要因(20560566)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大野 隆造 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (20160591)
【キーワード】防災計画 / 避難行動 / 意志決定 / 情報 / 空間構成 (他9件)
【概要】没入型VRシステムを用いて、火災発生時の異変察知から避難意思決定に至るまでの行動に関する実験を行った結果、火災放送は、単独では避難意思決定を促すには十分でなく、非常ベルと発報放送という事前情報があることで意思決定が促進されること、また非常ベルや火災放送の繰り返しが、避難意思決定および確認行動を早める効果があること、さらに建築の空間構成として、廊下側に窓のない居室や遮音性の高い居室では、避難行動が遅...
【農学】社会経済農学:リスク知覚意思決定を含む研究件
❏がん治療選好の国際標準ハイリスク志向尺度構成:日本知見の米英ブルガリアへの敷衍(19K03366)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山岸 侯彦 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (70286136)
【キーワード】がん / リスク知覚 / リスクテイキング / 治療楽観性 / 国際比較 (他8件)
【概要】本課題は令和元年から三年を予定していた.令和元年の目標中,日本,米国及び英国・勃国のがん患者の協力を得て質問紙調査の項目選定までは実現した.令和元年末より地球規模で新型コロナウィルスが猖獗を極め,四カ国にて,次の目的であったデータ収集は不可能であった.そのため,最終年度を一年延長した.令和四年五月現在,英国等でCOVID-19対策が全廃され,本邦も同様の変化を期待し,補助事業期間延長中,データ収集...
❏リスクを知る脳:「割合錯誤」現象の脳画像解析とコミュニケーションへの応用(25380978)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山岸 侯彦 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (70286136)
【キーワード】意思決定 / リスク知覚 / 認知心理学 / リスクコミュニケーション / 脳画像解析 (他7件)
【概要】申請書に提案した「機能的磁気共鳴画像法」によるデータ収集、並びにその実験結果を反映させたリスクコミュニケーション技法選択実験は、ほぼ想定された目的を達成したと言える。2015年度は、Yamagishi (2015)並びにYamagishi & Yang (2015)という成果を重ねた。今後、本課題が確立したリスクコミュニケーション技法の知見を、現実場面に応用する事が望まれる。2016年4月...
❏日・英・米のがん患者調査を通じた、リスク楽観度尺度及び患者主体の治療選択技法構築(22530790)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】山岸 侯彦 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 准教授 (70286136)
【キーワード】思考 / リスク知覚 / がん治療 / 楽観性 / 意思決定 (他7件)
【概要】日本の血液がん患者を対象にウェブ調査を実施し、有効治療確立度と病歴によるがん治療法選好の傾向を確認した。「平原・山岸(2011)(認知科学,18巻)」により、平成24年度日本認知科学会「特別賞」を受賞した。概要は下記の通りである:患者等による逸話的記録から、がん患者の治療リスク知覚は病歴に依存して変化する可能性が指摘される。この現象を実証的に把握するため、日本の患者組織から百二十名の調査回答を得た...
【医歯薬学】外科系臨床医学:記憶意思決定を含む研究件
❏認知的コントロールとモニタリング機能に関する統合的理解(16H03750)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川口 潤 追手門学院大学, 心理学部, 教授 (70152931)
【キーワード】認知コントロール / 記憶抑制 / エピソード記憶 / メタ記憶 / 計算モデル (他16件)
【概要】本研究は,人が自分自身の心をどのようにコントロールしているのかを,認知研究の知見,研究手法を援用し,解明しようとするものであった。特に,コントロール機能の代表的な現象としてエピソード記憶の抑制に焦点を当てて進め,記憶の抑制の基礎メカニズム,個人差,未来の出来事の展望,モニタリング等について検討を行った。具体的には,検索誘導性忘却や意図的に忘れるThink/No-Think(TNT)課題などを用い,...
❏帰納的ゲーム理論と限定合理性:経験からの社会観形成と行動決定(18330034)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】金子 守 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (40114061)
【キーワード】帰納的ゲーム理論 / 信念・知識 / 経験 / 記憶 / 他人の思考 (他16件)
【概要】本プロジェクトでは、帰納的ゲーム理論と限定合理性、特に経験からいかに信念・認識を獲得するか、また、その過程がどのように形で経験や推論の限定性に関係するのか、について研究した。具体的には、各プレイヤーは、社会の中のゲーム的状況でプレイすることによって獲得される経験から、社会観を形成し、行動の指針として使う。その各々において様々な形の限定合理性が出現してくる。本プロジェクトではこれを帰納的ゲーム理論の...
【医歯薬学】社会医学:行動経済学意思決定を含む研究件
❏風評被害の心理基盤:リスク認知バイアスと評価的条件づけの2ステップ仮説(16H03728)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】平石 界 慶應義塾大学, 文学部(三田), 准教授 (50343108)
【キーワード】リスク認知 / 風評被害 / 科学リテラシー / 認知バイアス / 行動免疫 (他14件)
【概要】福島第一原発事故を契機とする福島県産作物に対する「風評被害」は、事故発生後数年を経てもなお完全には消えていない。その背後には、放射能関連リスクにかんする人々の態度・認知・情報ソースの信頼性・感情反応などが、互いに強い相関関係を持ちつつ全体として否定的な方向に動くという、他リスク要因(火事、病気、地震など)とは異なった特徴を持つためであることが示唆された。そうしたリスク認知の背後には、危険を見落とし...
❏スポーツ競技における実力発揮のための神経行動経済学的アプローチ(26560344)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】工藤 和俊 東京大学, 大学院情報学環, 准教授 (30302813)
【キーワード】意思決定 / 行動経済学 / リスク選択行動 / 神経行動経済学 / 経頭蓋直流電気刺激 (他9件)
【概要】エースとミスが隣り合わせになっている多くの運動課題は、狙うべき目標位置が予め決定しているものとは大きく異なり、どの位置を目標として選択するかという意思決定がパフォーマンスにとって重要な意味をもつ。そこで本研究では、このような状況を模した運動課題を新たに開発し、リスク下でのヒトの運動意思決定過程についてベイズ統計モデルを用いて検討した。その結果、ハイリスク・ハイリターン型の得点関数を有する課題におい...
【医歯薬学】社会医学:コンピュータ・シミュレーション意思決定を含む研究件
❏社会と組織の最適化のための進化型知識管理学の創立(17F17308)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2017-10-13 - 2020-03-31
【研究代表者】チン ユ 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00272394)
【キーワード】agent-based modeling / behavioral experiment / knowledge management / complexity and evolution / risk and uncertainty (他13件)
【概要】Using agent-based modeling (ABM) methodology, this research has probed deeply into the complexity of knowledge creation and diffusion and its compound effect on the collective macroscopic outcome e.g....
❏エキスパート的意思決定過程のフィードバック型ニューラルネットワークモデルの設計(15300270)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】中川 正宣 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (40155685)
【キーワード】意思決定 / ニューラルネットワーク / フィードバック / 心理学実験 / コンピュータシミュレーション (他6件)
【概要】15年度は主に以下のような研究を行った。 (1)まず従来型の意思決定のニューラルネットワークモデルについて、前述の協和モデルを含め、並列制約充足モデル、リスクティキングモデル等すべてにわたって、十分な検討を行う。そのためには、文献による検索だけではなく、海外を含めた各研究者との直接の情報交換を行った。 (2)(1)での検討をふまえて、基礎となるフィードフォワード型のニューラルネットワークをコンピュ...
【医歯薬学】社会医学:認知意思決定を含む研究件
❏青少年の健康,安全のリスクに関わる包括的意思決定能力育成のフレームワーク開発(21K02521)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】西岡 伸紀 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (90198432)
【キーワード】意思決定 / 青少年 / 危険行動 / 影響要因 / 情動 (他12件)
【概要】意思決定に影響する内的・外的要因,及び要因への認知,対処,活用等の内容を整理するため,米国健康教育基準の基準2:健康行動への影響,及び基準3:情報,製品,サービスへのアクセス・活用について,また同基準に対応した中高用スキルベース健康教育プログラムLesson Planning for Skills-Based Health Education.(Benes,S et.al., 米国保健体育協会,2...
❏視聴覚情報の時空間統計量の把握に関わる脳情報処理機構(15H03461)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60447034)
【キーワード】視覚 / 統計量 / 意思決定 / 認知 / 知覚 (他10件)
【概要】本研究では,画像や文字などで与えられるデータの時間的・空間的な統計量の把握や予測,意思決定に関わる脳情報処理を一連の心理物理学実験により検討した.主要な結果として,動的に変化する視覚特徴(数字を除く)の時間的な平均トレンドの推定および未来の予期の両面において,人間は直近の情報に強く依存して意思決定をすることが明らかになった.これらの結果は入力情報の一次(過去トレンドの推定の場合)・二次微分(未来の...
【医歯薬学】社会医学:認知バイアス意思決定を含む研究件
❏運動スキル学習に関わる個人差要因の特定と熟達化支援技術の開発(20H04069)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】工藤 和俊 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (30302813)
【キーワード】運動スキル / コーディネーション / 運動制御・学習 / リズム / 意思決定 (他10件)
【概要】今年度は、様々な運動スキル発揮に共通する背景要因としての呼吸に着目し、単位時間あたりの呼吸数変化に伴う体幹胸部ー腹部の協調パターン変化およびその個人差について検討した。実験では、7.5~120 bpmまでの周波数での呼吸時における胸部および腹部の周径囲変化をウエアラブル呼吸センサを用いて計測し、計測値のヒルベルト変換によって算出された位相の差分(相対位相)より、腹部と胸部の協調パターンを1) 同相...
❏風評被害の心理基盤:リスク認知バイアスと評価的条件づけの2ステップ仮説(16H03728)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】平石 界 慶應義塾大学, 文学部(三田), 准教授 (50343108)
【キーワード】リスク認知 / 風評被害 / 科学リテラシー / 認知バイアス / 行動免疫 (他14件)
【概要】福島第一原発事故を契機とする福島県産作物に対する「風評被害」は、事故発生後数年を経てもなお完全には消えていない。その背後には、放射能関連リスクにかんする人々の態度・認知・情報ソースの信頼性・感情反応などが、互いに強い相関関係を持ちつつ全体として否定的な方向に動くという、他リスク要因(火事、病気、地震など)とは異なった特徴を持つためであることが示唆された。そうしたリスク認知の背後には、危険を見落とし...
【医歯薬学】社会医学:実験心理学意思決定を含む研究件
❏特殊詐欺状況下における中高年者の意思決定過程の解明と詐欺防止策の提言(17K18696)
【研究テーマ】心理学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2022-03-31
【研究代表者】永岑 光恵 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (80392455)
【キーワード】意思決定 / アイオワ・ギャンブリング課題 / 独裁者ゲーム / 時間的切迫 / 貢献度評価 (他15件)
【概要】心理班では、「不安」「時間的切迫」「情報のあいまい性」に着目し、三つの研究を行った。研究①と②においては、若年者を対象として、時間的切迫、ならびに情報曖昧性の高い条件下での意思決定過程を検証後、不安状態変化を自律神経系反応によりモデル化する方法を検討した。研究③として、高年者と若年者の意思決定行動を比較した。 経済班では、特殊詐欺状況下における「援助行動」に着目し二つの研究を行った。研究④において...
❏中枢神経疾患後の機能障害の進行と回復過程への学習メカニズムの関与(17H02128)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】大須 理英子 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (60374112)
【キーワード】脳卒中 / 意思決定 / 非侵襲脳刺激 / tDCS / リハビリテーション (他9件)
【概要】脳卒中で片方の手が麻痺したあと、リハビリである程度機能が回復しても、日常生活で麻痺手を使うのが億劫になり、回復した機能を失うことがよくある。この麻痺手を使わない習慣は、機能回復を妨げる重大な要因である。そこで本研究では「麻痺手の使用」に介入する手法を検討した。健常者による実験の結果、手の選択に関わると考えられる後頭頂葉への経頭蓋直流電気刺激によって、本人が意識せずとも、手の選択へのバイアスを加える...
❏認知的コントロールとモニタリング機能に関する統合的理解(16H03750)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川口 潤 追手門学院大学, 心理学部, 教授 (70152931)
【キーワード】認知コントロール / 記憶抑制 / エピソード記憶 / メタ記憶 / 計算モデル (他16件)
【概要】本研究は,人が自分自身の心をどのようにコントロールしているのかを,認知研究の知見,研究手法を援用し,解明しようとするものであった。特に,コントロール機能の代表的な現象としてエピソード記憶の抑制に焦点を当てて進め,記憶の抑制の基礎メカニズム,個人差,未来の出来事の展望,モニタリング等について検討を行った。具体的には,検索誘導性忘却や意図的に忘れるThink/No-Think(TNT)課題などを用い,...
【医歯薬学】薬学:がん意思決定を含む研究件
❏がん治療選好の国際標準ハイリスク志向尺度構成:日本知見の米英ブルガリアへの敷衍(19K03366)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山岸 侯彦 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (70286136)
【キーワード】がん / リスク知覚 / リスクテイキング / 治療楽観性 / 国際比較 (他8件)
【概要】本課題は令和元年から三年を予定していた.令和元年の目標中,日本,米国及び英国・勃国のがん患者の協力を得て質問紙調査の項目選定までは実現した.令和元年末より地球規模で新型コロナウィルスが猖獗を極め,四カ国にて,次の目的であったデータ収集は不可能であった.そのため,最終年度を一年延長した.令和四年五月現在,英国等でCOVID-19対策が全廃され,本邦も同様の変化を期待し,補助事業期間延長中,データ収集...
❏緩和ケアへの移行と実施の円滑化に向けた研究:診療ガイドラインと(21390161)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】宮崎 貴久子 京都大学, 医学研究科, 研究員 (70464229)
【キーワード】緩和ケア / 診療ガイドライン / QOL評価 / MID / 意思決定 (他12件)
【概要】がん診療ガイドライン作成者と緩和ケア臨床家へのインタビュー調査と、海外がん診療ガイドラインの内容分析から、緩和ケアのエビデンス構築、完治を目指す治療から緩和ケアへつなぐ情報、緩和ケア記載量と執筆者属性、および患者中心の医療等の診療ガイドライン作成の方針を明示することが課題として示唆された。一般の人々を対象とした全国調査から、「QOL」の認知度は約2割であった。緩和ケア患者用のQOL評価票であるEO...
❏小児に対する医療情報の提供-インタ-ネットを活用した情報科学的アプロ-チ-(10877382)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】掛江 直子 早稲田大学, 人間総合研究センター, 助手 (70298206)
【キーワード】Informed Consent / Truth Telling / Children's Competence / Pediatric Care / Decision-making (他8件)
【概要】近年日本では、日常の診療において、徐々に患者本人に対するインフォームド・コンセントの必要性・重要性が認識されるようになってきたが、被験者や患者が未成年者(幼児・小児)の場合、知識、経験、理解力等が不十分であるという理由によって、その同意能力は法的には認められてこなかった。しかしながら、先端医科学技術が急激に進歩する今日、新薬の臨床試験や脳死臓器移植などの小児を対象としなければ実施できない研究・臨床...
【医歯薬学】看護学:対処意思決定を含む研究件
❏青少年の健康,安全のリスクに関わる包括的意思決定能力育成のフレームワーク開発(21K02521)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】西岡 伸紀 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (90198432)
【キーワード】意思決定 / 青少年 / 危険行動 / 影響要因 / 情動 (他12件)
【概要】意思決定に影響する内的・外的要因,及び要因への認知,対処,活用等の内容を整理するため,米国健康教育基準の基準2:健康行動への影響,及び基準3:情報,製品,サービスへのアクセス・活用について,また同基準に対応した中高用スキルベース健康教育プログラムLesson Planning for Skills-Based Health Education.(Benes,S et.al., 米国保健体育協会,2...
❏犯罪不安に関する認知・感情プロセスのモデル化とその応用(19530553)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】上市 秀雄 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (20334534)
【キーワード】意思決定 / 犯罪不安 / 後悔 / ストレス対処 / 共分散構造分析法 (他14件)
【概要】本研究では犯罪不安に関する意思決定プロセスを明らかにし、被害者感情低減の方法、法に触れる不適切な行動を変えるための方法を検討した。その結果、リスク回避行動を規定するプロセスには、認知的プロセスと感情的プロセスが存在した。被害者感情を和らげるためには、周囲の人は被害者の話に耳を傾けること、自分自身は人に話をして気持ちの整理をすることであった。不適切行動を修正するには、その行動を自分身の責任ととらえる...
❏インフォームドコンセントにおける患者の決断の“ゆれ"と看護婦の対応に関する研究(07307026)
【研究テーマ】看護学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】中西 睦子 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (00070681)
【キーワード】インフォームド・コンセント / 決断のゆれ / 看護婦役割 / 信頼関係 / 自己決定 (他14件)
【概要】インフォームド・コンセント(以下ICとする)に関して、Medlineおよび医学中央雑誌等から検索された1980年以降の文献66編を選び、つぎの4つの観点、1)概念・原則等、2)形式上の実行と現実とのずれ、3)決断のゆれ、4)看護婦の役割からレビューを行った。ついで、医師・患者・看護婦を1組とする面接事例6組18人からえた情報を分析し、ゆれに関する医療者側要因と患者側要因を同定した。前者では「情報の...
【医歯薬学】看護学:医療同意意思決定を含む研究件
❏認知症者との合意形成支援システムの研究 - 医療同意、財産管理を例として -(19H04154)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】桑原 教彰 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 教授 (60395168)
【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)
【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...
❏医療同意困難な患者の意思決定に関する研究(18790405)
【研究テーマ】公衆衛生学・健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】宮田 裕章 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (70409704)
【キーワード】医療同意 / 終末期医療 / 治療決定 / 事前計画 / 代理決定 (他15件)
【概要】認知症や昏睡、脳卒中後遺症などで患者が医療同意困難な状態になった場合、日本だけではなく欧米でも通常、家族などの患者の近親者が代理人となって意思決定を行っている。しかしながら、患者本人と代理人の意向の一致率はそれほど高くないことが繰り返し報告されている。本研究では医療同意困難な患者のより良い治療決定を検討するため,療養病床の実態調査,および一般住民の意向調査を行った.両調査において,患者の意向を尊重...
【医歯薬学】看護学:台湾意思決定を含む研究件
❏儒教文化で捉える「孝」の表現と終末期医療倫理の再構築ー日本と台湾の比較を中心にー(18K12195)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】鍾 宜錚 大谷大学, 真宗総合研究所, 研究員 (10793672)
【キーワード】終末期 / 延命治療 / ACP / 尊厳 / 台湾 (他11件)
【概要】本研究は、終末期医療における「孝」(日本の場合は「親孝行」)の表現に注目し、延命治療をめぐる意思決定と家族の葛藤を分析することで、患者の「最善な利益」や「自律の尊重」など従来の倫理原則とは異なる「孝」の観点から捉える終末期医療のあり方と家族との関係性に基づいた倫理原則の提示を目的とする。日本と台湾を中心に、それぞれの社会における「孝」の概念と医療決定に際する「孝」の役割を考察し、「孝」の文化がいか...
❏東アジアの越境ビジネスマン:その取引国イメージの形成に関する比較社会学的研究(12572003)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】園田 茂人 中央大学, 文学部, 教授 (10206683)
【キーワード】韓国 / 台湾 / 中国 / 質問票調査 / インタビュー調査 (他23件)
【概要】この3年プロジェクトで行った実地調査は合計4種類。台湾の日系企業で働く現地従業員を対象にしたインタビュー調査(平成12年)、中国の日系・韓国系・台湾系企業で働く現地従業員を対象にした質問票調査(平成13年)、中国でビジネスを展開している日本人・韓国人・台湾人のビジネスマン(平成13年)、それに韓国と台湾の日系企業で働く現地従業員を対象にした質問票調査(平成13〜14年)がそれである。これらのデータ...
【医歯薬学】看護学:生命倫理学バイオエシックス)意思決定を含む研究件
❏医療技術の選択とジェンダー――妊娠と出生前検査の経験に関する調査(25283017)
【研究テーマ】ジェンダー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】柘植 あづみ 明治学院大学, 社会学部, 教授 (90179987)
【キーワード】出生前検査 / 意思決定 / 質問紙調査 / インターネット調査 / インタビュー調査 (他19件)
【概要】女性の妊娠と出生前検査をめぐる知識と経験を把握するために、妊娠と出生前検査の経験について自由記述を含めて詳細に尋ねた首都圏でのアンケート調査(2013年実施、有効回答数 378票、有効回収率39.5%)と、全国の妊娠経験のある女性を対象に妊娠と出生前検査の経験に焦点をあてたインターネット調査(2015年1月~2月実施、有効回答数 2,357、有効回収率26.9%)を実施し、結果を分析した。さらに出...
❏小児に対する医療情報の提供-インタ-ネットを活用した情報科学的アプロ-チ-(10877382)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】掛江 直子 早稲田大学, 人間総合研究センター, 助手 (70298206)
【キーワード】Informed Consent / Truth Telling / Children's Competence / Pediatric Care / Decision-making (他8件)
【概要】近年日本では、日常の診療において、徐々に患者本人に対するインフォームド・コンセントの必要性・重要性が認識されるようになってきたが、被験者や患者が未成年者(幼児・小児)の場合、知識、経験、理解力等が不十分であるという理由によって、その同意能力は法的には認められてこなかった。しかしながら、先端医科学技術が急激に進歩する今日、新薬の臨床試験や脳死臓器移植などの小児を対象としなければ実施できない研究・臨床...
【医歯薬学】看護学:意志決定意思決定を含む研究件
❏臨床現場での多重課題における意思決定要因の解明(20H00558)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (30194640)
【キーワード】多重課題 / 状況学習 / バーチャルリアリティ / 意思決定 / リアリティショック (他15件)
【概要】病棟での誤嚥性肺炎患者と脳梗塞患者、心不全患者に対する看護の多重課題訓練シナリオ、術後患者とストマ患者、ショック患者に対する看護に関するシナリオを作成した。また、乳がん患者への外来診療や外科外来やERにおいて若手外科医師や研修医が実際に直面する可能性がある腹膜刺激症状などの腹部所見について検討をおこなった。仮想世界と登場人物の作成:仮想の病棟と注射手技(静脈採血・皮下注射・末梢静脈カテーテル留置)...
❏意志決定における不確帯神経活動の機能的意義の解明(17K14945)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】田尾 賢太郎 東京大学, 定量生命科学研究所, 助教 (10708481)
【キーワード】神経生理学 / 意志決定 / 前帯状皮質 / 電気生理学 / 意思決定
【概要】本研究では、報酬の履歴にもとづいて行動を選択しているときの脳活動がどのような情報を表現しているのか、また行動にどのような影響をおよぼしているのか、マウスの確率的逆転学習課題をもちいて検証することを目的とした。当初標的とした不確帯からの記録技術確立は困難であったが、その上流領域である前帯状皮質の神経活動を観察したところ、報酬あるいは無報酬の積み重ねを表現する細胞群が確認され、この活動が無報酬による選...
❏緊急時の避難意思決定に至る心理的過程に影響を及ぼす環境要因(20560566)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大野 隆造 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (20160591)
【キーワード】防災計画 / 避難行動 / 意志決定 / 情報 / 空間構成 (他9件)
【概要】没入型VRシステムを用いて、火災発生時の異変察知から避難意思決定に至るまでの行動に関する実験を行った結果、火災放送は、単独では避難意思決定を促すには十分でなく、非常ベルと発報放送という事前情報があることで意思決定が促進されること、また非常ベルや火災放送の繰り返しが、避難意思決定および確認行動を早める効果があること、さらに建築の空間構成として、廊下側に窓のない居室や遮音性の高い居室では、避難行動が遅...
【医歯薬学】看護学:数理モデル意思決定を含む研究件
❏医薬品製造を対象とする革新的プロセス設計手法の開発とツール実装(17H04964)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】医薬品製造 / プロセス設計 / スーパーストラクチャー / 数理モデル / シミュレーション (他27件)
【概要】本研究では、医薬品製造プロセスの設計手法開発と、支援ツール実装に取り組んだ。バイオ医薬品注射剤の無菌充填プロセス(調製・ろ過滅菌・充填等)について、シングルユースとマルチユースの選択支援手法を構築し、ソフトウェアのプロトタイプ版をオンラインで公開した。固形製剤の製造プロセス(混合・造粒・乾燥・打錠等)について、連続生産も考慮したスーパーストラクチャを構築し、それに基づく設計手法と、ソフトウェアを開...
❏意思決定過程分析による社会経済現象の解明(15530411)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院・文学部, 教授 (10212028)
【キーワード】意思決定 / 意思決定過程 / 社会経済 / リスク認知 / ファジィデータ解析 (他13件)
【概要】本研究の目的は、過程追跡技法などの心理学的方法論や数理計量的方法論を用いて、社会経済環境における判断と意思決定現象を解明し、社会経済現象を意思決定過程分析より明らかにすることであった。意思決定過程は、我々の社会生活や社会経済環境において容易に見出される現象であり、人々は、このような社会経済環境の中で意思決定を行っているのである。それ故、社会経済環境での意思決定過程に関する研究は、社会経済現象の理解...
❏社会的環境における状況依存的な判断と意思決定プロセスの研究(13610115)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学部, 教授 (10212028)
【キーワード】社会的判断 / 意思決定 / 社会的環境 / 数理モデル / 計量モデル (他11件)
【概要】人間の判断と意思決定が、文脈や言語表現や手がかりなどによって変異してしまう現象は判断と意思決定の状況依存性としてとらえることができる。本研究では、社会的状況における判断と意思決定の状況依存性を、種々の心理実験を通じて解明し、さらに、この状況依存性を理論的観点から説明し、予測可能な心理計量モデルの作成、その数理モデルの作成、そして、この数理モデルの表現定理の導出を行なうことを主目的とした。 社会的環...
【医歯薬学】看護学:臨床推論意思決定を含む研究件
❏看護領域における臨床推論教育の概念整理と改善された教育プログラムの開発(15K11502)
【研究テーマ】基礎看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大西 弘高 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (90401314)
【キーワード】看護教育 / 臨床推論 / 医療者教育 / 医学教育 / inquiry-based learning (他14件)
【概要】看護領域の臨床推論と混同されやすい看護過程と看護診断について概念の整理を行った。そして看護領域の臨床推論には、医学モデルに基づく推論と、看護独自の視点に基づく推論の2つがあることが明らかになった。多職種協働の発展に従い、看護師の特定行為研修で医学モデルの臨床推論がカリキュラムに組み込まれたこともあり、看護師の臨床推論と医師の臨床推論は歩み寄ってきている。臨床推論の教育方法としては、複雑さと不確実性...
❏高齢者のケア内容を決定する際の臨床推論に対する教育プログラムの方向性(26520103)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-07-18 - 2017-03-31
【研究代表者】大西 弘高 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (90401314)
【キーワード】臨床推論 / 高齢者ケア / 価値に基づく診療 / VBP / VSOP (他8件)
【概要】高齢者のケア内容を決定する際の臨床推論に関し、価値に基づく診療(VBP)と3層の輪(TLC)のモデルを明確化し、この重要性を示した。VBPには、気づき、推論、当人中心の診療、多職種チームワーク、ディスセンサスの5つの要素がVBPを実践する上で不可欠である。臨床推論は、TLCモデルが介入対象同定、介入内容決定、介入実施と評価の3つの過程の組み合わせであることを示した。 教育プログラムとしてVBPワー...
【医歯薬学】看護学:国際比較意思決定を含む研究件
❏がん治療選好の国際標準ハイリスク志向尺度構成:日本知見の米英ブルガリアへの敷衍(19K03366)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山岸 侯彦 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (70286136)
【キーワード】がん / リスク知覚 / リスクテイキング / 治療楽観性 / 国際比較 (他8件)
【概要】本課題は令和元年から三年を予定していた.令和元年の目標中,日本,米国及び英国・勃国のがん患者の協力を得て質問紙調査の項目選定までは実現した.令和元年末より地球規模で新型コロナウィルスが猖獗を極め,四カ国にて,次の目的であったデータ収集は不可能であった.そのため,最終年度を一年延長した.令和四年五月現在,英国等でCOVID-19対策が全廃され,本邦も同様の変化を期待し,補助事業期間延長中,データ収集...
❏多主体参加型都市計画の成立条件に関する国際比較研究(17601001)
【研究テーマ】都市
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小泉 秀樹 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (30256664)
【キーワード】多主体 / 参加 / 意思決定 / 都市計画 / 国際比較
【概要】収集(追加調査含む)した事例を対象として、多主体参加型の計画策定手法について、以下の視点より、日英米の社会条件を考慮しつつ国際比較研究をおこない、日本において多主体が参加する都市計画が成立するための条件を明らかにした。 ・意思決定制度 フォーラム、アリーナ、コートの各段階において、日本の都市計画、まちづくり制度においては、多主体が参加し、協働することを補償する制度規定は、極めて不十分であることが、...
【医歯薬学】看護学:ストレス意思決定を含む研究件
❏加齢による意思決定過程の変容に影響を及ぼす心理的・環境的要因の解明(20K03308)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】永岑 光恵 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (80392455)
【キーワード】ストレス / アイオワ・ギャンブリング課題 / 不安感 / 皮膚電気活動 / 利他的配分 (他16件)
【概要】本研究は先の我々の挑戦的研究(萌芽:17K18696)の発展的課題として、実験心理学と実験経済学の融合的アプローチにより、加齢による意思決定過程の変容を心理的・環境的要因の相互作用の観点から解明することを目的としている。 【心理学グループ】 これまで、若者群を対象に、時間的切迫と情報あいまい性が高い状況におけるリスク回避に関わる意思決定過程に関して、行動実験ならびに生理心理実験を行い、危急条件下で...
❏臨床現場での多重課題における意思決定要因の解明(20H00558)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (30194640)
【キーワード】多重課題 / 状況学習 / バーチャルリアリティ / 意思決定 / リアリティショック (他15件)
【概要】病棟での誤嚥性肺炎患者と脳梗塞患者、心不全患者に対する看護の多重課題訓練シナリオ、術後患者とストマ患者、ショック患者に対する看護に関するシナリオを作成した。また、乳がん患者への外来診療や外科外来やERにおいて若手外科医師や研修医が実際に直面する可能性がある腹膜刺激症状などの腹部所見について検討をおこなった。仮想世界と登場人物の作成:仮想の病棟と注射手技(静脈採血・皮下注射・末梢静脈カテーテル留置)...
【医歯薬学】看護学:インタビュー調査意思決定を含む研究件
❏医療技術の選択とジェンダー――妊娠と出生前検査の経験に関する調査(25283017)
【研究テーマ】ジェンダー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】柘植 あづみ 明治学院大学, 社会学部, 教授 (90179987)
【キーワード】出生前検査 / 意思決定 / 質問紙調査 / インターネット調査 / インタビュー調査 (他19件)
【概要】女性の妊娠と出生前検査をめぐる知識と経験を把握するために、妊娠と出生前検査の経験について自由記述を含めて詳細に尋ねた首都圏でのアンケート調査(2013年実施、有効回答数 378票、有効回収率39.5%)と、全国の妊娠経験のある女性を対象に妊娠と出生前検査の経験に焦点をあてたインターネット調査(2015年1月~2月実施、有効回答数 2,357、有効回収率26.9%)を実施し、結果を分析した。さらに出...
❏東アジアの越境ビジネスマン:その取引国イメージの形成に関する比較社会学的研究(12572003)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】園田 茂人 中央大学, 文学部, 教授 (10206683)
【キーワード】韓国 / 台湾 / 中国 / 質問票調査 / インタビュー調査 (他23件)
【概要】この3年プロジェクトで行った実地調査は合計4種類。台湾の日系企業で働く現地従業員を対象にしたインタビュー調査(平成12年)、中国の日系・韓国系・台湾系企業で働く現地従業員を対象にした質問票調査(平成13年)、中国でビジネスを展開している日本人・韓国人・台湾人のビジネスマン(平成13年)、それに韓国と台湾の日系企業で働く現地従業員を対象にした質問票調査(平成13〜14年)がそれである。これらのデータ...
【医歯薬学】看護学:認知症意思決定を含む研究件
❏認知症者との合意形成支援システムの研究 - 医療同意、財産管理を例として -(19H04154)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】桑原 教彰 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 教授 (60395168)
【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)
【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...
❏医療同意困難な患者の意思決定に関する研究(18790405)
【研究テーマ】公衆衛生学・健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】宮田 裕章 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (70409704)
【キーワード】医療同意 / 終末期医療 / 治療決定 / 事前計画 / 代理決定 (他15件)
【概要】認知症や昏睡、脳卒中後遺症などで患者が医療同意困難な状態になった場合、日本だけではなく欧米でも通常、家族などの患者の近親者が代理人となって意思決定を行っている。しかしながら、患者本人と代理人の意向の一致率はそれほど高くないことが繰り返し報告されている。本研究では医療同意困難な患者のより良い治療決定を検討するため,療養病床の実態調査,および一般住民の意向調査を行った.両調査において,患者の意向を尊重...
【医歯薬学】看護学:情報共有意思決定を含む研究件
❏緩和ケアへの移行と実施の円滑化に向けた研究:診療ガイドラインと(21390161)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】宮崎 貴久子 京都大学, 医学研究科, 研究員 (70464229)
【キーワード】緩和ケア / 診療ガイドライン / QOL評価 / MID / 意思決定 (他12件)
【概要】がん診療ガイドライン作成者と緩和ケア臨床家へのインタビュー調査と、海外がん診療ガイドラインの内容分析から、緩和ケアのエビデンス構築、完治を目指す治療から緩和ケアへつなぐ情報、緩和ケア記載量と執筆者属性、および患者中心の医療等の診療ガイドライン作成の方針を明示することが課題として示唆された。一般の人々を対象とした全国調査から、「QOL」の認知度は約2割であった。緩和ケア患者用のQOL評価票であるEO...
❏東アジアの越境ビジネスマン:その取引国イメージの形成に関する比較社会学的研究(12572003)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】園田 茂人 中央大学, 文学部, 教授 (10206683)
【キーワード】韓国 / 台湾 / 中国 / 質問票調査 / インタビュー調査 (他23件)
【概要】この3年プロジェクトで行った実地調査は合計4種類。台湾の日系企業で働く現地従業員を対象にしたインタビュー調査(平成12年)、中国の日系・韓国系・台湾系企業で働く現地従業員を対象にした質問票調査(平成13年)、中国でビジネスを展開している日本人・韓国人・台湾人のビジネスマン(平成13年)、それに韓国と台湾の日系企業で働く現地従業員を対象にした質問票調査(平成13〜14年)がそれである。これらのデータ...
【医歯薬学】看護学:視覚意思決定を含む研究件
❏心理物理学的・神経学的逆相関解析による知覚的意思決定機構の解明(20H01782)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60447034)
【キーワード】脳 / 視覚 / 意思決定 / 注意 / 知覚 (他6件)
【概要】系列的にサンプルされた視覚情報に基づくダイナミックな知覚的意思決定のメカニズムを解明するため,以下の実験的・計算論的研究を実施した.(1) 線分要素の方位の平均と分散が時間的に変動しつつ高速に提示される動的なテクスチャ刺激の平均方位をできるだけ早く回答させる実験をおこない,観察者の意思決定を決定づける各時刻の刺激情報を反応時間にロックした心理物理学的逆相関解析により導出した.その結果,反応の400...
❏視聴覚情報の時空間統計量の把握に関わる脳情報処理機構(15H03461)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60447034)
【キーワード】視覚 / 統計量 / 意思決定 / 認知 / 知覚 (他10件)
【概要】本研究では,画像や文字などで与えられるデータの時間的・空間的な統計量の把握や予測,意思決定に関わる脳情報処理を一連の心理物理学実験により検討した.主要な結果として,動的に変化する視覚特徴(数字を除く)の時間的な平均トレンドの推定および未来の予期の両面において,人間は直近の情報に強く依存して意思決定をすることが明らかになった.これらの結果は入力情報の一次(過去トレンドの推定の場合)・二次微分(未来の...
【医歯薬学】看護学:価値意思決定を含む研究件
❏行動意思決定研究を基礎とした多元的価値下での処方的社会心理学の構築(24243061)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-10-31 - 2017-03-31
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】意思決定 / 処方的社会心理学 / 多元社会 / 行動意思決定論 / 意思決定過程 (他22件)
【概要】本研究は、行動意思決定研究を基礎とした多元的価値下での処方的社会心理学の構築を目指すものである。行動意思決定論とは、人々の意思決定についての心理学的知識を基にした記述的な意思決定理論のことである。本研究では、多属性意思決定のの心理学的モデルやそれらの研究知見をもとにして合理的意思決定と「よい意思決定」について検討を行った。本研究では、多属性意思決定の処方的検討によって、多元的観点が「よい意思決定」...
❏社会的環境における状況依存的な判断と意思決定プロセスの研究(13610115)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学部, 教授 (10212028)
【キーワード】社会的判断 / 意思決定 / 社会的環境 / 数理モデル / 計量モデル (他11件)
【概要】人間の判断と意思決定が、文脈や言語表現や手がかりなどによって変異してしまう現象は判断と意思決定の状況依存性としてとらえることができる。本研究では、社会的状況における判断と意思決定の状況依存性を、種々の心理実験を通じて解明し、さらに、この状況依存性を理論的観点から説明し、予測可能な心理計量モデルの作成、その数理モデルの作成、そして、この数理モデルの表現定理の導出を行なうことを主目的とした。 社会的環...
【医歯薬学】看護学:リハビリテーション意思決定を含む研究件
❏使用する手の選択に関する神経基盤の解明:前頭・頭頂葉ネットワークに着目して(21K20293)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2021-08-30 - 2023-03-31
【研究代表者】平山 健人 早稲田大学, 人間科学学術院, 助手 (00907131)
【キーワード】行動選択 / 意思決定 / 上肢選択 / 非侵襲的脳刺激法 / 非侵襲的脳画像法 (他10件)
【概要】本研究では,ある目標物に対して手を到達させるときに,左右どちらの手を選択して使うかという手の選択に関する脳内ネットワークを解明することである。脳波解析および非侵襲的脳刺激法の1つである経頭蓋交流電気刺激法を用いて,行動選択に関係があるとされる後頭頂葉と運動前野の機能的結合と手の選択との関係性について検討を進めている。2021年度は,健常者を対象に脳波計を用いて,手の選択課題中の脳波を計測した。デー...
❏中枢神経疾患後の機能障害の進行と回復過程への学習メカニズムの関与(17H02128)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】大須 理英子 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (60374112)
【キーワード】脳卒中 / 意思決定 / 非侵襲脳刺激 / tDCS / リハビリテーション (他9件)
【概要】脳卒中で片方の手が麻痺したあと、リハビリである程度機能が回復しても、日常生活で麻痺手を使うのが億劫になり、回復した機能を失うことがよくある。この麻痺手を使わない習慣は、機能回復を妨げる重大な要因である。そこで本研究では「麻痺手の使用」に介入する手法を検討した。健常者による実験の結果、手の選択に関わると考えられる後頭頂葉への経頭蓋直流電気刺激によって、本人が意識せずとも、手の選択へのバイアスを加える...
【医歯薬学】看護学:高齢者意思決定を含む研究件
❏高齢者のケア内容を決定する際の臨床推論に対する教育プログラムの方向性(26520103)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-07-18 - 2017-03-31
【研究代表者】大西 弘高 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (90401314)
【キーワード】臨床推論 / 高齢者ケア / 価値に基づく診療 / VBP / VSOP (他8件)
【概要】高齢者のケア内容を決定する際の臨床推論に関し、価値に基づく診療(VBP)と3層の輪(TLC)のモデルを明確化し、この重要性を示した。VBPには、気づき、推論、当人中心の診療、多職種チームワーク、ディスセンサスの5つの要素がVBPを実践する上で不可欠である。臨床推論は、TLCモデルが介入対象同定、介入内容決定、介入実施と評価の3つの過程の組み合わせであることを示した。 教育プログラムとしてVBPワー...
❏在宅医療・看護の質の確保に関する法的研究(06301061)
【研究テーマ】社会法学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】宇都木 伸 東海大学, 法学部, 教授 (80014174)
【キーワード】在宅医療 / 在宅看護 / 介護者 / 高齢者 / 意思決定 (他14件)
【概要】1994年度には農山村地域の典型たる島根県鹿足郡日原町において,また1995年度には都会地の典型として東京都江戸川区において,高齢在宅患者の自宅を訪問して実態調査を行った。その成果を比較検討をするごとを通して,わが国の在宅医療・看護の質を確保するための問題点を探り,その解決の方策を検討した。主な結果は次の通りである。(1)在宅医療を完結させるためには,実は施設の充実が不可欠である。(2)在宅医療と...
【医歯薬学】看護学:終末期医療意思決定を含む研究件
❏高齢者による医療の選択と意思決定を支える体制の構築に関する研究(24390135)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】高橋 龍太郎 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 副所長 (20150881)
【キーワード】アドバンスケアプラニング / 終末期医療 / 患者主体 / 意思決定 / 事前ケア計画 (他9件)
【概要】高齢者の希望を医療選択に生かす取り組みが注目されている。本研究の調査で、終末期医療の希望について家族や友人との会話がある人は4割、記録がある人は1割であり、両方ない人は半数であった。そこで、研究者らは、終末期の生活について考え、事前の選択を書き残すツール「ライフデザインノート」を用いた実践的介入研究を実施した。地域診療所通院患者114名にノートを配布したが、終末期医療の希望記述者は半数程度であった...
❏世界における終末期の意思決定に関する原理・法・文献の批判的研究とガイドライン作成(23320001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-11-18 - 2014-03-31
【研究代表者】盛永 審一郎 富山大学, 大学院医学薬学研究部(薬学), 教授 (30099767)
【キーワード】終末期医療 / 意思決定 / 安楽死 / 尊厳死 / 緩和医療 (他19件)
【概要】終末期の意思決定に関する法制度・ガイドライン等を批判的に検討した結果、以下のことが明らかとなった。①医師ー患者関係に信頼性があり、透明性が担保されていれば、すべり坂の仮説はおこらないこと、②緩和ケアと安楽死は、相互に排他的なものではなくて、よき生の終結ケアの不可欠の要素であること、③それにもかかわらず、「すべり坂の仮説」を完全に払拭しえないのは、通常の医療である治療の差し控えや中止、緩和医療を施行...
❏医療同意困難な患者の意思決定に関する研究(18790405)
【研究テーマ】公衆衛生学・健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】宮田 裕章 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (70409704)
【キーワード】医療同意 / 終末期医療 / 治療決定 / 事前計画 / 代理決定 (他15件)
【概要】認知症や昏睡、脳卒中後遺症などで患者が医療同意困難な状態になった場合、日本だけではなく欧米でも通常、家族などの患者の近親者が代理人となって意思決定を行っている。しかしながら、患者本人と代理人の意向の一致率はそれほど高くないことが繰り返し報告されている。本研究では医療同意困難な患者のより良い治療決定を検討するため,療養病床の実態調査,および一般住民の意向調査を行った.両調査において,患者の意向を尊重...
【医歯薬学】看護学:インフォームド・コンセント意思決定を含む研究件
❏難治性消化器がんへの拡大手術適応の臨床意思決定支援スコア開発(16K08880)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】浜本 康夫 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (10513921)
【キーワード】意思決定 / 消化器がん / 化学療法 / コンバージョン手術 / アドバンスケアプランニング (他13件)
【概要】本研究により、作成したコンバージョンスコアのコンセプトを各領域の専門家と協議し意義を探索した。意思決定支援という観点では、医療者側の考えを明確にするという点で患者に有益ということが指摘された。一方で胃がん、大腸がん、膵がんの実際の症例に応用し検討を試みたが膵臓がんに関しては適格となる症例が極めて少なく、必要性は乏しかった。胃がんおよび大腸がんに関しては、一定の目安になることが示唆されたものの、症例...
❏日・英・米のがん患者調査を通じた、リスク楽観度尺度及び患者主体の治療選択技法構築(22530790)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】山岸 侯彦 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 准教授 (70286136)
【キーワード】思考 / リスク知覚 / がん治療 / 楽観性 / 意思決定 (他7件)
【概要】日本の血液がん患者を対象にウェブ調査を実施し、有効治療確立度と病歴によるがん治療法選好の傾向を確認した。「平原・山岸(2011)(認知科学,18巻)」により、平成24年度日本認知科学会「特別賞」を受賞した。概要は下記の通りである:患者等による逸話的記録から、がん患者の治療リスク知覚は病歴に依存して変化する可能性が指摘される。この現象を実証的に把握するため、日本の患者組織から百二十名の調査回答を得た...
❏小児に対する医療情報の提供-インタ-ネットを活用した情報科学的アプロ-チ-(10877382)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】掛江 直子 早稲田大学, 人間総合研究センター, 助手 (70298206)
【キーワード】Informed Consent / Truth Telling / Children's Competence / Pediatric Care / Decision-making (他8件)
【概要】近年日本では、日常の診療において、徐々に患者本人に対するインフォームド・コンセントの必要性・重要性が認識されるようになってきたが、被験者や患者が未成年者(幼児・小児)の場合、知識、経験、理解力等が不十分であるという理由によって、その同意能力は法的には認められてこなかった。しかしながら、先端医科学技術が急激に進歩する今日、新薬の臨床試験や脳死臓器移植などの小児を対象としなければ実施できない研究・臨床...
【医歯薬学】看護学:妊娠意思決定を含む研究件
❏医療技術の選択とジェンダー――妊娠と出生前検査の経験に関する調査(25283017)
【研究テーマ】ジェンダー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】柘植 あづみ 明治学院大学, 社会学部, 教授 (90179987)
【キーワード】出生前検査 / 意思決定 / 質問紙調査 / インターネット調査 / インタビュー調査 (他19件)
【概要】女性の妊娠と出生前検査をめぐる知識と経験を把握するために、妊娠と出生前検査の経験について自由記述を含めて詳細に尋ねた首都圏でのアンケート調査(2013年実施、有効回答数 378票、有効回収率39.5%)と、全国の妊娠経験のある女性を対象に妊娠と出生前検査の経験に焦点をあてたインターネット調査(2015年1月~2月実施、有効回答数 2,357、有効回収率26.9%)を実施し、結果を分析した。さらに出...
❏先天性障害をもつ児に続く次回妊娠・出産に関する質的研究(14771433)
【研究テーマ】臨床看護学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】辻 恵子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 助手 (30338206)
【キーワード】女性 / 妊娠 / 喪失 / 意思決定 / 選択 (他6件)
【概要】今年度は、昨年度に開拓したフィールドを基盤とし、当該研究目的に照らし、データ収集および分析・解釈を行った。今後は引き続き分析を重ね、国内学会において報告を行う予定である。 1.データ収集 研究対象は、周産期領域において胎児が医学的なリスクを負うことを引き受けながら妊娠・出産を選択した女性である。データ収集方法として、軟骨無形成症の児をもつ親の会の全国支部の事務局に調査協力(調査対家の条件に合致した...
【医歯薬学】看護学:意思決定支援意思決定を含む研究件
❏認知症者との合意形成支援システムの研究 - 医療同意、財産管理を例として -(19H04154)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】桑原 教彰 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 教授 (60395168)
【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)
【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...
❏漂流する信念に心のレジリエンスをもたらす情報の生成・提供技術の実現(16H01836)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】大澤 幸生 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (20273609)
【キーワード】信念の漂流 / 意思決定 / 情報獲得 / 意思決定支援 / 情報システム (他19件)
【概要】信念の漂流(BF)状態にある人の要求とこれに適合する情報との関係性を求め、心理学的調査に基づき研究方針を改善しつつ、信念漂流状態の人に情報提供を行う方法を研究した。拡張ゴールグラフ(EGG)については、対象ドメインに対する習熟度に応じたデータ選択を支援する効果が見出された。また、信念の漂流(BF)状態の人にとって情報の成分の選択が重要な意味を持つとの知見を得て変数クエスト(VQ)を改良し医療分野等...
❏難治性消化器がんへの拡大手術適応の臨床意思決定支援スコア開発(16K08880)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】浜本 康夫 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (10513921)
【キーワード】意思決定 / 消化器がん / 化学療法 / コンバージョン手術 / アドバンスケアプランニング (他13件)
【概要】本研究により、作成したコンバージョンスコアのコンセプトを各領域の専門家と協議し意義を探索した。意思決定支援という観点では、医療者側の考えを明確にするという点で患者に有益ということが指摘された。一方で胃がん、大腸がん、膵がんの実際の症例に応用し検討を試みたが膵臓がんに関しては適格となる症例が極めて少なく、必要性は乏しかった。胃がんおよび大腸がんに関しては、一定の目安になることが示唆されたものの、症例...
【医歯薬学】看護学:選択意思決定を含む研究件
❏選好逆転現象をもたらす認知課程の解明とモデル化(16500160)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】山岸 侯彦 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (70286136)
【キーワード】意思決定 / 選好逆転 / 選択 / 評価容易性仮説 / 属性注目度 (他6件)
【概要】選好逆転現象を扱った研究は数多く存在する(Schneider & Shanteau,2003)が、それらの研究の中でも近年特に意思決定研究者の注目を集めるのが、複数の対象について「個別に提示して一つの対象への評価を求める」場合と、「全てを同時に提示して全ての対象への評価を求める」場合の選択不一致である。前者を「単独評価(Separete Evaluation)」、後者の方法を「並列評価(J...
❏主観確率の表現が意思決定に及ぼす影響のモデル化(14510093)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】山岸 侯彦 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (70286136)
【キーワード】確率判断 / 意思決定 / ニューラルネットワーク / 意志決定 / 主観確率 (他9件)
【概要】本研究は、主観的な不確実性、すなわち主観確率を表現する方法によって意思決定がどのような影響を受けるかを明らかにし、さらにそうした意思決定過程をモデル化することを目標とした。 先行研究では、主観確率を言語で表現する際、言語が持つ性質としての「方向性」が選択行動に影響を及ぼすことが示唆されていた。方向性とは、ある不確実事象が実現する可能性を「ほぼ確実である」と述べるように、コミュニケーションの焦点を実...
❏先天性障害をもつ児に続く次回妊娠・出産に関する質的研究(14771433)
【研究テーマ】臨床看護学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】辻 恵子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 助手 (30338206)
【キーワード】女性 / 妊娠 / 喪失 / 意思決定 / 選択 (他6件)
【概要】今年度は、昨年度に開拓したフィールドを基盤とし、当該研究目的に照らし、データ収集および分析・解釈を行った。今後は引き続き分析を重ね、国内学会において報告を行う予定である。 1.データ収集 研究対象は、周産期領域において胎児が医学的なリスクを負うことを引き受けながら妊娠・出産を選択した女性である。データ収集方法として、軟骨無形成症の児をもつ親の会の全国支部の事務局に調査協力(調査対家の条件に合致した...
【医歯薬学】看護学:緩和ケア意思決定を含む研究件
❏世界における終末期の意思決定に関する原理・法・文献の批判的研究とガイドライン作成(23320001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-11-18 - 2014-03-31
【研究代表者】盛永 審一郎 富山大学, 大学院医学薬学研究部(薬学), 教授 (30099767)
【キーワード】終末期医療 / 意思決定 / 安楽死 / 尊厳死 / 緩和医療 (他19件)
【概要】終末期の意思決定に関する法制度・ガイドライン等を批判的に検討した結果、以下のことが明らかとなった。①医師ー患者関係に信頼性があり、透明性が担保されていれば、すべり坂の仮説はおこらないこと、②緩和ケアと安楽死は、相互に排他的なものではなくて、よき生の終結ケアの不可欠の要素であること、③それにもかかわらず、「すべり坂の仮説」を完全に払拭しえないのは、通常の医療である治療の差し控えや中止、緩和医療を施行...
❏緩和ケアへの移行と実施の円滑化に向けた研究:診療ガイドラインと(21390161)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】宮崎 貴久子 京都大学, 医学研究科, 研究員 (70464229)
【キーワード】緩和ケア / 診療ガイドライン / QOL評価 / MID / 意思決定 (他12件)
【概要】がん診療ガイドライン作成者と緩和ケア臨床家へのインタビュー調査と、海外がん診療ガイドラインの内容分析から、緩和ケアのエビデンス構築、完治を目指す治療から緩和ケアへつなぐ情報、緩和ケア記載量と執筆者属性、および患者中心の医療等の診療ガイドライン作成の方針を明示することが課題として示唆された。一般の人々を対象とした全国調査から、「QOL」の認知度は約2割であった。緩和ケア患者用のQOL評価票であるEO...
【医歯薬学】看護学:自己決定意思決定を含む研究件
❏儒教文化で捉える「孝」の表現と終末期医療倫理の再構築ー日本と台湾の比較を中心にー(18K12195)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】鍾 宜錚 大谷大学, 真宗総合研究所, 研究員 (10793672)
【キーワード】終末期 / 延命治療 / ACP / 尊厳 / 台湾 (他11件)
【概要】本研究は、終末期医療における「孝」(日本の場合は「親孝行」)の表現に注目し、延命治療をめぐる意思決定と家族の葛藤を分析することで、患者の「最善な利益」や「自律の尊重」など従来の倫理原則とは異なる「孝」の観点から捉える終末期医療のあり方と家族との関係性に基づいた倫理原則の提示を目的とする。日本と台湾を中心に、それぞれの社会における「孝」の概念と医療決定に際する「孝」の役割を考察し、「孝」の文化がいか...
❏高齢者による医療の選択と意思決定を支える体制の構築に関する研究(24390135)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】高橋 龍太郎 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 副所長 (20150881)
【キーワード】アドバンスケアプラニング / 終末期医療 / 患者主体 / 意思決定 / 事前ケア計画 (他9件)
【概要】高齢者の希望を医療選択に生かす取り組みが注目されている。本研究の調査で、終末期医療の希望について家族や友人との会話がある人は4割、記録がある人は1割であり、両方ない人は半数であった。そこで、研究者らは、終末期の生活について考え、事前の選択を書き残すツール「ライフデザインノート」を用いた実践的介入研究を実施した。地域診療所通院患者114名にノートを配布したが、終末期医療の希望記述者は半数程度であった...
❏先天性障害をもつ児に続く次回妊娠・出産に関する質的研究(14771433)
【研究テーマ】臨床看護学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】辻 恵子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 助手 (30338206)
【キーワード】女性 / 妊娠 / 喪失 / 意思決定 / 選択 (他6件)
【概要】今年度は、昨年度に開拓したフィールドを基盤とし、当該研究目的に照らし、データ収集および分析・解釈を行った。今後は引き続き分析を重ね、国内学会において報告を行う予定である。 1.データ収集 研究対象は、周産期領域において胎児が医学的なリスクを負うことを引き受けながら妊娠・出産を選択した女性である。データ収集方法として、軟骨無形成症の児をもつ親の会の全国支部の事務局に調査協力(調査対家の条件に合致した...
【医歯薬学】看護学:コミュニケーション意思決定を含む研究件
❏コミュニケーションの視点に基づく合理的意思決定に関する認知科学的研究(18H03501)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】本田 秀仁 追手門学院大学, 心理学部, 准教授 (60452017)
【キーワード】合理性 / 意思決定 / コミュニケーション / 非言語情報 / インタラクション (他6件)
【概要】2020年度は、以下の記す3点について計算機シミュレーションや認知実験に基づいて分析を進めた。 まず1点目として、言語表現の違いによって生じる非一貫した私たちの決定行動が、具体的にどのような利得や損失がもたらされているのかについて、新たなパラダイムを想定し、計算機シミュレーションに基づいて理論的な検証を行った。結果として、言語表現に影響を受けた意思決定が必ずしも非合理的になるわけではないことが明...
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏職場のオープン化・流動化が個人と組織に及ぼす影響の研究(22730287)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】稲水 伸行 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 准教授 (50572830)
【キーワード】経営組織 / 意思決定 / コミュニケーション / シミュレーション / 組織デザイン (他6件)
【概要】職場のオープン化・流動化に伴うワークスタイルの変化が個人・組織にどのような影響をもたらすのかを、シミュレーションによるモデル化と実証研究を一貫して行った。その結果、職場のオープン化・流動化が意図せざるコミュニケーションを活性化する条件、意図せざるコミュニケーションの活性化がイノベーションや問題解決の促進につながる条件が明らかとなった。 ...
【医歯薬学】看護学:評価意思決定を含む研究件
❏評定判断における意思決定過程の研究(23530871)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】椎名 乾平 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (60187317)
【キーワード】評価 / 評定尺度 / 意思決定
【概要】評定尺度法は心理学の基本的ツールであるが,その性質はよくわかっていない.本研究では新しい研究パラダイム(動的評定尺度)を用いて,評定判断における心的過程や意思決定過程を明らかにしようと試みた.結果としてカーソル軌跡の速度や振動が心的状態を反映することが強く示唆され,心理学における有効性が確認できた. ...
❏状況依存的な判断と意思決定の実験研究とその計量モデル・数理モデル・表現定理の解明(11610067)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】竹村 和久 筑波大学, 社会工学系, 助教授 (10212028)
【キーワード】判断 / 意思決定 / 実験 / 数理モデル / 心理計量モデル (他10件)
【概要】人間の判断と意思決定が、文脈や言語表現や手がかりなどによって変異してしまう現象は判断と意思決定の状況依存性としてとらえることができる。本研究では、判断と意思決定の状況依存性を、種々の心理実験を通じて解明し、さらに、この状況依存性を理論的観点から説明し、予測可能な心理計量モデルの作成、その数理モデルの作成、そして、この数理モデルの表現定理の導出を行なうことを主目的とした。まず、第1に、判断と意思決定...