意思決定における判断バイアスの発生メカニズムの解明と除去法の開発
【研究分野】認知科学
【研究キーワード】
系列依存性 / 系列効果 / 知覚 / 判断 / 顔魅力 / 布 / 方位刺激 / 知覚表象 / 判断バイアス / 感性評価 / 意思決定 / 実験系心理学
【研究成果の概要】
日常生活で人が対象に対し、魅力のような高次印象の判断や評価を連続的に行う際には、個々の判断は過去に行なった判断に近づくように変容する。本研究では、これらの判断におけるバイアス効果の生起メカニズムについて検討することを目的とした。研究の結果、顔の魅力の知覚が過去に知覚した顔の魅力に近づくことを示し、高次印象の判断におけるバイアス効果が、知覚のような低次レベルにおいても生じていることを明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)