視聴覚情報の時空間統計量の把握に関わる脳情報処理機構
【研究分野】実験心理学
【研究キーワード】
視覚 / 統計量 / 意思決定 / 認知 / 知覚 / 予測 / 統計的認知 / 時間トレンド / 予期 / 空間平均
【研究成果の概要】
本研究では,画像や文字などで与えられるデータの時間的・空間的な統計量の把握や予測,意思決定に関わる脳情報処理を一連の心理物理学実験により検討した.主要な結果として,動的に変化する視覚特徴(数字を除く)の時間的な平均トレンドの推定および未来の予期の両面において,人間は直近の情報に強く依存して意思決定をすることが明らかになった.これらの結果は入力情報の一次(過去トレンドの推定の場合)・二次微分(未来の予期の場合)を時間統合する単純なメカニズムにより説明された.
【研究代表者】
【研究連携者】 |
中山 遼平 | 東京大学 | 大学院総合文化研究科 | 特任研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
佐藤 弘美 | |
八代 龍門 | |
柏倉 沙耶 | |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】19,630千円 (直接経費: 15,100千円、間接経費: 4,530千円)