リスクを知る脳:「割合錯誤」現象の脳画像解析とコミュニケーションへの応用
【研究分野】実験心理学
【研究キーワード】
意思決定 / リスク知覚 / 認知心理学 / リスクコミュニケーション / 脳画像解析 / 割合錯誤 / 能画像解析
【研究成果の概要】
申請書に提案した「機能的磁気共鳴画像法」によるデータ収集、並びにその実験結果を反映させたリスクコミュニケーション技法選択実験は、ほぼ想定された目的を達成したと言える。2015年度は、Yamagishi (2015)並びにYamagishi & Yang (2015)という成果を重ねた。今後、本課題が確立したリスクコミュニケーション技法の知見を、現実場面に応用する事が望まれる。2016年4月、安倍総理は熊本地震に対応する補正予算案成立のため野党8党の党首と会談し、国会審議への協力を求めた。このような場面で、意見交換者双方が歪みなくリスク事態を把握するため有効な技法を、本研究は提言可能である。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
栗山 直子 | 東京工業大学 | 大学院社会理工学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)