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「コミュニティ」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】計算基盤:福祉コミュニティを含む研究件
❏社会教育・福祉・コミュニティ支援を統合するシステムと理論、専門職形成の比較研究(15H03472)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】松田 武雄 中村学園大学, 教育学部, 教授 (90175604)
【キーワード】社会教育 / 福祉 / コミュニティ支援 / Social Pedagogy / 専門職 (他14件)
【概要】社会教育と地域福祉とコミュニティ支援の機能を統合し、地域社会においてウェルビーイングを醸成するような地域のシステムと理論を考察した。その統合的実践を担う専門職の養成と動態を分析し、新たな専門職形成の可能性を探究した。その際、日本の典型的な自治体の分析と、9か国にわたる比較研究を行った。日本を中心に、アジア型、ゲルマン型、アングロ・サクソン型に類型化し、各国のシステムと理論を考察した。また、専門職形...
❏日米の福祉政策における人種とジェンダー:1960・70年代のコミュニティ政策(06J10088)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】
【キーワード】福祉 / 貧困との戦い / 黒人・アフリカ系アメリカ人 / 在日コリアン / ロスアンジェルス (他16件)
【概要】本年度は、まず(1)博士論文"Contesting Citizenship:Race,Gender,and the Politics of Participation in the U.S.and Japanese Welfare States,1962-1982"(カリフォルニア大学サンディエゴ校歴史学科提出、全330頁)を完成させた。これは、ロスアンジェルスの黒人と川崎の在日コ...
【情報学】情報学フロンティア:社会ネットワークコミュニティを含む研究件
❏有機農業とコミュニティの深化:フィリピンとメキシコの比較(15H05141)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】フィリピン / メキシコ / 有機農業 / コミュニティ / 少数民族 (他11件)
【概要】初期条件に高い共通性を有するフィリピンとメキシコを対象として,基本仮説「有機農法の普及はコミュニティの深化をもたらし,それは農法のさらなる改良と普及に貢献するという累積過程を生む」について,社会ネットワークの動態を踏まえた上で,有機農産物の生産・流通過程を比較検証した。グローバル化の中で地域を軸とする有機農業の発展方向には,「産消提携」型と「参加型認証制度」利用型の二つがあると思われるが,前者はコ...
❏有機農業の新しい市場戦略:国際比較研究(15H05180)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松原 隆一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90181750)
【キーワード】有機農業 / イタリア / デンマーク / コミュニティ / フィリピン (他15件)
【概要】イタリア南部の有機農業は,独立した経営方針にもとづいた戦略を有する一方で,関係者相互の緊密な連携により,基本的哲学と情報を共有することによって市場志向の大規模アグリビジネスに対応している。デンマークでは,農家・酪農家間の堆肥およびエネルギー循環の仕組みとその発展に見られるように,成熟した市場と政府を前提とした自律的な地域コミュニティを軸とする制度設計が観察される。これら二つのモデルは,日本,フィリ...
❏フィリピンにおける「貧困問題」の再検討:社会ネットワークの動態的分析(23401008)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】フィリピン / 貧困 / 社会ネットワーク / 有機農業 / コミュニティ (他9件)
【概要】本研究は,フィリピンにおいて,有機農業が,貧困層の福祉の要である「社会ネットワーク」の深化を促進し,貧困削減を実現するための戦略として有用であることを示した。有機農業は,環境面や食の安全面のみならず,政治面(政治的自由の実現),経済面(長期的な生産性の高さ),社会面(有機農業と社会ネットワークの深化との相互作用)の特性からも,貧困層の「福祉」水準の向上に貢献してきたのである。それは,低地米作農村の...
【情報学】情報学フロンティア:マスメディアコミュニティを含む研究件
❏マス・ソーシャルメディアと災害デジタルアーカイブのインテグレート手法の研究(17K00724)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】渡邉 英徳 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00514085)
【キーワード】カラー化 / デジタルアーカイブ / ソーシャルメディア / マスメディア / 写真 (他13件)
【概要】本研究ではマス・ソーシャルメディアと災害デジタルアーカイブの統合を目的とした。災害アーカイブの白黒写真をAI技術を用いてカラー化することで,リアルタイムの災害情報・アーカイブされた災害資料とを,違和感なくインテグレートできた。その結果,ソーシャルメディアでの発信に大きな反響があった。さらにマスメディアとの共同企画,実展示などの成果も生まれた。研究代表者のツイッターに投稿したカラー化写真のインプレッ...
❏循環型情報社会の創出を目指した協働的メディア・リテラシーの実践と理論に関する研究(14310071)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】水越 伸 東京大学, 大学院・情報学環, 助教授 (60219623)
【キーワード】メディア・リテラシー / メディア表現 / マスメディア / 学校教育 / 社会教育 (他11件)
【概要】本年度も過去二年度間と同様、申請時の計画をたどるかたちで、下記の実績を上げることができた。 (1)あらたなメディアとして携帯電話(モバイル・メディア)を取り上げ、そのリテラシーのあり方について理論と実践を展開した。その成果は、2004 International Conference on Mobile Communication(韓国)等で発表した。 (2)前年度から引き続き、Media Tea...
【情報学】情報学フロンティア:身体性コミュニティを含む研究件
❏相互行為としての身ぶりと手話の通文化的探究(24320176)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】菅原 和孝 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (80133685)
【キーワード】身体性 / ろう者の会話 / マルティ-モーダル民族誌 / 記憶 / 生業技術 (他25件)
【概要】本研究は、身ぶりと手話を微視的に分析し、対面相互行為の構造を身体性の基盤から照射した。また、通文化的な視野から、映像人類学、コミュニケーション科学、生態心理学の思考を交叉させ、マルティ-モーダルな民族誌記述の土台を作った。とくに、アフリカ狩猟採集民サン、カナダ・イヌイト、インドの憑依儀礼と舞踊、日本の伝統的な祭礼、日本酒の醸造、ろう者コミュニティ、数学者の討議といった多様な文脈における発話と動作の...
❏ネットワークにおけるコミュニケーション支援のための知識ライフサイクルの研究(11480078)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】武田 英明 国立情報学研究所, 知能システム研究系, 助教授 (80252831)
【キーワード】知識 / オントロジー / コミュニティ / WWW / 身体性 (他9件)
【概要】本研究ではネットワークにおけるコミュニケーション支援のための知識ライフサイクルを実現するために「メディアとしての知識」という概念を提起した.ここでは知識は個別の人や計算機(エージェント)の内部にあるのではなく,コミュニケーションを可能としているものが知識であるという概念である.このように考えるとき知識は閉じたものではなく開いたものになり,個々の人や計算機の内部でなくそれらの中間にあることになる.メ...
【情報学】情報学フロンティア:コミュニティ抽出コミュニティを含む研究件
❏多層ネットワークにおける情報伝搬の解明と制御(17H01785)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (90242289)
【キーワード】多層ネットワーク / 情報伝搬 / コミュニティ / ネットワーク / 影響最大化 (他9件)
【概要】(1)グラフ畳み込みネットワークにおいて、グラフの近傍の情報と大域的な情報とを共に用いることで、学習性能を向上させる方法を開発し、2019年6月に人工知能学会研究会優秀賞を受賞した。(2)グラフニューラルネットワークを用いて、与えられたネットワークのbetweenness中心性の計算を高速近似する手法を開発し、採択率21%の国際会議CIKM 2019に採択された。 (1)グラフ畳み込みネットワーク...
❏異種頂点ネットワークのリンクマイニング(22300049)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 情報理工学(系)研究科, 准教授 (90242289)
【キーワード】異種頂点ネットワーク / コミュニティ抽出 / signed network / modularity / 3部ネットワーク (他10件)
【概要】(1)スケールフリー性をもつネットワークからのコミュニティ抽出についての研究を行った。(2)ネットワークにおける頂点の属性間の類似度を加味したモジュラリティの拡張についての研究を行った。(3)3種類の頂点から構成される3部ネットワークからのコミュニティ抽出のためのモジュラリティの拡張についての研究を行った。(4)異種頂点ネットワークの一つであるsigned networkからのコミュニティ抽出につ...
【情報学】情報学フロンティア:インターネットコミュニティを含む研究件
❏デジタル時代の情報生成・流通・活用に関する地理学的研究(23320187)
【研究テーマ】人文地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】和田 崇 県立広島大学, 経営情報学部, 准教授 (20511091)
【キーワード】情報 / インターネット / コミュニティ / コンテンツ / 情報通信政策 (他12件)
【概要】本研究では,日本の諸地域における通信インフラを活用した情報生成・流通・活用の実態を,いくつかの事例分析を通じて解明した。まず,通信インフラ整備の過程を地方行政再編とデジタル・デバイドの2つの観点から把握・分析した。そのうえで,医療と育児,人材育成の3分野におけるインターネットを活用した地域振興の取組みを,関係者間の合意形成と連携・協力,サイバースペースとリアルスペースの関係などに着目して分析した。...
❏ネットワーク分散知識システムのための知識共生モデルの構築に関する研究(13480100)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】村田 剛志 (2002-2003) 国立情報学研究所, 情報学基礎研究系, 助教授 (90242289)
【キーワード】知識共生 / インターネット / WWW / オントロジー / エージェント (他6件)
【概要】情報に関する活動(例えば収集など)やコミュニケーションに関する活動(他人とのコンタクトなど)は現代における人間の活動の中で非常に重要なものとなっている.これらをトータルとしてコンピュータで支援することが求められている.ここではこの人間の情報・コミュニケーション活動を2つの層の6つの種類の活動に大別することで,全体をモデル化する.第1の層は情報の扱いに関する3種の要素があり,それぞれ"Col...
【情報学】情報学フロンティア:エージェントコミュニティを含む研究件
❏ユーザーイノベーションにおける情報伝播の分析とその企業戦略への活用研究(25282095)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】高橋 真吾 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20216724)
【キーワード】ユーザーイノベーション / 情報伝播 / 社会シミュレーション / エージェントベースシミュレーション / エージェント (他16件)
【概要】本研究ではUI活用戦略の有効性はコミュニティの特性の違いに影響を受けないことを確かめた.また,より大きなコミュニティではUI生成が減少し,ニーズは製品購買と他者からのUI紹介により解決される傾向があることが明らかになった.これは,ニーズの伝播経路の違いがもたらすニーズの性質の違いに起因し,より大きなコミュニティほど他者からニーズが伝播する割合が増加し,同質なニーズが増加するためである. またフィー...
❏ネットワーク分散知識システムのための知識共生モデルの構築に関する研究(13480100)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】村田 剛志 (2002-2003) 国立情報学研究所, 情報学基礎研究系, 助教授 (90242289)
【キーワード】知識共生 / インターネット / WWW / オントロジー / エージェント (他6件)
【概要】情報に関する活動(例えば収集など)やコミュニケーションに関する活動(他人とのコンタクトなど)は現代における人間の活動の中で非常に重要なものとなっている.これらをトータルとしてコンピュータで支援することが求められている.ここではこの人間の情報・コミュニケーション活動を2つの層の6つの種類の活動に大別することで,全体をモデル化する.第1の層は情報の扱いに関する3種の要素があり,それぞれ"Col...
❏社会ネットワークに着目したエージェント指向協調学習支援システムの研究開発(12558011)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】緒方 広明 徳島大学, 工学部, 助教授 (30274260)
【キーワード】社会的ネットワーク / 協調学習環境 / グループウェア / コラボレーション / コミュニケーション (他13件)
【概要】本研究の目的は、エージェント技術を用いて個人がもつ社会ネットワークを通じてユーザ同士が新たに出会い、知識ネットワークの構成し、新たな知識を創造し、それを蓄積・活用していける協調学習環境を構築することである。つまり、本研究では、社会ネットワークを単に情報や知識の伝達手段だけでなく、一人一人の個人の能力の開発手段と捉えており、各個人の知識ネットワークの成長と知識の創生の支援を目指すものである。 本研究...
【情報学】情報学フロンティア:ソーシャルメディアコミュニティを含む研究件
❏写真着彩技術と対話を活用した持続可能な被ばくコミュニティ形成の応用人類学的研究(19K01237)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】中原 聖乃 総合地球環境学研究所, 研究部, 研究員 (00570053)
【キーワード】核実験 / トラウマの記憶の継承 / ワークショップ / 温暖化 / 共創 (他17件)
【概要】本研究は、ウェブ上にマーシャル諸島の自然環境、伝統文化、核被害の状況に関するアーカイブを作り、ウェブ上にアップする。このアーカイブは、SNSと連動させることで、最終的には語り合い学び合うプラットフォームとなる。 本年度は前年度3月にオンラインで実施したデジタルアーカイブキックオフイベント、キックオフワークショップを紹介する動画を作成した。また、マーシャル諸島の学生が実施している、フィールドワークや...
❏マス・ソーシャルメディアと災害デジタルアーカイブのインテグレート手法の研究(17K00724)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】渡邉 英徳 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00514085)
【キーワード】カラー化 / デジタルアーカイブ / ソーシャルメディア / マスメディア / 写真 (他13件)
【概要】本研究ではマス・ソーシャルメディアと災害デジタルアーカイブの統合を目的とした。災害アーカイブの白黒写真をAI技術を用いてカラー化することで,リアルタイムの災害情報・アーカイブされた災害資料とを,違和感なくインテグレートできた。その結果,ソーシャルメディアでの発信に大きな反響があった。さらにマスメディアとの共同企画,実展示などの成果も生まれた。研究代表者のツイッターに投稿したカラー化写真のインプレッ...
❏ライフログ情報処理基盤の構築:取得、処理、共有へ向けて(20240011)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】相澤 清晴 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (20192453)
【キーワード】ライフログ / 画像処理 / マルチメディア / 食事記録 / 位置情報 (他11件)
【概要】人の生活や行動のありさまをデジタル化し利活用するライフログについての研究を行った.奇しくも本研究プロジェクトの前後でライフログを取り巻く状況が大きく変わり,現在,ライフログは生活の中での実際の活用が注目されている.本研究では,実利用を踏まえた視点から観て,ライフログの情報システムとしての望ましいあり方,すなわち,巨大な汎用システムでなく,特定目的システムの複合体であることが望ましいことを打ち出すと...
【情報学】情報学フロンティア:対話コミュニティを含む研究件
❏小区分01010:哲学および倫理学関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】哲学
【研究期間】対話
【研究代表者】デザイン
【キーワード】インクルージョン
【概要】
❏写真着彩技術と対話を活用した持続可能な被ばくコミュニティ形成の応用人類学的研究(19K01237)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】中原 聖乃 総合地球環境学研究所, 研究部, 研究員 (00570053)
【キーワード】核実験 / トラウマの記憶の継承 / ワークショップ / 温暖化 / 共創 (他17件)
【概要】本研究は、ウェブ上にマーシャル諸島の自然環境、伝統文化、核被害の状況に関するアーカイブを作り、ウェブ上にアップする。このアーカイブは、SNSと連動させることで、最終的には語り合い学び合うプラットフォームとなる。 本年度は前年度3月にオンラインで実施したデジタルアーカイブキックオフイベント、キックオフワークショップを紹介する動画を作成した。また、マーシャル諸島の学生が実施している、フィールドワークや...
❏デザインとの協同による共創哲学の理論と実践(18K00033)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】梶谷 真司 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (50365920)
【キーワード】哲学 / 対話 / デザイン / インクルージョン / 共創 (他22件)
【概要】理論面では、私が提唱している共創哲学の根幹となる部分、共創的(inclusive)であることがどのようなことなのかについての考察を深めた。その成果の主要な部分は、『実存思想論集XXXVI 哲学対話と実存』(実存思想協会編)で論文「共に考えることと共にいること――哲学対話による新たなコミュニティの可能性」としてまとめた。そこで特に重要な点は、インクルーシヴであるために、私たちは相互の理解や寛容さを求...
【情報学】情報学フロンティア:web(World Wide Web)コミュニティを含む研究件
❏写真着彩技術と対話を活用した持続可能な被ばくコミュニティ形成の応用人類学的研究(19K01237)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】中原 聖乃 総合地球環境学研究所, 研究部, 研究員 (00570053)
【キーワード】核実験 / トラウマの記憶の継承 / ワークショップ / 温暖化 / 共創 (他17件)
【概要】本研究は、ウェブ上にマーシャル諸島の自然環境、伝統文化、核被害の状況に関するアーカイブを作り、ウェブ上にアップする。このアーカイブは、SNSと連動させることで、最終的には語り合い学び合うプラットフォームとなる。 本年度は前年度3月にオンラインで実施したデジタルアーカイブキックオフイベント、キックオフワークショップを紹介する動画を作成した。また、マーシャル諸島の学生が実施している、フィールドワークや...
❏Webコミュニティの動的分析手法を用いたジェンダー研究ポータルサイトの構築(15300031)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】増永 良文 お茶の水女子大学, 理学部, 教授 (70006261)
【キーワード】データベース / Webコミュニティ / データマイニング / ジェンダー / ポータルサイト (他17件)
【概要】今や,Web空間は茫漠たる量の情報が発信され,数十億ページを有する地球規模のデータベースと化している.このWeb空間には,社会の実態が姿を変えた形で映し込まれていると言える,一見しただけでは混沌として様子がつかめないが,それを巧みに分析すれば,現実を俯瞰できる地図や興味ある事実が浮かび上がってくるであろうことは十分予想される.そのための分析手法が「Webマイニング」である.中でも,Webページ間の...
❏ネットワーク分散知識システムのための知識共生モデルの構築に関する研究(13480100)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】村田 剛志 (2002-2003) 国立情報学研究所, 情報学基礎研究系, 助教授 (90242289)
【キーワード】知識共生 / インターネット / WWW / オントロジー / エージェント (他6件)
【概要】情報に関する活動(例えば収集など)やコミュニケーションに関する活動(他人とのコンタクトなど)は現代における人間の活動の中で非常に重要なものとなっている.これらをトータルとしてコンピュータで支援することが求められている.ここではこの人間の情報・コミュニケーション活動を2つの層の6つの種類の活動に大別することで,全体をモデル化する.第1の層は情報の扱いに関する3種の要素があり,それぞれ"Col...
【情報学】情報学フロンティア:社会シミュレーションコミュニティを含む研究件
❏ユーザーイノベーションにおける情報伝播の分析とその企業戦略への活用研究(25282095)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】高橋 真吾 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20216724)
【キーワード】ユーザーイノベーション / 情報伝播 / 社会シミュレーション / エージェントベースシミュレーション / エージェント (他16件)
【概要】本研究ではUI活用戦略の有効性はコミュニティの特性の違いに影響を受けないことを確かめた.また,より大きなコミュニティではUI生成が減少し,ニーズは製品購買と他者からのUI紹介により解決される傾向があることが明らかになった.これは,ニーズの伝播経路の違いがもたらすニーズの性質の違いに起因し,より大きなコミュニティほど他者からニーズが伝播する割合が増加し,同質なニーズが増加するためである. またフィー...
❏ユーザーイノベーションの企業戦略への活用支援システムの研究(21653031)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】高橋 真吾 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20216724)
【キーワード】ユーザーイノベーション / 企業戦略 / 社会シミュレーション / イノベーティングユーザー / 消費財 (他7件)
【概要】日本の登山市場およびマウンテンバイク市場でユーザーイノベーションの調査からイノベーティングユーザーの普遍的な特徴の分析を行い,その結果に基づいて,消費者と企業が動的に相互作用し,市場における動的な状況変化を分析するための枠組みを構築した。本枠組みを利用することで,現実市場で観測困難なユーザーの購買機会の損失やユーザー間のユーザーイノベーション伝播といった現象を可視化した。企業は自社のユーザーイノベ...
【情報学】情報学フロンティア:アーカイブコミュニティを含む研究件
❏写真着彩技術と対話を活用した持続可能な被ばくコミュニティ形成の応用人類学的研究(19K01237)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】中原 聖乃 総合地球環境学研究所, 研究部, 研究員 (00570053)
【キーワード】核実験 / トラウマの記憶の継承 / ワークショップ / 温暖化 / 共創 (他17件)
【概要】本研究は、ウェブ上にマーシャル諸島の自然環境、伝統文化、核被害の状況に関するアーカイブを作り、ウェブ上にアップする。このアーカイブは、SNSと連動させることで、最終的には語り合い学び合うプラットフォームとなる。 本年度は前年度3月にオンラインで実施したデジタルアーカイブキックオフイベント、キックオフワークショップを紹介する動画を作成した。また、マーシャル諸島の学生が実施している、フィールドワークや...
❏マス・ソーシャルメディアと災害デジタルアーカイブのインテグレート手法の研究(17K00724)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】渡邉 英徳 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00514085)
【キーワード】カラー化 / デジタルアーカイブ / ソーシャルメディア / マスメディア / 写真 (他13件)
【概要】本研究ではマス・ソーシャルメディアと災害デジタルアーカイブの統合を目的とした。災害アーカイブの白黒写真をAI技術を用いてカラー化することで,リアルタイムの災害情報・アーカイブされた災害資料とを,違和感なくインテグレートできた。その結果,ソーシャルメディアでの発信に大きな反響があった。さらにマスメディアとの共同企画,実展示などの成果も生まれた。研究代表者のツイッターに投稿したカラー化写真のインプレッ...
❏市民社会における記録とアーカイブズの意義に関する国際比較研究(16H03705)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】藤吉 圭二 追手門学院大学, 社会学部, 教授 (70309532)
【キーワード】アーカイブズ / アカウンタビリティ / レコートマネジメント / ナレッジマネジメント / LGBT (他28件)
【概要】研究チーム各メンバーが、分担して研究活動に当たった。主な調査地はアメリカ、マレーシア、イランである。アメリカでは主にサンフランシスコGLBT歴史協会の活動およびいくつかの企業アーカイブズを、マレーシアでは主に伝統的地域共同体におけるIT活用の手法を、イランでは主に環境保護の市民活動が政府情報を利用する手法を実地に調査した。またサンフランシスコGLBT歴史協会の主要メンバーを日本に招聘し、資料収集・...
【情報学】情報学フロンティア:オントロジーコミュニティを含む研究件
❏ネットワーク分散知識システムのための知識共生モデルの構築に関する研究(13480100)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】村田 剛志 (2002-2003) 国立情報学研究所, 情報学基礎研究系, 助教授 (90242289)
【キーワード】知識共生 / インターネット / WWW / オントロジー / エージェント (他6件)
【概要】情報に関する活動(例えば収集など)やコミュニケーションに関する活動(他人とのコンタクトなど)は現代における人間の活動の中で非常に重要なものとなっている.これらをトータルとしてコンピュータで支援することが求められている.ここではこの人間の情報・コミュニケーション活動を2つの層の6つの種類の活動に大別することで,全体をモデル化する.第1の層は情報の扱いに関する3種の要素があり,それぞれ"Col...
❏ネットワークにおけるコミュニケーション支援のための知識ライフサイクルの研究(11480078)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】武田 英明 国立情報学研究所, 知能システム研究系, 助教授 (80252831)
【キーワード】知識 / オントロジー / コミュニティ / WWW / 身体性 (他9件)
【概要】本研究ではネットワークにおけるコミュニケーション支援のための知識ライフサイクルを実現するために「メディアとしての知識」という概念を提起した.ここでは知識は個別の人や計算機(エージェント)の内部にあるのではなく,コミュニケーションを可能としているものが知識であるという概念である.このように考えるとき知識は閉じたものではなく開いたものになり,個々の人や計算機の内部でなくそれらの中間にあることになる.メ...
【情報学】情報学フロンティア:人工知能(AI)コミュニティを含む研究件
❏マス・ソーシャルメディアと災害デジタルアーカイブのインテグレート手法の研究(17K00724)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】渡邉 英徳 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00514085)
【キーワード】カラー化 / デジタルアーカイブ / ソーシャルメディア / マスメディア / 写真 (他13件)
【概要】本研究ではマス・ソーシャルメディアと災害デジタルアーカイブの統合を目的とした。災害アーカイブの白黒写真をAI技術を用いてカラー化することで,リアルタイムの災害情報・アーカイブされた災害資料とを,違和感なくインテグレートできた。その結果,ソーシャルメディアでの発信に大きな反響があった。さらにマスメディアとの共同企画,実展示などの成果も生まれた。研究代表者のツイッターに投稿したカラー化写真のインプレッ...
❏多層ネットワークにおける情報伝搬の解明と制御(17H01785)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (90242289)
【キーワード】多層ネットワーク / 情報伝搬 / コミュニティ / ネットワーク / 影響最大化 (他9件)
【概要】(1)グラフ畳み込みネットワークにおいて、グラフの近傍の情報と大域的な情報とを共に用いることで、学習性能を向上させる方法を開発し、2019年6月に人工知能学会研究会優秀賞を受賞した。(2)グラフニューラルネットワークを用いて、与えられたネットワークのbetweenness中心性の計算を高速近似する手法を開発し、採択率21%の国際会議CIKM 2019に採択された。 (1)グラフ畳み込みネットワーク...
【情報学】情報学フロンティア:ネットワークコミュニティを含む研究件
❏実世界ネットワークを表現するStochastic block modelの構築(22K11911)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】松本 直己 慶應義塾大学, デジタルメディア・コンテンツ統合研究センター(日吉), 特任助教 (50747243)
【キーワード】確率的ブロックモデル / ネットワーク / コミュニティ / グラフ不変量
【概要】
❏ポスト震災期コミュニティにおけるNPOネットワークの構造変動と地域間比較分析(19K02136)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宮垣 元 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (40340905)
【キーワード】民間非営利組織 / コミュニティ / 組織間ネットワーク / 地域コミュニティ / NPO (他7件)
【概要】民間非営利組織(NPO・NGO)は、阪神・淡路大震災(1995年)から東日本大震災(2011年)に至る四半世紀においてもっとも変容した中間集団であったといえる。本研究では、このNPOの組織・ネットワーク特性および変容過程を跡づけるとともに、その(政策や地域特性が異なる)地域間の比較を行うことを企図している。 本年度(2021年度)は、Covid19の影響により順延となっていた調査を進捗させた。本調...
❏近世ユーラシアにおける宗教・交易ネットワークとアルメニア人(17H02370)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】守川 知子 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (00431297)
【キーワード】アルメニア人 / ネットワーク / マイノリティ / 商人 / ユーラシア・インド洋 (他9件)
【概要】本研究課題の3年目にあたる2019年度には、研究計画書に記載の検討事項1「16~18世紀のユーラシアでのアルメニア人の活動実態と交易ネットワークの形成・発展過程の解明」、および検討事項2「宗教マイノリティとしてのアルメニア人のコミュニティ形成における政治権力との関係の解明」を重点的に行った。 11月には東京大学で国内研究会を開催し、秋山晋吾氏(一橋大学)と、吉村貴之氏(東京大学)「アブガリアン家の...
【複合領域】社会・安全システム科学:企業戦略コミュニティを含む研究件
❏ユーザーイノベーションにおける情報伝播の分析とその企業戦略への活用研究(25282095)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】高橋 真吾 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20216724)
【キーワード】ユーザーイノベーション / 情報伝播 / 社会シミュレーション / エージェントベースシミュレーション / エージェント (他16件)
【概要】本研究ではUI活用戦略の有効性はコミュニティの特性の違いに影響を受けないことを確かめた.また,より大きなコミュニティではUI生成が減少し,ニーズは製品購買と他者からのUI紹介により解決される傾向があることが明らかになった.これは,ニーズの伝播経路の違いがもたらすニーズの性質の違いに起因し,より大きなコミュニティほど他者からニーズが伝播する割合が増加し,同質なニーズが増加するためである. またフィー...
❏ユーザーイノベーションの企業戦略への活用支援システムの研究(21653031)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】高橋 真吾 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20216724)
【キーワード】ユーザーイノベーション / 企業戦略 / 社会シミュレーション / イノベーティングユーザー / 消費財 (他7件)
【概要】日本の登山市場およびマウンテンバイク市場でユーザーイノベーションの調査からイノベーティングユーザーの普遍的な特徴の分析を行い,その結果に基づいて,消費者と企業が動的に相互作用し,市場における動的な状況変化を分析するための枠組みを構築した。本枠組みを利用することで,現実市場で観測困難なユーザーの購買機会の損失やユーザー間のユーザーイノベーション伝播といった現象を可視化した。企業は自社のユーザーイノベ...
【複合領域】社会・安全システム科学:ユーザーイノベーションコミュニティを含む研究件
❏ユーザーイノベーションにおける情報伝播の分析とその企業戦略への活用研究(25282095)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】高橋 真吾 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20216724)
【キーワード】ユーザーイノベーション / 情報伝播 / 社会シミュレーション / エージェントベースシミュレーション / エージェント (他16件)
【概要】本研究ではUI活用戦略の有効性はコミュニティの特性の違いに影響を受けないことを確かめた.また,より大きなコミュニティではUI生成が減少し,ニーズは製品購買と他者からのUI紹介により解決される傾向があることが明らかになった.これは,ニーズの伝播経路の違いがもたらすニーズの性質の違いに起因し,より大きなコミュニティほど他者からニーズが伝播する割合が増加し,同質なニーズが増加するためである. またフィー...
❏ユーザーイノベーションの企業戦略への活用支援システムの研究(21653031)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】高橋 真吾 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20216724)
【キーワード】ユーザーイノベーション / 企業戦略 / 社会シミュレーション / イノベーティングユーザー / 消費財 (他7件)
【概要】日本の登山市場およびマウンテンバイク市場でユーザーイノベーションの調査からイノベーティングユーザーの普遍的な特徴の分析を行い,その結果に基づいて,消費者と企業が動的に相互作用し,市場における動的な状況変化を分析するための枠組みを構築した。本枠組みを利用することで,現実市場で観測困難なユーザーの購買機会の損失やユーザー間のユーザーイノベーション伝播といった現象を可視化した。企業は自社のユーザーイノベ...
【複合領域】科学教育・教育工学:多文化共生コミュニティを含む研究件
❏滞日ムスリム・コミュニティの地域社会活動と地方自治体の多文化共生政策の課題(18K01976)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】店田 廣文 早稲田大学, 人間科学学術院, 名誉教授 (20197502)
【キーワード】ムスリム / 地域社会 / 多文化共生 / イスラム / 宗教 (他15件)
【概要】コロナ禍の影響をうけて、予定していたフィールド調査(地方自治体の多文化共生政策に関するヒアリング調査)やそれに基づく研究成果のとりまとめ作業は実施出来なかった。したがって研究実績は、こうした環境下で可能な範囲のものに限られることとなった。 一方で、代表者や分担者は、オンラインの研究会や学会大会への参加や発表などを行ったほか、主に代表者は、新聞やテレビなどからの、国内のイスラム教徒関係の取材に対す...
❏滞日ムスリムの生活世界の変容とムスリム・コミュニティの持続的発展(15K03886)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】店田 廣文 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20197502)
【キーワード】イスラーム / ムスリム / 地域社会 / 多文化共生 / イスラーム復興 (他14件)
【概要】2005年から開始した滞日ムスリム調査研究の成果をふまえ、在日ムスリムの10年後の生活変容を把握することを予定したが、テロ事件等の影響で断念し、モスクが所在する地方自治体における多文化共生施策に関するアンケート調査と、全国的に活動しているイスラーム復興運動団体へのインタビュー調査と参与観察による調査研究を実施した。この他、新設モスクに関する情報収集と滞日ムスリム人口の最新推計を実施した。 また2...
❏市民社会による移住者コミュニティ受容の日韓比較:人間安全保障の観点から(21330128)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】武者小路 公秀 大阪経済法科大学, アジア太平洋研究センター, 教授 (80053536)
【キーワード】国際社会 / エスニシティ / 移住者コミュニティ / 市民社会による移住者受容 / 人間の安全保障 (他21件)
【概要】本研究は、グローバル移住の女性化が進む日本と韓国両国の移住者コミュニティにおける人間の不安全状況とこれに対応する移住者自身と市民社会のサポーターの活動において、ヴェトナムとフィリッピンを送り出し国として進められた。その結果、移住女性が直面する公共圏と親密圏における諸問題の性格、特に、移住先と故郷との双方を生活圏とする新しい公共、新しい市民像の形成を目指す移住市民との協力活動の重要性が確認された。...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:協働コミュニティを含む研究件
❏個々人の健康増進と地域課題解決の相乗効果を生み出す「地域的処方」の理論化(19K15178)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】高嶺 翔太 早稲田大学, リサーチイノベーションセンター オープンイノベーション推進部門, 研究助手 (20788559)
【キーワード】コミュニティ・カフェ / 居場所 / 協働 / 地域資源 / まちなかの居場所づくり (他11件)
【概要】本研究では、医療・福祉関連団体の活動を通した「個々人の健康増進」と「地域課題の解決」、そしてそれらの相乗効果を相対的に「地域的処方」と呼び着目している。そして個別事例がまとまりを持たずに散見されている状況に対して、その実施方法を理論化することが必要であると認識している。そして理論化の枠組み設定と、理論の描出を目指している。 2021年度は、2020年度までに実施した調査から得られた「地域的処方の」...
❏アート協働制作による社会関係資本形成の社会学的・実践的研究(17K18464)
【研究テーマ】思想、芸術およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】高橋 かおり 立教大学, 社会情報教育研究センター, 助教 (30733787)
【キーワード】アートプロジェクト / 芸術 / 協働 / 社会関係資本 / コミュニティ (他12件)
【概要】本研究では、芸術を通じた活動、とりわけある地域で様々な人が関わって行われるアート協働制作がどのように行われるのか、そしてその過程でどのような関係性(社会関係資本)が醸成されるのかということについて、フィールドワークをもとにした探求を行った。 対象事例とした事例には様々なアクターが関わっており、その芸術活動(対象者・ジャンル・実施主体)が選ばれる過程にはそれぞれの地域の文脈があることが分かった。その...
❏日本語教育におけるピア・ラーニングの授業デザインと教師研修プログラムの開発(23520647)
【研究テーマ】日本語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】舘岡 洋子 早稲田大学, 日本語教育研究科, 教授 (10338759)
【キーワード】ピア・ラーニング / 教師研修 / 授業デザイン / 日本語教育 / リソース (他10件)
【概要】ピア・ラーニングという動態的な授業を実施できる教員養成はどのように可能かを模索し、その具体的な方向性を探った。①リソースとその事例を収集し、②授業分析をした。また、③協働実践研究会(http://kyodo-jissen-kenkyukai.com/)を開催した。2013年11月23日第6回研究会では、アジア各国(中国、韓国、台湾、モンゴル、インドネシア、タイ)から実践者を招聘し議論した。④国内外...
【複合領域】健康・スポーツ科学:生涯教育コミュニティを含む研究件
❏コミュニティ・ガバナンスと社会教育福祉システム構築に関する欧米とアジアの比較研究(23243081)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】松田 武雄 名古屋大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (90175604)
【キーワード】社会教育福祉 / 社会教育 / 地域福祉 / コミュニティ / ガバナンス (他16件)
【概要】コミュニティにおける市民のガバナンスを基盤に、社会教育と福祉を統合した社会教育福祉という領域を構想して、現代のリスク社会、貧困社会に抗することができるような社会教育(社会教育福祉)のシステムを構築するためにどうすれば良いのか、という問題意識のもとで、日本、韓国、中国、中央アジア、東南アジア、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、イギリス、スコットランド、アメリカ、という国々・地域の比較研究を行った。...
❏アジアにおけるグロバリゼーションのもとでのコミュミティ教育(15330161)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】上村 千賀子 群馬大学, 教育学部, 教授 (70259985)
【キーワード】グローバリゼーション / コミュニティ / 成人教育 / ジェンダー・セクシュアリティ / 行為主体 (他12件)
【概要】本研究は、グローバリゼーションを、「人」、「モノ」、「カネ」、「理念」の国境を越えた運動と捉え、このグローバリゼーションがアジアのいくつかの国(中国、韓国、台湾、タイ、ブータン)において・地域の中の独自の伝統的な価値観や文化をどのように変容し、また、その変容を地域の住民主体がどのように受けとめ、あるいは対抗し、これらの問題を学習課題として再設定しているかを、地域の中のノンフォーマル教育を探ることに...
【複合領域】健康・スポーツ科学:学校コミュニティを含む研究件
❏東日本大震災と教育に関する総合的研究(24243073)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】藤田 英典 共栄大学, 教育学部, 教授 (30109235)
【キーワード】東日本大震災 / 福島原発事故 / 学校・園 / 子ども・教職員 / 支援・ケア・癒し (他18件)
【概要】研究成果は多岐にわたり膨大になっているので、ここでは「東日本大震災の教訓と学校防災の課題」についてのみ略述する。 ハード面では、①立地条件、②建築構造、③避難経路が特に重要で、超巨大津波に対応しうるものになっていたか否かが学校管理下での人的被害(死者・行方不明者)の有無・程度を左右した。ソフト面では、①ハザードマップ、②防災マニュアル、③指定避難場所、④防災訓練、⑤防災教育、⑥保護者への引き渡し、...
❏新教育運動における「共同体」形成論の出現と「学級」概念の変容に関する比較史的研究(11610280)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】山崎 洋子 (2001) 鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (40311823)
【キーワード】新教育運動 / ドイツ新教育 / アメリカ新教育 / イギリス教育 / 共同体 (他16件)
【概要】本共同研究は、新教育運動における「学級」概念およびその実現形態に対する批判が同運動の主導者たちによる「共同体」に関する議論と密接に関連していたことに注目し、両者の関係を多角的に分析することを課題として設定した。教育に関する比較史的立場から、複数の国(イギリス、ドイツ、アメリカ合衆国)を対象にした。 第1章では、ドイツにおける最初の本格的な田園都市ヘレラウを対象にした教育学研究のプログラムを提示し、...
【複合領域】健康・スポーツ科学:レジリエンスコミュニティを含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏大規模災害からの復興の地域的最適解に関する総合的研究(19H00613)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】浦野 正樹 早稲田大学, 文学学術院, 名誉教授 (20160335)
【キーワード】災害 / コミュニティ / レジリエンス / 原子力災害 / 津波 (他6件)
【概要】本年度の調査研究は、これまで社会学が蓄積してきた震災研究に基づき、①リアス式海岸・市街地型、②リアス式海岸・農漁村型、③平地・市街地型、④平地・農漁村型、⑤原発・避難先型、⑥原発事故・避難元型、の6つの地域類型について、昨年度の成果(復興の進捗状況のサーベイと現地調査を実施しそれを部分的に纏めていく作業を行った)を踏まえながら、市町村が作成している震災に関する各種資料類を追加入手・検討して充実させ...
❏原子力災害被災地におけるコミュニティ・レジリエンスの創造(15K12268)
【研究テーマ】持続可能システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松岡 俊二 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (00211566)
【キーワード】レジリエンス / 原子力災害 / サステイナビリティ / 福島復興 / コミュニティ (他7件)
【概要】本研究「原子力災害被災地におけるコミュニティ・レシジリエンスの創造」は、サステナヒビリティの4本柱である環境的・社会的・経済的・制度的持続性と、適応力としてのコミュニティ・レシジリエンスの3つの基本要素である資源性能、資源バックアップ、資源多様性とを組み合わせ、福島復興の実地調査からその理論化と指標化にアプローチした。 早稲田大学ふくしま広野未来創造リサーチセンターの設置と福島県広野町での第1回ふ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:ボランティアコミュニティを含む研究件
❏新しいコミュニティの構想-東部被災地をフィールドとして(16330112)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】鵜飼 孝造 同志社大学, 社会学部, 教授 (00203498)
【キーワード】阪神淡路大震災 / コミュニティ / ボランティア / NPO / 地域団体 (他8件)
【概要】本研究の目的は、阪神淡路大震災から10年後の被災地の現状を調査し、現代都市におけるコミュニティ、新たな可能性を問うことにあった。特にボランティアやNPOなど地域をこえた共助の連帯、あるいは日常のコミュニケーションや支援ネットワークに注目した。具体的に計画し実施した調査研究は次の3つである。 (1)ネットワーク分析を軸として、2006年に兵庫県民を対象とする大規模調査を実施した。その結果、地域の様々...
❏「介護の社会化」という動向におけるコミュニティケア倫理形成のための理論的研究(15520030)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】御子柴 善之 早稲田大学, 文学学術院, 助教授 (20339625)
【キーワード】善意 / 批判 / 純粋実践理性 / 尊敬 / 連帯 (他21件)
【概要】1、本研究の目的と方法(1)介護保険制度の範囲内における介護現場の人手不足を地域住民のボランティアによって補うことに伴う倫理的問題を理解する視座を得ること。(2)「高齢者の尊厳を支えるケア」という人口に膾灸した物言いに哲学的な基礎を与えること。(3)方法:理論的研究の基盤をドイツの古典的哲学者カントの所説ならびに現代の環境倫理学の論争に求め、他方で国内ならびにドイツ連邦共和国の介護施設を訪問しヒア...
【複合領域】デザイン学:ワークショップコミュニティを含む研究件
❏写真着彩技術と対話を活用した持続可能な被ばくコミュニティ形成の応用人類学的研究(19K01237)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】中原 聖乃 総合地球環境学研究所, 研究部, 研究員 (00570053)
【キーワード】核実験 / トラウマの記憶の継承 / ワークショップ / 温暖化 / 共創 (他17件)
【概要】本研究は、ウェブ上にマーシャル諸島の自然環境、伝統文化、核被害の状況に関するアーカイブを作り、ウェブ上にアップする。このアーカイブは、SNSと連動させることで、最終的には語り合い学び合うプラットフォームとなる。 本年度は前年度3月にオンラインで実施したデジタルアーカイブキックオフイベント、キックオフワークショップを紹介する動画を作成した。また、マーシャル諸島の学生が実施している、フィールドワークや...
❏マス・ソーシャルメディアと災害デジタルアーカイブのインテグレート手法の研究(17K00724)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】渡邉 英徳 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00514085)
【キーワード】カラー化 / デジタルアーカイブ / ソーシャルメディア / マスメディア / 写真 (他13件)
【概要】本研究ではマス・ソーシャルメディアと災害デジタルアーカイブの統合を目的とした。災害アーカイブの白黒写真をAI技術を用いてカラー化することで,リアルタイムの災害情報・アーカイブされた災害資料とを,違和感なくインテグレートできた。その結果,ソーシャルメディアでの発信に大きな反響があった。さらにマスメディアとの共同企画,実展示などの成果も生まれた。研究代表者のツイッターに投稿したカラー化写真のインプレッ...
【複合領域】デザイン学:デザインコミュニティを含む研究件
❏デザインとの協同による共創哲学の理論と実践(18K00033)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】梶谷 真司 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (50365920)
【キーワード】哲学 / 対話 / デザイン / インクルージョン / 共創 (他22件)
【概要】理論面では、私が提唱している共創哲学の根幹となる部分、共創的(inclusive)であることがどのようなことなのかについての考察を深めた。その成果の主要な部分は、『実存思想論集XXXVI 哲学対話と実存』(実存思想協会編)で論文「共に考えることと共にいること――哲学対話による新たなコミュニティの可能性」としてまとめた。そこで特に重要な点は、インクルーシヴであるために、私たちは相互の理解や寛容さを求...
❏マス・ソーシャルメディアと災害デジタルアーカイブのインテグレート手法の研究(17K00724)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】渡邉 英徳 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00514085)
【キーワード】カラー化 / デジタルアーカイブ / ソーシャルメディア / マスメディア / 写真 (他13件)
【概要】本研究ではマス・ソーシャルメディアと災害デジタルアーカイブの統合を目的とした。災害アーカイブの白黒写真をAI技術を用いてカラー化することで,リアルタイムの災害情報・アーカイブされた災害資料とを,違和感なくインテグレートできた。その結果,ソーシャルメディアでの発信に大きな反響があった。さらにマスメディアとの共同企画,実展示などの成果も生まれた。研究代表者のツイッターに投稿したカラー化写真のインプレッ...
【複合領域】文化財科学・博物館学:交易コミュニティを含む研究件
❏近世ユーラシアにおける宗教・交易ネットワークとアルメニア人(17H02370)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】守川 知子 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (00431297)
【キーワード】アルメニア人 / ネットワーク / マイノリティ / 商人 / ユーラシア・インド洋 (他9件)
【概要】本研究課題の3年目にあたる2019年度には、研究計画書に記載の検討事項1「16~18世紀のユーラシアでのアルメニア人の活動実態と交易ネットワークの形成・発展過程の解明」、および検討事項2「宗教マイノリティとしてのアルメニア人のコミュニティ形成における政治権力との関係の解明」を重点的に行った。 11月には東京大学で国内研究会を開催し、秋山晋吾氏(一橋大学)と、吉村貴之氏(東京大学)「アブガリアン家の...
❏環太平洋地域における移住者コミュニティの動態の比較研究――近年の変遷に注目して(23251023)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】栗田 和明 立教大学, 文学部, 教授 (10257157)
【キーワード】移民 / 環太平洋地域 / コミュニティ / 華人 / 頻繁な移動者 (他16件)
【概要】環太平洋地域では種々の移民コミュニティが形成されている。華人や在外インド人のコミュニティだけではなく、日本人、東南アジア各地から発した人々、東南アジアにやってきたアフリカ人もみられる。また、華人についても種々の人々が多様な社会を形成している。 本研究では同地域の移民コミュニティの多様さ、近年の変化の大きさについて、具体的な事例研究に基づいて提示した。コミュニティの大きな変化と多数の移動する者を支え...
【複合領域】生活科学:町内会コミュニティを含む研究件
❏震災復興における新しいステークホルダーの合意形成とコミュニティの再生に関する研究(25285155)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉野 英岐 岩手県立大学, 総合政策学部, 教授 (90305318)
【キーワード】東日本大震災 / 復興 / コミュニティ / ステークホルダー / 災害公営住宅 (他17件)
【概要】本研究では東日本大震災の被災地である岩手県釜石市、宮城県名取市と岩沼市、福島県いわき市で、住宅やコミュニティの再生過程を調査分析した。研究では復興の形態や特徴に影響を与える要素として、行政、公的援団体、町内会等の住民組織、大学や震災後に設立されたNPOや支援組織等のさまざまな団体を復興のステークホルダーと規定し、それらの合意形成のあり方に着目した。その結果、復興過程においては住民の意向を尊重するよ...
❏日本都市の社会構造(01301020)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1989 - 1991
【研究代表者】鈴木 広 九州大学, 文学部, 教授 (10036965)
【キーワード】高齢者福祉 / 生協 / 都市再開発 / 定住外国人 / コミュニティ・モラ-ル (他27件)
【概要】(1)研究の最終年度であり、研究成果報告を作成することが、今年度の目的であった。そのため,一方では,必要最少限の補充調査を実施した。他方では,平成3年末に最終的な全員研究会を開催して,報告書原稿の内容・形式にわたるチェックを実施した。その結果として,報告書はでき上っている。また第3として,今後の研究への展望を開拓するため,ひきつづき水俣市にとりくむとともに,やや類似したタイプの「企業域下町」たる延...
【複合領域】一般理論:主体性コミュニティを含む研究件
❏韓国社会の生き方に関する人類学的研究:グローバル化する競争社会における折衝と離脱(23320190)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】本田 洋 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (50262093)
【キーワード】グローバル化 / 新自由主義 / 都市中産層 / 生き方 / 主体性 (他19件)
【概要】本研究では,グローバル化と新自由主義体制への編入が進む現代韓国社会を生きる人たちの生き方の模索と折衝を,都市中産層の事例を中心に,民族誌的調査研究の方法によって究明した。特筆すべき民族誌的成果としては,一方で一元的な主流志向自体の分化,他方で主流志向とオルターナティヴ志向の相互浸透が近年顕著になりつつある状況を実証的に明らかにしたことを挙げられる。理論的展望としては,中産層の生き方の分化・乖離と接...
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...
【複合領域】一般理論:地域統合コミュニティを含む研究件
❏持続的・安定的な成長のためのグローバル社会の相互依存関係性の解明(26350422)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】池田 裕一 京都大学, 総合生存学館, 教授 (90610858)
【キーワード】国際景気循環 / コミュニティ / 同期 / 国際貿易 / 地域統合 (他17件)
【概要】近年,貿易額は年々増加の一途をたどっており,あらゆる国の産業の間にリンクが張られ世界経済全体が大きいネットワークとなっている。今後,新しい経済共同体が形成され,国際貿易は更に盛んになるであろう。このような経済のグローバル化にともない,あらゆる国の産業の間に働く相互作用は強くなる。 本研究では,データ科学,ネットワーク科学,計算科学などの方法論を駆使して,グローバル社会の相互依存関係性を明らかにする...
❏東欧のコミュニティ形成と地域公論及び広域公共財(18201044)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】家田 修 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (20184369)
【キーワード】コミュニティ / 地域公論 / 公共財 / 東欧 / 地域統合
【概要】本研究では環境問題をも含めて公共財としてとらえ、総合地球環境学研究所との連携により、文理協働型の議論を行った。この結果、従来の政治共同体を基にした地域設定による圏域の設定を超えて、環境に基づく圏域(環境広域公共圏)が現在問題になりつつあることが本研究の成果として明らかになった。また住民へのアンケート調査の結果として、想定していたよりも人々の社会的な流動性は高くなく、地域コミュニティの役割が以前より...
【複合領域】一般理論:フィールドワークコミュニティを含む研究件
❏環太平洋地域における移住者コミュニティの動態の比較研究――近年の変遷に注目して(23251023)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】栗田 和明 立教大学, 文学部, 教授 (10257157)
【キーワード】移民 / 環太平洋地域 / コミュニティ / 華人 / 頻繁な移動者 (他16件)
【概要】環太平洋地域では種々の移民コミュニティが形成されている。華人や在外インド人のコミュニティだけではなく、日本人、東南アジア各地から発した人々、東南アジアにやってきたアフリカ人もみられる。また、華人についても種々の人々が多様な社会を形成している。 本研究では同地域の移民コミュニティの多様さ、近年の変化の大きさについて、具体的な事例研究に基づいて提示した。コミュニティの大きな変化と多数の移動する者を支え...
❏東・南部アフリカ諸国におけるコミュニティの変容と学校教育の役割に関する比較研究(22252006)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】澤村 信英 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (30294599)
【キーワード】教育開発 / 学校教育 / 初等教育 / コミュニティ / アフリカ (他9件)
【概要】本研究では、東・南部アフリカ諸国において、学校教育を現実社会から切り離さず、それぞれの地域社会の文脈性のなかで観察し、変容するコミュニティとその中での学校教育の役割と課題について、フィールドワークにもとづき多面的に検討した。その結果は、次の8つの観点から考察された。(1)子どもを守る場所としての学校、(2)保護者や子どもの教育に対する熱意、(3)保護者の教育の質に対する厳しい見方、(4)教師の役割...
【複合領域】一般理論:災害コミュニティを含む研究件
❏大規模災害からの復興の地域的最適解に関する総合的研究(19H00613)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】浦野 正樹 早稲田大学, 文学学術院, 名誉教授 (20160335)
【キーワード】災害 / コミュニティ / レジリエンス / 原子力災害 / 津波 (他6件)
【概要】本年度の調査研究は、これまで社会学が蓄積してきた震災研究に基づき、①リアス式海岸・市街地型、②リアス式海岸・農漁村型、③平地・市街地型、④平地・農漁村型、⑤原発・避難先型、⑥原発事故・避難元型、の6つの地域類型について、昨年度の成果(復興の進捗状況のサーベイと現地調査を実施しそれを部分的に纏めていく作業を行った)を踏まえながら、市町村が作成している震災に関する各種資料類を追加入手・検討して充実させ...
❏マス・ソーシャルメディアと災害デジタルアーカイブのインテグレート手法の研究(17K00724)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】渡邉 英徳 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00514085)
【キーワード】カラー化 / デジタルアーカイブ / ソーシャルメディア / マスメディア / 写真 (他13件)
【概要】本研究ではマス・ソーシャルメディアと災害デジタルアーカイブの統合を目的とした。災害アーカイブの白黒写真をAI技術を用いてカラー化することで,リアルタイムの災害情報・アーカイブされた災害資料とを,違和感なくインテグレートできた。その結果,ソーシャルメディアでの発信に大きな反響があった。さらにマスメディアとの共同企画,実展示などの成果も生まれた。研究代表者のツイッターに投稿したカラー化写真のインプレッ...
❏地域で暮らす精神障害者の被災体験をふまえたレジリエントコミュニティ形成支援法開発(15K11844)
【研究テーマ】地域看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】野崎 章子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 講師 (90361419)
【キーワード】災害 / 精神障害 / レジリエント・コミュニティ / レジリエンス / 精神障害者 (他15件)
【概要】自然災害大国である日本では、災害に強く回復力の高いレジリエントなコミュニティを、障害の有無にかかわらず共に形成することが必須である。本研究においては、地域で暮らす精神障害者の東日本大震災時の発生時と以降の生活の状況や困難・心身の健康状態・防災行動とニーズ等を明らかにした。その家族や施設関係者、精神障害者自助組織に属する当事者に対しても同様のヒアリングを実施した。その結果、防災推進が精神障害者にとっ...
【複合領域】一般理論:健康コミュニティを含む研究件
❏リロケーションインパクトを乗り越えるのに有効な環境デザインの研究 災害後を視野に(25420641)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】古賀 紀江 関東学院大学, 建築・環境学部, 教授 (10295454)
【キーワード】リロケーション / 高齢者 / 仮設住宅 / 大災害 / 環境デザイン (他18件)
【概要】本研究では大災害を契機とした居住場所移動において高齢者がリロケーションインパクトを乗り越えやすい環境の条件や要素について考察を行った。福島県内の立地、規模の異なる仮設住宅居住者を対象とした3つの調査を中心に研究を行った。郊外の大規模団地では健康観の低い群で活動程度が低い傾向が見られたほか、中心市街地と郊外の団地で社会的な交流の範囲などについて行った調査では、郊外では交流が比較的団地内に凝集しやすく...
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...
【複合領域】一般理論:文化変容コミュニティを含む研究件
❏発展途上国における都市貧困層のコミュニティ形成に関する国際比較研究(19402006)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】瀬地山 角 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (80250398)
【キーワード】都市貧困層 / コミュニティ / 社会ネットワーク / 東アジア / フィリピン (他20件)
【概要】地域別に重要なネットワークを抽出し,発展途上国の都市貧困層のコミュニティ形成の国際比較分析を行い,東アジアでは,近年の社会変動の中で構成単位である家族におけるジェンダー関係の相違が決定的役割を持つのに対して,コロンビアでは,市政府,市議会議員とコミュニティ住民の間のネットワーク・コーディネーションがコミュニティ資源を深化させ,フィリピンでは二者間関係の連鎖が広域コミュニティの形成を促進しているとい...
❏フィリピンにおける慢性的貧困と社会ネットワーク(19402022)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】コミュニティ / 慢性的貧困 / 社会ネットワーク / フィリピン / 社会関係資本 (他17件)
【概要】本研究は,階層間流動化が慢性的貧困を緩和するという作業仮説について,貧困層が有する社会ネットワークの動態に着目し,マニラ首都圏とダバオ市の事例を検討した。その結果,マニラ首都圏の貧困層にあっては,主体的な活動を通して,階層間流動化を促進し得る余地が存在するのに対して,ダバオ市においては,現在までのところ,上位層からのアプローチのみが階層間流動化に貢献できる状況にあることがあきらかになった。 ...
【複合領域】一般理論:カバナンスコミュニティを含む研究件
❏強い企業文化と革新の両立性の研究(26380454)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (30171507)
【キーワード】企業文化 / 革新 / 青色LED訴訟 / ウェーバー / 殻 (他30件)
【概要】強い企業文化と革新のコンフリクトは、青色LED訴訟や企業文化とモチベーションの関係を分析した。半導体の光露光装置の革新ではRayleigh criterionがコミュニティのパラダイムとして機能していた。説明概念としては、ウェーバーの殻、ペンローズの成長の経済、トンプソンの技術、所有構造を検討し、実際に、強固な個人主義的セールス文化の自動車ディーラー組織で、市場志向的なチームプレーを基本とする組織...
❏コミュニティ・ガバナンスと社会教育福祉システム構築に関する欧米とアジアの比較研究(23243081)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】松田 武雄 名古屋大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (90175604)
【キーワード】社会教育福祉 / 社会教育 / 地域福祉 / コミュニティ / ガバナンス (他16件)
【概要】コミュニティにおける市民のガバナンスを基盤に、社会教育と福祉を統合した社会教育福祉という領域を構想して、現代のリスク社会、貧困社会に抗することができるような社会教育(社会教育福祉)のシステムを構築するためにどうすれば良いのか、という問題意識のもとで、日本、韓国、中国、中央アジア、東南アジア、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、イギリス、スコットランド、アメリカ、という国々・地域の比較研究を行った。...
【複合領域】一般理論:持続コミュニティを含む研究件
❏連携と持続に着目した東日本大震災の農村復興に関する総合的農村計画研究(24248039)
【研究テーマ】農業土木学・農村計画学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】廣田 純一 岩手大学, 農学部, 教授 (00173287)
【キーワード】東日本大震災 / 震災復興 / 集落 / 地域コミュニティ持続性 / 連携 (他16件)
【概要】本研究は、研究者自らが復興支援に関わりながら、東日本大震災で被災した農漁村の地域コミュニティの復興の経過を丁寧に追跡し、その実態と課題を洗い出すとともに、今後想定される大規模自然災害への教訓を引き出そうとするものである。今回の震災では、30万人を超える住民が住宅を失い、地域コミュニティも住民の分散により弱体化を余儀なくされた。しかし、その一方で震災を契機に、出身者や他地域の人々との連携を深め、復興...
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...
【複合領域】一般理論:持続性コミュニティを含む研究件
❏連携と持続に着目した東日本大震災の農村復興に関する総合的農村計画研究(24248039)
【研究テーマ】農業土木学・農村計画学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】廣田 純一 岩手大学, 農学部, 教授 (00173287)
【キーワード】東日本大震災 / 震災復興 / 集落 / 地域コミュニティ持続性 / 連携 (他16件)
【概要】本研究は、研究者自らが復興支援に関わりながら、東日本大震災で被災した農漁村の地域コミュニティの復興の経過を丁寧に追跡し、その実態と課題を洗い出すとともに、今後想定される大規模自然災害への教訓を引き出そうとするものである。今回の震災では、30万人を超える住民が住宅を失い、地域コミュニティも住民の分散により弱体化を余儀なくされた。しかし、その一方で震災を契機に、出身者や他地域の人々との連携を深め、復興...
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...
【複合領域】一般理論:eラーニングコミュニティを含む研究件
❏患者と医療者が分かり合えるがんコミュニケーション促進モデルの開発と有用性検証(19209066)
【研究テーマ】臨床看護学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】小松 浩子 聖路加看護大学, 看護医療学部, 教授 (60158300)
【キーワード】がん看護 / がんコミュニケーション / e-learning / がんコミュニティ / 乳がん (他14件)
【概要】本研究では、<正確で信頼できるがんコミュニケーションを促進するピアサポーターの育成に必要なe-learningシステム>を開発した。乳がん患者を対象にe-learningによる教育の効果と実用性の検証を行った。乳がんピアサポーターに対するコミュニケーション促進教育は、がんであることをオープンに語る関係や状況生成の能力獲得を促進し、その結果、不安に対する肯定的なコーピング獲得につながり、...
❏eラーニングにおけるメンター育成のための実践的調査研究(17700616)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】尾澤 重知 大分大学, 高等教育開発センター, 講師 (50386661)
【キーワード】高等教育 / eラーニング / メンタリング / メンター / TA(Teaching Assistant) (他8件)
【概要】以下の3点を中心に研究・実践を行った。第一は、学習者に対する個別の学習支援や、授業を行う教員の補助を行う「メンター(アシスタント)」育成のための「メンタリングガイド」の作成・開発である。この一部について、ファカルティ・ディベロップメント等の活動と関係する内容については、「授業改善の手引き」や「グループ学習の進め方」として研究代表者の所属部局のWebページで公開した。また、メンタリングガイドの作成に...
【複合領域】一般理論:民主化コミュニティを含む研究件
❏2015年ネパール地震後の社会再編に関する災害民族誌的研究(16H05692)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】南 真木人 国立民族学博物館, 学術資源研究開発センター, 准教授 (40239314)
【キーワード】ネパール / 地震 / 社会再編 / 災害民族誌 / 災害人類学 (他21件)
【概要】研究者15名がネパールの14郡に広がる調査対象村や地域で各々現地調査を行い、ネパール地震後の復旧・復興過程を詳らかにした。それらの比較により地域ごとの多様性や相違、格差が明らかになり、その要因や背景を考察した。地域差が生じた要因のひとつに外国からの支援の有無がある。地域に外国、とくに先進国との繋がりをもつ者がいる世帯や村で復旧がより進んだ。その意味でトレッカーや登山家が訪れるランタンやソルクンブ郡...
❏ポスト・グローバル化時代の現代世界:社会の脆弱化と共存空間(18201050)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】押川 文子 京都大学, 地域研究統合情報センター, 教授 (30280605)
【キーワード】グローバル化 / 格差 / 政治的安定 / 中間団体 / 民主化 (他22件)
【概要】本科研は、複数地域を研究対象とする研究者による地域間比較や相互関連を重視したアプローチを用いることによって、グローバル化を経た世界各地の地域社会や政治の変容を実証的に検証し、それらが国内外を結ぶ格差の重層的構造によって結合されていること、その結果として加速するモビリティの拡大のなかで、人々が孤立する社会の「脆弱化」だけでなく、あらたなアイデンティティ形成や政治的結集を求める動きが各地で活性化してい...
【複合領域】一般理論:社会教育コミュニティを含む研究件
❏地域活動団体間のネットワーク構築を通じた高齢者の孤立化予防・社会的包摂(22K18549)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2022-06-30 - 2025-03-31
【研究代表者】飯島 勝矢 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 教授 (00334384)
【キーワード】社会的フレイル / エージェンシー(行為主体性) / コミュニティ / 社会教育 / アクションリサーチ
【概要】
❏社会教育・福祉・予防医療の連携とコミュニティ・エンパワーメントの実証的比較研究(18H00983)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】松田 武雄 松本大学, 総合経営学部, 教授 (90175604)
【キーワード】社会教育 / 社会教育福祉 / 地域福祉 / 予防医療 / コミュニティ・エンパワーメント (他11件)
【概要】2019年3月に前科研による『社会教育と福祉と地域づくりをつなぐ』という単行本を刊行したので、4月に名古屋大学で合評会を行うとともに、2019年度の研究計画について議論した。研究計画に基づき、まず福岡県大牟田市の調査を行った。大牟田市では、地区公民館の中に地域包括支援センターが設置されており、社会教育と地域福祉が連携した活動を行っている。今回は、三池地区公民館と吉野地区公民館を訪ね、聞き取り調査を...
❏社会教育・福祉・コミュニティ支援を統合するシステムと理論、専門職形成の比較研究(15H03472)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】松田 武雄 中村学園大学, 教育学部, 教授 (90175604)
【キーワード】社会教育 / 福祉 / コミュニティ支援 / Social Pedagogy / 専門職 (他14件)
【概要】社会教育と地域福祉とコミュニティ支援の機能を統合し、地域社会においてウェルビーイングを醸成するような地域のシステムと理論を考察した。その統合的実践を担う専門職の養成と動態を分析し、新たな専門職形成の可能性を探究した。その際、日本の典型的な自治体の分析と、9か国にわたる比較研究を行った。日本を中心に、アジア型、ゲルマン型、アングロ・サクソン型に類型化し、各国のシステムと理論を考察した。また、専門職形...
【環境学】環境創成学:サステイナビリティコミュニティを含む研究件
❏原子力災害被災地におけるコミュニティ・レジリエンスの創造(15K12268)
【研究テーマ】持続可能システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松岡 俊二 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (00211566)
【キーワード】レジリエンス / 原子力災害 / サステイナビリティ / 福島復興 / コミュニティ (他7件)
【概要】本研究「原子力災害被災地におけるコミュニティ・レシジリエンスの創造」は、サステナヒビリティの4本柱である環境的・社会的・経済的・制度的持続性と、適応力としてのコミュニティ・レシジリエンスの3つの基本要素である資源性能、資源バックアップ、資源多様性とを組み合わせ、福島復興の実地調査からその理論化と指標化にアプローチした。 早稲田大学ふくしま広野未来創造リサーチセンターの設置と福島県広野町での第1回ふ...
❏公共圏を基盤にしてのサステイナブルな社会の形成-規範的原則と制御可能性の探究(23243066)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-05-31 - 2015-03-31
【研究代表者】舩橋 晴俊 法政大学, 社会学部, 教授 (20111445)
【キーワード】公共圏 / サステイナビリティ / 規範 / エネルギー政策 / コミュニティ (他11件)
【概要】本年度は, 年度途中で廃止になったが, それでも, 下記の研究実績を上げることができた。 【公共圏とメディアの公共性班】法政大学サスティナビリティ研究所内の「環境報道アーカイブス」に蓄積した東日本大震災及び福島原発関連の映像に付されたメタデータの分析を行った。分析から, 震災・原発関連番組の論点の変化や報道対象地域の偏りなどを見出した。 【エネルギー政策班】『原子力総合年表一福島原発震災に至る道』...
【環境学】環境保全学:産消提携コミュニティを含む研究件
❏有機農業とコミュニティの深化:フィリピンとメキシコの比較(15H05141)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】フィリピン / メキシコ / 有機農業 / コミュニティ / 少数民族 (他11件)
【概要】初期条件に高い共通性を有するフィリピンとメキシコを対象として,基本仮説「有機農法の普及はコミュニティの深化をもたらし,それは農法のさらなる改良と普及に貢献するという累積過程を生む」について,社会ネットワークの動態を踏まえた上で,有機農産物の生産・流通過程を比較検証した。グローバル化の中で地域を軸とする有機農業の発展方向には,「産消提携」型と「参加型認証制度」利用型の二つがあると思われるが,前者はコ...
❏有機農業の新しい市場戦略:国際比較研究(15H05180)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松原 隆一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90181750)
【キーワード】有機農業 / イタリア / デンマーク / コミュニティ / フィリピン (他15件)
【概要】イタリア南部の有機農業は,独立した経営方針にもとづいた戦略を有する一方で,関係者相互の緊密な連携により,基本的哲学と情報を共有することによって市場志向の大規模アグリビジネスに対応している。デンマークでは,農家・酪農家間の堆肥およびエネルギー循環の仕組みとその発展に見られるように,成熟した市場と政府を前提とした自律的な地域コミュニティを軸とする制度設計が観察される。これら二つのモデルは,日本,フィリ...
【環境学】環境保全学:アジアコミュニティを含む研究件
❏アジアメガシティの社会的レジリエンス強化に向けたコモンズ型都市空間管理の体系化(22H01660)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】松行 美帆子 横浜国立大学, 大学院都市イノベーション研究院, 教授 (90398909)
【キーワード】アジア / メガシティ / 社会的レジリエンス / コモンズ型都市空間管理 / コミュニティ
【概要】
❏気候変動下のアジア大都市における貧困地域の脆弱性マネジメントに関する研究(23404020)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】城所 哲夫 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00282674)
【キーワード】インフォーマル市街地 / 都市計画 / 気候変動 / 脆弱性 / アジア (他14件)
【概要】アジア諸国では大都市圏地域への急速な人口の集中が続いており、気候変動下でますます災害時危険性の高まっている地域でのインフォーマル市街地が急速に拡大している。本研究では、気候変動下の都市貧困地域における脆弱性の観点からみた課題の分析、コミュニティ事例調査を通じての参加型プロセスおける脆弱性改善の評価、コミュニティの有する様々な資源を柔軟に組み合わせることにより脆弱性を漸進的に軽減していく(脆弱性マネ...
【環境学】環境保全学:阪神・淡路大震災コミュニティを含む研究件
❏ポスト震災期コミュニティにおけるNPOネットワークの構造変動と地域間比較分析(19K02136)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宮垣 元 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (40340905)
【キーワード】民間非営利組織 / コミュニティ / 組織間ネットワーク / 地域コミュニティ / NPO (他7件)
【概要】民間非営利組織(NPO・NGO)は、阪神・淡路大震災(1995年)から東日本大震災(2011年)に至る四半世紀においてもっとも変容した中間集団であったといえる。本研究では、このNPOの組織・ネットワーク特性および変容過程を跡づけるとともに、その(政策や地域特性が異なる)地域間の比較を行うことを企図している。 本年度(2021年度)は、Covid19の影響により順延となっていた調査を進捗させた。本調...
❏阪神・淡路大震災後におけるNPOと地域コミュニティの相互作用過程の検証(15K03865)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】宮垣 元 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (40340905)
【キーワード】NPO / 阪神・淡路大震災 / 地域コミュニティ / ネットワーク / 民間非営利組織 (他8件)
【概要】本研究の問題関心は、阪神・淡路大震災後において、ヒューマンサービスやまちづくり、中間支援活動などに関わる民間非営利組織(NPO)が、その後どのように展開してきたのかを跡づけ、地域コミュニティ内の他組織とどのような相互作用関係にあるのかを明らかにする点にある。社会学・経済学の関連理論を踏まえ、過去に実施した調査の二次分析、兵庫県および神奈川県の全NPO法人を対象とする定量調査、被災地を中心に活動を行...
❏新しいコミュニティの構想-東部被災地をフィールドとして(16330112)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】鵜飼 孝造 同志社大学, 社会学部, 教授 (00203498)
【キーワード】阪神淡路大震災 / コミュニティ / ボランティア / NPO / 地域団体 (他8件)
【概要】本研究の目的は、阪神淡路大震災から10年後の被災地の現状を調査し、現代都市におけるコミュニティ、新たな可能性を問うことにあった。特にボランティアやNPOなど地域をこえた共助の連帯、あるいは日常のコミュニケーションや支援ネットワークに注目した。具体的に計画し実施した調査研究は次の3つである。 (1)ネットワーク分析を軸として、2006年に兵庫県民を対象とする大規模調査を実施した。その結果、地域の様々...
【環境学】環境保全学:原子力災害コミュニティを含む研究件
❏大規模災害からの復興の地域的最適解に関する総合的研究(19H00613)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】浦野 正樹 早稲田大学, 文学学術院, 名誉教授 (20160335)
【キーワード】災害 / コミュニティ / レジリエンス / 原子力災害 / 津波 (他6件)
【概要】本年度の調査研究は、これまで社会学が蓄積してきた震災研究に基づき、①リアス式海岸・市街地型、②リアス式海岸・農漁村型、③平地・市街地型、④平地・農漁村型、⑤原発・避難先型、⑥原発事故・避難元型、の6つの地域類型について、昨年度の成果(復興の進捗状況のサーベイと現地調査を実施しそれを部分的に纏めていく作業を行った)を踏まえながら、市町村が作成している震災に関する各種資料類を追加入手・検討して充実させ...
❏原子力災害被災地におけるコミュニティ・レジリエンスの創造(15K12268)
【研究テーマ】持続可能システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松岡 俊二 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (00211566)
【キーワード】レジリエンス / 原子力災害 / サステイナビリティ / 福島復興 / コミュニティ (他7件)
【概要】本研究「原子力災害被災地におけるコミュニティ・レシジリエンスの創造」は、サステナヒビリティの4本柱である環境的・社会的・経済的・制度的持続性と、適応力としてのコミュニティ・レシジリエンスの3つの基本要素である資源性能、資源バックアップ、資源多様性とを組み合わせ、福島復興の実地調査からその理論化と指標化にアプローチした。 早稲田大学ふくしま広野未来創造リサーチセンターの設置と福島県広野町での第1回ふ...
【数物系科学】地球惑星科学:ジャカルタコミュニティを含む研究件
❏ポストコロナ時代のインドネシアにおける生活変化に関する調査研究(21K12440)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】内藤 耕 東海大学, 文化社会学部, 教授 (30269633)
【キーワード】新型コロナ禍 / デジタル・トランスフォーメーション / ジャカルタ / デジタルトランスフォーメーション / 生活様式 (他6件)
【概要】2021年度は、インドネシア社会が新型コロナ禍に対してどのように闘っているかを、ジャカルタ市南郊のレンテンアグンという一つの町内を例にとって考察した。古くからの住民に対して70年代以降地方からの移住者が増えた地域である。 本研究においてはこの町の全体ではなく、ある一つのRT(エルテー)と呼ばれる隣保組織を例にとり、コロナ禍で渡航ができないため住民からTV電話等で聞き取りをするなどして調査を実施した...
❏<百年カンポン>における土地供給とコミュニティの持続性に関する研究(18K13907)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】林 憲吾 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (60548288)
【キーワード】カンポン / 土地所有 / ブタウィ・ハウス / コミュニティ / 移築 (他12件)
【概要】本年度(2021年度)は、昨年度に引き続き、新型コロナウィルスの影響でインドネシアへの渡航が全くできなかった。そのため現地調査を断念し、ジャカルタ全域のマクロ分析を行った。 具体的には、これまでに作成した居住環境分類のデータをクルラハン(区)単位に集計し、中央統計局が実施する村落潜在性データ(PODES)や人口センサスデータとの統合を図った。ジャカルタの居住環境分類は、250mメッシュを単位とした...
【数物系科学】地球惑星科学:メキシココミュニティを含む研究件
❏有機農業とコミュニティの深化:フィリピンとメキシコの比較(15H05141)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】フィリピン / メキシコ / 有機農業 / コミュニティ / 少数民族 (他11件)
【概要】初期条件に高い共通性を有するフィリピンとメキシコを対象として,基本仮説「有機農法の普及はコミュニティの深化をもたらし,それは農法のさらなる改良と普及に貢献するという累積過程を生む」について,社会ネットワークの動態を踏まえた上で,有機農産物の生産・流通過程を比較検証した。グローバル化の中で地域を軸とする有機農業の発展方向には,「産消提携」型と「参加型認証制度」利用型の二つがあると思われるが,前者はコ...
❏有機農業の新しい市場戦略:国際比較研究(15H05180)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松原 隆一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90181750)
【キーワード】有機農業 / イタリア / デンマーク / コミュニティ / フィリピン (他15件)
【概要】イタリア南部の有機農業は,独立した経営方針にもとづいた戦略を有する一方で,関係者相互の緊密な連携により,基本的哲学と情報を共有することによって市場志向の大規模アグリビジネスに対応している。デンマークでは,農家・酪農家間の堆肥およびエネルギー循環の仕組みとその発展に見られるように,成熟した市場と政府を前提とした自律的な地域コミュニティを軸とする制度設計が観察される。これら二つのモデルは,日本,フィリ...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流コミュニティを含む研究件
❏フィリピンにおける「貧困問題」の再検討:社会ネットワークの動態的分析(23401008)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】フィリピン / 貧困 / 社会ネットワーク / 有機農業 / コミュニティ (他9件)
【概要】本研究は,フィリピンにおいて,有機農業が,貧困層の福祉の要である「社会ネットワーク」の深化を促進し,貧困削減を実現するための戦略として有用であることを示した。有機農業は,環境面や食の安全面のみならず,政治面(政治的自由の実現),経済面(長期的な生産性の高さ),社会面(有機農業と社会ネットワークの深化との相互作用)の特性からも,貧困層の「福祉」水準の向上に貢献してきたのである。それは,低地米作農村の...
❏都市開発におけるコミュニティ資源:国際比較研究(23402031)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】松原 隆一郎 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (90181750)
【キーワード】都市開発 / コミュニティ / 環境保全 / 経済発展 / 社会ネットワーク (他9件)
【概要】イタリア,フィリピンおよび日本を対象として,市場経済,政府,及びコミュニティの間の諸関係を分析し,環境保全と経済開発を両立させる新しい都市計画を提示した。具体的には,「局地的市場圏」の連鎖を活用することによって,グローバル化にともなう無秩序な「市場化」に対抗するという,社会関係を核とした有機農業関係者の戦略である。そこでは,農村,都市を問わず,参画者全員が,市場や国家からの適度な距離を維持しつつ,...
❏東南アジア熱帯雨林におけるコミュニティーと持続的開発(14530043)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】高崎 善人 筑波大学, 社会工学系, 助教授 (00334029)
【キーワード】国際研究者交流 / フィジー / 開発経済学 / 資源経済学 / ミクロ経済学 (他10件)
【概要】本研究は、熱帯農村における貧困撲滅と環境保全の両立のしくみを探る国際共同プロジェクトの第一段階として、1)文献調査をもとに農民・共同体・環境の動的理論の基礎を構築すること、2)平成16年度以降に実施する本格的世帯・共同体調査のための予備調査(調査地の選定、調査体制の整備、調査手法の検討等)を進めることが目的である。1)では、リスク対応としての環境利用に関して理論・実証分析を進め、農民が環境に依存す...
【工学】建築学:スラムコミュニティを含む研究件
❏フィリピンにおける「貧困問題」の再検討:社会ネットワークの動態的分析(23401008)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】フィリピン / 貧困 / 社会ネットワーク / 有機農業 / コミュニティ (他9件)
【概要】本研究は,フィリピンにおいて,有機農業が,貧困層の福祉の要である「社会ネットワーク」の深化を促進し,貧困削減を実現するための戦略として有用であることを示した。有機農業は,環境面や食の安全面のみならず,政治面(政治的自由の実現),経済面(長期的な生産性の高さ),社会面(有機農業と社会ネットワークの深化との相互作用)の特性からも,貧困層の「福祉」水準の向上に貢献してきたのである。それは,低地米作農村の...
❏経済発展における慣習経済:フィリピンにおけるコミュニティと儀礼親族制度(13873005)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】2001
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】経済発展 / 慣習経済 / フィリピン / コミュニティ / 儀礼親族制度 (他8件)
【概要】本研究は、フィリピンの儀礼親族制度について,都市貧困層地区とそこの代表的な出身母村を対象として,経済発展過程における役割とその変容を分析しようとするものである。2度の実態調査を通じて,フィリピンのコンパドラスゴと呼ばれる社会階層間を横断する儀礼親族制度が,どのような形で水平的社会関係としてのコミュニティを補完ないしは代替し,経済発展にどのような役割を果たしているかを理解する新しい視角を得ることがで...
【工学】建築学:キリスト教コミュニティを含む研究件
❏生き方の分化・再編と交渉に関する対照民族誌的研究:韓国社会の事例を中心に(15K03033)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】本田 洋 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (50262093)
【キーワード】対照民族誌 / 韓国 / 農村移住 / カトリック教会 / 脱北者 (他10件)
【概要】本研究では,今日の韓国社会に暮らす人びとの多様な生活経験を相互に,かつ過去の生活経験と比較対照することを通じて,生き方の分化・再編と交渉について微視的かつ多面的な分析を試みた。特に農村移住者,カトリック教会,ならびに脱北者に焦点を合わせ,民族誌的資料の収集と対照民族誌的分析を行うことにより,①流動的・創発的な共同性と関係性の諸様態に見られる共通性と多様性,ならびにそれを条件づける諸要因,②宗教的諸...
❏韓国社会の生き方に関する人類学的研究:グローバル化する競争社会における折衝と離脱(23320190)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】本田 洋 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (50262093)
【キーワード】グローバル化 / 新自由主義 / 都市中産層 / 生き方 / 主体性 (他19件)
【概要】本研究では,グローバル化と新自由主義体制への編入が進む現代韓国社会を生きる人たちの生き方の模索と折衝を,都市中産層の事例を中心に,民族誌的調査研究の方法によって究明した。特筆すべき民族誌的成果としては,一方で一元的な主流志向自体の分化,他方で主流志向とオルターナティヴ志向の相互浸透が近年顕著になりつつある状況を実証的に明らかにしたことを挙げられる。理論的展望としては,中産層の生き方の分化・乖離と接...
【工学】建築学:高齢社会コミュニティを含む研究件
❏超少子高齢社会の新しい郊外戸建て住宅地像と地域マネジメント手法(19H02311)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】後藤 純 東海大学, 建築都市学部, 特任准教授 (80584408)
【キーワード】郊外住宅地再生 / アクションリサーチ / 再帰的近代 / イギリスニュータウン / コミュニティ (他27件)
【概要】高度経済成長期に整備された郊外戸建て住宅地の現代的な再生方法を検討すべく、次の研究を行った。(1)鎌倉市大平山丸山地区の住民らと居住環境点検を行い、住民主導での地域マネジメントを展開した。(2)郊外住宅地論について学術的知見を整理するとともに、ケーススタディを行い研究枠組を設定した。(3)イギリスニュータウン(ハーロウやウェルウィン)で取り組まれている郊外住宅地再生プロジェクト調査を実施した。(4...
❏高齢社会の互助型コミュニティ形成に向けた学際的研究(16KT0119)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】村山 洋史 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 特任講師 (00565137)
【キーワード】互助 / コミュニティ / 高齢社会 / 地域包括ケア / 地域づくり
【概要】本研究の目的は、健康づくり・介護予防をきっかけとした互助型コミュニティを形成するための要素を明らかにすることである。「互助」に関する文献をもとに、概念分析を実施し、互助の特性・属性を、【住民や住民集団が生活課題を解決し合う行為】と定めた。次に、「互助」の概念に則り、千葉県柏市の豊四季台団地、東京都奥多摩町のふれあい農園をフィールドに介入研究を進め、互助型コミュニティ活動のファシリテーションのポイン...
❏「老成学」の基盤構築ー<媒介的共助>による持続可能社会をめざして(15KT0005)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2020-03-31
【研究代表者】森下 直貴 浜松医科大学, 医学部, 名誉教授 (70200409)
【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)
【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期(50代)、②開始・展開期(60代...
【工学】建築学:地域コミュニテイコミュニティを含む研究件
❏小区分23030:建築計画および都市計画関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】地域素材
【研究期間】コミュニティ
【研究代表者】ソーシャルキャピタル
【キーワード】町並み
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏ポスト震災期コミュニティにおけるNPOネットワークの構造変動と地域間比較分析(19K02136)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宮垣 元 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (40340905)
【キーワード】民間非営利組織 / コミュニティ / 組織間ネットワーク / 地域コミュニティ / NPO (他7件)
【概要】民間非営利組織(NPO・NGO)は、阪神・淡路大震災(1995年)から東日本大震災(2011年)に至る四半世紀においてもっとも変容した中間集団であったといえる。本研究では、このNPOの組織・ネットワーク特性および変容過程を跡づけるとともに、その(政策や地域特性が異なる)地域間の比較を行うことを企図している。 本年度(2021年度)は、Covid19の影響により順延となっていた調査を進捗させた。本調...
❏地産材と地域コミュニティがつくる建築を通じた既存ストック活用に資する計画手法研究(18K13892)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】新 雄太 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任助教 (50739224)
【キーワード】地域素材 / コミュニティ / ソーシャルキャピタル / 町並み / 地域コミュニティ (他9件)
【概要】本研究は,地域の伝統的な素材がいかに地域コミュニティと関係して持続的に使いこなされてきたのかを種別・地域別に事例研究を通じて解明することである。そこで「結と家研究会」を設立し,長野県内各地で聞き取り調査等を行ってきた。藤蔓(佐久穂町佐口),茅(長野市戸隠),麻(大町市美麻)の計3箇所の事例研究を終えた所で新型コロナウイルスが蔓延し,現地調査の取止めが2年以上続いた。 方針を転換し,他の回で準備を進...
【工学】建築学:地域つくりコミュニティを含む研究件
❏社会教育・福祉・予防医療の連携とコミュニティ・エンパワーメントの実証的比較研究(18H00983)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】松田 武雄 松本大学, 総合経営学部, 教授 (90175604)
【キーワード】社会教育 / 社会教育福祉 / 地域福祉 / 予防医療 / コミュニティ・エンパワーメント (他11件)
【概要】2019年3月に前科研による『社会教育と福祉と地域づくりをつなぐ』という単行本を刊行したので、4月に名古屋大学で合評会を行うとともに、2019年度の研究計画について議論した。研究計画に基づき、まず福岡県大牟田市の調査を行った。大牟田市では、地区公民館の中に地域包括支援センターが設置されており、社会教育と地域福祉が連携した活動を行っている。今回は、三池地区公民館と吉野地区公民館を訪ね、聞き取り調査を...
❏高齢社会の互助型コミュニティ形成に向けた学際的研究(16KT0119)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】村山 洋史 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 特任講師 (00565137)
【キーワード】互助 / コミュニティ / 高齢社会 / 地域包括ケア / 地域づくり
【概要】本研究の目的は、健康づくり・介護予防をきっかけとした互助型コミュニティを形成するための要素を明らかにすることである。「互助」に関する文献をもとに、概念分析を実施し、互助の特性・属性を、【住民や住民集団が生活課題を解決し合う行為】と定めた。次に、「互助」の概念に則り、千葉県柏市の豊四季台団地、東京都奥多摩町のふれあい農園をフィールドに介入研究を進め、互助型コミュニティ活動のファシリテーションのポイン...
【工学】建築学:地域マネジメントコミュニティを含む研究件
❏超少子高齢社会の新しい郊外戸建て住宅地像と地域マネジメント手法(19H02311)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】後藤 純 東海大学, 建築都市学部, 特任准教授 (80584408)
【キーワード】郊外住宅地再生 / アクションリサーチ / 再帰的近代 / イギリスニュータウン / コミュニティ (他27件)
【概要】高度経済成長期に整備された郊外戸建て住宅地の現代的な再生方法を検討すべく、次の研究を行った。(1)鎌倉市大平山丸山地区の住民らと居住環境点検を行い、住民主導での地域マネジメントを展開した。(2)郊外住宅地論について学術的知見を整理するとともに、ケーススタディを行い研究枠組を設定した。(3)イギリスニュータウン(ハーロウやウェルウィン)で取り組まれている郊外住宅地再生プロジェクト調査を実施した。(4...
❏高齢社会に備えたライフエリア環境に関する研究(11450220)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】服部 岑生 千葉大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (40009527)
【キーワード】ライフエリア / 利用圏 / 高齢者 / 公共サービス / 都市再生 (他13件)
【概要】安定し、安心・安全な高齢者のライフエリアを確立するために、(1)すべての居住者のライフエリアの実態を把握するともに、その(2)居住者評価の実態と背景にある基準を探ることが必要である。その上で、高齢者を含む全居住者にとって期待される良好な(3)ライフエリアの実現方法を創造しなくてはいけない。高齢者は今後は、多数を占めるひとつの居住者群ではあるが、あくまで他の群を含む全居住者のライフエリアが対象であり...
【工学】建築学:地域改善コミュニティを含む研究件
❏中国における社区参加と自律改善のための選択可能な社区空間マネジメント(23404025)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐藤 滋 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60139516)
【キーワード】コミュニティ / 地域改善 / 市民参加 / 社区 / 住環境 (他13件)
【概要】本研究は、社区に着目し、組織化された社区運営体制を持つ杭州市と、自律的な社区改善がうまれつつある上海市を対象として、研究を行うものである。杭州市では、「社区参加プロジェクトの実践を通したアクションリサーチにより、参加の態勢と手法のあり方を明らかにする」ことを目的として、現地大学と協力して現地調査を行い、かつ実際にコミュニティに対する実験的社区参加のプログラムを行った。 一方上海市では、すでに自律的...
❏中国での社区を基盤とした地域改善における参加型の研究手法に関する研究(20404019)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】佐藤 滋 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60139516)
【キーワード】中国 / コミュニティ / 地域改善 / 住環境ユニット / 高密居住 (他8件)
【概要】本研究では、中国の過密した都市を対象とし、社区を基盤とした地域改善の可能性として、極めて特徴的な建築・生活様式が混在する高密街区における実態把握の方法論の開発・適合について、中国の大学と協力して調査・分析を行った。本研究は、分析結果に基づいて、住民が自律した地域改善を行うためのスキームや、参加型で空間的調整を行うためのシステム提案など、今後の「参加型」の地域改善への構想と方法論を、現地と協議しなが...
【工学】建築学:地域環境コミュニティを含む研究件
❏リロケーションインパクトを乗り越えるのに有効な環境デザインの研究 災害後を視野に(25420641)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】古賀 紀江 関東学院大学, 建築・環境学部, 教授 (10295454)
【キーワード】リロケーション / 高齢者 / 仮設住宅 / 大災害 / 環境デザイン (他18件)
【概要】本研究では大災害を契機とした居住場所移動において高齢者がリロケーションインパクトを乗り越えやすい環境の条件や要素について考察を行った。福島県内の立地、規模の異なる仮設住宅居住者を対象とした3つの調査を中心に研究を行った。郊外の大規模団地では健康観の低い群で活動程度が低い傾向が見られたほか、中心市街地と郊外の団地で社会的な交流の範囲などについて行った調査では、郊外では交流が比較的団地内に凝集しやすく...
❏高齢社会に備えたライフエリア環境に関する研究(11450220)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】服部 岑生 千葉大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (40009527)
【キーワード】ライフエリア / 利用圏 / 高齢者 / 公共サービス / 都市再生 (他13件)
【概要】安定し、安心・安全な高齢者のライフエリアを確立するために、(1)すべての居住者のライフエリアの実態を把握するともに、その(2)居住者評価の実態と背景にある基準を探ることが必要である。その上で、高齢者を含む全居住者にとって期待される良好な(3)ライフエリアの実現方法を創造しなくてはいけない。高齢者は今後は、多数を占めるひとつの居住者群ではあるが、あくまで他の群を含む全居住者のライフエリアが対象であり...
【工学】建築学:地域再生コミュニティを含む研究件
❏震災復興における新しいステークホルダーの合意形成とコミュニティの再生に関する研究(25285155)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉野 英岐 岩手県立大学, 総合政策学部, 教授 (90305318)
【キーワード】東日本大震災 / 復興 / コミュニティ / ステークホルダー / 災害公営住宅 (他17件)
【概要】本研究では東日本大震災の被災地である岩手県釜石市、宮城県名取市と岩沼市、福島県いわき市で、住宅やコミュニティの再生過程を調査分析した。研究では復興の形態や特徴に影響を与える要素として、行政、公的援団体、町内会等の住民組織、大学や震災後に設立されたNPOや支援組織等のさまざまな団体を復興のステークホルダーと規定し、それらの合意形成のあり方に着目した。その結果、復興過程においては住民の意向を尊重するよ...
❏中国における社区参加と自律改善のための選択可能な社区空間マネジメント(23404025)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐藤 滋 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60139516)
【キーワード】コミュニティ / 地域改善 / 市民参加 / 社区 / 住環境 (他13件)
【概要】本研究は、社区に着目し、組織化された社区運営体制を持つ杭州市と、自律的な社区改善がうまれつつある上海市を対象として、研究を行うものである。杭州市では、「社区参加プロジェクトの実践を通したアクションリサーチにより、参加の態勢と手法のあり方を明らかにする」ことを目的として、現地大学と協力して現地調査を行い、かつ実際にコミュニティに対する実験的社区参加のプログラムを行った。 一方上海市では、すでに自律的...
【工学】建築学:地域福祉コミュニティを含む研究件
❏社会教育・福祉・予防医療の連携とコミュニティ・エンパワーメントの実証的比較研究(18H00983)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】松田 武雄 松本大学, 総合経営学部, 教授 (90175604)
【キーワード】社会教育 / 社会教育福祉 / 地域福祉 / 予防医療 / コミュニティ・エンパワーメント (他11件)
【概要】2019年3月に前科研による『社会教育と福祉と地域づくりをつなぐ』という単行本を刊行したので、4月に名古屋大学で合評会を行うとともに、2019年度の研究計画について議論した。研究計画に基づき、まず福岡県大牟田市の調査を行った。大牟田市では、地区公民館の中に地域包括支援センターが設置されており、社会教育と地域福祉が連携した活動を行っている。今回は、三池地区公民館と吉野地区公民館を訪ね、聞き取り調査を...
❏社会教育・福祉・コミュニティ支援を統合するシステムと理論、専門職形成の比較研究(15H03472)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】松田 武雄 中村学園大学, 教育学部, 教授 (90175604)
【キーワード】社会教育 / 福祉 / コミュニティ支援 / Social Pedagogy / 専門職 (他14件)
【概要】社会教育と地域福祉とコミュニティ支援の機能を統合し、地域社会においてウェルビーイングを醸成するような地域のシステムと理論を考察した。その統合的実践を担う専門職の養成と動態を分析し、新たな専門職形成の可能性を探究した。その際、日本の典型的な自治体の分析と、9か国にわたる比較研究を行った。日本を中心に、アジア型、ゲルマン型、アングロ・サクソン型に類型化し、各国のシステムと理論を考察した。また、専門職形...
❏コミュニティ・ガバナンスと社会教育福祉システム構築に関する欧米とアジアの比較研究(23243081)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】松田 武雄 名古屋大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (90175604)
【キーワード】社会教育福祉 / 社会教育 / 地域福祉 / コミュニティ / ガバナンス (他16件)
【概要】コミュニティにおける市民のガバナンスを基盤に、社会教育と福祉を統合した社会教育福祉という領域を構想して、現代のリスク社会、貧困社会に抗することができるような社会教育(社会教育福祉)のシステムを構築するためにどうすれば良いのか、という問題意識のもとで、日本、韓国、中国、中央アジア、東南アジア、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、イギリス、スコットランド、アメリカ、という国々・地域の比較研究を行った。...
【工学】建築学:震災復興コミュニティを含む研究件
❏原子力災害被災地におけるコミュニティ・レジリエンスの創造(15K12268)
【研究テーマ】持続可能システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松岡 俊二 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (00211566)
【キーワード】レジリエンス / 原子力災害 / サステイナビリティ / 福島復興 / コミュニティ (他7件)
【概要】本研究「原子力災害被災地におけるコミュニティ・レシジリエンスの創造」は、サステナヒビリティの4本柱である環境的・社会的・経済的・制度的持続性と、適応力としてのコミュニティ・レシジリエンスの3つの基本要素である資源性能、資源バックアップ、資源多様性とを組み合わせ、福島復興の実地調査からその理論化と指標化にアプローチした。 早稲田大学ふくしま広野未来創造リサーチセンターの設置と福島県広野町での第1回ふ...
❏震災復興における新しいステークホルダーの合意形成とコミュニティの再生に関する研究(25285155)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉野 英岐 岩手県立大学, 総合政策学部, 教授 (90305318)
【キーワード】東日本大震災 / 復興 / コミュニティ / ステークホルダー / 災害公営住宅 (他17件)
【概要】本研究では東日本大震災の被災地である岩手県釜石市、宮城県名取市と岩沼市、福島県いわき市で、住宅やコミュニティの再生過程を調査分析した。研究では復興の形態や特徴に影響を与える要素として、行政、公的援団体、町内会等の住民組織、大学や震災後に設立されたNPOや支援組織等のさまざまな団体を復興のステークホルダーと規定し、それらの合意形成のあり方に着目した。その結果、復興過程においては住民の意向を尊重するよ...
❏連携と持続に着目した東日本大震災の農村復興に関する総合的農村計画研究(24248039)
【研究テーマ】農業土木学・農村計画学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】廣田 純一 岩手大学, 農学部, 教授 (00173287)
【キーワード】東日本大震災 / 震災復興 / 集落 / 地域コミュニティ持続性 / 連携 (他16件)
【概要】本研究は、研究者自らが復興支援に関わりながら、東日本大震災で被災した農漁村の地域コミュニティの復興の経過を丁寧に追跡し、その実態と課題を洗い出すとともに、今後想定される大規模自然災害への教訓を引き出そうとするものである。今回の震災では、30万人を超える住民が住宅を失い、地域コミュニティも住民の分散により弱体化を余儀なくされた。しかし、その一方で震災を契機に、出身者や他地域の人々との連携を深め、復興...
【工学】建築学:共創コミュニティを含む研究件
❏写真着彩技術と対話を活用した持続可能な被ばくコミュニティ形成の応用人類学的研究(19K01237)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】中原 聖乃 総合地球環境学研究所, 研究部, 研究員 (00570053)
【キーワード】核実験 / トラウマの記憶の継承 / ワークショップ / 温暖化 / 共創 (他17件)
【概要】本研究は、ウェブ上にマーシャル諸島の自然環境、伝統文化、核被害の状況に関するアーカイブを作り、ウェブ上にアップする。このアーカイブは、SNSと連動させることで、最終的には語り合い学び合うプラットフォームとなる。 本年度は前年度3月にオンラインで実施したデジタルアーカイブキックオフイベント、キックオフワークショップを紹介する動画を作成した。また、マーシャル諸島の学生が実施している、フィールドワークや...
❏デザインとの協同による共創哲学の理論と実践(18K00033)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】梶谷 真司 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (50365920)
【キーワード】哲学 / 対話 / デザイン / インクルージョン / 共創 (他22件)
【概要】理論面では、私が提唱している共創哲学の根幹となる部分、共創的(inclusive)であることがどのようなことなのかについての考察を深めた。その成果の主要な部分は、『実存思想論集XXXVI 哲学対話と実存』(実存思想協会編)で論文「共に考えることと共にいること――哲学対話による新たなコミュニティの可能性」としてまとめた。そこで特に重要な点は、インクルーシヴであるために、私たちは相互の理解や寛容さを求...
【工学】建築学:仮設住宅コミュニティを含む研究件
❏震災復興における新しいステークホルダーの合意形成とコミュニティの再生に関する研究(25285155)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉野 英岐 岩手県立大学, 総合政策学部, 教授 (90305318)
【キーワード】東日本大震災 / 復興 / コミュニティ / ステークホルダー / 災害公営住宅 (他17件)
【概要】本研究では東日本大震災の被災地である岩手県釜石市、宮城県名取市と岩沼市、福島県いわき市で、住宅やコミュニティの再生過程を調査分析した。研究では復興の形態や特徴に影響を与える要素として、行政、公的援団体、町内会等の住民組織、大学や震災後に設立されたNPOや支援組織等のさまざまな団体を復興のステークホルダーと規定し、それらの合意形成のあり方に着目した。その結果、復興過程においては住民の意向を尊重するよ...
❏リロケーションインパクトを乗り越えるのに有効な環境デザインの研究 災害後を視野に(25420641)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】古賀 紀江 関東学院大学, 建築・環境学部, 教授 (10295454)
【キーワード】リロケーション / 高齢者 / 仮設住宅 / 大災害 / 環境デザイン (他18件)
【概要】本研究では大災害を契機とした居住場所移動において高齢者がリロケーションインパクトを乗り越えやすい環境の条件や要素について考察を行った。福島県内の立地、規模の異なる仮設住宅居住者を対象とした3つの調査を中心に研究を行った。郊外の大規模団地では健康観の低い群で活動程度が低い傾向が見られたほか、中心市街地と郊外の団地で社会的な交流の範囲などについて行った調査では、郊外では交流が比較的団地内に凝集しやすく...
【工学】建築学:ハウジングコミュニティを含む研究件
❏ハウジング社会学の生成と展開に関する方法史的研究(23730476)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】祐成 保志 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (50382461)
【キーワード】社会心理学 / 政治経済学 / エスノグラフィ / 社会調査史 / 住宅問題 (他11件)
【概要】本研究では,まず,R.K.マートンを中心とするコロンビア大学応用社会調査研究所のグループが1940年代に実施した計画的コミュニティ研究の概要を明らかにした。そして,1960年代以降の英国で形成されたハウジングの社会学が,都市の希少資源の配分をめぐる政治と,日常生活の物質文化を構成するさまざまな仕事の実践という二つの焦点をもっていたことが分かった。本研究を通じて,ハウジングの社会学の展開を,社会心理...
❏日本都市の社会構造(01301020)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1989 - 1991
【研究代表者】鈴木 広 九州大学, 文学部, 教授 (10036965)
【キーワード】高齢者福祉 / 生協 / 都市再開発 / 定住外国人 / コミュニティ・モラ-ル (他27件)
【概要】(1)研究の最終年度であり、研究成果報告を作成することが、今年度の目的であった。そのため,一方では,必要最少限の補充調査を実施した。他方では,平成3年末に最終的な全員研究会を開催して,報告書原稿の内容・形式にわたるチェックを実施した。その結果として,報告書はでき上っている。また第3として,今後の研究への展望を開拓するため,ひきつづき水俣市にとりくむとともに,やや類似したタイプの「企業域下町」たる延...
【工学】建築学:社会的フレイルコミュニティを含む研究件
❏地域活動団体間のネットワーク構築を通じた高齢者の孤立化予防・社会的包摂(22K18549)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2022-06-30 - 2025-03-31
【研究代表者】飯島 勝矢 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 教授 (00334384)
【キーワード】社会的フレイル / エージェンシー(行為主体性) / コミュニティ / 社会教育 / アクションリサーチ
【概要】
❏超少子高齢社会の新しい郊外戸建て住宅地像と地域マネジメント手法(19H02311)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】後藤 純 東海大学, 建築都市学部, 特任准教授 (80584408)
【キーワード】郊外住宅地再生 / アクションリサーチ / 再帰的近代 / イギリスニュータウン / コミュニティ (他27件)
【概要】高度経済成長期に整備された郊外戸建て住宅地の現代的な再生方法を検討すべく、次の研究を行った。(1)鎌倉市大平山丸山地区の住民らと居住環境点検を行い、住民主導での地域マネジメントを展開した。(2)郊外住宅地論について学術的知見を整理するとともに、ケーススタディを行い研究枠組を設定した。(3)イギリスニュータウン(ハーロウやウェルウィン)で取り組まれている郊外住宅地再生プロジェクト調査を実施した。(4...
【工学】建築学:アイデンティティコミュニティを含む研究件
❏滞日ムスリム・コミュニティの地域社会活動と地方自治体の多文化共生政策の課題(18K01976)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】店田 廣文 早稲田大学, 人間科学学術院, 名誉教授 (20197502)
【キーワード】ムスリム / 地域社会 / 多文化共生 / イスラム / 宗教 (他15件)
【概要】コロナ禍の影響をうけて、予定していたフィールド調査(地方自治体の多文化共生政策に関するヒアリング調査)やそれに基づく研究成果のとりまとめ作業は実施出来なかった。したがって研究実績は、こうした環境下で可能な範囲のものに限られることとなった。 一方で、代表者や分担者は、オンラインの研究会や学会大会への参加や発表などを行ったほか、主に代表者は、新聞やテレビなどからの、国内のイスラム教徒関係の取材に対す...
❏市民社会における記録とアーカイブズの意義に関する国際比較研究(16H03705)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】藤吉 圭二 追手門学院大学, 社会学部, 教授 (70309532)
【キーワード】アーカイブズ / アカウンタビリティ / レコートマネジメント / ナレッジマネジメント / LGBT (他28件)
【概要】研究チーム各メンバーが、分担して研究活動に当たった。主な調査地はアメリカ、マレーシア、イランである。アメリカでは主にサンフランシスコGLBT歴史協会の活動およびいくつかの企業アーカイブズを、マレーシアでは主に伝統的地域共同体におけるIT活用の手法を、イランでは主に環境保護の市民活動が政府情報を利用する手法を実地に調査した。またサンフランシスコGLBT歴史協会の主要メンバーを日本に招聘し、資料収集・...
❏市民社会による移住者コミュニティ受容の日韓比較:人間安全保障の観点から(21330128)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】武者小路 公秀 大阪経済法科大学, アジア太平洋研究センター, 教授 (80053536)
【キーワード】国際社会 / エスニシティ / 移住者コミュニティ / 市民社会による移住者受容 / 人間の安全保障 (他21件)
【概要】本研究は、グローバル移住の女性化が進む日本と韓国両国の移住者コミュニティにおける人間の不安全状況とこれに対応する移住者自身と市民社会のサポーターの活動において、ヴェトナムとフィリッピンを送り出し国として進められた。その結果、移住女性が直面する公共圏と親密圏における諸問題の性格、特に、移住先と故郷との双方を生活圏とする新しい公共、新しい市民像の形成を目指す移住市民との協力活動の重要性が確認された。...
【工学】建築学:社区コミュニティを含む研究件
❏中国における社区参加と自律改善のための選択可能な社区空間マネジメント(23404025)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐藤 滋 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60139516)
【キーワード】コミュニティ / 地域改善 / 市民参加 / 社区 / 住環境 (他13件)
【概要】本研究は、社区に着目し、組織化された社区運営体制を持つ杭州市と、自律的な社区改善がうまれつつある上海市を対象として、研究を行うものである。杭州市では、「社区参加プロジェクトの実践を通したアクションリサーチにより、参加の態勢と手法のあり方を明らかにする」ことを目的として、現地大学と協力して現地調査を行い、かつ実際にコミュニティに対する実験的社区参加のプログラムを行った。 一方上海市では、すでに自律的...
❏中国の市場経済化と国家の変容―党と国家の制度改革と機能転換に関する調査研究―(13572014)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】太田 勝洪 法政大学, 法学部, 教授 (10061136)
【キーワード】中国政治 / 政治文明論 / 社区 / 三農 / 県域経済 (他18件)
【概要】平成13年度〜15年度、11人の研究分担者は中国各地に学術調査に赴き、日本では合計14回の定例研究会のほかに、海外共同研究者を招いた国際シンポジウムやアジア政経学会、アジア経済研究所などとの共催での特別研究会を開催した。最終年度に著書『中国の市場経済化と国家の変容』を完成し、科研費出版助成を申請した。 著書は3部10章からなり、中国における市場経済化と国家の変容を研究し、主に基層レベルでの局面に絞...
【工学】土木工学:イタリアコミュニティを含む研究件
❏有機農業の新しい市場戦略:国際比較研究(15H05180)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松原 隆一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90181750)
【キーワード】有機農業 / イタリア / デンマーク / コミュニティ / フィリピン (他15件)
【概要】イタリア南部の有機農業は,独立した経営方針にもとづいた戦略を有する一方で,関係者相互の緊密な連携により,基本的哲学と情報を共有することによって市場志向の大規模アグリビジネスに対応している。デンマークでは,農家・酪農家間の堆肥およびエネルギー循環の仕組みとその発展に見られるように,成熟した市場と政府を前提とした自律的な地域コミュニティを軸とする制度設計が観察される。これら二つのモデルは,日本,フィリ...
❏都市開発におけるコミュニティ資源:国際比較研究(23402031)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】松原 隆一郎 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (90181750)
【キーワード】都市開発 / コミュニティ / 環境保全 / 経済発展 / 社会ネットワーク (他9件)
【概要】イタリア,フィリピンおよび日本を対象として,市場経済,政府,及びコミュニティの間の諸関係を分析し,環境保全と経済開発を両立させる新しい都市計画を提示した。具体的には,「局地的市場圏」の連鎖を活用することによって,グローバル化にともなう無秩序な「市場化」に対抗するという,社会関係を核とした有機農業関係者の戦略である。そこでは,農村,都市を問わず,参画者全員が,市場や国家からの適度な距離を維持しつつ,...
【工学】土木工学:住環境コミュニティを含む研究件
❏家族以外の他者と人間関係を構築していく住まい方に関する研究(20K14900)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】田中 由乃 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 助教 (20825260)
【キーワード】大型シェアハウス / 入居者 / 共有部 / アンケート / 空室率 (他10件)
【概要】近年、空き家の増加、集合住宅の老朽化、社会的孤立や孤独死が社会問題として取り上げられる一方で、空き家を他人同士が集まって暮らすシェアハウスに改築するなど、「一住宅に一家族」という従来の生活スタイルとは異なる住まいの選択肢が広がりつつある。中でも特に、近年見られるようになった大型シェアハウスには、鍵付きの個室に加え、充実したキッチンスペースやシアタールームなどの特別室があり、類似した価値観や生活スタ...
❏中国における社区参加と自律改善のための選択可能な社区空間マネジメント(23404025)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐藤 滋 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60139516)
【キーワード】コミュニティ / 地域改善 / 市民参加 / 社区 / 住環境 (他13件)
【概要】本研究は、社区に着目し、組織化された社区運営体制を持つ杭州市と、自律的な社区改善がうまれつつある上海市を対象として、研究を行うものである。杭州市では、「社区参加プロジェクトの実践を通したアクションリサーチにより、参加の態勢と手法のあり方を明らかにする」ことを目的として、現地大学と協力して現地調査を行い、かつ実際にコミュニティに対する実験的社区参加のプログラムを行った。 一方上海市では、すでに自律的...
【工学】土木工学:復興コミュニティを含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏震災復興における新しいステークホルダーの合意形成とコミュニティの再生に関する研究(25285155)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉野 英岐 岩手県立大学, 総合政策学部, 教授 (90305318)
【キーワード】東日本大震災 / 復興 / コミュニティ / ステークホルダー / 災害公営住宅 (他17件)
【概要】本研究では東日本大震災の被災地である岩手県釜石市、宮城県名取市と岩沼市、福島県いわき市で、住宅やコミュニティの再生過程を調査分析した。研究では復興の形態や特徴に影響を与える要素として、行政、公的援団体、町内会等の住民組織、大学や震災後に設立されたNPOや支援組織等のさまざまな団体を復興のステークホルダーと規定し、それらの合意形成のあり方に着目した。その結果、復興過程においては住民の意向を尊重するよ...
❏東日本大震災と日本社会の再建-地震、津波、原発震災の被害とその克服の道(24243057)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】加藤 眞義 福島大学, 行政政策学類, 教授 (60261559)
【キーワード】東日本大震災 / 環境 / 避難 / 復興 / 防災 (他10件)
【概要】本研究の目的は、東日本大震災のもたらす広範かつ複合的な被害の実態を明らかにし、そこからの復興の道筋をさぐるための総合的な社会学的研究をおこなうための、プラットフォームを構築することである。 そのために、(1)理論班、(2)避難住民班、(3)復興班、(4)防災班、(5)エネルギー班、(6)データベース班を設け、「震災問題情報連絡会」および年次報告書『災後の社会学』等による情報交換を行った。 ...
【工学】土木工学:イスラームコミュニティを含む研究件
❏滞日ムスリムの生活世界の変容とムスリム・コミュニティの持続的発展(15K03886)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】店田 廣文 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20197502)
【キーワード】イスラーム / ムスリム / 地域社会 / 多文化共生 / イスラーム復興 (他14件)
【概要】2005年から開始した滞日ムスリム調査研究の成果をふまえ、在日ムスリムの10年後の生活変容を把握することを予定したが、テロ事件等の影響で断念し、モスクが所在する地方自治体における多文化共生施策に関するアンケート調査と、全国的に活動しているイスラーム復興運動団体へのインタビュー調査と参与観察による調査研究を実施した。この他、新設モスクに関する情報収集と滞日ムスリム人口の最新推計を実施した。 また2...
❏滞日ムスリムに関する住民意識の三地域比較調査研究と多文化政策再考(24530669)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】店田 廣文 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20197502)
【キーワード】滞日ムスリム / モスク / イスラーム / 移民 / コミュニティ (他13件)
【概要】2005年から開始した滞日ムスリム調査研究の総括をおこなった。これまで蓄積してきた在日ムスリム調査、全国モスク調査、全国モスク代表者会議、各地での日本人のイスラーム認識に関するアンケート調査と全国のモスクやムスリムに対するインタビュー調査の成果などを総合して、全国各地に所在するモスクの現状と、滞日ムスリムの生活世界の現状および将来の課題をまとめる作業をおこない、その成果を発表した(『日本のモスク:...
【工学】土木工学:マイノリティコミュニティを含む研究件
❏中東と東欧に見る移民政策:新しい視座と日本の選択(20H04430)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】家田 修 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授(任期付) (20184369)
【キーワード】移民 / 中東 / 東欧 / 政策 / 難民 (他13件)
【概要】
❏近世ユーラシアにおける宗教・交易ネットワークとアルメニア人(17H02370)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】守川 知子 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (00431297)
【キーワード】アルメニア人 / ネットワーク / マイノリティ / 商人 / ユーラシア・インド洋 (他9件)
【概要】本研究課題の3年目にあたる2019年度には、研究計画書に記載の検討事項1「16~18世紀のユーラシアでのアルメニア人の活動実態と交易ネットワークの形成・発展過程の解明」、および検討事項2「宗教マイノリティとしてのアルメニア人のコミュニティ形成における政治権力との関係の解明」を重点的に行った。 11月には東京大学で国内研究会を開催し、秋山晋吾氏(一橋大学)と、吉村貴之氏(東京大学)「アブガリアン家の...
❏市民社会における記録とアーカイブズの意義に関する国際比較研究(16H03705)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】藤吉 圭二 追手門学院大学, 社会学部, 教授 (70309532)
【キーワード】アーカイブズ / アカウンタビリティ / レコートマネジメント / ナレッジマネジメント / LGBT (他28件)
【概要】研究チーム各メンバーが、分担して研究活動に当たった。主な調査地はアメリカ、マレーシア、イランである。アメリカでは主にサンフランシスコGLBT歴史協会の活動およびいくつかの企業アーカイブズを、マレーシアでは主に伝統的地域共同体におけるIT活用の手法を、イランでは主に環境保護の市民活動が政府情報を利用する手法を実地に調査した。またサンフランシスコGLBT歴史協会の主要メンバーを日本に招聘し、資料収集・...
【工学】土木工学:まちづくりコミュニティを含む研究件
❏小区分23030:建築計画および都市計画関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】地域素材
【研究期間】コミュニティ
【研究代表者】ソーシャルキャピタル
【キーワード】町並み
【概要】本研究では、医療・福祉関連団体の活動を通した「個々人の健康増進」と「地域課題の解決」、そしてそれらの相乗効果を相対的に「地域的処方」と呼び着目している。そして個別事例がまとまりを持たずに散見されている状況に対して、その実施方法を理論化することが必要であると認識している。そして理論化の枠組み設定と、理論の描出を目指している。 2021年度は、2020年度までに実施した調査から得られた「地域的処方の」...
❏超少子高齢社会の新しい郊外戸建て住宅地像と地域マネジメント手法(19H02311)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】後藤 純 東海大学, 建築都市学部, 特任准教授 (80584408)
【キーワード】郊外住宅地再生 / アクションリサーチ / 再帰的近代 / イギリスニュータウン / コミュニティ (他27件)
【概要】高度経済成長期に整備された郊外戸建て住宅地の現代的な再生方法を検討すべく、次の研究を行った。(1)鎌倉市大平山丸山地区の住民らと居住環境点検を行い、住民主導での地域マネジメントを展開した。(2)郊外住宅地論について学術的知見を整理するとともに、ケーススタディを行い研究枠組を設定した。(3)イギリスニュータウン(ハーロウやウェルウィン)で取り組まれている郊外住宅地再生プロジェクト調査を実施した。(4...
❏地産材と地域コミュニティがつくる建築を通じた既存ストック活用に資する計画手法研究(18K13892)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】新 雄太 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任助教 (50739224)
【キーワード】地域素材 / コミュニティ / ソーシャルキャピタル / 町並み / 地域コミュニティ (他9件)
【概要】本研究は,地域の伝統的な素材がいかに地域コミュニティと関係して持続的に使いこなされてきたのかを種別・地域別に事例研究を通じて解明することである。そこで「結と家研究会」を設立し,長野県内各地で聞き取り調査等を行ってきた。藤蔓(佐久穂町佐口),茅(長野市戸隠),麻(大町市美麻)の計3箇所の事例研究を終えた所で新型コロナウイルスが蔓延し,現地調査の取止めが2年以上続いた。 方針を転換し,他の回で準備を進...
【工学】土木工学:都市化コミュニティを含む研究件
❏<百年カンポン>における土地供給とコミュニティの持続性に関する研究(18K13907)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】林 憲吾 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (60548288)
【キーワード】カンポン / 土地所有 / ブタウィ・ハウス / コミュニティ / 移築 (他12件)
【概要】本年度(2021年度)は、昨年度に引き続き、新型コロナウィルスの影響でインドネシアへの渡航が全くできなかった。そのため現地調査を断念し、ジャカルタ全域のマクロ分析を行った。 具体的には、これまでに作成した居住環境分類のデータをクルラハン(区)単位に集計し、中央統計局が実施する村落潜在性データ(PODES)や人口センサスデータとの統合を図った。ジャカルタの居住環境分類は、250mメッシュを単位とした...
❏気候変動下のアジア大都市における貧困地域の脆弱性マネジメントに関する研究(23404020)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】城所 哲夫 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00282674)
【キーワード】インフォーマル市街地 / 都市計画 / 気候変動 / 脆弱性 / アジア (他14件)
【概要】アジア諸国では大都市圏地域への急速な人口の集中が続いており、気候変動下でますます災害時危険性の高まっている地域でのインフォーマル市街地が急速に拡大している。本研究では、気候変動下の都市貧困地域における脆弱性の観点からみた課題の分析、コミュニティ事例調査を通じての参加型プロセスおける脆弱性改善の評価、コミュニティの有する様々な資源を柔軟に組み合わせることにより脆弱性を漸進的に軽減していく(脆弱性マネ...
❏日本都市の社会構造(01301020)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1989 - 1991
【研究代表者】鈴木 広 九州大学, 文学部, 教授 (10036965)
【キーワード】高齢者福祉 / 生協 / 都市再開発 / 定住外国人 / コミュニティ・モラ-ル (他27件)
【概要】(1)研究の最終年度であり、研究成果報告を作成することが、今年度の目的であった。そのため,一方では,必要最少限の補充調査を実施した。他方では,平成3年末に最終的な全員研究会を開催して,報告書原稿の内容・形式にわたるチェックを実施した。その結果として,報告書はでき上っている。また第3として,今後の研究への展望を開拓するため,ひきつづき水俣市にとりくむとともに,やや類似したタイプの「企業域下町」たる延...
【工学】土木工学:都市再生コミュニティを含む研究件
❏1990年代に開花した「負の遺産」の価値転換理論とマイノリティ居住区の地域再生力(16203032)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】リム ボン 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (10202409)
【キーワード】マイノリティ / 負の遺産 / コミュニティ / ミュージアム / マンハッタン (他20件)
【概要】本研究プロジェクトの成果は、主として、次の5つの点である。 (1)NYのロワーイースト・サイド・マンハッタンで開花した文化力と地域再生力の本質を追跡した。とりわけ、歴史的建造物の保全と再生、さらにはこれらを活用した市民教育支援事業に熱心に取り組んでいるテネメント・ミュージアムやエルドリッジ・ストリート・ミュージアムの取材を重ね、それらの組織的基盤となっているNPOの役割を明らかにした。テネメント・...
❏高齢社会に備えたライフエリア環境に関する研究(11450220)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】服部 岑生 千葉大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (40009527)
【キーワード】ライフエリア / 利用圏 / 高齢者 / 公共サービス / 都市再生 (他13件)
【概要】安定し、安心・安全な高齢者のライフエリアを確立するために、(1)すべての居住者のライフエリアの実態を把握するともに、その(2)居住者評価の実態と背景にある基準を探ることが必要である。その上で、高齢者を含む全居住者にとって期待される良好な(3)ライフエリアの実現方法を創造しなくてはいけない。高齢者は今後は、多数を占めるひとつの居住者群ではあるが、あくまで他の群を含む全居住者のライフエリアが対象であり...
【工学】総合工学:災害復興コミュニティを含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏震災復興における新しいステークホルダーの合意形成とコミュニティの再生に関する研究(25285155)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉野 英岐 岩手県立大学, 総合政策学部, 教授 (90305318)
【キーワード】東日本大震災 / 復興 / コミュニティ / ステークホルダー / 災害公営住宅 (他17件)
【概要】本研究では東日本大震災の被災地である岩手県釜石市、宮城県名取市と岩沼市、福島県いわき市で、住宅やコミュニティの再生過程を調査分析した。研究では復興の形態や特徴に影響を与える要素として、行政、公的援団体、町内会等の住民組織、大学や震災後に設立されたNPOや支援組織等のさまざまな団体を復興のステークホルダーと規定し、それらの合意形成のあり方に着目した。その結果、復興過程においては住民の意向を尊重するよ...
【工学】総合工学:東日本大震災コミュニティを含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏復興期における震災文化の研究―宗教研究からのアプローチと実践―(17H02273)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】弓山 達也 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (40311998)
【キーワード】宗教 / コミュニティ / 東日本大震災 / 熊本地震 / 震災後文化 (他9件)
【概要】私たちは(1)宗教とコミュニティに関して、いわき市にて宗教者へのインタビューを行い、祭礼やイベントへの参与観察を実施し、その成果を星野英紀・弓山達也編『東日本大震災後の宗教とコミュニティ』(ハーベスト社、2019年)として刊行。(2)宮城県南三陸町にて住民とともにさまざまな復興活動をめぐる関与型調査を実施し、町内全入江23ヶ所に関する記憶と画像のアーカイブ化を行い、関係人口招来を目指したパンフレッ...
❏東日本大震災後の地域コミュニティの再編と宗教の公益性に関する調査研究(26370068)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】弓山 達也 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (40311998)
【キーワード】東日本大震災 / コミュニティ / いわき市 / 震災モニュメント / 宗教 (他11件)
【概要】本研究は主にいわき市における宗教とコミュニティをテーマに、宗教団体、民俗行事、市民イベントの調査を重ねてきた。その結果、以下の3つの成果が得られた。 (1)被災者支援が後退していくなかで、宗教団体や宗教者による支援は継続され、そのことが宗教の有する公益性や公共性を高めていることが判った。(2)いわき市震災モニュメントの悉皆調査を実施し、23カ所のモニュメントを確認し、16カ所については所在地、形状...
【工学】総合工学:文化人類学コミュニティを含む研究件
❏2015年ネパール地震後の社会再編に関する災害民族誌的研究(16H05692)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】南 真木人 国立民族学博物館, 学術資源研究開発センター, 准教授 (40239314)
【キーワード】ネパール / 地震 / 社会再編 / 災害民族誌 / 災害人類学 (他21件)
【概要】研究者15名がネパールの14郡に広がる調査対象村や地域で各々現地調査を行い、ネパール地震後の復旧・復興過程を詳らかにした。それらの比較により地域ごとの多様性や相違、格差が明らかになり、その要因や背景を考察した。地域差が生じた要因のひとつに外国からの支援の有無がある。地域に外国、とくに先進国との繋がりをもつ者がいる世帯や村で復旧がより進んだ。その意味でトレッカーや登山家が訪れるランタンやソルクンブ郡...
❏韓国社会の生き方に関する人類学的研究:グローバル化する競争社会における折衝と離脱(23320190)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】本田 洋 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (50262093)
【キーワード】グローバル化 / 新自由主義 / 都市中産層 / 生き方 / 主体性 (他19件)
【概要】本研究では,グローバル化と新自由主義体制への編入が進む現代韓国社会を生きる人たちの生き方の模索と折衝を,都市中産層の事例を中心に,民族誌的調査研究の方法によって究明した。特筆すべき民族誌的成果としては,一方で一元的な主流志向自体の分化,他方で主流志向とオルターナティヴ志向の相互浸透が近年顕著になりつつある状況を実証的に明らかにしたことを挙げられる。理論的展望としては,中産層の生き方の分化・乖離と接...
❏環太平洋地域における移住者コミュニティの動態の比較研究――近年の変遷に注目して(23251023)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】栗田 和明 立教大学, 文学部, 教授 (10257157)
【キーワード】移民 / 環太平洋地域 / コミュニティ / 華人 / 頻繁な移動者 (他16件)
【概要】環太平洋地域では種々の移民コミュニティが形成されている。華人や在外インド人のコミュニティだけではなく、日本人、東南アジア各地から発した人々、東南アジアにやってきたアフリカ人もみられる。また、華人についても種々の人々が多様な社会を形成している。 本研究では同地域の移民コミュニティの多様さ、近年の変化の大きさについて、具体的な事例研究に基づいて提示した。コミュニティの大きな変化と多数の移動する者を支え...
【工学】総合工学:持続可能性コミュニティを含む研究件
❏小区分23030:建築計画および都市計画関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】郊外住宅地再生
【研究期間】アクションリサーチ
【研究代表者】再帰的近代
【キーワード】イギリスニュータウン
【概要】総合評価:都市農業の持続可能性評価について,前年度の研究レビューに,直近の研究動向を追加した。また,生産緑地貸借の動向について整理し,最終とりまとめの論点整理を行っている。 農業経営評価:東京近郊の農業経営者に対するアンケート調査の分析から,常雇数2名以上の経営では発展段階が異なることが示された。また,ヒアリング調査から経営目標や家族の関わり方によって,人的資源管理が異なることも示された。さらに,...
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏超少子高齢社会の新しい郊外戸建て住宅地像と地域マネジメント手法(19H02311)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】後藤 純 東海大学, 建築都市学部, 特任准教授 (80584408)
【キーワード】郊外住宅地再生 / アクションリサーチ / 再帰的近代 / イギリスニュータウン / コミュニティ (他27件)
【概要】高度経済成長期に整備された郊外戸建て住宅地の現代的な再生方法を検討すべく、次の研究を行った。(1)鎌倉市大平山丸山地区の住民らと居住環境点検を行い、住民主導での地域マネジメントを展開した。(2)郊外住宅地論について学術的知見を整理するとともに、ケーススタディを行い研究枠組を設定した。(3)イギリスニュータウン(ハーロウやウェルウィン)で取り組まれている郊外住宅地再生プロジェクト調査を実施した。(4...
【工学】総合工学:防災コミュニティを含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏地域で暮らす精神障害者の被災体験をふまえたレジリエントコミュニティ形成支援法開発(15K11844)
【研究テーマ】地域看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】野崎 章子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 講師 (90361419)
【キーワード】災害 / 精神障害 / レジリエント・コミュニティ / レジリエンス / 精神障害者 (他15件)
【概要】自然災害大国である日本では、災害に強く回復力の高いレジリエントなコミュニティを、障害の有無にかかわらず共に形成することが必須である。本研究においては、地域で暮らす精神障害者の東日本大震災時の発生時と以降の生活の状況や困難・心身の健康状態・防災行動とニーズ等を明らかにした。その家族や施設関係者、精神障害者自助組織に属する当事者に対しても同様のヒアリングを実施した。その結果、防災推進が精神障害者にとっ...
❏東日本大震災と日本社会の再建-地震、津波、原発震災の被害とその克服の道(24243057)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】加藤 眞義 福島大学, 行政政策学類, 教授 (60261559)
【キーワード】東日本大震災 / 環境 / 避難 / 復興 / 防災 (他10件)
【概要】本研究の目的は、東日本大震災のもたらす広範かつ複合的な被害の実態を明らかにし、そこからの復興の道筋をさぐるための総合的な社会学的研究をおこなうための、プラットフォームを構築することである。 そのために、(1)理論班、(2)避難住民班、(3)復興班、(4)防災班、(5)エネルギー班、(6)データベース班を設け、「震災問題情報連絡会」および年次報告書『災後の社会学』等による情報交換を行った。 ...
【工学】総合工学:津波コミュニティを含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏大規模災害からの復興の地域的最適解に関する総合的研究(19H00613)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】浦野 正樹 早稲田大学, 文学学術院, 名誉教授 (20160335)
【キーワード】災害 / コミュニティ / レジリエンス / 原子力災害 / 津波 (他6件)
【概要】本年度の調査研究は、これまで社会学が蓄積してきた震災研究に基づき、①リアス式海岸・市街地型、②リアス式海岸・農漁村型、③平地・市街地型、④平地・農漁村型、⑤原発・避難先型、⑥原発事故・避難元型、の6つの地域類型について、昨年度の成果(復興の進捗状況のサーベイと現地調査を実施しそれを部分的に纏めていく作業を行った)を踏まえながら、市町村が作成している震災に関する各種資料類を追加入手・検討して充実させ...
【農学】農業工学:情報コミュニティを含む研究件
❏デジタル時代の情報生成・流通・活用に関する地理学的研究(23320187)
【研究テーマ】人文地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】和田 崇 県立広島大学, 経営情報学部, 准教授 (20511091)
【キーワード】情報 / インターネット / コミュニティ / コンテンツ / 情報通信政策 (他12件)
【概要】本研究では,日本の諸地域における通信インフラを活用した情報生成・流通・活用の実態を,いくつかの事例分析を通じて解明した。まず,通信インフラ整備の過程を地方行政再編とデジタル・デバイドの2つの観点から把握・分析した。そのうえで,医療と育児,人材育成の3分野におけるインターネットを活用した地域振興の取組みを,関係者間の合意形成と連携・協力,サイバースペースとリアルスペースの関係などに着目して分析した。...
❏フィリピンにおける慢性的貧困と社会ネットワーク(19402022)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】コミュニティ / 慢性的貧困 / 社会ネットワーク / フィリピン / 社会関係資本 (他17件)
【概要】本研究は,階層間流動化が慢性的貧困を緩和するという作業仮説について,貧困層が有する社会ネットワークの動態に着目し,マニラ首都圏とダバオ市の事例を検討した。その結果,マニラ首都圏の貧困層にあっては,主体的な活動を通して,階層間流動化を促進し得る余地が存在するのに対して,ダバオ市においては,現在までのところ,上位層からのアプローチのみが階層間流動化に貢献できる状況にあることがあきらかになった。 ...
【農学】生産環境農学:モスクコミュニティを含む研究件
❏滞日ムスリム・コミュニティの地域社会活動と地方自治体の多文化共生政策の課題(18K01976)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】店田 廣文 早稲田大学, 人間科学学術院, 名誉教授 (20197502)
【キーワード】ムスリム / 地域社会 / 多文化共生 / イスラム / 宗教 (他15件)
【概要】コロナ禍の影響をうけて、予定していたフィールド調査(地方自治体の多文化共生政策に関するヒアリング調査)やそれに基づく研究成果のとりまとめ作業は実施出来なかった。したがって研究実績は、こうした環境下で可能な範囲のものに限られることとなった。 一方で、代表者や分担者は、オンラインの研究会や学会大会への参加や発表などを行ったほか、主に代表者は、新聞やテレビなどからの、国内のイスラム教徒関係の取材に対す...
❏滞日ムスリムの生活世界の変容とムスリム・コミュニティの持続的発展(15K03886)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】店田 廣文 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20197502)
【キーワード】イスラーム / ムスリム / 地域社会 / 多文化共生 / イスラーム復興 (他14件)
【概要】2005年から開始した滞日ムスリム調査研究の成果をふまえ、在日ムスリムの10年後の生活変容を把握することを予定したが、テロ事件等の影響で断念し、モスクが所在する地方自治体における多文化共生施策に関するアンケート調査と、全国的に活動しているイスラーム復興運動団体へのインタビュー調査と参与観察による調査研究を実施した。この他、新設モスクに関する情報収集と滞日ムスリム人口の最新推計を実施した。 また2...
❏滞日ムスリムに関する住民意識の三地域比較調査研究と多文化政策再考(24530669)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】店田 廣文 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20197502)
【キーワード】滞日ムスリム / モスク / イスラーム / 移民 / コミュニティ (他13件)
【概要】2005年から開始した滞日ムスリム調査研究の総括をおこなった。これまで蓄積してきた在日ムスリム調査、全国モスク調査、全国モスク代表者会議、各地での日本人のイスラーム認識に関するアンケート調査と全国のモスクやムスリムに対するインタビュー調査の成果などを総合して、全国各地に所在するモスクの現状と、滞日ムスリムの生活世界の現状および将来の課題をまとめる作業をおこない、その成果を発表した(『日本のモスク:...
【農学】生産環境農学:コロンビアコミュニティを含む研究件
❏発展途上国における都市貧困層のコミュニティ形成に関する国際比較研究(19402006)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】瀬地山 角 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (80250398)
【キーワード】都市貧困層 / コミュニティ / 社会ネットワーク / 東アジア / フィリピン (他20件)
【概要】地域別に重要なネットワークを抽出し,発展途上国の都市貧困層のコミュニティ形成の国際比較分析を行い,東アジアでは,近年の社会変動の中で構成単位である家族におけるジェンダー関係の相違が決定的役割を持つのに対して,コロンビアでは,市政府,市議会議員とコミュニティ住民の間のネットワーク・コーディネーションがコミュニティ資源を深化させ,フィリピンでは二者間関係の連鎖が広域コミュニティの形成を促進しているとい...
❏経済発展過程における社会変容:親族制度と社会慣習の国際比較(14402013)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】コミュニティ / 社会ネットワーク / 親族制度 / 親族・姻族関係 / 儀礼親族関係 (他28件)
【概要】本研究では,発展途上国の経済発展過程において,親族制度や社会慣習が,当該地域の社会変容にどのような影響を与えてきたかについて,多面的な国際比較を行った。その成果を一言で言えば,現在,国際開発において興隆しているコミュニティ開発に対する代替的な議論の提示である。すなわち,「新制度学派」に顕著な明確な目的達成という利害に基づいて組織されたコミュニティ像とは異なり,フィリピン,コロンビア,韓国のそれは,...
【農学】社会経済農学:貧困コミュニティを含む研究件
❏フィリピンにおける「貧困問題」の再検討:社会ネットワークの動態的分析(23401008)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】フィリピン / 貧困 / 社会ネットワーク / 有機農業 / コミュニティ (他9件)
【概要】本研究は,フィリピンにおいて,有機農業が,貧困層の福祉の要である「社会ネットワーク」の深化を促進し,貧困削減を実現するための戦略として有用であることを示した。有機農業は,環境面や食の安全面のみならず,政治面(政治的自由の実現),経済面(長期的な生産性の高さ),社会面(有機農業と社会ネットワークの深化との相互作用)の特性からも,貧困層の「福祉」水準の向上に貢献してきたのである。それは,低地米作農村の...
❏発展途上国における都市貧困層のコミュニティ形成に関する国際比較研究(19402006)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】瀬地山 角 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (80250398)
【キーワード】都市貧困層 / コミュニティ / 社会ネットワーク / 東アジア / フィリピン (他20件)
【概要】地域別に重要なネットワークを抽出し,発展途上国の都市貧困層のコミュニティ形成の国際比較分析を行い,東アジアでは,近年の社会変動の中で構成単位である家族におけるジェンダー関係の相違が決定的役割を持つのに対して,コロンビアでは,市政府,市議会議員とコミュニティ住民の間のネットワーク・コーディネーションがコミュニティ資源を深化させ,フィリピンでは二者間関係の連鎖が広域コミュニティの形成を促進しているとい...
【農学】社会経済農学:経済発展コミュニティを含む研究件
❏都市開発におけるコミュニティ資源:国際比較研究(23402031)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】松原 隆一郎 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (90181750)
【キーワード】都市開発 / コミュニティ / 環境保全 / 経済発展 / 社会ネットワーク (他9件)
【概要】イタリア,フィリピンおよび日本を対象として,市場経済,政府,及びコミュニティの間の諸関係を分析し,環境保全と経済開発を両立させる新しい都市計画を提示した。具体的には,「局地的市場圏」の連鎖を活用することによって,グローバル化にともなう無秩序な「市場化」に対抗するという,社会関係を核とした有機農業関係者の戦略である。そこでは,農村,都市を問わず,参画者全員が,市場や国家からの適度な距離を維持しつつ,...
❏発展途上国における都市貧困層のコミュニティ形成に関する国際比較研究(19402006)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】瀬地山 角 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (80250398)
【キーワード】都市貧困層 / コミュニティ / 社会ネットワーク / 東アジア / フィリピン (他20件)
【概要】地域別に重要なネットワークを抽出し,発展途上国の都市貧困層のコミュニティ形成の国際比較分析を行い,東アジアでは,近年の社会変動の中で構成単位である家族におけるジェンダー関係の相違が決定的役割を持つのに対して,コロンビアでは,市政府,市議会議員とコミュニティ住民の間のネットワーク・コーディネーションがコミュニティ資源を深化させ,フィリピンでは二者間関係の連鎖が広域コミュニティの形成を促進しているとい...
❏経済発展過程における社会変容:親族制度と社会慣習の国際比較(14402013)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】コミュニティ / 社会ネットワーク / 親族制度 / 親族・姻族関係 / 儀礼親族関係 (他28件)
【概要】本研究では,発展途上国の経済発展過程において,親族制度や社会慣習が,当該地域の社会変容にどのような影響を与えてきたかについて,多面的な国際比較を行った。その成果を一言で言えば,現在,国際開発において興隆しているコミュニティ開発に対する代替的な議論の提示である。すなわち,「新制度学派」に顕著な明確な目的達成という利害に基づいて組織されたコミュニティ像とは異なり,フィリピン,コロンビア,韓国のそれは,...
【農学】社会経済農学:少数民族コミュニティを含む研究件
❏有機農業とコミュニティの深化:フィリピンとメキシコの比較(15H05141)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】フィリピン / メキシコ / 有機農業 / コミュニティ / 少数民族 (他11件)
【概要】初期条件に高い共通性を有するフィリピンとメキシコを対象として,基本仮説「有機農法の普及はコミュニティの深化をもたらし,それは農法のさらなる改良と普及に貢献するという累積過程を生む」について,社会ネットワークの動態を踏まえた上で,有機農産物の生産・流通過程を比較検証した。グローバル化の中で地域を軸とする有機農業の発展方向には,「産消提携」型と「参加型認証制度」利用型の二つがあると思われるが,前者はコ...
❏フィリピンにおける「貧困問題」の再検討:社会ネットワークの動態的分析(23401008)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】フィリピン / 貧困 / 社会ネットワーク / 有機農業 / コミュニティ (他9件)
【概要】本研究は,フィリピンにおいて,有機農業が,貧困層の福祉の要である「社会ネットワーク」の深化を促進し,貧困削減を実現するための戦略として有用であることを示した。有機農業は,環境面や食の安全面のみならず,政治面(政治的自由の実現),経済面(長期的な生産性の高さ),社会面(有機農業と社会ネットワークの深化との相互作用)の特性からも,貧困層の「福祉」水準の向上に貢献してきたのである。それは,低地米作農村の...
❏フィリピンにおける慢性的貧困と社会ネットワーク(19402022)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】コミュニティ / 慢性的貧困 / 社会ネットワーク / フィリピン / 社会関係資本 (他17件)
【概要】本研究は,階層間流動化が慢性的貧困を緩和するという作業仮説について,貧困層が有する社会ネットワークの動態に着目し,マニラ首都圏とダバオ市の事例を検討した。その結果,マニラ首都圏の貧困層にあっては,主体的な活動を通して,階層間流動化を促進し得る余地が存在するのに対して,ダバオ市においては,現在までのところ,上位層からのアプローチのみが階層間流動化に貢献できる状況にあることがあきらかになった。 ...
【農学】社会経済農学:移民コミュニティを含む研究件
❏中東と東欧に見る移民政策:新しい視座と日本の選択(20H04430)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】家田 修 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授(任期付) (20184369)
【キーワード】移民 / 中東 / 東欧 / 政策 / 難民 (他13件)
【概要】
❏滞日ムスリムの生活世界の変容とムスリム・コミュニティの持続的発展(15K03886)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】店田 廣文 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20197502)
【キーワード】イスラーム / ムスリム / 地域社会 / 多文化共生 / イスラーム復興 (他14件)
【概要】2005年から開始した滞日ムスリム調査研究の成果をふまえ、在日ムスリムの10年後の生活変容を把握することを予定したが、テロ事件等の影響で断念し、モスクが所在する地方自治体における多文化共生施策に関するアンケート調査と、全国的に活動しているイスラーム復興運動団体へのインタビュー調査と参与観察による調査研究を実施した。この他、新設モスクに関する情報収集と滞日ムスリム人口の最新推計を実施した。 また2...
❏滞日ムスリムに関する住民意識の三地域比較調査研究と多文化政策再考(24530669)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】店田 廣文 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20197502)
【キーワード】滞日ムスリム / モスク / イスラーム / 移民 / コミュニティ (他13件)
【概要】2005年から開始した滞日ムスリム調査研究の総括をおこなった。これまで蓄積してきた在日ムスリム調査、全国モスク調査、全国モスク代表者会議、各地での日本人のイスラーム認識に関するアンケート調査と全国のモスクやムスリムに対するインタビュー調査の成果などを総合して、全国各地に所在するモスクの現状と、滞日ムスリムの生活世界の現状および将来の課題をまとめる作業をおこない、その成果を発表した(『日本のモスク:...
【農学】社会経済農学:グローバル化コミュニティを含む研究件
❏中東と東欧に見る移民政策:新しい視座と日本の選択(20H04430)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】家田 修 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授(任期付) (20184369)
【キーワード】移民 / 中東 / 東欧 / 政策 / 難民 (他13件)
【概要】
❏有機農業の新しい市場戦略:国際比較研究(15H05180)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松原 隆一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90181750)
【キーワード】有機農業 / イタリア / デンマーク / コミュニティ / フィリピン (他15件)
【概要】イタリア南部の有機農業は,独立した経営方針にもとづいた戦略を有する一方で,関係者相互の緊密な連携により,基本的哲学と情報を共有することによって市場志向の大規模アグリビジネスに対応している。デンマークでは,農家・酪農家間の堆肥およびエネルギー循環の仕組みとその発展に見られるように,成熟した市場と政府を前提とした自律的な地域コミュニティを軸とする制度設計が観察される。これら二つのモデルは,日本,フィリ...
❏韓国社会の生き方に関する人類学的研究:グローバル化する競争社会における折衝と離脱(23320190)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】本田 洋 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (50262093)
【キーワード】グローバル化 / 新自由主義 / 都市中産層 / 生き方 / 主体性 (他19件)
【概要】本研究では,グローバル化と新自由主義体制への編入が進む現代韓国社会を生きる人たちの生き方の模索と折衝を,都市中産層の事例を中心に,民族誌的調査研究の方法によって究明した。特筆すべき民族誌的成果としては,一方で一元的な主流志向自体の分化,他方で主流志向とオルターナティヴ志向の相互浸透が近年顕著になりつつある状況を実証的に明らかにしたことを挙げられる。理論的展望としては,中産層の生き方の分化・乖離と接...
【農学】社会経済農学:共同体コミュニティを含む研究件
❏現代韓国社会におけるローカル・コミュニティの再構築:「共同体作り」の事例から(20K01211)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】本田 洋 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (50262093)
【キーワード】共同体 / コミュニティ / ローカリティ / 韓国 / 社会人類学 (他11件)
【概要】南原地域の事例を,①現象学的属性としてのローカリティとローカルな主体の生成,②自益益他的実践と公益性,③主体化の技術の規格・標準化と共感・「マウム」の共同体,④可能態としての共同体の4つの視角から分析し,この理論的視角の洗練を試みた。 まず2019年の現地調査で収集した拠点形成と益他的活動の諸事例に即して,調整者的個人の活動家としての主体化に着目しつつ,ローカリティ形成の可能性を検討した=①。また...
❏東南アジア熱帯雨林におけるコミュニティーと持続的開発(14530043)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】高崎 善人 筑波大学, 社会工学系, 助教授 (00334029)
【キーワード】国際研究者交流 / フィジー / 開発経済学 / 資源経済学 / ミクロ経済学 (他10件)
【概要】本研究は、熱帯農村における貧困撲滅と環境保全の両立のしくみを探る国際共同プロジェクトの第一段階として、1)文献調査をもとに農民・共同体・環境の動的理論の基礎を構築すること、2)平成16年度以降に実施する本格的世帯・共同体調査のための予備調査(調査地の選定、調査体制の整備、調査手法の検討等)を進めることが目的である。1)では、リスク対応としての環境利用に関して理論・実証分析を進め、農民が環境に依存す...
❏新教育運動における「共同体」形成論の出現と「学級」概念の変容に関する比較史的研究(11610280)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】山崎 洋子 (2001) 鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (40311823)
【キーワード】新教育運動 / ドイツ新教育 / アメリカ新教育 / イギリス教育 / 共同体 (他16件)
【概要】本共同研究は、新教育運動における「学級」概念およびその実現形態に対する批判が同運動の主導者たちによる「共同体」に関する議論と密接に関連していたことに注目し、両者の関係を多角的に分析することを課題として設定した。教育に関する比較史的立場から、複数の国(イギリス、ドイツ、アメリカ合衆国)を対象にした。 第1章では、ドイツにおける最初の本格的な田園都市ヘレラウを対象にした教育学研究のプログラムを提示し、...
【農学】社会経済農学:有機農業(IPM)コミュニティを含む研究件
❏有機農業とコミュニティの深化:フィリピンとメキシコの比較(15H05141)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】フィリピン / メキシコ / 有機農業 / コミュニティ / 少数民族 (他11件)
【概要】初期条件に高い共通性を有するフィリピンとメキシコを対象として,基本仮説「有機農法の普及はコミュニティの深化をもたらし,それは農法のさらなる改良と普及に貢献するという累積過程を生む」について,社会ネットワークの動態を踏まえた上で,有機農産物の生産・流通過程を比較検証した。グローバル化の中で地域を軸とする有機農業の発展方向には,「産消提携」型と「参加型認証制度」利用型の二つがあると思われるが,前者はコ...
❏有機農業の新しい市場戦略:国際比較研究(15H05180)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松原 隆一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90181750)
【キーワード】有機農業 / イタリア / デンマーク / コミュニティ / フィリピン (他15件)
【概要】イタリア南部の有機農業は,独立した経営方針にもとづいた戦略を有する一方で,関係者相互の緊密な連携により,基本的哲学と情報を共有することによって市場志向の大規模アグリビジネスに対応している。デンマークでは,農家・酪農家間の堆肥およびエネルギー循環の仕組みとその発展に見られるように,成熟した市場と政府を前提とした自律的な地域コミュニティを軸とする制度設計が観察される。これら二つのモデルは,日本,フィリ...
❏フィリピンにおける「貧困問題」の再検討:社会ネットワークの動態的分析(23401008)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】フィリピン / 貧困 / 社会ネットワーク / 有機農業 / コミュニティ (他9件)
【概要】本研究は,フィリピンにおいて,有機農業が,貧困層の福祉の要である「社会ネットワーク」の深化を促進し,貧困削減を実現するための戦略として有用であることを示した。有機農業は,環境面や食の安全面のみならず,政治面(政治的自由の実現),経済面(長期的な生産性の高さ),社会面(有機農業と社会ネットワークの深化との相互作用)の特性からも,貧困層の「福祉」水準の向上に貢献してきたのである。それは,低地米作農村の...
【農学】社会経済農学:農村コミュニティを含む研究件
❏カンボジアでの包括的継続ケア研究:母子保健・感染症対策継続ケアモデル構築と評価(15H05284)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】安岡 潤子 東京農工大学, 農学部, 特任教授 (90451773)
【キーワード】母子保健 / 感染症対策 / 継続ケア / GIS / カンボジア (他20件)
【概要】本研究では、母子保健指標が低迷し、他地域に比べ高いマラリア罹患率に苦しむ、カンボジア・ベトナム・ラオス国境地域にあるラタナキリ州に居住する母子を対象とした、包括的継続ケア(母子保健継続ケアとマラリア対策との融合)を促進する介入プログラムが開発・実施された。また、その過程で、ラタナキリの母子が抱える健康問題、母子保健継続ケア実施の障害等、現地の公衆衛生向上のために取り組むべき喫緊の課題が明らかになっ...
❏フィリピンにおける慢性的貧困と社会ネットワーク(19402022)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】コミュニティ / 慢性的貧困 / 社会ネットワーク / フィリピン / 社会関係資本 (他17件)
【概要】本研究は,階層間流動化が慢性的貧困を緩和するという作業仮説について,貧困層が有する社会ネットワークの動態に着目し,マニラ首都圏とダバオ市の事例を検討した。その結果,マニラ首都圏の貧困層にあっては,主体的な活動を通して,階層間流動化を促進し得る余地が存在するのに対して,ダバオ市においては,現在までのところ,上位層からのアプローチのみが階層間流動化に貢献できる状況にあることがあきらかになった。 ...
【農学】森林圏科学:共生コミュニティを含む研究件
❏滞日ムスリムに関する住民意識の三地域比較調査研究と多文化政策再考(24530669)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】店田 廣文 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20197502)
【キーワード】滞日ムスリム / モスク / イスラーム / 移民 / コミュニティ (他13件)
【概要】2005年から開始した滞日ムスリム調査研究の総括をおこなった。これまで蓄積してきた在日ムスリム調査、全国モスク調査、全国モスク代表者会議、各地での日本人のイスラーム認識に関するアンケート調査と全国のモスクやムスリムに対するインタビュー調査の成果などを総合して、全国各地に所在するモスクの現状と、滞日ムスリムの生活世界の現状および将来の課題をまとめる作業をおこない、その成果を発表した(『日本のモスク:...
❏都市の少子化対策とコミュニティ共生の比較社会学的研究(17330106)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】金子 勇 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50113212)
【キーワード】少子化 / コミュニティ / ソーシャル・キャピタル / 世代 / 地域福祉 (他12件)
【概要】3年間の研究で大きくは2つのテーマの研究をした。一つは先進22カ国のうちフランスだけが合計特殊出生率の一貫した反転に成功したから、その要因をパリでの参与観察法で探求してきた。日本での応用可能性に絞ると、制度化された「公認保育ママ」、フランス人全体への政府の手厚い家族支援のうち特に権利として勝ち取られてきた子育て関連休暇制度、そしてフランスのCNAF、これは日本で長らく私が提唱してきた「子育て基金」...
【農学】森林圏科学:社会関係資本コミュニティを含む研究件
❏アート協働制作による社会関係資本形成の社会学的・実践的研究(17K18464)
【研究テーマ】思想、芸術およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】高橋 かおり 立教大学, 社会情報教育研究センター, 助教 (30733787)
【キーワード】アートプロジェクト / 芸術 / 協働 / 社会関係資本 / コミュニティ (他12件)
【概要】本研究では、芸術を通じた活動、とりわけある地域で様々な人が関わって行われるアート協働制作がどのように行われるのか、そしてその過程でどのような関係性(社会関係資本)が醸成されるのかということについて、フィールドワークをもとにした探求を行った。 対象事例とした事例には様々なアクターが関わっており、その芸術活動(対象者・ジャンル・実施主体)が選ばれる過程にはそれぞれの地域の文脈があることが分かった。その...
❏中国西部内陸農村のコミュニティ公共建設と社会関係資本-甘粛・雲南村落の比較研究-(21510256)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】田原 史起 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (20308563)
【キーワード】コミュニティ / 中国 / 公共建設 / 社会関係資本 / 西部内陸農村
【概要】本課題は、中国内陸農村の公共建設とコミュニティの「社会関係資本」の関係を明らかにするため、西部地域に属する二つの村落の実態調査と比較分析を行った。ここから、(1)西部農村の公共建設と社会関係資本の状態は大まかには中部地域と似通っていること、(2)にもかかわらず中部ではコミュニティからの離脱傾向がより小さく、伝統的慣習もよりよく保たれていること、(3)その背景として西部では「政府」と「市場」がコミュ...
❏NPO・NGOの地域性と歴史性に関する比較ネットワーク研究(20530447)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】宮垣 元 甲南大学, 文学部, 教授 (40340905)
【キーワード】非営利組織 / 社会関係資本 / ネットワーク / コミュニティ / NPO
【概要】まちづくり活動や対人社会サービスを行う民間非営利組織(NPO)について、その組織・活動特性と地域コミュニティにおけるネットワークとの関係を明らかにすることを目的に、理論と実証の双方からアプローチした。理論研究においては、経済学と社会学の知見を架橋することで包括的な理論的枠組みを構築し、実証研究においては、海外を含む複数の定量・定性調査から、NPOがネットワークを構築することで効果的に活動している現...
【医歯薬学】境界医学:移住コミュニティを含む研究件
❏韓国社会の生き方に関する人類学的研究:グローバル化する競争社会における折衝と離脱(23320190)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】本田 洋 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (50262093)
【キーワード】グローバル化 / 新自由主義 / 都市中産層 / 生き方 / 主体性 (他19件)
【概要】本研究では,グローバル化と新自由主義体制への編入が進む現代韓国社会を生きる人たちの生き方の模索と折衝を,都市中産層の事例を中心に,民族誌的調査研究の方法によって究明した。特筆すべき民族誌的成果としては,一方で一元的な主流志向自体の分化,他方で主流志向とオルターナティヴ志向の相互浸透が近年顕著になりつつある状況を実証的に明らかにしたことを挙げられる。理論的展望としては,中産層の生き方の分化・乖離と接...
❏環太平洋地域における移住者コミュニティの動態の比較研究――近年の変遷に注目して(23251023)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】栗田 和明 立教大学, 文学部, 教授 (10257157)
【キーワード】移民 / 環太平洋地域 / コミュニティ / 華人 / 頻繁な移動者 (他16件)
【概要】環太平洋地域では種々の移民コミュニティが形成されている。華人や在外インド人のコミュニティだけではなく、日本人、東南アジア各地から発した人々、東南アジアにやってきたアフリカ人もみられる。また、華人についても種々の人々が多様な社会を形成している。 本研究では同地域の移民コミュニティの多様さ、近年の変化の大きさについて、具体的な事例研究に基づいて提示した。コミュニティの大きな変化と多数の移動する者を支え...
【医歯薬学】内科系臨床医学:フィリピンコミュニティを含む研究件
❏有機農業とコミュニティの深化:フィリピンとメキシコの比較(15H05141)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】フィリピン / メキシコ / 有機農業 / コミュニティ / 少数民族 (他11件)
【概要】初期条件に高い共通性を有するフィリピンとメキシコを対象として,基本仮説「有機農法の普及はコミュニティの深化をもたらし,それは農法のさらなる改良と普及に貢献するという累積過程を生む」について,社会ネットワークの動態を踏まえた上で,有機農産物の生産・流通過程を比較検証した。グローバル化の中で地域を軸とする有機農業の発展方向には,「産消提携」型と「参加型認証制度」利用型の二つがあると思われるが,前者はコ...
❏有機農業の新しい市場戦略:国際比較研究(15H05180)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松原 隆一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90181750)
【キーワード】有機農業 / イタリア / デンマーク / コミュニティ / フィリピン (他15件)
【概要】イタリア南部の有機農業は,独立した経営方針にもとづいた戦略を有する一方で,関係者相互の緊密な連携により,基本的哲学と情報を共有することによって市場志向の大規模アグリビジネスに対応している。デンマークでは,農家・酪農家間の堆肥およびエネルギー循環の仕組みとその発展に見られるように,成熟した市場と政府を前提とした自律的な地域コミュニティを軸とする制度設計が観察される。これら二つのモデルは,日本,フィリ...
❏フィリピンにおける「貧困問題」の再検討:社会ネットワークの動態的分析(23401008)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】フィリピン / 貧困 / 社会ネットワーク / 有機農業 / コミュニティ (他9件)
【概要】本研究は,フィリピンにおいて,有機農業が,貧困層の福祉の要である「社会ネットワーク」の深化を促進し,貧困削減を実現するための戦略として有用であることを示した。有機農業は,環境面や食の安全面のみならず,政治面(政治的自由の実現),経済面(長期的な生産性の高さ),社会面(有機農業と社会ネットワークの深化との相互作用)の特性からも,貧困層の「福祉」水準の向上に貢献してきたのである。それは,低地米作農村の...
【医歯薬学】内科系臨床医学:原発事故コミュニティを含む研究件
❏原発被災当事者のエンパワメントのための地域社会教育システムに関する実践的研究(26285172)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】千葉 悦子 福島大学, 行政政策学類, 教授 (30217244)
【キーワード】エンパワメント / 社会教育 / 原発事故 / 被災当事者 / 公民館 (他20件)
【概要】原発事故は家族や地域コミュニティなどの社会関係を解体し、住民の分断さえもたらした。喪失感を乗り越え被災者が自ら自立していくには交流の場、生活技術を活かした手の労働による生きがいづくりや伝統文化・伝統芸能をとおしての地域の絆を取り戻そうとする実践、これらの活動を支えるコミュニティワーカーとしての住民リーダーの存在が重要であることが分かった。故郷を捨てない力が育まれているのである。また、住民の分断を乗...
❏東日本大震災と教育に関する総合的研究(24243073)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】藤田 英典 共栄大学, 教育学部, 教授 (30109235)
【キーワード】東日本大震災 / 福島原発事故 / 学校・園 / 子ども・教職員 / 支援・ケア・癒し (他18件)
【概要】研究成果は多岐にわたり膨大になっているので、ここでは「東日本大震災の教訓と学校防災の課題」についてのみ略述する。 ハード面では、①立地条件、②建築構造、③避難経路が特に重要で、超巨大津波に対応しうるものになっていたか否かが学校管理下での人的被害(死者・行方不明者)の有無・程度を左右した。ソフト面では、①ハザードマップ、②防災マニュアル、③指定避難場所、④防災訓練、⑤防災教育、⑥保護者への引き渡し、...
❏公共圏を基盤にしてのサステイナブルな社会の形成-規範的原則と制御可能性の探究(23243066)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-05-31 - 2015-03-31
【研究代表者】舩橋 晴俊 法政大学, 社会学部, 教授 (20111445)
【キーワード】公共圏 / サステイナビリティ / 規範 / エネルギー政策 / コミュニティ (他11件)
【概要】本年度は, 年度途中で廃止になったが, それでも, 下記の研究実績を上げることができた。 【公共圏とメディアの公共性班】法政大学サスティナビリティ研究所内の「環境報道アーカイブス」に蓄積した東日本大震災及び福島原発関連の映像に付されたメタデータの分析を行った。分析から, 震災・原発関連番組の論点の変化や報道対象地域の偏りなどを見出した。 【エネルギー政策班】『原子力総合年表一福島原発震災に至る道』...
【医歯薬学】社会医学:ジエンダーコミュニティを含む研究件
❏原発被災当事者のエンパワメントのための地域社会教育システムに関する実践的研究(26285172)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】千葉 悦子 福島大学, 行政政策学類, 教授 (30217244)
【キーワード】エンパワメント / 社会教育 / 原発事故 / 被災当事者 / 公民館 (他20件)
【概要】原発事故は家族や地域コミュニティなどの社会関係を解体し、住民の分断さえもたらした。喪失感を乗り越え被災者が自ら自立していくには交流の場、生活技術を活かした手の労働による生きがいづくりや伝統文化・伝統芸能をとおしての地域の絆を取り戻そうとする実践、これらの活動を支えるコミュニティワーカーとしての住民リーダーの存在が重要であることが分かった。故郷を捨てない力が育まれているのである。また、住民の分断を乗...
❏日米の福祉政策における人種とジェンダー:1960・70年代のコミュニティ政策(06J10088)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】
【キーワード】福祉 / 貧困との戦い / 黒人・アフリカ系アメリカ人 / 在日コリアン / ロスアンジェルス (他16件)
【概要】本年度は、まず(1)博士論文"Contesting Citizenship:Race,Gender,and the Politics of Participation in the U.S.and Japanese Welfare States,1962-1982"(カリフォルニア大学サンディエゴ校歴史学科提出、全330頁)を完成させた。これは、ロスアンジェルスの黒人と川崎の在日コ...
❏ジェンダーから見るアジア系アメリカ人コミュニティのオリエンタリズム受容(18510239)
【研究テーマ】ジェンダー
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】河原崎 やす子 岐阜聖徳学園大学, 外国語学部, 教授 (80341808)
【キーワード】ジェンダー / オリエンタリズム / アジア系アメリカ人 / コミュニティ / ステレオタイプ
【概要】本研究がめざすのは、アジア系アメリカ人が歴史的に「オリエンタル」という言説のもとに従属的ジェンダーに位置づけられ抑圧されたことに対して、どのように反応し対処したかを、過去から将来にわたってジェンダー視点から解明することである。 まずオリエンタリズムに関する文献を精査して、アジア系アメリカ人とオリエンタリズムとの関連を歴史的、社会的、文化的な枠組みから確認・理解し、アジア系アメリカ人のオリエンタリズ...
【医歯薬学】社会医学:地域社会コミュニティを含む研究件
❏滞日ムスリム・コミュニティの地域社会活動と地方自治体の多文化共生政策の課題(18K01976)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】店田 廣文 早稲田大学, 人間科学学術院, 名誉教授 (20197502)
【キーワード】ムスリム / 地域社会 / 多文化共生 / イスラム / 宗教 (他15件)
【概要】コロナ禍の影響をうけて、予定していたフィールド調査(地方自治体の多文化共生政策に関するヒアリング調査)やそれに基づく研究成果のとりまとめ作業は実施出来なかった。したがって研究実績は、こうした環境下で可能な範囲のものに限られることとなった。 一方で、代表者や分担者は、オンラインの研究会や学会大会への参加や発表などを行ったほか、主に代表者は、新聞やテレビなどからの、国内のイスラム教徒関係の取材に対す...
❏滞日ムスリムの生活世界の変容とムスリム・コミュニティの持続的発展(15K03886)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】店田 廣文 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20197502)
【キーワード】イスラーム / ムスリム / 地域社会 / 多文化共生 / イスラーム復興 (他14件)
【概要】2005年から開始した滞日ムスリム調査研究の成果をふまえ、在日ムスリムの10年後の生活変容を把握することを予定したが、テロ事件等の影響で断念し、モスクが所在する地方自治体における多文化共生施策に関するアンケート調査と、全国的に活動しているイスラーム復興運動団体へのインタビュー調査と参与観察による調査研究を実施した。この他、新設モスクに関する情報収集と滞日ムスリム人口の最新推計を実施した。 また2...
❏学習を基盤とする持続可能で価値多元的な社会モデルの構築(24530993)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】牧野 篤 東京大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (20252207)
【キーワード】価値多元社会 / 持続可能性 / 当事者 / 学習 / 関係論 (他15件)
【概要】持続可能で価値多元的な社会は、次のようなメカニズムを持っている。1.人々が「学習」を他者とともに組織し、自己と他者との関係態として構成することで、コミュニティは多元的な価値を生み、持続可能な社会として変容する。持続可能な社会を実現する「学習」は、個人とコミュニティを生成し続けるプロセスであり、その方法でもある。2.このような個人のあり方である当事者とは、コミュニティを持続可能なものとするプロセスで...
【医歯薬学】社会医学:新自由主義コミュニティを含む研究件
❏現代韓国社会におけるローカル・コミュニティの再構築:「共同体作り」の事例から(20K01211)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】本田 洋 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (50262093)
【キーワード】共同体 / コミュニティ / ローカリティ / 韓国 / 社会人類学 (他11件)
【概要】南原地域の事例を,①現象学的属性としてのローカリティとローカルな主体の生成,②自益益他的実践と公益性,③主体化の技術の規格・標準化と共感・「マウム」の共同体,④可能態としての共同体の4つの視角から分析し,この理論的視角の洗練を試みた。 まず2019年の現地調査で収集した拠点形成と益他的活動の諸事例に即して,調整者的個人の活動家としての主体化に着目しつつ,ローカリティ形成の可能性を検討した=①。また...
❏韓国社会の生き方に関する人類学的研究:グローバル化する競争社会における折衝と離脱(23320190)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】本田 洋 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (50262093)
【キーワード】グローバル化 / 新自由主義 / 都市中産層 / 生き方 / 主体性 (他19件)
【概要】本研究では,グローバル化と新自由主義体制への編入が進む現代韓国社会を生きる人たちの生き方の模索と折衝を,都市中産層の事例を中心に,民族誌的調査研究の方法によって究明した。特筆すべき民族誌的成果としては,一方で一元的な主流志向自体の分化,他方で主流志向とオルターナティヴ志向の相互浸透が近年顕著になりつつある状況を実証的に明らかにしたことを挙げられる。理論的展望としては,中産層の生き方の分化・乖離と接...
【医歯薬学】社会医学:NPOコミュニティを含む研究件
❏ポスト震災期コミュニティにおけるNPOネットワークの構造変動と地域間比較分析(19K02136)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宮垣 元 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (40340905)
【キーワード】民間非営利組織 / コミュニティ / 組織間ネットワーク / 地域コミュニティ / NPO (他7件)
【概要】民間非営利組織(NPO・NGO)は、阪神・淡路大震災(1995年)から東日本大震災(2011年)に至る四半世紀においてもっとも変容した中間集団であったといえる。本研究では、このNPOの組織・ネットワーク特性および変容過程を跡づけるとともに、その(政策や地域特性が異なる)地域間の比較を行うことを企図している。 本年度(2021年度)は、Covid19の影響により順延となっていた調査を進捗させた。本調...
❏阪神・淡路大震災後におけるNPOと地域コミュニティの相互作用過程の検証(15K03865)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】宮垣 元 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (40340905)
【キーワード】NPO / 阪神・淡路大震災 / 地域コミュニティ / ネットワーク / 民間非営利組織 (他8件)
【概要】本研究の問題関心は、阪神・淡路大震災後において、ヒューマンサービスやまちづくり、中間支援活動などに関わる民間非営利組織(NPO)が、その後どのように展開してきたのかを跡づけ、地域コミュニティ内の他組織とどのような相互作用関係にあるのかを明らかにする点にある。社会学・経済学の関連理論を踏まえ、過去に実施した調査の二次分析、兵庫県および神奈川県の全NPO法人を対象とする定量調査、被災地を中心に活動を行...
❏NPO・NGOの地域性と歴史性に関する比較ネットワーク研究(20530447)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】宮垣 元 甲南大学, 文学部, 教授 (40340905)
【キーワード】非営利組織 / 社会関係資本 / ネットワーク / コミュニティ / NPO
【概要】まちづくり活動や対人社会サービスを行う民間非営利組織(NPO)について、その組織・活動特性と地域コミュニティにおけるネットワークとの関係を明らかにすることを目的に、理論と実証の双方からアプローチした。理論研究においては、経済学と社会学の知見を架橋することで包括的な理論的枠組みを構築し、実証研究においては、海外を含む複数の定量・定性調査から、NPOがネットワークを構築することで効果的に活動している現...
【医歯薬学】社会医学:都市コミュニティを含む研究件
❏発展途上国における都市貧困層のコミュニティ形成に関する国際比較研究(19402006)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】瀬地山 角 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (80250398)
【キーワード】都市貧困層 / コミュニティ / 社会ネットワーク / 東アジア / フィリピン (他20件)
【概要】地域別に重要なネットワークを抽出し,発展途上国の都市貧困層のコミュニティ形成の国際比較分析を行い,東アジアでは,近年の社会変動の中で構成単位である家族におけるジェンダー関係の相違が決定的役割を持つのに対して,コロンビアでは,市政府,市議会議員とコミュニティ住民の間のネットワーク・コーディネーションがコミュニティ資源を深化させ,フィリピンでは二者間関係の連鎖が広域コミュニティの形成を促進しているとい...
❏フィリピンにおける慢性的貧困と社会ネットワーク(19402022)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】コミュニティ / 慢性的貧困 / 社会ネットワーク / フィリピン / 社会関係資本 (他17件)
【概要】本研究は,階層間流動化が慢性的貧困を緩和するという作業仮説について,貧困層が有する社会ネットワークの動態に着目し,マニラ首都圏とダバオ市の事例を検討した。その結果,マニラ首都圏の貧困層にあっては,主体的な活動を通して,階層間流動化を促進し得る余地が存在するのに対して,ダバオ市においては,現在までのところ,上位層からのアプローチのみが階層間流動化に貢献できる状況にあることがあきらかになった。 ...
❏日米の福祉政策における人種とジェンダー:1960・70年代のコミュニティ政策(06J10088)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】
【キーワード】福祉 / 貧困との戦い / 黒人・アフリカ系アメリカ人 / 在日コリアン / ロスアンジェルス (他16件)
【概要】本年度は、まず(1)博士論文"Contesting Citizenship:Race,Gender,and the Politics of Participation in the U.S.and Japanese Welfare States,1962-1982"(カリフォルニア大学サンディエゴ校歴史学科提出、全330頁)を完成させた。これは、ロスアンジェルスの黒人と川崎の在日コ...
【医歯薬学】社会医学:社会学コミュニティを含む研究件
❏アート協働制作による社会関係資本形成の社会学的・実践的研究(17K18464)
【研究テーマ】思想、芸術およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】高橋 かおり 立教大学, 社会情報教育研究センター, 助教 (30733787)
【キーワード】アートプロジェクト / 芸術 / 協働 / 社会関係資本 / コミュニティ (他12件)
【概要】本研究では、芸術を通じた活動、とりわけある地域で様々な人が関わって行われるアート協働制作がどのように行われるのか、そしてその過程でどのような関係性(社会関係資本)が醸成されるのかということについて、フィールドワークをもとにした探求を行った。 対象事例とした事例には様々なアクターが関わっており、その芸術活動(対象者・ジャンル・実施主体)が選ばれる過程にはそれぞれの地域の文脈があることが分かった。その...
❏東日本大震災と日本社会の再建-地震、津波、原発震災の被害とその克服の道(24243057)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】加藤 眞義 福島大学, 行政政策学類, 教授 (60261559)
【キーワード】東日本大震災 / 環境 / 避難 / 復興 / 防災 (他10件)
【概要】本研究の目的は、東日本大震災のもたらす広範かつ複合的な被害の実態を明らかにし、そこからの復興の道筋をさぐるための総合的な社会学的研究をおこなうための、プラットフォームを構築することである。 そのために、(1)理論班、(2)避難住民班、(3)復興班、(4)防災班、(5)エネルギー班、(6)データベース班を設け、「震災問題情報連絡会」および年次報告書『災後の社会学』等による情報交換を行った。 ...
❏東・南部アフリカ諸国におけるコミュニティの変容と学校教育の役割に関する比較研究(22252006)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】澤村 信英 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (30294599)
【キーワード】教育開発 / 学校教育 / 初等教育 / コミュニティ / アフリカ (他9件)
【概要】本研究では、東・南部アフリカ諸国において、学校教育を現実社会から切り離さず、それぞれの地域社会の文脈性のなかで観察し、変容するコミュニティとその中での学校教育の役割と課題について、フィールドワークにもとづき多面的に検討した。その結果は、次の8つの観点から考察された。(1)子どもを守る場所としての学校、(2)保護者や子どもの教育に対する熱意、(3)保護者の教育の質に対する厳しい見方、(4)教師の役割...
【医歯薬学】看護学:データベースコミュニティを含む研究件
❏東日本大震災と日本社会の再建-地震、津波、原発震災の被害とその克服の道(24243057)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】加藤 眞義 福島大学, 行政政策学類, 教授 (60261559)
【キーワード】東日本大震災 / 環境 / 避難 / 復興 / 防災 (他10件)
【概要】本研究の目的は、東日本大震災のもたらす広範かつ複合的な被害の実態を明らかにし、そこからの復興の道筋をさぐるための総合的な社会学的研究をおこなうための、プラットフォームを構築することである。 そのために、(1)理論班、(2)避難住民班、(3)復興班、(4)防災班、(5)エネルギー班、(6)データベース班を設け、「震災問題情報連絡会」および年次報告書『災後の社会学』等による情報交換を行った。 ...
❏社会学文献情報データベースを基盤とした研究者コミュニティの再創造(23330153)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】田中 重人 東北大学, 文学研究科, 准教授 (60294013)
【キーワード】社会学方法論 / ネットワーク / データベース / コミュニティ / 社会学教育
【概要】本研究は、日本社会学会が作成・管理してきた「社会学文献情報データベース」を再編し、それにソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) の機能を付加した新システムを作成し、社会学研究者による利用を通じた研究者コミュニティの再創造を図るものである。日本の社会学の研究成果を蓄積してきた同データベースと、近年の情報技術の発達に対応したネットワーク・サービスの機能を融合することにより、文献データを中心...
❏心理統計テスト項目データベースの実践的運用~コミュニティ形成を目指して(23530857)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】山田 剛史 岡山大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (10334252)
【キーワード】教育評価 / 心理統計教育 / テスト項目 / データベース / ユーザビリティ (他7件)
【概要】本研究の目的は,心理統計テスト項目データベースの利用を核として,心理統計授業担当教員によるコミュニティを形成することであった。具体的な成果は,(1)DBユーザビリティ調査の実施とその結果をフィードバックし,DBの整備・強化を行ったこと,(2)DBの活用を通じたオンライン上のコミュニティと,学会でのシンポジウムを通じた対面でのコミュニティの両者を形成できたこと,(3)DBに心理統計の授業で利用できる...
【医歯薬学】看護学:ソーシャルキャピタルコミュニティを含む研究件
❏地産材と地域コミュニティがつくる建築を通じた既存ストック活用に資する計画手法研究(18K13892)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】新 雄太 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任助教 (50739224)
【キーワード】地域素材 / コミュニティ / ソーシャルキャピタル / 町並み / 地域コミュニティ (他9件)
【概要】本研究は,地域の伝統的な素材がいかに地域コミュニティと関係して持続的に使いこなされてきたのかを種別・地域別に事例研究を通じて解明することである。そこで「結と家研究会」を設立し,長野県内各地で聞き取り調査等を行ってきた。藤蔓(佐久穂町佐口),茅(長野市戸隠),麻(大町市美麻)の計3箇所の事例研究を終えた所で新型コロナウイルスが蔓延し,現地調査の取止めが2年以上続いた。 方針を転換し,他の回で準備を進...
❏身体活動の地域介入研究-継続のための仕組みづくりとその実証研究-(17K01795)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小熊 祐子 慶應義塾大学, スポーツ医学研究センター(日吉), 准教授 (00255449)
【キーワード】グループ運動 / マルチレベル介入 / ソーシャルキャピタル / 身体活動促進 / コミュニティワイド介入 (他20件)
【概要】"プラス・テン(10分多くからだを動かす)”を主メッセージとして、多レベルの身体活動促進地域介入(community-wide intervention, CWI)を継続的に実施した。開始5年後に層化無作為抽出法により市民成人3000名に実施した調査で、2013年の介入前と比較し身体活動量の増加を認めた。 多レベル介入のうち2015年度に開始した自宅近隣で自主的に実施する運動グループ継続支...
❏地域包括ケアシステムとソーシャルキャピタルが健康に与える影響についての縦断研究(15H04781)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小坂 健 東北大学, 歯学研究科, 教授 (60300935)
【キーワード】ソーシャルキャピタル / ネットワーク / 被災地 / 地域包括ケア / 医療・福祉 (他10件)
【概要】高齢者の健康や要介護状態には、地域環境や社会経済状況、社会や人との絆であるソーシャルキャピタルが大きく影響を与えることが明かになってきたが、本研究では、全国約30市町村が関わる大規模コホートである日本老年学的評価研究(Japan erontological Evaluation Study,以下JAGES)を実施し、中でも岩沼市は被災地であり、震災前後のデータがあることから、準実験的研究デザインを...
【医歯薬学】看護学:地域研究コミュニティを含む研究件
❏発展途上国における都市貧困層のコミュニティ形成に関する国際比較研究(19402006)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】瀬地山 角 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (80250398)
【キーワード】都市貧困層 / コミュニティ / 社会ネットワーク / 東アジア / フィリピン (他20件)
【概要】地域別に重要なネットワークを抽出し,発展途上国の都市貧困層のコミュニティ形成の国際比較分析を行い,東アジアでは,近年の社会変動の中で構成単位である家族におけるジェンダー関係の相違が決定的役割を持つのに対して,コロンビアでは,市政府,市議会議員とコミュニティ住民の間のネットワーク・コーディネーションがコミュニティ資源を深化させ,フィリピンでは二者間関係の連鎖が広域コミュニティの形成を促進しているとい...
❏経済発展過程における社会変容:親族制度と社会慣習の国際比較(14402013)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】コミュニティ / 社会ネットワーク / 親族制度 / 親族・姻族関係 / 儀礼親族関係 (他28件)
【概要】本研究では,発展途上国の経済発展過程において,親族制度や社会慣習が,当該地域の社会変容にどのような影響を与えてきたかについて,多面的な国際比較を行った。その成果を一言で言えば,現在,国際開発において興隆しているコミュニティ開発に対する代替的な議論の提示である。すなわち,「新制度学派」に顕著な明確な目的達成という利害に基づいて組織されたコミュニティ像とは異なり,フィリピン,コロンビア,韓国のそれは,...
【医歯薬学】看護学:開発コミュニティを含む研究件
❏ポスト・グローバル化時代の現代世界:社会の脆弱化と共存空間(18201050)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】押川 文子 京都大学, 地域研究統合情報センター, 教授 (30280605)
【キーワード】グローバル化 / 格差 / 政治的安定 / 中間団体 / 民主化 (他22件)
【概要】本科研は、複数地域を研究対象とする研究者による地域間比較や相互関連を重視したアプローチを用いることによって、グローバル化を経た世界各地の地域社会や政治の変容を実証的に検証し、それらが国内外を結ぶ格差の重層的構造によって結合されていること、その結果として加速するモビリティの拡大のなかで、人々が孤立する社会の「脆弱化」だけでなく、あらたなアイデンティティ形成や政治的結集を求める動きが各地で活性化してい...
❏現代米国における文化の政治学とコミュニティの再構築に関する民族誌的分析(16710177)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】渡辺 靖 慶應義塾大学, 環境情報学部, 教授 (70317311)
【キーワード】アメリカ / ボストン / シビルソサエティ(市民社会) / ソーシャル・キャピタル / 社会関係資本 (他9件)
【概要】研究助成の最終年度となる今年度は、ボストン市ノースドーチェスターにおける過去2年間のデータ収集を続ける一方、このコミュニティにおける地域再生の試みをアメリカ全体の政治・経済・文化的潮流のなかに位概づけるべく、他地域の事例についても調査を進めた。特に、ディズニー社のイニシアチブのもと、ニューアバニズムの都市開発手法を用いながら、「古き良きアメリカ」の人間関係を体現すべく人工的に開発されたコミュニティ...
【医歯薬学】看護学:学校教育コミュニティを含む研究件
❏東・南部アフリカ諸国におけるコミュニティの変容と学校教育の役割に関する比較研究(22252006)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】澤村 信英 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (30294599)
【キーワード】教育開発 / 学校教育 / 初等教育 / コミュニティ / アフリカ (他9件)
【概要】本研究では、東・南部アフリカ諸国において、学校教育を現実社会から切り離さず、それぞれの地域社会の文脈性のなかで観察し、変容するコミュニティとその中での学校教育の役割と課題について、フィールドワークにもとづき多面的に検討した。その結果は、次の8つの観点から考察された。(1)子どもを守る場所としての学校、(2)保護者や子どもの教育に対する熱意、(3)保護者の教育の質に対する厳しい見方、(4)教師の役割...
❏循環型情報社会の創出を目指した協働的メディア・リテラシーの実践と理論に関する研究(14310071)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】水越 伸 東京大学, 大学院・情報学環, 助教授 (60219623)
【キーワード】メディア・リテラシー / メディア表現 / マスメディア / 学校教育 / 社会教育 (他11件)
【概要】本年度も過去二年度間と同様、申請時の計画をたどるかたちで、下記の実績を上げることができた。 (1)あらたなメディアとして携帯電話(モバイル・メディア)を取り上げ、そのリテラシーのあり方について理論と実践を展開した。その成果は、2004 International Conference on Mobile Communication(韓国)等で発表した。 (2)前年度から引き続き、Media Tea...
【医歯薬学】看護学:障害コミュニティを含む研究件
❏デザインとの協同による共創哲学の理論と実践(18K00033)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】梶谷 真司 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (50365920)
【キーワード】哲学 / 対話 / デザイン / インクルージョン / 共創 (他22件)
【概要】理論面では、私が提唱している共創哲学の根幹となる部分、共創的(inclusive)であることがどのようなことなのかについての考察を深めた。その成果の主要な部分は、『実存思想論集XXXVI 哲学対話と実存』(実存思想協会編)で論文「共に考えることと共にいること――哲学対話による新たなコミュニティの可能性」としてまとめた。そこで特に重要な点は、インクルーシヴであるために、私たちは相互の理解や寛容さを求...
❏在宅で障害児をケアする養育者に向けた家族エンパワメントプログラムの開発と効果検証(18H03093)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】涌水 理恵 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (70510121)
【キーワード】家族エンパワメントプログラム / 家族支援 / ケアラー支援 / 障害児 / ピアサポート (他30件)
【概要】複数回のこれまでの科研で明らかにしたFaエンパワメントモデルに基づき「社会資源の活用」「介護負担感」とそれらに関連する複数の因子へのアプローチを中心に、参加者が「家族(内)」「サービスシステム」「コミュニティ」に焦点をあてたケアコーディネーションができるよう演習やロールプレイをプログラム内に取り入れ、当事者の視点で様々な意見を出せる複数の患者家族会をプログラム開発協力者として巻き込んで、家族エンパ...
【医歯薬学】看護学:高齢化コミュニティを含む研究件
❏都市の少子化対策とコミュニティ共生の比較社会学的研究(17330106)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】金子 勇 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50113212)
【キーワード】少子化 / コミュニティ / ソーシャル・キャピタル / 世代 / 地域福祉 (他12件)
【概要】3年間の研究で大きくは2つのテーマの研究をした。一つは先進22カ国のうちフランスだけが合計特殊出生率の一貫した反転に成功したから、その要因をパリでの参与観察法で探求してきた。日本での応用可能性に絞ると、制度化された「公認保育ママ」、フランス人全体への政府の手厚い家族支援のうち特に権利として勝ち取られてきた子育て関連休暇制度、そしてフランスのCNAF、これは日本で長らく私が提唱してきた「子育て基金」...
❏日本都市の社会構造(01301020)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1989 - 1991
【研究代表者】鈴木 広 九州大学, 文学部, 教授 (10036965)
【キーワード】高齢者福祉 / 生協 / 都市再開発 / 定住外国人 / コミュニティ・モラ-ル (他27件)
【概要】(1)研究の最終年度であり、研究成果報告を作成することが、今年度の目的であった。そのため,一方では,必要最少限の補充調査を実施した。他方では,平成3年末に最終的な全員研究会を開催して,報告書原稿の内容・形式にわたるチェックを実施した。その結果として,報告書はでき上っている。また第3として,今後の研究への展望を開拓するため,ひきつづき水俣市にとりくむとともに,やや類似したタイプの「企業域下町」たる延...
【医歯薬学】看護学:地域コミュニティを含む研究件
❏アート協働制作による社会関係資本形成の社会学的・実践的研究(17K18464)
【研究テーマ】思想、芸術およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】高橋 かおり 立教大学, 社会情報教育研究センター, 助教 (30733787)
【キーワード】アートプロジェクト / 芸術 / 協働 / 社会関係資本 / コミュニティ (他12件)
【概要】本研究では、芸術を通じた活動、とりわけある地域で様々な人が関わって行われるアート協働制作がどのように行われるのか、そしてその過程でどのような関係性(社会関係資本)が醸成されるのかということについて、フィールドワークをもとにした探求を行った。 対象事例とした事例には様々なアクターが関わっており、その芸術活動(対象者・ジャンル・実施主体)が選ばれる過程にはそれぞれの地域の文脈があることが分かった。その...
❏地域で暮らす精神障害者の被災体験をふまえたレジリエントコミュニティ形成支援法開発(15K11844)
【研究テーマ】地域看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】野崎 章子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 講師 (90361419)
【キーワード】災害 / 精神障害 / レジリエント・コミュニティ / レジリエンス / 精神障害者 (他15件)
【概要】自然災害大国である日本では、災害に強く回復力の高いレジリエントなコミュニティを、障害の有無にかかわらず共に形成することが必須である。本研究においては、地域で暮らす精神障害者の東日本大震災時の発生時と以降の生活の状況や困難・心身の健康状態・防災行動とニーズ等を明らかにした。その家族や施設関係者、精神障害者自助組織に属する当事者に対しても同様のヒアリングを実施した。その結果、防災推進が精神障害者にとっ...
❏リロケーションインパクトを乗り越えるのに有効な環境デザインの研究 災害後を視野に(25420641)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】古賀 紀江 関東学院大学, 建築・環境学部, 教授 (10295454)
【キーワード】リロケーション / 高齢者 / 仮設住宅 / 大災害 / 環境デザイン (他18件)
【概要】本研究では大災害を契機とした居住場所移動において高齢者がリロケーションインパクトを乗り越えやすい環境の条件や要素について考察を行った。福島県内の立地、規模の異なる仮設住宅居住者を対象とした3つの調査を中心に研究を行った。郊外の大規模団地では健康観の低い群で活動程度が低い傾向が見られたほか、中心市街地と郊外の団地で社会的な交流の範囲などについて行った調査では、郊外では交流が比較的団地内に凝集しやすく...
【医歯薬学】看護学:国際比較コミュニティを含む研究件
❏有機農業の新しい市場戦略:国際比較研究(15H05180)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松原 隆一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90181750)
【キーワード】有機農業 / イタリア / デンマーク / コミュニティ / フィリピン (他15件)
【概要】イタリア南部の有機農業は,独立した経営方針にもとづいた戦略を有する一方で,関係者相互の緊密な連携により,基本的哲学と情報を共有することによって市場志向の大規模アグリビジネスに対応している。デンマークでは,農家・酪農家間の堆肥およびエネルギー循環の仕組みとその発展に見られるように,成熟した市場と政府を前提とした自律的な地域コミュニティを軸とする制度設計が観察される。これら二つのモデルは,日本,フィリ...
❏新教育運動における「共同体」形成論の出現と「学級」概念の変容に関する比較史的研究(11610280)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】山崎 洋子 (2001) 鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (40311823)
【キーワード】新教育運動 / ドイツ新教育 / アメリカ新教育 / イギリス教育 / 共同体 (他16件)
【概要】本共同研究は、新教育運動における「学級」概念およびその実現形態に対する批判が同運動の主導者たちによる「共同体」に関する議論と密接に関連していたことに注目し、両者の関係を多角的に分析することを課題として設定した。教育に関する比較史的立場から、複数の国(イギリス、ドイツ、アメリカ合衆国)を対象にした。 第1章では、ドイツにおける最初の本格的な田園都市ヘレラウを対象にした教育学研究のプログラムを提示し、...
【医歯薬学】看護学:地域包括ケアコミュニティを含む研究件
❏高齢社会の互助型コミュニティ形成に向けた学際的研究(16KT0119)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】村山 洋史 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 特任講師 (00565137)
【キーワード】互助 / コミュニティ / 高齢社会 / 地域包括ケア / 地域づくり
【概要】本研究の目的は、健康づくり・介護予防をきっかけとした互助型コミュニティを形成するための要素を明らかにすることである。「互助」に関する文献をもとに、概念分析を実施し、互助の特性・属性を、【住民や住民集団が生活課題を解決し合う行為】と定めた。次に、「互助」の概念に則り、千葉県柏市の豊四季台団地、東京都奥多摩町のふれあい農園をフィールドに介入研究を進め、互助型コミュニティ活動のファシリテーションのポイン...
❏地域包括ケアシステムとソーシャルキャピタルが健康に与える影響についての縦断研究(15H04781)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小坂 健 東北大学, 歯学研究科, 教授 (60300935)
【キーワード】ソーシャルキャピタル / ネットワーク / 被災地 / 地域包括ケア / 医療・福祉 (他10件)
【概要】高齢者の健康や要介護状態には、地域環境や社会経済状況、社会や人との絆であるソーシャルキャピタルが大きく影響を与えることが明かになってきたが、本研究では、全国約30市町村が関わる大規模コホートである日本老年学的評価研究(Japan erontological Evaluation Study,以下JAGES)を実施し、中でも岩沼市は被災地であり、震災前後のデータがあることから、準実験的研究デザインを...
【医歯薬学】看護学:地域包括ケアシステムコミュニティを含む研究件
❏住民組織の「互助」機能:地域包括ケアシステムでの活用可能性(17K12542)
【研究テーマ】地域看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】夏原 和美 東邦大学, 看護学部, 教授 (00345050)
【キーワード】コミュニティ / 生活援助サービス / 互助システム / 地域文化 / 自治会活動 (他11件)
【概要】2021年度も2020年度と同様に新型コロナウイルス流行により、調査を行う状況には至らなかった。最も大きな要因は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う保健所業務の多忙により、保健師による対象者選定を依頼できなかったことである。調査対象者として予定していた方の特徴も要因として大きかった。2020年度に秋田県秋田市、兵庫県南あわじ市、岡山県高梁市、千葉県勝浦市、長崎県長崎市のフォーカスグループディスカッシ...
❏地域包括ケアシステムとソーシャルキャピタルが健康に与える影響についての縦断研究(15H04781)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小坂 健 東北大学, 歯学研究科, 教授 (60300935)
【キーワード】ソーシャルキャピタル / ネットワーク / 被災地 / 地域包括ケア / 医療・福祉 (他10件)
【概要】高齢者の健康や要介護状態には、地域環境や社会経済状況、社会や人との絆であるソーシャルキャピタルが大きく影響を与えることが明かになってきたが、本研究では、全国約30市町村が関わる大規模コホートである日本老年学的評価研究(Japan erontological Evaluation Study,以下JAGES)を実施し、中でも岩沼市は被災地であり、震災前後のデータがあることから、準実験的研究デザインを...
【医歯薬学】看護学:エンパワーメントコミュニティを含む研究件
❏在宅で障害児をケアする養育者に向けた家族エンパワメントプログラムの開発と効果検証(18H03093)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】涌水 理恵 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (70510121)
【キーワード】家族エンパワメントプログラム / 家族支援 / ケアラー支援 / 障害児 / ピアサポート (他30件)
【概要】複数回のこれまでの科研で明らかにしたFaエンパワメントモデルに基づき「社会資源の活用」「介護負担感」とそれらに関連する複数の因子へのアプローチを中心に、参加者が「家族(内)」「サービスシステム」「コミュニティ」に焦点をあてたケアコーディネーションができるよう演習やロールプレイをプログラム内に取り入れ、当事者の視点で様々な意見を出せる複数の患者家族会をプログラム開発協力者として巻き込んで、家族エンパ...
❏原発被災当事者のエンパワメントのための地域社会教育システムに関する実践的研究(26285172)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】千葉 悦子 福島大学, 行政政策学類, 教授 (30217244)
【キーワード】エンパワメント / 社会教育 / 原発事故 / 被災当事者 / 公民館 (他20件)
【概要】原発事故は家族や地域コミュニティなどの社会関係を解体し、住民の分断さえもたらした。喪失感を乗り越え被災者が自ら自立していくには交流の場、生活技術を活かした手の労働による生きがいづくりや伝統文化・伝統芸能をとおしての地域の絆を取り戻そうとする実践、これらの活動を支えるコミュニティワーカーとしての住民リーダーの存在が重要であることが分かった。故郷を捨てない力が育まれているのである。また、住民の分断を乗...
❏市民社会による移住者コミュニティ受容の日韓比較:人間安全保障の観点から(21330128)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】武者小路 公秀 大阪経済法科大学, アジア太平洋研究センター, 教授 (80053536)
【キーワード】国際社会 / エスニシティ / 移住者コミュニティ / 市民社会による移住者受容 / 人間の安全保障 (他21件)
【概要】本研究は、グローバル移住の女性化が進む日本と韓国両国の移住者コミュニティにおける人間の不安全状況とこれに対応する移住者自身と市民社会のサポーターの活動において、ヴェトナムとフィリッピンを送り出し国として進められた。その結果、移住女性が直面する公共圏と親密圏における諸問題の性格、特に、移住先と故郷との双方を生活圏とする新しい公共、新しい市民像の形成を目指す移住市民との協力活動の重要性が確認された。...
【医歯薬学】看護学:互助コミュニティを含む研究件
❏住民組織の「互助」機能:地域包括ケアシステムでの活用可能性(17K12542)
【研究テーマ】地域看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】夏原 和美 東邦大学, 看護学部, 教授 (00345050)
【キーワード】コミュニティ / 生活援助サービス / 互助システム / 地域文化 / 自治会活動 (他11件)
【概要】2021年度も2020年度と同様に新型コロナウイルス流行により、調査を行う状況には至らなかった。最も大きな要因は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う保健所業務の多忙により、保健師による対象者選定を依頼できなかったことである。調査対象者として予定していた方の特徴も要因として大きかった。2020年度に秋田県秋田市、兵庫県南あわじ市、岡山県高梁市、千葉県勝浦市、長崎県長崎市のフォーカスグループディスカッシ...
❏高齢社会の互助型コミュニティ形成に向けた学際的研究(16KT0119)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】村山 洋史 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 特任講師 (00565137)
【キーワード】互助 / コミュニティ / 高齢社会 / 地域包括ケア / 地域づくり
【概要】本研究の目的は、健康づくり・介護予防をきっかけとした互助型コミュニティを形成するための要素を明らかにすることである。「互助」に関する文献をもとに、概念分析を実施し、互助の特性・属性を、【住民や住民集団が生活課題を解決し合う行為】と定めた。次に、「互助」の概念に則り、千葉県柏市の豊四季台団地、東京都奥多摩町のふれあい農園をフィールドに介入研究を進め、互助型コミュニティ活動のファシリテーションのポイン...
【医歯薬学】看護学:社会医学コミュニティを含む研究件
❏身体活動の地域介入研究-継続のための仕組みづくりとその実証研究-(17K01795)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小熊 祐子 慶應義塾大学, スポーツ医学研究センター(日吉), 准教授 (00255449)
【キーワード】グループ運動 / マルチレベル介入 / ソーシャルキャピタル / 身体活動促進 / コミュニティワイド介入 (他20件)
【概要】"プラス・テン(10分多くからだを動かす)”を主メッセージとして、多レベルの身体活動促進地域介入(community-wide intervention, CWI)を継続的に実施した。開始5年後に層化無作為抽出法により市民成人3000名に実施した調査で、2013年の介入前と比較し身体活動量の増加を認めた。 多レベル介入のうち2015年度に開始した自宅近隣で自主的に実施する運動グループ継続支...
❏地域包括ケアシステムとソーシャルキャピタルが健康に与える影響についての縦断研究(15H04781)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小坂 健 東北大学, 歯学研究科, 教授 (60300935)
【キーワード】ソーシャルキャピタル / ネットワーク / 被災地 / 地域包括ケア / 医療・福祉 (他10件)
【概要】高齢者の健康や要介護状態には、地域環境や社会経済状況、社会や人との絆であるソーシャルキャピタルが大きく影響を与えることが明かになってきたが、本研究では、全国約30市町村が関わる大規模コホートである日本老年学的評価研究(Japan erontological Evaluation Study,以下JAGES)を実施し、中でも岩沼市は被災地であり、震災前後のデータがあることから、準実験的研究デザインを...
【医歯薬学】看護学:アクション・リサーチコミュニティを含む研究件
❏地域活動団体間のネットワーク構築を通じた高齢者の孤立化予防・社会的包摂(22K18549)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2022-06-30 - 2025-03-31
【研究代表者】飯島 勝矢 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 教授 (00334384)
【キーワード】社会的フレイル / エージェンシー(行為主体性) / コミュニティ / 社会教育 / アクションリサーチ
【概要】
❏超少子高齢社会の新しい郊外戸建て住宅地像と地域マネジメント手法(19H02311)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】後藤 純 東海大学, 建築都市学部, 特任准教授 (80584408)
【キーワード】郊外住宅地再生 / アクションリサーチ / 再帰的近代 / イギリスニュータウン / コミュニティ (他27件)
【概要】高度経済成長期に整備された郊外戸建て住宅地の現代的な再生方法を検討すべく、次の研究を行った。(1)鎌倉市大平山丸山地区の住民らと居住環境点検を行い、住民主導での地域マネジメントを展開した。(2)郊外住宅地論について学術的知見を整理するとともに、ケーススタディを行い研究枠組を設定した。(3)イギリスニュータウン(ハーロウやウェルウィン)で取り組まれている郊外住宅地再生プロジェクト調査を実施した。(4...
❏原発被災当事者のエンパワメントのための地域社会教育システムに関する実践的研究(26285172)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】千葉 悦子 福島大学, 行政政策学類, 教授 (30217244)
【キーワード】エンパワメント / 社会教育 / 原発事故 / 被災当事者 / 公民館 (他20件)
【概要】原発事故は家族や地域コミュニティなどの社会関係を解体し、住民の分断さえもたらした。喪失感を乗り越え被災者が自ら自立していくには交流の場、生活技術を活かした手の労働による生きがいづくりや伝統文化・伝統芸能をとおしての地域の絆を取り戻そうとする実践、これらの活動を支えるコミュニティワーカーとしての住民リーダーの存在が重要であることが分かった。故郷を捨てない力が育まれているのである。また、住民の分断を乗...
【医歯薬学】看護学:ピアサポートコミュニティを含む研究件
❏在宅で障害児をケアする養育者に向けた家族エンパワメントプログラムの開発と効果検証(18H03093)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】涌水 理恵 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (70510121)
【キーワード】家族エンパワメントプログラム / 家族支援 / ケアラー支援 / 障害児 / ピアサポート (他30件)
【概要】複数回のこれまでの科研で明らかにしたFaエンパワメントモデルに基づき「社会資源の活用」「介護負担感」とそれらに関連する複数の因子へのアプローチを中心に、参加者が「家族(内)」「サービスシステム」「コミュニティ」に焦点をあてたケアコーディネーションができるよう演習やロールプレイをプログラム内に取り入れ、当事者の視点で様々な意見を出せる複数の患者家族会をプログラム開発協力者として巻き込んで、家族エンパ...
❏患者と医療者が分かり合えるがんコミュニケーション促進モデルの開発と有用性検証(19209066)
【研究テーマ】臨床看護学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】小松 浩子 聖路加看護大学, 看護医療学部, 教授 (60158300)
【キーワード】がん看護 / がんコミュニケーション / e-learning / がんコミュニティ / 乳がん (他14件)
【概要】本研究では、<正確で信頼できるがんコミュニケーションを促進するピアサポーターの育成に必要なe-learningシステム>を開発した。乳がん患者を対象にe-learningによる教育の効果と実用性の検証を行った。乳がんピアサポーターに対するコミュニケーション促進教育は、がんであることをオープンに語る関係や状況生成の能力獲得を促進し、その結果、不安に対する肯定的なコーピング獲得につながり、...
【医歯薬学】看護学:高齢者コミュニティを含む研究件
❏地域包括ケアシステムとソーシャルキャピタルが健康に与える影響についての縦断研究(15H04781)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小坂 健 東北大学, 歯学研究科, 教授 (60300935)
【キーワード】ソーシャルキャピタル / ネットワーク / 被災地 / 地域包括ケア / 医療・福祉 (他10件)
【概要】高齢者の健康や要介護状態には、地域環境や社会経済状況、社会や人との絆であるソーシャルキャピタルが大きく影響を与えることが明かになってきたが、本研究では、全国約30市町村が関わる大規模コホートである日本老年学的評価研究(Japan erontological Evaluation Study,以下JAGES)を実施し、中でも岩沼市は被災地であり、震災前後のデータがあることから、準実験的研究デザインを...
❏リロケーションインパクトを乗り越えるのに有効な環境デザインの研究 災害後を視野に(25420641)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】古賀 紀江 関東学院大学, 建築・環境学部, 教授 (10295454)
【キーワード】リロケーション / 高齢者 / 仮設住宅 / 大災害 / 環境デザイン (他18件)
【概要】本研究では大災害を契機とした居住場所移動において高齢者がリロケーションインパクトを乗り越えやすい環境の条件や要素について考察を行った。福島県内の立地、規模の異なる仮設住宅居住者を対象とした3つの調査を中心に研究を行った。郊外の大規模団地では健康観の低い群で活動程度が低い傾向が見られたほか、中心市街地と郊外の団地で社会的な交流の範囲などについて行った調査では、郊外では交流が比較的団地内に凝集しやすく...
❏コミュニティ参加を促進するトータルナビゲーションシステムの在り方に関する研究(17530417)
【研究テーマ】社会福祉学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】布川 清彦 東京国際大学, 人間社会学部, 専任講師 (90376658)
【キーワード】視覚障害者 / 福祉のまちづくり / 高齢者 / 支援技術 / コミュニティ (他8件)
【概要】本研究の目的は、高齢者と障害者のコミュニティへの参加を促進するためのトータルなナビゲーションシステムついて検討することである。移動する場面で困難が多い視覚障害者をモデルとして、私たちは実験的アプローチを行った。その結果は、大きく以下の4つに分類される。 1.視覚障害者のまちでの移動特性に関する研究を実施し、視覚障害者がまちの中を移動する場合に、環境からどの様な情報を得ているのか、また情報を得るため...
【医歯薬学】看護学:学習コミュニティを含む研究件
❏学習を基盤とする持続可能で価値多元的な社会モデルの構築(24530993)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】牧野 篤 東京大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (20252207)
【キーワード】価値多元社会 / 持続可能性 / 当事者 / 学習 / 関係論 (他15件)
【概要】持続可能で価値多元的な社会は、次のようなメカニズムを持っている。1.人々が「学習」を他者とともに組織し、自己と他者との関係態として構成することで、コミュニティは多元的な価値を生み、持続可能な社会として変容する。持続可能な社会を実現する「学習」は、個人とコミュニティを生成し続けるプロセスであり、その方法でもある。2.このような個人のあり方である当事者とは、コミュニティを持続可能なものとするプロセスで...
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...
【医歯薬学】看護学:文化コミュニティを含む研究件
❏アート協働制作による社会関係資本形成の社会学的・実践的研究(17K18464)
【研究テーマ】思想、芸術およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】高橋 かおり 立教大学, 社会情報教育研究センター, 助教 (30733787)
【キーワード】アートプロジェクト / 芸術 / 協働 / 社会関係資本 / コミュニティ (他12件)
【概要】本研究では、芸術を通じた活動、とりわけある地域で様々な人が関わって行われるアート協働制作がどのように行われるのか、そしてその過程でどのような関係性(社会関係資本)が醸成されるのかということについて、フィールドワークをもとにした探求を行った。 対象事例とした事例には様々なアクターが関わっており、その芸術活動(対象者・ジャンル・実施主体)が選ばれる過程にはそれぞれの地域の文脈があることが分かった。その...
❏強い企業文化と革新の両立性の研究(26380454)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (30171507)
【キーワード】企業文化 / 革新 / 青色LED訴訟 / ウェーバー / 殻 (他30件)
【概要】強い企業文化と革新のコンフリクトは、青色LED訴訟や企業文化とモチベーションの関係を分析した。半導体の光露光装置の革新ではRayleigh criterionがコミュニティのパラダイムとして機能していた。説明概念としては、ウェーバーの殻、ペンローズの成長の経済、トンプソンの技術、所有構造を検討し、実際に、強固な個人主義的セールス文化の自動車ディーラー組織で、市場志向的なチームプレーを基本とする組織...
【医歯薬学】看護学:子育て支援コミュニティを含む研究件
❏超少子高齢社会の新しい郊外戸建て住宅地像と地域マネジメント手法(19H02311)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】後藤 純 東海大学, 建築都市学部, 特任准教授 (80584408)
【キーワード】郊外住宅地再生 / アクションリサーチ / 再帰的近代 / イギリスニュータウン / コミュニティ (他27件)
【概要】高度経済成長期に整備された郊外戸建て住宅地の現代的な再生方法を検討すべく、次の研究を行った。(1)鎌倉市大平山丸山地区の住民らと居住環境点検を行い、住民主導での地域マネジメントを展開した。(2)郊外住宅地論について学術的知見を整理するとともに、ケーススタディを行い研究枠組を設定した。(3)イギリスニュータウン(ハーロウやウェルウィン)で取り組まれている郊外住宅地再生プロジェクト調査を実施した。(4...
❏都市の少子化対策とコミュニティ共生の比較社会学的研究(17330106)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】金子 勇 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50113212)
【キーワード】少子化 / コミュニティ / ソーシャル・キャピタル / 世代 / 地域福祉 (他12件)
【概要】3年間の研究で大きくは2つのテーマの研究をした。一つは先進22カ国のうちフランスだけが合計特殊出生率の一貫した反転に成功したから、その要因をパリでの参与観察法で探求してきた。日本での応用可能性に絞ると、制度化された「公認保育ママ」、フランス人全体への政府の手厚い家族支援のうち特に権利として勝ち取られてきた子育て関連休暇制度、そしてフランスのCNAF、これは日本で長らく私が提唱してきた「子育て基金」...
【医歯薬学】看護学:コミュニケーションコミュニティを含む研究件
❏「老成学」の基盤構築ー<媒介的共助>による持続可能社会をめざして(15KT0005)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2020-03-31
【研究代表者】森下 直貴 浜松医科大学, 医学部, 名誉教授 (70200409)
【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)
【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期(50代)、②開始・展開期(60代...
❏相互行為としての身ぶりと手話の通文化的探究(24320176)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】菅原 和孝 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (80133685)
【キーワード】身体性 / ろう者の会話 / マルティ-モーダル民族誌 / 記憶 / 生業技術 (他25件)
【概要】本研究は、身ぶりと手話を微視的に分析し、対面相互行為の構造を身体性の基盤から照射した。また、通文化的な視野から、映像人類学、コミュニケーション科学、生態心理学の思考を交叉させ、マルティ-モーダルな民族誌記述の土台を作った。とくに、アフリカ狩猟採集民サン、カナダ・イヌイト、インドの憑依儀礼と舞踊、日本の伝統的な祭礼、日本酒の醸造、ろう者コミュニティ、数学者の討議といった多様な文脈における発話と動作の...
❏患者と医療者が分かり合えるがんコミュニケーション促進モデルの開発と有用性検証(19209066)
【研究テーマ】臨床看護学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】小松 浩子 聖路加看護大学, 看護医療学部, 教授 (60158300)
【キーワード】がん看護 / がんコミュニケーション / e-learning / がんコミュニティ / 乳がん (他14件)
【概要】本研究では、<正確で信頼できるがんコミュニケーションを促進するピアサポーターの育成に必要なe-learningシステム>を開発した。乳がん患者を対象にe-learningによる教育の効果と実用性の検証を行った。乳がんピアサポーターに対するコミュニケーション促進教育は、がんであることをオープンに語る関係や状況生成の能力獲得を促進し、その結果、不安に対する肯定的なコーピング獲得につながり、...
【医歯薬学】看護学:教育コミュニティを含む研究件
❏韓国社会の生き方に関する人類学的研究:グローバル化する競争社会における折衝と離脱(23320190)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】本田 洋 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (50262093)
【キーワード】グローバル化 / 新自由主義 / 都市中産層 / 生き方 / 主体性 (他19件)
【概要】本研究では,グローバル化と新自由主義体制への編入が進む現代韓国社会を生きる人たちの生き方の模索と折衝を,都市中産層の事例を中心に,民族誌的調査研究の方法によって究明した。特筆すべき民族誌的成果としては,一方で一元的な主流志向自体の分化,他方で主流志向とオルターナティヴ志向の相互浸透が近年顕著になりつつある状況を実証的に明らかにしたことを挙げられる。理論的展望としては,中産層の生き方の分化・乖離と接...
❏ポスト・グローバル化時代の現代世界:社会の脆弱化と共存空間(18201050)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】押川 文子 京都大学, 地域研究統合情報センター, 教授 (30280605)
【キーワード】グローバル化 / 格差 / 政治的安定 / 中間団体 / 民主化 (他22件)
【概要】本科研は、複数地域を研究対象とする研究者による地域間比較や相互関連を重視したアプローチを用いることによって、グローバル化を経た世界各地の地域社会や政治の変容を実証的に検証し、それらが国内外を結ぶ格差の重層的構造によって結合されていること、その結果として加速するモビリティの拡大のなかで、人々が孤立する社会の「脆弱化」だけでなく、あらたなアイデンティティ形成や政治的結集を求める動きが各地で活性化してい...