高齢社会の互助型コミュニティ形成に向けた学際的研究
【研究分野】ネオ・ジェロントロジー
【研究キーワード】
互助 / コミュニティ / 高齢社会 / 地域包括ケア / 地域づくり
【研究成果の概要】
本研究の目的は、健康づくり・介護予防をきっかけとした互助型コミュニティを形成するための要素を明らかにすることである。「互助」に関する文献をもとに、概念分析を実施し、互助の特性・属性を、【住民や住民集団が生活課題を解決し合う行為】と定めた。次に、「互助」の概念に則り、千葉県柏市の豊四季台団地、東京都奥多摩町のふれあい農園をフィールドに介入研究を進め、互助型コミュニティ活動のファシリテーションのポイントを明らかにした。
【研究の社会的意義】
本研究は、高齢社会における互助型コミュニティの構築方法のヒントを探ったものである。将来、都市部も地方部も高齢化率がさらに上昇していく。様々な機能が低下した高齢者が多くなるため、住民が抱える問題や困りごとに対して、コミュニティとして対応していく必要が出てくる。本研究で明らかにした互助型コミュニティ形成を促す手法は、日本各地、および今後高齢化が進展するアジア諸国へのインパクトも大きいと考えられる。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
飯島 勝矢 | 東京大学 | 高齢社会総合研究機構 | 教授 | (Kakenデータベース) |
後藤 純 | 東京大学 | 高齢社会総合研究機構 | 特任講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)