アジアメガシティの多層化するモビリティとコミュニティの動態に関する経験的研究
【研究分野】社会学
【研究キーワード】
アジアメガシティ / コミュニティ / 防災コミュニティ / モビリティ / グローバル化 / 日本人社会 / バリコミュニティ / 移動 / バリ
【研究成果の概要】
本研究は、ジャカルタおよびバリのデンパサールを事例として、研究課題をめぐって資料サーベイ、ヒヤリング等を実施した。そしてそれらを通して明らかになったのは、(1)アジアメガシティがグローバル化の進展とともに「アジアの都市回廊」を越えて東京などのグローバルシティとの横のむすびつきを強め、ボーダレスなモビリティ(ヒト、モノ、カネ、情報などのフロー)の結節点となっていること、そして(2)そこでは多様なエスニシティがせめぎあうハイブリッド社会が構成されるとともに、コミュニティにさまざまな分岐(ディバイド)がもたらされ、それがメガシティのあらたな緊張要因となっていることである。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
倉沢 愛子 | 慶應義塾大学 | 経済学部 | 名誉教授 | (Kakenデータベース) |
長谷部 弘 | 東北大学 | 大学院経済学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
松本 行真 | 東北大学 | 災害科学国際研究所 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2013-03-31
【配分額】18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)