[Discovery Saga Top] [Saga Next] [無料公開版Discovery Saga] [Discovery Sagaプレミアムご案内] [早稲田大学研究Discovery Saga] [産学連携のご案内] [Saga Concept] [会社概要] [お問い合わせ]
キーワード  加齢 が関係する  研究 Discovery Saga
研究分野別サイレントキーワード
「加齢」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】計算基盤:言語流暢性加齢を含む研究件
❏脳損傷と加齢が潜在意味構造に与える影響の解明:自然言語処理に基づいたアプローチ(20K21831)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】板口 典弘 慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (50706637)
【キーワード】意味 / LDA / 自然言語解析 / 失語症 / 言語流暢性 (他8件)
【概要】本研究では,自然言語解析に基づいた意味ネットワーク解析手法を開発し,脳損傷(失語症状)および加齢が,ネットワーク構造に与える影響を解明することを目指す。具体的には,(1) LDAを用いて日本語における単語間の客観的な意味連想関係を抽出・数値化する。次に,(2) 個人の意味ネットワーク構造の特徴を定量化する方法論を確立する。最後に,(3) 脳損傷・加齢による意味構造変容を定量化するとともに,それらを...
❏中高年者の高次脳機能と筋運動機能および生活習慣との関連に関する神経心理学的研究(19330158)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】高次脳機能 / 記憶 / 注意 / 言語 / 中高年者 (他10件)
【概要】本研究は平成19年度時点で24年間継続されている名古屋大学八雲研究の一端を担うもので、中高年者の高次脳機能についての神経心理学検討を住民検診の一貫として実施したものである。とくに(1)中高年者の注意、記憶、言語機能に焦点を当てその発達的特性の理解,(2)注意、記憶、言語機能を測定すべく開発した名古屋大学神経心理学検査バッテリの脳画像研究を含めた標準化手続き、(3)認知機能と骨・運動系機能との関係の...
【情報学】人間情報学:感情加齢を含む研究件
❏なつかしさ感情の機能と個人差:認知・神経基盤の解明と応用(16H02837)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】楠見 孝 京都大学, 教育学研究科, 教授 (70195444)
【キーワード】記憶 / 感情 / ノスタルジア / エピソード記憶 / 自伝的記憶 (他9件)
【概要】なつかしさの機能と個人差に関して,その認知的・神経科学的基盤を解明し,回想法等への応用に役立てるために研究を進めた。 第1に,なつかしさの機能と個人差の認知的基盤を解明するための心理尺度と実験課題を開発し,16歳から90歳の市民に対する大規模調査と大学生への実験によって検討した。第2に,なつかしさの機能における個人差の神経基盤を同定するためのfMRI課題を作成し,大学生に実施した。第3に,髄液バイ...
❏記憶・推論に及ぼす内受容感覚の影響-認知神経科学・加齢研究からのアプローチ(26350990)
【研究テーマ】基盤・社会脳科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】寺澤 悠理 慶應義塾大学, 文学部(日吉), 助教 (30585790)
【キーワード】内受容感覚 / 感情 / 認知機能 / 脳損傷 / 島皮質 (他6件)
【概要】本研究では、内受容感覚の鋭敏さ、種々の認知機能のパフォーマンス、感情認識能力、これらを支える神経基盤について検証し、内受容感覚と認知機能の関連性を理解することを目指した。加齢に伴う認知機能と感情の変化に焦点を当て、この目的にアプローチした。50代から70代の参加者に対して、内受容感覚の鋭敏さ、表情認識能力、注意機能、記憶機能を測定する課題を実施した。さらに機能的MRIおよび頭部構造MRIを撮像し、...
❏高齢者の認知・行動・感情特性に基づく新しいジェロンテクノロジー製品・環境設計指針(17310094)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】梅室 博行 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 准教授 (80251651)
【キーワード】老化 / 人間生活環境 / ジェロンテクノロジー / 認知科学 / ユーザインターフェース (他10件)
【概要】本研究では従来のジェロンテクノロジーの枠組みを拡大し、高齢者の感覚・知覚を含んだ認知プロセスの特性・行動特性・感情特性について長期間の継続調査を含む調査をおこない、さらにこれらの要因と高齢者の技術利用との関係を明らかにした.それらの結果を踏まえて高齢者が利用する技術を用いた製品や環境の設計に対し、従来のジェロンテクノロジーの枠組みを拡張した新たな観点からの指針を提案した. ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:動脈スティフネス加齢を含む研究件
❏近位大動脈ウインドケッセル機能-脳循環動態連関の解明:脳疾患発症予防の基礎研究(17H02186)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】菅原 順 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究グループ長 (00357261)
【キーワード】脳血管疾患 / 動脈スティフネス / 加齢 / 運動 / 心血管系疾患 (他9件)
【概要】脈波伝播速度法により近位大動脈ウインドケッセル機能を簡便に評価するための動脈推定式を作成した。これを用いて算出した指標(hbPWV)が脳循環動態の拍動性と相関することも示された。また、脳循環に対する姿勢の影響と近位大動脈機能の関与を検証し、立位から仰臥位への急激な姿勢変化が心臓一回拍出量を増大させ、脳の拍動性血流変動を引き起こすと考えられるが、持久性鍛錬者では、近位大動脈のウインドケッセル機能の向...
❏脳血管疾患発症予測のための中心動脈循環特性プロファイリング(26670116)
【研究テーマ】環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】菅原 順 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 人間情報研究部門, 主任研究員 (00357261)
【キーワード】脳血管疾患 / 加齢 / 動脈伸展性 / 有酸素性持久力 / 周波数解析 (他6件)
【概要】脳血管疾患発症予測に有用な新規マーカーの同定を目的とし、心臓から脳への血圧・血流伝達特性の評価法を検討した(研究課題1)。また現在、脳血管疾患発症予測マーカーとして注目されている頸動脈伸展性について、その制御因子の同定を行った(研究課題2)。課題1では、大動脈から脳への血圧・血流拍動性成分の伝達ゲインが-30mmHgの下半身陰圧負荷で増強されることが明らかとなり、交感神経刺激による脳循環拍動性成分...
【複合領域】健康・スポーツ科学:自己分泌加齢を含む研究件
❏アンチ・エイジングを目的とした運動による筋局所の性ホルモン産生(21300254)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】目崎 登 帝京平成大学, 地域医療学部, 教授 (30010408)
【キーワード】加齢 / 老化 / 自己分泌 / 運動 / 性ホルモン (他7件)
【概要】本研究では、加齢により高頻度に発症する生活習慣病やサルコペニアと骨格筋や心臓の局所性ステロイドホルモン合成能の関連性を検討し、アンチ・エイジングのための運動療法に筋局所の性ステロイドホルモン変動がどのように貢献しているのかを明らかにすることを目的とした。本研究成果は、加齢によって生活習慣病やサルコペニアの発症リスクが激増することに対して局所で産生されている性ホルモンが関与し、局所の性ホルモンの動態...
❏骨格筋における性ホルモン産生(17300204)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】目崎 登 帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 教授 (30010408)
【キーワード】骨格筋 / 性ホルモン / 自己分泌 / 運動 / 加齢 (他7件)
【概要】本研究では,性ホルモンの合成組織として骨格筋に着目し,その合成経路が運動により亢進することにより,性ホルモン合成の亢進に寄与するという仮説を立証することを目的とする.上記の研究課題を明らかにするために,骨格筋における性ホルモン合成酵素の発現の有無と局所性ホルモン代謝動態について検討した(研究課題I).さらに,運動による骨格筋内の性ホルモン産生経路を明らかにするために,運動が骨格筋内の性ホルモン合成...
【複合領域】健康・スポーツ科学:筋厚加齢を含む研究件
❏日本人の生活遂行能力(ライフ・フィットネス)に関する研究(12480007)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】金久 博昭 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (50161188)
【キーワード】生活遂行能力 / 筋量 / 筋力 / 筋パワー / 加齢変化 (他26件)
【概要】本研究は、多人数の被験者集団にも応用可能な簡便な筋量・筋機能の評価方法を確立すると同時に、それを若年齢者から高齢者までの幅広い年齢層に適応し、現代日本人の生活遂行能力(ライフ・フィットネス)の現状、およびそれを維持・増進するための運動プラグラムについて検討することを目的とした。その主な結果は次に示す通りであった。1)インピーダンス法および超音波法による体肢筋体積の測定値は、magnetic res...
❏加齢による筋の形態的・機能的特性の変化と身体運動の効果(06780056)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1994
【研究代表者】川上 泰雄 東京大学, 教養学部, 助手 (60234027)
【キーワード】超音波法 / 筋厚 / 羽状角 / 加齢 / 身体運動
【概要】本研究では、1)加齢に伴う体肢筋群の形態的・機能的特性の変化を定量化すること、2)身体運動がこれらの変化の程度に及ぼす効果について検討することを目的とした。形態的特性を把握するために、本研究では超音波法を用いて、筋の形状を測定した。成人男女について、青年層から高齢者まで幅広く測定を行ない,横断的なデータを収集した。加齢が筋に及ぼす変化と身体運動の効果を把握し、望ましい身体運動の種類及び強度について...
❏中高年齢者の加齢にともなう体力と骨密度に関する研究(05454597)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】福永 哲夫 東京大学, 教養学部, 教授 (40065222)
【キーワード】加齢 / 超音波法 / 皮下脂肪 / 筋 / 内蔵脂肪 (他13件)
【概要】超音波法を用いて全身12カ所の皮下脂肪厚,筋厚を測定し、30歳から70歳までの加齢変化を見た結果,皮下脂肪厚は大きな変化が見られなかったが,筋厚ではいずれの部位においても加齢に伴い減少する傾向が見られた.特に,上肢の変化に比較して下肢筋群の加齢減少が著しく,大腿前部の筋厚は30歳代に比較して70歳代では約50%に減少する傾向が見られた.又,超音波による骨密度を測定した結果,骨密度は加齢とともに減少...
【複合領域】健康・スポーツ科学:筋力加齢を含む研究件
❏成長および加齢に伴う柔軟性の変化とその改善方法に関する研究(15500406)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】川上 泰雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60234027)
【キーワード】柔軟性 / 関節可動域 / 筋腱複合体 / 加齢 / 成長 (他8件)
【概要】本研究では、「柔軟性」を関節可動域と定義し、以下の3点について検討を行った。すなわち、1)関節可動域の規定因子を筋腱特性の観点から明らかにすること、2)関節可動域およびその規定因子の性差および加齢変化を明らかにすること、3)関節可動域およびその規定因子の可塑性について検討すること、である。これらの目的のために、負荷を規定できる筋力計を開発し、筋腱複合体の伸長性を生体計測するシステムを構築した。この...
❏日本人の生活遂行能力(ライフ・フィットネス)に関する研究(12480007)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】金久 博昭 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (50161188)
【キーワード】生活遂行能力 / 筋量 / 筋力 / 筋パワー / 加齢変化 (他26件)
【概要】本研究は、多人数の被験者集団にも応用可能な簡便な筋量・筋機能の評価方法を確立すると同時に、それを若年齢者から高齢者までの幅広い年齢層に適応し、現代日本人の生活遂行能力(ライフ・フィットネス)の現状、およびそれを維持・増進するための運動プラグラムについて検討することを目的とした。その主な結果は次に示す通りであった。1)インピーダンス法および超音波法による体肢筋体積の測定値は、magnetic res...
❏人間の筋特性(大きさ・力強さ・しなやかさ)の加齢に伴う変化と身体活動能力との関係(11780010)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】川上 泰雄 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (60234027)
【キーワード】超音波法 / 高齢者 / 筋力 / 筋形状 / 腱組織 (他12件)
【概要】・平成11年度 筋形状の加齢変化に関する横断的研究 超音波法を用いて上肢(上腕部)および下肢筋(大腿部・下腿部)の筋形状(筋厚、羽状角)を計測した。被験者は健常青年、中高年を含む集団であった。その結果、筋形状の加齢変化は筋によって異なり、萎縮の少ない筋(特に上肢)と多い筋(特に下肢)が存在することが明らかになった。また、全ての筋において、筋厚と羽状角の間に正の相関関係が認められ、筋肥大は羽状角の増...
【複合領域】健康・スポーツ科学:筋腱複合体加齢を含む研究件
❏骨格筋を形・質・機能で捉える:一般人~アスリートの身体運動能力躍進を目指して(16H01870)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川上 泰雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60234027)
【キーワード】生体計測 / 筋腱複合体 / 成長・発育 / 加齢 / スポーツパフォーマンス (他16件)
【概要】人間の身体運動能力を支える骨格筋の「形態的・質的・機能的」特性の解明や、それらの可塑性に関する研究を進め、発展させた。4年間をかけて、アスリート、青年・中高齢者、子供(未就学児・低学年児)を対象にした研究を進め、それぞれについて、競技力との関連性、身体運動能力を支える骨格筋特性の解明や介入研究を通じたその改善法の開発、歩・走・跳といった基本的な運動能力の発達の特徴について、筋特性との関連性から検討...
❏身体運動のメカニズムと適応性の解明:骨格筋・腱動態の生体計測によるアプローチ(24300209)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】川上 泰雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60234027)
【キーワード】生体計測 / 筋腱複合体 / 筋腱相互作用 / 力学的特性 / トレーニング (他9件)
【概要】本研究は、人間の骨格筋・腱動態の生体計測を通じて身体運動に関わる骨格筋と腱の適応性について調べ、身体運動のメカニズムを明らかにすることを目的とした。超音波装置や3次元動作解析を通じて、下肢の筋や腱動態、ランニング中の下肢関節の力学的特性を評価した。また、筋収縮後に筋力が一過的に増加する現象に関して、事前の筋収縮強度、運動速度や強度が筋力や身体パフォーマンスに影響を及ぼすという知見を得た。さらに、レ...
❏パフォーマンス向上および障害予防の観点からみた腱組織の可塑性に関する研究(18680046)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】久保 啓太郎 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (70323459)
【キーワード】トレーニング科学 / トレーニング / 血液量 / 腱 / 酸素飽和度 (他10件)
【概要】ヒト生体の腱組織における加齢現象やトレーニングによる変化のメカニズムを「力学的因子」と「代謝的因子」との関わりから明らかにすることを目的とした。腱組織の伸展性は加齢とともに低下し、それは筋よりも早期に生じることが明らかになった。さらに、トレーニング様式により腱の力学的および代謝的因子に及ぼす影響が異なり、特に等尺性トレーニングでは腱血液量の増加を伴うことなく、腱ステイッフネスを著しく増加させた。...
【複合領域】健康・スポーツ科学:内蔵脂肪加齢を含む研究件
❏体幹部の内臓脂肪・皮下脂肪分布の定量:3次元解析と脂肪量の高精度推定式の開発(16K13057)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 史子 早稲田大学, 重点領域研究機構, 次席研究員(研究院講師) (20756184)
【キーワード】生活習慣病 / 生体計測 / 内臓脂肪 / 皮下脂肪 / 筋組織 (他16件)
【概要】MRI法を用いて、180名の中・高齢者及び青年を対象として体幹部における内臓脂肪と皮下脂肪の蓄積状態を可視化・定量した。脂肪のみならず筋組織、体幹全体についての評価を試み、骨格・骨格筋の発達度合いの計測と併せて体幹部の「からだつき」を評価した。 スマホアプリ「メタボウォッチ」を開発・リリースし、食習慣、運動習慣、睡眠、労働状況など、日本人の体型や生活習慣、運動習慣をITを活用しデータを収集した。ビ...
❏中高年齢者の加齢にともなう体力と骨密度に関する研究(05454597)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】福永 哲夫 東京大学, 教養学部, 教授 (40065222)
【キーワード】加齢 / 超音波法 / 皮下脂肪 / 筋 / 内蔵脂肪 (他13件)
【概要】超音波法を用いて全身12カ所の皮下脂肪厚,筋厚を測定し、30歳から70歳までの加齢変化を見た結果,皮下脂肪厚は大きな変化が見られなかったが,筋厚ではいずれの部位においても加齢に伴い減少する傾向が見られた.特に,上肢の変化に比較して下肢筋群の加齢減少が著しく,大腿前部の筋厚は30歳代に比較して70歳代では約50%に減少する傾向が見られた.又,超音波による骨密度を測定した結果,骨密度は加齢とともに減少...
【複合領域】健康・スポーツ科学:柔軟性加齢を含む研究件
❏成長および加齢に伴う柔軟性の変化とその改善方法に関する研究(15500406)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】川上 泰雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60234027)
【キーワード】柔軟性 / 関節可動域 / 筋腱複合体 / 加齢 / 成長 (他8件)
【概要】本研究では、「柔軟性」を関節可動域と定義し、以下の3点について検討を行った。すなわち、1)関節可動域の規定因子を筋腱特性の観点から明らかにすること、2)関節可動域およびその規定因子の性差および加齢変化を明らかにすること、3)関節可動域およびその規定因子の可塑性について検討すること、である。これらの目的のために、負荷を規定できる筋力計を開発し、筋腱複合体の伸長性を生体計測するシステムを構築した。この...
❏人間の筋特性(大きさ・力強さ・しなやかさ)の加齢に伴う変化と身体活動能力との関係(11780010)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】川上 泰雄 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (60234027)
【キーワード】超音波法 / 高齢者 / 筋力 / 筋形状 / 腱組織 (他12件)
【概要】・平成11年度 筋形状の加齢変化に関する横断的研究 超音波法を用いて上肢(上腕部)および下肢筋(大腿部・下腿部)の筋形状(筋厚、羽状角)を計測した。被験者は健常青年、中高年を含む集団であった。その結果、筋形状の加齢変化は筋によって異なり、萎縮の少ない筋(特に上肢)と多い筋(特に下肢)が存在することが明らかになった。また、全ての筋において、筋厚と羽状角の間に正の相関関係が認められ、筋肥大は羽状角の増...
【複合領域】健康・スポーツ科学:MRI法加齢を含む研究件
❏日本人の生活遂行能力(ライフ・フィットネス)に関する研究(12480007)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】金久 博昭 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (50161188)
【キーワード】生活遂行能力 / 筋量 / 筋力 / 筋パワー / 加齢変化 (他26件)
【概要】本研究は、多人数の被験者集団にも応用可能な簡便な筋量・筋機能の評価方法を確立すると同時に、それを若年齢者から高齢者までの幅広い年齢層に適応し、現代日本人の生活遂行能力(ライフ・フィットネス)の現状、およびそれを維持・増進するための運動プラグラムについて検討することを目的とした。その主な結果は次に示す通りであった。1)インピーダンス法および超音波法による体肢筋体積の測定値は、magnetic res...
❏日本人の内臓脂肪量に関する総合調査研究-性差,加齢変化,地域差,成人病との関連-(05304048)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】福永 哲夫 東京大学, 教養学部, 教授 (40065222)
【キーワード】内臓脂肪 / 皮下脂肪 / 体脂肪分布 / 超音波法 / 加齢 (他12件)
【概要】今年度は内臓脂肪量および皮下脂肪分布に及ぼす環境因子の影響について検討するため、東京近郊生活者と沖縄および北海道在住の同年代の男女について比較を行った。体脂肪率の測定は水中体重法により行い、皮下脂肪量およびその分布は超音波Bモード法による皮下脂肪厚と体表面積から各セグメントごとに算出して行った。また、内臓脂肪量は総体脂肪量と皮下脂肪量との差から推定した。その結果、沖縄在住の成人男女に比べ北海道で生...
【複合領域】健康・スポーツ科学:健康増進加齢を含む研究件
❏骨格筋を形・質・機能で捉える:一般人~アスリートの身体運動能力躍進を目指して(16H01870)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川上 泰雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60234027)
【キーワード】生体計測 / 筋腱複合体 / 成長・発育 / 加齢 / スポーツパフォーマンス (他16件)
【概要】人間の身体運動能力を支える骨格筋の「形態的・質的・機能的」特性の解明や、それらの可塑性に関する研究を進め、発展させた。4年間をかけて、アスリート、青年・中高齢者、子供(未就学児・低学年児)を対象にした研究を進め、それぞれについて、競技力との関連性、身体運動能力を支える骨格筋特性の解明や介入研究を通じたその改善法の開発、歩・走・跳といった基本的な運動能力の発達の特徴について、筋特性との関連性から検討...
❏中・高齢者の動脈コンプライアンス低下に対する筋力トレーニングの抑制効果(13780041)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】宮地 元彦 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 助教授 (60229870)
【キーワード】筋力トレーニング / 動脈コンプライアンス / 健康増進 / リスクファクター / 超音波診断 (他12件)
【概要】昨年度の研究において、加齢による動脈コンプライアンスの変化に筋力トレーニングが及ぼす影響を横断的手法により明らかにした。筋力トレーニング経験のない青年および中高年被験者34名と、ウエイトリフティングおよびパワーリフティングクラブ所属の青年および中高齢メンバー28名を被験者とし、循環器病の独立したリスクファクターである、左心室形態、頚動脈コンプライアンス、脈波速度による全身の動脈コンプライアンスを測...
【複合領域】健康・スポーツ科学:超音波法加齢を含む研究件
❏日本人の生活遂行能力(ライフ・フィットネス)に関する研究(12480007)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】金久 博昭 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (50161188)
【キーワード】生活遂行能力 / 筋量 / 筋力 / 筋パワー / 加齢変化 (他26件)
【概要】本研究は、多人数の被験者集団にも応用可能な簡便な筋量・筋機能の評価方法を確立すると同時に、それを若年齢者から高齢者までの幅広い年齢層に適応し、現代日本人の生活遂行能力(ライフ・フィットネス)の現状、およびそれを維持・増進するための運動プラグラムについて検討することを目的とした。その主な結果は次に示す通りであった。1)インピーダンス法および超音波法による体肢筋体積の測定値は、magnetic res...
❏人間の筋特性(大きさ・力強さ・しなやかさ)の加齢に伴う変化と身体活動能力との関係(11780010)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】川上 泰雄 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (60234027)
【キーワード】超音波法 / 高齢者 / 筋力 / 筋形状 / 腱組織 (他12件)
【概要】・平成11年度 筋形状の加齢変化に関する横断的研究 超音波法を用いて上肢(上腕部)および下肢筋(大腿部・下腿部)の筋形状(筋厚、羽状角)を計測した。被験者は健常青年、中高年を含む集団であった。その結果、筋形状の加齢変化は筋によって異なり、萎縮の少ない筋(特に上肢)と多い筋(特に下肢)が存在することが明らかになった。また、全ての筋において、筋厚と羽状角の間に正の相関関係が認められ、筋肥大は羽状角の増...
❏加齢による筋の形態的・機能的特性の変化と身体運動の効果(06780056)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1994
【研究代表者】川上 泰雄 東京大学, 教養学部, 助手 (60234027)
【キーワード】超音波法 / 筋厚 / 羽状角 / 加齢 / 身体運動
【概要】本研究では、1)加齢に伴う体肢筋群の形態的・機能的特性の変化を定量化すること、2)身体運動がこれらの変化の程度に及ぼす効果について検討することを目的とした。形態的特性を把握するために、本研究では超音波法を用いて、筋の形状を測定した。成人男女について、青年層から高齢者まで幅広く測定を行ない,横断的なデータを収集した。加齢が筋に及ぼす変化と身体運動の効果を把握し、望ましい身体運動の種類及び強度について...
【複合領域】健康・スポーツ科学:運動トレーニング加齢を含む研究件
❏近位大動脈ウインドケッセル機能-脳循環動態連関の解明:脳疾患発症予防の基礎研究(17H02186)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】菅原 順 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究グループ長 (00357261)
【キーワード】脳血管疾患 / 動脈スティフネス / 加齢 / 運動 / 心血管系疾患 (他9件)
【概要】脈波伝播速度法により近位大動脈ウインドケッセル機能を簡便に評価するための動脈推定式を作成した。これを用いて算出した指標(hbPWV)が脳循環動態の拍動性と相関することも示された。また、脳循環に対する姿勢の影響と近位大動脈機能の関与を検証し、立位から仰臥位への急激な姿勢変化が心臓一回拍出量を増大させ、脳の拍動性血流変動を引き起こすと考えられるが、持久性鍛錬者では、近位大動脈のウインドケッセル機能の向...
❏運動が動脈伸展性を増大させる機序に新しい血管炎症性タンパクPTX3は関与するか?(21300234)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】前田 清司 筑波大学, 体育系, 講師 (30282346)
【キーワード】有酸素性運動 / 動脈伸展性 / ペントラキシン3 / 抗炎症作用 / 加齢 (他13件)
【概要】加齢や肥満により大動脈などの中心動脈の伸展性は低下する。中心動脈伸展性の低下は心血管疾患の独立した危険因子となる。一方、習慣的な有酸素性運動は中心動脈伸展性を増大させるが、そのメカニズムは不明な点が多く、十分に明らかになっていない。本研究では、有酸素性運動トレーニングによる中心動脈伸展性増大のメカニズムに抗炎症作用を有するペントラキシン3(PTX3)が関与するか否かを検討した。本研究における肥満者...
【複合領域】健康・スポーツ科学:運動処方加齢を含む研究件
❏ニューロフィードバック制御型の神経結合動態計測による認知過誤リスク推定の研究(19H04025)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中井 敏晴 大阪大学, 歯学研究科, 招へい教授 (30344170)
【キーワード】ニューロフィードバック / fMRI / BMI / 運動処方 / 加齢 (他12件)
【概要】本研究ではNF-fMRIに小型ヒューマノイドを用いたBMIを開発し、加齢による認知機能予備能力の変化や其の頑強性を推定する指標を開発した。NF-fMRIの動態解析により加齢による脳活動領域拡大は課題遂行内容に基づく脳活動パタンの判別に有効な情報量を増やす効果が認められ高齢者でもNF訓練が有効であること、判別結果をより安定化させる事等が判明した。活動領域の拡大には再現性が認められ、学習内容に依存する...
❏運動処方への初期応答による高齢者の分類法の確立(15H03104)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中井 敏晴 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 神経情報画像開発研究室, 室長 (30344170)
【キーワード】加齢 / 運動処方 / 脳機能計測 / fMRI / 帯状回 (他8件)
【概要】fMRIを用いて高齢者に対する介入開始4週間後に運動処方の効果予測を行ない、運動処方の長期的効果を反映する脳活動指標を探索した。何れも前部帯状回の安静時脳活動が有力な指標候補と考えられた。認知負荷への応答特性を高精度で抽出するためのNeurofeedback fMRIを開発し年齢群間比較を行なったところ、若年者では後部帯状回と視覚野群の活動が脱賦活化されるが高齢者ではこの傾向は見られず、認知処理の...
❏日本人の生活遂行能力(ライフ・フィットネス)に関する研究(12480007)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】金久 博昭 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (50161188)
【キーワード】生活遂行能力 / 筋量 / 筋力 / 筋パワー / 加齢変化 (他26件)
【概要】本研究は、多人数の被験者集団にも応用可能な簡便な筋量・筋機能の評価方法を確立すると同時に、それを若年齢者から高齢者までの幅広い年齢層に適応し、現代日本人の生活遂行能力(ライフ・フィットネス)の現状、およびそれを維持・増進するための運動プラグラムについて検討することを目的とした。その主な結果は次に示す通りであった。1)インピーダンス法および超音波法による体肢筋体積の測定値は、magnetic res...
【複合領域】健康・スポーツ科学:皮下脂肪加齢を含む研究件
❏体幹部の内臓脂肪・皮下脂肪分布の定量:3次元解析と脂肪量の高精度推定式の開発(16K13057)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 史子 早稲田大学, 重点領域研究機構, 次席研究員(研究院講師) (20756184)
【キーワード】生活習慣病 / 生体計測 / 内臓脂肪 / 皮下脂肪 / 筋組織 (他16件)
【概要】MRI法を用いて、180名の中・高齢者及び青年を対象として体幹部における内臓脂肪と皮下脂肪の蓄積状態を可視化・定量した。脂肪のみならず筋組織、体幹全体についての評価を試み、骨格・骨格筋の発達度合いの計測と併せて体幹部の「からだつき」を評価した。 スマホアプリ「メタボウォッチ」を開発・リリースし、食習慣、運動習慣、睡眠、労働状況など、日本人の体型や生活習慣、運動習慣をITを活用しデータを収集した。ビ...
❏中高年齢者の加齢にともなう体力と骨密度に関する研究(05454597)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】福永 哲夫 東京大学, 教養学部, 教授 (40065222)
【キーワード】加齢 / 超音波法 / 皮下脂肪 / 筋 / 内蔵脂肪 (他13件)
【概要】超音波法を用いて全身12カ所の皮下脂肪厚,筋厚を測定し、30歳から70歳までの加齢変化を見た結果,皮下脂肪厚は大きな変化が見られなかったが,筋厚ではいずれの部位においても加齢に伴い減少する傾向が見られた.特に,上肢の変化に比較して下肢筋群の加齢減少が著しく,大腿前部の筋厚は30歳代に比較して70歳代では約50%に減少する傾向が見られた.又,超音波による骨密度を測定した結果,骨密度は加齢とともに減少...
❏日本人の内臓脂肪量に関する総合調査研究-性差,加齢変化,地域差,成人病との関連-(05304048)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】福永 哲夫 東京大学, 教養学部, 教授 (40065222)
【キーワード】内臓脂肪 / 皮下脂肪 / 体脂肪分布 / 超音波法 / 加齢 (他12件)
【概要】今年度は内臓脂肪量および皮下脂肪分布に及ぼす環境因子の影響について検討するため、東京近郊生活者と沖縄および北海道在住の同年代の男女について比較を行った。体脂肪率の測定は水中体重法により行い、皮下脂肪量およびその分布は超音波Bモード法による皮下脂肪厚と体表面積から各セグメントごとに算出して行った。また、内臓脂肪量は総体脂肪量と皮下脂肪量との差から推定した。その結果、沖縄在住の成人男女に比べ北海道で生...
【複合領域】健康・スポーツ科学:身体活動加齢を含む研究件
❏近位大動脈ウインドケッセル機能-脳循環動態連関の解明:脳疾患発症予防の基礎研究(17H02186)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】菅原 順 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究グループ長 (00357261)
【キーワード】脳血管疾患 / 動脈スティフネス / 加齢 / 運動 / 心血管系疾患 (他9件)
【概要】脈波伝播速度法により近位大動脈ウインドケッセル機能を簡便に評価するための動脈推定式を作成した。これを用いて算出した指標(hbPWV)が脳循環動態の拍動性と相関することも示された。また、脳循環に対する姿勢の影響と近位大動脈機能の関与を検証し、立位から仰臥位への急激な姿勢変化が心臓一回拍出量を増大させ、脳の拍動性血流変動を引き起こすと考えられるが、持久性鍛錬者では、近位大動脈のウインドケッセル機能の向...
❏身体活動に伴う血管新生に造血前駆細胞由来の内皮細胞が寄与するか?(11780050)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】宮地 元彦 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 助教授 (60229870)
【キーワード】造血幹細胞 / 血管新生 / 内皮細胞 / 加齢 / 身体活動 (他8件)
【概要】最近の研究では、造血前駆細胞(幹細胞)が内皮細胞へと形質変換し、虚血損傷筋における血管の再構築に寄与するとの報告がされており、このことは血管の再構築や血管新生に造血システムが寄与する可能性を示唆するものである。また、加齢に伴い血管の再構築や毛細血管新生能が低下することも知られている。この知見をもとに「加齢による血管再構築能に造血前駆細胞由来の血管内皮細胞の減少が寄与する」と仮説した。この仮説をヒト...
【複合領域】健康・スポーツ科学:身体組成加齢を含む研究件
❏体幹部の内臓脂肪・皮下脂肪分布の定量:3次元解析と脂肪量の高精度推定式の開発(16K13057)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 史子 早稲田大学, 重点領域研究機構, 次席研究員(研究院講師) (20756184)
【キーワード】生活習慣病 / 生体計測 / 内臓脂肪 / 皮下脂肪 / 筋組織 (他16件)
【概要】MRI法を用いて、180名の中・高齢者及び青年を対象として体幹部における内臓脂肪と皮下脂肪の蓄積状態を可視化・定量した。脂肪のみならず筋組織、体幹全体についての評価を試み、骨格・骨格筋の発達度合いの計測と併せて体幹部の「からだつき」を評価した。 スマホアプリ「メタボウォッチ」を開発・リリースし、食習慣、運動習慣、睡眠、労働状況など、日本人の体型や生活習慣、運動習慣をITを活用しデータを収集した。ビ...
❏日本人の生活遂行能力(ライフ・フィットネス)に関する研究(12480007)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】金久 博昭 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (50161188)
【キーワード】生活遂行能力 / 筋量 / 筋力 / 筋パワー / 加齢変化 (他26件)
【概要】本研究は、多人数の被験者集団にも応用可能な簡便な筋量・筋機能の評価方法を確立すると同時に、それを若年齢者から高齢者までの幅広い年齢層に適応し、現代日本人の生活遂行能力(ライフ・フィットネス)の現状、およびそれを維持・増進するための運動プラグラムについて検討することを目的とした。その主な結果は次に示す通りであった。1)インピーダンス法および超音波法による体肢筋体積の測定値は、magnetic res...
❏中高年齢者の加齢にともなう体力と骨密度に関する研究(05454597)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】福永 哲夫 東京大学, 教養学部, 教授 (40065222)
【キーワード】加齢 / 超音波法 / 皮下脂肪 / 筋 / 内蔵脂肪 (他13件)
【概要】超音波法を用いて全身12カ所の皮下脂肪厚,筋厚を測定し、30歳から70歳までの加齢変化を見た結果,皮下脂肪厚は大きな変化が見られなかったが,筋厚ではいずれの部位においても加齢に伴い減少する傾向が見られた.特に,上肢の変化に比較して下肢筋群の加齢減少が著しく,大腿前部の筋厚は30歳代に比較して70歳代では約50%に減少する傾向が見られた.又,超音波による骨密度を測定した結果,骨密度は加齢とともに減少...
【複合領域】健康・スポーツ科学:免疫機能加齢を含む研究件
❏唾液ストレスタンパクのモニタリングによるコンディション低下の予防に関する研究(22300235)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】河野 一郎 筑波大学, 名誉教授 (00132994)
【キーワード】ヒートショックプロテイン / 運動 / 加齢 / 免疫機能 / 口腔免疫 (他11件)
【概要】本研究では,唾液中のヒートショックプロテイン70(HSP70)が競技選手および高齢者のコンディション評価指標としての有用性について検討した.一過性高強度運動で唾液HSP70が増加することを示した.また継続的な高強度運動で安静時のHSP70は顕著な変動はしないが,その原因として高強度運動に対するHSP70応答の個人差が考えられた.さらに継続的な運動で高齢者の安静時HSP70が高まり,さらにHSP70...
❏高齢者における免疫機能の低下に対する運動効果に関する研究(19300228)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】河野 一郎 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (00132994)
【キーワード】運動 / 免疫機能 / 加齢
【概要】本研究は加齢による免疫機能の低下に対する運動の効果について検討することを目的とした.中等度の運動トレーニングにより,高齢者のT細胞の活性経路が亢進することを示した.また運動トレーニングにより高齢ラットの脾臓中のT細胞活性経路の亢進が認められた.さらに乳酸菌摂取と運動トレーニングの組み合わせにより,高齢者の粘膜免疫能の亢進が認められた.以上より,運動トレーニングによって高齢者の免疫機能が高まる可能性...
【複合領域】子ども学:運動加齢を含む研究件
❏骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発(20H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】エクソソーム / 加齢 / 運動 / 脳 / うつ (他13件)
【概要】【目的】脳由来神経栄養因子BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させるが、 最近の研究からうつやアルコール依存において血中BDNF量が減少することが示されており、うつ病のバイオマーカーや治療標的として注目されている。また、BDNFは脳以外の腸管粘膜においても発現することが明らかになっており、脳腸相関の観点から食による腸由来BDNFの制御が脳機能制御に重要な役割を果たす可能性がある。近年の...
❏近位大動脈ウインドケッセル機能-脳循環動態連関の解明:脳疾患発症予防の基礎研究(17H02186)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】菅原 順 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究グループ長 (00357261)
【キーワード】脳血管疾患 / 動脈スティフネス / 加齢 / 運動 / 心血管系疾患 (他9件)
【概要】脈波伝播速度法により近位大動脈ウインドケッセル機能を簡便に評価するための動脈推定式を作成した。これを用いて算出した指標(hbPWV)が脳循環動態の拍動性と相関することも示された。また、脳循環に対する姿勢の影響と近位大動脈機能の関与を検証し、立位から仰臥位への急激な姿勢変化が心臓一回拍出量を増大させ、脳の拍動性血流変動を引き起こすと考えられるが、持久性鍛錬者では、近位大動脈のウインドケッセル機能の向...
❏オートファジーによるタンパク分解は、加齢性筋肉減弱症を誘発するか?(23500778)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】佐久間 邦弘 豊橋技術科学大学, 工学部, 准教授 (60291176)
【キーワード】加齢 / 骨格筋 / 運動 / サルコペニア / オートファジー (他6件)
【概要】加齢マウス(24ヶ月齢)を用い、骨格筋におけるオートファジー関連物質の変化を調べた。加齢した骨格筋では、p62/SQSTM1およびBeclin-1蛋白の有意な増加がみられ、両物質とも細胞質で変化が顕著であった。蛍光免疫組織化学染色による検討でも、細胞質内にp62/SQSTM1は沈着していた。長期間の自発的な走運動はサルコペニアを軽減したが、オートファジー関連物質に顕著な変化は認められなかった。 ...
【複合領域】一般理論:個人差加齢を含む研究件
❏骨格筋を形・質・機能で捉える:一般人~アスリートの身体運動能力躍進を目指して(16H01870)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川上 泰雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60234027)
【キーワード】生体計測 / 筋腱複合体 / 成長・発育 / 加齢 / スポーツパフォーマンス (他16件)
【概要】人間の身体運動能力を支える骨格筋の「形態的・質的・機能的」特性の解明や、それらの可塑性に関する研究を進め、発展させた。4年間をかけて、アスリート、青年・中高齢者、子供(未就学児・低学年児)を対象にした研究を進め、それぞれについて、競技力との関連性、身体運動能力を支える骨格筋特性の解明や介入研究を通じたその改善法の開発、歩・走・跳といった基本的な運動能力の発達の特徴について、筋特性との関連性から検討...
❏ヒトの睡眠の動的制御に関わる脳内機序の解明(15K16416)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】岸 哲史 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 助教 (70748946)
【キーワード】睡眠 / 睡眠段階遷移 / 個人差 / 超日リズム / モデリング (他7件)
【概要】本研究では、睡眠段階の遷移現象に焦点を当て、睡眠の動的制御機序の一端を解明することを目的とした。本研究課題では、(1) 睡眠段階遷移のダイナミクスの背後には安定かつ頑健な個人差が存在すること、(2) 睡眠時間と睡眠の連続性の間には有意な正の相関関係があり、睡眠時間の個人差を生み出す機序として睡眠の連続性や安定性といった要因が考えられること、(3) 加齢は深睡眠の連続性を低下させ、このような睡眠徐波...
【生物学】人類学:二足歩行加齢を含む研究件
❏歩行における関節間シナジーの発現機構と進化・成長に伴う変化(25282183)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】西井 淳 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (00242040)
【キーワード】関節間シナジー / 二足歩行 / ニホンザル / 成長 / 加齢 (他16件)
【概要】関節間シナジーに着目する事で,二足歩行における制御戦略およびその成長や進化による変化を明らかにすることを目的として研究を実施し,以下の結果を得た。20歳前後の若年者では,両脚支持期等の特定の瞬間に足先位置を調整する関節間シナジーが強く働く。8歳の子どもでは関節間シナジーはまだ形成過程にある。70歳前後の高齢者には関節間シナジーの加齢による変化は認めらない。ニホンザルの二足歩行中の関節間シナジーはヒ...
❏適応能としての二足歩行運動(11304059)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】木村 賛 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (20161565)
【キーワード】二足歩行 / 進化 / ヒト / 霊長類 / 個体発達 (他8件)
【概要】本年度の研究成果は以下の通りである。木村(賛)は霊長類四肢骨格の形態を計測し、ロコモーションパタンとくに前後肢機能分化との関連を調べ、ヒト二足歩行の特徴を検討した。足立は高齢者階段歩行時の体節角度とタイミングを解析し、加齢変化を描出した。石田は中新世類人猿ナチョラピテクスの膝蓋骨の三次元形態解析を行い、類人猿ロコモーションの進化について考察した。木村(忠)は二足歩行に関係する前脛骨筋の筋線維構成と...
【生物学】人類学:進化加齢を含む研究件
❏歩行における関節間シナジーの発現機構と進化・成長に伴う変化(25282183)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】西井 淳 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (00242040)
【キーワード】関節間シナジー / 二足歩行 / ニホンザル / 成長 / 加齢 (他16件)
【概要】関節間シナジーに着目する事で,二足歩行における制御戦略およびその成長や進化による変化を明らかにすることを目的として研究を実施し,以下の結果を得た。20歳前後の若年者では,両脚支持期等の特定の瞬間に足先位置を調整する関節間シナジーが強く働く。8歳の子どもでは関節間シナジーはまだ形成過程にある。70歳前後の高齢者には関節間シナジーの加齢による変化は認めらない。ニホンザルの二足歩行中の関節間シナジーはヒ...
❏適応能としての二足歩行運動(11304059)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】木村 賛 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (20161565)
【キーワード】二足歩行 / 進化 / ヒト / 霊長類 / 個体発達 (他8件)
【概要】本年度の研究成果は以下の通りである。木村(賛)は霊長類四肢骨格の形態を計測し、ロコモーションパタンとくに前後肢機能分化との関連を調べ、ヒト二足歩行の特徴を検討した。足立は高齢者階段歩行時の体節角度とタイミングを解析し、加齢変化を描出した。石田は中新世類人猿ナチョラピテクスの膝蓋骨の三次元形態解析を行い、類人猿ロコモーションの進化について考察した。木村(忠)は二足歩行に関係する前脛骨筋の筋線維構成と...
【工学】総合工学:超音波加齢を含む研究件
❏加齢に伴う踵部脂肪体の形態と機能変化ー踵部痛の病態解明に向けた組織及び超音波研究(22K21250)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2022-08-31 - 2024-03-31
【研究代表者】前道 俊宏 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教 (80962323)
【キーワード】踵部脂肪体 / 加齢 / 超音波 / エラストグラフィ / 顕微鏡
【概要】
❏パフォーマンス向上および障害予防の観点からみた腱組織の可塑性に関する研究(18680046)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】久保 啓太郎 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (70323459)
【キーワード】トレーニング科学 / トレーニング / 血液量 / 腱 / 酸素飽和度 (他10件)
【概要】ヒト生体の腱組織における加齢現象やトレーニングによる変化のメカニズムを「力学的因子」と「代謝的因子」との関わりから明らかにすることを目的とした。腱組織の伸展性は加齢とともに低下し、それは筋よりも早期に生じることが明らかになった。さらに、トレーニング様式により腱の力学的および代謝的因子に及ぼす影響が異なり、特に等尺性トレーニングでは腱血液量の増加を伴うことなく、腱ステイッフネスを著しく増加させた。...
❏中高年齢者の加齢にともなう体力と骨密度に関する研究(05454597)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】福永 哲夫 東京大学, 教養学部, 教授 (40065222)
【キーワード】加齢 / 超音波法 / 皮下脂肪 / 筋 / 内蔵脂肪 (他13件)
【概要】超音波法を用いて全身12カ所の皮下脂肪厚,筋厚を測定し、30歳から70歳までの加齢変化を見た結果,皮下脂肪厚は大きな変化が見られなかったが,筋厚ではいずれの部位においても加齢に伴い減少する傾向が見られた.特に,上肢の変化に比較して下肢筋群の加齢減少が著しく,大腿前部の筋厚は30歳代に比較して70歳代では約50%に減少する傾向が見られた.又,超音波による骨密度を測定した結果,骨密度は加齢とともに減少...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:生体計測加齢を含む研究件
❏体幹部の内臓脂肪・皮下脂肪分布の定量:3次元解析と脂肪量の高精度推定式の開発(16K13057)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 史子 早稲田大学, 重点領域研究機構, 次席研究員(研究院講師) (20756184)
【キーワード】生活習慣病 / 生体計測 / 内臓脂肪 / 皮下脂肪 / 筋組織 (他16件)
【概要】MRI法を用いて、180名の中・高齢者及び青年を対象として体幹部における内臓脂肪と皮下脂肪の蓄積状態を可視化・定量した。脂肪のみならず筋組織、体幹全体についての評価を試み、骨格・骨格筋の発達度合いの計測と併せて体幹部の「からだつき」を評価した。 スマホアプリ「メタボウォッチ」を開発・リリースし、食習慣、運動習慣、睡眠、労働状況など、日本人の体型や生活習慣、運動習慣をITを活用しデータを収集した。ビ...
❏骨格筋を形・質・機能で捉える:一般人~アスリートの身体運動能力躍進を目指して(16H01870)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川上 泰雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60234027)
【キーワード】生体計測 / 筋腱複合体 / 成長・発育 / 加齢 / スポーツパフォーマンス (他16件)
【概要】人間の身体運動能力を支える骨格筋の「形態的・質的・機能的」特性の解明や、それらの可塑性に関する研究を進め、発展させた。4年間をかけて、アスリート、青年・中高齢者、子供(未就学児・低学年児)を対象にした研究を進め、それぞれについて、競技力との関連性、身体運動能力を支える骨格筋特性の解明や介入研究を通じたその改善法の開発、歩・走・跳といった基本的な運動能力の発達の特徴について、筋特性との関連性から検討...
❏身体運動のメカニズムと適応性の解明:骨格筋・腱動態の生体計測によるアプローチ(24300209)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】川上 泰雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60234027)
【キーワード】生体計測 / 筋腱複合体 / 筋腱相互作用 / 力学的特性 / トレーニング (他9件)
【概要】本研究は、人間の骨格筋・腱動態の生体計測を通じて身体運動に関わる骨格筋と腱の適応性について調べ、身体運動のメカニズムを明らかにすることを目的とした。超音波装置や3次元動作解析を通じて、下肢の筋や腱動態、ランニング中の下肢関節の力学的特性を評価した。また、筋収縮後に筋力が一過的に増加する現象に関して、事前の筋収縮強度、運動速度や強度が筋力や身体パフォーマンスに影響を及ぼすという知見を得た。さらに、レ...
【農学】農芸化学:機能性食品加齢を含む研究件
❏骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発(20H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】エクソソーム / 加齢 / 運動 / 脳 / うつ (他13件)
【概要】【目的】脳由来神経栄養因子BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させるが、 最近の研究からうつやアルコール依存において血中BDNF量が減少することが示されており、うつ病のバイオマーカーや治療標的として注目されている。また、BDNFは脳以外の腸管粘膜においても発現することが明らかになっており、脳腸相関の観点から食による腸由来BDNFの制御が脳機能制御に重要な役割を果たす可能性がある。近年の...
❏食品による腸管免疫系を介した加齢性炎症および脂肪組織における慢性炎症の制御(18H02152)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】八村 敏志 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (40238019)
【キーワード】腸管免疫系 / 慢性炎症 / 加齢性炎症 / 脂肪組織 / 樹状細胞 (他11件)
【概要】本研究は、加齢性炎症、脂肪組織の慢性炎症と腸管免疫系の関係を解明し、加齢性炎症、慢性炎症を抑制しうる食品素材を探索し、その機構を解明することを目的とした。加齢マウスにおいて腸間膜リンパ節樹状細胞のRALDH2遺伝子発現の低下により、レチノイン酸産生能が減少し、制御性T細胞の誘導が低下することが明らかになった。また、β-elemeneが、腸管樹状細胞を介した制御性T細胞誘導により、高脂肪食摂取マウス...
❏老化に伴う疾患の発症及び進行を抑制する物質の単離とその作用機序の解明(24659181)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】千葉 卓哉 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40336152)
【キーワード】老化 / トランスジェニックマウス / 機能性食品 / ガン / 臓器連関 (他15件)
【概要】細胞およびマウスをもちいた抗老化物質探索系の構築と実験系の評価、および抗老化状態と関連する細胞内シグナル伝達系の解析を行った。細胞、およびマウスをもちいた両方の実験系において、複数の既存物質を添加、または投与することによって、抗老化と関連した代謝状態を模倣できる可能性が示唆された。これらの結果から、構築した実験系が有効に機能することが示唆され、さらに抗老化状態と関連する細胞内シグナル伝達系の一部を...
【農学】動物生命科学:レビー小体加齢を含む研究件
❏動物脳における神経細胞死とアミロイドβ蛋白沈着に関する研究(13760208)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】内田 和幸 宮崎大学, 農学部, 助手 (10223554)
【キーワード】βアミロイド / ドーパ産生神経細胞 / イヌ / 中脳黒質 / レビー小体 (他10件)
【概要】本研究期間において、イヌの大脳、海馬、中脳の神経細胞についてβアミロイド沈着の有無、ssDNA抗体によるアポトーシス細胞数、ユビキチン抗体による変性神経突起数、GFAP抗体により星状膠細胞増殖率等を検索し数値化すると同時に、これらの部位における神経細胞の基本的な病理学的変化をしらべた。中脳については、特に黒質領域の病変を限定して検索する目的で、チロシンヒドロキシラーゼ(TH)に対する抗体を用いて黒...
❏アミロイドβタンパクの生理活性および神経毒性に関する研究(11460145)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】立山 晉 (立山 晋) 宮崎大学, 農学部, 教授 (90041003)
【キーワード】アミロイドβタンパク / イヌ / アポトーシス / 中脳黒質 / レビー小体 (他18件)
【概要】平成14年度は本研究の最終年度にあたり、前年度までに実施された研究の取りまとめを中心に行った。平成13年度から14年度にかけ実施した研究のうち、イヌの中脳黒質の加齢性病変について論文として公表した(J.Vet.Med.Sci.2003,65,Vol.2 In press.)。本研究では、チロシンヒドロキシラーゼ(TH)に対する抗体を用いて黒質のドパミン生成神経細胞を描出し、同部の加齢性変化を検討し...
【農学】動物生命科学:イヌ加齢を含む研究件
❏動物脳における神経細胞死とアミロイドβ蛋白沈着に関する研究(13760208)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】内田 和幸 宮崎大学, 農学部, 助手 (10223554)
【キーワード】βアミロイド / ドーパ産生神経細胞 / イヌ / 中脳黒質 / レビー小体 (他10件)
【概要】本研究期間において、イヌの大脳、海馬、中脳の神経細胞についてβアミロイド沈着の有無、ssDNA抗体によるアポトーシス細胞数、ユビキチン抗体による変性神経突起数、GFAP抗体により星状膠細胞増殖率等を検索し数値化すると同時に、これらの部位における神経細胞の基本的な病理学的変化をしらべた。中脳については、特に黒質領域の病変を限定して検索する目的で、チロシンヒドロキシラーゼ(TH)に対する抗体を用いて黒...
❏アミロイドβタンパクの生理活性および神経毒性に関する研究(11460145)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】立山 晉 (立山 晋) 宮崎大学, 農学部, 教授 (90041003)
【キーワード】アミロイドβタンパク / イヌ / アポトーシス / 中脳黒質 / レビー小体 (他18件)
【概要】平成14年度は本研究の最終年度にあたり、前年度までに実施された研究の取りまとめを中心に行った。平成13年度から14年度にかけ実施した研究のうち、イヌの中脳黒質の加齢性病変について論文として公表した(J.Vet.Med.Sci.2003,65,Vol.2 In press.)。本研究では、チロシンヒドロキシラーゼ(TH)に対する抗体を用いて黒質のドパミン生成神経細胞を描出し、同部の加齢性変化を検討し...
【農学】動物生命科学:中脳黒質加齢を含む研究件
❏動物脳における神経細胞死とアミロイドβ蛋白沈着に関する研究(13760208)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】内田 和幸 宮崎大学, 農学部, 助手 (10223554)
【キーワード】βアミロイド / ドーパ産生神経細胞 / イヌ / 中脳黒質 / レビー小体 (他10件)
【概要】本研究期間において、イヌの大脳、海馬、中脳の神経細胞についてβアミロイド沈着の有無、ssDNA抗体によるアポトーシス細胞数、ユビキチン抗体による変性神経突起数、GFAP抗体により星状膠細胞増殖率等を検索し数値化すると同時に、これらの部位における神経細胞の基本的な病理学的変化をしらべた。中脳については、特に黒質領域の病変を限定して検索する目的で、チロシンヒドロキシラーゼ(TH)に対する抗体を用いて黒...
❏アミロイドβタンパクの生理活性および神経毒性に関する研究(11460145)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】立山 晉 (立山 晋) 宮崎大学, 農学部, 教授 (90041003)
【キーワード】アミロイドβタンパク / イヌ / アポトーシス / 中脳黒質 / レビー小体 (他18件)
【概要】平成14年度は本研究の最終年度にあたり、前年度までに実施された研究の取りまとめを中心に行った。平成13年度から14年度にかけ実施した研究のうち、イヌの中脳黒質の加齢性病変について論文として公表した(J.Vet.Med.Sci.2003,65,Vol.2 In press.)。本研究では、チロシンヒドロキシラーゼ(TH)に対する抗体を用いて黒質のドパミン生成神経細胞を描出し、同部の加齢性変化を検討し...
【農学】動物生命科学:神経細胞内封入体加齢を含む研究件
❏動物脳における神経細胞死とアミロイドβ蛋白沈着に関する研究(13760208)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】内田 和幸 宮崎大学, 農学部, 助手 (10223554)
【キーワード】βアミロイド / ドーパ産生神経細胞 / イヌ / 中脳黒質 / レビー小体 (他10件)
【概要】本研究期間において、イヌの大脳、海馬、中脳の神経細胞についてβアミロイド沈着の有無、ssDNA抗体によるアポトーシス細胞数、ユビキチン抗体による変性神経突起数、GFAP抗体により星状膠細胞増殖率等を検索し数値化すると同時に、これらの部位における神経細胞の基本的な病理学的変化をしらべた。中脳については、特に黒質領域の病変を限定して検索する目的で、チロシンヒドロキシラーゼ(TH)に対する抗体を用いて黒...
❏アミロイドβタンパクの生理活性および神経毒性に関する研究(11460145)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】立山 晉 (立山 晋) 宮崎大学, 農学部, 教授 (90041003)
【キーワード】アミロイドβタンパク / イヌ / アポトーシス / 中脳黒質 / レビー小体 (他18件)
【概要】平成14年度は本研究の最終年度にあたり、前年度までに実施された研究の取りまとめを中心に行った。平成13年度から14年度にかけ実施した研究のうち、イヌの中脳黒質の加齢性病変について論文として公表した(J.Vet.Med.Sci.2003,65,Vol.2 In press.)。本研究では、チロシンヒドロキシラーゼ(TH)に対する抗体を用いて黒質のドパミン生成神経細胞を描出し、同部の加齢性変化を検討し...
【農学】森林圏科学:水ストレス加齢を含む研究件
❏実験的手法によるスギ高齢木の環境適応機構の解析(11660141)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】丹下 健 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (20179922)
【キーワード】スギ / 加齢 / 水ストレス / 細胞弾性率 / P-V曲線 (他17件)
【概要】樹木は加齢に伴って樹高が高くなり、葉の着生高も上昇する。葉の着生高が高くなることは光の獲得では有利であるが、水をより高い位置まで引き上げることになるため、水ストレスが光合成の制限要因となることが指摘されている。本研究では、接ぎ木等の実験的な手法を用いて、葉の着生高が高くなることによる光合成速度の低下を実証するとともに、水ストレスによる光合成の低下を緩和するような適応的な反応をスギの葉が示すことを明...
❏加齢にともなう樹木の物質生産特性の変化(08660180)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】丹下 健 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (20179922)
【キーワード】スギ / 加齢 / 通水抵抗 / 気孔コンダクタンス / 樹冠光合成速度 (他10件)
【概要】東京大学農学部附属千葉演習林内の12年生スギ造林木(推定葉量:3.9kg)と90年生スギ造林木(17.4kg)について、樹冠チャンバー法による樹冠蒸散速度と光合成速度の測定を継続した。さらに、ヒートパルス法による樹液流速度とプレッシャーチャンバー法による葉の水ポテンシャルの測定を行い、根から葉までの通水抵抗を測定した。その結果、12年生造林木に比べて90年生造林木では、通水抵抗が大きいことが明らか...
【農学】森林圏科学:スギ加齢を含む研究件
❏実験的手法によるスギ高齢木の環境適応機構の解析(11660141)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】丹下 健 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (20179922)
【キーワード】スギ / 加齢 / 水ストレス / 細胞弾性率 / P-V曲線 (他17件)
【概要】樹木は加齢に伴って樹高が高くなり、葉の着生高も上昇する。葉の着生高が高くなることは光の獲得では有利であるが、水をより高い位置まで引き上げることになるため、水ストレスが光合成の制限要因となることが指摘されている。本研究では、接ぎ木等の実験的な手法を用いて、葉の着生高が高くなることによる光合成速度の低下を実証するとともに、水ストレスによる光合成の低下を緩和するような適応的な反応をスギの葉が示すことを明...
❏加齢にともなう樹木の物質生産特性の変化(08660180)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】丹下 健 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (20179922)
【キーワード】スギ / 加齢 / 通水抵抗 / 気孔コンダクタンス / 樹冠光合成速度 (他10件)
【概要】東京大学農学部附属千葉演習林内の12年生スギ造林木(推定葉量:3.9kg)と90年生スギ造林木(17.4kg)について、樹冠チャンバー法による樹冠蒸散速度と光合成速度の測定を継続した。さらに、ヒートパルス法による樹液流速度とプレッシャーチャンバー法による葉の水ポテンシャルの測定を行い、根から葉までの通水抵抗を測定した。その結果、12年生造林木に比べて90年生造林木では、通水抵抗が大きいことが明らか...
【農学】水圏応用科学:成長加齢を含む研究件
❏骨格筋を形・質・機能で捉える:一般人~アスリートの身体運動能力躍進を目指して(16H01870)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川上 泰雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60234027)
【キーワード】生体計測 / 筋腱複合体 / 成長・発育 / 加齢 / スポーツパフォーマンス (他16件)
【概要】人間の身体運動能力を支える骨格筋の「形態的・質的・機能的」特性の解明や、それらの可塑性に関する研究を進め、発展させた。4年間をかけて、アスリート、青年・中高齢者、子供(未就学児・低学年児)を対象にした研究を進め、それぞれについて、競技力との関連性、身体運動能力を支える骨格筋特性の解明や介入研究を通じたその改善法の開発、歩・走・跳といった基本的な運動能力の発達の特徴について、筋特性との関連性から検討...
❏歩行における関節間シナジーの発現機構と進化・成長に伴う変化(25282183)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】西井 淳 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (00242040)
【キーワード】関節間シナジー / 二足歩行 / ニホンザル / 成長 / 加齢 (他16件)
【概要】関節間シナジーに着目する事で,二足歩行における制御戦略およびその成長や進化による変化を明らかにすることを目的として研究を実施し,以下の結果を得た。20歳前後の若年者では,両脚支持期等の特定の瞬間に足先位置を調整する関節間シナジーが強く働く。8歳の子どもでは関節間シナジーはまだ形成過程にある。70歳前後の高齢者には関節間シナジーの加齢による変化は認めらない。ニホンザルの二足歩行中の関節間シナジーはヒ...
❏成長および加齢に伴う柔軟性の変化とその改善方法に関する研究(15500406)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】川上 泰雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60234027)
【キーワード】柔軟性 / 関節可動域 / 筋腱複合体 / 加齢 / 成長 (他8件)
【概要】本研究では、「柔軟性」を関節可動域と定義し、以下の3点について検討を行った。すなわち、1)関節可動域の規定因子を筋腱特性の観点から明らかにすること、2)関節可動域およびその規定因子の性差および加齢変化を明らかにすること、3)関節可動域およびその規定因子の可塑性について検討すること、である。これらの目的のために、負荷を規定できる筋力計を開発し、筋腱複合体の伸長性を生体計測するシステムを構築した。この...
【医歯薬学】基礎医学:嗅覚障害加齢を含む研究件
❏IGF-1とビタミンDによる加齢性嗅覚障害に対する臨床応用への基礎的研究(19K09841)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】上羽 瑠美 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (10597131)
【キーワード】嗅覚障害 / 加齢 / IGF-1 / VitD / 嗅神経上皮 (他6件)
【概要】C57BL/6マウスにVitD,rhIGF-1投与の上、加齢モデルを作成した。加齢コントロール群,加齢VitD投与群,加齢rhIGF-1投与群,加齢rhIGF-1+VitD投与群の4群とし、これらの動物モデルと若齢コントロール群において、骨髄・胸腺・脾臓を摘出し、各臓器の細胞数、構成細胞をフローサイトメトリーで解析した. 骨髄においては,老齢群では若齢群に比較し、B細胞が減少、好中球が増加していた...
❏喫煙性嗅覚障害の分子機序と嗅上皮再生環境の解明(16K20231)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上羽 瑠美 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (10597131)
【キーワード】タバコ煙 / 嗅神経上皮 / 嗅覚障害 / 加齢 / 嗅粘膜 (他8件)
【概要】本研究ではタバコ煙溶液(CSS)を用いて喫煙モデル動物を作製し、嗅覚障害及び回復過程の機序や背景を検証した。高齢者の嗅覚障害に喫煙が与える影響も検証した。 CSS投与により嗅上皮の嗅覚前駆細胞を障害し、成熟嗅神経細胞の低下と嗅覚障害が生じること,炎症性サイトカインが関与していることを明らかにした。また,CSS投与により嗅上皮再生が遅延すること,その機序として,嗅覚前駆細胞の分裂・分化過程を障害する...
【医歯薬学】基礎医学:嗅神経上皮加齢を含む研究件
❏IGF-1とビタミンDによる加齢性嗅覚障害に対する臨床応用への基礎的研究(19K09841)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】上羽 瑠美 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (10597131)
【キーワード】嗅覚障害 / 加齢 / IGF-1 / VitD / 嗅神経上皮 (他6件)
【概要】C57BL/6マウスにVitD,rhIGF-1投与の上、加齢モデルを作成した。加齢コントロール群,加齢VitD投与群,加齢rhIGF-1投与群,加齢rhIGF-1+VitD投与群の4群とし、これらの動物モデルと若齢コントロール群において、骨髄・胸腺・脾臓を摘出し、各臓器の細胞数、構成細胞をフローサイトメトリーで解析した. 骨髄においては,老齢群では若齢群に比較し、B細胞が減少、好中球が増加していた...
❏喫煙性嗅覚障害の分子機序と嗅上皮再生環境の解明(16K20231)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上羽 瑠美 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (10597131)
【キーワード】タバコ煙 / 嗅神経上皮 / 嗅覚障害 / 加齢 / 嗅粘膜 (他8件)
【概要】本研究ではタバコ煙溶液(CSS)を用いて喫煙モデル動物を作製し、嗅覚障害及び回復過程の機序や背景を検証した。高齢者の嗅覚障害に喫煙が与える影響も検証した。 CSS投与により嗅上皮の嗅覚前駆細胞を障害し、成熟嗅神経細胞の低下と嗅覚障害が生じること,炎症性サイトカインが関与していることを明らかにした。また,CSS投与により嗅上皮再生が遅延すること,その機序として,嗅覚前駆細胞の分裂・分化過程を障害する...
【医歯薬学】基礎医学:脳機能計測加齢を含む研究件
❏ニューロフィードバック制御型の神経結合動態計測による認知過誤リスク推定の研究(19H04025)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中井 敏晴 大阪大学, 歯学研究科, 招へい教授 (30344170)
【キーワード】ニューロフィードバック / fMRI / BMI / 運動処方 / 加齢 (他12件)
【概要】本研究ではNF-fMRIに小型ヒューマノイドを用いたBMIを開発し、加齢による認知機能予備能力の変化や其の頑強性を推定する指標を開発した。NF-fMRIの動態解析により加齢による脳活動領域拡大は課題遂行内容に基づく脳活動パタンの判別に有効な情報量を増やす効果が認められ高齢者でもNF訓練が有効であること、判別結果をより安定化させる事等が判明した。活動領域の拡大には再現性が認められ、学習内容に依存する...
❏運動処方への初期応答による高齢者の分類法の確立(15H03104)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中井 敏晴 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 神経情報画像開発研究室, 室長 (30344170)
【キーワード】加齢 / 運動処方 / 脳機能計測 / fMRI / 帯状回 (他8件)
【概要】fMRIを用いて高齢者に対する介入開始4週間後に運動処方の効果予測を行ない、運動処方の長期的効果を反映する脳活動指標を探索した。何れも前部帯状回の安静時脳活動が有力な指標候補と考えられた。認知負荷への応答特性を高精度で抽出するためのNeurofeedback fMRIを開発し年齢群間比較を行なったところ、若年者では後部帯状回と視覚野群の活動が脱賦活化されるが高齢者ではこの傾向は見られず、認知処理の...
【医歯薬学】基礎医学:記憶・学習加齢を含む研究件
❏加齢性認知機能低下に伴う細胞内Caホメオスタシスの変化の可視化(22K06038)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】伊藤 公一 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任准教授 (50330874)
【キーワード】Caホメオスタシス / 加齢 / 記憶・学習 / 画像解析 / シナプス可塑性
【概要】
❏海馬神経伝達および神経ネットワークにおける細胞内Ca ホメオスタシスの役割(16K08070)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】伊藤 公一 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任准教授 (50330874)
【キーワード】シナプス可塑性 / 加齢 / Ca2+ホメオスタシス / 記憶・学習 / シナプス (他9件)
【概要】海馬神経伝達および神経ネットワークにおけるCa2+シグナルは細胞内Ca2+ホメオスタシスの基に一定に成り立っており、これが崩壊するとシナプス機能にも大きく影響があると考えられる。本研究により記憶・学習の素過程とされるシナプス可塑性へのCa2+ホメオスタシス関連分子群の関与、および加齢性認知機能低下のメカニズムとしてCa2+ホメオスタシスの加齢性変化が関与していることが定量的に明らかになった。 ...
【医歯薬学】境界医学:ジェロントロジー加齢を含む研究件
❏現代イギリス文学・文化における老いの意味と経験、主体性の研究(25770115)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】迫 桂 慶應義塾大学, 経済学部(日吉), 准教授 (60548262)
【キーワード】老い / 認知症 / medical humanities / ジェロントロジー / 病い (他20件)
【概要】世界的人口高齢化が進行する今、老いの経験を多角的に、かつ、主体的な視点から理解することの重要性が増している。本研究では、文化テキストにおける老いの表現を分析し、老いの文化的意味、及び、それを規定する価値体系を考察した。具体的には、欧米圏と日本で生産された小説、映画、漫画作品を主な対象として、老いの表現を分析した。特に、認知症と介護のテーマに注目し、表象と介護における倫理的側面について考えつつ、老い...
❏戦後・現代イギリス文学における「老い」とその変容(22720112)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】迫 桂 慶應義塾大学, 経済学部, 講師 (60548262)
【キーワード】老い / ジェロントロジー / ageing / gerontology / ジェンダー (他13件)
【概要】現代イギリス社会における「老い」を、文化的観点、身体論的観点、文学的観点から考察した。老いの意味と経験が文化的要素に深く規定されていること、老いの身体的現実を否定する言説が広く浸透していることが確認され、その過程と様子がさまざまなテキスト分析によって示された。結果的に、高齢化の進む社会において、老年期及び老年者の主体が、他者化されることなく、いかに表象・理解されうるかが大きな課題であることが理解さ...
【医歯薬学】内科系臨床医学:心不全 Heart Failure加齢を含む研究件
❏小区分59040:栄養学および健康科学関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】筋萎縮
【研究期間】サルコペニア
【研究代表者】リン脂質
【キーワード】加齢
【概要】我々は、終夜睡眠ポリグラフ検査結果の脳波より安静閉眼覚醒状態を判定し、その間の鼻口センサーのサーミスターによる気流の記録からシャノンのエントロピーS(entropy S)を算出した。虚血性心疾患の既往、心房細動、慢性心不全の患者で呼吸リズムから算出したentropy Sは有意に高値であった。すなわち、臨床的に心不全と診断・治療されてない患者群でも、既に呼吸リズムの不規則性がみられることが示された。...
❏造血幹細胞と心臓マクロファージの加齢的変化に伴う高齢者心不全の病態解明(18K08061)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中山 幸輝 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (70721885)
【キーワード】心不全 / マクロファージ / 老化 / 加齢 / 造血幹細胞 (他7件)
【概要】生理的状態では、心臓の微小環境を揺るがす様々なストレスに対して、可塑性をもった心臓マクロファージが組織恒常性を維持させているが、maladaptiveな免疫応答は組織リモデリングを引き起こす。老化による、内的または外的ストレスが心臓マクロファージの心保護作用の閾値を超えると、心臓マクロファージのロバストネス自体に悪影響を与え、その後の不安定化に対する忍容性が低下すると予想した。そこで本研究計画では...
❏リン脂質代謝調節に基づくサルコペニアの新規分子機序の解明(18K17935)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】門口 智泰 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 研究員 (10762049)
【キーワード】筋萎縮 / サルコペニア / リン脂質 / 加齢 / 老化 (他7件)
【概要】令和2年度は、6ヶ月齢の若齢マウスおよび24ヶ月齢に到達した加齢マウスの下肢骨格筋サンプル(腓腹筋)を用い、リピドーム解析によりリン脂質代謝産物を網羅的に観察することで加齢による筋萎縮とリン脂質代謝産物との関連性を調べた。 各群の下肢骨格筋サンプルを対象に、エレクトロスプレーイオン化法を用いた液体クロマトグラフィータンデム質量分析によるエイコサノイド・ドコサノイド解析を実施し、リン脂質代謝産物を同...
【医歯薬学】内科系臨床医学:脳損傷加齢を含む研究件
❏脳損傷と加齢が潜在意味構造に与える影響の解明:自然言語処理に基づいたアプローチ(20K21831)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】板口 典弘 慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (50706637)
【キーワード】意味 / LDA / 自然言語解析 / 失語症 / 言語流暢性 (他8件)
【概要】本研究では,自然言語解析に基づいた意味ネットワーク解析手法を開発し,脳損傷(失語症状)および加齢が,ネットワーク構造に与える影響を解明することを目指す。具体的には,(1) LDAを用いて日本語における単語間の客観的な意味連想関係を抽出・数値化する。次に,(2) 個人の意味ネットワーク構造の特徴を定量化する方法論を確立する。最後に,(3) 脳損傷・加齢による意味構造変容を定量化するとともに,それらを...
❏記憶・推論に及ぼす内受容感覚の影響-認知神経科学・加齢研究からのアプローチ(26350990)
【研究テーマ】基盤・社会脳科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】寺澤 悠理 慶應義塾大学, 文学部(日吉), 助教 (30585790)
【キーワード】内受容感覚 / 感情 / 認知機能 / 脳損傷 / 島皮質 (他6件)
【概要】本研究では、内受容感覚の鋭敏さ、種々の認知機能のパフォーマンス、感情認識能力、これらを支える神経基盤について検証し、内受容感覚と認知機能の関連性を理解することを目指した。加齢に伴う認知機能と感情の変化に焦点を当て、この目的にアプローチした。50代から70代の参加者に対して、内受容感覚の鋭敏さ、表情認識能力、注意機能、記憶機能を測定する課題を実施した。さらに機能的MRIおよび頭部構造MRIを撮像し、...
【医歯薬学】外科系臨床医学:常在細菌叢加齢を含む研究件
❏加齢と常在細菌叢の変化によるマイボーム腺脂質代謝制御機構の変調の解明(22K09771)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】鈴木 智 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (30613236)
【キーワード】マイボーム腺 / 性ホルモン / 常在細菌叢 / 加齢 / 脂質生合成
【概要】
❏常在細菌叢と性ホルモンによるマイボーム腺脂質代謝制御機構及び眼表面疾患病態の解明(19K09996)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】鈴木 智 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (30613236)
【キーワード】マイボーム腺 / マイボーム腺機能不全 / マイボーム腺炎 / ドライアイ / マイクロバイオーム (他13件)
【概要】マイボーム腺分泌脂(meibum)の常在細菌叢の網羅的解析と網羅的脂質分析を行った。健常者では、加齢に伴い細菌の多様性が低下し、Cutibacterium acnesの相対存在量が有意に低下することが明らかとなった。また、若年と比較し、高齢者とマイボーム腺機能不全(MGD)患者では、meibumの非極性脂質が有意に低下し、極性脂質が有意に増加して、「ぼやける」等見え方の「質」に関連する自覚症状との...
【医歯薬学】外科系臨床医学:マイボーム腺加齢を含む研究件
❏加齢と常在細菌叢の変化によるマイボーム腺脂質代謝制御機構の変調の解明(22K09771)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】鈴木 智 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (30613236)
【キーワード】マイボーム腺 / 性ホルモン / 常在細菌叢 / 加齢 / 脂質生合成
【概要】
❏常在細菌叢と性ホルモンによるマイボーム腺脂質代謝制御機構及び眼表面疾患病態の解明(19K09996)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】鈴木 智 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (30613236)
【キーワード】マイボーム腺 / マイボーム腺機能不全 / マイボーム腺炎 / ドライアイ / マイクロバイオーム (他13件)
【概要】マイボーム腺分泌脂(meibum)の常在細菌叢の網羅的解析と網羅的脂質分析を行った。健常者では、加齢に伴い細菌の多様性が低下し、Cutibacterium acnesの相対存在量が有意に低下することが明らかとなった。また、若年と比較し、高齢者とマイボーム腺機能不全(MGD)患者では、meibumの非極性脂質が有意に低下し、極性脂質が有意に増加して、「ぼやける」等見え方の「質」に関連する自覚症状との...
【医歯薬学】外科系臨床医学:記憶加齢を含む研究件
❏なつかしさ感情の機能と個人差:認知・神経基盤の解明と応用(16H02837)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】楠見 孝 京都大学, 教育学研究科, 教授 (70195444)
【キーワード】記憶 / 感情 / ノスタルジア / エピソード記憶 / 自伝的記憶 (他9件)
【概要】なつかしさの機能と個人差に関して,その認知的・神経科学的基盤を解明し,回想法等への応用に役立てるために研究を進めた。 第1に,なつかしさの機能と個人差の認知的基盤を解明するための心理尺度と実験課題を開発し,16歳から90歳の市民に対する大規模調査と大学生への実験によって検討した。第2に,なつかしさの機能における個人差の神経基盤を同定するためのfMRI課題を作成し,大学生に実施した。第3に,髄液バイ...
❏中高年者の高次脳機能と筋運動機能および生活習慣との関連に関する神経心理学的研究(19330158)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】高次脳機能 / 記憶 / 注意 / 言語 / 中高年者 (他10件)
【概要】本研究は平成19年度時点で24年間継続されている名古屋大学八雲研究の一端を担うもので、中高年者の高次脳機能についての神経心理学検討を住民検診の一貫として実施したものである。とくに(1)中高年者の注意、記憶、言語機能に焦点を当てその発達的特性の理解,(2)注意、記憶、言語機能を測定すべく開発した名古屋大学神経心理学検査バッテリの脳画像研究を含めた標準化手続き、(3)認知機能と骨・運動系機能との関係の...
【医歯薬学】外科系臨床医学:加齢変化加齢を含む研究件
❏造血システムの加齢に伴うエピゲノム変化と造血器腫瘍発症の分子基盤(18K08348)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】大島 基彦 東京大学, 医科学研究所, 助教 (70506287)
【キーワード】加齢 / 造血 / 造血幹細胞 / ATAC-seq / 加齢変化 (他8件)
【概要】本研究では、加齢に伴う造血システムの生理的な変化の分子基盤を解明し、その造血器疾患における病因論的意義を示す目的で、若齢および老齢マウスの造血幹、前駆細胞における、遺伝子発現とオープンクロマチン領域の変化について検証を行った。その結果、老齢造血幹、前駆細胞では、様々な転写因子ネットワークが変化していることが示され、中でも外的ストレスの暴露に伴うエピジェネティックな変化が、老化造血幹細胞の表現型に関...
❏日本人の生活遂行能力(ライフ・フィットネス)に関する研究(12480007)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】金久 博昭 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (50161188)
【キーワード】生活遂行能力 / 筋量 / 筋力 / 筋パワー / 加齢変化 (他26件)
【概要】本研究は、多人数の被験者集団にも応用可能な簡便な筋量・筋機能の評価方法を確立すると同時に、それを若年齢者から高齢者までの幅広い年齢層に適応し、現代日本人の生活遂行能力(ライフ・フィットネス)の現状、およびそれを維持・増進するための運動プラグラムについて検討することを目的とした。その主な結果は次に示す通りであった。1)インピーダンス法および超音波法による体肢筋体積の測定値は、magnetic res...
❏日本人の内臓脂肪量に関する総合調査研究-性差,加齢変化,地域差,成人病との関連-(05304048)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】福永 哲夫 東京大学, 教養学部, 教授 (40065222)
【キーワード】内臓脂肪 / 皮下脂肪 / 体脂肪分布 / 超音波法 / 加齢 (他12件)
【概要】今年度は内臓脂肪量および皮下脂肪分布に及ぼす環境因子の影響について検討するため、東京近郊生活者と沖縄および北海道在住の同年代の男女について比較を行った。体脂肪率の測定は水中体重法により行い、皮下脂肪量およびその分布は超音波Bモード法による皮下脂肪厚と体表面積から各セグメントごとに算出して行った。また、内臓脂肪量は総体脂肪量と皮下脂肪量との差から推定した。その結果、沖縄在住の成人男女に比べ北海道で生...
【医歯薬学】外科系臨床医学:卵子加齢を含む研究件
❏オルガネラ改変に基づく加齢卵子の”質”改善法の開発(22K19598)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2022-06-30 - 2025-03-31
【研究代表者】小池 誠一 富山大学, 学術研究部工学系, 特命助教 (10431686)
【キーワード】卵子 / 加齢 / オルガネラ
【概要】
❏第一減数分裂中期停止の発生機序の解明と染色体異常のない卵子の獲得(26712022)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】星野 由美 広島大学, 生物圏科学研究科, 助教 (10451551)
【キーワード】卵子 / 第一減数分裂中期 / 紡錘体 / 染色体 / Pin1 (他12件)
【概要】哺乳動物の卵子は、卵巣内で成熟し受精可能なステージまで進行して排卵される。しかし近年、加齢などの要因で減数分裂が途中で停止し、受精できない事例が多く報告されている。本研究では、その発生メカニズムを明らかにするために、減数分裂の進行を制御している鍵因子の探索を行い、プロリン異性化酵素Pin1が第一極体の放出や染色体の分配など、卵子の減数分裂において重要な役割を果たしていることを明らかにした。 ...
❏高齢女性卵子の受精および胚発生障害メカニズムに関する分子生物学的研究(17659521)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】渡辺 広是 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (60338118)
【キーワード】加齢 / 男性不妊 / ミトコンドリアDNA / ICSI / 精子 (他14件)
【概要】加齢による配偶子形成過程の変化による,生殖障害メカニズムを解明することを目的とした本研究において,これまで造精機能障害モデルマウスを作成し,漢方薬等による機能障害のレスキューについての実験を行い,メカニズムの解明と予防的治療についての検討を行った.本年度は,加齢変化による細胞障害によって遺伝子変異が生じ易く,かつヘテロプラスミーとして存在することが知られているミトコンドリアDNA(mtDNA)につ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:受精卵加齢を含む研究件
❏ヒト初期胚発生型リプログラミングによるがん化しない安定したiPS細胞の樹立(17H05100)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山田 満稔 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (40383864)
【キーワード】胚性ゲノムの活性化 ZGA / iPS細胞 / 初期化 reprogramming / ゲノム安定性 / ES細胞 (他16件)
【概要】受精卵から樹立される胚性幹細胞(ES細胞)と、体細胞から樹立されるiPS細胞は、いずれも未分化能および多分化能を有し、細胞治療や疾患モデルへの臨床応用が期待されている。しかしながら受精卵および幹細胞に多くみられる染色体異常や、加齢成人から樹立したiPS細胞におけるゲノム不安定性は、安全な生殖補助医療と再生医療の実現化にとって障壁となっている。本研究では受精卵からES細胞を樹立する過程で発現する遺伝...
❏第一減数分裂中期停止の発生機序の解明と染色体異常のない卵子の獲得(26712022)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】星野 由美 広島大学, 生物圏科学研究科, 助教 (10451551)
【キーワード】卵子 / 第一減数分裂中期 / 紡錘体 / 染色体 / Pin1 (他12件)
【概要】哺乳動物の卵子は、卵巣内で成熟し受精可能なステージまで進行して排卵される。しかし近年、加齢などの要因で減数分裂が途中で停止し、受精できない事例が多く報告されている。本研究では、その発生メカニズムを明らかにするために、減数分裂の進行を制御している鍵因子の探索を行い、プロリン異性化酵素Pin1が第一極体の放出や染色体の分配など、卵子の減数分裂において重要な役割を果たしていることを明らかにした。 ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:難聴加齢を含む研究件
❏聴覚・平衡機能の加齢による障害の機序の解明と治療戦略の確立(26253081)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岨 達也 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60251302)
【キーワード】神経科学 / 老化 / 難聴 / 酸化ストレス / ミトコンドリア (他8件)
【概要】体内の抗酸化物質Mn-SODが半減すると加齢により蝸牛の酸化ストレスが増悪し、音響外傷が増悪した。二酸化ゲルマニウ投与で蝸牛組織変性が生じ、ミトコンドリア機能が低下したが、タウリン等の投与により障害が抑えられた。ゲンタシンによる半規管の有毛細胞障害は支持細胞分裂により部分再生し、TrkB agonist投与により有毛細胞がより再生し機能も回復した。内耳不死化細胞は酸化ストレスでミトコンドリアの変性...
❏内耳の易受傷性と加齢変化に関する検討(20390444)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】小川 郁 慶應義塾大学, 医学部 (00169179)
【キーワード】易受傷性 / 内耳障害 / 有毛細胞 / 活性酸素 / オートファジー (他13件)
【概要】われわれは、マウスを用いて、活性酸素除去能、オートファジーに代表される維持機構の状態が内耳恒常性維持に関与することを見出した。OGGと呼ばれる活性酸素除去能が低下したマウスに対して音響外傷を与えたところ、対照群と比較して内耳有毛細胞の障害が強かった。 また、オートファジー7コンディショナルノックアウトマウスにおいて、内耳有毛細胞のせん毛が消失しており、有毛細胞維持にcriticalな因子であると考...
【医歯薬学】外科系臨床医学:聴覚加齢を含む研究件
❏加齢に伴う絶対音感シフトに関する心理物理学的実験検討と計算モデルの構築(24243070)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】津崎 実 京都市立芸術大学, 音楽学部, 教授 (60155356)
【キーワード】聴覚 / ピッチ / 聴覚計算モデル / 加齢 / 絶対音感 (他24件)
【概要】本研究は加齢による「聴力」の変化について知覚・生理現象観察と計算モデルを構築を目的とした。従来ほとんど関心を集めていなかった加齢性ピッチ・シフト現象について,十分な数の幅広い年齢層の聴取者を用いて,その現象が確実に生じることを突きとめ,さらに同じ聴取者に対する聴力検査,耳音響放射検査,脳波の周波数追随反応との相関分析を実施した。並行実施した非線形圧縮特性,聴神経の位相固定性などへの加齢による変容の...
❏内耳の易受傷性と加齢変化に関する検討(20390444)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】小川 郁 慶應義塾大学, 医学部 (00169179)
【キーワード】易受傷性 / 内耳障害 / 有毛細胞 / 活性酸素 / オートファジー (他13件)
【概要】われわれは、マウスを用いて、活性酸素除去能、オートファジーに代表される維持機構の状態が内耳恒常性維持に関与することを見出した。OGGと呼ばれる活性酸素除去能が低下したマウスに対して音響外傷を与えたところ、対照群と比較して内耳有毛細胞の障害が強かった。 また、オートファジー7コンディショナルノックアウトマウスにおいて、内耳有毛細胞のせん毛が消失しており、有毛細胞維持にcriticalな因子であると考...
【医歯薬学】外科系臨床医学:細胞老化加齢を含む研究件
❏免疫関連ドライアイにおける眼表面および腸内細菌叢解析を応用した新規治療開発(20K18394)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】清水 映輔 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (10793812)
【キーワード】腸内細菌 / ドライアイ / 移植片対宿主病 / 免疫 / 抗菌薬 (他11件)
【概要】血液悪性疾患の根治療法である造血幹細胞移植には移植片対宿主病 (GVHD) という合併症がある。このGVHDは眼を含んだ全身諸臓器に重篤な炎症や線維化をきた し、ADLや生命予後に関わってくる。しかし、その病態は多岐に渡るため、特に眼GVHDにおいてはステロイド点眼のように副作用の強い対症療法しか存在せず、 患者さんは血液悪性疾患か、造血幹細胞移植で寛解したが、GVHDでADLが低下する。GVHD...
❏哺乳類メスの繁殖寿命延長に向けた挑戦:生殖システムへのセネッセンスの関与(18K19263)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2020-03-31
【研究代表者】杉浦 幸二 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (20595623)
【キーワード】セネッセンス / 卵管 / 細胞老化 / 繁殖 / 加齢
【概要】研究により、マウス個体の加齢に伴って、生体内での受精率が低下することが明らかとなった。さらに、この受精率の低下は、卵管における精子輸送または受精能獲得に何らかの異常があるためと考えられた。さらに卵管には、加齢に伴って細胞老化に至った細胞(セネッセンス細胞)が蓄積することが明らかとなった。このセネッセンス細胞の存在が、卵管機能に何らかの影響を及ぼしている可能性がある。 ...
❏加齢とメタボリックシンドロームに伴う心血管障害に共通の分子基盤の解明(15H04825)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐野 元昭 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (30265798)
【キーワード】免疫老化 / 肥満 / T細胞 / マクロファージ / 高脂肪食 (他15件)
【概要】肥満が見た目だけでなく内臓の老化を加速させるメカニズムを解明した。高脂肪食負荷マウスの内臓脂肪でCD4 T細胞の一部(CD44hiCD62LloCD4+ T細胞)が、本来加齢マウスで出現する細胞老化の性質を獲得すること、この細胞老化がB細胞依存的に起こること、さらに、Senescence associated secretory phenotype (SASP)としてのオステオポンチンの大量分泌を...
【医歯薬学】外科系臨床医学:ドライアイ加齢を含む研究件
❏免疫関連ドライアイにおける眼表面および腸内細菌叢解析を応用した新規治療開発(20K18394)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】清水 映輔 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (10793812)
【キーワード】腸内細菌 / ドライアイ / 移植片対宿主病 / 免疫 / 抗菌薬 (他11件)
【概要】血液悪性疾患の根治療法である造血幹細胞移植には移植片対宿主病 (GVHD) という合併症がある。このGVHDは眼を含んだ全身諸臓器に重篤な炎症や線維化をきた し、ADLや生命予後に関わってくる。しかし、その病態は多岐に渡るため、特に眼GVHDにおいてはステロイド点眼のように副作用の強い対症療法しか存在せず、 患者さんは血液悪性疾患か、造血幹細胞移植で寛解したが、GVHDでADLが低下する。GVHD...
❏常在細菌叢と性ホルモンによるマイボーム腺脂質代謝制御機構及び眼表面疾患病態の解明(19K09996)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】鈴木 智 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (30613236)
【キーワード】マイボーム腺 / マイボーム腺機能不全 / マイボーム腺炎 / ドライアイ / マイクロバイオーム (他13件)
【概要】マイボーム腺分泌脂(meibum)の常在細菌叢の網羅的解析と網羅的脂質分析を行った。健常者では、加齢に伴い細菌の多様性が低下し、Cutibacterium acnesの相対存在量が有意に低下することが明らかとなった。また、若年と比較し、高齢者とマイボーム腺機能不全(MGD)患者では、meibumの非極性脂質が有意に低下し、極性脂質が有意に増加して、「ぼやける」等見え方の「質」に関連する自覚症状との...
❏ドライアイの疾患メカニズムの解明(22390326)
【研究テーマ】眼科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】坪田 一男 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40163878)
【キーワード】ドライアイ / 涙腺 / 酸化ストレス / 老化 / 加齢 (他7件)
【概要】加齢・酸化ストレス亢進による、涙液分泌機能低下を介したドライアイの発症機序、およびその分子メカニズムを解明する事を目的としている。抗酸化酵素欠損マウスを用いることによって加齢性変化による酸化ストレス亢進が、ドライアイ様所見を呈することを証明し、ドライアイの病態に深く関与する涙腺破壊と酸化ストレスの関係を動物レベルで明らかにした。以上の結果はドライアイと加齢による酸化ストレスが密接な関係にあることを...
【医歯薬学】社会医学:加齢を含む研究件
❏筋乳酸輸送担体濃度の加齢による変化(08780048)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】八田 秀雄 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (60208535)
【キーワード】乳酸 / 筋 / 心筋 / MCT1 / 加齢
【概要】乳酸がどの様に代謝されるかを知ることは、運動時の代謝応答を考える上で非常に重要である。最近乳酸の細胞膜通過には、乳酸輸送担体(MCT1)の働きによるところが大きいことが報告されてきている。したがってMCT1の機能やその濃度が、乳酸の代謝を大きく決定する可能性がある。乳酸輸送担体に関する知見は近年ようやく発表されてきたものである、今後の研究の進展が必要である。ここで加齢により、乳酸輸送担体が筋でどの...
❏中高年齢者の加齢にともなう体力と骨密度に関する研究(05454597)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】福永 哲夫 東京大学, 教養学部, 教授 (40065222)
【キーワード】加齢 / 超音波法 / 皮下脂肪 / 筋 / 内蔵脂肪 (他13件)
【概要】超音波法を用いて全身12カ所の皮下脂肪厚,筋厚を測定し、30歳から70歳までの加齢変化を見た結果,皮下脂肪厚は大きな変化が見られなかったが,筋厚ではいずれの部位においても加齢に伴い減少する傾向が見られた.特に,上肢の変化に比較して下肢筋群の加齢減少が著しく,大腿前部の筋厚は30歳代に比較して70歳代では約50%に減少する傾向が見られた.又,超音波による骨密度を測定した結果,骨密度は加齢とともに減少...
【医歯薬学】社会医学:ジエンダー加齢を含む研究件
❏現代イギリス文学・文化における老いの意味と経験、主体性の研究(25770115)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】迫 桂 慶應義塾大学, 経済学部(日吉), 准教授 (60548262)
【キーワード】老い / 認知症 / medical humanities / ジェロントロジー / 病い (他20件)
【概要】世界的人口高齢化が進行する今、老いの経験を多角的に、かつ、主体的な視点から理解することの重要性が増している。本研究では、文化テキストにおける老いの表現を分析し、老いの文化的意味、及び、それを規定する価値体系を考察した。具体的には、欧米圏と日本で生産された小説、映画、漫画作品を主な対象として、老いの表現を分析した。特に、認知症と介護のテーマに注目し、表象と介護における倫理的側面について考えつつ、老い...
❏戦後・現代イギリス文学における「老い」とその変容(22720112)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】迫 桂 慶應義塾大学, 経済学部, 講師 (60548262)
【キーワード】老い / ジェロントロジー / ageing / gerontology / ジェンダー (他13件)
【概要】現代イギリス社会における「老い」を、文化的観点、身体論的観点、文学的観点から考察した。老いの意味と経験が文化的要素に深く規定されていること、老いの身体的現実を否定する言説が広く浸透していることが確認され、その過程と様子がさまざまなテキスト分析によって示された。結果的に、高齢化の進む社会において、老年期及び老年者の主体が、他者化されることなく、いかに表象・理解されうるかが大きな課題であることが理解さ...
【医歯薬学】社会医学:筋萎縮加齢を含む研究件
❏サルコペニアでのオートファジー機能不全の解明:Rubiconとアペリンに着目して(20K11359)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐久間 邦弘 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (60291176)
【キーワード】オートファジー / 骨格筋 / 加齢 / Rubicon / 筋萎縮 (他7件)
【概要】骨格筋は様々な因子により調節を受け、オートファジー機能不全によりサルコペニア (加齢性筋減弱症)が促進される可能性が高い (Sakuma K, et al., p62/SQSTM1 but not LC3 is accumulated in sarcopenia muscle of mice. Journal of Cachexia, Sarcopenia, and Muscle. 2016)。オ...
❏リン脂質代謝調節に基づくサルコペニアの新規分子機序の解明(18K17935)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】門口 智泰 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 研究員 (10762049)
【キーワード】筋萎縮 / サルコペニア / リン脂質 / 加齢 / 老化 (他7件)
【概要】令和2年度は、6ヶ月齢の若齢マウスおよび24ヶ月齢に到達した加齢マウスの下肢骨格筋サンプル(腓腹筋)を用い、リピドーム解析によりリン脂質代謝産物を網羅的に観察することで加齢による筋萎縮とリン脂質代謝産物との関連性を調べた。 各群の下肢骨格筋サンプルを対象に、エレクトロスプレーイオン化法を用いた液体クロマトグラフィータンデム質量分析によるエイコサノイド・ドコサノイド解析を実施し、リン脂質代謝産物を同...
❏サルコペニアにおけるオートファジー機能不全の包括的解明(17K01755)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐久間 邦弘 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (60291176)
【キーワード】オートファジー / サルコペニア / 骨格筋 / マイトファジー / 筋線維 (他9件)
【概要】サルコペニア(加齢性筋減弱症)において、オートファジーの機能不全が起こる。加齢筋と除神経筋のマイトファジー (ミトコンドリアのオートファジー: Parkin)、シャペロン介在性オートファジー (Bag3)の変化を比較検討し、より短期間の簡便なサルコペニアのオートファジー機能不全モデルの開発を目指した。本研究の結果により、加齢筋で特徴的なオートファジー関連物質の変化は、除神経筋において部分的に再現で...
【医歯薬学】社会医学:筋肉加齢を含む研究件
❏血管老化制御によるサルコペニア抑制機構の解明(25460887)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大田 秀隆 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (20431869)
【キーワード】血管老化 / サルコペニア / Sirt1 / 筋衛星細胞 / フレイル (他7件)
【概要】血管老化によるサルコペニアに対する関与を、各種動物モデル使用し検討した。まずサルコペニアモデルとして、凍傷モデルを使用した。筋膜を切開し、約5mmの金属製プローブを液体窒素につけ、そのプローブを約10秒間接触させた。その後傷口を縫合し、14日間放置し、その後筋組織を採取し、組織学的、免疫学的検討を加えた。また筋衛生細胞の表現系についても、各筋組織から細胞を分離し検討を行った。その結果、若年マウスと...
❏筋肥大抑制遺伝子(myostatin)は加齢にともなう筋萎縮を誘導するか?(15700423)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】佐久間 邦弘 京都府立医科大学, 医学研究科, 助手 (60291176)
【キーワード】follistatin / myostatin / 加齢 / 骨格筋 / Smad3 (他7件)
【概要】加齢にともない筋細胞が萎縮、脱落するために、筋力が著しく衰える。この老化にともなう筋萎縮に筋肥大抑制遺伝子(myostatin)が関与しているかどうかについて我々は研究を進めている。今年度は、骨格筋内のmyostatin、その下流で働くSmad3、ならびにmyostatinの働きを抑制するfollistatinのmRNA発現量が加齢にともない変化するかどうかについてRT-PCR法により調べた。実験...
【医歯薬学】社会医学:筋肥大加齢を含む研究件
❏習慣的な自発性走運動は、加齢性筋肉減弱症(サルコペニア)を抑制するか?(20500575)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】佐久間 邦弘 豊橋技術科学大学, 総合教育院, 准教授 (60291176)
【キーワード】加齢 / 骨格筋 / 運動 / 筋肥大 / サルコペニア (他8件)
【概要】加齢マウス(24ヶ月齢)を用い、骨格筋におけるSRF関連物質の変化を調べた。加齢した骨格筋では、SRFおよびMRTF-A蛋白の有意な減少がみられ、SRF蛋白は細胞質、MRTF-Aは核でその変化が顕著であった。SRF経路の上流にあるSTARSの発現量も、加齢にともない有意に減少した。自発的な走運動はサルコペニア(加齢性筋肉減弱症)を軽減したが、SRF関連物質に顕著な変化は認められかった。 ...
❏人間の筋特性(大きさ・力強さ・しなやかさ)の加齢に伴う変化と身体活動能力との関係(11780010)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】川上 泰雄 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (60234027)
【キーワード】超音波法 / 高齢者 / 筋力 / 筋形状 / 腱組織 (他12件)
【概要】・平成11年度 筋形状の加齢変化に関する横断的研究 超音波法を用いて上肢(上腕部)および下肢筋(大腿部・下腿部)の筋形状(筋厚、羽状角)を計測した。被験者は健常青年、中高年を含む集団であった。その結果、筋形状の加齢変化は筋によって異なり、萎縮の少ない筋(特に上肢)と多い筋(特に下肢)が存在することが明らかになった。また、全ての筋において、筋厚と羽状角の間に正の相関関係が認められ、筋肥大は羽状角の増...
【医歯薬学】社会医学:動脈伸展性加齢を含む研究件
❏脳血管疾患発症予測のための中心動脈循環特性プロファイリング(26670116)
【研究テーマ】環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】菅原 順 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 人間情報研究部門, 主任研究員 (00357261)
【キーワード】脳血管疾患 / 加齢 / 動脈伸展性 / 有酸素性持久力 / 周波数解析 (他6件)
【概要】脳血管疾患発症予測に有用な新規マーカーの同定を目的とし、心臓から脳への血圧・血流伝達特性の評価法を検討した(研究課題1)。また現在、脳血管疾患発症予測マーカーとして注目されている頸動脈伸展性について、その制御因子の同定を行った(研究課題2)。課題1では、大動脈から脳への血圧・血流拍動性成分の伝達ゲインが-30mmHgの下半身陰圧負荷で増強されることが明らかとなり、交感神経刺激による脳循環拍動性成分...
❏運動が動脈伸展性を増大させる機序に新しい血管炎症性タンパクPTX3は関与するか?(21300234)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】前田 清司 筑波大学, 体育系, 講師 (30282346)
【キーワード】有酸素性運動 / 動脈伸展性 / ペントラキシン3 / 抗炎症作用 / 加齢 (他13件)
【概要】加齢や肥満により大動脈などの中心動脈の伸展性は低下する。中心動脈伸展性の低下は心血管疾患の独立した危険因子となる。一方、習慣的な有酸素性運動は中心動脈伸展性を増大させるが、そのメカニズムは不明な点が多く、十分に明らかになっていない。本研究では、有酸素性運動トレーニングによる中心動脈伸展性増大のメカニズムに抗炎症作用を有するペントラキシン3(PTX3)が関与するか否かを検討した。本研究における肥満者...
❏運動の継続が動脈伸展性を改善させるメカニズムの解明:血管内皮機能との関連(18300215)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】前田 清司 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (30282346)
【キーワード】有酸素性運動 / 動脈伸展性 / エンドセリン / 一酸化窒素 / 加齢 (他14件)
【概要】大動脈や頸動脈などの中心動脈の伸展性は加齢とともに低下し、心血管疾患の危険因子となる。さらに、加齢に肥満などが加わると動脈伸展性は、より低下する。一方、有酸素性運動の継続は、動脈伸展性を増大させる。しかし、運動が動脈伸展性を増大させるメカニズムは明らかでない。本研究では、血管内皮細胞が産生する一酸化窒素(NO)とエンドセリンに着目して、運動による動脈伸展性の改善メカニズムにNOやエンドセリンが関与...
【医歯薬学】社会医学:除神経加齢を含む研究件
❏サルコペニアにおけるオートファジー機能不全の包括的解明(17K01755)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐久間 邦弘 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (60291176)
【キーワード】オートファジー / サルコペニア / 骨格筋 / マイトファジー / 筋線維 (他9件)
【概要】サルコペニア(加齢性筋減弱症)において、オートファジーの機能不全が起こる。加齢筋と除神経筋のマイトファジー (ミトコンドリアのオートファジー: Parkin)、シャペロン介在性オートファジー (Bag3)の変化を比較検討し、より短期間の簡便なサルコペニアのオートファジー機能不全モデルの開発を目指した。本研究の結果により、加齢筋で特徴的なオートファジー関連物質の変化は、除神経筋において部分的に再現で...
❏加齢性筋減弱症における小胞体ストレスとオートファジーの役割の解明(26350815)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐久間 邦弘 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (60291176)
【キーワード】加齢 / 骨格筋 / 小胞体ストレス / サルコペニア / オートファジー (他10件)
【概要】加齢マウス (24ヶ月齢)を用い、骨格筋における小胞体ストレス関連物質の変化を調べた。加齢した骨格筋では、IRE-1aおよびPKCthetaの有意な増加が認められたが、オートファジー関連物質の発現部位とは一致しなかった。長期間の低タンパク質食摂取により、サルコペニアは軽減しなかった。小胞体ストレスを抑えるレスベラトロールの摂取は、除神経後の筋萎縮を有意に軽減した。 ...
【医歯薬学】社会医学:臓器連関加齢を含む研究件
❏骨格筋代謝における性の意義と個体の代謝システムの性差の解明(20K17528)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山崎 広貴 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (60784337)
【キーワード】性差 / 骨格筋 / 内分泌 / 多臓器連関 / 代謝異常 (他14件)
【概要】個体レベルのエネルギー代謝や体組成は多くの要素・調節系の複雑な連関によって制御され、かかる制御は性や栄養状態など個体条件と密接に関連しながら、エネルギー代謝異常の病態にも関わると考えられるが、その詳細は不明である。本研究では、骨格筋代謝における性の意義と個体の代謝システムの性差の解明を目指し、種々の代謝変容モデル・遺伝子改変動物を用いて、解析を進めている。 前年度までに骨格筋のグルココルチコイド受...
❏老化に伴う疾患の発症及び進行を抑制する物質の単離とその作用機序の解明(24659181)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】千葉 卓哉 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40336152)
【キーワード】老化 / トランスジェニックマウス / 機能性食品 / ガン / 臓器連関 (他15件)
【概要】細胞およびマウスをもちいた抗老化物質探索系の構築と実験系の評価、および抗老化状態と関連する細胞内シグナル伝達系の解析を行った。細胞、およびマウスをもちいた両方の実験系において、複数の既存物質を添加、または投与することによって、抗老化と関連した代謝状態を模倣できる可能性が示唆された。これらの結果から、構築した実験系が有効に機能することが示唆され、さらに抗老化状態と関連する細胞内シグナル伝達系の一部を...
【医歯薬学】社会医学:トレーニング加齢を含む研究件
❏骨格筋を形・質・機能で捉える:一般人~アスリートの身体運動能力躍進を目指して(16H01870)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川上 泰雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60234027)
【キーワード】生体計測 / 筋腱複合体 / 成長・発育 / 加齢 / スポーツパフォーマンス (他16件)
【概要】人間の身体運動能力を支える骨格筋の「形態的・質的・機能的」特性の解明や、それらの可塑性に関する研究を進め、発展させた。4年間をかけて、アスリート、青年・中高齢者、子供(未就学児・低学年児)を対象にした研究を進め、それぞれについて、競技力との関連性、身体運動能力を支える骨格筋特性の解明や介入研究を通じたその改善法の開発、歩・走・跳といった基本的な運動能力の発達の特徴について、筋特性との関連性から検討...
❏身体運動のメカニズムと適応性の解明:骨格筋・腱動態の生体計測によるアプローチ(24300209)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】川上 泰雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60234027)
【キーワード】生体計測 / 筋腱複合体 / 筋腱相互作用 / 力学的特性 / トレーニング (他9件)
【概要】本研究は、人間の骨格筋・腱動態の生体計測を通じて身体運動に関わる骨格筋と腱の適応性について調べ、身体運動のメカニズムを明らかにすることを目的とした。超音波装置や3次元動作解析を通じて、下肢の筋や腱動態、ランニング中の下肢関節の力学的特性を評価した。また、筋収縮後に筋力が一過的に増加する現象に関して、事前の筋収縮強度、運動速度や強度が筋力や身体パフォーマンスに影響を及ぼすという知見を得た。さらに、レ...
❏パフォーマンス向上および障害予防の観点からみた腱組織の可塑性に関する研究(18680046)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】久保 啓太郎 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (70323459)
【キーワード】トレーニング科学 / トレーニング / 血液量 / 腱 / 酸素飽和度 (他10件)
【概要】ヒト生体の腱組織における加齢現象やトレーニングによる変化のメカニズムを「力学的因子」と「代謝的因子」との関わりから明らかにすることを目的とした。腱組織の伸展性は加齢とともに低下し、それは筋よりも早期に生じることが明らかになった。さらに、トレーニング様式により腱の力学的および代謝的因子に及ぼす影響が異なり、特に等尺性トレーニングでは腱血液量の増加を伴うことなく、腱ステイッフネスを著しく増加させた。...
【医歯薬学】社会医学:身体運動加齢を含む研究件
❏ストレスタンパク質から評価する「適切・適度な運動」の分子基盤の解明と教育への応用(17200039)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】跡見 順子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90125972)
【キーワード】ストレスタンパク質 / αB-クリスタリン / HSP47 / マイルドストレス / 細胞外基質 (他22件)
【概要】本研究は、運動を生み出すための細胞内外の張力伝達構造である細胞骨格及び細胞外基ECMとその分子シャペロン・ストレスタンパク質を中心に、筋・関節、それらの培養細胞を用いて適切・適度な運動の基盤研究を行い、適切適度な運動の評価軸を明らかにした。1)細胞骨格の分子シャペロンαB-クリスタリン(αB)のC末領域:α-crytallin domainが、細胞骨格・チューブリンの熱変性抑制に働く。2)拍動する...
❏加齢による筋の形態的・機能的特性の変化と身体運動の効果(06780056)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1994
【研究代表者】川上 泰雄 東京大学, 教養学部, 助手 (60234027)
【キーワード】超音波法 / 筋厚 / 羽状角 / 加齢 / 身体運動
【概要】本研究では、1)加齢に伴う体肢筋群の形態的・機能的特性の変化を定量化すること、2)身体運動がこれらの変化の程度に及ぼす効果について検討することを目的とした。形態的特性を把握するために、本研究では超音波法を用いて、筋の形状を測定した。成人男女について、青年層から高齢者まで幅広く測定を行ない,横断的なデータを収集した。加齢が筋に及ぼす変化と身体運動の効果を把握し、望ましい身体運動の種類及び強度について...
【医歯薬学】社会医学:有酸素性運動加齢を含む研究件
❏運動が動脈伸展性を増大させる機序に新しい血管炎症性タンパクPTX3は関与するか?(21300234)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】前田 清司 筑波大学, 体育系, 講師 (30282346)
【キーワード】有酸素性運動 / 動脈伸展性 / ペントラキシン3 / 抗炎症作用 / 加齢 (他13件)
【概要】加齢や肥満により大動脈などの中心動脈の伸展性は低下する。中心動脈伸展性の低下は心血管疾患の独立した危険因子となる。一方、習慣的な有酸素性運動は中心動脈伸展性を増大させるが、そのメカニズムは不明な点が多く、十分に明らかになっていない。本研究では、有酸素性運動トレーニングによる中心動脈伸展性増大のメカニズムに抗炎症作用を有するペントラキシン3(PTX3)が関与するか否かを検討した。本研究における肥満者...
❏運動の継続が動脈伸展性を改善させるメカニズムの解明:血管内皮機能との関連(18300215)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】前田 清司 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (30282346)
【キーワード】有酸素性運動 / 動脈伸展性 / エンドセリン / 一酸化窒素 / 加齢 (他14件)
【概要】大動脈や頸動脈などの中心動脈の伸展性は加齢とともに低下し、心血管疾患の危険因子となる。さらに、加齢に肥満などが加わると動脈伸展性は、より低下する。一方、有酸素性運動の継続は、動脈伸展性を増大させる。しかし、運動が動脈伸展性を増大させるメカニズムは明らかでない。本研究では、血管内皮細胞が産生する一酸化窒素(NO)とエンドセリンに着目して、運動による動脈伸展性の改善メカニズムにNOやエンドセリンが関与...
【医歯薬学】社会医学:性ホルモン加齢を含む研究件
❏加齢と常在細菌叢の変化によるマイボーム腺脂質代謝制御機構の変調の解明(22K09771)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】鈴木 智 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (30613236)
【キーワード】マイボーム腺 / 性ホルモン / 常在細菌叢 / 加齢 / 脂質生合成
【概要】
❏常在細菌叢と性ホルモンによるマイボーム腺脂質代謝制御機構及び眼表面疾患病態の解明(19K09996)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】鈴木 智 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (30613236)
【キーワード】マイボーム腺 / マイボーム腺機能不全 / マイボーム腺炎 / ドライアイ / マイクロバイオーム (他13件)
【概要】マイボーム腺分泌脂(meibum)の常在細菌叢の網羅的解析と網羅的脂質分析を行った。健常者では、加齢に伴い細菌の多様性が低下し、Cutibacterium acnesの相対存在量が有意に低下することが明らかとなった。また、若年と比較し、高齢者とマイボーム腺機能不全(MGD)患者では、meibumの非極性脂質が有意に低下し、極性脂質が有意に増加して、「ぼやける」等見え方の「質」に関連する自覚症状との...
❏アンチ・エイジングを目的とした運動による筋局所の性ホルモン産生(21300254)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】目崎 登 帝京平成大学, 地域医療学部, 教授 (30010408)
【キーワード】加齢 / 老化 / 自己分泌 / 運動 / 性ホルモン (他7件)
【概要】本研究では、加齢により高頻度に発症する生活習慣病やサルコペニアと骨格筋や心臓の局所性ステロイドホルモン合成能の関連性を検討し、アンチ・エイジングのための運動療法に筋局所の性ステロイドホルモン変動がどのように貢献しているのかを明らかにすることを目的とした。本研究成果は、加齢によって生活習慣病やサルコペニアの発症リスクが激増することに対して局所で産生されている性ホルモンが関与し、局所の性ホルモンの動態...
【医歯薬学】社会医学:高脂肪食加齢を含む研究件
❏高脂肪食が加齢黄斑変性を引き起こすメカニズム(16K20330)
【研究テーマ】眼科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】富田 洋平 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (00528200)
【キーワード】高脂肪食 / 網膜 / 加齢 / 加齢黄斑変性
【概要】生後5週齢のマウスに対し、購入した高脂肪餌(脂肪32%含有)もしくはコントロール餌(脂肪4.6%含有)を毎日摂取させた。その結果、3か月後には、体重は高脂肪餌群で、コントロール餌群に比べて明らかに増加していた。血糖は上昇したが、観察期間内には明らかな糖尿病を発生しなかった。RPE-脈絡膜サンプルに含まれる炎症性サイトカイン、マクロファージのマーカーは高脂肪餌により明らかに上昇した。 ...
❏加齢とメタボリックシンドロームに伴う心血管障害に共通の分子基盤の解明(15H04825)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐野 元昭 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (30265798)
【キーワード】免疫老化 / 肥満 / T細胞 / マクロファージ / 高脂肪食 (他15件)
【概要】肥満が見た目だけでなく内臓の老化を加速させるメカニズムを解明した。高脂肪食負荷マウスの内臓脂肪でCD4 T細胞の一部(CD44hiCD62LloCD4+ T細胞)が、本来加齢マウスで出現する細胞老化の性質を獲得すること、この細胞老化がB細胞依存的に起こること、さらに、Senescence associated secretory phenotype (SASP)としてのオステオポンチンの大量分泌を...
【医歯薬学】社会医学:骨格筋加齢を含む研究件
❏中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2020
【研究種目】エクソソーム
【研究期間】加齢
【研究代表者】運動
【キーワード】脳
【概要】個体レベルのエネルギー代謝や体組成は多くの要素・調節系の複雑な連関によって制御され、かかる制御は性や栄養状態など個体条件と密接に関連しながら、エネルギー代謝異常の病態にも関わると考えられるが、その詳細は不明である。本研究では、骨格筋代謝における性の意義と個体の代謝システムの性差の解明を目指し、種々の代謝変容モデル・遺伝子改変動物を用いて、解析を進めている。 前年度までに骨格筋のグルココルチコイド受...
❏サルコペニアでのオートファジー機能不全の解明:Rubiconとアペリンに着目して(20K11359)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐久間 邦弘 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (60291176)
【キーワード】オートファジー / 骨格筋 / 加齢 / Rubicon / 筋萎縮 (他7件)
【概要】骨格筋は様々な因子により調節を受け、オートファジー機能不全によりサルコペニア (加齢性筋減弱症)が促進される可能性が高い (Sakuma K, et al., p62/SQSTM1 but not LC3 is accumulated in sarcopenia muscle of mice. Journal of Cachexia, Sarcopenia, and Muscle. 2016)。オ...
❏骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発(20H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】エクソソーム / 加齢 / 運動 / 脳 / うつ (他13件)
【概要】【目的】脳由来神経栄養因子BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させるが、 最近の研究からうつやアルコール依存において血中BDNF量が減少することが示されており、うつ病のバイオマーカーや治療標的として注目されている。また、BDNFは脳以外の腸管粘膜においても発現することが明らかになっており、脳腸相関の観点から食による腸由来BDNFの制御が脳機能制御に重要な役割を果たす可能性がある。近年の...
【医歯薬学】社会医学:歩行加齢を含む研究件
❏歩行における関節間シナジーの発現機構と進化・成長に伴う変化(25282183)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】西井 淳 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (00242040)
【キーワード】関節間シナジー / 二足歩行 / ニホンザル / 成長 / 加齢 (他16件)
【概要】関節間シナジーに着目する事で,二足歩行における制御戦略およびその成長や進化による変化を明らかにすることを目的として研究を実施し,以下の結果を得た。20歳前後の若年者では,両脚支持期等の特定の瞬間に足先位置を調整する関節間シナジーが強く働く。8歳の子どもでは関節間シナジーはまだ形成過程にある。70歳前後の高齢者には関節間シナジーの加齢による変化は認めらない。ニホンザルの二足歩行中の関節間シナジーはヒ...
❏人間の立位および歩行における姿勢動揺の関連性(16500370)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】中澤 公孝 国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所, 運動機能系障害研究部, 室長 (90360677)
【キーワード】姿勢制御 / 歩行 / 静止立位 / 身体重心 / 加速度 (他7件)
【概要】1.歩行時および立位時の身体重心揺らぎ:時間特性における関連性 本研究では、1)身体重心加速度振幅の一歩毎の変動にみられる時間特性を明らかにすること、2)静止立位時にも同様の計測を行い、歩行および静止立位時の時間特性の関連の有無を明らかにすることを目的とした。実験には17名の健常若年被検者が参加し、床反力計内蔵型トレッドミル上で10分間の静止立位試技および歩行試技を行った。解析の結果、床反力から算...
❏加齢対応住宅における腰部負担軽減を目的とした動作寸法体系の研究(15206067)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】渡辺 仁史 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40063804)
【キーワード】腰部 / 負荷 / 関節モーメント / 高齢者 / 立ち上がり (他11件)
【概要】本研究は、日本において高齢者でも有訴率の高い腰痛に着目し、腰部疾患を減らすための住宅の要件について研究を行った。腰部負荷計測の手法の検討や、疾患者、高齢者などへの実状調査などから、1有効な日常生活動作とその計測方法を検討し、実験により計測を行った。 その中心となる実験は、住宅内における日常生活動作時の「腰部関節モーメント」の計測である。 最初に、加齢期に住宅内でみられる手をつく動作に着目し、「立ち...
【医歯薬学】社会医学:交感神経加齢を含む研究件
❏病態ウサギにおける重粒子線の心房細動抑制作用と電気生理学機序の解明(19K08565)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】網野 真理 東海大学, 医学部, 准教授 (10407976)
【キーワード】体幹部定位放射線照射 / 動物実験 / 不整脈治療 / コネキシン蛋白 / 交感神経 (他14件)
【概要】高コレステロール血症高齢ウサギ(HC)の心房頻脈性不整脈に対する重粒子線の効果を、ギャップジャンクション(Cx40、Cx43)リモデリングと交感神経の発芽に着目して調べた. 重粒子線照射は、高齢者HCウサギのAT/AFに対する脆弱性を、心臓の伝導性を改善することにより減少させた。その理由の一つとして、ギャップ蛋白の亢進と交感神経の成長抑制が関与していることが示唆された。 ...
❏運動の継続が動脈伸展性を改善させるメカニズムの解明:血管内皮機能との関連(18300215)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】前田 清司 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (30282346)
【キーワード】有酸素性運動 / 動脈伸展性 / エンドセリン / 一酸化窒素 / 加齢 (他14件)
【概要】大動脈や頸動脈などの中心動脈の伸展性は加齢とともに低下し、心血管疾患の危険因子となる。さらに、加齢に肥満などが加わると動脈伸展性は、より低下する。一方、有酸素性運動の継続は、動脈伸展性を増大させる。しかし、運動が動脈伸展性を増大させるメカニズムは明らかでない。本研究では、血管内皮細胞が産生する一酸化窒素(NO)とエンドセリンに着目して、運動による動脈伸展性の改善メカニズムにNOやエンドセリンが関与...
【医歯薬学】社会医学:可塑性加齢を含む研究件
❏ライフスタイルと脳の働き -超高齢社会を生き抜くための心理科学-(16H06325)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】積山 薫 京都大学, 総合生存学館, 教授 (70216539)
【キーワード】可塑性 / 認知機能 / 加齢 / MRI / 脳 (他6件)
【概要】3~4か月の短期的な運動や楽器練習をおこなう介入研究では、練習により高齢者の認知機能が向上するとともに、脳の部位間の活動同期レベルが減少し神経処理が効率化することが分かった。横断研究において、幼少期からのスポーツや楽器の訓練は、加齢により萎縮しやすい脳部位の灰白質容積を維持する可能性が示唆された。また、機能が低下している高齢者は視触覚統合場面において視覚情報を過度に用いること、高齢者は異世代の若者...
❏骨格筋を形・質・機能で捉える:一般人~アスリートの身体運動能力躍進を目指して(16H01870)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川上 泰雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60234027)
【キーワード】生体計測 / 筋腱複合体 / 成長・発育 / 加齢 / スポーツパフォーマンス (他16件)
【概要】人間の身体運動能力を支える骨格筋の「形態的・質的・機能的」特性の解明や、それらの可塑性に関する研究を進め、発展させた。4年間をかけて、アスリート、青年・中高齢者、子供(未就学児・低学年児)を対象にした研究を進め、それぞれについて、競技力との関連性、身体運動能力を支える骨格筋特性の解明や介入研究を通じたその改善法の開発、歩・走・跳といった基本的な運動能力の発達の特徴について、筋特性との関連性から検討...
【医歯薬学】社会医学:性差加齢を含む研究件
❏骨格筋代謝における性の意義と個体の代謝システムの性差の解明(20K17528)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山崎 広貴 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (60784337)
【キーワード】性差 / 骨格筋 / 内分泌 / 多臓器連関 / 代謝異常 (他14件)
【概要】個体レベルのエネルギー代謝や体組成は多くの要素・調節系の複雑な連関によって制御され、かかる制御は性や栄養状態など個体条件と密接に関連しながら、エネルギー代謝異常の病態にも関わると考えられるが、その詳細は不明である。本研究では、骨格筋代謝における性の意義と個体の代謝システムの性差の解明を目指し、種々の代謝変容モデル・遺伝子改変動物を用いて、解析を進めている。 前年度までに骨格筋のグルココルチコイド受...
❏体幹部の内臓脂肪・皮下脂肪分布の定量:3次元解析と脂肪量の高精度推定式の開発(16K13057)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 史子 早稲田大学, 重点領域研究機構, 次席研究員(研究院講師) (20756184)
【キーワード】生活習慣病 / 生体計測 / 内臓脂肪 / 皮下脂肪 / 筋組織 (他16件)
【概要】MRI法を用いて、180名の中・高齢者及び青年を対象として体幹部における内臓脂肪と皮下脂肪の蓄積状態を可視化・定量した。脂肪のみならず筋組織、体幹全体についての評価を試み、骨格・骨格筋の発達度合いの計測と併せて体幹部の「からだつき」を評価した。 スマホアプリ「メタボウォッチ」を開発・リリースし、食習慣、運動習慣、睡眠、労働状況など、日本人の体型や生活習慣、運動習慣をITを活用しデータを収集した。ビ...
❏成長および加齢に伴う柔軟性の変化とその改善方法に関する研究(15500406)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】川上 泰雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60234027)
【キーワード】柔軟性 / 関節可動域 / 筋腱複合体 / 加齢 / 成長 (他8件)
【概要】本研究では、「柔軟性」を関節可動域と定義し、以下の3点について検討を行った。すなわち、1)関節可動域の規定因子を筋腱特性の観点から明らかにすること、2)関節可動域およびその規定因子の性差および加齢変化を明らかにすること、3)関節可動域およびその規定因子の可塑性について検討すること、である。これらの目的のために、負荷を規定できる筋力計を開発し、筋腱複合体の伸長性を生体計測するシステムを構築した。この...
【医歯薬学】社会医学:脳血管疾患加齢を含む研究件
❏近位大動脈ウインドケッセル機能-脳循環動態連関の解明:脳疾患発症予防の基礎研究(17H02186)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】菅原 順 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究グループ長 (00357261)
【キーワード】脳血管疾患 / 動脈スティフネス / 加齢 / 運動 / 心血管系疾患 (他9件)
【概要】脈波伝播速度法により近位大動脈ウインドケッセル機能を簡便に評価するための動脈推定式を作成した。これを用いて算出した指標(hbPWV)が脳循環動態の拍動性と相関することも示された。また、脳循環に対する姿勢の影響と近位大動脈機能の関与を検証し、立位から仰臥位への急激な姿勢変化が心臓一回拍出量を増大させ、脳の拍動性血流変動を引き起こすと考えられるが、持久性鍛錬者では、近位大動脈のウインドケッセル機能の向...
❏脳血管疾患発症予測のための中心動脈循環特性プロファイリング(26670116)
【研究テーマ】環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】菅原 順 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 人間情報研究部門, 主任研究員 (00357261)
【キーワード】脳血管疾患 / 加齢 / 動脈伸展性 / 有酸素性持久力 / 周波数解析 (他6件)
【概要】脳血管疾患発症予測に有用な新規マーカーの同定を目的とし、心臓から脳への血圧・血流伝達特性の評価法を検討した(研究課題1)。また現在、脳血管疾患発症予測マーカーとして注目されている頸動脈伸展性について、その制御因子の同定を行った(研究課題2)。課題1では、大動脈から脳への血圧・血流拍動性成分の伝達ゲインが-30mmHgの下半身陰圧負荷で増強されることが明らかとなり、交感神経刺激による脳循環拍動性成分...
【医歯薬学】社会医学:内臓脂肪加齢を含む研究件
❏体幹部の内臓脂肪・皮下脂肪分布の定量:3次元解析と脂肪量の高精度推定式の開発(16K13057)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 史子 早稲田大学, 重点領域研究機構, 次席研究員(研究院講師) (20756184)
【キーワード】生活習慣病 / 生体計測 / 内臓脂肪 / 皮下脂肪 / 筋組織 (他16件)
【概要】MRI法を用いて、180名の中・高齢者及び青年を対象として体幹部における内臓脂肪と皮下脂肪の蓄積状態を可視化・定量した。脂肪のみならず筋組織、体幹全体についての評価を試み、骨格・骨格筋の発達度合いの計測と併せて体幹部の「からだつき」を評価した。 スマホアプリ「メタボウォッチ」を開発・リリースし、食習慣、運動習慣、睡眠、労働状況など、日本人の体型や生活習慣、運動習慣をITを活用しデータを収集した。ビ...
❏加齢とメタボリックシンドロームに伴う心血管障害に共通の分子基盤の解明(15H04825)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐野 元昭 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (30265798)
【キーワード】免疫老化 / 肥満 / T細胞 / マクロファージ / 高脂肪食 (他15件)
【概要】肥満が見た目だけでなく内臓の老化を加速させるメカニズムを解明した。高脂肪食負荷マウスの内臓脂肪でCD4 T細胞の一部(CD44hiCD62LloCD4+ T細胞)が、本来加齢マウスで出現する細胞老化の性質を獲得すること、この細胞老化がB細胞依存的に起こること、さらに、Senescence associated secretory phenotype (SASP)としてのオステオポンチンの大量分泌を...
❏中高年齢者の加齢にともなう体力と骨密度に関する研究(05454597)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】福永 哲夫 東京大学, 教養学部, 教授 (40065222)
【キーワード】加齢 / 超音波法 / 皮下脂肪 / 筋 / 内蔵脂肪 (他13件)
【概要】超音波法を用いて全身12カ所の皮下脂肪厚,筋厚を測定し、30歳から70歳までの加齢変化を見た結果,皮下脂肪厚は大きな変化が見られなかったが,筋厚ではいずれの部位においても加齢に伴い減少する傾向が見られた.特に,上肢の変化に比較して下肢筋群の加齢減少が著しく,大腿前部の筋厚は30歳代に比較して70歳代では約50%に減少する傾向が見られた.又,超音波による骨密度を測定した結果,骨密度は加齢とともに減少...
【医歯薬学】社会医学:中高年者加齢を含む研究件
❏中高年者の高次脳機能と筋運動機能および生活習慣との関連に関する神経心理学的研究(19330158)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】高次脳機能 / 記憶 / 注意 / 言語 / 中高年者 (他10件)
【概要】本研究は平成19年度時点で24年間継続されている名古屋大学八雲研究の一端を担うもので、中高年者の高次脳機能についての神経心理学検討を住民検診の一貫として実施したものである。とくに(1)中高年者の注意、記憶、言語機能に焦点を当てその発達的特性の理解,(2)注意、記憶、言語機能を測定すべく開発した名古屋大学神経心理学検査バッテリの脳画像研究を含めた標準化手続き、(3)認知機能と骨・運動系機能との関係の...
❏運動の継続が動脈伸展性を改善させるメカニズムの解明:血管内皮機能との関連(18300215)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】前田 清司 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (30282346)
【キーワード】有酸素性運動 / 動脈伸展性 / エンドセリン / 一酸化窒素 / 加齢 (他14件)
【概要】大動脈や頸動脈などの中心動脈の伸展性は加齢とともに低下し、心血管疾患の危険因子となる。さらに、加齢に肥満などが加わると動脈伸展性は、より低下する。一方、有酸素性運動の継続は、動脈伸展性を増大させる。しかし、運動が動脈伸展性を増大させるメカニズムは明らかでない。本研究では、血管内皮細胞が産生する一酸化窒素(NO)とエンドセリンに着目して、運動による動脈伸展性の改善メカニズムにNOやエンドセリンが関与...
【医歯薬学】社会医学:心房細動加齢を含む研究件
❏病態ウサギにおける重粒子線の心房細動抑制作用と電気生理学機序の解明(19K08565)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】網野 真理 東海大学, 医学部, 准教授 (10407976)
【キーワード】体幹部定位放射線照射 / 動物実験 / 不整脈治療 / コネキシン蛋白 / 交感神経 (他14件)
【概要】高コレステロール血症高齢ウサギ(HC)の心房頻脈性不整脈に対する重粒子線の効果を、ギャップジャンクション(Cx40、Cx43)リモデリングと交感神経の発芽に着目して調べた. 重粒子線照射は、高齢者HCウサギのAT/AFに対する脆弱性を、心臓の伝導性を改善することにより減少させた。その理由の一つとして、ギャップ蛋白の亢進と交感神経の成長抑制が関与していることが示唆された。 ...
❏終末期に近づく高齢者の生理学的バイオマーカーの確立とその応用(18K07440)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山口 泰弘 自治医科大学, 医学部, 教授 (60376473)
【キーワード】呼吸リズム / 睡眠時無呼吸 / 心不全 / 心房細動 / 加齢 (他10件)
【概要】我々は、終夜睡眠ポリグラフ検査結果の脳波より安静閉眼覚醒状態を判定し、その間の鼻口センサーのサーミスターによる気流の記録からシャノンのエントロピーS(entropy S)を算出した。虚血性心疾患の既往、心房細動、慢性心不全の患者で呼吸リズムから算出したentropy Sは有意に高値であった。すなわち、臨床的に心不全と診断・治療されてない患者群でも、既に呼吸リズムの不規則性がみられることが示された。...
❏心房細動モデルを用いた心房筋におけるチャネル分子背景の加齢性変化の解析(23580421)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】伊藤 公一 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (50330874)
【キーワード】心房細動 / 病態モデル動物 / 加齢 / イオンチャネル
【概要】心房細動は加齢と共に発症率が上がる最も頻度の高い不整脈であり、脳梗塞や心筋梗塞等のリスク要因になるため臨床的に非常に重大な疾患である。本研究では心房細動誘発モデルを作製しその有用性及び心房細動の分子機序を、電気生理学的及び分子生物学的手法を用いて検討した。この結果、経食道頻回刺激により老齢ほど心房細動モデルを作製しやすく、分子レベルではヒトと共通する発症メカニズムを持っていること、さらに心房に加齢...
【医歯薬学】社会医学:磁気共鳴機能画像法(fMRI)加齢を含む研究件
❏ニューロフィードバック制御型の神経結合動態計測による認知過誤リスク推定の研究(19H04025)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中井 敏晴 大阪大学, 歯学研究科, 招へい教授 (30344170)
【キーワード】ニューロフィードバック / fMRI / BMI / 運動処方 / 加齢 (他12件)
【概要】本研究ではNF-fMRIに小型ヒューマノイドを用いたBMIを開発し、加齢による認知機能予備能力の変化や其の頑強性を推定する指標を開発した。NF-fMRIの動態解析により加齢による脳活動領域拡大は課題遂行内容に基づく脳活動パタンの判別に有効な情報量を増やす効果が認められ高齢者でもNF訓練が有効であること、判別結果をより安定化させる事等が判明した。活動領域の拡大には再現性が認められ、学習内容に依存する...
❏運動処方への初期応答による高齢者の分類法の確立(15H03104)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中井 敏晴 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 神経情報画像開発研究室, 室長 (30344170)
【キーワード】加齢 / 運動処方 / 脳機能計測 / fMRI / 帯状回 (他8件)
【概要】fMRIを用いて高齢者に対する介入開始4週間後に運動処方の効果予測を行ない、運動処方の長期的効果を反映する脳活動指標を探索した。何れも前部帯状回の安静時脳活動が有力な指標候補と考えられた。認知負荷への応答特性を高精度で抽出するためのNeurofeedback fMRIを開発し年齢群間比較を行なったところ、若年者では後部帯状回と視覚野群の活動が脱賦活化されるが高齢者ではこの傾向は見られず、認知処理の...
【医歯薬学】社会医学:実験心理学加齢を含む研究件
❏高齢者の身体モデルとその神経基盤の解明(19H00631)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】寺本 渉 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 教授 (30509089)
【キーワード】実験心理学 / 身体モデル / 加齢 / ベイズ理論 / バーチャル・リアリティ (他9件)
【概要】高齢期の認知機能低下への対策は,認知症とその予備群の増大,危険運転による事故多発などの社会問題を解決するためにも重要である。この認知機能低下には,感覚運動機能の低下と,それに伴う脳内の身体・運動表象(身体モデル)の歪みの関与が考えられる。高齢期の身体モデルへの理解と介入は,転倒予防等の身体運動機能改善のみならず,認知機能の維持・向上に役立つことが期待される。そこで本研究では,高齢期における身体モデ...
❏加齢に伴う絶対音感シフトに関する心理物理学的実験検討と計算モデルの構築(24243070)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】津崎 実 京都市立芸術大学, 音楽学部, 教授 (60155356)
【キーワード】聴覚 / ピッチ / 聴覚計算モデル / 加齢 / 絶対音感 (他24件)
【概要】本研究は加齢による「聴力」の変化について知覚・生理現象観察と計算モデルを構築を目的とした。従来ほとんど関心を集めていなかった加齢性ピッチ・シフト現象について,十分な数の幅広い年齢層の聴取者を用いて,その現象が確実に生じることを突きとめ,さらに同じ聴取者に対する聴力検査,耳音響放射検査,脳波の周波数追随反応との相関分析を実施した。並行実施した非線形圧縮特性,聴神経の位相固定性などへの加齢による変容の...
❏姿勢と視覚の加齢変化を考慮した視対象の最適表示空間の特定(18653082)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】金子 寛彦 (2008) 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (60323804)
【キーワード】姿勢 / 前庭・体性感覚 / 視覚 / 方向知覚 / 傾き知覚 (他10件)
【概要】本研究の目的は,視対象を観察するときの姿勢や視線方向が,その対象の知覚や認知過程に与える影響を定量的に明らかにすることであった.昨年度に行った実験により,姿勢の違いにより図形知覚に影響があること,そしてその影響は対象の図形およびそれに対する課題によって異なることが明らかになった.本年度においては,特に視覚対象の刺激パラメータと姿勢を制御して実験を行い,重力方向知覚のための前庭・体性感覚情報と視覚情...
【医歯薬学】歯学:エビゲノム加齢を含む研究件
❏造血幹細胞と心臓マクロファージの加齢的変化に伴う高齢者心不全の病態解明(18K08061)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中山 幸輝 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (70721885)
【キーワード】心不全 / マクロファージ / 老化 / 加齢 / 造血幹細胞 (他7件)
【概要】生理的状態では、心臓の微小環境を揺るがす様々なストレスに対して、可塑性をもった心臓マクロファージが組織恒常性を維持させているが、maladaptiveな免疫応答は組織リモデリングを引き起こす。老化による、内的または外的ストレスが心臓マクロファージの心保護作用の閾値を超えると、心臓マクロファージのロバストネス自体に悪影響を与え、その後の不安定化に対する忍容性が低下すると予想した。そこで本研究計画では...
❏腸管上皮幹細胞における加齢に伴うエピゲノム変化に着目した老化の分子機構の解明(16K13051)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】齋藤 義正 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 准教授 (90360114)
【キーワード】老化 / 加齢 / エピゲノム変化 / 腸管上皮幹細胞 / オルガノイド培養 (他9件)
【概要】本研究では、オルガノイド培養技術によりマウス腸管上皮幹細胞を培養・維持し、網羅的な遺伝子発現やエピゲノム変化などを検討することで老化の分子機構の解明を試みた。若いオルガノイドが旺盛な増殖能を示すのに対し、老化したオルガノイドでは増殖能および組織形成能が低下していた。また、幹細胞マーカーでありWntシグナル経路の受容体であるLgr5が老化に伴いヒストンH3リジン27トリメチル化により抑制されているこ...
【医歯薬学】歯学:造血幹細胞加齢を含む研究件
❏小区分54010:血液および腫瘍内科学関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】加齢
【研究期間】造血
【研究代表者】造血幹細胞
【キーワード】ATAC-seq
【概要】申請者らは、ポリコーム抑制性複合体1(PRC1) 構成因子であるBmi1 を骨髄ニッチの代表である傍血管間葉系ストローマ細胞特異的に欠損させたところ、加齢とともに骨髄の脂肪化が著明に進行し、造血幹細胞・前駆細胞が有意に減少すること、これに伴い髄外造血が亢進することを見出した。以上のデータから、Bmi1が骨髄ストローマ細胞の脂肪分化を抑制することにより、造血幹細胞ニッチの恒常性を保つことが明らかとな...
❏造血幹細胞と心臓マクロファージの加齢的変化に伴う高齢者心不全の病態解明(18K08061)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中山 幸輝 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (70721885)
【キーワード】心不全 / マクロファージ / 老化 / 加齢 / 造血幹細胞 (他7件)
【概要】生理的状態では、心臓の微小環境を揺るがす様々なストレスに対して、可塑性をもった心臓マクロファージが組織恒常性を維持させているが、maladaptiveな免疫応答は組織リモデリングを引き起こす。老化による、内的または外的ストレスが心臓マクロファージの心保護作用の閾値を超えると、心臓マクロファージのロバストネス自体に悪影響を与え、その後の不安定化に対する忍容性が低下すると予想した。そこで本研究計画では...
❏造血システムの加齢に伴うエピゲノム変化と造血器腫瘍発症の分子基盤(18K08348)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】大島 基彦 東京大学, 医科学研究所, 助教 (70506287)
【キーワード】加齢 / 造血 / 造血幹細胞 / ATAC-seq / 加齢変化 (他8件)
【概要】本研究では、加齢に伴う造血システムの生理的な変化の分子基盤を解明し、その造血器疾患における病因論的意義を示す目的で、若齢および老齢マウスの造血幹、前駆細胞における、遺伝子発現とオープンクロマチン領域の変化について検証を行った。その結果、老齢造血幹、前駆細胞では、様々な転写因子ネットワークが変化していることが示され、中でも外的ストレスの暴露に伴うエピジェネティックな変化が、老化造血幹細胞の表現型に関...
【医歯薬学】歯学:バイオメカニクス加齢を含む研究件
❏身体運動のメカニズムと適応性の解明:骨格筋・腱動態の生体計測によるアプローチ(24300209)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】川上 泰雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60234027)
【キーワード】生体計測 / 筋腱複合体 / 筋腱相互作用 / 力学的特性 / トレーニング (他9件)
【概要】本研究は、人間の骨格筋・腱動態の生体計測を通じて身体運動に関わる骨格筋と腱の適応性について調べ、身体運動のメカニズムを明らかにすることを目的とした。超音波装置や3次元動作解析を通じて、下肢の筋や腱動態、ランニング中の下肢関節の力学的特性を評価した。また、筋収縮後に筋力が一過的に増加する現象に関して、事前の筋収縮強度、運動速度や強度が筋力や身体パフォーマンスに影響を及ぼすという知見を得た。さらに、レ...
❏適応能としての二足歩行運動(11304059)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】木村 賛 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (20161565)
【キーワード】二足歩行 / 進化 / ヒト / 霊長類 / 個体発達 (他8件)
【概要】本年度の研究成果は以下の通りである。木村(賛)は霊長類四肢骨格の形態を計測し、ロコモーションパタンとくに前後肢機能分化との関連を調べ、ヒト二足歩行の特徴を検討した。足立は高齢者階段歩行時の体節角度とタイミングを解析し、加齢変化を描出した。石田は中新世類人猿ナチョラピテクスの膝蓋骨の三次元形態解析を行い、類人猿ロコモーションの進化について考察した。木村(忠)は二足歩行に関係する前脛骨筋の筋線維構成と...
【医歯薬学】歯学:筋衛星細胞加齢を含む研究件
❏筋損傷および老化に伴う骨格筋線維化の機序解明(21K09309)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】依田 昌樹 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (30464994)
【キーワード】筋再生 / 筋線維化 / 筋衛星細胞 / 加齢 / 筋損傷 (他7件)
【概要】筋性拘縮や加齢は、骨格筋の再生能力を低下させるばかりではなく筋変性を生じる。筋変性は骨格筋内に存在する間葉系前駆細胞(fibro/adipogenic progenitors; FAPs)が病的環境下で脂肪細胞および線維芽細胞に分化してしまうことにより生じる。申請者らはこれまでの研究でPDGFRシグナルの阻害によりFAPsの脂肪細胞分化が抑制できることを報告した。しかしながら、FAPsの線維芽細胞...
❏血管老化制御によるサルコペニア抑制機構の解明(25460887)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大田 秀隆 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (20431869)
【キーワード】血管老化 / サルコペニア / Sirt1 / 筋衛星細胞 / フレイル (他7件)
【概要】血管老化によるサルコペニアに対する関与を、各種動物モデル使用し検討した。まずサルコペニアモデルとして、凍傷モデルを使用した。筋膜を切開し、約5mmの金属製プローブを液体窒素につけ、そのプローブを約10秒間接触させた。その後傷口を縫合し、14日間放置し、その後筋組織を採取し、組織学的、免疫学的検討を加えた。また筋衛生細胞の表現系についても、各筋組織から細胞を分離し検討を行った。その結果、若年マウスと...
【医歯薬学】歯学:日本人加齢を含む研究件
❏体幹部の内臓脂肪・皮下脂肪分布の定量:3次元解析と脂肪量の高精度推定式の開発(16K13057)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 史子 早稲田大学, 重点領域研究機構, 次席研究員(研究院講師) (20756184)
【キーワード】生活習慣病 / 生体計測 / 内臓脂肪 / 皮下脂肪 / 筋組織 (他16件)
【概要】MRI法を用いて、180名の中・高齢者及び青年を対象として体幹部における内臓脂肪と皮下脂肪の蓄積状態を可視化・定量した。脂肪のみならず筋組織、体幹全体についての評価を試み、骨格・骨格筋の発達度合いの計測と併せて体幹部の「からだつき」を評価した。 スマホアプリ「メタボウォッチ」を開発・リリースし、食習慣、運動習慣、睡眠、労働状況など、日本人の体型や生活習慣、運動習慣をITを活用しデータを収集した。ビ...
❏日本人の遊離型ステロイドホルモン値の変異と加齢に関する研究(13640714)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】内田 亮子 千葉大学, 文学部, 助教授 (50283685)
【キーワード】ステロイドホルモン / 日本人 / 変異 / 加齢 / 認知能力 (他7件)
【概要】本研究は、日本人集団で男女15-90歳代を対象に、唾液中遊離型ステロイドホルモン(Testosterone)について集団内変異・加齢変化パターンを分析し、遊離型ホルモン値と身体形質、心的活動(空間認知能力:MRTなど)との関係を検討した。得られた結果は以下の通りである。 1)男性の遊離型テストステロン(T)値の加齢パターンは、欧米集団と同様20代に平均値のピークがあり30代で減少するが、40代から...
【医歯薬学】薬学:シナプス可塑性加齢を含む研究件
❏加齢性認知機能低下に伴う細胞内Caホメオスタシスの変化の可視化(22K06038)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】伊藤 公一 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任准教授 (50330874)
【キーワード】Caホメオスタシス / 加齢 / 記憶・学習 / 画像解析 / シナプス可塑性
【概要】
❏海馬神経伝達および神経ネットワークにおける細胞内Ca ホメオスタシスの役割(16K08070)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】伊藤 公一 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任准教授 (50330874)
【キーワード】シナプス可塑性 / 加齢 / Ca2+ホメオスタシス / 記憶・学習 / シナプス (他9件)
【概要】海馬神経伝達および神経ネットワークにおけるCa2+シグナルは細胞内Ca2+ホメオスタシスの基に一定に成り立っており、これが崩壊するとシナプス機能にも大きく影響があると考えられる。本研究により記憶・学習の素過程とされるシナプス可塑性へのCa2+ホメオスタシス関連分子群の関与、および加齢性認知機能低下のメカニズムとしてCa2+ホメオスタシスの加齢性変化が関与していることが定量的に明らかになった。 ...
【医歯薬学】薬学:慢性炎症加齢を含む研究件
❏加齢に伴うがん発症機構の解明(20H00514)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】中西 真 東京大学, 医科学研究所, 教授 (40217774)
【キーワード】老化細胞 / 慢性炎症 / 加齢 / 発がん / 間質細胞
【概要】
❏食品による腸管免疫系を介した加齢性炎症および脂肪組織における慢性炎症の制御(18H02152)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】八村 敏志 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (40238019)
【キーワード】腸管免疫系 / 慢性炎症 / 加齢性炎症 / 脂肪組織 / 樹状細胞 (他11件)
【概要】本研究は、加齢性炎症、脂肪組織の慢性炎症と腸管免疫系の関係を解明し、加齢性炎症、慢性炎症を抑制しうる食品素材を探索し、その機構を解明することを目的とした。加齢マウスにおいて腸間膜リンパ節樹状細胞のRALDH2遺伝子発現の低下により、レチノイン酸産生能が減少し、制御性T細胞の誘導が低下することが明らかになった。また、β-elemeneが、腸管樹状細胞を介した制御性T細胞誘導により、高脂肪食摂取マウス...
❏加齢とメタボリックシンドロームに伴う心血管障害に共通の分子基盤の解明(15H04825)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐野 元昭 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (30265798)
【キーワード】免疫老化 / 肥満 / T細胞 / マクロファージ / 高脂肪食 (他15件)
【概要】肥満が見た目だけでなく内臓の老化を加速させるメカニズムを解明した。高脂肪食負荷マウスの内臓脂肪でCD4 T細胞の一部(CD44hiCD62LloCD4+ T細胞)が、本来加齢マウスで出現する細胞老化の性質を獲得すること、この細胞老化がB細胞依存的に起こること、さらに、Senescence associated secretory phenotype (SASP)としてのオステオポンチンの大量分泌を...
【医歯薬学】薬学:ミトコンドリア加齢を含む研究件
❏サルコペニアに伴う骨格筋の質的変化:メカニズムと有効な対策(19H01085)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】石井 直方 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (20151326)
【キーワード】一次性サルコペニア / 二次性サルコペニア / 筋線維タイプ / ミトコンドリア / レジスタンス運動 (他15件)
【概要】それぞれの共同研究者からの2021度の実績をまとめると下記の通りである。 (1)全身炎症誘発性二次性サルコペニアにおけるセラミド合成に関与するNsmafは強力な筋分化制御因子であることを見出した。(2)加齢に伴い発現量の低下するUNC45Bについて,若齢マウスの骨格筋において発現を2週間抑制すると筋力の低下が認められた.一方,筋量には変化が観察されなかった.以上から,加齢に伴うUNC45B発現量の...
❏ヒト初期胚発生型リプログラミングによるがん化しない安定したiPS細胞の樹立(17H05100)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山田 満稔 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (40383864)
【キーワード】胚性ゲノムの活性化 ZGA / iPS細胞 / 初期化 reprogramming / ゲノム安定性 / ES細胞 (他16件)
【概要】受精卵から樹立される胚性幹細胞(ES細胞)と、体細胞から樹立されるiPS細胞は、いずれも未分化能および多分化能を有し、細胞治療や疾患モデルへの臨床応用が期待されている。しかしながら受精卵および幹細胞に多くみられる染色体異常や、加齢成人から樹立したiPS細胞におけるゲノム不安定性は、安全な生殖補助医療と再生医療の実現化にとって障壁となっている。本研究では受精卵からES細胞を樹立する過程で発現する遺伝...
❏聴覚・平衡機能の加齢による障害の機序の解明と治療戦略の確立(26253081)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岨 達也 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60251302)
【キーワード】神経科学 / 老化 / 難聴 / 酸化ストレス / ミトコンドリア (他8件)
【概要】体内の抗酸化物質Mn-SODが半減すると加齢により蝸牛の酸化ストレスが増悪し、音響外傷が増悪した。二酸化ゲルマニウ投与で蝸牛組織変性が生じ、ミトコンドリア機能が低下したが、タウリン等の投与により障害が抑えられた。ゲンタシンによる半規管の有毛細胞障害は支持細胞分裂により部分再生し、TrkB agonist投与により有毛細胞がより再生し機能も回復した。内耳不死化細胞は酸化ストレスでミトコンドリアの変性...
【医歯薬学】薬学:MRI加齢を含む研究件
❏ライフスタイルと脳の働き -超高齢社会を生き抜くための心理科学-(16H06325)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】積山 薫 京都大学, 総合生存学館, 教授 (70216539)
【キーワード】可塑性 / 認知機能 / 加齢 / MRI / 脳 (他6件)
【概要】3~4か月の短期的な運動や楽器練習をおこなう介入研究では、練習により高齢者の認知機能が向上するとともに、脳の部位間の活動同期レベルが減少し神経処理が効率化することが分かった。横断研究において、幼少期からのスポーツや楽器の訓練は、加齢により萎縮しやすい脳部位の灰白質容積を維持する可能性が示唆された。また、機能が低下している高齢者は視触覚統合場面において視覚情報を過度に用いること、高齢者は異世代の若者...
❏加齢による血管変化に関する研究-MRI等の非侵襲的検査方法を用いるコホート研究(05454221)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993
【研究代表者】桜井 治彦 慶應義塾大学, 医学部衛生学公衆衛生学, 教授 (70051357)
【キーワード】MRI / 加齢 / 血管病変 / コホート研究 / 動脈硬化
【概要】平成4年度より実施した超音波脳血管特性測定および大動脈波伝搬速度測定は、平成5年度春に全測定を終了し、各測定値のデータ入力を終了した。このデータおよび年齢・喫煙・職業などの個人のバックグラウンドデータ、血清中の脂質等の動脈硬化指標・一般血清生化学検査・血圧・肥満指数・自覚症状等のデータとのリンクは終了し、一部データの基礎的解析を開始している。 頭部MRI撮影については、平成4年度に引き続き実施し、...
【医歯薬学】薬学:加齢を含む研究件
❏骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発(20H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】エクソソーム / 加齢 / 運動 / 脳 / うつ (他13件)
【概要】【目的】脳由来神経栄養因子BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させるが、 最近の研究からうつやアルコール依存において血中BDNF量が減少することが示されており、うつ病のバイオマーカーや治療標的として注目されている。また、BDNFは脳以外の腸管粘膜においても発現することが明らかになっており、脳腸相関の観点から食による腸由来BDNFの制御が脳機能制御に重要な役割を果たす可能性がある。近年の...
❏ライフスタイルと脳の働き -超高齢社会を生き抜くための心理科学-(16H06325)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】積山 薫 京都大学, 総合生存学館, 教授 (70216539)
【キーワード】可塑性 / 認知機能 / 加齢 / MRI / 脳 (他6件)
【概要】3~4か月の短期的な運動や楽器練習をおこなう介入研究では、練習により高齢者の認知機能が向上するとともに、脳の部位間の活動同期レベルが減少し神経処理が効率化することが分かった。横断研究において、幼少期からのスポーツや楽器の訓練は、加齢により萎縮しやすい脳部位の灰白質容積を維持する可能性が示唆された。また、機能が低下している高齢者は視触覚統合場面において視覚情報を過度に用いること、高齢者は異世代の若者...
【医歯薬学】薬学:神経科学加齢を含む研究件
❏海馬神経伝達および神経ネットワークにおける細胞内Ca ホメオスタシスの役割(16K08070)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】伊藤 公一 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任准教授 (50330874)
【キーワード】シナプス可塑性 / 加齢 / Ca2+ホメオスタシス / 記憶・学習 / シナプス (他9件)
【概要】海馬神経伝達および神経ネットワークにおけるCa2+シグナルは細胞内Ca2+ホメオスタシスの基に一定に成り立っており、これが崩壊するとシナプス機能にも大きく影響があると考えられる。本研究により記憶・学習の素過程とされるシナプス可塑性へのCa2+ホメオスタシス関連分子群の関与、および加齢性認知機能低下のメカニズムとしてCa2+ホメオスタシスの加齢性変化が関与していることが定量的に明らかになった。 ...
❏聴覚・平衡機能の加齢による障害の機序の解明と治療戦略の確立(26253081)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岨 達也 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60251302)
【キーワード】神経科学 / 老化 / 難聴 / 酸化ストレス / ミトコンドリア (他8件)
【概要】体内の抗酸化物質Mn-SODが半減すると加齢により蝸牛の酸化ストレスが増悪し、音響外傷が増悪した。二酸化ゲルマニウ投与で蝸牛組織変性が生じ、ミトコンドリア機能が低下したが、タウリン等の投与により障害が抑えられた。ゲンタシンによる半規管の有毛細胞障害は支持細胞分裂により部分再生し、TrkB agonist投与により有毛細胞がより再生し機能も回復した。内耳不死化細胞は酸化ストレスでミトコンドリアの変性...
【医歯薬学】薬学:免疫加齢を含む研究件
❏免疫関連ドライアイにおける眼表面および腸内細菌叢解析を応用した新規治療開発(20K18394)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】清水 映輔 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (10793812)
【キーワード】腸内細菌 / ドライアイ / 移植片対宿主病 / 免疫 / 抗菌薬 (他11件)
【概要】血液悪性疾患の根治療法である造血幹細胞移植には移植片対宿主病 (GVHD) という合併症がある。このGVHDは眼を含んだ全身諸臓器に重篤な炎症や線維化をきた し、ADLや生命予後に関わってくる。しかし、その病態は多岐に渡るため、特に眼GVHDにおいてはステロイド点眼のように副作用の強い対症療法しか存在せず、 患者さんは血液悪性疾患か、造血幹細胞移植で寛解したが、GVHDでADLが低下する。GVHD...
❏睡眠調節における神経・免疫系の役割に関する時間生物学的研究(22580348)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】桑原 正貴 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30205273)
【キーワード】睡眠 / 自律神経 / 免疫 / 加齢 / 日内変動 (他6件)
【概要】睡眠覚醒調節機構の解明に向けて神経・免疫系が果たす役割に関して加齢による影響も含めて実験を行い、加齢に伴う睡眠の質の変化に体温や自律神経系機能の変化が影響を及ぼしていることが明らかとなった。 ...
【医歯薬学】薬学:アポトーシス加齢を含む研究件
❏聴覚・平衡機能の加齢による障害の機序の解明と治療戦略の確立(26253081)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岨 達也 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60251302)
【キーワード】神経科学 / 老化 / 難聴 / 酸化ストレス / ミトコンドリア (他8件)
【概要】体内の抗酸化物質Mn-SODが半減すると加齢により蝸牛の酸化ストレスが増悪し、音響外傷が増悪した。二酸化ゲルマニウ投与で蝸牛組織変性が生じ、ミトコンドリア機能が低下したが、タウリン等の投与により障害が抑えられた。ゲンタシンによる半規管の有毛細胞障害は支持細胞分裂により部分再生し、TrkB agonist投与により有毛細胞がより再生し機能も回復した。内耳不死化細胞は酸化ストレスでミトコンドリアの変性...
❏消化器外科領域における分子標的治療に向けた包括的基盤研究(17390357)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】尾崎 倫孝 北海道大学, 大学院・医学研究科, 特任教授 (80256510)
【キーワード】肝再生 / シグナル伝達 / 細胞増殖 / 細胞成長 / アポトーシス (他9件)
【概要】正常肝のみならず脂肪肝の肝切除あるいは加齢肝切除といった種々のマウス疾患モデルに関して、肝再生の開始、維持、終止の分子機序を細胞内シグナルの役割の観点から解析した。 正常肝の再生に関しては、細胞内シグナルJak/STAT3経路およびPI3-K/PDK1/Akt経路を中心に解析し、肝の物理的再生および機能的再生における「細胞成長」の重要性を確認・研究した。分子機序の解析には、STAT3、PDK1の肝...
❏高齢女性卵子の受精および胚発生障害メカニズムに関する分子生物学的研究(17659521)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】渡辺 広是 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (60338118)
【キーワード】加齢 / 男性不妊 / ミトコンドリアDNA / ICSI / 精子 (他14件)
【概要】加齢による配偶子形成過程の変化による,生殖障害メカニズムを解明することを目的とした本研究において,これまで造精機能障害モデルマウスを作成し,漢方薬等による機能障害のレスキューについての実験を行い,メカニズムの解明と予防的治療についての検討を行った.本年度は,加齢変化による細胞障害によって遺伝子変異が生じ易く,かつヘテロプラスミーとして存在することが知られているミトコンドリアDNA(mtDNA)につ...
【医歯薬学】薬学:オートファジー加齢を含む研究件
❏サルコペニアでのオートファジー機能不全の解明:Rubiconとアペリンに着目して(20K11359)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐久間 邦弘 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (60291176)
【キーワード】オートファジー / 骨格筋 / 加齢 / Rubicon / 筋萎縮 (他7件)
【概要】骨格筋は様々な因子により調節を受け、オートファジー機能不全によりサルコペニア (加齢性筋減弱症)が促進される可能性が高い (Sakuma K, et al., p62/SQSTM1 but not LC3 is accumulated in sarcopenia muscle of mice. Journal of Cachexia, Sarcopenia, and Muscle. 2016)。オ...
❏サルコペニアにおけるオートファジー機能不全の包括的解明(17K01755)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐久間 邦弘 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (60291176)
【キーワード】オートファジー / サルコペニア / 骨格筋 / マイトファジー / 筋線維 (他9件)
【概要】サルコペニア(加齢性筋減弱症)において、オートファジーの機能不全が起こる。加齢筋と除神経筋のマイトファジー (ミトコンドリアのオートファジー: Parkin)、シャペロン介在性オートファジー (Bag3)の変化を比較検討し、より短期間の簡便なサルコペニアのオートファジー機能不全モデルの開発を目指した。本研究の結果により、加齢筋で特徴的なオートファジー関連物質の変化は、除神経筋において部分的に再現で...
❏加齢性筋減弱症における小胞体ストレスとオートファジーの役割の解明(26350815)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐久間 邦弘 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (60291176)
【キーワード】加齢 / 骨格筋 / 小胞体ストレス / サルコペニア / オートファジー (他10件)
【概要】加齢マウス (24ヶ月齢)を用い、骨格筋における小胞体ストレス関連物質の変化を調べた。加齢した骨格筋では、IRE-1aおよびPKCthetaの有意な増加が認められたが、オートファジー関連物質の発現部位とは一致しなかった。長期間の低タンパク質食摂取により、サルコペニアは軽減しなかった。小胞体ストレスを抑えるレスベラトロールの摂取は、除神経後の筋萎縮を有意に軽減した。 ...
【医歯薬学】薬学:神経細胞死加齢を含む研究件
❏動物脳における神経細胞死とアミロイドβ蛋白沈着に関する研究(13760208)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】内田 和幸 宮崎大学, 農学部, 助手 (10223554)
【キーワード】βアミロイド / ドーパ産生神経細胞 / イヌ / 中脳黒質 / レビー小体 (他10件)
【概要】本研究期間において、イヌの大脳、海馬、中脳の神経細胞についてβアミロイド沈着の有無、ssDNA抗体によるアポトーシス細胞数、ユビキチン抗体による変性神経突起数、GFAP抗体により星状膠細胞増殖率等を検索し数値化すると同時に、これらの部位における神経細胞の基本的な病理学的変化をしらべた。中脳については、特に黒質領域の病変を限定して検索する目的で、チロシンヒドロキシラーゼ(TH)に対する抗体を用いて黒...
❏アミロイドβタンパクの生理活性および神経毒性に関する研究(11460145)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】立山 晉 (立山 晋) 宮崎大学, 農学部, 教授 (90041003)
【キーワード】アミロイドβタンパク / イヌ / アポトーシス / 中脳黒質 / レビー小体 (他18件)
【概要】平成14年度は本研究の最終年度にあたり、前年度までに実施された研究の取りまとめを中心に行った。平成13年度から14年度にかけ実施した研究のうち、イヌの中脳黒質の加齢性病変について論文として公表した(J.Vet.Med.Sci.2003,65,Vol.2 In press.)。本研究では、チロシンヒドロキシラーゼ(TH)に対する抗体を用いて黒質のドパミン生成神経細胞を描出し、同部の加齢性変化を検討し...
【医歯薬学】薬学:炎症加齢を含む研究件
❏免疫関連ドライアイにおける眼表面および腸内細菌叢解析を応用した新規治療開発(20K18394)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】清水 映輔 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (10793812)
【キーワード】腸内細菌 / ドライアイ / 移植片対宿主病 / 免疫 / 抗菌薬 (他11件)
【概要】血液悪性疾患の根治療法である造血幹細胞移植には移植片対宿主病 (GVHD) という合併症がある。このGVHDは眼を含んだ全身諸臓器に重篤な炎症や線維化をきた し、ADLや生命予後に関わってくる。しかし、その病態は多岐に渡るため、特に眼GVHDにおいてはステロイド点眼のように副作用の強い対症療法しか存在せず、 患者さんは血液悪性疾患か、造血幹細胞移植で寛解したが、GVHDでADLが低下する。GVHD...
❏骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発(20H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】エクソソーム / 加齢 / 運動 / 脳 / うつ (他13件)
【概要】【目的】脳由来神経栄養因子BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させるが、 最近の研究からうつやアルコール依存において血中BDNF量が減少することが示されており、うつ病のバイオマーカーや治療標的として注目されている。また、BDNFは脳以外の腸管粘膜においても発現することが明らかになっており、脳腸相関の観点から食による腸由来BDNFの制御が脳機能制御に重要な役割を果たす可能性がある。近年の...
【医歯薬学】薬学:マクロファージ加齢を含む研究件
❏食品による腸管免疫系を介した加齢性炎症および脂肪組織における慢性炎症の制御(18H02152)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】八村 敏志 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (40238019)
【キーワード】腸管免疫系 / 慢性炎症 / 加齢性炎症 / 脂肪組織 / 樹状細胞 (他11件)
【概要】本研究は、加齢性炎症、脂肪組織の慢性炎症と腸管免疫系の関係を解明し、加齢性炎症、慢性炎症を抑制しうる食品素材を探索し、その機構を解明することを目的とした。加齢マウスにおいて腸間膜リンパ節樹状細胞のRALDH2遺伝子発現の低下により、レチノイン酸産生能が減少し、制御性T細胞の誘導が低下することが明らかになった。また、β-elemeneが、腸管樹状細胞を介した制御性T細胞誘導により、高脂肪食摂取マウス...
❏造血幹細胞と心臓マクロファージの加齢的変化に伴う高齢者心不全の病態解明(18K08061)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中山 幸輝 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (70721885)
【キーワード】心不全 / マクロファージ / 老化 / 加齢 / 造血幹細胞 (他7件)
【概要】生理的状態では、心臓の微小環境を揺るがす様々なストレスに対して、可塑性をもった心臓マクロファージが組織恒常性を維持させているが、maladaptiveな免疫応答は組織リモデリングを引き起こす。老化による、内的または外的ストレスが心臓マクロファージの心保護作用の閾値を超えると、心臓マクロファージのロバストネス自体に悪影響を与え、その後の不安定化に対する忍容性が低下すると予想した。そこで本研究計画では...
❏加齢とメタボリックシンドロームに伴う心血管障害に共通の分子基盤の解明(15H04825)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐野 元昭 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (30265798)
【キーワード】免疫老化 / 肥満 / T細胞 / マクロファージ / 高脂肪食 (他15件)
【概要】肥満が見た目だけでなく内臓の老化を加速させるメカニズムを解明した。高脂肪食負荷マウスの内臓脂肪でCD4 T細胞の一部(CD44hiCD62LloCD4+ T細胞)が、本来加齢マウスで出現する細胞老化の性質を獲得すること、この細胞老化がB細胞依存的に起こること、さらに、Senescence associated secretory phenotype (SASP)としてのオステオポンチンの大量分泌を...
【医歯薬学】看護学:老化加齢を含む研究件
❏造血幹細胞と心臓マクロファージの加齢的変化に伴う高齢者心不全の病態解明(18K08061)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中山 幸輝 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (70721885)
【キーワード】心不全 / マクロファージ / 老化 / 加齢 / 造血幹細胞 (他7件)
【概要】生理的状態では、心臓の微小環境を揺るがす様々なストレスに対して、可塑性をもった心臓マクロファージが組織恒常性を維持させているが、maladaptiveな免疫応答は組織リモデリングを引き起こす。老化による、内的または外的ストレスが心臓マクロファージの心保護作用の閾値を超えると、心臓マクロファージのロバストネス自体に悪影響を与え、その後の不安定化に対する忍容性が低下すると予想した。そこで本研究計画では...
❏リン脂質代謝調節に基づくサルコペニアの新規分子機序の解明(18K17935)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】門口 智泰 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 研究員 (10762049)
【キーワード】筋萎縮 / サルコペニア / リン脂質 / 加齢 / 老化 (他7件)
【概要】令和2年度は、6ヶ月齢の若齢マウスおよび24ヶ月齢に到達した加齢マウスの下肢骨格筋サンプル(腓腹筋)を用い、リピドーム解析によりリン脂質代謝産物を網羅的に観察することで加齢による筋萎縮とリン脂質代謝産物との関連性を調べた。 各群の下肢骨格筋サンプルを対象に、エレクトロスプレーイオン化法を用いた液体クロマトグラフィータンデム質量分析によるエイコサノイド・ドコサノイド解析を実施し、リン脂質代謝産物を同...
❏腸管上皮幹細胞における加齢に伴うエピゲノム変化に着目した老化の分子機構の解明(16K13051)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】齋藤 義正 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 准教授 (90360114)
【キーワード】老化 / 加齢 / エピゲノム変化 / 腸管上皮幹細胞 / オルガノイド培養 (他9件)
【概要】本研究では、オルガノイド培養技術によりマウス腸管上皮幹細胞を培養・維持し、網羅的な遺伝子発現やエピゲノム変化などを検討することで老化の分子機構の解明を試みた。若いオルガノイドが旺盛な増殖能を示すのに対し、老化したオルガノイドでは増殖能および組織形成能が低下していた。また、幹細胞マーカーでありWntシグナル経路の受容体であるLgr5が老化に伴いヒストンH3リジン27トリメチル化により抑制されているこ...
【医歯薬学】看護学:線維化加齢を含む研究件
❏腱板断裂に伴う筋脂肪浸潤メカニズムの解明と抑制法の開発(20K09488)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】松村 昇 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (70383859)
【キーワード】筋変性 / 腱板断裂 / 腱板構成筋 / 脂肪浸潤 / 線維化 (他9件)
【概要】脂肪浸潤や筋萎縮を伴う筋変性は加齢や外傷などによって生じうるが、その機序に関しては未だ不明な点が多い。肩腱板は人体の中で最も高率に腱の断裂が生じる部位であり、慢性的な腱板断裂に筋変性を合併することが知られている。筋内に存在する幹細胞の1つであるFAPs細胞が起源とされる腱板構成筋の筋脂肪浸潤は、腱板断裂後の不可逆的な変化とされており、その予防および抑制が臨床的に重要な課題となる。 我々は脂肪浸潤を...
❏老化の関与する拘縮発生メカニズムの解明(16K15955)
【研究テーマ】高齢看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】峰松 健夫 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (00398752)
【キーワード】拘縮 / 線維化 / 創傷治癒 / 加齢 / 関節拘縮 (他9件)
【概要】拘縮のメカニズム解明のため、老化関連遺伝子の発現を比較した。正常皮膚組織ではSirtuin 1および2の発現が加齢動物で有意に亢進していた。また、若齢ラットでは瘢痕組織において皮膚組織と比べSirtui 2および3の発現が有意に減少していたのに対し、加齢動物ではSirtuin 1、2、および3の発現減少が確認された。また、発現減少率(創部/皮膚組織)を若齢ラットと加齢ラットで比較したところ、Sir...
【医歯薬学】看護学:サーチュイン加齢を含む研究件
❏老化の関与する拘縮発生メカニズムの解明(16K15955)
【研究テーマ】高齢看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】峰松 健夫 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (00398752)
【キーワード】拘縮 / 線維化 / 創傷治癒 / 加齢 / 関節拘縮 (他9件)
【概要】拘縮のメカニズム解明のため、老化関連遺伝子の発現を比較した。正常皮膚組織ではSirtuin 1および2の発現が加齢動物で有意に亢進していた。また、若齢ラットでは瘢痕組織において皮膚組織と比べSirtui 2および3の発現が有意に減少していたのに対し、加齢動物ではSirtuin 1、2、および3の発現減少が確認された。また、発現減少率(創部/皮膚組織)を若齢ラットと加齢ラットで比較したところ、Sir...
❏加齢指標タンパク質30の発現調節機構の解明(23500838)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】新井 秀明 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (60313160)
【キーワード】老化 / 加齢 / アンチエイジング / 遺伝子 / シグナル伝達 (他10件)
【概要】加齢指標タンパク質30(SMP30)は加齢にともないラット肝臓で顕著に発現が減少するタンパク質として同定された。ヒトSMP30の遺伝子発現調節機構を明らかにすることは老化のメカニズムを知り老化を予防する方策を開発する上で重要である。老化という現象は進化的に高度に保存されたシグナル伝達系により調節を受け最も主流となるシグナル伝達系はインスリン・インスリン様成長因子シグナル伝達系(IIS)である。本研...
【医歯薬学】看護学:動脈硬化加齢を含む研究件
❏近位大動脈ウインドケッセル機能-脳循環動態連関の解明:脳疾患発症予防の基礎研究(17H02186)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】菅原 順 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究グループ長 (00357261)
【キーワード】脳血管疾患 / 動脈スティフネス / 加齢 / 運動 / 心血管系疾患 (他9件)
【概要】脈波伝播速度法により近位大動脈ウインドケッセル機能を簡便に評価するための動脈推定式を作成した。これを用いて算出した指標(hbPWV)が脳循環動態の拍動性と相関することも示された。また、脳循環に対する姿勢の影響と近位大動脈機能の関与を検証し、立位から仰臥位への急激な姿勢変化が心臓一回拍出量を増大させ、脳の拍動性血流変動を引き起こすと考えられるが、持久性鍛錬者では、近位大動脈のウインドケッセル機能の向...
❏加齢による血管変化に関する研究-MRI等の非侵襲的検査方法を用いるコホート研究(05454221)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993
【研究代表者】桜井 治彦 慶應義塾大学, 医学部衛生学公衆衛生学, 教授 (70051357)
【キーワード】MRI / 加齢 / 血管病変 / コホート研究 / 動脈硬化
【概要】平成4年度より実施した超音波脳血管特性測定および大動脈波伝搬速度測定は、平成5年度春に全測定を終了し、各測定値のデータ入力を終了した。このデータおよび年齢・喫煙・職業などの個人のバックグラウンドデータ、血清中の脂質等の動脈硬化指標・一般血清生化学検査・血圧・肥満指数・自覚症状等のデータとのリンクは終了し、一部データの基礎的解析を開始している。 頭部MRI撮影については、平成4年度に引き続き実施し、...
【医歯薬学】看護学:マイクロバイオーム加齢を含む研究件
❏免疫関連ドライアイにおける眼表面および腸内細菌叢解析を応用した新規治療開発(20K18394)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】清水 映輔 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (10793812)
【キーワード】腸内細菌 / ドライアイ / 移植片対宿主病 / 免疫 / 抗菌薬 (他11件)
【概要】血液悪性疾患の根治療法である造血幹細胞移植には移植片対宿主病 (GVHD) という合併症がある。このGVHDは眼を含んだ全身諸臓器に重篤な炎症や線維化をきた し、ADLや生命予後に関わってくる。しかし、その病態は多岐に渡るため、特に眼GVHDにおいてはステロイド点眼のように副作用の強い対症療法しか存在せず、 患者さんは血液悪性疾患か、造血幹細胞移植で寛解したが、GVHDでADLが低下する。GVHD...
❏常在細菌叢と性ホルモンによるマイボーム腺脂質代謝制御機構及び眼表面疾患病態の解明(19K09996)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】鈴木 智 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (30613236)
【キーワード】マイボーム腺 / マイボーム腺機能不全 / マイボーム腺炎 / ドライアイ / マイクロバイオーム (他13件)
【概要】マイボーム腺分泌脂(meibum)の常在細菌叢の網羅的解析と網羅的脂質分析を行った。健常者では、加齢に伴い細菌の多様性が低下し、Cutibacterium acnesの相対存在量が有意に低下することが明らかとなった。また、若年と比較し、高齢者とマイボーム腺機能不全(MGD)患者では、meibumの非極性脂質が有意に低下し、極性脂質が有意に増加して、「ぼやける」等見え方の「質」に関連する自覚症状との...
【医歯薬学】看護学:サルコぺニア加齢を含む研究件
❏中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】一次性サルコペニア
【研究期間】二次性サルコペニア
【研究代表者】筋線維タイプ
【キーワード】ミトコンドリア
【概要】個体レベルのエネルギー代謝や体組成は多くの要素・調節系の複雑な連関によって制御され、かかる制御は性や栄養状態など個体条件と密接に関連しながら、エネルギー代謝異常の病態にも関わると考えられるが、その詳細は不明である。本研究では、骨格筋代謝における性の意義と個体の代謝システムの性差の解明を目指し、種々の代謝変容モデル・遺伝子改変動物を用いて、解析を進めている。 前年度までに骨格筋のグルココルチコイド受...
❏サルコペニアでのオートファジー機能不全の解明:Rubiconとアペリンに着目して(20K11359)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐久間 邦弘 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (60291176)
【キーワード】オートファジー / 骨格筋 / 加齢 / Rubicon / 筋萎縮 (他7件)
【概要】骨格筋は様々な因子により調節を受け、オートファジー機能不全によりサルコペニア (加齢性筋減弱症)が促進される可能性が高い (Sakuma K, et al., p62/SQSTM1 but not LC3 is accumulated in sarcopenia muscle of mice. Journal of Cachexia, Sarcopenia, and Muscle. 2016)。オ...
❏サルコペニアに伴う骨格筋の質的変化:メカニズムと有効な対策(19H01085)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】石井 直方 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (20151326)
【キーワード】一次性サルコペニア / 二次性サルコペニア / 筋線維タイプ / ミトコンドリア / レジスタンス運動 (他15件)
【概要】それぞれの共同研究者からの2021度の実績をまとめると下記の通りである。 (1)全身炎症誘発性二次性サルコペニアにおけるセラミド合成に関与するNsmafは強力な筋分化制御因子であることを見出した。(2)加齢に伴い発現量の低下するUNC45Bについて,若齢マウスの骨格筋において発現を2週間抑制すると筋力の低下が認められた.一方,筋量には変化が観察されなかった.以上から,加齢に伴うUNC45B発現量の...
【医歯薬学】看護学:生活習慣病加齢を含む研究件
❏体幹部の内臓脂肪・皮下脂肪分布の定量:3次元解析と脂肪量の高精度推定式の開発(16K13057)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 史子 早稲田大学, 重点領域研究機構, 次席研究員(研究院講師) (20756184)
【キーワード】生活習慣病 / 生体計測 / 内臓脂肪 / 皮下脂肪 / 筋組織 (他16件)
【概要】MRI法を用いて、180名の中・高齢者及び青年を対象として体幹部における内臓脂肪と皮下脂肪の蓄積状態を可視化・定量した。脂肪のみならず筋組織、体幹全体についての評価を試み、骨格・骨格筋の発達度合いの計測と併せて体幹部の「からだつき」を評価した。 スマホアプリ「メタボウォッチ」を開発・リリースし、食習慣、運動習慣、睡眠、労働状況など、日本人の体型や生活習慣、運動習慣をITを活用しデータを収集した。ビ...
❏老化に伴う疾患の発症及び進行を抑制する物質の単離とその作用機序の解明(24659181)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】千葉 卓哉 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40336152)
【キーワード】老化 / トランスジェニックマウス / 機能性食品 / ガン / 臓器連関 (他15件)
【概要】細胞およびマウスをもちいた抗老化物質探索系の構築と実験系の評価、および抗老化状態と関連する細胞内シグナル伝達系の解析を行った。細胞、およびマウスをもちいた両方の実験系において、複数の既存物質を添加、または投与することによって、抗老化と関連した代謝状態を模倣できる可能性が示唆された。これらの結果から、構築した実験系が有効に機能することが示唆され、さらに抗老化状態と関連する細胞内シグナル伝達系の一部を...
❏中・高齢者の動脈コンプライアンス低下に対する筋力トレーニングの抑制効果(13780041)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】宮地 元彦 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 助教授 (60229870)
【キーワード】筋力トレーニング / 動脈コンプライアンス / 健康増進 / リスクファクター / 超音波診断 (他12件)
【概要】昨年度の研究において、加齢による動脈コンプライアンスの変化に筋力トレーニングが及ぼす影響を横断的手法により明らかにした。筋力トレーニング経験のない青年および中高年被験者34名と、ウエイトリフティングおよびパワーリフティングクラブ所属の青年および中高齢メンバー28名を被験者とし、循環器病の独立したリスクファクターである、左心室形態、頚動脈コンプライアンス、脈波速度による全身の動脈コンプライアンスを測...
【医歯薬学】看護学:シグナル伝達加齢を含む研究件
❏老化に伴う疾患の発症及び進行を抑制する物質の単離とその作用機序の解明(24659181)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】千葉 卓哉 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40336152)
【キーワード】老化 / トランスジェニックマウス / 機能性食品 / ガン / 臓器連関 (他15件)
【概要】細胞およびマウスをもちいた抗老化物質探索系の構築と実験系の評価、および抗老化状態と関連する細胞内シグナル伝達系の解析を行った。細胞、およびマウスをもちいた両方の実験系において、複数の既存物質を添加、または投与することによって、抗老化と関連した代謝状態を模倣できる可能性が示唆された。これらの結果から、構築した実験系が有効に機能することが示唆され、さらに抗老化状態と関連する細胞内シグナル伝達系の一部を...
❏加齢指標タンパク質30の発現調節機構の解明(23500838)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】新井 秀明 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (60313160)
【キーワード】老化 / 加齢 / アンチエイジング / 遺伝子 / シグナル伝達 (他10件)
【概要】加齢指標タンパク質30(SMP30)は加齢にともないラット肝臓で顕著に発現が減少するタンパク質として同定された。ヒトSMP30の遺伝子発現調節機構を明らかにすることは老化のメカニズムを知り老化を予防する方策を開発する上で重要である。老化という現象は進化的に高度に保存されたシグナル伝達系により調節を受け最も主流となるシグナル伝達系はインスリン・インスリン様成長因子シグナル伝達系(IIS)である。本研...
❏消化器外科領域における分子標的治療に向けた包括的基盤研究(17390357)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】尾崎 倫孝 北海道大学, 大学院・医学研究科, 特任教授 (80256510)
【キーワード】肝再生 / シグナル伝達 / 細胞増殖 / 細胞成長 / アポトーシス (他9件)
【概要】正常肝のみならず脂肪肝の肝切除あるいは加齢肝切除といった種々のマウス疾患モデルに関して、肝再生の開始、維持、終止の分子機序を細胞内シグナルの役割の観点から解析した。 正常肝の再生に関しては、細胞内シグナルJak/STAT3経路およびPI3-K/PDK1/Akt経路を中心に解析し、肝の物理的再生および機能的再生における「細胞成長」の重要性を確認・研究した。分子機序の解析には、STAT3、PDK1の肝...
【医歯薬学】看護学:生活習慣加齢を含む研究件
❏東京大学の学生の過去50年の体力測定データを活用したヒストリカルコホート研究(16H03259)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】八田 秀雄 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60208535)
【キーワード】体力テスト / 大学生 / 追跡調査 / 体力 / 健康 (他19件)
【概要】本研究は、大学初年次の体力とその後の健康や社会的成功との関係を検証した。収集したデータは1961年~2015年に東京大学教養学部に入学した者の体力テスト結果約160,000件、2018年9月に実施した追跡調査約5000件である。追跡調査では生活習慣病、経済状況等を郵送またはウェブ調査により把握した。関連解析の結果、体力(特に垂直とびと腕立て伏せ)が高い人ほど、メンタル不調を報告するリスクが低く、最...
❏運動が動脈伸展性を増大させる機序に新しい血管炎症性タンパクPTX3は関与するか?(21300234)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】前田 清司 筑波大学, 体育系, 講師 (30282346)
【キーワード】有酸素性運動 / 動脈伸展性 / ペントラキシン3 / 抗炎症作用 / 加齢 (他13件)
【概要】加齢や肥満により大動脈などの中心動脈の伸展性は低下する。中心動脈伸展性の低下は心血管疾患の独立した危険因子となる。一方、習慣的な有酸素性運動は中心動脈伸展性を増大させるが、そのメカニズムは不明な点が多く、十分に明らかになっていない。本研究では、有酸素性運動トレーニングによる中心動脈伸展性増大のメカニズムに抗炎症作用を有するペントラキシン3(PTX3)が関与するか否かを検討した。本研究における肥満者...
❏中高年者の高次脳機能と筋運動機能および生活習慣との関連に関する神経心理学的研究(19330158)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】高次脳機能 / 記憶 / 注意 / 言語 / 中高年者 (他10件)
【概要】本研究は平成19年度時点で24年間継続されている名古屋大学八雲研究の一端を担うもので、中高年者の高次脳機能についての神経心理学検討を住民検診の一貫として実施したものである。とくに(1)中高年者の注意、記憶、言語機能に焦点を当てその発達的特性の理解,(2)注意、記憶、言語機能を測定すべく開発した名古屋大学神経心理学検査バッテリの脳画像研究を含めた標準化手続き、(3)認知機能と骨・運動系機能との関係の...
【医歯薬学】看護学:痴呆加齢を含む研究件
❏痴呆高齢運転者の運転可能判断ツールの提案と安心・安全運転行動モニタリングの開発(16300182)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】鎌田 実 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (20224644)
【キーワード】高齢者 / 運転 / 認知症 / 高齢者特性 / 外界認知 (他16件)
【概要】高齢化の進展により、痴呆(認知症)になりながら運転を継続しているケースが増大し、事故の危険性がある。このため本研究では、軽度の認知症のレベルにおいて運転の可否の判断ができるようなシステムの構築を目指し、以下の研究を行った。 (1)高齢運転者の運転能力を定量的に計測するモニタリングシステムの開発 超小型電気自動車にセンサ等を実装し、それらにより運転行動を定量データ化するシステムを構築した。また、実際...
❏アミロイドβタンパクの生理活性および神経毒性に関する研究(11460145)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】立山 晉 (立山 晋) 宮崎大学, 農学部, 教授 (90041003)
【キーワード】アミロイドβタンパク / イヌ / アポトーシス / 中脳黒質 / レビー小体 (他18件)
【概要】平成14年度は本研究の最終年度にあたり、前年度までに実施された研究の取りまとめを中心に行った。平成13年度から14年度にかけ実施した研究のうち、イヌの中脳黒質の加齢性病変について論文として公表した(J.Vet.Med.Sci.2003,65,Vol.2 In press.)。本研究では、チロシンヒドロキシラーゼ(TH)に対する抗体を用いて黒質のドパミン生成神経細胞を描出し、同部の加齢性変化を検討し...
【医歯薬学】看護学:認知機能加齢を含む研究件
❏ライフスタイルと脳の働き -超高齢社会を生き抜くための心理科学-(16H06325)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】積山 薫 京都大学, 総合生存学館, 教授 (70216539)
【キーワード】可塑性 / 認知機能 / 加齢 / MRI / 脳 (他6件)
【概要】3~4か月の短期的な運動や楽器練習をおこなう介入研究では、練習により高齢者の認知機能が向上するとともに、脳の部位間の活動同期レベルが減少し神経処理が効率化することが分かった。横断研究において、幼少期からのスポーツや楽器の訓練は、加齢により萎縮しやすい脳部位の灰白質容積を維持する可能性が示唆された。また、機能が低下している高齢者は視触覚統合場面において視覚情報を過度に用いること、高齢者は異世代の若者...
❏記憶・推論に及ぼす内受容感覚の影響-認知神経科学・加齢研究からのアプローチ(26350990)
【研究テーマ】基盤・社会脳科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】寺澤 悠理 慶應義塾大学, 文学部(日吉), 助教 (30585790)
【キーワード】内受容感覚 / 感情 / 認知機能 / 脳損傷 / 島皮質 (他6件)
【概要】本研究では、内受容感覚の鋭敏さ、種々の認知機能のパフォーマンス、感情認識能力、これらを支える神経基盤について検証し、内受容感覚と認知機能の関連性を理解することを目指した。加齢に伴う認知機能と感情の変化に焦点を当て、この目的にアプローチした。50代から70代の参加者に対して、内受容感覚の鋭敏さ、表情認識能力、注意機能、記憶機能を測定する課題を実施した。さらに機能的MRIおよび頭部構造MRIを撮像し、...
【医歯薬学】看護学:認知症加齢を含む研究件
❏Ageing, Dementia, Care in Contemporary Fiction(17K02517)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】迫 桂 慶應義塾大学, 経済学部(日吉), 教授 (60548262)
【キーワード】ageing / gender / friendship / masculinity / TV drama (他22件)
【概要】本研究は、下記のテーマに沿って構想されている:①認知症の文学的語り、②認知症の文化的意味、③児童向け絵本における老い、認知、感情、④現代文学における老い、ジェンダー、ケア(③は国際共同研究加速基金研究課題として進捗)。本年度は②と④の研究を継続発展した。②日本の現代映画作品における認知症の表象の研究を継続した。映画は、認知症の文化的意味形成において重要な役割を担うと考えられる。分析作品においては、...
❏なつかしさ感情の機能と個人差:認知・神経基盤の解明と応用(16H02837)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】楠見 孝 京都大学, 教育学研究科, 教授 (70195444)
【キーワード】記憶 / 感情 / ノスタルジア / エピソード記憶 / 自伝的記憶 (他9件)
【概要】なつかしさの機能と個人差に関して,その認知的・神経科学的基盤を解明し,回想法等への応用に役立てるために研究を進めた。 第1に,なつかしさの機能と個人差の認知的基盤を解明するための心理尺度と実験課題を開発し,16歳から90歳の市民に対する大規模調査と大学生への実験によって検討した。第2に,なつかしさの機能における個人差の神経基盤を同定するためのfMRI課題を作成し,大学生に実施した。第3に,髄液バイ...
❏現代イギリス文学・文化における老いの意味と経験、主体性の研究(25770115)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】迫 桂 慶應義塾大学, 経済学部(日吉), 准教授 (60548262)
【キーワード】老い / 認知症 / medical humanities / ジェロントロジー / 病い (他20件)
【概要】世界的人口高齢化が進行する今、老いの経験を多角的に、かつ、主体的な視点から理解することの重要性が増している。本研究では、文化テキストにおける老いの表現を分析し、老いの文化的意味、及び、それを規定する価値体系を考察した。具体的には、欧米圏と日本で生産された小説、映画、漫画作品を主な対象として、老いの表現を分析した。特に、認知症と介護のテーマに注目し、表象と介護における倫理的側面について考えつつ、老い...
【医歯薬学】看護学:姿勢加齢を含む研究件
❏近位大動脈ウインドケッセル機能-脳循環動態連関の解明:脳疾患発症予防の基礎研究(17H02186)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】菅原 順 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究グループ長 (00357261)
【キーワード】脳血管疾患 / 動脈スティフネス / 加齢 / 運動 / 心血管系疾患 (他9件)
【概要】脈波伝播速度法により近位大動脈ウインドケッセル機能を簡便に評価するための動脈推定式を作成した。これを用いて算出した指標(hbPWV)が脳循環動態の拍動性と相関することも示された。また、脳循環に対する姿勢の影響と近位大動脈機能の関与を検証し、立位から仰臥位への急激な姿勢変化が心臓一回拍出量を増大させ、脳の拍動性血流変動を引き起こすと考えられるが、持久性鍛錬者では、近位大動脈のウインドケッセル機能の向...
❏姿勢と視覚の加齢変化を考慮した視対象の最適表示空間の特定(18653082)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】金子 寛彦 (2008) 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (60323804)
【キーワード】姿勢 / 前庭・体性感覚 / 視覚 / 方向知覚 / 傾き知覚 (他10件)
【概要】本研究の目的は,視対象を観察するときの姿勢や視線方向が,その対象の知覚や認知過程に与える影響を定量的に明らかにすることであった.昨年度に行った実験により,姿勢の違いにより図形知覚に影響があること,そしてその影響は対象の図形およびそれに対する課題によって異なることが明らかになった.本年度においては,特に視覚対象の刺激パラメータと姿勢を制御して実験を行い,重力方向知覚のための前庭・体性感覚情報と視覚情...
【医歯薬学】看護学:視覚加齢を含む研究件
❏経頭蓋電気刺激を用いた同期的神経活動が視覚・認知に与える効果の検証(19H01771)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】四本 裕子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (80580927)
【キーワード】周期的神経活動 / 経頭蓋交流電気刺激 / 視覚 / 神経同期 / 時間知覚 (他10件)
【概要】脳内の同期的神経活動がヒトの知覚や認知に及ぼす効果を検証することを目的として、行動実験、経頭蓋磁気刺激、脳波測定を用いて実験を行った。視覚刺激に時間変調を加え、それにともなって知覚される時間長が変化することを確認した。さらに、時間変調を持つ視覚刺激観察時の脳波を測定し、視覚刺激が脳内の神経同期を引き起こしていることを明らかにした。その際、意識的には知覚されない脳内の神経同期活動が、知覚される時間長...
❏姿勢と視覚の加齢変化を考慮した視対象の最適表示空間の特定(18653082)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】金子 寛彦 (2008) 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (60323804)
【キーワード】姿勢 / 前庭・体性感覚 / 視覚 / 方向知覚 / 傾き知覚 (他10件)
【概要】本研究の目的は,視対象を観察するときの姿勢や視線方向が,その対象の知覚や認知過程に与える影響を定量的に明らかにすることであった.昨年度に行った実験により,姿勢の違いにより図形知覚に影響があること,そしてその影響は対象の図形およびそれに対する課題によって異なることが明らかになった.本年度においては,特に視覚対象の刺激パラメータと姿勢を制御して実験を行い,重力方向知覚のための前庭・体性感覚情報と視覚情...
【医歯薬学】看護学:肥満加齢を含む研究件
❏骨格筋代謝における性の意義と個体の代謝システムの性差の解明(20K17528)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山崎 広貴 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (60784337)
【キーワード】性差 / 骨格筋 / 内分泌 / 多臓器連関 / 代謝異常 (他14件)
【概要】個体レベルのエネルギー代謝や体組成は多くの要素・調節系の複雑な連関によって制御され、かかる制御は性や栄養状態など個体条件と密接に関連しながら、エネルギー代謝異常の病態にも関わると考えられるが、その詳細は不明である。本研究では、骨格筋代謝における性の意義と個体の代謝システムの性差の解明を目指し、種々の代謝変容モデル・遺伝子改変動物を用いて、解析を進めている。 前年度までに骨格筋のグルココルチコイド受...
❏加齢とメタボリックシンドロームに伴う心血管障害に共通の分子基盤の解明(15H04825)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐野 元昭 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (30265798)
【キーワード】免疫老化 / 肥満 / T細胞 / マクロファージ / 高脂肪食 (他15件)
【概要】肥満が見た目だけでなく内臓の老化を加速させるメカニズムを解明した。高脂肪食負荷マウスの内臓脂肪でCD4 T細胞の一部(CD44hiCD62LloCD4+ T細胞)が、本来加齢マウスで出現する細胞老化の性質を獲得すること、この細胞老化がB細胞依存的に起こること、さらに、Senescence associated secretory phenotype (SASP)としてのオステオポンチンの大量分泌を...
❏運動が動脈伸展性を増大させる機序に新しい血管炎症性タンパクPTX3は関与するか?(21300234)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】前田 清司 筑波大学, 体育系, 講師 (30282346)
【キーワード】有酸素性運動 / 動脈伸展性 / ペントラキシン3 / 抗炎症作用 / 加齢 (他13件)
【概要】加齢や肥満により大動脈などの中心動脈の伸展性は低下する。中心動脈伸展性の低下は心血管疾患の独立した危険因子となる。一方、習慣的な有酸素性運動は中心動脈伸展性を増大させるが、そのメカニズムは不明な点が多く、十分に明らかになっていない。本研究では、有酸素性運動トレーニングによる中心動脈伸展性増大のメカニズムに抗炎症作用を有するペントラキシン3(PTX3)が関与するか否かを検討した。本研究における肥満者...
【医歯薬学】看護学:メタボリックシンドローム加齢を含む研究件
❏加齢とメタボリックシンドロームに伴う心血管障害に共通の分子基盤の解明(15H04825)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐野 元昭 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (30265798)
【キーワード】免疫老化 / 肥満 / T細胞 / マクロファージ / 高脂肪食 (他15件)
【概要】肥満が見た目だけでなく内臓の老化を加速させるメカニズムを解明した。高脂肪食負荷マウスの内臓脂肪でCD4 T細胞の一部(CD44hiCD62LloCD4+ T細胞)が、本来加齢マウスで出現する細胞老化の性質を獲得すること、この細胞老化がB細胞依存的に起こること、さらに、Senescence associated secretory phenotype (SASP)としてのオステオポンチンの大量分泌を...
❏老化に伴う疾患の発症及び進行を抑制する物質の単離とその作用機序の解明(24659181)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】千葉 卓哉 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40336152)
【キーワード】老化 / トランスジェニックマウス / 機能性食品 / ガン / 臓器連関 (他15件)
【概要】細胞およびマウスをもちいた抗老化物質探索系の構築と実験系の評価、および抗老化状態と関連する細胞内シグナル伝達系の解析を行った。細胞、およびマウスをもちいた両方の実験系において、複数の既存物質を添加、または投与することによって、抗老化と関連した代謝状態を模倣できる可能性が示唆された。これらの結果から、構築した実験系が有効に機能することが示唆され、さらに抗老化状態と関連する細胞内シグナル伝達系の一部を...
【医歯薬学】看護学:コホート研究加齢を含む研究件
❏東京大学の学生の過去50年の体力測定データを活用したヒストリカルコホート研究(16H03259)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】八田 秀雄 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60208535)
【キーワード】体力テスト / 大学生 / 追跡調査 / 体力 / 健康 (他19件)
【概要】本研究は、大学初年次の体力とその後の健康や社会的成功との関係を検証した。収集したデータは1961年~2015年に東京大学教養学部に入学した者の体力テスト結果約160,000件、2018年9月に実施した追跡調査約5000件である。追跡調査では生活習慣病、経済状況等を郵送またはウェブ調査により把握した。関連解析の結果、体力(特に垂直とびと腕立て伏せ)が高い人ほど、メンタル不調を報告するリスクが低く、最...
❏中高年者の高次脳機能と筋運動機能および生活習慣との関連に関する神経心理学的研究(19330158)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】高次脳機能 / 記憶 / 注意 / 言語 / 中高年者 (他10件)
【概要】本研究は平成19年度時点で24年間継続されている名古屋大学八雲研究の一端を担うもので、中高年者の高次脳機能についての神経心理学検討を住民検診の一貫として実施したものである。とくに(1)中高年者の注意、記憶、言語機能に焦点を当てその発達的特性の理解,(2)注意、記憶、言語機能を測定すべく開発した名古屋大学神経心理学検査バッテリの脳画像研究を含めた標準化手続き、(3)認知機能と骨・運動系機能との関係の...
❏加齢による血管変化に関する研究-MRI等の非侵襲的検査方法を用いるコホート研究(05454221)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993
【研究代表者】桜井 治彦 慶應義塾大学, 医学部衛生学公衆衛生学, 教授 (70051357)
【キーワード】MRI / 加齢 / 血管病変 / コホート研究 / 動脈硬化
【概要】平成4年度より実施した超音波脳血管特性測定および大動脈波伝搬速度測定は、平成5年度春に全測定を終了し、各測定値のデータ入力を終了した。このデータおよび年齢・喫煙・職業などの個人のバックグラウンドデータ、血清中の脂質等の動脈硬化指標・一般血清生化学検査・血圧・肥満指数・自覚症状等のデータとのリンクは終了し、一部データの基礎的解析を開始している。 頭部MRI撮影については、平成4年度に引き続き実施し、...
【医歯薬学】看護学:介護加齢を含む研究件
❏Ageing, Dementia, Care in Contemporary Fiction(17K02517)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】迫 桂 慶應義塾大学, 経済学部(日吉), 教授 (60548262)
【キーワード】ageing / gender / friendship / masculinity / TV drama (他22件)
【概要】本研究は、下記のテーマに沿って構想されている:①認知症の文学的語り、②認知症の文化的意味、③児童向け絵本における老い、認知、感情、④現代文学における老い、ジェンダー、ケア(③は国際共同研究加速基金研究課題として進捗)。本年度は②と④の研究を継続発展した。②日本の現代映画作品における認知症の表象の研究を継続した。映画は、認知症の文化的意味形成において重要な役割を担うと考えられる。分析作品においては、...
❏現代イギリス文学・文化における老いの意味と経験、主体性の研究(25770115)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】迫 桂 慶應義塾大学, 経済学部(日吉), 准教授 (60548262)
【キーワード】老い / 認知症 / medical humanities / ジェロントロジー / 病い (他20件)
【概要】世界的人口高齢化が進行する今、老いの経験を多角的に、かつ、主体的な視点から理解することの重要性が増している。本研究では、文化テキストにおける老いの表現を分析し、老いの文化的意味、及び、それを規定する価値体系を考察した。具体的には、欧米圏と日本で生産された小説、映画、漫画作品を主な対象として、老いの表現を分析した。特に、認知症と介護のテーマに注目し、表象と介護における倫理的側面について考えつつ、老い...
❏加齢対応住宅における腰部負担軽減を目的とした動作寸法体系の研究(15206067)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】渡辺 仁史 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40063804)
【キーワード】腰部 / 負荷 / 関節モーメント / 高齢者 / 立ち上がり (他11件)
【概要】本研究は、日本において高齢者でも有訴率の高い腰痛に着目し、腰部疾患を減らすための住宅の要件について研究を行った。腰部負荷計測の手法の検討や、疾患者、高齢者などへの実状調査などから、1有効な日常生活動作とその計測方法を検討し、実験により計測を行った。 その中心となる実験は、住宅内における日常生活動作時の「腰部関節モーメント」の計測である。 最初に、加齢期に住宅内でみられる手をつく動作に着目し、「立ち...
【医歯薬学】看護学:高齢者加齢を含む研究件
❏サルコペニアの部位差に関わる分子基盤の解明(24650342)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】田中 信帆 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), 政策医療企画部, 研究員 (60530920)
【キーワード】サルコペニア / 加齢 / 部位 / 分子基盤 / マイクロアレイ (他9件)
【概要】部位特異的筋委縮に関わる遺伝子をcDNAマイクロアレイで解析を行った。高齢群と若年群の大腿四頭筋とハムストリングスの筋組織を解析し、高齢群の増加する遺伝子をそれぞれの筋で絞り込んだ。さらにその中からハムストリングと比べて大腿四頭筋で発現率の大きい遺伝子を調べ、大腿四頭筋で大きく増加した遺伝子20個を同定した。パスウェイ解析では10個のパスウェイが大腿四頭筋で同定された。 ...
❏高齢者・障害者配慮設計技術開発に向けて-加齢と指先の触知覚特性の関係(19300205)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】藤本 浩志 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (60209103)
【キーワード】福祉工学 / 人間工学 / 加齢 / 触知覚特性 / 高齢者 (他10件)
【概要】本研究では高齢者・障害者配慮設計技術の開発の際に必要な触知覚特性(五感の1つ)のデータを収集することを目的として,図記号の識別容易性,指先の触覚の基本特性に着目して,それらと加齢の関係を調べた.その結果,図記号の識別容易性について図記号のサイズが小さい場合に加齢効果が見られることがわかった.指先の基本機能(空間分解能・触圧感度)に関しては,加齢効果が見られた.また,視覚障害者は日常的に触覚を活用し...
❏痴呆高齢運転者の運転可能判断ツールの提案と安心・安全運転行動モニタリングの開発(16300182)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】鎌田 実 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (20224644)
【キーワード】高齢者 / 運転 / 認知症 / 高齢者特性 / 外界認知 (他16件)
【概要】高齢化の進展により、痴呆(認知症)になりながら運転を継続しているケースが増大し、事故の危険性がある。このため本研究では、軽度の認知症のレベルにおいて運転の可否の判断ができるようなシステムの構築を目指し、以下の研究を行った。 (1)高齢運転者の運転能力を定量的に計測するモニタリングシステムの開発 超小型電気自動車にセンサ等を実装し、それらにより運転行動を定量データ化するシステムを構築した。また、実際...
【医歯薬学】看護学:酸化ストレス加齢を含む研究件
❏骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発(20H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】エクソソーム / 加齢 / 運動 / 脳 / うつ (他13件)
【概要】【目的】脳由来神経栄養因子BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させるが、 最近の研究からうつやアルコール依存において血中BDNF量が減少することが示されており、うつ病のバイオマーカーや治療標的として注目されている。また、BDNFは脳以外の腸管粘膜においても発現することが明らかになっており、脳腸相関の観点から食による腸由来BDNFの制御が脳機能制御に重要な役割を果たす可能性がある。近年の...
❏聴覚・平衡機能の加齢による障害の機序の解明と治療戦略の確立(26253081)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岨 達也 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60251302)
【キーワード】神経科学 / 老化 / 難聴 / 酸化ストレス / ミトコンドリア (他8件)
【概要】体内の抗酸化物質Mn-SODが半減すると加齢により蝸牛の酸化ストレスが増悪し、音響外傷が増悪した。二酸化ゲルマニウ投与で蝸牛組織変性が生じ、ミトコンドリア機能が低下したが、タウリン等の投与により障害が抑えられた。ゲンタシンによる半規管の有毛細胞障害は支持細胞分裂により部分再生し、TrkB agonist投与により有毛細胞がより再生し機能も回復した。内耳不死化細胞は酸化ストレスでミトコンドリアの変性...
❏ドライアイの疾患メカニズムの解明(22390326)
【研究テーマ】眼科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】坪田 一男 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40163878)
【キーワード】ドライアイ / 涙腺 / 酸化ストレス / 老化 / 加齢 (他7件)
【概要】加齢・酸化ストレス亢進による、涙液分泌機能低下を介したドライアイの発症機序、およびその分子メカニズムを解明する事を目的としている。抗酸化酵素欠損マウスを用いることによって加齢性変化による酸化ストレス亢進が、ドライアイ様所見を呈することを証明し、ドライアイの病態に深く関与する涙腺破壊と酸化ストレスの関係を動物レベルで明らかにした。以上の結果はドライアイと加齢による酸化ストレスが密接な関係にあることを...
【医歯薬学】看護学:ケア加齢を含む研究件
❏Ageing, Dementia, Care in Contemporary Fiction(17K02517)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】迫 桂 慶應義塾大学, 経済学部(日吉), 教授 (60548262)
【キーワード】ageing / gender / friendship / masculinity / TV drama (他22件)
【概要】本研究は、下記のテーマに沿って構想されている:①認知症の文学的語り、②認知症の文化的意味、③児童向け絵本における老い、認知、感情、④現代文学における老い、ジェンダー、ケア(③は国際共同研究加速基金研究課題として進捗)。本年度は②と④の研究を継続発展した。②日本の現代映画作品における認知症の表象の研究を継続した。映画は、認知症の文化的意味形成において重要な役割を担うと考えられる。分析作品においては、...
❏現代イギリス文学・文化における老いの意味と経験、主体性の研究(25770115)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】迫 桂 慶應義塾大学, 経済学部(日吉), 准教授 (60548262)
【キーワード】老い / 認知症 / medical humanities / ジェロントロジー / 病い (他20件)
【概要】世界的人口高齢化が進行する今、老いの経験を多角的に、かつ、主体的な視点から理解することの重要性が増している。本研究では、文化テキストにおける老いの表現を分析し、老いの文化的意味、及び、それを規定する価値体系を考察した。具体的には、欧米圏と日本で生産された小説、映画、漫画作品を主な対象として、老いの表現を分析した。特に、認知症と介護のテーマに注目し、表象と介護における倫理的側面について考えつつ、老い...
【医歯薬学】看護学:睡眠加齢を含む研究件
❏ヒトの睡眠の動的制御に関わる脳内機序の解明(15K16416)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】岸 哲史 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 助教 (70748946)
【キーワード】睡眠 / 睡眠段階遷移 / 個人差 / 超日リズム / モデリング (他7件)
【概要】本研究では、睡眠段階の遷移現象に焦点を当て、睡眠の動的制御機序の一端を解明することを目的とした。本研究課題では、(1) 睡眠段階遷移のダイナミクスの背後には安定かつ頑健な個人差が存在すること、(2) 睡眠時間と睡眠の連続性の間には有意な正の相関関係があり、睡眠時間の個人差を生み出す機序として睡眠の連続性や安定性といった要因が考えられること、(3) 加齢は深睡眠の連続性を低下させ、このような睡眠徐波...
❏睡眠調節における神経・免疫系の役割に関する時間生物学的研究(22580348)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】桑原 正貴 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30205273)
【キーワード】睡眠 / 自律神経 / 免疫 / 加齢 / 日内変動 (他6件)
【概要】睡眠覚醒調節機構の解明に向けて神経・免疫系が果たす役割に関して加齢による影響も含めて実験を行い、加齢に伴う睡眠の質の変化に体温や自律神経系機能の変化が影響を及ぼしていることが明らかとなった。 ...
【医歯薬学】看護学:糖尿病加齢を含む研究件
❏骨格筋代謝における性の意義と個体の代謝システムの性差の解明(20K17528)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山崎 広貴 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (60784337)
【キーワード】性差 / 骨格筋 / 内分泌 / 多臓器連関 / 代謝異常 (他14件)
【概要】個体レベルのエネルギー代謝や体組成は多くの要素・調節系の複雑な連関によって制御され、かかる制御は性や栄養状態など個体条件と密接に関連しながら、エネルギー代謝異常の病態にも関わると考えられるが、その詳細は不明である。本研究では、骨格筋代謝における性の意義と個体の代謝システムの性差の解明を目指し、種々の代謝変容モデル・遺伝子改変動物を用いて、解析を進めている。 前年度までに骨格筋のグルココルチコイド受...
❏個々人の体内時計制御に基づくオーダーメイド型の食事内容の提案と臨床応用(19K20126)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高橋 将記 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (30711189)
【キーワード】体内時計 / 糖代謝 / クロノタイプ / 時計遺伝子 / 加齢 (他10件)
【概要】本研究課題では、クロノタイプ(朝型・夜型)、社会的時差ボケ、時計遺伝子発現リズムの3つの生体リズムと食後代謝の関連を検討した。また、若齢者と高齢者で食事タイミングと生体リズムの関連を検討し、加齢に伴う生体リズムとその食事タイミングの関連を調査した。本研究の主な結果は、食後代謝を中心とした生体反応に個々人のクロノタイプや生体リズムを考慮する重要性を示しており、今後の体内時計に着目したオーダーメイド型...
❏加齢とメタボリックシンドロームに伴う心血管障害に共通の分子基盤の解明(15H04825)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐野 元昭 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (30265798)
【キーワード】免疫老化 / 肥満 / T細胞 / マクロファージ / 高脂肪食 (他15件)
【概要】肥満が見た目だけでなく内臓の老化を加速させるメカニズムを解明した。高脂肪食負荷マウスの内臓脂肪でCD4 T細胞の一部(CD44hiCD62LloCD4+ T細胞)が、本来加齢マウスで出現する細胞老化の性質を獲得すること、この細胞老化がB細胞依存的に起こること、さらに、Senescence associated secretory phenotype (SASP)としてのオステオポンチンの大量分泌を...