有酸素性トレーニングに対する中心動脈の粘性および弾性の適応に関する研究
【研究分野】応用健康科学
【研究キーワード】
動脈粘弾性 / 心肺体力 / 有酸素性トレーニング / 運動処方と運動療法 / 加齢 / 循環 / 動脈 / 粘弾性
【研究成果の概要】
本研究では、第1に心肺体力と中心動脈の粘弾性を、第2に有酸素性トレーニングが中心動脈の粘弾性に及ぼす影響を検討した。加齢に伴って増加する中心動脈の粘性は、心肺体力を高く保つことでその増加が押さえられることが明らかになった。しかしながら、実際に心肺体力を上げるために10週間の有酸素性トレーニングを行った結果、中心動脈の粘性に改善は見られなかった。したがって、10週間という短い期間でなく、比較的長期間の有酸素性トレーニングを実施することで、中心動脈の粘性が改善すると考えられる。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
宮地 元彦 | 独)国立健康・栄養研究所 | 運動ガイドライン研究室 | 室長 | (Kakenデータベース) |
山本 健太 | University of North Texas Health Science Center | Department of Integrative Physiology | (Kakenデータベース) |
樋口 満 | 早稲田大学 | スポーツ科学学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
後藤 一成 | 立命館大学 | スポーツ健康科学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)