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研究分野:工学 に関係する研究一覧:176件
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発表日:2026年5月13日
1
暗記のコツは「吐く息後半」だった
―覚えるときと答えるときの呼吸タイミングがそろうと、回答スピードが向上―
兵庫医科大学(所在地:兵庫県西宮市、学長:鈴木 敬一郎)医学部 生理学生体機能部門 助教 中村 望、関西学院大学(所在地:兵庫県西宮市、学長:森 康俊)生命環境学部 教授 吉野 公三、自然科学研究機構 生理学研究所(所在地:愛知県岡崎市、所長:伊佐 正)特任教授 福永 雅喜らの研究グループは、テストで答えるスピードが「その内容を覚えたときの呼吸のタイミング」に左右されることを初めて明らかにしました。 本研究成果に関する論文は、2026年4月25日に、国際学術誌「Scientific Reports」の電子版に掲載されました。タイトルは、「Respiratory phase ali...
キーワード:ノンパラメトリック/予測誤差/時系列モデル/テクスト/反応速度/遺伝子改変/生体内/抑制性ニューロン/チャネルロドプシン/ニューロン/スポーツ/パフォーマンス/日常生活/反応時間/光遺伝学/イミン/マウス/ロドプシン/遺伝子改変マウス/神経科学/遺伝学/遺伝子/生理学/認知機能
他の関係分野:情報学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年5月13日 この記事は2026年5月27日号以降に掲載されます。
2
OPIE 宇宙・天文光学EXPO 2026
この記事は2026年5月27日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月8日 この記事は2026年5月22日号以降に掲載されます。
5
オングストロームスケール極薄分子膜の高感度直接ラマン分光を実現
― プラズモン電場増強や電子共鳴に頼らない表面・界面非線形ラマン計測の革新 ―(杉本敏樹グループ)
この記事は2026年5月22日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月7日
6
冥王星以外で初めて、太陽系外縁天体に大気を発見
小さな太陽系外縁天体が恒星の手前を通過する際の観測から、この天体が極めて薄い大気を持っていることが発見されました。太陽系小天体についての理解を大いに深める新たな知見です。私たちの太陽系は、8個の惑星に加え、各種の太陽系小天体で構成されています。中でも、最遠の惑星である海王星よりも遠くに存在する太陽系外縁天体は、表面温度がマイナス220度以下と極低温であり、活動性や変化がほとんどない世界だと考えられてきました。太陽系外縁天体の一つである冥王星には、地球に比べて10万分の1程度の大気圧の大気があることが知られていますが、同じようなサイズの太陽系外縁天体には大気は見つかっていません。...
キーワード:天体衝突/宇宙科学/恒星/太陽/太陽系/惑星/極低温
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2026年4月28日
7
自然科学研究機構(NINS)と日本分析機器工業会(JAIMA)が 研究協力協定を締結
〜 「AI for Science」 の実現に向け、ラボオートメーションとデータの標準化を加速〜
大学共同利用機関法人自然科学研究機構(機構長:川合眞紀)と一般社団法人 日本分析機器工業会※(以下JAIMA,会長:足立正之/株式会社堀場製作所代表取締役社長)は、ラボオートメーションおよび先端機器開発の推進に向けた研究協力協定を締結いたしました。左:川合眞紀 自然科学研究機構長,右:JAIMA 足立正之会長...
キーワード:XML/人工知能(AI)/情報発信/ロボット/自動化/生産性/ラット/標準化
他の関係分野:情報学数物系科学医歯薬学
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発表日:2026年4月28日
8
フュージョン分野におけるイノベーション拠点からの説明会(内閣府)
「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略」においては、量子科学技術研究開発機構(QST)、核融合科学研究所(NIFS)、大阪大学レーザー科学研究所(ILE)の体制強化を図るとともに、アカデミアおよび民間企業の参画を得て技術開発を推進する体制を構築し、産業界への供用も可能とする、実規模技術開発のための試験施設・設備群を整備することとされており、3拠点において、令和6年度・7年度の補正予算も活用しつつ、設備整備を進めてきています。このような実規模技術開発のための整備については、各拠点の研究開発だけでなく民間企業による研究開発の加速にも資するよう、産業界からの研究開発ニーズを反映させ...
キーワード:核融合/レーザー/ステークホルダー/フュージョン/コミュニケーション
他の関係分野:数物系科学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月24日
9
エバネッセント円偏光によりキラルなナノ粒子の選択的輸送に成功
~キラル分子の非接触光学分離技術の確立に向けた重要な一歩~(岡本裕巳 名誉教授ら)
・ エバネッセント円偏光を用いて、ナノ光ファイバー上でキラルなナノ粒子を選択的に輸送することに成功しました。・ 2つの光を対向伝搬させて非キラル力成分を相殺し、純粋なキラル光圧のみを取り出すことで、円偏光の切り替えだけでナノ粒子の輸送方向を制御できることを実証しました。・ サイズや形状にばらつきのある粒子集団においても手法の有効性を確認しており、将来的には薬物などのキラル分子を光で分離する技術への応用が期待されます。【研究の概要】 東京理科大学 理学部第一部 物理学科のMark Sadgrove教授、Georgiy Tkache...
キーワード:水溶液/熱雑音/普遍性/ブラウン運動/化学組成/エナンチオマー/直線偏光/キラル/光学活性/ナノ物質/円偏光/ファイバー/選択性/光学特性/エバネッセント光/シミュレーション/ナノスケール/ナノ粒子/光ファイバー/非接触/生体内/妥当性/創薬/副作用
他の関係分野:数物系科学化学総合理工総合生物医歯薬学
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発表日:2026年4月24日
10
地球型ダイポール磁場の南北2つの磁極の安定解を発見
─ 地球磁場反転の物理機構解明への大きな手がかり ─
よく知られているように、地球は「大きな磁石」となっており(ダイポール磁場※1が存在しており)、その磁力は、地球内部の外核にある液体状の鉄が熱対流することにより起きるダイナモ過程※2によって生み出されていると考えられています。そして、この地球の磁場は、数十万~千万年程度の不規則な間隔で、その極性が反転していることが、これまでの地質学的な研究で明らかになっています。しかし、その物理機構は未だ解明されていませ...
キーワード:ハードウェア/プロセッサ/スーパーコンピュータ/計算モデル/海洋/離散化/核融合/高エネルギー/高エネルギー宇宙線/非平衡/揺らぎ/マントル/古地磁気/古地磁気学/地球磁場/地球内部/地磁気/地質学/電磁流体(MHD)/ダイナモ/宇宙線/磁場/数値計算/望遠鏡/流体シミュレーション/双極子/トルエン/電気抵抗/エンジン/シミュレーション/シミュレータ/液体金属/生態系/性決定
他の関係分野:情報学環境学数物系科学農学
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発表日:2026年4月24日
11
心と身体をつなぐ神経回路の異常が「チック障害」を引き起こす
-視床髄板内核と島皮質を結ぶマウス神経回路に着目-
神戸大学大学院医学系研究科の橘吉寿准教授、久野寛人大学院生、内匠透特命教授と、生理学研究所の小林憲太准教授からなる研究グループは、チック障害モデルマウスを使用して、心と身体をつなぐ神経回路の機能異常が、チック障害の発症に関与することを明らかにしました。チック障害は、自分の意志とは関係なく、急に体が動いてしまう「運動チック」や、思わず不適切な言葉を発してしまう「音声チック」を特徴とする疾患です。多くの場合、「ムズムズする」「チックを出したい」といった不快な感覚(前駆衝動)を伴うことが知られています。このため、チック障害には、運動を司る脳の領域だけでなく、情動(注1...
キーワード:動機づけ/脳活動/対人関係/センサータンパク質/解析学/埋め込み/蛍光センサー/軸索投射/ファイバー/センサー/運動制御/光センサー/光ファイバー/カルシウムイオン/運動回路/神経活動/生体内/線条体/大脳/マッピング/トレーサ/視床/発汗/遺伝子工学/活動電位/精神医学/精神症状/C-Fos/ベクター/マウスモデル/合併症/治療標的/大脳基底核/島皮質/免疫染色/臨床応用/カルシウムイメージング/運動機能/神経伝達物質/電気刺激/モデルマウス/解剖学/筋電図/GABA/アセチルコリン/イミン/ウイルスベクター/カルシウム/マウス/モデル動物/遺伝子導入/細胞内カルシウム/自閉症/受容体/神経科学/神経回路/神経細胞/大脳皮質/ウイルス/遺伝学/遺伝子/自律神経/小児/神経疾患/生理学/精神疾患/低侵襲/認知機能/脳波
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学生物学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年4月24日
12
カリウムイオンがイオンチャネルのスイッチに!
―細胞外カリウムイオンを感知して開閉するチャネル分子の発見―
カリウムはあらゆる細胞・生命にとって不可欠なミネラルです。例えば動物において、カリウムイオン(K+)は、神経や心臓の拍動を支え、その濃度異常が、てんかんや不整脈を引き起こします。これらのはたらきは、K+がイオンチャネルを“通って”細胞内外を移動するためであることが広く知られていましたが、イオンチ...
キーワード:機械学習/人工知能(AI)/水分子/水溶液/タンパク質立体構造/選択性/塩化物イオン/構造モデル/カリウム/センサー/タンパク質立体構造予測/構造予測/生物物理学/RNA編集/細胞膜/神経機能/筋肉/心臓/生物物理/RNA/イオンチャネル/ショウジョウバエ/てんかん/リガンド/受容体/電気生理学/不整脈/膜タンパク質/立体構造/遺伝子/生理学
他の関係分野:情報学数物系科学生物学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年4月22日
13
星のゆりかごに広がる放射状ガス構造の起源を解明
星は、「分子雲」とよばれる低温の星間ガスの中で誕生します。近年、複数の細長い分子雲が放射状に集まった「ハブ・フィラメント系分子雲」という構造が観測によって見つかってきています。このような構造がどうやってできるのか、コンピュータ・シミュレーションが描き出しました。ハブ・フィラメント系分子雲は、大質量星や星団が形成される場所として注目されています。これまでの理論研究では、超新星爆発や近くの大質量星からの放射などによって引き起こされる星間衝撃波と分子雲中の磁場の相互作用によって、細長いフィラメント状の分子雲が形成されると理解されてきましたが、放射状に並ぶハブ構造がどのようにして作られるのか...
キーワード:スーパーコンピュータ/銀河/磁場/衝撃波/新星/数値シミュレーション/星形成/星形成領域/大質量星/超新星/超新星爆発/天文学/分子雲/惑星/惑星科学/シミュレーション/コンピュータ・シミュレーション
他の関係分野:情報学数物系科学医歯薬学
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発表日:2026年4月18日
14
星間ダスト表面におけるH2オルソ・パラ転換効率の評価
-吸着水素分子の回転エネルギー差が化学進化時間に影響-(杉本敏樹 准教授ら)
理化学研究所(理研)開拓研究所坂井星・惑星形成研究室の古家健次研究員、分子科学研究所物質分子科学研究領域の杉本敏樹准教授、北海道大学低温科学研究所の渡部直樹教授らの共同研究グループは、星間空間の固体微粒子(ダスト)表面で起こる水素分子(H2)のオルソ・パラ核スピン転換[1]が、星形成領域の化学進化(原子から分子が生成される過程)に与える影響を理論的に調べました。特に、ダスト表面に吸着した水素分子(H2)の回転エネルギー差に着目して、星間環境における転換速度を評価した結果、星間空間では、ダスト表面での核スピン転換によって水素分子(...
キーワード:コヒーレント/原子核/非線形/陽子/量子ダイナミクス/化学進化/原始星/恒星/重水素/数値シミュレーション/星・惑星形成/星間ダスト/星間分子雲/星形成/星形成領域/太陽/太陽系/分子雲/惑星/惑星形成/惑星系形成/星間分子/非線形分光/分子イオン/理論的研究/ラマン/核スピン/水素分子/表面拡散/有機分子/固体表面/酸素分子/ナノ界面/反応速度/シミュレーション/スピン/ダイナミクス/極低温/水素原子/電気化学/微粒子/不確定性/スギ/プロトン/ラマン分光/ラマン分光法
他の関係分野:数物系科学化学生物学総合理工農学医歯薬学
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発表日:2026年4月18日
15
原始惑星系円盤形成の謎を解く
中央研究院天文及天文物理研究所(ASIAA)のIndrani Das氏がリードする国際チームが、星形成コアから落下するガスが原始惑星系円盤に徐々に流れ込んでいく様子を初めて明らかにしました。数値計算とアルマ望遠鏡による観測を組み合わせた研究成果は、学術雑誌「アストロフィジカル・ジャーナル」に掲載されました。(この記事は、2026年4月15日にASIAAから発表されたニュースに基づくものです。)高密度の分子雲コアが重力崩壊をして生まれてくる若い星の周囲には、原始惑星系円盤が作られます。外側を包み込む「エンベロープ」と呼ばれる領域から、中心の星と円盤にガスと塵(ちり)...
キーワード:ミリ波/人工知能(AI)/オーストリア/重力崩壊/干渉計/サブミリ波/宇宙科学/近赤外/近赤外線/原始星/原始惑星系円盤/恒星/数値シミュレーション/数値計算/星形成/赤外線/太陽/太陽系/天体物理学/分子雲/望遠鏡/惑星/惑星形成/惑星系形成/力学モデル/赤外線カメラ/シミュレーション/モデル化/分解能/高分解能
他の関係分野:情報学環境学数物系科学医歯薬学
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発表日:2026年4月16日
16
【ハイブリッド開催】分子科学研究所所長招聘会議
公開シンポジウム「AI for Chemical Sciences」
日 時 2026年06月11日(木) 13:10 ...
キーワード:情報学/人工知能(AI)/公開シンポジウム/ロボット/創薬/異分野融合
他の関係分野:情報学生物学医歯薬学
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発表日:2026年4月16日
17
ミュオン触媒核融合を駆動するミュオン分子の直接観測に世界で初めて成功
─高分解能X線分光法を使い理論モデルを実験で実証─
中部大学と東北大学を中心とする国際共同研究グループは、高分解能X線検出器を用いて、素粒子のミュオン*1を使う核融合(ミュオン触媒核融合:µCF*2)の反応率を左右するミュオン分子の共鳴状態*3を世界で初めて直接観測し、量子力学的な状態ごとの存在比を定量的に決定しました。これまで不明確であった分子生成...
キーワード:カロリメータ/核融合/原子核/高エネルギー/準安定/超伝導体/閉じ込め/J-PARC/ミュオン/加速器/素粒子/同位体/X線分光/スペクトル/検出器/磁場/重水素/太陽/超伝導/半導体検出器/共鳴状態/水素分子/温度センサー/地球環境/電気抵抗/X線検出器/センサー/マイクロ/レーザー/極低温/計測システム/高効率化/水素原子/二酸化炭素/半導体/分解能/量子力学/フュージョン/高分解能/寿命/放射線
他の関係分野:数物系科学化学総合理工医歯薬学
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発表日:2026年4月15日
18
他の星で生まれた彗星の素顔に迫る
―すばる望遠鏡で見えた3I/ATLASの変化―
太陽系の外から飛来した「アトラス彗星」(3I/ATLAS、C/2025 N1)をすばる望遠鏡で調べた結果、彗星(すいせい)の周りに広がるガスの雲に含まれる水(H2O)に対する二酸化炭素(CO2)の割合が、太陽系の一般的な彗星より高く、しかも太陽への接近に伴って変化した可能性が明らかになりました。この彗星の表層と内部では物質の組成が異なる可能性を示す成果で、他の恒星系で形成された小天体の性質や進化を理解する上で重要な手掛かりとなります。恒星間天体は、太陽系の外にある別の恒星の周りで生まれた天体が、宇宙空間を旅して偶然太陽系に入り込んできたもの...
キーワード:微惑星/すばる望遠鏡/宇宙科学/恒星/高分散分光/赤外線/赤外線観測/太陽/太陽系/分光器/望遠鏡/惑星/彗星/ナノメートル/二酸化炭素/二酸化炭素
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2026年4月14日
19
1粒子ごとの超高速分光で、光捕集アンテナの"見えない違い"を可視化
〜 不均一性で分解する新しい過渡吸収顕微分光法を開発 〜
1. 1分子レベルの測定感度に迫る超高感度過渡吸収顕微鏡を開発2. フェムト秒時間スケールで生じる光励起ダイナミクスを「不均一性分解超高速分光法」という新たなアプローチで解析3. 光合成の光捕集で重要な役割を担う励起子状態の不均一な挙動を明らかにした...
キーワード:アンテナ/太陽/分子集合体/光合成/光生物/太陽光/顕微分光/光吸収/光励起/超高速分光/ダイナミクス/ナノメートル/ピコ秒/フェムト秒/励起子/分子システム/ゆらぎ/不均一性/分子集合
他の関係分野:情報学数物系科学化学生物学総合理工総合生物医歯薬学
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発表日:2026年4月14日
20
巨大ウイルスの構造を原子レベルで解明
〜 メルボルンウイルスのカプシド構造を4.4 Å分解能で可視化 〜
自然科学研究機構 生命創成探究センター/生理学研究所の村田和義 特任教授の研究グループは、ウプサラ大学の岡本健太 主任研究員、エクス=マルセイユ大学のChantal Abergel教授と共同で、巨大ウイルスの一種であるメルボルンウイルスのカプシド(外殻)構造を、クライオ電子顕微鏡法により4.4 Å(オングストローム)分解能で明らかにすることに世界で初めて成功しました。本研究では、電子顕微鏡画像の解析に「ブロック型再構成法」を応用することで、三次元再構成像の分解能を飛躍的に向上させることに成功しました。その結果、巨大なカプシド(直径250 nm(ナノメートル))を構成するタンパク質の詳細な配置を...
キーワード:水溶液/分子構造/ナノメートル/水素原子/接合部/電子顕微鏡/電子顕微鏡法/分解能/感染機構/クライオ電子顕微鏡/高分解能/分子設計/ウイルス/ゲノム/生理学
他の関係分野:数物系科学化学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月13日
21
M87ジェットに横波を発見
ー ブラックホールから噴き出す流れの新たな姿
韓国天文研究院、工学院大学、名古屋市立大学などからなる国際共同研究チームは、巨大楕円銀河M87の中心にある巨大ブラックホールから噴き出すジェットに見られる周期的な横揺れを詳しく調べました。その結果、この揺れが単なる局所的な変動ではなく、ジェット内部を下流へと伝わっていく「横波」として振る舞っていることを突き止めました。こうした波は、ブラックホール近傍の活動に起因する可能性に加え、ジェットの伝搬過程で生じる不安定性によって形成される可能性も考えられます。本成果は、ジェット内部で何が起きているのかを読み解く新たな手がかりを与えるものです。...
キーワード:相対論的効果/内部構造/ブラックホール/巨大ブラックホール/銀河/時間変動/磁場/太陽/天体物理学/天文学/電波望遠鏡/望遠鏡/モニタリング/分解能/ゆらぎ
他の関係分野:数物系科学医歯薬学
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発表日:2026年4月9日
22
装置開発室の豊田朋範主任技師が「令和8年度文部科学大臣表彰 研究支援賞」を受賞
装置開発室の豊田朋範主任技師が、令和8年度文部科学大臣表彰における「研究支援賞」を受賞しました。本賞は、科学技術の発展や研究開発の成果創出に資する、高度で専門的な技術的貢献を果たした個人またはグループに贈られるものです。豊田主任技師は、DX(デジタルトランスフォーメーション)技術を活用し、多様な警報を迅速に通知する安全な研究環境の整備に尽力しました。今回の受賞は、岩手大学技術部との合同によるもので、その先駆的な取り組みが研究開発の推進に大きく寄与したとして、顕著な功績が認められました。文部科学省ホームページはこちら...
キーワード:装置開発
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発表日:2026年4月8日
23
原始星を取り巻く円盤から磁気的に噴き出す風を解明
恒星や惑星はガスと塵(ちり)の回転円盤から生まれてきますが、この円盤がどのようにして角運動量を失うのか、長らく議論されてきました。これは、物質が内側に落ち込んで星になるために重要なプロセスです。ソウル国立大学のChul-Hwan Kim大学院生、 Jeong-Eun Lee教授がリードする国際研究チームは、アルマ望遠鏡の超高解像度観測によって非常に若い原始星を調査し、「磁気的に駆動された円盤風」が円盤の角運動量を抜き去っている明確な証拠を発見しました。研究チームが注目したのは、約1300光年離れたオリオン座B分子雲に含まれる、まだガスに深く埋もれた形成途中の星(クラス0天体...
キーワード:ミリ波/空間分布/干渉計/サブミリ波/宇宙科学/原始星/恒星/磁気流体/磁気流体力学/磁場/衝撃波/星形成/分子雲/望遠鏡/惑星/惑星形成/ホルムアルデヒド/周波数/分解能/流体力/流体力学/メタノール/アルデヒド/層構造
他の関係分野:情報学環境学数物系科学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月8日
24
木星と土星の衛星系の違いを決めるのは磁場
木星と土星、どちらともガスでできた惑星ですが、その衛星系の様子は異なります。惑星誕生時の磁場の違いによって、この2つの惑星の衛星系が異なる運命をたどったのかもしれません。コンピュータシミュレーションによって新たなシナリオが描かれました。太陽系には木星と土星の2つのガス惑星が存在しています。木星には100個以上もの衛星がありますが、中でもイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストの4天体は格段に質量が大きく、木星のすぐ近くを回っているという特徴を持っています。一方、土星には280個以上の衛星が見つかっていますが、それら全ての質量の95パーセントを巨大衛星タイタン一つが占めており、そのタイタンは...
キーワード:磁気圏/内部構造/衛星/系外惑星/磁場/太陽/太陽系/太陽系外惑星/惑星/シナリオ/シミュレーション
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2026年4月2日
25
出張授業「ふれあい天文学」2026年度の実施校を募集中
対象国内外の小学校(4年生以上)、中学校授業時間45~100分(1〜2コマ)程度内容天文学に関わる授業と質疑(学習指導要領の範囲とは異なります)実施期間2026年10月から2027年2月の間実施方法講師を派遣する出張授業、もしくはビデオ通話システム(Zoomを推奨)を利用したオンライン授業...
キーワード:オンライン授業/ブラックホール/太陽/太陽系/天文学/望遠鏡/キャリア
他の関係分野:複合領域数物系科学
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発表日:2026年4月1日
26
すばる望遠鏡で学ぶ観測の現場
― OISTER 実習で大学院生が観測と解析を体験
大学院生がハワイ観測所に滞在し、すばる望遠鏡の観測やデータ解析を体験しました。OISTER の短期滞在実習として行われ、若手研究者の成長を支える貴重な機会となりました。 拡大して表示...
キーワード:ソフトウェア開発/すばる望遠鏡/スペクトル/データ解析/ニュートリノ/恒星/重力波/赤外線/赤外線天文学/天文学/望遠鏡/フィードバック/電磁波
他の関係分野:複合領域数物系科学
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発表日:2026年4月1日
27
広視野高速CMOSカメラが本格始動
ー BOK望遠鏡で観測開始 ー
2025年9月にファーストライトを迎えた「広視野高速CMOSカメラ」が2026年1月、本格的な観測を開始しました。...
キーワード:インターフェース/先端技術/時間分解/モンスーン/CCD/CCDカメラ/すばる望遠鏡/観測装置/時間変動/重力波/天体観測/天文学/望遠鏡/時間分解能/CMOS/データストレージ/可視光/センサー/マイクロ/性能評価/装置開発/分解能/ADC
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学総合理工医歯薬学
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発表日:2026年4月1日
28
4D2U映像コンテンツ「銀河衝突(II. 斜め衝突の場合 ver. 2)」公開
4D2U映像コンテンツの新作となる「銀河衝突(II. 斜め衝突の場合 ver. 2)」を公開しました。この映像は、ふたつの渦巻銀河が斜めの角度で衝突する様子をスーパーコンピュータでシミュレーションした結果を可視化したものです。2011年に公開した「銀河衝突(II. 斜め衝突の場合)」と同じデータを用い、高解像度映像とVR用映像にリメイクしました。[クレジット]シミュレーション:松井秀徳可視化:武田隆顕...
キーワード:コンテンツ/スーパーコンピュータ/銀河/シミュレーション
他の関係分野:情報学数物系科学
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発表日:2026年3月28日
29
「巧みな手の動き」の主役は脊髄だった
-- 随意運動制御における脊髄反射回路の役割を、神経細胞の働きとして実証 --
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター神経研究所モデル動物開発研究部 関和彦部長、金祉希研究員(当時)、生理学研究所 戸松彩花特任准教授、山梨大学大学院総合研究部 梅田達也教授(前・京都大学)、玉川大学脳科学研究所 武井智彦教授、電気通信大学情報理工学研究科機械知能システム学専攻 舩戸徹郎准教授は、霊長類(サル)が行う自己の意思に基づく運動(随意手関節運動)において、興奮性の脊髄反射回路(正のフィードバック回路)*1が、巧緻な手の運動の「計画」と「実行」の両方に重要な役割を果たすことを明らかにしました。つまり、実際に運動するときに見える筋活動(振幅・持続時間)は...
キーワード:電気通信/ゲーム/情報通信/計算機シミュレーション/霊長類/シミュレーション/センサー/フィードバック/運動制御/運動野/介在ニューロン/神経活動/大脳/活動電位/デコーディング/ニューロン/関節/脳科学/末梢神経/筋肉/電気刺激/リハビリ/筋活動/筋電図/モデル動物/運動ニューロン/神経回路/神経細胞/大脳皮質/リハビリテーション/手術/生理学
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学生物学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年3月28日
30
超巨大ブラックホールへのガス流入が急減
- 20 年で明るさが 20 分の1になった遠方銀河を発見 -
千葉工業大学などの研究者からなる国際研究チームは、約 100 億光年彼方の銀河の明るさが、わずか 20 年ほどで 20 分の1に低下するという、極めて珍しい現象を発見しました。研究チームは、多波長にわたる観測データと過去のアーカイブデータを組み合わせた解析により、この銀河の中心にある超巨大ブラックホールへ流れ込むガスの量が急激に減少したことによってこの現象が引き起こされたと結論しました。超巨大ブラックホールの活動が、人間にも観測可能な短い時間スケールで大きく変化しうることを示す重要な発見です。 ...
キーワード:すばる望遠鏡/ブラックホール/活動銀河/活動銀河核/観測装置/巨大ブラックホール/近赤外/近赤外線/銀河/銀河中心/降着円盤/赤外線/太陽/超巨大ブラックホール/天体物理学/天文学/電波望遠鏡/望遠鏡/可視光
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2026年3月26日
31
痛みと暑さを避けるために重要な脂質を発見
~エーテルリン脂質は、痛覚と温度覚のセンサー分子機能を保つ~
体に害をもたらす痛みや温度を避けることは命を守る上でとても重要です。これまでの研究で、私たちの体にある物理的な接触や温度変化を感じるセンサーが発見されてきましたが、それらのセンサーの機能がどのように正常に保たれているか、その詳細は明らかではありませんでした。今回、自然科学研究機構生理学研究所/生命創成探究センター/総合研究大学院大学の曽我部准教授および水藤特任助教(在職当...
キーワード:温度勾配/温度センサー/センサー/哺乳類/変異体/感覚神経/膜脂質/細胞膜/中枢神経/分子機能/TRPチャネル/アルツハイマー病/ショウジョウバエ/パーキンソン病/リン脂質/神経変性/神経変性疾患/培養細胞/脂質/生理学/老化
他の関係分野:数物系科学農学医歯薬学
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発表日:2026年3月25日
32
シリコンナノ球で実現するバレーフォトニクスの新戦略
―原子1層の半導体から生じる光信号を偏光情報を保ったまま大幅に増強―(篠北啓介グループら)
・原子1層の半導体「単層WS2」にシリコンナノ球を組み合わせ、Mie共鳴を利用することで、光の信号(第二高調波)を最大40倍以上増強することに成功しました。・次世代の光情報技術であるバレートロニクス応用に不可欠な円偏光状態の保持能力を検証したところ、約80%と高い円偏光度(注4)を保つ信号増強性能を実証しました。・数値シミュレーションにより、電気・磁気モード間のバランスが偏光保持を決定するメカニズムであることを解明しました。これにより、ナノ...
キーワード:最適化/符号化/セレン/対称性/非線形/非線形光学応答/閉じ込め/量子情報/量子情報処理/近赤外/数値シミュレーション/直線偏光/キラル/モリブデン/量子ビット/カルコゲナイド/円偏光/タングステン/遷移金属/SHG/キャリア/バンドギャップ/フォトニクス/可視光/金属ナノ構造/光通信/高調波/赤外光/遷移金属ダイカルコゲナイド/双極子/層状物質/第二高調波発生/超格子/非線形光学/誘電体/TMD/電子状態/シミュレーション/シリコン/スピン/ナノ構造/ナノ粒子/レーザー/屈折率/光情報処理/周波数/半導体/近赤外光
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発表日:2026年3月24日
33
視覚は、どのように聴覚野を抑制するのか?
~超高磁場fMRIが解き明かす感覚間抑制のメカニズム~
誰かと話すときには、視覚を使って表情やジェスチャーを見ながら、聴覚を使って声を聴くように、ヒトは日常生活において異なる感覚の情報を組み合わせて、統合的に処理しています。このため、複数の感覚系の情報が脳においてどのように相互作用しているかを知ることは認知機能の基盤を理解する上で重要です。先行研究では、一つの感覚(視覚など)における入力が別の感覚(聴覚など)を処理する脳部位の活動を抑制する現象が報告されていましたが、その具体的なメカニズムについては議論が続いていました。今回、生理学研究所の宮田季和特任研究員、竹村浩昌教授らは、超高磁場(7テスラ)磁気共鳴画像法(fMRI)による精密な分析により...
キーワード:感覚間相互作用/情報通信/脳活動/高磁場/磁気共鳴/磁場/スピン/ジェスチャー/大脳/マッピング/視床/聴覚野/磁気共鳴画像/聴覚/日常生活/MRI/ラット/視覚野/大脳皮質/生理学/認知機能
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発表日:2026年3月19日
34
労働安全衛生に関する情報交換会(第21回)を開催
核融合科学研究所は令和8年2月5日と6日、「労働安全衛生に関する情報交換会」を開催しました。この会合は労働安全衛生法に基づく各機関の取組や活動状況及び課題等の情報交換を目的として、法人化後の平成16年度から毎年実施しており、今回で21回目となります。全国の大学、大学共同利用機関等21機関から安全衛生に関わる技術職員を中心に事務職員、研究教育職員、大学等環境安全協議会評議員からなる約40名が参加しました。開催にあたり長壁正樹安全衛生推進センター長からの「毎年参加いただきありがとうございます。皆さんの貴重な経験をまたお聞かせ願いたい」との挨拶に続いて各機関から、大学における安全衛生教育、...
キーワード:防災対策/リスクアセスメント/健康増進/アセスメント/化学物質/核融合/重水素/高電圧/安全管理/情報交換/原子力/東日本大震災/半導体/放射線
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発表日:2026年3月18日
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探針増強非線形分光に関する研究成果がThe Journal of Chemical PhysicsのFeatured Articleに選出
物質の表面で分子がどのような構造を取り、どの向きに並んでいるかを明らかにすることは、材料の機能や化学反応の仕組みを理解するうえで重要です。しかし、こうした分子の情報をナノスケールで直接観測することは容易ではありません。本研究では、金属探針(プローブ)と和周波発生分光法を組み合わせた「探針増強和周波発生分光法」を開発し、表面分子の構造や配向をナノスケールで解析する技術を発展させました。この手法では、特に基板が金属である場合に、強いバックグラウンド信号が問題となり、分子由来の微弱な振動信号を検出することが困難でした。そこで研究チームは、時間的に非対称な波形となるよう整形したレーザーパルスと、2つの...
キーワード:パルス/時間分解/非線形/近赤外/非線形分光/芳香環/分子ダイナミクス/触媒反応/分子デバイス/パルスレーザー/回折限界/超短パルス/分子振動/ダイナミクス/ナノスケール/マイクロ/レーザー/振動モード/分解能/超短パルスレーザー/近接場/TEMPO/SPECT/空間分解能/ナノテクノロジー/プローブ
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発表日:2026年3月18日
36
TMT第一期観測装置IRISが最終設計審査合格
国立天文台が推進する超大型望遠鏡TMT(Thirty Meter Telescope)計画の第一期観測装置、IRIS (InfraRed Imaging Spectrograph)の最終設計審査(FDR-1)が開催され、無事審査を通過することができました。IRISとFDR-1については、TMTの記事もご覧になってください。IRISは日米加の大学/研究機関の研究者、技術者で構成される国際チームによって開発が行われており、日本は2013年より先端技術センターが中心と...
キーワード:先端技術/干渉計/観測装置/望遠鏡/コンピュータ支援設計(CAD)/システム設計/ナノメートル/モデル化/構造設計/振動解析/有限要素法/有限要素法解析/SPECT
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発表日:2026年3月16日
37
"脳のない動物"が示す高度な神経統合
― クシクラゲの平衡器の神経コネクトームを世界で初めて解明 ―
自然科学研究機構 基礎生物学研究所/生命創成探究センター(ExCELLS)の城倉圭研究員とドイツ・ハイデルベルグ大学Centre for Organismal Studies Heidelberg (COS Heidelberg)のGáspár Jékely教授の研究グループは、有櫛動物クシクラゲの平衡器において、これまで知られていなかった神経ネットワーク構造を発見しました。今回発見された神経回路は単なる情報伝達経路ではなく、内部での活動を通じて繊毛運動を協調的に制御する統合的回路であることが示されました。すなわち、脳のような中枢を持たないにもかかわ...
キーワード:ネットワーク構造/運動制御/神経ネットワーク/神経回路
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2026年3月13日
38
生物遺伝資源を未来へ
〜東日本大震災から15年〜
2011年3月11日に発生した東日本大震災から15年が経過しました。この震災では、大学や研究機関においても研究施設や生物遺伝資源が被害を受け、研究材料が失われる事例がありました。研究の継続を支える生物遺伝資源の重要性が改めて認識されました。 大学連携バイオバックアッププロジェクト(IBBP)は、この経験を踏まえ、大学・研究機関に所属する研究者が保有する生物遺伝資源を安全にバックアップ保管してきました。研究機関とは別拠点でバックアップを保管することで、災害などの不測の事態が生じた場合でも研究を継続できる体制づくりを進めています。&...
キーワード:東日本大震災/遺伝資源/水産学/微生物
他の関係分野:農学
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発表日:2026年3月10日
39
最大級の電波画像が明らかにする天の川銀河中心部の化学組成
天の川銀河の最奥部には高密度のガスとダストの雲が集まっています。この「中心分子雲帯(CMZ)」は星形成が活発で、さらに生まれた大質量星が超新星爆発を起こすため、天の川銀河の中でも特にエネルギーが高く特殊な環境になっています。あらゆる銀河にCMZがあるとは言え、銀河中心の超大質量ブラックホール(いて座A*(エースター)」周辺で強い重力的影響を受ける中での星形成活動を詳しく研究できるのは、私たちから最も近く観測しやすい天の川銀河のCMZだけです。「アルマCMZ探査サーベイ(ACES)」は、650光年以上の広がりを持つガスの分布を、過去にない精細なスケールで描き出しました。「空間...
キーワード:アンテナ/ミリ波/干渉計/広帯域/サブミリ波/スペクトル/ブラックホール/宇宙科学/化学組成/観測装置/近赤外/近赤外線/銀河/銀河中心/原始星/恒星/初期宇宙/新星/星間物質/星形成/赤外線/大質量星/超新星/超新星爆発/天文学/電波干渉計/分子雲/望遠鏡/ケイ素/有機分子/アセチレン/空間構造/エタノール/シミュレーション/フィードバック/周波数/動力学/分解能/メタノール/高分解能/コミュニティ
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発表日:2026年3月9日
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特別研究員
核融合開発には、核融合炉の実現に多くの人員が必要とされており、将来の我が国の核融合研究を牽引する、高い研究能力と管理能力を備えた研究者の育成が求められています。核融合科学研究所では、核融合研究分野におけるエキスパート養成を目的として、新たに特別研究員制度を創設しました。本制度は、大学院博士前期(修士)課程を修了し、大学院博士後期課程に入学する若手研究者を、大学院博士後期課程の3年間(D1-D3)及び学位取得後2年間(PD1,2)に渡る5年間「特別研究員」として採用する制度です。大学院博士後期課程の3年間は、核融合科学研究所に併設される総合研究大学院大学(総研大)先端学術院核融合科学コ...
キーワード:核融合/核融合炉/マネジメント/コミュニケーション能力/シミュレーション/プロジェクトマネジメント/コミュニケーション
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発表日:2026年3月9日
41
オンライン観測体験!すばる望遠鏡の最新装置で遠方銀河を観測しよう
すばる望遠鏡の主焦点に搭載される超広視野多天体分光器「オーノヒウラ PFS」は、2025年3月に本格的な科学運用を開始しました。広い視野内で最大約 2400 天体を同時に観測し、可視光から近赤外線にわたるスペクトルを一度に取得できる最先端の観測装置です。多数の遠方天体の光を同時に精密に分析できる世界最高水準の性能を備え、膨大な数の遠方銀河の探査とその物理的性質の解明に大きく貢献することが期待されています。...
キーワード:すばる望遠鏡/スペクトル/ブラックホール/観測装置/巨大ブラックホール/近赤外/近赤外線/銀河/銀河団/系外惑星/原始銀河/初期宇宙/赤外線/超巨大ブラックホール/天文学/分光器/望遠鏡/惑星/可視光/コロナ禍
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2026年3月6日
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弥富豪 助教が井上科学振興財団 第42回井上研究奨励賞を受賞
弥富豪 助教は、博士論文「多成分乱流とゾーナルフローにおけるエネルギー伝達および情報エントロピー」に関する研究に対して、井上科学振興財団より第42回井上研究奨励賞を受賞しました。本賞は、理学、医学、薬学、工学、農学等の分野で過去3年の間に博士の学位を取得した37歳未満の研究者で、優れた博士論文を提出した若手研究者に対して贈られるもので、KKRホテル東京(2026年02月04日(水))で授賞式が行われました。詳しい内容についてはこちらをご覧くださ...
キーワード:エントロピー/情報エントロピー
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2026年3月4日
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細胞の方向性はどのように揃えられるのか?
-従来の濃度勾配説を覆すメカニズムを発見-
ある種の上皮組織では、シート状に並んだ細胞が一定方向に揃った極性を持ちます。この極性は「平面内細胞極性(PCP)」と呼ばれ、神経管形成や内耳有毛細胞の配向などに見られます。脊椎動物ではPCPの形成に分泌性シグナルタンパク質であるWntが必要であることが示されており、その作用機構として、Wntは濃度勾配を形成し、個々の細胞がその濃度勾配の方向(勾配の傾き)を読み取ることで、PCPが揃えられるという説が提唱されてきました。三井 優輔博士(前 基礎生物学研究所 助教・現 京都大学 医生物学研究所 助教)、鈴木 美奈子博士(前 基礎生物学研究所 大学院生/研究員・現 京都...
キーワード:パターン形成/アフリカツメガエル/ツメガエル/脊椎動物/ボトムアップ/フィードバック/有毛細胞/脊椎/Wnt/シグナル分子/細胞極性
他の関係分野:数物系科学生物学医歯薬学
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発表日:2026年3月3日
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ゲームの好きな少年は、やがてデジタル映像の世界へ
天文シミュレーションプロジェクト 専⾨研究職員 中山弘敬 Hirotaka Nakayama
高校生からの夢だったゲーム制作会社に就職 もともとゲームの会社に入りたかったんですよ。子供のころ、不燃ごみ置き場で拾ったゲーム機を自分で直して使った、それが最初のゲーム機です(笑)。高校のときにファイナルファンタジーVIIが発売されて、このゲームを制作している会社に入りたいと。大学受験先もそれを考慮して選んで、工学部の情報画像工学科に入りました。でも大学を卒業しただけだと、就職のときにアピールするもの、ポートフォリオのようなものがないので、それで大学院に進んでさらに勉強を。それから念願の株式会社スクウェア・エニックスに入りました。...
キーワード:立体視/Webアプリケーション/ゲーム/ポートフォリオ/すばる望遠鏡/銀河/望遠鏡/地域再生/シミュレーション/スキル/スマートフォン
他の関係分野:情報学数物系科学医歯薬学
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発表日:2026年3月2日
45
ALSの原因タンパク質TDP-43の新たな機能を発見
神経細胞(ニューロン)特異的にTDP-43*1をノックアウト*2したマウスの脳において軸索*3の髄鞘化*4が抑制されていることを発見ニューロンのTDP-43がニューレキシン1*5発現の制御を介して軸索の髄鞘化を促進していることを解明ニューロンのTDP-43はニューレキシン1のメッセンジャーRNA(mRNA)*6...
キーワード:超微細構造/RNA代謝/電子顕微鏡/微細構造/シナプス/神経活動/TDP-43/細胞接着分子/神経内科学/髄鞘/ニューロン/中枢神経/病理/病理学/mRNA/筋萎縮/筋肉/短期記憶/病態モデル/病態解明/RNA/RNA結合タンパク質/シナプス形成/マウス/運動ニューロン/凝集体/細胞死/細胞接着/神経細胞/神経変性/神経変性疾患/接着分子/電気生理学/発現調節/遺伝子/海馬/筋萎縮性側索硬化症 /生理学/認知機能/認知症
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発表日:2026年3月2日
46
意識・無意識脳での神経のつながり方の可視化に成功
-睡眠中に感覚応答を知覚できない脳の謎にヒント-
理化学研究所(理研)脳神経科学研究センター触知覚生理学研究チームの村山正宜チームディレクター、大本育実基礎科学特別研究員、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻の大泉匡史准教授、清岡大毅博士後期課程院生、横浜市立大学大学院データサイエンス研究科データサイエンス専攻の北園淳准教授、生理学研究所行動・代謝分子解析センターウィルスベクター開発室の小林憲太准教授らの共同研究グループは、無意識状態では、意識状態時に比べて脳の大脳皮質の機能的ネットワーク[1]が複数のサブネットワークに分離していること、サブネットワークを構成する神経細胞は脳の複数の領域に混在し、領域を越えた神経...
キーワード:相関係数/データ統合/ネットワーク解析/時系列データ/脳活動/産学連携/空間分布/情報構造/局所化/磁気共鳴/エントロピー/赤外線/ネットワーク構造/マルチスケール/レーザー/画像計測/カルシウムイオン/一細胞/運動野/血流/神経活動/大脳/カルス/生体組織/磁気共鳴画像/統合失調症/脳神経科学/脳損傷/ベクター/疾患モデル動物/カルシウムイメージング/触知覚/アルツハイマー病/カルシウム/てんかん/マウス/モデル動物/ラット/神経科学/神経細胞/大脳皮質/脳機能/疾患モデル/睡眠/生理学/早期発見/認知症/脳波/非侵襲/臨床研究
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発表日:2026年2月27日
47
世界初 水素の液化から高温超伝導線材の通電までを統合した試験に成功
脱炭素で持続可能な発電技術の実用化を目指し、自然科学研究機構核融合科学研究所では液化水素を冷媒に用いた磁場閉じ込め型核融合炉向けの高温超伝導コイル*1(以下、核融合炉用高温超伝導コイルという。)の研究を行っています。関西学院大学では液化水素の冷熱を利用した水素発電向け高温超伝導発電機*2の研究を行っています。これまで、液化水素浸漬状態での高温超伝導線材への通電実績は世界的に少なく、高温超伝導線材の通電特...
キーワード:サプライチェーン/先端技術/核融合/核融合炉/閉じ込め/希土類元素/磁場/超伝導/高温超伝導/カーボンニュートラル/持続可能/希土類/カーボン/ガスタービン/センサー/極低温/酸化物/電磁誘導/二酸化炭素/水素ガス/イミン
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発表日:2026年2月26日
48
誰でも、どこでも、分子をつくる時代へ
―有機合成の多様な工程をつなぐ自動化基盤を構築―(椴山儀恵グループら)
自然科学研究機構 分子科学研究所 椴山儀恵准教授(兼 総合研究大学院大学准教授)、大塚尚哉助教(兼 総合研究大学院大学助教)、鈴木敏泰チームリーダーの研究グループは、有機合成の多工程連携と遠隔操作を両立した自動有機合成システムを世界に先駆けて構築しました。 有機合成は、化学反応の実施だけで完結するものではなく、反応後の処理、生成物の分析・同定、単離精製など、複数の工程から成り立っています。本研究では、こうした工程を整理し、研究者の判断を介在させながら段階的に自動化する独自の実験基盤を構築しました。 本システムにより、研究者は実験室に常時立ち会うことなく、遠隔から実験を実...
キーワード:スループット/モバイル/AI/機械学習/人工知能(AI)/並列処理/錯体触媒/有機合成化学/共進化/有機分子/材料科学/デジタル化/マイクロ/ロボット/遠隔操作/機能性材料/自動化/自動制御/機能性/反応時間/医薬品開発/合成化学/有機合成
他の関係分野:情報学化学生物学総合理工農学医歯薬学
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発表日:2026年2月25日
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第14回 宇宙における生命ワークショップ(ABCワークショップ)
東岡崎駅から岡崎コンファレンスセンターへ向かうたび、いつも行列に目を奪われるのが、人気グループ「東海オンエア」ゆかりのコーヒースタンドです。駅からの道すがら「今日こそは一杯…」と思うのですが、結局そのまま会場へ吸い込まれてしまうのがいつものパターン。最近では東京の虎ノ門ヒルズにも店舗ができたそうで、岡崎で果たせなかった「宿題」を意外な場所で片付けられるかも、と少し親近感を抱いています。さて、本題に入ります。2026年2月12–13日に、愛知県岡崎市の自然科学研究機構・岡崎コンファレンスセンターにて「第14回 宇宙における生命ワークショップ(ABCワークショップ)」が開催され...
キーワード:人工知能(AI)/生体情報/環境変化/ワークショップ/酸素濃度/地球科学/質量分析装置/生命の起源/近赤外/系外惑星/天文学/惑星/惑星科学/クロロフィル/塩基配列/光合成/光阻害/光環境/質量分析/光照射/地球環境/発光ダイオード(LED)/アストロバイオロジー/栄養塩/二酸化炭素/CO2固定/トランスオミクス/クロロフィル蛍光/生態学/SPECT/オミクス/オミクス解析/代謝産物/次世代シーケンサー/オートファジー/メタボロミクス/遺伝学/遺伝子/生理学
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学総合理工総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年2月25日
50
第996回分子研コロキウム
演 題「炭素物質の創製および応用に向けた分子合成手法の開発」 ...
キーワード:芳香族/デンドリマー/高分子/芳香族分子/ナノグラフェン/材料科学/前駆体/ボトムアップ/グラフェン
他の関係分野:化学総合理工
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発表日:2026年2月24日
51
すばる望遠鏡は、日本の天文学の「存在感」をどう高めたか
―初期の成果論文のインパクトを測定
宇宙をより詳しく調べるためには、より大きく、より高性能な望遠鏡が必要になります。世界最高水準の望遠鏡で天文学の最前線に立ちたい―そんな日本の天文学者の長年の夢は、1999年、ハワイ・マウナケア山頂域にすばる望遠鏡が完成したことで現実のものとなりました。 すばる望遠鏡は、ファーストライトで公開された鮮明な宇宙画像によって大きな注目を集め、その後も、銀河や恒星、系外惑星など、さまざまな天体に関する観測成果を次々と生み出してきました。現在では、日本が誇る光学赤外線望遠鏡として国際的にも高く評価されています。一方で、その科学的貢献は、発見の数や話題性だけでなく、研究成果の論文が...
キーワード:すばる望遠鏡/宇宙物理学/観測装置/銀河/系外惑星/恒星/赤外線/天文学/望遠鏡/惑星/分解能/高分解能/パフォーマンス
他の関係分野:数物系科学医歯薬学
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発表日:2026年2月21日
52
すばる望遠鏡を支える「縁の下の力持ち」
― CIAX チームが国立天文台長賞(技術開発部門)を受賞
すばる望遠鏡のカセグレン焦点観測装置自動交換システム「CIAX(サイアックス)」を開発・運用してきたチームが、その長年にわたる技術開発と安定運用への貢献により、令和7年度国立天文台長賞(技術開発部門)を受賞しました。国立天文台長賞は、研究・教育・技術開発・事務など、天文台の活動全般において顕著な業績を挙げた個人またはグループに贈られる賞です。今回の受賞は、最先端の天文学研究を足元から支えてきた技術の価値が高く評価されたものです。...
キーワード:LAN/すばる望遠鏡/観測装置/赤外線/天文学/望遠鏡/可視光/センサー/ロボット/遠隔操作/自動化
他の関係分野:情報学数物系科学
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発表日:2026年2月14日
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電子のやりとりに連動した構造変化が鍵!
コレラ菌の生育に必須のナトリウムポンプのはたらく仕組みを解明(岡崎圭一グループら)
先進国ではコレラはもはや深刻な感染症ではありませんが、途上国では地域的流行(エンデミック)が散発しており、依然として深刻な感染症です。また世界的に見ても、抗菌剤の効かない薬剤耐性菌の出現は大きな社会問題となっています。新しい抗菌剤の標的となるタンパク質や、その標的に作用する化合物を探し続けることは、社会的意義の大きい基礎研究です。 京都大学大学院農学研究科の石川萌 博士課程学生(当時、現・日本学術振興会海外特別研究員)、桝谷貴洋 助教、村井正俊 准教授、京都工芸繊維大学応用生物学系の岸川淳一 准教授、自然科学研究機構 分子科学研究所/総合研究大学院大学の関健仁 博士課程学生、岡崎...
キーワード:GPU/人工知能(AI)/海洋/水分子/水溶液/酸化還元状態/キノン/高分子/酸化還元反応/電子移動/反応機構/タンパク質合成/酸化還元酵素/X線結晶構造解析/結晶構造解析/還元反応/シミュレーション/酸化還元/電子顕微鏡/電子顕微鏡観察/電子顕微鏡法/動力学/分子動力学/タンパク質合成系/X線結晶構造/哺乳類/結晶構造/細胞壁/病原性/MDシミュレーション/プロトン/能動輸送/ナトリウム/ナトリウム輸送/細胞膜/酵素反応/ATP/DNA複製/エネルギー代謝/ミトコンドリア/ラット/抗菌剤/構造生物学/構造変化/生体高分子/阻害剤/創薬/代謝酵素/立体構造/感染症/細菌/薬剤耐性
他の関係分野:情報学環境学数物系科学化学生物学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年2月12日
54
抗体医薬の“⾒えなかった劣化状態”を原⼦レベルで可視化
〜 NMRとLC-MSの統合解析により、メチオニン酸化の⽴体化学を解明 〜
⾃然科学研究機構 ⽣命創成探究センター(ExCELLS)の研究チームは、抗体医薬品注1)に⽣じる化学的劣化の⼀つである「メチオニン酸化注2)」について、その⽴体化学状態を原⼦レベルで識別・定量できる新たな解析⼿法を開発しました。本研究では、核磁気共鳴(NMR)分光法注3)と液体クロマトグラフィー質量分析(LC–MS)...
キーワード:品質評価/最適化/品質管理/安定性解析/磁気共鳴/質量分析/選択性/スピン/酸化物/マッピング/酵素反応/アミノ酸/クロマトグラフィー/バイオ医薬品/ラット/核磁気共鳴/抗体医薬/創薬/免疫細胞/抗体
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学総合理工農学医歯薬学
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発表日:2026年2月12日
55
第994回分子研コロキウム
演 題「EPOCHメークを目指す先端共用顕微プラットフォーム」 ...
キーワード:マルチモーダル/プログラミング/人工知能(AI)/トポロジー/データ解析/質量分析/計測技術/電子顕微鏡/分解能/空間分解能/代謝リプログラミング/MSI/放射線治療/ラット/リプログラミング/質量分析イメージング/脂質/脂質代謝/放射線/薬物動態
他の関係分野:情報学数物系科学総合理工医歯薬学
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発表日:2026年2月12日
56
抗体の地図を描く:NMRで明らかにする抗体のFc領域の構造の秘密
〜非標識NMRによる高次構造評価の新戦略、抗体医薬の品質管理に革新〜
本研究は、同日公開されるAnalytical Chemistry 誌掲載論文と連携した連続的研究の基盤となる成果であり、応用展開の基礎を提供するものです。研究のポイントヒト抗体のFc領域におけるメチル基の部位特異的なNMR信号割り当てを達成しました。抗体医薬品をそのままの状態で、糖鎖構造やアミノ酸置換に依存する微細な構造変化を検出することが可能になりました。抗体や医薬品の品質評価に応用可能な実用的プラットフォームを確立しました。 研究の詳しい内容1. 背景抗体医薬は...
キーワード:品質評価/フィルタリング/品質管理/産学連携/スペクトル/分子構造/アミド/FT-IR/スピン/モニタリング/融合タンパク質/糖鎖修飾/評価法/アミノ酸置換/アミノ酸/バイオ医薬品/ラット/抗体医薬/構造変化/高次構造/自己免疫/自己免疫疾患/受容体/創薬/品質保証/副作用/翻訳後修飾/免疫応答/立体構造/ストレス/抗体/標準化
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学化学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年2月12日
57
抗体医薬の"見えなかった劣化状態"を原子レベルで可視化
〜 NMRとLC-MSの統合解析により、メチオニン酸化の立体化学を解明 〜(加藤晃一グループら)
自然科学研究機構 生命創成探究センター(ExCELLS)の研究チームは、抗体医薬品 注1)に生じる化学的劣化の一つである「メチオニン酸化 注2)」について、その立体化学状態を原子レベルで識別・定量できる新たな解析手法を開発しました。本研究では、核磁気共鳴(NMR)分光法 注3)と液体クロマトグラフィー質量分析(LC-MS)注4)、さらに立体選択的酵素反応を組み合わせることで、従来は区別が困難であった酸化状態の違いを可視化することに成功しました。本成果は、抗体医薬品の品質評価や安定性解析の高度化に貢献する...
キーワード:品質評価/最適化/品質管理/安定性解析/原子核/磁気共鳴/立体選択的/質量分析/選択性/スピン/酸化物/マッピング/立体化学/酵素反応/アミノ酸/クロマトグラフィー/バイオ医薬品/ラット/核磁気共鳴/抗体医薬/自己免疫/自己免疫疾患/創薬/免疫細胞/抗体
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学化学総合理工農学医歯薬学
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発表日:2026年2月12日
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抗体の地図を描く:NMRで明らかにする抗体のFc領域の構造の秘密
〜非標識NMRによる高次構造評価の新戦略、抗体医薬の品質管理に革新〜(加藤晃一グループら)
ヒト抗体のFc領域におけるメチル基の部位特異的なNMR信号割り当てを達成しました。抗体医薬品をそのままの状態で、糖鎖構造やアミノ酸置換に依存する微細な構造変化を検出することが可能になりました。抗体や医薬品の品質評価に応用可能な実用的プラットフォームを確立しました。研究の背景 抗体医薬はがんや自己免疫疾患の治療に不可欠であり、世界市場で急速に拡大しています。しかし、その効果や安全性は、抗体の高次構造注1)に強く依存します。製造過程や保存条件によって構造がわずかに変化すると、薬効や副作用に影響を及ぼす可能性...
キーワード:品質評価/フィルタリング/品質管理/産学連携/スペクトル/分子構造/アミド/FT-IR/スピン/モニタリング/融合タンパク質/糖鎖修飾/評価法/アミノ酸置換/アミノ酸/バイオ医薬品/ラット/抗体医薬/構造変化/高次構造/自己免疫/自己免疫疾患/受容体/創薬/品質保証/副作用/翻訳後修飾/免疫応答/立体構造/ストレス/抗体/標準化
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学化学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年2月10日
59
「すばる-朝日星空ライブカメラ」から生まれた新時代の流星天文学
日本天文学会の学術雑誌で、「すばる-朝日星空ライブカメラ」による流星観測の成果と、カメラ装置のしくみを紹介する、計6本の論文からなる特集が公開されました。本来はアウトリーチや夜空の環境モニタリングを目的とするカメラから、このように本格的な科学研究の成果がまとまって発表されるのは、きわめて珍しいことです。拡大して表示...
キーワード:ボランティア/環境モニタリング/すばる望遠鏡/衛星/天文学/望遠鏡/モニタリング/人工衛星
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学
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発表日:2026年2月10日
60
米国2026年度歳出法成立、国立科学財団に米国超大型望遠鏡計画の両望遠鏡を最終設計段階に進めることを指示
2026年1月、米国の商務・司法・科学に係る2026年度(2025年10月~2026年9月)歳出法案が下院(8日)・上院(15日)で可決され、23日に大統領が署名し法律として成立しました。この歳出法の上下両院による合同声明には、上院案にあった「米国国立科学財団(NSF)は、米国超大型望遠鏡計画の両望遠鏡を直ちに最終設計段階へと進めなければならない」という強い文言が採り入れられました。(両望遠鏡とは、米国超大型望遠鏡(US-ELT)計画を構成するGMTとTMTを指します。) 合同声明はNSFに対し、同法が有効になってから45日以内に、議会が示した方針をどう実施する意向か報告することを指...
キーワード:望遠鏡/ACT
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2026年2月4日
61
抗体全体のかたちと機能の鍵となるヒンジ領域
〜免疫反応をピンポイントで制御する抗体医薬の設計に期待〜
東京科学大学(Science Tokyo) 物質理工学院 材料系の小関悠希大学院生(博士後期課程1年)と同 総合研究院 フロンティア材料研究所の谷中冴子准教授、九州大学 大学院薬学研究院のカアベイロ・ホセ教授、大阪大学 大学院工学研究科の内山進教授、山口祐希助教、自然科学研究機構の加藤晃一教授、村田和義特任教授、名古屋大学 大学院理学研究科/自然科学研究機構 生命創成探究センターの内橋貴之教授らの研究チームは、免疫を担う重要なタンパク質であるIgG1抗体(用語1)において、ヒンジ領域...
キーワード:免疫機能/産学連携/磁気共鳴/高分子/質量分析/生物工学/原子間力顕微鏡/電子顕微鏡/機能制御/変異体/高速原子間力顕微鏡/がん免疫/がん免疫療法/免疫制御/免疫療法/アミノ酸/バイオテクノロジー/バイオ医薬品/ファージ/プロリン/マクロファージ/ラット/核磁気共鳴/核磁気共鳴法/血液/抗原/抗体医薬/構造生物学/自己免疫/自己免疫疾患/受容体/生体分子/創薬/副作用/免疫応答/免疫細胞/ウイルス/抗体/細菌/生理学
他の関係分野:複合領域数物系科学化学総合理工総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年2月3日
62
研究会・セミナー
第995回分子研コロキウム
セミナー・イベント詳細 ...
キーワード:2次元電子系/光物性/超伝導/ナノ物質/電子輸送/ヒドリド/原子クラスター/電子物性/絶縁体/量子ドット/スピン/分子システム/プロトン
他の関係分野:数物系科学総合理工総合生物医歯薬学
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発表日:2026年2月2日
63
原子スケール空間の巨大電場で操る非線形な光発生現象
―超小型光エレクトロニクス技術への基礎的ブレイクスルー―(杉本敏樹グループら)
分子科学研究所の高橋翔太特任助教、櫻井敦教助教(兼 総合研究大学院大学助教)、望月達人大学院生(総合研究大学院大学)、杉本敏樹准教授(兼 総合研究大学院大学准教授)らの研究グループは、物質に生じる非線形な光学応答の効率を、外部からの印加電圧によって操作可能とする新しい手法の開発に成功しました。原子スケールで探針位置を制御可能な走査トンネル顕微鏡(STM)では、金属探針と金属基板の間に数オングストローム(100億分の1メートル)級の非常に小さなギャップを形成することができます。研究グループは、この微小なギャップ空間に非線形な光学応答を示す物質を閉じ込め、±1 Vの範囲で探針と基板間に電圧を印...
キーワード:情報通信/パルス/フェムト秒パルス/原子核/非線形/非線形光学応答/物性物理/閉じ込め/広帯域/スペクトル/近赤外/非線形分光/光学材料/トンネル電流/中赤外/非線形光学材料/パルスレーザー/原子分解能/SHG/センシングデバイス/ナノフォトニクス/ナノ構造体/フォトニクス/プラズモニクス/プラズモン/可視光/金属ナノ構造/光エレクトロニクス/光スイッチ/光スイッチング/高調波/赤外光/第二高調波発生/電気光学効果/波長変換/非線形光学/非線形光学効果/表面プラズモン/計測技術/電子状態/センシング/トンネル/ナノスケール/ナノメートル/ナノ空間/ナノ計測/ナノ構造/フェムト秒/レーザー/近接場光/金属材料/屈折率/周波数/超解像/導電性/分解能/分光分析/量子力学/近接場/ラット/近赤外光/超解像イメージング
他の関係分野:複合領域数物系科学化学総合理工農学医歯薬学
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発表日:2026年1月30日
64
動的な細胞接触を捉える蛍光センサー Gachapinを新開発
〜従来困難だった一過的な接触や「自己接触」のリアルタイム可視化を実現〜
大阪大学産業科学研究所の京卓志特任研究員(常勤)(現 招へい研究員/兼 基礎生物学研究所助教)、永井健治教授(兼 大阪大学先導的学際研究機構超次元ライフイメージング部門 教授)、同大学院生命機能研究科の星野七海助教(現 招へい教員)、八木健教授、橋本秀彦助教(現 招へい教員)、三重大学大学院医学系研究科の實木亨准教授からなる研究グループは、細胞同士のダイナミックな接触をリアルタイムで可視化する新しい蛍光センサー「Gachapin」および「Gachapin-C」を開発しました(図1)。細胞間の接触は生命活動の根幹を支える重要な現象ですが、従来の技術では一度接触すると...
キーワード:学際研究/時間分解/蛍光センサー/時間分解能/センサー/光センサー/分解能/一細胞/神経回路形成/蛍光タンパク質/細胞移動/神経回路/神経細胞/脳疾患
他の関係分野:環境学数物系科学化学総合理工総合生物医歯薬学
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発表日:2026年1月28日
65
元素から紐解く宇宙と生命のものがたり
概要僕たちは、どこから来て、どこへ向かうのか? 私たちの体を形作る「元素」をキーワードに、宇宙138億年と生命38億年の歴史を紐解く特別な一日です。夜空に輝く星たちが、いかにして私たちの「命の素」を創り出したのか。そして、22億年前のバクテリアがいかにして「分子の時計」を手に入れ、太陽と共に生きる術を学んだのか。天文学と分子科学の最前線で活躍するトップランナーが、あなたを時空を超えた知の冒険へと誘います。 2026.01.19 公式サイトを公開しました。会場参加をご希望の方...
キーワード:核融合/バクテリア/太陽/天文学/光合成/太陽光/公共交通/アストロバイオロジー/パーソナリティ/体内時計/生理学
他の関係分野:数物系科学生物学総合理工医歯薬学
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発表日:2026年1月26日
66
自然科学研究機構(NINS)は 株式会社ビームフォーフュージョンをNINSベンチャーとして認定し、称号を授与しました
このたび自然科学研究機構(NINS)は、核融合開発研究で培われたイオン並びにイオンビーム生成技術を駆使し、人類を豊かにする新たな価値の創造を目指す株式会社ビームフォーフュージョン(岐阜県可児市、代表取締役CEO 堀池 寛)に対し、NINSベンチャーの称号を授与いたしました。自然科学研究機構では、2019年8月に制定した「大学共同利用機関法人自然科学研究機構発ベンチャーの称号授与に関する規程」に基づき、機構の研究成果等を活用して起業された企業に対し「NINSベンチャー」の称号の授与を行っています。授与式は、2026年1月15日(木)に開催いたしました。式典において...
キーワード:情報発信/核融合/高エネルギー/エネルギー利用/イオンビーム/フュージョン
他の関係分野:数物系科学医歯薬学
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発表日:2026年1月26日
67
すばる望遠鏡で学ぶ最前線の天文観測
― 総研大大学院生による観測実習
2025年10月11日、総合研究大学院大学(総研大)の大学院生が、すばる望遠鏡を用いた観測実習を行いました。ハワイ観測所スタッフのサポートを受けながら、学生自身が発案した観測テーマにもとづき、世界最高水準の天体観測に挑戦しました。拡大して表示...
キーワード:ノイズ/すばる望遠鏡/観測装置/近赤外/近赤外線/銀河/銀河中心/系外惑星/原始惑星系円盤/恒星/高分散分光/新星/赤外線/太陽/太陽系/太陽系外惑星/超新星/天体観測/分光観測/分光器/分子雲/望遠鏡/惑星/水素分子/可視光/分解能
他の関係分野:数物系科学総合理工
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発表日:2026年1月22日
68
初期宇宙で最速級に成長する超巨大ブラックホールを発見
約 120 億年前の初期宇宙で、想像を超える速さで成長する超巨大ブラックホール(クエーサー)が見つかりました。早稲田大学や東北大学の研究者を中心とする研究チームは、すばる望遠鏡による観測から、非常に多くのガスを飲み込みながら成長しているにもかかわらず、X線でも電波でも明るく輝く特異なクエーサーを発見しました。これまで同時には起こらないと考えられてきた現象が重なって確認されたことで、超巨大ブラックホールの成長のしくみに新たな視点をもたらす成果です。...
キーワード:クエーサー/すばる望遠鏡/ブラックホール/巨大ブラックホール/近赤外/銀河/降着円盤/初期宇宙/星生成/赤外線/太陽/超巨大ブラックホール/天体物理学/分光観測/望遠鏡/可視光/紫外線
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2026年1月22日
69
初期宇宙で最速級に成長する超巨大ブラックホールを発見
すばる望遠鏡を用いた観測によって、約120億年前の初期宇宙で、これまで知られていたものよりもずっと急速に成長する超巨大ブラックホールが見つかりました。この天体は、非常に多くのガスを飲み込みながら成長しているにもかかわらず、X線でも電波でも明るく輝く特異なものでした。これまで同時には起こらないと考えられてきた現象が重なって確認されたことで、超巨大ブラックホールの成長のしくみに新たな視点をもたらす成果です。多くの銀河の中心には、太陽の数百万倍から数百億倍もの質量を持つ超巨大ブラックホールが存在します。ブラックホールは周囲の物質を吸い込んで成長し、その過程で強い光を放ちます。ブラックホール...
キーワード:クエーサー/すばる望遠鏡/ブラックホール/巨大ブラックホール/銀河/降着円盤/初期宇宙/星生成/太陽/超巨大ブラックホール/望遠鏡/可視光/紫外線
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2026年1月20日
70
セミナー・イベント詳細
第993回分子研コロキウム
「触媒インフォマティクス: 創成期から黄金期へ」...
キーワード:スループット/データ駆動/性能予測/ネットワーク解析/プログラミング/機械学習/人工知能(AI)/グラフ理論/XAFS/スペクトル/触媒化学/メタン/ロボティクス/第一原理/第一原理計算/インフォマティクス/ハイスループット/診断法/ラット
他の関係分野:情報学数物系科学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年1月19日
71
新開発極微非線形分光法で観る1億分の1メートルの分子集団の世界
―不均一な材料表面における分子メカニズムの解明へ―(杉本敏樹グループら)
分子科学研究所の高橋翔太特任助教、櫻井敦教助教(兼 総合研究大学院大学助教)、望月達人大学院生(総合研究大学院大学)、杉本敏樹准教授(兼 総合研究大学院大学准教授)と、東北大学の熊谷紘一大学院生(当時)、平野智倫助教、森田明弘教授らの研究グループは、原子レベルで探針位置を制御可能な走査トンネル顕微鏡(STM)(3)の金属ナノ探針先端にフェムト秒パルスレーザー(4)を照射することで、従来困難であった1億分の1メートル(10ナノメートル)級の高い空間分解能で表面分子からの和周波発生(SFG)(5)信号を検出することに成功しました...
キーワード:フレームワーク/最適化/空間分布/パルス/フェムト秒パルス/ラマン散乱/原子核/対称性/非線形/閉じ込め/量子化/吸着構造/分光学/スペクトル/近赤外/磁場/赤外線/振動スペクトル/振動分光/反応ダイナミクス/非線形分光/量子化学/量子化学計算/分子配向/トンネル電流/ラマン/中赤外/表面・界面/パルスレーザー/回折限界/原子分解能/対称性の破れ/レンズ/顕微分光/赤外光/選択性/双極子/超高速分光/非線形光学/表面反応/分子振動/分光測定/固有振動数/ドメイン構造/単結晶/電子状態/シミュレーション/ダイナミクス/トンネル/ナノサイズ/ナノスケール/ナノメートル/ナノ空間/フェムト秒/マイクロ/レーザー/機能性材料/近接場光/近接場光学/光学素子/周波数/振動モード/水素原子/分解能/量子力学/近接場/機能性/空間分解能/分子機能/不均一性/ラット/近赤外光
他の関係分野:情報学環境学数物系科学化学総合理工農学医歯薬学
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発表日:2026年1月16日
72
MISIA×国立天文台プロジェクト始動!
―コラボグッズの販売開始―
国立天文台と歌手MISIAの物販やFC事業を担うMCML株式会社は、星や宇宙にそれぞれのベクトルから関心を寄せており、天文学研究推進の力と音楽の力という2つの力を合わせることが、人びとの夢や未来への希望につながる場合があると考え、この困難な時代に生きる個人や社会の幸福実現に、天文学がどう寄与できるかを検討することになりました。2025年12月22日に国立天文台三鷹にて、国立天文台とMCML株式会社が、相互協力に関する協定に調印いたしました。相互協力の目的は、天文台と、MISIAの音楽活動や社会活動を通して、市民に星や宇宙に関する研究の魅力や重要性を広く伝えることで...
キーワード:すばる望遠鏡/天文学/望遠鏡/レンズ
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2026年1月16日
73
アルマプロジェクト受信機開発チームと共同研究開発を進めている大学院生が研究発表で表彰
アルマプロジェクト受信機開発チームと共同研究開発を進めている電気通信大学大学院生2名が、共同研究の成果を発表し、表彰を受けました。(この記事は、電気通信大学から発表されたニュースに基づくものです。詳しくはそれぞれの関連リンクをご覧ください。)牛山太陽さん(電気通信大学大学院 情報・ネットワーク工学専攻博士後期1年)は、2025年9月に岡山大学津島キャンパスにて開催された電子情報通信学会ソサイエティ大会プレナリーセッションでの研究発表が評価され、電子情報通信学会総合大会エレクトロニクスソサイエティ学生奨励賞を受賞しました。同大会は電気情報通信学会の4つのソサイエティ(専門分...
キーワード:電気通信/情報通信/広帯域/太陽/マイクロ/マイクロ波/電磁波
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学
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発表日:2026年1月13日
74
第992回分子研コロキウム
演 題「特異な反応場における触媒反応機構」 ...
キーワード:高温高圧/均一系触媒/触媒反応/反応機構/反応場/静電相互作用/電極触媒/加水分解/酸素還元反応/遷移状態/不均一系触媒/活性種/水分解/選択性/電気二重層/還元反応/気液界面/セルロース/インジウム
他の関係分野:数物系科学化学総合理工農学医歯薬学
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発表日:2026年1月9日
75
新種の巨大ウイルス「ウシクウイルス」を茨城県牛久沼から発見
~ユニークなカプシド構造をもち、宿主細胞を肥大化させる新ウイルス、 真核生物の進化の謎を解く鍵に~
東京理科大学 教養教育研究院 神楽坂キャンパス教養部の武村 政春教授、同大学⼤学院理学研究科科学教育専攻のペ・ジワン氏(2025年度 修士課程1年)、羽鳥 成美氏(2025年度 修士課程2年)、⾃然科学研究機構 生命創成探究センター(ExCELLS)/生理学研究所のRaymond Burton-Smith特任助教、同村田 和義特任教授の研究チームは、茨城県・牛久沼において巨大ウイルス(*1)の新種「ウシクウイルス」を発見しました(図1)。ゲノム解析の結果、このウイルスは、武村教授らが2019年に発見したメドゥーサウイルスと類...
キーワード:キャップ構造/ヒストン/電子顕微鏡/光学顕微鏡/微生物学/表面構造/ウシ/形態変化/微生物/ゲノム解析/インフルエンザ/インフルエンザウイルス/細胞核/ウイルス/ゲノム/遺伝子/生理学
他の関係分野:数物系科学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年1月8日
76
生まれたての惑星たちはふわふわ
――4つの若いトランジット惑星の正確な質量を決定――
自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター(国立天文台併任)のジョン・リビングストン特任助教、森万由子特任研究員、東京大学大学院総合文化研究科の成田憲保教授、福井暁彦講師、ジェローム・デレオン特任助教らのMuSCATチームを含む国際共同研究グループは、おうし座分子雲の中にある年齢約2,000万年の若い恒星「おうし座V1298星(V1298 Tau)」を公転する4つの惑星のトランジットを長期的に観測し、4つの惑星の半径が地球の5〜10倍程度であるのに対して、質量は地球の5〜15倍程度しかなく、非常に低密度であることを明らかにしました。この発見は、生まれたての若い惑星は大きく膨...
キーワード:南アフリカ/火山活動/トランジット/衛星/観測装置/銀河/銀河系/系外惑星/恒星/磁場/太陽/太陽系/分子雲/望遠鏡/惑星/惑星大気/アストロバイオロジー/シミュレーション/イミン
他の関係分野:複合領域数物系科学医歯薬学
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発表日:2026年1月8日
77
生まれたての惑星たちはふわふわ
―4つの若い惑星の質量を正確に決定―
若い恒星を公転する4つの惑星を長期にわたり観測した結果、これらの半径が地球の5ないし10倍と大きな惑星であるにもかかわらず、質量は地球の5ないし15倍程度しかなく、非常に低密度であることが明らかになりました。この発見は、生まれたての若い惑星の外層の大気は大きく膨らんでいて、時間とともにその大気を失いながら収縮して小型の惑星へと進化していくという理論的予測を、初めて観測的に裏付けるものです。これまでに発見されてきた太陽系外惑星は、半径が地球と同じか4倍程度の小型の惑星が最も多く、これらは天の川銀河で最もありふれた「一般的な」惑星と言えます。しかし、こういった惑星が生まれたばかりの頃はど...
キーワード:トランジット/銀河/系外惑星/恒星/太陽/太陽系/太陽系外惑星/惑星/アストロバイオロジー/イミン
他の関係分野:数物系科学医歯薬学
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発表日:2026年1月7日
78
但木謙一さん、アルマ望遠鏡を用いた研究で伊藤科学振興会の研究助成に採択
北海学園大学の但木謙一教授が、研究題目「アルマ望遠鏡によるダストに覆われた超巨大ブラックホールの観測研究」で、第58回(2025年度)宇宙地球科学分野の研究助成に採択されました。本助成は、伊藤科学振興会が自然科学の基礎的研究の振興を目的として実施しているもので、将来を担う若手研究者の育成や基礎科学の発展に資する研究が対象となっています。但木さんの研究は、宇宙誕生から間もない時代に、太陽の10億倍を超える質量をもつ超巨大ブラックホールがどのようにして急成長したのかという謎に挑むものです。これまでも但木さんは、アルマ望遠鏡の超高解像度観測を先駆的に活用し、銀河内部の物理状態を詳...
キーワード:地球科学/観測手法/ブラックホール/巨大ブラックホール/銀河/太陽/超巨大ブラックホール/望遠鏡/微粒子
他の関係分野:環境学数物系科学
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発表日:2026年1月7日
79
記憶を司るタンパク質CaMKIIのリング構造の新発見
金沢大学自然科学研究科数物科学専攻博士後期課程の松島啓介、ナノ生命科学研究所(WPI-NanoLSI)/新学術創成研究機構の柴田幹大教授らの研究グループは、自然科学研究機構生理学研究所の村越秀治准教授らの研究グループとの共同研究で、脳の記憶や学習に欠かせないタンパク質、カルシウム/カルモジュリン依存性キナーゼII(CaMKII)が12個のサブユニットから成るリング内でα型とβ型を同一リングに混在させ、隣接して配置することを高速原子間力顕微鏡(高速AFM、※1)を用いて世界で初めて明らかにしました。これにより、長年残されていたCaMKIIのリング構造に...
キーワード:時間分解/高速AFM/時間分解能/材料科学/結合状態/構造モデル/体積変化/AFM/ダイナミクス/ナノメートル/原子間力顕微鏡/電子顕微鏡/分解能/CaMKII/LTP/グルタミン酸受容体/シナプス/スパイン/小脳/神経発達/大脳/長期抑圧(LTD)/イントロン/酸化酵素/哺乳類/リン酸/Ca2+/アミノ酸配列/高速原子間力顕微鏡/アイソフォーム/カルモジュリン/統合失調症/臨床応用/mRNA/可塑性/脱リン酸化/in vitro/アクチン/アミノ酸/アルツハイマー病/カルシウム/キナーゼ/グルタミン酸/スプライシング/マウス/リン酸化酵素/一分子イメージング/細胞骨格/受容体/神経細胞/大脳皮質/脳機能/分子イメージング/うつ/うつ病/遺伝子/海馬/神経疾患/生理学/精神疾患
他の関係分野:数物系科学化学総合理工総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年1月6日
80
APFA2025 and 2nd NIFS Workshopを合同開催しました
核融合科学研究所の構造形成・持続性ユニットを主体として、NIFS国際研究集会開催支援の下、”14th Asia Plasma and Fusion Association Conference (APFA2025) and 2nd NIFS Workshop on Diversity of Three-dimensional Magnetic Confinement System”を2025年12月15日(月)から12月17日(水)までの3日間、名古屋プライムセントラルタワーで開催しました。APFAは、1998年に日本、韓国、中国のプラズマおよび核融合研究に関連する学会・研究機関の協力の下に...
キーワード:持続性/核融合/高エネルギー/高エネルギー粒子/構造形成/情報交換/粒子計測
他の関係分野:複合領域数物系科学化学
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発表日:2026年1月6日
81
2026年を迎えて—国立天文台長 土居守
あけましておめでとうございます。2026年を迎え、一言、ご挨拶申し上げます。国立天文台長に着任して2年近くとなりました。国立天文台が、天文学において日本の中心的な機関として大変重要な役割を果たしてきており、大きな期待を背負っていることをいっそう実感しております。特に大学共同利用機関として、個別の大学等では困難な大型望遠鏡や計算機の建設と運用という天文学の推進において不可欠な役割を担っています。2025年には、2027年度からの次期中期計画にむけて国立天文台サイエンスロードマップの策定が、コミュニティの先生方と国立天文台スタッフによる尽力で大きく進み、12月には将来計画シンポ...
キーワード:コンテンツ/人工知能(AI)/先端技術/広帯域/ALMA望遠鏡/すばる望遠鏡/宇宙科学/衛星/観測装置/太陽/天文学/分光器/望遠鏡/シミュレーション/補償光学/ダイバーシティ/コミュニティ
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学医歯薬学
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発表日:2025年12月24日
82
千葉工業大学・基礎生物学研究所・兵庫県立大学の研究チーム、次世代AI技術「HetAESN」アーキテクチャを開発
-高次元・マルチスケール時系列予測で従来モデルを凌駕する性能を達成-
【 発表者 】吉田 聡太(千葉工業大学 大学院情報科学研究科)飯沼 貴大(千葉工業大学 大学院情報科学研究科)信川 創(千葉工業大学 情報科学部 情報工学科(教授)/同大学 数理工学研究センター(非常勤主席研究員)/国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所児童・予防精神医学研究部(客員研究員))渡辺 英治(基礎生物学研究所(准教授)/総合研究大学院大学 生命科学研究科(准教授))礒川 悌次郎(兵庫県立大学 大学院 工学研究科(准教授)) 【 概要 】吉田聡太、...
キーワード:アーキテクチャ/タスク/フレームワーク/人工知能(AI)/精神保健/エントロピー/マルチスケール/数理工学/精神医学
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年12月24日
83
株式会社Spakona、核融合科学研究所と共同で核融合プラズマの安定化に向けたAI制御技術の実証実験を実施政府が推進する核融合原型炉および商用炉の基盤技術とすべく今後詳細な解析を進め、AI制御の効果を示す観点での研究成果として発表を予定
株式会社Spakona(本社:東京都渋谷区 代表取締役:河﨑 太郎)は、自然科学研究機構核融合科学研究所(所在地:岐阜県土岐市 所長:山田 弘司 以下、「NIFS」)と共同で、核融合プラズマの安定化を目的としたAI制御技術の実証実験を実施しました。プラズマが不安定化して消失してしまう「放射崩壊」をAIにより予測する可能性について、今後解析を行い、研究成果として発表を予定しています。本取り組みは、日本政府が推進する「核融合原型炉開発」において重要な技術基盤となることが期待されます。...
キーワード:ハードウェア/アンサンブル学習/データ駆動/アルゴリズム/最適化/人工知能(AI)/産学連携/スペクトル解析/プラズマ・核融合/核融合/核融合プラズマ/核融合炉/スペクトル/重水素/太陽/電子温度/システム設計/シナリオ/センサー/レーザー/実証実験/制御システム/二酸化炭素/決定木/技術革新/フュージョン/ラット
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年12月24日
84
特別共同利用研究員
特別共同利用研究員受入制度
核融合科学研究所は、大学共同利用機関として研究活動を展開すると同時に大学院教育の一環として特別共同利用研究員受入制度による学生の受入れを実施しています。この制度は、国内外の大学院学生を対象に、大学院学生の所属する大学院研究科からの委託を受けて、一定の期間、特定の研究課題に関して研究指導を行うものであり、単位の認定、学位論文の審査、学位の授与等については、大学院学生の所属する大学院で行われることを前提とした制度です。核融合科学又はこれに関連した幅広い学際分野での研究指導を受けようとする大学院学生は、所属する大学院研究科長の推薦を得て、本研究所長の許可を受けて特別共同利用研究員となります...
キーワード:情報セキュリティ/持続性/核融合/超伝導/構造形成/シミュレーション/センシング/ダイナミクス/コンプライアンス/研究倫理/放射線
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学化学医歯薬学
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発表日:2025年12月20日
85
核融合プラズマの遠隔リアルタイム予測制御を実証
- 1,000 km離れたスーパーコンピュータにデジタルツインを実現 -
世界で初めて、約1,000 km(往復約2,000 km)離れたスーパーコンピュータ上のデジタルツインを用い、核融合プラズマを遠隔リアルタイム制御することに成功しました。磁場閉じ込め方式の核融合発電では、長い時間にわたって一億度を超える超高温プラズマを制御することが必要となります。しかしながら、核融合プラズマの複雑な挙動を予測して制御することは、物理モデルの予測精度及び計算速度の制約や未解明な事柄が多いことなどから挑戦的な課題となっています。研究グループはデータ同化と呼ばれる数理的技術を応用して、リアルタイムの計測情報に基づいて予測モデルを最適化することで予測精度を向上すると共に、...
キーワード:学術情報ネットワーク/情報ネットワーク/リアルタイム処理/GPU/スーパーコンピュータ/最適化/人工知能(AI)/プラズマ・核融合/核融合/核融合プラズマ/核融合炉/閉じ込め/プラズマ加熱/広帯域/磁場/数値シミュレーション/超伝導/電子温度/空間構造/シミュレーション/シミュレーションモデル/シミュレータ/データ同化/デジタルツイン/遠隔制御/最適制御/制御システム/大規模計算/物理モデル/並列計算/フュージョン/予測モデル
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発表日:2025年12月20日
86
超小型紫外線衛星「Mauve」の打ち上げ成功
京都大学の行方宏介特定助教、国立天文台科学研究部の生駒大洋教授、ハワイ観測所岡山分室の前原裕之助教らは、英国のBlue Skies Space社と機関間合意契約を結び、超小型紫外線観測衛星「Mauve(モーヴ)」の国際共同研究に参画しています(参考:...
キーワード:高エネルギー/衛星/恒星/太陽/地球型惑星/望遠鏡/惑星/紫外線/ナノメートル/ロケット
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発表日:2025年12月20日
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脳転移の最初の瞬間に光を当てる
―脳の番人ミクログリアが、がんの「種」を食べる―
ミクログリア*1が、がんの「種」を食べ転移を断つ瞬間を初めて生体内で観察2光子顕微鏡*2と「光」標識で、攻防の現場にいたミクログリアだけを特定・解析ミクログリアの働きを高めることで、脳転移*3を予防できる可能性を提示研究概要 名古屋大学大学院医学系研究科 分子細胞学の...
キーワード:高次元データ/データ統合/最適化/がん研究/レジリエンス/近赤外/ACT/温度計測/ホログラム/ボトルネック/量子ドット/システム制御/センサー/マイクロ/レーザー/たんぱく/シナプス/一細胞/血流/光刺激/神経回路形成/生体内/機能性/技術革新/病原体/オミクス/がん免疫/グリア細胞/蛍光タンパク質/高次脳機能/治療標的/生体イメージング/中枢神経/発現解析/微小環境/病理/分子標的/フローサイトメトリー/モデルマウス/病態解明/免疫療法/RNA/がん細胞/グリア/システム生物学/トランスクリプトーム/ファージ/マウス/マクロファージ/ミクログリア/ラット/自然免疫/腫瘍免疫/神経回路/生体内イメージング/創薬/脳機能/脳疾患/免疫応答/免疫学/免疫細胞/バイオマーカー/異分野融合/遺伝子/遺伝子発現/疫学/個別化医療/抗体/細菌/神経疾患/生活の質/生理学/精神疾患/認知症/脳腫瘍
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発表日:2025年12月20日
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アルマ望遠鏡がとらえた小マゼラン雲のふんわり分子雲
~星が生まれる環境は宇宙の歴史の中で変わってきたか~
この記事は、2025年2月20日に九州大学から発表されたニュースに基づくものです。現在の宇宙では、太陽のような恒星は細長いフィラメント構造の分子雲から生まれてくることが知られています。しかし、大昔の宇宙で星が生まれてきた環境は、まだよく分かっていません。約100億年前の宇宙の環境に似ているとされる小マゼラン銀河をアルマ望遠鏡で観測したところ、約6割の分子雲がフィラメント状になっているのに対し、残り4割は“ふんわり”と広がった形であることが分かりました。宇宙の歴史の中で星形成の環境がどのように変わってきたかを解明する手がかりとなる発見です。 ...
キーワード:ミリ波/ヘリウム/干渉計/サブミリ波/宇宙科学/遠赤外線/銀河/原始星/恒星/衝撃波/星形成/星形成領域/赤外線/太陽/大質量星/分子雲/望遠鏡/電磁波/分解能/空間分解能/高分解能
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発表日:2025年12月20日
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矢木真穂准教授が「日本核磁気共鳴学会進歩賞」を受賞しました。
矢木 真穂 准教授(名古屋市立大学/生命創成探究センター/スピン生命科学コア)が、第6回 日本核磁気共鳴学会 進歩賞を受賞いたしました。同賞は、若手研究者の顕彰を通じて人材育成を図り、NMR分野の発展に貢献することを目的として、NMR分野で特に優れた研究成果を挙げ、将来性が十分に期待される個人に授与されるものです。第64回NMR討論会にて授賞式と受賞講演が行われました。研究成果の題目NMRで探るタンパク質の柔構造と分子集合のダイナミクス...
キーワード:磁気共鳴/スピン/ダイナミクス/核磁気共鳴/分子集合
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発表日:2025年12月20日
90
⽂科省・学際領域展開ハブ形成プログラム「マルチスケール量⼦−古典⽣命インターフェース研究コンソーシアム」
第3回合同シンポジウムに参加しました
当日の様子はこちらから2025 年11⽉5⽇(水)〜 11⽉6⽇(木)に、東京大学 物性研究所にて、⽂科省・学際領域展開ハブ形成プログラム「マルチスケール量⼦−古典⽣命インターフェース研究コンソーシアム」第3回合同シンポジウムに参加しました。「マルチスケール量⼦−古典⽣命インターフェース研究コンソーシアム」は、2023年度より発⾜し、東京⼤学・物性研究所(ISSP)、名古屋⼤学・トランスフォーマティブ⽣命分⼦研究所(ITbM)、名古屋⼯業...
キーワード:インターフェース/光受容/光受容タンパク質/マルチスケール/分子機能/バイオテクノロジー
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発表日:2025年12月17日
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電流で誘起される非熱的触媒反応の駆動原理を解明
-持続可能な温室効果ガス資源化の次世代化学技術に道筋-(杉本敏樹グループら)
分子科学研究所の斎藤晃特任助教、長坂将成助教(兼 総合研究大学院大学助教)、佐藤宏祐特任助教、杉本敏樹准教授(兼 総合研究大学院大学准教授)と早稲田大学の手塚玄惟大学院生、松本宜樹大学院生(当時)、関根泰教授らの研究グループは、リアルタイム質量分析と種々のオペランド分光計測を組み合わせたマルチモーダル分析によって、温室効果ガスの資源化において重要なメタンドライリフォーミング反応(Dry Reforming of Methane, DRM)が触媒への電流印加によって生成する電子や正孔によって低温で促進されるメカニズムを解明しました。これまで、触媒への電流印加効果として局所加熱や触媒表面での電...
キーワード:マルチモーダル/最適化/温室効果ガス/経済システム/再生可能エネルギー/地球温暖化/温室効果/軟X線/放射光/X線分光/極端紫外光/近赤外/分子活性化/赤外分光/アニオン/アンモニア/均一系触媒/錯体触媒/酸化還元反応/触媒反応/物理化学/質量分析/赤外吸収分光/中赤外/分子触媒/ACT/温度分布/合成ガス/触媒化学/触媒作用/電気化学反応/不均一系触媒/アンモニア合成/オペランド計測/キャリア/金属微粒子/軟X線分光/エネルギー消費/カーボンニュートラル/持続可能/地域資源/分光計測/バイオガス/還元反応/カーボン/トラップ/メタン/環境負荷/金属酸化物/光計測/高効率化/酸化還元/酸化物/資源循環/水素製造/炭素材料/電荷移動/電気化学/二酸化炭素/二酸化炭素/廃棄物/半導体/微粒子/複合材/複合材料/有機物/メタノール/発酵/バイオマス/バイオ燃料/温暖化/パラジウム/有機合成/サーモグラフィ
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発表日:2025年12月17日
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核融合科学研究所・量子科学技術研究開発機構スーパーコンピュータ「プラズマシミュレータ」愛称決定について
「プラズマシミュレータ」の愛称決定について
核融合科学研究所(以下、核融合研)と量子科学技術研究開発機構(以下、QST)は、2025年7月から共同で運用を開始した、スーパーコンピュータ「プラズマシミュレータ」について、愛称を募集しました。国内外から応募いただいた284件の中から、下記のとおり、愛称を決定しましたので、お知らせします。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。愛称【双星】(読み方:そうせい)採用者愛知県在住 イチロー・モリタ氏採用者コメント双星(そうせい)とは連星のこと、あるいは織姫・彦星のことを指します。二つの研究機関...
キーワード:GPU/スーパーコンピュータ/トカマク/核融合/核融合プラズマ/恒星/数値シミュレーション/数値計算/太陽/連星/カーボンニュートラル/大規模数値計算/カーボン/シナリオ/シミュレーション/シミュレータ/フュージョン
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発表日:2025年12月11日
93
プラズマ中の乱流の「一人二役」を発見
- 高精度観測で、乱流が「熱の運搬役」と「熱のつなぎ役」の2つの役割を持つことを世界で初めて明確化 -
核融合発電では、強い磁場の中に閉じ込められたプラズマの温度を核融合反応が起こる1億度にあげるために、プラズマの中心部を加熱します。熱は中心部から周辺部へと広がっていくため、中心部を高温にするには、熱の広がりをできるだけゆっくりにすることが必要です。このとき、熱と共にプラズマ中に生じた乱れ(乱流※1)も周辺部に広がっていきます。自然科学研究機構核融合科学研究所(岐阜県土岐市)の釼持尚輝准教授、居田克巳特任教授、徳澤季彦教授らは、大型ヘ...
キーワード:環境変動/核融合/核融合炉/閉じ込め/揺らぎ/磁場/超伝導/温度分布/地球環境/マイクロ/電磁波/分解能/地球環境変動/空間分解能/不均一性
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発表日:2025年12月10日
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タンパク質「ダイナミン」が細胞膜をしぼって切り離す動作原理をシミュレーションで解明(岡崎圭一グループら)
分子科学研究所のMd. Iqbal Mahmood博士研究員、岡崎圭一准教授(岡崎准教授は総合研究大学院大学を併任)らの研究グループは、細胞内でGTP(1)加水分解エネルギーを使って膜を絞って切り離すタンパク質「ダイナミン(Dynamin)」の動作原理を解明することに成功しました。本研究では、粗視化分子動力学シミュレーション(2)という手法を用いて、ダイナミン集合体と脂質膜が相互作用するシミュレーション系を構築し、GTP→GDP状態における構造変化と膜狭窄との化学力学共役機構を調べました。シミュレーション結果から、ダイナミン集合体が形成するリングが...
キーワード:分子動力学シミュレーション/加水分解/ナノデバイス/水分解/シミュレーション/モデリング/大規模シミュレーション/動力学/分子シミュレーション/分子動力学/脂質膜/リン酸/加水分解酵素/ダイナミン/細胞膜/分子機構/リモデリング/エンドサイトーシス/シグナル分子/構造変化/細胞内輸送/受容体/ウイルス/脂質
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発表日:2025年12月6日
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インド国際宇宙会議で、TMTを紹介
2025年11月18日・19日、常田佐久氏(前国立天文台長、自然科学研究機構特任教授)が、インド・デリーで開催された国際宇宙開発会議「India International Space Conclave 2025」に参加しました。二日間にわたって開催された会議には、ジテンドラ・シン科学技術大臣をはじめ、インドの政府機関、大学・研究機関、民間企業の関係者が多数参加し、会場は熱気に包まれていました。常田氏は、初日に行われた日印宇宙...
キーワード:極域/衛星/天体物理学/ロケット/資源探査/水資源/新型コロナウイルス/ウイルス
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発表日:2025年12月4日
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すばる望遠鏡OASIS計画の初成果:巨大惑星と褐色矮星の発見
すばる望遠鏡による高精細な撮像と、宇宙望遠鏡のデータを組み合わせることで、恒星を周回する軽い天体が2つ発見されました。巨大ガス惑星や褐色矮星(わいせい)の像を直接捉え、その性質を明らかにすることを目指す探査計画 「OASIS(オアシス)」の初成果です。OASISでは、まず恒星の位置を精密に測定した宇宙望遠鏡のデータから、わずかなふらつきを示す恒星を特定します。そしてその恒星をすばる望遠鏡で撮影して、恒星を周回する軽い天体を直接捉えます。軽い天体の質量や軌道を精密に測定できるのが、OASISの大きな特徴です。OASISで最初に発見された「HIP 54515 b」は、木星の18...
キーワード:揺らぎ/すばる望遠鏡/褐色矮星/観測装置/系外惑星/恒星/太陽/太陽系/太陽系外惑星/地球型惑星/望遠鏡/惑星/アストロバイオロジー
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発表日:2025年12月2日
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基礎生物学研究所 ゲノムインフォマティクス・トレーニングコース 2026春を開催します
基礎生物学研究所「ゲノムインフォマティクス・トレーニングコース 2026 春」を開催します。 「生命科学者のためのインフォマティクス入門」ハイブリッド開催「ゲノム解析入門 〜アセンブルからアノテーションまで〜」オンサイトのみ 日程:生命科学者のためのインフォマティクス入門 2026年2月4日-5日ゲノム解析入門 〜アセンブルからアノテーションまで〜 2026年3月4日-5日 申込開始日:両コース共に2025年12月8日(月) 申込締切日:両コース共に2026年1月4日(日) 概要:「生命科学者のためのインフォ...
キーワード:アノテーション/データ解析/統計解析/インフォマティクス/モデル生物/ゲノム配列/ゲノム情報/NGS/ゲノム解析/トレーニング/ゲノム/遺伝子
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発表日:2025年11月27日
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原始緑藻の集光タンパクの構造と機能に着目し海底環境に特化した光合成アンテナを発見
植物進化の初期段階では、原始緑藻は光がほとんど届かない海底から、光が十分にある陸上に移り住むのに伴い、光合成の仕組みを変化させました。色素タンパク質複合体である光合成アンテナLhcは、太陽光利用に重要で、陸上植物はLHCIIを、プラシノ藻はLhcpを用いて環境に適応していますが、Lhcpの分子機構は未解明でした。 大阪公立大学人工光合成研究センターの藤井 律子准教授、大阪大学蛋白質研究所の関 荘一郎特任研究員(常勤)、栗栖 源嗣教授、同大学大学院生命機能研究科の難波 啓一特任教授(常勤)、自然科学研究機構基礎生物学研究所の皆川 純教授らの共同研究グループは、海底環境に...
キーワード:アンテナ/広帯域/太陽/タンパク質複合体/光合成/光環境/太陽光/人工光合成/電子顕微鏡/電子顕微鏡法/分解能/クライオ電子顕微鏡/高分解能/分子機構/立体構造
他の関係分野:情報学数物系科学生物学総合理工医歯薬学
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発表日:2025年11月26日
99
脳から脊髄へ信号をコンピュータで橋渡し
脊髄損傷者の歩行機能を回復する人工神経接続システム
脊髄損傷による歩行障害は、脳から脚への命令がうまく届かなくなることで起こります。東京都医学総合研究所 脳機能再建プロジェクトの西村幸男プロジェクトリーダーの研究グループでは、運動指令を含む生体信号を、コンピュータを介して、損傷していない神経に指令を送ることを実現する人工神経接続システムを開発しています。本研究において、当研究所 脳機能再建プロジェクトの田添(たぞえ)歳樹(としき)主席研究員と西村幸男プロジェクトリーダー(前職:生理学研究所 准教授、兼職:新潟大学 客員教授)、相模女子大学の笹田(ささだ)周作(しゅうさく)教授(前職:生理学研究所 博士研究員)、千葉県千葉リハビリテーションセ...
キーワード:生体信号/パルス/磁場/センサー/磁気刺激/末梢神経/運動機能/筋収縮/筋肉/脊髄損傷/対麻痺/電気刺激/リハビリ/筋電図/神経回路/脳機能/リハビリテーション/手術/生理学/動物実験/非侵襲/臨床研究
他の関係分野:情報学数物系科学医歯薬学
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発表日:2025年11月26日
100
光の強さでナノ材料の形を自在に制御
〜次世代の機能性材料開発へ〜
千葉大学 国際高等研究基幹の矢貝史樹 教授、東京科学大学の河野正規 教授、自然科学研究機構 生命創成探究センターのクリスチアン・ガンサー 特任助教を中心とするパリ=サクレー大学、理化学研究所、名古屋大学の共同研究チームは、光に反応して形や色が変化する分子「フォトクロミック分子」が自己集合して作られるシート状の構造「二次元ナノシート」に強度を変えて光を照射すると、細いひも状の一次元ナノファイバーや、積み重なった厚い塊である三次元ナノクリスタルなど、全く異なる構造に変化することを発見しました。さらに、この構造変化の様子を、高速原子間力顕微鏡(高速AFM)...
キーワード:環境変化/クリスタル/高エネルギー/時間分解/非平衡/非平衡状態/SPring-8/加速器/放射光/高速AFM/自己集合/分子集合体/結晶構造解析/フォトクロミック分子/時間分解能/単結晶構造解析/ファイバー/可視光/有機材料/ベンゼン/光照射/紫外線/熱力学/ナノシート/ナノファイバー/単結晶/AFM/ナノメートル/ナノ材料/機能性材料/結晶成長/原子間力顕微鏡/分解能/生体内/機能性/結晶構造/表面構造/アクチンフィラメント/高速原子間力顕微鏡/空間分解能/高分解能/超分子/微小管/アクチン/アゾベンゼン/イミン/ラット/光異性化/構造変化/生体分子/分子集合
他の関係分野:複合領域数物系科学化学生物学総合理工総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年11月26日
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赤外線分光器 MODHISが概念設計を完了
MTの第一期観測装置の1つである MODHIS(多目的回折限界近赤外高分散分光器)が、概念設計審査を完了しました。これにより、装置開発は次の段階である基本設計へ進むことになります。2025年9月24~25日(パサデナ時間)に、MODHISの概念設計を締めくくる3回目のMODHIS概念設計審査会(MODHIS CoDR-3)がZoom会議形式で開催されました。今回の審査では、補償光学系(AO)との機械的インターフェースや、偏光観測機能の導入コンセプトなど、前回審査(CoD...
キーワード:インターフェース/ブログ/偏光分光/観測装置/近赤外/銀河/銀河中心/系外惑星/高分散分光/赤外線/太陽/太陽系/太陽系外惑星/分光観測/分光器/望遠鏡/惑星/赤外分光/アンモニア/回折限界/ファイバー/光機能/ダイナミクス/光ファイバー/装置開発/分解能/補償光学/硫化水素
他の関係分野:情報学数物系科学化学医歯薬学
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発表日:2025年11月26日
102
【開催報告】ExCELLS×IPR合同FD「機関・拠点、VS. or Co-creation?」
2025年10月31日(金)、大阪大学 蛋白質研究所(IPR)本館講堂において、「ExCELLS x IPR Faculty Development @ 阪大・蛋白研: 機関・拠点, VS. or Co-creation?」と題した合同FD(ファカルティ・ディベロップメント)が開催されました。本FDは、2025年5月1日付で締結された、生命創成探究センター(ExCELLS)と大阪大学 蛋白質研究所(IPR)との学術交流協定に基づき、その連携を具体的に推進するための議論の場として企画されました。両組織の相互理解をさらに深めるとともに、「大学共同利用機関(ExCELLS)」と「...
キーワード:人工知能(AI)/プレゼンテーション/情報交換/自動化
他の関係分野:情報学複合領域
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発表日:2025年11月23日
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AIが「隠れた化学反応」を可視化!
―有機合成を変える「潜在変数」アルゴリズムを開発―(椴山儀恵グループら)
静岡大学の武田和宏准教授、分子科学研究所の大塚尚哉助教、鈴木敏泰博士、椴山儀恵准教授(大塚助教と椴山准教授は総合研究大学院大学を併任)の研究グループは、世界に先駆けて、実験で直接観測できない「隠れた反応経路」をAIが再現・予測する新しいアルゴリズムを開発しました。AIが導出する潜在変数を用いることで、分子の電子的特徴を数理的に表現し、化学反応の理解や有機分子材料の設計に役立つことを示しました。 本成果は、有機合成のデジタル化と自動化を推進する基盤技術として、持続可能なものづくりや次世代材料開発にも貢献するものです。 この成果は、国際学術誌『Artificial Inte...
キーワード:潜在変数/データ駆動/学習過程/アルゴリズム/ワークフロー/機械学習/最適化/人工知能(AI)/学習支援/芳香族/ナフタレン/錯体触媒/触媒反応/芳香族化合物/有機合成化学/有機半導体/有機分子/触媒設計/選択性/デジタル化/持続可能/電子状態/フッ素/自動化/水素原子/半導体/ヨウ素/合成化学/分子設計/有機合成
他の関係分野:情報学複合領域化学総合理工医歯薬学
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発表日:2025年11月18日
104
光で確かめた金結晶表面のスピンの向き
―新しい2次元スピン検出方式で、表面電子のスピンの方向を可視化し決定― (松井グループら)
スピンが関与する代表的な現象である金(Au(111))表面のラシュバ分裂で外側・内側バンドのスピン向きの帰属が20年近く2通りに割れ、混乱していた。本研究では光電子運動量顕微鏡(PMM)とスピンローテーター+2次元スピンフィルターによりスピンの全体像を高効率に取得し、外側は時計回り・内側は反時計回りであることを符号付きで確定した。本手法は材料横断で整合的な"基準データ"整備を可能にし、スピントロニクス材料設計とデバイス開発を加速する基盤となる。【要約】 自然科学研究機構分子科学研究所/総合研究大学院大学の松井文彦教授...
キーワード:対称性/表面状態/軟X線/放射光/極端紫外光/検出器/トポロジカル/ラシュバ効果/メモリ/真空紫外光/材料設計/単結晶/電子状態/スピン/スピントロニクス/センサー/装置開発/低消費電力/電子ビーム/半導体/マッピング/ショック
他の関係分野:数物系科学総合理工農学医歯薬学
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発表日:2025年11月13日
105
核融合炉に重要なプラズマ内部の電位変化を高精度計測
- 高効率加速器×非接触計測で実現 -
核融合発電の実現を目指し、自然科学研究機構 核融合科学研究所の大型ヘリカル装置(LHD)※1では磁場で高温のプラズマを閉じ込める研究を行っています。核融合科学研究所、東京大学、九州大学、Brookhaven National Laboratoryの共同研究グループは、高温プラズマ中の電位変化を世界で初めて高精度で計測することに成功しました。この成果により、プラズマ中の閉じ込め状態をその場で評価できる新しい手法が確立され、将来の核融合炉の運転制御や発電に向けた性能向上に寄与する重要な基盤が得られまし...
キーワード:最適化/核融合/核融合炉/高エネルギー/閉じ込め/イオン源/加速器/磁場/数値シミュレーション/太陽/超伝導/レンズ/空間電荷/高電圧/最適配置/持続可能/イオンビーム/シミュレーション/ダイナミクス/マイクロ/非接触/非接触計測/スリット/プローブ
他の関係分野:情報学数物系科学医歯薬学
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発表日:2025年11月13日
106
当研究所 技術部の三宅均 氏が関係4団体及び原子力規制委員会 令和7年度 放射線安全管理功労表彰を受賞
当研究所 技術部の三宅均 氏は、放射性同位元素等の安全管理に尽力したこと及び関連する放射線安全に関する研究に対して、関係4団体及び原子力規制委員会より令和7年度 放射線安全管理功労表彰を受賞しました。本賞は、関係者の更なる意欲の向上と安全確保に対する国民の理解の増進に資することを目的として、放射性同位元素等の安全管理又は環境放射能対策の向上のために尽力し優れた成果を上げた個人の業績に対して贈られるもので、原子力規制庁(2025年11月10日(月))で授賞式が行われました。詳しい内容については...
キーワード:環境放射能/安全管理/原子力/放射能/放射線
他の関係分野:環境学医歯薬学
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発表日:2025年11月11日
107
従来よりも1000倍強い水の中での「白色光」発生を実現
―水中スーパーコンティニューム生成に新原理―(杉本グループ)
分子科学研究所の研究グループ (金井恒人特任講師、金成翔大学院生(総合研究大学院大学)、常川響大学院生(総合研究大学院大学)、櫻井敦教助教、杉本敏樹准教授)は、水中で広帯域の光を生成するスーパーコンティニューム生成(Supercontinuum Generation、 SCG)を、周波数比が整数でない「非調和二色光」により劇的に増強することに成功しました。従来は単色光や整数倍の周波数比を持つ二色光を用いる手法が主流でしたが、本研究では非整数比の周波数を持つ光を組み合わせることで、非線形光学過程が連鎖的に強調され、白色光の強度が約1000倍に向上することが示されました。 本成果は、生...
キーワード:ソリトン/パルス/非線形/量子通信/広帯域/スペクトル/重水素/分光器/光応答/パルスレーザー/光機能/アト秒科学/位相整合/光通信/光励起/超高速分光/超短パルス/非線形光学/非線形光学効果/光源技術/計測技術/水環境/地球環境/センシング/ダイナミクス/フェムト秒/フェムト秒レーザー/レーザー/機能性材料/屈折率/固液界面/周波数/水素原子/非線形効果/微細構造/超短パルスレーザー/機能性/生体組織/生体イメージング
他の関係分野:数物系科学生物学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年11月8日
108
大峯巖元所長が瑞宝中綬章を受章
大峯 巖 分子科学研究所元所長が、永年にわたる教育・研究へのご尽力により、瑞宝中綬章を受章されました。大峯元所長は、1982年に分子科学研究所理論研究系助教授に着任され、94年に名古屋大学理学部教授となられました。名大を退職後、京都大学を経て、2010年から2015年に分子科学研究所の所長を、また2013年から2015年には自然科学研究機構理事を務められ、研究所および機構全体の運営に多大なご貢献をされました。この間、協奏分子システム研究センターの設立をはじめ、国際的な学術交流の推進にも尽力されました。また、総合研究大学院大学においては、教授および専攻長として、次...
キーワード:反応ダイナミクス/物理化学/ダイナミクス/格子欠陥/結晶化/分子システム/構造変化
他の関係分野:化学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年11月8日
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キモ・アラメダ ハワイ郡長らが国立天文台を訪問
キモ・アラメダ ハワイ郡長とハワイ郡長室のメリック・ニシモト氏が、2025年10月9日に国立天文台三鷹キャンパスを訪問されました。訪問に際し、アラメダ郡長は、天文学のみならず、人々、文化、環境への貢献のあり方に焦点を当て、日本の科学者やエンジニアなどがハワイの人々とどのように協力できるかについて、国立天文台および関連機関の職員と懇談されました。アラメダ郡長とニシモト氏は、土居国立天文台長の案内のもと、キャンパス内の各施設を訪れ、4D2Uドームシアターでは、すばる望遠鏡のデータを含む最新の観測データや理論研究に基づいたシミュレーションから制作された宇宙の美しい立体映像を体験されました。...
キーワード:先端技術/すばる望遠鏡/天文学/望遠鏡/シミュレーション/精密加工/超精密加工
他の関係分野:複合領域数物系科学
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発表日:2025年11月8日
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銅酸化物の高温超伝導体で特殊な電子状態「ノード金属」を発見
~三層構造が高い超伝導を実現する仕組みの解明へ~(田中清尚 准教授ら)
広島大学放射光科学研究所准教授の出田真一郎、同大学技術専門職員の有田将司、京都大学大学院人間・環境学研究科教授の吉田鉄平、東京大学大学院理学系研究科名誉教授の藤森淳、内田慎一、同大学低温科学研究センター助教の藤井武則、弘前大学大学院理工学研究科教授の渡辺孝夫(研究当時)、同大学博士課程学生の足立伸太郎(研究当時、現職京都先端科学大学工学部講師)、自然科学研究機構分子科学研究所/総合研究大学院大学准教授の田中清尚、産業技術総合研究所主任研究員の石田茂之、東北大学大学院工学研究科助教の野地尚(研究当時)らと、台湾国立清華大学、米国スタンフォード大学の国際共同研究チームは、銅酸化物高温超伝導体(...
キーワード:フェルミ面/モット絶縁体/液体ヘリウム/角度分解光電子分光/近接効果/光電子分光/高温超伝導体/対称性/超伝導ギャップ/超伝導体/銅酸化物/銅酸化物高温超伝導体/物性物理/ヘリウム/放射光/超伝導/光電子分光法/アニール/物質設計/電子分光/エネルギー貯蔵/キャリア/高温超伝導/酸化物高温超伝導体/絶縁体/ケーブル/紫外線/電気抵抗/電子構造/電子状態/アルミニウム/モーター/リニアモーター/レーザー/酸化物/分解能/量子力学/結晶構造/層構造/高分解能
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発表日:2025年11月6日
111
世界初、ハイパースペクトルカメラで青いオーロラの高度分布を精密観測
- 高高度200kmにおける明るいオーロラの発生メカニズム解明へ -
自然科学研究機構核融合科学研究所は2023年5月にスウェーデン・キルナ「オーロラ観測用ハイパースペクトルカメラ※1(HySCAI: Hyperspectral Camera for Auroral Imaging)」を設置し、同年9月より本格的な観測を開始しました。このたび、核融合科学研究所の居田克巳特任教授、吉沼幹朗助教、京都大学生存圏研究所の海老原祐輔教授、名古屋大学宇宙地球環境研究所の塩川和夫教授の研究グループは、HySCAIを用いて...
キーワード:ハイパースペクトル/学際研究/核融合/核融合プラズマ/計算機実験/揺らぎ/オーロラ/共鳴散乱/スペクトル/衛星/衛星観測/太陽/太陽光/地球環境/モデリング/人工衛星
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発表日:2025年11月6日
112
本間希樹教授が仁科記念賞を受賞
国立天文台水沢VLBI観測所長の本間希樹(ほんま まれき)教授が、2025年度(第71回)仁科記念賞を受賞しました。受賞対象となった研究業績は、「超⻑基線電波⼲渉計に基づく超⼤質量ブラックホールシャドウ撮像への貢献」です。本間教授は、ブラックホールの「事象の地平線」観測において中心的な役割を果たしました。日本で観測研究グループを早期に立ち上げ、世界の研究者と連携してEvent Horizon Telescope(EHT)プロジェクトをリードしました。また、アルマ望遠鏡をEHTに統合するための光伝送装置の開発を主導し、観測成功に貢献しました。さらに、スパースモデリングを用いた新しいデー...
キーワード:データ解析/ブラックホール/巨大ブラックホール/銀河/銀河中心/電波望遠鏡/望遠鏡/スパースモデリング/モデリング
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発表日:2025年11月6日
113
ヌクレオシド補給によるDNA複製速度上昇において新たなメカニズムを発見
基礎生物学研究所 幹細胞生物学研究室の倉島公憲特任助教と坪内知美准教授およびスウェーデン・ウメオ大学のAndrei Chabes教授、Erik Johansson教授 の研究グループは、ヌクレオシドの補給が細胞のDNA複製進行を助けるメカニズムについて、従来考えられていたようなdNTP量の増加によるものはなく、本来DNAに取り込まれるべきではないdUTPによるDNA複製阻害効果を抑制することによるものであることを報告しました。本成果は2025年10月14日にNucleic Acids Research誌にオンライン掲載されました。 【研究の背景】...
キーワード:DNAポリメラーゼ/遺伝情報/前駆体/DNA複製阻害/複製フォーク/複製阻害/リン酸/ゲノム安定性/細胞株/DNA複製/がん治療/ヌクレオシド/幹細胞/細胞生物学/細胞増殖/細胞培養/阻害剤/ゲノム
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発表日:2025年11月6日
114
バイオリサイクルに革新:PET分解酵素の活性を69%向上
~疎水性アルキル鎖をN末端に連結する簡便な酵素改変技術を開発~
北海道大学大学院地球環境科学研究院の小野田晃教授、北海道立総合研究機構の瀬野修一郎主査、名古屋大学大学院理学研究科、自然科学研究機構 生命創成探究センターの内橋貴之教授らの国際共同研究チームは、酵素を用いたPETリサイクル技術に革新的な改良を加えることに成功しました。研究チームは、ペットボトルや繊維製品に広く使用されるポリエチレンテレフタレート(PET)*1を分解する酵素クチナーゼ*2のN末端*3に疎水性アルキル鎖*4を連結し、分解活性を強化する新技術を開発しました。この改変技術は、遺伝子組換えを...
キーワード:プログラミング/循環型社会/光電子分光/分子動力学シミュレーション/環境調和/光電子分光法/トリアゾール/フィルム/ポリエチレンテレフタレート/酵素分解/高分子/電子線/走査型電子顕微鏡/電子分光/加水分解/XPS/ポリエチレン/水分解/持続可能/地球環境/透明性/表面分析/AFM/シミュレーション/ナノメートル/プラスチック/リサイクル/界面活性剤/原子間力顕微鏡/接触角/電子顕微鏡/動力学/微細構造/分解能/分子動力学/組み換え/親水性/SEM/エチレン/タンパク質工学/遺伝子組み換え/アルデヒド/漁業/炭化水素/高速原子間力顕微鏡/病原体/TPA/大腸/アミノ酸/オリゴマー/リプログラミング/大腸菌/遺伝子
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発表日:2025年11月5日
115
第989回分子研コロキウム
演 題「タンパク質凝集研究のための先端超音波技術と神経変性疾患診断への応用」 ...
キーワード:タンパク質凝集/振動子/反応制御/キャビテーション/センサー/バイオセンサー/光計測/超音波/水晶振動子/全反射蛍光顕微鏡/アミロイド/凝集体/蛍光顕微鏡/神経変性/神経変性疾患/創薬/線維化
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発表日:2025年11月4日
116
血流が生体内で再生ニューロンの移動を促進する仕組み解明
名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所の澤本和延教授(生理学研究所兼任)、荻野 崇特任助教(現:藤田医科大学)、斎藤明里らの研究グループは、生理学研究所、滋賀医科大学、バレンシア大学などの研究者と共同で、成体脳で産生された新生ニューロン*1は、血流の多い血管に沿って移動しやすく、その結果、ニューロン再生が血流供給の豊富な場所で生じることを発見しました。 さらに、血流の多い血管では、少ない血管に比べて新生ニューロンの移動が促進されていることを見出し、空腹時に胃で産生される末梢ホルモンのグレリンが、血液から脳へと輸送されて新生ニューロンの移動を促進...
キーワード:産学官連携/アクチン骨格/ニューロン移動/レーザー/超解像/血流/神経活動/神経発達/生体内/脳室下帯/哺乳類/形態変化/嗅球/生体組織/グレリン/血栓/脳神経科学/脳損傷/ニューロン/ホルモン/脳血流/リハビリ/再生医学/アクチン/マウス/幹細胞/蛍光顕微鏡/蛍光標識/血液/細胞骨格/細胞死/神経科学/神経幹細胞/神経細胞/超解像イメージング/脳梗塞/リハビリテーション/海馬/疾患モデル/生理学
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発表日:2025年11月4日
117
「大口径光学アンテナの合成開口地上実証」プロジェクトを開始
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台(国立天文台長:土居守(どい まもる))は、研究代表機関である国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)(理事長:山川宏(やまかわ ひろし))、および三菱電機株式会社(代表執行役 執行役社長:漆間啓(うるま けい))と共同で、経済安全保障重要技術育成プログラムの研究開発構想「超高分解能常時観測を実現する光学アンテナ技術」に採択されました。これに基づいて、研究開発課題「大口径光学アンテナの合成開口地上実証と宇宙機デジタルツイン基盤の整備」の実施に着手いたしました。詳しくはJAXAウェブサイトをご参照ください。詳細記事...
キーワード:アンテナ/望遠鏡/デジタルツイン/分解能/高分解能
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発表日:2025年11月4日
118
第37回生物学技術研究会
第37回生物学技術研究会を開催します。本研究会は生物学の研究に携わる大学および研究機関等の技術系職員が、日常係わっている実験、技術開発、機器運用および施設管理等の幅広い、高度な技術を通しての研究支援活動における成果や問題点を発表する会です。また、発表内容を討論し、技術の向上と交流、情報交換を図ることを目的としています。 【日程】2026年2月19日、20日 【内容】口演発表、ポスター発表及び特別研修講演 【開催方法】現地開催 【会場】岡崎コンファレンスセンター(OCC) 【申込期間】発表申込: 2025年11月...
キーワード:情報交換
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発表日:2025年11月4日
119
菱沼良光 准教授が国際電気標準会議 (IEC) IEC1906賞を受賞
菱沼良光 准教授は、IECの「超電導」に関する技術会議(TC90)において、「複合超電導線のマトリックス比測定法」のワーキンググループ(WG6)の座長として国内外の専門家との議論を主導しながら意見を集約し、Nb-Ti及びNb3Sn超電導線材におけるツイストピッチ測定法に関する国際規格「IEC 61788-27 Ed.1」の取りまとめに尽力しました。実用超電導線材の電磁気的な安定性や低損失を図るためにツイストピッチ構造は重要な因子であり、ツイストピッチ測定の国際規格を規格することは、超電導機器技術の発展やその普及に不可欠です。今回は、ツイストピッチ測定法の国際規格の制定をはじめとして、超電導分野...
キーワード:超電導/標準化
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2025年10月30日
120
電流なしで磁石に吸着!らせん状キラル分子の新原理を発見
――不斉合成や分子生物学への応用に期待――
(山本浩史教授ら)
(山本浩史教授ら)
東京大学物性研究所の三輪真嗣准教授、産業技術総合研究所ハイブリッド機能集積研究部門の山本竜也主任研究員、名古屋大学大学院工学研究科の大戸達彦准教授らによる研究グループは、大阪公立大学の木村健太准教授、分子科学研究所の山本浩史教授と共同で、未解明であった「らせん状の形をしたキラル分子が磁石と相互作用する原理」を発見しました。 本研究により、キラル分子が分子振動を通じて自らスピンを獲得し、その結果、キラル分子と磁石の間に層間交換相互作用がはたらくことで、キラル分子が磁石に吸着することが明らかになりました。これまでにも、キラル分子が磁石のような振る舞いを示すこと...
キーワード:原子核/磁気抵抗/準粒子/水溶液/磁場/キラル/不斉合成/光合成/磁気モーメント/磁気抵抗効果/MRAM/メモリ/巨大磁気抵抗効果/交換相互作用/選択性/分子振動/理論解析/量子エレクトロニクス/巨大磁気抵抗/電気抵抗/不揮発性メモリ/コーティング/コバルト/スピン/スピントロニクス/センサー/ナノサイズ/ナノメートル/バイオセンサー/金属材料/第一原理/第一原理計算/電解質/電気化学/量子力学/分子システム/生体内/キメラ/スルホン酸/創薬/分子生物学
他の関係分野:数物系科学化学生物学総合理工総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年10月28日
121
若い惑星環境を揺るがす巨⼤フレアからの多温度のガス噴出
―ハッブル宇宙望遠鏡と⽇韓地上望遠鏡で同時に検出―
太陽と同程度の質量を持つ若い恒星での表面爆発において、高温で速いガスの噴出と、低温でゆっくりしたガスの噴出が起こっているところが捉えられました。高温ガスは、この恒星を周回する惑星における生命の誕生や進化に対して、より大きな影響を及ぼすと考えられます。太陽の表面では、フレアと呼ばれる爆発が起き、ガスが噴出する現象が観測されています。太陽に似た恒星でも多数のフレアが捉えられており、特に生まれてから数億年の若い恒星では、フレアが大規模かつ高頻度で起こっていることが分かってきています。しかし従来の恒星フレアの観測は単一の波長にとどまり、フレアから噴出するガスの温度や速度の構造については解明さ...
キーワード:宇宙物理学/恒星/太陽/天文学/電波望遠鏡/望遠鏡/惑星/惑星科学/惑星大気/可視光/紫外線
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2025年10月23日
122
ダイナミックな電子が効率よく熱を電気に変換する
―近藤効果が熱電材料の性能を向上させるメカニズムを実験的に解明―(田中清尚 准教授ら)
捨てられている熱から電気を得ることができる熱電変換技術は有力な省エネルギー技術ですが、社会や産業を支える基幹技術となるためには構成材料のさらなる高性能化が必要です。これまで熱電材料の性質は状態密度(*4)のエネルギー依存性に基づいて理解されてきました。一方で近年の研究から、いくつかの高性能な熱電材料においては、状態密度の点だけではその性質を理解することが難しく、従来は無視されてきた電子散乱のエネルギー依存性を考慮することの重要性が認識されるようになってきました。つまり電子散乱に注目した材料開発を進めることで、熱電材料の飛躍的な高性能化を実現できる可能性が高まります。し...
キーワード:温度勾配/角度分解光電子分光/近藤効果/光電子分光/重い電子/重い電子系/電子散乱/極端紫外光/電子分光/状態密度/熱起電力/省エネ/紫外線/電気抵抗/電子状態/熱電材料/熱電変換/スピン/省エネルギー/緩和時間
他の関係分野:数物系科学農学
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発表日:2025年10月22日
123
プラズマ閉じ込め性能を決める新たなメカニズムを発見
- 大きい渦が小さい渦を引き伸ばしたり抑えつけたりしている -
自然科学研究機構核融合科学研究所(岐阜県土岐市)の徳沢季彦教授、居田克巳特任教授、総合研究大学院大学博士課程の那須達丈さん、京都大学の稲垣滋教授らの研究グループは、サイズの異なる二つの揺らぎを同じ場所で同時に観測できる高性能の乱流計測器を開発し、大型ヘリカル装置の高温プラズマの微小な揺らぎの観察に適用しました。この度、大きいサイズの乱流渦が、サイズの小さい乱流渦を引き伸ばして、その成長を抑えているということを発見しました。これまでのプラズマ閉じ込めモデルでは考慮してこなかった、この二つの揺らぎの間で生じている相互作用のメカニズムは、プラズマの閉じ込め性能に大きな影響を与えていると考えられ、将...
キーワード:アンテナ/ミリ波/プラズマ閉じ込め/核融合/核融合プラズマ/核融合炉/閉じ込め/揺らぎ/プラズマ加熱/宇宙プラズマ/プラズマ物理/磁場/超伝導/レンズ/計測技術/シミュレーション/マイクロ/マイクロ波/原子力/電磁波/不均一性/構造変化
他の関係分野:情報学数物系科学医歯薬学
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発表日:2025年10月20日
124
核融合科学研究所・量子科学技術研究開発機構スーパーコンピュータ「プラズマシミュレータ」愛称(ニックネーム)募集について
核融合科学研究所(以下、核融合研)と量子科学技術研究開発機構(以下、量研)は、2025年7月から共同で運用を開始した、スーパーコンピュータ「プラズマシミュレータ」の愛称(ニックネーム)を公募いたします。どうぞ、奮ってご応募ください!なお、愛称(ニックネーム)については、以下のことを期待しています。皆様からのご応募お待ちしております。世界トップレベルの研究拠点・スーパーコンピュータであることを知っていただけること日本国内のみならず、世界中の方々にとって親しみやすい愛称(ニックネーム)であること応募について個人であれば、どな...
キーワード:GPU/スーパーコンピュータ/プライバシー/著作権/トカマク/核融合/核融合プラズマ/数値シミュレーション/数値計算/カーボンニュートラル/大規模数値計算/カーボン/シナリオ/シミュレーション/シミュレータ/フュージョン
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学医歯薬学
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発表日:2025年10月18日
125
(解説)レモン彗星の観察チャンス(2025年10月)
2025年1月に発見された彗星(すいせい)、Lemmon彗星(C/2025 A6 (Lemmon)、本記事では「レモン彗星」と表記)が、2025年10月から11月にかけて見ごろを迎えます。10月中旬までは明け方の東の空に、10月中旬以降は夕方の西の空に見えます。最も明るくなるのは10月下旬から11月上旬頃と予想され、そのときの明るさはおよそ3等から4等となることが期待されます。3等の明るさの彗星を肉眼で見るのは少々難しいのですが、よく晴れた空が澄んだ日に暗い場所で見た場合には、肉眼でぼんやりとした彗星の姿を観察できる可能性があります。また4等程であったとしても、双眼鏡を使えば観察が可能であると予想されます。位置や予想される明るさの情報を紹介します。...
キーワード:恒星/小惑星/太陽/望遠鏡/惑星/彗星/太陽光/レンズ/二酸化炭素
他の関係分野:数物系科学総合理工
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発表日:2025年10月18日
126
慢性便秘症に新たな突破口
~排便をつかさどる脳中枢の仕組みを世界で初めて解明~
慢性便秘症は日常生活の質を著しく低下させるだけでなく、長期生命予後にも影響を及ぼすことが知られています。排便には中枢神経系が関与していることは分かっていましたが、脳のどの領域がどのように排便を制御しているのかは未解明でした。九州大学大学院医学研究院の小川佳宏主幹教授、同大学病院の田中義将助教、佛坂孝太大学院生(現:福岡東医療センター)らの研究グループは、自然科学研究機構...
キーワード:脳活動/ストレス反応/ナトリウムチャネル/神経系/青色光/副腎皮質/ファイバー/光照射/モニタリング/光ファイバー/オプトジェネティクス/シナプス/遺伝子改変/神経活動/生体内/Cre/アミノ酸配列/チャネルロドプシン/視床/ナトリウム/活動電位/視床下部/新規治療法/副腎/ニューロン/蛍光タンパク質/細胞間相互作用/中枢神経/膵臓/ホルモン/協調運動/神経伝達物質/生理機能/大腸/中枢神経系/日常生活/脳血管疾患/光遺伝学/病態解明/アセチルコリン/アミノ酸/カルシウム/グルタミン酸/マウス/ロドプシン/遺伝子改変マウス/受容体/神経科学/神経細胞/膜タンパク質/膜電位/ウイルス/ストレス/遺伝学/遺伝子/循環器疾患/生活の質/生理学/線維化/認知機能/非侵襲
他の関係分野:複合領域生物学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年10月18日
127
ノーベル化学賞の快挙から考える:基礎研究を支える「分子研」の共同利用
分子科学研究所(「分子研」)は、自らも最先端の研究を推進する一方で、全国の大学や研究機関に実験装置や施設を広く開放する「大学共同利用機関」としての役割を担っています。私たちは、最新鋭の装置や高度な専門技術を、全国の研究者に共同利用いただくことで、日本の基礎科学の進展に貢献しています。 さて、北川進先生がノーベル化学賞を受賞されましたが、その対象となったPCP(多孔性配位高分子)・MOF(金属有機構造体)と称される多孔性高分子は、現在では、多くの研究者が多様な機能性を求めて研究されている物質群です。まさにパイオニアともいえる先駆的な業績であり、この度のノーベル賞になったのは当然のことと思います。...
キーワード:電子スピン共鳴/高分子/多孔性配位高分子/配位高分子/金属有機構造体/計測技術/スピン/機能性
他の関係分野:数物系科学化学総合理工農学
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発表日:2025年10月14日
128
銀ナノクラスターにおける「1原子の違い」で室温発光効率が77倍向上
高効率発光材料の開発に道(江原正博グループら)
銀ナノクラスター(Ag NC)は原子レベルで構造が決定されたナノ物質であり、量子化された電子状態に起因する独自の光学特性を示します。特に発光特性(フォトルミネッセンス、PL)は、センサーや光デバイス応用への展開が期待されますが、室温での発光効率が低いことが大きな課題となっていました。 東北大学 多元物質科学研究所の根岸雄一 教授、Biswas Sourav 助教、自然科学研究機構 計算科学研究センター/総合研究大学院大学の江原正博 教授、東京理科大学 理学部第一部の湯浅順平教授らの研究グループは、アニオン鋳型合成法(注4)を用いて、原子数78と79の2種類の...
キーワード:光物性/対称性/物質科学/揺らぎ/量子化/スペクトル/発光スペクトル/励起状態/アニオン/ナノクラスター/金属クラスター/ナノ物質/光機能性材料/材料科学/光機能/DFT/光デバイス/光励起/発光材料/理論解析/ドーピング/電子状態/光学特性/センサー/センシング/ナノ粒子/マイクロ/機構総合/機能性材料/密度汎関数理論/機能性/寿命/バイオイメージング/リガンド/構造変化/配位子
他の関係分野:数物系科学化学総合理工農学医歯薬学
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発表日:2025年10月14日
129
共同研究・施設利用案内
2026年度(通年・前期)共同利用研究
共同研究・施設利用案内- 申請概要共同利用で出来ること利用ガイド...
キーワード:装置開発/知的財産権/育児/育児支援/子育て/子育て支援/放射線
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2025年10月13日
130
恒藤内閣府審議官等が核融合科学研究所を視察
恒藤晃内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官が9月22日、自然科学研究機構核融合科学研究所を視察しました。恒藤審議官は、核融合科学研究所の概要や核融合研究の現状等について山田弘司所長から説明を受けた後、大型ヘリカル装置(LHD)等を視察しました。また、制御室では、LHDの模型や実験で生成されたプラズマの動画等により、プラズマ内部を精密に観測できる世界最高性能の計測システムや最新の研究成果等について熱心に説明に聞き入っていました。坂本研究部長、高畑超伝導・低温工学ユニット教授から、開発実験棟及び超伝導マグネット研究棟の設備や研究内容等について説明があり、活発な意見交換...
キーワード:核融合/超伝導/計測システム
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2025年10月13日
131
光合成生物の分裂に新たな仕組みを発見
-チラコイド膜を形づくるタンパク質が細胞・葉緑体分裂にも関与-
光合成生物の細胞や葉緑体の分裂制御において、これまで未知であった多重膜の分裂を制御する仕組みが解明された。本研究は、日本大学の金恩哲助教(前・基礎生物学研究所)とドイツ・ダルムシュタット工科大学のMarcel Dann 助教授を中心に、基礎生物学研究所の鎌田このみ研究員、皆川純教授、山形大学の野村真未助教、ドイツ・ダルムシュタット工科大学の渡辺麻衣研究員(現・東京都立大学の特任助教)、国立遺伝学研究所の宮城島進也教授が参加した国際共同研究として実施され、2025年9月25日付でNature Communications に掲載された。■ 発表のポ...
キーワード:バクテリア/シアノバクテリア/チラコイド膜/光合成/葉緑体/膜構造/細胞増殖/遺伝学
他の関係分野:数物系科学生物学医歯薬学
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発表日:2025年10月13日
132
TMTサイエンスワークショップ第3回が開催
TMTを用いた新しいサイエンスケースの創出を目指すワークショップシリーズ(TMT-ACCESS)の第3回ワークショップが7月15日~18日に国立天文台三鷹キャンパスにて開催されました。今回は「極限性能を引き出すための装置開発の課題とブレークスルーに向けて」をテーマとして、招待講師による講演、分野横断型のグループディスカッション、ラボツアーを4日間に渡って行いました。総勢43名の大学院生、若手研究者、スタッフに参加いただき、グループディスカッションでは事前アンケートで議論したい装置を決定した上で、TMTの次世代装置の計画を議論しました。今回は、国立天文台の尾崎 忍夫氏、京都大学の山本 広大氏、東...
キーワード:アーキテクチャ/ワークショップ/宇宙科学/観測装置/検出器/赤外線/赤外線検出器/天文学/望遠鏡/レーザー/装置開発/分解能/補償光学/制度設計/空間分解能/コミュニケーション
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学農学医歯薬学
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発表日:2025年10月9日
133
2025年ノーベル物理学賞に寄せて(大森賢治教授 コメント)
この度の2025年ノーベル物理学賞は、「電気回路における巨視的な量子力学的トンネリングおよびエネルギー量子化の発見」という画期的な業績に対し、John Clarke博士、Michel H. Devoret博士、そしてJohn M. Martinis博士の三氏に授与されました。従来、量子効果は原子のようなミクロな世界に固有の現象と捉えられてきました。三氏のご研究は、その常識を覆し、超伝導電気回路という巨視的なシステムにおいて量子現象を実証したものです。この画期的成果は、量子コンピューティング、量子センシング、量子暗号通信といった現代の量子科学技術の理論的・実験的基盤を確立し、当該分野の...
キーワード:コンピューティング/人工知能(AI)/量子コンピュータ/量子暗号/量子化/超伝導/量子センシング/量子コンピューティング/センシング/量子効果/量子力学
他の関係分野:情報学数物系科学総合理工
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発表日:2025年10月9日
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山本浩史教授がJSTの戦略的創造研究推進事業 総括実施型研究(ERATO)研究総括に決定
協奏分子システム研究センターの山本浩史教授が、科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業 総括実施型研究(ERATO)において、新規研究総括に選出されました。山本教授は、研究領域「量子キラル変換」の研究総括として、物質中の電子スピン、フォノン、光の間で生じるキラリティの変換を自在に制御するための基礎学理の構築に取り組みます。さらに、キラリティの相互変換を可能にする材料の合成にも挑戦し、新たな物性科学の展開を目指します。また、スピントロニクス、電気化学、量子計算、量子センシングなどの応用分野における原理検証も並行して進めることで、新規機能性材料や化学プロセスの設計、高感度磁気セ...
キーワード:量子計算/キラル/量子センシング/フォノン/スピン/スピントロニクス/センシング/機能性材料/電気化学/分子システム/機能性
他の関係分野:情報学化学総合理工総合生物農学
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発表日:2025年10月5日
135
"Nanoreactor" Cage Uses Visible Light for Catalytic and Ultra
-Selective Cross-Cycloadditions (藤田誠グループ)
・While molecular cages offer high selectivity, previous versions lacked visible-light sensitivity, hindering their use in mild photochemical synthesis.・We engineered a platinum(II)-based M6L4 cage that acts as a visible-light-responsive nanoreactor, achieving perfect stereo- and site-selective cross-[2+2] cycloadditions of inert substrates.・This innovation enabled the first catalytic cross-[2+2] cycloaddition using supramolecular confinement, opening new avenues for highly controlled, light-driven organic synthesis....
キーワード:発光ダイオード(LED)
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発表日:2025年10月5日
136
植物細胞に存在した新たな細胞内輸送経路の発見
〜植物特異的膜交通タンパク質が明かす液胞膜からのリサイクリング機構〜
植物の液胞は、酵母や動物の液胞と同様に、細胞内の不要物質の分解を担っています。一方、種子に存在する液胞は、発芽時のエネルギー源となる大量のタンパク質を貯蔵するという、分解とは正反対の機能も果たします。豆類や小麦などの種子で液胞に蓄えられる貯蔵タンパク質は、私たちの食生活とも深く関わる重要な農業資源です。本研究グループはこれまでに、種子における貯蔵タンパク質の液胞への大量輸送を可能にした植物独自の輸送経路の進化的背景を明らかにしてきました。しかし、液胞から別の細胞小器官にタンパク質を輸送する経路が存在するのかどうかについては、これまで全く分かっていませんでした。今回...
キーワード:エンドソーム/交通ネットワーク/リサイクリング/シロイヌナズナ/細胞生物学/細胞内輸送/膜タンパク質/膜融合/食生活
他の関係分野:生物学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年10月5日
137
変動光に立ち向かう光合成の司令塔
――シトクロムb6/f複合体の減少が変動光に対する防御の鍵になる――
野外の植物は、陽射しが雲で遮られたり木の葉が風で揺れたりすることで、光の強さが常に変動する環境にさらされています。このような環境は植物の光合成装置に負荷をかけ、特に「光化学系Ⅰ」にダメージを与えることが知られています。光合成の制御において中心的な役割を果たす「シトクロムb6/f複合体」の量を減少させると、光合成の能力は減少するものの、一方で、変動する光から光化学系Ⅰを守る安定性が高まることがわかりました。 この成果は、自然環境で育つ作物が強い陽射しや影といった変動光に負けずに育つ「レジリエンス」を高めるための技術...
キーワード:レジリエンス/光化学/シトクロム/光化学系I/光合成/変動光/光環境/クロム/発光ダイオード(LED)/アストロバイオロジー/生産性/極限環境
他の関係分野:複合領域化学生物学総合生物
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発表日:2025年10月5日
138
氷の下で眠るマリモ:春の光がもたらす危機と回復
北海道・阿寒湖に生息する国の特別天然記念物「マリモ」は、季節ごとに大きく変動する環境下で生きています。なかでも、冬の間に湖を覆っていた氷が解ける春先は、水温が低いまま強い日射にさらされるため、光合成機能に深刻なダメージを受ける危険性が指摘されてきました。本研究では、アストロバイオロジーセンターの河野優 特任研究員、神奈川大学大学院の 小原晶奈 大学院生(当時)、岩元明敏 教授、東京科学大学の吉田啓亮 准教授、釧路市教育委員会マリモ研究室の尾山洋一 次長による研究チームが、野外調査と室内実験を組み合わせることで、この過酷な時期におけるマリモの光合成能力を詳細に評価しました。その結果、...
キーワード:環境変化/季節変化/極域/光エネルギー/湖沼/火山活動/気候変動/太陽/惑星/光化学/クロロフィル/タンパク質複合体/個体群/光化学系I/光化学系II/光合成/光阻害/光環境/太陽光/アストロバイオロジー/エンジン/モニタリング/室内実験/極限環境/エネルギー変換/クロロフィル蛍光/生態系/ストレス
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学生物学総合理工総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年10月1日
139
ハエトリソウの"触覚"センサーを解明
-植物の感覚の解明に向けて大きく前進-
埼玉大学大学院理工学研究科の須田啓助教、浅川裕紀大学院生、萩原拓真研究員、豊田正嗣教授(サントリー生命科学財団・SunRiSE Fellow)らは、基礎生物学研究所の長谷部光泰教授の研究グループと共同で、食虫植物のハエトリソウ(Dionaea muscipula)1において、機械刺激で活性化するタンパク質DmMSL102が虫に触れられたことを感知する“触覚”のセンサーとして働いていることを明らかにしました。本研究グループはカルシウムイオンのバイオセンサー(GCaMP)3を組...
キーワード:センサー/バイオセンサー/カルシウムイオン/一細胞/生態系/カルシウムシグナル/カルシウム
他の関係分野:総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年10月1日
140
文部科学省SBIR事業関連関係者が核融合科学研究所を視察
政府が取り組んでいるSBIR制度(スタートアップ等による研究開発とその成果の事業化を支援し、それによって我が国のイノベーション創出を促進することを目的とした制度)に関連し、同制度における中小企業イノベージョン創出推進事業(核融合分野)のプロジェクトリーダーを務める独立行政法人国際協力機構の久下勝也社会基盤部次長兼資源・エネルギーグループ長のほか、文部科学省研究開発局の内野隆研究開発戦略官(核融合・原子力国際協力担当)付課長補佐、内閣府科学技術イノベーション推進事務局の谷正彦フェローをはじめ、基金設置法人及び運営支援法人の関係者が令和7年8月28日、自然科学研究機構核融合科学研究所を視察しました...
キーワード:核融合/核融合炉/超伝導/高温超伝導/社会基盤/原子力
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2025年9月27日
141
世界初、カンキツ害虫の共生細菌から「謎の管状構造」を発見
〜害虫防除や生命進化研究に新たな突破口〜
豊橋技術科学大学の中鉢淳 准教授、韓国・釜山大学の宋致宖 助教授、生理学研究所の村田和義 特任教授、神戸大学の洲﨑敏伸 学術研究員らによる国際研究チームは、世界的なカンキツ害虫であるミカンキジラミに共生する細菌「プロフテラ」から、生物界に前例のない新たな管状構造を発見しました。この成果は、チームが多様な顕微鏡技術を駆使して明らかにしたもので、害虫防除の新たな戦略に加え、生命進化の研究にも大きな展開をもたらす可能性があります。詳細 ミカンキジラミ(Diaphorina citri)*1(図A)は、世界のカンキツ産業に深刻な被害を...
キーワード:南西諸島/トモグラフィー/超高圧/内部構造/ゲノムDNA/タンパク質合成/オルガネラ/リボソームRNA/遺伝情報/電子線/切削/走査型電子顕微鏡/物質輸送/電子顕微鏡/電子顕微鏡観察/微細構造/分解能/リボソーム/一細胞/SEM/共生細菌/SPECT/ゲノム情報/FISH/in situハイブリダイゼーション/RNA/アミノ酸/ハイブリダイゼーション/プローブ/ミトコンドリア/小胞体/ウイルス/ゲノム/遺伝子/細菌/生理学
他の関係分野:環境学数物系科学化学生物学総合理工総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年9月23日
142
遺伝子のスイッチOFFに関わるヒストンのメチル化酵素の活性を制御する新たな仕組みを発見
ヒトを含む真核生物では、ヘテロクロマチンと呼ばれる高次クロマチン構造が染色体の安定化や遺伝子発現の抑制に寄与します。ヘテロクロマチン形成には、ヒストンH3の9番目のアミノ酸であるリジン(H3K9)のメチル化修飾が重要で、この修飾はH3K9メチル化酵素であるClr4/Suv39によって触媒されます。ヘテロクロマチン形成やそれに伴う遺伝子の発現抑制は生命にとって重要ですが、この酵素によって生存に必要な遺伝子の発現まで抑制されてしまう恐れがあるため、Clr4/Suv39のH3K9メチル化活性は厳密に制御されている必要があります。しかしながら、その活性制御の詳細は分かっていませんでした。...
キーワード:ヒストン/ヌクレオソーム/触媒ドメイン/クロマチン構造/酵素活性/ヘテロクロマチン/分裂酵母/クロマチン/ヒストンメチル化/ヒストンメチル化酵素/染色体/RNA/アミノ酸/メチル化/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年9月18日
143
水中でバランスを保つ秘密
~成魚が体をわずかに曲げて姿勢を保つメカニズムを発見~
基礎生物学研究所/自然科学研究機構 生命創成探究センター/総合研究大学院大学の永岡良太 大学院生、東島 眞一 教授、谷本 昌志 助教らの研究グループは、成魚のゼブラフィッシュが一見じっとしているように見えるときでも、転倒せずに姿勢を保つしくみを明らかにしました。魚は体が少し傾いたときに体をわずかに曲げることで、体内の浮き袋(鰾:うきぶくろ)の相対的な位置を変え、元の姿勢に戻るための復元トルクを生み出して姿勢を維持していることがわかりました(図1)。この発見は、魚類の巧妙な姿勢制御システムの理解を深める重要な成果で、iScience誌に掲載されました。...
キーワード:トルク/姿勢制御/制御システム
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発表日:2025年9月10日
144
すばる望遠鏡と太陽観測衛星「ひので」搭載0.5メートル可視光太陽望遠鏡が「重要科学技術史資料」に登録
国立天文台が運用するすばる望遠鏡と太陽観測衛星「ひので」搭載0.5メートル可視光太陽望遠鏡が、国立科学博物館の2025年度「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」に登録されました。すばる望遠鏡は、ハワイ島マウナケア山頂域に設置された大型光学赤外線望遠鏡です。主鏡は単一鏡としては世界最大級の8.2メートルの口径を誇ります。すばる望遠鏡が作られた20世紀末、日米欧は8メートル級望遠鏡の開発を競ってきました。当時、日本にはこの規模の大型望遠鏡建設の経験がほとんどありませんでしたが、電波望遠鏡や衛星通信の技術などを駆使し、開発に成功しました。日本が初めて海外に設置した大型光学赤外望遠鏡です。運...
キーワード:衛星通信/科学技術史/太陽フレア/軟X線/すばる望遠鏡/衛星/銀河/磁場/赤外線/太陽/天文学/電波望遠鏡/望遠鏡/可視光/紫外線/性能評価/分解能
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学
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発表日:2025年9月9日
145
黒点を横切る惑星が伝える、傾いた惑星系の姿
太陽系外惑星*1 の大気観測が盛んになっている現在、観測結果に影響を及ぼしうる恒星の黒点*2 の特徴を正しく知ることがより重要になっています。この黒点の特徴を調べる絶好の機会が、惑星が恒星黒点の前を横切る「黒点通過トランジット」です。このたび、自然科学研究機構アストロバイオロジーセンターおよび東京大学の研究者(森万由子若手研究者雇用特別研究員、福井暁彦講師、平野照幸准教授、成田憲保教授、リビングストン ジョン特任助教)ら国際研究チームは、地上望遠鏡による観測を組み合わせることで惑星系TOI-3884の黒点の様子や惑星の軌道の傾きを詳細に明らかにしまし...
キーワード:人工知能(AI)/南アフリカ/トランジット/観測装置/系外惑星/恒星/磁場/太陽/太陽系/太陽系外惑星/望遠鏡/惑星/惑星大気/青色光/アストロバイオロジー
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学生物学
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発表日:2025年9月9日
146
生まれたばかりの原始惑星への物質落ち込みの証拠となる光を発見
原始惑星「ぎょしゃ座AB星b」に物質が落ち込んでいる(質量降着の)証拠を欧州南天天文台の8メートル望遠鏡(VLT)による分光観測で発見した。惑星から光のスペクトルは、若い恒星への質量降着の証拠となるものと類似しており、原始惑星で質量降着を示す最初の発見。これは、数例しかない原始惑星の中でも、この惑星が円盤中に埋もれた最も若い原始惑星であることの強い証拠となる。概要:生命を育む地球のような小型岩石惑星や木星のような巨大ガス惑星は、太陽のような恒星のまわりで生まれます。その誕...
キーワード:プロファイル/微惑星/すばる望遠鏡/スペクトル/系外惑星/原始惑星系円盤/恒星/赤外線/太陽/太陽系/天文学/分光観測/分光器/変光星/望遠鏡/惑星/惑星系形成/可視光/アストロバイオロジー/水素原子/分解能/SPECT
他の関係分野:情報学数物系科学医歯薬学
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発表日:2025年9月9日
147
東アジア 惑星科学・探査 夏の学校 2025 報告
第7回目となる「東アジア 惑星科学・探査 夏の学校 2025 (SSPSEEA2025) 」(7月22日~26日)に4人の日本人学生と参加してきました。今年の開催地は中国の貴州省貴陽市で、中国科学院地球化学研究所が会場となりました。貴州省には少数民族の苗族が暮らしており、日本人にとっても大変興味深い地域です。標高1100メートルの高地にあり、中国でも有数の避暑地だそうです。訪問中も25℃前後の涼しさだった一方で、雨と曇天が続いて気持ちよく晴れることはまれでした。今年の6月には貴州省で洪水が起きているのですが、街中で水害の跡が目につくことは無かったです。...
キーワード:グループワーク/タスク/プレゼンテーション/環境変化/ワークショップ/泥火山/火山活動/含水鉱物/地球化学/地質学/電波望遠鏡/望遠鏡/惑星/惑星科学/惑星探査/歴史的建造物/少数民族/異文化交流/文化交流/コミュニケーション
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学農学医歯薬学
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発表日:2025年9月9日
148
国立天文台望遠鏡キット2とは
国立天文台が企画、設計から製造までの全工程をプロデュース。
一家に1台、一校に1台の普及を目指している安価で高性能かつコンパクトな組み立て式天体望遠鏡です。教育現場で活用できる性能と低価格の両立を目指し、国立天文台がプロデュースしました。従来の組立式小型望遠鏡では難しかった「金星の満ち欠け」の観察や土星の環の観察も可能です。...
キーワード:クラウド/最適化/衛星/金星/天文学/望遠鏡/惑星/レンズ/パフォーマンス/発展途上国/スマートフォン
他の関係分野:情報学数物系科学医歯薬学
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発表日:2025年9月8日
149
宇宙最大級の超巨大ブラックホールの集団を発見
―宇宙の物質分布に新たな謎を投げかける
大規模な可視光観測のデータを解析することで、11個の超巨大ブラックホールが集中した宇宙最大級の領域が発見されました。これほど密集した超巨大ブラックホールの集団が発見されたのは初めてのことです。すばる望遠鏡を用いた追観測やさらなるデータ解析から、この領域は2つの銀河集団の中間に位置しており、中性ガスと電離ガスの境界であることが明らかになりました。超巨大ブラックホールが、「どこで」、「どのように」成長するかという過程の理解に大いに資する発見です。 誕生から数十億年の初期宇宙には、周囲のガスを大量かつ活発に取り込むことで超巨大ブラックホールが極めて明るく輝く「クエーサー」が多数存在してい...
キーワード:クエーサー/すばる望遠鏡/データ解析/ブラックホール/宇宙線/巨大ブラックホール/銀河/銀河団/初期宇宙/超巨大ブラックホール/分光器/望遠鏡/ヒマラヤ/可視光/SPECT/水素ガス
他の関係分野:数物系科学生物学医歯薬学
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発表日:2025年9月7日
150
基礎から学ぶ顕微鏡光学系実習OPT2025を開催します
「基礎から学ぶ顕微鏡光学系実習OPT2025 ~きいて、みて、さわって!原理から学ぶ光学顕微鏡~」を2025年12月に開催します。 イメージング技術の進歩がめざましい昨今、従来では観察が難しい生体内の微細構造や分子動態の観察、微小環境測定など様々なことが可能になりました。しかし、これらのイメージング技術を研究に適用する場合、そもそも顕微鏡についてきちんと理解していないと思わぬ落とし穴に落ちてしまうことになりかねません。本トレーニングコースではただ顕微鏡を使えるようになるのではなく、なぜ顕微鏡を通して微細な構造を観察できるのか、その原理について座学の他に顕微鏡光学系を組み立てる実...
キーワード:微細構造/光学顕微鏡/生体内/微小環境/トレーニング
他の関係分野:総合生物医歯薬学
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発表日:2025年8月18日
151
植物の葉細胞が幹細胞に変わる仕組み
〜DNAのたたみ方を段階的に変えるメカニズムの発見〜
私たち人間を含み動物や植物は、いろいろな種類の細胞を作りだせる「幹細胞」という細胞を持っています。通常、一度役割が決まった(分化した)細胞は別の種類の細胞には変わりません。ところが、植物では、傷などの刺激を受けると、役割が決まっていた細胞が幹細胞に変化することが知られています。これを「リプログラミング」と呼びます。例えば、多くの植物で、枝を土に挿しておくと根が出てくるのも、そのためです。すべての細胞は同じDNAを持っていますが、その中のどの遺伝子が働くかは細胞の種類によって違います。これは、DNAの折りたたみ方で決まります。DNAはヒストンというタンパク質に巻きつ...
キーワード:プログラミング/コケ植物/ヒストン/シロイヌナズナ/クロマチン/リプログラミング/幹細胞/転写因子/遺伝子
他の関係分野:情報学生物学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月18日
152
誕生直後の銀河は予想以上に粒々だった:「宇宙ぶどう」が破った銀河誕生の常識
これまでに進められてきた宇宙初期の銀河の観測は、大きく明るい銀河が主な対象でした。宇宙初期の銀河進化の全体像をつかむためには、より数の多い一般的な銀河の姿を明らかにすることが必要ですが、そうした銀河は小さく、星もガスも少なく暗いため、従来の観測では調べることが困難でした。本研究で観測されたのは、重力レンズ効果によって拡大された宇宙初期の銀河を探索するアルマ望遠鏡の大規模掃天観測プログラム(ALMA Lensing Cluster Survey: ALCS...
キーワード:ミリ波/宇宙の構造形成/干渉計/内部構造/サブミリ波/ブラックホール/宇宙科学/宇宙線/化学組成/銀河/銀河形成/銀河進化/重力レンズ/新星/数値シミュレーション/星形成/超新星/超新星爆発/望遠鏡/構造形成/レンズ/シミュレーション
他の関係分野:情報学数物系科学化学
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発表日:2025年8月18日
153
抗生物質の活性を高める新酵素を発見
〜AIを活用した構造最適化により酵素機能強化にも成功〜
静岡県立大学大学院 薬食生命科学総合学府 博士前期課程2年の小澤日華里さん、博士前期課程修了生の宮田梓さん、食品栄養科学部の三好規之教授、伊藤創平准教授、藤浪大輔助教、および生命創成探究センター/分子科学研究所の林成一郎博士研究員、加藤晃一教授らの研究グループは、抗生物質の活性を高める新たな技術を開発しました。本研究成果は、化学分野で最も権威ある国際学術誌である Journal of the American Chemical Society に掲載されました。 発表のポイント薬剤耐性菌による感染症が世界的に広がる中、新規抗生物質の開発は停滞してい...
キーワード:最適化/人工知能(AI)/分子動力学シミュレーション/抗菌ペプチド/触媒機能/シミュレーション/構造最適化/動力学/分子動力学/抗菌活性/微生物/細胞膜/臨床応用/ペプチド創薬/アミノ酸/トリプトファン/ラット/抗菌薬/抗生物質/生理活性/創薬/遺伝子/感染症/細菌/脂質/真菌/薬剤耐性
他の関係分野:情報学数物系科学生物学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月18日
154
タンパク質急速除去が見出した、子どもの脳の発達の「新たな臨界期」
生まれたばかりの赤ん坊の脳では神経回路は未完成であり、「臨界期」と呼ばれる子どもの特定の時期に受けた刺激に応じて洗練されることにより、おとなの複雑な行動を支える精緻な回路が完成します。子ども期の脳神経回路の洗練に必要な分子(機能タンパク質)は色々見つかっていますが、それらが「いつ」どのように働くのかは、有効な技術が無かったため、まったくわかっていませんでした。 国立遺伝学研究所(遺伝研)神経回路構築研究室の二橋彩音 総合研究大学院大学(総研大)大学院生(SOKENDAI特別研究員、日本学術振興会特別研究員DC2)と岩里琢治教授らの研究グループは、遺伝研の鐘巻将人教授、相賀裕美...
キーワード:視覚情報/視覚情報処理/脳神経回路/対称性/非対称性/メンテナンス/細胞工学/グルタミン酸受容体/シナプス/臨界期/発生工学/NMDA/記憶・学習/NMDA受容体/蛍光タンパク質/スポーツ/可塑性/イミン/グルタミン酸/シナプス可塑性/タンパク質分解/マウス/遺伝子ノックアウト/蛍光標識/血液/血液脳関門/受容体/樹状突起/神経回路/神経細胞/脳機能/遺伝学/遺伝子/生理学/発達障害
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年8月18日
155
糖鎖による抗体ダイナミクスの制御機構を解明
〜分子経絡が抗体医薬設計の新たな鍵に〜
自然科学研究機構(生命創成探究センター)の谷中冴子 准教授(現 東京科学大学 准教授)、加藤晃一 教授(生命創成探究センター、名古屋市立大学)らは、抗体の糖鎖修飾、特にガラクトース付加が、抗体分子の構造と動態に及ぼす影響を原子レベルで解明しました。本研究の成果は、国際科学雑誌 「Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America(米国科学アカデミー紀要)」に掲載予定です。論文は日本時間2025年8月5日の週にオンライン公開される予定であり、DOIおよび掲載URLは公開後に付与...
キーワード:ネットワーク解析/最適化/免疫機能/産学連携/分子動力学シミュレーション/安定同位体/同位体/分子構造/シミュレーション/ダイナミクス/動力学/分子動力学/構造・機能相関/病原体/遺伝子工学/糖鎖修飾/酵素反応/ナノテクノロジー/アミノ酸/コンフォメーション/ラット/抗原/抗体医薬/構造変化/自己免疫/自己免疫疾患/受容体/動的構造/免疫応答/遺伝子/抗体
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学化学医歯薬学
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発表日:2025年8月18日
156
新スーパーコンピュータの運用を開始しました
2025年7月1日から、新スーパーコンピュータの運用を開始しました。自然科学研究機構核融合科学研究所(NIFS)と量子科学技術研究開発機構(QST)六ヶ所フュージョンエネルギー研究所がそれぞれ運用していたスパコンを統合し共同で調達することにより、より高性能な機器の導入が実現しました。新スーパーコンピュータのサーバーはQST六ヶ所フュージョンエネルギー研究所に設置され、7月27日には現地にて披露記者会見及び見学会が実施されました。...
キーワード:スーパーコンピュータ/核融合/シミュレータ/フュージョン/ラット
他の関係分野:情報学数物系科学医歯薬学
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発表日:2025年8月18日
157
恒星ジェットが生む爆発に巻き込まれた原始惑星系円盤の発見
茨城大学の逢澤正嵩らのチームは若い星WSB 52の周りの原始惑星系円盤とその付近の構造をアルマ望遠鏡の公開データを用いて調査しました。その結果、一様に膨張するバブル構造、そしてそれによって原始惑星系円盤が巻き込まれて形が変わってしまっていることを発見しました。バブルの中心が円盤の軸上にあることをふまえると、バブル構造は数百年前に恒星ジェットによって恒星付近で生じたと考えられます。今回の発見は、惑星の母胎となる円盤が、従来考えられていたよりも荒々しい環境に晒されていることを示唆します。 星は分子雲のガスが重力で集まることによって誕生します。その際、落下するガスは角運動量を保持しつつ...
キーワード:ミリ波/干渉計/サブミリ波/宇宙科学/近赤外/原始惑星系円盤/恒星/衝撃波/星形成/太陽/太陽系/分光観測/分子雲/望遠鏡/惑星/惑星系形成/可視光
他の関係分野:情報学数物系科学
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発表日:2025年8月18日
158
出⽣後に突起切断し⾎管に接着 脳の幹細胞維持の仕組み解明
名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所の澤本和延教授(生理学研究所兼任)、竹村晶子特任助教(現・藤田医科大学)、川瀬恒哉助教(新生児・小児医学分野)、中村泰久助教(現・医学部附属西部医療センター)らの研究グループは、慶應義塾大学、自治医科大学、バレンシア大学、コペンハーゲン大学、Children’s National Hospitalなどの研究者と共同で、胎児期の神経幹細胞*1「放射状グリア」が、出生当日に長い突起を切断して血管へ接着することで、成体型の神経幹細胞へと構造的に変わることを明らかにしました。 さらに、早産ではこの変換プ...
キーワード:環境変化/産学官連携/酸素濃度/分析技術/ニューロン移動/走査型電子顕微鏡/トンネル/電子顕微鏡/電子顕微鏡観察/酸素分圧/神経発達/脳室下帯/SEM/哺乳類/形態変化/N-カドヘリン/細胞間接着/接着因子/生体組織/環境要因/脳神経科学/グリア細胞/ニューロン/遺伝子発現解析/血管内皮/子宮/自己複製/自己複製能/神経発生/多分化能/発現解析/ホルモン/胎児/モデルマウス/解剖学/再生医学/発生学/病態解明/RNA/イミン/エンドサイトーシス/カドヘリン/グリア/マウス/幹細胞/血管内皮細胞/神経科学/神経幹細胞/神経細胞/内皮細胞/立体構造/遺伝子/遺伝子発現/海馬/小児/新生児/生理学/早産児
他の関係分野:複合領域環境学生物学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年8月2日
159
内在性機能と外来性機能を併せ持つ人工酵素を開発
〜金属イオンをタンパク質の中で精密に並べて機能を生み出す〜
自然科学研究機構 生命創成探究センター/分子科学研究所/総合研究大学院大学の岡本泰典 准教授(東北大学 学際科学フロンティア研究所 客員准教授)、東北大学 流体科学研究所の馬渕拓哉 准教授、産業技術総合研究所の氷見山幹基 主任研究員らのグループは共同で、ヒトサイトカイン注1)に人工的な金属構造の三核亜鉛中心を移植し、外来性機能として高い加水分解活性とヒトサイトカインが元来有する内在性機能の両方を持つ人工酵素の創製に成功しました。移植された三核亜鉛構造は、自然界には見られないものであり、先行研究では、有機合成化学的に精密設計された配位子を用いて構築されています。...
キーワード:ワークフロー/計算機科学/ライティング/幾何学/量子化/温室効果/量子化学/量子化学計算/アンモニア/人工酵素/有機合成化学/X線結晶構造解析/結晶構造解析/光合成/ACT/金属酵素/加水分解/触媒機能/DFT/テンプレート/水分解/電子状態/メタン/金属イオン/密度汎関数理論/構造予測/生体内/X線結晶構造/メタノール/機能性/結晶構造/変異体/金属タンパク質/炎症反応/アミノ酸/ファージ/マクロファージ/合成化学/細胞増殖/生理活性/生理活性物質/体内動態/配位子/免疫応答/有機合成/サイトカイン
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学化学生物学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年8月2日
160
境健太郎 助教が大阪大学 近藤賞を受賞
境健太郎 助教は、レーザー生成プラズマを用いた磁気リコネクションの電子スケールミクロダイナミクスに関する研究に対して、大阪大学より近藤賞を受賞しました。本賞は、レーザー科学分野の優れた技術的貢献または若手研究者の業績に対して贈られるもので、光・量子ビーム科学合同シンポジウム2025(2025年06月26日(木))で授賞式が行われました。詳しい内容についてはこちらをご覧ください。...
キーワード:磁気リコネクション/ダイナミクス/レーザー/量子ビーム
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2025年7月31日
161
「国立天文台スペースイノベーションセンター構想」始動!
—宇宙戦略基金事業 SX研究開発拠点に採択—
「国立天文台スペースイノベーションセンター構想」が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募する令和6年度「宇宙戦略基金事業」の「技術開発テーマ:SX研究開発拠点(注)」に採択され、2025年6月19日に国立天文台三鷹キャンパスでキックオフミーティングが行われました。本採択テーマにおけるJAXAの技術開発マネジメント体制から、SX研究開発拠点全体の取りまとめを担当する角南篤(すなみ あつし)プログラムオフィサ―(公益財団法人笹川平和財団 理事長)、JAXA宇宙戦略基金事業部の佐々木宏(ささき ひろし)ゼ...
キーワード:先端技術/すばる望遠鏡/衛星/観測装置/太陽/望遠鏡/可視光/マネジメント/人工衛星
他の関係分野:複合領域数物系科学
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発表日:2025年7月31日
162
第6回衛星レーザ測距
これまで月・惑星探査機の位置決定、軌道決定について測定原理、サイエンス、運用など5回にわたって解説してきました。最終回は地球周回衛星に対して行われる衛星レーザ測距を取り上げます。 衛星レーザ測距はSatellite Laser Rangingの訳でSLRと略称されています。地上から衛星に搭載されているコーナーキューブリフレクタ(Corner Cube Reflector; CCR(図1))にパルスレーザを照射し、反射光を地上の観測局で受信して送光から受光までの時間を正確に測定して距離に変換する技術です。概要は[1]の解説がわかりやすいです。...
キーワード:非同期/対流圏/多面体/パルス/地殻変動/電離層/衛星/観測装置/近赤外/小惑星/惑星/惑星探査/可視光/赤外光/アルミニウム/データ処理/はやぶさ2/ピコ秒/ロケット/姿勢制御/周波数/人工衛星/近赤外光
他の関係分野:情報学環境学数物系科学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
163
超極小サイズに閉じ込めた光によって物質表面を原子スケールで観察
―散乱型近接場光顕微鏡で1ナノメートルの分解能を実現―(熊谷崇グループら)
マックス・プランク協会フリッツ・ハーバー研究所(ドイツ、以下FHI)の塩足亮隼博士を中心とした国際的な研究チームは、分子科学研究所/総合研究大学院大学の熊谷崇准教授、西田純助教、FHIのMelanie Müller博士、Martin Wolf教授、Adnan Hammud研究員、およびスペインCIC NanoGUNEのFabian Schulz博士との共同研究成果として、散乱型近接場光顕微鏡として、世界最良となる1ナノメートル(1 nm=10億分の1メートル)の細かさで物質表面の局所的な光学応答を観察できる新しい技術を開発しました。物質表面の構造と光学特性を原...
キーワード:閉じ込め/磁場/ナノマテリアル/局在表面プラズモン共鳴/近接場光学顕微鏡/物理化学/振動子/表面プラズモン共鳴/回折限界/ナノサイエンス/超高真空/カンチレバー/ナノデバイス/フォノン/プラズモン/金属ナノ構造/単一分子/半導体デバイス/表面プラズモン/誘電率/光学特性/AFM/シリコン/センサー/ナノスケール/ナノメートル/ナノ加工/ナノ構造/共振周波数/近接場光/近接場光学/屈折率/原子間力顕微鏡/周波数/振動制御/電磁波/半導体/非接触/微細構造/分解能/水晶振動子/光学顕微鏡/近接場/空間分解能/高分解能/ナノテクノロジー
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発表日:2025年7月31日
164
すばる望遠鏡が見つけた太陽系の「化石」
すばる望遠鏡による観測で、太陽系外縁部を特異な軌道で公転する小天体群「セドノイド」に属する4番目の天体が新たに発見されました。この天体は、太陽系形成初期から安定した軌道を持っていたことが数値シミュレーションから示され、黎明(れいめい)期の太陽系の記憶をとどめた「化石」として、未知の第9惑星の存在や太陽系の成り立ちを解明する手掛かりになると期待されています。太陽系最遠の惑星である海王星は、太陽からの平均距離が太陽と地球間の距離(1天文単位)の30倍あります。海王星より遠くにも、太陽系に属する小天体が発見されてきています。このうち、太陽に最も近くなる時でも海王星の2倍以上の距離があり、太...
キーワード:マスメディア/すばる望遠鏡/数値シミュレーション/太陽/太陽系/天文学/望遠鏡/惑星/惑星探査/シミュレーション
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発表日:2025年7月31日
165
第19回 自然科学研究機構技術研究会が開催されました
2025年6月26日(木)27日(金)の2日間、第19回自然科学研究機構技術研究会がオンラインにて行われました。この研究会は、様々な専⾨技術を持つ⾃然科学研究機構の技術職員が、お互いに交流を深め、普段と違った視点での問題解決を試みることで、視野の拡張や技術領域の拡充を⽬指すことを目的に、年に1回開催されています。今回は、基礎生物学研究所技術課の主催で、「生成AIの活用方法・Pythonを用いた業務」、「安全管理」など11テーマについてのグループディスカッションと、各研究所トピックスのプレゼンテーションという形式で行い、当機構の5研究機関から100名弱の参加者がありました。...
キーワード:人工知能(AI)/プレゼンテーション/リスクアセスメント/アセスメント/情報発信/省エネ/安全管理/情報交換/放射線
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発表日:2025年7月31日
166
体温の低下が血糖代謝を制御する新たな仕組みを解明
〜冬眠モデルが示す『糖尿病に似た代謝異常』〜
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 生命創成探究センター(ExCELLS)/生理学研究所(NIPS)の李明亮(Lee Ming-Liang)特任助教、張菁圃(Chang Ching-Pu)特任研究員、根本知己 教授、榎木亮介 准教授らの研究グループは、熊本大学の戸田知得 准教授との共同研究により、体温低下そのものが全身の糖代謝を制御するという新たな仕組みを明らかにしました。本研究では、冬眠様状態を人工的に誘導するマウスモデルを用い、体温を一時的に低下させることで、インスリンの効きにくさ(インスリン抵抗性)と、絶食中にも関わらず血糖値が下がらないという『糖尿病に似た一時的な代謝異...
キーワード:グルコース/エネルギー消費/省エネ/レーザー/省エネルギー/極限環境/神経活動/大脳/温度感受性/抵抗性/視床/熱産生/視床下部/脳神経科学/ニューロン/マウスモデル/炎症反応/救急医療/光制御/合併症/脂肪組織/神経機能/低体温/褐色脂肪組織/筋肉/骨格筋/心臓/分子機構/医療費/病態解明/インスリン/エネルギー代謝/マウス/褐色脂肪/神経科学/神経回路/神経細胞/腎機能/腎機能障害/大脳皮質/脳機能/インスリン抵抗性/遺伝学/手術/新生児/生活の質/生活習慣病/生理学/臓器移植/糖代謝/糖尿病
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発表日:2025年7月31日
167
励起状態における対称性の破れが光物理特性を制御
~ヤーン・テラー歪みによる励起状態の局在化を10フェムト秒の超高速分光で観測~
(倉持光グループら)
(倉持光グループら)
分子材料の光機能は、分子の構造や対称性と密接に関係しています。中でも、光励起によって分子の対称性が変化する現象が、光物理特性にどのような影響を与えるのかは、近年注目されつつある重要な課題です。しかしこのような励起状態における対称性変化と光機能の関係は、主に遷移金属錯体を対象とした研究例に限られており、持続可能な社会を実現するために重要な典型元素錯体ではこれまで十分に解明されていませんでした。 今回、九州大学大学院理学研究院の江原巧大学院生、宮田潔志准教授、恩田健教授らは、分子科学研究所/総合研究大学院大学の倉持光准教授(現:大阪大学 教授)のグループ、九州大学大学院工学研究院の小...
キーワード:パワースペクトル/コヒーレント/パルス/強い相互作用/光物性/時間分解/時間分解分光/対称性/量子化/スペクトル/振動分光/典型元素/発光スペクトル/量子化学/励起状態/量子化学計算/らせん構造/吸収スペクトル/金属錯体/光機能性材料/遷移金属錯体/有機分子/パルスレーザー/光機能/対称性の破れ/電子励起/遷移金属/DFT/光励起/超高速分光/超短パルス/発光材料/分子振動/有機EL/持続可能/分光計測/光機能材料/光電変換/構造緩和/材料設計/電子構造/電子状態/アルミニウム/センサー/フーリエ変換/フェムト秒/レーザー/環境負荷/機能性材料/光計測/振動モード/超短パルスレーザー/機能材料/機能性/SPECT/レドックス/プローブ/構造変化/動的構造/配位子/分子設計
他の関係分野:複合領域数物系科学化学総合理工総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
168
細菌を細胞分裂させるタンパク質が連携して働く仕組みを解明
~次世代抗菌薬やマイクロマシン開発を加速させる画期的な成果~
立命館大学生命科学部の松村浩由教授、上原了助教、名古屋大学大学院理学研究科/自然科学研究機構生命創成探究センターの内橋貴之教授、大阪大学大学院生命機能研究科の難波啓一特任教授(常勤)、藤田純三特任助教(常勤)(当時)、笠井一希特任研究員の共同研究グループは、タンパク質が密集しながらもダイナミックに動き続けることで進行する、細菌の細胞分裂の巧妙な仕組みを世界で初めて解明しました。本研究では、細菌の細胞分裂において必須となるFtsZというタンパク質と、その働きを助けるZapAが連携する様子を静的な「姿(立体構造)」と動的な「動き」の両面から捉えることに成功しました。この成果は、最先端...
キーワード:先端技術/協同性/タンパク質複合体/葉緑体/ナノメートル/マイクロ/マイクロマシン/原子間力顕微鏡/電子顕微鏡/黄色ブドウ球菌/古細菌/クライオ電子顕微鏡/高速原子間力顕微鏡/心臓/動態解析/バイオテクノロジー/ミトコンドリア/ラット/抗菌薬/細胞分裂/生体膜/阻害剤/創薬/副作用/立体構造/感染症/細菌
他の関係分野:複合領域化学生物学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
169
大阪・関西万博 スペシャルトーク『攻殻機動隊×量子コンピュータ』
日 時:2025年8月15日(金)14:30~15:45(開場14:00)会 場:大阪・関西万博 EXPOメッセ「WASSE」「エンタングル・モーメント ―[量子・海・宇宙]× 芸術」展 ステージ定 員:約100名参加方法:事前申込不要です。直接会場にお越しください。事前申込制となりました。https://peatix.com/event/4509429よりお申込みください。※こちらでお申し込みいただくの...
キーワード:量子コンピュータ/量子力学
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発表日:2025年7月31日
170
金星大気温度の長期変動の観測に成功
―気象衛星ひまわり8・9号の宇宙望遠鏡的活用―
気象衛星ひまわり8・9号が地球を撮影した際に映り込んだ金星像の解析から、金星大気の温度の長期変動が明らかになりました。金星大気で起きている現象のしくみの解明につながると期待されます。また、この研究によって気象衛星が天体の科学観測に活用できることが示されました。金星の大きな特徴の一つは、自転の約60倍もの速さで大気が経度方向に回転するスーパーローテーションと呼ばれる現象です。この回転の速さは数年程度のタイムスケールで変動していることが観測からわかっています。スーパーローテーションのメカニズムには、太陽の熱で大気が暖められることで起こる熱潮汐波や、惑星の自転により発生するコリオリ力が緯度...
キーワード:長期変動/ロスビー波/金星大気/大気循環/衛星/金星/時間変動/赤外線/太陽/天文学/望遠鏡/惑星/惑星科学/コリオリ力/モニタリング/TEMPO
他の関係分野:環境学数物系科学農学
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発表日:2025年7月31日
171
アルマ望遠鏡のトータルパワーGPU分光計の開発がアルマ評議会で承認
アルマ望遠鏡の中で日本が設計開発を担当したモリタアレイ(*)向けに新しい分光計を開発することが、2025年4月に開催されたアルマ評議会で承認されました。トータルパワーGPU分光計(TPGS)と呼ばれる、この新たな分光計の開発は、韓国天文宇宙科学研究院(Korea Astronomy and Space Science Institute: KASI)と国立天文台が協力して進めています。 ...
キーワード:アンテナ/ミリ波/GPU/干渉計/広帯域/サブミリ波/宇宙の大規模構造/宇宙科学/大規模構造/望遠鏡/メモリ/デジタル化/データ処理/周波数/分解能
他の関係分野:情報学数物系科学
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発表日:2025年7月31日
172
宇宙実験が拓くアルツハイマー病研究の新展開
〜Tottori型Aβの線維構造を宇宙で初解明〜
アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβ(Aβ)の家族性変異「Tottori型(D7N変異)」について、国際宇宙ステーションの微小重力環境を活用した実験により、世界で初めてその線維構造の解明に成功しました。微小重力環境下では、地上で優先的に形成される無秩序な凝集体の生成が抑制され、Aβが効率的に線維化することで、高精度な構造解析が可能となりました。クライオ電子顕微鏡による解析の結果、D7N変異によりN末端領域が構造化されず、線維のコア構造の安定性が失われることで異常凝集が促進される分子メカニズムが明らかとなりました。本研究結果は、ACS Chemi...
キーワード:自由エネルギー/先端技術/国際宇宙ステーション/自己集合/タンパク質凝集/電子線/アモルファス/ナノメートル/電子顕微鏡/微小重力/微小重力環境/アミロイドβ/変異体/クライオ電子顕微鏡/治療標的/分子機構/病態解明/アミロイド/アルツハイマー病/ラット/凝集体/構造生物学/創薬/生理学/線維化
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学化学生物学総合理工総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
173
新たな超解像度画像解析で発見!星誕生直後の惑星形成の第一歩
九州大学および中央研究院天文及天文物理研究所の所司歩夢氏を中心とする研究チームは、アルマ望遠鏡の公開観測データに対し、スパースモデリングを応用した新たな画像復元法を用いて、これまでの解析では捉えきれなかった若い星をとりまく原始惑星系円盤の構造とその進化を明らかにしました。原始惑星系円盤は、星が誕生した直後に周囲に形成されるガスと塵の円盤であり、言わば惑星のゆりかごです。今回の解析では、へびつかい座の星形成領域に分布する78個の円盤に対して、この新しい手法を応用することで、従来の手法では検出できなかった円環状や螺旋状などの詳細な構造を多数確認することに成功しました。特に注目すべきは、このような特...
キーワード:ミリ波/画像復元/干渉計/生命の起源/サブミリ波/宇宙科学/原始惑星系円盤/恒星/星形成/星形成領域/太陽/太陽系/天文学/電波干渉計/望遠鏡/惑星/惑星形成/スパースモデリング/モデリング/超解像/統計解析/微粒子/SPECT
他の関係分野:情報学数物系科学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
174
新たな画像作成法が明らかにした原始惑星系円盤の構造の進化過程
アルマ望遠鏡の公開観測データから、新たな画像作成の方法を使って多数の原始惑星系円盤を描き出すことで、円盤の中の構造が生じる時期と条件が絞り込まれてきました。原始惑星系円盤の構造はどのように進化していくのか、そして惑星はいつ、どうやって生まれるのかを理解する上で、たいへん重要な知見です。惑星は、形成されたばかりの恒星を取り囲んだガスと塵(ちり)から成る、原始惑星系円盤の中で誕生します。形成が始まってから100万年以上経った恒星の原始惑星系円盤には、同心円状やらせん状といった特徴的な構造が観測されています。これは、円盤内ですでに惑星が誕生した証拠であると考えられています。一方、形成から1...
キーワード:画像合成/原始惑星系円盤/恒星/星形成/星形成領域/望遠鏡/惑星/惑星形成/超解像/SPECT
他の関係分野:情報学数物系科学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
175
ベラ・C・ルービン天文台の始動に国立天文台の研究者も協力
ベラ・C・ルービン天文台は、世界最大のデジタルカメラによる観測画像を2025年6月23日(現地時)に初公開しました。今後、このカメラを用いた大規模撮像探査プロジェクト「LSST(Legacy Survey of Space and Time)」が本格的に始まります。LSSTには、国立天文台の研究者を含む日本の研究者も多く参加しており、これから、すばる望遠鏡との連携による新たな科学成果が期待されます。NSF-DOE ベラ・C・ルービン天文台(以下、ルービン天文台)は、米国が主導し、南米チリ共和国のセロパチョン山に建設された次世代の天文観測施設です...
キーワード:海洋/素粒子/すばる望遠鏡/ダークマター/データ解析/近赤外/近赤外線/銀河/銀河団/新星/赤外線/太陽/太陽系/超新星/天文学/分光器/望遠鏡/可視光/トルク/SPECT/うつ/コミュニティ
他の関係分野:環境学数物系科学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
176
量子輸送ネットワーク解析により光合成を担うクロロフィルの組成の意義が明らかに
ー「効率よりも安全」植物が選んだ戦略とはー
植物は、光合成を行うために光合成色素であるクロロフィルaとクロロフィルbを進化の過程で獲得してきました。光合成において中心的な役割を担う光化学系Iおよび光化学系IIにはクロロフィルaのみが含まれますが、光を集める役割を果たす「集光アンテナ複合体(LHCII)」にはクロロフィルaに加えてクロロフィルbも含まれており、エネルギーの捕集と輸送に関与しています。このLHCIIにおいて、これら二種類のクロロフィルが現在の比率と配置で共存していることの意義や、それによって得られる利点については、長年にわたり明らかに...
キーワード:アンテナ/ネットワーク解析/量子ダイナミクス/量子輸送/分子構造/光化学/クロロフィル/光化学系I/光化学系II/光合成/光環境/ダイナミクス/モデル化/量子効果/量子力学
他の関係分野:情報学数物系科学化学生物学
自然科学研究機構 研究シーズ