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自然科学研究機構 研究Discovery Saga
2025年9月9日

国立天文台望遠鏡キット2とは

国立天文台が企画、設計から製造までの全工程をプロデュース。

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
情報学数物系科学工学医歯薬学
【Sagaキーワード】
クラウド/最適化/衛星/金星/天文学/望遠鏡/惑星/レンズ/パフォーマンス/発展途上国/スマートフォン

国立天文台望遠鏡キット2とは

国立天文台が企画、設計から製造までの全工程をプロデュース。

概要

一家に1台、一校に1台の普及を目指している
安価で高性能かつコンパクトな
組み立て式天体望遠鏡です。

特徴



国立天文台プロデュース


教育現場で活用できる性能と低価格の両立を目指し、国立天文台がプロデュースしました。従来の組立式小型望遠鏡では難しかった「金星の満ち欠け」の観察や土星の環の観察も可能です。

高性能、軽量・コンパクト、安価な天体望遠鏡


レンズ、焦点距離、サイズ、鏡筒材質を徹底的に検討し、詳細な惑星観測ができる性能とコストを最適化。コストパフォーマンスに優れ、学習教材として、入門者向けとして最適な天体望遠鏡を実現しました。


アイピースが2つ付属。低倍率(16倍)と高倍率(57倍)の2つの倍率で観察できます。


付属のガイドリングでスマートフォンでの撮影に対応。


組み立てに必要な工具は付属のドライバーのみ。望遠鏡やレンズの仕組みの学習に最適。

月や惑星を手軽に観察できます




月のクレーターの様子を観察できます。


木星本体だけでなくガリレオ衛星も見ることができます。


土星の環も見ることができます。


金星の満ち欠けを観察することができます。

活用事例




お手軽な「一家に1台天体望遠鏡」として


学校の授業で月・惑星の観察用に


工作教室の教材として

製品情報



国立天文台望遠鏡キット2


6,820円(税込)
仕様
対物レンズ直径50mm/焦点距離399mm/2枚組アクロマート
倍率16倍/57倍(アイピース交換式)
全長450mm(最大伸展時約490mm)
最大直径67mm(突起部を除く)
重量約265g
アイピース25mm(ホイヘンス式)/7mm(プレスル式)
※三脚は付属していません

よくあるご質問

観察するために三脚は必要でしょうか?
必要です。カメラ用またはビデオ用の市販されている三脚をお使いください。三脚はどっしりとした重量のあるタイプをお勧めします。軽過ぎる三脚を使用した場合、望遠鏡の性能が十分発揮できないケースがあります。
なぜ国立天文台が一般向けの天体望遠鏡を製作したのでしょうか?
2009年に開催された世界天文年(IYA2009)の際に、国際天文学連合(IAU)から、発展途上国に配布可能な10ドル望遠鏡を作るように要請されたことがきっかけです。市販の組み立て式望遠鏡キットを10年間にわたり利用してきましたが、海外での流通や学校教育現場での利用促進を目指し、自ら開発・販売することになりました。
これまでの国立天文台望遠鏡キットとはどう違うのでしょうか?
高倍率のアイピースが使いやすくなりました。倍率を66倍から57倍に変更したことで、今までのものよりも明るく広い範囲が見渡せるため、目的の天体を視野中心に導入しやすくなりました。

問い合わせ先

電話(国立天文台 質問電話)

0422-34-3688
※受付時間:月曜日から金曜日(火曜日をのぞく)の、午前9時30分から正午および午後1時から午後5時(祝休日、12月28日から1月4日は受け付けておりません)。
質問電話担当者に「国立天文台望遠鏡キット2について」とお伝えください。

メールアドレス

NAOJ-TELESCOPE_@_prcml.mtk.nao.ac.jp
※_@_を@に変えてください。

組み立て方の解説

国立天文台望遠鏡キット2の使い方








この望遠鏡キットは、2019年4月に亡くなった海部宣男 第30代 国際天文学連合会長が代表を務めた「子どもたちに天体望遠鏡を届ける会」によるクラウドファンディングと国際天文学連合(IAU)からの支援によって製造が実現しました。
この望遠鏡キットの開発と海外への普及は、国立天文台とIAUおよびIAU国際普及室(OAO)との協力の下、進められています。