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「ストレス」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】人間情報学:音声ストレスを含む研究件
❏遺体の身元確認作業による心的外傷後ストレス障害を予防するためのストレス度測定(17K01404)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】樋口 政和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任助教 (30570254)
【キーワード】災害医療 / 検死・検案 / PTSD / メンタルケア / 音声 (他7件)
【概要】本研究では、歯科医師などを対象にした歯科身元確認研修会において、参加者が実習で遺体に接した際のストレス程度を音声を用いて計測した。遺体実習前後のメンタル状態の変化を我々が開発した音声評価指標により分析した結果、実現場での身元確認の経験と遺体実習前の事前実習の種類によりメンタル状態の変化が異なることが示唆された。実経験がない参加者において、ストレスを感じる程度は実遺体・写真・マネキンの順に高いと考え...
❏音声によるメンタルヘルス状態スクリーニング技術の言語非依存性の検証(16K01408)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】篠原 修二 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任助教 (10325897)
【キーワード】多言語検証 / 音声 / 大うつ病 / パーキンソン病 / 心の元気度 (他13件)
【概要】音声に含まれる感情成分から心の健康度(元気圧と呼ぶ)を抽出するアルゴリズムを開発した。ルーマニア語、ロシア語話者で検証した結果、うつ病高リスク群と低リスク群の元気圧の間に有意な差がみられた。 また、大うつ病の指標となるMajor Depression Voice Index(MDVI)とパーキンソン病の指標となるParkinson’s Disease Voice Index (PDVI)を開発した...
【情報学】情報学フロンティア:メンタルヘルスケアストレスを含む研究件
❏遺体の身元確認作業による心的外傷後ストレス障害を予防するためのストレス度測定(17K01404)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】樋口 政和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任助教 (30570254)
【キーワード】災害医療 / 検死・検案 / PTSD / メンタルケア / 音声 (他7件)
【概要】本研究では、歯科医師などを対象にした歯科身元確認研修会において、参加者が実習で遺体に接した際のストレス程度を音声を用いて計測した。遺体実習前後のメンタル状態の変化を我々が開発した音声評価指標により分析した結果、実現場での身元確認の経験と遺体実習前の事前実習の種類によりメンタル状態の変化が異なることが示唆された。実経験がない参加者において、ストレスを感じる程度は実遺体・写真・マネキンの順に高いと考え...
❏うつ病患者の家族看護者のストレス軽減を支援する情報技術に関する研究(26280116)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山下 直美 日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所, 協創情報研究部, 主任研究員 (70396141)
【キーワード】情報システム / コミュニケーション支援 / メンタルヘルスケア / 医療・福祉サービス / うつ病 (他10件)
【概要】うつ病の早期改善には、良好な家庭環境が重要です。そのためには、家族介護者がうつ病患者の言動に上手く対処できる必要があります。本研究では、家族介護者がうつ病患者の言動にうまく対応できることを支援するために、二つの調査を実施しました。一つ目の調査では、まず家族介護者の介護活動の現状とニーズを把握し、これを踏まえて、介護記録Webアプリ「みまもメイト」を開発しました。二つ目の調査では、家族介護者にみまも...
【情報学】情報学フロンティア:バーチャル・リアリティ(VR)ストレスを含む研究件
❏臨床現場での多重課題における意思決定要因の解明(20H00558)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (30194640)
【キーワード】多重課題 / 状況学習 / バーチャルリアリティ / 意思決定 / リアリティショック (他15件)
【概要】病棟での誤嚥性肺炎患者と脳梗塞患者、心不全患者に対する看護の多重課題訓練シナリオ、術後患者とストマ患者、ショック患者に対する看護に関するシナリオを作成した。また、乳がん患者への外来診療や外科外来やERにおいて若手外科医師や研修医が実際に直面する可能性がある腹膜刺激症状などの腹部所見について検討をおこなった。仮想世界と登場人物の作成:仮想の病棟と注射手技(静脈採血・皮下注射・末梢静脈カテーテル留置)...
❏ヴァーチャル・リアリティー比較社会認知科学の創出:パーソナルスペースの生物的基盤(19K22870)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】川合 伸幸 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (30335062)
【キーワード】比較認知 / ヴァーチャル・リアリティー / パーソナルスペース / 社会行動 / 霊長類 (他6件)
【概要】比較認知科学で動物の社会認知が調べられていたが、動物がヒト(実験者)をどのように認識するかという観点での研究であり、同種間の社会行動を実験者が意図したように操作した実験はできなかった。そこで動物CGを製作し、霊長類の社会行動の基盤である「パーソナルスペース」を調べた。 液体報酬摂取中のマーモセットにCGマーモセットが正面から近づいてくる動画を提示したところ、CGのマーモセットが前進してくると通常の...
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
【複合領域】科学教育・教育工学:不安感ストレスを含む研究件
❏加齢による意思決定過程の変容に影響を及ぼす心理的・環境的要因の解明(20K03308)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】永岑 光恵 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (80392455)
【キーワード】ストレス / アイオワ・ギャンブリング課題 / 不安感 / 皮膚電気活動 / 利他的配分 (他16件)
【概要】本研究は先の我々の挑戦的研究(萌芽:17K18696)の発展的課題として、実験心理学と実験経済学の融合的アプローチにより、加齢による意思決定過程の変容を心理的・環境的要因の相互作用の観点から解明することを目的としている。 【心理学グループ】 これまで、若者群を対象に、時間的切迫と情報あいまい性が高い状況におけるリスク回避に関わる意思決定過程に関して、行動実験ならびに生理心理実験を行い、危急条件下で...
❏カードゲーム方式ブレインストーミング法によるストレス軽減効果の検討(21730561)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】西浦 和樹 宮城学院女子大学, 学芸学部, 教授 (40331863)
【キーワード】健康科学 / ブレインストーミング / ストレス / 認知的対処 / 創造性 (他12件)
【概要】創造性教育は,試行錯誤や洞察学習を積み重ねることで,子どもたちは自己決定感や自己有能感を獲得していくことを示している。本研究により,カードゲーム方式ブレインストーミング法は,(1)ディベートやディスカッションにはない特色が見られること,さらに(2)問題解決スキル習得だけでなく,クラスメートとの人間関係構築に役立つことが明らかとなった。 ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:生涯発達研究ストレスを含む研究件
❏近赤外分光法を用いた薬理脳画像研究:論理的思考とストレス制御の精神薬理学(24330211)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】辻井 岳雄 日本大学, 医学部, 研究員 (80424216)
【キーワード】精神薬理学 / 近赤外分光法 / 論理的思考 / ストレス / 生涯発達研究
【概要】本研究の目的は,近赤外分光法(NIRS)を中心とした脳画像研究の手法を,精神薬理学の分野に応用し,薬理脳画像研究(functional neuropharmacology)という新しい研究分野の確立を目指すことである。本研究の遂行を通じて,薬理脳画像研究が進めば,神経薬理学の神経基盤に関する研究が飛躍的に進歩することが予想される。 本年度の研究では,まず抗ヒスタミン薬の服用が小児の脳活動に及ぼす影...
❏運動療法によるストレス緩和作用の神経基盤に関する生涯発達研究(23300247)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】酒谷 薫 日本大学, 工学部, 教授 (90244350)
【キーワード】ストレスマネージメント / NIRS / 前頭前野 / 高次脳機能 / 運動 (他19件)
【概要】現代社会に蔓延するストレスは、様々な疾患の主要原因の一つである。本研究では、近赤外分光法(NIRS)を用いて、前頭前野の神経活動を計測し、自律神経系・内分泌系機能及び心理状態とともに、ストレスを客観的に評価する方法を開発した。さらに本法を用いて、中高齢者における運動療法のストレス緩和効果について検討し、軽い運動でもストレス緩和効果があることを明らかにした。さらに高齢者に軽い運動を負荷することにより...
【複合領域】健康・スポーツ科学:リボソームプロファイリングストレスを含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
【複合領域】健康・スポーツ科学:ワーク・エンゲイジメントストレスを含む研究件
❏就労支援実践家のメンタル不調を予防する組織と管理職育成プログラムの開発(19K02163)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大川 浩子 北海道文教大学, 人間科学部, 教授 (50458155)
【キーワード】就労支援 / 管理職 / 組織 / マネジメント / 人材育成 (他11件)
【概要】本年は、前年度に実施した、地域の就労支援機関の管理者を対象にとしたインタビューデータについて分析を行った。インタビューは、現在の所属機関での人材育成や組織に関する課題について60分程度実施し、ICレコーダーで記録したものを逐語録にした後、テキストマイニングを行った。テキストマイニングでは、対象の属性による傾向を見ることを目的に定量的に分析を行った.分析手順は、管理者の所属機関の事業形態、所属法人の...
❏職務ストレスに注目した若年就労支援実践家育成プログラムの開発(16K13438)
【研究テーマ】社会福祉学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大川 浩子 北海道文教大学, 人間科学部, 教授 (50458155)
【キーワード】就労支援 / セルフケア / 人材育成 / インテンショナル・ピアサポート / マインドフルネス (他14件)
【概要】本研究の目的は、障害者の就労支援を行う支援者の中でも、特に経験の浅い支援者の職業と関係するストレスに対するセルフケアプログラムの開発である。方法は、まず、就労支援機関にアンケート調査行い、人材育成の現状と課題、職務ストレスについて検討した。その結果を踏まえ、対話型アプローチの一つである援助者と被援助者が相互に学び合う関係を大切にした、インテンショナル・ピアサポートを基盤としたセルフケア研修プログラ...
❏日本版CREWプログラムの開発と職場での適用可能性に関する研究(25560349)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】島津 明人 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80318724)
【キーワード】ストレス / 心理学 / ワーク・エンゲイジメント / 産業保健 / 人間関係 (他7件)
【概要】本研究では,米国およびカナダで開発されたCREW(Civility, Respect & Engagement with Work)プログラムに関して,(1)日本版CREWプログラムの開発,(2)日本の職場での適用可能性の検討,(3)実施効果の検討,の3点を目的とした。某大学病院の2つの病棟を対象にプログラムを実施し(2014年9月~2015年2月の6か月間)中間解析を行った結果,参加者の...
【複合領域】健康・スポーツ科学:ワーク・ライフ・バランスストレスを含む研究件
❏対人援助職のワーク・ライフ・バランスへの取り組みとバーンアウト予防に関する研究(21530668)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】荻野 佳代子 神奈川大学, 人間科学部, 准教授 (20308159)
【キーワード】バーンアウト / ワーク・ライフ・バランス / 看護職 / 組織風土 / ストレス (他10件)
【概要】対人援助職のバーンアウトへの介入に向け,ワーク・ライフ・バランス(WLB)風土の測定尺度を開発し,バーンアウトとの関連を検討した.この結果, WLB風土は「上司の支援」,「スタッフのチームワーク」,「'ワーク'最優先」,「'ライフ'の尊重」の4因子から構成されていた. 4因子すべてがバーンアウトに関連していたが,とくに「上司からの支援」にバーンアウトに対するより強い...
❏ワーク・ライフ・バランスと健康および仕事の動機づけに関する総合的研究(19700536)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】島津 明人 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (80318724)
【キーワード】ワーク・ライフ・バランス / ストレス / 健康 / 動機づけ / ストレスマネジメント
【概要】本研究では,職業性ストレスの個人差要因としてワーク・ライフ・バランスに注目し,職業性ストレスが労働者の安寧に影響を及ぼすプロセスにおいて,ワーク・ライフ・バランスがどのような役割を果たすのか,そのメカニズムを実証的に明らかにすることを目的とした。文献レビュー,予備調査(横断調査),本調査(縦断調査)を通じて,ワーク・ライフ・バランスに関する健康障害プロセス(仕事のストレス要因→仕事・家庭葛藤→心身...
【複合領域】健康・スポーツ科学:日内リズムストレスを含む研究件
❏慢性ストレスが生体リズムに影響を与えるまでのタイムラグの検討(17K04459)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】織田 弥生 実践女子大学, 人間社会学部, 講師 (40456265)
【キーワード】ストレス / コルチゾール / 日内リズム / 個人内変化
【概要】日常的に感じているストレスの変化と唾液中コルチゾールの日内リズム(生体リズム)の変化の関係を検討することを目的とし,男性就労者26名は,質問紙への記入と唾液中コルチゾールの日内リズムの測定を4週間間隔で3回繰り返した。質問紙とコルチゾールリズムの相関係数を検討した結果,初回測定から4週間後に「休前日と平日の睡眠時間の差」が大きくなった人は,4週間後のコルチゾールリズムが悪化した。また,4週間後にス...
❏情動記憶形成に影響を及ぼす概日リズムの検討(21730608)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】永岑 光恵 防衛大学校, 人文社会科学群, 准教授 (80392455)
【キーワード】記憶 / 情動 / 日内リズム / 唾液中コルチゾール / ストレス (他6件)
【概要】本研究は、内分泌系(コルチゾール)の日内リズムと情動を伴う出来事記憶の形成過程との関連性を明らかにするための基礎的な実験研究であった。コルチゾールの日内リズムをSlope(対数変換後のコルチゾールデータを用いて回帰分析して得た傾きの値)で評価し、その値により対象者を3群に分けて情動記憶形成の相違を検討した。その結果、従来の研究で明らかにされている、情動的な記憶は強く符号化され、想起されるという性質...
【複合領域】健康・スポーツ科学:心身の健康ストレスを含む研究件
❏人生早期の体験による健康への長期的リスクとレジリエンスに関する国際共同研究(22H01091)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】人生早期体験 / ストレス / レジリエンス / 心身の健康 / 前向き出生コホート
【概要】
❏交代制勤務者の心身の健康保持増進を実現するための夜勤耐性型生活習慣の解明(15K12693)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (90455486)
【キーワード】ストレス / 身体活動 / 心身の健康 / 交代制勤務 / 栄養 (他7件)
【概要】交代制勤務者を対象に、睡眠、食事、身体運動の量、質、時間帯、概日リズム、抑うつ気分等との関連について検討した。その結果、睡眠の量と時間帯、食事内容と概日リズムあるいは朝型夜型傾向、抑うつ気分あるいは肯定的気分との間に関連性があることが示唆された。また、夜勤時の食事内容や睡眠時間帯は、夜勤前後での概日リズムの位相変化や肯定的気分の変化と関連することが示唆された。これらのことから、交代制勤務者において...
❏交代制勤務による生活習慣の変容と心身の変調の因果性及びその生理学的基盤の解明(15H03094)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (90455486)
【キーワード】ストレス / 身体活動 / 心身の健康 / 交代制勤務 / 栄養 (他10件)
【概要】日勤者と交代制勤務者を対象に、習慣的な睡眠時間、睡眠あるいは活動の時間帯の指向性、抑うつ気分、習慣的な各食品群摂取量、行動の抑制性/衝動性、気分、各味に対する食品摂取欲求、食品選択性、唾液性状の間の関連について検討した。 その結果、交代制勤務者において、朝型夜型傾向は、抑うつ気分、食事内容、食品摂取欲求、食品選択性、C反応性蛋白濃度と関連性があることが示唆された。また、行動の抑制性/衝動性は朝型夜...
【複合領域】健康・スポーツ科学:交代制勤務ストレスを含む研究件
❏交代制勤務者の心身の健康保持増進を実現するための夜勤耐性型生活習慣の解明(15K12693)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (90455486)
【キーワード】ストレス / 身体活動 / 心身の健康 / 交代制勤務 / 栄養 (他7件)
【概要】交代制勤務者を対象に、睡眠、食事、身体運動の量、質、時間帯、概日リズム、抑うつ気分等との関連について検討した。その結果、睡眠の量と時間帯、食事内容と概日リズムあるいは朝型夜型傾向、抑うつ気分あるいは肯定的気分との間に関連性があることが示唆された。また、夜勤時の食事内容や睡眠時間帯は、夜勤前後での概日リズムの位相変化や肯定的気分の変化と関連することが示唆された。これらのことから、交代制勤務者において...
❏交代制勤務による生活習慣の変容と心身の変調の因果性及びその生理学的基盤の解明(15H03094)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (90455486)
【キーワード】ストレス / 身体活動 / 心身の健康 / 交代制勤務 / 栄養 (他10件)
【概要】日勤者と交代制勤務者を対象に、習慣的な睡眠時間、睡眠あるいは活動の時間帯の指向性、抑うつ気分、習慣的な各食品群摂取量、行動の抑制性/衝動性、気分、各味に対する食品摂取欲求、食品選択性、唾液性状の間の関連について検討した。 その結果、交代制勤務者において、朝型夜型傾向は、抑うつ気分、食事内容、食品摂取欲求、食品選択性、C反応性蛋白濃度と関連性があることが示唆された。また、行動の抑制性/衝動性は朝型夜...
❏交代制勤務者の心身機能改善を目指した生活習慣の時間構造への介入研究(25560365)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (90455486)
【キーワード】心身の健康 / 交代制勤務 / 食事 / 睡眠 / 身体活動 (他10件)
【概要】食事、睡眠、身体運動の時間帯が、心臓自律神経系活動の24時間リズム、抑うつ症状、気分に及ぼす影響を検討した。その結果、交代制勤務者では、朝食の摂取時刻が遅い人ほど、心臓自律神経系活動の24時間リズムが後退し、抑うつ症状を有する可能性が高まることが認められた。また、摂食時刻を遅らせると、睡眠―覚醒サイクルの24時間リズムが後退し、抑うつ気分のレベルが一時的に増加することが示唆された。これらの結果から...
【複合領域】健康・スポーツ科学:逆境体験ストレスを含む研究件
❏逆境体験をもつ母親に対する世代間伝達サイクルを断ち切る支援方略の創発に向けて(22K18582)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2022-06-30 - 2025-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】世代間伝達サイクル / ストレス / 支援方略 / 逆境体験 / 保護的体験
【概要】
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
【複合領域】健康・スポーツ科学:レジリエンスストレスを含む研究件
❏0908:社会医学、看護学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】マインドフルネス
【研究期間】マインドフルペアレンティング
【研究代表者】子育て
【キーワード】育児ストレス
【概要】
❏ストレス脆弱性モデルに基づく思春期毛髪コルチゾールと内的・外的適応の関連の検討(20K16641)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤川 慎也 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20797279)
【キーワード】毛髪コルチゾール / 思春期 / ストレス / レジリエンス / コホート研究
【概要】申請者が運営に携わる東京ティーンコホート調査より約260名の11-12歳思春期児童を抽出したサブサンプルコホート調査の15-16歳を対象とした第3期調査を平成30年5月より令和2年秋まで行った。毛髪検体は第3期調査より採取を開始し東京大学にて保管している。第2期サブサンプル調査より新たに参加した思春期児童の毛髪検体も合わせ300を超える検体を取得した。毛髪コルチゾール測定に関して、確定した測定手法...
❏マインドフルペアレンティングプログラムの開発と効果検証:ランダム化比較試験(19K21447)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】戸部 浩美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教 (60823143)
【キーワード】マインドフルネス / マインドフルペアレンティング / 子育て / 育児ストレス / レジリエンス (他12件)
【概要】子育てにあたり、子どもだけでなく、親が自分自身の気持ちや考え、身体の状態や感覚に目を向け、子どもや自分自身の必要に敏感であるように助けるマインドフルペアレンティング尺度日本語版の開発を行い、その信頼性・妥当性を検証した。尺度開発者の確認を取るまでに時間がかかったこと、またコロナにより、プログラム参加が難しくなったことから、当初の予定からは遅れているが、尺度日本語版の開発のための調査と分析を終えた。...
【複合領域】健康・スポーツ科学:ストレスマネジメントストレスを含む研究件
❏運動療法によるストレス緩和作用の神経基盤に関する生涯発達研究(23300247)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】酒谷 薫 日本大学, 工学部, 教授 (90244350)
【キーワード】ストレスマネージメント / NIRS / 前頭前野 / 高次脳機能 / 運動 (他19件)
【概要】現代社会に蔓延するストレスは、様々な疾患の主要原因の一つである。本研究では、近赤外分光法(NIRS)を用いて、前頭前野の神経活動を計測し、自律神経系・内分泌系機能及び心理状態とともに、ストレスを客観的に評価する方法を開発した。さらに本法を用いて、中高齢者における運動療法のストレス緩和効果について検討し、軽い運動でもストレス緩和効果があることを明らかにした。さらに高齢者に軽い運動を負荷することにより...
❏唾液中アミラーゼを指標としたストレス評価とストレスマネジメントへの応用(20500599)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】入江 正洋 九州大学, 健康科学センター, 准教授 (00248593)
【キーワード】唾液 / アミラーゼ / ストレス / ストレスマネジメント / リラクセーション (他7件)
【概要】唾液αアミラーゼ活性を用いたストレス評価の有用性を明らかにするために、大学生と事務系企業社員を対象として、種々のストレス負荷やリラクセーションの際の変動、入社後の変化や日常の職業性ストレスとの関係、職業生活における長期的な個人内変動などの観点から、唾液αアミラーゼ活性について検討した。厳密な安静や頻回な測定などの条件下では、唾液αアミラーゼ活性とストレスとの関連が認められた。しかし、測定値の個人差...
❏ワーク・ライフ・バランスと健康および仕事の動機づけに関する総合的研究(19700536)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】島津 明人 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (80318724)
【キーワード】ワーク・ライフ・バランス / ストレス / 健康 / 動機づけ / ストレスマネジメント
【概要】本研究では,職業性ストレスの個人差要因としてワーク・ライフ・バランスに注目し,職業性ストレスが労働者の安寧に影響を及ぼすプロセスにおいて,ワーク・ライフ・バランスがどのような役割を果たすのか,そのメカニズムを実証的に明らかにすることを目的とした。文献レビュー,予備調査(横断調査),本調査(縦断調査)を通じて,ワーク・ライフ・バランスに関する健康障害プロセス(仕事のストレス要因→仕事・家庭葛藤→心身...
【複合領域】健康・スポーツ科学:心拍数ストレスを含む研究件
❏極限状態で高次認知機能を維持するための基幹脳活性法の開発と臨床応用(16K01307)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】片桐 祥雅 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任研究員 (60462876)
【キーワード】認知制御 / 睡眠障害 / シフト勤務 / ストレス / 事象関連深部脳活動法 (他37件)
【概要】認知課題遂行中の深部脳活動のダイナミクスを明らかにするため、我々は脳波による事象関連深部脳活動法及び事象関連電位法を採用しました。刺激競合課題遂行において、学習記憶を参照する反射的認知処理を初めて見出しました。さらに外部リズムへの同期課題では、単調な等間隔リズムに対しては眠気が誘発されるが、逸脱刺激への同期動作が覚醒と相関するサリエンスネットワークを起動し、認知機能の維持に貢献し得ることを見出しま...
❏慢性ストレス症候群のメンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発(14208005)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / ストレス / メンタルヘルス / 自律神経機能 / PET (他28件)
【概要】本研究では、運動が慢性ストレス症候群の生理機能に及ぼす影響を自律神経機能、呼吸循環系、脳機能の応答を指標として検討し、メンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発を行うための基礎的資料を得ることを目的とした。呼吸循環系の研究では、中高齢者に対するコンバインドトレーニングすなわち有酸素性及び無酸素性トレーニングの実施がメンタルストレス、体力、頸動脈循環、生活習慣病の危険因子に及ぼす影響を明らか...
【複合領域】健康・スポーツ科学:身体活動ストレスを含む研究件
❏交代制勤務者の心身の健康保持増進を実現するための夜勤耐性型生活習慣の解明(15K12693)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (90455486)
【キーワード】ストレス / 身体活動 / 心身の健康 / 交代制勤務 / 栄養 (他7件)
【概要】交代制勤務者を対象に、睡眠、食事、身体運動の量、質、時間帯、概日リズム、抑うつ気分等との関連について検討した。その結果、睡眠の量と時間帯、食事内容と概日リズムあるいは朝型夜型傾向、抑うつ気分あるいは肯定的気分との間に関連性があることが示唆された。また、夜勤時の食事内容や睡眠時間帯は、夜勤前後での概日リズムの位相変化や肯定的気分の変化と関連することが示唆された。これらのことから、交代制勤務者において...
❏交代制勤務による生活習慣の変容と心身の変調の因果性及びその生理学的基盤の解明(15H03094)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (90455486)
【キーワード】ストレス / 身体活動 / 心身の健康 / 交代制勤務 / 栄養 (他10件)
【概要】日勤者と交代制勤務者を対象に、習慣的な睡眠時間、睡眠あるいは活動の時間帯の指向性、抑うつ気分、習慣的な各食品群摂取量、行動の抑制性/衝動性、気分、各味に対する食品摂取欲求、食品選択性、唾液性状の間の関連について検討した。 その結果、交代制勤務者において、朝型夜型傾向は、抑うつ気分、食事内容、食品摂取欲求、食品選択性、C反応性蛋白濃度と関連性があることが示唆された。また、行動の抑制性/衝動性は朝型夜...
❏交代制勤務者の心身機能改善を目指した生活習慣の時間構造への介入研究(25560365)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (90455486)
【キーワード】心身の健康 / 交代制勤務 / 食事 / 睡眠 / 身体活動 (他10件)
【概要】食事、睡眠、身体運動の時間帯が、心臓自律神経系活動の24時間リズム、抑うつ症状、気分に及ぼす影響を検討した。その結果、交代制勤務者では、朝食の摂取時刻が遅い人ほど、心臓自律神経系活動の24時間リズムが後退し、抑うつ症状を有する可能性が高まることが認められた。また、摂食時刻を遅らせると、睡眠―覚醒サイクルの24時間リズムが後退し、抑うつ気分のレベルが一時的に増加することが示唆された。これらの結果から...
【複合領域】子ども学:子どもストレスを含む研究件
❏マインドフルペアレンティングプログラムの開発と効果検証:ランダム化比較試験(19K21447)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】戸部 浩美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教 (60823143)
【キーワード】マインドフルネス / マインドフルペアレンティング / 子育て / 育児ストレス / レジリエンス (他12件)
【概要】子育てにあたり、子どもだけでなく、親が自分自身の気持ちや考え、身体の状態や感覚に目を向け、子どもや自分自身の必要に敏感であるように助けるマインドフルペアレンティング尺度日本語版の開発を行い、その信頼性・妥当性を検証した。尺度開発者の確認を取るまでに時間がかかったこと、またコロナにより、プログラム参加が難しくなったことから、当初の予定からは遅れているが、尺度日本語版の開発のための調査と分析を終えた。...
❏放射線被ばくに対する不安が心理的健康と発達に及ぼす影響のメカニズムの解明(26285148)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】筒井 雄二 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (70286243)
【キーワード】原発事故 / 心理的影響 / 放射線不安 / 放射線ストレス / 母子 (他17件)
【概要】2011年に発生した福島第1原発(1F)の事故が福島で生活する母子にどのような心理的影響を与えたのかを明らかにすることを研究の目的とした。 1F事故による放射能汚染に起因すると考えられる放射線不安や心理的ストレスは福島で暮らす母子に少なくとも事故後5年間は継続して観察された。チェルノブイリ事故当時,小さな子どもの母親であり現在50歳代の女性は,事故後30年が経過した時点でも心理的不安やストレスが強...
❏子どものターミナルケア技術構築と看護師のストレス緩和プログラムの開発(21390592)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】戈木クレイグヒル 滋子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 教授 (10161845)
【キーワード】ターミナルケア技術 / 小児看護 / 看護師 / ストレス / 子ども (他14件)
【概要】本研究を通して看護師は,ターミナル期に死の時期の予測,家族が子どもの病状の悪さを受け入れるための働きかけ,子どもと家族の希望を実現するための支援,よい思い出を残すための関わり,適切な環境を作るための情報共有,周囲の子どもの死の教育,入院時期の判断という技術を用いていることがわかった。くわえて,ターミナルケアを行う中で,実践能力に関わるストレスと,自分が思い描く看護が実現できないことによるストレスが...
【複合領域】子ども学:運動ストレスを含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏運動療法によるストレス緩和作用の神経基盤に関する生涯発達研究(23300247)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】酒谷 薫 日本大学, 工学部, 教授 (90244350)
【キーワード】ストレスマネージメント / NIRS / 前頭前野 / 高次脳機能 / 運動 (他19件)
【概要】現代社会に蔓延するストレスは、様々な疾患の主要原因の一つである。本研究では、近赤外分光法(NIRS)を用いて、前頭前野の神経活動を計測し、自律神経系・内分泌系機能及び心理状態とともに、ストレスを客観的に評価する方法を開発した。さらに本法を用いて、中高齢者における運動療法のストレス緩和効果について検討し、軽い運動でもストレス緩和効果があることを明らかにした。さらに高齢者に軽い運動を負荷することにより...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
【複合領域】一般理論:健康ストレスを含む研究件
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏ワーク・ライフ・バランスと健康および仕事の動機づけに関する総合的研究(19700536)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】島津 明人 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (80318724)
【キーワード】ワーク・ライフ・バランス / ストレス / 健康 / 動機づけ / ストレスマネジメント
【概要】本研究では,職業性ストレスの個人差要因としてワーク・ライフ・バランスに注目し,職業性ストレスが労働者の安寧に影響を及ぼすプロセスにおいて,ワーク・ライフ・バランスがどのような役割を果たすのか,そのメカニズムを実証的に明らかにすることを目的とした。文献レビュー,予備調査(横断調査),本調査(縦断調査)を通じて,ワーク・ライフ・バランスに関する健康障害プロセス(仕事のストレス要因→仕事・家庭葛藤→心身...
【環境学】環境保全学:回復ストレスを含む研究件
❏統合失調症・気分障害における「寛解」と「回復」の脳機能基盤に関する縦断的研究(26860914)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30420243)
【キーワード】統合失調症 / 気分障害 / 寛解 / 回復 / 脳機能 (他12件)
【概要】精神症状のみの軽減を目指した「寛解」だけでなく、社会的機能や幸福感の改善も含めた「回復」の脳機能基盤の背景を明らかにすることを目的とした。うつ状態の診断の補助に資する指標として、NIRSによる脳機能計測法が2013年に保険適応となったが、いまだ状態把握や予後予測に資する客観的・生物学的な指標は確立されていないため、縦断的研究により個人内の継時的変動を明らかにすることを目指した。 脳部位によって、特...
❏統合失調症患者におけるレジリエンスとその生物学的基盤(25870713)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】内田 裕之 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (40327630)
【キーワード】統合失調症 / レジリエンス / ストレス / 回復
【概要】60名の統合失調症患者を対象に行った本研究は、25項目Resilience Scale総点は110点(平均)であり、自尊感情、スピリチュアリティ、生活の質と正の相関を示し、絶望感と内面化された偏見と負の相関を呈する事をあることを明らかにした。一方、レジリエンス総点と血中BDNF、ACTH、コルチゾール、高感度CRPおよび唾液中αアミラーゼとの間に有意な相関は認めなかった。 本研究により、統合失調症...
【数物系科学】天文学:国際情報交換ストレスを含む研究件
❏原発事故被災者の震災関連死・震災関連自殺に対する「社会的ケア」の確立(16K09264)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】辻内 琢也 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00367088)
【キーワード】ストレス / PTSD / 原発事故被災者 / 社会的ケアモデル / 自殺予防 (他14件)
【概要】2011年3月11日の東日本大震災に派生して福島第一原子力発電所事故が発生した。本研究は、心身医学的な量的調査と医療人類学的な質的調査を通して、原発事故広域避難者のストレスや孤独死・自殺予防のための新たな「社会的ケア」モデルの構築を目指したものである。大規模アンケート調査、被災者・被害者へのインタビュー調査、ハーバード大学との海外連携、民間支援団体と共に企画実践するフィールドワークの4手法を用いた...
❏原発事故広域避難者のストレスに対する研究-自殺予防のための社会的ケアモデルの構築(25460915)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】辻内 琢也 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00367088)
【キーワード】ストレス / PTSD / 原発事故避難者 / 社会的ケアモデル / 自殺予防 (他8件)
【概要】原子力発電所事故広域避難者に対して、大規模アンケート調査、半構造化インタビュー調査、人類学的フィールド調査を行なった。その結果、避難者には極めて高い心的外傷後ストレス障害(PTSD)の可能性が見いだされ、その精神的被害には、原発事故によってもたらされた経済的問題、住宅問題、賠償格差の問題、家族やコミュニティ分断の問題、などの社会経済的問題が関与していることを統計学的に明らかにした。避難者のメンタル...
❏日米英比較を基にしたPICUにおける医療者と両親のストレス緩和に向けての研究(25670981)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】戈木クレイグヒル 滋子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 教授 (10161845)
【キーワード】小児ICU / ストレス / コミュニケーション / 両親 / 看護師 (他12件)
【概要】小児集中治療室(PICU)で働く看護師35名と,子どもがPICUに入院中の両親27名のインタビューデータの分析から,以下の結果が見出された。両親の主なストレス源として,面会時間の制限,医療者の説明の不十分さ,医療者への不信,子どものケアへの不信感,病棟の雰囲気の悪さ,自分にできる事がないという無力感があった。一方,看護師側のストレス源としては,一人前に働けないこと,病棟の雰囲気の悪さ,チームとして...
【生物学】生物学:浸透圧ストレスを含む研究件
❏ストレスシグナルの分子機構解明による創薬基盤の確立(20229004)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008-05-12 - 2013-03-31
【研究代表者】一條 秀憲 東京大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (00242206)
【キーワード】ストレス / ASKファミリー / MAPキナーゼ / アポトーシス / 浸透圧 (他6件)
【概要】細胞のストレス応答は最も基本的な生命現象であり、その破綻は様々な疾患の原因となる。我々はASKファミリータンパク質が物理化学的ストレス応答の重要な担い手であることを明らかにしてきた。ASK1複合体に関する本研究によって、さらなる制御機構が明らかになり、酸化ストレスによる細胞死の機構を解明した。また、ASK3の活性が浸透圧ストレスによって制御され、血圧制御に関与することも明らかになった。さらに、細胞...
❏翻訳開始とアクチン骨格の統括的制御機構に関する研究(17570140)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】上園 幸史 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教 (30251408)
【キーワード】浸透圧ストレス / グルコース飢餓 / アクチン / タンパク質合成 / 局所麻酔剤 (他12件)
【概要】グルコース飢餓や高浸透圧などの環境ストレスは出芽酵母で一過的な翻訳開始の停止やアクチン骨格の脱極性化を引き起こす。これらの反応は統括的に制御されており、未知の経路を介した急速な阻害反応と、Msn2/4転写因子、Snf1やHog1キナーゼなどの既存経路を介した適応反応の二つから構成されている。 テトラカインなど多数の局所麻酔剤が、高浸透圧やグルコース飢餓などの環境ストレスと同様に、出芽酵母でアクチン...
❏環境ストレスによる翻訳開始とアクチン骨格の統括制御機構の研究(15570142)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】上園 幸史 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30251408)
【キーワード】浸透圧 / グルコース / アクチン / タンパク質合成 / ストレス (他8件)
【概要】浸透圧ストレスやグルコース飢餓などの環境ストレスは出芽酵母のアクチン極性と全蛋白質合成を迅速且つ一過的に阻害する現象を見い出している。この現象を解明するため、本申請の期間中では主にグルコース飢餓による制御機構の解析を行った。 その結果、グルコース飢餓による制御は、まず翻訳開始とアクチン極性を統括して制御する機構と、それぞれを個別に制御する機構の二つから構成されており、統括制御機構は、急速な阻害反応...
【生物学】生物学:タンパク質合成ストレスを含む研究件
❏非開始コドンから翻訳されたタンパク質バリアント中のストレスバイオマーカーの探索(16KT0191)
【研究テーマ】複雑系疾病論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-07-19 - 2020-03-31
【研究代表者】小川 哲弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (40323480)
【キーワード】バイオマーカー / ストレス / 非AUGコドン / タンパク質合成 / ストレス応答 (他8件)
【概要】疾患の早期発見を可能とする新規バイオマーカーの候補として、AUG以外のコドン(非AUGコドン)を開始コドンとする翻訳産物に注目した。これら非AUGコドンからの翻訳産物には、ストレスに応答して特定の翻訳開始因子依存的に発現するものが存在する。本研究では、このうち正規翻訳産物と共通のC末端領域を持ち、N末端長が異なるタンパク質バリアントを探索した。リボソームプロファイリングと呼ばれる網羅的手法により解...
❏翻訳開始とアクチン骨格の統括的制御機構に関する研究(17570140)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】上園 幸史 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教 (30251408)
【キーワード】浸透圧ストレス / グルコース飢餓 / アクチン / タンパク質合成 / 局所麻酔剤 (他12件)
【概要】グルコース飢餓や高浸透圧などの環境ストレスは出芽酵母で一過的な翻訳開始の停止やアクチン骨格の脱極性化を引き起こす。これらの反応は統括的に制御されており、未知の経路を介した急速な阻害反応と、Msn2/4転写因子、Snf1やHog1キナーゼなどの既存経路を介した適応反応の二つから構成されている。 テトラカインなど多数の局所麻酔剤が、高浸透圧やグルコース飢餓などの環境ストレスと同様に、出芽酵母でアクチン...
❏環境ストレスによる翻訳開始とアクチン骨格の統括制御機構の研究(15570142)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】上園 幸史 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30251408)
【キーワード】浸透圧 / グルコース / アクチン / タンパク質合成 / ストレス (他8件)
【概要】浸透圧ストレスやグルコース飢餓などの環境ストレスは出芽酵母のアクチン極性と全蛋白質合成を迅速且つ一過的に阻害する現象を見い出している。この現象を解明するため、本申請の期間中では主にグルコース飢餓による制御機構の解析を行った。 その結果、グルコース飢餓による制御は、まず翻訳開始とアクチン極性を統括して制御する機構と、それぞれを個別に制御する機構の二つから構成されており、統括制御機構は、急速な阻害反応...
【生物学】基礎生物学:光化学系Iストレスを含む研究件
❏光合成の光阻害反応における光化学系Iと光化学系IIの相互調節(08740611)
【研究テーマ】植物生理
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】園池 公毅 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30226716)
【キーワード】光合成 / 光阻害 / 光化学系I / 光化学系II / ストレス (他8件)
【概要】光エネルギーは植物の光合成反応の原動力であり、植物の生存に必要不可欠である。しかし、過剰な光は逆に光合成反応を阻害し、光合成器官の酸化的な破壊を引き起こす、従来からおびただしい研究例のある系IIの光阻害と、申請者らの発見した系Iの光阻害は、当初、全く独立した現象であるかに思えたが、最近になって系IIの光阻害からの回復に系Iの光化学活性が必要であるとの報告がなされ、さらに我々は系Iの光阻害には系II...
❏光化学系Iの光阻害における低温と酸素の役割(07740612)
【研究テーマ】植物生理
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】園池 公毅 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30226716)
【キーワード】光合成 / 光阻害 / 低温傷害 / 光化学系I / 活性酸素 (他8件)
【概要】光エネルギーは植物の光合成反応の原動力であるが、過剰な光は逆に光合成反応を阻害する。この光合成の光阻害は低温、高温、乾燥などの光以外のストレス条件下で助長される。光阻害の部位としては光合成の2つの光化学系の内、従来系IIであると信じられていたが、申請者らの最近の研究の結果、低温感受性植物であるキュウリ生葉の低温における光阻害では、系Iが選択的に阻害されることがわかった。またこの阻害には酸素の存在が...
【生物学】基礎生物学:翻訳ストレスを含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏翻訳開始とアクチン骨格の統括的制御機構に関する研究(17570140)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】上園 幸史 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教 (30251408)
【キーワード】浸透圧ストレス / グルコース飢餓 / アクチン / タンパク質合成 / 局所麻酔剤 (他12件)
【概要】グルコース飢餓や高浸透圧などの環境ストレスは出芽酵母で一過的な翻訳開始の停止やアクチン骨格の脱極性化を引き起こす。これらの反応は統括的に制御されており、未知の経路を介した急速な阻害反応と、Msn2/4転写因子、Snf1やHog1キナーゼなどの既存経路を介した適応反応の二つから構成されている。 テトラカインなど多数の局所麻酔剤が、高浸透圧やグルコース飢餓などの環境ストレスと同様に、出芽酵母でアクチン...
❏環境ストレスによる翻訳開始とアクチン骨格の統括制御機構の研究(15570142)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】上園 幸史 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30251408)
【キーワード】浸透圧 / グルコース / アクチン / タンパク質合成 / ストレス (他8件)
【概要】浸透圧ストレスやグルコース飢餓などの環境ストレスは出芽酵母のアクチン極性と全蛋白質合成を迅速且つ一過的に阻害する現象を見い出している。この現象を解明するため、本申請の期間中では主にグルコース飢餓による制御機構の解析を行った。 その結果、グルコース飢餓による制御は、まず翻訳開始とアクチン極性を統括して制御する機構と、それぞれを個別に制御する機構の二つから構成されており、統括制御機構は、急速な阻害反応...
【生物学】基礎生物学:キュウリストレスを含む研究件
❏光合成の光阻害反応における光化学系Iと光化学系IIの相互調節(08740611)
【研究テーマ】植物生理
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】園池 公毅 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30226716)
【キーワード】光合成 / 光阻害 / 光化学系I / 光化学系II / ストレス (他8件)
【概要】光エネルギーは植物の光合成反応の原動力であり、植物の生存に必要不可欠である。しかし、過剰な光は逆に光合成反応を阻害し、光合成器官の酸化的な破壊を引き起こす、従来からおびただしい研究例のある系IIの光阻害と、申請者らの発見した系Iの光阻害は、当初、全く独立した現象であるかに思えたが、最近になって系IIの光阻害からの回復に系Iの光化学活性が必要であるとの報告がなされ、さらに我々は系Iの光阻害には系II...
❏光化学系Iの光阻害における低温と酸素の役割(07740612)
【研究テーマ】植物生理
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】園池 公毅 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30226716)
【キーワード】光合成 / 光阻害 / 低温傷害 / 光化学系I / 活性酸素 (他8件)
【概要】光エネルギーは植物の光合成反応の原動力であるが、過剰な光は逆に光合成反応を阻害する。この光合成の光阻害は低温、高温、乾燥などの光以外のストレス条件下で助長される。光阻害の部位としては光合成の2つの光化学系の内、従来系IIであると信じられていたが、申請者らの最近の研究の結果、低温感受性植物であるキュウリ生葉の低温における光阻害では、系Iが選択的に阻害されることがわかった。またこの阻害には酸素の存在が...
【生物学】基礎生物学:光合成ストレスを含む研究件
❏光合成の光阻害反応における光化学系Iと光化学系IIの相互調節(08740611)
【研究テーマ】植物生理
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】園池 公毅 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30226716)
【キーワード】光合成 / 光阻害 / 光化学系I / 光化学系II / ストレス (他8件)
【概要】光エネルギーは植物の光合成反応の原動力であり、植物の生存に必要不可欠である。しかし、過剰な光は逆に光合成反応を阻害し、光合成器官の酸化的な破壊を引き起こす、従来からおびただしい研究例のある系IIの光阻害と、申請者らの発見した系Iの光阻害は、当初、全く独立した現象であるかに思えたが、最近になって系IIの光阻害からの回復に系Iの光化学活性が必要であるとの報告がなされ、さらに我々は系Iの光阻害には系II...
❏光化学系Iの光阻害における低温と酸素の役割(07740612)
【研究テーマ】植物生理
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】園池 公毅 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30226716)
【キーワード】光合成 / 光阻害 / 低温傷害 / 光化学系I / 活性酸素 (他8件)
【概要】光エネルギーは植物の光合成反応の原動力であるが、過剰な光は逆に光合成反応を阻害する。この光合成の光阻害は低温、高温、乾燥などの光以外のストレス条件下で助長される。光阻害の部位としては光合成の2つの光化学系の内、従来系IIであると信じられていたが、申請者らの最近の研究の結果、低温感受性植物であるキュウリ生葉の低温における光阻害では、系Iが選択的に阻害されることがわかった。またこの阻害には酸素の存在が...
【生物学】基礎生物学:光阻害ストレスを含む研究件
❏光合成の光阻害反応における光化学系Iと光化学系IIの相互調節(08740611)
【研究テーマ】植物生理
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】園池 公毅 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30226716)
【キーワード】光合成 / 光阻害 / 光化学系I / 光化学系II / ストレス (他8件)
【概要】光エネルギーは植物の光合成反応の原動力であり、植物の生存に必要不可欠である。しかし、過剰な光は逆に光合成反応を阻害し、光合成器官の酸化的な破壊を引き起こす、従来からおびただしい研究例のある系IIの光阻害と、申請者らの発見した系Iの光阻害は、当初、全く独立した現象であるかに思えたが、最近になって系IIの光阻害からの回復に系Iの光化学活性が必要であるとの報告がなされ、さらに我々は系Iの光阻害には系II...
❏光化学系Iの光阻害における低温と酸素の役割(07740612)
【研究テーマ】植物生理
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】園池 公毅 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30226716)
【キーワード】光合成 / 光阻害 / 低温傷害 / 光化学系I / 活性酸素 (他8件)
【概要】光エネルギーは植物の光合成反応の原動力であるが、過剰な光は逆に光合成反応を阻害する。この光合成の光阻害は低温、高温、乾燥などの光以外のストレス条件下で助長される。光阻害の部位としては光合成の2つの光化学系の内、従来系IIであると信じられていたが、申請者らの最近の研究の結果、低温感受性植物であるキュウリ生葉の低温における光阻害では、系Iが選択的に阻害されることがわかった。またこの阻害には酸素の存在が...
【生物学】基礎生物学:神経行動学ストレスを含む研究件
❏ストレス反応の神経行動学的評価(09760265)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】武内 ゆかり 東大, 農学生命科学研究科, 助手 (10240730)
【キーワード】視床下部・下垂体・副腎軸 / ストレス / 視床下部 / エンドトキシン / インシュリン (他8件)
【概要】本年度においては,まず,卵巣摘除シバヤギの視床下部内側底部(弓状核および漏斗正中隆起部)に,多ニューロン発射活動(MUA)記録用微小電極を脳定位的に留置し,スタンチョンに繋留した覚醒状態の動物よりストレス状態に特異的に反応するMUAをリアルタイムに記録・解析しうる研究モデルを作出した。 続いて,これらの動物に対し,リポポリサッカライド(エンドトキシン)投与による免疫学的ストレス,インシュリン投与に...
❏神経行動学的ストレス評価法の開発(05556048)
【研究テーマ】応用動物科学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】森 裕司 東京大学, 農学部, 助教授 (40157871)
【キーワード】ストレス / 視床下部 / HPG軸 / 神経伝達物質 / サイトカイン (他10件)
【概要】科学的根拠に基づく客観的なストレス評価系の確立が待たれている。本研究では、種々のストレッサーが生体に及ぼす影響について、自律機能の中枢である視床下部の神経活動を指標として個体レベルにおけるストレスの神経行動学的評価法の開発を目指した。この研究モデルの最大の特色は、電気生理学的・神経生化学的手法を応用した視床下部神経活動のリアルタイム解析と、従来の体系化された行動解析法を組み合わせようとした点にある...
【生物学】基礎生物学:グルコースストレスを含む研究件
❏翻訳開始とアクチン骨格の統括的制御機構に関する研究(17570140)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】上園 幸史 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教 (30251408)
【キーワード】浸透圧ストレス / グルコース飢餓 / アクチン / タンパク質合成 / 局所麻酔剤 (他12件)
【概要】グルコース飢餓や高浸透圧などの環境ストレスは出芽酵母で一過的な翻訳開始の停止やアクチン骨格の脱極性化を引き起こす。これらの反応は統括的に制御されており、未知の経路を介した急速な阻害反応と、Msn2/4転写因子、Snf1やHog1キナーゼなどの既存経路を介した適応反応の二つから構成されている。 テトラカインなど多数の局所麻酔剤が、高浸透圧やグルコース飢餓などの環境ストレスと同様に、出芽酵母でアクチン...
❏環境ストレスによる翻訳開始とアクチン骨格の統括制御機構の研究(15570142)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】上園 幸史 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30251408)
【キーワード】浸透圧 / グルコース / アクチン / タンパク質合成 / ストレス (他8件)
【概要】浸透圧ストレスやグルコース飢餓などの環境ストレスは出芽酵母のアクチン極性と全蛋白質合成を迅速且つ一過的に阻害する現象を見い出している。この現象を解明するため、本申請の期間中では主にグルコース飢餓による制御機構の解析を行った。 その結果、グルコース飢餓による制御は、まず翻訳開始とアクチン極性を統括して制御する機構と、それぞれを個別に制御する機構の二つから構成されており、統括制御機構は、急速な阻害反応...
❏浸透圧ストレスによる翻訳制御機構の解析(13780548)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】上園 幸史 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30251408)
【キーワード】浸透圧 / グルコース / アクチン / 翻訳 / ストレス (他9件)
【概要】浸透圧ストレスは出芽酵母の翻訳開始を一過的に停止させ、アクチン骨格も一過的に脱極性化する。申請者は培地からのグルコース除去も翻訳開始の急速な停止だけでなくアクチン骨格の急速な脱極性化を引き起こすが、それらの反応も一過的である事実を見い出した。これは翻訳開始とアクチン骨格の両者が環境ストレスにより同時に制御される機構の存在を示している。この制御機構を明らかにするため、グルコースによるアクチン骨格の極...
【生物学】人類学:霊長類ストレスを含む研究件
❏ヴァーチャル・リアリティー比較社会認知科学の創出:パーソナルスペースの生物的基盤(19K22870)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】川合 伸幸 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (30335062)
【キーワード】比較認知 / ヴァーチャル・リアリティー / パーソナルスペース / 社会行動 / 霊長類 (他6件)
【概要】比較認知科学で動物の社会認知が調べられていたが、動物がヒト(実験者)をどのように認識するかという観点での研究であり、同種間の社会行動を実験者が意図したように操作した実験はできなかった。そこで動物CGを製作し、霊長類の社会行動の基盤である「パーソナルスペース」を調べた。 液体報酬摂取中のマーモセットにCGマーモセットが正面から近づいてくる動画を提示したところ、CGのマーモセットが前進してくると通常の...
❏唾液中のバイオマーカーを指標としたストレスー体内時計ー疾病の相互関係の解明(15K07740)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】横田 伸一 東京大学, 医科学研究所, 助教 (10743239)
【キーワード】バイオマーカー / ストレス / サーカディアンリズム / 霊長類 / 動物種差
【概要】ストレスはバイオロジカルリズムを破綻させ、免疫力の低下や疾患リスクの増大を惹き起こす。本研究の目的は、唾液中のバイオマーカーの観点から、ストレスが生体リズムに与える影響を解析し、動物種の垣根を越えて使用できるストレスマーカーを見出すことである。マウスとサルを用いた検討から、ストレスは唾液中の免疫グロブリンAを低下させ、その日内リズムを破綻させる可能性が明らかとなった。唾液中の免疫グロブリンAは、生...
【工学】土木工学:ライフスタイルストレスを含む研究件
❏高齢者の生体防御機能判定におけるフローサイトメトリー法の利用(11670352)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】林 修 女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (20133340)
【キーワード】高齢者 / 調査 / 生体防御 / ライフスタイル / 運動 (他13件)
【概要】共同研究者らは埼玉県狭山市と名栗村にて、ライフスタイルと貪食・活性酸素産生能やナチュラルキラー細胞活性などの非特異的生体防御機能(非特異免疫)が密接に関係していることを明らかにしてきた。そこで一昨年より当研究室に導入された全自動細胞解析装置(FACS)を用いで免疫担当細胞上にあるマーカーと健康指標との関係を明らかにし、高齢者の健康管理に役立てることを検討し始めた。例年どおり、今年度も7月31日から...
❏生活様態が主観的健康満足度及びリンパ球染色体変異に及ぼす影響に関する公衆衛生学的研究(60480185)
【研究テーマ】公衆衛生学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1984 - 1987
【研究代表者】森本 兼憲 (森本 兼曩) 東京大学, 医学部, 助教授 (20143414)
【キーワード】生活様式 / 健康度 / 生活満足度 / 染色体変異 / ストレス (他13件)
【概要】1.(1)Breslowの7つの健康維持要因(喫煙, 飲酒, 睡眠時間, 朝食, 間食, 体重管理, 及び身体運動)の遵守, (2)発がんや成人病発症に悪影響を与える陰性食品群(肉・てんぷら等)並びに, これらの発症に予防的に働く食品群の摂取状況, 及び(3)ストレスの程度, 身体的健康状況(ADL)及び主観的健康満足度に関する総合的な質問用紙を設計し, これらを尺度化する手法を確立した. 2.人...
【工学】総合工学:疲労ストレスを含む研究件
❏交代制勤務者の心身の健康保持増進を実現するための夜勤耐性型生活習慣の解明(15K12693)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (90455486)
【キーワード】ストレス / 身体活動 / 心身の健康 / 交代制勤務 / 栄養 (他7件)
【概要】交代制勤務者を対象に、睡眠、食事、身体運動の量、質、時間帯、概日リズム、抑うつ気分等との関連について検討した。その結果、睡眠の量と時間帯、食事内容と概日リズムあるいは朝型夜型傾向、抑うつ気分あるいは肯定的気分との間に関連性があることが示唆された。また、夜勤時の食事内容や睡眠時間帯は、夜勤前後での概日リズムの位相変化や肯定的気分の変化と関連することが示唆された。これらのことから、交代制勤務者において...
❏交代制勤務による生活習慣の変容と心身の変調の因果性及びその生理学的基盤の解明(15H03094)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (90455486)
【キーワード】ストレス / 身体活動 / 心身の健康 / 交代制勤務 / 栄養 (他10件)
【概要】日勤者と交代制勤務者を対象に、習慣的な睡眠時間、睡眠あるいは活動の時間帯の指向性、抑うつ気分、習慣的な各食品群摂取量、行動の抑制性/衝動性、気分、各味に対する食品摂取欲求、食品選択性、唾液性状の間の関連について検討した。 その結果、交代制勤務者において、朝型夜型傾向は、抑うつ気分、食事内容、食品摂取欲求、食品選択性、C反応性蛋白濃度と関連性があることが示唆された。また、行動の抑制性/衝動性は朝型夜...
❏交代制勤務者の心身機能改善を目指した生活習慣の時間構造への介入研究(25560365)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (90455486)
【キーワード】心身の健康 / 交代制勤務 / 食事 / 睡眠 / 身体活動 (他10件)
【概要】食事、睡眠、身体運動の時間帯が、心臓自律神経系活動の24時間リズム、抑うつ症状、気分に及ぼす影響を検討した。その結果、交代制勤務者では、朝食の摂取時刻が遅い人ほど、心臓自律神経系活動の24時間リズムが後退し、抑うつ症状を有する可能性が高まることが認められた。また、摂食時刻を遅らせると、睡眠―覚醒サイクルの24時間リズムが後退し、抑うつ気分のレベルが一時的に増加することが示唆された。これらの結果から...
【総合生物】生体分子化学:HPG軸ストレスを含む研究件
❏失われた野性味から明らかにする自然環境特異的な生体調節のメカニズム(18K19323)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】神田 真司 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (50634284)
【キーワード】ストレス応答 / 繁殖 / QTL / メダカ / 野生 (他13件)
【概要】本研究では、野生と家畜の違いと同じように、ペット化された生物の行動や生理学的性質が変化することに着目し、それに関与する遺伝的背景を解析した。遺伝学的解析に便利なメダカを材料にした。野生由来のKiyosu系統と、実験室で継代された系統であるd-rRのF2ハイブリッドを作成し、量的形質遺伝子座(QTL)解析を行うことで、多産やストレス応答などの原因となる遺伝子座の同定を試みた。1回目は209個体、2回...
❏神経行動学的ストレス評価法の開発(05556048)
【研究テーマ】応用動物科学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】森 裕司 東京大学, 農学部, 助教授 (40157871)
【キーワード】ストレス / 視床下部 / HPG軸 / 神経伝達物質 / サイトカイン (他10件)
【概要】科学的根拠に基づく客観的なストレス評価系の確立が待たれている。本研究では、種々のストレッサーが生体に及ぼす影響について、自律機能の中枢である視床下部の神経活動を指標として個体レベルにおけるストレスの神経行動学的評価法の開発を目指した。この研究モデルの最大の特色は、電気生理学的・神経生化学的手法を応用した視床下部神経活動のリアルタイム解析と、従来の体系化された行動解析法を組み合わせようとした点にある...
【総合生物】生体分子化学:PET(positron emission tomography)ストレスを含む研究件
❏豚安寧フェロモン作用機序の解明:脳内糖代謝、ホルモン動態、行動からのアプローチ(22580355)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】入交 眞巳 北里大学, 獣医学部, 講師 (70453511)
【キーワード】動物福祉 / ストレス / フェロモン / 行動 / ブタ (他14件)
【概要】動物福祉を配慮したブタの飼育法の一つとして、環境からのアプローチとして耕作放棄地での豚の分娩、育成、肥育はストレス軽減、免疫機能の上昇、肉のおいしさの向上が認められた。猫を用いて環境を変えずに安寧フェロモンに暴露した場合の行動と脳内糖代謝の変化をみた。猫の手術後はフェロモンに暴露した方が痛みとストレスの減少が認められる傾向にあったが、脳内糖代謝にはフェロモンによる影響は認められなかった。 ...
❏慢性ストレス症候群のメンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発(14208005)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / ストレス / メンタルヘルス / 自律神経機能 / PET (他28件)
【概要】本研究では、運動が慢性ストレス症候群の生理機能に及ぼす影響を自律神経機能、呼吸循環系、脳機能の応答を指標として検討し、メンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発を行うための基礎的資料を得ることを目的とした。呼吸循環系の研究では、中高齢者に対するコンバインドトレーニングすなわち有酸素性及び無酸素性トレーニングの実施がメンタルストレス、体力、頸動脈循環、生活習慣病の危険因子に及ぼす影響を明らか...
【総合生物】神経科学:大脳辺縁系ストレスを含む研究件
❏慢性ストレス症候群のメンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発(14208005)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / ストレス / メンタルヘルス / 自律神経機能 / PET (他28件)
【概要】本研究では、運動が慢性ストレス症候群の生理機能に及ぼす影響を自律神経機能、呼吸循環系、脳機能の応答を指標として検討し、メンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発を行うための基礎的資料を得ることを目的とした。呼吸循環系の研究では、中高齢者に対するコンバインドトレーニングすなわち有酸素性及び無酸素性トレーニングの実施がメンタルストレス、体力、頸動脈循環、生活習慣病の危険因子に及ぼす影響を明らか...
❏大脳辺縁系における認知・情動・記憶と行動の統合システム(11308033)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】小野 武年 富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (50019577)
【キーワード】情動 / 記憶 / 認知 / ドパミン / 大脳辺縁系 (他11件)
【概要】I.認知・情動・行動出力過程における大脳辺緑系ニューロンの応答性 聴覚または視覚要素刺激、およびそれらの組み合わせによる構成連合刺激-報酬連合課題に対するラット前部帯状回、扁桃体,および後部視床領域ニューロンの応答性を解析した。その結果,前部帯状回は,認知的ならびに情動的要因を行動実行に転換する過程で,扁桃体基底外側核は連合学習に、後部視床領域は報酬刺激の認知および報酬予測に重要な役割を果たしてい...
【農学】境界農学:タンパク質工学ストレスを含む研究件
❏G蛋白質の活性調節因子として働くヒトのグロビン蛋白質の機能制御機構の解明(17K07329)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】若杉 桂輔 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (20322167)
【キーワード】蛋白質 / 蛋白質間相互作用 / 蛋白質工学 / 酸化ストレス / 細胞保護 (他8件)
【概要】ヒト脳神経細胞内に存在するニューログロビン(Ngb)は、酸化ストレスに伴う神経細胞死を防ぎ、また、通常酸素濃度正常状態では神経突起伸長を促す。本研究では、我々は、蛋白質工学的手法を用いて、ヒトNgbの作用機序の解明、及び、蛋白質間相互作用に着目した機能制御機構の解明に挑んだ。その結果、Ngbの働きに重要なアミノ酸残基や蛋白質間相互作用に重要なアミノ酸残基を明らかにできた。さらに、今回、新たに、Ng...
❏ニューログロビンの細胞死抑制機構の解明と蛋白質工学的改変(19570121)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】若杉 桂輔 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (20322167)
【キーワード】蛋白質 / 酵素 / ストレス / 脳・神経 / シグナル伝達 (他9件)
【概要】ニューログロビン(Ngb)は酸化ストレスに応答しシグナル伝達過程を制御することにより、神経細胞死を防いでいる可能性が高い。本研究では、この仮説を検証することを目的とした。その結果、神経細胞死抑制活性にヒトNgb の「GDP 解離抑制蛋白質」としての活性が極めて重要であることを実証した。また、魚のNgb が「細胞膜貫通特性」を持つことを発見し、さらに、蛋白質工学的手法を駆使することにより、培地に加え...
【農学】動物生命科学:動物福祉ストレスを含む研究件
❏豚安寧フェロモン作用機序の解明:脳内糖代謝、ホルモン動態、行動からのアプローチ(22580355)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】入交 眞巳 北里大学, 獣医学部, 講師 (70453511)
【キーワード】動物福祉 / ストレス / フェロモン / 行動 / ブタ (他14件)
【概要】動物福祉を配慮したブタの飼育法の一つとして、環境からのアプローチとして耕作放棄地での豚の分娩、育成、肥育はストレス軽減、免疫機能の上昇、肉のおいしさの向上が認められた。猫を用いて環境を変えずに安寧フェロモンに暴露した場合の行動と脳内糖代謝の変化をみた。猫の手術後はフェロモンに暴露した方が痛みとストレスの減少が認められる傾向にあったが、脳内糖代謝にはフェロモンによる影響は認められなかった。 ...
❏神経行動学的ストレス評価法の開発(05556048)
【研究テーマ】応用動物科学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】森 裕司 東京大学, 農学部, 助教授 (40157871)
【キーワード】ストレス / 視床下部 / HPG軸 / 神経伝達物質 / サイトカイン (他10件)
【概要】科学的根拠に基づく客観的なストレス評価系の確立が待たれている。本研究では、種々のストレッサーが生体に及ぼす影響について、自律機能の中枢である視床下部の神経活動を指標として個体レベルにおけるストレスの神経行動学的評価法の開発を目指した。この研究モデルの最大の特色は、電気生理学的・神経生化学的手法を応用した視床下部神経活動のリアルタイム解析と、従来の体系化された行動解析法を組み合わせようとした点にある...
【農学】動物生命科学:イネストレスを含む研究件
❏イネの生育にアーバスキュラー菌根菌が与える影響の遺伝・生理・生態学的研究(20K05995)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】鴨下 顕彦 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 准教授 (10323487)
【キーワード】イネ / トウジンビエ / 菌根菌 / 根系 / 接種試験 (他9件)
【概要】圃場試験(畑および水田)・ポット試験(畑状態)・セルトレイ試験(畑状態および湛水状態)を行い、水分条件のアーバスキュラー菌根(AM)菌感染率に対する影響を、根の深さ、品種間差、菌根菌接種効果にも着目しながら評価した。顕微鏡で観察された、観察根数当たりの染色された菌糸と樹脂状体による感染率には、畑圃場の中での水分条件の有意差は認めれなかったが、水田圃場では、畑圃場に比べて感染率が著しく低下した。一方...
❏カウンターストレス装置としてのRNA顆粒による相反mRNA抑制の解析(15H04628)
【研究テーマ】応用分子細胞生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】渡邊 雄一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60183125)
【キーワード】植物 / mRNA制御 / 環境応答 / 高温ストレス / ストレス顆粒 (他22件)
【概要】植物が高温などのストレスを受けた際、細胞内に現れるRNA顆粒ーPボディーとストレス顆粒ーについて、ストレス耐性を付与する機能との関連を解析した。ストレス高温処理直後から、分単位で見られる非常に早い変化であった。DCP1 によるPボディーは平常時から存在し、DCP2がそこに集結、ストレス顆粒はそれとは独立に形成されるが、P-ボディーと離合集散する構造として観察された。ストレス耐性の際増加するmRNA...
❏穀物の旱魃応答指数の生理・遺伝・生態学的解明(23380011)
【研究テーマ】作物生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鴨下 顕彦 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 准教授 (10323487)
【キーワード】ストレス / 生態学 / 遺伝学 / 植物 / 環境 (他12件)
【概要】イネの多様な品種群、遺伝集団、準同質遺伝子系統を用いて、旱魃応答指数(DRI)を定量し、その生態生理・遺伝学的機構を解明した。品種試験では、DRIは旱魃下の収穫指数、稔実性や乾物生産と正の相関が強く、不稔穂の割合、出穂遅延、草丈減少と負の相関が強かった。遺伝集団試験では、第2染色体のRM6911-RM6379の領域、第4染色体RM5953近傍、第8染色体に2か所、DRIの量的遺伝子座が推定されたが...
【農学】森林圏科学:林学ストレスを含む研究件
❏熱帯低湿地環境造林のための樹木の根圏低酸素ストレス耐性の解明(15H04509)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】植物 / ストレス / 林学 / 酵素 / 遺伝子 (他9件)
【概要】根圏低酸素ストレス耐性種のMelaleuca cajuputiの低酸素環境下の根での炭素の利用状況を調べるため、リグニン合成などの芳香族化合物合成経路の酵素活性と代謝物質量測定およびトランスクリプトーム解析を行った。フェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)活性およびPAL遺伝子の発現量が低酸素処理初期に低下したが、低酸素処理後14日目にはPAL活性が回復した。M. cajuputiの根圏低酸素...
❏環境ストレスに対する樹木の根の代謝制御(18380087)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】荒廃地 / 環境造林 / 低酸素ストレス / アルミニウムストレス / Melaleuca cajuputi (他16件)
【概要】土壌に起因する環境ストレスが荒廃地の造林を行う上で問題になりやすい。荒廃地造林技術の開発のために環境ストレスに対する樹木根の代謝応答の機構を明らかにする必要がある。本研究では、樹木根の炭素代謝の応答を解析する手法を確立し、実際にいくつかのストレスに対する応答を解析した。その結果、低酸素ストレスやアルミニウム過剰ストレスには解糖系を阻害する作用があることが明らかになり、耐性樹種はその作用を回避する機...
【農学】森林圏科学:環境造林ストレスを含む研究件
❏熱帯低湿地環境造林のための樹木の根圏低酸素ストレス耐性の解明(15H04509)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】植物 / ストレス / 林学 / 酵素 / 遺伝子 (他9件)
【概要】根圏低酸素ストレス耐性種のMelaleuca cajuputiの低酸素環境下の根での炭素の利用状況を調べるため、リグニン合成などの芳香族化合物合成経路の酵素活性と代謝物質量測定およびトランスクリプトーム解析を行った。フェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)活性およびPAL遺伝子の発現量が低酸素処理初期に低下したが、低酸素処理後14日目にはPAL活性が回復した。M. cajuputiの根圏低酸素...
❏環境ストレスに対する樹木の根の代謝制御(18380087)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】荒廃地 / 環境造林 / 低酸素ストレス / アルミニウムストレス / Melaleuca cajuputi (他16件)
【概要】土壌に起因する環境ストレスが荒廃地の造林を行う上で問題になりやすい。荒廃地造林技術の開発のために環境ストレスに対する樹木根の代謝応答の機構を明らかにする必要がある。本研究では、樹木根の炭素代謝の応答を解析する手法を確立し、実際にいくつかのストレスに対する応答を解析した。その結果、低酸素ストレスやアルミニウム過剰ストレスには解糖系を阻害する作用があることが明らかになり、耐性樹種はその作用を回避する機...
【農学】森林圏科学:樹木ストレスを含む研究件
❏環境ストレスに対する樹木の根の代謝制御(18380087)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】荒廃地 / 環境造林 / 低酸素ストレス / アルミニウムストレス / Melaleuca cajuputi (他16件)
【概要】土壌に起因する環境ストレスが荒廃地の造林を行う上で問題になりやすい。荒廃地造林技術の開発のために環境ストレスに対する樹木根の代謝応答の機構を明らかにする必要がある。本研究では、樹木根の炭素代謝の応答を解析する手法を確立し、実際にいくつかのストレスに対する応答を解析した。その結果、低酸素ストレスやアルミニウム過剰ストレスには解糖系を阻害する作用があることが明らかになり、耐性樹種はその作用を回避する機...
❏樹木の生体防御システムに基づいた樹木治療技術の確立に関する研究(16380096)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】山田 利博 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30332571)
【キーワード】樹木 / 防御反応 / 傷害 / ストレス / 病原菌 (他8件)
【概要】4樹種の幹に対する季節を変えた付傷処理では、全体的には秋季、冬季の傷害では材変色の進展が遅く、夏季の傷害で最も進展が速かったが、樹種による違いがみられた。水ストレス下で暗色枝枯病菌を接種したスギ苗木では材変色の進展が著しく、水ストレスは病変の拡大に対し大きな影響を及ぼすことが明らかとなった。ケヤキに穿孔傷害を与え傷口の乾燥状態を制御したところ、傷口の乾燥防止により材変色の範囲、程度が抑制されること...
【農学】森林圏科学:植物ストレスを含む研究件
❏熱帯低湿地環境造林のための樹木の根圏低酸素ストレス耐性の解明(15H04509)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】植物 / ストレス / 林学 / 酵素 / 遺伝子 (他9件)
【概要】根圏低酸素ストレス耐性種のMelaleuca cajuputiの低酸素環境下の根での炭素の利用状況を調べるため、リグニン合成などの芳香族化合物合成経路の酵素活性と代謝物質量測定およびトランスクリプトーム解析を行った。フェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)活性およびPAL遺伝子の発現量が低酸素処理初期に低下したが、低酸素処理後14日目にはPAL活性が回復した。M. cajuputiの根圏低酸素...
❏カウンターストレス装置としてのRNA顆粒による相反mRNA抑制の解析(15H04628)
【研究テーマ】応用分子細胞生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】渡邊 雄一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60183125)
【キーワード】植物 / mRNA制御 / 環境応答 / 高温ストレス / ストレス顆粒 (他22件)
【概要】植物が高温などのストレスを受けた際、細胞内に現れるRNA顆粒ーPボディーとストレス顆粒ーについて、ストレス耐性を付与する機能との関連を解析した。ストレス高温処理直後から、分単位で見られる非常に早い変化であった。DCP1 によるPボディーは平常時から存在し、DCP2がそこに集結、ストレス顆粒はそれとは独立に形成されるが、P-ボディーと離合集散する構造として観察された。ストレス耐性の際増加するmRNA...
❏穀物の旱魃応答指数の生理・遺伝・生態学的解明(23380011)
【研究テーマ】作物生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鴨下 顕彦 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 准教授 (10323487)
【キーワード】ストレス / 生態学 / 遺伝学 / 植物 / 環境 (他12件)
【概要】イネの多様な品種群、遺伝集団、準同質遺伝子系統を用いて、旱魃応答指数(DRI)を定量し、その生態生理・遺伝学的機構を解明した。品種試験では、DRIは旱魃下の収穫指数、稔実性や乾物生産と正の相関が強く、不稔穂の割合、出穂遅延、草丈減少と負の相関が強かった。遺伝集団試験では、第2染色体のRM6911-RM6379の領域、第4染色体RM5953近傍、第8染色体に2か所、DRIの量的遺伝子座が推定されたが...
【医歯薬学】内科系臨床医学:脳心連関ストレスを含む研究件
❏ストレスに起因する脳心連関の分子機構の解明(25670395)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】福田 恵一 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (20199227)
【キーワード】ストレス / 脳 / サイトカイン / 脳心連関 / 炎症 (他6件)
【概要】精神的ストレスが原因となるたこつぼ心筋症の発症メカニズムは不明とされている。我々はモデル動物を用いて心尖部を支配する心臓交感神経中枢の同定を行い、その領域でアストロサイトによって活性化されるCcl2の発現上昇を確認した。また、Ccl2は交感神経中枢を活性化し、さらに星状神経節と心臓交感神経におけるNPYの発現を上昇させていた。一方でNPYはβ受容体刺激をブロックする陰性変力作用を有しており、Ccl...
❏たこつぼ型心筋症の分子機序の解明(24249048)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】福田 恵一 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (20199227)
【キーワード】脳心連関 / ストレス / サイトカイン / 神経伝達物質 / ストレス心筋症 (他8件)
【概要】本研究では痙攣を誘発することによりたこつぼ型心筋症を発症するマウス・ラットモデルを開発し、これを用いて、たこつぼ型心筋症発症のメカニズム解明を目指した。 まず逆行性トレーサーにより左室心尖部を支配する交感神経は左側の星状神経節を介して、中枢は主に視床下部傍室核付近に存在することが明らかとなった。左室心尖部を支配する交感神経の中枢をマイクロサンプリングし、DNAマイクロアレイを用いた解析より同部位が...
【医歯薬学】内科系臨床医学:マイクロRNA(miRNA)ストレスを含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
【医歯薬学】内科系臨床医学:近赤外分光法ストレスを含む研究件
❏近赤外分光法を用いた薬理脳画像研究:論理的思考とストレス制御の精神薬理学(24330211)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】辻井 岳雄 日本大学, 医学部, 研究員 (80424216)
【キーワード】精神薬理学 / 近赤外分光法 / 論理的思考 / ストレス / 生涯発達研究
【概要】本研究の目的は,近赤外分光法(NIRS)を中心とした脳画像研究の手法を,精神薬理学の分野に応用し,薬理脳画像研究(functional neuropharmacology)という新しい研究分野の確立を目指すことである。本研究の遂行を通じて,薬理脳画像研究が進めば,神経薬理学の神経基盤に関する研究が飛躍的に進歩することが予想される。 本年度の研究では,まず抗ヒスタミン薬の服用が小児の脳活動に及ぼす影...
❏運動療法によるストレス緩和作用の神経基盤に関する生涯発達研究(23300247)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】酒谷 薫 日本大学, 工学部, 教授 (90244350)
【キーワード】ストレスマネージメント / NIRS / 前頭前野 / 高次脳機能 / 運動 (他19件)
【概要】現代社会に蔓延するストレスは、様々な疾患の主要原因の一つである。本研究では、近赤外分光法(NIRS)を用いて、前頭前野の神経活動を計測し、自律神経系・内分泌系機能及び心理状態とともに、ストレスを客観的に評価する方法を開発した。さらに本法を用いて、中高齢者における運動療法のストレス緩和効果について検討し、軽い運動でもストレス緩和効果があることを明らかにした。さらに高齢者に軽い運動を負荷することにより...
【医歯薬学】内科系臨床医学:行動ストレスを含む研究件
❏失われた野性味から明らかにする自然環境特異的な生体調節のメカニズム(18K19323)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】神田 真司 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (50634284)
【キーワード】ストレス応答 / 繁殖 / QTL / メダカ / 野生 (他13件)
【概要】本研究では、野生と家畜の違いと同じように、ペット化された生物の行動や生理学的性質が変化することに着目し、それに関与する遺伝的背景を解析した。遺伝学的解析に便利なメダカを材料にした。野生由来のKiyosu系統と、実験室で継代された系統であるd-rRのF2ハイブリッドを作成し、量的形質遺伝子座(QTL)解析を行うことで、多産やストレス応答などの原因となる遺伝子座の同定を試みた。1回目は209個体、2回...
❏豚安寧フェロモン作用機序の解明:脳内糖代謝、ホルモン動態、行動からのアプローチ(22580355)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】入交 眞巳 北里大学, 獣医学部, 講師 (70453511)
【キーワード】動物福祉 / ストレス / フェロモン / 行動 / ブタ (他14件)
【概要】動物福祉を配慮したブタの飼育法の一つとして、環境からのアプローチとして耕作放棄地での豚の分娩、育成、肥育はストレス軽減、免疫機能の上昇、肉のおいしさの向上が認められた。猫を用いて環境を変えずに安寧フェロモンに暴露した場合の行動と脳内糖代謝の変化をみた。猫の手術後はフェロモンに暴露した方が痛みとストレスの減少が認められる傾向にあったが、脳内糖代謝にはフェロモンによる影響は認められなかった。 ...
❏大脳辺縁系における認知・情動・記憶と行動の統合システム(11308033)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】小野 武年 富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (50019577)
【キーワード】情動 / 記憶 / 認知 / ドパミン / 大脳辺縁系 (他11件)
【概要】I.認知・情動・行動出力過程における大脳辺緑系ニューロンの応答性 聴覚または視覚要素刺激、およびそれらの組み合わせによる構成連合刺激-報酬連合課題に対するラット前部帯状回、扁桃体,および後部視床領域ニューロンの応答性を解析した。その結果,前部帯状回は,認知的ならびに情動的要因を行動実行に転換する過程で,扁桃体基底外側核は連合学習に、後部視床領域は報酬刺激の認知および報酬予測に重要な役割を果たしてい...
【医歯薬学】内科系臨床医学:原発事故ストレスを含む研究件
❏原発事故被災者の震災関連死・震災関連自殺に対する「社会的ケア」の確立(16K09264)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】辻内 琢也 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00367088)
【キーワード】ストレス / PTSD / 原発事故被災者 / 社会的ケアモデル / 自殺予防 (他14件)
【概要】2011年3月11日の東日本大震災に派生して福島第一原子力発電所事故が発生した。本研究は、心身医学的な量的調査と医療人類学的な質的調査を通して、原発事故広域避難者のストレスや孤独死・自殺予防のための新たな「社会的ケア」モデルの構築を目指したものである。大規模アンケート調査、被災者・被害者へのインタビュー調査、ハーバード大学との海外連携、民間支援団体と共に企画実践するフィールドワークの4手法を用いた...
❏放射線被ばくに対する不安が心理的健康と発達に及ぼす影響のメカニズムの解明(26285148)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】筒井 雄二 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (70286243)
【キーワード】原発事故 / 心理的影響 / 放射線不安 / 放射線ストレス / 母子 (他17件)
【概要】2011年に発生した福島第1原発(1F)の事故が福島で生活する母子にどのような心理的影響を与えたのかを明らかにすることを研究の目的とした。 1F事故による放射能汚染に起因すると考えられる放射線不安や心理的ストレスは福島で暮らす母子に少なくとも事故後5年間は継続して観察された。チェルノブイリ事故当時,小さな子どもの母親であり現在50歳代の女性は,事故後30年が経過した時点でも心理的不安やストレスが強...
【医歯薬学】内科系臨床医学:支援オーガナイザーストレスを含む研究件
❏原発事故被災者の震災関連死・震災関連自殺に対する「社会的ケア」の確立(16K09264)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】辻内 琢也 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00367088)
【キーワード】ストレス / PTSD / 原発事故被災者 / 社会的ケアモデル / 自殺予防 (他14件)
【概要】2011年3月11日の東日本大震災に派生して福島第一原子力発電所事故が発生した。本研究は、心身医学的な量的調査と医療人類学的な質的調査を通して、原発事故広域避難者のストレスや孤独死・自殺予防のための新たな「社会的ケア」モデルの構築を目指したものである。大規模アンケート調査、被災者・被害者へのインタビュー調査、ハーバード大学との海外連携、民間支援団体と共に企画実践するフィールドワークの4手法を用いた...
❏原発事故広域避難者のストレスに対する研究-自殺予防のための社会的ケアモデルの構築(25460915)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】辻内 琢也 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00367088)
【キーワード】ストレス / PTSD / 原発事故避難者 / 社会的ケアモデル / 自殺予防 (他8件)
【概要】原子力発電所事故広域避難者に対して、大規模アンケート調査、半構造化インタビュー調査、人類学的フィールド調査を行なった。その結果、避難者には極めて高い心的外傷後ストレス障害(PTSD)の可能性が見いだされ、その精神的被害には、原発事故によってもたらされた経済的問題、住宅問題、賠償格差の問題、家族やコミュニティ分断の問題、などの社会経済的問題が関与していることを統計学的に明らかにした。避難者のメンタル...
【医歯薬学】内科系臨床医学:社会的ケアモデルストレスを含む研究件
❏原発事故被災者の震災関連死・震災関連自殺に対する「社会的ケア」の確立(16K09264)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】辻内 琢也 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00367088)
【キーワード】ストレス / PTSD / 原発事故被災者 / 社会的ケアモデル / 自殺予防 (他14件)
【概要】2011年3月11日の東日本大震災に派生して福島第一原子力発電所事故が発生した。本研究は、心身医学的な量的調査と医療人類学的な質的調査を通して、原発事故広域避難者のストレスや孤独死・自殺予防のための新たな「社会的ケア」モデルの構築を目指したものである。大規模アンケート調査、被災者・被害者へのインタビュー調査、ハーバード大学との海外連携、民間支援団体と共に企画実践するフィールドワークの4手法を用いた...
❏原発事故広域避難者のストレスに対する研究-自殺予防のための社会的ケアモデルの構築(25460915)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】辻内 琢也 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00367088)
【キーワード】ストレス / PTSD / 原発事故避難者 / 社会的ケアモデル / 自殺予防 (他8件)
【概要】原子力発電所事故広域避難者に対して、大規模アンケート調査、半構造化インタビュー調査、人類学的フィールド調査を行なった。その結果、避難者には極めて高い心的外傷後ストレス障害(PTSD)の可能性が見いだされ、その精神的被害には、原発事故によってもたらされた経済的問題、住宅問題、賠償格差の問題、家族やコミュニティ分断の問題、などの社会経済的問題が関与していることを統計学的に明らかにした。避難者のメンタル...
【医歯薬学】内科系臨床医学:視床下部ストレスを含む研究件
❏縫線核セロトニン神経によるエストロゲン受容体発現調節(21570070)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (10053357)
【キーワード】神経内分泌 / 縫線核 / セロトニン神経 / エストロゲン受容体α / エストロゲン受容体β (他14件)
【概要】脳内神経細胞におけるエストロゲン受容体α(ERα)の変動は生殖機能の制御に重要な働きをしている。ERαはエストロゲにより減少するが、脳の部位と雌雄により違いがあること、また、ERαの発現が縫線核セロトニン神経によっても抑制されている可能性を本研究で示唆した。セロトニン神経そのものにも雌雄差があり、セロトニン神経は運動ストレスによる排卵周期の異常を抑さえること、排卵周期など脳機能の性分化にERαの働...
❏ストレス反応の神経行動学的評価(09760265)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】武内 ゆかり 東大, 農学生命科学研究科, 助手 (10240730)
【キーワード】視床下部・下垂体・副腎軸 / ストレス / 視床下部 / エンドトキシン / インシュリン (他8件)
【概要】本年度においては,まず,卵巣摘除シバヤギの視床下部内側底部(弓状核および漏斗正中隆起部)に,多ニューロン発射活動(MUA)記録用微小電極を脳定位的に留置し,スタンチョンに繋留した覚醒状態の動物よりストレス状態に特異的に反応するMUAをリアルタイムに記録・解析しうる研究モデルを作出した。 続いて,これらの動物に対し,リポポリサッカライド(エンドトキシン)投与による免疫学的ストレス,インシュリン投与に...
❏神経行動学的ストレス評価法の開発(05556048)
【研究テーマ】応用動物科学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】森 裕司 東京大学, 農学部, 助教授 (40157871)
【キーワード】ストレス / 視床下部 / HPG軸 / 神経伝達物質 / サイトカイン (他10件)
【概要】科学的根拠に基づく客観的なストレス評価系の確立が待たれている。本研究では、種々のストレッサーが生体に及ぼす影響について、自律機能の中枢である視床下部の神経活動を指標として個体レベルにおけるストレスの神経行動学的評価法の開発を目指した。この研究モデルの最大の特色は、電気生理学的・神経生化学的手法を応用した視床下部神経活動のリアルタイム解析と、従来の体系化された行動解析法を組み合わせようとした点にある...
【医歯薬学】外科系臨床医学:記憶ストレスを含む研究件
❏情動記憶形成に影響を及ぼす概日リズムの検討(21730608)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】永岑 光恵 防衛大学校, 人文社会科学群, 准教授 (80392455)
【キーワード】記憶 / 情動 / 日内リズム / 唾液中コルチゾール / ストレス (他6件)
【概要】本研究は、内分泌系(コルチゾール)の日内リズムと情動を伴う出来事記憶の形成過程との関連性を明らかにするための基礎的な実験研究であった。コルチゾールの日内リズムをSlope(対数変換後のコルチゾールデータを用いて回帰分析して得た傾きの値)で評価し、その値により対象者を3群に分けて情動記憶形成の相違を検討した。その結果、従来の研究で明らかにされている、情動的な記憶は強く符号化され、想起されるという性質...
❏大脳辺縁系における認知・情動・記憶と行動の統合システム(11308033)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】小野 武年 富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (50019577)
【キーワード】情動 / 記憶 / 認知 / ドパミン / 大脳辺縁系 (他11件)
【概要】I.認知・情動・行動出力過程における大脳辺緑系ニューロンの応答性 聴覚または視覚要素刺激、およびそれらの組み合わせによる構成連合刺激-報酬連合課題に対するラット前部帯状回、扁桃体,および後部視床領域ニューロンの応答性を解析した。その結果,前部帯状回は,認知的ならびに情動的要因を行動実行に転換する過程で,扁桃体基底外側核は連合学習に、後部視床領域は報酬刺激の認知および報酬予測に重要な役割を果たしてい...
【医歯薬学】外科系臨床医学:高次脳機能ストレスを含む研究件
❏成長初期における低線量放射線被ばくが高次脳機能と自律神経におよぼす影響の研究(24310039)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】尾田 正二 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (50266714)
【キーワード】放射線被ばく / メダカ / マウス / 自律神経 / 心拍 (他17件)
【概要】亜致死線量の放射線照射よりも拘束ストレスの方がメダカ成魚の心拍により大きな影響を及ぼしたことから、低線量の放射線照射が脊椎動物の自律神経に与える影響も極めて小さく誤差レベルと結論する。ただし低線量率での慢性的な放射線の影響は未検証であり今後の課題である。マウス頭部への高線量放射線照射によって認知機能の一過的な低下を確認した。メダカ稚魚、成魚の遊泳を自動追尾して軌跡を数値化する手法を開発し、首都圏ホ...
❏運動療法によるストレス緩和作用の神経基盤に関する生涯発達研究(23300247)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】酒谷 薫 日本大学, 工学部, 教授 (90244350)
【キーワード】ストレスマネージメント / NIRS / 前頭前野 / 高次脳機能 / 運動 (他19件)
【概要】現代社会に蔓延するストレスは、様々な疾患の主要原因の一つである。本研究では、近赤外分光法(NIRS)を用いて、前頭前野の神経活動を計測し、自律神経系・内分泌系機能及び心理状態とともに、ストレスを客観的に評価する方法を開発した。さらに本法を用いて、中高齢者における運動療法のストレス緩和効果について検討し、軽い運動でもストレス緩和効果があることを明らかにした。さらに高齢者に軽い運動を負荷することにより...
【医歯薬学】外科系臨床医学:めだかストレスを含む研究件
❏失われた野性味から明らかにする自然環境特異的な生体調節のメカニズム(18K19323)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】神田 真司 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (50634284)
【キーワード】ストレス応答 / 繁殖 / QTL / メダカ / 野生 (他13件)
【概要】本研究では、野生と家畜の違いと同じように、ペット化された生物の行動や生理学的性質が変化することに着目し、それに関与する遺伝的背景を解析した。遺伝学的解析に便利なメダカを材料にした。野生由来のKiyosu系統と、実験室で継代された系統であるd-rRのF2ハイブリッドを作成し、量的形質遺伝子座(QTL)解析を行うことで、多産やストレス応答などの原因となる遺伝子座の同定を試みた。1回目は209個体、2回...
❏成長初期における低線量放射線被ばくが高次脳機能と自律神経におよぼす影響の研究(24310039)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】尾田 正二 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (50266714)
【キーワード】放射線被ばく / メダカ / マウス / 自律神経 / 心拍 (他17件)
【概要】亜致死線量の放射線照射よりも拘束ストレスの方がメダカ成魚の心拍により大きな影響を及ぼしたことから、低線量の放射線照射が脊椎動物の自律神経に与える影響も極めて小さく誤差レベルと結論する。ただし低線量率での慢性的な放射線の影響は未検証であり今後の課題である。マウス頭部への高線量放射線照射によって認知機能の一過的な低下を確認した。メダカ稚魚、成魚の遊泳を自動追尾して軌跡を数値化する手法を開発し、首都圏ホ...
❏突然変異体メダカ系統を用いた生殖細胞ゲノム維持機構の解析(18310038)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】三谷 啓志 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (70181922)
【キーワード】放射線 / 動物 / 遺伝学 / ストレス / 遺伝子 (他9件)
【概要】放射線高感受性ric1細胞は、DNA2本鎖切断の修復が遅延しており、γ線による断片化を伴う細胞死が起きない。緑色蛍光蛋白質(GFP)遺伝子を生殖細胞特異的に発現するric1系統を用いたところ、卵割期にすでにric1生殖細胞は、放射線高感受性であり、生殖腺移行後に孵化率に影響を及ぼさない線量に対して大きな性差があることも分かった。また、酸化損傷修復に関わるOGG1遺伝子の突然変異ホモ接合体メダカを作...
【医歯薬学】社会医学:筋損傷ストレスを含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
❏白血球機能解析を応用した生体のストレス応答と筋損傷のメカニズムの解明(19650180)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (80344597)
【キーワード】白血球 / 活性酸素 / ストレス / 運動 / 筋損傷
【概要】遅発性筋肉痛は、伸張性筋収縮などの運動後数時間から1日程度経過後より発現し、2、3日後にピークとなり1週間程度で消失するが、その機序は明らかではない。運動により白血球(好中球)の活性酸素産生能と抗酸化システムのバランスが崩れると、生体に傷害を与え、サイトカイン産生や筋組織に好中球の侵入が起きるため、筋肉痛の原因として損傷・炎症説や活性酸素による傷害説が提唱されている。そこで、健康な男性8人に片足カ...
【医歯薬学】社会医学:認知神経科学ストレスを含む研究件
❏極限状態で高次認知機能を維持するための基幹脳活性法の開発と臨床応用(16K01307)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】片桐 祥雅 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任研究員 (60462876)
【キーワード】認知制御 / 睡眠障害 / シフト勤務 / ストレス / 事象関連深部脳活動法 (他37件)
【概要】認知課題遂行中の深部脳活動のダイナミクスを明らかにするため、我々は脳波による事象関連深部脳活動法及び事象関連電位法を採用しました。刺激競合課題遂行において、学習記憶を参照する反射的認知処理を初めて見出しました。さらに外部リズムへの同期課題では、単調な等間隔リズムに対しては眠気が誘発されるが、逸脱刺激への同期動作が覚醒と相関するサリエンスネットワークを起動し、認知機能の維持に貢献し得ることを見出しま...
❏痛みと共感―“痛みの社会性”の認知・生理・神経的基盤に関する萌芽的検討(24653160)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】亀田 達也 北海道大学, 文学研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】痛み / 共感 / 視点取得 / 情動 / ストレス (他15件)
【概要】「他者の不遇や痛みをどのように共有できるか」という問いは、社会科学の根本的な問いであると共に、災害・格差を含む今日的問題の中核を形成する。本研究は“痛みの社会性”を領域交叉的な形で検討するための有効な概念的フレームを構築することを目的とした。本研究は多領域にまたがる経験的知見を整理し、“痛みの社会性”に関わる複数の鍵次元を概念的に析出した上で、そのフレームがどの程度有効かを見極めるため、「他者の痛...
【医歯薬学】社会医学:健康科学ストレスを含む研究件
❏運動療法によるストレス緩和作用の神経基盤に関する生涯発達研究(23300247)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】酒谷 薫 日本大学, 工学部, 教授 (90244350)
【キーワード】ストレスマネージメント / NIRS / 前頭前野 / 高次脳機能 / 運動 (他19件)
【概要】現代社会に蔓延するストレスは、様々な疾患の主要原因の一つである。本研究では、近赤外分光法(NIRS)を用いて、前頭前野の神経活動を計測し、自律神経系・内分泌系機能及び心理状態とともに、ストレスを客観的に評価する方法を開発した。さらに本法を用いて、中高齢者における運動療法のストレス緩和効果について検討し、軽い運動でもストレス緩和効果があることを明らかにした。さらに高齢者に軽い運動を負荷することにより...
❏カードゲーム方式ブレインストーミング法によるストレス軽減効果の検討(21730561)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】西浦 和樹 宮城学院女子大学, 学芸学部, 教授 (40331863)
【キーワード】健康科学 / ブレインストーミング / ストレス / 認知的対処 / 創造性 (他12件)
【概要】創造性教育は,試行錯誤や洞察学習を積み重ねることで,子どもたちは自己決定感や自己有能感を獲得していくことを示している。本研究により,カードゲーム方式ブレインストーミング法は,(1)ディベートやディスカッションにはない特色が見られること,さらに(2)問題解決スキル習得だけでなく,クラスメートとの人間関係構築に役立つことが明らかとなった。 ...
【医歯薬学】社会医学:臓器連関ストレスを含む研究件
❏ストレスに起因する脳心連関の分子機構の解明(25670395)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】福田 恵一 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (20199227)
【キーワード】ストレス / 脳 / サイトカイン / 脳心連関 / 炎症 (他6件)
【概要】精神的ストレスが原因となるたこつぼ心筋症の発症メカニズムは不明とされている。我々はモデル動物を用いて心尖部を支配する心臓交感神経中枢の同定を行い、その領域でアストロサイトによって活性化されるCcl2の発現上昇を確認した。また、Ccl2は交感神経中枢を活性化し、さらに星状神経節と心臓交感神経におけるNPYの発現を上昇させていた。一方でNPYはβ受容体刺激をブロックする陰性変力作用を有しており、Ccl...
❏たこつぼ型心筋症の分子機序の解明(24249048)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】福田 恵一 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (20199227)
【キーワード】脳心連関 / ストレス / サイトカイン / 神経伝達物質 / ストレス心筋症 (他8件)
【概要】本研究では痙攣を誘発することによりたこつぼ型心筋症を発症するマウス・ラットモデルを開発し、これを用いて、たこつぼ型心筋症発症のメカニズム解明を目指した。 まず逆行性トレーサーにより左室心尖部を支配する交感神経は左側の星状神経節を介して、中枢は主に視床下部傍室核付近に存在することが明らかとなった。左室心尖部を支配する交感神経の中枢をマイクロサンプリングし、DNAマイクロアレイを用いた解析より同部位が...
【医歯薬学】社会医学:ホルモンストレスを含む研究件
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
【医歯薬学】社会医学:副交感神経ストレスを含む研究件
❏手術中に医師が受けるストレス負荷の実態解明(26670244)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】朝元 雅明 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30647946)
【キーワード】職業ストレス / 心拍変動解析 / 唾液アミラーゼ / POMS検査 / ストレス (他17件)
【概要】手術室で勤務する医師において、ストレス定量研究を実施しパイロットデータベースを作成した。中間解析により年齢が心拍変動解析結果の正常範囲に影響を及ぼすことを発見した。ストレス定量手法の標準化のため、年齢と仕事内容が均質な初期研修医を中心として研究を続けた。また同時に時間分解能の高い心拍変動解析手法を開発した。 初期研修医は、手術の麻酔業務によりストレスに晒されたが(SDNN<40)、仕事後はス...
❏過敏性腸症候群患者の生活習慣を改善させるリハビリテーションプログラムの開発(24500597)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小川 豊太(濱口豊太) (小川 豊太 / 濱口 豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / ストレス / 運動療法 / 歩行量 / 生活習慣 (他9件)
【概要】過敏性腸症候群(IBS)は腹痛と排便異常を主体とした,消化器診療上最も頻度の高いストレス関連疾患である.また,IBSは早期社会不適応の重大な原因の一つである. 消化器心身症の治療ガイドライン(福土ら, 2006)では,治療第一段階として薬物療法と食生活,運動習慣を含めた生活習慣改善への介入が示されている.生活習慣改善においては繊維を多く含む食材の摂取や運動を促すことが推奨されているが,生活習慣改善...
【医歯薬学】社会医学:骨格筋ストレスを含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏慢性ストレス症候群のメンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発(14208005)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / ストレス / メンタルヘルス / 自律神経機能 / PET (他28件)
【概要】本研究では、運動が慢性ストレス症候群の生理機能に及ぼす影響を自律神経機能、呼吸循環系、脳機能の応答を指標として検討し、メンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発を行うための基礎的資料を得ることを目的とした。呼吸循環系の研究では、中高齢者に対するコンバインドトレーニングすなわち有酸素性及び無酸素性トレーニングの実施がメンタルストレス、体力、頸動脈循環、生活習慣病の危険因子に及ぼす影響を明らか...
【医歯薬学】社会医学:認知ストレスを含む研究件
❏情動を制御するBDNFの直接効果の解明(15H03123)
【研究テーマ】基盤・社会脳科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】田中 謙二 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (30329700)
【キーワード】BDNF / うつ病 / 多機能遺伝子改変 / 肥満 / 大脳皮質 (他10件)
【概要】脳由来神経栄養因子(BDNF)の発現が増えること・減ることが気分を変化させ、精神疾患発症に関与すると考えられていた。本研究では、この仮説を実験動物個体で証明することに取り組んだ。BDNFの発現を時期特異的、脳領域特異的に増やす・減らす介入を行った。ストレス負荷が無いと考えられる通常飼育では、いかなる介入も情動・認知に影響を与えなかった。涙の基礎分泌を自律神経応答の指標として、ストレス負荷からの回復...
❏大脳辺縁系における認知・情動・記憶と行動の統合システム(11308033)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】小野 武年 富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (50019577)
【キーワード】情動 / 記憶 / 認知 / ドパミン / 大脳辺縁系 (他11件)
【概要】I.認知・情動・行動出力過程における大脳辺緑系ニューロンの応答性 聴覚または視覚要素刺激、およびそれらの組み合わせによる構成連合刺激-報酬連合課題に対するラット前部帯状回、扁桃体,および後部視床領域ニューロンの応答性を解析した。その結果,前部帯状回は,認知的ならびに情動的要因を行動実行に転換する過程で,扁桃体基底外側核は連合学習に、後部視床領域は報酬刺激の認知および報酬予測に重要な役割を果たしてい...
❏リラクゼィションスキル獲得プロセスの研究(01510054)
【研究テーマ】心理学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1989 - 1990
【研究代表者】梅澤 章男 福井大学, 教育学部, 助教授 (70151925)
【キーワード】リクラセィション / 動作 / 認知プロセス / バイオフィ-ドバック / ストレス (他11件)
【概要】リラクセィションは心理学における重要な問題でありながら、臨床研究に比較して基礎研究が充分になされていないという現況にある。その主たる原因のひとつにリラクセィションスキルの獲得プロセスを実験的に追跡する研究方法が確立していないことが挙げられる.換言すれば,リラクセィションの心理学的測定方法が確立すれば,臨床研究を支援する基礎研究が今後精力的に行われることが期待できる.本研究は以上の問題意識からリラク...
【医歯薬学】社会医学:交感神経ストレスを含む研究件
❏手術中に医師が受けるストレス負荷の実態解明(26670244)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】朝元 雅明 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30647946)
【キーワード】職業ストレス / 心拍変動解析 / 唾液アミラーゼ / POMS検査 / ストレス (他17件)
【概要】手術室で勤務する医師において、ストレス定量研究を実施しパイロットデータベースを作成した。中間解析により年齢が心拍変動解析結果の正常範囲に影響を及ぼすことを発見した。ストレス定量手法の標準化のため、年齢と仕事内容が均質な初期研修医を中心として研究を続けた。また同時に時間分解能の高い心拍変動解析手法を開発した。 初期研修医は、手術の麻酔業務によりストレスに晒されたが(SDNN<40)、仕事後はス...
❏過敏性腸症候群患者の生活習慣を改善させるリハビリテーションプログラムの開発(24500597)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小川 豊太(濱口豊太) (小川 豊太 / 濱口 豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / ストレス / 運動療法 / 歩行量 / 生活習慣 (他9件)
【概要】過敏性腸症候群(IBS)は腹痛と排便異常を主体とした,消化器診療上最も頻度の高いストレス関連疾患である.また,IBSは早期社会不適応の重大な原因の一つである. 消化器心身症の治療ガイドライン(福土ら, 2006)では,治療第一段階として薬物療法と食生活,運動習慣を含めた生活習慣改善への介入が示されている.生活習慣改善においては繊維を多く含む食材の摂取や運動を促すことが推奨されているが,生活習慣改善...
❏唾液中アミラーゼを指標としたストレス評価とストレスマネジメントへの応用(20500599)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】入江 正洋 九州大学, 健康科学センター, 准教授 (00248593)
【キーワード】唾液 / アミラーゼ / ストレス / ストレスマネジメント / リラクセーション (他7件)
【概要】唾液αアミラーゼ活性を用いたストレス評価の有用性を明らかにするために、大学生と事務系企業社員を対象として、種々のストレス負荷やリラクセーションの際の変動、入社後の変化や日常の職業性ストレスとの関係、職業生活における長期的な個人内変動などの観点から、唾液αアミラーゼ活性について検討した。厳密な安静や頻回な測定などの条件下では、唾液αアミラーゼ活性とストレスとの関連が認められた。しかし、測定値の個人差...
【医歯薬学】社会医学:過敏性腸症候群ストレスを含む研究件
❏消化管知覚過敏を軽減させるニューラルフィードバック練習装置の開発(19K11368)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小川 豊太 (濱口豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / バイオフィードバック / 脳波 / 脳腸相関 / リハビリテーション (他8件)
【概要】本研究は、過敏性腸症候群(IBS)に見られる脳腸相関の異常に着目し、安静時脳波を指標として脳波フィードバック練習装置を開発することを目的としている。成人のIBSには、腹痛に関連した脳活動パターンなど、特定の腹部症状が脳波上に示されることがある。デコードされたニューロフィードバック(DecNef)は、症状のある人が症状のない人と比較して脳の活動パターンを自己制御できるようにするバイオフィードバック練...
❏消化管知覚異常を改善させる運動時多感覚情報処理の電気生理学的検証(15K12586)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小川 豊太 (濱口豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / 体性知覚過敏 / 運動療法 / 活動量 / リハビリテーション (他13件)
【概要】過敏性腸症候群(IBS)は,内臓知覚と体性知覚に関わる神経基盤の活動に特徴がある.IBSは運動等の介入によって症状が軽減する.本研究はIBS18名と無症状者10名を対象に運動を4週間実施させ,消化器症状の改善と脱感作が生じるという仮説を検証した.運動介入の効果は,一日の平均歩行量が7000歩よりも多い群では少ない群よりも有意に消化器症状が低かった.体性知覚には運動量の違いまたは症状の変化によって違...
❏過敏性腸症候群患者の生活習慣を改善させるリハビリテーションプログラムの開発(24500597)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小川 豊太(濱口豊太) (小川 豊太 / 濱口 豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / ストレス / 運動療法 / 歩行量 / 生活習慣 (他9件)
【概要】過敏性腸症候群(IBS)は腹痛と排便異常を主体とした,消化器診療上最も頻度の高いストレス関連疾患である.また,IBSは早期社会不適応の重大な原因の一つである. 消化器心身症の治療ガイドライン(福土ら, 2006)では,治療第一段階として薬物療法と食生活,運動習慣を含めた生活習慣改善への介入が示されている.生活習慣改善においては繊維を多く含む食材の摂取や運動を促すことが推奨されているが,生活習慣改善...
【医歯薬学】社会医学:近赤外線スペクトロスコピー(NIRS)ストレスを含む研究件
❏統合失調症・気分障害における「寛解」と「回復」の脳機能基盤に関する縦断的研究(26860914)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30420243)
【キーワード】統合失調症 / 気分障害 / 寛解 / 回復 / 脳機能 (他12件)
【概要】精神症状のみの軽減を目指した「寛解」だけでなく、社会的機能や幸福感の改善も含めた「回復」の脳機能基盤の背景を明らかにすることを目的とした。うつ状態の診断の補助に資する指標として、NIRSによる脳機能計測法が2013年に保険適応となったが、いまだ状態把握や予後予測に資する客観的・生物学的な指標は確立されていないため、縦断的研究により個人内の継時的変動を明らかにすることを目指した。 脳部位によって、特...
❏運動療法によるストレス緩和作用の神経基盤に関する生涯発達研究(23300247)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】酒谷 薫 日本大学, 工学部, 教授 (90244350)
【キーワード】ストレスマネージメント / NIRS / 前頭前野 / 高次脳機能 / 運動 (他19件)
【概要】現代社会に蔓延するストレスは、様々な疾患の主要原因の一つである。本研究では、近赤外分光法(NIRS)を用いて、前頭前野の神経活動を計測し、自律神経系・内分泌系機能及び心理状態とともに、ストレスを客観的に評価する方法を開発した。さらに本法を用いて、中高齢者における運動療法のストレス緩和効果について検討し、軽い運動でもストレス緩和効果があることを明らかにした。さらに高齢者に軽い運動を負荷することにより...
【医歯薬学】社会医学:情動ストレスを含む研究件
❏痛みと共感―“痛みの社会性”の認知・生理・神経的基盤に関する萌芽的検討(24653160)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】亀田 達也 北海道大学, 文学研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】痛み / 共感 / 視点取得 / 情動 / ストレス (他15件)
【概要】「他者の不遇や痛みをどのように共有できるか」という問いは、社会科学の根本的な問いであると共に、災害・格差を含む今日的問題の中核を形成する。本研究は“痛みの社会性”を領域交叉的な形で検討するための有効な概念的フレームを構築することを目的とした。本研究は多領域にまたがる経験的知見を整理し、“痛みの社会性”に関わる複数の鍵次元を概念的に析出した上で、そのフレームがどの程度有効かを見極めるため、「他者の痛...
❏情動記憶形成に影響を及ぼす概日リズムの検討(21730608)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】永岑 光恵 防衛大学校, 人文社会科学群, 准教授 (80392455)
【キーワード】記憶 / 情動 / 日内リズム / 唾液中コルチゾール / ストレス (他6件)
【概要】本研究は、内分泌系(コルチゾール)の日内リズムと情動を伴う出来事記憶の形成過程との関連性を明らかにするための基礎的な実験研究であった。コルチゾールの日内リズムをSlope(対数変換後のコルチゾールデータを用いて回帰分析して得た傾きの値)で評価し、その値により対象者を3群に分けて情動記憶形成の相違を検討した。その結果、従来の研究で明らかにされている、情動的な記憶は強く符号化され、想起されるという性質...
❏慢性ストレス症候群のメンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発(14208005)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / ストレス / メンタルヘルス / 自律神経機能 / PET (他28件)
【概要】本研究では、運動が慢性ストレス症候群の生理機能に及ぼす影響を自律神経機能、呼吸循環系、脳機能の応答を指標として検討し、メンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発を行うための基礎的資料を得ることを目的とした。呼吸循環系の研究では、中高齢者に対するコンバインドトレーニングすなわち有酸素性及び無酸素性トレーニングの実施がメンタルストレス、体力、頸動脈循環、生活習慣病の危険因子に及ぼす影響を明らか...
【医歯薬学】社会医学:生体防御機能ストレスを含む研究件
❏高齢者の生体防御機能判定におけるフローサイトメトリー法の利用(11670352)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】林 修 女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (20133340)
【キーワード】高齢者 / 調査 / 生体防御 / ライフスタイル / 運動 (他13件)
【概要】共同研究者らは埼玉県狭山市と名栗村にて、ライフスタイルと貪食・活性酸素産生能やナチュラルキラー細胞活性などの非特異的生体防御機能(非特異免疫)が密接に関係していることを明らかにしてきた。そこで一昨年より当研究室に導入された全自動細胞解析装置(FACS)を用いで免疫担当細胞上にあるマーカーと健康指標との関係を明らかにし、高齢者の健康管理に役立てることを検討し始めた。例年どおり、今年度も7月31日から...
❏腫瘍細胞の進展にともなう非特異免疫の変化に及ぼす運動とストレスの影響(10670327)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】免疫 / 癌 / ラット / ストレス / 運動 (他20件)
【概要】〔目的〕われわれは今までに各種ライフスタイルと生態防御機能との関係について動物実験、高齢者の健康管理、アンケート法による調査などにより多方面の研究を行ってきたが、その中でストレスの少ない適度な自由運動が非特異免疫能を中心とした生態防御機能の向上に大きな役割を果たしていることを見出して来た.そこで積み重ねられたいろいろな手法を用いてこれらのライフスタイルの癌細胞に与える影響を腫瘍の大きさと各種生態防...
【医歯薬学】社会医学:前頭前野ストレスを含む研究件
❏運動療法によるストレス緩和作用の神経基盤に関する生涯発達研究(23300247)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】酒谷 薫 日本大学, 工学部, 教授 (90244350)
【キーワード】ストレスマネージメント / NIRS / 前頭前野 / 高次脳機能 / 運動 (他19件)
【概要】現代社会に蔓延するストレスは、様々な疾患の主要原因の一つである。本研究では、近赤外分光法(NIRS)を用いて、前頭前野の神経活動を計測し、自律神経系・内分泌系機能及び心理状態とともに、ストレスを客観的に評価する方法を開発した。さらに本法を用いて、中高齢者における運動療法のストレス緩和効果について検討し、軽い運動でもストレス緩和効果があることを明らかにした。さらに高齢者に軽い運動を負荷することにより...
❏うつ病患者のストレス事象に対する脳内認知情報処理メカニズム(18830043)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】上田 一貴 広島大, 教育学研究科, 助手 (10403594)
【キーワード】うつ病 / ストレス / 前頭前野 / fMRI
【概要】本研究は,うつ病患者におけるストレス脆弱性に関する脳内認知情報処理メカニズムを,実験心理学的手法と神経生理学に基づいた脳機能解析を用いて実証的に解明することを目的とした.うつ病患者では,将来に対する悲観的な認知が特徴的にみられることに着目し,うつ病患者および年齢,性別をマッチングさせた健常対照者を対象として,将来の報酬予測に基づく意思決定課題を遂行中の脳活動を機能的磁気共鳴画像法(function...
❏ニューロイメージングによる職業性ストレス理論モデルの脳内機序の解明(17659176)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】川上 憲人 東京大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90177650)
【キーワード】ストレス / ニューロイメージング / fMRI / コントロール可能性 / 実験心理学 (他7件)
【概要】平成18年度は、PETを使用した実験的研究によるコントロール可能性の記憶部位の探索と、光トポグラフィー(NIRS)を使用した確率学習課題によるコントロール可能性可能性の操作に対する脳機能の解明を行った。 1. PETを使用した確率学習課題による実験により、コントロール可能性の責任部位を同定し、これらの部位と生理的ストレス反応指標との間の相関を確認した。内側前頭前野(BA32)他の部位が、コントロー...
【医歯薬学】社会医学:飲酒ストレスを含む研究件
❏生活習慣病患者の脈波伝播速度と心理行動学的特性の関連についての検討(20790477)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】田山 淳 長崎大学, 保健・医療推進センター, 准教授 (10468324)
【キーワード】動脈硬化 / タイプA行動パターン / 脈波伝播速度 / 生活習慣病 / ストレス (他11件)
【概要】本研究では,タイプAが動脈硬化の性差に影響するかどうかを検討した.収縮期血圧,baPWVは男性が女性よりも高かった.男性では,タイプAがストレス性の飲酒行動を介してγGTPを高め,それによってbaPWVを高めるとの結果を得た.女性では,タイプAはストレス性の飲酒行動に影響したが,γGTPとbaPWVには影響しないことが分かった.臨床的に,タイプAが顕著な男性の動脈硬化予防対策として,身体的な査定や...
❏生活様態が主観的健康満足度及びリンパ球染色体変異に及ぼす影響に関する公衆衛生学的研究(60480185)
【研究テーマ】公衆衛生学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1984 - 1987
【研究代表者】森本 兼憲 (森本 兼曩) 東京大学, 医学部, 助教授 (20143414)
【キーワード】生活様式 / 健康度 / 生活満足度 / 染色体変異 / ストレス (他13件)
【概要】1.(1)Breslowの7つの健康維持要因(喫煙, 飲酒, 睡眠時間, 朝食, 間食, 体重管理, 及び身体運動)の遵守, (2)発がんや成人病発症に悪影響を与える陰性食品群(肉・てんぷら等)並びに, これらの発症に予防的に働く食品群の摂取状況, 及び(3)ストレスの程度, 身体的健康状況(ADL)及び主観的健康満足度に関する総合的な質問用紙を設計し, これらを尺度化する手法を確立した. 2.人...
【医歯薬学】社会医学:思春期ストレスを含む研究件
❏ストレス脆弱性モデルに基づく思春期毛髪コルチゾールと内的・外的適応の関連の検討(20K16641)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤川 慎也 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20797279)
【キーワード】毛髪コルチゾール / 思春期 / ストレス / レジリエンス / コホート研究
【概要】申請者が運営に携わる東京ティーンコホート調査より約260名の11-12歳思春期児童を抽出したサブサンプルコホート調査の15-16歳を対象とした第3期調査を平成30年5月より令和2年秋まで行った。毛髪検体は第3期調査より採取を開始し東京大学にて保管している。第2期サブサンプル調査より新たに参加した思春期児童の毛髪検体も合わせ300を超える検体を取得した。毛髪コルチゾール測定に関して、確定した測定手法...
❏思春期における心理的柔軟性を高める介入プログラムの開発(26380875)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】石津 憲一郎 富山大学, 大学院教職実践開発研究科, 准教授 (40530142)
【キーワード】思春期 / 学校適応 / 心理的柔軟性 / 体験回避 / 認知的フュージョン (他11件)
【概要】中学生の心理的柔軟性を高めるプログラムの開発を目的とした一連の研究として,5つの基礎的研究及び1つの介入研究を行った。まずは,心理的柔軟性を構成する要素として注目されている体験回避と認知的フュージョンが思春期の心理的適応にどのような影響を及ぼすのかを6つの調査研究から検討した。その結果,体験回避は心理的適応の維持に関連していることが示された。続いて,こうした基礎的研究の結果に基づき,中学生の心理的...
❏身体から発せられる匂いによって思春期の親子関係はいかに規定されるか(14651021)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】根ケ山 光一 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00112003)
【キーワード】匂い / 嫌悪 / 身体 / 父親と母親 / 息子と娘 (他15件)
【概要】思春期の親子関係と匂いの関係を直接的に調べるため,質問紙を用いて,小学生から大学生までの男女(1047名)と高校までの子の父母(162名)に対し,相互の体臭をどの程度快・不快に感じているか尋ねた。その結果,親の様々な身体部位の中で特に口・脇の下・足の裏・頭の臭いが嫌悪され,その傾向は男子に強く,かつ父親がより嫌悪された。しかしながら,子どもの年齢によって親の体臭への嫌悪が顕著に増減する傾向は認めら...
【医歯薬学】社会医学:運動療法ストレスを含む研究件
❏消化管知覚異常を改善させる運動時多感覚情報処理の電気生理学的検証(15K12586)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小川 豊太 (濱口豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / 体性知覚過敏 / 運動療法 / 活動量 / リハビリテーション (他13件)
【概要】過敏性腸症候群(IBS)は,内臓知覚と体性知覚に関わる神経基盤の活動に特徴がある.IBSは運動等の介入によって症状が軽減する.本研究はIBS18名と無症状者10名を対象に運動を4週間実施させ,消化器症状の改善と脱感作が生じるという仮説を検証した.運動介入の効果は,一日の平均歩行量が7000歩よりも多い群では少ない群よりも有意に消化器症状が低かった.体性知覚には運動量の違いまたは症状の変化によって違...
❏過敏性腸症候群患者の生活習慣を改善させるリハビリテーションプログラムの開発(24500597)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小川 豊太(濱口豊太) (小川 豊太 / 濱口 豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / ストレス / 運動療法 / 歩行量 / 生活習慣 (他9件)
【概要】過敏性腸症候群(IBS)は腹痛と排便異常を主体とした,消化器診療上最も頻度の高いストレス関連疾患である.また,IBSは早期社会不適応の重大な原因の一つである. 消化器心身症の治療ガイドライン(福土ら, 2006)では,治療第一段階として薬物療法と食生活,運動習慣を含めた生活習慣改善への介入が示されている.生活習慣改善においては繊維を多く含む食材の摂取や運動を促すことが推奨されているが,生活習慣改善...
【医歯薬学】社会医学:神経伝達物質ストレスを含む研究件
❏たこつぼ型心筋症の分子機序の解明(24249048)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】福田 恵一 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (20199227)
【キーワード】脳心連関 / ストレス / サイトカイン / 神経伝達物質 / ストレス心筋症 (他8件)
【概要】本研究では痙攣を誘発することによりたこつぼ型心筋症を発症するマウス・ラットモデルを開発し、これを用いて、たこつぼ型心筋症発症のメカニズム解明を目指した。 まず逆行性トレーサーにより左室心尖部を支配する交感神経は左側の星状神経節を介して、中枢は主に視床下部傍室核付近に存在することが明らかとなった。左室心尖部を支配する交感神経の中枢をマイクロサンプリングし、DNAマイクロアレイを用いた解析より同部位が...
❏神経行動学的ストレス評価法の開発(05556048)
【研究テーマ】応用動物科学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】森 裕司 東京大学, 農学部, 助教授 (40157871)
【キーワード】ストレス / 視床下部 / HPG軸 / 神経伝達物質 / サイトカイン (他10件)
【概要】科学的根拠に基づく客観的なストレス評価系の確立が待たれている。本研究では、種々のストレッサーが生体に及ぼす影響について、自律機能の中枢である視床下部の神経活動を指標として個体レベルにおけるストレスの神経行動学的評価法の開発を目指した。この研究モデルの最大の特色は、電気生理学的・神経生化学的手法を応用した視床下部神経活動のリアルタイム解析と、従来の体系化された行動解析法を組み合わせようとした点にある...
【医歯薬学】社会医学:磁気共鳴機能画像法(fMRI)ストレスを含む研究件
❏統合失調症・気分障害における「寛解」と「回復」の脳機能基盤に関する縦断的研究(26860914)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30420243)
【キーワード】統合失調症 / 気分障害 / 寛解 / 回復 / 脳機能 (他12件)
【概要】精神症状のみの軽減を目指した「寛解」だけでなく、社会的機能や幸福感の改善も含めた「回復」の脳機能基盤の背景を明らかにすることを目的とした。うつ状態の診断の補助に資する指標として、NIRSによる脳機能計測法が2013年に保険適応となったが、いまだ状態把握や予後予測に資する客観的・生物学的な指標は確立されていないため、縦断的研究により個人内の継時的変動を明らかにすることを目指した。 脳部位によって、特...
❏うつ病患者のストレス事象に対する脳内認知情報処理メカニズム(18830043)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】上田 一貴 広島大, 教育学研究科, 助手 (10403594)
【キーワード】うつ病 / ストレス / 前頭前野 / fMRI
【概要】本研究は,うつ病患者におけるストレス脆弱性に関する脳内認知情報処理メカニズムを,実験心理学的手法と神経生理学に基づいた脳機能解析を用いて実証的に解明することを目的とした.うつ病患者では,将来に対する悲観的な認知が特徴的にみられることに着目し,うつ病患者および年齢,性別をマッチングさせた健常対照者を対象として,将来の報酬予測に基づく意思決定課題を遂行中の脳活動を機能的磁気共鳴画像法(function...
❏ニューロイメージングによる職業性ストレス理論モデルの脳内機序の解明(17659176)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】川上 憲人 東京大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90177650)
【キーワード】ストレス / ニューロイメージング / fMRI / コントロール可能性 / 実験心理学 (他7件)
【概要】平成18年度は、PETを使用した実験的研究によるコントロール可能性の記憶部位の探索と、光トポグラフィー(NIRS)を使用した確率学習課題によるコントロール可能性可能性の操作に対する脳機能の解明を行った。 1. PETを使用した確率学習課題による実験により、コントロール可能性の責任部位を同定し、これらの部位と生理的ストレス反応指標との間の相関を確認した。内側前頭前野(BA32)他の部位が、コントロー...
【医歯薬学】社会医学:自殺予防ストレスを含む研究件
❏原発事故被災者の震災関連死・震災関連自殺に対する「社会的ケア」の確立(16K09264)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】辻内 琢也 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00367088)
【キーワード】ストレス / PTSD / 原発事故被災者 / 社会的ケアモデル / 自殺予防 (他14件)
【概要】2011年3月11日の東日本大震災に派生して福島第一原子力発電所事故が発生した。本研究は、心身医学的な量的調査と医療人類学的な質的調査を通して、原発事故広域避難者のストレスや孤独死・自殺予防のための新たな「社会的ケア」モデルの構築を目指したものである。大規模アンケート調査、被災者・被害者へのインタビュー調査、ハーバード大学との海外連携、民間支援団体と共に企画実践するフィールドワークの4手法を用いた...
❏原発事故広域避難者のストレスに対する研究-自殺予防のための社会的ケアモデルの構築(25460915)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】辻内 琢也 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00367088)
【キーワード】ストレス / PTSD / 原発事故避難者 / 社会的ケアモデル / 自殺予防 (他8件)
【概要】原子力発電所事故広域避難者に対して、大規模アンケート調査、半構造化インタビュー調査、人類学的フィールド調査を行なった。その結果、避難者には極めて高い心的外傷後ストレス障害(PTSD)の可能性が見いだされ、その精神的被害には、原発事故によってもたらされた経済的問題、住宅問題、賠償格差の問題、家族やコミュニティ分断の問題、などの社会経済的問題が関与していることを統計学的に明らかにした。避難者のメンタル...
【医歯薬学】社会医学:実験心理学ストレスを含む研究件
❏放射線被ばくに対する不安が心理的健康と発達に及ぼす影響のメカニズムの解明(26285148)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】筒井 雄二 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (70286243)
【キーワード】原発事故 / 心理的影響 / 放射線不安 / 放射線ストレス / 母子 (他17件)
【概要】2011年に発生した福島第1原発(1F)の事故が福島で生活する母子にどのような心理的影響を与えたのかを明らかにすることを研究の目的とした。 1F事故による放射能汚染に起因すると考えられる放射線不安や心理的ストレスは福島で暮らす母子に少なくとも事故後5年間は継続して観察された。チェルノブイリ事故当時,小さな子どもの母親であり現在50歳代の女性は,事故後30年が経過した時点でも心理的不安やストレスが強...
❏ニューロイメージングによる職業性ストレス理論モデルの脳内機序の解明(17659176)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】川上 憲人 東京大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90177650)
【キーワード】ストレス / ニューロイメージング / fMRI / コントロール可能性 / 実験心理学 (他7件)
【概要】平成18年度は、PETを使用した実験的研究によるコントロール可能性の記憶部位の探索と、光トポグラフィー(NIRS)を使用した確率学習課題によるコントロール可能性可能性の操作に対する脳機能の解明を行った。 1. PETを使用した確率学習課題による実験により、コントロール可能性の責任部位を同定し、これらの部位と生理的ストレス反応指標との間の相関を確認した。内側前頭前野(BA32)他の部位が、コントロー...
【医歯薬学】歯学:フローサイトメトリーストレスを含む研究件
❏高齢者の生体防御機能判定におけるフローサイトメトリー法の利用(11670352)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】林 修 女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (20133340)
【キーワード】高齢者 / 調査 / 生体防御 / ライフスタイル / 運動 (他13件)
【概要】共同研究者らは埼玉県狭山市と名栗村にて、ライフスタイルと貪食・活性酸素産生能やナチュラルキラー細胞活性などの非特異的生体防御機能(非特異免疫)が密接に関係していることを明らかにしてきた。そこで一昨年より当研究室に導入された全自動細胞解析装置(FACS)を用いで免疫担当細胞上にあるマーカーと健康指標との関係を明らかにし、高齢者の健康管理に役立てることを検討し始めた。例年どおり、今年度も7月31日から...
❏腫瘍細胞の進展にともなう非特異免疫の変化に及ぼす運動とストレスの影響(10670327)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】免疫 / 癌 / ラット / ストレス / 運動 (他20件)
【概要】〔目的〕われわれは今までに各種ライフスタイルと生態防御機能との関係について動物実験、高齢者の健康管理、アンケート法による調査などにより多方面の研究を行ってきたが、その中でストレスの少ない適度な自由運動が非特異免疫能を中心とした生態防御機能の向上に大きな役割を果たしていることを見出して来た.そこで積み重ねられたいろいろな手法を用いてこれらのライフスタイルの癌細胞に与える影響を腫瘍の大きさと各種生態防...
【医歯薬学】歯学:ASK2ストレスを含む研究件
❏ストレス応答の分子機構解明に基づく生物学的情報処理システムの理解と応用(13854022)
【研究テーマ】病態科学系歯学(含放射線系歯学)
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2001 - 2005
【研究代表者】一條 秀憲 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 教授 (00242206)
【キーワード】ASK1 / MAPキナーゼ / アポトーシス / ストレス / カルシウム (他8件)
【概要】本研究計画は、ASKファミリーキナーゼ系を介したストレス応答の分子機構の解明を軸として「量の差を質の違いへ」という細胞内情報処理システムの作動機序を明らかするために、物理化学的ストレスによるASKファミリー活性化機構の詳細の解明を中心に研究を行なった。具体的には、1)酸化ストレスならびに小胞体ストレスによるASK1活性化機構の詳細の解明、2)ASK1活性化の量的、時間的モニター法の開発と活性化スト...
❏ASK1分子の活性制御機構に基づくアポトーシス制御法の開発と応用(13557152)
【研究テーマ】機能系基礎歯科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】一條 秀憲 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (00242206)
【キーワード】ASK1 / ASK2 / MAPキナーゼ / アポトーシス / ストレス
【概要】本研究計画は、細胞死に共通する分子メカニズムを標的とすることが、口腔組織変性疾患に広く共通する細胞死抑制法の開発、ひいては口腔組織変性疾患治療法ならびに予防法の開発に繋がるとの構想のもと、多種多様な細胞死のシグナル伝達機構として働くことが明らかになりつつあるASK1-MAPキナーゼ系の分子制御機構に着目し、アポトーシス制御法の分子基盤の提供ならびに革新的口腔組織変性疾患治療法の開発・実用化を目指し...
❏口腔粘膜上皮におけるストレス感受性MAPキナーゼ分子群の役割の解明(12470396)
【研究テーマ】病態科学系歯学(含放射線系歯学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】一條 秀憲 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (00242206)
【キーワード】ASK1 / ASK2 / MAPキナーゼ / アポトーシス / ストレス (他8件)
【概要】本研究計画は、口腔粘膜上皮におけるストレス感受性MAPキナーゼ分子群の代表的分子としてのASK1ならびにASK2に着目し、特にノックアウトマウスの作製によりその生理的・病態科学的役割のより一層の解明を目的とした。また、アポトーシスのシグナル伝達におけるASK1・MAPキナーゼ系の機能を中心に解析を行い、以下に列挙する知見を得た。1)ASK1ノックアウトマウスの解析から、ASK1・MAPキナーゼ系が...
【医歯薬学】薬学:MAPキナーゼストレスを含む研究件
❏ストレスシグナルの分子機構解明による創薬基盤の確立(20229004)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008-05-12 - 2013-03-31
【研究代表者】一條 秀憲 東京大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (00242206)
【キーワード】ストレス / ASKファミリー / MAPキナーゼ / アポトーシス / 浸透圧 (他6件)
【概要】細胞のストレス応答は最も基本的な生命現象であり、その破綻は様々な疾患の原因となる。我々はASKファミリータンパク質が物理化学的ストレス応答の重要な担い手であることを明らかにしてきた。ASK1複合体に関する本研究によって、さらなる制御機構が明らかになり、酸化ストレスによる細胞死の機構を解明した。また、ASK3の活性が浸透圧ストレスによって制御され、血圧制御に関与することも明らかになった。さらに、細胞...
❏粘膜免疫におけるASK1-p38MAPキナーゼ経路を介した自然免疫制御機構の解析(17390492)
【研究テーマ】機能系基礎歯科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】武田 弘資 東京大学, 大学院薬学系研究科, 助教授 (10313230)
【キーワード】シグナル伝達 / MAPキナーゼ / ストレス / 自然免疫 / 感染症
【概要】我々は,恒常活性化型DASK1をショウジョウバエ個体に発現させた際,p38経路依存的にtyrosine hydroxylase(TH)の発現誘導を介してメラニン合成を亢進させることを見出した。また,DASK1によるTHの発現制御にはp38によるNR4Aファミリー転写因子のリン酸化制御が関わっていることが明らかとなり,さらに哺乳類細胞においてもこの経路が保存されていることが分かった。ショウジョウバエ...
❏MAPKKKのインタラクトームによるストレス受容・認識の分子機構の網羅的解明(15659014)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】一條 秀憲 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 教授 (00242206)
【キーワード】MAPキナーゼキナーゼ / ストレス / インタラクトーム
【概要】本研究計画は、環境ストレス応答の分子メカニズムの解明を目指し、まずその足掛かりのために、MAPKKKの網羅的なインタラクトーム解析(生体分子間相互作用の組織的解析)を行うものである。本年度は昨年度に引き続き効率的Two-hybridスクリーニング法の開発を行った。我々がこれまでASK1研究で用いてきた酵母Two-hybridシステムを基本として、さらに、使用する酵母種や基本手法などの条件について検...
【医歯薬学】薬学:ストレス応答ストレスを含む研究件
❏ミクログリア‐神経相互作用によるストレス応答機構の解明と食品成分による制御(18K14402)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】板倉 正典 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (70803162)
【キーワード】ミクログリア / GAPDH / ストレス応答 / うつ病 / ストレス
【概要】うつ病の発症において、活性酸素種の産生や脳内炎症の関与が示唆されているがその詳細なメカニズムは不明である。本研究ではうつ病発症機構の解明を目的に、ミクログリア-神経細胞相互作用に焦点を当て、ストレス応答性分子である解糖系酵素GAPDHの動態を解析した。その結果、短期ストレス(尾懸垂ストレス)負荷により、マウス脳内ミクログリアにおけるGAPDH量の増加が認められた。さらに共培養実験の結果、ATP刺激...
❏失われた野性味から明らかにする自然環境特異的な生体調節のメカニズム(18K19323)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】神田 真司 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (50634284)
【キーワード】ストレス応答 / 繁殖 / QTL / メダカ / 野生 (他13件)
【概要】本研究では、野生と家畜の違いと同じように、ペット化された生物の行動や生理学的性質が変化することに着目し、それに関与する遺伝的背景を解析した。遺伝学的解析に便利なメダカを材料にした。野生由来のKiyosu系統と、実験室で継代された系統であるd-rRのF2ハイブリッドを作成し、量的形質遺伝子座(QTL)解析を行うことで、多産やストレス応答などの原因となる遺伝子座の同定を試みた。1回目は209個体、2回...
❏出芽酵母におけるリボソーム分解を介したストレス適応化機構の解明(16K07657)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小川 哲弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (40323480)
【キーワード】リボソーム / リボヌクレアーゼ / ストレス応答 / ストレス / 細胞応答
【概要】タンパク質の工場であるリボソームは、栄養が豊富な条件では盛んに合成されるが、貧栄養環境では逆に負荷となる。そこで、出芽酵母では、栄養飢餓に応答してリボソームが分解され、これを介して貧栄養状態への適応化が図られる。 リボソームは、リボソームRNA(rRNA)とリボソームタンパクから構成される複合体である。本研究、およびこれまでの研究成果から、リボソームタンパクおよびrRNAが共にオートファジーに依存...
【医歯薬学】薬学:ASK1ストレスを含む研究件
❏ストレスシグナルの動的制御機構解明による創薬基盤の確立(25221302)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2013-05-31 - 2018-03-31
【研究代表者】一條 秀憲 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 教授 (00242206)
【キーワード】ASK1 / ASKファミリー / 酸化ストレス / 浸透圧ストレス / 小胞体ストレス (他8件)
【概要】本研究では、(1)ASKファミリー複合体による酸化ストレス応答機構の解明、(2)ASK3による浸透圧ストレス依存的両方向性細胞応答機構の解明、(3)SOD1/Derlin-1結合による小胞体ストレスならびに亜鉛ホメオスタシス機構の解明、(4)PGAM5切断制御を介したミトコンドリアストレス応答機構の解明。という研究代表者が独自に見出したストレス応答機構について分子レベルから個体レベルまでの解析を行...
❏ストレス応答の分子機構解明に基づく生物学的情報処理システムの理解と応用(13854022)
【研究テーマ】病態科学系歯学(含放射線系歯学)
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2001 - 2005
【研究代表者】一條 秀憲 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 教授 (00242206)
【キーワード】ASK1 / MAPキナーゼ / アポトーシス / ストレス / カルシウム (他8件)
【概要】本研究計画は、ASKファミリーキナーゼ系を介したストレス応答の分子機構の解明を軸として「量の差を質の違いへ」という細胞内情報処理システムの作動機序を明らかするために、物理化学的ストレスによるASKファミリー活性化機構の詳細の解明を中心に研究を行なった。具体的には、1)酸化ストレスならびに小胞体ストレスによるASK1活性化機構の詳細の解明、2)ASK1活性化の量的、時間的モニター法の開発と活性化スト...
❏ASK1分子の活性制御機構に基づくアポトーシス制御法の開発と応用(13557152)
【研究テーマ】機能系基礎歯科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】一條 秀憲 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (00242206)
【キーワード】ASK1 / ASK2 / MAPキナーゼ / アポトーシス / ストレス
【概要】本研究計画は、細胞死に共通する分子メカニズムを標的とすることが、口腔組織変性疾患に広く共通する細胞死抑制法の開発、ひいては口腔組織変性疾患治療法ならびに予防法の開発に繋がるとの構想のもと、多種多様な細胞死のシグナル伝達機構として働くことが明らかになりつつあるASK1-MAPキナーゼ系の分子制御機構に着目し、アポトーシス制御法の分子基盤の提供ならびに革新的口腔組織変性疾患治療法の開発・実用化を目指し...
【医歯薬学】薬学:ASKファミリーストレスを含む研究件
❏ストレスシグナルの動的制御機構解明による創薬基盤の確立(25221302)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2013-05-31 - 2018-03-31
【研究代表者】一條 秀憲 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 教授 (00242206)
【キーワード】ASK1 / ASKファミリー / 酸化ストレス / 浸透圧ストレス / 小胞体ストレス (他8件)
【概要】本研究では、(1)ASKファミリー複合体による酸化ストレス応答機構の解明、(2)ASK3による浸透圧ストレス依存的両方向性細胞応答機構の解明、(3)SOD1/Derlin-1結合による小胞体ストレスならびに亜鉛ホメオスタシス機構の解明、(4)PGAM5切断制御を介したミトコンドリアストレス応答機構の解明。という研究代表者が独自に見出したストレス応答機構について分子レベルから個体レベルまでの解析を行...
❏ストレスシグナルの分子機構解明による創薬基盤の確立(20229004)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008-05-12 - 2013-03-31
【研究代表者】一條 秀憲 東京大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (00242206)
【キーワード】ストレス / ASKファミリー / MAPキナーゼ / アポトーシス / 浸透圧 (他6件)
【概要】細胞のストレス応答は最も基本的な生命現象であり、その破綻は様々な疾患の原因となる。我々はASKファミリータンパク質が物理化学的ストレス応答の重要な担い手であることを明らかにしてきた。ASK1複合体に関する本研究によって、さらなる制御機構が明らかになり、酸化ストレスによる細胞死の機構を解明した。また、ASK3の活性が浸透圧ストレスによって制御され、血圧制御に関与することも明らかになった。さらに、細胞...
❏ストレス応答の分子機構解明に基づく生物学的情報処理システムの理解と応用(13854022)
【研究テーマ】病態科学系歯学(含放射線系歯学)
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2001 - 2005
【研究代表者】一條 秀憲 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 教授 (00242206)
【キーワード】ASK1 / MAPキナーゼ / アポトーシス / ストレス / カルシウム (他8件)
【概要】本研究計画は、ASKファミリーキナーゼ系を介したストレス応答の分子機構の解明を軸として「量の差を質の違いへ」という細胞内情報処理システムの作動機序を明らかするために、物理化学的ストレスによるASKファミリー活性化機構の詳細の解明を中心に研究を行なった。具体的には、1)酸化ストレスならびに小胞体ストレスによるASK1活性化機構の詳細の解明、2)ASK1活性化の量的、時間的モニター法の開発と活性化スト...
【医歯薬学】薬学:細胞・組織ストレスを含む研究件
❏中枢神経ストレスが魚類のエネルギー代謝・免疫応答に及ぼす影響に関する研究(24248037)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-10-31 - 2015-03-31
【研究代表者】潮 秀樹 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (50251682)
【キーワード】水産業 / シグナル伝達 / 発現制御 / ストレス / 細胞・組織 (他6件)
【概要】魚類の視覚によるストレス負荷モデルの作成を行った.次いで,ストレスがエネルギー代謝に及ぼす影響を調べるために,組織中のタンパク質分解物をNanoLC-MS/MSを用いた定量的かつ網羅的に解析する定量的プロテオフラグメントーム解析手法を確立した.魚類筋組織ではタンパク質分解が定常的に起こっていること,絶食モデルでその分解が増大することが明らかとなった.過密ストレスおよび低温ストレスでは,魚種によって...
❏低酸素・低栄養に抵抗性な癌細胞を標的とした新規制癌法(23701047)
【研究テーマ】腫瘍生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】大澤 毅 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任助教 (50567592)
【キーワード】癌 / 組織・細胞 / ストレス / エピジェネティクス / ヒストン (他7件)
【概要】癌の進展には腫瘍微小環境が重要な役割を果たす。我々は、低酸素・低栄養という腫瘍微小環境が(1)腫瘍細胞の増殖、転移能を促進すること(2)免疫系を制御すること(3)ヒストン脱メチル化酵素(JMJD1A, JHDM1D)が腫瘍増殖や血管新生を制御すること(4)JMJD1A阻害が血管新生阻害剤と相乗効果を示すことを報告してきた。このことから低酸素・低栄養に抵抗性な癌細胞を標的とすることが新規制癌法の開発...
❏心房細動の病態基盤としての炎症ネットワークの解明(23390213)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】赤澤 宏 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (20396683)
【キーワード】分子心臓病態学 / 肥満細胞 / リモデリング / スタチン / 細胞・組織 (他8件)
【概要】血行力学的負荷による肥満細胞の活性化にエンドセリン-1(ET-1)が関与し、ET-1は肥満細胞を活性化し、MCP-1 (monocyte chemotactic protein-1)を介してマクロファージの遊走を亢進させることで、心房リモデリングを促進することが明らかとなった。また、HMG-CoA reductase阻害薬ピタバスタチンは、ET-1による肥満細胞活性化を阻害し、心房における線維原性...
【医歯薬学】薬学:脳機能ストレスを含む研究件
❏統合失調症・気分障害における「寛解」と「回復」の脳機能基盤に関する縦断的研究(26860914)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30420243)
【キーワード】統合失調症 / 気分障害 / 寛解 / 回復 / 脳機能 (他12件)
【概要】精神症状のみの軽減を目指した「寛解」だけでなく、社会的機能や幸福感の改善も含めた「回復」の脳機能基盤の背景を明らかにすることを目的とした。うつ状態の診断の補助に資する指標として、NIRSによる脳機能計測法が2013年に保険適応となったが、いまだ状態把握や予後予測に資する客観的・生物学的な指標は確立されていないため、縦断的研究により個人内の継時的変動を明らかにすることを目指した。 脳部位によって、特...
❏運動療法によるストレス緩和作用の神経基盤に関する生涯発達研究(23300247)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】酒谷 薫 日本大学, 工学部, 教授 (90244350)
【キーワード】ストレスマネージメント / NIRS / 前頭前野 / 高次脳機能 / 運動 (他19件)
【概要】現代社会に蔓延するストレスは、様々な疾患の主要原因の一つである。本研究では、近赤外分光法(NIRS)を用いて、前頭前野の神経活動を計測し、自律神経系・内分泌系機能及び心理状態とともに、ストレスを客観的に評価する方法を開発した。さらに本法を用いて、中高齢者における運動療法のストレス緩和効果について検討し、軽い運動でもストレス緩和効果があることを明らかにした。さらに高齢者に軽い運動を負荷することにより...
【医歯薬学】薬学:浸透圧ストレスストレスを含む研究件
❏ストレスシグナルの動的制御機構解明による創薬基盤の確立(25221302)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2013-05-31 - 2018-03-31
【研究代表者】一條 秀憲 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 教授 (00242206)
【キーワード】ASK1 / ASKファミリー / 酸化ストレス / 浸透圧ストレス / 小胞体ストレス (他8件)
【概要】本研究では、(1)ASKファミリー複合体による酸化ストレス応答機構の解明、(2)ASK3による浸透圧ストレス依存的両方向性細胞応答機構の解明、(3)SOD1/Derlin-1結合による小胞体ストレスならびに亜鉛ホメオスタシス機構の解明、(4)PGAM5切断制御を介したミトコンドリアストレス応答機構の解明。という研究代表者が独自に見出したストレス応答機構について分子レベルから個体レベルまでの解析を行...
❏翻訳開始とアクチン骨格の統括的制御機構に関する研究(17570140)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】上園 幸史 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教 (30251408)
【キーワード】浸透圧ストレス / グルコース飢餓 / アクチン / タンパク質合成 / 局所麻酔剤 (他12件)
【概要】グルコース飢餓や高浸透圧などの環境ストレスは出芽酵母で一過的な翻訳開始の停止やアクチン骨格の脱極性化を引き起こす。これらの反応は統括的に制御されており、未知の経路を介した急速な阻害反応と、Msn2/4転写因子、Snf1やHog1キナーゼなどの既存経路を介した適応反応の二つから構成されている。 テトラカインなど多数の局所麻酔剤が、高浸透圧やグルコース飢餓などの環境ストレスと同様に、出芽酵母でアクチン...
【医歯薬学】薬学:マウスストレスを含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏成長初期における低線量放射線被ばくが高次脳機能と自律神経におよぼす影響の研究(24310039)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】尾田 正二 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (50266714)
【キーワード】放射線被ばく / メダカ / マウス / 自律神経 / 心拍 (他17件)
【概要】亜致死線量の放射線照射よりも拘束ストレスの方がメダカ成魚の心拍により大きな影響を及ぼしたことから、低線量の放射線照射が脊椎動物の自律神経に与える影響も極めて小さく誤差レベルと結論する。ただし低線量率での慢性的な放射線の影響は未検証であり今後の課題である。マウス頭部への高線量放射線照射によって認知機能の一過的な低下を確認した。メダカ稚魚、成魚の遊泳を自動追尾して軌跡を数値化する手法を開発し、首都圏ホ...
❏アトピー性皮膚炎における、神経ペプチドのin vivoにおける関与の検討(19591315)
【研究テーマ】皮膚科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】BAE Sangjae 長崎大学, 医学部・歯学部附属病院, 医員 (90325647)
【キーワード】皮膚生理学 / ストレス / アトピー性皮膚炎 / 接触皮膚炎 / マウス (他7件)
【概要】1年目にはアトピー性皮膚炎病変部皮膚でのストレス誘発性神経伝達物質であるサブスタンスPと発現の解析とアトピー性皮膚炎由来末梢血単核球におけるNEPの発現の検討を行った。結果、サブスタンスPはアトピー性皮膚炎の皮疹部と末梢血単核球に多く存在し、アトピー性皮膚炎を増悪する因子であることを確認した。2年目は、サブスタンスP誘導性皮膚炎症のin vivoにおける解析を行った。接触皮膚炎マウスにストレス(振...
【医歯薬学】薬学:アクチンストレスを含む研究件
❏翻訳開始とアクチン骨格の統括的制御機構に関する研究(17570140)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】上園 幸史 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教 (30251408)
【キーワード】浸透圧ストレス / グルコース飢餓 / アクチン / タンパク質合成 / 局所麻酔剤 (他12件)
【概要】グルコース飢餓や高浸透圧などの環境ストレスは出芽酵母で一過的な翻訳開始の停止やアクチン骨格の脱極性化を引き起こす。これらの反応は統括的に制御されており、未知の経路を介した急速な阻害反応と、Msn2/4転写因子、Snf1やHog1キナーゼなどの既存経路を介した適応反応の二つから構成されている。 テトラカインなど多数の局所麻酔剤が、高浸透圧やグルコース飢餓などの環境ストレスと同様に、出芽酵母でアクチン...
❏環境ストレスによる翻訳開始とアクチン骨格の統括制御機構の研究(15570142)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】上園 幸史 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30251408)
【キーワード】浸透圧 / グルコース / アクチン / タンパク質合成 / ストレス (他8件)
【概要】浸透圧ストレスやグルコース飢餓などの環境ストレスは出芽酵母のアクチン極性と全蛋白質合成を迅速且つ一過的に阻害する現象を見い出している。この現象を解明するため、本申請の期間中では主にグルコース飢餓による制御機構の解析を行った。 その結果、グルコース飢餓による制御は、まず翻訳開始とアクチン極性を統括して制御する機構と、それぞれを個別に制御する機構の二つから構成されており、統括制御機構は、急速な阻害反応...
❏浸透圧ストレスによる翻訳制御機構の解析(13780548)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】上園 幸史 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30251408)
【キーワード】浸透圧 / グルコース / アクチン / 翻訳 / ストレス (他9件)
【概要】浸透圧ストレスは出芽酵母の翻訳開始を一過的に停止させ、アクチン骨格も一過的に脱極性化する。申請者は培地からのグルコース除去も翻訳開始の急速な停止だけでなくアクチン骨格の急速な脱極性化を引き起こすが、それらの反応も一過的である事実を見い出した。これは翻訳開始とアクチン骨格の両者が環境ストレスにより同時に制御される機構の存在を示している。この制御機構を明らかにするため、グルコースによるアクチン骨格の極...
【医歯薬学】薬学:分子シャペロンストレスを含む研究件
❏タンパク質品質管理を担うシャペロン依存型ユビキチンリガーゼの遺伝学的解析(14780593)
【研究テーマ】神経化学・神経薬理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】村田 茂穂 (財)東京都医学研究機構, 東京都臨床医学総合研究所, 研究員 (20344070)
【キーワード】ユビキチンリガーゼ / タンパク質品質管理 / 分子シャペロン / 小脳失調 / ノックアウトマウス (他9件)
【概要】昨年度にすでにタンパク質品質管理ユビキチンリガーゼと想定されるCHIPのノックアウトマウスの作製に成功しており、このマウスについて解析を行った。このマウスは、外見上野生型の同腹仔に比して、体重が1/2〜2/3しかなく、多くが生後1週程度で死亡した。一部生き残ったものも、およそ生後5ヶ月ころからあきらかな筋力低下症状を示すようになった。またオス、メスとも生殖可能ではあるが、妊娠能力が低かった。現在こ...
❏細胞内共生現象の分子生物学的・細胞生物学的研究(01440004)
【研究テーマ】動物発生・生理学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1989 - 1990
【研究代表者】石川 統 東京大学, 理学部, 教授 (70012482)
【キーワード】アブラムシ / 細胞内共生体 / シンビオニン / groEL / groES (他12件)
【概要】1.アブラムシ共生体が細胞内で、唯一大量に合成しているタンパク質、シンビオニンの遺伝子を単離し、その上流および下流域を含めて、全塩基配列を決定した。その結果、シンビオニンは大腸菌groEオペロン同様にgroES相同遺伝子(symS)とともに1つのオペロンを形成して存在することがわかった。シンビオニン・コ-ド領域(symL)のgroEL遺伝子との相同性はアミノ酸レベルで約85%、塩基レベルで75%で...
【医歯薬学】薬学:酵素ストレスを含む研究件
❏熱帯低湿地環境造林のための樹木の根圏低酸素ストレス耐性の解明(15H04509)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】植物 / ストレス / 林学 / 酵素 / 遺伝子 (他9件)
【概要】根圏低酸素ストレス耐性種のMelaleuca cajuputiの低酸素環境下の根での炭素の利用状況を調べるため、リグニン合成などの芳香族化合物合成経路の酵素活性と代謝物質量測定およびトランスクリプトーム解析を行った。フェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)活性およびPAL遺伝子の発現量が低酸素処理初期に低下したが、低酸素処理後14日目にはPAL活性が回復した。M. cajuputiの根圏低酸素...
❏ニューログロビンの細胞死抑制機構の解明と蛋白質工学的改変(19570121)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】若杉 桂輔 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (20322167)
【キーワード】蛋白質 / 酵素 / ストレス / 脳・神経 / シグナル伝達 (他9件)
【概要】ニューログロビン(Ngb)は酸化ストレスに応答しシグナル伝達過程を制御することにより、神経細胞死を防いでいる可能性が高い。本研究では、この仮説を検証することを目的とした。その結果、神経細胞死抑制活性にヒトNgb の「GDP 解離抑制蛋白質」としての活性が極めて重要であることを実証した。また、魚のNgb が「細胞膜貫通特性」を持つことを発見し、さらに、蛋白質工学的手法を駆使することにより、培地に加え...
【医歯薬学】薬学:ストレスを含む研究件
❏ストレスに起因する脳心連関の分子機構の解明(25670395)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】福田 恵一 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (20199227)
【キーワード】ストレス / 脳 / サイトカイン / 脳心連関 / 炎症 (他6件)
【概要】精神的ストレスが原因となるたこつぼ心筋症の発症メカニズムは不明とされている。我々はモデル動物を用いて心尖部を支配する心臓交感神経中枢の同定を行い、その領域でアストロサイトによって活性化されるCcl2の発現上昇を確認した。また、Ccl2は交感神経中枢を活性化し、さらに星状神経節と心臓交感神経におけるNPYの発現を上昇させていた。一方でNPYはβ受容体刺激をブロックする陰性変力作用を有しており、Ccl...
❏慢性ストレス症候群のメンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発(14208005)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / ストレス / メンタルヘルス / 自律神経機能 / PET (他28件)
【概要】本研究では、運動が慢性ストレス症候群の生理機能に及ぼす影響を自律神経機能、呼吸循環系、脳機能の応答を指標として検討し、メンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発を行うための基礎的資料を得ることを目的とした。呼吸循環系の研究では、中高齢者に対するコンバインドトレーニングすなわち有酸素性及び無酸素性トレーニングの実施がメンタルストレス、体力、頸動脈循環、生活習慣病の危険因子に及ぼす影響を明らか...
❏ストレスの脳エネルギー代謝に及ぼす影響に関する工学的基礎研究(07808059)
【研究テーマ】環境影響評価(含放射線生物学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】迫田 章義 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (30170658)
【キーワード】ストレス / 脳 / 血液脳関門 / グルコース / パルス応答
【概要】現代社会はストレス社会と言われているように、ストレスが誘因となる疾患であるストレス症に苦しんでいる人も多く、このため生体のストレス応答に関する研究は今日様々な分野で活発に行われている。本研究ではマクロで工学的な視点からストレス応答にアプローチする第1歩として、パルス応答法の応用により脳へのエネルギー輸送と内部での消費を簡便迅速に測定する手法を開発し、さらにその手法のストレスの客観的評価に対する有効...
【医歯薬学】薬学:神経科学ストレスを含む研究件
❏東南アジア地域の乳牛における暑熱ストレス耐性の遺伝学的背景の探索(16H02766)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】大蔵 聡 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (20263163)
【キーワード】応用動物 / 獣医学 / 畜産学 / 神経科学 / ストレス (他8件)
【概要】本研究では、東南アジア地域で飼育されている乳用牛について、生理学的および遺伝学的解析により暑熱ストレスに強いウシの特徴を見出し、それらのウシが暑熱ストレス耐性を有するメカニズムを解明することを目的とした。カンボジア国内の農場で飼養されている乳用牛を対象として、ホルター型心電計を用いた心拍変動解析法により、心拍変動の周波数成分パラメータを用いて暑熱ストレス耐性を有する個体を選抜できることを明らかにし...
❏多元的神経活動解析によるシクロオキシゲナーゼ-2依存的ストレス応答経路の解明(22780260)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】松脇 貴志 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 特任助教 (20447361)
【キーワード】ストレス / 生理学 / 神経科学
【概要】脳内ストレス刺激仲介因子として働くシクロオキシゲナーゼ2の発現を制御する候補の1つとしてインターロイキン1βを同定した。また、感染・栄養・拘束という3種類のストレス条件のうち感染・拘束ストレス下において、神経内分泌系のストレス反応の中心を担うグルココルチコイドの分泌にシクロオキシゲナーゼ2が必須であることを明らかにした。さらに、幼児期のスクロース摂取による過栄養ストレス環境が成熟後の不安傾向を減弱...
【医歯薬学】薬学:免疫ストレスを含む研究件
❏胸腺の退縮における微小環境ダイナミクスの解明(22H02886)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】新田 剛 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (30373343)
【キーワード】胸腺 / T細胞 / 免疫 / 微小環境 / ストレス
【概要】
❏体内時計を利用した炎症性腸疾患の病態制御(20K07535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】折原 芳波 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (60450623)
【キーワード】IBD / 炎症性腸疾患 / タイトジャンクション / 免疫 / ストレス (他7件)
【概要】所属移転に伴うin vivo系実験の見直しに加えてコロナ禍での実験変更を余儀なくされ、in vitro系を立ち上げるに当たり、腸上皮細胞(Caco-2およびHT29)を用いて概日リズム性を刻む因子のスクリーニングを行った。時計遺伝子発現(BMAL1、PER1、PER2)が概日リズム性を刻むことを確認し、特にBMAL1とPER1、PER2が理論通り逆相を示すことも確認した。その後、タイトジャンクショ...
❏職業性ストレスとがん罹患の関連性およびそのメカニズムに関する疫学的研究(16390170)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】川上 憲人 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90177650)
【キーワード】がん / 罹患 / 危険因子 / ストレス / 免疫 (他12件)
【概要】本研究では、職業性ストレスとがん罹患との関連性とそのメカニズムを明らかにすることを目的として、2つの前向きコホート研究(既存コホートデータと新規コホート)および職業性ストレスとがん罹患の媒介要因(免疫機能、抗酸化能などの生理指標および食事等のがん関連保健行動)との関係についての小規模な追跡研究を実施した。 特に本研究では以下の3点を検討した。(1)2大職業性ストレス理論である「要求度-コントロール...
【医歯薬学】薬学:自然免疫ストレスを含む研究件
❏粘膜免疫におけるASK1-p38MAPキナーゼ経路を介した自然免疫制御機構の解析(17390492)
【研究テーマ】機能系基礎歯科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】武田 弘資 東京大学, 大学院薬学系研究科, 助教授 (10313230)
【キーワード】シグナル伝達 / MAPキナーゼ / ストレス / 自然免疫 / 感染症
【概要】我々は,恒常活性化型DASK1をショウジョウバエ個体に発現させた際,p38経路依存的にtyrosine hydroxylase(TH)の発現誘導を介してメラニン合成を亢進させることを見出した。また,DASK1によるTHの発現制御にはp38によるNR4Aファミリー転写因子のリン酸化制御が関わっていることが明らかとなり,さらに哺乳類細胞においてもこの経路が保存されていることが分かった。ショウジョウバエ...
❏ストレス応答の分子機構解明に基づく生物学的情報処理システムの理解と応用(13854022)
【研究テーマ】病態科学系歯学(含放射線系歯学)
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2001 - 2005
【研究代表者】一條 秀憲 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 教授 (00242206)
【キーワード】ASK1 / MAPキナーゼ / アポトーシス / ストレス / カルシウム (他8件)
【概要】本研究計画は、ASKファミリーキナーゼ系を介したストレス応答の分子機構の解明を軸として「量の差を質の違いへ」という細胞内情報処理システムの作動機序を明らかするために、物理化学的ストレスによるASKファミリー活性化機構の詳細の解明を中心に研究を行なった。具体的には、1)酸化ストレスならびに小胞体ストレスによるASK1活性化機構の詳細の解明、2)ASK1活性化の量的、時間的モニター法の開発と活性化スト...
【医歯薬学】薬学:アポトーシスストレスを含む研究件
❏ストレスシグナルの分子機構解明による創薬基盤の確立(20229004)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008-05-12 - 2013-03-31
【研究代表者】一條 秀憲 東京大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (00242206)
【キーワード】ストレス / ASKファミリー / MAPキナーゼ / アポトーシス / 浸透圧 (他6件)
【概要】細胞のストレス応答は最も基本的な生命現象であり、その破綻は様々な疾患の原因となる。我々はASKファミリータンパク質が物理化学的ストレス応答の重要な担い手であることを明らかにしてきた。ASK1複合体に関する本研究によって、さらなる制御機構が明らかになり、酸化ストレスによる細胞死の機構を解明した。また、ASK3の活性が浸透圧ストレスによって制御され、血圧制御に関与することも明らかになった。さらに、細胞...
❏ストレス応答の分子機構解明に基づく生物学的情報処理システムの理解と応用(13854022)
【研究テーマ】病態科学系歯学(含放射線系歯学)
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2001 - 2005
【研究代表者】一條 秀憲 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 教授 (00242206)
【キーワード】ASK1 / MAPキナーゼ / アポトーシス / ストレス / カルシウム (他8件)
【概要】本研究計画は、ASKファミリーキナーゼ系を介したストレス応答の分子機構の解明を軸として「量の差を質の違いへ」という細胞内情報処理システムの作動機序を明らかするために、物理化学的ストレスによるASKファミリー活性化機構の詳細の解明を中心に研究を行なった。具体的には、1)酸化ストレスならびに小胞体ストレスによるASK1活性化機構の詳細の解明、2)ASK1活性化の量的、時間的モニター法の開発と活性化スト...
❏NOによって活性化されるMAPキナーゼ系の癌化機構への関与(13470400)
【研究テーマ】病態科学系歯学(含放射線系歯学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】武田 弘資 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (10313230)
【キーワード】一酸化窒素(NO) / シグナル伝達 / MAPキナーゼ / アポトーシス / stress
【概要】われわれは、NOによって活性化されるMAPキナーゼ系の癌化機構への関与について研究を遂行した結果、以下の2点を明らかにした。1)JNKならびにp38を制御するキナーゼであるASK1が、NOによって強く活性化されること、ASK1ノックアウトマウス由来の胎児線維芽細胞ではNOによるp38の早期の活性化が消失していることが分かった。このことから、NOによって活性化されるMAPキナーゼ系の制御分子の1つと...
【医歯薬学】薬学:生体分子ストレスを含む研究件
❏G蛋白質の活性調節因子として働くヒトのグロビン蛋白質の機能制御機構の解明(17K07329)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】若杉 桂輔 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (20322167)
【キーワード】蛋白質 / 蛋白質間相互作用 / 蛋白質工学 / 酸化ストレス / 細胞保護 (他8件)
【概要】ヒト脳神経細胞内に存在するニューログロビン(Ngb)は、酸化ストレスに伴う神経細胞死を防ぎ、また、通常酸素濃度正常状態では神経突起伸長を促す。本研究では、我々は、蛋白質工学的手法を用いて、ヒトNgbの作用機序の解明、及び、蛋白質間相互作用に着目した機能制御機構の解明に挑んだ。その結果、Ngbの働きに重要なアミノ酸残基や蛋白質間相互作用に重要なアミノ酸残基を明らかにできた。さらに、今回、新たに、Ng...
❏心房細動の病態基盤としての炎症ネットワークの解明(23390213)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】赤澤 宏 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (20396683)
【キーワード】分子心臓病態学 / 肥満細胞 / リモデリング / スタチン / 細胞・組織 (他8件)
【概要】血行力学的負荷による肥満細胞の活性化にエンドセリン-1(ET-1)が関与し、ET-1は肥満細胞を活性化し、MCP-1 (monocyte chemotactic protein-1)を介してマクロファージの遊走を亢進させることで、心房リモデリングを促進することが明らかとなった。また、HMG-CoA reductase阻害薬ピタバスタチンは、ET-1による肥満細胞活性化を阻害し、心房における線維原性...
❏環境ストレスに対する樹木の根の代謝制御(18380087)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】荒廃地 / 環境造林 / 低酸素ストレス / アルミニウムストレス / Melaleuca cajuputi (他16件)
【概要】土壌に起因する環境ストレスが荒廃地の造林を行う上で問題になりやすい。荒廃地造林技術の開発のために環境ストレスに対する樹木根の代謝応答の機構を明らかにする必要がある。本研究では、樹木根の炭素代謝の応答を解析する手法を確立し、実際にいくつかのストレスに対する応答を解析した。その結果、低酸素ストレスやアルミニウム過剰ストレスには解糖系を阻害する作用があることが明らかになり、耐性樹種はその作用を回避する機...
【医歯薬学】薬学:スクリーニングストレスを含む研究件
❏音声によるメンタルヘルス状態スクリーニング技術の言語非依存性の検証(16K01408)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】篠原 修二 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任助教 (10325897)
【キーワード】多言語検証 / 音声 / 大うつ病 / パーキンソン病 / 心の元気度 (他13件)
【概要】音声に含まれる感情成分から心の健康度(元気圧と呼ぶ)を抽出するアルゴリズムを開発した。ルーマニア語、ロシア語話者で検証した結果、うつ病高リスク群と低リスク群の元気圧の間に有意な差がみられた。 また、大うつ病の指標となるMajor Depression Voice Index(MDVI)とパーキンソン病の指標となるParkinson’s Disease Voice Index (PDVI)を開発した...
❏タウ蛋白不安定化剤による新しいタウオパチー治療戦略の構築(24241076)
【研究テーマ】ケミカルバイオロジー
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】萩原 正敏 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10208423)
【キーワード】タウオパチー / アルツハイマー病 / 化合物 / スクリーニング / タウ (他15件)
【概要】タウオパチーは、微小管結合蛋白質タウが神経細胞内に多量に貯留する神経変性疾患の総称であり、アルツハイマー病も含まれている。本研究では、タウオパチーに対する治療薬の創製を目的として、タウ蛋白質量を定量する細胞評価系を構築し、タウ蛋白質の不安定化を誘導する低分子化合物の探索を行った。その結果、タウ蛋白質のオートファジー依存的分解を誘導する新規化合物FIT-068の同定に成功した。FIT-068は、野生...
【医歯薬学】薬学:細胞ストレスを含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏卵に対する細胞毒性因子の同定と対処法の開発(26293363)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮戸 健二 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 細胞医療研究部, 室長 (60324844)
【キーワード】卵 / 受精 / 膜融合 / リン脂質 / CD9 (他18件)
【概要】我々の研究から、ホスファチジルエタノールアミン(PE)の特定の分子種が配偶子融合の調節因子として働くことを明らかなった。さらに、PEは卵に対して非常に強い細胞毒性作用があり、CD9の膜貫通領域に相当するペプチドに中和効果があることを示した。抗リン脂質抗体症候群は自己免疫疾患の1つとされ、血栓症や妊娠合併症以外にも、心臓弁の異常による弁膜症、四肢にみられる網状皮斑、血小板減少、腎障害、神経症状が認め...
❏タウ蛋白不安定化剤による新しいタウオパチー治療戦略の構築(24241076)
【研究テーマ】ケミカルバイオロジー
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】萩原 正敏 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10208423)
【キーワード】タウオパチー / アルツハイマー病 / 化合物 / スクリーニング / タウ (他15件)
【概要】タウオパチーは、微小管結合蛋白質タウが神経細胞内に多量に貯留する神経変性疾患の総称であり、アルツハイマー病も含まれている。本研究では、タウオパチーに対する治療薬の創製を目的として、タウ蛋白質量を定量する細胞評価系を構築し、タウ蛋白質の不安定化を誘導する低分子化合物の探索を行った。その結果、タウ蛋白質のオートファジー依存的分解を誘導する新規化合物FIT-068の同定に成功した。FIT-068は、野生...
【医歯薬学】薬学:活性酸素ストレスを含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
❏白血球機能解析を応用した生体のストレス応答と筋損傷のメカニズムの解明(19650180)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (80344597)
【キーワード】白血球 / 活性酸素 / ストレス / 運動 / 筋損傷
【概要】遅発性筋肉痛は、伸張性筋収縮などの運動後数時間から1日程度経過後より発現し、2、3日後にピークとなり1週間程度で消失するが、その機序は明らかではない。運動により白血球(好中球)の活性酸素産生能と抗酸化システムのバランスが崩れると、生体に傷害を与え、サイトカイン産生や筋組織に好中球の侵入が起きるため、筋肉痛の原因として損傷・炎症説や活性酸素による傷害説が提唱されている。そこで、健康な男性8人に片足カ...
❏高齢者の生体防御機能判定におけるフローサイトメトリー法の利用(11670352)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】林 修 女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (20133340)
【キーワード】高齢者 / 調査 / 生体防御 / ライフスタイル / 運動 (他13件)
【概要】共同研究者らは埼玉県狭山市と名栗村にて、ライフスタイルと貪食・活性酸素産生能やナチュラルキラー細胞活性などの非特異的生体防御機能(非特異免疫)が密接に関係していることを明らかにしてきた。そこで一昨年より当研究室に導入された全自動細胞解析装置(FACS)を用いで免疫担当細胞上にあるマーカーと健康指標との関係を明らかにし、高齢者の健康管理に役立てることを検討し始めた。例年どおり、今年度も7月31日から...
【医歯薬学】薬学:エストロゲンストレスを含む研究件
❏ビタミンC、Eの同時不足がエストロゲン欠乏マウスの皮膚に及ぼす影響(16K18705)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】近藤 嘉高 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (20507397)
【キーワード】ビタミンC / 光老化 / ビタミンC / アスコルビン酸 / ビタミンE (他12件)
【概要】本研究は、青壮年期の女性(エストロゲン充分)や更年期以降の女性(エストロゲン欠乏)の皮膚におけるVC不足, VE不足, 2重(同時)不足が紫外線による皮膚の黒化やシワの形成(光老化)に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。ビタミンCを体内で合成できないSMP30ノックアウト(KO)マウスと、エストロゲンを合成できないAromatase(Ar)-KOマウス、ヘアレスマウスを掛け合わせて、SMP3...
❏ストレスステロイドが海馬神経の損傷を引き起こす機構の解明(16700284)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】木本 哲也 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助手 (60292843)
【キーワード】ストレス / ニューロステロイド / エストロゲン / 海馬 / コルチコステロン (他6件)
【概要】本研究は、ストレスの影響を大きく受ける記憶学習機能を司り、ストレスステロイドの主要な標的である海馬において、海馬自身で合成されるニューロステロイドとしてのエストロゲンとその作用部位であるエストロゲン受容体を中心に、ストレスによる神経細胞損傷に関する防御機構の解明を目指すものである。本年度は、まず昨年度に発見したラット海馬神経細胞への17β-エストラジオールの投与によるα型エストロゲン受容体(ERα...
【医歯薬学】薬学:タンパク質ストレスを含む研究件
❏G蛋白質の活性調節因子として働くヒトのグロビン蛋白質の機能制御機構の解明(17K07329)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】若杉 桂輔 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (20322167)
【キーワード】蛋白質 / 蛋白質間相互作用 / 蛋白質工学 / 酸化ストレス / 細胞保護 (他8件)
【概要】ヒト脳神経細胞内に存在するニューログロビン(Ngb)は、酸化ストレスに伴う神経細胞死を防ぎ、また、通常酸素濃度正常状態では神経突起伸長を促す。本研究では、我々は、蛋白質工学的手法を用いて、ヒトNgbの作用機序の解明、及び、蛋白質間相互作用に着目した機能制御機構の解明に挑んだ。その結果、Ngbの働きに重要なアミノ酸残基や蛋白質間相互作用に重要なアミノ酸残基を明らかにできた。さらに、今回、新たに、Ng...
❏蛋白質工学的手法による酸化ストレス下で働く新規グロビン蛋白質の機能制御機構の解明(26440047)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】若杉 桂輔 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (20322167)
【キーワード】蛋白質 / ストレス / シグナル伝達 / 生理活性
【概要】ニューログロビン(Ngb)は酸化ストレスから神経細胞を保護する働きを持つ。以前、我々は、ヒトNgbが酸化ストレス下にヘテロ三量体G蛋白質αサブユニット(Gαi)と特異的に結合しGDP解離阻害因子として働くことを明らかにした。本研究では、ヒトNgbのGlu53, Glu60, Glu118が、Ngbの細胞保護能及びGαi1との結合に重要であることを明らかにした。さらに、ヒトGαi1のLys46, L...
❏ニューログロビンの細胞死抑制機構の解明と蛋白質工学的改変(19570121)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】若杉 桂輔 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (20322167)
【キーワード】蛋白質 / 酵素 / ストレス / 脳・神経 / シグナル伝達 (他9件)
【概要】ニューログロビン(Ngb)は酸化ストレスに応答しシグナル伝達過程を制御することにより、神経細胞死を防いでいる可能性が高い。本研究では、この仮説を検証することを目的とした。その結果、神経細胞死抑制活性にヒトNgb の「GDP 解離抑制蛋白質」としての活性が極めて重要であることを実証した。また、魚のNgb が「細胞膜貫通特性」を持つことを発見し、さらに、蛋白質工学的手法を駆使することにより、培地に加え...
【医歯薬学】薬学:発現制御ストレスを含む研究件
❏中枢神経ストレスが魚類のエネルギー代謝・免疫応答に及ぼす影響に関する研究(24248037)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-10-31 - 2015-03-31
【研究代表者】潮 秀樹 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (50251682)
【キーワード】水産業 / シグナル伝達 / 発現制御 / ストレス / 細胞・組織 (他6件)
【概要】魚類の視覚によるストレス負荷モデルの作成を行った.次いで,ストレスがエネルギー代謝に及ぼす影響を調べるために,組織中のタンパク質分解物をNanoLC-MS/MSを用いた定量的かつ網羅的に解析する定量的プロテオフラグメントーム解析手法を確立した.魚類筋組織ではタンパク質分解が定常的に起こっていること,絶食モデルでその分解が増大することが明らかとなった.過密ストレスおよび低温ストレスでは,魚種によって...
❏RNAレベルでの遺伝子発現制御からみた植物の体制維持の理解(20370019)
【研究テーマ】植物分子生物・生理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】渡邊 雄一郎 (渡辺 雄一郎) 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (60183125)
【キーワード】植物分子機能 / 発現制御 / small RNA / RNAサイレンシング / 植物ウイルス (他21件)
【概要】植物の発生、環境応答に大きな寄与が示されている小分子RNAの機能発現を、関与するタンパク質性因子に注目した形で発現部位、局在、相互作用、動きについての解析をおこなった。miRNA,siRNAさらに植物固有に見られるtasiRNAの生合成、機能発現部位についての基本情報を得ること、さらに今後につながる研究材料の構築をすることができた。細胞質に小分子RNAによる機能発現の場として、Processing...
【医歯薬学】薬学:がんストレスを含む研究件
❏腫瘍微小環境における癌幹細胞維持ならびに悪性化機構の解明(26710005)
【研究テーマ】腫瘍生物学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大澤 毅 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50567592)
【キーワード】がん微小環境 / がん幹細胞 / 低酸素 / 低栄養 / 低pH (他10件)
【概要】癌の増殖と転移には腫瘍微小環境が重要な役割を果たす。これまで申請者は低酸素下の栄養飢餓で残存する癌細胞が癌の悪性化、及び、治療抵抗性を促進することを見出し報告してきた。本研究はこの低酸素・低栄養によって誘導される癌の悪性化のメカニズムを癌幹細胞の詳細な解析から解明し、低酸素・低栄養に抵抗性な癌幹細胞を標的とした新しい癌の制御法の開発につながる研究を目指して研究を行った。本研究から、低酸素・低栄養・...
❏低酸素・低栄養に抵抗性な癌細胞を標的とした新規制癌法(23701047)
【研究テーマ】腫瘍生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】大澤 毅 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任助教 (50567592)
【キーワード】癌 / 組織・細胞 / ストレス / エピジェネティクス / ヒストン (他7件)
【概要】癌の進展には腫瘍微小環境が重要な役割を果たす。我々は、低酸素・低栄養という腫瘍微小環境が(1)腫瘍細胞の増殖、転移能を促進すること(2)免疫系を制御すること(3)ヒストン脱メチル化酵素(JMJD1A, JHDM1D)が腫瘍増殖や血管新生を制御すること(4)JMJD1A阻害が血管新生阻害剤と相乗効果を示すことを報告してきた。このことから低酸素・低栄養に抵抗性な癌細胞を標的とすることが新規制癌法の開発...
❏職業性ストレスとがん罹患の関連性およびそのメカニズムに関する疫学的研究(16390170)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】川上 憲人 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90177650)
【キーワード】がん / 罹患 / 危険因子 / ストレス / 免疫 (他12件)
【概要】本研究では、職業性ストレスとがん罹患との関連性とそのメカニズムを明らかにすることを目的として、2つの前向きコホート研究(既存コホートデータと新規コホート)および職業性ストレスとがん罹患の媒介要因(免疫機能、抗酸化能などの生理指標および食事等のがん関連保健行動)との関係についての小規模な追跡研究を実施した。 特に本研究では以下の3点を検討した。(1)2大職業性ストレス理論である「要求度-コントロール...
【医歯薬学】薬学:炎症ストレスを含む研究件
❏極限状態で高次認知機能を維持するための基幹脳活性法の開発と臨床応用(16K01307)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】片桐 祥雅 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任研究員 (60462876)
【キーワード】認知制御 / 睡眠障害 / シフト勤務 / ストレス / 事象関連深部脳活動法 (他37件)
【概要】認知課題遂行中の深部脳活動のダイナミクスを明らかにするため、我々は脳波による事象関連深部脳活動法及び事象関連電位法を採用しました。刺激競合課題遂行において、学習記憶を参照する反射的認知処理を初めて見出しました。さらに外部リズムへの同期課題では、単調な等間隔リズムに対しては眠気が誘発されるが、逸脱刺激への同期動作が覚醒と相関するサリエンスネットワークを起動し、認知機能の維持に貢献し得ることを見出しま...
❏ストレスに起因する脳心連関の分子機構の解明(25670395)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】福田 恵一 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (20199227)
【キーワード】ストレス / 脳 / サイトカイン / 脳心連関 / 炎症 (他6件)
【概要】精神的ストレスが原因となるたこつぼ心筋症の発症メカニズムは不明とされている。我々はモデル動物を用いて心尖部を支配する心臓交感神経中枢の同定を行い、その領域でアストロサイトによって活性化されるCcl2の発現上昇を確認した。また、Ccl2は交感神経中枢を活性化し、さらに星状神経節と心臓交感神経におけるNPYの発現を上昇させていた。一方でNPYはβ受容体刺激をブロックする陰性変力作用を有しており、Ccl...
❏たこつぼ型心筋症の分子機序の解明(24249048)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】福田 恵一 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (20199227)
【キーワード】脳心連関 / ストレス / サイトカイン / 神経伝達物質 / ストレス心筋症 (他8件)
【概要】本研究では痙攣を誘発することによりたこつぼ型心筋症を発症するマウス・ラットモデルを開発し、これを用いて、たこつぼ型心筋症発症のメカニズム解明を目指した。 まず逆行性トレーサーにより左室心尖部を支配する交感神経は左側の星状神経節を介して、中枢は主に視床下部傍室核付近に存在することが明らかとなった。左室心尖部を支配する交感神経の中枢をマイクロサンプリングし、DNAマイクロアレイを用いた解析より同部位が...
【医歯薬学】薬学:神経変性疾患ストレスを含む研究件
❏タウ蛋白不安定化剤による新しいタウオパチー治療戦略の構築(24241076)
【研究テーマ】ケミカルバイオロジー
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】萩原 正敏 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10208423)
【キーワード】タウオパチー / アルツハイマー病 / 化合物 / スクリーニング / タウ (他15件)
【概要】タウオパチーは、微小管結合蛋白質タウが神経細胞内に多量に貯留する神経変性疾患の総称であり、アルツハイマー病も含まれている。本研究では、タウオパチーに対する治療薬の創製を目的として、タウ蛋白質量を定量する細胞評価系を構築し、タウ蛋白質の不安定化を誘導する低分子化合物の探索を行った。その結果、タウ蛋白質のオートファジー依存的分解を誘導する新規化合物FIT-068の同定に成功した。FIT-068は、野生...
❏タンパク質品質管理を担うシャペロン依存型ユビキチンリガーゼの遺伝学的解析(14780593)
【研究テーマ】神経化学・神経薬理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】村田 茂穂 (財)東京都医学研究機構, 東京都臨床医学総合研究所, 研究員 (20344070)
【キーワード】ユビキチンリガーゼ / タンパク質品質管理 / 分子シャペロン / 小脳失調 / ノックアウトマウス (他9件)
【概要】昨年度にすでにタンパク質品質管理ユビキチンリガーゼと想定されるCHIPのノックアウトマウスの作製に成功しており、このマウスについて解析を行った。このマウスは、外見上野生型の同腹仔に比して、体重が1/2〜2/3しかなく、多くが生後1週程度で死亡した。一部生き残ったものも、およそ生後5ヶ月ころからあきらかな筋力低下症状を示すようになった。またオス、メスとも生殖可能ではあるが、妊娠能力が低かった。現在こ...
【医歯薬学】薬学:ラットストレスを含む研究件
❏ストレスモデル動物を用いた発達期海馬障害の病態解明(15591211)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】綱島 浩一 東京大学, 医学部附属病院, 助教授 (30197743)
【キーワード】海馬 / ストレス / ビスフェノールA / エストロゲン受容体 / 母仔分離ストレス (他9件)
【概要】本年度は昨年度の研究結果を踏まえて、1)ビスフェノールA(BPA)の胎児期および授乳期投与におけるストレス感受性への影響、2)母仔分離ストレスがその後のストレス感受性に影響する機序、に関しての実験を行った。1)について、本年度はエストロゲン受容体のアンタゴニストであるICI182780を出生後から3週齢まで投与し、成体後の行動学的・組織学的変化を調べた。その結果、昨年度報告したBPA投与群で見られ...
❏腫瘍細胞の進展にともなう非特異免疫の変化に及ぼす運動とストレスの影響(10670327)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】免疫 / 癌 / ラット / ストレス / 運動 (他20件)
【概要】〔目的〕われわれは今までに各種ライフスタイルと生態防御機能との関係について動物実験、高齢者の健康管理、アンケート法による調査などにより多方面の研究を行ってきたが、その中でストレスの少ない適度な自由運動が非特異免疫能を中心とした生態防御機能の向上に大きな役割を果たしていることを見出して来た.そこで積み重ねられたいろいろな手法を用いてこれらのライフスタイルの癌細胞に与える影響を腫瘍の大きさと各種生態防...
【医歯薬学】看護学:リラクゼーションストレスを含む研究件
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏スマートフォンを用いたリラクセーション法の習得・評価システムの開発(16K15406)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】吉内 一浩 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (70313153)
【キーワード】リラクセーション / 心拍変動 / EMA / バイオフィードバック / 心身症 (他7件)
【概要】ストレス関連疾患の治療法の一つにリラクセーション法があるが、習得の補助および習熟度の評価が困難であった。本研究では、EMAを応用したスマートフォンによるツールの開発を行うことを目的とした。方法は、スマートフォンによる自覚的習熟度や気分を入力するシステムを開発し、日常生活下においてリラクセーション法の前後における心拍変動による自律神経機能と自覚的な習熟度や気分との関連を検証した。結果は、習熟度の得点...
❏唾液中アミラーゼを指標としたストレス評価とストレスマネジメントへの応用(20500599)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】入江 正洋 九州大学, 健康科学センター, 准教授 (00248593)
【キーワード】唾液 / アミラーゼ / ストレス / ストレスマネジメント / リラクセーション (他7件)
【概要】唾液αアミラーゼ活性を用いたストレス評価の有用性を明らかにするために、大学生と事務系企業社員を対象として、種々のストレス負荷やリラクセーションの際の変動、入社後の変化や日常の職業性ストレスとの関係、職業生活における長期的な個人内変動などの観点から、唾液αアミラーゼ活性について検討した。厳密な安静や頻回な測定などの条件下では、唾液αアミラーゼ活性とストレスとの関連が認められた。しかし、測定値の個人差...
【医歯薬学】看護学:血圧ストレスを含む研究件
❏慢性ストレス症候群のメンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発(14208005)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / ストレス / メンタルヘルス / 自律神経機能 / PET (他28件)
【概要】本研究では、運動が慢性ストレス症候群の生理機能に及ぼす影響を自律神経機能、呼吸循環系、脳機能の応答を指標として検討し、メンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発を行うための基礎的資料を得ることを目的とした。呼吸循環系の研究では、中高齢者に対するコンバインドトレーニングすなわち有酸素性及び無酸素性トレーニングの実施がメンタルストレス、体力、頸動脈循環、生活習慣病の危険因子に及ぼす影響を明らか...
❏本態性高血圧症に対するバイオフィードバックの降圧効果の検討(09670697)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】野村 忍 東京大学, 医学部・附属病院分院, 助教授 (00198623)
【キーワード】高血圧 / 血圧 / バイオフィードバック / ストレス / 白衣高血圧 (他9件)
【概要】今回の研究目的は、本態性高血圧症に対する血圧バイオフィードバック(以下BFと略す)の降圧効果を検討することである。また、ストレス負荷テストによる昇圧反応をどのくらい抑制できるかの検討を行った。 本態性高血圧症を対象にした血圧BFの治療効果の検討では、30人の外来患者(男性10名、女性20名)を無作為に2群に分けて比較試験を行った。A群ではBF治療を4回行い、B群ではコントロール期間は血圧自己モニタ...
【医歯薬学】看護学:感情労働ストレスを含む研究件
❏職務ストレスに注目した若年就労支援実践家育成プログラムの開発(16K13438)
【研究テーマ】社会福祉学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大川 浩子 北海道文教大学, 人間科学部, 教授 (50458155)
【キーワード】就労支援 / セルフケア / 人材育成 / インテンショナル・ピアサポート / マインドフルネス (他14件)
【概要】本研究の目的は、障害者の就労支援を行う支援者の中でも、特に経験の浅い支援者の職業と関係するストレスに対するセルフケアプログラムの開発である。方法は、まず、就労支援機関にアンケート調査行い、人材育成の現状と課題、職務ストレスについて検討した。その結果を踏まえ、対話型アプローチの一つである援助者と被援助者が相互に学び合う関係を大切にした、インテンショナル・ピアサポートを基盤としたセルフケア研修プログラ...
❏自我・自己の変容と社会的感情(14310100)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】船津 衛 東洋大学, 社会学部, 教授 (90047184)
【キーワード】自己変容 / 対人サービス / 宗教 / ストレス / 社会的感情 (他15件)
【概要】本年度は、大学窓口におけるサービスが大学生からどのように見られているかを2回にわたる質問紙調査から検討した。事務改革が行われる前と後とで比較して、事務改革による職員の変容がどのように学生に受け取られているのかを見た。その結果、学生からは大学の窓口対応に関する要望が多く出されていた。部局ごとの比較では、学生課、教務課に比べ、就職課は好意的な評価をされていた。 また、大学窓口を担当する職員自身がどのよ...
【医歯薬学】看護学:老化ストレスを含む研究件
❏ストレス感受性および最大応答度の調節による老化および肥満解消方策の確立(19H04057)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】辻田 忠志 佐賀大学, 農学部, 講師 (20622046)
【キーワード】老化 / 転写因子 / ポリアミン / 代謝 / 酸化ストレス (他9件)
【概要】老化を引き起こす活性酸素種を無毒化する抗酸化酵素群は、抗酸化応答配列に結合するNrf転写因子群により発現が制御される。この一群の中で、Nrf1には過剰な抗酸化応答を抑制する。研究代表者は老齢マウスや老化モデルマウス肝において、Nrf1タンパク質量がすることを見出したことから、本研究では、早期老化モデルであるKlotho欠失マウスと加齢マウスとの比較解析データとNrf1欠失マウスとの共通項から、老化...
❏ビタミンC、Eの同時不足がエストロゲン欠乏マウスの皮膚に及ぼす影響(16K18705)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】近藤 嘉高 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (20507397)
【キーワード】ビタミンC / 光老化 / ビタミンC / アスコルビン酸 / ビタミンE (他12件)
【概要】本研究は、青壮年期の女性(エストロゲン充分)や更年期以降の女性(エストロゲン欠乏)の皮膚におけるVC不足, VE不足, 2重(同時)不足が紫外線による皮膚の黒化やシワの形成(光老化)に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。ビタミンCを体内で合成できないSMP30ノックアウト(KO)マウスと、エストロゲンを合成できないAromatase(Ar)-KOマウス、ヘアレスマウスを掛け合わせて、SMP3...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
【医歯薬学】看護学:低栄養ストレスを含む研究件
❏間葉系幹細胞へのストレスによる骨関節疾患発症メカニズムの解明(17K01452)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】木村 智子 京都橘大学, 健康科学部, 専任講師 (00449852)
【キーワード】ストレス / 胎生 / 低栄養 / 胎生初期低栄養 / メタボリックシンドローム (他12件)
【概要】妊娠5.5~11.5日まで対照群の40%に給餌量を制限した低栄養ラットの産仔雌に、生後12週齢で卵巣摘出術を行ったところ、生後34週齢まで過度の運動負荷などを与えなければ、骨関節疾患特有の変化は認められなかったが、高度肥満に陥ることが明らかとなった。また、血糖値や循環コレステロール値は正常範囲であったが、肝臓の中性脂肪上昇や肝表面に点状の黄白斑が確認されるなど、胎生初期低栄養ストレスにより非アルコ...
❏腫瘍微小環境における癌幹細胞維持ならびに悪性化機構の解明(26710005)
【研究テーマ】腫瘍生物学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大澤 毅 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50567592)
【キーワード】がん微小環境 / がん幹細胞 / 低酸素 / 低栄養 / 低pH (他10件)
【概要】癌の増殖と転移には腫瘍微小環境が重要な役割を果たす。これまで申請者は低酸素下の栄養飢餓で残存する癌細胞が癌の悪性化、及び、治療抵抗性を促進することを見出し報告してきた。本研究はこの低酸素・低栄養によって誘導される癌の悪性化のメカニズムを癌幹細胞の詳細な解析から解明し、低酸素・低栄養に抵抗性な癌幹細胞を標的とした新しい癌の制御法の開発につながる研究を目指して研究を行った。本研究から、低酸素・低栄養・...
【医歯薬学】看護学:脳波ストレスを含む研究件
❏消化管知覚過敏を軽減させるニューラルフィードバック練習装置の開発(19K11368)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小川 豊太 (濱口豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / バイオフィードバック / 脳波 / 脳腸相関 / リハビリテーション (他8件)
【概要】本研究は、過敏性腸症候群(IBS)に見られる脳腸相関の異常に着目し、安静時脳波を指標として脳波フィードバック練習装置を開発することを目的としている。成人のIBSには、腹痛に関連した脳活動パターンなど、特定の腹部症状が脳波上に示されることがある。デコードされたニューロフィードバック(DecNef)は、症状のある人が症状のない人と比較して脳の活動パターンを自己制御できるようにするバイオフィードバック練...
❏慢性ストレス症候群のメンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発(14208005)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / ストレス / メンタルヘルス / 自律神経機能 / PET (他28件)
【概要】本研究では、運動が慢性ストレス症候群の生理機能に及ぼす影響を自律神経機能、呼吸循環系、脳機能の応答を指標として検討し、メンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発を行うための基礎的資料を得ることを目的とした。呼吸循環系の研究では、中高齢者に対するコンバインドトレーニングすなわち有酸素性及び無酸素性トレーニングの実施がメンタルストレス、体力、頸動脈循環、生活習慣病の危険因子に及ぼす影響を明らか...
【医歯薬学】看護学:海馬ストレスを含む研究件
❏ストレスステロイドが海馬神経の損傷を引き起こす機構の解明(16700284)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】木本 哲也 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助手 (60292843)
【キーワード】ストレス / ニューロステロイド / エストロゲン / 海馬 / コルチコステロン (他6件)
【概要】本研究は、ストレスの影響を大きく受ける記憶学習機能を司り、ストレスステロイドの主要な標的である海馬において、海馬自身で合成されるニューロステロイドとしてのエストロゲンとその作用部位であるエストロゲン受容体を中心に、ストレスによる神経細胞損傷に関する防御機構の解明を目指すものである。本年度は、まず昨年度に発見したラット海馬神経細胞への17β-エストラジオールの投与によるα型エストロゲン受容体(ERα...
❏ストレスモデル動物を用いた発達期海馬障害の病態解明(15591211)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】綱島 浩一 東京大学, 医学部附属病院, 助教授 (30197743)
【キーワード】海馬 / ストレス / ビスフェノールA / エストロゲン受容体 / 母仔分離ストレス (他9件)
【概要】本年度は昨年度の研究結果を踏まえて、1)ビスフェノールA(BPA)の胎児期および授乳期投与におけるストレス感受性への影響、2)母仔分離ストレスがその後のストレス感受性に影響する機序、に関しての実験を行った。1)について、本年度はエストロゲン受容体のアンタゴニストであるICI182780を出生後から3週齢まで投与し、成体後の行動学的・組織学的変化を調べた。その結果、昨年度報告したBPA投与群で見られ...
【医歯薬学】看護学:生理学ストレスを含む研究件
❏高度頭低位手術後の一過性視野狭窄を引き起こす周術期要因の研究(16K15674)
【研究テーマ】麻酔科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】篠川 美希 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20772057)
【キーワード】周術期管理学 / ロボット手術 / 視野異常 / 脳血液量 / 眼圧 (他11件)
【概要】本研究で必要な症例数である100症例のデータ収集が完了し以下の知見が得られた。 (1) ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術(RALP)において一過性の視野障害は14.9%、永続的な視野障害は1%。(2) RALPは緑内障患者において禁忌とされるが、同意の得られた14名におけるtPOVL率は7.7%に過ぎないこと。(3) 近赤外線脳酸素モニターを用い、気腹頭低位で約15%脳血液量が増えていることが計...
❏多元的神経活動解析によるシクロオキシゲナーゼ-2依存的ストレス応答経路の解明(22780260)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】松脇 貴志 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 特任助教 (20447361)
【キーワード】ストレス / 生理学 / 神経科学
【概要】脳内ストレス刺激仲介因子として働くシクロオキシゲナーゼ2の発現を制御する候補の1つとしてインターロイキン1βを同定した。また、感染・栄養・拘束という3種類のストレス条件のうち感染・拘束ストレス下において、神経内分泌系のストレス反応の中心を担うグルココルチコイドの分泌にシクロオキシゲナーゼ2が必須であることを明らかにした。さらに、幼児期のスクロース摂取による過栄養ストレス環境が成熟後の不安傾向を減弱...
❏身体から発せられる匂いによって思春期の親子関係はいかに規定されるか(14651021)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】根ケ山 光一 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00112003)
【キーワード】匂い / 嫌悪 / 身体 / 父親と母親 / 息子と娘 (他15件)
【概要】思春期の親子関係と匂いの関係を直接的に調べるため,質問紙を用いて,小学生から大学生までの男女(1047名)と高校までの子の父母(162名)に対し,相互の体臭をどの程度快・不快に感じているか尋ねた。その結果,親の様々な身体部位の中で特に口・脇の下・足の裏・頭の臭いが嫌悪され,その傾向は男子に強く,かつ父親がより嫌悪された。しかしながら,子どもの年齢によって親の体臭への嫌悪が顕著に増減する傾向は認めら...
【医歯薬学】看護学:エクソソームストレスを含む研究件
❏卵に対する細胞毒性因子の同定と対処法の開発(26293363)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮戸 健二 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 細胞医療研究部, 室長 (60324844)
【キーワード】卵 / 受精 / 膜融合 / リン脂質 / CD9 (他18件)
【概要】我々の研究から、ホスファチジルエタノールアミン(PE)の特定の分子種が配偶子融合の調節因子として働くことを明らかなった。さらに、PEは卵に対して非常に強い細胞毒性作用があり、CD9の膜貫通領域に相当するペプチドに中和効果があることを示した。抗リン脂質抗体症候群は自己免疫疾患の1つとされ、血栓症や妊娠合併症以外にも、心臓弁の異常による弁膜症、四肢にみられる網状皮斑、血小板減少、腎障害、神経症状が認め...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
【医歯薬学】看護学:脳・神経ストレスを含む研究件
❏中枢神経ストレスが魚類のエネルギー代謝・免疫応答に及ぼす影響に関する研究(24248037)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-10-31 - 2015-03-31
【研究代表者】潮 秀樹 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (50251682)
【キーワード】水産業 / シグナル伝達 / 発現制御 / ストレス / 細胞・組織 (他6件)
【概要】魚類の視覚によるストレス負荷モデルの作成を行った.次いで,ストレスがエネルギー代謝に及ぼす影響を調べるために,組織中のタンパク質分解物をNanoLC-MS/MSを用いた定量的かつ網羅的に解析する定量的プロテオフラグメントーム解析手法を確立した.魚類筋組織ではタンパク質分解が定常的に起こっていること,絶食モデルでその分解が増大することが明らかとなった.過密ストレスおよび低温ストレスでは,魚種によって...
❏ニューログロビンの細胞死抑制機構の解明と蛋白質工学的改変(19570121)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】若杉 桂輔 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (20322167)
【キーワード】蛋白質 / 酵素 / ストレス / 脳・神経 / シグナル伝達 (他9件)
【概要】ニューログロビン(Ngb)は酸化ストレスに応答しシグナル伝達過程を制御することにより、神経細胞死を防いでいる可能性が高い。本研究では、この仮説を検証することを目的とした。その結果、神経細胞死抑制活性にヒトNgb の「GDP 解離抑制蛋白質」としての活性が極めて重要であることを実証した。また、魚のNgb が「細胞膜貫通特性」を持つことを発見し、さらに、蛋白質工学的手法を駆使することにより、培地に加え...
【医歯薬学】看護学:遺伝子ストレスを含む研究件
❏熱帯低湿地環境造林のための樹木の根圏低酸素ストレス耐性の解明(15H04509)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】植物 / ストレス / 林学 / 酵素 / 遺伝子 (他9件)
【概要】根圏低酸素ストレス耐性種のMelaleuca cajuputiの低酸素環境下の根での炭素の利用状況を調べるため、リグニン合成などの芳香族化合物合成経路の酵素活性と代謝物質量測定およびトランスクリプトーム解析を行った。フェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)活性およびPAL遺伝子の発現量が低酸素処理初期に低下したが、低酸素処理後14日目にはPAL活性が回復した。M. cajuputiの根圏低酸素...
❏労働者1万人の多目的パネル追跡による職業性ストレスの健康影響の包括的な解明(26253042)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】堤 明純 北里大学, 医学部, 教授 (10289366)
【キーワード】ストレス / 遺伝子 / バイオマーカー / パネルデータ / 労働者
【概要】学際的チームで労働者の重要指標を毎年測定する枠組みを形成し、職業性ストレスの健康影響を検証した。パネルデータの特性を活かして交絡要因を調整し、職業性ストレスが大うつ病エピソードを含む精神障害発症を予測すること、職場のソーシャル・キャピタルや支援等のポジティブな要素が精神障害発症や炎症反応増悪に予防的に関与すること、運動や喫煙等の健康行動や仕事と家庭の葛藤が職業性ストレスの健康影響を媒介すること、あ...
❏世界精神保健日本追跡調査:地域住民における精神疾患の10年間のコホート研究(25253045)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】川上 憲人 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (90177650)
【キーワード】精神保健疫学 / 精神疾患 / 前向きコホート / 罹患率 / 危険因子 (他15件)
【概要】世界的にも地域住民における精神疾患の前向きコホート研究は少ない。本研究では、約10年前に実施された世界精神保健日本調査の回答者約1,859名に対して追跡調査を実施し、前向きの精神保健疫学研究を行う。訓練を受けた調査員が長崎市、岡山市、玉野市の対象者合計1,465名に調査を依頼し、581名に面接調査を実施し、475名からゲノム調査のための唾液採取を行った。 ...
【医歯薬学】看護学:危険因子ストレスを含む研究件
❏世界精神保健日本追跡調査:地域住民における精神疾患の10年間のコホート研究(25253045)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】川上 憲人 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (90177650)
【キーワード】精神保健疫学 / 精神疾患 / 前向きコホート / 罹患率 / 危険因子 (他15件)
【概要】世界的にも地域住民における精神疾患の前向きコホート研究は少ない。本研究では、約10年前に実施された世界精神保健日本調査の回答者約1,859名に対して追跡調査を実施し、前向きの精神保健疫学研究を行う。訓練を受けた調査員が長崎市、岡山市、玉野市の対象者合計1,465名に調査を依頼し、581名に面接調査を実施し、475名からゲノム調査のための唾液採取を行った。 ...
❏職業性ストレスとがん罹患の関連性およびそのメカニズムに関する疫学的研究(16390170)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】川上 憲人 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90177650)
【キーワード】がん / 罹患 / 危険因子 / ストレス / 免疫 (他12件)
【概要】本研究では、職業性ストレスとがん罹患との関連性とそのメカニズムを明らかにすることを目的として、2つの前向きコホート研究(既存コホートデータと新規コホート)および職業性ストレスとがん罹患の媒介要因(免疫機能、抗酸化能などの生理指標および食事等のがん関連保健行動)との関係についての小規模な追跡研究を実施した。 特に本研究では以下の3点を検討した。(1)2大職業性ストレス理論である「要求度-コントロール...
【医歯薬学】看護学:マインドフルネスストレスを含む研究件
❏就労支援実践家のメンタル不調を予防する組織と管理職育成プログラムの開発(19K02163)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大川 浩子 北海道文教大学, 人間科学部, 教授 (50458155)
【キーワード】就労支援 / 管理職 / 組織 / マネジメント / 人材育成 (他11件)
【概要】本年は、前年度に実施した、地域の就労支援機関の管理者を対象にとしたインタビューデータについて分析を行った。インタビューは、現在の所属機関での人材育成や組織に関する課題について60分程度実施し、ICレコーダーで記録したものを逐語録にした後、テキストマイニングを行った。テキストマイニングでは、対象の属性による傾向を見ることを目的に定量的に分析を行った.分析手順は、管理者の所属機関の事業形態、所属法人の...
❏マインドフルペアレンティングプログラムの開発と効果検証:ランダム化比較試験(19K21447)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】戸部 浩美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教 (60823143)
【キーワード】マインドフルネス / マインドフルペアレンティング / 子育て / 育児ストレス / レジリエンス (他12件)
【概要】子育てにあたり、子どもだけでなく、親が自分自身の気持ちや考え、身体の状態や感覚に目を向け、子どもや自分自身の必要に敏感であるように助けるマインドフルペアレンティング尺度日本語版の開発を行い、その信頼性・妥当性を検証した。尺度開発者の確認を取るまでに時間がかかったこと、またコロナにより、プログラム参加が難しくなったことから、当初の予定からは遅れているが、尺度日本語版の開発のための調査と分析を終えた。...
❏職務ストレスに注目した若年就労支援実践家育成プログラムの開発(16K13438)
【研究テーマ】社会福祉学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大川 浩子 北海道文教大学, 人間科学部, 教授 (50458155)
【キーワード】就労支援 / セルフケア / 人材育成 / インテンショナル・ピアサポート / マインドフルネス (他14件)
【概要】本研究の目的は、障害者の就労支援を行う支援者の中でも、特に経験の浅い支援者の職業と関係するストレスに対するセルフケアプログラムの開発である。方法は、まず、就労支援機関にアンケート調査行い、人材育成の現状と課題、職務ストレスについて検討した。その結果を踏まえ、対話型アプローチの一つである援助者と被援助者が相互に学び合う関係を大切にした、インテンショナル・ピアサポートを基盤としたセルフケア研修プログラ...
【医歯薬学】看護学:ゲノムストレスを含む研究件
❏腫瘍微小環境における癌幹細胞維持ならびに悪性化機構の解明(26710005)
【研究テーマ】腫瘍生物学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大澤 毅 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50567592)
【キーワード】がん微小環境 / がん幹細胞 / 低酸素 / 低栄養 / 低pH (他10件)
【概要】癌の増殖と転移には腫瘍微小環境が重要な役割を果たす。これまで申請者は低酸素下の栄養飢餓で残存する癌細胞が癌の悪性化、及び、治療抵抗性を促進することを見出し報告してきた。本研究はこの低酸素・低栄養によって誘導される癌の悪性化のメカニズムを癌幹細胞の詳細な解析から解明し、低酸素・低栄養に抵抗性な癌幹細胞を標的とした新しい癌の制御法の開発につながる研究を目指して研究を行った。本研究から、低酸素・低栄養・...
❏サンゴの「個性」がストレス耐性の鍵?-ゲノム科学による解明-(25660172)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】新里 宙也 沖縄科学技術大学院大学, その他の研究科, 研究員 (70524726)
【キーワード】ゲノム / サンゴ礁 / SNP / ストレス / サンゴ
【概要】地球規模の環境変動により、サンゴ礁が危機的な状況にある。サンゴのストレス耐性には共生する藻類が重要だと考えられているが、ストレス耐性は個体により著しく異なるのではないか、という仮説のもと、ストレスに耐性がある個体と敏感な個体を複数選別し、そのゲノム上の一塩基多型(SNP: Single Nucleotide Polymorphism)を比較することで、ストレス耐性に関わる遺伝子やゲノム領域の特定を...
❏RNAレベルでの遺伝子発現制御からみた植物の体制維持の理解(20370019)
【研究テーマ】植物分子生物・生理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】渡邊 雄一郎 (渡辺 雄一郎) 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (60183125)
【キーワード】植物分子機能 / 発現制御 / small RNA / RNAサイレンシング / 植物ウイルス (他21件)
【概要】植物の発生、環境応答に大きな寄与が示されている小分子RNAの機能発現を、関与するタンパク質性因子に注目した形で発現部位、局在、相互作用、動きについての解析をおこなった。miRNA,siRNAさらに植物固有に見られるtasiRNAの生合成、機能発現部位についての基本情報を得ること、さらに今後につながる研究材料の構築をすることができた。細胞質に小分子RNAによる機能発現の場として、Processing...
【医歯薬学】看護学:コホートストレスを含む研究件
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏乳幼児期の個体・環境要因が児童期の社会的行動に及ぼす影響についてのコホート研究(21243039)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】河合 優年 武庫川女子大学, 文学部, 教授 (00144098)
【キーワード】コホート / 社会性の発達 / 母子関係 / 画像解析 / 発達データセットの構築 (他20件)
【概要】本研究の成果は大きく以下の5つである。1)乳児期から児童期に至る発達過程は9か月前後に一つの分岐点を持つ、2)この分岐は現時点では生物学的機構によるものから環境要因との相互作用による機構への移行と関係していると仮定されている、3)生物学的な要因で、後の社会性と関係しているものとして、身体特徴と子どもが持つ対人的相互作用時の反応リズムとの関係が見いだされている、4)それ以外の調査項目における、幼児期...
【医歯薬学】看護学:バイオマーカーストレスを含む研究件
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏非開始コドンから翻訳されたタンパク質バリアント中のストレスバイオマーカーの探索(16KT0191)
【研究テーマ】複雑系疾病論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-07-19 - 2020-03-31
【研究代表者】小川 哲弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (40323480)
【キーワード】バイオマーカー / ストレス / 非AUGコドン / タンパク質合成 / ストレス応答 (他8件)
【概要】疾患の早期発見を可能とする新規バイオマーカーの候補として、AUG以外のコドン(非AUGコドン)を開始コドンとする翻訳産物に注目した。これら非AUGコドンからの翻訳産物には、ストレスに応答して特定の翻訳開始因子依存的に発現するものが存在する。本研究では、このうち正規翻訳産物と共通のC末端領域を持ち、N末端長が異なるタンパク質バリアントを探索した。リボソームプロファイリングと呼ばれる網羅的手法により解...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
【医歯薬学】看護学:予防医学ストレスを含む研究件
❏極限状態で高次認知機能を維持するための基幹脳活性法の開発と臨床応用(16K01307)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】片桐 祥雅 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任研究員 (60462876)
【キーワード】認知制御 / 睡眠障害 / シフト勤務 / ストレス / 事象関連深部脳活動法 (他37件)
【概要】認知課題遂行中の深部脳活動のダイナミクスを明らかにするため、我々は脳波による事象関連深部脳活動法及び事象関連電位法を採用しました。刺激競合課題遂行において、学習記憶を参照する反射的認知処理を初めて見出しました。さらに外部リズムへの同期課題では、単調な等間隔リズムに対しては眠気が誘発されるが、逸脱刺激への同期動作が覚醒と相関するサリエンスネットワークを起動し、認知機能の維持に貢献し得ることを見出しま...
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏運動療法によるストレス緩和作用の神経基盤に関する生涯発達研究(23300247)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】酒谷 薫 日本大学, 工学部, 教授 (90244350)
【キーワード】ストレスマネージメント / NIRS / 前頭前野 / 高次脳機能 / 運動 (他19件)
【概要】現代社会に蔓延するストレスは、様々な疾患の主要原因の一つである。本研究では、近赤外分光法(NIRS)を用いて、前頭前野の神経活動を計測し、自律神経系・内分泌系機能及び心理状態とともに、ストレスを客観的に評価する方法を開発した。さらに本法を用いて、中高齢者における運動療法のストレス緩和効果について検討し、軽い運動でもストレス緩和効果があることを明らかにした。さらに高齢者に軽い運動を負荷することにより...
【医歯薬学】看護学:社会疫学ストレスを含む研究件
❏認知バイアス効果を応用した健康格差対策のための新しい行動変容モデルの開発(26670306)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】近藤 尚己 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (20345705)
【キーワード】健康格差 / 行動科学 / 認知バイアス / ストレス / ナッジ (他13件)
【概要】疾病予防行動の社会経済格差是正に向け、人の持つ認知バイアス効果を応用した行動科学アプローチの枠組みを整理したのち、実証研究を行った。健康チェックサービス事業者のデータを用いて、サービス利用の勧誘の際、従来の健康リスクの理解を促す方法と、サービスへの興味関心を引きやすい感性に訴える方法を用いた場合の利用者の属性を比較したところ、後者の方が社会的に不利な状況(無職者など)の割合が高かった。足立区と区内...
❏世界精神保健日本追跡調査:地域住民における精神疾患の10年間のコホート研究(25253045)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】川上 憲人 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (90177650)
【キーワード】精神保健疫学 / 精神疾患 / 前向きコホート / 罹患率 / 危険因子 (他15件)
【概要】世界的にも地域住民における精神疾患の前向きコホート研究は少ない。本研究では、約10年前に実施された世界精神保健日本調査の回答者約1,859名に対して追跡調査を実施し、前向きの精神保健疫学研究を行う。訓練を受けた調査員が長崎市、岡山市、玉野市の対象者合計1,465名に調査を依頼し、581名に面接調査を実施し、475名からゲノム調査のための唾液採取を行った。 ...
【医歯薬学】看護学:生活習慣病ストレスを含む研究件
❏交代制勤務による生活習慣の変容と心身の変調の因果性及びその生理学的基盤の解明(15H03094)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (90455486)
【キーワード】ストレス / 身体活動 / 心身の健康 / 交代制勤務 / 栄養 (他10件)
【概要】日勤者と交代制勤務者を対象に、習慣的な睡眠時間、睡眠あるいは活動の時間帯の指向性、抑うつ気分、習慣的な各食品群摂取量、行動の抑制性/衝動性、気分、各味に対する食品摂取欲求、食品選択性、唾液性状の間の関連について検討した。 その結果、交代制勤務者において、朝型夜型傾向は、抑うつ気分、食事内容、食品摂取欲求、食品選択性、C反応性蛋白濃度と関連性があることが示唆された。また、行動の抑制性/衝動性は朝型夜...
❏生活習慣病患者の脈波伝播速度と心理行動学的特性の関連についての検討(20790477)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】田山 淳 長崎大学, 保健・医療推進センター, 准教授 (10468324)
【キーワード】動脈硬化 / タイプA行動パターン / 脈波伝播速度 / 生活習慣病 / ストレス (他11件)
【概要】本研究では,タイプAが動脈硬化の性差に影響するかどうかを検討した.収縮期血圧,baPWVは男性が女性よりも高かった.男性では,タイプAがストレス性の飲酒行動を介してγGTPを高め,それによってbaPWVを高めるとの結果を得た.女性では,タイプAはストレス性の飲酒行動に影響したが,γGTPとbaPWVには影響しないことが分かった.臨床的に,タイプAが顕著な男性の動脈硬化予防対策として,身体的な査定や...
【医歯薬学】看護学:概日リズムストレスを含む研究件
❏交代制勤務による生活習慣の変容と心身の変調の因果性及びその生理学的基盤の解明(15H03094)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (90455486)
【キーワード】ストレス / 身体活動 / 心身の健康 / 交代制勤務 / 栄養 (他10件)
【概要】日勤者と交代制勤務者を対象に、習慣的な睡眠時間、睡眠あるいは活動の時間帯の指向性、抑うつ気分、習慣的な各食品群摂取量、行動の抑制性/衝動性、気分、各味に対する食品摂取欲求、食品選択性、唾液性状の間の関連について検討した。 その結果、交代制勤務者において、朝型夜型傾向は、抑うつ気分、食事内容、食品摂取欲求、食品選択性、C反応性蛋白濃度と関連性があることが示唆された。また、行動の抑制性/衝動性は朝型夜...
❏交代制勤務者の心身機能改善を目指した生活習慣の時間構造への介入研究(25560365)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (90455486)
【キーワード】心身の健康 / 交代制勤務 / 食事 / 睡眠 / 身体活動 (他10件)
【概要】食事、睡眠、身体運動の時間帯が、心臓自律神経系活動の24時間リズム、抑うつ症状、気分に及ぼす影響を検討した。その結果、交代制勤務者では、朝食の摂取時刻が遅い人ほど、心臓自律神経系活動の24時間リズムが後退し、抑うつ症状を有する可能性が高まることが認められた。また、摂食時刻を遅らせると、睡眠―覚醒サイクルの24時間リズムが後退し、抑うつ気分のレベルが一時的に増加することが示唆された。これらの結果から...
❏成長初期における低線量放射線被ばくが高次脳機能と自律神経におよぼす影響の研究(24310039)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】尾田 正二 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (50266714)
【キーワード】放射線被ばく / メダカ / マウス / 自律神経 / 心拍 (他17件)
【概要】亜致死線量の放射線照射よりも拘束ストレスの方がメダカ成魚の心拍により大きな影響を及ぼしたことから、低線量の放射線照射が脊椎動物の自律神経に与える影響も極めて小さく誤差レベルと結論する。ただし低線量率での慢性的な放射線の影響は未検証であり今後の課題である。マウス頭部への高線量放射線照射によって認知機能の一過的な低下を確認した。メダカ稚魚、成魚の遊泳を自動追尾して軌跡を数値化する手法を開発し、首都圏ホ...
【医歯薬学】看護学:発達ストレスを含む研究件
❏放射線被ばくに対する不安が心理的健康と発達に及ぼす影響のメカニズムの解明(26285148)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】筒井 雄二 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (70286243)
【キーワード】原発事故 / 心理的影響 / 放射線不安 / 放射線ストレス / 母子 (他17件)
【概要】2011年に発生した福島第1原発(1F)の事故が福島で生活する母子にどのような心理的影響を与えたのかを明らかにすることを研究の目的とした。 1F事故による放射能汚染に起因すると考えられる放射線不安や心理的ストレスは福島で暮らす母子に少なくとも事故後5年間は継続して観察された。チェルノブイリ事故当時,小さな子どもの母親であり現在50歳代の女性は,事故後30年が経過した時点でも心理的不安やストレスが強...
❏「健康行動に関する総合的研究」(01301012)
【研究テーマ】心理学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1989 - 1990
【研究代表者】本明 寛 早稲田大学, 名誉教授 (70063112)
【キーワード】健康行動 / ストレス / 免疫 / 社会的支援ネットワ-ク / 健康障害 (他10件)
【概要】本研究は1989年度から1990年度までの2年間にわたって計画された研究である。初年度は、研究全体の遂行のために必要な理論的枠組みの設定やメンバ-間の学術情報の交換を行うために全4回の研究集会を開催した。また健康行動に関する国内外の文献資料を収集し、この分野の研究を学問的に体糸化する作業の準備を行った。 本年度は、上記の準備的研究をふまえて各班ごとに理論的、実証的な研究を行った。 1.健康行動研究...
【医歯薬学】看護学:栄養ストレスを含む研究件
❏交代制勤務者の心身の健康保持増進を実現するための夜勤耐性型生活習慣の解明(15K12693)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (90455486)
【キーワード】ストレス / 身体活動 / 心身の健康 / 交代制勤務 / 栄養 (他7件)
【概要】交代制勤務者を対象に、睡眠、食事、身体運動の量、質、時間帯、概日リズム、抑うつ気分等との関連について検討した。その結果、睡眠の量と時間帯、食事内容と概日リズムあるいは朝型夜型傾向、抑うつ気分あるいは肯定的気分との間に関連性があることが示唆された。また、夜勤時の食事内容や睡眠時間帯は、夜勤前後での概日リズムの位相変化や肯定的気分の変化と関連することが示唆された。これらのことから、交代制勤務者において...
❏交代制勤務による生活習慣の変容と心身の変調の因果性及びその生理学的基盤の解明(15H03094)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (90455486)
【キーワード】ストレス / 身体活動 / 心身の健康 / 交代制勤務 / 栄養 (他10件)
【概要】日勤者と交代制勤務者を対象に、習慣的な睡眠時間、睡眠あるいは活動の時間帯の指向性、抑うつ気分、習慣的な各食品群摂取量、行動の抑制性/衝動性、気分、各味に対する食品摂取欲求、食品選択性、唾液性状の間の関連について検討した。 その結果、交代制勤務者において、朝型夜型傾向は、抑うつ気分、食事内容、食品摂取欲求、食品選択性、C反応性蛋白濃度と関連性があることが示唆された。また、行動の抑制性/衝動性は朝型夜...
❏交代制勤務者の心身機能改善を目指した生活習慣の時間構造への介入研究(25560365)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (90455486)
【キーワード】心身の健康 / 交代制勤務 / 食事 / 睡眠 / 身体活動 (他10件)
【概要】食事、睡眠、身体運動の時間帯が、心臓自律神経系活動の24時間リズム、抑うつ症状、気分に及ぼす影響を検討した。その結果、交代制勤務者では、朝食の摂取時刻が遅い人ほど、心臓自律神経系活動の24時間リズムが後退し、抑うつ症状を有する可能性が高まることが認められた。また、摂食時刻を遅らせると、睡眠―覚醒サイクルの24時間リズムが後退し、抑うつ気分のレベルが一時的に増加することが示唆された。これらの結果から...
【医歯薬学】看護学:コルチゾールストレスを含む研究件
❏慢性ストレスが生体リズムに影響を与えるまでのタイムラグの検討(17K04459)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】織田 弥生 実践女子大学, 人間社会学部, 講師 (40456265)
【キーワード】ストレス / コルチゾール / 日内リズム / 個人内変化
【概要】日常的に感じているストレスの変化と唾液中コルチゾールの日内リズム(生体リズム)の変化の関係を検討することを目的とし,男性就労者26名は,質問紙への記入と唾液中コルチゾールの日内リズムの測定を4週間間隔で3回繰り返した。質問紙とコルチゾールリズムの相関係数を検討した結果,初回測定から4週間後に「休前日と平日の睡眠時間の差」が大きくなった人は,4週間後のコルチゾールリズムが悪化した。また,4週間後にス...
❏母乳育児が産後うつ症状とBondingに及ぼす影響(16H05585)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】島田 三惠子 獨協医科大学, 看護学部, 特任教授 (40262802)
【キーワード】母乳育児 / コルチゾール / ストレス / bonding / 産後うつ (他9件)
【概要】母乳育児がストレス、産後うつ症状およびBonding障害に及ぼす影響について明らかにすることを目的に、産後2週間健診、産後1か月検診、および産後母子クラス(産後3か月迄)に参加する授乳中の母親を対象として、授乳場面で、以下のデータを横断的に収集した。1)授乳やうつ尺度、愛着に関する質問紙調査の記入、2)唾液を授乳前・後に自己採取、3)心拍モニターで授乳 前・中・後の鎮静作用を測定した。また、産後1...
❏健康維持を目的としたコルチゾール検出ストレスセンサの開発(25410164)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】伊藤 健 関西大学, システム理工学部, 准教授 (50426350)
【キーワード】ストレス評価 / QCM / 可搬型 / 短時間評価 / ストレス (他7件)
【概要】コルチゾールは、ストレスの経時変化を追うのに適したストレスマーカーである。本研究では個人が家庭で操作でき、「その場測定」が可能なコルチゾールの検出・測定装置を実現するための研究開発を行った。具体的には、マイクロ流体デバイス及び毛細管現象を利用したフロー系と水晶振動子マイクロバランス法のアセンブル化である。抗体の選定、競合物質の選定、再生条件の検討を行うことで、計測時間8分、再生時間5分、1測定サイ...
【医歯薬学】看護学:バイオフィードバックストレスを含む研究件
❏消化管知覚過敏を軽減させるニューラルフィードバック練習装置の開発(19K11368)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小川 豊太 (濱口豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / バイオフィードバック / 脳波 / 脳腸相関 / リハビリテーション (他8件)
【概要】本研究は、過敏性腸症候群(IBS)に見られる脳腸相関の異常に着目し、安静時脳波を指標として脳波フィードバック練習装置を開発することを目的としている。成人のIBSには、腹痛に関連した脳活動パターンなど、特定の腹部症状が脳波上に示されることがある。デコードされたニューロフィードバック(DecNef)は、症状のある人が症状のない人と比較して脳の活動パターンを自己制御できるようにするバイオフィードバック練...
❏スマートフォンを用いたリラクセーション法の習得・評価システムの開発(16K15406)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】吉内 一浩 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (70313153)
【キーワード】リラクセーション / 心拍変動 / EMA / バイオフィードバック / 心身症 (他7件)
【概要】ストレス関連疾患の治療法の一つにリラクセーション法があるが、習得の補助および習熟度の評価が困難であった。本研究では、EMAを応用したスマートフォンによるツールの開発を行うことを目的とした。方法は、スマートフォンによる自覚的習熟度や気分を入力するシステムを開発し、日常生活下においてリラクセーション法の前後における心拍変動による自律神経機能と自覚的な習熟度や気分との関連を検証した。結果は、習熟度の得点...
❏本態性高血圧症に対するバイオフィードバックの降圧効果の検討(09670697)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】野村 忍 東京大学, 医学部・附属病院分院, 助教授 (00198623)
【キーワード】高血圧 / 血圧 / バイオフィードバック / ストレス / 白衣高血圧 (他9件)
【概要】今回の研究目的は、本態性高血圧症に対する血圧バイオフィードバック(以下BFと略す)の降圧効果を検討することである。また、ストレス負荷テストによる昇圧反応をどのくらい抑制できるかの検討を行った。 本態性高血圧症を対象にした血圧BFの治療効果の検討では、30人の外来患者(男性10名、女性20名)を無作為に2群に分けて比較試験を行った。A群ではBF治療を4回行い、B群ではコントロール期間は血圧自己モニタ...
【医歯薬学】看護学:サイトカインストレスを含む研究件
❏極限状態で高次認知機能を維持するための基幹脳活性法の開発と臨床応用(16K01307)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】片桐 祥雅 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任研究員 (60462876)
【キーワード】認知制御 / 睡眠障害 / シフト勤務 / ストレス / 事象関連深部脳活動法 (他37件)
【概要】認知課題遂行中の深部脳活動のダイナミクスを明らかにするため、我々は脳波による事象関連深部脳活動法及び事象関連電位法を採用しました。刺激競合課題遂行において、学習記憶を参照する反射的認知処理を初めて見出しました。さらに外部リズムへの同期課題では、単調な等間隔リズムに対しては眠気が誘発されるが、逸脱刺激への同期動作が覚醒と相関するサリエンスネットワークを起動し、認知機能の維持に貢献し得ることを見出しま...
❏ストレスに起因する脳心連関の分子機構の解明(25670395)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】福田 恵一 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (20199227)
【キーワード】ストレス / 脳 / サイトカイン / 脳心連関 / 炎症 (他6件)
【概要】精神的ストレスが原因となるたこつぼ心筋症の発症メカニズムは不明とされている。我々はモデル動物を用いて心尖部を支配する心臓交感神経中枢の同定を行い、その領域でアストロサイトによって活性化されるCcl2の発現上昇を確認した。また、Ccl2は交感神経中枢を活性化し、さらに星状神経節と心臓交感神経におけるNPYの発現を上昇させていた。一方でNPYはβ受容体刺激をブロックする陰性変力作用を有しており、Ccl...
❏たこつぼ型心筋症の分子機序の解明(24249048)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】福田 恵一 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (20199227)
【キーワード】脳心連関 / ストレス / サイトカイン / 神経伝達物質 / ストレス心筋症 (他8件)
【概要】本研究では痙攣を誘発することによりたこつぼ型心筋症を発症するマウス・ラットモデルを開発し、これを用いて、たこつぼ型心筋症発症のメカニズム解明を目指した。 まず逆行性トレーサーにより左室心尖部を支配する交感神経は左側の星状神経節を介して、中枢は主に視床下部傍室核付近に存在することが明らかとなった。左室心尖部を支配する交感神経の中枢をマイクロサンプリングし、DNAマイクロアレイを用いた解析より同部位が...
【医歯薬学】看護学:シグナル伝達ストレスを含む研究件
❏高浸透圧依存的非選択性カチオンチャネルの網羅的探索および同定(17K15086)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】渡邊 謙吾 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 特任助教 (20781727)
【キーワード】高浸透圧ストレス / HICC / ゲノムワイドsiRNAスクリーニング / ASK3 / ストレス (他6件)
【概要】ナメクジに塩をかければ縮むように,細胞も細胞外溶液が細胞内溶液よりも高濃度の状態(=高浸透圧ストレス)に晒されれば縮む.このままでは死ぬので,細胞は体積を回復して生き延びる.この際,細胞はそもそも高浸透圧ストレス状態を認識する必要があり,HICCというイオンを通すタンパク質をセンサーとして使うと考えられている.しかしHICCの具体的な実体は不明であった.そこで本研究では,ヒトの遺伝子情報を基に約2...
❏G蛋白質の活性調節因子として働くヒトのグロビン蛋白質の機能制御機構の解明(17K07329)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】若杉 桂輔 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (20322167)
【キーワード】蛋白質 / 蛋白質間相互作用 / 蛋白質工学 / 酸化ストレス / 細胞保護 (他8件)
【概要】ヒト脳神経細胞内に存在するニューログロビン(Ngb)は、酸化ストレスに伴う神経細胞死を防ぎ、また、通常酸素濃度正常状態では神経突起伸長を促す。本研究では、我々は、蛋白質工学的手法を用いて、ヒトNgbの作用機序の解明、及び、蛋白質間相互作用に着目した機能制御機構の解明に挑んだ。その結果、Ngbの働きに重要なアミノ酸残基や蛋白質間相互作用に重要なアミノ酸残基を明らかにできた。さらに、今回、新たに、Ng...
❏蛋白質工学的手法による酸化ストレス下で働く新規グロビン蛋白質の機能制御機構の解明(26440047)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】若杉 桂輔 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (20322167)
【キーワード】蛋白質 / ストレス / シグナル伝達 / 生理活性
【概要】ニューログロビン(Ngb)は酸化ストレスから神経細胞を保護する働きを持つ。以前、我々は、ヒトNgbが酸化ストレス下にヘテロ三量体G蛋白質αサブユニット(Gαi)と特異的に結合しGDP解離阻害因子として働くことを明らかにした。本研究では、ヒトNgbのGlu53, Glu60, Glu118が、Ngbの細胞保護能及びGαi1との結合に重要であることを明らかにした。さらに、ヒトGαi1のLys46, L...
【医歯薬学】看護学:生活習慣ストレスを含む研究件
❏消化管知覚異常を改善させる運動時多感覚情報処理の電気生理学的検証(15K12586)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小川 豊太 (濱口豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / 体性知覚過敏 / 運動療法 / 活動量 / リハビリテーション (他13件)
【概要】過敏性腸症候群(IBS)は,内臓知覚と体性知覚に関わる神経基盤の活動に特徴がある.IBSは運動等の介入によって症状が軽減する.本研究はIBS18名と無症状者10名を対象に運動を4週間実施させ,消化器症状の改善と脱感作が生じるという仮説を検証した.運動介入の効果は,一日の平均歩行量が7000歩よりも多い群では少ない群よりも有意に消化器症状が低かった.体性知覚には運動量の違いまたは症状の変化によって違...
❏過敏性腸症候群患者の生活習慣を改善させるリハビリテーションプログラムの開発(24500597)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小川 豊太(濱口豊太) (小川 豊太 / 濱口 豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / ストレス / 運動療法 / 歩行量 / 生活習慣 (他9件)
【概要】過敏性腸症候群(IBS)は腹痛と排便異常を主体とした,消化器診療上最も頻度の高いストレス関連疾患である.また,IBSは早期社会不適応の重大な原因の一つである. 消化器心身症の治療ガイドライン(福土ら, 2006)では,治療第一段階として薬物療法と食生活,運動習慣を含めた生活習慣改善への介入が示されている.生活習慣改善においては繊維を多く含む食材の摂取や運動を促すことが推奨されているが,生活習慣改善...
❏職業性ストレスとがん罹患の関連性およびそのメカニズムに関する疫学的研究(16390170)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】川上 憲人 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90177650)
【キーワード】がん / 罹患 / 危険因子 / ストレス / 免疫 (他12件)
【概要】本研究では、職業性ストレスとがん罹患との関連性とそのメカニズムを明らかにすることを目的として、2つの前向きコホート研究(既存コホートデータと新規コホート)および職業性ストレスとがん罹患の媒介要因(免疫機能、抗酸化能などの生理指標および食事等のがん関連保健行動)との関係についての小規模な追跡研究を実施した。 特に本研究では以下の3点を検討した。(1)2大職業性ストレス理論である「要求度-コントロール...
【医歯薬学】看護学:Maslach Burnout Inventoryストレスを含む研究件
❏産業領域におけるバーンアウト予防のための介入研究(20592642)
【研究テーマ】地域・老年看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】北岡 和代 金沢医科大学, 看護学部, 教授 (60326080)
【キーワード】バーンアウト / Maslach Burnout Inventory / MBI-GS / 産業保健 / ストレス (他7件)
【概要】日本の労働者に適用できる、バーンアウトを予防するための方法を考え出した。代表的なバーンアウト研究者であるライター(カナダ)とマスラック(アメリカ)のふたりが編み出したバーンアウト予防の方法に基づいた、ワークショップを考案した。また、効果を上げるために、ワークショップ後に看護サポートを導入した。ワークショップはバーンアウト・バスターズと命名し、2段階構成(ビギナーズコース、アドバーンスコース)とした...
❏産業領域におけるバーンアウトと企業損失に関する縦断研究(18592433)
【研究テーマ】地域・老年看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】北岡 和代 (東口 和代) 金沢医科大学, 看護学部, 教授 (60326080)
【キーワード】バーンアウト / Maslach Burnout Inventory / MBI-GS / 産業保健 / ストレス (他7件)
【概要】研究代表者らが翻訳作成したバーンアウト測定尺度である日本版Maslach Burnout Inventory-General Survey(MBI-GS)のカットオフ・ポイントを日本人集団5621名から算出した。次に、Brenninkmeijer & Van Yperenが提唱している"疲弊感"得点+1基準を採用し、日本人のバーンアウトレベルを定めた。結果、"疲弊感...
【医歯薬学】看護学:MBI-GSストレスを含む研究件
❏産業領域におけるバーンアウト予防のための介入研究(20592642)
【研究テーマ】地域・老年看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】北岡 和代 金沢医科大学, 看護学部, 教授 (60326080)
【キーワード】バーンアウト / Maslach Burnout Inventory / MBI-GS / 産業保健 / ストレス (他7件)
【概要】日本の労働者に適用できる、バーンアウトを予防するための方法を考え出した。代表的なバーンアウト研究者であるライター(カナダ)とマスラック(アメリカ)のふたりが編み出したバーンアウト予防の方法に基づいた、ワークショップを考案した。また、効果を上げるために、ワークショップ後に看護サポートを導入した。ワークショップはバーンアウト・バスターズと命名し、2段階構成(ビギナーズコース、アドバーンスコース)とした...
❏産業領域におけるバーンアウトと企業損失に関する縦断研究(18592433)
【研究テーマ】地域・老年看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】北岡 和代 (東口 和代) 金沢医科大学, 看護学部, 教授 (60326080)
【キーワード】バーンアウト / Maslach Burnout Inventory / MBI-GS / 産業保健 / ストレス (他7件)
【概要】研究代表者らが翻訳作成したバーンアウト測定尺度である日本版Maslach Burnout Inventory-General Survey(MBI-GS)のカットオフ・ポイントを日本人集団5621名から算出した。次に、Brenninkmeijer & Van Yperenが提唱している"疲弊感"得点+1基準を採用し、日本人のバーンアウトレベルを定めた。結果、"疲弊感...
【医歯薬学】看護学:うつストレスを含む研究件
❏インドネシアにおける個人主義化がストレスとうつ病発症に及ぼす影響の分子疫学研究(16H05828)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】石田 貴文 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (20184533)
【キーワード】個人主義化 / ストレス / 遺伝環境 / うつ / インドネシア (他10件)
【概要】うつ病患者の方が集団主義的気質であること、収入が高いこと、教育レベルが高いことが明らかになった。また、ブギス・マカッサル人は他民族に比べて独立的気質も協調的気質もいずれも高く、民族による気質の違いも示唆された。関連4遺伝子多型について、患者と健常者で頻度分布に違いが見られた。新たなストレスマーカーであるテロメア長は患者群で短く、ストレスに曝されていることが示唆された。過去に収集されたインドネシア7...
❏ω3系脂肪酸と集団認知行動療法によるうつ状態の増悪予防法の開発(25282207)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】調 漸 長崎大学, 保健・医療推進センター, 教授 (40264220)
【キーワード】オメガ3系脂肪酸 / うつ / 心理教育 / Ω3系脂肪酸 / psychoeducation (他16件)
【概要】本研究目的は,ω3系脂肪酸とpsychoeducation(PE)のコンビネーションが軽度・中程度のうつの改善に寄与するという仮説検証である。軽度・中程度のうつを有する者76名を対象としたω3系脂肪酸とPE介入群(強化介入群)とプラセボとPE介入群(通常介入群)のいずれかに無作為に割り付けた。3ヶ月の介入の結果,BDI-IIではANCOVAで有意な値は得られなかった(p=0.30, net cha...
【医歯薬学】看護学:うつ病ストレスを含む研究件
❏ミクログリア‐神経相互作用によるストレス応答機構の解明と食品成分による制御(18K14402)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】板倉 正典 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (70803162)
【キーワード】ミクログリア / GAPDH / ストレス応答 / うつ病 / ストレス
【概要】うつ病の発症において、活性酸素種の産生や脳内炎症の関与が示唆されているがその詳細なメカニズムは不明である。本研究ではうつ病発症機構の解明を目的に、ミクログリア-神経細胞相互作用に焦点を当て、ストレス応答性分子である解糖系酵素GAPDHの動態を解析した。その結果、短期ストレス(尾懸垂ストレス)負荷により、マウス脳内ミクログリアにおけるGAPDH量の増加が認められた。さらに共培養実験の結果、ATP刺激...
❏情動を制御するBDNFの直接効果の解明(15H03123)
【研究テーマ】基盤・社会脳科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】田中 謙二 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (30329700)
【キーワード】BDNF / うつ病 / 多機能遺伝子改変 / 肥満 / 大脳皮質 (他10件)
【概要】脳由来神経栄養因子(BDNF)の発現が増えること・減ることが気分を変化させ、精神疾患発症に関与すると考えられていた。本研究では、この仮説を実験動物個体で証明することに取り組んだ。BDNFの発現を時期特異的、脳領域特異的に増やす・減らす介入を行った。ストレス負荷が無いと考えられる通常飼育では、いかなる介入も情動・認知に影響を与えなかった。涙の基礎分泌を自律神経応答の指標として、ストレス負荷からの回復...
❏うつ病患者の家族看護者のストレス軽減を支援する情報技術に関する研究(26280116)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山下 直美 日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所, 協創情報研究部, 主任研究員 (70396141)
【キーワード】情報システム / コミュニケーション支援 / メンタルヘルスケア / 医療・福祉サービス / うつ病 (他10件)
【概要】うつ病の早期改善には、良好な家庭環境が重要です。そのためには、家族介護者がうつ病患者の言動に上手く対処できる必要があります。本研究では、家族介護者がうつ病患者の言動にうまく対応できることを支援するために、二つの調査を実施しました。一つ目の調査では、まず家族介護者の介護活動の現状とニーズを把握し、これを踏まえて、介護記録Webアプリ「みまもメイト」を開発しました。二つ目の調査では、家族介護者にみまも...
【医歯薬学】看護学:産業保健ストレスを含む研究件
❏学校教員のストレスマネジメントプログラムおよびその支援体制に関する研究(16K09094)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山本 健也 東京大学, 環境安全本部, 准教授 (50739133)
【キーワード】産業保健 / 教職員 / ストレス / 産業保健管理 / 学校教職員 (他10件)
【概要】学校職場では労働安全衛生法に規定されている産業保健管理事業の実施が充分ではなく、特に教職員数が50人未満の学校での体制が脆弱であった。教職員の健康管理を専門に行う医師や組織が設置されているのは都道府県・政令指定都市の約半数程度であった。そのことは支援体制強化が必要であることを示している。 教職員の精神神経疾患に関する症例対照研究では、同僚の支援・上司の支援・ヘルスリテラシーの寄与が認められたが、児...
❏日本版CREWプログラムの開発と職場での適用可能性に関する研究(25560349)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】島津 明人 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80318724)
【キーワード】ストレス / 心理学 / ワーク・エンゲイジメント / 産業保健 / 人間関係 (他7件)
【概要】本研究では,米国およびカナダで開発されたCREW(Civility, Respect & Engagement with Work)プログラムに関して,(1)日本版CREWプログラムの開発,(2)日本の職場での適用可能性の検討,(3)実施効果の検討,の3点を目的とした。某大学病院の2つの病棟を対象にプログラムを実施し(2014年9月~2015年2月の6か月間)中間解析を行った結果,参加者の...
❏産業領域におけるバーンアウト予防のための介入研究(20592642)
【研究テーマ】地域・老年看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】北岡 和代 金沢医科大学, 看護学部, 教授 (60326080)
【キーワード】バーンアウト / Maslach Burnout Inventory / MBI-GS / 産業保健 / ストレス (他7件)
【概要】日本の労働者に適用できる、バーンアウトを予防するための方法を考え出した。代表的なバーンアウト研究者であるライター(カナダ)とマスラック(アメリカ)のふたりが編み出したバーンアウト予防の方法に基づいた、ワークショップを考案した。また、効果を上げるために、ワークショップ後に看護サポートを導入した。ワークショップはバーンアウト・バスターズと命名し、2段階構成(ビギナーズコース、アドバーンスコース)とした...
【医歯薬学】看護学:PTSDストレスを含む研究件
❏遺体の身元確認作業による心的外傷後ストレス障害を予防するためのストレス度測定(17K01404)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】樋口 政和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任助教 (30570254)
【キーワード】災害医療 / 検死・検案 / PTSD / メンタルケア / 音声 (他7件)
【概要】本研究では、歯科医師などを対象にした歯科身元確認研修会において、参加者が実習で遺体に接した際のストレス程度を音声を用いて計測した。遺体実習前後のメンタル状態の変化を我々が開発した音声評価指標により分析した結果、実現場での身元確認の経験と遺体実習前の事前実習の種類によりメンタル状態の変化が異なることが示唆された。実経験がない参加者において、ストレスを感じる程度は実遺体・写真・マネキンの順に高いと考え...
❏原発事故被災者の震災関連死・震災関連自殺に対する「社会的ケア」の確立(16K09264)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】辻内 琢也 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00367088)
【キーワード】ストレス / PTSD / 原発事故被災者 / 社会的ケアモデル / 自殺予防 (他14件)
【概要】2011年3月11日の東日本大震災に派生して福島第一原子力発電所事故が発生した。本研究は、心身医学的な量的調査と医療人類学的な質的調査を通して、原発事故広域避難者のストレスや孤独死・自殺予防のための新たな「社会的ケア」モデルの構築を目指したものである。大規模アンケート調査、被災者・被害者へのインタビュー調査、ハーバード大学との海外連携、民間支援団体と共に企画実践するフィールドワークの4手法を用いた...
❏原発事故広域避難者のストレスに対する研究-自殺予防のための社会的ケアモデルの構築(25460915)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】辻内 琢也 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00367088)
【キーワード】ストレス / PTSD / 原発事故避難者 / 社会的ケアモデル / 自殺予防 (他8件)
【概要】原子力発電所事故広域避難者に対して、大規模アンケート調査、半構造化インタビュー調査、人類学的フィールド調査を行なった。その結果、避難者には極めて高い心的外傷後ストレス障害(PTSD)の可能性が見いだされ、その精神的被害には、原発事故によってもたらされた経済的問題、住宅問題、賠償格差の問題、家族やコミュニティ分断の問題、などの社会経済的問題が関与していることを統計学的に明らかにした。避難者のメンタル...
【医歯薬学】看護学:放射線ストレスを含む研究件
❏放射線被ばくに対する不安が心理的健康と発達に及ぼす影響のメカニズムの解明(26285148)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】筒井 雄二 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (70286243)
【キーワード】原発事故 / 心理的影響 / 放射線不安 / 放射線ストレス / 母子 (他17件)
【概要】2011年に発生した福島第1原発(1F)の事故が福島で生活する母子にどのような心理的影響を与えたのかを明らかにすることを研究の目的とした。 1F事故による放射能汚染に起因すると考えられる放射線不安や心理的ストレスは福島で暮らす母子に少なくとも事故後5年間は継続して観察された。チェルノブイリ事故当時,小さな子どもの母親であり現在50歳代の女性は,事故後30年が経過した時点でも心理的不安やストレスが強...
❏突然変異体メダカ系統を用いた生殖細胞ゲノム維持機構の解析(18310038)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】三谷 啓志 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (70181922)
【キーワード】放射線 / 動物 / 遺伝学 / ストレス / 遺伝子 (他9件)
【概要】放射線高感受性ric1細胞は、DNA2本鎖切断の修復が遅延しており、γ線による断片化を伴う細胞死が起きない。緑色蛍光蛋白質(GFP)遺伝子を生殖細胞特異的に発現するric1系統を用いたところ、卵割期にすでにric1生殖細胞は、放射線高感受性であり、生殖腺移行後に孵化率に影響を及ぼさない線量に対して大きな性差があることも分かった。また、酸化損傷修復に関わるOGG1遺伝子の突然変異ホモ接合体メダカを作...
【医歯薬学】看護学:心拍変動ストレスを含む研究件
❏東南アジア地域の乳牛における暑熱ストレス耐性の遺伝学的背景の探索(16H02766)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】大蔵 聡 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (20263163)
【キーワード】応用動物 / 獣医学 / 畜産学 / 神経科学 / ストレス (他8件)
【概要】本研究では、東南アジア地域で飼育されている乳用牛について、生理学的および遺伝学的解析により暑熱ストレスに強いウシの特徴を見出し、それらのウシが暑熱ストレス耐性を有するメカニズムを解明することを目的とした。カンボジア国内の農場で飼養されている乳用牛を対象として、ホルター型心電計を用いた心拍変動解析法により、心拍変動の周波数成分パラメータを用いて暑熱ストレス耐性を有する個体を選抜できることを明らかにし...
❏スマートフォンを用いたリラクセーション法の習得・評価システムの開発(16K15406)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】吉内 一浩 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (70313153)
【キーワード】リラクセーション / 心拍変動 / EMA / バイオフィードバック / 心身症 (他7件)
【概要】ストレス関連疾患の治療法の一つにリラクセーション法があるが、習得の補助および習熟度の評価が困難であった。本研究では、EMAを応用したスマートフォンによるツールの開発を行うことを目的とした。方法は、スマートフォンによる自覚的習熟度や気分を入力するシステムを開発し、日常生活下においてリラクセーション法の前後における心拍変動による自律神経機能と自覚的な習熟度や気分との関連を検証した。結果は、習熟度の得点...
❏本態性高血圧症に対するバイオフィードバックの降圧効果の検討(09670697)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】野村 忍 東京大学, 医学部・附属病院分院, 助教授 (00198623)
【キーワード】高血圧 / 血圧 / バイオフィードバック / ストレス / 白衣高血圧 (他9件)
【概要】今回の研究目的は、本態性高血圧症に対する血圧バイオフィードバック(以下BFと略す)の降圧効果を検討することである。また、ストレス負荷テストによる昇圧反応をどのくらい抑制できるかの検討を行った。 本態性高血圧症を対象にした血圧BFの治療効果の検討では、30人の外来患者(男性10名、女性20名)を無作為に2群に分けて比較試験を行った。A群ではBF治療を4回行い、B群ではコントロール期間は血圧自己モニタ...
【医歯薬学】看護学:疫学ストレスを含む研究件
❏世界精神保健日本追跡調査:地域住民における精神疾患の10年間のコホート研究(25253045)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】川上 憲人 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (90177650)
【キーワード】精神保健疫学 / 精神疾患 / 前向きコホート / 罹患率 / 危険因子 (他15件)
【概要】世界的にも地域住民における精神疾患の前向きコホート研究は少ない。本研究では、約10年前に実施された世界精神保健日本調査の回答者約1,859名に対して追跡調査を実施し、前向きの精神保健疫学研究を行う。訓練を受けた調査員が長崎市、岡山市、玉野市の対象者合計1,465名に調査を依頼し、581名に面接調査を実施し、475名からゲノム調査のための唾液採取を行った。 ...
❏職業性ストレスの理論的発展とその測定および実証に関する研究(11897009)
【研究テーマ】公衆衛生学・健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999
【研究代表者】川上 憲人 岐阜大学, 医学部, 助教授 (90177650)
【キーワード】ストレス / 疫学 / 臨床心理学 / 組織心理学 / 理論モデル (他6件)
【概要】本研究では、職業性ストレスの新しい理論およびその測定法の開発、これを発展させ実証するための国内および国際共同研究の企画、および将来の職業性ストレスの理論的・実証的研究の中核となる共同研究グループの形成を目的として以下の研究を実施した。 1.職業性ストレスの理論モデルの包括的レビュー 主要な理論あるいは分野について分担研究者がそれぞれ包括的なレビューを実施し、インターネット上および研究打ち合わせ会議...
【医歯薬学】看護学:コホート研究ストレスを含む研究件
❏ストレス脆弱性モデルに基づく思春期毛髪コルチゾールと内的・外的適応の関連の検討(20K16641)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤川 慎也 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20797279)
【キーワード】毛髪コルチゾール / 思春期 / ストレス / レジリエンス / コホート研究
【概要】申請者が運営に携わる東京ティーンコホート調査より約260名の11-12歳思春期児童を抽出したサブサンプルコホート調査の15-16歳を対象とした第3期調査を平成30年5月より令和2年秋まで行った。毛髪検体は第3期調査より採取を開始し東京大学にて保管している。第2期サブサンプル調査より新たに参加した思春期児童の毛髪検体も合わせ300を超える検体を取得した。毛髪コルチゾール測定に関して、確定した測定手法...
❏世界精神保健日本追跡調査:地域住民における精神疾患の10年間のコホート研究(25253045)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】川上 憲人 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (90177650)
【キーワード】精神保健疫学 / 精神疾患 / 前向きコホート / 罹患率 / 危険因子 (他15件)
【概要】世界的にも地域住民における精神疾患の前向きコホート研究は少ない。本研究では、約10年前に実施された世界精神保健日本調査の回答者約1,859名に対して追跡調査を実施し、前向きの精神保健疫学研究を行う。訓練を受けた調査員が長崎市、岡山市、玉野市の対象者合計1,465名に調査を依頼し、581名に面接調査を実施し、475名からゲノム調査のための唾液採取を行った。 ...
❏乳幼児期の個体・環境要因が児童期の社会的行動に及ぼす影響についてのコホート研究(21243039)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】河合 優年 武庫川女子大学, 文学部, 教授 (00144098)
【キーワード】コホート / 社会性の発達 / 母子関係 / 画像解析 / 発達データセットの構築 (他20件)
【概要】本研究の成果は大きく以下の5つである。1)乳児期から児童期に至る発達過程は9か月前後に一つの分岐点を持つ、2)この分岐は現時点では生物学的機構によるものから環境要因との相互作用による機構への移行と関係していると仮定されている、3)生物学的な要因で、後の社会性と関係しているものとして、身体特徴と子どもが持つ対人的相互作用時の反応リズムとの関係が見いだされている、4)それ以外の調査項目における、幼児期...
【医歯薬学】看護学:バーンアウトストレスを含む研究件
❏職務ストレスに注目した若年就労支援実践家育成プログラムの開発(16K13438)
【研究テーマ】社会福祉学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大川 浩子 北海道文教大学, 人間科学部, 教授 (50458155)
【キーワード】就労支援 / セルフケア / 人材育成 / インテンショナル・ピアサポート / マインドフルネス (他14件)
【概要】本研究の目的は、障害者の就労支援を行う支援者の中でも、特に経験の浅い支援者の職業と関係するストレスに対するセルフケアプログラムの開発である。方法は、まず、就労支援機関にアンケート調査行い、人材育成の現状と課題、職務ストレスについて検討した。その結果を踏まえ、対話型アプローチの一つである援助者と被援助者が相互に学び合う関係を大切にした、インテンショナル・ピアサポートを基盤としたセルフケア研修プログラ...
❏対人援助職のワーク・ライフ・バランスへの取り組みとバーンアウト予防に関する研究(21530668)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】荻野 佳代子 神奈川大学, 人間科学部, 准教授 (20308159)
【キーワード】バーンアウト / ワーク・ライフ・バランス / 看護職 / 組織風土 / ストレス (他10件)
【概要】対人援助職のバーンアウトへの介入に向け,ワーク・ライフ・バランス(WLB)風土の測定尺度を開発し,バーンアウトとの関連を検討した.この結果, WLB風土は「上司の支援」,「スタッフのチームワーク」,「'ワーク'最優先」,「'ライフ'の尊重」の4因子から構成されていた. 4因子すべてがバーンアウトに関連していたが,とくに「上司からの支援」にバーンアウトに対するより強い...
❏産業領域におけるバーンアウト予防のための介入研究(20592642)
【研究テーマ】地域・老年看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】北岡 和代 金沢医科大学, 看護学部, 教授 (60326080)
【キーワード】バーンアウト / Maslach Burnout Inventory / MBI-GS / 産業保健 / ストレス (他7件)
【概要】日本の労働者に適用できる、バーンアウトを予防するための方法を考え出した。代表的なバーンアウト研究者であるライター(カナダ)とマスラック(アメリカ)のふたりが編み出したバーンアウト予防の方法に基づいた、ワークショップを考案した。また、効果を上げるために、ワークショップ後に看護サポートを導入した。ワークショップはバーンアウト・バスターズと命名し、2段階構成(ビギナーズコース、アドバーンスコース)とした...
【医歯薬学】看護学:バーンアウト予防ストレスを含む研究件
❏対人援助職のワーク・ライフ・バランスへの取り組みとバーンアウト予防に関する研究(21530668)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】荻野 佳代子 神奈川大学, 人間科学部, 准教授 (20308159)
【キーワード】バーンアウト / ワーク・ライフ・バランス / 看護職 / 組織風土 / ストレス (他10件)
【概要】対人援助職のバーンアウトへの介入に向け,ワーク・ライフ・バランス(WLB)風土の測定尺度を開発し,バーンアウトとの関連を検討した.この結果, WLB風土は「上司の支援」,「スタッフのチームワーク」,「'ワーク'最優先」,「'ライフ'の尊重」の4因子から構成されていた. 4因子すべてがバーンアウトに関連していたが,とくに「上司からの支援」にバーンアウトに対するより強い...
❏産業領域におけるバーンアウト予防のための介入研究(20592642)
【研究テーマ】地域・老年看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】北岡 和代 金沢医科大学, 看護学部, 教授 (60326080)
【キーワード】バーンアウト / Maslach Burnout Inventory / MBI-GS / 産業保健 / ストレス (他7件)
【概要】日本の労働者に適用できる、バーンアウトを予防するための方法を考え出した。代表的なバーンアウト研究者であるライター(カナダ)とマスラック(アメリカ)のふたりが編み出したバーンアウト予防の方法に基づいた、ワークショップを考案した。また、効果を上げるために、ワークショップ後に看護サポートを導入した。ワークショップはバーンアウト・バスターズと命名し、2段階構成(ビギナーズコース、アドバーンスコース)とした...
【医歯薬学】看護学:統合失調症ストレスを含む研究件
❏統合失調症・気分障害における「寛解」と「回復」の脳機能基盤に関する縦断的研究(26860914)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30420243)
【キーワード】統合失調症 / 気分障害 / 寛解 / 回復 / 脳機能 (他12件)
【概要】精神症状のみの軽減を目指した「寛解」だけでなく、社会的機能や幸福感の改善も含めた「回復」の脳機能基盤の背景を明らかにすることを目的とした。うつ状態の診断の補助に資する指標として、NIRSによる脳機能計測法が2013年に保険適応となったが、いまだ状態把握や予後予測に資する客観的・生物学的な指標は確立されていないため、縦断的研究により個人内の継時的変動を明らかにすることを目指した。 脳部位によって、特...
❏統合失調症患者におけるレジリエンスとその生物学的基盤(25870713)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】内田 裕之 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (40327630)
【キーワード】統合失調症 / レジリエンス / ストレス / 回復
【概要】60名の統合失調症患者を対象に行った本研究は、25項目Resilience Scale総点は110点(平均)であり、自尊感情、スピリチュアリティ、生活の質と正の相関を示し、絶望感と内面化された偏見と負の相関を呈する事をあることを明らかにした。一方、レジリエンス総点と血中BDNF、ACTH、コルチゾール、高感度CRPおよび唾液中αアミラーゼとの間に有意な相関は認めなかった。 本研究により、統合失調症...
【医歯薬学】看護学:介入研究ストレスを含む研究件
❏マインドフルペアレンティングプログラムの開発と効果検証:ランダム化比較試験(19K21447)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】戸部 浩美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教 (60823143)
【キーワード】マインドフルネス / マインドフルペアレンティング / 子育て / 育児ストレス / レジリエンス (他12件)
【概要】子育てにあたり、子どもだけでなく、親が自分自身の気持ちや考え、身体の状態や感覚に目を向け、子どもや自分自身の必要に敏感であるように助けるマインドフルペアレンティング尺度日本語版の開発を行い、その信頼性・妥当性を検証した。尺度開発者の確認を取るまでに時間がかかったこと、またコロナにより、プログラム参加が難しくなったことから、当初の予定からは遅れているが、尺度日本語版の開発のための調査と分析を終えた。...
❏産業領域におけるバーンアウト予防のための介入研究(20592642)
【研究テーマ】地域・老年看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】北岡 和代 金沢医科大学, 看護学部, 教授 (60326080)
【キーワード】バーンアウト / Maslach Burnout Inventory / MBI-GS / 産業保健 / ストレス (他7件)
【概要】日本の労働者に適用できる、バーンアウトを予防するための方法を考え出した。代表的なバーンアウト研究者であるライター(カナダ)とマスラック(アメリカ)のふたりが編み出したバーンアウト予防の方法に基づいた、ワークショップを考案した。また、効果を上げるために、ワークショップ後に看護サポートを導入した。ワークショップはバーンアウト・バスターズと命名し、2段階構成(ビギナーズコース、アドバーンスコース)とした...
【医歯薬学】看護学:ランダム化比較試験ストレスを含む研究件
❏マインドフルペアレンティングプログラムの開発と効果検証:ランダム化比較試験(19K21447)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】戸部 浩美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教 (60823143)
【キーワード】マインドフルネス / マインドフルペアレンティング / 子育て / 育児ストレス / レジリエンス (他12件)
【概要】子育てにあたり、子どもだけでなく、親が自分自身の気持ちや考え、身体の状態や感覚に目を向け、子どもや自分自身の必要に敏感であるように助けるマインドフルペアレンティング尺度日本語版の開発を行い、その信頼性・妥当性を検証した。尺度開発者の確認を取るまでに時間がかかったこと、またコロナにより、プログラム参加が難しくなったことから、当初の予定からは遅れているが、尺度日本語版の開発のための調査と分析を終えた。...
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
【医歯薬学】看護学:リハビリテーションストレスを含む研究件
❏消化管知覚過敏を軽減させるニューラルフィードバック練習装置の開発(19K11368)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小川 豊太 (濱口豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / バイオフィードバック / 脳波 / 脳腸相関 / リハビリテーション (他8件)
【概要】本研究は、過敏性腸症候群(IBS)に見られる脳腸相関の異常に着目し、安静時脳波を指標として脳波フィードバック練習装置を開発することを目的としている。成人のIBSには、腹痛に関連した脳活動パターンなど、特定の腹部症状が脳波上に示されることがある。デコードされたニューロフィードバック(DecNef)は、症状のある人が症状のない人と比較して脳の活動パターンを自己制御できるようにするバイオフィードバック練...
❏消化管知覚異常を改善させる運動時多感覚情報処理の電気生理学的検証(15K12586)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小川 豊太 (濱口豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / 体性知覚過敏 / 運動療法 / 活動量 / リハビリテーション (他13件)
【概要】過敏性腸症候群(IBS)は,内臓知覚と体性知覚に関わる神経基盤の活動に特徴がある.IBSは運動等の介入によって症状が軽減する.本研究はIBS18名と無症状者10名を対象に運動を4週間実施させ,消化器症状の改善と脱感作が生じるという仮説を検証した.運動介入の効果は,一日の平均歩行量が7000歩よりも多い群では少ない群よりも有意に消化器症状が低かった.体性知覚には運動量の違いまたは症状の変化によって違...
❏過敏性腸症候群患者の生活習慣を改善させるリハビリテーションプログラムの開発(24500597)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小川 豊太(濱口豊太) (小川 豊太 / 濱口 豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / ストレス / 運動療法 / 歩行量 / 生活習慣 (他9件)
【概要】過敏性腸症候群(IBS)は腹痛と排便異常を主体とした,消化器診療上最も頻度の高いストレス関連疾患である.また,IBSは早期社会不適応の重大な原因の一つである. 消化器心身症の治療ガイドライン(福土ら, 2006)では,治療第一段階として薬物療法と食生活,運動習慣を含めた生活習慣改善への介入が示されている.生活習慣改善においては繊維を多く含む食材の摂取や運動を促すことが推奨されているが,生活習慣改善...
【医歯薬学】看護学:高齢者ストレスを含む研究件
❏高齢者の生体防御機能判定におけるフローサイトメトリー法の利用(11670352)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】林 修 女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (20133340)
【キーワード】高齢者 / 調査 / 生体防御 / ライフスタイル / 運動 (他13件)
【概要】共同研究者らは埼玉県狭山市と名栗村にて、ライフスタイルと貪食・活性酸素産生能やナチュラルキラー細胞活性などの非特異的生体防御機能(非特異免疫)が密接に関係していることを明らかにしてきた。そこで一昨年より当研究室に導入された全自動細胞解析装置(FACS)を用いで免疫担当細胞上にあるマーカーと健康指標との関係を明らかにし、高齢者の健康管理に役立てることを検討し始めた。例年どおり、今年度も7月31日から...
❏高齢者のプライバシー欲求と住宅・施設計画に関する環境心理学的研究(04650570)
【研究テーマ】建築計画・都市計画
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】児玉 桂子 日本社会事業大学, 社会福祉学部, 教授 (20153562)
【キーワード】プライバシー欲求 / ストレス / 高齢者 / 居住環境 / プライバシー欲求尺度
【概要】1.本年度の研究の目的 本年度の目的は、老人ホームに居住する高齢者のプライバシー侵害とストレスの関連性および居室形態がプライバシー欲求と達成に及ぼす影響を明らかにすることである。 2.方法 老人ホームの個室と2人室に居住する高齢者のプライバシー欲求と達成を、(1)ひきこもり(2)孤独(3)分離(4)匿名性から成る孤独志向性サブスケールと(5)隣人付き合い(6)親密から成る社交志向性サブスケールによ...
【医歯薬学】看護学:集団認知行動療法ストレスを含む研究件
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏ω3系脂肪酸と集団認知行動療法によるうつ状態の増悪予防法の開発(25282207)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】調 漸 長崎大学, 保健・医療推進センター, 教授 (40264220)
【キーワード】オメガ3系脂肪酸 / うつ / 心理教育 / Ω3系脂肪酸 / psychoeducation (他16件)
【概要】本研究目的は,ω3系脂肪酸とpsychoeducation(PE)のコンビネーションが軽度・中程度のうつの改善に寄与するという仮説検証である。軽度・中程度のうつを有する者76名を対象としたω3系脂肪酸とPE介入群(強化介入群)とプラセボとPE介入群(通常介入群)のいずれかに無作為に割り付けた。3ヶ月の介入の結果,BDI-IIではANCOVAで有意な値は得られなかった(p=0.30, net cha...
【医歯薬学】看護学:精神疾患ストレスを含む研究件
❏インドネシアにおける個人主義化がストレスとうつ病発症に及ぼす影響の分子疫学研究(16H05828)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】石田 貴文 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (20184533)
【キーワード】個人主義化 / ストレス / 遺伝環境 / うつ / インドネシア (他10件)
【概要】うつ病患者の方が集団主義的気質であること、収入が高いこと、教育レベルが高いことが明らかになった。また、ブギス・マカッサル人は他民族に比べて独立的気質も協調的気質もいずれも高く、民族による気質の違いも示唆された。関連4遺伝子多型について、患者と健常者で頻度分布に違いが見られた。新たなストレスマーカーであるテロメア長は患者群で短く、ストレスに曝されていることが示唆された。過去に収集されたインドネシア7...
❏世界精神保健日本追跡調査:地域住民における精神疾患の10年間のコホート研究(25253045)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】川上 憲人 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (90177650)
【キーワード】精神保健疫学 / 精神疾患 / 前向きコホート / 罹患率 / 危険因子 (他15件)
【概要】世界的にも地域住民における精神疾患の前向きコホート研究は少ない。本研究では、約10年前に実施された世界精神保健日本調査の回答者約1,859名に対して追跡調査を実施し、前向きの精神保健疫学研究を行う。訓練を受けた調査員が長崎市、岡山市、玉野市の対象者合計1,465名に調査を依頼し、581名に面接調査を実施し、475名からゲノム調査のための唾液採取を行った。 ...
【医歯薬学】看護学:意思決定ストレスを含む研究件
❏加齢による意思決定過程の変容に影響を及ぼす心理的・環境的要因の解明(20K03308)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】永岑 光恵 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (80392455)
【キーワード】ストレス / アイオワ・ギャンブリング課題 / 不安感 / 皮膚電気活動 / 利他的配分 (他16件)
【概要】本研究は先の我々の挑戦的研究(萌芽:17K18696)の発展的課題として、実験心理学と実験経済学の融合的アプローチにより、加齢による意思決定過程の変容を心理的・環境的要因の相互作用の観点から解明することを目的としている。 【心理学グループ】 これまで、若者群を対象に、時間的切迫と情報あいまい性が高い状況におけるリスク回避に関わる意思決定過程に関して、行動実験ならびに生理心理実験を行い、危急条件下で...
❏臨床現場での多重課題における意思決定要因の解明(20H00558)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (30194640)
【キーワード】多重課題 / 状況学習 / バーチャルリアリティ / 意思決定 / リアリティショック (他15件)
【概要】病棟での誤嚥性肺炎患者と脳梗塞患者、心不全患者に対する看護の多重課題訓練シナリオ、術後患者とストマ患者、ショック患者に対する看護に関するシナリオを作成した。また、乳がん患者への外来診療や外科外来やERにおいて若手外科医師や研修医が実際に直面する可能性がある腹膜刺激症状などの腹部所見について検討をおこなった。仮想世界と登場人物の作成:仮想の病棟と注射手技(静脈採血・皮下注射・末梢静脈カテーテル留置)...
【医歯薬学】看護学:環境ストレスを含む研究件
❏穀物の旱魃応答指数の生理・遺伝・生態学的解明(23380011)
【研究テーマ】作物生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鴨下 顕彦 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 准教授 (10323487)
【キーワード】ストレス / 生態学 / 遺伝学 / 植物 / 環境 (他12件)
【概要】イネの多様な品種群、遺伝集団、準同質遺伝子系統を用いて、旱魃応答指数(DRI)を定量し、その生態生理・遺伝学的機構を解明した。品種試験では、DRIは旱魃下の収穫指数、稔実性や乾物生産と正の相関が強く、不稔穂の割合、出穂遅延、草丈減少と負の相関が強かった。遺伝集団試験では、第2染色体のRM6911-RM6379の領域、第4染色体RM5953近傍、第8染色体に2か所、DRIの量的遺伝子座が推定されたが...
❏豚安寧フェロモン作用機序の解明:脳内糖代謝、ホルモン動態、行動からのアプローチ(22580355)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】入交 眞巳 北里大学, 獣医学部, 講師 (70453511)
【キーワード】動物福祉 / ストレス / フェロモン / 行動 / ブタ (他14件)
【概要】動物福祉を配慮したブタの飼育法の一つとして、環境からのアプローチとして耕作放棄地での豚の分娩、育成、肥育はストレス軽減、免疫機能の上昇、肉のおいしさの向上が認められた。猫を用いて環境を変えずに安寧フェロモンに暴露した場合の行動と脳内糖代謝の変化をみた。猫の手術後はフェロモンに暴露した方が痛みとストレスの減少が認められる傾向にあったが、脳内糖代謝にはフェロモンによる影響は認められなかった。 ...
❏NICUにおける騒音の周波数変化に対する早産児のストレス反応に関する研究(22659417)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】清水 彩 神戸大学, 大学院・保健学研究科, 助教 (90552430)
【キーワード】看護学 / 新生児 / 環境 / 音刺激 / ストレス反応 (他11件)
【概要】本研究により、新生児集中治療室や保育器内の音圧と周波数を明らかにした。総録音時間数は約 10時間であった。音圧はアメリカ小児科学会の推奨値よりも高かった。また、音圧がほぼ同じでも、周波波数レベルの範囲は 1kHz未満から約 6kHzと広く、高音圧で低周波の音に対して、児は反応を示していなかった。本研究結果より、周波数による音の評価は、早産児がストレスとなる新生児集中治療室内の騒音を低減する解決策を...
【医歯薬学】看護学:遺伝学ストレスを含む研究件
❏穀物の旱魃応答指数の生理・遺伝・生態学的解明(23380011)
【研究テーマ】作物生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鴨下 顕彦 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 准教授 (10323487)
【キーワード】ストレス / 生態学 / 遺伝学 / 植物 / 環境 (他12件)
【概要】イネの多様な品種群、遺伝集団、準同質遺伝子系統を用いて、旱魃応答指数(DRI)を定量し、その生態生理・遺伝学的機構を解明した。品種試験では、DRIは旱魃下の収穫指数、稔実性や乾物生産と正の相関が強く、不稔穂の割合、出穂遅延、草丈減少と負の相関が強かった。遺伝集団試験では、第2染色体のRM6911-RM6379の領域、第4染色体RM5953近傍、第8染色体に2か所、DRIの量的遺伝子座が推定されたが...
❏突然変異体メダカ系統を用いた生殖細胞ゲノム維持機構の解析(18310038)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】三谷 啓志 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (70181922)
【キーワード】放射線 / 動物 / 遺伝学 / ストレス / 遺伝子 (他9件)
【概要】放射線高感受性ric1細胞は、DNA2本鎖切断の修復が遅延しており、γ線による断片化を伴う細胞死が起きない。緑色蛍光蛋白質(GFP)遺伝子を生殖細胞特異的に発現するric1系統を用いたところ、卵割期にすでにric1生殖細胞は、放射線高感受性であり、生殖腺移行後に孵化率に影響を及ぼさない線量に対して大きな性差があることも分かった。また、酸化損傷修復に関わるOGG1遺伝子の突然変異ホモ接合体メダカを作...
【医歯薬学】看護学:看護師ストレスを含む研究件
❏絆をつむぐ周産期グリーフケアの実装:看護職リトリート・プログラムの導入(20K21728)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】堀内 成子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 特命教授 (70157056)
【キーワード】周産期喪失 / グリーフケア / 助産師 / ストレス / 現任教育 (他8件)
【概要】流産・死産・新生児死亡により周産期に予期せず子どもを失った女性とその家族の悲しみは計り知れず、看護職による十分なグリーフケアが求められる。しかし、我が国では全国レベルの支援教育体制はなく、医療施設及び地域での周産期グリーフケアの質は一定ではない。一方、グリーフケアを担う看護職は十分な支援を受けられておらず、グリーフケアに自信がなく、組織からの支援も不足との報告がある。病院・診療所に勤務する助産師6...
❏日本版CREWプログラムの開発と職場での適用可能性に関する研究(25560349)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】島津 明人 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80318724)
【キーワード】ストレス / 心理学 / ワーク・エンゲイジメント / 産業保健 / 人間関係 (他7件)
【概要】本研究では,米国およびカナダで開発されたCREW(Civility, Respect & Engagement with Work)プログラムに関して,(1)日本版CREWプログラムの開発,(2)日本の職場での適用可能性の検討,(3)実施効果の検討,の3点を目的とした。某大学病院の2つの病棟を対象にプログラムを実施し(2014年9月~2015年2月の6か月間)中間解析を行った結果,参加者の...
❏日米英比較を基にしたPICUにおける医療者と両親のストレス緩和に向けての研究(25670981)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】戈木クレイグヒル 滋子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 教授 (10161845)
【キーワード】小児ICU / ストレス / コミュニケーション / 両親 / 看護師 (他12件)
【概要】小児集中治療室(PICU)で働く看護師35名と,子どもがPICUに入院中の両親27名のインタビューデータの分析から,以下の結果が見出された。両親の主なストレス源として,面会時間の制限,医療者の説明の不十分さ,医療者への不信,子どものケアへの不信感,病棟の雰囲気の悪さ,自分にできる事がないという無力感があった。一方,看護師側のストレス源としては,一人前に働けないこと,病棟の雰囲気の悪さ,チームとして...
【医歯薬学】看護学:看護職ストレスを含む研究件
❏対人援助職のワーク・ライフ・バランスへの取り組みとバーンアウト予防に関する研究(21530668)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】荻野 佳代子 神奈川大学, 人間科学部, 准教授 (20308159)
【キーワード】バーンアウト / ワーク・ライフ・バランス / 看護職 / 組織風土 / ストレス (他10件)
【概要】対人援助職のバーンアウトへの介入に向け,ワーク・ライフ・バランス(WLB)風土の測定尺度を開発し,バーンアウトとの関連を検討した.この結果, WLB風土は「上司の支援」,「スタッフのチームワーク」,「'ワーク'最優先」,「'ライフ'の尊重」の4因子から構成されていた. 4因子すべてがバーンアウトに関連していたが,とくに「上司からの支援」にバーンアウトに対するより強い...
❏ウェブを利用した看護職のストレス対策教材の開発とその効果評価(17592205)
【研究テーマ】基礎看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】小林 敏生 広島大学, 大学院・保健学研究科, 教授 (20251069)
【キーワード】看護職 / ウェブ学習 / 職業性ストレス / 教材開発 / アサーション (他7件)
【概要】本研究の目的は,看護師用のストレス対処法やアサーション方法を開発し,それをWeb上で学習することで,ストレスの軽減および精神的健康度の改善を図ることである。平成17年度は,一般職向けのストレス対処学習プログラムを参考にして,看護師向けのWeb学習プログラムを作成した。プログラムの構成は,看護師のストレスの特徴,アサーション(AS)および職業アイデンティティ(JI)向上方法とした。平成18年度は,W...
【医歯薬学】看護学:酸化ストレスストレスを含む研究件
❏ストレス感受性および最大応答度の調節による老化および肥満解消方策の確立(19H04057)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】辻田 忠志 佐賀大学, 農学部, 講師 (20622046)
【キーワード】老化 / 転写因子 / ポリアミン / 代謝 / 酸化ストレス (他9件)
【概要】老化を引き起こす活性酸素種を無毒化する抗酸化酵素群は、抗酸化応答配列に結合するNrf転写因子群により発現が制御される。この一群の中で、Nrf1には過剰な抗酸化応答を抑制する。研究代表者は老齢マウスや老化モデルマウス肝において、Nrf1タンパク質量がすることを見出したことから、本研究では、早期老化モデルであるKlotho欠失マウスと加齢マウスとの比較解析データとNrf1欠失マウスとの共通項から、老化...
❏G蛋白質の活性調節因子として働くヒトのグロビン蛋白質の機能制御機構の解明(17K07329)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】若杉 桂輔 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (20322167)
【キーワード】蛋白質 / 蛋白質間相互作用 / 蛋白質工学 / 酸化ストレス / 細胞保護 (他8件)
【概要】ヒト脳神経細胞内に存在するニューログロビン(Ngb)は、酸化ストレスに伴う神経細胞死を防ぎ、また、通常酸素濃度正常状態では神経突起伸長を促す。本研究では、我々は、蛋白質工学的手法を用いて、ヒトNgbの作用機序の解明、及び、蛋白質間相互作用に着目した機能制御機構の解明に挑んだ。その結果、Ngbの働きに重要なアミノ酸残基や蛋白質間相互作用に重要なアミノ酸残基を明らかにできた。さらに、今回、新たに、Ng...
❏極限状態で高次認知機能を維持するための基幹脳活性法の開発と臨床応用(16K01307)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】片桐 祥雅 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任研究員 (60462876)
【キーワード】認知制御 / 睡眠障害 / シフト勤務 / ストレス / 事象関連深部脳活動法 (他37件)
【概要】認知課題遂行中の深部脳活動のダイナミクスを明らかにするため、我々は脳波による事象関連深部脳活動法及び事象関連電位法を採用しました。刺激競合課題遂行において、学習記憶を参照する反射的認知処理を初めて見出しました。さらに外部リズムへの同期課題では、単調な等間隔リズムに対しては眠気が誘発されるが、逸脱刺激への同期動作が覚醒と相関するサリエンスネットワークを起動し、認知機能の維持に貢献し得ることを見出しま...
【医歯薬学】看護学:医療者ストレスを含む研究件
❏日米英比較を基にしたPICUにおける医療者と両親のストレス緩和に向けての研究(25670981)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】戈木クレイグヒル 滋子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 教授 (10161845)
【キーワード】小児ICU / ストレス / コミュニケーション / 両親 / 看護師 (他12件)
【概要】小児集中治療室(PICU)で働く看護師35名と,子どもがPICUに入院中の両親27名のインタビューデータの分析から,以下の結果が見出された。両親の主なストレス源として,面会時間の制限,医療者の説明の不十分さ,医療者への不信,子どものケアへの不信感,病棟の雰囲気の悪さ,自分にできる事がないという無力感があった。一方,看護師側のストレス源としては,一人前に働けないこと,病棟の雰囲気の悪さ,チームとして...
❏子どものターミナルケア技術構築と看護師のストレス緩和プログラムの開発(21390592)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】戈木クレイグヒル 滋子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 教授 (10161845)
【キーワード】ターミナルケア技術 / 小児看護 / 看護師 / ストレス / 子ども (他14件)
【概要】本研究を通して看護師は,ターミナル期に死の時期の予測,家族が子どもの病状の悪さを受け入れるための働きかけ,子どもと家族の希望を実現するための支援,よい思い出を残すための関わり,適切な環境を作るための情報共有,周囲の子どもの死の教育,入院時期の判断という技術を用いていることがわかった。くわえて,ターミナルケアを行う中で,実践能力に関わるストレスと,自分が思い描く看護が実現できないことによるストレスが...
【医歯薬学】看護学:人材育成ストレスを含む研究件
❏就労支援実践家のメンタル不調を予防する組織と管理職育成プログラムの開発(19K02163)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大川 浩子 北海道文教大学, 人間科学部, 教授 (50458155)
【キーワード】就労支援 / 管理職 / 組織 / マネジメント / 人材育成 (他11件)
【概要】本年は、前年度に実施した、地域の就労支援機関の管理者を対象にとしたインタビューデータについて分析を行った。インタビューは、現在の所属機関での人材育成や組織に関する課題について60分程度実施し、ICレコーダーで記録したものを逐語録にした後、テキストマイニングを行った。テキストマイニングでは、対象の属性による傾向を見ることを目的に定量的に分析を行った.分析手順は、管理者の所属機関の事業形態、所属法人の...
❏職務ストレスに注目した若年就労支援実践家育成プログラムの開発(16K13438)
【研究テーマ】社会福祉学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大川 浩子 北海道文教大学, 人間科学部, 教授 (50458155)
【キーワード】就労支援 / セルフケア / 人材育成 / インテンショナル・ピアサポート / マインドフルネス (他14件)
【概要】本研究の目的は、障害者の就労支援を行う支援者の中でも、特に経験の浅い支援者の職業と関係するストレスに対するセルフケアプログラムの開発である。方法は、まず、就労支援機関にアンケート調査行い、人材育成の現状と課題、職務ストレスについて検討した。その結果を踏まえ、対話型アプローチの一つである援助者と被援助者が相互に学び合う関係を大切にした、インテンショナル・ピアサポートを基盤としたセルフケア研修プログラ...
【医歯薬学】看護学:メンタルヘルスストレスを含む研究件
❏絆をつむぐ周産期グリーフケアの実装:看護職リトリート・プログラムの導入(20K21728)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】堀内 成子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 特命教授 (70157056)
【キーワード】周産期喪失 / グリーフケア / 助産師 / ストレス / 現任教育 (他8件)
【概要】流産・死産・新生児死亡により周産期に予期せず子どもを失った女性とその家族の悲しみは計り知れず、看護職による十分なグリーフケアが求められる。しかし、我が国では全国レベルの支援教育体制はなく、医療施設及び地域での周産期グリーフケアの質は一定ではない。一方、グリーフケアを担う看護職は十分な支援を受けられておらず、グリーフケアに自信がなく、組織からの支援も不足との報告がある。病院・診療所に勤務する助産師6...
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏音声によるメンタルヘルス状態スクリーニング技術の言語非依存性の検証(16K01408)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】篠原 修二 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任助教 (10325897)
【キーワード】多言語検証 / 音声 / 大うつ病 / パーキンソン病 / 心の元気度 (他13件)
【概要】音声に含まれる感情成分から心の健康度(元気圧と呼ぶ)を抽出するアルゴリズムを開発した。ルーマニア語、ロシア語話者で検証した結果、うつ病高リスク群と低リスク群の元気圧の間に有意な差がみられた。 また、大うつ病の指標となるMajor Depression Voice Index(MDVI)とパーキンソン病の指標となるParkinson’s Disease Voice Index (PDVI)を開発した...
【医歯薬学】看護学:コミュニケーションストレスを含む研究件
❏日米英比較を基にしたPICUにおける医療者と両親のストレス緩和に向けての研究(25670981)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】戈木クレイグヒル 滋子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 教授 (10161845)
【キーワード】小児ICU / ストレス / コミュニケーション / 両親 / 看護師 (他12件)
【概要】小児集中治療室(PICU)で働く看護師35名と,子どもがPICUに入院中の両親27名のインタビューデータの分析から,以下の結果が見出された。両親の主なストレス源として,面会時間の制限,医療者の説明の不十分さ,医療者への不信,子どものケアへの不信感,病棟の雰囲気の悪さ,自分にできる事がないという無力感があった。一方,看護師側のストレス源としては,一人前に働けないこと,病棟の雰囲気の悪さ,チームとして...
❏カードゲーム方式ブレインストーミング法によるストレス軽減効果の検討(21730561)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】西浦 和樹 宮城学院女子大学, 学芸学部, 教授 (40331863)
【キーワード】健康科学 / ブレインストーミング / ストレス / 認知的対処 / 創造性 (他12件)
【概要】創造性教育は,試行錯誤や洞察学習を積み重ねることで,子どもたちは自己決定感や自己有能感を獲得していくことを示している。本研究により,カードゲーム方式ブレインストーミング法は,(1)ディベートやディスカッションにはない特色が見られること,さらに(2)問題解決スキル習得だけでなく,クラスメートとの人間関係構築に役立つことが明らかとなった。 ...
【医歯薬学】看護学:睡眠ストレスを含む研究件
❏極限状態で高次認知機能を維持するための基幹脳活性法の開発と臨床応用(16K01307)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】片桐 祥雅 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任研究員 (60462876)
【キーワード】認知制御 / 睡眠障害 / シフト勤務 / ストレス / 事象関連深部脳活動法 (他37件)
【概要】認知課題遂行中の深部脳活動のダイナミクスを明らかにするため、我々は脳波による事象関連深部脳活動法及び事象関連電位法を採用しました。刺激競合課題遂行において、学習記憶を参照する反射的認知処理を初めて見出しました。さらに外部リズムへの同期課題では、単調な等間隔リズムに対しては眠気が誘発されるが、逸脱刺激への同期動作が覚醒と相関するサリエンスネットワークを起動し、認知機能の維持に貢献し得ることを見出しま...
❏交代制勤務者の心身の健康保持増進を実現するための夜勤耐性型生活習慣の解明(15K12693)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (90455486)
【キーワード】ストレス / 身体活動 / 心身の健康 / 交代制勤務 / 栄養 (他7件)
【概要】交代制勤務者を対象に、睡眠、食事、身体運動の量、質、時間帯、概日リズム、抑うつ気分等との関連について検討した。その結果、睡眠の量と時間帯、食事内容と概日リズムあるいは朝型夜型傾向、抑うつ気分あるいは肯定的気分との間に関連性があることが示唆された。また、夜勤時の食事内容や睡眠時間帯は、夜勤前後での概日リズムの位相変化や肯定的気分の変化と関連することが示唆された。これらのことから、交代制勤務者において...
❏交代制勤務による生活習慣の変容と心身の変調の因果性及びその生理学的基盤の解明(15H03094)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】東郷 史治 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (90455486)
【キーワード】ストレス / 身体活動 / 心身の健康 / 交代制勤務 / 栄養 (他10件)
【概要】日勤者と交代制勤務者を対象に、習慣的な睡眠時間、睡眠あるいは活動の時間帯の指向性、抑うつ気分、習慣的な各食品群摂取量、行動の抑制性/衝動性、気分、各味に対する食品摂取欲求、食品選択性、唾液性状の間の関連について検討した。 その結果、交代制勤務者において、朝型夜型傾向は、抑うつ気分、食事内容、食品摂取欲求、食品選択性、C反応性蛋白濃度と関連性があることが示唆された。また、行動の抑制性/衝動性は朝型夜...