ワーク・ライフ・バランスと健康および仕事の動機づけに関する総合的研究
【研究分野】応用健康科学
【研究キーワード】
ワーク・ライフ・バランス / ストレス / 健康 / 動機づけ / ストレスマネジメント
【研究成果の概要】
本研究では,職業性ストレスの個人差要因としてワーク・ライフ・バランスに注目し,職業性ストレスが労働者の安寧に影響を及ぼすプロセスにおいて,ワーク・ライフ・バランスがどのような役割を果たすのか,そのメカニズムを実証的に明らかにすることを目的とした。文献レビュー,予備調査(横断調査),本調査(縦断調査)を通じて,ワーク・ライフ・バランスに関する健康障害プロセス(仕事のストレス要因→仕事・家庭葛藤→心身の不調)および動機づけプロセス(仕事の資源→仕事・家庭ポジティブ流出→モティベーション)が確認された。また,心身の不調やモティベーションに関するクロスオーバー効果(夫(妻)のストレス・モティベーションが妻(夫)に伝わること)も確認することができた。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【配分額】3,140千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 540千円)