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研究分野別サイレントキーワード
「健康」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】人間情報学:信頼性健康を含む研究件
❏食物選択行動の法則化とその成果を活用したフードチェーンにおける新たな食育戦略(25350130)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】上田 由喜子 大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 准教授 (40310841)
【キーワード】食物選択 / 食行動 / 食育 / 価値観 / 昼食選択行動 (他17件)
【概要】本研究では、個人の価値観に着目した尺度(VFCS:食物選択における価値観尺度)を開発し、その尺度を用いて食物選択行動を予測できるか否か検討した。社会人が昼食選択行動において重視する点は、嗜好や気分であり、一方で健康面も重要と考えていた。また、目新しさやイベント、POP、メニューの並びにも影響を受けており、「食物へのアクセス」の工夫により、食行動を望ましい行動へと変容できる可能性が示唆された。 今回...
❏ソーシャル・キャピタルが高齢者の健康に及ぼす影響に関する包括的実証研究(24500835)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】福川 康之 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (90393165)
【キーワード】ソーシャル・キャピタル / 健康 / 高齢者 / 互恵性 / 信頼性 (他9件)
【概要】従来,ソーシャル・サポートなどのミクロな社会関係が個人の健康に及ぼす影響が指摘されてきたが,近年,コミュニティレベルのマクロな社会関係であるソーシャル・キャピタルの効果が期待されている.主要な研究の一つにおいて,我々は日本人の中高年者に対する5年に1度の大規模全国調査の結果に基づき,互恵性としてのソーシャル・キャピタルと主観的健康との関連を検討した.マルチレベル分析の結果,個人レベルの互恵性と集団...
【複合領域】健康・スポーツ科学:夫婦健康を含む研究件
❏ワーク・ライフ・バランスの向上を通じた労働者・夫婦・親子の健康支援に関する研究(15H01832)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】島津 明人 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (80318724)
【キーワード】ワーク・ライフ・バランス / 健康 / 無作為化比較試験 / 夫婦 / 親子 (他6件)
【概要】未就学児の子ども(0~6歳児)を持つ共働き夫婦を対象として,ワーク・ライフ・バランスに注目した健康支援プログラムを新たに開発し,その有効性を無作為化比較試験によって評価した。参加者は,セルフ・夫婦・親子マネジメントの3つの内容を含む1回3時間の参加型研修を2回受講した。介入効果は,介入前,介入1ヶ月後,介入3ヶ月後に実施した質問紙調査票を用いて評価した。介入により,(1) 参加者本人のワーク・ライ...
❏ワーク・ライフ・バランスと夫婦および子どもの健康に関する大規模追跡研究(22300228)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】島津 明人 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80318724)
【キーワード】ワーク・ライフ・バランス / 健康 / 夫婦 / 親子 / スピルオーバー (他8件)
【概要】本研究では,未就学児(0~6歳)を持つ共働き夫婦を対象とし,夫婦それぞれのワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)のあり方が,(1)夫および妻自身の健康,(2)夫婦間の相互作用を通じた配偶者の健康,(3)夫(父親)および妻(母親)の養育態度を通じた子どもの健康,に対してどのような影響を及ぼすのかを明らかにすることを目的とした。4年間の追跡調査の結果より,労働者のワーク・ライフ・バランスのあり方...
【複合領域】健康・スポーツ科学:ワーク・ライフ・バランス健康を含む研究件
❏ワーク・ライフ・バランスの向上を通じた労働者・夫婦・親子の健康支援に関する研究(15H01832)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】島津 明人 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (80318724)
【キーワード】ワーク・ライフ・バランス / 健康 / 無作為化比較試験 / 夫婦 / 親子 (他6件)
【概要】未就学児の子ども(0~6歳児)を持つ共働き夫婦を対象として,ワーク・ライフ・バランスに注目した健康支援プログラムを新たに開発し,その有効性を無作為化比較試験によって評価した。参加者は,セルフ・夫婦・親子マネジメントの3つの内容を含む1回3時間の参加型研修を2回受講した。介入効果は,介入前,介入1ヶ月後,介入3ヶ月後に実施した質問紙調査票を用いて評価した。介入により,(1) 参加者本人のワーク・ライ...
❏ワーク・ライフ・バランスと夫婦および子どもの健康に関する大規模追跡研究(22300228)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】島津 明人 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80318724)
【キーワード】ワーク・ライフ・バランス / 健康 / 夫婦 / 親子 / スピルオーバー (他8件)
【概要】本研究では,未就学児(0~6歳)を持つ共働き夫婦を対象とし,夫婦それぞれのワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)のあり方が,(1)夫および妻自身の健康,(2)夫婦間の相互作用を通じた配偶者の健康,(3)夫(父親)および妻(母親)の養育態度を通じた子どもの健康,に対してどのような影響を及ぼすのかを明らかにすることを目的とした。4年間の追跡調査の結果より,労働者のワーク・ライフ・バランスのあり方...
❏ワーク・ライフ・バランスと健康および仕事の動機づけに関する総合的研究(19700536)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】島津 明人 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (80318724)
【キーワード】ワーク・ライフ・バランス / ストレス / 健康 / 動機づけ / ストレスマネジメント
【概要】本研究では,職業性ストレスの個人差要因としてワーク・ライフ・バランスに注目し,職業性ストレスが労働者の安寧に影響を及ぼすプロセスにおいて,ワーク・ライフ・バランスがどのような役割を果たすのか,そのメカニズムを実証的に明らかにすることを目的とした。文献レビュー,予備調査(横断調査),本調査(縦断調査)を通じて,ワーク・ライフ・バランスに関する健康障害プロセス(仕事のストレス要因→仕事・家庭葛藤→心身...
【複合領域】健康・スポーツ科学:健康経営健康を含む研究件
❏長時間労働是正の政策評価および健康と人的資本への影響(19H01502)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】黒田 祥子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (50447588)
【キーワード】働き方 / 労働時間 / 健康経営 / メンタルヘルス / ワークエンゲイジメント (他18件)
【概要】3年目にあたる2021年度においては、主として以下の5つの研究を行った。 第1は、一部上場企業(小売業)から取得した従業員の満足度調査および財務データをもとに、従業員のワークエンゲイジメントと生産性との関係について分析を行い、経済産業研究所のディスカッションペーパーとして発刊した。 第2に、一部上場企業(製造業)の従業員を対象に健康施策プロジェクト(情報技術<スリープテック>を利用した睡眠改善施策...
❏企業内データを用いた企業間生産性格差と労働政策課題の解明(18H03632)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大湾 秀雄 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (60433702)
【キーワード】労働経済学 / 人事経済学 / 生産性 / 健康経営 / チーム生産 (他20件)
【概要】主として、5つの成果を出すことが出来た。まず、Kitagawa et al. (2021)では、大手製造業企業4社においてコロナ下の在宅勤務調査を実施し、緊急事態宣言後の生産性の低下の主要な要因は、自宅で仕事を行ううえでのPC・通信インフラの未整備や、社内外とのコミュニケーションの問題が大きいことを明らかにした。一方、在宅勤務は従業員のメンタルヘルスを改善することもわかった。2つめに、みずほリサー...
❏労働と心の健康の経済分析(16K03715)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】黒田 祥子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (50447588)
【キーワード】労働時間 / 過重労働 / メンタルヘルス / ハラスメント / 健康経営 (他12件)
【概要】本研究は多くの人が健康で生き生きと働ける社会の実現に向けて、労働と健康との関係についてのエビデンスを提示することを目的に実施したものである。主に3つの視点から研究を実施した。第一は、職場における人間関係が労働者のメンタルヘルスに与える影響について検証した。第二は、なぜ人々はメンタルヘルスを毀損するほど長時間労働をしてしまうのかについて、行動経済学の視点を取り込み、同一個人を追跡調査したパネルデータ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:レジリエンス健康を含む研究件
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏災害復興下の被災地コミュニティのレジリエンス醸成に向けた実験経済学的研究(15K03417)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】芦田 登代 東京大学, 社会科学研究所, 特任研究員 (80724898)
【キーワード】フィールド実験 / 双曲割引 / 健康 / 被災地 / 災害復興 (他14件)
【概要】東日本大震災前後のパネルデータとフィールド実験データを用いて、人々の選好、なかでも双曲割引ファクターが被災前後の行動にどのように影響するのか検証を行った。 フィールド実験データでは、被災の程度が高かった人は、さらに双曲割引ファクターが下がっていたことが確認された。そのフィールドデータとパネルデータを結合したデータを用いて分析した結果、BMIなどとの関連が観察された。また、その頑健性の検証として観察...
【複合領域】健康・スポーツ科学:ストレスマネジメント健康を含む研究件
❏ワーク・ライフ・バランスの向上を通じた労働者・夫婦・親子の健康支援に関する研究(15H01832)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】島津 明人 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (80318724)
【キーワード】ワーク・ライフ・バランス / 健康 / 無作為化比較試験 / 夫婦 / 親子 (他6件)
【概要】未就学児の子ども(0~6歳児)を持つ共働き夫婦を対象として,ワーク・ライフ・バランスに注目した健康支援プログラムを新たに開発し,その有効性を無作為化比較試験によって評価した。参加者は,セルフ・夫婦・親子マネジメントの3つの内容を含む1回3時間の参加型研修を2回受講した。介入効果は,介入前,介入1ヶ月後,介入3ヶ月後に実施した質問紙調査票を用いて評価した。介入により,(1) 参加者本人のワーク・ライ...
❏ワーク・ライフ・バランスと健康および仕事の動機づけに関する総合的研究(19700536)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】島津 明人 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (80318724)
【キーワード】ワーク・ライフ・バランス / ストレス / 健康 / 動機づけ / ストレスマネジメント
【概要】本研究では,職業性ストレスの個人差要因としてワーク・ライフ・バランスに注目し,職業性ストレスが労働者の安寧に影響を及ぼすプロセスにおいて,ワーク・ライフ・バランスがどのような役割を果たすのか,そのメカニズムを実証的に明らかにすることを目的とした。文献レビュー,予備調査(横断調査),本調査(縦断調査)を通じて,ワーク・ライフ・バランスに関する健康障害プロセス(仕事のストレス要因→仕事・家庭葛藤→心身...
【複合領域】健康・スポーツ科学:親子健康を含む研究件
❏ワーク・ライフ・バランスの向上を通じた労働者・夫婦・親子の健康支援に関する研究(15H01832)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】島津 明人 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (80318724)
【キーワード】ワーク・ライフ・バランス / 健康 / 無作為化比較試験 / 夫婦 / 親子 (他6件)
【概要】未就学児の子ども(0~6歳児)を持つ共働き夫婦を対象として,ワーク・ライフ・バランスに注目した健康支援プログラムを新たに開発し,その有効性を無作為化比較試験によって評価した。参加者は,セルフ・夫婦・親子マネジメントの3つの内容を含む1回3時間の参加型研修を2回受講した。介入効果は,介入前,介入1ヶ月後,介入3ヶ月後に実施した質問紙調査票を用いて評価した。介入により,(1) 参加者本人のワーク・ライ...
❏ワーク・ライフ・バランスと夫婦および子どもの健康に関する大規模追跡研究(22300228)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】島津 明人 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80318724)
【キーワード】ワーク・ライフ・バランス / 健康 / 夫婦 / 親子 / スピルオーバー (他8件)
【概要】本研究では,未就学児(0~6歳)を持つ共働き夫婦を対象とし,夫婦それぞれのワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)のあり方が,(1)夫および妻自身の健康,(2)夫婦間の相互作用を通じた配偶者の健康,(3)夫(父親)および妻(母親)の養育態度を通じた子どもの健康,に対してどのような影響を及ぼすのかを明らかにすることを目的とした。4年間の追跡調査の結果より,労働者のワーク・ライフ・バランスのあり方...
【複合領域】健康・スポーツ科学:身体活動健康を含む研究件
❏健康に配慮した交通行動誘発のための学際的研究(26249073)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】谷口 綾子 筑波大学, システム情報系, 准教授 (80422195)
【キーワード】健康モビリティマネジメント / 交通行動変容 / 医工連携 / 特定保健指導 / 身体活動量 (他24件)
【概要】生活習慣に伴う健康問題は,全ての世代に共通した社会問題となっている.日常の交通行動は,こうした健康問題に多大な影響を及ぼす習慣的な身体活動であり,徒歩・自転車・公共交通など自動車以外の交通手段の利用促進は,交通問題だけでなく健康問題にも密接に関わるものである.本研究では,これまで個別に取り組まれてきた都市交通系と医療系の研究者が連携し,健康に配慮した交通行動誘発のための行動変容プログラムを構築し,...
❏乳児を抱える母親への健康生活プログラムとその効果-地域でのランダム化対照試験-(17390577)
【研究テーマ】臨床看護学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】春名 めぐみ 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00332601)
【キーワード】産後うつ / 身体活動 / 運動プログラム / プログラム評価 / 健康関連QOL (他11件)
【概要】1.産後プログラムの実施のための予備調査 [目的]ニーズ、実施可能性、関与する人の意識などの具体的な情報を得る。 [方法]フォーカスグループインタビュー(妊婦9名、褥婦5名、産科医師8名、助産師9名) [結果・考察]医療者は医学的な異常を第一に考え、母親との認識のずれがあり、特に運動に対し、消極的な対処をする傾向が見られた。妊婦はきめの細かい自分に合った指導を希望していた。 2.産後プログラムの実...
❏体力・健康度に対する定量的評価の確立に向けての調査研究(11898003)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999
【研究代表者】加藤 清忠 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (50063681)
【キーワード】健康 / 体力 / 定量的評価 / 生体機能測定 / 身体活動 (他8件)
【概要】健康・体力の定量的評価の確立を目指して、その定義や評価方法について3つのグループに分かれて調査研究を行った。「計測グループ」では身体活動レベルに応じた生体機能データの計測法について主にセンサ技術に対する調査を行い、現在使用されているセンサ技術の現状や問題点を把握し、さらに社会のニーズに貢献しうる技術について論議を行った。同時に、計測対象となる生体信号について、その種類と関係をまとめた。「分析グルー...
【複合領域】文化財科学・博物館学:被災地健康を含む研究件
❏災害復興下の被災地コミュニティのレジリエンス醸成に向けた実験経済学的研究(15K03417)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】芦田 登代 東京大学, 社会科学研究所, 特任研究員 (80724898)
【キーワード】フィールド実験 / 双曲割引 / 健康 / 被災地 / 災害復興 (他14件)
【概要】東日本大震災前後のパネルデータとフィールド実験データを用いて、人々の選好、なかでも双曲割引ファクターが被災前後の行動にどのように影響するのか検証を行った。 フィールド実験データでは、被災の程度が高かった人は、さらに双曲割引ファクターが下がっていたことが確認された。そのフィールドデータとパネルデータを結合したデータを用いて分析した結果、BMIなどとの関連が観察された。また、その頑健性の検証として観察...
❏福島第一原発事故による地域住民・被災者への心理社会的健康影響要因の特定(26293485)
【研究テーマ】地域看護学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】神馬 征峰 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (70196674)
【キーワード】原子力災害 / 放射線 / 健康 / 精神 / 被災者 (他13件)
【概要】本研究は、2011年3月に発生した福島第一原発事故による心理社会的な影響の要因について、特に「放射線による健康不安」に着目し、被災者や避難者が抱える不安を把握することを目的とした。26年度より、避難指示区域等からの避難生活を続ける高齢者を主な対象としてインタビュー調査を実施、27年度には、実施したインタビュー調査の分析、及び背景情報、文献の整理の他、チェルノブイリ原発事故の被災地域であるウクライナ...
【複合領域】生活科学:社会階層健康を含む研究件
❏中学時からの親子パネル調査を活用した格差・不平等に関する領域横断的研究(19H01637)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤原 翔 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (60609676)
【キーワード】パネル調査 / 高校階層構造 / COVID-19(新型コロナウイルス) / 教育格差 / 社会調査 (他20件)
【概要】本研究は2015年,2017年,2019年の第3波まで子どもと母親を対象に調査を行ってきたが,2020年12月には第4波を子どものみに対して行った.なお,COVID-19が若者に与える影響を調べるために,2019年2月,2020年7月,2021年7月には臨時の調査を行ってきた.そして,本年度の2021年12月には第5波の調査を実施した.そして,(1)仕事・アルバイト・就職への影響,(2)学校生活へ...
❏公的統計データを用いた領域横断的格差研究の実施と教育(18K18594)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】藤原 翔 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (60609676)
【キーワード】公的統計 / 格差・不平等 / 社会階層 / 健康 / 職業 (他17件)
【概要】本研究プロジェクトの目的は,公的統計データを用いた領域横断的格差研究を行うことである.「就業構造基本調査」「国勢調査」「国民生活基礎調査」「賃金構造基本調査」「21世紀出生児縦断調査」などの公的統計データを用いて実証分析を行い,大規模サンプルの利点を活かし,経済的格差・社会保障という経済学的視点,社会・文化的格差という社会学的視点,健康・医療格差という疫学的視点という3つの視点から格差・不平等にア...
❏要介護状態及び健康の形成過程における社会経済的要因の役割に関する実証的研究(14201018)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】武川 正吾 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (40197281)
【キーワード】健康 / 高齢者 / 社会階層 / 社会政策 / 要介護 (他8件)
【概要】本研究は,健康状態に対して職業,収入,学歴,生活水準等の社会経済的地位(いわゆるSES)をはじめとする社会的要因がどのような影響を及ぼしているかについて,全年齢階層を対象としたサンプル,高齢者を対象としたサンプルを用いて明らかにすることを目的として行われた.健康・不健康に対して環境因子が重要な役割を果たしていることについては,WHOのICF(ICDH-2)をはじめとして広く指摘されているところであ...
【複合領域】子ども学:座位行動健康を含む研究件
❏子どもの座位行動が健康・学力に与える長期的影響を解明するための観察および介入研究(20K11473)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】石井 香織 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (10548697)
【キーワード】座位行動 / 観察研究 / 介入研究 / 子ども / 健康 (他6件)
【概要】子ども・青少年においても肥満や抑うつなど、心身の健康の悪化が大きな社会問題となっている。その背景の一つとして、「座りすぎ(座位行動の過多)」が問題視されている。また、座りすぎの悪影響は健康指標だけでなく、心理面の健康への影響を介し学力にも及ぶことが報告され始めているが、日本においては検討されていない。また、世界的にも子どもの座りすぎを是正するための対策は、十分な研究成果の蓄積が少なく効果的な方策は...
❏児童の座位行動に影響を与える要因およびその健康影響を解明するための縦断的研究(17K01918)
【研究テーマ】子ども学(子ども環境学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】石井 香織 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (10548697)
【キーワード】座位行動 / 健康 / 関連要因 / 学業成績 / 児童 (他6件)
【概要】本研究の目的は、子どもの客観的・主観的に評価した座位行動の実態を示すと伴に、座りすぎ(長時間の座位行動)の健康・学力・体力への影響及び決定要因を縦断コホート研究デザインにて明らかにすることである。首都圏の住民基本台帳より無作為に抽出した小学生を対象としたコホートと学校のコホートの2つのコホートを対象とし、郵送法および留置法による質問紙調査及び加速度計7日間連続装着による座位行動の評価及び関連要因を...
【複合領域】子ども学:身体活動量健康を含む研究件
❏東京大学の学生の過去50年の体力測定データを活用したヒストリカルコホート研究(16H03259)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】八田 秀雄 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60208535)
【キーワード】体力テスト / 大学生 / 追跡調査 / 体力 / 健康 (他19件)
【概要】本研究は、大学初年次の体力とその後の健康や社会的成功との関係を検証した。収集したデータは1961年~2015年に東京大学教養学部に入学した者の体力テスト結果約160,000件、2018年9月に実施した追跡調査約5000件である。追跡調査では生活習慣病、経済状況等を郵送またはウェブ調査により把握した。関連解析の結果、体力(特に垂直とびと腕立て伏せ)が高い人ほど、メンタル不調を報告するリスクが低く、最...
❏健康に配慮した交通行動誘発のための学際的研究(26249073)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】谷口 綾子 筑波大学, システム情報系, 准教授 (80422195)
【キーワード】健康モビリティマネジメント / 交通行動変容 / 医工連携 / 特定保健指導 / 身体活動量 (他24件)
【概要】生活習慣に伴う健康問題は,全ての世代に共通した社会問題となっている.日常の交通行動は,こうした健康問題に多大な影響を及ぼす習慣的な身体活動であり,徒歩・自転車・公共交通など自動車以外の交通手段の利用促進は,交通問題だけでなく健康問題にも密接に関わるものである.本研究では,これまで個別に取り組まれてきた都市交通系と医療系の研究者が連携し,健康に配慮した交通行動誘発のための行動変容プログラムを構築し,...
【複合領域】子ども学:体力健康を含む研究件
❏東京大学の学生の過去50年の体力測定データを活用したヒストリカルコホート研究(16H03259)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】八田 秀雄 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60208535)
【キーワード】体力テスト / 大学生 / 追跡調査 / 体力 / 健康 (他19件)
【概要】本研究は、大学初年次の体力とその後の健康や社会的成功との関係を検証した。収集したデータは1961年~2015年に東京大学教養学部に入学した者の体力テスト結果約160,000件、2018年9月に実施した追跡調査約5000件である。追跡調査では生活習慣病、経済状況等を郵送またはウェブ調査により把握した。関連解析の結果、体力(特に垂直とびと腕立て伏せ)が高い人ほど、メンタル不調を報告するリスクが低く、最...
❏体力・健康度に対する定量的評価の確立に向けての調査研究(11898003)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999
【研究代表者】加藤 清忠 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (50063681)
【キーワード】健康 / 体力 / 定量的評価 / 生体機能測定 / 身体活動 (他8件)
【概要】健康・体力の定量的評価の確立を目指して、その定義や評価方法について3つのグループに分かれて調査研究を行った。「計測グループ」では身体活動レベルに応じた生体機能データの計測法について主にセンサ技術に対する調査を行い、現在使用されているセンサ技術の現状や問題点を把握し、さらに社会のニーズに貢献しうる技術について論議を行った。同時に、計測対象となる生体信号について、その種類と関係をまとめた。「分析グルー...
❏健康・体力指標および運動習慣に及ぼす自発的運動の効果(10680060)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】中村 好男 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00198251)
【キーワード】運動習慣 / 身体活動度 / ウォーキング / 健康 / 体力
【概要】本研究では、中高年者を対象として、運動指導ならびに自発的運動が健康・体力指標ならびに日常生活活動量に及ぼす影響を検証した。大学キャンパス周辺の地域住民を対象として被験者を募集し、計140名の応募を得た。被験者は8週間にわたる介入を受けた。介入群としては、ウォーキング教室実施群(A群:32名)、自主ウォーキング群(B群:34名)、血圧モニター記録群(C群:22名)、歩行日記記入群(D群:52名)が用...
【複合領域】子ども学:大学生健康を含む研究件
❏東京大学の学生の過去50年の体力測定データを活用したヒストリカルコホート研究(16H03259)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】八田 秀雄 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60208535)
【キーワード】体力テスト / 大学生 / 追跡調査 / 体力 / 健康 (他19件)
【概要】本研究は、大学初年次の体力とその後の健康や社会的成功との関係を検証した。収集したデータは1961年~2015年に東京大学教養学部に入学した者の体力テスト結果約160,000件、2018年9月に実施した追跡調査約5000件である。追跡調査では生活習慣病、経済状況等を郵送またはウェブ調査により把握した。関連解析の結果、体力(特に垂直とびと腕立て伏せ)が高い人ほど、メンタル不調を報告するリスクが低く、最...
❏食物選択行動の法則化とその成果を活用したフードチェーンにおける新たな食育戦略(25350130)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】上田 由喜子 大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 准教授 (40310841)
【キーワード】食物選択 / 食行動 / 食育 / 価値観 / 昼食選択行動 (他17件)
【概要】本研究では、個人の価値観に着目した尺度(VFCS:食物選択における価値観尺度)を開発し、その尺度を用いて食物選択行動を予測できるか否か検討した。社会人が昼食選択行動において重視する点は、嗜好や気分であり、一方で健康面も重要と考えていた。また、目新しさやイベント、POP、メニューの並びにも影響を受けており、「食物へのアクセス」の工夫により、食行動を望ましい行動へと変容できる可能性が示唆された。 今回...
【複合領域】一般理論:景気変動健康を含む研究件
❏景気変動が健康の水準と格差に与える影響とそのメカニズム(16K03694)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井深 陽子 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (20612279)
【キーワード】失業率 / 死亡率 / 国民生活基礎調査 / 都道府県 / 労働時間 (他17件)
【概要】本研究は、景気変動が健康の水準に与える影響とその背景にあるメカニズムを日本のデータを用いて実証的に明らかにすることを目的とした。本研究の成果は、次の2点にまとめることができる。第一に、景気変動が健康状態に及ぼす影響は、日本においてはこれまで多くの国で観察されていた景気循環的な影響がみられないことが、複数のデータや健康指標を用いて検証された。第二に、メカニズムの一つである所得受取が健康状態に与える影...
❏個人の時間配分と健康(26780168)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井深 陽子 東北大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (20612279)
【キーワード】景気変動 / 主観的健康観 / 労働時間 / 時間配分 / 機会費用 (他6件)
【概要】研究では、日本において個人の時間利用が健康にどのような影響を与えるのかという研究課題について、実証分析の際に生じる時間利用と健康の間の内生性という問題に対処するために、景気変動という個人にとっての外生的なショックに注目し分析を行った。分析の結果、これまで他の先進国で 繰り返し得られていた失業率が上昇すると健康指標が改善の方向へ向かうという結果は、日本の都道府県別の死亡率・個人レベルの健康指標(高齢...
【複合領域】一般理論:インセンテイブ健康を含む研究件
❏企業内データを用いた企業間生産性格差と労働政策課題の解明(18H03632)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大湾 秀雄 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (60433702)
【キーワード】労働経済学 / 人事経済学 / 生産性 / 健康経営 / チーム生産 (他20件)
【概要】主として、5つの成果を出すことが出来た。まず、Kitagawa et al. (2021)では、大手製造業企業4社においてコロナ下の在宅勤務調査を実施し、緊急事態宣言後の生産性の低下の主要な要因は、自宅で仕事を行ううえでのPC・通信インフラの未整備や、社内外とのコミュニケーションの問題が大きいことを明らかにした。一方、在宅勤務は従業員のメンタルヘルスを改善することもわかった。2つめに、みずほリサー...
❏センシング技術を基軸とした健康管理システムの地域特性に基づく分析(17K01245)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】下野 僚子 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任助教 (60609361)
【キーワード】医療社会システム / 事業プロセス / 品質管理 / 地域実装 / 産学公連携 (他19件)
【概要】本研究では、生活習慣病を予防できる健康管理システムの構築をめざし、センシング技術や健康増進事業などを導入した効果について多面的な分析を行った。地域における実現可能性を考慮できるよう、医療機関や自治体などの地域プレイヤと連携しながら研究を進めた。特定健診・特定保健指導事業、健康づくり啓発イベント、健康ポイント制度などの事業について、実践的な分析にもとづき事業運営において有用な結果を提示できた。 ...
【複合領域】一般理論:リスク健康を含む研究件
❏環境・健康リスクの事例に基づく利害調整の手続きと結果の評価に関するゲーミング研究(24530786)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】杉浦 淳吉 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (70311719)
【キーワード】リスク / 環境 / 健康 / ゲーミング・シミュレーション / 利害調整 (他7件)
【概要】本研究の目的は環境および健康リスクに関する利害葛藤という現実の課題について,ゲーミング・シミュレーションを開発し,その課題解決の手続きと結果の評価について検討する。ゲーミング・シミュレーションでは,直接観察することが困難なことについて社会現象を単純で現実の制約から解放された状況を作り出し,課題解決の要因を探索的に検討することができる。ここでは利害の異なるステークホルダー間での合意形成のプロセスを研...
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...
【複合領域】一般理論:災害健康を含む研究件
❏災害復興下の被災地コミュニティのレジリエンス醸成に向けた実験経済学的研究(15K03417)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】芦田 登代 東京大学, 社会科学研究所, 特任研究員 (80724898)
【キーワード】フィールド実験 / 双曲割引 / 健康 / 被災地 / 災害復興 (他14件)
【概要】東日本大震災前後のパネルデータとフィールド実験データを用いて、人々の選好、なかでも双曲割引ファクターが被災前後の行動にどのように影響するのか検証を行った。 フィールド実験データでは、被災の程度が高かった人は、さらに双曲割引ファクターが下がっていたことが確認された。そのフィールドデータとパネルデータを結合したデータを用いて分析した結果、BMIなどとの関連が観察された。また、その頑健性の検証として観察...
❏リロケーションインパクトを乗り越えるのに有効な環境デザインの研究 災害後を視野に(25420641)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】古賀 紀江 関東学院大学, 建築・環境学部, 教授 (10295454)
【キーワード】リロケーション / 高齢者 / 仮設住宅 / 大災害 / 環境デザイン (他18件)
【概要】本研究では大災害を契機とした居住場所移動において高齢者がリロケーションインパクトを乗り越えやすい環境の条件や要素について考察を行った。福島県内の立地、規模の異なる仮設住宅居住者を対象とした3つの調査を中心に研究を行った。郊外の大規模団地では健康観の低い群で活動程度が低い傾向が見られたほか、中心市街地と郊外の団地で社会的な交流の範囲などについて行った調査では、郊外では交流が比較的団地内に凝集しやすく...
【工学】建築学:幸福感健康を含む研究件
❏高齢期の家族・仕事・地域・経済と健康のダイナミクス:コホート・年齢差の研究(20H00091)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】小林 江里香 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究副部長 (10311408)
【キーワード】高齢者就労 / 地域参加 / 家族 / 健康 / 幸福感 (他7件)
【概要】研究計画2年目の2021年度は、10月から12月にかけて、全国の60歳以上を対象としたパネル調査の第10回調査を実施した。2012年の第8回調査から追跡を継続する対象者(69歳以上)と新規対象者(60-92歳)には、面接法と留置法を併用した訪問調査を実施した。依頼状を送付した対象者数は、第8回から追跡する対象者については、事前に死亡・施設入所や調査継続拒否が確認された人を除く934人、新規対象者は...
❏Effects of Personality Traits and Self-Construals on Life Orientations(15K04142)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山口 綾乃 立教大学, コミュニティ福祉学部, 助教 (40592548)
【キーワード】ウェルビーング / 楽観性 / 悲観性 / うつ傾向 / 幸福感 (他12件)
【概要】研究(1)では、怒りの感情規制が健康レベル(心理的、肉体的)に影響を与えているかどうかについて検証した。結果として、怒りの感情規制が健康レベルに影響を与えており、日米の違いがあると明らかにした。研究(2)では、生きがいや健康レベルを検証する際に多文化主義(多文化多様性)の役割について検証した。生きがいや健康レベルを検証する際に多文化主義の役割を見出し、日米の違いがあると示唆した。研究(3)では、東...
【工学】建築学:高齢社会健康を含む研究件
❏住環境が睡眠・血圧・活動量に与える影響に関する大規模実測調査(26249083)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】伊香賀 俊治 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (30302631)
【キーワード】建築環境工学 / 健康 / コベネフィット / 居住環境 / 追跡調査 (他10件)
【概要】居住環境の改善がもたらす健康維持増進に着目し、大規模実測調査を行った。断面調査では、住宅内環境や断熱性能と健康(血圧・活動量・睡眠)の関係を調査し、低室温環境が血圧の上昇を招くこと、断熱性能の向上による非居室の温熱環境改善が活動量向上に寄与することを示した。中でも、高断熱住宅への転居前後の調査では、転居後の室温上昇につき睡眠効率が向上することが示された。また、高齢者を対象とした調査では、住宅を寒い...
❏「祖母仮説」の検討を通じた高齢者の長寿ならびに適応に関する研究(21530664)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】福川 康之 早稲田大学, 文学学術院, 准教授 (90393165)
【キーワード】祖母仮説 / 長寿 / 健康 / 高齢者 / 進化 (他8件)
【概要】「祖母仮説」は,繁殖期を過ぎた個体が子の繁殖に貢献するために長寿化したと仮定する理論である.しかしながら本研究では,娘の繁殖成功度の向上(第一子の早期誕生や第一子と第二子の出産間隔の短期化)に最も貢献していたのは義理の母親(夫の母親)であった.日本のような母方居住の傾向が強い地域では,実娘と実母よりも嫁と姑の関係が繁殖に影響している可能性がある.祖母仮説を現代社会で検討するうえでは文化的な背景に配...
【工学】土木工学:都市空間健康を含む研究件
❏三大都市圏における格差拡大の進行過程とその社会的帰結に関する計量的研究(20H00086)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】橋本 健二 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40192695)
【キーワード】都市分極化 / 社会-地区分析 / 階級 / アンダークラス / 健康格差 (他11件)
【概要】2021年度は、地域メッシュ統計と国勢調査の小地域統計をすすめるとともに、2020年に実施した予備調査データの分析を行ない、基本的な傾向を確認するとともに、本調査を設計し、実施した。その概要は、以下のとおりである。 (1)地域メッシュ統計と小地域統計により、東京圏、名古屋圏、京阪神圏の3大都市圏の空間構造の比較分析を行なった。その結果、東京圏、名古屋圏、京阪神圏ともに同心円型構造とセクター型構造の...
❏大都市部における格差拡大の進行過程とその社会的帰結に関する計量的研究(15H01970)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】橋本 健二 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40192695)
【キーワード】都市分極化 / 地域間格差 / 社会-地区分析 / 階級構造 / アンダークラス (他19件)
【概要】市区町村および地域メッシュ単位の統計と質問紙調査の結果から、以下の諸点が明らかとなった。(1)1990年から2010年の間に東京圏の階級・階層構造は、旧中間階級とマニュアル労働者が大幅に減少し、新中間階級とサービス産業の下層労働者が増加するという2極化の傾向を強めた。(2)この変化は、都心部で新中間階級と高所得世帯が増加し、周辺部では非正規労働者と低所得世帯が増加するという空間的分極化を伴っていた...
【工学】総合工学:災害復興健康を含む研究件
❏巨大災害と家計の人的資本投資:ネパール大地震・家屋損壊データ再調査による実証分析(19KK0041)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】橘 永久 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (70301017)
【キーワード】災害復興 / 人的資本 / ネパール / 長期効果 / 海外出稼ぎ (他10件)
【概要】本研究の目的は、自然災害の中・長期の経済効果を、被災地からの転出や子どもの進学選択・職業選択といった所得だけでは捉えきれない厚生変化も含めて、家計レベルで検証することである。そのためには、自然災害で家計が被った被害の程度を、できるだけ正確に把握しておく必要がある。本研究の主要なアイデアは、2015年のネパール大震災後に、ネパール政府が建築士を雇用して家屋の破損度を査定した100万軒強の家計調査結果...
❏災害復興下の被災地コミュニティのレジリエンス醸成に向けた実験経済学的研究(15K03417)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】芦田 登代 東京大学, 社会科学研究所, 特任研究員 (80724898)
【キーワード】フィールド実験 / 双曲割引 / 健康 / 被災地 / 災害復興 (他14件)
【概要】東日本大震災前後のパネルデータとフィールド実験データを用いて、人々の選好、なかでも双曲割引ファクターが被災前後の行動にどのように影響するのか検証を行った。 フィールド実験データでは、被災の程度が高かった人は、さらに双曲割引ファクターが下がっていたことが確認された。そのフィールドデータとパネルデータを結合したデータを用いて分析した結果、BMIなどとの関連が観察された。また、その頑健性の検証として観察...
【工学】総合工学:生産性健康を含む研究件
❏中区分7:経済学、経営学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】労働経済学
【研究期間】人事経済学
【研究代表者】生産性
【キーワード】健康経営
【概要】
❏長時間労働是正の政策評価および健康と人的資本への影響(19H01502)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】黒田 祥子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (50447588)
【キーワード】働き方 / 労働時間 / 健康経営 / メンタルヘルス / ワークエンゲイジメント (他18件)
【概要】3年目にあたる2021年度においては、主として以下の5つの研究を行った。 第1は、一部上場企業(小売業)から取得した従業員の満足度調査および財務データをもとに、従業員のワークエンゲイジメントと生産性との関係について分析を行い、経済産業研究所のディスカッションペーパーとして発刊した。 第2に、一部上場企業(製造業)の従業員を対象に健康施策プロジェクト(情報技術<スリープテック>を利用した睡眠改善施策...
❏企業内データを用いた企業間生産性格差と労働政策課題の解明(18H03632)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大湾 秀雄 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (60433702)
【キーワード】労働経済学 / 人事経済学 / 生産性 / 健康経営 / チーム生産 (他20件)
【概要】主として、5つの成果を出すことが出来た。まず、Kitagawa et al. (2021)では、大手製造業企業4社においてコロナ下の在宅勤務調査を実施し、緊急事態宣言後の生産性の低下の主要な要因は、自宅で仕事を行ううえでのPC・通信インフラの未整備や、社内外とのコミュニケーションの問題が大きいことを明らかにした。一方、在宅勤務は従業員のメンタルヘルスを改善することもわかった。2つめに、みずほリサー...
【農学】農業工学:フィールド実験健康を含む研究件
❏アフリカ農村部におけるリプロダクティブヘルス・母子保健フィールド実験(19H00590)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高崎 善人 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (00334029)
【キーワード】開発経済学 / COVID-19 / 健康 / 障害 / 貧困 (他10件)
【概要】本研究の目的は、斬新なフィールド実験を行うことで、発展途上国の貧困女性の健康管理行動を深く理解し、母子健康管理の利用を促進する介入をデザインすることである。初年度の終わりにCOVID-19が発生し、途上国貧困層の脆弱性が顕著となった。COVID-19により貧困層の健康、生計、生活がどのように影響を受けたかを検証することは、エビデンスに基づく政策に不可欠である。本研究は、この大きな環境変化に対応する...
❏災害復興下の被災地コミュニティのレジリエンス醸成に向けた実験経済学的研究(15K03417)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】芦田 登代 東京大学, 社会科学研究所, 特任研究員 (80724898)
【キーワード】フィールド実験 / 双曲割引 / 健康 / 被災地 / 災害復興 (他14件)
【概要】東日本大震災前後のパネルデータとフィールド実験データを用いて、人々の選好、なかでも双曲割引ファクターが被災前後の行動にどのように影響するのか検証を行った。 フィールド実験データでは、被災の程度が高かった人は、さらに双曲割引ファクターが下がっていたことが確認された。そのフィールドデータとパネルデータを結合したデータを用いて分析した結果、BMIなどとの関連が観察された。また、その頑健性の検証として観察...
【農学】社会経済農学:貧困健康を含む研究件
❏中区分7:経済学、経営学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】開発経済学
【研究期間】COVID-19
【研究代表者】健康
【キーワード】障害
【概要】現地調査については,コロナ禍のため,限定的なものにならざるをえなかったものの,昨年同様に,調査対象となる方々の協力を得て,調査地における社会状況についての情報を逐一SNSにおけるチャットと写真によって得ることができた。 また,一週間二度を原則として,オンライン型のインタビューをインフォーマントとその関係者との間で実施してきたものを継続し,相応のデータを収集することはできたものの,個票データの収集は...
❏三大都市圏における格差拡大の進行過程とその社会的帰結に関する計量的研究(20H00086)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】橋本 健二 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40192695)
【キーワード】都市分極化 / 社会-地区分析 / 階級 / アンダークラス / 健康格差 (他11件)
【概要】2021年度は、地域メッシュ統計と国勢調査の小地域統計をすすめるとともに、2020年に実施した予備調査データの分析を行ない、基本的な傾向を確認するとともに、本調査を設計し、実施した。その概要は、以下のとおりである。 (1)地域メッシュ統計と小地域統計により、東京圏、名古屋圏、京阪神圏の3大都市圏の空間構造の比較分析を行なった。その結果、東京圏、名古屋圏、京阪神圏ともに同心円型構造とセクター型構造の...
❏アフリカ農村部におけるリプロダクティブヘルス・母子保健フィールド実験(19H00590)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高崎 善人 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (00334029)
【キーワード】開発経済学 / COVID-19 / 健康 / 障害 / 貧困 (他10件)
【概要】本研究の目的は、斬新なフィールド実験を行うことで、発展途上国の貧困女性の健康管理行動を深く理解し、母子健康管理の利用を促進する介入をデザインすることである。初年度の終わりにCOVID-19が発生し、途上国貧困層の脆弱性が顕著となった。COVID-19により貧困層の健康、生計、生活がどのように影響を受けたかを検証することは、エビデンスに基づく政策に不可欠である。本研究は、この大きな環境変化に対応する...
【農学】社会経済農学:インド健康を含む研究件
❏発展途上国のクリーン燃料普及による室内空気汚染改善の可能性:ミクロ計量分析(16K13364)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】有村 俊秀 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70327865)
【キーワード】室内空気汚染 / 発展途上国 / 薪炭材 / クリーンエネルギー / 健康被害 (他25件)
【概要】室内空気汚染問題について、ブータン及びインドのデータの農村部のデータを用いて分析をした。ブータンについては、テレビ所有がクリーンエネルギー普及に与える影響を分析した。テレビの所有の内生性をとらえるため操作変数を用いた推定を行った。分析の結果、テレビ所有がクリーンエネルギー選択に正の影響をもたらすことを示した。 インドの農村部についても実証分析を行った。ここでは、調理を行う人の持つ、薪炭材等の固形燃...
❏微量元素からとらえる環境利用と文化的適応の地理学的研究(22251002)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】野中 健一 立教大学, 文学部, 教授 (20241284)
【キーワード】微量元素 / 環境適応 / 生業 / 食事 / 食生活 (他16件)
【概要】本研究は、野生食物資源の多様な利用の意味を、それに依存する人びとが健康的な生活を営んでいることに着目し、微量元素摂取からとらえ、環境への文化的適応を明らかにすることを目的とした。野生食物利用と自然への適応の高い狩猟・採集・農耕に従事する集団を対象とし、ラオス北部、パプアニューギニアを主な調査地として、比較研究として南部アフリカを事例とした。 ...
❏インドにおける参加型森林管理の効果:貧困削減と森林の多面的機能の観点から(17510033)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】櫻井 武司 農林水産省農林水産政策研究所, 国際領域, 主任研究官 (40343769)
【キーワード】インド / 森林管理 / 貧困削減 / 多面的機能 / 住民参加 (他8件)
【概要】本研究の課題は,1997/98年にインド内陸の貧困州マディア・プラデシュ州の農村で実施した60か村360世帯の家計調査の対象となった同じ世帯を再調査し,10年間にわたるインドの経済発展が貧困地帯の農村に及ぼした影響を明らかにすることである。とりわけ,10年前に推進されていた住民参加型の森林管理制度(Joint Forest Management, JFM)の実施状況,森林資源や農家の経済厚生へのイ...
【農学】社会経済農学:人的資本健康を含む研究件
❏長時間労働是正の政策評価および健康と人的資本への影響(19H01502)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】黒田 祥子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (50447588)
【キーワード】働き方 / 労働時間 / 健康経営 / メンタルヘルス / ワークエンゲイジメント (他18件)
【概要】3年目にあたる2021年度においては、主として以下の5つの研究を行った。 第1は、一部上場企業(小売業)から取得した従業員の満足度調査および財務データをもとに、従業員のワークエンゲイジメントと生産性との関係について分析を行い、経済産業研究所のディスカッションペーパーとして発刊した。 第2に、一部上場企業(製造業)の従業員を対象に健康施策プロジェクト(情報技術<スリープテック>を利用した睡眠改善施策...
❏巨大災害と家計の人的資本投資:ネパール大地震・家屋損壊データ再調査による実証分析(19KK0041)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】橘 永久 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (70301017)
【キーワード】災害復興 / 人的資本 / ネパール / 長期効果 / 海外出稼ぎ (他10件)
【概要】本研究の目的は、自然災害の中・長期の経済効果を、被災地からの転出や子どもの進学選択・職業選択といった所得だけでは捉えきれない厚生変化も含めて、家計レベルで検証することである。そのためには、自然災害で家計が被った被害の程度を、できるだけ正確に把握しておく必要がある。本研究の主要なアイデアは、2015年のネパール大震災後に、ネパール政府が建築士を雇用して家屋の破損度を査定した100万軒強の家計調査結果...
【農学】森林圏科学:社会関係資本健康を含む研究件
❏地域社会関係資本研究における文脈問題の解明―「場所」をとるか「空間」をとるか(17K18592)
【研究テーマ】社会学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2021-03-31
【研究代表者】小藪 明生 早稲田大学, 文学学術院, その他(招聘研究員) (30506142)
【キーワード】社会関係資本 / ソーシャル・キャピタル / 地域レベル / 健康 / QOL (他10件)
【概要】地域のSCにおける適切な単位地区はどこなのか、世代間交流の地域差やその規定要因、都市部・都市郊外における世代間交流の地域差、QOL・主観的健康観・犯罪不安など主要なアウトカムとSCの関連性について、小地域レベルの要因も加味した分析が行われた。本研究によって得られた調査データによって、複数の地域レベルに組み替え可能な新たなデータを補完することができたため、過去に研究分担者稲葉によって行われた全国の市...
❏Effects of Personality Traits and Self-Construals on Life Orientations(15K04142)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山口 綾乃 立教大学, コミュニティ福祉学部, 助教 (40592548)
【キーワード】ウェルビーング / 楽観性 / 悲観性 / うつ傾向 / 幸福感 (他12件)
【概要】研究(1)では、怒りの感情規制が健康レベル(心理的、肉体的)に影響を与えているかどうかについて検証した。結果として、怒りの感情規制が健康レベルに影響を与えており、日米の違いがあると明らかにした。研究(2)では、生きがいや健康レベルを検証する際に多文化主義(多文化多様性)の役割について検証した。生きがいや健康レベルを検証する際に多文化主義の役割を見出し、日米の違いがあると示唆した。研究(3)では、東...
❏大都市部における格差拡大の進行過程とその社会的帰結に関する計量的研究(15H01970)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】橋本 健二 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40192695)
【キーワード】都市分極化 / 地域間格差 / 社会-地区分析 / 階級構造 / アンダークラス (他19件)
【概要】市区町村および地域メッシュ単位の統計と質問紙調査の結果から、以下の諸点が明らかとなった。(1)1990年から2010年の間に東京圏の階級・階層構造は、旧中間階級とマニュアル労働者が大幅に減少し、新中間階級とサービス産業の下層労働者が増加するという2極化の傾向を強めた。(2)この変化は、都心部で新中間階級と高所得世帯が増加し、周辺部では非正規労働者と低所得世帯が増加するという空間的分極化を伴っていた...
【医歯薬学】境界医学:学歴健康を含む研究件
❏中学時からの親子パネル調査を活用した格差・不平等に関する領域横断的研究(19H01637)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤原 翔 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (60609676)
【キーワード】パネル調査 / 高校階層構造 / COVID-19(新型コロナウイルス) / 教育格差 / 社会調査 (他20件)
【概要】本研究は2015年,2017年,2019年の第3波まで子どもと母親を対象に調査を行ってきたが,2020年12月には第4波を子どものみに対して行った.なお,COVID-19が若者に与える影響を調べるために,2019年2月,2020年7月,2021年7月には臨時の調査を行ってきた.そして,本年度の2021年12月には第5波の調査を実施した.そして,(1)仕事・アルバイト・就職への影響,(2)学校生活へ...
❏公的統計データを用いた領域横断的格差研究の実施と教育(18K18594)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】藤原 翔 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (60609676)
【キーワード】公的統計 / 格差・不平等 / 社会階層 / 健康 / 職業 (他17件)
【概要】本研究プロジェクトの目的は,公的統計データを用いた領域横断的格差研究を行うことである.「就業構造基本調査」「国勢調査」「国民生活基礎調査」「賃金構造基本調査」「21世紀出生児縦断調査」などの公的統計データを用いて実証分析を行い,大規模サンプルの利点を活かし,経済的格差・社会保障という経済学的視点,社会・文化的格差という社会学的視点,健康・医療格差という疫学的視点という3つの視点から格差・不平等にア...
【医歯薬学】社会医学:格差健康を含む研究件
❏生活時間を考慮した多次元貧困指標の構築に関する研究(17K03765)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】浦川 邦夫 九州大学, 経済学研究院, 教授 (90452482)
【キーワード】多次元貧困 / 生活時間 / 主観的貧困 / 住居 / 健康 (他8件)
【概要】本年度は、多次元の貧困と教育歴との関係や貧困削減にむけた公共政策(税・社会保障・最低賃金)の諸効果について、昨年度に引き続き実証分析を進めている。また、一昨年度に公刊されたUrakawa, Wang and Alam(2020)に続き、就労世代の生活時間の貧困と健康関連の諸活動(睡眠、飲酒、喫煙、運動など)との関連について、個票データを用いた考察を進めている。 安藤・浦川 (2021)では、多次元...
❏大都市部における格差拡大の進行過程とその社会的帰結に関する計量的研究(15H01970)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】橋本 健二 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40192695)
【キーワード】都市分極化 / 地域間格差 / 社会-地区分析 / 階級構造 / アンダークラス (他19件)
【概要】市区町村および地域メッシュ単位の統計と質問紙調査の結果から、以下の諸点が明らかとなった。(1)1990年から2010年の間に東京圏の階級・階層構造は、旧中間階級とマニュアル労働者が大幅に減少し、新中間階級とサービス産業の下層労働者が増加するという2極化の傾向を強めた。(2)この変化は、都心部で新中間階級と高所得世帯が増加し、周辺部では非正規労働者と低所得世帯が増加するという空間的分極化を伴っていた...
【医歯薬学】社会医学:食事健康を含む研究件
❏生活習慣と排便状況の関係:腸内細菌叢のみえる化による新しい疾病予防の検討(16K00944)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】宮地 元彦 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 身体活動研究部, 部長 (60229870)
【キーワード】糞便観察評価 / 疾病予防 / 生活習慣 / 腸内細菌叢 / 糞便 (他9件)
【概要】糞便量、形、色、および臭いは、病気、食習慣、腸内細菌叢に関連している。我々は包括的な糞便評価のためのカードを開発し妥当性を検証した。 38人の健康な成人で、カードを用いた便の体積、形態、色、臭いの観察は、重量計、水分計、硬度計、比色計、臭気測定計による客観的評価と比較した結果、糞便の量、形、および色は、多面的な評価カードによる観察で推定できる。また、健康な日本人722名を対象とした横断的研究により...
❏微量元素からとらえる環境利用と文化的適応の地理学的研究(22251002)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】野中 健一 立教大学, 文学部, 教授 (20241284)
【キーワード】微量元素 / 環境適応 / 生業 / 食事 / 食生活 (他16件)
【概要】本研究は、野生食物資源の多様な利用の意味を、それに依存する人びとが健康的な生活を営んでいることに着目し、微量元素摂取からとらえ、環境への文化的適応を明らかにすることを目的とした。野生食物利用と自然への適応の高い狩猟・採集・農耕に従事する集団を対象とし、ラオス北部、パプアニューギニアを主な調査地として、比較研究として南部アフリカを事例とした。 ...
【医歯薬学】社会医学:長時間労働健康を含む研究件
❏長時間労働是正の政策評価および健康と人的資本への影響(19H01502)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】黒田 祥子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (50447588)
【キーワード】働き方 / 労働時間 / 健康経営 / メンタルヘルス / ワークエンゲイジメント (他18件)
【概要】3年目にあたる2021年度においては、主として以下の5つの研究を行った。 第1は、一部上場企業(小売業)から取得した従業員の満足度調査および財務データをもとに、従業員のワークエンゲイジメントと生産性との関係について分析を行い、経済産業研究所のディスカッションペーパーとして発刊した。 第2に、一部上場企業(製造業)の従業員を対象に健康施策プロジェクト(情報技術<スリープテック>を利用した睡眠改善施策...
❏労働と心の健康の経済分析(16K03715)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】黒田 祥子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (50447588)
【キーワード】労働時間 / 過重労働 / メンタルヘルス / ハラスメント / 健康経営 (他12件)
【概要】本研究は多くの人が健康で生き生きと働ける社会の実現に向けて、労働と健康との関係についてのエビデンスを提示することを目的に実施したものである。主に3つの視点から研究を実施した。第一は、職場における人間関係が労働者のメンタルヘルスに与える影響について検証した。第二は、なぜ人々はメンタルヘルスを毀損するほど長時間労働をしてしまうのかについて、行動経済学の視点を取り込み、同一個人を追跡調査したパネルデータ...
【医歯薬学】社会医学:追跡調査健康を含む研究件
❏東京大学の学生の過去50年の体力測定データを活用したヒストリカルコホート研究(16H03259)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】八田 秀雄 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60208535)
【キーワード】体力テスト / 大学生 / 追跡調査 / 体力 / 健康 (他19件)
【概要】本研究は、大学初年次の体力とその後の健康や社会的成功との関係を検証した。収集したデータは1961年~2015年に東京大学教養学部に入学した者の体力テスト結果約160,000件、2018年9月に実施した追跡調査約5000件である。追跡調査では生活習慣病、経済状況等を郵送またはウェブ調査により把握した。関連解析の結果、体力(特に垂直とびと腕立て伏せ)が高い人ほど、メンタル不調を報告するリスクが低く、最...
❏住環境が睡眠・血圧・活動量に与える影響に関する大規模実測調査(26249083)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】伊香賀 俊治 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (30302631)
【キーワード】建築環境工学 / 健康 / コベネフィット / 居住環境 / 追跡調査 (他10件)
【概要】居住環境の改善がもたらす健康維持増進に着目し、大規模実測調査を行った。断面調査では、住宅内環境や断熱性能と健康(血圧・活動量・睡眠)の関係を調査し、低室温環境が血圧の上昇を招くこと、断熱性能の向上による非居室の温熱環境改善が活動量向上に寄与することを示した。中でも、高断熱住宅への転居前後の調査では、転居後の室温上昇につき睡眠効率が向上することが示された。また、高齢者を対象とした調査では、住宅を寒い...
【医歯薬学】社会医学:都市健康を含む研究件
❏都市緑地の生物多様性は心理的幸福感を向上させるか?景観スケールでの検証(16K00631)
【研究テーマ】自然共生システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】曽我 昌史 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (80773415)
【キーワード】生態系サービス / 自然体験 / 都市生態学 / 生物多様性 / 景観生態学 (他10件)
【概要】現代の「都市化社会」において、都市住民の心理的な健康・福利を向上させることは極めて重要な課題である。最近の研究から、都市緑地は都市住民に様々な心理的健康便益をもたらすことが明らかとなっているが、それらに関する知見は未だ乏しい。本研究課題では、東京都における様々なタイプの緑地(公園・市民農園)を対象に、都市緑地がもたらす心理的便益を景観スケールで計測し、それらの駆動要因を明らかにした。 ...
❏大都市部における格差拡大の進行過程とその社会的帰結に関する計量的研究(15H01970)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】橋本 健二 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40192695)
【キーワード】都市分極化 / 地域間格差 / 社会-地区分析 / 階級構造 / アンダークラス (他19件)
【概要】市区町村および地域メッシュ単位の統計と質問紙調査の結果から、以下の諸点が明らかとなった。(1)1990年から2010年の間に東京圏の階級・階層構造は、旧中間階級とマニュアル労働者が大幅に減少し、新中間階級とサービス産業の下層労働者が増加するという2極化の傾向を強めた。(2)この変化は、都心部で新中間階級と高所得世帯が増加し、周辺部では非正規労働者と低所得世帯が増加するという空間的分極化を伴っていた...
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...
【医歯薬学】社会医学:社会学健康を含む研究件
❏地域社会関係資本研究における文脈問題の解明―「場所」をとるか「空間」をとるか(17K18592)
【研究テーマ】社会学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2021-03-31
【研究代表者】小藪 明生 早稲田大学, 文学学術院, その他(招聘研究員) (30506142)
【キーワード】社会関係資本 / ソーシャル・キャピタル / 地域レベル / 健康 / QOL (他10件)
【概要】地域のSCにおける適切な単位地区はどこなのか、世代間交流の地域差やその規定要因、都市部・都市郊外における世代間交流の地域差、QOL・主観的健康観・犯罪不安など主要なアウトカムとSCの関連性について、小地域レベルの要因も加味した分析が行われた。本研究によって得られた調査データによって、複数の地域レベルに組み替え可能な新たなデータを補完することができたため、過去に研究分担者稲葉によって行われた全国の市...
❏身体観と身体管理に関する質的研究(21530505)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】草柳 千早 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (40245361)
【キーワード】身体 / 身体管理 / 身体観 / 健康 / 主観的意味 (他10件)
【概要】本研究は、現代日本における人びとの身体観、身体との向き合い方を探究することを目的とし、現代人の身体と身体管理に関する「知識」「常識」のあり方を、一般に流通する健康に関する雑誌や書籍等にみられる言説および身体管理に関心を持つ人びとへのインタビューからとりだした。その結果、2つの対照的な身体観として、「客体としての身体」観と「主体としての身体」観を析出した。その上で、特に後者の身体観とその含意について...
【医歯薬学】社会医学:働き方改革健康を含む研究件
❏長時間労働是正の政策評価および健康と人的資本への影響(19H01502)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】黒田 祥子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (50447588)
【キーワード】働き方 / 労働時間 / 健康経営 / メンタルヘルス / ワークエンゲイジメント (他18件)
【概要】3年目にあたる2021年度においては、主として以下の5つの研究を行った。 第1は、一部上場企業(小売業)から取得した従業員の満足度調査および財務データをもとに、従業員のワークエンゲイジメントと生産性との関係について分析を行い、経済産業研究所のディスカッションペーパーとして発刊した。 第2に、一部上場企業(製造業)の従業員を対象に健康施策プロジェクト(情報技術<スリープテック>を利用した睡眠改善施策...
❏企業内データを用いた企業間生産性格差と労働政策課題の解明(18H03632)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大湾 秀雄 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (60433702)
【キーワード】労働経済学 / 人事経済学 / 生産性 / 健康経営 / チーム生産 (他20件)
【概要】主として、5つの成果を出すことが出来た。まず、Kitagawa et al. (2021)では、大手製造業企業4社においてコロナ下の在宅勤務調査を実施し、緊急事態宣言後の生産性の低下の主要な要因は、自宅で仕事を行ううえでのPC・通信インフラの未整備や、社内外とのコミュニケーションの問題が大きいことを明らかにした。一方、在宅勤務は従業員のメンタルヘルスを改善することもわかった。2つめに、みずほリサー...
【医歯薬学】薬学:医療健康を含む研究件
❏センシング技術を基軸とした健康管理システムの地域特性に基づく分析(17K01245)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】下野 僚子 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任助教 (60609361)
【キーワード】医療社会システム / 事業プロセス / 品質管理 / 地域実装 / 産学公連携 (他19件)
【概要】本研究では、生活習慣病を予防できる健康管理システムの構築をめざし、センシング技術や健康増進事業などを導入した効果について多面的な分析を行った。地域における実現可能性を考慮できるよう、医療機関や自治体などの地域プレイヤと連携しながら研究を進めた。特定健診・特定保健指導事業、健康づくり啓発イベント、健康ポイント制度などの事業について、実践的な分析にもとづき事業運営において有用な結果を提示できた。 ...
❏「医療」と「文化」の多次元的連関に関する統計科学的研究(14402043)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】山岡 和枝 国立保健医療科学院, 技術評価部, 開発技術評価室長 (50091038)
【キーワード】医療 / 文化 / 多次元的連関 / 国際比較 / 文化的差異 (他9件)
【概要】今回の科学研究費の交付期間内には、「医療と文化の多次元的連関に関する統計科学的研究」の一部として、特に以下の3点を行うことを目的として研究を遂行した。1)医療における文化的差異の影響について、欧米諸国については既成の国際比較研究結果の2次分析を行い、その要因を明らかにする。さらに新たに比較のための文化的連鎖を拡げるため、アジア諸国なども念頭に入れ、統計学的標本抽出に則った面接調査の遂行の可能性を検...
【医歯薬学】看護学:ソーシャルキャピタル健康を含む研究件
❏地域社会関係資本研究における文脈問題の解明―「場所」をとるか「空間」をとるか(17K18592)
【研究テーマ】社会学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2021-03-31
【研究代表者】小藪 明生 早稲田大学, 文学学術院, その他(招聘研究員) (30506142)
【キーワード】社会関係資本 / ソーシャル・キャピタル / 地域レベル / 健康 / QOL (他10件)
【概要】地域のSCにおける適切な単位地区はどこなのか、世代間交流の地域差やその規定要因、都市部・都市郊外における世代間交流の地域差、QOL・主観的健康観・犯罪不安など主要なアウトカムとSCの関連性について、小地域レベルの要因も加味した分析が行われた。本研究によって得られた調査データによって、複数の地域レベルに組み替え可能な新たなデータを補完することができたため、過去に研究分担者稲葉によって行われた全国の市...
❏ソーシャル・キャピタルが高齢者の健康に及ぼす影響に関する包括的実証研究(24500835)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】福川 康之 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (90393165)
【キーワード】ソーシャル・キャピタル / 健康 / 高齢者 / 互恵性 / 信頼性 (他9件)
【概要】従来,ソーシャル・サポートなどのミクロな社会関係が個人の健康に及ぼす影響が指摘されてきたが,近年,コミュニティレベルのマクロな社会関係であるソーシャル・キャピタルの効果が期待されている.主要な研究の一つにおいて,我々は日本人の中高年者に対する5年に1度の大規模全国調査の結果に基づき,互恵性としてのソーシャル・キャピタルと主観的健康との関連を検討した.マルチレベル分析の結果,個人レベルの互恵性と集団...
【医歯薬学】看護学:ウエルビーイング健康を含む研究件
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏Effects of Personality Traits and Self-Construals on Life Orientations(15K04142)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山口 綾乃 立教大学, コミュニティ福祉学部, 助教 (40592548)
【キーワード】ウェルビーング / 楽観性 / 悲観性 / うつ傾向 / 幸福感 (他12件)
【概要】研究(1)では、怒りの感情規制が健康レベル(心理的、肉体的)に影響を与えているかどうかについて検証した。結果として、怒りの感情規制が健康レベルに影響を与えており、日米の違いがあると明らかにした。研究(2)では、生きがいや健康レベルを検証する際に多文化主義(多文化多様性)の役割について検証した。生きがいや健康レベルを検証する際に多文化主義の役割を見出し、日米の違いがあると示唆した。研究(3)では、東...
❏大都市部における格差拡大の進行過程とその社会的帰結に関する計量的研究(15H01970)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】橋本 健二 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40192695)
【キーワード】都市分極化 / 地域間格差 / 社会-地区分析 / 階級構造 / アンダークラス (他19件)
【概要】市区町村および地域メッシュ単位の統計と質問紙調査の結果から、以下の諸点が明らかとなった。(1)1990年から2010年の間に東京圏の階級・階層構造は、旧中間階級とマニュアル労働者が大幅に減少し、新中間階級とサービス産業の下層労働者が増加するという2極化の傾向を強めた。(2)この変化は、都心部で新中間階級と高所得世帯が増加し、周辺部では非正規労働者と低所得世帯が増加するという空間的分極化を伴っていた...
【医歯薬学】看護学:健康格差健康を含む研究件
❏三大都市圏における格差拡大の進行過程とその社会的帰結に関する計量的研究(20H00086)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】橋本 健二 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40192695)
【キーワード】都市分極化 / 社会-地区分析 / 階級 / アンダークラス / 健康格差 (他11件)
【概要】2021年度は、地域メッシュ統計と国勢調査の小地域統計をすすめるとともに、2020年に実施した予備調査データの分析を行ない、基本的な傾向を確認するとともに、本調査を設計し、実施した。その概要は、以下のとおりである。 (1)地域メッシュ統計と小地域統計により、東京圏、名古屋圏、京阪神圏の3大都市圏の空間構造の比較分析を行なった。その結果、東京圏、名古屋圏、京阪神圏ともに同心円型構造とセクター型構造の...
❏公的統計データを用いた領域横断的格差研究の実施と教育(18K18594)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】藤原 翔 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (60609676)
【キーワード】公的統計 / 格差・不平等 / 社会階層 / 健康 / 職業 (他17件)
【概要】本研究プロジェクトの目的は,公的統計データを用いた領域横断的格差研究を行うことである.「就業構造基本調査」「国勢調査」「国民生活基礎調査」「賃金構造基本調査」「21世紀出生児縦断調査」などの公的統計データを用いて実証分析を行い,大規模サンプルの利点を活かし,経済的格差・社会保障という経済学的視点,社会・文化的格差という社会学的視点,健康・医療格差という疫学的視点という3つの視点から格差・不平等にア...
❏景気変動が健康の水準と格差に与える影響とそのメカニズム(16K03694)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井深 陽子 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (20612279)
【キーワード】失業率 / 死亡率 / 国民生活基礎調査 / 都道府県 / 労働時間 (他17件)
【概要】本研究は、景気変動が健康の水準に与える影響とその背景にあるメカニズムを日本のデータを用いて実証的に明らかにすることを目的とした。本研究の成果は、次の2点にまとめることができる。第一に、景気変動が健康状態に及ぼす影響は、日本においてはこれまで多くの国で観察されていた景気循環的な影響がみられないことが、複数のデータや健康指標を用いて検証された。第二に、メカニズムの一つである所得受取が健康状態に与える影...
【医歯薬学】看護学:COVID-19(新型コロナウイルス感染症)健康を含む研究件
❏アフリカ農村部におけるリプロダクティブヘルス・母子保健フィールド実験(19H00590)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高崎 善人 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (00334029)
【キーワード】開発経済学 / COVID-19 / 健康 / 障害 / 貧困 (他10件)
【概要】本研究の目的は、斬新なフィールド実験を行うことで、発展途上国の貧困女性の健康管理行動を深く理解し、母子健康管理の利用を促進する介入をデザインすることである。初年度の終わりにCOVID-19が発生し、途上国貧困層の脆弱性が顕著となった。COVID-19により貧困層の健康、生計、生活がどのように影響を受けたかを検証することは、エビデンスに基づく政策に不可欠である。本研究は、この大きな環境変化に対応する...
❏中学時からの親子パネル調査を活用した格差・不平等に関する領域横断的研究(19H01637)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤原 翔 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (60609676)
【キーワード】パネル調査 / 高校階層構造 / COVID-19(新型コロナウイルス) / 教育格差 / 社会調査 (他20件)
【概要】本研究は2015年,2017年,2019年の第3波まで子どもと母親を対象に調査を行ってきたが,2020年12月には第4波を子どものみに対して行った.なお,COVID-19が若者に与える影響を調べるために,2019年2月,2020年7月,2021年7月には臨時の調査を行ってきた.そして,本年度の2021年12月には第5波の調査を実施した.そして,(1)仕事・アルバイト・就職への影響,(2)学校生活へ...
【医歯薬学】看護学:ネパール健康を含む研究件
❏巨大災害と家計の人的資本投資:ネパール大地震・家屋損壊データ再調査による実証分析(19KK0041)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】橘 永久 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (70301017)
【キーワード】災害復興 / 人的資本 / ネパール / 長期効果 / 海外出稼ぎ (他10件)
【概要】本研究の目的は、自然災害の中・長期の経済効果を、被災地からの転出や子どもの進学選択・職業選択といった所得だけでは捉えきれない厚生変化も含めて、家計レベルで検証することである。そのためには、自然災害で家計が被った被害の程度を、できるだけ正確に把握しておく必要がある。本研究の主要なアイデアは、2015年のネパール大震災後に、ネパール政府が建築士を雇用して家屋の破損度を査定した100万軒強の家計調査結果...
❏共有林経営の持続性と効果 ―ネパール113天然林の再調査―(25301023)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】橘 永久 千葉大学, 法政経学部, 教授 (70301017)
【キーワード】共有林経営 / 森林資源計測 / ネパール / 森林パネルデータ / 森林資源測定 (他8件)
【概要】共有林経営が広がるネパール中間山地帯において、109の天然林に関する詳細な森林資源計測・森林経営実態調査を実施した。対象林では1990年代後半に、研究代表者も一員として参加した国際研究プロジェクトにより、資源計測・経営調査が実施されている。今回の研究によって、天然林データとしては珍しい長期二時点間の森林資源・経営データを作成することが出来た。これにより、天然林管理をその主な利用者である地元住民に委...
【医歯薬学】看護学:コホート健康を含む研究件
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏ワーク・ライフ・バランスと夫婦および子どもの健康に関する大規模追跡研究(22300228)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】島津 明人 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80318724)
【キーワード】ワーク・ライフ・バランス / 健康 / 夫婦 / 親子 / スピルオーバー (他8件)
【概要】本研究では,未就学児(0~6歳)を持つ共働き夫婦を対象とし,夫婦それぞれのワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)のあり方が,(1)夫および妻自身の健康,(2)夫婦間の相互作用を通じた配偶者の健康,(3)夫(父親)および妻(母親)の養育態度を通じた子どもの健康,に対してどのような影響を及ぼすのかを明らかにすることを目的とした。4年間の追跡調査の結果より,労働者のワーク・ライフ・バランスのあり方...
【医歯薬学】看護学:予防医学健康を含む研究件
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー:当事者の視点を活かす臨床構築に向けて(16KT0123)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】北中 淳子 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (20383945)
【キーワード】認知症 / 医療人類学 / 精神医学 / 老い / 早期発見 (他17件)
【概要】現在日本では、認知症の早期発見が推進されることで多くの人々が救済されると同時に、老いに対する不安も高まっている。北中は臨床現場での人類学的調査を通じて、認知症診断がもたらす不確実性が1)急速な薬理化、2)予防言説の隆盛とそこに潜む「魔術的思考」、3)「新健康主義」をもたらしていることを明らかにした。他方で、認知症臨床における当事者運動との協働から、従来の精神療法的共感の形に加え、脳神経科学的共感と...
【医歯薬学】看護学:社会疫学健康を含む研究件
❏レア・ポピュレーションの行動と健康に関する研究(16K13419)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】川野 英二 大阪市立大学, 大学院文学研究科, 教授 (20335334)
【キーワード】レア・ポピュレーション / 逸脱行動 / 社会病理 / メンタルヘルス / 社会病理学 (他8件)
【概要】マイノリティなど「レア・ポピュレーション」の社会調査では、新たなデータ収集・補完の方法が開発され、適切な調査の可能性が高まっている。本研究ではレア・ポピュレーションの行動と健康に関するウェブ調査を試みたが、逸脱経験者の抽出と逸脱行動の項目が限定されたため、分析で失業や補導経験などネガティブなライフイベントを重視した。計画変更はあったが、ウェブ調査で職歴データを収集し意義ある分析を行うことができた。...
❏治安に対する不安が高齢者の健康に与える影響に関する大規模縦断研究(16K19247)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高木 大資 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (10724726)
【キーワード】犯罪不安 / 社会疫学 / 高齢者 / 健康 / 縦断調査
【概要】高齢者32747名を対象とした縦断調査データ(2010年、2013年、2016年の3波)を用い、ベースラインの犯罪不安と2016年の健康の関連が、どのような要因に媒介されているのかを検討した。分析結果から、犯罪不安と健康の関連の多くが社会関係的側面(他者への信頼)の毀損によって説明されることが示された。これは、犯罪不安と健康の関連が外出控え等の行動面の変化によって説明されることを示した欧米の先行研...
【医歯薬学】看護学:生活習慣病健康を含む研究件
❏フィリピンにおける2つの「貧困」とコミュニティ:低所得者層の生活習慣病問題(20K12316)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】フィリピン / 貧困緩和と格差拡大 / 肥満 / 有機農業 / プラント・ベース (他10件)
【概要】現地調査については,コロナ禍のため,限定的なものにならざるをえなかったものの,昨年同様に,調査対象となる方々の協力を得て,調査地における社会状況についての情報を逐一SNSにおけるチャットと写真によって得ることができた。 また,一週間二度を原則として,オンライン型のインタビューをインフォーマントとその関係者との間で実施してきたものを継続し,相応のデータを収集することはできたものの,個票データの収集は...
❏センシング技術を基軸とした健康管理システムの地域特性に基づく分析(17K01245)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】下野 僚子 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任助教 (60609361)
【キーワード】医療社会システム / 事業プロセス / 品質管理 / 地域実装 / 産学公連携 (他19件)
【概要】本研究では、生活習慣病を予防できる健康管理システムの構築をめざし、センシング技術や健康増進事業などを導入した効果について多面的な分析を行った。地域における実現可能性を考慮できるよう、医療機関や自治体などの地域プレイヤと連携しながら研究を進めた。特定健診・特定保健指導事業、健康づくり啓発イベント、健康ポイント制度などの事業について、実践的な分析にもとづき事業運営において有用な結果を提示できた。 ...
【医歯薬学】看護学:ラオス健康を含む研究件
❏東南アジア大陸山地部における小首長国-低地/山地関係の多様性(17H02233)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】富田 晋介 名古屋大学, 環境学研究科, 特任准教授 (60378966)
【キーワード】ライフヒストリー / 健康 / ラオス / 東南アジア / 東南アジア研究 (他10件)
【概要】2019年8月および2020年2月に調査を行った。プロジェクトメンバーとともに新たな村をおとずれ、全村人を対象として、親族関係、および出生、死亡、移動に関する聞き取りを行った。また、これまでデータ収集を継続してきた村においても人口データを更新した。また、あるひとつの村における労働時間配分にについてまとめ、論文を公表した。 次に、低地と山地に暮らす人々の健康状態を評価するため、腸内細菌叢を調べた。そ...
❏微量元素からとらえる環境利用と文化的適応の地理学的研究(22251002)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】野中 健一 立教大学, 文学部, 教授 (20241284)
【キーワード】微量元素 / 環境適応 / 生業 / 食事 / 食生活 (他16件)
【概要】本研究は、野生食物資源の多様な利用の意味を、それに依存する人びとが健康的な生活を営んでいることに着目し、微量元素摂取からとらえ、環境への文化的適応を明らかにすることを目的とした。野生食物利用と自然への適応の高い狩猟・採集・農耕に従事する集団を対象とし、ラオス北部、パプアニューギニアを主な調査地として、比較研究として南部アフリカを事例とした。 ...
【医歯薬学】看護学:生活習慣健康を含む研究件
❏生活習慣と排便状況の関係:腸内細菌叢のみえる化による新しい疾病予防の検討(16K00944)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】宮地 元彦 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 身体活動研究部, 部長 (60229870)
【キーワード】糞便観察評価 / 疾病予防 / 生活習慣 / 腸内細菌叢 / 糞便 (他9件)
【概要】糞便量、形、色、および臭いは、病気、食習慣、腸内細菌叢に関連している。我々は包括的な糞便評価のためのカードを開発し妥当性を検証した。 38人の健康な成人で、カードを用いた便の体積、形態、色、臭いの観察は、重量計、水分計、硬度計、比色計、臭気測定計による客観的評価と比較した結果、糞便の量、形、および色は、多面的な評価カードによる観察で推定できる。また、健康な日本人722名を対象とした横断的研究により...
❏東京大学の学生の過去50年の体力測定データを活用したヒストリカルコホート研究(16H03259)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】八田 秀雄 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60208535)
【キーワード】体力テスト / 大学生 / 追跡調査 / 体力 / 健康 (他19件)
【概要】本研究は、大学初年次の体力とその後の健康や社会的成功との関係を検証した。収集したデータは1961年~2015年に東京大学教養学部に入学した者の体力テスト結果約160,000件、2018年9月に実施した追跡調査約5000件である。追跡調査では生活習慣病、経済状況等を郵送またはウェブ調査により把握した。関連解析の結果、体力(特に垂直とびと腕立て伏せ)が高い人ほど、メンタル不調を報告するリスクが低く、最...
❏ワーク・ライフ・バランスと夫婦および子どもの健康に関する大規模追跡研究(22300228)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】島津 明人 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80318724)
【キーワード】ワーク・ライフ・バランス / 健康 / 夫婦 / 親子 / スピルオーバー (他8件)
【概要】本研究では,未就学児(0~6歳)を持つ共働き夫婦を対象とし,夫婦それぞれのワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)のあり方が,(1)夫および妻自身の健康,(2)夫婦間の相互作用を通じた配偶者の健康,(3)夫(父親)および妻(母親)の養育態度を通じた子どもの健康,に対してどのような影響を及ぼすのかを明らかにすることを目的とした。4年間の追跡調査の結果より,労働者のワーク・ライフ・バランスのあり方...
【医歯薬学】看護学:高齢化健康を含む研究件
❏中高年者に関連した政策の評価に関する実証分析(21K20160)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2021-08-30 - 2023-03-31
【研究代表者】及川 雅斗 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 助教 (30906714)
【キーワード】政策評価 / 健康 / 健康投資行動 / 健康診断 / 教育と健康 (他7件)
【概要】本年度は、2008年4月に導入された特定健康診査・特定保健指導(以下、特定健診)の導入が中高年者の行動と健康状態に与えた効果の検証を行なった。 これまで、法律により被用者の健診受診率が他と比較して高いことと政策導入前後で健診受診行動に大きな変化がないことの2つの事実に着目した差の差(DID)推定をもとに分析を進めている。労働安全衛生法により被用者は健診受診が義務であるため受診率が90%以上であり、...
❏日英両国における医療保障・福祉サービスに関する比較研究(09490035)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】真屋 尚生 日本大学, 商学部, 教授 (40096912)
【キーワード】医療サービス / 介護 / 健康 / 高齢化 / コミュニティ・ケア (他12件)
【概要】(1)基本的な問題意識 21世紀を迎えた今日、社会科学を含む諸科学の急速な専門分化と並行して、分野によっては,かつて絶えざる進歩発展の状態を象徴的に示してい日進月歩という表現では追いつかないほどの速度で,先端的な研究領域が開拓され,その成果が,さまざまな形で人類の福祉の向上に貢献してきているが,ときに科学研究が,人間あるいは社会との関係を必ずしも十分に意識しないままに進められた結果,意図せざる不幸...
【医歯薬学】看護学:地域健康を含む研究件
❏センシング技術を基軸とした健康管理システムの地域特性に基づく分析(17K01245)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】下野 僚子 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任助教 (60609361)
【キーワード】医療社会システム / 事業プロセス / 品質管理 / 地域実装 / 産学公連携 (他19件)
【概要】本研究では、生活習慣病を予防できる健康管理システムの構築をめざし、センシング技術や健康増進事業などを導入した効果について多面的な分析を行った。地域における実現可能性を考慮できるよう、医療機関や自治体などの地域プレイヤと連携しながら研究を進めた。特定健診・特定保健指導事業、健康づくり啓発イベント、健康ポイント制度などの事業について、実践的な分析にもとづき事業運営において有用な結果を提示できた。 ...
❏リロケーションインパクトを乗り越えるのに有効な環境デザインの研究 災害後を視野に(25420641)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】古賀 紀江 関東学院大学, 建築・環境学部, 教授 (10295454)
【キーワード】リロケーション / 高齢者 / 仮設住宅 / 大災害 / 環境デザイン (他18件)
【概要】本研究では大災害を契機とした居住場所移動において高齢者がリロケーションインパクトを乗り越えやすい環境の条件や要素について考察を行った。福島県内の立地、規模の異なる仮設住宅居住者を対象とした3つの調査を中心に研究を行った。郊外の大規模団地では健康観の低い群で活動程度が低い傾向が見られたほか、中心市街地と郊外の団地で社会的な交流の範囲などについて行った調査では、郊外では交流が比較的団地内に凝集しやすく...
【医歯薬学】看護学:国際比較健康を含む研究件
❏認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー:当事者の視点を活かす臨床構築に向けて(16KT0123)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】北中 淳子 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (20383945)
【キーワード】認知症 / 医療人類学 / 精神医学 / 老い / 早期発見 (他17件)
【概要】現在日本では、認知症の早期発見が推進されることで多くの人々が救済されると同時に、老いに対する不安も高まっている。北中は臨床現場での人類学的調査を通じて、認知症診断がもたらす不確実性が1)急速な薬理化、2)予防言説の隆盛とそこに潜む「魔術的思考」、3)「新健康主義」をもたらしていることを明らかにした。他方で、認知症臨床における当事者運動との協働から、従来の精神療法的共感の形に加え、脳神経科学的共感と...
❏「医療」と「文化」の多次元的連関に関する統計科学的研究(14402043)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】山岡 和枝 国立保健医療科学院, 技術評価部, 開発技術評価室長 (50091038)
【キーワード】医療 / 文化 / 多次元的連関 / 国際比較 / 文化的差異 (他9件)
【概要】今回の科学研究費の交付期間内には、「医療と文化の多次元的連関に関する統計科学的研究」の一部として、特に以下の3点を行うことを目的として研究を遂行した。1)医療における文化的差異の影響について、欧米諸国については既成の国際比較研究結果の2次分析を行い、その要因を明らかにする。さらに新たに比較のための文化的連鎖を拡げるため、アジア諸国なども念頭に入れ、統計学的標本抽出に則った面接調査の遂行の可能性を検...
【医歯薬学】看護学:ストレス健康を含む研究件
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏ワーク・ライフ・バランスと健康および仕事の動機づけに関する総合的研究(19700536)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】島津 明人 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (80318724)
【キーワード】ワーク・ライフ・バランス / ストレス / 健康 / 動機づけ / ストレスマネジメント
【概要】本研究では,職業性ストレスの個人差要因としてワーク・ライフ・バランスに注目し,職業性ストレスが労働者の安寧に影響を及ぼすプロセスにおいて,ワーク・ライフ・バランスがどのような役割を果たすのか,そのメカニズムを実証的に明らかにすることを目的とした。文献レビュー,予備調査(横断調査),本調査(縦断調査)を通じて,ワーク・ライフ・バランスに関する健康障害プロセス(仕事のストレス要因→仕事・家庭葛藤→心身...
【医歯薬学】看護学:疫学健康を含む研究件
❏森林浴と木材の健康効果の医学的エビデンスの創出:大規模疫学調査による検証(21H02246)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】森田 恵美 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (60551968)
【キーワード】森林浴 / 木材 / 睡眠 / 疫学 / 勤労者 (他6件)
【概要】
❏東京大学の学生の過去50年の体力測定データを活用したヒストリカルコホート研究(16H03259)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】八田 秀雄 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60208535)
【キーワード】体力テスト / 大学生 / 追跡調査 / 体力 / 健康 (他19件)
【概要】本研究は、大学初年次の体力とその後の健康や社会的成功との関係を検証した。収集したデータは1961年~2015年に東京大学教養学部に入学した者の体力テスト結果約160,000件、2018年9月に実施した追跡調査約5000件である。追跡調査では生活習慣病、経済状況等を郵送またはウェブ調査により把握した。関連解析の結果、体力(特に垂直とびと腕立て伏せ)が高い人ほど、メンタル不調を報告するリスクが低く、最...
❏認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー:当事者の視点を活かす臨床構築に向けて(16KT0123)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】北中 淳子 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (20383945)
【キーワード】認知症 / 医療人類学 / 精神医学 / 老い / 早期発見 (他17件)
【概要】現在日本では、認知症の早期発見が推進されることで多くの人々が救済されると同時に、老いに対する不安も高まっている。北中は臨床現場での人類学的調査を通じて、認知症診断がもたらす不確実性が1)急速な薬理化、2)予防言説の隆盛とそこに潜む「魔術的思考」、3)「新健康主義」をもたらしていることを明らかにした。他方で、認知症臨床における当事者運動との協働から、従来の精神療法的共感の形に加え、脳神経科学的共感と...
【医歯薬学】看護学:生活の質(QOL)健康を含む研究件
❏地域社会関係資本研究における文脈問題の解明―「場所」をとるか「空間」をとるか(17K18592)
【研究テーマ】社会学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2021-03-31
【研究代表者】小藪 明生 早稲田大学, 文学学術院, その他(招聘研究員) (30506142)
【キーワード】社会関係資本 / ソーシャル・キャピタル / 地域レベル / 健康 / QOL (他10件)
【概要】地域のSCにおける適切な単位地区はどこなのか、世代間交流の地域差やその規定要因、都市部・都市郊外における世代間交流の地域差、QOL・主観的健康観・犯罪不安など主要なアウトカムとSCの関連性について、小地域レベルの要因も加味した分析が行われた。本研究によって得られた調査データによって、複数の地域レベルに組み替え可能な新たなデータを補完することができたため、過去に研究分担者稲葉によって行われた全国の市...
❏アジアの普通の人々の日常生活に関する大量データの理論的実証的研究(21243010)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】猪口 孝 新潟県立大学, その他, 学長 (30053698)
【キーワード】政治理論 / 世論調査 / 生活の質 / 健康 / 信頼 (他18件)
【概要】アジア・バロメーターは膨大な生活の質を中軸としたデータをアジア三十一カ国の世論調査を基にしたものであるが、成果はさまざまな視点から面接して得られた反応を分析と総合がその仕事の大部を占める。すでに2005年以降から分析・総合を進めてきたが、作業が膨大になり、2012年まで優にかかった。生活の質については、The Quality of Life in Asia(Springer, 2012)をはじめ、...
❏「祖母仮説」の検討を通じた高齢者の長寿ならびに適応に関する研究(21530664)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】福川 康之 早稲田大学, 文学学術院, 准教授 (90393165)
【キーワード】祖母仮説 / 長寿 / 健康 / 高齢者 / 進化 (他8件)
【概要】「祖母仮説」は,繁殖期を過ぎた個体が子の繁殖に貢献するために長寿化したと仮定する理論である.しかしながら本研究では,娘の繁殖成功度の向上(第一子の早期誕生や第一子と第二子の出産間隔の短期化)に最も貢献していたのは義理の母親(夫の母親)であった.日本のような母方居住の傾向が強い地域では,実娘と実母よりも嫁と姑の関係が繁殖に影響している可能性がある.祖母仮説を現代社会で検討するうえでは文化的な背景に配...
【医歯薬学】看護学:高齢者健康を含む研究件
❏介護助手に焦点を当てた高齢期就労の健康影響に関する包括的エビデンスの構築(21H03285)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】村山 洋史 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究副部長 (00565137)
【キーワード】就労 / 健康 / 高齢者 / 介護助手 / 介護施設
【概要】
❏治安に対する不安が高齢者の健康に与える影響に関する大規模縦断研究(16K19247)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高木 大資 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (10724726)
【キーワード】犯罪不安 / 社会疫学 / 高齢者 / 健康 / 縦断調査
【概要】高齢者32747名を対象とした縦断調査データ(2010年、2013年、2016年の3波)を用い、ベースラインの犯罪不安と2016年の健康の関連が、どのような要因に媒介されているのかを検討した。分析結果から、犯罪不安と健康の関連の多くが社会関係的側面(他者への信頼)の毀損によって説明されることが示された。これは、犯罪不安と健康の関連が外出控え等の行動面の変化によって説明されることを示した欧米の先行研...
❏災害復興下の被災地コミュニティのレジリエンス醸成に向けた実験経済学的研究(15K03417)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】芦田 登代 東京大学, 社会科学研究所, 特任研究員 (80724898)
【キーワード】フィールド実験 / 双曲割引 / 健康 / 被災地 / 災害復興 (他14件)
【概要】東日本大震災前後のパネルデータとフィールド実験データを用いて、人々の選好、なかでも双曲割引ファクターが被災前後の行動にどのように影響するのか検証を行った。 フィールド実験データでは、被災の程度が高かった人は、さらに双曲割引ファクターが下がっていたことが確認された。そのフィールドデータとパネルデータを結合したデータを用いて分析した結果、BMIなどとの関連が観察された。また、その頑健性の検証として観察...
【医歯薬学】看護学:就労健康を含む研究件
❏介護助手に焦点を当てた高齢期就労の健康影響に関する包括的エビデンスの構築(21H03285)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】村山 洋史 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究副部長 (00565137)
【キーワード】就労 / 健康 / 高齢者 / 介護助手 / 介護施設
【概要】
❏妊娠・出産を契機とした働く女性の健康支援プログラムの構築と検証(25293452)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】春名 めぐみ 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (00332601)
【キーワード】働く女性 / 産後 / 健康支援プログラム / 育児自己効力感 / 骨盤底筋体操 (他21件)
【概要】研究1:産後女性の心身の状態と生活・活動制限の実態を把握することを目的とし、都内保育園に0~1歳の児を預けて働く母親への質問紙調査を行い、産後復職後の健康問題、母乳栄養継続に関連する要因を明らかにした。研究2:育児自己効力感尺度(Karitane Parenting Confidence Scale:KPCS)の日本語版を作成し、妥当性・信頼性の検証を行った。研究3:産後女性に対する包括的健康支援...
【医歯薬学】看護学:文化健康を含む研究件
❏認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー:当事者の視点を活かす臨床構築に向けて(16KT0123)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】北中 淳子 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (20383945)
【キーワード】認知症 / 医療人類学 / 精神医学 / 老い / 早期発見 (他17件)
【概要】現在日本では、認知症の早期発見が推進されることで多くの人々が救済されると同時に、老いに対する不安も高まっている。北中は臨床現場での人類学的調査を通じて、認知症診断がもたらす不確実性が1)急速な薬理化、2)予防言説の隆盛とそこに潜む「魔術的思考」、3)「新健康主義」をもたらしていることを明らかにした。他方で、認知症臨床における当事者運動との協働から、従来の精神療法的共感の形に加え、脳神経科学的共感と...
❏「医療」と「文化」の多次元的連関に関する統計科学的研究(14402043)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】山岡 和枝 国立保健医療科学院, 技術評価部, 開発技術評価室長 (50091038)
【キーワード】医療 / 文化 / 多次元的連関 / 国際比較 / 文化的差異 (他9件)
【概要】今回の科学研究費の交付期間内には、「医療と文化の多次元的連関に関する統計科学的研究」の一部として、特に以下の3点を行うことを目的として研究を遂行した。1)医療における文化的差異の影響について、欧米諸国については既成の国際比較研究結果の2次分析を行い、その要因を明らかにする。さらに新たに比較のための文化的連鎖を拡げるため、アジア諸国なども念頭に入れ、統計学的標本抽出に則った面接調査の遂行の可能性を検...
【医歯薬学】看護学:母親健康を含む研究件
❏中学時からの親子パネル調査を活用した格差・不平等に関する領域横断的研究(19H01637)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤原 翔 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (60609676)
【キーワード】パネル調査 / 高校階層構造 / COVID-19(新型コロナウイルス) / 教育格差 / 社会調査 (他20件)
【概要】本研究は2015年,2017年,2019年の第3波まで子どもと母親を対象に調査を行ってきたが,2020年12月には第4波を子どものみに対して行った.なお,COVID-19が若者に与える影響を調べるために,2019年2月,2020年7月,2021年7月には臨時の調査を行ってきた.そして,本年度の2021年12月には第5波の調査を実施した.そして,(1)仕事・アルバイト・就職への影響,(2)学校生活へ...
❏乳児を抱える母親への健康生活プログラムとその効果-地域でのランダム化対照試験-(17390577)
【研究テーマ】臨床看護学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】春名 めぐみ 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00332601)
【キーワード】産後うつ / 身体活動 / 運動プログラム / プログラム評価 / 健康関連QOL (他11件)
【概要】1.産後プログラムの実施のための予備調査 [目的]ニーズ、実施可能性、関与する人の意識などの具体的な情報を得る。 [方法]フォーカスグループインタビュー(妊婦9名、褥婦5名、産科医師8名、助産師9名) [結果・考察]医療者は医学的な異常を第一に考え、母親との認識のずれがあり、特に運動に対し、消極的な対処をする傾向が見られた。妊婦はきめの細かい自分に合った指導を希望していた。 2.産後プログラムの実...
【医歯薬学】看護学:適応健康を含む研究件
❏ソーシャル・キャピタルが高齢者の健康に及ぼす影響に関する包括的実証研究(24500835)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】福川 康之 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (90393165)
【キーワード】ソーシャル・キャピタル / 健康 / 高齢者 / 互恵性 / 信頼性 (他9件)
【概要】従来,ソーシャル・サポートなどのミクロな社会関係が個人の健康に及ぼす影響が指摘されてきたが,近年,コミュニティレベルのマクロな社会関係であるソーシャル・キャピタルの効果が期待されている.主要な研究の一つにおいて,我々は日本人の中高年者に対する5年に1度の大規模全国調査の結果に基づき,互恵性としてのソーシャル・キャピタルと主観的健康との関連を検討した.マルチレベル分析の結果,個人レベルの互恵性と集団...
❏「祖母仮説」の検討を通じた高齢者の長寿ならびに適応に関する研究(21530664)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】福川 康之 早稲田大学, 文学学術院, 准教授 (90393165)
【キーワード】祖母仮説 / 長寿 / 健康 / 高齢者 / 進化 (他8件)
【概要】「祖母仮説」は,繁殖期を過ぎた個体が子の繁殖に貢献するために長寿化したと仮定する理論である.しかしながら本研究では,娘の繁殖成功度の向上(第一子の早期誕生や第一子と第二子の出産間隔の短期化)に最も貢献していたのは義理の母親(夫の母親)であった.日本のような母方居住の傾向が強い地域では,実娘と実母よりも嫁と姑の関係が繁殖に影響している可能性がある.祖母仮説を現代社会で検討するうえでは文化的な背景に配...
【医歯薬学】看護学:メンタルヘルス健康を含む研究件
❏長時間労働是正の政策評価および健康と人的資本への影響(19H01502)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】黒田 祥子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (50447588)
【キーワード】働き方 / 労働時間 / 健康経営 / メンタルヘルス / ワークエンゲイジメント (他18件)
【概要】3年目にあたる2021年度においては、主として以下の5つの研究を行った。 第1は、一部上場企業(小売業)から取得した従業員の満足度調査および財務データをもとに、従業員のワークエンゲイジメントと生産性との関係について分析を行い、経済産業研究所のディスカッションペーパーとして発刊した。 第2に、一部上場企業(製造業)の従業員を対象に健康施策プロジェクト(情報技術<スリープテック>を利用した睡眠改善施策...
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏東京大学の学生の過去50年の体力測定データを活用したヒストリカルコホート研究(16H03259)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】八田 秀雄 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60208535)
【キーワード】体力テスト / 大学生 / 追跡調査 / 体力 / 健康 (他19件)
【概要】本研究は、大学初年次の体力とその後の健康や社会的成功との関係を検証した。収集したデータは1961年~2015年に東京大学教養学部に入学した者の体力テスト結果約160,000件、2018年9月に実施した追跡調査約5000件である。追跡調査では生活習慣病、経済状況等を郵送またはウェブ調査により把握した。関連解析の結果、体力(特に垂直とびと腕立て伏せ)が高い人ほど、メンタル不調を報告するリスクが低く、最...
【医歯薬学】看護学:コミュニケーション健康を含む研究件
❏健康に配慮した交通行動誘発のための学際的研究(26249073)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】谷口 綾子 筑波大学, システム情報系, 准教授 (80422195)
【キーワード】健康モビリティマネジメント / 交通行動変容 / 医工連携 / 特定保健指導 / 身体活動量 (他24件)
【概要】生活習慣に伴う健康問題は,全ての世代に共通した社会問題となっている.日常の交通行動は,こうした健康問題に多大な影響を及ぼす習慣的な身体活動であり,徒歩・自転車・公共交通など自動車以外の交通手段の利用促進は,交通問題だけでなく健康問題にも密接に関わるものである.本研究では,これまで個別に取り組まれてきた都市交通系と医療系の研究者が連携し,健康に配慮した交通行動誘発のための行動変容プログラムを構築し,...
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...
【医歯薬学】看護学:コミュニティ健康を含む研究件
❏リロケーションインパクトを乗り越えるのに有効な環境デザインの研究 災害後を視野に(25420641)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】古賀 紀江 関東学院大学, 建築・環境学部, 教授 (10295454)
【キーワード】リロケーション / 高齢者 / 仮設住宅 / 大災害 / 環境デザイン (他18件)
【概要】本研究では大災害を契機とした居住場所移動において高齢者がリロケーションインパクトを乗り越えやすい環境の条件や要素について考察を行った。福島県内の立地、規模の異なる仮設住宅居住者を対象とした3つの調査を中心に研究を行った。郊外の大規模団地では健康観の低い群で活動程度が低い傾向が見られたほか、中心市街地と郊外の団地で社会的な交流の範囲などについて行った調査では、郊外では交流が比較的団地内に凝集しやすく...
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...