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慶應義塾大学 研究シーズDiscovery Saga
研究分野:医歯薬学 に関係する研究一覧:147
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情報学 情報学複合領域 複合領域環境学 環境学数物系科学 数物系科学化学 化学生物学 生物学総合理工 総合理工工学 工学総合生物 総合生物農学 農学
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発表日:2026年6月2日 この記事は2026年6月16日号以降に掲載されます。
1
次世代1nmノード以降の半導体に向けた配線材料を開拓
-新材料配線に関する4アプローチでポストCu配線の実現に向けた指針を提示-
この記事は2026年6月16日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月29日 この記事は2026年6月12日号以降に掲載されます。
2
重症喘息の2型炎症の新たな理解による個別化医療実現へ
-ILC2とTh2細胞の違いが治療効果に関連-
この記事は2026年6月12日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月29日 この記事は2026年6月12日号以降に掲載されます。
3
自然免疫の炎症シグナルの終息を制御する新たな脂質–タンパク質相互作用を発見
-STINGシグナルに着目した治療戦略に道-
この記事は2026年6月12日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月29日 この記事は2026年6月12日号以降に掲載されます。
4
オンライン精神療法の「質の担保」と「普及」を目指す実践ガイドを公開
-慶應大・東北大・長崎大の研究グループが、厚生労働省科研費の成果として「情報通信機器を用いた精神療法の手引書(1.0版)」を策定-
この記事は2026年6月12日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月27日 この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
5
ホヤ幼生はなぜ10度ねじれたままなのか?
-筋肉のらせん構造があえてわずかな非対称性を残すメカニズムを解明-
この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月27日 この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
6
水素で動く燃料電池ゴミ収集車が“働く負担”を軽減
-ディーゼル車に比べて作業者の生理的疲労が約60%以上低いことを確認-
この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月27日 この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
7
大豆が腸内細菌を介して免疫力を高める仕組みを解明
-食事が「共生細菌のチームワーク」で腸の免疫を強化する新メカニズム-
この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月14日
8
糖尿病薬が「重篤アレルギー」を防ぐ?
-糖尿病治療薬アカルボースが腸内細菌の代謝を変え、アナフィラキシーを抑制する仕組みを解明-
北里大学、慶應義塾大学、早稲田大学を中心とする研究グループは、II型糖尿病治療薬の一つであるアカルボースが腸内細菌の糖代謝を変化させ、それによって産生される腸内細菌由来代謝物がアナフィラキシーを抑制する機構を明らかにしました。本研究は、北里大学薬学部微生物学教室の金倫基教授、慶應義塾大学薬学部創薬研究センターの矢加部恭輔特任助教(研究当時)、慶應義塾大学薬学部医薬品情報学講座の堀里子教授、早稲田大学大学院先進理工学研究科生命医科学専攻の竹山春子教授、早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構の安藤正浩研究院准教授を中心とする研究グループの成果です。アナフィラキシーは食物アレルギーの中で...
キーワード:情報学/微生物学/デンプン/微生物/免疫制御/大腸/アナフィラキシー/マウス/小腸/創薬/代謝物/肥満細胞/免疫応答/アレルギー/細菌/細菌叢/食物アレルギー/腸内細菌/腸内細菌叢/糖代謝/糖尿病/動物実験
他の関係分野:情報学農学
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発表日:2026年5月13日
9
百寿者における血液バイオマーカーと認知機能・死亡リスクの関連を解明
-NfLが認知機能低下と全死亡リスクの有力指標-
慶應義塾大学医学部百寿総合研究センターの色本涼特任助教、新井康通教授、同大学再生医療リサーチセンターの岡野栄之教授、エーザイ・慶應義塾大学 認知症イノベーションラボ(EKID)の研究チームは、100歳以上の日本人495名を対象に、3種の血液バイオマーカー(アミロイドβ42/40比[Aβ42/40]、リン酸化タウ181[p-tau181]、ニューロフィラメント軽鎖[neurofilament light chain: NfL])と認知機能・全死亡リスク)との関連を調査しました。その結果、血中NfL高値は認知機能低下および全死亡リスクの上昇と有意に関連し、Aβ42/40やp-tau181よりも有力...
キーワード:認知特性/アミロイドβ/リン酸/臨床応用/死亡率/評価法/アミロイド/アルツハイマー病/血液/再生医療/神経細胞/神経変性/コホート/バイオマーカー/遺伝子/医師/認知機能/認知症/非侵襲
他の関係分野:情報学総合生物農学
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発表日:2026年5月12日
10
ポストコロナでのデジタル技術と就業者の実態に関する研究
-「第4回デジタル経済・社会に関する就業者実態調査」(速報)-
慶應義塾大学経済学部の大久保敏弘教授は、NIRA総研と共同で、コロナ禍およびポストコロナにおける就業者の実態を明らかにするため、2020年4月の感染拡大初期よりこれまで13回にわたりアンケート調査を実施してきました。このたび、ポストコロナにおけるデジタル技術の社会実装の状況や、デジタル技術が就業者の働き方・生活・意識に与える影響、および、2026年2月に実施された衆議院選の投票行動を把握することを目的とした「第4回デジタル経済・社会に関する就業者実態調査」を実施し、その速報結果を公表しました。本調査の主な結果(速報)は以下の通りです。 【テレワーク利用率は低下、2020年4月以...
キーワード:投票行動/人工知能(AI)/テレワーク/コロナ禍/ポストコロナ/アンケート調査/スキル
他の関係分野:情報学複合領域工学
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発表日:2026年5月8日
11
延世大学総長 ユン・ドンソプ氏へ慶應義塾大学名誉博士の称号を授与
慶應義塾大学は、延世大学総長であるユン・ドンソプ氏に対し、名誉博士の称号を授与します。ユン・ドンソプ氏は、医師として先進医療を積極的に導入し韓国の医学分野において優れた業績を挙げ、また延世大学総長として、韓国および世界の教育・研究・医療を牽引してこられました。本学はこれらの功績に敬意を表し、慶應義塾大学名誉博士の称号を授与いたします。つきましては、下記の通り名誉博士称号授与式を開催いたしますので、ぜひご取材くださいますようお願い申し上げます。プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。プレスリリース(PDF)...
キーワード:医師
他の関係分野:
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発表日:2026年5月8日
12
「顔かたち」の個体差はどのように生まれるか?
-遺伝的相互作用と「遺伝子型×環境」相互作用によるメダカの形態的多様性-
慶應義塾大学の新屋みのり准教授、国立長寿医療研究センターの木村哲晃研究員、京都産業大学の池田貴史研究員、武田洋幸教授、東京大学大学院の中村遼平助教、基礎生物学研究所の成瀬清特任教授らの研究グループは、メダカの顔かたちに多様性(個体差)が生じる仕組みの一端を明らかにしました。顔かたちの個体差は、複数の遺伝的要因と環境要因の両方が関わって生じると考えられています。本研究では、遺伝的要因としてメダカ6番染色体上にある複数の遺伝子座が機能していることを特定しました。さらに、3つの候補遺伝子座が物理的に相互作用していることを明らかにし、ゲノムの立体構造が遺伝子座間の機能的な相互作用を促している可...
キーワード:候補遺伝子/モデル生物/環境要因/染色体/立体構造/ゲノム/遺伝学/遺伝子
他の関係分野:総合生物
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発表日:2026年5月8日
13
機能改変型転写因子と発現時間制御によるヒトiPS細胞からオリゴデンドロサイト分化誘導の高速化に成功
藤田医科大学(愛知県豊明市)精神神経・病態解明センター神経再生・創薬研究部門_石川充准教授、慶應義塾大学岡野栄之教授/再生医療リサーチセンターセンター長らの研究グループは、ヒトiPS細胞に対し分化誘導機能を改変した転写因子の導入を行い、その発現時間の制御をすることでオリゴデンドロサイトを短期間で効率よく誘導する新たな技術を開発しました。これにより、産生におよそ100日前後の培養を要すると考えられていた期間を短縮し、成熟オリゴデンドロサイトマーカーMBP(ミエリン塩基性タンパク質)陽性の細胞を、わずか25日程度の培養で得ることに成功しました。この成果により、今後、実験室においてヒトのオリゴデンド...
キーワード:神経系/iPS細胞/神経再生/病態解明/再生医療/創薬/転写因子/分化誘導/ヒトiPS細胞/神経疾患
他の関係分野:生物学
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発表日:2026年4月27日
14
ディープテックの社会的インパクトを実践的に学ぶ選抜型研修「慶應義塾イノベラボ」第1期生、募集開始
-投資家・事業会社など資金の担い手から伴走者を育成-
慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長:伊藤公平)は、ディープテックの社会的インパクトを体系的・実践的に学ぶ少人数制の選抜型研修プログラム「慶應義塾イノベラボ」の第1期受講生募集を開始しました。本プログラムは、ディープテックの事業性と社会課題の解決という長期的視点を同時に見据え、投資・事業を設計できるリーダーの輩出を目指すものです。大学発ディープテック・スタートアップの最前線と、機関投資家・事業会社など「資金の担い手」が大学という開かれた場で交わることで、研究成果を社会実装へつなぎ、社会的インパクトと事業性の双方を追求する人材を育成します。これにより、ディープテックを、社会を変革する産...
キーワード:研修プログラム/パートナーシップ/スキル/社会構造
他の関係分野:複合領域
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発表日:2026年4月23日
15
最長3.5ナノメートルの長距離分子ワイヤを介した一重項分裂の観測に成功
-次世代太陽光発電や量子情報デバイスの革新に繋がるマルチエキシトン制御の新指針-
慶應義塾大学理工学部の羽曾部卓教授、酒井隼人専任講師、同大学大学院理工学研究科修士課程(研究当時)の鈴木悠大君、神戸大学ライフ光学イノベーション研究センターの小堀康博教授、婦木正明特命助教、およびタンペレ大学のNikolai V. Tkachenko教授らの国際共同研究グループは、ペンタセンをポリイン(炭素の単結合と三重結合が交互に並んだ分子鎖)で連結した一連の二量体を合成し、最長3.5ナノメートルという極めて長い距離間での「一重項分裂(Singlet Fission: SF」を観測することに成功しました。これは、これまで報告された一重項分裂の中で最長のスピン伝搬距離に相当します。さら...
キーワード:光エネルギー/量子情報/太陽/二量体/光エネルギー変換/太陽光/分子ワイヤ/エキシトン/ペンタセン/太陽光発電/太陽電池/電池/スピン/ナノメートル/励起子/エネルギー変換/構造変化
他の関係分野:環境学数物系科学化学総合理工工学農学
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発表日:2026年4月13日
16
ブレイン・コンピューター・インターフェースを活用してイメトレ中の脳状態を可視化することで運動能力を向上
-健常者のパフォーマンス向上やスポーツ、人間拡張分野への応用に道-
ポイント1: イメトレ中の脳内状態を、AIを使って可視化して訓練これまでは本人もトレーナーも、実際の脳状態を知ることができませんでしたが、BCIを利用することでリアルタイムに可視化できました。脳内に電極を埋め込むことなく、ウェアラブルセンサ(脳波計)とAIだけで実現できた点が画期的です。ポイント2: 実際に運動せず、イメトレだけで運動能力が向上これまでは、ジムや競技場、楽器やキーボードなど、実際にトレーニングするため...
キーワード:インターフェース/ウェアラブル/人間拡張/情報学/人工知能(AI)/医療機器/脳活動/持続性/ブレイン/生命情報/フィードバック/スポーツ/トレーニング/パフォーマンス/運動イメージ/運動能力/筋肉/筋電図/心電図/神経回路/ヘルスケア/脳卒中/脳波
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学生物学工学
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発表日:2026年4月10日
17
スタートアップエコシステムにおけるハラスメント調査を実施
2015年以降設立のスタートアップを対象にハラスメント実態調査を実施し、回答者の32%が何らかのハラスメントを、6%がセクシュアル・ハラスメントを経験していた。加害者は取引先やベンチャーキャピタリストが多く、ハラスメントはパートナーシップの断念や戦略転換など事業運営にも影響を及ぼしていた。ネットワークの広さはセクシュアル・ハラスメントの報告と負の相関を示し、女性起業家への多様なネットワーク構築支援の重要性が示唆された。2024年8月のNHK報道を契機として、スタートアップエコシステムにおけるハラスメントへの社会的関心が高まる一方、その実態...
キーワード:パートナーシップ/ラット
他の関係分野:複合領域
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発表日:2026年4月6日
18
慶應義塾、AIキャンパス構想の実現に向け、Microsoft 365 Copilot 活用等の取り組みを推進
慶應義塾(所在地:東京都港区、塾長:伊藤公平、以下「慶應義塾」)は、「AIキャンパス構想」の実現に向け、教育・研究・大学運営におけるAI利活用の高度化を目的として、マイクロソフトの技術を活用し、AIおよびクラウド技術の活用を含む取り組みを進めていきます。慶應義塾では、AIを全学的な知的インフラと位置づけ、文理を問わず全学生・研究者がAIと対峙し、社会の発展に資する活動に従事するためのビジョンとして「AIキャンパス構想」を掲げています。その一環として、学生・研究者にとって「世界最高峰のAIキャンパス」を3年以内に形作ることを目標に、最先端のAI・デジタル環境の整備を進めています。...
キーワード:クラウド/人工知能(AI)/マイクロ/ラット
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2026年4月6日
19
腸内に共生する肺炎桿菌の肝臓への感染拡大戦略の解明と肝臓がんとの関連性の発見
-肺炎桿菌感染症の予防法及び肝臓がんの新規バイオマーカーや治療法開発に向けて新しい概念を提示-
腸内細菌は、がん、代謝疾患、免疫疾患などあらゆる全身性疾患の発症要因となり、治療応答性にも影響することが明らかになりはじめ、腸内細菌を軸とする遠隔臓器間ネットワークが生体の恒常性に強く貢献していると考えられています。しかし、このような臓器間ネットワークがどのように形成されているのかはほとんど理解されておらず、腸内細菌を標的とした疾患予防・治療介入法の開発研究も十分に進んでいません。津川仁准教授(東海大学医学部生体防御学領域)と松﨑潤太郎教授(慶應義塾大学薬学部創薬研究センター)などの共同研究チームは、腸内細菌のKlebsiella pneumoniae(肺炎桿菌(かんきん...
キーワード:消化管/肝疾患/細胞外小胞/治療標的/微小環境/免疫抑制/肝臓がん/生体防御/発がん/ファージ/マクロファージ/創薬/バイオマーカー/感染症/細菌/腸内細菌
他の関係分野:農学
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発表日:2026年4月6日
20
生成AIで身の周りのモノを擬人化する「IoTアバタ技術」を開発
-観光業者等と連携し以前の下調べが不要なバリアフリー観光推進に向けた実証実験を開始-
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の小木哲朗教授、矢向高弘教授、猪熊浩子教授、木田勇輝特任助教らの研究グループは、現実世界に存在するいろいろなモノにIoTデバイスを取り付けることでモノを擬人化し、生成AIあるいは遠隔オペレータとのモノを介した会話により、情報提供を行う「IoTアバタ技術」を開発しました。このIoTアバタの具体的な利用分野として、東京都が目指すバリアフリー観光の推進に向けた実証実験を、帝国ホテル、オークコーポレーション、日の丸リムジン、アリィトラベル、A&A等と共同で開始しました。開発したIoTアバタは、小型のシングルボードコンピュータをベース...
キーワード:モノのインターネット(IoT)/人工知能(AI)/システムデザイン/バリアフリー/マネジメント/情報提供/実証実験/障害者
他の関係分野:情報学複合領域工学
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発表日:2026年4月6日
21
FRONTEOと慶應義塾大学医学部、うつ病診断を支援する会話型AIプログラムで2件の特許権を取得
-約10分間の自由会話からうつ症状を判定 遠隔医療や健診など多様な医療・ヘルスケア現場における活用を想定し、受療ギャップの解消を目指す-
株式会社FRONTEO慶應義塾大学医学部株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下「FRONTEO」)と慶應義塾大学医学部(所在地:東京都新宿区)の岸本 泰士郎 教授(医科学研究連携推進センター)らのグループは、両者が共同開発したうつ病の診断支援を目的とする会話型AIプログラムで2件の特許権を取得したことをお知らせします。本会話型AIプログラムは、患者と医療従事者の約10分間の自由会話をAIで解析するもので、医師による診断の支援をはじめ、疾患・症状の早期発見手法の確立や、診断における客観的エビデンスの確保を目的としています。【特許概...
キーワード:人工知能(AI)/うつ/うつ病/ヘルスケア/医師/遠隔医療/早期発見
他の関係分野:情報学
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発表日:2026年4月6日
22
脂質を包括的に可視化する新たな空間解析手法の開発
-多層的な質量分析イメージングで脂質の空間制御の解明に貢献-
理化学研究所(理研)生命医科学研究センターメタボローム研究チームの内野春希特別研究員、津川裕司客員研究員、有田誠チームディレクター(慶應義塾大学薬学部・薬学研究科教授)の研究チームは、生体組織内の脂質分子を包括的かつ詳細に可視化する質量分析イメージング(MSI)の新手法「SMASH imaging(Serial MAldi-ms Strategy for High-resolution imaging)」を開発しました。本研究成果は、脂質イメージングの網羅性と構造解析の正確性を向上させ、脂質分布の空間地図(リピドームアトラス)の構築を通じて、脂質が関与する加齢・発生・神経疾患・がんなど...
キーワード:プロファイル/空間解析/分析技術/質量分析/レーザー照射/モビリティ/レーザー/生体組織/MSI/マウス/質量分析イメージング/メタボローム/加齢/脂質/神経疾患
他の関係分野:情報学複合領域環境学総合理工工学
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発表日:2026年4月6日
23
“流れ”が肝細胞を増やす血管つきミニ肝臓の作製に成功
-体外で肝臓再生メカニズムを再現、再生医療や創薬研究へ貢献-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の黄彦翔大学院生、同大学理工学部システムデザイン工学科の須藤亮教授、山下忠紘准教授らの研究グループは、血管を備えたミニ肝臓(ミニ肝組織)を作製し、血流のような流れを与えることで肝細胞が増殖する現象を生体外で再現することに成功しました。本成果は、これまで体外での再現が難しかった肝臓の再生プロセスの一部を再現したものであり、将来的には再生医療や新薬開発への応用が期待されます。本研究成果は2026年3月16日に『Advanced Healthcare Materials』で公開されました。プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。プレ...
キーワード:システムデザイン/血流/肝細胞/再生医療/創薬
他の関係分野:複合領域総合生物
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発表日:2026年4月1日
24
慶應義塾、AIキャンパス構想の実現に向け、Microsoft 365 Copilot 活用等の取り組みを推進
慶應義塾(所在地:東京都港区、塾長:伊藤公平、以下「慶應義塾」)は、「AIキャンパス構想」の実現に向け、教育・研究・大学運営におけるAI利活用の高度化を目的として、マイクロソフトの技術を活用し、AIおよびクラウド技術の活用を含む取り組みを進めていきます。慶應義塾では、AIを全学的な知的インフラと位置づけ、文理を問わず全学生・研究者がAIと対峙し、社会の発展に資する活動に従事するためのビジョンとして「AIキャンパス構想」を掲げています。その一環として、学生・研究者にとって「世界最高峰のAIキャンパス」を3年以内に形作ることを目標に、最先端のAI・デジタル環境の整備を進めてい...
キーワード:クラウド/人工知能(AI)/マイクロ/ラット
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2026年4月1日
25
腸内に共生する肺炎桿菌の肝臓への感染拡大戦略の解明と肝臓がんとの関連性の発見
-肺炎桿菌感染症の予防法及び肝臓がんの新規バイオマーカーや治療法開発に向けて新しい概念を提示-
腸内細菌は、がん、代謝疾患、免疫疾患などあらゆる全身性疾患の発症要因となり、治療応答性にも影響することが明らかになりはじめ、腸内細菌を軸とする遠隔臓器間ネットワークが生体の恒常性に強く貢献していると考えられています。しかし、このような臓器間ネットワークがどのように形成されているのかはほとんど理解されておらず、腸内細菌を標的とした疾患予防・治療介入法の開発研究も十分に進んでいません。津川仁准教授(東海大学医学部生体防御学領域)と松﨑潤太郎教授(慶應義塾大学薬学部創薬研究センター)などの共同研究チームは、腸内細菌のKlebsiella pneumoniae(肺炎桿菌(かんきん...
キーワード:消化管/肝疾患/細胞外小胞/治療標的/微小環境/免疫抑制/肝臓がん/生体防御/発がん/ファージ/マクロファージ/創薬/バイオマーカー/感染症/細菌/腸内細菌
他の関係分野:農学
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発表日:2026年3月31日
26
生成AIで身の周りのモノを擬人化する「IoTアバタ技術」を開発
-観光業者等と連携し以前の下調べが不要なバリアフリー観光推進に向けた実証実験を開始-
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の小木哲朗教授、矢向高弘教授、猪熊浩子教授、木田勇輝特任助教らの研究グループは、現実世界に存在するいろいろなモノにIoTデバイスを取り付けることでモノを擬人化し、生成AIあるいは遠隔オペレータとのモノを介した会話により、情報提供を行う「IoTアバタ技術」を開発しました。このIoTアバタの具体的な利用分野として、東京都が目指すバリアフリー観光の推進に向けた実証実験を、帝国ホテル、オークコーポレーション、日の丸リムジン、アリィトラベル、A&A等と共同で開始しました。開発したIoTアバタは、小型のシングルボードコンピ...
キーワード:モノのインターネット(IoT)/人工知能(AI)/システムデザイン/バリアフリー/マネジメント/情報提供/実証実験/障害者
他の関係分野:情報学複合領域工学
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発表日:2026年3月31日
27
FRONTEOと慶應義塾大学医学部、うつ病診断を支援する会話型AIプログラムで2件の特許権を取得
-約10分間の自由会話からうつ症状を判定遠隔医療や健診など多様な医療・ヘルスケア現場における活用を想定し、受療ギャップの解消を目指す-
株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下「FRONTEO」)と慶應義塾大学医学部(所在地:東京都新宿区)の岸本 泰士郎 教授(医科学研究連携推進センター)らのグループは、両者が共同開発したうつ病の診断支援を目的とする会話型AIプログラムで2件の特許権を取得したことをお知らせします。本会話型AIプログラムは、患者と医療従事者の約10分間の自由会話をAIで解析するもので、医師による診断の支援をはじめ、疾患・症状の早期発見手法の確立や、診断における客観的エビデンスの確保を目的としています。【特許概要】発明の名称:うつ症状判定装置、判定モデル生成...
キーワード:人工知能(AI)/うつ/うつ病/ヘルスケア/医師/遠隔医療/早期発見
他の関係分野:情報学
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発表日:2026年3月28日
28
脂質を包括的に可視化する新たな空間解析手法の開発
-多層的な質量分析イメージングで脂質の空間制御の解明に貢献-
理化学研究所(理研)生命医科学研究センターメタボローム研究チームの内野春希特別研究員、津川裕司客員研究員、有田誠チームディレクター(慶應義塾大学薬学部・薬学研究科教授)の研究チームは、生体組織内の脂質分子を包括的かつ詳細に可視化する質量分析イメージング(MSI)の新手法「SMASH imaging(Serial MAldi-ms Strategy for High-resolution imaging)」を開発しました。本研究成果は、脂質イメージングの網羅性と構造解析の正確性を向上させ、脂質分布の空間地図(リピドームアトラス)の構築を通じて、脂質が関与する加齢・発生・神経...
キーワード:プロファイル/空間解析/分析技術/質量分析/レーザー照射/モビリティ/レーザー/生体組織/MSI/マウス/質量分析イメージング/メタボローム/加齢/脂質/神経疾患
他の関係分野:情報学複合領域環境学総合理工工学
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発表日:2026年3月26日
29
“流れ”が肝細胞を増やす血管つきミニ肝臓の作製に成功
-体外で肝臓再生メカニズムを再現、再生医療や創薬研究へ貢献-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の黄彦翔大学院生、同大学理工学部システムデザイン工学科の須藤亮教授、山下忠紘准教授らの研究グループは、血管を備えたミニ肝臓(ミニ肝組織)を作製し、血流のような流れを与えることで肝細胞が増殖する現象を生体外で再現することに成功しました。本成果は、これまで体外での再現が難しかった肝臓の再生プロセスの一部を再現したものであり、将来的には再生医療や新薬開発への応用が期待されます。本研究成果は2026年3月16日に『Advanced Healthcare Materials』で公開されました。プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。プレスリ...
キーワード:システムデザイン/血流/肝細胞/再生医療/創薬
他の関係分野:複合領域総合生物
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発表日:2026年3月25日
30
“病態が血液に現れる” ALS患者の血液から異常タンパク質を同定
-検査法の開発と疾患メカニズムの理解に前進-
慶應義塾大学再生医療リサーチセンターの髙橋 航来(慶應義塾大学医学部4年生)、加藤 玖里純(慶應義塾大学医学部6年生)、岡野 栄之センター長、森本 悟副センター長、ならびに公益財団法人がん研究会がんプレシジョン医療研究センター分析生化学研究部の植田幸嗣部長らの共同研究グループは、孤発性筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の血清中に含まれる細胞外小胞に、遺伝子発現中のスプライシングに異常が生じていることを示すアミノ酸配列(隠れペプチド(cryptic peptide))を含むタンパク質が存在することを発見しました。本研究では、ALSに特徴的な病態であるTDP-43タンパク質の細...
キーワード:がん研究/アミノ酸配列/TDP-43/血清/細胞外小胞/筋萎縮/再生医学/アミノ酸/スプライシング/血液/再生医療/細胞核/バイオマーカー/遺伝子/遺伝子発現/筋萎縮性側索硬化症 /健康長寿
他の関係分野:複合領域
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発表日:2026年3月23日
31
デュピルマブ治療中のアトピー性皮膚炎において、疾患活動性を反映する血中サイトカインとして血中IL-22とIL-18を同定
-多様な炎症パターンを踏まえた新たなモニタリング指標の可能性-
慶應義塾大学医学部皮膚科学教室の野村彩乃助教、川崎洋専任講師、天谷雅行教授と理化学研究所生命医科学研究センターの古関明彦チームディレクター(免疫器官形成研究チーム)、シスメックス株式会社の長谷川武宏らの共同研究グループは、デュピルマブ治療中のアトピー性皮膚炎患者において、血中IL-22およびIL-18が治療期間を通じて疾患活動性を反映する可能性を明らかにしました。血中CCL17(TARC)は、アトピー性皮膚炎の代表的な2型炎症関連バイオマーカーとして、治療前の重症度評価に有用であり、国内診療において広く活用されています。本研究では、アトピー性皮膚炎患者170名の血中サイト...
キーワード:器官形成/モニタリング/アトピー性皮膚炎/サイトカイン/バイオマーカー
他の関係分野:生物学工学
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発表日:2026年3月17日
32
ディープテックの「死の谷」を越える対話の場「慶應義塾イノベサロン」開催
-フュージョン・バイオ・量子分野のスタートアップ、資本、政府研究機関が集結、社会実装への道筋を議論-
慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長:伊藤公平)は、ディープテックの社会実装を加速させることを目的に、対話型連続イベント「慶應義塾イノベサロン」を開催いたします。現在、日本政府は「新技術立国」を掲げ、フュージョン・バイオ・量子などの先端技術(ディープテック)を国家戦略の中核に据えています。しかし、ディープテックは実用化までに多額の資金と長期的支援を要するため、事業化直前でリソースが途絶する「死の谷」が構造的に生じます。結果として、研究成果は着実に生まれている一方で、それを社会実装へと橋渡しする資本や専門人材の層が十分に形成されていないという課題があります。...
キーワード:先端技術/産業政策/フュージョン
他の関係分野:複合領域農学
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発表日:2026年3月6日
33
前立腺がんの新たな個別化医療へ:BRCA1/2変異タイプがオラパリブ治療成績を左右
-BRCA1変異は予後不良、BRCA2欠失は予後良好を示唆-
慶應義塾大学薬学部薬物治療学講座の飯田和樹(博士課程1年)、松井裕也(薬学科6年)、齋藤義正教授、東京慈恵会医科大学泌尿器科学講座の占部文彦助教、木村高弘教授らの研究グループは、国立がん研究センターがんゲノム情報管理センター(C-CAT)に登録された転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)5,893例の大規模リアルワールドデータを解析し、BRCA1/2病的変異の頻度と臨床的意義、ならびにPARP阻害薬オラパリブによる前立腺がん治療後の予後が遺伝子変異タイプにより大きく異なることを明らかにしました。特に、オラパリブの治療例においてBRCA1病的変異はBRCA2病的変異に比べ...
キーワード:がん研究/抵抗性/ゲノム情報/去勢抵抗性前立腺がん/がんゲノム/情報管理/前立腺がん/がん治療/ゲノム/リアルワールドデータ/遺伝子/遺伝子変異/個別化医療
他の関係分野:複合領域農学
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発表日:2026年3月5日
34
ベージュ細胞を誘導する食餌と腸内細菌を同定
慶應義塾大学医学部微生物学・免疫学教室の本田賢也教授(理化学研究所生命医科学研究センターチームディレクター)を中心とする共同研究グループは、低タンパク質食が腸内細菌叢の機能を変化させ、宿主のエネルギー代謝に重要な役割を果たすベージュ細胞を誘導することを発見しました。さらに、実際にベージュ細胞を有するヒトの便から腸内細菌を分離培養し、責任細菌である4菌株を同定しました。本研究成果は、食餌と腸内細菌による代謝改善のメカニズムを解明するものであり、将来的に肥満や代謝性疾患に対する新たな治療戦略(マイクロバイオーム製剤など)の開発につながることが期待されます。本研究結果...
キーワード:マイクロ/微生物学/微生物/エネルギー代謝/免疫学/マイクロバイオーム/疫学/細菌/細菌叢/腸内細菌/腸内細菌叢
他の関係分野:工学農学
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発表日:2026年3月4日
35
一般民間人の健康・快適宇宙空間を実現する宇宙QOL向上を目指した研究を開始
-JAXA・宇宙戦略基金「SX-CRANE」に私大で唯一の代表機関として採択決定-
JAXAの「宇宙戦略基金:宇宙転用・新産業シーズ創出拠点「SX-CRANE」」の採択を受け、国内の産官学9機関で、2030年以降に民間活動の拡大が期待される地球低軌道の宇宙空間を対象に、宇宙QOL向上を目指した有人宇宙滞在技術開発を推進します。地上とは異なるECLSS(環境制御・生命維持システム)に支えられる宇宙空間において、十分な訓練を経ずに滞在する一般民間人がどう感じるのかの視点から、認知・感覚・生理反応に基づく人間中心のアプローチによりQOL向上を目指します。また、同空間における健康・快適性を維持する技術と環境条件に制約されない快適性を統合し、宇宙滞在における新しい宇宙QO...
キーワード:生理反応/データ解析/環境制御/ラット
他の関係分野:複合領域数物系科学農学
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発表日:2026年3月4日
36
生分解性を付与するプラスチック添加剤P-Lifeに適した分解菌のゲノム解析と遺伝子発現解析を実施!
-微生物によるプラスチック分解の効率化へ、大きな一歩-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の二木彩香(修士課程1年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二、ピーライフ・ジャパン・インク株式会社社長の冨山績、SI樹脂産業株式会社(現:株式会社グリーンバリュー)の安倍義人、株式会社伊藤園の内山修二(現:タリーズコーヒージャパン株式会社)、株式会社湘南貿易の橋本則夫らの研究チームは、生分解性添加剤P-Lifeを添加したポリプロピレン(以下PP)の分解に適した微生物(分解菌)のゲノム解析と遺伝子発現解析を実施し、分解に関与する遺伝子の特定に成功しました。この成果は、難分解性ポリオレフィン系プラスチック...
キーワード:ピレン/樹脂/プロピレン/生分解/プラスチック/添加剤/生分解性/微生物/遺伝子発現解析/発現解析/ゲノム解析/オレフィン/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:化学工学農学
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発表日:2026年3月4日
37
自然界での微生物分解が困難なポリスチレンを分解!
-プラスチック添加剤P-Lifeを含有したPSの分解菌を複数発見-
慶應義塾大学理工学部の武井史織(生命情報学科4年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二、ピーライフ・ジャパン・インク株式会社社長の冨山績、SI樹脂産業株式会社(現:株式会社グリーンバリュー)の安倍義人、株式会社伊藤園の内山修二(現:タリーズコーヒージャパン株式会社)、株式会社湘南貿易の橋本則夫らの研究チームは、生分解性添加剤P-Lifeを含有したポリスチレン(以下PS)の分解に適した微生物(分解菌)の取得に成功しました。この成果は、難分解性ポリオレフィン系プラスチックであるPSの微生物による分解処理を実現する上で重要な一歩となります...
キーワード:情報学/マイクロプラスチック/スチレン/ポリスチレン/生命情報/樹脂/生分解/プラスチック/マイクロ/添加剤/生分解性/微生物/オレフィン
他の関係分野:情報学環境学化学生物学工学農学
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発表日:2026年3月4日
38
プラスチック添加剤P-Lifeを添加したプラスチックの海洋性分解菌を複数発見
-海洋環境を改善し、プラスチック問題の解決へ-
慶應義塾大学理工学部の膳所直彦(生命情報学科4年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部宮本研究室の研究員補助員の加藤智美、同大学理工学部教授の宮本憲二、ピーライフ・ジャパン・インク株式会社社長の冨山績、SI樹脂産業株式会社(現:株式会社グリーンバリュー)の安倍義人、株式会社伊藤園の内山修二(現:タリーズコーヒージャパン株式会社)、株式会社湘南貿易の橋本則夫らの研究チームは、生分解性添加剤P-Lifeを添加したポリオレフィン系プラスチックの分解に適した海洋性の微生物(分解菌)を単離することに成功しました。この成果は、P-Lifeを添加したポリオレフ...
キーワード:情報学/マイクロプラスチック/海洋/生命情報/樹脂/生分解/プラスチック/マイクロ/海洋環境/添加剤/生分解性/微生物/オレフィン
他の関係分野:情報学環境学生物学工学農学
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発表日:2026年3月2日
39
「人を育てる」運転アシスト技術を開発
-スキル向上の鍵は「手助けしすぎない」こと!?-
慶應義塾大学理工学部物理情報工学科の井上正樹准教授と同大学大学院理工学研究科の石田廉(修士課程2年)らは株式会社日立製作所の石原新士氏や小原大輝氏と共同で、システムの安全性を確保しながらオペレータのスキルアップを同時に実現する、新たな運転アシスト制御技術を開発しました。本研究では、この制御技術をもとにしたヒューマンインザループ実験も行い、あえてアシストを弱めてなるべく自由に運転をさせることが、オペレータの運転スキルアップに効果的であることを明らかにしました。本成果はモビリティ、医療、社会インフラなどさまざまな分野への応用を通じて、AIや自動化技術を「...
キーワード:人工知能(AI)/モビリティ/自動化/自動制御/スキル
他の関係分野:情報学工学農学
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発表日:2026年2月27日
40
新たなワクチンモダリティの開発に成功
-副作用を抑えた効率のよい次世代ワクチンのための基盤を構築-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の菊地隼矢(大学院生)、同大学理工学部化学科 生体分子化学研究室の藤本ゆかり教授、松丸尊紀助教、および兵庫医科大学 医学部 病原微生物学の小椋英樹准教授、石戸聡教授らの研究グループは、糖脂質α-GalCerをアジュバントとして活用し、炎症などの副作用を抑えながら効率よくワクチン効果が期待できる、新たなモダリティの開発に成功しました。本研究では、糖脂質抗原分子であるα-GalCerと、インフルエンザウイルス由来のペプチド抗原を用い、新たな化学合成法を開発することにより、新規自己アジュバント型の抗原複合型分子を作製しました。さらに、HLA-A*2...
キーワード:病原微生物/微生物学/微生物/糖脂質/アジュバント/HLA/インフルエンザ/インフルエンザウイルス/抗原/生体分子/副作用/免疫応答/ウイルス/ワクチン/脂質
他の関係分野:工学農学
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発表日:2026年2月27日
41
石油由来プラスチック「ポリプロピレン」を分解する微生物の分解メカニズムの一端を解明
-「末端」と「内部」の両方から分解する、代謝経路を特定-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の國分健士郎(修士課程1年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二の研究チームは、石油由来の難分解性プラスチックであるポリプロピレン(以下PP)を分解する微生物(PP9株)の全ゲノム解析および遺伝子発現解析を実施し、分解メカニズムの一端を解明しました。本成果は、難分解性プラスチックの微生物による効率的な分解処理を実現するための基盤となるだけでなく、環境中に流出されたプラスチックが、自然界でどの様に分解されているかを解明する手がかりとなります。本成果は、2026年3月10日の日本農芸化...
キーワード:ピレン/プロピレン/プラスチック/微生物/遺伝子発現解析/発現解析/ゲノム解析/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現/全ゲノム解析
他の関係分野:化学工学農学
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発表日:2026年2月26日
42
生分解性プラスチックGreen Planetを完全分解する微生物の全ゲノム解析を実施し、分解酵素の特定に成功!
慶應義塾大学大学院理工学研究科の山本果緒(修士課程1年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二の研究チームは、株式会社カネカが製造する生分解性プラスチック(Green Planet以下GP)をわずか数日で完全分解する微生物(GP-2株)の全ゲノム解析を実施し、その分解酵素を特定することに成功しました。さらに、人工知能プログラム(AlphaFold3)を用いてタンパク質の立体構造を予測し、既知の分解酵素と比較することでGP分解酵素の特徴を明らかとしました。本成果は、GP分解に特化した酵素のメカニズムを明らかにするものであり、使用済みのGP製品の効率的な酵素分...
キーワード:AI/酵素分解/生分解性プラスチック/生分解/プラスチック/生分解性/微生物/ゲノム解析/立体構造/ゲノム/全ゲノム解析
他の関係分野:情報学化学工学農学
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発表日:2026年2月26日
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Notionと慶應義塾、「世界最高峰のAIキャンパス」実現に向け戦略的連携を開始
-最高水準のAI環境で、好奇心と向き合える人間の主体性を醸成する-
Notion Labs Japan合同会社(所在地:東京都、ゼネラルマネジャー アジア太平洋地域担当:⻄ 勝清)と慶應義塾(所在地:東京都港区、塾長:伊藤 公平)は、慶應義塾における「世界最高峰のAIキャンパス」実現に向けた戦略的連携を開始することをお知らせします。両者は包括的連携覚書(以下、MOU)を締結し、教育・研究・大学運営におけるAI活用と、知識・業務情報の統合的な管理基盤の整備を共同で推進します。慶應義塾では、AIを全学的な知的インフラと位置づけ、文理を問わず全学生・研究者がAIと対峙し社会の発展に資する活動に従事するためのビジョンとして「AIキャンパス構想」を...
キーワード:コンテキスト/人工知能(AI)/ラット
他の関係分野:情報学
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発表日:2026年2月25日
44
Y染色体がもたらす男性特異的な疾患リスク形成機構を解明
-2型糖尿病リスクの性差につながる新たな因子の発見-
計30万人以上の男性を対象に、Y染色体の生殖細胞系列変異(ハプログループ)および体細胞変異(Y染色体のモザイク欠失)を網羅的に解析しました。日本人集団男性において、Y染色体ハプログループDが2型糖尿病リスクを低下させる一方、Y染色体のモザイク欠失が2型糖尿病リスクを上昇させることを明らかにしました。これまでの大規模ゲノム研究で十分に考慮されてこなかったY染色体の情報を組み込むことで、より精度の高い疾患リスク評価や個別化医療の実現につながる可能性を示しました。東京大学大学院医学系研究科遺伝情報学の佐藤豪助教、岡田随象教授(兼:大阪大学ワクチン開...
キーワード:情報学/人工知能(AI)/がん研究/遺伝情報/生殖/リスク評価/シークエンス/遺伝統計学/生殖細胞/ゲノム情報/バイオバンク/ヒトゲノム/染色体/体細胞変異/ゲノム解析/DDS/2型糖尿病/ゲノム/ワクチン/遺伝学/感染症/個別化医療/糖尿病
他の関係分野:情報学複合領域生物学工学
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発表日:2026年2月25日
45
消滅型生ごみ処理容器「キエーロ」の分解メカニズムを解明!
-特有の微生物叢と分解に関わる代謝経路を特定-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の小笠原健(修士課程1年)、同大学理工学部の石川絵梨(生命情報学科4年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二の研究チームは、消滅型生ごみ処理容器「キエーロ」内部の基材および周辺土壌における細菌と真菌を対象とした網羅的菌叢解析を行いました。その結果、キエーロ内部の基材の微生物叢は一般土壌および周辺土壌とは明確に異なること、また表面からの深さによっても微生物叢が異なることを明らかにしました。さらに遺伝子の機能予測解析の結果、生ごみ分解に関連する代謝経路が豊富に存在することを確認しました。この成果は、キエーロ...
キーワード:情報学/生命情報/機能予測/土壌/微生物/微生物叢/遺伝子/細菌/真菌
他の関係分野:情報学生物学総合生物農学
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発表日:2026年2月24日
46
天の川を撃ち抜く『弾丸』は一つではなかった
-ブラックホールを含む天体集団を示唆-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の蒔田桃子(修士課程1年)と同大学理工学部物理学科の岡 朋治教授らの研究チームは、アルマ望遠鏡を用いて、天の川銀河の円盤部に発見された超高速度分子ガス成分「Bullet (弾丸)」について詳細な電波観測を行いました。Bulletは、太陽から約1万光年の距離に位置し、約120 km s−1という異常に広い速度幅と膨大な運動エネルギーを持つことから、これまで伴星を持たない「野良ブラックホール」によって形成された可能性が指摘されてきました。今回の観測により、Bulletの周囲に新たに8つの高速成分「Petit–Bullets」...
キーワード:空間分布/ブラックホール/銀河/銀河進化/太陽/天体物理学/分子雲/望遠鏡/分解能/高分解能
他の関係分野:環境学数物系科学工学
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発表日:2026年2月18日
47
子どもの生活環境に関する産学連携の研究が国際学術誌に掲載室内温熱環境が子どもの活動量に与える影響を実証
-全館空調による良好な環境が 冬季の活動量低下を抑制する可能性-
パナソニック ホームズ株式会社と慶應義塾大学 伊香賀 俊治名誉教授・川久保 俊准教授らは、室内温熱環境が子どもの活動量に与える影響について共同で実証研究を行い、その成果が、国際学術誌「Indoor Environments」(2026年3月号)に掲載されました。子どもを対象に、実際の生活環境下で活動量を実測する研究は、測定機器の管理や保護者の記録負担によりデータ確保が難しいことから実施例が少なく、国内外でも希少です。今回の掲載は、こうした希少性と学術的価値が高く評価された結果です。世界保健機関(WHO)は、子どもに対し「1日あたり少なくとも60分の中...
キーワード:身体活動/産学連携/温熱環境/健康リスク/熱環境/2型糖尿病/糖尿病
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2026年2月18日
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国内最大級のZEHマンション実証を実施し、居住者の快適性・健康を検証
-阪急阪神不動産、LIXIL、慶應義塾大学による住まいの快適性・健康に寄与する産学共同プロジェクト-
阪急阪神不動産株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役 社長執行役員 福井康樹)、株式会社LIXIL(本社:東京都品川区 取締役 代表執行役社長 兼 CEO 瀬戸欣哉)および慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長 伊藤公平)は、このたびZEHマンションにおける、室内環境・居住者の快適性・健康を検証する、産学共同プロジェクトを開始し、170世帯以上を対象とした国内最大級※の冬季・夏季の実証を実施したことをお知らせします。※ZEHマンションにかかわる実証実験の対象住戸数規模において(2026年2月時点、3社調べ)本実証は大阪府箕...
キーワード:マンション/比較分析/実証実験/血圧/睡眠
他の関係分野:工学
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発表日:2026年2月17日
49
小さなゆらぎが大きな構造へ:逆カスケードの新機構
-一般化対称性に由来する保存量が大規模構造を導く-
味噌汁をおたまでかき回すと、最初は大きな流れがしだいに細かい渦に分かれていきます。このように「大きな構造が小さな構造へ砕けていく」現象は、流体の非線形な時間発展として現れる乱流の典型例です。しかし、条件によっては逆に、小さな渦が集まってより大きな渦や流れの構造へ成長していく逆カスケードが起こることがあります。慶應義塾大学理工学部の山本直希教授、同大学商学部横倉諒助教、筑波大学システム情報系の広野雄士准教授、中国科学院大学杭州高等研究院の鎌田耕平特聘副研究員らの研究グループは、近年注目される一般化対称性に基づき、逆カスケードを生み出す新しいメカニズムを提示しました。本研究で...
キーワード:自己相似/アクシオン/スケーリング則/対称性/非線形/普遍性/保存量/スケーリング/磁場/初期宇宙/数値シミュレーション/大規模構造/シミュレーション/ゆらぎ
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2026年2月17日
50
治療に新たな光:がん抑制因子が無力化される仕組みを解明
-がんを細胞死させる新規抗がん剤の創製に期待-
慶應義塾大学大学院薬学研究科・生命機能物理学講座の榎本翔太(修士課程2年)、大澤匡範教授、高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 構造生物学研究センター 千田俊哉センター長、藤田医科大学 腫瘍医学研究センター 佐谷秀行センター長らによる研究グループは、がん細胞の異常増殖に関与する14-3-3ζタンパク質(以下14-3-3ζ)によるがん抑制因子FOXO3aの機能抑制メカニズムを解明しました。がん細胞ではリン酸化シグナルが異常に亢進しており、細胞の異常増殖を引き起こしています。このリン酸化シグナルで制御される転写因子の一つがFOXO3aです。本来、FOXO3aはアポト...
キーワード:DNA結合/高エネルギー/加速器/リン酸/分子機構/アポトーシス/がん細胞/構造生物学/細胞死/転写因子/抗がん剤
他の関係分野:複合領域数物系科学農学
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発表日:2026年2月10日
51
体の奥まで届く光を、分子の「形」で生み出す
-“お椀型分子”による高効率近赤外発光の実現-
大阪大学大学院工学研究科の大学院生のHan Junyiさん(博士後期課程 研究当時)、燒山佑美准教授、武田洋平准教授、櫻井英博教授、同大学先導的学際研究機構の大久保敬教授、同大学大学院基礎工学研究科の岸亮平准教授、慶應義塾大学の酒井隼人専任講師、羽曾部卓教授らの研究グループは、お椀型分子骨格をもつ新しい近赤外発光分子を開発し、非極性溶媒中で66%を超える高い量子収率を得ることに成功しました。本研究では、「曲がった分子構造」を積極的に活用することで、従来困難であった光のふるまいを実現しています。近赤外光は、生体を透過しやすく背景ノイズが少ないことから、医療イメージングや光デ...
キーワード:学際研究/光物性/ノイズ/近赤外/りん光/分子構造/アミン/光デバイス/赤外光/電子デバイス/発光材料/材料設計/TPA/生体イメージング/近赤外光
他の関係分野:環境学数物系科学化学工学
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発表日:2026年2月10日
52
「KEIO SPORTS SDGs シンポジウム2026」の開催(3/7)
-行動が変われば社会が変わる:スポーツでひらく持続可能な未来-
KEIO SPORTS SDGs(慶應スポーツSDGs)は、慶應義塾のスポーツ・運動・身体活動を推進する専門部門と関連部門が連携する横断型プラットフォームです。スポーツ医学研究センター、大学院健康マネジメント研究科、体育研究所、医学部スポーツ医学総合センター、大学院システムデザイン・マネジメント研究科、大学院政策・メディア研究科が中心となり、持続可能でバランスの取れたスポーツ・運動・身体活動の促進と、SDGs達成およびウェルビーイング向上に向けた活動を行っています。この度、2026年3月7日(土)に「KEIO SPORTS SDGs シンポジウム2026~行動が変われば社会が変わる:スポーツで...
キーワード:メディア研究/身体活動/システムデザイン/持続可能/マネジメント/スポーツ/スポーツ医学/ラット
他の関係分野:情報学複合領域工学
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発表日:2026年2月10日
53
ヘプタセンの「真の」励起状態ダイナミクスを解明
-室温均一希薄溶液中での蛍光と薄膜での一重項分裂を世界で初めて観測-
京都大学化学研究所 鈴木慎二郎 博士後期課程学生、山田容子 教授らの研究グループは、同研究所 廣瀬 崇至 准教授、慶應義塾大学理工学部 羽曾部卓教授、酒井隼人 専任講師、国立研究開発法人物質・材料研究機構 林宏暢 主幹研究員らとの共同研究により、炭素環が7つ連なった「ヘプタセン」の誘導体(TIPS-Hep)を新たに合成し、その光物理的性質の解明に成功しました。ヘプタセンなどの高次アセンは、次世代の光電子材料として期待される一方、極めて不安定で溶解性が低く、その性質は謎に包まれていました。本研究では、光を利用して分子を合成する「光前駆体法」を用いた独自の分子設計により、ヘプ...
キーワード:光物性/近赤外/励起状態/励起状態ダイナミクス/前駆体/赤外光/電子デバイス/ダイナミクス/ピコ秒/励起子/寿命/近赤外光/分子設計/誘導体
他の関係分野:数物系科学化学工学
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発表日:2026年2月6日
54
「ねじれ」と「曲がり」の組み合わせが形作る胚の体軸回転
-異なる制御機構を持つ2つの運動成分を分離し、非対称な構造が生まれる仕組みを解明-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の博士課程3年 小暮悠暉、同大学理工学部生命情報学科の堀田耕司准教授、金沢大学 ナノ生命科学研究所の奥田覚准教授、北里大学 データサイエンス学部 岡浩太郎教授らは、脊索動物ホヤを用い、高解像度 3D 形態解析と数理モデルに基づくねじれ量の定量化により、胚発生期にみられる体軸回転が、「左向きの曲がり(Bending)」と「時計回りのねじれ(Twisting)」という、独立して制御される二つの運動が同時に進行する複合現象であることを明らかにしました。体軸回転(AR)は、マウス、ラット、ニワトリ、爬虫類などの脊椎動物の初期胚に広く見られ、胚の形を形...
キーワード:情報学/幾何学/初期胚/生命情報/爬虫類/胚発生/脊椎動物/形態解析/ニワトリ/発生生物学/脊椎/TGF-β/マウス/ラット/形態形成/遺伝子
他の関係分野:情報学数物系科学生物学工学
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発表日:2026年1月29日
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片頭痛 CGRP関連抗体薬による治療で5割の患者の発作が半分以下に減少
-慶應義塾大学チームが検証-
慶應義塾大学医学部内科学教室(神経)の滝沢翼専任講師、井原慶子共同研究員、中原仁教授、同薬学部医薬品情報学講座の今井俊吾准教授、堀里子教授らの研究グループは、片頭痛患者に対するカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)関連抗体薬の有効性、安全性、患者満足度について、慶應義塾大学病院における患者データを用いて後方視的に検討しました。CGRP関連抗体薬は、片頭痛の予防薬として2021年から使用可能になり、従来の予防薬に比べてより高い効果が期待できます。月に1回あるいは3カ月に1回の皮下注射で治療を行います。本研究では、投与を継続していた患者を検討したところ、投与開始から1年後...
キーワード:情報学/片頭痛/副作用/遺伝子/抗体
他の関係分野:情報学
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発表日:2026年1月28日
56
慶應義塾大学とベネッセコーポレーションが人材育成に関する連携協力協定を締結
-3年間で国内外受講者1万人のオンライン受講生を目指す 宇宙・システムデザイン・AI教育コンテンツの開発と学習機会の拡大へ-
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(神奈川県横浜市、研究科委員長:白坂成功)と、株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役会長兼社長:岩瀬大輔)は、宇宙およびシステムデザイン、AIなど複合領域で活躍する人材育成を目的とした連携協力協定を締結しました。本協定では、文部科学省令和6年度宇宙航空科学技術推進委託費に採択された「理論と実践による学びと成長を実現する分野越境型宇宙ビジネス人材創造プログラム :UNIVERSE UNIVERSITYプログラム」(研究代表者:神武直彦同研究科教授)によって開発した教育コンテンツをはじめとした慶...
キーワード:オンライン学習/コンテンツ/人工知能(AI)/システムデザイン/マネジメント/ラット
他の関係分野:情報学複合領域工学
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発表日:2026年1月26日
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慶應義塾大学X Dignityセンターが「AI時代の報道機関のあり方に関する提言」を公表
-人間の尊厳が維持される民主主義社会の実現に向けて-
慶應義塾大学X Dignityセンターは、健全で闊達な情報空間の実現を目的とするプロジェクトの一環として、「AI時代の報道機関のあり方に関する提言」を公表します。近年、AIやアルゴリズムを基盤とする情報流通の拡大や生成AIの普及により、アテンション(注目・関心)を反射的に向けてしまうような刺激的な偽・誤情報や誹謗中傷の拡散・増幅、「もっともらしい情報」や動画の流通が進むなど、情報空間の変質が進んでいます。こうした変化は、民主主義の前提である選挙のあり方や個人の知る自由、人間の尊厳にも根源的に影響していると考えられます。X Dignityセンターは、デ...
キーワード:アルゴリズム/人工知能(AI)/デジタル化/民主主義
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2026年1月22日
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1万人が悩む長島型掌蹠角化症の足の臭いの原因菌が明らかに
-ニキビ治療に用いられる殺菌薬「過酸化ベンゾイル」の外用が有効-
神戸大学大学院医学研究科内科系講座皮膚科学分野の久保亮治教授、慶應義塾大学皮膚科学教室の小野紀子特任助教、伊東可寛専任講師らの研究グループは、日本に約1万人、東アジアに数十万人の患者がいる先天性疾患「長島型掌蹠角化症(ながしまがたしょうせきかくかしょう)」において、患者を悩ませる症状の1つである足の独特な臭気の原因を明らかにし、臭いを改善する方法を見出しました。長島型掌蹠角化症では、手足の皮膚が赤いこと、角質が分厚くむけやすいこと、手足の汗が多く、特に足に独特の臭気があることが問題となります。しかし、これまで足の臭気を抑えるよい治療法はありませんでした。研究グループは、...
キーワード:先天性疾患/代謝物/細菌
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発表日:2026年1月15日
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腸内細菌で活性化したパイエル板の特殊なT細胞が脳脊髄炎を誘発
-「腸–脳軸」を橋渡しする新たな病態メカニズムを提示-
慶應義塾大学大学院薬学研究科の込山星河(元博士課程3年; 現フランシス・クリック研究所研究員)、同大学薬学部 髙橋大輔専任講師、長谷耕二教授(福島大学 食農学類附属発酵醸造研究所 特任教授 兼任)らを中心とする研究グループは、慶應義塾大学、福島大学、京都大学をはじめとする国内複数機関との共同研究により、腸内細菌が脳や神経の病気に関わる仕組みを明らかにしました。本研究では、腸管の「パイエル板」と呼ばれる免疫組織に存在するM細胞による、腸内細菌の取り込みが、多発性硬化症という難病の動物モデルである実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE: Experimental Autoimmune Encephalo...
キーワード:神経系/発酵/M細胞/動物モデル/多発性硬化症/T細胞/自己免疫/自己免疫疾患/代謝物/細菌/細菌叢/神経疾患/腸内細菌/腸内細菌叢/難病/脳・神経
他の関係分野:生物学農学
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発表日:2026年1月13日
60
NPOの先導的人材を対象とする「慶應ノンプロフィットリーダーズ・プログラム」(Keio LEAP for Nonprofit)の第1期受講者募集を開始します
慶應義塾大学は、NPO等の先導的人材を対象とする育成プログラム「慶應ノンプロフィットリーダーズ・プログラム」( Keio Leaders Program for Nonprofit Management、通称:“Keio LEAP for Nonprofit”)の第1期を開講し、受講者の募集を開始します。日本や世界が直面する複雑かつ多層的な社会課題の解決に向け、NPOやNGOを始めとするソーシャルセクターの重要性が高まっています。しかし、これらの組織が社会でその力を発揮するためには未だ課題が多く、よりサステナブルに、より大きな社会的インパクトを生み出すために、広い視野での...
キーワード:マネジメント/NGO/スキル/ラット
他の関係分野:工学農学
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発表日:2026年1月8日
61
がん遺伝子パネル検査の実臨床における有用性を解明
-標的治療の実態と効果、患者さんの予後改善が明らかに-
C-CATに登録された50,000例以上の臨床ゲノムデータを用いて、遺伝子異常を標的とした治療(標的治療)の実態や効果、患者予後などを解析することで、がん遺伝子パネル検査の実臨床における有用性を明らかにしました。国内承認済みの薬剤だけでなく、国内未承認でも有効性が示されている薬剤の標的となる遺伝子異常が検出された場合に、患者予後が改善することを示しました。この結果は、治験や患者申出療養制度などを通じた未承認薬・適応外薬の使用が患者予後を改善する可能性を示唆しています。がん遺伝子パネル検査に基づいて、標的治療を新たに受けた患者さんの割合は、全体では8.0%にとどまっていま...
キーワード:がん研究/診断薬/ゲノム情報/小細胞肺がん/がんゲノム/がん遺伝子/遺伝子異常/腫瘍学/情報管理/甲状腺/血液/非小細胞肺がん/免疫チェックポイント/免疫チェックポイント阻害薬/ゲノム/遺伝子/遺伝子変異/肺がん
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2025年12月26日
62
電子カルテ「文章」のAI解析で、既承認薬のがん化学療法における副作用抑制作用を可視化
-自然言語処理による臨床テキスト活用が、支持療法開発を加速-
慶應義塾大学薬学部(土屋雅美特任講師、薬学科2024年度卒業生の井上真理氏、堀里子教授)、東京大学大学院医学系研究科(河添悦昌教授)、奈良先端科学技術大学院大学(荒牧英治教授)を中心とする研究グループは、電子カルテの自由記載を自然言語処理(NLP)で解析し、がん薬物療法に伴う副作用を大規模に把握するとともに、副作用抑制作用を示す既承認薬を探索できる新規手法を構築しました。本研究では、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)およびラメルテオンが特定の副作用を抑制しうる可能性が示され、NLPを活用したがん化学療法における支持療法開発の新たなアプローチとなることが期待されます。...
キーワード:自然言語/自然言語処理/人工知能(AI)/言語処理/アンジオテンシンII/がん化/アンジオテンシン/受容体/副作用/がん薬物療法/化学療法/電子カルテ/薬物療法
他の関係分野:情報学複合領域
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発表日:2025年12月23日
63
砂糖など可食材料のみで作る、飲み込み型カプセルセンサを開発
-バッテリー不要で体内の様子をワイヤレス検知、体内でのセンサの回転にも対応、消化管検査への応用に期待-
慶應義塾大学理工学部機械工学科の松田涼佑訪問研究員および尾上弘晃教授らは、電気通信大学大学院情報理工学研究科の菅哲朗教授と共同で、砂糖・スターチペーパー・金薄膜といった可食材料のみを用いて、等方的な電磁波特性を持つ特殊なメタマテリアルを開発しました。消化器疾患の早期発見や疾病予防、治療のための新たな医療機器として、経口摂取し体内を計測可能な小型センサデバイスの必要性は年々高まっています。バッテリー等を必要としないパッシブ型電磁共振器(電磁メタマテリアル)の利用が近年報告されていますが、センサは体内で様々な方向に回転するため、どの方向からでも等しく電磁波を反射する必要があり...
キーワード:電気通信/医療機器/共振器/メタマテリアル/電磁波/消化管/早期発見
他の関係分野:情報学複合領域工学農学
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発表日:2025年12月10日
64
皮膚に貼るだけで汗の乳酸を測定できるバイオセンサシステムを開発
-医療機器製造販売承認を取得、心疾患患者の運動療法に新たな光-
慶應義塾大学医学部スポーツ医学総合センター(教授:佐藤和毅)の勝俣良紀専任講師、内科学教室(循環器)(教授:家田真樹)の白石泰之助教らは、株式会社グレースイメージング(代表取締役CEO 中島大輔)と共に、汗中の乳酸値を連続モニタリングすることが可能な汗乳酸センサを開発し、2022年に医師主導治験(参考1:治験実施計画書番号 LacS-001; jRCT2032220057)を行いました。この治験では、心疾患患者に対し、嫌気性代謝閾値(AT:心臓リハビリテーションの運動処方の重要な指標)を推定する汗乳酸センサの性能を評価するために行われ、主要評価項目を達成しました。今回の治験結果に基づいて、汗乳...
キーワード:医療機器/運動処方/モニタリング/スポーツ/スポーツ医学/運動療法/心臓/リハビリ/リハビリテーション/医師
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2025年12月10日
65
国内最大級の大学発技術展「第26回慶應科学技術展(KEIO TECHNO-MALL 2025)」を12月12日に開催
-実演重視の97展示と、2026年新専攻・新拠点「YIL」が拓く慶應理工の未来を発信-
慶應義塾先端科学技術研究センター(神奈川県横浜市港北区、略称:KLL)は、第26回慶應科学技術展(KEIO TECHNO-MALL 2025)を12月12日(金)に東京国際フォーラムにて開催します。慶應科学技術展(KEIO TECHNO-MALL)は、慶應義塾の研究成果を広く発信し、共同研究や技術移転など産官学連携のきっかけとなる出会いの場を提供するイベントです。昨年実績で約1,500名の参加があり、単独の大学主催としては国内最大級の科学技術展示会です。本年のコンセプトは【「実学」の原点-多彩な次代への架け橋】であり、実物および実演を中心とした97テーマの展示で研究成果を...
キーワード:コンテンツ/プレゼンテーション/産学連携/技術移転/STEM/医工連携
他の関係分野:情報学複合領域工学
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発表日:2025年12月8日
66
日本人ALS患者の発症年齢に関連する新規遺伝子としてGPM6Aを同定
-ALS発症時期の違いの背景を明らかにし、個別化治療の手がかりに-
学校法人愛知医科大学(祖父江 元、熱田 直樹、中村 亮一、藤内 玄規)・国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院医学系研究科(中杤 昌弘、松田 侑美)・慶應義塾大学再生医療リサーチセンター(岡野 栄之、森本 悟)らの共同研究チームは、日本人ALS患者2,015例(探索コホート1,808例・再現コホート207例)を対象としたゲノムワイド関連解析(GWAS)により、ADAM29–GPM6A遺伝子間に存在する遺伝子多型(rs113161727)がALS患者の発症年齢の若年化と有意に関連することを明らかにしました(効果量−4.40年、p=1.08×10-9)。さらに日本人で...
キーワード:ゲノムワイド/iPS細胞/ニューロン/個別化治療/新規遺伝子/ゲノムワイド関連解析/SOD1/運動ニューロン/再生医療/GWAS/ゲノム/コホート/遺伝子/遺伝子変異
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発表日:2025年12月4日
67
プラナリアの無性生殖から有性生殖への転換に必須な遺伝子を発見
プラナリアの有性個体には無性個体を有性状態に誘導することのできる有性化因子が含まれている。有性化因子の投与で引き起こされる有性化過程には、有性化因子の投与がなくても有性状態を維持できるようになる特異点「有性化回避不能点」が存在している。有性化因子の投与で発現変動する遺伝子ライブラリを用いたトランスクリプトーム解析とRNAi法による遺伝子ノックダウン解析により、3つの有性化必須遺伝子(核内受容体をコードする遺伝子Dr-nhr-1、転写因子をコードする遺伝子Dr-dmd-1、Dr-klf4l)が同定された。3つの有性化必須遺伝子のノックダウン個体では、有性化因子の刺激があっ...
キーワード:特異点/プラナリア/生殖/無性生殖/哺乳類/イネ/有性生殖/生殖細胞/精巣/RNA/RNAi/トランスクリプトーム/核内受容体/受容体/生理活性/生理活性物質/転写因子/分化誘導/遺伝子
他の関係分野:数物系科学生物学農学
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発表日:2025年12月2日
68
光でホヤの変態を人工的に誘導することに成功
-神経細胞が刺激時間を積分し、変態のスイッチが入る仕組みを発見-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の博士課程3年 戸塚望、同大学理工学部生命情報学科の堀田耕司准教授らは、光遺伝学の手法を用いて、ホヤの感覚神経細胞に約6分間の光刺激を与えることで変態を人工的に誘導できることを実証しました。海洋生物の多くは幼生期から成体にかけて変態により体構造を大きく変化させます。これまでの研究で、ホヤは体幹部先端にある付着器という器官への機械刺激を受容すると、細胞内のCa2+濃度やcAMP濃度が上昇し、その後変態を開始することが知られていましたしかし、付着器を構成するどの細胞が変態開始を担っているのか、またCa2+...
キーワード:情報学/海洋/神経系/生命情報/オプトジェネティクス/光刺激/海洋生物/Ca2+/感覚神経/発生生物学/光遺伝学/神経回路/神経細胞/遺伝学/遺伝子
他の関係分野:情報学環境学生物学総合生物農学
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発表日:2025年12月2日
69
高齢者「転倒」の早期検知・予防に挑む高分解能レーダーを介護施設で実証
-特別養護老人ホームで介護士より転倒を45分早く検知-
2025年10月28日~30日に大阪国際会議場にて、「救急医学がデザインする“命輝く未来社会”とは」をテーマとした第53回日本救急医学会総会・学術集会が開催されました。10月28日のランチョンセミナーにて、順天堂大学 医学部 救急・災害医学講座 近藤豊主任教授を座長、慶應義塾大学 医学部 救急医学教室 本間康一郎准教授を演者として、2024年10月より大東建託グループのケアパートナーが運営する高齢者グループホーム等の3つの介護施設で進めてきた「転倒検知」実証の成果をまとめた「生活空間における高分解能レーダーシステムによる転倒事故の早期検知・予防」の発表を行いました。...
キーワード:グループホーム/分解能/高分解能/ヘルスケア/高齢者/特別養護老人ホーム
他の関係分野:工学
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発表日:2025年11月15日
70
RNAを修飾する遺伝子CMTR2の変異の意義を解明
-免疫チェックポイント阻害薬、RNAスプライシング阻害剤への感受性が高い可能性を確認-
RNAのスプライシング機構にミスが起こると、間違ったタンパク質ができ、がんの原因となることが知られています。今回、研究グループは、CMTR2遺伝子変異によりRNAスプライシングの編集ミスが起きやすくなることを発見しました。さらに、CMTR2に変異があるがん細胞は、RNAスプライシング機構を抑制する化合物(例:RNAスプライシング阻害剤)や、免疫チェックポイント阻害薬に高い感受性を示すことがマウスを用いた実験により明らかになりました。本研究成果により、CMTR2遺伝子変異の有無によって、これらの治療効果を予測する可能性が示されました。今後、肺がん患者さんの検体や...
キーワード:がん研究/RNAスプライシング/がんゲノム/治療標的/RNA/がん細胞/スプライシング/マウス/阻害剤/免疫チェックポイント/免疫チェックポイント阻害薬/がん患者/ゲノム/遺伝子/遺伝子変異/肺がん/薬剤耐性
他の関係分野:複合領域農学
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発表日:2025年11月11日
71
脊髄損傷の回復を予測できる新たな手がかりを発見
-髄液細胞外小胞由来miR-9-3pが神経保護的反応を示す新規バイオマーカーとなる可能性を解明-
慶應義塾大学医学部整形外科学教室の名越慈人専任講師、同再生医療リサーチセンターの岡野栄之センター長/教授、田中朋陽助教、森本悟副センター長/特任准教授らを中心とした研究グループは、脊髄損傷において髄液細胞外小胞に含まれるmiR-9-3pが神経保護的反応を示し、さらに脊髄損傷の自然回復の予測に有用な新規バイオマーカーとなり得ることを、ラットとヒト髄液サンプル解析により世界で初めて明らかにしました。脊髄損傷においては世界的にバイオマーカーの開発が進められているものの、受傷後早期の段階で自然回復の可否を予測できるものは未だに存在していません。こうした現状を踏まえ、本研究グループは髄液細胞外小胞の網羅...
キーワード:神経系/シナプス/細胞間コミュニケーション/ニューロン/細胞外小胞/治療標的/整形外科学/中枢神経/臨床応用/可塑性/脊髄損傷/中枢神経系/予後予測/アストロサイト/エネルギー代謝/シナプス可塑性/ストレス応答/ラット/運動ニューロン/再生医療/神経保護/コミュニケーション/ストレス/バイオマーカー/遺伝子/遺伝子発現/網羅的解析
他の関係分野:生物学総合生物
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発表日:2025年11月5日
72
流れを利用して「毛細血管レベルの人工血管」を自在に設計
-フェムト秒レーザーを用いた三次元微細加工で、臓器再生に向けた基盤技術を確立-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の小野暁大学院生、同大学理工学部システムデザイン工学科の須藤亮教授、田口良広教授、山下忠紘准教授らの研究グループは、フェムト秒レーザー加工を用いて、コラーゲンやフィブリンなどの天然ハイドロゲル内部に毛細血管スケールの微細チャネル構造を形成し、そこに流れ(流体刺激)を与えることで、内皮細胞が自発的に血管網を構築する基盤技術を確立しました。本研究により、従来の課題であった臓器特有の毛細血管網を、思い通りの形状で自在に設計・再現することが可能となりました。この成果は、再生医療や創薬研究における三次元組織再生の高度化に貢献することが期待されます。本研...
キーワード:システムデザイン/ハイドロゲル/フェムト秒/フェムト秒レーザー/レーザー/レーザー加工/微細加工/臓器再生/毛細血管/組織再生/コラーゲン/再生医療/人工血管/創薬/内皮細胞
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2025年11月1日
73
床近傍の温熱環境の改善が創造的作業のパフォーマンスに与える効果を確認
-床暖房が快適で生産的な在宅勤務の実現に貢献-
慶應義塾大学 理工学部システムデザイン工学科 川久保俊研究室と一般社団法人日本ガス協会は、リモートワークの急速な普及により住宅内の温熱環境の重要性が高まっていることを受け、冬季における床近傍の温度が在宅勤務者の生理的、心理的反応を通じて作業パフォーマンスに与える影響を検証することを目的とした研究を実施しました。その結果、床近傍が温暖な環境にあると、生理的状態を示す足先皮膚温度と心理的状態を示す温熱快適性・集中度が向上し、さらに創造的作業のパフォーマンスに良い影響を与えることが明らかになりました。これにより、床近傍の暖房効果に優れる床暖房が、より快適で...
キーワード:システムデザイン/温熱環境/熱環境/パフォーマンス
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2025年11月1日
74
胸腔鏡下手術が切除可能食道がんの新たな標準治療に
-開胸手術に劣らない生存期間が示され低侵襲手術の有効性を世界で初めて報告-
食道は、咽頭と胃を連絡する管状の臓器で、頸部と胸部を縦走するため、外科手術における患者さんの負担が大きく、より低侵襲の手術が求められています。日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)では、食道がんの手術において、これまでの標準治療である開胸手術と、より低侵襲な胸腔鏡下手術の生存期間を比較するランダム化比較試験を多施設と共同で実施しました。本試験の結果、胸腔鏡下手術において開胸手術に劣らない生存期間が示され、また術後の呼吸機能も維持されることが明らかとなり、より低侵襲である胸腔鏡下手術が食道がん手術の標準治療の一つになることが示されました。本研究の成果は、胸腔鏡下手...
キーワード:がん研究/食道がん/低侵襲手術/扁平上皮がん/臨床試験/がん患者/手術/生活の質/低侵襲
他の関係分野:複合領域
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発表日:2025年10月30日
75
プライマリ・ケアの専門医が「意味」を感じる仕事は6項目に分類できる
日本のプライマリ・ケアの専門医に対するインタビュー調査により、専門医として仕事に「意味」を感じる経験を、多様な健康問題や複雑な背景を持つ患者への診療や、教育や地域社会への貢献など、6項目に分類しました。これらの経験は、プライマリ・ケア医のキャリア形成に役立つと期待されます。少子高齢化社会における医療では、特定の臓器だけを診る専門医だけでなく、患者の全体を診る総合診療医(プライマリ・ケア医)の役割がますます重要になります。しかし、日本ではプライマリ・ケアが正式な専門領域として認められたのはごく最近であり、プライマリ・ケア医は、「専門性が曖昧」「ロールモデルが少ない」といった...
キーワード:高齢化社会/キャリア/少子高齢化/インタビュー調査/高齢化
他の関係分野:複合領域工学農学
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発表日:2025年10月30日
76
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)がNTTドコモと連携し共創ラボ「FEEL TECH Lab」を設立
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(以下、KMD)は、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)との連携のもと2022年度より取り組んでいる「FEEL TECHⓇ」プロジェクトにおける触覚共有技術の研究を基盤に、2025年10月、ドコモとともにKMD研究所内に共創研究ラボ「FEEL TECH Lab」を設立しました。FEEL TECHは、人間の感覚をネットワークで拡張する「人間拡張基盤®」を用いて、他者の動作や感覚を受け手の身体や感じ方に合わせて変換し共有するドコモの取組みです。触覚共有に関する取組みでは、人が何かに触れたときの感覚を相手の感じ方に合...
キーワード:人間拡張/コミュニケーション
他の関係分野:情報学
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発表日:2025年10月29日
77
エピゲノム編集技術によりプラダー・ウィリー症候群の失われた遺伝子の働きを回復させる方法を開発
-新たな治療戦略に道-
慶應義塾大学再生医療リサーチセンター、慶應義塾大学医学部臨床遺伝学センター、東京医科大学小児科・思春期科学分野の共同研究グループ(根本晶沙共同研究員、慶應義塾大学再生医療リサーチセンターの岡野 栄之 センター長/教授、慶應義塾大学医学部臨床遺伝学センターの小崎健次郎センター長/教授、東京医科大学 小児科・思春期科学分野の奥野 博庸 講師)は、遺伝性疾患であるプラダー・ウィリー症候群(Prader-Willi syndrome, PWS)の患者由来iPS細胞を用い、改変型のCRISPR/Cas9システムを応用したエピゲノム編集によって、失われていた遺伝子の働きを回復させることに成功しました。本研...
キーワード:遺伝性疾患/ゲノム編集技術/CRISPR/iPS細胞/インプリンティング/思春期/ゲノム編集/遺伝子治療/再生医療/ゲノム/遺伝学/遺伝子/小児
他の関係分野:生物学農学
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発表日:2025年10月27日
78
2025年慶應義塾大学スポーツ医学研究センター公開講座「いま、指導者に求められる学生スポーツの安全管理」を開催
慶應義塾大学スポーツ医学研究センターは、2025年12月6日(土)に公開講座「いま、指導者に求められる学生スポーツの安全管理」を開催いたします。近年、学生スポーツの現場では、熱中症や脳振盪、指導現場でのトラブルなど、安全確保と倫理的対応が求められる事例が増加しています。こうした状況を受け、本講座では、大学・医療・教育の分野で活躍する専門家が登壇し、現場の指導者や教育関係者が実践できる“安全管理の原則と最新知見”を共有します。そして、学生スポーツをより安全で健全な活動へと導くための視点を提供します。学校スポーツ関係者や指導者、教育...
キーワード:安全管理/スポーツ/スポーツ医学/熱中症
他の関係分野:工学
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発表日:2025年10月26日
79
圧力で光励起状態分子の分裂を操る!柔らかな分子で拓く次世代エネルギー変換材料
-静水圧によって一重項分裂を自在に制御するソフトマテリアルの新設計指針を提案-
① 1つの光励起子を2つの励起子に増やす「シングレット・フィッション(SF)」を、静水圧(圧力) によって加速・減速できる分子を開発。② 分子をつなぐ柔軟なリンカー構造が圧力応答性の鍵であり、励起状態の反応速度を能動的に切り替えることに成功。③ 圧力で光反応を制御する“ソフトマテリアル設計”の新指針を提示し、光エネルギー変換や光治療への応用に道を拓いた。太陽光や可視光エネルギーを効率的に利用するための鍵となる現象として、「シングレット・フィッション(Singlet Fission, SF)」が注目されています。SFとは、光によって生成された一重項励起子...
キーワード:光エネルギー/静水圧/太陽/励起状態/二量体/光エネルギー変換/光反応/太陽光/ソフトマテリアル/アルカン/ペンタセン/可視光/光励起/分光測定/反応速度/ダイナミクス/励起子/エネルギー変換/寿命/光線力学療法
他の関係分野:環境学数物系科学化学総合理工工学農学
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発表日:2025年10月26日
80
病気を「起こす細胞」を「抑える細胞」に変換して、抗原特異的に治療
-iTreg (誘導型制御性T細胞) による新しい免疫細胞療法で難治性の自己免疫疾患・尋常性天疱瘡の治療に挑む-
慶應義塾大学医学部皮膚科学教室の天谷雅行教授(理化学研究所生命医科学研究センターセンター長)、高橋勇人准教授、向井美穂共同研究員、理化学研究所生命医科学研究センターの入來景悟上級研究員らの研究グループは、坂口志文特任教授(大阪大学)、三上統久准教授(大阪大学、レグセル株式会社)らとの共同研究により、機能的に安定化させた誘導型制御性T細胞(induced regulatory T cell; iTreg)が尋常性天疱瘡(じんじょうせいてんぽうそう)モデルマウスにおいて抗原特異的に症状を抑制することを実証しました。また尋常性天疱瘡患者)の末梢血からも他の細胞の活性化を抑える抑制活性を持った安定化i...
キーワード:最適化/尋常性天疱瘡/デスモグレイン3/角化細胞/臨床応用/デスモグレイン/モデルマウス/自己抗体/天疱瘡/T細胞/マウス/抗原/細胞療法/自己免疫/自己免疫疾患/制御性T細胞/副作用/免疫細胞/遺伝子/抗体
他の関係分野:情報学
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発表日:2025年10月23日
81
生まれる可能性の高い受精卵を81.63%の精度で予測するAI開発に成功
-体外受精の成功率向上に寄与-
慶應義塾大学大学院理工学研究科博士課程2年の金澤帝知氏、同大学理工学部生命情報学科の舟橋啓教授、同大学先端科学技術研究センターの徳岡雄大研究員、近畿大学大学院生物理工学研究科博士前期課程2年の竹下空良氏、同2年の末永遼氏、同大学生物理工学部遺伝子工学科の山縣一夫教授、扶桑薬品工業株式会社の八尾竜馬研究員と平井樹研究員らの研究グループは、明視野顕微鏡で撮像したマウス受精卵(胚)の画像から細胞核を正確に同定するアルゴリズム(FL2-Net)の開発に成功しました。FL2-Netはこの分野で世界最高峰とされていた4つの細胞核検出アルゴリズムすべてを凌駕しまし...
キーワード:アルゴリズム/情報学/人工知能(AI)/マウス胚/生命情報/遺伝子工学/受精/受精卵/体外受精/マウス/細胞核/遺伝子/標準化
他の関係分野:情報学生物学
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発表日:2025年10月16日
82
パラゴムノキと近縁種5種のゲノム、プロテオーム、リピドーム解析
-天然ゴムの品質や特性への新たな展開として-
横浜市立大学木原生物学研究所 松井 南特任教授(理化学研究所 環境資源科学研究センター 客員主管研究員)、慶應義塾大学商学部 栗原恵美子助教、前橋工科大学工学部 生命工学領域 蒔田由布子教授らの研究グループは、マレーシア科学大学、インドネシアゴム研究所と共同で、天然ゴム生産国で多く用いられている品種パラゴムノキ(ヘベア ブラジリエンシス; Hevea brasiliensis RRIM 600の染色体レベルのゲノム解析と、へべア属近縁種の5種のゲノム解析、6種間の遺伝子比較、ラテックスのプロテオーム比較、脂質成分比較の総合的な解析を行うことで、天然ゴムの生産性のみならず、品質に関わる基礎的なデ...
キーワード:生産性/ラテックス/染色体/ゲノム解析/ゲノム/遺伝子/脂質
他の関係分野:工学農学
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発表日:2025年10月16日
83
2週間ポジティブに振り返るだけで働く意欲がアップ
-慶應義塾大学、公益財団法人日本生産性本部の研究チームがスマホアプリ「WEDiary(ウィダイアリー)」を開発し、実証実験-
慶應義塾大学 総合政策学部の島津明人教授と公益財団法人日本生産性本部の研究グループは、日々の業務を振り返りポジティブな出来事を記録するスマートフォンアプリ「Work Engagement Diary(以下「WEDiary(ウィダイアリー)」)」を開発し、その効果によってワーク・エンゲイジメントが向上することを実証しました。ワーク・エンゲイジメントは、「労働者が仕事に積極的に向かい活力を得ている状態」を指し、近年のポジティブ心理学のトレンドの中で研究が進んでいる領域です。わが国の労働力人口の減少と高齢化の中で、労働者と企業の双方にとって重要な概念です。...
キーワード:効果測定/実証実験/生産性/RCT/スマートフォン/高齢化
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2025年10月9日
84
我が国のアレルギー研究における患者・市民参画の実態を初めて体系化
-がん・難病との比較をもとに、必要な支援策を明らかにし、国連総会併催科学サミットで国際的に提言-
慶應義塾大学医学部皮膚科学教室/慶應義塾大学病院アレルギーセンターの足立剛也専任講師(京都府立医科大学兼任)、東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センター公共政策研究分野の渡部沙織特任研究員、武藤香織教授、国立成育医療研究センター免疫アレルギー・感染研究部の森田英明部長らの研究グループは、我が国のアレルギー研究における患者・市民参画(Patient and Public Involvement and Engagement: PPIE)の実態を、がん・難病領域との比較を通じて初めて体系的に明らかにしました。全国の研究者および患者団体を対象に行ったアンケート調査により、アレルギー領域の患者団体...
キーワード:研修プログラム/公共政策/アンケート調査/政策研究/体系化/ヒトゲノム/ゲノム解析/アレルギー/ゲノム/難病
他の関係分野:複合領域環境学工学
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発表日:2025年10月9日
85
細胞膜の電気的応答に方向依存性(異方性)を発見
-イオンチャネル制御や再生医療技術開発など幅広い応用へ期待-
慶應義塾大学理工学部の山本詠士准教授、東北大学電気通信研究所の陰山弘典大学院生(大学院医工学研究科)および平野愛弓教授(材料科学高等研究所 (WPI-AIMR) ・大学院医工学研究科兼務)らの共同研究グループは、分子動力学シミュレーションと人工細胞膜実験を組み合わせることで、生体膜に対する電場作用の新しい側面を解明しました。従来広く研究されてきた膜垂直方向の電場とは異なり、膜水平方向の電場が脂質二重膜の構造を顕著に変化させることを明らかにしました。生体膜は細胞内外を仕切る単なるバリアではなく、イオンチャネルや受容体など多様な膜タンパク質の機能を支える能動的なプラットフォー...
キーワード:電気通信/分子動力学シミュレーション/異方性/材料科学/バイオエレクトロニクス/シミュレーション/動力学/分子動力学/機能制御/医工学/人工細胞/生体内/細胞膜/脂質二重膜/電気刺激/イオンチャネル/ラット/構造変化/再生医療/受容体/上皮細胞/生体膜/創薬/相互作用解析/膜タンパク質/コレステロール/脂質
他の関係分野:情報学数物系科学工学総合生物
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発表日:2025年9月29日
86
血小板の祖先をヒトデで発見!
-免疫と止血の進化の謎に迫る-
慶應義塾大学 自然科学研究教育センター/文学部生物学教室の古川亮平准教授、および同大学大学院理工学研究科後期博士課程3年の南方宏太らのグループは、福井大学の多米晃裕博士と共同で、私たちの血液中で止血を担う「血小板」の祖先と考えられる細胞をヒトデの体内で発見しました。これまで哺乳類特有と考えられてきた「核を持たない血小板」が、私たちと同じ祖先を持つヒトデにも存在し、創傷治癒と免疫応答の両方に貢献していることを明らかにしました。この発見は、血小板の機能が哺乳類で独自に獲得されたものではなく、進化的に非常に古い時代から、免疫と止血という二つの重要な生命維持機能が密接に連携しなが...
キーワード:ヒトデ/哺乳類/生体防御/血液/血小板/免疫応答/創傷治癒
他の関係分野:生物学農学
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発表日:2025年9月27日
87
特殊なダイヤモンドの針を開発し超高速で変化する電場の局所計測に成功
NV中心と呼ばれる格子欠陥を導入したダイヤモンドを原子スケールの空間分解能を持つ原子間力顕微鏡(AFM)の探針(プローブ)に用い、二次元層状物質の表面近傍の電場をフェムト秒(1000兆分の1秒)・ナノメートル(10億分の1メートル)の時空間分解能で計測することに成功しました。ダイヤモンドの結晶中に不純物として窒素(Nitrogen)が存在すると、すぐ隣に炭素原子の抜け穴(空孔:Vacancy)ができることがあります。これをNitrogen-Vacancy(NV)中心と言います。そして、NV中心を導入したダイヤモンドに電界を加えると、その屈折率が変化するようになります。これ...
キーワード:セレン/パルス/時間分解/磁場/原子層/時間分解能/タングステン/層状物質/AFM/スピン/センシング/ナノメートル/フェムト秒/フェムト秒レーザー/レーザー/格子欠陥/屈折率/原子間力顕微鏡/分解能/空間分解能/プローブ
他の関係分野:環境学数物系科学総合理工工学
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発表日:2025年9月24日
88
根本的な治療法のないシェーグレン病、自己抗体の違いで病態が異なることを解明
-患者さんごとの個別化医療(プレシジョン・メディシン)実現に道-
慶應義塾大学医学部内科学教室(リウマチ・膠原病)の稲毛純助教(現:微生物・免疫学教室助教)、竹下勝専任講師、金子祐子准教授(現:教授)、竹内勤教授(現:埼玉医科大学学長)らは、慶應義塾大学医学部主体の産学連携共同研究組織である免疫炎症性難病創薬コンソーシアムおよび理化学研究所生命医科学研究センター(IMS)遺伝子制御ゲノミクス研究チームのホン・ヂョン チョウチームディレクターとの共同研究において、自己免疫疾患であるシェーグレン病において、患者さんが持つ自己抗体の種類によって唾液腺での免疫反応や炎症のメカニズムが異なることを、1細胞レベルの解析で明らかにしました。本研究では...
キーワード:位置情報/産学連携/ゲノミクス/一細胞/CD8/さんご/微生物/膠原病/遺伝子制御/自己抗体/線維芽細胞/T細胞/トランスクリプトーム/リウマチ/自己免疫/自己免疫疾患/創薬/免疫学/遺伝子/遺伝子発現/疫学/個別化医療/抗体/唾液/難病
他の関係分野:情報学複合領域生物学総合生物農学
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発表日:2025年9月23日
89
息から病気を検知する
-鉄の匂いが教える肝臓の異変-
私たちの体の中では、鉄の働きによって細胞が壊れる「脂質の酸化」が起こることがあります。これが進むとフェロトーシスと呼ばれる細胞死が起き、肝臓などさまざまな病気の原因になることが知られています。ところが、これまでフェロトーシスを体の中で直接調べるには、肝臓の一部を取り出すような体に負担の大きい検査が必要でした。京都大学大学院医学研究科附属がん免疫総合研究センターの松岡悠太 特定助教、杉浦悠毅 特定准教授らの研究グループは、慶應義塾大学医学部スポーツ医学総合センターの勝俣良紀専任講師、同内科学教室(消化器)の中本伸宏准教授、公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院 消化器セン...
キーワード:診断法/がん免疫/肝疾患/スポーツ/スポーツ医学/マウス/細胞死/脂質
他の関係分野:総合生物
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発表日:2025年9月17日
90
ZEH改修住戸の快適性を科学的に検証 築20年の賃貸マンションで実証実験を実施
-ZEH住宅の普及、理解促進に向けた産学連携プロジェクト-
東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員 小澤 克人、以下「東京建物」)、YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 魚津 彰、以下「YKK AP」)、慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長 伊藤 公平)は、ZEH基準への改修が住む人の快適性に与える影響を検証することを目的とした実証実験(以下「本実証」)を実施しました。本実証は、東京建物が開発し、保有する築20年の大規模賃貸マンション「Brillia ist東雲キャナルコート」(東京都江東区)内の住戸に被験者が宿泊し、温湿度やバイタルデータを比較することでZEHが快適性・健康性に与える影響を可視化するもの...
キーワード:産学連携/環境計測/カーボンニュートラル/マンション/省エネ/比較分析/カーボン/実証実験/省エネルギー/二酸化炭素/ショック/血圧
他の関係分野:複合領域環境学工学
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発表日:2025年9月14日
91
神経細胞の膜環境を変化させる新たな仕組みの発見
-分泌タンパク質リーリンによる神経細胞膜の脂質組成制御-
名古屋市立大学 大学院薬学研究科の服部光治教授、東北大学 大学院生命科学研究科の田口友彦教授、慶應義塾大学 薬学部・理化学研究所・横浜市立大学 生命医科学研究科の有田誠教授、ストラスブール大学の小林俊秀教授らの研究グループは、神経細胞の膜環境を制御する新しい仕組みを発見しました。本研究成果は国際神経化学会(International Society for Neurochemistry)が発行する雑誌Journal of Neurochemistryに2025年9月3日に公開されました。【研究のポイント】分泌タンパク質「リーリン」が、神経細胞膜上のスフィンゴミエリン(SM...
キーワード:リーリン/細胞膜/マウス/神経細胞/膜タンパク質/脂質
他の関係分野:総合生物
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発表日:2025年9月14日
92
慶應義塾大学と株式会社かんぽ生命保険が“おひとりさま高齢者”を包括的に支援するサポート体制作りを目的とした協働を開始
-J-PEAKSにより設置された“課題ワンストップ受入解決ユニット”、初の大型プロジェクトで学問の社会実装を推進-
慶應義塾大学(東京都港区、理事長 伊藤公平、以下「慶應義塾」)と株式会社かんぽ生命保険(東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長 谷垣邦夫、以下「かんぽ生命」)は、高齢化が急速に進む中で、社会的なつながりが希薄となり、身近な人から必要な支援を受けることが難しい高齢者、いわゆる“おひとりさま高齢者”へのサポートをこれまで以上に拡充し、保険サービスの価値を実感いただけるようにするための協働に関する契約を締結いたしました。なお、本協働は地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)の取り組みのひとつとして慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート内に設置された“課...
キーワード:高齢化/高齢者
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発表日:2025年9月11日
93
線維芽細胞が心不全を引き起こす?
-非心筋細胞の意外な役割と新たな治療標的の発見-
心不全モデルマウスを用いた解析により、心不全の状態で活性化される線維芽細胞がc-MYCを介してCXCL1を分泌し、心筋細胞の機能を低下させる新たなメカニズムを発見しました。従来は構造支持細胞と考えられていた線維芽細胞が、心不全の進行に直接関与しうることを世界で初めて示し、非心筋細胞による病態制御の重要性を明らかにしました。心不全は高齢化社会で患者数が増加する重大疾患で、本研究は、心筋以外の細胞を標的とした新しい治療法の開発につながる可能性があり、臨床応用が期待されます。岡山大学学術研究院医歯薬学域(医)循環器内科学の湯浅慎介教授、東京大学大学院医学系研...
キーワード:高齢化社会/MYC/筋細胞/支持細胞/治療標的/心筋/心筋細胞/臨床応用/心臓/モデルマウス/線維芽細胞/c-Myc/マウス/受容体/高齢化
他の関係分野:複合領域生物学
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発表日:2025年9月10日
94
病原菌と宿主の相互作用が休眠遺伝子を活性化
-微生物―動物細胞共培養法によって新規天然物を生成-
慶應義塾大学理工学部生命情報学科の荒井 緑教授,齋藤 駿専任講師,同大学大学院博士課程3年の氏江優希子(研究当時)らの研究グループは、病原真菌とマクロファージとの相互作用が真菌の二次代謝産生能を活性化し、新規天然物を生成することを見出し、その相互作用の詳細なメカニズムの解明に成功しました。微生物の休眠遺伝子活性化は多くの新規天然物を生産することができ、天然物創薬を加速することができます。本研究では、独自の微生物―動物細胞共培養法により、新規天然物が得られることを発見し、さらに病原微生物とマクロファージとの生存競争が二次代謝産生活性化の鍵となっていることを明らかにしました。...
キーワード:情報学/生命情報/病原微生物/病原菌/二次代謝/微生物/ファージ/マクロファージ/共培養/創薬/遺伝子/真菌
他の関係分野:情報学生物学工学農学
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発表日:2025年9月9日
95
乳がんの血管擬態の診断分子を新たに発見
-早期診断や予後予測に役立つ診断法の開発へ期待-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の博士1年吉岡佑馬、同大学理工学部応用化学科の清水史郎教授、機械工学科の尾上弘晃教授らは、栃木県立がんセンターの尾島英知研究所副所長、公益財団法人微生物化学研究会微生物化学研究所第1生物活性研究部の川田学部長、大阪大学薬学研究科の近藤昌夫教授らと共同で、乳がんの「血管擬態」の抑制に関わる新たな遺伝子を見出しました。乳がんは世界中で女性のがんによる死亡原因の上位を占めており、転移や悪性化の制御が課題です。本研究では、血管擬態に必須な細胞接着に着目し、接着関連タンパク質であるangulin-1/LSRとの関係性を調べました。その結果、細胞、マウス...
キーワード:悪性化/生物活性/診断法/微生物/アイソフォーム/早期診断/予後予測/マウス/細胞接着/遺伝子/乳がん
他の関係分野:生物学総合生物農学
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発表日:2025年9月8日
96
医薬品など極性分子の構造解析を可能にする新たな結晶スポンジを開発
-親水的な細孔環境で配位結合と水素結合を組み合わせた効率的な分子補捉を実現-
結晶スポンジ分析法において医薬品として有用な求核性化合物の構造解析は、金属イオンと強く相互作用する性質上困難であった親水的な細孔空間を有し、配位結合と水素結合を組み合わせて効率的な分子捕捉を実現する金属有機構造体(MOF)を開発。求核性化合物の構造決定に成功創薬や天然物化学における高汎用性で迅速・高精度な構造決定に期待東京科学大学(Science Tokyo) 理学院 化学系の中川智暉大学院生(修士課程)、和田雄貴助教(東京科学大発ベンチャー テクモフ株式会社 ディレクター)、ユーソフ・パベル特任准教授、河野正規教授(テクモフ株式会社 CSO)および慶...
キーワード:オープンアクセス/分子構造/配位結合/金属有機構造体/マイクロ/金属イオン/多孔質/多孔質材料/天然物化学/構造決定/医薬品開発/創薬/代謝物/薬物代謝
他の関係分野:情報学化学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2025年9月7日
97
JAL・慶應義塾大学、釧路空港にて第2回地震防災訓練を実施
-動画教材を作成し他空港へ展開、より多くの空港の災害対応力を高めます-
日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長グループCEO:鳥取 三津子、以下「JAL」)と慶應義塾大学は、2025年9月3日(水)に釧路空港旅客ターミナルにて、2回目となる地震防災訓練を実施しました。本訓練は、慶應義塾大学環境情報学部の大木聖子准教授の監修のもと、北海道エアポート株式会社(本社:北海道千歳市、代表取締役社長 山﨑 雅生、以下「HAP」)の全面的な協力を得て、JALグループ社員のほか、空港旅客ターミナル内の店舗スタッフなどの空港スタッフ、慶應義塾大学大木聖子研究室 (以下、「大木ゼミ」)の学生40名が参加し、震度7の巨大地震発生を想定した避難・情報...
キーワード:情報学/巨大地震/安全・安心/防災計画/地震防災/シナリオ/環境情報/災害対応/大地震/高齢者
他の関係分野:情報学数物系科学工学
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発表日:2025年9月2日
98
慶應義塾病理診断クリニック
-全国の医療機関の病理診断を安定的に支援-
慶應義塾は10月1日、デジタル病理診断システムを活用した「慶應義塾病理診断クリニック」を慶應義塾大学信濃町キャンパス(東京都新宿区)内に開院します。日本の病理医は慢性的に不足しており、特に地方病院や臨床クリニックでは手術後の病理診断が十分に行えないことがあります。そこで慶應義塾病理診断クリニックは、デジタルネットワークを活用して全国の医療機関の病理診断を支援し、迅速かつ高精度な診断を受けられる体制を整えます。なお、集積したデジタル病理画像データベースは教育・研究・病理医育成に活用します。プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。プレスリリー...
キーワード:画像データ/画像データベース/病理/手術
他の関係分野:情報学
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発表日:2025年9月2日
99
がん免疫療法、なぜ効かなくなる?
-治療に抵抗する“悪玉サブクローン”の正体を解明-
慶應義塾大学医学部泌尿器科学教室の梅田浩太共同研究員、田中伸之専任講師、大家基嗣教授と東京大学大学院理学系研究科の角田達彦教授(兼 同大学新領域創成科学研究科教授)、東京科学大学総合研究院M&Dデータ科学センター・AI・ビッグデータ研究部門AI技術開発分野の鎌谷高志講師らの研究グループは、転移性尿路上皮がんが免疫チェックポイント阻害薬に対する耐性を獲得するメカニズムとして、がん細胞の生存過程でがん原性の遺伝子変異が繰り返し生じ、多種の悪性サブクローンが生まれて、免疫チェックポイント阻害薬では克服できない免疫抑制環境を作り出していることを明らかにしました。本研究では...
キーワード:人工知能(AI)/クローン/一細胞/尿路上皮がん/PD-1/オミクス/オミクス解析/がん免疫/がん免疫療法/悪性度/微小環境/免疫抑制/免疫治療/免疫療法/がん細胞/トランスクリプトミクス/一細胞解析/免疫チェックポイント/免疫チェックポイント阻害薬/遺伝子/遺伝子変異
他の関係分野:情報学生物学総合生物
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発表日:2025年8月21日
100
乳幼児ワクチン接種 翌日発熱しても1日で解熱
-育児アプリ10年分の体温ログを解析-
慶應義塾大学医学部小児科学教室の古市宗弘専任講師ら及び、株式会社ファーストアセント(代表取締役社長:服部伴之)の共同研究グループは、スマートフォンの育児アプリ「パパっと育児@赤ちゃん手帳」に記録された2014年4月~2023年11月の2,563人・5,690回分のワクチン接種データを解析し、ワクチン接種後の発熱の発生状況を検証しました。肺炎球菌ワクチンと四種混合ワクチンを同時に接種した場合、38℃以上の発熱は約17%で特に高く、接種当日または翌日に集中していました。また、発熱頻度は生後3~4か月の乳児、夏に接種した場合、および男児で高い傾向も確認されました。本研究は、慶應...
キーワード:スマートフォン/ワクチン/育児/抗体/小児/乳幼児
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発表日:2025年8月6日
101
正常な神経細胞分化、鍵はタンパク質凝集
-ATRXの相分離が担う脳の発達と病態形成-
知的障害や脳発達異常の原因遺伝子ATRXが、脳細胞の運命を決める新たな仕組みを発見。ATRXが核内に「凝集体(液滴)」を作り、これが神経細胞の正常な分化を促進することを解明。凝集体形成が阻害されると神経細胞への分化過程が正しく進まず、神経管構造の異常など脳発達に重大な影響を及ぼすことを示唆。ATRXの変異によって引き起こされる発達障害(ATR-X症候群)や膠芽腫などのがんの病態解明、さらには新たな治療法の開発につながることが期待される成果。脳の発達や神経細胞が正しく分化する仕組みは、多くの謎に包まれています。早稲田大学、東京医科大学、および慶...
キーワード:相分離/タンパク質凝集/モデリング/脳発達/クロマチンリモデリング/新規治療法/知的障害/クロマチン/膠芽腫/リモデリング/病態解明/凝集体/再生医療/細胞分化/神経細胞/神経分化/遺伝子/脳腫瘍/発達障害
他の関係分野:数物系科学生物学工学総合生物
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発表日:2025年7月27日
102
ALSの異なる原因が共通の遺伝子「UNC13A」の発現異常に収束
-病気の全貌解明へ新知見-
筋萎縮性側索硬化症(ALS)に関わる複数のたんぱく質(TDP-43、FUS、MATR3、hnRNPA1)が、神経の働きに重要な遺伝子「UNC13A」の発現を維持する役割を担っていることを明らかにしました。ALS関連たんぱく質が失われると、UNC13Aたんぱく質のもとになるmRNAが分解されやすくなる経路があることは知られていましたが、今回、「REST」という発現抑制たんぱく質が過剰となりUNC13AのmRNA産生が抑えられる別の経路があることを新たに発見しました。ALSの発症に関わる遺伝子やたんぱく質は多数あり、治療標的を絞ることが困難と考えられてきました。しかし本研究...
キーワード:神経系/たんぱく/運動神経/TDP-43/iPS細胞/治療標的/mRNA/筋萎縮/RNA/再生医療/神経細胞/培養細胞/遺伝子/遺伝子発現/遺伝子変異/筋萎縮性側索硬化症 /難病
他の関係分野:生物学総合生物農学
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発表日:2025年7月11日
103
新規共有結合性アスパラギン合成酵素阻害剤スタキベンザール類の発見
-がん代謝特性を標的とする抗がん剤の開発に期待-
掛谷秀昭 京都大学大学院薬学研究科 教授、Lei Zhang 同博士後期課程学生、植草秀裕 東京科学大学理学院化学系 教授、堂前直 理化学研究所環境資源科学研究センター ユニットリーダー、平野秀典 慶應義塾大学大学院理工学研究科 特任准教授らの研究グループは、新規共有結合性アスパラギン合成酵素(ASNS)阻害剤として、スタキボトリス属の糸状菌が生産する新規化合物スタキベンザールA-Cを見出し、非小細胞肺がんに対する抗がん剤シーズとしての有望性を明らかにしました。アスパラギン合成酵素(ASNS)は、L-グルタミン(L-Gln)を窒素源として、L-アスパラギン酸(L-Asp)...
キーワード:悪性化/メロテルペノイド/糸状菌/酵素活性/生合成/酵素阻害/小細胞肺がん/がん代謝/大腸/テルペノイド/抗がん剤耐性/酵素阻害剤/阻害剤/大腸がん/白血病/非小細胞肺がん/抗がん剤/肺がん
他の関係分野:生物学総合生物農学
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発表日:2025年7月9日
104
絶食と腸内細菌利用糖の併用により腸内環境を短時間で再構築
-特定腸内菌を選択的に増殖させる精密な食事介入戦略-
北里大学および慶應義塾大学の研究グループは、絶食中に腸内細菌が代謝可能な糖質(腸内細菌利用糖:Microbiota-Accessible Carbohydrates[MACs])を摂取することで、腸内細菌叢を短時間で選択的に再構築する新たな食事介入法を開発しました。本研究は、慶應義塾大学先端生命科学研究所/同大学大学院政策・メディア研究科博士課程の佐藤謙介(研究当時)、同大学先端生命科学研究所の福田真嗣特任教授、同大学薬学部生化学講座・北里大学薬学部微生物学教室の井上浄訪問(客員)教授、北里大学薬学部微生物学教室の金倫基教授(研究当時:慶應義塾大学薬学部創薬研究センター教授)を中心としたチーム...
キーワード:メディア研究/オリゴ糖/IgA抗体/微生物学/感染防御/細菌群集/微生物/動物モデル/代謝産物/腸内環境/マウス/抗生物質/創薬/抗体/細菌/細菌叢/腸内細菌/腸内細菌叢
他の関係分野:情報学化学農学
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発表日:2025年7月9日
105
若年発症肺腺がんの一部にBRCA2やTP53遺伝子の遺伝的要因が関与することを解明
-日本人の若年発症肺腺がんを対象とした初の大規模ゲノム解析の成果-
日本人の肺腺がん1,773症例で全ゲノム・全エクソームシークエンス解析を行い、若年発症例(40歳以下)での特徴を調べました。解析の結果、若年発症例では非若年発症例と比較してBRCA2やTP53遺伝子の生殖細胞系列病的バリアント(生まれつき持っている遺伝子の変化)の頻度が高いことが明らかとなりました。BRCA2遺伝子の病的バリアントを有する症例の腫瘍では、切断されたDNA鎖を正確に修復するための相同組み換え修復機構が破綻しており、既存の分子標的薬(PARP阻害剤) が有効である可能性が示唆されました。また、ALKBH2遺伝子の生殖細胞系列病的バリアントが、若年発...
キーワード:がん研究/相同組み換え/生殖/組み換え/シークエンス/生殖細胞/DNA修復/PARP阻害剤/TP53/エクソーム/全エクソームシークエンス/肺腺がん/卵巣/ゲノム解析/分子標的/卵巣がん/阻害剤/ゲノム/リスク因子/遺伝子/乳がん/分子標的薬
他の関係分野:複合領域生物学総合生物
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発表日:2025年7月8日
106
人工甘味料が腸炎を悪化させる仕組みを解明
-腸内細菌と免疫細胞が連動する新たな炎症経路を特定-
北里大学と慶應義塾大学の研究グループは、人工甘味料として広く使用される糖アルコール「ソルビトール」の摂取が、腸内細菌叢およびその代謝物を介して腸管の炎症性免疫応答を活性化し、大腸炎を悪化させることを明らかにしました。本研究は、北里大学薬学部 微生物学教室の金倫基教授(研究当時:慶應義塾大学薬学部 創薬研究センター 教授)、慶應義塾大学 先端生命科学研究所/同大学大学院政策・メディア研究科 博士課程3年(研究当時)の佐藤謙介、および同大学薬学部薬学科6年(研究当時)の富岡美和を中心としたチームによる研究成果です。発酵性のオリゴ糖・単糖・二糖・ポリオール...
キーワード:メディア研究/オリゴ糖/マイクロ/発酵/微生物学/消化管/微生物/大腸炎/IBD/炎症性腸疾患/アルコール/過敏性腸症候群/大腸/腸内環境/ファージ/マウス/マクロファージ/炎症性サイトカイン/抗菌剤/創薬/代謝物/腸炎/免疫応答/免疫細胞/サイトカイン/マイクロバイオーム/細菌/細菌叢/腸内細菌/腸内細菌叢
他の関係分野:情報学化学工学農学
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発表日:2025年7月3日
107
妊娠につながるマウスの精子形成ステージを自動判定するAI開発に成功
-不妊症の原因となる精子形成の質の評価に貢献-
慶應義塾大学理工学部生命情報学科の徳岡雄大研究員と森倉峻特任助教、舟橋啓教授、東京医科歯科大学(現、東京科学大学)実験動物センターの遠藤墾助教(現、東京大学大学院農学生命科学研究科助教)、大阪大学微生物病研究所の平舘裕希特任助教(当時)と伊川正人教授らのグループは、深層学習を用いて、組織染色されたマウス精細管の明視野顕微鏡画像から12段階の精細管ステージを高精度に同定するアルゴリズムの開発に成功しました。さらにステージ予測の分類精度は、±1ステージの予測誤差を許容した場合98.33%と非常に高い性能を示すことを明らかにしました。本手法は、精細管ステージを自動的かつ定量的に評価する新たな基盤技術...
キーワード:予測誤差/アルゴリズム/情報学/深層学習/人工知能(AI)/生殖/生命情報/生殖補助医療/実験動物/微生物/精子形成/不妊症/マウス/精子/妊娠
他の関係分野:情報学生物学総合理工総合生物農学
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発表日:2025年7月3日
108
心不全患者さんの日常に寄り添うアプリ開発へ
-ウェアラブルデバイスを用いた運動支援アプリの有効性と安全性を確認-
慶應義塾大学医学部スポーツ医学総合センターの勝俣良紀専任講師と佐藤和毅教授、同内科学教室(循環器)の山岡広季助教、香坂俊准教授と家田真樹教授、産業医科大学医学部第2内科学の片岡雅晴教授、岐阜大学医学部附属病院検査部・循環器内科の渡邉崇量臨床講師、並びに株式会社グレースイメージング(代表取締役CEO中島大輔)の共同研究グループは、外来の心不全患者さんに対する未来型運動支援・教育啓発プログラム(SaMD)の探索的医師主導治験(多施設共同ランダム化比較試験)を実施し、その有効性と安全性を確認しました。本治験は、慶應義塾大学病院臨床研究推進センターの支援のもと、慶應義塾大学病院を含む3施設で実施されま...
キーワード:ウェアラブル/ウェアラブルデバイス/人口動態/医療機器/スポーツ/スポーツ医学/運動療法/心臓/リハビリ/血液/リハビリテーション/医師/高齢化/生活の質/臨床研究
他の関係分野:情報学複合領域
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発表日:2025年6月24日
109
世界初!直接リプログラミングでマウス肺細胞のスピード作製に成功
-幹細胞を介さない新たな肺再生医療に期待-
4つの転写因子(Nkx2-1、Foxa1、Foxa2、Gata6)による直接リプログラミングで、2型肺胞上皮様細胞(iPUL細胞)を約7日で作製することに世界で初めて成功。iPUL細胞はラメラ体様構造を有し、遺伝子発現プロファイルも正常2型肺胞上皮(AT2)細胞と高い相同性を示した。間質性肺炎(肺線維症)モデルマウスにiPUL細胞を投与したところ、42日後には肺胞領域への生着および1型肺胞上皮(AT1)様細胞への一部分化が確認された。幹細胞を介さない新規肺上皮細胞作製技術として、再生医療への応用が期待される。名古屋大学大学院医学系研究科呼吸器...
キーワード:プログラミング/プロファイル/電子顕微鏡/遺伝子解析/遺伝子発現プロファイル/網羅的遺伝子解析/間質性肺炎/肺線維症/モデルマウス/線維芽細胞/マウス/リプログラミング/幹細胞/再生医療/上皮細胞/転写因子/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2025年6月20日
110
ホヤが大人になるための時間を計る仕組みを解明
ホヤの幼生は岩などに固着したあと、数十分経過してから変態を開始し、幼生から成体へと変化します。この時ホヤは、固着から変態開始までの時間を、細胞内の情報伝達を担う環状アデノシン-リン酸(cAMP)という物質の蓄積によって計っていることを明らかにしました。ホヤは、オタマジャクシ型で活発に遊泳する幼生から、固着性で動かない成体へと変態します。ホヤの変態は幼生が岩などに固着することが引き金となって開始されますが、固着してから数十分経過してから変態を開始することが分かっています。これは固着が強固であることを保証する仕組みだと考えられていますが、ホヤ幼生がこれに必要な時間を計る仕組み...
キーワード:化学物質/リン酸/アデノシン/イミン
他の関係分野:環境学農学
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発表日:2025年6月17日
111
脳のいろいろな細胞が抗体遺伝子を発現していることを発見
-脳発達・疾患研究に新視点-
慶應義塾大学医学部解剖学教室の仲嶋一範教授、森本桂子専任講師、佐野ひとみ講師(非常勤)らの研究グループはシングルセルRNAシーケンシングなどにより脳内のいろいろな細胞(神経細胞やミクログリア)で抗体(免疫グロブリン、Ig)遺伝子が幅広く発現していることを明らかにしました。これまで抗体は主に免疫細胞(B細胞)によって作られ、私たちの体を病原体から守るものと考えられてきましたが、本成果は抗体遺伝子が脳の発達や機能にも関与する可能性を示すものです。本研究成果は6月9日(米国東部時間)にJournal of Neuroinflammationで公開されました。プレスリリース全文...
キーワード:脳発達/病原体/解剖学/B細胞/RNA/グリア/ミクログリア/神経細胞/免疫細胞/遺伝子/抗体
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発表日:2025年6月14日
112
KRAS遺伝子変異が胆道がんの予後不良と治療抵抗性に関連
-革新的な個別化治療戦略への展開に期待-
慶應義塾大学薬学部薬物治療学講座の飯田和樹(博士課程1年)、松井裕也(薬学科6年)、齋藤義正教授らの研究グループは、7,773例の胆道がん患者のゲノム情報や生存期間、治療内容などの大規模リアルワールドデータを解析し、ドライバー遺伝子の1つであるKRAS遺伝子の変異が患者の予後不良および免疫チェックポイント阻害薬を含む現行の薬物治療に対する抵抗性と強く関連することを明らかにしました。本研究成果は、胆道がんの個別化治療戦略に新たな視点をもたらすものであり、2025年6月11日に欧州臨床腫瘍学会(ESMO)のジャーナルである『ESMO Open』(オンライン版)に掲載されました。プレスリリース全文...
キーワード:抵抗性/ゲノム情報/個別化治療/治療抵抗性/腫瘍学/胆道がん/免疫チェックポイント/免疫チェックポイント阻害薬/がん患者/ゲノム/リアルワールドデータ/遺伝子/遺伝子変異
他の関係分野:農学
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発表日:2025年6月12日
113
従来のアミロイドPET検査より早期に診断可能な血液検査の開発
-症状が現れる前の前臨床(プレクリニカル)ADスクリーニングへの応用の可能性-
このたび、みんなの在宅クリニック国分寺の窪田真人医師(研究当時:慶應義塾大学医学部(臨床実習)助教)、慶應義塾大学医学部内科学(神経)/同大学病院メモリーセンターの伊東大介特任教授らを中心とする慶應義塾大学病院メモリーセンターの研究チームは、簡便な血液検査であるHigh Sensitivity Chemiluminescence Enzyme-immunoassay(HISCL®)を用いたアミロイドβ42/40比で、アミロイドPET検査の視覚読影よりも早期にアルツハイマー病(以下、AD)の中心的病理である脳内アミロイドβ(Aβ)沈着を高精度に判別可能であることを示しました。この血漿Aβ42/4...
キーワード:メモリ/アミロイドβ/病理/アミロイド/アルツハイマー病/スクリーニング/血液/医師
他の関係分野:工学総合生物
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発表日:2025年6月10日
114
高齢者施設の看護職と介護職の連携が入居者の健康状態の変化を察知する鍵に
-看護職へのインタビュー調査で具体的な看護の役割を解明-
看護職と介護職による日常的な情報共有が、入居者の健康状態の変化をいち早く察知することにつながると明らかになりました。看護職は「準備(入居者のいつもの状態や既往歴の把握)」、「評価(介護職からの報告や自身の観察による状態の確認)」、「判断(過去の事例や臨床経験に基づくリスク評価)」という3つの役割を果たして、早期発見につなげていました。医療資源が限られる高齢者施設において、看護職は「異常な体温」「呼吸状態の異常」「意識レベルの低下」など10項目の兆候を、入居者の健康状態の変化を示す重要なサインとして重視していました。上智大学総合人間科学部看護学科の大河原...
キーワード:テキストデータ/比較分析/リスク評価/インタビュー調査/看護/看護学/看護職/高齢者/早期発見
他の関係分野:工学
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発表日:2025年6月9日
115
ツインビーム光源による新たな非線形ラマン分光法の開発
-低コスト・小型な高分解能ラマン計測装置へ-
京都大学大学院工学研究科 衞藤雄二郎 准教授(研究当時、現:京都大学大学院理学研究科)、慶應義塾大学医学部 塗谷睦生 准教授、慶應義塾大学理工学部生命情報学科 加納英明 教授らの研究グループは、従来は複数の高価なフェムト秒の超短パルス光源が必要だったスペクトルフォーカシングによる非線形ラマン分光を、ナノ秒励起のツインビーム光源1台で実現することに成功しました。本成果は、実用化が進む量子光源技術を用いた新たな計測手法を提示し、低コストでコンパクト、かつ高性能な次世代の分子構造解析装置への応用展開が期待されます。本研究成果は、2025年6月6日に国際学術誌「Physical ...
キーワード:情報学/パルス/非線形/スペクトル/分子構造/生命情報/ラマン/超短パルス/光源技術/フェムト秒/分解能/高分解能/ラマン分光/ラマン分光法
他の関係分野:情報学数物系科学化学生物学総合理工工学
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発表日:2025年6月4日
116
遠心分離に超音波照射技術を融合することにより超高粘性のプレゲル溶液からマイクロゲル粒子を生成
国立大学法人東京農工大学大学院工学府機械システム工学専攻の板東雄太氏、同大学院工学研究院先端機械部門の倉科佑太准教授、田川義之教授、および慶應義塾大学理工学部機械工学科の尾上弘晃教授は、遠心力によるマイクロサイズの液滴生成技術に超音波振動を融合することにより、従来の100倍以上の粘度をもつ超高粘性プレゲル溶液を微細管から射出できる技術を構築し、これまで生成が困難であった高濃度のマイクロゲル粒子の生成に成功しました。この成果により、今後、マイクロゲル粒子を用いた薬剤徐放や細胞培養による創薬研究や再生医療が期待されます。プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。プレスリリース(PDF)...
キーワード:遠心力/システム工学/マイクロ/超音波/再生医療/細胞培養/創薬
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2025年6月3日
117
アトピー性皮膚炎の症状と治療反応に関わるバイオマーカーを発見
-患者の皮膚から新たな指標を見出し、個別化医療の実現へ前進-
慶應義塾大学医学部皮膚科学教室の野村彩乃助教、川崎洋専任講師、天谷雅行教授と、理化学研究所生命医科学研究センター(IMS)の川上英良チームディレクター(医療データ数理推論特別チーム)、古関明彦チームディレクター(免疫器官形成研究チーム)らの共同研究グループは、アトピー性皮膚炎の症状や治療への反応を、皮膚で働いている遺伝子の状態から読み取ることに成功しました。今回の研究の最大の特徴は、1mmというごく小さな皮膚組織を使って、皮膚の奥深くにある細胞の遺伝子の働きを詳細に調べた点です。皮膚の遺伝子の働きに着目したことによって、血液検査では捉えきれない、皮膚の現場で実際に起きてい...
キーワード:器官形成/アトピー性皮膚炎/血液/バイオマーカー/遺伝子/個別化医療
他の関係分野:生物学
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発表日:2025年5月27日
118
認知症1,000万人時代に備える。日本人のアルツハイマー発症リスクが遺伝子情報から予測可能に。
-将来の脳内アミロイドβ蓄積リスクを高精度に予測するモデルを開発-
このたび、慶應義塾大学医学部内科学(神経)/同大学病院メモリーセンターの伊東大介特任教授とエーザイ株式会社の海嶋美里研究員からなる研究チーム(エーザイ・慶應義塾大学認知症イノベーションラボ ; EKID)は、日本人認知症コホートデータと日本人のアルツハイマー病ゲノムワイド関連解析結果を用いて、脳内アミロイドβ蓄積のリスクの有無を予測できるポリジェニックリスクスコア(Polygenic Risk Score, PRS)モデルを構築しました。このPRSを活用することで、日本人においてアルツハイマー病の発症に関与する脳内アミロイドβ蓄積のリスクを予測可能であることを明らかにしました。...
キーワード:メモリ/アミロイドβ/ゲノムワイド/早期診断/ゲノムワイド関連解析/アミロイド/アルツハイマー病/ゲノム/コホート/遺伝子/認知症
他の関係分野:工学総合生物
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発表日:2025年5月26日
119
血液から神経細胞を生み出す新技術を開発!創薬と再生医療の未来を切り拓く
-NEUROD1遺伝子を用いた部分的リプログラミングで直接転換に成功-
慶應義塾大学再生医療リサーチセンター・岡野栄之センター長/教授(藤田医科大学精神・神経病態解明センター神経再生・創薬研究部門・客員教授)、慶應義塾大学殿町先端研究教育連携スクエアの斉藤陽一特任助教、および藤田医科大学精神・神経病態解明センター神経再生・創薬研究部門・石川充講師(研究当時:慶應義塾大学医学部生理学教室・特任講師)らのグループは、血液細胞に特定の遺伝子群を導入することで、シャーレ内で神経細胞に転換させる新しい技術を開発しました。本研究は、神経分化に関わるbHLH型の転写因子NEUROD1とiPS細胞の樹立で利用される4遺伝子(OCT3/4、SOX2、KLF4、c-MYC)を末梢血T...
キーワード:プログラミング/MYC/細胞モデル/iPS細胞/神経再生/線維芽細胞/病態解明/c-Myc/T細胞/グルタミン酸/リプログラミング/血液/再生医療/神経細胞/神経分化/創薬/転写因子/遺伝子/神経疾患/生理学
他の関係分野:情報学生物学農学
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発表日:2025年5月26日
120
節性T濾胞ヘルパー細胞リンパ腫の分子分類とその臨床的有用性
-4つの分子亜型への分類とTP53やCDKN2A異常を有する予後不良群の同定-
これまでで最大である173例の節性T濾胞ヘルパーT細胞リンパ腫(nTFHL)の遺伝子解析を行い、nTFHLにおける遺伝子異常の全体像を明らかにしました。TET2、RHOA、IDH2、TP53、CDKN2A遺伝子の異常に基づき、臨床像や生命予後の異なるnTFHLの4つの分子亜型[TR-I(+), TR-I(-), AC53, NSD]を同定しました。遺伝子異常情報と臨床因子により構成されるmTFHL-PIを開発し、nTFHLの予後が層別化されることを明らかにしました。北海道大学病院 下埜城嗣元医員 (当時)と北海道大学病院 中川雅夫講師らの研究グループは...
キーワード:がん研究/リンパ腫/TP53/悪性リンパ腫/遺伝子異常/遺伝子解析/腫瘍学/新規遺伝子/病理/病理学/予後予測因子/リンパ球/予後予測/予測モデル/T細胞受容体/ヘルパーT細胞/不均一性/HLA/NK細胞/T細胞/血液/受容体/ゲノム/遺伝学/遺伝子/遺伝子変異/個別化医療
他の関係分野:複合領域農学
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発表日:2025年5月21日
121
長引く「コロナ後遺症(long COVID)」と慢性痛の類似点を発見
-Long COVID症状は新型コロナウイルス感染に特有の症状ではない-
新型コロナウイルス感染症後に一部の患者で睡眠障害や倦怠感、体の痛み、めまい、集中力の低下、記憶障害、息切れなどのいわゆる「コロナ後遺症 (long COVID)」症状が、今までなかったにもかかわらず、感染後から長期間続くことが知られています。慶應義塾大学医学部麻酔学教室の若泉謙太専任講師らの研究グループは、東北大学大学院医学系研究科公衆衛生学専攻公衆衛生学分野の田淵貴大准教授との共同研究で、大規模疫学調査のデータから、long COVID症状が必ずしも新型コロナウイルス感染症に特有の症状ではないことを明らかにしました。新型コロナウイルス感染後に一部の...
キーワード:神経系/ウイルス感染症/中枢神経/新型コロナウイルス/中枢神経系/病態解明/ウイルス/疫学/疫学調査/感染症/公衆衛生/新型コロナウイルス感染症/睡眠/睡眠障害/慢性痛/疼痛
他の関係分野:生物学
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発表日:2025年5月20日
122
スマホ画像×AIでアトピー性皮膚炎の重症度を即判定 自宅から症状を評価できるデジタルバイオマーカーを開発
-国際医学誌Allergy誌掲載-
慶應義塾大学医学部皮膚科学教室/慶應義塾大学病院アレルギーセンターの足立剛也専任講師(京都府立医科大学兼任)、同教室の雁金詩子助教と、帝京大学医療技術学部視能矯正学科の広田雅和准教授らの研究チームは、国内最大級のアトピー性皮膚炎患者さん向け投稿アプリを用いて、患者さんが自身で撮影した皮疹画像から、その重症度を人工知能 (AI)が自動で解析・評価する新たなAIモデルを開発しました。このAIモデルは、診察室の外でも、患者さんが自ら皮膚の状態を継続的・医学的・客観的に把握できるツールとして、日々の生活の中での「気づき」や「判断」を支援します。さらに、医療機関においても、皮疹の重症度を継続的かつ標準化...
キーワード:AI/人工知能(AI)/アトピー性皮膚炎/アレルギー/バイオマーカー/標準化
他の関係分野:情報学
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発表日:2025年5月20日
123
慶應義塾大学×アビームコンサルティング "力触覚伝送技術"で社会変革へ
-リアルハプティクス技術の実証・事業展開を加速させ、産業・公共領域の課題解決を推進-
慶應義塾大学ハプティクス研究センター(所在地:神奈川県川崎市、センター長:大西 公平)とアビームコンサルティング株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山田 貴博、以下、アビームコンサルティング)は、慶應義塾大学が開発した触覚をリアルタイムに伝達する技術「リアルハプティクス®」の社会実装に向けた実証・展開フェーズへの移行を推進するため、2025年4月1日に包括的連携契約を締結しました。この度、支援スキームが整備され本格始動が可能となりましたのでお知らせいたします。本連携を通じて、企業や公共団体へのリアルハプティクス技術の導入や事業化を実現し、最終的には社...
キーワード:ハプティクス/力触覚/持続可能/少子高齢化/高齢化
他の関係分野:情報学工学農学
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発表日:2025年5月14日
124
放線菌が生み出す熱ショック代謝物(HSM)の発見
-細胞膜を安定化し高温でも生育を可能にする新機能を解明-
慶應義塾大学理工学部生命情報学科の齋藤駿専任講師、荒井緑教授、修士課程2年の奥村薫里香(研究当時)、富山県立大学工学部生物工学科の深谷圭介講師、占部大介教授らの研究グループは、放線菌の高温培養により生産が活性化される代謝物、熱ショック代謝物(HSM)として、streptolactam Dを発見し、高温ストレスから放線菌を保護することで耐熱性を獲得する、二次代謝物の新たな機能性を発見しました。放線菌が生産する二次代謝物の多くは、長きにわたり菌自身の生育にとっては必ずしも必要なものではないと考えられてきました。今回HSMとして発見したstreptolactam Dは、生産菌の...
キーワード:情報学/耐熱性/生命情報/生物工学/機能性/高温ストレス/二次代謝/放線菌/細胞膜/ショック/代謝物/ストレス
他の関係分野:情報学化学生物学工学農学
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発表日:2025年5月13日
125
ミニ臓器・肺がんオルガノイドによる解析で抗がん剤が効かなくなり、肺がんが再発する原因を解明
-EGFR遺伝子変異陽性肺がん再発後の治療に新たな光-
慶應義塾大学医学部内科学教室(呼吸器)の安田浩之准教授、篠崎太郎助教(研究当時、現在は東京医療センターに出向)、外科学教室(呼吸器)の浜本純子助教、医化学教室の佐藤俊朗教授らの研究チームは、肺がん患者から臓器のミニチュアである肺がん「オルガノイド」の樹立に成功し、抗がん剤(EGFRチロシンキナーゼ阻害剤:EGFR-TKI)治療後の再発の原因を突き止めるとともに、再発後に有効な可能性のある薬剤を同定しました。肺がんはがん細胞が持つ遺伝子の異常(遺伝子変異)のタイプに応じて、いくつかのグループに分類されます。その中でEGFR遺伝子変異陽性肺腺がんは、肺がんの2-3割程度を占め...
キーワード:EGFR/チロシンキナーゼ/肺腺がん/オルガノイド/扁平上皮がん/がん細胞/キナーゼ/阻害剤/がん患者/遺伝子/遺伝子変異/抗がん剤/肺がん
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発表日:2025年5月1日
126
難治性癌の代表・小細胞肺癌の治療に新たな光
-非神経内分泌タイプの小細胞肺癌にIGF1R阻害剤が有効な可能性-
慶應義塾大学医学部内科学(呼吸器)教室の安田浩之准教授、同大学院医学研究科の福島貴大(大学院生)、同医化学教室の佐藤俊朗教授らの研究チームは、33人の小細胞肺癌患者から「オルガノイド」を樹立し、一部の小細胞肺癌(非神経内分泌タイプ)がIGF-1と呼ばれる増殖因子に強く依存して増殖していること、IGF-1の受容体であるIGF1Rに対する阻害剤が新しい治療薬の1つとして有効である可能性を見出しました。小細胞肺癌は、癌の病態解明が進んでおらず有効な治療法が限られる病気です。手術できない小細胞肺癌患者の5年生存率は10%以下であり、難治性癌の代表とされています。...
キーワード:神経内分泌/増殖因子/動物モデル/IGF-1/オルガノイド/病態解明/インスリン/受容体/阻害剤/内分泌/遺伝子/遺伝子発現/個別化医療/手術
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発表日:2025年5月1日
127
抗体の変性度を色で判定
-IgGの構造に応じて発光色を変えるルシフェリンを開発-
免疫グロブリンG(IgG)を発光反応の触媒とする天然ルシフェリンの改変体を開発IgGの構造に応じて発光色を変化させることに成功変性度を迅速・簡便に判定できるため、抗体の品質管理への応用に期待国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)健康医工学研究部門 西原諒 主任研究員、木原良樹 テクニカルスタッフ(研究当時)、栗田僚二 研究部門付は、慶應義塾大学理工学部 システムデザイン工学科 山本詠士 准教授、同大学院理工学研究科 平野秀典 特任准教授と共同で、治療や診断などに広く使用される抗体である免疫グロブリンG(IgG)と反応し、IgGの構...
キーワード:品質管理/システムデザイン/光反応/診断薬/医工学/生体内/カルス/ルシフェラーゼ/抗体医薬/ウイルス/抗体/細菌
他の関係分野:複合領域化学工学総合生物農学
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発表日:2025年4月24日
128
超高齢期における認知機能低下とアルツハイマー病で異なる認知特性を発見
-大規模な百寿者の全ゲノム関連解析でわかった分子メカニズムの違い-
慶應義塾大学医学部内科学教室(神経)の西本祥仁専任講師、同百寿総合研究センターの新井康通教授、同大学再生医療リサーチセンターの岡野栄之教授、新潟大学脳研究所の池内 健教授らの研究チームは、百寿者を対象とした共同研究によって、加齢にともなう認知機能低下とアルツハイマー病との臨床学的な相違点を明らかにしました。さらにアルツハイマー病でアミロイド蓄積に関連するアポE遺伝子が主要なリスクとして知られていた事に対して、加齢にともなう認知機能低下ではシナプス(神経細胞同士のつながり)の維持に関わる遺伝子が関連していることを発見しました。日本は世界に先がけて超高齢社会を迎えています。中...
キーワード:認知特性/高齢社会/シナプス/ゲノムワイド/超高齢社会/遺伝子解析/ゲノムワイド関連解析/実行機能/アミロイド/アルツハイマー病/再生医療/神経細胞/ゲノム/遺伝子/加齢/危険因子/健康長寿/認知機能/認知症/老化
他の関係分野:情報学工学総合生物
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発表日:2025年4月24日
129
投げ縄ペプチドが受容体の働きを抑制する仕組みを可視化
-免疫療法抵抗性を示すがん治療応用への期待-
◆人体にある重要な細胞表面タンパク質(ETB受容体)と、投げ縄様の独特な構造を持つラッソペプチド「RES-701」がどのように結合するか、クライオ電子顕微鏡で明らかにしました。◆このペプチドは、ETB受容体内の特定の隙間にしっかりと入り込み、受容体が通常行う細胞内への信号伝達を阻害することがわかりました。◆これにより、ラッソペプチドの高い選択性と安定性が、ETB受容体を標的とした新規創薬戦略に応用できる可能性が示唆されます。慶應義塾大学医学部坂口光洋記念講座(シグナル探求学)の志甫谷渉准教授(研究当時:東京大学大学院理学系研究科 助教)、東京大学大学院...
キーワード:選択性/電子顕微鏡/構造決定/抵抗性/クライオ電子顕微鏡/治療標的/免疫療法/GPCR/Gタンパク質/カルシニューリン/がん治療/医薬品開発/血管新生/構造変化/受容体/創薬/低分子化合物
他の関係分野:工学農学
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発表日:2025年4月22日
130
GI-POF極細内視鏡(Cellendo Scope)共同研究発表会を開催
-世界初、慶大とエア・ウォーターが共同で開発に成功した画像伝送技術を社会実装-
慶應義塾大学(塾長 伊藤公平)の医学部整形外科学教室の中村雅也教授、新川崎先端研究教育連携スクエアの小池康博特任教授(慶應フォトニクス・リサーチ・インスティテュート(KPRI)所長)とエア・ウォーター株式会社(代表取締役会長・CEO 豊田喜久夫、以下「エア・ウォーター」)は、2023年4月に共同で、世界初となるGI-POF(屈折率分布型プラスチック光ファイバ)技術を応用した注射針レベルの極細ディスポーザブル内視鏡の開発成功を発表いたしました。以降、慶應義塾大学とエア・ウォーターは連携して、GI-POF極細内視鏡の画質向上にかかる光学レンズ性能の向上に努め、得られた成果については国内外の医学系・...
キーワード:フォトニクス/レンズ/プラスチック/屈折率/関節/整形外科学/内視鏡/医療費
他の関係分野:工学
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発表日:2025年4月17日
131
代謝機能を保持した肝細胞オルガノイドの効率的培養法の開発
-創薬研究や疾患研究、再生医療の基盤技術として期待-
慶應義塾大学医学部医化学教室の五十嵐亮特任助教(大学院生)、小田真由美専任講師、佐藤俊朗教授らの研究チームは、肝細胞が本来持つ機能を失わずに増殖する方法を確立し、ヒト初代肝細胞からミニチュア組織である「オルガノイド」を作ることに成功しました。また、肝細胞オルガノイドは試験管の中で薬物代謝や脂質代謝等の機能を再現でき、細胞移植による再生医療への展開の可能性も示されました。従来の方法では、成人肝細胞の体外増殖は困難であり、その過程での肝細胞の機能喪失が問題でした。本研究チームは、新たな培養技術を確立し、成人の肝細胞をオルガノイドとして百万倍以上に増殖させることに成功しました。...
キーワード:生体内/胆管/毛細胆管/オルガノイド/モデルマウス/細胞移植/マウス/肝細胞/再生医療/創薬/薬物代謝/脂質/脂質代謝
他の関係分野:総合生物
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発表日:2025年4月2日
132
ガラス器具から漏出する亜鉛が受精卵の発生を阻害することを発見
-さらに安全で効果的な体外受精法の開発に寄与-
近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)遺伝子工学科教授 山縣一夫と、扶桑薬品工業株式会社(大阪府大阪市)上席研究員 八尾竜馬、奈良県立医科大学医学部(奈良県橿原市)教授 栗本一基、慶應義塾大学理工学部(神奈川県横浜市)教授 舟橋啓、医療法人浅田レディースクリニック(愛知県名古屋市)研究員 野老美紀子、東京農工大学大学院グローバルイノベーション研究院(東京都府中市)教授 杉村智史、京都大学(京都府京都市)教授 山本拓也の研究グループは、生殖補助医療や畜産、基礎研究分野で受精卵の操作や培養に用いられるガラス器具から受精卵(胚)の発生を妨げる毒物が漏出することを見出しました。また、その毒物が亜鉛で...
キーワード:産学連携/生殖/生殖補助医療/ウシ/遺伝子工学/受精/受精卵/体外受精/マウス/遺伝子
他の関係分野:複合領域生物学総合理工農学
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発表日:2025年4月1日
133
YouTube累計60万回再生の「ガクモンノススメ」プロジェクト 第6回となるファイナル動画「早慶と『学問のすゝめ』」を3月31日公開
-早稲田大学田中愛治総長と早慶両校の歴史・学問・文化を語ります-
第1回動画の櫻井翔さんとの対談から始まり、多彩なゲストを迎えてきた「ガクモンノススメ」プロジェクト。最後を飾る第6回は早慶トップの対談です。本動画ではAI時代の学びからスポーツ文化まで、長い歴史をもつ両校ならではの視点で惜しみなく語り合います。2022年、福澤諭吉が『学問のすゝめ』初編を刊行してから150年の節目でスタートした本プロジェクト。各方面の第一線で活躍されている方々と、慶應義塾長 伊藤公平との動画コンテンツ第6回を2025年3月31日(月)から配信開始いたします。最終回のゲストは、切磋琢磨するライバルであると同時に、深い絆で結ばれた早稲田大学総長の...
キーワード:AI/コンテンツ/情報学/人工知能(AI)/産学連携/スポーツ
他の関係分野:情報学複合領域
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発表日:2025年3月31日
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東京都内15か所をヒアリング調査。誰もが安心して過ごせる「居場所」を地域社会につくるためのハンドブックを作成
-慶應義塾大学・上智大学・順天堂大学と東京都の共同事業による成果-
慶應義塾大学看護医療学部・環境情報学部、上智大学総合人間科学部、順天堂大学医療看護学部に所属する研究者で構成された研究チームは、誰もが安心して過ごせる「居場所」を地域社会につくるためのハンドブックを作成しました。研究チームでは、東京都にあるさまざまなタイプの15か所の「居場所」を訪れ、「居場所」の運営者に開設の動機や想い、開設時の状況、現在の運営状況、活動の工夫、大事にしていることなどについてヒアリング調査を行いました。その結果から、「居場所」をつくるためのステップとして、「仲間を集める」、「居場所を形づくる」、「居場所を支える」、「居場所を引き継ぐ」の4つに整理し、それらのポイントをわかりや...
キーワード:情報学/産学連携/環境情報/看護/看護学
他の関係分野:情報学複合領域工学
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発表日:2025年3月24日
135
量子カーネルを活用した高精度な異常検知技術を実現
-少量データでの量子機械学習の有効性を実証し、製造DXを推進-
慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長:伊藤公平)と、TOPPANホールディングス(本社:東京都文京区、代表取締役社長CEO:麿 秀晴)は、少量データでの農産物の品質検査における量子機械学習の有効性を実証し、従来の古典的機械学習手法と比較して検出精度が向上することを示しました。本研究成果は、2025年3月21日(日本時間)量子技術の国際科学ジャーナル「EPJ Quantum Technology」に掲載されました。本研究のポイント少量データでの高精度な異常検知を実現: 少量のトレーニングデータ(学習用:正常24件、異常24件)を用いて、高い識別能力を持つ学習モデルを構築...
キーワード:機械学習/情報学/産学連携/量子コンピュータ/量子ビット/シミュレータ/異常検知/トレーニング
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学総合理工工学
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発表日:2025年3月24日
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「亜急性期脊髄損傷に対するiPS細胞由来神経前駆細胞を用いた再生医療」の臨床研究について(経過観察の終了)
慶應義塾大学病院は、「亜急性期脊髄損傷に対するiPS細胞由来神経前駆細胞を用いた再生医療」の臨床研究において、予定されていた全4症例の経過観察および評価データの収集を終了しました。今後は、再生医療等の安全性の確保等に関する法律および同法施行規則の規定に基づき、厚生労働大臣へ、統括報告書及びその概要を提出するなど、必要な手続きを遅滞なく進めていく所存です。プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。プレスリリース(PDF)...
キーワード:産学連携/iPS細胞/神経前駆細胞/脊髄損傷/前駆細胞/再生医療/臨床研究
他の関係分野:複合領域
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発表日:2025年3月21日
137
全国47都道府県の30年間の健康傾向を包括分析平均寿命延長も「健康でない期間」長期化、地域格差の拡大も明らかに
-認知症が死因1位に、健康改善の鈍化、糖尿病・肥満リスク増、心の健康悪化も判明-
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)の野村周平特任教授らと、米国ワシントン大学保健指標評価研究所(IHME)による国際共同研究グループは、世界有数の長寿国である日本の健康状態の30年にわたる変遷を包括的に分析しました。世界の疾病負荷研究(GBD)2021のデータを用い、新型コロナウイルス感染...
キーワード:産学連携/高齢社会/超高齢社会/ウイルス感染症/寿命/新型コロナウイルス/ウイルス/感染症/健康格差/新型コロナウイルス感染症/糖尿病/認知症
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2025年3月17日
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慶應義塾大学とSpaceBDが日本経済新聞社と連携して分野越境型宇宙ビジネス人材創造プログラム「UNIVERSE UNIVERSITY」を開始
-宇宙ビジネスの事業開発や国際展開を先導する人材を育成-
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(神奈川県横浜市、研究科委員長:白坂成功)とSpaceBD株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:永崎将利)は、株式会社日本経済新聞社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:長谷部剛)と連携し、株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役会長兼社長:岩瀬大輔)の協力を得て「理論と実践による学びと成長を実現する分野越境型宇宙ビジネス人材創造プログラム :UNIVERSE UNIVERSITY(※) プログラム」を開始しました。(※ユニバース ユニバーシティ)このプログラムは、文部科学省令和6年度...
キーワード:コンテンツ/情報学/システムデザイン/ワークショップ/産学連携/文理融合/ケーススタディ/マネジメント/プロジェクトマネジメント/ラット
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学工学
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発表日:2025年3月13日
139
ノイズこそが信号だった!磁石の量子化を測定する新提案
-光ポンププローブ法を用いた磁化ノイズ測定で量子化を直接観測-
◆ 磁石の強さ(磁化)のノイズを光によって計測する新手法を提案◆ これまで観測困難であった、磁石中のスピンの量子化を観測可能◆ 磁石のスピンを用いた新しい量子情報デバイスの技術開発に貢献東京大学物性研究所の佐藤哲也大学院生(同大学大学院理学系研究科博士課程)と加藤岳生准教授、慶應義塾大学の渡邉紳一教授、中国科学院大学カブリ理論科学研究所の松尾衛准教授らによる研究グループは、光ポンププローブ法を用いて磁化のノイズを計測する新手法を理論的に提案しました。また、ノイズを定式化することでノイズ強度に「磁化の量子化」の情報が含まれていることを...
キーワード:産学連携/量子化/量子情報/ノイズ/計測技術/スピン/光計測/プローブ
他の関係分野:複合領域数物系科学工学
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発表日:2025年3月11日
140
難治性卵巣癌に対する新たな治療戦略を発見
-難治性卵巣癌に標準治療とmTOR阻害薬との併用療法が有効な可能性-
慶應義塾大学医学部産婦人科学(婦人科)教室の増田健太専任講師、阪埜浩司客員准教授、山上亘教授らの研究グループは、藤田医科大学腫瘍医学研究センター遺伝子制御研究部門の永野修教授らと共に、BRCA1/2変異を持たない難治性卵巣癌ではmTOR経路の活性化が治療抵抗性に関与しており、標準治療にmTOR阻害薬を加えることで化学療法の効果を増強することを発見しました。またp62タンパク質が治療効果を予測する新たなバイオマーカーとして有望であることを発見しました。本研究成果は、Cancer Lettersに2025年2月17日付でオンライン公開されました。今後、難治性卵巣癌に対する新たな治療戦略として期待さ...
キーワード:産学連携/抵抗性/遺伝子制御/治療抵抗性/卵巣/バイオマーカー/遺伝子/化学療法
他の関係分野:複合領域農学
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発表日:2025年3月6日
141
野村不動産と慶應義塾大学が共同研究住戸全体の床空調システム「床快full空調」採用物件転居前後における健康調査を実施
-夏季の睡眠および冬季の血圧の改善が見られる-
住戸全体の床空調システムの健康効果の確度を高めるために「床快full空調」を用いた健康調査を実施夏季の調査結果では、室温・湿度の低下により、「体のだるさ」「イライラ」の軽減に効果が見られた冬季の調査結果では、血圧の安定化や「手足の冷え」の自覚症状頻度の改善が見られた野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社⾧:松尾大作、以下「野村不動産」)と慶應義塾大学(東京都港区)は、「高断熱集合住宅における床チャンバー方式の全館空調が住宅内温熱環境と居住者の健康に及ぼす影響(以下「本研究」)」についての共同研究を2022年の夏...
キーワード:産学連携/温熱環境/実測調査/集合住宅/熱環境/血圧/睡眠
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2025年3月5日
142
COVID-19ワクチン接種時の免疫獲得に関わる遺伝子の発見
-生まれつきのゲノム変異と後天的なゲノム変異の関与が明らかに-
ワクチン接種による免疫獲得能は接種者によって個人差があることが知られていますが、その背景因子の理解は依然として不十分です。COVID-19ワクチン接種者を対象に生まれつきのゲノム配列を解析することで、抗体価およびT細胞の免疫反応の獲得能に関わる遺伝子(IGHG1遺伝子、HLA遺伝子)を同定しました。さらにこれらの遺伝子領域および性染色体に後天的に体細胞変異が生じることで抗体獲得能が低下する一方で、感染症や免疫疾患へのかかりやすさが上昇することを明らかにしました。将来のパンデミックへの対抗策となるワクチン開発・接種戦略策定に貢献するだけでなく、加...
キーワード:情報学/免疫機能/産学連携/遺伝情報/生殖/性染色体/ゲノム配列/シークエンス/遺伝統計学/生殖細胞/ゲノム変異/ヒトゲノム/染色体/体細胞変異/パンデミック/臨床検査/HLA/T細胞/ゲノム/ワクチン/遺伝子/加齢/感染症/抗体/新型コロナウイルス感染症
他の関係分野:情報学複合領域生物学農学
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発表日:2025年3月4日
143
涙の通り道にある“免疫の監視塔”がアレルギー悪化に関与
-アレルギー性結膜炎の新たな発症メカニズムを解明-
慶應義塾大学大学院薬学研究科の大谷 祐貴(博士課程3年)、木村 俊介准教授、長谷 耕二教授の研究グループは、眼と鼻をつなぐ涙の通り道(涙道)にある「M細胞」という特殊な細胞が、アレルギー性結膜炎の悪化に関わることを発見しました。眼は花粉やホコリなどの異物にさらされていますが、それを洗い流すために涙が流れています。この涙が通る「涙道」には、涙道関連リンパ組織(TALT)と呼ばれる免疫の監視塔があります。研究グループはこれまでに、TALT表面にはM細胞が存在し、涙道に流れてくる異物を取り込んでいることを示してきました。本研究では、TALTにおいてM細胞が欠損する遺伝子改変マウ...
キーワード:産学連携/遺伝子改変/花粉/M細胞/IgE/マウス/遺伝子改変マウス/アレルギー/遺伝子/抗体
他の関係分野:複合領域総合生物農学
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発表日:2025年3月3日
144
タンパク質―RNA凝縮体を再現するRNA粗視化モデルの開発
-RNAが関与する新たな相分離機構を分子レベルで解明-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の安田一希(博士課程2年)、同大学理工学部の山本詠士准教授、泰岡顕治教授、コペンハーゲン大学生物学部のクレステン・リンドルフ・ラーセン教授らの研究グループは、RNA粗視化分子モデルを開発し、タンパク質およびRNAが混ざり合って形成する生体分子凝縮体をシミュレーションにより再現することに成功しました。タンパク質やRNAといった生体分子は、相分離現象により生体分子凝縮体を形成し、多様な生命現象に関与しています。本研究では、分子動力学シミュレーションに用いるRNAの粗視化モデルを開発し、さまざまな病理に関与するとされるタンパク質―RNA凝縮体のシミ...
キーワード:産学連携/分子動力学シミュレーション/相分離/粗視化モデル/シミュレーション/動力学/分子動力学/病理/RNA/生体分子
他の関係分野:複合領域数物系科学生物学工学
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発表日:2025年2月17日
145
手術前の血液中から食道癌の予後を予測できることを発見
-食道癌における精緻な再発リスク予測による個別化治療の実現をめざして-
慶應義塾大学医学部外科学教室(一般・消化器)の小林亮太助教、松田諭専任講師、川久保博文准教授、北川雄光教授、がんゲノム医療センターの中村康平専任講師、西原広史教授らの研究グループは、食道癌原発巣と血液中の遺伝子変異を照合する診断技術(リキッドバイオプシー)を用いて、手術前の血液中から食道癌由来の循環腫瘍DNAを検出することにより微小残存病変(MRD)の有無を判定し、食道癌の予後を予測できることを発見しました。この発見は、手術、化学療法、放射線治療が複雑に組み合わされる食道癌治療経過後の再発リスクを鋭敏に予測し、患者に応じた治療戦略を実現することにつながると期待されます。...
キーワード:産学連携/がんゲノム/個別化治療/微小残存病変/放射線治療/リキッドバイオプシー/扁平上皮がん/血液/ゲノム/遺伝子/遺伝子変異/化学療法/手術/放射線
他の関係分野:複合領域
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発表日:2025年2月14日
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多数の人工細胞からなる人工組織をファイバー状に成形する技術を開発
-3Dプリンターのように人工血管や人工臓器を作製するコア技術として期待-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の小島知也(博士課程3年)、同大学理工学部の朝倉浩一 教授、伴野太祐 准教授とトリエステ大学(イタリア)のピエランジェロ・ゴッボ准教授らの研究グループは、多数の人工細胞からなる人工組織をファイバー状に成形する新たな手法の開発に成功しました。その結果、従来困難であった人工組織の形状や配置の制御が可能となり、人工組織の動きの制御や内部での化学物質の伝播といった機能の創出にも成功しました。...
キーワード:産学連携/化学物質/ファイバー/3Dプリンター/人工細胞/人工臓器/人工血管
他の関係分野:複合領域環境学工学総合生物
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発表日:2025年2月13日
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世界初の視覚再生治療製剤を目指した治験で1例目の患者への投与を完了
慶應義塾大学医学部眼科学教室と名古屋工業大学の共同研究に基づき株式会社レストアビジョンによって開発された視覚再生治療製剤「RV-001」の企業治験において、1例目の患者への投与が2025年2月6日、慶應義塾大学病院にて実施されました。本治験は、遺伝性網膜疾患である重症網膜色素変性症の患者を対象に、「RV-001」の安全性および探索的有効性を評価することを目的としております。本治験の治療法は、手術を必要としない低侵襲な眼内注射により製剤を投与し、約半年間の経過観察を通じて慎重に評価が進められます。...
キーワード:産学連携/眼科学/臨床応用/網膜/網膜色素変性症/手術/低侵襲
他の関係分野:複合領域