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慶應義塾大学 研究Discovery Saga
2026年5月8日

機能改変型転写因子と発現時間制御によるヒトiPS細胞からオリゴデンドロサイト分化誘導の高速化に成功

【注目の成果:共同研究・産学連携のためのチェックポイント】
精神・神経疾患の病態再現や治療法開発の促進、さらには脳神経系の再生医療への応用も期待
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
生物学医歯薬学
【Sagaキーワード】
神経系/iPS細胞/神経再生/病態解明/再生医療/創薬/転写因子/分化誘導/ヒトiPS細胞/神経疾患
公開日:2026.04.27広報室
藤田医科大学
慶應義塾大学

概要

藤田医科大学(愛知県豊明市)精神神経・病態解明センター神経再生・創薬研究部門_石川充准教授、慶應義塾大学岡野栄之教授/再生医療リサーチセンターセンター長らの研究グループは、ヒトiPS細胞に対し分化誘導機能を改変した転写因子の導入を行い、その発現時間の制御をすることでオリゴデンドロサイトを短期間で効率よく誘導する新たな技術を開発しました。これにより、産生におよそ100日前後の培養を要すると考えられていた期間を短縮し、成熟オリゴデンドロサイトマーカーMBP(ミエリン塩基性タンパク質)陽性の細胞を、わずか25日程度の培養で得ることに成功しました。この成果により、今後、実験室においてヒトのオリゴデンドロサイトをより迅速に調製することが可能になるため、精神・神経疾患の病態再現や治療法開発の促進、さらには脳神経系の再生医療への応用も期待されます。
本研究成果は、WILEY社の学術ジャーナル「Genes to Cells」第31巻3号で発表され、併せてオンライン版が2026年4月2日に公開されました。論文URL
プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(PDF)

機能改変型転写因子と発現時間制御によるヒトiPS細胞からオリゴデンドロサイト分化誘導の高速化に成功<PDF>プレスリリース