COVID-19ワクチン接種時の免疫獲得に関わる遺伝子の発見
-生まれつきのゲノム変異と後天的なゲノム変異の関与が明らかに-
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
【Sagaキーワード】
情報学/免疫機能/遺伝情報/生殖/性染色体/ゲノム配列/シークエンス/遺伝統計学/生殖細胞/ゲノム変異/ヒトゲノム/染色体/体細胞変異/パンデミック/臨床検査/HLA/T細胞/COVID-19/ゲノム/ワクチン/遺伝子/加齢/感染症/抗体
2025/03/04
東京大学
慶應義塾大学
大阪大学
理化学研究所
発表のポイント
東京大学大学院医学系研究科遺伝情報学の曽根原究人助教(研究当時、現:ウェルカム・サンガー研究所Postdoctoral Fellow)、岡田随象教授(兼:大阪大学大学院医学系研究科 遺伝統計学 教授、理化学研究所生命医科学研究センター チームリーダー)、慶應義塾大学医学部臨床検査医学教室の上蓑義典専任講師、同大学医学部感染症学教室の南宮湖専任講師、東京大学大学院新領域創成科学研究科の松田浩一教授(兼:同大学医科学研究所 シークエンス技術開発分野 特任教授)らによる研究グループは、COVID-19ワクチン接種者2,096名の検体を用いた免疫原性の網羅的な解析により、ワクチン接種による免疫獲得能の個人差に寄与するヒトゲノム配列を同定しました。生殖細胞系列変異のみならず、加齢に伴って獲得する体細胞変異も免疫獲得能に影響することを明らかにしました。
本成果は、将来のパンデミックへの対抗策となるワクチン開発・接種戦略策定に役立つことが期待されるだけでなく、加齢に伴って生じる免疫機能変化のより詳細な理解につながることが期待されます。
本研究は2025年3月4日午前11時(米国東部標準時)に国際科学誌Cell Genomicsに掲載されました。 プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。
慶應義塾大学 研究