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慶應義塾大学 研究Discovery Saga
2025年4月2日

ガラス器具から漏出する亜鉛が受精卵の発生を阻害することを発見

-さらに安全で効果的な体外受精法の開発に寄与-

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
生物学総合理工農学医歯薬学
【Sagaキーワード】
生殖/生殖補助医療/ウシ/遺伝子工学/受精/受精卵/体外受精/マウス/遺伝子

2025/04/02
近畿大学
扶桑薬品工業株式会社
奈良県立医科大学
慶應義塾大学
医療法人浅田レディースクリニック
東京農工大学
京都大学

概要

近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)遺伝子工学科教授 山縣一夫と、扶桑薬品工業株式会社(大阪府大阪市)上席研究員 八尾竜馬、奈良県立医科大学医学部(奈良県橿原市)教授 栗本一基、慶應義塾大学理工学部(神奈川県横浜市)教授 舟橋啓、医療法人浅田レディースクリニック(愛知県名古屋市)研究員 野老美紀子、東京農工大学大学院グローバルイノベーション研究院(東京都府中市)教授 杉村智史、京都大学(京都府京都市)教授 山本拓也の研究グループは、生殖補助医療や畜産、基礎研究分野で受精卵の操作や培養に用いられるガラス器具から受精卵(胚)の発生を妨げる毒物が漏出することを見出しました。また、その毒物が亜鉛であることを同定し、マウス、ウシ、ヒトの受精卵に対する影響を詳細に解析することで、対処法を開発しました。本研究成果から、原因がよくわからない体外受精の成績低下はガラス器具の毒性に由来する可能性が示唆され、今後より安全で効果的な体外受精法の開発につながることが期待されます。

本件に関する論文が、令和7年(2025年)4月2日(水)AM09:01(日本時間)に、米国繁殖生物学会誌 “Biology of Reproduction(バイオロジー オブ リプロダクション)”にオンライン掲載されました。 プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(PDF)

プレスリリース全文