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慶應義塾大学 研究Discovery Saga
2026年6月15日

「保育の質」を可視化し、科学的視点に基づく改善へ

-保育環境評価スケールに基づく専門性向上プログラムの効果を実証-

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
情報学工学医歯薬学
【Sagaキーワード】
メディア研究/環境評価/フィードバック/RCT
公開日:2026.06.12広報室
慶應義塾大学
学習院大学

概要

慶應義塾大学文学部の藤澤啓子教授、学習院大学経済学部の深井太洋准教授、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科のLe Quang Chien特任講師、慶應義塾大学総合政策学部の中室牧子教授の研究グループは、保育の質を包括的に評価する観察尺度である「保育環境評価スケール第3版(ECERS-3)」を用いて、保育者向けの専門性向上プログラムを開発し、その効果をクラスターランダム化比較試験(RCT)により検証しました。
本プログラムでは、事前に実施したECERS-3評価に基づき、基準点を下回った項目について、専門家が担任保育者および施設長に対して約1時間のオンライン・フィードバックを行いました。その結果、ECERS-3の総合スコアが統計的に有意に改善し、特に「保育者の子どもに対する関わり方」「教材・玩具などの物的環境」「時間の使い方」に関する指標で改善が確認されました。
本研究は、保育の質という数値化が難しい領域について、観察に基づく科学的な視点から評価を行い、その結果を現場に還元することで質の改善が検証可能な形で確認できる可能性を示したものです。
プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(PDF)

「保育の質」を可視化し、科学的視点に基づく改善へ<PDF>プレスリリース