[Top page] [日刊 研究最前線 知尋] [Discovery Saga総合案内] [大学別アーカイブス] [Discovery Saga会員のご案内] [産学連携のご案内] [会社概要] [お問い合わせ]

慶應義塾大学 研究シーズDiscovery Saga
研究分野:工学 に関係する研究一覧:132
2次検索
情報学 情報学複合領域 複合領域環境学 環境学数物系科学 数物系科学化学 化学生物学 生物学総合理工 総合理工総合生物 総合生物農学 農学医歯薬学 医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年6月4日 この記事は2026年6月18日号以降に掲載されます。
1
ChatMPC:対話しながら制御システムを育てる技術を確立
この記事は2026年6月18日号以降に掲載されます。
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年6月3日 この記事は2026年6月17日号以降に掲載されます。
2
食べ物の「おいしそう」は、形や色だけで決まらない
-質感に依存する感覚間協応の理論的枠組みを提案-
この記事は2026年6月17日号以降に掲載されます。
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年6月2日 この記事は2026年6月16日号以降に掲載されます。
3
次世代1nmノード以降の半導体に向けた配線材料を開拓
-新材料配線に関する4アプローチでポストCu配線の実現に向けた指針を提示-
この記事は2026年6月16日号以降に掲載されます。
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年6月1日 この記事は2026年6月15日号以降に掲載されます。
4
自動運転を脅かす「ゴースト」を世界最大規模のデータセットで根絶へ
-全波形LiDARによるゴースト除去で、SLAM誤差と物体誤検知を大幅低減-
この記事は2026年6月15日号以降に掲載されます。
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年5月29日 この記事は2026年6月12日号以降に掲載されます。
5
オンライン精神療法の「質の担保」と「普及」を目指す実践ガイドを公開
-慶應大・東北大・長崎大の研究グループが、厚生労働省科研費の成果として「情報通信機器を用いた精神療法の手引書(1.0版)」を策定-
この記事は2026年6月12日号以降に掲載されます。
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年5月27日 この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
6
水素で動く燃料電池ゴミ収集車が“働く負担”を軽減
-ディーゼル車に比べて作業者の生理的疲労が約60%以上低いことを確認-
この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年5月27日 この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
7
世界初、空孔コア光ファイバーで広帯域・1芯双方向伝送の実証に成功
-100G-PON やIOWN®を見据えた低遅延・省電力な光通信基盤の実現へ前進-
この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年5月22日
8
金星大気客観解析データセット「ALERA-V」を一般公開
-金星探査機「あかつき」の観測を世界初の「標準データ」として公開へ。地球並みの詳細な気象解析を可能に-
慶應義塾大学自然科学研究教育センターの藤澤由貴子研究員、同大学法学部の杉本憲彦教授、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の村上真也主任研究開発員、京都産業大学理学部の高木征弘教授、東京大学大学院新領域創成科学研究科の今村剛教授、神戸大学大学院理学研究科のはしもとじょーじ教授、樫村博基准教授、林祥介名誉教授、国立研究開発法人理化学研究所計算科学研究センターの三好建正チームプリンシパルらの研究チームは、金星探査機「あかつき」の観測データとスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」を用いた数値シミュレーションを融合させた、金星大気客観解析データセット(気象データセット)「ALERA-V v...
キーワード:品質評価/スーパーコンピュータ/気象学/金星大気/大気大循環/金星/数値シミュレーション/大気大循環モデル/惑星/シミュレーション/シミュレータ/データ同化/数値モデル
他の関係分野:情報学数物系科学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年5月12日
9
ポストコロナでのデジタル技術と就業者の実態に関する研究
-「第4回デジタル経済・社会に関する就業者実態調査」(速報)-
慶應義塾大学経済学部の大久保敏弘教授は、NIRA総研と共同で、コロナ禍およびポストコロナにおける就業者の実態を明らかにするため、2020年4月の感染拡大初期よりこれまで13回にわたりアンケート調査を実施してきました。このたび、ポストコロナにおけるデジタル技術の社会実装の状況や、デジタル技術が就業者の働き方・生活・意識に与える影響、および、2026年2月に実施された衆議院選の投票行動を把握することを目的とした「第4回デジタル経済・社会に関する就業者実態調査」を実施し、その速報結果を公表しました。本調査の主な結果(速報)は以下の通りです。 【テレワーク利用率は低下、2020年4月以...
キーワード:投票行動/人工知能(AI)/テレワーク/コロナ禍/ポストコロナ/アンケート調査/スキル
他の関係分野:情報学複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年5月7日
10
プラスチック光ファイバ(GI POF)で212.5ギガビット/秒の50メートル伝送に成功
慶應義塾大学(塾長 伊藤公平)の新川崎先端研究教育連携スクエアの小池康博特任教授(慶應フォトニクス・リサーチ・インスティテュート(KPRI)所長)、村元謙太特任講師らの研究グループは、データセンター向け短距離光通信の高速化に貢献する屈折率分布型プラスチック光ファイバ(GI POF)を開発し、次世代の1レーン212.5 Gbps(ギガビット/秒)の50メートル伝送の実証に成功しました。生成AIの普及によってデータセンター内でやり取りされる情報量は急増しており、機器間を接続する短距離通信では、さらなる高速化が求められています。こうした用途では、面発光レーザ(VCSEL)と石英ガラス製マルチ...
キーワード:情報量/人工知能(AI)/フォトニクス/光通信/フッ素/プラスチック/ポリマー/屈折率
他の関係分野:情報学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月23日
11
最長3.5ナノメートルの長距離分子ワイヤを介した一重項分裂の観測に成功
-次世代太陽光発電や量子情報デバイスの革新に繋がるマルチエキシトン制御の新指針-
慶應義塾大学理工学部の羽曾部卓教授、酒井隼人専任講師、同大学大学院理工学研究科修士課程(研究当時)の鈴木悠大君、神戸大学ライフ光学イノベーション研究センターの小堀康博教授、婦木正明特命助教、およびタンペレ大学のNikolai V. Tkachenko教授らの国際共同研究グループは、ペンタセンをポリイン(炭素の単結合と三重結合が交互に並んだ分子鎖)で連結した一連の二量体を合成し、最長3.5ナノメートルという極めて長い距離間での「一重項分裂(Singlet Fission: SF」を観測することに成功しました。これは、これまで報告された一重項分裂の中で最長のスピン伝搬距離に相当します。さら...
キーワード:光エネルギー/量子情報/太陽/二量体/光エネルギー変換/太陽光/分子ワイヤ/エキシトン/ペンタセン/太陽光発電/太陽電池/電池/スピン/ナノメートル/励起子/エネルギー変換/構造変化
他の関係分野:環境学数物系科学化学総合理工農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月15日
12
3Dモデルを「平面のジッパー構造」に展開して印刷する手法「Zip-up Print」を開発
-サポート材を大幅削減し、大型・複雑な形状の造形をより身近に-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の山本匠(博士課程3年)、同大学理工学部情報工学科の鳴海紘也准教授、杉浦裕太准教授らの研究グループは、米・マサチューセッツ工科大学(MIT)コンピュータ科学・人工知能研究所(CSAIL)のStefanie Mueller准教授らと共同で、3Dモデルを平面の「ジッパー付きパーツ」に自動展開し、組み立てによって立体形状を復元する新たな造形手法「Zip-up Print」を開発しました。本手法は、独自のジッパー構造と平面印刷を組み合わせることで、従来の3Dプリントにおいて課題であった造形時間の長さや大量の廃棄物(サポート材)の問題を解決するものです。今後は、巨大造形物を...
キーワード:3Dモデル/ヒューマン・コンピュータ・インタラクション/AI/インタラクション/廃棄物
他の関係分野:情報学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月13日
13
ブレイン・コンピューター・インターフェースを活用してイメトレ中の脳状態を可視化することで運動能力を向上
-健常者のパフォーマンス向上やスポーツ、人間拡張分野への応用に道-
ポイント1: イメトレ中の脳内状態を、AIを使って可視化して訓練これまでは本人もトレーナーも、実際の脳状態を知ることができませんでしたが、BCIを利用することでリアルタイムに可視化できました。脳内に電極を埋め込むことなく、ウェアラブルセンサ(脳波計)とAIだけで実現できた点が画期的です。ポイント2: 実際に運動せず、イメトレだけで運動能力が向上これまでは、ジムや競技場、楽器やキーボードなど、実際にトレーニングするため...
キーワード:インターフェース/ウェアラブル/人間拡張/情報学/人工知能(AI)/医療機器/脳活動/持続性/ブレイン/生命情報/フィードバック/スポーツ/トレーニング/パフォーマンス/運動イメージ/運動能力/筋肉/筋電図/心電図/神経回路/ヘルスケア/脳卒中/脳波
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学生物学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月6日
14
原子層二次元材料の波長変換を音響波で高速制御することに成功
-原子レベルの薄さと微小なひずみを活用したナノ光デバイスの実現へ前進-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の山本拓海(修士課程2年、研究当時)、神澤英寿(修士課程2年)、同大学理工学部物理学科の藤井瞬専任講師および東京科学大学理学院物理学系の蒲江准教授らの共同研究グループは、原子3つ分の厚さしかない原子層二次元材料に音響波によるわずかなひずみを与えることで、波長変換の効率が高速かつ大きく変化することを明らかにしました。本研究では、原子層二次元材料である単層遷移金属ダイカルコゲナイド上に音響波の一種である表面弾性波を誘起することで、第二高調波の発生効率を226 MHzという非常に高い速度で、最大約19%変調することを確認しました。これまで原子層物質の非線形光学応...
キーワード:非線形/非線形光学応答/二次元材料/カルコゲナイド/原子層/原子層物質/表面弾性波/遷移金属/ナノフォトニクス/フォトニクス/光デバイス/高調波/遷移金属ダイカルコゲナイド/単一光子/波長変換/非線形光学/センサー/ひずみ/弾性波
他の関係分野:数物系科学総合理工
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月6日
15
慶應義塾、AIキャンパス構想の実現に向け、Microsoft 365 Copilot 活用等の取り組みを推進
慶應義塾(所在地:東京都港区、塾長:伊藤公平、以下「慶應義塾」)は、「AIキャンパス構想」の実現に向け、教育・研究・大学運営におけるAI利活用の高度化を目的として、マイクロソフトの技術を活用し、AIおよびクラウド技術の活用を含む取り組みを進めていきます。慶應義塾では、AIを全学的な知的インフラと位置づけ、文理を問わず全学生・研究者がAIと対峙し、社会の発展に資する活動に従事するためのビジョンとして「AIキャンパス構想」を掲げています。その一環として、学生・研究者にとって「世界最高峰のAIキャンパス」を3年以内に形作ることを目標に、最先端のAI・デジタル環境の整備を進めています。...
キーワード:クラウド/人工知能(AI)/マイクロ/ラット
他の関係分野:情報学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月6日
16
生成AIで身の周りのモノを擬人化する「IoTアバタ技術」を開発
-観光業者等と連携し以前の下調べが不要なバリアフリー観光推進に向けた実証実験を開始-
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の小木哲朗教授、矢向高弘教授、猪熊浩子教授、木田勇輝特任助教らの研究グループは、現実世界に存在するいろいろなモノにIoTデバイスを取り付けることでモノを擬人化し、生成AIあるいは遠隔オペレータとのモノを介した会話により、情報提供を行う「IoTアバタ技術」を開発しました。このIoTアバタの具体的な利用分野として、東京都が目指すバリアフリー観光の推進に向けた実証実験を、帝国ホテル、オークコーポレーション、日の丸リムジン、アリィトラベル、A&A等と共同で開始しました。開発したIoTアバタは、小型のシングルボードコンピュータをベース...
キーワード:モノのインターネット(IoT)/人工知能(AI)/システムデザイン/バリアフリー/マネジメント/情報提供/実証実験/障害者
他の関係分野:情報学複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月6日
17
AIの失言を避けよ!
-衝突回避の制御理論を応用した、追加学習不要のAIアライメント-
慶應義塾大学理工学部物理情報工学科の井上正樹准教授と同大学大学院理工学研究科の宮岡 佑弥(修士課程2年)は、人工知能(AI)を特定の倫理規範や価値観に合わせて調整するためのアドオン型アライメント技術を開発しました。本技術の最大の特徴は、AIの基盤モデル自体を書き換えることなく、外部フィルタを付加するだけで出力を自在に調整できる点にあります。これにより、特定の環境や用途に最適なAIを低コストかつ柔軟に開発できるようになります。本技術は、ロボティクスなど安全性が不可欠である物理システムや、電力・交通・通信といった高い持続性とセキュリティが要求される社会インフラシステムまで、物理・社...
キーワード:AI/人工知能(AI)/持続性/アライメント/ロボティクス/制御理論
他の関係分野:情報学複合領域
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月6日
18
脂質を包括的に可視化する新たな空間解析手法の開発
-多層的な質量分析イメージングで脂質の空間制御の解明に貢献-
理化学研究所(理研)生命医科学研究センターメタボローム研究チームの内野春希特別研究員、津川裕司客員研究員、有田誠チームディレクター(慶應義塾大学薬学部・薬学研究科教授)の研究チームは、生体組織内の脂質分子を包括的かつ詳細に可視化する質量分析イメージング(MSI)の新手法「SMASH imaging(Serial MAldi-ms Strategy for High-resolution imaging)」を開発しました。本研究成果は、脂質イメージングの網羅性と構造解析の正確性を向上させ、脂質分布の空間地図(リピドームアトラス)の構築を通じて、脂質が関与する加齢・発生・神経疾患・がんなど...
キーワード:プロファイル/空間解析/分析技術/質量分析/レーザー照射/モビリティ/レーザー/生体組織/MSI/マウス/質量分析イメージング/メタボローム/加齢/脂質/神経疾患
他の関係分野:情報学複合領域環境学総合理工医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月1日
19
原子層二次元材料の波長変換を音響波で高速制御することに成功
-原子レベルの薄さと微小なひずみを活用したナノ光デバイスの実現へ前進-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の山本拓海(修士課程2年、研究当時)、神澤英寿(修士課程2年)、同大学理工学部物理学科の藤井瞬専任講師および東京科学大学理学院物理学系の蒲江准教授らの共同研究グループは、原子3つ分の厚さしかない原子層二次元材料に音響波によるわずかなひずみを与えることで、波長変換の効率が高速かつ大きく変化することを明らかにしました。本研究では、原子層二次元材料である単層遷移金属ダイカルコゲナイド上に音響波の一種である表面弾性波を誘起することで、第二高調波の発生効率を226 MHzという非常に高い速度で、最大約19%変調することを確認しました。これまで原子層物質...
キーワード:非線形/非線形光学応答/二次元材料/カルコゲナイド/原子層/原子層物質/表面弾性波/遷移金属/ナノフォトニクス/フォトニクス/光デバイス/高調波/遷移金属ダイカルコゲナイド/単一光子/波長変換/非線形光学/センサー/ひずみ/弾性波
他の関係分野:数物系科学総合理工
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月1日
20
慶應義塾、AIキャンパス構想の実現に向け、Microsoft 365 Copilot 活用等の取り組みを推進
慶應義塾(所在地:東京都港区、塾長:伊藤公平、以下「慶應義塾」)は、「AIキャンパス構想」の実現に向け、教育・研究・大学運営におけるAI利活用の高度化を目的として、マイクロソフトの技術を活用し、AIおよびクラウド技術の活用を含む取り組みを進めていきます。慶應義塾では、AIを全学的な知的インフラと位置づけ、文理を問わず全学生・研究者がAIと対峙し、社会の発展に資する活動に従事するためのビジョンとして「AIキャンパス構想」を掲げています。その一環として、学生・研究者にとって「世界最高峰のAIキャンパス」を3年以内に形作ることを目標に、最先端のAI・デジタル環境の整備を進めてい...
キーワード:クラウド/人工知能(AI)/マイクロ/ラット
他の関係分野:情報学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月31日
21
生成AIで身の周りのモノを擬人化する「IoTアバタ技術」を開発
-観光業者等と連携し以前の下調べが不要なバリアフリー観光推進に向けた実証実験を開始-
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の小木哲朗教授、矢向高弘教授、猪熊浩子教授、木田勇輝特任助教らの研究グループは、現実世界に存在するいろいろなモノにIoTデバイスを取り付けることでモノを擬人化し、生成AIあるいは遠隔オペレータとのモノを介した会話により、情報提供を行う「IoTアバタ技術」を開発しました。このIoTアバタの具体的な利用分野として、東京都が目指すバリアフリー観光の推進に向けた実証実験を、帝国ホテル、オークコーポレーション、日の丸リムジン、アリィトラベル、A&A等と共同で開始しました。開発したIoTアバタは、小型のシングルボードコンピ...
キーワード:モノのインターネット(IoT)/人工知能(AI)/システムデザイン/バリアフリー/マネジメント/情報提供/実証実験/障害者
他の関係分野:情報学複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月30日
22
AIの失言を避けよ!
-衝突回避の制御理論を応用した、追加学習不要のAIアライメント-
慶應義塾大学理工学部物理情報工学科の井上正樹准教授と同大学大学院理工学研究科の宮岡 佑弥(修士課程2年)は、人工知能(AI)を特定の倫理規範や価値観に合わせて調整するためのアドオン型アライメント技術を開発しました。本技術の最大の特徴は、AIの基盤モデル自体を書き換えることなく、外部フィルタを付加するだけで出力を自在に調整できる点にあります。これにより、特定の環境や用途に最適なAIを低コストかつ柔軟に開発できるようになります。本技術は、ロボティクスなど安全性が不可欠である物理システムや、電力・交通・通信といった高い持続性とセキュリティが要求される社会イ...
キーワード:AI/人工知能(AI)/持続性/アライメント/ロボティクス/制御理論
他の関係分野:情報学複合領域
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月28日
23
脂質を包括的に可視化する新たな空間解析手法の開発
-多層的な質量分析イメージングで脂質の空間制御の解明に貢献-
理化学研究所(理研)生命医科学研究センターメタボローム研究チームの内野春希特別研究員、津川裕司客員研究員、有田誠チームディレクター(慶應義塾大学薬学部・薬学研究科教授)の研究チームは、生体組織内の脂質分子を包括的かつ詳細に可視化する質量分析イメージング(MSI)の新手法「SMASH imaging(Serial MAldi-ms Strategy for High-resolution imaging)」を開発しました。本研究成果は、脂質イメージングの網羅性と構造解析の正確性を向上させ、脂質分布の空間地図(リピドームアトラス)の構築を通じて、脂質が関与する加齢・発生・神経...
キーワード:プロファイル/空間解析/分析技術/質量分析/レーザー照射/モビリティ/レーザー/生体組織/MSI/マウス/質量分析イメージング/メタボローム/加齢/脂質/神経疾患
他の関係分野:情報学複合領域環境学総合理工医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月24日
24
世界最長、309m先から識別可能なLiDAR用基準マーカーを開発
-GPSの使えない環境で建機自動化を支える高精度測位システムを実現-
従来、油圧ショベル等の建設機械を自動制御する「マシンコントロール」には主にGPS(衛星測位)が用いられてきました。しかし、トンネル内や高層ビル群、地下空間などではGPSの精度が低下し、自動化施工が困難でした。慶應義塾大学理工学部電気情報工学科の吉岡健太郎准教授、同大学大学院理工学研究科学生(修士)の佐古大空らは、産業技術総合研究所の小出健司主任研究員と共同で、LiDAR(ライダー)用の基準マーカー「LiDAR Beacon(ライダー・ビーコン)」を開発しました。LiDAR Beaconは、従来のLiDAR用基準マーカーの約19倍となる世界最長(※)約309mの識別距離を有...
キーワード:ライダー/衛星/LiDAR/トンネル/自動化/実証実験/地下空間/自動制御
他の関係分野:数物系科学農学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月23日
25
デュピルマブ治療中のアトピー性皮膚炎において、疾患活動性を反映する血中サイトカインとして血中IL-22とIL-18を同定
-多様な炎症パターンを踏まえた新たなモニタリング指標の可能性-
慶應義塾大学医学部皮膚科学教室の野村彩乃助教、川崎洋専任講師、天谷雅行教授と理化学研究所生命医科学研究センターの古関明彦チームディレクター(免疫器官形成研究チーム)、シスメックス株式会社の長谷川武宏らの共同研究グループは、デュピルマブ治療中のアトピー性皮膚炎患者において、血中IL-22およびIL-18が治療期間を通じて疾患活動性を反映する可能性を明らかにしました。血中CCL17(TARC)は、アトピー性皮膚炎の代表的な2型炎症関連バイオマーカーとして、治療前の重症度評価に有用であり、国内診療において広く活用されています。本研究では、アトピー性皮膚炎患者170名の血中サイト...
キーワード:器官形成/モニタリング/アトピー性皮膚炎/サイトカイン/バイオマーカー
他の関係分野:生物学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月16日
26
Honda、慶應義塾大学、大阪大学が、高度AI人材育成および最先端AI技術開発に向けた産学連携を開始
-連携講座の開設と協働研究所の設置により、日本発AIの社会実装を加速-
本田技研工業株式会社(以下、Honda)、慶應義塾大学、および国立大学法人 大阪大学大学院情報科学研究科(以下、大阪大学)の3者は、2026年4月より高度AI人材育成を目的とした連携講座を開設するとともに、最先端AI技術の研究開発を行う協働研究所を設置し、稼働を開始します。本産学連携では、両大学が有する最先端の学術知と、モビリティ分野を中心にさまざまな技術の社会実装を行ってきたHondaの知見を融合させ、AI技術の研究開発から実装までを一体で推進することで、次世代AI人材の育成と日本の産業競争力の強化を目指します。AI技術は、自動運転やソフトウェアデファインドビークル(S...
キーワード:自動運転/人工知能(AI)/産学連携/モビリティ
他の関係分野:情報学複合領域
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月12日
27
AI×電子顕微鏡による原子数識別技術を確立
-触媒・材料開発の自動化に向けた基盤技術を実証-
慶應義塾大学理工学部化学科の中嶋敦教授と株式会社アヤボらの研究グループは、収差補正走査透過型電子顕微鏡(STEM)の画像から、白金ナノクラスター(Ptn)の構成原子数を高精度に分類する深層学習技術を開発しました。近年、生成AIの社会実装によりAI(人工知能)が注目を集めている中、日本の産業競争力を支える「材料・製造分野」においても、AIを活用した研究開発の高度化・自動化(研究DX)が重要課題となっています。特に触媒材料は、脱炭素社会の実現に向けて燃料電池・水電解・化学プロセスなど幅広い領域で不可欠であり、性能向上と希少資源の利用効率化が強く求められています。...
キーワード:データ駆動/AI/深層学習/人工知能(AI)/ナノクラスター/走査透過型電子顕微鏡/ボトルネック/STEM/材料設計/電池/燃料電池/自動化/電子顕微鏡
他の関係分野:情報学化学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月5日
28
ベージュ細胞を誘導する食餌と腸内細菌を同定
慶應義塾大学医学部微生物学・免疫学教室の本田賢也教授(理化学研究所生命医科学研究センターチームディレクター)を中心とする共同研究グループは、低タンパク質食が腸内細菌叢の機能を変化させ、宿主のエネルギー代謝に重要な役割を果たすベージュ細胞を誘導することを発見しました。さらに、実際にベージュ細胞を有するヒトの便から腸内細菌を分離培養し、責任細菌である4菌株を同定しました。本研究成果は、食餌と腸内細菌による代謝改善のメカニズムを解明するものであり、将来的に肥満や代謝性疾患に対する新たな治療戦略(マイクロバイオーム製剤など)の開発につながることが期待されます。本研究結果...
キーワード:マイクロ/微生物学/微生物/エネルギー代謝/免疫学/マイクロバイオーム/疫学/細菌/細菌叢/腸内細菌/腸内細菌叢
他の関係分野:農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月4日
29
生分解性を付与するプラスチック添加剤P-Lifeに適した分解菌のゲノム解析と遺伝子発現解析を実施!
-微生物によるプラスチック分解の効率化へ、大きな一歩-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の二木彩香(修士課程1年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二、ピーライフ・ジャパン・インク株式会社社長の冨山績、SI樹脂産業株式会社(現:株式会社グリーンバリュー)の安倍義人、株式会社伊藤園の内山修二(現:タリーズコーヒージャパン株式会社)、株式会社湘南貿易の橋本則夫らの研究チームは、生分解性添加剤P-Lifeを添加したポリプロピレン(以下PP)の分解に適した微生物(分解菌)のゲノム解析と遺伝子発現解析を実施し、分解に関与する遺伝子の特定に成功しました。この成果は、難分解性ポリオレフィン系プラスチック...
キーワード:ピレン/樹脂/プロピレン/生分解/プラスチック/添加剤/生分解性/微生物/遺伝子発現解析/発現解析/ゲノム解析/オレフィン/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:化学農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月4日
30
自然界での微生物分解が困難なポリスチレンを分解!
-プラスチック添加剤P-Lifeを含有したPSの分解菌を複数発見-
慶應義塾大学理工学部の武井史織(生命情報学科4年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二、ピーライフ・ジャパン・インク株式会社社長の冨山績、SI樹脂産業株式会社(現:株式会社グリーンバリュー)の安倍義人、株式会社伊藤園の内山修二(現:タリーズコーヒージャパン株式会社)、株式会社湘南貿易の橋本則夫らの研究チームは、生分解性添加剤P-Lifeを含有したポリスチレン(以下PS)の分解に適した微生物(分解菌)の取得に成功しました。この成果は、難分解性ポリオレフィン系プラスチックであるPSの微生物による分解処理を実現する上で重要な一歩となります...
キーワード:情報学/マイクロプラスチック/スチレン/ポリスチレン/生命情報/樹脂/生分解/プラスチック/マイクロ/添加剤/生分解性/微生物/オレフィン
他の関係分野:情報学環境学化学生物学農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月4日
31
プラスチック添加剤P-Lifeを添加したプラスチックの海洋性分解菌を複数発見
-海洋環境を改善し、プラスチック問題の解決へ-
慶應義塾大学理工学部の膳所直彦(生命情報学科4年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部宮本研究室の研究員補助員の加藤智美、同大学理工学部教授の宮本憲二、ピーライフ・ジャパン・インク株式会社社長の冨山績、SI樹脂産業株式会社(現:株式会社グリーンバリュー)の安倍義人、株式会社伊藤園の内山修二(現:タリーズコーヒージャパン株式会社)、株式会社湘南貿易の橋本則夫らの研究チームは、生分解性添加剤P-Lifeを添加したポリオレフィン系プラスチックの分解に適した海洋性の微生物(分解菌)を単離することに成功しました。この成果は、P-Lifeを添加したポリオレフ...
キーワード:情報学/マイクロプラスチック/海洋/生命情報/樹脂/生分解/プラスチック/マイクロ/海洋環境/添加剤/生分解性/微生物/オレフィン
他の関係分野:情報学環境学生物学農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月2日
32
「人を育てる」運転アシスト技術を開発
-スキル向上の鍵は「手助けしすぎない」こと!?-
慶應義塾大学理工学部物理情報工学科の井上正樹准教授と同大学大学院理工学研究科の石田廉(修士課程2年)らは株式会社日立製作所の石原新士氏や小原大輝氏と共同で、システムの安全性を確保しながらオペレータのスキルアップを同時に実現する、新たな運転アシスト制御技術を開発しました。本研究では、この制御技術をもとにしたヒューマンインザループ実験も行い、あえてアシストを弱めてなるべく自由に運転をさせることが、オペレータの運転スキルアップに効果的であることを明らかにしました。本成果はモビリティ、医療、社会インフラなどさまざまな分野への応用を通じて、AIや自動化技術を「...
キーワード:人工知能(AI)/モビリティ/自動化/自動制御/スキル
他の関係分野:情報学農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月27日
33
対称性による量子測定アルゴリズムの加速を発見
-誤り耐性量子シミュレーションの実用化に向けて-
量子コンピュータの計算対象となる分子や物質の対称性を組み込むことで、測定を効率化する量子アルゴリズムを開発しました。本提案手法は、量子力学的な限界に迫る高精度性と、多数の物理量測定の並列性を兼ね備えていることから、物性物理学・量子化学分野における重要な実用問題に適用すれば、あらゆる既存手法を上回る高精度測定が、効率的に実行できることを示しました。本研究成果は、量子コンピュータを通じた量子多体系の現象理解を、より高精度かつ効率的に進める基盤技術となることが期待されます。東京大学大学院工学系研究科の小泉 勇樹 大学院生、同大学素粒子物理国際研究センターの吉...
キーワード:量子アルゴリズム/アルゴリズム/対称性/物性物理/量子コンピュータ/量子シミュレーション/量子化/量子情報/量子測定/量子多体系/素粒子/素粒子物理/量子化学/シミュレーション/量子力学
他の関係分野:情報学数物系科学化学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月27日
34
新たなワクチンモダリティの開発に成功
-副作用を抑えた効率のよい次世代ワクチンのための基盤を構築-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の菊地隼矢(大学院生)、同大学理工学部化学科 生体分子化学研究室の藤本ゆかり教授、松丸尊紀助教、および兵庫医科大学 医学部 病原微生物学の小椋英樹准教授、石戸聡教授らの研究グループは、糖脂質α-GalCerをアジュバントとして活用し、炎症などの副作用を抑えながら効率よくワクチン効果が期待できる、新たなモダリティの開発に成功しました。本研究では、糖脂質抗原分子であるα-GalCerと、インフルエンザウイルス由来のペプチド抗原を用い、新たな化学合成法を開発することにより、新規自己アジュバント型の抗原複合型分子を作製しました。さらに、HLA-A*2...
キーワード:病原微生物/微生物学/微生物/糖脂質/アジュバント/HLA/インフルエンザ/インフルエンザウイルス/抗原/生体分子/副作用/免疫応答/ウイルス/ワクチン/脂質
他の関係分野:農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月27日
35
石油由来プラスチック「ポリプロピレン」を分解する微生物の分解メカニズムの一端を解明
-「末端」と「内部」の両方から分解する、代謝経路を特定-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の國分健士郎(修士課程1年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二の研究チームは、石油由来の難分解性プラスチックであるポリプロピレン(以下PP)を分解する微生物(PP9株)の全ゲノム解析および遺伝子発現解析を実施し、分解メカニズムの一端を解明しました。本成果は、難分解性プラスチックの微生物による効率的な分解処理を実現するための基盤となるだけでなく、環境中に流出されたプラスチックが、自然界でどの様に分解されているかを解明する手がかりとなります。本成果は、2026年3月10日の日本農芸化...
キーワード:ピレン/プロピレン/プラスチック/微生物/遺伝子発現解析/発現解析/ゲノム解析/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現/全ゲノム解析
他の関係分野:化学農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月27日
36
簡便な装置による生分解性プラスチックGreen Planetのオンサイト分解に成功!
-水槽用エアーポンプを活用し、店舗などでのオンサイト処理の実現に期待-
N高等学校の中島未英(2年生)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学大学院理工学研究科の山本果緒(修士課程1年)、同大学理工学部教授の宮本憲二の研究チームは、株式会社カネカが製造する生分解性プラスチック(Green Planet以下GP)を簡便な装置を用いて使用したその場所(オンサイト)で効率よく分解する手法の開発に成功しました。本成果は、GPの高い生分解性を活かし、使用済みのGP製品のオンサイト処理を実現する上で重要な一歩となります。本成果は、2026年3月12日(木)のジュニア農芸化学会2026で発表されます。プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。...
キーワード:生分解性プラスチック/生分解/プラスチック/生分解性
他の関係分野:化学農学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月26日
37
生分解性プラスチックGreen Planetストローをわずか6日で完全分解する微生物を発見!
慶應義塾大学理工学部の朝日秀一(生命情報学科4年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学院理工学研究科の山本果緒(修士課程1年)、同大学理工学部教授の宮本憲二の研究チームは、株式会社カネカが製造している生分解性プラスチック Green Planet(以下GP)をわずか数日で完全分解する微生物の取得に成功しました。GPは、他の生分解性プラスチックと比較して高い生分解性を示しますが、社会実装に向けて、より高速に分解する技術が求められていました。本成果は、GPの分解時間を大幅に短縮し、使用済みのGP製品を使用した場所(オンサイト)での分解処理を実現する上で重要な一歩となります。本成果...
キーワード:情報学/生分解性プラスチック/生命情報/生分解/プラスチック/生分解性/微生物
他の関係分野:情報学化学生物学農学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月26日
38
生分解性プラスチックGreen Planetを完全分解する微生物の全ゲノム解析を実施し、分解酵素の特定に成功!
慶應義塾大学大学院理工学研究科の山本果緒(修士課程1年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二の研究チームは、株式会社カネカが製造する生分解性プラスチック(Green Planet以下GP)をわずか数日で完全分解する微生物(GP-2株)の全ゲノム解析を実施し、その分解酵素を特定することに成功しました。さらに、人工知能プログラム(AlphaFold3)を用いてタンパク質の立体構造を予測し、既知の分解酵素と比較することでGP分解酵素の特徴を明らかとしました。本成果は、GP分解に特化した酵素のメカニズムを明らかにするものであり、使用済みのGP製品の効率的な酵素分...
キーワード:AI/酵素分解/生分解性プラスチック/生分解/プラスチック/生分解性/微生物/ゲノム解析/立体構造/ゲノム/全ゲノム解析
他の関係分野:情報学化学農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月26日
39
世界初、低遅延スライシングにより、商用5Gで「物に触れた手応えが伝わるロボット」の安定的かつ高精細な無線遠隔操作に成功
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)と慶應義塾大学ハプティクス研究センター(以下、慶大)は、商用5Gを用いたロボットの高精細な無線遠隔操作に関する実証実験(以下、本実証)に成功しました。本実証では、低遅延スライシングの一つであるConfigured Grantを適用した商用5Gと、慶大が開発したロボティクス技術「リアルハプティクス®」を組み合わせ、繊細な力加減と手応えの伝達を安定的に実現しました。商用5Gを介して、ロボットの無線遠隔操作におけるConfigured Grantの有効性を実証した取り組みは、世界で初めてです。プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。プレスリリース(PD...
キーワード:ハプティクス/ロボット/ロボティクス/遠隔操作/実証実験
他の関係分野:情報学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月25日
40
Y染色体がもたらす男性特異的な疾患リスク形成機構を解明
-2型糖尿病リスクの性差につながる新たな因子の発見-
計30万人以上の男性を対象に、Y染色体の生殖細胞系列変異(ハプログループ)および体細胞変異(Y染色体のモザイク欠失)を網羅的に解析しました。日本人集団男性において、Y染色体ハプログループDが2型糖尿病リスクを低下させる一方、Y染色体のモザイク欠失が2型糖尿病リスクを上昇させることを明らかにしました。これまでの大規模ゲノム研究で十分に考慮されてこなかったY染色体の情報を組み込むことで、より精度の高い疾患リスク評価や個別化医療の実現につながる可能性を示しました。東京大学大学院医学系研究科遺伝情報学の佐藤豪助教、岡田随象教授(兼:大阪大学ワクチン開...
キーワード:情報学/人工知能(AI)/がん研究/遺伝情報/生殖/リスク評価/シークエンス/遺伝統計学/生殖細胞/ゲノム情報/バイオバンク/ヒトゲノム/染色体/体細胞変異/ゲノム解析/DDS/2型糖尿病/ゲノム/ワクチン/遺伝学/感染症/個別化医療/糖尿病
他の関係分野:情報学複合領域生物学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月24日
41
天の川を撃ち抜く『弾丸』は一つではなかった
-ブラックホールを含む天体集団を示唆-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の蒔田桃子(修士課程1年)と同大学理工学部物理学科の岡 朋治教授らの研究チームは、アルマ望遠鏡を用いて、天の川銀河の円盤部に発見された超高速度分子ガス成分「Bullet (弾丸)」について詳細な電波観測を行いました。Bulletは、太陽から約1万光年の距離に位置し、約120 km s−1という異常に広い速度幅と膨大な運動エネルギーを持つことから、これまで伴星を持たない「野良ブラックホール」によって形成された可能性が指摘されてきました。今回の観測により、Bulletの周囲に新たに8つの高速成分「Petit–Bullets」...
キーワード:空間分布/ブラックホール/銀河/銀河進化/太陽/天体物理学/分子雲/望遠鏡/分解能/高分解能
他の関係分野:環境学数物系科学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月19日
42
慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究センター 第14回シンポジウム「情報と人間-情報システムはどこまでコンテクストに寄り添えるのか?」開催(3/17)
慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究センター(DMC)は、検索エンジンや生成AI等のシステムが利用されている昨今、真に個人に向き合う情報システムの構築は可能かという問いに挑むべく、第14回DMCシンポジウム「情報と人間―情報システムはどこまでコンテクストに寄り添えるのか?」を開催いたします。日時:2026年3月17日(火)14時00分~17時00分(13時30分 開場)会場:慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎シンポジウムスペース対象:どなたでもご参加いただけます形式:対面・オンライン配信 ※途中入退場自由言語:日本語入場:...
キーワード:コンテンツ/デジタルメディア/検索エンジン/情報システム/人工知能(AI)/テクスト/エンジン
他の関係分野:情報学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月18日
43
子どもの生活環境に関する産学連携の研究が国際学術誌に掲載室内温熱環境が子どもの活動量に与える影響を実証
-全館空調による良好な環境が 冬季の活動量低下を抑制する可能性-
パナソニック ホームズ株式会社と慶應義塾大学 伊香賀 俊治名誉教授・川久保 俊准教授らは、室内温熱環境が子どもの活動量に与える影響について共同で実証研究を行い、その成果が、国際学術誌「Indoor Environments」(2026年3月号)に掲載されました。子どもを対象に、実際の生活環境下で活動量を実測する研究は、測定機器の管理や保護者の記録負担によりデータ確保が難しいことから実施例が少なく、国内外でも希少です。今回の掲載は、こうした希少性と学術的価値が高く評価された結果です。世界保健機関(WHO)は、子どもに対し「1日あたり少なくとも60分の中...
キーワード:身体活動/産学連携/温熱環境/健康リスク/熱環境/2型糖尿病/糖尿病
他の関係分野:複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月18日
44
国内最大級のZEHマンション実証を実施し、居住者の快適性・健康を検証
-阪急阪神不動産、LIXIL、慶應義塾大学による住まいの快適性・健康に寄与する産学共同プロジェクト-
阪急阪神不動産株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役 社長執行役員 福井康樹)、株式会社LIXIL(本社:東京都品川区 取締役 代表執行役社長 兼 CEO 瀬戸欣哉)および慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長 伊藤公平)は、このたびZEHマンションにおける、室内環境・居住者の快適性・健康を検証する、産学共同プロジェクトを開始し、170世帯以上を対象とした国内最大級※の冬季・夏季の実証を実施したことをお知らせします。※ZEHマンションにかかわる実証実験の対象住戸数規模において(2026年2月時点、3社調べ)本実証は大阪府箕...
キーワード:マンション/比較分析/実証実験/血圧/睡眠
他の関係分野:医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月17日
45
小さなゆらぎが大きな構造へ:逆カスケードの新機構
-一般化対称性に由来する保存量が大規模構造を導く-
味噌汁をおたまでかき回すと、最初は大きな流れがしだいに細かい渦に分かれていきます。このように「大きな構造が小さな構造へ砕けていく」現象は、流体の非線形な時間発展として現れる乱流の典型例です。しかし、条件によっては逆に、小さな渦が集まってより大きな渦や流れの構造へ成長していく逆カスケードが起こることがあります。慶應義塾大学理工学部の山本直希教授、同大学商学部横倉諒助教、筑波大学システム情報系の広野雄士准教授、中国科学院大学杭州高等研究院の鎌田耕平特聘副研究員らの研究グループは、近年注目される一般化対称性に基づき、逆カスケードを生み出す新しいメカニズムを提示しました。本研究で...
キーワード:自己相似/アクシオン/スケーリング則/対称性/非線形/普遍性/保存量/スケーリング/磁場/初期宇宙/数値シミュレーション/大規模構造/シミュレーション/ゆらぎ
他の関係分野:数物系科学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月10日
46
体の奥まで届く光を、分子の「形」で生み出す
-“お椀型分子”による高効率近赤外発光の実現-
大阪大学大学院工学研究科の大学院生のHan Junyiさん(博士後期課程 研究当時)、燒山佑美准教授、武田洋平准教授、櫻井英博教授、同大学先導的学際研究機構の大久保敬教授、同大学大学院基礎工学研究科の岸亮平准教授、慶應義塾大学の酒井隼人専任講師、羽曾部卓教授らの研究グループは、お椀型分子骨格をもつ新しい近赤外発光分子を開発し、非極性溶媒中で66%を超える高い量子収率を得ることに成功しました。本研究では、「曲がった分子構造」を積極的に活用することで、従来困難であった光のふるまいを実現しています。近赤外光は、生体を透過しやすく背景ノイズが少ないことから、医療イメージングや光デ...
キーワード:学際研究/光物性/ノイズ/近赤外/りん光/分子構造/アミン/光デバイス/赤外光/電子デバイス/発光材料/材料設計/TPA/生体イメージング/近赤外光
他の関係分野:環境学数物系科学化学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月10日
47
「KEIO SPORTS SDGs シンポジウム2026」の開催(3/7)
-行動が変われば社会が変わる:スポーツでひらく持続可能な未来-
KEIO SPORTS SDGs(慶應スポーツSDGs)は、慶應義塾のスポーツ・運動・身体活動を推進する専門部門と関連部門が連携する横断型プラットフォームです。スポーツ医学研究センター、大学院健康マネジメント研究科、体育研究所、医学部スポーツ医学総合センター、大学院システムデザイン・マネジメント研究科、大学院政策・メディア研究科が中心となり、持続可能でバランスの取れたスポーツ・運動・身体活動の促進と、SDGs達成およびウェルビーイング向上に向けた活動を行っています。この度、2026年3月7日(土)に「KEIO SPORTS SDGs シンポジウム2026~行動が変われば社会が変わる:スポーツで...
キーワード:メディア研究/身体活動/システムデザイン/持続可能/マネジメント/スポーツ/スポーツ医学/ラット
他の関係分野:情報学複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月10日
48
ヘプタセンの「真の」励起状態ダイナミクスを解明
-室温均一希薄溶液中での蛍光と薄膜での一重項分裂を世界で初めて観測-
京都大学化学研究所 鈴木慎二郎 博士後期課程学生、山田容子 教授らの研究グループは、同研究所 廣瀬 崇至 准教授、慶應義塾大学理工学部 羽曾部卓教授、酒井隼人 専任講師、国立研究開発法人物質・材料研究機構 林宏暢 主幹研究員らとの共同研究により、炭素環が7つ連なった「ヘプタセン」の誘導体(TIPS-Hep)を新たに合成し、その光物理的性質の解明に成功しました。ヘプタセンなどの高次アセンは、次世代の光電子材料として期待される一方、極めて不安定で溶解性が低く、その性質は謎に包まれていました。本研究では、光を利用して分子を合成する「光前駆体法」を用いた独自の分子設計により、ヘプ...
キーワード:光物性/近赤外/励起状態/励起状態ダイナミクス/前駆体/赤外光/電子デバイス/ダイナミクス/ピコ秒/励起子/寿命/近赤外光/分子設計/誘導体
他の関係分野:数物系科学化学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月6日
49
「ねじれ」と「曲がり」の組み合わせが形作る胚の体軸回転
-異なる制御機構を持つ2つの運動成分を分離し、非対称な構造が生まれる仕組みを解明-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の博士課程3年 小暮悠暉、同大学理工学部生命情報学科の堀田耕司准教授、金沢大学 ナノ生命科学研究所の奥田覚准教授、北里大学 データサイエンス学部 岡浩太郎教授らは、脊索動物ホヤを用い、高解像度 3D 形態解析と数理モデルに基づくねじれ量の定量化により、胚発生期にみられる体軸回転が、「左向きの曲がり(Bending)」と「時計回りのねじれ(Twisting)」という、独立して制御される二つの運動が同時に進行する複合現象であることを明らかにしました。体軸回転(AR)は、マウス、ラット、ニワトリ、爬虫類などの脊椎動物の初期胚に広く見られ、胚の形を形...
キーワード:情報学/幾何学/初期胚/生命情報/爬虫類/胚発生/脊椎動物/形態解析/ニワトリ/発生生物学/脊椎/TGF-β/マウス/ラット/形態形成/遺伝子
他の関係分野:情報学数物系科学生物学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月3日
50
結晶の「複屈折」を逆手に取り、マイクロコムの高出力・高効率化に成功
-常識を覆す新手法で世界最高水準の出力と変換効率を達成-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の楊柳(博士課程3年・研究当時)、同大学理工学部物理学科の小川佳祐(学部4年)、藤井瞬助教らの研究グループは、西安交通大学との国際共同研究により、これまで微小光共振器から生成される光周波数コム(マイクロコム)には不利と考えられてきた結晶の光学特性を活用することで、マイクロコムの出力パワーと効率を飛躍的に向上させることに成功しました。本研究では、単軸光学結晶であるフッ化マグネシウムの複屈折性と、それによって生じる光の振る舞いの変化を巧みに利用し、マイクロコムにおける新たな高出力動作領域を実現しました。これにより、従来は低効率が大きな課題であった...
キーワード:ソリトン/複屈折/精密計測/共振器/微小光共振器/光学特性/マイクロ/マグネシウム/光共振器/光周波数コム/高効率化/周波数
他の関係分野:数物系科学化学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年1月28日
51
慶應義塾大学とベネッセコーポレーションが人材育成に関する連携協力協定を締結
-3年間で国内外受講者1万人のオンライン受講生を目指す 宇宙・システムデザイン・AI教育コンテンツの開発と学習機会の拡大へ-
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(神奈川県横浜市、研究科委員長:白坂成功)と、株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役会長兼社長:岩瀬大輔)は、宇宙およびシステムデザイン、AIなど複合領域で活躍する人材育成を目的とした連携協力協定を締結しました。本協定では、文部科学省令和6年度宇宙航空科学技術推進委託費に採択された「理論と実践による学びと成長を実現する分野越境型宇宙ビジネス人材創造プログラム :UNIVERSE UNIVERSITYプログラム」(研究代表者:神武直彦同研究科教授)によって開発した教育コンテンツをはじめとした慶...
キーワード:オンライン学習/コンテンツ/人工知能(AI)/システムデザイン/マネジメント/ラット
他の関係分野:情報学複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年1月26日
52
慶應義塾大学X Dignityセンターが「AI時代の報道機関のあり方に関する提言」を公表
-人間の尊厳が維持される民主主義社会の実現に向けて-
慶應義塾大学X Dignityセンターは、健全で闊達な情報空間の実現を目的とするプロジェクトの一環として、「AI時代の報道機関のあり方に関する提言」を公表します。近年、AIやアルゴリズムを基盤とする情報流通の拡大や生成AIの普及により、アテンション(注目・関心)を反射的に向けてしまうような刺激的な偽・誤情報や誹謗中傷の拡散・増幅、「もっともらしい情報」や動画の流通が進むなど、情報空間の変質が進んでいます。こうした変化は、民主主義の前提である選挙のあり方や個人の知る自由、人間の尊厳にも根源的に影響していると考えられます。X Dignityセンターは、デ...
キーワード:アルゴリズム/人工知能(AI)/デジタル化/民主主義
他の関係分野:情報学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年1月20日
53
力触覚技術「リアルハプティクス®」を応用し、切羽直下での火薬装填作業無人化を実現
-「自動火薬装填システム」の改良で、作業者1名による連続装填作業が可能に-
株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:佐藤俊美)は、慶應義塾大学 ハプティクス研究センター(センター長:大西公平《新川崎先端研究教育連携スクエア 特任教授》、野崎貴裕《理工学部 准教授》)と共同で、遠隔で力触覚を再現する技術であるリアルハプティクス®を応用した「自動火薬装填システム」に起爆用爆薬(親ダイ)の供給装置を搭載しました。本改良により切羽直下に作業者が入らない状態で、オペレータ室から1名で連続的な装填作業を行うことに成功しました。本システムは、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「官民による若手研究者発掘支援事業(若サポ)」の一環で開...
キーワード:ハプティクス/力触覚/新エネルギー
他の関係分野:情報学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年1月13日
54
NPOの先導的人材を対象とする「慶應ノンプロフィットリーダーズ・プログラム」(Keio LEAP for Nonprofit)の第1期受講者募集を開始します
慶應義塾大学は、NPO等の先導的人材を対象とする育成プログラム「慶應ノンプロフィットリーダーズ・プログラム」( Keio Leaders Program for Nonprofit Management、通称:“Keio LEAP for Nonprofit”)の第1期を開講し、受講者の募集を開始します。日本や世界が直面する複雑かつ多層的な社会課題の解決に向け、NPOやNGOを始めとするソーシャルセクターの重要性が高まっています。しかし、これらの組織が社会でその力を発揮するためには未だ課題が多く、よりサステナブルに、より大きな社会的インパクトを生み出すために、広い視野での...
キーワード:マネジメント/NGO/スキル/ラット
他の関係分野:農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年1月8日
55
がん遺伝子パネル検査の実臨床における有用性を解明
-標的治療の実態と効果、患者さんの予後改善が明らかに-
C-CATに登録された50,000例以上の臨床ゲノムデータを用いて、遺伝子異常を標的とした治療(標的治療)の実態や効果、患者予後などを解析することで、がん遺伝子パネル検査の実臨床における有用性を明らかにしました。国内承認済みの薬剤だけでなく、国内未承認でも有効性が示されている薬剤の標的となる遺伝子異常が検出された場合に、患者予後が改善することを示しました。この結果は、治験や患者申出療養制度などを通じた未承認薬・適応外薬の使用が患者予後を改善する可能性を示唆しています。がん遺伝子パネル検査に基づいて、標的治療を新たに受けた患者さんの割合は、全体では8.0%にとどまっていま...
キーワード:がん研究/診断薬/ゲノム情報/小細胞肺がん/がんゲノム/がん遺伝子/遺伝子異常/腫瘍学/情報管理/甲状腺/血液/非小細胞肺がん/免疫チェックポイント/免疫チェックポイント阻害薬/ゲノム/遺伝子/遺伝子変異/肺がん
他の関係分野:複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年1月7日
56
二次元半導体の成長過程のリアルタイム観測に成功
-次世代半導体材料の高品質化に期待-
二次元半導体材料の遷移金属ダイカルコゲナイド(TMDC:Transition Metal Dichalcogenide)の結晶成長過程をリアルタイムで観測することに成功しました。二枚の基板の積層により構築したマイクロリアクタの閉じ込め空間におけるTMDC結晶の気相-液相-固相(VLS:Vapor-Liquid-Solid)成長において、さまざまな成長モードを明らかにしました。この研究により次世代半導体材料の高品質化と電子デバイス応用につながることが期待されます。岡山大学大学院環境生命自然科学研究科博士前期課程2年の千田祐太朗大学院生と学術研究院環境生命...
キーワード:二次元物質/閉じ込め/カルコゲナイド/遷移金属/フレキシブル/遷移金属ダイカルコゲナイド/電子デバイス/半導体材料/光学特性/フレキシブルデバイス/マイクロ/結晶成長/構造制御/集積回路/半導体
他の関係分野:数物系科学総合理工
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年12月23日
57
砂糖など可食材料のみで作る、飲み込み型カプセルセンサを開発
-バッテリー不要で体内の様子をワイヤレス検知、体内でのセンサの回転にも対応、消化管検査への応用に期待-
慶應義塾大学理工学部機械工学科の松田涼佑訪問研究員および尾上弘晃教授らは、電気通信大学大学院情報理工学研究科の菅哲朗教授と共同で、砂糖・スターチペーパー・金薄膜といった可食材料のみを用いて、等方的な電磁波特性を持つ特殊なメタマテリアルを開発しました。消化器疾患の早期発見や疾病予防、治療のための新たな医療機器として、経口摂取し体内を計測可能な小型センサデバイスの必要性は年々高まっています。バッテリー等を必要としないパッシブ型電磁共振器(電磁メタマテリアル)の利用が近年報告されていますが、センサは体内で様々な方向に回転するため、どの方向からでも等しく電磁波を反射する必要があり...
キーワード:電気通信/医療機器/共振器/メタマテリアル/電磁波/消化管/早期発見
他の関係分野:情報学複合領域農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年12月15日
58
慶應義塾大学アート・センター主催 アート・アーカイヴ資料展XXVIII
「幽暗Shadow World-朦朧と立ち上がる土方巽の振付世界」展開催(2026.1.19 – 2026.3.14)
舞踏家・土方巽の没後40年を記念して、土方巽の特異なメソッド「舞踏譜」をテーマに、未公開資料や映像を交えた展示を開催します。弟子たちのノートや公演記録映像を通じて、未来への舞踏の継承についても考え、また展示とともに公演や上映会などの様々な関連企画を実施することで、「動きのアーカイヴ」概念を国内外で広める場とします。会期:2026年1月19日(月)~ 2026年3月14日(土)土日祝休館 ただし1月31日(土)、3月14日(土)は開館2月2日(月)、3月9日(月)は休館開館時間:11:00~18:00会場:慶應義塾大学アート・センター(三田キ...
キーワード:ポートフォリオ/実証的研究
他の関係分野:数物系科学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年12月13日
59
二次元半導体ナノネットワーク構造の合成法開発に成功
-次世代の水素発生触媒の応用に期待-
研究グループ独自のユニークな手法により、半導体材料の遷移金属ダイカルコゲナイド(TMDC)のデンドライトと呼ばれるナノスケールのネットワーク構造の合成に成功しました。単層TMDCと成長基板の界面を化学反応場とするナノリアクタを用いることで、ナノスケールのデンドライト構造の合成に成功しました。この手法の開発により、従来の貴金属フリーの水素発生触媒の発展に大きく寄与します。学術研究院環境生命自然科学学域の鈴木弘朗研究准教授と名古屋工業大学物理工学類の平田海斗助教、名古屋大学大学院工学研究科・金沢大学ナノ生命科学研究所(WPI-NanoLSI)の高橋康史教授...
キーワード:二次元物質/反応場/カルコゲナイド/原子層/原子層物質/貴金属/遷移金属/遷移金属ダイカルコゲナイド/電子デバイス/半導体材料/水素発生/光学特性/ナノスケール/ネットワーク構造/電気化学/半導体
他の関係分野:数物系科学化学総合理工
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年12月11日
60
超精密機械加工で高性能マイクロ光コムを実現
-省エネかつ超低雑音な動作を実証、次世代のマイクロ波源へ-
慶應義塾大学理工学部物理学科の藤井瞬助教、同学部電気情報工学科の田邉孝純教授、同学部システムデザイン工学科の柿沼康弘教授らの共同研究グループは、超精密機械加工によるトップダウン手法で作製した単結晶微小光共振器を用いて、25 GHzを超える高い繰り返し周波数をもつマイクロ光コムの発生に成功しました。性能を詳しく調査した結果、従来広く用いられてきた研磨加工のみで作製された光共振器と比べて、マイクロ光コムの光スペクトルの再現性や平坦性、波長帯域が大幅に向上し、さらに動作に必要な消費エネルギーの低減にも寄与していることが分かりました。また、この光コムを用いて生成した約26 GHz...
キーワード:システムデザイン/スペクトル/フォトニクス/共振器/光通信/微小光共振器/省エネ/単結晶/マイクロ/マイクロ波/機械加工/光共振器/周波数
他の関係分野:複合領域数物系科学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年12月10日
61
皮膚に貼るだけで汗の乳酸を測定できるバイオセンサシステムを開発
-医療機器製造販売承認を取得、心疾患患者の運動療法に新たな光-
慶應義塾大学医学部スポーツ医学総合センター(教授:佐藤和毅)の勝俣良紀専任講師、内科学教室(循環器)(教授:家田真樹)の白石泰之助教らは、株式会社グレースイメージング(代表取締役CEO 中島大輔)と共に、汗中の乳酸値を連続モニタリングすることが可能な汗乳酸センサを開発し、2022年に医師主導治験(参考1:治験実施計画書番号 LacS-001; jRCT2032220057)を行いました。この治験では、心疾患患者に対し、嫌気性代謝閾値(AT:心臓リハビリテーションの運動処方の重要な指標)を推定する汗乳酸センサの性能を評価するために行われ、主要評価項目を達成しました。今回の治験結果に基づいて、汗乳...
キーワード:医療機器/運動処方/モニタリング/スポーツ/スポーツ医学/運動療法/心臓/リハビリ/リハビリテーション/医師
他の関係分野:複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年12月10日
62
国内最大級の大学発技術展「第26回慶應科学技術展(KEIO TECHNO-MALL 2025)」を12月12日に開催
-実演重視の97展示と、2026年新専攻・新拠点「YIL」が拓く慶應理工の未来を発信-
慶應義塾先端科学技術研究センター(神奈川県横浜市港北区、略称:KLL)は、第26回慶應科学技術展(KEIO TECHNO-MALL 2025)を12月12日(金)に東京国際フォーラムにて開催します。慶應科学技術展(KEIO TECHNO-MALL)は、慶應義塾の研究成果を広く発信し、共同研究や技術移転など産官学連携のきっかけとなる出会いの場を提供するイベントです。昨年実績で約1,500名の参加があり、単独の大学主催としては国内最大級の科学技術展示会です。本年のコンセプトは【「実学」の原点-多彩な次代への架け橋】であり、実物および実演を中心とした97テーマの展示で研究成果を...
キーワード:コンテンツ/プレゼンテーション/産学連携/技術移転/STEM/医工連携
他の関係分野:情報学複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年12月3日
63
水に強くリサイクルできるRAMOF電極を実証
-水系デバイスの材料としての幅広い展開に期待-
酸性水溶液中でも高い耐久性をもち、材料全体で蓄電できる金属有機構造体(RAMOF: Redox-Active Metal-Organic Framework)を電極材料として初めて実証しました。RAMOFは、電極材料として使用後に、炭酸塩水溶液に入れることで原料へと分解され、再合成することで温和にリサイクルできることを実証しました。水系デバイスの材料としてのRAMOFの幅広い機能開拓が期待されます。RAMOFは、金属と有機分子が配位結合によって連続的につながった無数の空孔をもち、材料内に酸化還元して蓄電できる部位をもつ多孔質材料であり、電池の電極材料へ...
キーワード:水溶液/物質科学/炭酸塩/キノン/配位結合/有機分子/材料科学/金属有機構造体/電解液/電池/カーボン/リサイクル/酸化還元/多孔質/多孔質材料/耐久性/二次電池
他の関係分野:数物系科学化学総合理工
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年12月2日
64
高齢者「転倒」の早期検知・予防に挑む高分解能レーダーを介護施設で実証
-特別養護老人ホームで介護士より転倒を45分早く検知-
2025年10月28日~30日に大阪国際会議場にて、「救急医学がデザインする“命輝く未来社会”とは」をテーマとした第53回日本救急医学会総会・学術集会が開催されました。10月28日のランチョンセミナーにて、順天堂大学 医学部 救急・災害医学講座 近藤豊主任教授を座長、慶應義塾大学 医学部 救急医学教室 本間康一郎准教授を演者として、2024年10月より大東建託グループのケアパートナーが運営する高齢者グループホーム等の3つの介護施設で進めてきた「転倒検知」実証の成果をまとめた「生活空間における高分解能レーダーシステムによる転倒事故の早期検知・予防」の発表を行いました。...
キーワード:グループホーム/分解能/高分解能/ヘルスケア/高齢者/特別養護老人ホーム
他の関係分野:医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年11月17日
65
量子ネットワーク構築を自動化へ
-“挿せば使える”量子ネットワークデバイスの自動設定技術-
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の永山 翔太 准教授らは、株式会社メルカリと共同で量子ネットワーク※1の構成・接続状態を自動把握可能にする手法を開発し、自動設定の効率化を実現しました。本研究成果は、2025年9月5日、量子コンピューティングの国際会議「IEEE Quantum Week 2025」にて発表され、論文“Automatic Configuration Protocols for Optical Quantum Networks”がQuantum Networking & Communications(QNET)部門においてBest Paper ...
キーワード:コンピューティング/量子コンピューティング/自動化
他の関係分野:情報学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年11月5日
66
流れを利用して「毛細血管レベルの人工血管」を自在に設計
-フェムト秒レーザーを用いた三次元微細加工で、臓器再生に向けた基盤技術を確立-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の小野暁大学院生、同大学理工学部システムデザイン工学科の須藤亮教授、田口良広教授、山下忠紘准教授らの研究グループは、フェムト秒レーザー加工を用いて、コラーゲンやフィブリンなどの天然ハイドロゲル内部に毛細血管スケールの微細チャネル構造を形成し、そこに流れ(流体刺激)を与えることで、内皮細胞が自発的に血管網を構築する基盤技術を確立しました。本研究により、従来の課題であった臓器特有の毛細血管網を、思い通りの形状で自在に設計・再現することが可能となりました。この成果は、再生医療や創薬研究における三次元組織再生の高度化に貢献することが期待されます。本研...
キーワード:システムデザイン/ハイドロゲル/フェムト秒/フェムト秒レーザー/レーザー/レーザー加工/微細加工/臓器再生/毛細血管/組織再生/コラーゲン/再生医療/人工血管/創薬/内皮細胞
他の関係分野:複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年11月1日
67
床近傍の温熱環境の改善が創造的作業のパフォーマンスに与える効果を確認
-床暖房が快適で生産的な在宅勤務の実現に貢献-
慶應義塾大学 理工学部システムデザイン工学科 川久保俊研究室と一般社団法人日本ガス協会は、リモートワークの急速な普及により住宅内の温熱環境の重要性が高まっていることを受け、冬季における床近傍の温度が在宅勤務者の生理的、心理的反応を通じて作業パフォーマンスに与える影響を検証することを目的とした研究を実施しました。その結果、床近傍が温暖な環境にあると、生理的状態を示す足先皮膚温度と心理的状態を示す温熱快適性・集中度が向上し、さらに創造的作業のパフォーマンスに良い影響を与えることが明らかになりました。これにより、床近傍の暖房効果に優れる床暖房が、より快適で...
キーワード:システムデザイン/温熱環境/熱環境/パフォーマンス
他の関係分野:複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月30日
68
プライマリ・ケアの専門医が「意味」を感じる仕事は6項目に分類できる
日本のプライマリ・ケアの専門医に対するインタビュー調査により、専門医として仕事に「意味」を感じる経験を、多様な健康問題や複雑な背景を持つ患者への診療や、教育や地域社会への貢献など、6項目に分類しました。これらの経験は、プライマリ・ケア医のキャリア形成に役立つと期待されます。少子高齢化社会における医療では、特定の臓器だけを診る専門医だけでなく、患者の全体を診る総合診療医(プライマリ・ケア医)の役割がますます重要になります。しかし、日本ではプライマリ・ケアが正式な専門領域として認められたのはごく最近であり、プライマリ・ケア医は、「専門性が曖昧」「ロールモデルが少ない」といった...
キーワード:高齢化社会/キャリア/少子高齢化/インタビュー調査/高齢化
他の関係分野:複合領域農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月30日
69
約70億年前の宇宙の温度を高精度に測定
-「昔の宇宙は熱かった」ビッグバン理論の予測と完全一致-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の小谷 竜也(博士課程1年)と同大学理工学部物理学科の岡 朋治教授、国立天文台からなる研究チームは、アルマ望遠鏡で過去に観測されたクェーサー「PKS1830−211」方向の公開データを詳細に解析しました。その結果、約70億年前に相当する赤方偏移z = 0.89 における宇宙マイクロ波背景放射(以下、CMB)の温度を 5.13±0.06 K と測定しました。この値は中間赤方偏移で得られたCMB温度の測定値としてこれまでで最も高精度なものです。さらにこの値は、現在の宇宙におけるCMB温度(約2.7 K)のおよそ2倍であり、「CMB温度が時間と共に(1+z)に比例して上...
キーワード:CMB/宇宙マイクロ波背景放射/宇宙論/天体物理学/望遠鏡/マイクロ/マイクロ波
他の関係分野:数物系科学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月28日
70
エコールサントラルナント名誉教授フアド・ベニス氏へ慶應義塾大学名誉博士の称号を授与
慶應義塾大学は、エコールサントラルナント名誉教授であるフアド・ベニス氏に対し、名誉博士の称号を授与します。フアド・ベニス氏は、長年にわたり慶應義塾大学との学術提携に尽力され、理工学部・大学院理工学研究科との協同によるダブルディグリープログラムやフランス語・フランス文化春季講座を通じて、これまでに300名以上の学生を受け入れ、両校の学術交流を促進してこられました。また、ロボティクスおよび学際的最適化の分野においても産業界との連携を重視し、学術的な知見の実用化に多大な貢献をされました。本学はこれらの功績に敬意を表し、慶應義塾大学名誉博士の称号を授与いたします。...
キーワード:最適化/ロボティクス
他の関係分野:情報学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月27日
71
2025年慶應義塾大学スポーツ医学研究センター公開講座「いま、指導者に求められる学生スポーツの安全管理」を開催
慶應義塾大学スポーツ医学研究センターは、2025年12月6日(土)に公開講座「いま、指導者に求められる学生スポーツの安全管理」を開催いたします。近年、学生スポーツの現場では、熱中症や脳振盪、指導現場でのトラブルなど、安全確保と倫理的対応が求められる事例が増加しています。こうした状況を受け、本講座では、大学・医療・教育の分野で活躍する専門家が登壇し、現場の指導者や教育関係者が実践できる“安全管理の原則と最新知見”を共有します。そして、学生スポーツをより安全で健全な活動へと導くための視点を提供します。学校スポーツ関係者や指導者、教育...
キーワード:安全管理/スポーツ/スポーツ医学/熱中症
他の関係分野:医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月26日
72
圧力で光励起状態分子の分裂を操る!柔らかな分子で拓く次世代エネルギー変換材料
-静水圧によって一重項分裂を自在に制御するソフトマテリアルの新設計指針を提案-
① 1つの光励起子を2つの励起子に増やす「シングレット・フィッション(SF)」を、静水圧(圧力) によって加速・減速できる分子を開発。② 分子をつなぐ柔軟なリンカー構造が圧力応答性の鍵であり、励起状態の反応速度を能動的に切り替えることに成功。③ 圧力で光反応を制御する“ソフトマテリアル設計”の新指針を提示し、光エネルギー変換や光治療への応用に道を拓いた。太陽光や可視光エネルギーを効率的に利用するための鍵となる現象として、「シングレット・フィッション(Singlet Fission, SF)」が注目されています。SFとは、光によって生成された一重項励起子...
キーワード:光エネルギー/静水圧/太陽/励起状態/二量体/光エネルギー変換/光反応/太陽光/ソフトマテリアル/アルカン/ペンタセン/可視光/光励起/分光測定/反応速度/ダイナミクス/励起子/エネルギー変換/寿命/光線力学療法
他の関係分野:環境学数物系科学化学総合理工農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月16日
73
パラゴムノキと近縁種5種のゲノム、プロテオーム、リピドーム解析
-天然ゴムの品質や特性への新たな展開として-
横浜市立大学木原生物学研究所 松井 南特任教授(理化学研究所 環境資源科学研究センター 客員主管研究員)、慶應義塾大学商学部 栗原恵美子助教、前橋工科大学工学部 生命工学領域 蒔田由布子教授らの研究グループは、マレーシア科学大学、インドネシアゴム研究所と共同で、天然ゴム生産国で多く用いられている品種パラゴムノキ(ヘベア ブラジリエンシス; Hevea brasiliensis RRIM 600の染色体レベルのゲノム解析と、へべア属近縁種の5種のゲノム解析、6種間の遺伝子比較、ラテックスのプロテオーム比較、脂質成分比較の総合的な解析を行うことで、天然ゴムの生産性のみならず、品質に関わる基礎的なデ...
キーワード:生産性/ラテックス/染色体/ゲノム解析/ゲノム/遺伝子/脂質
他の関係分野:農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月16日
74
2週間ポジティブに振り返るだけで働く意欲がアップ
-慶應義塾大学、公益財団法人日本生産性本部の研究チームがスマホアプリ「WEDiary(ウィダイアリー)」を開発し、実証実験-
慶應義塾大学 総合政策学部の島津明人教授と公益財団法人日本生産性本部の研究グループは、日々の業務を振り返りポジティブな出来事を記録するスマートフォンアプリ「Work Engagement Diary(以下「WEDiary(ウィダイアリー)」)」を開発し、その効果によってワーク・エンゲイジメントが向上することを実証しました。ワーク・エンゲイジメントは、「労働者が仕事に積極的に向かい活力を得ている状態」を指し、近年のポジティブ心理学のトレンドの中で研究が進んでいる領域です。わが国の労働力人口の減少と高齢化の中で、労働者と企業の双方にとって重要な概念です。...
キーワード:効果測定/実証実験/生産性/RCT/スマートフォン/高齢化
他の関係分野:複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月14日
75
ポストコロナでのデジタル技術と就業者の実態に関する研究
-「第3回デジタル経済・社会に関する就業者実態調査」(速報)-
慶應義塾大学経済学部の大久保敏弘教授は、NIRA総研と共同で、コロナ禍およびポストコロナにおける就業者の実態を明らかにするため、2020年4月の感染拡大初期よりこれまで12回にわたりアンケート調査を実施してきました。このたび、ポストコロナにおけるデジタル技術の社会実装の状況や、デジタル技術が就業者の働き方・生活・意識に与える影響、および、2025年7月に実施された参院選の投票行動を把握することを目的とした「第3回デジタル経済・社会に関する就業者実態調査」を実施し、その速報結果を公表しました。本調査の主な結果(速報)は以下の通りです。【テレワーク利用率】...
キーワード:投票行動/人工知能(AI)/ワーク・ライフ・バランス/テレワーク/コロナ禍/ポストコロナ/アンケート調査
他の関係分野:情報学複合領域
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月9日
76
我が国のアレルギー研究における患者・市民参画の実態を初めて体系化
-がん・難病との比較をもとに、必要な支援策を明らかにし、国連総会併催科学サミットで国際的に提言-
慶應義塾大学医学部皮膚科学教室/慶應義塾大学病院アレルギーセンターの足立剛也専任講師(京都府立医科大学兼任)、東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センター公共政策研究分野の渡部沙織特任研究員、武藤香織教授、国立成育医療研究センター免疫アレルギー・感染研究部の森田英明部長らの研究グループは、我が国のアレルギー研究における患者・市民参画(Patient and Public Involvement and Engagement: PPIE)の実態を、がん・難病領域との比較を通じて初めて体系的に明らかにしました。全国の研究者および患者団体を対象に行ったアンケート調査により、アレルギー領域の患者団体...
キーワード:研修プログラム/公共政策/アンケート調査/政策研究/体系化/ヒトゲノム/ゲノム解析/アレルギー/ゲノム/難病
他の関係分野:複合領域環境学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月9日
77
細胞膜の電気的応答に方向依存性(異方性)を発見
-イオンチャネル制御や再生医療技術開発など幅広い応用へ期待-
慶應義塾大学理工学部の山本詠士准教授、東北大学電気通信研究所の陰山弘典大学院生(大学院医工学研究科)および平野愛弓教授(材料科学高等研究所 (WPI-AIMR) ・大学院医工学研究科兼務)らの共同研究グループは、分子動力学シミュレーションと人工細胞膜実験を組み合わせることで、生体膜に対する電場作用の新しい側面を解明しました。従来広く研究されてきた膜垂直方向の電場とは異なり、膜水平方向の電場が脂質二重膜の構造を顕著に変化させることを明らかにしました。生体膜は細胞内外を仕切る単なるバリアではなく、イオンチャネルや受容体など多様な膜タンパク質の機能を支える能動的なプラットフォー...
キーワード:電気通信/分子動力学シミュレーション/異方性/材料科学/バイオエレクトロニクス/シミュレーション/動力学/分子動力学/機能制御/医工学/人工細胞/生体内/細胞膜/脂質二重膜/電気刺激/イオンチャネル/ラット/構造変化/再生医療/受容体/上皮細胞/生体膜/創薬/相互作用解析/膜タンパク質/コレステロール/脂質
他の関係分野:情報学数物系科学総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月8日
78
日本初、MECに搭載したネットワーク遅延対策機能により、商用5Gで「物に触れた手応えが伝わるロボット」の安定的な無線遠隔操作に成功
-新規開発した通信制御システムで、ロボット無線遠隔操作の実用性を拡大-
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)と慶應義塾大学ハプティクス研究センター(以下、慶大)は、慶大が 開発したロボティクス技術 「リアルハプティクス®」を活用し、MECに搭載したネットワーク遅延対策機能とドコモの商用5Gのモバイルデータ通信を組み合わせ、繊細な力加減を必要とし物に触れた時の手応えが伝わるロボットの無線遠隔操作を安定した動作で行うことに、日本で初めて成功しました。今回の実証実験は、ドコモが開発したネットワーク遅延対策機能をdocomo MEC®に搭載し実現した日本初の取り組みです。プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。プレスリリース(PDF)...
キーワード:ハプティクス/モバイル/ロボット/ロボティクス/遠隔操作/実証実験/制御システム
他の関係分野:情報学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月7日
79
慶應義塾とあずさ監査法人が協定を締結
-あずさ監査法人として初の大学連携協定、大学発スタートアップ創出を支援-
慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長:伊藤公平)と有限責任 あずさ監査法人(所在地:東京都新宿区、理事長:山田裕行、以下「あずさ監査法人」)は、スタートアップ創出支援および成長支援に関する協定(以下「本協定」)を締結いたしました。本協定の締結を踏まえ、慶應義塾の教育・研究成果の社会実装を通じた、社会課題の解決およびイノベーション創出による社会貢献を推進し、さらに持続的に社会へ影響を与えるイノベーション・エコシステムの活性化およびスタートアップ・エコシステムの形成を進めます。尚、あずさ監査法人において、これまで企業等向けに展開してきた専門的な知見やグ...
キーワード:社会貢献
他の関係分野:
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年9月27日
80
特殊なダイヤモンドの針を開発し超高速で変化する電場の局所計測に成功
NV中心と呼ばれる格子欠陥を導入したダイヤモンドを原子スケールの空間分解能を持つ原子間力顕微鏡(AFM)の探針(プローブ)に用い、二次元層状物質の表面近傍の電場をフェムト秒(1000兆分の1秒)・ナノメートル(10億分の1メートル)の時空間分解能で計測することに成功しました。ダイヤモンドの結晶中に不純物として窒素(Nitrogen)が存在すると、すぐ隣に炭素原子の抜け穴(空孔:Vacancy)ができることがあります。これをNitrogen-Vacancy(NV)中心と言います。そして、NV中心を導入したダイヤモンドに電界を加えると、その屈折率が変化するようになります。これ...
キーワード:セレン/パルス/時間分解/磁場/原子層/時間分解能/タングステン/層状物質/AFM/スピン/センシング/ナノメートル/フェムト秒/フェムト秒レーザー/レーザー/格子欠陥/屈折率/原子間力顕微鏡/分解能/空間分解能/プローブ
他の関係分野:環境学数物系科学総合理工医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年9月21日
81
ハーフメタル材料の磁化歳差運動を電界で変調
-スピン波を情報担体とする新型デバイスの実現に道-
高性能スピントロニクス材料として有名な強磁性ホイスラー合金の一種であるCo2FeSiと表面弾性波材料として有名な圧電体ニオブ酸リチウム(LiNbO3)からなるエピタキシャルCo2FeSi/LiNbO3界面マルチフェロイク構造を実現。スピン波の長距離伝播が示唆される低磁気摩擦特性(低ダンピング定数)領域で磁化ダイナミクス(磁化の歳差運動)の電界変調に成功。表面弾性波を利用したスピン波の生成技術と本研究技術を融合することで、全電界制御型マグノニクスデバイスの実現につながる成果。大阪大学大学院基礎工学研究科の山田晋也准教授、宇佐見喬政助教(研究当時)(現:先...
キーワード:アンテナ/モノのインターネット(IoT)/人工知能(AI)/学際研究/マグノン/磁場/マグノニクス/磁性体/表面弾性波/スピン波/ダンピング/強磁性/エピタキシャル/ニオブ/ハーフメタル/ホイスラー合金/圧電体/コバルト/スピン/スピントロニクス/ダイナミクス/ニオブ酸リチウム/リチウム/弾性波/低消費電力/二酸化炭素/半導体/摩擦特性
他の関係分野:情報学環境学数物系科学総合理工
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年9月17日
82
宇宙の結び目が物質の起源?
-トポロジーと宇宙誕生の謎-
我々の宇宙では物質が反物質よりも多いことがわかっているが、その理由は不明宇宙創生期の高温の宇宙において、温度が下がると対称性が失われ宇宙ひもと呼ばれるひも状の欠陥構造の結び目が形成されることを世界で初めて示したこの結び目の崩壊により物質が反物質よりも多く生成され得ること、また将来の重力波観測により検証できることを解明した我々の宇宙は物質が占めていて、反物質がほとんど存在しないということが知られています。物質と反物質は電荷以外の性質がすべて同じで、宇宙創生のビッグバンで生じる両者の量に違いはないはずなので、なぜ反物質が消えてしまったのかは長い間謎でした。...
キーワード:アクシオン/トポロジー/結び目/対称性/反物質/非対称性/量子異常/素粒子/ニュートリノ/重力波/素粒子物理/キラル/持続可能/シナリオ/トンネル/トンネル効果/持続可能性/量子力学
他の関係分野:数物系科学化学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年9月17日
83
ZEH改修住戸の快適性を科学的に検証 築20年の賃貸マンションで実証実験を実施
-ZEH住宅の普及、理解促進に向けた産学連携プロジェクト-
東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員 小澤 克人、以下「東京建物」)、YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 魚津 彰、以下「YKK AP」)、慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長 伊藤 公平)は、ZEH基準への改修が住む人の快適性に与える影響を検証することを目的とした実証実験(以下「本実証」)を実施しました。本実証は、東京建物が開発し、保有する築20年の大規模賃貸マンション「Brillia ist東雲キャナルコート」(東京都江東区)内の住戸に被験者が宿泊し、温湿度やバイタルデータを比較することでZEHが快適性・健康性に与える影響を可視化するもの...
キーワード:産学連携/環境計測/カーボンニュートラル/マンション/省エネ/比較分析/カーボン/実証実験/省エネルギー/二酸化炭素/ショック/血圧
他の関係分野:複合領域環境学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年9月10日
84
病原菌と宿主の相互作用が休眠遺伝子を活性化
-微生物―動物細胞共培養法によって新規天然物を生成-
慶應義塾大学理工学部生命情報学科の荒井 緑教授,齋藤 駿専任講師,同大学大学院博士課程3年の氏江優希子(研究当時)らの研究グループは、病原真菌とマクロファージとの相互作用が真菌の二次代謝産生能を活性化し、新規天然物を生成することを見出し、その相互作用の詳細なメカニズムの解明に成功しました。微生物の休眠遺伝子活性化は多くの新規天然物を生産することができ、天然物創薬を加速することができます。本研究では、独自の微生物―動物細胞共培養法により、新規天然物が得られることを発見し、さらに病原微生物とマクロファージとの生存競争が二次代謝産生活性化の鍵となっていることを明らかにしました。...
キーワード:情報学/生命情報/病原微生物/病原菌/二次代謝/微生物/ファージ/マクロファージ/共培養/創薬/遺伝子/真菌
他の関係分野:情報学生物学農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年9月8日
85
医薬品など極性分子の構造解析を可能にする新たな結晶スポンジを開発
-親水的な細孔環境で配位結合と水素結合を組み合わせた効率的な分子補捉を実現-
結晶スポンジ分析法において医薬品として有用な求核性化合物の構造解析は、金属イオンと強く相互作用する性質上困難であった親水的な細孔空間を有し、配位結合と水素結合を組み合わせて効率的な分子捕捉を実現する金属有機構造体(MOF)を開発。求核性化合物の構造決定に成功創薬や天然物化学における高汎用性で迅速・高精度な構造決定に期待東京科学大学(Science Tokyo) 理学院 化学系の中川智暉大学院生(修士課程)、和田雄貴助教(東京科学大発ベンチャー テクモフ株式会社 ディレクター)、ユーソフ・パベル特任准教授、河野正規教授(テクモフ株式会社 CSO)および慶...
キーワード:オープンアクセス/分子構造/配位結合/金属有機構造体/マイクロ/金属イオン/多孔質/多孔質材料/天然物化学/構造決定/医薬品開発/創薬/代謝物/薬物代謝
他の関係分野:情報学化学総合理工総合生物農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年9月8日
86
量子カーネル技術で設備異常の同時検知・分類を実現
-非接触・高精度、遠距離から検知可能、スマートファクトリー化の促進へ貢献-
慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長:伊藤 公平)と、TOPPANホールディングス(本社:東京都文京区、代表取締役社長CEO:麿 秀晴)は、量子カーネルを活用した異常検知システムを開発し、従来の古典的手法では困難だった長距離での高精度異常検知を実現しました。本研究成果は、量子コンピューティングの国際会議「QCE25」テクニカルペーパーQMLトラックに採択され、2025年9月5日AM 10:30(日本時間9月6日AM 1:30)に発表されました。プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。プレスリリース(PDF)...
キーワード:コンピューティング/量子コンピューティング/異常検知/非接触
他の関係分野:情報学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年9月7日
87
JAL・慶應義塾大学、釧路空港にて第2回地震防災訓練を実施
-動画教材を作成し他空港へ展開、より多くの空港の災害対応力を高めます-
日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長グループCEO:鳥取 三津子、以下「JAL」)と慶應義塾大学は、2025年9月3日(水)に釧路空港旅客ターミナルにて、2回目となる地震防災訓練を実施しました。本訓練は、慶應義塾大学環境情報学部の大木聖子准教授の監修のもと、北海道エアポート株式会社(本社:北海道千歳市、代表取締役社長 山﨑 雅生、以下「HAP」)の全面的な協力を得て、JALグループ社員のほか、空港旅客ターミナル内の店舗スタッフなどの空港スタッフ、慶應義塾大学大木聖子研究室 (以下、「大木ゼミ」)の学生40名が参加し、震度7の巨大地震発生を想定した避難・情報...
キーワード:情報学/巨大地震/安全・安心/防災計画/地震防災/シナリオ/環境情報/災害対応/大地震/高齢者
他の関係分野:情報学数物系科学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年9月1日
88
音波が「軌道流」を生み出す2つの新現象を観測
-次世代の電子技術を拓く新たな原理を実証-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の谷口真理(博士2年・助教(有期))と慶應義塾基礎科学・基礎工学インスティテュート(KiPAS)および同大学理工学部の安藤和也教授(KiPAS主任研究員)らは、結晶中を伝わる音波(表面弾性波)によって「軌道流」を生成する2つの新現象「音響軌道ホール効果」と「音響軌道ポンピング」の観測に初めて成功しました。電子は電荷・スピン・軌道という3つの基本的性質をもち、電荷とスピンの流れはそれぞれ「電流」と「スピン流」と呼ばれています。近年は、スピン流に基づく「スピントロニクス」が電子技術に新たな展開を生み出してきました。さらに最近は、電流・スピン流に対...
キーワード:結晶格子/ホール効果/表面弾性波/スピン流/スピン/スピントロニクス/弾性波
他の関係分野:数物系科学総合理工
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年8月28日
89
国内初、インパクトを軸に機関投資家が研究開発型スタートアップとのイノベーション共創を学ぶ「慶應義塾イノベラボ」開講
慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長:伊藤公平)は、2025年9月5日より、社会課題解決を価値創造につなげる考え方「インパクトマネジメント」を軸に、研究開発型スタートアップとのイノベーション共創について学ぶ「慶應義塾イノベラボ」を開講します。本プログラムは、機関投資家等を主な対象に、研究成果の社会実装を担う研究開発型スタートアップと共にイノベーションを創り出す人材を育成する、国内初のプログラムです。初開催となる今回をパイロット版とし、今後はさらに対象を行政や事業会社、社会実装を目指す研究者、スタートアップへと広げ、イノベーション創出に関わる多様な主体への展開を目指します...
キーワード:価値創造/マネジメント
他の関係分野:複合領域
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年8月24日
90
空飛ぶホプフィオンの3次元周期構造を発見
-高密度・超安定な情報の担い手-
伝搬する光ビーム中にトポロジカル構造であるホプフィオンを生成する手法を開発。偏光と空間モードが制御された2色の光を重ね合わせて、時間変化する偏光の時空構造にホプフィオンの周期構造を形成。次世代の情報通信技術や計測技術における情報の担い手として期待。東京科学大学(Science Tokyo) 総合研究院の林文博(リン ウェンボ)助教、東京大学 先端科学技術研究センターの岩本敏教授、慶應義塾大学理工学部の太田泰友准教授、シンガポール南洋理工大学(Nanyang Technological University, Singapore)の申艺杰(シン イージェ...
キーワード:無線通信/情報通信/トポロジカル/光通信/計測技術/3次元構造/周波数/電磁波/情報通信技術
他の関係分野:情報学複合領域総合理工農学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年8月6日
91
正常な神経細胞分化、鍵はタンパク質凝集
-ATRXの相分離が担う脳の発達と病態形成-
知的障害や脳発達異常の原因遺伝子ATRXが、脳細胞の運命を決める新たな仕組みを発見。ATRXが核内に「凝集体(液滴)」を作り、これが神経細胞の正常な分化を促進することを解明。凝集体形成が阻害されると神経細胞への分化過程が正しく進まず、神経管構造の異常など脳発達に重大な影響を及ぼすことを示唆。ATRXの変異によって引き起こされる発達障害(ATR-X症候群)や膠芽腫などのがんの病態解明、さらには新たな治療法の開発につながることが期待される成果。脳の発達や神経細胞が正しく分化する仕組みは、多くの謎に包まれています。早稲田大学、東京医科大学、および慶...
キーワード:相分離/タンパク質凝集/モデリング/脳発達/クロマチンリモデリング/新規治療法/知的障害/クロマチン/膠芽腫/リモデリング/病態解明/凝集体/再生医療/細胞分化/神経細胞/神経分化/遺伝子/脳腫瘍/発達障害
他の関係分野:数物系科学生物学総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年7月30日
92
キラル分子を用いた磁気ナノデバイスにおいて室温磁気抵抗効果を観測
-キラル誘起スピン選択性(CISS)効果に関して新たな知見-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の松坂美月(博士2年生、日本学術振興会特別研究員DC1)、鹿嶋倖太郎(修士2年生)、寺井航紀(修士1年生)、上田拓海(修士2年生)、宮本龍之介(同大学院修了生)、同大学理工学部の物理情報工学科・海住英生教授、化学科・山本崇史准教授らは、東北大学多元物質科学研究所の芥川智行教授らと共同で、キラル分子を用いた磁気ナノデバイスにおいて室温での磁気抵抗(MR)効果の観測に初めて成功しました。近年、キラル分子におけるキラル誘起スピン選択性(CISS)効果が大きな注目を集めています。CISS効果に関して、磁性探針を用いた導電性原子間力顕微鏡による研究は...
キーワード:磁気抵抗/物質科学/キラル/磁気抵抗効果/磁性体/ナノデバイス/磁性薄膜/選択性/スピン/マイクロ/原子間力顕微鏡/導電性
他の関係分野:数物系科学化学総合理工
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年7月14日
93
内閣府/JSTムーンショット型研究開発制度・目標1「身体的共創を生み出すサイバネティック・アバター技術と社会基盤の開発」5年間の研究開発成果をEXPO2025 大阪・関西万博で展示
内閣府/JSTムーンショット型研究開発制度・目標1の研究開発プロジェクト「身体的共創を生み出すサイバネティック・アバター技術と社会基盤の開発」(プロジェクト・マネージャー:南澤孝太(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科・教授)、以下 Project Cybernetic being)では、人々が自身の能力を最大限に発揮し、多様な人々の多彩な技能や経験を共有できるサイバネティック・アバター技術の開発を通じて、人と社会に調和した、身体的な技能や経験を流通する社会基盤の構築と、サイバネティック・アバターを通じて誰もが自在な活動や挑戦を行える社会の実現を目指しています。このた...
キーワード:アバター/社会基盤
他の関係分野:情報学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年7月8日
94
人工甘味料が腸炎を悪化させる仕組みを解明
-腸内細菌と免疫細胞が連動する新たな炎症経路を特定-
北里大学と慶應義塾大学の研究グループは、人工甘味料として広く使用される糖アルコール「ソルビトール」の摂取が、腸内細菌叢およびその代謝物を介して腸管の炎症性免疫応答を活性化し、大腸炎を悪化させることを明らかにしました。本研究は、北里大学薬学部 微生物学教室の金倫基教授(研究当時:慶應義塾大学薬学部 創薬研究センター 教授)、慶應義塾大学 先端生命科学研究所/同大学大学院政策・メディア研究科 博士課程3年(研究当時)の佐藤謙介、および同大学薬学部薬学科6年(研究当時)の富岡美和を中心としたチームによる研究成果です。発酵性のオリゴ糖・単糖・二糖・ポリオール...
キーワード:メディア研究/オリゴ糖/マイクロ/発酵/微生物学/消化管/微生物/大腸炎/IBD/炎症性腸疾患/アルコール/過敏性腸症候群/大腸/腸内環境/ファージ/マウス/マクロファージ/炎症性サイトカイン/抗菌剤/創薬/代謝物/腸炎/免疫応答/免疫細胞/サイトカイン/マイクロバイオーム/細菌/細菌叢/腸内細菌/腸内細菌叢
他の関係分野:情報学化学農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年6月24日
95
世界初!直接リプログラミングでマウス肺細胞のスピード作製に成功
-幹細胞を介さない新たな肺再生医療に期待-
4つの転写因子(Nkx2-1、Foxa1、Foxa2、Gata6)による直接リプログラミングで、2型肺胞上皮様細胞(iPUL細胞)を約7日で作製することに世界で初めて成功。iPUL細胞はラメラ体様構造を有し、遺伝子発現プロファイルも正常2型肺胞上皮(AT2)細胞と高い相同性を示した。間質性肺炎(肺線維症)モデルマウスにiPUL細胞を投与したところ、42日後には肺胞領域への生着および1型肺胞上皮(AT1)様細胞への一部分化が確認された。幹細胞を介さない新規肺上皮細胞作製技術として、再生医療への応用が期待される。名古屋大学大学院医学系研究科呼吸器...
キーワード:プログラミング/プロファイル/電子顕微鏡/遺伝子解析/遺伝子発現プロファイル/網羅的遺伝子解析/間質性肺炎/肺線維症/モデルマウス/線維芽細胞/マウス/リプログラミング/幹細胞/再生医療/上皮細胞/転写因子/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:情報学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年6月24日
96
プラズモン現象の最小単位を金ナノクラスター21原子と解明
-次世代の太陽電池・高速通信を支えるプラズモニック光回路への応用に期待-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の時田実和(修士2年)、井上朋也助教(有期)(研究当時)、同大学理工学部化学科の中嶋敦教授らの研究グループは、金(Au)原子の数を1個単位で精密に制御した金ナノクラスターを用い、蒸着した固体表面に光照射することによる光電子放出過程を詳細に解析することで、局在表面プラズモン共鳴(LSPR)の発現に必要な最小単位が21原子であることを明らかにしました。プラズモン現象は、金属の中の自由電子が光などの電磁場によって励起されて電子集団として振動する現象を指します。LSPRは、太陽電池や光センシング、ナノ光回路といったフォトニックデバイスの性能向上に貢...
キーワード:光電子分光/イオン源/磁場/太陽/光電子分光法/ナノクラスター/局在表面プラズモン共鳴/金属クラスター/光応答/表面プラズモン共鳴/電子分光/固体表面/ナノデバイス/プラズモニクス/プラズモン/光センシング/光回路/表面プラズモン/光照射/光電変換/太陽電池/電子構造/電池/センシング
他の関係分野:数物系科学化学生物学総合理工
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年6月12日
97
従来のアミロイドPET検査より早期に診断可能な血液検査の開発
-症状が現れる前の前臨床(プレクリニカル)ADスクリーニングへの応用の可能性-
このたび、みんなの在宅クリニック国分寺の窪田真人医師(研究当時:慶應義塾大学医学部(臨床実習)助教)、慶應義塾大学医学部内科学(神経)/同大学病院メモリーセンターの伊東大介特任教授らを中心とする慶應義塾大学病院メモリーセンターの研究チームは、簡便な血液検査であるHigh Sensitivity Chemiluminescence Enzyme-immunoassay(HISCL®)を用いたアミロイドβ42/40比で、アミロイドPET検査の視覚読影よりも早期にアルツハイマー病(以下、AD)の中心的病理である脳内アミロイドβ(Aβ)沈着を高精度に判別可能であることを示しました。この血漿Aβ42/4...
キーワード:メモリ/アミロイドβ/病理/アミロイド/アルツハイマー病/スクリーニング/血液/医師
他の関係分野:総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年6月10日
98
跳ねるおもちゃがパチンと鳴る仕組み
-次世代のソフトロボット技術に活用-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の阿部宝(研究当時修士課程2年)、中原行健(博士課程1年)、同大学理工学部機械工学科の高橋英俊准教授、石上玄也教授、佐野友彦専任講師、大阪大学大学院基礎工学研究科の橋口勲武(博士課程3年)、小林舜典助教、垂水竜一教授らによる研究グループは、薄い半球状のシェル構造が跳躍する仕組みを明らかにしました.近年、ソフトロボットが開発されていますが、ソフトロボットの挙動は材料特性や環境との複雑な相互作用に影響されるため、性能の予測が困難であり、経験的な設計が必要でした.本研究では、跳躍するおもちゃ(ポッピンアイ)に着想を得て、跳躍ソフトロボットの基本構造...
キーワード:材料特性/ロボット
他の関係分野:
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年6月10日
99
高齢者施設の看護職と介護職の連携が入居者の健康状態の変化を察知する鍵に
-看護職へのインタビュー調査で具体的な看護の役割を解明-
看護職と介護職による日常的な情報共有が、入居者の健康状態の変化をいち早く察知することにつながると明らかになりました。看護職は「準備(入居者のいつもの状態や既往歴の把握)」、「評価(介護職からの報告や自身の観察による状態の確認)」、「判断(過去の事例や臨床経験に基づくリスク評価)」という3つの役割を果たして、早期発見につなげていました。医療資源が限られる高齢者施設において、看護職は「異常な体温」「呼吸状態の異常」「意識レベルの低下」など10項目の兆候を、入居者の健康状態の変化を示す重要なサインとして重視していました。上智大学総合人間科学部看護学科の大河原...
キーワード:テキストデータ/比較分析/リスク評価/インタビュー調査/看護/看護学/看護職/高齢者/早期発見
他の関係分野:医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年6月9日
100
ツインビーム光源による新たな非線形ラマン分光法の開発
-低コスト・小型な高分解能ラマン計測装置へ-
京都大学大学院工学研究科 衞藤雄二郎 准教授(研究当時、現:京都大学大学院理学研究科)、慶應義塾大学医学部 塗谷睦生 准教授、慶應義塾大学理工学部生命情報学科 加納英明 教授らの研究グループは、従来は複数の高価なフェムト秒の超短パルス光源が必要だったスペクトルフォーカシングによる非線形ラマン分光を、ナノ秒励起のツインビーム光源1台で実現することに成功しました。本成果は、実用化が進む量子光源技術を用いた新たな計測手法を提示し、低コストでコンパクト、かつ高性能な次世代の分子構造解析装置への応用展開が期待されます。本研究成果は、2025年6月6日に国際学術誌「Physical ...
キーワード:情報学/パルス/非線形/スペクトル/分子構造/生命情報/ラマン/超短パルス/光源技術/フェムト秒/分解能/高分解能/ラマン分光/ラマン分光法
他の関係分野:情報学数物系科学化学生物学総合理工医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年6月4日
101
医療従事者とともに働くパートナーロボット始動
-慶應義塾大学病院にて川崎重工業の屋内配送用サービスロボット「FORRO」を用いた自動配送サービスの運用を開始-
慶應義塾大学病院(東京都新宿区、病院長:松本 守雄)と川崎重工業株式会社(東京都港区、代表取締役社長執行役員:橋本 康彦)は、川崎重工業が開発した屋内配送用サービスロボット「FORRO(フォーロ)」を用いた病院内での自動配送サービスの運用を2025年4月1日より開始しました。プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。プレスリリース(PDF)プレスリリース全文 ...
キーワード:ロボット
他の関係分野:
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年6月4日
102
遠心分離に超音波照射技術を融合することにより超高粘性のプレゲル溶液からマイクロゲル粒子を生成
国立大学法人東京農工大学大学院工学府機械システム工学専攻の板東雄太氏、同大学院工学研究院先端機械部門の倉科佑太准教授、田川義之教授、および慶應義塾大学理工学部機械工学科の尾上弘晃教授は、遠心力によるマイクロサイズの液滴生成技術に超音波振動を融合することにより、従来の100倍以上の粘度をもつ超高粘性プレゲル溶液を微細管から射出できる技術を構築し、これまで生成が困難であった高濃度のマイクロゲル粒子の生成に成功しました。この成果により、今後、マイクロゲル粒子を用いた薬剤徐放や細胞培養による創薬研究や再生医療が期待されます。プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。プレスリリース(PDF)...
キーワード:遠心力/システム工学/マイクロ/超音波/再生医療/細胞培養/創薬
他の関係分野:数物系科学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月29日
103
慶應義塾大学が一般社団法人國酒テック・イノベーション推進機構及びOISSY株式会社と連携し、AIを用いたお酒と料理のペアリングシステムを開発
-マーケットデザインとフィンテックを融合し、日本酒の新たな価値創造を実現-
慶應義塾大学(所在地:東京都港区 塾長:伊藤公平)は、一般社団法人國酒テック・イノベーション推進機構(所在地:東京都中央区、理事長: 佐藤宣之)及びOISSY株式会社(所在地:東京都港区 代表: 鈴木隆一)と共同で、お酒と料理のペアリングシステム「Sakeforyou」を開発いたしました。最新のミクロ経済学理論に裏打ちされたマッチングシステムとAIを用いた味覚センサーの出力値を組み合わせ、AIベースで海外における日本の食文化を簡便かつ正確に発信することを目指します。プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。プレスリリース(PDF)...
キーワード:マッチング/マーケットデザイン/人工知能(AI)/価値創造/センサー
他の関係分野:情報学複合領域
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月27日
104
認知症1,000万人時代に備える。日本人のアルツハイマー発症リスクが遺伝子情報から予測可能に。
-将来の脳内アミロイドβ蓄積リスクを高精度に予測するモデルを開発-
このたび、慶應義塾大学医学部内科学(神経)/同大学病院メモリーセンターの伊東大介特任教授とエーザイ株式会社の海嶋美里研究員からなる研究チーム(エーザイ・慶應義塾大学認知症イノベーションラボ ; EKID)は、日本人認知症コホートデータと日本人のアルツハイマー病ゲノムワイド関連解析結果を用いて、脳内アミロイドβ蓄積のリスクの有無を予測できるポリジェニックリスクスコア(Polygenic Risk Score, PRS)モデルを構築しました。このPRSを活用することで、日本人においてアルツハイマー病の発症に関与する脳内アミロイドβ蓄積のリスクを予測可能であることを明らかにしました。...
キーワード:メモリ/アミロイドβ/ゲノムワイド/早期診断/ゲノムワイド関連解析/アミロイド/アルツハイマー病/ゲノム/コホート/遺伝子/認知症
他の関係分野:総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月20日
105
慶應義塾大学×アビームコンサルティング "力触覚伝送技術"で社会変革へ
-リアルハプティクス技術の実証・事業展開を加速させ、産業・公共領域の課題解決を推進-
慶應義塾大学ハプティクス研究センター(所在地:神奈川県川崎市、センター長:大西 公平)とアビームコンサルティング株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山田 貴博、以下、アビームコンサルティング)は、慶應義塾大学が開発した触覚をリアルタイムに伝達する技術「リアルハプティクス®」の社会実装に向けた実証・展開フェーズへの移行を推進するため、2025年4月1日に包括的連携契約を締結しました。この度、支援スキームが整備され本格始動が可能となりましたのでお知らせいたします。本連携を通じて、企業や公共団体へのリアルハプティクス技術の導入や事業化を実現し、最終的には社...
キーワード:ハプティクス/力触覚/持続可能/少子高齢化/高齢化
他の関係分野:情報学農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月14日
106
放線菌が生み出す熱ショック代謝物(HSM)の発見
-細胞膜を安定化し高温でも生育を可能にする新機能を解明-
慶應義塾大学理工学部生命情報学科の齋藤駿専任講師、荒井緑教授、修士課程2年の奥村薫里香(研究当時)、富山県立大学工学部生物工学科の深谷圭介講師、占部大介教授らの研究グループは、放線菌の高温培養により生産が活性化される代謝物、熱ショック代謝物(HSM)として、streptolactam Dを発見し、高温ストレスから放線菌を保護することで耐熱性を獲得する、二次代謝物の新たな機能性を発見しました。放線菌が生産する二次代謝物の多くは、長きにわたり菌自身の生育にとっては必ずしも必要なものではないと考えられてきました。今回HSMとして発見したstreptolactam Dは、生産菌の...
キーワード:情報学/耐熱性/生命情報/生物工学/機能性/高温ストレス/二次代謝/放線菌/細胞膜/ショック/代謝物/ストレス
他の関係分野:情報学化学生物学農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月12日
107
シリコンとアルミニウムでプラチナ超えるスピントロニクス材料を開発
-レアメタルに依存しない次世代メモリへの応用に期待-
福岡大学の洞口泰輔助教(研究当時、慶應義塾大学理工学部特任助教)と慶應義塾大学理工学部の能崎幸雄教授、物質・材料研究機構(NIMS)の介川裕章グループリーダー、中国科学院大学カブリ理論科学研究所の松尾衛准教授らによる研究グループは、日常的に使われるシリコンとアルミニウムという一般的な素材をナノメートルレベルで組み合わせた「ナノ傾斜材料」が、レアメタルのプラチナを超える効率で磁気トルクを生み出すことを発見しました。これは、電子の流れに生じる回転運動を活用する全く新しい原理による成果であり、レアメタルに依存せずに次世代メモリや電子機器の省電力化・高性能化を可能にする環境負荷の少ないサステナブル技術...
キーワード:メモリ/アルミニウム/シリコン/スピン/スピントロニクス/トルク/ナノメートル/レアメタル/環境負荷
他の関係分野:
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月12日
108
慶應義塾大学アート・センター主催 展覧会 「時代に生きよ、時代を超えよ」
-川口黎爾の直視まなざし 開催(2025.06.09 – 08.08)
今回の機会がなければ埋もれたままであった、藤牧義夫等を中心とする戦前の日本作品と海外の現代美術の優品を有する個⼈コレクションの展覧会です。本展覧会のタイトルを構成するメッセージ「時代に生きよ、時代を超えよ」は藤牧が記したテクストに基づきます。希代のコレクター川口黎爾がその直視(まなざし)で選び抜いたコレクションの数々をご体感ください。会期:2025年6月9日(月)~ 8月8日(金)土日祝休館 ただし7月5日(土)、7月26日(土)は開館7月7日(月)、7月8日(火)、7月28日(月)は閉館*会期中に作品の展示替えがあります前期:6月9日...
キーワード:テクスト
他の関係分野:
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月7日
109
量子力学の限界に迫る量子測定アルゴリズムを開発
-誤り耐性量子計算の実用化を加速-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の和田凱渡大学院生(後期博士課程2年)、同大学理工学部物理情報工学科の山本直樹教授、東京大学素粒子物理国際研究センターの吉岡信行准教授らの共同研究グループは、量子コンピュータ上で実現される状態に対し、多数の物理量を効率的かつ高精度に測定する適応型量子アルゴリズムを開発しました。本手法は、理論上の最適精度である「ハイゼンベルグ限界」を達成すると同時に、計算時間や必要とされる量子ビット数に関して、大幅な改善を達成しました。本研究成果は、量子情報処理の実用化に向けた大きな一歩であり、誤り耐性量子計算の科学応用における礎となり、次世代量子アルゴリズムの基盤技術として、産業...
キーワード:量子アルゴリズム/アルゴリズム/量子計算/量子コンピュータ/量子情報/量子情報処理/量子測定/素粒子/素粒子物理/量子ビット/量子力学
他の関係分野:情報学数物系科学総合理工
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月1日
110
抗体の変性度を色で判定
-IgGの構造に応じて発光色を変えるルシフェリンを開発-
免疫グロブリンG(IgG)を発光反応の触媒とする天然ルシフェリンの改変体を開発IgGの構造に応じて発光色を変化させることに成功変性度を迅速・簡便に判定できるため、抗体の品質管理への応用に期待国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)健康医工学研究部門 西原諒 主任研究員、木原良樹 テクニカルスタッフ(研究当時)、栗田僚二 研究部門付は、慶應義塾大学理工学部 システムデザイン工学科 山本詠士 准教授、同大学院理工学研究科 平野秀典 特任准教授と共同で、治療や診断などに広く使用される抗体である免疫グロブリンG(IgG)と反応し、IgGの構...
キーワード:品質管理/システムデザイン/光反応/診断薬/医工学/生体内/カルス/ルシフェラーゼ/抗体医薬/ウイルス/抗体/細菌
他の関係分野:複合領域化学総合生物農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年4月24日
111
超高齢期における認知機能低下とアルツハイマー病で異なる認知特性を発見
-大規模な百寿者の全ゲノム関連解析でわかった分子メカニズムの違い-
慶應義塾大学医学部内科学教室(神経)の西本祥仁専任講師、同百寿総合研究センターの新井康通教授、同大学再生医療リサーチセンターの岡野栄之教授、新潟大学脳研究所の池内 健教授らの研究チームは、百寿者を対象とした共同研究によって、加齢にともなう認知機能低下とアルツハイマー病との臨床学的な相違点を明らかにしました。さらにアルツハイマー病でアミロイド蓄積に関連するアポE遺伝子が主要なリスクとして知られていた事に対して、加齢にともなう認知機能低下ではシナプス(神経細胞同士のつながり)の維持に関わる遺伝子が関連していることを発見しました。日本は世界に先がけて超高齢社会を迎えています。中...
キーワード:認知特性/高齢社会/シナプス/ゲノムワイド/超高齢社会/遺伝子解析/ゲノムワイド関連解析/実行機能/アミロイド/アルツハイマー病/再生医療/神経細胞/ゲノム/遺伝子/加齢/危険因子/健康長寿/認知機能/認知症/老化
他の関係分野:情報学総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年4月24日
112
投げ縄ペプチドが受容体の働きを抑制する仕組みを可視化
-免疫療法抵抗性を示すがん治療応用への期待-
◆人体にある重要な細胞表面タンパク質(ETB受容体)と、投げ縄様の独特な構造を持つラッソペプチド「RES-701」がどのように結合するか、クライオ電子顕微鏡で明らかにしました。◆このペプチドは、ETB受容体内の特定の隙間にしっかりと入り込み、受容体が通常行う細胞内への信号伝達を阻害することがわかりました。◆これにより、ラッソペプチドの高い選択性と安定性が、ETB受容体を標的とした新規創薬戦略に応用できる可能性が示唆されます。慶應義塾大学医学部坂口光洋記念講座(シグナル探求学)の志甫谷渉准教授(研究当時:東京大学大学院理学系研究科 助教)、東京大学大学院...
キーワード:選択性/電子顕微鏡/構造決定/抵抗性/クライオ電子顕微鏡/治療標的/免疫療法/GPCR/Gタンパク質/カルシニューリン/がん治療/医薬品開発/血管新生/構造変化/受容体/創薬/低分子化合物
他の関係分野:農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年4月22日
113
次世代AIデータセンター向けプラスチック光ファイバ技術を開発
-マルチコアで1心あたり106.25 Gbpsの超高速伝送に成功-
慶應義塾大学(塾長 伊藤公平)の新川崎先端研究教育連携スクエアの小池康博特任教授(慶應フォトニクス・リサーチ・インスティテュート(KPRI)所長)、村元謙太特任講師らの研究グループは、次世代AIデータセンターに不可欠な高密度・低遅延の大容量光通信を実現する革新的技術として、1心あたり最大106.25 Gbpsの超高速伝送が可能な多心(マルチコア)構造の屈折率分布型プラスチック光ファイバ(GI型POF)の開発に成功しました。近年、生成AIが急速に普及する中、大規模演算を担うデータセンターでは、従来を大きく上回る超大容量・低遅延の通信技術が求められています。特に、...
キーワード:アクセラレータ/GPU/マルチコア/人工知能(AI)/ノイズ/フォトニクス/光通信/プラスチック/屈折率/低消費電力
他の関係分野:情報学数物系科学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年4月22日
114
GI-POF極細内視鏡(Cellendo Scope)共同研究発表会を開催
-世界初、慶大とエア・ウォーターが共同で開発に成功した画像伝送技術を社会実装-
慶應義塾大学(塾長 伊藤公平)の医学部整形外科学教室の中村雅也教授、新川崎先端研究教育連携スクエアの小池康博特任教授(慶應フォトニクス・リサーチ・インスティテュート(KPRI)所長)とエア・ウォーター株式会社(代表取締役会長・CEO 豊田喜久夫、以下「エア・ウォーター」)は、2023年4月に共同で、世界初となるGI-POF(屈折率分布型プラスチック光ファイバ)技術を応用した注射針レベルの極細ディスポーザブル内視鏡の開発成功を発表いたしました。以降、慶應義塾大学とエア・ウォーターは連携して、GI-POF極細内視鏡の画質向上にかかる光学レンズ性能の向上に努め、得られた成果については国内外の医学系・...
キーワード:フォトニクス/レンズ/プラスチック/屈折率/関節/整形外科学/内視鏡/医療費
他の関係分野:医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年4月12日
115
周期駆動系で量子情報の非局在化を実証
-学術研究のための量子コンピュータの本格利用が開始-
理化学研究所(理研)量子コンピュータ研究センター量子計算科学研究チームの関和弘研究員、開拓研究所柚木計算物性物理研究室の柚木清司主任研究員(計算科学研究センター量子系物質科学研究チームチームプリンシパル、量子コンピュータ研究センター量子計算科学研究チームチームディレクター、創発物性科学研究センター計算量子物性研究チームチームディレクター)、クオンティニュアム株式会社の菊池勇太リードR&Dサイエンティスト(理研数理創造研究センター客員研究員)、慶應義塾大学医学部の早田智也准教授(理研数理創造研究センター客員研究員)の共同研究グループは、周期駆動系を模した量子回路を用いることで量子情報が非...
キーワード:量子計算/計算量/イオントラップ/物質科学/物性物理/量子コンピュータ/量子情報/量子多体系/トラップ
他の関係分野:情報学数物系科学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年4月10日
116
慶應義塾大学が国内外の社会課題解決や新産業創出を目的としたイノベーションの場「Yagami Innovation Laboratory」を開設
-国際色豊かな矢上キャンパスで産官学連携・共同研究を強化-
慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長:伊藤公平)は、2025年4月10日、国内外の社会課題解決やスタートアップを通じた新産業創出といったイノベーションが起きる拠点として慶應義塾大学矢上キャンパスに「Yagami Innovation Laboratory(以下、YIL)※」を開設しました。この施設は、日本学術振興会「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」および文部科学省「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」に採択されたことによって実現しています。2024年5月に慶應義塾大学医学部に開設されたインキュベーションセンター(CRIK信濃町)...
キーワード:産学官連携/産学連携/情報発信/ロボット/インキュベーション
他の関係分野:複合領域数物系科学農学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年4月8日
117
ポストコロナでのデジタル技術と就業者の実態に関する研究
-「第2回デジタル経済・社会に関する就業者実態調査」(速報)-
キーワード:AI/情報学/人工知能(AI)/テレワーク/産学連携/コロナ禍/ポストコロナ/アンケート調査
他の関係分野:情報学複合領域
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年4月4日
118
2025年日本国際博覧会・日本政府館の「ファクトリーエリア」において3Dプリンタを中心とした循環型ものづくりシステム「双鶴(そうかく)」を常設展示
-会場で使用される藻類スツールの設計も担当-
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)環デザイン&デジタルマニュファクチャリング創造センター (センター長:田中浩也 環境情報学部教授)を中心とした共創チームは、2025年日本国際博覧会・日本政府館の「ファクトリーエリア」において3Dプリンタを中心とした循環型ものづくりシステム「双鶴」を常設展示します。3Dプリンタはごみや騒音が少なく、電力消費量も少ない製造方法です。さらに今回は、2機のロボットアーム型3Dプリンタが「鶴」のように互いに助け合いながら有機的に動き、日本館のテーマである「いのちと、いのちの、あいだに」との関連を間接的に表現します。会場に...
キーワード:情報学/産学連携/ロボット/ロボットアーム/環境情報
他の関係分野:情報学複合領域
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年3月31日
119
東京都内15か所をヒアリング調査。誰もが安心して過ごせる「居場所」を地域社会につくるためのハンドブックを作成
-慶應義塾大学・上智大学・順天堂大学と東京都の共同事業による成果-
慶應義塾大学看護医療学部・環境情報学部、上智大学総合人間科学部、順天堂大学医療看護学部に所属する研究者で構成された研究チームは、誰もが安心して過ごせる「居場所」を地域社会につくるためのハンドブックを作成しました。研究チームでは、東京都にあるさまざまなタイプの15か所の「居場所」を訪れ、「居場所」の運営者に開設の動機や想い、開設時の状況、現在の運営状況、活動の工夫、大事にしていることなどについてヒアリング調査を行いました。その結果から、「居場所」をつくるためのステップとして、「仲間を集める」、「居場所を形づくる」、「居場所を支える」、「居場所を引き継ぐ」の4つに整理し、それらのポイントをわかりや...
キーワード:情報学/産学連携/環境情報/看護/看護学
他の関係分野:情報学複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年3月24日
120
量子カーネルを活用した高精度な異常検知技術を実現
-少量データでの量子機械学習の有効性を実証し、製造DXを推進-
慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長:伊藤公平)と、TOPPANホールディングス(本社:東京都文京区、代表取締役社長CEO:麿 秀晴)は、少量データでの農産物の品質検査における量子機械学習の有効性を実証し、従来の古典的機械学習手法と比較して検出精度が向上することを示しました。本研究成果は、2025年3月21日(日本時間)量子技術の国際科学ジャーナル「EPJ Quantum Technology」に掲載されました。本研究のポイント少量データでの高精度な異常検知を実現: 少量のトレーニングデータ(学習用:正常24件、異常24件)を用いて、高い識別能力を持つ学習モデルを構築...
キーワード:機械学習/情報学/産学連携/量子コンピュータ/量子ビット/シミュレータ/異常検知/トレーニング
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学総合理工医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年3月21日
121
全国47都道府県の30年間の健康傾向を包括分析平均寿命延長も「健康でない期間」長期化、地域格差の拡大も明らかに
-認知症が死因1位に、健康改善の鈍化、糖尿病・肥満リスク増、心の健康悪化も判明-
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)の野村周平特任教授らと、米国ワシントン大学保健指標評価研究所(IHME)による国際共同研究グループは、世界有数の長寿国である日本の健康状態の30年にわたる変遷を包括的に分析しました。世界の疾病負荷研究(GBD)2021のデータを用い、新型コロナウイルス感染...
キーワード:産学連携/高齢社会/超高齢社会/ウイルス感染症/寿命/新型コロナウイルス/ウイルス/感染症/健康格差/新型コロナウイルス感染症/糖尿病/認知症
他の関係分野:複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年3月17日
122
慶應義塾大学とSpaceBDが日本経済新聞社と連携して分野越境型宇宙ビジネス人材創造プログラム「UNIVERSE UNIVERSITY」を開始
-宇宙ビジネスの事業開発や国際展開を先導する人材を育成-
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(神奈川県横浜市、研究科委員長:白坂成功)とSpaceBD株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:永崎将利)は、株式会社日本経済新聞社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:長谷部剛)と連携し、株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役会長兼社長:岩瀬大輔)の協力を得て「理論と実践による学びと成長を実現する分野越境型宇宙ビジネス人材創造プログラム :UNIVERSE UNIVERSITY(※) プログラム」を開始しました。(※ユニバース ユニバーシティ)このプログラムは、文部科学省令和6年度...
キーワード:コンテンツ/情報学/システムデザイン/ワークショップ/産学連携/文理融合/ケーススタディ/マネジメント/プロジェクトマネジメント/ラット
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年3月13日
123
ノイズこそが信号だった!磁石の量子化を測定する新提案
-光ポンププローブ法を用いた磁化ノイズ測定で量子化を直接観測-
◆ 磁石の強さ(磁化)のノイズを光によって計測する新手法を提案◆ これまで観測困難であった、磁石中のスピンの量子化を観測可能◆ 磁石のスピンを用いた新しい量子情報デバイスの技術開発に貢献東京大学物性研究所の佐藤哲也大学院生(同大学大学院理学系研究科博士課程)と加藤岳生准教授、慶應義塾大学の渡邉紳一教授、中国科学院大学カブリ理論科学研究所の松尾衛准教授らによる研究グループは、光ポンププローブ法を用いて磁化のノイズを計測する新手法を理論的に提案しました。また、ノイズを定式化することでノイズ強度に「磁化の量子化」の情報が含まれていることを...
キーワード:産学連携/量子化/量子情報/ノイズ/計測技術/スピン/光計測/プローブ
他の関係分野:複合領域数物系科学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年3月11日
124
編み物の端が丸まるのはなぜか?
-産業応用に向けた新たなデザイン技術の鍵-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の田尻琴音(修士課程1年)、同大学理工学部機械工学科の佐野友彦 専任講師、大阪大学大学院基礎工学研究科の村上立樹(修士課程1年)、小林舜典 助教と垂水竜一 教授らの研究グループは、編み物が自然にカールする現象のメカニズムを実験とシミュレーションを組み合わせて明らかにしました。最も基本的な編み方のひとつである平編み構造は、曲げられた糸の周期的な格子で構成され、端部では3次元的なカール形状が自然に生じます。編み物の力学特性に関する多くの研究は2次元的なモデル化に基づいており、3次元的な関係性は十分に明らかにされておりませんでした。編み物のカール挙...
キーワード:3次元形状/ウェアラブル/ウェアラブルデバイス/情報学/産学連携/異方性/アクチュエータ/シミュレーション/モデル化/複合材/複合材料/力学的特性
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年3月6日
125
野村不動産と慶應義塾大学が共同研究住戸全体の床空調システム「床快full空調」採用物件転居前後における健康調査を実施
-夏季の睡眠および冬季の血圧の改善が見られる-
住戸全体の床空調システムの健康効果の確度を高めるために「床快full空調」を用いた健康調査を実施夏季の調査結果では、室温・湿度の低下により、「体のだるさ」「イライラ」の軽減に効果が見られた冬季の調査結果では、血圧の安定化や「手足の冷え」の自覚症状頻度の改善が見られた野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社⾧:松尾大作、以下「野村不動産」)と慶應義塾大学(東京都港区)は、「高断熱集合住宅における床チャンバー方式の全館空調が住宅内温熱環境と居住者の健康に及ぼす影響(以下「本研究」)」についての共同研究を2022年の夏...
キーワード:産学連携/温熱環境/実測調査/集合住宅/熱環境/血圧/睡眠
他の関係分野:複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年3月5日
126
難分解性ポリウレタンの分解菌を土壌から発見
慶應義塾大学理工学部の濵野友里花(生命情報学科4年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二、三菱電機株式会社先端技術総合研究所の加茂芳幸、泉谷佑、三谷千優の研究チームは、ポリウレタンを分解する微生物の発見に成功しました。この成果は、従来リサイクルが困難で埋め立てや焼却処分されていたPUに対して微生物による分解処理を実現する上で重要な一歩となります。本件は、2025年3月8日の日本農芸化学会で発表されます。プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。プレスリリース(PDF)...
キーワード:情報学/先端技術/産学連携/生命情報/リサイクル/ポリウレタン/土壌/微生物
他の関係分野:情報学複合領域生物学農学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年3月3日
127
タンパク質―RNA凝縮体を再現するRNA粗視化モデルの開発
-RNAが関与する新たな相分離機構を分子レベルで解明-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の安田一希(博士課程2年)、同大学理工学部の山本詠士准教授、泰岡顕治教授、コペンハーゲン大学生物学部のクレステン・リンドルフ・ラーセン教授らの研究グループは、RNA粗視化分子モデルを開発し、タンパク質およびRNAが混ざり合って形成する生体分子凝縮体をシミュレーションにより再現することに成功しました。タンパク質やRNAといった生体分子は、相分離現象により生体分子凝縮体を形成し、多様な生命現象に関与しています。本研究では、分子動力学シミュレーションに用いるRNAの粗視化モデルを開発し、さまざまな病理に関与するとされるタンパク質―RNA凝縮体のシミ...
キーワード:産学連携/分子動力学シミュレーション/相分離/粗視化モデル/シミュレーション/動力学/分子動力学/病理/RNA/生体分子
他の関係分野:複合領域数物系科学生物学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年2月28日
128
難分解性ポリプロピレンの分解菌を鎌倉の土壌から発見
-1種類の微生物が構造の異なる複数のプラスチックを分解することを解明!-
慶應義塾大学理工学部の國分健士郎(生命情報学科4年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二の研究グループは、添加剤を含まないポリプロピレン(以下PP)を分解する微生物の取得に成功しました。さらにこの微生物が、PPと全く構造が異なるポリエチレン(PE)、ポリウレタン(PU)やポリエチレンテレフタレート(PET)などのプラスチックも分解する能力を持つことを突き止めました。この成果は、微生物によるプラスチック混合物の分解処理を実現する上で重要な一歩となります。さらに、環境に排出されたプラスチックが、自然界でどの様に分解されているかを知る上で...
キーワード:情報学/産学連携/ピレン/ポリエチレンテレフタレート/生命情報/プロピレン/ポリエチレン/プラスチック/添加剤/エチレン/ポリウレタン/土壌/微生物
他の関係分野:情報学複合領域化学生物学農学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年2月27日
129
アートで防災を楽しく!産官学連携により、新しいアプローチで防災課題の解決に取り組みます
横浜市、慶應義塾大学、Tsunashima サスティナブル・スマートタウンまちづくり運営協議会の3者は、横浜市の防災課題の解決(災害情報を全ての市民に届けることや、災害情報に基づいて適切な避難行動をとることなど)及び防災DXの推進に向けた産官学連携の取組として、「防災×市民科学(※)×アートによる防災意識向上プログラム及び支援デジタルツールの開発」をテーマに研究を行っています。この取組により、市民の皆様が楽しく防災意識や知識の向上ができるような防災活動の開発を目指します。今後も防災課題の解決及び防災DXの推進に向けて、引き続き3者で連携して本研究に取り組んでいきます。...
キーワード:災害情報/まちづくり/市民参加/避難行動
他の関係分野:複合領域
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年2月26日
130
生分解性プラスチックGreen Planetをわずか数日で完全分解する微生物を発見!
慶應義塾大学理工学部の山本果緒(生命情報学科4年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二の研究グループは、株式会社カネカが工業生産している生分解性プラスチック(Green Planet以下GP)をわずか数日で完全分解する微生物の取得に成功しました。GPは、他の生分解性プラスチックと比較して高い生分解性を示すものの分解に時間がかかるため、高速に分解する技術が求められていました。この成果は、GPの分解時間を大幅に短縮するものであり、使用済みのGP製品のオンサイトでの分解処理を実現する上で重要な一歩となります。本成果は、2025年3月8日の日本農芸化学会で発表さ...
キーワード:情報学/産学連携/生分解性プラスチック/生命情報/生分解/プラスチック/生分解性/微生物
他の関係分野:情報学複合領域化学生物学農学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年2月25日
131
走行中の自動運転センサーを長距離から無効化できることを発
-脆弱性を明らかにし、より安全な自動運転車両の開発に貢献-
慶應義塾大学理工学部電気情報工学科の吉岡健太郎専任講師、同大学院修士課程の速川湧気、鈴木諒らと、カリフォルニア大学アーバイン校のアルフレッド・チェン助教授、同大学院博士課程の佐藤貴海は共同で、自動運転車両のLiDARセンサーシステムにおける新たな脆弱性を発見しました。本研究チームは、高速走行中の車両のLiDARセンサーが長距離から無効化可能であることを世界で初めて実証し、安全な自動運転の実現に必要な対策を提示しました。自動運転技術は私たちの未来社会を大きく変革するポテンシャルを秘めていますが、その安全性の向上が不可欠です。本研究では、高速走行車両のセンサーを追従可能なシス...
キーワード:自動運転/情報学/産学連携/脆弱性/LiDAR/センサー/実証実験
他の関係分野:情報学複合領域環境学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年2月14日
132
多数の人工細胞からなる人工組織をファイバー状に成形する技術を開発
-3Dプリンターのように人工血管や人工臓器を作製するコア技術として期待-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の小島知也(博士課程3年)、同大学理工学部の朝倉浩一 教授、伴野太祐 准教授とトリエステ大学(イタリア)のピエランジェロ・ゴッボ准教授らの研究グループは、多数の人工細胞からなる人工組織をファイバー状に成形する新たな手法の開発に成功しました。その結果、従来困難であった人工組織の形状や配置の制御が可能となり、人工組織の動きの制御や内部での化学物質の伝播といった機能の創出にも成功しました。...
キーワード:産学連携/化学物質/ファイバー/3Dプリンター/人工細胞/人工臓器/人工血管
他の関係分野:複合領域環境学総合生物医歯薬学