[Top page] [日刊 研究最前線 知尋] [Discovery Saga総合案内] [大学別アーカイブス] [Discovery Saga会員のご案内] [産学連携のご案内] [会社概要] [お問い合わせ]

慶應義塾大学 研究Discovery Saga
2026年6月3日

食べ物の「おいしそう」は、形や色だけで決まらない

-質感に依存する感覚間協応の理論的枠組みを提案-

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
情報学工学
【Sagaキーワード】
感性評価/クロスモーダル/情報学/人工知能(AI)/環境情報
公開日:2026.06.02広報室
慶應義塾大学

概要

慶應義塾大学 環境情報学部の仲谷正史准教授と、University of Oxford, Department of Experimental Psychology のCharles Spence教授は、食品を中心とする「質感(Shitsukan)」と、色・形・音・触感・味など異なる感覚のあいだにみられる対応関係(クロスモーダル協応)に関する研究動向を整理し、その対応関係が対象となる素材・食品の性質に依存して変化する可能性を論じました。本研究成果は、国際学術誌『Multisensory Research』にて刊行されました。
たとえば、「丸い形は甘そう」「角ばった形は苦そう」といった感覚間の結びつきは、しばしば一般的な法則のように語られます。しかし本研究では、その対応がチョコレート、グミ、果物、野菜など、どのような「素材」として知覚されるかによって変わりうる点に注目しました。この視点は、食品開発をはじめ、パッケージデザイン、感性評価、AIによる味・質感予測などに新しい設計原理を与える可能性があります。
プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(PDF)

食べ物の「おいしそう」は、形や色だけで決まらない<PDF>プレスリリース