[Discovery Saga Top] [Saga Next] [無料公開版Discovery Saga] [Discovery Sagaプレミアムご案内] [早稲田大学研究Discovery Saga] [産学連携のご案内] [Saga Concept] [会社概要] [お問い合わせ]
キーワード  情報 が関係する  研究 Discovery Saga
研究分野別サイレントキーワード
「情報」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】計算基盤:電気通信情報を含む研究件
❏IT革命第2ステージと法制度(16330008)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】舟田 正之 立教大学, 法学部, 教授 (60062676)
【キーワード】公共放送(NHK) / マスメディア集中排除原則 / 地上デジタル放送 / 放送番組 / インターネットによる配信 (他22件)
【概要】本年度は、以下の研究成果をあげることができた。 第一に,本研究組織メンバー全員の共同執筆になる舟田・長谷部恭男編『放送制度の現代的展開』のリニューアル版のための共同研究を進め,共同討議を経た原稿を作成する作業を行なった。この作業は、放送関係の諸事情の変化があったために若干遅れているが、近くまとめる予定である。 第二に,上記の放送関係の諸事情の変化とは、放送法の改正に至るいくつかの動きのことである。...
❏IT革命の衝撃と法制度(13420007)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】舟田 正之 立教大学, 法学部, 教授 (60062676)
【キーワード】電気通信 / 放送 / 情報 / 融合 / 放送の公共性 (他13件)
【概要】「情報技術革命(IT革命)」の中における電気通信・放送・情報に関する公的政策・法制度のあり方を探るという課題に対し,私たちの研究成果は以下の通りである。 第一に,従来の放送制度のキーワードである「放送の公共性」と,そこから立てられた各種の放送固有の法的仕組みは,基本的に今も維持されるべきである。特に,「放送の自由」を支える制度は,民主主義社会の基礎的条件とも評価されるのであって,放送のデジタル化等...
【情報学】計算基盤:放送情報を含む研究件
❏IT革命第2ステージと法制度(16330008)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】舟田 正之 立教大学, 法学部, 教授 (60062676)
【キーワード】公共放送(NHK) / マスメディア集中排除原則 / 地上デジタル放送 / 放送番組 / インターネットによる配信 (他22件)
【概要】本年度は、以下の研究成果をあげることができた。 第一に,本研究組織メンバー全員の共同執筆になる舟田・長谷部恭男編『放送制度の現代的展開』のリニューアル版のための共同研究を進め,共同討議を経た原稿を作成する作業を行なった。この作業は、放送関係の諸事情の変化があったために若干遅れているが、近くまとめる予定である。 第二に,上記の放送関係の諸事情の変化とは、放送法の改正に至るいくつかの動きのことである。...
❏IT革命の衝撃と法制度(13420007)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】舟田 正之 立教大学, 法学部, 教授 (60062676)
【キーワード】電気通信 / 放送 / 情報 / 融合 / 放送の公共性 (他13件)
【概要】「情報技術革命(IT革命)」の中における電気通信・放送・情報に関する公的政策・法制度のあり方を探るという課題に対し,私たちの研究成果は以下の通りである。 第一に,従来の放送制度のキーワードである「放送の公共性」と,そこから立てられた各種の放送固有の法的仕組みは,基本的に今も維持されるべきである。特に,「放送の自由」を支える制度は,民主主義社会の基礎的条件とも評価されるのであって,放送のデジタル化等...
【情報学】計算基盤:サイバースペース情報を含む研究件
❏表現の自由を価値軸とした「サイバースペース法」体系構築のための日米欧比較研究(15730010)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】山口 いつ子 東京大学, 大学院・情報学環, 助教授 (00262139)
【キーワード】サイバースペース / 法 / 表現の自由 / インターネット / 情報 (他7件)
【概要】本年度は、これまでの実践的及び理論的な研究成果を総合的にとりまとめる作業に重点を置いた。すなわち、まず、サイバー法の体系化の軸となる「表現の自由」をめぐる個別具体的なイッシューについては、今年度も引き続き、インターネット上のみならず既存のマス・メディア上の表現活動ないし情報流通に関する日米欧の判例・学説の読み込みを進め、近年の動向を分析するとともに、表現の自由とその対抗利益となる名誉、プライバシー...
❏サイバー空間における規範の生成と法原理の探究――法学・工学的アプローチ(13420001)
【研究テーマ】基礎法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】林田 清明 北海道大学, 大学院・法学研究科, 教授 (50145356)
【キーワード】情報所有 / 知的財産法 / サイバー / インターネット / 正義 (他26件)
【概要】情報の所有の問題は、現実世界でも存在するが、サイバー空間においては質的に異なって、ディジタル化された情報として出現している。新しいデジタル情報技術や通信テクノロジーの発展によってこの情報の所有が新たな法的問題を引き起こし、またその定義が曖昧になっているために新たな対応が求められている。本研究では、サイバー空間の特性と柔軟性に着目した情報所有のあり方の多角的検討が前提であると考えて、情報工学や技術の...
【情報学】人間情報学:繰り返しゲーム情報を含む研究件
❏ゲーム理論のフロンティア:理論と応用(20223001)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】岡田 章 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (90152298)
【キーワード】経済理論 / ゲーム理論 / 市場 / 情報 / 政治経済学 (他10件)
【概要】本研究課題では、ゲーム理論の先端的な研究によって、「利害の対立する人間は、制度、市場、組織を通じていかにして効率的かつ衡平で安定な経済状態を実現できるか」という経済学の根本問題を考察した。主な成果として、市場の失敗により市場システムが適切に機能しない状況でも、経済主体の自発的な制度構築と相互協力によって望ましい社会経済システムが実現可能であることを理論と実証の両面から明らかにした。 ...
❏ゲーム理論のフロンティア(16203011)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】岡田 章 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (90152298)
【キーワード】ゲーム理論 / 経済行動 / 動学ゲーム / 交渉ゲーム / 繰り返しゲーム (他8件)
【概要】本研究では、ゲーム理論の先端的研究として経済システムにおける制度、市場、組織、人間行動の間の戦略的相互依存関係を解明した。具体的な研究成果は、以下の通りである。 1.組織・市場・制度の動学ゲーム分析 マクロ均衡動学の理論と非協力交渉ゲーム理論を発展させた。マクロ動学の均衡解の収束条件、非決定性、複雑な振動やカオスが起きる条件を明らかにした。提携形成と利得分配に関するn人交渉ゲームのモデルを定式化し...
【情報学】人間情報学:個人情報保護情報を含む研究件
❏安全および予防をめぐる公法理論と政策論(17330005)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】青柳 幸一 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (50150941)
【キーワード】安全・予防 / 犯罪 / 情報 / 先端科学 / 環境 (他16件)
【概要】本共同研究の顕著な成果として、理論に留まらず実践的活動および政策論の実現を挙げることができる。そのようなものとして、まず、安全・安心まちづくりに関する研究・実施を挙げることができる。犯罪から住民を守るための具体的施策として、大人ばかりでなく子どもが参加した「地域安全マップ」の作成を推奨し、日本各地で実践してきた。他の顕著な政策論への結実として、現行の外国人登録制度に代わる新しい外国人台帳制度の提案...
❏法の情報分析試論(16653008)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】岩橋 健定 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (50293999)
【キーワード】情報 / 情報公開 / 個人情報保護 / 交渉 / 合意形成 (他12件)
【概要】平成17年度においては、前年度の研究成果を踏まえて、法現象を情報の収集・加工・発信のプロセスの連鎖として捉え直すことを基盤とする「法の情報分析」の基礎理論のとりまとめと、その理論の具体的場面への適用を行った。 基礎理論としては、(1)事実情報の収集・加工を中核とする法的意思決定のモデル化を行い、交渉や訴訟の場面についての分析枠組みを形成した。また、(2)利害関係者や国民一般の合意にかかる情報につい...
【情報学】人間情報学:芸術情報を含む研究件
❏芸術作品のインタラクティヴィティに関する総合的研究:鑑賞体験の構造変化をめぐる歴史的分析(14310019)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】杉橋 陽一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50015278)
【キーワード】インタラクティヴィティ / 芸術作品 / 鑑賞者 / 総合芸術作品 / メディア (他14件)
【概要】本研究においては次のような成果を得た。 1.中世の伝説・説話が伝承されてゆく過程における語り手と聞き手の相互作用、および文字による記録がそこに与えた変化の考察、および、中世からルネサンスにいたるポリフォニックな教会音楽における聴取経験と歌唱法の分析をおこなった。そのうえで、宗教による社会統合との協同ないし葛藤のプロセスを明らかにした。 2.ルネサンスからバロック時代にかけての、ページェントや祝祭に...
❏芸術のメディア的戦略に関する総合的研究――表象文化の歴史的機能分析(10410013)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】杉橋 陽一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50015278)
【キーワード】メディア / 芸術 / 情報 / コミュニケーション / 総合芸術作品 (他17件)
【概要】本研究からは芸術のメディア的戦略をめぐり、次のような成果が得られた。 1.中世から近世への歴史的展開のなかで、文学や神学が印刷術などによるコミュニケーション上の組織化を通じて社会層や価値共同体の形成に寄与した実態が、実証的に究明された。 2.身体表現を中心に複数の芸術が総合されて実現されたマルチ・メディア的な芸術の新しい情報伝達手法が、オペラやバレエ作品の実例に即し、歴史的に分析された。 3.文学...
【情報学】人間情報学:論理情報を含む研究件
❏モデルの理論とその関連分野の総合的研究(01302006)
【研究テーマ】数学一般
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1989 - 1991
【研究代表者】本橋 信義 筑波大学, 数学系, 教授 (70015874)
【キーワード】モデルの理論 / 情報と論理 / ブ-ル値モデル / 定義可能性 / ガロアの理論 (他18件)
【概要】本研究は「モデルの理論とその関連分野の総合的研究」の表題のもとに、平成元年度から平成3年度にかけての三年間に亙、文部省科学研究費補助金の交付を受けて行われた総合研究である。本研究の当初の目的は、平成2年9月に東京で行われる予定の第4回アジア論理会議という機会を利用し、我国に於けるモデルの理論とその関連分野の研究を押し進めることであった。 そのために、平成元年度は、アジア論理会議にむけての国内の研究...
❏経営と情報の統合に関する研究(60410013)
【研究テーマ】商学・経営学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1985 - 1987
【研究代表者】小林 功武 (1986-1987) 産業能率大学, 経営情報学部, 教授 (20139702)
【キーワード】経営 / 情報 / 経営情報学 / 情報システム / 情報技術 (他17件)
【概要】本研究は, 本学における「経営情報学」確立の方向への努力の一環である. 研究は, 「経営学」と「情報学」の二つの領域に分かれるが, 両者を結ぶ共通概念は, 「情報」である. ●経営学の領域に属する研究成果には, つぎのようなものがある. 1.経営全般に関するもの (1)経営における意志決定システムとしての組織の分布と, 組織革新における情報の役割 (2)経営活動のコントロールにおける情報の役割 2...
【情報学】人間情報学:予測情報を含む研究件
❏企業・投資家の情報取得と学習過程に関する研究(19K13751)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】木村 遥介 東京工業大学, 工学院, 助教 (10805592)
【キーワード】予測 / 業績予想 / 企業行動 / 設備投資 / 情報効率性 (他11件)
【概要】2021年度は①企業の業績予想に関する実証研究、②企業の情報取得と設備投資に関する理論分析を行った。 ①日本企業は売上高や利益の予想を投資家に向けて公開しており、この情報を利用して投資家は企業の将来の状態について学習し、株式の売買行動を行うと考えられる。しかし、公開される業績予想が「真」の経営者の予想であるとは限らない。例えば、個別企業の事前の予測値と事後的な実績値が外れている状況を考えると、企業...
❏地理情報システムと樹木成長モデルを用いた森林景観予測システムの開発(07556034)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】熊谷 洋一 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (50012042)
【キーワード】森林 / 地理情報システム / 植物成長モデル / ランドスケープ / 景観シミュレーション (他13件)
【概要】本研究により以下の成果を得た。 1.森林景観シミュレーションシステムの開発 森林に関する既存情報である林相図・林小班図と森林簿を、地理情報システムに入力し、森林空間情報を作成した。このデータを利用して、景観シミュレーションに必要な空間データの入出力・修正管理を行った。 リアルな樹木の3次元形状の生成のために、樹木成長モデリングシステムを応用するために、樹種・樹高に対応して樹木形状を生成し、地理情報...
【情報学】情報学フロンティア:マルチメディア情報を含む研究件
❏芸術作品のインタラクティヴィティに関する総合的研究:鑑賞体験の構造変化をめぐる歴史的分析(14310019)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】杉橋 陽一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50015278)
【キーワード】インタラクティヴィティ / 芸術作品 / 鑑賞者 / 総合芸術作品 / メディア (他14件)
【概要】本研究においては次のような成果を得た。 1.中世の伝説・説話が伝承されてゆく過程における語り手と聞き手の相互作用、および文字による記録がそこに与えた変化の考察、および、中世からルネサンスにいたるポリフォニックな教会音楽における聴取経験と歌唱法の分析をおこなった。そのうえで、宗教による社会統合との協同ないし葛藤のプロセスを明らかにした。 2.ルネサンスからバロック時代にかけての、ページェントや祝祭に...
❏芸術のメディア的戦略に関する総合的研究――表象文化の歴史的機能分析(10410013)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】杉橋 陽一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50015278)
【キーワード】メディア / 芸術 / 情報 / コミュニケーション / 総合芸術作品 (他17件)
【概要】本研究からは芸術のメディア的戦略をめぐり、次のような成果が得られた。 1.中世から近世への歴史的展開のなかで、文学や神学が印刷術などによるコミュニケーション上の組織化を通じて社会層や価値共同体の形成に寄与した実態が、実証的に究明された。 2.身体表現を中心に複数の芸術が総合されて実現されたマルチ・メディア的な芸術の新しい情報伝達手法が、オペラやバレエ作品の実例に即し、歴史的に分析された。 3.文学...
【情報学】情報学フロンティア:ゲーム情報を含む研究件
❏公共政策決定過程における「やらせ」の発生要因の研究(24530161)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】やらせ / 政治過程 / 民主主義 / 民主化 / 公共政策 (他28件)
【概要】「やらせ」の政治的演出は情報の不完備性に依拠している。「やらせ」を命じる政治的演出者と「やらせ」を見る観客の双方に共通知識があたかも(as if)存在するかのごとく演出されるが、現実には観客の有する情報は限定的・選択的でしかない。被操作者は必ずしも完全な知識を有さない。情報の不完備性・非対称性が政治的演出としての「やらせ」を可能にし、公共政策の政策過程の循環を演出者の意図にそって進行させる。また非...
❏芸術作品のインタラクティヴィティに関する総合的研究:鑑賞体験の構造変化をめぐる歴史的分析(14310019)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】杉橋 陽一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50015278)
【キーワード】インタラクティヴィティ / 芸術作品 / 鑑賞者 / 総合芸術作品 / メディア (他14件)
【概要】本研究においては次のような成果を得た。 1.中世の伝説・説話が伝承されてゆく過程における語り手と聞き手の相互作用、および文字による記録がそこに与えた変化の考察、および、中世からルネサンスにいたるポリフォニックな教会音楽における聴取経験と歌唱法の分析をおこなった。そのうえで、宗教による社会統合との協同ないし葛藤のプロセスを明らかにした。 2.ルネサンスからバロック時代にかけての、ページェントや祝祭に...
【情報学】情報学フロンティア:XML情報を含む研究件
❏空間可変性に対応した次世代型不動産情報標準化(18633003)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006
【研究代表者】浅見 泰司 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (10192949)
【キーワード】不動産 / 情報 / 標準化 / データ書式 / 階層性 (他8件)
【概要】不動産情報は、様々な媒体を通じて提供され、その情報の内容やデータ形式のそれぞれ異なっている。また、情報を利用する側も、不動産業者、消費者、研究者など、利用目的に応じて求める情報はそれぞれ異なる。そこで、最終的な目的である、要素概念や用語の厳密化・固定化とデータ書式の標準化のための研究課題の抽出と問題解決の方向性を調べるために広範囲な不動産情報に関わるテーマについて調査を試みた。現在様々な形で流布し...
❏サイバー空間における規範の生成と法原理の探究――法学・工学的アプローチ(13420001)
【研究テーマ】基礎法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】林田 清明 北海道大学, 大学院・法学研究科, 教授 (50145356)
【キーワード】情報所有 / 知的財産法 / サイバー / インターネット / 正義 (他26件)
【概要】情報の所有の問題は、現実世界でも存在するが、サイバー空間においては質的に異なって、ディジタル化された情報として出現している。新しいデジタル情報技術や通信テクノロジーの発展によってこの情報の所有が新たな法的問題を引き起こし、またその定義が曖昧になっているために新たな対応が求められている。本研究では、サイバー空間の特性と柔軟性に着目した情報所有のあり方の多角的検討が前提であると考えて、情報工学や技術の...
【情報学】情報学フロンティア:インターネット情報を含む研究件
❏地方自治体における公共政策と情報関係分析-広報・広聴の情報評価を中心に(25518005)
【研究テーマ】公共政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山本 竜大 金沢大学, 法学系, 教授 (80632827)
【キーワード】広報 / 広聴 / インターネット / 議会 / 行政 (他11件)
【概要】行政広報の担当者に関する意識調査、広報誌分析、刺激実験の結果から、以下が指摘できる。議会や選挙の広報部門は区分、ルール、慣習に従い、課題も抱えながら積極的に対応している。平成の大合併という行政環境の変化が広報部門の意識に影響すること。広報誌のテキストには多様な情報提供をするが、広聴ルートの多様化には課題もあった。実験からネガティブな自治体情報に接触すると、財政や暮らしぶりに対する市民の政策認識も同...
❏デジタル時代の情報生成・流通・活用に関する地理学的研究(23320187)
【研究テーマ】人文地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】和田 崇 県立広島大学, 経営情報学部, 准教授 (20511091)
【キーワード】情報 / インターネット / コミュニティ / コンテンツ / 情報通信政策 (他12件)
【概要】本研究では,日本の諸地域における通信インフラを活用した情報生成・流通・活用の実態を,いくつかの事例分析を通じて解明した。まず,通信インフラ整備の過程を地方行政再編とデジタル・デバイドの2つの観点から把握・分析した。そのうえで,医療と育児,人材育成の3分野におけるインターネットを活用した地域振興の取組みを,関係者間の合意形成と連携・協力,サイバースペースとリアルスペースの関係などに着目して分析した。...
❏条件不利地域における地理的デジタル・デバイドに対する政策的対応と地域振興(21520790)
【研究テーマ】人文地理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】荒井 良雄 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50134408)
【キーワード】地域政策 / 情報 / 地域振興 / インターネット / 情報インフラ
【概要】本研究では,条件不利地域における地理的デジタル・デバイドに対する地方自治体等による政策的対応とそれを利用した地域振興策の実状を調査・把握しようとした.その結果, 1)条件不利地域においてもブロードバンド環境は整備されてきているが,いまだに未整備地区が残存していること, 2)山間地域等では地上波デジタルテレビ放送移行への対応として整備されたケーブルテレビ網がブロードバンド整備にも有効であったこと, ...
【情報学】情報学フロンティア:メディア論情報を含む研究件
❏デリダの脱構築における存在論的技術論の射程(17K02188)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】藤本 一勇 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (70318731)
【キーワード】技術哲学 / 存在論 / 脱構築 / メディア / 情報 (他23件)
【概要】フランスの哲学者ジャック・デリダは、伝統的な西洋存在論の存在概念の核心部に、従来対立すると考えられてきた技術概念を導入し、存在論の枠組みを作り変えた。物質界から生命界を経て人間界に至る多様な技術性を視野に収めた結果わかるのは、人間の技術の特殊性が一挙に距離を廃そうとする直接性への欲望にあるということだ(「現前の形而上学」)。しかし技術や存在に内在する「ずれ」や「間」を否定し排除するとき、悪しき暴力...
❏デジタル・フィクションの分析の方法に関する情報記号論的研究(13610685)
【研究テーマ】文学一般(含文学論・比較文学)・西洋古典
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】石田 英敬 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (70212892)
【キーワード】記号論 / 情報記号論 / デジタル・フィクション / メディア研究 / ハイパーテキスト (他17件)
【概要】本研究は「情報記号論」という記号論の新しい分野を開拓することを基礎理論上の課題とし、研究対象としてはデジタル・メディア上で展開するフィクションや物語を題材に情報記号論の分析方法を開発することを応用研究上の課題として遂行された。研究成果として、情報記号論の基礎理論を記号論と情報学との界面領域に位置づけ、その認識論的な定位をおこない、その基本原理を体系化して提示することができた。これらの理論的成果は「...
【情報学】情報学フロンティア:ユビキタス社会情報を含む研究件
❏ユビキタス社会の社会情報学基礎論(19300084)
【研究テーマ】情報図書館学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】正村 俊之 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00209420)
【キーワード】コミュニケーション / 身体 / メディア / 情報 / 情報空間 (他15件)
【概要】第1に、社会情報学基礎論としてのコミュニケーション論を構築するために「身体」「メディア」「情報空間」という三つのキイコンセプトを導入した。身体を原基的メディアとして位置づけたうえで、身体と各種のメディアによって構成された情報空間がコミュニケーションと相互連関的な構成関係をもっていることを明らかにした。第2に、物質的世界観に基礎をおいた近代的世界観に対置される新しい世界観として情報的世界観を提唱した...
❏安全および予防をめぐる公法理論と政策論(17330005)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】青柳 幸一 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (50150941)
【キーワード】安全・予防 / 犯罪 / 情報 / 先端科学 / 環境 (他16件)
【概要】本共同研究の顕著な成果として、理論に留まらず実践的活動および政策論の実現を挙げることができる。そのようなものとして、まず、安全・安心まちづくりに関する研究・実施を挙げることができる。犯罪から住民を守るための具体的施策として、大人ばかりでなく子どもが参加した「地域安全マップ」の作成を推奨し、日本各地で実践してきた。他の顕著な政策論への結実として、現行の外国人登録制度に代わる新しい外国人台帳制度の提案...
【情報学】情報学フロンティア:人工知能(AI)情報を含む研究件
❏フィンテック時代における金融法の課題と展望(16H03566)
【研究テーマ】民事法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】森下 哲朗 上智大学, 法学研究科, 教授 (80317502)
【キーワード】FinTech / 仮想通貨 / キャッシュレス / 決済 / 情報 (他11件)
【概要】本研究では、仮想通貨や暗号資産、ブロックチェーン技術、スマート・コントラクト、キャッシュレス決済、AIの利用等、フィンテックに関する幅広い問題について研究を行った。 フィンテックに関しては、暗号資産等、規制対応が進んできている分野もあるが、私法上の問題については不明確な点が少なくない。本研究では、規制法・私法の双方について、諸外国での実地調査や国内外の文献等の調査、技術者との対話等を通じて、多様な...
❏経営と情報の統合に関する研究(60410013)
【研究テーマ】商学・経営学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1985 - 1987
【研究代表者】小林 功武 (1986-1987) 産業能率大学, 経営情報学部, 教授 (20139702)
【キーワード】経営 / 情報 / 経営情報学 / 情報システム / 情報技術 (他17件)
【概要】本研究は, 本学における「経営情報学」確立の方向への努力の一環である. 研究は, 「経営学」と「情報学」の二つの領域に分かれるが, 両者を結ぶ共通概念は, 「情報」である. ●経営学の領域に属する研究成果には, つぎのようなものがある. 1.経営全般に関するもの (1)経営における意志決定システムとしての組織の分布と, 組織革新における情報の役割 (2)経営活動のコントロールにおける情報の役割 2...
【複合領域】科学教育・教育工学:交渉情報を含む研究件
❏公共政策決定過程における「談合」「取引」の発生要因の研究(16K03501)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】談合 / ディール / サイドペイメント / モンゴル / 政治的談合 (他24件)
【概要】コロナ禍が研究対象をいかに変化させているかを、2つの作業仮説をもとに再度検討した。この結果、体制モデルと争点モデルの双方から、談合とディールについての研究手法と理論的整理をほぼ終えることができた。ニコルソンのいうように専門化された外交交渉への批判が20世紀に入ってから、とりわけウィルソンやレーニン以降、公開外交や人民外交の名のもとに民主政治の争点となっている。それでも、立法府が外交を行うことは少な...
❏法の情報分析試論(16653008)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】岩橋 健定 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (50293999)
【キーワード】情報 / 情報公開 / 個人情報保護 / 交渉 / 合意形成 (他12件)
【概要】平成17年度においては、前年度の研究成果を踏まえて、法現象を情報の収集・加工・発信のプロセスの連鎖として捉え直すことを基盤とする「法の情報分析」の基礎理論のとりまとめと、その理論の具体的場面への適用を行った。 基礎理論としては、(1)事実情報の収集・加工を中核とする法的意思決定のモデル化を行い、交渉や訴訟の場面についての分析枠組みを形成した。また、(2)利害関係者や国民一般の合意にかかる情報につい...
【複合領域】健康・スポーツ科学:レジリエンス情報を含む研究件
❏都市の倫理的変容のための学際研究:持続可能性,情報,レジリエンス,食,経済(21K18114)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】神崎 宣次 南山大学, 国際教養学部, 教授 (50422910)
【キーワード】都市 / 倫理 / 情報 / 技術 / 食農 (他10件)
【概要】採択の時期が遅く実質的な研究期間が半年ほどであったことに加え、異分野の研究者による学祭的プロジェクトであるため、今年度の研究活動の中心は申請書でも記述した、学祭的研究の方法論の側面に重点を置いた。アクティブ・ブック・ダイアローグの手法を用いた、メンバー間でのそれぞれの分析の方向性の共有や、ファシリテーションの諸技法に関する研究会などを、それぞれシリーズとして複数回開催した。また、それぞれの専門分野...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
【複合領域】文化財科学・博物館学:情報技術情報を含む研究件
❏新たな情報技術・バイオテクノロジーの国際的ガバナンス-情報共有・民間主体の役割(18H03620)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】城山 英明 東京大学, 大学院公共政策学連携研究部・教育部, 教授 (40216205)
【キーワード】情報技術 / バイオテクノロジー / ガバナンス / 情報共有 / 民間主体 (他8件)
【概要】令和1年度は、事例研究グループ1では、AI等に関するガバナンスを国別比較、分野別比較の観点から検討し、「AIのガバナンス」(『人工知能と人間・社会』勁草書房)として出版した。また、医療や公共政策に関する調査を絞り込んで行った。その過程で、各ステークホルダーが対話するためのツールとして医療AIのタイプ分類を作成して政策提言として公開した。さらに、AIが政治行政において有する社会的含意に関して「人と機...
❏サイバー空間における規範の生成と法原理の探究――法学・工学的アプローチ(13420001)
【研究テーマ】基礎法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】林田 清明 北海道大学, 大学院・法学研究科, 教授 (50145356)
【キーワード】情報所有 / 知的財産法 / サイバー / インターネット / 正義 (他26件)
【概要】情報の所有の問題は、現実世界でも存在するが、サイバー空間においては質的に異なって、ディジタル化された情報として出現している。新しいデジタル情報技術や通信テクノロジーの発展によってこの情報の所有が新たな法的問題を引き起こし、またその定義が曖昧になっているために新たな対応が求められている。本研究では、サイバー空間の特性と柔軟性に着目した情報所有のあり方の多角的検討が前提であると考えて、情報工学や技術の...
❏経営と情報の統合に関する研究(60410013)
【研究テーマ】商学・経営学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1985 - 1987
【研究代表者】小林 功武 (1986-1987) 産業能率大学, 経営情報学部, 教授 (20139702)
【キーワード】経営 / 情報 / 経営情報学 / 情報システム / 情報技術 (他17件)
【概要】本研究は, 本学における「経営情報学」確立の方向への努力の一環である. 研究は, 「経営学」と「情報学」の二つの領域に分かれるが, 両者を結ぶ共通概念は, 「情報」である. ●経営学の領域に属する研究成果には, つぎのようなものがある. 1.経営全般に関するもの (1)経営における意志決定システムとしての組織の分布と, 組織革新における情報の役割 (2)経営活動のコントロールにおける情報の役割 2...
【複合領域】一般理論:インセンテイブ情報を含む研究件
❏ゲーム理論のフロンティア:理論と応用(20223001)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】岡田 章 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (90152298)
【キーワード】経済理論 / ゲーム理論 / 市場 / 情報 / 政治経済学 (他10件)
【概要】本研究課題では、ゲーム理論の先端的な研究によって、「利害の対立する人間は、制度、市場、組織を通じていかにして効率的かつ衡平で安定な経済状態を実現できるか」という経済学の根本問題を考察した。主な成果として、市場の失敗により市場システムが適切に機能しない状況でも、経済主体の自発的な制度構築と相互協力によって望ましい社会経済システムが実現可能であることを理論と実証の両面から明らかにした。 ...
❏ゲーム理論のフロンティア(16203011)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】岡田 章 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (90152298)
【キーワード】ゲーム理論 / 経済行動 / 動学ゲーム / 交渉ゲーム / 繰り返しゲーム (他8件)
【概要】本研究では、ゲーム理論の先端的研究として経済システムにおける制度、市場、組織、人間行動の間の戦略的相互依存関係を解明した。具体的な研究成果は、以下の通りである。 1.組織・市場・制度の動学ゲーム分析 マクロ均衡動学の理論と非協力交渉ゲーム理論を発展させた。マクロ動学の均衡解の収束条件、非決定性、複雑な振動やカオスが起きる条件を明らかにした。提携形成と利得分配に関するn人交渉ゲームのモデルを定式化し...
❏法の情報分析試論(16653008)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】岩橋 健定 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (50293999)
【キーワード】情報 / 情報公開 / 個人情報保護 / 交渉 / 合意形成 (他12件)
【概要】平成17年度においては、前年度の研究成果を踏まえて、法現象を情報の収集・加工・発信のプロセスの連鎖として捉え直すことを基盤とする「法の情報分析」の基礎理論のとりまとめと、その理論の具体的場面への適用を行った。 基礎理論としては、(1)事実情報の収集・加工を中核とする法的意思決定のモデル化を行い、交渉や訴訟の場面についての分析枠組みを形成した。また、(2)利害関係者や国民一般の合意にかかる情報につい...
【複合領域】一般理論:ゲーム理論情報を含む研究件
❏ゲーム理論のフロンティア:理論と応用(20223001)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】岡田 章 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (90152298)
【キーワード】経済理論 / ゲーム理論 / 市場 / 情報 / 政治経済学 (他10件)
【概要】本研究課題では、ゲーム理論の先端的な研究によって、「利害の対立する人間は、制度、市場、組織を通じていかにして効率的かつ衡平で安定な経済状態を実現できるか」という経済学の根本問題を考察した。主な成果として、市場の失敗により市場システムが適切に機能しない状況でも、経済主体の自発的な制度構築と相互協力によって望ましい社会経済システムが実現可能であることを理論と実証の両面から明らかにした。 ...
❏ゲーム理論のフロンティア(16203011)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】岡田 章 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (90152298)
【キーワード】ゲーム理論 / 経済行動 / 動学ゲーム / 交渉ゲーム / 繰り返しゲーム (他8件)
【概要】本研究では、ゲーム理論の先端的研究として経済システムにおける制度、市場、組織、人間行動の間の戦略的相互依存関係を解明した。具体的な研究成果は、以下の通りである。 1.組織・市場・制度の動学ゲーム分析 マクロ均衡動学の理論と非協力交渉ゲーム理論を発展させた。マクロ動学の均衡解の収束条件、非決定性、複雑な振動やカオスが起きる条件を明らかにした。提携形成と利得分配に関するn人交渉ゲームのモデルを定式化し...
❏法の情報分析試論(16653008)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】岩橋 健定 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (50293999)
【キーワード】情報 / 情報公開 / 個人情報保護 / 交渉 / 合意形成 (他12件)
【概要】平成17年度においては、前年度の研究成果を踏まえて、法現象を情報の収集・加工・発信のプロセスの連鎖として捉え直すことを基盤とする「法の情報分析」の基礎理論のとりまとめと、その理論の具体的場面への適用を行った。 基礎理論としては、(1)事実情報の収集・加工を中核とする法的意思決定のモデル化を行い、交渉や訴訟の場面についての分析枠組みを形成した。また、(2)利害関係者や国民一般の合意にかかる情報につい...
【複合領域】一般理論:リスク情報を含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏ユビキタス社会の社会情報学基礎論(19300084)
【研究テーマ】情報図書館学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】正村 俊之 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00209420)
【キーワード】コミュニケーション / 身体 / メディア / 情報 / 情報空間 (他15件)
【概要】第1に、社会情報学基礎論としてのコミュニケーション論を構築するために「身体」「メディア」「情報空間」という三つのキイコンセプトを導入した。身体を原基的メディアとして位置づけたうえで、身体と各種のメディアによって構成された情報空間がコミュニケーションと相互連関的な構成関係をもっていることを明らかにした。第2に、物質的世界観に基礎をおいた近代的世界観に対置される新しい世界観として情報的世界観を提唱した...
【複合領域】一般理論:著作権情報を含む研究件
❏IT革命第2ステージと法制度(16330008)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】舟田 正之 立教大学, 法学部, 教授 (60062676)
【キーワード】公共放送(NHK) / マスメディア集中排除原則 / 地上デジタル放送 / 放送番組 / インターネットによる配信 (他22件)
【概要】本年度は、以下の研究成果をあげることができた。 第一に,本研究組織メンバー全員の共同執筆になる舟田・長谷部恭男編『放送制度の現代的展開』のリニューアル版のための共同研究を進め,共同討議を経た原稿を作成する作業を行なった。この作業は、放送関係の諸事情の変化があったために若干遅れているが、近くまとめる予定である。 第二に,上記の放送関係の諸事情の変化とは、放送法の改正に至るいくつかの動きのことである。...
❏サイバー空間における規範の生成と法原理の探究――法学・工学的アプローチ(13420001)
【研究テーマ】基礎法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】林田 清明 北海道大学, 大学院・法学研究科, 教授 (50145356)
【キーワード】情報所有 / 知的財産法 / サイバー / インターネット / 正義 (他26件)
【概要】情報の所有の問題は、現実世界でも存在するが、サイバー空間においては質的に異なって、ディジタル化された情報として出現している。新しいデジタル情報技術や通信テクノロジーの発展によってこの情報の所有が新たな法的問題を引き起こし、またその定義が曖昧になっているために新たな対応が求められている。本研究では、サイバー空間の特性と柔軟性に着目した情報所有のあり方の多角的検討が前提であると考えて、情報工学や技術の...
❏知的所有権制度の再構成--「情報の経済学」からのアプローチ(08831001)
【研究テーマ】知的所有権法
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】松村 良之 北海道大学, 法学部, 教授 (80091502)
【キーワード】情報の経済学 / 独占 / 知的所有権 / 特許権 / 著作権 (他14件)
【概要】第1にミクロ経済学の観点から、情報には外部経済性が存在するから、情報は過小生産になること、現代のデジタル化技術の発展のもとでは、フリーライダーを工学的技術で排除することが困難になっていることを指摘し、外部性を内部化するために、情報についての権利に新たな法的制度設計を構想する必要があることを示した。第2に、情報の生産者に大きな権利を与えることは、市場への新規参入を妨げることであり、経済学的には独占の...
【複合領域】一般理論:広告情報を含む研究件
❏現代社会における消費者法制のありかたについての比較法的研究(26380155)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】川和 功子 同志社大学, 法学部, 教授 (70295731)
【キーワード】消費者法 / 契約法 / 債権法 / EU法 / 広告規制 (他30件)
【概要】現代社会において、規制緩和が促進され、商品やサービス、取引条件、契約条項が多様化、複雑化しており、高度情報化社会という側面からは、ソフトウェアやハードを含む電子情報を目的物とした取引、取引形態としては電子商取引やインターネットを介した売買、金融取引など新たな経済行為が産み出されている。このような社会において、消費者の権利を尊重し、消費者の自発的意思決定に基づく主体的参加が可能な、安全かつ公正な社会...
❏処方薬の消費者への直接広告に関する研究(18530188)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】飯塚 敏晃 青山学院大学, 国際マネジメント研究科, 教授 (00406810)
【キーワード】医薬品 / 広告 / 規制 / 情報の非対称性 / 産業組織 (他10件)
【概要】処方薬の消費者向け直接広告(DTC広告)の影響について米国のデータを用い実証分析を行った。米国では、1997年のDTC広告の規制緩和後DTC広告が急増し、その影響について激論が戦わされてきた。先行研究はDTC広告が市場全体のパイを拡大することを示唆するが、患者が医師のもとを訪れた後、DTC広告が更に処方に影響を及ぼすかについては更なる分析が必要である。2006年度は後者に関し、アレルギー鼻炎用薬を...
【複合領域】一般理論:政治文化情報を含む研究件
❏メディアシステム、政治文化と市民の情報力の連関について:8カ国国際比較研究(21330114)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】林 香里 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (40292784)
【キーワード】コミュニケーション / 情報 / メディア / 市民 / 政治文化 (他20件)
【概要】本研究は、世界11か国の主要ニュース番組や新聞(紙とインターネット)の内容を一斉分析するとともに、同時期に各国民の政治知識、ならびに政治関心や有効感覚をアンケート調査して、双方の連関があるかどうかを検討した。一般的には、公共放送制度のある国のほうが、国民の政治知識(とくに国際的政治ニュースの知識)のスコアも高かった。しかし、日本は、公共放送制度があるとはいえ、とりわけ国際政治ニュースへの知識や関心...
❏日本中近世における社会情報と政治文化についての研究-絵図史料を中心として-(07044004)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】黒田 日出男 東京大学, 史料編さん所, 教授 (90013284)
【キーワード】絵図 / 政治文化 / 空間 / 領有 / 領域支配 (他9件)
【概要】7月末に今年度全体会議を行った。本共同研究では、研究グループ各自の研究成果を共有するため、毎年全体会議を開催してきたが、最終年度の今回は、以下のように、三年間の各自の調査・研究の成果を報告しあった。また、論文集刊行に向けての相談を行った。 報告表題: 黒田日出男「金沢文庫本目本図の国土観念-龍体の大地-」、 近藤成一「ケンブリッジ大学および内閣文庫の所蔵する荘園絵図模本について」、 杉本史子「裁許...
【環境学】環境解析学:新聞情報を含む研究件
❏メディアシステム、政治文化と市民の情報力の連関について:8カ国国際比較研究(21330114)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】林 香里 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (40292784)
【キーワード】コミュニケーション / 情報 / メディア / 市民 / 政治文化 (他20件)
【概要】本研究は、世界11か国の主要ニュース番組や新聞(紙とインターネット)の内容を一斉分析するとともに、同時期に各国民の政治知識、ならびに政治関心や有効感覚をアンケート調査して、双方の連関があるかどうかを検討した。一般的には、公共放送制度のある国のほうが、国民の政治知識(とくに国際的政治ニュースの知識)のスコアも高かった。しかし、日本は、公共放送制度があるとはいえ、とりわけ国際政治ニュースへの知識や関心...
❏近代日本における視覚情報メディアの流通と文化変容(10610163)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】吉見 俊哉 東京大学, 社会情報研究所, 助教授 (40201040)
【キーワード】情報 / 瓦版 / 新聞錦絵 / 小野秀雄 / 木版印刷 (他12件)
【概要】本研究では、東京大学社会情報研究所が所蔵している小野秀雄コレクションに含まれる瓦版597種と新聞錦絵275種を中心的な素材としつつ、幕末維新期の視覚情報メディアの流通と受容、その諸様態について多角的な分析を行った。この瓦版・新聞錦絵資料は、社会情報研究所の前身である新聞研究所の創立者小野秀雄氏が収集されたもので、近代日本の情報メディア史研究にとってきわめて価値の高い貴重な資料である。しかし、この資...
【環境学】環境創成学:観光情報を含む研究件
❏東アジアにおける拡張現実時代の観光に関する研究(17H02248)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山田 義裕 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 教授 (40200761)
【キーワード】観光 / メディア / 情報 / 拡張現実 / 東アジア (他8件)
【概要】本研究の研究成果は以下3点にまとめられる。第1はフィールド調査等による現在の観光とメディアの融合状況の実態把握である。ネット空間と現実空間、メディアと観光が融合している現在の状況について、東アジアの各地域でのフィールドワークを通じてその実態を把握した。第2はメディア言説(画像・映像・サウンドも含む)の観点から観光行動を調査し計量的および質的に分析した。第3は上記2つの調査を総合的に考察する際の枠組...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
【数物系科学】数学:融合情報を含む研究件
❏IT革命第2ステージと法制度(16330008)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】舟田 正之 立教大学, 法学部, 教授 (60062676)
【キーワード】公共放送(NHK) / マスメディア集中排除原則 / 地上デジタル放送 / 放送番組 / インターネットによる配信 (他22件)
【概要】本年度は、以下の研究成果をあげることができた。 第一に,本研究組織メンバー全員の共同執筆になる舟田・長谷部恭男編『放送制度の現代的展開』のリニューアル版のための共同研究を進め,共同討議を経た原稿を作成する作業を行なった。この作業は、放送関係の諸事情の変化があったために若干遅れているが、近くまとめる予定である。 第二に,上記の放送関係の諸事情の変化とは、放送法の改正に至るいくつかの動きのことである。...
❏IT革命の衝撃と法制度(13420007)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】舟田 正之 立教大学, 法学部, 教授 (60062676)
【キーワード】電気通信 / 放送 / 情報 / 融合 / 放送の公共性 (他13件)
【概要】「情報技術革命(IT革命)」の中における電気通信・放送・情報に関する公的政策・法制度のあり方を探るという課題に対し,私たちの研究成果は以下の通りである。 第一に,従来の放送制度のキーワードである「放送の公共性」と,そこから立てられた各種の放送固有の法的仕組みは,基本的に今も維持されるべきである。特に,「放送の自由」を支える制度は,民主主義社会の基礎的条件とも評価されるのであって,放送のデジタル化等...
【数物系科学】数学:推論情報を含む研究件
❏調和解析とその測定理論への応用(09640219)
【研究テーマ】解析学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】石川 史郎 慶応義塾大学, 理工学部, 助教授 (10051913)
【キーワード】フーリエ解析 / 測定 / ウェイブレット / シュレーディンガー方程式 / 混体方程式 (他16件)
【概要】フーリエ解析と測定理論との関連についての研究実績の概要を述べる.測定理論の原型は,「ボルンの量子測定理論」であるが,数学の言葉でいえば,1の分解と非常に近い概念で特に,フーリエ解析でいえば,waveletと密接に関連する.このような枠組の中で測定理論を数学として考察した.現時点で,「測定公理」から得られる結果をいくつか列挙してみる. [1].我々の持つ測定能力に応じて,種々の統計力学があってもよい...
❏経営と情報の統合に関する研究(60410013)
【研究テーマ】商学・経営学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1985 - 1987
【研究代表者】小林 功武 (1986-1987) 産業能率大学, 経営情報学部, 教授 (20139702)
【キーワード】経営 / 情報 / 経営情報学 / 情報システム / 情報技術 (他17件)
【概要】本研究は, 本学における「経営情報学」確立の方向への努力の一環である. 研究は, 「経営学」と「情報学」の二つの領域に分かれるが, 両者を結ぶ共通概念は, 「情報」である. ●経営学の領域に属する研究成果には, つぎのようなものがある. 1.経営全般に関するもの (1)経営における意志決定システムとしての組織の分布と, 組織革新における情報の役割 (2)経営活動のコントロールにおける情報の役割 2...
【数物系科学】物理学:統計力学情報を含む研究件
❏情報科学の方法を応用したスピングラスの理論的研究(12640369)
【研究テーマ】物性一般(含基礎論)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】西森 秀稔 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (70172715)
【キーワード】スピングラス / 情報科学 / 相図 / 統計力学 / 情報 (他9件)
【概要】情報科学とスピングラス理論の関係について系統的に検討した。符号分割多重通信方式の統計力学的取扱をしている研究の問題点を調べた。当該研究で導かれている結論のうちの主要部分が、レプリカ法を用いずに導けることを示し、結論の妥当性についての数学的基礎を確立した。加えて、レプリカ対称解の安定性の議論を精査し、最適復号条件の下では相空間の構造が複雑にはならないことを証明することにより、レプリカ対称解の局所安定...
❏調和解析とその測定理論への応用(09640219)
【研究テーマ】解析学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】石川 史郎 慶応義塾大学, 理工学部, 助教授 (10051913)
【キーワード】フーリエ解析 / 測定 / ウェイブレット / シュレーディンガー方程式 / 混体方程式 (他16件)
【概要】フーリエ解析と測定理論との関連についての研究実績の概要を述べる.測定理論の原型は,「ボルンの量子測定理論」であるが,数学の言葉でいえば,1の分解と非常に近い概念で特に,フーリエ解析でいえば,waveletと密接に関連する.このような枠組の中で測定理論を数学として考察した.現時点で,「測定公理」から得られる結果をいくつか列挙してみる. [1].我々の持つ測定能力に応じて,種々の統計力学があってもよい...
【数物系科学】地球惑星科学:生命情報を含む研究件
❏デリダの脱構築における存在論的技術論の射程(17K02188)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】藤本 一勇 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (70318731)
【キーワード】技術哲学 / 存在論 / 脱構築 / メディア / 情報 (他23件)
【概要】フランスの哲学者ジャック・デリダは、伝統的な西洋存在論の存在概念の核心部に、従来対立すると考えられてきた技術概念を導入し、存在論の枠組みを作り変えた。物質界から生命界を経て人間界に至る多様な技術性を視野に収めた結果わかるのは、人間の技術の特殊性が一挙に距離を廃そうとする直接性への欲望にあるということだ(「現前の形而上学」)。しかし技術や存在に内在する「ずれ」や「間」を否定し排除するとき、悪しき暴力...
❏「環境」・「情報」・「生命」の相互連関をめぐる哲学的基礎研究(10410001)
【研究テーマ】哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】坂井 昭宏 北海道大学, 文学部, 教授 (20092059)
【キーワード】環境 / 情報 / 生命 / 生命倫理学 / 環境倫理学 (他6件)
【概要】前編では、研究課題に関する個別の接近法による論考がなされる。新田は、臓器移植問題を素材に、生命倫理学への功利主義的な考え方の適用について、批判的に検討した。石原は、ヒュームの共感論、ユクスキュルの環境世界論、シェーラーの人間学を比較し、環境と人間との関わりについて、原理的な考察を行なった。佐藤・坂井は、性同-性障害と性転換手術という、生命倫理学の問題について、また、溝渕・新田は、自然保護と多様性概...
【数物系科学】地球惑星科学:アメリカ情報を含む研究件
❏公共政策決定過程における「やらせ」の発生要因の研究(24530161)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】やらせ / 政治過程 / 民主主義 / 民主化 / 公共政策 (他28件)
【概要】「やらせ」の政治的演出は情報の不完備性に依拠している。「やらせ」を命じる政治的演出者と「やらせ」を見る観客の双方に共通知識があたかも(as if)存在するかのごとく演出されるが、現実には観客の有する情報は限定的・選択的でしかない。被操作者は必ずしも完全な知識を有さない。情報の不完備性・非対称性が政治的演出としての「やらせ」を可能にし、公共政策の政策過程の循環を演出者の意図にそって進行させる。また非...
❏日本テレビ放送網成立過程における米国反共政策の影響(16520394)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】有馬 哲夫 早稲田大, 教授 (10168023)
【キーワード】テレビ / 放送史 / メディア / 冷戦 / 情報 (他8件)
【概要】研究実績の概要 1.合衆国公文書館(カレッジ・パーク)、カール・ムント記念図書館、ハーバート・フーバー大統領図書館、ヒストリー・サンノゼからアーカイヴ資料を取り寄せ、分析した。 2.フーバー大統領図書館、ヒストリー・サンノゼ、日系アメリカ人記念館を訪ね、関連資料を収集した。 その結果次の知見が得られた。 1)日本テレビ放送網の着想を得たとされる皆川芳蔵とラジオの父リー・ドゥフォレストの接点はアーカ...
❏表現の自由とプロバイダー(ISP)のコンテンツ責任に関する日米比較制度研究(13720009)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】山口 いつ子 東京大学, 大学院・情報学環, 助教授 (00262139)
【キーワード】表現の自由 / プロバイダー / ISP / インターネット / コンテンツ責任 (他8件)
【概要】本研究課題であるプロバイダーのコンテンツ責任に関しては、アメリカでは、性的表現や著作権侵害等の個別領域における立法措置がいち早く採られたが、日本でも、本年度には、「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」が施行されるなど、責任範囲の明確化に向けた制度整備が着実に進められ、また、裁判所では、日本型「ナップスター」と呼ばれるMP3ファイル交換サービスの提供者(東京地...
【工学】電気電子工学:通信情報を含む研究件
❏東アジアの法の発展と日本法―東アジア法学の構築と日本法研究の再位置付けをめざして(24243001)
【研究テーマ】基礎法学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】D・H Foote 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (10323619)
【キーワード】アジア法 / 司法システム / 少子高齢社会 / 金融資本市場 / 情報・通信 (他9件)
【概要】本研究の目的は、東アジアを中心とするアジア諸国の近年の法の展開を分析し、その特徴や今後の発展の方向性を模索するとともに、アジア法の展開の中での日本法の位置づけを考察し、アジア法研究の新たな地平を開くことである。 「司法システム」「少子高齢社会」「金融資本市場」「情報・通信」の4テーマにつき、代表者・分担者が東アジア諸国(中国・韓国・台湾・香港・シンガポール等)および欧米のアジア法研究者と連携して研...
❏IT革命第2ステージと法制度(16330008)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】舟田 正之 立教大学, 法学部, 教授 (60062676)
【キーワード】公共放送(NHK) / マスメディア集中排除原則 / 地上デジタル放送 / 放送番組 / インターネットによる配信 (他22件)
【概要】本年度は、以下の研究成果をあげることができた。 第一に,本研究組織メンバー全員の共同執筆になる舟田・長谷部恭男編『放送制度の現代的展開』のリニューアル版のための共同研究を進め,共同討議を経た原稿を作成する作業を行なった。この作業は、放送関係の諸事情の変化があったために若干遅れているが、近くまとめる予定である。 第二に,上記の放送関係の諸事情の変化とは、放送法の改正に至るいくつかの動きのことである。...
❏IT革命の衝撃と法制度(13420007)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】舟田 正之 立教大学, 法学部, 教授 (60062676)
【キーワード】電気通信 / 放送 / 情報 / 融合 / 放送の公共性 (他13件)
【概要】「情報技術革命(IT革命)」の中における電気通信・放送・情報に関する公的政策・法制度のあり方を探るという課題に対し,私たちの研究成果は以下の通りである。 第一に,従来の放送制度のキーワードである「放送の公共性」と,そこから立てられた各種の放送固有の法的仕組みは,基本的に今も維持されるべきである。特に,「放送の自由」を支える制度は,民主主義社会の基礎的条件とも評価されるのであって,放送のデジタル化等...
【工学】建築学:空間情報を含む研究件
❏近代国家模索の歴史的前提―18~19世紀、「極東」のなかの「日本}(17K03094)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】杉本 史子 (山田史子) 東京大学, 史料編纂所, 教授 (10187669)
【キーワード】議会 / 海洋 / 裁判 / 情報 / 海図 (他22件)
【概要】(A)近代国民国家論の基礎をなすT.ウイニチャックンのジオ・ボディの概念を、陸だけでなく海をも視野に入れた概念へと深化させ、国際的に発信した。(B)①19世紀の海洋情報の国際的共有体制のなかに日本も組みこまれており、独自の海洋知再編の試みがなされたこと、②新政府の議会制度模索と並行して、これとは別の、洋学者主導の二院制議会が戊辰戦争期の江戸で開設されていたこと、③幕府評定所が近代的司法制度理解の前...
❏現代都市社会における時間・空間の生産・流通・消費と編成の社会学的研究(24530670)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】若林 幹夫 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (40230916)
【キーワード】都市 / 時間 / 空間 / ショッピングセンター / ショッピングモール (他12件)
【概要】本研究は、現代都市社会を時間と空間の社会的生産・流通・消費の形態という点から明らかにすることを目的としている。具体的には、現代日本の大都市とその周辺領域に建設された大規模商業施設(ショッピングセンター及びショッピングモール)を主たる対象として、現代の都市社会において社会的な時間と空間がどのように生み出され、流通し、ストックされ、消費され、編成されるかという点について分析し、それによって現代都市社会...
❏日本中近世における社会情報と政治文化についての研究-絵図史料を中心として-(07044004)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】黒田 日出男 東京大学, 史料編さん所, 教授 (90013284)
【キーワード】絵図 / 政治文化 / 空間 / 領有 / 領域支配 (他9件)
【概要】7月末に今年度全体会議を行った。本共同研究では、研究グループ各自の研究成果を共有するため、毎年全体会議を開催してきたが、最終年度の今回は、以下のように、三年間の各自の調査・研究の成果を報告しあった。また、論文集刊行に向けての相談を行った。 報告表題: 黒田日出男「金沢文庫本目本図の国土観念-龍体の大地-」、 近藤成一「ケンブリッジ大学および内閣文庫の所蔵する荘園絵図模本について」、 杉本史子「裁許...
【工学】建築学:情報化情報を含む研究件
❏現代都市社会における時間・空間の生産・流通・消費と編成の社会学的研究(24530670)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】若林 幹夫 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (40230916)
【キーワード】都市 / 時間 / 空間 / ショッピングセンター / ショッピングモール (他12件)
【概要】本研究は、現代都市社会を時間と空間の社会的生産・流通・消費の形態という点から明らかにすることを目的としている。具体的には、現代日本の大都市とその周辺領域に建設された大規模商業施設(ショッピングセンター及びショッピングモール)を主たる対象として、現代の都市社会において社会的な時間と空間がどのように生み出され、流通し、ストックされ、消費され、編成されるかという点について分析し、それによって現代都市社会...
❏取引の情報化に伴う約款規制の新たな展開(17730059)
【研究テーマ】民事法学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】三枝 健治 早稲田大学, 法学学術院, 助教授 (80287929)
【キーワード】約款 / 情報 / 情報化 / 開示
【概要】本研究では、browse-wrap契約という新しいタイプの契約手法に着目し、約款規制の新たな展開を調査・分析した。まず最初に、UCC第二編改正作業での議論の検証により、伝統的な約款論を整理したところ、(a)約款開示に着目して拘束力の範囲を確定する「採用規制」より(b)条項内容の不当性を理由に効力を否定する「内容規制」を重視し、専ら(b)にしか約款規制の意義を認めようとしない近時の行き過ぎた傾向に反...
【工学】建築学:テクスト情報を含む研究件
❏デジタル・フィクションの分析の方法に関する情報記号論的研究(13610685)
【研究テーマ】文学一般(含文学論・比較文学)・西洋古典
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】石田 英敬 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (70212892)
【キーワード】記号論 / 情報記号論 / デジタル・フィクション / メディア研究 / ハイパーテキスト (他17件)
【概要】本研究は「情報記号論」という記号論の新しい分野を開拓することを基礎理論上の課題とし、研究対象としてはデジタル・メディア上で展開するフィクションや物語を題材に情報記号論の分析方法を開発することを応用研究上の課題として遂行された。研究成果として、情報記号論の基礎理論を記号論と情報学との界面領域に位置づけ、その認識論的な定位をおこない、その基本原理を体系化して提示することができた。これらの理論的成果は「...
❏言語態分析の観点からみた現代社会におけるメディアの役割-国際比較研究(06451092)
【研究テーマ】文学一般(含文学論・比較文学)・西洋古典
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】高村 忠明 (1996) 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10092256)
【キーワード】メディア / メディア学 / メディオロジー / 言語態分析 / 現代社会 (他10件)
【概要】本研究は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツにおいてすでに確立しているメディア理論に言語態分析という新しい観念を導入し、日本独自のメディア理論の確立を目指す試みとして始まった。平成6年度においては、各研究者はそれぞれの担当分野の資料収集、分析に努め、同時に「日仏メディア学シンポジウム95」の開催や、「第16回札幌ク-ルセミナー」、「アメリカとアジア太平洋地域における多文主義」への参加を通じて海外...
【工学】建築学:技術情報を含む研究件
❏都市の倫理的変容のための学際研究:持続可能性,情報,レジリエンス,食,経済(21K18114)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】神崎 宣次 南山大学, 国際教養学部, 教授 (50422910)
【キーワード】都市 / 倫理 / 情報 / 技術 / 食農 (他10件)
【概要】採択の時期が遅く実質的な研究期間が半年ほどであったことに加え、異分野の研究者による学祭的プロジェクトであるため、今年度の研究活動の中心は申請書でも記述した、学祭的研究の方法論の側面に重点を置いた。アクティブ・ブック・ダイアローグの手法を用いた、メンバー間でのそれぞれの分析の方向性の共有や、ファシリテーションの諸技法に関する研究会などを、それぞれシリーズとして複数回開催した。また、それぞれの専門分野...
❏造形実験装置による巡回式ワークショップ・プログラムの開発研究(21530920)
【研究テーマ】教科教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】大泉 義一 横浜国立大学, 教育人間科学部, 准教授 (90374751)
【キーワード】国語 / 算数・数学 / 理科 / 社会 / 地理・歴史 (他18件)
【概要】本研究では,学校や地域施設,地域イベントや美術館などを巡回して造形ワークショップを実践する『アートツール・キャラバン』のための教具装置群,すなわち「アートツール」が創案・製作され,それらによって環境構成された実践プログラムを開発した。このプログラムにおいては,ワークショップに参加する子どもたちが「アートツール」で遊ぶことを通して,自らの感覚を発揮し創造心を奮い立たせることが企図され,ひいては自分の...
【工学】建築学:公共性情報を含む研究件
❏公共政策決定過程における「談合」「取引」の発生要因の研究(16K03501)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】談合 / ディール / サイドペイメント / モンゴル / 政治的談合 (他24件)
【概要】コロナ禍が研究対象をいかに変化させているかを、2つの作業仮説をもとに再度検討した。この結果、体制モデルと争点モデルの双方から、談合とディールについての研究手法と理論的整理をほぼ終えることができた。ニコルソンのいうように専門化された外交交渉への批判が20世紀に入ってから、とりわけウィルソンやレーニン以降、公開外交や人民外交の名のもとに民主政治の争点となっている。それでも、立法府が外交を行うことは少な...
❏デジタルメディア時代の政治的公共性とナショナリズム(26285121)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊藤 守 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (30232474)
【キーワード】情報 / ソーシャルメディア / 情動 / コミュニケーション資本主義 / 公共性 (他17件)
【概要】本研究の狙いは、ソーシャルメディアの登場以降の言論空間の変容を明らかにすることにある。従来、新聞やテレビが社会的な言論の生産と流通を担ってきた。しかし、一般の市民が自由に意見を発信できるメディア環境が構成されることで、言論空間の構造が大きく変容したと考えられるからである。 研究から、モバイルメディアというソーシャルメディアのマテリアルな特性がユーザーの身体とより深くつながり、情動を触発する「情動的...
❏公共政策決定過程における「やらせ」の発生要因の研究(24530161)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】やらせ / 政治過程 / 民主主義 / 民主化 / 公共政策 (他28件)
【概要】「やらせ」の政治的演出は情報の不完備性に依拠している。「やらせ」を命じる政治的演出者と「やらせ」を見る観客の双方に共通知識があたかも(as if)存在するかのごとく演出されるが、現実には観客の有する情報は限定的・選択的でしかない。被操作者は必ずしも完全な知識を有さない。情報の不完備性・非対称性が政治的演出としての「やらせ」を可能にし、公共政策の政策過程の循環を演出者の意図にそって進行させる。また非...
【工学】土木工学:情報提供情報を含む研究件
❏発展途上国のクリーン燃料普及による室内空気汚染改善の可能性:ミクロ計量分析(16K13364)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】有村 俊秀 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70327865)
【キーワード】室内空気汚染 / 発展途上国 / 薪炭材 / クリーンエネルギー / 健康被害 (他25件)
【概要】室内空気汚染問題について、ブータン及びインドのデータの農村部のデータを用いて分析をした。ブータンについては、テレビ所有がクリーンエネルギー普及に与える影響を分析した。テレビの所有の内生性をとらえるため操作変数を用いた推定を行った。分析の結果、テレビ所有がクリーンエネルギー選択に正の影響をもたらすことを示した。 インドの農村部についても実証分析を行った。ここでは、調理を行う人の持つ、薪炭材等の固形燃...
❏まちづくり情報の収集・蓄積・提供・高度化に必要となる情報基盤の運用に関する研究(15760450)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】真鍋 陸太郎 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (30302780)
【キーワード】まちづくり / 情報 / インターネット / 情報収集 / 情報蓄積 (他9件)
【概要】インターネット上に公開された地図の任意の地点に、不特定多数のユーザが、任意の情報を入力することができ、これらの情報を自由に検索・閲覧できる、双方向・開放型のinternet Mapped Information Board system : iMIBs(通称:カキコまっぷ)を機能拡張し、新しいタイプの運用実験をおこなった。 【拡張したiMIBsの機能】 ・複数の利用主体がそれぞれのレイヤーを所有し...
【工学】土木工学:透明性情報を含む研究件
❏公共政策決定過程における「談合」「取引」の発生要因の研究(16K03501)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】談合 / ディール / サイドペイメント / モンゴル / 政治的談合 (他24件)
【概要】コロナ禍が研究対象をいかに変化させているかを、2つの作業仮説をもとに再度検討した。この結果、体制モデルと争点モデルの双方から、談合とディールについての研究手法と理論的整理をほぼ終えることができた。ニコルソンのいうように専門化された外交交渉への批判が20世紀に入ってから、とりわけウィルソンやレーニン以降、公開外交や人民外交の名のもとに民主政治の争点となっている。それでも、立法府が外交を行うことは少な...
❏公共政策決定過程における「やらせ」の発生要因の研究(24530161)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】やらせ / 政治過程 / 民主主義 / 民主化 / 公共政策 (他28件)
【概要】「やらせ」の政治的演出は情報の不完備性に依拠している。「やらせ」を命じる政治的演出者と「やらせ」を見る観客の双方に共通知識があたかも(as if)存在するかのごとく演出されるが、現実には観客の有する情報は限定的・選択的でしかない。被操作者は必ずしも完全な知識を有さない。情報の不完備性・非対称性が政治的演出としての「やらせ」を可能にし、公共政策の政策過程の循環を演出者の意図にそって進行させる。また非...
【工学】総合工学:避難行動情報を含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏緊急時の避難意思決定に至る心理的過程に影響を及ぼす環境要因(20560566)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大野 隆造 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (20160591)
【キーワード】防災計画 / 避難行動 / 意志決定 / 情報 / 空間構成 (他9件)
【概要】没入型VRシステムを用いて、火災発生時の異変察知から避難意思決定に至るまでの行動に関する実験を行った結果、火災放送は、単独では避難意思決定を促すには十分でなく、非常ベルと発報放送という事前情報があることで意思決定が促進されること、また非常ベルや火災放送の繰り返しが、避難意思決定および確認行動を早める効果があること、さらに建築の空間構成として、廊下側に窓のない居室や遮音性の高い居室では、避難行動が遅...
【工学】総合工学:避難情報を含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏緊急時の避難意思決定に至る心理的過程に影響を及ぼす環境要因(20560566)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大野 隆造 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (20160591)
【キーワード】防災計画 / 避難行動 / 意志決定 / 情報 / 空間構成 (他9件)
【概要】没入型VRシステムを用いて、火災発生時の異変察知から避難意思決定に至るまでの行動に関する実験を行った結果、火災放送は、単独では避難意思決定を促すには十分でなく、非常ベルと発報放送という事前情報があることで意思決定が促進されること、また非常ベルや火災放送の繰り返しが、避難意思決定および確認行動を早める効果があること、さらに建築の空間構成として、廊下側に窓のない居室や遮音性の高い居室では、避難行動が遅...
【工学】総合工学:シミュレーション情報を含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏地理情報システムと樹木成長モデルを用いた森林景観予測システムの開発(07556034)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】熊谷 洋一 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (50012042)
【キーワード】森林 / 地理情報システム / 植物成長モデル / ランドスケープ / 景観シミュレーション (他13件)
【概要】本研究により以下の成果を得た。 1.森林景観シミュレーションシステムの開発 森林に関する既存情報である林相図・林小班図と森林簿を、地理情報システムに入力し、森林空間情報を作成した。このデータを利用して、景観シミュレーションに必要な空間データの入出力・修正管理を行った。 リアルな樹木の3次元形状の生成のために、樹木成長モデリングシステムを応用するために、樹種・樹高に対応して樹木形状を生成し、地理情報...
【総合生物】神経科学:シナプス情報を含む研究件
❏脳回路のセルフリライト性の探求(22680025)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2010 - 2013
【研究代表者】池谷 裕二 東京大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (10302613)
【キーワード】神経回路 / 発火 / シナプス / 可塑性 / 情報 (他8件)
【概要】脳回路の自己書き換え性を追求する上で、ニューロン同士のつくるシナプスに着目をしながら実験を進めて行ったところ、偶然にもアストロサイトが神経細胞の活動性に大きな影響をあたえることを見出した。アストロサイトはグリア細胞の一種であり、近年の研究では、脳の情報処理に多様な影響をもたらしうる動的な細胞であることはすでに報告されてはいる。しかし、多数のアストロサイトからなるアストロサイト・ネットワークがどのよ...
❏逆問題を解くことでシナプス可塑性に迫る(22650080)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】池谷 裕二 東京大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (10302613)
【キーワード】神経回路 / 発火 / シナプス / 可塑性 / 情報 (他8件)
【概要】シナプス可塑性のもっともよく知られた誘導ルールはスパイクタイミング依存性可塑性(STDP)である。本研究ではSTDPのルールを根幹から疑うことをスタート地点として研究をスタートした。手始めに、スパイクの伝導遅延に着目し、これがシナプスに到達するまでに時間差をもたらすことを仮定し、軸索の中途から伝導中のスパイクを記録したところ、活動電位の波形が摂動により変形しうることを見出した。具体的には、海馬培養...
【総合生物】神経科学:発火情報を含む研究件
❏脳回路のセルフリライト性の探求(22680025)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2010 - 2013
【研究代表者】池谷 裕二 東京大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (10302613)
【キーワード】神経回路 / 発火 / シナプス / 可塑性 / 情報 (他8件)
【概要】脳回路の自己書き換え性を追求する上で、ニューロン同士のつくるシナプスに着目をしながら実験を進めて行ったところ、偶然にもアストロサイトが神経細胞の活動性に大きな影響をあたえることを見出した。アストロサイトはグリア細胞の一種であり、近年の研究では、脳の情報処理に多様な影響をもたらしうる動的な細胞であることはすでに報告されてはいる。しかし、多数のアストロサイトからなるアストロサイト・ネットワークがどのよ...
❏逆問題を解くことでシナプス可塑性に迫る(22650080)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】池谷 裕二 東京大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (10302613)
【キーワード】神経回路 / 発火 / シナプス / 可塑性 / 情報 (他8件)
【概要】シナプス可塑性のもっともよく知られた誘導ルールはスパイクタイミング依存性可塑性(STDP)である。本研究ではSTDPのルールを根幹から疑うことをスタート地点として研究をスタートした。手始めに、スパイクの伝導遅延に着目し、これがシナプスに到達するまでに時間差をもたらすことを仮定し、軸索の中途から伝導中のスパイクを記録したところ、活動電位の波形が摂動により変形しうることを見出した。具体的には、海馬培養...
【農学】農業工学:情報公開情報を含む研究件
❏安全および予防をめぐる公法理論と政策論(17330005)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】青柳 幸一 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (50150941)
【キーワード】安全・予防 / 犯罪 / 情報 / 先端科学 / 環境 (他16件)
【概要】本共同研究の顕著な成果として、理論に留まらず実践的活動および政策論の実現を挙げることができる。そのようなものとして、まず、安全・安心まちづくりに関する研究・実施を挙げることができる。犯罪から住民を守るための具体的施策として、大人ばかりでなく子どもが参加した「地域安全マップ」の作成を推奨し、日本各地で実践してきた。他の顕著な政策論への結実として、現行の外国人登録制度に代わる新しい外国人台帳制度の提案...
❏法の情報分析試論(16653008)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】岩橋 健定 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (50293999)
【キーワード】情報 / 情報公開 / 個人情報保護 / 交渉 / 合意形成 (他12件)
【概要】平成17年度においては、前年度の研究成果を踏まえて、法現象を情報の収集・加工・発信のプロセスの連鎖として捉え直すことを基盤とする「法の情報分析」の基礎理論のとりまとめと、その理論の具体的場面への適用を行った。 基礎理論としては、(1)事実情報の収集・加工を中核とする法的意思決定のモデル化を行い、交渉や訴訟の場面についての分析枠組みを形成した。また、(2)利害関係者や国民一般の合意にかかる情報につい...
【農学】社会経済農学:政治情報を含む研究件
❏近代国家模索の歴史的前提―18~19世紀、「極東」のなかの「日本}(17K03094)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】杉本 史子 (山田史子) 東京大学, 史料編纂所, 教授 (10187669)
【キーワード】議会 / 海洋 / 裁判 / 情報 / 海図 (他22件)
【概要】(A)近代国民国家論の基礎をなすT.ウイニチャックンのジオ・ボディの概念を、陸だけでなく海をも視野に入れた概念へと深化させ、国際的に発信した。(B)①19世紀の海洋情報の国際的共有体制のなかに日本も組みこまれており、独自の海洋知再編の試みがなされたこと、②新政府の議会制度模索と並行して、これとは別の、洋学者主導の二院制議会が戊辰戦争期の江戸で開設されていたこと、③幕府評定所が近代的司法制度理解の前...
❏公共政策決定過程における「談合」「取引」の発生要因の研究(16K03501)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】談合 / ディール / サイドペイメント / モンゴル / 政治的談合 (他24件)
【概要】コロナ禍が研究対象をいかに変化させているかを、2つの作業仮説をもとに再度検討した。この結果、体制モデルと争点モデルの双方から、談合とディールについての研究手法と理論的整理をほぼ終えることができた。ニコルソンのいうように専門化された外交交渉への批判が20世紀に入ってから、とりわけウィルソンやレーニン以降、公開外交や人民外交の名のもとに民主政治の争点となっている。それでも、立法府が外交を行うことは少な...
❏公共政策決定過程における「やらせ」の発生要因の研究(24530161)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】やらせ / 政治過程 / 民主主義 / 民主化 / 公共政策 (他28件)
【概要】「やらせ」の政治的演出は情報の不完備性に依拠している。「やらせ」を命じる政治的演出者と「やらせ」を見る観客の双方に共通知識があたかも(as if)存在するかのごとく演出されるが、現実には観客の有する情報は限定的・選択的でしかない。被操作者は必ずしも完全な知識を有さない。情報の不完備性・非対称性が政治的演出としての「やらせ」を可能にし、公共政策の政策過程の循環を演出者の意図にそって進行させる。また非...
【農学】社会経済農学:地域振興情報を含む研究件
❏デジタル時代の情報生成・流通・活用に関する地理学的研究(23320187)
【研究テーマ】人文地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】和田 崇 県立広島大学, 経営情報学部, 准教授 (20511091)
【キーワード】情報 / インターネット / コミュニティ / コンテンツ / 情報通信政策 (他12件)
【概要】本研究では,日本の諸地域における通信インフラを活用した情報生成・流通・活用の実態を,いくつかの事例分析を通じて解明した。まず,通信インフラ整備の過程を地方行政再編とデジタル・デバイドの2つの観点から把握・分析した。そのうえで,医療と育児,人材育成の3分野におけるインターネットを活用した地域振興の取組みを,関係者間の合意形成と連携・協力,サイバースペースとリアルスペースの関係などに着目して分析した。...
❏条件不利地域における地理的デジタル・デバイドに対する政策的対応と地域振興(21520790)
【研究テーマ】人文地理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】荒井 良雄 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50134408)
【キーワード】地域政策 / 情報 / 地域振興 / インターネット / 情報インフラ
【概要】本研究では,条件不利地域における地理的デジタル・デバイドに対する地方自治体等による政策的対応とそれを利用した地域振興策の実状を調査・把握しようとした.その結果, 1)条件不利地域においてもブロードバンド環境は整備されてきているが,いまだに未整備地区が残存していること, 2)山間地域等では地上波デジタルテレビ放送移行への対応として整備されたケーブルテレビ網がブロードバンド整備にも有効であったこと, ...
【農学】社会経済農学:農村情報を含む研究件
❏発展途上国のクリーン燃料普及による室内空気汚染改善の可能性:ミクロ計量分析(16K13364)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】有村 俊秀 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70327865)
【キーワード】室内空気汚染 / 発展途上国 / 薪炭材 / クリーンエネルギー / 健康被害 (他25件)
【概要】室内空気汚染問題について、ブータン及びインドのデータの農村部のデータを用いて分析をした。ブータンについては、テレビ所有がクリーンエネルギー普及に与える影響を分析した。テレビの所有の内生性をとらえるため操作変数を用いた推定を行った。分析の結果、テレビ所有がクリーンエネルギー選択に正の影響をもたらすことを示した。 インドの農村部についても実証分析を行った。ここでは、調理を行う人の持つ、薪炭材等の固形燃...
❏フィリピンにおける慢性的貧困と社会ネットワーク(19402022)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】コミュニティ / 慢性的貧困 / 社会ネットワーク / フィリピン / 社会関係資本 (他17件)
【概要】本研究は,階層間流動化が慢性的貧困を緩和するという作業仮説について,貧困層が有する社会ネットワークの動態に着目し,マニラ首都圏とダバオ市の事例を検討した。その結果,マニラ首都圏の貧困層にあっては,主体的な活動を通して,階層間流動化を促進し得る余地が存在するのに対して,ダバオ市においては,現在までのところ,上位層からのアプローチのみが階層間流動化に貢献できる状況にあることがあきらかになった。 ...
【農学】社会経済農学:議会情報を含む研究件
❏近代国家模索の歴史的前提―18~19世紀、「極東」のなかの「日本}(17K03094)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】杉本 史子 (山田史子) 東京大学, 史料編纂所, 教授 (10187669)
【キーワード】議会 / 海洋 / 裁判 / 情報 / 海図 (他22件)
【概要】(A)近代国民国家論の基礎をなすT.ウイニチャックンのジオ・ボディの概念を、陸だけでなく海をも視野に入れた概念へと深化させ、国際的に発信した。(B)①19世紀の海洋情報の国際的共有体制のなかに日本も組みこまれており、独自の海洋知再編の試みがなされたこと、②新政府の議会制度模索と並行して、これとは別の、洋学者主導の二院制議会が戊辰戦争期の江戸で開設されていたこと、③幕府評定所が近代的司法制度理解の前...
❏公共政策決定過程における「談合」「取引」の発生要因の研究(16K03501)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】談合 / ディール / サイドペイメント / モンゴル / 政治的談合 (他24件)
【概要】コロナ禍が研究対象をいかに変化させているかを、2つの作業仮説をもとに再度検討した。この結果、体制モデルと争点モデルの双方から、談合とディールについての研究手法と理論的整理をほぼ終えることができた。ニコルソンのいうように専門化された外交交渉への批判が20世紀に入ってから、とりわけウィルソンやレーニン以降、公開外交や人民外交の名のもとに民主政治の争点となっている。それでも、立法府が外交を行うことは少な...
❏地方自治体における公共政策と情報関係分析-広報・広聴の情報評価を中心に(25518005)
【研究テーマ】公共政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山本 竜大 金沢大学, 法学系, 教授 (80632827)
【キーワード】広報 / 広聴 / インターネット / 議会 / 行政 (他11件)
【概要】行政広報の担当者に関する意識調査、広報誌分析、刺激実験の結果から、以下が指摘できる。議会や選挙の広報部門は区分、ルール、慣習に従い、課題も抱えながら積極的に対応している。平成の大合併という行政環境の変化が広報部門の意識に影響すること。広報誌のテキストには多様な情報提供をするが、広聴ルートの多様化には課題もあった。実験からネガティブな自治体情報に接触すると、財政や暮らしぶりに対する市民の政策認識も同...
【農学】森林圏科学:社会関係資本情報を含む研究件
❏フィリピンにおける慢性的貧困と社会ネットワーク(19402022)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】コミュニティ / 慢性的貧困 / 社会ネットワーク / フィリピン / 社会関係資本 (他17件)
【概要】本研究は,階層間流動化が慢性的貧困を緩和するという作業仮説について,貧困層が有する社会ネットワークの動態に着目し,マニラ首都圏とダバオ市の事例を検討した。その結果,マニラ首都圏の貧困層にあっては,主体的な活動を通して,階層間流動化を促進し得る余地が存在するのに対して,ダバオ市においては,現在までのところ,上位層からのアプローチのみが階層間流動化に貢献できる状況にあることがあきらかになった。 ...
❏福祉サービスNPOにおける社会関係資本の測定とその形成メカニズム(16730276)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】宮垣 元 甲南大学, 文学部, 助教授 (40340905)
【キーワード】NPO(民間非営利組織) / 社会関係資本 / 福祉サービス / 信頼 / 組織間関係 (他8件)
【概要】本研究では、ヒューマンサービスにおける社会関係資本醸成の担い手としてのNPO(民間非営利組織)の実態を、その組織特性の観点から実証的に検討した。また、NPOと密接な関係がある地域社会やボランティアなどの多様なネットワークにも注目し、NPOなどの多様な社会関係が有する資源的側面(社会関係資本)の有効性と可能性について理論的・実証的な検討を行った。 本年度は従来からの理論研究に加え、昨年度に実施したヒ...
【医歯薬学】境界医学:自治体情報を含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏地方自治体における公共政策と情報関係分析-広報・広聴の情報評価を中心に(25518005)
【研究テーマ】公共政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山本 竜大 金沢大学, 法学系, 教授 (80632827)
【キーワード】広報 / 広聴 / インターネット / 議会 / 行政 (他11件)
【概要】行政広報の担当者に関する意識調査、広報誌分析、刺激実験の結果から、以下が指摘できる。議会や選挙の広報部門は区分、ルール、慣習に従い、課題も抱えながら積極的に対応している。平成の大合併という行政環境の変化が広報部門の意識に影響すること。広報誌のテキストには多様な情報提供をするが、広聴ルートの多様化には課題もあった。実験からネガティブな自治体情報に接触すると、財政や暮らしぶりに対する市民の政策認識も同...
【医歯薬学】社会医学:民主主義情報を含む研究件
❏公共政策決定過程における「談合」「取引」の発生要因の研究(16K03501)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】談合 / ディール / サイドペイメント / モンゴル / 政治的談合 (他24件)
【概要】コロナ禍が研究対象をいかに変化させているかを、2つの作業仮説をもとに再度検討した。この結果、体制モデルと争点モデルの双方から、談合とディールについての研究手法と理論的整理をほぼ終えることができた。ニコルソンのいうように専門化された外交交渉への批判が20世紀に入ってから、とりわけウィルソンやレーニン以降、公開外交や人民外交の名のもとに民主政治の争点となっている。それでも、立法府が外交を行うことは少な...
❏公共政策決定過程における「やらせ」の発生要因の研究(24530161)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】やらせ / 政治過程 / 民主主義 / 民主化 / 公共政策 (他28件)
【概要】「やらせ」の政治的演出は情報の不完備性に依拠している。「やらせ」を命じる政治的演出者と「やらせ」を見る観客の双方に共通知識があたかも(as if)存在するかのごとく演出されるが、現実には観客の有する情報は限定的・選択的でしかない。被操作者は必ずしも完全な知識を有さない。情報の不完備性・非対称性が政治的演出としての「やらせ」を可能にし、公共政策の政策過程の循環を演出者の意図にそって進行させる。また非...
【医歯薬学】社会医学:表象情報を含む研究件
❏芸術作品のインタラクティヴィティに関する総合的研究:鑑賞体験の構造変化をめぐる歴史的分析(14310019)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】杉橋 陽一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50015278)
【キーワード】インタラクティヴィティ / 芸術作品 / 鑑賞者 / 総合芸術作品 / メディア (他14件)
【概要】本研究においては次のような成果を得た。 1.中世の伝説・説話が伝承されてゆく過程における語り手と聞き手の相互作用、および文字による記録がそこに与えた変化の考察、および、中世からルネサンスにいたるポリフォニックな教会音楽における聴取経験と歌唱法の分析をおこなった。そのうえで、宗教による社会統合との協同ないし葛藤のプロセスを明らかにした。 2.ルネサンスからバロック時代にかけての、ページェントや祝祭に...
❏芸術のメディア的戦略に関する総合的研究――表象文化の歴史的機能分析(10410013)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】杉橋 陽一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50015278)
【キーワード】メディア / 芸術 / 情報 / コミュニケーション / 総合芸術作品 (他17件)
【概要】本研究からは芸術のメディア的戦略をめぐり、次のような成果が得られた。 1.中世から近世への歴史的展開のなかで、文学や神学が印刷術などによるコミュニケーション上の組織化を通じて社会層や価値共同体の形成に寄与した実態が、実証的に究明された。 2.身体表現を中心に複数の芸術が総合されて実現されたマルチ・メディア的な芸術の新しい情報伝達手法が、オペラやバレエ作品の実例に即し、歴史的に分析された。 3.文学...
【医歯薬学】社会医学:可塑性情報を含む研究件
❏脳回路のセルフリライト性の探求(22680025)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2010 - 2013
【研究代表者】池谷 裕二 東京大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (10302613)
【キーワード】神経回路 / 発火 / シナプス / 可塑性 / 情報 (他8件)
【概要】脳回路の自己書き換え性を追求する上で、ニューロン同士のつくるシナプスに着目をしながら実験を進めて行ったところ、偶然にもアストロサイトが神経細胞の活動性に大きな影響をあたえることを見出した。アストロサイトはグリア細胞の一種であり、近年の研究では、脳の情報処理に多様な影響をもたらしうる動的な細胞であることはすでに報告されてはいる。しかし、多数のアストロサイトからなるアストロサイト・ネットワークがどのよ...
❏逆問題を解くことでシナプス可塑性に迫る(22650080)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】池谷 裕二 東京大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (10302613)
【キーワード】神経回路 / 発火 / シナプス / 可塑性 / 情報 (他8件)
【概要】シナプス可塑性のもっともよく知られた誘導ルールはスパイクタイミング依存性可塑性(STDP)である。本研究ではSTDPのルールを根幹から疑うことをスタート地点として研究をスタートした。手始めに、スパイクの伝導遅延に着目し、これがシナプスに到達するまでに時間差をもたらすことを仮定し、軸索の中途から伝導中のスパイクを記録したところ、活動電位の波形が摂動により変形しうることを見出した。具体的には、海馬培養...
【医歯薬学】社会医学:メデイア情報を含む研究件
❏東アジアにおける拡張現実時代の観光に関する研究(17H02248)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山田 義裕 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 教授 (40200761)
【キーワード】観光 / メディア / 情報 / 拡張現実 / 東アジア (他8件)
【概要】本研究の研究成果は以下3点にまとめられる。第1はフィールド調査等による現在の観光とメディアの融合状況の実態把握である。ネット空間と現実空間、メディアと観光が融合している現在の状況について、東アジアの各地域でのフィールドワークを通じてその実態を把握した。第2はメディア言説(画像・映像・サウンドも含む)の観点から観光行動を調査し計量的および質的に分析した。第3は上記2つの調査を総合的に考察する際の枠組...
❏デリダの脱構築における存在論的技術論の射程(17K02188)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】藤本 一勇 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (70318731)
【キーワード】技術哲学 / 存在論 / 脱構築 / メディア / 情報 (他23件)
【概要】フランスの哲学者ジャック・デリダは、伝統的な西洋存在論の存在概念の核心部に、従来対立すると考えられてきた技術概念を導入し、存在論の枠組みを作り変えた。物質界から生命界を経て人間界に至る多様な技術性を視野に収めた結果わかるのは、人間の技術の特殊性が一挙に距離を廃そうとする直接性への欲望にあるということだ(「現前の形而上学」)。しかし技術や存在に内在する「ずれ」や「間」を否定し排除するとき、悪しき暴力...
❏デジタルメディア時代の政治的公共性とナショナリズム(26285121)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊藤 守 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (30232474)
【キーワード】情報 / ソーシャルメディア / 情動 / コミュニケーション資本主義 / 公共性 (他17件)
【概要】本研究の狙いは、ソーシャルメディアの登場以降の言論空間の変容を明らかにすることにある。従来、新聞やテレビが社会的な言論の生産と流通を担ってきた。しかし、一般の市民が自由に意見を発信できるメディア環境が構成されることで、言論空間の構造が大きく変容したと考えられるからである。 研究から、モバイルメディアというソーシャルメディアのマテリアルな特性がユーザーの身体とより深くつながり、情動を触発する「情動的...
【医歯薬学】社会医学:経済政策情報を含む研究件
❏発展途上国のクリーン燃料普及による室内空気汚染改善の可能性:ミクロ計量分析(16K13364)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】有村 俊秀 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70327865)
【キーワード】室内空気汚染 / 発展途上国 / 薪炭材 / クリーンエネルギー / 健康被害 (他25件)
【概要】室内空気汚染問題について、ブータン及びインドのデータの農村部のデータを用いて分析をした。ブータンについては、テレビ所有がクリーンエネルギー普及に与える影響を分析した。テレビの所有の内生性をとらえるため操作変数を用いた推定を行った。分析の結果、テレビ所有がクリーンエネルギー選択に正の影響をもたらすことを示した。 インドの農村部についても実証分析を行った。ここでは、調理を行う人の持つ、薪炭材等の固形燃...
❏公共政策決定過程における「やらせ」の発生要因の研究(24530161)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】やらせ / 政治過程 / 民主主義 / 民主化 / 公共政策 (他28件)
【概要】「やらせ」の政治的演出は情報の不完備性に依拠している。「やらせ」を命じる政治的演出者と「やらせ」を見る観客の双方に共通知識があたかも(as if)存在するかのごとく演出されるが、現実には観客の有する情報は限定的・選択的でしかない。被操作者は必ずしも完全な知識を有さない。情報の不完備性・非対称性が政治的演出としての「やらせ」を可能にし、公共政策の政策過程の循環を演出者の意図にそって進行させる。また非...
【医歯薬学】社会医学:都市情報を含む研究件
❏都市の倫理的変容のための学際研究:持続可能性,情報,レジリエンス,食,経済(21K18114)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】神崎 宣次 南山大学, 国際教養学部, 教授 (50422910)
【キーワード】都市 / 倫理 / 情報 / 技術 / 食農 (他10件)
【概要】採択の時期が遅く実質的な研究期間が半年ほどであったことに加え、異分野の研究者による学祭的プロジェクトであるため、今年度の研究活動の中心は申請書でも記述した、学祭的研究の方法論の側面に重点を置いた。アクティブ・ブック・ダイアローグの手法を用いた、メンバー間でのそれぞれの分析の方向性の共有や、ファシリテーションの諸技法に関する研究会などを、それぞれシリーズとして複数回開催した。また、それぞれの専門分野...
❏現代都市社会における時間・空間の生産・流通・消費と編成の社会学的研究(24530670)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】若林 幹夫 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (40230916)
【キーワード】都市 / 時間 / 空間 / ショッピングセンター / ショッピングモール (他12件)
【概要】本研究は、現代都市社会を時間と空間の社会的生産・流通・消費の形態という点から明らかにすることを目的としている。具体的には、現代日本の大都市とその周辺領域に建設された大規模商業施設(ショッピングセンター及びショッピングモール)を主たる対象として、現代の都市社会において社会的な時間と空間がどのように生み出され、流通し、ストックされ、消費され、編成されるかという点について分析し、それによって現代都市社会...
❏フィリピンにおける慢性的貧困と社会ネットワーク(19402022)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】コミュニティ / 慢性的貧困 / 社会ネットワーク / フィリピン / 社会関係資本 (他17件)
【概要】本研究は,階層間流動化が慢性的貧困を緩和するという作業仮説について,貧困層が有する社会ネットワークの動態に着目し,マニラ首都圏とダバオ市の事例を検討した。その結果,マニラ首都圏の貧困層にあっては,主体的な活動を通して,階層間流動化を促進し得る余地が存在するのに対して,ダバオ市においては,現在までのところ,上位層からのアプローチのみが階層間流動化に貢献できる状況にあることがあきらかになった。 ...
【医歯薬学】薬学:情報伝達情報を含む研究件
❏フィリピンにおける慢性的貧困と社会ネットワーク(19402022)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】コミュニティ / 慢性的貧困 / 社会ネットワーク / フィリピン / 社会関係資本 (他17件)
【概要】本研究は,階層間流動化が慢性的貧困を緩和するという作業仮説について,貧困層が有する社会ネットワークの動態に着目し,マニラ首都圏とダバオ市の事例を検討した。その結果,マニラ首都圏の貧困層にあっては,主体的な活動を通して,階層間流動化を促進し得る余地が存在するのに対して,ダバオ市においては,現在までのところ,上位層からのアプローチのみが階層間流動化に貢献できる状況にあることがあきらかになった。 ...
❏統治者から住民への情報伝達のメカニズムに関する研究ースハルト体制下のインドネシアの村落の場合ー(09620067)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】猪俣 愛子 (倉沢 愛子) 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (00203274)
【キーワード】インドネシア / 情報 / スハルト政権 / マス・メディア / デサ (他16件)
【概要】二年間にわたり、インドネシアのある村落を例にとり、統治者からのメッセージがどのようなルートで住民に伝達されているのかを研究した。スハルト体制下では、政府が強い権限をもって住民を「指導」「統制」してゆくことを基本としており、いかにして政府の意思を住民レベルにまできめこまやかに伝達するかが重要な課題であった。この研究では、大別して二つのルートでの情報伝達を分析した。ひとつは、隣組、婦人会などの住民組織...
【医歯薬学】薬学:神経回路情報を含む研究件
❏脳回路のセルフリライト性の探求(22680025)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2010 - 2013
【研究代表者】池谷 裕二 東京大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (10302613)
【キーワード】神経回路 / 発火 / シナプス / 可塑性 / 情報 (他8件)
【概要】脳回路の自己書き換え性を追求する上で、ニューロン同士のつくるシナプスに着目をしながら実験を進めて行ったところ、偶然にもアストロサイトが神経細胞の活動性に大きな影響をあたえることを見出した。アストロサイトはグリア細胞の一種であり、近年の研究では、脳の情報処理に多様な影響をもたらしうる動的な細胞であることはすでに報告されてはいる。しかし、多数のアストロサイトからなるアストロサイト・ネットワークがどのよ...
❏逆問題を解くことでシナプス可塑性に迫る(22650080)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】池谷 裕二 東京大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (10302613)
【キーワード】神経回路 / 発火 / シナプス / 可塑性 / 情報 (他8件)
【概要】シナプス可塑性のもっともよく知られた誘導ルールはスパイクタイミング依存性可塑性(STDP)である。本研究ではSTDPのルールを根幹から疑うことをスタート地点として研究をスタートした。手始めに、スパイクの伝導遅延に着目し、これがシナプスに到達するまでに時間差をもたらすことを仮定し、軸索の中途から伝導中のスパイクを記録したところ、活動電位の波形が摂動により変形しうることを見出した。具体的には、海馬培養...
【医歯薬学】薬学:アストロサイト情報を含む研究件
❏脳回路のセルフリライト性の探求(22680025)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2010 - 2013
【研究代表者】池谷 裕二 東京大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (10302613)
【キーワード】神経回路 / 発火 / シナプス / 可塑性 / 情報 (他8件)
【概要】脳回路の自己書き換え性を追求する上で、ニューロン同士のつくるシナプスに着目をしながら実験を進めて行ったところ、偶然にもアストロサイトが神経細胞の活動性に大きな影響をあたえることを見出した。アストロサイトはグリア細胞の一種であり、近年の研究では、脳の情報処理に多様な影響をもたらしうる動的な細胞であることはすでに報告されてはいる。しかし、多数のアストロサイトからなるアストロサイト・ネットワークがどのよ...
❏逆問題を解くことでシナプス可塑性に迫る(22650080)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】池谷 裕二 東京大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (10302613)
【キーワード】神経回路 / 発火 / シナプス / 可塑性 / 情報 (他8件)
【概要】シナプス可塑性のもっともよく知られた誘導ルールはスパイクタイミング依存性可塑性(STDP)である。本研究ではSTDPのルールを根幹から疑うことをスタート地点として研究をスタートした。手始めに、スパイクの伝導遅延に着目し、これがシナプスに到達するまでに時間差をもたらすことを仮定し、軸索の中途から伝導中のスパイクを記録したところ、活動電位の波形が摂動により変形しうることを見出した。具体的には、海馬培養...
【医歯薬学】看護学:データベース情報を含む研究件
❏長期総合的資源エネルギ-分析手法の開発(02650451)
【研究テーマ】資源開発工学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1990 - 1991
【研究代表者】石谷 久 東京大学, 工学部, 教授 (70013703)
【キーワード】資源 / エネルギ- / デ-タベ-ス / 情報 / 統計 (他6件)
【概要】複雑多岐にわたる資源・エネルギ-情報を統一的かつ柔軟に扱うデ-タベ-スシステムを構築することは、現在の多量の情報に的確に対応する上で非常に有効である。 このようなデ-タベ-ス構築のひとつの手段として、Object Oriented Paradigm(OOP)と呼ばれる方法を利用した。OOPは、従来のプログラミングパラダイム、特に手続き型と呼ばれ、広く普及しているC、Pascal等の言語によるプログ...
❏経営と情報の統合に関する研究(60410013)
【研究テーマ】商学・経営学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1985 - 1987
【研究代表者】小林 功武 (1986-1987) 産業能率大学, 経営情報学部, 教授 (20139702)
【キーワード】経営 / 情報 / 経営情報学 / 情報システム / 情報技術 (他17件)
【概要】本研究は, 本学における「経営情報学」確立の方向への努力の一環である. 研究は, 「経営学」と「情報学」の二つの領域に分かれるが, 両者を結ぶ共通概念は, 「情報」である. ●経営学の領域に属する研究成果には, つぎのようなものがある. 1.経営全般に関するもの (1)経営における意志決定システムとしての組織の分布と, 組織革新における情報の役割 (2)経営活動のコントロールにおける情報の役割 2...
【医歯薬学】看護学:生命倫理学バイオエシックス)情報を含む研究件
❏医療技術の選択とジェンダー――妊娠と出生前検査の経験に関する調査(25283017)
【研究テーマ】ジェンダー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】柘植 あづみ 明治学院大学, 社会学部, 教授 (90179987)
【キーワード】出生前検査 / 意思決定 / 質問紙調査 / インターネット調査 / インタビュー調査 (他19件)
【概要】女性の妊娠と出生前検査をめぐる知識と経験を把握するために、妊娠と出生前検査の経験について自由記述を含めて詳細に尋ねた首都圏でのアンケート調査(2013年実施、有効回答数 378票、有効回収率39.5%)と、全国の妊娠経験のある女性を対象に妊娠と出生前検査の経験に焦点をあてたインターネット調査(2015年1月~2月実施、有効回答数 2,357、有効回収率26.9%)を実施し、結果を分析した。さらに出...
❏安全および予防をめぐる公法理論と政策論(17330005)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】青柳 幸一 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (50150941)
【キーワード】安全・予防 / 犯罪 / 情報 / 先端科学 / 環境 (他16件)
【概要】本共同研究の顕著な成果として、理論に留まらず実践的活動および政策論の実現を挙げることができる。そのようなものとして、まず、安全・安心まちづくりに関する研究・実施を挙げることができる。犯罪から住民を守るための具体的施策として、大人ばかりでなく子どもが参加した「地域安全マップ」の作成を推奨し、日本各地で実践してきた。他の顕著な政策論への結実として、現行の外国人登録制度に代わる新しい外国人台帳制度の提案...
❏「環境」・「情報」・「生命」の相互連関をめぐる哲学的基礎研究(10410001)
【研究テーマ】哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】坂井 昭宏 北海道大学, 文学部, 教授 (20092059)
【キーワード】環境 / 情報 / 生命 / 生命倫理学 / 環境倫理学 (他6件)
【概要】前編では、研究課題に関する個別の接近法による論考がなされる。新田は、臓器移植問題を素材に、生命倫理学への功利主義的な考え方の適用について、批判的に検討した。石原は、ヒュームの共感論、ユクスキュルの環境世界論、シェーラーの人間学を比較し、環境と人間との関わりについて、原理的な考察を行なった。佐藤・坂井は、性同-性障害と性転換手術という、生命倫理学の問題について、また、溝渕・新田は、自然保護と多様性概...
【医歯薬学】看護学:倫理情報を含む研究件
❏都市の倫理的変容のための学際研究:持続可能性,情報,レジリエンス,食,経済(21K18114)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】神崎 宣次 南山大学, 国際教養学部, 教授 (50422910)
【キーワード】都市 / 倫理 / 情報 / 技術 / 食農 (他10件)
【概要】採択の時期が遅く実質的な研究期間が半年ほどであったことに加え、異分野の研究者による学祭的プロジェクトであるため、今年度の研究活動の中心は申請書でも記述した、学祭的研究の方法論の側面に重点を置いた。アクティブ・ブック・ダイアローグの手法を用いた、メンバー間でのそれぞれの分析の方向性の共有や、ファシリテーションの諸技法に関する研究会などを、それぞれシリーズとして複数回開催した。また、それぞれの専門分野...
❏公共政策決定過程における「やらせ」の発生要因の研究(24530161)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】やらせ / 政治過程 / 民主主義 / 民主化 / 公共政策 (他28件)
【概要】「やらせ」の政治的演出は情報の不完備性に依拠している。「やらせ」を命じる政治的演出者と「やらせ」を見る観客の双方に共通知識があたかも(as if)存在するかのごとく演出されるが、現実には観客の有する情報は限定的・選択的でしかない。被操作者は必ずしも完全な知識を有さない。情報の不完備性・非対称性が政治的演出としての「やらせ」を可能にし、公共政策の政策過程の循環を演出者の意図にそって進行させる。また非...
【医歯薬学】看護学:情報科学情報を含む研究件
❏情報科学の方法を応用したスピングラスの理論的研究(12640369)
【研究テーマ】物性一般(含基礎論)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】西森 秀稔 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (70172715)
【キーワード】スピングラス / 情報科学 / 相図 / 統計力学 / 情報 (他9件)
【概要】情報科学とスピングラス理論の関係について系統的に検討した。符号分割多重通信方式の統計力学的取扱をしている研究の問題点を調べた。当該研究で導かれている結論のうちの主要部分が、レプリカ法を用いずに導けることを示し、結論の妥当性についての数学的基礎を確立した。加えて、レプリカ対称解の安定性の議論を精査し、最適復号条件の下では相空間の構造が複雑にはならないことを証明することにより、レプリカ対称解の局所安定...
❏経営と情報の統合に関する研究(60410013)
【研究テーマ】商学・経営学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1985 - 1987
【研究代表者】小林 功武 (1986-1987) 産業能率大学, 経営情報学部, 教授 (20139702)
【キーワード】経営 / 情報 / 経営情報学 / 情報システム / 情報技術 (他17件)
【概要】本研究は, 本学における「経営情報学」確立の方向への努力の一環である. 研究は, 「経営学」と「情報学」の二つの領域に分かれるが, 両者を結ぶ共通概念は, 「情報」である. ●経営学の領域に属する研究成果には, つぎのようなものがある. 1.経営全般に関するもの (1)経営における意志決定システムとしての組織の分布と, 組織革新における情報の役割 (2)経営活動のコントロールにおける情報の役割 2...
【医歯薬学】看護学:意思決定情報を含む研究件
❏医療技術の選択とジェンダー――妊娠と出生前検査の経験に関する調査(25283017)
【研究テーマ】ジェンダー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】柘植 あづみ 明治学院大学, 社会学部, 教授 (90179987)
【キーワード】出生前検査 / 意思決定 / 質問紙調査 / インターネット調査 / インタビュー調査 (他19件)
【概要】女性の妊娠と出生前検査をめぐる知識と経験を把握するために、妊娠と出生前検査の経験について自由記述を含めて詳細に尋ねた首都圏でのアンケート調査(2013年実施、有効回答数 378票、有効回収率39.5%)と、全国の妊娠経験のある女性を対象に妊娠と出生前検査の経験に焦点をあてたインターネット調査(2015年1月~2月実施、有効回答数 2,357、有効回収率26.9%)を実施し、結果を分析した。さらに出...
❏緊急時の避難意思決定に至る心理的過程に影響を及ぼす環境要因(20560566)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大野 隆造 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (20160591)
【キーワード】防災計画 / 避難行動 / 意志決定 / 情報 / 空間構成 (他9件)
【概要】没入型VRシステムを用いて、火災発生時の異変察知から避難意思決定に至るまでの行動に関する実験を行った結果、火災放送は、単独では避難意思決定を促すには十分でなく、非常ベルと発報放送という事前情報があることで意思決定が促進されること、また非常ベルや火災放送の繰り返しが、避難意思決定および確認行動を早める効果があること、さらに建築の空間構成として、廊下側に窓のない居室や遮音性の高い居室では、避難行動が遅...
【医歯薬学】看護学:環境情報を含む研究件
❏公共政策決定過程における「やらせ」の発生要因の研究(24530161)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】やらせ / 政治過程 / 民主主義 / 民主化 / 公共政策 (他28件)
【概要】「やらせ」の政治的演出は情報の不完備性に依拠している。「やらせ」を命じる政治的演出者と「やらせ」を見る観客の双方に共通知識があたかも(as if)存在するかのごとく演出されるが、現実には観客の有する情報は限定的・選択的でしかない。被操作者は必ずしも完全な知識を有さない。情報の不完備性・非対称性が政治的演出としての「やらせ」を可能にし、公共政策の政策過程の循環を演出者の意図にそって進行させる。また非...
❏安全および予防をめぐる公法理論と政策論(17330005)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】青柳 幸一 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (50150941)
【キーワード】安全・予防 / 犯罪 / 情報 / 先端科学 / 環境 (他16件)
【概要】本共同研究の顕著な成果として、理論に留まらず実践的活動および政策論の実現を挙げることができる。そのようなものとして、まず、安全・安心まちづくりに関する研究・実施を挙げることができる。犯罪から住民を守るための具体的施策として、大人ばかりでなく子どもが参加した「地域安全マップ」の作成を推奨し、日本各地で実践してきた。他の顕著な政策論への結実として、現行の外国人登録制度に代わる新しい外国人台帳制度の提案...
❏ゲーム理論のフロンティア(16203011)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】岡田 章 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (90152298)
【キーワード】ゲーム理論 / 経済行動 / 動学ゲーム / 交渉ゲーム / 繰り返しゲーム (他8件)
【概要】本研究では、ゲーム理論の先端的研究として経済システムにおける制度、市場、組織、人間行動の間の戦略的相互依存関係を解明した。具体的な研究成果は、以下の通りである。 1.組織・市場・制度の動学ゲーム分析 マクロ均衡動学の理論と非協力交渉ゲーム理論を発展させた。マクロ動学の均衡解の収束条件、非決定性、複雑な振動やカオスが起きる条件を明らかにした。提携形成と利得分配に関するn人交渉ゲームのモデルを定式化し...
【医歯薬学】看護学:コミュニケーション情報を含む研究件
❏東アジアにおける拡張現実時代の観光に関する研究(17H02248)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山田 義裕 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 教授 (40200761)
【キーワード】観光 / メディア / 情報 / 拡張現実 / 東アジア (他8件)
【概要】本研究の研究成果は以下3点にまとめられる。第1はフィールド調査等による現在の観光とメディアの融合状況の実態把握である。ネット空間と現実空間、メディアと観光が融合している現在の状況について、東アジアの各地域でのフィールドワークを通じてその実態を把握した。第2はメディア言説(画像・映像・サウンドも含む)の観点から観光行動を調査し計量的および質的に分析した。第3は上記2つの調査を総合的に考察する際の枠組...
❏メディアシステム、政治文化と市民の情報力の連関について:8カ国国際比較研究(21330114)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】林 香里 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (40292784)
【キーワード】コミュニケーション / 情報 / メディア / 市民 / 政治文化 (他20件)
【概要】本研究は、世界11か国の主要ニュース番組や新聞(紙とインターネット)の内容を一斉分析するとともに、同時期に各国民の政治知識、ならびに政治関心や有効感覚をアンケート調査して、双方の連関があるかどうかを検討した。一般的には、公共放送制度のある国のほうが、国民の政治知識(とくに国際的政治ニュースの知識)のスコアも高かった。しかし、日本は、公共放送制度があるとはいえ、とりわけ国際政治ニュースへの知識や関心...
❏テレビドラマとポスモダン社会(20530486)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】長谷 正人 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (40208476)
【キーワード】コミュニケーション / 情報 / メディア / ポストモダン / テレビドラマ (他6件)
【概要】山田太一のさまざまな作品を映像作品として見直し、さらに山田太一氏本人や関係者へのインタビューも行って、70年代から80年代にかけての日本のテレビドラマがどのようにしてポストモダン的なイメージ社会を準備し、そしていかにそれを「後衛」の視点から批判したかを明らかにした。 ...
【医歯薬学】看護学:コミュニティ情報を含む研究件
❏デジタル時代の情報生成・流通・活用に関する地理学的研究(23320187)
【研究テーマ】人文地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】和田 崇 県立広島大学, 経営情報学部, 准教授 (20511091)
【キーワード】情報 / インターネット / コミュニティ / コンテンツ / 情報通信政策 (他12件)
【概要】本研究では,日本の諸地域における通信インフラを活用した情報生成・流通・活用の実態を,いくつかの事例分析を通じて解明した。まず,通信インフラ整備の過程を地方行政再編とデジタル・デバイドの2つの観点から把握・分析した。そのうえで,医療と育児,人材育成の3分野におけるインターネットを活用した地域振興の取組みを,関係者間の合意形成と連携・協力,サイバースペースとリアルスペースの関係などに着目して分析した。...
❏フィリピンにおける慢性的貧困と社会ネットワーク(19402022)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】コミュニティ / 慢性的貧困 / 社会ネットワーク / フィリピン / 社会関係資本 (他17件)
【概要】本研究は,階層間流動化が慢性的貧困を緩和するという作業仮説について,貧困層が有する社会ネットワークの動態に着目し,マニラ首都圏とダバオ市の事例を検討した。その結果,マニラ首都圏の貧困層にあっては,主体的な活動を通して,階層間流動化を促進し得る余地が存在するのに対して,ダバオ市においては,現在までのところ,上位層からのアプローチのみが階層間流動化に貢献できる状況にあることがあきらかになった。 ...
【医歯薬学】看護学:教育情報を含む研究件
❏「盲ろう」教育を支援するワールドワイド情報収集・提供システムの構築(09410084)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】中澤 惠江 (中澤 恵江) 国立特殊教育総合研究所, 重複障害教育研究部, 室長 (60155702)
【キーワード】盲ろう / 稀少障害 / 重複障害 / 視覚障害 / 聴覚障害 (他11件)
【概要】平成11年度の計画に沿って以下の研究を行った。 1構築した情報システムの更新と海外との連携 1)日本の盲ろう教育の歴史と盲ろう教育の実態調査についての英語の情報を発信した。 2)海外の情報として、日本ではほとんど発行されていない盲ろうの原因疾患について邦訳を行った。 3)DB-LINK等の海外盲ろう情報組織との連携関係が確立し、海外の盲ろう情報が容易に入手できるようになった。 4)収集した国内外の...
❏教育用コンピュータのためのセンサー装置の開発とハイパーメディアへの統合(05558013)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】前迫 孝徳 (前迫 孝憲) 大阪大学, 人間科学部, 助教授 (00114893)
【キーワード】センサー / 無線 / インターネット / ハイパーメディア / WWW (他12件)
【概要】本研究の目的は、教育現場で利用可能なセンサーインタフェースを開発し、ハイパーメディア上で統合させることにあった。 まず、国産のパーソナルコンピュータが現場で扱い易いセンサーインタフェースを有していないことから、パラレルポートを利用してデジタル入出力とアナログ入力を行う汎用のセンサーインタフェースを開発した。次に、センサーのアナログデータを電圧・周波数交換して、微弱電波や赤外線で伝送する無線方式のセ...