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研究分野別サイレントキーワード
「DNA」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報学フロンティア:DNAナノテクノロジーDNAを含む研究件
❏酵素反応を駆使した金属イオン応答性DNA超分子の創製(18H02081)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】竹澤 悠典 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (70508598)
【キーワード】DNA / 人工DNA / DNAポリメラーゼ / DNAリガーゼ / DNAzyme (他14件)
【概要】本研究では、種々のDNA合成酵素を駆使した金属配位子型人工DNAの酵素合成法を開発し、金属錯体型塩基対形成を駆動力として構造・機能のスイッチングが可能な金属イオン応答性DNA超分子の開発を行った。Cu(II)イオン存在下で金属錯体型塩基対を形成するヒドロキシピリドン型ヌクレオチド(H)を用い、2種類のDNAポリメラーゼによるプライマー伸長反応、およびポリメラーゼとリガーゼを用いた2段階反応により、...
❏マイクロ非平衡場の制御による細胞サイズ分子ロボットの動的自己組織化と自律運動(26280097)
【研究テーマ】知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】瀧ノ上 正浩 東京工業大学, 情報理工学院, 准教授 (20511249)
【キーワード】分子ロボット / 人工細胞 / DNAナノテクノロジー / マイクロマシン / 非平衡 (他10件)
【概要】本研究では,マイクロメートルスケールの非平衡場を構築・制御し,分子を時空間的・動的に自己組織化させ,非平衡場のエネルギーを利用して自律的に駆動する,「動的な細胞サイズ分子ロボットの創製と制御」を行うことを目的とした.研究の結果,細胞サイズ分子ロボットのための非対称複雑形状ゲル粒子の構築技術と動的自己組織化法の開発,化学反応によるゲル粒子の自律運動の実現に成功した.さらに,細胞やDNAを用いた細胞サ...
【複合領域】文化財科学・博物館学:古DNADNAを含む研究件
❏菌類考古学の構築にむけた菌類遺体の形態・古DNAによる同定と古生態の基礎研究(20K20713)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】百原 新 千葉大学, 大学院園芸学研究院, 教授 (00250150)
【キーワード】菌類遺体 / 菌類考古学 / 古生態 / DNA / 大型植物遺体 (他6件)
【概要】菌類が形成する硬い菌核や子実体の遺体や,菌類の侵入により変形した植物病痕のある葉・果実の遺体を,研究代表者が植物遺体の研究の過程で収集した標本の中から識別し,それらの同定を試みた.新潟県魚沼丘陵の第四紀前期更新世 のクロコブタケ科菌類遺体を子嚢殻と胞子の形態の現生標本との比較に基づき,Hypoxylaceae2分類群,Graphostromataceae1分類群,Xylariaceae4分類群を現...
❏土器出現期の日本列島人類を探る:日向洞窟出土縄文草創期人骨の考古科学的研究(17H02019)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】澤田 純明 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 准教授 (10374943)
【キーワード】土器出現期 / 縄文時代草創期 / 後期更新世 / 人骨 / DNA (他11件)
【概要】山形県日向洞窟から出土した散乱人骨群の年代をAMS法で測定し、形態とミトコンドリアDNAについて分析した。年代を測定した人骨の多くが1万年前を遡る値を示し、最も古い値は約13,000年前であった。この年代値は、縄文時代草創期に相当する。日向洞窟人骨は断片的であったが、四肢骨骨幹部の形態学的特徴が縄文時代早期人骨に近いことを明らかにできた。また、日向洞窟人骨のミトコンドリアDNAのハプログループは、...
❏年縞堆積物DNAによる景観復元の探求(17K18537)
【研究テーマ】地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】山田 和芳 ふじのくに地球環境史ミュージアム, 学芸課, 教授 (60508167)
【キーワード】年縞 / 藻琴湖 / 浜名湖 / 古DNA / 環境DNA (他9件)
【概要】本研究は、国内の年縞堆積物を対象として環境DNA分析を実施して、化学成分や微化石から復元できない動植物相や人間活動履歴情報を網羅的に把握することができるのか、その検証を世界ではじめて試みた。そのために、気候変動や文化人類学的に景観の異なる北海道藻琴湖および、静岡県浜名湖に堆積する完新世の湖底堆積物を対象として、環境DNA分析の解析手法を援用して、景観を構成する生物相や人間活動履歴を時系列変化として...
【複合領域】文化財科学・博物館学:人骨DNAを含む研究件
❏考古学・人類学・文化財科学の学際的研究による縄文社会論の再構築(18H03593)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山田 康弘 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (40264270)
【キーワード】考古学 / 人類学 / 学際的研究 / 出土人骨 / 縄文時代 (他14件)
【概要】2020年度は、コロナ禍のために、資料へのアクセスが不可能となったものも多く、研究そのものの進捗状況は決して芳しいものではなかった。そのような中でも、昨年度サンプリングを実施した愛知県伊川津貝塚出土人骨5体から、遺存状態のよいDNAを採取することができた。これらの事例は、年代測定の結果時期的に晩期後半にまとまり、同じ埋葬姿勢をとり、一つの埋葬小群を構成するものであり、今後の解析が順調に進めば、縄文...
❏土器出現期の日本列島人類を探る:日向洞窟出土縄文草創期人骨の考古科学的研究(17H02019)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】澤田 純明 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 准教授 (10374943)
【キーワード】土器出現期 / 縄文時代草創期 / 後期更新世 / 人骨 / DNA (他11件)
【概要】山形県日向洞窟から出土した散乱人骨群の年代をAMS法で測定し、形態とミトコンドリアDNAについて分析した。年代を測定した人骨の多くが1万年前を遡る値を示し、最も古い値は約13,000年前であった。この年代値は、縄文時代草創期に相当する。日向洞窟人骨は断片的であったが、四肢骨骨幹部の形態学的特徴が縄文時代早期人骨に近いことを明らかにできた。また、日向洞窟人骨のミトコンドリアDNAのハプログループは、...
【数物系科学】物理学:国際情報交換(米国、ドイツ)DNAを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
【数物系科学】物理学:非線形力学DNAを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
❏階層性をもつ複雑分子システムの集団運動の機構解明(21840051)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (40444450)
【キーワード】非線形力学 / 幾何学 / クラスター / DNA / 集団運動 (他18件)
【概要】本研究プロジェクトでは、高度な秩序構造を有する複雑分子システムの集団運動と機能発現の仕組みを、非線形力学と幾何学の観点から解き明かす研究を推進した。特に、原子・分子のクラスター(集合体)の構造変化の機構と速度過程を、分子内モード結合とエネルギー移動の観点から明らかにした。さらに、生物のDNAがもつユニークな弾性特性と、DNAの高次構造形成における右・左(キラリティ)の自発的選択のメカニズムの一端を...
【数物系科学】物理学:多体問題DNAを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
【数物系科学】物理学:集団運動DNAを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏階層性をもつ複雑分子システムの集団運動の機構解明(21840051)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (40444450)
【キーワード】非線形力学 / 幾何学 / クラスター / DNA / 集団運動 (他18件)
【概要】本研究プロジェクトでは、高度な秩序構造を有する複雑分子システムの集団運動と機能発現の仕組みを、非線形力学と幾何学の観点から解き明かす研究を推進した。特に、原子・分子のクラスター(集合体)の構造変化の機構と速度過程を、分子内モード結合とエネルギー移動の観点から明らかにした。さらに、生物のDNAがもつユニークな弾性特性と、DNAの高次構造形成における右・左(キラリティ)の自発的選択のメカニズムの一端を...
【数物系科学】物理学:非平衡DNAを含む研究件
❏マイクロ非平衡場の制御による細胞サイズ分子ロボットの動的自己組織化と自律運動(26280097)
【研究テーマ】知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】瀧ノ上 正浩 東京工業大学, 情報理工学院, 准教授 (20511249)
【キーワード】分子ロボット / 人工細胞 / DNAナノテクノロジー / マイクロマシン / 非平衡 (他10件)
【概要】本研究では,マイクロメートルスケールの非平衡場を構築・制御し,分子を時空間的・動的に自己組織化させ,非平衡場のエネルギーを利用して自律的に駆動する,「動的な細胞サイズ分子ロボットの創製と制御」を行うことを目的とした.研究の結果,細胞サイズ分子ロボットのための非対称複雑形状ゲル粒子の構築技術と動的自己組織化法の開発,化学反応によるゲル粒子の自律運動の実現に成功した.さらに,細胞やDNAを用いた細胞サ...
❏マイクロ流体工学による人工細胞システムの時空間制御(24680033)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】瀧ノ上 正浩 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 講師 (20511249)
【キーワード】人工細胞 / 人工生命 / 非線形 / 非平衡 / マイクロ流体力学 (他11件)
【概要】近年,細胞サイズの小胞に遺伝子発現系を内包した人工細胞の研究が盛んに行われているが,ダイナミックな現象を取り出すまでには至っていない.本研究では,微小流体を自在に制御できるマイクロ流体工学を駆使し,人工細胞に物質・エネルギー的な非平衡性を与えることで,人工細胞内でのダイナミックな反応と人工細胞の自律運動を実現するための基礎技術の開発に成功した.本研究の成果により,今後,動的な人工細胞構築の発展が進...
❏ゲノムサイズ長鎖DNAの単一分子構造転移を中核とした自律的情報処理システム(21710119)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】瀧ノ上 正浩 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 講師 (20511249)
【キーワード】ナノバイオ / 非平衡 / 非線形 / DNA / マイクロ流路 (他7件)
【概要】マイクロ流体工学を応用し, DNAを含む生体高分子システムへの分子的な入出力が可能となるマイクロメートルサイズ(細胞サイズ)の微小反応系の構築に成功した.この技術により,自律的な情報処理に必須となる,溶液濃度のダイナミックな制御や,開放系の反応容器の構築ができることを示した. ...
【数物系科学】物理学:統計力学DNAを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
【数物系科学】物理学:幾何学DNAを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
❏階層性をもつ複雑分子システムの集団運動の機構解明(21840051)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (40444450)
【キーワード】非線形力学 / 幾何学 / クラスター / DNA / 集団運動 (他18件)
【概要】本研究プロジェクトでは、高度な秩序構造を有する複雑分子システムの集団運動と機能発現の仕組みを、非線形力学と幾何学の観点から解き明かす研究を推進した。特に、原子・分子のクラスター(集合体)の構造変化の機構と速度過程を、分子内モード結合とエネルギー移動の観点から明らかにした。さらに、生物のDNAがもつユニークな弾性特性と、DNAの高次構造形成における右・左(キラリティ)の自発的選択のメカニズムの一端を...
【数物系科学】物理学:非線形DNAを含む研究件
❏マイクロ流体工学による人工細胞システムの時空間制御(24680033)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】瀧ノ上 正浩 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 講師 (20511249)
【キーワード】人工細胞 / 人工生命 / 非線形 / 非平衡 / マイクロ流体力学 (他11件)
【概要】近年,細胞サイズの小胞に遺伝子発現系を内包した人工細胞の研究が盛んに行われているが,ダイナミックな現象を取り出すまでには至っていない.本研究では,微小流体を自在に制御できるマイクロ流体工学を駆使し,人工細胞に物質・エネルギー的な非平衡性を与えることで,人工細胞内でのダイナミックな反応と人工細胞の自律運動を実現するための基礎技術の開発に成功した.本研究の成果により,今後,動的な人工細胞構築の発展が進...
❏ゲノムサイズ長鎖DNAの単一分子構造転移を中核とした自律的情報処理システム(21710119)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】瀧ノ上 正浩 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 講師 (20511249)
【キーワード】ナノバイオ / 非平衡 / 非線形 / DNA / マイクロ流路 (他7件)
【概要】マイクロ流体工学を応用し, DNAを含む生体高分子システムへの分子的な入出力が可能となるマイクロメートルサイズ(細胞サイズ)の微小反応系の構築に成功した.この技術により,自律的な情報処理に必須となる,溶液濃度のダイナミックな制御や,開放系の反応容器の構築ができることを示した. ...
【数物系科学】物理学:非平衡統計力学DNAを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流DNAを含む研究件
❏アルプス自然流域に残された生物多様性の大規模ゲノム解析による解明とその保全(24254003)
【研究テーマ】土木環境システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大村 達夫 東北大学, 未来科学技術共同研究センター, 教授 (30111248)
【キーワード】生物多様性 / DNA / 洪水氾濫原 / 生息場 / 河川 (他12件)
【概要】本研究は,ヨーロッパアルプスの中で例外的に残された北東イタリアの自然流域を参照し,自然再生で目指すべき種多様性の目標像を示すことを目的とする.DNA種分類に基づいて,未記載種も含む河川底生動物群集の種多様性を評価し,生息場間の環境多様性や流倒木などの微笑生息場の生態学的な重要性が確認された.また,自然氾濫原における洪水撹乱による生息場地形の更新(生息場寿命)が種多様性を維持する機構も解明した。 ...
❏東シナ海流れ藻の起源とFate(22255010)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小松 輝久 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60215390)
【キーワード】東シナ海 / 流れ藻 / アカモク / モジャコ / ホンダワラ (他22件)
【概要】東シナ海では、流れ藻はサンマ等の産卵基質、ブリ等の稚魚の生息場となっている。研究船による2010-2012年の各2-3月に流れ藻の目視・採集調査を行い、流れ藻がアカモクというホンダワラ科海藻のみによって構成されていること、黒潮前線から西の大陸棚上に主に分布することを明らかにした。東シナ海沿岸のアカモクの分布を、中国、台湾、韓国の研究者と調べ、アカモクの遺伝子情報を蓄積し、出版した。流れ藻の食物連鎖...
【数物系科学】天文学:年代測定DNAを含む研究件
❏考古学・人類学・文化財科学の学際的研究による縄文社会論の再構築(18H03593)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山田 康弘 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (40264270)
【キーワード】考古学 / 人類学 / 学際的研究 / 出土人骨 / 縄文時代 (他14件)
【概要】2020年度は、コロナ禍のために、資料へのアクセスが不可能となったものも多く、研究そのものの進捗状況は決して芳しいものではなかった。そのような中でも、昨年度サンプリングを実施した愛知県伊川津貝塚出土人骨5体から、遺存状態のよいDNAを採取することができた。これらの事例は、年代測定の結果時期的に晩期後半にまとまり、同じ埋葬姿勢をとり、一つの埋葬小群を構成するものであり、今後の解析が順調に進めば、縄文...
❏土器出現期の日本列島人類を探る:日向洞窟出土縄文草創期人骨の考古科学的研究(17H02019)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】澤田 純明 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 准教授 (10374943)
【キーワード】土器出現期 / 縄文時代草創期 / 後期更新世 / 人骨 / DNA (他11件)
【概要】山形県日向洞窟から出土した散乱人骨群の年代をAMS法で測定し、形態とミトコンドリアDNAについて分析した。年代を測定した人骨の多くが1万年前を遡る値を示し、最も古い値は約13,000年前であった。この年代値は、縄文時代草創期に相当する。日向洞窟人骨は断片的であったが、四肢骨骨幹部の形態学的特徴が縄文時代早期人骨に近いことを明らかにできた。また、日向洞窟人骨のミトコンドリアDNAのハプログループは、...
❏東南アジア大陸部における家畜化プロセスの総合的解明(15H05129)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】澤田 純明 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 准教授 (10374943)
【キーワード】東南アジア / 初期農耕 / 狩猟採集 / 家畜 / 動物考古学 (他16件)
【概要】ベトナム北部山岳地帯のHang Cho遺跡(13000-12000年前、狩猟採集)、中国最南部のHuiyaotian遺跡(9000-7000年前、狩猟採集)、ベトナム北部沿岸部のMan Bac遺跡(3800-3500年前、初期農耕文化の並行期)、ハロン湾島嶼部のCai Beo遺跡(4000-3500年前、ハロン文化)から出土した動物群の動物考古学的調査を実施した。その結果、1)更新世末期から新石器...
【数物系科学】天文学:天体力学DNAを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
【数物系科学】天文学:X線DNAを含む研究件
❏分子複合体用結晶の実験室X腺光学系の開発と適用(10359003)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】箱嶋 敏雄 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (00164773)
【キーワード】X線 / 微小結晶 / 回折 / 蛋白質 / DNA (他12件)
【概要】実験室での生体高分子複合体用のX腺強度データ収集システムを構築した。本システムは、リガク(株)社製の回折計RAXIS-IVと微小焦点のX腺発生機FR-Cからなる。強2枚のイメージングプレートを用いて、度の読みとり時間は短縮するようになっている。X腺ビームはミラーで集光してある。本システムを用いて、蛋白質-DNA複合体、蛋白質-GTP複合体、蛋白質-蛋白質複合体のX腺強度データ収集と、それらの構造解...
❏分子複合体のX線解析による蛋白質の分子認識機構の研究(09308025)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】箱嶋 敏雄 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (00164773)
【キーワード】蛋白質 / DNA / 分子認識 / 構造生物学 / X線 (他11件)
【概要】本研究では、分子認識の厳密性と助長性という生物物理学の観点から、転写因子によるDNA認識、ならびにシグナル伝達蛋白質の分子認識に関して分子複合体結晶のX線結晶解析を主力とした構造生物学的研究を行った。転写系では、酵母由来のリン酸代謝系の転写因子PHO4、マウス由来のインターフェロン関連遺伝子の転写因子IRF-2、及び分裂酵母由来のbZIP型転写因子PaplのDNA複合体の構造をそれぞれ決定して、塩...
【化学】材料化学:単一分子分光DNAを含む研究件
❏高励起状態化学の分子素子や環境問題、ナノおよびバイオテクノロジーへの応用(22245022)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】分子素子 / 励起状態 / マルチレーザー / 超高速分光 / 電子移動 (他18件)
【概要】高励起状態からのみ進行する化学反応を検討することで、高励起状態を介した分子素子の開発、環境問題への応用、ナノおよびバイオテクノロジー応用へと展開可能な知見を得ることを目的として研究を行った。本研究では超高速分光および放射線化学的手法を主たる測定手段として用い、機能分子励起状態における高速構造緩和過程の解明、ラジカルイオン励起状態過程の解明、DNA内電子移動過程の解明などが主たる成果として得られた。...
❏DNA自己組織化に基づくカーボンナノチューブアレイの構築(17655085)
【研究テーマ】機能材料・デバイス
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】カーボンナノチューブ / DNA / 単一分子分光 / 分子フィルター / 一分子蛍光 (他9件)
【概要】アレイ化したカーボンナノチューブを可視化することを目的とし、全反射蛍光顕微鏡を用いた単一分子蛍光顕微分光システムの構築を行った。具体的には、分光器および高感度CCDカメラを備え付けた全反射蛍光顕微鏡を開発した。本顕微分光システムの性能を評価するため、以下の研究を行った。二酸化チタン光触媒反応によって生成した一重項酸素などの酸素活性種を蛍光プローブにより単一分子レベルで検出することに成功した。二酸化...
【化学】複合化学:キラリティーDNAを含む研究件
❏人工メタロDNAを用いた非対称金属ナノ材料の鋳型合成(19F19751)
【研究テーマ】
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2019-07-24 - 2021-03-31
【研究代表者】塩谷 光彦 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (60187333)
【キーワード】DNA / 人工核酸 / 集積型金属錯体 / 金属錯体型塩基対 / 金属ナノクラスター (他6件)
【概要】本研究では、金属配位子を導入した人工DNA鎖を鋳型配位子として用い、種々の金属イオンの集積化と、引き続く還元等によるナノクラスター・ナノ粒子の合成を目的とした。また、DNAのキラリティーを反映したキラルクラスターの合成や、複数の配位子を有する人工DNAを使った異種金属クラスターの合成も目指している。 本年度は昨年度に引き続き、核酸類縁体であるグリコール核酸(GNA)オリゴマーを鋳型とした金属集積を...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
❏階層性をもつ複雑分子システムの集団運動の機構解明(21840051)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (40444450)
【キーワード】非線形力学 / 幾何学 / クラスター / DNA / 集団運動 (他18件)
【概要】本研究プロジェクトでは、高度な秩序構造を有する複雑分子システムの集団運動と機能発現の仕組みを、非線形力学と幾何学の観点から解き明かす研究を推進した。特に、原子・分子のクラスター(集合体)の構造変化の機構と速度過程を、分子内モード結合とエネルギー移動の観点から明らかにした。さらに、生物のDNAがもつユニークな弾性特性と、DNAの高次構造形成における右・左(キラリティ)の自発的選択のメカニズムの一端を...
【化学】複合化学:金属錯体型塩基対DNAを含む研究件
❏人工メタロDNAを用いた非対称金属ナノ材料の鋳型合成(19F19751)
【研究テーマ】
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2019-07-24 - 2021-03-31
【研究代表者】塩谷 光彦 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (60187333)
【キーワード】DNA / 人工核酸 / 集積型金属錯体 / 金属錯体型塩基対 / 金属ナノクラスター (他6件)
【概要】本研究では、金属配位子を導入した人工DNA鎖を鋳型配位子として用い、種々の金属イオンの集積化と、引き続く還元等によるナノクラスター・ナノ粒子の合成を目的とした。また、DNAのキラリティーを反映したキラルクラスターの合成や、複数の配位子を有する人工DNAを使った異種金属クラスターの合成も目指している。 本年度は昨年度に引き続き、核酸類縁体であるグリコール核酸(GNA)オリゴマーを鋳型とした金属集積を...
❏酵素反応を駆使した金属イオン応答性DNA超分子の創製(18H02081)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】竹澤 悠典 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (70508598)
【キーワード】DNA / 人工DNA / DNAポリメラーゼ / DNAリガーゼ / DNAzyme (他14件)
【概要】本研究では、種々のDNA合成酵素を駆使した金属配位子型人工DNAの酵素合成法を開発し、金属錯体型塩基対形成を駆動力として構造・機能のスイッチングが可能な金属イオン応答性DNA超分子の開発を行った。Cu(II)イオン存在下で金属錯体型塩基対を形成するヒドロキシピリドン型ヌクレオチド(H)を用い、2種類のDNAポリメラーゼによるプライマー伸長反応、およびポリメラーゼとリガーゼを用いた2段階反応により、...
❏水素結合および金属配位結合により対合する人工塩基対を用いたDNA鎖交換反応の開発(16K14029)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】竹澤 悠典 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (70508598)
【キーワード】DNA / 人工塩基対 / 鎖交換反応 / 金属錯体 / 人工核酸 (他11件)
【概要】天然核酸塩基と水素結合型塩基対を形成し、かつ金属イオン存在下では配位結合により対合して金属錯体型人工塩基対を形成する「ヤヌス型人工塩基」を合成し、水素結合型塩基対と金属錯体型塩基対の可逆な変換に基づくDNA鎖交換反応の開発を行った。5-ヒドロキシウラシル(UOH)を導入したDNA鎖を用い、水素結合型塩基対UOH-Aと金属錯体型塩基対UOH-Gd(III)-UOHの組み換えにより、Gd(III)イオ...
【化学】複合化学:核酸合成DNAを含む研究件
❏ゲノム完全化学合成を指向した長鎖DNAの革新的化学合成法の開発(24550184)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大窪 章寛 東京工業大学, 生命理工学研究科, 准教授 (60376960)
【キーワード】DNA合成 / ホスホロアミダイト / ポーラスガラス / 核酸合成 / DNA (他7件)
【概要】本研究の最終目的は、細菌(マイコプラズマやシアノバクテリア)の数百万塩基対以上のゲノムDNAをハイスループットで効率よく「完全化学合成」する手法の確立である。本研究課題では、「鎖伸長効率の向上」と「精製作業の簡略化」および、「長鎖DNA合成フローシステムの構築」の基礎検討をおこなった。具体的には、活性化剤内包型固相担体を用いた縮合反応と、亜リン酸ジフェニルを用いたキャップ化反応を利用し、30量体程...
❏生体機能のコントロールを目指した金属イオン誘起型人工核酸の合成と機能化(10877374)
【研究テーマ】医薬分子機能学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】塩谷 光彦 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60187333)
【キーワード】人工DNA / DNA / 金属錯体 / ヌクレオシド / 核酸合成 (他10件)
【概要】金属配位子を核酸塩基に人工的に導入することにより、DNAの高次構造を任意にデザインすることが可能であると考えられる。本研究では、天然の核酸塩基の代わりに金属配位型塩基を導入し、水素結合の代わりに金属錯生成を通して二重らせん構造を形成することが期待される人工DNAを合成することを目的とする。中心金属イオンの酸化還元等に伴うDNA全体の大きな構造変化を通して、転写等の生体機能を人為的にコントロールでき...
【化学】複合化学:プライマーDNAを含む研究件
❏DNAの精密分子認識能を用いた論理演算システム(23550197)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2016-03-31
【研究代表者】野島 高彦 北里大学, 一般教育部, 准教授 (00291930)
【キーワード】DNA / PCR / 論理ゲート / GFP / 無細胞翻訳系 (他8件)
【概要】PCRにおけるプライマーの添加を化学的な入力信号に,鋳型DNAの増幅反応の有無を出力信号に見立てたDNAに基づく論理演算システムの構築に取り組んだ.鋳型DNA内の増幅領域には緑色蛍光蛋白質(GFP)の遺伝子をコードさせておくことにより,無細胞蛋白質合成系を用いて翻訳反応を行わせた結果を蛍光で確認することができる構成とした.プライマーおよび鋳型DNA内のプライマー会合領域の配列を適切に設計し,さらに...
❏プロテオミクス基盤技術としてのオンチップ無細胞遺伝子工学創成(20550148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】野島 高彦 北里大学, 一般教育部, 講師 (00291930)
【キーワード】DNA / GFP / PCR / キャピラリー電気泳動 / タンパク質 (他23件)
【概要】酵素的なDNA 増幅反応と,増幅されたDNAをオンチップ電気泳動で分離する手段を組み合わせることにより,遺伝情報の発現に必要な配列をコードしたDNAの組換え,組み替えられた目的DNAの選別,DNAからmRNAへの転写,mRNAからタンパク質への翻訳,翻訳されたタンパク質の検出までの一連の流れを,細胞の助けを借りることなく達成する手法を開発した. ...
【化学】複合化学:蛍光相関分光DNAを含む研究件
❏DNA高次構造転移の1分子実時間観測(17H03088)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 高次構造 / 1分子検出 / 構造転移 / 速度 (他11件)
【概要】研究代表者がこれまで進めてきた、蛍光点滅現象(blinking)の理解・制御・活用に基づいた1分子レベル分析・診断法(Kinetic Analysis based on the Control of the fluorescence Blinking: KACB法)を発展させ、DNA高次構造転移の1分子観測法を確立した。酸化・還元反応によるblinkingの制御により、DNAのヘアピン、二本鎖、B...
❏DNA超らせんダイナミクスの1分子レベル解析(15K12755)
【研究テーマ】ケミカルバイオロジー
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / supercoil / fluorescence / blinking / 1分子測定 (他13件)
【概要】生体内においてDNAは、2重らせんをほどくように(2本の鎖の巻きつき回数を減らすように)ねじられた状態で存在していて、このようなねじれは負の超らせん(negative super coil)と呼ばれます。本研究では、負の超らせんによりDNAがほどけた際に生じると考えられている、DNA3重鎖構造を1分子レベルで検出する方法を開発しました。光をあてると光る蛍光分子と呼ばれる分子が、蛍のように点滅する現...
❏モレキュラービーコンの一分子レベル観測(23655155)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 一分子観測 / 生物有機化学 / 蛍光相関分光 / blinking (他15件)
【概要】様々な蛍光分子を種々の位置に修飾したDNAを化学合成し、蛍光相関分光(FCS)測定により、蛍光分子の発光挙動を1分子レベルで見たときに観測される発光の点滅(=blinking)において蛍光分子が光っていない時間(=OFF time)からモレキュラービーコンの1分子レベル観測を試みた。OFF timeは、蛍光分子が溶媒から遮蔽されて、蛍光分子の三重項励起状態と酸素の反応速度が遅くなるほど長くなること...
【化学】複合化学:分子デバイスDNAを含む研究件
❏修飾DNAの機能化による分子デバイス(13305058)
【研究テーマ】工業物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / DNA分子ワイヤ / 修飾DNA / DNAの機能化 / 分子デバイス (他9件)
【概要】本研究では、種々の機能性クロモファを共有結合によって導入した修飾DNAを用いることによって、クロモファ独自の機能性を利用して修飾DNAに様々な機能性を賦与し、その機能を自由にコントロールすることによって、機能化修飾DNAの特に生体系での分子デバイスとしての可能性を明らかにすることを目指した。中でも、DNA分子ワイヤの構築の基礎となるDNA中のホール移動に関して、一つのDNA分子に一つの光機能性クロ...
❏分子性機能材料・単一分子デバイスとしてDNAの新展開(12895026)
【研究テーマ】高分子合成
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000
【研究代表者】下村 政嗣 北海道大学, 電子科学研究所, 教授 (10136525)
【キーワード】DNA / 材料 / 単一分子 / 分子デバイス / インターカレーション (他8件)
【概要】本調査は、核酸ならびに関連物質を分子性機能材料として新しく展開しようとしている生体機能関連化学、高分子化学、応用物理学、ならびに光化学の研究者と、単一分子検出を専門としている分光学、生物物理、物理光学の研究者が、核酸高分子の材料化の手法、構造評価、機能化について情報を交換し、DNAを分子情報と分子フォトニクスの機能をあわせもつ単一分子素子としての新しい展開の可能性を探るものである。核酸高分子を材料...
【化学】複合化学:ブリンキングDNAを含む研究件
❏DNA高次構造転移の1分子実時間観測(17H03088)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 高次構造 / 1分子検出 / 構造転移 / 速度 (他11件)
【概要】研究代表者がこれまで進めてきた、蛍光点滅現象(blinking)の理解・制御・活用に基づいた1分子レベル分析・診断法(Kinetic Analysis based on the Control of the fluorescence Blinking: KACB法)を発展させ、DNA高次構造転移の1分子観測法を確立した。酸化・還元反応によるblinkingの制御により、DNAのヘアピン、二本鎖、B...
❏DNA超らせんダイナミクスの1分子レベル解析(15K12755)
【研究テーマ】ケミカルバイオロジー
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / supercoil / fluorescence / blinking / 1分子測定 (他13件)
【概要】生体内においてDNAは、2重らせんをほどくように(2本の鎖の巻きつき回数を減らすように)ねじられた状態で存在していて、このようなねじれは負の超らせん(negative super coil)と呼ばれます。本研究では、負の超らせんによりDNAがほどけた際に生じると考えられている、DNA3重鎖構造を1分子レベルで検出する方法を開発しました。光をあてると光る蛍光分子と呼ばれる分子が、蛍のように点滅する現...
❏モレキュラービーコンの一分子レベル観測(23655155)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 一分子観測 / 生物有機化学 / 蛍光相関分光 / blinking (他15件)
【概要】様々な蛍光分子を種々の位置に修飾したDNAを化学合成し、蛍光相関分光(FCS)測定により、蛍光分子の発光挙動を1分子レベルで見たときに観測される発光の点滅(=blinking)において蛍光分子が光っていない時間(=OFF time)からモレキュラービーコンの1分子レベル観測を試みた。OFF timeは、蛍光分子が溶媒から遮蔽されて、蛍光分子の三重項励起状態と酸素の反応速度が遅くなるほど長くなること...
【化学】複合化学:論理ゲートDNAを含む研究件
❏DNAの精密分子認識能を用いた論理演算システム(23550197)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2016-03-31
【研究代表者】野島 高彦 北里大学, 一般教育部, 准教授 (00291930)
【キーワード】DNA / PCR / 論理ゲート / GFP / 無細胞翻訳系 (他8件)
【概要】PCRにおけるプライマーの添加を化学的な入力信号に,鋳型DNAの増幅反応の有無を出力信号に見立てたDNAに基づく論理演算システムの構築に取り組んだ.鋳型DNA内の増幅領域には緑色蛍光蛋白質(GFP)の遺伝子をコードさせておくことにより,無細胞蛋白質合成系を用いて翻訳反応を行わせた結果を蛍光で確認することができる構成とした.プライマーおよび鋳型DNA内のプライマー会合領域の配列を適切に設計し,さらに...
❏プロテオミクス基盤技術としてのオンチップ無細胞遺伝子工学創成(20550148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】野島 高彦 北里大学, 一般教育部, 講師 (00291930)
【キーワード】DNA / GFP / PCR / キャピラリー電気泳動 / タンパク質 (他23件)
【概要】酵素的なDNA 増幅反応と,増幅されたDNAをオンチップ電気泳動で分離する手段を組み合わせることにより,遺伝情報の発現に必要な配列をコードしたDNAの組換え,組み替えられた目的DNAの選別,DNAからmRNAへの転写,mRNAからタンパク質への翻訳,翻訳されたタンパク質の検出までの一連の流れを,細胞の助けを借りることなく達成する手法を開発した. ...
【化学】複合化学:DNA光損傷DNAを含む研究件
❏DNAナノ光電荷分離システムの構築(18750148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 光電荷分離 / 光エネルギー変換 / 電子移動 / レーザー (他9件)
【概要】我々はこれまで、光増感剤としてナフタルイミドを用いることによりDNA内電荷分離状態の生成に成功してきた。しかしながら、光照射により強い酸化力を有するナフタルイミドを用いた場合、無差別にすべての塩基を酸化してしまうため近接塩基上にホールが発生し素早い逆電子移動が起こり電荷分離収率は数パーセント程度にとどまった。また、ナフタルイミドを用いる場合では紫外光照射が必要であり、太陽光エネルギー変換への応用が...
❏光機能性DNAのナノサイエンス(17105005)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / 光機能性 / 電荷分離 / 電荷移動 / DNA光損傷 (他24件)
【概要】様々な光機能性クロモフォアを修飾したDNAを用いて、DNA内の光電荷分離、電荷移動機構を明らかにし、高効率・長寿命電荷分離を実現した。さらに、光機能性DNA分子ワイヤー、光エネルギー変換などの光電変換デバイスや、高効率DNA損傷法への展開を行い、DNA光ナノサイエンスの創製を試みた。 ...
【化学】複合化学:トリアゾールDNAを含む研究件
❏トリアゾール連結型アミノアシルtRNAによるアミノ酸導入技術革新(16K05836)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】藤野 智子 東京大学, 物性研究所, 助教 (70463768)
【キーワード】トリアゾール / RNA / クリック化学 / mRNA / duplex (他16件)
【概要】核酸伸長反応に高効率なクリック化学を活用したトリアゾール連結核酸の高効率合成法を開発し,その生命科学における機能展開を実現した.当初予定していたRNAとアミノ酸とのクリック連結法を探索するなかで,DNA末端へのアジド化とそのクリック連結法を開発し,これが次世代DNAの鋳型DNA調整に活用可能であることに注目して簡便鋳型合成法を実現した.さらに,当初の合成標的であった修飾tRNAから,全く開拓例がな...
❏トリアゾリウムカチオンを架橋部にもつ水易溶性人工核酸の創製(23550041)
【研究テーマ】有機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】藤野 智子 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (70463768)
【キーワード】DNA / 人工核酸 / トリアゾリウム / トリアゾール / 酵素 (他14件)
【概要】DNAのリン酸部を排除した人工核酸は高い安定性をもつことから注目されている.我々はクリック化学を活用したトリアゾール連結型人工核酸(TLDNA)を開発している.TLDNAの安定性や錯形成能を活用した機能展開を行うにあたり,中性のオリゴマーに不可避の溶解性の問題を克服することが重要な課題となっていた.本研究ではトリアゾール連結部をメチル化し,主鎖に正電荷を付与することで水易溶性人工核酸を開発した.水...
【化学】複合化学:光電荷分離DNAを含む研究件
❏DNA内光電荷分離寿命に基づくDNA情報の読み出し(21750170)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 電子移動 / 光電荷分離 / 一塩基多型(SNPs) / 電荷分離 (他8件)
【概要】可視光励起が可能な蛍光色素を用いて、DNA内の光電荷分離寿命の測定に成功した。電荷分離寿命が蛍光色素周辺の配列に依存し、電荷分離寿命の測定により、DNA配列情報の読み出しに成功した。また、DNA内光電荷分離に伴い、蛍光色素のラジカルアニオン、および、DNA内ラジカルカチオンが発生するが、これら活性種を利用して、光触媒的にヨウ素を生じる系の構築に成功した。これにより、高価な大掛かりな装置を用いなくて...
❏DNAナノ光電荷分離システムの構築(18750148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 光電荷分離 / 光エネルギー変換 / 電子移動 / レーザー (他9件)
【概要】我々はこれまで、光増感剤としてナフタルイミドを用いることによりDNA内電荷分離状態の生成に成功してきた。しかしながら、光照射により強い酸化力を有するナフタルイミドを用いた場合、無差別にすべての塩基を酸化してしまうため近接塩基上にホールが発生し素早い逆電子移動が起こり電荷分離収率は数パーセント程度にとどまった。また、ナフタルイミドを用いる場合では紫外光照射が必要であり、太陽光エネルギー変換への応用が...
【化学】複合化学:人工DNADNAを含む研究件
❏酵素反応を駆使した金属イオン応答性DNA超分子の創製(18H02081)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】竹澤 悠典 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (70508598)
【キーワード】DNA / 人工DNA / DNAポリメラーゼ / DNAリガーゼ / DNAzyme (他14件)
【概要】本研究では、種々のDNA合成酵素を駆使した金属配位子型人工DNAの酵素合成法を開発し、金属錯体型塩基対形成を駆動力として構造・機能のスイッチングが可能な金属イオン応答性DNA超分子の開発を行った。Cu(II)イオン存在下で金属錯体型塩基対を形成するヒドロキシピリドン型ヌクレオチド(H)を用い、2種類のDNAポリメラーゼによるプライマー伸長反応、およびポリメラーゼとリガーゼを用いた2段階反応により、...
❏水素結合および金属配位結合により対合する人工塩基対を用いたDNA鎖交換反応の開発(16K14029)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】竹澤 悠典 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (70508598)
【キーワード】DNA / 人工塩基対 / 鎖交換反応 / 金属錯体 / 人工核酸 (他11件)
【概要】天然核酸塩基と水素結合型塩基対を形成し、かつ金属イオン存在下では配位結合により対合して金属錯体型人工塩基対を形成する「ヤヌス型人工塩基」を合成し、水素結合型塩基対と金属錯体型塩基対の可逆な変換に基づくDNA鎖交換反応の開発を行った。5-ヒドロキシウラシル(UOH)を導入したDNA鎖を用い、水素結合型塩基対UOH-Aと金属錯体型塩基対UOH-Gd(III)-UOHの組み換えにより、Gd(III)イオ...
❏金属錯体型人工DNAを用いる分子デバイスの構築(13554024)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】塩谷 光彦 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60187333)
【キーワード】人工DNA / 金属錯体 / 自己集積 / ヌクレオシド / オリゴヌクレオチド (他9件)
【概要】近年、原子・分子・分子集合体からマクロな材料に至る構造と機能の階層性の密接な関係が広く認識されるようになり、ボトムアップ型のナノスケールの分子構築の開発が盛んに行われている。しかしながら、ナノサイズの機能性分子を系統的かつ緻密に構築するための良い設計法は見い出されていない。分子機能の発現の場となる骨格構造を目的に合わせて構築できる方法を確立することにより、ミクロとマクロをつなぐ新しい化学が創出され...
【化学】複合化学:人工核酸DNAを含む研究件
❏人工メタロDNAを用いた非対称金属ナノ材料の鋳型合成(19F19751)
【研究テーマ】
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2019-07-24 - 2021-03-31
【研究代表者】塩谷 光彦 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (60187333)
【キーワード】DNA / 人工核酸 / 集積型金属錯体 / 金属錯体型塩基対 / 金属ナノクラスター (他6件)
【概要】本研究では、金属配位子を導入した人工DNA鎖を鋳型配位子として用い、種々の金属イオンの集積化と、引き続く還元等によるナノクラスター・ナノ粒子の合成を目的とした。また、DNAのキラリティーを反映したキラルクラスターの合成や、複数の配位子を有する人工DNAを使った異種金属クラスターの合成も目指している。 本年度は昨年度に引き続き、核酸類縁体であるグリコール核酸(GNA)オリゴマーを鋳型とした金属集積を...
❏水素結合および金属配位結合により対合する人工塩基対を用いたDNA鎖交換反応の開発(16K14029)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】竹澤 悠典 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (70508598)
【キーワード】DNA / 人工塩基対 / 鎖交換反応 / 金属錯体 / 人工核酸 (他11件)
【概要】天然核酸塩基と水素結合型塩基対を形成し、かつ金属イオン存在下では配位結合により対合して金属錯体型人工塩基対を形成する「ヤヌス型人工塩基」を合成し、水素結合型塩基対と金属錯体型塩基対の可逆な変換に基づくDNA鎖交換反応の開発を行った。5-ヒドロキシウラシル(UOH)を導入したDNA鎖を用い、水素結合型塩基対UOH-Aと金属錯体型塩基対UOH-Gd(III)-UOHの組み換えにより、Gd(III)イオ...
❏トリアゾリウムカチオンを架橋部にもつ水易溶性人工核酸の創製(23550041)
【研究テーマ】有機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】藤野 智子 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (70463768)
【キーワード】DNA / 人工核酸 / トリアゾリウム / トリアゾール / 酵素 (他14件)
【概要】DNAのリン酸部を排除した人工核酸は高い安定性をもつことから注目されている.我々はクリック化学を活用したトリアゾール連結型人工核酸(TLDNA)を開発している.TLDNAの安定性や錯形成能を活用した機能展開を行うにあたり,中性のオリゴマーに不可避の溶解性の問題を克服することが重要な課題となっていた.本研究ではトリアゾール連結部をメチル化し,主鎖に正電荷を付与することで水易溶性人工核酸を開発した.水...
【化学】複合化学:ゲルDNAを含む研究件
❏マイクロ非平衡場の制御による細胞サイズ分子ロボットの動的自己組織化と自律運動(26280097)
【研究テーマ】知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】瀧ノ上 正浩 東京工業大学, 情報理工学院, 准教授 (20511249)
【キーワード】分子ロボット / 人工細胞 / DNAナノテクノロジー / マイクロマシン / 非平衡 (他10件)
【概要】本研究では,マイクロメートルスケールの非平衡場を構築・制御し,分子を時空間的・動的に自己組織化させ,非平衡場のエネルギーを利用して自律的に駆動する,「動的な細胞サイズ分子ロボットの創製と制御」を行うことを目的とした.研究の結果,細胞サイズ分子ロボットのための非対称複雑形状ゲル粒子の構築技術と動的自己組織化法の開発,化学反応によるゲル粒子の自律運動の実現に成功した.さらに,細胞やDNAを用いた細胞サ...
❏マイクロ流体工学による人工細胞システムの時空間制御(24680033)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】瀧ノ上 正浩 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 講師 (20511249)
【キーワード】人工細胞 / 人工生命 / 非線形 / 非平衡 / マイクロ流体力学 (他11件)
【概要】近年,細胞サイズの小胞に遺伝子発現系を内包した人工細胞の研究が盛んに行われているが,ダイナミックな現象を取り出すまでには至っていない.本研究では,微小流体を自在に制御できるマイクロ流体工学を駆使し,人工細胞に物質・エネルギー的な非平衡性を与えることで,人工細胞内でのダイナミックな反応と人工細胞の自律運動を実現するための基礎技術の開発に成功した.本研究の成果により,今後,動的な人工細胞構築の発展が進...
【化学】複合化学:モレキュラービーコンDNAを含む研究件
❏モレキュラービーコンの一分子レベル観測(23655155)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 一分子観測 / 生物有機化学 / 蛍光相関分光 / blinking (他15件)
【概要】様々な蛍光分子を種々の位置に修飾したDNAを化学合成し、蛍光相関分光(FCS)測定により、蛍光分子の発光挙動を1分子レベルで見たときに観測される発光の点滅(=blinking)において蛍光分子が光っていない時間(=OFF time)からモレキュラービーコンの1分子レベル観測を試みた。OFF timeは、蛍光分子が溶媒から遮蔽されて、蛍光分子の三重項励起状態と酸素の反応速度が遅くなるほど長くなること...
❏グリコウイルスとシグナル増幅プローブを用いる細胞内遺伝子マニピュレーション(16350087)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】青山 安宏 京都大学, 工学研究科, 教授 (00038093)
【キーワード】グリコウイルス / セラソーム / リボレギュレーター / 遺伝子運搬 / 遺伝子検出 (他19件)
【概要】1.グリコウイルスを用いる遺伝子運搬 50nm程度のウイルスサイズが細胞導入に最適であることを見出し、3つのガラクトース残基をもつグリコウイルスがこの目的に最適であることを明らかにした。 2.セラソームを用いる遺伝子運搬 表面をセラミック被覆したリポソーム(セラソーム)は核酸との結合に際し融合せず、ウイルスサイズを維持した優れた遺伝子キャリアであることを明らかにした。 3.リボレギュレーターを用い...
【化学】複合化学:アブタマーDNAを含む研究件
❏核酸アプタマー選抜系への粒子支援型キャピラリー電気泳動の導入と検証(18H02002)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】吉本 敬太郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60392172)
【キーワード】核酸化学 / 分離化学 / 核酸アプタマー / キャピラリー電気泳動 / DNA (他14件)
【概要】本研究課題では、申請者が見出したマイクロ粒子支援型キャピラリー電気泳動 MACE を、様々な標的分子を対象とする核酸アプタマー選抜実験(SELEX)系に導入し、従来有機合成化学的アプローチで改善が試みられていた SELEX 系に未だ大きな伸び代が存在すること、さらに“分析化学”的アプローチで SELEX 法の大幅な質の向上が可能であることを実証することを目的とした。その結果、MACE-SELEX ...
❏一塩基遺伝子変異および特定タンパク質検出用ダイヤモンドトランジスタ(21655071)
【研究テーマ】機能材料・デバイス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】川原田 洋 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90161380)
【キーワード】DNA / 一塩基遺伝子変異 / アプタマー / 血小板由来成長因子 / ATP (他6件)
【概要】1.ダイヤモンド表面での電解質溶液ゲートトランジスタ(SGFET)による高感度センサ 化学修飾ダイヤモンド表面の電気化学的耐久性を見出し、溶液中での安定なFET動作を三確認し、従来のSiISFETよりも堅牢なセンサとなることを見出した(論文2)。ボロンデルタドーピングチャネル(厚み1-3nm)を(111)面で作製し、浅いTiC接合(学会1)でデルタドーピング層へのオーミック接合を可能とし、高性能F...
【化学】複合化学:金属錯体DNAを含む研究件
❏超分子錯体化学に立脚したDNA分子機械素子の合理設計(21H02055)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】竹澤 悠典 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (70508598)
【キーワード】DNA / 超分子化学 / 核酸化学 / 金属錯体 / 分子機械
【概要】
❏酵素反応を駆使した金属イオン応答性DNA超分子の創製(18H02081)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】竹澤 悠典 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (70508598)
【キーワード】DNA / 人工DNA / DNAポリメラーゼ / DNAリガーゼ / DNAzyme (他14件)
【概要】本研究では、種々のDNA合成酵素を駆使した金属配位子型人工DNAの酵素合成法を開発し、金属錯体型塩基対形成を駆動力として構造・機能のスイッチングが可能な金属イオン応答性DNA超分子の開発を行った。Cu(II)イオン存在下で金属錯体型塩基対を形成するヒドロキシピリドン型ヌクレオチド(H)を用い、2種類のDNAポリメラーゼによるプライマー伸長反応、およびポリメラーゼとリガーゼを用いた2段階反応により、...
❏水素結合および金属配位結合により対合する人工塩基対を用いたDNA鎖交換反応の開発(16K14029)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】竹澤 悠典 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (70508598)
【キーワード】DNA / 人工塩基対 / 鎖交換反応 / 金属錯体 / 人工核酸 (他11件)
【概要】天然核酸塩基と水素結合型塩基対を形成し、かつ金属イオン存在下では配位結合により対合して金属錯体型人工塩基対を形成する「ヤヌス型人工塩基」を合成し、水素結合型塩基対と金属錯体型塩基対の可逆な変換に基づくDNA鎖交換反応の開発を行った。5-ヒドロキシウラシル(UOH)を導入したDNA鎖を用い、水素結合型塩基対UOH-Aと金属錯体型塩基対UOH-Gd(III)-UOHの組み換えにより、Gd(III)イオ...
【化学】複合化学:核酸化学DNAを含む研究件
❏小区分37010:生体関連化学(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】DNA
【研究期間】人工DNA
【研究代表者】DNAポリメラーゼ
【キーワード】DNAリガーゼ
【概要】
❏核酸アプタマー選抜系への粒子支援型キャピラリー電気泳動の導入と検証(18H02002)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】吉本 敬太郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60392172)
【キーワード】核酸化学 / 分離化学 / 核酸アプタマー / キャピラリー電気泳動 / DNA (他14件)
【概要】本研究課題では、申請者が見出したマイクロ粒子支援型キャピラリー電気泳動 MACE を、様々な標的分子を対象とする核酸アプタマー選抜実験(SELEX)系に導入し、従来有機合成化学的アプローチで改善が試みられていた SELEX 系に未だ大きな伸び代が存在すること、さらに“分析化学”的アプローチで SELEX 法の大幅な質の向上が可能であることを実証することを目的とした。その結果、MACE-SELEX ...
❏酵素反応を駆使した金属イオン応答性DNA超分子の創製(18H02081)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】竹澤 悠典 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (70508598)
【キーワード】DNA / 人工DNA / DNAポリメラーゼ / DNAリガーゼ / DNAzyme (他14件)
【概要】本研究では、種々のDNA合成酵素を駆使した金属配位子型人工DNAの酵素合成法を開発し、金属錯体型塩基対形成を駆動力として構造・機能のスイッチングが可能な金属イオン応答性DNA超分子の開発を行った。Cu(II)イオン存在下で金属錯体型塩基対を形成するヒドロキシピリドン型ヌクレオチド(H)を用い、2種類のDNAポリメラーゼによるプライマー伸長反応、およびポリメラーゼとリガーゼを用いた2段階反応により、...
【化学】複合化学:分子探針DNAを含む研究件
❏単一分子間における電子伝導の計測法の開発と展開(23550103)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】西野 智昭 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80372415)
【キーワード】走査型トンネル顕微鏡 / 分子探針 / 相互作用 / 電子移動 / 分子エレクトロニクス (他7件)
【概要】本研究では,始めに,単一分子-単一分子間の電子移動を定量評価できる手法を開発した.これによって,単一の水素結合を介した電子移動を初めて定量し,共有結合を介した場合よりも抵抗が低く,有利な電子移動が生じることを見出した.その他,様々な化学的相互作用を介した単分子間における電子移動について系統的に検討し,新たな知見を多数明らかにした.また,応用研究として,上記計測法に基づくDNAのミスマッチ,メチル化...
❏細胞内及び膜界面の分子を可視化する新手法の創案と展開(15105003)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2003 - 2007
【研究代表者】梅澤 喜夫 武蔵野大学, 薬学研究所, 客員教授 (80011724)
【キーワード】蛍光プローブ / セカンドメッセンジャー / 蛍光共鳴エネルギー移動 / DNA / タンパク質リン酸化 (他9件)
【概要】生きた細胞内及び膜界面の分子を可視化する新手法の創案と開発を目的とした. タンパク質リン酸化は,生命機能と疾患の理解に重要なキナーゼ(ERKおよびSrc)によるリン酸化を可視化する蛍光プローブを新しく開発した.これを用いて,ERKによるタンパク質リン酸化の核内外での時空間動態,ならびにSrcの細胞膜上数十ナノメールサイズの微小ドメインでの時空間動態を可視化計測した.また,創薬の標的として期待される...
【化学】複合化学:ブロック共重合体DNAを含む研究件
❏有機デバイス転用を指向したDNAタグ導入ブロックポリマーの自己組織化パターン制御(16K13620)
【研究テーマ】ナノ材料化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】福島 和樹 山形大学, 大学院理工学研究科, 助教 (70623817)
【キーワード】ブロック共重合体 / 自己組織化 / 生分解性ポリマー / ブロックポリマー / 秩序構造化 (他8件)
【概要】本研究では,電子デバイスへの転用を念頭に置き,片方ブロックに異なる生分解性ポリマーを有し,ブロック間にメソゲン様分子を導入した3種のAB型生分解性ブロックポリマー (BCP)が形成する微細構造の解析を行った。 スピンコート膜に対する原子間力顕微鏡観察の結果,各BCP単独ではスピンコート後のアニーリング処理によって異方性構造が発現した。また,2成分混合系(AB +AB’)では第3成分(B’)の導入に...
❏遺伝子ベクターとしてのブロック共重合体とDNAとの複合体形成の物理化学的特性解析(16680019)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】山崎 裕一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (00322678)
【キーワード】高分子ミセル / 遺伝子デリバリー / ブロック共重合体 / ナノカプセル / DNA (他7件)
【概要】本研究は、遺伝子ベクターとして設計されたブロック共重合体であるポリエチレングリコールーポリリシン(PEG-PLL)とプラスミドDNA(pDNA)の複合体形成に関する特性解析を目的とする。初年度に、AFMによる高次構造解析、滴定型等温熱分析装置(ITC)によるPEG-PLLのpDNAへの結合挙動解析の予備検討を行った。本年度はITCによる予備検討結果を詳細に解析するために、single set of...
❏遺伝子デリバリーのためのインテリジェント高分子ミセル型ナノカプセルの創製(14380391)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】片岡 一則 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00130245)
【キーワード】高分子ミセル / 遺伝子デリバリー / ブロック共重合体 / ナノカプセル / DNA (他7件)
【概要】本研究では、内核に遺伝子DNAを保持し、表層部に標的細胞による認識と取込みを促進させるパイロット分子を結合させた生体適合型高分子ミセルを創製し、新規遺伝子ベクターとしての有用性を検証した。高分子ミセルの構築には、ポリアニオンである遺伝子(プラスミドDNA)の性質に着目し、ポリカチオン連鎖を持つマルチ機能化ブロック共重合体との静電相互作用による会合体形成を活用した。すなわち親水性で生体適合性に優れ、...
【化学】複合化学:オリゴヌクレオチドDNAを含む研究件
❏トリアゾリウムカチオンを架橋部にもつ水易溶性人工核酸の創製(23550041)
【研究テーマ】有機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】藤野 智子 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (70463768)
【キーワード】DNA / 人工核酸 / トリアゾリウム / トリアゾール / 酵素 (他14件)
【概要】DNAのリン酸部を排除した人工核酸は高い安定性をもつことから注目されている.我々はクリック化学を活用したトリアゾール連結型人工核酸(TLDNA)を開発している.TLDNAの安定性や錯形成能を活用した機能展開を行うにあたり,中性のオリゴマーに不可避の溶解性の問題を克服することが重要な課題となっていた.本研究ではトリアゾール連結部をメチル化し,主鎖に正電荷を付与することで水易溶性人工核酸を開発した.水...
❏ナノカーボン薄膜電極を用いたメチル化DNA定量デバイスの開発(20350042)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】丹羽 修 独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 副研究部門長 (70392644)
【キーワード】メチル化DNA / チップ分析 / 電気化学検出 / センサ / 電気化学 (他16件)
【概要】電子サイクロトロン共鳴(EVR)スパッタ法を用いて作製したナノカーボン薄膜を用いた直接電気化学測定によるDNAメチル化測定法を開発した。本法は、シトシンとメチルシトシンの酸化電位の差を利用して非標識で定量を行う。電気化学的な前処理を最適化し、24merの網膜芽細胞腫遺伝子(RB1)中の1塩基のメチルシトシン検出に成功した。また、メチル化率の異なるCpG配列(60mer)のメチル化率を定量することが...
❏金属錯体型人工DNAを用いる分子デバイスの構築(13554024)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】塩谷 光彦 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60187333)
【キーワード】人工DNA / 金属錯体 / 自己集積 / ヌクレオシド / オリゴヌクレオチド (他9件)
【概要】近年、原子・分子・分子集合体からマクロな材料に至る構造と機能の階層性の密接な関係が広く認識されるようになり、ボトムアップ型のナノスケールの分子構築の開発が盛んに行われている。しかしながら、ナノサイズの機能性分子を系統的かつ緻密に構築するための良い設計法は見い出されていない。分子機能の発現の場となる骨格構造を目的に合わせて構築できる方法を確立することにより、ミクロとマクロをつなぐ新しい化学が創出され...
【化学】複合化学:キャピラリー電気泳動DNAを含む研究件
❏核酸アプタマー選抜系への粒子支援型キャピラリー電気泳動の導入と検証(18H02002)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】吉本 敬太郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60392172)
【キーワード】核酸化学 / 分離化学 / 核酸アプタマー / キャピラリー電気泳動 / DNA (他14件)
【概要】本研究課題では、申請者が見出したマイクロ粒子支援型キャピラリー電気泳動 MACE を、様々な標的分子を対象とする核酸アプタマー選抜実験(SELEX)系に導入し、従来有機合成化学的アプローチで改善が試みられていた SELEX 系に未だ大きな伸び代が存在すること、さらに“分析化学”的アプローチで SELEX 法の大幅な質の向上が可能であることを実証することを目的とした。その結果、MACE-SELEX ...
❏プロテオミクス基盤技術としてのオンチップ無細胞遺伝子工学創成(20550148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】野島 高彦 北里大学, 一般教育部, 講師 (00291930)
【キーワード】DNA / GFP / PCR / キャピラリー電気泳動 / タンパク質 (他23件)
【概要】酵素的なDNA 増幅反応と,増幅されたDNAをオンチップ電気泳動で分離する手段を組み合わせることにより,遺伝情報の発現に必要な配列をコードしたDNAの組換え,組み替えられた目的DNAの選別,DNAからmRNAへの転写,mRNAからタンパク質への翻訳,翻訳されたタンパク質の検出までの一連の流れを,細胞の助けを借りることなく達成する手法を開発した. ...
【化学】複合化学:電子移動DNAを含む研究件
❏単一分子間における電子伝導の計測法の開発と展開(23550103)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】西野 智昭 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80372415)
【キーワード】走査型トンネル顕微鏡 / 分子探針 / 相互作用 / 電子移動 / 分子エレクトロニクス (他7件)
【概要】本研究では,始めに,単一分子-単一分子間の電子移動を定量評価できる手法を開発した.これによって,単一の水素結合を介した電子移動を初めて定量し,共有結合を介した場合よりも抵抗が低く,有利な電子移動が生じることを見出した.その他,様々な化学的相互作用を介した単分子間における電子移動について系統的に検討し,新たな知見を多数明らかにした.また,応用研究として,上記計測法に基づくDNAのミスマッチ,メチル化...
❏高励起状態化学の分子素子や環境問題、ナノおよびバイオテクノロジーへの応用(22245022)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】分子素子 / 励起状態 / マルチレーザー / 超高速分光 / 電子移動 (他18件)
【概要】高励起状態からのみ進行する化学反応を検討することで、高励起状態を介した分子素子の開発、環境問題への応用、ナノおよびバイオテクノロジー応用へと展開可能な知見を得ることを目的として研究を行った。本研究では超高速分光および放射線化学的手法を主たる測定手段として用い、機能分子励起状態における高速構造緩和過程の解明、ラジカルイオン励起状態過程の解明、DNA内電子移動過程の解明などが主たる成果として得られた。...
❏DNA内光電荷分離寿命に基づくDNA情報の読み出し(21750170)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 電子移動 / 光電荷分離 / 一塩基多型(SNPs) / 電荷分離 (他8件)
【概要】可視光励起が可能な蛍光色素を用いて、DNA内の光電荷分離寿命の測定に成功した。電荷分離寿命が蛍光色素周辺の配列に依存し、電荷分離寿命の測定により、DNA配列情報の読み出しに成功した。また、DNA内光電荷分離に伴い、蛍光色素のラジカルアニオン、および、DNA内ラジカルカチオンが発生するが、これら活性種を利用して、光触媒的にヨウ素を生じる系の構築に成功した。これにより、高価な大掛かりな装置を用いなくて...
【化学】複合化学:自己集合DNAを含む研究件
❏DNA機能化マイクロゲル構造体によるセルフアセンブリ(22651049)
【研究テーマ】マイクロ・ナノデバイス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】尾上 弘晃 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (30548681)
【キーワード】マイクロナノデバイス / Self-assembly / DNA / ハイドロゲル / ソフトマテリアル (他10件)
【概要】遠心機による高重力環境下において,マイクロハイドロゲル構造体の作製法を開発した.そのマイクロハイドロゲル構造体を利用して,(1)表面の分子修飾可能なオイルフリーなゲル表面の維持,(2)マルチバレル管を利用することでのハイドロゲル構造体の異方化・内部区画化,(3)磁気ナノビーズと細胞の同時封入によるゲル構造体の機能化,(4)外部磁場に応答することによるゲル構造体のマイクロセルフアセンブリ,を達成した...
❏生体機能のコントロールを目指した金属イオン誘起型人工核酸の合成と機能化(10877374)
【研究テーマ】医薬分子機能学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】塩谷 光彦 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60187333)
【キーワード】人工DNA / DNA / 金属錯体 / ヌクレオシド / 核酸合成 (他10件)
【概要】金属配位子を核酸塩基に人工的に導入することにより、DNAの高次構造を任意にデザインすることが可能であると考えられる。本研究では、天然の核酸塩基の代わりに金属配位型塩基を導入し、水素結合の代わりに金属錯生成を通して二重らせん構造を形成することが期待される人工DNAを合成することを目的とする。中心金属イオンの酸化還元等に伴うDNA全体の大きな構造変化を通して、転写等の生体機能を人為的にコントロールでき...
【生物学】生物学:DNA高次構造DNAを含む研究件
❏DNA高次構造転移の1分子実時間観測(17H03088)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 高次構造 / 1分子検出 / 構造転移 / 速度 (他11件)
【概要】研究代表者がこれまで進めてきた、蛍光点滅現象(blinking)の理解・制御・活用に基づいた1分子レベル分析・診断法(Kinetic Analysis based on the Control of the fluorescence Blinking: KACB法)を発展させ、DNA高次構造転移の1分子観測法を確立した。酸化・還元反応によるblinkingの制御により、DNAのヘアピン、二本鎖、B...
❏DNA超らせんダイナミクスの1分子レベル解析(15K12755)
【研究テーマ】ケミカルバイオロジー
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / supercoil / fluorescence / blinking / 1分子測定 (他13件)
【概要】生体内においてDNAは、2重らせんをほどくように(2本の鎖の巻きつき回数を減らすように)ねじられた状態で存在していて、このようなねじれは負の超らせん(negative super coil)と呼ばれます。本研究では、負の超らせんによりDNAがほどけた際に生じると考えられている、DNA3重鎖構造を1分子レベルで検出する方法を開発しました。光をあてると光る蛍光分子と呼ばれる分子が、蛍のように点滅する現...
【生物学】生物学:434CroDNAを含む研究件
❏リン酸基結合モジュールにもとづくDNA結合部位の推定(09780603)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】由良 敬 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助手 (50252226)
【キーワード】モジュール / ヘリックス・ターン・ヘリックス / リン酸基結合 / DNAポリメラーゼβ / 434Cro (他15件)
【概要】転写因子において塩基認識部位には共通の立体構造が存在することが知られている。それでは、これらのタンパク質のリン酸基結合部位には共通の構造が存在するのであろうか。タンパク質-DNA複合体のモジュール構造を調べたところ、DNAのリン酸基にのみ結合するモジュールが存在することがわかった。リン酸基結合モジュールを比較した結果、原核生物と真核生物の転写因子及びポリメラーゼの4つのタンパク質に、類似の立体構造...
❏リン酸を結合する複数のタンパク質に存在する共通のモジュール(07780567)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】由良 敬 名古屋大学, 理学部, 助手 (50252226)
【キーワード】434cro / arc repressor / DNA / 水素結合 / 転写制御因子 (他7件)
【概要】全体構造は異なるがリン酸基と結合する共通の機能をもつタンパク質において、リン酸基結合部位が共通のモジュールであることを示すことを目的に本研究を行った。タンパク質立体構造のデータベースより、リン酸基と結合するタンパク質を選び出し、それらのタンパク質のモジュール境界を同定した。同定されたモジュール境界でタンパク質を分割し、モジュールの立体構造を比較した。立体構造の一致度は、二つのモジュールのCα原子を...
【生物学】基礎生物学:系統地理DNAを含む研究件
❏著しい種内倍数性を示すオトコエシ(オミナエシ科)に関する系統地理学的解析(25440203)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】池田 博 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (30299177)
【キーワード】系統地理 / 倍数性 / オトコエシ / オトコオミナエシ / 生物地理 (他7件)
【概要】著しい種内倍数性を示すオミナエシ科オトコエシについて、細胞学的、系統地理学的解析を行った。日本および韓国で収集した試料を解析した結果、2倍体 (2n=22)から12倍体 (2n=132) まで連続した倍数体系列が認められ、遺伝的には 1) 九州西部から韓国に分布する系統 (2n=22)、2) 北海道から滋賀県まで分布する東日本系統 (2n=44)、3) 近畿地方から九州まで分布する西日本系統 (2...
❏広域分布種と関連地域固有種に関する系統地理学的解析(22570085)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】池田 博 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (30299177)
【キーワード】系統地理 / バラ科 / キジムシロ属 / 広域分布種 / 地域固有種 (他10件)
【概要】バラ科キジムシロ属キジムシロ群に含まれる広域分布種と、それらから派生したと考えられる地域固有種について、形態学的・細胞遺伝学的・分子遺伝学的解析をおこなった。解析の結 果、1) キジムシロ群植物は全て 2 倍体(2n=14)である、2) P. freyniana var. sinica は、別の種 として取り扱うべきである、3)ヒメツルキジムシロは雑種ではなく、独立した種と考えられる ことが判明し...
【生物学】基礎生物学:分類DNAを含む研究件
❏広域分布種と関連地域固有種に関する系統地理学的解析(22570085)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】池田 博 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (30299177)
【キーワード】系統地理 / バラ科 / キジムシロ属 / 広域分布種 / 地域固有種 (他10件)
【概要】バラ科キジムシロ属キジムシロ群に含まれる広域分布種と、それらから派生したと考えられる地域固有種について、形態学的・細胞遺伝学的・分子遺伝学的解析をおこなった。解析の結 果、1) キジムシロ群植物は全て 2 倍体(2n=14)である、2) P. freyniana var. sinica は、別の種 として取り扱うべきである、3)ヒメツルキジムシロは雑種ではなく、独立した種と考えられる ことが判明し...
❏マオウ属植物の多様性の解析と種分類に関する調査研究(20255005)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 薬学系, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 分類学 / 塩基配列 (他17件)
【概要】アジア,ヨーロッパ,アフリカなど計12カ国において海外学術調査を行ない,本研究で主目的としたEphedra distachya, E. sinicaなどを始めとする28分類群を入手した。これらの資料をもとに内部形態,含有アルカロイドなどに関する多様性を調査した結果,生育地の水分環境に大きな影響を受けている一方,栽培研究により,ある程度は遺伝的要因に依存していることも明らかになった。分類学的には学際...
【生物学】基礎生物学:分類学DNAを含む研究件
❏貝殻のミューゼオミクス:博物館の収蔵標本を活かすための実験的研究(19K21646)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】佐々木 猛智 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (70313195)
【キーワード】博物館 / 貝殻 / DNA / 博物館標本 / DNA抽出 (他8件)
【概要】本研究の目的は、博物館に収蔵されている貝殻標本からDNAを抽出することにより、古典的な博物館標本の新しい活用法を検討することである。貝類は種多様性・形態学的多様性が高く、しばしば収集の対象とされるため、各地の博物館に大量の標本が収蔵されている。それらを分子系統解析に用いることを想定して様々な分類群で実験を行った。本研究の結果から言えることは、どのような種でも貝殻からDNA抽出をすることは可能である...
❏マオウ属植物の多様性の解析と種分類に関する調査研究(20255005)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 薬学系, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 分類学 / 塩基配列 (他17件)
【概要】アジア,ヨーロッパ,アフリカなど計12カ国において海外学術調査を行ない,本研究で主目的としたEphedra distachya, E. sinicaなどを始めとする28分類群を入手した。これらの資料をもとに内部形態,含有アルカロイドなどに関する多様性を調査した結果,生育地の水分環境に大きな影響を受けている一方,栽培研究により,ある程度は遺伝的要因に依存していることも明らかになった。分類学的には学際...
【生物学】基礎生物学:DNAを含む研究件
❏光機能性DNAのナノサイエンス(17105005)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / 光機能性 / 電荷分離 / 電荷移動 / DNA光損傷 (他24件)
【概要】様々な光機能性クロモフォアを修飾したDNAを用いて、DNA内の光電荷分離、電荷移動機構を明らかにし、高効率・長寿命電荷分離を実現した。さらに、光機能性DNA分子ワイヤー、光エネルギー変換などの光電変換デバイスや、高効率DNA損傷法への展開を行い、DNA光ナノサイエンスの創製を試みた。 ...
❏ポストゲノム解析における人工遺伝子機能制御物質の分子設計と機能解析(12680599)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】戸嶋 一敦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60217502)
【キーワード】ポストゲノム / DNA / DNA切断 / 光 / インターカレーター (他12件)
【概要】ヒトゲノムプロジェクトの進展により、ヒトゲノムの完全解読が間近に迫っている。様々な疾病に遺伝子が関与していることが判明してきた現在、遺伝性疾患の原因となるDNAを標的とし、温和な条件下でDNAに相互作用する人工分子の開発は、遺伝子工学、分子生物学、さらには、医学、薬学などのさまざまな分野において極めて重要かつ興味深い研究課題である。本研究においてこれまでに、高い細胞膜透過性と高いDNA親和力を有す...
【生物学】人類学:縄文時代DNAを含む研究件
❏考古学・人類学・文化財科学の学際的研究による縄文社会論の再構築(18H03593)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山田 康弘 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (40264270)
【キーワード】考古学 / 人類学 / 学際的研究 / 出土人骨 / 縄文時代 (他14件)
【概要】2020年度は、コロナ禍のために、資料へのアクセスが不可能となったものも多く、研究そのものの進捗状況は決して芳しいものではなかった。そのような中でも、昨年度サンプリングを実施した愛知県伊川津貝塚出土人骨5体から、遺存状態のよいDNAを採取することができた。これらの事例は、年代測定の結果時期的に晩期後半にまとまり、同じ埋葬姿勢をとり、一つの埋葬小群を構成するものであり、今後の解析が順調に進めば、縄文...
❏更新世から縄文・弥生期にかけての日本人の変遷に関する総合的研究(17107006)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】溝口 優司 独立行政法人国立科学博物館, 人類研究部, 部長 (00110106)
【キーワード】人類学 / 日本人 / 形態 / DNA / 年代 (他8件)
【概要】旧石器時代から縄文~弥生移行期まで、日本列島住民の身体的特徴がいかに変化したか、という問題を形態とDNAデータに基づいて再検討し、日本人形成過程の新シナリオを構築しようと試みた。結果、北海道縄文時代人の北東アジア由来の可能性や、縄文時代人の祖先探索には広くオーストラリアまでも調査すべきこと、また、港川人と縄文時代人の系譜的連続性見直しの必要性などが指摘された。シナリオ再構築への新たな1歩である。...
【生物学】人類学:農耕DNAを含む研究件
❏稲作北限域における農耕化プロセスの研究(19H01334)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】上條 信彦 弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (90534040)
【キーワード】稲作 / 弥生時代 / 土器圧痕 / 東北 / 炭素・窒素同位体比分析 (他16件)
【概要】○研究実施計画ⅰについて: 遺跡出土イネの分析に適用できるマーカー開発を目的として,温帯・熱帯ジャポニカならびに日長反応に関わる遺伝子を対象とした分析を実施した。研究により、温帯・熱帯を識別可能なマーカーは開発困難であったが、日本の陸稲品種を温帯ジャポニカと分類しうるマーカーが開発できた。大阪府弥生文化博物館との共同研究に基づき、佐藤敏也資料炭化米塊のX線CT撮影を実施し、これを完了した。弘前市教...
❏冷温帯地域における稲作の歴史的展開(16H03503)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上條 信彦 弘前大学, 人文社会科学部, 准教授 (90534040)
【キーワード】稲作 / 弥生時代 / 北日本 / 土器圧痕 / プラント・オパール (他16件)
【概要】東日本を中心とする遺跡出土イネ種子の形態・DNA分析、炭素窒素安定同位体比分析を通じて品種の歴史的展開の時期や内容を明らかにした。また、稲作の導入期にあたる岩木山麓の弥生時代前半期の遺跡発掘調査を実施した。その結果、東北で最古の水田跡が見つかっている砂沢遺跡において微細土壌分析による水田の形成過程および集落の南限が明らかになった。また清水森西遺跡において弥生時代前期の砂沢遺跡と中期中葉の垂柳遺跡の...
【生物学】人類学:進化DNAを含む研究件
❏アルプス自然流域に残された生物多様性の大規模ゲノム解析による解明とその保全(24254003)
【研究テーマ】土木環境システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大村 達夫 東北大学, 未来科学技術共同研究センター, 教授 (30111248)
【キーワード】生物多様性 / DNA / 洪水氾濫原 / 生息場 / 河川 (他12件)
【概要】本研究は,ヨーロッパアルプスの中で例外的に残された北東イタリアの自然流域を参照し,自然再生で目指すべき種多様性の目標像を示すことを目的とする.DNA種分類に基づいて,未記載種も含む河川底生動物群集の種多様性を評価し,生息場間の環境多様性や流倒木などの微笑生息場の生態学的な重要性が確認された.また,自然氾濫原における洪水撹乱による生息場地形の更新(生息場寿命)が種多様性を維持する機構も解明した。 ...
❏オキナエビス科巻貝のDNAと殻形態の比較進化学的研究(06640605)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】蟹江 康光 横須賀市自然博物館, 学芸員 (30083108)
【キーワード】オキナエビス科 / DNA / 進化 / Pleurotomariidal / オキナエビスガイ (他13件)
【概要】殻形態と内部構造 内部構造ではテラマチオキナエビスPerotrochus teramachii,ベニオキナエビスM.hirasei,オキナエビスM.beyrichii,コシダカオキナエビスM.salmianusの順に柱軸が太く頑丈になり,殻も厚く,縫合も強くなっている.リユウグウオキナエビスEntemnotrochusには柱軸がなく,これら4種と大きく異なる.殻高はMikadotrochus,Pe...
【生物学】人類学:人類学DNAを含む研究件
❏考古学・人類学・文化財科学の学際的研究による縄文社会論の再構築(18H03593)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山田 康弘 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (40264270)
【キーワード】考古学 / 人類学 / 学際的研究 / 出土人骨 / 縄文時代 (他14件)
【概要】2020年度は、コロナ禍のために、資料へのアクセスが不可能となったものも多く、研究そのものの進捗状況は決して芳しいものではなかった。そのような中でも、昨年度サンプリングを実施した愛知県伊川津貝塚出土人骨5体から、遺存状態のよいDNAを採取することができた。これらの事例は、年代測定の結果時期的に晩期後半にまとまり、同じ埋葬姿勢をとり、一つの埋葬小群を構成するものであり、今後の解析が順調に進めば、縄文...
❏東南アジア大陸部における家畜化プロセスの総合的解明(15H05129)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】澤田 純明 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 准教授 (10374943)
【キーワード】東南アジア / 初期農耕 / 狩猟採集 / 家畜 / 動物考古学 (他16件)
【概要】ベトナム北部山岳地帯のHang Cho遺跡(13000-12000年前、狩猟採集)、中国最南部のHuiyaotian遺跡(9000-7000年前、狩猟採集)、ベトナム北部沿岸部のMan Bac遺跡(3800-3500年前、初期農耕文化の並行期)、ハロン湾島嶼部のCai Beo遺跡(4000-3500年前、ハロン文化)から出土した動物群の動物考古学的調査を実施した。その結果、1)更新世末期から新石器...
❏更新世から縄文・弥生期にかけての日本人の変遷に関する総合的研究(17107006)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】溝口 優司 独立行政法人国立科学博物館, 人類研究部, 部長 (00110106)
【キーワード】人類学 / 日本人 / 形態 / DNA / 年代 (他8件)
【概要】旧石器時代から縄文~弥生移行期まで、日本列島住民の身体的特徴がいかに変化したか、という問題を形態とDNAデータに基づいて再検討し、日本人形成過程の新シナリオを構築しようと試みた。結果、北海道縄文時代人の北東アジア由来の可能性や、縄文時代人の祖先探索には広くオーストラリアまでも調査すべきこと、また、港川人と縄文時代人の系譜的連続性見直しの必要性などが指摘された。シナリオ再構築への新たな1歩である。...
【生物学】人類学:弥生時代DNAを含む研究件
❏稲作北限域における農耕化プロセスの研究(19H01334)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】上條 信彦 弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (90534040)
【キーワード】稲作 / 弥生時代 / 土器圧痕 / 東北 / 炭素・窒素同位体比分析 (他16件)
【概要】○研究実施計画ⅰについて: 遺跡出土イネの分析に適用できるマーカー開発を目的として,温帯・熱帯ジャポニカならびに日長反応に関わる遺伝子を対象とした分析を実施した。研究により、温帯・熱帯を識別可能なマーカーは開発困難であったが、日本の陸稲品種を温帯ジャポニカと分類しうるマーカーが開発できた。大阪府弥生文化博物館との共同研究に基づき、佐藤敏也資料炭化米塊のX線CT撮影を実施し、これを完了した。弘前市教...
❏冷温帯地域における稲作の歴史的展開(16H03503)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上條 信彦 弘前大学, 人文社会科学部, 准教授 (90534040)
【キーワード】稲作 / 弥生時代 / 北日本 / 土器圧痕 / プラント・オパール (他16件)
【概要】東日本を中心とする遺跡出土イネ種子の形態・DNA分析、炭素窒素安定同位体比分析を通じて品種の歴史的展開の時期や内容を明らかにした。また、稲作の導入期にあたる岩木山麓の弥生時代前半期の遺跡発掘調査を実施した。その結果、東北で最古の水田跡が見つかっている砂沢遺跡において微細土壌分析による水田の形成過程および集落の南限が明らかになった。また清水森西遺跡において弥生時代前期の砂沢遺跡と中期中葉の垂柳遺跡の...
❏更新世から縄文・弥生期にかけての日本人の変遷に関する総合的研究(17107006)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】溝口 優司 独立行政法人国立科学博物館, 人類研究部, 部長 (00110106)
【キーワード】人類学 / 日本人 / 形態 / DNA / 年代 (他8件)
【概要】旧石器時代から縄文~弥生移行期まで、日本列島住民の身体的特徴がいかに変化したか、という問題を形態とDNAデータに基づいて再検討し、日本人形成過程の新シナリオを構築しようと試みた。結果、北海道縄文時代人の北東アジア由来の可能性や、縄文時代人の祖先探索には広くオーストラリアまでも調査すべきこと、また、港川人と縄文時代人の系譜的連続性見直しの必要性などが指摘された。シナリオ再構築への新たな1歩である。...
【総合理工】応用物理学:パルスラジオリシスDNAを含む研究件
❏放射線によるDNA損傷形成における水和水の作用の解明(18H03891)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山下 真一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (20511489)
【キーワード】放射線 / DNA損傷 / パルスラジオリシス / 初期過程 / 界面 (他11件)
【概要】DNA近傍には配向した水和水が存在し,十分離れた位置にある普通の水(自由水)とは性質が異なる。放射線によるDNA損傷誘発における水和水のはたらきを明らかにすること目的とした。 時間分解測定(パルスラジオリシス)では吸収分光と共鳴ラマン分光を実施した。前者では,グアニンのヌクレオチドを用い,化学回復を直接観測した。後者は,設計から始め信号取得にまで漕ぎつけた。 大腸菌プラスミドDNA(pUC18)に...
❏修飾DNAの機能化による分子デバイス(13305058)
【研究テーマ】工業物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / DNA分子ワイヤ / 修飾DNA / DNAの機能化 / 分子デバイス (他9件)
【概要】本研究では、種々の機能性クロモファを共有結合によって導入した修飾DNAを用いることによって、クロモファ独自の機能性を利用して修飾DNAに様々な機能性を賦与し、その機能を自由にコントロールすることによって、機能化修飾DNAの特に生体系での分子デバイスとしての可能性を明らかにすることを目指した。中でも、DNA分子ワイヤの構築の基礎となるDNA中のホール移動に関して、一つのDNA分子に一つの光機能性クロ...
【総合理工】応用物理学:レーザーフラッシュホトリシスDNAを含む研究件
❏高励起状態化学の分子素子や環境問題、ナノおよびバイオテクノロジーへの応用(22245022)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】分子素子 / 励起状態 / マルチレーザー / 超高速分光 / 電子移動 (他18件)
【概要】高励起状態からのみ進行する化学反応を検討することで、高励起状態を介した分子素子の開発、環境問題への応用、ナノおよびバイオテクノロジー応用へと展開可能な知見を得ることを目的として研究を行った。本研究では超高速分光および放射線化学的手法を主たる測定手段として用い、機能分子励起状態における高速構造緩和過程の解明、ラジカルイオン励起状態過程の解明、DNA内電子移動過程の解明などが主たる成果として得られた。...
❏核酸の一電子移動、ホール移動に与える塩基対形成の影響の解明(12750732)
【研究テーマ】工業物理化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (50314422)
【キーワード】DNA / 核酸塩基 / 電子移動 / ホール移動 / 塩基対形成 (他10件)
【概要】DNAの一電子酸化ではグアニンGのラジカルカチオンが生成し、鎖切断や変異が起こる。DNAの光電子移動反応を制御することが可能になれば、DNAの位置特異的切断によるガン治療などへの応用が可能になる。このような電子移動反応の制御として、水素結合による、方法が考えられる。そこで、核酸の-電子移動、ホール移動に与える塩基対形成の影響の解明を目的に1)核酸塩基対が一電子酸化反応速度に与える影響の解明、2)塩...
【総合理工】応用物理学:分子素子DNAを含む研究件
❏高励起状態化学の分子素子や環境問題、ナノおよびバイオテクノロジーへの応用(22245022)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】分子素子 / 励起状態 / マルチレーザー / 超高速分光 / 電子移動 (他18件)
【概要】高励起状態からのみ進行する化学反応を検討することで、高励起状態を介した分子素子の開発、環境問題への応用、ナノおよびバイオテクノロジー応用へと展開可能な知見を得ることを目的として研究を行った。本研究では超高速分光および放射線化学的手法を主たる測定手段として用い、機能分子励起状態における高速構造緩和過程の解明、ラジカルイオン励起状態過程の解明、DNA内電子移動過程の解明などが主たる成果として得られた。...
❏金属配位型人工DNAを用いる金属イオンの空間配列制御(12440185)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】塩谷 光彦 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60187333)
【キーワード】DNA / 金属錯体 / 核酸塩基 / 遺伝子 / ヌクレオシド (他10件)
【概要】本研究は、天然DNAの塩基対形成のドライビングフォースである水素結合を、金属配位結合に置き換えた人工DNAを創製し、遺伝子発現制御や機能性分子構築に展開することを目的とした。本年度は、二座配位子であるヒドロキシピリドンを核酸塩基としてもつ人工ヌクレオシドを数工程で合成し、それらが銅(II)イオンにより塩基対を形成することをESI-TOF型質量分析および吸収スペクトル法により確認した。これらの塩基対...
【総合理工】応用物理学:ホール移動DNAを含む研究件
❏修飾DNAの機能化による分子デバイス(13305058)
【研究テーマ】工業物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / DNA分子ワイヤ / 修飾DNA / DNAの機能化 / 分子デバイス (他9件)
【概要】本研究では、種々の機能性クロモファを共有結合によって導入した修飾DNAを用いることによって、クロモファ独自の機能性を利用して修飾DNAに様々な機能性を賦与し、その機能を自由にコントロールすることによって、機能化修飾DNAの特に生体系での分子デバイスとしての可能性を明らかにすることを目指した。中でも、DNA分子ワイヤの構築の基礎となるDNA中のホール移動に関して、一つのDNA分子に一つの光機能性クロ...
❏核酸の一電子移動、ホール移動に与える塩基対形成の影響の解明(12750732)
【研究テーマ】工業物理化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (50314422)
【キーワード】DNA / 核酸塩基 / 電子移動 / ホール移動 / 塩基対形成 (他10件)
【概要】DNAの一電子酸化ではグアニンGのラジカルカチオンが生成し、鎖切断や変異が起こる。DNAの光電子移動反応を制御することが可能になれば、DNAの位置特異的切断によるガン治療などへの応用が可能になる。このような電子移動反応の制御として、水素結合による、方法が考えられる。そこで、核酸の-電子移動、ホール移動に与える塩基対形成の影響の解明を目的に1)核酸塩基対が一電子酸化反応速度に与える影響の解明、2)塩...
【総合理工】応用物理学:走査型トンネル顕微鏡(STM)DNAを含む研究件
❏伝導度計測に基づく単一分子スケールにおける表面電位三次元計測法の開発(21H01959)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】西野 智昭 東京工業大学, 理学院, 准教授 (80372415)
【キーワード】単分子接合 / STM / 電気化学 / 電気二重層 / DNA
【概要】近年,ナノ科学・テクノロジーへの興味の高まりを背景に,優れた機能を有するnmスケールの微小構造体が盛んに開発されている.これに伴い,微小構造体の化学的特性,物性の計測を可能とする,高い空間分解能を有する分析法が強く求められている.固体最表面に対しては原子スケールにおける計測法が精力的に開発されている一方,高さ方向に空間分解能を有する計測法は未踏領域として残されている.そこで,本研究では,多岐にわた...
❏単一分子間における電子伝導の計測法の開発と展開(23550103)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】西野 智昭 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80372415)
【キーワード】走査型トンネル顕微鏡 / 分子探針 / 相互作用 / 電子移動 / 分子エレクトロニクス (他7件)
【概要】本研究では,始めに,単一分子-単一分子間の電子移動を定量評価できる手法を開発した.これによって,単一の水素結合を介した電子移動を初めて定量し,共有結合を介した場合よりも抵抗が低く,有利な電子移動が生じることを見出した.その他,様々な化学的相互作用を介した単分子間における電子移動について系統的に検討し,新たな知見を多数明らかにした.また,応用研究として,上記計測法に基づくDNAのミスマッチ,メチル化...
❏細胞内及び膜界面の分子を可視化する新手法の創案と展開(15105003)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2003 - 2007
【研究代表者】梅澤 喜夫 武蔵野大学, 薬学研究所, 客員教授 (80011724)
【キーワード】蛍光プローブ / セカンドメッセンジャー / 蛍光共鳴エネルギー移動 / DNA / タンパク質リン酸化 (他9件)
【概要】生きた細胞内及び膜界面の分子を可視化する新手法の創案と開発を目的とした. タンパク質リン酸化は,生命機能と疾患の理解に重要なキナーゼ(ERKおよびSrc)によるリン酸化を可視化する蛍光プローブを新しく開発した.これを用いて,ERKによるタンパク質リン酸化の核内外での時空間動態,ならびにSrcの細胞膜上数十ナノメールサイズの微小ドメインでの時空間動態を可視化計測した.また,創薬の標的として期待される...
【総合理工】環境化学:電荷分離DNAを含む研究件
❏DNA内光電荷分離寿命に基づくDNA情報の読み出し(21750170)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 電子移動 / 光電荷分離 / 一塩基多型(SNPs) / 電荷分離 (他8件)
【概要】可視光励起が可能な蛍光色素を用いて、DNA内の光電荷分離寿命の測定に成功した。電荷分離寿命が蛍光色素周辺の配列に依存し、電荷分離寿命の測定により、DNA配列情報の読み出しに成功した。また、DNA内光電荷分離に伴い、蛍光色素のラジカルアニオン、および、DNA内ラジカルカチオンが発生するが、これら活性種を利用して、光触媒的にヨウ素を生じる系の構築に成功した。これにより、高価な大掛かりな装置を用いなくて...
❏光機能性DNAのナノサイエンス(17105005)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / 光機能性 / 電荷分離 / 電荷移動 / DNA光損傷 (他24件)
【概要】様々な光機能性クロモフォアを修飾したDNAを用いて、DNA内の光電荷分離、電荷移動機構を明らかにし、高効率・長寿命電荷分離を実現した。さらに、光機能性DNA分子ワイヤー、光エネルギー変換などの光電変換デバイスや、高効率DNA損傷法への展開を行い、DNA光ナノサイエンスの創製を試みた。 ...
【工学】プロセス・化学工学:1分子測定DNAを含む研究件
❏一分子熱伝導率測定によるDNAの熱伝導性の解明とフォノン熱輸送制御(19K21929)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】児玉 高志 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (10548522)
【キーワード】ナノスケール伝熱 / 一分子測定 / ナノ/マイクロ加工 / DNA (他15件)
【概要】DNAに代表される生体由来の共有結合性擬一次元材料は、分子レベルで配列制御が可能であることから、その熱伝導性に注目が集まっている。本研究では、マイクロデバイス定常法とブリッジ回路を組み合わせた超高感度熱測定法を利用し、低熱伝導材料の熱伝導率の定量を試みた。分子長の比較的長いホヤ由来のセルロースナノファイバーを実験試料として選定し、測定を行った結果、常温でファイバー1本の熱伝導率は約2.2 W/m/...
❏DNA超らせんダイナミクスの1分子レベル解析(15K12755)
【研究テーマ】ケミカルバイオロジー
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / supercoil / fluorescence / blinking / 1分子測定 (他13件)
【概要】生体内においてDNAは、2重らせんをほどくように(2本の鎖の巻きつき回数を減らすように)ねじられた状態で存在していて、このようなねじれは負の超らせん(negative super coil)と呼ばれます。本研究では、負の超らせんによりDNAがほどけた際に生じると考えられている、DNA3重鎖構造を1分子レベルで検出する方法を開発しました。光をあてると光る蛍光分子と呼ばれる分子が、蛍のように点滅する現...
【工学】プロセス・化学工学:ヒストンDNAを含む研究件
❏ミニ染色体モデルの化学合成と機能解析(19K22245)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】化学合成 / クロマチン / DNA / ヒストン / ペプチド (他10件)
【概要】(1)ミニ染色体モデルの化学合成…連結するDNAユニットの合成まで完成した。DNAユニット2種類あり、各々Widom601DNA配列を含めた。ユニットの末端は突出末端になっており、制限酵素に対応した配列を有する。 (2)ミニ染色体モデルに含まれる機能性ヒストンの化学合成…大気中でも安定な有機ルテニウム触媒を用いて、ワンポットで複数のペプチドを連結する方法を開発した。有機ルテニウム触媒は、従来のパラ...
❏スーパーヌクレオソーム構築による1細胞エピジェネティック修飾マッピング(18H03931)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】ヌクレオソーム / DNA / クロマチン / ヒストン / パラジウム (他14件)
【概要】(1)人工ヌクレオソームの化学的製造法の確立…有機金属錯体を用いた新たなペプチドライゲーション法を確立して、コアヒストン4種類(H2A, H2B, H3, H4)およびリンカーヒストンH1の合成を行った。 (2)スーパーヌクレオソームの創出…原子による細胞機能制御の本質を見抜くために、タンパク質修飾法を検討して、天然にはない機能を付与した「スーパーヌクレオソーム」を化学合成する方法を確立した。 ...
❏生活習慣病に強相関する核酸メチル化の超高感度検出化学技術開発(15H02190)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】DNA / メチル化 / 脱メチル化 / ヒストン / 金属反応 (他19件)
【概要】われわれが開発した化学反応を基礎にして、高効率なエピジェネティクス検出研究を進めた。成果は次の通り。課題(i) 腫瘍不均一性を解くためのDNA反復配列に現れるメチル化の超高輝度検出、課題(ii) 腫瘍術後診断を効率化するDNA脱メチル化特異的反応生成物の超高性能分析、課題(iii) 遺伝子発現を制御するヒストン構造の化学的再現と解析 ...
【工学】プロセス・化学工学:速度DNAを含む研究件
❏DNA高次構造転移の1分子実時間観測(17H03088)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 高次構造 / 1分子検出 / 構造転移 / 速度 (他11件)
【概要】研究代表者がこれまで進めてきた、蛍光点滅現象(blinking)の理解・制御・活用に基づいた1分子レベル分析・診断法(Kinetic Analysis based on the Control of the fluorescence Blinking: KACB法)を発展させ、DNA高次構造転移の1分子観測法を確立した。酸化・還元反応によるblinkingの制御により、DNAのヘアピン、二本鎖、B...
❏DNA超らせんダイナミクスの1分子レベル解析(15K12755)
【研究テーマ】ケミカルバイオロジー
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / supercoil / fluorescence / blinking / 1分子測定 (他13件)
【概要】生体内においてDNAは、2重らせんをほどくように(2本の鎖の巻きつき回数を減らすように)ねじられた状態で存在していて、このようなねじれは負の超らせん(negative super coil)と呼ばれます。本研究では、負の超らせんによりDNAがほどけた際に生じると考えられている、DNA3重鎖構造を1分子レベルで検出する方法を開発しました。光をあてると光る蛍光分子と呼ばれる分子が、蛍のように点滅する現...
【工学】プロセス・化学工学:ハイドロゲルDNAを含む研究件
❏3次元組織培養における局所環境制御のためのハイドロゲルシステムの開発(21F20708)
【研究テーマ】
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2021-04-28 - 2022-03-31
【研究代表者】竹内 昌治 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (90343110)
【キーワード】Nanoparticles / hydrogel / controlled release / DNA / photothermal effect (他8件)
【概要】The focus of my research was the development of various nanoparticle systems that could be introduced into commercial hydrogels to tune their properties. Together with a collaborator, I developed a me...
❏DNA機能化マイクロゲル構造体によるセルフアセンブリ(22651049)
【研究テーマ】マイクロ・ナノデバイス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】尾上 弘晃 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (30548681)
【キーワード】マイクロナノデバイス / Self-assembly / DNA / ハイドロゲル / ソフトマテリアル (他10件)
【概要】遠心機による高重力環境下において,マイクロハイドロゲル構造体の作製法を開発した.そのマイクロハイドロゲル構造体を利用して,(1)表面の分子修飾可能なオイルフリーなゲル表面の維持,(2)マルチバレル管を利用することでのハイドロゲル構造体の異方化・内部区画化,(3)磁気ナノビーズと細胞の同時封入によるゲル構造体の機能化,(4)外部磁場に応答することによるゲル構造体のマイクロセルフアセンブリ,を達成した...
【工学】電気電子工学:プラズモンDNAを含む研究件
❏シリコンナノポアを用いた光学検出による一分子DNAの塩基配列情報解読(26600055)
【研究テーマ】ナノバイオサイエンス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】斎木 敏治 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70261196)
【キーワード】ナノポアセンシング / DNA / 蛍光計測 / プラズモン / 1分子計測 (他11件)
【概要】ナノポアシーケンサにおいて高精度な塩基識別実現に向けた課題は、通過速度の低速化と安定化である。そのためには、ナノポア通過直前・直後のDNAの形態やそれに依存したドリフト運動と拡散運動の競合等を明らかにする必要がある。本研究では、ナノポア通過中、ならびに通過後のDNAコイル形成と空間的移動の観測に必要な100nm、0.1msの空間・時間分解能を有する光学的観察手法の開発、動作実証をおこない、さらにナ...
❏DNAシーケンシングに向けたナノポア内部・近傍における蛍光分子の発光制御(20651035)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】斎木 敏治 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70261196)
【キーワード】DNA / ナノポア / シリコン / 紫外光 / ナノスリット (他9件)
【概要】DNAシーケンシングへ向けたナノ構造として、シリコン薄膜中のナノスリットに着目し、性能確認のための計算機シミュレーションと実際の作製を試みた。シリコンは波長200~350nmの紫外光に対して、屈折率、吸収係数がともに非常に大きな値を持つ。その結果、表面での反射率が高く、また裏面への光の透過が小さいため、膜表面・裏面での電場強度が非常に弱くなる。したがって、相対的にスリット内には、その上部・下部との...
【工学】電気電子工学:生体適合性DNAを含む研究件
❏遺伝子ベクターとしてのブロック共重合体とDNAとの複合体形成の物理化学的特性解析(16680019)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】山崎 裕一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (00322678)
【キーワード】高分子ミセル / 遺伝子デリバリー / ブロック共重合体 / ナノカプセル / DNA (他7件)
【概要】本研究は、遺伝子ベクターとして設計されたブロック共重合体であるポリエチレングリコールーポリリシン(PEG-PLL)とプラスミドDNA(pDNA)の複合体形成に関する特性解析を目的とする。初年度に、AFMによる高次構造解析、滴定型等温熱分析装置(ITC)によるPEG-PLLのpDNAへの結合挙動解析の予備検討を行った。本年度はITCによる予備検討結果を詳細に解析するために、single set of...
❏遺伝子デリバリーのためのインテリジェント高分子ミセル型ナノカプセルの創製(14380391)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】片岡 一則 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00130245)
【キーワード】高分子ミセル / 遺伝子デリバリー / ブロック共重合体 / ナノカプセル / DNA (他7件)
【概要】本研究では、内核に遺伝子DNAを保持し、表層部に標的細胞による認識と取込みを促進させるパイロット分子を結合させた生体適合型高分子ミセルを創製し、新規遺伝子ベクターとしての有用性を検証した。高分子ミセルの構築には、ポリアニオンである遺伝子(プラスミドDNA)の性質に着目し、ポリカチオン連鎖を持つマルチ機能化ブロック共重合体との静電相互作用による会合体形成を活用した。すなわち親水性で生体適合性に優れ、...
【工学】電気電子工学:相変化材料DNAを含む研究件
❏水中ピコキャビティのアクティブ形成と分子分解能ダイナミック分光への応用(22K18988)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2022-06-30 - 2024-03-31
【研究代表者】斎木 敏治 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (70261196)
【キーワード】DNA / 表面増強ラマン散乱 / ナノポア / 相変化材料 / タンパク分子
【概要】
❏ナノ粒子・生体分子のアクティブナノポア通過制御(16K13645)
【研究テーマ】ナノバイオサイエンス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】斎木 敏治 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (70261196)
【キーワード】バイオセンシング / ナノポア / 相変化材料 / DNA / 金ナノ粒子 (他9件)
【概要】ナノポア技術への期待はシーケンサ応用にとどまらず、分子・粒子識別、タンパク分子解析や細胞観察・遺伝子導入などに広がりつつある。本研究では、固体ナノポアに対してアクティブな制御機能を具備させることを目的とした。ナノポアを相変化材料で被覆し、結晶相・アモルファス相間の大きな光学的コントラストを利用することによって、ナノポア近傍に生じる対流、熱泳動を制御し、DNAやナノ粒子のナノポア通過過程のスイッチン...
【工学】電気電子工学:ナノデバイスDNAを含む研究件
❏シリコンナノポアを用いた光学検出による一分子DNAの塩基配列情報解読(26600055)
【研究テーマ】ナノバイオサイエンス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】斎木 敏治 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70261196)
【キーワード】ナノポアセンシング / DNA / 蛍光計測 / プラズモン / 1分子計測 (他11件)
【概要】ナノポアシーケンサにおいて高精度な塩基識別実現に向けた課題は、通過速度の低速化と安定化である。そのためには、ナノポア通過直前・直後のDNAの形態やそれに依存したドリフト運動と拡散運動の競合等を明らかにする必要がある。本研究では、ナノポア通過中、ならびに通過後のDNAコイル形成と空間的移動の観測に必要な100nm、0.1msの空間・時間分解能を有する光学的観察手法の開発、動作実証をおこない、さらにナ...
❏シングルセル解析を目指したゲノムDNA単分子操作・解析マイクロデバイス開発(22310080)
【研究テーマ】マイクロ・ナノデバイス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】小穴 英廣 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (20314172)
【キーワード】DNA / ゲノム / ナノバイオ / マイクロ / ナノデバイス (他8件)
【概要】本研究において、我々は個々の細胞からクロマチンファイバーを単離し、解析するための新たな手法を開発した。即ち、上記を実現するため、マイクロ流体デバイスおよびクロマチンファイバー操作技術を新たに開発した。ここで開発した手法は、個々の細胞中のクロマチンファイバーの後天的修飾について直接調べる手法への応用が期待される。 ...
❏光機能性DNAのナノサイエンス(17105005)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / 光機能性 / 電荷分離 / 電荷移動 / DNA光損傷 (他24件)
【概要】様々な光機能性クロモフォアを修飾したDNAを用いて、DNA内の光電荷分離、電荷移動機構を明らかにし、高効率・長寿命電荷分離を実現した。さらに、光機能性DNA分子ワイヤー、光エネルギー変換などの光電変換デバイスや、高効率DNA損傷法への展開を行い、DNA光ナノサイエンスの創製を試みた。 ...
【工学】電気電子工学:ナノボアDNAを含む研究件
❏水中ピコキャビティのアクティブ形成と分子分解能ダイナミック分光への応用(22K18988)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2022-06-30 - 2024-03-31
【研究代表者】斎木 敏治 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (70261196)
【キーワード】DNA / 表面増強ラマン散乱 / ナノポア / 相変化材料 / タンパク分子
【概要】
❏ナノ粒子・生体分子のアクティブナノポア通過制御(16K13645)
【研究テーマ】ナノバイオサイエンス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】斎木 敏治 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (70261196)
【キーワード】バイオセンシング / ナノポア / 相変化材料 / DNA / 金ナノ粒子 (他9件)
【概要】ナノポア技術への期待はシーケンサ応用にとどまらず、分子・粒子識別、タンパク分子解析や細胞観察・遺伝子導入などに広がりつつある。本研究では、固体ナノポアに対してアクティブな制御機能を具備させることを目的とした。ナノポアを相変化材料で被覆し、結晶相・アモルファス相間の大きな光学的コントラストを利用することによって、ナノポア近傍に生じる対流、熱泳動を制御し、DNAやナノ粒子のナノポア通過過程のスイッチン...
❏DNAシーケンシングに向けたナノポア内部・近傍における蛍光分子の発光制御(20651035)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】斎木 敏治 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70261196)
【キーワード】DNA / ナノポア / シリコン / 紫外光 / ナノスリット (他9件)
【概要】DNAシーケンシングへ向けたナノ構造として、シリコン薄膜中のナノスリットに着目し、性能確認のための計算機シミュレーションと実際の作製を試みた。シリコンは波長200~350nmの紫外光に対して、屈折率、吸収係数がともに非常に大きな値を持つ。その結果、表面での反射率が高く、また裏面への光の透過が小さいため、膜表面・裏面での電場強度が非常に弱くなる。したがって、相対的にスリット内には、その上部・下部との...
【工学】電気電子工学:バイオチップDNAを含む研究件
❏自己組織化半導体ナノロッドを用いた非蛍光標識型遺伝子トランジスタ(17651070)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】田畑 仁 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00263319)
【キーワード】IS-FET / DNA / 非蛍光修飾 / ナノロッド / バイオチップ (他6件)
【概要】個人(遺伝)情報や、逐次変化する身体情報、さらには社会情報を的確に認識し、その状態に適応するインターフェースを構築するため、基幹となる検出素子としてのバイオセンサ・チッププロトタイプを構築した。とくに 1)ナノ自己組織化材料による大規模集積型-細胞機能融合デバイスの端緒として、光増感剤で修飾した酸化亜鉛ナノロッド基板によって、神経系株化細胞群に対する細胞膜穿孔に成功した。 2)関連する共同研究成果...
❏ナノ界面制御材料の構築による分子認識バイオチップの創製に関する研究(16310084)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】高井 まどか 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (40287975)
【キーワード】生体分子認識 / ナノ流路 / バイオチップ / 表面電位 / 生体適合性ポリマー (他10件)
【概要】石英などのガラス基板やポリマー基板を用いて、分子認識バイオチップのプロセス技術の確立を行った。基盤技術としては、(1)バイオ分子が吸着しない界面創製、(2)分子認識原理の探索、を検討した。具体的には、半導体微細加工プロセス技術を駆使して石英基板にナノギャップを有する流路を形成し、キャピラリーゾーン電気泳動法によりDNAのサイズ分離を評価した。またマイクロ・ナノ流路内へバイオ分子が吸着することを抑制...
【工学】建築学:考古学DNAを含む研究件
❏考古学・人類学・文化財科学の学際的研究による縄文社会論の再構築(18H03593)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山田 康弘 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (40264270)
【キーワード】考古学 / 人類学 / 学際的研究 / 出土人骨 / 縄文時代 (他14件)
【概要】2020年度は、コロナ禍のために、資料へのアクセスが不可能となったものも多く、研究そのものの進捗状況は決して芳しいものではなかった。そのような中でも、昨年度サンプリングを実施した愛知県伊川津貝塚出土人骨5体から、遺存状態のよいDNAを採取することができた。これらの事例は、年代測定の結果時期的に晩期後半にまとまり、同じ埋葬姿勢をとり、一つの埋葬小群を構成するものであり、今後の解析が順調に進めば、縄文...
❏冷温帯地域における稲作の歴史的展開(16H03503)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上條 信彦 弘前大学, 人文社会科学部, 准教授 (90534040)
【キーワード】稲作 / 弥生時代 / 北日本 / 土器圧痕 / プラント・オパール (他16件)
【概要】東日本を中心とする遺跡出土イネ種子の形態・DNA分析、炭素窒素安定同位体比分析を通じて品種の歴史的展開の時期や内容を明らかにした。また、稲作の導入期にあたる岩木山麓の弥生時代前半期の遺跡発掘調査を実施した。その結果、東北で最古の水田跡が見つかっている砂沢遺跡において微細土壌分析による水田の形成過程および集落の南限が明らかになった。また清水森西遺跡において弥生時代前期の砂沢遺跡と中期中葉の垂柳遺跡の...
❏東南アジア大陸部における家畜化プロセスの総合的解明(15H05129)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】澤田 純明 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 准教授 (10374943)
【キーワード】東南アジア / 初期農耕 / 狩猟採集 / 家畜 / 動物考古学 (他16件)
【概要】ベトナム北部山岳地帯のHang Cho遺跡(13000-12000年前、狩猟採集)、中国最南部のHuiyaotian遺跡(9000-7000年前、狩猟採集)、ベトナム北部沿岸部のMan Bac遺跡(3800-3500年前、初期農耕文化の並行期)、ハロン湾島嶼部のCai Beo遺跡(4000-3500年前、ハロン文化)から出土した動物群の動物考古学的調査を実施した。その結果、1)更新世末期から新石器...
【工学】土木工学:バイオセンシングDNAを含む研究件
❏ナノ粒子・生体分子のアクティブナノポア通過制御(16K13645)
【研究テーマ】ナノバイオサイエンス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】斎木 敏治 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (70261196)
【キーワード】バイオセンシング / ナノポア / 相変化材料 / DNA / 金ナノ粒子 (他9件)
【概要】ナノポア技術への期待はシーケンサ応用にとどまらず、分子・粒子識別、タンパク分子解析や細胞観察・遺伝子導入などに広がりつつある。本研究では、固体ナノポアに対してアクティブな制御機能を具備させることを目的とした。ナノポアを相変化材料で被覆し、結晶相・アモルファス相間の大きな光学的コントラストを利用することによって、ナノポア近傍に生じる対流、熱泳動を制御し、DNAやナノ粒子のナノポア通過過程のスイッチン...
❏シリコンナノポアを用いた光学検出による一分子DNAの塩基配列情報解読(26600055)
【研究テーマ】ナノバイオサイエンス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】斎木 敏治 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70261196)
【キーワード】ナノポアセンシング / DNA / 蛍光計測 / プラズモン / 1分子計測 (他11件)
【概要】ナノポアシーケンサにおいて高精度な塩基識別実現に向けた課題は、通過速度の低速化と安定化である。そのためには、ナノポア通過直前・直後のDNAの形態やそれに依存したドリフト運動と拡散運動の競合等を明らかにする必要がある。本研究では、ナノポア通過中、ならびに通過後のDNAコイル形成と空間的移動の観測に必要な100nm、0.1msの空間・時間分解能を有する光学的観察手法の開発、動作実証をおこない、さらにナ...
❏医用フェライト・ナノビーズの診断・治療・分析への応用展開(15209019)
【研究テーマ】応用薬理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】阿部 正紀 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (70016624)
【キーワード】磁気ビーズ / バイオスクリーニング / バイオセンシング / MRI造影 / ハイパーサーミア (他18件)
【概要】1.粒径を制御したフェライト・ナノビーズの開発:10-100nmの範囲で粒径を制御したFeフェライト(Fe_3O_4-γFe_2O_3固溶体)ナノ微粒子を作製する共沈法、部分酸化法、種成長法を開発した。 2.ポリマー被覆ポリマー被覆フェライト・ナノビーズの開発:フェライト・ナノ微粒子を、たんぱく質の非特異的吸着が少ないポリGMAで被覆する共重合法および、乳化剤を用いない重合法を開発した。 3.ポリ...
【工学】土木工学:東北DNAを含む研究件
❏稲作北限域における農耕化プロセスの研究(19H01334)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】上條 信彦 弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (90534040)
【キーワード】稲作 / 弥生時代 / 土器圧痕 / 東北 / 炭素・窒素同位体比分析 (他16件)
【概要】○研究実施計画ⅰについて: 遺跡出土イネの分析に適用できるマーカー開発を目的として,温帯・熱帯ジャポニカならびに日長反応に関わる遺伝子を対象とした分析を実施した。研究により、温帯・熱帯を識別可能なマーカーは開発困難であったが、日本の陸稲品種を温帯ジャポニカと分類しうるマーカーが開発できた。大阪府弥生文化博物館との共同研究に基づき、佐藤敏也資料炭化米塊のX線CT撮影を実施し、これを完了した。弘前市教...
❏冷温帯地域における稲作の歴史的展開(16H03503)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上條 信彦 弘前大学, 人文社会科学部, 准教授 (90534040)
【キーワード】稲作 / 弥生時代 / 北日本 / 土器圧痕 / プラント・オパール (他16件)
【概要】東日本を中心とする遺跡出土イネ種子の形態・DNA分析、炭素窒素安定同位体比分析を通じて品種の歴史的展開の時期や内容を明らかにした。また、稲作の導入期にあたる岩木山麓の弥生時代前半期の遺跡発掘調査を実施した。その結果、東北で最古の水田跡が見つかっている砂沢遺跡において微細土壌分析による水田の形成過程および集落の南限が明らかになった。また清水森西遺跡において弥生時代前期の砂沢遺跡と中期中葉の垂柳遺跡の...
【工学】構造・機能材料:ナノワイヤDNAを含む研究件
❏生体高分子とMEMS加工の融合によるナノパターン自己創製技術(22246031)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】初澤 毅 東京工業大学, 精密工学研究所, 教授 (70272721)
【キーワード】マイクロ・ナノデバイス / バイオMEMS / DNA / ナノワイヤ / 位置決め (他8件)
【概要】遺伝情報物質であるDNAは,直径2nmの極小のナノメカ部品であり,自動整合・解離性など優れた特長を持っている.これを応用すると20nmと言われていた光学リソグラフィーの限界を超える次世代ナノ電子配線技術としての応用可能性が拓け,バイオチップ用センサや電子デバイス用ナノワイヤ等への産業応用が期待される.そこで本研究では,ナノ自動配線技術の基礎として,DNAを用いて実験的な検証を行い,所期の成果を得た...
❏ナノ物体の物性計測と可視化観察の同時遂行を目指すナノ・ハンド・アイ・システム(16101004)
【研究テーマ】マイクロ・ナノデバイス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2008
【研究代表者】藤田 博之 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (90134642)
【キーワード】マイクロマシン / ナノ加工 / ナノワイヤ / 透過電子顕微鏡 / ナノマニピュレーション (他11件)
【概要】現在大きな注目を浴びているナノテクノロジーに関して、電子顕微鏡でナノサイズの物体を観察しながら、マイクロマシンの超微細ピンセットなどを用いて物体を機械的に操作することに成功した。電気的特性や機械的な強度、変形などを測り、ナノサイズ特有の現象を数多く発見した。例えば、シリコンはマクロサイズでは極めて脆い材料だが、それで作ったナノワイヤを引っ張ると元の長さの20 倍まで伸びる超塑性を示した。 ...
【工学】総合工学:シリコンDNAを含む研究件
❏DNAシーケンシングに向けたナノポア内部・近傍における蛍光分子の発光制御(20651035)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】斎木 敏治 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70261196)
【キーワード】DNA / ナノポア / シリコン / 紫外光 / ナノスリット (他9件)
【概要】DNAシーケンシングへ向けたナノ構造として、シリコン薄膜中のナノスリットに着目し、性能確認のための計算機シミュレーションと実際の作製を試みた。シリコンは波長200~350nmの紫外光に対して、屈折率、吸収係数がともに非常に大きな値を持つ。その結果、表面での反射率が高く、また裏面への光の透過が小さいため、膜表面・裏面での電場強度が非常に弱くなる。したがって、相対的にスリット内には、その上部・下部との...
❏ナノ界面制御材料の構築による分子認識バイオチップの創製に関する研究(16310084)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】高井 まどか 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (40287975)
【キーワード】生体分子認識 / ナノ流路 / バイオチップ / 表面電位 / 生体適合性ポリマー (他10件)
【概要】石英などのガラス基板やポリマー基板を用いて、分子認識バイオチップのプロセス技術の確立を行った。基盤技術としては、(1)バイオ分子が吸着しない界面創製、(2)分子認識原理の探索、を検討した。具体的には、半導体微細加工プロセス技術を駆使して石英基板にナノギャップを有する流路を形成し、キャピラリーゾーン電気泳動法によりDNAのサイズ分離を評価した。またマイクロ・ナノ流路内へバイオ分子が吸着することを抑制...
【工学】総合工学:同位体分析DNAを含む研究件
❏稲作北限域における農耕化プロセスの研究(19H01334)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】上條 信彦 弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (90534040)
【キーワード】稲作 / 弥生時代 / 土器圧痕 / 東北 / 炭素・窒素同位体比分析 (他16件)
【概要】○研究実施計画ⅰについて: 遺跡出土イネの分析に適用できるマーカー開発を目的として,温帯・熱帯ジャポニカならびに日長反応に関わる遺伝子を対象とした分析を実施した。研究により、温帯・熱帯を識別可能なマーカーは開発困難であったが、日本の陸稲品種を温帯ジャポニカと分類しうるマーカーが開発できた。大阪府弥生文化博物館との共同研究に基づき、佐藤敏也資料炭化米塊のX線CT撮影を実施し、これを完了した。弘前市教...
❏考古学・人類学・文化財科学の学際的研究による縄文社会論の再構築(18H03593)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山田 康弘 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (40264270)
【キーワード】考古学 / 人類学 / 学際的研究 / 出土人骨 / 縄文時代 (他14件)
【概要】2020年度は、コロナ禍のために、資料へのアクセスが不可能となったものも多く、研究そのものの進捗状況は決して芳しいものではなかった。そのような中でも、昨年度サンプリングを実施した愛知県伊川津貝塚出土人骨5体から、遺存状態のよいDNAを採取することができた。これらの事例は、年代測定の結果時期的に晩期後半にまとまり、同じ埋葬姿勢をとり、一つの埋葬小群を構成するものであり、今後の解析が順調に進めば、縄文...
【工学】総合工学:電気化学DNAを含む研究件
❏伝導度計測に基づく単一分子スケールにおける表面電位三次元計測法の開発(21H01959)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】西野 智昭 東京工業大学, 理学院, 准教授 (80372415)
【キーワード】単分子接合 / STM / 電気化学 / 電気二重層 / DNA
【概要】近年,ナノ科学・テクノロジーへの興味の高まりを背景に,優れた機能を有するnmスケールの微小構造体が盛んに開発されている.これに伴い,微小構造体の化学的特性,物性の計測を可能とする,高い空間分解能を有する分析法が強く求められている.固体最表面に対しては原子スケールにおける計測法が精力的に開発されている一方,高さ方向に空間分解能を有する計測法は未踏領域として残されている.そこで,本研究では,多岐にわた...
❏ナノカーボン薄膜電極を用いたメチル化DNA定量デバイスの開発(20350042)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】丹羽 修 独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 副研究部門長 (70392644)
【キーワード】メチル化DNA / チップ分析 / 電気化学検出 / センサ / 電気化学 (他16件)
【概要】電子サイクロトロン共鳴(EVR)スパッタ法を用いて作製したナノカーボン薄膜を用いた直接電気化学測定によるDNAメチル化測定法を開発した。本法は、シトシンとメチルシトシンの酸化電位の差を利用して非標識で定量を行う。電気化学的な前処理を最適化し、24merの網膜芽細胞腫遺伝子(RB1)中の1塩基のメチルシトシン検出に成功した。また、メチル化率の異なるCpG配列(60mer)のメチル化率を定量することが...
【工学】総合工学:ハイブリットDNAを含む研究件
❏化学生物学に立脚した人工遺伝子機能制御物質の創製(15510180)
【研究テーマ】生物分子科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】戸嶋 一敦 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60217502)
【キーワード】DNA / 光切断 / アントラセン / バルジDNA / 糖 (他18件)
【概要】本研究課題において、以下の3つのことを達成した。1)DNA光切断分子の創製:アントラセンをDNAインターカレーター及びDNA光切断部位として、デオキシアミノ糖をDNAグルーブバインダーとして有する人工ハイブリッド分子を分子設計、化学合成し、これが、365nmの光照射下、DNAをグアニン選択的に切断することを見出した。さらに、ガン細胞に対する抗細胞活性を評価した結果、光照射選択的な抗細胞活性を示すこ...
❏ポストゲノム解析における人工遺伝子機能制御物質の分子設計と機能解析(12680599)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】戸嶋 一敦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60217502)
【キーワード】ポストゲノム / DNA / DNA切断 / 光 / インターカレーター (他12件)
【概要】ヒトゲノムプロジェクトの進展により、ヒトゲノムの完全解読が間近に迫っている。様々な疾病に遺伝子が関与していることが判明してきた現在、遺伝性疾患の原因となるDNAを標的とし、温和な条件下でDNAに相互作用する人工分子の開発は、遺伝子工学、分子生物学、さらには、医学、薬学などのさまざまな分野において極めて重要かつ興味深い研究課題である。本研究においてこれまでに、高い細胞膜透過性と高いDNA親和力を有す...
【工学】総合工学:クラスターDNAを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
❏階層性をもつ複雑分子システムの集団運動の機構解明(21840051)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (40444450)
【キーワード】非線形力学 / 幾何学 / クラスター / DNA / 集団運動 (他18件)
【概要】本研究プロジェクトでは、高度な秩序構造を有する複雑分子システムの集団運動と機能発現の仕組みを、非線形力学と幾何学の観点から解き明かす研究を推進した。特に、原子・分子のクラスター(集合体)の構造変化の機構と速度過程を、分子内モード結合とエネルギー移動の観点から明らかにした。さらに、生物のDNAがもつユニークな弾性特性と、DNAの高次構造形成における右・左(キラリティ)の自発的選択のメカニズムの一端を...
【工学】総合工学:マイクロマシンDNAを含む研究件
❏マイクロ非平衡場の制御による細胞サイズ分子ロボットの動的自己組織化と自律運動(26280097)
【研究テーマ】知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】瀧ノ上 正浩 東京工業大学, 情報理工学院, 准教授 (20511249)
【キーワード】分子ロボット / 人工細胞 / DNAナノテクノロジー / マイクロマシン / 非平衡 (他10件)
【概要】本研究では,マイクロメートルスケールの非平衡場を構築・制御し,分子を時空間的・動的に自己組織化させ,非平衡場のエネルギーを利用して自律的に駆動する,「動的な細胞サイズ分子ロボットの創製と制御」を行うことを目的とした.研究の結果,細胞サイズ分子ロボットのための非対称複雑形状ゲル粒子の構築技術と動的自己組織化法の開発,化学反応によるゲル粒子の自律運動の実現に成功した.さらに,細胞やDNAを用いた細胞サ...
❏ナノ物体の物性計測と可視化観察の同時遂行を目指すナノ・ハンド・アイ・システム(16101004)
【研究テーマ】マイクロ・ナノデバイス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2008
【研究代表者】藤田 博之 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (90134642)
【キーワード】マイクロマシン / ナノ加工 / ナノワイヤ / 透過電子顕微鏡 / ナノマニピュレーション (他11件)
【概要】現在大きな注目を浴びているナノテクノロジーに関して、電子顕微鏡でナノサイズの物体を観察しながら、マイクロマシンの超微細ピンセットなどを用いて物体を機械的に操作することに成功した。電気的特性や機械的な強度、変形などを測り、ナノサイズ特有の現象を数多く発見した。例えば、シリコンはマクロサイズでは極めて脆い材料だが、それで作ったナノワイヤを引っ張ると元の長さの20 倍まで伸びる超塑性を示した。 ...
【工学】総合工学:結晶DNAを含む研究件
❏分子複合体用結晶の実験室X腺光学系の開発と適用(10359003)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】箱嶋 敏雄 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (00164773)
【キーワード】X線 / 微小結晶 / 回折 / 蛋白質 / DNA (他12件)
【概要】実験室での生体高分子複合体用のX腺強度データ収集システムを構築した。本システムは、リガク(株)社製の回折計RAXIS-IVと微小焦点のX腺発生機FR-Cからなる。強2枚のイメージングプレートを用いて、度の読みとり時間は短縮するようになっている。X腺ビームはミラーで集光してある。本システムを用いて、蛋白質-DNA複合体、蛋白質-GTP複合体、蛋白質-蛋白質複合体のX腺強度データ収集と、それらの構造解...
❏分子複合体のX線解析による蛋白質の分子認識機構の研究(09308025)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】箱嶋 敏雄 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (00164773)
【キーワード】蛋白質 / DNA / 分子認識 / 構造生物学 / X線 (他11件)
【概要】本研究では、分子認識の厳密性と助長性という生物物理学の観点から、転写因子によるDNA認識、ならびにシグナル伝達蛋白質の分子認識に関して分子複合体結晶のX線結晶解析を主力とした構造生物学的研究を行った。転写系では、酵母由来のリン酸代謝系の転写因子PHO4、マウス由来のインターフェロン関連遺伝子の転写因子IRF-2、及び分裂酵母由来のbZIP型転写因子PaplのDNA複合体の構造をそれぞれ決定して、塩...
【工学】総合工学:バイオセンサーDNAを含む研究件
❏核酸アプタマー選抜系への粒子支援型キャピラリー電気泳動の導入と検証(18H02002)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】吉本 敬太郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60392172)
【キーワード】核酸化学 / 分離化学 / 核酸アプタマー / キャピラリー電気泳動 / DNA (他14件)
【概要】本研究課題では、申請者が見出したマイクロ粒子支援型キャピラリー電気泳動 MACE を、様々な標的分子を対象とする核酸アプタマー選抜実験(SELEX)系に導入し、従来有機合成化学的アプローチで改善が試みられていた SELEX 系に未だ大きな伸び代が存在すること、さらに“分析化学”的アプローチで SELEX 法の大幅な質の向上が可能であることを実証することを目的とした。その結果、MACE-SELEX ...
❏単一分子間における電子伝導の計測法の開発と展開(23550103)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】西野 智昭 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80372415)
【キーワード】走査型トンネル顕微鏡 / 分子探針 / 相互作用 / 電子移動 / 分子エレクトロニクス (他7件)
【概要】本研究では,始めに,単一分子-単一分子間の電子移動を定量評価できる手法を開発した.これによって,単一の水素結合を介した電子移動を初めて定量し,共有結合を介した場合よりも抵抗が低く,有利な電子移動が生じることを見出した.その他,様々な化学的相互作用を介した単分子間における電子移動について系統的に検討し,新たな知見を多数明らかにした.また,応用研究として,上記計測法に基づくDNAのミスマッチ,メチル化...
❏光機能性DNAのナノサイエンス(17105005)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / 光機能性 / 電荷分離 / 電荷移動 / DNA光損傷 (他24件)
【概要】様々な光機能性クロモフォアを修飾したDNAを用いて、DNA内の光電荷分離、電荷移動機構を明らかにし、高効率・長寿命電荷分離を実現した。さらに、光機能性DNA分子ワイヤー、光エネルギー変換などの光電変換デバイスや、高効率DNA損傷法への展開を行い、DNA光ナノサイエンスの創製を試みた。 ...
【工学】総合工学:レーザーDNAを含む研究件
❏DNAナノ光電荷分離システムの構築(18750148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 光電荷分離 / 光エネルギー変換 / 電子移動 / レーザー (他9件)
【概要】我々はこれまで、光増感剤としてナフタルイミドを用いることによりDNA内電荷分離状態の生成に成功してきた。しかしながら、光照射により強い酸化力を有するナフタルイミドを用いた場合、無差別にすべての塩基を酸化してしまうため近接塩基上にホールが発生し素早い逆電子移動が起こり電荷分離収率は数パーセント程度にとどまった。また、ナフタルイミドを用いる場合では紫外光照射が必要であり、太陽光エネルギー変換への応用が...
❏光機能性DNAのナノサイエンス(17105005)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / 光機能性 / 電荷分離 / 電荷移動 / DNA光損傷 (他24件)
【概要】様々な光機能性クロモフォアを修飾したDNAを用いて、DNA内の光電荷分離、電荷移動機構を明らかにし、高効率・長寿命電荷分離を実現した。さらに、光機能性DNA分子ワイヤー、光エネルギー変換などの光電変換デバイスや、高効率DNA損傷法への展開を行い、DNA光ナノサイエンスの創製を試みた。 ...
【工学】総合工学:pHDNAを含む研究件
❏核酸が促進するK63型ポリユビキチン鎖形成の分子メカニズムと生物学的意義(17K19344)
【研究テーマ】分子生物学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】黒川 裕美子 国立遺伝学研究所, 新分野創造センター, 特任研究員 (10381633)
【キーワード】ubiquitin / K63 / DNA / RNA / 核酸 (他10件)
【概要】K63Ub鎖は、環境変化・刺激応答などによる標的タンパク質の機能変換の惹起だけでなく、鎖自体もシグナルとして機能することから、細胞内では迅速かつ正確な鎖形成の制御がなされていると考えられる。しかしK63Ub鎖の形成にはE2酵素Ubc13/Mms2複合体が必須であるが、伸長の分子メカニズムは未解明の部分が多い。我々はin vitroにおいて核酸(RNAやssDNA)がE3非依存的にK63Ub鎖形成を...
❏シリコン深溝ナノ構造で生じる溶液電界効果を用いた分子認識デバイスの研究(14750583)
【研究テーマ】材料加工・処理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】高井 まどか 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (40287975)
【キーワード】シリコン微細深溝加工 / 溶液電界効果 / 分子認識デバイス / 界面ゼータ電位 / 電気泳動 (他11件)
【概要】半導体製造プロセスを用いてシリコン基板に微細流路を形成し、微量試料溶液からの成分分析を行うマイクロ流体デバイスの創製を目的に研究を行った。昨年度までに、ナノメートルオーダーの深溝溝表面へ、絶縁性に優れた熱酸化膜の作製技術について検討を行った。,その結果、バイオ分子認識チップとして用いるに十分な耐圧特性が得られる絶縁膜としては、窒化膜が酸化膜より優れることが分かった。そこで今年度は、シリコン基板に、...
【工学】総合工学:マイクロ・ナノデバイスDNAを含む研究件
❏「その場」実験マイクロデバイスによるシングルセル・エピジェネティクス解析技術開発(25286035)
【研究テーマ】ナノマイクロシステム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小穴 英廣 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20314172)
【キーワード】ゲノム / DNA / マイクロ流体デバイス / バイオテクノロジー / マイクロ・ナノデバイス (他7件)
【概要】本研究において、我々は個々の細胞から染色体/クロマチンを単離し、エピゲノム解析するための新たな手法を開発した。即ち、顕微鏡下で細胞から染色体/クロマチンを断片化させずに単離し、溶液条件を制御することで染色体/クロマチンを解きほぐしてクロマチンファイバーとし、これを展開して直線状の形態を取らせる事のできるマイクロ流体デバイスを開発した。このマイクロデバイス内では、取り出した染色体/クロマチンに対する...
❏シングルセル解析を目指したゲノムDNA単分子操作・解析マイクロデバイス開発(22310080)
【研究テーマ】マイクロ・ナノデバイス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】小穴 英廣 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (20314172)
【キーワード】DNA / ゲノム / ナノバイオ / マイクロ / ナノデバイス (他8件)
【概要】本研究において、我々は個々の細胞からクロマチンファイバーを単離し、解析するための新たな手法を開発した。即ち、上記を実現するため、マイクロ流体デバイスおよびクロマチンファイバー操作技術を新たに開発した。ここで開発した手法は、個々の細胞中のクロマチンファイバーの後天的修飾について直接調べる手法への応用が期待される。 ...
❏生体高分子とMEMS加工の融合によるナノパターン自己創製技術(22246031)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】初澤 毅 東京工業大学, 精密工学研究所, 教授 (70272721)
【キーワード】マイクロ・ナノデバイス / バイオMEMS / DNA / ナノワイヤ / 位置決め (他8件)
【概要】遺伝情報物質であるDNAは,直径2nmの極小のナノメカ部品であり,自動整合・解離性など優れた特長を持っている.これを応用すると20nmと言われていた光学リソグラフィーの限界を超える次世代ナノ電子配線技術としての応用可能性が拓け,バイオチップ用センサや電子デバイス用ナノワイヤ等への産業応用が期待される.そこで本研究では,ナノ自動配線技術の基礎として,DNAを用いて実験的な検証を行い,所期の成果を得た...
【工学】総合工学:マイクロ流路DNAを含む研究件
❏迅速・高精度な組織切片in situ遺伝子定量分析法の開発(15K15199)
【研究テーマ】病態検査学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐藤 香枝 日本女子大学, 理学部, 准教授 (40373310)
【キーワード】遺伝子分析 / マイクロデバイス / DNA / マイクロ流路 / mRNA (他7件)
【概要】微量な試料を扱うマイクロデバイスとPadlock/RCAという特異的な細胞内遺伝子定量分析法を組み合わせた方法を開発した。直線型の流路では10uLの反応液が必要だったのに対し、円径の反応容器では導入量3.5 uLと微少量の反応液で増幅産物が得られた。さらに超音波により溶液を撹拌することで蛍光プローブを作用させる時間を5分まで短縮することが出来た。ヒト妊娠性絨毛癌BeWo細胞でがん遺伝子Krasの転...
❏マイクロ流体工学による人工細胞システムの時空間制御(24680033)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】瀧ノ上 正浩 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 講師 (20511249)
【キーワード】人工細胞 / 人工生命 / 非線形 / 非平衡 / マイクロ流体力学 (他11件)
【概要】近年,細胞サイズの小胞に遺伝子発現系を内包した人工細胞の研究が盛んに行われているが,ダイナミックな現象を取り出すまでには至っていない.本研究では,微小流体を自在に制御できるマイクロ流体工学を駆使し,人工細胞に物質・エネルギー的な非平衡性を与えることで,人工細胞内でのダイナミックな反応と人工細胞の自律運動を実現するための基礎技術の開発に成功した.本研究の成果により,今後,動的な人工細胞構築の発展が進...
❏ゲノムサイズ長鎖DNAの単一分子構造転移を中核とした自律的情報処理システム(21710119)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】瀧ノ上 正浩 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 講師 (20511249)
【キーワード】ナノバイオ / 非平衡 / 非線形 / DNA / マイクロ流路 (他7件)
【概要】マイクロ流体工学を応用し, DNAを含む生体高分子システムへの分子的な入出力が可能となるマイクロメートルサイズ(細胞サイズ)の微小反応系の構築に成功した.この技術により,自律的な情報処理に必須となる,溶液濃度のダイナミックな制御や,開放系の反応容器の構築ができることを示した. ...
【総合生物】生体分子化学:1分子検出DNAを含む研究件
❏過渡核酸塩基付加体による変異誘発メカニズムの解明(19K22256)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 変異原 / 1分子検出 / アルコール / アセトアルデヒド (他8件)
【概要】本研究では、発がん物質であるアルコールの摂取により過渡的に体内に生じる核酸付加体“N2-ethylidene-G (ethG)”の形成について知見を得ることを目的とした。PacBio社製の次世代シーケンサーRSII+を用いて、核酸の結合・解離過程を1分子追跡することにより、mMオーダーの比較的高濃度のアセトアルデヒド存在下におけるethGの生成の観測に成功した。ethGの生成を詳細に定量的に議論す...
❏DNA高次構造転移の1分子実時間観測(17H03088)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 高次構造 / 1分子検出 / 構造転移 / 速度 (他11件)
【概要】研究代表者がこれまで進めてきた、蛍光点滅現象(blinking)の理解・制御・活用に基づいた1分子レベル分析・診断法(Kinetic Analysis based on the Control of the fluorescence Blinking: KACB法)を発展させ、DNA高次構造転移の1分子観測法を確立した。酸化・還元反応によるblinkingの制御により、DNAのヘアピン、二本鎖、B...
【総合生物】生体分子化学:1分子計測(SDM)DNAを含む研究件
❏過渡核酸塩基付加体による変異誘発メカニズムの解明(19K22256)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 変異原 / 1分子検出 / アルコール / アセトアルデヒド (他8件)
【概要】本研究では、発がん物質であるアルコールの摂取により過渡的に体内に生じる核酸付加体“N2-ethylidene-G (ethG)”の形成について知見を得ることを目的とした。PacBio社製の次世代シーケンサーRSII+を用いて、核酸の結合・解離過程を1分子追跡することにより、mMオーダーの比較的高濃度のアセトアルデヒド存在下におけるethGの生成の観測に成功した。ethGの生成を詳細に定量的に議論す...
❏量子DNAシークエンサーを用いた修飾核酸塩基の1分子計測(19K22244)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】山東 信介 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (20346084)
【キーワード】量子シークエンサー / DNA / 配列解析 / 1分子計測 / 1分子計測
【概要】1. o-フェニレンジアミンと修飾核酸塩基5-formyl-dU(5-fdU)との酸化的環化反応で、5位benzimidazole構造をもつ5-BzImが定量的に形成されることを確認した。 2.5-BzImは金のフェルミ準位に近いHOMO軌道を持ち、dT、5-fdU、dGに比べて高いトンネル電流を示した。 3.金電極と官能基との相互作用に着目した。エチニル基、シアノ基、アミノ基を5位に持つ修飾dU...
❏DNA高次構造転移の1分子実時間観測(17H03088)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 高次構造 / 1分子検出 / 構造転移 / 速度 (他11件)
【概要】研究代表者がこれまで進めてきた、蛍光点滅現象(blinking)の理解・制御・活用に基づいた1分子レベル分析・診断法(Kinetic Analysis based on the Control of the fluorescence Blinking: KACB法)を発展させ、DNA高次構造転移の1分子観測法を確立した。酸化・還元反応によるblinkingの制御により、DNAのヘアピン、二本鎖、B...
【総合生物】生体分子化学:ヌクレオソームDNAを含む研究件
❏ミニ染色体モデルの化学合成と機能解析(19K22245)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】化学合成 / クロマチン / DNA / ヒストン / ペプチド (他10件)
【概要】(1)ミニ染色体モデルの化学合成…連結するDNAユニットの合成まで完成した。DNAユニット2種類あり、各々Widom601DNA配列を含めた。ユニットの末端は突出末端になっており、制限酵素に対応した配列を有する。 (2)ミニ染色体モデルに含まれる機能性ヒストンの化学合成…大気中でも安定な有機ルテニウム触媒を用いて、ワンポットで複数のペプチドを連結する方法を開発した。有機ルテニウム触媒は、従来のパラ...
❏スーパーヌクレオソーム構築による1細胞エピジェネティック修飾マッピング(18H03931)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】ヌクレオソーム / DNA / クロマチン / ヒストン / パラジウム (他14件)
【概要】(1)人工ヌクレオソームの化学的製造法の確立…有機金属錯体を用いた新たなペプチドライゲーション法を確立して、コアヒストン4種類(H2A, H2B, H3, H4)およびリンカーヒストンH1の合成を行った。 (2)スーパーヌクレオソームの創出…原子による細胞機能制御の本質を見抜くために、タンパク質修飾法を検討して、天然にはない機能を付与した「スーパーヌクレオソーム」を化学合成する方法を確立した。 ...
❏階層性をもつ複雑分子システムの集団運動の機構解明(21840051)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (40444450)
【キーワード】非線形力学 / 幾何学 / クラスター / DNA / 集団運動 (他18件)
【概要】本研究プロジェクトでは、高度な秩序構造を有する複雑分子システムの集団運動と機能発現の仕組みを、非線形力学と幾何学の観点から解き明かす研究を推進した。特に、原子・分子のクラスター(集合体)の構造変化の機構と速度過程を、分子内モード結合とエネルギー移動の観点から明らかにした。さらに、生物のDNAがもつユニークな弾性特性と、DNAの高次構造形成における右・左(キラリティ)の自発的選択のメカニズムの一端を...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:遺伝子デリバリーDNAを含む研究件
❏遺伝子ベクターとしてのブロック共重合体とDNAとの複合体形成の物理化学的特性解析(16680019)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】山崎 裕一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (00322678)
【キーワード】高分子ミセル / 遺伝子デリバリー / ブロック共重合体 / ナノカプセル / DNA (他7件)
【概要】本研究は、遺伝子ベクターとして設計されたブロック共重合体であるポリエチレングリコールーポリリシン(PEG-PLL)とプラスミドDNA(pDNA)の複合体形成に関する特性解析を目的とする。初年度に、AFMによる高次構造解析、滴定型等温熱分析装置(ITC)によるPEG-PLLのpDNAへの結合挙動解析の予備検討を行った。本年度はITCによる予備検討結果を詳細に解析するために、single set of...
❏温度応答性高分子キャリアーの遺伝子デリバリーシステムへの応用とその制御機構の解明(14780651)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】武田 直也 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (60338978)
【キーワード】遺伝子デリバリー / 温度応答性高分子 / DNA / 高分子キャリアー
【概要】温度に応答して相転移を起こすN-isopropylacrylamide(IPAAm)とカチオン性の3級アミノ基を有する2-(dimethylamino)ethyl methacrylate(DMAEMA)、さらに疎水的な分子であるbutylmethacrylate(BMA)の3つのユニットからなる直鎖状のrandom copolymer(IP-20D-10B、合成時のDMAEMAおよびBMAのモル...
❏遺伝子デリバリーのためのインテリジェント高分子ミセル型ナノカプセルの創製(14380391)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】片岡 一則 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00130245)
【キーワード】高分子ミセル / 遺伝子デリバリー / ブロック共重合体 / ナノカプセル / DNA (他7件)
【概要】本研究では、内核に遺伝子DNAを保持し、表層部に標的細胞による認識と取込みを促進させるパイロット分子を結合させた生体適合型高分子ミセルを創製し、新規遺伝子ベクターとしての有用性を検証した。高分子ミセルの構築には、ポリアニオンである遺伝子(プラスミドDNA)の性質に着目し、ポリカチオン連鎖を持つマルチ機能化ブロック共重合体との静電相互作用による会合体形成を活用した。すなわち親水性で生体適合性に優れ、...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:ポリエチレングリコール(PEG)DNAを含む研究件
❏遺伝子ベクターとしてのブロック共重合体とDNAとの複合体形成の物理化学的特性解析(16680019)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】山崎 裕一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (00322678)
【キーワード】高分子ミセル / 遺伝子デリバリー / ブロック共重合体 / ナノカプセル / DNA (他7件)
【概要】本研究は、遺伝子ベクターとして設計されたブロック共重合体であるポリエチレングリコールーポリリシン(PEG-PLL)とプラスミドDNA(pDNA)の複合体形成に関する特性解析を目的とする。初年度に、AFMによる高次構造解析、滴定型等温熱分析装置(ITC)によるPEG-PLLのpDNAへの結合挙動解析の予備検討を行った。本年度はITCによる予備検討結果を詳細に解析するために、single set of...
❏遺伝子デリバリーのためのインテリジェント高分子ミセル型ナノカプセルの創製(14380391)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】片岡 一則 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00130245)
【キーワード】高分子ミセル / 遺伝子デリバリー / ブロック共重合体 / ナノカプセル / DNA (他7件)
【概要】本研究では、内核に遺伝子DNAを保持し、表層部に標的細胞による認識と取込みを促進させるパイロット分子を結合させた生体適合型高分子ミセルを創製し、新規遺伝子ベクターとしての有用性を検証した。高分子ミセルの構築には、ポリアニオンである遺伝子(プラスミドDNA)の性質に着目し、ポリカチオン連鎖を持つマルチ機能化ブロック共重合体との静電相互作用による会合体形成を活用した。すなわち親水性で生体適合性に優れ、...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:光ピンセットDNAを含む研究件
❏タンパク質機能を融合した光駆動ナノバイオ加工ツールの実現とゲノム分子解剖への展開(23710145)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】寺尾 京平 香川大学, 工学部, 准教授 (80467448)
【キーワード】分子マニピュレーション / 分子加工 / DNA / 分子操作 / 光ピンセット (他10件)
【概要】本研究は、生体分子を加工するツールを開発し、新たなゲノム解析技術へ応用することを目指す。本研究期間を通じて、光駆動微小構造体作製技術の確立と、微小構造へのタンパク質の固定化に取り組んだ。その成果として、自家蛍光を調節可能な微細構造の作製法を開発し、蛍光顕微鏡下で視認性の高い操作を実現した。また、光駆動微小構造体の基礎的な操作特性の把握を行い、作製効率や、光トラップによる発生力について新たな知見を得...
❏オンチップ型ゲノムDNA単分子操作・解析デバイスを目指した要素技術研究(17310081)
【研究テーマ】マイクロ・ナノデバイス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小穴 英廣 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (20314172)
【キーワード】DNA / 単分子解析 / マイクロマニピュレーション / 光ピンセット / マイクロ流体デバイス (他9件)
【概要】本研究課題においては、(1)狙った一つの細胞からMbオーダー(mmオーダー)のゲノムDNAを断片化することなく単離する。(2)単離したDNAの高次構造を制御し、単分子解析が容易な形態にして解析を行う。(3)解析後のDNAに対し、鎖上での空間的位置情報を押さえた上で興味ある塩基配列部分を回収する。という実験操作を全て顕微鏡下で連続的に行えるマイクロ流体デバイス開発を目指した、要素技術の確立を目的とし...
❏染色体DNAの分子鎖内相分離と高次構造制御(14598002)
【研究テーマ】ポストゲノムのナノサイエンス
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】小穴 英廣 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (20314172)
【キーワード】DNA / 高次構造転移 / 分子内相分離 / 光ピンセット / 蛍光顕微鏡 (他6件)
【概要】DNA高次構造と生化学的活性の相関を、スペルミンの存在下でDNAが制限酵素によって切断されるかどうかを単分子レベルで調べる事により明らかにした。実験の結果、あるspermine濃度を境に、DNAが急激に制限酵素の切断を受けにくくなっていることが分かった。蛍光顕微鏡法を用いてspermine濃度に対するDNA分子の広がりを調べたところ、制限酵素の切断を受けにくくなるspermine濃度領域に対応して...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:ナノカプセルDNAを含む研究件
❏リポソームから組み上げる骨疾患治療用バイオマテリアルの開発(24800061)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2012-08-31 - 2014-03-31
【研究代表者】福井 有香 慶應義塾大学, 理工学部, 助教 (50635836)
【キーワード】リポソーム / ナノカプセル / 多糖 / DNA / リン酸カルシウム (他9件)
【概要】本研究では、骨疾患治療用バイオマテリアルの開発を目的とし、生体膜由来のベシクルであるリポソーム表面に多糖、DNAなどの生体由来高分子を交互に積層化し、さらにその表面へリン酸カルシウム(CaP)を析出することによって、有機・無機ハイブリッドリポナノカプセルを作製した。この際、反応条件を変化することにより、CaP結晶構造(結晶種、厚みなど)の調節を行い、ナノカプセルからの物質の放出とナノカプセルの骨組...
❏遺伝子ベクターとしてのブロック共重合体とDNAとの複合体形成の物理化学的特性解析(16680019)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】山崎 裕一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (00322678)
【キーワード】高分子ミセル / 遺伝子デリバリー / ブロック共重合体 / ナノカプセル / DNA (他7件)
【概要】本研究は、遺伝子ベクターとして設計されたブロック共重合体であるポリエチレングリコールーポリリシン(PEG-PLL)とプラスミドDNA(pDNA)の複合体形成に関する特性解析を目的とする。初年度に、AFMによる高次構造解析、滴定型等温熱分析装置(ITC)によるPEG-PLLのpDNAへの結合挙動解析の予備検討を行った。本年度はITCによる予備検討結果を詳細に解析するために、single set of...
❏遺伝子デリバリーのためのインテリジェント高分子ミセル型ナノカプセルの創製(14380391)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】片岡 一則 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00130245)
【キーワード】高分子ミセル / 遺伝子デリバリー / ブロック共重合体 / ナノカプセル / DNA (他7件)
【概要】本研究では、内核に遺伝子DNAを保持し、表層部に標的細胞による認識と取込みを促進させるパイロット分子を結合させた生体適合型高分子ミセルを創製し、新規遺伝子ベクターとしての有用性を検証した。高分子ミセルの構築には、ポリアニオンである遺伝子(プラスミドDNA)の性質に着目し、ポリカチオン連鎖を持つマルチ機能化ブロック共重合体との静電相互作用による会合体形成を活用した。すなわち親水性で生体適合性に優れ、...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:人工細胞DNAを含む研究件
❏マイクロ非平衡場の制御による細胞サイズ分子ロボットの動的自己組織化と自律運動(26280097)
【研究テーマ】知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】瀧ノ上 正浩 東京工業大学, 情報理工学院, 准教授 (20511249)
【キーワード】分子ロボット / 人工細胞 / DNAナノテクノロジー / マイクロマシン / 非平衡 (他10件)
【概要】本研究では,マイクロメートルスケールの非平衡場を構築・制御し,分子を時空間的・動的に自己組織化させ,非平衡場のエネルギーを利用して自律的に駆動する,「動的な細胞サイズ分子ロボットの創製と制御」を行うことを目的とした.研究の結果,細胞サイズ分子ロボットのための非対称複雑形状ゲル粒子の構築技術と動的自己組織化法の開発,化学反応によるゲル粒子の自律運動の実現に成功した.さらに,細胞やDNAを用いた細胞サ...
❏マイクロ流体工学による人工細胞システムの時空間制御(24680033)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】瀧ノ上 正浩 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 講師 (20511249)
【キーワード】人工細胞 / 人工生命 / 非線形 / 非平衡 / マイクロ流体力学 (他11件)
【概要】近年,細胞サイズの小胞に遺伝子発現系を内包した人工細胞の研究が盛んに行われているが,ダイナミックな現象を取り出すまでには至っていない.本研究では,微小流体を自在に制御できるマイクロ流体工学を駆使し,人工細胞に物質・エネルギー的な非平衡性を与えることで,人工細胞内でのダイナミックな反応と人工細胞の自律運動を実現するための基礎技術の開発に成功した.本研究の成果により,今後,動的な人工細胞構築の発展が進...
【総合生物】神経科学:1細胞DNAを含む研究件
❏「その場」実験マイクロデバイスによるシングルセル・エピジェネティクス解析技術開発(25286035)
【研究テーマ】ナノマイクロシステム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小穴 英廣 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20314172)
【キーワード】ゲノム / DNA / マイクロ流体デバイス / バイオテクノロジー / マイクロ・ナノデバイス (他7件)
【概要】本研究において、我々は個々の細胞から染色体/クロマチンを単離し、エピゲノム解析するための新たな手法を開発した。即ち、顕微鏡下で細胞から染色体/クロマチンを断片化させずに単離し、溶液条件を制御することで染色体/クロマチンを解きほぐしてクロマチンファイバーとし、これを展開して直線状の形態を取らせる事のできるマイクロ流体デバイスを開発した。このマイクロデバイス内では、取り出した染色体/クロマチンに対する...
❏単一細胞内DNA分子数の新規デジタルカウンティング手法の開発(24360344)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】竹山 春子 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60262234)
【キーワード】DNA / HIV / デジタルカウント / 一分子PCR / 単一細胞 (他8件)
【概要】本研究では、細胞中に含まれる低コピーのウイルスDNAをデジタル精密計測する技術を開発することを目的とした。このために、マイクロ流体デバイスで形成したピコリットル容量のマイクロドロップレットを用いてDNA分子を増幅・検出するシステムを開発した。本システムの応用として、HIV-1を模倣したレンチウイルス感染細胞をサンプルとし、感染後の細胞内でのウイルスDNAの動態を経時追跡した。 ...
【総合生物】神経科学:リボソームDNAを含む研究件
❏マイクロ流体工学による人工細胞システムの時空間制御(24680033)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】瀧ノ上 正浩 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 講師 (20511249)
【キーワード】人工細胞 / 人工生命 / 非線形 / 非平衡 / マイクロ流体力学 (他11件)
【概要】近年,細胞サイズの小胞に遺伝子発現系を内包した人工細胞の研究が盛んに行われているが,ダイナミックな現象を取り出すまでには至っていない.本研究では,微小流体を自在に制御できるマイクロ流体工学を駆使し,人工細胞に物質・エネルギー的な非平衡性を与えることで,人工細胞内でのダイナミックな反応と人工細胞の自律運動を実現するための基礎技術の開発に成功した.本研究の成果により,今後,動的な人工細胞構築の発展が進...
❏リポソームから組み上げる骨疾患治療用バイオマテリアルの開発(24800061)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2012-08-31 - 2014-03-31
【研究代表者】福井 有香 慶應義塾大学, 理工学部, 助教 (50635836)
【キーワード】リポソーム / ナノカプセル / 多糖 / DNA / リン酸カルシウム (他9件)
【概要】本研究では、骨疾患治療用バイオマテリアルの開発を目的とし、生体膜由来のベシクルであるリポソーム表面に多糖、DNAなどの生体由来高分子を交互に積層化し、さらにその表面へリン酸カルシウム(CaP)を析出することによって、有機・無機ハイブリッドリポナノカプセルを作製した。この際、反応条件を変化することにより、CaP結晶構造(結晶種、厚みなど)の調節を行い、ナノカプセルからの物質の放出とナノカプセルの骨組...
❏グリコウイルスとシグナル増幅プローブを用いる細胞内遺伝子マニピュレーション(16350087)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】青山 安宏 京都大学, 工学研究科, 教授 (00038093)
【キーワード】グリコウイルス / セラソーム / リボレギュレーター / 遺伝子運搬 / 遺伝子検出 (他19件)
【概要】1.グリコウイルスを用いる遺伝子運搬 50nm程度のウイルスサイズが細胞導入に最適であることを見出し、3つのガラクトース残基をもつグリコウイルスがこの目的に最適であることを明らかにした。 2.セラソームを用いる遺伝子運搬 表面をセラミック被覆したリポソーム(セラソーム)は核酸との結合に際し融合せず、ウイルスサイズを維持した優れた遺伝子キャリアであることを明らかにした。 3.リボレギュレーターを用い...
【総合生物】放射線生物学:クマムシDNAを含む研究件
❏高い放射線耐性を持つ動物クマムシの放射線防護メカニズムの解析(16H02951)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】國枝 武和 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10463879)
【キーワード】放射線 / クマムシ / DNA / 活性酸素種 / DNA防護 (他12件)
【概要】本研究課題では高い放射線耐性を示すクマムシに固有なDNA防護タンパク質Dsupについて、そのDNA防護メカニズムの解明を行った。その結果、Dsupタンパク質が活性酸素種からDNAを防護する活性を持ち、放射線への抵抗性の少なくとも一部は間接作用の遮蔽によることを示唆した。さらに、そのメカニズムはDNA傷害の修復促進ではなくストレス因子からのDNA防護であることを明瞭に示すとともに、それを可能にするD...
❏極限環境耐性動物クマムシの持つ高い放射線耐性を支える分子機構の解析(25281016)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】國枝 武和 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (10463879)
【キーワード】放射線耐性 / クマムシ / 緩歩動物 / DNA損傷 / DNA保護 (他11件)
【概要】クマムシは高い放射線耐性を持つ動物として知られるが、その耐性を可能にする分子基盤はまったく分かっていなかった。本研究課題では、クマムシのクロマチン分画から同定された新規タンパク質Dsupに着目し、同タンパク質がC末端側領域を介してDNAに直接結合し、動物細胞の核DNA全体と共局在することを示した。さらに、Dsupを導入したヒト培養細胞では、X線照射によるDNA傷害の発生が約半分に抑制され、放射線耐...
【農学】農芸化学:複合体DNAを含む研究件
❏分子複合体用結晶の実験室X腺光学系の開発と適用(10359003)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】箱嶋 敏雄 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (00164773)
【キーワード】X線 / 微小結晶 / 回折 / 蛋白質 / DNA (他12件)
【概要】実験室での生体高分子複合体用のX腺強度データ収集システムを構築した。本システムは、リガク(株)社製の回折計RAXIS-IVと微小焦点のX腺発生機FR-Cからなる。強2枚のイメージングプレートを用いて、度の読みとり時間は短縮するようになっている。X腺ビームはミラーで集光してある。本システムを用いて、蛋白質-DNA複合体、蛋白質-GTP複合体、蛋白質-蛋白質複合体のX腺強度データ収集と、それらの構造解...
❏分子複合体のX線解析による蛋白質の分子認識機構の研究(09308025)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】箱嶋 敏雄 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (00164773)
【キーワード】蛋白質 / DNA / 分子認識 / 構造生物学 / X線 (他11件)
【概要】本研究では、分子認識の厳密性と助長性という生物物理学の観点から、転写因子によるDNA認識、ならびにシグナル伝達蛋白質の分子認識に関して分子複合体結晶のX線結晶解析を主力とした構造生物学的研究を行った。転写系では、酵母由来のリン酸代謝系の転写因子PHO4、マウス由来のインターフェロン関連遺伝子の転写因子IRF-2、及び分裂酵母由来のbZIP型転写因子PaplのDNA複合体の構造をそれぞれ決定して、塩...
【農学】生産環境農学:インターカレーターDNAを含む研究件
❏ポストゲノム解析における人工遺伝子機能制御物質の分子設計と機能解析(12680599)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】戸嶋 一敦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60217502)
【キーワード】ポストゲノム / DNA / DNA切断 / 光 / インターカレーター (他12件)
【概要】ヒトゲノムプロジェクトの進展により、ヒトゲノムの完全解読が間近に迫っている。様々な疾病に遺伝子が関与していることが判明してきた現在、遺伝性疾患の原因となるDNAを標的とし、温和な条件下でDNAに相互作用する人工分子の開発は、遺伝子工学、分子生物学、さらには、医学、薬学などのさまざまな分野において極めて重要かつ興味深い研究課題である。本研究においてこれまでに、高い細胞膜透過性と高いDNA親和力を有す...
❏人工設計分子とDNAの超分子形成に基いた遺伝子機能制御(10780357)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】戸嶋 一敦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60217502)
【キーワード】DNA / DNA切断 / 超分子 / 2-フェニルキノリン / インターカレーター (他10件)
【概要】遺伝子DNAと特異的な相互作用を有し、遺伝子機能を制御する人工設計分子の開発は、ポストゲノム解析における新たな遺伝子産業創出において、極めて重要な研究課題である。本年度の研究において、金属種などの添加剤を必要とせず、特定波長の光を照射することで、温和な条件下、DNAを塩基選択的かつ効果的に切断する新たな人工DNA切断分子を開発した。すなわち、人工DNA切断分子として、糖-インターカーレター複合型人...
【農学】生産環境農学:分子機械DNAを含む研究件
❏超分子錯体化学に立脚したDNA分子機械素子の合理設計(21H02055)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】竹澤 悠典 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (70508598)
【キーワード】DNA / 超分子化学 / 核酸化学 / 金属錯体 / 分子機械
【概要】
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
❏DNAによる粒子位置決めをもちいたナノメカニズム創製技術(17360112)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】初澤 毅 東京工業大学, 精密工学研究所, 教授 (70272721)
【キーワード】DNA / ナノマシン / ナノバイオ / 分子機械
【概要】本研究では,生体情報物質であるDNAとバイオテクノロジーによりナノメカニズムを創製する手法の提案,実験的確認を行うことを主目的として,以下の項目に取り組んで成果を得た. 1.DNAによる周期構造創製技術:DNAは2重螺旋内の拡散配列が0.34nmピッチであるため,それ自身が非常に高い位置決め分解能を持つナノメカ部品として機能する.そこでナノメカ創製の手始めとして,ナノ粒子を標識したDNA断片をレゴ...
【農学】生産環境農学:抗細胞活性DNAを含む研究件
❏化学生物学に立脚した人工遺伝子機能制御物質の創製(15510180)
【研究テーマ】生物分子科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】戸嶋 一敦 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60217502)
【キーワード】DNA / 光切断 / アントラセン / バルジDNA / 糖 (他18件)
【概要】本研究課題において、以下の3つのことを達成した。1)DNA光切断分子の創製:アントラセンをDNAインターカレーター及びDNA光切断部位として、デオキシアミノ糖をDNAグルーブバインダーとして有する人工ハイブリッド分子を分子設計、化学合成し、これが、365nmの光照射下、DNAをグアニン選択的に切断することを見出した。さらに、ガン細胞に対する抗細胞活性を評価した結果、光照射選択的な抗細胞活性を示すこ...
❏ポストゲノム解析における人工遺伝子機能制御物質の分子設計と機能解析(12680599)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】戸嶋 一敦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60217502)
【キーワード】ポストゲノム / DNA / DNA切断 / 光 / インターカレーター (他12件)
【概要】ヒトゲノムプロジェクトの進展により、ヒトゲノムの完全解読が間近に迫っている。様々な疾病に遺伝子が関与していることが判明してきた現在、遺伝性疾患の原因となるDNAを標的とし、温和な条件下でDNAに相互作用する人工分子の開発は、遺伝子工学、分子生物学、さらには、医学、薬学などのさまざまな分野において極めて重要かつ興味深い研究課題である。本研究においてこれまでに、高い細胞膜透過性と高いDNA親和力を有す...
❏人工設計分子とDNAの超分子形成に基いた遺伝子機能制御(10780357)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】戸嶋 一敦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60217502)
【キーワード】DNA / DNA切断 / 超分子 / 2-フェニルキノリン / インターカレーター (他10件)
【概要】遺伝子DNAと特異的な相互作用を有し、遺伝子機能を制御する人工設計分子の開発は、ポストゲノム解析における新たな遺伝子産業創出において、極めて重要な研究課題である。本年度の研究において、金属種などの添加剤を必要とせず、特定波長の光を照射することで、温和な条件下、DNAを塩基選択的かつ効果的に切断する新たな人工DNA切断分子を開発した。すなわち、人工DNA切断分子として、糖-インターカーレター複合型人...
【農学】生産環境農学:ハイブリッド分子DNAを含む研究件
❏ポストゲノム解析における人工遺伝子機能制御物質の分子設計と機能解析(12680599)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】戸嶋 一敦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60217502)
【キーワード】ポストゲノム / DNA / DNA切断 / 光 / インターカレーター (他12件)
【概要】ヒトゲノムプロジェクトの進展により、ヒトゲノムの完全解読が間近に迫っている。様々な疾病に遺伝子が関与していることが判明してきた現在、遺伝性疾患の原因となるDNAを標的とし、温和な条件下でDNAに相互作用する人工分子の開発は、遺伝子工学、分子生物学、さらには、医学、薬学などのさまざまな分野において極めて重要かつ興味深い研究課題である。本研究においてこれまでに、高い細胞膜透過性と高いDNA親和力を有す...
❏人工設計分子とDNAの超分子形成に基いた遺伝子機能制御(10780357)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】戸嶋 一敦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60217502)
【キーワード】DNA / DNA切断 / 超分子 / 2-フェニルキノリン / インターカレーター (他10件)
【概要】遺伝子DNAと特異的な相互作用を有し、遺伝子機能を制御する人工設計分子の開発は、ポストゲノム解析における新たな遺伝子産業創出において、極めて重要な研究課題である。本年度の研究において、金属種などの添加剤を必要とせず、特定波長の光を照射することで、温和な条件下、DNAを塩基選択的かつ効果的に切断する新たな人工DNA切断分子を開発した。すなわち、人工DNA切断分子として、糖-インターカーレター複合型人...
【農学】社会経済農学:稲作DNAを含む研究件
❏稲作北限域における農耕化プロセスの研究(19H01334)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】上條 信彦 弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (90534040)
【キーワード】稲作 / 弥生時代 / 土器圧痕 / 東北 / 炭素・窒素同位体比分析 (他16件)
【概要】○研究実施計画ⅰについて: 遺跡出土イネの分析に適用できるマーカー開発を目的として,温帯・熱帯ジャポニカならびに日長反応に関わる遺伝子を対象とした分析を実施した。研究により、温帯・熱帯を識別可能なマーカーは開発困難であったが、日本の陸稲品種を温帯ジャポニカと分類しうるマーカーが開発できた。大阪府弥生文化博物館との共同研究に基づき、佐藤敏也資料炭化米塊のX線CT撮影を実施し、これを完了した。弘前市教...
❏冷温帯地域における稲作の歴史的展開(16H03503)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上條 信彦 弘前大学, 人文社会科学部, 准教授 (90534040)
【キーワード】稲作 / 弥生時代 / 北日本 / 土器圧痕 / プラント・オパール (他16件)
【概要】東日本を中心とする遺跡出土イネ種子の形態・DNA分析、炭素窒素安定同位体比分析を通じて品種の歴史的展開の時期や内容を明らかにした。また、稲作の導入期にあたる岩木山麓の弥生時代前半期の遺跡発掘調査を実施した。その結果、東北で最古の水田跡が見つかっている砂沢遺跡において微細土壌分析による水田の形成過程および集落の南限が明らかになった。また清水森西遺跡において弥生時代前期の砂沢遺跡と中期中葉の垂柳遺跡の...
【農学】森林圏科学:昆虫病原菌DNAを含む研究件
❏環境DNAを用いた森林葉食性昆虫の天敵微生物のモニタリング技術の開発(17H03826)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】鎌田 直人 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (90303255)
【キーワード】昆虫病原菌 / 土壌微生物 / 環境DNA / モニタリング / ブナアオシャチホコ (他18件)
【概要】最長35年間の長期にわたり密度変動を調査してきた東北地方の4地域(八甲田山・岩木山・八幡平・安比高原)のブナ林でブナアオシャチホコの幼虫の密度調査を引き続き行った。八幡平では2012-13年に執拗が目立つほどに密度が高くなったが、2014年には密度は減少し、その後は2017年まで減少を続け、その後、2018年には増加に転じた。。一方で、2006-2008年に大発生した八甲田山では、その後密度が低い...
❏葉食性昆虫の大発生に強い健全な森林生態系に関する研究(25292084)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】鎌田 直人 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (90303255)
【キーワード】葉食性昆虫 / 大発生 / 天敵 / 制御 / 昆虫病原菌 (他17件)
【概要】昆虫病原性糸状菌(以下、病原菌)は森林葉食性昆虫の大発生を制御するうえで重要な役割を果たしている。大発生時の病原菌による死亡率は、ブナアオシャチホコでは90%以上であったのに対し、カラマツハラアカハバチの大発生時には10%以下であった。後者の大発生時に有効に働く密度依存的な死亡要因は検出できなかった。サナギタケ, ボーベリア・バッシアナ, 赤きょう病, メタリジウム・アニソプリエに特異的なプライマ...
【農学】森林圏科学:昆虫病原性糸状菌DNAを含む研究件
❏環境DNAを用いた森林葉食性昆虫の天敵微生物のモニタリング技術の開発(17H03826)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】鎌田 直人 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (90303255)
【キーワード】昆虫病原菌 / 土壌微生物 / 環境DNA / モニタリング / ブナアオシャチホコ (他18件)
【概要】最長35年間の長期にわたり密度変動を調査してきた東北地方の4地域(八甲田山・岩木山・八幡平・安比高原)のブナ林でブナアオシャチホコの幼虫の密度調査を引き続き行った。八幡平では2012-13年に執拗が目立つほどに密度が高くなったが、2014年には密度は減少し、その後は2017年まで減少を続け、その後、2018年には増加に転じた。。一方で、2006-2008年に大発生した八甲田山では、その後密度が低い...
❏葉食性昆虫の大発生に強い健全な森林生態系に関する研究(25292084)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】鎌田 直人 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (90303255)
【キーワード】葉食性昆虫 / 大発生 / 天敵 / 制御 / 昆虫病原菌 (他17件)
【概要】昆虫病原性糸状菌(以下、病原菌)は森林葉食性昆虫の大発生を制御するうえで重要な役割を果たしている。大発生時の病原菌による死亡率は、ブナアオシャチホコでは90%以上であったのに対し、カラマツハラアカハバチの大発生時には10%以下であった。後者の大発生時に有効に働く密度依存的な死亡要因は検出できなかった。サナギタケ, ボーベリア・バッシアナ, 赤きょう病, メタリジウム・アニソプリエに特異的なプライマ...
【農学】森林圏科学:ブナアオシャチホコDNAを含む研究件
❏環境DNAを用いた森林葉食性昆虫の天敵微生物のモニタリング技術の開発(17H03826)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】鎌田 直人 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (90303255)
【キーワード】昆虫病原菌 / 土壌微生物 / 環境DNA / モニタリング / ブナアオシャチホコ (他18件)
【概要】最長35年間の長期にわたり密度変動を調査してきた東北地方の4地域(八甲田山・岩木山・八幡平・安比高原)のブナ林でブナアオシャチホコの幼虫の密度調査を引き続き行った。八幡平では2012-13年に執拗が目立つほどに密度が高くなったが、2014年には密度は減少し、その後は2017年まで減少を続け、その後、2018年には増加に転じた。。一方で、2006-2008年に大発生した八甲田山では、その後密度が低い...
❏葉食性昆虫の大発生に強い健全な森林生態系に関する研究(25292084)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】鎌田 直人 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (90303255)
【キーワード】葉食性昆虫 / 大発生 / 天敵 / 制御 / 昆虫病原菌 (他17件)
【概要】昆虫病原性糸状菌(以下、病原菌)は森林葉食性昆虫の大発生を制御するうえで重要な役割を果たしている。大発生時の病原菌による死亡率は、ブナアオシャチホコでは90%以上であったのに対し、カラマツハラアカハバチの大発生時には10%以下であった。後者の大発生時に有効に働く密度依存的な死亡要因は検出できなかった。サナギタケ, ボーベリア・バッシアナ, 赤きょう病, メタリジウム・アニソプリエに特異的なプライマ...
【農学】森林圏科学:qPCRDNAを含む研究件
❏環境DNAを用いた森林葉食性昆虫の天敵微生物のモニタリング技術の開発(17H03826)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】鎌田 直人 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (90303255)
【キーワード】昆虫病原菌 / 土壌微生物 / 環境DNA / モニタリング / ブナアオシャチホコ (他18件)
【概要】最長35年間の長期にわたり密度変動を調査してきた東北地方の4地域(八甲田山・岩木山・八幡平・安比高原)のブナ林でブナアオシャチホコの幼虫の密度調査を引き続き行った。八幡平では2012-13年に執拗が目立つほどに密度が高くなったが、2014年には密度は減少し、その後は2017年まで減少を続け、その後、2018年には増加に転じた。。一方で、2006-2008年に大発生した八甲田山では、その後密度が低い...
❏葉食性昆虫の大発生に強い健全な森林生態系に関する研究(25292084)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】鎌田 直人 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (90303255)
【キーワード】葉食性昆虫 / 大発生 / 天敵 / 制御 / 昆虫病原菌 (他17件)
【概要】昆虫病原性糸状菌(以下、病原菌)は森林葉食性昆虫の大発生を制御するうえで重要な役割を果たしている。大発生時の病原菌による死亡率は、ブナアオシャチホコでは90%以上であったのに対し、カラマツハラアカハバチの大発生時には10%以下であった。後者の大発生時に有効に働く密度依存的な死亡要因は検出できなかった。サナギタケ, ボーベリア・バッシアナ, 赤きょう病, メタリジウム・アニソプリエに特異的なプライマ...
【農学】森林圏科学:カラマツハラアカハバチDNAを含む研究件
❏環境DNAを用いた森林葉食性昆虫の天敵微生物のモニタリング技術の開発(17H03826)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】鎌田 直人 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (90303255)
【キーワード】昆虫病原菌 / 土壌微生物 / 環境DNA / モニタリング / ブナアオシャチホコ (他18件)
【概要】最長35年間の長期にわたり密度変動を調査してきた東北地方の4地域(八甲田山・岩木山・八幡平・安比高原)のブナ林でブナアオシャチホコの幼虫の密度調査を引き続き行った。八幡平では2012-13年に執拗が目立つほどに密度が高くなったが、2014年には密度は減少し、その後は2017年まで減少を続け、その後、2018年には増加に転じた。。一方で、2006-2008年に大発生した八甲田山では、その後密度が低い...
❏葉食性昆虫の大発生に強い健全な森林生態系に関する研究(25292084)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】鎌田 直人 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (90303255)
【キーワード】葉食性昆虫 / 大発生 / 天敵 / 制御 / 昆虫病原菌 (他17件)
【概要】昆虫病原性糸状菌(以下、病原菌)は森林葉食性昆虫の大発生を制御するうえで重要な役割を果たしている。大発生時の病原菌による死亡率は、ブナアオシャチホコでは90%以上であったのに対し、カラマツハラアカハバチの大発生時には10%以下であった。後者の大発生時に有効に働く密度依存的な死亡要因は検出できなかった。サナギタケ, ボーベリア・バッシアナ, 赤きょう病, メタリジウム・アニソプリエに特異的なプライマ...
【農学】森林圏科学:大発生DNAを含む研究件
❏環境DNAを用いた森林葉食性昆虫の天敵微生物のモニタリング技術の開発(17H03826)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】鎌田 直人 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (90303255)
【キーワード】昆虫病原菌 / 土壌微生物 / 環境DNA / モニタリング / ブナアオシャチホコ (他18件)
【概要】最長35年間の長期にわたり密度変動を調査してきた東北地方の4地域(八甲田山・岩木山・八幡平・安比高原)のブナ林でブナアオシャチホコの幼虫の密度調査を引き続き行った。八幡平では2012-13年に執拗が目立つほどに密度が高くなったが、2014年には密度は減少し、その後は2017年まで減少を続け、その後、2018年には増加に転じた。。一方で、2006-2008年に大発生した八甲田山では、その後密度が低い...
❏葉食性昆虫の大発生に強い健全な森林生態系に関する研究(25292084)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】鎌田 直人 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (90303255)
【キーワード】葉食性昆虫 / 大発生 / 天敵 / 制御 / 昆虫病原菌 (他17件)
【概要】昆虫病原性糸状菌(以下、病原菌)は森林葉食性昆虫の大発生を制御するうえで重要な役割を果たしている。大発生時の病原菌による死亡率は、ブナアオシャチホコでは90%以上であったのに対し、カラマツハラアカハバチの大発生時には10%以下であった。後者の大発生時に有効に働く密度依存的な死亡要因は検出できなかった。サナギタケ, ボーベリア・バッシアナ, 赤きょう病, メタリジウム・アニソプリエに特異的なプライマ...
【農学】森林圏科学:葉食性昆虫DNAを含む研究件
❏環境DNAを用いた森林葉食性昆虫の天敵微生物のモニタリング技術の開発(17H03826)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】鎌田 直人 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (90303255)
【キーワード】昆虫病原菌 / 土壌微生物 / 環境DNA / モニタリング / ブナアオシャチホコ (他18件)
【概要】最長35年間の長期にわたり密度変動を調査してきた東北地方の4地域(八甲田山・岩木山・八幡平・安比高原)のブナ林でブナアオシャチホコの幼虫の密度調査を引き続き行った。八幡平では2012-13年に執拗が目立つほどに密度が高くなったが、2014年には密度は減少し、その後は2017年まで減少を続け、その後、2018年には増加に転じた。。一方で、2006-2008年に大発生した八甲田山では、その後密度が低い...
❏葉食性昆虫の大発生に強い健全な森林生態系に関する研究(25292084)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】鎌田 直人 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (90303255)
【キーワード】葉食性昆虫 / 大発生 / 天敵 / 制御 / 昆虫病原菌 (他17件)
【概要】昆虫病原性糸状菌(以下、病原菌)は森林葉食性昆虫の大発生を制御するうえで重要な役割を果たしている。大発生時の病原菌による死亡率は、ブナアオシャチホコでは90%以上であったのに対し、カラマツハラアカハバチの大発生時には10%以下であった。後者の大発生時に有効に働く密度依存的な死亡要因は検出できなかった。サナギタケ, ボーベリア・バッシアナ, 赤きょう病, メタリジウム・アニソプリエに特異的なプライマ...
【農学】森林圏科学:DNAを含む研究件
❏化学生物学に立脚した人工遺伝子機能制御物質の創製(15510180)
【研究テーマ】生物分子科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】戸嶋 一敦 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60217502)
【キーワード】DNA / 光切断 / アントラセン / バルジDNA / 糖 (他18件)
【概要】本研究課題において、以下の3つのことを達成した。1)DNA光切断分子の創製:アントラセンをDNAインターカレーター及びDNA光切断部位として、デオキシアミノ糖をDNAグルーブバインダーとして有する人工ハイブリッド分子を分子設計、化学合成し、これが、365nmの光照射下、DNAをグアニン選択的に切断することを見出した。さらに、ガン細胞に対する抗細胞活性を評価した結果、光照射選択的な抗細胞活性を示すこ...
❏ポストゲノム解析における人工遺伝子機能制御物質の分子設計と機能解析(12680599)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】戸嶋 一敦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60217502)
【キーワード】ポストゲノム / DNA / DNA切断 / 光 / インターカレーター (他12件)
【概要】ヒトゲノムプロジェクトの進展により、ヒトゲノムの完全解読が間近に迫っている。様々な疾病に遺伝子が関与していることが判明してきた現在、遺伝性疾患の原因となるDNAを標的とし、温和な条件下でDNAに相互作用する人工分子の開発は、遺伝子工学、分子生物学、さらには、医学、薬学などのさまざまな分野において極めて重要かつ興味深い研究課題である。本研究においてこれまでに、高い細胞膜透過性と高いDNA親和力を有す...
❏人工設計分子とDNAの超分子形成に基いた遺伝子機能制御(10780357)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】戸嶋 一敦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60217502)
【キーワード】DNA / DNA切断 / 超分子 / 2-フェニルキノリン / インターカレーター (他10件)
【概要】遺伝子DNAと特異的な相互作用を有し、遺伝子機能を制御する人工設計分子の開発は、ポストゲノム解析における新たな遺伝子産業創出において、極めて重要な研究課題である。本年度の研究において、金属種などの添加剤を必要とせず、特定波長の光を照射することで、温和な条件下、DNAを塩基選択的かつ効果的に切断する新たな人工DNA切断分子を開発した。すなわち、人工DNA切断分子として、糖-インターカーレター複合型人...
【農学】水圏応用科学:温暖化DNAを含む研究件
❏東シナ海流れ藻の起源とFate(22255010)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小松 輝久 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60215390)
【キーワード】東シナ海 / 流れ藻 / アカモク / モジャコ / ホンダワラ (他22件)
【概要】東シナ海では、流れ藻はサンマ等の産卵基質、ブリ等の稚魚の生息場となっている。研究船による2010-2012年の各2-3月に流れ藻の目視・採集調査を行い、流れ藻がアカモクというホンダワラ科海藻のみによって構成されていること、黒潮前線から西の大陸棚上に主に分布することを明らかにした。東シナ海沿岸のアカモクの分布を、中国、台湾、韓国の研究者と調べ、アカモクの遺伝子情報を蓄積し、出版した。流れ藻の食物連鎖...
❏地球温暖化に伴う温帯・北方系樹種の生態遺伝育種に関する研究(04304018)
【研究テーマ】林学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】井出 雄二 (1994) 東京大学, 農学部(林), 助教授 (90213024)
【キーワード】地球温暖化 / 北方林 / 温帯林 / 遺伝的変異 / 種特性 (他18件)
【概要】本研究では、地球温暖化に伴う気候帯移動による、温帯林・北方林の森林植生変化の影響を明らかにし、生態系維持の方策を検討することを目的として、その構成樹種の生理・生態・遺伝的特性を明らかにし、遺伝子資源や系統の保全ならびに温暖化抑制のための適正樹種の育種等について検討した。マツ科、カバノキ科、ブナ科の樹種を対象に、(1)遺伝子資源の保全、(2)生理生態的にみた遺伝子変異幅の把握、(3)個体群統計学的解...
【農学】水圏応用科学:環境DNADNAを含む研究件
❏環境DNAを用いた森林葉食性昆虫の天敵微生物のモニタリング技術の開発(17H03826)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】鎌田 直人 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (90303255)
【キーワード】昆虫病原菌 / 土壌微生物 / 環境DNA / モニタリング / ブナアオシャチホコ (他18件)
【概要】最長35年間の長期にわたり密度変動を調査してきた東北地方の4地域(八甲田山・岩木山・八幡平・安比高原)のブナ林でブナアオシャチホコの幼虫の密度調査を引き続き行った。八幡平では2012-13年に執拗が目立つほどに密度が高くなったが、2014年には密度は減少し、その後は2017年まで減少を続け、その後、2018年には増加に転じた。。一方で、2006-2008年に大発生した八甲田山では、その後密度が低い...
❏年縞堆積物DNAによる景観復元の探求(17K18537)
【研究テーマ】地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】山田 和芳 ふじのくに地球環境史ミュージアム, 学芸課, 教授 (60508167)
【キーワード】年縞 / 藻琴湖 / 浜名湖 / 古DNA / 環境DNA (他9件)
【概要】本研究は、国内の年縞堆積物を対象として環境DNA分析を実施して、化学成分や微化石から復元できない動植物相や人間活動履歴情報を網羅的に把握することができるのか、その検証を世界ではじめて試みた。そのために、気候変動や文化人類学的に景観の異なる北海道藻琴湖および、静岡県浜名湖に堆積する完新世の湖底堆積物を対象として、環境DNA分析の解析手法を援用して、景観を構成する生物相や人間活動履歴を時系列変化として...
【医歯薬学】基礎医学:分子モーターDNAを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
【医歯薬学】基礎医学:DNA切断DNAを含む研究件
❏ポストゲノム解析における人工遺伝子機能制御物質の分子設計と機能解析(12680599)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】戸嶋 一敦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60217502)
【キーワード】ポストゲノム / DNA / DNA切断 / 光 / インターカレーター (他12件)
【概要】ヒトゲノムプロジェクトの進展により、ヒトゲノムの完全解読が間近に迫っている。様々な疾病に遺伝子が関与していることが判明してきた現在、遺伝性疾患の原因となるDNAを標的とし、温和な条件下でDNAに相互作用する人工分子の開発は、遺伝子工学、分子生物学、さらには、医学、薬学などのさまざまな分野において極めて重要かつ興味深い研究課題である。本研究においてこれまでに、高い細胞膜透過性と高いDNA親和力を有す...
❏人工設計分子とDNAの超分子形成に基いた遺伝子機能制御(10780357)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】戸嶋 一敦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60217502)
【キーワード】DNA / DNA切断 / 超分子 / 2-フェニルキノリン / インターカレーター (他10件)
【概要】遺伝子DNAと特異的な相互作用を有し、遺伝子機能を制御する人工設計分子の開発は、ポストゲノム解析における新たな遺伝子産業創出において、極めて重要な研究課題である。本年度の研究において、金属種などの添加剤を必要とせず、特定波長の光を照射することで、温和な条件下、DNAを塩基選択的かつ効果的に切断する新たな人工DNA切断分子を開発した。すなわち、人工DNA切断分子として、糖-インターカーレター複合型人...
【医歯薬学】内科系臨床医学:耐性DNAを含む研究件
❏高い放射線耐性を持つ動物クマムシの放射線防護メカニズムの解析(16H02951)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】國枝 武和 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10463879)
【キーワード】放射線 / クマムシ / DNA / 活性酸素種 / DNA防護 (他12件)
【概要】本研究課題では高い放射線耐性を示すクマムシに固有なDNA防護タンパク質Dsupについて、そのDNA防護メカニズムの解明を行った。その結果、Dsupタンパク質が活性酸素種からDNAを防護する活性を持ち、放射線への抵抗性の少なくとも一部は間接作用の遮蔽によることを示唆した。さらに、そのメカニズムはDNA傷害の修復促進ではなくストレス因子からのDNA防護であることを明瞭に示すとともに、それを可能にするD...
❏極限環境耐性動物クマムシの持つ高い放射線耐性を支える分子機構の解析(25281016)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】國枝 武和 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (10463879)
【キーワード】放射線耐性 / クマムシ / 緩歩動物 / DNA損傷 / DNA保護 (他11件)
【概要】クマムシは高い放射線耐性を持つ動物として知られるが、その耐性を可能にする分子基盤はまったく分かっていなかった。本研究課題では、クマムシのクロマチン分画から同定された新規タンパク質Dsupに着目し、同タンパク質がC末端側領域を介してDNAに直接結合し、動物細胞の核DNA全体と共局在することを示した。さらに、Dsupを導入したヒト培養細胞では、X線照射によるDNA傷害の発生が約半分に抑制され、放射線耐...
【医歯薬学】外科系臨床医学:放射線耐性DNAを含む研究件
❏高い放射線耐性を持つ動物クマムシの放射線防護メカニズムの解析(16H02951)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】國枝 武和 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10463879)
【キーワード】放射線 / クマムシ / DNA / 活性酸素種 / DNA防護 (他12件)
【概要】本研究課題では高い放射線耐性を示すクマムシに固有なDNA防護タンパク質Dsupについて、そのDNA防護メカニズムの解明を行った。その結果、Dsupタンパク質が活性酸素種からDNAを防護する活性を持ち、放射線への抵抗性の少なくとも一部は間接作用の遮蔽によることを示唆した。さらに、そのメカニズムはDNA傷害の修復促進ではなくストレス因子からのDNA防護であることを明瞭に示すとともに、それを可能にするD...
❏極限環境耐性動物クマムシの持つ高い放射線耐性を支える分子機構の解析(25281016)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】國枝 武和 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (10463879)
【キーワード】放射線耐性 / クマムシ / 緩歩動物 / DNA損傷 / DNA保護 (他11件)
【概要】クマムシは高い放射線耐性を持つ動物として知られるが、その耐性を可能にする分子基盤はまったく分かっていなかった。本研究課題では、クマムシのクロマチン分画から同定された新規タンパク質Dsupに着目し、同タンパク質がC末端側領域を介してDNAに直接結合し、動物細胞の核DNA全体と共局在することを示した。さらに、Dsupを導入したヒト培養細胞では、X線照射によるDNA傷害の発生が約半分に抑制され、放射線耐...
【医歯薬学】外科系臨床医学:クロマチンDNAを含む研究件
❏ミニ染色体モデルの化学合成と機能解析(19K22245)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】化学合成 / クロマチン / DNA / ヒストン / ペプチド (他10件)
【概要】(1)ミニ染色体モデルの化学合成…連結するDNAユニットの合成まで完成した。DNAユニット2種類あり、各々Widom601DNA配列を含めた。ユニットの末端は突出末端になっており、制限酵素に対応した配列を有する。 (2)ミニ染色体モデルに含まれる機能性ヒストンの化学合成…大気中でも安定な有機ルテニウム触媒を用いて、ワンポットで複数のペプチドを連結する方法を開発した。有機ルテニウム触媒は、従来のパラ...
❏スーパーヌクレオソーム構築による1細胞エピジェネティック修飾マッピング(18H03931)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】ヌクレオソーム / DNA / クロマチン / ヒストン / パラジウム (他14件)
【概要】(1)人工ヌクレオソームの化学的製造法の確立…有機金属錯体を用いた新たなペプチドライゲーション法を確立して、コアヒストン4種類(H2A, H2B, H3, H4)およびリンカーヒストンH1の合成を行った。 (2)スーパーヌクレオソームの創出…原子による細胞機能制御の本質を見抜くために、タンパク質修飾法を検討して、天然にはない機能を付与した「スーパーヌクレオソーム」を化学合成する方法を確立した。 ...
❏極限環境耐性動物クマムシの持つ高い放射線耐性を支える分子機構の解析(25281016)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】國枝 武和 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (10463879)
【キーワード】放射線耐性 / クマムシ / 緩歩動物 / DNA損傷 / DNA保護 (他11件)
【概要】クマムシは高い放射線耐性を持つ動物として知られるが、その耐性を可能にする分子基盤はまったく分かっていなかった。本研究課題では、クマムシのクロマチン分画から同定された新規タンパク質Dsupに着目し、同タンパク質がC末端側領域を介してDNAに直接結合し、動物細胞の核DNA全体と共局在することを示した。さらに、Dsupを導入したヒト培養細胞では、X線照射によるDNA傷害の発生が約半分に抑制され、放射線耐...
【医歯薬学】外科系臨床医学:緑色蛍光タンパク質(GFP)DNAを含む研究件
❏緑色蛍光タンパク質のクロモフォアを基本骨格に用いたマルチカラー蛍光核酸 の開発(25810094)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】金森 功吏 東京工業大学, 生命理工学研究科, 助教 (90633446)
【キーワード】蛍光核酸 / 三重鎖DNA / RNA / 緑色蛍光タンパク質 / GFP (他9件)
【概要】本研究では、生体内で機能する複数のRNAの同時検出を可能にする、マルチカラー蛍光核酸プローブの開発を目指した。本研究では、蛍光核酸プローブを効率的にマルチカラー化するために、すでに複数色の誘導体が知られている緑色蛍光タンパク質(GFP)の核をなす蛍光色素を用いた。さらに、この色素を標的核酸との結合に伴って光らせるため、起案者らが過去に開発したDNA三重鎖形成に基づく蛍光検出系を応用した。 その結果...
❏DNAの精密分子認識能を用いた論理演算システム(23550197)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2016-03-31
【研究代表者】野島 高彦 北里大学, 一般教育部, 准教授 (00291930)
【キーワード】DNA / PCR / 論理ゲート / GFP / 無細胞翻訳系 (他8件)
【概要】PCRにおけるプライマーの添加を化学的な入力信号に,鋳型DNAの増幅反応の有無を出力信号に見立てたDNAに基づく論理演算システムの構築に取り組んだ.鋳型DNA内の増幅領域には緑色蛍光蛋白質(GFP)の遺伝子をコードさせておくことにより,無細胞蛋白質合成系を用いて翻訳反応を行わせた結果を蛍光で確認することができる構成とした.プライマーおよび鋳型DNA内のプライマー会合領域の配列を適切に設計し,さらに...
❏プロテオミクス基盤技術としてのオンチップ無細胞遺伝子工学創成(20550148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】野島 高彦 北里大学, 一般教育部, 講師 (00291930)
【キーワード】DNA / GFP / PCR / キャピラリー電気泳動 / タンパク質 (他23件)
【概要】酵素的なDNA 増幅反応と,増幅されたDNAをオンチップ電気泳動で分離する手段を組み合わせることにより,遺伝情報の発現に必要な配列をコードしたDNAの組換え,組み替えられた目的DNAの選別,DNAからmRNAへの転写,mRNAからタンパク質への翻訳,翻訳されたタンパク質の検出までの一連の流れを,細胞の助けを借りることなく達成する手法を開発した. ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:超分子DNAを含む研究件
❏金属配位型人工DNAを用いる金属イオンの空間配列制御(12440185)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】塩谷 光彦 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60187333)
【キーワード】DNA / 金属錯体 / 核酸塩基 / 遺伝子 / ヌクレオシド (他10件)
【概要】本研究は、天然DNAの塩基対形成のドライビングフォースである水素結合を、金属配位結合に置き換えた人工DNAを創製し、遺伝子発現制御や機能性分子構築に展開することを目的とした。本年度は、二座配位子であるヒドロキシピリドンを核酸塩基としてもつ人工ヌクレオシドを数工程で合成し、それらが銅(II)イオンにより塩基対を形成することをESI-TOF型質量分析および吸収スペクトル法により確認した。これらの塩基対...
❏DNA主溝結合分子の探索(11780415)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】磯部 寛之 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30302805)
【キーワード】フラーレン / DNA / DNA結合分子 / 遺伝子導入試薬 / 超分子 (他8件)
【概要】本研究では,デオギシリボ核酸(DNA)二重鎖に結合する有機分子の開発・探索を行うべく,新たな合成手法の開発に基づいたDNA結合分子の開発・探索を行うことを目的としている.本年度は1)これまでに設計・合成したDNA結合フラーレンの機能探索および2)DNA結合小分子の設計・合成を行った. 前年度までに設計・合成したDNA結合フラーレンについては新たにDNAの凝縮を誘起することを見いだしている.今年度は...
❏人工設計分子とDNAの超分子形成に基いた遺伝子機能制御(10780357)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】戸嶋 一敦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60217502)
【キーワード】DNA / DNA切断 / 超分子 / 2-フェニルキノリン / インターカレーター (他10件)
【概要】遺伝子DNAと特異的な相互作用を有し、遺伝子機能を制御する人工設計分子の開発は、ポストゲノム解析における新たな遺伝子産業創出において、極めて重要な研究課題である。本年度の研究において、金属種などの添加剤を必要とせず、特定波長の光を照射することで、温和な条件下、DNAを塩基選択的かつ効果的に切断する新たな人工DNA切断分子を開発した。すなわち、人工DNA切断分子として、糖-インターカーレター複合型人...
【医歯薬学】外科系臨床医学:ナノマシンDNAを含む研究件
❏DNA機能化マイクロゲル構造体によるセルフアセンブリ(22651049)
【研究テーマ】マイクロ・ナノデバイス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】尾上 弘晃 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (30548681)
【キーワード】マイクロナノデバイス / Self-assembly / DNA / ハイドロゲル / ソフトマテリアル (他10件)
【概要】遠心機による高重力環境下において,マイクロハイドロゲル構造体の作製法を開発した.そのマイクロハイドロゲル構造体を利用して,(1)表面の分子修飾可能なオイルフリーなゲル表面の維持,(2)マルチバレル管を利用することでのハイドロゲル構造体の異方化・内部区画化,(3)磁気ナノビーズと細胞の同時封入によるゲル構造体の機能化,(4)外部磁場に応答することによるゲル構造体のマイクロセルフアセンブリ,を達成した...
❏DNAによる粒子位置決めをもちいたナノメカニズム創製技術(17360112)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】初澤 毅 東京工業大学, 精密工学研究所, 教授 (70272721)
【キーワード】DNA / ナノマシン / ナノバイオ / 分子機械
【概要】本研究では,生体情報物質であるDNAとバイオテクノロジーによりナノメカニズムを創製する手法の提案,実験的確認を行うことを主目的として,以下の項目に取り組んで成果を得た. 1.DNAによる周期構造創製技術:DNAは2重螺旋内の拡散配列が0.34nmピッチであるため,それ自身が非常に高い位置決め分解能を持つナノメカ部品として機能する.そこでナノメカ創製の手始めとして,ナノ粒子を標識したDNA断片をレゴ...
❏光の放射圧を利用したナノアクチュエーターの開発(13305018)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】三澤 弘明 北海道大学, 電子科学研究所, 教授 (30253230)
【キーワード】ナノマシン / ナノアクチュエーター / 光マニピュレーション / DNA / 金コロイド (他6件)
【概要】本申請研究ではDNA鎖の物性物理を明らかにするとともに,DNA鎖を用いたナノアクチュエーターの開発を行った。 1.光の放射圧を駆動力としてDNA鎖を伸縮させるためには,基板上へ固定化したDNA鎖の末端に金コロイドを修飾する必要がある。金コロイドおよび金薄膜に対するDNA分子の接着はビオチン/ストレプトアビジンの抗原抗体反応,およびチオール基を利用した化学結合により行い,金薄膜上における金コロイド修...
【医歯薬学】外科系臨床医学:TLRDNAを含む研究件
❏炎症・自己免疫疾患の発症・増悪を惹起する内在性RNA複合体の解析(18K08406)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】根岸 英雄 東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (60514297)
【キーワード】RNA / 核酸 / DNA / DAMPs / 自己免疫 (他10件)
【概要】免疫応答の活性化作用を有する内在性のRNAについて解析を行い、RNAを中心とした内在性の核酸の放出、放出された核酸への応答、それらを引き起こす物質について多くの知見が得られ、さらに、それらの重要性を示唆する知見が疾患モデルマウスやヒトサンプルから得られた。また、 一連の研究を通して、細胞外に放出された核酸を解析する解析系の構築が推進された。 ...
❏核酸をベースとしたワクチン免疫源性誘導メカニズムの解明(19390139)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】石井 健 大阪大学, 微生物病研究所, 准教授 (00448086)
【キーワード】ワクチン / アジュバント / DNA / TLR / 樹状細胞 (他7件)
【概要】本研究はDNAワクチンなどの核酸をベースとした免疫療法において、今まで知られていたTLR9を介したDNAの自然免疫反応やその後の獲得免疫などを含めた生体の防御反応にと比較して各々がどのような役割を担っているかを解明することを目的としている。 ワクチンの効果にはアジュバントになる分子または因子が必須であることが知られている。DNA ワクチンに関しては、プラスミドに存在するCpGモチーフという特殊なD...
【医歯薬学】外科系臨床医学:ナノバイオDNAを含む研究件
❏ナノ粒子・生体分子のアクティブナノポア通過制御(16K13645)
【研究テーマ】ナノバイオサイエンス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】斎木 敏治 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (70261196)
【キーワード】バイオセンシング / ナノポア / 相変化材料 / DNA / 金ナノ粒子 (他9件)
【概要】ナノポア技術への期待はシーケンサ応用にとどまらず、分子・粒子識別、タンパク分子解析や細胞観察・遺伝子導入などに広がりつつある。本研究では、固体ナノポアに対してアクティブな制御機能を具備させることを目的とした。ナノポアを相変化材料で被覆し、結晶相・アモルファス相間の大きな光学的コントラストを利用することによって、ナノポア近傍に生じる対流、熱泳動を制御し、DNAやナノ粒子のナノポア通過過程のスイッチン...
❏シングルセル解析を目指したゲノムDNA単分子操作・解析マイクロデバイス開発(22310080)
【研究テーマ】マイクロ・ナノデバイス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】小穴 英廣 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (20314172)
【キーワード】DNA / ゲノム / ナノバイオ / マイクロ / ナノデバイス (他8件)
【概要】本研究において、我々は個々の細胞からクロマチンファイバーを単離し、解析するための新たな手法を開発した。即ち、上記を実現するため、マイクロ流体デバイスおよびクロマチンファイバー操作技術を新たに開発した。ここで開発した手法は、個々の細胞中のクロマチンファイバーの後天的修飾について直接調べる手法への応用が期待される。 ...
❏ゲノムサイズ長鎖DNAの単一分子構造転移を中核とした自律的情報処理システム(21710119)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】瀧ノ上 正浩 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 講師 (20511249)
【キーワード】ナノバイオ / 非平衡 / 非線形 / DNA / マイクロ流路 (他7件)
【概要】マイクロ流体工学を応用し, DNAを含む生体高分子システムへの分子的な入出力が可能となるマイクロメートルサイズ(細胞サイズ)の微小反応系の構築に成功した.この技術により,自律的な情報処理に必須となる,溶液濃度のダイナミックな制御や,開放系の反応容器の構築ができることを示した. ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:染色体DNAを含む研究件
❏ミニ染色体モデルの化学合成と機能解析(19K22245)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】化学合成 / クロマチン / DNA / ヒストン / ペプチド (他10件)
【概要】(1)ミニ染色体モデルの化学合成…連結するDNAユニットの合成まで完成した。DNAユニット2種類あり、各々Widom601DNA配列を含めた。ユニットの末端は突出末端になっており、制限酵素に対応した配列を有する。 (2)ミニ染色体モデルに含まれる機能性ヒストンの化学合成…大気中でも安定な有機ルテニウム触媒を用いて、ワンポットで複数のペプチドを連結する方法を開発した。有機ルテニウム触媒は、従来のパラ...
❏著しい種内倍数性を示すオトコエシ(オミナエシ科)に関する系統地理学的解析(25440203)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】池田 博 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (30299177)
【キーワード】系統地理 / 倍数性 / オトコエシ / オトコオミナエシ / 生物地理 (他7件)
【概要】著しい種内倍数性を示すオミナエシ科オトコエシについて、細胞学的、系統地理学的解析を行った。日本および韓国で収集した試料を解析した結果、2倍体 (2n=22)から12倍体 (2n=132) まで連続した倍数体系列が認められ、遺伝的には 1) 九州西部から韓国に分布する系統 (2n=22)、2) 北海道から滋賀県まで分布する東日本系統 (2n=44)、3) 近畿地方から九州まで分布する西日本系統 (2...
❏染色体のマイクロサージェリーの研究(11450103)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】鷲津 正夫 京都大学, 工学研究科, 教授 (10201162)
【キーワード】染色体 / DNA / マイクロサージェリー / 誘電泳動 / レーザーマニピュレーション (他11件)
【概要】本研究は,基板の微細構造を創成するマイクロマシーニングの手法と工具の物理的マニピュレーションの手法を組み合わせることにより,染色体を展延してその構造や特定の遺伝子のDNA上での位置を解析し,さらに任意の位置での遺伝子の切除・改変を行う技術(染色体のマイクロサージェリー)を開発することを目的とした。その結果,次の成果が得られた。1)動植物などの高等生物の細胞分裂期に現れるX字型の染色体からDNAを巻...
【医歯薬学】社会医学:mRNADNAを含む研究件
❏トリアゾール連結型アミノアシルtRNAによるアミノ酸導入技術革新(16K05836)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】藤野 智子 東京大学, 物性研究所, 助教 (70463768)
【キーワード】トリアゾール / RNA / クリック化学 / mRNA / duplex (他16件)
【概要】核酸伸長反応に高効率なクリック化学を活用したトリアゾール連結核酸の高効率合成法を開発し,その生命科学における機能展開を実現した.当初予定していたRNAとアミノ酸とのクリック連結法を探索するなかで,DNA末端へのアジド化とそのクリック連結法を開発し,これが次世代DNAの鋳型DNA調整に活用可能であることに注目して簡便鋳型合成法を実現した.さらに,当初の合成標的であった修飾tRNAから,全く開拓例がな...
❏迅速・高精度な組織切片in situ遺伝子定量分析法の開発(15K15199)
【研究テーマ】病態検査学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐藤 香枝 日本女子大学, 理学部, 准教授 (40373310)
【キーワード】遺伝子分析 / マイクロデバイス / DNA / マイクロ流路 / mRNA (他7件)
【概要】微量な試料を扱うマイクロデバイスとPadlock/RCAという特異的な細胞内遺伝子定量分析法を組み合わせた方法を開発した。直線型の流路では10uLの反応液が必要だったのに対し、円径の反応容器では導入量3.5 uLと微少量の反応液で増幅産物が得られた。さらに超音波により溶液を撹拌することで蛍光プローブを作用させる時間を5分まで短縮することが出来た。ヒト妊娠性絨毛癌BeWo細胞でがん遺伝子Krasの転...
【医歯薬学】社会医学:ホルモンDNAを含む研究件
❏タイおよびインドネシアにおけるツパイ類の系統進化学的研究(08041132)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】山田 純三 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (10003104)
【キーワード】ツパイ / 系統進化 / ミトコンドリアDNA / ホルモン / 頭蓋計測 (他10件)
【概要】インドネシア,タイおよびラオスでツパイの調査・研究を3年間にわたり実施した。 ツパイ類の種間・属間の遺伝分化を定量するため、ミトコンドリアDNAのCOII(cytochrome oxidase subunit II)領域の塩基配列を決定し,東南アジアのコモンツパイの遺伝的な多様性について、検索した結果,ラオス、タイ、スマトラの12地区で捕獲した58匹のコモンツパイのCOII DNA(684bps)...
❏アフィニティーラテックスの作製とそれを用いた生体成分の分離および活性化(05453214)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】川口 春馬 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30051808)
【キーワード】アフィニティーラテックス / バイオセパレーター / セルアクチベータ- / 転写因子 / 点変異DNA (他15件)
【概要】スチレン-グリシジルメタクリレート共重合体粒子に生体成分またはその断片を固定し、新しいタイプのバイオセパレーター、バイオアクチベータ-を開発する研究を発展させた。 粒子として、上記のもの以外に、磁性体を包含しポリグリシジルメタクリレートで表面を覆ったものも作製し、同用途に供した。 バイオセパレーターとして新たに次の項目を検討した、(1)TBP(TATA Binding Protein)固定粒子で転...
【医歯薬学】歯学:変異DNAを含む研究件
❏過渡核酸塩基付加体による変異誘発メカニズムの解明(19K22256)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 変異原 / 1分子検出 / アルコール / アセトアルデヒド (他8件)
【概要】本研究では、発がん物質であるアルコールの摂取により過渡的に体内に生じる核酸付加体“N2-ethylidene-G (ethG)”の形成について知見を得ることを目的とした。PacBio社製の次世代シーケンサーRSII+を用いて、核酸の結合・解離過程を1分子追跡することにより、mMオーダーの比較的高濃度のアセトアルデヒド存在下におけるethGの生成の観測に成功した。ethGの生成を詳細に定量的に議論す...
❏新規alpha-synuclein発現調節modifier遺伝子の同定と機能解明(25860726)
【研究テーマ】神経内科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】西岡 健弥 順天堂大学, 医学部, 准教授 (40348933)
【キーワード】パーキンソン病 / alpha-synuclein / SNCA / 遺伝子重複 / びまん性レビー小体病 (他14件)
【概要】SNCA duplicationの変異を持つ発症者,非発症キャリアーの2群に分けた.合計20名(6家系、男性:女性=8:12、パーキンソン病発症11名、パーキンソン病非発症キャリア9名)である。 AffymetrixのGeneChipを用いて一塩基多型を調べた.LOD scoreの算出とManhattan plotの作成した.連鎖解析ソフトであるMERLINを用いてLOD scoreを算出した.L...
【医歯薬学】歯学:高分子ミセルDNAを含む研究件
❏遺伝子ベクターとしてのブロック共重合体とDNAとの複合体形成の物理化学的特性解析(16680019)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】山崎 裕一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (00322678)
【キーワード】高分子ミセル / 遺伝子デリバリー / ブロック共重合体 / ナノカプセル / DNA (他7件)
【概要】本研究は、遺伝子ベクターとして設計されたブロック共重合体であるポリエチレングリコールーポリリシン(PEG-PLL)とプラスミドDNA(pDNA)の複合体形成に関する特性解析を目的とする。初年度に、AFMによる高次構造解析、滴定型等温熱分析装置(ITC)によるPEG-PLLのpDNAへの結合挙動解析の予備検討を行った。本年度はITCによる予備検討結果を詳細に解析するために、single set of...
❏遺伝子デリバリーのためのインテリジェント高分子ミセル型ナノカプセルの創製(14380391)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】片岡 一則 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00130245)
【キーワード】高分子ミセル / 遺伝子デリバリー / ブロック共重合体 / ナノカプセル / DNA (他7件)
【概要】本研究では、内核に遺伝子DNAを保持し、表層部に標的細胞による認識と取込みを促進させるパイロット分子を結合させた生体適合型高分子ミセルを創製し、新規遺伝子ベクターとしての有用性を検証した。高分子ミセルの構築には、ポリアニオンである遺伝子(プラスミドDNA)の性質に着目し、ポリカチオン連鎖を持つマルチ機能化ブロック共重合体との静電相互作用による会合体形成を活用した。すなわち親水性で生体適合性に優れ、...
【医歯薬学】薬学:自己組織化DNAを含む研究件
❏有機デバイス転用を指向したDNAタグ導入ブロックポリマーの自己組織化パターン制御(16K13620)
【研究テーマ】ナノ材料化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】福島 和樹 山形大学, 大学院理工学研究科, 助教 (70623817)
【キーワード】ブロック共重合体 / 自己組織化 / 生分解性ポリマー / ブロックポリマー / 秩序構造化 (他8件)
【概要】本研究では,電子デバイスへの転用を念頭に置き,片方ブロックに異なる生分解性ポリマーを有し,ブロック間にメソゲン様分子を導入した3種のAB型生分解性ブロックポリマー (BCP)が形成する微細構造の解析を行った。 スピンコート膜に対する原子間力顕微鏡観察の結果,各BCP単独ではスピンコート後のアニーリング処理によって異方性構造が発現した。また,2成分混合系(AB +AB’)では第3成分(B’)の導入に...
❏マイクロ非平衡場の制御による細胞サイズ分子ロボットの動的自己組織化と自律運動(26280097)
【研究テーマ】知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】瀧ノ上 正浩 東京工業大学, 情報理工学院, 准教授 (20511249)
【キーワード】分子ロボット / 人工細胞 / DNAナノテクノロジー / マイクロマシン / 非平衡 (他10件)
【概要】本研究では,マイクロメートルスケールの非平衡場を構築・制御し,分子を時空間的・動的に自己組織化させ,非平衡場のエネルギーを利用して自律的に駆動する,「動的な細胞サイズ分子ロボットの創製と制御」を行うことを目的とした.研究の結果,細胞サイズ分子ロボットのための非対称複雑形状ゲル粒子の構築技術と動的自己組織化法の開発,化学反応によるゲル粒子の自律運動の実現に成功した.さらに,細胞やDNAを用いた細胞サ...
❏DNA自己組織化に基づくカーボンナノチューブアレイの構築(17655085)
【研究テーマ】機能材料・デバイス
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】カーボンナノチューブ / DNA / 単一分子分光 / 分子フィルター / 一分子蛍光 (他9件)
【概要】アレイ化したカーボンナノチューブを可視化することを目的とし、全反射蛍光顕微鏡を用いた単一分子蛍光顕微分光システムの構築を行った。具体的には、分光器および高感度CCDカメラを備え付けた全反射蛍光顕微鏡を開発した。本顕微分光システムの性能を評価するため、以下の研究を行った。二酸化チタン光触媒反応によって生成した一重項酸素などの酸素活性種を蛍光プローブにより単一分子レベルで検出することに成功した。二酸化...
【医歯薬学】薬学:有機合成DNAを含む研究件
❏核酸-タンパク質複合体形成に最適化した毒性のない核酸医薬の開発(17H04886)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】正木 慶昭 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (00578544)
【キーワード】核酸医薬 / 化学修飾核酸 / アンチセンス核酸 / RNaseH / オフターゲット効果 (他13件)
【概要】核酸-タンパク質複合体形成に最適化した化学修飾の開発により、RNaseH依存型アンチセンス核酸のオフターゲット効果を抑制する方法論の構築を行った。X線結晶構造解析で見られた構造を初期構造に分子動力学計算によって複合体形成における構造的特徴を抽出し、複合体形成に適した構造に固定化する化学修飾を設計、合成した。再構成系でRNaseHの複合体形成位置を確認したところ、予期した通り、複合体形成の制御に成功...
❏緑色蛍光タンパク質のクロモフォアを基本骨格に用いたマルチカラー蛍光核酸 の開発(25810094)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】金森 功吏 東京工業大学, 生命理工学研究科, 助教 (90633446)
【キーワード】蛍光核酸 / 三重鎖DNA / RNA / 緑色蛍光タンパク質 / GFP (他9件)
【概要】本研究では、生体内で機能する複数のRNAの同時検出を可能にする、マルチカラー蛍光核酸プローブの開発を目指した。本研究では、蛍光核酸プローブを効率的にマルチカラー化するために、すでに複数色の誘導体が知られている緑色蛍光タンパク質(GFP)の核をなす蛍光色素を用いた。さらに、この色素を標的核酸との結合に伴って光らせるため、起案者らが過去に開発したDNA三重鎖形成に基づく蛍光検出系を応用した。 その結果...
【医歯薬学】薬学:高次構造DNAを含む研究件
❏DNA高次構造転移の1分子実時間観測(17H03088)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 高次構造 / 1分子検出 / 構造転移 / 速度 (他11件)
【概要】研究代表者がこれまで進めてきた、蛍光点滅現象(blinking)の理解・制御・活用に基づいた1分子レベル分析・診断法(Kinetic Analysis based on the Control of the fluorescence Blinking: KACB法)を発展させ、DNA高次構造転移の1分子観測法を確立した。酸化・還元反応によるblinkingの制御により、DNAのヘアピン、二本鎖、B...
❏オンチップ型ゲノムDNA単分子操作・解析デバイスを目指した要素技術研究(17310081)
【研究テーマ】マイクロ・ナノデバイス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小穴 英廣 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (20314172)
【キーワード】DNA / 単分子解析 / マイクロマニピュレーション / 光ピンセット / マイクロ流体デバイス (他9件)
【概要】本研究課題においては、(1)狙った一つの細胞からMbオーダー(mmオーダー)のゲノムDNAを断片化することなく単離する。(2)単離したDNAの高次構造を制御し、単分子解析が容易な形態にして解析を行う。(3)解析後のDNAに対し、鎖上での空間的位置情報を押さえた上で興味ある塩基配列部分を回収する。という実験操作を全て顕微鏡下で連続的に行えるマイクロ流体デバイス開発を目指した、要素技術の確立を目的とし...
【医歯薬学】薬学:DNA損傷DNAを含む研究件
❏放射線によるDNA損傷形成における水和水の作用の解明(18H03891)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山下 真一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (20511489)
【キーワード】放射線 / DNA損傷 / パルスラジオリシス / 初期過程 / 界面 (他11件)
【概要】DNA近傍には配向した水和水が存在し,十分離れた位置にある普通の水(自由水)とは性質が異なる。放射線によるDNA損傷誘発における水和水のはたらきを明らかにすること目的とした。 時間分解測定(パルスラジオリシス)では吸収分光と共鳴ラマン分光を実施した。前者では,グアニンのヌクレオチドを用い,化学回復を直接観測した。後者は,設計から始め信号取得にまで漕ぎつけた。 大腸菌プラスミドDNA(pUC18)に...
❏極限環境耐性動物クマムシの持つ高い放射線耐性を支える分子機構の解析(25281016)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】國枝 武和 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (10463879)
【キーワード】放射線耐性 / クマムシ / 緩歩動物 / DNA損傷 / DNA保護 (他11件)
【概要】クマムシは高い放射線耐性を持つ動物として知られるが、その耐性を可能にする分子基盤はまったく分かっていなかった。本研究課題では、クマムシのクロマチン分画から同定された新規タンパク質Dsupに着目し、同タンパク質がC末端側領域を介してDNAに直接結合し、動物細胞の核DNA全体と共局在することを示した。さらに、Dsupを導入したヒト培養細胞では、X線照射によるDNA傷害の発生が約半分に抑制され、放射線耐...
❏光機能性DNAのナノサイエンス(17105005)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / 光機能性 / 電荷分離 / 電荷移動 / DNA光損傷 (他24件)
【概要】様々な光機能性クロモフォアを修飾したDNAを用いて、DNA内の光電荷分離、電荷移動機構を明らかにし、高効率・長寿命電荷分離を実現した。さらに、光機能性DNA分子ワイヤー、光エネルギー変換などの光電変換デバイスや、高効率DNA損傷法への展開を行い、DNA光ナノサイエンスの創製を試みた。 ...
【医歯薬学】薬学:メチル化DNAを含む研究件
❏生活習慣病に強相関する核酸メチル化の超高感度検出化学技術開発(15H02190)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】DNA / メチル化 / 脱メチル化 / ヒストン / 金属反応 (他19件)
【概要】われわれが開発した化学反応を基礎にして、高効率なエピジェネティクス検出研究を進めた。成果は次の通り。課題(i) 腫瘍不均一性を解くためのDNA反復配列に現れるメチル化の超高輝度検出、課題(ii) 腫瘍術後診断を効率化するDNA脱メチル化特異的反応生成物の超高性能分析、課題(iii) 遺伝子発現を制御するヒストン構造の化学的再現と解析 ...
❏ナノカーボン薄膜電極を用いたメチル化DNA定量デバイスの開発(20350042)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】丹羽 修 独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 副研究部門長 (70392644)
【キーワード】メチル化DNA / チップ分析 / 電気化学検出 / センサ / 電気化学 (他16件)
【概要】電子サイクロトロン共鳴(EVR)スパッタ法を用いて作製したナノカーボン薄膜を用いた直接電気化学測定によるDNAメチル化測定法を開発した。本法は、シトシンとメチルシトシンの酸化電位の差を利用して非標識で定量を行う。電気化学的な前処理を最適化し、24merの網膜芽細胞腫遺伝子(RB1)中の1塩基のメチルシトシン検出に成功した。また、メチル化率の異なるCpG配列(60mer)のメチル化率を定量することが...
【医歯薬学】薬学:マイクロ流体デバイスDNAを含む研究件
❏「その場」実験マイクロデバイスによるシングルセル・エピジェネティクス解析技術開発(25286035)
【研究テーマ】ナノマイクロシステム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小穴 英廣 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20314172)
【キーワード】ゲノム / DNA / マイクロ流体デバイス / バイオテクノロジー / マイクロ・ナノデバイス (他7件)
【概要】本研究において、我々は個々の細胞から染色体/クロマチンを単離し、エピゲノム解析するための新たな手法を開発した。即ち、顕微鏡下で細胞から染色体/クロマチンを断片化させずに単離し、溶液条件を制御することで染色体/クロマチンを解きほぐしてクロマチンファイバーとし、これを展開して直線状の形態を取らせる事のできるマイクロ流体デバイスを開発した。このマイクロデバイス内では、取り出した染色体/クロマチンに対する...
❏単一細胞内DNA分子数の新規デジタルカウンティング手法の開発(24360344)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】竹山 春子 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60262234)
【キーワード】DNA / HIV / デジタルカウント / 一分子PCR / 単一細胞 (他8件)
【概要】本研究では、細胞中に含まれる低コピーのウイルスDNAをデジタル精密計測する技術を開発することを目的とした。このために、マイクロ流体デバイスで形成したピコリットル容量のマイクロドロップレットを用いてDNA分子を増幅・検出するシステムを開発した。本システムの応用として、HIV-1を模倣したレンチウイルス感染細胞をサンプルとし、感染後の細胞内でのウイルスDNAの動態を経時追跡した。 ...
❏オンチップ型ゲノムDNA単分子操作・解析デバイスを目指した要素技術研究(17310081)
【研究テーマ】マイクロ・ナノデバイス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小穴 英廣 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (20314172)
【キーワード】DNA / 単分子解析 / マイクロマニピュレーション / 光ピンセット / マイクロ流体デバイス (他9件)
【概要】本研究課題においては、(1)狙った一つの細胞からMbオーダー(mmオーダー)のゲノムDNAを断片化することなく単離する。(2)単離したDNAの高次構造を制御し、単分子解析が容易な形態にして解析を行う。(3)解析後のDNAに対し、鎖上での空間的位置情報を押さえた上で興味ある塩基配列部分を回収する。という実験操作を全て顕微鏡下で連続的に行えるマイクロ流体デバイス開発を目指した、要素技術の確立を目的とし...
【医歯薬学】薬学:酵素DNAを含む研究件
❏トリアゾリウムカチオンを架橋部にもつ水易溶性人工核酸の創製(23550041)
【研究テーマ】有機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】藤野 智子 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (70463768)
【キーワード】DNA / 人工核酸 / トリアゾリウム / トリアゾール / 酵素 (他14件)
【概要】DNAのリン酸部を排除した人工核酸は高い安定性をもつことから注目されている.我々はクリック化学を活用したトリアゾール連結型人工核酸(TLDNA)を開発している.TLDNAの安定性や錯形成能を活用した機能展開を行うにあたり,中性のオリゴマーに不可避の溶解性の問題を克服することが重要な課題となっていた.本研究ではトリアゾール連結部をメチル化し,主鎖に正電荷を付与することで水易溶性人工核酸を開発した.水...
❏ナノカーボン薄膜電極を用いたメチル化DNA定量デバイスの開発(20350042)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】丹羽 修 独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 副研究部門長 (70392644)
【キーワード】メチル化DNA / チップ分析 / 電気化学検出 / センサ / 電気化学 (他16件)
【概要】電子サイクロトロン共鳴(EVR)スパッタ法を用いて作製したナノカーボン薄膜を用いた直接電気化学測定によるDNAメチル化測定法を開発した。本法は、シトシンとメチルシトシンの酸化電位の差を利用して非標識で定量を行う。電気化学的な前処理を最適化し、24merの網膜芽細胞腫遺伝子(RB1)中の1塩基のメチルシトシン検出に成功した。また、メチル化率の異なるCpG配列(60mer)のメチル化率を定量することが...
【医歯薬学】薬学:自然免疫DNAを含む研究件
❏炎症・自己免疫疾患の発症・増悪を惹起する内在性RNA複合体の解析(18K08406)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】根岸 英雄 東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (60514297)
【キーワード】RNA / 核酸 / DNA / DAMPs / 自己免疫 (他10件)
【概要】免疫応答の活性化作用を有する内在性のRNAについて解析を行い、RNAを中心とした内在性の核酸の放出、放出された核酸への応答、それらを引き起こす物質について多くの知見が得られ、さらに、それらの重要性を示唆する知見が疾患モデルマウスやヒトサンプルから得られた。また、 一連の研究を通して、細胞外に放出された核酸を解析する解析系の構築が推進された。 ...
❏核酸をベースとしたワクチン免疫源性誘導メカニズムの解明(19390139)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】石井 健 大阪大学, 微生物病研究所, 准教授 (00448086)
【キーワード】ワクチン / アジュバント / DNA / TLR / 樹状細胞 (他7件)
【概要】本研究はDNAワクチンなどの核酸をベースとした免疫療法において、今まで知られていたTLR9を介したDNAの自然免疫反応やその後の獲得免疫などを含めた生体の防御反応にと比較して各々がどのような役割を担っているかを解明することを目的としている。 ワクチンの効果にはアジュバントになる分子または因子が必須であることが知られている。DNA ワクチンに関しては、プラスミドに存在するCpGモチーフという特殊なD...
【医歯薬学】薬学:化学合成DNAを含む研究件
❏ミニ染色体モデルの化学合成と機能解析(19K22245)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】化学合成 / クロマチン / DNA / ヒストン / ペプチド (他10件)
【概要】(1)ミニ染色体モデルの化学合成…連結するDNAユニットの合成まで完成した。DNAユニット2種類あり、各々Widom601DNA配列を含めた。ユニットの末端は突出末端になっており、制限酵素に対応した配列を有する。 (2)ミニ染色体モデルに含まれる機能性ヒストンの化学合成…大気中でも安定な有機ルテニウム触媒を用いて、ワンポットで複数のペプチドを連結する方法を開発した。有機ルテニウム触媒は、従来のパラ...
❏スーパーヌクレオソーム構築による1細胞エピジェネティック修飾マッピング(18H03931)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】ヌクレオソーム / DNA / クロマチン / ヒストン / パラジウム (他14件)
【概要】(1)人工ヌクレオソームの化学的製造法の確立…有機金属錯体を用いた新たなペプチドライゲーション法を確立して、コアヒストン4種類(H2A, H2B, H3, H4)およびリンカーヒストンH1の合成を行った。 (2)スーパーヌクレオソームの創出…原子による細胞機能制御の本質を見抜くために、タンパク質修飾法を検討して、天然にはない機能を付与した「スーパーヌクレオソーム」を化学合成する方法を確立した。 ...
❏生活習慣病に強相関する核酸メチル化の超高感度検出化学技術開発(15H02190)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】DNA / メチル化 / 脱メチル化 / ヒストン / 金属反応 (他19件)
【概要】われわれが開発した化学反応を基礎にして、高効率なエピジェネティクス検出研究を進めた。成果は次の通り。課題(i) 腫瘍不均一性を解くためのDNA反復配列に現れるメチル化の超高輝度検出、課題(ii) 腫瘍術後診断を効率化するDNA脱メチル化特異的反応生成物の超高性能分析、課題(iii) 遺伝子発現を制御するヒストン構造の化学的再現と解析 ...
【医歯薬学】薬学:アミノ酸DNAを含む研究件
❏プロテオミクス基盤技術としてのオンチップ無細胞遺伝子工学創成(20550148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】野島 高彦 北里大学, 一般教育部, 講師 (00291930)
【キーワード】DNA / GFP / PCR / キャピラリー電気泳動 / タンパク質 (他23件)
【概要】酵素的なDNA 増幅反応と,増幅されたDNAをオンチップ電気泳動で分離する手段を組み合わせることにより,遺伝情報の発現に必要な配列をコードしたDNAの組換え,組み替えられた目的DNAの選別,DNAからmRNAへの転写,mRNAからタンパク質への翻訳,翻訳されたタンパク質の検出までの一連の流れを,細胞の助けを借りることなく達成する手法を開発した. ...
❏生体分子の超分子構造を模倣したらせん状ナノスペースの創製と触媒・分離剤への応用(18760579)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】横井 俊之 東京工業大学, 資源化学研究所, 助教 (00401125)
【キーワード】多孔質シリカ / 生体分子 / 有機無機相互作用 / らせん状形態 / DNA (他8件)
【概要】本課題研究において生体分子としてDNA(Na塩型)に着目した。シリ力種、DNAともシリカ合成条件下では負に帯電している。 H18年度において、両者の相互作用を促進する為に正に帯電可能な官能基を有するSi源、(CH_30)_3Si(CH_2)_3N^+(CH_3)_3C1^- (TMAPS)、をシリカ源の一部に用いることでシリ力種との相互作用を実現し、さらにDNA-シリカ複合体からDNAを取り除き、...
❏軟X線発光分光の開発とタンパク質、DNA等の生体物質の電子状態の研究(16104004)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2008
【研究代表者】辛 埴 東京大学, 物性研究所, 教授 (00162785)
【キーワード】タンパク質 / DNA / 軟X線発光スペクトル / アミノ酸 / 電子状態 (他19件)
【概要】高効率で、高エネルギー分解能を持った軟X線発光分光器及び、フロー型の溶液セルを開発する事によって、金属タンパク質やDNA 等の水を含んだ生体物質, アミノ酸、酢酸、水等の関連物質の電子状態の研究を行った。タンパク質ミオグロビンにおいては、電荷移動エネルギーが著しく小さくなっており、吸着分子の違いによって、スピンや価数が容易にコントロールされていることがわかった。 ...
【医歯薬学】薬学:核酸DNAを含む研究件
❏核酸アプタマー選抜系への粒子支援型キャピラリー電気泳動の導入と検証(18H02002)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】吉本 敬太郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60392172)
【キーワード】核酸化学 / 分離化学 / 核酸アプタマー / キャピラリー電気泳動 / DNA (他14件)
【概要】本研究課題では、申請者が見出したマイクロ粒子支援型キャピラリー電気泳動 MACE を、様々な標的分子を対象とする核酸アプタマー選抜実験(SELEX)系に導入し、従来有機合成化学的アプローチで改善が試みられていた SELEX 系に未だ大きな伸び代が存在すること、さらに“分析化学”的アプローチで SELEX 法の大幅な質の向上が可能であることを実証することを目的とした。その結果、MACE-SELEX ...
❏炎症・自己免疫疾患の発症・増悪を惹起する内在性RNA複合体の解析(18K08406)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】根岸 英雄 東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (60514297)
【キーワード】RNA / 核酸 / DNA / DAMPs / 自己免疫 (他10件)
【概要】免疫応答の活性化作用を有する内在性のRNAについて解析を行い、RNAを中心とした内在性の核酸の放出、放出された核酸への応答、それらを引き起こす物質について多くの知見が得られ、さらに、それらの重要性を示唆する知見が疾患モデルマウスやヒトサンプルから得られた。また、 一連の研究を通して、細胞外に放出された核酸を解析する解析系の構築が推進された。 ...
❏核酸が促進するK63型ポリユビキチン鎖形成の分子メカニズムと生物学的意義(17K19344)
【研究テーマ】分子生物学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】黒川 裕美子 国立遺伝学研究所, 新分野創造センター, 特任研究員 (10381633)
【キーワード】ubiquitin / K63 / DNA / RNA / 核酸 (他10件)
【概要】K63Ub鎖は、環境変化・刺激応答などによる標的タンパク質の機能変換の惹起だけでなく、鎖自体もシグナルとして機能することから、細胞内では迅速かつ正確な鎖形成の制御がなされていると考えられる。しかしK63Ub鎖の形成にはE2酵素Ubc13/Mms2複合体が必須であるが、伸長の分子メカニズムは未解明の部分が多い。我々はin vitroにおいて核酸(RNAやssDNA)がE3非依存的にK63Ub鎖形成を...
【医歯薬学】薬学:核酸塩基DNAを含む研究件
❏化学生物学に立脚した人工遺伝子機能制御物質の創製(15510180)
【研究テーマ】生物分子科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】戸嶋 一敦 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60217502)
【キーワード】DNA / 光切断 / アントラセン / バルジDNA / 糖 (他18件)
【概要】本研究課題において、以下の3つのことを達成した。1)DNA光切断分子の創製:アントラセンをDNAインターカレーター及びDNA光切断部位として、デオキシアミノ糖をDNAグルーブバインダーとして有する人工ハイブリッド分子を分子設計、化学合成し、これが、365nmの光照射下、DNAをグアニン選択的に切断することを見出した。さらに、ガン細胞に対する抗細胞活性を評価した結果、光照射選択的な抗細胞活性を示すこ...
❏修飾DNAの機能化による分子デバイス(13305058)
【研究テーマ】工業物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / DNA分子ワイヤ / 修飾DNA / DNAの機能化 / 分子デバイス (他9件)
【概要】本研究では、種々の機能性クロモファを共有結合によって導入した修飾DNAを用いることによって、クロモファ独自の機能性を利用して修飾DNAに様々な機能性を賦与し、その機能を自由にコントロールすることによって、機能化修飾DNAの特に生体系での分子デバイスとしての可能性を明らかにすることを目指した。中でも、DNA分子ワイヤの構築の基礎となるDNA中のホール移動に関して、一つのDNA分子に一つの光機能性クロ...
❏金属錯体型人工DNAを用いる分子デバイスの構築(13554024)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】塩谷 光彦 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60187333)
【キーワード】人工DNA / 金属錯体 / 自己集積 / ヌクレオシド / オリゴヌクレオチド (他9件)
【概要】近年、原子・分子・分子集合体からマクロな材料に至る構造と機能の階層性の密接な関係が広く認識されるようになり、ボトムアップ型のナノスケールの分子構築の開発が盛んに行われている。しかしながら、ナノサイズの機能性分子を系統的かつ緻密に構築するための良い設計法は見い出されていない。分子機能の発現の場となる骨格構造を目的に合わせて構築できる方法を確立することにより、ミクロとマクロをつなぐ新しい化学が創出され...
【医歯薬学】薬学:蛍光DNAを含む研究件
❏蛍光を利用した分子認識ゲート膜の高感度化およびアウトプットの可視化(18K14041)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】菅原 勇貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (10814791)
【キーワード】蛍光 / 感温性ポリマー / 分子認識 / シクロデキストリン / 包接 (他12件)
【概要】シクロデキストリン(CD)を側鎖に有する感温性ポリマーに蛍光色素分子であるベンゾキサジアゾール(BD)を共重合することで、これまで知られていた分子認識による凝集温度のシフトではなく、ポリマー鎖の凝集抑制という新奇な現象を見出した。計算化学的解析により、CD内部へのBDの包接で架橋構造が形成したために当現象が発現したと推察された。さらに蛍光色素の認識を駆動力とする当現象を膜型センシング材料へと展開し...
❏核酸アプタマー選抜系への粒子支援型キャピラリー電気泳動の導入と検証(18H02002)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】吉本 敬太郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60392172)
【キーワード】核酸化学 / 分離化学 / 核酸アプタマー / キャピラリー電気泳動 / DNA (他14件)
【概要】本研究課題では、申請者が見出したマイクロ粒子支援型キャピラリー電気泳動 MACE を、様々な標的分子を対象とする核酸アプタマー選抜実験(SELEX)系に導入し、従来有機合成化学的アプローチで改善が試みられていた SELEX 系に未だ大きな伸び代が存在すること、さらに“分析化学”的アプローチで SELEX 法の大幅な質の向上が可能であることを実証することを目的とした。その結果、MACE-SELEX ...
❏DNA高次構造転移の1分子実時間観測(17H03088)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 高次構造 / 1分子検出 / 構造転移 / 速度 (他11件)
【概要】研究代表者がこれまで進めてきた、蛍光点滅現象(blinking)の理解・制御・活用に基づいた1分子レベル分析・診断法(Kinetic Analysis based on the Control of the fluorescence Blinking: KACB法)を発展させ、DNA高次構造転移の1分子観測法を確立した。酸化・還元反応によるblinkingの制御により、DNAのヘアピン、二本鎖、B...
【医歯薬学】薬学:蛍光イメージングDNAを含む研究件
❏プロテオミクス基盤技術としてのオンチップ無細胞遺伝子工学創成(20550148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】野島 高彦 北里大学, 一般教育部, 講師 (00291930)
【キーワード】DNA / GFP / PCR / キャピラリー電気泳動 / タンパク質 (他23件)
【概要】酵素的なDNA 増幅反応と,増幅されたDNAをオンチップ電気泳動で分離する手段を組み合わせることにより,遺伝情報の発現に必要な配列をコードしたDNAの組換え,組み替えられた目的DNAの選別,DNAからmRNAへの転写,mRNAからタンパク質への翻訳,翻訳されたタンパク質の検出までの一連の流れを,細胞の助けを借りることなく達成する手法を開発した. ...
❏核酸機能の効果的時空間解析のための励起子制御イメージング(20350083)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】岡本 晃充 独立行政法人理化学研究所, 岡本独立主幹研究ユニット, ユニットリーダー(独立主幹研究員) (60314233)
【キーワード】励起子相互作用 / 蛍光イメージング / 蛍光色素 / DNA / 核酸 (他8件)
【概要】励起子相互作用による蛍光消光を効果的に使用した新しい発想のオン-オフ蛍光核酸プローブ(近赤外)を設計・作成した。このプローブは、プローブだけのときには色素の二量化によってほとんど蛍光を示さないが、標的配列(DNA・RNA)とハイブリダイゼーションしたとき二量体構造が崩れ、強い蛍光発光を与えた。 ...
【医歯薬学】薬学:フラーレンDNAを含む研究件
❏化学修飾フラーレンに基づく新規遺伝子導入試薬の開発(13358011)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001
【研究代表者】中村 栄一 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (00134809)
【キーワード】フラーレン / トランスフェクション / 化学ベクター / DNA
【概要】これまでに遺伝子導入法として脂質類似の構造を持つ分子を用いた手法(リポフェクション法)が盛んに検討され,実際に遺伝子治療への応用研究も始まっている.しかし,このベクター分子は脂質模倣型構造により細胞親和性を持たせるという戦略に基づいているために,ベクター分子自身の細胞膜への挿入による細胞膜の安定性低下など種々の副作用が生じることは避けられない.このため現在,新たな有機分子の設計に基づいた遺伝子導入...
❏DNA主溝結合分子の探索(11780415)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】磯部 寛之 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30302805)
【キーワード】フラーレン / DNA / DNA結合分子 / 遺伝子導入試薬 / 超分子 (他8件)
【概要】本研究では,デオギシリボ核酸(DNA)二重鎖に結合する有機分子の開発・探索を行うべく,新たな合成手法の開発に基づいたDNA結合分子の開発・探索を行うことを目的としている.本年度は1)これまでに設計・合成したDNA結合フラーレンの機能探索および2)DNA結合小分子の設計・合成を行った. 前年度までに設計・合成したDNA結合フラーレンについては新たにDNAの凝縮を誘起することを見いだしている.今年度は...
【医歯薬学】薬学:蛍光プローブDNAを含む研究件
❏緑色蛍光タンパク質のクロモフォアを基本骨格に用いたマルチカラー蛍光核酸 の開発(25810094)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】金森 功吏 東京工業大学, 生命理工学研究科, 助教 (90633446)
【キーワード】蛍光核酸 / 三重鎖DNA / RNA / 緑色蛍光タンパク質 / GFP (他9件)
【概要】本研究では、生体内で機能する複数のRNAの同時検出を可能にする、マルチカラー蛍光核酸プローブの開発を目指した。本研究では、蛍光核酸プローブを効率的にマルチカラー化するために、すでに複数色の誘導体が知られている緑色蛍光タンパク質(GFP)の核をなす蛍光色素を用いた。さらに、この色素を標的核酸との結合に伴って光らせるため、起案者らが過去に開発したDNA三重鎖形成に基づく蛍光検出系を応用した。 その結果...
❏細胞内及び膜界面の分子を可視化する新手法の創案と展開(15105003)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2003 - 2007
【研究代表者】梅澤 喜夫 武蔵野大学, 薬学研究所, 客員教授 (80011724)
【キーワード】蛍光プローブ / セカンドメッセンジャー / 蛍光共鳴エネルギー移動 / DNA / タンパク質リン酸化 (他9件)
【概要】生きた細胞内及び膜界面の分子を可視化する新手法の創案と開発を目的とした. タンパク質リン酸化は,生命機能と疾患の理解に重要なキナーゼ(ERKおよびSrc)によるリン酸化を可視化する蛍光プローブを新しく開発した.これを用いて,ERKによるタンパク質リン酸化の核内外での時空間動態,ならびにSrcの細胞膜上数十ナノメールサイズの微小ドメインでの時空間動態を可視化計測した.また,創薬の標的として期待される...
【医歯薬学】薬学:分子認識DNAを含む研究件
❏蛍光を利用した分子認識ゲート膜の高感度化およびアウトプットの可視化(18K14041)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】菅原 勇貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (10814791)
【キーワード】蛍光 / 感温性ポリマー / 分子認識 / シクロデキストリン / 包接 (他12件)
【概要】シクロデキストリン(CD)を側鎖に有する感温性ポリマーに蛍光色素分子であるベンゾキサジアゾール(BD)を共重合することで、これまで知られていた分子認識による凝集温度のシフトではなく、ポリマー鎖の凝集抑制という新奇な現象を見出した。計算化学的解析により、CD内部へのBDの包接で架橋構造が形成したために当現象が発現したと推察された。さらに蛍光色素の認識を駆動力とする当現象を膜型センシング材料へと展開し...
❏分子複合体用結晶の実験室X腺光学系の開発と適用(10359003)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】箱嶋 敏雄 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (00164773)
【キーワード】X線 / 微小結晶 / 回折 / 蛋白質 / DNA (他12件)
【概要】実験室での生体高分子複合体用のX腺強度データ収集システムを構築した。本システムは、リガク(株)社製の回折計RAXIS-IVと微小焦点のX腺発生機FR-Cからなる。強2枚のイメージングプレートを用いて、度の読みとり時間は短縮するようになっている。X腺ビームはミラーで集光してある。本システムを用いて、蛋白質-DNA複合体、蛋白質-GTP複合体、蛋白質-蛋白質複合体のX腺強度データ収集と、それらの構造解...
❏分子複合体のX線解析による蛋白質の分子認識機構の研究(09308025)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】箱嶋 敏雄 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (00164773)
【キーワード】蛋白質 / DNA / 分子認識 / 構造生物学 / X線 (他11件)
【概要】本研究では、分子認識の厳密性と助長性という生物物理学の観点から、転写因子によるDNA認識、ならびにシグナル伝達蛋白質の分子認識に関して分子複合体結晶のX線結晶解析を主力とした構造生物学的研究を行った。転写系では、酵母由来のリン酸代謝系の転写因子PHO4、マウス由来のインターフェロン関連遺伝子の転写因子IRF-2、及び分裂酵母由来のbZIP型転写因子PaplのDNA複合体の構造をそれぞれ決定して、塩...
【医歯薬学】薬学:PCRDNAを含む研究件
❏DNAの精密分子認識能を用いた論理演算システム(23550197)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2016-03-31
【研究代表者】野島 高彦 北里大学, 一般教育部, 准教授 (00291930)
【キーワード】DNA / PCR / 論理ゲート / GFP / 無細胞翻訳系 (他8件)
【概要】PCRにおけるプライマーの添加を化学的な入力信号に,鋳型DNAの増幅反応の有無を出力信号に見立てたDNAに基づく論理演算システムの構築に取り組んだ.鋳型DNA内の増幅領域には緑色蛍光蛋白質(GFP)の遺伝子をコードさせておくことにより,無細胞蛋白質合成系を用いて翻訳反応を行わせた結果を蛍光で確認することができる構成とした.プライマーおよび鋳型DNA内のプライマー会合領域の配列を適切に設計し,さらに...
❏プロテオミクス基盤技術としてのオンチップ無細胞遺伝子工学創成(20550148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】野島 高彦 北里大学, 一般教育部, 講師 (00291930)
【キーワード】DNA / GFP / PCR / キャピラリー電気泳動 / タンパク質 (他23件)
【概要】酵素的なDNA 増幅反応と,増幅されたDNAをオンチップ電気泳動で分離する手段を組み合わせることにより,遺伝情報の発現に必要な配列をコードしたDNAの組換え,組み替えられた目的DNAの選別,DNAからmRNAへの転写,mRNAからタンパク質への翻訳,翻訳されたタンパク質の検出までの一連の流れを,細胞の助けを借りることなく達成する手法を開発した. ...
❏角膜移植における組織適合性検査のDNA解析(07671936)
【研究テーマ】眼科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】島崎 潤 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (40170930)
【キーワード】角膜移植 / HLAタイピング / PCR / DNA / HLAクラスII抗原 (他6件)
【概要】研究経過 これまでに確立したHLA-DNA解析法(PCR-RFLP法)を用いて、角膜移植のドナー、レシピエント81組のHLA-DR,DQ,DP抗原のHLAクラスII解析、およびそれらの臨床経過との関連の調査が終了した。81組のうち拒絶反応の危険性が高いハイリスク症例は51組で、うち18例(35.3%)で拒絶反応が発生していた。ハイリスクでない症例は30組で、うち6例(20.0%)で拒絶反応が発生し...
【医歯薬学】薬学:ぺプチドDNAを含む研究件
❏ミニ染色体モデルの化学合成と機能解析(19K22245)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】化学合成 / クロマチン / DNA / ヒストン / ペプチド (他10件)
【概要】(1)ミニ染色体モデルの化学合成…連結するDNAユニットの合成まで完成した。DNAユニット2種類あり、各々Widom601DNA配列を含めた。ユニットの末端は突出末端になっており、制限酵素に対応した配列を有する。 (2)ミニ染色体モデルに含まれる機能性ヒストンの化学合成…大気中でも安定な有機ルテニウム触媒を用いて、ワンポットで複数のペプチドを連結する方法を開発した。有機ルテニウム触媒は、従来のパラ...
❏スーパーヌクレオソーム構築による1細胞エピジェネティック修飾マッピング(18H03931)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】ヌクレオソーム / DNA / クロマチン / ヒストン / パラジウム (他14件)
【概要】(1)人工ヌクレオソームの化学的製造法の確立…有機金属錯体を用いた新たなペプチドライゲーション法を確立して、コアヒストン4種類(H2A, H2B, H3, H4)およびリンカーヒストンH1の合成を行った。 (2)スーパーヌクレオソームの創出…原子による細胞機能制御の本質を見抜くために、タンパク質修飾法を検討して、天然にはない機能を付与した「スーパーヌクレオソーム」を化学合成する方法を確立した。 ...
❏トリアゾール連結型アミノアシルtRNAによるアミノ酸導入技術革新(16K05836)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】藤野 智子 東京大学, 物性研究所, 助教 (70463768)
【キーワード】トリアゾール / RNA / クリック化学 / mRNA / duplex (他16件)
【概要】核酸伸長反応に高効率なクリック化学を活用したトリアゾール連結核酸の高効率合成法を開発し,その生命科学における機能展開を実現した.当初予定していたRNAとアミノ酸とのクリック連結法を探索するなかで,DNA末端へのアジド化とそのクリック連結法を開発し,これが次世代DNAの鋳型DNA調整に活用可能であることに注目して簡便鋳型合成法を実現した.さらに,当初の合成標的であった修飾tRNAから,全く開拓例がな...
【医歯薬学】薬学:タンパク質DNAを含む研究件
❏一分子熱伝導率測定によるDNAの熱伝導性の解明とフォノン熱輸送制御(19K21929)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】児玉 高志 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (10548522)
【キーワード】ナノスケール伝熱 / 一分子測定 / ナノ/マイクロ加工 / DNA (他15件)
【概要】DNAに代表される生体由来の共有結合性擬一次元材料は、分子レベルで配列制御が可能であることから、その熱伝導性に注目が集まっている。本研究では、マイクロデバイス定常法とブリッジ回路を組み合わせた超高感度熱測定法を利用し、低熱伝導材料の熱伝導率の定量を試みた。分子長の比較的長いホヤ由来のセルロースナノファイバーを実験試料として選定し、測定を行った結果、常温でファイバー1本の熱伝導率は約2.2 W/m/...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
❏プロテオミクス基盤技術としてのオンチップ無細胞遺伝子工学創成(20550148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】野島 高彦 北里大学, 一般教育部, 講師 (00291930)
【キーワード】DNA / GFP / PCR / キャピラリー電気泳動 / タンパク質 (他23件)
【概要】酵素的なDNA 増幅反応と,増幅されたDNAをオンチップ電気泳動で分離する手段を組み合わせることにより,遺伝情報の発現に必要な配列をコードしたDNAの組換え,組み替えられた目的DNAの選別,DNAからmRNAへの転写,mRNAからタンパク質への翻訳,翻訳されたタンパク質の検出までの一連の流れを,細胞の助けを借りることなく達成する手法を開発した. ...
【医歯薬学】薬学:RNADNAを含む研究件
❏核酸アプタマー選抜系への粒子支援型キャピラリー電気泳動の導入と検証(18H02002)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】吉本 敬太郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60392172)
【キーワード】核酸化学 / 分離化学 / 核酸アプタマー / キャピラリー電気泳動 / DNA (他14件)
【概要】本研究課題では、申請者が見出したマイクロ粒子支援型キャピラリー電気泳動 MACE を、様々な標的分子を対象とする核酸アプタマー選抜実験(SELEX)系に導入し、従来有機合成化学的アプローチで改善が試みられていた SELEX 系に未だ大きな伸び代が存在すること、さらに“分析化学”的アプローチで SELEX 法の大幅な質の向上が可能であることを実証することを目的とした。その結果、MACE-SELEX ...
❏炎症・自己免疫疾患の発症・増悪を惹起する内在性RNA複合体の解析(18K08406)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】根岸 英雄 東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (60514297)
【キーワード】RNA / 核酸 / DNA / DAMPs / 自己免疫 (他10件)
【概要】免疫応答の活性化作用を有する内在性のRNAについて解析を行い、RNAを中心とした内在性の核酸の放出、放出された核酸への応答、それらを引き起こす物質について多くの知見が得られ、さらに、それらの重要性を示唆する知見が疾患モデルマウスやヒトサンプルから得られた。また、 一連の研究を通して、細胞外に放出された核酸を解析する解析系の構築が推進された。 ...
❏核酸が促進するK63型ポリユビキチン鎖形成の分子メカニズムと生物学的意義(17K19344)
【研究テーマ】分子生物学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】黒川 裕美子 国立遺伝学研究所, 新分野創造センター, 特任研究員 (10381633)
【キーワード】ubiquitin / K63 / DNA / RNA / 核酸 (他10件)
【概要】K63Ub鎖は、環境変化・刺激応答などによる標的タンパク質の機能変換の惹起だけでなく、鎖自体もシグナルとして機能することから、細胞内では迅速かつ正確な鎖形成の制御がなされていると考えられる。しかしK63Ub鎖の形成にはE2酵素Ubc13/Mms2複合体が必須であるが、伸長の分子メカニズムは未解明の部分が多い。我々はin vitroにおいて核酸(RNAやssDNA)がE3非依存的にK63Ub鎖形成を...
【医歯薬学】薬学:転写因子DNAを含む研究件
❏リン酸基結合モジュールにもとづくDNA結合部位の推定(09780603)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】由良 敬 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助手 (50252226)
【キーワード】モジュール / ヘリックス・ターン・ヘリックス / リン酸基結合 / DNAポリメラーゼβ / 434Cro (他15件)
【概要】転写因子において塩基認識部位には共通の立体構造が存在することが知られている。それでは、これらのタンパク質のリン酸基結合部位には共通の構造が存在するのであろうか。タンパク質-DNA複合体のモジュール構造を調べたところ、DNAのリン酸基にのみ結合するモジュールが存在することがわかった。リン酸基結合モジュールを比較した結果、原核生物と真核生物の転写因子及びポリメラーゼの4つのタンパク質に、類似の立体構造...
❏分子複合体のX線解析による蛋白質の分子認識機構の研究(09308025)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】箱嶋 敏雄 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (00164773)
【キーワード】蛋白質 / DNA / 分子認識 / 構造生物学 / X線 (他11件)
【概要】本研究では、分子認識の厳密性と助長性という生物物理学の観点から、転写因子によるDNA認識、ならびにシグナル伝達蛋白質の分子認識に関して分子複合体結晶のX線結晶解析を主力とした構造生物学的研究を行った。転写系では、酵母由来のリン酸代謝系の転写因子PHO4、マウス由来のインターフェロン関連遺伝子の転写因子IRF-2、及び分裂酵母由来のbZIP型転写因子PaplのDNA複合体の構造をそれぞれ決定して、塩...
❏アフィニティーラテックスの作製とそれを用いた生体成分の分離および活性化(05453214)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】川口 春馬 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30051808)
【キーワード】アフィニティーラテックス / バイオセパレーター / セルアクチベータ- / 転写因子 / 点変異DNA (他15件)
【概要】スチレン-グリシジルメタクリレート共重合体粒子に生体成分またはその断片を固定し、新しいタイプのバイオセパレーター、バイオアクチベータ-を開発する研究を発展させた。 粒子として、上記のもの以外に、磁性体を包含しポリグリシジルメタクリレートで表面を覆ったものも作製し、同用途に供した。 バイオセパレーターとして新たに次の項目を検討した、(1)TBP(TATA Binding Protein)固定粒子で転...
【医歯薬学】薬学:ヌクレオシドDNAを含む研究件
❏トリアゾール連結型アミノアシルtRNAによるアミノ酸導入技術革新(16K05836)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】藤野 智子 東京大学, 物性研究所, 助教 (70463768)
【キーワード】トリアゾール / RNA / クリック化学 / mRNA / duplex (他16件)
【概要】核酸伸長反応に高効率なクリック化学を活用したトリアゾール連結核酸の高効率合成法を開発し,その生命科学における機能展開を実現した.当初予定していたRNAとアミノ酸とのクリック連結法を探索するなかで,DNA末端へのアジド化とそのクリック連結法を開発し,これが次世代DNAの鋳型DNA調整に活用可能であることに注目して簡便鋳型合成法を実現した.さらに,当初の合成標的であった修飾tRNAから,全く開拓例がな...
❏金属錯体型人工DNAを用いる分子デバイスの構築(13554024)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】塩谷 光彦 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60187333)
【キーワード】人工DNA / 金属錯体 / 自己集積 / ヌクレオシド / オリゴヌクレオチド (他9件)
【概要】近年、原子・分子・分子集合体からマクロな材料に至る構造と機能の階層性の密接な関係が広く認識されるようになり、ボトムアップ型のナノスケールの分子構築の開発が盛んに行われている。しかしながら、ナノサイズの機能性分子を系統的かつ緻密に構築するための良い設計法は見い出されていない。分子機能の発現の場となる骨格構造を目的に合わせて構築できる方法を確立することにより、ミクロとマクロをつなぐ新しい化学が創出され...
❏金属配位型人工DNAを用いる金属イオンの空間配列制御(12440185)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】塩谷 光彦 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60187333)
【キーワード】DNA / 金属錯体 / 核酸塩基 / 遺伝子 / ヌクレオシド (他10件)
【概要】本研究は、天然DNAの塩基対形成のドライビングフォースである水素結合を、金属配位結合に置き換えた人工DNAを創製し、遺伝子発現制御や機能性分子構築に展開することを目的とした。本年度は、二座配位子であるヒドロキシピリドンを核酸塩基としてもつ人工ヌクレオシドを数工程で合成し、それらが銅(II)イオンにより塩基対を形成することをESI-TOF型質量分析および吸収スペクトル法により確認した。これらの塩基対...
【医歯薬学】薬学:構造生物学DNAを含む研究件
❏分子複合体用結晶の実験室X腺光学系の開発と適用(10359003)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】箱嶋 敏雄 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (00164773)
【キーワード】X線 / 微小結晶 / 回折 / 蛋白質 / DNA (他12件)
【概要】実験室での生体高分子複合体用のX腺強度データ収集システムを構築した。本システムは、リガク(株)社製の回折計RAXIS-IVと微小焦点のX腺発生機FR-Cからなる。強2枚のイメージングプレートを用いて、度の読みとり時間は短縮するようになっている。X腺ビームはミラーで集光してある。本システムを用いて、蛋白質-DNA複合体、蛋白質-GTP複合体、蛋白質-蛋白質複合体のX腺強度データ収集と、それらの構造解...
❏分子複合体のX線解析による蛋白質の分子認識機構の研究(09308025)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】箱嶋 敏雄 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (00164773)
【キーワード】蛋白質 / DNA / 分子認識 / 構造生物学 / X線 (他11件)
【概要】本研究では、分子認識の厳密性と助長性という生物物理学の観点から、転写因子によるDNA認識、ならびにシグナル伝達蛋白質の分子認識に関して分子複合体結晶のX線結晶解析を主力とした構造生物学的研究を行った。転写系では、酵母由来のリン酸代謝系の転写因子PHO4、マウス由来のインターフェロン関連遺伝子の転写因子IRF-2、及び分裂酵母由来のbZIP型転写因子PaplのDNA複合体の構造をそれぞれ決定して、塩...
【医歯薬学】薬学:水素結合DNAを含む研究件
❏核酸の一電子移動、ホール移動に与える塩基対形成の影響の解明(12750732)
【研究テーマ】工業物理化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (50314422)
【キーワード】DNA / 核酸塩基 / 電子移動 / ホール移動 / 塩基対形成 (他10件)
【概要】DNAの一電子酸化ではグアニンGのラジカルカチオンが生成し、鎖切断や変異が起こる。DNAの光電子移動反応を制御することが可能になれば、DNAの位置特異的切断によるガン治療などへの応用が可能になる。このような電子移動反応の制御として、水素結合による、方法が考えられる。そこで、核酸の-電子移動、ホール移動に与える塩基対形成の影響の解明を目的に1)核酸塩基対が一電子酸化反応速度に与える影響の解明、2)塩...
❏リン酸基結合モジュールにもとづくDNA結合部位の推定(09780603)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】由良 敬 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助手 (50252226)
【キーワード】モジュール / ヘリックス・ターン・ヘリックス / リン酸基結合 / DNAポリメラーゼβ / 434Cro (他15件)
【概要】転写因子において塩基認識部位には共通の立体構造が存在することが知られている。それでは、これらのタンパク質のリン酸基結合部位には共通の構造が存在するのであろうか。タンパク質-DNA複合体のモジュール構造を調べたところ、DNAのリン酸基にのみ結合するモジュールが存在することがわかった。リン酸基結合モジュールを比較した結果、原核生物と真核生物の転写因子及びポリメラーゼの4つのタンパク質に、類似の立体構造...
❏リン酸を結合する複数のタンパク質に存在する共通のモジュール(07780567)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】由良 敬 名古屋大学, 理学部, 助手 (50252226)
【キーワード】434cro / arc repressor / DNA / 水素結合 / 転写制御因子 (他7件)
【概要】全体構造は異なるがリン酸基と結合する共通の機能をもつタンパク質において、リン酸基結合部位が共通のモジュールであることを示すことを目的に本研究を行った。タンパク質立体構造のデータベースより、リン酸基と結合するタンパク質を選び出し、それらのタンパク質のモジュール境界を同定した。同定されたモジュール境界でタンパク質を分割し、モジュールの立体構造を比較した。立体構造の一致度は、二つのモジュールのCα原子を...
【医歯薬学】薬学:バイオテクノロジーDNAを含む研究件
❏生活習慣病に強相関する核酸メチル化の超高感度検出化学技術開発(15H02190)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】DNA / メチル化 / 脱メチル化 / ヒストン / 金属反応 (他19件)
【概要】われわれが開発した化学反応を基礎にして、高効率なエピジェネティクス検出研究を進めた。成果は次の通り。課題(i) 腫瘍不均一性を解くためのDNA反復配列に現れるメチル化の超高輝度検出、課題(ii) 腫瘍術後診断を効率化するDNA脱メチル化特異的反応生成物の超高性能分析、課題(iii) 遺伝子発現を制御するヒストン構造の化学的再現と解析 ...
❏「その場」実験マイクロデバイスによるシングルセル・エピジェネティクス解析技術開発(25286035)
【研究テーマ】ナノマイクロシステム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小穴 英廣 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20314172)
【キーワード】ゲノム / DNA / マイクロ流体デバイス / バイオテクノロジー / マイクロ・ナノデバイス (他7件)
【概要】本研究において、我々は個々の細胞から染色体/クロマチンを単離し、エピゲノム解析するための新たな手法を開発した。即ち、顕微鏡下で細胞から染色体/クロマチンを断片化させずに単離し、溶液条件を制御することで染色体/クロマチンを解きほぐしてクロマチンファイバーとし、これを展開して直線状の形態を取らせる事のできるマイクロ流体デバイスを開発した。このマイクロデバイス内では、取り出した染色体/クロマチンに対する...
❏シングルセル解析を目指したゲノムDNA単分子操作・解析マイクロデバイス開発(22310080)
【研究テーマ】マイクロ・ナノデバイス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】小穴 英廣 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (20314172)
【キーワード】DNA / ゲノム / ナノバイオ / マイクロ / ナノデバイス (他8件)
【概要】本研究において、我々は個々の細胞からクロマチンファイバーを単離し、解析するための新たな手法を開発した。即ち、上記を実現するため、マイクロ流体デバイスおよびクロマチンファイバー操作技術を新たに開発した。ここで開発した手法は、個々の細胞中のクロマチンファイバーの後天的修飾について直接調べる手法への応用が期待される。 ...
【医歯薬学】看護学:イメージンクDNAを含む研究件
❏生活習慣病に強相関する核酸メチル化の超高感度検出化学技術開発(15H02190)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】DNA / メチル化 / 脱メチル化 / ヒストン / 金属反応 (他19件)
【概要】われわれが開発した化学反応を基礎にして、高効率なエピジェネティクス検出研究を進めた。成果は次の通り。課題(i) 腫瘍不均一性を解くためのDNA反復配列に現れるメチル化の超高輝度検出、課題(ii) 腫瘍術後診断を効率化するDNA脱メチル化特異的反応生成物の超高性能分析、課題(iii) 遺伝子発現を制御するヒストン構造の化学的再現と解析 ...
❏核酸機能の効果的時空間解析のための励起子制御イメージング(20350083)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】岡本 晃充 独立行政法人理化学研究所, 岡本独立主幹研究ユニット, ユニットリーダー(独立主幹研究員) (60314233)
【キーワード】励起子相互作用 / 蛍光イメージング / 蛍光色素 / DNA / 核酸 (他8件)
【概要】励起子相互作用による蛍光消光を効果的に使用した新しい発想のオン-オフ蛍光核酸プローブ(近赤外)を設計・作成した。このプローブは、プローブだけのときには色素の二量化によってほとんど蛍光を示さないが、標的配列(DNA・RNA)とハイブリダイゼーションしたとき二量体構造が崩れ、強い蛍光発光を与えた。 ...
【医歯薬学】看護学:遺伝子多型(SNPs)DNAを含む研究件
❏DNA内光電荷分離寿命に基づくDNA情報の読み出し(21750170)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 電子移動 / 光電荷分離 / 一塩基多型(SNPs) / 電荷分離 (他8件)
【概要】可視光励起が可能な蛍光色素を用いて、DNA内の光電荷分離寿命の測定に成功した。電荷分離寿命が蛍光色素周辺の配列に依存し、電荷分離寿命の測定により、DNA配列情報の読み出しに成功した。また、DNA内光電荷分離に伴い、蛍光色素のラジカルアニオン、および、DNA内ラジカルカチオンが発生するが、これら活性種を利用して、光触媒的にヨウ素を生じる系の構築に成功した。これにより、高価な大掛かりな装置を用いなくて...
❏DNAナノ光電荷分離システムの構築(18750148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 光電荷分離 / 光エネルギー変換 / 電子移動 / レーザー (他9件)
【概要】我々はこれまで、光増感剤としてナフタルイミドを用いることによりDNA内電荷分離状態の生成に成功してきた。しかしながら、光照射により強い酸化力を有するナフタルイミドを用いた場合、無差別にすべての塩基を酸化してしまうため近接塩基上にホールが発生し素早い逆電子移動が起こり電荷分離収率は数パーセント程度にとどまった。また、ナフタルイミドを用いる場合では紫外光照射が必要であり、太陽光エネルギー変換への応用が...
【医歯薬学】看護学:一塩基多型DNAを含む研究件
❏モレキュラービーコンの一分子レベル観測(23655155)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 一分子観測 / 生物有機化学 / 蛍光相関分光 / blinking (他15件)
【概要】様々な蛍光分子を種々の位置に修飾したDNAを化学合成し、蛍光相関分光(FCS)測定により、蛍光分子の発光挙動を1分子レベルで見たときに観測される発光の点滅(=blinking)において蛍光分子が光っていない時間(=OFF time)からモレキュラービーコンの1分子レベル観測を試みた。OFF timeは、蛍光分子が溶媒から遮蔽されて、蛍光分子の三重項励起状態と酸素の反応速度が遅くなるほど長くなること...
❏DNA内光電荷分離寿命に基づくDNA情報の読み出し(21750170)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 電子移動 / 光電荷分離 / 一塩基多型(SNPs) / 電荷分離 (他8件)
【概要】可視光励起が可能な蛍光色素を用いて、DNA内の光電荷分離寿命の測定に成功した。電荷分離寿命が蛍光色素周辺の配列に依存し、電荷分離寿命の測定により、DNA配列情報の読み出しに成功した。また、DNA内光電荷分離に伴い、蛍光色素のラジカルアニオン、および、DNA内ラジカルカチオンが発生するが、これら活性種を利用して、光触媒的にヨウ素を生じる系の構築に成功した。これにより、高価な大掛かりな装置を用いなくて...
【医歯薬学】看護学:エピジェネテイクスDNAを含む研究件
❏ミニ染色体モデルの化学合成と機能解析(19K22245)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】化学合成 / クロマチン / DNA / ヒストン / ペプチド (他10件)
【概要】(1)ミニ染色体モデルの化学合成…連結するDNAユニットの合成まで完成した。DNAユニット2種類あり、各々Widom601DNA配列を含めた。ユニットの末端は突出末端になっており、制限酵素に対応した配列を有する。 (2)ミニ染色体モデルに含まれる機能性ヒストンの化学合成…大気中でも安定な有機ルテニウム触媒を用いて、ワンポットで複数のペプチドを連結する方法を開発した。有機ルテニウム触媒は、従来のパラ...
❏スーパーヌクレオソーム構築による1細胞エピジェネティック修飾マッピング(18H03931)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】ヌクレオソーム / DNA / クロマチン / ヒストン / パラジウム (他14件)
【概要】(1)人工ヌクレオソームの化学的製造法の確立…有機金属錯体を用いた新たなペプチドライゲーション法を確立して、コアヒストン4種類(H2A, H2B, H3, H4)およびリンカーヒストンH1の合成を行った。 (2)スーパーヌクレオソームの創出…原子による細胞機能制御の本質を見抜くために、タンパク質修飾法を検討して、天然にはない機能を付与した「スーパーヌクレオソーム」を化学合成する方法を確立した。 ...
❏生活習慣病に強相関する核酸メチル化の超高感度検出化学技術開発(15H02190)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】DNA / メチル化 / 脱メチル化 / ヒストン / 金属反応 (他19件)
【概要】われわれが開発した化学反応を基礎にして、高効率なエピジェネティクス検出研究を進めた。成果は次の通り。課題(i) 腫瘍不均一性を解くためのDNA反復配列に現れるメチル化の超高輝度検出、課題(ii) 腫瘍術後診断を効率化するDNA脱メチル化特異的反応生成物の超高性能分析、課題(iii) 遺伝子発現を制御するヒストン構造の化学的再現と解析 ...
【医歯薬学】看護学:遺伝子DNAを含む研究件
❏野生サケとは何か? 河川遡上期を決める 遺伝的基盤と資源量 への貢献度の解明(26292102)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】荒木 仁志 北海道大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (20707129)
【キーワード】野生サケ / 遺伝子 / 遡上時期 / 保全 / DNA (他8件)
【概要】サケは日本人には身近な魚だが、その大半は人工飼育されたサケ稚魚の放流に頼っている。一方、川で生まれた野生魚についてはその実態がよく分かっていない。そこで本研究では、サケの産卵遡上に注目し、遡上時期と関わる遺伝子の違いを探った。その結果、サケ遡上河川の一部では前期遡上群と後期遡上群が明確に分かれており、これらの間に遺伝的な違いが生じていることが分かった。また、人工飼育魚を他の河川から移植している川で...
❏新規alpha-synuclein発現調節modifier遺伝子の同定と機能解明(25860726)
【研究テーマ】神経内科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】西岡 健弥 順天堂大学, 医学部, 准教授 (40348933)
【キーワード】パーキンソン病 / alpha-synuclein / SNCA / 遺伝子重複 / びまん性レビー小体病 (他14件)
【概要】SNCA duplicationの変異を持つ発症者,非発症キャリアーの2群に分けた.合計20名(6家系、男性:女性=8:12、パーキンソン病発症11名、パーキンソン病非発症キャリア9名)である。 AffymetrixのGeneChipを用いて一塩基多型を調べた.LOD scoreの算出とManhattan plotの作成した.連鎖解析ソフトであるMERLINを用いてLOD scoreを算出した.L...
❏マオウ属植物の多様性の解析と種分類に関する調査研究(20255005)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 薬学系, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 分類学 / 塩基配列 (他17件)
【概要】アジア,ヨーロッパ,アフリカなど計12カ国において海外学術調査を行ない,本研究で主目的としたEphedra distachya, E. sinicaなどを始めとする28分類群を入手した。これらの資料をもとに内部形態,含有アルカロイドなどに関する多様性を調査した結果,生育地の水分環境に大きな影響を受けている一方,栽培研究により,ある程度は遺伝的要因に依存していることも明らかになった。分類学的には学際...
【医歯薬学】看護学:ゲノムDNAを含む研究件
❏非B型DNAの核内における生成と制御:ゲノムワイド解析によるアプローチ(21K06012)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】須谷 尚史 東京大学, 定量生命科学研究所, 准教授 (30401524)
【キーワード】DNA / 非B型DNA / ゲノム / ゲノム不安定性
【概要】本研究課題では、ゲノム上に生じる正常な形状でないDNA(非B型DNA)に焦点を当てた解析を行なっている。非B型DNAはゲノムの不安定性の要因となると考えられている。非B型DNAにはどのような種類があるのか、ゲノム上のどこに存在するのか、なぜ生成するのか、細胞は非B型DNAに起因するゲノム不安定性にどのように対応しているのか、などの諸点を明らかにすることが本研究課題の目的である。 本年度はSmc5/...
❏考古学・人類学・文化財科学の学際的研究による縄文社会論の再構築(18H03593)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山田 康弘 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (40264270)
【キーワード】考古学 / 人類学 / 学際的研究 / 出土人骨 / 縄文時代 (他14件)
【概要】2020年度は、コロナ禍のために、資料へのアクセスが不可能となったものも多く、研究そのものの進捗状況は決して芳しいものではなかった。そのような中でも、昨年度サンプリングを実施した愛知県伊川津貝塚出土人骨5体から、遺存状態のよいDNAを採取することができた。これらの事例は、年代測定の結果時期的に晩期後半にまとまり、同じ埋葬姿勢をとり、一つの埋葬小群を構成するものであり、今後の解析が順調に進めば、縄文...
❏高い放射線耐性を持つ動物クマムシの放射線防護メカニズムの解析(16H02951)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】國枝 武和 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10463879)
【キーワード】放射線 / クマムシ / DNA / 活性酸素種 / DNA防護 (他12件)
【概要】本研究課題では高い放射線耐性を示すクマムシに固有なDNA防護タンパク質Dsupについて、そのDNA防護メカニズムの解明を行った。その結果、Dsupタンパク質が活性酸素種からDNAを防護する活性を持ち、放射線への抵抗性の少なくとも一部は間接作用の遮蔽によることを示唆した。さらに、そのメカニズムはDNA傷害の修復促進ではなくストレス因子からのDNA防護であることを明瞭に示すとともに、それを可能にするD...
【医歯薬学】看護学:放射線DNAを含む研究件
❏放射線によるDNA損傷形成における水和水の作用の解明(18H03891)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山下 真一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (20511489)
【キーワード】放射線 / DNA損傷 / パルスラジオリシス / 初期過程 / 界面 (他11件)
【概要】DNA近傍には配向した水和水が存在し,十分離れた位置にある普通の水(自由水)とは性質が異なる。放射線によるDNA損傷誘発における水和水のはたらきを明らかにすること目的とした。 時間分解測定(パルスラジオリシス)では吸収分光と共鳴ラマン分光を実施した。前者では,グアニンのヌクレオチドを用い,化学回復を直接観測した。後者は,設計から始め信号取得にまで漕ぎつけた。 大腸菌プラスミドDNA(pUC18)に...
❏高い放射線耐性を持つ動物クマムシの放射線防護メカニズムの解析(16H02951)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】國枝 武和 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10463879)
【キーワード】放射線 / クマムシ / DNA / 活性酸素種 / DNA防護 (他12件)
【概要】本研究課題では高い放射線耐性を示すクマムシに固有なDNA防護タンパク質Dsupについて、そのDNA防護メカニズムの解明を行った。その結果、Dsupタンパク質が活性酸素種からDNAを防護する活性を持ち、放射線への抵抗性の少なくとも一部は間接作用の遮蔽によることを示唆した。さらに、そのメカニズムはDNA傷害の修復促進ではなくストレス因子からのDNA防護であることを明瞭に示すとともに、それを可能にするD...
❏極限環境耐性動物クマムシの持つ高い放射線耐性を支える分子機構の解析(25281016)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】國枝 武和 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (10463879)
【キーワード】放射線耐性 / クマムシ / 緩歩動物 / DNA損傷 / DNA保護 (他11件)
【概要】クマムシは高い放射線耐性を持つ動物として知られるが、その耐性を可能にする分子基盤はまったく分かっていなかった。本研究課題では、クマムシのクロマチン分画から同定された新規タンパク質Dsupに着目し、同タンパク質がC末端側領域を介してDNAに直接結合し、動物細胞の核DNA全体と共局在することを示した。さらに、Dsupを導入したヒト培養細胞では、X線照射によるDNA傷害の発生が約半分に抑制され、放射線耐...
【医歯薬学】看護学:遺伝子診断DNAを含む研究件
❏RNAの編集、化学修飾情報の1分子レベル解析技術の開発(24350084)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】遺伝子診断 / RNA / エピジェネティクス / 1分子計測(SMD) / DNA (他6件)
【概要】ターゲットRNAとプローブDNAのハイブリダイゼーションに加え、形成されるDNA/RNAハイブリッド構造の物性、すなわち、電荷移動特性を利用した1分子レベルRNA分析・診断法を開発した。電荷移動、電荷分離過程が蛍光の点滅(blinking)として観測されうることに着目し、暗状態の時間の長さ(OFF time)が、DNAの電荷移動特性を反映した電荷分離寿命(τ)と一致することを利用し、1分子レベルで...
❏モレキュラービーコンの一分子レベル観測(23655155)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 一分子観測 / 生物有機化学 / 蛍光相関分光 / blinking (他15件)
【概要】様々な蛍光分子を種々の位置に修飾したDNAを化学合成し、蛍光相関分光(FCS)測定により、蛍光分子の発光挙動を1分子レベルで見たときに観測される発光の点滅(=blinking)において蛍光分子が光っていない時間(=OFF time)からモレキュラービーコンの1分子レベル観測を試みた。OFF timeは、蛍光分子が溶媒から遮蔽されて、蛍光分子の三重項励起状態と酸素の反応速度が遅くなるほど長くなること...
❏グリコウイルスとシグナル増幅プローブを用いる細胞内遺伝子マニピュレーション(16350087)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】青山 安宏 京都大学, 工学研究科, 教授 (00038093)
【キーワード】グリコウイルス / セラソーム / リボレギュレーター / 遺伝子運搬 / 遺伝子検出 (他19件)
【概要】1.グリコウイルスを用いる遺伝子運搬 50nm程度のウイルスサイズが細胞導入に最適であることを見出し、3つのガラクトース残基をもつグリコウイルスがこの目的に最適であることを明らかにした。 2.セラソームを用いる遺伝子運搬 表面をセラミック被覆したリポソーム(セラソーム)は核酸との結合に際し融合せず、ウイルスサイズを維持した優れた遺伝子キャリアであることを明らかにした。 3.リボレギュレーターを用い...
【医歯薬学】看護学:抗がん剤DNAを含む研究件
❏化学生物学に立脚した人工遺伝子機能制御物質の創製(15510180)
【研究テーマ】生物分子科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】戸嶋 一敦 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60217502)
【キーワード】DNA / 光切断 / アントラセン / バルジDNA / 糖 (他18件)
【概要】本研究課題において、以下の3つのことを達成した。1)DNA光切断分子の創製:アントラセンをDNAインターカレーター及びDNA光切断部位として、デオキシアミノ糖をDNAグルーブバインダーとして有する人工ハイブリッド分子を分子設計、化学合成し、これが、365nmの光照射下、DNAをグアニン選択的に切断することを見出した。さらに、ガン細胞に対する抗細胞活性を評価した結果、光照射選択的な抗細胞活性を示すこ...
❏医用フェライト・ナノビーズの診断・治療・分析への応用展開(15209019)
【研究テーマ】応用薬理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】阿部 正紀 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (70016624)
【キーワード】磁気ビーズ / バイオスクリーニング / バイオセンシング / MRI造影 / ハイパーサーミア (他18件)
【概要】1.粒径を制御したフェライト・ナノビーズの開発:10-100nmの範囲で粒径を制御したFeフェライト(Fe_3O_4-γFe_2O_3固溶体)ナノ微粒子を作製する共沈法、部分酸化法、種成長法を開発した。 2.ポリマー被覆ポリマー被覆フェライト・ナノビーズの開発:フェライト・ナノ微粒子を、たんぱく質の非特異的吸着が少ないポリGMAで被覆する共重合法および、乳化剤を用いない重合法を開発した。 3.ポリ...