東アジアの森林を支える菌根菌ネットワークの生態系機能の解明
【研究分野】森林科学
【研究キーワード】
菌根共生 / 森林生態系 / 混合栄養 / ツツジ科 / 台湾 / イボタケ科 / 森林 / 林床植物 / 混合栄養植物 / イチヤクソウ / 菌根菌 / DNA / ベニタケ属菌
【研究成果の概要】
多様な森林生態系の薄暗い林床に生育する植物の生存戦略を地下部の菌根共生系の観点から明らかにすることを目的として,東アジアに遍在するツツジ科のイチヤクソウを対象に菌根共生の実態を調べた.イチヤクソウを日本,韓国,台湾から採取し,その根系の遺伝子解析をすると,周辺樹木に共生する菌根菌ベニタケ科が優占していた.以上より,林床に生育する植物は樹木と共通の共生菌を根に保持することが示唆された.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
木佐貫 博光 | 三重大学 | 生物資源学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
谷川 東子 | 国立研究開発法人森林総合研究所 | 関西支所 | 主任研究員 | (Kakenデータベース) |
奈良 一秀 | 東京大学 | 新領域創成科学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【配分額】17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)