緑色蛍光タンパク質のクロモフォアを基本骨格に用いたマルチカラー蛍光核酸 の開発
【研究分野】生体関連化学
【研究キーワード】
蛍光核酸 / 三重鎖DNA / RNA / 緑色蛍光タンパク質 / GFP / 三重鎖 / DNA / 有機合成 / 蛍光プローブ
【研究成果の概要】
本研究では、生体内で機能する複数のRNAの同時検出を可能にする、マルチカラー蛍光核酸プローブの開発を目指した。本研究では、蛍光核酸プローブを効率的にマルチカラー化するために、すでに複数色の誘導体が知られている緑色蛍光タンパク質(GFP)の核をなす蛍光色素を用いた。さらに、この色素を標的核酸との結合に伴って光らせるため、起案者らが過去に開発したDNA三重鎖形成に基づく蛍光検出系を応用した。
その結果、種々のGFP色素を導入した蛍光核酸プローブの合成に成功し、モデルとなる標的核酸存在下において三重鎖形成させ、蛍光をoffからonへ変化させ検出することに成功した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)