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研究分野別サイレントキーワード
「バイオマーカー」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報学フロンティア:ACOバイオマーカーを含む研究件
❏慢性炎症性気道疾患における新規バイオマーカーの多面的検討(21K20916)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2021-08-30 - 2023-03-31
【研究代表者】福田 健介 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (50910759)
【キーワード】ACO / COPD / 気管支喘息 / バイオマーカー / NGAL (他8件)
【概要】慢性閉塞性肺疾患(COPD)では約20-50%に気管支喘息を合併すると報告され、喘息―COPDオーバーラップ(ACO)として近年注目を集めている。喘息の合併がないCOPDと比較してACOは臨床経過や治療方針が異なるため、ACOの診断的バイオマーカーの確立が重要である。また、ACOの分子病態も十分に解明されておらず、さらなる研究が急務である。 申請者は植物由来システインプロテアーゼを用い、ACOの病...
❏気管支喘息、COPDの新規バイオマーカーの探索:NGAL、sRAGEに着目して(20K17176)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】松崎 博崇 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (00782187)
【キーワード】ACO / バイオマーカー / RAGE / NGAL / COPD (他6件)
【概要】計画書に記載した、マウスに間欠的なpapainの経気管投与を行う実験系において病理学・呼吸生理学・生化学的な多面的検証を行い、さらに経時的な変化を追うことで、臨床的な病態をよく再現する初めてのACO疾患モデルマウスとして論文発表行った(Allergy. 76(1):390-4. 2021)。今回樹立した独自のACO疾患モデルマウスとして引き続き、解析を行っている。 また、野生型マウスにPBSを投与...
【情報学】情報学フロンティア:機械学習バイオマーカーを含む研究件
❏腎機能低下を早期に予測するメタボロミクス・バイオマーカーの解明と予防医療への展開(18K17394)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】原田 成 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (10738090)
【キーワード】腎機能低下 / メタボローム / 機械学習 / 予防医学 / 慢性腎臓病 (他10件)
【概要】60-74歳の一般市民1,672人に対し、調査開始時の腎機能測定(血清クレアチニン、血清シスタチンC、尿中アルブミン)と血漿・尿メタボローム測定を行った。また同じ参加者に対して、6年後も同様に評価した。 機械学習的手法(OPLS-DA)を用いて、6年間での腎機能低下を予測した結果、古典的な腎機能指標に加えて、血漿・尿メタボロームを用いることで、より正確な予測モデルが構築できた。さらに別の機械学習的...
❏栄養状態を反映する発現バイオマーカーの体系的作出と利用(16H06171)
【研究テーマ】植物分子・生理科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】永野 惇 龍谷大学, 農学部, 講師 (00619877)
【キーワード】トランスクリプトーム / 栄養 / リン / 発現マーカー / 統計モデリング (他10件)
【概要】植物体内の窒素やリンなどの栄養成分量を知ることは様々な局面で重要である。本研究では、遺伝子発現量からこれらの成分量を推定するマーカーの開発を行った。まず、多数のトランスクリプトームデータを効率的に取得するために、低コスト多検体RNA-Seqのシステムを改良した。さらに、さまざまな栄養状態、温度、光、体内時計時刻の条件で取得したサンプルのトランスクリプトームデータとリン量などの形質データを取得し、そ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:リボソームプロファイリングバイオマーカーを含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
【複合領域】子ども学:運動バイオマーカーを含む研究件
❏骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発(20H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】エクソソーム / 加齢 / 運動 / 脳 / うつ (他13件)
【概要】【目的】脳由来神経栄養因子BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させるが、 最近の研究からうつやアルコール依存において血中BDNF量が減少することが示されており、うつ病のバイオマーカーや治療標的として注目されている。また、BDNFは脳以外の腸管粘膜においても発現することが明らかになっており、脳腸相関の観点から食による腸由来BDNFの制御が脳機能制御に重要な役割を果たす可能性がある。近年の...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏疫学手法とメタボローム解析技術の融合による一次予防への新たなアプローチ(25670303)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】武林 亨 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30265780)
【キーワード】メタボローム / 疫学 / バイオマーカー / 予防医学 / 運動 (他7件)
【概要】本研究において、アミノ酸をはじめとする極性物質と脂質類をそれぞれメタボローム測定することとした。後者は、本研究を通じて前処理、測定条件の確立を進め、安定的な測定条件の確立によって血漿を用いて脂肪酸類、アシルカルニチン、酸化脂肪酸、胆汁酸類等が測定できる系をほぼ確立した。データ解析については、「健康の要因」として運動、飲酒、食事摂取を、「健康状態」と肝機能障害、高血圧、メタボリック症候群を取り上げ、...
【複合領域】一般理論:個人差バイオマーカーを含む研究件
❏プロテオーム解析による抗がん剤反応性関連タンパク質の解明とバイオマーカーへの応用(21590176)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】鈴木 小夜 慶應義塾大学, 薬学部, 講師 (90424134)
【キーワード】個別化医療 / 抗がん剤 / 薬剤反応性 / バイオマーカー / プロテオーム (他8件)
【概要】抗がん剤治療の個別化には個々の患者の薬剤反応性を治療開始前に見極めるバイオマーカーの確立が必須である。本研究では、研究代表者が大腸癌におけるオキサリプラチン感受性予測候補タンパク質として見出した細胞内タンパク質S100A10の機能解析と臨床応用に向けた基礎的検討を行なった。その結果、S100A10が抗腫瘍メカニズムの異なる抗がん剤に対して異なる挙動を示しその発現変化はオキサリプラチン特異的であるこ...
❏抗がん剤反応性の個体差解明とバイオマーカー開発をめざしたプロテオーム解析(20390049)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】谷川原 祐介 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30179832)
【キーワード】個別化医療 / 抗癌剤 / 薬剤反応性 / バイオマーカー / プロテオーム (他9件)
【概要】本研究では、プロテオーム解析手法により癌細胞の抗がん剤感受性と相関して発現変動するタンパク質を網羅的に探索し、抗腫瘍効果の個人差解明と薬剤反応性の指標となるバイオマーカーの開発をめざした。研究の結果、ヒト大腸癌細胞における発現量がオキサリプラチンに対する感受性と相関を示すタンパク質を発見し、S100A10タンパク質と同定した。さらに、5-フルオロウラシルやイリノテカン活性代謝物曝露に対して特徴的な...
❏抗癌剤感受性に関連するタンパク質(ペプチド)バイオマーカーの研究(19659041)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鈴木 小夜 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (90424134)
【キーワード】個別化医療 / 抗癌剤 / 薬剤感受性 / 個人差 / バイオマーカー (他10件)
【概要】本研究では、抗癌剤反応性の個人差解明を目指し、薬効発現本体であるタンパク質を標的としたプロテオーム解析により抗癌剤感受性バイオマーカーを見出すことを目的とした。初年度(平成19年度)は、Surface-enhanced laser desorption/ionization time-of-flight mass spectrometry (SELDI-TOF MS)を用いて、オキサリプラチン(L...
【環境学】環境解析学:アルケノンバイオマーカーを含む研究件
❏C4植物の誕生・進化とその要因:白亜紀中期の炭素循環攪乱と南極付近の環境(19H02011)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】長谷川 卓 金沢大学, 地球社会基盤学系, 教授 (50272943)
【キーワード】白亜紀 / バイオマーカー / アルケノン / C4植物 / 古環境 (他13件)
【概要】国際深海科学掘削計画(IODP)第369次航海での掘削試料(U1516)の白亜系セノマニアン期,アルビアン期,アプチアン期の試料を入手し,分析を行った.その結果,セノマニアン期とアルビアン期の試料からハプト藻類に由来するC40アルケノン類(炭素数40の直鎖型アルキルケトン)を抽出することができた.これらは2つないし3つの不飽和部位を持っていた.特に一部のセノマニアン期の試料には3不飽和物が多く含ま...
❏南北両半球における古海洋環境の対比的研究(14540458)
【研究テーマ】地球化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】原田 尚美 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)
【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)
【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。 ・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...
【数物系科学】地球惑星科学:炭酸塩ノジュールバイオマーカーを含む研究件
❏バイオマーカーによって明らかにするイノセラムスの古生態(23540544)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】荻原 成騎 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (50214044)
【キーワード】イノセラムス / 化学合成生物群集 / バイオマーカー / 個別炭素同位体 / 炭酸塩ノジュール (他15件)
【概要】保存が良好な天塩中川産イノセラムス化石のバイオマーカー組成は、炭化水素画分において、n-アルカンの分布が特徴的である。n-C16とn-C17に頂点を持ち、n-C13からn-C21までのユニモーダルな分布である。CPI(C13-21)は0.79であった。n-アルカンの個別炭素同位体組成は、-30パーミルを下回らない。PMIやクロセタンは検出されなかった。脂肪酸は卓越するC16脂肪酸と-30パーミルを...
❏分子化石の「ノアの箱舟」:石灰質ノジュールのシェルター効果が守る古環境情報(19654076)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】長谷川 卓 金沢大学, 自然システム学系, 教授 (50272943)
【キーワード】石灰質ノジュール / 炭素同位体比 / 硫酸還元 / 地質野外調査 / 白亜系 (他12件)
【概要】北海道羽幌町の中二股沢および豊沢,同苫前町古丹別川,同小平町幌立沢および小平藥川,そして同夕張市大夕張シューパロ川において,白亜系蝦夷層群の調査を行い,層準を限定して石灰質ノジュール試料を多数採集した.その層準とはInoceramus uwajimensis帯である.羽幌町調査地は入口付近で閉鎖されていたため,往復30Km近い距離を踏破し多量の試料を運搬するという大変な労力を伴った反面,アマチュア...
【数物系科学】地球惑星科学:硫酸還元菌バイオマーカーを含む研究件
❏バイオマーカーによって明らかにするイノセラムスの古生態(23540544)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】荻原 成騎 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (50214044)
【キーワード】イノセラムス / 化学合成生物群集 / バイオマーカー / 個別炭素同位体 / 炭酸塩ノジュール (他15件)
【概要】保存が良好な天塩中川産イノセラムス化石のバイオマーカー組成は、炭化水素画分において、n-アルカンの分布が特徴的である。n-C16とn-C17に頂点を持ち、n-C13からn-C21までのユニモーダルな分布である。CPI(C13-21)は0.79であった。n-アルカンの個別炭素同位体組成は、-30パーミルを下回らない。PMIやクロセタンは検出されなかった。脂肪酸は卓越するC16脂肪酸と-30パーミルを...
❏化学合成生物群集における共生関係の進化についての分子古生物学的研究(14540437)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】荻原 成騎 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (50214044)
【キーワード】バイオマーカー / 化学合成生物群集 / メタン生成古細菌 / 硫酸還元菌 / メタン湧出 (他18件)
【概要】本研究では、培養菌および現世の海洋底のメタン湧出地点に生息するメタン生成菌、試料について分析を行い、バイオマーカーによる特徴付けを行った。これはメタン生成菌種をその脂質分析によって決定しようという試みである。その結果、メタン生成菌の化学組成分類であるANME-1の炭化水素画分からはクロセタンと飽和および不飽和PME,エーテル結合性脂質からはフィタンのみでビフィタンは検出されなかった。これに対して、...
【数物系科学】地球惑星科学:イノセラムスバイオマーカーを含む研究件
❏バイオマーカーによって明らかにするイノセラムスの古生態(23540544)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】荻原 成騎 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (50214044)
【キーワード】イノセラムス / 化学合成生物群集 / バイオマーカー / 個別炭素同位体 / 炭酸塩ノジュール (他15件)
【概要】保存が良好な天塩中川産イノセラムス化石のバイオマーカー組成は、炭化水素画分において、n-アルカンの分布が特徴的である。n-C16とn-C17に頂点を持ち、n-C13からn-C21までのユニモーダルな分布である。CPI(C13-21)は0.79であった。n-アルカンの個別炭素同位体組成は、-30パーミルを下回らない。PMIやクロセタンは検出されなかった。脂肪酸は卓越するC16脂肪酸と-30パーミルを...
❏化学合成生物群集の進化についての有機地化学的・古生物学的研究(09740385)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】荻原 成騎 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (50214044)
【キーワード】化学合成生物群集 / シロウリ貝 / バクテリア / バイオマーカー / イノセラムス (他6件)
【概要】本研究の第一歩として、現世の海洋底から得られた化学合成生物群集(御前崎沖竜洋海底谷よりシンカイにて採集)を有機地球化学的に分析した結果、3,7-dimethylalkaneとakylcycropenetaneが多量に検出され、これらはシロウリ貝類と共生するバクテリアを特徴付けるバイオマーカーである可能性が示された。ただし、GC/IR/MS分析による同位体測定から炭素同位対比は、それぞれ-24‰前後...
【数物系科学】地球惑星科学:自生鉱物バイオマーカーを含む研究件
❏Do microcrystalline dolomite inclusions provide fossil evidence for the onset of gas hydrate formation?: Isotopic and biogeochemical investigations of methane hydrate in Joetsu Basin, Sea of Japan.(17K05712)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】Snyder Glen 明治大学, 研究・知財戦略機構(駿河台), 研究推進員 (90751777)
【キーワード】gas hydrate / Sea of Japan / microdolomite / Bacteriodetes / helium (他20件)
【概要】微生物活動は高温の温泉水、深海堆積物など様々な場所で見つかっているが、ガスハイドレート結晶中に高塩分微小空間が存在し、その中で微生物が代謝を繰り返していたとは研究チーム。私たちは新潟県沖上越堆積盆で、長い連続的なガスハイドレートのコアを採取・分解し、分解後に残ったハイドレート融解水中に、幸運にも、中心部分に暗黒有機物質と生命活動の痕跡を包含する微小なマイクロドロマイトが残されているのを発見した。そ...
❏初期続成作用によって形成された炭酸塩ノジュールの有機地球化学的研究(08740402)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】荻原 茂騎 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (50214044)
【キーワード】自生鉱物 / バイオマーカー / 続成作用 / ホパノイド化合物
【概要】堆積物中の有機物の一部は、続成作用初期に炭酸塩鉱物に代表される自生鉱物中に包有物として取り込まれる。本研究では、自生鉱物に取り込まれた有機化合物と母岩中の有機化合物の比較検討を行った。分析方法の確立のために炭酸塩に比べ有機物量の多い燐酸塩について分析を行った。用いた試料はMonterey層よりのphosphoriteである。その結果、自生鉱物内部には総bitumen量の28%が含まれる。内外n-a...
【数物系科学】地球惑星科学:海洋無酸素事変バイオマーカーを含む研究件
❏C4植物の誕生・進化とその要因:白亜紀中期の炭素循環攪乱と南極付近の環境(19H02011)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】長谷川 卓 金沢大学, 地球社会基盤学系, 教授 (50272943)
【キーワード】白亜紀 / バイオマーカー / アルケノン / C4植物 / 古環境 (他13件)
【概要】国際深海科学掘削計画(IODP)第369次航海での掘削試料(U1516)の白亜系セノマニアン期,アルビアン期,アプチアン期の試料を入手し,分析を行った.その結果,セノマニアン期とアルビアン期の試料からハプト藻類に由来するC40アルケノン類(炭素数40の直鎖型アルキルケトン)を抽出することができた.これらは2つないし3つの不飽和部位を持っていた.特に一部のセノマニアン期の試料には3不飽和物が多く含ま...
❏古環境変動に伴う微生物の進化と拡散(18540462)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】荻原 成騎 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教 (50214044)
【キーワード】嫌気的メタン酸化 / バイオマーカー / イソプレノイド炭化水素 / 冷湧水炭酸塩 / ANME (他9件)
【概要】地質時代の嫌気的メタン酸化古細菌について、バイオマーカー分析によってANME-1とANME-2の識別を行う技術(手法)を確立した。 これを用いて、北海道を中心に本邦の化石冷湧水炭酸塩の分析を行い、メタン酸化古細菌の組み合わせ(分布)の時代変化の解明を試みた。その結果、冷湧水炭酸塩沈殿場における嫌気的メタン酸化に関与した古細菌は,アルビアンよりも古い時代ではAMNE-1グループのみが活動し,セノマニ...
【数物系科学】地球惑星科学:炭素同位体比バイオマーカーを含む研究件
❏C4植物の誕生・進化とその要因:白亜紀中期の炭素循環攪乱と南極付近の環境(19H02011)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】長谷川 卓 金沢大学, 地球社会基盤学系, 教授 (50272943)
【キーワード】白亜紀 / バイオマーカー / アルケノン / C4植物 / 古環境 (他13件)
【概要】国際深海科学掘削計画(IODP)第369次航海での掘削試料(U1516)の白亜系セノマニアン期,アルビアン期,アプチアン期の試料を入手し,分析を行った.その結果,セノマニアン期とアルビアン期の試料からハプト藻類に由来するC40アルケノン類(炭素数40の直鎖型アルキルケトン)を抽出することができた.これらは2つないし3つの不飽和部位を持っていた.特に一部のセノマニアン期の試料には3不飽和物が多く含ま...
❏分子化石の「ノアの箱舟」:石灰質ノジュールのシェルター効果が守る古環境情報(19654076)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】長谷川 卓 金沢大学, 自然システム学系, 教授 (50272943)
【キーワード】石灰質ノジュール / 炭素同位体比 / 硫酸還元 / 地質野外調査 / 白亜系 (他12件)
【概要】北海道羽幌町の中二股沢および豊沢,同苫前町古丹別川,同小平町幌立沢および小平藥川,そして同夕張市大夕張シューパロ川において,白亜系蝦夷層群の調査を行い,層準を限定して石灰質ノジュール試料を多数採集した.その層準とはInoceramus uwajimensis帯である.羽幌町調査地は入口付近で閉鎖されていたため,往復30Km近い距離を踏破し多量の試料を運搬するという大変な労力を伴った反面,アマチュア...
【数物系科学】地球惑星科学:安定同位体バイオマーカーを含む研究件
❏エディアカラの海での気候激変と動物進化の因果関係の解明(18KK0094)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】狩野 彰宏 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (60231263)
【キーワード】新原生代 / 古海洋 / 動物進化 / バイオマーカー / 古土壌 (他13件)
【概要】本研究は「全球凍結後の層状化海洋でのエサの増加が多細胞動物の進化を促した」という独自の仮説を検証するために,海綿・刺胞動物由来の痕跡を含む世界各地のクリオゲニア~エディアカラ系堆積岩を対象に多項目の分析を行うものである。 コロナ禍で海外渡航が制限されていたため,今年度は比較検討対象として熊本県天草市および佐賀県唐津市の始新世堆積物についての野外調査を行った(狩野)。この調査では,土壌成堆積物と湖成...
❏Intramolecular isotope analysis of lipids as a novel biological and environmental proxy(18H01326)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】ジルベルト アレキシー 東京工業大学, 理学院, 助教 (20726955)
【キーワード】Lipids / Isotope / Biomarker / lipids / 13C isotope (他15件)
【概要】代謝は複雑なシステムであり、炭素同位体(13Cと12C)、またはそれらの比率は、生物のフラックスと生理学的状態を記録することができます。 したがって、有機分子の安定同位体組成は、多くの分野で重要です。 特に脂質は、堆積性有機物として非常に長期間保存されるため、興味深いターゲットとなります。 このプロジェクトでは、植物の脂肪酸の各位置の13C/12C同位体組成を測定することができました。 したがって...
❏Do microcrystalline dolomite inclusions provide fossil evidence for the onset of gas hydrate formation?: Isotopic and biogeochemical investigations of methane hydrate in Joetsu Basin, Sea of Japan.(17K05712)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】Snyder Glen 明治大学, 研究・知財戦略機構(駿河台), 研究推進員 (90751777)
【キーワード】gas hydrate / Sea of Japan / microdolomite / Bacteriodetes / helium (他20件)
【概要】微生物活動は高温の温泉水、深海堆積物など様々な場所で見つかっているが、ガスハイドレート結晶中に高塩分微小空間が存在し、その中で微生物が代謝を繰り返していたとは研究チーム。私たちは新潟県沖上越堆積盆で、長い連続的なガスハイドレートのコアを採取・分解し、分解後に残ったハイドレート融解水中に、幸運にも、中心部分に暗黒有機物質と生命活動の痕跡を包含する微小なマイクロドロマイトが残されているのを発見した。そ...
【数物系科学】地球惑星科学:古地磁気バイオマーカーを含む研究件
❏南北両半球における古海洋環境の対比的研究(14540458)
【研究テーマ】地球化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】原田 尚美 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)
【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)
【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。 ・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...
❏原始地球の遊離酸素とバイオマーカーに関する国際共同研究(14253007)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】根建 心具 鹿児島大学, 理学部, 教授 (10107849)
【キーワード】太古代 / 微生物 / 地球環境 / 古地磁気 / ピルバラ (他14件)
【概要】本研究の目的は,太古代の生物種の時空分布を知り、生命を取り巻く地球化学的環境を調べ、これらの共進化を規制した地球物理学的要因を明かにすることである。本年度はオーストラリア、ピルバラ地域において昨年度目的を達することができなかったTumbiana Formation(2.76Ga)中のストロマイト堆積層を再度掘削した。アメリカNASA生物学研究所、オーストラリアの研究者に加えて、本年度はアメリカの研...
【数物系科学】地球惑星科学:白亜紀バイオマーカーを含む研究件
❏C4植物の誕生・進化とその要因:白亜紀中期の炭素循環攪乱と南極付近の環境(19H02011)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】長谷川 卓 金沢大学, 地球社会基盤学系, 教授 (50272943)
【キーワード】白亜紀 / バイオマーカー / アルケノン / C4植物 / 古環境 (他13件)
【概要】国際深海科学掘削計画(IODP)第369次航海での掘削試料(U1516)の白亜系セノマニアン期,アルビアン期,アプチアン期の試料を入手し,分析を行った.その結果,セノマニアン期とアルビアン期の試料からハプト藻類に由来するC40アルケノン類(炭素数40の直鎖型アルキルケトン)を抽出することができた.これらは2つないし3つの不飽和部位を持っていた.特に一部のセノマニアン期の試料には3不飽和物が多く含ま...
❏分子化石の「ノアの箱舟」:石灰質ノジュールのシェルター効果が守る古環境情報(19654076)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】長谷川 卓 金沢大学, 自然システム学系, 教授 (50272943)
【キーワード】石灰質ノジュール / 炭素同位体比 / 硫酸還元 / 地質野外調査 / 白亜系 (他12件)
【概要】北海道羽幌町の中二股沢および豊沢,同苫前町古丹別川,同小平町幌立沢および小平藥川,そして同夕張市大夕張シューパロ川において,白亜系蝦夷層群の調査を行い,層準を限定して石灰質ノジュール試料を多数採集した.その層準とはInoceramus uwajimensis帯である.羽幌町調査地は入口付近で閉鎖されていたため,往復30Km近い距離を踏破し多量の試料を運搬するという大変な労力を伴った反面,アマチュア...
【数物系科学】地球惑星科学:気候変動バイオマーカーを含む研究件
❏エディアカラの海での気候激変と動物進化の因果関係の解明(18KK0094)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】狩野 彰宏 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (60231263)
【キーワード】新原生代 / 古海洋 / 動物進化 / バイオマーカー / 古土壌 (他13件)
【概要】本研究は「全球凍結後の層状化海洋でのエサの増加が多細胞動物の進化を促した」という独自の仮説を検証するために,海綿・刺胞動物由来の痕跡を含む世界各地のクリオゲニア~エディアカラ系堆積岩を対象に多項目の分析を行うものである。 コロナ禍で海外渡航が制限されていたため,今年度は比較検討対象として熊本県天草市および佐賀県唐津市の始新世堆積物についての野外調査を行った(狩野)。この調査では,土壌成堆積物と湖成...
❏南極寒冷圏変動史の解読:第四紀の全球気候システムにおける南大洋の役割を評価する(23244102)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-11-18 - 2014-03-31
【研究代表者】池原 実 高知大学, 教育研究部自然科学系, 准教授 (90335919)
【キーワード】南大洋 / 海氷 / 南極周極流 / セディメントウェーブ / 気候変動 (他14件)
【概要】南大洋インド洋区のコンラッドライズにおいて,南極周極流の影響によって形成された巨大砂丘様海底地形(セディメントウェーブ)を新たに発見した。海底下地質構造解析を基にしたセディメントウェーブ形成史から,南極周極流がおよそ150万年前に北上したと推測される。 最終氷期には冬季海氷縁が少なくとも緯度として15度程度北側に移動し,その影響で表層は低塩分化して成層が強化されていた可能性が高い。この現象は氷期の...
【数物系科学】地球惑星科学:堆積物バイオマーカーを含む研究件
❏完新世における西南極氷床の崩壊の復元(19340158)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】大河内 直彦 独立行政法人海洋研究開発機構, 海洋・極限環境生物圏領域, プログラムディレクター (00281832)
【キーワード】西南極氷床 / 完新世 / 放射性炭素年代 / バイオマーカー / 水素同位体比 (他10件)
【概要】南極ロス海の堆積物中に含まれるC_<14>, C_<16>, C_<18>脂肪酸を単離・精製し,その放射性炭素年代を測定した。その結果は,ロス海に張り出す西南極氷床の氷縁が過去5000年間に大きく後退したことを示した。このことは,西南極氷床が完新世に大きく融解してきたことを示唆し,北半球氷床と南半球氷床の融解に大きなタイムラグが存在することを明らかにした。 ...
❏南北両半球における古海洋環境の対比的研究(14540458)
【研究テーマ】地球化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】原田 尚美 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)
【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)
【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。 ・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...
【数物系科学】地球惑星科学:化学合成生物群集バイオマーカーを含む研究件
❏バイオマーカーによって明らかにするイノセラムスの古生態(23540544)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】荻原 成騎 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (50214044)
【キーワード】イノセラムス / 化学合成生物群集 / バイオマーカー / 個別炭素同位体 / 炭酸塩ノジュール (他15件)
【概要】保存が良好な天塩中川産イノセラムス化石のバイオマーカー組成は、炭化水素画分において、n-アルカンの分布が特徴的である。n-C16とn-C17に頂点を持ち、n-C13からn-C21までのユニモーダルな分布である。CPI(C13-21)は0.79であった。n-アルカンの個別炭素同位体組成は、-30パーミルを下回らない。PMIやクロセタンは検出されなかった。脂肪酸は卓越するC16脂肪酸と-30パーミルを...
❏化学合成生物群集における共生関係の進化についての分子古生物学的研究(14540437)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】荻原 成騎 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (50214044)
【キーワード】バイオマーカー / 化学合成生物群集 / メタン生成古細菌 / 硫酸還元菌 / メタン湧出 (他18件)
【概要】本研究では、培養菌および現世の海洋底のメタン湧出地点に生息するメタン生成菌、試料について分析を行い、バイオマーカーによる特徴付けを行った。これはメタン生成菌種をその脂質分析によって決定しようという試みである。その結果、メタン生成菌の化学組成分類であるANME-1の炭化水素画分からはクロセタンと飽和および不飽和PME,エーテル結合性脂質からはフィタンのみでビフィタンは検出されなかった。これに対して、...
❏化学合成生物群集の進化についての有機地化学的・古生物学的研究(09740385)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】荻原 成騎 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (50214044)
【キーワード】化学合成生物群集 / シロウリ貝 / バクテリア / バイオマーカー / イノセラムス (他6件)
【概要】本研究の第一歩として、現世の海洋底から得られた化学合成生物群集(御前崎沖竜洋海底谷よりシンカイにて採集)を有機地球化学的に分析した結果、3,7-dimethylalkaneとakylcycropenetaneが多量に検出され、これらはシロウリ貝類と共生するバクテリアを特徴付けるバイオマーカーである可能性が示された。ただし、GC/IR/MS分析による同位体測定から炭素同位対比は、それぞれ-24‰前後...
【数物系科学】地球惑星科学:バクテリアバイオマーカーを含む研究件
❏分子地球化学:原子レベルの状態分析に基づく地球と生命の進化史の精密解析(22224011)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】高橋 嘉夫 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (10304396)
【キーワード】化学種解明 / XAFS / モリブデン / タングステン / セリウム異常 (他24件)
【概要】本研究では、XAFS法などにより固液界面での元素の局所構造を調べる(化学種解析)ことで、海洋での微量元素の固相への吸着反応に伴う元素の固液分配や同位体分別のメカニズム解明を解明し、それに基づいた精密な古海洋の酸化還元状態解析や海洋の酸化還元環境の変化に伴う元素の溶解度の変化などに関する研究を行った。その結果、Mo同位体比とW同位体比の複合的利用、Ce安定同位体比とCe異常の複合的利用、バライト中の...
❏分子化石の「ノアの箱舟」:石灰質ノジュールのシェルター効果が守る古環境情報(19654076)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】長谷川 卓 金沢大学, 自然システム学系, 教授 (50272943)
【キーワード】石灰質ノジュール / 炭素同位体比 / 硫酸還元 / 地質野外調査 / 白亜系 (他12件)
【概要】北海道羽幌町の中二股沢および豊沢,同苫前町古丹別川,同小平町幌立沢および小平藥川,そして同夕張市大夕張シューパロ川において,白亜系蝦夷層群の調査を行い,層準を限定して石灰質ノジュール試料を多数採集した.その層準とはInoceramus uwajimensis帯である.羽幌町調査地は入口付近で閉鎖されていたため,往復30Km近い距離を踏破し多量の試料を運搬するという大変な労力を伴った反面,アマチュア...
❏鉄同位体組成分析による地圏/水圏―生物圏相互作用の解明(13440160)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】加藤 泰浩 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (40221882)
【キーワード】鉄同位体 / 生体鉱化作用 / 鉄鉱床 / 縞状鉄鉱層 / 同位体分別 (他8件)
【概要】申請者らは,現世や過去の地質試料の鉄同位体組成の大枠を確立し,それにより全地球史を通じての地圏/水圏と生物圏の相互作用を解明することを目的として,本研究を進行させた.次のような成果を得たが,研究の重要な部分については,現在も研究を進展させている. (1)第四紀の陸上温泉活動に伴って,バクテリアなどが関与して生成した堆積性鉄鉱床(群馬鉄山)について,その化学組成が極めて特異であることを見い出し,Re...
【農学】動物生命科学:バイオマーカーを含む研究件
❏リン酸化ニューロフィラメント重鎖血中濃度に基づく脊髄損傷の病態把握と治療効果判定(21K05935)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】藤原 玲奈 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (60456176)
【キーワード】脊髄損傷 / バイオマーカー / リン酸化ニューロフィラメント重鎖(pNF-H) / 犬 / 脊髄再生医療
【概要】
❏イヌの変性性脊髄症の臨床的・病理学的特質の解明とL-カルニチン投与の有効性の検討(23580450)
【研究テーマ】臨床獣医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2016-03-31
【研究代表者】齋藤 弥代子 麻布大学, 獣医学部, 准教授 (80367242)
【キーワード】変性性脊髄症 / ALS / ウェルシュ・コーギー / DMスコア / レボカルニチン (他14件)
【概要】人の筋萎縮性側索硬化症(ALS)で用いられる評価項目とパラレルな方法にて、変性性脊髄症(DM)に罹患したペンブローク・ウェルシュ・コーギーを縦断的に評価し、DMに適した評価項目を確立した。ALSの機能評価法として有望視されている運動単位数推定法(MUNE)を犬で確立することができた。レボカルニチン(LC)のオープントライアルでは、有害事象は認められず、DMスコアの減少度を用いてLCの有効性が示され...
【農学】森林圏科学:リンバイオマーカーを含む研究件
❏栄養状態を反映する発現バイオマーカーの体系的作出と利用(16H06171)
【研究テーマ】植物分子・生理科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】永野 惇 龍谷大学, 農学部, 講師 (00619877)
【キーワード】トランスクリプトーム / 栄養 / リン / 発現マーカー / 統計モデリング (他10件)
【概要】植物体内の窒素やリンなどの栄養成分量を知ることは様々な局面で重要である。本研究では、遺伝子発現量からこれらの成分量を推定するマーカーの開発を行った。まず、多数のトランスクリプトームデータを効率的に取得するために、低コスト多検体RNA-Seqのシステムを改良した。さらに、さまざまな栄養状態、温度、光、体内時計時刻の条件で取得したサンプルのトランスクリプトームデータとリン量などの形質データを取得し、そ...
❏サンゴ礁-海草藻場-マングローブ林から構成される複合生態系における環境動態の解析(16201006)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】山室 真澄 独立行政法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 主任研究員 (80344208)
【キーワード】物質循環 / 窒素 / リン / ROV / バイオマーカー (他6件)
【概要】本研究では研究期間の3年間のうち、男年度に器や分析手法などの準備行い、次年度は下記の測線調査と面的調査を通常期および寒冷期に行った。最終年度に当たる本年度は、台風来襲期にあたる高温期の調査を天候に合わせて機動的に遂行し、複合生態系の動態を季節変化を踏まえて総合的に解析した。 測線調査 マングローブ・海草藻場・サンゴ礁をそれぞれ独立したボックスとして捉え、それらの間の窒素及びリンの収支を定量的に把握...
【農学】森林圏科学:コピー数多型バイオマーカーを含む研究件
❏婦人科悪性腫瘍の薬物応答に関与する新規バイオマーカーの特定(16K11153)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山上 亘 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 専任講師 (30348718)
【キーワード】コピー数解析 / 卵巣癌 / 子宮体癌 / 子宮頸癌 / 薬剤感受性試験 (他13件)
【概要】卵巣癌のうち、漿液性癌、類内膜癌ではFGF3, FGF4コピー数増幅が少数ながら認められ、分子標的薬ソラフェニブの効果が期待できる可能性が示唆されたが、明細胞癌では殆ど認められなかった。卵巣癌に対するソラフェニブは本邦では臨床投与は殆どなされておらず、少数例の薬剤感受性試験においてはソラフェニブ感受性症例はなく、上記について臨床的には実証されていない。 子宮体癌や子宮頸癌ではFGF3, FGF4コ...
❏卵巣癌の薬物応答に関与する新規バイオマーカーの特定(24592529)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】山上 亘 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (30348718)
【キーワード】卵巣癌 / 分子標的治療薬 / 化学療法 / バイオマーカー / SNP (他12件)
【概要】本研究は①一塩基多型(single nucleotide polymorphism, SNP)に基づいた卵巣癌術後化学療法の効果予測 ②卵巣癌への分子標的治療薬効果予測マーカーの開発を目的とした。①は癌症例の血中リンパ球の網羅的SNP解析により、化学療法の好中球減少の程度で有意差を認めるSNPを5種、および判別分析にて20種抽出した。これらの中に予後と相関を認めたSNPが認められた。②は卵巣癌組織...
【農学】水圏応用科学:微生物バイオマーカーを含む研究件
❏Do microcrystalline dolomite inclusions provide fossil evidence for the onset of gas hydrate formation?: Isotopic and biogeochemical investigations of methane hydrate in Joetsu Basin, Sea of Japan.(17K05712)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】Snyder Glen 明治大学, 研究・知財戦略機構(駿河台), 研究推進員 (90751777)
【キーワード】gas hydrate / Sea of Japan / microdolomite / Bacteriodetes / helium (他20件)
【概要】微生物活動は高温の温泉水、深海堆積物など様々な場所で見つかっているが、ガスハイドレート結晶中に高塩分微小空間が存在し、その中で微生物が代謝を繰り返していたとは研究チーム。私たちは新潟県沖上越堆積盆で、長い連続的なガスハイドレートのコアを採取・分解し、分解後に残ったハイドレート融解水中に、幸運にも、中心部分に暗黒有機物質と生命活動の痕跡を包含する微小なマイクロドロマイトが残されているのを発見した。そ...
❏原始地球の遊離酸素とバイオマーカーに関する国際共同研究(14253007)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】根建 心具 鹿児島大学, 理学部, 教授 (10107849)
【キーワード】太古代 / 微生物 / 地球環境 / 古地磁気 / ピルバラ (他14件)
【概要】本研究の目的は,太古代の生物種の時空分布を知り、生命を取り巻く地球化学的環境を調べ、これらの共進化を規制した地球物理学的要因を明かにすることである。本年度はオーストラリア、ピルバラ地域において昨年度目的を達することができなかったTumbiana Formation(2.76Ga)中のストロマイト堆積層を再度掘削した。アメリカNASA生物学研究所、オーストラリアの研究者に加えて、本年度はアメリカの研...
【医歯薬学】基礎医学:術後せん妄バイオマーカーを含む研究件
❏血液脳関門および軸索損傷バイオマーカーを用いた術後せん妄の病態解明と評価法の開発(22K09066)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】水枝谷 一仁 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90882605)
【キーワード】術後せん妄 / 血液脳関門(BBB) / リン酸化ニューロフィラメント重鎖(pNF-H) / バイオマーカー
【概要】
❏軸索損傷マーカーを用いた術後せん妄の病態解明と予防・治療法開発の創薬標的の探索(20K17831)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】井上 玲央 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (10845267)
【キーワード】術後せん妄 / バイオマーカー / pNF-H / 血清バイオマーカー / せん妄重症度
【概要】術後せん妄について神経軸索傷害マーカー(pNF-H)を主軸にした血液学的診断法(感度・特異度)と重症度の定量的評価法を開発行い、血清pNF-H値が術後認知機能との関連も検討する。さらに炎症、血液-脳関門(血管内皮)傷害、認知症と関連が深いアポリポ蛋白質との相互作用の観点から術後せん妄の病態を解明し、せん妄や術後認知機能障害の予防・治療法開発の創薬標的を探索する。そのために、本年度は対象患者に対し手...
【医歯薬学】内科系臨床医学:lncRNAバイオマーカーを含む研究件
❏長塩基長非コードRNAを利用した放射線治療次世代バイオマーカー確立に関する研究(21K07171)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宮川 隆 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20721939)
【キーワード】lncRNA / バイオマーカー / 放射線治療 / 放射線 / がん
【概要】本研究の目的は、がんの放射線応答新規バイオマーカーを長塩基長非コードRNA(long non- coding RNA :lncRNA)というものをターゲットにして確立し、その機能を見出すことです。 放射線を照射したヒトがん培養細胞(子宮頚がん由来のHeLa細胞、肺がん由来のA549細胞な ど)を用い、放射線に応答する新規lncRNAの探索とその役割や生体内メカニズムを解明します。それにより、科学的...
❏新規放射線治療新規バイオマーカー確立およびメカニズム解明研究(18K07290)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】宮川 隆 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20721939)
【キーワード】ncRNA / がん / 放射線 / 放射線治療 / バイオマーカー (他7件)
【概要】非侵襲性の特徴があるがん放射線治療の重要性が増しています。本研究は、タンパク質の鋳型とならない非コードRNA(non-coding RNA; ncRNA)を切り口にして放射線治療新規マーカ ー確立を目的としました。治療モデルとして、放射線を照射した各種がん由来培養細胞を用いました。まず、定量PCRを用いた解析により、発現変動するncRNAをいくつか同定しました。また、FISH法やIF法を用いて、局...
❏放射線治療新規マーカー開発を志向した非コードRNAの新規機能解析(26830096)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮川 隆 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20721939)
【キーワード】非コードRNA / 放射線治療 / がん / バイオマーカー / 放射線 (他7件)
【概要】非侵襲性の特徴がある放射線治療はがん治療で重要性が増しています。本研究は、タンパク質の鋳型とならない非コードRNA(non-coding RNA; ncRNA)をターゲットにして放射線治療の新規マーカー研究確立を目的としました。治療モデルとして、放射線を照射した各種がん由来培養細胞を用いました。まず定量PCRを用いた解析により、発現変動するncRNAをいくつか同定しました。また、FISH法やIF法...
【医歯薬学】内科系臨床医学:ncRNAバイオマーカーを含む研究件
❏新規放射線治療新規バイオマーカー確立およびメカニズム解明研究(18K07290)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】宮川 隆 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20721939)
【キーワード】ncRNA / がん / 放射線 / 放射線治療 / バイオマーカー (他7件)
【概要】非侵襲性の特徴があるがん放射線治療の重要性が増しています。本研究は、タンパク質の鋳型とならない非コードRNA(non-coding RNA; ncRNA)を切り口にして放射線治療新規マーカ ー確立を目的としました。治療モデルとして、放射線を照射した各種がん由来培養細胞を用いました。まず、定量PCRを用いた解析により、発現変動するncRNAをいくつか同定しました。また、FISH法やIF法を用いて、局...
❏放射線治療新規マーカー開発を志向した非コードRNAの新規機能解析(26830096)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮川 隆 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20721939)
【キーワード】非コードRNA / 放射線治療 / がん / バイオマーカー / 放射線 (他7件)
【概要】非侵襲性の特徴がある放射線治療はがん治療で重要性が増しています。本研究は、タンパク質の鋳型とならない非コードRNA(non-coding RNA; ncRNA)をターゲットにして放射線治療の新規マーカー研究確立を目的としました。治療モデルとして、放射線を照射した各種がん由来培養細胞を用いました。まず定量PCRを用いた解析により、発現変動するncRNAをいくつか同定しました。また、FISH法やIF法...
【医歯薬学】内科系臨床医学:がんの個性診断バイオマーカーを含む研究件
❏Live Cell Analyzing Systemによる相動性組換え不全検出(19K07725)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】川田 滋久 株式会社東芝研究開発センター, その他部局等, 主任研究員 (90575052)
【キーワード】がんの個性診断 / バイオマーカー / ゲノム不安定性 / 相同組換え機能不全 / 乳がん
【概要】本研究では、乳がんの発症機構の一つである「相同組換え機能不全」(Homologous Recombination Deficiency:HRD)について、生細胞を用いて直接検出することにより、新たな乳がんの検出指標として確立することを目指した。 HRD検出系は、各細胞のHRDの程度を可視化するため、あらかじめ切断し切断部に相同性配列を配したCRE遺伝子をコードしたプラスミドベクターと、loxP配列...
❏アミノレブリン酸投与後の腫瘍特異的ポルフィリン蓄積メカニズムの解明(22700910)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】小倉 俊一郎 東京工業大学, フロンティア研究機構, 特任准教授 (90343160)
【キーワード】がんの個性診断 / バイオマーカー / 5-アミノレブリン酸 / プロトポルフィリンIX / PEPT1 (他9件)
【概要】がん患者にアミノレブリン酸(ALA)を投与すると、腫瘍特異的にポルフィリンが蓄積されることが知られており、この現象を利用したがんの診断・治療が臨床で用いられている。しかしながら、腫瘍特異的なポルフィリン蓄積の分子メカニズムは未だ解明されていない。そこで本研究では腫瘍特異的なポルフィリン蓄積メカニズムの解明を目的とし、特異的なポルフィリン蓄積に関わる生体内物質を同定する。その結果、ALAの取り込みに...
【医歯薬学】内科系臨床医学:マイクロRNA(miRNA)バイオマーカーを含む研究件
❏肺癌の“より精密な医療”に向けたAKT/mTOR制御系signatureの解析(20K07378)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】土橋 洋 国際医療福祉大学, 国際医療福祉大学病院, 教授 (90231456)
【キーワード】TFFファミリー / バイオマーカー / アポトーシス / abortive cell cycle / 増殖抑制 (他12件)
【概要】我々は培養細胞とヒト肺癌でTrefoil factor (TFF) family蛋白質の機能解析を行っている。これまでの基盤研究で、i) TFF1の腺癌細胞特異的な発現、ii) TFF1過剰発現による細胞増殖抑制、細胞死の亢進、iii) 肺癌患者における血清TFFの高値、等を明らかにした。本年度は培養細胞でTFFの発現による遊走、浸潤の変化、ヒト肺癌組織での発現様式を解析した。[方法] 1. TF...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏イヌ腫瘍の新規診断マーカーと転移因子としてのエキソソーム分子の機能解析(15K14872)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】三浦 直樹 鹿児島大学, 農水産獣医学域獣医学系, 准教授 (80508036)
【キーワード】マイクロRNA / エキソソーム / イヌ / 腫瘍 / 次世代シーケンス (他10件)
【概要】イヌの腫瘍の診断と治療法の改善のために新規のバイオマーカーの探索を行った。特にエキソソームと呼ばれる小分子が腫瘍から分泌されることに着目した。研究ではイヌの血液からエキソソームを超遠心法と呼ばれる方法で分離抽出した。抽出したエキソソームが人で報告されているものと同じかを表面の抗原マーカーで確認した。さらに、近年、腫瘍のバイオマーカーとして注目されているマイクロRNAの分子に着目した。複数のイヌの腫...
【医歯薬学】内科系臨床医学:多系統萎縮症バイオマーカーを含む研究件
❏Bassoon proteinopathyの病態解析研究(20H03585)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】矢部 一郎 北海道大学, 医学研究院, 教授 (60372273)
【キーワード】タウオパチー / 多系統萎縮症 / 多発性硬化症 / Bassoon / バイオマーカー (他9件)
【概要】われわれは先行研究において、一部のタウオパチー発症に神経終末アクティブゾーンに存在するbassoon蛋白を翻訳するbassoon(BSN)遺伝子の変化を見出した。そのタウオパチーは3リピート(3R)と4リピート(4R)のタウ蛋白質が蓄積する新しい病態であることも示した。さらに、今までPSPと臨床診断していた患者を対象に遺伝子解析を実施したところ、その約10%にBSN遺伝子変化を同定した。このメカニ...
❏レジストリーを用いた多系統萎縮症の病態解明(18H02739)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三井 純 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (70579862)
【キーワード】多系統萎縮症 / 関連解析 / レジストリー / 評価尺度 / コエンザイムQ10 (他8件)
【概要】多系統萎縮症患者,正常対照者のDNA試料を用いてゲノム解析(全ゲノム解析,全エクソーム解析,ゲノムワイドSNPタイピング)を実施し,関連解析による疾患感受性遺伝子を探索した.さらに多系統萎縮症患者の生体組織試料を用いて,機能的解析を行った. その結果,COQ2遺伝子との関連をメタ解析で確立し,COQ2遺伝子変異による病態との関連を明らかにした.さらに,ゲノムワイド関連解析では,新規の関連遺伝子を同...
❏多系統萎縮症のバイオマーカー探索(15K09334)
【研究テーマ】神経内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】三井 純 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (70579862)
【キーワード】多系統萎縮症 / 神経変性疾患 / バイオマーカー / コエンザイムQ10 / 酸化ストレス (他8件)
【概要】多系統萎縮症(MSA)患者群と健常対照者群に対して,血漿コエンザイムQ10濃度測定を行い,MSA患者ではCOQ2変異の有無にかかわらず血漿コエンザイムQ10濃度が有意に低いことを見出した. また,MSA患者からiPS細胞を樹立し,iPS細胞由来の神経細胞の分化誘導を行ったうえで機能解析をした.複合ヘテロ接合性にCOQ2変異をもつMSA患者では,ミトコンドリア呼吸機能ならびに抗酸化機能が低下している...
【医歯薬学】内科系臨床医学:コエンザイムQ10バイオマーカーを含む研究件
❏レジストリーを用いた多系統萎縮症の病態解明(18H02739)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三井 純 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (70579862)
【キーワード】多系統萎縮症 / 関連解析 / レジストリー / 評価尺度 / コエンザイムQ10 (他8件)
【概要】多系統萎縮症患者,正常対照者のDNA試料を用いてゲノム解析(全ゲノム解析,全エクソーム解析,ゲノムワイドSNPタイピング)を実施し,関連解析による疾患感受性遺伝子を探索した.さらに多系統萎縮症患者の生体組織試料を用いて,機能的解析を行った. その結果,COQ2遺伝子との関連をメタ解析で確立し,COQ2遺伝子変異による病態との関連を明らかにした.さらに,ゲノムワイド関連解析では,新規の関連遺伝子を同...
❏多系統萎縮症のバイオマーカー探索(15K09334)
【研究テーマ】神経内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】三井 純 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (70579862)
【キーワード】多系統萎縮症 / 神経変性疾患 / バイオマーカー / コエンザイムQ10 / 酸化ストレス (他8件)
【概要】多系統萎縮症(MSA)患者群と健常対照者群に対して,血漿コエンザイムQ10濃度測定を行い,MSA患者ではCOQ2変異の有無にかかわらず血漿コエンザイムQ10濃度が有意に低いことを見出した. また,MSA患者からiPS細胞を樹立し,iPS細胞由来の神経細胞の分化誘導を行ったうえで機能解析をした.複合ヘテロ接合性にCOQ2変異をもつMSA患者では,ミトコンドリア呼吸機能ならびに抗酸化機能が低下している...
【医歯薬学】内科系臨床医学:腎細胞がんバイオマーカーを含む研究件
❏T細胞レパトアを組入れた進行性腎細胞癌に対する免疫チェックポイント阻害薬選択基準(20K09585)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】水野 隆一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (60383824)
【キーワード】腎細胞癌 / レパトア解析 / 転移性腎細胞癌 / 免疫チェックポイント阻害薬 / バイオマーカー (他6件)
【概要】令和3年度は、血液検体を用いたT細胞受容体レパトア解析に向け、まずは腫瘍組織を用いたT細胞受容体レパトア解析を行い、現在結果待ちとなっている。組織からのRNA抽出プロトコールは血清検体と同じ内容で行った。抽出したDNAのクオリティ自体には問題なかったことまでは確認されている。また、免疫チェックポイント阻害薬と血管新生阻害薬の併用療法がファーストライン治療のメインとなってきていることから、1年分のデ...
❏リキッドバイオプシーによる進行性腎細胞癌新規分子標的治療アルゴリズムの確立(17K11159)
【研究テーマ】泌尿器科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】水野 隆一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (60383824)
【キーワード】腎細胞癌 / 分子標的治療 / 免疫チェックポイント阻害薬 / 遊離DNA / 血清遊離DNA (他7件)
【概要】転移性腎細胞癌症例ではベースライン血清遊離DNA量が増加しているのが確認された。また、臨床リスク分類でpoorリスク群症例でベースライン血清遊離DNA量が増加しているのが確認された。同時に臨床データベースと比較した解析により、ベースラインの血清中C反応性蛋白高値症例においては血清遊離DNA量が増加しているのが確認された。これらの結果より、ベースライン血清遊離DNA量を測定することによってファースト...
【医歯薬学】内科系臨床医学:ネフローゼバイオマーカーを含む研究件
❏臨床応用を指向した腎疾患病型スクリーニング法の開発(18K08219)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】平山 明由 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任講師 (00572405)
【キーワード】ネフローゼ / メタボローム解析 / 尿 / バイオマーカー / メタボロミクス
【概要】本研究では、キャピラリー電気泳動-質量分析法(CE-MS)を用いて、ネフローゼ疾患患者の尿中に含まれるイオン性代謝物の一斉分析を行い、病型特異的なバイオマーカーの探索を行った。 その結果、ループス腎炎を判別するための新規バイオマーカーを同定するとともに、2~5種類の代謝物を組み合わせることにより7種のネフローゼ疾患から特定の疾患を判別するモデルを作成することが可能であった。 ...
❏メタボローム解析を駆使した新規腎疾患診断マーカーの開発(15K21364)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】平山 明由 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任講師 (00572405)
【キーワード】腎疾患 / マーカー / CE-MS / 尿 / 血漿 (他8件)
【概要】本研究では、キャピラリー電気泳動-質量分析法(CE-MS)を用いて、ネフローゼ疾患患者の尿、および血漿中のイオン性代謝物の一斉分析を行い、病型特異的なバイオマーカーの探索を行った。 結果、2~5種類の代謝物を組み合わせることにより7種のネフローゼ疾患から特定の疾患を判別するモデルを作成することが可能であった。また、未知ピークに関してはLC-MSを用いた分取操作を行い、新規バイオマーカー候補の同定を...
【医歯薬学】内科系臨床医学:アンドロゲン受容体バイオマーカーを含む研究件
❏進行期乳房外パジェット病における治療効果予測のバイオマーカーの探索(20K17329)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】平井 郁子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (00594590)
【キーワード】VEGFR1 / Androgen receptor / 乳房外パジェット病 / 皮膚悪性腫瘍 / バイオマーカー (他7件)
【概要】本研究では進行期乳房外パジェット病に対する化学療法の免疫モニタリングを実施する計画であった。これまでに殺細胞性抗がん剤治療(S-1/DTX療法3例、FP療法2例、DTX単剤療法1例)を実施した6例において治療前および治療開始8週後の末梢血を回収し、プロテインアレイを実施した。抗体マイクロアレイキット(Cancer BioMarker Antibody Array, Full Moon Biosys...
❏前立腺におけるWntシグナル機能解明と去勢抵抗性癌の新規治療の探索(26861259)
【研究テーマ】泌尿器科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】高橋 さゆり 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40313217)
【キーワード】前立腺癌 / Wntシグナル / Wnt / Androgen Receptro / Prostate cancer (他7件)
【概要】前立腺全摘症例のホルマリン包埋切片よりWntのRNA発現を計測したところGleason Scoreにより有意に差を認め、前立腺細胞癌株のWnt5BのRNAノックダウンにより各成長因子の発現が低下。またWnt5B投与にて細胞増殖、浸潤能は亢進。さらに当院外来受診患者で骨転移を有する去勢抵抗性前立腺癌と診断された59 症例を非転移性前立腺癌患者群と、ELISA法にて血清Wnt5Bを比較した結果、Wnt...
【医歯薬学】内科系臨床医学:分子病態診断バイオマーカーを含む研究件
❏難治癌の迅速病態診断リキッドバイオプシーの開発とプレシジョン医療への応用(19H03559)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】醍醐 弥太郎 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (30345029)
【キーワード】分子病態診断 / バイオマーカー
【概要】本研究では極めて悪性度の高い胸部難治癌の臨床試料と多数の遺伝子・蛋白質の解析技術や微量分子の検出技術を基盤として、実用的な臨床診断に応用可能な癌由来分子(バイオマーカー)の探索に取り組んだ。この中から発癌リスクや癌を検出する診断法、さらには体質や癌の個性に対応した個別化医療(プレシジョン医療)に応用可能なバイオマーカーを同定した。得られた研究成果は各種の学会で報告し、国際学術雑誌に論文発表した。以...
❏難治がんの克服に向けた高感度病態診断法の開発と実用化(15H04761)
【研究テーマ】病態検査学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】醍醐 弥太郎 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (30345029)
【キーワード】分子病態診断 / バイオマーカー / 難治がん
【概要】難治性がんの予防・早期発見・治療に適用できる新しいがん診断法の開発に向けて、多数のがん組織および血液試料を用いて、がん細胞で特異的に産生される分子の網羅的・高感度の解析と探索に取り組んだ。この中から血液診断やがん組織診断に応用可能な診断マーカー候補を同定した。得られた研究成果は各種の学会で報告し、国際学術雑誌に論文発表した。以上、本研究において、悪性度の高いがんの個別化医療の開発に向けた基盤情報を...
❏がんの病勢制御と健康寿命延長に寄与する統合的分子病態診断システムの開発(24390145)
【研究テーマ】病態検査学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】醍醐 弥太郎 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (30345029)
【キーワード】分子病態診断 / バイオマーカー
【概要】癌は予後不良な重篤疾患の一つであり、我が国と世界において年々患者数は増加している。標準的な癌治療で効果が得られる場合はいまだ限られており、完全に治癒できる早期の段階で癌を発見できる診断マーカーは実用化されていない。本研究においては、新しい癌の診断バイオマーカーの開発に利用可能な癌関連分子を複数発見した。これらのバイオマーカーは、早期癌の発見、治療効果の確認、治療法の選択のみならず、癌の新薬の開発に...
【医歯薬学】内科系臨床医学:唾液アミラーゼバイオマーカーを含む研究件
❏介護ストレス症候群の治療・介入によるバイオマーカーの変化の検討(23790738)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】亀山 祐美 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (60505882)
【キーワード】介護ストレス / 認知症 / 介護保険 / 唾液アミラーゼ / QOL (他10件)
【概要】認知症患者の介護は、身体的・精神的な負担をもたらす。介護ストレスを評価し、介入によるストレスの変化を心理検査や唾液アミラーゼで測定した。1年半の経過で、薬物療法を変更していない10例において、介護保険利用状況にわけて、検討を行った。認知症は進行しているが、介護サービスを必要に応じて増やした群は、介護者の状態不安、怒り-敵意、QOL(Quality of Life)が改善していた。それに比べ、認知症...
❏認知症患者のQOLを反映するバイオマーカーの探索的研究(23659376)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】秋下 雅弘 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (00261975)
【キーワード】認知症 / QOL / 表情解析 / SF-8 / 唾液アミラーゼ (他9件)
【概要】コミュニケーションが取れなくなった認知症患者に、せめてQOLを評価して患者の気持ちを推し量ることができれば、医療適応の判断や治療効果の判定に役立つのではないか。従来のQOL評価は質問票であり、コミュニケーションのとれない患者には用いることが出来ない。今回は、コミュニケーションのとれる患者にQOL評価としてSF-8とVASによる自己評価を施行。唾液アミラーゼなどのバイオマーカー検査と顔写真を撮影し、...
【医歯薬学】内科系臨床医学:介護うつ病バイオマーカーを含む研究件
❏介護ストレス症候群の治療・介入によるバイオマーカーの変化の検討(23790738)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】亀山 祐美 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (60505882)
【キーワード】介護ストレス / 認知症 / 介護保険 / 唾液アミラーゼ / QOL (他10件)
【概要】認知症患者の介護は、身体的・精神的な負担をもたらす。介護ストレスを評価し、介入によるストレスの変化を心理検査や唾液アミラーゼで測定した。1年半の経過で、薬物療法を変更していない10例において、介護保険利用状況にわけて、検討を行った。認知症は進行しているが、介護サービスを必要に応じて増やした群は、介護者の状態不安、怒り-敵意、QOL(Quality of Life)が改善していた。それに比べ、認知症...
❏介護ストレス症候群のバイオマーカーの確立(21790622)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】亀山 祐美 東京大学, 保健・健康推進本部, 助教 (60505882)
【キーワード】認知症 / 介護ストレス / 介護うつ / 介護ストレス症候群 / 介護うつ病 (他7件)
【概要】認知症の介護疲れによる心身のストレスから、介護者のうつや虐待の増加が社会で問題になっている。認知症専門外来に通院中で、老老介護 34夫妻の介護者のストレス状態の把握を目的として心理検査とストレスマーカーの測定を行った。 介護者は高頻度でうつ、不安を有していた。GDS15(うつ状態)、POMSの抑鬱(p=0.05)、STAIの特性不安(p=0.02)は介護者(妻)の方が有意に悪い結果であった。 配偶...
【医歯薬学】内科系臨床医学:介護ストレスバイオマーカーを含む研究件
❏介護ストレス症候群の治療・介入によるバイオマーカーの変化の検討(23790738)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】亀山 祐美 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (60505882)
【キーワード】介護ストレス / 認知症 / 介護保険 / 唾液アミラーゼ / QOL (他10件)
【概要】認知症患者の介護は、身体的・精神的な負担をもたらす。介護ストレスを評価し、介入によるストレスの変化を心理検査や唾液アミラーゼで測定した。1年半の経過で、薬物療法を変更していない10例において、介護保険利用状況にわけて、検討を行った。認知症は進行しているが、介護サービスを必要に応じて増やした群は、介護者の状態不安、怒り-敵意、QOL(Quality of Life)が改善していた。それに比べ、認知症...
❏介護ストレス症候群のバイオマーカーの確立(21790622)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】亀山 祐美 東京大学, 保健・健康推進本部, 助教 (60505882)
【キーワード】認知症 / 介護ストレス / 介護うつ / 介護ストレス症候群 / 介護うつ病 (他7件)
【概要】認知症の介護疲れによる心身のストレスから、介護者のうつや虐待の増加が社会で問題になっている。認知症専門外来に通院中で、老老介護 34夫妻の介護者のストレス状態の把握を目的として心理検査とストレスマーカーの測定を行った。 介護者は高頻度でうつ、不安を有していた。GDS15(うつ状態)、POMSの抑鬱(p=0.05)、STAIの特性不安(p=0.02)は介護者(妻)の方が有意に悪い結果であった。 配偶...
【医歯薬学】内科系臨床医学:介護ストレス症候群バイオマーカーを含む研究件
❏介護ストレス症候群の治療・介入によるバイオマーカーの変化の検討(23790738)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】亀山 祐美 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (60505882)
【キーワード】介護ストレス / 認知症 / 介護保険 / 唾液アミラーゼ / QOL (他10件)
【概要】認知症患者の介護は、身体的・精神的な負担をもたらす。介護ストレスを評価し、介入によるストレスの変化を心理検査や唾液アミラーゼで測定した。1年半の経過で、薬物療法を変更していない10例において、介護保険利用状況にわけて、検討を行った。認知症は進行しているが、介護サービスを必要に応じて増やした群は、介護者の状態不安、怒り-敵意、QOL(Quality of Life)が改善していた。それに比べ、認知症...
❏介護ストレス症候群のバイオマーカーの確立(21790622)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】亀山 祐美 東京大学, 保健・健康推進本部, 助教 (60505882)
【キーワード】認知症 / 介護ストレス / 介護うつ / 介護ストレス症候群 / 介護うつ病 (他7件)
【概要】認知症の介護疲れによる心身のストレスから、介護者のうつや虐待の増加が社会で問題になっている。認知症専門外来に通院中で、老老介護 34夫妻の介護者のストレス状態の把握を目的として心理検査とストレスマーカーの測定を行った。 介護者は高頻度でうつ、不安を有していた。GDS15(うつ状態)、POMSの抑鬱(p=0.05)、STAIの特性不安(p=0.02)は介護者(妻)の方が有意に悪い結果であった。 配偶...
【医歯薬学】外科系臨床医学:腫瘍抗原ペプチドワクチンバイオマーカーを含む研究件
❏難治性脳腫瘍新生血管を標的としたペプチドワクチン療法の臨床効果予測因子の検証(21K09109)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】植田 良 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30317143)
【キーワード】難治性脳腫瘍 / 腫瘍抗原ペプチドワクチン / 脳腫瘍血管新生 / バイオマーカー / 免疫療法 (他7件)
【概要】本研究では、申請者らが実施している難治性脳腫瘍(悪性神経膠腫、治療抵抗性の神経鞘腫・髄膜腫・脊索腫等)新生血管を治療標的としたペプチドワクチン療法臨床試験被験者検体を用いて、抗腫瘍免疫ネットワークにおける正と負の調節細胞・分子や腫瘍血管新生・浸潤性関連因子について解析し、同治療の臨床的有効性との関連性を評価する。この結果に基づいて、同がんワクチン免疫療法の治療有効性を予測し得る因子を同定、がん免疫...
❏悪性脳腫瘍新生血管を治療標的としたペプチドワクチン療法の有効性予測因子の解明(18K08951)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】植田 良 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30317143)
【キーワード】悪性脳腫瘍 / 腫瘍抗原ペプチドワクチン / 脳腫瘍血管新生 / 免疫療法 / バイオマーカー (他8件)
【概要】本研究では、申請者らが実施している悪性脳腫瘍(悪性神経膠腫)、治療抵抗性の神経鞘腫等の新生血管を治療標的としたペプチドワクチン療法臨床試験被験者検体を用いて、免疫応答関連細胞・因子、また脳腫瘍血管新生および浸潤性関連因子について解析し、臨床的有効性との関連性を検証した。その結果、同ワクチン療法による臨床的有効性を認めた患者検体では、ワクチン療法後にVEGFR発現細胞反応性細胞傷害性T細胞の高頻度検...
【医歯薬学】外科系臨床医学:5-アミノレブリン酸(ALA)バイオマーカーを含む研究件
❏悪性脳腫瘍の光線力学診断法:分子機構の解明と診断への応用(23650619)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】石川 智久 独立行政法人理化学研究所, ライフサイエンス技術基盤研究センター, 上級研究員 (60193281)
【キーワード】悪性脳腫瘍 / 光線力学診断 / 光線力学治療 / 5-アミノレブリン酸(ALA) / ポルフィリン (他19件)
【概要】5-アミノレブリン酸(ALA)を用いた悪性脳腫瘍の光線力学診断の分子機構を解明し、その臨床応用を目指した。正常脳と脳腫瘍とを差別化するバイオマーカーを探索した結果、ALA取り込みに関与するPEPT、プロトポルフィリンIXの排出に関与するABCGが重要なファクターであることを発見した。一方、転写因子Nrf2がABCG2遺伝子の発現を誘導する重要なファクターであり、その遺伝子のSNP (-617C&g...
❏アミノレブリン酸投与後の腫瘍特異的ポルフィリン蓄積メカニズムの解明(22700910)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】小倉 俊一郎 東京工業大学, フロンティア研究機構, 特任准教授 (90343160)
【キーワード】がんの個性診断 / バイオマーカー / 5-アミノレブリン酸 / プロトポルフィリンIX / PEPT1 (他9件)
【概要】がん患者にアミノレブリン酸(ALA)を投与すると、腫瘍特異的にポルフィリンが蓄積されることが知られており、この現象を利用したがんの診断・治療が臨床で用いられている。しかしながら、腫瘍特異的なポルフィリン蓄積の分子メカニズムは未だ解明されていない。そこで本研究では腫瘍特異的なポルフィリン蓄積メカニズムの解明を目的とし、特異的なポルフィリン蓄積に関わる生体内物質を同定する。その結果、ALAの取り込みに...
【医歯薬学】外科系臨床医学:難治性脳腫瘍バイオマーカーを含む研究件
❏難治性脳腫瘍新生血管を標的としたペプチドワクチン療法の臨床効果予測因子の検証(21K09109)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】植田 良 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30317143)
【キーワード】難治性脳腫瘍 / 腫瘍抗原ペプチドワクチン / 脳腫瘍血管新生 / バイオマーカー / 免疫療法 (他7件)
【概要】本研究では、申請者らが実施している難治性脳腫瘍(悪性神経膠腫、治療抵抗性の神経鞘腫・髄膜腫・脊索腫等)新生血管を治療標的としたペプチドワクチン療法臨床試験被験者検体を用いて、抗腫瘍免疫ネットワークにおける正と負の調節細胞・分子や腫瘍血管新生・浸潤性関連因子について解析し、同治療の臨床的有効性との関連性を評価する。この結果に基づいて、同がんワクチン免疫療法の治療有効性を予測し得る因子を同定、がん免疫...
❏悪性脳腫瘍新生血管を治療標的としたペプチドワクチン療法の有効性予測因子の解明(18K08951)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】植田 良 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30317143)
【キーワード】悪性脳腫瘍 / 腫瘍抗原ペプチドワクチン / 脳腫瘍血管新生 / 免疫療法 / バイオマーカー (他8件)
【概要】本研究では、申請者らが実施している悪性脳腫瘍(悪性神経膠腫)、治療抵抗性の神経鞘腫等の新生血管を治療標的としたペプチドワクチン療法臨床試験被験者検体を用いて、免疫応答関連細胞・因子、また脳腫瘍血管新生および浸潤性関連因子について解析し、臨床的有効性との関連性を検証した。その結果、同ワクチン療法による臨床的有効性を認めた患者検体では、ワクチン療法後にVEGFR発現細胞反応性細胞傷害性T細胞の高頻度検...
【医歯薬学】外科系臨床医学:脳腫瘍血管新生バイオマーカーを含む研究件
❏難治性脳腫瘍新生血管を標的としたペプチドワクチン療法の臨床効果予測因子の検証(21K09109)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】植田 良 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30317143)
【キーワード】難治性脳腫瘍 / 腫瘍抗原ペプチドワクチン / 脳腫瘍血管新生 / バイオマーカー / 免疫療法 (他7件)
【概要】本研究では、申請者らが実施している難治性脳腫瘍(悪性神経膠腫、治療抵抗性の神経鞘腫・髄膜腫・脊索腫等)新生血管を治療標的としたペプチドワクチン療法臨床試験被験者検体を用いて、抗腫瘍免疫ネットワークにおける正と負の調節細胞・分子や腫瘍血管新生・浸潤性関連因子について解析し、同治療の臨床的有効性との関連性を評価する。この結果に基づいて、同がんワクチン免疫療法の治療有効性を予測し得る因子を同定、がん免疫...
❏悪性脳腫瘍新生血管を治療標的としたペプチドワクチン療法の有効性予測因子の解明(18K08951)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】植田 良 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30317143)
【キーワード】悪性脳腫瘍 / 腫瘍抗原ペプチドワクチン / 脳腫瘍血管新生 / 免疫療法 / バイオマーカー (他8件)
【概要】本研究では、申請者らが実施している悪性脳腫瘍(悪性神経膠腫)、治療抵抗性の神経鞘腫等の新生血管を治療標的としたペプチドワクチン療法臨床試験被験者検体を用いて、免疫応答関連細胞・因子、また脳腫瘍血管新生および浸潤性関連因子について解析し、臨床的有効性との関連性を検証した。その結果、同ワクチン療法による臨床的有効性を認めた患者検体では、ワクチン療法後にVEGFR発現細胞反応性細胞傷害性T細胞の高頻度検...
【医歯薬学】外科系臨床医学:脳腫瘍新生血管バイオマーカーを含む研究件
❏難治性脳腫瘍新生血管を標的としたペプチドワクチン療法の臨床効果予測因子の検証(21K09109)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】植田 良 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30317143)
【キーワード】難治性脳腫瘍 / 腫瘍抗原ペプチドワクチン / 脳腫瘍血管新生 / バイオマーカー / 免疫療法 (他7件)
【概要】本研究では、申請者らが実施している難治性脳腫瘍(悪性神経膠腫、治療抵抗性の神経鞘腫・髄膜腫・脊索腫等)新生血管を治療標的としたペプチドワクチン療法臨床試験被験者検体を用いて、抗腫瘍免疫ネットワークにおける正と負の調節細胞・分子や腫瘍血管新生・浸潤性関連因子について解析し、同治療の臨床的有効性との関連性を評価する。この結果に基づいて、同がんワクチン免疫療法の治療有効性を予測し得る因子を同定、がん免疫...
❏悪性脳腫瘍新生血管を治療標的としたペプチドワクチン療法の有効性予測因子の解明(18K08951)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】植田 良 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30317143)
【キーワード】悪性脳腫瘍 / 腫瘍抗原ペプチドワクチン / 脳腫瘍血管新生 / 免疫療法 / バイオマーカー (他8件)
【概要】本研究では、申請者らが実施している悪性脳腫瘍(悪性神経膠腫)、治療抵抗性の神経鞘腫等の新生血管を治療標的としたペプチドワクチン療法臨床試験被験者検体を用いて、免疫応答関連細胞・因子、また脳腫瘍血管新生および浸潤性関連因子について解析し、臨床的有効性との関連性を検証した。その結果、同ワクチン療法による臨床的有効性を認めた患者検体では、ワクチン療法後にVEGFR発現細胞反応性細胞傷害性T細胞の高頻度検...
【医歯薬学】外科系臨床医学:ペプチドワクチンバイオマーカーを含む研究件
❏難治性脳腫瘍新生血管を標的としたペプチドワクチン療法の臨床効果予測因子の検証(21K09109)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】植田 良 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30317143)
【キーワード】難治性脳腫瘍 / 腫瘍抗原ペプチドワクチン / 脳腫瘍血管新生 / バイオマーカー / 免疫療法 (他7件)
【概要】本研究では、申請者らが実施している難治性脳腫瘍(悪性神経膠腫、治療抵抗性の神経鞘腫・髄膜腫・脊索腫等)新生血管を治療標的としたペプチドワクチン療法臨床試験被験者検体を用いて、抗腫瘍免疫ネットワークにおける正と負の調節細胞・分子や腫瘍血管新生・浸潤性関連因子について解析し、同治療の臨床的有効性との関連性を評価する。この結果に基づいて、同がんワクチン免疫療法の治療有効性を予測し得る因子を同定、がん免疫...
❏悪性脳腫瘍新生血管を治療標的としたペプチドワクチン療法の有効性予測因子の解明(18K08951)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】植田 良 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30317143)
【キーワード】悪性脳腫瘍 / 腫瘍抗原ペプチドワクチン / 脳腫瘍血管新生 / 免疫療法 / バイオマーカー (他8件)
【概要】本研究では、申請者らが実施している悪性脳腫瘍(悪性神経膠腫)、治療抵抗性の神経鞘腫等の新生血管を治療標的としたペプチドワクチン療法臨床試験被験者検体を用いて、免疫応答関連細胞・因子、また脳腫瘍血管新生および浸潤性関連因子について解析し、臨床的有効性との関連性を検証した。その結果、同ワクチン療法による臨床的有効性を認めた患者検体では、ワクチン療法後にVEGFR発現細胞反応性細胞傷害性T細胞の高頻度検...
【医歯薬学】外科系臨床医学:染色体コピー数異常バイオマーカーを含む研究件
❏子宮体癌・卵巣明細胞腺癌における新規分子標的治療法とそのバイオマーカーの探索(23592437)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他22件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、癌特有のシグナル伝達経路の異常に着目し、新規分子標的治療薬の有効性とそのバイオマーカーについて新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、卵巣明細胞腺癌において、PI3K経路を阻害する薬剤(PI3K/mTOR同時阻害剤)の有効性を示した。治療効果を予測するうえで、がん遺伝子KRAS変異陰性やがん抑制遺伝子TP53の変異陰性が有用であることを明らかとした。 ...
❏Ras-PI3K経路を標的とした選択的p110阻害剤による抗腫瘍効果の解析(21791544)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30359608)
【キーワード】Ras / PI3K / SNPタイピングアレイ法 / 染色体不安定性 / 染色体コピー数異常 (他14件)
【概要】我々は子宮体癌におけるRas-PI3K経路の活性化に着目し、その活性化に関わる因子を網羅的に解析した。また、本経路を阻害するmTOR阻害剤の抗腫瘍効果を子宮体癌細胞株で検証した。 1.癌遺伝子AKT1(E17K)の変異を子宮体癌において初めて報告した。AKT1(E17K)変異は子宮体癌臨床検体89例中2例(2.2%)にみられ、この2例はいずれも他のPI3K関連遺伝子(PIK3CA,PTENおよびK...
【医歯薬学】外科系臨床医学:PARP阻害剤バイオマーカーを含む研究件
❏複製ストレス制御因子SLFN11のがん抑制遺伝子としての発展研究(19H03505)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村井 純子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任准教授 (60532603)
【キーワード】がん抑制遺伝子 / 複製 / DNA修復 / DNAダメージ / 複製ストレス (他21件)
【概要】DNA障害型抗がん剤の感受性を飛躍的に高めるSLFN11について研究した。SLFN 11がクロマチン構造を変化させ、免疫やストレス応答に関する遺伝子発現を高めることを報告した。ヒト正常Bリンパ球の分化段階におけるSLFN 11の発現変化を報告した。SLFN 11の発現制御因子やB細胞由来血液腫瘍の抗がん剤選択に繋がる発見である。SLFN11とある種のがん遺伝子とは共存できないことを明らかにし、SL...
❏卵巣癌における相同組換修復欠損に着目した新規分子標的治療法の探索(18K09249)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (30359608)
【キーワード】卵巣癌 / 分子標的薬 / ゲノム解析 / 相同組換修復欠損 / ネオアンチゲン (他20件)
【概要】(1) 卵巣漿液性癌において、PARP阻害剤の感受性を高めるエピジェネティックな分子標的治療法を探索し、SMYD2が治療標的となることを見いだした。卵巣漿液性癌において、網羅的なゲノム解析を行い、相同組換修復欠損の有無による分類を行った。相同組換修復欠損を示さない群において、遺伝子変異頻度、ネオアンチゲン量、HLA-class1発現の関連を明らかとした。ネオアンチゲン数が多く、かつHLA-clas...
【医歯薬学】外科系臨床医学:PI3K経路バイオマーカーを含む研究件
❏子宮体癌・卵巣癌においてアポトーシスを誘導する新規分子標的治療法の探索(26462515)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他18件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、分子生物学的なサブグループおよび治療標的候補分子を同定し、新規分子標的治療薬の有効性について新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、PI3K経路を阻害する薬剤の抗腫瘍効果を増強する治療法を探索し、MAPK経路阻害剤もしくは放射線照射との併用で、相乗的な効果が得られることを示した。PI3K/mTOR経路において、HIF-1α/VEGFの活性化が腫瘍増殖に...
❏子宮体癌・卵巣明細胞腺癌における新規分子標的治療法とそのバイオマーカーの探索(23592437)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他22件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、癌特有のシグナル伝達経路の異常に着目し、新規分子標的治療薬の有効性とそのバイオマーカーについて新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、卵巣明細胞腺癌において、PI3K経路を阻害する薬剤(PI3K/mTOR同時阻害剤)の有効性を示した。治療効果を予測するうえで、がん遺伝子KRAS変異陰性やがん抑制遺伝子TP53の変異陰性が有用であることを明らかとした。 ...
❏Ras-PI3K経路を標的とした選択的p110阻害剤による抗腫瘍効果の解析(21791544)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30359608)
【キーワード】Ras / PI3K / SNPタイピングアレイ法 / 染色体不安定性 / 染色体コピー数異常 (他14件)
【概要】我々は子宮体癌におけるRas-PI3K経路の活性化に着目し、その活性化に関わる因子を網羅的に解析した。また、本経路を阻害するmTOR阻害剤の抗腫瘍効果を子宮体癌細胞株で検証した。 1.癌遺伝子AKT1(E17K)の変異を子宮体癌において初めて報告した。AKT1(E17K)変異は子宮体癌臨床検体89例中2例(2.2%)にみられ、この2例はいずれも他のPI3K関連遺伝子(PIK3CA,PTENおよびK...
【医歯薬学】外科系臨床医学:PIK3CAバイオマーカーを含む研究件
❏子宮体癌・卵巣明細胞腺癌における新規分子標的治療法とそのバイオマーカーの探索(23592437)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他22件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、癌特有のシグナル伝達経路の異常に着目し、新規分子標的治療薬の有効性とそのバイオマーカーについて新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、卵巣明細胞腺癌において、PI3K経路を阻害する薬剤(PI3K/mTOR同時阻害剤)の有効性を示した。治療効果を予測するうえで、がん遺伝子KRAS変異陰性やがん抑制遺伝子TP53の変異陰性が有用であることを明らかとした。 ...
❏Ras-PI3K経路を標的とした選択的p110阻害剤による抗腫瘍効果の解析(21791544)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30359608)
【キーワード】Ras / PI3K / SNPタイピングアレイ法 / 染色体不安定性 / 染色体コピー数異常 (他14件)
【概要】我々は子宮体癌におけるRas-PI3K経路の活性化に着目し、その活性化に関わる因子を網羅的に解析した。また、本経路を阻害するmTOR阻害剤の抗腫瘍効果を子宮体癌細胞株で検証した。 1.癌遺伝子AKT1(E17K)の変異を子宮体癌において初めて報告した。AKT1(E17K)変異は子宮体癌臨床検体89例中2例(2.2%)にみられ、この2例はいずれも他のPI3K関連遺伝子(PIK3CA,PTENおよびK...
【医歯薬学】外科系臨床医学:Ptenバイオマーカーを含む研究件
❏子宮体癌・卵巣明細胞腺癌における新規分子標的治療法とそのバイオマーカーの探索(23592437)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他22件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、癌特有のシグナル伝達経路の異常に着目し、新規分子標的治療薬の有効性とそのバイオマーカーについて新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、卵巣明細胞腺癌において、PI3K経路を阻害する薬剤(PI3K/mTOR同時阻害剤)の有効性を示した。治療効果を予測するうえで、がん遺伝子KRAS変異陰性やがん抑制遺伝子TP53の変異陰性が有用であることを明らかとした。 ...
❏Ras-PI3K経路を標的とした選択的p110阻害剤による抗腫瘍効果の解析(21791544)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30359608)
【キーワード】Ras / PI3K / SNPタイピングアレイ法 / 染色体不安定性 / 染色体コピー数異常 (他14件)
【概要】我々は子宮体癌におけるRas-PI3K経路の活性化に着目し、その活性化に関わる因子を網羅的に解析した。また、本経路を阻害するmTOR阻害剤の抗腫瘍効果を子宮体癌細胞株で検証した。 1.癌遺伝子AKT1(E17K)の変異を子宮体癌において初めて報告した。AKT1(E17K)変異は子宮体癌臨床検体89例中2例(2.2%)にみられ、この2例はいずれも他のPI3K関連遺伝子(PIK3CA,PTENおよびK...
【医歯薬学】外科系臨床医学:DNA修復バイオマーカーを含む研究件
❏複製ストレス制御因子SLFN11のがん抑制遺伝子としての発展研究(19H03505)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村井 純子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任准教授 (60532603)
【キーワード】がん抑制遺伝子 / 複製 / DNA修復 / DNAダメージ / 複製ストレス (他21件)
【概要】DNA障害型抗がん剤の感受性を飛躍的に高めるSLFN11について研究した。SLFN 11がクロマチン構造を変化させ、免疫やストレス応答に関する遺伝子発現を高めることを報告した。ヒト正常Bリンパ球の分化段階におけるSLFN 11の発現変化を報告した。SLFN 11の発現制御因子やB細胞由来血液腫瘍の抗がん剤選択に繋がる発見である。SLFN11とある種のがん遺伝子とは共存できないことを明らかにし、SL...
❏卵巣癌における相同組換修復欠損に着目した新規分子標的治療法の探索(18K09249)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (30359608)
【キーワード】卵巣癌 / 分子標的薬 / ゲノム解析 / 相同組換修復欠損 / ネオアンチゲン (他20件)
【概要】(1) 卵巣漿液性癌において、PARP阻害剤の感受性を高めるエピジェネティックな分子標的治療法を探索し、SMYD2が治療標的となることを見いだした。卵巣漿液性癌において、網羅的なゲノム解析を行い、相同組換修復欠損の有無による分類を行った。相同組換修復欠損を示さない群において、遺伝子変異頻度、ネオアンチゲン量、HLA-class1発現の関連を明らかとした。ネオアンチゲン数が多く、かつHLA-clas...
❏子宮体癌・卵巣明細胞腺癌における新規分子標的治療法とそのバイオマーカーの探索(23592437)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他22件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、癌特有のシグナル伝達経路の異常に着目し、新規分子標的治療薬の有効性とそのバイオマーカーについて新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、卵巣明細胞腺癌において、PI3K経路を阻害する薬剤(PI3K/mTOR同時阻害剤)の有効性を示した。治療効果を予測するうえで、がん遺伝子KRAS変異陰性やがん抑制遺伝子TP53の変異陰性が有用であることを明らかとした。 ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:TP53バイオマーカーを含む研究件
❏卵巣癌における相同組換修復欠損に着目した新規分子標的治療法の探索(18K09249)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (30359608)
【キーワード】卵巣癌 / 分子標的薬 / ゲノム解析 / 相同組換修復欠損 / ネオアンチゲン (他20件)
【概要】(1) 卵巣漿液性癌において、PARP阻害剤の感受性を高めるエピジェネティックな分子標的治療法を探索し、SMYD2が治療標的となることを見いだした。卵巣漿液性癌において、網羅的なゲノム解析を行い、相同組換修復欠損の有無による分類を行った。相同組換修復欠損を示さない群において、遺伝子変異頻度、ネオアンチゲン量、HLA-class1発現の関連を明らかとした。ネオアンチゲン数が多く、かつHLA-clas...
❏子宮体癌・卵巣癌においてアポトーシスを誘導する新規分子標的治療法の探索(26462515)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他18件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、分子生物学的なサブグループおよび治療標的候補分子を同定し、新規分子標的治療薬の有効性について新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、PI3K経路を阻害する薬剤の抗腫瘍効果を増強する治療法を探索し、MAPK経路阻害剤もしくは放射線照射との併用で、相乗的な効果が得られることを示した。PI3K/mTOR経路において、HIF-1α/VEGFの活性化が腫瘍増殖に...
❏子宮体癌・卵巣明細胞腺癌における新規分子標的治療法とそのバイオマーカーの探索(23592437)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他22件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、癌特有のシグナル伝達経路の異常に着目し、新規分子標的治療薬の有効性とそのバイオマーカーについて新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、卵巣明細胞腺癌において、PI3K経路を阻害する薬剤(PI3K/mTOR同時阻害剤)の有効性を示した。治療効果を予測するうえで、がん遺伝子KRAS変異陰性やがん抑制遺伝子TP53の変異陰性が有用であることを明らかとした。 ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:コピー数増幅バイオマーカーを含む研究件
❏婦人科悪性腫瘍の薬物応答に関与する新規バイオマーカーの特定(16K11153)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山上 亘 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 専任講師 (30348718)
【キーワード】コピー数解析 / 卵巣癌 / 子宮体癌 / 子宮頸癌 / 薬剤感受性試験 (他13件)
【概要】卵巣癌のうち、漿液性癌、類内膜癌ではFGF3, FGF4コピー数増幅が少数ながら認められ、分子標的薬ソラフェニブの効果が期待できる可能性が示唆されたが、明細胞癌では殆ど認められなかった。卵巣癌に対するソラフェニブは本邦では臨床投与は殆どなされておらず、少数例の薬剤感受性試験においてはソラフェニブ感受性症例はなく、上記について臨床的には実証されていない。 子宮体癌や子宮頸癌ではFGF3, FGF4コ...
❏卵巣癌の薬物応答に関与する新規バイオマーカーの特定(24592529)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】山上 亘 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (30348718)
【キーワード】卵巣癌 / 分子標的治療薬 / 化学療法 / バイオマーカー / SNP (他12件)
【概要】本研究は①一塩基多型(single nucleotide polymorphism, SNP)に基づいた卵巣癌術後化学療法の効果予測 ②卵巣癌への分子標的治療薬効果予測マーカーの開発を目的とした。①は癌症例の血中リンパ球の網羅的SNP解析により、化学療法の好中球減少の程度で有意差を認めるSNPを5種、および判別分析にて20種抽出した。これらの中に予後と相関を認めたSNPが認められた。②は卵巣癌組織...
【医歯薬学】外科系臨床医学:腎芽腫バイオマーカーを含む研究件
❏腎芽腫患児の代謝物網羅解析によるバイオマーカーの探索と創薬への挑戦(21K07805)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】田中 裕次郎 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (90382928)
【キーワード】腎芽腫 / 小児希少がん / メタボローム解析 / バイオマーカー / 尿代謝物
【概要】腎芽腫は小児の腎腫瘍の中で最も頻度が高い腫瘍であり、小児腎腫瘍の90%を占める。小児がんのうち、神経芽腫や肝芽腫はバイオマーカーがあるが、腎芽腫では臨床で管便に使用できるバイオマーカーが無い。現在ではStageⅠであれば90%以上の5年生存率が得られ治癒可能な病気へと変化してきたが、現行の治療法では未だ十分な治療効果が期待できない。腎動脈や大動脈周囲のリンパ節や肺に転移をきたしやすく、腎静脈から下...
❏バイオマーカーを指標とした小児腎腫瘍に対する新規治療開発(17H04356)
【研究テーマ】小児外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】越永 從道 日本大学, 医学部, 教授 (70205376)
【キーワード】小児がん / 腎腫瘍 / 腎芽腫 / バイオマーカー / 小児腎腫瘍 (他7件)
【概要】日本ウィルムス腫瘍スタディグループの成績では腎芽腫の予後は改善された。次世代シークエンサーとマイクロアレイ解析により、臨床的リスク分類と小児腎腫瘍バイオマーカーを組み合わせた新規のリスク分類(Low risk群:SNP arrayにて染色体異常を呈さないSilent群およびchr12増加を呈する腎芽腫、High risk群:chr12増加を呈さず11q欠失、16q欠失またはHACE1遺伝子領域欠失...
【医歯薬学】外科系臨床医学:複合的免疫治療バイオマーカーを含む研究件
❏食道癌・胃癌における腫瘍内免疫応答解析に基づく最適な複合的免疫治療の検討(17K10578)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】八木 浩一 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90422310)
【キーワード】食道癌 / 胃癌 / イムノグラム / 腫瘍免疫 / 免疫応答 (他9件)
【概要】胃癌50例、食道癌58例の手術検体と末梢血検体を採取した。胃癌29例について、次世代シークエンス、フローサイトメトリー、液性因子解析を行い、腫瘍内免疫応答を多層的に解析した。「がん免疫サイクル」の概念に基づき、RNAシークエンスデータから抽出した9つの評価軸からなる「イムノグラム」を作成し、患者個々の腫瘍内免疫応答を表現した。さらにクラスター解析により胃癌を4 群に分類した。この分類は、従来の臨床...
❏頭頸部癌における腫瘍内免疫応答解析に基づく最適な複合的免疫治療の検討(17K11413)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】仲野 兼司 公益財団法人がん研究会, 有明病院 総合腫瘍科, 副医長 (10795553)
【キーワード】頭頸部癌 / イムノグラム / 腫瘍免疫 / 免疫応答 / 複合的免疫治療 (他7件)
【概要】頭頸部癌50例の手術検体と末梢血検体を採取した。腫瘍組織は細断し、一部は酵素処理等を行って新鮮腫瘍分解物(FTD)を作成した。残りは培地上に播種し、腫瘍浸潤Tリンパ球(TIL)および腫瘍細胞を培養したところ、45例中40例(85%)でTILの増殖が確認された。十分な量のFTDが得られた22例について、TILとFTDを共培養し、上清を回収してELISAでインターフェロンγ(IFNγ)産生を解析したと...
【医歯薬学】外科系臨床医学:イムノグラムバイオマーカーを含む研究件
❏食道癌・胃癌における腫瘍内免疫応答解析に基づく最適な複合的免疫治療の検討(17K10578)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】八木 浩一 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90422310)
【キーワード】食道癌 / 胃癌 / イムノグラム / 腫瘍免疫 / 免疫応答 (他9件)
【概要】胃癌50例、食道癌58例の手術検体と末梢血検体を採取した。胃癌29例について、次世代シークエンス、フローサイトメトリー、液性因子解析を行い、腫瘍内免疫応答を多層的に解析した。「がん免疫サイクル」の概念に基づき、RNAシークエンスデータから抽出した9つの評価軸からなる「イムノグラム」を作成し、患者個々の腫瘍内免疫応答を表現した。さらにクラスター解析により胃癌を4 群に分類した。この分類は、従来の臨床...
❏頭頸部癌における腫瘍内免疫応答解析に基づく最適な複合的免疫治療の検討(17K11413)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】仲野 兼司 公益財団法人がん研究会, 有明病院 総合腫瘍科, 副医長 (10795553)
【キーワード】頭頸部癌 / イムノグラム / 腫瘍免疫 / 免疫応答 / 複合的免疫治療 (他7件)
【概要】頭頸部癌50例の手術検体と末梢血検体を採取した。腫瘍組織は細断し、一部は酵素処理等を行って新鮮腫瘍分解物(FTD)を作成した。残りは培地上に播種し、腫瘍浸潤Tリンパ球(TIL)および腫瘍細胞を培養したところ、45例中40例(85%)でTILの増殖が確認された。十分な量のFTDが得られた22例について、TILとFTDを共培養し、上清を回収してELISAでインターフェロンγ(IFNγ)産生を解析したと...
【医歯薬学】外科系臨床医学:膀胱がんバイオマーカーを含む研究件
❏尿路上皮癌の進展におけるケモカインの発現制御と機能解析(15K10609)
【研究テーマ】泌尿器科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】宮嶋 哲 東海大学, 医学部, 教授 (90245572)
【キーワード】尿路上皮癌 / 耐性機序 / 血管新生 / ケモカイン / 膀胱癌 (他14件)
【概要】尿路上皮癌と腎癌の臨床検体におけるMCP-1、新生血管の発現ならびにアンギオテンシン受容体(AT1R)の発現について免疫組織染色を施行し、その予後との相関を確認した。さらに、シスプラチン耐性細胞を用いた検討ではEMT誘導にユビキチンリガーゼであるFBX032の発現が深く関わっていることが明らかとなった。臨床的には喫煙歴のある尿路上皮癌患者ならびに去勢抵抗性前立腺癌患者において、治療前の血球動態が予...
❏ラミニン分子を標的とした尿路上皮癌の新しい診断・治療法の開発(25462471)
【研究テーマ】泌尿器科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】越川 直彦 地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所), その他部局等, 部長 (70334282)
【キーワード】バイオマーカー / 診断 / 治療奏効 / 膀胱がん / 癌 (他7件)
【概要】本研究では血清中のラミニンγ2単鎖(γ2単鎖抗体)が膀胱がんを含む泌尿器がんの診断指標になりうる可能性と、γ2単鎖の特異抗体が膀胱がんの分標的治療のDDSツールになる可能性について検証した。結果、血清γ2単鎖を測定するためのサンドイッチELISAを作製し、泌尿器がん血清中のγ2単鎖を測定したところ、膀胱がん、腎がんの血清で高値を示し、尿同様に血清中のγ2単鎖もこれら癌腫の診断指標となることを見出し...
【医歯薬学】外科系臨床医学:ネオアンチゲンバイオマーカーを含む研究件
❏卵巣癌における相同組換修復欠損に着目した新規分子標的治療法の探索(18K09249)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (30359608)
【キーワード】卵巣癌 / 分子標的薬 / ゲノム解析 / 相同組換修復欠損 / ネオアンチゲン (他20件)
【概要】(1) 卵巣漿液性癌において、PARP阻害剤の感受性を高めるエピジェネティックな分子標的治療法を探索し、SMYD2が治療標的となることを見いだした。卵巣漿液性癌において、網羅的なゲノム解析を行い、相同組換修復欠損の有無による分類を行った。相同組換修復欠損を示さない群において、遺伝子変異頻度、ネオアンチゲン量、HLA-class1発現の関連を明らかとした。ネオアンチゲン数が多く、かつHLA-clas...
❏食道癌・胃癌における腫瘍内免疫応答解析に基づく最適な複合的免疫治療の検討(17K10578)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】八木 浩一 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90422310)
【キーワード】食道癌 / 胃癌 / イムノグラム / 腫瘍免疫 / 免疫応答 (他9件)
【概要】胃癌50例、食道癌58例の手術検体と末梢血検体を採取した。胃癌29例について、次世代シークエンス、フローサイトメトリー、液性因子解析を行い、腫瘍内免疫応答を多層的に解析した。「がん免疫サイクル」の概念に基づき、RNAシークエンスデータから抽出した9つの評価軸からなる「イムノグラム」を作成し、患者個々の腫瘍内免疫応答を表現した。さらにクラスター解析により胃癌を4 群に分類した。この分類は、従来の臨床...
❏頭頸部癌における腫瘍内免疫応答解析に基づく最適な複合的免疫治療の検討(17K11413)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】仲野 兼司 公益財団法人がん研究会, 有明病院 総合腫瘍科, 副医長 (10795553)
【キーワード】頭頸部癌 / イムノグラム / 腫瘍免疫 / 免疫応答 / 複合的免疫治療 (他7件)
【概要】頭頸部癌50例の手術検体と末梢血検体を採取した。腫瘍組織は細断し、一部は酵素処理等を行って新鮮腫瘍分解物(FTD)を作成した。残りは培地上に播種し、腫瘍浸潤Tリンパ球(TIL)および腫瘍細胞を培養したところ、45例中40例(85%)でTILの増殖が確認された。十分な量のFTDが得られた22例について、TILとFTDを共培養し、上清を回収してELISAでインターフェロンγ(IFNγ)産生を解析したと...
【医歯薬学】外科系臨床医学:遊離DNAバイオマーカーを含む研究件
❏リキッドバイオプシーによる進行性腎細胞癌新規分子標的治療アルゴリズムの確立(17K11159)
【研究テーマ】泌尿器科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】水野 隆一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (60383824)
【キーワード】腎細胞癌 / 分子標的治療 / 免疫チェックポイント阻害薬 / 遊離DNA / 血清遊離DNA (他7件)
【概要】転移性腎細胞癌症例ではベースライン血清遊離DNA量が増加しているのが確認された。また、臨床リスク分類でpoorリスク群症例でベースライン血清遊離DNA量が増加しているのが確認された。同時に臨床データベースと比較した解析により、ベースラインの血清中C反応性蛋白高値症例においては血清遊離DNA量が増加しているのが確認された。これらの結果より、ベースライン血清遊離DNA量を測定することによってファースト...
❏炎症性腸疾患における癌化マーカーの遺伝子学的検討ー血液・糞便の臨床応用(26670598)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】須並 英二 東京大学, 医学部附属病院, 登録研究員 (70345205)
【キーワード】炎症性腸疾患 / 大腸がん / バイオマーカー / 遊離DNA / LINE1 (他6件)
【概要】炎症性腸疾患(IBD)長期経過例では大腸癌リスクが増加する。本研究では、患者血液、糞便あるいは生検組織といった新たな材料を対象とし大腸癌検出の可能性に関する検討を行った。対象遺伝子変化として、LINE1 global hypomethylationの程度(LHI)に注目した。大腸癌患者の血漿LHIは健常人より有意な上昇を示し、癌患者スクリーニング検査としての有用性が示唆された。生検組織では、大腸組...
【医歯薬学】外科系臨床医学:大腸がんマウスモデルバイオマーカーを含む研究件
❏遺伝子不安定性の異なるサブクラス分類に有用な新規マウス大腸癌疾患モデルの確立(25293284)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】檜井 孝夫 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部), その他部局等, 臨床研究部室長 (10444689)
【キーワード】大腸癌 / マウスモデル / バイオマーカー / RAS / TGFbetaRII (他11件)
【概要】私共が確立した2種類の遺伝子不安定性大腸浸潤癌モデル(大腸上皮細胞特異的コンディショナルApcノックアウトマウス)を応用して、Apc変異に別のドライバー遺伝子(Kras, TGFβIIR)を追加した複合的な遺伝子改変マウスモデルを作製した。Apc+Kras変異マウス腫瘍は中分化腺癌で分化度が低下しており、網羅的遺伝子解析によってGLUT1が上昇、RCAN2が抑制される標的遺伝子として同定した。Ap...
❏新規大腸癌転移マウスモデル実験系の構築と臓器特異的転移関連バイオマーカーの同定(22390257)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】檜井 孝夫 広島大学, 病院, 講師 (10444689)
【キーワード】小腸大腸肛門外科学 / 大腸癌マウスモデル / バイオマーカー / 大腸癌転移マウスモデル
【概要】大腸癌関連遺伝子の複合的変異をもつマウスモデルを作製し以下の成果をえた。(1)腫瘍の発生に関する条件設定ができた。(2)細径内視鏡による腫瘍の観察が可能であった。(3)特定の薬剤が腫瘍の増大スピードに与える影響を解析可能であった。(4)変異型 KRAS を持つマウスの作製をおこない、KRAS による遺伝子発現の変化を網羅的に解析した。以上の成果から、大腸癌の個別化医療に有用なマウスモデルの確立がで...
【医歯薬学】外科系臨床医学:血清バイオマーカーを含む研究件
❏変形性関節症の病態評価、早期診断を目指した新規血清中バイオマーカーの開発(18K09122)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】山田 治基 藤田医科大学, 医学部, 客員教授 (40146626)
【キーワード】変形性関節症 / バイオマーカー / 軟骨 / 関節軟骨 / マーカー (他9件)
【概要】軟骨のバイオマーカーは単に変形性関節症の診断および評価だけでなく、治療薬物の有効性を評価することも期待されるが、現時点で軟骨バイオマーカーとして確立されているものはない。本研究の目的は、手指の変形性関節症を対象にしたバイオマーカーを検索することである。診断基準に従い、当施設の外来で変形性手指関節症が診断され、当研究に同意された患者を対象とした。全部で30症例の採血サンプルが、当施設のバイオバンクに...
❏胃がんバイオマーカーとしての血清TFF3の起源の検討(23501295)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】野村 幸世 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (70301819)
【キーワード】胃癌早期発見 / バイオマーカー / 胃癌検診 / スクリーニング / 胃癌 (他9件)
【概要】ヒト胃癌発見のバイオマーカーとして、血清TFF3がよいことがわかったが、胃切除をしても血清TFF3は低下せず、その起源は胃でないことが想定された。これを調べるべく、マウス、ラットに化学発癌を施し、胃癌を作成した。担胃癌動物の血清TFF3は高値であった。ラットでは胃切除をしても血清TFF3は低下しなかった。マウス、ラットで各種臓器を摘出し、担胃癌動物でTFF3タンパク、TFF3 mRNAが上昇してい...
【医歯薬学】外科系臨床医学:Rasバイオマーカーを含む研究件
❏遺伝子不安定性の異なるサブクラス分類に有用な新規マウス大腸癌疾患モデルの確立(25293284)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】檜井 孝夫 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部), その他部局等, 臨床研究部室長 (10444689)
【キーワード】大腸癌 / マウスモデル / バイオマーカー / RAS / TGFbetaRII (他11件)
【概要】私共が確立した2種類の遺伝子不安定性大腸浸潤癌モデル(大腸上皮細胞特異的コンディショナルApcノックアウトマウス)を応用して、Apc変異に別のドライバー遺伝子(Kras, TGFβIIR)を追加した複合的な遺伝子改変マウスモデルを作製した。Apc+Kras変異マウス腫瘍は中分化腺癌で分化度が低下しており、網羅的遺伝子解析によってGLUT1が上昇、RCAN2が抑制される標的遺伝子として同定した。Ap...
❏子宮体癌・卵巣明細胞腺癌における新規分子標的治療法とそのバイオマーカーの探索(23592437)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他22件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、癌特有のシグナル伝達経路の異常に着目し、新規分子標的治療薬の有効性とそのバイオマーカーについて新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、卵巣明細胞腺癌において、PI3K経路を阻害する薬剤(PI3K/mTOR同時阻害剤)の有効性を示した。治療効果を予測するうえで、がん遺伝子KRAS変異陰性やがん抑制遺伝子TP53の変異陰性が有用であることを明らかとした。 ...
❏Ras-PI3K経路を標的とした選択的p110阻害剤による抗腫瘍効果の解析(21791544)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30359608)
【キーワード】Ras / PI3K / SNPタイピングアレイ法 / 染色体不安定性 / 染色体コピー数異常 (他14件)
【概要】我々は子宮体癌におけるRas-PI3K経路の活性化に着目し、その活性化に関わる因子を網羅的に解析した。また、本経路を阻害するmTOR阻害剤の抗腫瘍効果を子宮体癌細胞株で検証した。 1.癌遺伝子AKT1(E17K)の変異を子宮体癌において初めて報告した。AKT1(E17K)変異は子宮体癌臨床検体89例中2例(2.2%)にみられ、この2例はいずれも他のPI3K関連遺伝子(PIK3CA,PTENおよびK...
【医歯薬学】外科系臨床医学:放射線治療バイオマーカーを含む研究件
❏長塩基長非コードRNAを利用した放射線治療次世代バイオマーカー確立に関する研究(21K07171)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宮川 隆 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20721939)
【キーワード】lncRNA / バイオマーカー / 放射線治療 / 放射線 / がん
【概要】本研究の目的は、がんの放射線応答新規バイオマーカーを長塩基長非コードRNA(long non- coding RNA :lncRNA)というものをターゲットにして確立し、その機能を見出すことです。 放射線を照射したヒトがん培養細胞(子宮頚がん由来のHeLa細胞、肺がん由来のA549細胞な ど)を用い、放射線に応答する新規lncRNAの探索とその役割や生体内メカニズムを解明します。それにより、科学的...
❏新規放射線治療新規バイオマーカー確立およびメカニズム解明研究(18K07290)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】宮川 隆 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20721939)
【キーワード】ncRNA / がん / 放射線 / 放射線治療 / バイオマーカー (他7件)
【概要】非侵襲性の特徴があるがん放射線治療の重要性が増しています。本研究は、タンパク質の鋳型とならない非コードRNA(non-coding RNA; ncRNA)を切り口にして放射線治療新規マーカ ー確立を目的としました。治療モデルとして、放射線を照射した各種がん由来培養細胞を用いました。まず、定量PCRを用いた解析により、発現変動するncRNAをいくつか同定しました。また、FISH法やIF法を用いて、局...
❏放射線治療新規非コードRNAマーカー開発研究(16K20972)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】宮川 隆 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (20721939)
【キーワード】がん / 放射線 / 放射線治療 / バイオマーカー / 非コードRNA (他10件)
【概要】非侵襲性の特徴がある放射線治療はがん治療で重要性が増しています。本研究は、タンパク 質の鋳型とならない非コードRNA(non-coding RNA; ncRNA)をターゲットにして放射線治療の新規マーカー研究確立を 目的としました。治療モデルとして、放射線を照射した各種がん由来培養細胞を用いました。まず定量PCRを用いた解 析により、発現変動するncRNAをいくつか同定しました。また、FISH法や...
【医歯薬学】外科系臨床医学:Mdm2バイオマーカーを含む研究件
❏卵巣癌における相同組換修復欠損に着目した新規分子標的治療法の探索(18K09249)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (30359608)
【キーワード】卵巣癌 / 分子標的薬 / ゲノム解析 / 相同組換修復欠損 / ネオアンチゲン (他20件)
【概要】(1) 卵巣漿液性癌において、PARP阻害剤の感受性を高めるエピジェネティックな分子標的治療法を探索し、SMYD2が治療標的となることを見いだした。卵巣漿液性癌において、網羅的なゲノム解析を行い、相同組換修復欠損の有無による分類を行った。相同組換修復欠損を示さない群において、遺伝子変異頻度、ネオアンチゲン量、HLA-class1発現の関連を明らかとした。ネオアンチゲン数が多く、かつHLA-clas...
❏子宮体癌・卵巣癌においてアポトーシスを誘導する新規分子標的治療法の探索(26462515)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他18件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、分子生物学的なサブグループおよび治療標的候補分子を同定し、新規分子標的治療薬の有効性について新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、PI3K経路を阻害する薬剤の抗腫瘍効果を増強する治療法を探索し、MAPK経路阻害剤もしくは放射線照射との併用で、相乗的な効果が得られることを示した。PI3K/mTOR経路において、HIF-1α/VEGFの活性化が腫瘍増殖に...
【医歯薬学】外科系臨床医学:悪性脳腫瘍バイオマーカーを含む研究件
❏悪性脳腫瘍新生血管を治療標的としたペプチドワクチン療法の有効性予測因子の解明(18K08951)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】植田 良 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30317143)
【キーワード】悪性脳腫瘍 / 腫瘍抗原ペプチドワクチン / 脳腫瘍血管新生 / 免疫療法 / バイオマーカー (他8件)
【概要】本研究では、申請者らが実施している悪性脳腫瘍(悪性神経膠腫)、治療抵抗性の神経鞘腫等の新生血管を治療標的としたペプチドワクチン療法臨床試験被験者検体を用いて、免疫応答関連細胞・因子、また脳腫瘍血管新生および浸潤性関連因子について解析し、臨床的有効性との関連性を検証した。その結果、同ワクチン療法による臨床的有効性を認めた患者検体では、ワクチン療法後にVEGFR発現細胞反応性細胞傷害性T細胞の高頻度検...
❏悪性脳腫瘍の光線力学診断法:分子機構の解明と診断への応用(23650619)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】石川 智久 独立行政法人理化学研究所, ライフサイエンス技術基盤研究センター, 上級研究員 (60193281)
【キーワード】悪性脳腫瘍 / 光線力学診断 / 光線力学治療 / 5-アミノレブリン酸(ALA) / ポルフィリン (他19件)
【概要】5-アミノレブリン酸(ALA)を用いた悪性脳腫瘍の光線力学診断の分子機構を解明し、その臨床応用を目指した。正常脳と脳腫瘍とを差別化するバイオマーカーを探索した結果、ALA取り込みに関与するPEPT、プロトポルフィリンIXの排出に関与するABCGが重要なファクターであることを発見した。一方、転写因子Nrf2がABCG2遺伝子の発現を誘導する重要なファクターであり、その遺伝子のSNP (-617C&g...
❏microRNAによる癌治療抵抗性機構の解明と悪性脳腫瘍の診断法・治療法の開発(22791355)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】植田 良 慶應義塾大学, 医学部, 共同研究員 (30317143)
【キーワード】脳腫瘍学 / microRNA / がん / 悪性脳腫瘍 / 免疫抑制 (他7件)
【概要】最近、悪性神経膠芽腫細胞の研究において、がん細胞がmRNAやmicroRNA(miRNA)やタンパク質を含むエクソソームを放出し、がんの進行に関わる可能性が報告された。我々は、ヒト脳腫瘍細胞で高発現している特定のmiRNAが、細胞傷害性T細胞(CTL)による細胞傷害の感受性を低下させ、抗腫瘍免疫応答における免疫効果相で免疫抵抗性をもたらすことを報告した。さらに、脳腫瘍患者血清から抽出したエクソソー...
【医歯薬学】外科系臨床医学:マウスモデルバイオマーカーを含む研究件
❏子宮頸部細胞を用いた着床障害の新規診断法の開発(22K19595)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2022-06-30 - 2024-03-31
【研究代表者】廣田 泰 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (40598653)
【キーワード】着床障害 / 子宮頸部細胞 / マウスモデル / バイオマーカー / 着床能
【概要】
❏子宮頸部の指標による子宮内膜の胚受容能の新規評価法の開発(16K15701)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】廣田 泰 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40598653)
【キーワード】子宮頸部 / 子宮内膜 / LIF / 着床 / 胚受容能 (他12件)
【概要】着床障害は良好胚を胚移植しても妊娠しないことで定義されるが、着床障害の診断法の確立が生殖医学の大きな課題となっている。本研究では、非侵襲的な子宮内膜の胚受容能の検査法の確立を目指して、子宮頸部上皮の分子変化を指標とした子宮内膜の胚受容能の新規検出が可能であるかを検討した。3つの着床障害マウスモデルを用いて着床特異的に発現する子宮頸部上皮の320遺伝子を抽出することができ、胚接着調節因子LIFの子宮...
❏遺伝子不安定性の異なるサブクラス分類に有用な新規マウス大腸癌疾患モデルの確立(25293284)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】檜井 孝夫 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部), その他部局等, 臨床研究部室長 (10444689)
【キーワード】大腸癌 / マウスモデル / バイオマーカー / RAS / TGFbetaRII (他11件)
【概要】私共が確立した2種類の遺伝子不安定性大腸浸潤癌モデル(大腸上皮細胞特異的コンディショナルApcノックアウトマウス)を応用して、Apc変異に別のドライバー遺伝子(Kras, TGFβIIR)を追加した複合的な遺伝子改変マウスモデルを作製した。Apc+Kras変異マウス腫瘍は中分化腺癌で分化度が低下しており、網羅的遺伝子解析によってGLUT1が上昇、RCAN2が抑制される標的遺伝子として同定した。Ap...
【医歯薬学】外科系臨床医学:NGALバイオマーカーを含む研究件
❏慢性炎症性気道疾患における新規バイオマーカーの多面的検討(21K20916)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2021-08-30 - 2023-03-31
【研究代表者】福田 健介 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (50910759)
【キーワード】ACO / COPD / 気管支喘息 / バイオマーカー / NGAL (他8件)
【概要】慢性閉塞性肺疾患(COPD)では約20-50%に気管支喘息を合併すると報告され、喘息―COPDオーバーラップ(ACO)として近年注目を集めている。喘息の合併がないCOPDと比較してACOは臨床経過や治療方針が異なるため、ACOの診断的バイオマーカーの確立が重要である。また、ACOの分子病態も十分に解明されておらず、さらなる研究が急務である。 申請者は植物由来システインプロテアーゼを用い、ACOの病...
❏気管支喘息、COPDの新規バイオマーカーの探索:NGAL、sRAGEに着目して(20K17176)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】松崎 博崇 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (00782187)
【キーワード】ACO / バイオマーカー / RAGE / NGAL / COPD (他6件)
【概要】計画書に記載した、マウスに間欠的なpapainの経気管投与を行う実験系において病理学・呼吸生理学・生化学的な多面的検証を行い、さらに経時的な変化を追うことで、臨床的な病態をよく再現する初めてのACO疾患モデルマウスとして論文発表行った(Allergy. 76(1):390-4. 2021)。今回樹立した独自のACO疾患モデルマウスとして引き続き、解析を行っている。 また、野生型マウスにPBSを投与...
【医歯薬学】外科系臨床医学:免疫抑制バイオマーカーを含む研究件
❏院内感染に伴う重症敗血症の発症メカニズム解析(26462747)
【研究テーマ】救急医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中島 勧 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (40323597)
【キーワード】敗血症 / 急性腎障害 / 免疫抑制 / 院内感染症 / バイオマーカー
【概要】インターフェロンβ (IFNβ)がARDSの死亡率を低下させる報告がある。腹膜炎-肺炎の重症感染マウスモデルを作成し、IFNβの生存率に与える影響を検討した。回盲部結紮穿孔 (CLP)により腹膜炎をおこした後、4日後に緑膿菌肺炎を起こすモデル(PAIT)を作成した。PAITの18時間後の気管支肺胞洗浄液(BAL)中の肺内残存菌量、細胞数およびサイトカイン値を測定した。回盲部結紮穿孔後の肺炎モデルで...
❏術後および敗血症時の自然免疫機能低下に対する免疫強化療法の試み(23249072)
【研究テーマ】麻酔・蘇生学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山田 芳嗣 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (30166748)
【キーワード】敗血症 / 急性呼吸窮迫症候群 / サイトカイン / 生体防御 / インターフェロンβ (他13件)
【概要】敗血症や重症感染症に引き続く急性呼吸窮迫症候群の予後は依然として悪く有効な治療薬は存在しない。敗血症疑いで入室した患者の入室後1日目の平均動脈圧、白血球数、血小板数がそれぞれ低く、血清LDH値が高いと死亡率が有意に高く、免疫抑制状態が、死亡率に上昇させていた。さらに、マウスの腹膜炎に引き続いて肺の日和見感染を誘導する臨床に近いモデルを検討したところ、腹膜炎後に肺の生体防御能が低下していることが、マ...
❏microRNAによる癌治療抵抗性機構の解明と悪性脳腫瘍の診断法・治療法の開発(22791355)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】植田 良 慶應義塾大学, 医学部, 共同研究員 (30317143)
【キーワード】脳腫瘍学 / microRNA / がん / 悪性脳腫瘍 / 免疫抑制 (他7件)
【概要】最近、悪性神経膠芽腫細胞の研究において、がん細胞がmRNAやmicroRNA(miRNA)やタンパク質を含むエクソソームを放出し、がんの進行に関わる可能性が報告された。我々は、ヒト脳腫瘍細胞で高発現している特定のmiRNAが、細胞傷害性T細胞(CTL)による細胞傷害の感受性を低下させ、抗腫瘍免疫応答における免疫効果相で免疫抵抗性をもたらすことを報告した。さらに、脳腫瘍患者血清から抽出したエクソソー...
【医歯薬学】外科系臨床医学:急性腎障害バイオマーカーを含む研究件
❏院内感染に伴う重症敗血症の発症メカニズム解析(26462747)
【研究テーマ】救急医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中島 勧 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (40323597)
【キーワード】敗血症 / 急性腎障害 / 免疫抑制 / 院内感染症 / バイオマーカー
【概要】インターフェロンβ (IFNβ)がARDSの死亡率を低下させる報告がある。腹膜炎-肺炎の重症感染マウスモデルを作成し、IFNβの生存率に与える影響を検討した。回盲部結紮穿孔 (CLP)により腹膜炎をおこした後、4日後に緑膿菌肺炎を起こすモデル(PAIT)を作成した。PAITの18時間後の気管支肺胞洗浄液(BAL)中の肺内残存菌量、細胞数およびサイトカイン値を測定した。回盲部結紮穿孔後の肺炎モデルで...
❏敗血症性急性腎不全におけるL型脂肪酸結合蛋白の役割(21790795)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】土井 研人 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80505892)
【キーワード】腎臓学 / 敗血症性急性腎不全 / 急性腎不全 / 敗血症 / バイオマーカー (他8件)
【概要】敗血症において生じる多臓器不全、とりわけ急性腎不全を合併すると高い死亡率を示す。本研究では、敗血症性急性腎不全の早期診断を可能とする新規バイオマーカーとしてL型脂肪酸結合蛋白(L-FABP)の有用性について、マウス敗血症モデルを作成することで検証した。その結果、尿中L-FABPが血清クレアチニン、尿中NAGよりも早期かつ正確に敗血症性急性腎不全の検出および予後予測を行うことが可能であることが明らか...
❏メタボローム解析による新規AKIバイオマーカーの網羅的探索と検査薬の開発(21390263)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】松尾 清一 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70190410)
【キーワード】メタボローム / バイオマーカー / 急性腎障害 / 急性腎障害(AKI) / メタボローム解析 (他9件)
【概要】本研究では、各種腎疾患の尿サンプルをメタボローム解析し腎疾患毎の基本的メタボロームプロファイルの取得に成功した。代謝物毎にAKI群と非AKI群を比較することで、AKI群特異的な濃度変化を示す代謝物質群を新規AKI鑑別用バイオマーカー候補代謝物質群として抽出できた。さらに、腹部大動脈瘤置換術時に術前から術後ICU退室時まで経時的に連続採取したAKI発症群および非発症群の尿サンプルからAKI発症群およ...
【医歯薬学】社会医学:mTORバイオマーカーを含む研究件
❏肺癌の“より精密な医療”に向けたAKT/mTOR制御系signatureの解析(20K07378)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】土橋 洋 国際医療福祉大学, 国際医療福祉大学病院, 教授 (90231456)
【キーワード】TFFファミリー / バイオマーカー / アポトーシス / abortive cell cycle / 増殖抑制 (他12件)
【概要】我々は培養細胞とヒト肺癌でTrefoil factor (TFF) family蛋白質の機能解析を行っている。これまでの基盤研究で、i) TFF1の腺癌細胞特異的な発現、ii) TFF1過剰発現による細胞増殖抑制、細胞死の亢進、iii) 肺癌患者における血清TFFの高値、等を明らかにした。本年度は培養細胞でTFFの発現による遊走、浸潤の変化、ヒト肺癌組織での発現様式を解析した。[方法] 1. TF...
❏子宮体癌・卵巣明細胞腺癌における新規分子標的治療法とそのバイオマーカーの探索(23592437)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他22件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、癌特有のシグナル伝達経路の異常に着目し、新規分子標的治療薬の有効性とそのバイオマーカーについて新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、卵巣明細胞腺癌において、PI3K経路を阻害する薬剤(PI3K/mTOR同時阻害剤)の有効性を示した。治療効果を予測するうえで、がん遺伝子KRAS変異陰性やがん抑制遺伝子TP53の変異陰性が有用であることを明らかとした。 ...
【医歯薬学】社会医学:ホルモンバイオマーカーを含む研究件
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
【医歯薬学】社会医学:卵巣がんバイオマーカーを含む研究件
❏卵巣癌の個別化治療を目指した免疫プロファイルに基づく包括的バイオマーカーの開発(19K09786)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】長谷川 幸清 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (30534193)
【キーワード】卵巣癌 / 免疫療法 / バイオマーカー / 個別化治療 / 漿液性癌
【概要】近年卵巣癌に対する免疫療法の研究が活発に行われてきている。しかし、進行および再発卵巣癌に対する免疫チェックポイント阻害薬の臨床試験では未だ十分な成果が得られていない。これは、卵巣癌が多彩な組織型を持つだけでなく、多彩な免疫学的背景を持つことがその一因であると考えられる。本研究では、卵巣癌における個別化がん免疫療法の確立を目指すために、次世代シーケンサーを利用した免疫ゲノム解析によって得られる免疫プ...
❏卵巣癌における相同組換修復欠損に着目した新規分子標的治療法の探索(18K09249)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (30359608)
【キーワード】卵巣癌 / 分子標的薬 / ゲノム解析 / 相同組換修復欠損 / ネオアンチゲン (他20件)
【概要】(1) 卵巣漿液性癌において、PARP阻害剤の感受性を高めるエピジェネティックな分子標的治療法を探索し、SMYD2が治療標的となることを見いだした。卵巣漿液性癌において、網羅的なゲノム解析を行い、相同組換修復欠損の有無による分類を行った。相同組換修復欠損を示さない群において、遺伝子変異頻度、ネオアンチゲン量、HLA-class1発現の関連を明らかとした。ネオアンチゲン数が多く、かつHLA-clas...
❏婦人科悪性腫瘍の薬物応答に関与する新規バイオマーカーの特定(16K11153)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山上 亘 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 専任講師 (30348718)
【キーワード】コピー数解析 / 卵巣癌 / 子宮体癌 / 子宮頸癌 / 薬剤感受性試験 (他13件)
【概要】卵巣癌のうち、漿液性癌、類内膜癌ではFGF3, FGF4コピー数増幅が少数ながら認められ、分子標的薬ソラフェニブの効果が期待できる可能性が示唆されたが、明細胞癌では殆ど認められなかった。卵巣癌に対するソラフェニブは本邦では臨床投与は殆どなされておらず、少数例の薬剤感受性試験においてはソラフェニブ感受性症例はなく、上記について臨床的には実証されていない。 子宮体癌や子宮頸癌ではFGF3, FGF4コ...
【医歯薬学】社会医学:骨格筋バイオマーカーを含む研究件
❏骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発(20H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】エクソソーム / 加齢 / 運動 / 脳 / うつ (他13件)
【概要】【目的】脳由来神経栄養因子BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させるが、 最近の研究からうつやアルコール依存において血中BDNF量が減少することが示されており、うつ病のバイオマーカーや治療標的として注目されている。また、BDNFは脳以外の腸管粘膜においても発現することが明らかになっており、脳腸相関の観点から食による腸由来BDNFの制御が脳機能制御に重要な役割を果たす可能性がある。近年の...
❏サルコペニアの早期発見バイオマーカーの探索と新しいトレーニング評価技術の確立(18H03164)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山田 陽介 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 身体活動研究部, 特別研究員 (60550118)
【キーワード】サルコペニア / フレイル / 骨格筋 / 筋細胞量 / 診断基準 (他18件)
【概要】研究代表者らが研究開発を進めている部位別生体電気インピーダンス分光(S-BIS)法は、サルコペニアに伴う骨格筋細胞量の低下や筋内組成の変化に加えて、MRIでは計測不可能である運動などによる筋細胞内外微小環境の変化や筋細胞膜の電気的性質の計測が可能であることがこれまでの研究で明らかになってきた。S-BISで測定された筋静電容量(Cm)や特徴周波数(fc)は表面筋電図と収縮特性に関連していた。S-BI...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
【医歯薬学】社会医学:子宮体がんバイオマーカーを含む研究件
❏婦人科悪性腫瘍の薬物応答に関与する新規バイオマーカーの特定(16K11153)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山上 亘 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 専任講師 (30348718)
【キーワード】コピー数解析 / 卵巣癌 / 子宮体癌 / 子宮頸癌 / 薬剤感受性試験 (他13件)
【概要】卵巣癌のうち、漿液性癌、類内膜癌ではFGF3, FGF4コピー数増幅が少数ながら認められ、分子標的薬ソラフェニブの効果が期待できる可能性が示唆されたが、明細胞癌では殆ど認められなかった。卵巣癌に対するソラフェニブは本邦では臨床投与は殆どなされておらず、少数例の薬剤感受性試験においてはソラフェニブ感受性症例はなく、上記について臨床的には実証されていない。 子宮体癌や子宮頸癌ではFGF3, FGF4コ...
❏子宮体癌・卵巣癌においてアポトーシスを誘導する新規分子標的治療法の探索(26462515)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他18件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、分子生物学的なサブグループおよび治療標的候補分子を同定し、新規分子標的治療薬の有効性について新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、PI3K経路を阻害する薬剤の抗腫瘍効果を増強する治療法を探索し、MAPK経路阻害剤もしくは放射線照射との併用で、相乗的な効果が得られることを示した。PI3K/mTOR経路において、HIF-1α/VEGFの活性化が腫瘍増殖に...
❏子宮体癌・卵巣明細胞腺癌における新規分子標的治療法とそのバイオマーカーの探索(23592437)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他22件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、癌特有のシグナル伝達経路の異常に着目し、新規分子標的治療薬の有効性とそのバイオマーカーについて新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、卵巣明細胞腺癌において、PI3K経路を阻害する薬剤(PI3K/mTOR同時阻害剤)の有効性を示した。治療効果を予測するうえで、がん遺伝子KRAS変異陰性やがん抑制遺伝子TP53の変異陰性が有用であることを明らかとした。 ...
【医歯薬学】社会医学:マイクロアレイバイオマーカーを含む研究件
❏血清高感度肺がんバイオマーカーの同定と新規治療標的分子の臨床応用(16K08928)
【研究テーマ】病態検査学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高野 淳 東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (50582607)
【キーワード】高感度バイオマーカー / 肺がん / バイオマーカー / 新規治療標的分子 / トランスレーショナルリサーチ (他9件)
【概要】URST1は、肺がん、口腔がん、乳がんのいずれにおいても、がんで高発現し、siRNAにてURST1を抑制するとG2/M arrestによりがん細胞の増殖を抑制した。免疫組織染色での検討では、上記がんのいずれにおいて予後マーカーであった。URST1に対する阻害剤をによりがん細胞の増殖が有意に抑制され治療薬として有望であった。KIF11も口腔がんで高発現し、がんを増殖させること、阻害剤によりがん細胞の...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
❏大規模エピゲノム解析に基づく革新的消化器癌診断法の開発(23240129)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】今井 浩三 東京大学, 医科学研究所, 特任教授 (60117603)
【キーワード】胃癌 / 大腸癌 / 肝癌 / エピゲノム / DNAメチル化 (他14件)
【概要】大腸癌細胞のエピゲノムおよびトランスクリプトームを解析することで、エピジェネティックに不活化されたマイクロRNA遺伝子を同定した。大腸前癌病変および早期癌のエピゲノム・ゲノム解析を行うことで、早期発見マーカー候補となりうるDNAメチル化異常を同定した。さらに大腸癌前癌病変における内視鏡所見、病理所見、DNAメチル化異常の間の新たな相関を明らかにした。また胃癌背景胃粘膜におけるエピゲノム解析から、胃...
【医歯薬学】社会医学:ゲノム解析バイオマーカーを含む研究件
❏卵巣癌における相同組換修復欠損に着目した新規分子標的治療法の探索(18K09249)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (30359608)
【キーワード】卵巣癌 / 分子標的薬 / ゲノム解析 / 相同組換修復欠損 / ネオアンチゲン (他20件)
【概要】(1) 卵巣漿液性癌において、PARP阻害剤の感受性を高めるエピジェネティックな分子標的治療法を探索し、SMYD2が治療標的となることを見いだした。卵巣漿液性癌において、網羅的なゲノム解析を行い、相同組換修復欠損の有無による分類を行った。相同組換修復欠損を示さない群において、遺伝子変異頻度、ネオアンチゲン量、HLA-class1発現の関連を明らかとした。ネオアンチゲン数が多く、かつHLA-clas...
❏子宮体癌・卵巣癌においてアポトーシスを誘導する新規分子標的治療法の探索(26462515)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他18件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、分子生物学的なサブグループおよび治療標的候補分子を同定し、新規分子標的治療薬の有効性について新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、PI3K経路を阻害する薬剤の抗腫瘍効果を増強する治療法を探索し、MAPK経路阻害剤もしくは放射線照射との併用で、相乗的な効果が得られることを示した。PI3K/mTOR経路において、HIF-1α/VEGFの活性化が腫瘍増殖に...
❏脳卒中関連遺伝子に関する研究(25293304)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】齊藤 延人 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60262002)
【キーワード】脳卒中 / 脳卒中関連遺伝子 / 頭蓋内主幹動脈狭窄 / もやもや病 / 類もやもや病 (他12件)
【概要】後天的な要因が強いと考えられる多因子疾患である脳卒中の分野において、遺伝子変異に基づくリスク予測法の確立を目指し脳卒中関連遺伝子RNF213に関して多角的に検討をおこなった。大規模な疫学調査により、RNF213 c.14576G>Aが様々な程度の脳血管狭窄と関連していることを明らかにした本研究の重要の成果と言える。また、RNF213変異を有する血管狭窄の特徴としてnegative remod...
【医歯薬学】社会医学:腫瘍マーカーバイオマーカーを含む研究件
❏最新機器を用いた肺がんの高感度診断マーカーの確立、治療標的分子の同定(19K07884)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高野 淳 東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (50582607)
【キーワード】腫瘍学 / 分子標的治療 / 腫瘍マーカー / 新規治療分子 / バイオマーカー (他6件)
【概要】バイオマーカーとして、Exosomeの中に含まれる核酸をDigital PCRを用いて検出しえた。 血中自己抗体:ガン細胞由来の微量タンパクに対して産生される自己抗体を、ELISAで抽出しえた。 治療標的分子の探索、臨床応用:がんに特異的に発現する候補タンパクを同定し、siRNA, Flow cytometry, live cell imagingなどで機能解析を行い、論文、学会での報告を行った。...
❏臨床的重要前立腺がんを診断する新たなスクリーニングシステムの開発(23590812)
【研究テーマ】公衆衛生学・健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】大東 貴志 国際医療福祉大学, 大学病院, 教授 (80185371)
【キーワード】前立腺癌 / スクリーニング / ノモグラム / バイオマーカー / PCA-3 スコア (他9件)
【概要】PSA20ng/mlで初回生検を受けた患者について、生検前にPSA関連マーカーおよび尿PCA3スコアを測定した。ROC解析では、PCA3スコアは、すべての前立腺がん予測、陽性コア数が3以上の予測においてPSA関連マーカーより高いAUCを示した。一方、要治療癌の予測においては単独ではF/T比が最もAUCが大きかった。多変量ロジスティック解析で有意の、PCA3スコアとF/T比を組み合わせてノモグラムを...
【医歯薬学】社会医学:出生力バイオマーカーを含む研究件
❏コホート研究に基づく受胎確率の推定(16K09126)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小西 祥子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (70451771)
【キーワード】妊孕力 / 妊娠待ち時間 / 出生力 / 不妊 / 甲状腺 (他14件)
【概要】本研究では、2015年に開始したコホート調査の1年後および2年後調査を実施するとともに、調査開始時に採取した血液および尿検体中のバイオマーカーの測定を行った。コホート調査の対象者は第1子の妊娠を希望していて、不妊治療をしたことのない23歳から34歳までの健康な女性80名である。月経周期あたりに受胎(妊娠)する確率と、年齢および性交頻度、BMI、抗ミュラー管ホルモン濃度の関連について統計解析を行った...
❏喫煙が日本人女性の再生産機能の老化に及ぼす影響(23790684)
【研究テーマ】公衆衛生学・健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】小西 祥子 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70451771)
【キーワード】妊孕力 / 抗ミュラー管ホルモン / 女性 / 避妊 / 妊娠 (他11件)
【概要】再生産機能の老化の指標として、血中抗ミュラー管ホルモン(AMH)濃度および受胎待ち時間をアウトカムとする、2つの調査研究を実施した。前者については東京都内の女子大学生を対象として、血中AMH濃度と質問票による喫煙習慣および尿中コチニン濃度を測定した。AMH濃度と喫煙習慣およびコチニン濃度の間に有意な関連はみられなかった。受胎待ち時間と女性本人および男性パートナーの喫煙習慣については、日本全国に居住...
【医歯薬学】社会医学:妊孕力バイオマーカーを含む研究件
❏コホート研究に基づく受胎確率の推定(16K09126)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小西 祥子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (70451771)
【キーワード】妊孕力 / 妊娠待ち時間 / 出生力 / 不妊 / 甲状腺 (他14件)
【概要】本研究では、2015年に開始したコホート調査の1年後および2年後調査を実施するとともに、調査開始時に採取した血液および尿検体中のバイオマーカーの測定を行った。コホート調査の対象者は第1子の妊娠を希望していて、不妊治療をしたことのない23歳から34歳までの健康な女性80名である。月経周期あたりに受胎(妊娠)する確率と、年齢および性交頻度、BMI、抗ミュラー管ホルモン濃度の関連について統計解析を行った...
❏喫煙が日本人女性の再生産機能の老化に及ぼす影響(23790684)
【研究テーマ】公衆衛生学・健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】小西 祥子 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70451771)
【キーワード】妊孕力 / 抗ミュラー管ホルモン / 女性 / 避妊 / 妊娠 (他11件)
【概要】再生産機能の老化の指標として、血中抗ミュラー管ホルモン(AMH)濃度および受胎待ち時間をアウトカムとする、2つの調査研究を実施した。前者については東京都内の女子大学生を対象として、血中AMH濃度と質問票による喫煙習慣および尿中コチニン濃度を測定した。AMH濃度と喫煙習慣およびコチニン濃度の間に有意な関連はみられなかった。受胎待ち時間と女性本人および男性パートナーの喫煙習慣については、日本全国に居住...
【医歯薬学】社会医学:前立腺がんバイオマーカーを含む研究件
❏前立腺癌における免疫応答と血管新生調節因子バソヒビンを標的とした新規治療法の確立(18K09149)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】宮崎 保匡 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 共同研究員 (80445329)
【キーワード】前立腺癌 / 血管新生 / 上皮間葉転換 / 抗体療法 / バイオマーカー (他12件)
【概要】血管内皮細胞株や前立腺癌細胞株におけるバソヒビン2の発現をウェスタンブロット、細胞蛍光免疫染色にて検討した。バソヒビン2は血管内皮細胞と一部の前立腺癌細胞株で強く発現を認めた。この結果から、癌血管新生においては癌細胞自体もバソヒビン2を発現しており、バソヒビン2は血管内皮細胞で発現が認められることが判明した。 バソヒビン2の強く発現を認めた血管内皮細胞や前立腺癌細胞株に抗バソヒビン2抗体を投与した...
❏尿路上皮癌の進展におけるケモカインの発現制御と機能解析(15K10609)
【研究テーマ】泌尿器科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】宮嶋 哲 東海大学, 医学部, 教授 (90245572)
【キーワード】尿路上皮癌 / 耐性機序 / 血管新生 / ケモカイン / 膀胱癌 (他14件)
【概要】尿路上皮癌と腎癌の臨床検体におけるMCP-1、新生血管の発現ならびにアンギオテンシン受容体(AT1R)の発現について免疫組織染色を施行し、その予後との相関を確認した。さらに、シスプラチン耐性細胞を用いた検討ではEMT誘導にユビキチンリガーゼであるFBX032の発現が深く関わっていることが明らかとなった。臨床的には喫煙歴のある尿路上皮癌患者ならびに去勢抵抗性前立腺癌患者において、治療前の血球動態が予...
❏前立腺におけるWntシグナル機能解明と去勢抵抗性癌の新規治療の探索(26861259)
【研究テーマ】泌尿器科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】高橋 さゆり 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40313217)
【キーワード】前立腺癌 / Wntシグナル / Wnt / Androgen Receptro / Prostate cancer (他7件)
【概要】前立腺全摘症例のホルマリン包埋切片よりWntのRNA発現を計測したところGleason Scoreにより有意に差を認め、前立腺細胞癌株のWnt5BのRNAノックダウンにより各成長因子の発現が低下。またWnt5B投与にて細胞増殖、浸潤能は亢進。さらに当院外来受診患者で骨転移を有する去勢抵抗性前立腺癌と診断された59 症例を非転移性前立腺癌患者群と、ELISA法にて血清Wnt5Bを比較した結果、Wnt...
【医歯薬学】社会医学:飲酒バイオマーカーを含む研究件
❏疫学手法とメタボローム解析技術の融合による一次予防への新たなアプローチ(25670303)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】武林 亨 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30265780)
【キーワード】メタボローム / 疫学 / バイオマーカー / 予防医学 / 運動 (他7件)
【概要】本研究において、アミノ酸をはじめとする極性物質と脂質類をそれぞれメタボローム測定することとした。後者は、本研究を通じて前処理、測定条件の確立を進め、安定的な測定条件の確立によって血漿を用いて脂肪酸類、アシルカルニチン、酸化脂肪酸、胆汁酸類等が測定できる系をほぼ確立した。データ解析については、「健康の要因」として運動、飲酒、食事摂取を、「健康状態」と肝機能障害、高血圧、メタボリック症候群を取り上げ、...
❏地域住民を対象とした生活習慣病疫学研究におけるメタボローム・プロファイル解析(24390168)
【研究テーマ】公衆衛生学・健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】武林 亨 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30265780)
【キーワード】メタボローム / コホート / バイオマーカー / 飲酒 / 身体活動 (他9件)
【概要】予防バイオマーカーを明らかにするのに有用であるメタボロミクスを地域在住者の疫学研究に導入するため、第一に測定条件等を確立し、次いでその手法を用いて、CE/MS法による血漿の網羅的代謝プロファイリングとライフスタイル因子との関連について疫学的に検討した。男性での解析の結果、27物質が、他のライフスタイル要因を調整した後も有意に飲酒と関連していた。また65歳未満の男性では、総身体活動量との間に6物質が...
【医歯薬学】社会医学:慢性閉塞性肺疾患(COPD)バイオマーカーを含む研究件
❏慢性炎症性気道疾患における新規バイオマーカーの多面的検討(21K20916)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2021-08-30 - 2023-03-31
【研究代表者】福田 健介 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (50910759)
【キーワード】ACO / COPD / 気管支喘息 / バイオマーカー / NGAL (他8件)
【概要】慢性閉塞性肺疾患(COPD)では約20-50%に気管支喘息を合併すると報告され、喘息―COPDオーバーラップ(ACO)として近年注目を集めている。喘息の合併がないCOPDと比較してACOは臨床経過や治療方針が異なるため、ACOの診断的バイオマーカーの確立が重要である。また、ACOの分子病態も十分に解明されておらず、さらなる研究が急務である。 申請者は植物由来システインプロテアーゼを用い、ACOの病...
❏気管支喘息、COPDの新規バイオマーカーの探索:NGAL、sRAGEに着目して(20K17176)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】松崎 博崇 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (00782187)
【キーワード】ACO / バイオマーカー / RAGE / NGAL / COPD (他6件)
【概要】計画書に記載した、マウスに間欠的なpapainの経気管投与を行う実験系において病理学・呼吸生理学・生化学的な多面的検証を行い、さらに経時的な変化を追うことで、臨床的な病態をよく再現する初めてのACO疾患モデルマウスとして論文発表行った(Allergy. 76(1):390-4. 2021)。今回樹立した独自のACO疾患モデルマウスとして引き続き、解析を行っている。 また、野生型マウスにPBSを投与...
【医歯薬学】歯学:喘息バイオマーカーを含む研究件
❏気管支喘息、COPDの新規バイオマーカーの探索:NGAL、sRAGEに着目して(20K17176)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】松崎 博崇 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (00782187)
【キーワード】ACO / バイオマーカー / RAGE / NGAL / COPD (他6件)
【概要】計画書に記載した、マウスに間欠的なpapainの経気管投与を行う実験系において病理学・呼吸生理学・生化学的な多面的検証を行い、さらに経時的な変化を追うことで、臨床的な病態をよく再現する初めてのACO疾患モデルマウスとして論文発表行った(Allergy. 76(1):390-4. 2021)。今回樹立した独自のACO疾患モデルマウスとして引き続き、解析を行っている。 また、野生型マウスにPBSを投与...
❏メタボローム解析による重症喘息の分子フェノタイピング(25461504)
【研究テーマ】膠原病・アレルギー内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】浅野 浩一郎 東海大学, 医学部, 教授 (60192944)
【キーワード】重症喘息 / バイオマーカー / メタボロミクス / 呼気ガス分析 / 揮発性有機化合物 (他6件)
【概要】臨床的なパラメーターを用いたクラスター解析に基づく重症喘息のフェノタイピングは、この疾患が多様な病態を背景として生じる疾患の集合体であることを明らかにした。今回の研究ではメタボロミクスを応用した分子レベルでのフェノタイピングにより、重症喘息の診断・予後推定・治療選択のための優れたバイオマーカーの同定を目指した。特に繰り返し測定がしやすい呼気ガスや血液中のバイオマーカーを対象として検討した結果、呼気...
【医歯薬学】歯学:マーカーバイオマーカーを含む研究件
❏変形性関節症の病態評価、早期診断を目指した新規血清中バイオマーカーの開発(18K09122)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】山田 治基 藤田医科大学, 医学部, 客員教授 (40146626)
【キーワード】変形性関節症 / バイオマーカー / 軟骨 / 関節軟骨 / マーカー (他9件)
【概要】軟骨のバイオマーカーは単に変形性関節症の診断および評価だけでなく、治療薬物の有効性を評価することも期待されるが、現時点で軟骨バイオマーカーとして確立されているものはない。本研究の目的は、手指の変形性関節症を対象にしたバイオマーカーを検索することである。診断基準に従い、当施設の外来で変形性手指関節症が診断され、当研究に同意された患者を対象とした。全部で30症例の採血サンプルが、当施設のバイオバンクに...
❏再発口腔癌に誘導されるCD206+細胞の予後マーカーおよび治療標的としての可能性(17H04408)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】來生 知 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (30545059)
【キーワード】バイオマーカー / 再発 / 予後予測マーカー / 口腔癌 / 予後マーカー (他6件)
【概要】正常組織の幹細胞が特定の微小環境下で幹細胞性を維持するのと同様に、がん幹細胞にもがん微小環境というニッチが存在し、がんの治療抵抗性や転移などの悪性化、免疫寛容などに貢献していることがわかりつつある。申請者は最近の研究で、脳腫瘍や口腔がんにおいて放射線照射によって局所血管からの血管新生が抑制された際に、骨髄由来細胞、特にCD11bを発現する単球系細胞が腫瘍内へ誘導され、その後M2マクロファージに分化...
❏メタボローム解析を駆使した新規腎疾患診断マーカーの開発(15K21364)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】平山 明由 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任講師 (00572405)
【キーワード】腎疾患 / マーカー / CE-MS / 尿 / 血漿 (他8件)
【概要】本研究では、キャピラリー電気泳動-質量分析法(CE-MS)を用いて、ネフローゼ疾患患者の尿、および血漿中のイオン性代謝物の一斉分析を行い、病型特異的なバイオマーカーの探索を行った。 結果、2~5種類の代謝物を組み合わせることにより7種のネフローゼ疾患から特定の疾患を判別するモデルを作成することが可能であった。また、未知ピークに関してはLC-MSを用いた分取操作を行い、新規バイオマーカー候補の同定を...
【医歯薬学】歯学:トランスくリプトーム解析バイオマーカーを含む研究件
❏関節リウマチの治療反応性予測バイオマーカーの確立と治療抵抗性機序の解明(19K16973)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】永渕 泰雄 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (20792279)
【キーワード】関節リウマチ / 治療反応性 / 樹状細胞前駆細胞 / トランスクリプトーム解析 / インターフェロン (他13件)
【概要】関節リウマチ(RA)患者の治療反応性を予測する免疫学的な予測因子の同定を試みた。新規治療を開始する高疾患活動性RA患者の末梢血免疫細胞分画の網羅的な遺伝子発現RNA-seqデータを解析し、治療抵抗性と最も強く関連したのは、長期罹患と関わる樹状細胞前駆細胞(pre-DC)遺伝子群であることを同定した。別個の遺伝子発現解析コホート、免疫細胞集団解析コホートでもpre-DC増加と治療抵抗性との関連が再現...
❏免疫性炎症と尿路上皮剥離の遺伝学的変化探索によるハンナ型間質性膀胱炎の病態解明(17H06639)
【研究テーマ】泌尿器科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2017-08-25 - 2019-03-31
【研究代表者】秋山 佳之 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20529135)
【キーワード】網羅的遺伝子発現解析 / 慢性疼痛 / 免疫性炎症 / トランスクリプトーム解析 / バイオマーカー (他8件)
【概要】間質性膀胱炎/膀胱痛症候群に対して、トランスクリプトーム解析による網羅的遺伝子発現プロファイリング、エクソーム解析による背景遺伝子異常の探索(既知の腫瘍原性遺伝子変異の検索を含む)といった網羅的ゲノム解析手法を応用した解析を行い、ハンナ型間質性膀胱炎の病因に関与する特異的な生物学的経路として、VEGF及びBAFFシグナル伝達系遺伝子群によって構成される経路を同定した。本成果は新規バイオマーカーや治...
【医歯薬学】歯学:免疫チェックポイント阻害剤バイオマーカーを含む研究件
❏小区分56040:産婦人科学関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】卵巣癌
【研究期間】分子標的薬
【研究代表者】ゲノム解析
【キーワード】相同組換修復欠損
【概要】免疫チェックポイント阻害剤に対する治療応答性に関しては、腫瘍組織の評価のみに基づく層別化が主流であり、薬剤の直接的な標的となる免疫系に関する評価は十分に行われていない現状がある。本研究では、免疫チェックポイント阻害剤投与患者の奏功例において、治療開始前から免疫系の制御に関わるタンパク質が患者血清中で高値を示し、治療抵抗性を示す段階で低下することが明らかとなった。免疫チェックポイント阻害剤に対する治...
❏前立腺癌における免疫応答と血管新生調節因子バソヒビンを標的とした新規治療法の確立(18K09149)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】宮崎 保匡 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 共同研究員 (80445329)
【キーワード】前立腺癌 / 血管新生 / 上皮間葉転換 / 抗体療法 / バイオマーカー (他12件)
【概要】血管内皮細胞株や前立腺癌細胞株におけるバソヒビン2の発現をウェスタンブロット、細胞蛍光免疫染色にて検討した。バソヒビン2は血管内皮細胞と一部の前立腺癌細胞株で強く発現を認めた。この結果から、癌血管新生においては癌細胞自体もバソヒビン2を発現しており、バソヒビン2は血管内皮細胞で発現が認められることが判明した。 バソヒビン2の強く発現を認めた血管内皮細胞や前立腺癌細胞株に抗バソヒビン2抗体を投与した...
❏卵巣癌における相同組換修復欠損に着目した新規分子標的治療法の探索(18K09249)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (30359608)
【キーワード】卵巣癌 / 分子標的薬 / ゲノム解析 / 相同組換修復欠損 / ネオアンチゲン (他20件)
【概要】(1) 卵巣漿液性癌において、PARP阻害剤の感受性を高めるエピジェネティックな分子標的治療法を探索し、SMYD2が治療標的となることを見いだした。卵巣漿液性癌において、網羅的なゲノム解析を行い、相同組換修復欠損の有無による分類を行った。相同組換修復欠損を示さない群において、遺伝子変異頻度、ネオアンチゲン量、HLA-class1発現の関連を明らかとした。ネオアンチゲン数が多く、かつHLA-clas...
【医歯薬学】歯学:免疫療法バイオマーカーを含む研究件
❏小区分49020:人体病理学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】肺癌
【研究期間】免疫治療
【研究代表者】多領域シーケンス
【キーワード】PD-1
【概要】本研究では、申請者らが実施している難治性脳腫瘍(悪性神経膠腫、治療抵抗性の神経鞘腫・髄膜腫・脊索腫等)新生血管を治療標的としたペプチドワクチン療法臨床試験被験者検体を用いて、抗腫瘍免疫ネットワークにおける正と負の調節細胞・分子や腫瘍血管新生・浸潤性関連因子について解析し、同治療の臨床的有効性との関連性を評価する。この結果に基づいて、同がんワクチン免疫療法の治療有効性を予測し得る因子を同定、がん免疫...
❏進行期乳房外パジェット病における治療効果予測のバイオマーカーの探索(20K17329)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】平井 郁子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (00594590)
【キーワード】VEGFR1 / Androgen receptor / 乳房外パジェット病 / 皮膚悪性腫瘍 / バイオマーカー (他7件)
【概要】本研究では進行期乳房外パジェット病に対する化学療法の免疫モニタリングを実施する計画であった。これまでに殺細胞性抗がん剤治療(S-1/DTX療法3例、FP療法2例、DTX単剤療法1例)を実施した6例において治療前および治療開始8週後の末梢血を回収し、プロテインアレイを実施した。抗体マイクロアレイキット(Cancer BioMarker Antibody Array, Full Moon Biosys...
❏微小組織多領域シークエンスによる免疫療法治療抵抗性分子機構の解明(19K07469)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】林 大久生 順天堂大学, 医学部, 准教授 (70569128)
【キーワード】肺癌 / 免疫治療 / 多領域シーケンス / PD-1 / PD-L1 (他8件)
【概要】本研究では、治療効果のみられたがん領域と治療効果のみられなかったがん領域において、550個の発現変動遺伝子(DEG)が確認された。その中で、GO解析の結果、'extracellular matrix organization', 'extracellular structure organization'といったGO termが治療効果のみられたがん領域に優位に濃縮...
【医歯薬学】歯学:口腔がんバイオマーカーを含む研究件
❏再発口腔癌に誘導されるCD206+細胞の予後マーカーおよび治療標的としての可能性(17H04408)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】來生 知 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (30545059)
【キーワード】バイオマーカー / 再発 / 予後予測マーカー / 口腔癌 / 予後マーカー (他6件)
【概要】正常組織の幹細胞が特定の微小環境下で幹細胞性を維持するのと同様に、がん幹細胞にもがん微小環境というニッチが存在し、がんの治療抵抗性や転移などの悪性化、免疫寛容などに貢献していることがわかりつつある。申請者は最近の研究で、脳腫瘍や口腔がんにおいて放射線照射によって局所血管からの血管新生が抑制された際に、骨髄由来細胞、特にCD11bを発現する単球系細胞が腫瘍内へ誘導され、その後M2マクロファージに分化...
❏マルチオミックス技術を用いた口腔癌・前がん病変唾液バイオマーカーの探索的研究(16K11742)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】飯野 光喜 山形大学, 医学部, 教授 (50212717)
【キーワード】唾液 / 口腔癌 / 口腔前がん病変 / スクリーニング / バイオマーカー (他15件)
【概要】本研究では、口腔癌患者および口腔癌の前段階である口腔前がん病変患者の唾液中の様々な物質に着目し、健常者・非口腔癌患者・非口腔前がん患者との違いを明らかにすることを目的とした。またそれらを用いて、口腔癌・口腔前がん病変を健常者から高精度にスクリーニングするバイオマーカーを発見することを目的とした。唾液中の代謝物は、約50種類、また唾液中のタンパク質は約140種類が、口腔癌・口腔前がん病変患者と健常者...
❏口腔癌におけるSlit/Roboシグナル作用機構の解析とバイオマーカーの開発(16K11716)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】安部 貴大 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (20383250)
【キーワード】口腔がん / Robo1 / 口腔癌 / robo1 / 抗体医薬 (他9件)
【概要】口腔がんの有効なバイオマーカーの創出には至っていない。本研究は、近年神経発生における軸索誘導分子として知られるRobo1が、悪性腫瘍にも深く関わっていることに着目し、口腔扁平上皮癌に対する発現、作用を検証した。細胞株を用いたSlit/Roboシグナルの解析、また臨床検体を用いた発現様式について、mRNAおよびタンパク質レベルで解析を行った。悪性度によって発現様式が異なること、多段階での発癌過程にお...
【医歯薬学】歯学:免疫治療バイオマーカーを含む研究件
❏微小組織多領域シークエンスによる免疫療法治療抵抗性分子機構の解明(19K07469)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】林 大久生 順天堂大学, 医学部, 准教授 (70569128)
【キーワード】肺癌 / 免疫治療 / 多領域シーケンス / PD-1 / PD-L1 (他8件)
【概要】本研究では、治療効果のみられたがん領域と治療効果のみられなかったがん領域において、550個の発現変動遺伝子(DEG)が確認された。その中で、GO解析の結果、'extracellular matrix organization', 'extracellular structure organization'といったGO termが治療効果のみられたがん領域に優位に濃縮...
❏食道癌・胃癌における腫瘍内免疫応答解析に基づく最適な複合的免疫治療の検討(17K10578)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】八木 浩一 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90422310)
【キーワード】食道癌 / 胃癌 / イムノグラム / 腫瘍免疫 / 免疫応答 (他9件)
【概要】胃癌50例、食道癌58例の手術検体と末梢血検体を採取した。胃癌29例について、次世代シークエンス、フローサイトメトリー、液性因子解析を行い、腫瘍内免疫応答を多層的に解析した。「がん免疫サイクル」の概念に基づき、RNAシークエンスデータから抽出した9つの評価軸からなる「イムノグラム」を作成し、患者個々の腫瘍内免疫応答を表現した。さらにクラスター解析により胃癌を4 群に分類した。この分類は、従来の臨床...
【医歯薬学】歯学:PI3Kバイオマーカーを含む研究件
❏卵巣癌における相同組換修復欠損に着目した新規分子標的治療法の探索(18K09249)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (30359608)
【キーワード】卵巣癌 / 分子標的薬 / ゲノム解析 / 相同組換修復欠損 / ネオアンチゲン (他20件)
【概要】(1) 卵巣漿液性癌において、PARP阻害剤の感受性を高めるエピジェネティックな分子標的治療法を探索し、SMYD2が治療標的となることを見いだした。卵巣漿液性癌において、網羅的なゲノム解析を行い、相同組換修復欠損の有無による分類を行った。相同組換修復欠損を示さない群において、遺伝子変異頻度、ネオアンチゲン量、HLA-class1発現の関連を明らかとした。ネオアンチゲン数が多く、かつHLA-clas...
❏子宮体癌・卵巣癌においてアポトーシスを誘導する新規分子標的治療法の探索(26462515)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他18件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、分子生物学的なサブグループおよび治療標的候補分子を同定し、新規分子標的治療薬の有効性について新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、PI3K経路を阻害する薬剤の抗腫瘍効果を増強する治療法を探索し、MAPK経路阻害剤もしくは放射線照射との併用で、相乗的な効果が得られることを示した。PI3K/mTOR経路において、HIF-1α/VEGFの活性化が腫瘍増殖に...
❏子宮体癌・卵巣明細胞腺癌における新規分子標的治療法とそのバイオマーカーの探索(23592437)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他22件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、癌特有のシグナル伝達経路の異常に着目し、新規分子標的治療薬の有効性とそのバイオマーカーについて新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、卵巣明細胞腺癌において、PI3K経路を阻害する薬剤(PI3K/mTOR同時阻害剤)の有効性を示した。治療効果を予測するうえで、がん遺伝子KRAS変異陰性やがん抑制遺伝子TP53の変異陰性が有用であることを明らかとした。 ...
【医歯薬学】歯学:上皮間葉転換(EMT)バイオマーカーを含む研究件
❏前立腺癌における免疫応答と血管新生調節因子バソヒビンを標的とした新規治療法の確立(18K09149)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】宮崎 保匡 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 共同研究員 (80445329)
【キーワード】前立腺癌 / 血管新生 / 上皮間葉転換 / 抗体療法 / バイオマーカー (他12件)
【概要】血管内皮細胞株や前立腺癌細胞株におけるバソヒビン2の発現をウェスタンブロット、細胞蛍光免疫染色にて検討した。バソヒビン2は血管内皮細胞と一部の前立腺癌細胞株で強く発現を認めた。この結果から、癌血管新生においては癌細胞自体もバソヒビン2を発現しており、バソヒビン2は血管内皮細胞で発現が認められることが判明した。 バソヒビン2の強く発現を認めた血管内皮細胞や前立腺癌細胞株に抗バソヒビン2抗体を投与した...
❏尿路上皮癌の進展におけるケモカインの発現制御と機能解析(15K10609)
【研究テーマ】泌尿器科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】宮嶋 哲 東海大学, 医学部, 教授 (90245572)
【キーワード】尿路上皮癌 / 耐性機序 / 血管新生 / ケモカイン / 膀胱癌 (他14件)
【概要】尿路上皮癌と腎癌の臨床検体におけるMCP-1、新生血管の発現ならびにアンギオテンシン受容体(AT1R)の発現について免疫組織染色を施行し、その予後との相関を確認した。さらに、シスプラチン耐性細胞を用いた検討ではEMT誘導にユビキチンリガーゼであるFBX032の発現が深く関わっていることが明らかとなった。臨床的には喫煙歴のある尿路上皮癌患者ならびに去勢抵抗性前立腺癌患者において、治療前の血球動態が予...
【医歯薬学】歯学:画像診断バイオマーカーを含む研究件
❏可逆的ナノ粒子集積を用いたタンパク質の超マルチカラー・高感度イメージング基盤(21H01722)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】太田 誠一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (40723284)
【キーワード】蛍光ナノ粒子 / DNAナノテクノロジー / バイオイメージング / バイオマーカー / マルチ検出 (他8件)
【概要】本研究では、一本鎖DNAを修飾した抗体と蛍光ナノ粒子、そしてリンカーDNAをビルディングブロックとして用いる。まず、DNA修飾抗体で細胞膜上の標的タンパク質を標識する。続いて、抗体、ナノ粒子に修飾されたDNAと相補的な配列を持つ一本鎖DNAをリンカーとして用いて、二重らせん形成を利用して抗体と蛍光ナノ粒子を結合させる。これを起点とし、リンカーDNAを用いたナノ粒子集積を繰り返すことで、蛍光シグナル...
❏バイオマーカーを用いた肝細胞癌の新規画像診断システムの構築と治療への応用的展開(23249067)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】國土 典宏 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (00205361)
【キーワード】肝細胞癌 / バイオマーカー / 画像診断 / 治療
【概要】肝細胞癌(HCC)の最も有効な治療法は外科的切除であるが、術後の高頻度な再発が臨床的な課題となっている。この課題の克服には、高感度な診断法や有効性の高い術後治療法の開発が必要である。我々は、蛍光物質インドシアニングリーン(ICG)がHCC組織に長期間蓄積することを明らかにした。この性質を利用して、手術中にICGの蛍光発光を探索し、目視や既存の画像診断では検出できなかった新たなHCCを検出する術中診...
【医歯薬学】薬学:転移バイオマーカーを含む研究件
❏細胞外マトリックスプロテオグリカンVersicanを標的とした肝癌の診断・治療(16K09342)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】建石 良介 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (50444089)
【キーワード】細胞外マトリックス / 浸潤 / 転移 / Versican / 細胞外マトリックスプロテオグリカン (他10件)
【概要】細胞外マトリックスは癌の浸潤、転移に抑制的に働く一方で、その一部には促進的に働く機能的分子が存在することが明らかになりつつある。その一つであるVersicanは肝臓癌で転移や腫瘍進展への関与が示唆されている。本研究では肝癌で高頻度に活性化が認められるWntシグナル活性下でSharpinという分子がbeta-cateninと結合することにより、共にVersicanの発現を亢進させている可能性を示し、...
❏イヌ腫瘍の新規診断マーカーと転移因子としてのエキソソーム分子の機能解析(15K14872)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】三浦 直樹 鹿児島大学, 農水産獣医学域獣医学系, 准教授 (80508036)
【キーワード】マイクロRNA / エキソソーム / イヌ / 腫瘍 / 次世代シーケンス (他10件)
【概要】イヌの腫瘍の診断と治療法の改善のために新規のバイオマーカーの探索を行った。特にエキソソームと呼ばれる小分子が腫瘍から分泌されることに着目した。研究ではイヌの血液からエキソソームを超遠心法と呼ばれる方法で分離抽出した。抽出したエキソソームが人で報告されているものと同じかを表面の抗原マーカーで確認した。さらに、近年、腫瘍のバイオマーカーとして注目されているマイクロRNAの分子に着目した。複数のイヌの腫...
❏子宮体癌・卵巣明細胞腺癌における新規分子標的治療法とそのバイオマーカーの探索(23592437)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他22件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、癌特有のシグナル伝達経路の異常に着目し、新規分子標的治療薬の有効性とそのバイオマーカーについて新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、卵巣明細胞腺癌において、PI3K経路を阻害する薬剤(PI3K/mTOR同時阻害剤)の有効性を示した。治療効果を予測するうえで、がん遺伝子KRAS変異陰性やがん抑制遺伝子TP53の変異陰性が有用であることを明らかとした。 ...
【医歯薬学】薬学:肝細胞がんバイオマーカーを含む研究件
❏血中循環腫瘍デオキシリボ核酸を用いた進行肝癌の個別化治療(20K08352)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】建石 良介 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (50444089)
【キーワード】ゲノム異常 / 個別化医療 / 血中循環腫瘍DNA / 肝細胞癌 / バイオマーカー
【概要】本研究は、血液内を循環する腫瘍由来DNA(circulating tumor DNA: ctDNA)を肝癌の局所治療・動脈塞栓術、分子標的薬などの治療を受けた患者から採取し、収量および抽出された遺伝子変異と患者臨床データを統合解析することで、肝癌の早期診断や再発予測、治療モニタリング、治療効果予測におけるctDNAの有用性につき検討するものである。特に治療直後に採取した血漿由来のctDNAに着目し...
❏細胞外マトリックスプロテオグリカンVersicanを標的とした肝癌の診断・治療(16K09342)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】建石 良介 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (50444089)
【キーワード】細胞外マトリックス / 浸潤 / 転移 / Versican / 細胞外マトリックスプロテオグリカン (他10件)
【概要】細胞外マトリックスは癌の浸潤、転移に抑制的に働く一方で、その一部には促進的に働く機能的分子が存在することが明らかになりつつある。その一つであるVersicanは肝臓癌で転移や腫瘍進展への関与が示唆されている。本研究では肝癌で高頻度に活性化が認められるWntシグナル活性下でSharpinという分子がbeta-cateninと結合することにより、共にVersicanの発現を亢進させている可能性を示し、...
❏バイオマーカーを用いた肝細胞癌の新規画像診断システムの構築と治療への応用的展開(23249067)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】國土 典宏 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (00205361)
【キーワード】肝細胞癌 / バイオマーカー / 画像診断 / 治療
【概要】肝細胞癌(HCC)の最も有効な治療法は外科的切除であるが、術後の高頻度な再発が臨床的な課題となっている。この課題の克服には、高感度な診断法や有効性の高い術後治療法の開発が必要である。我々は、蛍光物質インドシアニングリーン(ICG)がHCC組織に長期間蓄積することを明らかにした。この性質を利用して、手術中にICGの蛍光発光を探索し、目視や既存の画像診断では検出できなかった新たなHCCを検出する術中診...
【医歯薬学】薬学:診断バイオマーカーを含む研究件
❏変形性関節症の病態評価、早期診断を目指した新規血清中バイオマーカーの開発(18K09122)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】山田 治基 藤田医科大学, 医学部, 客員教授 (40146626)
【キーワード】変形性関節症 / バイオマーカー / 軟骨 / 関節軟骨 / マーカー (他9件)
【概要】軟骨のバイオマーカーは単に変形性関節症の診断および評価だけでなく、治療薬物の有効性を評価することも期待されるが、現時点で軟骨バイオマーカーとして確立されているものはない。本研究の目的は、手指の変形性関節症を対象にしたバイオマーカーを検索することである。診断基準に従い、当施設の外来で変形性手指関節症が診断され、当研究に同意された患者を対象とした。全部で30症例の採血サンプルが、当施設のバイオバンクに...
❏膜型プロテアーゼの基質分解産物に着目したがん特異的に発現するバイオマーカーの解析(17K09027)
【研究テーマ】病態検査学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】越川 直彦 地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所), 臨床研究所, 部長 (70334282)
【キーワード】膵癌 / プロセシング / MT1-MMP / HB-EGF / EphA2 (他16件)
【概要】膵がんの早期診断法は確立されていない。本研究では、膵がんの悪性化に重要なMT1-MMPとその基質のプロセシングに着目し、MR1-MMP基質のプロセシング断片を指標とした新たな膵がん診断法の開発を行った。今回の検討において、2種類のMT1-MMP基質であるシグナル膜蛋白質断片に対するELISA定量測定系を作製した。活性型HB-EGF断片に対する検出感度は十分ではなく、さらなる改良を必要とした。また、...
❏ラミニン分子を標的とした尿路上皮癌の新しい診断・治療法の開発(25462471)
【研究テーマ】泌尿器科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】越川 直彦 地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所), その他部局等, 部長 (70334282)
【キーワード】バイオマーカー / 診断 / 治療奏効 / 膀胱がん / 癌 (他7件)
【概要】本研究では血清中のラミニンγ2単鎖(γ2単鎖抗体)が膀胱がんを含む泌尿器がんの診断指標になりうる可能性と、γ2単鎖の特異抗体が膀胱がんの分標的治療のDDSツールになる可能性について検証した。結果、血清γ2単鎖を測定するためのサンドイッチELISAを作製し、泌尿器がん血清中のγ2単鎖を測定したところ、膀胱がん、腎がんの血清で高値を示し、尿同様に血清中のγ2単鎖もこれら癌腫の診断指標となることを見出し...
【医歯薬学】薬学:大腸がんバイオマーカーを含む研究件
❏メタボローム解析を用いた肝転移切除後の再発予測バイオマーカーの探索(22K08857)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】石崎 哲央 東京医科大学, 医学部, 准教授 (00424531)
【キーワード】メタボローム / 肝転移 / 大腸癌 / バイオマーカー
【概要】
❏炎症性腸疾患における癌化マーカーの遺伝子学的検討ー血液・糞便の臨床応用(26670598)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】須並 英二 東京大学, 医学部附属病院, 登録研究員 (70345205)
【キーワード】炎症性腸疾患 / 大腸がん / バイオマーカー / 遊離DNA / LINE1 (他6件)
【概要】炎症性腸疾患(IBD)長期経過例では大腸癌リスクが増加する。本研究では、患者血液、糞便あるいは生検組織といった新たな材料を対象とし大腸癌検出の可能性に関する検討を行った。対象遺伝子変化として、LINE1 global hypomethylationの程度(LHI)に注目した。大腸癌患者の血漿LHIは健常人より有意な上昇を示し、癌患者スクリーニング検査としての有用性が示唆された。生検組織では、大腸組...
❏遺伝子不安定性の異なるサブクラス分類に有用な新規マウス大腸癌疾患モデルの確立(25293284)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】檜井 孝夫 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部), その他部局等, 臨床研究部室長 (10444689)
【キーワード】大腸癌 / マウスモデル / バイオマーカー / RAS / TGFbetaRII (他11件)
【概要】私共が確立した2種類の遺伝子不安定性大腸浸潤癌モデル(大腸上皮細胞特異的コンディショナルApcノックアウトマウス)を応用して、Apc変異に別のドライバー遺伝子(Kras, TGFβIIR)を追加した複合的な遺伝子改変マウスモデルを作製した。Apc+Kras変異マウス腫瘍は中分化腺癌で分化度が低下しており、網羅的遺伝子解析によってGLUT1が上昇、RCAN2が抑制される標的遺伝子として同定した。Ap...
【医歯薬学】薬学:脂肪酸バイオマーカーを含む研究件
❏Intramolecular isotope analysis of lipids as a novel biological and environmental proxy(18H01326)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】ジルベルト アレキシー 東京工業大学, 理学院, 助教 (20726955)
【キーワード】Lipids / Isotope / Biomarker / lipids / 13C isotope (他15件)
【概要】代謝は複雑なシステムであり、炭素同位体(13Cと12C)、またはそれらの比率は、生物のフラックスと生理学的状態を記録することができます。 したがって、有機分子の安定同位体組成は、多くの分野で重要です。 特に脂質は、堆積性有機物として非常に長期間保存されるため、興味深いターゲットとなります。 このプロジェクトでは、植物の脂肪酸の各位置の13C/12C同位体組成を測定することができました。 したがって...
❏完新世における西南極氷床の崩壊の復元(19340158)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】大河内 直彦 独立行政法人海洋研究開発機構, 海洋・極限環境生物圏領域, プログラムディレクター (00281832)
【キーワード】西南極氷床 / 完新世 / 放射性炭素年代 / バイオマーカー / 水素同位体比 (他10件)
【概要】南極ロス海の堆積物中に含まれるC_<14>, C_<16>, C_<18>脂肪酸を単離・精製し,その放射性炭素年代を測定した。その結果は,ロス海に張り出す西南極氷床の氷縁が過去5000年間に大きく後退したことを示した。このことは,西南極氷床が完新世に大きく融解してきたことを示唆し,北半球氷床と南半球氷床の融解に大きなタイムラグが存在することを明らかにした。 ...
【医歯薬学】薬学:腫瘍免疫バイオマーカーを含む研究件
❏食道癌・胃癌における腫瘍内免疫応答解析に基づく最適な複合的免疫治療の検討(17K10578)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】八木 浩一 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90422310)
【キーワード】食道癌 / 胃癌 / イムノグラム / 腫瘍免疫 / 免疫応答 (他9件)
【概要】胃癌50例、食道癌58例の手術検体と末梢血検体を採取した。胃癌29例について、次世代シークエンス、フローサイトメトリー、液性因子解析を行い、腫瘍内免疫応答を多層的に解析した。「がん免疫サイクル」の概念に基づき、RNAシークエンスデータから抽出した9つの評価軸からなる「イムノグラム」を作成し、患者個々の腫瘍内免疫応答を表現した。さらにクラスター解析により胃癌を4 群に分類した。この分類は、従来の臨床...
❏頭頸部癌における腫瘍内免疫応答解析に基づく最適な複合的免疫治療の検討(17K11413)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】仲野 兼司 公益財団法人がん研究会, 有明病院 総合腫瘍科, 副医長 (10795553)
【キーワード】頭頸部癌 / イムノグラム / 腫瘍免疫 / 免疫応答 / 複合的免疫治療 (他7件)
【概要】頭頸部癌50例の手術検体と末梢血検体を採取した。腫瘍組織は細断し、一部は酵素処理等を行って新鮮腫瘍分解物(FTD)を作成した。残りは培地上に播種し、腫瘍浸潤Tリンパ球(TIL)および腫瘍細胞を培養したところ、45例中40例(85%)でTILの増殖が確認された。十分な量のFTDが得られた22例について、TILとFTDを共培養し、上清を回収してELISAでインターフェロンγ(IFNγ)産生を解析したと...
【医歯薬学】薬学:アポトーシスバイオマーカーを含む研究件
❏肺癌の“より精密な医療”に向けたAKT/mTOR制御系signatureの解析(20K07378)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】土橋 洋 国際医療福祉大学, 国際医療福祉大学病院, 教授 (90231456)
【キーワード】TFFファミリー / バイオマーカー / アポトーシス / abortive cell cycle / 増殖抑制 (他12件)
【概要】我々は培養細胞とヒト肺癌でTrefoil factor (TFF) family蛋白質の機能解析を行っている。これまでの基盤研究で、i) TFF1の腺癌細胞特異的な発現、ii) TFF1過剰発現による細胞増殖抑制、細胞死の亢進、iii) 肺癌患者における血清TFFの高値、等を明らかにした。本年度は培養細胞でTFFの発現による遊走、浸潤の変化、ヒト肺癌組織での発現様式を解析した。[方法] 1. TF...
❏子宮体癌・卵巣癌においてアポトーシスを誘導する新規分子標的治療法の探索(26462515)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他18件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、分子生物学的なサブグループおよび治療標的候補分子を同定し、新規分子標的治療薬の有効性について新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、PI3K経路を阻害する薬剤の抗腫瘍効果を増強する治療法を探索し、MAPK経路阻害剤もしくは放射線照射との併用で、相乗的な効果が得られることを示した。PI3K/mTOR経路において、HIF-1α/VEGFの活性化が腫瘍増殖に...
❏子宮体癌・卵巣明細胞腺癌における新規分子標的治療法とそのバイオマーカーの探索(23592437)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他22件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、癌特有のシグナル伝達経路の異常に着目し、新規分子標的治療薬の有効性とそのバイオマーカーについて新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、卵巣明細胞腺癌において、PI3K経路を阻害する薬剤(PI3K/mTOR同時阻害剤)の有効性を示した。治療効果を予測するうえで、がん遺伝子KRAS変異陰性やがん抑制遺伝子TP53の変異陰性が有用であることを明らかとした。 ...
【医歯薬学】薬学:アルツハイマー病バイオマーカーを含む研究件
❏ナノ粒子への異物認識を巧みに利用/制御した新規アルツハイマー病治療システムの開発(19K15364)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】太田 誠一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (40723284)
【キーワード】アミロイドβ / 医用ナノ粒子 / バイオマーカー / ターゲティング / アルツハイマー病 (他12件)
【概要】ナノ粒子を薬物送達に使用する際には粒子が免疫系に”ゴミ”として認識され貪食されてしまうことが課題であった。本研究ではこれを逆手にとり、アルツハイマー病の原因とされるAβに金ナノ粒子を特異的に結合させ、Aβと共にミクログリア細胞に効率的に除去させる新たなアルツハイマー病治療法の開発を目指した。金ナノ粒子の表面にAβ結合性色素であるコンゴーレッド(CR)を修飾し、Aβ標的ナノ粒子を合成した。合成した粒...
❏血液1滴で診断可能なポリフェノールによるアルツハイマー病予防治療マーカーの探索(16K12718)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小林 彰子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (90348144)
【キーワード】アルツハイマー病 / バイオマーカー / ロスマリン酸 / ポリフェノール / 脳機能 (他7件)
【概要】ロスマリン酸(RA)は、in vitroおよびin vivo試験においてアルツハイマー病の主病態であるアミロイドβに対する高い凝集抑制能を有する。本研究では、アルツハイマー病(AD)モデルマウスにRAを摂食させ、認知行動および脳内表現型を確認すると共に、血中のAD発症遅延反応性マーカーを探索することを目的とした。 ADモデルマウスにロスマリン酸(RA)を摂食させると普通食群と比較し認知機能低下が抑...
【医歯薬学】薬学:スクリーニングバイオマーカーを含む研究件
❏マルチオミックス技術を用いた口腔癌・前がん病変唾液バイオマーカーの探索的研究(16K11742)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】飯野 光喜 山形大学, 医学部, 教授 (50212717)
【キーワード】唾液 / 口腔癌 / 口腔前がん病変 / スクリーニング / バイオマーカー (他15件)
【概要】本研究では、口腔癌患者および口腔癌の前段階である口腔前がん病変患者の唾液中の様々な物質に着目し、健常者・非口腔癌患者・非口腔前がん患者との違いを明らかにすることを目的とした。またそれらを用いて、口腔癌・口腔前がん病変を健常者から高精度にスクリーニングするバイオマーカーを発見することを目的とした。唾液中の代謝物は、約50種類、また唾液中のタンパク質は約140種類が、口腔癌・口腔前がん病変患者と健常者...
❏胃がんバイオマーカーとしての血清TFF3の起源の検討(23501295)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】野村 幸世 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (70301819)
【キーワード】胃癌早期発見 / バイオマーカー / 胃癌検診 / スクリーニング / 胃癌 (他9件)
【概要】ヒト胃癌発見のバイオマーカーとして、血清TFF3がよいことがわかったが、胃切除をしても血清TFF3は低下せず、その起源は胃でないことが想定された。これを調べるべく、マウス、ラットに化学発癌を施し、胃癌を作成した。担胃癌動物の血清TFF3は高値であった。ラットでは胃切除をしても血清TFF3は低下しなかった。マウス、ラットで各種臓器を摘出し、担胃癌動物でTFF3タンパク、TFF3 mRNAが上昇してい...
❏臨床的重要前立腺がんを診断する新たなスクリーニングシステムの開発(23590812)
【研究テーマ】公衆衛生学・健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】大東 貴志 国際医療福祉大学, 大学病院, 教授 (80185371)
【キーワード】前立腺癌 / スクリーニング / ノモグラム / バイオマーカー / PCA-3 スコア (他9件)
【概要】PSA20ng/mlで初回生検を受けた患者について、生検前にPSA関連マーカーおよび尿PCA3スコアを測定した。ROC解析では、PCA3スコアは、すべての前立腺がん予測、陽性コア数が3以上の予測においてPSA関連マーカーより高いAUCを示した。一方、要治療癌の予測においては単独ではF/T比が最もAUCが大きかった。多変量ロジスティック解析で有意の、PCA3スコアとF/T比を組み合わせてノモグラムを...
【医歯薬学】薬学:ABCG2バイオマーカーを含む研究件
❏遺伝子多型と代謝プロファイルの関連解析に基づく高尿酸血症の予防医学研究(15K19231)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】原田 成 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (10738090)
【キーワード】メタボローム / 疫学 / 遺伝子多型 / 個別化医療 / 予防医学 (他14件)
【概要】鶴岡市民を対象としたコホート研究における大規模血漿メタボロミクス・プロファイルを用いて、尿酸関連遺伝子多型-血漿メタボローム-血清尿酸値の関連を検討した。血漿メタボロームと血清尿酸値は広範に関連していることが日本人において初めて示唆された。またABCG2は本集団においても血清尿酸値と関連しており、ABCG2の多型によって、一部の代謝物と血清尿酸値の関連が、異なる傾向を示すことが示された。特にジメチ...
❏悪性脳腫瘍の光線力学診断法:分子機構の解明と診断への応用(23650619)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】石川 智久 独立行政法人理化学研究所, ライフサイエンス技術基盤研究センター, 上級研究員 (60193281)
【キーワード】悪性脳腫瘍 / 光線力学診断 / 光線力学治療 / 5-アミノレブリン酸(ALA) / ポルフィリン (他19件)
【概要】5-アミノレブリン酸(ALA)を用いた悪性脳腫瘍の光線力学診断の分子機構を解明し、その臨床応用を目指した。正常脳と脳腫瘍とを差別化するバイオマーカーを探索した結果、ALA取り込みに関与するPEPT、プロトポルフィリンIXの排出に関与するABCGが重要なファクターであることを発見した。一方、転写因子Nrf2がABCG2遺伝子の発現を誘導する重要なファクターであり、その遺伝子のSNP (-617C&g...
❏アミノレブリン酸投与後の腫瘍特異的ポルフィリン蓄積メカニズムの解明(22700910)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】小倉 俊一郎 東京工業大学, フロンティア研究機構, 特任准教授 (90343160)
【キーワード】がんの個性診断 / バイオマーカー / 5-アミノレブリン酸 / プロトポルフィリンIX / PEPT1 (他9件)
【概要】がん患者にアミノレブリン酸(ALA)を投与すると、腫瘍特異的にポルフィリンが蓄積されることが知られており、この現象を利用したがんの診断・治療が臨床で用いられている。しかしながら、腫瘍特異的なポルフィリン蓄積の分子メカニズムは未だ解明されていない。そこで本研究では腫瘍特異的なポルフィリン蓄積メカニズムの解明を目的とし、特異的なポルフィリン蓄積に関わる生体内物質を同定する。その結果、ALAの取り込みに...
【医歯薬学】薬学:イリノテカンバイオマーカーを含む研究件
❏抗がん剤反応性の個体差解明とバイオマーカー開発をめざしたプロテオーム解析(20390049)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】谷川原 祐介 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30179832)
【キーワード】個別化医療 / 抗癌剤 / 薬剤反応性 / バイオマーカー / プロテオーム (他9件)
【概要】本研究では、プロテオーム解析手法により癌細胞の抗がん剤感受性と相関して発現変動するタンパク質を網羅的に探索し、抗腫瘍効果の個人差解明と薬剤反応性の指標となるバイオマーカーの開発をめざした。研究の結果、ヒト大腸癌細胞における発現量がオキサリプラチンに対する感受性と相関を示すタンパク質を発見し、S100A10タンパク質と同定した。さらに、5-フルオロウラシルやイリノテカン活性代謝物曝露に対して特徴的な...
❏抗がん剤反応性の個人差解明をめざしたプロテオーム解析(18390053)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】谷川原 祐介 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30179832)
【キーワード】個別化医療 / プロテオーム / メタボローム / バイオマーカー / 薬剤感受性 (他12件)
【概要】薬剤の反応性には個人差(レスポンダー/ノンレスポンダー)がある。本研究では、がん薬物治療の個別化を目指し、タンパク質発現、細胞内代謝物の変動といった薬剤に対する生体反応の統合的解析による薬剤反応性指標マーカーを見出すことを目的とする。大腸癌治療におけるkey drugであるオキサリプラチン(L-OHP)、イリノテカン(CPT-11)、フルオロウラシル(5-FU)を対象に、ヒト大腸癌細胞株を用いたプ...
【医歯薬学】薬学:細胞外マトリックスバイオマーカーを含む研究件
❏細胞外マトリックスプロテオグリカンVersicanを標的とした肝癌の診断・治療(16K09342)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】建石 良介 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (50444089)
【キーワード】細胞外マトリックス / 浸潤 / 転移 / Versican / 細胞外マトリックスプロテオグリカン (他10件)
【概要】細胞外マトリックスは癌の浸潤、転移に抑制的に働く一方で、その一部には促進的に働く機能的分子が存在することが明らかになりつつある。その一つであるVersicanは肝臓癌で転移や腫瘍進展への関与が示唆されている。本研究では肝癌で高頻度に活性化が認められるWntシグナル活性下でSharpinという分子がbeta-cateninと結合することにより、共にVersicanの発現を亢進させている可能性を示し、...
❏ラミニン分子を標的とした尿路上皮癌の新しい診断・治療法の開発(25462471)
【研究テーマ】泌尿器科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】越川 直彦 地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所), その他部局等, 部長 (70334282)
【キーワード】バイオマーカー / 診断 / 治療奏効 / 膀胱がん / 癌 (他7件)
【概要】本研究では血清中のラミニンγ2単鎖(γ2単鎖抗体)が膀胱がんを含む泌尿器がんの診断指標になりうる可能性と、γ2単鎖の特異抗体が膀胱がんの分標的治療のDDSツールになる可能性について検証した。結果、血清γ2単鎖を測定するためのサンドイッチELISAを作製し、泌尿器がん血清中のγ2単鎖を測定したところ、膀胱がん、腎がんの血清で高値を示し、尿同様に血清中のγ2単鎖もこれら癌腫の診断指標となることを見出し...
【医歯薬学】薬学:血管新生バイオマーカーを含む研究件
❏前立腺癌における免疫応答と血管新生調節因子バソヒビンを標的とした新規治療法の確立(18K09149)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】宮崎 保匡 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 共同研究員 (80445329)
【キーワード】前立腺癌 / 血管新生 / 上皮間葉転換 / 抗体療法 / バイオマーカー (他12件)
【概要】血管内皮細胞株や前立腺癌細胞株におけるバソヒビン2の発現をウェスタンブロット、細胞蛍光免疫染色にて検討した。バソヒビン2は血管内皮細胞と一部の前立腺癌細胞株で強く発現を認めた。この結果から、癌血管新生においては癌細胞自体もバソヒビン2を発現しており、バソヒビン2は血管内皮細胞で発現が認められることが判明した。 バソヒビン2の強く発現を認めた血管内皮細胞や前立腺癌細胞株に抗バソヒビン2抗体を投与した...
❏尿路上皮癌の進展におけるケモカインの発現制御と機能解析(15K10609)
【研究テーマ】泌尿器科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】宮嶋 哲 東海大学, 医学部, 教授 (90245572)
【キーワード】尿路上皮癌 / 耐性機序 / 血管新生 / ケモカイン / 膀胱癌 (他14件)
【概要】尿路上皮癌と腎癌の臨床検体におけるMCP-1、新生血管の発現ならびにアンギオテンシン受容体(AT1R)の発現について免疫組織染色を施行し、その予後との相関を確認した。さらに、シスプラチン耐性細胞を用いた検討ではEMT誘導にユビキチンリガーゼであるFBX032の発現が深く関わっていることが明らかとなった。臨床的には喫煙歴のある尿路上皮癌患者ならびに去勢抵抗性前立腺癌患者において、治療前の血球動態が予...
【医歯薬学】薬学:膵がんバイオマーカーを含む研究件
❏膜型プロテアーゼの基質分解産物に着目したがん特異的に発現するバイオマーカーの解析(17K09027)
【研究テーマ】病態検査学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】越川 直彦 地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所), 臨床研究所, 部長 (70334282)
【キーワード】膵癌 / プロセシング / MT1-MMP / HB-EGF / EphA2 (他16件)
【概要】膵がんの早期診断法は確立されていない。本研究では、膵がんの悪性化に重要なMT1-MMPとその基質のプロセシングに着目し、MR1-MMP基質のプロセシング断片を指標とした新たな膵がん診断法の開発を行った。今回の検討において、2種類のMT1-MMP基質であるシグナル膜蛋白質断片に対するELISA定量測定系を作製した。活性型HB-EGF断片に対する検出感度は十分ではなく、さらなる改良を必要とした。また、...
❏包括的統合的アプローチによる日本人早期膵癌の高精度診断の具現化(15H05791)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】森 正樹 九州大学, 医学研究院, 教授 (70190999)
【キーワード】早期膵癌 / 遺伝子多型 / 環境 / バイオマーカー / 腫瘍遺伝子 (他12件)
【概要】本研究では、全国のハイボリュームセンター(21施設)でネットワークを構築し、極めて発見の難しい早期(ステージI)膵癌症例の臨床検体を収集した上で、膵癌を早期発見するための新規診断法の開発を行った。その結果、末梢血中に存在するマイクロRNAのメチル化率が早期膵癌で上昇していること、および唾液中の2種類の代謝産物の量が早期膵癌で有意に増加していることが示された。また、本邦の膵癌患者で特徴的な遺伝子多型...
❏遺伝子多型に基づいた膵癌薬物療法の効果・副作用発現を予測するアルゴリズムの開発(26870099)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐藤 泰憲 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (90536723)
【キーワード】膵癌 / ゲノム網羅的解析 / ファーマコゲノミクス / バイオマーカー / 薬剤反応性遺伝子 (他11件)
【概要】切除不能進行膵癌を対象に、自らの先行研究に基づく候補遺伝子解析及びゲノム網羅的解析を行った。先行研究で候補になった3つの薬物代謝酵素関連の遺伝子多型の検証を行った。その結果、SLCO1B1のrs4149086は治療効果予測因子であり、rs4149086がAGまたGGを有する患者は、塩酸ゲムシタビンよりも経口フッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍剤を中心とした治療を行うと効果が期待できることからがわかった。ま...
【医歯薬学】薬学:膵臓がんバイオマーカーを含む研究件
❏膜型プロテアーゼの基質分解産物に着目したがん特異的に発現するバイオマーカーの解析(17K09027)
【研究テーマ】病態検査学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】越川 直彦 地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所), 臨床研究所, 部長 (70334282)
【キーワード】膵癌 / プロセシング / MT1-MMP / HB-EGF / EphA2 (他16件)
【概要】膵がんの早期診断法は確立されていない。本研究では、膵がんの悪性化に重要なMT1-MMPとその基質のプロセシングに着目し、MR1-MMP基質のプロセシング断片を指標とした新たな膵がん診断法の開発を行った。今回の検討において、2種類のMT1-MMP基質であるシグナル膜蛋白質断片に対するELISA定量測定系を作製した。活性型HB-EGF断片に対する検出感度は十分ではなく、さらなる改良を必要とした。また、...
❏膵癌の治療奏功性・抵抗性におけるVCAM-1の機能解析と臨床における有用性(26430107)
【研究テーマ】腫瘍生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】高橋 良太 東京大学, 保健・健康推進本部, 助教 (80647660)
【キーワード】膵臓癌 / 化学療法 / バイオマーカー / VCAM-1
【概要】本研究の目的は、膵癌患者の血漿を用いてVCAM-1と膵癌の治療抵抗性もしくは奏功性との関連を明らかにし、さらにVCAM-1の機能解析を加えることで実地臨床に有用な生体マーカーかつ治療標的分子としてのVCAM-1の有用性を示すことである。 我々はこれまでの研究で、まず膵癌化学療法患者から採取した血漿検体を用いて可溶性VCAM-1の値と患者の予後、治療奏功性・抵抗性との相関についての検討から、血中の可...
【医歯薬学】薬学:プロテインチップバイオマーカーを含む研究件
❏抗癌剤感受性に関連するタンパク質(ペプチド)バイオマーカーの研究(19659041)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鈴木 小夜 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (90424134)
【キーワード】個別化医療 / 抗癌剤 / 薬剤感受性 / 個人差 / バイオマーカー (他10件)
【概要】本研究では、抗癌剤反応性の個人差解明を目指し、薬効発現本体であるタンパク質を標的としたプロテオーム解析により抗癌剤感受性バイオマーカーを見出すことを目的とした。初年度(平成19年度)は、Surface-enhanced laser desorption/ionization time-of-flight mass spectrometry (SELDI-TOF MS)を用いて、オキサリプラチン(L...
❏新規バイオマーカーに基づく免疫抑制剤の用法用量の個別最適化(18590155)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】三原 潔 武蔵野大学, 薬学研究所, 准教授 (00281444)
【キーワード】臓器移植 / 免疫抑制剤 / バイオマーカー / 拒絶反応 / プロテインチップ (他8件)
【概要】臓器移植において、針生検に代わる、低侵襲、迅速、頻回にモニタリング可能、かつ信頼性の高い拒絶反応のバイオマーカーを開発することを目的に研究を行った。 常法によりラット異所性心移植モデルを作成した。急性拒絶モデル(ドナーにACIラット、レシピエントにLewisラット)および非拒絶モデル(ドナー、レシピエント共にLewisラット)において、術後3日目と4日目に採血と採尿を行い、プロテインチップTOF/...
❏抗がん剤反応性の個人差解明をめざしたプロテオーム解析(18390053)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】谷川原 祐介 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30179832)
【キーワード】個別化医療 / プロテオーム / メタボローム / バイオマーカー / 薬剤感受性 (他12件)
【概要】薬剤の反応性には個人差(レスポンダー/ノンレスポンダー)がある。本研究では、がん薬物治療の個別化を目指し、タンパク質発現、細胞内代謝物の変動といった薬剤に対する生体反応の統合的解析による薬剤反応性指標マーカーを見出すことを目的とする。大腸癌治療におけるkey drugであるオキサリプラチン(L-OHP)、イリノテカン(CPT-11)、フルオロウラシル(5-FU)を対象に、ヒト大腸癌細胞株を用いたプ...
【医歯薬学】薬学:ブロテオームバイオマーカーを含む研究件
❏超高精度プロテオーム解析を用いた圧迫性神経障害の新規血中バイオマーカーの確立(16K15653)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】筑田 博隆 群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (30345219)
【キーワード】バイオマーカー / 脊椎脊髄疾患 / プロテオーム / 脊椎脊髄病学
【概要】通常の治療の過程で採取した検体の一部を用いて、高感度質量分析器を用いて網羅的に脳脊髄液中のペプチドを同定した。腰部脊柱管狭窄症手術患者と対照群との間で、有意差がみられた29種類のバイオマーカー候補分子について、別セットの検体を用いて再現性を確認した。その結果、腰部脊柱管狭窄症におけるバイオマーカー候補として7種の分子が同定された。 ...
❏プロテオーム解析による抗がん剤反応性関連タンパク質の解明とバイオマーカーへの応用(21590176)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】鈴木 小夜 慶應義塾大学, 薬学部, 講師 (90424134)
【キーワード】個別化医療 / 抗がん剤 / 薬剤反応性 / バイオマーカー / プロテオーム (他8件)
【概要】抗がん剤治療の個別化には個々の患者の薬剤反応性を治療開始前に見極めるバイオマーカーの確立が必須である。本研究では、研究代表者が大腸癌におけるオキサリプラチン感受性予測候補タンパク質として見出した細胞内タンパク質S100A10の機能解析と臨床応用に向けた基礎的検討を行なった。その結果、S100A10が抗腫瘍メカニズムの異なる抗がん剤に対して異なる挙動を示しその発現変化はオキサリプラチン特異的であるこ...
❏抗がん剤反応性の個体差解明とバイオマーカー開発をめざしたプロテオーム解析(20390049)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】谷川原 祐介 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30179832)
【キーワード】個別化医療 / 抗癌剤 / 薬剤反応性 / バイオマーカー / プロテオーム (他9件)
【概要】本研究では、プロテオーム解析手法により癌細胞の抗がん剤感受性と相関して発現変動するタンパク質を網羅的に探索し、抗腫瘍効果の個人差解明と薬剤反応性の指標となるバイオマーカーの開発をめざした。研究の結果、ヒト大腸癌細胞における発現量がオキサリプラチンに対する感受性と相関を示すタンパク質を発見し、S100A10タンパク質と同定した。さらに、5-フルオロウラシルやイリノテカン活性代謝物曝露に対して特徴的な...
【医歯薬学】薬学:プロテオミクスバイオマーカーを含む研究件
❏フレイル概念モデルに着目した生物学的老化に関わるバイオマーカーの網羅的探索(21K17699)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】渡邉 大輝 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 身体活動研究部, 特別研究員 (90894501)
【キーワード】フレイル / プロテオミクス / メタボロミクス / 生物学的老化 / マルチオミクス解析 (他7件)
【概要】フレイルはフィットの対義語として定義されており、暦年齢ではなく生物学的年齢(身体的予備能力)が重要である。これまでの諸外国の先行研究において、フレイルに関連する血中バイオマーカーが報告されているが、フレイルと非フレイル群の間で年齢が大きく異なっており、フレイルではなく単に加齢によるバイオマーカーを評価している可能性がある。従って、本研究は傾向スコアマッチング法を用いて対象者特性に差がないが、フレイ...
❏マルチオミックス技術を用いた口腔癌・前がん病変唾液バイオマーカーの探索的研究(16K11742)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】飯野 光喜 山形大学, 医学部, 教授 (50212717)
【キーワード】唾液 / 口腔癌 / 口腔前がん病変 / スクリーニング / バイオマーカー (他15件)
【概要】本研究では、口腔癌患者および口腔癌の前段階である口腔前がん病変患者の唾液中の様々な物質に着目し、健常者・非口腔癌患者・非口腔前がん患者との違いを明らかにすることを目的とした。またそれらを用いて、口腔癌・口腔前がん病変を健常者から高精度にスクリーニングするバイオマーカーを発見することを目的とした。唾液中の代謝物は、約50種類、また唾液中のタンパク質は約140種類が、口腔癌・口腔前がん病変患者と健常者...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
【医歯薬学】薬学:オキサリプラチンバイオマーカーを含む研究件
❏プロテオミクスにより見出した新規抗がん剤反応性予測タンパク質のバイオマーカー開発(24590208)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 小夜 慶應義塾大学, 薬学部, 講師 (90424134)
【キーワード】個別化医療 / 抗がん剤 / 薬剤反応性 / バイオマーカー / オキサリプラチン (他6件)
【概要】抗がん剤治療の個別化には個々の患者の薬剤反応性を治療開始前に見極めるバイオマーカーの確立が必須である。本研究では、研究代表者が大腸がんにおけるオキサリプラチン感受性予測候補タンパク質として見出した細胞内タンパク質S100A10の機能解析と臨床応用に向けた基礎的検討を行った。その結果、ヒト大腸がん細胞株においてS100A10発現上昇はオキサリプラチン感受性を低下させ、大腸がん臨床組織検体においてはS...
❏プロテオーム解析による抗がん剤反応性関連タンパク質の解明とバイオマーカーへの応用(21590176)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】鈴木 小夜 慶應義塾大学, 薬学部, 講師 (90424134)
【キーワード】個別化医療 / 抗がん剤 / 薬剤反応性 / バイオマーカー / プロテオーム (他8件)
【概要】抗がん剤治療の個別化には個々の患者の薬剤反応性を治療開始前に見極めるバイオマーカーの確立が必須である。本研究では、研究代表者が大腸癌におけるオキサリプラチン感受性予測候補タンパク質として見出した細胞内タンパク質S100A10の機能解析と臨床応用に向けた基礎的検討を行なった。その結果、S100A10が抗腫瘍メカニズムの異なる抗がん剤に対して異なる挙動を示しその発現変化はオキサリプラチン特異的であるこ...
❏抗がん剤反応性の個体差解明とバイオマーカー開発をめざしたプロテオーム解析(20390049)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】谷川原 祐介 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30179832)
【キーワード】個別化医療 / 抗癌剤 / 薬剤反応性 / バイオマーカー / プロテオーム (他9件)
【概要】本研究では、プロテオーム解析手法により癌細胞の抗がん剤感受性と相関して発現変動するタンパク質を網羅的に探索し、抗腫瘍効果の個人差解明と薬剤反応性の指標となるバイオマーカーの開発をめざした。研究の結果、ヒト大腸癌細胞における発現量がオキサリプラチンに対する感受性と相関を示すタンパク質を発見し、S100A10タンパク質と同定した。さらに、5-フルオロウラシルやイリノテカン活性代謝物曝露に対して特徴的な...
【医歯薬学】薬学:タンパク質バイオマーカーを含む研究件
❏医療検体の高品位常温乾燥保存を目指した保存操作の設計と検体劣化の予測(17H03182)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】白樫 了 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80292754)
【キーワード】乾燥 / バイオマーカー / 酵素活性 / 検体保存 / 乾燥保護物質 (他19件)
【概要】疾患の早期発見や個別化医療で重要となる臨床検査で用いる検体中のバイオマーカー分子の「質」(活性)は,採取後に急速に劣化する.本研究では,バイオマーカー分子の活性を長期間にわたり室温以上の乾燥状態で維持する簡便な方法として,真空乾燥保存を提案し,バイオマーカー分子を含む水溶液に添加する保護物質の種類とその添加量・調合比や添加による活性の劣化速度の変化(検体の有効保存期間)を,保護物質水溶液のガラス転...
❏変性タンパク質可溶化技術を利用したがん免疫治療の診断薬開発と個別化医療への応用(16H04580)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】二見 淳一郎 岡山大学, ヘルスシステム統合科学研究科, 准教授 (00420498)
【キーワード】タンパク質工学 / 腫瘍免疫学 / 化学修飾 / バイオテクノロジー / コンパニオン診断薬 (他17件)
【概要】末梢血に含まれるがん抗原に対する自己抗体をバイオマーカーとして、個人差が大きいがんに対する免疫応答を的確に予測・モニタリングする技術開発に取り組んだ。150種類超の全長ヒトがん抗原の生産リソースを整備し、水溶性で全エピトープを露出するS-カチオン化抗原とluminex法を組み合わせた診断薬プロトタイプを完成した。実際にがん免疫サイクルの活性化を反映する自己抗体の変動を鋭敏に観察することに成功した。...
❏マルチオミックス技術を用いた口腔癌・前がん病変唾液バイオマーカーの探索的研究(16K11742)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】飯野 光喜 山形大学, 医学部, 教授 (50212717)
【キーワード】唾液 / 口腔癌 / 口腔前がん病変 / スクリーニング / バイオマーカー (他15件)
【概要】本研究では、口腔癌患者および口腔癌の前段階である口腔前がん病変患者の唾液中の様々な物質に着目し、健常者・非口腔癌患者・非口腔前がん患者との違いを明らかにすることを目的とした。またそれらを用いて、口腔癌・口腔前がん病変を健常者から高精度にスクリーニングするバイオマーカーを発見することを目的とした。唾液中の代謝物は、約50種類、また唾液中のタンパク質は約140種類が、口腔癌・口腔前がん病変患者と健常者...
【医歯薬学】薬学:敗血症バイオマーカーを含む研究件
❏院内感染に伴う重症敗血症の発症メカニズム解析(26462747)
【研究テーマ】救急医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中島 勧 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (40323597)
【キーワード】敗血症 / 急性腎障害 / 免疫抑制 / 院内感染症 / バイオマーカー
【概要】インターフェロンβ (IFNβ)がARDSの死亡率を低下させる報告がある。腹膜炎-肺炎の重症感染マウスモデルを作成し、IFNβの生存率に与える影響を検討した。回盲部結紮穿孔 (CLP)により腹膜炎をおこした後、4日後に緑膿菌肺炎を起こすモデル(PAIT)を作成した。PAITの18時間後の気管支肺胞洗浄液(BAL)中の肺内残存菌量、細胞数およびサイトカイン値を測定した。回盲部結紮穿孔後の肺炎モデルで...
❏術後および敗血症時の自然免疫機能低下に対する免疫強化療法の試み(23249072)
【研究テーマ】麻酔・蘇生学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山田 芳嗣 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (30166748)
【キーワード】敗血症 / 急性呼吸窮迫症候群 / サイトカイン / 生体防御 / インターフェロンβ (他13件)
【概要】敗血症や重症感染症に引き続く急性呼吸窮迫症候群の予後は依然として悪く有効な治療薬は存在しない。敗血症疑いで入室した患者の入室後1日目の平均動脈圧、白血球数、血小板数がそれぞれ低く、血清LDH値が高いと死亡率が有意に高く、免疫抑制状態が、死亡率に上昇させていた。さらに、マウスの腹膜炎に引き続いて肺の日和見感染を誘導する臨床に近いモデルを検討したところ、腹膜炎後に肺の生体防御能が低下していることが、マ...
❏敗血症性急性腎不全におけるL型脂肪酸結合蛋白の役割(21790795)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】土井 研人 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80505892)
【キーワード】腎臓学 / 敗血症性急性腎不全 / 急性腎不全 / 敗血症 / バイオマーカー (他8件)
【概要】敗血症において生じる多臓器不全、とりわけ急性腎不全を合併すると高い死亡率を示す。本研究では、敗血症性急性腎不全の早期診断を可能とする新規バイオマーカーとしてL型脂肪酸結合蛋白(L-FABP)の有用性について、マウス敗血症モデルを作成することで検証した。その結果、尿中L-FABPが血清クレアチニン、尿中NAGよりも早期かつ正確に敗血症性急性腎不全の検出および予後予測を行うことが可能であることが明らか...
【医歯薬学】薬学:RNAバイオマーカーを含む研究件
❏マルチオミックス技術を用いた口腔癌・前がん病変唾液バイオマーカーの探索的研究(16K11742)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】飯野 光喜 山形大学, 医学部, 教授 (50212717)
【キーワード】唾液 / 口腔癌 / 口腔前がん病変 / スクリーニング / バイオマーカー (他15件)
【概要】本研究では、口腔癌患者および口腔癌の前段階である口腔前がん病変患者の唾液中の様々な物質に着目し、健常者・非口腔癌患者・非口腔前がん患者との違いを明らかにすることを目的とした。またそれらを用いて、口腔癌・口腔前がん病変を健常者から高精度にスクリーニングするバイオマーカーを発見することを目的とした。唾液中の代謝物は、約50種類、また唾液中のタンパク質は約140種類が、口腔癌・口腔前がん病変患者と健常者...
❏疾患バイオマーカー探索のための機能的RNA-タンパク複合体分離精製法の構築(25293009)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】金澤 秀子 慶應義塾大学, 薬学部, 教授 (10240996)
【キーワード】機能性高分子 / タンパク分離 / バイオマーカー / RNA / 抗体医薬
【概要】本研究では、疾患マーカーとなるタンパク分離への応用に向けて温度応答性高分子poly(N-isopropylacrylamide) (PNIPAAm)を固相抽出カラム用充填剤に応用し、標的タンパクを温度変化を利用することで生理活性を維持したまま分離・精製可能であった。本システムの特徴は、水系溶媒を用いた温和な条件で、温度変化により精製を可能とした点である。分離担体のコストを抑えることができ汎用性も...
【医歯薬学】薬学:DNAメチル化バイオマーカーを含む研究件
❏男児外陰部異常症における化学物質曝露バイオマーカーとDNAメチル化レベルの関連性(26670327)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大迫 誠一郎 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (00274837)
【キーワード】尿道下裂 / CYP1 / SRD5A2 / バイオマーカー / エピジェネティクス (他8件)
【概要】尿道下裂は胎児期の環境汚染物質曝露が原因で増加しているとされているが、ヒト集団における因果関係は定かでない。本研究では尿道下裂と埋没陰茎患者の包皮組織を用い、化学物質曝露バイオマーカーのCYP1ファミリーとアンドロゲン関連遺伝子の解析を行った。尿道下裂群では埋没陰茎群に比べ、CYP1B1が高くARが低かった。尿道下裂患者群内ではCYP1ファミリーとSRD5A2 mRNA発現に正の相関が見出された。...
❏大規模エピゲノム解析に基づく革新的消化器癌診断法の開発(23240129)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】今井 浩三 東京大学, 医科学研究所, 特任教授 (60117603)
【キーワード】胃癌 / 大腸癌 / 肝癌 / エピゲノム / DNAメチル化 (他14件)
【概要】大腸癌細胞のエピゲノムおよびトランスクリプトームを解析することで、エピジェネティックに不活化されたマイクロRNA遺伝子を同定した。大腸前癌病変および早期癌のエピゲノム・ゲノム解析を行うことで、早期発見マーカー候補となりうるDNAメチル化異常を同定した。さらに大腸癌前癌病変における内視鏡所見、病理所見、DNAメチル化異常の間の新たな相関を明らかにした。また胃癌背景胃粘膜におけるエピゲノム解析から、胃...
【医歯薬学】薬学:SELDI-TOFMSバイオマーカーを含む研究件
❏抗がん剤反応性の個体差解明とバイオマーカー開発をめざしたプロテオーム解析(20390049)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】谷川原 祐介 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30179832)
【キーワード】個別化医療 / 抗癌剤 / 薬剤反応性 / バイオマーカー / プロテオーム (他9件)
【概要】本研究では、プロテオーム解析手法により癌細胞の抗がん剤感受性と相関して発現変動するタンパク質を網羅的に探索し、抗腫瘍効果の個人差解明と薬剤反応性の指標となるバイオマーカーの開発をめざした。研究の結果、ヒト大腸癌細胞における発現量がオキサリプラチンに対する感受性と相関を示すタンパク質を発見し、S100A10タンパク質と同定した。さらに、5-フルオロウラシルやイリノテカン活性代謝物曝露に対して特徴的な...
❏抗癌剤感受性に関連するタンパク質(ペプチド)バイオマーカーの研究(19659041)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鈴木 小夜 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (90424134)
【キーワード】個別化医療 / 抗癌剤 / 薬剤感受性 / 個人差 / バイオマーカー (他10件)
【概要】本研究では、抗癌剤反応性の個人差解明を目指し、薬効発現本体であるタンパク質を標的としたプロテオーム解析により抗癌剤感受性バイオマーカーを見出すことを目的とした。初年度(平成19年度)は、Surface-enhanced laser desorption/ionization time-of-flight mass spectrometry (SELDI-TOF MS)を用いて、オキサリプラチン(L...
❏抗がん剤反応性の個人差解明をめざしたプロテオーム解析(18390053)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】谷川原 祐介 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30179832)
【キーワード】個別化医療 / プロテオーム / メタボローム / バイオマーカー / 薬剤感受性 (他12件)
【概要】薬剤の反応性には個人差(レスポンダー/ノンレスポンダー)がある。本研究では、がん薬物治療の個別化を目指し、タンパク質発現、細胞内代謝物の変動といった薬剤に対する生体反応の統合的解析による薬剤反応性指標マーカーを見出すことを目的とする。大腸癌治療におけるkey drugであるオキサリプラチン(L-OHP)、イリノテカン(CPT-11)、フルオロウラシル(5-FU)を対象に、ヒト大腸癌細胞株を用いたプ...
【医歯薬学】薬学:がんバイオマーカーを含む研究件
❏小区分52010:内科学一般関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】がん
【研究期間】免疫チェックポイント阻害剤
【研究代表者】治療応答性
【キーワード】個別化医療
【概要】本研究の目的は、がんの放射線応答新規バイオマーカーを長塩基長非コードRNA(long non- coding RNA :lncRNA)というものをターゲットにして確立し、その機能を見出すことです。 放射線を照射したヒトがん培養細胞(子宮頚がん由来のHeLa細胞、肺がん由来のA549細胞な ど)を用い、放射線に応答する新規lncRNAの探索とその役割や生体内メカニズムを解明します。それにより、科学的...
❏複製ストレス制御因子SLFN11のがん抑制遺伝子としての発展研究(19H03505)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村井 純子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任准教授 (60532603)
【キーワード】がん抑制遺伝子 / 複製 / DNA修復 / DNAダメージ / 複製ストレス (他21件)
【概要】DNA障害型抗がん剤の感受性を飛躍的に高めるSLFN11について研究した。SLFN 11がクロマチン構造を変化させ、免疫やストレス応答に関する遺伝子発現を高めることを報告した。ヒト正常Bリンパ球の分化段階におけるSLFN 11の発現変化を報告した。SLFN 11の発現制御因子やB細胞由来血液腫瘍の抗がん剤選択に繋がる発見である。SLFN11とある種のがん遺伝子とは共存できないことを明らかにし、SL...
❏免疫チェックポイント阻害剤に対する治療応答性予測バイオマーカーの確立(19K16945)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】雨宮 貴洋 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20778617)
【キーワード】がん / 免疫チェックポイント阻害剤 / 治療応答性 / 個別化医療 / T細胞疲弊 (他6件)
【概要】免疫チェックポイント阻害剤に対する治療応答性に関しては、腫瘍組織の評価のみに基づく層別化が主流であり、薬剤の直接的な標的となる免疫系に関する評価は十分に行われていない現状がある。本研究では、免疫チェックポイント阻害剤投与患者の奏功例において、治療開始前から免疫系の制御に関わるタンパク質が患者血清中で高値を示し、治療抵抗性を示す段階で低下することが明らかとなった。免疫チェックポイント阻害剤に対する治...
【医歯薬学】薬学:炎症バイオマーカーを含む研究件
❏骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発(20H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】エクソソーム / 加齢 / 運動 / 脳 / うつ (他13件)
【概要】【目的】脳由来神経栄養因子BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させるが、 最近の研究からうつやアルコール依存において血中BDNF量が減少することが示されており、うつ病のバイオマーカーや治療標的として注目されている。また、BDNFは脳以外の腸管粘膜においても発現することが明らかになっており、脳腸相関の観点から食による腸由来BDNFの制御が脳機能制御に重要な役割を果たす可能性がある。近年の...
❏角膜移植後の角膜内皮細胞減少と前房因子の関連解析(15K10906)
【研究テーマ】眼科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山口 剛史 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (20383771)
【キーワード】角膜移植 / 慢性炎症 / サイトカイン / バイオマーカー / 前房水 (他8件)
【概要】主要な失明原因のひとつである角膜疾患は角膜移植で治療するが、他の臓器移植と同様に術後に移植片機能不全となり視力を失うことが少なくない。この原因のほとんどが角膜内皮細胞減少である。これまでの我々の臨床研究から、角膜内皮細胞減少の原因に虹彩と前房環境の病的変化があることを示した。我々の研究から、虹彩・前房水・角膜内皮・角膜実質・涙液と様々な組織を横断した相互作用と恒常性維持機構があり、角膜疾患、特に角...
❏インスリン抵抗性及び炎症のバイオマーカーとしての非コレステロールステロールの検討(26670285)
【研究テーマ】病態検査学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】塚本 和久 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 教授 (20251233)
【キーワード】非コレステロールステロール / インスリン抵抗性 / 炎症 / バイオマーカー / 動脈硬化
【概要】マウスを用いた基礎研究では、ステロール代謝経路に同じ操作を加えても個体の状態によりインスリン抵抗性や炎症に対する効果は異なるものの、飽食状態である現在人を反映するモデルでは、内因性ステロール合成亢進はインスリン抵抗性を悪化させ、外因性ステロール吸収亢進は炎症性サイトカイン低下をもたらすことが判明した。臨床横断研究では、ラノステロールがインスリン抵抗性・炎症と正相関し、外因性/内因性ステロール比がイ...
【医歯薬学】薬学:神経変性疾患バイオマーカーを含む研究件
❏レジストリーを用いた多系統萎縮症の病態解明(18H02739)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三井 純 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (70579862)
【キーワード】多系統萎縮症 / 関連解析 / レジストリー / 評価尺度 / コエンザイムQ10 (他8件)
【概要】多系統萎縮症患者,正常対照者のDNA試料を用いてゲノム解析(全ゲノム解析,全エクソーム解析,ゲノムワイドSNPタイピング)を実施し,関連解析による疾患感受性遺伝子を探索した.さらに多系統萎縮症患者の生体組織試料を用いて,機能的解析を行った. その結果,COQ2遺伝子との関連をメタ解析で確立し,COQ2遺伝子変異による病態との関連を明らかにした.さらに,ゲノムワイド関連解析では,新規の関連遺伝子を同...
❏多系統萎縮症のバイオマーカー探索(15K09334)
【研究テーマ】神経内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】三井 純 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (70579862)
【キーワード】多系統萎縮症 / 神経変性疾患 / バイオマーカー / コエンザイムQ10 / 酸化ストレス (他8件)
【概要】多系統萎縮症(MSA)患者群と健常対照者群に対して,血漿コエンザイムQ10濃度測定を行い,MSA患者ではCOQ2変異の有無にかかわらず血漿コエンザイムQ10濃度が有意に低いことを見出した. また,MSA患者からiPS細胞を樹立し,iPS細胞由来の神経細胞の分化誘導を行ったうえで機能解析をした.複合ヘテロ接合性にCOQ2変異をもつMSA患者では,ミトコンドリア呼吸機能ならびに抗酸化機能が低下している...
【医歯薬学】薬学:転写制御バイオマーカーを含む研究件
❏肺癌の“より精密な医療”に向けたAKT/mTOR制御系signatureの解析(20K07378)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】土橋 洋 国際医療福祉大学, 国際医療福祉大学病院, 教授 (90231456)
【キーワード】TFFファミリー / バイオマーカー / アポトーシス / abortive cell cycle / 増殖抑制 (他12件)
【概要】我々は培養細胞とヒト肺癌でTrefoil factor (TFF) family蛋白質の機能解析を行っている。これまでの基盤研究で、i) TFF1の腺癌細胞特異的な発現、ii) TFF1過剰発現による細胞増殖抑制、細胞死の亢進、iii) 肺癌患者における血清TFFの高値、等を明らかにした。本年度は培養細胞でTFFの発現による遊走、浸潤の変化、ヒト肺癌組織での発現様式を解析した。[方法] 1. TF...
❏悪性脳腫瘍の光線力学診断法:分子機構の解明と診断への応用(23650619)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】石川 智久 独立行政法人理化学研究所, ライフサイエンス技術基盤研究センター, 上級研究員 (60193281)
【キーワード】悪性脳腫瘍 / 光線力学診断 / 光線力学治療 / 5-アミノレブリン酸(ALA) / ポルフィリン (他19件)
【概要】5-アミノレブリン酸(ALA)を用いた悪性脳腫瘍の光線力学診断の分子機構を解明し、その臨床応用を目指した。正常脳と脳腫瘍とを差別化するバイオマーカーを探索した結果、ALA取り込みに関与するPEPT、プロトポルフィリンIXの排出に関与するABCGが重要なファクターであることを発見した。一方、転写因子Nrf2がABCG2遺伝子の発現を誘導する重要なファクターであり、その遺伝子のSNP (-617C&g...
【医歯薬学】薬学:免疫チェックポイント阻害薬バイオマーカーを含む研究件
❏再発頭頸部癌患者の末梢血エクソソームを利用するリキッドバイオマーカーの確立(21K09578)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】福岡 修 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80779794)
【キーワード】頭頸部癌 / 抗PD-1抗体 / エクソソーム / バイオマーカー / 免疫チェックポイント阻害薬 (他7件)
【概要】本年度の研究計画は抗PD-1抗体を使用した患者一覧を作成し、臨床情報を収集する事、PD-L1の免疫組織染色を実施しCPSを計測する事、対象症例の抗PD-1抗体による治療開始前、各画像検査時における末梢循環血の検体を採取し、凍結保存することであった。 患者一覧の作成、臨床情報の収集、免疫染色については実施できているが、COVID-19感染拡大に伴い診療が制限される中、診療行為以外の説明・同意取得およ...
❏T細胞レパトアを組入れた進行性腎細胞癌に対する免疫チェックポイント阻害薬選択基準(20K09585)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】水野 隆一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (60383824)
【キーワード】腎細胞癌 / レパトア解析 / 転移性腎細胞癌 / 免疫チェックポイント阻害薬 / バイオマーカー (他6件)
【概要】令和3年度は、血液検体を用いたT細胞受容体レパトア解析に向け、まずは腫瘍組織を用いたT細胞受容体レパトア解析を行い、現在結果待ちとなっている。組織からのRNA抽出プロトコールは血清検体と同じ内容で行った。抽出したDNAのクオリティ自体には問題なかったことまでは確認されている。また、免疫チェックポイント阻害薬と血管新生阻害薬の併用療法がファーストライン治療のメインとなってきていることから、1年分のデ...
❏リキッドバイオプシーによる進行性腎細胞癌新規分子標的治療アルゴリズムの確立(17K11159)
【研究テーマ】泌尿器科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】水野 隆一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (60383824)
【キーワード】腎細胞癌 / 分子標的治療 / 免疫チェックポイント阻害薬 / 遊離DNA / 血清遊離DNA (他7件)
【概要】転移性腎細胞癌症例ではベースライン血清遊離DNA量が増加しているのが確認された。また、臨床リスク分類でpoorリスク群症例でベースライン血清遊離DNA量が増加しているのが確認された。同時に臨床データベースと比較した解析により、ベースラインの血清中C反応性蛋白高値症例においては血清遊離DNA量が増加しているのが確認された。これらの結果より、ベースライン血清遊離DNA量を測定することによってファースト...
【医歯薬学】薬学:非コードRNAバイオマーカーを含む研究件
❏新規放射線治療新規バイオマーカー確立およびメカニズム解明研究(18K07290)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】宮川 隆 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20721939)
【キーワード】ncRNA / がん / 放射線 / 放射線治療 / バイオマーカー (他7件)
【概要】非侵襲性の特徴があるがん放射線治療の重要性が増しています。本研究は、タンパク質の鋳型とならない非コードRNA(non-coding RNA; ncRNA)を切り口にして放射線治療新規マーカ ー確立を目的としました。治療モデルとして、放射線を照射した各種がん由来培養細胞を用いました。まず、定量PCRを用いた解析により、発現変動するncRNAをいくつか同定しました。また、FISH法やIF法を用いて、局...
❏放射線治療新規非コードRNAマーカー開発研究(16K20972)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】宮川 隆 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (20721939)
【キーワード】がん / 放射線 / 放射線治療 / バイオマーカー / 非コードRNA (他10件)
【概要】非侵襲性の特徴がある放射線治療はがん治療で重要性が増しています。本研究は、タンパク 質の鋳型とならない非コードRNA(non-coding RNA; ncRNA)をターゲットにして放射線治療の新規マーカー研究確立を 目的としました。治療モデルとして、放射線を照射した各種がん由来培養細胞を用いました。まず定量PCRを用いた解 析により、発現変動するncRNAをいくつか同定しました。また、FISH法や...
❏放射線治療新規マーカー開発を志向した非コードRNAの新規機能解析(26830096)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮川 隆 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20721939)
【キーワード】非コードRNA / 放射線治療 / がん / バイオマーカー / 放射線 (他7件)
【概要】非侵襲性の特徴がある放射線治療はがん治療で重要性が増しています。本研究は、タンパク質の鋳型とならない非コードRNA(non-coding RNA; ncRNA)をターゲットにして放射線治療の新規マーカー研究確立を目的としました。治療モデルとして、放射線を照射した各種がん由来培養細胞を用いました。まず定量PCRを用いた解析により、発現変動するncRNAをいくつか同定しました。また、FISH法やIF法...
【医歯薬学】薬学:免疫応答バイオマーカーを含む研究件
❏前立腺癌における免疫応答と血管新生調節因子バソヒビンを標的とした新規治療法の確立(18K09149)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】宮崎 保匡 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 共同研究員 (80445329)
【キーワード】前立腺癌 / 血管新生 / 上皮間葉転換 / 抗体療法 / バイオマーカー (他12件)
【概要】血管内皮細胞株や前立腺癌細胞株におけるバソヒビン2の発現をウェスタンブロット、細胞蛍光免疫染色にて検討した。バソヒビン2は血管内皮細胞と一部の前立腺癌細胞株で強く発現を認めた。この結果から、癌血管新生においては癌細胞自体もバソヒビン2を発現しており、バソヒビン2は血管内皮細胞で発現が認められることが判明した。 バソヒビン2の強く発現を認めた血管内皮細胞や前立腺癌細胞株に抗バソヒビン2抗体を投与した...
❏食道癌・胃癌における腫瘍内免疫応答解析に基づく最適な複合的免疫治療の検討(17K10578)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】八木 浩一 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90422310)
【キーワード】食道癌 / 胃癌 / イムノグラム / 腫瘍免疫 / 免疫応答 (他9件)
【概要】胃癌50例、食道癌58例の手術検体と末梢血検体を採取した。胃癌29例について、次世代シークエンス、フローサイトメトリー、液性因子解析を行い、腫瘍内免疫応答を多層的に解析した。「がん免疫サイクル」の概念に基づき、RNAシークエンスデータから抽出した9つの評価軸からなる「イムノグラム」を作成し、患者個々の腫瘍内免疫応答を表現した。さらにクラスター解析により胃癌を4 群に分類した。この分類は、従来の臨床...
❏頭頸部癌における腫瘍内免疫応答解析に基づく最適な複合的免疫治療の検討(17K11413)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】仲野 兼司 公益財団法人がん研究会, 有明病院 総合腫瘍科, 副医長 (10795553)
【キーワード】頭頸部癌 / イムノグラム / 腫瘍免疫 / 免疫応答 / 複合的免疫治療 (他7件)
【概要】頭頸部癌50例の手術検体と末梢血検体を採取した。腫瘍組織は細断し、一部は酵素処理等を行って新鮮腫瘍分解物(FTD)を作成した。残りは培地上に播種し、腫瘍浸潤Tリンパ球(TIL)および腫瘍細胞を培養したところ、45例中40例(85%)でTILの増殖が確認された。十分な量のFTDが得られた22例について、TILとFTDを共培養し、上清を回収してELISAでインターフェロンγ(IFNγ)産生を解析したと...
【医歯薬学】薬学:免疫抑制剤バイオマーカーを含む研究件
❏新規バイオマーカーに基づく免疫抑制剤の用法用量の個別最適化(18590155)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】三原 潔 武蔵野大学, 薬学研究所, 准教授 (00281444)
【キーワード】臓器移植 / 免疫抑制剤 / バイオマーカー / 拒絶反応 / プロテインチップ (他8件)
【概要】臓器移植において、針生検に代わる、低侵襲、迅速、頻回にモニタリング可能、かつ信頼性の高い拒絶反応のバイオマーカーを開発することを目的に研究を行った。 常法によりラット異所性心移植モデルを作成した。急性拒絶モデル(ドナーにACIラット、レシピエントにLewisラット)および非拒絶モデル(ドナー、レシピエント共にLewisラット)において、術後3日目と4日目に採血と採尿を行い、プロテインチップTOF/...
❏新規バイオマーカーに基づく免疫抑制剤の薬物動態・薬力学解析と新しい治療概念の提案(16590121)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】三原 潔 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (00281444)
【キーワード】臓器移植 / 免疫抑制剤 / バイオマーカー / cDNAマイクロアレイ / ラット (他8件)
【概要】針生検に代わる、低侵襲、迅速、頻回にモニタリング可能、かつ信頼性の高い拒絶反応のバイオマーカーを開発すると同時に、免疫抑制剤の治療効果を反映するバイオマーカーを開発することを目的に、以下の研究を行った。 1)ラット心移植および肝移植モデルにおいて血液中の遺伝子発現をcDNAマイクロアレイにて網羅的に解析し候補遺伝子の探索を行う 急性拒絶反応により発現が大きく誘導され、かつ免疫抑制剤シクロスポリンの...
❏臓器移植の薬理ゲノミクス研究に基づく合理的免疫抑制療法の開発(14370787)
【研究テーマ】応用薬理学・医療系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】谷川原 祐介 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30179832)
【キーワード】免疫抑制剤 / 心移植 / 肝移植 / 小腸移植 / バイオマーカー (他20件)
【概要】本研究の遂行により、(1)ラット心移植モデルを用いて拒絶反応および免疫抑制剤の薬効に関する遺伝子マーカーを見いだし、治療学的・薬理学的意義を明らかにした。(2)ラット肝移植モデルでも同様に遺伝子マーカーを見いだした。(3)ラット小腸移植モデルにおいては、早期拒絶マーカー候補タンパク質を同定した。 ラット心移植モデル:血液中の遺伝子発現をDNAマイクロアレイにて網羅的に解析した結果、拒絶群で発現が誘...
【医歯薬学】薬学:ミクログリアバイオマーカーを含む研究件
❏中枢性感作機構を標的とした手術後痛遷延化の予測マーカーの探索と予防・治療法の追究(20K09206)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】森崎 浩 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (60182226)
【キーワード】術後痛遷延化 / ミクログリア / 中枢性炎症 / 中枢性感作 / 慢性痛 (他10件)
【概要】3年計画の2年目にあたる本年は、本研究Iにあたる部分においては、リクルートされた人工膝関節置換術患者43名からの脳脊髄液の解析をさらにすすめ、術前の中枢性炎症を定量化するとともに、術後痛遷延化との関連を調べた。結果、術前に採取した脳脊髄液内のfractalkineが術前の神経障害性疼痛の度合いを示すpainDETECTスコアと弱い逆相関を示す一方、fractalkineとCSF-1が術後6ヶ月時で...
❏ナノ粒子への異物認識を巧みに利用/制御した新規アルツハイマー病治療システムの開発(19K15364)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】太田 誠一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (40723284)
【キーワード】アミロイドβ / 医用ナノ粒子 / バイオマーカー / ターゲティング / アルツハイマー病 (他12件)
【概要】ナノ粒子を薬物送達に使用する際には粒子が免疫系に”ゴミ”として認識され貪食されてしまうことが課題であった。本研究ではこれを逆手にとり、アルツハイマー病の原因とされるAβに金ナノ粒子を特異的に結合させ、Aβと共にミクログリア細胞に効率的に除去させる新たなアルツハイマー病治療法の開発を目指した。金ナノ粒子の表面にAβ結合性色素であるコンゴーレッド(CR)を修飾し、Aβ標的ナノ粒子を合成した。合成した粒...
【医歯薬学】薬学:非小細胞肺がんバイオマーカーを含む研究件
❏肺線維芽細胞に焦点を当てた間質性肺炎と肺癌を結びつける分子病態の解明(21K08200)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】野口 智史 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (60732807)
【キーワード】間質性肺炎 / 肺癌 / バイオマーカー / 肺線維芽細胞 / 非小細胞肺癌 (他7件)
【概要】間質性肺炎は喫煙とは独立した肺癌の危険因子の一つであるが、両疾患を結びつける分子病態は未解明の部分が多い。両疾患をリンクする新規機序を探るために、公共データベースを用いた解析を行い、BMPアンタゴニストの一つであるGREM1(Gremlin-1)に注目した。 今年度はまずGREM1の間質性肺炎における役割を明らかにするために、GREM1の発現解析及び機能解析を行った。特発性肺線維症(IPF)患者か...
❏非小細胞肺癌における新規バイオマーカーの同定と機能解析(17K15009)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】野口 智史 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (60732807)
【キーワード】非小細胞肺癌 / バイオマーカー / 癌
【概要】本研究では、理化学研究所により開発されたCAGE法による遺伝子発現解析により、肺癌の新規バイオマーカーを探索した。actin cytoskeletonと相互作用するアダプター分子として機能するCRIP1に注目し、細胞増殖やcolony formationに寄与することを見出した。組織マイクロアレイの解析ではCRIP1高発現群で予後が不良な傾向にあった。 次にTCGAデータベースを用いて、肺腺癌の転...
❏肺がんにおける3'非翻訳領域短縮による転写後制御の破綻と臨床的悪性度の相関の解明(25830098)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】渡邊 広祐 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (50644291)
【キーワード】肺がん / マイクロRNA / 選択的ポリアデニル化 / 転写後制御 / バイオマーカー (他6件)
【概要】近年がんにおいて3’UTRが短縮し(Alternative polyadenylation, APA)、miRNA結合部位が失われることで、miRNAを介した転写後制御が破たんするとの報告がなされた。肺がんにおけるAPAの全貌を明らかにするために、公開されているマイクロアレイデータベースを利用し、肺がんにおいて最もAPAを生じている遺伝子を同定した。肺がん手術検体を用いて解析すると、APAは肺がん...
【医歯薬学】薬学:腎機能バイオマーカーを含む研究件
❏腎機能低下を早期に予測するメタボロミクス・バイオマーカーの解明と予防医療への展開(18K17394)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】原田 成 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (10738090)
【キーワード】腎機能低下 / メタボローム / 機械学習 / 予防医学 / 慢性腎臓病 (他10件)
【概要】60-74歳の一般市民1,672人に対し、調査開始時の腎機能測定(血清クレアチニン、血清シスタチンC、尿中アルブミン)と血漿・尿メタボローム測定を行った。また同じ参加者に対して、6年後も同様に評価した。 機械学習的手法(OPLS-DA)を用いて、6年間での腎機能低下を予測した結果、古典的な腎機能指標に加えて、血漿・尿メタボロームを用いることで、より正確な予測モデルが構築できた。さらに別の機械学習的...
❏心不全における慢性腎臓病の治療標的の探索(26461088)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉川 勉 公益財団法人日本心臓血圧研究振興会(臨床研究施設・研究部門), 内科医局, 副院長・部長 (20174906)
【キーワード】心不全 / 慢性腎臓病 / バイオマーカー / 長期予後 / 腎機能 (他6件)
【概要】研究参画施設に入院した急性増悪期心不全(ADHF)患者を前向きに登録した。入院時腎機能及びその変化が臨床転帰に及ぼす影響と急性期血圧・急性期フロセミド静注の使用との関連について検討した。ADHF患者においてフロセミド静注は入院中の腎機能悪化および入院中死亡と関連するが、その意義は入院時eGFR値で異なることが明らかとなった。急性期利尿薬使用による血漿量の変化が腎機能に及ぼす影響は拡張不全例と収縮不...
【医歯薬学】薬学:腎疾患バイオマーカーを含む研究件
❏メタボローム解析を駆使した新規腎疾患診断マーカーの開発(15K21364)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】平山 明由 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任講師 (00572405)
【キーワード】腎疾患 / マーカー / CE-MS / 尿 / 血漿 (他8件)
【概要】本研究では、キャピラリー電気泳動-質量分析法(CE-MS)を用いて、ネフローゼ疾患患者の尿、および血漿中のイオン性代謝物の一斉分析を行い、病型特異的なバイオマーカーの探索を行った。 結果、2~5種類の代謝物を組み合わせることにより7種のネフローゼ疾患から特定の疾患を判別するモデルを作成することが可能であった。また、未知ピークに関してはLC-MSを用いた分取操作を行い、新規バイオマーカー候補の同定を...
❏メタボローム解析を用いた腎疾患における新規診断法の開発(25461217)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】尾崎 武徳 藤田保健衛生大学, 医学部, 講師 (10452195)
【キーワード】メタボローム / 腎疾患 / バイオマーカー / *メタボローム / キャピラリー電気泳動 (他6件)
【概要】本研究では、腎生検で確定診断されたネフローゼ症候群上位7疾患(微小変化型ネフローゼ症候群、膜性腎症、糖尿病性腎症、巣状分節性糸球体硬化症、アミロイド腎症、ループス腎炎、lgA腎症)274例の尿検体を用いてメタボローム解析を行い、診断を予測する代謝産物を得た。続いて、新規120例でvalidationを行い同様の結果を得た。また、イヌリンクリアランスを測定した症例173例の血漿と尿検体の代謝産物の中...
【医歯薬学】薬学:拒絶反応バイオマーカーを含む研究件
❏角膜移植後の角膜内皮細胞減少と前房因子の関連解析(15K10906)
【研究テーマ】眼科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山口 剛史 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (20383771)
【キーワード】角膜移植 / 慢性炎症 / サイトカイン / バイオマーカー / 前房水 (他8件)
【概要】主要な失明原因のひとつである角膜疾患は角膜移植で治療するが、他の臓器移植と同様に術後に移植片機能不全となり視力を失うことが少なくない。この原因のほとんどが角膜内皮細胞減少である。これまでの我々の臨床研究から、角膜内皮細胞減少の原因に虹彩と前房環境の病的変化があることを示した。我々の研究から、虹彩・前房水・角膜内皮・角膜実質・涙液と様々な組織を横断した相互作用と恒常性維持機構があり、角膜疾患、特に角...
❏新規バイオマーカーに基づく免疫抑制剤の用法用量の個別最適化(18590155)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】三原 潔 武蔵野大学, 薬学研究所, 准教授 (00281444)
【キーワード】臓器移植 / 免疫抑制剤 / バイオマーカー / 拒絶反応 / プロテインチップ (他8件)
【概要】臓器移植において、針生検に代わる、低侵襲、迅速、頻回にモニタリング可能、かつ信頼性の高い拒絶反応のバイオマーカーを開発することを目的に研究を行った。 常法によりラット異所性心移植モデルを作成した。急性拒絶モデル(ドナーにACIラット、レシピエントにLewisラット)および非拒絶モデル(ドナー、レシピエント共にLewisラット)において、術後3日目と4日目に採血と採尿を行い、プロテインチップTOF/...
❏新規バイオマーカーに基づく免疫抑制剤の薬物動態・薬力学解析と新しい治療概念の提案(16590121)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】三原 潔 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (00281444)
【キーワード】臓器移植 / 免疫抑制剤 / バイオマーカー / cDNAマイクロアレイ / ラット (他8件)
【概要】針生検に代わる、低侵襲、迅速、頻回にモニタリング可能、かつ信頼性の高い拒絶反応のバイオマーカーを開発すると同時に、免疫抑制剤の治療効果を反映するバイオマーカーを開発することを目的に、以下の研究を行った。 1)ラット心移植および肝移植モデルにおいて血液中の遺伝子発現をcDNAマイクロアレイにて網羅的に解析し候補遺伝子の探索を行う 急性拒絶反応により発現が大きく誘導され、かつ免疫抑制剤シクロスポリンの...
【医歯薬学】薬学:薬剤感受性バイオマーカーを含む研究件
❏抗癌剤感受性に関連するタンパク質(ペプチド)バイオマーカーの研究(19659041)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鈴木 小夜 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (90424134)
【キーワード】個別化医療 / 抗癌剤 / 薬剤感受性 / 個人差 / バイオマーカー (他10件)
【概要】本研究では、抗癌剤反応性の個人差解明を目指し、薬効発現本体であるタンパク質を標的としたプロテオーム解析により抗癌剤感受性バイオマーカーを見出すことを目的とした。初年度(平成19年度)は、Surface-enhanced laser desorption/ionization time-of-flight mass spectrometry (SELDI-TOF MS)を用いて、オキサリプラチン(L...
❏抗がん剤反応性の個人差解明をめざしたプロテオーム解析(18390053)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】谷川原 祐介 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30179832)
【キーワード】個別化医療 / プロテオーム / メタボローム / バイオマーカー / 薬剤感受性 (他12件)
【概要】薬剤の反応性には個人差(レスポンダー/ノンレスポンダー)がある。本研究では、がん薬物治療の個別化を目指し、タンパク質発現、細胞内代謝物の変動といった薬剤に対する生体反応の統合的解析による薬剤反応性指標マーカーを見出すことを目的とする。大腸癌治療におけるkey drugであるオキサリプラチン(L-OHP)、イリノテカン(CPT-11)、フルオロウラシル(5-FU)を対象に、ヒト大腸癌細胞株を用いたプ...
【医歯薬学】薬学:抗体医薬バイオマーカーを含む研究件
❏口腔癌におけるSlit/Roboシグナル作用機構の解析とバイオマーカーの開発(16K11716)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】安部 貴大 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (20383250)
【キーワード】口腔がん / Robo1 / 口腔癌 / robo1 / 抗体医薬 (他9件)
【概要】口腔がんの有効なバイオマーカーの創出には至っていない。本研究は、近年神経発生における軸索誘導分子として知られるRobo1が、悪性腫瘍にも深く関わっていることに着目し、口腔扁平上皮癌に対する発現、作用を検証した。細胞株を用いたSlit/Roboシグナルの解析、また臨床検体を用いた発現様式について、mRNAおよびタンパク質レベルで解析を行った。悪性度によって発現様式が異なること、多段階での発癌過程にお...
❏疾患バイオマーカー探索のための機能的RNA-タンパク複合体分離精製法の構築(25293009)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】金澤 秀子 慶應義塾大学, 薬学部, 教授 (10240996)
【キーワード】機能性高分子 / タンパク分離 / バイオマーカー / RNA / 抗体医薬
【概要】本研究では、疾患マーカーとなるタンパク分離への応用に向けて温度応答性高分子poly(N-isopropylacrylamide) (PNIPAAm)を固相抽出カラム用充填剤に応用し、標的タンパクを温度変化を利用することで生理活性を維持したまま分離・精製可能であった。本システムの特徴は、水系溶媒を用いた温和な条件で、温度変化により精製を可能とした点である。分離担体のコストを抑えることができ汎用性も...
【医歯薬学】薬学:薬剤反応性バイオマーカーを含む研究件
❏プロテオミクスにより見出した新規抗がん剤反応性予測タンパク質のバイオマーカー開発(24590208)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 小夜 慶應義塾大学, 薬学部, 講師 (90424134)
【キーワード】個別化医療 / 抗がん剤 / 薬剤反応性 / バイオマーカー / オキサリプラチン (他6件)
【概要】抗がん剤治療の個別化には個々の患者の薬剤反応性を治療開始前に見極めるバイオマーカーの確立が必須である。本研究では、研究代表者が大腸がんにおけるオキサリプラチン感受性予測候補タンパク質として見出した細胞内タンパク質S100A10の機能解析と臨床応用に向けた基礎的検討を行った。その結果、ヒト大腸がん細胞株においてS100A10発現上昇はオキサリプラチン感受性を低下させ、大腸がん臨床組織検体においてはS...
❏プロテオーム解析による抗がん剤反応性関連タンパク質の解明とバイオマーカーへの応用(21590176)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】鈴木 小夜 慶應義塾大学, 薬学部, 講師 (90424134)
【キーワード】個別化医療 / 抗がん剤 / 薬剤反応性 / バイオマーカー / プロテオーム (他8件)
【概要】抗がん剤治療の個別化には個々の患者の薬剤反応性を治療開始前に見極めるバイオマーカーの確立が必須である。本研究では、研究代表者が大腸癌におけるオキサリプラチン感受性予測候補タンパク質として見出した細胞内タンパク質S100A10の機能解析と臨床応用に向けた基礎的検討を行なった。その結果、S100A10が抗腫瘍メカニズムの異なる抗がん剤に対して異なる挙動を示しその発現変化はオキサリプラチン特異的であるこ...
❏抗がん剤反応性の個体差解明とバイオマーカー開発をめざしたプロテオーム解析(20390049)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】谷川原 祐介 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30179832)
【キーワード】個別化医療 / 抗癌剤 / 薬剤反応性 / バイオマーカー / プロテオーム (他9件)
【概要】本研究では、プロテオーム解析手法により癌細胞の抗がん剤感受性と相関して発現変動するタンパク質を網羅的に探索し、抗腫瘍効果の個人差解明と薬剤反応性の指標となるバイオマーカーの開発をめざした。研究の結果、ヒト大腸癌細胞における発現量がオキサリプラチンに対する感受性と相関を示すタンパク質を発見し、S100A10タンパク質と同定した。さらに、5-フルオロウラシルやイリノテカン活性代謝物曝露に対して特徴的な...
【医歯薬学】薬学:薬物動態・薬力学解析バイオマーカーを含む研究件
❏新規バイオマーカーに基づく免疫抑制剤の用法用量の個別最適化(18590155)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】三原 潔 武蔵野大学, 薬学研究所, 准教授 (00281444)
【キーワード】臓器移植 / 免疫抑制剤 / バイオマーカー / 拒絶反応 / プロテインチップ (他8件)
【概要】臓器移植において、針生検に代わる、低侵襲、迅速、頻回にモニタリング可能、かつ信頼性の高い拒絶反応のバイオマーカーを開発することを目的に研究を行った。 常法によりラット異所性心移植モデルを作成した。急性拒絶モデル(ドナーにACIラット、レシピエントにLewisラット)および非拒絶モデル(ドナー、レシピエント共にLewisラット)において、術後3日目と4日目に採血と採尿を行い、プロテインチップTOF/...
❏新規バイオマーカーに基づく免疫抑制剤の薬物動態・薬力学解析と新しい治療概念の提案(16590121)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】三原 潔 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (00281444)
【キーワード】臓器移植 / 免疫抑制剤 / バイオマーカー / cDNAマイクロアレイ / ラット (他8件)
【概要】針生検に代わる、低侵襲、迅速、頻回にモニタリング可能、かつ信頼性の高い拒絶反応のバイオマーカーを開発すると同時に、免疫抑制剤の治療効果を反映するバイオマーカーを開発することを目的に、以下の研究を行った。 1)ラット心移植および肝移植モデルにおいて血液中の遺伝子発現をcDNAマイクロアレイにて網羅的に解析し候補遺伝子の探索を行う 急性拒絶反応により発現が大きく誘導され、かつ免疫抑制剤シクロスポリンの...
【医歯薬学】薬学:代謝物バイオマーカーを含む研究件
❏ファーマコメタボロミクスによる薬物動態バイオマーカーの探索および実証研究(17H04100)
【研究テーマ】応用薬理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】楠原 洋之 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 教授 (00302612)
【キーワード】バイオマーカー / 内在性基質 / 薬物トランスポーター / 個体間変動 / 薬物相互作用 (他14件)
【概要】トランスポーター介在性薬物相互作用を生じるOATP1B阻害剤やOAT阻害剤を用いた薬物相互作用試験により、トランスポーター機能と関連する代謝物および薬物動態パラメータを同定した。血清代謝物プロファイルのゲノムワイド関連解析に基づいて、バイオマーカー候補代謝物について、腎有機カチオントランスポーターに関する非臨床試験によりその妥当性を得た。遺伝子多型がOCT2発現量に影響を与える機序として、、転写制...
❏マルチオミックス技術を用いた口腔癌・前がん病変唾液バイオマーカーの探索的研究(16K11742)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】飯野 光喜 山形大学, 医学部, 教授 (50212717)
【キーワード】唾液 / 口腔癌 / 口腔前がん病変 / スクリーニング / バイオマーカー (他15件)
【概要】本研究では、口腔癌患者および口腔癌の前段階である口腔前がん病変患者の唾液中の様々な物質に着目し、健常者・非口腔癌患者・非口腔前がん患者との違いを明らかにすることを目的とした。またそれらを用いて、口腔癌・口腔前がん病変を健常者から高精度にスクリーニングするバイオマーカーを発見することを目的とした。唾液中の代謝物は、約50種類、また唾液中のタンパク質は約140種類が、口腔癌・口腔前がん病変患者と健常者...
【医歯薬学】看護学:尿バイオマーカーを含む研究件
❏伸張性運動に伴って生ずる筋損傷に対する非侵襲的なバイオマーカーの妥当性(19K11452)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】岡田 純一 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (10277791)
【キーワード】運動誘発性筋損傷 / 伸張性収縮運動 / 生化学マーカー / タイチン / 妥当性 (他14件)
【概要】伸張性運動の後に生ずる遅発性の筋損傷は運動誘発生筋損傷(EIMD)と呼ばれる。近年、EIMD後にタイチンのN末端の断片物(UTF)が尿中に逸脱することが明らかになった。本研究では、UTFがEIMDの生化学マーカーとしての妥当性の検証を目的として研究を実施した。その結果、UTFは1)短縮性運動後では上昇しないこと、2)EIMDの繰り返し効果を反映すること、3)男女で差がないこと、4)有酸素運動後の経...
❏臨床応用を指向した腎疾患病型スクリーニング法の開発(18K08219)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】平山 明由 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任講師 (00572405)
【キーワード】ネフローゼ / メタボローム解析 / 尿 / バイオマーカー / メタボロミクス
【概要】本研究では、キャピラリー電気泳動-質量分析法(CE-MS)を用いて、ネフローゼ疾患患者の尿中に含まれるイオン性代謝物の一斉分析を行い、病型特異的なバイオマーカーの探索を行った。 その結果、ループス腎炎を判別するための新規バイオマーカーを同定するとともに、2~5種類の代謝物を組み合わせることにより7種のネフローゼ疾患から特定の疾患を判別するモデルを作成することが可能であった。 ...
❏メタボローム解析を駆使した新規腎疾患診断マーカーの開発(15K21364)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】平山 明由 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任講師 (00572405)
【キーワード】腎疾患 / マーカー / CE-MS / 尿 / 血漿 (他8件)
【概要】本研究では、キャピラリー電気泳動-質量分析法(CE-MS)を用いて、ネフローゼ疾患患者の尿、および血漿中のイオン性代謝物の一斉分析を行い、病型特異的なバイオマーカーの探索を行った。 結果、2~5種類の代謝物を組み合わせることにより7種のネフローゼ疾患から特定の疾患を判別するモデルを作成することが可能であった。また、未知ピークに関してはLC-MSを用いた分取操作を行い、新規バイオマーカー候補の同定を...
【医歯薬学】看護学:遺伝子多型(SNPs)バイオマーカーを含む研究件
❏包括的統合的アプローチによる日本人早期膵癌の高精度診断の具現化(15H05791)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】森 正樹 九州大学, 医学研究院, 教授 (70190999)
【キーワード】早期膵癌 / 遺伝子多型 / 環境 / バイオマーカー / 腫瘍遺伝子 (他12件)
【概要】本研究では、全国のハイボリュームセンター(21施設)でネットワークを構築し、極めて発見の難しい早期(ステージI)膵癌症例の臨床検体を収集した上で、膵癌を早期発見するための新規診断法の開発を行った。その結果、末梢血中に存在するマイクロRNAのメチル化率が早期膵癌で上昇していること、および唾液中の2種類の代謝産物の量が早期膵癌で有意に増加していることが示された。また、本邦の膵癌患者で特徴的な遺伝子多型...
❏遺伝子多型と代謝プロファイルの関連解析に基づく高尿酸血症の予防医学研究(15K19231)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】原田 成 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (10738090)
【キーワード】メタボローム / 疫学 / 遺伝子多型 / 個別化医療 / 予防医学 (他14件)
【概要】鶴岡市民を対象としたコホート研究における大規模血漿メタボロミクス・プロファイルを用いて、尿酸関連遺伝子多型-血漿メタボローム-血清尿酸値の関連を検討した。血漿メタボロームと血清尿酸値は広範に関連していることが日本人において初めて示唆された。またABCG2は本集団においても血清尿酸値と関連しており、ABCG2の多型によって、一部の代謝物と血清尿酸値の関連が、異なる傾向を示すことが示された。特にジメチ...
【医歯薬学】看護学:老化バイオマーカーを含む研究件
❏サルコペニアの早期発見バイオマーカーの探索と新しいトレーニング評価技術の確立(18H03164)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山田 陽介 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 身体活動研究部, 特別研究員 (60550118)
【キーワード】サルコペニア / フレイル / 骨格筋 / 筋細胞量 / 診断基準 (他18件)
【概要】研究代表者らが研究開発を進めている部位別生体電気インピーダンス分光(S-BIS)法は、サルコペニアに伴う骨格筋細胞量の低下や筋内組成の変化に加えて、MRIでは計測不可能である運動などによる筋細胞内外微小環境の変化や筋細胞膜の電気的性質の計測が可能であることがこれまでの研究で明らかになってきた。S-BISで測定された筋静電容量(Cm)や特徴周波数(fc)は表面筋電図と収縮特性に関連していた。S-BI...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
【医歯薬学】看護学:動脈硬化バイオマーカーを含む研究件
❏インスリン抵抗性及び炎症のバイオマーカーとしての非コレステロールステロールの検討(26670285)
【研究テーマ】病態検査学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】塚本 和久 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 教授 (20251233)
【キーワード】非コレステロールステロール / インスリン抵抗性 / 炎症 / バイオマーカー / 動脈硬化
【概要】マウスを用いた基礎研究では、ステロール代謝経路に同じ操作を加えても個体の状態によりインスリン抵抗性や炎症に対する効果は異なるものの、飽食状態である現在人を反映するモデルでは、内因性ステロール合成亢進はインスリン抵抗性を悪化させ、外因性ステロール吸収亢進は炎症性サイトカイン低下をもたらすことが判明した。臨床横断研究では、ラノステロールがインスリン抵抗性・炎症と正相関し、外因性/内因性ステロール比がイ...
❏動脈硬化の進展にかかわる新しいバイオマーカーの探索(25253046)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】上島 弘嗣 滋賀医科大学, アジア疫学研究センター, 特任教授 (70144483)
【キーワード】潜在性動脈硬化 / 進展 / バイオマーカー / 冠動脈石灰化 / 大動脈石灰化 (他11件)
【概要】(1)縦断解析:インスリン抵抗性と冠動脈硬化進展、歩数とメタボリックシンドローム発症との関連、(2)国際共同研究:米国住民コホートMESAとの冠動脈硬化日米比較、ピッツバーグ大学等との共同研究にてオメガ‐3脂肪酸と冠動脈石灰化発症との関連等、(3)遺伝子、メタボローム、新興バイオマーカー:アルデヒドデヒドロゲナーゼ遺伝子多型とLDL-コレステロール、リポプロティン関連ホスフォリパーゼA2とその遺伝...
❏糖尿病患者における動脈硬化進展の病期を反映する至適バイオマーカーの探索(23590661)
【研究テーマ】病態検査学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】角野 博之 群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (10375579)
【キーワード】内科学 / 臨床検査医学 / 動脈硬化 / 生理機能 / バイオマーカー
【概要】動脈硬化進展の各病期は、初期では血流依存性血管拡張反応低下、動脈硬化中間病変形成期では足首血管指数高値、中膜内膜肥厚期では頸動脈内膜中膜複合体肥厚の3種の臨床的動脈硬化検査法の結果により評価できる。糖尿病を含めた生活習慣病患者において、これら3種の動脈硬化検査及び血中バイオマーカー測定を行い、動脈硬化進展の各病期を反映する至適バイオマーカーを探索した。糖尿病を含めた生活習慣病患者の血管動脈硬化進展...
【医歯薬学】看護学:エクソソームバイオマーカーを含む研究件
❏再発頭頸部癌患者の末梢血エクソソームを利用するリキッドバイオマーカーの確立(21K09578)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】福岡 修 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80779794)
【キーワード】頭頸部癌 / 抗PD-1抗体 / エクソソーム / バイオマーカー / 免疫チェックポイント阻害薬 (他7件)
【概要】本年度の研究計画は抗PD-1抗体を使用した患者一覧を作成し、臨床情報を収集する事、PD-L1の免疫組織染色を実施しCPSを計測する事、対象症例の抗PD-1抗体による治療開始前、各画像検査時における末梢循環血の検体を採取し、凍結保存することであった。 患者一覧の作成、臨床情報の収集、免疫染色については実施できているが、COVID-19感染拡大に伴い診療が制限される中、診療行為以外の説明・同意取得およ...
❏骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発(20H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】エクソソーム / 加齢 / 運動 / 脳 / うつ (他13件)
【概要】【目的】脳由来神経栄養因子BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させるが、 最近の研究からうつやアルコール依存において血中BDNF量が減少することが示されており、うつ病のバイオマーカーや治療標的として注目されている。また、BDNFは脳以外の腸管粘膜においても発現することが明らかになっており、脳腸相関の観点から食による腸由来BDNFの制御が脳機能制御に重要な役割を果たす可能性がある。近年の...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
【医歯薬学】看護学:ブロテオーム解析バイオマーカーを含む研究件
❏ナノ・マイクロ材料を活用した生体膜曲率認識分子の網羅的探索(18K04848)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】田中 祐圭 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (60533958)
【キーワード】曲率認識タンパク質 / プロテオーム解析 / 生体膜曲率認識タンパク質 / バイオマーカー / SiO2粒子 (他6件)
【概要】曲面生体膜の曲率を識別し、膜構造を制御する曲率認識タンパク質が注目されている。本研究では、曲率認識タンパク質を同定するための基盤技術の創出を目的とした研究開発を実施した。具体的には、サイズの異なる球形SiO2粒子を合成し、これを脂質膜で被覆することで、異なる曲率を有する生体膜を合成した。これに対して曲率認識モデルタンパク質との結合試験から、本手法により曲率認識タンパク質の評価と探索が可能であること...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
【医歯薬学】看護学:遺伝子バイオマーカーを含む研究件
❏血清高感度肺がんバイオマーカーの同定と新規治療標的分子の臨床応用(16K08928)
【研究テーマ】病態検査学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高野 淳 東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (50582607)
【キーワード】高感度バイオマーカー / 肺がん / バイオマーカー / 新規治療標的分子 / トランスレーショナルリサーチ (他9件)
【概要】URST1は、肺がん、口腔がん、乳がんのいずれにおいても、がんで高発現し、siRNAにてURST1を抑制するとG2/M arrestによりがん細胞の増殖を抑制した。免疫組織染色での検討では、上記がんのいずれにおいて予後マーカーであった。URST1に対する阻害剤をによりがん細胞の増殖が有意に抑制され治療薬として有望であった。KIF11も口腔がんで高発現し、がんを増殖させること、阻害剤によりがん細胞の...
❏労働者1万人の多目的パネル追跡による職業性ストレスの健康影響の包括的な解明(26253042)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】堤 明純 北里大学, 医学部, 教授 (10289366)
【キーワード】ストレス / 遺伝子 / バイオマーカー / パネルデータ / 労働者
【概要】学際的チームで労働者の重要指標を毎年測定する枠組みを形成し、職業性ストレスの健康影響を検証した。パネルデータの特性を活かして交絡要因を調整し、職業性ストレスが大うつ病エピソードを含む精神障害発症を予測すること、職場のソーシャル・キャピタルや支援等のポジティブな要素が精神障害発症や炎症反応増悪に予防的に関与すること、運動や喫煙等の健康行動や仕事と家庭の葛藤が職業性ストレスの健康影響を媒介すること、あ...
【医歯薬学】看護学:遺伝子変異バイオマーカーを含む研究件
❏再発転移頭頸部癌に対するニボルマブ最適化投与のためのバイオマーカーに関する研究(18K09342)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】朝蔭 孝宏 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (50361481)
【キーワード】再発転移頭頸部癌 / ニボルマブ / 遺伝子解析 / 遺伝子変異 / 頭頸部癌 (他7件)
【概要】再発転移頭頸部癌患者さんのなかでニボルマブが有効な方は十数%しかいません。効果がない患者さんにとっては不要な投薬を受けることになるだけでなく、投薬による副作用に晒される危険性もあります。また、その他の有効な治療の機会を失う危険性もあります。よって、どのような患者さんに有効であるかを、事前に知ることは大変重要な意義を持ちます。我々は遺伝子解析技術をもちいて、有効症例の抽出を試みました。その結果65歳...
❏子宮体癌・卵巣明細胞腺癌における新規分子標的治療法とそのバイオマーカーの探索(23592437)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他22件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、癌特有のシグナル伝達経路の異常に着目し、新規分子標的治療薬の有効性とそのバイオマーカーについて新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、卵巣明細胞腺癌において、PI3K経路を阻害する薬剤(PI3K/mTOR同時阻害剤)の有効性を示した。治療効果を予測するうえで、がん遺伝子KRAS変異陰性やがん抑制遺伝子TP53の変異陰性が有用であることを明らかとした。 ...
【医歯薬学】看護学:個別化医療バイオマーカーを含む研究件
❏小区分52010:内科学一般関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】がん
【研究期間】免疫チェックポイント阻害剤
【研究代表者】治療応答性
【キーワード】個別化医療
【概要】本研究は、血液内を循環する腫瘍由来DNA(circulating tumor DNA: ctDNA)を肝癌の局所治療・動脈塞栓術、分子標的薬などの治療を受けた患者から採取し、収量および抽出された遺伝子変異と患者臨床データを統合解析することで、肝癌の早期診断や再発予測、治療モニタリング、治療効果予測におけるctDNAの有用性につき検討するものである。特に治療直後に採取した血漿由来のctDNAに着目し...
❏関節リウマチの治療反応性予測バイオマーカーの確立と治療抵抗性機序の解明(19K16973)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】永渕 泰雄 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (20792279)
【キーワード】関節リウマチ / 治療反応性 / 樹状細胞前駆細胞 / トランスクリプトーム解析 / インターフェロン (他13件)
【概要】関節リウマチ(RA)患者の治療反応性を予測する免疫学的な予測因子の同定を試みた。新規治療を開始する高疾患活動性RA患者の末梢血免疫細胞分画の網羅的な遺伝子発現RNA-seqデータを解析し、治療抵抗性と最も強く関連したのは、長期罹患と関わる樹状細胞前駆細胞(pre-DC)遺伝子群であることを同定した。別個の遺伝子発現解析コホート、免疫細胞集団解析コホートでもpre-DC増加と治療抵抗性との関連が再現...
❏免疫チェックポイント阻害剤に対する治療応答性予測バイオマーカーの確立(19K16945)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】雨宮 貴洋 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20778617)
【キーワード】がん / 免疫チェックポイント阻害剤 / 治療応答性 / 個別化医療 / T細胞疲弊 (他6件)
【概要】免疫チェックポイント阻害剤に対する治療応答性に関しては、腫瘍組織の評価のみに基づく層別化が主流であり、薬剤の直接的な標的となる免疫系に関する評価は十分に行われていない現状がある。本研究では、免疫チェックポイント阻害剤投与患者の奏功例において、治療開始前から免疫系の制御に関わるタンパク質が患者血清中で高値を示し、治療抵抗性を示す段階で低下することが明らかとなった。免疫チェックポイント阻害剤に対する治...
【医歯薬学】看護学:肺がんバイオマーカーを含む研究件
❏小区分49020:人体病理学関連(0)
【研究テーマ】2020
【研究種目】TFFファミリー
【研究期間】バイオマーカー
【研究代表者】アポトーシス
【キーワード】abortive cell cycle
【概要】2021年度には、標的遺伝子である Nectin 2 について、当研究室で保存しているヒト肺腺癌切除検体を用いて遺伝子発現量を測定し、臨床病理学的特徴、予後との関係を検討した。肺腺癌手術検体 105例を無作為に抽出し、定量的 RT-PCR によって Nectin 2 発現量測定行った。Nectin 2 発現量と再発の有無について receiver operating characteristic ...
❏肺線維芽細胞に焦点を当てた間質性肺炎と肺癌を結びつける分子病態の解明(21K08200)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】野口 智史 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (60732807)
【キーワード】間質性肺炎 / 肺癌 / バイオマーカー / 肺線維芽細胞 / 非小細胞肺癌 (他7件)
【概要】間質性肺炎は喫煙とは独立した肺癌の危険因子の一つであるが、両疾患を結びつける分子病態は未解明の部分が多い。両疾患をリンクする新規機序を探るために、公共データベースを用いた解析を行い、BMPアンタゴニストの一つであるGREM1(Gremlin-1)に注目した。 今年度はまずGREM1の間質性肺炎における役割を明らかにするために、GREM1の発現解析及び機能解析を行った。特発性肺線維症(IPF)患者か...
❏肺癌の“より精密な医療”に向けたAKT/mTOR制御系signatureの解析(20K07378)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】土橋 洋 国際医療福祉大学, 国際医療福祉大学病院, 教授 (90231456)
【キーワード】TFFファミリー / バイオマーカー / アポトーシス / abortive cell cycle / 増殖抑制 (他12件)
【概要】我々は培養細胞とヒト肺癌でTrefoil factor (TFF) family蛋白質の機能解析を行っている。これまでの基盤研究で、i) TFF1の腺癌細胞特異的な発現、ii) TFF1過剰発現による細胞増殖抑制、細胞死の亢進、iii) 肺癌患者における血清TFFの高値、等を明らかにした。本年度は培養細胞でTFFの発現による遊走、浸潤の変化、ヒト肺癌組織での発現様式を解析した。[方法] 1. TF...
【医歯薬学】看護学:子宮頸がんバイオマーカーを含む研究件
❏コホート検体を用いたHPV E7遺伝子変異とCIN3進展における機能解析(19K07636)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】内野 繭代 (森繭代) 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (30570452)
【キーワード】HPVタイプ / CIN / 子宮頸がん / Human papillomavirus / 子宮頸部異形成 (他10件)
【概要】「CINコホート検体を用いたHPV発現プロファイルの検討」では、HPV16, 18, 52, 58型を対象にHPV由来のE6/E6*, E1^E4, L1の発現を検討し、HPV18型陽性症例ではL1の発現の消失を認めること、逆にHPV52型陽性症例では、CIN3でもL1発現を認めることを見出した。「Markovモデルを用いたCIN予後予測」では、進展と退縮を繰り返すCINの自然史を反映できる統計モ...
❏婦人科悪性腫瘍の薬物応答に関与する新規バイオマーカーの特定(16K11153)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山上 亘 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 専任講師 (30348718)
【キーワード】コピー数解析 / 卵巣癌 / 子宮体癌 / 子宮頸癌 / 薬剤感受性試験 (他13件)
【概要】卵巣癌のうち、漿液性癌、類内膜癌ではFGF3, FGF4コピー数増幅が少数ながら認められ、分子標的薬ソラフェニブの効果が期待できる可能性が示唆されたが、明細胞癌では殆ど認められなかった。卵巣癌に対するソラフェニブは本邦では臨床投与は殆どなされておらず、少数例の薬剤感受性試験においてはソラフェニブ感受性症例はなく、上記について臨床的には実証されていない。 子宮体癌や子宮頸癌ではFGF3, FGF4コ...
【医歯薬学】看護学:慢性腎臓病バイオマーカーを含む研究件
❏腎機能低下を早期に予測するメタボロミクス・バイオマーカーの解明と予防医療への展開(18K17394)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】原田 成 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (10738090)
【キーワード】腎機能低下 / メタボローム / 機械学習 / 予防医学 / 慢性腎臓病 (他10件)
【概要】60-74歳の一般市民1,672人に対し、調査開始時の腎機能測定(血清クレアチニン、血清シスタチンC、尿中アルブミン)と血漿・尿メタボローム測定を行った。また同じ参加者に対して、6年後も同様に評価した。 機械学習的手法(OPLS-DA)を用いて、6年間での腎機能低下を予測した結果、古典的な腎機能指標に加えて、血漿・尿メタボロームを用いることで、より正確な予測モデルが構築できた。さらに別の機械学習的...
❏心不全における慢性腎臓病の治療標的の探索(26461088)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉川 勉 公益財団法人日本心臓血圧研究振興会(臨床研究施設・研究部門), 内科医局, 副院長・部長 (20174906)
【キーワード】心不全 / 慢性腎臓病 / バイオマーカー / 長期予後 / 腎機能 (他6件)
【概要】研究参画施設に入院した急性増悪期心不全(ADHF)患者を前向きに登録した。入院時腎機能及びその変化が臨床転帰に及ぼす影響と急性期血圧・急性期フロセミド静注の使用との関連について検討した。ADHF患者においてフロセミド静注は入院中の腎機能悪化および入院中死亡と関連するが、その意義は入院時eGFR値で異なることが明らかとなった。急性期利尿薬使用による血漿量の変化が腎機能に及ぼす影響は拡張不全例と収縮不...
❏超高齢期における慢性腎臓病のバイオマーカーと臨床的意義の検討(21590775)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】新井 康通 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (20255467)
【キーワード】超高齢者 / 慢性腎臓病 / 動脈硬化 / シスタチンC / 住民調査 (他11件)
【概要】本研究では超高齢者におけるCKDの臨床的意義および診断バイオマーカーを明らかにする目的で、85歳以上の超高齢者542名からなるコホート(本邦最大規模)を確立した。血清シスタチンC濃度、クレアチニン濃度から推定糸球体濾過率(eGFR)を計算した結果、いずれも微量アルブミン尿、貧血、副甲状腺ホルモンと関連したが、血清シスタチン濃度によるeGFRのみが頸動脈プラークと有意な関連を示し、超高齢者のCKDの...
【医歯薬学】看護学:唾液バイオマーカーを含む研究件
❏唾液メタボローム解析を用いた次世代疲労バイオマーカーの開発(19K11683)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山野 恵美 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 研究員 (40587812)
【キーワード】疲労 / メタボローム / 唾液 / バイオマーカー / 予防医学
【概要】本研究では、メタボローム解析に用いる検体として、従来の疾患バイオマーカー探索研究で主流であった血液ではなく、簡易に身体的負担も少なく反復して採取可能であり、採取後の処理も簡便な唾液に着目した。唾液成分はの一部は、血液由来であり、生体内の生理的な状態を反映すると考えられ、唾液を用いた疾患マーカー探索研究もおこなわれるようになってきた。日本では、高齢化社会を迎え健康寿命の概念から、未病状態に対策を講じ...
❏マルチオミックス技術を用いた口腔癌・前がん病変唾液バイオマーカーの探索的研究(16K11742)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】飯野 光喜 山形大学, 医学部, 教授 (50212717)
【キーワード】唾液 / 口腔癌 / 口腔前がん病変 / スクリーニング / バイオマーカー (他15件)
【概要】本研究では、口腔癌患者および口腔癌の前段階である口腔前がん病変患者の唾液中の様々な物質に着目し、健常者・非口腔癌患者・非口腔前がん患者との違いを明らかにすることを目的とした。またそれらを用いて、口腔癌・口腔前がん病変を健常者から高精度にスクリーニングするバイオマーカーを発見することを目的とした。唾液中の代謝物は、約50種類、また唾液中のタンパク質は約140種類が、口腔癌・口腔前がん病変患者と健常者...
【医歯薬学】看護学:網羅的解析バイオマーカーを含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏臓器移植の薬理ゲノミクス研究に基づく合理的免疫抑制療法の開発(14370787)
【研究テーマ】応用薬理学・医療系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】谷川原 祐介 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30179832)
【キーワード】免疫抑制剤 / 心移植 / 肝移植 / 小腸移植 / バイオマーカー (他20件)
【概要】本研究の遂行により、(1)ラット心移植モデルを用いて拒絶反応および免疫抑制剤の薬効に関する遺伝子マーカーを見いだし、治療学的・薬理学的意義を明らかにした。(2)ラット肝移植モデルでも同様に遺伝子マーカーを見いだした。(3)ラット小腸移植モデルにおいては、早期拒絶マーカー候補タンパク質を同定した。 ラット心移植モデル:血液中の遺伝子発現をDNAマイクロアレイにて網羅的に解析した結果、拒絶群で発現が誘...
【医歯薬学】看護学:メタボロームバイオマーカーを含む研究件
❏小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】腎機能低下
【研究期間】メタボローム
【研究代表者】機械学習
【キーワード】予防医学
【概要】
❏唾液メタボローム解析を用いた次世代疲労バイオマーカーの開発(19K11683)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山野 恵美 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 研究員 (40587812)
【キーワード】疲労 / メタボローム / 唾液 / バイオマーカー / 予防医学
【概要】本研究では、メタボローム解析に用いる検体として、従来の疾患バイオマーカー探索研究で主流であった血液ではなく、簡易に身体的負担も少なく反復して採取可能であり、採取後の処理も簡便な唾液に着目した。唾液成分はの一部は、血液由来であり、生体内の生理的な状態を反映すると考えられ、唾液を用いた疾患マーカー探索研究もおこなわれるようになってきた。日本では、高齢化社会を迎え健康寿命の概念から、未病状態に対策を講じ...
❏腎機能低下を早期に予測するメタボロミクス・バイオマーカーの解明と予防医療への展開(18K17394)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】原田 成 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (10738090)
【キーワード】腎機能低下 / メタボローム / 機械学習 / 予防医学 / 慢性腎臓病 (他10件)
【概要】60-74歳の一般市民1,672人に対し、調査開始時の腎機能測定(血清クレアチニン、血清シスタチンC、尿中アルブミン)と血漿・尿メタボローム測定を行った。また同じ参加者に対して、6年後も同様に評価した。 機械学習的手法(OPLS-DA)を用いて、6年間での腎機能低下を予測した結果、古典的な腎機能指標に加えて、血漿・尿メタボロームを用いることで、より正確な予測モデルが構築できた。さらに別の機械学習的...
【医歯薬学】看護学:メタボローム解析バイオマーカーを含む研究件
❏小区分53040:腎臓内科学関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】ネフローゼ
【研究期間】メタボローム解析
【研究代表者】尿
【キーワード】バイオマーカー
【概要】
❏腎芽腫患児の代謝物網羅解析によるバイオマーカーの探索と創薬への挑戦(21K07805)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】田中 裕次郎 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (90382928)
【キーワード】腎芽腫 / 小児希少がん / メタボローム解析 / バイオマーカー / 尿代謝物
【概要】腎芽腫は小児の腎腫瘍の中で最も頻度が高い腫瘍であり、小児腎腫瘍の90%を占める。小児がんのうち、神経芽腫や肝芽腫はバイオマーカーがあるが、腎芽腫では臨床で管便に使用できるバイオマーカーが無い。現在ではStageⅠであれば90%以上の5年生存率が得られ治癒可能な病気へと変化してきたが、現行の治療法では未だ十分な治療効果が期待できない。腎動脈や大動脈周囲のリンパ節や肺に転移をきたしやすく、腎静脈から下...
❏臨床応用を指向した腎疾患病型スクリーニング法の開発(18K08219)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】平山 明由 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任講師 (00572405)
【キーワード】ネフローゼ / メタボローム解析 / 尿 / バイオマーカー / メタボロミクス
【概要】本研究では、キャピラリー電気泳動-質量分析法(CE-MS)を用いて、ネフローゼ疾患患者の尿中に含まれるイオン性代謝物の一斉分析を行い、病型特異的なバイオマーカーの探索を行った。 その結果、ループス腎炎を判別するための新規バイオマーカーを同定するとともに、2~5種類の代謝物を組み合わせることにより7種のネフローゼ疾患から特定の疾患を判別するモデルを作成することが可能であった。 ...
【医歯薬学】看護学:メタボロミクスバイオマーカーを含む研究件
❏フレイル概念モデルに着目した生物学的老化に関わるバイオマーカーの網羅的探索(21K17699)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】渡邉 大輝 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 身体活動研究部, 特別研究員 (90894501)
【キーワード】フレイル / プロテオミクス / メタボロミクス / 生物学的老化 / マルチオミクス解析 (他7件)
【概要】フレイルはフィットの対義語として定義されており、暦年齢ではなく生物学的年齢(身体的予備能力)が重要である。これまでの諸外国の先行研究において、フレイルに関連する血中バイオマーカーが報告されているが、フレイルと非フレイル群の間で年齢が大きく異なっており、フレイルではなく単に加齢によるバイオマーカーを評価している可能性がある。従って、本研究は傾向スコアマッチング法を用いて対象者特性に差がないが、フレイ...
❏臨床応用を指向した腎疾患病型スクリーニング法の開発(18K08219)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】平山 明由 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任講師 (00572405)
【キーワード】ネフローゼ / メタボローム解析 / 尿 / バイオマーカー / メタボロミクス
【概要】本研究では、キャピラリー電気泳動-質量分析法(CE-MS)を用いて、ネフローゼ疾患患者の尿中に含まれるイオン性代謝物の一斉分析を行い、病型特異的なバイオマーカーの探索を行った。 その結果、ループス腎炎を判別するための新規バイオマーカーを同定するとともに、2~5種類の代謝物を組み合わせることにより7種のネフローゼ疾患から特定の疾患を判別するモデルを作成することが可能であった。 ...
❏マルチオミックス技術を用いた口腔癌・前がん病変唾液バイオマーカーの探索的研究(16K11742)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】飯野 光喜 山形大学, 医学部, 教授 (50212717)
【キーワード】唾液 / 口腔癌 / 口腔前がん病変 / スクリーニング / バイオマーカー (他15件)
【概要】本研究では、口腔癌患者および口腔癌の前段階である口腔前がん病変患者の唾液中の様々な物質に着目し、健常者・非口腔癌患者・非口腔前がん患者との違いを明らかにすることを目的とした。またそれらを用いて、口腔癌・口腔前がん病変を健常者から高精度にスクリーニングするバイオマーカーを発見することを目的とした。唾液中の代謝物は、約50種類、また唾液中のタンパク質は約140種類が、口腔癌・口腔前がん病変患者と健常者...
【医歯薬学】看護学:コホートバイオマーカーを含む研究件
❏抗酸菌症バイオマーカーとしての性ホルモン測定の有用性(21K08515)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】上蓑 義典 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (60748789)
【キーワード】非結核性抗酸菌症 / 性ホルモン / コホート / 抗酸菌感染症 / バイオマーカー (他6件)
【概要】研究の目的である、抗酸菌症のバイオマーカーとして、エストロゲンやプロゲステロン、テストステロンといった性ホルモン測定の有用性について検証するため、慶應義塾大学病院に通院する非結核性抗酸菌症症例から研究同意取得の上、経時的な血清サンプルの採取保存を進めた。 その上で、臨床症状、画像、微生物学的検査結果などのデータ収集を進め、一般的な非結核性抗酸菌症の臨床的重症度の推移についての情報集積を進めた。 ま...
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏ATL発症危険因子の解明:HTLV-1感染者長期追跡コホート研究(16H05248)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岩永 正子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (00372772)
【キーワード】HTLV-1 / ATL / 成人T細胞白血病/リンパ腫 / 疫学 (他18件)
【概要】成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)はHTLV-1感染による血液悪性腫瘍で、HTLV-1キャリアからATL発症高危険群を特定し、発症予防や早期治療を行う事が期待されている。これまでPVLやsIL-2R等のATL発症予測マーカーはあるが発症予防や早期治療介入に繋がるマーカーはなかった。本研究はHTLV-1感染者コホート維持管理とHTLV-1キャリアからのATL発症を特定する新規マーカー開発を行い、高P...
【医歯薬学】看護学:予防医学バイオマーカーを含む研究件
❏小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】腎機能低下
【研究期間】メタボローム
【研究代表者】機械学習
【キーワード】予防医学
【概要】社会性に関する問題(社会行動異常)は、自閉スペクトラム症(ASD)をはじめとした発達障害の主症状の一つである。我々は、化学物質曝露マウスや社会隔離経験を受けたマウスの中で、行動表現型と脳活動パターンがASD当事者に類似する「環境要因ASDモデルマウス」を見出した。本研究では、これらのモデルマウスを利用し、環境要因によって生じる社会行動異常のバイオマーカーを同定することを目的とした。採血の難しい乳幼...
❏唾液メタボローム解析を用いた次世代疲労バイオマーカーの開発(19K11683)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山野 恵美 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 研究員 (40587812)
【キーワード】疲労 / メタボローム / 唾液 / バイオマーカー / 予防医学
【概要】本研究では、メタボローム解析に用いる検体として、従来の疾患バイオマーカー探索研究で主流であった血液ではなく、簡易に身体的負担も少なく反復して採取可能であり、採取後の処理も簡便な唾液に着目した。唾液成分はの一部は、血液由来であり、生体内の生理的な状態を反映すると考えられ、唾液を用いた疾患マーカー探索研究もおこなわれるようになってきた。日本では、高齢化社会を迎え健康寿命の概念から、未病状態に対策を講じ...
❏腎機能低下を早期に予測するメタボロミクス・バイオマーカーの解明と予防医療への展開(18K17394)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】原田 成 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (10738090)
【キーワード】腎機能低下 / メタボローム / 機械学習 / 予防医学 / 慢性腎臓病 (他10件)
【概要】60-74歳の一般市民1,672人に対し、調査開始時の腎機能測定(血清クレアチニン、血清シスタチンC、尿中アルブミン)と血漿・尿メタボローム測定を行った。また同じ参加者に対して、6年後も同様に評価した。 機械学習的手法(OPLS-DA)を用いて、6年間での腎機能低下を予測した結果、古典的な腎機能指標に加えて、血漿・尿メタボロームを用いることで、より正確な予測モデルが構築できた。さらに別の機械学習的...
【医歯薬学】看護学:サルコぺニアバイオマーカーを含む研究件
❏生活習慣病としてのサルコペニアの早期予知及び診断マーカーの開発(21K18291)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】牟礼 佳苗 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (90268491)
【キーワード】サルコペニア / 地域住民コホート / バイオマーカー / 生活習慣病
【概要】本研究は、要介護の主要因であるフレイルの主軸をなす病態であるサルコペニアを生活習慣病と位置づけ、世界的にも例がないサルコペニアを10年以上追跡している大規模住民コホート(Research on Osteoarthritis/osteoporosis Against Disability Study, ROADスタディ)及びサブコホートであるWakayama Spine Study(WSS)において...
❏サルコペニアの早期発見バイオマーカーの探索と新しいトレーニング評価技術の確立(18H03164)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山田 陽介 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 身体活動研究部, 特別研究員 (60550118)
【キーワード】サルコペニア / フレイル / 骨格筋 / 筋細胞量 / 診断基準 (他18件)
【概要】研究代表者らが研究開発を進めている部位別生体電気インピーダンス分光(S-BIS)法は、サルコペニアに伴う骨格筋細胞量の低下や筋内組成の変化に加えて、MRIでは計測不可能である運動などによる筋細胞内外微小環境の変化や筋細胞膜の電気的性質の計測が可能であることがこれまでの研究で明らかになってきた。S-BISで測定された筋静電容量(Cm)や特徴周波数(fc)は表面筋電図と収縮特性に関連していた。S-BI...
【医歯薬学】看護学:臨床バイオマーカーを含む研究件
❏血清高感度肺がんバイオマーカーの同定と新規治療標的分子の臨床応用(16K08928)
【研究テーマ】病態検査学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高野 淳 東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (50582607)
【キーワード】高感度バイオマーカー / 肺がん / バイオマーカー / 新規治療標的分子 / トランスレーショナルリサーチ (他9件)
【概要】URST1は、肺がん、口腔がん、乳がんのいずれにおいても、がんで高発現し、siRNAにてURST1を抑制するとG2/M arrestによりがん細胞の増殖を抑制した。免疫組織染色での検討では、上記がんのいずれにおいて予後マーカーであった。URST1に対する阻害剤をによりがん細胞の増殖が有意に抑制され治療薬として有望であった。KIF11も口腔がんで高発現し、がんを増殖させること、阻害剤によりがん細胞の...
❏大規模エピゲノム解析に基づく革新的消化器癌診断法の開発(23240129)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】今井 浩三 東京大学, 医科学研究所, 特任教授 (60117603)
【キーワード】胃癌 / 大腸癌 / 肝癌 / エピゲノム / DNAメチル化 (他14件)
【概要】大腸癌細胞のエピゲノムおよびトランスクリプトームを解析することで、エピジェネティックに不活化されたマイクロRNA遺伝子を同定した。大腸前癌病変および早期癌のエピゲノム・ゲノム解析を行うことで、早期発見マーカー候補となりうるDNAメチル化異常を同定した。さらに大腸癌前癌病変における内視鏡所見、病理所見、DNAメチル化異常の間の新たな相関を明らかにした。また胃癌背景胃粘膜におけるエピゲノム解析から、胃...
【医歯薬学】看護学:早期発見バイオマーカーを含む研究件
❏サルコペニアの早期発見バイオマーカーの探索と新しいトレーニング評価技術の確立(18H03164)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山田 陽介 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 身体活動研究部, 特別研究員 (60550118)
【キーワード】サルコペニア / フレイル / 骨格筋 / 筋細胞量 / 診断基準 (他18件)
【概要】研究代表者らが研究開発を進めている部位別生体電気インピーダンス分光(S-BIS)法は、サルコペニアに伴う骨格筋細胞量の低下や筋内組成の変化に加えて、MRIでは計測不可能である運動などによる筋細胞内外微小環境の変化や筋細胞膜の電気的性質の計測が可能であることがこれまでの研究で明らかになってきた。S-BISで測定された筋静電容量(Cm)や特徴周波数(fc)は表面筋電図と収縮特性に関連していた。S-BI...
❏超高齢者における、褥瘡発生メカニズムに着目した褥瘡の超早期発見システムの構築(26713058)
【研究テーマ】高齢看護学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】仲上 豪二朗 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (70547827)
【キーワード】褥瘡 / バイオマーカー / スキンブロッティング / 非侵襲 / 皮膚 (他12件)
【概要】褥瘡の発生予測は予防ケア開始のために必須である。本研究では褥瘡発生メカニズム(低酸素・再灌流障害・リンパ灌流障害・細胞変形)に基づく新しいアセスメント方法に着目した。本研究の目的はこれらの病態を分子生物学的手法により皮膚局所で捉える新たな褥瘡発生予測技術を提案することである。本研究により新たに確立したモデルマウスを用いて、スキンブロッティング法により検出可能な褥瘡発生予測のバイオマーカーを複数種類...
【医歯薬学】看護学:臓器移植バイオマーカーを含む研究件
❏新規バイオマーカーに基づく免疫抑制剤の用法用量の個別最適化(18590155)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】三原 潔 武蔵野大学, 薬学研究所, 准教授 (00281444)
【キーワード】臓器移植 / 免疫抑制剤 / バイオマーカー / 拒絶反応 / プロテインチップ (他8件)
【概要】臓器移植において、針生検に代わる、低侵襲、迅速、頻回にモニタリング可能、かつ信頼性の高い拒絶反応のバイオマーカーを開発することを目的に研究を行った。 常法によりラット異所性心移植モデルを作成した。急性拒絶モデル(ドナーにACIラット、レシピエントにLewisラット)および非拒絶モデル(ドナー、レシピエント共にLewisラット)において、術後3日目と4日目に採血と採尿を行い、プロテインチップTOF/...
❏新規バイオマーカーに基づく免疫抑制剤の薬物動態・薬力学解析と新しい治療概念の提案(16590121)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】三原 潔 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (00281444)
【キーワード】臓器移植 / 免疫抑制剤 / バイオマーカー / cDNAマイクロアレイ / ラット (他8件)
【概要】針生検に代わる、低侵襲、迅速、頻回にモニタリング可能、かつ信頼性の高い拒絶反応のバイオマーカーを開発すると同時に、免疫抑制剤の治療効果を反映するバイオマーカーを開発することを目的に、以下の研究を行った。 1)ラット心移植および肝移植モデルにおいて血液中の遺伝子発現をcDNAマイクロアレイにて網羅的に解析し候補遺伝子の探索を行う 急性拒絶反応により発現が大きく誘導され、かつ免疫抑制剤シクロスポリンの...
【医歯薬学】看護学:サイトカインバイオマーカーを含む研究件
❏角膜移植後の角膜内皮細胞減少と前房因子の関連解析(15K10906)
【研究テーマ】眼科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山口 剛史 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (20383771)
【キーワード】角膜移植 / 慢性炎症 / サイトカイン / バイオマーカー / 前房水 (他8件)
【概要】主要な失明原因のひとつである角膜疾患は角膜移植で治療するが、他の臓器移植と同様に術後に移植片機能不全となり視力を失うことが少なくない。この原因のほとんどが角膜内皮細胞減少である。これまでの我々の臨床研究から、角膜内皮細胞減少の原因に虹彩と前房環境の病的変化があることを示した。我々の研究から、虹彩・前房水・角膜内皮・角膜実質・涙液と様々な組織を横断した相互作用と恒常性維持機構があり、角膜疾患、特に角...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
❏術後および敗血症時の自然免疫機能低下に対する免疫強化療法の試み(23249072)
【研究テーマ】麻酔・蘇生学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山田 芳嗣 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (30166748)
【キーワード】敗血症 / 急性呼吸窮迫症候群 / サイトカイン / 生体防御 / インターフェロンβ (他13件)
【概要】敗血症や重症感染症に引き続く急性呼吸窮迫症候群の予後は依然として悪く有効な治療薬は存在しない。敗血症疑いで入室した患者の入室後1日目の平均動脈圧、白血球数、血小板数がそれぞれ低く、血清LDH値が高いと死亡率が有意に高く、免疫抑制状態が、死亡率に上昇させていた。さらに、マウスの腹膜炎に引き続いて肺の日和見感染を誘導する臨床に近いモデルを検討したところ、腹膜炎後に肺の生体防御能が低下していることが、マ...
【医歯薬学】看護学:生活習慣バイオマーカーを含む研究件
❏循環器病における時計遺伝子の解析(24591060)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】野出 孝一 佐賀大学, 医学部, 教授 (80359950)
【キーワード】時計遺伝子 / 運動 / 体内リズム / 生活習慣 / 循環器病 (他10件)
【概要】運動の体内リズムへの作用の検討の為、毛包細胞を使い時計遺伝子活性を測定した。就寝前の過度の運動により、PER3の位相が有意に偏位した。一方、PER3の振幅は有意差がなかった。過剰な夜間の運動がPER3の位相の変化をもたらし、睡眠の質に影響を与えることが示唆された。運動療法がリズム異常による病気の治療になる可能性と、アスリートが体内リズムを正常に維持し、適正な運動効率を保つためには厳格な運動時間のス...
❏地域住民を対象とした生活習慣病疫学研究におけるメタボローム・プロファイル解析(24390168)
【研究テーマ】公衆衛生学・健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】武林 亨 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30265780)
【キーワード】メタボローム / コホート / バイオマーカー / 飲酒 / 身体活動 (他9件)
【概要】予防バイオマーカーを明らかにするのに有用であるメタボロミクスを地域在住者の疫学研究に導入するため、第一に測定条件等を確立し、次いでその手法を用いて、CE/MS法による血漿の網羅的代謝プロファイリングとライフスタイル因子との関連について疫学的に検討した。男性での解析の結果、27物質が、他のライフスタイル要因を調整した後も有意に飲酒と関連していた。また65歳未満の男性では、総身体活動量との間に6物質が...
【医歯薬学】看護学:ストレスバイオマーカーを含む研究件
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏非開始コドンから翻訳されたタンパク質バリアント中のストレスバイオマーカーの探索(16KT0191)
【研究テーマ】複雑系疾病論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-07-19 - 2020-03-31
【研究代表者】小川 哲弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (40323480)
【キーワード】バイオマーカー / ストレス / 非AUGコドン / タンパク質合成 / ストレス応答 (他8件)
【概要】疾患の早期発見を可能とする新規バイオマーカーの候補として、AUG以外のコドン(非AUGコドン)を開始コドンとする翻訳産物に注目した。これら非AUGコドンからの翻訳産物には、ストレスに応答して特定の翻訳開始因子依存的に発現するものが存在する。本研究では、このうち正規翻訳産物と共通のC末端領域を持ち、N末端長が異なるタンパク質バリアントを探索した。リボソームプロファイリングと呼ばれる網羅的手法により解...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
【医歯薬学】看護学:認知症バイオマーカーを含む研究件
❏Bassoon proteinopathyの病態解析研究(20H03585)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】矢部 一郎 北海道大学, 医学研究院, 教授 (60372273)
【キーワード】タウオパチー / 多系統萎縮症 / 多発性硬化症 / Bassoon / バイオマーカー (他9件)
【概要】われわれは先行研究において、一部のタウオパチー発症に神経終末アクティブゾーンに存在するbassoon蛋白を翻訳するbassoon(BSN)遺伝子の変化を見出した。そのタウオパチーは3リピート(3R)と4リピート(4R)のタウ蛋白質が蓄積する新しい病態であることも示した。さらに、今までPSPと臨床診断していた患者を対象に遺伝子解析を実施したところ、その約10%にBSN遺伝子変化を同定した。このメカニ...
❏介護ストレス症候群の治療・介入によるバイオマーカーの変化の検討(23790738)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】亀山 祐美 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (60505882)
【キーワード】介護ストレス / 認知症 / 介護保険 / 唾液アミラーゼ / QOL (他10件)
【概要】認知症患者の介護は、身体的・精神的な負担をもたらす。介護ストレスを評価し、介入によるストレスの変化を心理検査や唾液アミラーゼで測定した。1年半の経過で、薬物療法を変更していない10例において、介護保険利用状況にわけて、検討を行った。認知症は進行しているが、介護サービスを必要に応じて増やした群は、介護者の状態不安、怒り-敵意、QOL(Quality of Life)が改善していた。それに比べ、認知症...
❏認知症患者のQOLを反映するバイオマーカーの探索的研究(23659376)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】秋下 雅弘 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (00261975)
【キーワード】認知症 / QOL / 表情解析 / SF-8 / 唾液アミラーゼ (他9件)
【概要】コミュニケーションが取れなくなった認知症患者に、せめてQOLを評価して患者の気持ちを推し量ることができれば、医療適応の判断や治療効果の判定に役立つのではないか。従来のQOL評価は質問票であり、コミュニケーションのとれない患者には用いることが出来ない。今回は、コミュニケーションのとれる患者にQOL評価としてSF-8とVASによる自己評価を施行。唾液アミラーゼなどのバイオマーカー検査と顔写真を撮影し、...
【医歯薬学】看護学:遺伝子発現バイオマーカーを含む研究件
❏悪性脳腫瘍の光線力学診断法:分子機構の解明と診断への応用(23650619)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】石川 智久 独立行政法人理化学研究所, ライフサイエンス技術基盤研究センター, 上級研究員 (60193281)
【キーワード】悪性脳腫瘍 / 光線力学診断 / 光線力学治療 / 5-アミノレブリン酸(ALA) / ポルフィリン (他19件)
【概要】5-アミノレブリン酸(ALA)を用いた悪性脳腫瘍の光線力学診断の分子機構を解明し、その臨床応用を目指した。正常脳と脳腫瘍とを差別化するバイオマーカーを探索した結果、ALA取り込みに関与するPEPT、プロトポルフィリンIXの排出に関与するABCGが重要なファクターであることを発見した。一方、転写因子Nrf2がABCG2遺伝子の発現を誘導する重要なファクターであり、その遺伝子のSNP (-617C&g...
❏フロン代替物質神経毒性の分子・細胞標的解析と中枢神経障害バイオマーカーの確立(19390160)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】市原 学 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (90252238)
【キーワード】ブロモプロパン / 神経毒性 / バイオマーカー / フロン代替物質 / 分子標的 (他13件)
【概要】脳の各部位中では海馬と大脳皮質において1-ブロモプロパン曝露による神経伝達物質遺伝子発現への影響が大きいことがわかった。3系統のマウスおよびNrf2ノックアウトマウスを用いた実験により、曝露に対する感受性には、CYPIIE1、グルタチオン系が寄与し、酸化ストレスが毒性作用と関係していることが明らかにされた。また、蛋白中システインが分子標的の一つであることが付加物解析により明らかとなった。 ...
【医歯薬学】看護学:放射線バイオマーカーを含む研究件
❏長塩基長非コードRNAを利用した放射線治療次世代バイオマーカー確立に関する研究(21K07171)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宮川 隆 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20721939)
【キーワード】lncRNA / バイオマーカー / 放射線治療 / 放射線 / がん
【概要】本研究の目的は、がんの放射線応答新規バイオマーカーを長塩基長非コードRNA(long non- coding RNA :lncRNA)というものをターゲットにして確立し、その機能を見出すことです。 放射線を照射したヒトがん培養細胞(子宮頚がん由来のHeLa細胞、肺がん由来のA549細胞な ど)を用い、放射線に応答する新規lncRNAの探索とその役割や生体内メカニズムを解明します。それにより、科学的...
❏新規放射線治療新規バイオマーカー確立およびメカニズム解明研究(18K07290)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】宮川 隆 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20721939)
【キーワード】ncRNA / がん / 放射線 / 放射線治療 / バイオマーカー (他7件)
【概要】非侵襲性の特徴があるがん放射線治療の重要性が増しています。本研究は、タンパク質の鋳型とならない非コードRNA(non-coding RNA; ncRNA)を切り口にして放射線治療新規マーカ ー確立を目的としました。治療モデルとして、放射線を照射した各種がん由来培養細胞を用いました。まず、定量PCRを用いた解析により、発現変動するncRNAをいくつか同定しました。また、FISH法やIF法を用いて、局...
❏放射線治療新規非コードRNAマーカー開発研究(16K20972)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】宮川 隆 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (20721939)
【キーワード】がん / 放射線 / 放射線治療 / バイオマーカー / 非コードRNA (他10件)
【概要】非侵襲性の特徴がある放射線治療はがん治療で重要性が増しています。本研究は、タンパク 質の鋳型とならない非コードRNA(non-coding RNA; ncRNA)をターゲットにして放射線治療の新規マーカー研究確立を 目的としました。治療モデルとして、放射線を照射した各種がん由来培養細胞を用いました。まず定量PCRを用いた解 析により、発現変動するncRNAをいくつか同定しました。また、FISH法や...
【医歯薬学】看護学:疫学バイオマーカーを含む研究件
❏ATL発症危険因子の解明:HTLV-1感染者長期追跡コホート研究(16H05248)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岩永 正子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (00372772)
【キーワード】HTLV-1 / ATL / 成人T細胞白血病/リンパ腫 / 疫学 (他18件)
【概要】成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)はHTLV-1感染による血液悪性腫瘍で、HTLV-1キャリアからATL発症高危険群を特定し、発症予防や早期治療を行う事が期待されている。これまでPVLやsIL-2R等のATL発症予測マーカーはあるが発症予防や早期治療介入に繋がるマーカーはなかった。本研究はHTLV-1感染者コホート維持管理とHTLV-1キャリアからのATL発症を特定する新規マーカー開発を行い、高P...
❏遺伝子多型と代謝プロファイルの関連解析に基づく高尿酸血症の予防医学研究(15K19231)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】原田 成 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (10738090)
【キーワード】メタボローム / 疫学 / 遺伝子多型 / 個別化医療 / 予防医学 (他14件)
【概要】鶴岡市民を対象としたコホート研究における大規模血漿メタボロミクス・プロファイルを用いて、尿酸関連遺伝子多型-血漿メタボローム-血清尿酸値の関連を検討した。血漿メタボロームと血清尿酸値は広範に関連していることが日本人において初めて示唆された。またABCG2は本集団においても血清尿酸値と関連しており、ABCG2の多型によって、一部の代謝物と血清尿酸値の関連が、異なる傾向を示すことが示された。特にジメチ...
❏メタボロミクスによる睡眠障害、気分不安障害のバイオマーカー探索と2次予防への展開(26670319)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】武林 亨 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30265780)
【キーワード】バイオマーカー / 代謝プロファイリング / 疫学 / 気分・不安障害 / 睡眠 (他6件)
【概要】気分・不安障害などの精神的健康度低下と睡眠障害は大きな社会的疾病負担となっており、重要な予防医学課題として、早期発見による早期介入を可能とする精度の高いスクリーニング方法が求められている。本研究では、進行中の地域コホート研究集団からK6で選んだ精神的ストレス状態群と良好群、ならびにアテネ不眠尺度で選んだ尺度高得点群と低得点群について、血漿メタボロームプロファイルを比較した。その結果、男性5物質、女...
【医歯薬学】看護学:トランスレーショナルリサーチバイオマーカーを含む研究件
❏神経同期活動を軸にした統合失調症の橋渡し研究:病態解明と新規治療法開発にむけて(21H02851)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】平野 羊嗣 九州大学, 大学病院, 講師 (90567497)
【キーワード】統合失調症 / ガンマオシレーション / E/Iバランス障害 / トランスレーショナルリサーチ (他6件)
【概要】
❏血清高感度肺がんバイオマーカーの同定と新規治療標的分子の臨床応用(16K08928)
【研究テーマ】病態検査学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高野 淳 東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (50582607)
【キーワード】高感度バイオマーカー / 肺がん / バイオマーカー / 新規治療標的分子 / トランスレーショナルリサーチ (他9件)
【概要】URST1は、肺がん、口腔がん、乳がんのいずれにおいても、がんで高発現し、siRNAにてURST1を抑制するとG2/M arrestによりがん細胞の増殖を抑制した。免疫組織染色での検討では、上記がんのいずれにおいて予後マーカーであった。URST1に対する阻害剤をによりがん細胞の増殖が有意に抑制され治療薬として有望であった。KIF11も口腔がんで高発現し、がんを増殖させること、阻害剤によりがん細胞の...
❏ラミニン分子を標的とした尿路上皮癌の新しい診断・治療法の開発(25462471)
【研究テーマ】泌尿器科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】越川 直彦 地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所), その他部局等, 部長 (70334282)
【キーワード】バイオマーカー / 診断 / 治療奏効 / 膀胱がん / 癌 (他7件)
【概要】本研究では血清中のラミニンγ2単鎖(γ2単鎖抗体)が膀胱がんを含む泌尿器がんの診断指標になりうる可能性と、γ2単鎖の特異抗体が膀胱がんの分標的治療のDDSツールになる可能性について検証した。結果、血清γ2単鎖を測定するためのサンドイッチELISAを作製し、泌尿器がん血清中のγ2単鎖を測定したところ、膀胱がん、腎がんの血清で高値を示し、尿同様に血清中のγ2単鎖もこれら癌腫の診断指標となることを見出し...
【医歯薬学】看護学:コホート研究バイオマーカーを含む研究件
❏コホート検体を用いたHPV E7遺伝子変異とCIN3進展における機能解析(19K07636)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】内野 繭代 (森繭代) 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (30570452)
【キーワード】HPVタイプ / CIN / 子宮頸がん / Human papillomavirus / 子宮頸部異形成 (他10件)
【概要】「CINコホート検体を用いたHPV発現プロファイルの検討」では、HPV16, 18, 52, 58型を対象にHPV由来のE6/E6*, E1^E4, L1の発現を検討し、HPV18型陽性症例ではL1の発現の消失を認めること、逆にHPV52型陽性症例では、CIN3でもL1発現を認めることを見出した。「Markovモデルを用いたCIN予後予測」では、進展と退縮を繰り返すCINの自然史を反映できる統計モ...
❏腎機能低下を早期に予測するメタボロミクス・バイオマーカーの解明と予防医療への展開(18K17394)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】原田 成 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (10738090)
【キーワード】腎機能低下 / メタボローム / 機械学習 / 予防医学 / 慢性腎臓病 (他10件)
【概要】60-74歳の一般市民1,672人に対し、調査開始時の腎機能測定(血清クレアチニン、血清シスタチンC、尿中アルブミン)と血漿・尿メタボローム測定を行った。また同じ参加者に対して、6年後も同様に評価した。 機械学習的手法(OPLS-DA)を用いて、6年間での腎機能低下を予測した結果、古典的な腎機能指標に加えて、血漿・尿メタボロームを用いることで、より正確な予測モデルが構築できた。さらに別の機械学習的...
❏ATL発症危険因子の解明:HTLV-1感染者長期追跡コホート研究(16H05248)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岩永 正子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (00372772)
【キーワード】HTLV-1 / ATL / 成人T細胞白血病/リンパ腫 / 疫学 (他18件)
【概要】成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)はHTLV-1感染による血液悪性腫瘍で、HTLV-1キャリアからATL発症高危険群を特定し、発症予防や早期治療を行う事が期待されている。これまでPVLやsIL-2R等のATL発症予測マーカーはあるが発症予防や早期治療介入に繋がるマーカーはなかった。本研究はHTLV-1感染者コホート維持管理とHTLV-1キャリアからのATL発症を特定する新規マーカー開発を行い、高P...
【医歯薬学】看護学:統合失調症バイオマーカーを含む研究件
❏神経同期活動を軸にした統合失調症の橋渡し研究:病態解明と新規治療法開発にむけて(21H02851)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】平野 羊嗣 九州大学, 大学病院, 講師 (90567497)
【キーワード】統合失調症 / ガンマオシレーション / E/Iバランス障害 / トランスレーショナルリサーチ (他6件)
【概要】
❏精神病発症危険状態から統合失調症への移行に関わる脳形態変化についての研究(26461738)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高柳 陽一郎 富山大学, 附属病院, 講師 (40574942)
【キーワード】統合失調症 / at-risk mental state / 磁気共鳴画像(MRI) / ハイリスク / 発症予測 (他11件)
【概要】本研究では多数例での脳形態画像解析を可能とするため、国内の4施設で統合失調症などの精神病発症のハイリスク状態と考えられる対象を集積した。Labeled cortical distance mappingやlocal gyrification index等の解析法を用い、精神病発症に先立つ前部帯状回の皮質の菲薄化や背外側前頭前野の体積減少、さらに後頭葉皮質の脳回過形成などが見出された。これらの脳形態...
【医歯薬学】看護学:生活の質(QOL)バイオマーカーを含む研究件
❏介護ストレス症候群の治療・介入によるバイオマーカーの変化の検討(23790738)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】亀山 祐美 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (60505882)
【キーワード】介護ストレス / 認知症 / 介護保険 / 唾液アミラーゼ / QOL (他10件)
【概要】認知症患者の介護は、身体的・精神的な負担をもたらす。介護ストレスを評価し、介入によるストレスの変化を心理検査や唾液アミラーゼで測定した。1年半の経過で、薬物療法を変更していない10例において、介護保険利用状況にわけて、検討を行った。認知症は進行しているが、介護サービスを必要に応じて増やした群は、介護者の状態不安、怒り-敵意、QOL(Quality of Life)が改善していた。それに比べ、認知症...
❏認知症患者のQOLを反映するバイオマーカーの探索的研究(23659376)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】秋下 雅弘 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (00261975)
【キーワード】認知症 / QOL / 表情解析 / SF-8 / 唾液アミラーゼ (他9件)
【概要】コミュニケーションが取れなくなった認知症患者に、せめてQOLを評価して患者の気持ちを推し量ることができれば、医療適応の判断や治療効果の判定に役立つのではないか。従来のQOL評価は質問票であり、コミュニケーションのとれない患者には用いることが出来ない。今回は、コミュニケーションのとれる患者にQOL評価としてSF-8とVASによる自己評価を施行。唾液アミラーゼなどのバイオマーカー検査と顔写真を撮影し、...
【医歯薬学】看護学:高齢者バイオマーカーを含む研究件
❏スマートホームケア構想実現のための非侵襲的リキッドアセスメント技術の開発(20H00560)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】真田 弘美 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (50143920)
【キーワード】スマートホームケア / リキッドアセスメント技術 / バイオセンサ / バイオマーカー / 高齢者
【概要】(1)慢性脱水:健常人を対象に皮膚タウリン検査値の日内変動・日間変動を調査した。その結果、日内変動は変動係数0.053、日間変動は変動係数0.062といずれも極めて安定していることが明らかとなった。 (2)褥瘡感染:すでに明らかにしている5遺伝子(Nppb, Itgb6, Cpne4, Eml5, Itsn1)について、創傷感染モデルラットの新鮮滲出液からmRNAおよびタンパク質の検出・定量を試み...
❏超高齢者における、褥瘡発生メカニズムに着目した褥瘡の超早期発見システムの構築(26713058)
【研究テーマ】高齢看護学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】仲上 豪二朗 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (70547827)
【キーワード】褥瘡 / バイオマーカー / スキンブロッティング / 非侵襲 / 皮膚 (他12件)
【概要】褥瘡の発生予測は予防ケア開始のために必須である。本研究では褥瘡発生メカニズム(低酸素・再灌流障害・リンパ灌流障害・細胞変形)に基づく新しいアセスメント方法に着目した。本研究の目的はこれらの病態を分子生物学的手法により皮膚局所で捉える新たな褥瘡発生予測技術を提案することである。本研究により新たに確立したモデルマウスを用いて、スキンブロッティング法により検出可能な褥瘡発生予測のバイオマーカーを複数種類...
【医歯薬学】看護学:小児がんバイオマーカーを含む研究件
❏小児がんにおける遺伝学的高発がん感受性の機序とクローン進化の統合的解析(20H00528)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】滝田 順子 京都大学, 医学研究科, 教授 (00359621)
【キーワード】小児がん / 発がん感受性 / クローン進化 / 治療標的 / バイオマーカー
【概要】先行研究において、申請者らが見出した小児T細胞性急性リンパ性白血病(T-ALL)における悪性度に関連するSPI1融合遺伝子を乱した。今年度は、マウスモデルを用いたシングルセルシーケンス解析を行い、詳細に病的意義を検討した。その結果、SPI1融合遺伝子とNRAS変異を共発現させた造血幹細胞をマウスに移植すると、幼弱なT-ALLを発症することを見出し、SPI1-TCF7陽性例において、βカテニンのアン...
❏バイオマーカーを指標とした小児腎腫瘍に対する新規治療開発(17H04356)
【研究テーマ】小児外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】越永 從道 日本大学, 医学部, 教授 (70205376)
【キーワード】小児がん / 腎腫瘍 / 腎芽腫 / バイオマーカー / 小児腎腫瘍 (他7件)
【概要】日本ウィルムス腫瘍スタディグループの成績では腎芽腫の予後は改善された。次世代シークエンサーとマイクロアレイ解析により、臨床的リスク分類と小児腎腫瘍バイオマーカーを組み合わせた新規のリスク分類(Low risk群:SNP arrayにて染色体異常を呈さないSilent群およびchr12増加を呈する腎芽腫、High risk群:chr12増加を呈さず11q欠失、16q欠失またはHACE1遺伝子領域欠失...
【医歯薬学】看護学:分子標的治療バイオマーカーを含む研究件
❏最新機器を用いた肺がんの高感度診断マーカーの確立、治療標的分子の同定(19K07884)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高野 淳 東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (50582607)
【キーワード】腫瘍学 / 分子標的治療 / 腫瘍マーカー / 新規治療分子 / バイオマーカー (他6件)
【概要】バイオマーカーとして、Exosomeの中に含まれる核酸をDigital PCRを用いて検出しえた。 血中自己抗体:ガン細胞由来の微量タンパクに対して産生される自己抗体を、ELISAで抽出しえた。 治療標的分子の探索、臨床応用:がんに特異的に発現する候補タンパクを同定し、siRNA, Flow cytometry, live cell imagingなどで機能解析を行い、論文、学会での報告を行った。...
❏卵巣癌における相同組換修復欠損に着目した新規分子標的治療法の探索(18K09249)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (30359608)
【キーワード】卵巣癌 / 分子標的薬 / ゲノム解析 / 相同組換修復欠損 / ネオアンチゲン (他20件)
【概要】(1) 卵巣漿液性癌において、PARP阻害剤の感受性を高めるエピジェネティックな分子標的治療法を探索し、SMYD2が治療標的となることを見いだした。卵巣漿液性癌において、網羅的なゲノム解析を行い、相同組換修復欠損の有無による分類を行った。相同組換修復欠損を示さない群において、遺伝子変異頻度、ネオアンチゲン量、HLA-class1発現の関連を明らかとした。ネオアンチゲン数が多く、かつHLA-clas...
❏リキッドバイオプシーによる進行性腎細胞癌新規分子標的治療アルゴリズムの確立(17K11159)
【研究テーマ】泌尿器科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】水野 隆一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (60383824)
【キーワード】腎細胞癌 / 分子標的治療 / 免疫チェックポイント阻害薬 / 遊離DNA / 血清遊離DNA (他7件)
【概要】転移性腎細胞癌症例ではベースライン血清遊離DNA量が増加しているのが確認された。また、臨床リスク分類でpoorリスク群症例でベースライン血清遊離DNA量が増加しているのが確認された。同時に臨床データベースと比較した解析により、ベースラインの血清中C反応性蛋白高値症例においては血清遊離DNA量が増加しているのが確認された。これらの結果より、ベースライン血清遊離DNA量を測定することによってファースト...
【医歯薬学】看護学:分子標的治療薬バイオマーカーを含む研究件
❏婦人科悪性腫瘍の薬物応答に関与する新規バイオマーカーの特定(16K11153)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山上 亘 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 専任講師 (30348718)
【キーワード】コピー数解析 / 卵巣癌 / 子宮体癌 / 子宮頸癌 / 薬剤感受性試験 (他13件)
【概要】卵巣癌のうち、漿液性癌、類内膜癌ではFGF3, FGF4コピー数増幅が少数ながら認められ、分子標的薬ソラフェニブの効果が期待できる可能性が示唆されたが、明細胞癌では殆ど認められなかった。卵巣癌に対するソラフェニブは本邦では臨床投与は殆どなされておらず、少数例の薬剤感受性試験においてはソラフェニブ感受性症例はなく、上記について臨床的には実証されていない。 子宮体癌や子宮頸癌ではFGF3, FGF4コ...
❏卵巣癌の薬物応答に関与する新規バイオマーカーの特定(24592529)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】山上 亘 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (30348718)
【キーワード】卵巣癌 / 分子標的治療薬 / 化学療法 / バイオマーカー / SNP (他12件)
【概要】本研究は①一塩基多型(single nucleotide polymorphism, SNP)に基づいた卵巣癌術後化学療法の効果予測 ②卵巣癌への分子標的治療薬効果予測マーカーの開発を目的とした。①は癌症例の血中リンパ球の網羅的SNP解析により、化学療法の好中球減少の程度で有意差を認めるSNPを5種、および判別分析にて20種抽出した。これらの中に予後と相関を認めたSNPが認められた。②は卵巣癌組織...
【医歯薬学】看護学:分子標的薬バイオマーカーを含む研究件
❏卵巣癌における相同組換修復欠損に着目した新規分子標的治療法の探索(18K09249)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (30359608)
【キーワード】卵巣癌 / 分子標的薬 / ゲノム解析 / 相同組換修復欠損 / ネオアンチゲン (他20件)
【概要】(1) 卵巣漿液性癌において、PARP阻害剤の感受性を高めるエピジェネティックな分子標的治療法を探索し、SMYD2が治療標的となることを見いだした。卵巣漿液性癌において、網羅的なゲノム解析を行い、相同組換修復欠損の有無による分類を行った。相同組換修復欠損を示さない群において、遺伝子変異頻度、ネオアンチゲン量、HLA-class1発現の関連を明らかとした。ネオアンチゲン数が多く、かつHLA-clas...
❏子宮体癌・卵巣癌においてアポトーシスを誘導する新規分子標的治療法の探索(26462515)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】織田 克利 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30359608)
【キーワード】子宮体癌 / 卵巣癌 / 分子標的治療 / ゲノム解析 / バイオマーカー (他18件)
【概要】我々は子宮体癌と卵巣癌(特に明細胞腺癌)において、分子生物学的なサブグループおよび治療標的候補分子を同定し、新規分子標的治療薬の有効性について新たな知見を得た。 1. 子宮体癌、PI3K経路を阻害する薬剤の抗腫瘍効果を増強する治療法を探索し、MAPK経路阻害剤もしくは放射線照射との併用で、相乗的な効果が得られることを示した。PI3K/mTOR経路において、HIF-1α/VEGFの活性化が腫瘍増殖に...
【医歯薬学】看護学:フレイルバイオマーカーを含む研究件
❏フレイル概念モデルに着目した生物学的老化に関わるバイオマーカーの網羅的探索(21K17699)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】渡邉 大輝 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 身体活動研究部, 特別研究員 (90894501)
【キーワード】フレイル / プロテオミクス / メタボロミクス / 生物学的老化 / マルチオミクス解析 (他7件)
【概要】フレイルはフィットの対義語として定義されており、暦年齢ではなく生物学的年齢(身体的予備能力)が重要である。これまでの諸外国の先行研究において、フレイルに関連する血中バイオマーカーが報告されているが、フレイルと非フレイル群の間で年齢が大きく異なっており、フレイルではなく単に加齢によるバイオマーカーを評価している可能性がある。従って、本研究は傾向スコアマッチング法を用いて対象者特性に差がないが、フレイ...
❏サルコペニアの早期発見バイオマーカーの探索と新しいトレーニング評価技術の確立(18H03164)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山田 陽介 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 身体活動研究部, 特別研究員 (60550118)
【キーワード】サルコペニア / フレイル / 骨格筋 / 筋細胞量 / 診断基準 (他18件)
【概要】研究代表者らが研究開発を進めている部位別生体電気インピーダンス分光(S-BIS)法は、サルコペニアに伴う骨格筋細胞量の低下や筋内組成の変化に加えて、MRIでは計測不可能である運動などによる筋細胞内外微小環境の変化や筋細胞膜の電気的性質の計測が可能であることがこれまでの研究で明らかになってきた。S-BISで測定された筋静電容量(Cm)や特徴周波数(fc)は表面筋電図と収縮特性に関連していた。S-BI...
【医歯薬学】看護学:環境バイオマーカーを含む研究件
❏Intramolecular isotope analysis of lipids as a novel biological and environmental proxy(18H01326)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】ジルベルト アレキシー 東京工業大学, 理学院, 助教 (20726955)
【キーワード】Lipids / Isotope / Biomarker / lipids / 13C isotope (他15件)
【概要】代謝は複雑なシステムであり、炭素同位体(13Cと12C)、またはそれらの比率は、生物のフラックスと生理学的状態を記録することができます。 したがって、有機分子の安定同位体組成は、多くの分野で重要です。 特に脂質は、堆積性有機物として非常に長期間保存されるため、興味深いターゲットとなります。 このプロジェクトでは、植物の脂肪酸の各位置の13C/12C同位体組成を測定することができました。 したがって...
❏包括的統合的アプローチによる日本人早期膵癌の高精度診断の具現化(15H05791)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】森 正樹 九州大学, 医学研究院, 教授 (70190999)
【キーワード】早期膵癌 / 遺伝子多型 / 環境 / バイオマーカー / 腫瘍遺伝子 (他12件)
【概要】本研究では、全国のハイボリュームセンター(21施設)でネットワークを構築し、極めて発見の難しい早期(ステージI)膵癌症例の臨床検体を収集した上で、膵癌を早期発見するための新規診断法の開発を行った。その結果、末梢血中に存在するマイクロRNAのメチル化率が早期膵癌で上昇していること、および唾液中の2種類の代謝産物の量が早期膵癌で有意に増加していることが示された。また、本邦の膵癌患者で特徴的な遺伝子多型...
❏原始地球の遊離酸素とバイオマーカーに関する国際共同研究(14253007)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】根建 心具 鹿児島大学, 理学部, 教授 (10107849)
【キーワード】太古代 / 微生物 / 地球環境 / 古地磁気 / ピルバラ (他14件)
【概要】本研究の目的は,太古代の生物種の時空分布を知り、生命を取り巻く地球化学的環境を調べ、これらの共進化を規制した地球物理学的要因を明かにすることである。本年度はオーストラリア、ピルバラ地域において昨年度目的を達することができなかったTumbiana Formation(2.76Ga)中のストロマイト堆積層を再度掘削した。アメリカNASA生物学研究所、オーストラリアの研究者に加えて、本年度はアメリカの研...
【医歯薬学】看護学:胃がんバイオマーカーを含む研究件
❏食道癌・胃癌における腫瘍内免疫応答解析に基づく最適な複合的免疫治療の検討(17K10578)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】八木 浩一 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90422310)
【キーワード】食道癌 / 胃癌 / イムノグラム / 腫瘍免疫 / 免疫応答 (他9件)
【概要】胃癌50例、食道癌58例の手術検体と末梢血検体を採取した。胃癌29例について、次世代シークエンス、フローサイトメトリー、液性因子解析を行い、腫瘍内免疫応答を多層的に解析した。「がん免疫サイクル」の概念に基づき、RNAシークエンスデータから抽出した9つの評価軸からなる「イムノグラム」を作成し、患者個々の腫瘍内免疫応答を表現した。さらにクラスター解析により胃癌を4 群に分類した。この分類は、従来の臨床...
❏胃癌腹膜播種の早期診断・モニタリングを目指した新規バイオマーカーの確立(15K10086)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山口 博紀 自治医科大学, 医学部, 教授 (20376445)
【キーワード】胃癌 / 腹膜播種 / 腹腔内化学療法 / バイオマーカー / 胃癌腹膜播種 (他6件)
【概要】腹腔内化学療法を行った68症例より得られた1268検体の腹腔洗浄液サンプル中のCEA mRNA定量測定を行った。68症例中39例に胃切除が施行された。手術前CEA mRNA Indexが100未満であった20症例のMSTは41.8ヶ月、100以上の19症例のMSTは20.8ヶ月であり有意差を認めた (P<0.001)。多変量解析の結果、「術前洗浄腹水中CEA mRNA Index 100以上...
❏プロテオミクス解析およびパスウェイ解析による新規胃癌バイオマーカーの検討(26460949)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】高石 官均 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (80286468)
【キーワード】胃癌 / バイオマーカー / sulfasaradine / HER2 / 胃がん (他9件)
【概要】本研究では胃がんにみられる遺伝子異常について網羅的に解析し、その生物学的特徴を解明するとともに薬効予測に有用な新規のバイオマーカーを探索することを目的として行った。 胃がん細胞株を用いた実験の結果、CD44v8-10の発現とsulfasarazineの感受性の間に相関を認めた。さらに胃がん患者さんからの組織を用いた解析を追加し、HER2陽性胃癌に対する抗HER2抗体であるtrastuzumabの感...
【医歯薬学】看護学:酸化ストレスバイオマーカーを含む研究件
❏骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発(20H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】エクソソーム / 加齢 / 運動 / 脳 / うつ (他13件)
【概要】【目的】脳由来神経栄養因子BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させるが、 最近の研究からうつやアルコール依存において血中BDNF量が減少することが示されており、うつ病のバイオマーカーや治療標的として注目されている。また、BDNFは脳以外の腸管粘膜においても発現することが明らかになっており、脳腸相関の観点から食による腸由来BDNFの制御が脳機能制御に重要な役割を果たす可能性がある。近年の...
❏多系統萎縮症のバイオマーカー探索(15K09334)
【研究テーマ】神経内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】三井 純 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (70579862)
【キーワード】多系統萎縮症 / 神経変性疾患 / バイオマーカー / コエンザイムQ10 / 酸化ストレス (他8件)
【概要】多系統萎縮症(MSA)患者群と健常対照者群に対して,血漿コエンザイムQ10濃度測定を行い,MSA患者ではCOQ2変異の有無にかかわらず血漿コエンザイムQ10濃度が有意に低いことを見出した. また,MSA患者からiPS細胞を樹立し,iPS細胞由来の神経細胞の分化誘導を行ったうえで機能解析をした.複合ヘテロ接合性にCOQ2変異をもつMSA患者では,ミトコンドリア呼吸機能ならびに抗酸化機能が低下している...
❏食品成分による糖尿病合併症の制御(08456066)
【研究テーマ】食品科学・製品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】大澤 俊彦 名古屋大学, 農学部, 教授 (00115536)
【キーワード】メーラード反応最終生成物 / バイオマーカー / 糖尿病 / メチルグリオキザ-ル / 酸化ストレス (他12件)
【概要】糖尿病合併症の発症におけるフリーラジカルの関与について分子レベルでの解明と防御を目的として研究を進め、次のような研究実績を得ることができた。 (1)生体内メーラード反応最終生成物、Advanced Gly-cation End Products(AGE)と呼ばれる糖化タンパク質のバイオマーカーについても構造未知の物質が多く存在している。特に、申請者らは、アルギニンとシステイン、グリコースとの反応の...
【医歯薬学】看護学:抗がん剤バイオマーカーを含む研究件
❏複製ストレス制御因子SLFN11のがん抑制遺伝子としての発展研究(19H03505)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村井 純子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任准教授 (60532603)
【キーワード】がん抑制遺伝子 / 複製 / DNA修復 / DNAダメージ / 複製ストレス (他21件)
【概要】DNA障害型抗がん剤の感受性を飛躍的に高めるSLFN11について研究した。SLFN 11がクロマチン構造を変化させ、免疫やストレス応答に関する遺伝子発現を高めることを報告した。ヒト正常Bリンパ球の分化段階におけるSLFN 11の発現変化を報告した。SLFN 11の発現制御因子やB細胞由来血液腫瘍の抗がん剤選択に繋がる発見である。SLFN11とある種のがん遺伝子とは共存できないことを明らかにし、SL...
❏抗がん剤誘発悪心・嘔吐に有効な抗精神病薬ドラッグ・リポジショニングと機序解明(19K07230)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】河添 仁 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 准教授 (60527563)
【キーワード】悪心・嘔吐 / 抗精神病薬 / ドラッグ・リポジショニング / パイカ行動 / カオリン (他7件)
【概要】臨床現場において、抗がん剤に伴う悪心・嘔吐は患者の生活の質を著しく低下させるため、良好にコントロールする必要がある。より制吐効果が高い薬の開発は抗がん剤治療継続率、治療効果および患者の生活の質の向上に繋がることが期待される。本研究では、マウスとラットを用いた行動薬理学の実験を行い、オランザピン以外にも精神疾患領域で用いられている薬剤らが抗がん剤の吐き気止めとしても使える可能性が示唆された。 ...
❏プロテオミクス解析およびパスウェイ解析による新規胃癌バイオマーカーの検討(26460949)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】高石 官均 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (80286468)
【キーワード】胃癌 / バイオマーカー / sulfasaradine / HER2 / 胃がん (他9件)
【概要】本研究では胃がんにみられる遺伝子異常について網羅的に解析し、その生物学的特徴を解明するとともに薬効予測に有用な新規のバイオマーカーを探索することを目的として行った。 胃がん細胞株を用いた実験の結果、CD44v8-10の発現とsulfasarazineの感受性の間に相関を認めた。さらに胃がん患者さんからの組織を用いた解析を追加し、HER2陽性胃癌に対する抗HER2抗体であるtrastuzumabの感...
【医歯薬学】看護学:化学療法バイオマーカーを含む研究件
❏進行期乳房外パジェット病における治療効果予測のバイオマーカーの探索(20K17329)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】平井 郁子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (00594590)
【キーワード】VEGFR1 / Androgen receptor / 乳房外パジェット病 / 皮膚悪性腫瘍 / バイオマーカー (他7件)
【概要】本研究では進行期乳房外パジェット病に対する化学療法の免疫モニタリングを実施する計画であった。これまでに殺細胞性抗がん剤治療(S-1/DTX療法3例、FP療法2例、DTX単剤療法1例)を実施した6例において治療前および治療開始8週後の末梢血を回収し、プロテインアレイを実施した。抗体マイクロアレイキット(Cancer BioMarker Antibody Array, Full Moon Biosys...
❏膵癌の治療奏功性・抵抗性におけるVCAM-1の機能解析と臨床における有用性(26430107)
【研究テーマ】腫瘍生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】高橋 良太 東京大学, 保健・健康推進本部, 助教 (80647660)
【キーワード】膵臓癌 / 化学療法 / バイオマーカー / VCAM-1
【概要】本研究の目的は、膵癌患者の血漿を用いてVCAM-1と膵癌の治療抵抗性もしくは奏功性との関連を明らかにし、さらにVCAM-1の機能解析を加えることで実地臨床に有用な生体マーカーかつ治療標的分子としてのVCAM-1の有用性を示すことである。 我々はこれまでの研究で、まず膵癌化学療法患者から採取した血漿検体を用いて可溶性VCAM-1の値と患者の予後、治療奏功性・抵抗性との相関についての検討から、血中の可...
❏プロテオミクス解析およびパスウェイ解析による新規胃癌バイオマーカーの検討(26460949)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】高石 官均 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (80286468)
【キーワード】胃癌 / バイオマーカー / sulfasaradine / HER2 / 胃がん (他9件)
【概要】本研究では胃がんにみられる遺伝子異常について網羅的に解析し、その生物学的特徴を解明するとともに薬効予測に有用な新規のバイオマーカーを探索することを目的として行った。 胃がん細胞株を用いた実験の結果、CD44v8-10の発現とsulfasarazineの感受性の間に相関を認めた。さらに胃がん患者さんからの組織を用いた解析を追加し、HER2陽性胃癌に対する抗HER2抗体であるtrastuzumabの感...
【医歯薬学】看護学:頭頸部がんバイオマーカーを含む研究件
❏再発頭頸部癌患者の末梢血エクソソームを利用するリキッドバイオマーカーの確立(21K09578)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】福岡 修 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80779794)
【キーワード】頭頸部癌 / 抗PD-1抗体 / エクソソーム / バイオマーカー / 免疫チェックポイント阻害薬 (他7件)
【概要】本年度の研究計画は抗PD-1抗体を使用した患者一覧を作成し、臨床情報を収集する事、PD-L1の免疫組織染色を実施しCPSを計測する事、対象症例の抗PD-1抗体による治療開始前、各画像検査時における末梢循環血の検体を採取し、凍結保存することであった。 患者一覧の作成、臨床情報の収集、免疫染色については実施できているが、COVID-19感染拡大に伴い診療が制限される中、診療行為以外の説明・同意取得およ...
❏再発転移頭頸部癌に対するニボルマブ最適化投与のためのバイオマーカーに関する研究(18K09342)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】朝蔭 孝宏 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (50361481)
【キーワード】再発転移頭頸部癌 / ニボルマブ / 遺伝子解析 / 遺伝子変異 / 頭頸部癌 (他7件)
【概要】再発転移頭頸部癌患者さんのなかでニボルマブが有効な方は十数%しかいません。効果がない患者さんにとっては不要な投薬を受けることになるだけでなく、投薬による副作用に晒される危険性もあります。また、その他の有効な治療の機会を失う危険性もあります。よって、どのような患者さんに有効であるかを、事前に知ることは大変重要な意義を持ちます。我々は遺伝子解析技術をもちいて、有効症例の抽出を試みました。その結果65歳...
❏頭頸部癌における腫瘍内免疫応答解析に基づく最適な複合的免疫治療の検討(17K11413)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】仲野 兼司 公益財団法人がん研究会, 有明病院 総合腫瘍科, 副医長 (10795553)
【キーワード】頭頸部癌 / イムノグラム / 腫瘍免疫 / 免疫応答 / 複合的免疫治療 (他7件)
【概要】頭頸部癌50例の手術検体と末梢血検体を採取した。腫瘍組織は細断し、一部は酵素処理等を行って新鮮腫瘍分解物(FTD)を作成した。残りは培地上に播種し、腫瘍浸潤Tリンパ球(TIL)および腫瘍細胞を培養したところ、45例中40例(85%)でTILの増殖が確認された。十分な量のFTDが得られた22例について、TILとFTDを共培養し、上清を回収してELISAでインターフェロンγ(IFNγ)産生を解析したと...