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研究分野別サイレントキーワード
「シミュレーション」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報基礎学:状態空間モデルシミュレーションを含む研究件
❏データ同化による交通現象の解析と交通調査・マネジメン トへの展開(25289161)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】佐々木 邦明 山梨大学, 総合研究部, 教授 (30242837)
【キーワード】データ同化 / ビッグデータ / 状態空間モデル / 交通・行動シミュレーション / アクティビティモデル (他13件)
【概要】計算機能力の進展に伴うシミュレーションの発達と合わせて,交通状態に関する様々な観測データが得られるようになってきた.両者にはいずれも長所と短所があり,これらを融合することで,より精度の高い予測や,観測が不可能な領域の交通状態の推計が可能になると考えられる. 本研究では,様々な観測データとして既存のPTだけでなく,携帯電話の基地局データ,プローブカーデータ,スマートフォンデータ,ETCなど様々なデー...
❏ネットワーク解析による薬剤応答パスウェイの解析法の研究(22300099)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宮野 悟 東京大学, 医科学研究所, 教授 (50128104)
【キーワード】遺伝子ネットワーク / 薬剤応答パスウェイ / 動的モデル / シミュレーション / パ スウェイ解析 (他13件)
【概要】薬剤に応答して動く遺伝子発現の時系列データやケース・コントロールデータから,ネットワークモデルを抽象的レベルで推定する計算的・統計的方法を開発した.また,生体分子間の相互作用に関する文献情報から効率よく動的モデルを構築し,その妥当性を体系的に検証するための知識処理技術を開発した.前者にはベイジアンネットワークと状態空間モデルを用い,後者には拡張ペトリネットをネットワークモデルとして用いた. ...
❏状態空間モデルに基づく縦断的データの解析へのブートストラップ法による接近(10480050)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】田栗 正章 千葉大学, 理学部, 教授 (10009607)
【キーワード】人工衛星風速データ / 曲線の差の検定 / bootstrap検定 / moving block / ARモデル (他18件)
【概要】人工衛星と地上レーダーによって測定された、高度80〜90km(1km刻み)における風速の14日分のデータについて、これら2種類の計測方法間に、統計的な有意差が存在するか否かを、データ間の従属性を考慮に入れて検定を行う問題について、次のような手順で解析を行った。(1)種々の予備解析結果をふまえ、3種類の状態空間モデルを構築した。(2)カルマンフィルターを適用して平滑化曲線を求め、初期標本を構成した。...
【情報学】計算基盤:並行処理シミュレーションを含む研究件
❏ハ-ドウェア並行処理制御機構を有する高速トランザクションマシンの研究開発(63850068)
【研究テーマ】情報工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1988 - 1990
【研究代表者】上林 彌彦 京都大学, 工学部, 教授 (00026311)
【キーワード】並行処理 / ホットスポット / 並列トランザクション / バックアップ / デ-タベ-ス (他21件)
【概要】本研究に対し、初年度は基本的な方式の検討や並行処理制御方式に対する基本的な検討を行った。次年度に、ホットスポットデ-タに対する並行処理方式のシミュレ-ションによる検討、バックアップ方式のハ-ドウェア設計を行い、最終年度には試作および論文へのまとめを行った。 本研究の主な成果は次の通りである。 1)性質が異なるデ-タを扱う場合の並行処理方式、長時間処理のある場合の並行処理方式、直列可能性に応答時間を...
❏高効率データベースシステム開発のためのテストベッドシステムの試作(60850066)
【研究テーマ】情報工学
【研究種目】試験研究
【研究期間】1985 - 1987
【研究代表者】上林 弥彦 九州大学, 工学部, 教授 (00026311)
【キーワード】並行処理制御方式 / 質問処理 / 後退復帰 / シミュレーション / テストベッド (他12件)
【概要】データベースシステムの高効率化は, 非常に重要な課題である. そのために通常行われている研究は, 並行処理や質問処理等の改良であるが, 本研究で開発したテストベッドシステムはこれらの間の相互干渉を評価し, 総合的な高効率化を目指すものである. 本システムは32ビットのワークステーションU-station上で実現されており, C言語で書かれたソースプログラムは約3000行になった. このシステムを用...
【情報学】計算基盤:光ディスクシミュレーションを含む研究件
❏組織間学習としての技術移転プロセスの組織生態学的実証研究(14330032)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】新宅 純二郎 東京大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (00216219)
【キーワード】技術移転 / 特許 / リソースベース / 光ディスク / モジュール (他24件)
【概要】本研究の前半では、まず特許等の知的財産権を中心にして、技術移転プロセスに関する制度や実態の調査を行った。技術移転にはライセンシングに限らず様々なパターンがあるが、大学を中心とした技術移転、特に大学発ベンチャーには発明をビジネスとして扱う発想が乏しいことが明らかになった。今ある技術シーズよりも、広い意味での技術力やビジネス面での経営者の力量が、技術移転の成功にとって大きな鍵であることが分かってきた。...
❏腕時計サイズ超高密度光ディスクにおけるナノメータアクセス機構の開発研究(10355008)
【研究テーマ】設計工学・機械要素・トライボロジー
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】板生 清 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (80245985)
【キーワード】光ディスク / 近接場光記憶 / 潤滑剤 / トラッキング / 接触スライダ (他21件)
【概要】超高密度光メモリの実現を目指して,ヘッドの光学特性,機械特性,ならびにスピンドルモータの回転特性について基礎データを蓄積した.主な成果は下記である. (1)開口部にレーザ光を誘導する導波路にサスペンション機能を付与した新アセンブリを創案しその機構性能を確認した. (2)サブミクロンのライン/スペースパターンを成形した光媒体により,nWオーダの微弱光を高感度に検出することで光ヘッドの周波数特性や分離...
【情報学】計算基盤:大容量主記憶シミュレーションを含む研究件
❏ハ-ドウェア並行処理制御機構を有する高速トランザクションマシンの研究開発(63850068)
【研究テーマ】情報工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1988 - 1990
【研究代表者】上林 彌彦 京都大学, 工学部, 教授 (00026311)
【キーワード】並行処理 / ホットスポット / 並列トランザクション / バックアップ / デ-タベ-ス (他21件)
【概要】本研究に対し、初年度は基本的な方式の検討や並行処理制御方式に対する基本的な検討を行った。次年度に、ホットスポットデ-タに対する並行処理方式のシミュレ-ションによる検討、バックアップ方式のハ-ドウェア設計を行い、最終年度には試作および論文へのまとめを行った。 本研究の主な成果は次の通りである。 1)性質が異なるデ-タを扱う場合の並行処理方式、長時間処理のある場合の並行処理方式、直列可能性に応答時間を...
❏高効率データベースシステム開発のためのテストベッドシステムの試作(60850066)
【研究テーマ】情報工学
【研究種目】試験研究
【研究期間】1985 - 1987
【研究代表者】上林 弥彦 九州大学, 工学部, 教授 (00026311)
【キーワード】並行処理制御方式 / 質問処理 / 後退復帰 / シミュレーション / テストベッド (他12件)
【概要】データベースシステムの高効率化は, 非常に重要な課題である. そのために通常行われている研究は, 並行処理や質問処理等の改良であるが, 本研究で開発したテストベッドシステムはこれらの間の相互干渉を評価し, 総合的な高効率化を目指すものである. 本システムは32ビットのワークステーションU-station上で実現されており, C言語で書かれたソースプログラムは約3000行になった. このシステムを用...
【情報学】計算基盤:スループットシミュレーションを含む研究件
❏マルチメディア情報通信ネットワークのモデル化と性能評価(05680313)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】高橋 豊 京都大学, 工学研究科, 助教授 (00135526)
【キーワード】トラヒック / マルチメディア / ネットワーク / モデル化 / 性能評価 (他14件)
【概要】平成5年度および6年度の研究成果を受けて、マルチメディア情報通信ネットワークのモデル化と性能評価に関して、解析とシミュレーションの有機的な活用をめざして研究を行った。まず解析に関しては、複数メディアからのトラヒックを共通に収容し、それぞれが要求する通信品質に応じた優先権を付与することにより円滑な送信を実現する通信ネットワークを、モデル化し、待ち行列理論に基づき送信遅延などの性能諸量を導出した。次に...
❏トランスピュータを用いた模擬伝送線路による多層プロトコルの性能評価に関する研究(04452181)
【研究テーマ】電子通信系統工学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】斉藤 忠夫 東京大学, 工学部, 教授 (30010789)
【キーワード】トランスピュータ / シミュレータ / 多層プロトコル / 伝送効率 / 高速通信 (他19件)
【概要】コンピュータ間の通信を実現するプロトコルとしては,正当性検査のしやすさ,異機種間での運用の容易さなど点から,階層構造により標準化・実装がなされている.しかし,多層プロトコルでは伝送速度が高速になると,プロトコル処理時間や応答待ちによって生じるオーバヘッドが大きくなり,伝送効率が大幅に低下する.高速通信を実現するためには効率のよいプロトコルが必要がある. 多層プロトコルではプロトコルとスループットの...
【情報学】計算基盤:並列計算機シミュレーションを含む研究件
❏超高分解能次世代シミュレーターで探る天の川銀河の成り立ち(17340059)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】富阪 幸治 国立天文台, 理論研究部, 教授 (70183879)
【キーワード】銀河形成 / 星形成 / 天文シミュレーション / 並列化 / 適応格子細分化法 (他13件)
【概要】1.本研究で開発を進めてきた並列化N体+SPHコード(ASURA)と専用計算機GRAPEを付加したPCクラスター装置「天の川シミュレータ」を完成させた。 2.これを用いて、CDM宇宙における銀河形成過程を明らかにする基礎となるシミュレーションを実行した。それらから得られた成果は以下の通りである。 (1)孤立した銀河を10^7体の粒子を表した高精度シミュレーションをおこなった。これにより銀河中の分子...
❏ス-パコンピュータによる超高速トラヒックシミュレーション(06452239)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】田中 良明 早稲田大学, 理工学総合研究センター, 教授 (30133086)
【キーワード】ス-パコンピュータ / 並列計算機 / ベクトル演算 / トラヒック / シミュレーション (他12件)
【概要】近年,ス-パコンピュータがいろいろな研究機関に導入され,身近なものになってきている.ス-パコンピュータはベクトル演算を高速に行う計算機であるが,トラヒックシミュレーションには本来ベクトル演算がないので,ス-パコンピュータを用いても無意味である.そこで,トラヒックシミュレーションをベクトル化し,ス-パコンピュータを有効利用する方法を検討した.まず,回線交換を対象として,各ノード間の呼の生起・終了やリ...
【情報学】計算基盤:トラヒックシミュレーションを含む研究件
❏ス-パコンピュータによる超高速トラヒックシミュレーション(06452239)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】田中 良明 早稲田大学, 理工学総合研究センター, 教授 (30133086)
【キーワード】ス-パコンピュータ / 並列計算機 / ベクトル演算 / トラヒック / シミュレーション (他12件)
【概要】近年,ス-パコンピュータがいろいろな研究機関に導入され,身近なものになってきている.ス-パコンピュータはベクトル演算を高速に行う計算機であるが,トラヒックシミュレーションには本来ベクトル演算がないので,ス-パコンピュータを用いても無意味である.そこで,トラヒックシミュレーションをベクトル化し,ス-パコンピュータを有効利用する方法を検討した.まず,回線交換を対象として,各ノード間の呼の生起・終了やリ...
❏マルチメディア情報通信ネットワークのモデル化と性能評価(05680313)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】高橋 豊 京都大学, 工学研究科, 助教授 (00135526)
【キーワード】トラヒック / マルチメディア / ネットワーク / モデル化 / 性能評価 (他14件)
【概要】平成5年度および6年度の研究成果を受けて、マルチメディア情報通信ネットワークのモデル化と性能評価に関して、解析とシミュレーションの有機的な活用をめざして研究を行った。まず解析に関しては、複数メディアからのトラヒックを共通に収容し、それぞれが要求する通信品質に応じた優先権を付与することにより円滑な送信を実現する通信ネットワークを、モデル化し、待ち行列理論に基づき送信遅延などの性能諸量を導出した。次に...
【情報学】計算基盤:待ち行列理論シミュレーションを含む研究件
❏サービス提供者を加味した待ち行列ゲームによる混雑緩和策の評価:理論・実験分析(17K12980)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】福田 恵美子 東京工業大学, 工学院, 准教授 (50546059)
【キーワード】待ち行列 / ゲーム理論 / シミュレーション / 実験室実験 / 限定合理性 (他7件)
【概要】長引く新型コロナウィルス感染症の影響により、引き続き研究計画を調整して実施した。 実験研究については、対面による実験室実験の再開は困難なため、令和元年度に実施した実験室実験の追実験については再度延期した。一方、実際の店舗等の混雑を観察して理論の検証をおこなうフィールド実験については、社会状況を見て実施する予定で実験機器を準備した。しかしながら、、新型コロナウィルスの影響により計測に適した環境が得ら...
❏パ-タベーション・アナリシスによる待ち行列モデルの動的制御に関する研究(08750478)
【研究テーマ】システム工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】三好 直人 京都大学, 工学研究科, 助手 (20263121)
【キーワード】通信システム / 待ち行列理論 / 離散事象システム / シミュレーション / 摂動解析法 (他8件)
【概要】研究課題遂行のため,以下の基礎的研究を行った. ●特性の異なる種々のトラヒックをもつ通信システムを,複数の客のクラスをもつ待ち行列としてモデル化し,パ-タベーション・アナリシスを用いて,それぞれのクラスの客のサービス時間の分布のパラメータに関する感度推定を行なった. ●離散時間型の待ち行列モデルに対する感度推定法を提案した. ●パ-タベーシヨン・アナリシスによって得られる勾配の推定値を用いた制御パ...
❏情報システム統合における知的管理に関する研究(07650458)
【研究テーマ】システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】長谷川 利治 京都大学, 工学研究科, 教授 (40025911)
【キーワード】情報流網 / 情報システム / ネットワーク管理 / 性能評価 / シミュレーション (他12件)
【概要】情報流網を構成する各種要素の変動によって生じる性能評価尺度の変化及び最適構成に対する理論的研究,情報システムの統合的管理を行うための手法に関わる研究を行った.また,実際的手法の開発も重要であることから,ハイブリッド型性能評価支援システムAsQを基盤に情報システム統合のための知的管理システムのプロトタイプの開発を行った. ・待ち行列網理論による各種モデルの評価手法を統合化する近似的な数学モデルを提案...
【情報学】計算基盤:ゲーミング・シミュレーションシミュレーションを含む研究件
❏利害対立の調整プロセスと結果の受容に関するゲーミング研究(21730493)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】杉浦 淳吉 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (70311719)
【キーワード】利害調整 / 環境問題 / ゲーミング / シミュレーション / ステークホルダー (他11件)
【概要】本研究では,リスクの公平な配分を理解する教育ツールの側面をもつ利害調整のプロセスと結果の評価を検討可能とするゲーミング・シミュレーションを開発し,利害調整のプロセスを検討した。参加者は利益やリスクが人それぞれ異なる状況で,利害調整のプロセスを体験した。利害調整の結果得られた得点と得点分布との関係については,参加者は得点が高ければ討論への満足度が高くなるが,グループのメンバーの得点格差が大きくなるほ...
❏国際的民活インフラ投資(BOT)に関する経営科学的研究(11480097)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】浦谷 規 法政大学, 工学部, 教授 (80126268)
【キーワード】BOT / PFI / プロジェクトファイナンス / シミュレーション / インフラプロジェクト (他20件)
【概要】公共事業、公共サービスの存在理由が新たに問い直され、今までは政府が行うべきとされたことは、民間のほうがより安価により高サービスにできることが認識された。しかし、人々が快適に市民生活を過ごすためには、社会インフラが必要になる。インフラの民間資金による建設運営の新しいビジネスモデルがBOTあるいはPFI方式とよばれて、世界的に発展してきている。BOT方式は従来政府が行うべきとされた準公共財とよばれるイ...
【情報学】人間情報学:固着滑りシミュレーションを含む研究件
❏変形と固着滑り分布の物理計算に基づく力触覚的質感提示を有するバーチャルリアリティ(17H01774)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 摩擦モデル / レンダリング / シミュレーション (他17件)
【概要】指で物体を擦る際には固着滑りによる振動が生じ、これが物体の材質感に影響することが知られている。本研究は、物理モデルを構築し、シミュレーションすることでこれを再現することを目的とする。期間内には、現実の触察時と同等の振動波形を生成可能な、指と物体のシミュレーションモデルを構築した。また、4つの素材について計測した振動波形からモデルのパラメータを同定し、これを用いたレンダリングにより質感をある程度再現...
❏能動触知覚の原因現象解明とモデル化による内部構造と材質のバーチャルリアリティ(26280072)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 変形 / Shape Matching / 有限要素法 (他15件)
【概要】対象に手を触れ動かして触知覚を得る能動触は対象についての様々な手がかりを与える。 本研究では、能動触により内部構造や材質を知覚可能なバーチャルリアリティを実現するため、変形と振動を物理シミュレーションで計算・提示することを目指し、(1)有限要素法に変わる計算時間の少ない変形のシミュレーション手法と(2)能動触により生じる振動の再現手法を研究した。 その結果、(1)について、対象を局所グループに分割...
【情報学】人間情報学:局所剛性行列シミュレーションを含む研究件
❏変形と固着滑り分布の物理計算に基づく力触覚的質感提示を有するバーチャルリアリティ(17H01774)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 摩擦モデル / レンダリング / シミュレーション (他17件)
【概要】指で物体を擦る際には固着滑りによる振動が生じ、これが物体の材質感に影響することが知られている。本研究は、物理モデルを構築し、シミュレーションすることでこれを再現することを目的とする。期間内には、現実の触察時と同等の振動波形を生成可能な、指と物体のシミュレーションモデルを構築した。また、4つの素材について計測した振動波形からモデルのパラメータを同定し、これを用いたレンダリングにより質感をある程度再現...
❏能動触知覚の原因現象解明とモデル化による内部構造と材質のバーチャルリアリティ(26280072)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 変形 / Shape Matching / 有限要素法 (他15件)
【概要】対象に手を触れ動かして触知覚を得る能動触は対象についての様々な手がかりを与える。 本研究では、能動触により内部構造や材質を知覚可能なバーチャルリアリティを実現するため、変形と振動を物理シミュレーションで計算・提示することを目指し、(1)有限要素法に変わる計算時間の少ない変形のシミュレーション手法と(2)能動触により生じる振動の再現手法を研究した。 その結果、(1)について、対象を局所グループに分割...
【情報学】人間情報学:デジタルヒューマンシミュレーションを含む研究件
❏減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立(15K01233)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング (他18件)
【概要】減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
【情報学】人間情報学:筋骨格モデルシミュレーションを含む研究件
❏初期人類二足歩行運動の生体力学的復元(17H01452)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】荻原 直道 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (70324605)
【キーワード】生体機構 / シミュレーション / 筋骨格モデル / 猿人
【概要】本研究では、初期人類の筋骨格シミュレーションモデルを構築し、それに基づいて直立二足歩行の生体力学的復元を行い、ヒトの二足歩行の進化過程における運動学的変化の特徴を抽出することを通して、ヒトの常習的直立二足歩行の進化を明らかにすることを試みた。その結果、初期人類の二足歩行と力学特性の定量的分析を行うための運動学的・生体力学的基盤を整備し、直立二足歩行の起源と進化的変遷について論理的に議論・検証するこ...
❏水泳力学シミュレータ・筋骨格モデル・GAの統合による自由形最速泳フォームの解明(18650175)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】中島 求 東京工業大学, 大学院・情報理工学(系)研究科, 准教授 (20272669)
【キーワード】水泳 / シミュレーション / 筋骨格モデル / 遺伝的アルゴリズム / 最適化 (他8件)
【概要】1. 一昨年度構築した,泳者の全身運動および骨格筋の筋活動状態を測定する測定システムを用い,3名の一流大学スイマーの被験者について実験を行った. 2. 昨年度開発した,測定された全身運動データを筋骨格シミュレータへの入力データに変換するアルゴリズムを用い,測定データをシミュレータに入力し,筋骨格シミュレーションを行った. 3. シミュレータによる解析結果と,実験により測定した筋活動状態を比較した結...
❏初期人類の精密把握能力の生体力学的復元(17687024)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】荻原 直道 京都大学, 大学院理学研究科, 助手 (70324605)
【キーワード】人類学 / 手指 / モデル化 / 筋骨格形態 / 筋骨格モデル (他8件)
【概要】本年は,アウストラロピテクス・アファレンシス中手骨の関節面形状分析と,手部精密骨格モデルによる把握シミュレーションを行った。アウストラロピテクスの骨標本には,東京大学総合研究博物館所蔵のAL333/333wのキャストを用いた。まず非接触3次元スキャナを用いて,一つ一つのキャストの3次元表面形状モデルを構築した。そして中手骨の各関節面を抽出し,二次曲面や平面で近似することにより,その3次元的形状の特...
【情報学】人間情報学:ハプティクスシミュレーションを含む研究件
❏変形と固着滑り分布の物理計算に基づく力触覚的質感提示を有するバーチャルリアリティ(17H01774)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 摩擦モデル / レンダリング / シミュレーション (他17件)
【概要】指で物体を擦る際には固着滑りによる振動が生じ、これが物体の材質感に影響することが知られている。本研究は、物理モデルを構築し、シミュレーションすることでこれを再現することを目的とする。期間内には、現実の触察時と同等の振動波形を生成可能な、指と物体のシミュレーションモデルを構築した。また、4つの素材について計測した振動波形からモデルのパラメータを同定し、これを用いたレンダリングにより質感をある程度再現...
❏能動触知覚の原因現象解明とモデル化による内部構造と材質のバーチャルリアリティ(26280072)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 変形 / Shape Matching / 有限要素法 (他15件)
【概要】対象に手を触れ動かして触知覚を得る能動触は対象についての様々な手がかりを与える。 本研究では、能動触により内部構造や材質を知覚可能なバーチャルリアリティを実現するため、変形と振動を物理シミュレーションで計算・提示することを目指し、(1)有限要素法に変わる計算時間の少ない変形のシミュレーション手法と(2)能動触により生じる振動の再現手法を研究した。 その結果、(1)について、対象を局所グループに分割...
【情報学】人間情報学:回帰分析シミュレーションを含む研究件
❏地震動の非定常位相特性のモデル化に関する研究(13450187)
【研究テーマ】構造工学・地震工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】佐藤 忠信 京都大学, 防災研究所, 教授 (00027294)
【キーワード】位相のモデル化 / 観測位相の空間内挿 / 回帰分析 / 群遅延時間 / 因果性 (他13件)
【概要】本研究は地震動の位相特性の合理的なモデル化手法を確立することを目的とした。さらに、モデル化された非定常位相特性性の情報を用いて非定常な時系列のシミュレーションを可能にする方法論を開発することを第二の目的とした。地震動の位相特性をモデル化することは、地震動の非定常特性をモデル化することと同等である。したがって、時間-周波数領域における分解能の定義が明確なウェーブレット変換を用いて、地震動の非定常位相...
❏ノンパラメトリックな回帰分析の研究(07640303)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】白旗 慎吾 大阪大学, 基礎工学部, 教授 (10037294)
【キーワード】ノンパラメトリック / 回帰分析 / セミパラメトリック / スプライン / 不偏性 (他6件)
【概要】ノンパラメトリック回帰分析では目的変数の説明変数への関連の仕方に対する仮定が緩い。その中で、本研究では説明変数の一部xには線形模型、残りのtに対しては関連の仕方が未知と仮定したセミパラメトリック回帰分析、すなわちy=βx+g(t)なるモデルを扱った。ノンパラメトリック回帰分析では偏差平方和と連続性に対する罰則を加えた値を最小にすることによって推定量が導かれ、スプライン関数を用いて構成される。また偏...
【情報学】人間情報学:マルチエージェントシステムシミュレーションを含む研究件
❏大規模災害救助の状況を対象としたリアルタイム実況自動生成の研究(13480099)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】松原 仁 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (50325883)
【キーワード】災害救助 / ロボカップ / シミュレーション / 実況中継 / マルチエージェントシステム (他6件)
【概要】大規模災害時には時々刻々と変化する状況の中で情報を得て瞬時に適切な判断を行なうことが求められるが、必要な情報が入手できずに困ることがある一方で、はいってくる不確実で膨大な情報から適切なものを選択することができずに困ることも多い。また、被災者、救助者、指揮者、ボランティアなど立場によって必要な情報が異なる。音声によってリアルタイムに相手の立場に応じた適切な実況を行なうことができれば、音声言語によって...
❏社会的合意形成のための統合共同環境(12308017)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】古田 一雄 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (50199436)
【キーワード】環境問題 / 社会的合意形成 / 合意形成モデル / 共同作業支援 / ネットワーク会議システム (他13件)
【概要】本研究ではネットワーク上に構築した共同環境を介して非対面・非同時の状況で関係者が合理的な討論を行い、主として環境に関する問題について効率的に社会的合意形成を支援するシステムの開発を目指した。個別課題に関する本年度の具体的成果は以下のとおりである。 (1)統計的自然言語処理によって、会議発言録から話題の切れ目を検出して話題の推移を追跡するとともに、与えられた観点語に沿って発言録の要約を作る手法を開発...
【情報学】人間情報学:ノンパラメトリックシミュレーションを含む研究件
❏セミパラメトリック手法に対する高次漸近理論(10878042)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】谷口 正信 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 助教授 (00116625)
【キーワード】時系列解析 / セミパラメトリック手法 / 漸近理論 / 高次漸近理論 / 推定論 (他14件)
【概要】多次元非正規定常過程のスペクトル密度行列の汎関数に基づいて種々の重要な時系列指標のセミパラメトリックな推定、検定等の漸近理論を構築した。この場合、汎関数に現れるスペクトル密度行列を推定するときは、ノンパラメトリックなスペクトル推定量を用いた。この基礎理論に基づいて、経済指標のセミパラメトリック推定、検定、をおこなった。また時系列の判別分析において、セミパラメトリックな判別統計量を提案し、漸近的性質...
❏ノンパラメトリックな回帰分析の研究(07640303)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】白旗 慎吾 大阪大学, 基礎工学部, 教授 (10037294)
【キーワード】ノンパラメトリック / 回帰分析 / セミパラメトリック / スプライン / 不偏性 (他6件)
【概要】ノンパラメトリック回帰分析では目的変数の説明変数への関連の仕方に対する仮定が緩い。その中で、本研究では説明変数の一部xには線形模型、残りのtに対しては関連の仕方が未知と仮定したセミパラメトリック回帰分析、すなわちy=βx+g(t)なるモデルを扱った。ノンパラメトリック回帰分析では偏差平方和と連続性に対する罰則を加えた値を最小にすることによって推定量が導かれ、スプライン関数を用いて構成される。また偏...
【情報学】人間情報学:実験計画法シミュレーションを含む研究件
❏市場不具合の未然防止をねらいとする不具合情報解析と設計段階での品質保証(26350414)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山田 秀 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (60260965)
【キーワード】品質不具合 / シミュレーション計画 / 研究開発プロセス / 品質マネジメントシステム / 環境マネジメントシステム (他18件)
【概要】本研究では,市場における品質不具合発生の未然防止をねらいとして,品質不具合情報を解析し,設計,工程管理段階で活用する方法と,設計段階でコンピュータシミュレーションにより効果的に計画,活用する方法を開発している.品質不具合の未然防止には,デザインレビューの効果的活用が不可欠であり,これを目的にデザインレビューの項目を確認する方法を導いている.加えて,品質確保のためにコンピュータシミュレーションへ実験...
❏コンピュータシミュレーションに対する実験計画法の適用による設計の最適化(17510115)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】山田 秀 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (60260965)
【キーワード】実験計画法 / シミュレーション / 品質管理 / ディジタルエンジニアリング / 過飽和実験計画 (他8件)
【概要】コンピュータシミュレーションは、近年の技術開発、設計段階において、スピードアップ,コスト削減等に多大な貢献をする。これは、実際に物を作って実験するのではなく、コンピュータ上で模擬的に実験を行うためである。本研究では、このコンピュータシミュレーションによる技術開発.設計を促進するべく、統計的な技法を中核とした分野横断的な最適化方法を提案している。その中において主題の一つは、コンピュータシミュレータの...
❏技術開発促進のための新たな統計科学体系とそれに基づく情報システム開発(16200021)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】椿 広計 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (30155436)
【キーワード】設計科学 / ディジタルエンジニアリング / 実験計画法 / 不確実性マネジメント / 科学の文法 (他21件)
【概要】技術開発加速を目指した統計科学体系整備については、これまでの3年間の組織的研究活動で明確になった課題に対する理念的・統計数理的・情報技術的研究成果を国内外で発表する活動が行われた。平成19年8月には、椿、天坂、山田がアゾレス大学で開催された国際統計協会のサテライトシンポジウム「ビジネス・産業における統計」に招待され、それぞれ本研究班理念班、開発グループの研究成果を報告した。平成19年11月には、京...
【情報学】人間情報学:コンピュータ・グラフィクスシミュレーションを含む研究件
❏外科的矯正治療が表情認知に与える影響に関する研究(12671991)
【研究テーマ】矯正・小児・社会系歯学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】寺田 員人 新潟大学, 歯学部・附属病院, 助教授 (00139312)
【キーワード】外科的矯正治療 / 表情 / 表情認知 / シュミレーション / コンピュータグラフィックス (他7件)
【概要】本研究の目的は、顎変形症を有する患者に行う外科的矯正治療前後で、基本感情表出が、どのように認知されるかを調べ、外科的矯正治療が表情認知に与える影響を調べることである。 外科的矯正治療後の表情表出に対する表情認知を調べるために、平均顔を作成し、咬合異常の形態で区別した群の特徴を反映しているかを調べた。その結果、平均顔が患者の個性を消して、患者の持つ共通の形態的特性を備えた有用な画像であることが確認さ...
❏動的環境要素が経路認知に及ぼす影響(10450219)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】大野 隆造 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (20160591)
【キーワード】経路認知 / シミュレーション / 模型空間 / CG / 画像合成 (他10件)
【概要】本研究は、ヘッドマウントディスプレイを用いた視環境シミュレータに、CGによって作成された、人、自動車などの動的な要素を付加して表示するシステムを開発し、これを用いた経路認知(記憶と再認、および雰囲気の違いの評価)についてのシミュレーション実験を行い、これを従来の固定的環境要素のみによる実験結果と比較することによって、動的な付加的要素の効果を明らかにすることを目的として行われた。 まず、CG画像を用...
❏バーチャルリアリティ技術を用いた地震災害過程シミュレーション(09898008)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997
【研究代表者】林 春男 京都大学, 防災研究所, 教授 (20164949)
【キーワード】バーチャルリアリティー / 地震災害過程 / シミュレーション / コンピュータグラフィックス / 迫真性 (他8件)
【概要】平成9年11月に河田と林は米国ロサンゼルス地域,サンフランシスコ湾岸地域,およびワシントン州シアトル地域を訪れ,米国における地震防災の実務および研究においてバーチャルリアリティ技術の利用状況と今後の展望に関する現地調査を行った.さらに,平成10年3月4・5日にワークショップ「災害を観る」を京大会館で開催し,災害の可視技術について体系化を行った.その結果,少なくとも地震災害過程の研究においてはバーチ...
【情報学】人間情報学:拡張現実 (AR)シミュレーションを含む研究件
❏スモールデータ駆動型機械学習による仮想頭蓋底手術シミュレーションシステムの開発(19K09500)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】辛 正廣 帝京大学, 医学部, 教授 (70302726)
【キーワード】頭蓋底手術 / 機械学習 / 仮想現実 / 拡張現実 / シミュレーション
【概要】① 頭蓋底病 に する術前画像の機械学習については、機械学習による病理診断において、国際的にも機械学習による鑑別がトピックとなっている脊索腫と軟骨肉腫の鑑別(CTやMRI上、肉眼的鑑別が困難であるが、前者は再発率の高い悪性腫瘍、後者は良性腫瘍)が行えるかどうかについて 検証を行い、スモールデータを元にした学習でも、90%以上の正確さをもってこれらの鑑別が行えるレベルに達した。良好な成果が達成される...
❏AR技術の援用による新人看護師向け穿刺技術自己学習システム(19K22742)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】真田 弘美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (50143920)
【キーワード】看護理工学 / 超音波検査 / 末梢静脈点滴 / 拡張現実 / Augmented Reality (他11件)
【概要】AR技術の援用による新人看護師向けの静脈穿刺技術自己学習システムを開発することを目的として研究を実施し、以下の成果を得た。まず、在宅での机上などの限られた領域で、モックアッププローブを操作するだけで、あたかも実際に腕を走査したときのような超音波画像を提示することで、プローブ操作技術を学ぶことが可能な情報提示システムを開発した。次に、血管走行を判断する学習コンテンツを想定し、前腕の走査超音波画像を基...
【情報学】人間情報学:確率モデルシミュレーションを含む研究件
❏サプライチェーン効率化を目的とした多段階・多目的最適化モデルの開発と解法の研究(22K13502)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】佐藤 哲也 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (00772956)
【キーワード】ロジスティクス / サプライチェーン・マネジメント / 多段階最適化 / 確率モデル / シミュレーション
【概要】
❏都市内交通システムにおける旅行時間信頼性の評価・運用方法の体系化(25289160)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】福田 大輔 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70334539)
【キーワード】旅行時間信頼性 / 交通運用 / 交通行動分析 / 交通ネットワーク分析 / 交通経済分析 (他22件)
【概要】本研究では,従来交通手段別に扱われてきた旅行時間信頼性研究の体系化を行う.まず,研究代表者・分担者らがこれまでに進めてきた都市内交通システムにおける旅行時間信頼性に関する研究をさらに発展させて,都市内道路交通,都市鉄道,空港アクセスバスの各具体事例を対象に,旅行時間信頼性の経済便益評価方法,ならびに,社会的費用最小化の観点から見た運用方法を確立させる.それらの結果を踏まえ,旅行時間信頼性の現象記述...
❏セルオートマトンによる群集避難行動の数理解析と防災応用(15760047)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】西成 活裕 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (40272083)
【キーワード】セルオートマトン / 確率モデル / 避難 / フロアフィールド / シミュレーション (他13件)
【概要】セルオートマトンを用いた建物からの人の避難シミュレーションについて検討し、以前より提唱しているフロアフィールドモデルの詳細な検討を行なった。特にシミュレーションの基盤である、動的フロアフィールドと視野の関係について詳しい比較をした。動的フロアフィールドとは、人が通過する際に残す足跡を利用して追従行動を表現するものであるが、この足跡は実際にフロアに存在するものではなく、計算効率の向上を図るためのアイ...
【情報学】人間情報学:進化ゲームシミュレーションを含む研究件
❏集合知の認知・生態学的基盤(25245063)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】亀田 達也 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】集合知 / ヒト集団 / アリコロニー / 計算論的アルゴリズム / 行動実験 (他17件)
【概要】本研究は、近年、生物学領域と情報科学で大きな注目を集めている社会性昆虫の「群知能」に関する知見を参考にしながら、人間の集合行動における「集合知」の発生可能性について検討した。社会性昆虫であるアリの研究者と連携し、不確実性状況における資源探索行動について、アリのコロニー40程度(1コロニーの個体数は平均200個体くらい)と、ヒト集団40程度(1集団あたり200人くらい)における集合的な情報探索パター...
❏幼児の社会的行動の発達に関する進化ゲーム論的研究(15500170)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】佐伯 胖 青山学院大学, 文学部, 教授 (60084448)
【キーワード】幼児教育 / 社会行動 / 仲間づくり / 進化ゲーム / シミュレーション (他8件)
【概要】全体の研究は主に4つの研究領域に分かれて行われたが、合同の研究会開催などを通して、相互交流もはかられた。 第一は、進化ゲーム論自体の理論的研究を進め、協調行動が集団的に形成されるプロセスについて、ゲーム論的モデル化とその実験的検証を行った。第二は、幼稚園・保育所における幼児の社会的相互交渉(仲間づくり、仲間入り、相互協力、相互排除、リーダーシップなど)について、ビデオ観察などをもとにデータを収集し...
❏社会理論の実践的可能性の探究(13410054)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】数土 直紀 (數土 直紀) 学習院大学, 法学部, 教授 (60262680)
【キーワード】数理モデル / シミュレーション / 進化ゲーム / ネットワーク分析 / 社会数理モデル (他12件)
【概要】本プロジェクトは、期間中に合計12回の研究会を学習院大学において開催した。また、研究会での成果を、海外を含む各種学会・会議において発表報告をした。研究会での報告内容は、次の通りである。 (1)「ウォルト・ディズニーの思想」、(2)"Evolution of Social Influence Networks in Unanimous Opinion Formation"、(3)「S...
【情報学】情報学フロンティア:品質管理システムシミュレーションを含む研究件
❏サービス品質の変動要因を考慮する高品質サービスの設計支援環境に関する研究(26280114)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】下村 芳樹 首都大学東京, システムデザイン研究科, 教授 (80334332)
【キーワード】サービス工学 / 設計支援 / サービスモデリング / サービス品質評価 / シミュレーション (他14件)
【概要】サービスを構成する要素の属性は,サービスの提供状況によって容易にばらつき,このばらつきがサービスの品質を低下・変動させている.本研究の目的は,シミュレーションによるサービスの仮想的な試行により,高い品質を安定的に提供可能なサービスを設計できる設計支援環境を開発することであった.本研究はこの目的を達成するために,顧客の主観に基づく品質評価値と各要素の属性値の関係を非線形関数により,サービスの品質とそ...
❏コンピュータシミュレーションに対する実験計画法の適用による設計の最適化(17510115)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】山田 秀 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (60260965)
【キーワード】実験計画法 / シミュレーション / 品質管理 / ディジタルエンジニアリング / 過飽和実験計画 (他8件)
【概要】コンピュータシミュレーションは、近年の技術開発、設計段階において、スピードアップ,コスト削減等に多大な貢献をする。これは、実際に物を作って実験するのではなく、コンピュータ上で模擬的に実験を行うためである。本研究では、このコンピュータシミュレーションによる技術開発.設計を促進するべく、統計的な技法を中核とした分野横断的な最適化方法を提案している。その中において主題の一つは、コンピュータシミュレータの...
❏技術開発促進のための新たな統計科学体系とそれに基づく情報システム開発(16200021)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】椿 広計 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (30155436)
【キーワード】設計科学 / ディジタルエンジニアリング / 実験計画法 / 不確実性マネジメント / 科学の文法 (他21件)
【概要】技術開発加速を目指した統計科学体系整備については、これまでの3年間の組織的研究活動で明確になった課題に対する理念的・統計数理的・情報技術的研究成果を国内外で発表する活動が行われた。平成19年8月には、椿、天坂、山田がアゾレス大学で開催された国際統計協会のサテライトシンポジウム「ビジネス・産業における統計」に招待され、それぞれ本研究班理念班、開発グループの研究成果を報告した。平成19年11月には、京...
【情報学】情報学フロンティア:スケジューリングシミュレーションを含む研究件
❏マルチプロセッサ用自動並列化コンパイラとアーキテクチャ・サポートに関する研究(07680372)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】笠原 博徳 早稲田大学, 理工学部, 助教授 (30152622)
【キーワード】マルチプロセッサシステム / 自動並列化コンパイラ / データローカライゼーション / 無同期細粒度並列処理 / データ分割配置 (他13件)
【概要】本研究では、マルチグレイン並列処理のためのデータローカライゼーション手法、及びデータローカライゼーションによっても除去できなかったプロセッサ間データ転送をプロセッサ上でのタスク処理とオーバラップさせデータ転送オーバーヘッドを隠蔽する技術を開発するとともに、コンパイラにおけるマシンコードスケジューリングの高度化とそれを支援するマルチプロセッサシステムアーキテクチャによりプロセッサ間データ転送順序の最...
❏OR的アプローチによる生産システムの柔軟性に関する研究(05680344)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】森戸 晋 早稲田大学, 理工学部, 教授 (50134193)
【キーワード】フレキシブル生産システム(FMS) / オペレーションズ・リサーチ(OR) / 柔軟性(flexibility) / スケジューリング / 組合せ最適化 (他13件)
【概要】本研究では、FMSに代表される最近の自動生産システムの柔軟性がディスパッチングや最適化といったスケジューリングに及ぼす影響の分析や、機械の柔軟性に伴う工程集約がスケジューリングに及ぼす影響の分析を中心に、生産の計画管理と柔軟性との関係を明らかにした。主な成果は、以下の通りである: (1)FMSにおけるディスパッチング規則の性能: 柔軟性を有する自動生産システムが持つ、自動搬送装置、有限パレット、有...
【情報学】情報学フロンティア:時系列解析シミュレーションを含む研究件
❏数理的アプローチによる劇場コミュニケーションの統合的理解(18KT0076)
【研究テーマ】オラリティと社会
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-07-18 - 2021-03-31
【研究代表者】野村 亮太 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (70546415)
【キーワード】感情 / 同期 / 瞬目 / 非線形時系列解析 / リカレンスプロット (他20件)
【概要】本研究の目的は、劇場で行われるコミュニケーションを数理的な観点から統合的に理解することである。そのために、劇場をヒトの集合行動の場として捉え、コミュニケーションが時間発展する際のメカニズムについて検討を行った。そのためにまず、観客の瞬目開始時刻点過程の時系列データから、表現の訴求力を再構成する数理的な手法を開発した。また、異なるバックグラウンドを有する観客に高い時間的精度で感情反応を引き起こすとい...
❏セミパラメトリック手法に対する高次漸近理論(10878042)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】谷口 正信 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 助教授 (00116625)
【キーワード】時系列解析 / セミパラメトリック手法 / 漸近理論 / 高次漸近理論 / 推定論 (他14件)
【概要】多次元非正規定常過程のスペクトル密度行列の汎関数に基づいて種々の重要な時系列指標のセミパラメトリックな推定、検定等の漸近理論を構築した。この場合、汎関数に現れるスペクトル密度行列を推定するときは、ノンパラメトリックなスペクトル推定量を用いた。この基礎理論に基づいて、経済指標のセミパラメトリック推定、検定、をおこなった。また時系列の判別分析において、セミパラメトリックな判別統計量を提案し、漸近的性質...
【情報学】情報学フロンティア:マルチメディアシミュレーションを含む研究件
❏マルチメディアによる都市景観のシミュレーション・システムに関する記号学的研究(07650722)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】門内 輝行 早稲田大学, 理工学部, 助教授 (90114686)
【キーワード】都市景観 / マルチメディア / シミュレーション / データベース / 解読 (他6件)
【概要】本研究では、多種多様な要素のアンサンブルからなる都市景観の特質を探究するために、マルチメディアによる都市景観のシミュレーション・システムを開発し、都市景観を多角的な視点から解読する試みを展開した。 1.都市景観に関する情報の収集 (1)日本の歴史的街並み(海野、近江八幡、丹波篠山など)について、現地調査資料を整理し、新たに文献資料の収集を行った結果、200カ所の街並みに関する情報を体系的に把握する...
❏マルチメディア情報通信ネットワークのモデル化と性能評価(05680313)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】高橋 豊 京都大学, 工学研究科, 助教授 (00135526)
【キーワード】トラヒック / マルチメディア / ネットワーク / モデル化 / 性能評価 (他14件)
【概要】平成5年度および6年度の研究成果を受けて、マルチメディア情報通信ネットワークのモデル化と性能評価に関して、解析とシミュレーションの有機的な活用をめざして研究を行った。まず解析に関しては、複数メディアからのトラヒックを共通に収容し、それぞれが要求する通信品質に応じた優先権を付与することにより円滑な送信を実現する通信ネットワークを、モデル化し、待ち行列理論に基づき送信遅延などの性能諸量を導出した。次に...
❏開発と保存のダイナミックスのための都市景観シミュレーションの方法に関する研究(05650593)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993
【研究代表者】門内 輝行 早稲田大学, 理工学部, 助教授 (90114686)
【キーワード】開発と保存のダイナミックス / 都市景観 / シミュレーション / 多層構造モデル / データベース (他7件)
【概要】産業構造の転換に伴い、資本主義的な開発の波が都市内部に押し寄せ、都市景観の破壊が急速に進行している。本研究では、開発と保存のダイナミックスが錯綜する歴史都市を対象として、個性的な景観形成の原理を探究するための都市景観シミュレーションの方法の開発をめざして、次のような研究を展開した。 1.都市景観の多層構造モデルの探究 開発と保存のダイナミックスをとらえるためには、場所性、歴史性と同時に、現代に生き...
【情報学】情報学フロンティア:価値共創シミュレーションを含む研究件
❏科学技術イノベーションとサービスエコシステムの共進化のシステムモデリング(15K01181)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】木嶋 恭一 大東文化大学, 経営学部, 特任教授 (10134826)
【キーワード】サービスシステム科学 / 社会システム工学 / 重層的イノベーション / 価値共創 / 共進化 (他14件)
【概要】価値共創のプロセスを、(1)サービスシステムのネットワーク形成、(2)資源の統合、(3) サービスの交換、からなる適応サイクル として定式化し、「サービスエコシステムの基本モデル」を構築した。「サービスエコシステムの基本モデル」に基づき、科学技術的、制度的、社会的イノベーション等の重層的イノベーションを、サービスエコシステムをデザインする原動力であると捉え、階層的複雑系の視点からをモデル化した。 ...
❏サービス品質の変動要因を考慮する高品質サービスの設計支援環境に関する研究(26280114)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】下村 芳樹 首都大学東京, システムデザイン研究科, 教授 (80334332)
【キーワード】サービス工学 / 設計支援 / サービスモデリング / サービス品質評価 / シミュレーション (他14件)
【概要】サービスを構成する要素の属性は,サービスの提供状況によって容易にばらつき,このばらつきがサービスの品質を低下・変動させている.本研究の目的は,シミュレーションによるサービスの仮想的な試行により,高い品質を安定的に提供可能なサービスを設計できる設計支援環境を開発することであった.本研究はこの目的を達成するために,顧客の主観に基づく品質評価値と各要素の属性値の関係を非線形関数により,サービスの品質とそ...
❏価値共創を分析・支援するサービスシステム科学の基盤構築(23310101)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木嶋 恭一 東京工業大学, 社会理工学研究科, 教授 (10134826)
【キーワード】社会システム / サービス科学 / 可視化 / 価値創出 / 価値共創 (他7件)
【概要】サービスシステムの価値共創のメカニズムとプロセスの分析・解明のコアとなるサービスシステムモデルのプロトタイプを構築・整備した。1)プロバイダーとカスタマー間の価値共創に焦点を当て、Value Orchestration Platformモデルを精緻化するとともに、サービスエコシステムイノベーションモデルを提唱した。2)インドネシア・バンドン近郊およびソロ、ジョグジャカルタにおける産業クラスターに対...
【情報学】情報学フロンティア:サービス科学シミュレーションを含む研究件
❏科学技術イノベーションとサービスエコシステムの共進化のシステムモデリング(15K01181)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】木嶋 恭一 大東文化大学, 経営学部, 特任教授 (10134826)
【キーワード】サービスシステム科学 / 社会システム工学 / 重層的イノベーション / 価値共創 / 共進化 (他14件)
【概要】価値共創のプロセスを、(1)サービスシステムのネットワーク形成、(2)資源の統合、(3) サービスの交換、からなる適応サイクル として定式化し、「サービスエコシステムの基本モデル」を構築した。「サービスエコシステムの基本モデル」に基づき、科学技術的、制度的、社会的イノベーション等の重層的イノベーションを、サービスエコシステムをデザインする原動力であると捉え、階層的複雑系の視点からをモデル化した。 ...
❏価値共創を分析・支援するサービスシステム科学の基盤構築(23310101)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木嶋 恭一 東京工業大学, 社会理工学研究科, 教授 (10134826)
【キーワード】社会システム / サービス科学 / 可視化 / 価値創出 / 価値共創 (他7件)
【概要】サービスシステムの価値共創のメカニズムとプロセスの分析・解明のコアとなるサービスシステムモデルのプロトタイプを構築・整備した。1)プロバイダーとカスタマー間の価値共創に焦点を当て、Value Orchestration Platformモデルを精緻化するとともに、サービスエコシステムイノベーションモデルを提唱した。2)インドネシア・バンドン近郊およびソロ、ジョグジャカルタにおける産業クラスターに対...
【情報学】情報学フロンティア:社会ネットワークシミュレーションを含む研究件
❏個の多様性は社会構造にどう影響するのか?適応的ネットワークによる構成的アプローチ(19H04220)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐山 弘樹 早稲田大学, 商学学術院, 教授(任期付) (30345425)
【キーワード】多様性 / 社会構造 / 適応的ネットワーク / 数理モデル / 複雑系 (他11件)
【概要】2021年度は,新型コロナによる継続的な困難のため,研究の進行に影響が生じた.具体的には,研究代表者が夏季期間に来日し所属研究機関(早稲田大学)にて研究補助を雇用し研究を推進するという当初予定が実現できなかった.そこで,偏微分方程式によるモデルの定式化と解析,および収集された実社会データのさらに詳細な解析を,海外の外部研究協力者(米国ビンガムトン大学 Mohammad Khasawneh 教授)に...
❏災害時の他者支援行動を考慮した動的制御シミュレータの開発(17K14739)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】浦田 淳司 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (70771286)
【キーワード】避難計画 / 離散選択 / 動的計画法 / 社会ネットワーク / 避難行動 (他15件)
【概要】周辺にいる他者や連絡行動をとった他者の避難開始選択と,連絡をとる相手を予測するモデルを構築し,他者の避難行動が一つの地区内で伝播する様子を評価できるシミュレーションの構築を行った.また,時間経過とともに動学的に変化する将来想定を反映した動学的意思決定モデルを構築した.災害時下では将来の正確な想定が困難であることを反映した意思決定を表現できる. ...
❏企業間関係の進化シミュレーションによるライセンス・ビジネスの研究(17530278)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30171507)
【キーワード】ライセンス・ビジネス / 青色LED 訴訟 / 職務発明 / アライアンス / シミュレーション (他21件)
【概要】ライセンス・ビジネスにかかわる実際の企業行動とシミュレーションによる研究から、知的財産権の経済的価値に関する次の五つの経営学的視点を得た : (1)ライセンス・ビジネスの実態を踏まえた特許権の金銭的価値、(2)発明者である研究者・技術者自らがリスクを負担して起業した場合の創業者利益、(3)経営戦略論のリソース・ベース理論に代表される視点、(4)モチベーション理論から見た金銭的報酬の効果、(5)ライ...
【情報学】情報学フロンティア:探索シミュレーションを含む研究件
❏薬物動態解析を目的とした臨床ゲノム情報システムの開発(16200038)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 医学部附属病院, 科学技術振興特任教員(特任教授) (30194640)
【キーワード】薬物動態解析 / 抗癌剤 / 遺伝子多型 / 個別化医療 / グリッドコンピューティング (他20件)
【概要】(1)データベースグリッド技術であるOGSA-WebDBを用い臨床ゲノム情報と関連する複数のライフサイエンスデータベースから薬剤関連情報を網羅的に抽出できる臨床ゲノム情報探索システムを開発した.副作用情報はTOXINETから、遺伝子名はPharmGKBから、蛋白質情報はEntrez Proteinから抽出し、抽出遺伝子あるいは蛋白質名に対応した発現臓器をLSBMから,パスウエイ情報はKEGGから,...
❏本格的材料デ-タシステムの構築に関する総合的研究(63300004)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1988 - 1990
【研究代表者】岩田 修一 東京大学, 工学部, 助教授 (50124665)
【キーワード】知的集約機能 / 材料デ-タシステム / メタデ-タ / 予測モデル / 探索 (他20件)
【概要】本格的材料デ-タシステムの基本仕様についての検討を行い、設計開発にあたってのトレ-ドオフを抽出した。要請としては、デ-タの鮮度、デ-タおよび知識の意味の管理、評価値の完全性がある。材料の複雑性から入手可能なデ-タが断片的なものとなることが多いため、実用的システムの仕様としては自己組織化等の知的集約機能が必要である。このための漸近的な方策としてデ-タモデルの表現方法の検討、メタデ-タの確定、各種予測...
【情報学】情報学フロンティア:身体性シミュレーションを含む研究件
❏乳児自発運動時の感覚-運動ダイナミクスを利用した行動発達モデルの構築(21K11495)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】感覚運動発達 / 胎児 / 新生児 / シミュレーション / 柔軟 (他10件)
【概要】ヒトは出生前から生後1-2年で様々な行動を獲得する.本研究では,単に神経学的な成熟だけでなく、運動/行動時に生じる多種多様な運動情報および感覚情報の学習、統合を計測およびモデル化することで,行動発達の理解を追究する. 本年度は,胎児期および新生児期の自発運動時で生じる感覚情報をシミュレーションするため,胎児・乳児の筋骨格モデルおよび柔軟な子宮壁モデルの作成を進めた.この開発により,胎児の空間的制約...
❏新生児・乳児における感覚-運動ダイナミクスに見る発達の個人差(18K13104)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】発達 / 乳児 / 新生児 / シミュレーション / ダイナミクス (他12件)
【概要】本研究では、運動感覚計測技術の開発・解析手法の提案・発達個人差の理解を通した発達理論の検証を目標に、①新生児・乳児の詳細な関節運動計測、②個人差を反映する身体モデル作成、③乳児運動における運動出力/感覚入力の推定、④脳モデルを利用した運動感覚統合シミュレーションによる皮質上情報構造の変化の検証、⑤ニューラルネットワークを併用した感覚運動予測ベースの発達モデル提案を遂行した。 ...
❏カオス結合場としての身体性に基づくロボット行動行動創発の研究(14658099)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】國吉 康夫 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 助教授 (10333444)
【キーワード】ロボット / 身体性 / 創発 / 適応 / カオス (他12件)
【概要】本研究は,多自由度の身体を相互作用場とする大域カオス結合系を用い,秩序状態の発生・変化と身体・環境の状態との関連性を実験的に解明することで,行動の創発における身体性の情報論的意味を明らかにすることを目的とする. 上記の目的に向けて、今年度は以下の研究成果をあげた。 1.筋骨格系身体モデルと動作シミュレーション環境の構築・改良:筋肉モデルと骨格モデルを実装し、筋肉駆動関節モデル、および、多脚虫型モデ...
【情報学】情報学フロンティア:強化学習シミュレーションを含む研究件
❏交通工学理論と機械学習を融合した道路交通システムの状態推定・将来予測・制御(20H02267)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】瀬尾 亨 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (90774779)
【キーワード】交通工学 / 機械学習 / 交通流理論 / 交通ネットワーク分析 / 統計的推定 (他10件)
【概要】本研究はテーマA,B,Cに分かれて遂行する計画となっている.今年度はそれぞれのテーマで以下の研究に取り組んだ.テーマA:動的ネットワーク交通流の性質の交通工学理論に基づく数学的解析,テーマB:統計的機械学習に基づく交通状態・需要情報の推定・将来予測手法,テーマC:理想的な状況を仮定した強化学習による交通システム制御手法などを開発した.各テーマの具体的な成果を以下に述べる.Aでは,例えば道路利用者の...
❏自動走行車両への介入挙動制御による交通流の最適化(19H02268)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】塩見 康博 立命館大学, 理工学部, 准教授 (40422993)
【キーワード】自動運転 / ミクロ交通流シミュレーション / 深層学習 / 強化学習 / 車線変更 (他16件)
【概要】本研究は,将来的なコネクティッド車両や自動走行車両(CA車両)の普及を想定し,交通管制側からCA車両の挙動を介入的に制御することで,渋滞発生の緩和,ショックウェーブの解消,それに伴う事故防止のための交通流マネジメント手法に関わる諸要素の理論構築を行う.とりわけ,従来の研究では考慮されていなかった車線変更を含むCA車両と一般車両の相互作用や,現実的なリアルタイムデータ取得環境を考慮した上で,ロバスト...
【情報学】情報学フロンティア:オブジェクト指向シミュレーションを含む研究件
❏造船CINによる生産管理情報獲得支援システムに関する研究(02302051)
【研究テーマ】船舶構造・建造
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1990 - 1992
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 工学部, 教授 (80011170)
【キーワード】CIM / プロダクトモデル / 製品モデル / シミュレーション / オブジェクト指向 (他24件)
【概要】1.製品モデルの重要性:造船CIM構築のためには、設計から生産まで一貫して使用することができる製品モデルを構築することが必要であることが理解できた。製品モデルの情報として重要なものは、船体構造を構成する部材のモデル化と部財間の関係情報が重要であることが確認された。これらの情報が獲得されれば、分割の機能、アセンブリングの機能によって、製品の生産情報まで獲得することが可能であることが確認できた。2.設...
❏本格的材料デ-タシステムの構築に関する総合的研究(63300004)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1988 - 1990
【研究代表者】岩田 修一 東京大学, 工学部, 助教授 (50124665)
【キーワード】知的集約機能 / 材料デ-タシステム / メタデ-タ / 予測モデル / 探索 (他20件)
【概要】本格的材料デ-タシステムの基本仕様についての検討を行い、設計開発にあたってのトレ-ドオフを抽出した。要請としては、デ-タの鮮度、デ-タおよび知識の意味の管理、評価値の完全性がある。材料の複雑性から入手可能なデ-タが断片的なものとなることが多いため、実用的システムの仕様としては自己組織化等の知的集約機能が必要である。このための漸近的な方策としてデ-タモデルの表現方法の検討、メタデ-タの確定、各種予測...
【情報学】情報学フロンティア:最適化シミュレーションを含む研究件
❏パンデミック治療薬の迅速生産支援システムの構築(21H01699)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (70701340)
【キーワード】パンデミック / ワクチン供給 / 治療薬供給 / プロセス設計 / シミュレーション (他15件)
【概要】本研究の目的は、感染症流行をいち早く検知してワクチン・治療薬を迅速に供給するための、生産支援システムの構築である。研究では、ワクチン・治療薬の需要予測を得る「需要予測モジュール」と、与えられた需要予測に対して、速度やコスト面の最適プロセスを得る「プロセス設計モジュール」を構築し、これらを統合した「統合生産システム」につなげていく。初年度である2021年度は、当初計画に従い、遂行項目①「需要予測モジ...
❏iPS細胞の凍結プロセスを革新するマルチスケール設計基盤(20K21102)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (70701340)
【キーワード】ヒトiPS細胞 / 凍結 / 解凍 / 計算化学 / プロセス設計 (他13件)
【概要】本研究の目的は、iPS細胞凍結の課題に対して、分子・細胞・プロセスの各スケールで取り組み、成果を階層的につなげた「マルチスケール設計基盤」を構築することである。2年目の2021年度は、遂行項目①「新規保護剤の探索」、項目②「多細胞凍結モデル構築」、項目③「冷却装置モデル構築」に取り組んだ。「新規保護剤の探索」については、初年度に、量子化学・分子動力学計算による有望化合物の特定に取り組み、論文発表し...
❏就農者の経営安定化に資する農産物サプライチェーンマネジメントの数理的研究(17H02043)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】蓮池 隆 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (50557949)
【キーワード】農産物流通 / サプライチェーンマネジメント / 数理最適化 / 情報共有システム / シミュレーション (他20件)
【概要】就農者の経営安定を主眼に起きながら,小売業の収益安定,消費者の食材購入満足度も満たすことができる農産物サプライチェーンマネジメントを研究対象とした.特に,就農者が直近の集荷場に農産物を納品し,そこから物流の最適化を行ったうえで,消費者の需要に合わせた小売店や飲食店への食材配送を行う『産直流通モデル』を構築し,数理最適化・シミュレーションの側面から提案モデルの評価・分析を行い,農産物の地産地消へ向け...
【情報学】情報学フロンティア:マルチエージェントシミュレーションを含む研究件
❏政治主体の統合と分離をめぐる国際理論:マルチエージェントモデルによる実証的分析(16H03589)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山影 進 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (10115959)
【キーワード】国際関係論 / 国際理論 / 社会科学方法論 / シミュレーション / 紛争研究 (他8件)
【概要】本研究は、国際関係における政治主体の統合と分離のダイナミズムを、マルチエージェントモデルを用い、実証分析を通じ、現代における伝統的・非伝統的な国際紛争の本質を明らかにしようとするものである。現代国際紛争の発生と収束を、無政府(アナーキー)な状況における多主体間相互作用から(1)秩序が流動化し(統合→分離)、(2)さらに再組織化(分離→統合)過程としてとらえる。多主体間相互関係の分析に適したマルチエ...
❏減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立(15K01233)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング (他18件)
【概要】減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
【情報学】情報学フロンティア:ニューラルネットワークシミュレーションを含む研究件
❏大脳皮質の持続的神経活動における異なる種類の抑制性神経細胞の機能分担に関する研究(19700310)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】森田 賢治 独立行政法人理化学研究所, 甘利研究ユニット, 基礎科学特別研究員 (60446531)
【キーワード】大脳皮質 / 短期記憶 / 持続的活動 / 抑制性神経細胞 / 樹状突起 (他16件)
【概要】短期記憶・作業記憶の神経基盤と考えられる大脳皮質の持続的神経活動の神経回路メカニズム、特に抑制性細胞の多様性や樹状突起の空間的非一様性等の効果を数理モデルを用いて研究した。そして、興奮性錐体細胞の樹状突起分枝に投射する抑制性細胞の作用、及びそれに伴う樹状突起分枝上の非線形な入力加算が、記憶対象と関係の無い非特異的な入力を受けた場合に不適切な応答が起こらないことを保証する働きをしている可能性などを示...
❏マイクロリアクタープロセスの知的ネットワークによる運転管理(12450309)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】黒田 千秋 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (80114867)
【キーワード】マイクロリアクター / プロセス / 知的システム / ネットワークシステム / 運転管理 (他10件)
【概要】精密な温度制御や反応時間制御、また廃棄物や毒物の安全管理を目指した自由度の高いマイクロリアクタ-プロセスの制御・運転管理を柔軟かつ的確に行うために、ネットワーク型モデリングシステムを融合させた知的ネットワークシステムを検討し、また、同システムの実用化を検討するためのモデル実験を行い、以下の成果を挙げることができた。 1.反応シミュレーション、流動シミュレーション、装置挙動シミュレーション、プロセス...
❏現象論的ダイナミックスの設計論への導入に関する研究(12355031)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】片岡 邦夫 神戸大学, 工学部, 教授 (20031081)
【キーワード】化学工学設計論 / 非線形ダイナミックス / ニューラルネットワーク / バーチャルリアクター / 混合特性 (他18件)
【概要】非線形ダイナミックスを内包する複雑系化学プロセスを流体の混合場で実現するシステム(化学装置)をオペレーション、コントロールの設計法と実際について各グループA〜Gで手分けして研究を実施した. A:複雑系化学プロセスとして酢酸ビニルの乳化重合を取り上げ,システムとして撹拌混合反応装置を採用して回分操作と連続操作による反応速度(重合率)、ラテックス粒子の粒度分布の時間変動ダイナミックスを観察した。機能制...
【情報学】情報学フロンティア:バーチャル・リアリティ(VR)シミュレーションを含む研究件
❏家での暮らしに関する臨床推論力を高める遠隔VR環境を通じた協調学習プログラム(21K19685)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】吉岡 京子 国立保健医療科学院, その他部局等, 上席主任研究官 (00708951)
【キーワード】家での暮らし / virtual reality / シミュレーション / 臨床的推論 / 教育プログラム
【概要】本研究の目的は、アセスメント対象者の「家での暮らし」に関する看護学生の臨床推論力を高めるため、Virtual reality(以下、VRとする。)環境を用いた協調学習を円滑に行う遠隔シミュレーション教育プログラムを開発することである。初年度は、協調学習の方法論を活用したVR遠隔シミュレーション教育プログラムとシステムを構築することを目的として、研究班会議を合計7回開催した。学生が (1) 家の中...
❏スモールデータ駆動型機械学習による仮想頭蓋底手術シミュレーションシステムの開発(19K09500)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】辛 正廣 帝京大学, 医学部, 教授 (70302726)
【キーワード】頭蓋底手術 / 機械学習 / 仮想現実 / 拡張現実 / シミュレーション
【概要】① 頭蓋底病 に する術前画像の機械学習については、機械学習による病理診断において、国際的にも機械学習による鑑別がトピックとなっている脊索腫と軟骨肉腫の鑑別(CTやMRI上、肉眼的鑑別が困難であるが、前者は再発率の高い悪性腫瘍、後者は良性腫瘍)が行えるかどうかについて 検証を行い、スモールデータを元にした学習でも、90%以上の正確さをもってこれらの鑑別が行えるレベルに達した。良好な成果が達成される...
❏変形と固着滑り分布の物理計算に基づく力触覚的質感提示を有するバーチャルリアリティ(17H01774)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 摩擦モデル / レンダリング / シミュレーション (他17件)
【概要】指で物体を擦る際には固着滑りによる振動が生じ、これが物体の材質感に影響することが知られている。本研究は、物理モデルを構築し、シミュレーションすることでこれを再現することを目的とする。期間内には、現実の触察時と同等の振動波形を生成可能な、指と物体のシミュレーションモデルを構築した。また、4つの素材について計測した振動波形からモデルのパラメータを同定し、これを用いたレンダリングにより質感をある程度再現...
【情報学】情報学フロンティア:インターネットシミュレーションを含む研究件
❏バーチャル知識ネットワークによる事業創出メカニズムの日米欧比較分析(12430024)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】木嶋 恭一 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (10134826)
【キーワード】バーチャル知識ネットワーク / インターネット / 事業創出 / ハイパーゲーム / シミュレーション (他9件)
【概要】本研究は、事業創出のためのバーチャル知識ネットワークによる相互経験の補完と触発のメカニズムの解明とその効率的な活用の方策を明らかにすることを目的とした。ここで、事業創出をめざす知識ネットワークとは、ベンチャー企業家らが参加して相互支援を行う企業家ネットワークだけでなく、学生・市民ネットワーク、大学・研究所・地域ネットワーク、共同受注ネットワークなどを含む重層的で包括的なネットワークを意味する。 初...
❏地理情報システムと樹木成長モデルを用いた森林景観予測システムの開発(07556034)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】熊谷 洋一 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (50012042)
【キーワード】森林 / 地理情報システム / 植物成長モデル / ランドスケープ / 景観シミュレーション (他13件)
【概要】本研究により以下の成果を得た。 1.森林景観シミュレーションシステムの開発 森林に関する既存情報である林相図・林小班図と森林簿を、地理情報システムに入力し、森林空間情報を作成した。このデータを利用して、景観シミュレーションに必要な空間データの入出力・修正管理を行った。 リアルな樹木の3次元形状の生成のために、樹木成長モデリングシステムを応用するために、樹種・樹高に対応して樹木形状を生成し、地理情報...
【情報学】情報学フロンティア:エージェントシミュレーションを含む研究件
❏人工社会アプローチによる賑わい空間マネジメントのシミュレーション科学(18H03825)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】兼田 敏之 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10192543)
【キーワード】歩行者 / エージェント / モデリング / 賑わい / 人工社会 (他22件)
【概要】(1)Covid-19状況におけるパーソナルスペーシング(ディスタンシング)のエージェントシミュレーション分析の成果論文が学術誌に掲載された。近接作用層モデルの妥当性評価枠組みの研究が国際会議で発表された。エージェント技術研究の成果として強化学習による回避行動の自動生成研究が国内学会で発表された。また、コロナ禍における公園でのアクティビティ調査とともにそのデータを用いてのグループスペシングのエージ...
❏参加型人工市場による流動性供給のための市場制度の設計と評価(19300077)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】喜多 一 京都大学, 学術情報メディアセンター, 教授 (20195241)
【キーワード】人工市場 / 制度分析 / シミュレーション / ゲーミング / エージェント (他9件)
【概要】証券市場ではいつでも売買可能であることが望まれ,これは市場の「流動性」と呼ばれている.本課題では市場での流動性供給を取引制度設計の問題と捉え,人工市場を用いた接近を行った.取引を逐次成立させるザラバなどの市場制度を柔軟に導入可能にする人工市場システムを開発し,ゲーミングによりザラバ市場での取引行動の特性を分析と,エージェントシミュレーションによるマーケットメイカー(MM)制度とザラバとの比較を行っ...
❏仮想空間における知的生産システムの構築に関する調査(11895029)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999
【研究代表者】青山 和浩 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (80222488)
【キーワード】エージェント / コラボレィティブ / 協調 / コンカレント / シミュレーション (他8件)
【概要】本研究(企画調査研究)においては,エージェント指向における最新の研究動向について把握するために,まず文献調査を実施した。具体的な調査対象としては,生産システムに関連する文献とエージェント指向を利用した生産システムに関する最新の研究を対象とした。この調査においては,研究代表者らが進めている「造船CIM構築のために必要な製品モデルの明確化」を研究目的としたCIM構築のための基礎的なシステム開発の成果を...
【情報学】情報学フロンティア:テキストマイニングシミュレーションを含む研究件
❏市場不具合の未然防止をねらいとする不具合情報解析と設計段階での品質保証(26350414)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山田 秀 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (60260965)
【キーワード】品質不具合 / シミュレーション計画 / 研究開発プロセス / 品質マネジメントシステム / 環境マネジメントシステム (他18件)
【概要】本研究では,市場における品質不具合発生の未然防止をねらいとして,品質不具合情報を解析し,設計,工程管理段階で活用する方法と,設計段階でコンピュータシミュレーションにより効果的に計画,活用する方法を開発している.品質不具合の未然防止には,デザインレビューの効果的活用が不可欠であり,これを目的にデザインレビューの項目を確認する方法を導いている.加えて,品質確保のためにコンピュータシミュレーションへ実験...
❏投資行動における熟達化の解明とその投資教育支援システムへの応用(19300085)
【研究テーマ】情報図書館学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】植田 一博 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (60262101)
【キーワード】情報経済学 / 行動経済学 / 実験経済学 / 神経経済学 / リスク選好 (他15件)
【概要】投資家の投資行動における特徴を分析するために模擬市場実験を実施した結果,個人のリスク選好が投資手法の選択に,熟達度が損失先送りに影響していることがわかった。これに対して,個人のリスク選好は,呼吸,脈拍,皮膚伝導反応のいかなる生理指標にも影響を与えていないという結果が得られた。また,日米の株価の実データ分析と人工市場モデルを用いたシミュレーションとから,投資家のトレンド追随行為という一種の行動バイア...
【情報学】情報学フロンティア:メタ・データシミュレーションを含む研究件
❏本格的材料デ-タシステムの構築に関する総合的研究(63300004)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1988 - 1990
【研究代表者】岩田 修一 東京大学, 工学部, 助教授 (50124665)
【キーワード】知的集約機能 / 材料デ-タシステム / メタデ-タ / 予測モデル / 探索 (他20件)
【概要】本格的材料デ-タシステムの基本仕様についての検討を行い、設計開発にあたってのトレ-ドオフを抽出した。要請としては、デ-タの鮮度、デ-タおよび知識の意味の管理、評価値の完全性がある。材料の複雑性から入手可能なデ-タが断片的なものとなることが多いため、実用的システムの仕様としては自己組織化等の知的集約機能が必要である。このための漸近的な方策としてデ-タモデルの表現方法の検討、メタデ-タの確定、各種予測...
❏高効率データベースシステム開発のためのテストベッドシステムの試作(60850066)
【研究テーマ】情報工学
【研究種目】試験研究
【研究期間】1985 - 1987
【研究代表者】上林 弥彦 九州大学, 工学部, 教授 (00026311)
【キーワード】並行処理制御方式 / 質問処理 / 後退復帰 / シミュレーション / テストベッド (他12件)
【概要】データベースシステムの高効率化は, 非常に重要な課題である. そのために通常行われている研究は, 並行処理や質問処理等の改良であるが, 本研究で開発したテストベッドシステムはこれらの間の相互干渉を評価し, 総合的な高効率化を目指すものである. 本システムは32ビットのワークステーションU-station上で実現されており, C言語で書かれたソースプログラムは約3000行になった. このシステムを用...
【情報学】情報学フロンティア:ネットワーク分析シミュレーションを含む研究件
❏情報技術および非構造化データを通じた資産価格評価のための分析基盤の構築と実証(20K01751)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高橋 大志 慶應義塾大学, 経営管理研究科(日吉), 教授 (60420478)
【キーワード】コーポレートガバナンス / ネットワーク分析 / 資産価格評価 / データサイエンス / イノベーション (他9件)
【概要】本研究では,近年飛躍的な進展を遂げている情報技術を通じ資産価格評価のための分析基盤・分析の枠組みを確立し,その利点・課題を明らかにすることを試みる. 本年度においては,企業のコーポレートガバナンスに関する分析のため,国内上場企業を中心に企業属性データベースの拡張を行った.企業属性としては,企業の財務指標に加え,企業の役員構成に関するデータ,知的財産に関するデータ,企業の買収案件に関するデータおよび...
❏”デマの壁”を再現する情報拡散モデルの提案(26540164)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】篠田 孝祐 電気通信大学, その他の研究科, 助教 (90533191)
【キーワード】情報拡散 / ソーシャルネットワーク / ソーシャルメディア / ネットワーク分析 / シミュレーション
【概要】研究課題では,情報拡散現象における不拡散状況の観測ならびに現象の解明を目的とした.それに対して,シミュレーションと実データの両面から,情報拡散現象における,マクロ的・ミクロ的な特徴を検討することで「デマの壁」の存在に関して検証する研究である. 本提案課題では,まずは,シミュレーションを利用したモデルの検討を行った.具体的には,ノードの行動モデルからと,ネットワーク構造の視点からのモデル化を行い,そ...
❏システムデザインのためのリスク発見テクノロジー(19201031)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】古田 一雄 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (50199436)
【キーワード】安全情報 / 環境整備 / リスク評価 / リスク発見 / 大規模複雑システム (他11件)
【概要】大規模複雑システムに潜むリスク要因を発見するための方法論を確立し、社会に受容される安全なシステムを創成するために必要な共通基盤技術を創出することを目的に、「モデルからのリスク発見」、「生命規範からのリスク発見」、「経験からのリスク発見」、「シナリオ共創によるリスク発見」の4つのアプローチについて、リスク発見の要素技術となる手法を提案・確立して基本的なリスク発見ツールを開発した。 ...
【情報学】情報学フロンティア:実験経済学シミュレーションを含む研究件
❏新技術の生産・流通と特許制度-ゲーム理論による分析(20310086)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】武藤 滋夫 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (50126330)
【キーワード】特許 / ライセンス / 交渉 / ゲーム理論 / 実験経済学 (他11件)
【概要】新技術のライセンスにおいて,特許権所有者と需要者の間で交渉が行われる状況の理論モデルを構築し,それを基に,ゲーム理論の解の一つである「間接安定集合」を用いて,「特許の藪」及び「アンチコモンズの悲劇」を回避しうるような新技術の生産およびライセンスによる流通の可能性を研究した。さらに,その結果の有効性を,被験者を用いた実験および計算機実験により検証した。 ...
❏投資行動における熟達化の解明とその投資教育支援システムへの応用(19300085)
【研究テーマ】情報図書館学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】植田 一博 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (60262101)
【キーワード】情報経済学 / 行動経済学 / 実験経済学 / 神経経済学 / リスク選好 (他15件)
【概要】投資家の投資行動における特徴を分析するために模擬市場実験を実施した結果,個人のリスク選好が投資手法の選択に,熟達度が損失先送りに影響していることがわかった。これに対して,個人のリスク選好は,呼吸,脈拍,皮膚伝導反応のいかなる生理指標にも影響を与えていないという結果が得られた。また,日米の株価の実データ分析と人工市場モデルを用いたシミュレーションとから,投資家のトレンド追随行為という一種の行動バイア...
【情報学】情報学フロンティア:同期シミュレーションを含む研究件
❏オンデマンド膵臓刺激による2型糖尿病のデジタルコントロールの数理(19K12198)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】安東 弘泰 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (20553770)
【キーワード】数理モデル / 膵ベータ細胞 / シミュレーション / カオス制御 / 膵β細胞 (他9件)
【概要】本研究では, 2型糖尿病患者の膵臓内の膵β細胞を物理的に刺激することにより、そのインスリン分泌機能を調整するための数理的アプローチを検討する。特に、機能不全となった細胞の数理モデル化や膵臓刺激設計法の開発を目的とする。本年度は、膵β細胞単一細胞の数理モデル解析を非線形ダイナミクス制御の観点から進めた。具体的には、膵β細胞の数理モデルとしてChayモデルとRizモデルに対してフィードバック制御システ...
❏数理的アプローチによる劇場コミュニケーションの統合的理解(18KT0076)
【研究テーマ】オラリティと社会
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-07-18 - 2021-03-31
【研究代表者】野村 亮太 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (70546415)
【キーワード】感情 / 同期 / 瞬目 / 非線形時系列解析 / リカレンスプロット (他20件)
【概要】本研究の目的は、劇場で行われるコミュニケーションを数理的な観点から統合的に理解することである。そのために、劇場をヒトの集合行動の場として捉え、コミュニケーションが時間発展する際のメカニズムについて検討を行った。そのためにまず、観客の瞬目開始時刻点過程の時系列データから、表現の訴求力を再構成する数理的な手法を開発した。また、異なるバックグラウンドを有する観客に高い時間的精度で感情反応を引き起こすとい...
❏培養神経回路と人工神経回路の身体化によるホメオダイナミクスの研究(24300080)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】池上 高志 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (10211715)
【キーワード】自律ロボット / 培養神経回路 / 学習 / 可塑性 / スパイクニューロン (他16件)
【概要】ロボットと神経回路の間のフィードバックループ系を設計する。培養された神経回路、あるいは、人工神経回路を使ってロボットの運動行為を制御し、ロボットがセンサーを通じて得た環境からの情報を神経回路にフィードバックする。この刺激と行動のくりかえしの閉回路の動作を調べて、1)神経回路の成長を情報のネットワークの変遷で特徴つけ、2)閉鎖回路をつくることで、ネットワークはある構造をつくることと、3)そのパターン...
【情報学】情報学フロンティア:ビッグ・データシミュレーションを含む研究件
❏小区分25030:防災工学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】避難行動
【研究期間】物的被害
【研究代表者】グラフニューラルネットワーク
【キーワード】データ同化
【概要】(1)強震観測記録の地震動強さ指標,震源情報,サイト情報をデータベース化した「強震動データベース」の回帰分析による地震動予測式(GMM)構築のため,次のような検討を行った.まず,強震動データベースによる観測値と既往のGMMの予測値の差を取った「残差データ」を作成し,地震規模や震源距離などとの関係を検討することにより,地震動予測結果のばらつきを低減するための補正項を導出した.また,強震動データベース...
❏職場における行動と感情のデータ解析を通じたクリエイティビティを促進する組織の研究(19K01910)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】稲水 伸行 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 准教授 (50572830)
【キーワード】組織行動論 / クリエイティビティ / シミュレーション / ビッグデータ / 経営学
【概要】本研究は、センシング技術を用いた行動のデータ、高頻度の質問紙調査を用いた感情のデータ、一般的な質問紙調査による組織風土のデータを多角的に用い、職場におけるクリエイティビティ発揮の要因を探索的に明らかにした。主に、クリエイティビティにとってオフィスワークを通じた対人ネットワークの充実が重要である反面、テレワークによる自律性の感覚も重要であり、ハイブリッドワークにはジレンマがあることが明らかとなった。...
❏「観測ビッグデータ同化」による大地震時のリアルタイム避難者分布推定技術の開発(19K04946)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】沖 拓弥 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40712766)
【キーワード】避難行動 / 物的被害 / グラフニューラルネットワーク / データ同化 / シミュレーション (他12件)
【概要】2020年度には,Gretel [Cordonnier et al. 2019]と呼ばれるグラフニューラルネットワーク(GNN)モデルと,データ同化手法の一つであるパーティクルフィルタを統合した,データ駆動型の新たな避難者分布予測モデルを提案した。 2021年度は,上述の避難者分布予測モデルを改良するとともに,擬似的な観測避難者分布の生成に用いていているエージェントベースシミュレーションの結果と比...
【情報学】情報学フロンティア:アルゴリズムシミュレーションを含む研究件
❏医薬品製造を対象とする革新的プロセス設計手法の開発とツール実装(17H04964)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】医薬品製造 / プロセス設計 / スーパーストラクチャー / 数理モデル / シミュレーション (他27件)
【概要】本研究では、医薬品製造プロセスの設計手法開発と、支援ツール実装に取り組んだ。バイオ医薬品注射剤の無菌充填プロセス(調製・ろ過滅菌・充填等)について、シングルユースとマルチユースの選択支援手法を構築し、ソフトウェアのプロトタイプ版をオンラインで公開した。固形製剤の製造プロセス(混合・造粒・乾燥・打錠等)について、連続生産も考慮したスーパーストラクチャを構築し、それに基づく設計手法と、ソフトウェアを開...
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
❏プログラム・スライシングに基づくハードウェア設計記述支援環境(09780294)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】岩井原 瑞穂 九州大学, 大学院システム情報科学研究科, 助教授 (40253538)
【キーワード】ハードウェア記述言語 / ハードウェア設計 / VHDL / 設計検証 / プログラムスライシング (他11件)
【概要】ハードウェア記述言語とは,ディジタルシステム設計における仕様記述,設計倹証のためのシミュレーション,論理回路合成など,種々の目的に用いられている,いわばハードウェアの高級言語である.現在の複雑化したマイクロプロセッサ開発においては,ハードウェア記述言語は必要不可欠なものとなってきでいる.今後ハードウェア記述言語のソース形式による設計資産の蓄積が増大するため,これらの設計検証・保守・再利用は重要な問...
【情報学】情報学フロンティア:スーパーコンピュータシミュレーションを含む研究件
❏超大規模シミュレーションで再現する大地震の動的破壊過程(19K04031)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / H行列 / 地震サイクル (他21件)
【概要】境界積分方程式法を用いた完全動的破壊シミュレーションおよび準動的地震サイクルシミュレーションに対して,高性能並列計算機(HPC)環境へのアルゴリズム最適化を行い,超大規模計算でしか実行できない現実的な地震現象のモデル化を行っている.これまで,高速 領域分割法(FDPM)に基づく動的破壊伝播シミュレーションを用いて,2016年カイコウラ(ニュージーランド)地震,2011年福島県浜通りの地震,2011...
❏スパコンを利用したビッグデータ解析に基づくヘルペスウイルス翻訳後修飾の包括的解析(19K22524)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】川口 寧 東京大学, 医科学研究所, 教授 (60292984)
【キーワード】HSV / 蛋白質翻訳後修飾 / MDシミュレーション / スパコン / シミュレーション (他6件)
【概要】単純ヘルペスウイルス(HSV)がコードする蛋白質の翻訳後修飾の網羅的同定、および分子動学的(MD)シミュレーションによって機能制御を担うHSV蛋白質の翻訳後修飾を同定した。本翻訳後修飾はHSV蛋白質の機能ドメインの運動性を低下させることによってHSV蛋白質の効率的な機能発現を担っていることが示唆された。 ...
❏腫瘍内不均一性解明のための超並列がん進化シミュレーションデータ解析手法の開発(17K12773)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】新井田 厚司 東京大学, 医科学研究所, 助教 (00772493)
【キーワード】シミュレーション / がん / 進化 / スーパーコンピュータ / 可視化 (他6件)
【概要】がん細胞は正常細胞が変異獲得、自然選択を繰り返す進化過程によって生み出されていると考えられます。その進化過程を理解するために我々はこれまでにシミュレーションを用いたがんの進化ダイナミクスの研究を行ってきました。本研究では進化ダイナミクスがどのようにパラメータに依存するかを調べる感受性解析手法MASSIVEを開発しました。MASSIVEは膨大なシミュレーションをスーパーコンピュータ上で試行しその結果...
【情報学】情報学フロンティア:計算モデルシミュレーションを含む研究件
❏個の多様性は社会構造にどう影響するのか?適応的ネットワークによる構成的アプローチ(19H04220)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐山 弘樹 早稲田大学, 商学学術院, 教授(任期付) (30345425)
【キーワード】多様性 / 社会構造 / 適応的ネットワーク / 数理モデル / 複雑系 (他11件)
【概要】2021年度は,新型コロナによる継続的な困難のため,研究の進行に影響が生じた.具体的には,研究代表者が夏季期間に来日し所属研究機関(早稲田大学)にて研究補助を雇用し研究を推進するという当初予定が実現できなかった.そこで,偏微分方程式によるモデルの定式化と解析,および収集された実社会データのさらに詳細な解析を,海外の外部研究協力者(米国ビンガムトン大学 Mohammad Khasawneh 教授)に...
❏微細脳神経・血管の四次元計算機モデルに関する研究(25280104)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (30194640)
【キーワード】脳神経デジタルモデル / 四次元可視化 / シミュレーション / NeuroML / 脳神経回路 (他19件)
【概要】近年注目を集めている「デジタルツイン」といわれる現実世界にあるものをデジタルで正確に再現し、正確なシミュレーションや状態把握を可能にする技術の脳神経科学への適応に関する基盤研究を行った。今までのインシリコメディスンとの違いは、特に個別症例に対応した生体のデジタルモデルの構築とその四次元可視化を目指した点にある。デジタルモデル化したものは大脳、脳幹、脳神経、脳血管、脳神経束であり、これらからなる融合...
❏マイクロ-マクロ関連に基づく社会特性の創発に関する研究(15330133)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】高木 英至 埼玉大学, 教養学部, 教授 (20163165)
【キーワード】社会構造 / 創発性 / 計算機シミュレーション / ゲーミング / シミュレーション (他18件)
【概要】本研究課題の成果は大別して次の4つのカテゴリーに分けることが出来る。 第1は、本研究課題で用いた手法、特に計算機シミュレーションの社会科学における位置づけに関する、方法論的ないし哲学的な位置づけである。従来の例を整理しながら、計算機シミュレーションは数理モデルほど厳密ではないものの、柔軟で適用範囲の多い方法であること、特に進化型のシミュレーションに可能性が大きいことを見出した。 第2は単純推論型の...
【情報学】情報学フロンティア:情報システムシミュレーションを含む研究件
❏市場不具合の未然防止をねらいとする不具合情報解析と設計段階での品質保証(26350414)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山田 秀 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (60260965)
【キーワード】品質不具合 / シミュレーション計画 / 研究開発プロセス / 品質マネジメントシステム / 環境マネジメントシステム (他18件)
【概要】本研究では,市場における品質不具合発生の未然防止をねらいとして,品質不具合情報を解析し,設計,工程管理段階で活用する方法と,設計段階でコンピュータシミュレーションにより効果的に計画,活用する方法を開発している.品質不具合の未然防止には,デザインレビューの効果的活用が不可欠であり,これを目的にデザインレビューの項目を確認する方法を導いている.加えて,品質確保のためにコンピュータシミュレーションへ実験...
❏情報システム統合における知的管理に関する研究(07650458)
【研究テーマ】システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】長谷川 利治 京都大学, 工学研究科, 教授 (40025911)
【キーワード】情報流網 / 情報システム / ネットワーク管理 / 性能評価 / シミュレーション (他12件)
【概要】情報流網を構成する各種要素の変動によって生じる性能評価尺度の変化及び最適構成に対する理論的研究,情報システムの統合的管理を行うための手法に関わる研究を行った.また,実際的手法の開発も重要であることから,ハイブリッド型性能評価支援システムAsQを基盤に情報システム統合のための知的管理システムのプロトタイプの開発を行った. ・待ち行列網理論による各種モデルの評価手法を統合化する近似的な数学モデルを提案...
【情報学】情報学フロンティア:機械学習シミュレーションを含む研究件
❏小区分07060:金融およびファイナンス関連(0)
【研究テーマ】2020
【研究種目】コーポレートガバナンス
【研究期間】ネットワーク分析
【研究代表者】資産価格評価
【キーワード】データサイエンス
【概要】
❏観測データと理論データの融合に基づくデータ駆動型強震動予測モデルの開発(20H00292)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤原 広行 国立研究開発法人防災科学技術研究所, マルチハザードリスク評価研究部門, 総括主任研究員 (80414407)
【キーワード】強震動 / 地震ハザード / 機械学習 / 地震動予測式 / 観測記録 (他7件)
【概要】(1)強震観測記録の地震動強さ指標,震源情報,サイト情報をデータベース化した「強震動データベース」の回帰分析による地震動予測式(GMM)構築のため,次のような検討を行った.まず,強震動データベースによる観測値と既往のGMMの予測値の差を取った「残差データ」を作成し,地震規模や震源距離などとの関係を検討することにより,地震動予測結果のばらつきを低減するための補正項を導出した.また,強震動データベース...
❏情報技術および非構造化データを通じた資産価格評価のための分析基盤の構築と実証(20K01751)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高橋 大志 慶應義塾大学, 経営管理研究科(日吉), 教授 (60420478)
【キーワード】コーポレートガバナンス / ネットワーク分析 / 資産価格評価 / データサイエンス / イノベーション (他9件)
【概要】本研究では,近年飛躍的な進展を遂げている情報技術を通じ資産価格評価のための分析基盤・分析の枠組みを確立し,その利点・課題を明らかにすることを試みる. 本年度においては,企業のコーポレートガバナンスに関する分析のため,国内上場企業を中心に企業属性データベースの拡張を行った.企業属性としては,企業の財務指標に加え,企業の役員構成に関するデータ,知的財産に関するデータ,企業の買収案件に関するデータおよび...
【情報学】情報学フロンティア:深層学習シミュレーションを含む研究件
❏小区分32010:基礎物理化学関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】分子動力学
【研究期間】機械学習
【研究代表者】シミュレーション
【キーワード】分子動力学シミュレーション
【概要】本研究ではがんの多様な進化様式を統一的に記述するシミュレーションモデルを構築、スーパーコンピューターを活用した超並列シミュレーション及びパラメータ感度分析を通じてがんの腫瘍内不均一性(ITH)生成機構の探索を行なった。その結果、いくつかの興味深い知見が引き出せた。例えば高い変異率は中立進化によって広範なITHを形成するが、がん幹細胞階層は見かけの変異率を高めることも同様に中立なITHの形成に寄与す...
❏自動走行車両への介入挙動制御による交通流の最適化(19H02268)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】塩見 康博 立命館大学, 理工学部, 准教授 (40422993)
【キーワード】自動運転 / ミクロ交通流シミュレーション / 深層学習 / 強化学習 / 車線変更 (他16件)
【概要】本研究は,将来的なコネクティッド車両や自動走行車両(CA車両)の普及を想定し,交通管制側からCA車両の挙動を介入的に制御することで,渋滞発生の緩和,ショックウェーブの解消,それに伴う事故防止のための交通流マネジメント手法に関わる諸要素の理論構築を行う.とりわけ,従来の研究では考慮されていなかった車線変更を含むCA車両と一般車両の相互作用や,現実的なリアルタイムデータ取得環境を考慮した上で,ロバスト...
❏タンパク質界面の複雑ダイナミクスの解析:機械学習とMD計算に基づく新手法の開拓(18K05025)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山下 雄史 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50615622)
【キーワード】分子動力学 / 機械学習 / シミュレーション / 分子動力学シミュレーション / 古典力学 (他11件)
【概要】機械学習技術の発展により、人工知能は画像認識やチェスや囲碁などの分野において人間の知能を凌駕するようになってきた。近年、AlphaFoldのような先進的なタンパク質構造予測技術においても、機械学習が中心的な役割を担っている。本研究では、こうした機械学習技術を分子科学に導入することによって、タンパク質間に見られる重要なダイナミクス現象を解き明かしていくことを目指している。 これまでの研究で、基本的な...
【情報学】情報学フロンティア:人工知能(AI)シミュレーションを含む研究件
❏情報技術および非構造化データを通じた資産価格評価のための分析基盤の構築と実証(20K01751)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高橋 大志 慶應義塾大学, 経営管理研究科(日吉), 教授 (60420478)
【キーワード】コーポレートガバナンス / ネットワーク分析 / 資産価格評価 / データサイエンス / イノベーション (他9件)
【概要】本研究では,近年飛躍的な進展を遂げている情報技術を通じ資産価格評価のための分析基盤・分析の枠組みを確立し,その利点・課題を明らかにすることを試みる. 本年度においては,企業のコーポレートガバナンスに関する分析のため,国内上場企業を中心に企業属性データベースの拡張を行った.企業属性としては,企業の財務指標に加え,企業の役員構成に関するデータ,知的財産に関するデータ,企業の買収案件に関するデータおよび...
❏人工社会組織研究とゲーミングシミュレーション研究の融合による研究展開(14608015)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002
【研究代表者】新井 潔 千葉工業大学, 社会システム科学部, 教授 (20167977)
【キーワード】ゲーミング / エージェントベース / シミュレーション / 人工社会 / 組織研究 (他8件)
【概要】人工組織社会研究の有力な手法としてエージェントベース・シミュレーションがある。海外においては、米国ではサンタフェ研究所でのSwarmというシミュレーションツールの開発と応用、ブライアン・アーサーによる人工市場研究、ミシガン大学のアクセルロッド、コーエン等によるCAR(Cohen, Axelrod, Riolo)プロジェクトによる社会と組織の分析、カーネギーメロン大学のCAS0S(Computati...
【情報学】情報学フロンティア:ネットワークシミュレーションを含む研究件
❏エリア防災における外国人の避難行動分析からみた都市のマルチリンガル化(20K04877)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】丹羽 由佳理 東京都市大学, 環境学部, 准教授 (80586751)
【キーワード】災害 / 地下街 / 外国人 / 避難 / シミュレーション (他13件)
【概要】(1)エリア防災:都心部におけるエリアマネジメント活動とオープンスペース利活用 エリア防災とは,人口・機能が高度に集積した地区において民間企業・自治体が連携をして防災力を高めるものである.本研究は,都心部で展開されているエリアマネジメント活動とエリア防災の関連に着目し,各都市で展開されている防災対策を調査した.COVID-19感染拡大の影響により多くの都市で防災訓練が中止されている一方,屋外空間へ...
❏オンデマンド膵臓刺激による2型糖尿病のデジタルコントロールの数理(19K12198)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】安東 弘泰 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (20553770)
【キーワード】数理モデル / 膵ベータ細胞 / シミュレーション / カオス制御 / 膵β細胞 (他9件)
【概要】本研究では, 2型糖尿病患者の膵臓内の膵β細胞を物理的に刺激することにより、そのインスリン分泌機能を調整するための数理的アプローチを検討する。特に、機能不全となった細胞の数理モデル化や膵臓刺激設計法の開発を目的とする。本年度は、膵β細胞単一細胞の数理モデル解析を非線形ダイナミクス制御の観点から進めた。具体的には、膵β細胞の数理モデルとしてChayモデルとRizモデルに対してフィードバック制御システ...
❏企業ネットワーク全体の構造に基づいた災害・政策のリスク評価(15K01217)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, シミュレーション学研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】企業 / ネットワーク / 災害 / 政策 / リスク (他15件)
【概要】本研究はサプライチェーンデータを用いて,個々の経済主体へのショックが全体にどう波及すうるか,コントローラビリティ論を用いたリスクの分析,の2つを主に行った.個々の経済主体へのショックについて重要な発見は,個別企業のショックでありながら,その波及の規模はべき分布になるということであった.コントローラビリティ論についての重要な発見は,産業ごとに他の産業を介して影響を及ぼすことができるかどうかの企業の割...
【情報学】情報学フロンティア:画像処理シミュレーションを含む研究件
❏視覚代用臓器「ハイブリッド型人工網膜」に関する研究(12358016)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】三宅 養三 (2001-2003) 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (30166136)
【キーワード】シミュレーション / 人工網膜 / 画像処理 / 電気刺激 / 刺激用電極 (他30件)
【概要】(1)人工眼シミュレーション: 人工眼を装着した患者が日常生活上で最低限要となる視機能の実現を目指すために必要な人工眼のスペックを定量的に評価するため人工眼の使用状態を体験できる人工眼体感システムを制作した。その結果、人工眼の輝度調節は4〜8段階が適切であることが判明した。 (2)画像信号処理: 人工眼では入力画像情報に基ずいて電気パルス信号を生成し、網膜を電気刺激する必要がある。その際には生成し...
❏視覚系におけるマルチ・チャンネルのそれぞれの機能と弱視者の機能低下の関連に関する研究(02301015)
【研究テーマ】心理学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1990 - 1991
【研究代表者】吉田 俊郎 常磐大学, 人間科学部, 教授 (00051079)
【キーワード】弱視 / コントラスト感度 / 白黒反転 / 視野障害 / 読書 (他14件)
【概要】(1)弱視者用コントラスト感度(CSF)測定装置の開発:昭和63年度に開発した晴眼者用のCSF測定装置を弱視者用に改善した。この装置で実際に弱視者のCSFを測定をし、教育・リハビリテ-ションでの応用の可能性を検討した。成果は、第17回感覚代行シンポジウムで発表した。(2)透光体に混濁のある弱視者の視覚特性:晴眼者を被験者にして混濁をシミュレ-ションし、混濁の程度を組織的に変化された場合のポラリティ...
【情報学】情報学フロンティア:高性能計算シミュレーションを含む研究件
❏超大規模シミュレーションで再現する大地震の動的破壊過程(19K04031)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / H行列 / 地震サイクル (他21件)
【概要】境界積分方程式法を用いた完全動的破壊シミュレーションおよび準動的地震サイクルシミュレーションに対して,高性能並列計算機(HPC)環境へのアルゴリズム最適化を行い,超大規模計算でしか実行できない現実的な地震現象のモデル化を行っている.これまで,高速 領域分割法(FDPM)に基づく動的破壊伝播シミュレーションを用いて,2016年カイコウラ(ニュージーランド)地震,2011年福島県浜通りの地震,2011...
❏理・工・医学の連携による津波の広域被害把握技術の深化と災害医療支援システムの革新(17H06108)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】越村 俊一 東北大学, 災害科学国際研究所, 教授 (50360847)
【キーワード】津波災害 / 広域被害把握 / 災害医療 / マルチエージェントシミュレーション / リモートセンシング (他8件)
【概要】リアルタイムシミュレーションとセンシングの融合による「広域被害把握技術」を深化させ、津波被災地における災害医療システムの構築を通じて医療救護班の適時・適材・適所の配備に貢献することを目標として、理・工・医学の連携研究を推進した。津波の人的被害・物的被害の量的推定を可能にし、推定被害量から被災地の医療需要の質と量を即時的に推定するとともに、シミュレーションによる災害医療活動の予測・更新の方法論を確立...
【複合領域】社会・安全システム科学:金融工学シミュレーションを含む研究件
❏次世代資産運用のためのスマートベータ開発とその利用方法に関する研究(16K16359)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山本 零 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (40756376)
【キーワード】金融工学 / 資産運用 / ファイナンス / スマートベータ / 市場局面 (他16件)
【概要】本研究ではTOPIXのような通常の市場指数よりも効率性の高いスマートベータ指数を開発し、その利用方法を提案することで年金等の資産運用の効率性を向上させることを目的としている。そのため大きく2つのテーマについて研究を行った。1つ目は新たなスマートベータ指数としてペアトレード戦略という株式戦略に着目し、最適なペアトレード戦略を構築するための研究を行った。2つ目はスマートベータ指数の効率的な利用方法とし...
❏金融工学におけるシミュレーション技法の開発とその適用(15710117)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】今井 潤一 東北大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (10293078)
【キーワード】準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 数理工学 / 金融工学 / シミュレーション (他8件)
【概要】本年度の研究計画の中であげた研究論文"A General Dimension Reduction Technique for Derivative Pricing"は,査読の結果を受けて改訂中である.改訂にあたっては,LT法のアルゴリズムの効率化に伴い,最初に採用していたアルゴリズムと比較して計算時間が半分以下となり,その効果を考慮すると劇的な改善となった.論文改訂にあたっては,こ...
【複合領域】社会・安全システム科学:特許権シミュレーションを含む研究件
❏新技術の生産・流通と特許制度-ゲーム理論による分析(20310086)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】武藤 滋夫 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (50126330)
【キーワード】特許 / ライセンス / 交渉 / ゲーム理論 / 実験経済学 (他11件)
【概要】新技術のライセンスにおいて,特許権所有者と需要者の間で交渉が行われる状況の理論モデルを構築し,それを基に,ゲーム理論の解の一つである「間接安定集合」を用いて,「特許の藪」及び「アンチコモンズの悲劇」を回避しうるような新技術の生産およびライセンスによる流通の可能性を研究した。さらに,その結果の有効性を,被験者を用いた実験および計算機実験により検証した。 ...
❏企業間関係の進化シミュレーションによるライセンス・ビジネスの研究(17530278)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30171507)
【キーワード】ライセンス・ビジネス / 青色LED 訴訟 / 職務発明 / アライアンス / シミュレーション (他21件)
【概要】ライセンス・ビジネスにかかわる実際の企業行動とシミュレーションによる研究から、知的財産権の経済的価値に関する次の五つの経営学的視点を得た : (1)ライセンス・ビジネスの実態を踏まえた特許権の金銭的価値、(2)発明者である研究者・技術者自らがリスクを負担して起業した場合の創業者利益、(3)経営戦略論のリソース・ベース理論に代表される視点、(4)モチベーション理論から見た金銭的報酬の効果、(5)ライ...
【複合領域】社会・安全システム科学:ファイナンスシミュレーションを含む研究件
❏再生可能エネルギー電力P2P取引支援のためのリスクマネジメントシステム構築(20H00285)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】山田 雄二 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 教授 (50344859)
【キーワード】ファイナンス / エネルギー / 電力市場 / デリバティブ / シミュレーション (他7件)
【概要】当該研究テーマの土台を構築することを念頭に,取得可能なデータをもとに基礎分析を実施し以下の成果を得た. ①アグリゲータや発電事業者が目的に応じて利用できるように,標準型およびカスタムメイド型の天候デリバティブを提案した.具体的には,電力消費・価格,太陽光発電および気象データを用いて,ヘッジ効果と汎用性を達成する天候デリバティブとフォワードを構築し,ヘッジ効果を検証した. ②GAMLSSによるスポッ...
❏次世代資産運用のためのスマートベータ開発とその利用方法に関する研究(16K16359)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山本 零 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (40756376)
【キーワード】金融工学 / 資産運用 / ファイナンス / スマートベータ / 市場局面 (他16件)
【概要】本研究ではTOPIXのような通常の市場指数よりも効率性の高いスマートベータ指数を開発し、その利用方法を提案することで年金等の資産運用の効率性を向上させることを目的としている。そのため大きく2つのテーマについて研究を行った。1つ目は新たなスマートベータ指数としてペアトレード戦略という株式戦略に着目し、最適なペアトレード戦略を構築するための研究を行った。2つ目はスマートベータ指数の効率的な利用方法とし...
❏定量的金融リスク管理のための数値計算技術の開発と適用(24510200)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】今井 潤一 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10293078)
【キーワード】ファイナンス / シミュレーション
【概要】本研究は,金融機関や一般企業にとって不可欠な,金融リスクのより良いマネジメントを行うために必要な数値計算技術の開発を行うことが主たる目的であった.これまでの金融実務では,金融リスクの定量的分析を行うときには,リスク資産価格のリターンの正規性を想定していることが多かったが,本研究では実証分析の結果明らかとなった非正規性が金融リスク管理にどのような影響を与えるかに関する分析を行った.また,その非正規性...
【複合領域】社会・安全システム科学:群衆流動シミュレーションを含む研究件
❏混雑時における歩行者行動モデルと歩行シミュレーションの研究(15310116)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】高橋 幸雄 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (70016153)
【キーワード】歩行者行動モデル / 群衆流動 / 混雑現象 / 高密度 / シミュレーション (他8件)
【概要】本研究は,高密度で混雑した状況における歩行者の行動をモデル化し,それをシミュレーションで再現できるようにすることを主たる目的とする。 大佛とそのグループは,心理的ストレス(他者ストレスと目的地ストレス)をベースとする歩行モデルを構築し,個人をベースにしたモデル化によっても群衆流動の特徴である歩行集団の形成が表現できることを確認した。さらに,都市内における歩行者のグロス密度を求める研究,および歩行者...
❏「設計と連動する歩行者行動シミュレーションシステムに関する研究」のための企画調査(15636014)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003
【研究代表者】渡辺 仁史 早稲田大学, 理工学部, 教授 (40063804)
【キーワード】行動特性 / 行動モデル / 群衆流動 / マルチエージェント / シミュレーション (他7件)
【概要】現在の歩行者行動シミュレーションには、人間行動の再現性の欠如、設計作業との分離、設計ごとの実施という欠点がある。そこで本研究では、行動モデルや行動シミュレーションに関連する既往研究の収集・整理などを通して、「設計と連動する歩行者シミュレーションシステム」を実現するための問題点を明らかにした。 以下の3点が、その具体的内容である。 1)まず、行動モデルや行動シミュレーションに関連するキーワードの選定...
【複合領域】社会・安全システム科学:レクテナシミュレーションを含む研究件
❏SPSオペレーションのシミュレーション研究(11680506)
【研究テーマ】エネルギー学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】松岡 秀雄 帝京平成大学, 情報学研究科, 教授 (10013666)
【キーワード】宇宙太陽発電 / 太陽発電衛星 / レクテナ / 電力事業 / 宇宙輸送コスト (他8件)
【概要】「SPS2000」と呼ばれる太陽発電衛星(SPS)のパイロット・プラントに係る国際実証実験プロジェクトでは、赤道上の低軌道(高度1,100Km)を周回する人工衛星から宇宙空間に展開した太陽電池により発電される電力(出力:10Mw)をマイクロ波ビームにより赤道上の発展途上国(レクテナ国)に間欠的に送電し、このマイクロ波ビームを地上で受電して電力に変換するレクテナ(受電アンテナ)により、レクテナ近傍の...
❏宇宙太陽発電方式の運営に関するシミュレーション研究(09558045)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】松岡 秀雄 帝京平成大学, 情報学部, 教授 (10013666)
【キーワード】宇宙太陽発電 / 太陽発電衛星 / レクテナ / 電力産業 / 宇宙輸送コスト (他9件)
【概要】「SRS2000」と呼ばれる太陽発電衛星(SRS)のパイロットプラントにおいて、赤道上の低軌道を周回する人工衛星から太陽電池で発電される電力をマイクロ波ビームより赤道上の発展途上国(レクテナ国)へ送電し、これを受電して再び電力に変換するレクテナ(受電アンテナ)によりレクテナ近傍の周辺地域住民へ電力エネルギーを供給するという国際プロジェクトに関し、SRS自体と赤道諸国によるレクテナの運営計画とには相...
【複合領域】社会・安全システム科学:ロジスティクスシミュレーションを含む研究件
❏サプライチェーン効率化を目的とした多段階・多目的最適化モデルの開発と解法の研究(22K13502)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】佐藤 哲也 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (00772956)
【キーワード】ロジスティクス / サプライチェーン・マネジメント / 多段階最適化 / 確率モデル / シミュレーション
【概要】
❏再配達・梱包数削減を目的とした物流拠点における出荷行程最適化の研究(16K17199)
【研究テーマ】商学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 哲也 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (00772956)
【キーワード】ロジスティクス / サプライチェーン・マネジメント / 生産管理学 / 多段階最適化 / モデル構築 (他13件)
【概要】近年の物流業界では、取り扱い荷物数の増加とトラックドライバーの不足により、需要を満たすことが困難になりつつある。本研究では、製品の生産から出荷、配送に至る工程について効率化・全体最適化を図るためのシステム・手法の提案を行い、導入による効果を分析・評価することを目的とし、従来個々に検討されてきた各階層における最適化問題の深化と、それらを統合した多段階最適化モデルについて、検討を行った。 一方で、各種...
❏グローバル生産物流システムの設計と運用に関する研究(09680432)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】片山 博 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60091849)
【キーワード】Global Operation / Logistics / Manufacturing / Industrial Structure / Car Industry (他17件)
【概要】本研究では、近年の生産現場の国際化及び需要の多様化、短納期化等、生産を取り巻く環境条件の再編成に鑑み、交付申請書に記載の目的、実施計画に従って、製造、物流企業におけるグローバル生産物流システムのあり方について、以下の2点に焦点を当てて理論的検討を加え、一定の実用的知見を得ている。 1)複数需要地、複数生産拠点を前提とするグローバル生産物流ネットワークシステムの設計法 2)上記システムの効果的運用法...
【複合領域】社会・安全システム科学:準モンテカルロ法シミュレーションを含む研究件
❏金融工学におけるシミュレーション技法の開発とその適用(15710117)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】今井 潤一 東北大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (10293078)
【キーワード】準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 数理工学 / 金融工学 / シミュレーション (他8件)
【概要】本年度の研究計画の中であげた研究論文"A General Dimension Reduction Technique for Derivative Pricing"は,査読の結果を受けて改訂中である.改訂にあたっては,LT法のアルゴリズムの効率化に伴い,最初に採用していたアルゴリズムと比較して計算時間が半分以下となり,その効果を考慮すると劇的な改善となった.論文改訂にあたっては,こ...
❏拡散過程の新しいシミュレーションの理論とファイナンスへの応用の研究(15540110)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院・イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 数値解法 / シミュレーション / 準モンテカルロ法 / 確立微分方程式 (他13件)
【概要】本研究の目的は、拡散過程X(t)のと関数fが与えられた時に期待値E[f(X(T))]の値を数値的に求める問題(弱近似問題)を、楠岡近似と呼ばれる新しい近似手法によって解決する方法を確立することであった。楠岡の研究により楠岡近似は既存の近似手法である、Euler-丸山近似に比して非常に少ない次元の数値積分によって近似を実現することが可能であることが示されていた。積分次元はMonte Carlo法を用...
❏金融リスク評価システムの数理科学的研究(12650061)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 理財工学研究センター, 助教授 (70313377)
【キーワード】金融派生商品 / シミュレーション / 拡散過程 / 確率微分方程式の数値解法 / 高次元数値積分 (他11件)
【概要】本年度は、拡散過程のシミュレーション技術の開発において成果を得た。 確率微分方程式で記述された拡散過程X(t, x)と関数fが与えられている時、その期待値E[f(X(t, x))]を求める問題は、確率数値解析の大きなテーマである。金融リスクの計算は、まさにこの問題に他ならない。この計算を行う方法として金融リスクの分野では次の方法がもっとも有用であり広く行われている。それは、拡散過程X(t, x)を...
【複合領域】社会・安全システム科学:安全空間シミュレーションを含む研究件
❏バーチャルリアリティを用いた安全空間設計シミュレータ開発に関する基礎研究(05558040)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】片山 恒雄 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70013216)
【キーワード】バーチャルリアリティ(VR) / 安全空間 / 避難 / 人間行動 / コンピュータグラフィクス(CG) (他10件)
【概要】平成5〜6年度の2年間で,バーチャルリアリティ(VR)を用いた安全空間設計シミュレータの開発を目的として,迷路内の人間の避難行動実験を対象としたVRシミュレーションシステムを構築した.そして以下に示すように,実迷路を用いた被験者実験とVRシミュレーションの比較から,VR実験の再現性と防災上の訓練効果を確認した. (1)VRシステムの完成:CGを用いて作成した仮想空間を閉空間とする人間行動解析用のV...
❏常時・非常時の人間行動から見た地下街の総合的安定性の定量的解析(05750454)
【研究テーマ】構造工学・地震工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】目黒 公郎 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (40222343)
【キーワード】個別要素法 / 人間行動 / 個人特性 / 避難行動 / シミュレーション (他8件)
【概要】平成5年度は,個性や意志を持った「ひと」の動きを定量的に解析するモデルを構築すると共に,常時・非常時の人間行動シミュレーションから,実際に存在する地下街の総合的安全性の定量的検討法を提案する第1ステップを完了した.本研究で提案する解析手法とは,個別要素法(DEM)に基づく人間行動解析モデルであり,1人の人間を個性を持った1つの個別要素として扱うことによって,1人1人の人間の動きまで微視的に追跡でき...
【複合領域】社会・安全システム科学:エージェント・ベース・モデルシミュレーションを含む研究件
❏モデル予測政策決定のためのエージェントベース・データ同化モデル(17H02035)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】倉橋 節也 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 教授 (40431663)
【キーワード】社会システム / シミュレーション / 最適化 / エージェントモデル / 参加型エージェントモデル (他14件)
【概要】参加型シミュレーション研究を通して、人間の合理的な意思決定や習慣的な行動、予期せぬ判断など、さまざまは要因が社会システムモデルには重要であることが分析された。これらの研究が進んできた2020年初頭に、新型コロナウイルスが発生し、緊急事態宣言が発出される事態となった。この状況に対して、エージェントベース医療政策ゲーミング&シミュレーションをベースに、新型コロナウイルス感染症に対する感染症政策...
❏構成論的モデルによる相互分節化仮説の理解と検証(18800083)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】笹原 和俊 独立行政法人理化学研究所, 生物言語研究チーム, 研究員 (60415172)
【キーワード】相互分節化仮説 / 言語進化 / エージェントモデル / 音声学習 / リカレントネット (他6件)
【概要】前年度に引き続き、岡ノ谷とBjornらによって提唱されている言語進化の仮説、「音列と文脈の相互分節化仮説」を検証するために、構成論的な立場からモデル研究を行った。前年度に作った相互分節化仮説モデルのプロトタイプは、リカレントネットワークで実装されたエージェントたちが、予測に基づいて談話をするモデルだった。エージェント数を10として、談話の計算機実験を行った結果、談話と学習を繰り返すうちに、ランダム...
❏感染症危機管理のための住民意識調査とそれに基づく流行予測・予防施策評価技法の開発(16590423)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】梯 正之 広島大学, 大学院保健学研究科, 教授 (80177344)
【キーワード】感染症 / 予防 / シミュレーション / エージェントモデル / 個人ベースモデル
【概要】本研究の目的は、地域住民の感染症に対する態度。予防意識・行動パターンをアンケート調査し、それをもとに、一定の条件下での感染症の流行予測をシミュレーションにより実施することにより、さまざまな予防施策の効果評価を行ない、最適な予防施策を提言することである。感染症にはインフルエンザなどを想定し、地域住民の調査項目には、予防接種を受けるかどうか、日頃から予防に気をつけていること(うがいや手洗いを心がけてい...
【複合領域】社会・安全システム科学:エージェントベースシミュレーションを含む研究件
❏政治主体の統合と分離をめぐる国際理論:マルチエージェントモデルによる実証的分析(16H03589)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山影 進 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (10115959)
【キーワード】国際関係論 / 国際理論 / 社会科学方法論 / シミュレーション / 紛争研究 (他8件)
【概要】本研究は、国際関係における政治主体の統合と分離のダイナミズムを、マルチエージェントモデルを用い、実証分析を通じ、現代における伝統的・非伝統的な国際紛争の本質を明らかにしようとするものである。現代国際紛争の発生と収束を、無政府(アナーキー)な状況における多主体間相互作用から(1)秩序が流動化し(統合→分離)、(2)さらに再組織化(分離→統合)過程としてとらえる。多主体間相互関係の分析に適したマルチエ...
❏人工社会組織研究とゲーミングシミュレーション研究の融合による研究展開(14608015)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002
【研究代表者】新井 潔 千葉工業大学, 社会システム科学部, 教授 (20167977)
【キーワード】ゲーミング / エージェントベース / シミュレーション / 人工社会 / 組織研究 (他8件)
【概要】人工組織社会研究の有力な手法としてエージェントベース・シミュレーションがある。海外においては、米国ではサンタフェ研究所でのSwarmというシミュレーションツールの開発と応用、ブライアン・アーサーによる人工市場研究、ミシガン大学のアクセルロッド、コーエン等によるCAR(Cohen, Axelrod, Riolo)プロジェクトによる社会と組織の分析、カーネギーメロン大学のCAS0S(Computati...
【複合領域】社会・安全システム科学:紛争解決シミュレーションを含む研究件
❏西アフリカの人口増加と飢餓、紛争の負の連鎖とシミュレーションによる解決法の検討(17H04506)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】大山 修一 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (00322347)
【キーワード】サハラ以南アフリカ / 人口増加 / 内戦・テロ / シミュレーション / 紛争解決 (他8件)
【概要】西アフリカ・サハラ砂漠の南縁に位置するサヘル帯では人口が急増しており、1人あたりの農地面積の縮小による食料不足や飢餓、貧困が慢性化し、毎年、雨季になると各地で農耕民と牧畜民(フルベ、トゥアレグ)が放牧地をめぐって紛争を繰り返し、近年では死者も出て激化している。本研究は、現地データのシミュレーションによって人口増加や土地利用、紛争がどのように発生するのか将来予測をおこない、どのような方策によって紛争...
❏交渉訓練とパーソナリティ特性:法科大学院での交渉教育のための新手法の開発に向けて(17330023)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】フット ダニエル・H (FOOTE Daniel H. / FOOTE Daniel H) 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (10323619)
【キーワード】法社会学 / 法的交渉 / 弁護士実務 / 紛争解決 / パースナリティ特性 (他16件)
【概要】法科大学院生および法学部生の交渉に関連するパースナリティ特性の測定方法を開発し, それが交渉スキルや交渉戦略選択にどのような影響を与えるかを社会科学的に解明した. 交渉シミュレイションおよび一般人への社会調査の手法によって, 効果的な交渉やウィン・ウィンの交渉をもたらす上でのパースナリティ特性の役割を解明した. これらの知見に基づいて, 法科大学院において交渉の理論とスキルを教育する手法を開発し,...
【複合領域】社会・安全システム科学:オペレーションズ・リサーチ(OR)シミュレーションを含む研究件
❏都市内の災害時の流動に関する総合的研究―効率性と頑健性を備えた都市実現に向けて―(24241054)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鈴木 敦夫 南山大学, 理工学部, 教授 (70162922)
【キーワード】都市のオペレーションズ・リサーチ / 防災 / 都市計画 / 交通 / GIS (他13件)
【概要】都市内の災害時の人の流動に関する総合的な研究として,本研究ではテーマを3つ設定した.1)交通ネットワークシステムの頑健性と効率性の評価:道路,鉄道,航空網それぞれについて,GISデータ,時刻表,交通量データを用いて頑健性と効率性の評価を行った.2)緊急時の都市内・都市間流動に関するモデル:過大な交通量が流れているときの鉄道の遅延を記述する数理モデルを開発した.また,都市内で早急な避難が必要なほどの...
❏OR的アプローチによる生産システムの柔軟性に関する研究(05680344)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】森戸 晋 早稲田大学, 理工学部, 教授 (50134193)
【キーワード】フレキシブル生産システム(FMS) / オペレーションズ・リサーチ(OR) / 柔軟性(flexibility) / スケジューリング / 組合せ最適化 (他13件)
【概要】本研究では、FMSに代表される最近の自動生産システムの柔軟性がディスパッチングや最適化といったスケジューリングに及ぼす影響の分析や、機械の柔軟性に伴う工程集約がスケジューリングに及ぼす影響の分析を中心に、生産の計画管理と柔軟性との関係を明らかにした。主な成果は、以下の通りである: (1)FMSにおけるディスパッチング規則の性能: 柔軟性を有する自動生産システムが持つ、自動搬送装置、有限パレット、有...
【複合領域】社会・安全システム科学:歩行モデルシミュレーションを含む研究件
❏異なる性能をもつ移動通信基地局の地域特性を考慮した配置政策の研究(15510120)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】山田 孝子 電気通信大学, 大学院・情報システム学研究科, 助教授 (80272053)
【キーワード】移動体通信 / 利用者行動 / シミュレーション / 都市空間 / 歩行モデル (他8件)
【概要】本研究課題では、複数の性能を有する基地局をどのように地域内に効率的な配置法すれば、発生するトラヒックに柔軟な対応することが可能になるか、の研究を目的としている。こうしたトラヒックは平面上、空間上に偏在し、しかも駅、イベント会場、地下道・地下鉄の出入り口などで突然、大量に集中して発生する。本研究では実際の街を対象とし地図データ上に道路網、交差点、駅や繁華街などをグラフ構造で表示する精密なシミュレーシ...
❏混雑時における歩行者行動モデルと歩行シミュレーションの研究(15310116)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】高橋 幸雄 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (70016153)
【キーワード】歩行者行動モデル / 群衆流動 / 混雑現象 / 高密度 / シミュレーション (他8件)
【概要】本研究は,高密度で混雑した状況における歩行者の行動をモデル化し,それをシミュレーションで再現できるようにすることを主たる目的とする。 大佛とそのグループは,心理的ストレス(他者ストレスと目的地ストレス)をベースとする歩行モデルを構築し,個人をベースにしたモデル化によっても群衆流動の特徴である歩行集団の形成が表現できることを確認した。さらに,都市内における歩行者のグロス密度を求める研究,および歩行者...
【複合領域】社会・安全システム科学:ディスパッチング規則シミュレーションを含む研究件
❏生産の自動化に対応したディスパッチング規則の開発と評価(08680469)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】森戸 晋 早稲田大学, 理工学部, 教授 (50134193)
【キーワード】ディスパッチング規則 / 優先順位の最適化 / シミュレーション / 重複生産 / メタヒューリスティック (他21件)
【概要】本研究では、実際のショップにおけるスケジューリング、とくにディスパッチングの実態に基づき、現実の自動生産システムの特徴を反映したディスパッチング規制や最適化指向を組み入れた優先順序の探索法を開発し、計算実験に基づきそれらの性能評価を行った。実態調査の結果、大半のスケジューリング現場でディスパッチングが用いられていることが判明した。このことは、(いわゆるジョブショップスケジューリング問題に見られるよ...
❏OR的アプローチによる生産システムの柔軟性に関する研究(05680344)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】森戸 晋 早稲田大学, 理工学部, 教授 (50134193)
【キーワード】フレキシブル生産システム(FMS) / オペレーションズ・リサーチ(OR) / 柔軟性(flexibility) / スケジューリング / 組合せ最適化 (他13件)
【概要】本研究では、FMSに代表される最近の自動生産システムの柔軟性がディスパッチングや最適化といったスケジューリングに及ぼす影響の分析や、機械の柔軟性に伴う工程集約がスケジューリングに及ぼす影響の分析を中心に、生産の計画管理と柔軟性との関係を明らかにした。主な成果は、以下の通りである: (1)FMSにおけるディスパッチング規則の性能: 柔軟性を有する自動生産システムが持つ、自動搬送装置、有限パレット、有...
【複合領域】社会・安全システム科学:宇宙太陽発電シミュレーションを含む研究件
❏SPSオペレーションのシミュレーション研究(11680506)
【研究テーマ】エネルギー学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】松岡 秀雄 帝京平成大学, 情報学研究科, 教授 (10013666)
【キーワード】宇宙太陽発電 / 太陽発電衛星 / レクテナ / 電力事業 / 宇宙輸送コスト (他8件)
【概要】「SPS2000」と呼ばれる太陽発電衛星(SPS)のパイロット・プラントに係る国際実証実験プロジェクトでは、赤道上の低軌道(高度1,100Km)を周回する人工衛星から宇宙空間に展開した太陽電池により発電される電力(出力:10Mw)をマイクロ波ビームにより赤道上の発展途上国(レクテナ国)に間欠的に送電し、このマイクロ波ビームを地上で受電して電力に変換するレクテナ(受電アンテナ)により、レクテナ近傍の...
❏宇宙太陽発電方式の運営に関するシミュレーション研究(09558045)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】松岡 秀雄 帝京平成大学, 情報学部, 教授 (10013666)
【キーワード】宇宙太陽発電 / 太陽発電衛星 / レクテナ / 電力産業 / 宇宙輸送コスト (他9件)
【概要】「SRS2000」と呼ばれる太陽発電衛星(SRS)のパイロットプラントにおいて、赤道上の低軌道を周回する人工衛星から太陽電池で発電される電力をマイクロ波ビームより赤道上の発展途上国(レクテナ国)へ送電し、これを受電して再び電力に変換するレクテナ(受電アンテナ)によりレクテナ近傍の周辺地域住民へ電力エネルギーを供給するという国際プロジェクトに関し、SRS自体と赤道諸国によるレクテナの運営計画とには相...
【複合領域】社会・安全システム科学:宇宙輸送コストシミュレーションを含む研究件
❏SPSオペレーションのシミュレーション研究(11680506)
【研究テーマ】エネルギー学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】松岡 秀雄 帝京平成大学, 情報学研究科, 教授 (10013666)
【キーワード】宇宙太陽発電 / 太陽発電衛星 / レクテナ / 電力事業 / 宇宙輸送コスト (他8件)
【概要】「SPS2000」と呼ばれる太陽発電衛星(SPS)のパイロット・プラントに係る国際実証実験プロジェクトでは、赤道上の低軌道(高度1,100Km)を周回する人工衛星から宇宙空間に展開した太陽電池により発電される電力(出力:10Mw)をマイクロ波ビームにより赤道上の発展途上国(レクテナ国)に間欠的に送電し、このマイクロ波ビームを地上で受電して電力に変換するレクテナ(受電アンテナ)により、レクテナ近傍の...
❏宇宙太陽発電方式の運営に関するシミュレーション研究(09558045)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】松岡 秀雄 帝京平成大学, 情報学部, 教授 (10013666)
【キーワード】宇宙太陽発電 / 太陽発電衛星 / レクテナ / 電力産業 / 宇宙輸送コスト (他9件)
【概要】「SRS2000」と呼ばれる太陽発電衛星(SRS)のパイロットプラントにおいて、赤道上の低軌道を周回する人工衛星から太陽電池で発電される電力をマイクロ波ビームより赤道上の発展途上国(レクテナ国)へ送電し、これを受電して再び電力に変換するレクテナ(受電アンテナ)によりレクテナ近傍の周辺地域住民へ電力エネルギーを供給するという国際プロジェクトに関し、SRS自体と赤道諸国によるレクテナの運営計画とには相...
【複合領域】社会・安全システム科学:SCMシミュレーションを含む研究件
❏統合化製品ライフサイクルマネジメントによる事業創造プロセスのモデル化と管理方法(17310100)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】玉木 欽也 青山学院大学, 経営学部, 教授 (40188420)
【キーワード】事業創造プロセス / PLM / サステテイナブルプロジェクトマネジメント / SCM / 需給マネジメント (他12件)
【概要】本研究では、製造業の新製品開発事業を主要な対象として、製品ライフサイクル全域に係わるプロダクトイノベーションとしてのPLM、プロセスイノベーションとしてのCRM及びSCMを統合する「事業創造戦略」の体系化を行った。その研究成果は、次の三つの研究課題を取り込むことにより成し遂げた。 (1) PLM・CRM・SCMを統合した新製品開発事業プロセス全体のリファレンスモデルとサステナブルプロジェクトマネジ...
❏ERPを基盤としたビジネス・プロセス及びサプライチェーンの構築に関する研究(13430028)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】大塚 英作 横浜国立大学, 経営学部, 教授 (20194201)
【キーワード】EPR / BRP / SCM / ビジネス・プロセス / サプライチェーン (他12件)
【概要】電子商取引の本格化によって新しいビジネスモデルが提唱され、これを実現するためのサプライチェーン・マネジメントのあり方が議論されはじめている。海外の事例としてウォルマートを、国内の事例として株式会社しまむらを取りあげ、小売業態を起点とするサプライチェーンにおけるロジスティクス・ネットワークの構造とオペレーションについて検討した結果、小売業態を起点としたサプライチェーンに、構造上・オペレーション上の特...
【複合領域】社会・安全システム科学:発電単価シミュレーションを含む研究件
❏SPSオペレーションのシミュレーション研究(11680506)
【研究テーマ】エネルギー学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】松岡 秀雄 帝京平成大学, 情報学研究科, 教授 (10013666)
【キーワード】宇宙太陽発電 / 太陽発電衛星 / レクテナ / 電力事業 / 宇宙輸送コスト (他8件)
【概要】「SPS2000」と呼ばれる太陽発電衛星(SPS)のパイロット・プラントに係る国際実証実験プロジェクトでは、赤道上の低軌道(高度1,100Km)を周回する人工衛星から宇宙空間に展開した太陽電池により発電される電力(出力:10Mw)をマイクロ波ビームにより赤道上の発展途上国(レクテナ国)に間欠的に送電し、このマイクロ波ビームを地上で受電して電力に変換するレクテナ(受電アンテナ)により、レクテナ近傍の...
❏宇宙太陽発電方式の運営に関するシミュレーション研究(09558045)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】松岡 秀雄 帝京平成大学, 情報学部, 教授 (10013666)
【キーワード】宇宙太陽発電 / 太陽発電衛星 / レクテナ / 電力産業 / 宇宙輸送コスト (他9件)
【概要】「SRS2000」と呼ばれる太陽発電衛星(SRS)のパイロットプラントにおいて、赤道上の低軌道を周回する人工衛星から太陽電池で発電される電力をマイクロ波ビームより赤道上の発展途上国(レクテナ国)へ送電し、これを受電して再び電力に変換するレクテナ(受電アンテナ)によりレクテナ近傍の周辺地域住民へ電力エネルギーを供給するという国際プロジェクトに関し、SRS自体と赤道諸国によるレクテナの運営計画とには相...
【複合領域】社会・安全システム科学:避難シミュレーションシミュレーションを含む研究件
❏「観測ビッグデータ同化」による大地震時のリアルタイム避難者分布推定技術の開発(19K04946)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】沖 拓弥 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40712766)
【キーワード】避難行動 / 物的被害 / グラフニューラルネットワーク / データ同化 / シミュレーション (他12件)
【概要】2020年度には,Gretel [Cordonnier et al. 2019]と呼ばれるグラフニューラルネットワーク(GNN)モデルと,データ同化手法の一つであるパーティクルフィルタを統合した,データ駆動型の新たな避難者分布予測モデルを提案した。 2021年度は,上述の避難者分布予測モデルを改良するとともに,擬似的な観測避難者分布の生成に用いていているエージェントベースシミュレーションの結果と比...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
【複合領域】社会・安全システム科学:迷路シミュレーションを含む研究件
❏バーチャルリアリティを用いた安全空間設計シミュレータ開発に関する基礎研究(05558040)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】片山 恒雄 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70013216)
【キーワード】バーチャルリアリティ(VR) / 安全空間 / 避難 / 人間行動 / コンピュータグラフィクス(CG) (他10件)
【概要】平成5〜6年度の2年間で,バーチャルリアリティ(VR)を用いた安全空間設計シミュレータの開発を目的として,迷路内の人間の避難行動実験を対象としたVRシミュレーションシステムを構築した.そして以下に示すように,実迷路を用いた被験者実験とVRシミュレーションの比較から,VR実験の再現性と防災上の訓練効果を確認した. (1)VRシステムの完成:CGを用いて作成した仮想空間を閉空間とする人間行動解析用のV...
❏地震火災時の人間の避難行動に関する実験およびシミュレーション研究(03452198)
【研究テーマ】土木構造
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1991 - 1993
【研究代表者】片山 恒雄 (1992-1993) 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70013216)
【キーワード】避難 / 地震火災 / 人間行動 / 地下街 / シミュレーション (他10件)
【概要】地震火災時の人間の避難行動を解明するため,迷路を用いた避難実験を行うとともに,避難行動シミュレーション手法の開発と検討を行った.結果をまとめると,以下のようになる. 1.都民防災教育センターの煙体験コーナーの迷路を利用し40人の被験者に対して行った実験結果と,被験者に対して同時に実施した性格検査結果を解析したところ,迷路内での行動パターンは3つに大別でき,それらは性別や性格等の個人特性と関連がある...
【複合領域】社会・安全システム科学:人間モデルシミュレーションを含む研究件
❏減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立(15K01233)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング (他18件)
【概要】減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
【複合領域】社会・安全システム科学:人工社会シミュレーションを含む研究件
❏人工社会アプローチによる賑わい空間マネジメントのシミュレーション科学(18H03825)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】兼田 敏之 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10192543)
【キーワード】歩行者 / エージェント / モデリング / 賑わい / 人工社会 (他22件)
【概要】(1)Covid-19状況におけるパーソナルスペーシング(ディスタンシング)のエージェントシミュレーション分析の成果論文が学術誌に掲載された。近接作用層モデルの妥当性評価枠組みの研究が国際会議で発表された。エージェント技術研究の成果として強化学習による回避行動の自動生成研究が国内学会で発表された。また、コロナ禍における公園でのアクティビティ調査とともにそのデータを用いてのグループスペシングのエージ...
❏実証的マルチエージェントモデルによる国際関係分析法の開発(24243023)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-10-31 - 2016-03-31
【研究代表者】山影 進 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (10115959)
【キーワード】国際関係 / 政治学 / 社会科学方法論 / シミュレーション / マルチエージェントモデル (他13件)
【概要】マルチエージェントモデルを用いた研究手法を国際関係研究のひとつとして確立するため、国際関係のさまざまなレベルにおける事象について、実証的なマルチエージェントモデルを構築し、それらのモデルを用いた実証分析を行った。国内の諸主体間関係や国家間関係について諸事例の再現を目指したモデルを構築することが可能であることを示した。構築されたマルチエージェントモデルは、具体的事象についての高い再現性を示し、モデル...
❏帰属集団内ネットワークを考慮した人工社会シミュレーションによる交通政策の効果分析(15760394)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】佐々木 邦明 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 助教授 (30242837)
【キーワード】人工社会 / 帰属集団 / シミュレーション / 同調行動 / 協力行動 (他10件)
【概要】本研究では,平成15年度にTDM型の交通施策であるパークアンドバスライド(以下P&BR)を主な対象として,居住地域および職場を帰属集団として,その中での同調行動に着目してそれが交通行動にどのような影響を与えるのかをアンケート調査をもとに分析を行った.アンケートの主な内容は,P&BRの未利用者に対して,地域内および職場でのP&BR利用者の割合を提示し,それを与件とした上で,P...
【複合領域】社会・安全システム科学:広域避難シミュレーションを含む研究件
❏産業施設の移転も考慮した災害後人口移動予測技術の開発(17H02048)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】廣井 悠 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50456141)
【キーワード】シミュレーション / 疎開 / 復興 / 疎開シミュレーション / 国土復興シミュレーション (他14件)
【概要】本研究では,巨大災害が発生して都市が甚大な被害を受けたあとの人口変動を中長期的に予測するシミュレーションを作成した.これは,これまで首都直下地震などを対象として行われていた疎開段階のみならず,いくつかの被害パターンやシナリオにおいて恒久住宅に人が移動する期間まで見据えたものである.巨大災害時疎開シミュレーションと国土復興シミュレーションの2つが成果として得られた.さらに熊本地震や東日本大震災の事例...
❏福島第一原子力発電所事故を教訓とした大規模緊急広域避難対策に関する社会情報学研究(16H01757)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】関谷 直也 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 准教授 (30422405)
【キーワード】東日本大震災 / 原子力防災 / 東京電力福島第一原子力発電所事故 / 広域避難 / 風評被害 (他8件)
【概要】東京電力福島第一原子力発電所事故後の広域避難の実態調査から、情報面の課題、避難者からの連絡、健康保険転送、二次避難所、学校教育再開などにおいて多くの問題があったことが再確認された。 また福島第一原子力発電所事故以降、原子力発電所立地自治体において原子力防災計画が再検討されてきた。広域避難に関し、福島原発事故の教訓が共有されていないこと、また多くの自治体が原子力災害時の広域避難はうまくいくのか不安を...
❏都市内滞留者の詳細な属性情報を考慮した大震災時における行動記述モデル(21310105)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】大佛 俊泰 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (00211136)
【キーワード】大地震 / 防災計画 / 広域避難 / 人間行動 / シミュレーション (他8件)
【概要】大都市圏パーソントリップ調査のデータを基に都市内滞留者・移動者の時空間分布を推定し,首都直下大地震の発生を想定した各種シミュレーション分析を試みた。まず,物的被害を記述する「環境情報シミュレータ」と人間行動を記述する「人間行動シミュレータ」を構築し,これらを連動させることで広域避難の様相について分析した。また,大規模鉄道駅周辺地域における人々の移動軌跡を推定し,これを可視化するための「歩行者流動モ...
【複合領域】社会・安全システム科学:電力事業シミュレーションを含む研究件
❏SPSオペレーションのシミュレーション研究(11680506)
【研究テーマ】エネルギー学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】松岡 秀雄 帝京平成大学, 情報学研究科, 教授 (10013666)
【キーワード】宇宙太陽発電 / 太陽発電衛星 / レクテナ / 電力事業 / 宇宙輸送コスト (他8件)
【概要】「SPS2000」と呼ばれる太陽発電衛星(SPS)のパイロット・プラントに係る国際実証実験プロジェクトでは、赤道上の低軌道(高度1,100Km)を周回する人工衛星から宇宙空間に展開した太陽電池により発電される電力(出力:10Mw)をマイクロ波ビームにより赤道上の発展途上国(レクテナ国)に間欠的に送電し、このマイクロ波ビームを地上で受電して電力に変換するレクテナ(受電アンテナ)により、レクテナ近傍の...
❏宇宙太陽発電方式の運営に関するシミュレーション研究(09558045)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】松岡 秀雄 帝京平成大学, 情報学部, 教授 (10013666)
【キーワード】宇宙太陽発電 / 太陽発電衛星 / レクテナ / 電力産業 / 宇宙輸送コスト (他9件)
【概要】「SRS2000」と呼ばれる太陽発電衛星(SRS)のパイロットプラントにおいて、赤道上の低軌道を周回する人工衛星から太陽電池で発電される電力をマイクロ波ビームより赤道上の発展途上国(レクテナ国)へ送電し、これを受電して再び電力に変換するレクテナ(受電アンテナ)によりレクテナ近傍の周辺地域住民へ電力エネルギーを供給するという国際プロジェクトに関し、SRS自体と赤道諸国によるレクテナの運営計画とには相...
【複合領域】社会・安全システム科学:航空管制シミュレーションを含む研究件
❏羽田空港を対象にした航空交通管理手法のヒューマンインザループシミュレーション評価(20H04237)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】伊藤 恵理 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70462893)
【キーワード】航空交通管理 / 航空管制 / 空港運用 / ヒューマンインザループシミュレーション / シミュレーション実験 (他10件)
【概要】本年度は、羽田空港に到着する航空交通流を模擬するヒューマンインザループシミュレーション実験環境を構築し、実験のデモンストレーションを成功させた。 具体的には、ユーロコントロール実験研究所および電子航法研究所と連携し、羽田空港に到着する主要な航空交通が通過するT25およびT24空域を対象にして、実際の航空交通・気象データおよび空域・経路・ウェイポイントなどのアダプテーションデータ等を利用し、シミュレ...
❏航空管制業務の安全性に関する認知システム工学研究(17310091)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】古田 一雄 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (50199436)
【キーワード】航空管制 / エンルート管制 / ヒューマンファクタ / エスノメソドロジー / タスク分析 (他8件)
【概要】本研究では、まず航空管制システムにおいてヒューマンファクタの問題を考えるアプローチとして、実験的な方法で航空管制業務のタスク分析を行った。実験データの分析により管制官の業務戦略には共通性がみられ、それらの共通となる戦略を構成する知識がルーティンとして抽出できるということがわかった。ルーティンは管制官が意思決定を行うために必要な知識のパッケージであり、状況予測のマッチングのモデルとして用いられ、出発...
【複合領域】社会・安全システム科学:実証分析シミュレーションを含む研究件
❏再生可能エネルギー電力P2P取引支援のためのリスクマネジメントシステム構築(20H00285)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】山田 雄二 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 教授 (50344859)
【キーワード】ファイナンス / エネルギー / 電力市場 / デリバティブ / シミュレーション (他7件)
【概要】当該研究テーマの土台を構築することを念頭に,取得可能なデータをもとに基礎分析を実施し以下の成果を得た. ①アグリゲータや発電事業者が目的に応じて利用できるように,標準型およびカスタムメイド型の天候デリバティブを提案した.具体的には,電力消費・価格,太陽光発電および気象データを用いて,ヘッジ効果と汎用性を達成する天候デリバティブとフォワードを構築し,ヘッジ効果を検証した. ②GAMLSSによるスポッ...
❏ERPを基盤としたビジネス・プロセス及びサプライチェーンの構築に関する研究(13430028)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】大塚 英作 横浜国立大学, 経営学部, 教授 (20194201)
【キーワード】EPR / BRP / SCM / ビジネス・プロセス / サプライチェーン (他12件)
【概要】電子商取引の本格化によって新しいビジネスモデルが提唱され、これを実現するためのサプライチェーン・マネジメントのあり方が議論されはじめている。海外の事例としてウォルマートを、国内の事例として株式会社しまむらを取りあげ、小売業態を起点とするサプライチェーンにおけるロジスティクス・ネットワークの構造とオペレーションについて検討した結果、小売業態を起点としたサプライチェーンに、構造上・オペレーション上の特...
【複合領域】社会・安全システム科学:ライセンシングシミュレーションを含む研究件
❏進化シミュレーションによるライセンシング・ネットワークの研究(21530351)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (30171507)
【キーワード】ライセンシング / 技術革新 / マルチエージェント / シミュレーション / 技術コミュニティ (他33件)
【概要】ライセンシング・ネットワークは、技術革新過程のネットワークとしてとらえられる。この研究では、技術革新が生起する技術コミュニティの進化プロセスをマルチエージェント型のコンピュータ・シミュレーション・モデルとして構築した。その際に重要な役割を果たすのはサブコミュニティの文化である。Max Weberの「殻」の概念では、殻の裏側では常に硬直性がつきまとうのだが、似たようなことは経営学でもコア能力/コア硬...
❏企業間関係の進化シミュレーションによるライセンス・ビジネスの研究(17530278)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30171507)
【キーワード】ライセンス・ビジネス / 青色LED 訴訟 / 職務発明 / アライアンス / シミュレーション (他21件)
【概要】ライセンス・ビジネスにかかわる実際の企業行動とシミュレーションによる研究から、知的財産権の経済的価値に関する次の五つの経営学的視点を得た : (1)ライセンス・ビジネスの実態を踏まえた特許権の金銭的価値、(2)発明者である研究者・技術者自らがリスクを負担して起業した場合の創業者利益、(3)経営戦略論のリソース・ベース理論に代表される視点、(4)モチベーション理論から見た金銭的報酬の効果、(5)ライ...
【複合領域】社会・安全システム科学:ライセンスシミュレーションを含む研究件
❏新技術の生産・流通と特許制度-ゲーム理論による分析(20310086)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】武藤 滋夫 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (50126330)
【キーワード】特許 / ライセンス / 交渉 / ゲーム理論 / 実験経済学 (他11件)
【概要】新技術のライセンスにおいて,特許権所有者と需要者の間で交渉が行われる状況の理論モデルを構築し,それを基に,ゲーム理論の解の一つである「間接安定集合」を用いて,「特許の藪」及び「アンチコモンズの悲劇」を回避しうるような新技術の生産およびライセンスによる流通の可能性を研究した。さらに,その結果の有効性を,被験者を用いた実験および計算機実験により検証した。 ...
❏組織間学習としての技術移転プロセスの組織生態学的実証研究(14330032)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】新宅 純二郎 東京大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (00216219)
【キーワード】技術移転 / 特許 / リソースベース / 光ディスク / モジュール (他24件)
【概要】本研究の前半では、まず特許等の知的財産権を中心にして、技術移転プロセスに関する制度や実態の調査を行った。技術移転にはライセンシングに限らず様々なパターンがあるが、大学を中心とした技術移転、特に大学発ベンチャーには発明をビジネスとして扱う発想が乏しいことが明らかになった。今ある技術シーズよりも、広い意味での技術力やビジネス面での経営者の力量が、技術移転の成功にとって大きな鍵であることが分かってきた。...
【複合領域】社会・安全システム科学:社会システムシミュレーションを含む研究件
❏サービス提供者を加味した待ち行列ゲームによる混雑緩和策の評価:理論・実験分析(17K12980)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】福田 恵美子 東京工業大学, 工学院, 准教授 (50546059)
【キーワード】待ち行列 / ゲーム理論 / シミュレーション / 実験室実験 / 限定合理性 (他7件)
【概要】長引く新型コロナウィルス感染症の影響により、引き続き研究計画を調整して実施した。 実験研究については、対面による実験室実験の再開は困難なため、令和元年度に実施した実験室実験の追実験については再度延期した。一方、実際の店舗等の混雑を観察して理論の検証をおこなうフィールド実験については、社会状況を見て実施する予定で実験機器を準備した。しかしながら、、新型コロナウィルスの影響により計測に適した環境が得ら...
❏モデル予測政策決定のためのエージェントベース・データ同化モデル(17H02035)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】倉橋 節也 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 教授 (40431663)
【キーワード】社会システム / シミュレーション / 最適化 / エージェントモデル / 参加型エージェントモデル (他14件)
【概要】参加型シミュレーション研究を通して、人間の合理的な意思決定や習慣的な行動、予期せぬ判断など、さまざまは要因が社会システムモデルには重要であることが分析された。これらの研究が進んできた2020年初頭に、新型コロナウイルスが発生し、緊急事態宣言が発出される事態となった。この状況に対して、エージェントベース医療政策ゲーミング&シミュレーションをベースに、新型コロナウイルス感染症に対する感染症政策...
❏価値共創を分析・支援するサービスシステム科学の基盤構築(23310101)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木嶋 恭一 東京工業大学, 社会理工学研究科, 教授 (10134826)
【キーワード】社会システム / サービス科学 / 可視化 / 価値創出 / 価値共創 (他7件)
【概要】サービスシステムの価値共創のメカニズムとプロセスの分析・解明のコアとなるサービスシステムモデルのプロトタイプを構築・整備した。1)プロバイダーとカスタマー間の価値共創に焦点を当て、Value Orchestration Platformモデルを精緻化するとともに、サービスエコシステムイノベーションモデルを提唱した。2)インドネシア・バンドン近郊およびソロ、ジョグジャカルタにおける産業クラスターに対...
【複合領域】社会・安全システム科学:社会的ジレンマシミュレーションを含む研究件
❏帰属集団内ネットワークを考慮した人工社会シミュレーションによる交通政策の効果分析(15760394)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】佐々木 邦明 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 助教授 (30242837)
【キーワード】人工社会 / 帰属集団 / シミュレーション / 同調行動 / 協力行動 (他10件)
【概要】本研究では,平成15年度にTDM型の交通施策であるパークアンドバスライド(以下P&BR)を主な対象として,居住地域および職場を帰属集団として,その中での同調行動に着目してそれが交通行動にどのような影響を与えるのかをアンケート調査をもとに分析を行った.アンケートの主な内容は,P&BRの未利用者に対して,地域内および職場でのP&BR利用者の割合を提示し,それを与件とした上で,P...
❏秩序問題への進化ゲーム理論的アプローチ(14310095)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】大浦 宏邦 帝京大学, 経済学部, 助教授 (60297116)
【キーワード】秩序問題 / 社会的ジレンマ / フリーライダー / 進化ゲーム理論 / 選択的相互作用 (他17件)
【概要】秩序問題の中核には社会的ジレンマ問題が存在するが、社会的ジレンマの回避は一般に二人ジレンマの回避よりも困難である。本研究プロジェクトでは、Orbel & Dawes(1991)の選択的相互作用の考え方を拡張して、集団間の選択的な移動によって協力行動が利得のレベルで得になる可能性を検討した。 まず、数理モデルとシュミレーションによる研究では、協力型のシェアが大きければ選択的移動が得になる可能...
【複合領域】社会・安全システム科学:サプライチェーンシミュレーションを含む研究件
❏サプライチェーン再構築による感染症・災害被害抑制の検証(22K18533)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2022-06-30 - 2025-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, 情報科学研究科, 教授 (60418499)
【キーワード】サプライチェーン / シミュレーション / 再構築
【概要】
❏災害や感染症対策等による企業・経済への影響の網羅的企業取引ネットワークによる推計(21H00743)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, 情報科学研究科, 教授 (60418499)
【キーワード】サプライチェーン / シミュレーション / 並列計算 / 災害 / 感染症
【概要】
❏企業ネットワーク全体の構造に基づいた災害・政策のリスク評価(15K01217)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, シミュレーション学研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】企業 / ネットワーク / 災害 / 政策 / リスク (他15件)
【概要】本研究はサプライチェーンデータを用いて,個々の経済主体へのショックが全体にどう波及すうるか,コントローラビリティ論を用いたリスクの分析,の2つを主に行った.個々の経済主体へのショックについて重要な発見は,個別企業のショックでありながら,その波及の規模はべき分布になるということであった.コントローラビリティ論についての重要な発見は,産業ごとに他の産業を介して影響を及ぼすことができるかどうかの企業の割...
【複合領域】社会・安全システム科学:サプライチェーン・マネジメントシミュレーションを含む研究件
❏サプライチェーン効率化を目的とした多段階・多目的最適化モデルの開発と解法の研究(22K13502)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】佐藤 哲也 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (00772956)
【キーワード】ロジスティクス / サプライチェーン・マネジメント / 多段階最適化 / 確率モデル / シミュレーション
【概要】
❏就農者の経営安定化に資する農産物サプライチェーンマネジメントの数理的研究(17H02043)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】蓮池 隆 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (50557949)
【キーワード】農産物流通 / サプライチェーンマネジメント / 数理最適化 / 情報共有システム / シミュレーション (他20件)
【概要】就農者の経営安定を主眼に起きながら,小売業の収益安定,消費者の食材購入満足度も満たすことができる農産物サプライチェーンマネジメントを研究対象とした.特に,就農者が直近の集荷場に農産物を納品し,そこから物流の最適化を行ったうえで,消費者の需要に合わせた小売店や飲食店への食材配送を行う『産直流通モデル』を構築し,数理最適化・シミュレーションの側面から提案モデルの評価・分析を行い,農産物の地産地消へ向け...
❏再配達・梱包数削減を目的とした物流拠点における出荷行程最適化の研究(16K17199)
【研究テーマ】商学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 哲也 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (00772956)
【キーワード】ロジスティクス / サプライチェーン・マネジメント / 生産管理学 / 多段階最適化 / モデル構築 (他13件)
【概要】近年の物流業界では、取り扱い荷物数の増加とトラックドライバーの不足により、需要を満たすことが困難になりつつある。本研究では、製品の生産から出荷、配送に至る工程について効率化・全体最適化を図るためのシステム・手法の提案を行い、導入による効果を分析・評価することを目的とし、従来個々に検討されてきた各階層における最適化問題の深化と、それらを統合した多段階最適化モデルについて、検討を行った。 一方で、各種...
【複合領域】社会・安全システム科学:過飽和実験計画シミュレーションを含む研究件
❏市場不具合の未然防止をねらいとする不具合情報解析と設計段階での品質保証(26350414)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山田 秀 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (60260965)
【キーワード】品質不具合 / シミュレーション計画 / 研究開発プロセス / 品質マネジメントシステム / 環境マネジメントシステム (他18件)
【概要】本研究では,市場における品質不具合発生の未然防止をねらいとして,品質不具合情報を解析し,設計,工程管理段階で活用する方法と,設計段階でコンピュータシミュレーションにより効果的に計画,活用する方法を開発している.品質不具合の未然防止には,デザインレビューの効果的活用が不可欠であり,これを目的にデザインレビューの項目を確認する方法を導いている.加えて,品質確保のためにコンピュータシミュレーションへ実験...
❏コンピュータシミュレーションに対する実験計画法の適用による設計の最適化(17510115)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】山田 秀 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (60260965)
【キーワード】実験計画法 / シミュレーション / 品質管理 / ディジタルエンジニアリング / 過飽和実験計画 (他8件)
【概要】コンピュータシミュレーションは、近年の技術開発、設計段階において、スピードアップ,コスト削減等に多大な貢献をする。これは、実際に物を作って実験するのではなく、コンピュータ上で模擬的に実験を行うためである。本研究では、このコンピュータシミュレーションによる技術開発.設計を促進するべく、統計的な技法を中核とした分野横断的な最適化方法を提案している。その中において主題の一つは、コンピュータシミュレータの...
【複合領域】社会・安全システム科学:整数計画法シミュレーションを含む研究件
❏Simulations of Municipal Mergers(16H06968)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】Weese Eric 神戸大学, 経済学研究科, 准教授 (50777844)
【キーワード】Municipal mergers / Coalition formation / Integer programming / Hedonic game / Fractional games (他12件)
【概要】How should patterns of municipal mergers be decided? The recent Heisei mergers were determined voluntarily by municipalities. However, the earlier Meiji mergers were decided by central officials. H...
❏グローバル生産物流システムの設計と運用に関する研究(09680432)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】片山 博 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60091849)
【キーワード】Global Operation / Logistics / Manufacturing / Industrial Structure / Car Industry (他17件)
【概要】本研究では、近年の生産現場の国際化及び需要の多様化、短納期化等、生産を取り巻く環境条件の再編成に鑑み、交付申請書に記載の目的、実施計画に従って、製造、物流企業におけるグローバル生産物流システムのあり方について、以下の2点に焦点を当てて理論的検討を加え、一定の実用的知見を得ている。 1)複数需要地、複数生産拠点を前提とするグローバル生産物流ネットワークシステムの設計法 2)上記システムの効果的運用法...
【複合領域】人間医工学:胸郭シミュレーションを含む研究件
❏漏斗胸患者に対して、最適な手術計画を「オーダーメイド」するシステムの開発(15K01292)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永竿 智久 香川大学, 医学部, 教授 (20245541)
【キーワード】バイオメカニクス / シミュレーション外科 / 先天変形 / 漏斗胸 / 有限要素法 (他14件)
【概要】胸郭の陥没を主徴とする先天性疾患である漏斗胸に対しては、金属バーを装着して陥没部分を挙上する手術が行われている。胸郭の形態は個体差が存在する。ゆえに良好な形態を得るためには単純にバーを装着するのみでは不十分であり、個々の胸郭の形態を観察しながら、一部の骨を離断したり、バーを装着する位置を変化したりする工夫が必要である。このように個々の患者の胸郭の特性にかんがみ、異なった手術計画をとる必要がある。そ...
❏呼吸運動のシミュレーション評価による、胸郭の欠損パターンに応じた至適再建法の解明(24500553)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】永竿 智久 香川大学, 医学部, 准教授 (20245541)
【キーワード】バイオメカニクス / シミュレーション / 胸郭 / 呼吸 / 有限要素法 (他6件)
【概要】胸郭に生じうる欠損のパターンは多岐にわたるが、どの部位にどのような大きさの欠損が生じると、どの程度呼吸機能が低下するのかに関して解析は行われていない。 本研究においては胸郭運動を正確に模したコンピューターシミュレーションモデルを作成し機能評価を行うことで、胸壁欠損の大きさと部位が呼吸機能に与える影響を解明した。 欠損が側方下部に存在する場合、患側胸郭の換気量は、正常の片側胸郭の換気量の約40パーセ...
【複合領域】人間医工学:パスウエイ解析シミュレーションを含む研究件
❏ネットワーク解析による薬剤応答パスウェイの解析法の研究(22300099)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宮野 悟 東京大学, 医科学研究所, 教授 (50128104)
【キーワード】遺伝子ネットワーク / 薬剤応答パスウェイ / 動的モデル / シミュレーション / パ スウェイ解析 (他13件)
【概要】薬剤に応答して動く遺伝子発現の時系列データやケース・コントロールデータから,ネットワークモデルを抽象的レベルで推定する計算的・統計的方法を開発した.また,生体分子間の相互作用に関する文献情報から効率よく動的モデルを構築し,その妥当性を体系的に検証するための知識処理技術を開発した.前者にはベイジアンネットワークと状態空間モデルを用い,後者には拡張ペトリネットをネットワークモデルとして用いた. ...
❏薬物動態解析を目的とした臨床ゲノム情報システムの開発(16200038)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 医学部附属病院, 科学技術振興特任教員(特任教授) (30194640)
【キーワード】薬物動態解析 / 抗癌剤 / 遺伝子多型 / 個別化医療 / グリッドコンピューティング (他20件)
【概要】(1)データベースグリッド技術であるOGSA-WebDBを用い臨床ゲノム情報と関連する複数のライフサイエンスデータベースから薬剤関連情報を網羅的に抽出できる臨床ゲノム情報探索システムを開発した.副作用情報はTOXINETから、遺伝子名はPharmGKBから、蛋白質情報はEntrez Proteinから抽出し、抽出遺伝子あるいは蛋白質名に対応した発現臓器をLSBMから,パスウエイ情報はKEGGから,...
【複合領域】人間医工学:品質管理シミュレーションを含む研究件
❏市場不具合の未然防止をねらいとする不具合情報解析と設計段階での品質保証(26350414)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山田 秀 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (60260965)
【キーワード】品質不具合 / シミュレーション計画 / 研究開発プロセス / 品質マネジメントシステム / 環境マネジメントシステム (他18件)
【概要】本研究では,市場における品質不具合発生の未然防止をねらいとして,品質不具合情報を解析し,設計,工程管理段階で活用する方法と,設計段階でコンピュータシミュレーションにより効果的に計画,活用する方法を開発している.品質不具合の未然防止には,デザインレビューの効果的活用が不可欠であり,これを目的にデザインレビューの項目を確認する方法を導いている.加えて,品質確保のためにコンピュータシミュレーションへ実験...
❏コンピュータシミュレーションに対する実験計画法の適用による設計の最適化(17510115)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】山田 秀 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (60260965)
【キーワード】実験計画法 / シミュレーション / 品質管理 / ディジタルエンジニアリング / 過飽和実験計画 (他8件)
【概要】コンピュータシミュレーションは、近年の技術開発、設計段階において、スピードアップ,コスト削減等に多大な貢献をする。これは、実際に物を作って実験するのではなく、コンピュータ上で模擬的に実験を行うためである。本研究では、このコンピュータシミュレーションによる技術開発.設計を促進するべく、統計的な技法を中核とした分野横断的な最適化方法を提案している。その中において主題の一つは、コンピュータシミュレータの...
❏技術開発促進のための新たな統計科学体系とそれに基づく情報システム開発(16200021)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】椿 広計 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (30155436)
【キーワード】設計科学 / ディジタルエンジニアリング / 実験計画法 / 不確実性マネジメント / 科学の文法 (他21件)
【概要】技術開発加速を目指した統計科学体系整備については、これまでの3年間の組織的研究活動で明確になった課題に対する理念的・統計数理的・情報技術的研究成果を国内外で発表する活動が行われた。平成19年8月には、椿、天坂、山田がアゾレス大学で開催された国際統計協会のサテライトシンポジウム「ビジネス・産業における統計」に招待され、それぞれ本研究班理念班、開発グループの研究成果を報告した。平成19年11月には、京...
【複合領域】科学教育・教育工学:企業シミュレーションを含む研究件
❏企業ネットワーク全体の構造に基づいた災害・政策のリスク評価(15K01217)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, シミュレーション学研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】企業 / ネットワーク / 災害 / 政策 / リスク (他15件)
【概要】本研究はサプライチェーンデータを用いて,個々の経済主体へのショックが全体にどう波及すうるか,コントローラビリティ論を用いたリスクの分析,の2つを主に行った.個々の経済主体へのショックについて重要な発見は,個別企業のショックでありながら,その波及の規模はべき分布になるということであった.コントローラビリティ論についての重要な発見は,産業ごとに他の産業を介して影響を及ぼすことができるかどうかの企業の割...
❏企業シミュレータを実装するケーススタディ型eラーニング環境の構築に関する研究(15710124)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】後藤 正幸 武蔵工業大学, 環境情報学部, 助教授 (40287967)
【キーワード】eラーニング / Web Based Training / 企業モデル / 遠隔教育 / セルフラーニング (他15件)
【概要】本研究では,企業シミュレータを実装するeラーニング環境の構築を目的とし,様々な切り口から研究を行ってきた.第1に,企業経営やマネジメントについて勉強するための素材研究として,ビジネスモデルや企業経営における様々なモデルについて研究を行った.とくに,サプライチェーンが重要という認識から,多段階物流モデルについて新たな方法を提案し,評価を行っている.第2に,従来の情報検索技術や多変量解析の手法を援用し...
【複合領域】科学教育・教育工学:博物館標本シミュレーションを含む研究件
❏河川環境の科学的探求によるグローバル・コンピテンス育成に関する実証的研究(19K03113)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 名誉教授 (40199914)
【キーワード】河川環境学習 / グローバルコンピテンス / 科学的探求 / 珪藻 / 水質問題 (他11件)
【概要】日本、インド、米国の中等教育の生徒に対し授業を実施し、3国間での意見交換を含めてグローバルコンピテンスの育成状況を実証し、さらにドイツ、ブラジルから河川環境の資料を収集し、これらの国においても授業を実施する予定であったが、昨年同様、コロナパンデミックのため渡航ができず、細部にわたる授業の打ち合わせができないため、本年度も意見交換は断念した。また、国内の学校における授業も、協力校がコロナウィルス禍に...
❏異なる時代や地域の標本とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(16K01011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】河川環境 / 国際理解 / 環境変化要因 / 珪藻 / 標本 (他26件)
【概要】河川環境理解とグローバル意識の育成を目的とする珪藻を用いた教材と授業プログラムを開発し,日本,米国,およびインドで英語,カンナダ語,マラーティー語を使用する中等教育学校で授業を行い,その効果を測定した.教材では過去と現在の同一河川の同一地点から採集した標本を使用した。 事前事後の調査の比較から,日本,米国,インドのほぼ全てのグループで,「河川と環境撹乱の関係」と「外国の自然環境」に対する学習意欲の...
【複合領域】科学教育・教育工学:底生無脊椎動物シミュレーションを含む研究件
❏異なる時代や地域の標本とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(16K01011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】河川環境 / 国際理解 / 環境変化要因 / 珪藻 / 標本 (他26件)
【概要】河川環境理解とグローバル意識の育成を目的とする珪藻を用いた教材と授業プログラムを開発し,日本,米国,およびインドで英語,カンナダ語,マラーティー語を使用する中等教育学校で授業を行い,その効果を測定した.教材では過去と現在の同一河川の同一地点から採集した標本を使用した。 事前事後の調査の比較から,日本,米国,インドのほぼ全てのグループで,「河川と環境撹乱の関係」と「外国の自然環境」に対する学習意欲の...
❏異なる時代や地域の資料とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(25350238)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】環境教育 / 河川環境 / シミュレーション / 珪藻 / 主体的な学習 (他16件)
【概要】学習者が河川環境の変化を主体的に学習し、科学的根拠を持って今後の見通しができ、さらに自らの実社会や国際社会に対する思考力が高まる、グローバルな教育の実現を目標とし、ウェブ教材開発とそれらを使用した実践研究を行った。開発した教材は、今日のインドの強腐水河川の状況を示すビデオ、SimRiverのワークシートの改良、水中マクロ生物探索ゲームなどであった。中学校、高等学校用にそれぞれ個別の指導案を作り授業...
【複合領域】科学教育・教育工学:水質問題シミュレーションを含む研究件
❏河川環境の科学的探求によるグローバル・コンピテンス育成に関する実証的研究(19K03113)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 名誉教授 (40199914)
【キーワード】河川環境学習 / グローバルコンピテンス / 科学的探求 / 珪藻 / 水質問題 (他11件)
【概要】日本、インド、米国の中等教育の生徒に対し授業を実施し、3国間での意見交換を含めてグローバルコンピテンスの育成状況を実証し、さらにドイツ、ブラジルから河川環境の資料を収集し、これらの国においても授業を実施する予定であったが、昨年同様、コロナパンデミックのため渡航ができず、細部にわたる授業の打ち合わせができないため、本年度も意見交換は断念した。また、国内の学校における授業も、協力校がコロナウィルス禍に...
❏異なる時代や地域の標本とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(16K01011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】河川環境 / 国際理解 / 環境変化要因 / 珪藻 / 標本 (他26件)
【概要】河川環境理解とグローバル意識の育成を目的とする珪藻を用いた教材と授業プログラムを開発し,日本,米国,およびインドで英語,カンナダ語,マラーティー語を使用する中等教育学校で授業を行い,その効果を測定した.教材では過去と現在の同一河川の同一地点から採集した標本を使用した。 事前事後の調査の比較から,日本,米国,インドのほぼ全てのグループで,「河川と環境撹乱の関係」と「外国の自然環境」に対する学習意欲の...
【複合領域】科学教育・教育工学:水生昆虫シミュレーションを含む研究件
❏河川環境の科学的探求によるグローバル・コンピテンス育成に関する実証的研究(19K03113)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 名誉教授 (40199914)
【キーワード】河川環境学習 / グローバルコンピテンス / 科学的探求 / 珪藻 / 水質問題 (他11件)
【概要】日本、インド、米国の中等教育の生徒に対し授業を実施し、3国間での意見交換を含めてグローバルコンピテンスの育成状況を実証し、さらにドイツ、ブラジルから河川環境の資料を収集し、これらの国においても授業を実施する予定であったが、昨年同様、コロナパンデミックのため渡航ができず、細部にわたる授業の打ち合わせができないため、本年度も意見交換は断念した。また、国内の学校における授業も、協力校がコロナウィルス禍に...
❏異なる時代や地域の標本とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(16K01011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】河川環境 / 国際理解 / 環境変化要因 / 珪藻 / 標本 (他26件)
【概要】河川環境理解とグローバル意識の育成を目的とする珪藻を用いた教材と授業プログラムを開発し,日本,米国,およびインドで英語,カンナダ語,マラーティー語を使用する中等教育学校で授業を行い,その効果を測定した.教材では過去と現在の同一河川の同一地点から採集した標本を使用した。 事前事後の調査の比較から,日本,米国,インドのほぼ全てのグループで,「河川と環境撹乱の関係」と「外国の自然環境」に対する学習意欲の...
【複合領域】科学教育・教育工学:Web教材シミュレーションを含む研究件
❏異なる時代や地域の標本とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(16K01011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】河川環境 / 国際理解 / 環境変化要因 / 珪藻 / 標本 (他26件)
【概要】河川環境理解とグローバル意識の育成を目的とする珪藻を用いた教材と授業プログラムを開発し,日本,米国,およびインドで英語,カンナダ語,マラーティー語を使用する中等教育学校で授業を行い,その効果を測定した.教材では過去と現在の同一河川の同一地点から採集した標本を使用した。 事前事後の調査の比較から,日本,米国,インドのほぼ全てのグループで,「河川と環境撹乱の関係」と「外国の自然環境」に対する学習意欲の...
❏異なる時代や地域の資料とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(25350238)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】環境教育 / 河川環境 / シミュレーション / 珪藻 / 主体的な学習 (他16件)
【概要】学習者が河川環境の変化を主体的に学習し、科学的根拠を持って今後の見通しができ、さらに自らの実社会や国際社会に対する思考力が高まる、グローバルな教育の実現を目標とし、ウェブ教材開発とそれらを使用した実践研究を行った。開発した教材は、今日のインドの強腐水河川の状況を示すビデオ、SimRiverのワークシートの改良、水中マクロ生物探索ゲームなどであった。中学校、高等学校用にそれぞれ個別の指導案を作り授業...
【複合領域】科学教育・教育工学:モデル構築シミュレーションを含む研究件
❏GPSビッグデータに基づくヒューマンモビリティ科学の基盤構築(18H01656)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高安 美佐子 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20296776)
【キーワード】GPSデータ / ヒューマンモビリティー / 輸送現象 / モデル構築 / 数値シミュレーション (他14件)
【概要】約100万人のスマホGPSデータを解析し都市圏の人流に関する基本的な特性を明らかにした。大都市圏での人流パターンを流域という視点に基づいてマクロ的に捉える新しいデータ解析手法を確立し、流域のサイズの分布や形状が都市に依存しない普遍的な特性を持ち、さらに、Covid-19の感染下でも基本特性が維持されていることを見出した。また、人流を電流とみなすアナロジーによって、都市圏の交通流を近似する電気回路モ...
❏再配達・梱包数削減を目的とした物流拠点における出荷行程最適化の研究(16K17199)
【研究テーマ】商学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 哲也 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (00772956)
【キーワード】ロジスティクス / サプライチェーン・マネジメント / 生産管理学 / 多段階最適化 / モデル構築 (他13件)
【概要】近年の物流業界では、取り扱い荷物数の増加とトラックドライバーの不足により、需要を満たすことが困難になりつつある。本研究では、製品の生産から出荷、配送に至る工程について効率化・全体最適化を図るためのシステム・手法の提案を行い、導入による効果を分析・評価することを目的とし、従来個々に検討されてきた各階層における最適化問題の深化と、それらを統合した多段階最適化モデルについて、検討を行った。 一方で、各種...
【複合領域】科学教育・教育工学:科学的探究シミュレーションを含む研究件
❏河川環境の科学的探求によるグローバル・コンピテンス育成に関する実証的研究(19K03113)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 名誉教授 (40199914)
【キーワード】河川環境学習 / グローバルコンピテンス / 科学的探求 / 珪藻 / 水質問題 (他11件)
【概要】日本、インド、米国の中等教育の生徒に対し授業を実施し、3国間での意見交換を含めてグローバルコンピテンスの育成状況を実証し、さらにドイツ、ブラジルから河川環境の資料を収集し、これらの国においても授業を実施する予定であったが、昨年同様、コロナパンデミックのため渡航ができず、細部にわたる授業の打ち合わせができないため、本年度も意見交換は断念した。また、国内の学校における授業も、協力校がコロナウィルス禍に...
❏異なる時代や地域の標本とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(16K01011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】河川環境 / 国際理解 / 環境変化要因 / 珪藻 / 標本 (他26件)
【概要】河川環境理解とグローバル意識の育成を目的とする珪藻を用いた教材と授業プログラムを開発し,日本,米国,およびインドで英語,カンナダ語,マラーティー語を使用する中等教育学校で授業を行い,その効果を測定した.教材では過去と現在の同一河川の同一地点から採集した標本を使用した。 事前事後の調査の比較から,日本,米国,インドのほぼ全てのグループで,「河川と環境撹乱の関係」と「外国の自然環境」に対する学習意欲の...
【複合領域】科学教育・教育工学:河川環境教育シミュレーションを含む研究件
❏異なる時代や地域の標本とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(16K01011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】河川環境 / 国際理解 / 環境変化要因 / 珪藻 / 標本 (他26件)
【概要】河川環境理解とグローバル意識の育成を目的とする珪藻を用いた教材と授業プログラムを開発し,日本,米国,およびインドで英語,カンナダ語,マラーティー語を使用する中等教育学校で授業を行い,その効果を測定した.教材では過去と現在の同一河川の同一地点から採集した標本を使用した。 事前事後の調査の比較から,日本,米国,インドのほぼ全てのグループで,「河川と環境撹乱の関係」と「外国の自然環境」に対する学習意欲の...
❏異なる時代や地域の資料とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(25350238)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】環境教育 / 河川環境 / シミュレーション / 珪藻 / 主体的な学習 (他16件)
【概要】学習者が河川環境の変化を主体的に学習し、科学的根拠を持って今後の見通しができ、さらに自らの実社会や国際社会に対する思考力が高まる、グローバルな教育の実現を目標とし、ウェブ教材開発とそれらを使用した実践研究を行った。開発した教材は、今日のインドの強腐水河川の状況を示すビデオ、SimRiverのワークシートの改良、水中マクロ生物探索ゲームなどであった。中学校、高等学校用にそれぞれ個別の指導案を作り授業...
【複合領域】科学教育・教育工学:河川生物シミュレーションを含む研究件
❏異なる時代や地域の標本とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(16K01011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】河川環境 / 国際理解 / 環境変化要因 / 珪藻 / 標本 (他26件)
【概要】河川環境理解とグローバル意識の育成を目的とする珪藻を用いた教材と授業プログラムを開発し,日本,米国,およびインドで英語,カンナダ語,マラーティー語を使用する中等教育学校で授業を行い,その効果を測定した.教材では過去と現在の同一河川の同一地点から採集した標本を使用した。 事前事後の調査の比較から,日本,米国,インドのほぼ全てのグループで,「河川と環境撹乱の関係」と「外国の自然環境」に対する学習意欲の...
❏異なる時代や地域の資料とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(25350238)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】環境教育 / 河川環境 / シミュレーション / 珪藻 / 主体的な学習 (他16件)
【概要】学習者が河川環境の変化を主体的に学習し、科学的根拠を持って今後の見通しができ、さらに自らの実社会や国際社会に対する思考力が高まる、グローバルな教育の実現を目標とし、ウェブ教材開発とそれらを使用した実践研究を行った。開発した教材は、今日のインドの強腐水河川の状況を示すビデオ、SimRiverのワークシートの改良、水中マクロ生物探索ゲームなどであった。中学校、高等学校用にそれぞれ個別の指導案を作り授業...
【複合領域】科学教育・教育工学:首都直下地震シミュレーションを含む研究件
❏福島第一原子力発電所事故を教訓とした大規模緊急広域避難対策に関する社会情報学研究(16H01757)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】関谷 直也 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 准教授 (30422405)
【キーワード】東日本大震災 / 原子力防災 / 東京電力福島第一原子力発電所事故 / 広域避難 / 風評被害 (他8件)
【概要】東京電力福島第一原子力発電所事故後の広域避難の実態調査から、情報面の課題、避難者からの連絡、健康保険転送、二次避難所、学校教育再開などにおいて多くの問題があったことが再確認された。 また福島第一原子力発電所事故以降、原子力発電所立地自治体において原子力防災計画が再検討されてきた。広域避難に関し、福島原発事故の教訓が共有されていないこと、また多くの自治体が原子力災害時の広域避難はうまくいくのか不安を...
❏新しい災害医療対応シミュレーションシステムを用いた災害医学教育、災害医療の実践(16H03155)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】布施 明 日本医科大学, 医学部, 教授 (80238641)
【キーワード】公共健康危機管理 / 首都直下地震 / 災害関連死 / 未治療死 / 医療救護班 (他20件)
【概要】【はじめに】これまで存在しなかった災害医療活動を俯瞰するためのシミュレーション・システムを用いて首都直下地震での災害関連死を減少させるために効果的な項目の検討を行った。【対象・方法】離散事象シミュレーションを用いて災害医療対応の急性期の全体像を再現することを試みた。【結果・考察】処置を行うことができずに死亡する、いわゆる“未治療死”が5,511人であるのに対し、発生傷病者数をデフォルト値の7割に減...
【複合領域】科学教育・教育工学:生物教育シミュレーションを含む研究件
❏異なる時代や地域の標本とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(16K01011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】河川環境 / 国際理解 / 環境変化要因 / 珪藻 / 標本 (他26件)
【概要】河川環境理解とグローバル意識の育成を目的とする珪藻を用いた教材と授業プログラムを開発し,日本,米国,およびインドで英語,カンナダ語,マラーティー語を使用する中等教育学校で授業を行い,その効果を測定した.教材では過去と現在の同一河川の同一地点から採集した標本を使用した。 事前事後の調査の比較から,日本,米国,インドのほぼ全てのグループで,「河川と環境撹乱の関係」と「外国の自然環境」に対する学習意欲の...
❏異なる時代や地域の資料とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(25350238)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】環境教育 / 河川環境 / シミュレーション / 珪藻 / 主体的な学習 (他16件)
【概要】学習者が河川環境の変化を主体的に学習し、科学的根拠を持って今後の見通しができ、さらに自らの実社会や国際社会に対する思考力が高まる、グローバルな教育の実現を目標とし、ウェブ教材開発とそれらを使用した実践研究を行った。開発した教材は、今日のインドの強腐水河川の状況を示すビデオ、SimRiverのワークシートの改良、水中マクロ生物探索ゲームなどであった。中学校、高等学校用にそれぞれ個別の指導案を作り授業...
❏河川環境を学び考えるための国際ウェブ教材システムの開発と実践(21500928)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】教材情報システム / 環境教育 / 生物教育 / 珪藻 / 河川生態 (他11件)
【概要】河川の生態環境を理解するための「ビデオ」、「シミュレーションソフトウエア」「ビジュアル資料」「レポートシステム」のモジュールより構成される国際ウェブ教材システムを17ヶ国語で構築し、グローバルな河川環境問題に対し、世界の子どもが科学的にそれを見つめ、考える授業実践を行った。その結果、学習者の種別や国によって相違が生じるものの、授業を通じて、本教材システムの目的を達成することが可能であることが示され...
【複合領域】科学教育・教育工学:国際理解シミュレーションを含む研究件
❏異なる時代や地域の標本とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(16K01011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】河川環境 / 国際理解 / 環境変化要因 / 珪藻 / 標本 (他26件)
【概要】河川環境理解とグローバル意識の育成を目的とする珪藻を用いた教材と授業プログラムを開発し,日本,米国,およびインドで英語,カンナダ語,マラーティー語を使用する中等教育学校で授業を行い,その効果を測定した.教材では過去と現在の同一河川の同一地点から採集した標本を使用した。 事前事後の調査の比較から,日本,米国,インドのほぼ全てのグループで,「河川と環境撹乱の関係」と「外国の自然環境」に対する学習意欲の...
❏河川環境を学び考えるための国際ウェブ教材システムの開発と実践(21500928)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】教材情報システム / 環境教育 / 生物教育 / 珪藻 / 河川生態 (他11件)
【概要】河川の生態環境を理解するための「ビデオ」、「シミュレーションソフトウエア」「ビジュアル資料」「レポートシステム」のモジュールより構成される国際ウェブ教材システムを17ヶ国語で構築し、グローバルな河川環境問題に対し、世界の子どもが科学的にそれを見つめ、考える授業実践を行った。その結果、学習者の種別や国によって相違が生じるものの、授業を通じて、本教材システムの目的を達成することが可能であることが示され...
【複合領域】科学教育・教育工学:交渉シミュレーションを含む研究件
❏「ひと」のつながりを重視したビジネスプロセスのモデル化(23243057)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】飯島 淳一 東京工業大学, 社会理工学研究科, 教授 (80151223)
【キーワード】ビジネスプロセス / モデル化 / IT投資 / モデリング / ひとのつながり (他10件)
【概要】本研究では、3つの方向からのアプローチした。飯島は、「調整的視座」からのBPM方法論DEMO注目して、基礎理論構築のための準備を行った。これにもとづき、DEMOモデルにもとづくシミュレーションを行うための変換について定式化した。末松は、ビジネスプロセス志向性の強化およびそのための実態把握と明示化を目的とする研究を行い、36組織の約100の会議について調査した結果、会議管理技術と企業のパフォーマンス...
❏新技術の生産・流通と特許制度-ゲーム理論による分析(20310086)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】武藤 滋夫 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (50126330)
【キーワード】特許 / ライセンス / 交渉 / ゲーム理論 / 実験経済学 (他11件)
【概要】新技術のライセンスにおいて,特許権所有者と需要者の間で交渉が行われる状況の理論モデルを構築し,それを基に,ゲーム理論の解の一つである「間接安定集合」を用いて,「特許の藪」及び「アンチコモンズの悲劇」を回避しうるような新技術の生産およびライセンスによる流通の可能性を研究した。さらに,その結果の有効性を,被験者を用いた実験および計算機実験により検証した。 ...
【複合領域】地理学:環境変化シミュレーションを含む研究件
❏異なる時代や地域の標本とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(16K01011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】河川環境 / 国際理解 / 環境変化要因 / 珪藻 / 標本 (他26件)
【概要】河川環境理解とグローバル意識の育成を目的とする珪藻を用いた教材と授業プログラムを開発し,日本,米国,およびインドで英語,カンナダ語,マラーティー語を使用する中等教育学校で授業を行い,その効果を測定した.教材では過去と現在の同一河川の同一地点から採集した標本を使用した。 事前事後の調査の比較から,日本,米国,インドのほぼ全てのグループで,「河川と環境撹乱の関係」と「外国の自然環境」に対する学習意欲の...
❏異なる時代や地域の資料とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(25350238)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】環境教育 / 河川環境 / シミュレーション / 珪藻 / 主体的な学習 (他16件)
【概要】学習者が河川環境の変化を主体的に学習し、科学的根拠を持って今後の見通しができ、さらに自らの実社会や国際社会に対する思考力が高まる、グローバルな教育の実現を目標とし、ウェブ教材開発とそれらを使用した実践研究を行った。開発した教材は、今日のインドの強腐水河川の状況を示すビデオ、SimRiverのワークシートの改良、水中マクロ生物探索ゲームなどであった。中学校、高等学校用にそれぞれ個別の指導案を作り授業...
【複合領域】地理学:DEMシミュレーションを含む研究件
❏高精度金型設計のための革新的粉体成形シミュレータの開発(17H02825)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】酒井 幹夫 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (00391342)
【キーワード】離散要素法 / 粉体工学 / 粉体 / 粉末金型充填 / シミュレーション (他15件)
【概要】申請者のグループで独自開発した、DEM粗視化モデルおよび符号付距離関数と埋込境界法を結合した壁境界モデル(薄板モデルを含む)が、粉末金型充填をはじめとする固気混相流体系に応用できることを理論的および実験的に示す。また、離散要素法で模擬した粉体の空間分布を反映した粉末圧縮シミュレーションを行うための計算手法を新たに開発する。 ...
❏20世紀後半の自然環境変遷と地理的特性評価に基づく将来予測技術の開発 ―GISによる「里山の緑」のシミュレーション―(11794031)
【研究テーマ】環境保全
【研究種目】地域連携推進研究費
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】半田 暢彦 愛知県立大学, 情報科学部, 教授 (00022559)
【キーワード】GIS / リモートセンシング / 植生変遷 / 航空写真測量 / DEM (他12件)
【概要】本研究においては、環境共生の議論のシンボルとして注目の集まっている「里山」について、写真測量やリモートセンシングの先端技術と現地観測データをGIS上に統合することによって、その動態を観測する方法論を検討し、取得されたデジタルデータに基づいて、地球温暖化問題とも密接に関わる炭素固定量評価手法の開発を行った。 報告書ではその成果を、第1章:里山の森林成長と二酸化炭素固定量評価の方法論、第2章:リモセン...
❏屋内収容物の地震時転倒挙動シミュレータの開発(06558053)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】山崎 文雄 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (50220322)
【キーワード】地震 / 屋内収容物 / 転倒 / DEM / シミュレーション (他6件)
【概要】近年のわが国の地震では、家具などの転倒による室内での人的・物的被害が、負傷者の大きな割合を占めるようになってきた。このような背景から、本研究では屋内収容物の地震時転倒などの挙動に関する振動台実験と,個別要素法(DEM)に基づく解析手法の開発を行った.まず,さまざまな大きさの木製ブロックに対して振動台実験を実施し,ブロックのロッキングから転倒に至る挙動を,加速度計およびビデオで記録した.次にこの数値...
【複合領域】地理学:河川環境シミュレーションを含む研究件
❏河川環境の科学的探求によるグローバル・コンピテンス育成に関する実証的研究(19K03113)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 名誉教授 (40199914)
【キーワード】河川環境学習 / グローバルコンピテンス / 科学的探求 / 珪藻 / 水質問題 (他11件)
【概要】日本、インド、米国の中等教育の生徒に対し授業を実施し、3国間での意見交換を含めてグローバルコンピテンスの育成状況を実証し、さらにドイツ、ブラジルから河川環境の資料を収集し、これらの国においても授業を実施する予定であったが、昨年同様、コロナパンデミックのため渡航ができず、細部にわたる授業の打ち合わせができないため、本年度も意見交換は断念した。また、国内の学校における授業も、協力校がコロナウィルス禍に...
❏異なる時代や地域の標本とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(16K01011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】河川環境 / 国際理解 / 環境変化要因 / 珪藻 / 標本 (他26件)
【概要】河川環境理解とグローバル意識の育成を目的とする珪藻を用いた教材と授業プログラムを開発し,日本,米国,およびインドで英語,カンナダ語,マラーティー語を使用する中等教育学校で授業を行い,その効果を測定した.教材では過去と現在の同一河川の同一地点から採集した標本を使用した。 事前事後の調査の比較から,日本,米国,インドのほぼ全てのグループで,「河川と環境撹乱の関係」と「外国の自然環境」に対する学習意欲の...
❏異なる時代や地域の資料とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(25350238)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】環境教育 / 河川環境 / シミュレーション / 珪藻 / 主体的な学習 (他16件)
【概要】学習者が河川環境の変化を主体的に学習し、科学的根拠を持って今後の見通しができ、さらに自らの実社会や国際社会に対する思考力が高まる、グローバルな教育の実現を目標とし、ウェブ教材開発とそれらを使用した実践研究を行った。開発した教材は、今日のインドの強腐水河川の状況を示すビデオ、SimRiverのワークシートの改良、水中マクロ生物探索ゲームなどであった。中学校、高等学校用にそれぞれ個別の指導案を作り授業...
【複合領域】健康・スポーツ科学:アンケートシミュレーションを含む研究件
❏電気自動車の充電行動:需要予測と可制御性に関する研究(16K06210)
【研究テーマ】電力工学・電力変換・電気機器
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小田 拓也 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 特任教授 (20505929)
【キーワード】電気自動車 / 充電行動 / 履歴データ / アンケート / 行動変容 (他10件)
【概要】国内のCO2排出の約1割を乗用車が占める。EVは低炭素化に有益だが,充電が欠かせない。EVの普及と再生可能エネルギーの変動調整に活用する事を想定して,EVの充電行動と可制御性を明らかした。 1)充電器の利用履歴を用いて充電実態を把握した。2)EVユーザに対するアンケートを実施した。3)1と2の結果を用いて充電判断をif-thenモデルで示すシミュレータを構築して解析すると共に,4)充電要否判断を外...
❏海浜埋立地の住宅地開発における環境変容と居住者の意識・住まい方の関連に関する研究(16760472)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】淺輪 貴史 東工大, 総合理工学研究科(研究院), 助手 (50361796)
【キーワード】住環境 / CAD / 緑 / 微気候 / シミュレーション (他13件)
【概要】1.居住者の意識と住まい方に関し、平成16年度に実施し集計したアンケート結果を解析し、入居段階の居住者の意識と住環境評価の特徴を明らかにした。また、居住者の住環境評価結果と、実際の住宅地環境の特徴の関係を解析した。本年度、解析に取り上げた住宅地環境要素は、微気候(風)と緑である。 2.前年度から継続して調査し、データベース化してきた環境情報を整理し、住宅地環境情報図の作成に取り組んだ。住宅地の建物...
❏「豊かさ」を考慮した新しい住環境評価法の開発(15206063)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】久野 覚 名古屋大学, 大学院環境学研究科, 教授 (70153319)
【キーワード】居住環境 / 豊かさ / アンケート / 温熱環境 / 住宅 (他8件)
【概要】日本の住宅事情は、質・量ともに向上してきたが、未だ十分に満足のいく状態ではない。地球環境問題の深刻化とともに、必要十分な機能を備えた良好な住宅ストックを整備する必要がある。本研究の目的は、人間の真の欲求から求められる原点となる理念的住宅の設定と、構造の異なる二種類の快適性(積極的な快適性と消極的な快適性)から導かれる満足感の構造を組み合わせた評価法を開発することである。 1)建築環境工学グループ:...
【複合領域】健康・スポーツ科学:地域性シミュレーションを含む研究件
❏SDGsに資する木質バイオマス利活用に向けたシナリオシミュレーション手法の開発(19KT0008)
【研究テーマ】次世代の農資源利用
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-07-17 - 2022-03-31
【研究代表者】木下 裕介 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (60617158)
【キーワード】バイオマス / シナリオ分析 / エネルギー事業 / プランニング / シミュレーション (他13件)
【概要】本研究では、持続可能な木質バイオマスエネルギー事業のプランニングに注目し、その支援手法を提案することを目的とした。本研究では、木質バイオマスエネルギー事業のプランニングに必要な知識やノウハウを体系化するために、文献調査と事業者インタビューを通した事例調査を実施し、その結果に基づいて合計32項目からなるプランニング項目リストを作成した。プランニング項目リストの入力結果を用いて、複数の事業シナリオを作...
❏地域特性を考慮した被害関数に基づく地震時建物被害推定精度の向上(14380189)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】小檜山 雅之 (2003) 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (10333577)
【キーワード】地震被害 / 被害関数 / 被害推定 / 木造住宅 / 耐震診断 (他14件)
【概要】本研究では、建物被害推定精度の向上を目指し、木造建物の耐震性能の地域性に着目し、新たな被害関数の提案を行った。 まず、木造住宅の耐震性能の地域的な違いについて、耐震診断データをもとに分析した。耐震改修事業者より約3万棟の診断データを入手し、北海道・東北・関東・北陸・中部・東海・関西・山陰・山陽・四国・九州の11地域で集計し、診断評点分布の比較を行なった。その結果、関西地方で壁量が比較的少ない建物が...
【複合領域】健康・スポーツ科学:柔軟シミュレーションを含む研究件
❏乳児自発運動時の感覚-運動ダイナミクスを利用した行動発達モデルの構築(21K11495)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】感覚運動発達 / 胎児 / 新生児 / シミュレーション / 柔軟 (他10件)
【概要】ヒトは出生前から生後1-2年で様々な行動を獲得する.本研究では,単に神経学的な成熟だけでなく、運動/行動時に生じる多種多様な運動情報および感覚情報の学習、統合を計測およびモデル化することで,行動発達の理解を追究する. 本年度は,胎児期および新生児期の自発運動時で生じる感覚情報をシミュレーションするため,胎児・乳児の筋骨格モデルおよび柔軟な子宮壁モデルの作成を進めた.この開発により,胎児の空間的制約...
❏ゲルロボットの研究(電場応答性高分子ゲルの形状設計と運動制御)(13450100)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】井上 博允 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50111464)
【キーワード】電場応答性高分子 / ゲル / ロボット / シミュレーション / 形状 (他11件)
【概要】本研究で得られた研究成果は次の通りである。 1.大変形するゲルロボットの形状設計手法 変形の特異性を実現するために、表面に微細な凹凸を持つ平板状の型を作り、型にゲル材料を流し込んで表面にひだをもつゲル成型する手法を確立した。表面にひだをつけたゲルは、伸張する面のひだの方向に沿って曲がりやすくなり、変形の方向性を形状により設計可能となることを明らかにした。 2.電界制御による変形予測モデルの構築 ゲ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:柔軟性シミュレーションを含む研究件
❏マイクロリアクタープロセス運転操作のためのソフトセンシングシステムの開発(13750693)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】松本 秀行 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助手 (90313345)
【キーワード】マイクロリアクター / ソフトセンシング / ハイブリッドシミュレーション / フリーフロー電気泳動 / 輸送現象 (他11件)
【概要】微小空間に多数のセンサーを配置することが難しいと想定されるマイクロリアクタープロセスの運転操作を効率よく行うための、ユーザー指向ソフトセンシングシステムの構築を目標とし、フリーフロー電気泳動法を用いたマイクロ分離プロセスを対象とした、ハイブリッドモデルシミュレーションシステムの構築ならびに同システムのソフトセンシングシステムとしての有用性の検討を行うことで、以下の成果をあげることができた。 1.汎...
❏OR的アプローチによる生産システムの柔軟性に関する研究(05680344)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】森戸 晋 早稲田大学, 理工学部, 教授 (50134193)
【キーワード】フレキシブル生産システム(FMS) / オペレーションズ・リサーチ(OR) / 柔軟性(flexibility) / スケジューリング / 組合せ最適化 (他13件)
【概要】本研究では、FMSに代表される最近の自動生産システムの柔軟性がディスパッチングや最適化といったスケジューリングに及ぼす影響の分析や、機械の柔軟性に伴う工程集約がスケジューリングに及ぼす影響の分析を中心に、生産の計画管理と柔軟性との関係を明らかにした。主な成果は、以下の通りである: (1)FMSにおけるディスパッチング規則の性能: 柔軟性を有する自動生産システムが持つ、自動搬送装置、有限パレット、有...
【複合領域】健康・スポーツ科学:レジリエンスシミュレーションを含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏企業ネットワーク全体の構造に基づいた災害・政策のリスク評価(15K01217)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, シミュレーション学研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】企業 / ネットワーク / 災害 / 政策 / リスク (他15件)
【概要】本研究はサプライチェーンデータを用いて,個々の経済主体へのショックが全体にどう波及すうるか,コントローラビリティ論を用いたリスクの分析,の2つを主に行った.個々の経済主体へのショックについて重要な発見は,個別企業のショックでありながら,その波及の規模はべき分布になるということであった.コントローラビリティ論についての重要な発見は,産業ごとに他の産業を介して影響を及ぼすことができるかどうかの企業の割...
【複合領域】デザイン学:ビジネスモデルシミュレーションを含む研究件
❏事例とシナリオモデリングに基づく持続可能ビジネス設計・立案支援手法(24603039)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】近藤 伸亮 独立行政法人産業技術総合研究所, 先進製造プロセス研究部門, 主任研究員 (40336516)
【キーワード】設計工学 / 環境調和設計 / ビジネスモデル / シナリオモデル / 計算機支援 (他18件)
【概要】本研究では様々な事業分野における持続可能ビジネス事例を収集し、その成功要因を分析・ルール化することで持続可能ビジネスの「パターン言語」を作成し、これとビジネスの外部環境を表現するステークホルダモデルやライフサイクルフローモデル等を組み合わせ、持続可能ビジネスを体系的に設計する方法および、その支援ソフトウェアの開発を行った。さらに、生分解性プラスティックの有効利用、小型家電リサイクルの2課題を対象に...
❏企業シミュレータを実装するケーススタディ型eラーニング環境の構築に関する研究(15710124)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】後藤 正幸 武蔵工業大学, 環境情報学部, 助教授 (40287967)
【キーワード】eラーニング / Web Based Training / 企業モデル / 遠隔教育 / セルフラーニング (他15件)
【概要】本研究では,企業シミュレータを実装するeラーニング環境の構築を目的とし,様々な切り口から研究を行ってきた.第1に,企業経営やマネジメントについて勉強するための素材研究として,ビジネスモデルや企業経営における様々なモデルについて研究を行った.とくに,サプライチェーンが重要という認識から,多段階物流モデルについて新たな方法を提案し,評価を行っている.第2に,従来の情報検索技術や多変量解析の手法を援用し...
❏生態学的シミュレーションによるビジネスモデルの進化プロセスの研究(13630134)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30171507)
【キーワード】ビジネスモデル特許 / 技術移転 / 知的財産権 / ライセンス・ビジネス / 青色LED (他24件)
【概要】この研究計画では、ビジネスモデル(特許)と技術移転プロセスに関する制度と実態の調査から着手した。ビジネスモデル特許に関しては2000年から2001年にかけてブームがあったが、すぐに沈静化してしまった。その背景には、patenabilityとmarketability、すなわち特許になりうることとその特許で収入が入ることは別であるという特許ビジネスの実像を理解する必要がある。特許を取得するということ...
【複合領域】デザイン学:デザインシミュレーションを含む研究件
❏人間-環境系のデザインを支援するインタラクティブな設計環境の開発に関する研究(14550627)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】門内 輝行 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90114686)
【キーワード】人間-環境系 / デザイン / 設計環境 / インタラクション / コラボレーション (他8件)
【概要】21世紀を迎えて、大量生産・大量消費を基調としたデザインが行き詰まり、ポスト工業化社会にふさわしいデザインのあり方が重要な課題となっている。こうした局面におけるデザインの役割は、新しい事物を創り出すよりも、人間と環境との豊かな関係を構築することにある。本研究の目的は、こうした「人間-環境系のデザイン」の基本原理を明らかにすると共に、それを支援する「インタラクティブな設計環境」を開発することにある。...
❏複雑適応系としての都市景観の美的秩序とそのデザインに関する記号学的研究(12650632)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】門内 輝行 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90114686)
【キーワード】都市景観 / 美的秩序 / 複雑適応系 / 類似と差異 / 自己組織化 (他11件)
【概要】都市景観はミクロなデザイン行為の集積によって漸進的に変容していくものであり、新たなデザインの妥当性はマクロなレベルに美的秩序が生成されているかどうかにかかっている。その意味で、都市景観を「複雑適応系」とみなすことは、都市景観の美的秩序を分析する上で、きわめて有効な視点を与える。本研究では、複雑適応系としての都市景観の美的秩序とそのデザインの方法論について、次のような研究成果を得た。 1.都市景観を...
❏町並みの景観デザインのための形態生成の方法に関する記号学的研究(09650681)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】門内 輝行 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90114686)
【キーワード】町並み / 景観 / 形態生成 / デザイン / シミュレーション (他11件)
【概要】本研究の目的は、様々な要素の集合からなる複雑適応系としての街並み景観のデザインを支援する形態生成の方法を開発することにある。具体的には、次のような研究を実施し、多くの新たな知見を得ることができた。 1.形態生成のためのルールの抽出 日本の各地に分布する200箇所の歴史的街並みの景観について、ハイパーメディアによるデータベースを用いて、様々な街並み景観のルールにしたがって、事例を抽出できるシステムを...
【複合領域】デザイン学:サービスシミュレーションを含む研究件
❏科学技術イノベーションとサービスエコシステムの共進化のシステムモデリング(15K01181)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】木嶋 恭一 大東文化大学, 経営学部, 特任教授 (10134826)
【キーワード】サービスシステム科学 / 社会システム工学 / 重層的イノベーション / 価値共創 / 共進化 (他14件)
【概要】価値共創のプロセスを、(1)サービスシステムのネットワーク形成、(2)資源の統合、(3) サービスの交換、からなる適応サイクル として定式化し、「サービスエコシステムの基本モデル」を構築した。「サービスエコシステムの基本モデル」に基づき、科学技術的、制度的、社会的イノベーション等の重層的イノベーションを、サービスエコシステムをデザインする原動力であると捉え、階層的複雑系の視点からをモデル化した。 ...
❏ヒューマンモデリングに基づく対話型サービスデザイン(22615011)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】古田 一雄 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (50199436)
【キーワード】デザイン学 / ヒューマンモデリング / サービス / シミュレーション / 可視化 (他6件)
【概要】ヒューマンモデルに基づいてサービスシステムの振舞いをシミュレーションし、結果を可視化することによって、現場の専門家に積極的にデザインに関与してもらう人間中心の対話型サービスデザイン手法を開発した。現場から知識を抽出するエスノグラフィックな分析手法と、サービス主体間の相互作用からサービスシステムの振舞いを経時的に再現するエージェントベースシミュレーションを組合せ、対話型サービスデザインプロセスとして...
【複合領域】文化財科学・博物館学:地理情報システム(GIS)シミュレーションを含む研究件
❏資源制約下で物質・エネルギーの生産を可能にする先制的ライフサイクル設計手法の開発(16H06126)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】菊池 康紀 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 准教授 (70545649)
【キーワード】地域資源 / 再生可能資源 / バイオマス / プロセスシミュレーション / ライフサイクルアセスメント (他16件)
【概要】物質やエネルギーを生産する技術は多種開発されてきており、社会への実装が期待されている。適用可能性は、地域性を考慮した評価に基づくべきであるが、研究開発中の技術システムオプションは情報量が不足しており、詳細な評価困難となっている。本研究では、先制的ライフサイクル設計手法(pre-emptive LCD)を提案し、技術開発中のオプションであっても将来の性能向上やインフラ整備を想定したシステム設計・評価...
❏新しい災害医療対応シミュレーションシステムを用いた災害医学教育、災害医療の実践(16H03155)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】布施 明 日本医科大学, 医学部, 教授 (80238641)
【キーワード】公共健康危機管理 / 首都直下地震 / 災害関連死 / 未治療死 / 医療救護班 (他20件)
【概要】【はじめに】これまで存在しなかった災害医療活動を俯瞰するためのシミュレーション・システムを用いて首都直下地震での災害関連死を減少させるために効果的な項目の検討を行った。【対象・方法】離散事象シミュレーションを用いて災害医療対応の急性期の全体像を再現することを試みた。【結果・考察】処置を行うことができずに死亡する、いわゆる“未治療死”が5,511人であるのに対し、発生傷病者数をデフォルト値の7割に減...
❏地理情報システムを利用した最適な作業圃場配分の導出とその経済評価(15H06151)
【研究テーマ】経営・経済農学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2015-08-28 - 2017-03-31
【研究代表者】佐藤 赳 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (30756599)
【キーワード】GIS(地理情報システム) / 計量経済学 / リモートセンシング / 圃場分散 / 農地配分 (他16件)
【概要】根釧地域の酪農業牧草地の収穫作業において、コントラクター(牧草収穫等の作業受託組織)の作業圃場や日程、資本装備等について分析し、コントラクターごとにGIS(地理情報システム)を用い最適な作業順をシミュレートした。結果を実際の作業順と比較し、どの作業工程において、収穫機械が長時間待機しているなどの非効率が発生し収穫速度が低下していたのかを明らかにした。 さらに、リモートセンシングデータを用い、地域全...
【複合領域】生活科学:ゲーミングシミュレーションを含む研究件
❏モデル予測政策決定のためのエージェントベース・データ同化モデル(17H02035)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】倉橋 節也 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 教授 (40431663)
【キーワード】社会システム / シミュレーション / 最適化 / エージェントモデル / 参加型エージェントモデル (他14件)
【概要】参加型シミュレーション研究を通して、人間の合理的な意思決定や習慣的な行動、予期せぬ判断など、さまざまは要因が社会システムモデルには重要であることが分析された。これらの研究が進んできた2020年初頭に、新型コロナウイルスが発生し、緊急事態宣言が発出される事態となった。この状況に対して、エージェントベース医療政策ゲーミング&シミュレーションをベースに、新型コロナウイルス感染症に対する感染症政策...
❏利害対立の調整プロセスと結果の受容に関するゲーミング研究(21730493)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】杉浦 淳吉 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (70311719)
【キーワード】利害調整 / 環境問題 / ゲーミング / シミュレーション / ステークホルダー (他11件)
【概要】本研究では,リスクの公平な配分を理解する教育ツールの側面をもつ利害調整のプロセスと結果の評価を検討可能とするゲーミング・シミュレーションを開発し,利害調整のプロセスを検討した。参加者は利益やリスクが人それぞれ異なる状況で,利害調整のプロセスを体験した。利害調整の結果得られた得点と得点分布との関係については,参加者は得点が高ければ討論への満足度が高くなるが,グループのメンバーの得点格差が大きくなるほ...
❏参加型人工市場による流動性供給のための市場制度の設計と評価(19300077)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】喜多 一 京都大学, 学術情報メディアセンター, 教授 (20195241)
【キーワード】人工市場 / 制度分析 / シミュレーション / ゲーミング / エージェント (他9件)
【概要】証券市場ではいつでも売買可能であることが望まれ,これは市場の「流動性」と呼ばれている.本課題では市場での流動性供給を取引制度設計の問題と捉え,人工市場を用いた接近を行った.取引を逐次成立させるザラバなどの市場制度を柔軟に導入可能にする人工市場システムを開発し,ゲーミングによりザラバ市場での取引行動の特性を分析と,エージェントシミュレーションによるマーケットメイカー(MM)制度とザラバとの比較を行っ...
【複合領域】生活科学:科学教育シミュレーションを含む研究件
❏異なる時代や地域の標本とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(16K01011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】河川環境 / 国際理解 / 環境変化要因 / 珪藻 / 標本 (他26件)
【概要】河川環境理解とグローバル意識の育成を目的とする珪藻を用いた教材と授業プログラムを開発し,日本,米国,およびインドで英語,カンナダ語,マラーティー語を使用する中等教育学校で授業を行い,その効果を測定した.教材では過去と現在の同一河川の同一地点から採集した標本を使用した。 事前事後の調査の比較から,日本,米国,インドのほぼ全てのグループで,「河川と環境撹乱の関係」と「外国の自然環境」に対する学習意欲の...
❏異なる時代や地域の資料とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(25350238)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】環境教育 / 河川環境 / シミュレーション / 珪藻 / 主体的な学習 (他16件)
【概要】学習者が河川環境の変化を主体的に学習し、科学的根拠を持って今後の見通しができ、さらに自らの実社会や国際社会に対する思考力が高まる、グローバルな教育の実現を目標とし、ウェブ教材開発とそれらを使用した実践研究を行った。開発した教材は、今日のインドの強腐水河川の状況を示すビデオ、SimRiverのワークシートの改良、水中マクロ生物探索ゲームなどであった。中学校、高等学校用にそれぞれ個別の指導案を作り授業...
【複合領域】子ども学:環境教育シミュレーションを含む研究件
❏異なる時代や地域の標本とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(16K01011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】河川環境 / 国際理解 / 環境変化要因 / 珪藻 / 標本 (他26件)
【概要】河川環境理解とグローバル意識の育成を目的とする珪藻を用いた教材と授業プログラムを開発し,日本,米国,およびインドで英語,カンナダ語,マラーティー語を使用する中等教育学校で授業を行い,その効果を測定した.教材では過去と現在の同一河川の同一地点から採集した標本を使用した。 事前事後の調査の比較から,日本,米国,インドのほぼ全てのグループで,「河川と環境撹乱の関係」と「外国の自然環境」に対する学習意欲の...
❏異なる時代や地域の資料とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(25350238)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】環境教育 / 河川環境 / シミュレーション / 珪藻 / 主体的な学習 (他16件)
【概要】学習者が河川環境の変化を主体的に学習し、科学的根拠を持って今後の見通しができ、さらに自らの実社会や国際社会に対する思考力が高まる、グローバルな教育の実現を目標とし、ウェブ教材開発とそれらを使用した実践研究を行った。開発した教材は、今日のインドの強腐水河川の状況を示すビデオ、SimRiverのワークシートの改良、水中マクロ生物探索ゲームなどであった。中学校、高等学校用にそれぞれ個別の指導案を作り授業...
❏河川環境を学び考えるための国際ウェブ教材システムの開発と実践(21500928)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】教材情報システム / 環境教育 / 生物教育 / 珪藻 / 河川生態 (他11件)
【概要】河川の生態環境を理解するための「ビデオ」、「シミュレーションソフトウエア」「ビジュアル資料」「レポートシステム」のモジュールより構成される国際ウェブ教材システムを17ヶ国語で構築し、グローバルな河川環境問題に対し、世界の子どもが科学的にそれを見つめ、考える授業実践を行った。その結果、学習者の種別や国によって相違が生じるものの、授業を通じて、本教材システムの目的を達成することが可能であることが示され...
【複合領域】子ども学:運動シミュレーションを含む研究件
❏新生児・乳児における感覚-運動ダイナミクスに見る発達の個人差(18K13104)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】発達 / 乳児 / 新生児 / シミュレーション / ダイナミクス (他12件)
【概要】本研究では、運動感覚計測技術の開発・解析手法の提案・発達個人差の理解を通した発達理論の検証を目標に、①新生児・乳児の詳細な関節運動計測、②個人差を反映する身体モデル作成、③乳児運動における運動出力/感覚入力の推定、④脳モデルを利用した運動感覚統合シミュレーションによる皮質上情報構造の変化の検証、⑤ニューラルネットワークを併用した感覚運動予測ベースの発達モデル提案を遂行した。 ...
❏ゲルロボットの研究(電場応答性高分子ゲルの形状設計と運動制御)(13450100)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】井上 博允 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50111464)
【キーワード】電場応答性高分子 / ゲル / ロボット / シミュレーション / 形状 (他11件)
【概要】本研究で得られた研究成果は次の通りである。 1.大変形するゲルロボットの形状設計手法 変形の特異性を実現するために、表面に微細な凹凸を持つ平板状の型を作り、型にゲル材料を流し込んで表面にひだをもつゲル成型する手法を確立した。表面にひだをつけたゲルは、伸張する面のひだの方向に沿って曲がりやすくなり、変形の方向性を形状により設計可能となることを明らかにした。 2.電界制御による変形予測モデルの構築 ゲ...
【複合領域】子ども学:政策評価シミュレーションを含む研究件
❏生産者・消費者双方に公正かつ効率的な農産物市場構造の解明と貿易政策の導出(20H03084)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】鈴木 宣弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80304765)
【キーワード】双方寡占 / 不完全競争空間均衡 / 貿易 / 二重構造寡占 / 需要分析 (他9件)
【概要】今日のフードシステムは,市場の競争構造を明らかにし,社会経済厚生への影響を定量的に評価することが極めて重要な課題となっている.川上から川下までの農産物流通を俯瞰的に考察するためには,生産者・卸売業者・小売等によって構成される多段階の垂直的競争や,水平的競争を同時に検討する必要があり,この市場構造の特定には,一方の寡占・独占を前提としない,双方寡占モデルの適用が考えられる.本研究では,双方寡占モデル...
❏集団における疾病の罹患・死亡状況の要因分析と介入効果の予測研究(17H03589)
【研究テーマ】腫瘍生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】片野田 耕太 国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策情報センター, 部長 (00356263)
【キーワード】がん対策 / 政策評価 / シミュレーション / モデル
【概要】日本のがんの罹患および死亡に関するシミュレーションモデルの構築、数理分析および予防危険因子に関する疫学的解析を実施し、胃内視鏡検診の対象年齢および受診間隔の最適条件、大腸がん検診において国のがん対策推進基本計画の目標値である受診率50%、精検受診率90%が達成された場合の死亡率減少効果、過去のB型・C型肝炎対策によるキャリア数の減少効果よび死亡率減少効果、包括的たばこ対策の実施による将来の死亡数減...
【複合領域】一般理論:国際分業シミュレーションを含む研究件
❏組織間学習としての技術移転プロセスの組織生態学的実証研究(14330032)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】新宅 純二郎 東京大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (00216219)
【キーワード】技術移転 / 特許 / リソースベース / 光ディスク / モジュール (他24件)
【概要】本研究の前半では、まず特許等の知的財産権を中心にして、技術移転プロセスに関する制度や実態の調査を行った。技術移転にはライセンシングに限らず様々なパターンがあるが、大学を中心とした技術移転、特に大学発ベンチャーには発明をビジネスとして扱う発想が乏しいことが明らかになった。今ある技術シーズよりも、広い意味での技術力やビジネス面での経営者の力量が、技術移転の成功にとって大きな鍵であることが分かってきた。...
❏グローバル生産物流システムの設計と運用に関する研究(09680432)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】片山 博 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60091849)
【キーワード】Global Operation / Logistics / Manufacturing / Industrial Structure / Car Industry (他17件)
【概要】本研究では、近年の生産現場の国際化及び需要の多様化、短納期化等、生産を取り巻く環境条件の再編成に鑑み、交付申請書に記載の目的、実施計画に従って、製造、物流企業におけるグローバル生産物流システムのあり方について、以下の2点に焦点を当てて理論的検討を加え、一定の実用的知見を得ている。 1)複数需要地、複数生産拠点を前提とするグローバル生産物流ネットワークシステムの設計法 2)上記システムの効果的運用法...
【複合領域】一般理論:ゲーム理論シミュレーションを含む研究件
❏サービス提供者を加味した待ち行列ゲームによる混雑緩和策の評価:理論・実験分析(17K12980)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】福田 恵美子 東京工業大学, 工学院, 准教授 (50546059)
【キーワード】待ち行列 / ゲーム理論 / シミュレーション / 実験室実験 / 限定合理性 (他7件)
【概要】長引く新型コロナウィルス感染症の影響により、引き続き研究計画を調整して実施した。 実験研究については、対面による実験室実験の再開は困難なため、令和元年度に実施した実験室実験の追実験については再度延期した。一方、実際の店舗等の混雑を観察して理論の検証をおこなうフィールド実験については、社会状況を見て実施する予定で実験機器を準備した。しかしながら、、新型コロナウィルスの影響により計測に適した環境が得ら...
❏新技術の生産・流通と特許制度-ゲーム理論による分析(20310086)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】武藤 滋夫 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (50126330)
【キーワード】特許 / ライセンス / 交渉 / ゲーム理論 / 実験経済学 (他11件)
【概要】新技術のライセンスにおいて,特許権所有者と需要者の間で交渉が行われる状況の理論モデルを構築し,それを基に,ゲーム理論の解の一つである「間接安定集合」を用いて,「特許の藪」及び「アンチコモンズの悲劇」を回避しうるような新技術の生産およびライセンスによる流通の可能性を研究した。さらに,その結果の有効性を,被験者を用いた実験および計算機実験により検証した。 ...
❏社会構造の認識形成とコミュニケーション:その経済学への応用(19730137)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】石川 竜一郎 筑波大学, 大学院システム情報工学研究科, 講師 (80345454)
【キーワード】ゲーム理論 / 信念改訂理論 / 経験 / 記憶 / 帰納的学習 (他12件)
【概要】本プロジェクトでは、意思決定主体の社会構造の認識とその経済的帰結との関係について分析した。まず、主体の認識能力をその記憶能力として定式化し、シミュレーション分析を行った。次にコミュニケーションの帰結として共通認識に到達した状況を考え、非対称情報下の市場取引問題を考察した。 これらの分析を通じて、有限時間における認識の困難性と効率的学習の手法を提示した。また、市場取引における、自らの効用の認識の重要...
【複合領域】一般理論:アセスメントシミュレーションを含む研究件
❏医工学を用いた微小外科手術技術評価と効果的トレーニング法の開発(24592177)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】森田 明夫 日本医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60302725)
【キーワード】Microsurgery / Skill / Assessment / Engineering / Strength (他25件)
【概要】外科領域では術者の技術レベルが治療の成果に大きく関与する。脳神経外科や形成外科、眼科、耳鼻科、整形外科など微細な手術を行う外科領域で行われる微細外科手技(マイクロサージェリー)はその技術レベルの評価が困難であった。従来は観察による評価が主体であり、また外科技術の教育も見て学ぶことが主流となっていた。近年工学技術の進歩により様々な動作を工学的技術を用いて客観的に評価し記録することが可能となった。そこ...
❏教授行動の選択系列のアセスメントと過程決定モデルによる授業分析方法の開発(07458031)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】井上 光洋 大阪大学, 人間科学部, 教授 (60016491)
【キーワード】授業技術 / 教授スキル / 授業シミュレーション / 構造モデル / 教授行動 (他11件)
【概要】これまで授業を対象とした授業研究の方法論は数多く提案されてきているが,これらを大別すると,(1)心理学的方法,(2)工学的方法,(3)誌学的方法,(4)文化人類学的方法,(5)現象学的方法の5つになると考えられる.しかしながら,これらの方法のなかで具体的に教師の教授行動の変容を目的としているのは,工学的方法の一部であるマイクロティーチングやシミュレーション的な手法である. 本研究は,これらの手法を...
【複合領域】一般理論:リスクシミュレーションを含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏企業ネットワーク全体の構造に基づいた災害・政策のリスク評価(15K01217)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, シミュレーション学研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】企業 / ネットワーク / 災害 / 政策 / リスク (他15件)
【概要】本研究はサプライチェーンデータを用いて,個々の経済主体へのショックが全体にどう波及すうるか,コントローラビリティ論を用いたリスクの分析,の2つを主に行った.個々の経済主体へのショックについて重要な発見は,個別企業のショックでありながら,その波及の規模はべき分布になるということであった.コントローラビリティ論についての重要な発見は,産業ごとに他の産業を介して影響を及ぼすことができるかどうかの企業の割...
❏ファイナンスにおけるジャンプ型モデルの数値解析とマリアバン解析の応用(21340024)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】アルトゥーロ コハツ・ヒガ (KOHATSU-HIGA Arturo / A Kohatsu・HIga / A Kohatsu・Higa) 立命館大学, 理工学部, 教授 (80420412)
【キーワード】ミュレーション / 確率微分方程式 / ジャンプ型モデル / Malliavin解析 / 確率変数 (他12件)
【概要】本研究では、主にMalliavin解析や作用素分解法を使いジャンプ型確率微分方程式解のシミュレーション方法について研究を行った。新シミュレーション方法を発見し、数学的な性質について結果を得た結果、従来の方法に比べ正確で素早く計算できる方法を発見した。また、数理ファイナンスモデルでよく使用されるジャンプ型確率微分方程式は、リスクを計るためにGreeksと呼ばれる量を計算しなければならない。この分野に...
【複合領域】一般理論:特許シミュレーションを含む研究件
❏進化シミュレーションによるライセンシング・ネットワークの研究(21530351)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (30171507)
【キーワード】ライセンシング / 技術革新 / マルチエージェント / シミュレーション / 技術コミュニティ (他33件)
【概要】ライセンシング・ネットワークは、技術革新過程のネットワークとしてとらえられる。この研究では、技術革新が生起する技術コミュニティの進化プロセスをマルチエージェント型のコンピュータ・シミュレーション・モデルとして構築した。その際に重要な役割を果たすのはサブコミュニティの文化である。Max Weberの「殻」の概念では、殻の裏側では常に硬直性がつきまとうのだが、似たようなことは経営学でもコア能力/コア硬...
❏新技術の生産・流通と特許制度-ゲーム理論による分析(20310086)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】武藤 滋夫 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (50126330)
【キーワード】特許 / ライセンス / 交渉 / ゲーム理論 / 実験経済学 (他11件)
【概要】新技術のライセンスにおいて,特許権所有者と需要者の間で交渉が行われる状況の理論モデルを構築し,それを基に,ゲーム理論の解の一つである「間接安定集合」を用いて,「特許の藪」及び「アンチコモンズの悲劇」を回避しうるような新技術の生産およびライセンスによる流通の可能性を研究した。さらに,その結果の有効性を,被験者を用いた実験および計算機実験により検証した。 ...
❏組織間学習としての技術移転プロセスの組織生態学的実証研究(14330032)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】新宅 純二郎 東京大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (00216219)
【キーワード】技術移転 / 特許 / リソースベース / 光ディスク / モジュール (他24件)
【概要】本研究の前半では、まず特許等の知的財産権を中心にして、技術移転プロセスに関する制度や実態の調査を行った。技術移転にはライセンシングに限らず様々なパターンがあるが、大学を中心とした技術移転、特に大学発ベンチャーには発明をビジネスとして扱う発想が乏しいことが明らかになった。今ある技術シーズよりも、広い意味での技術力やビジネス面での経営者の力量が、技術移転の成功にとって大きな鍵であることが分かってきた。...
【複合領域】一般理論:災害シミュレーションを含む研究件
❏災害や感染症対策等による企業・経済への影響の網羅的企業取引ネットワークによる推計(21H00743)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, 情報科学研究科, 教授 (60418499)
【キーワード】サプライチェーン / シミュレーション / 並列計算 / 災害 / 感染症
【概要】
❏エリア防災における外国人の避難行動分析からみた都市のマルチリンガル化(20K04877)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】丹羽 由佳理 東京都市大学, 環境学部, 准教授 (80586751)
【キーワード】災害 / 地下街 / 外国人 / 避難 / シミュレーション (他13件)
【概要】(1)エリア防災:都心部におけるエリアマネジメント活動とオープンスペース利活用 エリア防災とは,人口・機能が高度に集積した地区において民間企業・自治体が連携をして防災力を高めるものである.本研究は,都心部で展開されているエリアマネジメント活動とエリア防災の関連に着目し,各都市で展開されている防災対策を調査した.COVID-19感染拡大の影響により多くの都市で防災訓練が中止されている一方,屋外空間へ...
❏災害発生後における都市内滞留者・移動者の時空間分布予測手法とリスク低減技術の開発(17H00843)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】大佛 俊泰 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (00211136)
【キーワード】都市内滞留者・移動者 / 人口統計データ / 時空間分布 / 災害 / シミュレーション (他18件)
【概要】災害発生後の混乱や群集事故等の二次的被害を低減するためには,まず,「どのような人(年齢・性別・職業)が,いつ(季節・曜日・時刻),どこで(場所・施設),何を(滞留・移動目的)しているのか」という,都市内滞留者・移動者の精緻な人口動態を推計し,これを用いた群集の誘導や制御を行うことが必要である。本研究課題では,複数の人口動態データを組み合わせることで,詳細な属性情報を備えた精緻な都市内滞留者・移動者...
【複合領域】一般理論:文化変容シミュレーションを含む研究件
❏重要成功要因が組織文化として定着する組織的プロセスの研究(19K01857)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (30171507)
【キーワード】創発的戦略 / DX / 脱炭素 / ガソリンスタンド / テレワーク (他23件)
【概要】今年度は、具体的に企業の事例研究を行い、論文「脱炭素時代を生き残るガソリンスタンドの創発的戦略」をJSTが運用を開始したプレプリントサーバ Jxiv にて公開し、既にジャーナルからアクセプトされている。その事例研究の内容を要約すると、日本では、価格競争によりガソリンで利益の出なくなったgas station (GS)は四半世紀で数が半減した。追討ちをかけるように、日本政府は2035年にガソリン車と...
❏進化シミュレーションによるライセンシング・ネットワークの研究(21530351)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (30171507)
【キーワード】ライセンシング / 技術革新 / マルチエージェント / シミュレーション / 技術コミュニティ (他33件)
【概要】ライセンシング・ネットワークは、技術革新過程のネットワークとしてとらえられる。この研究では、技術革新が生起する技術コミュニティの進化プロセスをマルチエージェント型のコンピュータ・シミュレーション・モデルとして構築した。その際に重要な役割を果たすのはサブコミュニティの文化である。Max Weberの「殻」の概念では、殻の裏側では常に硬直性がつきまとうのだが、似たようなことは経営学でもコア能力/コア硬...
【複合領域】一般理論:ベンチャー企業シミュレーションを含む研究件
❏組織間学習としての技術移転プロセスの組織生態学的実証研究(14330032)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】新宅 純二郎 東京大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (00216219)
【キーワード】技術移転 / 特許 / リソースベース / 光ディスク / モジュール (他24件)
【概要】本研究の前半では、まず特許等の知的財産権を中心にして、技術移転プロセスに関する制度や実態の調査を行った。技術移転にはライセンシングに限らず様々なパターンがあるが、大学を中心とした技術移転、特に大学発ベンチャーには発明をビジネスとして扱う発想が乏しいことが明らかになった。今ある技術シーズよりも、広い意味での技術力やビジネス面での経営者の力量が、技術移転の成功にとって大きな鍵であることが分かってきた。...
❏バーチャル知識ネットワークによる事業創出メカニズムの日米欧比較分析(12430024)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】木嶋 恭一 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (10134826)
【キーワード】バーチャル知識ネットワーク / インターネット / 事業創出 / ハイパーゲーム / シミュレーション (他9件)
【概要】本研究は、事業創出のためのバーチャル知識ネットワークによる相互経験の補完と触発のメカニズムの解明とその効率的な活用の方策を明らかにすることを目的とした。ここで、事業創出をめざす知識ネットワークとは、ベンチャー企業家らが参加して相互支援を行う企業家ネットワークだけでなく、学生・市民ネットワーク、大学・研究所・地域ネットワーク、共同受注ネットワークなどを含む重層的で包括的なネットワークを意味する。 初...
【複合領域】一般理論:カバナンスシミュレーションを含む研究件
❏強い企業文化と革新の両立性の研究(26380454)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (30171507)
【キーワード】企業文化 / 革新 / 青色LED訴訟 / ウェーバー / 殻 (他30件)
【概要】強い企業文化と革新のコンフリクトは、青色LED訴訟や企業文化とモチベーションの関係を分析した。半導体の光露光装置の革新ではRayleigh criterionがコミュニティのパラダイムとして機能していた。説明概念としては、ウェーバーの殻、ペンローズの成長の経済、トンプソンの技術、所有構造を検討し、実際に、強固な個人主義的セールス文化の自動車ディーラー組織で、市場志向的なチームプレーを基本とする組織...
❏進化シミュレーションによるライセンシング・ネットワークの研究(21530351)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (30171507)
【キーワード】ライセンシング / 技術革新 / マルチエージェント / シミュレーション / 技術コミュニティ (他33件)
【概要】ライセンシング・ネットワークは、技術革新過程のネットワークとしてとらえられる。この研究では、技術革新が生起する技術コミュニティの進化プロセスをマルチエージェント型のコンピュータ・シミュレーション・モデルとして構築した。その際に重要な役割を果たすのはサブコミュニティの文化である。Max Weberの「殻」の概念では、殻の裏側では常に硬直性がつきまとうのだが、似たようなことは経営学でもコア能力/コア硬...
【複合領域】一般理論:視環境シミュレーションを含む研究件
❏視環境設計のための室内仕上げ材のテクスチャーの定量化(17K00804)
【研究テーマ】衣・住生活学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】北村 薫子 武庫川女子大学, 生活環境学部, 教授 (80319855)
【キーワード】建築 / 光環境 / テクスチャー / 輝度画像 / シミュレーション (他18件)
【概要】建築内外装仕上げ材の表面のテクスチャーを定量的に把握するため,模型を用いた輝度画像撮影と,実空間における実測調査を行った。 まず,シャッタースピードを変化させた撮影画像から輝度画像を作成した結果,固有の色彩を有せず濃淡模様のあるテクスチャーは調和しやすいことが示唆された。次に,無彩色かつテクスチャーに特徴のある国内外の建築で実測調査を行った。白漆喰で低光沢の仕上げが多く,表面の粗滑は一定の面積の輝...
❏注視されない周囲環境情報の記述とその心理的影響に関する研究(02805074)
【研究テーマ】建築計画・都市計画
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1990 - 1991
【研究代表者】大野 隆造 神戸大学, 教養部, 助教授 (20160591)
【キーワード】視環境 / 住宅地 / 景観 / 評価 / シミュレ-ション
【概要】本研究は、人が環境から受け取る情報を、意識的に注意の向けられた環境の局所的な部分(要素)から取り出される注視情報と、受動的に広い範囲の環境から受け取られる周囲環境情報とに大別し、後者の視覚情報をパ-ソナル・コンピュ-タを用いて定量的に記述する方法を提案し、その心理的影響との関係を求めたものである。 初年度は、住宅地の屋外空間について、その場の雰囲気と、住棟や樹木の密度・配置によって異なる各環境要素...
【複合領域】一般理論:eラーニングシミュレーションを含む研究件
❏医師のノンテクニカルスキル習得および向上のための基盤構築に関する研究(16H05210)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】相馬 孝博 千葉大学, 医学部附属病院, 教授 (90262435)
【キーワード】医療行動学 / ノンテクニカルスキル / 医療安全 / シミュレーション / e-learning
【概要】NTSを適切に習得するための最新のシミュレーション環境をも加味したe-learningシステムの構築を試みた.具体的にはデータの継続的な管理に加えて,データの分析をも一元的に可能とする情報基盤の構築を行い,くわえてシミュレーション環境においてNTS取得のための学習が行われた際のデータを分析し,その結果を適切に学習者らにフィードバックする仕組みの検討を行った.こうしたフィードバックは事後評価という形...
❏企業シミュレータを実装するケーススタディ型eラーニング環境の構築に関する研究(15710124)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】後藤 正幸 武蔵工業大学, 環境情報学部, 助教授 (40287967)
【キーワード】eラーニング / Web Based Training / 企業モデル / 遠隔教育 / セルフラーニング (他15件)
【概要】本研究では,企業シミュレータを実装するeラーニング環境の構築を目的とし,様々な切り口から研究を行ってきた.第1に,企業経営やマネジメントについて勉強するための素材研究として,ビジネスモデルや企業経営における様々なモデルについて研究を行った.とくに,サプライチェーンが重要という認識から,多段階物流モデルについて新たな方法を提案し,評価を行っている.第2に,従来の情報検索技術や多変量解析の手法を援用し...
【環境学】環境解析学:計量経済モデルシミュレーションを含む研究件
❏アクティブシニアのための交通・消費行動把握のための世帯内活動時間配分・モデルの開発(18760386)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】福田 大輔 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (70334539)
【キーワード】グループ行動 / 世帯 / アクティビティ分析 / 時間配分 / 計量経済学 (他11件)
【概要】高齢者のライフスタイルが多様化する現代社会において,政府の政策が世帯の時間配分にどの様な影響を与えるかを分析するためには,従来のような個人単位での活動時間配分モデルではなく,世帯単位でのモデル分析が必要となる.アクティブシニア世帯における夫婦は,個人単位での活動よりも世帯単位での共同活動からより大きな満足度を得ていると言われている.また,定年後は生活時間の多くを夫婦で一緒に過ごすため,活動選択や時...
❏人間活動の地球地図「人間地球地図」の構築と居住・生存環境評価への応用(17201011)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】柴崎 亮介 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (70206126)
【キーワード】食糧安全保障 / 土地利用変化 / 気候変動 / 人口増加 / 経済発展 (他20件)
【概要】IPCCレポートなどにより地球温暖化が人間活動により引き起こされており,その予兆が既に明らかになっていることが公式に認められて以来,地球の環境資源を以下に持続的にうまく利用していくかという議論が世の中の注目を集めている.食糧安全保障の問題,バイオ燃料と食糧供給との相克,水資源問題などがその典型である.人間活動のあり方を変革することが究極の対策であることを考えると関心の高まりはきわめて重要であるが,...
【環境学】環境解析学:選好シミュレーションを含む研究件
❏選好データに基づいた状況依存型意思決定支援システムの構築(22K14444)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】家入 祐也 早稲田大学, 理工学術院(情報生産システム研究科・センター), 講師(任期付) (60910966)
【キーワード】意思決定支援 / 選好 / シミュレーション / IoT
【概要】
❏制度を媒介した持続可能な発展と主観的福祉のリンゲージ(23241019)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011 - 2015
【研究代表者】植田 和弘 京都大学, 経済学研究科, 教授 (20144397)
【キーワード】持続可能な発展 / 主観的福祉 / 幸福度 / 最適成長 / 公共財 (他15件)
【概要】人間の福祉(Well-being)は、決定要因である生産的基盤と、構成要素である幸福や生活満足度とに分けて考えることができる。これまでは、前者に基づいた持続可能な発展の研究と、後者の幸福度等の研究とが個別に進んでいた。そこで本研究では、両者を結び付ける枠組みについて、決定要因と構成要素とにかかわる制度に注目して検討した。これにより、消費や効用をベースにした持続可能な発展から、幸福度等の主観的福祉ま...
【環境学】環境解析学:珪藻シミュレーションを含む研究件
❏河川環境の科学的探求によるグローバル・コンピテンス育成に関する実証的研究(19K03113)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 名誉教授 (40199914)
【キーワード】河川環境学習 / グローバルコンピテンス / 科学的探求 / 珪藻 / 水質問題 (他11件)
【概要】日本、インド、米国の中等教育の生徒に対し授業を実施し、3国間での意見交換を含めてグローバルコンピテンスの育成状況を実証し、さらにドイツ、ブラジルから河川環境の資料を収集し、これらの国においても授業を実施する予定であったが、昨年同様、コロナパンデミックのため渡航ができず、細部にわたる授業の打ち合わせができないため、本年度も意見交換は断念した。また、国内の学校における授業も、協力校がコロナウィルス禍に...
❏異なる時代や地域の標本とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(16K01011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】河川環境 / 国際理解 / 環境変化要因 / 珪藻 / 標本 (他26件)
【概要】河川環境理解とグローバル意識の育成を目的とする珪藻を用いた教材と授業プログラムを開発し,日本,米国,およびインドで英語,カンナダ語,マラーティー語を使用する中等教育学校で授業を行い,その効果を測定した.教材では過去と現在の同一河川の同一地点から採集した標本を使用した。 事前事後の調査の比較から,日本,米国,インドのほぼ全てのグループで,「河川と環境撹乱の関係」と「外国の自然環境」に対する学習意欲の...
❏異なる時代や地域の資料とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(25350238)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】環境教育 / 河川環境 / シミュレーション / 珪藻 / 主体的な学習 (他16件)
【概要】学習者が河川環境の変化を主体的に学習し、科学的根拠を持って今後の見通しができ、さらに自らの実社会や国際社会に対する思考力が高まる、グローバルな教育の実現を目標とし、ウェブ教材開発とそれらを使用した実践研究を行った。開発した教材は、今日のインドの強腐水河川の状況を示すビデオ、SimRiverのワークシートの改良、水中マクロ生物探索ゲームなどであった。中学校、高等学校用にそれぞれ個別の指導案を作り授業...
【環境学】環境解析学:人口増加シミュレーションを含む研究件
❏西アフリカの人口増加と飢餓、紛争の負の連鎖とシミュレーションによる解決法の検討(17H04506)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】大山 修一 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (00322347)
【キーワード】サハラ以南アフリカ / 人口増加 / 内戦・テロ / シミュレーション / 紛争解決 (他8件)
【概要】西アフリカ・サハラ砂漠の南縁に位置するサヘル帯では人口が急増しており、1人あたりの農地面積の縮小による食料不足や飢餓、貧困が慢性化し、毎年、雨季になると各地で農耕民と牧畜民(フルベ、トゥアレグ)が放牧地をめぐって紛争を繰り返し、近年では死者も出て激化している。本研究は、現地データのシミュレーションによって人口増加や土地利用、紛争がどのように発生するのか将来予測をおこない、どのような方策によって紛争...
❏人間活動の地球地図「人間地球地図」の構築と居住・生存環境評価への応用(17201011)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】柴崎 亮介 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (70206126)
【キーワード】食糧安全保障 / 土地利用変化 / 気候変動 / 人口増加 / 経済発展 (他20件)
【概要】IPCCレポートなどにより地球温暖化が人間活動により引き起こされており,その予兆が既に明らかになっていることが公式に認められて以来,地球の環境資源を以下に持続的にうまく利用していくかという議論が世の中の注目を集めている.食糧安全保障の問題,バイオ燃料と食糧供給との相克,水資源問題などがその典型である.人間活動のあり方を変革することが究極の対策であることを考えると関心の高まりはきわめて重要であるが,...
【環境学】環境創成学:国際関係シミュレーションを含む研究件
❏実証的マルチエージェントモデルによる国際関係分析法の開発(24243023)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-10-31 - 2016-03-31
【研究代表者】山影 進 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (10115959)
【キーワード】国際関係 / 政治学 / 社会科学方法論 / シミュレーション / マルチエージェントモデル (他13件)
【概要】マルチエージェントモデルを用いた研究手法を国際関係研究のひとつとして確立するため、国際関係のさまざまなレベルにおける事象について、実証的なマルチエージェントモデルを構築し、それらのモデルを用いた実証分析を行った。国内の諸主体間関係や国家間関係について諸事例の再現を目指したモデルを構築することが可能であることを示した。構築されたマルチエージェントモデルは、具体的事象についての高い再現性を示し、モデル...
❏エネルギーと環境をめぐるグローバルシナリオ(10044036)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】鵜野 公郎 慶応義塾大学, 政策・メディア研究科, 教授 (20095582)
【キーワード】エネルギーモデル / 地球環境 / 地球温暖化 / 排出権取引 / 世界経済 (他21件)
【概要】二酸化炭素排出は地球温暖化を招く要因であり、国際的には排出権取引を導入することによりエネルギー価格に環境コストを上乗せするスキームに合意ができている(京都プロトコル)。しかし実施についてはCOP6において合意ができず、COP6.5において継続審議が予定されている。COMPASSはこの面の分析に適した構造を有する。COMPASSは経済、エネルギー、環境をリンクしている点に特徴がある。特に経済を多部門...
【環境学】環境創成学:人間活動シミュレーションを含む研究件
❏生態系の持続可能性と制度や規範について:所有形態や制裁の効果を焦点に(21770016)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中丸 麻由子 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (70324332)
【キーワード】持続可能性 / 数理モデル / シミュレーション / 制度 / 人間活動 (他12件)
【概要】生態系を持続的に利用するためには「資源としての生物をとりすぎない」というような協力的な行動が重要となる。ただ、コモンズの悲劇でも指摘されているよう、協力は達成しにくいという。そこで相手の協力度合いに応じて罰の量を変化させるときに、どの様に罰をすると協力が促進されるのかをコンピュータシミュレーションや数理モデルで検討した。コモンズに関するモデルとして、公共財ゲームが用いられることが多い。しかし、コモ...
❏人間活動の地球地図「人間地球地図」の構築と居住・生存環境評価への応用(17201011)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】柴崎 亮介 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (70206126)
【キーワード】食糧安全保障 / 土地利用変化 / 気候変動 / 人口増加 / 経済発展 (他20件)
【概要】IPCCレポートなどにより地球温暖化が人間活動により引き起こされており,その予兆が既に明らかになっていることが公式に認められて以来,地球の環境資源を以下に持続的にうまく利用していくかという議論が世の中の注目を集めている.食糧安全保障の問題,バイオ燃料と食糧供給との相克,水資源問題などがその典型である.人間活動のあり方を変革することが究極の対策であることを考えると関心の高まりはきわめて重要であるが,...
【環境学】環境保全学:シナリオ分析シミュレーションを含む研究件
❏SDGsに資する木質バイオマス利活用に向けたシナリオシミュレーション手法の開発(19KT0008)
【研究テーマ】次世代の農資源利用
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-07-17 - 2022-03-31
【研究代表者】木下 裕介 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (60617158)
【キーワード】バイオマス / シナリオ分析 / エネルギー事業 / プランニング / シミュレーション (他13件)
【概要】本研究では、持続可能な木質バイオマスエネルギー事業のプランニングに注目し、その支援手法を提案することを目的とした。本研究では、木質バイオマスエネルギー事業のプランニングに必要な知識やノウハウを体系化するために、文献調査と事業者インタビューを通した事例調査を実施し、その結果に基づいて合計32項目からなるプランニング項目リストを作成した。プランニング項目リストの入力結果を用いて、複数の事業シナリオを作...
❏資源制約下で物質・エネルギーの生産を可能にする先制的ライフサイクル設計手法の開発(16H06126)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】菊池 康紀 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 准教授 (70545649)
【キーワード】地域資源 / 再生可能資源 / バイオマス / プロセスシミュレーション / ライフサイクルアセスメント (他16件)
【概要】物質やエネルギーを生産する技術は多種開発されてきており、社会への実装が期待されている。適用可能性は、地域性を考慮した評価に基づくべきであるが、研究開発中の技術システムオプションは情報量が不足しており、詳細な評価困難となっている。本研究では、先制的ライフサイクル設計手法(pre-emptive LCD)を提案し、技術開発中のオプションであっても将来の性能向上やインフラ整備を想定したシステム設計・評価...
❏循環型製造業の将来像を設計するための持続可能社会シナリオシミュレータの開発(20246130)
【研究テーマ】リサイクル工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】梅田 靖 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (40242086)
【キーワード】持続可能社会 / 持続可能社会シナリオ / シミュレーション / 持続可能な製造業 / 環境配慮設計 (他11件)
【概要】持続可能社会像の議論のため、「持続可能社会シナリオ」が盛んに描かれているが、文章の合理的理解が困難であり、また、シナリオ作成の計算機支援も十分ではない。以上の問題を解決するため、本研究は、論理構造に注目したシナリオ表現方法論、シナリオ作成の計算機支援方法論を提案し、これらを実装したシナリオ作成・分析支援システム「Sustainable Society Scenario (3S) Simulator...
【環境学】環境保全学:IAWQ活性汚泥モデルシミュレーションを含む研究件
❏活性汚泥法の多目的シミュレーションシステムの開発(07555170)
【研究テーマ】土木環境システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】佐藤 弘泰 (1996) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (90251347)
【キーワード】活性汚泥法 / シミュレーションモデル / 生物学的リン除去法 / 生物学的窒素除去法 / IAWQ活性汚泥モデル (他10件)
【概要】活性汚泥法に対し、リン・窒素の除去などの高度処理が要請されるようになり、プロセスの設計および制御方法の最適化が求められるようになった。そのためには活性汚泥プロセスの挙動を的確にシミュレートするツールが必要になってくる。本研究では、最も信頼できる活性汚泥数学モデルとして認められている国際水環境学会(IAWQ)のモデル"Activated Sludge Model"を基本として、窒素・...
❏生物学的リン除去法の設計および運転管理の最適化手法の開発(06680530)
【研究テーマ】環境保全
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】味埜 俊 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60166098)
【キーワード】生物学的リン除去 / 嫌気好気活性汚泥法 / シミュレーション / 最適化 / IAWQ活性汚泥モデル (他8件)
【概要】実用的なリン除去技術への要望はいまや全世界的であるのに、生物学的リン除去法はこの方法自体が本来持っている優れた能力に見合うほど使われていないのが実情であった。本研究では、現在利用可能な微生物学的知見と数学的モデリングの手法を組み合わせて、嫌気好気法による生物学的リン除去プロセスの設計・制御を最適化するための基本モデルを開発し、その応用手法の確立を目的とした研究を行った。 モデル定数の同定のために行...
【環境学】環境保全学:ライフサイクルアセスメント(LCA)シミュレーションを含む研究件
❏農林業由来資源による物質・エネルギー生産システム設計のための共創型情報基盤の開発(21K17919)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】兼松 祐一郎 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任助教 (00839714)
【キーワード】技術シミュレータ / 地域システム / オープンデータ / ウェブアプリケーション / 再生可能エネルギー (他11件)
【概要】①シミュレータ開発:過去に自身が構築していた木質バイオマスによる小規模熱電併給のシミュレータについて、これまでは自身または関係者や専門家による利用を前提とした構造であり、また特定の条件や地域を前提としていたが、より幅広く利用可能とするためにモデル構造やデータセットを見直した。また、Excel上で実装していたが、一部をPythonに移植した。 ②データベース開発:近年公開が進みつつあるオープンデータ...
❏iPS細胞の凍結プロセスを革新するマルチスケール設計基盤(20K21102)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (70701340)
【キーワード】ヒトiPS細胞 / 凍結 / 解凍 / 計算化学 / プロセス設計 (他13件)
【概要】本研究の目的は、iPS細胞凍結の課題に対して、分子・細胞・プロセスの各スケールで取り組み、成果を階層的につなげた「マルチスケール設計基盤」を構築することである。2年目の2021年度は、遂行項目①「新規保護剤の探索」、項目②「多細胞凍結モデル構築」、項目③「冷却装置モデル構築」に取り組んだ。「新規保護剤の探索」については、初年度に、量子化学・分子動力学計算による有望化合物の特定に取り組み、論文発表し...
❏資源制約下で物質・エネルギーの生産を可能にする先制的ライフサイクル設計手法の開発(16H06126)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】菊池 康紀 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 准教授 (70545649)
【キーワード】地域資源 / 再生可能資源 / バイオマス / プロセスシミュレーション / ライフサイクルアセスメント (他16件)
【概要】物質やエネルギーを生産する技術は多種開発されてきており、社会への実装が期待されている。適用可能性は、地域性を考慮した評価に基づくべきであるが、研究開発中の技術システムオプションは情報量が不足しており、詳細な評価困難となっている。本研究では、先制的ライフサイクル設計手法(pre-emptive LCD)を提案し、技術開発中のオプションであっても将来の性能向上やインフラ整備を想定したシステム設計・評価...
【環境学】環境保全学:南海トラフ巨大地震シミュレーションを含む研究件
❏産業施設の移転も考慮した災害後人口移動予測技術の開発(17H02048)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】廣井 悠 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50456141)
【キーワード】シミュレーション / 疎開 / 復興 / 疎開シミュレーション / 国土復興シミュレーション (他14件)
【概要】本研究では,巨大災害が発生して都市が甚大な被害を受けたあとの人口変動を中長期的に予測するシミュレーションを作成した.これは,これまで首都直下地震などを対象として行われていた疎開段階のみならず,いくつかの被害パターンやシナリオにおいて恒久住宅に人が移動する期間まで見据えたものである.巨大災害時疎開シミュレーションと国土復興シミュレーションの2つが成果として得られた.さらに熊本地震や東日本大震災の事例...
❏福島第一原子力発電所事故を教訓とした大規模緊急広域避難対策に関する社会情報学研究(16H01757)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】関谷 直也 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 准教授 (30422405)
【キーワード】東日本大震災 / 原子力防災 / 東京電力福島第一原子力発電所事故 / 広域避難 / 風評被害 (他8件)
【概要】東京電力福島第一原子力発電所事故後の広域避難の実態調査から、情報面の課題、避難者からの連絡、健康保険転送、二次避難所、学校教育再開などにおいて多くの問題があったことが再確認された。 また福島第一原子力発電所事故以降、原子力発電所立地自治体において原子力防災計画が再検討されてきた。広域避難に関し、福島原発事故の教訓が共有されていないこと、また多くの自治体が原子力災害時の広域避難はうまくいくのか不安を...
【環境学】環境保全学:津波災害シミュレーションを含む研究件
❏理・工・医学の連携による津波の広域被害把握技術の深化と災害医療支援システムの革新(17H06108)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】越村 俊一 東北大学, 災害科学国際研究所, 教授 (50360847)
【キーワード】津波災害 / 広域被害把握 / 災害医療 / マルチエージェントシミュレーション / リモートセンシング (他8件)
【概要】リアルタイムシミュレーションとセンシングの融合による「広域被害把握技術」を深化させ、津波被災地における災害医療システムの構築を通じて医療救護班の適時・適材・適所の配備に貢献することを目標として、理・工・医学の連携研究を推進した。津波の人的被害・物的被害の量的推定を可能にし、推定被害量から被災地の医療需要の質と量を即時的に推定するとともに、シミュレーションによる災害医療活動の予測・更新の方法論を確立...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
【環境学】環境保全学:自然災害シミュレーションを含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏新しい災害医療対応シミュレーションシステムを用いた災害医学教育、災害医療の実践(16H03155)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】布施 明 日本医科大学, 医学部, 教授 (80238641)
【キーワード】公共健康危機管理 / 首都直下地震 / 災害関連死 / 未治療死 / 医療救護班 (他20件)
【概要】【はじめに】これまで存在しなかった災害医療活動を俯瞰するためのシミュレーション・システムを用いて首都直下地震での災害関連死を減少させるために効果的な項目の検討を行った。【対象・方法】離散事象シミュレーションを用いて災害医療対応の急性期の全体像を再現することを試みた。【結果・考察】処置を行うことができずに死亡する、いわゆる“未治療死”が5,511人であるのに対し、発生傷病者数をデフォルト値の7割に減...
❏メラピ火山2010噴火に伴う流域の水文環境変化と土砂災害に関する調査研究(24404010)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】権田 豊 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (10303116)
【キーワード】火山 / ラハール / 河床変動 / インドネシア / メラピ火山 (他16件)
【概要】2010年の噴火後に土石流(ラハール)が頻発したインドネシア・メラピ火山において,現地調査を実施した.現地調査の結果と数値解析による予測結果を比較した結果,ラハールの氾濫箇所を予測するためには,精度の高い地形データの取得とラハールの流量の適切な予測が重要であることが分かった.噴火後は流域の地表の状態の変化にともなってラハールを発生させる降雨の条件や、発生するラハールの流量が経年的に変化する。ラハー...
【数物系科学】数学:解の挙動シミュレーションを含む研究件
❏不均質生体現象を表わす偏微分方程式の研究(16K05214)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】久保 明達 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (60170023)
【キーワード】腫瘍浸潤モデル / 非局所項 / 生体モデル / 偏微分方程式 / コンピュータシミュレーション (他19件)
【概要】M.Chaplainらによる非局所腫瘍浸潤モデルにおいて抽象的に与えられた非局所項について適切な数学的枠組みを設定しその特徴づけと、滑らかな時間大域解の存在及び解の挙動を示した。非局所項における定義域の不整合がChaplainら自身によって修正され、それを用いて定義域の拡張を行い特異積分作用素等に類似した一般化された微分作用素として捉え、モデルのエネルギー評価式を導き、上記の結果を得ることで、モデ...
❏多重スケールの生命現象を記述する偏微分方程式についての研究(25400148)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】久保 明達 藤田保健衛生大学, 保健学研究科, 教授 (60170023)
【キーワード】マルチスケール / 非局所 / 腫瘍浸潤 / 腫瘍成長 / 数理モデル (他21件)
【概要】M.Chaplainらによる腫瘍成長と浸潤の数理モデルは、一貫した多重スケール性を保持しており、それが明確なChapalin-Lolas, Gerisch-Chaplainモデルを取り上げる。 後者は前者を非局所化したものであり、(1)まず前者の数学解析を完成させ、次いで後者の数学解析を遂行した。(2)しかし非局所項において定義の不備があり、これをChaplainが最近の論文中でついに認め訂正し、...
【数物系科学】数学:解の存在と挙動シミュレーションを含む研究件
❏不均質生体現象を表わす偏微分方程式の研究(16K05214)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】久保 明達 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (60170023)
【キーワード】腫瘍浸潤モデル / 非局所項 / 生体モデル / 偏微分方程式 / コンピュータシミュレーション (他19件)
【概要】M.Chaplainらによる非局所腫瘍浸潤モデルにおいて抽象的に与えられた非局所項について適切な数学的枠組みを設定しその特徴づけと、滑らかな時間大域解の存在及び解の挙動を示した。非局所項における定義域の不整合がChaplainら自身によって修正され、それを用いて定義域の拡張を行い特異積分作用素等に類似した一般化された微分作用素として捉え、モデルのエネルギー評価式を導き、上記の結果を得ることで、モデ...
❏局所・非局所生命現象を記述する偏微分方程式の研究(22540208)
【研究テーマ】基礎解析学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】久保 明達 藤田保健衛生大学, 医療科学部, 教授 (60170023)
【キーワード】生命現象 / 数理モデル / 数学解析 / 非局所腫瘍侵潤 / 腫瘍増殖 (他29件)
【概要】(1)増殖項を持ついくつかの局所腫瘍侵潤モデルの解が、ロジスティック方程式の解へ時間と共に漸近することを証明した。(2)(1)を含む数理モデルより帰着される発展方程式<ttD'<tf(x,t;u)の特徴付けと一般化を行い、我々の数学的方法の適用範囲を広げ、解の存在と漸近挙動を示した。(3)Gliomaについて、進行波解と腫瘍の侵潤範囲との関連性を評価する妥当な数学的アプローチを...
【数物系科学】数学:腫瘍侵潤現象シミュレーションを含む研究件
❏多重スケールの生命現象を記述する偏微分方程式についての研究(25400148)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】久保 明達 藤田保健衛生大学, 保健学研究科, 教授 (60170023)
【キーワード】マルチスケール / 非局所 / 腫瘍浸潤 / 腫瘍成長 / 数理モデル (他21件)
【概要】M.Chaplainらによる腫瘍成長と浸潤の数理モデルは、一貫した多重スケール性を保持しており、それが明確なChapalin-Lolas, Gerisch-Chaplainモデルを取り上げる。 後者は前者を非局所化したものであり、(1)まず前者の数学解析を完成させ、次いで後者の数学解析を遂行した。(2)しかし非局所項において定義の不備があり、これをChaplainが最近の論文中でついに認め訂正し、...
❏局所・非局所生命現象を記述する偏微分方程式の研究(22540208)
【研究テーマ】基礎解析学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】久保 明達 藤田保健衛生大学, 医療科学部, 教授 (60170023)
【キーワード】生命現象 / 数理モデル / 数学解析 / 非局所腫瘍侵潤 / 腫瘍増殖 (他29件)
【概要】(1)増殖項を持ついくつかの局所腫瘍侵潤モデルの解が、ロジスティック方程式の解へ時間と共に漸近することを証明した。(2)(1)を含む数理モデルより帰着される発展方程式<ttD'<tf(x,t;u)の特徴付けと一般化を行い、我々の数学的方法の適用範囲を広げ、解の存在と漸近挙動を示した。(3)Gliomaについて、進行波解と腫瘍の侵潤範囲との関連性を評価する妥当な数学的アプローチを...
【数物系科学】数学:腫瘍浸潤現象シミュレーションを含む研究件
❏不均質生体現象を表わす偏微分方程式の研究(16K05214)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】久保 明達 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (60170023)
【キーワード】腫瘍浸潤モデル / 非局所項 / 生体モデル / 偏微分方程式 / コンピュータシミュレーション (他19件)
【概要】M.Chaplainらによる非局所腫瘍浸潤モデルにおいて抽象的に与えられた非局所項について適切な数学的枠組みを設定しその特徴づけと、滑らかな時間大域解の存在及び解の挙動を示した。非局所項における定義域の不整合がChaplainら自身によって修正され、それを用いて定義域の拡張を行い特異積分作用素等に類似した一般化された微分作用素として捉え、モデルのエネルギー評価式を導き、上記の結果を得ることで、モデ...
❏多重スケールの生命現象を記述する偏微分方程式についての研究(25400148)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】久保 明達 藤田保健衛生大学, 保健学研究科, 教授 (60170023)
【キーワード】マルチスケール / 非局所 / 腫瘍浸潤 / 腫瘍成長 / 数理モデル (他21件)
【概要】M.Chaplainらによる腫瘍成長と浸潤の数理モデルは、一貫した多重スケール性を保持しており、それが明確なChapalin-Lolas, Gerisch-Chaplainモデルを取り上げる。 後者は前者を非局所化したものであり、(1)まず前者の数学解析を完成させ、次いで後者の数学解析を遂行した。(2)しかし非局所項において定義の不備があり、これをChaplainが最近の論文中でついに認め訂正し、...
【数物系科学】数学:超離散系シミュレーションを含む研究件
❏位相幾何と超離散の融合によるシングルセルの遺伝子転写運動の解明(15K00397)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大田 佳宏 東京大学, 大学院数理科学研究科, 特任教授 (80436592)
【キーワード】位相幾何学 / 超離散系 / 遺伝子 / 転写 / 時空間 (他8件)
【概要】細胞実験データを再現する数理モデルを構築し、細胞実験では不可能な条件における転写現象の予測を可能とする研究を行った。本研究では、このような予測シミュレーションを位相幾何学を用いることでさらに進め、様々な疾患細胞の遺伝子発現のみならず、より深く転写機構の変化にまで迫った疾患の根本的な原因究明を行った。 さらに、これまでの細胞集団の平均的な解析だけではなく、1細胞レベルでの転写の計算機シミュレーション...
❏超離散時空間解析と大規模配列解析の融合による遺伝子転写原理の解明(24500360)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大田 佳宏 東京大学, 数理(科)学研究科(研究院), 特任教授 (80436592)
【キーワード】超離散 / 配列解析 / 遺伝子転写 / 離散系 / シミュレーション (他10件)
【概要】ヒト細胞を用いたRNAPII (RNA polymerase II) 実体の運動情報やエピジェネティック修飾情報の数理解析の研究を行った。これまでの我々の研究では、時間分解能7.5分間隔で細胞実験を行っていたが、本研究課題ではより高い時間分解能の転写におけるRNAデータの取得を行った。さらに、転写ダイナミクスを制御しその運動にも影響を与える因子として、各種タンパク質結合情報とエピジェネティック修飾...
【数物系科学】数学:非局所項シミュレーションを含む研究件
❏不均質生体現象を表わす偏微分方程式の研究(16K05214)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】久保 明達 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (60170023)
【キーワード】腫瘍浸潤モデル / 非局所項 / 生体モデル / 偏微分方程式 / コンピュータシミュレーション (他19件)
【概要】M.Chaplainらによる非局所腫瘍浸潤モデルにおいて抽象的に与えられた非局所項について適切な数学的枠組みを設定しその特徴づけと、滑らかな時間大域解の存在及び解の挙動を示した。非局所項における定義域の不整合がChaplainら自身によって修正され、それを用いて定義域の拡張を行い特異積分作用素等に類似した一般化された微分作用素として捉え、モデルのエネルギー評価式を導き、上記の結果を得ることで、モデ...
❏多重スケールの生命現象を記述する偏微分方程式についての研究(25400148)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】久保 明達 藤田保健衛生大学, 保健学研究科, 教授 (60170023)
【キーワード】マルチスケール / 非局所 / 腫瘍浸潤 / 腫瘍成長 / 数理モデル (他21件)
【概要】M.Chaplainらによる腫瘍成長と浸潤の数理モデルは、一貫した多重スケール性を保持しており、それが明確なChapalin-Lolas, Gerisch-Chaplainモデルを取り上げる。 後者は前者を非局所化したものであり、(1)まず前者の数学解析を完成させ、次いで後者の数学解析を遂行した。(2)しかし非局所項において定義の不備があり、これをChaplainが最近の論文中でついに認め訂正し、...
【数物系科学】数学:非線形発展方程式シミュレーションを含む研究件
❏不均質生体現象を表わす偏微分方程式の研究(16K05214)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】久保 明達 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (60170023)
【キーワード】腫瘍浸潤モデル / 非局所項 / 生体モデル / 偏微分方程式 / コンピュータシミュレーション (他19件)
【概要】M.Chaplainらによる非局所腫瘍浸潤モデルにおいて抽象的に与えられた非局所項について適切な数学的枠組みを設定しその特徴づけと、滑らかな時間大域解の存在及び解の挙動を示した。非局所項における定義域の不整合がChaplainら自身によって修正され、それを用いて定義域の拡張を行い特異積分作用素等に類似した一般化された微分作用素として捉え、モデルのエネルギー評価式を導き、上記の結果を得ることで、モデ...
❏多重スケールの生命現象を記述する偏微分方程式についての研究(25400148)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】久保 明達 藤田保健衛生大学, 保健学研究科, 教授 (60170023)
【キーワード】マルチスケール / 非局所 / 腫瘍浸潤 / 腫瘍成長 / 数理モデル (他21件)
【概要】M.Chaplainらによる腫瘍成長と浸潤の数理モデルは、一貫した多重スケール性を保持しており、それが明確なChapalin-Lolas, Gerisch-Chaplainモデルを取り上げる。 後者は前者を非局所化したものであり、(1)まず前者の数学解析を完成させ、次いで後者の数学解析を遂行した。(2)しかし非局所項において定義の不備があり、これをChaplainが最近の論文中でついに認め訂正し、...
❏局所・非局所生命現象を記述する偏微分方程式の研究(22540208)
【研究テーマ】基礎解析学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】久保 明達 藤田保健衛生大学, 医療科学部, 教授 (60170023)
【キーワード】生命現象 / 数理モデル / 数学解析 / 非局所腫瘍侵潤 / 腫瘍増殖 (他29件)
【概要】(1)増殖項を持ついくつかの局所腫瘍侵潤モデルの解が、ロジスティック方程式の解へ時間と共に漸近することを証明した。(2)(1)を含む数理モデルより帰着される発展方程式<ttD'<tf(x,t;u)の特徴付けと一般化を行い、我々の数学的方法の適用範囲を広げ、解の存在と漸近挙動を示した。(3)Gliomaについて、進行波解と腫瘍の侵潤範囲との関連性を評価する妥当な数学的アプローチを...
【数物系科学】数学:ジャンプ型モデルシミュレーションを含む研究件
❏滑らかでない確率微分方程式の理論:数値解析への応用(24340022)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】KOHATSU・HIGA A (KOHATSUHIGA Auturo) 立命館大学, 理工学部, 教授 (80420412)
【キーワード】確率過程 / シミュレーション / 数値解析 / 無限次元解析 / 確率微分方程式 (他12件)
【概要】確率微分方程式はいろんな応用分野で使われているモデルである。このモデルによって動的にランダムに動く現象に対して説明できる方程式である。理論の観点ではいろんな展開があるが実際の計算を行うためにモンテカルロシミュレーションが必要である。この研究課題がこの設定で展開されている。特に確率微分方程式の係数が非滑らかであるときにシミュレーション方法の提案や数値解析の道具を構築することが目的である。 特にシステ...
❏ファイナンスにおけるジャンプ型モデルの数値解析とマリアバン解析の応用(21340024)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】アルトゥーロ コハツ・ヒガ (KOHATSU-HIGA Arturo / A Kohatsu・HIga / A Kohatsu・Higa) 立命館大学, 理工学部, 教授 (80420412)
【キーワード】ミュレーション / 確率微分方程式 / ジャンプ型モデル / Malliavin解析 / 確率変数 (他12件)
【概要】本研究では、主にMalliavin解析や作用素分解法を使いジャンプ型確率微分方程式解のシミュレーション方法について研究を行った。新シミュレーション方法を発見し、数学的な性質について結果を得た結果、従来の方法に比べ正確で素早く計算できる方法を発見した。また、数理ファイナンスモデルでよく使用されるジャンプ型確率微分方程式は、リスクを計るためにGreeksと呼ばれる量を計算しなければならない。この分野に...
【数物系科学】数学:Malliavin解析シミュレーションを含む研究件
❏滑らかでない確率微分方程式の理論:数値解析への応用(24340022)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】KOHATSU・HIGA A (KOHATSUHIGA Auturo) 立命館大学, 理工学部, 教授 (80420412)
【キーワード】確率過程 / シミュレーション / 数値解析 / 無限次元解析 / 確率微分方程式 (他12件)
【概要】確率微分方程式はいろんな応用分野で使われているモデルである。このモデルによって動的にランダムに動く現象に対して説明できる方程式である。理論の観点ではいろんな展開があるが実際の計算を行うためにモンテカルロシミュレーションが必要である。この研究課題がこの設定で展開されている。特に確率微分方程式の係数が非滑らかであるときにシミュレーション方法の提案や数値解析の道具を構築することが目的である。 特にシステ...
❏ファイナンスにおけるジャンプ型モデルの数値解析とマリアバン解析の応用(21340024)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】アルトゥーロ コハツ・ヒガ (KOHATSU-HIGA Arturo / A Kohatsu・HIga / A Kohatsu・Higa) 立命館大学, 理工学部, 教授 (80420412)
【キーワード】ミュレーション / 確率微分方程式 / ジャンプ型モデル / Malliavin解析 / 確率変数 (他12件)
【概要】本研究では、主にMalliavin解析や作用素分解法を使いジャンプ型確率微分方程式解のシミュレーション方法について研究を行った。新シミュレーション方法を発見し、数学的な性質について結果を得た結果、従来の方法に比べ正確で素早く計算できる方法を発見した。また、数理ファイナンスモデルでよく使用されるジャンプ型確率微分方程式は、リスクを計るためにGreeksと呼ばれる量を計算しなければならない。この分野に...
❏数理ファイナンス:インサイダーモデルとMalliavin Calculusの応用(18340029)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】コハツ-ヒガ アルツーロ (A Kohatsu・Higa / KOHATSU-HIGA Artuto / ARTURO Kohatsu-Higa) 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 准教授 (80420412)
【キーワード】確率論 / 数理ファイナンス / モンテカルロ法 / 数値解析 / Malliavin解析 (他11件)
【概要】インサイダー取引モデルでは株の値段がジャンプすることを認めるとインサイダーが将来の情報があってもリスクが残ることによって市場の均衡が起こる可能性がある。また、Backモデルの拡張について結果が得られた。確率微分方程式タイプのモデルにも提案した。 確率微分方程式の数値解析では径路方法を構成し、いろんな場合に使えることを期待している。また、密度関数のシミュレーションに対して、分散減少法を作って、その解...
【数物系科学】数学:金融派生商品シミュレーションを含む研究件
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
❏拡散過程の新しいシミュレーションの理論とファイナンスへの応用の研究(15540110)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院・イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 数値解法 / シミュレーション / 準モンテカルロ法 / 確立微分方程式 (他13件)
【概要】本研究の目的は、拡散過程X(t)のと関数fが与えられた時に期待値E[f(X(T))]の値を数値的に求める問題(弱近似問題)を、楠岡近似と呼ばれる新しい近似手法によって解決する方法を確立することであった。楠岡の研究により楠岡近似は既存の近似手法である、Euler-丸山近似に比して非常に少ない次元の数値積分によって近似を実現することが可能であることが示されていた。積分次元はMonte Carlo法を用...
❏金融リスク評価システムの数理科学的研究(12650061)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 理財工学研究センター, 助教授 (70313377)
【キーワード】金融派生商品 / シミュレーション / 拡散過程 / 確率微分方程式の数値解法 / 高次元数値積分 (他11件)
【概要】本年度は、拡散過程のシミュレーション技術の開発において成果を得た。 確率微分方程式で記述された拡散過程X(t, x)と関数fが与えられている時、その期待値E[f(X(t, x))]を求める問題は、確率数値解析の大きなテーマである。金融リスクの計算は、まさにこの問題に他ならない。この計算を行う方法として金融リスクの分野では次の方法がもっとも有用であり広く行われている。それは、拡散過程X(t, x)を...
【数物系科学】数学:確率微分方程式の数値解法シミュレーションを含む研究件
❏拡散過程の新しいシミュレーションの理論とファイナンスへの応用の研究(15540110)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院・イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 数値解法 / シミュレーション / 準モンテカルロ法 / 確立微分方程式 (他13件)
【概要】本研究の目的は、拡散過程X(t)のと関数fが与えられた時に期待値E[f(X(T))]の値を数値的に求める問題(弱近似問題)を、楠岡近似と呼ばれる新しい近似手法によって解決する方法を確立することであった。楠岡の研究により楠岡近似は既存の近似手法である、Euler-丸山近似に比して非常に少ない次元の数値積分によって近似を実現することが可能であることが示されていた。積分次元はMonte Carlo法を用...
❏金融リスク評価システムの数理科学的研究(12650061)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 理財工学研究センター, 助教授 (70313377)
【キーワード】金融派生商品 / シミュレーション / 拡散過程 / 確率微分方程式の数値解法 / 高次元数値積分 (他11件)
【概要】本年度は、拡散過程のシミュレーション技術の開発において成果を得た。 確率微分方程式で記述された拡散過程X(t, x)と関数fが与えられている時、その期待値E[f(X(t, x))]を求める問題は、確率数値解析の大きなテーマである。金融リスクの計算は、まさにこの問題に他ならない。この計算を行う方法として金融リスクの分野では次の方法がもっとも有用であり広く行われている。それは、拡散過程X(t, x)を...
【数物系科学】数学:確率変数シミュレーションを含む研究件
❏滑らかでない確率微分方程式の理論:数値解析への応用(24340022)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】KOHATSU・HIGA A (KOHATSUHIGA Auturo) 立命館大学, 理工学部, 教授 (80420412)
【キーワード】確率過程 / シミュレーション / 数値解析 / 無限次元解析 / 確率微分方程式 (他12件)
【概要】確率微分方程式はいろんな応用分野で使われているモデルである。このモデルによって動的にランダムに動く現象に対して説明できる方程式である。理論の観点ではいろんな展開があるが実際の計算を行うためにモンテカルロシミュレーションが必要である。この研究課題がこの設定で展開されている。特に確率微分方程式の係数が非滑らかであるときにシミュレーション方法の提案や数値解析の道具を構築することが目的である。 特にシステ...
❏ファイナンスにおけるジャンプ型モデルの数値解析とマリアバン解析の応用(21340024)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】アルトゥーロ コハツ・ヒガ (KOHATSU-HIGA Arturo / A Kohatsu・HIga / A Kohatsu・Higa) 立命館大学, 理工学部, 教授 (80420412)
【キーワード】ミュレーション / 確率微分方程式 / ジャンプ型モデル / Malliavin解析 / 確率変数 (他12件)
【概要】本研究では、主にMalliavin解析や作用素分解法を使いジャンプ型確率微分方程式解のシミュレーション方法について研究を行った。新シミュレーション方法を発見し、数学的な性質について結果を得た結果、従来の方法に比べ正確で素早く計算できる方法を発見した。また、数理ファイナンスモデルでよく使用されるジャンプ型確率微分方程式は、リスクを計るためにGreeksと呼ばれる量を計算しなければならない。この分野に...
【数物系科学】数学:漸近挙動シミュレーションを含む研究件
❏多重スケールの生命現象を記述する偏微分方程式についての研究(25400148)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】久保 明達 藤田保健衛生大学, 保健学研究科, 教授 (60170023)
【キーワード】マルチスケール / 非局所 / 腫瘍浸潤 / 腫瘍成長 / 数理モデル (他21件)
【概要】M.Chaplainらによる腫瘍成長と浸潤の数理モデルは、一貫した多重スケール性を保持しており、それが明確なChapalin-Lolas, Gerisch-Chaplainモデルを取り上げる。 後者は前者を非局所化したものであり、(1)まず前者の数学解析を完成させ、次いで後者の数学解析を遂行した。(2)しかし非局所項において定義の不備があり、これをChaplainが最近の論文中でついに認め訂正し、...
❏局所・非局所生命現象を記述する偏微分方程式の研究(22540208)
【研究テーマ】基礎解析学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】久保 明達 藤田保健衛生大学, 医療科学部, 教授 (60170023)
【キーワード】生命現象 / 数理モデル / 数学解析 / 非局所腫瘍侵潤 / 腫瘍増殖 (他29件)
【概要】(1)増殖項を持ついくつかの局所腫瘍侵潤モデルの解が、ロジスティック方程式の解へ時間と共に漸近することを証明した。(2)(1)を含む数理モデルより帰着される発展方程式<ttD'<tf(x,t;u)の特徴付けと一般化を行い、我々の数学的方法の適用範囲を広げ、解の存在と漸近挙動を示した。(3)Gliomaについて、進行波解と腫瘍の侵潤範囲との関連性を評価する妥当な数学的アプローチを...
【数物系科学】数学:情報構造シミュレーションを含む研究件
❏協力ゲーム理論とシミュレーションによる会計制度設計(25590104)
【研究テーマ】会計学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】荒田 映子 武蔵大学, 経済学部, 教授 (00386351)
【キーワード】減価償却 / 協力ゲーム理論 / 制度の合理性 / コア / シャープレイ値 (他14件)
【概要】一般に用いられる定額法などの減価償却方法がなぜ許容されるかを説明するために、協力ゲーム理論を用いたモデルを構築し、まずはステイクホルダーが許容する償却方法が満たす条件を解概念「コア」により分析した。またコアに含まれる償却方法から、最も良く用いられる定額法に絞るための条件を、解が一意的に定まるシャープレイ値を用いて、シミュレーションにより探索的に検討した。その結果、シャープレイ値は理論的には定額法を...
❏社会構造の認識形成とコミュニケーション:その経済学への応用(19730137)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】石川 竜一郎 筑波大学, 大学院システム情報工学研究科, 講師 (80345454)
【キーワード】ゲーム理論 / 信念改訂理論 / 経験 / 記憶 / 帰納的学習 (他12件)
【概要】本プロジェクトでは、意思決定主体の社会構造の認識とその経済的帰結との関係について分析した。まず、主体の認識能力をその記憶能力として定式化し、シミュレーション分析を行った。次にコミュニケーションの帰結として共通認識に到達した状況を考え、非対称情報下の市場取引問題を考察した。 これらの分析を通じて、有限時間における認識の困難性と効率的学習の手法を提示した。また、市場取引における、自らの効用の認識の重要...
【数物系科学】数学:偏微分方程式シミュレーションを含む研究件
❏不均質生体現象を表わす偏微分方程式の研究(16K05214)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】久保 明達 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (60170023)
【キーワード】腫瘍浸潤モデル / 非局所項 / 生体モデル / 偏微分方程式 / コンピュータシミュレーション (他19件)
【概要】M.Chaplainらによる非局所腫瘍浸潤モデルにおいて抽象的に与えられた非局所項について適切な数学的枠組みを設定しその特徴づけと、滑らかな時間大域解の存在及び解の挙動を示した。非局所項における定義域の不整合がChaplainら自身によって修正され、それを用いて定義域の拡張を行い特異積分作用素等に類似した一般化された微分作用素として捉え、モデルのエネルギー評価式を導き、上記の結果を得ることで、モデ...
❏実用的な構造保存有限要素法の確立に向けた基礎研究(23560063)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】松尾 宇泰 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (90293670)
【キーワード】数値解析 / 偏微分方程式 / シミュレーション / 国際情報交換 / 国際情報交流
【概要】本研究の目的は,前研究により有限要素法と構造保存数値解法を結びつけて得られた「離散偏導関数法」を実用に耐えうるレベルまで引き上げるための基礎研究を行うことである. 本研究は第一に,L2射影作用素の概念を導入し,任意の偏微分方程式に対して常に機械的に構造保存有限要素スキームを構成可能であることを示した.これにより,ユーザーは所定の処方箋に沿うだけで自動的に構造保存有限スキームが可能になり,実用性が飛...
【数物系科学】数学:デリバティブシミュレーションを含む研究件
❏再生可能エネルギー電力P2P取引支援のためのリスクマネジメントシステム構築(20H00285)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】山田 雄二 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 教授 (50344859)
【キーワード】ファイナンス / エネルギー / 電力市場 / デリバティブ / シミュレーション (他7件)
【概要】当該研究テーマの土台を構築することを念頭に,取得可能なデータをもとに基礎分析を実施し以下の成果を得た. ①アグリゲータや発電事業者が目的に応じて利用できるように,標準型およびカスタムメイド型の天候デリバティブを提案した.具体的には,電力消費・価格,太陽光発電および気象データを用いて,ヘッジ効果と汎用性を達成する天候デリバティブとフォワードを構築し,ヘッジ効果を検証した. ②GAMLSSによるスポッ...
❏金融工学におけるシミュレーション技法の開発とその適用(15710117)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】今井 潤一 東北大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (10293078)
【キーワード】準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 数理工学 / 金融工学 / シミュレーション (他8件)
【概要】本年度の研究計画の中であげた研究論文"A General Dimension Reduction Technique for Derivative Pricing"は,査読の結果を受けて改訂中である.改訂にあたっては,LT法のアルゴリズムの効率化に伴い,最初に採用していたアルゴリズムと比較して計算時間が半分以下となり,その効果を考慮すると劇的な改善となった.論文改訂にあたっては,こ...
【数物系科学】数学:数学解析シミュレーションを含む研究件
❏多重スケールの生命現象を記述する偏微分方程式についての研究(25400148)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】久保 明達 藤田保健衛生大学, 保健学研究科, 教授 (60170023)
【キーワード】マルチスケール / 非局所 / 腫瘍浸潤 / 腫瘍成長 / 数理モデル (他21件)
【概要】M.Chaplainらによる腫瘍成長と浸潤の数理モデルは、一貫した多重スケール性を保持しており、それが明確なChapalin-Lolas, Gerisch-Chaplainモデルを取り上げる。 後者は前者を非局所化したものであり、(1)まず前者の数学解析を完成させ、次いで後者の数学解析を遂行した。(2)しかし非局所項において定義の不備があり、これをChaplainが最近の論文中でついに認め訂正し、...
❏局所・非局所生命現象を記述する偏微分方程式の研究(22540208)
【研究テーマ】基礎解析学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】久保 明達 藤田保健衛生大学, 医療科学部, 教授 (60170023)
【キーワード】生命現象 / 数理モデル / 数学解析 / 非局所腫瘍侵潤 / 腫瘍増殖 (他29件)
【概要】(1)増殖項を持ついくつかの局所腫瘍侵潤モデルの解が、ロジスティック方程式の解へ時間と共に漸近することを証明した。(2)(1)を含む数理モデルより帰着される発展方程式<ttD'<tf(x,t;u)の特徴付けと一般化を行い、我々の数学的方法の適用範囲を広げ、解の存在と漸近挙動を示した。(3)Gliomaについて、進行波解と腫瘍の侵潤範囲との関連性を評価する妥当な数学的アプローチを...
【数物系科学】数学:微分方程式の数値解法シミュレーションを含む研究件
❏複雑領域上における構造保存数値解法に関する研究(20760052)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】松尾 宇泰 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 准教授 (90293670)
【キーワード】数理工学 / 数値解析 / シミュレーション / 保存・散逸スキーム / 微分方程式 (他7件)
【概要】本研究は,国産の数値手法である「離散変分法」を有限要素法に拡張することを目的としていたが,その中で以下の知見を得た. まず,本研究において空間1次元の場合にH^1の枠組みで有限要素法版離散変分法が構成可能であること,およびいくつかの代表的な偏微分方程式(非局所作用素を含む方程式を含む)に対して適用し,実際に保存則を保つ数値計算が可能であることを示した.またこの枠組みが空間2,3次元の場合にも基本的...
❏拡散過程の新しいシミュレーションの理論とファイナンスへの応用の研究(15540110)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院・イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 数値解法 / シミュレーション / 準モンテカルロ法 / 確立微分方程式 (他13件)
【概要】本研究の目的は、拡散過程X(t)のと関数fが与えられた時に期待値E[f(X(T))]の値を数値的に求める問題(弱近似問題)を、楠岡近似と呼ばれる新しい近似手法によって解決する方法を確立することであった。楠岡の研究により楠岡近似は既存の近似手法である、Euler-丸山近似に比して非常に少ない次元の数値積分によって近似を実現することが可能であることが示されていた。積分次元はMonte Carlo法を用...
【数物系科学】数学:数理ファイナンスシミュレーションを含む研究件
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
❏数理ファイナンス:インサイダーモデルとMalliavin Calculusの応用(18340029)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】コハツ-ヒガ アルツーロ (A Kohatsu・Higa / KOHATSU-HIGA Artuto / ARTURO Kohatsu-Higa) 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 准教授 (80420412)
【キーワード】確率論 / 数理ファイナンス / モンテカルロ法 / 数値解析 / Malliavin解析 (他11件)
【概要】インサイダー取引モデルでは株の値段がジャンプすることを認めるとインサイダーが将来の情報があってもリスクが残ることによって市場の均衡が起こる可能性がある。また、Backモデルの拡張について結果が得られた。確率微分方程式タイプのモデルにも提案した。 確率微分方程式の数値解析では径路方法を構成し、いろんな場合に使えることを期待している。また、密度関数のシミュレーションに対して、分散減少法を作って、その解...
❏拡散過程の新しいシミュレーションの理論とファイナンスへの応用の研究(15540110)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院・イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 数値解法 / シミュレーション / 準モンテカルロ法 / 確立微分方程式 (他13件)
【概要】本研究の目的は、拡散過程X(t)のと関数fが与えられた時に期待値E[f(X(T))]の値を数値的に求める問題(弱近似問題)を、楠岡近似と呼ばれる新しい近似手法によって解決する方法を確立することであった。楠岡の研究により楠岡近似は既存の近似手法である、Euler-丸山近似に比して非常に少ない次元の数値積分によって近似を実現することが可能であることが示されていた。積分次元はMonte Carlo法を用...
【数物系科学】物理学:セルオートマトンシミュレーションを含む研究件
❏超離散時空間解析と大規模配列解析の融合による遺伝子転写原理の解明(24500360)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大田 佳宏 東京大学, 数理(科)学研究科(研究院), 特任教授 (80436592)
【キーワード】超離散 / 配列解析 / 遺伝子転写 / 離散系 / シミュレーション (他10件)
【概要】ヒト細胞を用いたRNAPII (RNA polymerase II) 実体の運動情報やエピジェネティック修飾情報の数理解析の研究を行った。これまでの我々の研究では、時間分解能7.5分間隔で細胞実験を行っていたが、本研究課題ではより高い時間分解能の転写におけるRNAデータの取得を行った。さらに、転写ダイナミクスを制御しその運動にも影響を与える因子として、各種タンパク質結合情報とエピジェネティック修飾...
❏転写のダイナミクス解析と高精度シミュレーションに関する研究(22700309)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】大田 佳宏 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任助教 (80436592)
【キーワード】転写 / シミュレーション / RNAPII / RNA / セルオートマトン (他6件)
【概要】遺伝子のDNA配列を鋳型にRNAポリメレースという酵素によってRNAが作られ、RNAの配列をもとに蛋白質が作られることは、生命の基本原理と考えられている。本研究では転写におけるRNA polymerase II(RNAPII)の運動をエクソン-イントロン間の速度変化を定式化することで、高精度な数値シミュレーションを行った。血管の細胞の主要な遺伝子について、刺激直後からRNAの転写が遺伝子上を波のよ...
❏セルオートマトンによる群集避難行動の数理解析と防災応用(15760047)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】西成 活裕 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (40272083)
【キーワード】セルオートマトン / 確率モデル / 避難 / フロアフィールド / シミュレーション (他13件)
【概要】セルオートマトンを用いた建物からの人の避難シミュレーションについて検討し、以前より提唱しているフロアフィールドモデルの詳細な検討を行なった。特にシミュレーションの基盤である、動的フロアフィールドと視野の関係について詳しい比較をした。動的フロアフィールドとは、人が通過する際に残す足跡を利用して追従行動を表現するものであるが、この足跡は実際にフロアに存在するものではなく、計算効率の向上を図るためのアイ...
【数物系科学】物理学:ソフトマターシミュレーションを含む研究件
❏非平衡下での生体膜の構造形成(21K03481)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】野口 博司 東京大学, 物性研究所, 准教授 (00514564)
【キーワード】曲率誘導タンパク質 / 反応拡散波 / シミュレーション / 生物物理 / ソフトマター
【概要】非平衡下で生体膜がとる多様な形状変化、パターン形成を明らかにするのが本研究課題の目的である。今年度は、曲率誘導タンパク質および、その制御因子の膜への吸着、膜上の拡散が引き起こす現象について反抗拡散方程式と膜変形をカップルさせた計算を行い、膜変形を伴う反応拡散波について調べた。球面では空間的に一様な振動が起こる条件でも、曲率の高い(条件によっては低い)部位から、進行波が形成されることや、波の速度が曲...
❏タンパク質による生体膜の形態制御(17K05607)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】野口 博司 東京大学, 物性研究所, 准教授 (00514564)
【キーワード】生物物理 / ソフトマター / 生体膜 / シミュレーション
【概要】本研究では粗視化シミュレーションを用いて、曲率誘導タンパク質などによる生体膜の構造変化を研究した。(1)キラリティがチューブ形成に重要であること、(2)膜変形とのカップリングによって膜上の反応拡散波の安定性やチューリングパターンが変化すること、(3)アクチン繊維成長との相互作用が熱平衡とは異なる膜ゆらぎを誘起することなどを明らかにするとともに、(4)膜の力学物性の計算手法の開発や(5)ナビエ・スト...
❏架橋による生体膜の構造制御(25400425)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】野口 博司 東京大学, 物性研究所, 准教授 (00514564)
【キーワード】生物物理 / ソフトマター / 細胞 / 生体膜 / シミュレーション
【概要】数値計算を主に用いて、タンパク質などによる生体膜の形状制御の仕組みを研究した。まず、膜間のゆらぎのエントロピーによって生体膜間を架橋する結合サイトが凝集する条件を明らかにした。次に、高分子修飾によって大きな膜ドメインが不安定化し、多数のマイクロドメインが形成されることがあることを示した。そして、バナナ状タンパク質の吸着により、多角形膜チューブや多面体ベシクルが形成することを明らかにした。タンパク質...
【数物系科学】物理学:応用数学シミュレーションを含む研究件
❏Self-similar behaviour in thin film flow(24740072)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】ボーウェン マーク 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (30534341)
【キーワード】self-similarity / thin films / parabolic equations / high-order / self-similar (他10件)
【概要】複数の国を拠点とする研究協力者たちと連携し、我々は、表面張力が引き起こす薄膜流の研究において生じる方程式の(自己相似)特解の同定に関して、目覚ましい進展を達成した。この研究については、多くの国際的学術誌で論文発表を行った。さらに、近い将来投稿される予定の論文も複数存在する。また、複数の国際会議でも口頭発表を行った。 ...
❏高次システム解析への準モンテカルロ法適用のための基礎的研究(21510141)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】諸星 穂積 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (10272387)
【キーワード】システム工学 / シミュレーション / 応用数学 / 応用科学
【概要】時間と共に変化する高次元システムを分析するために必要な数値計算の手法を研究した.具体的には,準モンテカルロ法という数値積分を高速に行うために使われる手法を,高次元システムに適用するためにどのような工夫をしたらよいか,いくつかの代表的な問題を選んで数値実験によって検討した.アルゴリズムを提案し,既存の方法と比較して,必要な計算時間がかなり短縮されることを実験的に確認した. ...
【数物系科学】物理学:拡散過程シミュレーションを含む研究件
❏拡散過程の新しいシミュレーションの理論とファイナンスへの応用の研究(15540110)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院・イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 数値解法 / シミュレーション / 準モンテカルロ法 / 確立微分方程式 (他13件)
【概要】本研究の目的は、拡散過程X(t)のと関数fが与えられた時に期待値E[f(X(T))]の値を数値的に求める問題(弱近似問題)を、楠岡近似と呼ばれる新しい近似手法によって解決する方法を確立することであった。楠岡の研究により楠岡近似は既存の近似手法である、Euler-丸山近似に比して非常に少ない次元の数値積分によって近似を実現することが可能であることが示されていた。積分次元はMonte Carlo法を用...
❏金融リスク評価システムの数理科学的研究(12650061)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 理財工学研究センター, 助教授 (70313377)
【キーワード】金融派生商品 / シミュレーション / 拡散過程 / 確率微分方程式の数値解法 / 高次元数値積分 (他11件)
【概要】本年度は、拡散過程のシミュレーション技術の開発において成果を得た。 確率微分方程式で記述された拡散過程X(t, x)と関数fが与えられている時、その期待値E[f(X(t, x))]を求める問題は、確率数値解析の大きなテーマである。金融リスクの計算は、まさにこの問題に他ならない。この計算を行う方法として金融リスクの分野では次の方法がもっとも有用であり広く行われている。それは、拡散過程X(t, x)を...
【数物系科学】物理学:確率過程シミュレーションを含む研究件
❏フェロモン源探索行動のモデル化に基づく新しい探索アルゴリズムの開発(25870915)
【研究テーマ】ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】小林 亮太 国立情報学研究所, 情報学プリンシプル研究系, 助教 (70549237)
【キーワード】知能情報学 / 確率過程 / ソフトコンピューティング / シミュレーション / ベイズ統計学 (他9件)
【概要】昆虫は時々やってくるフェロモンを頼りにフェロモン源に到達できる.特にカイコガのオスは,視力が弱いにもかかわらずフェロモンを頼りにしてメスの場所を効率的に探索する.本研究では,フェロモン源を探索する過程を模倣したアルゴリズムを開発した.フェロモンについての探索者の観測を確率過程 (点過程) としてモデル化し,ベイズ統計を用いることによりフェロモン源の位置を推定するアルゴリズムを開発した.そして,フェ...
❏滑らかでない確率微分方程式の理論:数値解析への応用(24340022)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】KOHATSU・HIGA A (KOHATSUHIGA Auturo) 立命館大学, 理工学部, 教授 (80420412)
【キーワード】確率過程 / シミュレーション / 数値解析 / 無限次元解析 / 確率微分方程式 (他12件)
【概要】確率微分方程式はいろんな応用分野で使われているモデルである。このモデルによって動的にランダムに動く現象に対して説明できる方程式である。理論の観点ではいろんな展開があるが実際の計算を行うためにモンテカルロシミュレーションが必要である。この研究課題がこの設定で展開されている。特に確率微分方程式の係数が非滑らかであるときにシミュレーション方法の提案や数値解析の道具を構築することが目的である。 特にシステ...
【数物系科学】物理学:確率論シミュレーションを含む研究件
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
❏ファイナンスにおけるジャンプ型モデルの数値解析とマリアバン解析の応用(21340024)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】アルトゥーロ コハツ・ヒガ (KOHATSU-HIGA Arturo / A Kohatsu・HIga / A Kohatsu・Higa) 立命館大学, 理工学部, 教授 (80420412)
【キーワード】ミュレーション / 確率微分方程式 / ジャンプ型モデル / Malliavin解析 / 確率変数 (他12件)
【概要】本研究では、主にMalliavin解析や作用素分解法を使いジャンプ型確率微分方程式解のシミュレーション方法について研究を行った。新シミュレーション方法を発見し、数学的な性質について結果を得た結果、従来の方法に比べ正確で素早く計算できる方法を発見した。また、数理ファイナンスモデルでよく使用されるジャンプ型確率微分方程式は、リスクを計るためにGreeksと呼ばれる量を計算しなければならない。この分野に...
❏数理ファイナンス:インサイダーモデルとMalliavin Calculusの応用(18340029)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】コハツ-ヒガ アルツーロ (A Kohatsu・Higa / KOHATSU-HIGA Artuto / ARTURO Kohatsu-Higa) 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 准教授 (80420412)
【キーワード】確率論 / 数理ファイナンス / モンテカルロ法 / 数値解析 / Malliavin解析 (他11件)
【概要】インサイダー取引モデルでは株の値段がジャンプすることを認めるとインサイダーが将来の情報があってもリスクが残ることによって市場の均衡が起こる可能性がある。また、Backモデルの拡張について結果が得られた。確率微分方程式タイプのモデルにも提案した。 確率微分方程式の数値解析では径路方法を構成し、いろんな場合に使えることを期待している。また、密度関数のシミュレーションに対して、分散減少法を作って、その解...
【数物系科学】物理学:プロセスシミュレーションを含む研究件
❏マイクロリアクタープロセス運転操作のためのソフトセンシングシステムの開発(13750693)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】松本 秀行 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助手 (90313345)
【キーワード】マイクロリアクター / ソフトセンシング / ハイブリッドシミュレーション / フリーフロー電気泳動 / 輸送現象 (他11件)
【概要】微小空間に多数のセンサーを配置することが難しいと想定されるマイクロリアクタープロセスの運転操作を効率よく行うための、ユーザー指向ソフトセンシングシステムの構築を目標とし、フリーフロー電気泳動法を用いたマイクロ分離プロセスを対象とした、ハイブリッドモデルシミュレーションシステムの構築ならびに同システムのソフトセンシングシステムとしての有用性の検討を行うことで、以下の成果をあげることができた。 1.汎...
❏マイクロリアクタープロセスの知的ネットワークによる運転管理(12450309)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】黒田 千秋 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (80114867)
【キーワード】マイクロリアクター / プロセス / 知的システム / ネットワークシステム / 運転管理 (他10件)
【概要】精密な温度制御や反応時間制御、また廃棄物や毒物の安全管理を目指した自由度の高いマイクロリアクタ-プロセスの制御・運転管理を柔軟かつ的確に行うために、ネットワーク型モデリングシステムを融合させた知的ネットワークシステムを検討し、また、同システムの実用化を検討するためのモデル実験を行い、以下の成果を挙げることができた。 1.反応シミュレーション、流動シミュレーション、装置挙動シミュレーション、プロセス...
❏仮想生産のためのプロセスシミュレーションの統合化に関する研究(07305006)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】岩田 一明 大阪大学, 工学部, 教授 (30031066)
【キーワード】仮想生産システム / シミュレーション / 統合化 / 製造プロセス / 分散処理 (他8件)
【概要】本研究は仮想生産のためのプロセスシミュレーションの統合化に関して研究を行い,以下に挙げる成果を得た. 1)生産活動に含まれるプロセスを物理的ならびに情報処理的な面から分類し、そのプロセスをシミュレーションするために必要となる情報、知識、処理手法等を検討した。 2)生産のプロセスのシミュレーション・ソフトウェアについて調査を行い、その機能、入出力情報、他プロセスとのインタフェースなどを分析した。 3...
【数物系科学】物理学:ボテンシャルシミュレーションを含む研究件
❏経験的分子運動学ポテンシャルの世界標準規格の構築とデータベース化への戦略的展開(17656037)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】酒井 信介 (2007) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80134469)
【キーワード】機械材料・材料力学 / 分子動力学 / ポテンシャル / シミュレーション / 遺伝的アルゴリズム (他13件)
【概要】本研究は、アモルファス金属や化合物半導体等の高度な分子動力学計算に不可欠な高精度な経験的分子動力学ポテンシャルの標準規格の構築を行った後、ポテンシャル開発ソフトをインターネットのWebを通じて公開し、利用ユーザの結果をデータベースとして蓄積して共有することにより、世界標準のデータベースを作成することを目的とする。 平成19年度は開発プログラムの発表と情報収集、及び戦略的委員会の組織立ち上げのための...
❏常時・非常時の人間行動から見た地下街の総合的安定性の定量的解析(05750454)
【研究テーマ】構造工学・地震工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】目黒 公郎 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (40222343)
【キーワード】個別要素法 / 人間行動 / 個人特性 / 避難行動 / シミュレーション (他8件)
【概要】平成5年度は,個性や意志を持った「ひと」の動きを定量的に解析するモデルを構築すると共に,常時・非常時の人間行動シミュレーションから,実際に存在する地下街の総合的安全性の定量的検討法を提案する第1ステップを完了した.本研究で提案する解析手法とは,個別要素法(DEM)に基づく人間行動解析モデルであり,1人の人間を個性を持った1つの個別要素として扱うことによって,1人1人の人間の動きまで微視的に追跡でき...
❏地震火災時の人間の避難行動に関する実験およびシミュレーション研究(03452198)
【研究テーマ】土木構造
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1991 - 1993
【研究代表者】片山 恒雄 (1992-1993) 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70013216)
【キーワード】避難 / 地震火災 / 人間行動 / 地下街 / シミュレーション (他10件)
【概要】地震火災時の人間の避難行動を解明するため,迷路を用いた避難実験を行うとともに,避難行動シミュレーション手法の開発と検討を行った.結果をまとめると,以下のようになる. 1.都民防災教育センターの煙体験コーナーの迷路を利用し40人の被験者に対して行った実験結果と,被験者に対して同時に実施した性格検査結果を解析したところ,迷路内での行動パターンは3つに大別でき,それらは性別や性格等の個人特性と関連がある...
【数物系科学】物理学:非線形ダイナミクスシミュレーションを含む研究件
❏高次元時空における時空特異点形成条件の解明(22540293)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】真貝 寿明 大阪工業大学, 情報科学部, 教授 (30267405)
【キーワード】一般相対性理論 / 高次元時空 / ブラックホール / 時空特異点 / 拘束条件付発展問題 (他11件)
【概要】高次元時空における時空特異点やブラックホールの形成条件を数値的手段を用いて,その手法も含めて研究した.重力崩壊のシミュレーションから,(1) 高次元時空では,重力の伝播する自由度が大きくなることから,4次元時空の時よりも崩壊は迅速になり,物質分布形状も球対称に近づくように進むこと,(2) 初期形状が極端に長い場合には,裸の特異点が出現する傾向になるが,ブラックホール地平面の形成条件も高次元では緩め...
❏現象論的ダイナミックスの設計論への導入に関する研究(12355031)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】片岡 邦夫 神戸大学, 工学部, 教授 (20031081)
【キーワード】化学工学設計論 / 非線形ダイナミックス / ニューラルネットワーク / バーチャルリアクター / 混合特性 (他18件)
【概要】非線形ダイナミックスを内包する複雑系化学プロセスを流体の混合場で実現するシステム(化学装置)をオペレーション、コントロールの設計法と実際について各グループA〜Gで手分けして研究を実施した. A:複雑系化学プロセスとして酢酸ビニルの乳化重合を取り上げ,システムとして撹拌混合反応装置を採用して回分操作と連続操作による反応速度(重合率)、ラテックス粒子の粒度分布の時間変動ダイナミックスを観察した。機能制...
【数物系科学】物理学:プラズモイドシミュレーションを含む研究件
❏新展開を迎えた磁気リコネクション研究に関する企画調査-実験室から天体まで-(15634016)
【研究テーマ】プラズマ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003
【研究代表者】柴田 一成 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70144178)
【キーワード】フレア / ガンマ線バースト / 磁気リコネクション / ジェット / プラズモイド (他7件)
【概要】平成16年度発足の特定領域「磁気プラズマにおける爆発現象-磁気リコネクション研究の新展開」申請のための準備会、会合を以下のように開催した。 第1回 全体会議 2005年6月10日(火)於:京大花山天文台。特定領域の内容、総括班、計画研究案など議論。 第2回 全体会議 2003年7月17日(木)-18日(金)於:東大工学部。 特定領域全体、各研究計画の科学的な目的について詳しく議論し、3つの研究項目...
❏磁気リコネクションの物理:現状と課題(06352014)
【研究テーマ】超高層物理学
【研究種目】総合研究(B)
【研究期間】1994
【研究代表者】荻野 竜樹 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助教授 (00109274)
【キーワード】磁気リコネクション / 衛星観測 / シミュレーション / GEOTAIL / YOHKOH (他8件)
【概要】磁気リコネクション過程は,地球,惑星磁気圏,核融合プラズマの分野において,観測・実験並びに理論・モデル・シミュレーションから幅広く研究されてきている。しかも,数多くの先駆的な研究が国内の研究者によって精力的に発表されてきた分野でもある。ここ数年,より現実的なモデル・シミュレーション研究が活発に行われ,磁気リコネクションの3次元的描像,現実的な磁気圏構造での発展の様子,異常電気抵抗と粒子の効果等が明...
【数物系科学】物理学:波動粒子相互作用シミュレーションを含む研究件
❏宇宙プラズマ中の電磁サイクロトロン波による電子加速散乱機構の実証的研究(17H06140)
【研究テーマ】超高層物理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】大村 善治 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (50177002)
【キーワード】超高層物理学 / プラズマ波動 / 放射線帯 / 粒子加速 / 非線形 (他18件)
【概要】放射線帯変動のモデリングとして、数値グリーン関数を経度方向の変動を含むように拡張し、かつ斜め伝搬コーラス波動による加速散乱機構をテスト粒子計算に取り込むことに成功した。新しいグリーン関数データベースに基づき、斜め伝搬コーラス放射による放射線帯電子の生成と消失の過程を再現することが可能になった。 磁気圏界面における磁気リコネクションイベント付近でのMMS衛星観測データから、非線形波動粒子相互作用の直...
❏放射線帯マルチスケールシミュレーションによる相対論的電子の輸送加速過程の研究(23340146)
【研究テーマ】超高層物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】三好 由純 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 准教授 (10377781)
【キーワード】放射線帯 / 粒子輸送 / 粒子加速 / シミュレーション / 宇宙天気 (他8件)
【概要】放射線帯の高エネルギー電子のグローバルなダイナミクスを理解するため、新たなシミュレーションコードを開発し、MHD波動およびホイッスラーモード波動によって放射線帯電子がどのように変化するかを調べた。主な成果として、ホイッスラーモード波動によってバースト的な電子の降り込みが数keVからMeVまでの広いエネルギー帯で同時におこることが、シミュレーションと観測との比較研究から実証された。また、磁気圏を伝搬...
【数物系科学】物理学:放射線帯シミュレーションを含む研究件
❏宇宙プラズマ中の電磁サイクロトロン波による電子加速散乱機構の実証的研究(17H06140)
【研究テーマ】超高層物理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】大村 善治 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (50177002)
【キーワード】超高層物理学 / プラズマ波動 / 放射線帯 / 粒子加速 / 非線形 (他18件)
【概要】放射線帯変動のモデリングとして、数値グリーン関数を経度方向の変動を含むように拡張し、かつ斜め伝搬コーラス波動による加速散乱機構をテスト粒子計算に取り込むことに成功した。新しいグリーン関数データベースに基づき、斜め伝搬コーラス放射による放射線帯電子の生成と消失の過程を再現することが可能になった。 磁気圏界面における磁気リコネクションイベント付近でのMMS衛星観測データから、非線形波動粒子相互作用の直...
❏放射線帯マルチスケールシミュレーションによる相対論的電子の輸送加速過程の研究(23340146)
【研究テーマ】超高層物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】三好 由純 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 准教授 (10377781)
【キーワード】放射線帯 / 粒子輸送 / 粒子加速 / シミュレーション / 宇宙天気 (他8件)
【概要】放射線帯の高エネルギー電子のグローバルなダイナミクスを理解するため、新たなシミュレーションコードを開発し、MHD波動およびホイッスラーモード波動によって放射線帯電子がどのように変化するかを調べた。主な成果として、ホイッスラーモード波動によってバースト的な電子の降り込みが数keVからMeVまでの広いエネルギー帯で同時におこることが、シミュレーションと観測との比較研究から実証された。また、磁気圏を伝搬...
【数物系科学】物理学:複雑系シミュレーションを含む研究件
❏羽田空港を対象にした航空交通管理手法のヒューマンインザループシミュレーション評価(20H04237)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】伊藤 恵理 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70462893)
【キーワード】航空交通管理 / 航空管制 / 空港運用 / ヒューマンインザループシミュレーション / シミュレーション実験 (他10件)
【概要】本年度は、羽田空港に到着する航空交通流を模擬するヒューマンインザループシミュレーション実験環境を構築し、実験のデモンストレーションを成功させた。 具体的には、ユーロコントロール実験研究所および電子航法研究所と連携し、羽田空港に到着する主要な航空交通が通過するT25およびT24空域を対象にして、実際の航空交通・気象データおよび空域・経路・ウェイポイントなどのアダプテーションデータ等を利用し、シミュレ...
❏個の多様性は社会構造にどう影響するのか?適応的ネットワークによる構成的アプローチ(19H04220)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐山 弘樹 早稲田大学, 商学学術院, 教授(任期付) (30345425)
【キーワード】多様性 / 社会構造 / 適応的ネットワーク / 数理モデル / 複雑系 (他11件)
【概要】2021年度は,新型コロナによる継続的な困難のため,研究の進行に影響が生じた.具体的には,研究代表者が夏季期間に来日し所属研究機関(早稲田大学)にて研究補助を雇用し研究を推進するという当初予定が実現できなかった.そこで,偏微分方程式によるモデルの定式化と解析,および収集された実社会データのさらに詳細な解析を,海外の外部研究協力者(米国ビンガムトン大学 Mohammad Khasawneh 教授)に...
❏実証的マルチエージェントモデルによる国際関係分析法の開発(24243023)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-10-31 - 2016-03-31
【研究代表者】山影 進 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (10115959)
【キーワード】国際関係 / 政治学 / 社会科学方法論 / シミュレーション / マルチエージェントモデル (他13件)
【概要】マルチエージェントモデルを用いた研究手法を国際関係研究のひとつとして確立するため、国際関係のさまざまなレベルにおける事象について、実証的なマルチエージェントモデルを構築し、それらのモデルを用いた実証分析を行った。国内の諸主体間関係や国家間関係について諸事例の再現を目指したモデルを構築することが可能であることを示した。構築されたマルチエージェントモデルは、具体的事象についての高い再現性を示し、モデル...
【数物系科学】物理学:輸送現象シミュレーションを含む研究件
❏GPSビッグデータに基づくヒューマンモビリティ科学の基盤構築(18H01656)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高安 美佐子 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20296776)
【キーワード】GPSデータ / ヒューマンモビリティー / 輸送現象 / モデル構築 / 数値シミュレーション (他14件)
【概要】約100万人のスマホGPSデータを解析し都市圏の人流に関する基本的な特性を明らかにした。大都市圏での人流パターンを流域という視点に基づいてマクロ的に捉える新しいデータ解析手法を確立し、流域のサイズの分布や形状が都市に依存しない普遍的な特性を持ち、さらに、Covid-19の感染下でも基本特性が維持されていることを見出した。また、人流を電流とみなすアナロジーによって、都市圏の交通流を近似する電気回路モ...
❏マイクロリアクタープロセス運転操作のためのソフトセンシングシステムの開発(13750693)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】松本 秀行 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助手 (90313345)
【キーワード】マイクロリアクター / ソフトセンシング / ハイブリッドシミュレーション / フリーフロー電気泳動 / 輸送現象 (他11件)
【概要】微小空間に多数のセンサーを配置することが難しいと想定されるマイクロリアクタープロセスの運転操作を効率よく行うための、ユーザー指向ソフトセンシングシステムの構築を目標とし、フリーフロー電気泳動法を用いたマイクロ分離プロセスを対象とした、ハイブリッドモデルシミュレーションシステムの構築ならびに同システムのソフトセンシングシステムとしての有用性の検討を行うことで、以下の成果をあげることができた。 1.汎...
【数物系科学】物理学:計算機実験シミュレーションを含む研究件
❏宇宙プラズマ中の電磁サイクロトロン波による電子加速散乱機構の実証的研究(17H06140)
【研究テーマ】超高層物理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】大村 善治 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (50177002)
【キーワード】超高層物理学 / プラズマ波動 / 放射線帯 / 粒子加速 / 非線形 (他18件)
【概要】放射線帯変動のモデリングとして、数値グリーン関数を経度方向の変動を含むように拡張し、かつ斜め伝搬コーラス波動による加速散乱機構をテスト粒子計算に取り込むことに成功した。新しいグリーン関数データベースに基づき、斜め伝搬コーラス放射による放射線帯電子の生成と消失の過程を再現することが可能になった。 磁気圏界面における磁気リコネクションイベント付近でのMMS衛星観測データから、非線形波動粒子相互作用の直...
❏蛋白質の遅い揺らぎを捉えるための粗視化モデル(14780506)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】高野 光則 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (40313168)
【キーワード】蛋白質 / 揺らぎ / 分子動力学シミュレーション / 粗視化モデル / 分子モーター (他13件)
【概要】これまでの研究で、Goモデルベースの粗視化モデルMD計算により蛋白質の遅い揺らぎをシミュレートし、結果の有効性・信頼性を検証してきた。そして、大幅な計算時間の軽減とともに高精度全原子モデルと同等の結果を得られることを示した(Nat.Comput)。本年度は、(1)これまで使:用してきたGoモデルの:Folding問題に対する応用(Chem.Phys)、そして、(2)モデルの拡張を行った。新たなモデ...
【数物系科学】物理学:量子ダイナミクスシミュレーションを含む研究件
❏第一原理に基づく熱電変換計算理論の開発と有機材料への応用(18H01856)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】石井 宏幸 筑波大学, 数理物質系, 准教授 (00585127)
【キーワード】熱電変換物性 / 大規模計算 / 有機半導体 / 時間依存波束拡散法 / 波束ダイナミクス (他9件)
【概要】弱いファンデルワールス結合からなる有機半導体は、電子-フォノン相互作用が強いために、変形ポテンシャル近似などの従来の固体物理で使われてきた摂動論が使えない。そこで私たちは実時間上で電子-フォノン相互作用を直接評価し、それを用いて量子論に基づく波束の時間発展計算から伝導物性を算出する方法論「時間依存波束拡散法」を拡張し、熱電物性の計算も可能にした。またこれを実際の有機半導体に適用し、その有用性を示し...
❏数理構造の抽出と保存を中心とした次世代エレクトロニクス材料設計基盤の創出(16KT0016)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】松尾 宇泰 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (90293670)
【キーワード】数値解析 / 計算科学 / 量子ダイナミクス / 有機エレクトロニクス / 構造保存解法 (他10件)
【概要】本研究では複雑化・巨大化し従来の設計プロセスでは限界に達しつつある次世代エレクトロニクス材料の新設計基盤の創出を目指して,数理構造の一貫性に基づく物理・数理モデル・数値計算の一体化した計算体系を探究した.その結果,構造保存的モデル縮減法の新規開発・検証,量子ダイナミクス計算のための高速な反復法の開発など,重要な要素技術開発を行ったあと,総合応用技術としてエネルギー保存型並列解法による量子ダイナミク...
【数物系科学】物理学:確率微分方程式シミュレーションを含む研究件
❏滑らかでない確率微分方程式の理論:数値解析への応用(24340022)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】KOHATSU・HIGA A (KOHATSUHIGA Auturo) 立命館大学, 理工学部, 教授 (80420412)
【キーワード】確率過程 / シミュレーション / 数値解析 / 無限次元解析 / 確率微分方程式 (他12件)
【概要】確率微分方程式はいろんな応用分野で使われているモデルである。このモデルによって動的にランダムに動く現象に対して説明できる方程式である。理論の観点ではいろんな展開があるが実際の計算を行うためにモンテカルロシミュレーションが必要である。この研究課題がこの設定で展開されている。特に確率微分方程式の係数が非滑らかであるときにシミュレーション方法の提案や数値解析の道具を構築することが目的である。 特にシステ...
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
❏ファイナンスにおけるジャンプ型モデルの数値解析とマリアバン解析の応用(21340024)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】アルトゥーロ コハツ・ヒガ (KOHATSU-HIGA Arturo / A Kohatsu・HIga / A Kohatsu・Higa) 立命館大学, 理工学部, 教授 (80420412)
【キーワード】ミュレーション / 確率微分方程式 / ジャンプ型モデル / Malliavin解析 / 確率変数 (他12件)
【概要】本研究では、主にMalliavin解析や作用素分解法を使いジャンプ型確率微分方程式解のシミュレーション方法について研究を行った。新シミュレーション方法を発見し、数学的な性質について結果を得た結果、従来の方法に比べ正確で素早く計算できる方法を発見した。また、数理ファイナンスモデルでよく使用されるジャンプ型確率微分方程式は、リスクを計るためにGreeksと呼ばれる量を計算しなければならない。この分野に...
【数物系科学】物理学:安定性シミュレーションを含む研究件
❏森林の三次元計測と林分成長予測システムの統合による地域資源シミュレーションの構築(24780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中島 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10598775)
【キーワード】シミュレーション / 資源予測 / 林業収益 / 労働量 / 素材生産 (他26件)
【概要】本研究は、リモートセンシング等から得られた森林の現況をもとに、成長モデルを組み合わせることによって、長期的な資源シミュレーションを行うことを可能とした。その結果、多様な森林管理に応じた労働量、材積、林業収益などを試算することが可能となった。また、これらのシミュレーションが地域の森林管理に応用できる可能性についても検討した。 ...
❏ロボット制御ソフトウェア開発のための超高速動力学シミュレーション環境(19700190)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】長谷川 晶一 電気通信大学, 電気通信学部, 准教授 (10323833)
【キーワード】モーションプランニング / シミュレーション / ロボット / 制御 / 安定性
【概要】本研究では,環境・機構・制御をあわせたシステム全体を安定にシミュレーション可能な超高速ロボットシミュレータを構築する.PD コントローラのLCP への組み込みと自由度削減法によるシミュレーションの統合が実現し,従来の10 倍程度の大きな時間刻みでも安定に機構と制御のシミュレーションを行うことができる動力学シミュレータを構築することができた.また,構築したシミュレータを用いて,四足ロボットモデルのシ...
【数物系科学】物理学:分子動力学シミュレーションシミュレーションを含む研究件
❏ゲノムジャンク領域にコードされる機能ペプチドの制御機構の情報学的推定と実験的検証(21K12107)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】福吉 修一 金沢大学, 薬学系, 講師 (10456410)
【キーワード】リボソーム / uORF / 分子動力学シミュレーション / 粗視化モデル / 翻訳制御 (他7件)
【概要】今年度は、ヒトゲノムにおける非翻訳領域による生理活性機構の全貌解明を目的とし、翻訳に関わるリボソームが、メッセンジャーRNA上の非コード領域の上流にあるORF(uORF)を翻訳する際の挙動を検討するため、80Sリボソームの構造情報解析を中心とした研究を行った。今年度の補助金は、主にこの研究を遂行するための計算機部品の購入に当てられた。 ・別用途で使用していたコンピュータ(Ryzen Threadr...
❏タンパク質界面の複雑ダイナミクスの解析:機械学習とMD計算に基づく新手法の開拓(18K05025)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山下 雄史 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50615622)
【キーワード】分子動力学 / 機械学習 / シミュレーション / 分子動力学シミュレーション / 古典力学 (他11件)
【概要】機械学習技術の発展により、人工知能は画像認識やチェスや囲碁などの分野において人間の知能を凌駕するようになってきた。近年、AlphaFoldのような先進的なタンパク質構造予測技術においても、機械学習が中心的な役割を担っている。本研究では、こうした機械学習技術を分子科学に導入することによって、タンパク質間に見られる重要なダイナミクス現象を解き明かしていくことを目指している。 これまでの研究で、基本的な...
❏X線自由電子レーザーを用いた非結晶サブミクロン粒子のナノメートル分解能構造解析(24654140)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中迫 雅由 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30227764)
【キーワード】コヒーレントX線回折イメージング / X線自由電子レーザー / 三次元再構成 / 非結晶粒子 / ナノ構造 (他14件)
【概要】コヒーレントX線回折顕微鏡法は、レンズが不要なイメージング手法であり、X線自由電子レーザーの持つ強度と空間コヒーレンスの両方を活用することで、結晶化が原理的に不可能または極めて困難な巨大分子・粒子やその集合体などの構造解析に適用できるものと期待されている。本研究では、将来的な分子構造解析の可能性の検討、データ処理や構造解析の新しい方法の提案を行って、結晶化が困難な粒子の構造解析の理論およびソフトウ...
【数物系科学】物理学:非線形シミュレーションを含む研究件
❏宇宙プラズマ中の電磁サイクロトロン波による電子加速散乱機構の実証的研究(17H06140)
【研究テーマ】超高層物理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】大村 善治 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (50177002)
【キーワード】超高層物理学 / プラズマ波動 / 放射線帯 / 粒子加速 / 非線形 (他18件)
【概要】放射線帯変動のモデリングとして、数値グリーン関数を経度方向の変動を含むように拡張し、かつ斜め伝搬コーラス波動による加速散乱機構をテスト粒子計算に取り込むことに成功した。新しいグリーン関数データベースに基づき、斜め伝搬コーラス放射による放射線帯電子の生成と消失の過程を再現することが可能になった。 磁気圏界面における磁気リコネクションイベント付近でのMMS衛星観測データから、非線形波動粒子相互作用の直...
❏ファイナンスにおけるジャンプ型モデルの数値解析とマリアバン解析の応用(21340024)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】アルトゥーロ コハツ・ヒガ (KOHATSU-HIGA Arturo / A Kohatsu・HIga / A Kohatsu・Higa) 立命館大学, 理工学部, 教授 (80420412)
【キーワード】ミュレーション / 確率微分方程式 / ジャンプ型モデル / Malliavin解析 / 確率変数 (他12件)
【概要】本研究では、主にMalliavin解析や作用素分解法を使いジャンプ型確率微分方程式解のシミュレーション方法について研究を行った。新シミュレーション方法を発見し、数学的な性質について結果を得た結果、従来の方法に比べ正確で素早く計算できる方法を発見した。また、数理ファイナンスモデルでよく使用されるジャンプ型確率微分方程式は、リスクを計るためにGreeksと呼ばれる量を計算しなければならない。この分野に...
【数物系科学】地球惑星科学:計算機シミュレーションシミュレーションを含む研究件
❏宇宙プラズマ中の電磁サイクロトロン波による電子加速散乱機構の実証的研究(17H06140)
【研究テーマ】超高層物理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】大村 善治 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (50177002)
【キーワード】超高層物理学 / プラズマ波動 / 放射線帯 / 粒子加速 / 非線形 (他18件)
【概要】放射線帯変動のモデリングとして、数値グリーン関数を経度方向の変動を含むように拡張し、かつ斜め伝搬コーラス波動による加速散乱機構をテスト粒子計算に取り込むことに成功した。新しいグリーン関数データベースに基づき、斜め伝搬コーラス放射による放射線帯電子の生成と消失の過程を再現することが可能になった。 磁気圏界面における磁気リコネクションイベント付近でのMMS衛星観測データから、非線形波動粒子相互作用の直...
❏マイクロ-マクロ関連に基づく社会特性の創発に関する研究(15330133)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】高木 英至 埼玉大学, 教養学部, 教授 (20163165)
【キーワード】社会構造 / 創発性 / 計算機シミュレーション / ゲーミング / シミュレーション (他18件)
【概要】本研究課題の成果は大別して次の4つのカテゴリーに分けることが出来る。 第1は、本研究課題で用いた手法、特に計算機シミュレーションの社会科学における位置づけに関する、方法論的ないし哲学的な位置づけである。従来の例を整理しながら、計算機シミュレーションは数理モデルほど厳密ではないものの、柔軟で適用範囲の多い方法であること、特に進化型のシミュレーションに可能性が大きいことを見出した。 第2は単純推論型の...
❏非周期構造無機固体の塑性変形機構に関する研究(12450261)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】竹内 伸 東京理科大学, 基礎工学部, 教授 (60013512)
【キーワード】非周期構造 / 準結晶 / アモルファス金属 / 変形応力 / 計算機シミュレーション (他13件)
【概要】結晶と同様にすべり過程で塑性変形することが知られている非周期構造無機固体の準結晶と金属ガラスについて、塑性変形の微視的過程を広範な条件下での実験および計算機シミュレーションによって解明することを目的とした。 (1)さまざまな準結晶について高温塑性変形実験を行い、準結晶が普遍的に(a)0.75Tm(Tm:融点)以上の高温で塑性変形が可能で降伏応力は温度上昇と共に急激に減少すること、(b)大きな加工軟...
【数物系科学】地球惑星科学:地震サイクルシミュレーションを含む研究件
❏超大規模シミュレーションで再現する大地震の動的破壊過程(19K04031)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / H行列 / 地震サイクル (他21件)
【概要】境界積分方程式法を用いた完全動的破壊シミュレーションおよび準動的地震サイクルシミュレーションに対して,高性能並列計算機(HPC)環境へのアルゴリズム最適化を行い,超大規模計算でしか実行できない現実的な地震現象のモデル化を行っている.これまで,高速 領域分割法(FDPM)に基づく動的破壊伝播シミュレーションを用いて,2016年カイコウラ(ニュージーランド)地震,2011年福島県浜通りの地震,2011...
❏プレート境界の摩擦パラメター推定に関する研究(17540394)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】加藤 尚之 東京大学, 地震研究所, 助教授 (60224523)
【キーワード】摩擦構成則 / シミュレーション / 地震サイクル / プレート境界地震 / 余効すべり (他6件)
【概要】余震域拡大過程の数値シミュレーション:プレート境界型地震の余震域はしばしば時間とともに拡大することが知られている.これは,本震の発生による余効すべりが伝播し,その応力変化で余震を引き起こすためと考えられる.すべり速度・状態依存摩擦則を利用した数値シミュレーションにより余効すべりの伝播に伴う余震域の拡大が再現できたが,その拡大速度は本震のすべり速度や速度強化域の摩擦パラメターに依存することがわかった...
【数物系科学】地球惑星科学:地震活動シミュレーションを含む研究件
❏地震発生の規則性と複雑性の起源に関する研究(26400445)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】加藤 尚之 東京大学, 地震研究所, 教授 (60224523)
【キーワード】地震活動 / 摩擦 / シミュレーション
【概要】地震発生の複雑さの原因を理解するために,バネ-ブロックモデルと連続体モデルを用いて地震活動の数値シミュレーションを行った.速度・状態依存摩擦則を仮定することにより,バネ-ブロックモデルでも破壊核形成過程や様々な非地震性すべり過程が再現できることを確認した.また,連続体モデルでは,少数のアスペリティの相互作用により,地震発生サイクルが非周期的になるなど複雑な地震活動が再現されることがわかった.地震活...
❏中国鮮水河断層における地震活動数値モデルの構築(14340128)
【研究テーマ】固体地球物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】加藤 尚之 東京大学, 地震研究所, 助教授 (60224523)
【キーワード】鮮水河断層 / GPS / すべり速度 / 摩擦 / 岩石実験 (他7件)
【概要】(1)テクトニックモデルの構築 中国大陸の変形様式をGPS観測データから明らかにする試みを行った.鮮水河断層帯を含む中国大陸をいくつかの主要ブロックで区切り,それらの剛体的変位,断層すべり遅れ,及びブロックの内部変形の重ね合わせでGPS変位速度場をモデル化した.この結果,鮮水河断層帯で東側を区切る四川-雲南ブロックが,インド大陸の衝突の影響によって引き起こされる,時計回りの剛体的回転成分は7.0-...
【数物系科学】地球惑星科学:地震現象シミュレーションを含む研究件
❏室内実験を用いたデータ同化手法の開発-地震発生予測を目指して-(20840048)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】安藤 亮輔 独立行政法人産業技術総合研究所, 活断層・地震研究センター, 研究員 (10455256)
【キーワード】地震現象 / 地震災害・予測 / テクトニクス / データ同化 / 地震 (他12件)
【概要】本研究では,物理モデルを用いた地震発生の予測を目指して,室内実験系での模擬地震を用いて,データ同化手法を開発している.データ同化とは,断層の固着滑りを表現する物理モデルを構築し,観測データによりモデルの未知パラメタを推定し,将来予測をするといった手法である.そのために,本研究期間内においては,実験装置の立ち上げとデータ取得,物理モデルのシミュレーションのための数値計算コードの開発を行った.また,そ...
❏アスペリティの動的破壊過程と短周期地震波発生に関する研究(20540407)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】加藤 尚之 東京大学, 地震研究所, 准教授 (60224523)
【キーワード】地震現象 / アスペリティ / 短周期地震波 / シミュレーション / エンベロープ (他7件)
【概要】断層面上の非地震性すべりによるアスペリティ周囲での応力集中がアスペリティの破壊過程に及ぼす影響を数値シミュレーションにより調べた.非地震性すべりによる応力集中が破壊の発生を促進するため,アスペリティ破壊の際の平均的応力降下量は比較的小さくなることがわかった.これは,プレート内地震とプレート境界地震の応力降下量の違いの原因と考えられる.また,アスペリティ端の応力集中の効果により,地震の平均的応力降下...
【数物系科学】地球惑星科学:地震災害・予測シミュレーションを含む研究件
❏室内実験を用いたデータ同化手法の開発-地震発生予測を目指して-(20840048)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】安藤 亮輔 独立行政法人産業技術総合研究所, 活断層・地震研究センター, 研究員 (10455256)
【キーワード】地震現象 / 地震災害・予測 / テクトニクス / データ同化 / 地震 (他12件)
【概要】本研究では,物理モデルを用いた地震発生の予測を目指して,室内実験系での模擬地震を用いて,データ同化手法を開発している.データ同化とは,断層の固着滑りを表現する物理モデルを構築し,観測データによりモデルの未知パラメタを推定し,将来予測をするといった手法である.そのために,本研究期間内においては,実験装置の立ち上げとデータ取得,物理モデルのシミュレーションのための数値計算コードの開発を行った.また,そ...
❏地殻・マントル不均質性の定量化と、広帯域強震動シミュレーションモデルの構築(20540405)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】古村 孝志 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (80241404)
【キーワード】地震災害・予測 / 地震 / シミュレーション / 地殻 / 不均質構造 (他8件)
【概要】地殻・マントル不均質性の定量化と、広帯域強震動シミュレーションモデルの構築に向け、地下構造におけるスケール数km以下の短波長不均質構造の分布特性を、1) P波の放射特性の崩れの周波数依存性・距離依存性、2) P波のTransverse成分への振幅の漏れ強度、の二つの観点から、Hi-net高密度地震観測データによる近地の地震波形解析と、コンピュータシミュレーションにより評価した。広帯域地震動シミュレ...
【数物系科学】地球惑星科学:摩擦シミュレーションを含む研究件
❏変形と固着滑り分布の物理計算に基づく力触覚的質感提示を有するバーチャルリアリティ(17H01774)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 摩擦モデル / レンダリング / シミュレーション (他17件)
【概要】指で物体を擦る際には固着滑りによる振動が生じ、これが物体の材質感に影響することが知られている。本研究は、物理モデルを構築し、シミュレーションすることでこれを再現することを目的とする。期間内には、現実の触察時と同等の振動波形を生成可能な、指と物体のシミュレーションモデルを構築した。また、4つの素材について計測した振動波形からモデルのパラメータを同定し、これを用いたレンダリングにより質感をある程度再現...
❏地震発生の規則性と複雑性の起源に関する研究(26400445)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】加藤 尚之 東京大学, 地震研究所, 教授 (60224523)
【キーワード】地震活動 / 摩擦 / シミュレーション
【概要】地震発生の複雑さの原因を理解するために,バネ-ブロックモデルと連続体モデルを用いて地震活動の数値シミュレーションを行った.速度・状態依存摩擦則を仮定することにより,バネ-ブロックモデルでも破壊核形成過程や様々な非地震性すべり過程が再現できることを確認した.また,連続体モデルでは,少数のアスペリティの相互作用により,地震発生サイクルが非周期的になるなど複雑な地震活動が再現されることがわかった.地震活...
❏能動触知覚の原因現象解明とモデル化による内部構造と材質のバーチャルリアリティ(26280072)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 変形 / Shape Matching / 有限要素法 (他15件)
【概要】対象に手を触れ動かして触知覚を得る能動触は対象についての様々な手がかりを与える。 本研究では、能動触により内部構造や材質を知覚可能なバーチャルリアリティを実現するため、変形と振動を物理シミュレーションで計算・提示することを目指し、(1)有限要素法に変わる計算時間の少ない変形のシミュレーション手法と(2)能動触により生じる振動の再現手法を研究した。 その結果、(1)について、対象を局所グループに分割...
【数物系科学】地球惑星科学:境界積分方程式法シミュレーションを含む研究件
❏超大規模シミュレーションで再現する大地震の動的破壊過程(19K04031)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / H行列 / 地震サイクル (他21件)
【概要】境界積分方程式法を用いた完全動的破壊シミュレーションおよび準動的地震サイクルシミュレーションに対して,高性能並列計算機(HPC)環境へのアルゴリズム最適化を行い,超大規模計算でしか実行できない現実的な地震現象のモデル化を行っている.これまで,高速 領域分割法(FDPM)に基づく動的破壊伝播シミュレーションを用いて,2016年カイコウラ(ニュージーランド)地震,2011年福島県浜通りの地震,2011...
❏複雑な断層面形状を作り出す地震の動的破壊機構の解明(11740259)
【研究テーマ】固体地球物理学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】亀 伸樹 九州大学, 大学院・理学研究院, 助手 (90304724)
【キーワード】地震 / シミュレーション / 境界積分方程式法 / 断層面形状 / 亀裂
【概要】2軸圧縮載荷において複雑な形状を持つ剪断型亀裂の動的破壊成長シミュレーションを行い、非直線的な破壊面形成において放射される地震波の特性について調べた。計算は自ら開発した境界積分方程式法によるコードを利用して行った。最終的に屈曲により自発停止した破壊の成長過程において放射される弾性波の特徴を明らかにする目的で、特に、地震破壊成長停止の古典的モデルである「バリアモデル(破壊強度の局所的増大により破壊成...
【数物系科学】地球惑星科学:動的破壊シミュレーションを含む研究件
❏超大規模シミュレーションで再現する大地震の動的破壊過程(19K04031)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / H行列 / 地震サイクル (他21件)
【概要】境界積分方程式法を用いた完全動的破壊シミュレーションおよび準動的地震サイクルシミュレーションに対して,高性能並列計算機(HPC)環境へのアルゴリズム最適化を行い,超大規模計算でしか実行できない現実的な地震現象のモデル化を行っている.これまで,高速 領域分割法(FDPM)に基づく動的破壊伝播シミュレーションを用いて,2016年カイコウラ(ニュージーランド)地震,2011年福島県浜通りの地震,2011...
❏ニュージーランドにおける巨大地震発生シミュレーターの高度化と性能評価(18KK0095)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / レオロジー / スロー地震 (他22件)
【概要】断層の3次元形状は,大地震の規模を含む動的な破壊過程の一つの支配的な要素であるが,定量的な理解やモデル検証には未だに大きな課題がある.本研究では,2016年M7.9カイコウラ(ニュージーランド)地震に伴って観測された全長約200kmにおよぶ多数断層の破壊過程のモデル化を通じて,自然地震現象の定量的な理解を行っている.これまでにM7.9地震の滑り分布の主たる特徴の再現には成功した.その上で,1)当該...
❏自然地震データと物理モデルを用いた広い速度レンジでの摩擦特性の推定(25800253)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】地震 / スロー地震 / 摩擦 / 破壊 / 東北地方太平洋沖地震 (他19件)
【概要】2011年東北地方太平洋沖地震について,前震による低速な余効滑りと本震による高速滑りの観測データをも用いて,広い速度レンジでの天然断層の摩擦特性を推定した.摩擦特性の推定のために,境界積分方程式法を用いた数値計算を行い,観測により求められた滑りを入力として得られた応力変化を計算した.その結果,前震の余効滑り領域において,10**-6 [m/s]程度の低速滑り時には弱い速度強化特性を示したのに対し,...
【数物系科学】地球惑星科学:動的破壊シミュレーションシミュレーションを含む研究件
❏超大規模シミュレーションで再現する大地震の動的破壊過程(19K04031)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / H行列 / 地震サイクル (他21件)
【概要】境界積分方程式法を用いた完全動的破壊シミュレーションおよび準動的地震サイクルシミュレーションに対して,高性能並列計算機(HPC)環境へのアルゴリズム最適化を行い,超大規模計算でしか実行できない現実的な地震現象のモデル化を行っている.これまで,高速 領域分割法(FDPM)に基づく動的破壊伝播シミュレーションを用いて,2016年カイコウラ(ニュージーランド)地震,2011年福島県浜通りの地震,2011...
❏ニュージーランドにおける巨大地震発生シミュレーターの高度化と性能評価(18KK0095)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / レオロジー / スロー地震 (他22件)
【概要】断層の3次元形状は,大地震の規模を含む動的な破壊過程の一つの支配的な要素であるが,定量的な理解やモデル検証には未だに大きな課題がある.本研究では,2016年M7.9カイコウラ(ニュージーランド)地震に伴って観測された全長約200kmにおよぶ多数断層の破壊過程のモデル化を通じて,自然地震現象の定量的な理解を行っている.これまでにM7.9地震の滑り分布の主たる特徴の再現には成功した.その上で,1)当該...
【数物系科学】地球惑星科学:地震破壊シミュレーションを含む研究件
❏ニュージーランドにおける巨大地震発生シミュレーターの高度化と性能評価(18KK0095)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / レオロジー / スロー地震 (他22件)
【概要】断層の3次元形状は,大地震の規模を含む動的な破壊過程の一つの支配的な要素であるが,定量的な理解やモデル検証には未だに大きな課題がある.本研究では,2016年M7.9カイコウラ(ニュージーランド)地震に伴って観測された全長約200kmにおよぶ多数断層の破壊過程のモデル化を通じて,自然地震現象の定量的な理解を行っている.これまでにM7.9地震の滑り分布の主たる特徴の再現には成功した.その上で,1)当該...
❏自然地震データと物理モデルを用いた広い速度レンジでの摩擦特性の推定(25800253)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】地震 / スロー地震 / 摩擦 / 破壊 / 東北地方太平洋沖地震 (他19件)
【概要】2011年東北地方太平洋沖地震について,前震による低速な余効滑りと本震による高速滑りの観測データをも用いて,広い速度レンジでの天然断層の摩擦特性を推定した.摩擦特性の推定のために,境界積分方程式法を用いた数値計算を行い,観測により求められた滑りを入力として得られた応力変化を計算した.その結果,前震の余効滑り領域において,10**-6 [m/s]程度の低速滑り時には弱い速度強化特性を示したのに対し,...
【数物系科学】地球惑星科学:地震発生シミュレーションを含む研究件
❏超大規模シミュレーションで再現する大地震の動的破壊過程(19K04031)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / H行列 / 地震サイクル (他21件)
【概要】境界積分方程式法を用いた完全動的破壊シミュレーションおよび準動的地震サイクルシミュレーションに対して,高性能並列計算機(HPC)環境へのアルゴリズム最適化を行い,超大規模計算でしか実行できない現実的な地震現象のモデル化を行っている.これまで,高速 領域分割法(FDPM)に基づく動的破壊伝播シミュレーションを用いて,2016年カイコウラ(ニュージーランド)地震,2011年福島県浜通りの地震,2011...
❏ニュージーランドにおける巨大地震発生シミュレーターの高度化と性能評価(18KK0095)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / レオロジー / スロー地震 (他22件)
【概要】断層の3次元形状は,大地震の規模を含む動的な破壊過程の一つの支配的な要素であるが,定量的な理解やモデル検証には未だに大きな課題がある.本研究では,2016年M7.9カイコウラ(ニュージーランド)地震に伴って観測された全長約200kmにおよぶ多数断層の破壊過程のモデル化を通じて,自然地震現象の定量的な理解を行っている.これまでにM7.9地震の滑り分布の主たる特徴の再現には成功した.その上で,1)当該...
【数物系科学】地球惑星科学:カイコウラ地震シミュレーションを含む研究件
❏超大規模シミュレーションで再現する大地震の動的破壊過程(19K04031)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / H行列 / 地震サイクル (他21件)
【概要】境界積分方程式法を用いた完全動的破壊シミュレーションおよび準動的地震サイクルシミュレーションに対して,高性能並列計算機(HPC)環境へのアルゴリズム最適化を行い,超大規模計算でしか実行できない現実的な地震現象のモデル化を行っている.これまで,高速 領域分割法(FDPM)に基づく動的破壊伝播シミュレーションを用いて,2016年カイコウラ(ニュージーランド)地震,2011年福島県浜通りの地震,2011...
❏ニュージーランドにおける巨大地震発生シミュレーターの高度化と性能評価(18KK0095)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / レオロジー / スロー地震 (他22件)
【概要】断層の3次元形状は,大地震の規模を含む動的な破壊過程の一つの支配的な要素であるが,定量的な理解やモデル検証には未だに大きな課題がある.本研究では,2016年M7.9カイコウラ(ニュージーランド)地震に伴って観測された全長約200kmにおよぶ多数断層の破壊過程のモデル化を通じて,自然地震現象の定量的な理解を行っている.これまでにM7.9地震の滑り分布の主たる特徴の再現には成功した.その上で,1)当該...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流シミュレーションを含む研究件
❏異なる時代や地域の標本とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(16K01011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】河川環境 / 国際理解 / 環境変化要因 / 珪藻 / 標本 (他26件)
【概要】河川環境理解とグローバル意識の育成を目的とする珪藻を用いた教材と授業プログラムを開発し,日本,米国,およびインドで英語,カンナダ語,マラーティー語を使用する中等教育学校で授業を行い,その効果を測定した.教材では過去と現在の同一河川の同一地点から採集した標本を使用した。 事前事後の調査の比較から,日本,米国,インドのほぼ全てのグループで,「河川と環境撹乱の関係」と「外国の自然環境」に対する学習意欲の...
❏異なる時代や地域の資料とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(25350238)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】環境教育 / 河川環境 / シミュレーション / 珪藻 / 主体的な学習 (他16件)
【概要】学習者が河川環境の変化を主体的に学習し、科学的根拠を持って今後の見通しができ、さらに自らの実社会や国際社会に対する思考力が高まる、グローバルな教育の実現を目標とし、ウェブ教材開発とそれらを使用した実践研究を行った。開発した教材は、今日のインドの強腐水河川の状況を示すビデオ、SimRiverのワークシートの改良、水中マクロ生物探索ゲームなどであった。中学校、高等学校用にそれぞれ個別の指導案を作り授業...
❏東シナ海流れ藻の起源とFate(22255010)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小松 輝久 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60215390)
【キーワード】東シナ海 / 流れ藻 / アカモク / モジャコ / ホンダワラ (他22件)
【概要】東シナ海では、流れ藻はサンマ等の産卵基質、ブリ等の稚魚の生息場となっている。研究船による2010-2012年の各2-3月に流れ藻の目視・採集調査を行い、流れ藻がアカモクというホンダワラ科海藻のみによって構成されていること、黒潮前線から西の大陸棚上に主に分布することを明らかにした。東シナ海沿岸のアカモクの分布を、中国、台湾、韓国の研究者と調べ、アカモクの遺伝子情報を蓄積し、出版した。流れ藻の食物連鎖...
【数物系科学】地球惑星科学:地殻シミュレーションを含む研究件
❏地殻・マントル不均質性の定量化と、広帯域強震動シミュレーションモデルの構築(20540405)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】古村 孝志 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (80241404)
【キーワード】地震災害・予測 / 地震 / シミュレーション / 地殻 / 不均質構造 (他8件)
【概要】地殻・マントル不均質性の定量化と、広帯域強震動シミュレーションモデルの構築に向け、地下構造におけるスケール数km以下の短波長不均質構造の分布特性を、1) P波の放射特性の崩れの周波数依存性・距離依存性、2) P波のTransverse成分への振幅の漏れ強度、の二つの観点から、Hi-net高密度地震観測データによる近地の地震波形解析と、コンピュータシミュレーションにより評価した。広帯域地震動シミュレ...
❏地殻水理環境の長期変動とその計測・予測技術に関する研究(06452358)
【研究テーマ】資源開発工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】登坂 博行 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (90188748)
【キーワード】地下水流れ / 地表流 / 多相流れ / 地下水汚染 / 地層処分 (他15件)
【概要】本研究は、地殻内部の流体・物質移行を評価するための統合化された数値解析技術の開発を主たる目標としたもので、以下の研究成果を得た。 (1)陸水系の包括的なモデル化を目的として、空気・水2成分2相流れの定式化、およびマニング型地表流と地下2相流れの結合を行った。 (2)地下の物質移行問題を包括的に捉えるため、3成分3相系への拡張、および相間の物質移動(溶解、吸着・脱着)、拡散を含めた定式化を提案した。...
【数物系科学】地球惑星科学:地震シミュレーションを含む研究件
❏超大規模シミュレーションで再現する大地震の動的破壊過程(19K04031)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / H行列 / 地震サイクル (他21件)
【概要】境界積分方程式法を用いた完全動的破壊シミュレーションおよび準動的地震サイクルシミュレーションに対して,高性能並列計算機(HPC)環境へのアルゴリズム最適化を行い,超大規模計算でしか実行できない現実的な地震現象のモデル化を行っている.これまで,高速 領域分割法(FDPM)に基づく動的破壊伝播シミュレーションを用いて,2016年カイコウラ(ニュージーランド)地震,2011年福島県浜通りの地震,2011...
❏ニュージーランドにおける巨大地震発生シミュレーターの高度化と性能評価(18KK0095)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / レオロジー / スロー地震 (他22件)
【概要】断層の3次元形状は,大地震の規模を含む動的な破壊過程の一つの支配的な要素であるが,定量的な理解やモデル検証には未だに大きな課題がある.本研究では,2016年M7.9カイコウラ(ニュージーランド)地震に伴って観測された全長約200kmにおよぶ多数断層の破壊過程のモデル化を通じて,自然地震現象の定量的な理解を行っている.これまでにM7.9地震の滑り分布の主たる特徴の再現には成功した.その上で,1)当該...
❏深発地震の異常震域の成因解明に向けた、波形解析・モデル・シミュレーション統合研究(26400444)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】古村 孝志 東京大学, 地震研究所, 教授 (80241404)
【キーワード】地震 / 深発地震 / 異常震域 / MOW / 地震波伝播シミュレーション (他15件)
【概要】日本海下で起きる深発地震の広帯域地震波形を調査し、深さ400 km以深の地震においてS波初動部の波形が変化し、低周波数の先駆波が見られることを明らかにした。これをスラブ内部に相転移遅れにより生じた薄い、くさび形状の低速度層(MOW)によるものと考え、2010年2月12日に発生したウラジオストックの深発地震(578 km, Mw6.8)の地震波形を差分法に基づき計算し、MOWの存在を確認するとともに...
【数物系科学】地球惑星科学:変形シミュレーションを含む研究件
❏能動触知覚の原因現象解明とモデル化による内部構造と材質のバーチャルリアリティ(26280072)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 変形 / Shape Matching / 有限要素法 (他15件)
【概要】対象に手を触れ動かして触知覚を得る能動触は対象についての様々な手がかりを与える。 本研究では、能動触により内部構造や材質を知覚可能なバーチャルリアリティを実現するため、変形と振動を物理シミュレーションで計算・提示することを目指し、(1)有限要素法に変わる計算時間の少ない変形のシミュレーション手法と(2)能動触により生じる振動の再現手法を研究した。 その結果、(1)について、対象を局所グループに分割...
❏ゲルロボットの研究(電場応答性高分子ゲルの形状設計と運動制御)(13450100)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】井上 博允 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50111464)
【キーワード】電場応答性高分子 / ゲル / ロボット / シミュレーション / 形状 (他11件)
【概要】本研究で得られた研究成果は次の通りである。 1.大変形するゲルロボットの形状設計手法 変形の特異性を実現するために、表面に微細な凹凸を持つ平板状の型を作り、型にゲル材料を流し込んで表面にひだをもつゲル成型する手法を確立した。表面にひだをつけたゲルは、伸張する面のひだの方向に沿って曲がりやすくなり、変形の方向性を形状により設計可能となることを明らかにした。 2.電界制御による変形予測モデルの構築 ゲ...
❏軟弱粘土地盤の掘削時安定性(09045048)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】竹村 次朗 東京工業大学, 工学部, 助教授 (40179669)
【キーワード】開削 / 土圧 / 軟弱粘土 / 遠心模型実験 / 変形 (他11件)
【概要】本研究よって以下のような結論が得れた. (1) 正規圧密粘土の場合,背面側の粘土は極めて小さな歪み(浅い掘削深さ)でピーク強度に達する.一方,掘削側の粘土も最終掘削深さの半分程度で破壊状態に達しする.これ以降の土留めの変形は,下部の砂層の特性と支保によって決まる. (2) 著しい沈下や変形の進行は支保の設置によって抑えることはできるが,一旦生じてしまった変形を戻すことは難しい.この非可逆的な挙動は...
【数物系科学】天文学:流体シミュレーションシミュレーションを含む研究件
❏銀河シミュレーションで探る星団起源ブラックホール連星の宇宙史(19H01933)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】藤井 通子 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (90722330)
【キーワード】シミュレーション / ブラックホール連星 / 星団 / 星団形成 / 数値シミュレーション (他14件)
【概要】本研究は、銀河中での星団形成シミュレーションを行い、得られた星団の分布と、星団進化シミュレーションから得られた星団での連星ブラックホールの合体率を用いて、宇宙全体における星団起源の連星ブラックホール合体による重力波放出率を理論的に求めることを目的とする。そのために、本研究では、星団の星一つ一つを分解でき、星の軌道をこれまでより高精度で計算できる流体/N体シミュレーションコードの開発を行い、それを用...
❏多様な超新星爆発の系統的シミュレーション研究(16K17665)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】諏訪 雄大 京都産業大学, 理学部, 准教授 (40610811)
【キーワード】超新星爆発 / シミュレーション / 強い重力レンズ / 爆発メカニズム / 宇宙物理 (他6件)
【概要】昨今の観測の急速な進歩によって、大質量星の最期の瞬間におこる大爆発(超新星爆発)には広い多様性があることがわかってきた。そこで、本課題では超新星爆発を包括的に理解することを目標に研究を進めてきた。特に、通常の超新星爆発を起こすような親星の構造の解明、短時間で減光する早進化超新星の中心でおこる元素合成の理論計算、超新星によって形成される中性子星の理論的な最小質量の評価、超新星爆発の際に膨大な量が放出...
❏流体解析シミュレーションによる顎骨移動前後の気道形態と呼吸機能の検討(23592933)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】大村 進 横浜市立大学, 市民総合医療センター, 准教授 (50145687)
【キーワード】流体解析 / シミュレーション / 気道 / 顎矯正手術 / 顎変形症 (他7件)
【概要】下顎後方移動術により影響を受けた咽頭気道領域(PAS)の形態と圧力損失関係を数値流体力学により明らかにするために,下顎後方移動術を受けた下顎前突症患者10名を対象とし,術前後のCTデータからそれぞれ3次元気道モデルを構築した.気道の流体シミュレーションは、患者の吸気(200ml/s)を想定して行った.反復計算の収束後,PASにおける圧力損失を算出した.すべての症例においてPASにおける圧力損失は下...
【数物系科学】天文学:粒子加速シミュレーションを含む研究件
❏宇宙プラズマ中の電磁サイクロトロン波による電子加速散乱機構の実証的研究(17H06140)
【研究テーマ】超高層物理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】大村 善治 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (50177002)
【キーワード】超高層物理学 / プラズマ波動 / 放射線帯 / 粒子加速 / 非線形 (他18件)
【概要】放射線帯変動のモデリングとして、数値グリーン関数を経度方向の変動を含むように拡張し、かつ斜め伝搬コーラス波動による加速散乱機構をテスト粒子計算に取り込むことに成功した。新しいグリーン関数データベースに基づき、斜め伝搬コーラス放射による放射線帯電子の生成と消失の過程を再現することが可能になった。 磁気圏界面における磁気リコネクションイベント付近でのMMS衛星観測データから、非線形波動粒子相互作用の直...
❏放射線帯マルチスケールシミュレーションによる相対論的電子の輸送加速過程の研究(23340146)
【研究テーマ】超高層物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】三好 由純 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 准教授 (10377781)
【キーワード】放射線帯 / 粒子輸送 / 粒子加速 / シミュレーション / 宇宙天気 (他8件)
【概要】放射線帯の高エネルギー電子のグローバルなダイナミクスを理解するため、新たなシミュレーションコードを開発し、MHD波動およびホイッスラーモード波動によって放射線帯電子がどのように変化するかを調べた。主な成果として、ホイッスラーモード波動によってバースト的な電子の降り込みが数keVからMeVまでの広いエネルギー帯で同時におこることが、シミュレーションと観測との比較研究から実証された。また、磁気圏を伝搬...
【数物系科学】天文学:国際情報交換シミュレーションを含む研究件
❏異なる時代や地域の資料とシミュレーションを複合させた国際河川環境教育(25350238)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】環境教育 / 河川環境 / シミュレーション / 珪藻 / 主体的な学習 (他16件)
【概要】学習者が河川環境の変化を主体的に学習し、科学的根拠を持って今後の見通しができ、さらに自らの実社会や国際社会に対する思考力が高まる、グローバルな教育の実現を目標とし、ウェブ教材開発とそれらを使用した実践研究を行った。開発した教材は、今日のインドの強腐水河川の状況を示すビデオ、SimRiverのワークシートの改良、水中マクロ生物探索ゲームなどであった。中学校、高等学校用にそれぞれ個別の指導案を作り授業...
❏実用的な構造保存有限要素法の確立に向けた基礎研究(23560063)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】松尾 宇泰 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (90293670)
【キーワード】数値解析 / 偏微分方程式 / シミュレーション / 国際情報交換 / 国際情報交流
【概要】本研究の目的は,前研究により有限要素法と構造保存数値解法を結びつけて得られた「離散偏導関数法」を実用に耐えうるレベルまで引き上げるための基礎研究を行うことである. 本研究は第一に,L2射影作用素の概念を導入し,任意の偏微分方程式に対して常に機械的に構造保存有限要素スキームを構成可能であることを示した.これにより,ユーザーは所定の処方箋に沿うだけで自動的に構造保存有限スキームが可能になり,実用性が飛...
【数物系科学】天文学:計算物理学シミュレーションを含む研究件
❏X線自由電子レーザーを用いた非結晶サブミクロン粒子のナノメートル分解能構造解析(24654140)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中迫 雅由 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30227764)
【キーワード】コヒーレントX線回折イメージング / X線自由電子レーザー / 三次元再構成 / 非結晶粒子 / ナノ構造 (他14件)
【概要】コヒーレントX線回折顕微鏡法は、レンズが不要なイメージング手法であり、X線自由電子レーザーの持つ強度と空間コヒーレンスの両方を活用することで、結晶化が原理的に不可能または極めて困難な巨大分子・粒子やその集合体などの構造解析に適用できるものと期待されている。本研究では、将来的な分子構造解析の可能性の検討、データ処理や構造解析の新しい方法の提案を行って、結晶化が困難な粒子の構造解析の理論およびソフトウ...
❏輻射輸送シミュレーションが解き明かすALMA時代の天文学(21244021)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】富阪 幸治 国立天文台, 理論研究部, 教授 (70183879)
【キーワード】理論天文学 / 計算物理学 / 観測的可視化 / シミュレーション / 輻射輸送 (他8件)
【概要】シミュレーションを天体物理研究のより強力な武器とするため、様々な天体に対する観測的可視化(シミュレーションにより得られた物理状況が天文観測手段の電磁波ではどう観測されるべきかを正確にシミュレーションすること)をおこなった。ダスト熱輻射の偏波観測予測を(あ)星無しコア、原始星コア、分子アウトフローに対して行い、偏光パタンから(初期)磁場配位を推定する方法を得た。(い)非局所熱平衡輻射輸送計算により原...
【数物系科学】天文学:ブラックホールシミュレーションを含む研究件
❏銀河シミュレーションで探る星団起源ブラックホール連星の宇宙史(19H01933)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】藤井 通子 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (90722330)
【キーワード】シミュレーション / ブラックホール連星 / 星団 / 星団形成 / 数値シミュレーション (他14件)
【概要】本研究は、銀河中での星団形成シミュレーションを行い、得られた星団の分布と、星団進化シミュレーションから得られた星団での連星ブラックホールの合体率を用いて、宇宙全体における星団起源の連星ブラックホール合体による重力波放出率を理論的に求めることを目的とする。そのために、本研究では、星団の星一つ一つを分解でき、星の軌道をこれまでより高精度で計算できる流体/N体シミュレーションコードの開発を行い、それを用...
❏高次元時空における時空特異点形成条件の解明(22540293)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】真貝 寿明 大阪工業大学, 情報科学部, 教授 (30267405)
【キーワード】一般相対性理論 / 高次元時空 / ブラックホール / 時空特異点 / 拘束条件付発展問題 (他11件)
【概要】高次元時空における時空特異点やブラックホールの形成条件を数値的手段を用いて,その手法も含めて研究した.重力崩壊のシミュレーションから,(1) 高次元時空では,重力の伝播する自由度が大きくなることから,4次元時空の時よりも崩壊は迅速になり,物質分布形状も球対称に近づくように進むこと,(2) 初期形状が極端に長い場合には,裸の特異点が出現する傾向になるが,ブラックホール地平面の形成条件も高次元では緩め...
【数物系科学】天文学:超新星シミュレーションを含む研究件
❏乱流超新星:自己無撞着な乱流モデルで解き明かす星の終末(18H01212)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】横井 喜充 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (50272513)
【キーワード】超新星爆発 / 乱流 / 乱流モデル / 超新星数値シミュレーション / 恒星対流 (他15件)
【概要】星の進化とその最終段階である超新星爆発は,恒星内部のダイナミクスと非線型相互作用で結びついた乱流の輸送に支配される.しかし,通常の乱流モデルは, 混合距離理論に代表されるように,その場限りで経験的に与えられるものにとどまっている.本研究では,まず強非線型かつ非一様な乱流の理論 を星の進化を記述する方程式系に適用し,応力(運動量輸送),乱流質量流束,乱流熱流束などの乱流相関を解析した.その結果を用い...
❏大質量星の進化における重力崩壊型超新星の総合的研究(24244036)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山田 章一 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (80251403)
【キーワード】超新星 / 大質量星 / 重力崩壊 / シミュレーション / コンパクト天体
【概要】本研究課題では、太陽の約10倍以上の質量を持ついわゆる大質量星において、その準静的進化段階からコアの重力崩壊と超新星爆発を経て中性子星またはブラックホールの形成に至る過程を理論的に研究した。まず、近似的シミュレーションを数100のモデルに対して行い、爆発前のコアのコンパクトさが爆発のしやすさを決める重要なパラメターであることを明らかにした。一方、人為的近似を用いないより厳密な数値計算を京スーパーコ...
【数物系科学】天文学:超新星爆発シミュレーションを含む研究件
❏乱流超新星:自己無撞着な乱流モデルで解き明かす星の終末(18H01212)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】横井 喜充 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (50272513)
【キーワード】超新星爆発 / 乱流 / 乱流モデル / 超新星数値シミュレーション / 恒星対流 (他15件)
【概要】星の進化とその最終段階である超新星爆発は,恒星内部のダイナミクスと非線型相互作用で結びついた乱流の輸送に支配される.しかし,通常の乱流モデルは, 混合距離理論に代表されるように,その場限りで経験的に与えられるものにとどまっている.本研究では,まず強非線型かつ非一様な乱流の理論 を星の進化を記述する方程式系に適用し,応力(運動量輸送),乱流質量流束,乱流熱流束などの乱流相関を解析した.その結果を用い...
❏超新星背景ニュートリノ観測のためのスーパーカミオカンデ全反射型集光レンズ開発(17K14266)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】池田 一得 東京大学, 宇宙線研究所, 助教 (90583477)
【キーワード】ニュートリノ / 超新星爆発 / 集光システム / シミュレーション / 超新星背景ニュートリノ (他7件)
【概要】本研究では、スーパーカミオカンデを用いて、星・ブラックホール形成の謎を解明する鍵となる超新星背景ニュートリノの発見を目指し、光電子増倍管に取り付ける新しい集光システムの開発を行った。 集光システムは、当初空気層を持ったアクリル板を検討してきた。検討では、1)空気層の耐圧性能、2)空気層の長期安定性能、3)安価で作成するための設計を進め、その内1)2)は目標を達成することが分かった。 そこで、インジ...
❏多様な超新星爆発の系統的シミュレーション研究(16K17665)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】諏訪 雄大 京都産業大学, 理学部, 准教授 (40610811)
【キーワード】超新星爆発 / シミュレーション / 強い重力レンズ / 爆発メカニズム / 宇宙物理 (他6件)
【概要】昨今の観測の急速な進歩によって、大質量星の最期の瞬間におこる大爆発(超新星爆発)には広い多様性があることがわかってきた。そこで、本課題では超新星爆発を包括的に理解することを目標に研究を進めてきた。特に、通常の超新星爆発を起こすような親星の構造の解明、短時間で減光する早進化超新星の中心でおこる元素合成の理論計算、超新星によって形成される中性子星の理論的な最小質量の評価、超新星爆発の際に膨大な量が放出...
【数物系科学】天文学:観測的可視化シミュレーションを含む研究件
❏輻射輸送シミュレーションが解き明かすALMA時代の天文学(21244021)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】富阪 幸治 国立天文台, 理論研究部, 教授 (70183879)
【キーワード】理論天文学 / 計算物理学 / 観測的可視化 / シミュレーション / 輻射輸送 (他8件)
【概要】シミュレーションを天体物理研究のより強力な武器とするため、様々な天体に対する観測的可視化(シミュレーションにより得られた物理状況が天文観測手段の電磁波ではどう観測されるべきかを正確にシミュレーションすること)をおこなった。ダスト熱輻射の偏波観測予測を(あ)星無しコア、原始星コア、分子アウトフローに対して行い、偏光パタンから(初期)磁場配位を推定する方法を得た。(い)非局所熱平衡輻射輸送計算により原...
❏超高分解能次世代シミュレーターで探る天の川銀河の成り立ち(17340059)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】富阪 幸治 国立天文台, 理論研究部, 教授 (70183879)
【キーワード】銀河形成 / 星形成 / 天文シミュレーション / 並列化 / 適応格子細分化法 (他13件)
【概要】1.本研究で開発を進めてきた並列化N体+SPHコード(ASURA)と専用計算機GRAPEを付加したPCクラスター装置「天の川シミュレータ」を完成させた。 2.これを用いて、CDM宇宙における銀河形成過程を明らかにする基礎となるシミュレーションを実行した。それらから得られた成果は以下の通りである。 (1)孤立した銀河を10^7体の粒子を表した高精度シミュレーションをおこなった。これにより銀河中の分子...
【数物系科学】天文学:データ解析シミュレーションを含む研究件
❏個の多様性は社会構造にどう影響するのか?適応的ネットワークによる構成的アプローチ(19H04220)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐山 弘樹 早稲田大学, 商学学術院, 教授(任期付) (30345425)
【キーワード】多様性 / 社会構造 / 適応的ネットワーク / 数理モデル / 複雑系 (他11件)
【概要】2021年度は,新型コロナによる継続的な困難のため,研究の進行に影響が生じた.具体的には,研究代表者が夏季期間に来日し所属研究機関(早稲田大学)にて研究補助を雇用し研究を推進するという当初予定が実現できなかった.そこで,偏微分方程式によるモデルの定式化と解析,および収集された実社会データのさらに詳細な解析を,海外の外部研究協力者(米国ビンガムトン大学 Mohammad Khasawneh 教授)に...
❏市場不具合の未然防止をねらいとする不具合情報解析と設計段階での品質保証(26350414)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山田 秀 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (60260965)
【キーワード】品質不具合 / シミュレーション計画 / 研究開発プロセス / 品質マネジメントシステム / 環境マネジメントシステム (他18件)
【概要】本研究では,市場における品質不具合発生の未然防止をねらいとして,品質不具合情報を解析し,設計,工程管理段階で活用する方法と,設計段階でコンピュータシミュレーションにより効果的に計画,活用する方法を開発している.品質不具合の未然防止には,デザインレビューの効果的活用が不可欠であり,これを目的にデザインレビューの項目を確認する方法を導いている.加えて,品質確保のためにコンピュータシミュレーションへ実験...
【数物系科学】天文学:磁気リコネクションシミュレーションを含む研究件
❏宇宙プラズマ中の電磁サイクロトロン波による電子加速散乱機構の実証的研究(17H06140)
【研究テーマ】超高層物理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】大村 善治 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (50177002)
【キーワード】超高層物理学 / プラズマ波動 / 放射線帯 / 粒子加速 / 非線形 (他18件)
【概要】放射線帯変動のモデリングとして、数値グリーン関数を経度方向の変動を含むように拡張し、かつ斜め伝搬コーラス波動による加速散乱機構をテスト粒子計算に取り込むことに成功した。新しいグリーン関数データベースに基づき、斜め伝搬コーラス放射による放射線帯電子の生成と消失の過程を再現することが可能になった。 磁気圏界面における磁気リコネクションイベント付近でのMMS衛星観測データから、非線形波動粒子相互作用の直...
❏新展開を迎えた磁気リコネクション研究に関する企画調査-実験室から天体まで-(15634016)
【研究テーマ】プラズマ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003
【研究代表者】柴田 一成 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70144178)
【キーワード】フレア / ガンマ線バースト / 磁気リコネクション / ジェット / プラズモイド (他7件)
【概要】平成16年度発足の特定領域「磁気プラズマにおける爆発現象-磁気リコネクション研究の新展開」申請のための準備会、会合を以下のように開催した。 第1回 全体会議 2005年6月10日(火)於:京大花山天文台。特定領域の内容、総括班、計画研究案など議論。 第2回 全体会議 2003年7月17日(木)-18日(金)於:東大工学部。 特定領域全体、各研究計画の科学的な目的について詳しく議論し、3つの研究項目...
❏磁気リコネクションの物理:現状と課題(06352014)
【研究テーマ】超高層物理学
【研究種目】総合研究(B)
【研究期間】1994
【研究代表者】荻野 竜樹 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助教授 (00109274)
【キーワード】磁気リコネクション / 衛星観測 / シミュレーション / GEOTAIL / YOHKOH (他8件)
【概要】磁気リコネクション過程は,地球,惑星磁気圏,核融合プラズマの分野において,観測・実験並びに理論・モデル・シミュレーションから幅広く研究されてきている。しかも,数多くの先駆的な研究が国内の研究者によって精力的に発表されてきた分野でもある。ここ数年,より現実的なモデル・シミュレーション研究が活発に行われ,磁気リコネクションの3次元的描像,現実的な磁気圏構造での発展の様子,異常電気抵抗と粒子の効果等が明...
【数物系科学】天文学:ニュートリノシミュレーションを含む研究件
❏超新星背景ニュートリノ観測のためのスーパーカミオカンデ全反射型集光レンズ開発(17K14266)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】池田 一得 東京大学, 宇宙線研究所, 助教 (90583477)
【キーワード】ニュートリノ / 超新星爆発 / 集光システム / シミュレーション / 超新星背景ニュートリノ (他7件)
【概要】本研究では、スーパーカミオカンデを用いて、星・ブラックホール形成の謎を解明する鍵となる超新星背景ニュートリノの発見を目指し、光電子増倍管に取り付ける新しい集光システムの開発を行った。 集光システムは、当初空気層を持ったアクリル板を検討してきた。検討では、1)空気層の耐圧性能、2)空気層の長期安定性能、3)安価で作成するための設計を進め、その内1)2)は目標を達成することが分かった。 そこで、インジ...
❏Development of the NuPRISM Detector Towards the Measurement of CP Violation(17H02885)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】HARTZ MARK 東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 准教授 (70721702)
【キーワード】Particle physics / Photon detectors / Water Cherenkov / Neutrinos / Photodetectors (他19件)
【概要】本研究は前置水チェレンコフ検出器(IWCD)の実現に向けた基礎研究を進めるものである。研究期間には光センサーの候補となるPMTについて幅広い性能試験を行い、候補を選定した。また、水中でPMTを収めるケースの耐圧と化学的適合性の試験を実行して材質の選定を行い、候補となる高電圧電源の試験も行った。期間中にはIWCDの実験装置についても基本的な設計を進めた。本研究の成果として、IWCDはハイパーカミオカ...
❏汎用ニュートリノ核子散乱シミュレーションプログラムの研究開発(19740127)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】早戸 良成 東京大学, 宇宙線研究所, 准教授 (60321535)
【キーワード】ニュートリノ / ν核子散乱 / シミュレーション / ニュートリノ核子散乱
【概要】これまでスーパー神岡実験用に開発されてきたニュートリノ・核子散乱シミュレーションプログラムNEUTをさらに発展させ、ニュートリノ散乱標的として酸素や水素以外の核種でも用いることが可能なライブラリを完成させた。また、スーパー神岡実験専用の他のプログラムとの依存性をなくすことで、他の実験でも容易に利用することを可能とした。同時に、近年得られた新たな実験データを用いることでシミュレーションプログラムの評...
【数物系科学】天文学:数値シミュレーションシミュレーションを含む研究件
❏銀河シミュレーションで探る星団起源ブラックホール連星の宇宙史(19H01933)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】藤井 通子 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (90722330)
【キーワード】シミュレーション / ブラックホール連星 / 星団 / 星団形成 / 数値シミュレーション (他14件)
【概要】本研究は、銀河中での星団形成シミュレーションを行い、得られた星団の分布と、星団進化シミュレーションから得られた星団での連星ブラックホールの合体率を用いて、宇宙全体における星団起源の連星ブラックホール合体による重力波放出率を理論的に求めることを目的とする。そのために、本研究では、星団の星一つ一つを分解でき、星の軌道をこれまでより高精度で計算できる流体/N体シミュレーションコードの開発を行い、それを用...
❏GPSビッグデータに基づくヒューマンモビリティ科学の基盤構築(18H01656)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高安 美佐子 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20296776)
【キーワード】GPSデータ / ヒューマンモビリティー / 輸送現象 / モデル構築 / 数値シミュレーション (他14件)
【概要】約100万人のスマホGPSデータを解析し都市圏の人流に関する基本的な特性を明らかにした。大都市圏での人流パターンを流域という視点に基づいてマクロ的に捉える新しいデータ解析手法を確立し、流域のサイズの分布や形状が都市に依存しない普遍的な特性を持ち、さらに、Covid-19の感染下でも基本特性が維持されていることを見出した。また、人流を電流とみなすアナロジーによって、都市圏の交通流を近似する電気回路モ...
❏導電性を制御可能な航空機構造用CFRPの創出と電撃損傷挙動に関する研究(16H02424)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小笠原 俊夫 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20344244)
【キーワード】構造・材料 / 複合材料 / 雷撃 / 導電性高分子 / ポリアニリン (他15件)
【概要】航空機の複合材構造において、雷撃時の構造安全性を担保することは必須である。そこで本研究では、力学特性、耐熱性、成形性等を維持しつつ、導電性を制御可能な航空機構造用CFRPの創出と雷撃損傷挙動の解明を目的とした。その結果、ポリアニリン(PANI)系導電性樹脂および配向カーボンナノチューブ(CNT)を適用することでCFRPの導電性制御を実現できることを実証した。また、導電性を制御したCFRPに対して模...
【数物系科学】天文学:数値計算シミュレーションを含む研究件
❏数理構造の抽出と保存を中心とした次世代エレクトロニクス材料設計基盤の創出(16KT0016)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】松尾 宇泰 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (90293670)
【キーワード】数値解析 / 計算科学 / 量子ダイナミクス / 有機エレクトロニクス / 構造保存解法 (他10件)
【概要】本研究では複雑化・巨大化し従来の設計プロセスでは限界に達しつつある次世代エレクトロニクス材料の新設計基盤の創出を目指して,数理構造の一貫性に基づく物理・数理モデル・数値計算の一体化した計算体系を探究した.その結果,構造保存的モデル縮減法の新規開発・検証,量子ダイナミクス計算のための高速な反復法の開発など,重要な要素技術開発を行ったあと,総合応用技術としてエネルギー保存型並列解法による量子ダイナミク...
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
❏CIP有限体積法によるマイクロ・メソスケール大気環境数値シミュレータの開発研究(16605002)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】肖 鋒 東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 助教授 (50280912)
【キーワード】数値計算 / 大気数値モデル / 有限体積法 / 保存スキーム / マルチ・スケール現象 (他11件)
【概要】高性能マルチ・スケール大気環境数値モテルは自然災害、環境問題の評価または予測にとって欠かせない道具である。本研究プロジェクトにおいては、そのような数値計算モデルの構築にあたって、幾つか重要な問題ついて基礎研究を行い、次の方面に研究成果をあげた。 1)圧力ベースのプロジェクション法に基づいた時間積分定式化を提案した。また、有限体積CIP法であるVSIAM3の離散手法を用いることによって保存且つ音波を...
【数物系科学】天文学:モンテカルロ法シミュレーションを含む研究件
❏ナノスケールデバイスの過渡的電気・熱連成シミュレーション技術の開発とその応用(22560330)
【研究テーマ】電子デバイス・電子機器
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】鎌倉 良成 大阪大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (70294022)
【キーワード】トランジスタ / 熱伝導 / シミュレーション / MOSFET / シリコン (他13件)
【概要】ナノスケールトランジスタを対象に、 内部の電子と熱の輸送を統一的に解くシミュレーション技術を新たに開発した。フォノン輸送やゼーベック効果など、モンテカルロ法を用いた熱電輸送解析に必要な新規アルゴリズムを提案し、またそれら要素技術を統合することにより電子とフォノンの輸送問題を同時に解くシミュレータを開発することができた。さらに得られた知見を等価回路モデルで表現し、回路レベルでの熱電解析を可能とした。...
❏数理ファイナンス:インサイダーモデルとMalliavin Calculusの応用(18340029)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】コハツ-ヒガ アルツーロ (A Kohatsu・Higa / KOHATSU-HIGA Artuto / ARTURO Kohatsu-Higa) 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 准教授 (80420412)
【キーワード】確率論 / 数理ファイナンス / モンテカルロ法 / 数値解析 / Malliavin解析 (他11件)
【概要】インサイダー取引モデルでは株の値段がジャンプすることを認めるとインサイダーが将来の情報があってもリスクが残ることによって市場の均衡が起こる可能性がある。また、Backモデルの拡張について結果が得られた。確率微分方程式タイプのモデルにも提案した。 確率微分方程式の数値解析では径路方法を構成し、いろんな場合に使えることを期待している。また、密度関数のシミュレーションに対して、分散減少法を作って、その解...
【数物系科学】天文学:星形成シミュレーションを含む研究件
❏輻射輸送シミュレーションが解き明かすALMA時代の天文学(21244021)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】富阪 幸治 国立天文台, 理論研究部, 教授 (70183879)
【キーワード】理論天文学 / 計算物理学 / 観測的可視化 / シミュレーション / 輻射輸送 (他8件)
【概要】シミュレーションを天体物理研究のより強力な武器とするため、様々な天体に対する観測的可視化(シミュレーションにより得られた物理状況が天文観測手段の電磁波ではどう観測されるべきかを正確にシミュレーションすること)をおこなった。ダスト熱輻射の偏波観測予測を(あ)星無しコア、原始星コア、分子アウトフローに対して行い、偏光パタンから(初期)磁場配位を推定する方法を得た。(い)非局所熱平衡輻射輸送計算により原...
❏超高分解能次世代シミュレーターで探る天の川銀河の成り立ち(17340059)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】富阪 幸治 国立天文台, 理論研究部, 教授 (70183879)
【キーワード】銀河形成 / 星形成 / 天文シミュレーション / 並列化 / 適応格子細分化法 (他13件)
【概要】1.本研究で開発を進めてきた並列化N体+SPHコード(ASURA)と専用計算機GRAPEを付加したPCクラスター装置「天の川シミュレータ」を完成させた。 2.これを用いて、CDM宇宙における銀河形成過程を明らかにする基礎となるシミュレーションを実行した。それらから得られた成果は以下の通りである。 (1)孤立した銀河を10^7体の粒子を表した高精度シミュレーションをおこなった。これにより銀河中の分子...
【化学】複合化学:有機半導体シミュレーションを含む研究件
❏等方的な有効質量をもつ有機半導体二次元伝導層の探索と伝導性評価(22K05261)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】山岸 正和 富山高等専門学校, その他部局等, 講師 (20615827)
【キーワード】有機半導体 / 当方的有効質量 / 集合体構造 / シミュレーション
【概要】
❏第一原理に基づく熱電変換計算理論の開発と有機材料への応用(18H01856)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】石井 宏幸 筑波大学, 数理物質系, 准教授 (00585127)
【キーワード】熱電変換物性 / 大規模計算 / 有機半導体 / 時間依存波束拡散法 / 波束ダイナミクス (他9件)
【概要】弱いファンデルワールス結合からなる有機半導体は、電子-フォノン相互作用が強いために、変形ポテンシャル近似などの従来の固体物理で使われてきた摂動論が使えない。そこで私たちは実時間上で電子-フォノン相互作用を直接評価し、それを用いて量子論に基づく波束の時間発展計算から伝導物性を算出する方法論「時間依存波束拡散法」を拡張し、熱電物性の計算も可能にした。またこれを実際の有機半導体に適用し、その有用性を示し...
【生物学】生物学:粗視化モデルシミュレーションを含む研究件
❏ゲノムジャンク領域にコードされる機能ペプチドの制御機構の情報学的推定と実験的検証(21K12107)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】福吉 修一 金沢大学, 薬学系, 講師 (10456410)
【キーワード】リボソーム / uORF / 分子動力学シミュレーション / 粗視化モデル / 翻訳制御 (他7件)
【概要】今年度は、ヒトゲノムにおける非翻訳領域による生理活性機構の全貌解明を目的とし、翻訳に関わるリボソームが、メッセンジャーRNA上の非コード領域の上流にあるORF(uORF)を翻訳する際の挙動を検討するため、80Sリボソームの構造情報解析を中心とした研究を行った。今年度の補助金は、主にこの研究を遂行するための計算機部品の購入に当てられた。 ・別用途で使用していたコンピュータ(Ryzen Threadr...
❏蛋白質の遅い揺らぎを捉えるための粗視化モデル(14780506)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】高野 光則 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (40313168)
【キーワード】蛋白質 / 揺らぎ / 分子動力学シミュレーション / 粗視化モデル / 分子モーター (他13件)
【概要】これまでの研究で、Goモデルベースの粗視化モデルMD計算により蛋白質の遅い揺らぎをシミュレートし、結果の有効性・信頼性を検証してきた。そして、大幅な計算時間の軽減とともに高精度全原子モデルと同等の結果を得られることを示した(Nat.Comput)。本年度は、(1)これまで使:用してきたGoモデルの:Folding問題に対する応用(Chem.Phys)、そして、(2)モデルの拡張を行った。新たなモデ...
【生物学】基礎生物学:タンパク質間相互作用シミュレーションを含む研究件
❏遺伝子ネットワークによる創薬ターゲットパスウェイのイン・シリコ探索技術(18300097)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】宮野 悟 東京大学, 医科学研究所, 教授 (50128104)
【キーワード】遺伝子ネットワーク / システム生物学 / シミュレーション / 遺伝子発現マイクロアレイデータ / 創薬ターゲット遺伝子 (他11件)
【概要】遺伝子ノックダウンや薬剤応答などに基づいた遺伝子発現データから大規模遺伝子ネットワークを推定する方法と統計的解析とシミュレーションによる遺伝子ネットワークの解析方法を用いて, 遺伝子ネットワークに基づく, 創薬ターゲットパスウェイを探索するためのバイオインフォマティクス技術を開発した.この技術を使って, 薬剤Fenofibrate, Gefitinib 並びに漢方薬が影響を与えるパスウェイの解析を...
❏プロテオーム解析データからの知識発見に関する情報科学的基礎付け(15300099)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】宮野 悟 東京大学, 医科学研究所, 教授 (50128104)
【キーワード】タンパク質ネットワーク / 遺伝子ネットワーク / タンパク質相互作用情報 / タンパク質-RNA相互作用予測 / パスウェイモデリング (他9件)
【概要】本研究は,プロテオーム解析技術の登場に対応して,そのゲノムワイドな解析データからの知識見に関して情報科学的基礎付けをしたものであり,研究成果は大きく2つに分けられる. 1.タンパク質ネットワークの推定に関する研究 マイクロアレイデータとタンパク質相互作用データを用いて遺伝子ネットワークの推定を行う方式を開発した.これは,Y2HやMSによって得られたタンパク質相互作用データをベイジアンネットワークの...
【生物学】基礎生物学:シミュレーションを含む研究件
❏強い企業文化と革新の両立性の研究(26380454)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (30171507)
【キーワード】企業文化 / 革新 / 青色LED訴訟 / ウェーバー / 殻 (他30件)
【概要】強い企業文化と革新のコンフリクトは、青色LED訴訟や企業文化とモチベーションの関係を分析した。半導体の光露光装置の革新ではRayleigh criterionがコミュニティのパラダイムとして機能していた。説明概念としては、ウェーバーの殻、ペンローズの成長の経済、トンプソンの技術、所有構造を検討し、実際に、強固な個人主義的セールス文化の自動車ディーラー組織で、市場志向的なチームプレーを基本とする組織...
❏進化シミュレーションによるライセンシング・ネットワークの研究(21530351)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (30171507)
【キーワード】ライセンシング / 技術革新 / マルチエージェント / シミュレーション / 技術コミュニティ (他33件)
【概要】ライセンシング・ネットワークは、技術革新過程のネットワークとしてとらえられる。この研究では、技術革新が生起する技術コミュニティの進化プロセスをマルチエージェント型のコンピュータ・シミュレーション・モデルとして構築した。その際に重要な役割を果たすのはサブコミュニティの文化である。Max Weberの「殻」の概念では、殻の裏側では常に硬直性がつきまとうのだが、似たようなことは経営学でもコア能力/コア硬...
【生物学】基礎生物学:共進化シミュレーションを含む研究件
❏科学技術イノベーションとサービスエコシステムの共進化のシステムモデリング(15K01181)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】木嶋 恭一 大東文化大学, 経営学部, 特任教授 (10134826)
【キーワード】サービスシステム科学 / 社会システム工学 / 重層的イノベーション / 価値共創 / 共進化 (他14件)
【概要】価値共創のプロセスを、(1)サービスシステムのネットワーク形成、(2)資源の統合、(3) サービスの交換、からなる適応サイクル として定式化し、「サービスエコシステムの基本モデル」を構築した。「サービスエコシステムの基本モデル」に基づき、科学技術的、制度的、社会的イノベーション等の重層的イノベーションを、サービスエコシステムをデザインする原動力であると捉え、階層的複雑系の視点からをモデル化した。 ...
❏プロセス強化技術のためのダイナミカルネットワーク方法論の構築(20246115)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大村 直人 神戸大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50223954)
【キーワード】プロセス強化 / ネットワーク / ダイナミクス / マルチスケール / モデリング (他9件)
【概要】本研究は、プロセスのもつ機能要素のダイナミカルなネットワーク性に着目したプロセス強化の方法論を構築することを目的とした。ダイナミカルネットワークによる設計論とモデリング、個別プロセスのダイナミカルネットワークの解明の二つの部門に分けて、解析と設計の二つの観点から研究を遂行した。その結果、プロセスを機能ネットワークモデルで表現し、ネットワーク上のハブ要素を強化することで、プロセスの飛躍的向上が期待で...
【生物学】人類学:生体機構シミュレーションを含む研究件
❏初期人類二足歩行運動の生体力学的復元(17H01452)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】荻原 直道 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (70324605)
【キーワード】生体機構 / シミュレーション / 筋骨格モデル / 猿人
【概要】本研究では、初期人類の筋骨格シミュレーションモデルを構築し、それに基づいて直立二足歩行の生体力学的復元を行い、ヒトの二足歩行の進化過程における運動学的変化の特徴を抽出することを通して、ヒトの常習的直立二足歩行の進化を明らかにすることを試みた。その結果、初期人類の二足歩行と力学特性の定量的分析を行うための運動学的・生体力学的基盤を整備し、直立二足歩行の起源と進化的変遷について論理的に議論・検証するこ...
❏ヒトはなぜ二足で歩けるのか?哺乳類モデルから探る二足歩行の戦略とその進化(15H04428)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】平崎 鋭矢 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (70252567)
【キーワード】biomechanics / neural activity / EMG / primates / rat (他17件)
【概要】ヒトは何故、二足で歩けるのか?直立二足歩行の獲得に際して、運動・姿勢戦略にどのような変化があったのかを探るため、本研究では、神経、筋、運動の各レベルにおける二足歩行の特異性を明らかにすることを目的とした。ニホンザルとラットモデル、およびヒトを用いた実験的アプローチから、二足歩行時には特に足の動きが四足歩行時から大きく変わること、ヒト的歩行には後肢のスティフネスが重要であること等が明らかとなった。ま...
【生物学】人類学:形態シミュレーションを含む研究件
❏上下肢の機能分化からみた霊長類の運動適応(08304050)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】岡田 守彦 筑波大学, 体育科学系, 教授 (60011615)
【キーワード】霊長類 / ロコモーション / 形態 / 適応 / 運動解析 (他15件)
【概要】昨年度に引き続き総合研究を実施し、班会議を開催して研究成果の取りまとめを行った結果、以下の知見を得た。1)下肢において、静的収縮と同様、動的収縮においても筋線維伝導速度の計測が可能であること、但しその場合、関節角度と収縮レベルに関する情報が必要であることが明らかになった。2)現代人上腕骨と大腿骨の中央断面の材料力学的諸計数を比較したところ、その力学的環境の大きな差異にも拘わらず、両者の間に際だった...
❏ホミノイド(ヒト上科)における二足歩行能の起源と進化(02304013)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1990 - 1991
【研究代表者】俣野 彰三 大阪大学, 人間科学部, 教授 (30028724)
【キーワード】ホミノイド / 2足歩行 / 進化 / 形態 / 生機根 (他8件)
【概要】人類の2足歩行の起源、進化の考察は化石資料を始め、現生霊長類の身体移動様式のさまざまな適応比較,現代人身体の2足歩行能の特性を機能態学的,生理学的,生体工学的に解析する,などの多方面の学際的研究の綜合的成果によって始めて可能性がもたらされる。当然その成果をみのらせるためにはそれにりの時日を要するので,限られた2年間での綜合研究の成果のみですべて達成されるものではない。しかし各人のそれぞれの立場から...
【生物学】人類学:形態分析シミュレーションを含む研究件
❏協調と分散からとらえる歩行中の体幹の動きの進化とその形態基盤(21H02574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】平崎 鋭矢 京都大学, ヒト行動進化研究センター, 准教授 (70252567)
【キーワード】ロコモーション / 霊長類 / キネマティクス / シミュレーション / 形態分析
【概要】
❏縄文・弥生社会の人口シミュレーションと文化変化モデルの構築(20320123)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008-04-08 - 2014-03-31
【研究代表者】松本 直子 岡山大学, 社会文化科学研究科, 准教授 (30314660)
【キーワード】縄文時代 / 弥生時代 / 人口動態 / 文化変化 / シミュレーション (他12件)
【概要】遺跡のデータベース化を行い、それに基づく分析から、西日本の縄文~弥生時代の居住様式変化の実態、岡山県の弥生~古墳時代における人口推移のプロセスと社会の複雑化との関係、関東・中部地方の弥生時代についての人口推定方法の問題点等を明らかにした。生活様式に関する情報の少ない中国地方については、発掘調査によって新たな資料を得た。 縄文土器片の形状を定量的記述方法を用いて分析し、年代差を表す変異とそうでない変...
【生物学】人類学:ロコモーションシミュレーションを含む研究件
❏協調と分散からとらえる歩行中の体幹の動きの進化とその形態基盤(21H02574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】平崎 鋭矢 京都大学, ヒト行動進化研究センター, 准教授 (70252567)
【キーワード】ロコモーション / 霊長類 / キネマティクス / シミュレーション / 形態分析
【概要】
❏Multimode Frictional Anisotropic Skin for Supporting Locomotion of A Snake-like Soft-bodied Robot on Various Frictional Ground Surfaces(20K14690)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】タ デゥックトゥン 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任研究員 (20869226)
【キーワード】anisotropic friction / snake-like / soft-robot / locomotion / simulation (他17件)
【概要】The achievement of the project in 2021 was finishing the simulator for the locomotion of the snake-like soft-bodied robot. The simulator focuses on switching the frictional patterns on the skin of the...
❏ヒトはなぜ二足で歩けるのか?哺乳類モデルから探る二足歩行の戦略とその進化(15H04428)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】平崎 鋭矢 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (70252567)
【キーワード】biomechanics / neural activity / EMG / primates / rat (他17件)
【概要】ヒトは何故、二足で歩けるのか?直立二足歩行の獲得に際して、運動・姿勢戦略にどのような変化があったのかを探るため、本研究では、神経、筋、運動の各レベルにおける二足歩行の特異性を明らかにすることを目的とした。ニホンザルとラットモデル、およびヒトを用いた実験的アプローチから、二足歩行時には特に足の動きが四足歩行時から大きく変わること、ヒト的歩行には後肢のスティフネスが重要であること等が明らかとなった。ま...
【生物学】人類学:二足歩行シミュレーションを含む研究件
❏熱歩行機構の動作性能改善に関する研究(18K03903)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】山本 晃生 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40313035)
【キーワード】エナジーハーベスト / 二足歩行 / 車輪機構 / 受動歩行 / 熱エネルギ (他12件)
【概要】バイメタルの熱自励振動を活用することで環境の熱エネルギのみで動作できる熱歩行機構に関して,その性能向上や新機構の開発に取り組んだ.二足歩行機構については,既存の機構に関して傾斜面での性能調査を行い,スロープの登坂が可能であることを確認し,その条件を明らかにした.また,従来機構とは異なる足裏形状を提案・実験し,歩行時の歩幅を大幅に増大することに成功した.一方,二足歩行よりも効率的な移動の実現をめざし...
❏ヒトはなぜ二足で歩けるのか?哺乳類モデルから探る二足歩行の戦略とその進化(15H04428)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】平崎 鋭矢 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (70252567)
【キーワード】biomechanics / neural activity / EMG / primates / rat (他17件)
【概要】ヒトは何故、二足で歩けるのか?直立二足歩行の獲得に際して、運動・姿勢戦略にどのような変化があったのかを探るため、本研究では、神経、筋、運動の各レベルにおける二足歩行の特異性を明らかにすることを目的とした。ニホンザルとラットモデル、およびヒトを用いた実験的アプローチから、二足歩行時には特に足の動きが四足歩行時から大きく変わること、ヒト的歩行には後肢のスティフネスが重要であること等が明らかとなった。ま...
❏上下肢の機能分化からみた霊長類の運動適応(08304050)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】岡田 守彦 筑波大学, 体育科学系, 教授 (60011615)
【キーワード】霊長類 / ロコモーション / 形態 / 適応 / 運動解析 (他15件)
【概要】昨年度に引き続き総合研究を実施し、班会議を開催して研究成果の取りまとめを行った結果、以下の知見を得た。1)下肢において、静的収縮と同様、動的収縮においても筋線維伝導速度の計測が可能であること、但しその場合、関節角度と収縮レベルに関する情報が必要であることが明らかになった。2)現代人上腕骨と大腿骨の中央断面の材料力学的諸計数を比較したところ、その力学的環境の大きな差異にも拘わらず、両者の間に際だった...
【生物学】人類学:霊長類シミュレーションを含む研究件
❏協調と分散からとらえる歩行中の体幹の動きの進化とその形態基盤(21H02574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】平崎 鋭矢 京都大学, ヒト行動進化研究センター, 准教授 (70252567)
【キーワード】ロコモーション / 霊長類 / キネマティクス / シミュレーション / 形態分析
【概要】
❏ヒトはなぜ二足で歩けるのか?哺乳類モデルから探る二足歩行の戦略とその進化(15H04428)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】平崎 鋭矢 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (70252567)
【キーワード】biomechanics / neural activity / EMG / primates / rat (他17件)
【概要】ヒトは何故、二足で歩けるのか?直立二足歩行の獲得に際して、運動・姿勢戦略にどのような変化があったのかを探るため、本研究では、神経、筋、運動の各レベルにおける二足歩行の特異性を明らかにすることを目的とした。ニホンザルとラットモデル、およびヒトを用いた実験的アプローチから、二足歩行時には特に足の動きが四足歩行時から大きく変わること、ヒト的歩行には後肢のスティフネスが重要であること等が明らかとなった。ま...
❏上下肢の機能分化からみた霊長類の運動適応(08304050)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】岡田 守彦 筑波大学, 体育科学系, 教授 (60011615)
【キーワード】霊長類 / ロコモーション / 形態 / 適応 / 運動解析 (他15件)
【概要】昨年度に引き続き総合研究を実施し、班会議を開催して研究成果の取りまとめを行った結果、以下の知見を得た。1)下肢において、静的収縮と同様、動的収縮においても筋線維伝導速度の計測が可能であること、但しその場合、関節角度と収縮レベルに関する情報が必要であることが明らかになった。2)現代人上腕骨と大腿骨の中央断面の材料力学的諸計数を比較したところ、その力学的環境の大きな差異にも拘わらず、両者の間に際だった...
【生物学】人類学:進化シミュレーションを含む研究件
❏超並列がん進化シミュレーションによる腫瘍内不均一性生成機構の解明(19K12214)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】新井田 厚司 東京大学, 医科学研究所, 講師 (00772493)
【キーワード】がん / シミュレーション / 進化 / 深層学習
【概要】本研究ではがんの多様な進化様式を統一的に記述するシミュレーションモデルを構築、スーパーコンピューターを活用した超並列シミュレーション及びパラメータ感度分析を通じてがんの腫瘍内不均一性(ITH)生成機構の探索を行なった。その結果、いくつかの興味深い知見が引き出せた。例えば高い変異率は中立進化によって広範なITHを形成するが、がん幹細胞階層は見かけの変異率を高めることも同様に中立なITHの形成に寄与す...
❏島の鳥の適応放散はなぜ起きるか―数理モデルと幾何学的形態測定学によるアプローチ(18K06397)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山崎 剛史 公益財団法人山階鳥類研究所, 研究所, 研究員 (70390755)
【キーワード】適応放散 / 種分化 / 数理モデル / シミュレーション / 幾何学的形態測定学 (他10件)
【概要】本研究では、「なぜ鳥は海洋島で適応放散を起こすことができるのか?」、「海洋島で適応放散を起こす鳥と起こさない鳥はどう違うのか?」を調査した。第一の問いについては、海上分散力に富むはずの祖先種が、なぜ群島内の狭い海峡で遺伝的交流を断たれるのかが謎であったが、コンピュータシミュレーションにより、適応放散の起きる条件下では、自然選択が分散力の急激な減少をもたらす可能性を明らかにできた。第二の問いについて...
❏腫瘍内不均一性解明のための超並列がん進化シミュレーションデータ解析手法の開発(17K12773)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】新井田 厚司 東京大学, 医科学研究所, 助教 (00772493)
【キーワード】シミュレーション / がん / 進化 / スーパーコンピュータ / 可視化 (他6件)
【概要】がん細胞は正常細胞が変異獲得、自然選択を繰り返す進化過程によって生み出されていると考えられます。その進化過程を理解するために我々はこれまでにシミュレーションを用いたがんの進化ダイナミクスの研究を行ってきました。本研究では進化ダイナミクスがどのようにパラメータに依存するかを調べる感受性解析手法MASSIVEを開発しました。MASSIVEは膨大なシミュレーションをスーパーコンピュータ上で試行しその結果...
【生物学】人類学:自然選択シミュレーションを含む研究件
❏日本人の起源と進化-集団ゲノム学的アプローチによる縄文人由来ゲノム領域の抽出-(18H02514)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】大橋 順 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80301141)
【キーワード】縄文人 / 渡来人 / 日本列島人 / 遺伝的多様性 / 現代日本人の形成モデル (他20件)
【概要】日本人男性345名のY染色体の全塩基配列決定を行い系統解析を行った。その結果、本土日本人男性では35.4%の頻度で観察されるが、他の東アジア人には観察されないクレードを発見した。遺伝子系図解析によって過去の人口変動を推定したところ、縄文時代晩期から弥生時代にかけて人口が急激に減少したことが示された。 47都道府県の全ゲノムSNPアリル頻度データを用いて解析を行い、都道府県間の遺伝的差異は、縄文人に...
❏いつ肌色が変わったのか:量的形質遺伝子多座位同時進化モデルによる考察(16K14823)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大橋 順 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (80301141)
【キーワード】皮膚色 / 進化 / 自然選択 / アジア / 移住 (他12件)
【概要】ヒトの皮膚色は、環境に適応すべく進化した最も多様な形質の一つである。出アフリカ以降、東アジア人の皮膚色は明るく変化したが、メラネシア人はアフリカ人と同程度の暗い皮膚色を保っている。両者の祖先は3~4万年前に分岐しており、わずか数万年間でこれほどの違いを生んだ進化過程についてはよくわかっていない。本研究では、タイ人とメラネシア人を対象に、皮膚色関連多型を調べ、アリル頻度分布の相違を指標として皮膚色が...
【工学】機械工学:リアルタイムスケジューリングシミュレーションを含む研究件
❏ホロニック生産システムにおける工程設計とスケジューリングの統合に関する研究(13650126)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】杉村 延広 大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80135813)
【キーワード】ホロニック生産システム / モデル化 / シミュレーション / リアルタイムスケジューリング / 工程設計システム (他6件)
【概要】本研究の成果をまとめると以下のようになる. (1)金型プレート用工程設計システムの開発 金型用のプレート部品を対象とする工程設計システムを開発した.このシステムは,2次元CADデータを入力として,その穴加工に必要な加工法,工具,加工条件を選択するともに,工具経路の生成を行うものである.このシステムにより,CADデータから直接的にNCデータを作成することが可能である. (2)スケジューリングシステム...
❏ホロニック生産システムのモデル化とシミュレーションに関する研究(11650137)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】杉村 延広 大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80135813)
【キーワード】ホロニック生産システム / モデル化 / シミュレーション / リアルタイムスケジューリング / 工程設計システム (他11件)
【概要】本研究の成果をまとめると,以下のようになる. (1)ホロニック生産システムの基本構成を検討し,論理的な構成要素からなるシステムの基本構成を提案し,その運用方法,特にスケジューリングにおける生産設備の選択または割り当て方法について調査と分析を行った. (2)機械加工を対象とする生産システムにおける自律的構成要素を検討し,オブジェクト指向の考え方に基づいてモデル化を行い,ホロニック生産システムにおける...
【工学】機械工学:形彫り放電加工シミュレーションを含む研究件
❏放電加工シミュレータの開発研究(11450054)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】国枝 正典 東京農工大学, 工学部, 助教授 (90178012)
【キーワード】形彫り放電加工 / ワイヤ放電加工 / 加工精度シミュレーション / 放電位置探索アルゴリズム / 逆方向シミュレーション (他13件)
【概要】放電加工シミュレータの開発を行ない,目標とする工作物形状を得るために必要な工具電極形状や加工条件を自動的に決定できるシステムを構築した.つまり,放電面を放電痕と同じ程度の大きさのメッシュに分割し,各メッシュにはギャップ長と,メッシュ中の加工屑数をデータとして持たせる.そして,1回の放電ごとに,[放電点の決定]→[放電点における工具電極と工作物の除去]→[加工屑の発生と排出]→[工具電極の送り],な...
❏放電点探索アルゴリズムによる放電加工のシミュレーション(08455070)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】国枝 正典 東京農工大学, 工学部, 助教授 (90178012)
【キーワード】放電加工 / 放電位置 / シミュレーション / 逆問題 / 工具電極消耗 (他13件)
【概要】本研究では,まず与えれれた工具電極形状と工作物形状から加工後の工具電極消耗と,加工の結果として得られる工作物形状を求めるための順方向のシミュレーション方法を開発した.この方法は,実際の放電加工現象に忠実に,以下のような単純なルーチンの繰り返しとして加工を計算機上でモデル化するものである.つまり,工具電極面に沿ってメッシュ分割し,メッシュ毎にギャップが狭く,加工屑濃度が高いほど放電確率が高くなる様に...
【工学】機械工学:指向性エネルギー堆積法シミュレーションを含む研究件
❏溶融金属流動の粒子法解析に基づく指向性ポーラス堆積法の開発(17K14574)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小池 綾 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (70781417)
【キーワード】指向性エネルギ堆積法 / ポーラス金属 / 水素化チタン / ステンレス鋼 / 3Dプリンタ (他12件)
【概要】金属材料に適用可能な3Dプリンタの一方式として指向性エネルギ堆積法(DED)が利用される.DEDはレーザなどにより母材に形成したメルトプールへ向けて材料粉末を供給することで積層を繰り返すプロセスだが,微細形状の造形が困難であり,機能性構造の作製にDEDを応用する例は少ない.本研究は,DEDにおいて軽量,高比剛性,振動減衰性に優れるポーラス金属を造形することを目指し,溶融中の材料に水素化チタンを発泡...
❏合金固液相変化を解析する指向性エネルギー堆積法シミュレータの開発(16H07174)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】小池 綾 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (70781417)
【キーワード】指向性エネルギー堆積法 / 付加加工 / シミュレーション / インコネル625 / 粒子法 (他10件)
【概要】金属材料の3次元造形に適した指向性エネルギー堆積法(DED: Direct Energy Deposition)の時間領域シミュレータを開発するにあたり,本研究では熱伝導,レーザー,キャリアガス,固液相変化といったDEDプロセスに含まれる物理現象を解析するアルゴリズムを個々に作成し,これらのモジュールを統合する.開発したDED時間領域シミュレータを用いて,造形物内部の空孔や残留応力の発生メカニズム...
【工学】機械工学:放電位置シミュレーションを含む研究件
❏放電加工シミュレータの開発研究(11450054)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】国枝 正典 東京農工大学, 工学部, 助教授 (90178012)
【キーワード】形彫り放電加工 / ワイヤ放電加工 / 加工精度シミュレーション / 放電位置探索アルゴリズム / 逆方向シミュレーション (他13件)
【概要】放電加工シミュレータの開発を行ない,目標とする工作物形状を得るために必要な工具電極形状や加工条件を自動的に決定できるシステムを構築した.つまり,放電面を放電痕と同じ程度の大きさのメッシュに分割し,各メッシュにはギャップ長と,メッシュ中の加工屑数をデータとして持たせる.そして,1回の放電ごとに,[放電点の決定]→[放電点における工具電極と工作物の除去]→[加工屑の発生と排出]→[工具電極の送り],な...
❏放電点探索アルゴリズムによる放電加工のシミュレーション(08455070)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】国枝 正典 東京農工大学, 工学部, 助教授 (90178012)
【キーワード】放電加工 / 放電位置 / シミュレーション / 逆問題 / 工具電極消耗 (他13件)
【概要】本研究では,まず与えれれた工具電極形状と工作物形状から加工後の工具電極消耗と,加工の結果として得られる工作物形状を求めるための順方向のシミュレーション方法を開発した.この方法は,実際の放電加工現象に忠実に,以下のような単純なルーチンの繰り返しとして加工を計算機上でモデル化するものである.つまり,工具電極面に沿ってメッシュ分割し,メッシュ毎にギャップが狭く,加工屑濃度が高いほど放電確率が高くなる様に...
【工学】機械工学:放電加工シミュレーションを含む研究件
❏SiC透明電極を用いた加工間隙の直接観察による放電加工の現象解明と加工特性の向上(15H03899)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】國枝 正典 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90178012)
【キーワード】放電加工 / ワイヤ放電加工 / 加工現象 / 透明体電極 / 放電点 (他15件)
【概要】透明体電極を用いて放電加工間隙を観察した。単発放電において、溶融域の過熱による突沸が除去メカニズムの一つであることが分かった。そこで、電流を急峻に止める三角波状の電流パルスの除去効率が最も高いことを示した。また、両電極からの金属蒸気が作る放射状の流れ場が、溶融部をせん断力によって除去する現象を見出した。そこで、沸点の低い亜鉛を工具電極に用いることにより、加工速度が増大することを示した。また、連続放...
❏放電点探索アルゴリズムによる放電加工のシミュレーション(08455070)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】国枝 正典 東京農工大学, 工学部, 助教授 (90178012)
【キーワード】放電加工 / 放電位置 / シミュレーション / 逆問題 / 工具電極消耗 (他13件)
【概要】本研究では,まず与えれれた工具電極形状と工作物形状から加工後の工具電極消耗と,加工の結果として得られる工作物形状を求めるための順方向のシミュレーション方法を開発した.この方法は,実際の放電加工現象に忠実に,以下のような単純なルーチンの繰り返しとして加工を計算機上でモデル化するものである.つまり,工具電極面に沿ってメッシュ分割し,メッシュ毎にギャップが狭く,加工屑濃度が高いほど放電確率が高くなる様に...
【工学】機械工学:ホロニック生産システムシミュレーションを含む研究件
❏ホロニック生産システムにおける工程設計とスケジューリングの統合に関する研究(13650126)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】杉村 延広 大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80135813)
【キーワード】ホロニック生産システム / モデル化 / シミュレーション / リアルタイムスケジューリング / 工程設計システム (他6件)
【概要】本研究の成果をまとめると以下のようになる. (1)金型プレート用工程設計システムの開発 金型用のプレート部品を対象とする工程設計システムを開発した.このシステムは,2次元CADデータを入力として,その穴加工に必要な加工法,工具,加工条件を選択するともに,工具経路の生成を行うものである.このシステムにより,CADデータから直接的にNCデータを作成することが可能である. (2)スケジューリングシステム...
❏ホロニック生産システムのモデル化とシミュレーションに関する研究(11650137)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】杉村 延広 大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80135813)
【キーワード】ホロニック生産システム / モデル化 / シミュレーション / リアルタイムスケジューリング / 工程設計システム (他11件)
【概要】本研究の成果をまとめると,以下のようになる. (1)ホロニック生産システムの基本構成を検討し,論理的な構成要素からなるシステムの基本構成を提案し,その運用方法,特にスケジューリングにおける生産設備の選択または割り当て方法について調査と分析を行った. (2)機械加工を対象とする生産システムにおける自律的構成要素を検討し,オブジェクト指向の考え方に基づいてモデル化を行い,ホロニック生産システムにおける...
【工学】機械工学:工程設計システムシミュレーションを含む研究件
❏ホロニック生産システムにおける工程設計とスケジューリングの統合に関する研究(13650126)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】杉村 延広 大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80135813)
【キーワード】ホロニック生産システム / モデル化 / シミュレーション / リアルタイムスケジューリング / 工程設計システム (他6件)
【概要】本研究の成果をまとめると以下のようになる. (1)金型プレート用工程設計システムの開発 金型用のプレート部品を対象とする工程設計システムを開発した.このシステムは,2次元CADデータを入力として,その穴加工に必要な加工法,工具,加工条件を選択するともに,工具経路の生成を行うものである.このシステムにより,CADデータから直接的にNCデータを作成することが可能である. (2)スケジューリングシステム...
❏ホロニック生産システムのモデル化とシミュレーションに関する研究(11650137)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】杉村 延広 大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80135813)
【キーワード】ホロニック生産システム / モデル化 / シミュレーション / リアルタイムスケジューリング / 工程設計システム (他11件)
【概要】本研究の成果をまとめると,以下のようになる. (1)ホロニック生産システムの基本構成を検討し,論理的な構成要素からなるシステムの基本構成を提案し,その運用方法,特にスケジューリングにおける生産設備の選択または割り当て方法について調査と分析を行った. (2)機械加工を対象とする生産システムにおける自律的構成要素を検討し,オブジェクト指向の考え方に基づいてモデル化を行い,ホロニック生産システムにおける...
【工学】機械工学:仮想生産シミュレーションを含む研究件
❏仮想生産のためのプロセスシミュレーションの統合化に関する研究(07305006)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】岩田 一明 大阪大学, 工学部, 教授 (30031066)
【キーワード】仮想生産システム / シミュレーション / 統合化 / 製造プロセス / 分散処理 (他8件)
【概要】本研究は仮想生産のためのプロセスシミュレーションの統合化に関して研究を行い,以下に挙げる成果を得た. 1)生産活動に含まれるプロセスを物理的ならびに情報処理的な面から分類し、そのプロセスをシミュレーションするために必要となる情報、知識、処理手法等を検討した。 2)生産のプロセスのシミュレーション・ソフトウェアについて調査を行い、その機能、入出力情報、他プロセスとのインタフェースなどを分析した。 3...
❏仮想生産システムのモデリングと分散シミュレーションに関する研究(05302030)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】岩田 一明 大阪大学, 工学部, 教授 (30031066)
【キーワード】仮想生産 / 生産システム / モデリング / 分散シミュレーション / シミュレーション
【概要】本年度の研究成果の概要を以下にまとめる. 1.仮想生産システムのモデリングとシミュレーションのシステム開発のためのフレームワークを提案し,どのような機能がそこで要求されるかを明らかにした. 2.仮想生産システムのモデリング手法を,オブジェクト指向に基づいて明確化し,機器モデルの階層の作り方や,各機器の挙動の効率的な定義方法を提案した. 3.分散シミュレーションを行うために必要なシミュレーションのリ...
【工学】機械工学:自律分散処理シミュレーションを含む研究件
❏ホロニック生産システムにおける工程設計とスケジューリングの統合に関する研究(13650126)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】杉村 延広 大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80135813)
【キーワード】ホロニック生産システム / モデル化 / シミュレーション / リアルタイムスケジューリング / 工程設計システム (他6件)
【概要】本研究の成果をまとめると以下のようになる. (1)金型プレート用工程設計システムの開発 金型用のプレート部品を対象とする工程設計システムを開発した.このシステムは,2次元CADデータを入力として,その穴加工に必要な加工法,工具,加工条件を選択するともに,工具経路の生成を行うものである.このシステムにより,CADデータから直接的にNCデータを作成することが可能である. (2)スケジューリングシステム...
❏ホロニック生産システムのモデル化とシミュレーションに関する研究(11650137)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】杉村 延広 大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80135813)
【キーワード】ホロニック生産システム / モデル化 / シミュレーション / リアルタイムスケジューリング / 工程設計システム (他11件)
【概要】本研究の成果をまとめると,以下のようになる. (1)ホロニック生産システムの基本構成を検討し,論理的な構成要素からなるシステムの基本構成を提案し,その運用方法,特にスケジューリングにおける生産設備の選択または割り当て方法について調査と分析を行った. (2)機械加工を対象とする生産システムにおける自律的構成要素を検討し,オブジェクト指向の考え方に基づいてモデル化を行い,ホロニック生産システムにおける...
【工学】プロセス・化学工学:プロセスシステム工学シミュレーションを含む研究件
❏医薬品製造を対象とする革新的プロセス設計手法の開発とツール実装(17H04964)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】医薬品製造 / プロセス設計 / スーパーストラクチャー / 数理モデル / シミュレーション (他27件)
【概要】本研究では、医薬品製造プロセスの設計手法開発と、支援ツール実装に取り組んだ。バイオ医薬品注射剤の無菌充填プロセス(調製・ろ過滅菌・充填等)について、シングルユースとマルチユースの選択支援手法を構築し、ソフトウェアのプロトタイプ版をオンラインで公開した。固形製剤の製造プロセス(混合・造粒・乾燥・打錠等)について、連続生産も考慮したスーパーストラクチャを構築し、それに基づく設計手法と、ソフトウェアを開...
❏資源制約下で物質・エネルギーの生産を可能にする先制的ライフサイクル設計手法の開発(16H06126)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】菊池 康紀 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 准教授 (70545649)
【キーワード】地域資源 / 再生可能資源 / バイオマス / プロセスシミュレーション / ライフサイクルアセスメント (他16件)
【概要】物質やエネルギーを生産する技術は多種開発されてきており、社会への実装が期待されている。適用可能性は、地域性を考慮した評価に基づくべきであるが、研究開発中の技術システムオプションは情報量が不足しており、詳細な評価困難となっている。本研究では、先制的ライフサイクル設計手法(pre-emptive LCD)を提案し、技術開発中のオプションであっても将来の性能向上やインフラ整備を想定したシステム設計・評価...
【工学】プロセス・化学工学:プロセスシミュレーションシミュレーションを含む研究件
❏高靭性な固体酸化物形燃料電池の電極製造に向けた新しい設計基盤の構築(20H02033)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】原 祥太郎 千葉工業大学, 工学部, 准教授 (10401134)
【キーワード】多孔体 / 破壊 / 焼結 / シミュレーション / 固体酸化物形燃料電池 (他12件)
【概要】2020年度に引き続き,多孔体の破壊プロセスの予測モデルの構築に取り組んだ.2020年度基礎開発した破壊解析シミュレーターを用いて,多孔体の損傷評価と破壊シミュレーションを実施した.まず,キネティックモンテカルロ法による焼結解析コードを用いて,異なる製造条件の多孔体構造を多数生成し,シミュレーターで得られた多孔体構造に対して破壊シミュレーションを行い,多孔体製造条件と破壊特性との関係を明らかにした...
❏資源制約下で物質・エネルギーの生産を可能にする先制的ライフサイクル設計手法の開発(16H06126)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】菊池 康紀 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 准教授 (70545649)
【キーワード】地域資源 / 再生可能資源 / バイオマス / プロセスシミュレーション / ライフサイクルアセスメント (他16件)
【概要】物質やエネルギーを生産する技術は多種開発されてきており、社会への実装が期待されている。適用可能性は、地域性を考慮した評価に基づくべきであるが、研究開発中の技術システムオプションは情報量が不足しており、詳細な評価困難となっている。本研究では、先制的ライフサイクル設計手法(pre-emptive LCD)を提案し、技術開発中のオプションであっても将来の性能向上やインフラ整備を想定したシステム設計・評価...
❏仮想生産のためのプロセスシミュレーションの統合化に関する研究(07305006)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】岩田 一明 大阪大学, 工学部, 教授 (30031066)
【キーワード】仮想生産システム / シミュレーション / 統合化 / 製造プロセス / 分散処理 (他8件)
【概要】本研究は仮想生産のためのプロセスシミュレーションの統合化に関して研究を行い,以下に挙げる成果を得た. 1)生産活動に含まれるプロセスを物理的ならびに情報処理的な面から分類し、そのプロセスをシミュレーションするために必要となる情報、知識、処理手法等を検討した。 2)生産のプロセスのシミュレーション・ソフトウェアについて調査を行い、その機能、入出力情報、他プロセスとのインタフェースなどを分析した。 3...
【工学】プロセス・化学工学:プロセス設計シミュレーションを含む研究件
❏パンデミック治療薬の迅速生産支援システムの構築(21H01699)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (70701340)
【キーワード】パンデミック / ワクチン供給 / 治療薬供給 / プロセス設計 / シミュレーション (他15件)
【概要】本研究の目的は、感染症流行をいち早く検知してワクチン・治療薬を迅速に供給するための、生産支援システムの構築である。研究では、ワクチン・治療薬の需要予測を得る「需要予測モジュール」と、与えられた需要予測に対して、速度やコスト面の最適プロセスを得る「プロセス設計モジュール」を構築し、これらを統合した「統合生産システム」につなげていく。初年度である2021年度は、当初計画に従い、遂行項目①「需要予測モジ...
❏iPS細胞の凍結プロセスを革新するマルチスケール設計基盤(20K21102)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (70701340)
【キーワード】ヒトiPS細胞 / 凍結 / 解凍 / 計算化学 / プロセス設計 (他13件)
【概要】本研究の目的は、iPS細胞凍結の課題に対して、分子・細胞・プロセスの各スケールで取り組み、成果を階層的につなげた「マルチスケール設計基盤」を構築することである。2年目の2021年度は、遂行項目①「新規保護剤の探索」、項目②「多細胞凍結モデル構築」、項目③「冷却装置モデル構築」に取り組んだ。「新規保護剤の探索」については、初年度に、量子化学・分子動力学計算による有望化合物の特定に取り組み、論文発表し...
❏医薬品製造を対象とする革新的プロセス設計手法の開発とツール実装(17H04964)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】医薬品製造 / プロセス設計 / スーパーストラクチャー / 数理モデル / シミュレーション (他27件)
【概要】本研究では、医薬品製造プロセスの設計手法開発と、支援ツール実装に取り組んだ。バイオ医薬品注射剤の無菌充填プロセス(調製・ろ過滅菌・充填等)について、シングルユースとマルチユースの選択支援手法を構築し、ソフトウェアのプロトタイプ版をオンラインで公開した。固形製剤の製造プロセス(混合・造粒・乾燥・打錠等)について、連続生産も考慮したスーパーストラクチャを構築し、それに基づく設計手法と、ソフトウェアを開...
【工学】電気電子工学:マイクロリアクターシミュレーションを含む研究件
❏マイクロリアクタープロセス運転操作のためのソフトセンシングシステムの開発(13750693)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】松本 秀行 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助手 (90313345)
【キーワード】マイクロリアクター / ソフトセンシング / ハイブリッドシミュレーション / フリーフロー電気泳動 / 輸送現象 (他11件)
【概要】微小空間に多数のセンサーを配置することが難しいと想定されるマイクロリアクタープロセスの運転操作を効率よく行うための、ユーザー指向ソフトセンシングシステムの構築を目標とし、フリーフロー電気泳動法を用いたマイクロ分離プロセスを対象とした、ハイブリッドモデルシミュレーションシステムの構築ならびに同システムのソフトセンシングシステムとしての有用性の検討を行うことで、以下の成果をあげることができた。 1.汎...
❏マイクロリアクタープロセスの知的ネットワークによる運転管理(12450309)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】黒田 千秋 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (80114867)
【キーワード】マイクロリアクター / プロセス / 知的システム / ネットワークシステム / 運転管理 (他10件)
【概要】精密な温度制御や反応時間制御、また廃棄物や毒物の安全管理を目指した自由度の高いマイクロリアクタ-プロセスの制御・運転管理を柔軟かつ的確に行うために、ネットワーク型モデリングシステムを融合させた知的ネットワークシステムを検討し、また、同システムの実用化を検討するためのモデル実験を行い、以下の成果を挙げることができた。 1.反応シミュレーション、流動シミュレーション、装置挙動シミュレーション、プロセス...
【工学】電気電子工学:MOVPEシミュレーションを含む研究件
❏選択MOVPEによる結晶成長制御手法の確立とモノリシック光集積回路作製への応用(11555002)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】霜垣 幸浩 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60192613)
【キーワード】化合物半導体 / 結晶成長 / MOVPE / 選択成長 / 反応機構 (他9件)
【概要】本研究は、InGaAsP系化合物半導体をベースとしたモノリシック光集積回路を効率よく作製するための基礎技術として、MOVPEプロセスにおける選択成長現象を有効に活用することを目標とした。MOVPEプロセスにおいて、化合物半導体結晶板上にシリコン酸化膜など、絶縁性の被膜を部分的に作製すると、絶縁被膜の上には結晶成長が一切起こらず、結晶基板上にのみエピタキシャル成長をする。このとき、結晶表面積と絶縁被...
❏半導体モノリシック光集積回路のための面積選択有機金属気相エピタキシ(09450007)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】中野 義昭 東京大学, 工学系研究科, 助教授 (50183885)
【キーワード】MOVPE / MOCVD / 選択成長 / MOVE / 分光エリプソメトリ (他13件)
【概要】1. 分光エリプソメトリによるMOVPEのその場観察: 本研究では,分光エリプソメトリを用いたMOVPEのその場観察を試み,特に成長表面状態の観察が可能であることを示した.その知見を応用して,1〜3分子層の厚さを有するInGaAs/InP量子井戸を作製し,それをCTR法によって評価したところ,従来のどの報告例より優れた信号が得られ,界面は実際に単分子層オーダの急峻性を有することが示された. 2. ...
【工学】電気電子工学:フォノンシミュレーションを含む研究件
❏原子分解能“振動”計測法の開発と革新的材料創製(19H00818)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】溝口 照康 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70422334)
【キーワード】電子エネルギー損失分光 / 格子振動 / 理論計算 / 透過型電子顕微鏡 / 機械学習 (他16件)
【概要】物質を構成する原子や分子の局所的な“振動”は,熱などの外場からのエネルギーによる原子の変位現象であり,相転移や熱伝導,さらに様々な機能発現にかかわる重要な現象である.これまでに申請グループは走査透過型電子顕微鏡(STEM)により測定される電子分光(EELS)と高度なスペクトル計算を融合することで,物質を構成する原子・分子の振動を検出する手法を報告してきた.本研究は,高いレベルにあるSTEM-EEL...
❏ナノスケールデバイスの過渡的電気・熱連成シミュレーション技術の開発とその応用(22560330)
【研究テーマ】電子デバイス・電子機器
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】鎌倉 良成 大阪大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (70294022)
【キーワード】トランジスタ / 熱伝導 / シミュレーション / MOSFET / シリコン (他13件)
【概要】ナノスケールトランジスタを対象に、 内部の電子と熱の輸送を統一的に解くシミュレーション技術を新たに開発した。フォノン輸送やゼーベック効果など、モンテカルロ法を用いた熱電輸送解析に必要な新規アルゴリズムを提案し、またそれら要素技術を統合することにより電子とフォノンの輸送問題を同時に解くシミュレータを開発することができた。さらに得られた知見を等価回路モデルで表現し、回路レベルでの熱電解析を可能とした。...
【工学】電気電子工学:選択成長シミュレーションを含む研究件
❏選択MOVPEによる結晶成長制御手法の確立とモノリシック光集積回路作製への応用(11555002)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】霜垣 幸浩 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60192613)
【キーワード】化合物半導体 / 結晶成長 / MOVPE / 選択成長 / 反応機構 (他9件)
【概要】本研究は、InGaAsP系化合物半導体をベースとしたモノリシック光集積回路を効率よく作製するための基礎技術として、MOVPEプロセスにおける選択成長現象を有効に活用することを目標とした。MOVPEプロセスにおいて、化合物半導体結晶板上にシリコン酸化膜など、絶縁性の被膜を部分的に作製すると、絶縁被膜の上には結晶成長が一切起こらず、結晶基板上にのみエピタキシャル成長をする。このとき、結晶表面積と絶縁被...
❏半導体モノリシック光集積回路のための面積選択有機金属気相エピタキシ(09450007)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】中野 義昭 東京大学, 工学系研究科, 助教授 (50183885)
【キーワード】MOVPE / MOCVD / 選択成長 / MOVE / 分光エリプソメトリ (他13件)
【概要】1. 分光エリプソメトリによるMOVPEのその場観察: 本研究では,分光エリプソメトリを用いたMOVPEのその場観察を試み,特に成長表面状態の観察が可能であることを示した.その知見を応用して,1〜3分子層の厚さを有するInGaAs/InP量子井戸を作製し,それをCTR法によって評価したところ,従来のどの報告例より優れた信号が得られ,界面は実際に単分子層オーダの急峻性を有することが示された. 2. ...
【工学】建築学:躯体蓄熱シミュレーションを含む研究件
❏日射熱・昼光・通風利用に適した開口・蓄熱部材の開発とCAD環境指標による設計支援(19H02295)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】前 真之 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (90391599)
【キーワード】日射熱利用 / 昼光利用 / 自然通風 / 開口部 / 潜熱蓄熱材 (他15件)
【概要】住宅内部の温熱・光環境の改善と暖冷房・照明の省エネルギーを実現するため、次に挙げる開口部に関わる定量的な評価・設計手法を整備した。(1)PCMについて、日蓄熱率に着目し効果の高い敷設位置を提案した。(2)外付けロールスクリーンを有する開口部について、実大実験棟を用いた熱貫流率・日射熱取得率の算出方法の妥当性を検証した。(3)ロールスクリーンを有する開口部について、取得熱量を透過成分・対流成分・放射...
❏蓄熱式空調システムのエネルギー評価と計画・設計ツールの開発(10450212)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】龍 有二 九州大学, 大学院・総合理工学研究科, 助教授 (20191695)
【キーワード】蓄熱式空調システム / 設計ツール / 評価手法 / シミュレーション / 大温度差蓄熱 (他13件)
【概要】本研究は,蓄熱式空調システムの設計指針および最適運転手法の確立を目的として,各種蓄熱式空調システムの実測調査とその解析・評価を行うとともに、信頼性の高いエネルギーシミュレーションおよび蓄熱式空調システム設計支援ツール開発のための基礎研究を行うものである。得られた研究成果は以下の通りである。 1.大温度差水蓄熱式空調システムを採用した事務所ビルにおける夏季実測により、地下二重スラブを利用した連通管方...
【工学】建築学:建築環境・設備シミュレーションを含む研究件
❏建築設計製図のための熱環境設計支援プログラムの開発(19360257)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】梅干野 晁 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (50108213)
【キーワード】建築環境・設備 / 設計製図 / 設計教育 / 設計支援 / シミュレーション (他7件)
【概要】本研究は、建築設計と熱環境に関する知識を有する学生を育てるために、数値解析を用いた熱環境の設計製図の授業プログラムを開発する。そのために、授業を行う上で必要となる可視化教材や数値解析を用いた演習授業、設計課題などの開発を行った。その教材をもとに授業プログラムを構築した上で、大学の建築学科に所属する学生を対象に授業を実施し、アンケート等により、授業プログラムの有用性について検討を行った。 ...
❏大規模音響数値解析技術による建築音響シミュラークルデータベース構築(19206062)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】大鶴 徹 大分大学, 工学部, 教授 (30152193)
【キーワード】建築環境・設備 / 建築音響 / シミュレーション / 可視化・可聴化 / バーチャルリアリティ (他6件)
【概要】コンサートホールをはじめ講義室や住宅などの音場(音波が伝搬している空間)を、科学的な波動音響的手法により解析するシミュレーション技術の開発と、特徴的な音場に関するデータベースの収集・構築を行った。建築音場はしばしば大規模で、複雑、かつ、雑多な形状と吸音性状を有する。その効果的な計算には、目的に応じた計算手法の開発・選択とともに境界条件の処理も重要である。本研究では、基盤となる知見を求めデータベース...
【工学】建築学:実測シミュレーションを含む研究件
❏海浜埋立地の住宅地開発における環境変容と居住者の意識・住まい方の関連に関する研究(16760472)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】淺輪 貴史 東工大, 総合理工学研究科(研究院), 助手 (50361796)
【キーワード】住環境 / CAD / 緑 / 微気候 / シミュレーション (他13件)
【概要】1.居住者の意識と住まい方に関し、平成16年度に実施し集計したアンケート結果を解析し、入居段階の居住者の意識と住環境評価の特徴を明らかにした。また、居住者の住環境評価結果と、実際の住宅地環境の特徴の関係を解析した。本年度、解析に取り上げた住宅地環境要素は、微気候(風)と緑である。 2.前年度から継続して調査し、データベース化してきた環境情報を整理し、住宅地環境情報図の作成に取り組んだ。住宅地の建物...
❏伝統的民家における自然エネルギー利用技術の現代的適用に関する研究(06302054)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】木村 建一 早稲田大学, 理工学部, 教授 (50063558)
【キーワード】自然エネルギー / 民家 / 伝統技術 / 現代住宅 / 実測 (他8件)
【概要】各地に散在する多くの伝統的民家についての実測結果を基に温熱,光,湿気,空気環境などの各専門研究者が協力して伝統的民家が有する多くの自然エネルギー利用技術の特徴を明らかにするとともに、これらを現代建築の設計に効果的に適用する手段を提示することを目的として、平成6-8年度の3年間にわたって共同研究を行い,以下の研究成果を得た. (1)各地の特徴ある民家技術の実態調査による現代的適用への足掛かり:吉野は...
【工学】建築学:実測データシミュレーションを含む研究件
❏二車線高速道路交通流-シミュレーションと実測データ解析-(12680446)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】只木 進一 佐賀大学, 学術情報処理センター, 教授 (00202169)
【キーワード】交通流 / 結合写像模型 / 実測データ / オンラインデータベース / シミュレーション (他6件)
【概要】1990年代以降、交通流現象のモデル化とシミュレーションが動的相転移やパターン形成などの観点から活発に行われている。近年、現実の二車線以上の高速道路に対応し、車線変更などの挙動を記述できるモデルの構築進められ、本研究の課題の他、セルオートマトンモデルに基づくいくつかのモデルが提案されている。一方、実測データとの比較検討を通じた現象の理解が進められている. 本研究の結合写像型最適速度モデルでは、各車...
❏熱負荷予測手法の開発と省エネルギー空調運転制御方法の提案(06750624)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1994
【研究代表者】赤司 泰義 九州大学, 工学部, 助手 (60243896)
【キーワード】実測データ / シミュレーション / 省エネルギー / 電力負荷平準化 / 空調システムのモデル化 (他6件)
【概要】本研究は,建物竣工後における省エネルギー的な空調運転を目指した熱負荷予測手法の開発と空調システムにおける運転制御方法の提案を行うもので,本年度の研究実績として以下の内容が挙げられる。 1.事務所建築で空調に関連する諸データの詳細な実測を行い,熱負荷,空調用消費電力量,室内環境,外界気象などの経時的な変化を定量的に把握した。 2.空調システムモデルと実測データに対する現代制御理論を建築空調分野に応用...
【工学】建築学:風外乱シミュレーションを含む研究件
❏都市域地表形態を再現した風外乱ガスト構造の数理モデルの構築と耐風設計の高度化(14350298)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】風外乱 / 都市 / 地表形態 / シミュレーション / LES (他9件)
【概要】地表に建つ建築構造物の耐風安全性をより確かなものにするには、高さが100から200m程度以下の地表近傍での風の特性の把握が重要である。しかしながら、地表は、様々な形状の建築物あるいは多種多様な植生によって覆われ、近傍領域は一様な空間とはなっていない。特に都市域では、中層から高層の建物などが密集し、高さ数10mから100m程度まで地表の形態は大きく変化している。本研究では、近年の流体計算技術の急激な...
❏風外乱シミュレータを用いた複雑地形まわりのガスト時空間構造のLES解析(12450222)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】風外乱 / 複雑地形 / シミュレーション / LES / SGS乱流モデル (他8件)
【概要】地形が険しく複雑であると、場所によっては風の流れが歪められて予想外に高い風速にするので構造物の被害を招くことが度々ある。そのため、構造物の耐風設計には地形性の評価が重要課題であり、これまで比較的単純な地形に対する影響が調べられてきた。しかしながら、実在する地形ははるかに複雑であり、その影響評価は一つひとつ対応するのが本来の方法であろう。したがって数値モデルによる予測は、実験模型を一つひとつ再現する...
【工学】建築学:ガストシミュレーションを含む研究件
❏都市域地表形態を再現した風外乱ガスト構造の数理モデルの構築と耐風設計の高度化(14350298)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】風外乱 / 都市 / 地表形態 / シミュレーション / LES (他9件)
【概要】地表に建つ建築構造物の耐風安全性をより確かなものにするには、高さが100から200m程度以下の地表近傍での風の特性の把握が重要である。しかしながら、地表は、様々な形状の建築物あるいは多種多様な植生によって覆われ、近傍領域は一様な空間とはなっていない。特に都市域では、中層から高層の建物などが密集し、高さ数10mから100m程度まで地表の形態は大きく変化している。本研究では、近年の流体計算技術の急激な...
❏風外乱シミュレータを用いた複雑地形まわりのガスト時空間構造のLES解析(12450222)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】風外乱 / 複雑地形 / シミュレーション / LES / SGS乱流モデル (他8件)
【概要】地形が険しく複雑であると、場所によっては風の流れが歪められて予想外に高い風速にするので構造物の被害を招くことが度々ある。そのため、構造物の耐風設計には地形性の評価が重要課題であり、これまで比較的単純な地形に対する影響が調べられてきた。しかしながら、実在する地形ははるかに複雑であり、その影響評価は一つひとつ対応するのが本来の方法であろう。したがって数値モデルによる予測は、実験模型を一つひとつ再現する...
【工学】建築学:耐風設計シミュレーションを含む研究件
❏都市域地表形態を再現した風外乱ガスト構造の数理モデルの構築と耐風設計の高度化(14350298)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】風外乱 / 都市 / 地表形態 / シミュレーション / LES (他9件)
【概要】地表に建つ建築構造物の耐風安全性をより確かなものにするには、高さが100から200m程度以下の地表近傍での風の特性の把握が重要である。しかしながら、地表は、様々な形状の建築物あるいは多種多様な植生によって覆われ、近傍領域は一様な空間とはなっていない。特に都市域では、中層から高層の建物などが密集し、高さ数10mから100m程度まで地表の形態は大きく変化している。本研究では、近年の流体計算技術の急激な...
❏複雑形状を有する建築構造物の設計用風荷重予測システムの開発研究(11555147)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】シミュレーション / 流体計算 / 複雑形状 / 高層建築物 / 耐風設計 (他10件)
【概要】建築構造物の耐風設計を合理的に進める上で、作用する風力を評価するために流体計算技術が注目されている。実際の建築構造物の建設状況をみると、形状は複雑で、都市部では他の構造物に囲まれて周囲の影響を受ける。構造物などの非流線形物体に作用する空気力は、形状の微妙な変化によって大きく影響を受けるため、その評価は慎重に行わなければならない。風洞実験の手間を考えれば、数値解析の活用は大いに期待される。本研究では...
【工学】建築学:技術移転シミュレーションを含む研究件
❏組織間学習としての技術移転プロセスの組織生態学的実証研究(14330032)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】新宅 純二郎 東京大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (00216219)
【キーワード】技術移転 / 特許 / リソースベース / 光ディスク / モジュール (他24件)
【概要】本研究の前半では、まず特許等の知的財産権を中心にして、技術移転プロセスに関する制度や実態の調査を行った。技術移転にはライセンシングに限らず様々なパターンがあるが、大学を中心とした技術移転、特に大学発ベンチャーには発明をビジネスとして扱う発想が乏しいことが明らかになった。今ある技術シーズよりも、広い意味での技術力やビジネス面での経営者の力量が、技術移転の成功にとって大きな鍵であることが分かってきた。...
❏生態学的シミュレーションによるビジネスモデルの進化プロセスの研究(13630134)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30171507)
【キーワード】ビジネスモデル特許 / 技術移転 / 知的財産権 / ライセンス・ビジネス / 青色LED (他24件)
【概要】この研究計画では、ビジネスモデル(特許)と技術移転プロセスに関する制度と実態の調査から着手した。ビジネスモデル特許に関しては2000年から2001年にかけてブームがあったが、すぐに沈静化してしまった。その背景には、patenabilityとmarketability、すなわち特許になりうることとその特許で収入が入ることは別であるという特許ビジネスの実像を理解する必要がある。特許を取得するということ...
【工学】建築学:温熱環境シミュレーションを含む研究件
❏非定常・非対称温熱環境における物理・生理・心理統合モデルの構築(20360259)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】久野 覚 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (70153319)
【キーワード】温熱環境 / 非定常 / 非対称 / 人体生理モデル / 心理モデル (他8件)
【概要】本研究の目的は非定常・非対称温熱環境における環境物理、人体生理および心理状態を統合した新しい温熱環境評価指標を構築することである。被験者実験による生理・心理反応の把握、数値流体力学CFDを用いた不均一環境下での温熱快適性予測、数値シミュレーションによる局所の熱伝達係数・代表温度の同定、および二次元温冷感モデルの数値モデル化を行った。 ...
❏「豊かさ」を考慮した新しい住環境評価法の開発(15206063)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】久野 覚 名古屋大学, 大学院環境学研究科, 教授 (70153319)
【キーワード】居住環境 / 豊かさ / アンケート / 温熱環境 / 住宅 (他8件)
【概要】日本の住宅事情は、質・量ともに向上してきたが、未だ十分に満足のいく状態ではない。地球環境問題の深刻化とともに、必要十分な機能を備えた良好な住宅ストックを整備する必要がある。本研究の目的は、人間の真の欲求から求められる原点となる理念的住宅の設定と、構造の異なる二種類の快適性(積極的な快適性と消極的な快適性)から導かれる満足感の構造を組み合わせた評価法を開発することである。 1)建築環境工学グループ:...
【工学】建築学:高層建築物シミュレーションを含む研究件
❏高層建築物内保育施設の実効的な介助避難方法ガイドラインの検討(17K06730)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】佐野 友紀 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70305556)
【キーワード】避難計画 / 火災 / 少子高齢化 / 保育施設 / 高層建築物 (他13件)
【概要】高層建築物内に存する保育施設の設置基準および防災計画のあり方を検討した。具体的には高層建築物内に存する保育施設と一般的な戸建て2階建ての保育施設と比較した。(1) 保育施設の実態の整理・考察、(2) 園児および保育者の避難能力の整理・考察、保育施設の避難実態の整理・考察(3) 避難介助シミュレーション結果による避難方策の検討・評価を含んだ考察をまとめた。その成果の一部を援用して、日本建築学会におけ...
❏複雑形状を有する建築構造物の設計用風荷重予測システムの開発研究(11555147)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】シミュレーション / 流体計算 / 複雑形状 / 高層建築物 / 耐風設計 (他10件)
【概要】建築構造物の耐風設計を合理的に進める上で、作用する風力を評価するために流体計算技術が注目されている。実際の建築構造物の建設状況をみると、形状は複雑で、都市部では他の構造物に囲まれて周囲の影響を受ける。構造物などの非流線形物体に作用する空気力は、形状の微妙な変化によって大きく影響を受けるため、その評価は慎重に行わなければならない。風洞実験の手間を考えれば、数値解析の活用は大いに期待される。本研究では...
【工学】建築学:住宅シミュレーションを含む研究件
❏開口部と日射制御・潜熱蓄熱建材の最適化による普及型ダイレクトゲイン住宅の開発(15H04085)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】前 真之 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (90391599)
【キーワード】太陽熱暖房 / ダイレクトゲイン / PCM / シミュレーション / 近赤外域反射フィルム (他14件)
【概要】住宅における自然エネルギーや再生可能エネルギーの活用手法は数多くあるが、東日本大震災以降の電力エネルギー自給率の向上やゼロエネルギーハウス等の推進を背景として、太陽光発電が普及してきている。他方、太陽熱利用技術の普及と発展については停滞気味ともいえるが、温暖地における住宅の消費エネルギーの内、暖房と給湯のいわゆる熱需要は過半数を占めることから、太陽熱利用の普及は現在においても重要な検討課題の1つで...
❏「豊かさ」を考慮した新しい住環境評価法の開発(15206063)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】久野 覚 名古屋大学, 大学院環境学研究科, 教授 (70153319)
【キーワード】居住環境 / 豊かさ / アンケート / 温熱環境 / 住宅 (他8件)
【概要】日本の住宅事情は、質・量ともに向上してきたが、未だ十分に満足のいく状態ではない。地球環境問題の深刻化とともに、必要十分な機能を備えた良好な住宅ストックを整備する必要がある。本研究の目的は、人間の真の欲求から求められる原点となる理念的住宅の設定と、構造の異なる二種類の快適性(積極的な快適性と消極的な快適性)から導かれる満足感の構造を組み合わせた評価法を開発することである。 1)建築環境工学グループ:...
【工学】建築学:住宅地シミュレーションを含む研究件
❏海浜埋立地の住宅地開発における環境変容と居住者の意識・住まい方の関連に関する研究(16760472)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】淺輪 貴史 東工大, 総合理工学研究科(研究院), 助手 (50361796)
【キーワード】住環境 / CAD / 緑 / 微気候 / シミュレーション (他13件)
【概要】1.居住者の意識と住まい方に関し、平成16年度に実施し集計したアンケート結果を解析し、入居段階の居住者の意識と住環境評価の特徴を明らかにした。また、居住者の住環境評価結果と、実際の住宅地環境の特徴の関係を解析した。本年度、解析に取り上げた住宅地環境要素は、微気候(風)と緑である。 2.前年度から継続して調査し、データベース化してきた環境情報を整理し、住宅地環境情報図の作成に取り組んだ。住宅地の建物...
❏注視されない周囲環境情報の記述とその心理的影響に関する研究(02805074)
【研究テーマ】建築計画・都市計画
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1990 - 1991
【研究代表者】大野 隆造 神戸大学, 教養部, 助教授 (20160591)
【キーワード】視環境 / 住宅地 / 景観 / 評価 / シミュレ-ション
【概要】本研究は、人が環境から受け取る情報を、意識的に注意の向けられた環境の局所的な部分(要素)から取り出される注視情報と、受動的に広い範囲の環境から受け取られる周囲環境情報とに大別し、後者の視覚情報をパ-ソナル・コンピュ-タを用いて定量的に記述する方法を提案し、その心理的影響との関係を求めたものである。 初年度は、住宅地の屋外空間について、その場の雰囲気と、住棟や樹木の密度・配置によって異なる各環境要素...
【工学】建築学:街並みシミュレーションを含む研究件
❏複雑適応系としての都市景観の美的秩序とそのデザインに関する記号学的研究(12650632)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】門内 輝行 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90114686)
【キーワード】都市景観 / 美的秩序 / 複雑適応系 / 類似と差異 / 自己組織化 (他11件)
【概要】都市景観はミクロなデザイン行為の集積によって漸進的に変容していくものであり、新たなデザインの妥当性はマクロなレベルに美的秩序が生成されているかどうかにかかっている。その意味で、都市景観を「複雑適応系」とみなすことは、都市景観の美的秩序を分析する上で、きわめて有効な視点を与える。本研究では、複雑適応系としての都市景観の美的秩序とそのデザインの方法論について、次のような研究成果を得た。 1.都市景観を...
❏町並みの景観デザインのための形態生成の方法に関する記号学的研究(09650681)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】門内 輝行 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90114686)
【キーワード】町並み / 景観 / 形態生成 / デザイン / シミュレーション (他11件)
【概要】本研究の目的は、様々な要素の集合からなる複雑適応系としての街並み景観のデザインを支援する形態生成の方法を開発することにある。具体的には、次のような研究を実施し、多くの新たな知見を得ることができた。 1.形態生成のためのルールの抽出 日本の各地に分布する200箇所の歴史的街並みの景観について、ハイパーメディアによるデータベースを用いて、様々な街並み景観のルールにしたがって、事例を抽出できるシステムを...
【工学】建築学:複雑適応系シミュレーションを含む研究件
❏マイクロ-マクロ関連に基づく社会特性の創発に関する研究(15330133)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】高木 英至 埼玉大学, 教養学部, 教授 (20163165)
【キーワード】社会構造 / 創発性 / 計算機シミュレーション / ゲーミング / シミュレーション (他18件)
【概要】本研究課題の成果は大別して次の4つのカテゴリーに分けることが出来る。 第1は、本研究課題で用いた手法、特に計算機シミュレーションの社会科学における位置づけに関する、方法論的ないし哲学的な位置づけである。従来の例を整理しながら、計算機シミュレーションは数理モデルほど厳密ではないものの、柔軟で適用範囲の多い方法であること、特に進化型のシミュレーションに可能性が大きいことを見出した。 第2は単純推論型の...
❏複雑適応系としての都市景観の美的秩序とそのデザインに関する記号学的研究(12650632)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】門内 輝行 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90114686)
【キーワード】都市景観 / 美的秩序 / 複雑適応系 / 類似と差異 / 自己組織化 (他11件)
【概要】都市景観はミクロなデザイン行為の集積によって漸進的に変容していくものであり、新たなデザインの妥当性はマクロなレベルに美的秩序が生成されているかどうかにかかっている。その意味で、都市景観を「複雑適応系」とみなすことは、都市景観の美的秩序を分析する上で、きわめて有効な視点を与える。本研究では、複雑適応系としての都市景観の美的秩序とそのデザインの方法論について、次のような研究成果を得た。 1.都市景観を...
❏町並みの景観デザインのための形態生成の方法に関する記号学的研究(09650681)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】門内 輝行 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90114686)
【キーワード】町並み / 景観 / 形態生成 / デザイン / シミュレーション (他11件)
【概要】本研究の目的は、様々な要素の集合からなる複雑適応系としての街並み景観のデザインを支援する形態生成の方法を開発することにある。具体的には、次のような研究を実施し、多くの新たな知見を得ることができた。 1.形態生成のためのルールの抽出 日本の各地に分布する200箇所の歴史的街並みの景観について、ハイパーメディアによるデータベースを用いて、様々な街並み景観のルールにしたがって、事例を抽出できるシステムを...
【工学】建築学:設計論シミュレーションを含む研究件
❏事例とシナリオモデリングに基づく持続可能ビジネス設計・立案支援手法(24603039)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】近藤 伸亮 独立行政法人産業技術総合研究所, 先進製造プロセス研究部門, 主任研究員 (40336516)
【キーワード】設計工学 / 環境調和設計 / ビジネスモデル / シナリオモデル / 計算機支援 (他18件)
【概要】本研究では様々な事業分野における持続可能ビジネス事例を収集し、その成功要因を分析・ルール化することで持続可能ビジネスの「パターン言語」を作成し、これとビジネスの外部環境を表現するステークホルダモデルやライフサイクルフローモデル等を組み合わせ、持続可能ビジネスを体系的に設計する方法および、その支援ソフトウェアの開発を行った。さらに、生分解性プラスティックの有効利用、小型家電リサイクルの2課題を対象に...
❏プロセス強化技術のためのダイナミカルネットワーク方法論の構築(20246115)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大村 直人 神戸大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50223954)
【キーワード】プロセス強化 / ネットワーク / ダイナミクス / マルチスケール / モデリング (他9件)
【概要】本研究は、プロセスのもつ機能要素のダイナミカルなネットワーク性に着目したプロセス強化の方法論を構築することを目的とした。ダイナミカルネットワークによる設計論とモデリング、個別プロセスのダイナミカルネットワークの解明の二つの部門に分けて、解析と設計の二つの観点から研究を遂行した。その結果、プロセスを機能ネットワークモデルで表現し、ネットワーク上のハブ要素を強化することで、プロセスの飛躍的向上が期待で...
【工学】建築学:遺伝的アルゴリズム(GA)シミュレーションを含む研究件
❏再配達・梱包数削減を目的とした物流拠点における出荷行程最適化の研究(16K17199)
【研究テーマ】商学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 哲也 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (00772956)
【キーワード】ロジスティクス / サプライチェーン・マネジメント / 生産管理学 / 多段階最適化 / モデル構築 (他13件)
【概要】近年の物流業界では、取り扱い荷物数の増加とトラックドライバーの不足により、需要を満たすことが困難になりつつある。本研究では、製品の生産から出荷、配送に至る工程について効率化・全体最適化を図るためのシステム・手法の提案を行い、導入による効果を分析・評価することを目的とし、従来個々に検討されてきた各階層における最適化問題の深化と、それらを統合した多段階最適化モデルについて、検討を行った。 一方で、各種...
❏コンピュータ・シミュレーションによる心筋細胞発生過程の探究(18700290)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】内藤 泰宏 慶應義塾大学, 環境情報学部, 准教授 (50327714)
【キーワード】コンピュータ・シミュレーション / 心筋細胞 / 発生過程 / 遺伝子発現 / 数理モデル (他10件)
【概要】複雑な多細胞生物は、さまざまな遺伝子発現パターンによって、ひとつのゲノム情報から多彩な機能を持つ細胞を発生・分化させている。近年、生物個体を構成する空間的・時間的な発現パターンのプロファイルが大量に獲得されているが、それぞれの発現パターンの機能的意義は必ずしも明らかではない。本研究では、心筋細胞の発生過程の連続的なモデリングに取り組んだ。すでに構築していた胎生初期、胎生後期、新生仔期、成体の4段階...
❏水泳力学シミュレータ・筋骨格モデル・GAの統合による自由形最速泳フォームの解明(18650175)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】中島 求 東京工業大学, 大学院・情報理工学(系)研究科, 准教授 (20272669)
【キーワード】水泳 / シミュレーション / 筋骨格モデル / 遺伝的アルゴリズム / 最適化 (他8件)
【概要】1. 一昨年度構築した,泳者の全身運動および骨格筋の筋活動状態を測定する測定システムを用い,3名の一流大学スイマーの被験者について実験を行った. 2. 昨年度開発した,測定された全身運動データを筋骨格シミュレータへの入力データに変換するアルゴリズムを用い,測定データをシミュレータに入力し,筋骨格シミュレーションを行った. 3. シミュレータによる解析結果と,実験により測定した筋活動状態を比較した結...
【工学】建築学:防災計画シミュレーションを含む研究件
❏高層建築物内保育施設の実効的な介助避難方法ガイドラインの検討(17K06730)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】佐野 友紀 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70305556)
【キーワード】避難計画 / 火災 / 少子高齢化 / 保育施設 / 高層建築物 (他13件)
【概要】高層建築物内に存する保育施設の設置基準および防災計画のあり方を検討した。具体的には高層建築物内に存する保育施設と一般的な戸建て2階建ての保育施設と比較した。(1) 保育施設の実態の整理・考察、(2) 園児および保育者の避難能力の整理・考察、保育施設の避難実態の整理・考察(3) 避難介助シミュレーション結果による避難方策の検討・評価を含んだ考察をまとめた。その成果の一部を援用して、日本建築学会におけ...
❏都市内滞留者の詳細な属性情報を考慮した大震災時における行動記述モデル(21310105)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】大佛 俊泰 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (00211136)
【キーワード】大地震 / 防災計画 / 広域避難 / 人間行動 / シミュレーション (他8件)
【概要】大都市圏パーソントリップ調査のデータを基に都市内滞留者・移動者の時空間分布を推定し,首都直下大地震の発生を想定した各種シミュレーション分析を試みた。まず,物的被害を記述する「環境情報シミュレータ」と人間行動を記述する「人間行動シミュレータ」を構築し,これらを連動させることで広域避難の様相について分析した。また,大規模鉄道駅周辺地域における人々の移動軌跡を推定し,これを可視化するための「歩行者流動モ...
【工学】建築学:人間-環境系シミュレーションを含む研究件
❏人間-環境系のデザインを支援するインタラクティブな設計環境の開発に関する研究(14550627)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】門内 輝行 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90114686)
【キーワード】人間-環境系 / デザイン / 設計環境 / インタラクション / コラボレーション (他8件)
【概要】21世紀を迎えて、大量生産・大量消費を基調としたデザインが行き詰まり、ポスト工業化社会にふさわしいデザインのあり方が重要な課題となっている。こうした局面におけるデザインの役割は、新しい事物を創り出すよりも、人間と環境との豊かな関係を構築することにある。本研究の目的は、こうした「人間-環境系のデザイン」の基本原理を明らかにすると共に、それを支援する「インタラクティブな設計環境」を開発することにある。...
❏人間-環境系におけるナヴィゲーション・システムに関する記号学的研究(04650566)
【研究テーマ】建築計画・都市計画
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1992
【研究代表者】門内 輝行 早稲田大学, 理工学部, 助教授 (90114686)
【キーワード】ナヴィゲーション / オリエンテーション / 経路探索 / 状況づけれらた行為 / 人間-環境系 (他8件)
【概要】現代都市は複雑な迷路的状況を呈している。そこでは、環境のマクロな全体の把握は困難であり、人間は移動しながら目前にあるミクロな環境の認識を重ね合わせることによって環境の中をナヴィゲートしている。こうした「人間-環境系におけるナヴィゲーション」の仕組みを明かにするために次のような研究を展開した。 1)これまでに進めてきた現実の都市空間における経路探索の実験とシミュレーションの結果を検討し、ナヴィゲーシ...
【工学】建築学:都市景観シミュレーションを含む研究件
❏人間-環境系のデザインを支援するインタラクティブな設計環境の開発に関する研究(14550627)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】門内 輝行 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90114686)
【キーワード】人間-環境系 / デザイン / 設計環境 / インタラクション / コラボレーション (他8件)
【概要】21世紀を迎えて、大量生産・大量消費を基調としたデザインが行き詰まり、ポスト工業化社会にふさわしいデザインのあり方が重要な課題となっている。こうした局面におけるデザインの役割は、新しい事物を創り出すよりも、人間と環境との豊かな関係を構築することにある。本研究の目的は、こうした「人間-環境系のデザイン」の基本原理を明らかにすると共に、それを支援する「インタラクティブな設計環境」を開発することにある。...
❏複雑適応系としての都市景観の美的秩序とそのデザインに関する記号学的研究(12650632)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】門内 輝行 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90114686)
【キーワード】都市景観 / 美的秩序 / 複雑適応系 / 類似と差異 / 自己組織化 (他11件)
【概要】都市景観はミクロなデザイン行為の集積によって漸進的に変容していくものであり、新たなデザインの妥当性はマクロなレベルに美的秩序が生成されているかどうかにかかっている。その意味で、都市景観を「複雑適応系」とみなすことは、都市景観の美的秩序を分析する上で、きわめて有効な視点を与える。本研究では、複雑適応系としての都市景観の美的秩序とそのデザインの方法論について、次のような研究成果を得た。 1.都市景観を...
❏マルチメディアによる都市景観のシミュレーション・システムに関する記号学的研究(07650722)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】門内 輝行 早稲田大学, 理工学部, 助教授 (90114686)
【キーワード】都市景観 / マルチメディア / シミュレーション / データベース / 解読 (他6件)
【概要】本研究では、多種多様な要素のアンサンブルからなる都市景観の特質を探究するために、マルチメディアによる都市景観のシミュレーション・システムを開発し、都市景観を多角的な視点から解読する試みを展開した。 1.都市景観に関する情報の収集 (1)日本の歴史的街並み(海野、近江八幡、丹波篠山など)について、現地調査資料を整理し、新たに文献資料の収集を行った結果、200カ所の街並みに関する情報を体系的に把握する...
【工学】土木工学:地震ハザードシミュレーションを含む研究件
❏観測データと理論データの融合に基づくデータ駆動型強震動予測モデルの開発(20H00292)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤原 広行 国立研究開発法人防災科学技術研究所, マルチハザードリスク評価研究部門, 総括主任研究員 (80414407)
【キーワード】強震動 / 地震ハザード / 機械学習 / 地震動予測式 / 観測記録 (他7件)
【概要】(1)強震観測記録の地震動強さ指標,震源情報,サイト情報をデータベース化した「強震動データベース」の回帰分析による地震動予測式(GMM)構築のため,次のような検討を行った.まず,強震動データベースによる観測値と既往のGMMの予測値の差を取った「残差データ」を作成し,地震規模や震源距離などとの関係を検討することにより,地震動予測結果のばらつきを低減するための補正項を導出した.また,強震動データベース...
❏長周期地震動とその都市災害軽減に関する総合研究(19201034)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】纐纈 一起 東京大学, 地震研究所, 教授 (90134634)
【キーワード】長周期地震動 / 地下構造 / 震源 / シミュレーション / 被害予測 (他12件)
【概要】本研究の目的のひとつである長周期地震動ハザード地図、あるいは被害予測まで含めた長周期地震動リスク地図の作成を長周期地震動評価と呼ぶとすれば、その研究は4つの要素研究(震源モデル、地下構造モデル、シミュレーション、被害予測)の一連の組み合わせに他ならない。本研究では、各要素研究を統合し、長周期地震動のための全国地下構造モデル、長周期地震動ハザード地図、長周期地震動リスク地図を作成する。 ...
【工学】土木工学:地球環境シミュレーションを含む研究件
❏20世紀後半の自然環境変遷と地理的特性評価に基づく将来予測技術の開発 ―GISによる「里山の緑」のシミュレーション―(11794031)
【研究テーマ】環境保全
【研究種目】地域連携推進研究費
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】半田 暢彦 愛知県立大学, 情報科学部, 教授 (00022559)
【キーワード】GIS / リモートセンシング / 植生変遷 / 航空写真測量 / DEM (他12件)
【概要】本研究においては、環境共生の議論のシンボルとして注目の集まっている「里山」について、写真測量やリモートセンシングの先端技術と現地観測データをGIS上に統合することによって、その動態を観測する方法論を検討し、取得されたデジタルデータに基づいて、地球温暖化問題とも密接に関わる炭素固定量評価手法の開発を行った。 報告書ではその成果を、第1章:里山の森林成長と二酸化炭素固定量評価の方法論、第2章:リモセン...
❏エネルギーと環境をめぐるグローバルシナリオ(10044036)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】鵜野 公郎 慶応義塾大学, 政策・メディア研究科, 教授 (20095582)
【キーワード】エネルギーモデル / 地球環境 / 地球温暖化 / 排出権取引 / 世界経済 (他21件)
【概要】二酸化炭素排出は地球温暖化を招く要因であり、国際的には排出権取引を導入することによりエネルギー価格に環境コストを上乗せするスキームに合意ができている(京都プロトコル)。しかし実施についてはCOP6において合意ができず、COP6.5において継続審議が予定されている。COMPASSはこの面の分析に適した構造を有する。COMPASSは経済、エネルギー、環境をリンクしている点に特徴がある。特に経済を多部門...
【工学】土木工学:環境評価シミュレーションを含む研究件
❏視聴覚高臨場感データ収集・再生システムの構築と環境音評価への応用(17H03351)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】坂本 慎一 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80282599)
【キーワード】視覚と聴覚 / シミュレーション / 環境評価 / 主観評価実験 / 聴覚と視覚 (他8件)
【概要】3次元音場再生システムに映像システムを組み合わせ,環境音の評価に対する視覚情報の影響を詳細に調べる実験的研究を行った。道路交通,鉄道,航空機を音源とした代表的な交通騒音に関し,屋外空間における音源の視覚情報の影響を調べた。道路交通及び鉄道騒音に対しては騒音を小さく評価させる傾向が見られ,航空機騒音に対しては音源の視覚情報の影響は見られなかった。一般生活環境(室内)においては,映像提示が騒音を大きく...
❏リスクマネジメント導入による建設費縮減システムの実用化に関する研究(13558047)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】湊 隆幸 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (70271591)
【キーワード】プロジェクト / リスク / マネジメント / 定量化 / シミュレーション (他13件)
【概要】本研究の主な目的は,社会からの建設コスト縮減に対する要望を達成する,すなわち『良いものを安く作る』という建設技術者の役割を具体的に実現できる方策を,理論的・実証的な内容だけでなく,法体系をも見据えた制度システムとして実用化することである.本研究の主な目的は,以下の5つに要約できる. 1)科学的手法を用いた,『リスク管理費』定量化モデルの構築 2)実際のデータを用いた分析に基づく,リスクの指標化 3...
【工学】土木工学:ヒートアイランドシミュレーションを含む研究件
❏ヒートアイランド対策のためのPDCAデュアルサイクル支援システムの研究(20360261)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】森山 正和 神戸大学, 理工学部・住環境デザイン学科, 教授 (70047405)
【キーワード】地球・都市環境 / ヒートアイランド / PDCAデュアルサイクル / Webシステム / データベース (他10件)
【概要】PDCAサイクルの考え方をヒートアイランド対策に適用し、シミュレーションの活用システムを追加して、「PDCAデュアルサイクル支援システム」をWeb上に構築した。具体的には以下の通りである。 (1)ヒートアイランド対策手法を整理し、そのデータベースを構築した。 (2)メソ気象シミュレーションツールのWRF モデルを用いて、大阪地域のヒートアイランドのシミュレーションを行い、アセスメントに使用できる環...
❏建物・街区・都市・地域の各規模にまたがる熱環境解析とアジアの巨大都市への適用(15206060)
【研究テーマ】土木環境システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】花木 啓祐 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00134015)
【キーワード】熱環境 / ヒートアイランド / シミュレーション / 気象モデル / リモートセンシング (他13件)
【概要】アジアの巨大都市の熱環境に関し、観測とさまざまなスケールのシミュレーション解析を行うとともに、その改善案を検討した。 実測調査に関しては、日本のような精緻な地理情報が存在しない中国の重慶市においては、魚眼レンズを用いた写真の解析により建物に関する数値情報を得て温熱指標を算出し、熱環境の観測により検証した。河川を復活させたことで有名な韓国清渓川の復元前後の比較を行い復元が熱環境に与える効果を見いだし...
【工学】土木工学:熱環境シミュレーションを含む研究件
❏建築設計製図のための熱環境設計支援プログラムの開発(19360257)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】梅干野 晁 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (50108213)
【キーワード】建築環境・設備 / 設計製図 / 設計教育 / 設計支援 / シミュレーション (他7件)
【概要】本研究は、建築設計と熱環境に関する知識を有する学生を育てるために、数値解析を用いた熱環境の設計製図の授業プログラムを開発する。そのために、授業を行う上で必要となる可視化教材や数値解析を用いた演習授業、設計課題などの開発を行った。その教材をもとに授業プログラムを構築した上で、大学の建築学科に所属する学生を対象に授業を実施し、アンケート等により、授業プログラムの有用性について検討を行った。 ...
❏建物・街区・都市・地域の各規模にまたがる熱環境解析とアジアの巨大都市への適用(15206060)
【研究テーマ】土木環境システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】花木 啓祐 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00134015)
【キーワード】熱環境 / ヒートアイランド / シミュレーション / 気象モデル / リモートセンシング (他13件)
【概要】アジアの巨大都市の熱環境に関し、観測とさまざまなスケールのシミュレーション解析を行うとともに、その改善案を検討した。 実測調査に関しては、日本のような精緻な地理情報が存在しない中国の重慶市においては、魚眼レンズを用いた写真の解析により建物に関する数値情報を得て温熱指標を算出し、熱環境の観測により検証した。河川を復活させたことで有名な韓国清渓川の復元前後の比較を行い復元が熱環境に与える効果を見いだし...
【工学】土木工学:数学モデルシミュレーションを含む研究件
❏生分解性ポリマーのオンサイト分解機構および分解形態とその特性に関する研究(10450307)
【研究テーマ】生物・生体工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】海野 肇 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 教授 (10087471)
【キーワード】生分解性ポリマー / オンサイト分解 / ポリヒドロキシアルカン酸 / PHBV / 糸状菌類 (他19件)
【概要】複数箇所より採取した土壌および人工土壌に土壌抽出液を接種したものを用いて、代表的な生分解性ポリマーである3-ヒドロキシ酪酸と3-ヒドロキシ吉草酸の共重合体(PHBV)フィルムの分解試験を行い、分解中のフィルム表面には微生物コロニーの形跡が明確に観察され、細菌、放線菌、糸状菌を含む多様な微生物が分解に関与していること、分解はフィルム表面上で不均一に進行することを明らかにした。また、土壌中では、菌体外...
❏活性汚泥法の多目的シミュレーションシステムの開発(07555170)
【研究テーマ】土木環境システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】佐藤 弘泰 (1996) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (90251347)
【キーワード】活性汚泥法 / シミュレーションモデル / 生物学的リン除去法 / 生物学的窒素除去法 / IAWQ活性汚泥モデル (他10件)
【概要】活性汚泥法に対し、リン・窒素の除去などの高度処理が要請されるようになり、プロセスの設計および制御方法の最適化が求められるようになった。そのためには活性汚泥プロセスの挙動を的確にシミュレートするツールが必要になってくる。本研究では、最も信頼できる活性汚泥数学モデルとして認められている国際水環境学会(IAWQ)のモデル"Activated Sludge Model"を基本として、窒素・...
【工学】土木工学:需要分析シミュレーションを含む研究件
❏生産者・消費者双方に公正かつ効率的な農産物市場構造の解明と貿易政策の導出(20H03084)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】鈴木 宣弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80304765)
【キーワード】双方寡占 / 不完全競争空間均衡 / 貿易 / 二重構造寡占 / 需要分析 (他9件)
【概要】今日のフードシステムは,市場の競争構造を明らかにし,社会経済厚生への影響を定量的に評価することが極めて重要な課題となっている.川上から川下までの農産物流通を俯瞰的に考察するためには,生産者・卸売業者・小売等によって構成される多段階の垂直的競争や,水平的競争を同時に検討する必要があり,この市場構造の特定には,一方の寡占・独占を前提としない,双方寡占モデルの適用が考えられる.本研究では,双方寡占モデル...
❏空港運営スキーム策定のための国際航空貨客輸送需要予測手法の開発(24360207)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】竹林 幹雄 神戸大学, 海事科学研究科(研究院), 教授 (80236497)
【キーワード】航空輸送 / 空港運営 / ネットワーク / 需要分析 / シミュレーション (他11件)
【概要】本研究では今後空港運営における戦略性を向上させるための支援情報を得るために,(i)航空需要の構造分析によるOD交通量推計手法,(ii)ネットワーク競争に基づく政策評価手法,(iii)効果的空港運営手法立案のための方法論,(iv)空港整備の地域経済への波及効果を計測する手法,の4つの手法ならびに方法論を開発した.具体的には,アジアにおける航空政策の整理,ならびに複数空港の管理運営方法に関する方法論の...
【工学】土木工学:地震リスクシミュレーションを含む研究件
❏長周期地震動とその都市災害軽減に関する総合研究(19201034)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】纐纈 一起 東京大学, 地震研究所, 教授 (90134634)
【キーワード】長周期地震動 / 地下構造 / 震源 / シミュレーション / 被害予測 (他12件)
【概要】本研究の目的のひとつである長周期地震動ハザード地図、あるいは被害予測まで含めた長周期地震動リスク地図の作成を長周期地震動評価と呼ぶとすれば、その研究は4つの要素研究(震源モデル、地下構造モデル、シミュレーション、被害予測)の一連の組み合わせに他ならない。本研究では、各要素研究を統合し、長周期地震動のための全国地下構造モデル、長周期地震動ハザード地図、長周期地震動リスク地図を作成する。 ...
❏大都市域の震災シミュレーションに基づく地震リスク低減戦略の策定に関する研究(16310113)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】清野 純史 京都大学, 工学研究科, 助教授 (00161597)
【キーワード】大都市 / 震災シミュレーション / 地震リスク / 有限要素法 / 個別要素法 (他16件)
【概要】本研究では,「大都市域の震災シミュレーションに基づく地震リスク低減戦略の策定に関する研究」という課題の下に,「大地震が起きたときに何が起きうるのか」について信頼できる情報を提供しうるシステムを構築し,これを基に地震リスクの低減戦略を策定することを目的とした.以下に本研究で行ったこと及び得られた成果を列挙する。 (1)マルチエージェントを使った避難行動推定シミュレーションの高度化を第一の目標とし,複...
【工学】土木工学:景観シミュレーションを含む研究件
❏町並みの景観デザインのための形態生成の方法に関する記号学的研究(09650681)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】門内 輝行 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90114686)
【キーワード】町並み / 景観 / 形態生成 / デザイン / シミュレーション (他11件)
【概要】本研究の目的は、様々な要素の集合からなる複雑適応系としての街並み景観のデザインを支援する形態生成の方法を開発することにある。具体的には、次のような研究を実施し、多くの新たな知見を得ることができた。 1.形態生成のためのルールの抽出 日本の各地に分布する200箇所の歴史的街並みの景観について、ハイパーメディアによるデータベースを用いて、様々な街並み景観のルールにしたがって、事例を抽出できるシステムを...
❏地理情報システムと樹木成長モデルを用いた森林景観予測システムの開発(07556034)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】熊谷 洋一 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (50012042)
【キーワード】森林 / 地理情報システム / 植物成長モデル / ランドスケープ / 景観シミュレーション (他13件)
【概要】本研究により以下の成果を得た。 1.森林景観シミュレーションシステムの開発 森林に関する既存情報である林相図・林小班図と森林簿を、地理情報システムに入力し、森林空間情報を作成した。このデータを利用して、景観シミュレーションに必要な空間データの入出力・修正管理を行った。 リアルな樹木の3次元形状の生成のために、樹木成長モデリングシステムを応用するために、樹種・樹高に対応して樹木形状を生成し、地理情報...
❏注視されない周囲環境情報の記述とその心理的影響に関する研究(02805074)
【研究テーマ】建築計画・都市計画
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1990 - 1991
【研究代表者】大野 隆造 神戸大学, 教養部, 助教授 (20160591)
【キーワード】視環境 / 住宅地 / 景観 / 評価 / シミュレ-ション
【概要】本研究は、人が環境から受け取る情報を、意識的に注意の向けられた環境の局所的な部分(要素)から取り出される注視情報と、受動的に広い範囲の環境から受け取られる周囲環境情報とに大別し、後者の視覚情報をパ-ソナル・コンピュ-タを用いて定量的に記述する方法を提案し、その心理的影響との関係を求めたものである。 初年度は、住宅地の屋外空間について、その場の雰囲気と、住棟や樹木の密度・配置によって異なる各環境要素...
【工学】土木工学:駐車場シミュレーションを含む研究件
❏駐車場案内・誘導情報の評価のための交通システムシミュレーションモデルの開発(06650592)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】朝倉 康夫 愛媛大学, 工学部, 助教授 (80144319)
【キーワード】駐車場 / 交通情報 / 交通ネットワークシステム / 交通ネットワーク / シミュレーション
【概要】高度交通情報システム(Inteligent Transport Systems,ITS)により交通情報が提供された際に,それがドライバーの交通選択行動やネットワーク交通流に及ぼす影響を把握するために,既に多くの都市で導入されている駐車場案内・誘導システム(Parking Guidance and Information System,PGI System)を例に実証分析とシミュレーション分析の両面...
❏駐車政策シミュレーションシステムに関する研究(04452236)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1993
【研究代表者】太田 勝敏 東京大学, 工学部, 教授 (10011149)
【キーワード】駐車場 / 駐車政策 / シミュレーション / 非集計交通行動モデル
【概要】本研究では,地域速度-交通量モデル(以下,駐車場パフォーマンスとする)や非集計駐車需要予測モデル,駐車需要配分モデルに関する一連の研究を統合し,地方自治体における駐車施設整備マスタープラン策定に資する駐車政策シミュレーションシステムの構築を目的としている。 平成4年度では,9月に千葉県柏市において駐車場利用状況調査を実施し,調査結果をベースとして非集計駐車需要予測モデル,及び駐車需要配分モデルの検...
【工学】土木工学:減災シミュレーションを含む研究件
❏災害時の他者支援行動を考慮した動的制御シミュレータの開発(17K14739)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】浦田 淳司 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (70771286)
【キーワード】避難計画 / 離散選択 / 動的計画法 / 社会ネットワーク / 避難行動 (他15件)
【概要】周辺にいる他者や連絡行動をとった他者の避難開始選択と,連絡をとる相手を予測するモデルを構築し,他者の避難行動が一つの地区内で伝播する様子を評価できるシミュレーションの構築を行った.また,時間経過とともに動学的に変化する将来想定を反映した動学的意思決定モデルを構築した.災害時下では将来の正確な想定が困難であることを反映した意思決定を表現できる. ...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
❏メラピ火山2010噴火に伴う流域の水文環境変化と土砂災害に関する調査研究(24404010)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】権田 豊 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (10303116)
【キーワード】火山 / ラハール / 河床変動 / インドネシア / メラピ火山 (他16件)
【概要】2010年の噴火後に土石流(ラハール)が頻発したインドネシア・メラピ火山において,現地調査を実施した.現地調査の結果と数値解析による予測結果を比較した結果,ラハールの氾濫箇所を予測するためには,精度の高い地形データの取得とラハールの流量の適切な予測が重要であることが分かった.噴火後は流域の地表の状態の変化にともなってラハールを発生させる降雨の条件や、発生するラハールの流量が経年的に変化する。ラハー...
【工学】土木工学:交通ネットワーク分析シミュレーションを含む研究件
❏交通工学理論と機械学習を融合した道路交通システムの状態推定・将来予測・制御(20H02267)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】瀬尾 亨 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (90774779)
【キーワード】交通工学 / 機械学習 / 交通流理論 / 交通ネットワーク分析 / 統計的推定 (他10件)
【概要】本研究はテーマA,B,Cに分かれて遂行する計画となっている.今年度はそれぞれのテーマで以下の研究に取り組んだ.テーマA:動的ネットワーク交通流の性質の交通工学理論に基づく数学的解析,テーマB:統計的機械学習に基づく交通状態・需要情報の推定・将来予測手法,テーマC:理想的な状況を仮定した強化学習による交通システム制御手法などを開発した.各テーマの具体的な成果を以下に述べる.Aでは,例えば道路利用者の...
❏都市内交通システムにおける旅行時間信頼性の評価・運用方法の体系化(25289160)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】福田 大輔 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70334539)
【キーワード】旅行時間信頼性 / 交通運用 / 交通行動分析 / 交通ネットワーク分析 / 交通経済分析 (他22件)
【概要】本研究では,従来交通手段別に扱われてきた旅行時間信頼性研究の体系化を行う.まず,研究代表者・分担者らがこれまでに進めてきた都市内交通システムにおける旅行時間信頼性に関する研究をさらに発展させて,都市内道路交通,都市鉄道,空港アクセスバスの各具体事例を対象に,旅行時間信頼性の経済便益評価方法,ならびに,社会的費用最小化の観点から見た運用方法を確立させる.それらの結果を踏まえ,旅行時間信頼性の現象記述...
【工学】土木工学:交通工学シミュレーションを含む研究件
❏交通工学理論と機械学習を融合した道路交通システムの状態推定・将来予測・制御(20H02267)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】瀬尾 亨 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (90774779)
【キーワード】交通工学 / 機械学習 / 交通流理論 / 交通ネットワーク分析 / 統計的推定 (他10件)
【概要】本研究はテーマA,B,Cに分かれて遂行する計画となっている.今年度はそれぞれのテーマで以下の研究に取り組んだ.テーマA:動的ネットワーク交通流の性質の交通工学理論に基づく数学的解析,テーマB:統計的機械学習に基づく交通状態・需要情報の推定・将来予測手法,テーマC:理想的な状況を仮定した強化学習による交通システム制御手法などを開発した.各テーマの具体的な成果を以下に述べる.Aでは,例えば道路利用者の...
❏アクティブシニアのための交通・消費行動把握のための世帯内活動時間配分・モデルの開発(18760386)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】福田 大輔 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (70334539)
【キーワード】グループ行動 / 世帯 / アクティビティ分析 / 時間配分 / 計量経済学 (他11件)
【概要】高齢者のライフスタイルが多様化する現代社会において,政府の政策が世帯の時間配分にどの様な影響を与えるかを分析するためには,従来のような個人単位での活動時間配分モデルではなく,世帯単位でのモデル分析が必要となる.アクティブシニア世帯における夫婦は,個人単位での活動よりも世帯単位での共同活動からより大きな満足度を得ていると言われている.また,定年後は生活時間の多くを夫婦で一緒に過ごすため,活動選択や時...
【工学】土木工学:交通行動分析シミュレーションを含む研究件
❏都市内交通システムにおける旅行時間信頼性の評価・運用方法の体系化(25289160)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】福田 大輔 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70334539)
【キーワード】旅行時間信頼性 / 交通運用 / 交通行動分析 / 交通ネットワーク分析 / 交通経済分析 (他22件)
【概要】本研究では,従来交通手段別に扱われてきた旅行時間信頼性研究の体系化を行う.まず,研究代表者・分担者らがこれまでに進めてきた都市内交通システムにおける旅行時間信頼性に関する研究をさらに発展させて,都市内道路交通,都市鉄道,空港アクセスバスの各具体事例を対象に,旅行時間信頼性の経済便益評価方法,ならびに,社会的費用最小化の観点から見た運用方法を確立させる.それらの結果を踏まえ,旅行時間信頼性の現象記述...
❏アクティブシニアのための交通・消費行動把握のための世帯内活動時間配分・モデルの開発(18760386)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】福田 大輔 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (70334539)
【キーワード】グループ行動 / 世帯 / アクティビティ分析 / 時間配分 / 計量経済学 (他11件)
【概要】高齢者のライフスタイルが多様化する現代社会において,政府の政策が世帯の時間配分にどの様な影響を与えるかを分析するためには,従来のような個人単位での活動時間配分モデルではなく,世帯単位でのモデル分析が必要となる.アクティブシニア世帯における夫婦は,個人単位での活動よりも世帯単位での共同活動からより大きな満足度を得ていると言われている.また,定年後は生活時間の多くを夫婦で一緒に過ごすため,活動選択や時...
【工学】土木工学:交通流理論シミュレーションを含む研究件
❏交通工学理論と機械学習を融合した道路交通システムの状態推定・将来予測・制御(20H02267)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】瀬尾 亨 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (90774779)
【キーワード】交通工学 / 機械学習 / 交通流理論 / 交通ネットワーク分析 / 統計的推定 (他10件)
【概要】本研究はテーマA,B,Cに分かれて遂行する計画となっている.今年度はそれぞれのテーマで以下の研究に取り組んだ.テーマA:動的ネットワーク交通流の性質の交通工学理論に基づく数学的解析,テーマB:統計的機械学習に基づく交通状態・需要情報の推定・将来予測手法,テーマC:理想的な状況を仮定した強化学習による交通システム制御手法などを開発した.各テーマの具体的な成果を以下に述べる.Aでは,例えば道路利用者の...
❏都市内交通システムにおける旅行時間信頼性の評価・運用方法の体系化(25289160)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】福田 大輔 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70334539)
【キーワード】旅行時間信頼性 / 交通運用 / 交通行動分析 / 交通ネットワーク分析 / 交通経済分析 (他22件)
【概要】本研究では,従来交通手段別に扱われてきた旅行時間信頼性研究の体系化を行う.まず,研究代表者・分担者らがこれまでに進めてきた都市内交通システムにおける旅行時間信頼性に関する研究をさらに発展させて,都市内道路交通,都市鉄道,空港アクセスバスの各具体事例を対象に,旅行時間信頼性の経済便益評価方法,ならびに,社会的費用最小化の観点から見た運用方法を確立させる.それらの結果を踏まえ,旅行時間信頼性の現象記述...
【工学】土木工学:避難計画シミュレーションを含む研究件
❏災害時の他者支援行動を考慮した動的制御シミュレータの開発(17K14739)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】浦田 淳司 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (70771286)
【キーワード】避難計画 / 離散選択 / 動的計画法 / 社会ネットワーク / 避難行動 (他15件)
【概要】周辺にいる他者や連絡行動をとった他者の避難開始選択と,連絡をとる相手を予測するモデルを構築し,他者の避難行動が一つの地区内で伝播する様子を評価できるシミュレーションの構築を行った.また,時間経過とともに動学的に変化する将来想定を反映した動学的意思決定モデルを構築した.災害時下では将来の正確な想定が困難であることを反映した意思決定を表現できる. ...
❏高層建築物内保育施設の実効的な介助避難方法ガイドラインの検討(17K06730)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】佐野 友紀 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70305556)
【キーワード】避難計画 / 火災 / 少子高齢化 / 保育施設 / 高層建築物 (他13件)
【概要】高層建築物内に存する保育施設の設置基準および防災計画のあり方を検討した。具体的には高層建築物内に存する保育施設と一般的な戸建て2階建ての保育施設と比較した。(1) 保育施設の実態の整理・考察、(2) 園児および保育者の避難能力の整理・考察、保育施設の避難実態の整理・考察(3) 避難介助シミュレーション結果による避難方策の検討・評価を含んだ考察をまとめた。その成果の一部を援用して、日本建築学会におけ...
【工学】土木工学:行動モデルシミュレーションを含む研究件
❏都市内交通システムにおける旅行時間信頼性の評価・運用方法の体系化(25289160)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】福田 大輔 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70334539)
【キーワード】旅行時間信頼性 / 交通運用 / 交通行動分析 / 交通ネットワーク分析 / 交通経済分析 (他22件)
【概要】本研究では,従来交通手段別に扱われてきた旅行時間信頼性研究の体系化を行う.まず,研究代表者・分担者らがこれまでに進めてきた都市内交通システムにおける旅行時間信頼性に関する研究をさらに発展させて,都市内道路交通,都市鉄道,空港アクセスバスの各具体事例を対象に,旅行時間信頼性の経済便益評価方法,ならびに,社会的費用最小化の観点から見た運用方法を確立させる.それらの結果を踏まえ,旅行時間信頼性の現象記述...
❏「設計と連動する歩行者行動シミュレーションシステムに関する研究」のための企画調査(15636014)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003
【研究代表者】渡辺 仁史 早稲田大学, 理工学部, 教授 (40063804)
【キーワード】行動特性 / 行動モデル / 群衆流動 / マルチエージェント / シミュレーション (他7件)
【概要】現在の歩行者行動シミュレーションには、人間行動の再現性の欠如、設計作業との分離、設計ごとの実施という欠点がある。そこで本研究では、行動モデルや行動シミュレーションに関連する既往研究の収集・整理などを通して、「設計と連動する歩行者シミュレーションシステム」を実現するための問題点を明らかにした。 以下の3点が、その具体的内容である。 1)まず、行動モデルや行動シミュレーションに関連するキーワードの選定...
❏人と車の行動予測モデルに関する研究(60460184)
【研究テーマ】建築計画・都市計画
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1985 - 1987
【研究代表者】渡辺 仁史 早稲田大学, 理工学部, 教授 (40063804)
【キーワード】人と車 / 行動モデル / シミュレーション / 流動 / データベース
【概要】従来, 建築計画・都市計画において, その規模, 配置を決定するのに, 利用者である人間の行動を計画案評価の指標としてきたが, 空間の移動手段である車については, ほとんど利用できるデータが無かったこともあって, 考慮されていなかった. 本研究では, 歩行者の環境の中から車を締め出すというのではなく, むしろ共存するためには, どのような融分関係にあるべきかを明らかにするという立場で, 調査・分析...
【工学】土木工学:地下街シミュレーションを含む研究件
❏エリア防災における外国人の避難行動分析からみた都市のマルチリンガル化(20K04877)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】丹羽 由佳理 東京都市大学, 環境学部, 准教授 (80586751)
【キーワード】災害 / 地下街 / 外国人 / 避難 / シミュレーション (他13件)
【概要】(1)エリア防災:都心部におけるエリアマネジメント活動とオープンスペース利活用 エリア防災とは,人口・機能が高度に集積した地区において民間企業・自治体が連携をして防災力を高めるものである.本研究は,都心部で展開されているエリアマネジメント活動とエリア防災の関連に着目し,各都市で展開されている防災対策を調査した.COVID-19感染拡大の影響により多くの都市で防災訓練が中止されている一方,屋外空間へ...
❏常時・非常時の人間行動から見た地下街の総合的安定性の定量的解析(05750454)
【研究テーマ】構造工学・地震工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】目黒 公郎 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (40222343)
【キーワード】個別要素法 / 人間行動 / 個人特性 / 避難行動 / シミュレーション (他8件)
【概要】平成5年度は,個性や意志を持った「ひと」の動きを定量的に解析するモデルを構築すると共に,常時・非常時の人間行動シミュレーションから,実際に存在する地下街の総合的安全性の定量的検討法を提案する第1ステップを完了した.本研究で提案する解析手法とは,個別要素法(DEM)に基づく人間行動解析モデルであり,1人の人間を個性を持った1つの個別要素として扱うことによって,1人1人の人間の動きまで微視的に追跡でき...
❏地震火災時の人間の避難行動に関する実験およびシミュレーション研究(03452198)
【研究テーマ】土木構造
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1991 - 1993
【研究代表者】片山 恒雄 (1992-1993) 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70013216)
【キーワード】避難 / 地震火災 / 人間行動 / 地下街 / シミュレーション (他10件)
【概要】地震火災時の人間の避難行動を解明するため,迷路を用いた避難実験を行うとともに,避難行動シミュレーション手法の開発と検討を行った.結果をまとめると,以下のようになる. 1.都民防災教育センターの煙体験コーナーの迷路を利用し40人の被験者に対して行った実験結果と,被験者に対して同時に実施した性格検査結果を解析したところ,迷路内での行動パターンは3つに大別でき,それらは性別や性格等の個人特性と関連がある...
【工学】土木工学:被験者実験シミュレーションを含む研究件
❏波長別光環境を考慮した建築内植物の生育評価手法に関する研究(20K21038)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】田邉 新一 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30188362)
【キーワード】屋内緑化 / バイオフィリックデザイン / シミュレーション / グロースチャンバー / 被験者実験 (他6件)
【概要】本研究では、波長別光環境を考慮した建築内の植物の生育評価手法を提案することを目的としており、令和3年度は主に以下の3課題に取り組んだ。 1) オフィス内の環境を模擬した植物栽培箱(グロースチャンバー)で、国内外で多く用いられる3種類(Pachira aquatica, Rhaphidophora tetrasperma, Epipremnum aureum)の植物を生育させる実験を2021年6月に...
❏非定常・非対称温熱環境における物理・生理・心理統合モデルの構築(20360259)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】久野 覚 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (70153319)
【キーワード】温熱環境 / 非定常 / 非対称 / 人体生理モデル / 心理モデル (他8件)
【概要】本研究の目的は非定常・非対称温熱環境における環境物理、人体生理および心理状態を統合した新しい温熱環境評価指標を構築することである。被験者実験による生理・心理反応の把握、数値流体力学CFDを用いた不均一環境下での温熱快適性予測、数値シミュレーションによる局所の熱伝達係数・代表温度の同定、および二次元温冷感モデルの数値モデル化を行った。 ...
❏地震火災時の人間の避難行動に関する実験およびシミュレーション研究(03452198)
【研究テーマ】土木構造
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1991 - 1993
【研究代表者】片山 恒雄 (1992-1993) 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70013216)
【キーワード】避難 / 地震火災 / 人間行動 / 地下街 / シミュレーション (他10件)
【概要】地震火災時の人間の避難行動を解明するため,迷路を用いた避難実験を行うとともに,避難行動シミュレーション手法の開発と検討を行った.結果をまとめると,以下のようになる. 1.都民防災教育センターの煙体験コーナーの迷路を利用し40人の被験者に対して行った実験結果と,被験者に対して同時に実施した性格検査結果を解析したところ,迷路内での行動パターンは3つに大別でき,それらは性別や性格等の個人特性と関連がある...
【工学】土木工学:人間行動シミュレーションを含む研究件
❏都市内滞留者の詳細な属性情報を考慮した大震災時における行動記述モデル(21310105)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】大佛 俊泰 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (00211136)
【キーワード】大地震 / 防災計画 / 広域避難 / 人間行動 / シミュレーション (他8件)
【概要】大都市圏パーソントリップ調査のデータを基に都市内滞留者・移動者の時空間分布を推定し,首都直下大地震の発生を想定した各種シミュレーション分析を試みた。まず,物的被害を記述する「環境情報シミュレータ」と人間行動を記述する「人間行動シミュレータ」を構築し,これらを連動させることで広域避難の様相について分析した。また,大規模鉄道駅周辺地域における人々の移動軌跡を推定し,これを可視化するための「歩行者流動モ...
❏バーチャルリアリティを用いた安全空間設計シミュレータ開発に関する基礎研究(05558040)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】片山 恒雄 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70013216)
【キーワード】バーチャルリアリティ(VR) / 安全空間 / 避難 / 人間行動 / コンピュータグラフィクス(CG) (他10件)
【概要】平成5〜6年度の2年間で,バーチャルリアリティ(VR)を用いた安全空間設計シミュレータの開発を目的として,迷路内の人間の避難行動実験を対象としたVRシミュレーションシステムを構築した.そして以下に示すように,実迷路を用いた被験者実験とVRシミュレーションの比較から,VR実験の再現性と防災上の訓練効果を確認した. (1)VRシステムの完成:CGを用いて作成した仮想空間を閉空間とする人間行動解析用のV...
❏常時・非常時の人間行動から見た地下街の総合的安定性の定量的解析(05750454)
【研究テーマ】構造工学・地震工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】目黒 公郎 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (40222343)
【キーワード】個別要素法 / 人間行動 / 個人特性 / 避難行動 / シミュレーション (他8件)
【概要】平成5年度は,個性や意志を持った「ひと」の動きを定量的に解析するモデルを構築すると共に,常時・非常時の人間行動シミュレーションから,実際に存在する地下街の総合的安全性の定量的検討法を提案する第1ステップを完了した.本研究で提案する解析手法とは,個別要素法(DEM)に基づく人間行動解析モデルであり,1人の人間を個性を持った1つの個別要素として扱うことによって,1人1人の人間の動きまで微視的に追跡でき...
【工学】土木工学:強震動シミュレーションを含む研究件
❏観測データと理論データの融合に基づくデータ駆動型強震動予測モデルの開発(20H00292)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤原 広行 国立研究開発法人防災科学技術研究所, マルチハザードリスク評価研究部門, 総括主任研究員 (80414407)
【キーワード】強震動 / 地震ハザード / 機械学習 / 地震動予測式 / 観測記録 (他7件)
【概要】(1)強震観測記録の地震動強さ指標,震源情報,サイト情報をデータベース化した「強震動データベース」の回帰分析による地震動予測式(GMM)構築のため,次のような検討を行った.まず,強震動データベースによる観測値と既往のGMMの予測値の差を取った「残差データ」を作成し,地震規模や震源距離などとの関係を検討することにより,地震動予測結果のばらつきを低減するための補正項を導出した.また,強震動データベース...
❏深発地震の異常震域の成因解明に向けた、波形解析・モデル・シミュレーション統合研究(26400444)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】古村 孝志 東京大学, 地震研究所, 教授 (80241404)
【キーワード】地震 / 深発地震 / 異常震域 / MOW / 地震波伝播シミュレーション (他15件)
【概要】日本海下で起きる深発地震の広帯域地震波形を調査し、深さ400 km以深の地震においてS波初動部の波形が変化し、低周波数の先駆波が見られることを明らかにした。これをスラブ内部に相転移遅れにより生じた薄い、くさび形状の低速度層(MOW)によるものと考え、2010年2月12日に発生したウラジオストックの深発地震(578 km, Mw6.8)の地震波形を差分法に基づき計算し、MOWの存在を確認するとともに...
【工学】土木工学:リスクマネジメントシミュレーションを含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏技術開発促進のための新たな統計科学体系とそれに基づく情報システム開発(16200021)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】椿 広計 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (30155436)
【キーワード】設計科学 / ディジタルエンジニアリング / 実験計画法 / 不確実性マネジメント / 科学の文法 (他21件)
【概要】技術開発加速を目指した統計科学体系整備については、これまでの3年間の組織的研究活動で明確になった課題に対する理念的・統計数理的・情報技術的研究成果を国内外で発表する活動が行われた。平成19年8月には、椿、天坂、山田がアゾレス大学で開催された国際統計協会のサテライトシンポジウム「ビジネス・産業における統計」に招待され、それぞれ本研究班理念班、開発グループの研究成果を報告した。平成19年11月には、京...
❏リスクマネジメント導入による建設費縮減システムの実用化に関する研究(13558047)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】湊 隆幸 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (70271591)
【キーワード】プロジェクト / リスク / マネジメント / 定量化 / シミュレーション (他13件)
【概要】本研究の主な目的は,社会からの建設コスト縮減に対する要望を達成する,すなわち『良いものを安く作る』という建設技術者の役割を具体的に実現できる方策を,理論的・実証的な内容だけでなく,法体系をも見据えた制度システムとして実用化することである.本研究の主な目的は,以下の5つに要約できる. 1)科学的手法を用いた,『リスク管理費』定量化モデルの構築 2)実際のデータを用いた分析に基づく,リスクの指標化 3...
【工学】土木工学:構造モデルシミュレーションを含む研究件
❏非周期構造無機固体の塑性変形機構に関する研究(12450261)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】竹内 伸 東京理科大学, 基礎工学部, 教授 (60013512)
【キーワード】非周期構造 / 準結晶 / アモルファス金属 / 変形応力 / 計算機シミュレーション (他13件)
【概要】結晶と同様にすべり過程で塑性変形することが知られている非周期構造無機固体の準結晶と金属ガラスについて、塑性変形の微視的過程を広範な条件下での実験および計算機シミュレーションによって解明することを目的とした。 (1)さまざまな準結晶について高温塑性変形実験を行い、準結晶が普遍的に(a)0.75Tm(Tm:融点)以上の高温で塑性変形が可能で降伏応力は温度上昇と共に急激に減少すること、(b)大きな加工軟...
❏教授行動の選択系列のアセスメントと過程決定モデルによる授業分析方法の開発(07458031)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】井上 光洋 大阪大学, 人間科学部, 教授 (60016491)
【キーワード】授業技術 / 教授スキル / 授業シミュレーション / 構造モデル / 教授行動 (他11件)
【概要】これまで授業を対象とした授業研究の方法論は数多く提案されてきているが,これらを大別すると,(1)心理学的方法,(2)工学的方法,(3)誌学的方法,(4)文化人類学的方法,(5)現象学的方法の5つになると考えられる.しかしながら,これらの方法のなかで具体的に教師の教授行動の変容を目的としているのは,工学的方法の一部であるマイクロティーチングやシミュレーション的な手法である. 本研究は,これらの手法を...
❏アモルファス物質の構造モデルと電子物性(60540232)
【研究テーマ】物性一般
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1985 - 1987
【研究代表者】米沢 富美子 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10027344)
【キーワード】アモルファス / 構造モデル / シミュレーション / 構造分析
【概要】本研究計画では, 以下の問題点に関して仕事を進めて来た. 三年間の研究の結果, 各々のテーマに関して満足すべき結果が得られている. (1)等温・等圧の分子動力学法コンピューターシミュレーションにより, 計算機の中でアモルファス構造を作製. 特に, 等圧下で温度を順次変化して, 低温のfcc構造を熱したときには融解がおこることを確かめた. 計算機の中で融解を実現したのはこれが初めてである. さらに高...
【工学】構造・機能材料:金属ガラスシミュレーションを含む研究件
❏経験的分子運動学ポテンシャルの世界標準規格の構築とデータベース化への戦略的展開(17656037)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】酒井 信介 (2007) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80134469)
【キーワード】機械材料・材料力学 / 分子動力学 / ポテンシャル / シミュレーション / 遺伝的アルゴリズム (他13件)
【概要】本研究は、アモルファス金属や化合物半導体等の高度な分子動力学計算に不可欠な高精度な経験的分子動力学ポテンシャルの標準規格の構築を行った後、ポテンシャル開発ソフトをインターネットのWebを通じて公開し、利用ユーザの結果をデータベースとして蓄積して共有することにより、世界標準のデータベースを作成することを目的とする。 平成19年度は開発プログラムの発表と情報収集、及び戦略的委員会の組織立ち上げのための...
❏非周期構造無機固体の塑性変形機構に関する研究(12450261)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】竹内 伸 東京理科大学, 基礎工学部, 教授 (60013512)
【キーワード】非周期構造 / 準結晶 / アモルファス金属 / 変形応力 / 計算機シミュレーション (他13件)
【概要】結晶と同様にすべり過程で塑性変形することが知られている非周期構造無機固体の準結晶と金属ガラスについて、塑性変形の微視的過程を広範な条件下での実験および計算機シミュレーションによって解明することを目的とした。 (1)さまざまな準結晶について高温塑性変形実験を行い、準結晶が普遍的に(a)0.75Tm(Tm:融点)以上の高温で塑性変形が可能で降伏応力は温度上昇と共に急激に減少すること、(b)大きな加工軟...
【工学】構造・機能材料:導電率シミュレーションを含む研究件
❏ミリ波帯超高速無線通信に向けた高効率アンテナ一体型チップに関する研究(24760291)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】平野 拓一 東京工業大学, 理工学研究科, 助教 (60345361)
【キーワード】CMOS / ミリ波 / オンチップアンテナ / 放射効率 / シリコン基板 (他13件)
【概要】本研究はミリ帯オンチップアンテナの高効率化に関するものである。ミリ波帯オンチップアンテナは放射効率の低さが問題となっているが、それはシリコン基板の表面および、シリコン基板の導電率が大きいことが原因である。本課題では、最初に電磁界解析モデルの高精度化を試みた。また、アンテナ付近にウェル生成禁止レイヤを用いる方法およびHe-3イオンビームを照射して導電率を下げる方法で放射効率を改善する手法を試みた。4...
❏環境保全とコンクリート構造の長寿命化に関する研究(09650515)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】関 博 早稲田大学, 理工学部, 教授 (40120919)
【キーワード】水和反応速度 / セメント粒子の凝集構造 / 浸透論 / 物質移動 / コンクリートの劣化 (他20件)
【概要】本研究では,環境保全を考慮に入れたコンクリートの配合及び練混ぜ方法から建設後の劣化の予測によるコンクリート構造物の長寿命化システムを確立することを目的とした。そのため,練混ぜた後にコンクリート中のセメント粒子の分散によるセメント粒子の凝集構造及びブリーディングの機構,セメント粒子の凝集構造によるセメントの水和反応速度の機構,水和生成物や細孔構造の生成する機構,浸透理論を用いる物質移動の機構及びコン...
【工学】構造・機能材料:蓄熱シミュレーションを含む研究件
❏日射熱・昼光・通風利用に適した開口・蓄熱部材の開発とCAD環境指標による設計支援(19H02295)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】前 真之 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (90391599)
【キーワード】日射熱利用 / 昼光利用 / 自然通風 / 開口部 / 潜熱蓄熱材 (他15件)
【概要】住宅内部の温熱・光環境の改善と暖冷房・照明の省エネルギーを実現するため、次に挙げる開口部に関わる定量的な評価・設計手法を整備した。(1)PCMについて、日蓄熱率に着目し効果の高い敷設位置を提案した。(2)外付けロールスクリーンを有する開口部について、実大実験棟を用いた熱貫流率・日射熱取得率の算出方法の妥当性を検証した。(3)ロールスクリーンを有する開口部について、取得熱量を透過成分・対流成分・放射...
❏開口部と日射制御・潜熱蓄熱建材の最適化による普及型ダイレクトゲイン住宅の開発(15H04085)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】前 真之 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (90391599)
【キーワード】太陽熱暖房 / ダイレクトゲイン / PCM / シミュレーション / 近赤外域反射フィルム (他14件)
【概要】住宅における自然エネルギーや再生可能エネルギーの活用手法は数多くあるが、東日本大震災以降の電力エネルギー自給率の向上やゼロエネルギーハウス等の推進を背景として、太陽光発電が普及してきている。他方、太陽熱利用技術の普及と発展については停滞気味ともいえるが、温暖地における住宅の消費エネルギーの内、暖房と給湯のいわゆる熱需要は過半数を占めることから、太陽熱利用の普及は現在においても重要な検討課題の1つで...
【工学】構造・機能材料:燃料電池シミュレーションを含む研究件
❏高靭性な固体酸化物形燃料電池の電極製造に向けた新しい設計基盤の構築(20H02033)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】原 祥太郎 千葉工業大学, 工学部, 准教授 (10401134)
【キーワード】多孔体 / 破壊 / 焼結 / シミュレーション / 固体酸化物形燃料電池 (他12件)
【概要】2020年度に引き続き,多孔体の破壊プロセスの予測モデルの構築に取り組んだ.2020年度基礎開発した破壊解析シミュレーターを用いて,多孔体の損傷評価と破壊シミュレーションを実施した.まず,キネティックモンテカルロ法による焼結解析コードを用いて,異なる製造条件の多孔体構造を多数生成し,シミュレーターで得られた多孔体構造に対して破壊シミュレーションを行い,多孔体製造条件と破壊特性との関係を明らかにした...
❏電子移動を伴う化学反応を追う:電極/水溶液界面での第一原理シミュレーション(19340077)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】大谷 実 独立行政法人産業技術総合研究所, 計算科学研究部門, 研究員 (50334040)
【キーワード】固液界面 / 電気化学反応 / 燃料電池 / 分子動力学 / シミュレーション (他12件)
【概要】第一原理分子動力学シミュレーション手法を用いて,電気化学反応のシミュレーションを行った.固液界面における電子移動反応・界面構造の変化・吸着状態の変化など,電圧を印加した界面に特有な物理が多数明らかになった. ...
❏吸収式冷凍機の動特性解明に関する研究(05650245)
【研究テーマ】機械力学・制御
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】河合 素直 早稲田大学, 理工学部, 教授 (10063710)
【キーワード】吸収式冷凍機 / 制御工学 / 動特性 / 熱交換器 / シミュレーション (他8件)
【概要】脱フロンをはじめとする地球環境保護の視点から、吸収式冷凍機の高性能化がますます大きな課題となってきている.本研究は,これから実用化が期待されている燃料電池の排熱を熱源とする,呼吸式冷凍機の動特性を解明することを目的として展開中のものである.この研究期間において,従来ほとんど研究が行われていない吸収式冷凍機の動特性を,筆者が今までに進めてきた熱交換器の動特性に関する研究成果をベースに動特性モデルを提...
【工学】構造・機能材料:残留応力シミュレーションを含む研究件
❏太陽電池用シリコンの方向性凝固による高純度化と凝固残留応力の制御(11694128)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】香川 豊 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (50152591)
【キーワード】シリコン / 太陽電池 / 電子ビーム / 真空精製 / 凝固精製 (他11件)
【概要】鋳造法を用いて作製されるシリコンインゴットの品質は製造後に材料中に存在する残留応力に大きく影響されてい知られている。しかし、残留応力を正しく測定し、その結果を評価する方法は十分に確立されているとはいえない。 本研究では、残留応力の測定や発生状況と鋳造プロセスの関連性を詳細に国際共同により調べることを目的とし大学生産技術研究所に設けられている装置を用いてシリコンを連続鋳造した。鋳造条件を変えて試料を...
❏切削加工時の製品の材質予測とその制御に関する研究(03452111)
【研究テーマ】機械工作
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1991 - 1993
【研究代表者】白樫 高洋 東京工業大学, 工学部, 教授 (50016440)
【キーワード】切削 / 2次元切削 / 切削加工層 / 表面特性 / FEM (他13件)
【概要】本研究は切削加工により製造される製品または部品の品質,特に加工表面層の状況と切削条件の関係を理論的に予測し,さらにその改善方法を検討するために行われた.前年度までに得られた成果をもとに本年度(最終年度)では以下の成果が得られた. まず,切削過程をその開始から定常状態まで加工層の状況も含めて,計算機にてシミュレートする際,最も大きな障害である工具刃先前方での工作物の分離条件とその方法を提案・開発し,...
【工学】構造・機能材料:強誘電体シミュレーションを含む研究件
❏自律型原子モデリングと原子構造不安定解析による強誘電材の劣化メカニズムの解明(24560087)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】梅野 宜崇 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (40314231)
【キーワード】原子モデリング / 強誘電体 / マルチフィジックス / ナノ材料 / 原子シミュレーション (他9件)
【概要】強誘電材料における分極スイッチングの劣化メカニズムを明らかにするため,ドメイン壁移動に及ぼす結晶欠陥などの影響を明らかにするとともに,電場・外力重畳条件下でのマルチフィジックス効果についても検討した.リファレンスデータ生成・パラメータ最適化・関数の自己診断とリファレンスデータ再生プロセスからなる,原子間ポテンシャルを半自動的に構築するアルゴリズムを開発した.分子動力学法により,キンクや酸素空孔,外...
❏酸化物強誘電体の電気特性の計算機シミュレーション(05750605)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】神谷 利夫 東京工業大学, 工学部, 助手 (80233956)
【キーワード】強誘電体 / 圧電体 / シミュレーション / DV-Xa法 / Tight Binding (他6件)
【概要】本研究では酸化物強誘電体の結晶構造と電気特性の関係について分子軌道法及び格子力学法を用いて分析することを目的とした。 まず、結晶構造と電気特性の関係について調べた。酸化物強誘電体であるPb(Zr,Ti)O_3の誘電・圧電特性を組成・温度を変えて測定した。また、高温粉末X線回折法の測定を行い、結晶構造の組成・温度依存性を明らかにした。その結果、圧電特性の温度依存性は主に誘電率の温度依存性によって説明...
【工学】総合工学:付加加工シミュレーションを含む研究件
❏溶融金属流動の粒子法解析に基づく指向性ポーラス堆積法の開発(17K14574)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小池 綾 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (70781417)
【キーワード】指向性エネルギ堆積法 / ポーラス金属 / 水素化チタン / ステンレス鋼 / 3Dプリンタ (他12件)
【概要】金属材料に適用可能な3Dプリンタの一方式として指向性エネルギ堆積法(DED)が利用される.DEDはレーザなどにより母材に形成したメルトプールへ向けて材料粉末を供給することで積層を繰り返すプロセスだが,微細形状の造形が困難であり,機能性構造の作製にDEDを応用する例は少ない.本研究は,DEDにおいて軽量,高比剛性,振動減衰性に優れるポーラス金属を造形することを目指し,溶融中の材料に水素化チタンを発泡...
❏合金固液相変化を解析する指向性エネルギー堆積法シミュレータの開発(16H07174)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】小池 綾 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (70781417)
【キーワード】指向性エネルギー堆積法 / 付加加工 / シミュレーション / インコネル625 / 粒子法 (他10件)
【概要】金属材料の3次元造形に適した指向性エネルギー堆積法(DED: Direct Energy Deposition)の時間領域シミュレータを開発するにあたり,本研究では熱伝導,レーザー,キャリアガス,固液相変化といったDEDプロセスに含まれる物理現象を解析するアルゴリズムを個々に作成し,これらのモジュールを統合する.開発したDED時間領域シミュレータを用いて,造形物内部の空孔や残留応力の発生メカニズム...
【工学】総合工学:ワイヤ振動シミュレーションを含む研究件
❏ワイヤ変位センサを援用した高精度ワイヤ放電加工シミュレーションの研究(18H01346)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】國枝 正典 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90178012)
【キーワード】ワイヤ放電加工 / シミュレーション / ワイヤ変位センサ / 加工精度 / 加工反力 (他10件)
【概要】ワイヤ放電加工では、加工中に放電反力、静電力、電磁力、流体抵抗などの力がワイヤ電極に作用し、ワイヤ電極が振動したりたわんだりして加工精度に影響を及ぼす。そこで、ワイヤ電極の振動やたわみを計算し、加工形状を予測できるシミュレーションを開発した。具体的には、光学式センサを用いてワイヤ変位を測定し、計算されたワイヤ変位と比較することによって、放電反力や流体抵抗などの未知のパラメータを同定した。また、これ...
❏SiC透明電極を用いた加工間隙の直接観察による放電加工の現象解明と加工特性の向上(15H03899)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】國枝 正典 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90178012)
【キーワード】放電加工 / ワイヤ放電加工 / 加工現象 / 透明体電極 / 放電点 (他15件)
【概要】透明体電極を用いて放電加工間隙を観察した。単発放電において、溶融域の過熱による突沸が除去メカニズムの一つであることが分かった。そこで、電流を急峻に止める三角波状の電流パルスの除去効率が最も高いことを示した。また、両電極からの金属蒸気が作る放射状の流れ場が、溶融部をせん断力によって除去する現象を見出した。そこで、沸点の低い亜鉛を工具電極に用いることにより、加工速度が増大することを示した。また、連続放...
❏放電加工シミュレータの開発研究(11450054)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】国枝 正典 東京農工大学, 工学部, 助教授 (90178012)
【キーワード】形彫り放電加工 / ワイヤ放電加工 / 加工精度シミュレーション / 放電位置探索アルゴリズム / 逆方向シミュレーション (他13件)
【概要】放電加工シミュレータの開発を行ない,目標とする工作物形状を得るために必要な工具電極形状や加工条件を自動的に決定できるシステムを構築した.つまり,放電面を放電痕と同じ程度の大きさのメッシュに分割し,各メッシュにはギャップ長と,メッシュ中の加工屑数をデータとして持たせる.そして,1回の放電ごとに,[放電点の決定]→[放電点における工具電極と工作物の除去]→[加工屑の発生と排出]→[工具電極の送り],な...
【工学】総合工学:ワイヤ放電加工シミュレーションを含む研究件
❏ワイヤ変位センサを援用した高精度ワイヤ放電加工シミュレーションの研究(18H01346)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】國枝 正典 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90178012)
【キーワード】ワイヤ放電加工 / シミュレーション / ワイヤ変位センサ / 加工精度 / 加工反力 (他10件)
【概要】ワイヤ放電加工では、加工中に放電反力、静電力、電磁力、流体抵抗などの力がワイヤ電極に作用し、ワイヤ電極が振動したりたわんだりして加工精度に影響を及ぼす。そこで、ワイヤ電極の振動やたわみを計算し、加工形状を予測できるシミュレーションを開発した。具体的には、光学式センサを用いてワイヤ変位を測定し、計算されたワイヤ変位と比較することによって、放電反力や流体抵抗などの未知のパラメータを同定した。また、これ...
❏SiC透明電極を用いた加工間隙の直接観察による放電加工の現象解明と加工特性の向上(15H03899)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】國枝 正典 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90178012)
【キーワード】放電加工 / ワイヤ放電加工 / 加工現象 / 透明体電極 / 放電点 (他15件)
【概要】透明体電極を用いて放電加工間隙を観察した。単発放電において、溶融域の過熱による突沸が除去メカニズムの一つであることが分かった。そこで、電流を急峻に止める三角波状の電流パルスの除去効率が最も高いことを示した。また、両電極からの金属蒸気が作る放射状の流れ場が、溶融部をせん断力によって除去する現象を見出した。そこで、沸点の低い亜鉛を工具電極に用いることにより、加工速度が増大することを示した。また、連続放...
❏放電加工シミュレータの開発研究(11450054)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】国枝 正典 東京農工大学, 工学部, 助教授 (90178012)
【キーワード】形彫り放電加工 / ワイヤ放電加工 / 加工精度シミュレーション / 放電位置探索アルゴリズム / 逆方向シミュレーション (他13件)
【概要】放電加工シミュレータの開発を行ない,目標とする工作物形状を得るために必要な工具電極形状や加工条件を自動的に決定できるシステムを構築した.つまり,放電面を放電痕と同じ程度の大きさのメッシュに分割し,各メッシュにはギャップ長と,メッシュ中の加工屑数をデータとして持たせる.そして,1回の放電ごとに,[放電点の決定]→[放電点における工具電極と工作物の除去]→[加工屑の発生と排出]→[工具電極の送り],な...
【工学】総合工学:工作機械シミュレーションを含む研究件
❏形状創成運動の確率的偏差に基づく多軸工作機械の最適構造設計に関する研究(26420055)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】杉村 延広 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 教授 (80135813)
【キーワード】工作機械 / パラレルリンクロボット / 運動偏差 / 幾何公差 / 公差設計 (他10件)
【概要】本研究では,多軸工作機械の直線テーブルおよび回転テーブルの案内面における幾何公差に基づいて,工具と工作物間の形状創成運動の偏差を統計的に解析するモデルを提案する.次に,このモデルを用いて,工作物に対する工具の形状創成運動の標準偏差について許容範囲が指定される場合に,幾何公差の公差値を適切に設計する手法を提案し,構造の異なる3種類の5軸工作機械の公差設計に適用する.また,提案手法をパラレルリンクロボ...
❏熱変形抑制構造工作機械(01850030)
【研究テーマ】機械工作
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1989 - 1990
【研究代表者】伊東 誼 東京工業大学, 工学部, 教授 (60016441)
【キーワード】熱変形 / 工作機械 / 構造設計 / 熱特性 / 超精密加工 (他13件)
【概要】次世代生産技術を確立する上で必要不可欠な工作機械の熱変形抑制構造について構造設計面から検討し,工作機械構造の中で重要な構成要素である主軸系の熱特性解析のための新たな方法論を提示した。更に,新たな構造概念による超精密加工用熱変形抑制構造工作機械を構築することができた。本研究により以下のような結論が得られた。 (1)転がり軸受を用いた主軸系を対象に,運転中の主軸系においては熱的・力学的境界条件が相互に...
【工学】総合工学:加工精度シミュレーションを含む研究件
❏ワイヤ変位センサを援用した高精度ワイヤ放電加工シミュレーションの研究(18H01346)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】國枝 正典 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90178012)
【キーワード】ワイヤ放電加工 / シミュレーション / ワイヤ変位センサ / 加工精度 / 加工反力 (他10件)
【概要】ワイヤ放電加工では、加工中に放電反力、静電力、電磁力、流体抵抗などの力がワイヤ電極に作用し、ワイヤ電極が振動したりたわんだりして加工精度に影響を及ぼす。そこで、ワイヤ電極の振動やたわみを計算し、加工形状を予測できるシミュレーションを開発した。具体的には、光学式センサを用いてワイヤ変位を測定し、計算されたワイヤ変位と比較することによって、放電反力や流体抵抗などの未知のパラメータを同定した。また、これ...
❏放電加工シミュレータの開発研究(11450054)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】国枝 正典 東京農工大学, 工学部, 助教授 (90178012)
【キーワード】形彫り放電加工 / ワイヤ放電加工 / 加工精度シミュレーション / 放電位置探索アルゴリズム / 逆方向シミュレーション (他13件)
【概要】放電加工シミュレータの開発を行ない,目標とする工作物形状を得るために必要な工具電極形状や加工条件を自動的に決定できるシステムを構築した.つまり,放電面を放電痕と同じ程度の大きさのメッシュに分割し,各メッシュにはギャップ長と,メッシュ中の加工屑数をデータとして持たせる.そして,1回の放電ごとに,[放電点の決定]→[放電点における工具電極と工作物の除去]→[加工屑の発生と排出]→[工具電極の送り],な...
❏放電点探索アルゴリズムによる放電加工のシミュレーション(08455070)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】国枝 正典 東京農工大学, 工学部, 助教授 (90178012)
【キーワード】放電加工 / 放電位置 / シミュレーション / 逆問題 / 工具電極消耗 (他13件)
【概要】本研究では,まず与えれれた工具電極形状と工作物形状から加工後の工具電極消耗と,加工の結果として得られる工作物形状を求めるための順方向のシミュレーション方法を開発した.この方法は,実際の放電加工現象に忠実に,以下のような単純なルーチンの繰り返しとして加工を計算機上でモデル化するものである.つまり,工具電極面に沿ってメッシュ分割し,メッシュ毎にギャップが狭く,加工屑濃度が高いほど放電確率が高くなる様に...
【工学】総合工学:シリコンシミュレーションを含む研究件
❏ミリ波帯超高速無線通信に向けた高効率アンテナ一体型チップに関する研究(24760291)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】平野 拓一 東京工業大学, 理工学研究科, 助教 (60345361)
【キーワード】CMOS / ミリ波 / オンチップアンテナ / 放射効率 / シリコン基板 (他13件)
【概要】本研究はミリ帯オンチップアンテナの高効率化に関するものである。ミリ波帯オンチップアンテナは放射効率の低さが問題となっているが、それはシリコン基板の表面および、シリコン基板の導電率が大きいことが原因である。本課題では、最初に電磁界解析モデルの高精度化を試みた。また、アンテナ付近にウェル生成禁止レイヤを用いる方法およびHe-3イオンビームを照射して導電率を下げる方法で放射効率を改善する手法を試みた。4...
❏ナノスケールデバイスの過渡的電気・熱連成シミュレーション技術の開発とその応用(22560330)
【研究テーマ】電子デバイス・電子機器
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】鎌倉 良成 大阪大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (70294022)
【キーワード】トランジスタ / 熱伝導 / シミュレーション / MOSFET / シリコン (他13件)
【概要】ナノスケールトランジスタを対象に、 内部の電子と熱の輸送を統一的に解くシミュレーション技術を新たに開発した。フォノン輸送やゼーベック効果など、モンテカルロ法を用いた熱電輸送解析に必要な新規アルゴリズムを提案し、またそれら要素技術を統合することにより電子とフォノンの輸送問題を同時に解くシミュレータを開発することができた。さらに得られた知見を等価回路モデルで表現し、回路レベルでの熱電解析を可能とした。...
❏太陽電池用シリコンの方向性凝固による高純度化と凝固残留応力の制御(11694128)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】香川 豊 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (50152591)
【キーワード】シリコン / 太陽電池 / 電子ビーム / 真空精製 / 凝固精製 (他11件)
【概要】鋳造法を用いて作製されるシリコンインゴットの品質は製造後に材料中に存在する残留応力に大きく影響されてい知られている。しかし、残留応力を正しく測定し、その結果を評価する方法は十分に確立されているとはいえない。 本研究では、残留応力の測定や発生状況と鋳造プロセスの関連性を詳細に国際共同により調べることを目的とし大学生産技術研究所に設けられている装置を用いてシリコンを連続鋳造した。鋳造条件を変えて試料を...
【工学】総合工学:熱伝導シミュレーションを含む研究件
❏合金固液相変化を解析する指向性エネルギー堆積法シミュレータの開発(16H07174)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】小池 綾 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (70781417)
【キーワード】指向性エネルギー堆積法 / 付加加工 / シミュレーション / インコネル625 / 粒子法 (他10件)
【概要】金属材料の3次元造形に適した指向性エネルギー堆積法(DED: Direct Energy Deposition)の時間領域シミュレータを開発するにあたり,本研究では熱伝導,レーザー,キャリアガス,固液相変化といったDEDプロセスに含まれる物理現象を解析するアルゴリズムを個々に作成し,これらのモジュールを統合する.開発したDED時間領域シミュレータを用いて,造形物内部の空孔や残留応力の発生メカニズム...
❏ナノスケールデバイスの過渡的電気・熱連成シミュレーション技術の開発とその応用(22560330)
【研究テーマ】電子デバイス・電子機器
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】鎌倉 良成 大阪大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (70294022)
【キーワード】トランジスタ / 熱伝導 / シミュレーション / MOSFET / シリコン (他13件)
【概要】ナノスケールトランジスタを対象に、 内部の電子と熱の輸送を統一的に解くシミュレーション技術を新たに開発した。フォノン輸送やゼーベック効果など、モンテカルロ法を用いた熱電輸送解析に必要な新規アルゴリズムを提案し、またそれら要素技術を統合することにより電子とフォノンの輸送問題を同時に解くシミュレータを開発することができた。さらに得られた知見を等価回路モデルで表現し、回路レベルでの熱電解析を可能とした。...
【工学】総合工学:第一原理計算シミュレーションを含む研究件
❏原子分解能“振動”計測法の開発と革新的材料創製(19H00818)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】溝口 照康 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70422334)
【キーワード】電子エネルギー損失分光 / 格子振動 / 理論計算 / 透過型電子顕微鏡 / 機械学習 (他16件)
【概要】物質を構成する原子や分子の局所的な“振動”は,熱などの外場からのエネルギーによる原子の変位現象であり,相転移や熱伝導,さらに様々な機能発現にかかわる重要な現象である.これまでに申請グループは走査透過型電子顕微鏡(STEM)により測定される電子分光(EELS)と高度なスペクトル計算を融合することで,物質を構成する原子・分子の振動を検出する手法を報告してきた.本研究は,高いレベルにあるSTEM-EEL...
❏自律型原子モデリングと原子構造不安定解析による強誘電材の劣化メカニズムの解明(24560087)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】梅野 宜崇 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (40314231)
【キーワード】原子モデリング / 強誘電体 / マルチフィジックス / ナノ材料 / 原子シミュレーション (他9件)
【概要】強誘電材料における分極スイッチングの劣化メカニズムを明らかにするため,ドメイン壁移動に及ぼす結晶欠陥などの影響を明らかにするとともに,電場・外力重畳条件下でのマルチフィジックス効果についても検討した.リファレンスデータ生成・パラメータ最適化・関数の自己診断とリファレンスデータ再生プロセスからなる,原子間ポテンシャルを半自動的に構築するアルゴリズムを開発した.分子動力学法により,キンクや酸素空孔,外...
❏電子移動を伴う化学反応を追う:電極/水溶液界面での第一原理シミュレーション(19340077)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】大谷 実 独立行政法人産業技術総合研究所, 計算科学研究部門, 研究員 (50334040)
【キーワード】固液界面 / 電気化学反応 / 燃料電池 / 分子動力学 / シミュレーション (他12件)
【概要】第一原理分子動力学シミュレーション手法を用いて,電気化学反応のシミュレーションを行った.固液界面における電子移動反応・界面構造の変化・吸着状態の変化など,電圧を印加した界面に特有な物理が多数明らかになった. ...
【工学】総合工学:シミュレーションモデルシミュレーションを含む研究件
❏ファブリック素材だけからなる柔軟機構の制御と設計のためのモデリング(24656164)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 精密工学研究所, 准教授 (10323833)
【キーワード】ヒューマンインタフェース / 柔軟機構 / ファブリック / テキスタイル / ヒューマンロボットインタラクション (他12件)
【概要】本研究は、柔らかく人に好まれる触感を持つファブリック材料だけからなる機構を対象とした。この機構は分布型の冗長機構ではあるが、外力が小さい場合には、糸長から姿勢が定まることを利用し、糸長と機構姿勢の対応表を用いた位置制御手法を提案した。 外力計測手法を開発しコンプライアンス制御を実現した。コンプライアンスを変えることで、提案機構を用いたぬいぐるみロボットの印象が変化することを確かめた。また、回転3自...
❏ERK経路のシステム生物学(18200021)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】黒田 真也 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (50273850)
【キーワード】シグナル伝達 / システム生物学 / ERK / シミュレーション / シミュレーションモデル
【概要】ERK経路は極めて多彩な生命現象を制御する。このように同じ分子ネットワークを用いて異なる作用を制御する点がシグナル伝達機構の本質的な特徴である。例えば、PC12細胞では同じERK分子が一過性あるいは持続性に活性化することで、それぞれ細胞の増殖あるいは分化という異なる細胞運命を導く。本研究では、ERK経路のシステム生物学に関して、ERK経路による細胞の増殖と分化のスイッチ機構を、実験と数理モデルのど...
❏活性汚泥法の多目的シミュレーションシステムの開発(07555170)
【研究テーマ】土木環境システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】佐藤 弘泰 (1996) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (90251347)
【キーワード】活性汚泥法 / シミュレーションモデル / 生物学的リン除去法 / 生物学的窒素除去法 / IAWQ活性汚泥モデル (他10件)
【概要】活性汚泥法に対し、リン・窒素の除去などの高度処理が要請されるようになり、プロセスの設計および制御方法の最適化が求められるようになった。そのためには活性汚泥プロセスの挙動を的確にシミュレートするツールが必要になってくる。本研究では、最も信頼できる活性汚泥数学モデルとして認められている国際水環境学会(IAWQ)のモデル"Activated Sludge Model"を基本として、窒素・...
【工学】総合工学:環境負荷シミュレーションを含む研究件
❏SPSオペレーションのシミュレーション研究(11680506)
【研究テーマ】エネルギー学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】松岡 秀雄 帝京平成大学, 情報学研究科, 教授 (10013666)
【キーワード】宇宙太陽発電 / 太陽発電衛星 / レクテナ / 電力事業 / 宇宙輸送コスト (他8件)
【概要】「SPS2000」と呼ばれる太陽発電衛星(SPS)のパイロット・プラントに係る国際実証実験プロジェクトでは、赤道上の低軌道(高度1,100Km)を周回する人工衛星から宇宙空間に展開した太陽電池により発電される電力(出力:10Mw)をマイクロ波ビームにより赤道上の発展途上国(レクテナ国)に間欠的に送電し、このマイクロ波ビームを地上で受電して電力に変換するレクテナ(受電アンテナ)により、レクテナ近傍の...
❏宇宙太陽発電方式の運営に関するシミュレーション研究(09558045)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】松岡 秀雄 帝京平成大学, 情報学部, 教授 (10013666)
【キーワード】宇宙太陽発電 / 太陽発電衛星 / レクテナ / 電力産業 / 宇宙輸送コスト (他9件)
【概要】「SRS2000」と呼ばれる太陽発電衛星(SRS)のパイロットプラントにおいて、赤道上の低軌道を周回する人工衛星から太陽電池で発電される電力をマイクロ波ビームより赤道上の発展途上国(レクテナ国)へ送電し、これを受電して再び電力に変換するレクテナ(受電アンテナ)によりレクテナ近傍の周辺地域住民へ電力エネルギーを供給するという国際プロジェクトに関し、SRS自体と赤道諸国によるレクテナの運営計画とには相...
【工学】総合工学:シミュレーティド・アニーリング法シミュレーションを含む研究件
❏先導設計に基づくマイクロファクトリの設計研究(08405015)
【研究テーマ】設計工学・機械要素・トライボロジー
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】中島 尚正 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00011073)
【キーワード】先導設計 / マイクロファクトリ / マイクロ旋盤 / マイクロマシン / シミュレーテッド・アニーリング (他19件)
【概要】本研究では先導設計の新たな手法を提示し,それを用いた先導設計支援システムを試作した。試作したシステムにおいてマイクロ旋盤を対象とした先導設計を行い,旋盤のマイクロ化の開発指針を示した。また,先導設計手法のマイクロファクトリへの展開を試み,問題点の抽出と新たな概念の提示を行った。 先導設計とは,新規性の高い対象の設計・開発において,未開発の技術要素も使用できると仮定して設計を進める手法であり,対象の...
❏OR的アプローチによる生産システムの柔軟性に関する研究(05680344)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】森戸 晋 早稲田大学, 理工学部, 教授 (50134193)
【キーワード】フレキシブル生産システム(FMS) / オペレーションズ・リサーチ(OR) / 柔軟性(flexibility) / スケジューリング / 組合せ最適化 (他13件)
【概要】本研究では、FMSに代表される最近の自動生産システムの柔軟性がディスパッチングや最適化といったスケジューリングに及ぼす影響の分析や、機械の柔軟性に伴う工程集約がスケジューリングに及ぼす影響の分析を中心に、生産の計画管理と柔軟性との関係を明らかにした。主な成果は、以下の通りである: (1)FMSにおけるディスパッチング規則の性能: 柔軟性を有する自動生産システムが持つ、自動搬送装置、有限パレット、有...
【工学】総合工学:環境問題シミュレーションを含む研究件
❏利害対立の調整プロセスと結果の受容に関するゲーミング研究(21730493)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】杉浦 淳吉 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (70311719)
【キーワード】利害調整 / 環境問題 / ゲーミング / シミュレーション / ステークホルダー (他11件)
【概要】本研究では,リスクの公平な配分を理解する教育ツールの側面をもつ利害調整のプロセスと結果の評価を検討可能とするゲーミング・シミュレーションを開発し,利害調整のプロセスを検討した。参加者は利益やリスクが人それぞれ異なる状況で,利害調整のプロセスを体験した。利害調整の結果得られた得点と得点分布との関係については,参加者は得点が高ければ討論への満足度が高くなるが,グループのメンバーの得点格差が大きくなるほ...
❏社会的合意形成のための統合共同環境(12308017)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】古田 一雄 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (50199436)
【キーワード】環境問題 / 社会的合意形成 / 合意形成モデル / 共同作業支援 / ネットワーク会議システム (他13件)
【概要】本研究ではネットワーク上に構築した共同環境を介して非対面・非同時の状況で関係者が合理的な討論を行い、主として環境に関する問題について効率的に社会的合意形成を支援するシステムの開発を目指した。個別課題に関する本年度の具体的成果は以下のとおりである。 (1)統計的自然言語処理によって、会議発言録から話題の切れ目を検出して話題の推移を追跡するとともに、与えられた観点語に沿って発言録の要約を作る手法を開発...
【工学】総合工学:ニュートラルネットワークシミュレーションを含む研究件
❏マイクロリアクタープロセス運転操作のためのソフトセンシングシステムの開発(13750693)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】松本 秀行 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助手 (90313345)
【キーワード】マイクロリアクター / ソフトセンシング / ハイブリッドシミュレーション / フリーフロー電気泳動 / 輸送現象 (他11件)
【概要】微小空間に多数のセンサーを配置することが難しいと想定されるマイクロリアクタープロセスの運転操作を効率よく行うための、ユーザー指向ソフトセンシングシステムの構築を目標とし、フリーフロー電気泳動法を用いたマイクロ分離プロセスを対象とした、ハイブリッドモデルシミュレーションシステムの構築ならびに同システムのソフトセンシングシステムとしての有用性の検討を行うことで、以下の成果をあげることができた。 1.汎...
❏マイクロリアクタープロセスの知的ネットワークによる運転管理(12450309)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】黒田 千秋 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (80114867)
【キーワード】マイクロリアクター / プロセス / 知的システム / ネットワークシステム / 運転管理 (他10件)
【概要】精密な温度制御や反応時間制御、また廃棄物や毒物の安全管理を目指した自由度の高いマイクロリアクタ-プロセスの制御・運転管理を柔軟かつ的確に行うために、ネットワーク型モデリングシステムを融合させた知的ネットワークシステムを検討し、また、同システムの実用化を検討するためのモデル実験を行い、以下の成果を挙げることができた。 1.反応シミュレーション、流動シミュレーション、装置挙動シミュレーション、プロセス...
【工学】総合工学:質感シミュレーションを含む研究件
❏視環境設計のための室内仕上げ材のテクスチャーの定量化(17K00804)
【研究テーマ】衣・住生活学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】北村 薫子 武庫川女子大学, 生活環境学部, 教授 (80319855)
【キーワード】建築 / 光環境 / テクスチャー / 輝度画像 / シミュレーション (他18件)
【概要】建築内外装仕上げ材の表面のテクスチャーを定量的に把握するため,模型を用いた輝度画像撮影と,実空間における実測調査を行った。 まず,シャッタースピードを変化させた撮影画像から輝度画像を作成した結果,固有の色彩を有せず濃淡模様のあるテクスチャーは調和しやすいことが示唆された。次に,無彩色かつテクスチャーに特徴のある国内外の建築で実測調査を行った。白漆喰で低光沢の仕上げが多く,表面の粗滑は一定の面積の輝...
❏変形と固着滑り分布の物理計算に基づく力触覚的質感提示を有するバーチャルリアリティ(17H01774)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 摩擦モデル / レンダリング / シミュレーション (他17件)
【概要】指で物体を擦る際には固着滑りによる振動が生じ、これが物体の材質感に影響することが知られている。本研究は、物理モデルを構築し、シミュレーションすることでこれを再現することを目的とする。期間内には、現実の触察時と同等の振動波形を生成可能な、指と物体のシミュレーションモデルを構築した。また、4つの素材について計測した振動波形からモデルのパラメータを同定し、これを用いたレンダリングにより質感をある程度再現...
【工学】総合工学:実験・観察シミュレーションを含む研究件
❏高層建築物内保育施設の実効的な介助避難方法ガイドラインの検討(17K06730)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】佐野 友紀 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70305556)
【キーワード】避難計画 / 火災 / 少子高齢化 / 保育施設 / 高層建築物 (他13件)
【概要】高層建築物内に存する保育施設の設置基準および防災計画のあり方を検討した。具体的には高層建築物内に存する保育施設と一般的な戸建て2階建ての保育施設と比較した。(1) 保育施設の実態の整理・考察、(2) 園児および保育者の避難能力の整理・考察、保育施設の避難実態の整理・考察(3) 避難介助シミュレーション結果による避難方策の検討・評価を含んだ考察をまとめた。その成果の一部を援用して、日本建築学会におけ...
❏管理・利用形態と空間構造がコモンズの持続可能性へ及ぼす影響に関する理論・実験研究(26440236)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中丸 麻由子 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70324332)
【キーワード】持続可能な生物資源利用 / 社会ー生態結合モデル / 数理モデル / シミュレーション / 実験 (他7件)
【概要】人々はコモンズとしての生物資源を持続可能に利用するために様々なルールを作ってきた。全員がコモンズを管理し、一人ずつコモンズを利用するというシステムにおいて持続可能に利用するための条件を探るための理論的研究を行った。例としては水路の利用に当たる。また、この理論を確かめるために被験者実験を行なった。 中華の高級食材であるアナツバメの巣の持続可能な利用に関して、慣習ルールと生態特性がうまく絡まり合うと、...
❏集合知の認知・生態学的基盤(25245063)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】亀田 達也 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】集合知 / ヒト集団 / アリコロニー / 計算論的アルゴリズム / 行動実験 (他17件)
【概要】本研究は、近年、生物学領域と情報科学で大きな注目を集めている社会性昆虫の「群知能」に関する知見を参考にしながら、人間の集合行動における「集合知」の発生可能性について検討した。社会性昆虫であるアリの研究者と連携し、不確実性状況における資源探索行動について、アリのコロニー40程度(1コロニーの個体数は平均200個体くらい)と、ヒト集団40程度(1集団あたり200人くらい)における集合的な情報探索パター...
【工学】総合工学:シナリオシミュレーションを含む研究件
❏SDGsに資する木質バイオマス利活用に向けたシナリオシミュレーション手法の開発(19KT0008)
【研究テーマ】次世代の農資源利用
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-07-17 - 2022-03-31
【研究代表者】木下 裕介 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (60617158)
【キーワード】バイオマス / シナリオ分析 / エネルギー事業 / プランニング / シミュレーション (他13件)
【概要】本研究では、持続可能な木質バイオマスエネルギー事業のプランニングに注目し、その支援手法を提案することを目的とした。本研究では、木質バイオマスエネルギー事業のプランニングに必要な知識やノウハウを体系化するために、文献調査と事業者インタビューを通した事例調査を実施し、その結果に基づいて合計32項目からなるプランニング項目リストを作成した。プランニング項目リストの入力結果を用いて、複数の事業シナリオを作...
❏事例とシナリオモデリングに基づく持続可能ビジネス設計・立案支援手法(24603039)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】近藤 伸亮 独立行政法人産業技術総合研究所, 先進製造プロセス研究部門, 主任研究員 (40336516)
【キーワード】設計工学 / 環境調和設計 / ビジネスモデル / シナリオモデル / 計算機支援 (他18件)
【概要】本研究では様々な事業分野における持続可能ビジネス事例を収集し、その成功要因を分析・ルール化することで持続可能ビジネスの「パターン言語」を作成し、これとビジネスの外部環境を表現するステークホルダモデルやライフサイクルフローモデル等を組み合わせ、持続可能ビジネスを体系的に設計する方法および、その支援ソフトウェアの開発を行った。さらに、生分解性プラスティックの有効利用、小型家電リサイクルの2課題を対象に...
【工学】総合工学:デジタルエンジニアリングシミュレーションを含む研究件
❏コンピュータシミュレーションに対する実験計画法の適用による設計の最適化(17510115)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】山田 秀 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (60260965)
【キーワード】実験計画法 / シミュレーション / 品質管理 / ディジタルエンジニアリング / 過飽和実験計画 (他8件)
【概要】コンピュータシミュレーションは、近年の技術開発、設計段階において、スピードアップ,コスト削減等に多大な貢献をする。これは、実際に物を作って実験するのではなく、コンピュータ上で模擬的に実験を行うためである。本研究では、このコンピュータシミュレーションによる技術開発.設計を促進するべく、統計的な技法を中核とした分野横断的な最適化方法を提案している。その中において主題の一つは、コンピュータシミュレータの...
❏技術開発促進のための新たな統計科学体系とそれに基づく情報システム開発(16200021)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】椿 広計 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (30155436)
【キーワード】設計科学 / ディジタルエンジニアリング / 実験計画法 / 不確実性マネジメント / 科学の文法 (他21件)
【概要】技術開発加速を目指した統計科学体系整備については、これまでの3年間の組織的研究活動で明確になった課題に対する理念的・統計数理的・情報技術的研究成果を国内外で発表する活動が行われた。平成19年8月には、椿、天坂、山田がアゾレス大学で開催された国際統計協会のサテライトシンポジウム「ビジネス・産業における統計」に招待され、それぞれ本研究班理念班、開発グループの研究成果を報告した。平成19年11月には、京...
【工学】総合工学:マルチエージェントシミュレーションシミュレーションを含む研究件
❏理・工・医学の連携による津波の広域被害把握技術の深化と災害医療支援システムの革新(17H06108)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】越村 俊一 東北大学, 災害科学国際研究所, 教授 (50360847)
【キーワード】津波災害 / 広域被害把握 / 災害医療 / マルチエージェントシミュレーション / リモートセンシング (他8件)
【概要】リアルタイムシミュレーションとセンシングの融合による「広域被害把握技術」を深化させ、津波被災地における災害医療システムの構築を通じて医療救護班の適時・適材・適所の配備に貢献することを目標として、理・工・医学の連携研究を推進した。津波の人的被害・物的被害の量的推定を可能にし、推定被害量から被災地の医療需要の質と量を即時的に推定するとともに、シミュレーションによる災害医療活動の予測・更新の方法論を確立...
❏進化シミュレーションによるライセンシング・ネットワークの研究(21530351)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (30171507)
【キーワード】ライセンシング / 技術革新 / マルチエージェント / シミュレーション / 技術コミュニティ (他33件)
【概要】ライセンシング・ネットワークは、技術革新過程のネットワークとしてとらえられる。この研究では、技術革新が生起する技術コミュニティの進化プロセスをマルチエージェント型のコンピュータ・シミュレーション・モデルとして構築した。その際に重要な役割を果たすのはサブコミュニティの文化である。Max Weberの「殻」の概念では、殻の裏側では常に硬直性がつきまとうのだが、似たようなことは経営学でもコア能力/コア硬...
❏幼児の社会的行動の発達に関する進化ゲーム論的研究(15500170)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】佐伯 胖 青山学院大学, 文学部, 教授 (60084448)
【キーワード】幼児教育 / 社会行動 / 仲間づくり / 進化ゲーム / シミュレーション (他8件)
【概要】全体の研究は主に4つの研究領域に分かれて行われたが、合同の研究会開催などを通して、相互交流もはかられた。 第一は、進化ゲーム論自体の理論的研究を進め、協調行動が集団的に形成されるプロセスについて、ゲーム論的モデル化とその実験的検証を行った。第二は、幼稚園・保育所における幼児の社会的相互交渉(仲間づくり、仲間入り、相互協力、相互排除、リーダーシップなど)について、ビデオ観察などをもとにデータを収集し...
【工学】総合工学:生産管理シミュレーションを含む研究件
❏再配達・梱包数削減を目的とした物流拠点における出荷行程最適化の研究(16K17199)
【研究テーマ】商学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 哲也 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (00772956)
【キーワード】ロジスティクス / サプライチェーン・マネジメント / 生産管理学 / 多段階最適化 / モデル構築 (他13件)
【概要】近年の物流業界では、取り扱い荷物数の増加とトラックドライバーの不足により、需要を満たすことが困難になりつつある。本研究では、製品の生産から出荷、配送に至る工程について効率化・全体最適化を図るためのシステム・手法の提案を行い、導入による効果を分析・評価することを目的とし、従来個々に検討されてきた各階層における最適化問題の深化と、それらを統合した多段階最適化モデルについて、検討を行った。 一方で、各種...
❏グローバル生産物流システムの設計と運用に関する研究(09680432)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】片山 博 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60091849)
【キーワード】Global Operation / Logistics / Manufacturing / Industrial Structure / Car Industry (他17件)
【概要】本研究では、近年の生産現場の国際化及び需要の多様化、短納期化等、生産を取り巻く環境条件の再編成に鑑み、交付申請書に記載の目的、実施計画に従って、製造、物流企業におけるグローバル生産物流システムのあり方について、以下の2点に焦点を当てて理論的検討を加え、一定の実用的知見を得ている。 1)複数需要地、複数生産拠点を前提とするグローバル生産物流ネットワークシステムの設計法 2)上記システムの効果的運用法...
【工学】総合工学:システム最適化シミュレーションを含む研究件
❏応答曲面法を用いた大規模シミュレーション内包型ブラックボックス最適化手法(16K06435)
【研究テーマ】制御・システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】相吉 英太郎 統計数理研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 客員教授 (90137985)
【キーワード】システム最適化 / システムモデリング / プラックボックス最適化 / モデル構築型最適化 / 能動学習統合型最適化 (他21件)
【概要】モデル化されていない要素を有するシステムの最適化であるブラックボックス最適化に対し,モデリング機能を最適化機能に内包させた「能動学習統合型最適化法」を提案した。具体的には,基底関数の線形結合による近似モデルに対し,サンプルデータには一様な誤差を許容しつつ,最適解の近傍ほど逐次的に近似精度を高める手法で,ブラックボックスの具体的な近似モデルとして,(1)目的関数のモデル,(2)等式制約としての静的シ...
❏モデリング機能・適応的進化機能を融合した統合型大域的最適化手法の開発(19560450)
【研究テーマ】制御工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】安田 恵一郎 首都大学東京, 理工学研究科, 教授 (30220148)
【キーワード】システム最適化 / モデリング / シミュレーション / メタヒューリスティクス / 応答曲面 (他8件)
【概要】モデリング・シミュレーション技術との融合・結合を前提とした新たな最適化アルゴリズムの開発と, 最適化アルゴリズムとの融合・結合を前提とした新たなモデリング技術の開発を同時にかつ双方向・相補的に進め, これらを統合した新たな最適化の枠組みである統合型最適化の構築を行った。主要な研究成果の概要は以下の通りである。 Particle Swarm Optimization(PSO)のアルゴリズムに適応的な...
【工学】総合工学:リニアモーターシミュレーションを含む研究件
❏次世代超LSI製造用高速サブナノ位置決めテーブルシステムの開発(08555033)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】新野 秀憲 東京工業大学, 精密工学研究所, 助教授 (40196639)
【キーワード】テーブルシステム / 位置決め制御 / LSI製造装置 / 高速サブナノ位置決め / リニアモータ (他10件)
【概要】本研究では,次世代超LSI製造用高速サブナノ位置決めテーブルシステムを開発し,その運動特性に対する総合的な評価を行った.その結果,以下のような研究成果が得られた. (1)テーブルシステムの駆動機構及び案内機構に対する特性分析を行い,サブナノメートルオーダの位置決め精度と高速駆動特性を両立可能とするリニアモータ駆動による空気静圧案内方式のテーブルシステム構造を提示,構築した. (2)可能な限りの運動...
❏電磁力により軌道追従・運動をする多剛体システムの汎用解析プログラムの開発(06555076)
【研究テーマ】電力工学・電気機器工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】正田 英介 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (40010706)
【キーワード】多剛体運動解析(マルチボディ) / 磁気浮上 / 磁気浮上式鉄道 / 並列計算 / 磁気ダンピング (他9件)
【概要】48字×17行=816字(11ポイントフォントの時) 電磁力を用いて物体を浮上・案内・推進するシステムは、リニアモータカ-をはじめ、工場内搬送、電磁プロセシング、自動化機器などの広い分野で使用されている。このようなシステムでは駆動される物体が軌道と接していない上に、加えられる電磁力が能動的にまたは受動的にその軌道に対する配置に関係して与えられるために、その運動の解析が理論的には困難かつ複雑で、シミ...
【工学】総合工学:ロボットシミュレーションを含む研究件
❏術中の医師の動きを基に仮想空間で機能や形状を最適化する小児外科用ロボット術具設計(22K12835)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】川村 和也 千葉大学, フロンティア医工学センター, 助教 (50449336)
【キーワード】シミュレーション / ロボット / 小児外科 / 操作性評価
【概要】
❏医工学を用いた微小外科手術技術評価と効果的トレーニング法の開発(24592177)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】森田 明夫 日本医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60302725)
【キーワード】Microsurgery / Skill / Assessment / Engineering / Strength (他25件)
【概要】外科領域では術者の技術レベルが治療の成果に大きく関与する。脳神経外科や形成外科、眼科、耳鼻科、整形外科など微細な手術を行う外科領域で行われる微細外科手技(マイクロサージェリー)はその技術レベルの評価が困難であった。従来は観察による評価が主体であり、また外科技術の教育も見て学ぶことが主流となっていた。近年工学技術の進歩により様々な動作を工学的技術を用いて客観的に評価し記録することが可能となった。そこ...
❏歩行における高度踏破性及び頑健性を実現するための筋骨格・神経機構の構成論的解明(23360111)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】青井 伸也 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60432366)
【キーワード】歩行 / 踏破性・頑健性 / 筋骨格・神経機構 / ヒト / サル (他10件)
【概要】脳・身体・環境の相互作用から生み出される歩行の高度踏破性及び頑健性を実現するための筋骨格・神経機構の解明を目指し,ヒト・サル・ラットを対象に,計測データから運動機能を明らかにする解析的研究と,神経筋骨格モデルやロボットを用いて機能的役割を明らかにする構成論的研究を行った.その結果,ヒト運動解析では,位相応答曲線を同定して位相調整機構を明らかにし,サル運動解析では,4足・2足歩行での一次・補足運動野...
【工学】総合工学:感度分析シミュレーションを含む研究件
❏パ-タベーション・アナリシスによる待ち行列モデルの動的制御に関する研究(08750478)
【研究テーマ】システム工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】三好 直人 京都大学, 工学研究科, 助手 (20263121)
【キーワード】通信システム / 待ち行列理論 / 離散事象システム / シミュレーション / 摂動解析法 (他8件)
【概要】研究課題遂行のため,以下の基礎的研究を行った. ●特性の異なる種々のトラヒックをもつ通信システムを,複数の客のクラスをもつ待ち行列としてモデル化し,パ-タベーション・アナリシスを用いて,それぞれのクラスの客のサービス時間の分布のパラメータに関する感度推定を行なった. ●離散時間型の待ち行列モデルに対する感度推定法を提案した. ●パ-タベーシヨン・アナリシスによって得られる勾配の推定値を用いた制御パ...
❏情報システム統合における知的管理に関する研究(07650458)
【研究テーマ】システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】長谷川 利治 京都大学, 工学研究科, 教授 (40025911)
【キーワード】情報流網 / 情報システム / ネットワーク管理 / 性能評価 / シミュレーション (他12件)
【概要】情報流網を構成する各種要素の変動によって生じる性能評価尺度の変化及び最適構成に対する理論的研究,情報システムの統合的管理を行うための手法に関わる研究を行った.また,実際的手法の開発も重要であることから,ハイブリッド型性能評価支援システムAsQを基盤に情報システム統合のための知的管理システムのプロトタイプの開発を行った. ・待ち行列網理論による各種モデルの評価手法を統合化する近似的な数学モデルを提案...
【工学】総合工学:磁気浮上シミュレーションを含む研究件
❏超電導磁気浮上における動的磁気ダンピング特性に関する研究(06650320)
【研究テーマ】電力工学・電気機器工学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】大崎 博之 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (10203754)
【キーワード】超電導 / 磁気浮上 / 電磁誘導 / ダンピング / シミュレーション (他8件)
【概要】本研究は、電磁誘導型の超電導磁気浮上システムにおける磁気ダンピングの動的な特性を数値シミュレーションにより明らかにし、走行特性や乗り心地への影響を解析することを目的とし、基本的な浮上システム構成でのダンピング特性を詳細に解析するとともに、ダンピング特性改善のためのパッシブダンパコイルおよびアクティブダンパコイルの設置の可能性とその特性の解析、台車モデルによる走行シミュレーションを行ってきた。 1....
❏電磁力により軌道追従・運動をする多剛体システムの汎用解析プログラムの開発(06555076)
【研究テーマ】電力工学・電気機器工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】正田 英介 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (40010706)
【キーワード】多剛体運動解析(マルチボディ) / 磁気浮上 / 磁気浮上式鉄道 / 並列計算 / 磁気ダンピング (他9件)
【概要】48字×17行=816字(11ポイントフォントの時) 電磁力を用いて物体を浮上・案内・推進するシステムは、リニアモータカ-をはじめ、工場内搬送、電磁プロセシング、自動化機器などの広い分野で使用されている。このようなシステムでは駆動される物体が軌道と接していない上に、加えられる電磁力が能動的にまたは受動的にその軌道に対する配置に関係して与えられるために、その運動の解析が理論的には困難かつ複雑で、シミ...
【工学】総合工学:メタヒューリスティクスシミュレーションを含む研究件
❏応答曲面法を用いた大規模シミュレーション内包型ブラックボックス最適化手法(16K06435)
【研究テーマ】制御・システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】相吉 英太郎 統計数理研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 客員教授 (90137985)
【キーワード】システム最適化 / システムモデリング / プラックボックス最適化 / モデル構築型最適化 / 能動学習統合型最適化 (他21件)
【概要】モデル化されていない要素を有するシステムの最適化であるブラックボックス最適化に対し,モデリング機能を最適化機能に内包させた「能動学習統合型最適化法」を提案した。具体的には,基底関数の線形結合による近似モデルに対し,サンプルデータには一様な誤差を許容しつつ,最適解の近傍ほど逐次的に近似精度を高める手法で,ブラックボックスの具体的な近似モデルとして,(1)目的関数のモデル,(2)等式制約としての静的シ...
❏モデリング機能・適応的進化機能を融合した統合型大域的最適化手法の開発(19560450)
【研究テーマ】制御工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】安田 恵一郎 首都大学東京, 理工学研究科, 教授 (30220148)
【キーワード】システム最適化 / モデリング / シミュレーション / メタヒューリスティクス / 応答曲面 (他8件)
【概要】モデリング・シミュレーション技術との融合・結合を前提とした新たな最適化アルゴリズムの開発と, 最適化アルゴリズムとの融合・結合を前提とした新たなモデリング技術の開発を同時にかつ双方向・相補的に進め, これらを統合した新たな最適化の枠組みである統合型最適化の構築を行った。主要な研究成果の概要は以下の通りである。 Particle Swarm Optimization(PSO)のアルゴリズムに適応的な...
【工学】総合工学:ノンホロノミックシステムシミュレーションを含む研究件
❏ノンホロノミックシステム論を用いたロボットハンドの操り制御(08750505)
【研究テーマ】計測・制御工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】三平 満司 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (00196338)
【キーワード】非線形システム / ノンホロノミックシステム / ロボットハンド / シミュレーション / 非線形制御 (他6件)
【概要】保持した物体の位置・姿勢を操るロボットハンドの制御においては,操る物体(球)とロボットハンド(平板)の間のころがり接触によりシステムはノンホロノミックな拘束を受けるため,スタティックな連続状態フィードバックによって平衡点を漸近安定化できるとは限らず,これまでいくつかの軌道計画は報告されているものの,フィードバック安定化についはまだ議論されていなかった。 本研究では,従来の方法では制御することができ...
❏ノンホロノミック宇宙ロボットの姿勢制御に関する研究(07750483)
【研究テーマ】計測・制御工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】三平 満司 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (00196338)
【キーワード】非線形システム / ノンホロノミックシステム / 宇宙ロボット / シミュレーション / 姿勢制御
【概要】宇宙空間で作業を行う宇宙ロボットはノンホロノミックシステム(拘束条件が一般化座標と時間を変数にもつ代数方程式で表されないシステム)であるため,スタティックな連続状態フィードバックによって平衡点を漸近安定化できるとは限らない。そのため,これまで双方向アプローチによる軌道計画は報告されているが,フィードバック安定化については,まだ議論されていなかった。しかし,実際にロボットに作業を行わせることを考える...
【工学】総合工学:制御シミュレーションを含む研究件
❏トカマク炉における燃料供給と不純物排出と整合した境界分布崩壊緩和の研究(26420862)
【研究テーマ】核融合学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】林 伸彦 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 那珂核融合研究所 先進プラズマ研究部, グループリーダー(定常) (10354573)
【キーワード】統合モデリング / 崩壊現象 / 制御 / 不純物 / 燃料 (他6件)
【概要】トカマク炉における燃料供給と不純物排出、境界分布崩壊緩和の研究を可能とする炉心・周辺プラズマ統合コードを開発した。開発した統合コードを用いたシミュレーションにより、ペレットによる分布崩壊緩和制御手法の最適条件の解明、分布崩壊緩和制御と燃料粒子供給との整合性の解明、流体コードとモンテカルロ粒子コードとの結合モデルの開発、及び不純物蓄積と炉心プラズマ性能への影響評価による高圧力定常運転シナリオの成立性...
❏ロボット制御ソフトウェア開発のための超高速動力学シミュレーション環境(19700190)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】長谷川 晶一 電気通信大学, 電気通信学部, 准教授 (10323833)
【キーワード】モーションプランニング / シミュレーション / ロボット / 制御 / 安定性
【概要】本研究では,環境・機構・制御をあわせたシステム全体を安定にシミュレーション可能な超高速ロボットシミュレータを構築する.PD コントローラのLCP への組み込みと自由度削減法によるシミュレーションの統合が実現し,従来の10 倍程度の大きな時間刻みでも安定に機構と制御のシミュレーションを行うことができる動力学シミュレータを構築することができた.また,構築したシミュレータを用いて,四足ロボットモデルのシ...
❏ゲルロボットの研究(電場応答性高分子ゲルの形状設計と運動制御)(13450100)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】井上 博允 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50111464)
【キーワード】電場応答性高分子 / ゲル / ロボット / シミュレーション / 形状 (他11件)
【概要】本研究で得られた研究成果は次の通りである。 1.大変形するゲルロボットの形状設計手法 変形の特異性を実現するために、表面に微細な凹凸を持つ平板状の型を作り、型にゲル材料を流し込んで表面にひだをもつゲル成型する手法を確立した。表面にひだをつけたゲルは、伸張する面のひだの方向に沿って曲がりやすくなり、変形の方向性を形状により設計可能となることを明らかにした。 2.電界制御による変形予測モデルの構築 ゲ...
【工学】総合工学:性能評価シミュレーションを含む研究件
❏異なる性能をもつ移動通信基地局の地域特性を考慮した配置政策の研究(15510120)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】山田 孝子 電気通信大学, 大学院・情報システム学研究科, 助教授 (80272053)
【キーワード】移動体通信 / 利用者行動 / シミュレーション / 都市空間 / 歩行モデル (他8件)
【概要】本研究課題では、複数の性能を有する基地局をどのように地域内に効率的な配置法すれば、発生するトラヒックに柔軟な対応することが可能になるか、の研究を目的としている。こうしたトラヒックは平面上、空間上に偏在し、しかも駅、イベント会場、地下道・地下鉄の出入り口などで突然、大量に集中して発生する。本研究では実際の街を対象とし地図データ上に道路網、交差点、駅や繁華街などをグラフ構造で表示する精密なシミュレーシ...
❏情報システム統合における知的管理に関する研究(07650458)
【研究テーマ】システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】長谷川 利治 京都大学, 工学研究科, 教授 (40025911)
【キーワード】情報流網 / 情報システム / ネットワーク管理 / 性能評価 / シミュレーション (他12件)
【概要】情報流網を構成する各種要素の変動によって生じる性能評価尺度の変化及び最適構成に対する理論的研究,情報システムの統合的管理を行うための手法に関わる研究を行った.また,実際的手法の開発も重要であることから,ハイブリッド型性能評価支援システムAsQを基盤に情報システム統合のための知的管理システムのプロトタイプの開発を行った. ・待ち行列網理論による各種モデルの評価手法を統合化する近似的な数学モデルを提案...
❏マルチメディア情報通信ネットワークのモデル化と性能評価(05680313)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】高橋 豊 京都大学, 工学研究科, 助教授 (00135526)
【キーワード】トラヒック / マルチメディア / ネットワーク / モデル化 / 性能評価 (他14件)
【概要】平成5年度および6年度の研究成果を受けて、マルチメディア情報通信ネットワークのモデル化と性能評価に関して、解析とシミュレーションの有機的な活用をめざして研究を行った。まず解析に関しては、複数メディアからのトラヒックを共通に収容し、それぞれが要求する通信品質に応じた優先権を付与することにより円滑な送信を実現する通信ネットワークを、モデル化し、待ち行列理論に基づき送信遅延などの性能諸量を導出した。次に...
【工学】総合工学:レオロジーシミュレーションを含む研究件
❏ニュージーランドにおける巨大地震発生シミュレーターの高度化と性能評価(18KK0095)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / レオロジー / スロー地震 (他22件)
【概要】断層の3次元形状は,大地震の規模を含む動的な破壊過程の一つの支配的な要素であるが,定量的な理解やモデル検証には未だに大きな課題がある.本研究では,2016年M7.9カイコウラ(ニュージーランド)地震に伴って観測された全長約200kmにおよぶ多数断層の破壊過程のモデル化を通じて,自然地震現象の定量的な理解を行っている.これまでにM7.9地震の滑り分布の主たる特徴の再現には成功した.その上で,1)当該...
❏自然地震データと物理モデルを用いた広い速度レンジでの摩擦特性の推定(25800253)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】地震 / スロー地震 / 摩擦 / 破壊 / 東北地方太平洋沖地震 (他19件)
【概要】2011年東北地方太平洋沖地震について,前震による低速な余効滑りと本震による高速滑りの観測データをも用いて,広い速度レンジでの天然断層の摩擦特性を推定した.摩擦特性の推定のために,境界積分方程式法を用いた数値計算を行い,観測により求められた滑りを入力として得られた応力変化を計算した.その結果,前震の余効滑り領域において,10**-6 [m/s]程度の低速滑り時には弱い速度強化特性を示したのに対し,...
❏ポリマ-攻法のシミュレ-ションモデルの開発(63460186)
【研究テーマ】資源開発工学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1988 - 1989
【研究代表者】田中 彰一 東京大学, 工学部, 教授 (50010799)
【キーワード】ポリマ-攻法 / ポリマ- / 多孔質媒体 / レオロジ- / 粘弾性 (他12件)
【概要】1.室内実験 (1)アクリル製の円筒にガラスビ-ズを充填した一次元コアを用いて、ポリマ-攻法の室内実験を行なった。ポリマ-溶液の圧入流速、油の粘度等のテスト条件を変化させて、合計8回の実験を行った。各実験においては、油の採収挙動、圧力挙動を測定すると同時に、コアから流出するポリマ-溶液の濃度変化を分光光度計を用いて測定した。その結果、(1)ポリマ-溶液の圧入流速を上げると油の採収速度が早まること(...
【工学】総合工学:都市計画シミュレーションを含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏都市内の災害時の流動に関する総合的研究―効率性と頑健性を備えた都市実現に向けて―(24241054)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鈴木 敦夫 南山大学, 理工学部, 教授 (70162922)
【キーワード】都市のオペレーションズ・リサーチ / 防災 / 都市計画 / 交通 / GIS (他13件)
【概要】都市内の災害時の人の流動に関する総合的な研究として,本研究ではテーマを3つ設定した.1)交通ネットワークシステムの頑健性と効率性の評価:道路,鉄道,航空網それぞれについて,GISデータ,時刻表,交通量データを用いて頑健性と効率性の評価を行った.2)緊急時の都市内・都市間流動に関するモデル:過大な交通量が流れているときの鉄道の遅延を記述する数理モデルを開発した.また,都市内で早急な避難が必要なほどの...
【工学】総合工学:スロー地震シミュレーションを含む研究件
❏ニュージーランドにおける巨大地震発生シミュレーターの高度化と性能評価(18KK0095)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / レオロジー / スロー地震 (他22件)
【概要】断層の3次元形状は,大地震の規模を含む動的な破壊過程の一つの支配的な要素であるが,定量的な理解やモデル検証には未だに大きな課題がある.本研究では,2016年M7.9カイコウラ(ニュージーランド)地震に伴って観測された全長約200kmにおよぶ多数断層の破壊過程のモデル化を通じて,自然地震現象の定量的な理解を行っている.これまでにM7.9地震の滑り分布の主たる特徴の再現には成功した.その上で,1)当該...
❏自然地震データと物理モデルを用いた広い速度レンジでの摩擦特性の推定(25800253)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】地震 / スロー地震 / 摩擦 / 破壊 / 東北地方太平洋沖地震 (他19件)
【概要】2011年東北地方太平洋沖地震について,前震による低速な余効滑りと本震による高速滑りの観測データをも用いて,広い速度レンジでの天然断層の摩擦特性を推定した.摩擦特性の推定のために,境界積分方程式法を用いた数値計算を行い,観測により求められた滑りを入力として得られた応力変化を計算した.その結果,前震の余効滑り領域において,10**-6 [m/s]程度の低速滑り時には弱い速度強化特性を示したのに対し,...
【工学】総合工学:粘弾性シミュレーションを含む研究件
❏三軸応力下における岩石試験片からの水の出入りの観察と透水係数の推定(20360404)
【研究テーマ】地球・資源システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大久保 誠介 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (90092155)
【キーワード】岩石 / 可視化 / 時間依存性 / 三軸圧縮試験 / 透水係数 (他11件)
【概要】強度回復に伴う透水係数の変化を実験的に調べた.岩盤内空洞の長期挙動の評価に際しては,強度の回復とともに透水係数の回復(減少)も重要である.試験片を厚肉円筒に入れて破壊させる.強度破壊点を過ぎると応力は次第に下がっていくが,厚肉円筒中の内壁に破壊した試験片が接触しだすと応力は上昇を開始する.この開始しだした直後における透水係数を測定したが,予測したとおりで,透水係数は非常に大きな値を示した.また,次...
❏ポリマ-攻法のシミュレ-ションモデルの開発(63460186)
【研究テーマ】資源開発工学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1988 - 1989
【研究代表者】田中 彰一 東京大学, 工学部, 教授 (50010799)
【キーワード】ポリマ-攻法 / ポリマ- / 多孔質媒体 / レオロジ- / 粘弾性 (他12件)
【概要】1.室内実験 (1)アクリル製の円筒にガラスビ-ズを充填した一次元コアを用いて、ポリマ-攻法の室内実験を行なった。ポリマ-溶液の圧入流速、油の粘度等のテスト条件を変化させて、合計8回の実験を行った。各実験においては、油の採収挙動、圧力挙動を測定すると同時に、コアから流出するポリマ-溶液の濃度変化を分光光度計を用いて測定した。その結果、(1)ポリマ-溶液の圧入流速を上げると油の採収速度が早まること(...
【工学】総合工学:生物学的りん除去シミュレーションを含む研究件
❏活性汚泥法の多目的シミュレーションシステムの開発(07555170)
【研究テーマ】土木環境システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】佐藤 弘泰 (1996) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (90251347)
【キーワード】活性汚泥法 / シミュレーションモデル / 生物学的リン除去法 / 生物学的窒素除去法 / IAWQ活性汚泥モデル (他10件)
【概要】活性汚泥法に対し、リン・窒素の除去などの高度処理が要請されるようになり、プロセスの設計および制御方法の最適化が求められるようになった。そのためには活性汚泥プロセスの挙動を的確にシミュレートするツールが必要になってくる。本研究では、最も信頼できる活性汚泥数学モデルとして認められている国際水環境学会(IAWQ)のモデル"Activated Sludge Model"を基本として、窒素・...
❏生物学的リン除去法の設計および運転管理の最適化手法の開発(06680530)
【研究テーマ】環境保全
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】味埜 俊 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60166098)
【キーワード】生物学的リン除去 / 嫌気好気活性汚泥法 / シミュレーション / 最適化 / IAWQ活性汚泥モデル (他8件)
【概要】実用的なリン除去技術への要望はいまや全世界的であるのに、生物学的リン除去法はこの方法自体が本来持っている優れた能力に見合うほど使われていないのが実情であった。本研究では、現在利用可能な微生物学的知見と数学的モデリングの手法を組み合わせて、嫌気好気法による生物学的リン除去プロセスの設計・制御を最適化するための基本モデルを開発し、その応用手法の確立を目的とした研究を行った。 モデル定数の同定のために行...
【工学】総合工学:結晶成長シミュレーションを含む研究件
❏異種金属衝撃圧接界面における非平衡相形成機構の解明(16K06742)
【研究テーマ】複合材料・表界面工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】熊井 真次 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (00178055)
【キーワード】接合・溶接 / 構造・機能材料 / 異種金属接合 / 数値解析 / 衝撃圧接 (他10件)
【概要】衝撃圧接法の1種である爆発圧接法に着目し、その圧接過程を5つに分類した。3種類のモデルを結合した複合数値解析手法を開発し、接合界面に形成する波状界面形態、界面での中間層の形成過程を再現した。数値解析結果は実際に得られた異種金属爆発圧接材の界面形態と定量的によい一致を示した。接合界面の推定冷却速度は、界面組織や非平衡相の生成を十分説明し得るものであった。 本研究で開発した数値解析モデルは、特徴的な異...
❏選択MOVPEによる結晶成長制御手法の確立とモノリシック光集積回路作製への応用(11555002)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】霜垣 幸浩 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60192613)
【キーワード】化合物半導体 / 結晶成長 / MOVPE / 選択成長 / 反応機構 (他9件)
【概要】本研究は、InGaAsP系化合物半導体をベースとしたモノリシック光集積回路を効率よく作製するための基礎技術として、MOVPEプロセスにおける選択成長現象を有効に活用することを目標とした。MOVPEプロセスにおいて、化合物半導体結晶板上にシリコン酸化膜など、絶縁性の被膜を部分的に作製すると、絶縁被膜の上には結晶成長が一切起こらず、結晶基板上にのみエピタキシャル成長をする。このとき、結晶表面積と絶縁被...
【工学】総合工学:地震災害シミュレーションを含む研究件
❏地殻・マントル不均質性の定量化と、広帯域強震動シミュレーションモデルの構築(20540405)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】古村 孝志 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (80241404)
【キーワード】地震災害・予測 / 地震 / シミュレーション / 地殻 / 不均質構造 (他8件)
【概要】地殻・マントル不均質性の定量化と、広帯域強震動シミュレーションモデルの構築に向け、地下構造におけるスケール数km以下の短波長不均質構造の分布特性を、1) P波の放射特性の崩れの周波数依存性・距離依存性、2) P波のTransverse成分への振幅の漏れ強度、の二つの観点から、Hi-net高密度地震観測データによる近地の地震波形解析と、コンピュータシミュレーションにより評価した。広帯域地震動シミュレ...
❏大都市域の震災シミュレーションに基づく地震リスク低減戦略の策定に関する研究(16310113)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】清野 純史 京都大学, 工学研究科, 助教授 (00161597)
【キーワード】大都市 / 震災シミュレーション / 地震リスク / 有限要素法 / 個別要素法 (他16件)
【概要】本研究では,「大都市域の震災シミュレーションに基づく地震リスク低減戦略の策定に関する研究」という課題の下に,「大地震が起きたときに何が起きうるのか」について信頼できる情報を提供しうるシステムを構築し,これを基に地震リスクの低減戦略を策定することを目的とした.以下に本研究で行ったこと及び得られた成果を列挙する。 (1)マルチエージェントを使った避難行動推定シミュレーションの高度化を第一の目標とし,複...
【工学】総合工学:長周期地震動シミュレーションを含む研究件
❏長周期地震動とその都市災害軽減に関する総合研究(19201034)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】纐纈 一起 東京大学, 地震研究所, 教授 (90134634)
【キーワード】長周期地震動 / 地下構造 / 震源 / シミュレーション / 被害予測 (他12件)
【概要】本研究の目的のひとつである長周期地震動ハザード地図、あるいは被害予測まで含めた長周期地震動リスク地図の作成を長周期地震動評価と呼ぶとすれば、その研究は4つの要素研究(震源モデル、地下構造モデル、シミュレーション、被害予測)の一連の組み合わせに他ならない。本研究では、各要素研究を統合し、長周期地震動のための全国地下構造モデル、長周期地震動ハザード地図、長周期地震動リスク地図を作成する。 ...
❏巨大地震によるやや長周期地震動の生成機構解明と石油タンク・免震建物等耐震性能評価(16310125)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】工藤 一嘉 東京大学, 地震研究所, 助教授 (50012935)
【キーワード】長周期地震動 / 堆積平野 / 3次元S波速度構造 / 微動アレー観測 / 表面波 (他12件)
【概要】本研究では、長周期地震動の生成要因を明らかにするため,2003年十勝沖地震で石油タンク火災を経験した苫小牧市を含む勇払平野と今後長周期地震動の理解が重要となる新潟平野および首都圏を検討対象として、地下構造調査を含む地震動評価をおこなった. 初年度(16年)は長周期地震動に影響を与える深い地盤構造,特にS波速度構造の決定に重点を置き,苫小牧市と周辺地域の勇払平野で微動のアレー観測と解析を行った.基盤...
【工学】総合工学:避難行動シミュレーションを含む研究件
❏エリア防災における外国人の避難行動分析からみた都市のマルチリンガル化(20K04877)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】丹羽 由佳理 東京都市大学, 環境学部, 准教授 (80586751)
【キーワード】災害 / 地下街 / 外国人 / 避難 / シミュレーション (他13件)
【概要】(1)エリア防災:都心部におけるエリアマネジメント活動とオープンスペース利活用 エリア防災とは,人口・機能が高度に集積した地区において民間企業・自治体が連携をして防災力を高めるものである.本研究は,都心部で展開されているエリアマネジメント活動とエリア防災の関連に着目し,各都市で展開されている防災対策を調査した.COVID-19感染拡大の影響により多くの都市で防災訓練が中止されている一方,屋外空間へ...
❏「観測ビッグデータ同化」による大地震時のリアルタイム避難者分布推定技術の開発(19K04946)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】沖 拓弥 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40712766)
【キーワード】避難行動 / 物的被害 / グラフニューラルネットワーク / データ同化 / シミュレーション (他12件)
【概要】2020年度には,Gretel [Cordonnier et al. 2019]と呼ばれるグラフニューラルネットワーク(GNN)モデルと,データ同化手法の一つであるパーティクルフィルタを統合した,データ駆動型の新たな避難者分布予測モデルを提案した。 2021年度は,上述の避難者分布予測モデルを改良するとともに,擬似的な観測避難者分布の生成に用いていているエージェントベースシミュレーションの結果と比...
❏災害時の他者支援行動を考慮した動的制御シミュレータの開発(17K14739)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】浦田 淳司 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (70771286)
【キーワード】避難計画 / 離散選択 / 動的計画法 / 社会ネットワーク / 避難行動 (他15件)
【概要】周辺にいる他者や連絡行動をとった他者の避難開始選択と,連絡をとる相手を予測するモデルを構築し,他者の避難行動が一つの地区内で伝播する様子を評価できるシミュレーションの構築を行った.また,時間経過とともに動学的に変化する将来想定を反映した動学的意思決定モデルを構築した.災害時下では将来の正確な想定が困難であることを反映した意思決定を表現できる. ...
【工学】総合工学:東日本大震災シミュレーションを含む研究件
❏産業施設の移転も考慮した災害後人口移動予測技術の開発(17H02048)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】廣井 悠 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50456141)
【キーワード】シミュレーション / 疎開 / 復興 / 疎開シミュレーション / 国土復興シミュレーション (他14件)
【概要】本研究では,巨大災害が発生して都市が甚大な被害を受けたあとの人口変動を中長期的に予測するシミュレーションを作成した.これは,これまで首都直下地震などを対象として行われていた疎開段階のみならず,いくつかの被害パターンやシナリオにおいて恒久住宅に人が移動する期間まで見据えたものである.巨大災害時疎開シミュレーションと国土復興シミュレーションの2つが成果として得られた.さらに熊本地震や東日本大震災の事例...
❏福島第一原子力発電所事故を教訓とした大規模緊急広域避難対策に関する社会情報学研究(16H01757)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】関谷 直也 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 准教授 (30422405)
【キーワード】東日本大震災 / 原子力防災 / 東京電力福島第一原子力発電所事故 / 広域避難 / 風評被害 (他8件)
【概要】東京電力福島第一原子力発電所事故後の広域避難の実態調査から、情報面の課題、避難者からの連絡、健康保険転送、二次避難所、学校教育再開などにおいて多くの問題があったことが再確認された。 また福島第一原子力発電所事故以降、原子力発電所立地自治体において原子力防災計画が再検討されてきた。広域避難に関し、福島原発事故の教訓が共有されていないこと、また多くの自治体が原子力災害時の広域避難はうまくいくのか不安を...
❏災害時における要援護者トリアージの開発(23390498)
【研究テーマ】基礎看護学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】小原 真理子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (00299950)
【キーワード】要援護者トリアージ / 災害 / 福祉避難所 / 救援者の連携 / 搬送 (他13件)
【概要】平成23~25年度、本研究グループは、避難所開設時、住民自身が行える要援護者の部屋割りトリアージの開発に取り組んだ。本研究は東日本大震災時、実際に要援護者対応に取り組んだ被災地の看護・介護職を対象に聞き取り調査を行い、結果から導かれた避難所の部屋割り区分と判断基準案を起点とし、住民を対象に参加型シミュレーションと参加者のフィードバックに基づく区分と判断基準の修正を繰り返し、開発に取り組んだ。その結...
【工学】総合工学:大地震シミュレーションを含む研究件
❏「観測ビッグデータ同化」による大地震時のリアルタイム避難者分布推定技術の開発(19K04946)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】沖 拓弥 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40712766)
【キーワード】避難行動 / 物的被害 / グラフニューラルネットワーク / データ同化 / シミュレーション (他12件)
【概要】2020年度には,Gretel [Cordonnier et al. 2019]と呼ばれるグラフニューラルネットワーク(GNN)モデルと,データ同化手法の一つであるパーティクルフィルタを統合した,データ駆動型の新たな避難者分布予測モデルを提案した。 2021年度は,上述の避難者分布予測モデルを改良するとともに,擬似的な観測避難者分布の生成に用いていているエージェントベースシミュレーションの結果と比...
❏自然地震データと物理モデルを用いた広い速度レンジでの摩擦特性の推定(25800253)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】地震 / スロー地震 / 摩擦 / 破壊 / 東北地方太平洋沖地震 (他19件)
【概要】2011年東北地方太平洋沖地震について,前震による低速な余効滑りと本震による高速滑りの観測データをも用いて,広い速度レンジでの天然断層の摩擦特性を推定した.摩擦特性の推定のために,境界積分方程式法を用いた数値計算を行い,観測により求められた滑りを入力として得られた応力変化を計算した.その結果,前震の余効滑り領域において,10**-6 [m/s]程度の低速滑り時には弱い速度強化特性を示したのに対し,...
❏都市内滞留者の詳細な属性情報を考慮した大震災時における行動記述モデル(21310105)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】大佛 俊泰 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (00211136)
【キーワード】大地震 / 防災計画 / 広域避難 / 人間行動 / シミュレーション (他8件)
【概要】大都市圏パーソントリップ調査のデータを基に都市内滞留者・移動者の時空間分布を推定し,首都直下大地震の発生を想定した各種シミュレーション分析を試みた。まず,物的被害を記述する「環境情報シミュレータ」と人間行動を記述する「人間行動シミュレータ」を構築し,これらを連動させることで広域避難の様相について分析した。また,大規模鉄道駅周辺地域における人々の移動軌跡を推定し,これを可視化するための「歩行者流動モ...
【工学】総合工学:分子シミュレーションシミュレーションを含む研究件
❏バーチャル空間における機能性分子創製法の確立とその実験的検証(19H04202)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】黒田 大祐 国立感染症研究所, 治療薬・ワクチン開発研究センター, 主任研究官 (60756732)
【キーワード】分子設計 / 抗体 / ペプチド / 物性計測 / 機能計測 (他15件)
【概要】2019年度は、(1)抗体の物性解析、(2)抗体の親和性成熟過程の解析、(3)ペプチドの分子設計、(4)リン酸基に対する蛋白質の分子認識機構の解析の4項目を実施し、それぞれ以下の成果を得た。 (1) 抗体の熱安定性を上げることに成功した。一方で、一部の抗体では、分子設計により熱安定性の向上は見られたものの、抗原に対する親和性は低下してしまった。現在、その原因を分子シミュレーションにより精査してい...
❏スリット型・チューブ型細孔に閉じ込められた分子挙動の解析(24360084)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】泰岡 顕治 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40306874)
【キーワード】分子シミュレーション / スリット型細孔 / チューブ型細孔 / 相転移 / 相図 (他12件)
【概要】近年の微細加工技術の向上により,高活性炭素繊維や粘土層間架橋体などのナノスケールの細孔をもつ物質がつくりだされており,その細孔内に分子を閉じ込めて得られる性質を利用した様々な応用が考えられている.本研究は,分子レベルでのシミュレーションを用いて,平板間に挟まれたよう系に代表されるスリット型の細孔およびカーボンナノチューブの系に代表されるチューブ型の細孔内に閉じ込められた物質の性質を調べた. ...
【工学】総合工学:持続可能性シミュレーションを含む研究件
❏事例とシナリオモデリングに基づく持続可能ビジネス設計・立案支援手法(24603039)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】近藤 伸亮 独立行政法人産業技術総合研究所, 先進製造プロセス研究部門, 主任研究員 (40336516)
【キーワード】設計工学 / 環境調和設計 / ビジネスモデル / シナリオモデル / 計算機支援 (他18件)
【概要】本研究では様々な事業分野における持続可能ビジネス事例を収集し、その成功要因を分析・ルール化することで持続可能ビジネスの「パターン言語」を作成し、これとビジネスの外部環境を表現するステークホルダモデルやライフサイクルフローモデル等を組み合わせ、持続可能ビジネスを体系的に設計する方法および、その支援ソフトウェアの開発を行った。さらに、生分解性プラスティックの有効利用、小型家電リサイクルの2課題を対象に...
❏森林の三次元計測と林分成長予測システムの統合による地域資源シミュレーションの構築(24780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中島 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10598775)
【キーワード】シミュレーション / 資源予測 / 林業収益 / 労働量 / 素材生産 (他26件)
【概要】本研究は、リモートセンシング等から得られた森林の現況をもとに、成長モデルを組み合わせることによって、長期的な資源シミュレーションを行うことを可能とした。その結果、多様な森林管理に応じた労働量、材積、林業収益などを試算することが可能となった。また、これらのシミュレーションが地域の森林管理に応用できる可能性についても検討した。 ...
❏生態系の持続可能性と制度や規範について:所有形態や制裁の効果を焦点に(21770016)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中丸 麻由子 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (70324332)
【キーワード】持続可能性 / 数理モデル / シミュレーション / 制度 / 人間活動 (他12件)
【概要】生態系を持続的に利用するためには「資源としての生物をとりすぎない」というような協力的な行動が重要となる。ただ、コモンズの悲劇でも指摘されているよう、協力は達成しにくいという。そこで相手の協力度合いに応じて罰の量を変化させるときに、どの様に罰をすると協力が促進されるのかをコンピュータシミュレーションや数理モデルで検討した。コモンズに関するモデルとして、公共財ゲームが用いられることが多い。しかし、コモ...
【工学】総合工学:分子動力学シミュレーションを含む研究件
❏タンパク質界面の複雑ダイナミクスの解析:機械学習とMD計算に基づく新手法の開拓(18K05025)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山下 雄史 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50615622)
【キーワード】分子動力学 / 機械学習 / シミュレーション / 分子動力学シミュレーション / 古典力学 (他11件)
【概要】機械学習技術の発展により、人工知能は画像認識やチェスや囲碁などの分野において人間の知能を凌駕するようになってきた。近年、AlphaFoldのような先進的なタンパク質構造予測技術においても、機械学習が中心的な役割を担っている。本研究では、こうした機械学習技術を分子科学に導入することによって、タンパク質間に見られる重要なダイナミクス現象を解き明かしていくことを目指している。 これまでの研究で、基本的な...
❏study of low-immunogenic monomeric streptavidin(25640088)
【研究テーマ】腫瘍治療学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】土居 洋文 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任教授 (80403335)
【キーワード】テトラマー / モノマー / 巻き戻し / ビオチン結合 / 分子動力学 (他11件)
【概要】低免疫原性ストレプトアビジンLISA314をベースにモノマー化を試みた。変更箇所はLISA314のテトラマー界面、ダイマー界面における疎水性のアミノ酸をThrもしくはSerの水溶性のアミノ酸に置換した。また、120TrpをGlyに置換した。これらの変異を導入した遺伝子(Hisタグ付き)を人工的に合成し、大腸菌で発現精製してLISA314モノマーを獲得した。ビオチンとの結合力をビアコアを用いて測定し...
❏スリット型・チューブ型細孔に閉じ込められた分子挙動の解析(24360084)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】泰岡 顕治 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40306874)
【キーワード】分子シミュレーション / スリット型細孔 / チューブ型細孔 / 相転移 / 相図 (他12件)
【概要】近年の微細加工技術の向上により,高活性炭素繊維や粘土層間架橋体などのナノスケールの細孔をもつ物質がつくりだされており,その細孔内に分子を閉じ込めて得られる性質を利用した様々な応用が考えられている.本研究は,分子レベルでのシミュレーションを用いて,平板間に挟まれたよう系に代表されるスリット型の細孔およびカーボンナノチューブの系に代表されるチューブ型の細孔内に閉じ込められた物質の性質を調べた. ...
【工学】総合工学:超電導シミュレーションを含む研究件
❏超電導-金属膜積層構造の高度設計に基づく抵抗型限流素子の高電力密度化に関する研究(19360126)
【研究テーマ】電力工学・電気機器工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】大崎 博之 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (10203754)
【キーワード】超電導 / 電力工学 / 電磁現象 / シミュレーション / 限流器 (他13件)
【概要】電力系統に短絡事故等が発生したときに流れる過大な電流を瞬時に抑制する装置である限流器として,高温超電導薄膜を用いて,超電導から常電導への転移にともなう電気抵抗発生を利用した抵抗型の限流器の研究を行った。電磁界・熱伝導場・電気回路の連成現象解析用数値解析ツールを開発し,超電導薄膜と金属保護膜のパターニングや厚さ等,および超電導特性の不均一性が限流特性に与える影響について明らかにした。 ...
❏超電導磁気浮上における動的磁気ダンピング特性に関する研究(06650320)
【研究テーマ】電力工学・電気機器工学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】大崎 博之 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (10203754)
【キーワード】超電導 / 磁気浮上 / 電磁誘導 / ダンピング / シミュレーション (他8件)
【概要】本研究は、電磁誘導型の超電導磁気浮上システムにおける磁気ダンピングの動的な特性を数値シミュレーションにより明らかにし、走行特性や乗り心地への影響を解析することを目的とし、基本的な浮上システム構成でのダンピング特性を詳細に解析するとともに、ダンピング特性改善のためのパッシブダンパコイルおよびアクティブダンパコイルの設置の可能性とその特性の解析、台車モデルによる走行シミュレーションを行ってきた。 1....
❏電磁力により軌道追従・運動をする多剛体システムの汎用解析プログラムの開発(06555076)
【研究テーマ】電力工学・電気機器工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】正田 英介 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (40010706)
【キーワード】多剛体運動解析(マルチボディ) / 磁気浮上 / 磁気浮上式鉄道 / 並列計算 / 磁気ダンピング (他9件)
【概要】48字×17行=816字(11ポイントフォントの時) 電磁力を用いて物体を浮上・案内・推進するシステムは、リニアモータカ-をはじめ、工場内搬送、電磁プロセシング、自動化機器などの広い分野で使用されている。このようなシステムでは駆動される物体が軌道と接していない上に、加えられる電磁力が能動的にまたは受動的にその軌道に対する配置に関係して与えられるために、その運動の解析が理論的には困難かつ複雑で、シミ...
【工学】総合工学:超離散シミュレーションを含む研究件
❏超離散時空間解析と大規模配列解析の融合による遺伝子転写原理の解明(24500360)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大田 佳宏 東京大学, 数理(科)学研究科(研究院), 特任教授 (80436592)
【キーワード】超離散 / 配列解析 / 遺伝子転写 / 離散系 / シミュレーション (他10件)
【概要】ヒト細胞を用いたRNAPII (RNA polymerase II) 実体の運動情報やエピジェネティック修飾情報の数理解析の研究を行った。これまでの我々の研究では、時間分解能7.5分間隔で細胞実験を行っていたが、本研究課題ではより高い時間分解能の転写におけるRNAデータの取得を行った。さらに、転写ダイナミクスを制御しその運動にも影響を与える因子として、各種タンパク質結合情報とエピジェネティック修飾...
❏セルオートマトンによる群集避難行動の数理解析と防災応用(15760047)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】西成 活裕 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (40272083)
【キーワード】セルオートマトン / 確率モデル / 避難 / フロアフィールド / シミュレーション (他13件)
【概要】セルオートマトンを用いた建物からの人の避難シミュレーションについて検討し、以前より提唱しているフロアフィールドモデルの詳細な検討を行なった。特にシミュレーションの基盤である、動的フロアフィールドと視野の関係について詳しい比較をした。動的フロアフィールドとは、人が通過する際に残す足跡を利用して追従行動を表現するものであるが、この足跡は実際にフロアに存在するものではなく、計算効率の向上を図るためのアイ...
【工学】総合工学:交通流シミュレーションを含む研究件
❏自動走行車両への介入挙動制御による交通流の最適化(19H02268)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】塩見 康博 立命館大学, 理工学部, 准教授 (40422993)
【キーワード】自動運転 / ミクロ交通流シミュレーション / 深層学習 / 強化学習 / 車線変更 (他16件)
【概要】本研究は,将来的なコネクティッド車両や自動走行車両(CA車両)の普及を想定し,交通管制側からCA車両の挙動を介入的に制御することで,渋滞発生の緩和,ショックウェーブの解消,それに伴う事故防止のための交通流マネジメント手法に関わる諸要素の理論構築を行う.とりわけ,従来の研究では考慮されていなかった車線変更を含むCA車両と一般車両の相互作用や,現実的なリアルタイムデータ取得環境を考慮した上で,ロバスト...
❏セルオートマトンによる群集避難行動の数理解析と防災応用(15760047)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】西成 活裕 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (40272083)
【キーワード】セルオートマトン / 確率モデル / 避難 / フロアフィールド / シミュレーション (他13件)
【概要】セルオートマトンを用いた建物からの人の避難シミュレーションについて検討し、以前より提唱しているフロアフィールドモデルの詳細な検討を行なった。特にシミュレーションの基盤である、動的フロアフィールドと視野の関係について詳しい比較をした。動的フロアフィールドとは、人が通過する際に残す足跡を利用して追従行動を表現するものであるが、この足跡は実際にフロアに存在するものではなく、計算効率の向上を図るためのアイ...
❏二車線高速道路交通流-シミュレーションと実測データ解析-(12680446)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】只木 進一 佐賀大学, 学術情報処理センター, 教授 (00202169)
【キーワード】交通流 / 結合写像模型 / 実測データ / オンラインデータベース / シミュレーション (他6件)
【概要】1990年代以降、交通流現象のモデル化とシミュレーションが動的相転移やパターン形成などの観点から活発に行われている。近年、現実の二車線以上の高速道路に対応し、車線変更などの挙動を記述できるモデルの構築進められ、本研究の課題の他、セルオートマトンモデルに基づくいくつかのモデルが提案されている。一方、実測データとの比較検討を通じた現象の理解が進められている. 本研究の結合写像型最適速度モデルでは、各車...
【工学】総合工学:避難シミュレーションを含む研究件
❏エリア防災における外国人の避難行動分析からみた都市のマルチリンガル化(20K04877)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】丹羽 由佳理 東京都市大学, 環境学部, 准教授 (80586751)
【キーワード】災害 / 地下街 / 外国人 / 避難 / シミュレーション (他13件)
【概要】(1)エリア防災:都心部におけるエリアマネジメント活動とオープンスペース利活用 エリア防災とは,人口・機能が高度に集積した地区において民間企業・自治体が連携をして防災力を高めるものである.本研究は,都心部で展開されているエリアマネジメント活動とエリア防災の関連に着目し,各都市で展開されている防災対策を調査した.COVID-19感染拡大の影響により多くの都市で防災訓練が中止されている一方,屋外空間へ...
❏高層建築物内保育施設の実効的な介助避難方法ガイドラインの検討(17K06730)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】佐野 友紀 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70305556)
【キーワード】避難計画 / 火災 / 少子高齢化 / 保育施設 / 高層建築物 (他13件)
【概要】高層建築物内に存する保育施設の設置基準および防災計画のあり方を検討した。具体的には高層建築物内に存する保育施設と一般的な戸建て2階建ての保育施設と比較した。(1) 保育施設の実態の整理・考察、(2) 園児および保育者の避難能力の整理・考察、保育施設の避難実態の整理・考察(3) 避難介助シミュレーション結果による避難方策の検討・評価を含んだ考察をまとめた。その成果の一部を援用して、日本建築学会におけ...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
【工学】総合工学:均質化法シミュレーションを含む研究件
❏多孔質圧電材料のイメージベース・マルチスケール解析とバイオMEMSへの応用(17360054)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】高野 直樹 立命館大学, 理工学部, 教授 (10206782)
【キーワード】シミュレーション / 圧電材料 / 多孔質体 / イメージベースモデリング / 均質化法 (他8件)
【概要】まず、多孔体のCT撮像によるイメージ処理、モルフォロジー分析、ボクセル自動モデリング、マルチスケール解析、ポストプロセシングを含む統合的ソフトウェアを完成させた。事例として、ポーラス金属のイメージベースモデリングと均質化、ならびに1cm角のマイクロパーツの破壊試験を実施し、表面のマクロひずみ計測と内部のローカル応力をマルチスケール法により解析し、開発ソフトの有効性を検証した。 次に、このイメージベ...
❏メゾ的見地に立った複合材料の深絞り成形シュミレーション技法の開発とその検証(09750116)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】高野 直樹 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (10206782)
【キーワード】複合材料 / メゾ構造 / 深絞り / シュミレーション / 均質化法 (他9件)
【概要】メゾ構造を「さらにミクロな基本構造を含む複合構造」と定義し,編物複合材料の繊維束に注目したメゾ構造モデルを作成した.切欠付き平板およびリブ付きパネルの階層モデリング手法に基づく応力解析を行い,提案するメゾ的見地に立ったシミュレーション技法の妥当性を検証した.メゾ構造中に生じる応力の評価において,高い解析精度が得られることが確かめられた.ここで用いた有限要素重ね合わせ法をさらに発展させ,周期的不均質...
【工学】総合工学:動力学シミュレーションを含む研究件
❏蛋白質の遅い揺らぎを捉えるための粗視化モデル(14780506)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】高野 光則 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (40313168)
【キーワード】蛋白質 / 揺らぎ / 分子動力学シミュレーション / 粗視化モデル / 分子モーター (他13件)
【概要】これまでの研究で、Goモデルベースの粗視化モデルMD計算により蛋白質の遅い揺らぎをシミュレートし、結果の有効性・信頼性を検証してきた。そして、大幅な計算時間の軽減とともに高精度全原子モデルと同等の結果を得られることを示した(Nat.Comput)。本年度は、(1)これまで使:用してきたGoモデルの:Folding問題に対する応用(Chem.Phys)、そして、(2)モデルの拡張を行った。新たなモデ...
❏マルチボディ・ダイナミクスを用いた最適モデルおよび制御モデルの自動生成・評価(05650226)
【研究テーマ】機械力学・制御
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993
【研究代表者】須田 義大 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (80183052)
【キーワード】マルチボディ・ダイナミクス / 動力学 / モデリング / 自動制御 / コンピュータダイナミクス (他7件)
【概要】本研究は、マルチボディ・ダイナミクスを用いた運動方程式の自動生成、解析システムに関する研究である。コンピュータによる数値的・記号処理的に運動方程式を自動的に求め、さらに数値シミュレーション、固有値解析、周波数応答解析なども自動的に行うものである。このように誤りが生じ安いルーチンワークを自動化することは、創造的な開発に重要である。 本年度は、マルチボディ・ダイナミクス・システムの記述方式として、Ne...
【工学】総合工学:LESシミュレーションを含む研究件
❏都市域での強風防災のためのフライングデブリの危険度予測(15656130)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】強風防災 / フライングデブリ / 都市 / シミュレーション / LES (他8件)
【概要】大都市圏に極大強風が発生した場合、建物の主体構造が耐えることができても、ある建築物が部分的には被害を受け、その際、建築部材、屋根材などの破損部分は、周囲に飛散する可能性を有し(フライングデブリの発生)、都市といった建築物が集中的に存在する場所では、二次的な強風災害を招く可能性が高い。特に、最近の都市における建築物を振り返ってみると、そのデザイン性の要求から窓面が大きくなって、ガラスが広く露出されて...
❏都市域地表形態を再現した風外乱ガスト構造の数理モデルの構築と耐風設計の高度化(14350298)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】風外乱 / 都市 / 地表形態 / シミュレーション / LES (他9件)
【概要】地表に建つ建築構造物の耐風安全性をより確かなものにするには、高さが100から200m程度以下の地表近傍での風の特性の把握が重要である。しかしながら、地表は、様々な形状の建築物あるいは多種多様な植生によって覆われ、近傍領域は一様な空間とはなっていない。特に都市域では、中層から高層の建物などが密集し、高さ数10mから100m程度まで地表の形態は大きく変化している。本研究では、近年の流体計算技術の急激な...
❏風外乱シミュレータを用いた複雑地形まわりのガスト時空間構造のLES解析(12450222)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】風外乱 / 複雑地形 / シミュレーション / LES / SGS乱流モデル (他8件)
【概要】地形が険しく複雑であると、場所によっては風の流れが歪められて予想外に高い風速にするので構造物の被害を招くことが度々ある。そのため、構造物の耐風設計には地形性の評価が重要課題であり、これまで比較的単純な地形に対する影響が調べられてきた。しかしながら、実在する地形ははるかに複雑であり、その影響評価は一つひとつ対応するのが本来の方法であろう。したがって数値モデルによる予測は、実験模型を一つひとつ再現する...
【工学】総合工学:リスク評価シミュレーションを含む研究件
❏リスクを考慮した最適な海上資源物流システムの研究(20360387)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】武市 祥司 金沢工業大学, 情報学部, 准教授 (90291319)
【キーワード】海上輸送システム / リスク / シミュレーション / 最適化 / 海上物流 (他12件)
【概要】資源エネルギー・セキュリティを検討することを目的に,鉄鋼石を対象にして,産地港から日本の主要製鉄所に輸送する鉱石運搬船等をモデル化した離散型時間発展的シミュレータを開発した.輸送コストと備蓄量から算出する枯渇リスクを用いて,航路や船団構成を評価することが可能になった.産地と製鉄所を往復するシャトル輸送に,日・豪・南米・欧州を巡るコンビネーション輸送を3割程度取り入れる航路や船団が最適であることが判...
❏システムデザインのためのリスク発見テクノロジー(19201031)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】古田 一雄 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (50199436)
【キーワード】安全情報 / 環境整備 / リスク評価 / リスク発見 / 大規模複雑システム (他11件)
【概要】大規模複雑システムに潜むリスク要因を発見するための方法論を確立し、社会に受容される安全なシステムを創成するために必要な共通基盤技術を創出することを目的に、「モデルからのリスク発見」、「生命規範からのリスク発見」、「経験からのリスク発見」、「シナリオ共創によるリスク発見」の4つのアプローチについて、リスク発見の要素技術となる手法を提案・確立して基本的なリスク発見ツールを開発した。 ...
❏競争状況下の定量的リスク評価法-リアル・オプションとゲーム理論による事業評価(17510128)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】古川 浩一 中央大学, 総合政策学部, 教授 (20016455)
【キーワード】リスク評価 / リアル・オプション / シミュレーション / ゲーム理論 / 事業評価 (他6件)
【概要】本研究の目的は,事業評価における意思決定手法として注目されているリアル・オプションに,企業間の競合を考慮するためにゲーム理論を融合させて,事業価値を評価する手法を開発することであった.そのため,本研究グループが前基盤研究時に開発した1期間,2時点のモデルを多期間のモデルに拡張し,"A Numerical Approach for Real Option Values and Equilib...
【工学】総合工学:シミュレーション工学シミュレーションを含む研究件
❏再配達・梱包数削減を目的とした物流拠点における出荷行程最適化の研究(16K17199)
【研究テーマ】商学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 哲也 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (00772956)
【キーワード】ロジスティクス / サプライチェーン・マネジメント / 生産管理学 / 多段階最適化 / モデル構築 (他13件)
【概要】近年の物流業界では、取り扱い荷物数の増加とトラックドライバーの不足により、需要を満たすことが困難になりつつある。本研究では、製品の生産から出荷、配送に至る工程について効率化・全体最適化を図るためのシステム・手法の提案を行い、導入による効果を分析・評価することを目的とし、従来個々に検討されてきた各階層における最適化問題の深化と、それらを統合した多段階最適化モデルについて、検討を行った。 一方で、各種...
❏合金固液相変化を解析する指向性エネルギー堆積法シミュレータの開発(16H07174)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】小池 綾 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (70781417)
【キーワード】指向性エネルギー堆積法 / 付加加工 / シミュレーション / インコネル625 / 粒子法 (他10件)
【概要】金属材料の3次元造形に適した指向性エネルギー堆積法(DED: Direct Energy Deposition)の時間領域シミュレータを開発するにあたり,本研究では熱伝導,レーザー,キャリアガス,固液相変化といったDEDプロセスに含まれる物理現象を解析するアルゴリズムを個々に作成し,これらのモジュールを統合する.開発したDED時間領域シミュレータを用いて,造形物内部の空孔や残留応力の発生メカニズム...
❏新しい災害医療対応シミュレーションシステムを用いた災害医学教育、災害医療の実践(16H03155)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】布施 明 日本医科大学, 医学部, 教授 (80238641)
【キーワード】公共健康危機管理 / 首都直下地震 / 災害関連死 / 未治療死 / 医療救護班 (他20件)
【概要】【はじめに】これまで存在しなかった災害医療活動を俯瞰するためのシミュレーション・システムを用いて首都直下地震での災害関連死を減少させるために効果的な項目の検討を行った。【対象・方法】離散事象シミュレーションを用いて災害医療対応の急性期の全体像を再現することを試みた。【結果・考察】処置を行うことができずに死亡する、いわゆる“未治療死”が5,511人であるのに対し、発生傷病者数をデフォルト値の7割に減...
【工学】総合工学:流体解析シミュレーションを含む研究件
❏船体に加わるスラミングによる衝撃荷重の粒子法による数値シミュレーション手法の開発(18K04576)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】柴田 和也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (30462873)
【キーワード】粒子法 / 数値流体力学 / 水波 / 波浪 / 船舶海洋工学 (他12件)
【概要】本研究では、研究代表者らが開発した可変解像度の粒子法の1つである双方向の重合粒子を用いて粒子数を効率的に削減し船舶に加わる波浪荷重を短い計算時間で予測可能な数値解析手法を開発した。具体的には、可変解像度の粒子法である双方向の重合粒子と楕円体粒子を用いて船舶に加わる波浪荷重を短い計算時間で予測可能な数値解析手法を開発した。本研究では低解像度領域、中解像度領域、高解像度領域の三段階に分けた。三段階で空...
❏口腔癌に対する新規選択的薬物送達による革新的低侵襲治療法の開発(16H05544)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤内 祝 横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (50172127)
【キーワード】口腔癌 / 超選択的動注法 / ナビゲーション / 流体解析 / シミュレーション (他8件)
【概要】口腔癌に対する動注化学療法をより効果的な治療にするために,腫瘍栄養動脈における抗癌剤のシミュレーションを行った.共通幹での抗癌剤の分配は不安定であり,それぞれの栄養動脈にカテーテルを留置する必要があることが明らかとなった.また,確実に腫瘍栄養動脈に留置するためのカテーテルナビゲーションにおける新しいレジストレーション手法を開発し,上顎前歯をターゲットとすることで十分な精度が得られることが明らかとな...
❏患者固有データを用いた流体シミュレーションによるオーダーメイド動注化学療法の開発(24390459)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】藤内 祝 横浜市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50172127)
【キーワード】口腔癌 / 動注化学療法 / 流体解析 / シミュレーション / 血流シミュレーション (他6件)
【概要】本研究の目的は流体解析を用いて口腔癌に対する逆行性動注化学療法における抗癌剤分配シミュレーションを行うことである.CTアンギオグラフィーのデータより頸動脈のモデリングを行い,モデル化したカテーテルを留置したうえで,流体シミュレーションを行い,頸動脈エコーと末梢血管モデルも用いてシミュレーションの精度を向上させた.舌動脈の下方にカテーテルを留置しても,舌動脈への血流の流入は限定されることが示された....
【工学】総合工学:流体工学シミュレーションを含む研究件
❏合金固液相変化を解析する指向性エネルギー堆積法シミュレータの開発(16H07174)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】小池 綾 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (70781417)
【キーワード】指向性エネルギー堆積法 / 付加加工 / シミュレーション / インコネル625 / 粒子法 (他10件)
【概要】金属材料の3次元造形に適した指向性エネルギー堆積法(DED: Direct Energy Deposition)の時間領域シミュレータを開発するにあたり,本研究では熱伝導,レーザー,キャリアガス,固液相変化といったDEDプロセスに含まれる物理現象を解析するアルゴリズムを個々に作成し,これらのモジュールを統合する.開発したDED時間領域シミュレータを用いて,造形物内部の空孔や残留応力の発生メカニズム...
❏広領域循環シミュレータによる脳血管血行再建術支援のための血流制御機構の解明(15H04952)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】片岡 大治 京都大学, 医学研究科, 講師 (40359815)
【キーワード】バイパス術 / 数値流体力学 / 脳動脈瘤 / 虚血性脳血管障害 / 脳血管疾患 (他11件)
【概要】脳血行再建術は、脳動脈瘤や虚血性脳血管障害に対する確立された外科治療であるが、術後の血行動態を予測することが困難であるという問題点がある。本研究では位相コントラストMRI(PC-MRI)による脳血管血流計測、PET/SPECTによる脳組織血流計測、数値流体力学(Computational Fluid Dynamics)によるシミュレーション技術を統合して、脳血行再建術後の局所における調節機構と脳全...
【工学】総合工学:流体力学シミュレーションを含む研究件
❏広領域循環シミュレータによる脳血管血行再建術支援のための血流制御機構の解明(15H04952)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】片岡 大治 京都大学, 医学研究科, 講師 (40359815)
【キーワード】バイパス術 / 数値流体力学 / 脳動脈瘤 / 虚血性脳血管障害 / 脳血管疾患 (他11件)
【概要】脳血行再建術は、脳動脈瘤や虚血性脳血管障害に対する確立された外科治療であるが、術後の血行動態を予測することが困難であるという問題点がある。本研究では位相コントラストMRI(PC-MRI)による脳血管血流計測、PET/SPECTによる脳組織血流計測、数値流体力学(Computational Fluid Dynamics)によるシミュレーション技術を統合して、脳血行再建術後の局所における調節機構と脳全...
❏体工連携によるスポーツ科学イノベーション-革新的な用具・コーチング法の開発-(15H01825)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高木 英樹 筑波大学, 体育系, 教授 (80226753)
【キーワード】体工連携 / スポーツ工学 / 水泳水中運動 / 流体力 / 自己推進時抵抗 (他24件)
【概要】体育学と工学の研究者が連携して、双方が培ってきた先端技術を活用することで、これまで解決が困難と考えられてきた課題に取り組み、新たな研究方法論の開発に努め、イノベーションを実現することを目的とした。 その結果、水泳競技において自己推進する泳者の動的抵抗(自己推進時抵抗)を定量、評価する方法論の開発に成功し、従来は泳速度の2乗に比例して増加すると考えられていた抵抗が、実は速度の約3乗に比例して増加する...
❏Self-similar behaviour in thin film flow(24740072)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】ボーウェン マーク 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (30534341)
【キーワード】self-similarity / thin films / parabolic equations / high-order / self-similar (他10件)
【概要】複数の国を拠点とする研究協力者たちと連携し、我々は、表面張力が引き起こす薄膜流の研究において生じる方程式の(自己相似)特解の同定に関して、目覚ましい進展を達成した。この研究については、多くの国際的学術誌で論文発表を行った。さらに、近い将来投稿される予定の論文も複数存在する。また、複数の国際会議でも口頭発表を行った。 ...
【工学】総合工学:リモートセンシングシミュレーションを含む研究件
❏理・工・医学の連携による津波の広域被害把握技術の深化と災害医療支援システムの革新(17H06108)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】越村 俊一 東北大学, 災害科学国際研究所, 教授 (50360847)
【キーワード】津波災害 / 広域被害把握 / 災害医療 / マルチエージェントシミュレーション / リモートセンシング (他8件)
【概要】リアルタイムシミュレーションとセンシングの融合による「広域被害把握技術」を深化させ、津波被災地における災害医療システムの構築を通じて医療救護班の適時・適材・適所の配備に貢献することを目標として、理・工・医学の連携研究を推進した。津波の人的被害・物的被害の量的推定を可能にし、推定被害量から被災地の医療需要の質と量を即時的に推定するとともに、シミュレーションによる災害医療活動の予測・更新の方法論を確立...
❏地理情報システムを利用した最適な作業圃場配分の導出とその経済評価(15H06151)
【研究テーマ】経営・経済農学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2015-08-28 - 2017-03-31
【研究代表者】佐藤 赳 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (30756599)
【キーワード】GIS(地理情報システム) / 計量経済学 / リモートセンシング / 圃場分散 / 農地配分 (他16件)
【概要】根釧地域の酪農業牧草地の収穫作業において、コントラクター(牧草収穫等の作業受託組織)の作業圃場や日程、資本装備等について分析し、コントラクターごとにGIS(地理情報システム)を用い最適な作業順をシミュレートした。結果を実際の作業順と比較し、どの作業工程において、収穫機械が長時間待機しているなどの非効率が発生し収穫速度が低下していたのかを明らかにした。 さらに、リモートセンシングデータを用い、地域全...
❏森林の三次元計測と林分成長予測システムの統合による地域資源シミュレーションの構築(24780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中島 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10598775)
【キーワード】シミュレーション / 資源予測 / 林業収益 / 労働量 / 素材生産 (他26件)
【概要】本研究は、リモートセンシング等から得られた森林の現況をもとに、成長モデルを組み合わせることによって、長期的な資源シミュレーションを行うことを可能とした。その結果、多様な森林管理に応じた労働量、材積、林業収益などを試算することが可能となった。また、これらのシミュレーションが地域の森林管理に応用できる可能性についても検討した。 ...
【工学】総合工学:3Dプリンターシミュレーションを含む研究件
❏積層溶融型3Dプリント複合材の粒子法を用いた成形シミュレーション(20K05113)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】轟 章 東京工業大学, 工学院, 教授 (50211397)
【キーワード】3Dプリンタ / 複合材料 / 粒子法 / 複合材 / シミュレーション
【概要】令和二年度において,当初予定であった事項を修正して,短繊維を含んだ複合材フィラメントの3Dプリントの二次元印刷プロセスがMoving Particle Semi-implicit (MPS)法でシミュレーションできるようになり,実験と比較して90%以上の形状類似性が得られた。 令和三年度では,これを三次元に拡張することを目的として研究を遂行した。三次元へのMPS法シミュレーション手法の拡張そのもの...
❏溶融金属流動の粒子法解析に基づく指向性ポーラス堆積法の開発(17K14574)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小池 綾 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (70781417)
【キーワード】指向性エネルギ堆積法 / ポーラス金属 / 水素化チタン / ステンレス鋼 / 3Dプリンタ (他12件)
【概要】金属材料に適用可能な3Dプリンタの一方式として指向性エネルギ堆積法(DED)が利用される.DEDはレーザなどにより母材に形成したメルトプールへ向けて材料粉末を供給することで積層を繰り返すプロセスだが,微細形状の造形が困難であり,機能性構造の作製にDEDを応用する例は少ない.本研究は,DEDにおいて軽量,高比剛性,振動減衰性に優れるポーラス金属を造形することを目指し,溶融中の材料に水素化チタンを発泡...
【工学】総合工学:粒子法(SPH法)シミュレーションを含む研究件
❏積層溶融型3Dプリント複合材の粒子法を用いた成形シミュレーション(20K05113)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】轟 章 東京工業大学, 工学院, 教授 (50211397)
【キーワード】3Dプリンタ / 複合材料 / 粒子法 / 複合材 / シミュレーション
【概要】令和二年度において,当初予定であった事項を修正して,短繊維を含んだ複合材フィラメントの3Dプリントの二次元印刷プロセスがMoving Particle Semi-implicit (MPS)法でシミュレーションできるようになり,実験と比較して90%以上の形状類似性が得られた。 令和三年度では,これを三次元に拡張することを目的として研究を遂行した。三次元へのMPS法シミュレーション手法の拡張そのもの...
❏船体に加わるスラミングによる衝撃荷重の粒子法による数値シミュレーション手法の開発(18K04576)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】柴田 和也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (30462873)
【キーワード】粒子法 / 数値流体力学 / 水波 / 波浪 / 船舶海洋工学 (他12件)
【概要】本研究では、研究代表者らが開発した可変解像度の粒子法の1つである双方向の重合粒子を用いて粒子数を効率的に削減し船舶に加わる波浪荷重を短い計算時間で予測可能な数値解析手法を開発した。具体的には、可変解像度の粒子法である双方向の重合粒子と楕円体粒子を用いて船舶に加わる波浪荷重を短い計算時間で予測可能な数値解析手法を開発した。本研究では低解像度領域、中解像度領域、高解像度領域の三段階に分けた。三段階で空...
❏高精度金型設計のための革新的粉体成形シミュレータの開発(17H02825)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】酒井 幹夫 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (00391342)
【キーワード】離散要素法 / 粉体工学 / 粉体 / 粉末金型充填 / シミュレーション (他15件)
【概要】申請者のグループで独自開発した、DEM粗視化モデルおよび符号付距離関数と埋込境界法を結合した壁境界モデル(薄板モデルを含む)が、粉末金型充填をはじめとする固気混相流体系に応用できることを理論的および実験的に示す。また、離散要素法で模擬した粉体の空間分布を反映した粉末圧縮シミュレーションを行うための計算手法を新たに開発する。 ...
【工学】総合工学:複合材料シミュレーションを含む研究件
❏積層溶融型3Dプリント複合材の粒子法を用いた成形シミュレーション(20K05113)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】轟 章 東京工業大学, 工学院, 教授 (50211397)
【キーワード】3Dプリンタ / 複合材料 / 粒子法 / 複合材 / シミュレーション
【概要】令和二年度において,当初予定であった事項を修正して,短繊維を含んだ複合材フィラメントの3Dプリントの二次元印刷プロセスがMoving Particle Semi-implicit (MPS)法でシミュレーションできるようになり,実験と比較して90%以上の形状類似性が得られた。 令和三年度では,これを三次元に拡張することを目的として研究を遂行した。三次元へのMPS法シミュレーション手法の拡張そのもの...
❏マルチスケールモデリングと非破壊評価に基づく複合材料の破壊現象に関する研究(17F17707)
【研究テーマ】複合材料・表界面工学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2017-10-13 - 2019-03-31
【研究代表者】高橋 淳 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (10222085)
【キーワード】複合材料 / 力学特性 / シミュレーション / composite material
【概要】炭素繊維強化プラスチックス(CFRP)は既に航空機等で実用化され、特にその優れた軽量特性が知られているが、その世界需要は年間10万トン程度であり、世界で年間1億台生産されている量産車を軽量化して温暖化対策に寄与したり電気自動車化を加速させるには量産性(年産10万トン→数千万トン)・低コスト性(10000円/kg→1000円/kg)・リサイクル性・複雑形状成形性など解決すべき課題が多い。 研究室では...
❏導電性を制御可能な航空機構造用CFRPの創出と電撃損傷挙動に関する研究(16H02424)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小笠原 俊夫 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20344244)
【キーワード】構造・材料 / 複合材料 / 雷撃 / 導電性高分子 / ポリアニリン (他15件)
【概要】航空機の複合材構造において、雷撃時の構造安全性を担保することは必須である。そこで本研究では、力学特性、耐熱性、成形性等を維持しつつ、導電性を制御可能な航空機構造用CFRPの創出と雷撃損傷挙動の解明を目的とした。その結果、ポリアニリン(PANI)系導電性樹脂および配向カーボンナノチューブ(CNT)を適用することでCFRPの導電性制御を実現できることを実証した。また、導電性を制御したCFRPに対して模...
【工学】総合工学:力学的特性シミュレーションを含む研究件
❏マルチスケールモデリングと非破壊評価に基づく複合材料の破壊現象に関する研究(17F17707)
【研究テーマ】複合材料・表界面工学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2017-10-13 - 2019-03-31
【研究代表者】高橋 淳 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (10222085)
【キーワード】複合材料 / 力学特性 / シミュレーション / composite material
【概要】炭素繊維強化プラスチックス(CFRP)は既に航空機等で実用化され、特にその優れた軽量特性が知られているが、その世界需要は年間10万トン程度であり、世界で年間1億台生産されている量産車を軽量化して温暖化対策に寄与したり電気自動車化を加速させるには量産性(年産10万トン→数千万トン)・低コスト性(10000円/kg→1000円/kg)・リサイクル性・複雑形状成形性など解決すべき課題が多い。 研究室では...
❏ナノ構造材料による水素貯蔵技術の創製(15656217)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】宇田 暢秀 九州大学, 大学院工学研究院, 助教授 (20160260)
【キーワード】カーボンナノチューブ / ナノ複合材料 / 力学的特性 / 分散 / 界面強度 (他12件)
【概要】炭素繊維強化樹脂(CFRP)を用いた水素貯蔵用高圧タンクの研究が国内外で進められているが、CFRP積層板の層間強度が低いために、き裂が発生すると水素漏れを引き起こすことが懸念されている。そこで、CFRP積層板の層間にカーボンナノチューブ(CNT)のような優れた力学的特性を有するナノ材料を分散させたナノ複合材料が開発できれば、これまでにない高破壊靭性複合材料となる可能性があり、水素貯蔵タンクの外板へ...
【工学】総合工学:経営学シミュレーションを含む研究件
❏職場における行動と感情のデータ解析を通じたクリエイティビティを促進する組織の研究(19K01910)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】稲水 伸行 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 准教授 (50572830)
【キーワード】組織行動論 / クリエイティビティ / シミュレーション / ビッグデータ / 経営学
【概要】本研究は、センシング技術を用いた行動のデータ、高頻度の質問紙調査を用いた感情のデータ、一般的な質問紙調査による組織風土のデータを多角的に用い、職場におけるクリエイティビティ発揮の要因を探索的に明らかにした。主に、クリエイティビティにとってオフィスワークを通じた対人ネットワークの充実が重要である反面、テレワークによる自律性の感覚も重要であり、ハイブリッドワークにはジレンマがあることが明らかとなった。...
❏組織のオープン化が問題解決・意思決定に与える影響の理論的・実証的研究(16K17158)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】稲水 伸行 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 准教授 (50572830)
【キーワード】経営学 / 経営組織論 / 意思決定 / シミュレーション / クリエイティビティ (他10件)
【概要】本研究では、組織のオープン化の職場レベルでの実態を、質問紙調査及び綿密な観察によるフィールド調査で明らかにし、エージェント・ベース・シミュレーションなどのモデリング手法により理論化することに取り組んだ。特に、意思決定に関わる3つの視点(問題解決の確実性、意思決定の迅速性、創造性)から、組織のオープン化がもたらす効果を検討した。その結果、組織のオープン化による協働には正だけでなく負の側面もあることが...
❏環境変動に対する組織適応プロセスのミクロ・マクロ統合的理論構築と定量的実証分析(25380458)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】稲水 伸行 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 准教授 (50572830)
【キーワード】組織学習 / 環境適応 / 管理者行動 / 経営学 / 組織適応 (他9件)
【概要】本研究は、生産職場を主な対象として、ミドルに位置するリーダーの行動実態を様々な定量化手法を用いたフィールド調査で明らかにした上で、シミュレーション手法によるモデル化を行い、ミクロ(個人)とマクロ(組織)の統合的視点から新たな組織適応理論を構築した。 その結果、1)平時においては、上司や管轄外部署と協働関係を保ちつつ、自らの率いる現場組織をしっかりと構築できるリーダーが望ましいこと、2)緊急時におい...
【工学】総合工学:ロボティクスシミュレーションを含む研究件
❏減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立(15K01233)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング (他18件)
【概要】減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
❏ファブリック素材だけからなる柔軟機構の制御と設計のためのモデリング(24656164)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 精密工学研究所, 准教授 (10323833)
【キーワード】ヒューマンインタフェース / 柔軟機構 / ファブリック / テキスタイル / ヒューマンロボットインタラクション (他12件)
【概要】本研究は、柔らかく人に好まれる触感を持つファブリック材料だけからなる機構を対象とした。この機構は分布型の冗長機構ではあるが、外力が小さい場合には、糸長から姿勢が定まることを利用し、糸長と機構姿勢の対応表を用いた位置制御手法を提案した。 外力計測手法を開発しコンプライアンス制御を実現した。コンプライアンスを変えることで、提案機構を用いたぬいぐるみロボットの印象が変化することを確かめた。また、回転3自...
【工学】総合工学:設計シミュレーションを含む研究件
❏視環境設計のための室内仕上げ材のテクスチャーの定量化(17K00804)
【研究テーマ】衣・住生活学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】北村 薫子 武庫川女子大学, 生活環境学部, 教授 (80319855)
【キーワード】建築 / 光環境 / テクスチャー / 輝度画像 / シミュレーション (他18件)
【概要】建築内外装仕上げ材の表面のテクスチャーを定量的に把握するため,模型を用いた輝度画像撮影と,実空間における実測調査を行った。 まず,シャッタースピードを変化させた撮影画像から輝度画像を作成した結果,固有の色彩を有せず濃淡模様のあるテクスチャーは調和しやすいことが示唆された。次に,無彩色かつテクスチャーに特徴のある国内外の建築で実測調査を行った。白漆喰で低光沢の仕上げが多く,表面の粗滑は一定の面積の輝...
❏マイクロターボ機械用動圧型気体スラストフォイル軸受の設計手法の開発(12F02361)
【研究テーマ】機械力学・制御
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】金子 成彦 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70143378)
【キーワード】軸受 / フォイル軸受 / スラスト軸受 / 動特性 / 静特性 (他15件)
【概要】省エネルギー化をかなえるポテンシャルを有する動圧型気体フォイル軸受は、ターボ機械の小型化とオイルフリー(無潤滑油化)技術を実現するための鍵を握る要素である。近年、ラジアル軸受については、研究が盛んに行われ、動圧型気体フォイル軸受の設計と開発を支援できる性能予測ツールがフェン・金子によって提案されているが、スラスト軸受については検討されておらず、信頼できる設計ツールは提案されていない。そこで、本研究...
❏ゲルロボットの研究(電場応答性高分子ゲルの形状設計と運動制御)(13450100)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】井上 博允 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50111464)
【キーワード】電場応答性高分子 / ゲル / ロボット / シミュレーション / 形状 (他11件)
【概要】本研究で得られた研究成果は次の通りである。 1.大変形するゲルロボットの形状設計手法 変形の特異性を実現するために、表面に微細な凹凸を持つ平板状の型を作り、型にゲル材料を流し込んで表面にひだをもつゲル成型する手法を確立した。表面にひだをつけたゲルは、伸張する面のひだの方向に沿って曲がりやすくなり、変形の方向性を形状により設計可能となることを明らかにした。 2.電界制御による変形予測モデルの構築 ゲ...
【工学】総合工学:設計工学シミュレーションを含む研究件
❏サービス品質の変動要因を考慮する高品質サービスの設計支援環境に関する研究(26280114)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】下村 芳樹 首都大学東京, システムデザイン研究科, 教授 (80334332)
【キーワード】サービス工学 / 設計支援 / サービスモデリング / サービス品質評価 / シミュレーション (他14件)
【概要】サービスを構成する要素の属性は,サービスの提供状況によって容易にばらつき,このばらつきがサービスの品質を低下・変動させている.本研究の目的は,シミュレーションによるサービスの仮想的な試行により,高い品質を安定的に提供可能なサービスを設計できる設計支援環境を開発することであった.本研究はこの目的を達成するために,顧客の主観に基づく品質評価値と各要素の属性値の関係を非線形関数により,サービスの品質とそ...
❏事例とシナリオモデリングに基づく持続可能ビジネス設計・立案支援手法(24603039)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】近藤 伸亮 独立行政法人産業技術総合研究所, 先進製造プロセス研究部門, 主任研究員 (40336516)
【キーワード】設計工学 / 環境調和設計 / ビジネスモデル / シナリオモデル / 計算機支援 (他18件)
【概要】本研究では様々な事業分野における持続可能ビジネス事例を収集し、その成功要因を分析・ルール化することで持続可能ビジネスの「パターン言語」を作成し、これとビジネスの外部環境を表現するステークホルダモデルやライフサイクルフローモデル等を組み合わせ、持続可能ビジネスを体系的に設計する方法および、その支援ソフトウェアの開発を行った。さらに、生分解性プラスティックの有効利用、小型家電リサイクルの2課題を対象に...
❏先導設計に基づくマイクロファクトリの設計研究(08405015)
【研究テーマ】設計工学・機械要素・トライボロジー
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】中島 尚正 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00011073)
【キーワード】先導設計 / マイクロファクトリ / マイクロ旋盤 / マイクロマシン / シミュレーテッド・アニーリング (他19件)
【概要】本研究では先導設計の新たな手法を提示し,それを用いた先導設計支援システムを試作した。試作したシステムにおいてマイクロ旋盤を対象とした先導設計を行い,旋盤のマイクロ化の開発指針を示した。また,先導設計手法のマイクロファクトリへの展開を試み,問題点の抽出と新たな概念の提示を行った。 先導設計とは,新規性の高い対象の設計・開発において,未開発の技術要素も使用できると仮定して設計を進める手法であり,対象の...
【工学】総合工学:設計支援シミュレーションを含む研究件
❏サービス品質の変動要因を考慮する高品質サービスの設計支援環境に関する研究(26280114)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】下村 芳樹 首都大学東京, システムデザイン研究科, 教授 (80334332)
【キーワード】サービス工学 / 設計支援 / サービスモデリング / サービス品質評価 / シミュレーション (他14件)
【概要】サービスを構成する要素の属性は,サービスの提供状況によって容易にばらつき,このばらつきがサービスの品質を低下・変動させている.本研究の目的は,シミュレーションによるサービスの仮想的な試行により,高い品質を安定的に提供可能なサービスを設計できる設計支援環境を開発することであった.本研究はこの目的を達成するために,顧客の主観に基づく品質評価値と各要素の属性値の関係を非線形関数により,サービスの品質とそ...
❏建築設計製図のための熱環境設計支援プログラムの開発(19360257)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】梅干野 晁 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (50108213)
【キーワード】建築環境・設備 / 設計製図 / 設計教育 / 設計支援 / シミュレーション (他7件)
【概要】本研究は、建築設計と熱環境に関する知識を有する学生を育てるために、数値解析を用いた熱環境の設計製図の授業プログラムを開発する。そのために、授業を行う上で必要となる可視化教材や数値解析を用いた演習授業、設計課題などの開発を行った。その教材をもとに授業プログラムを構築した上で、大学の建築学科に所属する学生を対象に授業を実施し、アンケート等により、授業プログラムの有用性について検討を行った。 ...
❏レイアウト情報を用いた高性能プロセッサの方式レベル設計支援システムの開発(05780224)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】中村 宏 筑波大学, 電子・情報口学系, 講師 (20212102)
【キーワード】方式設計 / 設計支援 / 高性能プロセッサ / パイプライン制御 / レイアウト情報 (他6件)
【概要】開発する支援システムにおいては、まず設計者は方式レベルの動作記述とデータパスのレイアウト情報の初期設計を行い、その後設計者は支援システムからの動作速度の見積もりとボトルネック部分の指摘を受け、その情報を元に動作記述とレイアウト情報を変更する、という過程を繰り返す。動作記述言語としては、申請者が既に提案した方式レベル記述言語AIDLで行なう予定であったが、この設計の流れを実現するためには、以下の問題...
【工学】総合工学:計算力学シミュレーションを含む研究件
❏高精度金型設計のための革新的粉体成形シミュレータの開発(17H02825)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】酒井 幹夫 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (00391342)
【キーワード】離散要素法 / 粉体工学 / 粉体 / 粉末金型充填 / シミュレーション (他15件)
【概要】申請者のグループで独自開発した、DEM粗視化モデルおよび符号付距離関数と埋込境界法を結合した壁境界モデル(薄板モデルを含む)が、粉末金型充填をはじめとする固気混相流体系に応用できることを理論的および実験的に示す。また、離散要素法で模擬した粉体の空間分布を反映した粉末圧縮シミュレーションを行うための計算手法を新たに開発する。 ...
❏室内実験を用いたデータ同化手法の開発-地震発生予測を目指して-(20840048)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】安藤 亮輔 独立行政法人産業技術総合研究所, 活断層・地震研究センター, 研究員 (10455256)
【キーワード】地震現象 / 地震災害・予測 / テクトニクス / データ同化 / 地震 (他12件)
【概要】本研究では,物理モデルを用いた地震発生の予測を目指して,室内実験系での模擬地震を用いて,データ同化手法を開発している.データ同化とは,断層の固着滑りを表現する物理モデルを構築し,観測データによりモデルの未知パラメタを推定し,将来予測をするといった手法である.そのために,本研究期間内においては,実験装置の立ち上げとデータ取得,物理モデルのシミュレーションのための数値計算コードの開発を行った.また,そ...
❏2重スケール・オーバレイ・メッシュフリー粒子法による高精度構造/流体連成解析(17360043)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】野口 裕久 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70218303)
【キーワード】メッシュフリー法 / 粒子法 / MPS法 / SPH法 / 流体 (他12件)
【概要】今日のソフト,ハードの両面から発展した計算科学技術をもってしても,構造/流体双方のトポロジーが変化するまでの大変形が生じる連成問題は従来のメッシュや格子を要する有限要素法や差分法では解析が不可能であることは広く知られている,一方でこれらの欠点を補うために,構造,流体それぞれの分野でメッシュフリー法や粒子法と呼ばれる手法が開発され精度の向上がはかられているが,両者にまたがる境界領域では,流体用に開発...
【工学】総合工学:省エネルギーシミュレーションを含む研究件
❏マイクロターボ機械用動圧型気体スラストフォイル軸受の設計手法の開発(12F02361)
【研究テーマ】機械力学・制御
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】金子 成彦 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70143378)
【キーワード】軸受 / フォイル軸受 / スラスト軸受 / 動特性 / 静特性 (他15件)
【概要】省エネルギー化をかなえるポテンシャルを有する動圧型気体フォイル軸受は、ターボ機械の小型化とオイルフリー(無潤滑油化)技術を実現するための鍵を握る要素である。近年、ラジアル軸受については、研究が盛んに行われ、動圧型気体フォイル軸受の設計と開発を支援できる性能予測ツールがフェン・金子によって提案されているが、スラスト軸受については検討されておらず、信頼できる設計ツールは提案されていない。そこで、本研究...
❏蓄熱式空調システムのエネルギー評価と計画・設計ツールの開発(10450212)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】龍 有二 九州大学, 大学院・総合理工学研究科, 助教授 (20191695)
【キーワード】蓄熱式空調システム / 設計ツール / 評価手法 / シミュレーション / 大温度差蓄熱 (他13件)
【概要】本研究は,蓄熱式空調システムの設計指針および最適運転手法の確立を目的として,各種蓄熱式空調システムの実測調査とその解析・評価を行うとともに、信頼性の高いエネルギーシミュレーションおよび蓄熱式空調システム設計支援ツール開発のための基礎研究を行うものである。得られた研究成果は以下の通りである。 1.大温度差水蓄熱式空調システムを採用した事務所ビルにおける夏季実測により、地下二重スラブを利用した連通管方...
❏熱負荷予測手法の開発と省エネルギー空調運転制御方法の提案(06750624)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1994
【研究代表者】赤司 泰義 九州大学, 工学部, 助手 (60243896)
【キーワード】実測データ / シミュレーション / 省エネルギー / 電力負荷平準化 / 空調システムのモデル化 (他6件)
【概要】本研究は,建物竣工後における省エネルギー的な空調運転を目指した熱負荷予測手法の開発と空調システムにおける運転制御方法の提案を行うもので,本年度の研究実績として以下の内容が挙げられる。 1.事務所建築で空調に関連する諸データの詳細な実測を行い,熱負荷,空調用消費電力量,室内環境,外界気象などの経時的な変化を定量的に把握した。 2.空調システムモデルと実測データに対する現代制御理論を建築空調分野に応用...
【工学】総合工学:熱変形シミュレーションを含む研究件
❏熱歩行機構の動作性能改善に関する研究(18K03903)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】山本 晃生 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40313035)
【キーワード】エナジーハーベスト / 二足歩行 / 車輪機構 / 受動歩行 / 熱エネルギ (他12件)
【概要】バイメタルの熱自励振動を活用することで環境の熱エネルギのみで動作できる熱歩行機構に関して,その性能向上や新機構の開発に取り組んだ.二足歩行機構については,既存の機構に関して傾斜面での性能調査を行い,スロープの登坂が可能であることを確認し,その条件を明らかにした.また,従来機構とは異なる足裏形状を提案・実験し,歩行時の歩幅を大幅に増大することに成功した.一方,二足歩行よりも効率的な移動の実現をめざし...
❏熱変形抑制構造工作機械(01850030)
【研究テーマ】機械工作
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1989 - 1990
【研究代表者】伊東 誼 東京工業大学, 工学部, 教授 (60016441)
【キーワード】熱変形 / 工作機械 / 構造設計 / 熱特性 / 超精密加工 (他13件)
【概要】次世代生産技術を確立する上で必要不可欠な工作機械の熱変形抑制構造について構造設計面から検討し,工作機械構造の中で重要な構成要素である主軸系の熱特性解析のための新たな方法論を提示した。更に,新たな構造概念による超精密加工用熱変形抑制構造工作機械を構築することができた。本研究により以下のような結論が得られた。 (1)転がり軸受を用いた主軸系を対象に,運転中の主軸系においては熱的・力学的境界条件が相互に...
【工学】総合工学:CAEシミュレーションを含む研究件
❏造船設計における統合CAEシステムの構築に関する研究(08405064)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1999
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80011170)
【キーワード】シミュレーション / CAE / CIM / FEM / 船体運動解析 (他12件)
【概要】本研究は,製品情報を生成する設計システムと解析システムとを統合化する必要があると考え,情報伝達を円滑に可能とする統合化手法に関して研究を行ったものである。この際に,製品情報を統合的に管理する「製品モデル」に着目し,製品モデルの生成を支援する製品定義システムとCAEとを,製品モデルを中核として統合化することを検討した。以下に本研究で得られた成果を整理する。 (1)基本設計支援システムの構築基本設計支...
❏鋼構造物のFEM構造解析モデラ-に関する研究(05302053)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 工学部, 教授 (80011170)
【キーワード】FEM / 製品モデル / シミュレーション / 構造解析 / 構造設計 (他16件)
【概要】汎用の有限要素解析用システムの周辺システムとして,既に多くのソフトウェアが開発されているが,それらは解析に必要な解析データ生成用のプリ・プロセッサや解析結果を可視化するポスト・プロセッサなどが殆どである。これらのプリ/ポスト・プロセッサは,単なるインターフェースのみに重点が置かれており,情報の共有という観点からの研究が不足している。 本研究では,著者らが既に開発している「造船CIM」用製品定義シス...
【工学】総合工学:ダイナミクスシミュレーションを含む研究件
❏新生児・乳児における感覚-運動ダイナミクスに見る発達の個人差(18K13104)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】発達 / 乳児 / 新生児 / シミュレーション / ダイナミクス (他12件)
【概要】本研究では、運動感覚計測技術の開発・解析手法の提案・発達個人差の理解を通した発達理論の検証を目標に、①新生児・乳児の詳細な関節運動計測、②個人差を反映する身体モデル作成、③乳児運動における運動出力/感覚入力の推定、④脳モデルを利用した運動感覚統合シミュレーションによる皮質上情報構造の変化の検証、⑤ニューラルネットワークを併用した感覚運動予測ベースの発達モデル提案を遂行した。 ...
❏位相幾何と超離散の融合によるシングルセルの遺伝子転写運動の解明(15K00397)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大田 佳宏 東京大学, 大学院数理科学研究科, 特任教授 (80436592)
【キーワード】位相幾何学 / 超離散系 / 遺伝子 / 転写 / 時空間 (他8件)
【概要】細胞実験データを再現する数理モデルを構築し、細胞実験では不可能な条件における転写現象の予測を可能とする研究を行った。本研究では、このような予測シミュレーションを位相幾何学を用いることでさらに進め、様々な疾患細胞の遺伝子発現のみならず、より深く転写機構の変化にまで迫った疾患の根本的な原因究明を行った。 さらに、これまでの細胞集団の平均的な解析だけではなく、1細胞レベルでの転写の計算機シミュレーション...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
【工学】総合工学:並列計算シミュレーションを含む研究件
❏災害や感染症対策等による企業・経済への影響の網羅的企業取引ネットワークによる推計(21H00743)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, 情報科学研究科, 教授 (60418499)
【キーワード】サプライチェーン / シミュレーション / 並列計算 / 災害 / 感染症
【概要】
❏超大規模シミュレーションで再現する大地震の動的破壊過程(19K04031)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / H行列 / 地震サイクル (他21件)
【概要】境界積分方程式法を用いた完全動的破壊シミュレーションおよび準動的地震サイクルシミュレーションに対して,高性能並列計算機(HPC)環境へのアルゴリズム最適化を行い,超大規模計算でしか実行できない現実的な地震現象のモデル化を行っている.これまで,高速 領域分割法(FDPM)に基づく動的破壊伝播シミュレーションを用いて,2016年カイコウラ(ニュージーランド)地震,2011年福島県浜通りの地震,2011...
❏地殻・マントル不均質性の定量化と、広帯域強震動シミュレーションモデルの構築(20540405)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】古村 孝志 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (80241404)
【キーワード】地震災害・予測 / 地震 / シミュレーション / 地殻 / 不均質構造 (他8件)
【概要】地殻・マントル不均質性の定量化と、広帯域強震動シミュレーションモデルの構築に向け、地下構造におけるスケール数km以下の短波長不均質構造の分布特性を、1) P波の放射特性の崩れの周波数依存性・距離依存性、2) P波のTransverse成分への振幅の漏れ強度、の二つの観点から、Hi-net高密度地震観測データによる近地の地震波形解析と、コンピュータシミュレーションにより評価した。広帯域地震動シミュレ...
【工学】総合工学:カーボンナノチューブシミュレーションを含む研究件
❏導電性を制御可能な航空機構造用CFRPの創出と電撃損傷挙動に関する研究(16H02424)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小笠原 俊夫 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20344244)
【キーワード】構造・材料 / 複合材料 / 雷撃 / 導電性高分子 / ポリアニリン (他15件)
【概要】航空機の複合材構造において、雷撃時の構造安全性を担保することは必須である。そこで本研究では、力学特性、耐熱性、成形性等を維持しつつ、導電性を制御可能な航空機構造用CFRPの創出と雷撃損傷挙動の解明を目的とした。その結果、ポリアニリン(PANI)系導電性樹脂および配向カーボンナノチューブ(CNT)を適用することでCFRPの導電性制御を実現できることを実証した。また、導電性を制御したCFRPに対して模...
❏ナノ構造材料による水素貯蔵技術の創製(15656217)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】宇田 暢秀 九州大学, 大学院工学研究院, 助教授 (20160260)
【キーワード】カーボンナノチューブ / ナノ複合材料 / 力学的特性 / 分散 / 界面強度 (他12件)
【概要】炭素繊維強化樹脂(CFRP)を用いた水素貯蔵用高圧タンクの研究が国内外で進められているが、CFRP積層板の層間強度が低いために、き裂が発生すると水素漏れを引き起こすことが懸念されている。そこで、CFRP積層板の層間にカーボンナノチューブ(CNT)のような優れた力学的特性を有するナノ材料を分散させたナノ複合材料が開発できれば、これまでにない高破壊靭性複合材料となる可能性があり、水素貯蔵タンクの外板へ...
【工学】総合工学:破壊シミュレーションを含む研究件
❏高靭性な固体酸化物形燃料電池の電極製造に向けた新しい設計基盤の構築(20H02033)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】原 祥太郎 千葉工業大学, 工学部, 准教授 (10401134)
【キーワード】多孔体 / 破壊 / 焼結 / シミュレーション / 固体酸化物形燃料電池 (他12件)
【概要】2020年度に引き続き,多孔体の破壊プロセスの予測モデルの構築に取り組んだ.2020年度基礎開発した破壊解析シミュレーターを用いて,多孔体の損傷評価と破壊シミュレーションを実施した.まず,キネティックモンテカルロ法による焼結解析コードを用いて,異なる製造条件の多孔体構造を多数生成し,シミュレーターで得られた多孔体構造に対して破壊シミュレーションを行い,多孔体製造条件と破壊特性との関係を明らかにした...
❏超大規模シミュレーションで再現する大地震の動的破壊過程(19K04031)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / H行列 / 地震サイクル (他21件)
【概要】境界積分方程式法を用いた完全動的破壊シミュレーションおよび準動的地震サイクルシミュレーションに対して,高性能並列計算機(HPC)環境へのアルゴリズム最適化を行い,超大規模計算でしか実行できない現実的な地震現象のモデル化を行っている.これまで,高速 領域分割法(FDPM)に基づく動的破壊伝播シミュレーションを用いて,2016年カイコウラ(ニュージーランド)地震,2011年福島県浜通りの地震,2011...
❏自然地震データと物理モデルを用いた広い速度レンジでの摩擦特性の推定(25800253)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】地震 / スロー地震 / 摩擦 / 破壊 / 東北地方太平洋沖地震 (他19件)
【概要】2011年東北地方太平洋沖地震について,前震による低速な余効滑りと本震による高速滑りの観測データをも用いて,広い速度レンジでの天然断層の摩擦特性を推定した.摩擦特性の推定のために,境界積分方程式法を用いた数値計算を行い,観測により求められた滑りを入力として得られた応力変化を計算した.その結果,前震の余効滑り領域において,10**-6 [m/s]程度の低速滑り時には弱い速度強化特性を示したのに対し,...
【工学】総合工学:個別要素法シミュレーションを含む研究件
❏大都市域の震災シミュレーションに基づく地震リスク低減戦略の策定に関する研究(16310113)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】清野 純史 京都大学, 工学研究科, 助教授 (00161597)
【キーワード】大都市 / 震災シミュレーション / 地震リスク / 有限要素法 / 個別要素法 (他16件)
【概要】本研究では,「大都市域の震災シミュレーションに基づく地震リスク低減戦略の策定に関する研究」という課題の下に,「大地震が起きたときに何が起きうるのか」について信頼できる情報を提供しうるシステムを構築し,これを基に地震リスクの低減戦略を策定することを目的とした.以下に本研究で行ったこと及び得られた成果を列挙する。 (1)マルチエージェントを使った避難行動推定シミュレーションの高度化を第一の目標とし,複...
❏常時・非常時の人間行動から見た地下街の総合的安定性の定量的解析(05750454)
【研究テーマ】構造工学・地震工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】目黒 公郎 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (40222343)
【キーワード】個別要素法 / 人間行動 / 個人特性 / 避難行動 / シミュレーション (他8件)
【概要】平成5年度は,個性や意志を持った「ひと」の動きを定量的に解析するモデルを構築すると共に,常時・非常時の人間行動シミュレーションから,実際に存在する地下街の総合的安全性の定量的検討法を提案する第1ステップを完了した.本研究で提案する解析手法とは,個別要素法(DEM)に基づく人間行動解析モデルであり,1人の人間を個性を持った1つの個別要素として扱うことによって,1人1人の人間の動きまで微視的に追跡でき...
【工学】総合工学:姿勢制御シミュレーションを含む研究件
❏ヒトはなぜ二足で歩けるのか?哺乳類モデルから探る二足歩行の戦略とその進化(15H04428)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】平崎 鋭矢 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (70252567)
【キーワード】biomechanics / neural activity / EMG / primates / rat (他17件)
【概要】ヒトは何故、二足で歩けるのか?直立二足歩行の獲得に際して、運動・姿勢戦略にどのような変化があったのかを探るため、本研究では、神経、筋、運動の各レベルにおける二足歩行の特異性を明らかにすることを目的とした。ニホンザルとラットモデル、およびヒトを用いた実験的アプローチから、二足歩行時には特に足の動きが四足歩行時から大きく変わること、ヒト的歩行には後肢のスティフネスが重要であること等が明らかとなった。ま...
❏ノンホロノミック宇宙ロボットの姿勢制御に関する研究(07750483)
【研究テーマ】計測・制御工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】三平 満司 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (00196338)
【キーワード】非線形システム / ノンホロノミックシステム / 宇宙ロボット / シミュレーション / 姿勢制御
【概要】宇宙空間で作業を行う宇宙ロボットはノンホロノミックシステム(拘束条件が一般化座標と時間を変数にもつ代数方程式で表されないシステム)であるため,スタティックな連続状態フィードバックによって平衡点を漸近安定化できるとは限らない。そのため,これまで双方向アプローチによる軌道計画は報告されているが,フィードバック安定化については,まだ議論されていなかった。しかし,実際にロボットに作業を行わせることを考える...
【工学】総合工学:運動解析シミュレーションを含む研究件
❏ヒトはなぜ二足で歩けるのか?哺乳類モデルから探る二足歩行の戦略とその進化(15H04428)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】平崎 鋭矢 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (70252567)
【キーワード】biomechanics / neural activity / EMG / primates / rat (他17件)
【概要】ヒトは何故、二足で歩けるのか?直立二足歩行の獲得に際して、運動・姿勢戦略にどのような変化があったのかを探るため、本研究では、神経、筋、運動の各レベルにおける二足歩行の特異性を明らかにすることを目的とした。ニホンザルとラットモデル、およびヒトを用いた実験的アプローチから、二足歩行時には特に足の動きが四足歩行時から大きく変わること、ヒト的歩行には後肢のスティフネスが重要であること等が明らかとなった。ま...
❏上下肢の機能分化からみた霊長類の運動適応(08304050)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】岡田 守彦 筑波大学, 体育科学系, 教授 (60011615)
【キーワード】霊長類 / ロコモーション / 形態 / 適応 / 運動解析 (他15件)
【概要】昨年度に引き続き総合研究を実施し、班会議を開催して研究成果の取りまとめを行った結果、以下の知見を得た。1)下肢において、静的収縮と同様、動的収縮においても筋線維伝導速度の計測が可能であること、但しその場合、関節角度と収縮レベルに関する情報が必要であることが明らかになった。2)現代人上腕骨と大腿骨の中央断面の材料力学的諸計数を比較したところ、その力学的環境の大きな差異にも拘わらず、両者の間に際だった...
【工学】総合工学:SGS乱流モデルシミュレーションを含む研究件
❏都市域での強風防災のためのフライングデブリの危険度予測(15656130)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】強風防災 / フライングデブリ / 都市 / シミュレーション / LES (他8件)
【概要】大都市圏に極大強風が発生した場合、建物の主体構造が耐えることができても、ある建築物が部分的には被害を受け、その際、建築部材、屋根材などの破損部分は、周囲に飛散する可能性を有し(フライングデブリの発生)、都市といった建築物が集中的に存在する場所では、二次的な強風災害を招く可能性が高い。特に、最近の都市における建築物を振り返ってみると、そのデザイン性の要求から窓面が大きくなって、ガラスが広く露出されて...
❏都市域地表形態を再現した風外乱ガスト構造の数理モデルの構築と耐風設計の高度化(14350298)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】風外乱 / 都市 / 地表形態 / シミュレーション / LES (他9件)
【概要】地表に建つ建築構造物の耐風安全性をより確かなものにするには、高さが100から200m程度以下の地表近傍での風の特性の把握が重要である。しかしながら、地表は、様々な形状の建築物あるいは多種多様な植生によって覆われ、近傍領域は一様な空間とはなっていない。特に都市域では、中層から高層の建物などが密集し、高さ数10mから100m程度まで地表の形態は大きく変化している。本研究では、近年の流体計算技術の急激な...
❏風外乱シミュレータを用いた複雑地形まわりのガスト時空間構造のLES解析(12450222)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】風外乱 / 複雑地形 / シミュレーション / LES / SGS乱流モデル (他8件)
【概要】地形が険しく複雑であると、場所によっては風の流れが歪められて予想外に高い風速にするので構造物の被害を招くことが度々ある。そのため、構造物の耐風設計には地形性の評価が重要課題であり、これまで比較的単純な地形に対する影響が調べられてきた。しかしながら、実在する地形ははるかに複雑であり、その影響評価は一つひとつ対応するのが本来の方法であろう。したがって数値モデルによる予測は、実験模型を一つひとつ再現する...
【工学】総合工学:防災シミュレーションを含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏新しい災害医療対応シミュレーションシステムを用いた災害医学教育、災害医療の実践(16H03155)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】布施 明 日本医科大学, 医学部, 教授 (80238641)
【キーワード】公共健康危機管理 / 首都直下地震 / 災害関連死 / 未治療死 / 医療救護班 (他20件)
【概要】【はじめに】これまで存在しなかった災害医療活動を俯瞰するためのシミュレーション・システムを用いて首都直下地震での災害関連死を減少させるために効果的な項目の検討を行った。【対象・方法】離散事象シミュレーションを用いて災害医療対応の急性期の全体像を再現することを試みた。【結果・考察】処置を行うことができずに死亡する、いわゆる“未治療死”が5,511人であるのに対し、発生傷病者数をデフォルト値の7割に減...
❏減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立(15K01233)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング (他18件)
【概要】減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電...
【工学】総合工学:機械材料・材料力学シミュレーションを含む研究件
❏高靭性な固体酸化物形燃料電池の電極製造に向けた新しい設計基盤の構築(20H02033)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】原 祥太郎 千葉工業大学, 工学部, 准教授 (10401134)
【キーワード】多孔体 / 破壊 / 焼結 / シミュレーション / 固体酸化物形燃料電池 (他12件)
【概要】2020年度に引き続き,多孔体の破壊プロセスの予測モデルの構築に取り組んだ.2020年度基礎開発した破壊解析シミュレーターを用いて,多孔体の損傷評価と破壊シミュレーションを実施した.まず,キネティックモンテカルロ法による焼結解析コードを用いて,異なる製造条件の多孔体構造を多数生成し,シミュレーターで得られた多孔体構造に対して破壊シミュレーションを行い,多孔体製造条件と破壊特性との関係を明らかにした...
❏導電性を制御可能な航空機構造用CFRPの創出と電撃損傷挙動に関する研究(16H02424)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小笠原 俊夫 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20344244)
【キーワード】構造・材料 / 複合材料 / 雷撃 / 導電性高分子 / ポリアニリン (他15件)
【概要】航空機の複合材構造において、雷撃時の構造安全性を担保することは必須である。そこで本研究では、力学特性、耐熱性、成形性等を維持しつつ、導電性を制御可能な航空機構造用CFRPの創出と雷撃損傷挙動の解明を目的とした。その結果、ポリアニリン(PANI)系導電性樹脂および配向カーボンナノチューブ(CNT)を適用することでCFRPの導電性制御を実現できることを実証した。また、導電性を制御したCFRPに対して模...
❏経験的分子運動学ポテンシャルの世界標準規格の構築とデータベース化への戦略的展開(17656037)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】酒井 信介 (2007) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80134469)
【キーワード】機械材料・材料力学 / 分子動力学 / ポテンシャル / シミュレーション / 遺伝的アルゴリズム (他13件)
【概要】本研究は、アモルファス金属や化合物半導体等の高度な分子動力学計算に不可欠な高精度な経験的分子動力学ポテンシャルの標準規格の構築を行った後、ポテンシャル開発ソフトをインターネットのWebを通じて公開し、利用ユーザの結果をデータベースとして蓄積して共有することにより、世界標準のデータベースを作成することを目的とする。 平成19年度は開発プログラムの発表と情報収集、及び戦略的委員会の組織立ち上げのための...
【工学】総合工学:交通工学・国土計画シミュレーションを含む研究件
❏災害時の他者支援行動を考慮した動的制御シミュレータの開発(17K14739)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】浦田 淳司 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (70771286)
【キーワード】避難計画 / 離散選択 / 動的計画法 / 社会ネットワーク / 避難行動 (他15件)
【概要】周辺にいる他者や連絡行動をとった他者の避難開始選択と,連絡をとる相手を予測するモデルを構築し,他者の避難行動が一つの地区内で伝播する様子を評価できるシミュレーションの構築を行った.また,時間経過とともに動学的に変化する将来想定を反映した動学的意思決定モデルを構築した.災害時下では将来の正確な想定が困難であることを反映した意思決定を表現できる. ...
❏横断歩行者-車両間コンフリクト・モデリングによる信号交差点安全性評価(22360205)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】中村 英樹 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10212101)
【キーワード】信号交差点 / 交通安全 / シミュレーション / 交錯 / 交差点構造 (他10件)
【概要】本研究は,信号交差点における横断歩行者と自動車との交錯について,道路構造や交通運用に応じた安全性を定量的に評価するための手法の提案を目的とする.複数の交差点における交錯時の自動車・歩行者の挙動分析を通じて,交差点構造・交通運用と利用者挙動との関係,および利用者同士の相互作用のメカニズムを明らかになった.提案した評価手法により,十字型信号交差点の設計や運用方法の改善において,代替案の効果を事前に評価...
【工学】総合工学:マルチスケールシミュレーションを含む研究件
❏多重スケールの生命現象を記述する偏微分方程式についての研究(25400148)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】久保 明達 藤田保健衛生大学, 保健学研究科, 教授 (60170023)
【キーワード】マルチスケール / 非局所 / 腫瘍浸潤 / 腫瘍成長 / 数理モデル (他21件)
【概要】M.Chaplainらによる腫瘍成長と浸潤の数理モデルは、一貫した多重スケール性を保持しており、それが明確なChapalin-Lolas, Gerisch-Chaplainモデルを取り上げる。 後者は前者を非局所化したものであり、(1)まず前者の数学解析を完成させ、次いで後者の数学解析を遂行した。(2)しかし非局所項において定義の不備があり、これをChaplainが最近の論文中でついに認め訂正し、...
❏プロセス強化技術のためのダイナミカルネットワーク方法論の構築(20246115)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大村 直人 神戸大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50223954)
【キーワード】プロセス強化 / ネットワーク / ダイナミクス / マルチスケール / モデリング (他9件)
【概要】本研究は、プロセスのもつ機能要素のダイナミカルなネットワーク性に着目したプロセス強化の方法論を構築することを目的とした。ダイナミカルネットワークによる設計論とモデリング、個別プロセスのダイナミカルネットワークの解明の二つの部門に分けて、解析と設計の二つの観点から研究を遂行した。その結果、プロセスを機能ネットワークモデルで表現し、ネットワーク上のハブ要素を強化することで、プロセスの飛躍的向上が期待で...
【工学】総合工学:太陽発電衛星シミュレーションを含む研究件
❏SPSオペレーションのシミュレーション研究(11680506)
【研究テーマ】エネルギー学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】松岡 秀雄 帝京平成大学, 情報学研究科, 教授 (10013666)
【キーワード】宇宙太陽発電 / 太陽発電衛星 / レクテナ / 電力事業 / 宇宙輸送コスト (他8件)
【概要】「SPS2000」と呼ばれる太陽発電衛星(SPS)のパイロット・プラントに係る国際実証実験プロジェクトでは、赤道上の低軌道(高度1,100Km)を周回する人工衛星から宇宙空間に展開した太陽電池により発電される電力(出力:10Mw)をマイクロ波ビームにより赤道上の発展途上国(レクテナ国)に間欠的に送電し、このマイクロ波ビームを地上で受電して電力に変換するレクテナ(受電アンテナ)により、レクテナ近傍の...
❏宇宙太陽発電方式の運営に関するシミュレーション研究(09558045)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】松岡 秀雄 帝京平成大学, 情報学部, 教授 (10013666)
【キーワード】宇宙太陽発電 / 太陽発電衛星 / レクテナ / 電力産業 / 宇宙輸送コスト (他9件)
【概要】「SRS2000」と呼ばれる太陽発電衛星(SRS)のパイロットプラントにおいて、赤道上の低軌道を周回する人工衛星から太陽電池で発電される電力をマイクロ波ビームより赤道上の発展途上国(レクテナ国)へ送電し、これを受電して再び電力に変換するレクテナ(受電アンテナ)によりレクテナ近傍の周辺地域住民へ電力エネルギーを供給するという国際プロジェクトに関し、SRS自体と赤道諸国によるレクテナの運営計画とには相...
【工学】総合工学:ナノ材料シミュレーションを含む研究件
❏自律型原子モデリングと原子構造不安定解析による強誘電材の劣化メカニズムの解明(24560087)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】梅野 宜崇 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (40314231)
【キーワード】原子モデリング / 強誘電体 / マルチフィジックス / ナノ材料 / 原子シミュレーション (他9件)
【概要】強誘電材料における分極スイッチングの劣化メカニズムを明らかにするため,ドメイン壁移動に及ぼす結晶欠陥などの影響を明らかにするとともに,電場・外力重畳条件下でのマルチフィジックス効果についても検討した.リファレンスデータ生成・パラメータ最適化・関数の自己診断とリファレンスデータ再生プロセスからなる,原子間ポテンシャルを半自動的に構築するアルゴリズムを開発した.分子動力学法により,キンクや酸素空孔,外...
❏ナノ構造材料による水素貯蔵技術の創製(15656217)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】宇田 暢秀 九州大学, 大学院工学研究院, 助教授 (20160260)
【キーワード】カーボンナノチューブ / ナノ複合材料 / 力学的特性 / 分散 / 界面強度 (他12件)
【概要】炭素繊維強化樹脂(CFRP)を用いた水素貯蔵用高圧タンクの研究が国内外で進められているが、CFRP積層板の層間強度が低いために、き裂が発生すると水素漏れを引き起こすことが懸念されている。そこで、CFRP積層板の層間にカーボンナノチューブ(CNT)のような優れた力学的特性を有するナノ材料を分散させたナノ複合材料が開発できれば、これまでにない高破壊靭性複合材料となる可能性があり、水素貯蔵タンクの外板へ...
【工学】総合工学:ナビゲーションシミュレーションを含む研究件
❏口腔癌に対する新規選択的薬物送達による革新的低侵襲治療法の開発(16H05544)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤内 祝 横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (50172127)
【キーワード】口腔癌 / 超選択的動注法 / ナビゲーション / 流体解析 / シミュレーション (他8件)
【概要】口腔癌に対する動注化学療法をより効果的な治療にするために,腫瘍栄養動脈における抗癌剤のシミュレーションを行った.共通幹での抗癌剤の分配は不安定であり,それぞれの栄養動脈にカテーテルを留置する必要があることが明らかとなった.また,確実に腫瘍栄養動脈に留置するためのカテーテルナビゲーションにおける新しいレジストレーション手法を開発し,上顎前歯をターゲットとすることで十分な精度が得られることが明らかとな...
❏医工学を用いた微小外科手術技術評価と効果的トレーニング法の開発(24592177)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】森田 明夫 日本医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60302725)
【キーワード】Microsurgery / Skill / Assessment / Engineering / Strength (他25件)
【概要】外科領域では術者の技術レベルが治療の成果に大きく関与する。脳神経外科や形成外科、眼科、耳鼻科、整形外科など微細な手術を行う外科領域で行われる微細外科手技(マイクロサージェリー)はその技術レベルの評価が困難であった。従来は観察による評価が主体であり、また外科技術の教育も見て学ぶことが主流となっていた。近年工学技術の進歩により様々な動作を工学的技術を用いて客観的に評価し記録することが可能となった。そこ...
【工学】総合工学:非線形システムシミュレーションを含む研究件
❏ノンホロノミックシステム論を用いたロボットハンドの操り制御(08750505)
【研究テーマ】計測・制御工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】三平 満司 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (00196338)
【キーワード】非線形システム / ノンホロノミックシステム / ロボットハンド / シミュレーション / 非線形制御 (他6件)
【概要】保持した物体の位置・姿勢を操るロボットハンドの制御においては,操る物体(球)とロボットハンド(平板)の間のころがり接触によりシステムはノンホロノミックな拘束を受けるため,スタティックな連続状態フィードバックによって平衡点を漸近安定化できるとは限らず,これまでいくつかの軌道計画は報告されているものの,フィードバック安定化についはまだ議論されていなかった。 本研究では,従来の方法では制御することができ...
❏ノンホロノミック宇宙ロボットの姿勢制御に関する研究(07750483)
【研究テーマ】計測・制御工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】三平 満司 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (00196338)
【キーワード】非線形システム / ノンホロノミックシステム / 宇宙ロボット / シミュレーション / 姿勢制御
【概要】宇宙空間で作業を行う宇宙ロボットはノンホロノミックシステム(拘束条件が一般化座標と時間を変数にもつ代数方程式で表されないシステム)であるため,スタティックな連続状態フィードバックによって平衡点を漸近安定化できるとは限らない。そのため,これまで双方向アプローチによる軌道計画は報告されているが,フィードバック安定化については,まだ議論されていなかった。しかし,実際にロボットに作業を行わせることを考える...
❏非線形オブザーバを用いたけん引型移動ロボットの位置推定(06750445)
【研究テーマ】計測・制御工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1994
【研究代表者】三平 満司 東京工業大学, 大学院情報理工学研究科, 助教授 (00196338)
【キーワード】けん引型移動ロボット / 非線形システム / 非線形オブザーバ / シミュレーション / 経路追従制御系 (他6件)
【概要】運動方程式が非線形な微分方程式で表されるけん引型移動ロボットの制御方法として,座標変換と非線形状態フィードバックに基づく非線形コントローラの有効性がこれまでに確認されていた。しかし、非線形制御理論を用いて設計されるこの制御系は,制御対象の全ての状態が利用できることを前提としており,平面上での車両の位置および姿勢を測定するために大がかりな観測系が必要であり,実用化が困難であった。 本研究では,けん引...
【工学】総合工学:航空機シミュレーションを含む研究件
❏導電性を制御可能な航空機構造用CFRPの創出と電撃損傷挙動に関する研究(16H02424)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小笠原 俊夫 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20344244)
【キーワード】構造・材料 / 複合材料 / 雷撃 / 導電性高分子 / ポリアニリン (他15件)
【概要】航空機の複合材構造において、雷撃時の構造安全性を担保することは必須である。そこで本研究では、力学特性、耐熱性、成形性等を維持しつつ、導電性を制御可能な航空機構造用CFRPの創出と雷撃損傷挙動の解明を目的とした。その結果、ポリアニリン(PANI)系導電性樹脂および配向カーボンナノチューブ(CNT)を適用することでCFRPの導電性制御を実現できることを実証した。また、導電性を制御したCFRPに対して模...
❏究極効率エンジンの燃焼原理研究(25630072)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】内藤 健 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30323174)
【キーワード】熱機関 / 熱効率 / 熱流体力学 / 燃焼実験 / シミュレーション (他13件)
【概要】多重衝突パルス噴流圧縮に基づく新燃焼方式エンジンについて、サイクル理論とシミュレーション検討、及び、航空機と自動車用の2つの試作エンジンによる燃焼実験を行い、以下の2つの結果が得られ、新燃焼方式の有効性を示すことができた。 (1)理論とシミュレーションでは、ガソリン自己着火で50%レベルを超える熱効率の見通しを得た。(2)自動車用小型試作エンジンの燃焼実験では比較的低騒音でガソリン自己着火すること...
【工学】総合工学:モデル化シミュレーションを含む研究件
❏パンデミック治療薬の迅速生産支援システムの構築(21H01699)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (70701340)
【キーワード】パンデミック / ワクチン供給 / 治療薬供給 / プロセス設計 / シミュレーション (他15件)
【概要】本研究の目的は、感染症流行をいち早く検知してワクチン・治療薬を迅速に供給するための、生産支援システムの構築である。研究では、ワクチン・治療薬の需要予測を得る「需要予測モジュール」と、与えられた需要予測に対して、速度やコスト面の最適プロセスを得る「プロセス設計モジュール」を構築し、これらを統合した「統合生産システム」につなげていく。初年度である2021年度は、当初計画に従い、遂行項目①「需要予測モジ...
❏医薬品製造を対象とする革新的プロセス設計手法の開発とツール実装(17H04964)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】医薬品製造 / プロセス設計 / スーパーストラクチャー / 数理モデル / シミュレーション (他27件)
【概要】本研究では、医薬品製造プロセスの設計手法開発と、支援ツール実装に取り組んだ。バイオ医薬品注射剤の無菌充填プロセス(調製・ろ過滅菌・充填等)について、シングルユースとマルチユースの選択支援手法を構築し、ソフトウェアのプロトタイプ版をオンラインで公開した。固形製剤の製造プロセス(混合・造粒・乾燥・打錠等)について、連続生産も考慮したスーパーストラクチャを構築し、それに基づく設計手法と、ソフトウェアを開...
❏転写ファクトリーの熱力学と情報処理の研究(23651201)
【研究テーマ】システムゲノム科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】井原 茂男 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任教授 (30345136)
【キーワード】モデル化 / シミュレーション / 転写過程 / 散逸構造 / ゲノム科学
【概要】真核生物における転写過程において、転写を担うポリメレース(RNAPII)の流れをセルオートマトンで定式化し、流れの動的、熱力学的性質を調べた。その結果、RNAPIIのTSSへの入射のタイミングで表されるRNAPIIの相関、RNAPIIの領域毎の速度差で表されるクロマチン修飾等の経路の途中の障害物の大きさ、さらにはRNAPIIのジャンプ確率で表されるクロマチンのループの3次元空間位置に依存して、転写...
【工学】総合工学:大規模計算シミュレーションを含む研究件
❏第一原理に基づく熱電変換計算理論の開発と有機材料への応用(18H01856)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】石井 宏幸 筑波大学, 数理物質系, 准教授 (00585127)
【キーワード】熱電変換物性 / 大規模計算 / 有機半導体 / 時間依存波束拡散法 / 波束ダイナミクス (他9件)
【概要】弱いファンデルワールス結合からなる有機半導体は、電子-フォノン相互作用が強いために、変形ポテンシャル近似などの従来の固体物理で使われてきた摂動論が使えない。そこで私たちは実時間上で電子-フォノン相互作用を直接評価し、それを用いて量子論に基づく波束の時間発展計算から伝導物性を算出する方法論「時間依存波束拡散法」を拡張し、熱電物性の計算も可能にした。またこれを実際の有機半導体に適用し、その有用性を示し...
❏ニュージーランドにおける巨大地震発生シミュレーターの高度化と性能評価(18KK0095)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / レオロジー / スロー地震 (他22件)
【概要】断層の3次元形状は,大地震の規模を含む動的な破壊過程の一つの支配的な要素であるが,定量的な理解やモデル検証には未だに大きな課題がある.本研究では,2016年M7.9カイコウラ(ニュージーランド)地震に伴って観測された全長約200kmにおよぶ多数断層の破壊過程のモデル化を通じて,自然地震現象の定量的な理解を行っている.これまでにM7.9地震の滑り分布の主たる特徴の再現には成功した.その上で,1)当該...
【工学】総合工学:数値解析シミュレーションを含む研究件
❏数理構造の抽出と保存を中心とした次世代エレクトロニクス材料設計基盤の創出(16KT0016)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】松尾 宇泰 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (90293670)
【キーワード】数値解析 / 計算科学 / 量子ダイナミクス / 有機エレクトロニクス / 構造保存解法 (他10件)
【概要】本研究では複雑化・巨大化し従来の設計プロセスでは限界に達しつつある次世代エレクトロニクス材料の新設計基盤の創出を目指して,数理構造の一貫性に基づく物理・数理モデル・数値計算の一体化した計算体系を探究した.その結果,構造保存的モデル縮減法の新規開発・検証,量子ダイナミクス計算のための高速な反復法の開発など,重要な要素技術開発を行ったあと,総合応用技術としてエネルギー保存型並列解法による量子ダイナミク...
❏異種金属衝撃圧接界面における非平衡相形成機構の解明(16K06742)
【研究テーマ】複合材料・表界面工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】熊井 真次 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (00178055)
【キーワード】接合・溶接 / 構造・機能材料 / 異種金属接合 / 数値解析 / 衝撃圧接 (他10件)
【概要】衝撃圧接法の1種である爆発圧接法に着目し、その圧接過程を5つに分類した。3種類のモデルを結合した複合数値解析手法を開発し、接合界面に形成する波状界面形態、界面での中間層の形成過程を再現した。数値解析結果は実際に得られた異種金属爆発圧接材の界面形態と定量的によい一致を示した。接合界面の推定冷却速度は、界面組織や非平衡相の生成を十分説明し得るものであった。 本研究で開発した数値解析モデルは、特徴的な異...
❏滑らかでない確率微分方程式の理論:数値解析への応用(24340022)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】KOHATSU・HIGA A (KOHATSUHIGA Auturo) 立命館大学, 理工学部, 教授 (80420412)
【キーワード】確率過程 / シミュレーション / 数値解析 / 無限次元解析 / 確率微分方程式 (他12件)
【概要】確率微分方程式はいろんな応用分野で使われているモデルである。このモデルによって動的にランダムに動く現象に対して説明できる方程式である。理論の観点ではいろんな展開があるが実際の計算を行うためにモンテカルロシミュレーションが必要である。この研究課題がこの設定で展開されている。特に確率微分方程式の係数が非滑らかであるときにシミュレーション方法の提案や数値解析の道具を構築することが目的である。 特にシステ...
【工学】総合工学:コンピュータ支援設計(CAD)シミュレーションを含む研究件
❏海浜埋立地の住宅地開発における環境変容と居住者の意識・住まい方の関連に関する研究(16760472)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】淺輪 貴史 東工大, 総合理工学研究科(研究院), 助手 (50361796)
【キーワード】住環境 / CAD / 緑 / 微気候 / シミュレーション (他13件)
【概要】1.居住者の意識と住まい方に関し、平成16年度に実施し集計したアンケート結果を解析し、入居段階の居住者の意識と住環境評価の特徴を明らかにした。また、居住者の住環境評価結果と、実際の住宅地環境の特徴の関係を解析した。本年度、解析に取り上げた住宅地環境要素は、微気候(風)と緑である。 2.前年度から継続して調査し、データベース化してきた環境情報を整理し、住宅地環境情報図の作成に取り組んだ。住宅地の建物...
❏造船設計における統合CAEシステムの構築に関する研究(08405064)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1999
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80011170)
【キーワード】シミュレーション / CAE / CIM / FEM / 船体運動解析 (他12件)
【概要】本研究は,製品情報を生成する設計システムと解析システムとを統合化する必要があると考え,情報伝達を円滑に可能とする統合化手法に関して研究を行ったものである。この際に,製品情報を統合的に管理する「製品モデル」に着目し,製品モデルの生成を支援する製品定義システムとCAEとを,製品モデルを中核として統合化することを検討した。以下に本研究で得られた成果を整理する。 (1)基本設計支援システムの構築基本設計支...
❏鋼構造物のFEM構造解析モデラ-に関する研究(05302053)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 工学部, 教授 (80011170)
【キーワード】FEM / 製品モデル / シミュレーション / 構造解析 / 構造設計 (他16件)
【概要】汎用の有限要素解析用システムの周辺システムとして,既に多くのソフトウェアが開発されているが,それらは解析に必要な解析データ生成用のプリ・プロセッサや解析結果を可視化するポスト・プロセッサなどが殆どである。これらのプリ/ポスト・プロセッサは,単なるインターフェースのみに重点が置かれており,情報の共有という観点からの研究が不足している。 本研究では,著者らが既に開発している「造船CIM」用製品定義シス...
【工学】総合工学:数値流体力学シミュレーションを含む研究件
❏船体に加わるスラミングによる衝撃荷重の粒子法による数値シミュレーション手法の開発(18K04576)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】柴田 和也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (30462873)
【キーワード】粒子法 / 数値流体力学 / 水波 / 波浪 / 船舶海洋工学 (他12件)
【概要】本研究では、研究代表者らが開発した可変解像度の粒子法の1つである双方向の重合粒子を用いて粒子数を効率的に削減し船舶に加わる波浪荷重を短い計算時間で予測可能な数値解析手法を開発した。具体的には、可変解像度の粒子法である双方向の重合粒子と楕円体粒子を用いて船舶に加わる波浪荷重を短い計算時間で予測可能な数値解析手法を開発した。本研究では低解像度領域、中解像度領域、高解像度領域の三段階に分けた。三段階で空...
❏高精度金型設計のための革新的粉体成形シミュレータの開発(17H02825)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】酒井 幹夫 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (00391342)
【キーワード】離散要素法 / 粉体工学 / 粉体 / 粉末金型充填 / シミュレーション (他15件)
【概要】申請者のグループで独自開発した、DEM粗視化モデルおよび符号付距離関数と埋込境界法を結合した壁境界モデル(薄板モデルを含む)が、粉末金型充填をはじめとする固気混相流体系に応用できることを理論的および実験的に示す。また、離散要素法で模擬した粉体の空間分布を反映した粉末圧縮シミュレーションを行うための計算手法を新たに開発する。 ...
❏広領域循環シミュレータによる脳血管血行再建術支援のための血流制御機構の解明(15H04952)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】片岡 大治 京都大学, 医学研究科, 講師 (40359815)
【キーワード】バイパス術 / 数値流体力学 / 脳動脈瘤 / 虚血性脳血管障害 / 脳血管疾患 (他11件)
【概要】脳血行再建術は、脳動脈瘤や虚血性脳血管障害に対する確立された外科治療であるが、術後の血行動態を予測することが困難であるという問題点がある。本研究では位相コントラストMRI(PC-MRI)による脳血管血流計測、PET/SPECTによる脳組織血流計測、数値流体力学(Computational Fluid Dynamics)によるシミュレーション技術を統合して、脳血行再建術後の局所における調節機構と脳全...
【工学】総合工学:ハザードマップシミュレーションを含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏マルチハザードマップを活用した巨大都市の防災都市空間の最適化設計方法の開発(17201035)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】魚本 健人 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80114396)
【キーワード】自然災害 / 防災 / 減災 / ハザードマップ / 火災 (他14件)
【概要】本研究では,マルチハザードマップを活用した巨大都市の防災都市空間の最適設計方法の開発を行った.最終的な成果は,(1)様々な災害の物理・化学現象を適切に捉えたシミュレーションモデルの開発と被害結果が社会に及ぼす影響の大きさの評価(災害シミュレーション),(2)過去の大規模災害の事例およびシミュレーション結果のデータベース化(災害アーカイブス),(3)(1),(2)の結果を3次元GIS上に統合すること...
【工学】総合工学:高効率シミュレーションを含む研究件
❏究極効率エンジンの燃焼原理研究(25630072)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】内藤 健 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30323174)
【キーワード】熱機関 / 熱効率 / 熱流体力学 / 燃焼実験 / シミュレーション (他13件)
【概要】多重衝突パルス噴流圧縮に基づく新燃焼方式エンジンについて、サイクル理論とシミュレーション検討、及び、航空機と自動車用の2つの試作エンジンによる燃焼実験を行い、以下の2つの結果が得られ、新燃焼方式の有効性を示すことができた。 (1)理論とシミュレーションでは、ガソリン自己着火で50%レベルを超える熱効率の見通しを得た。(2)自動車用小型試作エンジンの燃焼実験では比較的低騒音でガソリン自己着火すること...
❏突極性に基づく位置推定法を用いた位置センサレスIPMモータ駆動システムの研究(10650280)
【研究テーマ】電力工学・電気機器工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】小笠原 悟司 岡山大学, 工学部, 助教授 (40160733)
【キーワード】IPMモータ / センサレス駆動 / 突極性 / PWM / 高調波 (他15件)
【概要】本研究では、先に開発した位置推定法を用いて新しいIMPモータの駆動システム(3.7kW)を試作し、実験的検討を行うことを目的とている。 IMPモータの駆動システム(3.7kW)の設計・試作を行なった。高調波電流の検出ハードウェアとPWM信号発生ハードウェアならびにそれらのインターフェース回路のの設計・製作を行ない,DSPを用いたディジタル制御系を独自に開発した。このシステムは,位置推定に必要なPW...
【工学】総合工学:システムインテグレーションシミュレーションを含む研究件
❏情報ネットワークのセキュリティ強度評価手法の研究(05452362)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】植松 友彦 (1994) 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究所, 助教授 (60168656)
【キーワード】コンピューター・ウィルス / シミュレーション / セキュリティ強度 / ディジタル著名 / 情報ネットワーク (他13件)
【概要】最近、情報ネットワークが急激に大規模化しつつあるが、それに伴ってコンピュータウィルスやワ-ムなど(以下、ウィルス等)、ネットワークに対する脅威は増している。このため、これらの脅威に対して安全な情報ネットワークの構築が求められるようになってきた。安全な情報ネットワークを構築するためには、まず、情報ネットワークのセキュリティ強度を評価する必要があり、この評価に従って実際のセキュリティー対策を導入するこ...
❏造船CINによる生産管理情報獲得支援システムに関する研究(02302051)
【研究テーマ】船舶構造・建造
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1990 - 1992
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 工学部, 教授 (80011170)
【キーワード】CIM / プロダクトモデル / 製品モデル / シミュレーション / オブジェクト指向 (他24件)
【概要】1.製品モデルの重要性:造船CIM構築のためには、設計から生産まで一貫して使用することができる製品モデルを構築することが必要であることが理解できた。製品モデルの情報として重要なものは、船体構造を構成する部材のモデル化と部財間の関係情報が重要であることが確認された。これらの情報が獲得されれば、分割の機能、アセンブリングの機能によって、製品の生産情報まで獲得することが可能であることが確認できた。2.設...
【工学】総合工学:シミュレータシミュレーションを含む研究件
❏テーラーメード手術を目指した小児内視鏡手術用シミュレーターの構築(26293378)
【研究テーマ】小児外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岩中 督 東京大学, 医学部附属病院, 名誉教授 (90193755)
【キーワード】内視鏡手術 / 小児 / 手技評価 / トレーニング / シミュレーション (他13件)
【概要】本研究では、ラピッドプロトタイピングの技術を用いて実際の小児内視鏡手術を忠実に再現し、手技評価やトレーニング、患者個別の術前シミュレーションに利用可能な小児患者モデルを開発し、その有用性の評価を行った。新生児食道閉鎖症モデルでは、胸腔鏡下食道食道吻合の縫合手技を計測・評価することが可能となり、小児内視鏡外科医の熟練度を反映した手技評価に有用なモデルであることを示した。乳幼児肺嚢胞性疾患モデルでは、...
❏DNSSECに対応した広域分散DNSサービス環境シミュレータの設計と実装(23500080)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】関谷 勇司 東京大学, 情報基盤センター, 准教授 (30361687)
【キーワード】DNS / DNSSEC / NS-3 / シミュレーション / DCE (他12件)
【概要】本研究では、DNSSECの普及を促進し、信頼できるインターネットを実現するための一助となるべく、DNSSECシミュレータの設計と実装を行った。DNSSECは、DNSを信頼できるシステムにするための重要な技術であるが、導入後のDNSサーバの負荷やトラフィックの変化などを適切に予想する手法が存在しない。そこで本研究では、DNS管理者が自組織のDNS環境をそのままDNSSECに対応させた場合の、DNSサ...
❏横断歩行者-車両間コンフリクト・モデリングによる信号交差点安全性評価(22360205)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】中村 英樹 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10212101)
【キーワード】信号交差点 / 交通安全 / シミュレーション / 交錯 / 交差点構造 (他10件)
【概要】本研究は,信号交差点における横断歩行者と自動車との交錯について,道路構造や交通運用に応じた安全性を定量的に評価するための手法の提案を目的とする.複数の交差点における交錯時の自動車・歩行者の挙動分析を通じて,交差点構造・交通運用と利用者挙動との関係,および利用者同士の相互作用のメカニズムを明らかになった.提案した評価手法により,十字型信号交差点の設計や運用方法の改善において,代替案の効果を事前に評価...
【工学】総合工学:プロダクトモデルシミュレーションを含む研究件
❏鋼構造物のFEM構造解析モデラ-に関する研究(05302053)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 工学部, 教授 (80011170)
【キーワード】FEM / 製品モデル / シミュレーション / 構造解析 / 構造設計 (他16件)
【概要】汎用の有限要素解析用システムの周辺システムとして,既に多くのソフトウェアが開発されているが,それらは解析に必要な解析データ生成用のプリ・プロセッサや解析結果を可視化するポスト・プロセッサなどが殆どである。これらのプリ/ポスト・プロセッサは,単なるインターフェースのみに重点が置かれており,情報の共有という観点からの研究が不足している。 本研究では,著者らが既に開発している「造船CIM」用製品定義シス...
❏造船CINによる生産管理情報獲得支援システムに関する研究(02302051)
【研究テーマ】船舶構造・建造
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1990 - 1992
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 工学部, 教授 (80011170)
【キーワード】CIM / プロダクトモデル / 製品モデル / シミュレーション / オブジェクト指向 (他24件)
【概要】1.製品モデルの重要性:造船CIM構築のためには、設計から生産まで一貫して使用することができる製品モデルを構築することが必要であることが理解できた。製品モデルの情報として重要なものは、船体構造を構成する部材のモデル化と部財間の関係情報が重要であることが確認された。これらの情報が獲得されれば、分割の機能、アセンブリングの機能によって、製品の生産情報まで獲得することが可能であることが確認できた。2.設...
【工学】総合工学:振動シミュレーションを含む研究件
❏原子分解能“振動”計測法の開発と革新的材料創製(19H00818)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】溝口 照康 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70422334)
【キーワード】電子エネルギー損失分光 / 格子振動 / 理論計算 / 透過型電子顕微鏡 / 機械学習 (他16件)
【概要】物質を構成する原子や分子の局所的な“振動”は,熱などの外場からのエネルギーによる原子の変位現象であり,相転移や熱伝導,さらに様々な機能発現にかかわる重要な現象である.これまでに申請グループは走査透過型電子顕微鏡(STEM)により測定される電子分光(EELS)と高度なスペクトル計算を融合することで,物質を構成する原子・分子の振動を検出する手法を報告してきた.本研究は,高いレベルにあるSTEM-EEL...
❏マイクロターボ機械用動圧型気体スラストフォイル軸受の設計手法の開発(12F02361)
【研究テーマ】機械力学・制御
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】金子 成彦 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70143378)
【キーワード】軸受 / フォイル軸受 / スラスト軸受 / 動特性 / 静特性 (他15件)
【概要】省エネルギー化をかなえるポテンシャルを有する動圧型気体フォイル軸受は、ターボ機械の小型化とオイルフリー(無潤滑油化)技術を実現するための鍵を握る要素である。近年、ラジアル軸受については、研究が盛んに行われ、動圧型気体フォイル軸受の設計と開発を支援できる性能予測ツールがフェン・金子によって提案されているが、スラスト軸受については検討されておらず、信頼できる設計ツールは提案されていない。そこで、本研究...
【工学】総合工学:構造解析シミュレーションを含む研究件
❏漏斗胸患者に対して、最適な手術計画を「オーダーメイド」するシステムの開発(15K01292)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永竿 智久 香川大学, 医学部, 教授 (20245541)
【キーワード】バイオメカニクス / シミュレーション外科 / 先天変形 / 漏斗胸 / 有限要素法 (他14件)
【概要】胸郭の陥没を主徴とする先天性疾患である漏斗胸に対しては、金属バーを装着して陥没部分を挙上する手術が行われている。胸郭の形態は個体差が存在する。ゆえに良好な形態を得るためには単純にバーを装着するのみでは不十分であり、個々の胸郭の形態を観察しながら、一部の骨を離断したり、バーを装着する位置を変化したりする工夫が必要である。このように個々の患者の胸郭の特性にかんがみ、異なった手術計画をとる必要がある。そ...
❏腹部大動脈瘤内挿後ステントグラフトの経時的変化のシミュレーション研究(24591866)
【研究テーマ】外科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】岡本 宏之 東京大学, 医学部附属病院, 登録研究医 (60348266)
【キーワード】simulation / modeling system / stent graft / migration / aortic aneurysm (他13件)
【概要】腹部大動脈瘤内に留置されたステントグラフトは、機種によって異なった振る舞いをする。また、屈曲やねじれなどの因子は留置後に徐々に変化をすることがわかった。その数値化と視覚化に、独自のモデルを用いて成功した。それによりmigrationして破裂に至るリスクが明らかにされ、臨床への一助となると考えられた。 ...
❏鋼構造物のFEM構造解析モデラ-に関する研究(05302053)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 工学部, 教授 (80011170)
【キーワード】FEM / 製品モデル / シミュレーション / 構造解析 / 構造設計 (他16件)
【概要】汎用の有限要素解析用システムの周辺システムとして,既に多くのソフトウェアが開発されているが,それらは解析に必要な解析データ生成用のプリ・プロセッサや解析結果を可視化するポスト・プロセッサなどが殆どである。これらのプリ/ポスト・プロセッサは,単なるインターフェースのみに重点が置かれており,情報の共有という観点からの研究が不足している。 本研究では,著者らが既に開発している「造船CIM」用製品定義シス...
【工学】総合工学:モデリングシミュレーションを含む研究件
❏人工社会アプローチによる賑わい空間マネジメントのシミュレーション科学(18H03825)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】兼田 敏之 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10192543)
【キーワード】歩行者 / エージェント / モデリング / 賑わい / 人工社会 (他22件)
【概要】(1)Covid-19状況におけるパーソナルスペーシング(ディスタンシング)のエージェントシミュレーション分析の成果論文が学術誌に掲載された。近接作用層モデルの妥当性評価枠組みの研究が国際会議で発表された。エージェント技術研究の成果として強化学習による回避行動の自動生成研究が国内学会で発表された。また、コロナ禍における公園でのアクティビティ調査とともにそのデータを用いてのグループスペシングのエージ...
❏減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立(15K01233)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング (他18件)
【概要】減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電...
❏サンゴのvital effect解明および補正のためのポリプスケールモデリング(26610167)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中村 隆志 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 講師 (20513641)
【キーワード】サンゴ / 炭素同位体比 / vital effect / モデリング / 数値シミュレーション (他10件)
【概要】サンゴ骨格に記録される炭素安定同位体比のvital effectを解明するために、Nakamura et al.(2013)によって開発済みのサンゴポリプモデルに組み込む炭素同位体の拡張モジュールの開発を行った。このモデルを用いた数値実験により、サンゴ骨格の炭素安定同位体比のvital effectは呼吸由来の無機炭素が石灰化に使用されることで引き起こされることが分かった。また、このモデルによって...
【工学】総合工学:モデルシミュレーションを含む研究件
❏小区分15010:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】超新星爆発
【研究期間】乱流
【研究代表者】乱流モデル
【キーワード】超新星数値シミュレーション
【概要】境界積分方程式法を用いた完全動的破壊シミュレーションおよび準動的地震サイクルシミュレーションに対して,高性能並列計算機(HPC)環境へのアルゴリズム最適化を行い,超大規模計算でしか実行できない現実的な地震現象のモデル化を行っている.これまで,高速 領域分割法(FDPM)に基づく動的破壊伝播シミュレーションを用いて,2016年カイコウラ(ニュージーランド)地震,2011年福島県浜通りの地震,2011...
❏ニュージーランドにおける巨大地震発生シミュレーターの高度化と性能評価(18KK0095)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】安藤 亮輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10455256)
【キーワード】カイコウラ地震 / 動的破壊シミュレーション / 地震発生 / レオロジー / スロー地震 (他22件)
【概要】断層の3次元形状は,大地震の規模を含む動的な破壊過程の一つの支配的な要素であるが,定量的な理解やモデル検証には未だに大きな課題がある.本研究では,2016年M7.9カイコウラ(ニュージーランド)地震に伴って観測された全長約200kmにおよぶ多数断層の破壊過程のモデル化を通じて,自然地震現象の定量的な理解を行っている.これまでにM7.9地震の滑り分布の主たる特徴の再現には成功した.その上で,1)当該...
❏乱流超新星:自己無撞着な乱流モデルで解き明かす星の終末(18H01212)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】横井 喜充 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (50272513)
【キーワード】超新星爆発 / 乱流 / 乱流モデル / 超新星数値シミュレーション / 恒星対流 (他15件)
【概要】星の進化とその最終段階である超新星爆発は,恒星内部のダイナミクスと非線型相互作用で結びついた乱流の輸送に支配される.しかし,通常の乱流モデルは, 混合距離理論に代表されるように,その場限りで経験的に与えられるものにとどまっている.本研究では,まず強非線型かつ非一様な乱流の理論 を星の進化を記述する方程式系に適用し,応力(運動量輸送),乱流質量流束,乱流熱流束などの乱流相関を解析した.その結果を用い...
【工学】総合工学:解析モデルシミュレーションを含む研究件
❏造船設計における統合CAEシステムの構築に関する研究(08405064)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1999
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80011170)
【キーワード】シミュレーション / CAE / CIM / FEM / 船体運動解析 (他12件)
【概要】本研究は,製品情報を生成する設計システムと解析システムとを統合化する必要があると考え,情報伝達を円滑に可能とする統合化手法に関して研究を行ったものである。この際に,製品情報を統合的に管理する「製品モデル」に着目し,製品モデルの生成を支援する製品定義システムとCAEとを,製品モデルを中核として統合化することを検討した。以下に本研究で得られた成果を整理する。 (1)基本設計支援システムの構築基本設計支...
❏鋼構造物のFEM構造解析モデラ-に関する研究(05302053)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 工学部, 教授 (80011170)
【キーワード】FEM / 製品モデル / シミュレーション / 構造解析 / 構造設計 (他16件)
【概要】汎用の有限要素解析用システムの周辺システムとして,既に多くのソフトウェアが開発されているが,それらは解析に必要な解析データ生成用のプリ・プロセッサや解析結果を可視化するポスト・プロセッサなどが殆どである。これらのプリ/ポスト・プロセッサは,単なるインターフェースのみに重点が置かれており,情報の共有という観点からの研究が不足している。 本研究では,著者らが既に開発している「造船CIM」用製品定義シス...
【工学】総合工学:動特性シミュレーションを含む研究件
❏マイクロターボ機械用動圧型気体スラストフォイル軸受の設計手法の開発(12F02361)
【研究テーマ】機械力学・制御
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】金子 成彦 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70143378)
【キーワード】軸受 / フォイル軸受 / スラスト軸受 / 動特性 / 静特性 (他15件)
【概要】省エネルギー化をかなえるポテンシャルを有する動圧型気体フォイル軸受は、ターボ機械の小型化とオイルフリー(無潤滑油化)技術を実現するための鍵を握る要素である。近年、ラジアル軸受については、研究が盛んに行われ、動圧型気体フォイル軸受の設計と開発を支援できる性能予測ツールがフェン・金子によって提案されているが、スラスト軸受については検討されておらず、信頼できる設計ツールは提案されていない。そこで、本研究...
❏蓄熱式空調システムのエネルギー評価と計画・設計ツールの開発(10450212)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】龍 有二 九州大学, 大学院・総合理工学研究科, 助教授 (20191695)
【キーワード】蓄熱式空調システム / 設計ツール / 評価手法 / シミュレーション / 大温度差蓄熱 (他13件)
【概要】本研究は,蓄熱式空調システムの設計指針および最適運転手法の確立を目的として,各種蓄熱式空調システムの実測調査とその解析・評価を行うとともに、信頼性の高いエネルギーシミュレーションおよび蓄熱式空調システム設計支援ツール開発のための基礎研究を行うものである。得られた研究成果は以下の通りである。 1.大温度差水蓄熱式空調システムを採用した事務所ビルにおける夏季実測により、地下二重スラブを利用した連通管方...
❏吸収式冷凍機の動特性解明に関する研究(05650245)
【研究テーマ】機械力学・制御
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】河合 素直 早稲田大学, 理工学部, 教授 (10063710)
【キーワード】吸収式冷凍機 / 制御工学 / 動特性 / 熱交換器 / シミュレーション (他8件)
【概要】脱フロンをはじめとする地球環境保護の視点から、吸収式冷凍機の高性能化がますます大きな課題となってきている.本研究は,これから実用化が期待されている燃料電池の排熱を熱源とする,呼吸式冷凍機の動特性を解明することを目的として展開中のものである.この研究期間において,従来ほとんど研究が行われていない吸収式冷凍機の動特性を,筆者が今までに進めてきた熱交換器の動特性に関する研究成果をベースに動特性モデルを提...
【工学】総合工学:生産システムシミュレーションを含む研究件
❏ホロニック生産システムのモデル化とシミュレーションに関する研究(11650137)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】杉村 延広 大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80135813)
【キーワード】ホロニック生産システム / モデル化 / シミュレーション / リアルタイムスケジューリング / 工程設計システム (他11件)
【概要】本研究の成果をまとめると,以下のようになる. (1)ホロニック生産システムの基本構成を検討し,論理的な構成要素からなるシステムの基本構成を提案し,その運用方法,特にスケジューリングにおける生産設備の選択または割り当て方法について調査と分析を行った. (2)機械加工を対象とする生産システムにおける自律的構成要素を検討し,オブジェクト指向の考え方に基づいてモデル化を行い,ホロニック生産システムにおける...
❏仮想生産システムのモデリングと分散シミュレーションに関する研究(05302030)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】岩田 一明 大阪大学, 工学部, 教授 (30031066)
【キーワード】仮想生産 / 生産システム / モデリング / 分散シミュレーション / シミュレーション
【概要】本年度の研究成果の概要を以下にまとめる. 1.仮想生産システムのモデリングとシミュレーションのシステム開発のためのフレームワークを提案し,どのような機能がそこで要求されるかを明らかにした. 2.仮想生産システムのモデリング手法を,オブジェクト指向に基づいて明確化し,機器モデルの階層の作り方や,各機器の挙動の効率的な定義方法を提案した. 3.分散シミュレーションを行うために必要なシミュレーションのリ...
【工学】総合工学:3次元計測シミュレーションを含む研究件
❏森林の三次元計測と林分成長予測システムの統合による地域資源シミュレーションの構築(24780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中島 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10598775)
【キーワード】シミュレーション / 資源予測 / 林業収益 / 労働量 / 素材生産 (他26件)
【概要】本研究は、リモートセンシング等から得られた森林の現況をもとに、成長モデルを組み合わせることによって、長期的な資源シミュレーションを行うことを可能とした。その結果、多様な森林管理に応じた労働量、材積、林業収益などを試算することが可能となった。また、これらのシミュレーションが地域の森林管理に応用できる可能性についても検討した。 ...
❏溶接構造物の総組工程省略のための研究(06555303)
【研究テーマ】海洋工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80011170)
【キーワード】精度管理 / 製品モデル / CIM / シミュレーション / 変形予測 (他15件)
【概要】製造工程における製品の精度管理は,製品の品質を保証するために重要である。しかし,船舶,橋梁,鉄鋼,海洋構造物,プラントなどのような大型溶接構造物では,溶接作業による熱変形が生じてしまい,さらに,正確に構造物の大きさを計測することは容易でないといった問題がある。そこで本研究では,新しい精度管理の概念および精度管理システムを構築することを試み,以下に示す知見を得,システムを構築した。 (1)三次元計測...
【工学】総合工学:風荷重シミュレーションを含む研究件
❏都市域での強風防災のためのフライングデブリの危険度予測(15656130)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】強風防災 / フライングデブリ / 都市 / シミュレーション / LES (他8件)
【概要】大都市圏に極大強風が発生した場合、建物の主体構造が耐えることができても、ある建築物が部分的には被害を受け、その際、建築部材、屋根材などの破損部分は、周囲に飛散する可能性を有し(フライングデブリの発生)、都市といった建築物が集中的に存在する場所では、二次的な強風災害を招く可能性が高い。特に、最近の都市における建築物を振り返ってみると、そのデザイン性の要求から窓面が大きくなって、ガラスが広く露出されて...
❏複雑形状を有する建築構造物の設計用風荷重予測システムの開発研究(11555147)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】シミュレーション / 流体計算 / 複雑形状 / 高層建築物 / 耐風設計 (他10件)
【概要】建築構造物の耐風設計を合理的に進める上で、作用する風力を評価するために流体計算技術が注目されている。実際の建築構造物の建設状況をみると、形状は複雑で、都市部では他の構造物に囲まれて周囲の影響を受ける。構造物などの非流線形物体に作用する空気力は、形状の微妙な変化によって大きく影響を受けるため、その評価は慎重に行わなければならない。風洞実験の手間を考えれば、数値解析の活用は大いに期待される。本研究では...
❏大規模浮体における流力弾性現象とその影響評価(05302056)
【研究テーマ】海洋工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】吉田 宏一郎 東京大学, 工学部, 教授 (90010694)
【キーワード】半潜水式構造体 / 波荷重 / 風荷重 / 相互干渉 / 流力弾性現象 (他8件)
【概要】本研究では,先ず,多数のコラム・ロワ-ハル没水要素を有する大規模半潜水式構造の,ポテンシャル論づく波荷重の厳密解を求める解析法に関し,近年,研究代表者の研究室で開発されて来た方法を拡張した波荷重評価法の精度を,水槽模型試験との比較により検討し,極めて高精度であることを確認した。さらに,使用した模型のように,多数の大径コラム・ロワ-ハル要素が密にしかも規則的に配列されている場合,特定の方向の,特定の...
【工学】総合工学:風洞実験シミュレーションを含む研究件
❏超高層建物に適した空気力学的制振技術の物理機構解明に関する系統的研究(06650619)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助教授 (90251660)
【キーワード】超高層建物 / 制振機構 / 剥離せん断層 / シミュレーション / 風洞実験 (他8件)
【概要】本研究は、超高層建物に適した空気力学的な制振技術の物理的な機構を解明することを目的にシミュレーションならびに実験の両面から系統的に検討し、以下に示す成果を得た。 1.超高層建物の二次元基本断面の空力性能に関する物理機構の仮定と予備検討 ここでは、超々高層建物の断面形上の空力性能が確定されていない状況を踏まえて、各種基本断面を以下のように物理的な機構を仮定の上、系統的分類を行ない、空力的に有効な方法...
❏大規模浮体における流力弾性現象とその影響評価(05302056)
【研究テーマ】海洋工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】吉田 宏一郎 東京大学, 工学部, 教授 (90010694)
【キーワード】半潜水式構造体 / 波荷重 / 風荷重 / 相互干渉 / 流力弾性現象 (他8件)
【概要】本研究では,先ず,多数のコラム・ロワ-ハル没水要素を有する大規模半潜水式構造の,ポテンシャル論づく波荷重の厳密解を求める解析法に関し,近年,研究代表者の研究室で開発されて来た方法を拡張した波荷重評価法の精度を,水槽模型試験との比較により検討し,極めて高精度であることを確認した。さらに,使用した模型のように,多数の大径コラム・ロワ-ハル要素が密にしかも規則的に配列されている場合,特定の方向の,特定の...
【工学】総合工学:製品モデルシミュレーションを含む研究件
❏仮想空間における知的生産システムの構築に関する調査(11895029)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999
【研究代表者】青山 和浩 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (80222488)
【キーワード】エージェント / コラボレィティブ / 協調 / コンカレント / シミュレーション (他8件)
【概要】本研究(企画調査研究)においては,エージェント指向における最新の研究動向について把握するために,まず文献調査を実施した。具体的な調査対象としては,生産システムに関連する文献とエージェント指向を利用した生産システムに関する最新の研究を対象とした。この調査においては,研究代表者らが進めている「造船CIM構築のために必要な製品モデルの明確化」を研究目的としたCIM構築のための基礎的なシステム開発の成果を...
❏造船設計における統合CAEシステムの構築に関する研究(08405064)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1999
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80011170)
【キーワード】シミュレーション / CAE / CIM / FEM / 船体運動解析 (他12件)
【概要】本研究は,製品情報を生成する設計システムと解析システムとを統合化する必要があると考え,情報伝達を円滑に可能とする統合化手法に関して研究を行ったものである。この際に,製品情報を統合的に管理する「製品モデル」に着目し,製品モデルの生成を支援する製品定義システムとCAEとを,製品モデルを中核として統合化することを検討した。以下に本研究で得られた成果を整理する。 (1)基本設計支援システムの構築基本設計支...
❏溶接構造物の総組工程省略のための研究(06555303)
【研究テーマ】海洋工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80011170)
【キーワード】精度管理 / 製品モデル / CIM / シミュレーション / 変形予測 (他15件)
【概要】製造工程における製品の精度管理は,製品の品質を保証するために重要である。しかし,船舶,橋梁,鉄鋼,海洋構造物,プラントなどのような大型溶接構造物では,溶接作業による熱変形が生じてしまい,さらに,正確に構造物の大きさを計測することは容易でないといった問題がある。そこで本研究では,新しい精度管理の概念および精度管理システムを構築することを試み,以下に示す知見を得,システムを構築した。 (1)三次元計測...
【工学】総合工学:エネルギーシミュレーションを含む研究件
❏再生可能エネルギー電力P2P取引支援のためのリスクマネジメントシステム構築(20H00285)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】山田 雄二 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 教授 (50344859)
【キーワード】ファイナンス / エネルギー / 電力市場 / デリバティブ / シミュレーション (他7件)
【概要】当該研究テーマの土台を構築することを念頭に,取得可能なデータをもとに基礎分析を実施し以下の成果を得た. ①アグリゲータや発電事業者が目的に応じて利用できるように,標準型およびカスタムメイド型の天候デリバティブを提案した.具体的には,電力消費・価格,太陽光発電および気象データを用いて,ヘッジ効果と汎用性を達成する天候デリバティブとフォワードを構築し,ヘッジ効果を検証した. ②GAMLSSによるスポッ...
❏SDGsに資する木質バイオマス利活用に向けたシナリオシミュレーション手法の開発(19KT0008)
【研究テーマ】次世代の農資源利用
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-07-17 - 2022-03-31
【研究代表者】木下 裕介 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (60617158)
【キーワード】バイオマス / シナリオ分析 / エネルギー事業 / プランニング / シミュレーション (他13件)
【概要】本研究では、持続可能な木質バイオマスエネルギー事業のプランニングに注目し、その支援手法を提案することを目的とした。本研究では、木質バイオマスエネルギー事業のプランニングに必要な知識やノウハウを体系化するために、文献調査と事業者インタビューを通した事例調査を実施し、その結果に基づいて合計32項目からなるプランニング項目リストを作成した。プランニング項目リストの入力結果を用いて、複数の事業シナリオを作...
【工学】総合工学:船舶シミュレーションを含む研究件
❏リスクを考慮した最適な海上資源物流システムの研究(20360387)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】武市 祥司 金沢工業大学, 情報学部, 准教授 (90291319)
【キーワード】海上輸送システム / リスク / シミュレーション / 最適化 / 海上物流 (他12件)
【概要】資源エネルギー・セキュリティを検討することを目的に,鉄鋼石を対象にして,産地港から日本の主要製鉄所に輸送する鉱石運搬船等をモデル化した離散型時間発展的シミュレータを開発した.輸送コストと備蓄量から算出する枯渇リスクを用いて,航路や船団構成を評価することが可能になった.産地と製鉄所を往復するシャトル輸送に,日・豪・南米・欧州を巡るコンビネーション輸送を3割程度取り入れる航路や船団が最適であることが判...
❏バーチャルリアリティーを用いた海洋構造物からの脱出シミュレーション(07455402)
【研究テーマ】海洋工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】荒井 誠 横浜国立大学, 工学部, 助教授 (00232025)
【キーワード】海洋構造物 / 船舶 / 緊急脱出 / 火災 / シミュレーション (他7件)
【概要】(1)海洋構造物や船舶からの緊急脱出装置として有望視されている自由落下式救命艇の挙動計算法に関する研究を行い、数値シミュレーションプログラムを開発した。また、数値シミュレーション結果を模型実験結果と比較し、開発した計算法が実用上十分な精度を持つことを確認した。 (2)昨年度に引き続き、海洋構造物や船舶において火災その他の緊急事態が生じた場合の避難行動を擬似シミュレーションする手法について検討した。...
【工学】総合工学:津波シミュレーションを含む研究件
❏理・工・医学の連携による津波の広域被害把握技術の深化と災害医療支援システムの革新(17H06108)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】越村 俊一 東北大学, 災害科学国際研究所, 教授 (50360847)
【キーワード】津波災害 / 広域被害把握 / 災害医療 / マルチエージェントシミュレーション / リモートセンシング (他8件)
【概要】リアルタイムシミュレーションとセンシングの融合による「広域被害把握技術」を深化させ、津波被災地における災害医療システムの構築を通じて医療救護班の適時・適材・適所の配備に貢献することを目標として、理・工・医学の連携研究を推進した。津波の人的被害・物的被害の量的推定を可能にし、推定被害量から被災地の医療需要の質と量を即時的に推定するとともに、シミュレーションによる災害医療活動の予測・更新の方法論を確立...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立(15K01233)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング (他18件)
【概要】減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電...
【工学】総合工学:データ同化シミュレーションを含む研究件
❏「観測ビッグデータ同化」による大地震時のリアルタイム避難者分布推定技術の開発(19K04946)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】沖 拓弥 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40712766)
【キーワード】避難行動 / 物的被害 / グラフニューラルネットワーク / データ同化 / シミュレーション (他12件)
【概要】2020年度には,Gretel [Cordonnier et al. 2019]と呼ばれるグラフニューラルネットワーク(GNN)モデルと,データ同化手法の一つであるパーティクルフィルタを統合した,データ駆動型の新たな避難者分布予測モデルを提案した。 2021年度は,上述の避難者分布予測モデルを改良するとともに,擬似的な観測避難者分布の生成に用いていているエージェントベースシミュレーションの結果と比...
❏自動走行車両への介入挙動制御による交通流の最適化(19H02268)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】塩見 康博 立命館大学, 理工学部, 准教授 (40422993)
【キーワード】自動運転 / ミクロ交通流シミュレーション / 深層学習 / 強化学習 / 車線変更 (他16件)
【概要】本研究は,将来的なコネクティッド車両や自動走行車両(CA車両)の普及を想定し,交通管制側からCA車両の挙動を介入的に制御することで,渋滞発生の緩和,ショックウェーブの解消,それに伴う事故防止のための交通流マネジメント手法に関わる諸要素の理論構築を行う.とりわけ,従来の研究では考慮されていなかった車線変更を含むCA車両と一般車両の相互作用や,現実的なリアルタイムデータ取得環境を考慮した上で,ロバスト...
❏モデル予測政策決定のためのエージェントベース・データ同化モデル(17H02035)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】倉橋 節也 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 教授 (40431663)
【キーワード】社会システム / シミュレーション / 最適化 / エージェントモデル / 参加型エージェントモデル (他14件)
【概要】参加型シミュレーション研究を通して、人間の合理的な意思決定や習慣的な行動、予期せぬ判断など、さまざまは要因が社会システムモデルには重要であることが分析された。これらの研究が進んできた2020年初頭に、新型コロナウイルスが発生し、緊急事態宣言が発出される事態となった。この状況に対して、エージェントベース医療政策ゲーミング&シミュレーションをベースに、新型コロナウイルス感染症に対する感染症政策...
【工学】総合工学:構造設計シミュレーションを含む研究件
❏鋼構造物のFEM構造解析モデラ-に関する研究(05302053)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 工学部, 教授 (80011170)
【キーワード】FEM / 製品モデル / シミュレーション / 構造解析 / 構造設計 (他16件)
【概要】汎用の有限要素解析用システムの周辺システムとして,既に多くのソフトウェアが開発されているが,それらは解析に必要な解析データ生成用のプリ・プロセッサや解析結果を可視化するポスト・プロセッサなどが殆どである。これらのプリ/ポスト・プロセッサは,単なるインターフェースのみに重点が置かれており,情報の共有という観点からの研究が不足している。 本研究では,著者らが既に開発している「造船CIM」用製品定義シス...
❏造船CINによる生産管理情報獲得支援システムに関する研究(02302051)
【研究テーマ】船舶構造・建造
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1990 - 1992
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 工学部, 教授 (80011170)
【キーワード】CIM / プロダクトモデル / 製品モデル / シミュレーション / オブジェクト指向 (他24件)
【概要】1.製品モデルの重要性:造船CIM構築のためには、設計から生産まで一貫して使用することができる製品モデルを構築することが必要であることが理解できた。製品モデルの情報として重要なものは、船体構造を構成する部材のモデル化と部財間の関係情報が重要であることが確認された。これらの情報が獲得されれば、分割の機能、アセンブリングの機能によって、製品の生産情報まで獲得することが可能であることが確認できた。2.設...
❏熱変形抑制構造工作機械(01850030)
【研究テーマ】機械工作
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1989 - 1990
【研究代表者】伊東 誼 東京工業大学, 工学部, 教授 (60016441)
【キーワード】熱変形 / 工作機械 / 構造設計 / 熱特性 / 超精密加工 (他13件)
【概要】次世代生産技術を確立する上で必要不可欠な工作機械の熱変形抑制構造について構造設計面から検討し,工作機械構造の中で重要な構成要素である主軸系の熱特性解析のための新たな方法論を提示した。更に,新たな構造概念による超精密加工用熱変形抑制構造工作機械を構築することができた。本研究により以下のような結論が得られた。 (1)転がり軸受を用いた主軸系を対象に,運転中の主軸系においては熱的・力学的境界条件が相互に...
【工学】総合工学:有限要素解析(FEM)シミュレーションを含む研究件
❏高速X線撮影を用いた3次元計測と有限要素解析による接地中の足部内挙動の解明(25750305)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】石井 秀幸 立教大学, コミュニティ福祉学部, 特任准教授 (40534730)
【キーワード】バイオメカニクス / スポーツ工学 / 有限要素解析 / 接地 / 足部内挙動 (他9件)
【概要】本研究では,医用画像から抽出した足部表面,骨,アキレス腱の3次元形状データを用いて,足部の内部構造を考慮した有限要素モデルの作成を進めた.また,モーションキャプチャシステムを用いて着地および走行動作の接地中における足部の動きを計測し,有限要素モデルの妥当性検証に用いるための各変量を算出した. 今後は,有限要素モデルの作成をさらに進め,モデルの妥当性を確認する.その後,材料特性などを変化させて接地の...
❏軟弱粘土地盤の掘削時安定性(09045048)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】竹村 次朗 東京工業大学, 工学部, 助教授 (40179669)
【キーワード】開削 / 土圧 / 軟弱粘土 / 遠心模型実験 / 変形 (他11件)
【概要】本研究よって以下のような結論が得れた. (1) 正規圧密粘土の場合,背面側の粘土は極めて小さな歪み(浅い掘削深さ)でピーク強度に達する.一方,掘削側の粘土も最終掘削深さの半分程度で破壊状態に達しする.これ以降の土留めの変形は,下部の砂層の特性と支保によって決まる. (2) 著しい沈下や変形の進行は支保の設置によって抑えることはできるが,一旦生じてしまった変形を戻すことは難しい.この非可逆的な挙動は...
❏造船設計における統合CAEシステムの構築に関する研究(08405064)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1999
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80011170)
【キーワード】シミュレーション / CAE / CIM / FEM / 船体運動解析 (他12件)
【概要】本研究は,製品情報を生成する設計システムと解析システムとを統合化する必要があると考え,情報伝達を円滑に可能とする統合化手法に関して研究を行ったものである。この際に,製品情報を統合的に管理する「製品モデル」に着目し,製品モデルの生成を支援する製品定義システムとCAEとを,製品モデルを中核として統合化することを検討した。以下に本研究で得られた成果を整理する。 (1)基本設計支援システムの構築基本設計支...
【工学】総合工学:有限要素法シミュレーションを含む研究件
❏漏斗胸患者に対して、最適な手術計画を「オーダーメイド」するシステムの開発(15K01292)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永竿 智久 香川大学, 医学部, 教授 (20245541)
【キーワード】バイオメカニクス / シミュレーション外科 / 先天変形 / 漏斗胸 / 有限要素法 (他14件)
【概要】胸郭の陥没を主徴とする先天性疾患である漏斗胸に対しては、金属バーを装着して陥没部分を挙上する手術が行われている。胸郭の形態は個体差が存在する。ゆえに良好な形態を得るためには単純にバーを装着するのみでは不十分であり、個々の胸郭の形態を観察しながら、一部の骨を離断したり、バーを装着する位置を変化したりする工夫が必要である。このように個々の患者の胸郭の特性にかんがみ、異なった手術計画をとる必要がある。そ...
❏能動触知覚の原因現象解明とモデル化による内部構造と材質のバーチャルリアリティ(26280072)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 変形 / Shape Matching / 有限要素法 (他15件)
【概要】対象に手を触れ動かして触知覚を得る能動触は対象についての様々な手がかりを与える。 本研究では、能動触により内部構造や材質を知覚可能なバーチャルリアリティを実現するため、変形と振動を物理シミュレーションで計算・提示することを目指し、(1)有限要素法に変わる計算時間の少ない変形のシミュレーション手法と(2)能動触により生じる振動の再現手法を研究した。 その結果、(1)について、対象を局所グループに分割...
❏呼吸運動のシミュレーション評価による、胸郭の欠損パターンに応じた至適再建法の解明(24500553)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】永竿 智久 香川大学, 医学部, 准教授 (20245541)
【キーワード】バイオメカニクス / シミュレーション / 胸郭 / 呼吸 / 有限要素法 (他6件)
【概要】胸郭に生じうる欠損のパターンは多岐にわたるが、どの部位にどのような大きさの欠損が生じると、どの程度呼吸機能が低下するのかに関して解析は行われていない。 本研究においては胸郭運動を正確に模したコンピューターシミュレーションモデルを作成し機能評価を行うことで、胸壁欠損の大きさと部位が呼吸機能に与える影響を解明した。 欠損が側方下部に存在する場合、患側胸郭の換気量は、正常の片側胸郭の換気量の約40パーセ...
【工学】総合工学:可視化シミュレーションを含む研究件
❏腫瘍内不均一性解明のための超並列がん進化シミュレーションデータ解析手法の開発(17K12773)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】新井田 厚司 東京大学, 医科学研究所, 助教 (00772493)
【キーワード】シミュレーション / がん / 進化 / スーパーコンピュータ / 可視化 (他6件)
【概要】がん細胞は正常細胞が変異獲得、自然選択を繰り返す進化過程によって生み出されていると考えられます。その進化過程を理解するために我々はこれまでにシミュレーションを用いたがんの進化ダイナミクスの研究を行ってきました。本研究では進化ダイナミクスがどのようにパラメータに依存するかを調べる感受性解析手法MASSIVEを開発しました。MASSIVEは膨大なシミュレーションをスーパーコンピュータ上で試行しその結果...
❏価値共創を分析・支援するサービスシステム科学の基盤構築(23310101)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木嶋 恭一 東京工業大学, 社会理工学研究科, 教授 (10134826)
【キーワード】社会システム / サービス科学 / 可視化 / 価値創出 / 価値共創 (他7件)
【概要】サービスシステムの価値共創のメカニズムとプロセスの分析・解明のコアとなるサービスシステムモデルのプロトタイプを構築・整備した。1)プロバイダーとカスタマー間の価値共創に焦点を当て、Value Orchestration Platformモデルを精緻化するとともに、サービスエコシステムイノベーションモデルを提唱した。2)インドネシア・バンドン近郊およびソロ、ジョグジャカルタにおける産業クラスターに対...
❏ヒューマンモデリングに基づく対話型サービスデザイン(22615011)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】古田 一雄 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (50199436)
【キーワード】デザイン学 / ヒューマンモデリング / サービス / シミュレーション / 可視化 (他6件)
【概要】ヒューマンモデルに基づいてサービスシステムの振舞いをシミュレーションし、結果を可視化することによって、現場の専門家に積極的にデザインに関与してもらう人間中心の対話型サービスデザイン手法を開発した。現場から知識を抽出するエスノグラフィックな分析手法と、サービス主体間の相互作用からサービスシステムの振舞いを経時的に再現するエージェントベースシミュレーションを組合せ、対話型サービスデザインプロセスとして...
【工学】総合工学:コンピュータ統合生産(CIM)シミュレーションを含む研究件
❏仮想空間における知的生産システムの構築に関する調査(11895029)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999
【研究代表者】青山 和浩 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (80222488)
【キーワード】エージェント / コラボレィティブ / 協調 / コンカレント / シミュレーション (他8件)
【概要】本研究(企画調査研究)においては,エージェント指向における最新の研究動向について把握するために,まず文献調査を実施した。具体的な調査対象としては,生産システムに関連する文献とエージェント指向を利用した生産システムに関する最新の研究を対象とした。この調査においては,研究代表者らが進めている「造船CIM構築のために必要な製品モデルの明確化」を研究目的としたCIM構築のための基礎的なシステム開発の成果を...
❏造船設計における統合CAEシステムの構築に関する研究(08405064)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1999
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80011170)
【キーワード】シミュレーション / CAE / CIM / FEM / 船体運動解析 (他12件)
【概要】本研究は,製品情報を生成する設計システムと解析システムとを統合化する必要があると考え,情報伝達を円滑に可能とする統合化手法に関して研究を行ったものである。この際に,製品情報を統合的に管理する「製品モデル」に着目し,製品モデルの生成を支援する製品定義システムとCAEとを,製品モデルを中核として統合化することを検討した。以下に本研究で得られた成果を整理する。 (1)基本設計支援システムの構築基本設計支...
❏溶接構造物の総組工程省略のための研究(06555303)
【研究テーマ】海洋工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80011170)
【キーワード】精度管理 / 製品モデル / CIM / シミュレーション / 変形予測 (他15件)
【概要】製造工程における製品の精度管理は,製品の品質を保証するために重要である。しかし,船舶,橋梁,鉄鋼,海洋構造物,プラントなどのような大型溶接構造物では,溶接作業による熱変形が生じてしまい,さらに,正確に構造物の大きさを計測することは容易でないといった問題がある。そこで本研究では,新しい精度管理の概念および精度管理システムを構築することを試み,以下に示す知見を得,システムを構築した。 (1)三次元計測...
【工学】総合工学:火災シミュレーションを含む研究件
❏高層建築物内保育施設の実効的な介助避難方法ガイドラインの検討(17K06730)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】佐野 友紀 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70305556)
【キーワード】避難計画 / 火災 / 少子高齢化 / 保育施設 / 高層建築物 (他13件)
【概要】高層建築物内に存する保育施設の設置基準および防災計画のあり方を検討した。具体的には高層建築物内に存する保育施設と一般的な戸建て2階建ての保育施設と比較した。(1) 保育施設の実態の整理・考察、(2) 園児および保育者の避難能力の整理・考察、保育施設の避難実態の整理・考察(3) 避難介助シミュレーション結果による避難方策の検討・評価を含んだ考察をまとめた。その成果の一部を援用して、日本建築学会におけ...
❏マルチハザードマップを活用した巨大都市の防災都市空間の最適化設計方法の開発(17201035)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】魚本 健人 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80114396)
【キーワード】自然災害 / 防災 / 減災 / ハザードマップ / 火災 (他14件)
【概要】本研究では,マルチハザードマップを活用した巨大都市の防災都市空間の最適設計方法の開発を行った.最終的な成果は,(1)様々な災害の物理・化学現象を適切に捉えたシミュレーションモデルの開発と被害結果が社会に及ぼす影響の大きさの評価(災害シミュレーション),(2)過去の大規模災害の事例およびシミュレーション結果のデータベース化(災害アーカイブス),(3)(1),(2)の結果を3次元GIS上に統合すること...
❏バーチャルリアリティーを用いた海洋構造物からの脱出シミュレーション(07455402)
【研究テーマ】海洋工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】荒井 誠 横浜国立大学, 工学部, 助教授 (00232025)
【キーワード】海洋構造物 / 船舶 / 緊急脱出 / 火災 / シミュレーション (他7件)
【概要】(1)海洋構造物や船舶からの緊急脱出装置として有望視されている自由落下式救命艇の挙動計算法に関する研究を行い、数値シミュレーションプログラムを開発した。また、数値シミュレーション結果を模型実験結果と比較し、開発した計算法が実用上十分な精度を持つことを確認した。 (2)昨年度に引き続き、海洋構造物や船舶において火災その他の緊急事態が生じた場合の避難行動を擬似シミュレーションする手法について検討した。...
【総合生物】ゲノム科学:数理工学シミュレーションを含む研究件
❏数理構造の抽出と保存を中心とした次世代エレクトロニクス材料設計基盤の創出(16KT0016)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】松尾 宇泰 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (90293670)
【キーワード】数値解析 / 計算科学 / 量子ダイナミクス / 有機エレクトロニクス / 構造保存解法 (他10件)
【概要】本研究では複雑化・巨大化し従来の設計プロセスでは限界に達しつつある次世代エレクトロニクス材料の新設計基盤の創出を目指して,数理構造の一貫性に基づく物理・数理モデル・数値計算の一体化した計算体系を探究した.その結果,構造保存的モデル縮減法の新規開発・検証,量子ダイナミクス計算のための高速な反復法の開発など,重要な要素技術開発を行ったあと,総合応用技術としてエネルギー保存型並列解法による量子ダイナミク...
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
❏複雑領域上における構造保存数値解法に関する研究(20760052)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】松尾 宇泰 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 准教授 (90293670)
【キーワード】数理工学 / 数値解析 / シミュレーション / 保存・散逸スキーム / 微分方程式 (他7件)
【概要】本研究は,国産の数値手法である「離散変分法」を有限要素法に拡張することを目的としていたが,その中で以下の知見を得た. まず,本研究において空間1次元の場合にH^1の枠組みで有限要素法版離散変分法が構成可能であること,およびいくつかの代表的な偏微分方程式(非局所作用素を含む方程式を含む)に対して適用し,実際に保存則を保つ数値計算が可能であることを示した.またこの枠組みが空間2,3次元の場合にも基本的...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:リエントリシミュレーションを含む研究件
❏心臓2次元膜電位光学マッピングデータからの心壁内3次元興奮伝播波面の再構成(24300159)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】佐久間 一郎 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50178597)
【キーワード】不整脈 / 光学マッピング / 3次元興奮伝播 / リエントリ / シミュレーション (他6件)
【概要】不整脈発生時の心筋内活動電位伝播様式は複雑な三次元的構造を持つ。膜電位感受性色素を用いた光学マッピングによって得られる膜電位情報は、組織標本表層から深さ300μmの浅い情報であり、心内膜側を計測するためには心室壁を切開するなどの処置が必要であった。本研究では心外膜と心内膜を同時かつその位置関係を正確に同定して光学マッピングするシステムを開発した。線状レーザ光を心外膜側から照射し、心内膜側の像を観察...
❏新しい原理に基づく低エネルギー除細動法の開発に関する基礎研究(18650129)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】稲垣 正司 国立循環器病センター研究所, 循環動態機能部, 室長 (80359273)
【キーワード】不整脈 / シミュレーション / 心室細動 / 蛍光計測 / リエントリ
【概要】植込み型除細動器は心室細動(VF)などの致死性不整脈に対して極めて高い有効性を持つが、高エネルギーショックによる心筋傷害は低心機能脈者にとっては時に致命的になる。このため、より低エネルギーの通電による新しい除細動法の開発が求められている。一方、VFの主な機序は渦巻き様に旋回する興奮波(SW:spiral wave, scroll wave)であることが明らかとなっている。このようなSWは心臓の電気...
【総合生物】神経科学:リボソームシミュレーションを含む研究件
❏ゲノムジャンク領域にコードされる機能ペプチドの制御機構の情報学的推定と実験的検証(21K12107)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】福吉 修一 金沢大学, 薬学系, 講師 (10456410)
【キーワード】リボソーム / uORF / 分子動力学シミュレーション / 粗視化モデル / 翻訳制御 (他7件)
【概要】今年度は、ヒトゲノムにおける非翻訳領域による生理活性機構の全貌解明を目的とし、翻訳に関わるリボソームが、メッセンジャーRNA上の非コード領域の上流にあるORF(uORF)を翻訳する際の挙動を検討するため、80Sリボソームの構造情報解析を中心とした研究を行った。今年度の補助金は、主にこの研究を遂行するための計算機部品の購入に当てられた。 ・別用途で使用していたコンピュータ(Ryzen Threadr...
❏X線自由電子レーザーを用いた非結晶サブミクロン粒子のナノメートル分解能構造解析(24654140)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中迫 雅由 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30227764)
【キーワード】コヒーレントX線回折イメージング / X線自由電子レーザー / 三次元再構成 / 非結晶粒子 / ナノ構造 (他14件)
【概要】コヒーレントX線回折顕微鏡法は、レンズが不要なイメージング手法であり、X線自由電子レーザーの持つ強度と空間コヒーレンスの両方を活用することで、結晶化が原理的に不可能または極めて困難な巨大分子・粒子やその集合体などの構造解析に適用できるものと期待されている。本研究では、将来的な分子構造解析の可能性の検討、データ処理や構造解析の新しい方法の提案を行って、結晶化が困難な粒子の構造解析の理論およびソフトウ...
【農学】農業工学:数理生物学シミュレーションを含む研究件
❏不均質生体現象を表わす偏微分方程式の研究(16K05214)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】久保 明達 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (60170023)
【キーワード】腫瘍浸潤モデル / 非局所項 / 生体モデル / 偏微分方程式 / コンピュータシミュレーション (他19件)
【概要】M.Chaplainらによる非局所腫瘍浸潤モデルにおいて抽象的に与えられた非局所項について適切な数学的枠組みを設定しその特徴づけと、滑らかな時間大域解の存在及び解の挙動を示した。非局所項における定義域の不整合がChaplainら自身によって修正され、それを用いて定義域の拡張を行い特異積分作用素等に類似した一般化された微分作用素として捉え、モデルのエネルギー評価式を導き、上記の結果を得ることで、モデ...
❏局所・非局所生命現象を記述する偏微分方程式の研究(22540208)
【研究テーマ】基礎解析学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】久保 明達 藤田保健衛生大学, 医療科学部, 教授 (60170023)
【キーワード】生命現象 / 数理モデル / 数学解析 / 非局所腫瘍侵潤 / 腫瘍増殖 (他29件)
【概要】(1)増殖項を持ついくつかの局所腫瘍侵潤モデルの解が、ロジスティック方程式の解へ時間と共に漸近することを証明した。(2)(1)を含む数理モデルより帰着される発展方程式<ttD'<tf(x,t;u)の特徴付けと一般化を行い、我々の数学的方法の適用範囲を広げ、解の存在と漸近挙動を示した。(3)Gliomaについて、進行波解と腫瘍の侵潤範囲との関連性を評価する妥当な数学的アプローチを...
【農学】農業工学:透水性シミュレーションを含む研究件
❏メラピ火山2010噴火に伴う流域の水文環境変化と土砂災害に関する調査研究(24404010)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】権田 豊 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (10303116)
【キーワード】火山 / ラハール / 河床変動 / インドネシア / メラピ火山 (他16件)
【概要】2010年の噴火後に土石流(ラハール)が頻発したインドネシア・メラピ火山において,現地調査を実施した.現地調査の結果と数値解析による予測結果を比較した結果,ラハールの氾濫箇所を予測するためには,精度の高い地形データの取得とラハールの流量の適切な予測が重要であることが分かった.噴火後は流域の地表の状態の変化にともなってラハールを発生させる降雨の条件や、発生するラハールの流量が経年的に変化する。ラハー...
❏地下空間の利用に関する地下水制御技術の開発(01850141)
【研究テーマ】資源開発工学
【研究種目】試験研究
【研究期間】1989 - 1991
【研究代表者】小島 圭二 東京大学, 工学部, 教授 (00011099)
【キーワード】地下水制御 / 割れ目系岩盤 / グラウト / 粘土グラウト / 固液二相流 (他15件)
【概要】前年度までは、実際の割れ目を含む岩石コアを利用した粘土懸濁液による目詰め実験を行ったが、今年度は、その目詰め過程が可視的に観察できる試験装置を製作し、いくつかのケ-スの実験結果の解析から目詰め過程のメカニズムを考察した。その概要は以下の通りである。 (1)2枚のアクリル盤にメッシュを挟み込み、単一の岩盤割れ目内の流路を模した可視的岩盤割れ目モデルを製作した。この装置の一方から懸濁液を注入し、割れ目...
【農学】農業工学:情報シミュレーションを含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏地理情報システムと樹木成長モデルを用いた森林景観予測システムの開発(07556034)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】熊谷 洋一 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (50012042)
【キーワード】森林 / 地理情報システム / 植物成長モデル / ランドスケープ / 景観シミュレーション (他13件)
【概要】本研究により以下の成果を得た。 1.森林景観シミュレーションシステムの開発 森林に関する既存情報である林相図・林小班図と森林簿を、地理情報システムに入力し、森林空間情報を作成した。このデータを利用して、景観シミュレーションに必要な空間データの入出力・修正管理を行った。 リアルな樹木の3次元形状の生成のために、樹木成長モデリングシステムを応用するために、樹種・樹高に対応して樹木形状を生成し、地理情報...
【農学】農芸化学:プラットフォームシミュレーションを含む研究件
❏減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立(15K01233)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング (他18件)
【概要】減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
❏生態学的シミュレーションによるビジネスモデルの進化プロセスの研究(13630134)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30171507)
【キーワード】ビジネスモデル特許 / 技術移転 / 知的財産権 / ライセンス・ビジネス / 青色LED (他24件)
【概要】この研究計画では、ビジネスモデル(特許)と技術移転プロセスに関する制度と実態の調査から着手した。ビジネスモデル特許に関しては2000年から2001年にかけてブームがあったが、すぐに沈静化してしまった。その背景には、patenabilityとmarketability、すなわち特許になりうることとその特許で収入が入ることは別であるという特許ビジネスの実像を理解する必要がある。特許を取得するということ...
【農学】農芸化学:エネルギー変換シミュレーションを含む研究件
❏資源制約下で物質・エネルギーの生産を可能にする先制的ライフサイクル設計手法の開発(16H06126)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】菊池 康紀 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 准教授 (70545649)
【キーワード】地域資源 / 再生可能資源 / バイオマス / プロセスシミュレーション / ライフサイクルアセスメント (他16件)
【概要】物質やエネルギーを生産する技術は多種開発されてきており、社会への実装が期待されている。適用可能性は、地域性を考慮した評価に基づくべきであるが、研究開発中の技術システムオプションは情報量が不足しており、詳細な評価困難となっている。本研究では、先制的ライフサイクル設計手法(pre-emptive LCD)を提案し、技術開発中のオプションであっても将来の性能向上やインフラ整備を想定したシステム設計・評価...
❏蛋白質の遅い揺らぎを捉えるための粗視化モデル(14780506)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】高野 光則 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (40313168)
【キーワード】蛋白質 / 揺らぎ / 分子動力学シミュレーション / 粗視化モデル / 分子モーター (他13件)
【概要】これまでの研究で、Goモデルベースの粗視化モデルMD計算により蛋白質の遅い揺らぎをシミュレートし、結果の有効性・信頼性を検証してきた。そして、大幅な計算時間の軽減とともに高精度全原子モデルと同等の結果を得られることを示した(Nat.Comput)。本年度は、(1)これまで使:用してきたGoモデルの:Folding問題に対する応用(Chem.Phys)、そして、(2)モデルの拡張を行った。新たなモデ...
【農学】境界農学:環境共生シミュレーションを含む研究件
❏海浜埋立地の住宅地開発における環境変容と居住者の意識・住まい方の関連に関する研究(16760472)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】淺輪 貴史 東工大, 総合理工学研究科(研究院), 助手 (50361796)
【キーワード】住環境 / CAD / 緑 / 微気候 / シミュレーション (他13件)
【概要】1.居住者の意識と住まい方に関し、平成16年度に実施し集計したアンケート結果を解析し、入居段階の居住者の意識と住環境評価の特徴を明らかにした。また、居住者の住環境評価結果と、実際の住宅地環境の特徴の関係を解析した。本年度、解析に取り上げた住宅地環境要素は、微気候(風)と緑である。 2.前年度から継続して調査し、データベース化してきた環境情報を整理し、住宅地環境情報図の作成に取り組んだ。住宅地の建物...
❏20世紀後半の自然環境変遷と地理的特性評価に基づく将来予測技術の開発 ―GISによる「里山の緑」のシミュレーション―(11794031)
【研究テーマ】環境保全
【研究種目】地域連携推進研究費
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】半田 暢彦 愛知県立大学, 情報科学部, 教授 (00022559)
【キーワード】GIS / リモートセンシング / 植生変遷 / 航空写真測量 / DEM (他12件)
【概要】本研究においては、環境共生の議論のシンボルとして注目の集まっている「里山」について、写真測量やリモートセンシングの先端技術と現地観測データをGIS上に統合することによって、その動態を観測する方法論を検討し、取得されたデジタルデータに基づいて、地球温暖化問題とも密接に関わる炭素固定量評価手法の開発を行った。 報告書ではその成果を、第1章:里山の森林成長と二酸化炭素固定量評価の方法論、第2章:リモセン...
【農学】社会経済農学:酪農シミュレーションを含む研究件
❏不完全競争空間均衡モデルを用いた酪農フードシステムの構造推計(18K19246)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】鈴木 宣弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80304765)
【キーワード】不完全競争 / 空間均衡 / 酪農業 / 双方寡占 / 不完全競争空間均衡 (他12件)
【概要】生乳の調達から飲用乳製品販売のフードシステムにおける不完全競争構造を踏まえて、構造モデルの推定と、空間均衡モデルを用いた市場条件の変化の影響シミュレーションを行った。双方寡占の理論モデルと、寡占を組み込んだ空間均衡モデルを構築し、また、コブ・ダグラス型の供給関数について新しい解法を提案した。この解法はこれまでの複数の主体間で最終的に成立すると考えられる均衡状態を数学的な均衡条件として定式化する方法...
❏地理情報システムを利用した最適な作業圃場配分の導出とその経済評価(15H06151)
【研究テーマ】経営・経済農学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2015-08-28 - 2017-03-31
【研究代表者】佐藤 赳 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (30756599)
【キーワード】GIS(地理情報システム) / 計量経済学 / リモートセンシング / 圃場分散 / 農地配分 (他16件)
【概要】根釧地域の酪農業牧草地の収穫作業において、コントラクター(牧草収穫等の作業受託組織)の作業圃場や日程、資本装備等について分析し、コントラクターごとにGIS(地理情報システム)を用い最適な作業順をシミュレートした。結果を実際の作業順と比較し、どの作業工程において、収穫機械が長時間待機しているなどの非効率が発生し収穫速度が低下していたのかを明らかにした。 さらに、リモートセンシングデータを用い、地域全...
【農学】社会経済農学:不完全競争空間均衡シミュレーションを含む研究件
❏生産者・消費者双方に公正かつ効率的な農産物市場構造の解明と貿易政策の導出(20H03084)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】鈴木 宣弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80304765)
【キーワード】双方寡占 / 不完全競争空間均衡 / 貿易 / 二重構造寡占 / 需要分析 (他9件)
【概要】今日のフードシステムは,市場の競争構造を明らかにし,社会経済厚生への影響を定量的に評価することが極めて重要な課題となっている.川上から川下までの農産物流通を俯瞰的に考察するためには,生産者・卸売業者・小売等によって構成される多段階の垂直的競争や,水平的競争を同時に検討する必要があり,この市場構造の特定には,一方の寡占・独占を前提としない,双方寡占モデルの適用が考えられる.本研究では,双方寡占モデル...
❏不完全競争空間均衡モデルを用いた酪農フードシステムの構造推計(18K19246)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】鈴木 宣弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80304765)
【キーワード】不完全競争 / 空間均衡 / 酪農業 / 双方寡占 / 不完全競争空間均衡 (他12件)
【概要】生乳の調達から飲用乳製品販売のフードシステムにおける不完全競争構造を踏まえて、構造モデルの推定と、空間均衡モデルを用いた市場条件の変化の影響シミュレーションを行った。双方寡占の理論モデルと、寡占を組み込んだ空間均衡モデルを構築し、また、コブ・ダグラス型の供給関数について新しい解法を提案した。この解法はこれまでの複数の主体間で最終的に成立すると考えられる均衡状態を数学的な均衡条件として定式化する方法...
【農学】社会経済農学:二重構造寡占シミュレーションを含む研究件
❏生産者・消費者双方に公正かつ効率的な農産物市場構造の解明と貿易政策の導出(20H03084)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】鈴木 宣弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80304765)
【キーワード】双方寡占 / 不完全競争空間均衡 / 貿易 / 二重構造寡占 / 需要分析 (他9件)
【概要】今日のフードシステムは,市場の競争構造を明らかにし,社会経済厚生への影響を定量的に評価することが極めて重要な課題となっている.川上から川下までの農産物流通を俯瞰的に考察するためには,生産者・卸売業者・小売等によって構成される多段階の垂直的競争や,水平的競争を同時に検討する必要があり,この市場構造の特定には,一方の寡占・独占を前提としない,双方寡占モデルの適用が考えられる.本研究では,双方寡占モデル...
❏不完全競争空間均衡モデルを用いた酪農フードシステムの構造推計(18K19246)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】鈴木 宣弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80304765)
【キーワード】不完全競争 / 空間均衡 / 酪農業 / 双方寡占 / 不完全競争空間均衡 (他12件)
【概要】生乳の調達から飲用乳製品販売のフードシステムにおける不完全競争構造を踏まえて、構造モデルの推定と、空間均衡モデルを用いた市場条件の変化の影響シミュレーションを行った。双方寡占の理論モデルと、寡占を組み込んだ空間均衡モデルを構築し、また、コブ・ダグラス型の供給関数について新しい解法を提案した。この解法はこれまでの複数の主体間で最終的に成立すると考えられる均衡状態を数学的な均衡条件として定式化する方法...
【農学】社会経済農学:貿易シミュレーションを含む研究件
❏生産者・消費者双方に公正かつ効率的な農産物市場構造の解明と貿易政策の導出(20H03084)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】鈴木 宣弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80304765)
【キーワード】双方寡占 / 不完全競争空間均衡 / 貿易 / 二重構造寡占 / 需要分析 (他9件)
【概要】今日のフードシステムは,市場の競争構造を明らかにし,社会経済厚生への影響を定量的に評価することが極めて重要な課題となっている.川上から川下までの農産物流通を俯瞰的に考察するためには,生産者・卸売業者・小売等によって構成される多段階の垂直的競争や,水平的競争を同時に検討する必要があり,この市場構造の特定には,一方の寡占・独占を前提としない,双方寡占モデルの適用が考えられる.本研究では,双方寡占モデル...
❏不完全競争空間均衡モデルを用いた酪農フードシステムの構造推計(18K19246)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】鈴木 宣弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80304765)
【キーワード】不完全競争 / 空間均衡 / 酪農業 / 双方寡占 / 不完全競争空間均衡 (他12件)
【概要】生乳の調達から飲用乳製品販売のフードシステムにおける不完全競争構造を踏まえて、構造モデルの推定と、空間均衡モデルを用いた市場条件の変化の影響シミュレーションを行った。双方寡占の理論モデルと、寡占を組み込んだ空間均衡モデルを構築し、また、コブ・ダグラス型の供給関数について新しい解法を提案した。この解法はこれまでの複数の主体間で最終的に成立すると考えられる均衡状態を数学的な均衡条件として定式化する方法...
【農学】社会経済農学:酪農業シミュレーションを含む研究件
❏不完全競争空間均衡モデルを用いた酪農フードシステムの構造推計(18K19246)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】鈴木 宣弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80304765)
【キーワード】不完全競争 / 空間均衡 / 酪農業 / 双方寡占 / 不完全競争空間均衡 (他12件)
【概要】生乳の調達から飲用乳製品販売のフードシステムにおける不完全競争構造を踏まえて、構造モデルの推定と、空間均衡モデルを用いた市場条件の変化の影響シミュレーションを行った。双方寡占の理論モデルと、寡占を組み込んだ空間均衡モデルを構築し、また、コブ・ダグラス型の供給関数について新しい解法を提案した。この解法はこれまでの複数の主体間で最終的に成立すると考えられる均衡状態を数学的な均衡条件として定式化する方法...
❏地理情報システムを利用した最適な作業圃場配分の導出とその経済評価(15H06151)
【研究テーマ】経営・経済農学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2015-08-28 - 2017-03-31
【研究代表者】佐藤 赳 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (30756599)
【キーワード】GIS(地理情報システム) / 計量経済学 / リモートセンシング / 圃場分散 / 農地配分 (他16件)
【概要】根釧地域の酪農業牧草地の収穫作業において、コントラクター(牧草収穫等の作業受託組織)の作業圃場や日程、資本装備等について分析し、コントラクターごとにGIS(地理情報システム)を用い最適な作業順をシミュレートした。結果を実際の作業順と比較し、どの作業工程において、収穫機械が長時間待機しているなどの非効率が発生し収穫速度が低下していたのかを明らかにした。 さらに、リモートセンシングデータを用い、地域全...
【農学】社会経済農学:計量経済学シミュレーションを含む研究件
❏地理情報システムを利用した最適な作業圃場配分の導出とその経済評価(15H06151)
【研究テーマ】経営・経済農学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2015-08-28 - 2017-03-31
【研究代表者】佐藤 赳 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (30756599)
【キーワード】GIS(地理情報システム) / 計量経済学 / リモートセンシング / 圃場分散 / 農地配分 (他16件)
【概要】根釧地域の酪農業牧草地の収穫作業において、コントラクター(牧草収穫等の作業受託組織)の作業圃場や日程、資本装備等について分析し、コントラクターごとにGIS(地理情報システム)を用い最適な作業順をシミュレートした。結果を実際の作業順と比較し、どの作業工程において、収穫機械が長時間待機しているなどの非効率が発生し収穫速度が低下していたのかを明らかにした。 さらに、リモートセンシングデータを用い、地域全...
❏日米欧の消費需要行動に関する実証分析(19530187)
【研究テーマ】経済統計学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】牧 厚志 東京国際大学, 経済学部, 教授 (20051906)
【キーワード】計量経済学 / 消費需要分析 / 消費需要 / Consumer Expenditure Survey / Misreporting (他24件)
【概要】(1)日本に関する分析:「失われた10年」における日本の家計消費・貯蓄行動について分析した。バブル前後で全国消費実態調査の個票を使った推定結果では、バブル前後で構造変化が起こった。その影響は21世紀に入っても残っている。 (2)日本とアメリカ合衆国:日本とアメリカの消費者行動の基礎になる経済統計の正確さについて検討した。アメリカではCEXデータの個票を使った分析を行ったが、両国とも耐久消費財に関し...
❏アクティブシニアのための交通・消費行動把握のための世帯内活動時間配分・モデルの開発(18760386)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】福田 大輔 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (70334539)
【キーワード】グループ行動 / 世帯 / アクティビティ分析 / 時間配分 / 計量経済学 (他11件)
【概要】高齢者のライフスタイルが多様化する現代社会において,政府の政策が世帯の時間配分にどの様な影響を与えるかを分析するためには,従来のような個人単位での活動時間配分モデルではなく,世帯単位でのモデル分析が必要となる.アクティブシニア世帯における夫婦は,個人単位での活動よりも世帯単位での共同活動からより大きな満足度を得ていると言われている.また,定年後は生活時間の多くを夫婦で一緒に過ごすため,活動選択や時...
【農学】社会経済農学:双方寡占シミュレーションを含む研究件
❏生産者・消費者双方に公正かつ効率的な農産物市場構造の解明と貿易政策の導出(20H03084)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】鈴木 宣弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80304765)
【キーワード】双方寡占 / 不完全競争空間均衡 / 貿易 / 二重構造寡占 / 需要分析 (他9件)
【概要】今日のフードシステムは,市場の競争構造を明らかにし,社会経済厚生への影響を定量的に評価することが極めて重要な課題となっている.川上から川下までの農産物流通を俯瞰的に考察するためには,生産者・卸売業者・小売等によって構成される多段階の垂直的競争や,水平的競争を同時に検討する必要があり,この市場構造の特定には,一方の寡占・独占を前提としない,双方寡占モデルの適用が考えられる.本研究では,双方寡占モデル...
❏不完全競争空間均衡モデルを用いた酪農フードシステムの構造推計(18K19246)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】鈴木 宣弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80304765)
【キーワード】不完全競争 / 空間均衡 / 酪農業 / 双方寡占 / 不完全競争空間均衡 (他12件)
【概要】生乳の調達から飲用乳製品販売のフードシステムにおける不完全競争構造を踏まえて、構造モデルの推定と、空間均衡モデルを用いた市場条件の変化の影響シミュレーションを行った。双方寡占の理論モデルと、寡占を組み込んだ空間均衡モデルを構築し、また、コブ・ダグラス型の供給関数について新しい解法を提案した。この解法はこれまでの複数の主体間で最終的に成立すると考えられる均衡状態を数学的な均衡条件として定式化する方法...
【農学】社会経済農学:限定合理性シミュレーションを含む研究件
❏サービス提供者を加味した待ち行列ゲームによる混雑緩和策の評価:理論・実験分析(17K12980)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】福田 恵美子 東京工業大学, 工学院, 准教授 (50546059)
【キーワード】待ち行列 / ゲーム理論 / シミュレーション / 実験室実験 / 限定合理性 (他7件)
【概要】長引く新型コロナウィルス感染症の影響により、引き続き研究計画を調整して実施した。 実験研究については、対面による実験室実験の再開は困難なため、令和元年度に実施した実験室実験の追実験については再度延期した。一方、実際の店舗等の混雑を観察して理論の検証をおこなうフィールド実験については、社会状況を見て実施する予定で実験機器を準備した。しかしながら、、新型コロナウィルスの影響により計測に適した環境が得ら...
❏強い企業文化と革新の両立性の研究(26380454)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (30171507)
【キーワード】企業文化 / 革新 / 青色LED訴訟 / ウェーバー / 殻 (他30件)
【概要】強い企業文化と革新のコンフリクトは、青色LED訴訟や企業文化とモチベーションの関係を分析した。半導体の光露光装置の革新ではRayleigh criterionがコミュニティのパラダイムとして機能していた。説明概念としては、ウェーバーの殻、ペンローズの成長の経済、トンプソンの技術、所有構造を検討し、実際に、強固な個人主義的セールス文化の自動車ディーラー組織で、市場志向的なチームプレーを基本とする組織...
【農学】社会経済農学:制度設計シミュレーションを含む研究件
❏協力ゲーム理論とシミュレーションによる会計制度設計(25590104)
【研究テーマ】会計学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】荒田 映子 武蔵大学, 経済学部, 教授 (00386351)
【キーワード】減価償却 / 協力ゲーム理論 / 制度の合理性 / コア / シャープレイ値 (他14件)
【概要】一般に用いられる定額法などの減価償却方法がなぜ許容されるかを説明するために、協力ゲーム理論を用いたモデルを構築し、まずはステイクホルダーが許容する償却方法が満たす条件を解概念「コア」により分析した。またコアに含まれる償却方法から、最も良く用いられる定額法に絞るための条件を、解が一意的に定まるシャープレイ値を用いて、シミュレーションにより探索的に検討した。その結果、シャープレイ値は理論的には定額法を...
❏人工社会組織研究とゲーミングシミュレーション研究の融合による研究展開(14608015)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002
【研究代表者】新井 潔 千葉工業大学, 社会システム科学部, 教授 (20167977)
【キーワード】ゲーミング / エージェントベース / シミュレーション / 人工社会 / 組織研究 (他8件)
【概要】人工組織社会研究の有力な手法としてエージェントベース・シミュレーションがある。海外においては、米国ではサンタフェ研究所でのSwarmというシミュレーションツールの開発と応用、ブライアン・アーサーによる人工市場研究、ミシガン大学のアクセルロッド、コーエン等によるCAR(Cohen, Axelrod, Riolo)プロジェクトによる社会と組織の分析、カーネギーメロン大学のCAS0S(Computati...
【農学】社会経済農学:ステークホルダーシミュレーションを含む研究件
❏価値共創を分析・支援するサービスシステム科学の基盤構築(23310101)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木嶋 恭一 東京工業大学, 社会理工学研究科, 教授 (10134826)
【キーワード】社会システム / サービス科学 / 可視化 / 価値創出 / 価値共創 (他7件)
【概要】サービスシステムの価値共創のメカニズムとプロセスの分析・解明のコアとなるサービスシステムモデルのプロトタイプを構築・整備した。1)プロバイダーとカスタマー間の価値共創に焦点を当て、Value Orchestration Platformモデルを精緻化するとともに、サービスエコシステムイノベーションモデルを提唱した。2)インドネシア・バンドン近郊およびソロ、ジョグジャカルタにおける産業クラスターに対...
❏利害対立の調整プロセスと結果の受容に関するゲーミング研究(21730493)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】杉浦 淳吉 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (70311719)
【キーワード】利害調整 / 環境問題 / ゲーミング / シミュレーション / ステークホルダー (他11件)
【概要】本研究では,リスクの公平な配分を理解する教育ツールの側面をもつ利害調整のプロセスと結果の評価を検討可能とするゲーミング・シミュレーションを開発し,利害調整のプロセスを検討した。参加者は利益やリスクが人それぞれ異なる状況で,利害調整のプロセスを体験した。利害調整の結果得られた得点と得点分布との関係については,参加者は得点が高ければ討論への満足度が高くなるが,グループのメンバーの得点格差が大きくなるほ...
【農学】森林圏科学:収益性シミュレーションを含む研究件
❏森林の三次元計測と林分成長予測システムの統合による地域資源シミュレーションの構築(24780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中島 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10598775)
【キーワード】シミュレーション / 資源予測 / 林業収益 / 労働量 / 素材生産 (他26件)
【概要】本研究は、リモートセンシング等から得られた森林の現況をもとに、成長モデルを組み合わせることによって、長期的な資源シミュレーションを行うことを可能とした。その結果、多様な森林管理に応じた労働量、材積、林業収益などを試算することが可能となった。また、これらのシミュレーションが地域の森林管理に応用できる可能性についても検討した。 ...
❏林業再生のための効率性追求の情勢下で環境配慮型森林管理を実現するシステムの探究(23880007)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】當山 啓介 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教 (00613001)
【キーワード】森林管理 / 環境配慮 / 林業経営 / 人工林 / シミュレーション (他9件)
【概要】環境配慮を考慮した森林管理方針について、林業経営面から比較評価を行えるシミュレーションモデルを構築し、各方針の検討や関連政策の検証を行った。現在推進されつつある多間伐・非皆伐の人工林管理方針が有利でない条件が多いこと、現状の森林管理体制で実施可能な間伐・管理方針では森林経営計画の申請や補助受給が認められない場合が想定されるなどの検討結果を得て、現実の課題検討に適用可能なことを示した。 ...
【農学】森林圏科学:林業経営シミュレーションを含む研究件
❏森林の三次元計測と林分成長予測システムの統合による地域資源シミュレーションの構築(24780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中島 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10598775)
【キーワード】シミュレーション / 資源予測 / 林業収益 / 労働量 / 素材生産 (他26件)
【概要】本研究は、リモートセンシング等から得られた森林の現況をもとに、成長モデルを組み合わせることによって、長期的な資源シミュレーションを行うことを可能とした。その結果、多様な森林管理に応じた労働量、材積、林業収益などを試算することが可能となった。また、これらのシミュレーションが地域の森林管理に応用できる可能性についても検討した。 ...
❏林業再生のための効率性追求の情勢下で環境配慮型森林管理を実現するシステムの探究(23880007)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】當山 啓介 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教 (00613001)
【キーワード】森林管理 / 環境配慮 / 林業経営 / 人工林 / シミュレーション (他9件)
【概要】環境配慮を考慮した森林管理方針について、林業経営面から比較評価を行えるシミュレーションモデルを構築し、各方針の検討や関連政策の検証を行った。現在推進されつつある多間伐・非皆伐の人工林管理方針が有利でない条件が多いこと、現状の森林管理体制で実施可能な間伐・管理方針では森林経営計画の申請や補助受給が認められない場合が想定されるなどの検討結果を得て、現実の課題検討に適用可能なことを示した。 ...
【農学】森林圏科学:森林管理シミュレーションを含む研究件
❏森林の三次元計測と林分成長予測システムの統合による地域資源シミュレーションの構築(24780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中島 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10598775)
【キーワード】シミュレーション / 資源予測 / 林業収益 / 労働量 / 素材生産 (他26件)
【概要】本研究は、リモートセンシング等から得られた森林の現況をもとに、成長モデルを組み合わせることによって、長期的な資源シミュレーションを行うことを可能とした。その結果、多様な森林管理に応じた労働量、材積、林業収益などを試算することが可能となった。また、これらのシミュレーションが地域の森林管理に応用できる可能性についても検討した。 ...
❏林業再生のための効率性追求の情勢下で環境配慮型森林管理を実現するシステムの探究(23880007)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】當山 啓介 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教 (00613001)
【キーワード】森林管理 / 環境配慮 / 林業経営 / 人工林 / シミュレーション (他9件)
【概要】環境配慮を考慮した森林管理方針について、林業経営面から比較評価を行えるシミュレーションモデルを構築し、各方針の検討や関連政策の検証を行った。現在推進されつつある多間伐・非皆伐の人工林管理方針が有利でない条件が多いこと、現状の森林管理体制で実施可能な間伐・管理方針では森林経営計画の申請や補助受給が認められない場合が想定されるなどの検討結果を得て、現実の課題検討に適用可能なことを示した。 ...
【農学】森林圏科学:人工林シミュレーションを含む研究件
❏森林の三次元計測と林分成長予測システムの統合による地域資源シミュレーションの構築(24780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中島 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10598775)
【キーワード】シミュレーション / 資源予測 / 林業収益 / 労働量 / 素材生産 (他26件)
【概要】本研究は、リモートセンシング等から得られた森林の現況をもとに、成長モデルを組み合わせることによって、長期的な資源シミュレーションを行うことを可能とした。その結果、多様な森林管理に応じた労働量、材積、林業収益などを試算することが可能となった。また、これらのシミュレーションが地域の森林管理に応用できる可能性についても検討した。 ...
❏林業再生のための効率性追求の情勢下で環境配慮型森林管理を実現するシステムの探究(23880007)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】當山 啓介 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教 (00613001)
【キーワード】森林管理 / 環境配慮 / 林業経営 / 人工林 / シミュレーション (他9件)
【概要】環境配慮を考慮した森林管理方針について、林業経営面から比較評価を行えるシミュレーションモデルを構築し、各方針の検討や関連政策の検証を行った。現在推進されつつある多間伐・非皆伐の人工林管理方針が有利でない条件が多いこと、現状の森林管理体制で実施可能な間伐・管理方針では森林経営計画の申請や補助受給が認められない場合が想定されるなどの検討結果を得て、現実の課題検討に適用可能なことを示した。 ...
❏リモートセンシングに基づく地域資源予測モデルに立脚した風害危険管理システムの構築(21580176)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】白石 則彦 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (50292793)
【キーワード】地理情報システム / 風害 / シミュレーション / 施業計画 / 風速 (他14件)
【概要】本研究は、針葉樹の風倒被害を対象とし、風況シミュレーションモデルとリモートセンシングを地理情報システム(GIS)上で統合した。このデータセットを基礎に、風倒被害と、風速・樹高等の関係を分析した。結果として、風速や樹高が高いほどに、風倒被害の発生確率が高まることを確認した。さらに、伐採戦略に応じた風倒被害のリスクにおける違いを分析し、時空間的に持続的な森林管理を維持し、木材生産力を改善することが可能...
【農学】森林圏科学:コモンスシミュレーションを含む研究件
❏管理・利用形態と空間構造がコモンズの持続可能性へ及ぼす影響に関する理論・実験研究(26440236)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中丸 麻由子 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70324332)
【キーワード】持続可能な生物資源利用 / 社会ー生態結合モデル / 数理モデル / シミュレーション / 実験 (他7件)
【概要】人々はコモンズとしての生物資源を持続可能に利用するために様々なルールを作ってきた。全員がコモンズを管理し、一人ずつコモンズを利用するというシステムにおいて持続可能に利用するための条件を探るための理論的研究を行った。例としては水路の利用に当たる。また、この理論を確かめるために被験者実験を行なった。 中華の高級食材であるアナツバメの巣の持続可能な利用に関して、慣習ルールと生態特性がうまく絡まり合うと、...
❏生態系の持続可能性と制度や規範について:所有形態や制裁の効果を焦点に(21770016)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中丸 麻由子 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (70324332)
【キーワード】持続可能性 / 数理モデル / シミュレーション / 制度 / 人間活動 (他12件)
【概要】生態系を持続的に利用するためには「資源としての生物をとりすぎない」というような協力的な行動が重要となる。ただ、コモンズの悲劇でも指摘されているよう、協力は達成しにくいという。そこで相手の協力度合いに応じて罰の量を変化させるときに、どの様に罰をすると協力が促進されるのかをコンピュータシミュレーションや数理モデルで検討した。コモンズに関するモデルとして、公共財ゲームが用いられることが多い。しかし、コモ...
【農学】森林圏科学:政策シミュレーションを含む研究件
❏企業ネットワーク全体の構造に基づいた災害・政策のリスク評価(15K01217)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, シミュレーション学研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】企業 / ネットワーク / 災害 / 政策 / リスク (他15件)
【概要】本研究はサプライチェーンデータを用いて,個々の経済主体へのショックが全体にどう波及すうるか,コントローラビリティ論を用いたリスクの分析,の2つを主に行った.個々の経済主体へのショックについて重要な発見は,個別企業のショックでありながら,その波及の規模はべき分布になるということであった.コントローラビリティ論についての重要な発見は,産業ごとに他の産業を介して影響を及ぼすことができるかどうかの企業の割...
❏林業再生のための効率性追求の情勢下で環境配慮型森林管理を実現するシステムの探究(23880007)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】當山 啓介 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教 (00613001)
【キーワード】森林管理 / 環境配慮 / 林業経営 / 人工林 / シミュレーション (他9件)
【概要】環境配慮を考慮した森林管理方針について、林業経営面から比較評価を行えるシミュレーションモデルを構築し、各方針の検討や関連政策の検証を行った。現在推進されつつある多間伐・非皆伐の人工林管理方針が有利でない条件が多いこと、現状の森林管理体制で実施可能な間伐・管理方針では森林経営計画の申請や補助受給が認められない場合が想定されるなどの検討結果を得て、現実の課題検討に適用可能なことを示した。 ...
【農学】森林圏科学:木質バイオマスシミュレーションを含む研究件
❏農林業由来資源による物質・エネルギー生産システム設計のための共創型情報基盤の開発(21K17919)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】兼松 祐一郎 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任助教 (00839714)
【キーワード】技術シミュレータ / 地域システム / オープンデータ / ウェブアプリケーション / 再生可能エネルギー (他11件)
【概要】①シミュレータ開発:過去に自身が構築していた木質バイオマスによる小規模熱電併給のシミュレータについて、これまでは自身または関係者や専門家による利用を前提とした構造であり、また特定の条件や地域を前提としていたが、より幅広く利用可能とするためにモデル構造やデータセットを見直した。また、Excel上で実装していたが、一部をPythonに移植した。 ②データベース開発:近年公開が進みつつあるオープンデータ...
❏SDGsに資する木質バイオマス利活用に向けたシナリオシミュレーション手法の開発(19KT0008)
【研究テーマ】次世代の農資源利用
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-07-17 - 2022-03-31
【研究代表者】木下 裕介 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (60617158)
【キーワード】バイオマス / シナリオ分析 / エネルギー事業 / プランニング / シミュレーション (他13件)
【概要】本研究では、持続可能な木質バイオマスエネルギー事業のプランニングに注目し、その支援手法を提案することを目的とした。本研究では、木質バイオマスエネルギー事業のプランニングに必要な知識やノウハウを体系化するために、文献調査と事業者インタビューを通した事例調査を実施し、その結果に基づいて合計32項目からなるプランニング項目リストを作成した。プランニング項目リストの入力結果を用いて、複数の事業シナリオを作...
【農学】森林圏科学:バイオマスシミュレーションを含む研究件
❏農林業由来資源による物質・エネルギー生産システム設計のための共創型情報基盤の開発(21K17919)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】兼松 祐一郎 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任助教 (00839714)
【キーワード】技術シミュレータ / 地域システム / オープンデータ / ウェブアプリケーション / 再生可能エネルギー (他11件)
【概要】①シミュレータ開発:過去に自身が構築していた木質バイオマスによる小規模熱電併給のシミュレータについて、これまでは自身または関係者や専門家による利用を前提とした構造であり、また特定の条件や地域を前提としていたが、より幅広く利用可能とするためにモデル構造やデータセットを見直した。また、Excel上で実装していたが、一部をPythonに移植した。 ②データベース開発:近年公開が進みつつあるオープンデータ...
❏SDGsに資する木質バイオマス利活用に向けたシナリオシミュレーション手法の開発(19KT0008)
【研究テーマ】次世代の農資源利用
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-07-17 - 2022-03-31
【研究代表者】木下 裕介 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (60617158)
【キーワード】バイオマス / シナリオ分析 / エネルギー事業 / プランニング / シミュレーション (他13件)
【概要】本研究では、持続可能な木質バイオマスエネルギー事業のプランニングに注目し、その支援手法を提案することを目的とした。本研究では、木質バイオマスエネルギー事業のプランニングに必要な知識やノウハウを体系化するために、文献調査と事業者インタビューを通した事例調査を実施し、その結果に基づいて合計32項目からなるプランニング項目リストを作成した。プランニング項目リストの入力結果を用いて、複数の事業シナリオを作...
❏資源制約下で物質・エネルギーの生産を可能にする先制的ライフサイクル設計手法の開発(16H06126)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】菊池 康紀 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 准教授 (70545649)
【キーワード】地域資源 / 再生可能資源 / バイオマス / プロセスシミュレーション / ライフサイクルアセスメント (他16件)
【概要】物質やエネルギーを生産する技術は多種開発されてきており、社会への実装が期待されている。適用可能性は、地域性を考慮した評価に基づくべきであるが、研究開発中の技術システムオプションは情報量が不足しており、詳細な評価困難となっている。本研究では、先制的ライフサイクル設計手法(pre-emptive LCD)を提案し、技術開発中のオプションであっても将来の性能向上やインフラ整備を想定したシステム設計・評価...
【農学】水圏応用科学:温暖化シミュレーションを含む研究件
❏地球温暖化とサケ科魚類:水温上昇に伴う生活史変化を介した個体群過程への影響(22780187)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】森田 健太郎 独立行政法人水産総合研究センター, 北海道区水産研究所さけます資源部, 主任研究員 (30373468)
【キーワード】サケ科魚類 / 温暖化 / 水温 / 生活史 / 個体群過程 (他7件)
【概要】水温は変温動物である魚類の生理現象を左右する環境因子であるため,地球温暖化に伴う温度上昇は,生活史(成熟年齢,回遊行動など)の変化,ひいては個体群過程に影響すると考えられる。本研究では,(i) サケ科魚類の海洋生活期における適水温帯の選択行動,(ii) サクラマスを例として河川生活期の水温上昇に伴う生活史形質の変化と資源変動への影響について分析した。その結果,海洋生活期においては能動的に適水温帯を...
❏東シナ海流れ藻の起源とFate(22255010)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小松 輝久 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60215390)
【キーワード】東シナ海 / 流れ藻 / アカモク / モジャコ / ホンダワラ (他22件)
【概要】東シナ海では、流れ藻はサンマ等の産卵基質、ブリ等の稚魚の生息場となっている。研究船による2010-2012年の各2-3月に流れ藻の目視・採集調査を行い、流れ藻がアカモクというホンダワラ科海藻のみによって構成されていること、黒潮前線から西の大陸棚上に主に分布することを明らかにした。東シナ海沿岸のアカモクの分布を、中国、台湾、韓国の研究者と調べ、アカモクの遺伝子情報を蓄積し、出版した。流れ藻の食物連鎖...
【医歯薬学】内科系臨床医学:スパイラルリエントリーシミュレーションを含む研究件
❏スパイラル・リエントリーの抜錨による致死性不整脈予防技術の開発(19390210)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】児玉 逸雄 名古屋大学, 環境医学研究所, 教授 (30124720)
【キーワード】致死性不整脈 / スパイラル / リエントリー / 光学マッピング / 活動電位 (他17件)
【概要】心室細動・持続性心室頻拍の発生・維持にはスパイラル・リエントリーが重要な役割を果たしている。本研究では、活動電位光学マッピングを用いた動物実験とシミュレーションにより心室筋二次元スパイラル・リエントリーのダイナミクスを解析し、Kチャネル遮断やギャップ結合機能の修飾、心筋の軽度可逆的冷却が心室スパイラル・リエントリーを解剖学的不連続構造から抜錨することにより、心室細動・頻拍の早期停止を促すことを明ら...
❏不整脈心電現象のモデリングによる解析・表示とその実験的検討(12308046)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】稲田 紘 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (20028393)
【キーワード】不整脈 / コンピュータシミュレーション / Spiral Reentry / LR2次元 / 光学的心筋細胞膜活動電位マッピングシステム (他22件)
【概要】本研究では、コンピュータシミュレーション技術を応用し、不整脈発生時の心臓興奮伝播や関連現象を解析するとともに、心筋細胞膜活動電位計測システムを開発し、実験的に発生したSpiral Reentryを観察してシミュレーション結果と比較するべく、以下の研究を行った。(1)心筋活動電位モデルによるシミュレーションと心臓興奮伝播の可視化:単位心筋をLRモデルによる微分方程式で記述し、スーパーコンピュータで不...
【医歯薬学】内科系臨床医学:心室細動シミュレーションを含む研究件
❏スパイラル・リエントリーの抜錨による致死性不整脈予防技術の開発(19390210)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】児玉 逸雄 名古屋大学, 環境医学研究所, 教授 (30124720)
【キーワード】致死性不整脈 / スパイラル / リエントリー / 光学マッピング / 活動電位 (他17件)
【概要】心室細動・持続性心室頻拍の発生・維持にはスパイラル・リエントリーが重要な役割を果たしている。本研究では、活動電位光学マッピングを用いた動物実験とシミュレーションにより心室筋二次元スパイラル・リエントリーのダイナミクスを解析し、Kチャネル遮断やギャップ結合機能の修飾、心筋の軽度可逆的冷却が心室スパイラル・リエントリーを解剖学的不連続構造から抜錨することにより、心室細動・頻拍の早期停止を促すことを明ら...
❏新しい原理に基づく低エネルギー除細動法の開発に関する基礎研究(18650129)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】稲垣 正司 国立循環器病センター研究所, 循環動態機能部, 室長 (80359273)
【キーワード】不整脈 / シミュレーション / 心室細動 / 蛍光計測 / リエントリ
【概要】植込み型除細動器は心室細動(VF)などの致死性不整脈に対して極めて高い有効性を持つが、高エネルギーショックによる心筋傷害は低心機能脈者にとっては時に致命的になる。このため、より低エネルギーの通電による新しい除細動法の開発が求められている。一方、VFの主な機序は渦巻き様に旋回する興奮波(SW:spiral wave, scroll wave)であることが明らかとなっている。このようなSWは心臓の電気...
【医歯薬学】内科系臨床医学:光学マッピングシミュレーションを含む研究件
❏心臓2次元膜電位光学マッピングデータからの心壁内3次元興奮伝播波面の再構成(24300159)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】佐久間 一郎 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50178597)
【キーワード】不整脈 / 光学マッピング / 3次元興奮伝播 / リエントリ / シミュレーション (他6件)
【概要】不整脈発生時の心筋内活動電位伝播様式は複雑な三次元的構造を持つ。膜電位感受性色素を用いた光学マッピングによって得られる膜電位情報は、組織標本表層から深さ300μmの浅い情報であり、心内膜側を計測するためには心室壁を切開するなどの処置が必要であった。本研究では心外膜と心内膜を同時かつその位置関係を正確に同定して光学マッピングするシステムを開発した。線状レーザ光を心外膜側から照射し、心内膜側の像を観察...
❏スパイラル・リエントリーの抜錨による致死性不整脈予防技術の開発(19390210)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】児玉 逸雄 名古屋大学, 環境医学研究所, 教授 (30124720)
【キーワード】致死性不整脈 / スパイラル / リエントリー / 光学マッピング / 活動電位 (他17件)
【概要】心室細動・持続性心室頻拍の発生・維持にはスパイラル・リエントリーが重要な役割を果たしている。本研究では、活動電位光学マッピングを用いた動物実験とシミュレーションにより心室筋二次元スパイラル・リエントリーのダイナミクスを解析し、Kチャネル遮断やギャップ結合機能の修飾、心筋の軽度可逆的冷却が心室スパイラル・リエントリーを解剖学的不連続構造から抜錨することにより、心室細動・頻拍の早期停止を促すことを明ら...
【医歯薬学】内科系臨床医学:STATシミュレーションを含む研究件
❏T細胞分化のシステムバイオロジー(23659242)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】吉村 昭彦 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90182815)
【キーワード】サイトカイン シグナル伝達 / 転写因子 / ヘルパーT細胞 / 抑制性T細胞 / TGF-β (他12件)
【概要】ヘルパーT細胞は免疫制御の中心を担う細胞である。近年、Th1, Th2以外に多くのサブタイプ(Th17,iTreg等)が存在していることが知られるようになってきた。ヘルパーT細胞は、各サブタイプが様々なサイトカインを産生すると共に、様々なサイトカインで分化や増殖が促進されたり抑制されたりするので、各サブタイプへの分化は非常に複雑である。そこで、ヘルパーT細胞各サブタイプへの分化を明らかにするととも...
❏ヘルパーT細胞分化のシミュレーション(20659077)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2008
【研究代表者】吉村 昭彦 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90182815)
【キーワード】ヘルパーT細胞 / サイトカイン / TGF-β / 炎症 / アレルギー (他8件)
【概要】ヘルパーT細胞は免疫制御の中心を担う細胞である。近年、Th1, Th2以外に多くのサブタイブ(Th17, iTreg等)が存在していることが知られるようになってきた。これらのサブタイプの割合が免疫応答の方向性を決定していると考えられている。しかし、ヘルパーT細胞は、各サブタイプが様々なサイトカインを産生すると共に、様々なサイトカインで分化や増殖が促進されたり抑制されたりするので、各サブタイプへの分...
【医歯薬学】外科系臨床医学:ATMシミュレーションを含む研究件
❏ス-パコンピュータによる超高速トラヒックシミュレーション(06452239)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】田中 良明 早稲田大学, 理工学総合研究センター, 教授 (30133086)
【キーワード】ス-パコンピュータ / 並列計算機 / ベクトル演算 / トラヒック / シミュレーション (他12件)
【概要】近年,ス-パコンピュータがいろいろな研究機関に導入され,身近なものになってきている.ス-パコンピュータはベクトル演算を高速に行う計算機であるが,トラヒックシミュレーションには本来ベクトル演算がないので,ス-パコンピュータを用いても無意味である.そこで,トラヒックシミュレーションをベクトル化し,ス-パコンピュータを有効利用する方法を検討した.まず,回線交換を対象として,各ノード間の呼の生起・終了やリ...
❏マルチメディア情報通信ネットワークのモデル化と性能評価(05680313)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】高橋 豊 京都大学, 工学研究科, 助教授 (00135526)
【キーワード】トラヒック / マルチメディア / ネットワーク / モデル化 / 性能評価 (他14件)
【概要】平成5年度および6年度の研究成果を受けて、マルチメディア情報通信ネットワークのモデル化と性能評価に関して、解析とシミュレーションの有機的な活用をめざして研究を行った。まず解析に関しては、複数メディアからのトラヒックを共通に収容し、それぞれが要求する通信品質に応じた優先権を付与することにより円滑な送信を実現する通信ネットワークを、モデル化し、待ち行列理論に基づき送信遅延などの性能諸量を導出した。次に...
【医歯薬学】外科系臨床医学:腹部大動脈瘤シミュレーションを含む研究件
❏大動脈瘤拡張・破裂予防に向けた薬学および力学的アプローチ(18H02886)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】保科 克行 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (90571761)
【キーワード】Drug delivery system / 大動脈瘤 / ナノ粒子 / ピタバスタチン / シミュレーション (他14件)
【概要】本研究の柱であるラット大動脈瘤モデルを用い、ナノミセルによるDrug Delivery systemの構築を試みた。ナノミセルに内包する薬剤は、電荷によって制限されてきたが、今回スタチンを内包することが可能となった。スタチンは高脂血症に対する治療薬であるとともに、抗炎症作用がある。今回ピタバスタチン内包ミセルが腹部大動脈瘤に集積していることが組織的に確認され、瘤縮小に関与していることが示された。 ...
❏腹部大動脈瘤内挿後ステントグラフトの経時的変化のシミュレーション研究(24591866)
【研究テーマ】外科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】岡本 宏之 東京大学, 医学部附属病院, 登録研究医 (60348266)
【キーワード】simulation / modeling system / stent graft / migration / aortic aneurysm (他13件)
【概要】腹部大動脈瘤内に留置されたステントグラフトは、機種によって異なった振る舞いをする。また、屈曲やねじれなどの因子は留置後に徐々に変化をすることがわかった。その数値化と視覚化に、独自のモデルを用いて成功した。それによりmigrationして破裂に至るリスクが明らかにされ、臨床への一助となると考えられた。 ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:大動脈瘤シミュレーションを含む研究件
❏大動脈瘤拡張・破裂予防に向けた薬学および力学的アプローチ(18H02886)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】保科 克行 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (90571761)
【キーワード】Drug delivery system / 大動脈瘤 / ナノ粒子 / ピタバスタチン / シミュレーション (他14件)
【概要】本研究の柱であるラット大動脈瘤モデルを用い、ナノミセルによるDrug Delivery systemの構築を試みた。ナノミセルに内包する薬剤は、電荷によって制限されてきたが、今回スタチンを内包することが可能となった。スタチンは高脂血症に対する治療薬であるとともに、抗炎症作用がある。今回ピタバスタチン内包ミセルが腹部大動脈瘤に集積していることが組織的に確認され、瘤縮小に関与していることが示された。 ...
❏腹部および胸部大動脈瘤破裂リスク予知の指標作成に向けた、医工連携アプローチ(26462101)
【研究テーマ】心臓血管外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】保科 克行 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90571761)
【キーワード】simulation / aortic aneurysm / rupture / stress / 嚢状瘤 (他11件)
【概要】われわれは大動脈瘤の破裂しやすさをモデルを用いて検討してきた。嚢状瘤は破裂リスクが高いとされるがその定義はされていない。瘤を仮想楕円にあてはめて、「横長」のもの、またフィレット半径(大動脈と瘤のつなぎ目に当てる円)の小さい縦長のものは、頂点において応力が高く破裂しやすく、嚢状瘤の定義の一部としてよいのではないかという結論になった。これは胸部大動脈瘤において拡張速度の検討が行われたがはっきりとした臨...
❏腹部大動脈瘤内挿後ステントグラフトの経時的変化のシミュレーション研究(24591866)
【研究テーマ】外科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】岡本 宏之 東京大学, 医学部附属病院, 登録研究医 (60348266)
【キーワード】simulation / modeling system / stent graft / migration / aortic aneurysm (他13件)
【概要】腹部大動脈瘤内に留置されたステントグラフトは、機種によって異なった振る舞いをする。また、屈曲やねじれなどの因子は留置後に徐々に変化をすることがわかった。その数値化と視覚化に、独自のモデルを用いて成功した。それによりmigrationして破裂に至るリスクが明らかにされ、臨床への一助となると考えられた。 ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:iPS細胞シミュレーションを含む研究件
❏iPS細胞の凍結プロセスを革新するマルチスケール設計基盤(20K21102)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (70701340)
【キーワード】ヒトiPS細胞 / 凍結 / 解凍 / 計算化学 / プロセス設計 (他13件)
【概要】本研究の目的は、iPS細胞凍結の課題に対して、分子・細胞・プロセスの各スケールで取り組み、成果を階層的につなげた「マルチスケール設計基盤」を構築することである。2年目の2021年度は、遂行項目①「新規保護剤の探索」、項目②「多細胞凍結モデル構築」、項目③「冷却装置モデル構築」に取り組んだ。「新規保護剤の探索」については、初年度に、量子化学・分子動力学計算による有望化合物の特定に取り組み、論文発表し...
❏医薬品製造を対象とする革新的プロセス設計手法の開発とツール実装(17H04964)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】医薬品製造 / プロセス設計 / スーパーストラクチャー / 数理モデル / シミュレーション (他27件)
【概要】本研究では、医薬品製造プロセスの設計手法開発と、支援ツール実装に取り組んだ。バイオ医薬品注射剤の無菌充填プロセス(調製・ろ過滅菌・充填等)について、シングルユースとマルチユースの選択支援手法を構築し、ソフトウェアのプロトタイプ版をオンラインで公開した。固形製剤の製造プロセス(混合・造粒・乾燥・打錠等)について、連続生産も考慮したスーパーストラクチャを構築し、それに基づく設計手法と、ソフトウェアを開...
【医歯薬学】社会医学:スポーツバイオメカニクスシミュレーションを含む研究件
❏全身駆動型スイマーロボットによる水泳時の人体に働く非定常流体力の全容解明(23300229)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中島 求 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (20272669)
【キーワード】水泳 / スポーツバイオメカニクス / スイマーロボット / 非定常流体力 / モデリング (他8件)
【概要】本研究ではまず,全身駆動型スイマーロボットを開発した.本ロボットは実際の競泳選手の1/2サイズのヒューマノイドロボットであり,全身に20個のサーボモータを内蔵し,人間の泳動作を忠実に再現することができる.本ロボットを回流水槽に設置し,クロールの泳動作を行わせ,ロボット全体に作用する非定常流体力を測定する実験を行った.その結果,手が水をかく瞬間における推進力発揮が実験的に確認された. ...
❏スイマーマネキンロボットを用いた水泳時の体幹に働く非定常流体力特性の解明(20300208)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】中島 求 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (20272669)
【キーワード】スポーツバイオメカニクス / 水泳 / 非定常流体力 / スイマーマネキンロボット / モデリング (他8件)
【概要】本研究ではまず,スイマーマネキンと水中物体3自由度駆動装置からなる,スイマーマネキンロボットを開発した.次に本ロボットに実際のスイマーの泳動作を入力し,非定常流体力の測定実験を行った.そしてスイマーマネキンを表現するシミュレーションモデルを作成し,実験再現シミュレーションを行い,シミュレーションモデル中のパラメータを調整することにより,高精度で実験を再現することができる,流体力モデルを実現した....
【医歯薬学】社会医学:スポーツ科学シミュレーションを含む研究件
❏運動の獲得と学習に介入するスポーツ・シミュレーション科学(17H00766)
【研究テーマ】知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中村 仁彦 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (20159073)
【キーワード】運動の獲得と学習 / スポーツ科学 / シミュレーション科学 / 運動トレーニングの数理 / ビッグデータ (他12件)
【概要】だれもが科学的にスポーツに取り組むことができるための情報技術の研究開発を行った。ビデオモーションキャプチャーは革新的な技術である。本研究の成果は、ビデオモーションキャプチャーによる運動解析の基盤技術を確立したことである。トップアスリートがスタッフに囲まれて時間をかけて行っていた科学的運動解析は複数台のビデオカメラで撮影するだけで可能になり、だれもが手の届くものになった。リアルタイムでの筋活動の可視...
❏飛距離を伸ばすバッティング:野球バットのローリングとボールインパクト(20300212)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】矢内 利政 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (50387619)
【キーワード】バイオメカニクス / 打撃 / 動作解析 / シミュレーション / インパクト (他9件)
【概要】本研究では、野球の打撃動作において打球の軌跡を最適化し、飛距離を伸ばすためのメカニズムを紐解くためのステップとして、ボールインパクトの詳細を実測法及び数値シミュレーション法を用いて分析した。主な結果として、(1)打球の飛距離を伸ばすためには、大きなローリング速度を持たせたバットを、アッパースイング気味の軌道でスイングすることにより、投球されたボールに対して正面衝突させるように打撃をおこなうことが重...
【医歯薬学】社会医学:スポーツ工学シミュレーションを含む研究件
❏体工連携によるスポーツ科学イノベーション-革新的な用具・コーチング法の開発-(15H01825)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高木 英樹 筑波大学, 体育系, 教授 (80226753)
【キーワード】体工連携 / スポーツ工学 / 水泳水中運動 / 流体力 / 自己推進時抵抗 (他24件)
【概要】体育学と工学の研究者が連携して、双方が培ってきた先端技術を活用することで、これまで解決が困難と考えられてきた課題に取り組み、新たな研究方法論の開発に努め、イノベーションを実現することを目的とした。 その結果、水泳競技において自己推進する泳者の動的抵抗(自己推進時抵抗)を定量、評価する方法論の開発に成功し、従来は泳速度の2乗に比例して増加すると考えられていた抵抗が、実は速度の約3乗に比例して増加する...
❏高速X線撮影を用いた3次元計測と有限要素解析による接地中の足部内挙動の解明(25750305)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】石井 秀幸 立教大学, コミュニティ福祉学部, 特任准教授 (40534730)
【キーワード】バイオメカニクス / スポーツ工学 / 有限要素解析 / 接地 / 足部内挙動 (他9件)
【概要】本研究では,医用画像から抽出した足部表面,骨,アキレス腱の3次元形状データを用いて,足部の内部構造を考慮した有限要素モデルの作成を進めた.また,モーションキャプチャシステムを用いて着地および走行動作の接地中における足部の動きを計測し,有限要素モデルの妥当性検証に用いるための各変量を算出した. 今後は,有限要素モデルの作成をさらに進め,モデルの妥当性を確認する.その後,材料特性などを変化させて接地の...
❏水泳力学シミュレータ・筋骨格モデル・GAの統合による自由形最速泳フォームの解明(18650175)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】中島 求 東京工業大学, 大学院・情報理工学(系)研究科, 准教授 (20272669)
【キーワード】水泳 / シミュレーション / 筋骨格モデル / 遺伝的アルゴリズム / 最適化 (他8件)
【概要】1. 一昨年度構築した,泳者の全身運動および骨格筋の筋活動状態を測定する測定システムを用い,3名の一流大学スイマーの被験者について実験を行った. 2. 昨年度開発した,測定された全身運動データを筋骨格シミュレータへの入力データに変換するアルゴリズムを用い,測定データをシミュレータに入力し,筋骨格シミュレーションを行った. 3. シミュレータによる解析結果と,実験により測定した筋活動状態を比較した結...
【医歯薬学】社会医学:キネマティクスシミュレーションを含む研究件
❏協調と分散からとらえる歩行中の体幹の動きの進化とその形態基盤(21H02574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】平崎 鋭矢 京都大学, ヒト行動進化研究センター, 准教授 (70252567)
【キーワード】ロコモーション / 霊長類 / キネマティクス / シミュレーション / 形態分析
【概要】
❏減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立(15K01233)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング (他18件)
【概要】減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
【医歯薬学】社会医学:民営化シミュレーションを含む研究件
❏重要成功要因が組織文化として定着する組織的プロセスの研究(19K01857)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (30171507)
【キーワード】創発的戦略 / DX / 脱炭素 / ガソリンスタンド / テレワーク (他23件)
【概要】今年度は、具体的に企業の事例研究を行い、論文「脱炭素時代を生き残るガソリンスタンドの創発的戦略」をJSTが運用を開始したプレプリントサーバ Jxiv にて公開し、既にジャーナルからアクセプトされている。その事例研究の内容を要約すると、日本では、価格競争によりガソリンで利益の出なくなったgas station (GS)は四半世紀で数が半減した。追討ちをかけるように、日本政府は2035年にガソリン車と...
❏国際的民活インフラ投資(BOT)に関する経営科学的研究(11480097)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】浦谷 規 法政大学, 工学部, 教授 (80126268)
【キーワード】BOT / PFI / プロジェクトファイナンス / シミュレーション / インフラプロジェクト (他20件)
【概要】公共事業、公共サービスの存在理由が新たに問い直され、今までは政府が行うべきとされたことは、民間のほうがより安価により高サービスにできることが認識された。しかし、人々が快適に市民生活を過ごすためには、社会インフラが必要になる。インフラの民間資金による建設運営の新しいビジネスモデルがBOTあるいはPFI方式とよばれて、世界的に発展してきている。BOT方式は従来政府が行うべきとされた準公共財とよばれるイ...
【医歯薬学】社会医学:水泳シミュレーションを含む研究件
❏体工連携によるスポーツ科学イノベーション-革新的な用具・コーチング法の開発-(15H01825)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高木 英樹 筑波大学, 体育系, 教授 (80226753)
【キーワード】体工連携 / スポーツ工学 / 水泳水中運動 / 流体力 / 自己推進時抵抗 (他24件)
【概要】体育学と工学の研究者が連携して、双方が培ってきた先端技術を活用することで、これまで解決が困難と考えられてきた課題に取り組み、新たな研究方法論の開発に努め、イノベーションを実現することを目的とした。 その結果、水泳競技において自己推進する泳者の動的抵抗(自己推進時抵抗)を定量、評価する方法論の開発に成功し、従来は泳速度の2乗に比例して増加すると考えられていた抵抗が、実は速度の約3乗に比例して増加する...
❏全身駆動型スイマーロボットによる水泳時の人体に働く非定常流体力の全容解明(23300229)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中島 求 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (20272669)
【キーワード】水泳 / スポーツバイオメカニクス / スイマーロボット / 非定常流体力 / モデリング (他8件)
【概要】本研究ではまず,全身駆動型スイマーロボットを開発した.本ロボットは実際の競泳選手の1/2サイズのヒューマノイドロボットであり,全身に20個のサーボモータを内蔵し,人間の泳動作を忠実に再現することができる.本ロボットを回流水槽に設置し,クロールの泳動作を行わせ,ロボット全体に作用する非定常流体力を測定する実験を行った.その結果,手が水をかく瞬間における推進力発揮が実験的に確認された. ...
❏スイマーマネキンロボットを用いた水泳時の体幹に働く非定常流体力特性の解明(20300208)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】中島 求 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (20272669)
【キーワード】スポーツバイオメカニクス / 水泳 / 非定常流体力 / スイマーマネキンロボット / モデリング (他8件)
【概要】本研究ではまず,スイマーマネキンと水中物体3自由度駆動装置からなる,スイマーマネキンロボットを開発した.次に本ロボットに実際のスイマーの泳動作を入力し,非定常流体力の測定実験を行った.そしてスイマーマネキンを表現するシミュレーションモデルを作成し,実験再現シミュレーションを行い,シミュレーションモデル中のパラメータを調整することにより,高精度で実験を再現することができる,流体力モデルを実現した....
【医歯薬学】社会医学:非定常流体力シミュレーションを含む研究件
❏体工連携によるスポーツ科学イノベーション-革新的な用具・コーチング法の開発-(15H01825)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高木 英樹 筑波大学, 体育系, 教授 (80226753)
【キーワード】体工連携 / スポーツ工学 / 水泳水中運動 / 流体力 / 自己推進時抵抗 (他24件)
【概要】体育学と工学の研究者が連携して、双方が培ってきた先端技術を活用することで、これまで解決が困難と考えられてきた課題に取り組み、新たな研究方法論の開発に努め、イノベーションを実現することを目的とした。 その結果、水泳競技において自己推進する泳者の動的抵抗(自己推進時抵抗)を定量、評価する方法論の開発に成功し、従来は泳速度の2乗に比例して増加すると考えられていた抵抗が、実は速度の約3乗に比例して増加する...
❏全身駆動型スイマーロボットによる水泳時の人体に働く非定常流体力の全容解明(23300229)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中島 求 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (20272669)
【キーワード】水泳 / スポーツバイオメカニクス / スイマーロボット / 非定常流体力 / モデリング (他8件)
【概要】本研究ではまず,全身駆動型スイマーロボットを開発した.本ロボットは実際の競泳選手の1/2サイズのヒューマノイドロボットであり,全身に20個のサーボモータを内蔵し,人間の泳動作を忠実に再現することができる.本ロボットを回流水槽に設置し,クロールの泳動作を行わせ,ロボット全体に作用する非定常流体力を測定する実験を行った.その結果,手が水をかく瞬間における推進力発揮が実験的に確認された. ...
❏スイマーマネキンロボットを用いた水泳時の体幹に働く非定常流体力特性の解明(20300208)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】中島 求 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (20272669)
【キーワード】スポーツバイオメカニクス / 水泳 / 非定常流体力 / スイマーマネキンロボット / モデリング (他8件)
【概要】本研究ではまず,スイマーマネキンと水中物体3自由度駆動装置からなる,スイマーマネキンロボットを開発した.次に本ロボットに実際のスイマーの泳動作を入力し,非定常流体力の測定実験を行った.そしてスイマーマネキンを表現するシミュレーションモデルを作成し,実験再現シミュレーションを行い,シミュレーションモデル中のパラメータを調整することにより,高精度で実験を再現することができる,流体力モデルを実現した....
【医歯薬学】社会医学:コンピュータ・シミュレーションシミュレーションを含む研究件
❏不均質生体現象を表わす偏微分方程式の研究(16K05214)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】久保 明達 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (60170023)
【キーワード】腫瘍浸潤モデル / 非局所項 / 生体モデル / 偏微分方程式 / コンピュータシミュレーション (他19件)
【概要】M.Chaplainらによる非局所腫瘍浸潤モデルにおいて抽象的に与えられた非局所項について適切な数学的枠組みを設定しその特徴づけと、滑らかな時間大域解の存在及び解の挙動を示した。非局所項における定義域の不整合がChaplainら自身によって修正され、それを用いて定義域の拡張を行い特異積分作用素等に類似した一般化された微分作用素として捉え、モデルのエネルギー評価式を導き、上記の結果を得ることで、モデ...
❏深発地震の異常震域の成因解明に向けた、波形解析・モデル・シミュレーション統合研究(26400444)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】古村 孝志 東京大学, 地震研究所, 教授 (80241404)
【キーワード】地震 / 深発地震 / 異常震域 / MOW / 地震波伝播シミュレーション (他15件)
【概要】日本海下で起きる深発地震の広帯域地震波形を調査し、深さ400 km以深の地震においてS波初動部の波形が変化し、低周波数の先駆波が見られることを明らかにした。これをスラブ内部に相転移遅れにより生じた薄い、くさび形状の低速度層(MOW)によるものと考え、2010年2月12日に発生したウラジオストックの深発地震(578 km, Mw6.8)の地震波形を差分法に基づき計算し、MOWの存在を確認するとともに...
❏シグナル伝達系パスウエイの挙動に基づく体内挙動のシミュレーション法の確立(25330356)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山田 訓 岡山理科大学, 工学部, 教授 (20393506)
【キーワード】リウマチ / シミュレーション / F759マウス / 炎症アンプ / IL-6 (他10件)
【概要】リウマチ発症のモデルを題材に、細胞内反応と細胞群の挙動を同時に計算して体内での変化を計算する手法を確立した。滑膜細胞内の炎症アンプと呼ばれるIL-6/STAT3の伝達経路とIL-17/NFkBの伝達経路からなる細胞内反応系をモデル化し、ケモカインで誘引されるmacrophageとTh17が血管から関節に侵入して炎症アンプを活性化する過程をモデル化した。F759マウスと呼ばれるIL-6レセプタの突然...
【医歯薬学】社会医学:生物物理シミュレーションを含む研究件
❏非平衡下での生体膜の構造形成(21K03481)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】野口 博司 東京大学, 物性研究所, 准教授 (00514564)
【キーワード】曲率誘導タンパク質 / 反応拡散波 / シミュレーション / 生物物理 / ソフトマター
【概要】非平衡下で生体膜がとる多様な形状変化、パターン形成を明らかにするのが本研究課題の目的である。今年度は、曲率誘導タンパク質および、その制御因子の膜への吸着、膜上の拡散が引き起こす現象について反抗拡散方程式と膜変形をカップルさせた計算を行い、膜変形を伴う反応拡散波について調べた。球面では空間的に一様な振動が起こる条件でも、曲率の高い(条件によっては低い)部位から、進行波が形成されることや、波の速度が曲...
❏タンパク質による生体膜の形態制御(17K05607)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】野口 博司 東京大学, 物性研究所, 准教授 (00514564)
【キーワード】生物物理 / ソフトマター / 生体膜 / シミュレーション
【概要】本研究では粗視化シミュレーションを用いて、曲率誘導タンパク質などによる生体膜の構造変化を研究した。(1)キラリティがチューブ形成に重要であること、(2)膜変形とのカップリングによって膜上の反応拡散波の安定性やチューリングパターンが変化すること、(3)アクチン繊維成長との相互作用が熱平衡とは異なる膜ゆらぎを誘起することなどを明らかにするとともに、(4)膜の力学物性の計算手法の開発や(5)ナビエ・スト...
❏架橋による生体膜の構造制御(25400425)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】野口 博司 東京大学, 物性研究所, 准教授 (00514564)
【キーワード】生物物理 / ソフトマター / 細胞 / 生体膜 / シミュレーション
【概要】数値計算を主に用いて、タンパク質などによる生体膜の形状制御の仕組みを研究した。まず、膜間のゆらぎのエントロピーによって生体膜間を架橋する結合サイトが凝集する条件を明らかにした。次に、高分子修飾によって大きな膜ドメインが不安定化し、多数のマイクロドメインが形成されることがあることを示した。そして、バナナ状タンパク質の吸着により、多角形膜チューブや多面体ベシクルが形成することを明らかにした。タンパク質...
【医歯薬学】社会医学:歩行シミュレーションを含む研究件
❏歩行における高度踏破性及び頑健性を実現するための筋骨格・神経機構の構成論的解明(23360111)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】青井 伸也 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60432366)
【キーワード】歩行 / 踏破性・頑健性 / 筋骨格・神経機構 / ヒト / サル (他10件)
【概要】脳・身体・環境の相互作用から生み出される歩行の高度踏破性及び頑健性を実現するための筋骨格・神経機構の解明を目指し,ヒト・サル・ラットを対象に,計測データから運動機能を明らかにする解析的研究と,神経筋骨格モデルやロボットを用いて機能的役割を明らかにする構成論的研究を行った.その結果,ヒト運動解析では,位相応答曲線を同定して位相調整機構を明らかにし,サル運動解析では,4足・2足歩行での一次・補足運動野...
❏統合化バイオメカニクス研究の確立とその医療福祉応用(17300062)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】長谷 和徳 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (10357775)
【キーワード】筋骨格モデル / 循環器系モデル / 神経制御モデル / シミュレーション / 順動力学 (他9件)
【概要】(1)従来より開発していた歩行運動生成モデルの高度化をはかり,歩容の安定化メカニズムの追加と,モデルに基づく高齢者の加齢に伴う歩行の不安定化の生体力学的要因の分析を行った.ベクトル場による歩容の安定化メカニズムは高次脳機能の学習的運動制御機構を模擬することができ,高齢者歩行では神経伝達特性に代表される運動の巧緻性低下に原因の一つがあると推察された.また,このようなシミュレーション研究の有用性につい...
【医歯薬学】社会医学:災害医療シミュレーションを含む研究件
❏理・工・医学の連携による津波の広域被害把握技術の深化と災害医療支援システムの革新(17H06108)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】越村 俊一 東北大学, 災害科学国際研究所, 教授 (50360847)
【キーワード】津波災害 / 広域被害把握 / 災害医療 / マルチエージェントシミュレーション / リモートセンシング (他8件)
【概要】リアルタイムシミュレーションとセンシングの融合による「広域被害把握技術」を深化させ、津波被災地における災害医療システムの構築を通じて医療救護班の適時・適材・適所の配備に貢献することを目標として、理・工・医学の連携研究を推進した。津波の人的被害・物的被害の量的推定を可能にし、推定被害量から被災地の医療需要の質と量を即時的に推定するとともに、シミュレーションによる災害医療活動の予測・更新の方法論を確立...
❏新しい災害医療対応シミュレーションシステムを用いた災害医学教育、災害医療の実践(16H03155)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】布施 明 日本医科大学, 医学部, 教授 (80238641)
【キーワード】公共健康危機管理 / 首都直下地震 / 災害関連死 / 未治療死 / 医療救護班 (他20件)
【概要】【はじめに】これまで存在しなかった災害医療活動を俯瞰するためのシミュレーション・システムを用いて首都直下地震での災害関連死を減少させるために効果的な項目の検討を行った。【対象・方法】離散事象シミュレーションを用いて災害医療対応の急性期の全体像を再現することを試みた。【結果・考察】処置を行うことができずに死亡する、いわゆる“未治療死”が5,511人であるのに対し、発生傷病者数をデフォルト値の7割に減...
【医歯薬学】社会医学:SNPシミュレーションを含む研究件
❏日本人の起源と進化-集団ゲノム学的アプローチによる縄文人由来ゲノム領域の抽出-(18H02514)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】大橋 順 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80301141)
【キーワード】縄文人 / 渡来人 / 日本列島人 / 遺伝的多様性 / 現代日本人の形成モデル (他20件)
【概要】日本人男性345名のY染色体の全塩基配列決定を行い系統解析を行った。その結果、本土日本人男性では35.4%の頻度で観察されるが、他の東アジア人には観察されないクレードを発見した。遺伝子系図解析によって過去の人口変動を推定したところ、縄文時代晩期から弥生時代にかけて人口が急激に減少したことが示された。 47都道府県の全ゲノムSNPアリル頻度データを用いて解析を行い、都道府県間の遺伝的差異は、縄文人に...
❏薬物動態解析を目的とした臨床ゲノム情報システムの開発(16200038)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 医学部附属病院, 科学技術振興特任教員(特任教授) (30194640)
【キーワード】薬物動態解析 / 抗癌剤 / 遺伝子多型 / 個別化医療 / グリッドコンピューティング (他20件)
【概要】(1)データベースグリッド技術であるOGSA-WebDBを用い臨床ゲノム情報と関連する複数のライフサイエンスデータベースから薬剤関連情報を網羅的に抽出できる臨床ゲノム情報探索システムを開発した.副作用情報はTOXINETから、遺伝子名はPharmGKBから、蛋白質情報はEntrez Proteinから抽出し、抽出遺伝子あるいは蛋白質名に対応した発現臓器をLSBMから,パスウエイ情報はKEGGから,...
【医歯薬学】社会医学:都市シミュレーションを含む研究件
❏都市域での強風防災のためのフライングデブリの危険度予測(15656130)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】強風防災 / フライングデブリ / 都市 / シミュレーション / LES (他8件)
【概要】大都市圏に極大強風が発生した場合、建物の主体構造が耐えることができても、ある建築物が部分的には被害を受け、その際、建築部材、屋根材などの破損部分は、周囲に飛散する可能性を有し(フライングデブリの発生)、都市といった建築物が集中的に存在する場所では、二次的な強風災害を招く可能性が高い。特に、最近の都市における建築物を振り返ってみると、そのデザイン性の要求から窓面が大きくなって、ガラスが広く露出されて...
❏都市域地表形態を再現した風外乱ガスト構造の数理モデルの構築と耐風設計の高度化(14350298)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】風外乱 / 都市 / 地表形態 / シミュレーション / LES (他9件)
【概要】地表に建つ建築構造物の耐風安全性をより確かなものにするには、高さが100から200m程度以下の地表近傍での風の特性の把握が重要である。しかしながら、地表は、様々な形状の建築物あるいは多種多様な植生によって覆われ、近傍領域は一様な空間とはなっていない。特に都市域では、中層から高層の建物などが密集し、高さ数10mから100m程度まで地表の形態は大きく変化している。本研究では、近年の流体計算技術の急激な...
【医歯薬学】社会医学:社会構造シミュレーションを含む研究件
❏個の多様性は社会構造にどう影響するのか?適応的ネットワークによる構成的アプローチ(19H04220)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐山 弘樹 早稲田大学, 商学学術院, 教授(任期付) (30345425)
【キーワード】多様性 / 社会構造 / 適応的ネットワーク / 数理モデル / 複雑系 (他11件)
【概要】2021年度は,新型コロナによる継続的な困難のため,研究の進行に影響が生じた.具体的には,研究代表者が夏季期間に来日し所属研究機関(早稲田大学)にて研究補助を雇用し研究を推進するという当初予定が実現できなかった.そこで,偏微分方程式によるモデルの定式化と解析,および収集された実社会データのさらに詳細な解析を,海外の外部研究協力者(米国ビンガムトン大学 Mohammad Khasawneh 教授)に...
❏マイクロ-マクロ関連に基づく社会特性の創発に関する研究(15330133)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】高木 英至 埼玉大学, 教養学部, 教授 (20163165)
【キーワード】社会構造 / 創発性 / 計算機シミュレーション / ゲーミング / シミュレーション (他18件)
【概要】本研究課題の成果は大別して次の4つのカテゴリーに分けることが出来る。 第1は、本研究課題で用いた手法、特に計算機シミュレーションの社会科学における位置づけに関する、方法論的ないし哲学的な位置づけである。従来の例を整理しながら、計算機シミュレーションは数理モデルほど厳密ではないものの、柔軟で適用範囲の多い方法であること、特に進化型のシミュレーションに可能性が大きいことを見出した。 第2は単純推論型の...
【医歯薬学】社会医学:小児外科シミュレーションを含む研究件
❏術中の医師の動きを基に仮想空間で機能や形状を最適化する小児外科用ロボット術具設計(22K12835)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】川村 和也 千葉大学, フロンティア医工学センター, 助教 (50449336)
【キーワード】シミュレーション / ロボット / 小児外科 / 操作性評価
【概要】
❏テーラーメード手術を目指した小児内視鏡手術用シミュレーターの構築(26293378)
【研究テーマ】小児外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岩中 督 東京大学, 医学部附属病院, 名誉教授 (90193755)
【キーワード】内視鏡手術 / 小児 / 手技評価 / トレーニング / シミュレーション (他13件)
【概要】本研究では、ラピッドプロトタイピングの技術を用いて実際の小児内視鏡手術を忠実に再現し、手技評価やトレーニング、患者個別の術前シミュレーションに利用可能な小児患者モデルを開発し、その有用性の評価を行った。新生児食道閉鎖症モデルでは、胸腔鏡下食道食道吻合の縫合手技を計測・評価することが可能となり、小児内視鏡外科医の熟練度を反映した手技評価に有用なモデルであることを示した。乳幼児肺嚢胞性疾患モデルでは、...
【医歯薬学】社会医学:創発シミュレーションを含む研究件
❏マイクロ-マクロ関連に基づく社会特性の創発に関する研究(15330133)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】高木 英至 埼玉大学, 教養学部, 教授 (20163165)
【キーワード】社会構造 / 創発性 / 計算機シミュレーション / ゲーミング / シミュレーション (他18件)
【概要】本研究課題の成果は大別して次の4つのカテゴリーに分けることが出来る。 第1は、本研究課題で用いた手法、特に計算機シミュレーションの社会科学における位置づけに関する、方法論的ないし哲学的な位置づけである。従来の例を整理しながら、計算機シミュレーションは数理モデルほど厳密ではないものの、柔軟で適用範囲の多い方法であること、特に進化型のシミュレーションに可能性が大きいことを見出した。 第2は単純推論型の...
❏カオス結合場としての身体性に基づくロボット行動行動創発の研究(14658099)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】國吉 康夫 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 助教授 (10333444)
【キーワード】ロボット / 身体性 / 創発 / 適応 / カオス (他12件)
【概要】本研究は,多自由度の身体を相互作用場とする大域カオス結合系を用い,秩序状態の発生・変化と身体・環境の状態との関連性を実験的に解明することで,行動の創発における身体性の情報論的意味を明らかにすることを目的とする. 上記の目的に向けて、今年度は以下の研究成果をあげた。 1.筋骨格系身体モデルと動作シミュレーション環境の構築・改良:筋肉モデルと骨格モデルを実装し、筋肉駆動関節モデル、および、多脚虫型モデ...
【医歯薬学】歯学:血流シミュレーションシミュレーションを含む研究件
❏口腔癌に対する新規選択的薬物送達による革新的低侵襲治療法の開発(16H05544)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤内 祝 横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (50172127)
【キーワード】口腔癌 / 超選択的動注法 / ナビゲーション / 流体解析 / シミュレーション (他8件)
【概要】口腔癌に対する動注化学療法をより効果的な治療にするために,腫瘍栄養動脈における抗癌剤のシミュレーションを行った.共通幹での抗癌剤の分配は不安定であり,それぞれの栄養動脈にカテーテルを留置する必要があることが明らかとなった.また,確実に腫瘍栄養動脈に留置するためのカテーテルナビゲーションにおける新しいレジストレーション手法を開発し,上顎前歯をターゲットとすることで十分な精度が得られることが明らかとな...
❏患者固有データを用いた流体シミュレーションによるオーダーメイド動注化学療法の開発(24390459)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】藤内 祝 横浜市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50172127)
【キーワード】口腔癌 / 動注化学療法 / 流体解析 / シミュレーション / 血流シミュレーション (他6件)
【概要】本研究の目的は流体解析を用いて口腔癌に対する逆行性動注化学療法における抗癌剤分配シミュレーションを行うことである.CTアンギオグラフィーのデータより頸動脈のモデリングを行い,モデル化したカテーテルを留置したうえで,流体シミュレーションを行い,頸動脈エコーと末梢血管モデルも用いてシミュレーションの精度を向上させた.舌動脈の下方にカテーテルを留置しても,舌動脈への血流の流入は限定されることが示された....
❏医工連携に基づく流体解析を用いた超選択的動注法における抗癌剤至適投与量の検討(21390542)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】藤内 祝 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (50172127)
【キーワード】口腔癌 / 動注化学療法 / 流体解析 / 流体シミュレーション / 血流シミュレーション (他11件)
【概要】口腔癌に対する動注化学療法における腫瘍栄養動脈や転移リンパ節への抗癌剤の分配量を解明するために,われわれは流体解析を用いて外頸動脈とその分枝における血流シミュレーションを開発した.精度の高いシミュレーションにするために,末梢血管を考慮した0Dモデルを適用し,シミュレーションの精度評価は浅側頭動脈における血流速度を用いて行った.本シミュレーションの誤差は5%程度であり,外頸動脈とその分枝の患者特異的...
【医歯薬学】歯学:超選択的動注法シミュレーションを含む研究件
❏口腔癌に対する新規選択的薬物送達による革新的低侵襲治療法の開発(16H05544)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤内 祝 横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (50172127)
【キーワード】口腔癌 / 超選択的動注法 / ナビゲーション / 流体解析 / シミュレーション (他8件)
【概要】口腔癌に対する動注化学療法をより効果的な治療にするために,腫瘍栄養動脈における抗癌剤のシミュレーションを行った.共通幹での抗癌剤の分配は不安定であり,それぞれの栄養動脈にカテーテルを留置する必要があることが明らかとなった.また,確実に腫瘍栄養動脈に留置するためのカテーテルナビゲーションにおける新しいレジストレーション手法を開発し,上顎前歯をターゲットとすることで十分な精度が得られることが明らかとな...
❏医工連携に基づく流体解析を用いた超選択的動注法における抗癌剤至適投与量の検討(21390542)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】藤内 祝 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (50172127)
【キーワード】口腔癌 / 動注化学療法 / 流体解析 / 流体シミュレーション / 血流シミュレーション (他11件)
【概要】口腔癌に対する動注化学療法における腫瘍栄養動脈や転移リンパ節への抗癌剤の分配量を解明するために,われわれは流体解析を用いて外頸動脈とその分枝における血流シミュレーションを開発した.精度の高いシミュレーションにするために,末梢血管を考慮した0Dモデルを適用し,シミュレーションの精度評価は浅側頭動脈における血流速度を用いて行った.本シミュレーションの誤差は5%程度であり,外頸動脈とその分枝の患者特異的...
【医歯薬学】歯学:医工連携シミュレーションを含む研究件
❏医工学を用いた微小外科手術技術評価と効果的トレーニング法の開発(24592177)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】森田 明夫 日本医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60302725)
【キーワード】Microsurgery / Skill / Assessment / Engineering / Strength (他25件)
【概要】外科領域では術者の技術レベルが治療の成果に大きく関与する。脳神経外科や形成外科、眼科、耳鼻科、整形外科など微細な手術を行う外科領域で行われる微細外科手技(マイクロサージェリー)はその技術レベルの評価が困難であった。従来は観察による評価が主体であり、また外科技術の教育も見て学ぶことが主流となっていた。近年工学技術の進歩により様々な動作を工学的技術を用いて客観的に評価し記録することが可能となった。そこ...
❏医工連携に基づく流体解析を用いた超選択的動注法における抗癌剤至適投与量の検討(21390542)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】藤内 祝 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (50172127)
【キーワード】口腔癌 / 動注化学療法 / 流体解析 / 流体シミュレーション / 血流シミュレーション (他11件)
【概要】口腔癌に対する動注化学療法における腫瘍栄養動脈や転移リンパ節への抗癌剤の分配量を解明するために,われわれは流体解析を用いて外頸動脈とその分枝における血流シミュレーションを開発した.精度の高いシミュレーションにするために,末梢血管を考慮した0Dモデルを適用し,シミュレーションの精度評価は浅側頭動脈における血流速度を用いて行った.本シミュレーションの誤差は5%程度であり,外頸動脈とその分枝の患者特異的...
【医歯薬学】歯学:動注化学療法シミュレーションを含む研究件
❏口腔癌に対する新規選択的薬物送達による革新的低侵襲治療法の開発(16H05544)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤内 祝 横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (50172127)
【キーワード】口腔癌 / 超選択的動注法 / ナビゲーション / 流体解析 / シミュレーション (他8件)
【概要】口腔癌に対する動注化学療法をより効果的な治療にするために,腫瘍栄養動脈における抗癌剤のシミュレーションを行った.共通幹での抗癌剤の分配は不安定であり,それぞれの栄養動脈にカテーテルを留置する必要があることが明らかとなった.また,確実に腫瘍栄養動脈に留置するためのカテーテルナビゲーションにおける新しいレジストレーション手法を開発し,上顎前歯をターゲットとすることで十分な精度が得られることが明らかとな...
❏患者固有データを用いた流体シミュレーションによるオーダーメイド動注化学療法の開発(24390459)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】藤内 祝 横浜市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50172127)
【キーワード】口腔癌 / 動注化学療法 / 流体解析 / シミュレーション / 血流シミュレーション (他6件)
【概要】本研究の目的は流体解析を用いて口腔癌に対する逆行性動注化学療法における抗癌剤分配シミュレーションを行うことである.CTアンギオグラフィーのデータより頸動脈のモデリングを行い,モデル化したカテーテルを留置したうえで,流体シミュレーションを行い,頸動脈エコーと末梢血管モデルも用いてシミュレーションの精度を向上させた.舌動脈の下方にカテーテルを留置しても,舌動脈への血流の流入は限定されることが示された....
❏医工連携に基づく流体解析を用いた超選択的動注法における抗癌剤至適投与量の検討(21390542)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】藤内 祝 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (50172127)
【キーワード】口腔癌 / 動注化学療法 / 流体解析 / 流体シミュレーション / 血流シミュレーション (他11件)
【概要】口腔癌に対する動注化学療法における腫瘍栄養動脈や転移リンパ節への抗癌剤の分配量を解明するために,われわれは流体解析を用いて外頸動脈とその分枝における血流シミュレーションを開発した.精度の高いシミュレーションにするために,末梢血管を考慮した0Dモデルを適用し,シミュレーションの精度評価は浅側頭動脈における血流速度を用いて行った.本シミュレーションの誤差は5%程度であり,外頸動脈とその分枝の患者特異的...
【医歯薬学】歯学:TGF-βシミュレーションを含む研究件
❏T細胞分化のシステムバイオロジー(23659242)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】吉村 昭彦 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90182815)
【キーワード】サイトカイン シグナル伝達 / 転写因子 / ヘルパーT細胞 / 抑制性T細胞 / TGF-β (他12件)
【概要】ヘルパーT細胞は免疫制御の中心を担う細胞である。近年、Th1, Th2以外に多くのサブタイプ(Th17,iTreg等)が存在していることが知られるようになってきた。ヘルパーT細胞は、各サブタイプが様々なサイトカインを産生すると共に、様々なサイトカインで分化や増殖が促進されたり抑制されたりするので、各サブタイプへの分化は非常に複雑である。そこで、ヘルパーT細胞各サブタイプへの分化を明らかにするととも...
❏ヘルパーT細胞分化のシミュレーション(20659077)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2008
【研究代表者】吉村 昭彦 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90182815)
【キーワード】ヘルパーT細胞 / サイトカイン / TGF-β / 炎症 / アレルギー (他8件)
【概要】ヘルパーT細胞は免疫制御の中心を担う細胞である。近年、Th1, Th2以外に多くのサブタイブ(Th17, iTreg等)が存在していることが知られるようになってきた。これらのサブタイプの割合が免疫応答の方向性を決定していると考えられている。しかし、ヘルパーT細胞は、各サブタイプが様々なサイトカインを産生すると共に、様々なサイトカインで分化や増殖が促進されたり抑制されたりするので、各サブタイプへの分...
【医歯薬学】歯学:バイオメカニクスシミュレーションを含む研究件
❏スキーにおける前十字靭帯損傷リスクを低下させる滑走技術の解明(19K11545)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】吉岡 伸輔 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (20512312)
【キーワード】アルペンスキー / 前十字靭帯 / バイオメカニクス / シミュレーション / 運動学データ (他7件)
【概要】前十字靭帯損傷はアルペンスキーにおいて深刻な予後を招くことから、スキー研究において長く前十字靭帯損傷に関する研究が進められ、その受傷メカニズムが調べられてきた。本研究は、前十字靭帯損傷リスクの低い滑走技術について明らかにすることを目的として実施中である。今回、実際のスキー滑走データと動力学シミュレーションを組み合わせた手法を用いて研究を進行中である。本研究の特長は2点あり、1点目は一般的にばらつき...
❏運動の獲得と学習に介入するスポーツ・シミュレーション科学(17H00766)
【研究テーマ】知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中村 仁彦 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (20159073)
【キーワード】運動の獲得と学習 / スポーツ科学 / シミュレーション科学 / 運動トレーニングの数理 / ビッグデータ (他12件)
【概要】だれもが科学的にスポーツに取り組むことができるための情報技術の研究開発を行った。ビデオモーションキャプチャーは革新的な技術である。本研究の成果は、ビデオモーションキャプチャーによる運動解析の基盤技術を確立したことである。トップアスリートがスタッフに囲まれて時間をかけて行っていた科学的運動解析は複数台のビデオカメラで撮影するだけで可能になり、だれもが手の届くものになった。リアルタイムでの筋活動の可視...
❏手内筋麻痺指に対する指機能再建法の生体工学的検討(16K01371)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中村 俊康 国際医療福祉大学, 医学部, 教授 (70265859)
【キーワード】バイオメカニクス / 手内筋 / 麻痺手 / シミュレーション / 再建手術 (他11件)
【概要】手指巧緻性を司る手内筋の麻痺とその再建術が手指の運動に与える影響を生体工学的手法で検討した.さらに既存の代表的な再建法であるFowler法,ZancolliのLasso法,Omer変法によって指先軌跡とMP関節不安定性がどの程度解消するのかを研究した.未固定屍体標本に3つの再建手術を行い,シミュレーションし,データの収集を行った.手内筋麻痺指では指先軌跡の狭小化とMP関節の不安定性が生じること,関...
【医歯薬学】歯学:発生シミュレーションを含む研究件
❏イメージング・シミュレーション・オミクスによる骨格形成機構の多角的解析(26293392)
【研究テーマ】形態系基礎歯科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】飯村 忠浩 愛媛大学, 学術支援センター, 教授 (20282775)
【キーワード】骨代謝 / 骨粗鬆症 / 破骨細胞 / HIV / シグナル (他18件)
【概要】本研究では、中軸骨格組織形成に関わる 重要な分子群をスクリーニング・同定することを目的とした。 さらに、候補遺伝子のノックアウトマウスの骨格の解析を進めた。特に進捗のあった成果 として、ケモカイン受容体CCR5が骨粗鬆症の発症に重要であることを明らかにした。 CCR5はHIV共受容体でありHIV治療標的分子である。CCR5の阻害薬Maravirocおよび抗CCR5中和抗体はヒト培養破骨細胞のアクチ...
❏コンピュータ・シミュレーションによる心筋細胞発生過程の探究(18700290)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】内藤 泰宏 慶應義塾大学, 環境情報学部, 准教授 (50327714)
【キーワード】コンピュータ・シミュレーション / 心筋細胞 / 発生過程 / 遺伝子発現 / 数理モデル (他10件)
【概要】複雑な多細胞生物は、さまざまな遺伝子発現パターンによって、ひとつのゲノム情報から多彩な機能を持つ細胞を発生・分化させている。近年、生物個体を構成する空間的・時間的な発現パターンのプロファイルが大量に獲得されているが、それぞれの発現パターンの機能的意義は必ずしも明らかではない。本研究では、心筋細胞の発生過程の連続的なモデリングに取り組んだ。すでに構築していた胎生初期、胎生後期、新生仔期、成体の4段階...
【医歯薬学】歯学:口腔がんシミュレーションを含む研究件
❏口腔癌に対する新規選択的薬物送達による革新的低侵襲治療法の開発(16H05544)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤内 祝 横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (50172127)
【キーワード】口腔癌 / 超選択的動注法 / ナビゲーション / 流体解析 / シミュレーション (他8件)
【概要】口腔癌に対する動注化学療法をより効果的な治療にするために,腫瘍栄養動脈における抗癌剤のシミュレーションを行った.共通幹での抗癌剤の分配は不安定であり,それぞれの栄養動脈にカテーテルを留置する必要があることが明らかとなった.また,確実に腫瘍栄養動脈に留置するためのカテーテルナビゲーションにおける新しいレジストレーション手法を開発し,上顎前歯をターゲットとすることで十分な精度が得られることが明らかとな...
❏患者固有データを用いた流体シミュレーションによるオーダーメイド動注化学療法の開発(24390459)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】藤内 祝 横浜市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50172127)
【キーワード】口腔癌 / 動注化学療法 / 流体解析 / シミュレーション / 血流シミュレーション (他6件)
【概要】本研究の目的は流体解析を用いて口腔癌に対する逆行性動注化学療法における抗癌剤分配シミュレーションを行うことである.CTアンギオグラフィーのデータより頸動脈のモデリングを行い,モデル化したカテーテルを留置したうえで,流体シミュレーションを行い,頸動脈エコーと末梢血管モデルも用いてシミュレーションの精度を向上させた.舌動脈の下方にカテーテルを留置しても,舌動脈への血流の流入は限定されることが示された....
❏医工連携に基づく流体解析を用いた超選択的動注法における抗癌剤至適投与量の検討(21390542)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】藤内 祝 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (50172127)
【キーワード】口腔癌 / 動注化学療法 / 流体解析 / 流体シミュレーション / 血流シミュレーション (他11件)
【概要】口腔癌に対する動注化学療法における腫瘍栄養動脈や転移リンパ節への抗癌剤の分配量を解明するために,われわれは流体解析を用いて外頸動脈とその分枝における血流シミュレーションを開発した.精度の高いシミュレーションにするために,末梢血管を考慮した0Dモデルを適用し,シミュレーションの精度評価は浅側頭動脈における血流速度を用いて行った.本シミュレーションの誤差は5%程度であり,外頸動脈とその分枝の患者特異的...
【医歯薬学】歯学:3Dシミュレーションを含む研究件
❏減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立(15K01233)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング (他18件)
【概要】減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
【医歯薬学】歯学:外科的矯正治療シミュレーションを含む研究件
❏外科的矯正治療が表情認知に与える影響に関する研究(12671991)
【研究テーマ】矯正・小児・社会系歯学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】寺田 員人 新潟大学, 歯学部・附属病院, 助教授 (00139312)
【キーワード】外科的矯正治療 / 表情 / 表情認知 / シュミレーション / コンピュータグラフィックス (他7件)
【概要】本研究の目的は、顎変形症を有する患者に行う外科的矯正治療前後で、基本感情表出が、どのように認知されるかを調べ、外科的矯正治療が表情認知に与える影響を調べることである。 外科的矯正治療後の表情表出に対する表情認知を調べるために、平均顔を作成し、咬合異常の形態で区別した群の特徴を反映しているかを調べた。その結果、平均顔が患者の個性を消して、患者の持つ共通の形態的特性を備えた有用な画像であることが確認さ...
❏外科的矯正治療による顔の表情の変化に関する研究(09672098)
【研究テーマ】矯正・小児・社会系歯学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】寺田 員人 新潟大学, 歯学部附属病院, 助教授 (00139312)
【キーワード】外科的矯正治療 / 顔の表情 / 顔画像モデル / 顎変形症 / シミュレーション (他7件)
【概要】本研究の目的は、表情を作成するときの顔面皮膚の動きを表示できるコンピュータシステムを作成し、顔画像モデルを用いて、外科的矯正治療前後の表情表出の違いを調べることと、この顔画像モデルの動きを見なから外科的矯正治療後の患者が表情筋を動かして表情表出を行うトレーニングが行えるまでに発展させることである。 研究成果 1. 表情を作る顔画像ソフトの作成 三次元標準顔モデルに正面顔写真を整合させて、表情を作る...
【医歯薬学】歯学:顎変形症シミュレーションを含む研究件
❏流体解析シミュレーションによる顎骨移動前後の気道形態と呼吸機能の検討(23592933)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】大村 進 横浜市立大学, 市民総合医療センター, 准教授 (50145687)
【キーワード】流体解析 / シミュレーション / 気道 / 顎矯正手術 / 顎変形症 (他7件)
【概要】下顎後方移動術により影響を受けた咽頭気道領域(PAS)の形態と圧力損失関係を数値流体力学により明らかにするために,下顎後方移動術を受けた下顎前突症患者10名を対象とし,術前後のCTデータからそれぞれ3次元気道モデルを構築した.気道の流体シミュレーションは、患者の吸気(200ml/s)を想定して行った.反復計算の収束後,PASにおける圧力損失を算出した.すべての症例においてPASにおける圧力損失は下...
❏外科的矯正治療による顔の表情の変化に関する研究(09672098)
【研究テーマ】矯正・小児・社会系歯学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】寺田 員人 新潟大学, 歯学部附属病院, 助教授 (00139312)
【キーワード】外科的矯正治療 / 顔の表情 / 顔画像モデル / 顎変形症 / シミュレーション (他7件)
【概要】本研究の目的は、表情を作成するときの顔面皮膚の動きを表示できるコンピュータシステムを作成し、顔画像モデルを用いて、外科的矯正治療前後の表情表出の違いを調べることと、この顔画像モデルの動きを見なから外科的矯正治療後の患者が表情筋を動かして表情表出を行うトレーニングが行えるまでに発展させることである。 研究成果 1. 表情を作る顔画像ソフトの作成 三次元標準顔モデルに正面顔写真を整合させて、表情を作る...
【医歯薬学】歯学:腫瘍シミュレーションを含む研究件
❏不均質生体現象を表わす偏微分方程式の研究(16K05214)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】久保 明達 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (60170023)
【キーワード】腫瘍浸潤モデル / 非局所項 / 生体モデル / 偏微分方程式 / コンピュータシミュレーション (他19件)
【概要】M.Chaplainらによる非局所腫瘍浸潤モデルにおいて抽象的に与えられた非局所項について適切な数学的枠組みを設定しその特徴づけと、滑らかな時間大域解の存在及び解の挙動を示した。非局所項における定義域の不整合がChaplainら自身によって修正され、それを用いて定義域の拡張を行い特異積分作用素等に類似した一般化された微分作用素として捉え、モデルのエネルギー評価式を導き、上記の結果を得ることで、モデ...
❏呼吸運動のシミュレーション評価による、胸郭の欠損パターンに応じた至適再建法の解明(24500553)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】永竿 智久 香川大学, 医学部, 准教授 (20245541)
【キーワード】バイオメカニクス / シミュレーション / 胸郭 / 呼吸 / 有限要素法 (他6件)
【概要】胸郭に生じうる欠損のパターンは多岐にわたるが、どの部位にどのような大きさの欠損が生じると、どの程度呼吸機能が低下するのかに関して解析は行われていない。 本研究においては胸郭運動を正確に模したコンピューターシミュレーションモデルを作成し機能評価を行うことで、胸壁欠損の大きさと部位が呼吸機能に与える影響を解明した。 欠損が側方下部に存在する場合、患側胸郭の換気量は、正常の片側胸郭の換気量の約40パーセ...
【医歯薬学】歯学:ヘルパーT細胞シミュレーションを含む研究件
❏T細胞分化のシステムバイオロジー(23659242)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】吉村 昭彦 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90182815)
【キーワード】サイトカイン シグナル伝達 / 転写因子 / ヘルパーT細胞 / 抑制性T細胞 / TGF-β (他12件)
【概要】ヘルパーT細胞は免疫制御の中心を担う細胞である。近年、Th1, Th2以外に多くのサブタイプ(Th17,iTreg等)が存在していることが知られるようになってきた。ヘルパーT細胞は、各サブタイプが様々なサイトカインを産生すると共に、様々なサイトカインで分化や増殖が促進されたり抑制されたりするので、各サブタイプへの分化は非常に複雑である。そこで、ヘルパーT細胞各サブタイプへの分化を明らかにするととも...
❏シグナル伝達系パスウエイの挙動に基づく細胞群シミュレーション法の確立(20500275)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】山田 訓 岡山理科大学, 工学部, 教授 (20393506)
【キーワード】ヘルパーT細胞 / 免疫ネットワーク / 転写因子 / サイトカイン / シミュレーション (他7件)
【概要】ヘルパーT細胞のサブタイプの分化のモデル化を題材に細胞内反応と細胞群の挙動を同時に計算する手法を開発した。サブタイプに分化する前のTh0内の転写因子相互作用とサイトカインによる分化・増殖の影響をモデル化し、Th17とiTregのTCR刺激強度依存性とTGF-β濃度依存性を再現することができた。その際に、Foxp3で誘導されRORγtの効果を抑制する未知の抑制因子が必要であることがわかった。樹状細胞...
❏ヘルパーT細胞分化のシミュレーション(20659077)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2008
【研究代表者】吉村 昭彦 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90182815)
【キーワード】ヘルパーT細胞 / サイトカイン / TGF-β / 炎症 / アレルギー (他8件)
【概要】ヘルパーT細胞は免疫制御の中心を担う細胞である。近年、Th1, Th2以外に多くのサブタイブ(Th17, iTreg等)が存在していることが知られるようになってきた。これらのサブタイプの割合が免疫応答の方向性を決定していると考えられている。しかし、ヘルパーT細胞は、各サブタイプが様々なサイトカインを産生すると共に、様々なサイトカインで分化や増殖が促進されたり抑制されたりするので、各サブタイプへの分...
【医歯薬学】歯学:画像診断シミュレーションを含む研究件
❏漏斗胸患者に対して、最適な手術計画を「オーダーメイド」するシステムの開発(15K01292)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永竿 智久 香川大学, 医学部, 教授 (20245541)
【キーワード】バイオメカニクス / シミュレーション外科 / 先天変形 / 漏斗胸 / 有限要素法 (他14件)
【概要】胸郭の陥没を主徴とする先天性疾患である漏斗胸に対しては、金属バーを装着して陥没部分を挙上する手術が行われている。胸郭の形態は個体差が存在する。ゆえに良好な形態を得るためには単純にバーを装着するのみでは不十分であり、個々の胸郭の形態を観察しながら、一部の骨を離断したり、バーを装着する位置を変化したりする工夫が必要である。このように個々の患者の胸郭の特性にかんがみ、異なった手術計画をとる必要がある。そ...
❏ロボットによる誤嚥のシミュレーション(19592189)
【研究テーマ】病態科学系歯学・歯科放射線学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】勝又 明敏 朝日大学, 歯学部, 准教授 (30195143)
【キーワード】医療・福祉 / 嚥下障害 / 誤嚥 / ロボット / シミュレーション (他9件)
【概要】舌,下顎,咽頭腔を備えたロボットによるビデオ嚥下造影検査(VFSS)シミュレーションをおこなった。開発したロボットは,生体の舌や下顎の筋肉の走行に倣って配列したワイヤ(16自由度)により駆動される。ロボットにより口腔咽頭における液体および食物の輸送をおこない,VFSS画像にて観察した。その結果,生体における嚥下時の下顎や舌の運動を,ロボットにより再現する事ができた。 ...
【医歯薬学】薬学:形態形成シミュレーションを含む研究件
❏1細胞計測に基づく細胞モデルとそれに基づく形態形成の理論の開発(21K03482)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】山下 雄史 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50615622)
【キーワード】シミュレーション / 細胞分化 / 領域形成 / 細胞間相互作用 / 形態形成 (他6件)
【概要】近年、様々な分子生物学的な実験がおこなわれ、細胞の分子レベルの状態が生体組織レベルの現象に影響を与えていることが分かってきた。すでに、単純な反応拡散方程式モデルによって生物が持つ複雑な形態を再現できることが分かり、形態形成の物理学が大きく発展しているが、これだけでは細胞の状態が生体組織レベルの現象を引き起こすメカニズムの解明は難しい。一方で、single-cell RNA-seqのような実験により...
❏イメージング・シミュレーション・オミクスによる骨格形成機構の多角的解析(26293392)
【研究テーマ】形態系基礎歯科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】飯村 忠浩 愛媛大学, 学術支援センター, 教授 (20282775)
【キーワード】骨代謝 / 骨粗鬆症 / 破骨細胞 / HIV / シグナル (他18件)
【概要】本研究では、中軸骨格組織形成に関わる 重要な分子群をスクリーニング・同定することを目的とした。 さらに、候補遺伝子のノックアウトマウスの骨格の解析を進めた。特に進捗のあった成果 として、ケモカイン受容体CCR5が骨粗鬆症の発症に重要であることを明らかにした。 CCR5はHIV共受容体でありHIV治療標的分子である。CCR5の阻害薬Maravirocおよび抗CCR5中和抗体はヒト培養破骨細胞のアクチ...
【医歯薬学】薬学:自己組織化シミュレーションを含む研究件
❏不均質生体現象を表わす偏微分方程式の研究(16K05214)
【研究テーマ】解析学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】久保 明達 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (60170023)
【キーワード】腫瘍浸潤モデル / 非局所項 / 生体モデル / 偏微分方程式 / コンピュータシミュレーション (他19件)
【概要】M.Chaplainらによる非局所腫瘍浸潤モデルにおいて抽象的に与えられた非局所項について適切な数学的枠組みを設定しその特徴づけと、滑らかな時間大域解の存在及び解の挙動を示した。非局所項における定義域の不整合がChaplainら自身によって修正され、それを用いて定義域の拡張を行い特異積分作用素等に類似した一般化された微分作用素として捉え、モデルのエネルギー評価式を導き、上記の結果を得ることで、モデ...
❏かご型POSSを頭部とする脂質分子の自己組織化機構に関する計算機研究(15K21107)
【研究テーマ】ナノ材料工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉元 健治 京都大学, 日本-エジプト連携教育研究ユニット, 特定准教授 (00645278)
【キーワード】POSS / ナノ加工成形プロセス / 有機無機ハイブリッド材料 / 自己組織化 / シミュレーション (他6件)
【概要】本研究では、POSS含有脂質の自己組織化メカニズムを解明するために、分子動力学(MD)シミュレーションを行った。主な成果としては、1)今まで行われていなかったPOSS含有脂質のMDシミュレーションを実施するために妥当な分子モデルを検討し、2)そのモデルを用いて理想的なPOSS含有脂質の層状周期構造を作成し、熱的特性を系統的に評価することで、3)自己組織化においてPOSS含有脂質の非対称な分子構造が...
❏実証的マルチエージェントモデルによる国際関係分析法の開発(24243023)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-10-31 - 2016-03-31
【研究代表者】山影 進 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (10115959)
【キーワード】国際関係 / 政治学 / 社会科学方法論 / シミュレーション / マルチエージェントモデル (他13件)
【概要】マルチエージェントモデルを用いた研究手法を国際関係研究のひとつとして確立するため、国際関係のさまざまなレベルにおける事象について、実証的なマルチエージェントモデルを構築し、それらのモデルを用いた実証分析を行った。国内の諸主体間関係や国家間関係について諸事例の再現を目指したモデルを構築することが可能であることを示した。構築されたマルチエージェントモデルは、具体的事象についての高い再現性を示し、モデル...
【医歯薬学】薬学:生体膜シミュレーションを含む研究件
❏タンパク質による生体膜の形態制御(17K05607)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】野口 博司 東京大学, 物性研究所, 准教授 (00514564)
【キーワード】生物物理 / ソフトマター / 生体膜 / シミュレーション
【概要】本研究では粗視化シミュレーションを用いて、曲率誘導タンパク質などによる生体膜の構造変化を研究した。(1)キラリティがチューブ形成に重要であること、(2)膜変形とのカップリングによって膜上の反応拡散波の安定性やチューリングパターンが変化すること、(3)アクチン繊維成長との相互作用が熱平衡とは異なる膜ゆらぎを誘起することなどを明らかにするとともに、(4)膜の力学物性の計算手法の開発や(5)ナビエ・スト...
❏架橋による生体膜の構造制御(25400425)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】野口 博司 東京大学, 物性研究所, 准教授 (00514564)
【キーワード】生物物理 / ソフトマター / 細胞 / 生体膜 / シミュレーション
【概要】数値計算を主に用いて、タンパク質などによる生体膜の形状制御の仕組みを研究した。まず、膜間のゆらぎのエントロピーによって生体膜間を架橋する結合サイトが凝集する条件を明らかにした。次に、高分子修飾によって大きな膜ドメインが不安定化し、多数のマイクロドメインが形成されることがあることを示した。そして、バナナ状タンパク質の吸着により、多角形膜チューブや多面体ベシクルが形成することを明らかにした。タンパク質...
【医歯薬学】薬学:知的財産権シミュレーションを含む研究件
❏組織間学習としての技術移転プロセスの組織生態学的実証研究(14330032)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】新宅 純二郎 東京大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (00216219)
【キーワード】技術移転 / 特許 / リソースベース / 光ディスク / モジュール (他24件)
【概要】本研究の前半では、まず特許等の知的財産権を中心にして、技術移転プロセスに関する制度や実態の調査を行った。技術移転にはライセンシングに限らず様々なパターンがあるが、大学を中心とした技術移転、特に大学発ベンチャーには発明をビジネスとして扱う発想が乏しいことが明らかになった。今ある技術シーズよりも、広い意味での技術力やビジネス面での経営者の力量が、技術移転の成功にとって大きな鍵であることが分かってきた。...
❏生態学的シミュレーションによるビジネスモデルの進化プロセスの研究(13630134)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30171507)
【キーワード】ビジネスモデル特許 / 技術移転 / 知的財産権 / ライセンス・ビジネス / 青色LED (他24件)
【概要】この研究計画では、ビジネスモデル(特許)と技術移転プロセスに関する制度と実態の調査から着手した。ビジネスモデル特許に関しては2000年から2001年にかけてブームがあったが、すぐに沈静化してしまった。その背景には、patenabilityとmarketability、すなわち特許になりうることとその特許で収入が入ることは別であるという特許ビジネスの実像を理解する必要がある。特許を取得するということ...
【医歯薬学】薬学:システム生物学シミュレーションを含む研究件
❏コンピュータ・シミュレーションによる心筋細胞発生過程の探究(18700290)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】内藤 泰宏 慶應義塾大学, 環境情報学部, 准教授 (50327714)
【キーワード】コンピュータ・シミュレーション / 心筋細胞 / 発生過程 / 遺伝子発現 / 数理モデル (他10件)
【概要】複雑な多細胞生物は、さまざまな遺伝子発現パターンによって、ひとつのゲノム情報から多彩な機能を持つ細胞を発生・分化させている。近年、生物個体を構成する空間的・時間的な発現パターンのプロファイルが大量に獲得されているが、それぞれの発現パターンの機能的意義は必ずしも明らかではない。本研究では、心筋細胞の発生過程の連続的なモデリングに取り組んだ。すでに構築していた胎生初期、胎生後期、新生仔期、成体の4段階...
❏遺伝子ネットワークによる創薬ターゲットパスウェイのイン・シリコ探索技術(18300097)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】宮野 悟 東京大学, 医科学研究所, 教授 (50128104)
【キーワード】遺伝子ネットワーク / システム生物学 / シミュレーション / 遺伝子発現マイクロアレイデータ / 創薬ターゲット遺伝子 (他11件)
【概要】遺伝子ノックダウンや薬剤応答などに基づいた遺伝子発現データから大規模遺伝子ネットワークを推定する方法と統計的解析とシミュレーションによる遺伝子ネットワークの解析方法を用いて, 遺伝子ネットワークに基づく, 創薬ターゲットパスウェイを探索するためのバイオインフォマティクス技術を開発した.この技術を使って, 薬剤Fenofibrate, Gefitinib 並びに漢方薬が影響を与えるパスウェイの解析を...
❏ERK経路のシステム生物学(18200021)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】黒田 真也 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (50273850)
【キーワード】シグナル伝達 / システム生物学 / ERK / シミュレーション / シミュレーションモデル
【概要】ERK経路は極めて多彩な生命現象を制御する。このように同じ分子ネットワークを用いて異なる作用を制御する点がシグナル伝達機構の本質的な特徴である。例えば、PC12細胞では同じERK分子が一過性あるいは持続性に活性化することで、それぞれ細胞の増殖あるいは分化という異なる細胞運命を導く。本研究では、ERK経路のシステム生物学に関して、ERK経路による細胞の増殖と分化のスイッチ機構を、実験と数理モデルのど...
【医歯薬学】薬学:計算科学シミュレーションを含む研究件
❏高精度金型設計のための革新的粉体成形シミュレータの開発(17H02825)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】酒井 幹夫 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (00391342)
【キーワード】離散要素法 / 粉体工学 / 粉体 / 粉末金型充填 / シミュレーション (他15件)
【概要】申請者のグループで独自開発した、DEM粗視化モデルおよび符号付距離関数と埋込境界法を結合した壁境界モデル(薄板モデルを含む)が、粉末金型充填をはじめとする固気混相流体系に応用できることを理論的および実験的に示す。また、離散要素法で模擬した粉体の空間分布を反映した粉末圧縮シミュレーションを行うための計算手法を新たに開発する。 ...
❏数理構造の抽出と保存を中心とした次世代エレクトロニクス材料設計基盤の創出(16KT0016)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】松尾 宇泰 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (90293670)
【キーワード】数値解析 / 計算科学 / 量子ダイナミクス / 有機エレクトロニクス / 構造保存解法 (他10件)
【概要】本研究では複雑化・巨大化し従来の設計プロセスでは限界に達しつつある次世代エレクトロニクス材料の新設計基盤の創出を目指して,数理構造の一貫性に基づく物理・数理モデル・数値計算の一体化した計算体系を探究した.その結果,構造保存的モデル縮減法の新規開発・検証,量子ダイナミクス計算のための高速な反復法の開発など,重要な要素技術開発を行ったあと,総合応用技術としてエネルギー保存型並列解法による量子ダイナミク...
【医歯薬学】薬学:不整脈シミュレーションを含む研究件
❏心臓2次元膜電位光学マッピングデータからの心壁内3次元興奮伝播波面の再構成(24300159)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】佐久間 一郎 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50178597)
【キーワード】不整脈 / 光学マッピング / 3次元興奮伝播 / リエントリ / シミュレーション (他6件)
【概要】不整脈発生時の心筋内活動電位伝播様式は複雑な三次元的構造を持つ。膜電位感受性色素を用いた光学マッピングによって得られる膜電位情報は、組織標本表層から深さ300μmの浅い情報であり、心内膜側を計測するためには心室壁を切開するなどの処置が必要であった。本研究では心外膜と心内膜を同時かつその位置関係を正確に同定して光学マッピングするシステムを開発した。線状レーザ光を心外膜側から照射し、心内膜側の像を観察...
❏新しい原理に基づく低エネルギー除細動法の開発に関する基礎研究(18650129)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】稲垣 正司 国立循環器病センター研究所, 循環動態機能部, 室長 (80359273)
【キーワード】不整脈 / シミュレーション / 心室細動 / 蛍光計測 / リエントリ
【概要】植込み型除細動器は心室細動(VF)などの致死性不整脈に対して極めて高い有効性を持つが、高エネルギーショックによる心筋傷害は低心機能脈者にとっては時に致命的になる。このため、より低エネルギーの通電による新しい除細動法の開発が求められている。一方、VFの主な機序は渦巻き様に旋回する興奮波(SW:spiral wave, scroll wave)であることが明らかとなっている。このようなSWは心臓の電気...
❏形状モデリングのスケマティックインタフェースと融合したバーチャル心臓シミュレータ(16500311)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】中沢 一雄 国立循環器病センター(研究所), 研究機器管理室, 室長 (50198058)
【キーワード】インタフェース / 心臓電気現象 / 不整脈 / シミュレーション / 可視化 (他8件)
【概要】我々は心臓シミュレーションの将来の臨床応用を目指し、試行システムを開発した。試行システムは主に以下の3つの機能から構成される。1)複雑な心臓形状のためのボリュームあるいはサーフィスモデルを処理するモデリングインタフェース。2)シミュレーション結果の有効な可視化。モデリングインタフェースによって、比較的容易に立体的な心臓形状モデルの処理と電気生理学的パラメータの設定が可能である。シミュレーションは心...
【医歯薬学】薬学:遺伝子ネットワークシミュレーションを含む研究件
❏ネットワーク解析による薬剤応答パスウェイの解析法の研究(22300099)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宮野 悟 東京大学, 医科学研究所, 教授 (50128104)
【キーワード】遺伝子ネットワーク / 薬剤応答パスウェイ / 動的モデル / シミュレーション / パ スウェイ解析 (他13件)
【概要】薬剤に応答して動く遺伝子発現の時系列データやケース・コントロールデータから,ネットワークモデルを抽象的レベルで推定する計算的・統計的方法を開発した.また,生体分子間の相互作用に関する文献情報から効率よく動的モデルを構築し,その妥当性を体系的に検証するための知識処理技術を開発した.前者にはベイジアンネットワークと状態空間モデルを用い,後者には拡張ペトリネットをネットワークモデルとして用いた. ...
❏遺伝子ネットワークによる創薬ターゲットパスウェイのイン・シリコ探索技術(18300097)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】宮野 悟 東京大学, 医科学研究所, 教授 (50128104)
【キーワード】遺伝子ネットワーク / システム生物学 / シミュレーション / 遺伝子発現マイクロアレイデータ / 創薬ターゲット遺伝子 (他11件)
【概要】遺伝子ノックダウンや薬剤応答などに基づいた遺伝子発現データから大規模遺伝子ネットワークを推定する方法と統計的解析とシミュレーションによる遺伝子ネットワークの解析方法を用いて, 遺伝子ネットワークに基づく, 創薬ターゲットパスウェイを探索するためのバイオインフォマティクス技術を開発した.この技術を使って, 薬剤Fenofibrate, Gefitinib 並びに漢方薬が影響を与えるパスウェイの解析を...
❏プロテオーム解析データからの知識発見に関する情報科学的基礎付け(15300099)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】宮野 悟 東京大学, 医科学研究所, 教授 (50128104)
【キーワード】タンパク質ネットワーク / 遺伝子ネットワーク / タンパク質相互作用情報 / タンパク質-RNA相互作用予測 / パスウェイモデリング (他9件)
【概要】本研究は,プロテオーム解析技術の登場に対応して,そのゲノムワイドな解析データからの知識見に関して情報科学的基礎付けをしたものであり,研究成果は大きく2つに分けられる. 1.タンパク質ネットワークの推定に関する研究 マイクロアレイデータとタンパク質相互作用データを用いて遺伝子ネットワークの推定を行う方式を開発した.これは,Y2HやMSによって得られたタンパク質相互作用データをベイジアンネットワークの...
【医歯薬学】薬学:タンパク質シミュレーションを含む研究件
❏タンパク質界面の複雑ダイナミクスの解析:機械学習とMD計算に基づく新手法の開拓(18K05025)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山下 雄史 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50615622)
【キーワード】分子動力学 / 機械学習 / シミュレーション / 分子動力学シミュレーション / 古典力学 (他11件)
【概要】機械学習技術の発展により、人工知能は画像認識やチェスや囲碁などの分野において人間の知能を凌駕するようになってきた。近年、AlphaFoldのような先進的なタンパク質構造予測技術においても、機械学習が中心的な役割を担っている。本研究では、こうした機械学習技術を分子科学に導入することによって、タンパク質間に見られる重要なダイナミクス現象を解き明かしていくことを目指している。 これまでの研究で、基本的な...
❏蛋白質の遅い揺らぎを捉えるための粗視化モデル(14780506)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】高野 光則 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (40313168)
【キーワード】蛋白質 / 揺らぎ / 分子動力学シミュレーション / 粗視化モデル / 分子モーター (他13件)
【概要】これまでの研究で、Goモデルベースの粗視化モデルMD計算により蛋白質の遅い揺らぎをシミュレートし、結果の有効性・信頼性を検証してきた。そして、大幅な計算時間の軽減とともに高精度全原子モデルと同等の結果を得られることを示した(Nat.Comput)。本年度は、(1)これまで使:用してきたGoモデルの:Folding問題に対する応用(Chem.Phys)、そして、(2)モデルの拡張を行った。新たなモデ...
【医歯薬学】薬学:テーラーメード医療シミュレーションを含む研究件
❏テーラーメード手術を目指した小児内視鏡手術用シミュレーターの構築(26293378)
【研究テーマ】小児外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岩中 督 東京大学, 医学部附属病院, 名誉教授 (90193755)
【キーワード】内視鏡手術 / 小児 / 手技評価 / トレーニング / シミュレーション (他13件)
【概要】本研究では、ラピッドプロトタイピングの技術を用いて実際の小児内視鏡手術を忠実に再現し、手技評価やトレーニング、患者個別の術前シミュレーションに利用可能な小児患者モデルを開発し、その有用性の評価を行った。新生児食道閉鎖症モデルでは、胸腔鏡下食道食道吻合の縫合手技を計測・評価することが可能となり、小児内視鏡外科医の熟練度を反映した手技評価に有用なモデルであることを示した。乳幼児肺嚢胞性疾患モデルでは、...
❏薬物動態解析を目的とした臨床ゲノム情報システムの開発(16200038)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 医学部附属病院, 科学技術振興特任教員(特任教授) (30194640)
【キーワード】薬物動態解析 / 抗癌剤 / 遺伝子多型 / 個別化医療 / グリッドコンピューティング (他20件)
【概要】(1)データベースグリッド技術であるOGSA-WebDBを用い臨床ゲノム情報と関連する複数のライフサイエンスデータベースから薬剤関連情報を網羅的に抽出できる臨床ゲノム情報探索システムを開発した.副作用情報はTOXINETから、遺伝子名はPharmGKBから、蛋白質情報はEntrez Proteinから抽出し、抽出遺伝子あるいは蛋白質名に対応した発現臓器をLSBMから,パスウエイ情報はKEGGから,...
【医歯薬学】薬学:がんシミュレーションを含む研究件
❏超並列がん進化シミュレーションによる腫瘍内不均一性生成機構の解明(19K12214)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】新井田 厚司 東京大学, 医科学研究所, 講師 (00772493)
【キーワード】がん / シミュレーション / 進化 / 深層学習
【概要】本研究ではがんの多様な進化様式を統一的に記述するシミュレーションモデルを構築、スーパーコンピューターを活用した超並列シミュレーション及びパラメータ感度分析を通じてがんの腫瘍内不均一性(ITH)生成機構の探索を行なった。その結果、いくつかの興味深い知見が引き出せた。例えば高い変異率は中立進化によって広範なITHを形成するが、がん幹細胞階層は見かけの変異率を高めることも同様に中立なITHの形成に寄与す...
❏腫瘍内不均一性解明のための超並列がん進化シミュレーションデータ解析手法の開発(17K12773)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】新井田 厚司 東京大学, 医科学研究所, 助教 (00772493)
【キーワード】シミュレーション / がん / 進化 / スーパーコンピュータ / 可視化 (他6件)
【概要】がん細胞は正常細胞が変異獲得、自然選択を繰り返す進化過程によって生み出されていると考えられます。その進化過程を理解するために我々はこれまでにシミュレーションを用いたがんの進化ダイナミクスの研究を行ってきました。本研究では進化ダイナミクスがどのようにパラメータに依存するかを調べる感受性解析手法MASSIVEを開発しました。MASSIVEは膨大なシミュレーションをスーパーコンピュータ上で試行しその結果...
❏ネットワーク解析による薬剤応答パスウェイの解析法の研究(22300099)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宮野 悟 東京大学, 医科学研究所, 教授 (50128104)
【キーワード】遺伝子ネットワーク / 薬剤応答パスウェイ / 動的モデル / シミュレーション / パ スウェイ解析 (他13件)
【概要】薬剤に応答して動く遺伝子発現の時系列データやケース・コントロールデータから,ネットワークモデルを抽象的レベルで推定する計算的・統計的方法を開発した.また,生体分子間の相互作用に関する文献情報から効率よく動的モデルを構築し,その妥当性を体系的に検証するための知識処理技術を開発した.前者にはベイジアンネットワークと状態空間モデルを用い,後者には拡張ペトリネットをネットワークモデルとして用いた. ...
【医歯薬学】薬学:炎症シミュレーションを含む研究件
❏T細胞分化のシステムバイオロジー(23659242)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】吉村 昭彦 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90182815)
【キーワード】サイトカイン シグナル伝達 / 転写因子 / ヘルパーT細胞 / 抑制性T細胞 / TGF-β (他12件)
【概要】ヘルパーT細胞は免疫制御の中心を担う細胞である。近年、Th1, Th2以外に多くのサブタイプ(Th17,iTreg等)が存在していることが知られるようになってきた。ヘルパーT細胞は、各サブタイプが様々なサイトカインを産生すると共に、様々なサイトカインで分化や増殖が促進されたり抑制されたりするので、各サブタイプへの分化は非常に複雑である。そこで、ヘルパーT細胞各サブタイプへの分化を明らかにするととも...
❏ヘルパーT細胞分化のシミュレーション(20659077)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2008
【研究代表者】吉村 昭彦 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90182815)
【キーワード】ヘルパーT細胞 / サイトカイン / TGF-β / 炎症 / アレルギー (他8件)
【概要】ヘルパーT細胞は免疫制御の中心を担う細胞である。近年、Th1, Th2以外に多くのサブタイブ(Th17, iTreg等)が存在していることが知られるようになってきた。これらのサブタイプの割合が免疫応答の方向性を決定していると考えられている。しかし、ヘルパーT細胞は、各サブタイプが様々なサイトカインを産生すると共に、様々なサイトカインで分化や増殖が促進されたり抑制されたりするので、各サブタイプへの分...
【医歯薬学】薬学:転写シミュレーションを含む研究件
❏位相幾何と超離散の融合によるシングルセルの遺伝子転写運動の解明(15K00397)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大田 佳宏 東京大学, 大学院数理科学研究科, 特任教授 (80436592)
【キーワード】位相幾何学 / 超離散系 / 遺伝子 / 転写 / 時空間 (他8件)
【概要】細胞実験データを再現する数理モデルを構築し、細胞実験では不可能な条件における転写現象の予測を可能とする研究を行った。本研究では、このような予測シミュレーションを位相幾何学を用いることでさらに進め、様々な疾患細胞の遺伝子発現のみならず、より深く転写機構の変化にまで迫った疾患の根本的な原因究明を行った。 さらに、これまでの細胞集団の平均的な解析だけではなく、1細胞レベルでの転写の計算機シミュレーション...
❏超離散時空間解析と大規模配列解析の融合による遺伝子転写原理の解明(24500360)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大田 佳宏 東京大学, 数理(科)学研究科(研究院), 特任教授 (80436592)
【キーワード】超離散 / 配列解析 / 遺伝子転写 / 離散系 / シミュレーション (他10件)
【概要】ヒト細胞を用いたRNAPII (RNA polymerase II) 実体の運動情報やエピジェネティック修飾情報の数理解析の研究を行った。これまでの我々の研究では、時間分解能7.5分間隔で細胞実験を行っていたが、本研究課題ではより高い時間分解能の転写におけるRNAデータの取得を行った。さらに、転写ダイナミクスを制御しその運動にも影響を与える因子として、各種タンパク質結合情報とエピジェネティック修飾...
❏転写のダイナミクス解析と高精度シミュレーションに関する研究(22700309)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】大田 佳宏 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任助教 (80436592)
【キーワード】転写 / シミュレーション / RNAPII / RNA / セルオートマトン (他6件)
【概要】遺伝子のDNA配列を鋳型にRNAポリメレースという酵素によってRNAが作られ、RNAの配列をもとに蛋白質が作られることは、生命の基本原理と考えられている。本研究では転写におけるRNA polymerase II(RNAPII)の運動をエクソン-イントロン間の速度変化を定式化することで、高精度な数値シミュレーションを行った。血管の細胞の主要な遺伝子について、刺激直後からRNAの転写が遺伝子上を波のよ...
【医歯薬学】薬学:転写因子シミュレーションを含む研究件
❏T細胞分化のシステムバイオロジー(23659242)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】吉村 昭彦 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90182815)
【キーワード】サイトカイン シグナル伝達 / 転写因子 / ヘルパーT細胞 / 抑制性T細胞 / TGF-β (他12件)
【概要】ヘルパーT細胞は免疫制御の中心を担う細胞である。近年、Th1, Th2以外に多くのサブタイプ(Th17,iTreg等)が存在していることが知られるようになってきた。ヘルパーT細胞は、各サブタイプが様々なサイトカインを産生すると共に、様々なサイトカインで分化や増殖が促進されたり抑制されたりするので、各サブタイプへの分化は非常に複雑である。そこで、ヘルパーT細胞各サブタイプへの分化を明らかにするととも...
❏シグナル伝達系パスウエイの挙動に基づく細胞群シミュレーション法の確立(20500275)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】山田 訓 岡山理科大学, 工学部, 教授 (20393506)
【キーワード】ヘルパーT細胞 / 免疫ネットワーク / 転写因子 / サイトカイン / シミュレーション (他7件)
【概要】ヘルパーT細胞のサブタイプの分化のモデル化を題材に細胞内反応と細胞群の挙動を同時に計算する手法を開発した。サブタイプに分化する前のTh0内の転写因子相互作用とサイトカインによる分化・増殖の影響をモデル化し、Th17とiTregのTCR刺激強度依存性とTGF-β濃度依存性を再現することができた。その際に、Foxp3で誘導されRORγtの効果を抑制する未知の抑制因子が必要であることがわかった。樹状細胞...
【医歯薬学】薬学:Th17細胞シミュレーションを含む研究件
❏シグナル伝達系パスウエイの挙動に基づく体内挙動のシミュレーション法の確立(25330356)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山田 訓 岡山理科大学, 工学部, 教授 (20393506)
【キーワード】リウマチ / シミュレーション / F759マウス / 炎症アンプ / IL-6 (他10件)
【概要】リウマチ発症のモデルを題材に、細胞内反応と細胞群の挙動を同時に計算して体内での変化を計算する手法を確立した。滑膜細胞内の炎症アンプと呼ばれるIL-6/STAT3の伝達経路とIL-17/NFkBの伝達経路からなる細胞内反応系をモデル化し、ケモカインで誘引されるmacrophageとTh17が血管から関節に侵入して炎症アンプを活性化する過程をモデル化した。F759マウスと呼ばれるIL-6レセプタの突然...
❏シグナル伝達系パスウエイの挙動に基づく細胞群シミュレーション法の確立(20500275)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】山田 訓 岡山理科大学, 工学部, 教授 (20393506)
【キーワード】ヘルパーT細胞 / 免疫ネットワーク / 転写因子 / サイトカイン / シミュレーション (他7件)
【概要】ヘルパーT細胞のサブタイプの分化のモデル化を題材に細胞内反応と細胞群の挙動を同時に計算する手法を開発した。サブタイプに分化する前のTh0内の転写因子相互作用とサイトカインによる分化・増殖の影響をモデル化し、Th17とiTregのTCR刺激強度依存性とTGF-β濃度依存性を再現することができた。その際に、Foxp3で誘導されRORγtの効果を抑制する未知の抑制因子が必要であることがわかった。樹状細胞...
【医歯薬学】薬学:抗菌薬シミュレーションを含む研究件
❏臨床応用を指向したメカニズムに基づく抗菌薬の動的PK/PDモデルの構築と評価(20K07127)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山本 武人 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (00376469)
【キーワード】抗菌薬 / PK/PD理論 / シミュレーション / PKPD理論 (他7件)
【概要】抗菌薬を投与する際は、薬物動態/薬力学(Pharmacokinetics/pharmacodynamics:PK/PD)理論に基づき、PK/PD目標値を達成可能な投与量設計を行うことが重要であることが実臨床において広く受け入れられている。しかし、PK/PD目標値の多くは抗菌薬の投与を受けた患者の治療成功確率とその時の血中濃度の相関性から設定されていることがほとんどであり、クリアランス、消失半減期な...
❏欧米人を対象に構築された薬物動態・薬効モデルの日本人への適用性評価(24590210)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】千葉 康司 横浜薬科大学, 薬学部, 教授 (30458864)
【キーワード】民族差 / CYP2D6 / CYP2C19 / 個体間変動 / モンテカルロシミュレーション (他16件)
【概要】本研究では、抗菌薬において欧米人集団にて作成された母集団薬物動態(PPK)モデルに、日本人の値を入力することにより、日本人の血中濃度の予測が可能であることを示した。しかし、セフエム系の一部、アミノグリコシド系およびグリコペプチド系の薬剤では、予測値から外れる事例が散見された。個体間変動の設定値が適切でないことが原因と考えられた。抗血栓剤について、2種の吸収過程を組み入れたPPKモデルを構築し、民族...
【医歯薬学】薬学:自己免疫疾患シミュレーションを含む研究件
❏T細胞分化のシステムバイオロジー(23659242)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】吉村 昭彦 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90182815)
【キーワード】サイトカイン シグナル伝達 / 転写因子 / ヘルパーT細胞 / 抑制性T細胞 / TGF-β (他12件)
【概要】ヘルパーT細胞は免疫制御の中心を担う細胞である。近年、Th1, Th2以外に多くのサブタイプ(Th17,iTreg等)が存在していることが知られるようになってきた。ヘルパーT細胞は、各サブタイプが様々なサイトカインを産生すると共に、様々なサイトカインで分化や増殖が促進されたり抑制されたりするので、各サブタイプへの分化は非常に複雑である。そこで、ヘルパーT細胞各サブタイプへの分化を明らかにするととも...
❏ヘルパーT細胞分化のシミュレーション(20659077)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2008
【研究代表者】吉村 昭彦 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90182815)
【キーワード】ヘルパーT細胞 / サイトカイン / TGF-β / 炎症 / アレルギー (他8件)
【概要】ヘルパーT細胞は免疫制御の中心を担う細胞である。近年、Th1, Th2以外に多くのサブタイブ(Th17, iTreg等)が存在していることが知られるようになってきた。これらのサブタイプの割合が免疫応答の方向性を決定していると考えられている。しかし、ヘルパーT細胞は、各サブタイプが様々なサイトカインを産生すると共に、様々なサイトカインで分化や増殖が促進されたり抑制されたりするので、各サブタイプへの分...
【医歯薬学】薬学:ラットシミュレーションを含む研究件
❏フィードフォワード型姿勢制御における神経機構の解明(20K19592)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】鴻巣 暁 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (80838483)
【キーワード】予測的姿勢制御 / 大脳―小脳連関 / 運動学習 / シミュレーション / 大脳ー小脳連関 (他9件)
【概要】中枢神経系の情報処理は時間遅れやノイズを伴うため、日常動作やスポーツ動作の素早く円滑な実行には予測的な姿勢制御が不可欠である。脳疾患患者の運動分析等により予測的姿勢制御に関与する中枢神経領域が同定されつつあるが、詳細な神経機構は明らかにされていない。そこで、本研究ではラットにおける新規の姿勢制御課題を構築し、大脳―小脳連関の局所的破壊実験および神経活動記録により、予測的姿勢制御の情報伝達・変換機構...
❏歩行における高度踏破性及び頑健性を実現するための筋骨格・神経機構の構成論的解明(23360111)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】青井 伸也 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60432366)
【キーワード】歩行 / 踏破性・頑健性 / 筋骨格・神経機構 / ヒト / サル (他10件)
【概要】脳・身体・環境の相互作用から生み出される歩行の高度踏破性及び頑健性を実現するための筋骨格・神経機構の解明を目指し,ヒト・サル・ラットを対象に,計測データから運動機能を明らかにする解析的研究と,神経筋骨格モデルやロボットを用いて機能的役割を明らかにする構成論的研究を行った.その結果,ヒト運動解析では,位相応答曲線を同定して位相調整機構を明らかにし,サル運動解析では,4足・2足歩行での一次・補足運動野...
【医歯薬学】看護学:シミュレーション教育シミュレーションを含む研究件
❏状況に埋め込まれた知としての「わざ」に関する総合的研究(16H01818)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】浅田 匡 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00184143)
【キーワード】わざ / 机上シミュレーション / 教師教育 / 看護教育 / リフレクション (他22件)
【概要】本研究は,教師及び看護師の持つ「わざ」を記述し,その伝承・教育の方法を開発することを目的とし,教師及び看護師の「わざ」へのアプローチとして机上シミュレーション法を開発した。いずれにおいても,どのように臨床判断が行われているかが明らかになっただけでなく,判断過程を含めた「わざ」の教育方法としての有用性が示された。それらに基づき,コーチング,リフレクション,シミュレーション教育,work-based ...
❏生きた教育の場としての医療倫理シミュレーション・専門職責任教育プログラムの開発(15K12807)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石川 洋子 旭川医科大学, 医学部, 特任准教授 (30550660)
【キーワード】医療倫理教育 / シミュレーション教育 / 非技術的能力 / 臨床判断能力 / シミュレーション (他7件)
【概要】医療倫理教育において複雑な医療倫理の問題を考え、悩み抜くために今まで行われてこなかったシミュレーション教育について、その必要性と重要性を明らかにした。それに基づき開発した医療倫理シミュレーション教育プログラムは、学習者の臨床判断能力を向上させ、学習者自らが医療者として主体的に学びを深める教育手法であることが明らかになった。 ...
【医歯薬学】看護学:遺伝子多型(SNPs)シミュレーションを含む研究件
❏いつ肌色が変わったのか:量的形質遺伝子多座位同時進化モデルによる考察(16K14823)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大橋 順 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (80301141)
【キーワード】皮膚色 / 進化 / 自然選択 / アジア / 移住 (他12件)
【概要】ヒトの皮膚色は、環境に適応すべく進化した最も多様な形質の一つである。出アフリカ以降、東アジア人の皮膚色は明るく変化したが、メラネシア人はアフリカ人と同程度の暗い皮膚色を保っている。両者の祖先は3~4万年前に分岐しており、わずか数万年間でこれほどの違いを生んだ進化過程についてはよくわかっていない。本研究では、タイ人とメラネシア人を対象に、皮膚色関連多型を調べ、アリル頻度分布の相違を指標として皮膚色が...
❏欧米人を対象に構築された薬物動態・薬効モデルの日本人への適用性評価(24590210)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】千葉 康司 横浜薬科大学, 薬学部, 教授 (30458864)
【キーワード】民族差 / CYP2D6 / CYP2C19 / 個体間変動 / モンテカルロシミュレーション (他16件)
【概要】本研究では、抗菌薬において欧米人集団にて作成された母集団薬物動態(PPK)モデルに、日本人の値を入力することにより、日本人の血中濃度の予測が可能であることを示した。しかし、セフエム系の一部、アミノグリコシド系およびグリコペプチド系の薬剤では、予測値から外れる事例が散見された。個体間変動の設定値が適切でないことが原因と考えられた。抗血栓剤について、2種の吸収過程を組み入れたPPKモデルを構築し、民族...
❏薬物動態解析を目的とした臨床ゲノム情報システムの開発(16200038)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 医学部附属病院, 科学技術振興特任教員(特任教授) (30194640)
【キーワード】薬物動態解析 / 抗癌剤 / 遺伝子多型 / 個別化医療 / グリッドコンピューティング (他20件)
【概要】(1)データベースグリッド技術であるOGSA-WebDBを用い臨床ゲノム情報と関連する複数のライフサイエンスデータベースから薬剤関連情報を網羅的に抽出できる臨床ゲノム情報探索システムを開発した.副作用情報はTOXINETから、遺伝子名はPharmGKBから、蛋白質情報はEntrez Proteinから抽出し、抽出遺伝子あるいは蛋白質名に対応した発現臓器をLSBMから,パスウエイ情報はKEGGから,...
【医歯薬学】看護学:データベースシミュレーションを含む研究件
❏タンパク質界面の複雑ダイナミクスの解析:機械学習とMD計算に基づく新手法の開拓(18K05025)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山下 雄史 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50615622)
【キーワード】分子動力学 / 機械学習 / シミュレーション / 分子動力学シミュレーション / 古典力学 (他11件)
【概要】機械学習技術の発展により、人工知能は画像認識やチェスや囲碁などの分野において人間の知能を凌駕するようになってきた。近年、AlphaFoldのような先進的なタンパク質構造予測技術においても、機械学習が中心的な役割を担っている。本研究では、こうした機械学習技術を分子科学に導入することによって、タンパク質間に見られる重要なダイナミクス現象を解き明かしていくことを目指している。 これまでの研究で、基本的な...
❏ヒートアイランド対策のためのPDCAデュアルサイクル支援システムの研究(20360261)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】森山 正和 神戸大学, 理工学部・住環境デザイン学科, 教授 (70047405)
【キーワード】地球・都市環境 / ヒートアイランド / PDCAデュアルサイクル / Webシステム / データベース (他10件)
【概要】PDCAサイクルの考え方をヒートアイランド対策に適用し、シミュレーションの活用システムを追加して、「PDCAデュアルサイクル支援システム」をWeb上に構築した。具体的には以下の通りである。 (1)ヒートアイランド対策手法を整理し、そのデータベースを構築した。 (2)メソ気象シミュレーションツールのWRF モデルを用いて、大阪地域のヒートアイランドのシミュレーションを行い、アセスメントに使用できる環...
❏経験的分子運動学ポテンシャルの世界標準規格の構築とデータベース化への戦略的展開(17656037)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】酒井 信介 (2007) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80134469)
【キーワード】機械材料・材料力学 / 分子動力学 / ポテンシャル / シミュレーション / 遺伝的アルゴリズム (他13件)
【概要】本研究は、アモルファス金属や化合物半導体等の高度な分子動力学計算に不可欠な高精度な経験的分子動力学ポテンシャルの標準規格の構築を行った後、ポテンシャル開発ソフトをインターネットのWebを通じて公開し、利用ユーザの結果をデータベースとして蓄積して共有することにより、世界標準のデータベースを作成することを目的とする。 平成19年度は開発プログラムの発表と情報収集、及び戦略的委員会の組織立ち上げのための...
【医歯薬学】看護学:組織学習シミュレーションを含む研究件
❏環境変動に対する組織適応プロセスのミクロ・マクロ統合的理論構築と定量的実証分析(25380458)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】稲水 伸行 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 准教授 (50572830)
【キーワード】組織学習 / 環境適応 / 管理者行動 / 経営学 / 組織適応 (他9件)
【概要】本研究は、生産職場を主な対象として、ミドルに位置するリーダーの行動実態を様々な定量化手法を用いたフィールド調査で明らかにした上で、シミュレーション手法によるモデル化を行い、ミクロ(個人)とマクロ(組織)の統合的視点から新たな組織適応理論を構築した。 その結果、1)平時においては、上司や管轄外部署と協働関係を保ちつつ、自らの率いる現場組織をしっかりと構築できるリーダーが望ましいこと、2)緊急時におい...
❏生態学的シミュレーションによる組織間関係の進化の研究(09630111)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】高橋 伸夫 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30171507)
【キーワード】組織生態学 / 組織内エコロジー / エージェント・ベースト・モデル / 組織学習 / 組織ルーチン (他24件)
【概要】この研究計画では、生態学的なシミュレーションを使って、さまざまな角度から組織現象の分析を試みている。 まず、組織学習を組織内エコロジーとして定式化したJ.G.Marchのシミュレーション・モデルの欠陥と結論の誤りを指摘しつつ、これを再構築している。組織学習とは組織内エコロジーによる組織の適応プロセスであり、組織学習のパフォーマンス向上のためには、組織ルーチンの持続性がある程度必要なのである。同時に...
【医歯薬学】看護学:ヒトiPS細胞シミュレーションを含む研究件
❏iPS細胞の凍結プロセスを革新するマルチスケール設計基盤(20K21102)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (70701340)
【キーワード】ヒトiPS細胞 / 凍結 / 解凍 / 計算化学 / プロセス設計 (他13件)
【概要】本研究の目的は、iPS細胞凍結の課題に対して、分子・細胞・プロセスの各スケールで取り組み、成果を階層的につなげた「マルチスケール設計基盤」を構築することである。2年目の2021年度は、遂行項目①「新規保護剤の探索」、項目②「多細胞凍結モデル構築」、項目③「冷却装置モデル構築」に取り組んだ。「新規保護剤の探索」については、初年度に、量子化学・分子動力学計算による有望化合物の特定に取り組み、論文発表し...
❏医薬品製造を対象とする革新的プロセス設計手法の開発とツール実装(17H04964)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】医薬品製造 / プロセス設計 / スーパーストラクチャー / 数理モデル / シミュレーション (他27件)
【概要】本研究では、医薬品製造プロセスの設計手法開発と、支援ツール実装に取り組んだ。バイオ医薬品注射剤の無菌充填プロセス(調製・ろ過滅菌・充填等)について、シングルユースとマルチユースの選択支援手法を構築し、ソフトウェアのプロトタイプ版をオンラインで公開した。固形製剤の製造プロセス(混合・造粒・乾燥・打錠等)について、連続生産も考慮したスーパーストラクチャを構築し、それに基づく設計手法と、ソフトウェアを開...
【医歯薬学】看護学:感染症シミュレーションを含む研究件
❏災害や感染症対策等による企業・経済への影響の網羅的企業取引ネットワークによる推計(21H00743)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, 情報科学研究科, 教授 (60418499)
【キーワード】サプライチェーン / シミュレーション / 並列計算 / 災害 / 感染症
【概要】
❏モデル予測政策決定のためのエージェントベース・データ同化モデル(17H02035)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】倉橋 節也 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 教授 (40431663)
【キーワード】社会システム / シミュレーション / 最適化 / エージェントモデル / 参加型エージェントモデル (他14件)
【概要】参加型シミュレーション研究を通して、人間の合理的な意思決定や習慣的な行動、予期せぬ判断など、さまざまは要因が社会システムモデルには重要であることが分析された。これらの研究が進んできた2020年初頭に、新型コロナウイルスが発生し、緊急事態宣言が発出される事態となった。この状況に対して、エージェントベース医療政策ゲーミング&シミュレーションをベースに、新型コロナウイルス感染症に対する感染症政策...
❏感染症危機管理のための住民意識調査とそれに基づく流行予測・予防施策評価技法の開発(16590423)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】梯 正之 広島大学, 大学院保健学研究科, 教授 (80177344)
【キーワード】感染症 / 予防 / シミュレーション / エージェントモデル / 個人ベースモデル
【概要】本研究の目的は、地域住民の感染症に対する態度。予防意識・行動パターンをアンケート調査し、それをもとに、一定の条件下での感染症の流行予測をシミュレーションにより実施することにより、さまざまな予防施策の効果評価を行ない、最適な予防施策を提言することである。感染症にはインフルエンザなどを想定し、地域住民の調査項目には、予防接種を受けるかどうか、日頃から予防に気をつけていること(うがいや手洗いを心がけてい...
【医歯薬学】看護学:脳・神経シミュレーションを含む研究件
❏昆虫嗅覚中枢の精細モデルの構築による匂い情報表現の解明(15H04399)
【研究テーマ】動物生理・行動
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】神崎 亮平 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40221907)
【キーワード】脳・神経 / シミュレーション / 遺伝子 / データ同化 / 昆虫
【概要】本研究では,動的に変化するフェロモン入力を処理するカイコガ触角葉の神経機構をシステマティックに記述することを目的とした.触角葉構成神経の機能的結合を調べるための遺伝子組換えカイコガ系統を作出するとともに,触角葉の神経回路モデルを単一コンパートメントモデルに加え,マルチコンパートメントモデルとして構築し,実験的に見出されていた触角葉投射神経における連続刺激に対する応答感度の変化や機械感覚入力によるフ...
❏微細脳神経・血管の四次元計算機モデルに関する研究(25280104)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (30194640)
【キーワード】脳神経デジタルモデル / 四次元可視化 / シミュレーション / NeuroML / 脳神経回路 (他19件)
【概要】近年注目を集めている「デジタルツイン」といわれる現実世界にあるものをデジタルで正確に再現し、正確なシミュレーションや状態把握を可能にする技術の脳神経科学への適応に関する基盤研究を行った。今までのインシリコメディスンとの違いは、特に個別症例に対応した生体のデジタルモデルの構築とその四次元可視化を目指した点にある。デジタルモデル化したものは大脳、脳幹、脳神経、脳血管、脳神経束であり、これらからなる融合...
【医歯薬学】看護学:遺伝子シミュレーションを含む研究件
❏昆虫嗅覚中枢の精細モデルの構築による匂い情報表現の解明(15H04399)
【研究テーマ】動物生理・行動
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】神崎 亮平 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40221907)
【キーワード】脳・神経 / シミュレーション / 遺伝子 / データ同化 / 昆虫
【概要】本研究では,動的に変化するフェロモン入力を処理するカイコガ触角葉の神経機構をシステマティックに記述することを目的とした.触角葉構成神経の機能的結合を調べるための遺伝子組換えカイコガ系統を作出するとともに,触角葉の神経回路モデルを単一コンパートメントモデルに加え,マルチコンパートメントモデルとして構築し,実験的に見出されていた触角葉投射神経における連続刺激に対する応答感度の変化や機械感覚入力によるフ...
❏位相幾何と超離散の融合によるシングルセルの遺伝子転写運動の解明(15K00397)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大田 佳宏 東京大学, 大学院数理科学研究科, 特任教授 (80436592)
【キーワード】位相幾何学 / 超離散系 / 遺伝子 / 転写 / 時空間 (他8件)
【概要】細胞実験データを再現する数理モデルを構築し、細胞実験では不可能な条件における転写現象の予測を可能とする研究を行った。本研究では、このような予測シミュレーションを位相幾何学を用いることでさらに進め、様々な疾患細胞の遺伝子発現のみならず、より深く転写機構の変化にまで迫った疾患の根本的な原因究明を行った。 さらに、これまでの細胞集団の平均的な解析だけではなく、1細胞レベルでの転写の計算機シミュレーション...
❏超離散時空間解析と大規模配列解析の融合による遺伝子転写原理の解明(24500360)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大田 佳宏 東京大学, 数理(科)学研究科(研究院), 特任教授 (80436592)
【キーワード】超離散 / 配列解析 / 遺伝子転写 / 離散系 / シミュレーション (他10件)
【概要】ヒト細胞を用いたRNAPII (RNA polymerase II) 実体の運動情報やエピジェネティック修飾情報の数理解析の研究を行った。これまでの我々の研究では、時間分解能7.5分間隔で細胞実験を行っていたが、本研究課題ではより高い時間分解能の転写におけるRNAデータの取得を行った。さらに、転写ダイナミクスを制御しその運動にも影響を与える因子として、各種タンパク質結合情報とエピジェネティック修飾...
【医歯薬学】看護学:COVID-19(新型コロナウイルス感染症)シミュレーションを含む研究件
❏小区分25010:社会システム工学関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】GPSデータ
【研究期間】ヒューマンモビリティー
【研究代表者】輸送現象
【キーワード】モデル構築
【概要】本研究の目的は、感染症流行をいち早く検知してワクチン・治療薬を迅速に供給するための、生産支援システムの構築である。研究では、ワクチン・治療薬の需要予測を得る「需要予測モジュール」と、与えられた需要予測に対して、速度やコスト面の最適プロセスを得る「プロセス設計モジュール」を構築し、これらを統合した「統合生産システム」につなげていく。初年度である2021年度は、当初計画に従い、遂行項目①「需要予測モジ...
❏人工社会アプローチによる賑わい空間マネジメントのシミュレーション科学(18H03825)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】兼田 敏之 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10192543)
【キーワード】歩行者 / エージェント / モデリング / 賑わい / 人工社会 (他22件)
【概要】(1)Covid-19状況におけるパーソナルスペーシング(ディスタンシング)のエージェントシミュレーション分析の成果論文が学術誌に掲載された。近接作用層モデルの妥当性評価枠組みの研究が国際会議で発表された。エージェント技術研究の成果として強化学習による回避行動の自動生成研究が国内学会で発表された。また、コロナ禍における公園でのアクティビティ調査とともにそのデータを用いてのグループスペシングのエージ...
❏GPSビッグデータに基づくヒューマンモビリティ科学の基盤構築(18H01656)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高安 美佐子 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20296776)
【キーワード】GPSデータ / ヒューマンモビリティー / 輸送現象 / モデル構築 / 数値シミュレーション (他14件)
【概要】約100万人のスマホGPSデータを解析し都市圏の人流に関する基本的な特性を明らかにした。大都市圏での人流パターンを流域という視点に基づいてマクロ的に捉える新しいデータ解析手法を確立し、流域のサイズの分布や形状が都市に依存しない普遍的な特性を持ち、さらに、Covid-19の感染下でも基本特性が維持されていることを見出した。また、人流を電流とみなすアナロジーによって、都市圏の交通流を近似する電気回路モ...
【医歯薬学】看護学:数理モデルシミュレーションを含む研究件
❏小区分62020:ウェブ情報学およびサービス情報学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】多様性
【研究期間】社会構造
【研究代表者】適応的ネットワーク
【キーワード】数理モデル
【概要】毛状突起特異的に発現するホウ素輸送体BOR5の役割を明らかにするため、変異株における毛状突起の観察、細胞内局在の観察等を行った。共焦点レーザー顕微鏡を用いた毛状突起の観察により、bor5変異が毛状突起の分枝数等の形状、密度に与える影響の評価を行った。その結果、bor5変異は毛状突起の形状、密度には顕著な影響を与えないことが明らかになった。また毛状突起におけるBOR5の細胞内局在を詳細に明らかにする...
❏オンデマンド膵臓刺激による2型糖尿病のデジタルコントロールの数理(19K12198)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】安東 弘泰 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (20553770)
【キーワード】数理モデル / 膵ベータ細胞 / シミュレーション / カオス制御 / 膵β細胞 (他9件)
【概要】本研究では, 2型糖尿病患者の膵臓内の膵β細胞を物理的に刺激することにより、そのインスリン分泌機能を調整するための数理的アプローチを検討する。特に、機能不全となった細胞の数理モデル化や膵臓刺激設計法の開発を目的とする。本年度は、膵β細胞単一細胞の数理モデル解析を非線形ダイナミクス制御の観点から進めた。具体的には、膵β細胞の数理モデルとしてChayモデルとRizモデルに対してフィードバック制御システ...
❏個の多様性は社会構造にどう影響するのか?適応的ネットワークによる構成的アプローチ(19H04220)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐山 弘樹 早稲田大学, 商学学術院, 教授(任期付) (30345425)
【キーワード】多様性 / 社会構造 / 適応的ネットワーク / 数理モデル / 複雑系 (他11件)
【概要】2021年度は,新型コロナによる継続的な困難のため,研究の進行に影響が生じた.具体的には,研究代表者が夏季期間に来日し所属研究機関(早稲田大学)にて研究補助を雇用し研究を推進するという当初予定が実現できなかった.そこで,偏微分方程式によるモデルの定式化と解析,および収集された実社会データのさらに詳細な解析を,海外の外部研究協力者(米国ビンガムトン大学 Mohammad Khasawneh 教授)に...
【医歯薬学】看護学:アレルギーシミュレーションを含む研究件
❏T細胞分化のシステムバイオロジー(23659242)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】吉村 昭彦 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90182815)
【キーワード】サイトカイン シグナル伝達 / 転写因子 / ヘルパーT細胞 / 抑制性T細胞 / TGF-β (他12件)
【概要】ヘルパーT細胞は免疫制御の中心を担う細胞である。近年、Th1, Th2以外に多くのサブタイプ(Th17,iTreg等)が存在していることが知られるようになってきた。ヘルパーT細胞は、各サブタイプが様々なサイトカインを産生すると共に、様々なサイトカインで分化や増殖が促進されたり抑制されたりするので、各サブタイプへの分化は非常に複雑である。そこで、ヘルパーT細胞各サブタイプへの分化を明らかにするととも...
❏ヘルパーT細胞分化のシミュレーション(20659077)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2008
【研究代表者】吉村 昭彦 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90182815)
【キーワード】ヘルパーT細胞 / サイトカイン / TGF-β / 炎症 / アレルギー (他8件)
【概要】ヘルパーT細胞は免疫制御の中心を担う細胞である。近年、Th1, Th2以外に多くのサブタイブ(Th17, iTreg等)が存在していることが知られるようになってきた。これらのサブタイプの割合が免疫応答の方向性を決定していると考えられている。しかし、ヘルパーT細胞は、各サブタイプが様々なサイトカインを産生すると共に、様々なサイトカインで分化や増殖が促進されたり抑制されたりするので、各サブタイプへの分...
【医歯薬学】看護学:乳幼児シミュレーションを含む研究件
❏乳児自発運動時の感覚-運動ダイナミクスを利用した行動発達モデルの構築(21K11495)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】感覚運動発達 / 胎児 / 新生児 / シミュレーション / 柔軟 (他10件)
【概要】ヒトは出生前から生後1-2年で様々な行動を獲得する.本研究では,単に神経学的な成熟だけでなく、運動/行動時に生じる多種多様な運動情報および感覚情報の学習、統合を計測およびモデル化することで,行動発達の理解を追究する. 本年度は,胎児期および新生児期の自発運動時で生じる感覚情報をシミュレーションするため,胎児・乳児の筋骨格モデルおよび柔軟な子宮壁モデルの作成を進めた.この開発により,胎児の空間的制約...
❏新生児・乳児における感覚-運動ダイナミクスに見る発達の個人差(18K13104)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】発達 / 乳児 / 新生児 / シミュレーション / ダイナミクス (他12件)
【概要】本研究では、運動感覚計測技術の開発・解析手法の提案・発達個人差の理解を通した発達理論の検証を目標に、①新生児・乳児の詳細な関節運動計測、②個人差を反映する身体モデル作成、③乳児運動における運動出力/感覚入力の推定、④脳モデルを利用した運動感覚統合シミュレーションによる皮質上情報構造の変化の検証、⑤ニューラルネットワークを併用した感覚運動予測ベースの発達モデル提案を遂行した。 ...
【医歯薬学】看護学:紛争シミュレーションを含む研究件
❏公共サービスをめぐる紛争の解決モデル:ラテンアメリカを事例として(20K04995)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大石 晃史 青山学院大学, 国際政治経済学部, 研究員 (60814944)
【キーワード】公共サービス / 社会運動 / 水資源 / ラテンアメリカ / 紛争 (他7件)
【概要】今年度(2年目)は、現地調査、水資源データベースの分析、ネットワークモデルの解析などにより、公共サービス(特に水道事業)をめぐる紛争がどのように生じるのか複眼的に研究を進めた。第一に、ボリビア東部サンタクルス県を中心に2ヶ月間の調査を行い、極めて優れた水道協同組合がなぜサンタクルス県のみで機能しているのか、水道協同組合のリーダーにインタビューを実施した。その結果、サンタクルス県の経済発展の歴史、そ...
❏数理とシミュレーションを統合した「敵対と紛争」の重層的モデリングとその応用(17510117)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】木嶋 恭一 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (10134826)
【キーワード】敵対 / 紛争 / 数理 / シミュレーション / モデリング
【概要】近年、個人・組織・国家などの主体間の相互作用の中で、特に紛争や敵対など非協力関係が極端化する傾向がある。本プロジェクトの目的は、次の2つである。(1)敵対・紛争という極端な非協力関係に焦点を絞った、数理的モデル・シミュレーションモデルによるアプローチという着想を定着させ、概念の定式化を行う。(2)そのような敵対・紛争の構造と発生過程を考察するため、解析的モデルとシミュレーションによる重層的で統合的...
【医歯薬学】看護学:発達シミュレーションを含む研究件
❏乳児自発運動時の感覚-運動ダイナミクスを利用した行動発達モデルの構築(21K11495)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】感覚運動発達 / 胎児 / 新生児 / シミュレーション / 柔軟 (他10件)
【概要】ヒトは出生前から生後1-2年で様々な行動を獲得する.本研究では,単に神経学的な成熟だけでなく、運動/行動時に生じる多種多様な運動情報および感覚情報の学習、統合を計測およびモデル化することで,行動発達の理解を追究する. 本年度は,胎児期および新生児期の自発運動時で生じる感覚情報をシミュレーションするため,胎児・乳児の筋骨格モデルおよび柔軟な子宮壁モデルの作成を進めた.この開発により,胎児の空間的制約...
❏新生児・乳児における感覚-運動ダイナミクスに見る発達の個人差(18K13104)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】発達 / 乳児 / 新生児 / シミュレーション / ダイナミクス (他12件)
【概要】本研究では、運動感覚計測技術の開発・解析手法の提案・発達個人差の理解を通した発達理論の検証を目標に、①新生児・乳児の詳細な関節運動計測、②個人差を反映する身体モデル作成、③乳児運動における運動出力/感覚入力の推定、④脳モデルを利用した運動感覚統合シミュレーションによる皮質上情報構造の変化の検証、⑤ニューラルネットワークを併用した感覚運動予測ベースの発達モデル提案を遂行した。 ...
【医歯薬学】看護学:サイトカインシミュレーションを含む研究件
❏T細胞分化のシステムバイオロジー(23659242)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】吉村 昭彦 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90182815)
【キーワード】サイトカイン シグナル伝達 / 転写因子 / ヘルパーT細胞 / 抑制性T細胞 / TGF-β (他12件)
【概要】ヘルパーT細胞は免疫制御の中心を担う細胞である。近年、Th1, Th2以外に多くのサブタイプ(Th17,iTreg等)が存在していることが知られるようになってきた。ヘルパーT細胞は、各サブタイプが様々なサイトカインを産生すると共に、様々なサイトカインで分化や増殖が促進されたり抑制されたりするので、各サブタイプへの分化は非常に複雑である。そこで、ヘルパーT細胞各サブタイプへの分化を明らかにするととも...
❏シグナル伝達系パスウエイの挙動に基づく細胞群シミュレーション法の確立(20500275)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】山田 訓 岡山理科大学, 工学部, 教授 (20393506)
【キーワード】ヘルパーT細胞 / 免疫ネットワーク / 転写因子 / サイトカイン / シミュレーション (他7件)
【概要】ヘルパーT細胞のサブタイプの分化のモデル化を題材に細胞内反応と細胞群の挙動を同時に計算する手法を開発した。サブタイプに分化する前のTh0内の転写因子相互作用とサイトカインによる分化・増殖の影響をモデル化し、Th17とiTregのTCR刺激強度依存性とTGF-β濃度依存性を再現することができた。その際に、Foxp3で誘導されRORγtの効果を抑制する未知の抑制因子が必要であることがわかった。樹状細胞...
❏ヘルパーT細胞分化のシミュレーション(20659077)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2008
【研究代表者】吉村 昭彦 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90182815)
【キーワード】ヘルパーT細胞 / サイトカイン / TGF-β / 炎症 / アレルギー (他8件)
【概要】ヘルパーT細胞は免疫制御の中心を担う細胞である。近年、Th1, Th2以外に多くのサブタイブ(Th17, iTreg等)が存在していることが知られるようになってきた。これらのサブタイプの割合が免疫応答の方向性を決定していると考えられている。しかし、ヘルパーT細胞は、各サブタイプが様々なサイトカインを産生すると共に、様々なサイトカインで分化や増殖が促進されたり抑制されたりするので、各サブタイプへの分...
【医歯薬学】看護学:社会医学シミュレーションを含む研究件
❏新しい災害医療対応シミュレーションシステムを用いた災害医学教育、災害医療の実践(16H03155)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】布施 明 日本医科大学, 医学部, 教授 (80238641)
【キーワード】公共健康危機管理 / 首都直下地震 / 災害関連死 / 未治療死 / 医療救護班 (他20件)
【概要】【はじめに】これまで存在しなかった災害医療活動を俯瞰するためのシミュレーション・システムを用いて首都直下地震での災害関連死を減少させるために効果的な項目の検討を行った。【対象・方法】離散事象シミュレーションを用いて災害医療対応の急性期の全体像を再現することを試みた。【結果・考察】処置を行うことができずに死亡する、いわゆる“未治療死”が5,511人であるのに対し、発生傷病者数をデフォルト値の7割に減...
❏地理情報システムによる医療需要の将来推計と可視化(25870129)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】土井 俊祐 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (90639072)
【キーワード】地理情報システム / シミュレーション / 医療政策 / 医療情報 / 医療需要 (他10件)
【概要】本研究は、地理情報と統計情報を融合させることで、より正確かつきめ細やかな医療需要推計方法を提案したものである。推計項目は、入院医療、外来医療、在宅医療に関するものまで多くの臨床現場を想定したものであり、また推計手法そのものの検討についても学会等において報告している。また、推計結果についてはGISを用いて地図上に表現することで、誰にでもわかりやすく可視化した。これらの推計結果は、学会等の学術的な場の...
【医歯薬学】看護学:学習シミュレーションを含む研究件
❏培養神経回路と人工神経回路の身体化によるホメオダイナミクスの研究(24300080)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】池上 高志 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (10211715)
【キーワード】自律ロボット / 培養神経回路 / 学習 / 可塑性 / スパイクニューロン (他16件)
【概要】ロボットと神経回路の間のフィードバックループ系を設計する。培養された神経回路、あるいは、人工神経回路を使ってロボットの運動行為を制御し、ロボットがセンサーを通じて得た環境からの情報を神経回路にフィードバックする。この刺激と行動のくりかえしの閉回路の動作を調べて、1)神経回路の成長を情報のネットワークの変遷で特徴つけ、2)閉鎖回路をつくることで、ネットワークはある構造をつくることと、3)そのパターン...
❏ニューラルネットを用いた海中運動体のシステム同定に関する研究(05452311)
【研究テーマ】海洋工学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】浦 環 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (60111564)
【キーワード】システム同定 / 海中ロボット / ニューラルネット / 海中航走体 / 適応制御 (他12件)
【概要】海洋構造物や船舶、あるいは潜水船などの海中ビ-クルの運動を考えるとき、低速域での非線形性や相互干渉やダイナミクスの変化など、古典的な運動理論では極めて取扱いにくい状況がある。学習機能を持つシステムであるニューラルネットワークは、不特定多数の入力に対して、ある出力を表すモデルを表現することができる。本研究ではコントローラをニューラルネットワークで構成し、同定モデルも同じくニューラルネットワークで構成...
【医歯薬学】看護学:意思決定シミュレーションを含む研究件
❏医薬品製造を対象とする革新的プロセス設計手法の開発とツール実装(17H04964)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】医薬品製造 / プロセス設計 / スーパーストラクチャー / 数理モデル / シミュレーション (他27件)
【概要】本研究では、医薬品製造プロセスの設計手法開発と、支援ツール実装に取り組んだ。バイオ医薬品注射剤の無菌充填プロセス(調製・ろ過滅菌・充填等)について、シングルユースとマルチユースの選択支援手法を構築し、ソフトウェアのプロトタイプ版をオンラインで公開した。固形製剤の製造プロセス(混合・造粒・乾燥・打錠等)について、連続生産も考慮したスーパーストラクチャを構築し、それに基づく設計手法と、ソフトウェアを開...
❏組織のオープン化が問題解決・意思決定に与える影響の理論的・実証的研究(16K17158)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】稲水 伸行 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 准教授 (50572830)
【キーワード】経営学 / 経営組織論 / 意思決定 / シミュレーション / クリエイティビティ (他10件)
【概要】本研究では、組織のオープン化の職場レベルでの実態を、質問紙調査及び綿密な観察によるフィールド調査で明らかにし、エージェント・ベース・シミュレーションなどのモデリング手法により理論化することに取り組んだ。特に、意思決定に関わる3つの視点(問題解決の確実性、意思決定の迅速性、創造性)から、組織のオープン化がもたらす効果を検討した。その結果、組織のオープン化による協働には正だけでなく負の側面もあることが...
❏森林の三次元計測と林分成長予測システムの統合による地域資源シミュレーションの構築(24780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中島 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10598775)
【キーワード】シミュレーション / 資源予測 / 林業収益 / 労働量 / 素材生産 (他26件)
【概要】本研究は、リモートセンシング等から得られた森林の現況をもとに、成長モデルを組み合わせることによって、長期的な資源シミュレーションを行うことを可能とした。その結果、多様な森林管理に応じた労働量、材積、林業収益などを試算することが可能となった。また、これらのシミュレーションが地域の森林管理に応用できる可能性についても検討した。 ...
【医歯薬学】看護学:看護学シミュレーションを含む研究件
❏状況に埋め込まれた知としての「わざ」に関する総合的研究(16H01818)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】浅田 匡 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00184143)
【キーワード】わざ / 机上シミュレーション / 教師教育 / 看護教育 / リフレクション (他22件)
【概要】本研究は,教師及び看護師の持つ「わざ」を記述し,その伝承・教育の方法を開発することを目的とし,教師及び看護師の「わざ」へのアプローチとして机上シミュレーション法を開発した。いずれにおいても,どのように臨床判断が行われているかが明らかになっただけでなく,判断過程を含めた「わざ」の教育方法としての有用性が示された。それらに基づき,コーチング,リフレクション,シミュレーション教育,work-based ...
❏バーチャルリアリティを用いた糖尿病足病変ハイリスク要因アセスメント教育モデル開発(16H05564)
【研究テーマ】基礎看護学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】任 和子 京都大学, 医学研究科, 教授 (40243084)
【キーワード】生活習慣病 / 糖尿病 / 教育モデル / シミュレーション / Virtual Reality (他10件)
【概要】本研究では、Virtual Reality技術を用いて糖尿病の予防的フットケアを担う看護師を対象とした糖尿病足病変ハイリスク要因アセスメント教育モデルの開発を行う。全体の企画・立案・調整ならびに総括を任が担当し、3つの班(VR訓練システム開発・教育モデル開発・糖尿病の予防的フットケアのエキスパート)に分かれ、それぞれが情報を交換しながら進める。VR訓練システム開発では、機器整備とシミュレーションを...
【医歯薬学】看護学:看護教育シミュレーションを含む研究件
❏状況に埋め込まれた知としての「わざ」に関する総合的研究(16H01818)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】浅田 匡 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00184143)
【キーワード】わざ / 机上シミュレーション / 教師教育 / 看護教育 / リフレクション (他22件)
【概要】本研究は,教師及び看護師の持つ「わざ」を記述し,その伝承・教育の方法を開発することを目的とし,教師及び看護師の「わざ」へのアプローチとして机上シミュレーション法を開発した。いずれにおいても,どのように臨床判断が行われているかが明らかになっただけでなく,判断過程を含めた「わざ」の教育方法としての有用性が示された。それらに基づき,コーチング,リフレクション,シミュレーション教育,work-based ...
❏バーチャルリアリティを用いた糖尿病足病変ハイリスク要因アセスメント教育モデル開発(16H05564)
【研究テーマ】基礎看護学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】任 和子 京都大学, 医学研究科, 教授 (40243084)
【キーワード】生活習慣病 / 糖尿病 / 教育モデル / シミュレーション / Virtual Reality (他10件)
【概要】本研究では、Virtual Reality技術を用いて糖尿病の予防的フットケアを担う看護師を対象とした糖尿病足病変ハイリスク要因アセスメント教育モデルの開発を行う。全体の企画・立案・調整ならびに総括を任が担当し、3つの班(VR訓練システム開発・教育モデル開発・糖尿病の予防的フットケアのエキスパート)に分かれ、それぞれが情報を交換しながら進める。VR訓練システム開発では、機器整備とシミュレーションを...
【医歯薬学】看護学:新生児シミュレーションを含む研究件
❏乳児自発運動時の感覚-運動ダイナミクスを利用した行動発達モデルの構築(21K11495)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】感覚運動発達 / 胎児 / 新生児 / シミュレーション / 柔軟 (他10件)
【概要】ヒトは出生前から生後1-2年で様々な行動を獲得する.本研究では,単に神経学的な成熟だけでなく、運動/行動時に生じる多種多様な運動情報および感覚情報の学習、統合を計測およびモデル化することで,行動発達の理解を追究する. 本年度は,胎児期および新生児期の自発運動時で生じる感覚情報をシミュレーションするため,胎児・乳児の筋骨格モデルおよび柔軟な子宮壁モデルの作成を進めた.この開発により,胎児の空間的制約...
❏新生児・乳児における感覚-運動ダイナミクスに見る発達の個人差(18K13104)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】発達 / 乳児 / 新生児 / シミュレーション / ダイナミクス (他12件)
【概要】本研究では、運動感覚計測技術の開発・解析手法の提案・発達個人差の理解を通した発達理論の検証を目標に、①新生児・乳児の詳細な関節運動計測、②個人差を反映する身体モデル作成、③乳児運動における運動出力/感覚入力の推定、④脳モデルを利用した運動感覚統合シミュレーションによる皮質上情報構造の変化の検証、⑤ニューラルネットワークを併用した感覚運動予測ベースの発達モデル提案を遂行した。 ...
【医歯薬学】看護学:適応シミュレーションを含む研究件
❏カオス結合場としての身体性に基づくロボット行動行動創発の研究(14658099)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】國吉 康夫 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 助教授 (10333444)
【キーワード】ロボット / 身体性 / 創発 / 適応 / カオス (他12件)
【概要】本研究は,多自由度の身体を相互作用場とする大域カオス結合系を用い,秩序状態の発生・変化と身体・環境の状態との関連性を実験的に解明することで,行動の創発における身体性の情報論的意味を明らかにすることを目的とする. 上記の目的に向けて、今年度は以下の研究成果をあげた。 1.筋骨格系身体モデルと動作シミュレーション環境の構築・改良:筋肉モデルと骨格モデルを実装し、筋肉駆動関節モデル、および、多脚虫型モデ...
❏上下肢の機能分化からみた霊長類の運動適応(08304050)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】岡田 守彦 筑波大学, 体育科学系, 教授 (60011615)
【キーワード】霊長類 / ロコモーション / 形態 / 適応 / 運動解析 (他15件)
【概要】昨年度に引き続き総合研究を実施し、班会議を開催して研究成果の取りまとめを行った結果、以下の知見を得た。1)下肢において、静的収縮と同様、動的収縮においても筋線維伝導速度の計測が可能であること、但しその場合、関節角度と収縮レベルに関する情報が必要であることが明らかになった。2)現代人上腕骨と大腿骨の中央断面の材料力学的諸計数を比較したところ、その力学的環境の大きな差異にも拘わらず、両者の間に際だった...
❏力学的適応モデルと遺伝的アルゴリズムを用いた2足歩行体形の進化シミュレーション(07640956)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】山崎 信寿 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70101996)
【キーワード】直立2足歩行 / 進化 / 適応 / 神経筋骨格モデル / 運動発生 (他8件)
【概要】直立2足歩行の様々な仮想進化戦略に応じ、体形と歩行運動を自律的に相互適応させることができる計算機シミュレーション手法を開発した。身体は頭胸部と骨盤部および左右の上肢、大腿、下腿、足部の合計10節に分割し、各関節には受動軟部組織に相当するトルクばねを付けた。各節の運動は基本的には矢状面内に拘束されるが、体幹節は垂直軸まわりに回旋できるものとした。また、筋骨格系は下肢と肩および腰部の左右合計26筋群で...
【医歯薬学】看護学:抗がん剤シミュレーションを含む研究件
❏医工連携に基づく流体解析を用いた超選択的動注法における抗癌剤至適投与量の検討(21390542)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】藤内 祝 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (50172127)
【キーワード】口腔癌 / 動注化学療法 / 流体解析 / 流体シミュレーション / 血流シミュレーション (他11件)
【概要】口腔癌に対する動注化学療法における腫瘍栄養動脈や転移リンパ節への抗癌剤の分配量を解明するために,われわれは流体解析を用いて外頸動脈とその分枝における血流シミュレーションを開発した.精度の高いシミュレーションにするために,末梢血管を考慮した0Dモデルを適用し,シミュレーションの精度評価は浅側頭動脈における血流速度を用いて行った.本シミュレーションの誤差は5%程度であり,外頸動脈とその分枝の患者特異的...
❏薬物動態解析を目的とした臨床ゲノム情報システムの開発(16200038)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 医学部附属病院, 科学技術振興特任教員(特任教授) (30194640)
【キーワード】薬物動態解析 / 抗癌剤 / 遺伝子多型 / 個別化医療 / グリッドコンピューティング (他20件)
【概要】(1)データベースグリッド技術であるOGSA-WebDBを用い臨床ゲノム情報と関連する複数のライフサイエンスデータベースから薬剤関連情報を網羅的に抽出できる臨床ゲノム情報探索システムを開発した.副作用情報はTOXINETから、遺伝子名はPharmGKBから、蛋白質情報はEntrez Proteinから抽出し、抽出遺伝子あるいは蛋白質名に対応した発現臓器をLSBMから,パスウエイ情報はKEGGから,...
【医歯薬学】看護学:化学療法シミュレーションを含む研究件
❏医工連携に基づく流体解析を用いた超選択的動注法における抗癌剤至適投与量の検討(21390542)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】藤内 祝 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (50172127)
【キーワード】口腔癌 / 動注化学療法 / 流体解析 / 流体シミュレーション / 血流シミュレーション (他11件)
【概要】口腔癌に対する動注化学療法における腫瘍栄養動脈や転移リンパ節への抗癌剤の分配量を解明するために,われわれは流体解析を用いて外頸動脈とその分枝における血流シミュレーションを開発した.精度の高いシミュレーションにするために,末梢血管を考慮した0Dモデルを適用し,シミュレーションの精度評価は浅側頭動脈における血流速度を用いて行った.本シミュレーションの誤差は5%程度であり,外頸動脈とその分枝の患者特異的...
❏薬物動態解析を目的とした臨床ゲノム情報システムの開発(16200038)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 医学部附属病院, 科学技術振興特任教員(特任教授) (30194640)
【キーワード】薬物動態解析 / 抗癌剤 / 遺伝子多型 / 個別化医療 / グリッドコンピューティング (他20件)
【概要】(1)データベースグリッド技術であるOGSA-WebDBを用い臨床ゲノム情報と関連する複数のライフサイエンスデータベースから薬剤関連情報を網羅的に抽出できる臨床ゲノム情報探索システムを開発した.副作用情報はTOXINETから、遺伝子名はPharmGKBから、蛋白質情報はEntrez Proteinから抽出し、抽出遺伝子あるいは蛋白質名に対応した発現臓器をLSBMから,パスウエイ情報はKEGGから,...
【医歯薬学】看護学:バイオフィルムシミュレーションを含む研究件
❏流れ場の毒性物質分解とバイオフィルム形成のシミュレーションとそのメカニズムの解明(23580110)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】金原 和秀 静岡大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30225122)
【キーワード】バイオフィルム / 流れ場 / 毒性物質分解 / シミュレーション / 芳香族化合物 (他8件)
【概要】本研究は、芳香族化合物分解菌が分解過程でバイオフィルムを形成することに着目し、バイオフィルム内での特異的な発現解析を目指したゲノム解析を行うと共に、流路デバイスを用いたシミュレーションを行い、形成メカニズムの解明を目的とした。その結果、ビフェニルの水酸化代謝物を添加すると、バイオフィルム形成の促進と生細胞率の増加が観察された。また、ビフェニル分解菌TK102株の完全長ゲノム配列(約6.06 Mb)...
❏複合微生物系シミュレーションモデルの構築に基づくシステム微生物生態学の創生(18656246)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】常田 聡 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30281645)
【キーワード】複合微生物系 / 微生物生態 / シミュレーション / バイオフィルム / 微生物パラメータ (他6件)
【概要】環境中では多種多様な微生物が雑多に存在する複合微生物系を形成している。本研究では個々の微生物の現象に着目するのではなく,生態系全体を一つのシステムとしてとらえるシステムバイオロジーの概念を微生物生態学に導入し,実験的手法および知識工学的手法を併用してコンピュータ上に微生物のコミュニティーを再構築し,微生物生態形成メカニズムの真の理解につなげる新規方法論を確立・提案することを目的とした。本研究では,...
【医歯薬学】看護学:教育ブログラムシミュレーションを含む研究件
❏家での暮らしに関する臨床推論力を高める遠隔VR環境を通じた協調学習プログラム(21K19685)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】吉岡 京子 国立保健医療科学院, その他部局等, 上席主任研究官 (00708951)
【キーワード】家での暮らし / virtual reality / シミュレーション / 臨床的推論 / 教育プログラム
【概要】本研究の目的は、アセスメント対象者の「家での暮らし」に関する看護学生の臨床推論力を高めるため、Virtual reality(以下、VRとする。)環境を用いた協調学習を円滑に行う遠隔シミュレーション教育プログラムを開発することである。初年度は、協調学習の方法論を活用したVR遠隔シミュレーション教育プログラムとシステムを構築することを目的として、研究班会議を合計7回開催した。学生が (1) 家の中...
❏訪問看護事業所の災害時BCP・BCM(事業継続計画/管理)の教育プログラム開発(21H03277)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】石田 千絵 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (60363793)
【キーワード】BCP / 訪問看護事業所 / 教育プログラム / 評価 / BCM (他7件)
【概要】2021年度は訪問看護事業所の災害時BCP・BCMの要件整理と評価指標の開発を目指した。具体的には、BCP・BCMの要件を整理し、評価指標の検討と開発を行いつつ、次年度に向けた調査準備と国際基準に基づくシミュレーションプログラムの学習の場を企画・計画し、プログラム作成の準備を行う予定としていた。 ところが、2021(令和3)年厚生労働省令「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」...
【医歯薬学】看護学:標準化シミュレーションを含む研究件
❏経験的分子運動学ポテンシャルの世界標準規格の構築とデータベース化への戦略的展開(17656037)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】酒井 信介 (2007) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80134469)
【キーワード】機械材料・材料力学 / 分子動力学 / ポテンシャル / シミュレーション / 遺伝的アルゴリズム (他13件)
【概要】本研究は、アモルファス金属や化合物半導体等の高度な分子動力学計算に不可欠な高精度な経験的分子動力学ポテンシャルの標準規格の構築を行った後、ポテンシャル開発ソフトをインターネットのWebを通じて公開し、利用ユーザの結果をデータベースとして蓄積して共有することにより、世界標準のデータベースを作成することを目的とする。 平成19年度は開発プログラムの発表と情報収集、及び戦略的委員会の組織立ち上げのための...
❏攪拌反応槽の標準化とそのデータベースの構築(10305059)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】平岡 節郎 名古屋工業大学, 工学部, 教授 (80026070)
【キーワード】撹拌槽 / 標準化 / データベース / シミュレーション / スケールアップ
【概要】これまで研究してきた下記項目につき以下のようにまとめた。ただし、すべての項目についてまとめきれたわけではなく,引き続き研究が続行されているものがほとんどである。 (1)LDVによる槽内流体の正確な3次元速度分布の測定 光の屈折を最小限に押さえることが可能なシリコンオイルを選定し、層流から遷移域に及ぶ詳細な流速分布の測定データを得た。このデータは十分シミュレーション結果を検証できる精度を持っている。...
【医歯薬学】看護学:評価シミュレーションを含む研究件
❏訪問看護事業所の災害時BCP・BCM(事業継続計画/管理)の教育プログラム開発(21H03277)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】石田 千絵 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (60363793)
【キーワード】BCP / 訪問看護事業所 / 教育プログラム / 評価 / BCM (他7件)
【概要】2021年度は訪問看護事業所の災害時BCP・BCMの要件整理と評価指標の開発を目指した。具体的には、BCP・BCMの要件を整理し、評価指標の検討と開発を行いつつ、次年度に向けた調査準備と国際基準に基づくシミュレーションプログラムの学習の場を企画・計画し、プログラム作成の準備を行う予定としていた。 ところが、2021(令和3)年厚生労働省令「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」...
❏視環境設計のための室内仕上げ材のテクスチャーの定量化(17K00804)
【研究テーマ】衣・住生活学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】北村 薫子 武庫川女子大学, 生活環境学部, 教授 (80319855)
【キーワード】建築 / 光環境 / テクスチャー / 輝度画像 / シミュレーション (他18件)
【概要】建築内外装仕上げ材の表面のテクスチャーを定量的に把握するため,模型を用いた輝度画像撮影と,実空間における実測調査を行った。 まず,シャッタースピードを変化させた撮影画像から輝度画像を作成した結果,固有の色彩を有せず濃淡模様のあるテクスチャーは調和しやすいことが示唆された。次に,無彩色かつテクスチャーに特徴のある国内外の建築で実測調査を行った。白漆喰で低光沢の仕上げが多く,表面の粗滑は一定の面積の輝...
❏「設計と連動する歩行者行動シミュレーションシステムに関する研究」のための企画調査(15636014)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003
【研究代表者】渡辺 仁史 早稲田大学, 理工学部, 教授 (40063804)
【キーワード】行動特性 / 行動モデル / 群衆流動 / マルチエージェント / シミュレーション (他7件)
【概要】現在の歩行者行動シミュレーションには、人間行動の再現性の欠如、設計作業との分離、設計ごとの実施という欠点がある。そこで本研究では、行動モデルや行動シミュレーションに関連する既往研究の収集・整理などを通して、「設計と連動する歩行者シミュレーションシステム」を実現するための問題点を明らかにした。 以下の3点が、その具体的内容である。 1)まず、行動モデルや行動シミュレーションに関連するキーワードの選定...