災害時における要援護者トリアージの開発
【研究分野】基礎看護学
【研究キーワード】
要援護者トリアージ / 災害 / 福祉避難所 / 救援者の連携 / 搬送 / 災害時要援護者トリアージ / 災害急性期 / シミュレーション / 要援護者トリアージ判断基準 / 東日本大震災 / 災害時要援護者 / トリアージの判断基準 / 要援護者対応のための判断に影響を与えた要素(判断項目)
【研究成果の概要】
平成23~25年度、本研究グループは、避難所開設時、住民自身が行える要援護者の部屋割りトリアージの開発に取り組んだ。本研究は東日本大震災時、実際に要援護者対応に取り組んだ被災地の看護・介護職を対象に聞き取り調査を行い、結果から導かれた避難所の部屋割り区分と判断基準案を起点とし、住民を対象に参加型シミュレーションと参加者のフィードバックに基づく区分と判断基準の修正を繰り返し、開発に取り組んだ。その結果、要援護者の健康状態、精神状態、日常生活動作、付き添いの有無などから、4つの区分に分けられることが判明した。その成果について、研究活動の報告書及びシミュレーション方法に関するDVDを作成した。
【研究代表者】