研究Discovery Saga

【キーワード】相互行為 / ジェスチャー / マルチモーダル分析 / オノマトペ / 介護 (他19件)

【概要】介護のさまざまな場面で発せられる「よいしょ」「せーの」といった掛け声や、「ふわーっと」「ちょーっと」といった擬態語、擬音語は、フレーズの中に豊かなアクセントを持ち、動作に応じて音の引き延ばしや中断ができる。この研究では、1. 掛け声やオノマトペは個人の運動を調整するのに役立っていること、2. オノマトペに含まれる音象徴は、それを表す様態の属性と関係があること、3. 掛け声やオノマトペは、動作に応じ...

【情報学】人間情報学：スマートテキスタイル／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)

【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...

【情報学】人間情報学：認知症ケア／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)

【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...

【概要】本研究課題では、20世紀後半から、認知症に関する新しい考え方やそれに基づく実践が、どのような展開を見せてきたかを、実践者たちへのインタビューや、活動への参与観察、認知症当事者の著作・発信などをデータに記述した。そうした作業から、社会の認知症の理解と包摂が、疾患としての理解、本人の「思い」の配慮、当事者の声の登場という三つの流れで展開してきたこと、および、それぞれの流れ同士の関係を明らかにした。また...

【概要】本研究の目的は、物理的な環境整備と人的支援を連動した居住環境整備の方法論の確立を目指すため、在宅認知症高齢者や家族のための物理的な環境整備(ハード面)と人の関わりやサービスなど人的支援(ソフト面)に着目したアセスメントシートを開発することである。1.当該研究分野における国内外のレビュー、2.国内外の居住環境整備に関連するアセスメントシートに基づくアセスメント試案を作成、3.アセスメントシートの主...

【情報学】人間情報学：認知症介護／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)

【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...

【概要】認知症者の残存する記憶を辿り、本人と支える側の現実世界の認識の相違、すなわち互いの「物語」の食い違いを発見し、支える側のその理解、共有を促進する工学的手段を研究した。まずアブダクション等を用いた知的推論の技術で、本人の記憶の欠落など、食い違いの原因を発見する手法を検討した。本人の施設での生活を自動、持続的に「事象」として記録し、本人の「物語」を構成してデータベース化する技術を開発した。コミュニケー...

【概要】要介護者の2人に1人は認知症であり、介護する家族・介護スタッフの負担は計り知れない。物忘れ外来通院中の40組において介護サービスが十分受けられ、満足していると答えた患者・介護者においては、心理検査でも不安、QOLの維持・改善傾向が見られた。介護負担の中で食事の支度が大変という意見が多く、平成27年は患者および介護者の栄養調査を行った。魚の摂取量は、AD女性患者とその介護者で成人平均量の半分と少なか...

【情報学】人間情報学：意思推定／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)

【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...

【情報学】人間情報学：感情推定／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)

【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...

【情報学】人間情報学：面接／認知症を含む研究件

【概要】【意義と目的】　介護職員の介護負担となる認知症の行動・心理症状を予防・緩和する方法の一つは、「認知症高齢者のコミュニケーションの促進」である。コミュニケーションによって、認知症を患う高齢者が脳への良い刺激を受けることは脳科学研究によって実証されている。特に、回想的話題が認知症高齢者のコミュニケーションを促進することが明らかだが、その際には、面談技術が問題となる。ソーシャルワーク面談は、MCOモデル...

【情報学】人間情報学：人物トラッキング／認知症を含む研究件

【概要】認知症者の残存する記憶を辿り、本人と支える側の現実世界の認識の相違、すなわち互いの「物語」の食い違いを発見し、支える側のその理解、共有を促進する工学的手段を研究した。まずアブダクション等を用いた知的推論の技術で、本人の記憶の欠落など、食い違いの原因を発見する手法を検討した。本人の施設での生活を自動、持続的に「事象」として記録し、本人の「物語」を構成してデータベース化する技術を開発した。コミュニケー...

【情報学】人間情報学：コト・データベース／認知症を含む研究件

【概要】認知症者の残存する記憶を辿り、本人と支える側の現実世界の認識の相違、すなわち互いの「物語」の食い違いを発見し、支える側のその理解、共有を促進する工学的手段を研究した。まずアブダクション等を用いた知的推論の技術で、本人の記憶の欠落など、食い違いの原因を発見する手法を検討した。本人の施設での生活を自動、持続的に「事象」として記録し、本人の「物語」を構成してデータベース化する技術を開発した。コミュニケー...

【情報学】人間情報学：コミュニケーションロボット／認知症を含む研究件

【概要】認知症者の残存する記憶を辿り、本人と支える側の現実世界の認識の相違、すなわち互いの「物語」の食い違いを発見し、支える側のその理解、共有を促進する工学的手段を研究した。まずアブダクション等を用いた知的推論の技術で、本人の記憶の欠落など、食い違いの原因を発見する手法を検討した。本人の施設での生活を自動、持続的に「事象」として記録し、本人の「物語」を構成してデータベース化する技術を開発した。コミュニケー...

【情報学】人間情報学：ヒューマン・エージェント・インタラクション／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)

【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...

【情報学】人間情報学：ABM ／認知症を含む研究件

【概要】本研究の目的は，認知症患者および軽度認知障害に含有率の高い抑うつ状態や不安などの心理症状に対する新しいプログラムとして注意バイアス修正（ABM）を導入し，その効果を示すことである．ABMは，刺激の感情価等の性質によって生じる注意の偏りを修正するプログラムである．抑うつ及び不安症状を有する軽度認知症高齢者13名の注意バイアス修正の反応時間とMMSE，行動心理症状との相関分析を行った．中性刺激を標的と...

【情報学】人間情報学：チャンス発見／認知症を含む研究件

【概要】認知症者の残存する記憶を辿り、本人と支える側の現実世界の認識の相違、すなわち互いの「物語」の食い違いを発見し、支える側のその理解、共有を促進する工学的手段を研究した。まずアブダクション等を用いた知的推論の技術で、本人の記憶の欠落など、食い違いの原因を発見する手法を検討した。本人の施設での生活を自動、持続的に「事象」として記録し、本人の「物語」を構成してデータベース化する技術を開発した。コミュニケー...

【情報学】人間情報学：ヒューマン・コンピュータ・インタラクション／認知症を含む研究件

【概要】認知症者の残存する記憶を辿り、本人と支える側の現実世界の認識の相違、すなわち互いの「物語」の食い違いを発見し、支える側のその理解、共有を促進する工学的手段を研究した。まずアブダクション等を用いた知的推論の技術で、本人の記憶の欠落など、食い違いの原因を発見する手法を検討した。本人の施設での生活を自動、持続的に「事象」として記録し、本人の「物語」を構成してデータベース化する技術を開発した。コミュニケー...

【情報学】人間情報学：多感覚／認知症を含む研究件

【キーワード】相互行為 / ジェスチャー / マルチモーダル分析 / オノマトペ / 介護 (他19件)

【概要】介護のさまざまな場面で発せられる「よいしょ」「せーの」といった掛け声や、「ふわーっと」「ちょーっと」といった擬態語、擬音語は、フレーズの中に豊かなアクセントを持ち、動作に応じて音の引き延ばしや中断ができる。この研究では、1. 掛け声やオノマトペは個人の運動を調整するのに役立っていること、2. オノマトペに含まれる音象徴は、それを表す様態の属性と関係があること、3. 掛け声やオノマトペは、動作に応じ...

【情報学】人間情報学：身体動作／認知症を含む研究件

【キーワード】相互行為 / ジェスチャー / マルチモーダル分析 / オノマトペ / 介護 (他19件)

【概要】介護のさまざまな場面で発せられる「よいしょ」「せーの」といった掛け声や、「ふわーっと」「ちょーっと」といった擬態語、擬音語は、フレーズの中に豊かなアクセントを持ち、動作に応じて音の引き延ばしや中断ができる。この研究では、1. 掛け声やオノマトペは個人の運動を調整するのに役立っていること、2. オノマトペに含まれる音象徴は、それを表す様態の属性と関係があること、3. 掛け声やオノマトペは、動作に応じ...

【情報学】人間情報学：音声／認知症を含む研究件

【キーワード】相互行為 / ジェスチャー / マルチモーダル分析 / オノマトペ / 介護 (他19件)

【概要】介護のさまざまな場面で発せられる「よいしょ」「せーの」といった掛け声や、「ふわーっと」「ちょーっと」といった擬態語、擬音語は、フレーズの中に豊かなアクセントを持ち、動作に応じて音の引き延ばしや中断ができる。この研究では、1. 掛け声やオノマトペは個人の運動を調整するのに役立っていること、2. オノマトペに含まれる音象徴は、それを表す様態の属性と関係があること、3. 掛け声やオノマトペは、動作に応じ...

【情報学】人間情報学：音声病態分析／認知症を含む研究件

【概要】診療上で医師の主観的評価や自記式質問紙による患者本人の主観的判断に頼らざるを得ない疾患が少なからずある。我々は患者の音声を解析して客観的な指標を示すことで、そうした疾病のスクリーニングやモニタリングを可能とする技術を開発した。うつ病においては、十分な感度と特異度を持った指標が完成した。また、その指標が医師の評価と相関が取れることも確認した。さらにこの指標を用いてスマートフォンアプリケーションを作成...

【情報学】人間情報学：動作／認知症を含む研究件

【キーワード】相互行為 / ジェスチャー / マルチモーダル分析 / オノマトペ / 介護 (他19件)

【概要】介護のさまざまな場面で発せられる「よいしょ」「せーの」といった掛け声や、「ふわーっと」「ちょーっと」といった擬態語、擬音語は、フレーズの中に豊かなアクセントを持ち、動作に応じて音の引き延ばしや中断ができる。この研究では、1. 掛け声やオノマトペは個人の運動を調整するのに役立っていること、2. オノマトペに含まれる音象徴は、それを表す様態の属性と関係があること、3. 掛け声やオノマトペは、動作に応じ...

【情報学】人間情報学：身体性認知／認知症を含む研究件

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

【情報学】人間情報学：人間拡張／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)

【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...

【情報学】人間情報学：ユーザインターフェース／認知症を含む研究件

【研究代表者】石渡利奈国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所福祉機器開発部, 研究員 (10415359)

【概要】本研究の目的は、認知症初期に見られる「能力の喪失感」に起因する活動意欲の低下への対処手段として、成功体験を記した日記を呈示することで活動意欲を高める電子日記帳を開発することである。研究の成果は次の3点に集約できる。(1)従来よりも成功経験を記した文章の抽出率が高い手法を開発できた。(2)認知症前段階の者が電子デバイスを利用する上で有効な操作補助を明らかにできた。(3)電子日記帳の利用により軽度の認...

【情報学】人間情報学：単純接触効果／認知症を含む研究件

【概要】なつかしさの機能と個人差に関して，その認知的・神経科学的基盤を解明し，回想法等への応用に役立てるために研究を進めた。第1に，なつかしさの機能と個人差の認知的基盤を解明するための心理尺度と実験課題を開発し，16歳から90歳の市民に対する大規模調査と大学生への実験によって検討した。第2に，なつかしさの機能における個人差の神経基盤を同定するためのｆMRI課題を作成し，大学生に実施した。第3に，髄液バイ...

【情報学】人間情報学：回想法／認知症を含む研究件

【概要】なつかしさの機能と個人差に関して，その認知的・神経科学的基盤を解明し，回想法等への応用に役立てるために研究を進めた。第1に，なつかしさの機能と個人差の認知的基盤を解明するための心理尺度と実験課題を開発し，16歳から90歳の市民に対する大規模調査と大学生への実験によって検討した。第2に，なつかしさの機能における個人差の神経基盤を同定するためのｆMRI課題を作成し，大学生に実施した。第3に，髄液バイ...

【キーワード】グループホーム / コミュニケーション / ジェスチャー / 会話分析 / 回想法 (他11件)

【概要】介護空間における高齢者と介護者との身体を用いた相互行為について、デイケアセンターにおける回想法場面、グループホームにおける介護場面、グループホームにおける介護者どうしのカンファレンス場面を観察し、分析を行った。高齢者や介護者の知識や考えはことばに現れにくい身体動作によって表れており、空間内のものやできごとを手がかりとしている。彼らは、その場の手がかりを用い、お互いに相手の動作を真似たり改変したりな...

【情報学】人間情報学：ワーキングメモリ／認知症を含む研究件

【キーワード】Driving / Alzheimer's disease / depression / Attention / dementia (他16件)

【概要】【目的】老人性痴呆および老年期うつ病の患者に関して、種々の神経心理検査バッテリーによる認知機能評価と、運転シュミレータを用いた運転能力評価の関連を検討する。【方法】平成12年度はまず、神経心理検査バッテリーの作成、簡易運転シュミレータ(タスクネット社AC110)の設置と作動環境の整備を行った。神経心理検査バッテリーは注意・記憶・知能・前頭葉機能を評価できる課題を選定し、AC110では、ハンドルとブ...

【情報学】人間情報学：インターフェース／認知症を含む研究件

【研究代表者】石渡利奈国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所福祉機器開発部, 研究員 (10415359)

【概要】本研究の目的は、認知症初期に見られる「能力の喪失感」に起因する活動意欲の低下への対処手段として、成功体験を記した日記を呈示することで活動意欲を高める電子日記帳を開発することである。研究の成果は次の3点に集約できる。(1)従来よりも成功経験を記した文章の抽出率が高い手法を開発できた。(2)認知症前段階の者が電子デバイスを利用する上で有効な操作補助を明らかにできた。(3)電子日記帳の利用により軽度の認...

【情報学】人間情報学：感情／認知症を含む研究件

【概要】なつかしさの機能と個人差に関して，その認知的・神経科学的基盤を解明し，回想法等への応用に役立てるために研究を進めた。第1に，なつかしさの機能と個人差の認知的基盤を解明するための心理尺度と実験課題を開発し，16歳から90歳の市民に対する大規模調査と大学生への実験によって検討した。第2に，なつかしさの機能における個人差の神経基盤を同定するためのｆMRI課題を作成し，大学生に実施した。第3に，髄液バイ...

【情報学】人間情報学：カウンセリング／認知症を含む研究件

【概要】精神症状を併発する認知症患者とその介護者の社会的孤立の実態の把握と社会的孤立を緩和する有効な治療プログラムの確立は、認知症患者と介護者への支援体制の構築に大きく寄与する。以上の背景のもとに介護者カウンセリングと介護者へのソーシャルサポートの適正化も含めた統合的介入方法の効果を検証した。本研究の成果により認知症に併発する精神症状の介護に苦しむ介護者はうつや不眠を併発し、社会的に孤立し、否定的なコーピ...

【情報学】人間情報学：ノスタルジア／認知症を含む研究件

【概要】なつかしさの機能と個人差に関して，その認知的・神経科学的基盤を解明し，回想法等への応用に役立てるために研究を進めた。第1に，なつかしさの機能と個人差の認知的基盤を解明するための心理尺度と実験課題を開発し，16歳から90歳の市民に対する大規模調査と大学生への実験によって検討した。第2に，なつかしさの機能における個人差の神経基盤を同定するためのｆMRI課題を作成し，大学生に実施した。第3に，髄液バイ...

【情報学】人間情報学：行動予測／認知症を含む研究件

【研究代表者】藤波努北陸先端科学技術大学院大学, ライフスタイルデザイン研究センター, 教授 (70303344)

【概要】認知症対応型介護施設において入居者の行動をデータ化し、解析する手法を見出した。研究により転倒事故の前兆や老衰の兆しなどが検知できる可能性を示した。これらの成果は高齢者の生活の質を高めることに役立てられる。一方、調査を通じて介護施設の多様性が明らかとなった。得られた結果がどの程度汎用性を有するのかは今後その他の施設でデータを集めて検証する必要がある。介護者の行動推定については、得られたデータから次...

【情報学】情報学フロンティア：行動推定／認知症を含む研究件

【研究代表者】藤波努北陸先端科学技術大学院大学, ライフスタイルデザイン研究センター, 教授 (70303344)

【概要】認知症対応型介護施設において入居者の行動をデータ化し、解析する手法を見出した。研究により転倒事故の前兆や老衰の兆しなどが検知できる可能性を示した。これらの成果は高齢者の生活の質を高めることに役立てられる。一方、調査を通じて介護施設の多様性が明らかとなった。得られた結果がどの程度汎用性を有するのかは今後その他の施設でデータを集めて検証する必要がある。介護者の行動推定については、得られたデータから次...

【情報学】情報学フロンティア：行動分析／認知症を含む研究件

【概要】【意義と目的】　介護職員の介護負担となる認知症の行動・心理症状を予防・緩和する方法の一つは、「認知症高齢者のコミュニケーションの促進」である。コミュニケーションによって、認知症を患う高齢者が脳への良い刺激を受けることは脳科学研究によって実証されている。特に、回想的話題が認知症高齢者のコミュニケーションを促進することが明らかだが、その際には、面談技術が問題となる。ソーシャルワーク面談は、MCOモデル...

【概要】認知症の精神症状は疾患により特徴的なパターンがあり、疾患の精神症状への介入が認知症診療での重要な臨床課題である。加えて、認知症患者にとって真に重要な臨床指標は、生活の質（quality of life :QOL）である。そこで、疾患別に特徴的な精神症状への行動的介入療法の有効な方法を考案し認知症患者のQOLも測定した。対象者は13名の患者介護者である。行動的介入の主な結果は、治療前後のQOL-AD...

【情報学】情報学フロンティア：ZigBee ／認知症を含む研究件

【概要】近年の我が国の高齢化に伴い65歳以上の高齢者人口は、3617万人、総人口に占める割合（高齢化率）は28.7％と過去最高となった。それに伴い病院の入院患者も高齢化し、原疾患に加え認知症を伴った患者が増加している。また、2019年度では日本全体で1万6775人の認知症高齢者が行方不明となっており、その中で460人は死亡した状態での発見だった。入院中の認知症患者は、病状が回復に向かうと看護師の見守りの目...

【情報学】情報学フロンティア：gender ／認知症を含む研究件

❏Ageing, Dementia, Care in Contemporary Fiction(17K02517)

【キーワード】ageing / gender / friendship / masculinity / TV drama (他22件)

【概要】本研究は、下記のテーマに沿って構想されている：①認知症の文学的語り、②認知症の文化的意味、③児童向け絵本における老い、認知、感情、④現代文学における老い、ジェンダー、ケア（③は国際共同研究加速基金研究課題として進捗）。本年度は②と④の研究を継続発展した。②日本の現代映画作品における認知症の表象の研究を継続した。映画は、認知症の文化的意味形成において重要な役割を担うと考えられる。分析作品においては、...

【情報学】情報学フロンティア：データ・マイニング／認知症を含む研究件

【研究代表者】石渡利奈国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所福祉機器開発部, 研究員 (10415359)

【概要】本研究の目的は、認知症初期に見られる「能力の喪失感」に起因する活動意欲の低下への対処手段として、成功体験を記した日記を呈示することで活動意欲を高める電子日記帳を開発することである。研究の成果は次の3点に集約できる。(1)従来よりも成功経験を記した文章の抽出率が高い手法を開発できた。(2)認知症前段階の者が電子デバイスを利用する上で有効な操作補助を明らかにできた。(3)電子日記帳の利用により軽度の認...

【情報学】情報学フロンティア：レビー小体型認知症／認知症を含む研究件

【概要】本研究課題では、20世紀後半から、認知症に関する新しい考え方やそれに基づく実践が、どのような展開を見せてきたかを、実践者たちへのインタビューや、活動への参与観察、認知症当事者の著作・発信などをデータに記述した。そうした作業から、社会の認知症の理解と包摂が、疾患としての理解、本人の「思い」の配慮、当事者の声の登場という三つの流れで展開してきたこと、および、それぞれの流れ同士の関係を明らかにした。また...

【情報学】情報学フロンティア：ゲーミフィケーション／認知症を含む研究件

【キーワード】地域包括ケアシステム / ゲーミフィケーション / VR / 認知症 / 教育プログラム

【概要】本研究において、地域住民の認知症高齢者への支援の意識を高めるための統合プログラムを開発し（目的①：STEP1～2）、統合プログラムの評価・普及を行う（目的②：STEP3～4）。統合プログラムは、申請者が開発したコンビニ向けのゲーミングツールを用いた研修プログラムを地域住民向けに改変し、新たに作成する認知症体験のVRプログラムを加えて開発する。研究2年目である令和2年度は、令和元年度に完了できなか...

【情報学】情報学フロンティア：バーチャル・リアリティ(VR) ／認知症を含む研究件

【キーワード】地域包括ケアシステム / ゲーミフィケーション / VR / 認知症 / 教育プログラム

【概要】本研究において、地域住民の認知症高齢者への支援の意識を高めるための統合プログラムを開発し（目的①：STEP1～2）、統合プログラムの評価・普及を行う（目的②：STEP3～4）。統合プログラムは、申請者が開発したコンビニ向けのゲーミングツールを用いた研修プログラムを地域住民向けに改変し、新たに作成する認知症体験のVRプログラムを加えて開発する。研究2年目である令和2年度は、令和元年度に完了できなか...

【情報学】情報学フロンティア：インターネット／認知症を含む研究件

【研究代表者】内山映子慶應義塾大学, 政策・メディア研究科, 特任准教授(非常勤) (00365503)

【概要】ITを活用したコミュニケーション支援ツールの利用が、介護サービス提供者と認知症患者の家族との間のコミュニケーションを増加させ、ひいては家族のストレス軽減に寄与するか、また介護サービス提供者のコミュニケーションに要する手間を従来方式以上に増加させないかを実証により検討した。その結果、コミュニケーションが増加した事例からは、ストレスの軽減に有効な可能性が示された。また日々の業務の中でITツールを利用す...

【情報学】情報学フロンティア：認知科学／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、健常高齢ドライバーと脳損傷ドライバーを対象に、光トポグラフィを用いて客観的に運転安全性の評価を行うことを目的とした。その結果、軽度のアルツハイマー病患者においては、危険場面を疑似運転中に、ブレーキ反応の遅延とともに、前頭葉の活動性低下をみたケースでは、運転リスクが高いと考えられた。また、有効視野計測(UFOV)の手法にgo/no-go課題を加えた独自の課題(VFIT)を用いた検討では、...

【情報学】情報学フロンティア：エージェント／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)

【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...

【情報学】情報学フロンティア：位置情報／認知症を含む研究件

【概要】近年の我が国の高齢化に伴い65歳以上の高齢者人口は、3617万人、総人口に占める割合（高齢化率）は28.7％と過去最高となった。それに伴い病院の入院患者も高齢化し、原疾患に加え認知症を伴った患者が増加している。また、2019年度では日本全体で1万6775人の認知症高齢者が行方不明となっており、その中で460人は死亡した状態での発見だった。入院中の認知症患者は、病状が回復に向かうと看護師の見守りの目...

【情報学】情報学フロンティア：死生観／認知症を含む研究件

【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)

【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期（５０代）、②開始・展開期（６０代...

【情報学】情報学フロンティア：ビッグ・データ／認知症を含む研究件

❏向精神薬の不適切使用、過量服薬、及び高齢者の診断変遷に係る大規模データベース解析(21K07508)

【研究代表者】彌富泰佑慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教(臨床実習)(丙) (80897083)

【概要】向精神薬と身体疾患薬の併用に関する実態把握は十分に行われていなかった。今回、我々は厚生労働省から得たレセプト情報・特定健診等情報データベース（NDB）から得た2015年1月における58万1990人のデータにつき、炭酸リチウム服用患者、選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）/　セロトニン-ノルアドレナリン再取り込み阻害薬（SNRI）服用患者、ミルタザピン服用患者、について各々非服用者を対象に身...

【情報学】情報学フロンティア：プライバシー／認知症を含む研究件

【研究代表者】藤波努北陸先端科学技術大学院大学, ライフスタイルデザイン研究センター, 教授 (70303344)

【概要】認知症対応型介護施設において入居者の行動をデータ化し、解析する手法を見出した。研究により転倒事故の前兆や老衰の兆しなどが検知できる可能性を示した。これらの成果は高齢者の生活の質を高めることに役立てられる。一方、調査を通じて介護施設の多様性が明らかとなった。得られた結果がどの程度汎用性を有するのかは今後その他の施設でデータを集めて検証する必要がある。介護者の行動推定については、得られたデータから次...

【情報学】情報学フロンティア：深層学習／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)

【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...

【情報学】情報学フロンティア：人工知能(AI) ／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)

【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...

【研究代表者】石渡利奈国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所福祉機器開発部, 研究員 (10415359)

【概要】本研究の目的は、認知症初期に見られる「能力の喪失感」に起因する活動意欲の低下への対処手段として、成功体験を記した日記を呈示することで活動意欲を高める電子日記帳を開発することである。研究の成果は次の3点に集約できる。(1)従来よりも成功経験を記した文章の抽出率が高い手法を開発できた。(2)認知症前段階の者が電子デバイスを利用する上で有効な操作補助を明らかにできた。(3)電子日記帳の利用により軽度の認...

【複合領域】社会・安全システム科学：刺激競合課題／認知症を含む研究件

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

【複合領域】社会・安全システム科学：刺激競合適合効果／認知症を含む研究件

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

【複合領域】社会・安全システム科学：刺激反応適合性／認知症を含む研究件

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

【複合領域】社会・安全システム科学：深部脳機能／認知症を含む研究件

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

【複合領域】社会・安全システム科学：サイモン課題／認知症を含む研究件

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

【複合領域】社会・安全システム科学：認知制御／認知症を含む研究件

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

【複合領域】社会・安全システム科学：背側前部帯状回／認知症を含む研究件

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

【複合領域】社会・安全システム科学：危機回避／認知症を含む研究件

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

【複合領域】社会・安全システム科学：危険回避／認知症を含む研究件

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

【複合領域】社会・安全システム科学：運転行動／認知症を含む研究件

【概要】高齢化の進展により、痴呆(認知症)になりながら運転を継続しているケースが増大し、事故の危険性がある。このため本研究では、軽度の認知症のレベルにおいて運転の可否の判断ができるようなシステムの構築を目指し、以下の研究を行った。 (1)高齢運転者の運転能力を定量的に計測するモニタリングシステムの開発超小型電気自動車にセンサ等を実装し、それらにより運転行動を定量データ化するシステムを構築した。また、実際...

【複合領域】社会・安全システム科学：運転能力／認知症を含む研究件

【概要】高齢化の進展により、痴呆(認知症)になりながら運転を継続しているケースが増大し、事故の危険性がある。このため本研究では、軽度の認知症のレベルにおいて運転の可否の判断ができるようなシステムの構築を目指し、以下の研究を行った。 (1)高齢運転者の運転能力を定量的に計測するモニタリングシステムの開発超小型電気自動車にセンサ等を実装し、それらにより運転行動を定量データ化するシステムを構築した。また、実際...

【複合領域】社会・安全システム科学：交通／認知症を含む研究件

【概要】高齢化が進む地域ではモビリティの確保が困難で、特に公共交通の貧弱な地域ではマイカー依存が強く、免許の有無により外出頻度や生活の質に大きな差があり、運転断念をどうとらえるかが重要な問題である。本研究では、地域の移動・交通システムをどのように組んでいくかを明確にするため、軽度認知障害を含む高齢ドライバの特性評価による運転可否判断、超小型モビリティやゴルフカート等の車両の活用など、要素の研究を行いつつ、...

【概要】本研究では、高齢ドライバの運転断念に着目し、そのなかでも軽度認知障害と運転能力の関係を確立することを第1の目標とした。また、運転断念は、その人の生活や地域に大きな影響を持つため、断念後の生活のあり方について、自治体・地域と共同でケーススタディを行い、今後の日本各地で想定されることへのモデルケースを構築することを第2の目標とした。 (1)福井と柏の自動車教習所で約2000件のドライブレコーダで記録し...

【複合領域】社会・安全システム科学：深部脳活動／認知症を含む研究件

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

【複合領域】社会・安全システム科学：社会福祉関係／認知症を含む研究件

❏「新しい認知症ケア」の展開・意義に関する臨床社会学的研究(18830022)

【研究代表者】井口高志信州大学, 医学部, 講師 (40432025)

【研究種目】若手研究(スタートアップ)

【研究期間】2006 - 2007

【キーワード】認知症 / ケア / 臨床社会学 / 社会学 / 社会福祉関係 (他6件)

【概要】本年度行ったのはこれまでの研究成果の総括と、本研究課題で行ってきた質的調査、文献調査それぞれの展開の作業である。まず、これまで、介護家族へのインタビュー調査、介護者家族会・デイサービスへの参与観察などの質的方法を用いて行ってきた、一連の研究のまとめとして、著作『認知症家族介護を生きる』の出版の作業を行った。調査自体は本年度以前に集中的に行ったものであるが、本研究課題において行ってきた、「新しい認...

【複合領域】人間医工学：脳底部／認知症を含む研究件

【キーワード】脳底部磁気刺激 / 認知症 / 口腔内磁気刺激コイル / 磁気刺激 / 低侵襲治療システム (他9件)

【概要】まず、患者数が多いアルツハイマー型認知症の疾患部位である海馬を含む脳底部を刺激するために試作した口腔内用磁気刺激コイルを用いて、パルス磁気刺激実験を実施した。脳底部位置で受信したパルス信号受信装置から磁束密度を求め、コイル角度と磁束密度の相関を確認したが、強い相関が見られなかった。次に、口腔内コイルの数値モデルを作成して磁場解析を行い、コイル角度と渦電流密度の相関を確認した。磁束密度と異なり、相...

【複合領域】人間医工学：脳底部磁気刺激／認知症を含む研究件

【キーワード】脳底部磁気刺激 / 認知症 / 口腔内磁気刺激コイル / 磁気刺激 / 低侵襲治療システム (他9件)

【概要】まず、患者数が多いアルツハイマー型認知症の疾患部位である海馬を含む脳底部を刺激するために試作した口腔内用磁気刺激コイルを用いて、パルス磁気刺激実験を実施した。脳底部位置で受信したパルス信号受信装置から磁束密度を求め、コイル角度と磁束密度の相関を確認したが、強い相関が見られなかった。次に、口腔内コイルの数値モデルを作成して磁場解析を行い、コイル角度と渦電流密度の相関を確認した。磁束密度と異なり、相...

【複合領域】人間医工学：低侵襲治療システム／認知症を含む研究件

【キーワード】脳底部磁気刺激 / 認知症 / 口腔内磁気刺激コイル / 磁気刺激 / 低侵襲治療システム (他9件)

【概要】まず、患者数が多いアルツハイマー型認知症の疾患部位である海馬を含む脳底部を刺激するために試作した口腔内用磁気刺激コイルを用いて、パルス磁気刺激実験を実施した。脳底部位置で受信したパルス信号受信装置から磁束密度を求め、コイル角度と磁束密度の相関を確認したが、強い相関が見られなかった。次に、口腔内コイルの数値モデルを作成して磁場解析を行い、コイル角度と渦電流密度の相関を確認した。磁束密度と異なり、相...

【複合領域】人間医工学：低浸襲治療システム／認知症を含む研究件

【キーワード】脳底部磁気刺激 / 認知症 / 口腔内磁気刺激コイル / 磁気刺激 / 低侵襲治療システム (他9件)

【概要】まず、患者数が多いアルツハイマー型認知症の疾患部位である海馬を含む脳底部を刺激するために試作した口腔内用磁気刺激コイルを用いて、パルス磁気刺激実験を実施した。脳底部位置で受信したパルス信号受信装置から磁束密度を求め、コイル角度と磁束密度の相関を確認したが、強い相関が見られなかった。次に、口腔内コイルの数値モデルを作成して磁場解析を行い、コイル角度と渦電流密度の相関を確認した。磁束密度と異なり、相...

【複合領域】人間医工学：口腔内磁気刺激コイル／認知症を含む研究件

【キーワード】脳底部磁気刺激 / 認知症 / 口腔内磁気刺激コイル / 磁気刺激 / 低侵襲治療システム (他9件)

【概要】まず、患者数が多いアルツハイマー型認知症の疾患部位である海馬を含む脳底部を刺激するために試作した口腔内用磁気刺激コイルを用いて、パルス磁気刺激実験を実施した。脳底部位置で受信したパルス信号受信装置から磁束密度を求め、コイル角度と磁束密度の相関を確認したが、強い相関が見られなかった。次に、口腔内コイルの数値モデルを作成して磁場解析を行い、コイル角度と渦電流密度の相関を確認した。磁束密度と異なり、相...

【複合領域】人間医工学：磁場解析／認知症を含む研究件

【キーワード】脳底部磁気刺激 / 認知症 / 口腔内磁気刺激コイル / 磁気刺激 / 低侵襲治療システム (他9件)

【概要】まず、患者数が多いアルツハイマー型認知症の疾患部位である海馬を含む脳底部を刺激するために試作した口腔内用磁気刺激コイルを用いて、パルス磁気刺激実験を実施した。脳底部位置で受信したパルス信号受信装置から磁束密度を求め、コイル角度と磁束密度の相関を確認したが、強い相関が見られなかった。次に、口腔内コイルの数値モデルを作成して磁場解析を行い、コイル角度と渦電流密度の相関を確認した。磁束密度と異なり、相...

【複合領域】人間医工学：大うつ病／認知症を含む研究件

【概要】診療上で医師の主観的評価や自記式質問紙による患者本人の主観的判断に頼らざるを得ない疾患が少なからずある。我々は患者の音声を解析して客観的な指標を示すことで、そうした疾病のスクリーニングやモニタリングを可能とする技術を開発した。うつ病においては、十分な感度と特異度を持った指標が完成した。また、その指標が医師の評価と相関が取れることも確認した。さらにこの指標を用いてスマートフォンアプリケーションを作成...

【複合領域】科学教育・教育工学：理解／認知症を含む研究件

【概要】本研究課題では、20世紀後半から、認知症に関する新しい考え方やそれに基づく実践が、どのような展開を見せてきたかを、実践者たちへのインタビューや、活動への参与観察、認知症当事者の著作・発信などをデータに記述した。そうした作業から、社会の認知症の理解と包摂が、疾患としての理解、本人の「思い」の配慮、当事者の声の登場という三つの流れで展開してきたこと、および、それぞれの流れ同士の関係を明らかにした。また...

【複合領域】科学教育・教育工学：ポシティブ心理学／認知症を含む研究件

❏ポジティブ心理学による認知症患者の介護者の特性解明と新たな介入方法の効果検証(19K03328)

【キーワード】ポジティブ心理学 / 介護研究 / 認知症 / 主観的幸福 / 介護者

【概要】介護者が認知症介護の多様な困難に対処できるように、介護の肯定的評価に注目するポジティブ心理学に着目し、介護への対処能力を引き出す方略が研究全体の計画である。1 介護者の主観的幸福感、強みに関連する要因を調査し、介護者のポジティブ心理特性を把握し、介護の肯定的尺度の日本語版標準化を作成する。具体的には外来通院中の認知症介護者の主観的幸福感をPGCモラールスケール、主観的幸福感尺度などで評価、強みをS...

【複合領域】科学教育・教育工学：視野／認知症を含む研究件

【概要】高齢緑内障患者において、視野検査と光干渉断層計(OCT)による検査結果は有意に相関しており、緑内障進行度に応じてOCTの菲薄化は顕著であったが、高齢者に多い落屑緑内障では、さらに顕著な菲薄化がみられた。高齢緑内障患者では高頻度で軽度認知機能低下を示すこと、OCTと視野の相関について、認知機能低下が視野とOCT結果との乖離に強く関与していた。認知症関連疾患である正常圧水頭症患者では緑内障の有病率が高...

【複合領域】科学教育・教育工学：効果測定／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 支援プログラム / 家族介護者 / ボランティア / 多世代参加 (他17件)

【概要】[目的]本研究は、多世代参加型の認知症支援プログラムを開発することを目的としている。 [方法]東京近郊の都市において、以下の6つのアクションリサーチを行い、2年後に効果測定を実施した。【認知症の学習活動】【ボランティア集団の創出】【地域医療・介護連携活動】【高齢者団地調査】【小学生を対象とした認知症教育】【マインドフルネスによる介護者支援】 [結果] 6つのアクションリサーチは、活動するボランティ...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：会話分析／認知症を含む研究件

【概要】【意義と目的】　介護職員の介護負担となる認知症の行動・心理症状を予防・緩和する方法の一つは、「認知症高齢者のコミュニケーションの促進」である。コミュニケーションによって、認知症を患う高齢者が脳への良い刺激を受けることは脳科学研究によって実証されている。特に、回想的話題が認知症高齢者のコミュニケーションを促進することが明らかだが、その際には、面談技術が問題となる。ソーシャルワーク面談は、MCOモデル...

【キーワード】相互行為 / ジェスチャー / マルチモーダル分析 / オノマトペ / 介護 (他19件)

【概要】介護のさまざまな場面で発せられる「よいしょ」「せーの」といった掛け声や、「ふわーっと」「ちょーっと」といった擬態語、擬音語は、フレーズの中に豊かなアクセントを持ち、動作に応じて音の引き延ばしや中断ができる。この研究では、1. 掛け声やオノマトペは個人の運動を調整するのに役立っていること、2. オノマトペに含まれる音象徴は、それを表す様態の属性と関係があること、3. 掛け声やオノマトペは、動作に応じ...

【キーワード】グループホーム / コミュニケーション / ジェスチャー / 会話分析 / 回想法 (他11件)

【概要】介護空間における高齢者と介護者との身体を用いた相互行為について、デイケアセンターにおける回想法場面、グループホームにおける介護場面、グループホームにおける介護者どうしのカンファレンス場面を観察し、分析を行った。高齢者や介護者の知識や考えはことばに現れにくい身体動作によって表れており、空間内のものやできごとを手がかりとしている。彼らは、その場の手がかりを用い、お互いに相手の動作を真似たり改変したりな...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：地域精神医療／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、当初認知症に中心とした地域精神医療の発展の歴史と現在の臨床的実践について、人類学的な参与観察を含めたフィールドワークを主体としての調査を目指すものであった。しかしコロナ禍において、特に感染のリスクが高い認知症の当事者や医療従事者へ直接コンタクトをとることは控えざるを得ず、かわりに認知症をはじめとしたより広義での精神障害に対する意識の高まりを「新健康主義」と名付け、発達障害、うつ病、認知症...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：ソーシャルワーク／認知症を含む研究件

【概要】【意義と目的】　介護職員の介護負担となる認知症の行動・心理症状を予防・緩和する方法の一つは、「認知症高齢者のコミュニケーションの促進」である。コミュニケーションによって、認知症を患う高齢者が脳への良い刺激を受けることは脳科学研究によって実証されている。特に、回想的話題が認知症高齢者のコミュニケーションを促進することが明らかだが、その際には、面談技術が問題となる。ソーシャルワーク面談は、MCOモデル...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：医学史／認知症を含む研究件

❏認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー：当事者の視点を活かす臨床構築に向けて(16KT0123)

【概要】現在日本では、認知症の早期発見が推進されることで多くの人々が救済されると同時に、老いに対する不安も高まっている。北中は臨床現場での人類学的調査を通じて、認知症診断がもたらす不確実性が１）急速な薬理化、２）予防言説の隆盛とそこに潜む「魔術的思考」、３）「新健康主義」をもたらしていることを明らかにした。他方で、認知症臨床における当事者運動との協働から、従来の精神療法的共感の形に加え、脳神経科学的共感と...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：相互行為／認知症を含む研究件

【キーワード】相互行為 / ジェスチャー / マルチモーダル分析 / オノマトペ / 介護 (他19件)

【概要】介護のさまざまな場面で発せられる「よいしょ」「せーの」といった掛け声や、「ふわーっと」「ちょーっと」といった擬態語、擬音語は、フレーズの中に豊かなアクセントを持ち、動作に応じて音の引き延ばしや中断ができる。この研究では、1. 掛け声やオノマトペは個人の運動を調整するのに役立っていること、2. オノマトペに含まれる音象徴は、それを表す様態の属性と関係があること、3. 掛け声やオノマトペは、動作に応じ...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：事故／認知症を含む研究件

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：当事者／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、当初認知症に中心とした地域精神医療の発展の歴史と現在の臨床的実践について、人類学的な参与観察を含めたフィールドワークを主体としての調査を目指すものであった。しかしコロナ禍において、特に感染のリスクが高い認知症の当事者や医療従事者へ直接コンタクトをとることは控えざるを得ず、かわりに認知症をはじめとしたより広義での精神障害に対する意識の高まりを「新健康主義」と名付け、発達障害、うつ病、認知症...

【概要】本研究課題では、20世紀後半から、認知症に関する新しい考え方やそれに基づく実践が、どのような展開を見せてきたかを、実践者たちへのインタビューや、活動への参与観察、認知症当事者の著作・発信などをデータに記述した。そうした作業から、社会の認知症の理解と包摂が、疾患としての理解、本人の「思い」の配慮、当事者の声の登場という三つの流れで展開してきたこと、および、それぞれの流れ同士の関係を明らかにした。また...

❏認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー：当事者の視点を活かす臨床構築に向けて(16KT0123)

【概要】現在日本では、認知症の早期発見が推進されることで多くの人々が救済されると同時に、老いに対する不安も高まっている。北中は臨床現場での人類学的調査を通じて、認知症診断がもたらす不確実性が１）急速な薬理化、２）予防言説の隆盛とそこに潜む「魔術的思考」、３）「新健康主義」をもたらしていることを明らかにした。他方で、認知症臨床における当事者運動との協働から、従来の精神療法的共感の形に加え、脳神経科学的共感と...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：当事者運動／認知症を含む研究件

❏認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー：当事者の視点を活かす臨床構築に向けて(16KT0123)

【概要】現在日本では、認知症の早期発見が推進されることで多くの人々が救済されると同時に、老いに対する不安も高まっている。北中は臨床現場での人類学的調査を通じて、認知症診断がもたらす不確実性が１）急速な薬理化、２）予防言説の隆盛とそこに潜む「魔術的思考」、３）「新健康主義」をもたらしていることを明らかにした。他方で、認知症臨床における当事者運動との協働から、従来の精神療法的共感の形に加え、脳神経科学的共感と...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：IT ／認知症を含む研究件

【研究代表者】内山映子慶應義塾大学, 政策・メディア研究科, 特任准教授(非常勤) (00365503)

【概要】ITを活用したコミュニケーション支援ツールの利用が、介護サービス提供者と認知症患者の家族との間のコミュニケーションを増加させ、ひいては家族のストレス軽減に寄与するか、また介護サービス提供者のコミュニケーションに要する手間を従来方式以上に増加させないかを実証により検討した。その結果、コミュニケーションが増加した事例からは、ストレスの軽減に有効な可能性が示された。また日々の業務の中でITツールを利用す...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：社会的責任／認知症を含む研究件

【キーワード】宗教の社会貢献 / 認知症 / バーンアウト予防 / スピリチュアルケア / 高齢者ケア (他15件)

【概要】超高齢・多死社会の我が国で、これまで老病死を扱ってきた僧侶がどのような役割を果たしうるかを明らかにすることが本研究の目的である。 2017年5月から8月にかけて、高齢者ケアに従事するケアスタッフへのアンケート調査を行った。質問紙の構成は大きく分けて、①勤務する施設での取り組みについて、②高齢者ケアの経験・考え方について、③僧侶との連携の経験・考え方について、④属性についてである。アンケートを分析...

【複合領域】地理学：地域共生社会／認知症を含む研究件

❏地域共生社会における「意思」と「主張」をめぐる人びとの「支援実践」の領域横断研究(20K02109)

【概要】今年度も新型コロナウィルス感染症流行に伴う各種の制限によって、各研究者の大幅なエフォートの変更や調査等実施の困難さが生まれ、当初の計画で予定していたさまざまな研究者を招いての研究会実施等を予定どおりには遂行できなかった。しかし、研究分担者及び関係する若手研究者が参加する研究会を複数回開催し、各自の進めている調査研究の報告を行いつつ、各自の研究発表のブラッシュアップを行った。分野領域横断的に知見をつ...

【概要】本研究課題では、20世紀後半から、認知症に関する新しい考え方やそれに基づく実践が、どのような展開を見せてきたかを、実践者たちへのインタビューや、活動への参与観察、認知症当事者の著作・発信などをデータに記述した。そうした作業から、社会の認知症の理解と包摂が、疾患としての理解、本人の「思い」の配慮、当事者の声の登場という三つの流れで展開してきたこと、および、それぞれの流れ同士の関係を明らかにした。また...

【複合領域】健康・スポーツ科学：夫婦／認知症を含む研究件

❏認知症の非薬物療法 ; 夫婦間ライフレビューの開発(22530631)

【キーワード】認知症 / 夫婦間ライフレビュー / 夫婦 / ライフレビュー / コミュニケーション (他7件)

【概要】<目的>本研究では、認知症患者と介護者である配偶者に同時に介入する事で、認知症の非薬物療法としての効果が存在するとの仮説の基に、「夫婦間ライフレビュー」を開発し検証することを目的とした。 <方法>認知症の要介護者とその配偶者に毎週1時間ずつ、計6回、セッションを行い、写真本(ライフレビュー・ブック)を作成した。3回の測定により、その効果を評価しつつ、効果的で実施可能性の高い...

【複合領域】健康・スポーツ科学：地域活動／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 支援プログラム / 家族介護者 / ボランティア / 多世代参加 (他17件)

【概要】[目的]本研究は、多世代参加型の認知症支援プログラムを開発することを目的としている。 [方法]東京近郊の都市において、以下の6つのアクションリサーチを行い、2年後に効果測定を実施した。【認知症の学習活動】【ボランティア集団の創出】【地域医療・介護連携活動】【高齢者団地調査】【小学生を対象とした認知症教育】【マインドフルネスによる介護者支援】 [結果] 6つのアクションリサーチは、活動するボランティ...

【複合領域】健康・スポーツ科学：depression ／認知症を含む研究件

【キーワード】Driving / Alzheimer's disease / depression / Attention / dementia (他16件)

【概要】【目的】老人性痴呆および老年期うつ病の患者に関して、種々の神経心理検査バッテリーによる認知機能評価と、運転シュミレータを用いた運転能力評価の関連を検討する。【方法】平成12年度はまず、神経心理検査バッテリーの作成、簡易運転シュミレータ(タスクネット社AC110)の設置と作動環境の整備を行った。神経心理検査バッテリーは注意・記憶・知能・前頭葉機能を評価できる課題を選定し、AC110では、ハンドルとブ...

【複合領域】健康・スポーツ科学：縦断的／認知症を含む研究件

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【複合領域】健康・スポーツ科学：レクリエーション／認知症を含む研究件

【キーワード】リハビリテーション / レクリエーション / 認知症 / 治療計画 / 状態把握 (他8件)

【概要】高齢者へのリハビリテーションは病院だけでなく養護施設においても、レクリエーションなどの活動として実施されている。重度の認知症高齢者の入居数が増えている養護施設では、生活介護を行うスタッフの負担が増しているため、認知症状の改善や悪化防止を目指し、さらには、自立して生活する能力を維持または向上させるために、リハビリテーション(機能回復訓練)の要素を多く含めた活動を実施することが求められている。代表的な...

【複合領域】健康・スポーツ科学：物理学的／認知症を含む研究件

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【複合領域】健康・スポーツ科学：潜在的意味解析／認知症を含む研究件

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【複合領域】健康・スポーツ科学：超概日リズム／認知症を含む研究件

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【複合領域】健康・スポーツ科学：脳波モデル／認知症を含む研究件

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【複合領域】健康・スポーツ科学：ボランティア／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 支援プログラム / 家族介護者 / ボランティア / 多世代参加 (他17件)

【概要】[目的]本研究は、多世代参加型の認知症支援プログラムを開発することを目的としている。 [方法]東京近郊の都市において、以下の6つのアクションリサーチを行い、2年後に効果測定を実施した。【認知症の学習活動】【ボランティア集団の創出】【地域医療・介護連携活動】【高齢者団地調査】【小学生を対象とした認知症教育】【マインドフルネスによる介護者支援】 [結果] 6つのアクションリサーチは、活動するボランティ...

【複合領域】健康・スポーツ科学：皮質／認知症を含む研究件

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【複合領域】健康・スポーツ科学：皮質-視床系／認知症を含む研究件

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【複合領域】健康・スポーツ科学：名義データ／認知症を含む研究件

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【複合領域】健康・スポーツ科学：モデルベース型／認知症を含む研究件

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【複合領域】デザイン学：フィールド調査／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / フィールド調査 / 遺伝子解析 / エピゲノミクス (他14件)

【概要】①経年的なフィールド調査と疫学像、臨床像、生活様式や食生活、社会環境の変遷：紀伊半島では、約280例の患者レジストリを用いて自然歴の解析を進めている。多発地区での患者follow upを継続している。グアム島は、2019年9月に現地調査を行った。パプア州では、2020年3月に現地調査を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大により中止した。2020年度、2021年度は、コロナ禍の影響でグアム...

【複合領域】デザイン学：オノマトペ／認知症を含む研究件

【キーワード】相互行為 / ジェスチャー / マルチモーダル分析 / オノマトペ / 介護 (他19件)

【概要】介護のさまざまな場面で発せられる「よいしょ」「せーの」といった掛け声や、「ふわーっと」「ちょーっと」といった擬態語、擬音語は、フレーズの中に豊かなアクセントを持ち、動作に応じて音の引き延ばしや中断ができる。この研究では、1. 掛け声やオノマトペは個人の運動を調整するのに役立っていること、2. オノマトペに含まれる音象徴は、それを表す様態の属性と関係があること、3. 掛け声やオノマトペは、動作に応じ...

【複合領域】デザイン学：語り／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、2000年代以降の新しい認知症ケア概念の特徴を、複数の質的データに基づいて明らかにする作業と、ケアを超えて展開する認知症をめぐる活動についての探索的検討を行った。第一に、認知症関連の複数のドキュメンタリー番組の視聴と文字の書き起こしから得たデータをもとに、過去の認知症の人へのケア実践と現在のものとの異同を明らかにし、現在の認知症ケア実践に対する示唆を示した。第二に、フィールドワークをも...

【複合領域】デザイン学：アクセシビリティ／認知症を含む研究件

❏発達障害や認知症等から考える総合的な施設計画と運用に関する研究―空港を事例として(22K04477)

【キーワード】アクセシビリティ / 目に見えにくい障害 / 認知症 / 自閉スペクトラム症 / 社会的障壁

【複合領域】生活科学：介護支援／認知症を含む研究件

【概要】認知症者の残存する記憶を辿り、本人と支える側の現実世界の認識の相違、すなわち互いの「物語」の食い違いを発見し、支える側のその理解、共有を促進する工学的手段を研究した。まずアブダクション等を用いた知的推論の技術で、本人の記憶の欠落など、食い違いの原因を発見する手法を検討した。本人の施設での生活を自動、持続的に「事象」として記録し、本人の「物語」を構成してデータベース化する技術を開発した。コミュニケー...

【複合領域】生活科学：ロスマリン酸／認知症を含む研究件

【研究代表者】小林彰子東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任准教授 (90348144)

【キーワード】マイクロRNA / ポリフェノール / 脳機能 / ロスマリン酸 / 認知症 (他6件)

【複合領域】生活科学：焙煎／認知症を含む研究件

【概要】習慣的なコーヒー摂取が、肥満や炎症に関連して生じる生活習慣病の発症リスクを低下させる可能性が報告されている。我々は、前駆脂肪細胞3T3-L1を用いて、コーヒー豆焙煎成分がインスリンシグナル経路のアダプター分子IRS1の分解を促進することにより、肥満の要因である脂肪細胞の分化を抑制することを見出した。また、コーヒーの抗炎症効果に関して、コーヒー豆焙煎成分がＬＰＳ誘発マウスマクロファージ細胞の炎症反応...

【複合領域】生活科学：コーヒー／認知症を含む研究件

【概要】コーヒーの生活習慣病の予防効果を分子論的に解明することを目的として研究を遂行した。糖尿病や発がんのリスク要因である抗炎症効果について、コーヒー豆の焙煎成分であるカテコール類が炎症反応のシグナル伝達系を抑えるとともに、生体防御遺伝子群の活性化を引き起こすことを見出した。また、焙煎成分ピロカテコールが認知症の原因物質の１つであるアミロイドβの産生にかかわる分解酵素β-セクレターゼの発現を抑制することを...

【概要】習慣的なコーヒー摂取が、肥満や炎症に関連して生じる生活習慣病の発症リスクを低下させる可能性が報告されている。我々は、前駆脂肪細胞3T3-L1を用いて、コーヒー豆焙煎成分がインスリンシグナル経路のアダプター分子IRS1の分解を促進することにより、肥満の要因である脂肪細胞の分化を抑制することを見出した。また、コーヒーの抗炎症効果に関して、コーヒー豆焙煎成分がＬＰＳ誘発マウスマクロファージ細胞の炎症反応...

【複合領域】生活科学：予防薬学／認知症を含む研究件

【概要】習慣的なコーヒー摂取が、肥満や炎症に関連して生じる生活習慣病の発症リスクを低下させる可能性が報告されている。我々は、前駆脂肪細胞3T3-L1を用いて、コーヒー豆焙煎成分がインスリンシグナル経路のアダプター分子IRS1の分解を促進することにより、肥満の要因である脂肪細胞の分化を抑制することを見出した。また、コーヒーの抗炎症効果に関して、コーヒー豆焙煎成分がＬＰＳ誘発マウスマクロファージ細胞の炎症反応...

【複合領域】子ども学：環境整備／認知症を含む研究件

【概要】本研究は在宅生活を送る軽度認知症の人に配慮した居住環境整備の手法を明らかにし、実用可能なガイドラインを作成することを目的としている。経年変化を捉えるため、同一事例に対し複数回の訪問調査を実施することにより、軽度の対象者への居住環境整備の手法の明確化や認知症当事者の希望や意向を尊重する居住環境整備のプロセスを明らかにすることを目指している。しかしながら、コロナ禍のため当初計画通りの訪問調査を実施す...

【複合領域】子ども学：支援／認知症を含む研究件

❏地域共生社会における「意思」と「主張」をめぐる人びとの「支援実践」の領域横断研究(20K02109)

【概要】今年度も新型コロナウィルス感染症流行に伴う各種の制限によって、各研究者の大幅なエフォートの変更や調査等実施の困難さが生まれ、当初の計画で予定していたさまざまな研究者を招いての研究会実施等を予定どおりには遂行できなかった。しかし、研究分担者及び関係する若手研究者が参加する研究会を複数回開催し、各自の進めている調査研究の報告を行いつつ、各自の研究発表のブラッシュアップを行った。分野領域横断的に知見をつ...

【複合領域】子ども学：運動／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、2000年代以降の新しい認知症ケア概念の特徴を、複数の質的データに基づいて明らかにする作業と、ケアを超えて展開する認知症をめぐる活動についての探索的検討を行った。第一に、認知症関連の複数のドキュメンタリー番組の視聴と文字の書き起こしから得たデータをもとに、過去の認知症の人へのケア実践と現在のものとの異同を明らかにし、現在の認知症ケア実践に対する示唆を示した。第二に、フィールドワークをも...

【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)

【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...

【複合領域】子ども学：コミュニティ形成／認知症を含む研究件

【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)

【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期（５０代）、②開始・展開期（６０代...

【複合領域】一般理論：リスク／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、健常高齢ドライバーと脳損傷ドライバーを対象に、光トポグラフィを用いて客観的に運転安全性の評価を行うことを目的とした。その結果、軽度のアルツハイマー病患者においては、危険場面を疑似運転中に、ブレーキ反応の遅延とともに、前頭葉の活動性低下をみたケースでは、運転リスクが高いと考えられた。また、有効視野計測(UFOV)の手法にgo/no-go課題を加えた独自の課題(VFIT)を用いた検討では、...

【複合領域】一般理論：健康／認知症を含む研究件

❏認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー：当事者の視点を活かす臨床構築に向けて(16KT0123)

【概要】現在日本では、認知症の早期発見が推進されることで多くの人々が救済されると同時に、老いに対する不安も高まっている。北中は臨床現場での人類学的調査を通じて、認知症診断がもたらす不確実性が１）急速な薬理化、２）予防言説の隆盛とそこに潜む「魔術的思考」、３）「新健康主義」をもたらしていることを明らかにした。他方で、認知症臨床における当事者運動との協働から、従来の精神療法的共感の形に加え、脳神経科学的共感と...

【複合領域】一般理論：作動記憶／認知症を含む研究件

【キーワード】Driving / Alzheimer's disease / depression / Attention / dementia (他16件)

【概要】【目的】老人性痴呆および老年期うつ病の患者に関して、種々の神経心理検査バッテリーによる認知機能評価と、運転シュミレータを用いた運転能力評価の関連を検討する。【方法】平成12年度はまず、神経心理検査バッテリーの作成、簡易運転シュミレータ(タスクネット社AC110)の設置と作動環境の整備を行った。神経心理検査バッテリーは注意・記憶・知能・前頭葉機能を評価できる課題を選定し、AC110では、ハンドルとブ...

【複合領域】一般理論：事象関連電位／認知症を含む研究件

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

【複合領域】一般理論：社会保障／認知症を含む研究件

【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)

【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期（５０代）、②開始・展開期（６０代...

【環境学】環境創成学：主観的幸福／認知症を含む研究件

❏ポジティブ心理学による認知症患者の介護者の特性解明と新たな介入方法の効果検証(19K03328)

【キーワード】ポジティブ心理学 / 介護研究 / 認知症 / 主観的幸福 / 介護者

【概要】介護者が認知症介護の多様な困難に対処できるように、介護の肯定的評価に注目するポジティブ心理学に着目し、介護への対処能力を引き出す方略が研究全体の計画である。1 介護者の主観的幸福感、強みに関連する要因を調査し、介護者のポジティブ心理特性を把握し、介護の肯定的尺度の日本語版標準化を作成する。具体的には外来通院中の認知症介護者の主観的幸福感をPGCモラールスケール、主観的幸福感尺度などで評価、強みをS...

【環境学】環境保全学：合意形成／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)

【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...

【環境学】環境保全学：アジア／認知症を含む研究件

【キーワード】地域在住高齢者 / 老年医学的総合機能評価 / 本邦 / アジア / 認知症 (他16件)

【概要】高知県土佐町、フータンのサムテカン、カリン、タイ・コンケン、イントネシア・ハフア州において、高齢者ヘルスケア研究事業を展開した。対象は、それぞれの地域に居住する高齢者数百名である。各地域において、老年医学的総合健診を実施してハイリスク・グループの高齢者に対しては、生活習慣改善のための介入を実施して奏功していることを確認した。この過程で、６つの”D"、すなわち、１） Disease(疾病概...

【環境学】環境保全学：脆弱性／認知症を含む研究件

【キーワード】老年精神医学 / 拡散テンソル画像 / 脳形態画像 / 脆弱性 / アルツハイマー病 (他11件)

【概要】精神症状が併発していない軽度アルツハイマー病患者を追跡調査し、ベースライン時点で撮影した頭部 MRI 画像の脳形態画像と拡散テンソル画像の情報を複合的に検討し、精神症状が出現した患者としなかった患者との差異を検討した。縦断的な経過でベースラインでの頭部 MRI よる解析では、妄想の出現したアルツハイマー病患者では、出現しなかった患者に比較して、前頭葉眼窩部と内側面、島などの灰白質体積が有意に減少し...

【数物系科学】数学：時系列／認知症を含む研究件

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【数物系科学】地球惑星科学：PPP ／認知症を含む研究件

【概要】高グルコース環境は培養アストログリアにおいてminor pathwayの１つHBP亢進に伴ってERストレスを惹起し、Keap1/Nrf2システムを介して別のminor pathwayであるPPPの律速酵素glucose 6-phophate dehydrogenaseを誘導する。糖尿病における炎症の関与が知られているが、LSP刺激がMAPKを介してPPPを活性化することは、アストログリアのTLR4...

【数物系科学】地球惑星科学：相転移／認知症を含む研究件

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【数物系科学】地球惑星科学：紀伊半島／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / フィールド調査 / 遺伝子解析 / エピゲノミクス (他14件)

【概要】①経年的なフィールド調査と疫学像、臨床像、生活様式や食生活、社会環境の変遷：紀伊半島では、約280例の患者レジストリを用いて自然歴の解析を進めている。多発地区での患者follow upを継続している。グアム島は、2019年9月に現地調査を行った。パプア州では、2020年3月に現地調査を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大により中止した。2020年度、2021年度は、コロナ禍の影響でグアム...

【キーワード】紀伊半島 / 筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 遺伝子 / アルツハイマー神経原線維変化 (他12件)

【概要】紀伊半島の一部集落に多発する神経風土病の筋萎縮性側索硬化症・パーキンソン認知症複合(ALS/PDC)類似疾患で知られているほぼ全ての原因遺伝子を調べ、異常変異は認められなかった。病態と発症に関して、脳のアルツハイマー神経原線維変化の分布様式はALSとPDCでほぼ同じであった。脳と脊髄にはTDP-43の蓄積が認められ、生化学的にはタウ/TDP-43異常蓄積症と考えられた。尿中の酸化ストレスマーカーが...

【化学】基礎化学：カテコール／認知症を含む研究件

【概要】コーヒーの生活習慣病の予防効果を分子論的に解明することを目的として研究を遂行した。糖尿病や発がんのリスク要因である抗炎症効果について、コーヒー豆の焙煎成分であるカテコール類が炎症反応のシグナル伝達系を抑えるとともに、生体防御遺伝子群の活性化を引き起こすことを見出した。また、焙煎成分ピロカテコールが認知症の原因物質の１つであるアミロイドβの産生にかかわる分解酵素β-セクレターゼの発現を抑制することを...

【化学】複合化学：フィルム／認知症を含む研究件

❏Ageing, Dementia, Care in Contemporary Fiction(17K02517)

【キーワード】ageing / gender / friendship / masculinity / TV drama (他22件)

【概要】本研究は、下記のテーマに沿って構想されている：①認知症の文学的語り、②認知症の文化的意味、③児童向け絵本における老い、認知、感情、④現代文学における老い、ジェンダー、ケア（③は国際共同研究加速基金研究課題として進捗）。本年度は②と④の研究を継続発展した。②日本の現代映画作品における認知症の表象の研究を継続した。映画は、認知症の文化的意味形成において重要な役割を担うと考えられる。分析作品においては、...

【生物学】生物学：タンパク質凝集／認知症を含む研究件

【概要】アルツハイマー病（AD）に対して個々人のリスクを考慮した先制医療を実現するためには、各リスクがどの病態プロセスに影響するか、を明らかにする必要がある。そこで本研究においては、既知のADリスク遺伝子がAβ産生経路（PICALM、BIN1）やアミロイド蓄積に対するミクログリアの応答性（INPP5D、DAP12）に関わることを培養細胞系及びモデル動物において明らかとした。またBIN1がタウ病態伝播に関わ...

【生物学】人類学：霊長類／認知症を含む研究件

【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)

【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...

【生物学】人類学：遺伝子重複／認知症を含む研究件

❏新規alpha-synuclein発現調節modifier遺伝子の同定と機能解明(25860726)

【キーワード】パーキンソン病 / alpha-synuclein / SNCA / 遺伝子重複 / びまん性レビー小体病 (他14件)

【概要】SNCA duplicationの変異を持つ発症者，非発症キャリアーの2群に分けた．合計20名(6家系、男性：女性=8：12、パーキンソン病発症11名、パーキンソン病非発症キャリア9名)である。 AffymetrixのGeneChipを用いて一塩基多型を調べた．LOD scoreの算出とManhattan plotの作成した．連鎖解析ソフトであるMERLINを用いてLOD scoreを算出した．L...

【総合理工】応用物理学：質量分析／認知症を含む研究件

【概要】脳内の領域特異的なアミロイドベータ蛋白質(Ass)蓄積は当該領域の神経細胞膜を形成する脂質分子の構成に依存することが、剖検脳より調製した神経細胞膜の再構成実験により示された。一方、神経細胞膜上にあってAss重合を誘導するガングリオシドとAssとの分子レベルでの相互作用について、ガングリオシドを組み込んだ小型の人工的脂質膜での蛋白質と糖脂質の結合特異性に関する体系的なNMR計測が実施可能であることが...

【工学】機械工学：非言語コミュニケーション／認知症を含む研究件

【キーワード】グループホーム / コミュニケーション / ジェスチャー / 会話分析 / 回想法 (他11件)

【概要】介護空間における高齢者と介護者との身体を用いた相互行為について、デイケアセンターにおける回想法場面、グループホームにおける介護場面、グループホームにおける介護者どうしのカンファレンス場面を観察し、分析を行った。高齢者や介護者の知識や考えはことばに現れにくい身体動作によって表れており、空間内のものやできごとを手がかりとしている。彼らは、その場の手がかりを用い、お互いに相手の動作を真似たり改変したりな...

【工学】電気電子工学：行動識別／認知症を含む研究件

【研究代表者】藤波努北陸先端科学技術大学院大学, ライフスタイルデザイン研究センター, 教授 (70303344)

【概要】認知症対応型介護施設において入居者の行動をデータ化し、解析する手法を見出した。研究により転倒事故の前兆や老衰の兆しなどが検知できる可能性を示した。これらの成果は高齢者の生活の質を高めることに役立てられる。一方、調査を通じて介護施設の多様性が明らかとなった。得られた結果がどの程度汎用性を有するのかは今後その他の施設でデータを集めて検証する必要がある。介護者の行動推定については、得られたデータから次...

【工学】建築学：老年学／認知症を含む研究件

❏Ageing, Dementia, Care in Contemporary Fiction(17K02517)

【キーワード】ageing / gender / friendship / masculinity / TV drama (他22件)

【概要】本研究は、下記のテーマに沿って構想されている：①認知症の文学的語り、②認知症の文化的意味、③児童向け絵本における老い、認知、感情、④現代文学における老い、ジェンダー、ケア（③は国際共同研究加速基金研究課題として進捗）。本年度は②と④の研究を継続発展した。②日本の現代映画作品における認知症の表象の研究を継続した。映画は、認知症の文化的意味形成において重要な役割を担うと考えられる。分析作品においては、...

【工学】建築学：高齢社会／認知症を含む研究件

【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)

【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期（５０代）、②開始・展開期（６０代...

【概要】高齢化が進む地域ではモビリティの確保が困難で、特に公共交通の貧弱な地域ではマイカー依存が強く、免許の有無により外出頻度や生活の質に大きな差があり、運転断念をどうとらえるかが重要な問題である。本研究では、地域の移動・交通システムをどのように組んでいくかを明確にするため、軽度認知障害を含む高齢ドライバの特性評価による運転可否判断、超小型モビリティやゴルフカート等の車両の活用など、要素の研究を行いつつ、...

【工学】建築学：概念分析／認知症を含む研究件

【概要】本研究課題では、20世紀後半から、認知症に関する新しい考え方やそれに基づく実践が、どのような展開を見せてきたかを、実践者たちへのインタビューや、活動への参与観察、認知症当事者の著作・発信などをデータに記述した。そうした作業から、社会の認知症の理解と包摂が、疾患としての理解、本人の「思い」の配慮、当事者の声の登場という三つの流れで展開してきたこと、および、それぞれの流れ同士の関係を明らかにした。また...

【工学】建築学：セーフティネット／認知症を含む研究件

【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)

【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期（５０代）、②開始・展開期（６０代...

【工学】建築学：グループホーム／認知症を含む研究件

❏認知症グループホームにおける住環境配慮の効果指標の開発(23653157)

【研究代表者】下垣光日本社会事業大学, 社会福祉学部, 准教授 (30287792)

【キーワード】認知症 / グループホーム / 環境評価 / 環境評価尺度 / 福祉サービス第三者評価

【概要】認知症グループホームにおける効果的な環境の特徴を明らかにすることを目的として研究をおこなった。全国11ホームのProfessional Environmental assessment Protocol(PEAP)の日本版PEAP3を用いた訪問調査と福祉サービス第三者評価の評価結果における環境要素の分析をおこなった。結果として外出することなどの地域との交流する点、職場環境としてしての整備なども認知...

【キーワード】グループホーム / コミュニケーション / ジェスチャー / 会話分析 / 回想法 (他11件)

【概要】介護空間における高齢者と介護者との身体を用いた相互行為について、デイケアセンターにおける回想法場面、グループホームにおける介護場面、グループホームにおける介護者どうしのカンファレンス場面を観察し、分析を行った。高齢者や介護者の知識や考えはことばに現れにくい身体動作によって表れており、空間内のものやできごとを手がかりとしている。彼らは、その場の手がかりを用い、お互いに相手の動作を真似たり改変したりな...

【工学】建築学：居住環境／認知症を含む研究件

【概要】本研究は在宅生活を送る軽度認知症の人に配慮した居住環境整備の手法を明らかにし、実用可能なガイドラインを作成することを目的としている。経年変化を捉えるため、同一事例に対し複数回の訪問調査を実施することにより、軽度の対象者への居住環境整備の手法の明確化や認知症当事者の希望や意向を尊重する居住環境整備のプロセスを明らかにすることを目指している。しかしながら、コロナ禍のため当初計画通りの訪問調査を実施す...

【概要】本研究の目的は、物理的な環境整備と人的支援を連動した居住環境整備の方法論の確立を目指すため、在宅認知症高齢者や家族のための物理的な環境整備(ハード面)と人の関わりやサービスなど人的支援(ソフト面)に着目したアセスメントシートを開発することである。1.当該研究分野における国内外のレビュー、2.国内外の居住環境整備に関連するアセスメントシートに基づくアセスメント試案を作成、3.アセスメントシートの主...

【工学】建築学：目に見えにくい障害／認知症を含む研究件

❏発達障害や認知症等から考える総合的な施設計画と運用に関する研究―空港を事例として(22K04477)

【キーワード】アクセシビリティ / 目に見えにくい障害 / 認知症 / 自閉スペクトラム症 / 社会的障壁

【工学】建築学：メタファー／認知症を含む研究件

【キーワード】相互行為 / ジェスチャー / マルチモーダル分析 / オノマトペ / 介護 (他19件)

【概要】介護のさまざまな場面で発せられる「よいしょ」「せーの」といった掛け声や、「ふわーっと」「ちょーっと」といった擬態語、擬音語は、フレーズの中に豊かなアクセントを持ち、動作に応じて音の引き延ばしや中断ができる。この研究では、1. 掛け声やオノマトペは個人の運動を調整するのに役立っていること、2. オノマトペに含まれる音象徴は、それを表す様態の属性と関係があること、3. 掛け声やオノマトペは、動作に応じ...

【工学】建築学：社会貢献／認知症を含む研究件

【キーワード】宗教の社会貢献 / 認知症 / バーンアウト予防 / スピリチュアルケア / 高齢者ケア (他15件)

【概要】超高齢・多死社会の我が国で、これまで老病死を扱ってきた僧侶がどのような役割を果たしうるかを明らかにすることが本研究の目的である。 2017年5月から8月にかけて、高齢者ケアに従事するケアスタッフへのアンケート調査を行った。質問紙の構成は大きく分けて、①勤務する施設での取り組みについて、②高齢者ケアの経験・考え方について、③僧侶との連携の経験・考え方について、④属性についてである。アンケートを分析...

【工学】建築学：社会的障壁／認知症を含む研究件

❏発達障害や認知症等から考える総合的な施設計画と運用に関する研究―空港を事例として(22K04477)

【キーワード】アクセシビリティ / 目に見えにくい障害 / 認知症 / 自閉スペクトラム症 / 社会的障壁

【工学】土木工学：状態把握／認知症を含む研究件

【キーワード】リハビリテーション / レクリエーション / 認知症 / 治療計画 / 状態把握 (他8件)

【概要】高齢者へのリハビリテーションは病院だけでなく養護施設においても、レクリエーションなどの活動として実施されている。重度の認知症高齢者の入居数が増えている養護施設では、生活介護を行うスタッフの負担が増しているため、認知症状の改善や悪化防止を目指し、さらには、自立して生活する能力を維持または向上させるために、リハビリテーション(機能回復訓練)の要素を多く含めた活動を実施することが求められている。代表的な...

【工学】土木工学：環境評価／認知症を含む研究件

❏認知症グループホームにおける住環境配慮の効果指標の開発(23653157)

【研究代表者】下垣光日本社会事業大学, 社会福祉学部, 准教授 (30287792)

【キーワード】認知症 / グループホーム / 環境評価 / 環境評価尺度 / 福祉サービス第三者評価

【概要】認知症グループホームにおける効果的な環境の特徴を明らかにすることを目的として研究をおこなった。全国11ホームのProfessional Environmental assessment Protocol(PEAP)の日本版PEAP3を用いた訪問調査と福祉サービス第三者評価の評価結果における環境要素の分析をおこなった。結果として外出することなどの地域との交流する点、職場環境としてしての整備なども認知...

【工学】土木工学：交通安全／認知症を含む研究件

【概要】高齢化の進展により、痴呆(認知症)になりながら運転を継続しているケースが増大し、事故の危険性がある。このため本研究では、軽度の認知症のレベルにおいて運転の可否の判断ができるようなシステムの構築を目指し、以下の研究を行った。 (1)高齢運転者の運転能力を定量的に計測するモニタリングシステムの開発超小型電気自動車にセンサ等を実装し、それらにより運転行動を定量データ化するシステムを構築した。また、実際...

【工学】土木工学：交通事故／認知症を含む研究件

【概要】高齢化の進展により、痴呆(認知症)になりながら運転を継続しているケースが増大し、事故の危険性がある。このため本研究では、軽度の認知症のレベルにおいて運転の可否の判断ができるようなシステムの構築を目指し、以下の研究を行った。 (1)高齢運転者の運転能力を定量的に計測するモニタリングシステムの開発超小型電気自動車にセンサ等を実装し、それらにより運転行動を定量データ化するシステムを構築した。また、実際...

【工学】土木工学：公共交通／認知症を含む研究件

【概要】高齢化が進む地域ではモビリティの確保が困難で、特に公共交通の貧弱な地域ではマイカー依存が強く、免許の有無により外出頻度や生活の質に大きな差があり、運転断念をどうとらえるかが重要な問題である。本研究では、地域の移動・交通システムをどのように組んでいくかを明確にするため、軽度認知障害を含む高齢ドライバの特性評価による運転可否判断、超小型モビリティやゴルフカート等の車両の活用など、要素の研究を行いつつ、...

【工学】土木工学：画像分析／認知症を含む研究件

【概要】【意義と目的】　介護職員の介護負担となる認知症の行動・心理症状を予防・緩和する方法の一つは、「認知症高齢者のコミュニケーションの促進」である。コミュニケーションによって、認知症を患う高齢者が脳への良い刺激を受けることは脳科学研究によって実証されている。特に、回想的話題が認知症高齢者のコミュニケーションを促進することが明らかだが、その際には、面談技術が問題となる。ソーシャルワーク面談は、MCOモデル...

【工学】総合工学：細胞工学／認知症を含む研究件

【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)

【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...

【工学】総合工学：ロボット／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)

【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...

【工学】総合工学：自動車／認知症を含む研究件

【概要】高齢化が進む地域ではモビリティの確保が困難で、特に公共交通の貧弱な地域ではマイカー依存が強く、免許の有無により外出頻度や生活の質に大きな差があり、運転断念をどうとらえるかが重要な問題である。本研究では、地域の移動・交通システムをどのように組んでいくかを明確にするため、軽度認知障害を含む高齢ドライバの特性評価による運転可否判断、超小型モビリティやゴルフカート等の車両の活用など、要素の研究を行いつつ、...

❏地方地域の高齢者のモビリティ継続に関する研究(23300207)

【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31

【キーワード】自動車 / 認知症 / 高齢者 / 社会参加

【概要】自動車を運転する高齢者が、加齢にともない運転が困難になってくると、特に地方地域でモビリティの継続が大きな課題になる。そういった際の対応について、運転特性変化を明らかにし、適切な教育による改善を検討し、また低速の超小型ＥＶへの転換の可能性を実験的に考察し、最終的にバス等の公共交通への転換まで、モビリティが継続しつつ、安全に縮小していけるような方策を提案していく。 ...

【概要】本研究では、高齢ドライバの運転断念に着目し、そのなかでも軽度認知障害と運転能力の関係を確立することを第1の目標とした。また、運転断念は、その人の生活や地域に大きな影響を持つため、断念後の生活のあり方について、自治体・地域と共同でケーススタディを行い、今後の日本各地で想定されることへのモデルケースを構築することを第2の目標とした。 (1)福井と柏の自動車教習所で約2000件のドライブレコーダで記録し...

【工学】総合工学：凝集／認知症を含む研究件

【概要】認知症患者脳における特徴的な病理学的所見の一つである細胞内凝集体は、タウタンパク質を構成成分としている。細胞内におけるタウ凝集体の形成や除去といった細胞内凝集体の動態を規定する分子メカニズムの解明は、治療戦略を考える上で重要と考えられる。本研究では、そのメカニズムに関与する新規分子をCRISPR/Cas9システムを用いたゲノムワイドスクリーニングにより探索することを目指し、その実験系の構築を行った...

【工学】総合工学：持続可能性／認知症を含む研究件

【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)

【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期（５０代）、②開始・展開期（６０代...

【工学】総合工学：電子デバイス・機器／認知症を含む研究件

【研究代表者】石渡利奈国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所福祉機器開発部, 研究員 (10415359)

【概要】本研究の目的は、認知症初期に見られる「能力の喪失感」に起因する活動意欲の低下への対処手段として、成功体験を記した日記を呈示することで活動意欲を高める電子日記帳を開発することである。研究の成果は次の3点に集約できる。(1)従来よりも成功経験を記した文章の抽出率が高い手法を開発できた。(2)認知症前段階の者が電子デバイスを利用する上で有効な操作補助を明らかにできた。(3)電子日記帳の利用により軽度の認...

【工学】総合工学：特異値分解／認知症を含む研究件

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【工学】総合工学：心理／認知症を含む研究件

【研究代表者】内山映子慶應義塾大学, 政策・メディア研究科, 特任准教授(非常勤) (00365503)

【概要】ITを活用したコミュニケーション支援ツールの利用が、介護サービス提供者と認知症患者の家族との間のコミュニケーションを増加させ、ひいては家族のストレス軽減に寄与するか、また介護サービス提供者のコミュニケーションに要する手間を従来方式以上に増加させないかを実証により検討した。その結果、コミュニケーションが増加した事例からは、ストレスの軽減に有効な可能性が示された。また日々の業務の中でITツールを利用す...

【工学】総合工学：階層構造／認知症を含む研究件

【概要】加齢に伴うフレイルの発症には慢性炎症を軸とした階層構造が想定される。本研究では血管を上流として、血管細胞死が主導する炎症機序解明から下流臓器への炎症波及・拡大機序を明らかにすることを目的とする。研究成果として、血管平滑筋細胞のアポトーシスがIL-1などの炎症性因子の発現上昇と関係すること、さらに血管炎症が主体の大動脈瘤モデルでは高リン負荷、性ホルモン低下などの老化促進要因が、アポトーシスおよび炎症...

【概要】フレイルの基盤を成す臓器老化の過程には階層構造が存在することが想定され、その構造を明らかにすることで、フレイルと老年症候群の予防や治療戦略へつなげることが本研究の目的である。研究の結果、血管をフレイル関連臓器の上流臓器と捉えた階層構造を示し、その機序に慢性炎症を軸とした炎症波及・拡大が寄与することを明らかにした。具体的には、自然老化マウスや老化促進マウスを用いた検討により、血管炎症の誘導が脳・神経...

【工学】総合工学：ロボティクス／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)

【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...

【工学】総合工学：移動ロボット／認知症を含む研究件

【概要】認知症者の残存する記憶を辿り、本人と支える側の現実世界の認識の相違、すなわち互いの「物語」の食い違いを発見し、支える側のその理解、共有を促進する工学的手段を研究した。まずアブダクション等を用いた知的推論の技術で、本人の記憶の欠落など、食い違いの原因を発見する手法を検討した。本人の施設での生活を自動、持続的に「事象」として記録し、本人の「物語」を構成してデータベース化する技術を開発した。コミュニケー...

【工学】総合工学：データ駆動型／認知症を含む研究件

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【工学】総合工学：モニタリング／認知症を含む研究件

【概要】診療上で医師の主観的評価や自記式質問紙による患者本人の主観的判断に頼らざるを得ない疾患が少なからずある。我々は患者の音声を解析して客観的な指標を示すことで、そうした疾病のスクリーニングやモニタリングを可能とする技術を開発した。うつ病においては、十分な感度と特異度を持った指標が完成した。また、その指標が医師の評価と相関が取れることも確認した。さらにこの指標を用いてスマートフォンアプリケーションを作成...

【工学】総合工学：動的モード分解／認知症を含む研究件

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【工学】総合工学：シミュレータ／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、健常高齢ドライバーと脳損傷ドライバーを対象に、光トポグラフィを用いて客観的に運転安全性の評価を行うことを目的とした。その結果、軽度のアルツハイマー病患者においては、危険場面を疑似運転中に、ブレーキ反応の遅延とともに、前頭葉の活動性低下をみたケースでは、運転リスクが高いと考えられた。また、有効視野計測(UFOV)の手法にgo/no-go課題を加えた独自の課題(VFIT)を用いた検討では、...

【概要】高齢化の進展により、痴呆(認知症)になりながら運転を継続しているケースが増大し、事故の危険性がある。このため本研究では、軽度の認知症のレベルにおいて運転の可否の判断ができるようなシステムの構築を目指し、以下の研究を行った。 (1)高齢運転者の運転能力を定量的に計測するモニタリングシステムの開発超小型電気自動車にセンサ等を実装し、それらにより運転行動を定量データ化するシステムを構築した。また、実際...

【総合生物】生体分子化学：PET(positron emission tomography) ／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 血液バイオマーカー / SIMOA / PET タウ (他13件)

【概要】我々は紀伊ALS/PDCの髄液でAβは減少し総タウ、リン酸化タウは増加しない、という結果を得ている。(J Neurodegenerative Diseases 2013) しかしながら、髄液検査は侵襲性が高く簡便な血液バイオマーカーの開発が求められている。本研究では、紀伊 ALS/PDCの生前診断に有用な血液バイオマーカーの開発を目指す。本疾患では脳内にタウ、α-synuclein 、TDP-43...

【総合生物】生体医工学・生体材料学：ジェスチャー／認知症を含む研究件

【キーワード】相互行為 / ジェスチャー / マルチモーダル分析 / オノマトペ / 介護 (他19件)

【概要】介護のさまざまな場面で発せられる「よいしょ」「せーの」といった掛け声や、「ふわーっと」「ちょーっと」といった擬態語、擬音語は、フレーズの中に豊かなアクセントを持ち、動作に応じて音の引き延ばしや中断ができる。この研究では、1. 掛け声やオノマトペは個人の運動を調整するのに役立っていること、2. オノマトペに含まれる音象徴は、それを表す様態の属性と関係があること、3. 掛け声やオノマトペは、動作に応じ...

【キーワード】グループホーム / コミュニケーション / ジェスチャー / 会話分析 / 回想法 (他11件)

【概要】介護空間における高齢者と介護者との身体を用いた相互行為について、デイケアセンターにおける回想法場面、グループホームにおける介護場面、グループホームにおける介護者どうしのカンファレンス場面を観察し、分析を行った。高齢者や介護者の知識や考えはことばに現れにくい身体動作によって表れており、空間内のものやできごとを手がかりとしている。彼らは、その場の手がかりを用い、お互いに相手の動作を真似たり改変したりな...

【総合生物】生体医工学・生体材料学：生体情報・計測／認知症を含む研究件

【概要】診療上で医師の主観的評価や自記式質問紙による患者本人の主観的判断に頼らざるを得ない疾患が少なからずある。我々は患者の音声を解析して客観的な指標を示すことで、そうした疾病のスクリーニングやモニタリングを可能とする技術を開発した。うつ病においては、十分な感度と特異度を持った指標が完成した。また、その指標が医師の評価と相関が取れることも確認した。さらにこの指標を用いてスマートフォンアプリケーションを作成...

【総合生物】生体医工学・生体材料学：整体情報・計測／認知症を含む研究件

【概要】診療上で医師の主観的評価や自記式質問紙による患者本人の主観的判断に頼らざるを得ない疾患が少なからずある。我々は患者の音声を解析して客観的な指標を示すことで、そうした疾病のスクリーニングやモニタリングを可能とする技術を開発した。うつ病においては、十分な感度と特異度を持った指標が完成した。また、その指標が医師の評価と相関が取れることも確認した。さらにこの指標を用いてスマートフォンアプリケーションを作成...

【総合生物】生体医工学・生体材料学：生体計測／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)

【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...

【総合生物】神経科学：脳アミロイド血管症／認知症を含む研究件

【キーワード】アルツハイマー病 / 脳アミロイド血管症 / アクアポリン４ / 動物モデル / アミロイドβ (他11件)

【概要】アルツハイマー病モデルである5xFADをアクアポリン４ノックアウトマウスと交配することによりアルツハイマー病病態におけるアクアポリン４機能の意義について検討を行った。その結果、アルツハイマー病の典型的な病理像である老人斑の蓄積、その周囲のグリオシスに対してはアクアポリン４機能欠損による影響はほとんどなかったが、２０週齢以降アクアポリン４ノックアウトの個体において夜間の活動が徐々に低下するとともに...

【総合生物】神経科学：脳リンパ排泄機構／認知症を含む研究件

【キーワード】アルツハイマー病 / 脳アミロイド血管症 / アクアポリン４ / 動物モデル / アミロイドβ (他11件)

【概要】アルツハイマー病モデルである5xFADをアクアポリン４ノックアウトマウスと交配することによりアルツハイマー病病態におけるアクアポリン４機能の意義について検討を行った。その結果、アルツハイマー病の典型的な病理像である老人斑の蓄積、その周囲のグリオシスに対してはアクアポリン４機能欠損による影響はほとんどなかったが、２０週齢以降アクアポリン４ノックアウトの個体において夜間の活動が徐々に低下するとともに...

【総合生物】神経科学：神経創薬／認知症を含む研究件

【概要】様々な病態や老化に伴う認知障害に広く有効な薬物を開発する目的で、新規作用点をもつ薬物の探索を行った。高親和性コリントランスポーター(CHT)はアセチルコリン合成の律速段階を担い、その活性は細胞内のトラフィッキングにより制御されている。CHTのトラフィッキングをモニターするアッセイ系を確立して1000種以上の化合物をスクリーニングすることで、CHT作用薬のシード化合物を得た。また、アルファー7型ニコ...

【総合生物】実験動物学：アミロイドβ ／認知症を含む研究件

【概要】コーヒーの生活習慣病の予防効果を分子論的に解明することを目的として研究を遂行した。糖尿病や発がんのリスク要因である抗炎症効果について、コーヒー豆の焙煎成分であるカテコール類が炎症反応のシグナル伝達系を抑えるとともに、生体防御遺伝子群の活性化を引き起こすことを見出した。また、焙煎成分ピロカテコールが認知症の原因物質の１つであるアミロイドβの産生にかかわる分解酵素β-セクレターゼの発現を抑制することを...

【キーワード】アルツハイマー病 / 脳アミロイド血管症 / アクアポリン４ / 動物モデル / アミロイドβ (他11件)

【概要】アルツハイマー病モデルである5xFADをアクアポリン４ノックアウトマウスと交配することによりアルツハイマー病病態におけるアクアポリン４機能の意義について検討を行った。その結果、アルツハイマー病の典型的な病理像である老人斑の蓄積、その周囲のグリオシスに対してはアクアポリン４機能欠損による影響はほとんどなかったが、２０週齢以降アクアポリン４ノックアウトの個体において夜間の活動が徐々に低下するとともに...

【概要】アルツハイマー病（AD）に対して個々人のリスクを考慮した先制医療を実現するためには、各リスクがどの病態プロセスに影響するか、を明らかにする必要がある。そこで本研究においては、既知のADリスク遺伝子がAβ産生経路（PICALM、BIN1）やアミロイド蓄積に対するミクログリアの応答性（INPP5D、DAP12）に関わることを培養細胞系及びモデル動物において明らかとした。またBIN1がタウ病態伝播に関わ...

【総合生物】実験動物学：アミロイドβタンパク質／認知症を含む研究件

【概要】脳内の領域特異的なアミロイドベータ蛋白質(Ass)蓄積は当該領域の神経細胞膜を形成する脂質分子の構成に依存することが、剖検脳より調製した神経細胞膜の再構成実験により示された。一方、神経細胞膜上にあってAss重合を誘導するガングリオシドとAssとの分子レベルでの相互作用について、ガングリオシドを組み込んだ小型の人工的脂質膜での蛋白質と糖脂質の結合特異性に関する体系的なNMR計測が実施可能であることが...

【総合生物】実験動物学：学習記憶／認知症を含む研究件

【キーワード】学習・記憶 / ビタミンA / 不飽和脂肪酸 / トランスジェニックマウス / 脳機能障害 (他14件)

【概要】現在、「脳と栄養」への関心が社会的に高まっている。従って、「スポーツ栄養学」に基づいた運動時の体調管理が常識となっているように、脳機能に対する栄養素の役割が網羅的に解析され、正確な「脳栄養学」的知識が社会に提供される必要に迫られている。一方、薬剤開発に比較して、精神・神経疾患に対する機能性食品の応用は簡便かつ広範な改善や予防方法開発に貢献できる。以上の背景から、本研究課題では、脂溶性ビタミンや不飽...

【農学】農業工学：手法／認知症を含む研究件

【概要】本研究は在宅生活を送る軽度認知症の人に配慮した居住環境整備の手法を明らかにし、実用可能なガイドラインを作成することを目的としている。経年変化を捉えるため、同一事例に対し複数回の訪問調査を実施することにより、軽度の対象者への居住環境整備の手法の明確化や認知症当事者の希望や意向を尊重する居住環境整備のプロセスを明らかにすることを目指している。しかしながら、コロナ禍のため当初計画通りの訪問調査を実施す...

【農学】農芸化学：覚醒／認知症を含む研究件

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【農学】農芸化学：情動行動／認知症を含む研究件

【キーワード】学習・記憶 / ビタミンA / 不飽和脂肪酸 / トランスジェニックマウス / 脳機能障害 (他14件)

【概要】現在、「脳と栄養」への関心が社会的に高まっている。従って、「スポーツ栄養学」に基づいた運動時の体調管理が常識となっているように、脳機能に対する栄養素の役割が網羅的に解析され、正確な「脳栄養学」的知識が社会に提供される必要に迫られている。一方、薬剤開発に比較して、精神・神経疾患に対する機能性食品の応用は簡便かつ広範な改善や予防方法開発に貢献できる。以上の背景から、本研究課題では、脂溶性ビタミンや不飽...

【農学】農芸化学：長期増強(LTP) ／認知症を含む研究件

【キーワード】学習・記憶 / ビタミンA / 不飽和脂肪酸 / トランスジェニックマウス / 脳機能障害 (他14件)

【概要】現在、「脳と栄養」への関心が社会的に高まっている。従って、「スポーツ栄養学」に基づいた運動時の体調管理が常識となっているように、脳機能に対する栄養素の役割が網羅的に解析され、正確な「脳栄養学」的知識が社会に提供される必要に迫られている。一方、薬剤開発に比較して、精神・神経疾患に対する機能性食品の応用は簡便かつ広範な改善や予防方法開発に貢献できる。以上の背景から、本研究課題では、脂溶性ビタミンや不飽...

【農学】農芸化学：カナビノイド／認知症を含む研究件

【キーワード】学習・記憶 / ビタミンA / 不飽和脂肪酸 / トランスジェニックマウス / 脳機能障害 (他14件)

【概要】現在、「脳と栄養」への関心が社会的に高まっている。従って、「スポーツ栄養学」に基づいた運動時の体調管理が常識となっているように、脳機能に対する栄養素の役割が網羅的に解析され、正確な「脳栄養学」的知識が社会に提供される必要に迫られている。一方、薬剤開発に比較して、精神・神経疾患に対する機能性食品の応用は簡便かつ広範な改善や予防方法開発に貢献できる。以上の背景から、本研究課題では、脂溶性ビタミンや不飽...

【農学】農芸化学：記憶不安定化／認知症を含む研究件

【キーワード】学習・記憶 / ビタミンA / 不飽和脂肪酸 / トランスジェニックマウス / 脳機能障害 (他14件)

【概要】現在、「脳と栄養」への関心が社会的に高まっている。従って、「スポーツ栄養学」に基づいた運動時の体調管理が常識となっているように、脳機能に対する栄養素の役割が網羅的に解析され、正確な「脳栄養学」的知識が社会に提供される必要に迫られている。一方、薬剤開発に比較して、精神・神経疾患に対する機能性食品の応用は簡便かつ広範な改善や予防方法開発に貢献できる。以上の背景から、本研究課題では、脂溶性ビタミンや不飽...

【農学】生産環境農学：ポリフェノール／認知症を含む研究件

【研究代表者】小林彰子東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任准教授 (90348144)

【キーワード】マイクロRNA / ポリフェノール / 脳機能 / ロスマリン酸 / 認知症 (他6件)

【農学】境界農学：海馬ニューロン新生／認知症を含む研究件

【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)

【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...

【農学】境界農学：アルツハイマー病モデルマウス／認知症を含む研究件

【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)

【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...

【農学】境界農学：認知機能の低下／認知症を含む研究件

【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)

【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...

【農学】境界農学：老齢動物／認知症を含む研究件

【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)

【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...

【農学】境界農学：文脈条件付け学習／認知症を含む研究件

【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)

【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...

【農学】境界農学：トランスジュニックマウス／認知症を含む研究件

【キーワード】学習・記憶 / ビタミンA / 不飽和脂肪酸 / トランスジェニックマウス / 脳機能障害 (他14件)

【概要】現在、「脳と栄養」への関心が社会的に高まっている。従って、「スポーツ栄養学」に基づいた運動時の体調管理が常識となっているように、脳機能に対する栄養素の役割が網羅的に解析され、正確な「脳栄養学」的知識が社会に提供される必要に迫られている。一方、薬剤開発に比較して、精神・神経疾患に対する機能性食品の応用は簡便かつ広範な改善や予防方法開発に貢献できる。以上の背景から、本研究課題では、脂溶性ビタミンや不飽...

【農学】境界農学：ニューロン新生／認知症を含む研究件

【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)

【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...

【農学】社会経済農学：労働市場／認知症を含む研究件

【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)

【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期（５０代）、②開始・展開期（６０代...

【農学】動物生命科学：老人斑／認知症を含む研究件

【概要】脳内の領域特異的なアミロイドベータ蛋白質(Ass)蓄積は当該領域の神経細胞膜を形成する脂質分子の構成に依存することが、剖検脳より調製した神経細胞膜の再構成実験により示された。一方、神経細胞膜上にあってAss重合を誘導するガングリオシドとAssとの分子レベルでの相互作用について、ガングリオシドを組み込んだ小型の人工的脂質膜での蛋白質と糖脂質の結合特異性に関する体系的なNMR計測が実施可能であることが...

【農学】森林圏科学：共生／認知症を含む研究件

【概要】本研究課題では、20世紀後半から、認知症に関する新しい考え方やそれに基づく実践が、どのような展開を見せてきたかを、実践者たちへのインタビューや、活動への参与観察、認知症当事者の著作・発信などをデータに記述した。そうした作業から、社会の認知症の理解と包摂が、疾患としての理解、本人の「思い」の配慮、当事者の声の登場という三つの流れで展開してきたこと、および、それぞれの流れ同士の関係を明らかにした。また...

【医歯薬学】基礎医学：VSRAD ／認知症を含む研究件

【概要】本研究は認知症をターゲットにした前向きコホート研究である。平成25年度に、一般住民1,690名を対象に住民コホートを立ち上げた。その結果、軽度認知症（MCI）の有病率は、全体で4.5％（男性 5.1％、女性 4.2％）であり、年齢と有意な相関を示した。また、VSRADによる萎縮度と、MMSeスコアとの関連を検討したところ、男性では関連傾向を認めるのみであったが（p=0.0951）、女性では有意な関...

【医歯薬学】基礎医学：視床／認知症を含む研究件

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【医歯薬学】基礎医学：レビー小体病／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、2000年代以降の新しい認知症ケア概念の特徴を、複数の質的データに基づいて明らかにする作業と、ケアを超えて展開する認知症をめぐる活動についての探索的検討を行った。第一に、認知症関連の複数のドキュメンタリー番組の視聴と文字の書き起こしから得たデータをもとに、過去の認知症の人へのケア実践と現在のものとの異同を明らかにし、現在の認知症ケア実践に対する示唆を示した。第二に、フィールドワークをも...

【医歯薬学】基礎医学：CRIPSR ／認知症を含む研究件

【概要】認知症患者脳における特徴的な病理学的所見の一つである細胞内凝集体は、タウタンパク質を構成成分としている。細胞内におけるタウ凝集体の形成や除去といった細胞内凝集体の動態を規定する分子メカニズムの解明は、治療戦略を考える上で重要と考えられる。本研究では、そのメカニズムに関与する新規分子をCRISPR/Cas9システムを用いたゲノムワイドスクリーニングにより探索することを目指し、その実験系の構築を行った...

【医歯薬学】基礎医学：CRIPSR/Cas9 ／認知症を含む研究件

【概要】認知症患者脳における特徴的な病理学的所見の一つである細胞内凝集体は、タウタンパク質を構成成分としている。細胞内におけるタウ凝集体の形成や除去といった細胞内凝集体の動態を規定する分子メカニズムの解明は、治療戦略を考える上で重要と考えられる。本研究では、そのメカニズムに関与する新規分子をCRISPR/Cas9システムを用いたゲノムワイドスクリーニングにより探索することを目指し、その実験系の構築を行った...

【医歯薬学】基礎医学：血液バイオマーカー／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 血液バイオマーカー / SIMOA / PET タウ (他13件)

【概要】我々は紀伊ALS/PDCの髄液でAβは減少し総タウ、リン酸化タウは増加しない、という結果を得ている。(J Neurodegenerative Diseases 2013) しかしながら、髄液検査は侵襲性が高く簡便な血液バイオマーカーの開発が求められている。本研究では、紀伊 ALS/PDCの生前診断に有用な血液バイオマーカーの開発を目指す。本疾患では脳内にタウ、α-synuclein 、TDP-43...

【医歯薬学】基礎医学：PET タウ／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 血液バイオマーカー / SIMOA / PET タウ (他13件)

【概要】我々は紀伊ALS/PDCの髄液でAβは減少し総タウ、リン酸化タウは増加しない、という結果を得ている。(J Neurodegenerative Diseases 2013) しかしながら、髄液検査は侵襲性が高く簡便な血液バイオマーカーの開発が求められている。本研究では、紀伊 ALS/PDCの生前診断に有用な血液バイオマーカーの開発を目指す。本疾患では脳内にタウ、α-synuclein 、TDP-43...

【医歯薬学】基礎医学：プロテイノパチー／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 血液バイオマーカー / SIMOA / PET タウ (他13件)

【概要】我々は紀伊ALS/PDCの髄液でAβは減少し総タウ、リン酸化タウは増加しない、という結果を得ている。(J Neurodegenerative Diseases 2013) しかしながら、髄液検査は侵襲性が高く簡便な血液バイオマーカーの開発が求められている。本研究では、紀伊 ALS/PDCの生前診断に有用な血液バイオマーカーの開発を目指す。本疾患では脳内にタウ、α-synuclein 、TDP-43...

【医歯薬学】基礎医学：SIMOA ／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 血液バイオマーカー / SIMOA / PET タウ (他13件)

【概要】我々は紀伊ALS/PDCの髄液でAβは減少し総タウ、リン酸化タウは増加しない、という結果を得ている。(J Neurodegenerative Diseases 2013) しかしながら、髄液検査は侵襲性が高く簡便な血液バイオマーカーの開発が求められている。本研究では、紀伊 ALS/PDCの生前診断に有用な血液バイオマーカーの開発を目指す。本疾患では脳内にタウ、α-synuclein 、TDP-43...

【医歯薬学】基礎医学：Immunomagnetic Reduction ／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 血液バイオマーカー / SIMOA / PET タウ (他13件)

【概要】我々は紀伊ALS/PDCの髄液でAβは減少し総タウ、リン酸化タウは増加しない、という結果を得ている。(J Neurodegenerative Diseases 2013) しかしながら、髄液検査は侵襲性が高く簡便な血液バイオマーカーの開発が求められている。本研究では、紀伊 ALS/PDCの生前診断に有用な血液バイオマーカーの開発を目指す。本疾患では脳内にタウ、α-synuclein 、TDP-43...

【医歯薬学】基礎医学：共感／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、当初認知症に中心とした地域精神医療の発展の歴史と現在の臨床的実践について、人類学的な参与観察を含めたフィールドワークを主体としての調査を目指すものであった。しかしコロナ禍において、特に感染のリスクが高い認知症の当事者や医療従事者へ直接コンタクトをとることは控えざるを得ず、かわりに認知症をはじめとしたより広義での精神障害に対する意識の高まりを「新健康主義」と名付け、発達障害、うつ病、認知症...

❏認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー：当事者の視点を活かす臨床構築に向けて(16KT0123)

【概要】現在日本では、認知症の早期発見が推進されることで多くの人々が救済されると同時に、老いに対する不安も高まっている。北中は臨床現場での人類学的調査を通じて、認知症診断がもたらす不確実性が１）急速な薬理化、２）予防言説の隆盛とそこに潜む「魔術的思考」、３）「新健康主義」をもたらしていることを明らかにした。他方で、認知症臨床における当事者運動との協働から、従来の精神療法的共感の形に加え、脳神経科学的共感と...

【医歯薬学】基礎医学：認知症疾患／認知症を含む研究件

【概要】アミロイド病理モデルマウスであるAppノックイン（App-KI）マウスにおいて、脳内に蓄積するAβは加齢とともに増加し、活性化グリア細胞の増加とAβ沈着周囲への集簇といった脳内炎症の亢進が認められる。Foxp3陽性制御性T細胞（Treg）の脳内浸潤も経時的に増加し、Foxp3陽性Tregの薬剤誘導性選択的除去により脳内に沈着するAβが増加することを確認した。脳TregのシングルセルRNA-seq解...

【医歯薬学】基礎医学：pDC ／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 血液バイオマーカー / SIMOA / PET タウ (他13件)

【概要】我々は紀伊ALS/PDCの髄液でAβは減少し総タウ、リン酸化タウは増加しない、という結果を得ている。(J Neurodegenerative Diseases 2013) しかしながら、髄液検査は侵襲性が高く簡便な血液バイオマーカーの開発が求められている。本研究では、紀伊 ALS/PDCの生前診断に有用な血液バイオマーカーの開発を目指す。本疾患では脳内にタウ、α-synuclein 、TDP-43...

【医歯薬学】基礎医学：細胞免疫／認知症を含む研究件

【概要】アミロイド病理モデルマウスであるAppノックイン（App-KI）マウスにおいて、脳内に蓄積するAβは加齢とともに増加し、活性化グリア細胞の増加とAβ沈着周囲への集簇といった脳内炎症の亢進が認められる。Foxp3陽性制御性T細胞（Treg）の脳内浸潤も経時的に増加し、Foxp3陽性Tregの薬剤誘導性選択的除去により脳内に沈着するAβが増加することを確認した。脳TregのシングルセルRNA-seq解...

【医歯薬学】基礎医学：凝集タンパク質／認知症を含む研究件

【概要】認知症患者脳における特徴的な病理学的所見の一つである細胞内凝集体は、タウタンパク質を構成成分としている。細胞内におけるタウ凝集体の形成や除去といった細胞内凝集体の動態を規定する分子メカニズムの解明は、治療戦略を考える上で重要と考えられる。本研究では、そのメカニズムに関与する新規分子をCRISPR/Cas9システムを用いたゲノムワイドスクリーニングにより探索することを目指し、その実験系の構築を行った...

【医歯薬学】境界医学：医療社会学／認知症を含む研究件

❏認知症看取りケアの社会学的研究(19K13916)

【研究代表者】木下衆慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (00805533)

【キーワード】認知症 / 看取りケア / 家族介護 / 医療社会学 / 家族社会学 (他6件)

【概要】本研究の目的は、終末期を迎えた認知症患者の意思を、介護者たちがどのように読み取り、解釈しているのか、特に介護家族の役割に注目しながら明らかにすることだ。認知症介護においては現在、患者本人の意思の尊重が重要な目標として掲げられている。しかし、認知症が記憶障害やコミュニケーションの障害を特徴とする以上、様ざまな困難が生じる。そこで介護家族はしばしば、患者のライフヒストリーに基づいて患者本人の意思を解釈...

❏認知症の医療社会学的研究――介護者たちの規範はいかに変化したか？(17H07019)

【研究期間】2017-08-25 - 2019-03-31

【研究代表者】木下衆大阪市立大学, 大学院文学研究科, 研究員 (00805533)

【キーワード】医療社会学 / 認知症 / 家族介護

【概要】本研究は、過去の認知症ケアのあり方が、どのように現在の「新しい認知症ケア」を形成してきたのか、その歴史を分析することを目的とする。日本の認知症介護は、特に 2000 年代以降、いわゆる「新しい認知症ケア」の理念下にあるとされる。「新しい認知症ケア」とは、認知症患者本人に残された「意思」を徹底的に尊重し、「その人らしさ」を守ることに価値を見出す介護をさす。しかし「新しい認知症ケア」の理念が、いったい...

【医歯薬学】境界医学：延命医療／認知症を含む研究件

❏認知症看取りケアの社会学的研究(19K13916)

【研究代表者】木下衆慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (00805533)

【キーワード】認知症 / 看取りケア / 家族介護 / 医療社会学 / 家族社会学 (他6件)

【概要】本研究の目的は、終末期を迎えた認知症患者の意思を、介護者たちがどのように読み取り、解釈しているのか、特に介護家族の役割に注目しながら明らかにすることだ。認知症介護においては現在、患者本人の意思の尊重が重要な目標として掲げられている。しかし、認知症が記憶障害やコミュニケーションの障害を特徴とする以上、様ざまな困難が生じる。そこで介護家族はしばしば、患者のライフヒストリーに基づいて患者本人の意思を解釈...

【医歯薬学】境界医学：ジェロントロジー／認知症を含む研究件

【キーワード】老い / 認知症 / medical humanities / ジェロントロジー / 病い (他20件)

【概要】世界的人口高齢化が進行する今、老いの経験を多角的に、かつ、主体的な視点から理解することの重要性が増している。本研究では、文化テキストにおける老いの表現を分析し、老いの文化的意味、及び、それを規定する価値体系を考察した。具体的には、欧米圏と日本で生産された小説、映画、漫画作品を主な対象として、老いの表現を分析した。特に、認知症と介護のテーマに注目し、表象と介護における倫理的側面について考えつつ、老い...

【医歯薬学】境界医学：BACE1 ／認知症を含む研究件

【概要】コーヒーの生活習慣病の予防効果を分子論的に解明することを目的として研究を遂行した。糖尿病や発がんのリスク要因である抗炎症効果について、コーヒー豆の焙煎成分であるカテコール類が炎症反応のシグナル伝達系を抑えるとともに、生体防御遺伝子群の活性化を引き起こすことを見出した。また、焙煎成分ピロカテコールが認知症の原因物質の１つであるアミロイドβの産生にかかわる分解酵素β-セクレターゼの発現を抑制することを...

【医歯薬学】境界医学：磁気刺激／認知症を含む研究件

【キーワード】脳底部磁気刺激 / 認知症 / 口腔内磁気刺激コイル / 磁気刺激 / 低侵襲治療システム (他9件)

【概要】まず、患者数が多いアルツハイマー型認知症の疾患部位である海馬を含む脳底部を刺激するために試作した口腔内用磁気刺激コイルを用いて、パルス磁気刺激実験を実施した。脳底部位置で受信したパルス信号受信装置から磁束密度を求め、コイル角度と磁束密度の相関を確認したが、強い相関が見られなかった。次に、口腔内コイルの数値モデルを作成して磁場解析を行い、コイル角度と渦電流密度の相関を確認した。磁束密度と異なり、相...

【医歯薬学】内科系臨床医学：マイクロRNA(miRNA) ／認知症を含む研究件

【研究代表者】小林彰子東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任准教授 (90348144)

【キーワード】マイクロRNA / ポリフェノール / 脳機能 / ロスマリン酸 / 認知症 (他6件)

【医歯薬学】内科系臨床医学：非薬物療法／認知症を含む研究件

【概要】認知症の精神症状は疾患により特徴的なパターンがあり、疾患の精神症状への介入が認知症診療での重要な臨床課題である。加えて、認知症患者にとって真に重要な臨床指標は、生活の質（quality of life :QOL）である。そこで、疾患別に特徴的な精神症状への行動的介入療法の有効な方法を考案し認知症患者のQOLも測定した。対象者は13名の患者介護者である。行動的介入の主な結果は、治療前後のQOL-AD...

❏認知症の精神症状に対する行動的介入療法プログラムの開発と検証に関する研究(22530750)

【研究代表者】佐藤順子名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 研究員 (90566233)

【キーワード】認知症 / 精神症状 / 行動的介入療法 / 焦燥感 / 高次脳機能 (他6件)

【概要】認知症の精神症状は、中核症状と比較して介護負担が重い。そこで、今研究では認知症患者の精神症状に対して、高い有効性が実証されている行動的介入療法のプログラム開発し、オープントライアルを実施し、その効果を検証した。対象者は八事病院にて焦燥感の顕著なアルツハイマー病14名とレビー小体型認知症8名の主介護者である。介護者向けマニュアルにそった行動的介入プログラムを、週に1回約2時間のセッションを12回行う...

【医歯薬学】内科系臨床医学：アストログリア／認知症を含む研究件

【概要】高グルコース環境は培養アストログリアにおいてminor pathwayの１つHBP亢進に伴ってERストレスを惹起し、Keap1/Nrf2システムを介して別のminor pathwayであるPPPの律速酵素glucose 6-phophate dehydrogenaseを誘導する。糖尿病における炎症の関与が知られているが、LSP刺激がMAPKを介してPPPを活性化することは、アストログリアのTLR4...

【医歯薬学】内科系臨床医学：アルツハイマー神経原線維変化／認知症を含む研究件

【キーワード】紀伊半島 / 筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 遺伝子 / アルツハイマー神経原線維変化 (他12件)

【概要】紀伊半島の一部集落に多発する神経風土病の筋萎縮性側索硬化症・パーキンソン認知症複合(ALS/PDC)類似疾患で知られているほぼ全ての原因遺伝子を調べ、異常変異は認められなかった。病態と発症に関して、脳のアルツハイマー神経原線維変化の分布様式はALSとPDCでほぼ同じであった。脳と脊髄にはTDP-43の蓄積が認められ、生化学的にはタウ/TDP-43異常蓄積症と考えられた。尿中の酸化ストレスマーカーが...

【医歯薬学】内科系臨床医学：びまん性レビー小体病／認知症を含む研究件

❏新規alpha-synuclein発現調節modifier遺伝子の同定と機能解明(25860726)

【キーワード】パーキンソン病 / alpha-synuclein / SNCA / 遺伝子重複 / びまん性レビー小体病 (他14件)

【概要】SNCA duplicationの変異を持つ発症者，非発症キャリアーの2群に分けた．合計20名(6家系、男性：女性=8：12、パーキンソン病発症11名、パーキンソン病非発症キャリア9名)である。 AffymetrixのGeneChipを用いて一塩基多型を調べた．LOD scoreの算出とManhattan plotの作成した．連鎖解析ソフトであるMERLINを用いてLOD scoreを算出した．L...

【医歯薬学】内科系臨床医学：重複／認知症を含む研究件

❏新規alpha-synuclein発現調節modifier遺伝子の同定と機能解明(25860726)

【キーワード】パーキンソン病 / alpha-synuclein / SNCA / 遺伝子重複 / びまん性レビー小体病 (他14件)

【概要】SNCA duplicationの変異を持つ発症者，非発症キャリアーの2群に分けた．合計20名(6家系、男性：女性=8：12、パーキンソン病発症11名、パーキンソン病非発症キャリア9名)である。 AffymetrixのGeneChipを用いて一塩基多型を調べた．LOD scoreの算出とManhattan plotの作成した．連鎖解析ソフトであるMERLINを用いてLOD scoreを算出した．L...

【医歯薬学】内科系臨床医学：二倍体／認知症を含む研究件

❏新規alpha-synuclein発現調節modifier遺伝子の同定と機能解明(25860726)

【キーワード】パーキンソン病 / alpha-synuclein / SNCA / 遺伝子重複 / びまん性レビー小体病 (他14件)

【概要】SNCA duplicationの変異を持つ発症者，非発症キャリアーの2群に分けた．合計20名(6家系、男性：女性=8：12、パーキンソン病発症11名、パーキンソン病非発症キャリア9名)である。 AffymetrixのGeneChipを用いて一塩基多型を調べた．LOD scoreの算出とManhattan plotの作成した．連鎖解析ソフトであるMERLINを用いてLOD scoreを算出した．L...

【医歯薬学】内科系臨床医学：Bassoon ／認知症を含む研究件

【キーワード】タウオパチー / 多系統萎縮症 / 多発性硬化症 / Bassoon / バイオマーカー (他9件)

【概要】われわれは先行研究において、一部のタウオパチー発症に神経終末アクティブゾーンに存在するbassoon蛋白を翻訳するbassoon(BSN)遺伝子の変化を見出した。そのタウオパチーは３リピート(3R)と４リピート(4R)のタウ蛋白質が蓄積する新しい病態であることも示した。さらに、今までPSPと臨床診断していた患者を対象に遺伝子解析を実施したところ、その約10％にBSN遺伝子変化を同定した。このメカニ...

【医歯薬学】内科系臨床医学：前頭側頭型認知症／認知症を含む研究件

【概要】(Aim1)　Iba1-KO マウスの樹立：ゲノム編集を用いて、Iba1ターゲティングを行う. ゲノム編集はすでに修了しており、現在計画繁殖を行っている.現時点では、繁殖過程においてIgLON5 KOマウスの出生率や交配率に低下は認められず、生育の有意な差異も認められていない. (Aim2)　IgLON5 KOマウス：KO、野生型マウス各60匹を得ており、生化学的サンプリングをすすめている.　繁...

【医歯薬学】内科系臨床医学：タウオパチー／認知症を含む研究件

【キーワード】タウオパチー / 多系統萎縮症 / 多発性硬化症 / Bassoon / バイオマーカー (他9件)

【概要】われわれは先行研究において、一部のタウオパチー発症に神経終末アクティブゾーンに存在するbassoon蛋白を翻訳するbassoon(BSN)遺伝子の変化を見出した。そのタウオパチーは３リピート(3R)と４リピート(4R)のタウ蛋白質が蓄積する新しい病態であることも示した。さらに、今までPSPと臨床診断していた患者を対象に遺伝子解析を実施したところ、その約10％にBSN遺伝子変化を同定した。このメカニ...

【キーワード】紀伊半島 / 筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 遺伝子 / アルツハイマー神経原線維変化 (他12件)

【概要】紀伊半島の一部集落に多発する神経風土病の筋萎縮性側索硬化症・パーキンソン認知症複合(ALS/PDC)類似疾患で知られているほぼ全ての原因遺伝子を調べ、異常変異は認められなかった。病態と発症に関して、脳のアルツハイマー神経原線維変化の分布様式はALSとPDCでほぼ同じであった。脳と脊髄にはTDP-43の蓄積が認められ、生化学的にはタウ/TDP-43異常蓄積症と考えられた。尿中の酸化ストレスマーカーが...

【医歯薬学】内科系臨床医学：タウタンパク質／認知症を含む研究件

【キーワード】紀伊半島 / 筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 遺伝子 / アルツハイマー神経原線維変化 (他12件)

【概要】紀伊半島の一部集落に多発する神経風土病の筋萎縮性側索硬化症・パーキンソン認知症複合(ALS/PDC)類似疾患で知られているほぼ全ての原因遺伝子を調べ、異常変異は認められなかった。病態と発症に関して、脳のアルツハイマー神経原線維変化の分布様式はALSとPDCでほぼ同じであった。脳と脊髄にはTDP-43の蓄積が認められ、生化学的にはタウ/TDP-43異常蓄積症と考えられた。尿中の酸化ストレスマーカーが...

【医歯薬学】内科系臨床医学：SNCA ／認知症を含む研究件

❏新規alpha-synuclein発現調節modifier遺伝子の同定と機能解明(25860726)

【キーワード】パーキンソン病 / alpha-synuclein / SNCA / 遺伝子重複 / びまん性レビー小体病 (他14件)

【概要】SNCA duplicationの変異を持つ発症者，非発症キャリアーの2群に分けた．合計20名(6家系、男性：女性=8：12、パーキンソン病発症11名、パーキンソン病非発症キャリア9名)である。 AffymetrixのGeneChipを用いて一塩基多型を調べた．LOD scoreの算出とManhattan plotの作成した．連鎖解析ソフトであるMERLINを用いてLOD scoreを算出した．L...

【医歯薬学】内科系臨床医学：SNCS ／認知症を含む研究件

❏新規alpha-synuclein発現調節modifier遺伝子の同定と機能解明(25860726)

【キーワード】パーキンソン病 / alpha-synuclein / SNCA / 遺伝子重複 / びまん性レビー小体病 (他14件)

【概要】SNCA duplicationの変異を持つ発症者，非発症キャリアーの2群に分けた．合計20名(6家系、男性：女性=8：12、パーキンソン病発症11名、パーキンソン病非発症キャリア9名)である。 AffymetrixのGeneChipを用いて一塩基多型を調べた．LOD scoreの算出とManhattan plotの作成した．連鎖解析ソフトであるMERLINを用いてLOD scoreを算出した．L...

【医歯薬学】内科系臨床医学：多系統萎縮症／認知症を含む研究件

【キーワード】タウオパチー / 多系統萎縮症 / 多発性硬化症 / Bassoon / バイオマーカー (他9件)

【概要】われわれは先行研究において、一部のタウオパチー発症に神経終末アクティブゾーンに存在するbassoon蛋白を翻訳するbassoon(BSN)遺伝子の変化を見出した。そのタウオパチーは３リピート(3R)と４リピート(4R)のタウ蛋白質が蓄積する新しい病態であることも示した。さらに、今までPSPと臨床診断していた患者を対象に遺伝子解析を実施したところ、その約10％にBSN遺伝子変化を同定した。このメカニ...

【医歯薬学】内科系臨床医学：神経免疫／認知症を含む研究件

【概要】アミロイド病理モデルマウスであるAppノックイン（App-KI）マウスにおいて、脳内に蓄積するAβは加齢とともに増加し、活性化グリア細胞の増加とAβ沈着周囲への集簇といった脳内炎症の亢進が認められる。Foxp3陽性制御性T細胞（Treg）の脳内浸潤も経時的に増加し、Foxp3陽性Tregの薬剤誘導性選択的除去により脳内に沈着するAβが増加することを確認した。脳TregのシングルセルRNA-seq解...

【医歯薬学】内科系臨床医学：TDP-43 ／認知症を含む研究件

【キーワード】紀伊半島 / 筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 遺伝子 / アルツハイマー神経原線維変化 (他12件)

【概要】紀伊半島の一部集落に多発する神経風土病の筋萎縮性側索硬化症・パーキンソン認知症複合(ALS/PDC)類似疾患で知られているほぼ全ての原因遺伝子を調べ、異常変異は認められなかった。病態と発症に関して、脳のアルツハイマー神経原線維変化の分布様式はALSとPDCでほぼ同じであった。脳と脊髄にはTDP-43の蓄積が認められ、生化学的にはタウ/TDP-43異常蓄積症と考えられた。尿中の酸化ストレスマーカーが...

【医歯薬学】内科系臨床医学：glycolysis ／認知症を含む研究件

【概要】高グルコース環境は培養アストログリアにおいてminor pathwayの１つHBP亢進に伴ってERストレスを惹起し、Keap1/Nrf2システムを介して別のminor pathwayであるPPPの律速酵素glucose 6-phophate dehydrogenaseを誘導する。糖尿病における炎症の関与が知られているが、LSP刺激がMAPKを介してPPPを活性化することは、アストログリアのTLR4...

【医歯薬学】内科系臨床医学：パーキンソニズム／認知症を含む研究件

【キーワード】タウオパチー / 多系統萎縮症 / 多発性硬化症 / Bassoon / バイオマーカー (他9件)

【概要】われわれは先行研究において、一部のタウオパチー発症に神経終末アクティブゾーンに存在するbassoon蛋白を翻訳するbassoon(BSN)遺伝子の変化を見出した。そのタウオパチーは３リピート(3R)と４リピート(4R)のタウ蛋白質が蓄積する新しい病態であることも示した。さらに、今までPSPと臨床診断していた患者を対象に遺伝子解析を実施したところ、その約10％にBSN遺伝子変化を同定した。このメカニ...

【医歯薬学】内科系臨床医学：α-シヌクレイン／認知症を含む研究件

❏新規alpha-synuclein発現調節modifier遺伝子の同定と機能解明(25860726)

【キーワード】パーキンソン病 / alpha-synuclein / SNCA / 遺伝子重複 / びまん性レビー小体病 (他14件)

【概要】SNCA duplicationの変異を持つ発症者，非発症キャリアーの2群に分けた．合計20名(6家系、男性：女性=8：12、パーキンソン病発症11名、パーキンソン病非発症キャリア9名)である。 AffymetrixのGeneChipを用いて一塩基多型を調べた．LOD scoreの算出とManhattan plotの作成した．連鎖解析ソフトであるMERLINを用いてLOD scoreを算出した．L...

【医歯薬学】内科系臨床医学：アクアポリン4 ／認知症を含む研究件

【キーワード】アルツハイマー病 / 脳アミロイド血管症 / アクアポリン４ / 動物モデル / アミロイドβ (他11件)

【概要】アルツハイマー病モデルである5xFADをアクアポリン４ノックアウトマウスと交配することによりアルツハイマー病病態におけるアクアポリン４機能の意義について検討を行った。その結果、アルツハイマー病の典型的な病理像である老人斑の蓄積、その周囲のグリオシスに対してはアクアポリン４機能欠損による影響はほとんどなかったが、２０週齢以降アクアポリン４ノックアウトの個体において夜間の活動が徐々に低下するとともに...

【医歯薬学】内科系臨床医学：Keap1/Nrf2 ／認知症を含む研究件

【概要】高グルコース環境は培養アストログリアにおいてminor pathwayの１つHBP亢進に伴ってERストレスを惹起し、Keap1/Nrf2システムを介して別のminor pathwayであるPPPの律速酵素glucose 6-phophate dehydrogenaseを誘導する。糖尿病における炎症の関与が知られているが、LSP刺激がMAPKを介してPPPを活性化することは、アストログリアのTLR4...

【医歯薬学】内科系臨床医学：近赤外分光法／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、健常高齢ドライバーと脳損傷ドライバーを対象に、光トポグラフィを用いて客観的に運転安全性の評価を行うことを目的とした。その結果、軽度のアルツハイマー病患者においては、危険場面を疑似運転中に、ブレーキ反応の遅延とともに、前頭葉の活動性低下をみたケースでは、運転リスクが高いと考えられた。また、有効視野計測(UFOV)の手法にgo/no-go課題を加えた独自の課題(VFIT)を用いた検討では、...

【医歯薬学】内科系臨床医学：不適切使用／認知症を含む研究件

❏向精神薬の不適切使用、過量服薬、及び高齢者の診断変遷に係る大規模データベース解析(21K07508)

【研究代表者】彌富泰佑慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教(臨床実習)(丙) (80897083)

【概要】向精神薬と身体疾患薬の併用に関する実態把握は十分に行われていなかった。今回、我々は厚生労働省から得たレセプト情報・特定健診等情報データベース（NDB）から得た2015年1月における58万1990人のデータにつき、炭酸リチウム服用患者、選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）/　セロトニン-ノルアドレナリン再取り込み阻害薬（SNRI）服用患者、ミルタザピン服用患者、について各々非服用者を対象に身...

【医歯薬学】内科系臨床医学：不眠／認知症を含む研究件

【概要】精神症状を併発する認知症患者とその介護者の社会的孤立の実態の把握と社会的孤立を緩和する有効な治療プログラムの確立は、認知症患者と介護者への支援体制の構築に大きく寄与する。以上の背景のもとに介護者カウンセリングと介護者へのソーシャルサポートの適正化も含めた統合的介入方法の効果を検証した。本研究の成果により認知症に併発する精神症状の介護に苦しむ介護者はうつや不眠を併発し、社会的に孤立し、否定的なコーピ...

【医歯薬学】内科系臨床医学：精神医学／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、当初認知症に中心とした地域精神医療の発展の歴史と現在の臨床的実践について、人類学的な参与観察を含めたフィールドワークを主体としての調査を目指すものであった。しかしコロナ禍において、特に感染のリスクが高い認知症の当事者や医療従事者へ直接コンタクトをとることは控えざるを得ず、かわりに認知症をはじめとしたより広義での精神障害に対する意識の高まりを「新健康主義」と名付け、発達障害、うつ病、認知症...

❏認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー：当事者の視点を活かす臨床構築に向けて(16KT0123)

【概要】現在日本では、認知症の早期発見が推進されることで多くの人々が救済されると同時に、老いに対する不安も高まっている。北中は臨床現場での人類学的調査を通じて、認知症診断がもたらす不確実性が１）急速な薬理化、２）予防言説の隆盛とそこに潜む「魔術的思考」、３）「新健康主義」をもたらしていることを明らかにした。他方で、認知症臨床における当事者運動との協働から、従来の精神療法的共感の形に加え、脳神経科学的共感と...

【医歯薬学】内科系臨床医学：精神症状／認知症を含む研究件

【概要】精神症状を併発する認知症患者とその介護者の社会的孤立の実態の把握と社会的孤立を緩和する有効な治療プログラムの確立は、認知症患者と介護者への支援体制の構築に大きく寄与する。以上の背景のもとに介護者カウンセリングと介護者へのソーシャルサポートの適正化も含めた統合的介入方法の効果を検証した。本研究の成果により認知症に併発する精神症状の介護に苦しむ介護者はうつや不眠を併発し、社会的に孤立し、否定的なコーピ...

【概要】認知症に併発する精神症状により介護者と患者の生活の質(QOL)が低下するので、その神経基盤の解明は重要課題である。本研究では多種類の脳画像を用いてQOLの神経基盤と認知症に併発する精神症状の神経基盤との二点を明らかにした。QOLの因子分析を行い「心理的幸福感」「対人関係」「身体と生活環境」の3因子を同定し、前部帯状回を中心とした前頭葉の脳血流がQOLと関連していた。認知症の精神症状と頭部MRIによ...

【概要】認知症の精神症状は疾患により特徴的なパターンがあり、疾患の精神症状への介入が認知症診療での重要な臨床課題である。加えて、認知症患者にとって真に重要な臨床指標は、生活の質（quality of life :QOL）である。そこで、疾患別に特徴的な精神症状への行動的介入療法の有効な方法を考案し認知症患者のQOLも測定した。対象者は13名の患者介護者である。行動的介入の主な結果は、治療前後のQOL-AD...

【医歯薬学】内科系臨床医学：精神病／認知症を含む研究件

❏認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー：当事者の視点を活かす臨床構築に向けて(16KT0123)

【概要】現在日本では、認知症の早期発見が推進されることで多くの人々が救済されると同時に、老いに対する不安も高まっている。北中は臨床現場での人類学的調査を通じて、認知症診断がもたらす不確実性が１）急速な薬理化、２）予防言説の隆盛とそこに潜む「魔術的思考」、３）「新健康主義」をもたらしていることを明らかにした。他方で、認知症臨床における当事者運動との協働から、従来の精神療法的共感の形に加え、脳神経科学的共感と...

【医歯薬学】内科系臨床医学：縦断的変化／認知症を含む研究件

❏アルツハイマー病の精神症状の縦断的変化に関する神経基盤と臨床評価による統合的研究(25461782)

【概要】アルツハイマー病患者に併発する精神症状の長期経過は不明な点が多い。軽度アルツハイマー病患者を縦断的に調査し、妄想の出現した患者と出現しなかった患者の頭部MRI画像の拡散テンソル画像を検討した。脳梁膨大部、両側側頭葉白質部位におけるfractional antisotropy （FA）値は、ベースラインと2年後を比較すると2群とも有意に低下していた。脳梁膝部と両側前頭葉白質部などのFA値は、ベースラ...

【医歯薬学】内科系臨床医学：形態画像／認知症を含む研究件

【キーワード】老年精神医学 / 拡散テンソル画像 / 脳形態画像 / 脆弱性 / アルツハイマー病 (他11件)

【概要】精神症状が併発していない軽度アルツハイマー病患者を追跡調査し、ベースライン時点で撮影した頭部 MRI 画像の脳形態画像と拡散テンソル画像の情報を複合的に検討し、精神症状が出現した患者としなかった患者との差異を検討した。縦断的な経過でベースラインでの頭部 MRI よる解析では、妄想の出現したアルツハイマー病患者では、出現しなかった患者に比較して、前頭葉眼窩部と内側面、島などの灰白質体積が有意に減少し...

【医歯薬学】内科系臨床医学：Attention ／認知症を含む研究件

【キーワード】Driving / Alzheimer's disease / depression / Attention / dementia (他16件)

【概要】【目的】老人性痴呆および老年期うつ病の患者に関して、種々の神経心理検査バッテリーによる認知機能評価と、運転シュミレータを用いた運転能力評価の関連を検討する。【方法】平成12年度はまず、神経心理検査バッテリーの作成、簡易運転シュミレータ(タスクネット社AC110)の設置と作動環境の整備を行った。神経心理検査バッテリーは注意・記憶・知能・前頭葉機能を評価できる課題を選定し、AC110では、ハンドルとブ...

【医歯薬学】内科系臨床医学：老年精神医学／認知症を含む研究件

【概要】認知症に併発する精神症状により介護者と患者の生活の質(QOL)が低下するので、その神経基盤の解明は重要課題である。本研究では多種類の脳画像を用いてQOLの神経基盤と認知症に併発する精神症状の神経基盤との二点を明らかにした。QOLの因子分析を行い「心理的幸福感」「対人関係」「身体と生活環境」の3因子を同定し、前部帯状回を中心とした前頭葉の脳血流がQOLと関連していた。認知症の精神症状と頭部MRIによ...

【キーワード】老年精神医学 / 拡散テンソル画像 / 脳形態画像 / 脆弱性 / アルツハイマー病 (他11件)

【概要】精神症状が併発していない軽度アルツハイマー病患者を追跡調査し、ベースライン時点で撮影した頭部 MRI 画像の脳形態画像と拡散テンソル画像の情報を複合的に検討し、精神症状が出現した患者としなかった患者との差異を検討した。縦断的な経過でベースラインでの頭部 MRI よる解析では、妄想の出現したアルツハイマー病患者では、出現しなかった患者に比較して、前頭葉眼窩部と内側面、島などの灰白質体積が有意に減少し...

【医歯薬学】内科系臨床医学：エビソード記憶／認知症を含む研究件

【概要】なつかしさの機能と個人差に関して，その認知的・神経科学的基盤を解明し，回想法等への応用に役立てるために研究を進めた。第1に，なつかしさの機能と個人差の認知的基盤を解明するための心理尺度と実験課題を開発し，16歳から90歳の市民に対する大規模調査と大学生への実験によって検討した。第2に，なつかしさの機能における個人差の神経基盤を同定するためのｆMRI課題を作成し，大学生に実施した。第3に，髄液バイ...

【医歯薬学】内科系臨床医学：脳基盤／認知症を含む研究件

【概要】認知症に併発する精神症状により介護者と患者の生活の質(QOL)が低下するので、その神経基盤の解明は重要課題である。本研究では多種類の脳画像を用いてQOLの神経基盤と認知症に併発する精神症状の神経基盤との二点を明らかにした。QOLの因子分析を行い「心理的幸福感」「対人関係」「身体と生活環境」の3因子を同定し、前部帯状回を中心とした前頭葉の脳血流がQOLと関連していた。認知症の精神症状と頭部MRIによ...

【医歯薬学】内科系臨床医学：脳形態画像／認知症を含む研究件

❏アルツハイマー病の精神症状の縦断的変化に関する神経基盤と臨床評価による統合的研究(25461782)

【概要】アルツハイマー病患者に併発する精神症状の長期経過は不明な点が多い。軽度アルツハイマー病患者を縦断的に調査し、妄想の出現した患者と出現しなかった患者の頭部MRI画像の拡散テンソル画像を検討した。脳梁膨大部、両側側頭葉白質部位におけるfractional antisotropy （FA）値は、ベースラインと2年後を比較すると2群とも有意に低下していた。脳梁膝部と両側前頭葉白質部などのFA値は、ベースラ...

【キーワード】老年精神医学 / 拡散テンソル画像 / 脳形態画像 / 脆弱性 / アルツハイマー病 (他11件)

【概要】精神症状が併発していない軽度アルツハイマー病患者を追跡調査し、ベースライン時点で撮影した頭部 MRI 画像の脳形態画像と拡散テンソル画像の情報を複合的に検討し、精神症状が出現した患者としなかった患者との差異を検討した。縦断的な経過でベースラインでの頭部 MRI よる解析では、妄想の出現したアルツハイマー病患者では、出現しなかった患者に比較して、前頭葉眼窩部と内側面、島などの灰白質体積が有意に減少し...

【医歯薬学】内科系臨床医学：双極性障害／認知症を含む研究件

【概要】診療上で医師の主観的評価や自記式質問紙による患者本人の主観的判断に頼らざるを得ない疾患が少なからずある。我々は患者の音声を解析して客観的な指標を示すことで、そうした疾病のスクリーニングやモニタリングを可能とする技術を開発した。うつ病においては、十分な感度と特異度を持った指標が完成した。また、その指標が医師の評価と相関が取れることも確認した。さらにこの指標を用いてスマートフォンアプリケーションを作成...

【医歯薬学】内科系臨床医学：鎮痛薬／認知症を含む研究件

❏向精神薬の不適切使用、過量服薬、及び高齢者の診断変遷に係る大規模データベース解析(21K07508)

【研究代表者】彌富泰佑慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教(臨床実習)(丙) (80897083)

【概要】向精神薬と身体疾患薬の併用に関する実態把握は十分に行われていなかった。今回、我々は厚生労働省から得たレセプト情報・特定健診等情報データベース（NDB）から得た2015年1月における58万1990人のデータにつき、炭酸リチウム服用患者、選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）/　セロトニン-ノルアドレナリン再取り込み阻害薬（SNRI）服用患者、ミルタザピン服用患者、について各々非服用者を対象に身...

【医歯薬学】内科系臨床医学：driving ／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、健常高齢ドライバーと脳損傷ドライバーを対象に、光トポグラフィを用いて客観的に運転安全性の評価を行うことを目的とした。その結果、軽度のアルツハイマー病患者においては、危険場面を疑似運転中に、ブレーキ反応の遅延とともに、前頭葉の活動性低下をみたケースでは、運転リスクが高いと考えられた。また、有効視野計測(UFOV)の手法にgo/no-go課題を加えた独自の課題(VFIT)を用いた検討では、...

【キーワード】Driving / Alzheimer's disease / depression / Attention / dementia (他16件)

【概要】【目的】老人性痴呆および老年期うつ病の患者に関して、種々の神経心理検査バッテリーによる認知機能評価と、運転シュミレータを用いた運転能力評価の関連を検討する。【方法】平成12年度はまず、神経心理検査バッテリーの作成、簡易運転シュミレータ(タスクネット社AC110)の設置と作動環境の整備を行った。神経心理検査バッテリーは注意・記憶・知能・前頭葉機能を評価できる課題を選定し、AC110では、ハンドルとブ...

【医歯薬学】内科系臨床医学：視覚性障害／認知症を含む研究件

【キーワード】運転 / 軽度認知障害 / アルツハイマー病 / リハビリテーション / 有効視野 (他12件)

【概要】認知症ないしその前段階の軽度認知障害患者と、頭部外傷や脳血管障害等による高次脳機能障害者の自動車運転の安全性の指標の確立を試みた。通常用いられている認知機能検査とともに、新たに考案した有効視野計測課題(VFIT)の標準化を行い、さらに実車による評価を実施したところ、VFIT 得点と実車得点とは関連していた。これらの結果をもとに、認知症および高次脳機能障害における運転安全性の指針に関する一般向け冊子...

【医歯薬学】内科系臨床医学：視覚性注意／認知症を含む研究件

【キーワード】運転 / 軽度認知障害 / アルツハイマー病 / リハビリテーション / 有効視野 (他12件)

【概要】認知症ないしその前段階の軽度認知障害患者と、頭部外傷や脳血管障害等による高次脳機能障害者の自動車運転の安全性の指標の確立を試みた。通常用いられている認知機能検査とともに、新たに考案した有効視野計測課題(VFIT)の標準化を行い、さらに実車による評価を実施したところ、VFIT 得点と実車得点とは関連していた。これらの結果をもとに、認知症および高次脳機能障害における運転安全性の指針に関する一般向け冊子...

【医歯薬学】内科系臨床医学：テンソル画像／認知症を含む研究件

【概要】認知症に併発する精神症状により介護者と患者の生活の質(QOL)が低下するので、その神経基盤の解明は重要課題である。本研究では多種類の脳画像を用いてQOLの神経基盤と認知症に併発する精神症状の神経基盤との二点を明らかにした。QOLの因子分析を行い「心理的幸福感」「対人関係」「身体と生活環境」の3因子を同定し、前部帯状回を中心とした前頭葉の脳血流がQOLと関連していた。認知症の精神症状と頭部MRIによ...

❏アルツハイマー病の精神症状の縦断的変化に関する神経基盤と臨床評価による統合的研究(25461782)

【概要】アルツハイマー病患者に併発する精神症状の長期経過は不明な点が多い。軽度アルツハイマー病患者を縦断的に調査し、妄想の出現した患者と出現しなかった患者の頭部MRI画像の拡散テンソル画像を検討した。脳梁膨大部、両側側頭葉白質部位におけるfractional antisotropy （FA）値は、ベースラインと2年後を比較すると2群とも有意に低下していた。脳梁膝部と両側前頭葉白質部などのFA値は、ベースラ...

【キーワード】老年精神医学 / 拡散テンソル画像 / 脳形態画像 / 脆弱性 / アルツハイマー病 (他11件)

【概要】精神症状が併発していない軽度アルツハイマー病患者を追跡調査し、ベースライン時点で撮影した頭部 MRI 画像の脳形態画像と拡散テンソル画像の情報を複合的に検討し、精神症状が出現した患者としなかった患者との差異を検討した。縦断的な経過でベースラインでの頭部 MRI よる解析では、妄想の出現したアルツハイマー病患者では、出現しなかった患者に比較して、前頭葉眼窩部と内側面、島などの灰白質体積が有意に減少し...

【医歯薬学】内科系臨床医学：気分安定薬／認知症を含む研究件

❏向精神薬の不適切使用、過量服薬、及び高齢者の診断変遷に係る大規模データベース解析(21K07508)

【研究代表者】彌富泰佑慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教(臨床実習)(丙) (80897083)

【概要】向精神薬と身体疾患薬の併用に関する実態把握は十分に行われていなかった。今回、我々は厚生労働省から得たレセプト情報・特定健診等情報データベース（NDB）から得た2015年1月における58万1990人のデータにつき、炭酸リチウム服用患者、選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）/　セロトニン-ノルアドレナリン再取り込み阻害薬（SNRI）服用患者、ミルタザピン服用患者、について各々非服用者を対象に身...

【医歯薬学】内科系臨床医学：FA値／認知症を含む研究件

❏アルツハイマー病の精神症状の縦断的変化に関する神経基盤と臨床評価による統合的研究(25461782)

【概要】アルツハイマー病患者に併発する精神症状の長期経過は不明な点が多い。軽度アルツハイマー病患者を縦断的に調査し、妄想の出現した患者と出現しなかった患者の頭部MRI画像の拡散テンソル画像を検討した。脳梁膨大部、両側側頭葉白質部位におけるfractional antisotropy （FA）値は、ベースラインと2年後を比較すると2群とも有意に低下していた。脳梁膝部と両側前頭葉白質部などのFA値は、ベースラ...

【医歯薬学】内科系臨床医学：神経心理学／認知症を含む研究件

【キーワード】運転 / 軽度認知障害 / アルツハイマー病 / リハビリテーション / 有効視野 (他12件)

【概要】認知症ないしその前段階の軽度認知障害患者と、頭部外傷や脳血管障害等による高次脳機能障害者の自動車運転の安全性の指標の確立を試みた。通常用いられている認知機能検査とともに、新たに考案した有効視野計測課題(VFIT)の標準化を行い、さらに実車による評価を実施したところ、VFIT 得点と実車得点とは関連していた。これらの結果をもとに、認知症および高次脳機能障害における運転安全性の指針に関する一般向け冊子...

【キーワード】Driving / Alzheimer's disease / depression / Attention / dementia (他16件)

【概要】【目的】老人性痴呆および老年期うつ病の患者に関して、種々の神経心理検査バッテリーによる認知機能評価と、運転シュミレータを用いた運転能力評価の関連を検討する。【方法】平成12年度はまず、神経心理検査バッテリーの作成、簡易運転シュミレータ(タスクネット社AC110)の設置と作動環境の整備を行った。神経心理検査バッテリーは注意・記憶・知能・前頭葉機能を評価できる課題を選定し、AC110では、ハンドルとブ...

【医歯薬学】内科系臨床医学：マルチモダリティ／認知症を含む研究件

【キーワード】相互行為 / ジェスチャー / マルチモーダル分析 / オノマトペ / 介護 (他19件)

【概要】介護のさまざまな場面で発せられる「よいしょ」「せーの」といった掛け声や、「ふわーっと」「ちょーっと」といった擬態語、擬音語は、フレーズの中に豊かなアクセントを持ち、動作に応じて音の引き延ばしや中断ができる。この研究では、1. 掛け声やオノマトペは個人の運動を調整するのに役立っていること、2. オノマトペに含まれる音象徴は、それを表す様態の属性と関係があること、3. 掛け声やオノマトペは、動作に応じ...

【医歯薬学】内科系臨床医学：向精神薬不適切使用／認知症を含む研究件

❏向精神薬の不適切使用、過量服薬、及び高齢者の診断変遷に係る大規模データベース解析(21K07508)

【研究代表者】彌富泰佑慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教(臨床実習)(丙) (80897083)

【概要】向精神薬と身体疾患薬の併用に関する実態把握は十分に行われていなかった。今回、我々は厚生労働省から得たレセプト情報・特定健診等情報データベース（NDB）から得た2015年1月における58万1990人のデータにつき、炭酸リチウム服用患者、選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）/　セロトニン-ノルアドレナリン再取り込み阻害薬（SNRI）服用患者、ミルタザピン服用患者、について各々非服用者を対象に身...

【医歯薬学】内科系臨床医学：visuospatial function ／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、健常高齢ドライバーと脳損傷ドライバーを対象に、光トポグラフィを用いて客観的に運転安全性の評価を行うことを目的とした。その結果、軽度のアルツハイマー病患者においては、危険場面を疑似運転中に、ブレーキ反応の遅延とともに、前頭葉の活動性低下をみたケースでは、運転リスクが高いと考えられた。また、有効視野計測(UFOV)の手法にgo/no-go課題を加えた独自の課題(VFIT)を用いた検討では、...

【医歯薬学】内科系臨床医学：レジストリ／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / フィールド調査 / 遺伝子解析 / エピゲノミクス (他14件)

【概要】①経年的なフィールド調査と疫学像、臨床像、生活様式や食生活、社会環境の変遷：紀伊半島では、約280例の患者レジストリを用いて自然歴の解析を進めている。多発地区での患者follow upを継続している。グアム島は、2019年9月に現地調査を行った。パプア州では、2020年3月に現地調査を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大により中止した。2020年度、2021年度は、コロナ禍の影響でグアム...

【医歯薬学】内科系臨床医学：入院ストレス／認知症を含む研究件

【概要】要介護者の2人に1人は認知症であり、介護する家族・介護スタッフの負担は計り知れない。物忘れ外来通院中の40組において介護サービスが十分受けられ、満足していると答えた患者・介護者においては、心理検査でも不安、QOLの維持・改善傾向が見られた。介護負担の中で食事の支度が大変という意見が多く、平成27年は患者および介護者の栄養調査を行った。魚の摂取量は、AD女性患者とその介護者で成人平均量の半分と少なか...

【医歯薬学】内科系臨床医学：認知症に伴う行動心理症状／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 介護ストレス / 介護うつ / 介護ストレス症候群 / 介護うつ病 (他7件)

【概要】認知症の介護疲れによる心身のストレスから、介護者のうつや虐待の増加が社会で問題になっている。認知症専門外来に通院中で、老老介護 34夫妻の介護者のストレス状態の把握を目的として心理検査とストレスマーカーの測定を行った。介護者は高頻度でうつ、不安を有していた。GDS15(うつ状態)、POMSの抑鬱(p=0.05)、STAIの特性不安(p=0.02)は介護者(妻)の方が有意に悪い結果であった。配偶...

【医歯薬学】内科系臨床医学：認知症当事者ストレス／認知症を含む研究件

【概要】要介護者の2人に1人は認知症であり、介護する家族・介護スタッフの負担は計り知れない。物忘れ外来通院中の40組において介護サービスが十分受けられ、満足していると答えた患者・介護者においては、心理検査でも不安、QOLの維持・改善傾向が見られた。介護負担の中で食事の支度が大変という意見が多く、平成27年は患者および介護者の栄養調査を行った。魚の摂取量は、AD女性患者とその介護者で成人平均量の半分と少なか...

【医歯薬学】内科系臨床医学：老老介護／認知症を含む研究件

【概要】認知症患者の介護は、身体的・精神的な負担をもたらす。介護ストレスを評価し、介入によるストレスの変化を心理検査や唾液アミラーゼで測定した。1年半の経過で、薬物療法を変更していない10例において、介護保険利用状況にわけて、検討を行った。認知症は進行しているが、介護サービスを必要に応じて増やした群は、介護者の状態不安、怒り-敵意、QOL(Quality of Life)が改善していた。それに比べ、認知症...

【医歯薬学】内科系臨床医学：血管炎症／認知症を含む研究件

【概要】加齢に伴うフレイルの発症には慢性炎症を軸とした階層構造が想定される。本研究では血管を上流として、血管細胞死が主導する炎症機序解明から下流臓器への炎症波及・拡大機序を明らかにすることを目的とする。研究成果として、血管平滑筋細胞のアポトーシスがIL-1などの炎症性因子の発現上昇と関係すること、さらに血管炎症が主体の大動脈瘤モデルでは高リン負荷、性ホルモン低下などの老化促進要因が、アポトーシスおよび炎症...

【医歯薬学】内科系臨床医学：エピゲノミクス／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / フィールド調査 / 遺伝子解析 / エピゲノミクス (他14件)

【概要】①経年的なフィールド調査と疫学像、臨床像、生活様式や食生活、社会環境の変遷：紀伊半島では、約280例の患者レジストリを用いて自然歴の解析を進めている。多発地区での患者follow upを継続している。グアム島は、2019年9月に現地調査を行った。パプア州では、2020年3月に現地調査を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大により中止した。2020年度、2021年度は、コロナ禍の影響でグアム...

【医歯薬学】内科系臨床医学：超高齢化／認知症を含む研究件

【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)

【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期（５０代）、②開始・展開期（６０代...

【医歯薬学】内科系臨床医学：超高齢社会／認知症を含む研究件

【キーワード】宗教の社会貢献 / 認知症 / バーンアウト予防 / スピリチュアルケア / 高齢者ケア (他15件)

【概要】超高齢・多死社会の我が国で、これまで老病死を扱ってきた僧侶がどのような役割を果たしうるかを明らかにすることが本研究の目的である。 2017年5月から8月にかけて、高齢者ケアに従事するケアスタッフへのアンケート調査を行った。質問紙の構成は大きく分けて、①勤務する施設での取り組みについて、②高齢者ケアの経験・考え方について、③僧侶との連携の経験・考え方について、④属性についてである。アンケートを分析...

【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)

【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期（５０代）、②開始・展開期（６０代...

【医歯薬学】内科系臨床医学：医療提供／認知症を含む研究件

【概要】コミュニケーションが取れなくなった認知症患者に、せめてQOLを評価して患者の気持ちを推し量ることができれば、医療適応の判断や治療効果の判定に役立つのではないか。従来のQOL評価は質問票であり、コミュニケーションのとれない患者には用いることが出来ない。今回は、コミュニケーションのとれる患者にQOL評価としてSF-8とVASによる自己評価を施行。唾液アミラーゼなどのバイオマーカー検査と顔写真を撮影し、...

【医歯薬学】内科系臨床医学：食事の支度／認知症を含む研究件

【概要】要介護者の2人に1人は認知症であり、介護する家族・介護スタッフの負担は計り知れない。物忘れ外来通院中の40組において介護サービスが十分受けられ、満足していると答えた患者・介護者においては、心理検査でも不安、QOLの維持・改善傾向が見られた。介護負担の中で食事の支度が大変という意見が多く、平成27年は患者および介護者の栄養調査を行った。魚の摂取量は、AD女性患者とその介護者で成人平均量の半分と少なか...

【医歯薬学】内科系臨床医学：食習慣・嗜好／認知症を含む研究件

【概要】食事・栄養は認知症発症や予防のキーの一つである。認知症患者の食習慣だけでなく、食事を準備する同居家族の食習慣も調査し、問題点を明らかにすることを目的とし、物忘れ外来に通院中の69組の高齢aMCI～AD患者とその介護者に調査を行った。魚摂取量は女性患者・その夫・娘が52g/日で、男性患者・女性介護者の約半分量で有意に少なかった。葉酸摂取量も女性患者とその介護者で有意に低かった。菓子摂取量は、患者も...

【医歯薬学】内科系臨床医学：栄養療法／認知症を含む研究件

【概要】食事・栄養は認知症発症や予防のキーの一つである。認知症患者の食習慣だけでなく、食事を準備する同居家族の食習慣も調査し、問題点を明らかにすることを目的とし、物忘れ外来に通院中の69組の高齢aMCI～AD患者とその介護者に調査を行った。魚摂取量は女性患者・その夫・娘が52g/日で、男性患者・女性介護者の約半分量で有意に少なかった。葉酸摂取量も女性患者とその介護者で有意に低かった。菓子摂取量は、患者も...

【医歯薬学】内科系臨床医学：グアム島／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / フィールド調査 / 遺伝子解析 / エピゲノミクス (他14件)

【概要】①経年的なフィールド調査と疫学像、臨床像、生活様式や食生活、社会環境の変遷：紀伊半島では、約280例の患者レジストリを用いて自然歴の解析を進めている。多発地区での患者follow upを継続している。グアム島は、2019年9月に現地調査を行った。パプア州では、2020年3月に現地調査を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大により中止した。2020年度、2021年度は、コロナ禍の影響でグアム...

【キーワード】紀伊半島 / 筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 遺伝子 / アルツハイマー神経原線維変化 (他12件)

【概要】紀伊半島の一部集落に多発する神経風土病の筋萎縮性側索硬化症・パーキンソン認知症複合(ALS/PDC)類似疾患で知られているほぼ全ての原因遺伝子を調べ、異常変異は認められなかった。病態と発症に関して、脳のアルツハイマー神経原線維変化の分布様式はALSとPDCでほぼ同じであった。脳と脊髄にはTDP-43の蓄積が認められ、生化学的にはタウ/TDP-43異常蓄積症と考えられた。尿中の酸化ストレスマーカーが...

【医歯薬学】内科系臨床医学：唾液アミラーゼ／認知症を含む研究件

【概要】要介護者の2人に1人は認知症であり、介護する家族・介護スタッフの負担は計り知れない。物忘れ外来通院中の40組において介護サービスが十分受けられ、満足していると答えた患者・介護者においては、心理検査でも不安、QOLの維持・改善傾向が見られた。介護負担の中で食事の支度が大変という意見が多く、平成27年は患者および介護者の栄養調査を行った。魚の摂取量は、AD女性患者とその介護者で成人平均量の半分と少なか...

【概要】認知症患者の介護は、身体的・精神的な負担をもたらす。介護ストレスを評価し、介入によるストレスの変化を心理検査や唾液アミラーゼで測定した。1年半の経過で、薬物療法を変更していない10例において、介護保険利用状況にわけて、検討を行った。認知症は進行しているが、介護サービスを必要に応じて増やした群は、介護者の状態不安、怒り-敵意、QOL(Quality of Life)が改善していた。それに比べ、認知症...

【概要】コミュニケーションが取れなくなった認知症患者に、せめてQOLを評価して患者の気持ちを推し量ることができれば、医療適応の判断や治療効果の判定に役立つのではないか。従来のQOL評価は質問票であり、コミュニケーションのとれない患者には用いることが出来ない。今回は、コミュニケーションのとれる患者にQOL評価としてSF-8とVASによる自己評価を施行。唾液アミラーゼなどのバイオマーカー検査と顔写真を撮影し、...

【医歯薬学】内科系臨床医学：コグニティブフレイル／認知症を含む研究件

【概要】食事・栄養は認知症発症や予防のキーの一つである。認知症患者の食習慣だけでなく、食事を準備する同居家族の食習慣も調査し、問題点を明らかにすることを目的とし、物忘れ外来に通院中の69組の高齢aMCI～AD患者とその介護者に調査を行った。魚摂取量は女性患者・その夫・娘が52g/日で、男性患者・女性介護者の約半分量で有意に少なかった。葉酸摂取量も女性患者とその介護者で有意に低かった。菓子摂取量は、患者も...

【医歯薬学】内科系臨床医学：パーキンソン認知症複合／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 血液バイオマーカー / SIMOA / PET タウ (他13件)

【概要】我々は紀伊ALS/PDCの髄液でAβは減少し総タウ、リン酸化タウは増加しない、という結果を得ている。(J Neurodegenerative Diseases 2013) しかしながら、髄液検査は侵襲性が高く簡便な血液バイオマーカーの開発が求められている。本研究では、紀伊 ALS/PDCの生前診断に有用な血液バイオマーカーの開発を目指す。本疾患では脳内にタウ、α-synuclein 、TDP-43...

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / フィールド調査 / 遺伝子解析 / エピゲノミクス (他14件)

【概要】①経年的なフィールド調査と疫学像、臨床像、生活様式や食生活、社会環境の変遷：紀伊半島では、約280例の患者レジストリを用いて自然歴の解析を進めている。多発地区での患者follow upを継続している。グアム島は、2019年9月に現地調査を行った。パプア州では、2020年3月に現地調査を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大により中止した。2020年度、2021年度は、コロナ禍の影響でグアム...

【キーワード】紀伊半島 / 筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 遺伝子 / アルツハイマー神経原線維変化 (他12件)

【概要】紀伊半島の一部集落に多発する神経風土病の筋萎縮性側索硬化症・パーキンソン認知症複合(ALS/PDC)類似疾患で知られているほぼ全ての原因遺伝子を調べ、異常変異は認められなかった。病態と発症に関して、脳のアルツハイマー神経原線維変化の分布様式はALSとPDCでほぼ同じであった。脳と脊髄にはTDP-43の蓄積が認められ、生化学的にはタウ/TDP-43異常蓄積症と考えられた。尿中の酸化ストレスマーカーが...

【医歯薬学】内科系臨床医学：恐怖記憶／認知症を含む研究件

【キーワード】学習・記憶 / ビタミンA / 不飽和脂肪酸 / トランスジェニックマウス / 脳機能障害 (他14件)

【概要】現在、「脳と栄養」への関心が社会的に高まっている。従って、「スポーツ栄養学」に基づいた運動時の体調管理が常識となっているように、脳機能に対する栄養素の役割が網羅的に解析され、正確な「脳栄養学」的知識が社会に提供される必要に迫られている。一方、薬剤開発に比較して、精神・神経疾患に対する機能性食品の応用は簡便かつ広範な改善や予防方法開発に貢献できる。以上の背景から、本研究課題では、脂溶性ビタミンや不飽...

【医歯薬学】内科系臨床医学：パプア／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / フィールド調査 / 遺伝子解析 / エピゲノミクス (他14件)

【概要】①経年的なフィールド調査と疫学像、臨床像、生活様式や食生活、社会環境の変遷：紀伊半島では、約280例の患者レジストリを用いて自然歴の解析を進めている。多発地区での患者follow upを継続している。グアム島は、2019年9月に現地調査を行った。パプア州では、2020年3月に現地調査を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大により中止した。2020年度、2021年度は、コロナ禍の影響でグアム...

【医歯薬学】内科系臨床医学：介護うつ／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 介護ストレス / 介護うつ / 介護ストレス症候群 / 介護うつ病 (他7件)

【概要】認知症の介護疲れによる心身のストレスから、介護者のうつや虐待の増加が社会で問題になっている。認知症専門外来に通院中で、老老介護 34夫妻の介護者のストレス状態の把握を目的として心理検査とストレスマーカーの測定を行った。介護者は高頻度でうつ、不安を有していた。GDS15(うつ状態)、POMSの抑鬱(p=0.05)、STAIの特性不安(p=0.02)は介護者(妻)の方が有意に悪い結果であった。配偶...

【医歯薬学】内科系臨床医学：介護うつ病／認知症を含む研究件

【概要】認知症患者の介護は、身体的・精神的な負担をもたらす。介護ストレスを評価し、介入によるストレスの変化を心理検査や唾液アミラーゼで測定した。1年半の経過で、薬物療法を変更していない10例において、介護保険利用状況にわけて、検討を行った。認知症は進行しているが、介護サービスを必要に応じて増やした群は、介護者の状態不安、怒り-敵意、QOL(Quality of Life)が改善していた。それに比べ、認知症...

【キーワード】認知症 / 介護ストレス / 介護うつ / 介護ストレス症候群 / 介護うつ病 (他7件)

【概要】認知症の介護疲れによる心身のストレスから、介護者のうつや虐待の増加が社会で問題になっている。認知症専門外来に通院中で、老老介護 34夫妻の介護者のストレス状態の把握を目的として心理検査とストレスマーカーの測定を行った。介護者は高頻度でうつ、不安を有していた。GDS15(うつ状態)、POMSの抑鬱(p=0.05)、STAIの特性不安(p=0.02)は介護者(妻)の方が有意に悪い結果であった。配偶...

【医歯薬学】内科系臨床医学：介護ストレス／認知症を含む研究件

【概要】要介護者の2人に1人は認知症であり、介護する家族・介護スタッフの負担は計り知れない。物忘れ外来通院中の40組において介護サービスが十分受けられ、満足していると答えた患者・介護者においては、心理検査でも不安、QOLの維持・改善傾向が見られた。介護負担の中で食事の支度が大変という意見が多く、平成27年は患者および介護者の栄養調査を行った。魚の摂取量は、AD女性患者とその介護者で成人平均量の半分と少なか...

【概要】認知症患者の介護は、身体的・精神的な負担をもたらす。介護ストレスを評価し、介入によるストレスの変化を心理検査や唾液アミラーゼで測定した。1年半の経過で、薬物療法を変更していない10例において、介護保険利用状況にわけて、検討を行った。認知症は進行しているが、介護サービスを必要に応じて増やした群は、介護者の状態不安、怒り-敵意、QOL(Quality of Life)が改善していた。それに比べ、認知症...

【キーワード】認知症 / 介護ストレス / 介護うつ / 介護ストレス症候群 / 介護うつ病 (他7件)

【概要】認知症の介護疲れによる心身のストレスから、介護者のうつや虐待の増加が社会で問題になっている。認知症専門外来に通院中で、老老介護 34夫妻の介護者のストレス状態の把握を目的として心理検査とストレスマーカーの測定を行った。介護者は高頻度でうつ、不安を有していた。GDS15(うつ状態)、POMSの抑鬱(p=0.05)、STAIの特性不安(p=0.02)は介護者(妻)の方が有意に悪い結果であった。配偶...

【医歯薬学】内科系臨床医学：介護ストレス症候群／認知症を含む研究件

【概要】認知症患者の介護は、身体的・精神的な負担をもたらす。介護ストレスを評価し、介入によるストレスの変化を心理検査や唾液アミラーゼで測定した。1年半の経過で、薬物療法を変更していない10例において、介護保険利用状況にわけて、検討を行った。認知症は進行しているが、介護サービスを必要に応じて増やした群は、介護者の状態不安、怒り-敵意、QOL(Quality of Life)が改善していた。それに比べ、認知症...

【キーワード】認知症 / 介護ストレス / 介護うつ / 介護ストレス症候群 / 介護うつ病 (他7件)

【概要】認知症の介護疲れによる心身のストレスから、介護者のうつや虐待の増加が社会で問題になっている。認知症専門外来に通院中で、老老介護 34夫妻の介護者のストレス状態の把握を目的として心理検査とストレスマーカーの測定を行った。介護者は高頻度でうつ、不安を有していた。GDS15(うつ状態)、POMSの抑鬱(p=0.05)、STAIの特性不安(p=0.02)は介護者(妻)の方が有意に悪い結果であった。配偶...

【医歯薬学】内科系臨床医学：介護者ストレス／認知症を含む研究件

【概要】要介護者の2人に1人は認知症であり、介護する家族・介護スタッフの負担は計り知れない。物忘れ外来通院中の40組において介護サービスが十分受けられ、満足していると答えた患者・介護者においては、心理検査でも不安、QOLの維持・改善傾向が見られた。介護負担の中で食事の支度が大変という意見が多く、平成27年は患者および介護者の栄養調査を行った。魚の摂取量は、AD女性患者とその介護者で成人平均量の半分と少なか...

【医歯薬学】内科系臨床医学：アディポネクチン受容体／認知症を含む研究件

❏アディポネクチン受容体研究の新たな展開と認知症抑制・健康長寿実現への応用基盤研究(19H01052)

【キーワード】アディポネクチン / アディポネクチン受容体 / 健康長寿 / 認知症 / 糖尿病合併症

【概要】アディポネクチン及びその受容体（AdipoR）の作用が肥満に伴い低下することにより、メタボリックシンドローム・2型糖尿病・動脈硬化症が引き起こされる。本課題では、AdipoRの新規シグナル伝達機構の全容とAdipoRの糖脂質代謝・細胞ストレス改善における生物学的意義を解明し、受容体研究のブレイクスルーを目指した。認知症・動脈硬化症などの糖尿病合併症抑制に繋がる創薬基盤研究を推進した。 ...

【医歯薬学】内科系臨床医学：IRS-1 ／認知症を含む研究件

【概要】習慣的なコーヒー摂取が、肥満や炎症に関連して生じる生活習慣病の発症リスクを低下させる可能性が報告されている。我々は、前駆脂肪細胞3T3-L1を用いて、コーヒー豆焙煎成分がインスリンシグナル経路のアダプター分子IRS1の分解を促進することにより、肥満の要因である脂肪細胞の分化を抑制することを見出した。また、コーヒーの抗炎症効果に関して、コーヒー豆焙煎成分がＬＰＳ誘発マウスマクロファージ細胞の炎症反応...

【医歯薬学】内科系臨床医学：脳内炎症／認知症を含む研究件

【概要】アミロイド病理モデルマウスであるAppノックイン（App-KI）マウスにおいて、脳内に蓄積するAβは加齢とともに増加し、活性化グリア細胞の増加とAβ沈着周囲への集簇といった脳内炎症の亢進が認められる。Foxp3陽性制御性T細胞（Treg）の脳内浸潤も経時的に増加し、Foxp3陽性Tregの薬剤誘導性選択的除去により脳内に沈着するAβが増加することを確認した。脳TregのシングルセルRNA-seq解...

【医歯薬学】内科系臨床医学：核磁気共鳴画像（MRI）／認知症を含む研究件

❏ベントン視覚記銘検査用MRIに関する基盤的研究-非対称精密磁場の利用-(20390326)

【研究テーマ】放射線科学

【研究代表者】和田仁独立行政法人物質・材料研究機構, 超伝導材料センター, NIMS特別研究員 (60354312)

【キーワード】核磁気共鳴画像(MRI) / 認知症

【概要】磁気共鳴イメージング(MRI)は、均一度が極めて高い磁場空間を必要とし、これは通常、MRIマグネットの中心に生成される。均一磁場空間を、もしマグネットの中心から外れた位置に生成することができれば、MRIの革新的な応用が拓ける可能性がある。このアイデアを検証するため、我々は新しい設計によるMRI用超伝導マグネットを試作した。このMRIの応用例として、認知症の診断に使われるベントン視覚記銘検査における...

【医歯薬学】内科系臨床医学：脳画像／認知症を含む研究件

【概要】認知症に併発する精神症状により介護者と患者の生活の質(QOL)が低下するので、その神経基盤の解明は重要課題である。本研究では多種類の脳画像を用いてQOLの神経基盤と認知症に併発する精神症状の神経基盤との二点を明らかにした。QOLの因子分析を行い「心理的幸福感」「対人関係」「身体と生活環境」の3因子を同定し、前部帯状回を中心とした前頭葉の脳血流がQOLと関連していた。認知症の精神症状と頭部MRIによ...

❏アルツハイマー病の精神症状の縦断的変化に関する神経基盤と臨床評価による統合的研究(25461782)

【概要】アルツハイマー病患者に併発する精神症状の長期経過は不明な点が多い。軽度アルツハイマー病患者を縦断的に調査し、妄想の出現した患者と出現しなかった患者の頭部MRI画像の拡散テンソル画像を検討した。脳梁膨大部、両側側頭葉白質部位におけるfractional antisotropy （FA）値は、ベースラインと2年後を比較すると2群とも有意に低下していた。脳梁膝部と両側前頭葉白質部などのFA値は、ベースラ...

【医歯薬学】内科系臨床医学：Voxel-Based Morphometry(VBM) ／認知症を含む研究件

【キーワード】老年精神医学 / 拡散テンソル画像 / 脳形態画像 / 脆弱性 / アルツハイマー病 (他11件)

【概要】精神症状が併発していない軽度アルツハイマー病患者を追跡調査し、ベースライン時点で撮影した頭部 MRI 画像の脳形態画像と拡散テンソル画像の情報を複合的に検討し、精神症状が出現した患者としなかった患者との差異を検討した。縦断的な経過でベースラインでの頭部 MRI よる解析では、妄想の出現したアルツハイマー病患者では、出現しなかった患者に比較して、前頭葉眼窩部と内側面、島などの灰白質体積が有意に減少し...

【医歯薬学】内科系臨床医学：パーキンソン症候群／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 血液バイオマーカー / SIMOA / PET タウ (他13件)

【概要】我々は紀伊ALS/PDCの髄液でAβは減少し総タウ、リン酸化タウは増加しない、という結果を得ている。(J Neurodegenerative Diseases 2013) しかしながら、髄液検査は侵襲性が高く簡便な血液バイオマーカーの開発が求められている。本研究では、紀伊 ALS/PDCの生前診断に有用な血液バイオマーカーの開発を目指す。本疾患では脳内にタウ、α-synuclein 、TDP-43...

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / フィールド調査 / 遺伝子解析 / エピゲノミクス (他14件)

【概要】①経年的なフィールド調査と疫学像、臨床像、生活様式や食生活、社会環境の変遷：紀伊半島では、約280例の患者レジストリを用いて自然歴の解析を進めている。多発地区での患者follow upを継続している。グアム島は、2019年9月に現地調査を行った。パプア州では、2020年3月に現地調査を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大により中止した。2020年度、2021年度は、コロナ禍の影響でグアム...

【キーワード】紀伊半島 / 筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 遺伝子 / アルツハイマー神経原線維変化 (他12件)

【概要】紀伊半島の一部集落に多発する神経風土病の筋萎縮性側索硬化症・パーキンソン認知症複合(ALS/PDC)類似疾患で知られているほぼ全ての原因遺伝子を調べ、異常変異は認められなかった。病態と発症に関して、脳のアルツハイマー神経原線維変化の分布様式はALSとPDCでほぼ同じであった。脳と脊髄にはTDP-43の蓄積が認められ、生化学的にはタウ/TDP-43異常蓄積症と考えられた。尿中の酸化ストレスマーカーが...

【医歯薬学】内科系臨床医学：TLR4 ／認知症を含む研究件

【概要】高グルコース環境は培養アストログリアにおいてminor pathwayの１つHBP亢進に伴ってERストレスを惹起し、Keap1/Nrf2システムを介して別のminor pathwayであるPPPの律速酵素glucose 6-phophate dehydrogenaseを誘導する。糖尿病における炎症の関与が知られているが、LSP刺激がMAPKを介してPPPを活性化することは、アストログリアのTLR4...

【医歯薬学】外科系臨床医学：高齢者緑内障／認知症を含む研究件

【概要】高齢緑内障患者において、視野検査と光干渉断層計(OCT)による検査結果は有意に相関しており、緑内障進行度に応じてOCTの菲薄化は顕著であったが、高齢者に多い落屑緑内障では、さらに顕著な菲薄化がみられた。高齢緑内障患者では高頻度で軽度認知機能低下を示すこと、OCTと視野の相関について、認知機能低下が視野とOCT結果との乖離に強く関与していた。認知症関連疾患である正常圧水頭症患者では緑内障の有病率が高...

【医歯薬学】外科系臨床医学：緑内障／認知症を含む研究件

【概要】高齢緑内障患者において、視野検査と光干渉断層計(OCT)による検査結果は有意に相関しており、緑内障進行度に応じてOCTの菲薄化は顕著であったが、高齢者に多い落屑緑内障では、さらに顕著な菲薄化がみられた。高齢緑内障患者では高頻度で軽度認知機能低下を示すこと、OCTと視野の相関について、認知機能低下が視野とOCT結果との乖離に強く関与していた。認知症関連疾患である正常圧水頭症患者では緑内障の有病率が高...

【医歯薬学】外科系臨床医学：ATX-LPA ／認知症を含む研究件

【概要】高齢緑内障患者において、視野検査と光干渉断層計(OCT)による検査結果は有意に相関しており、緑内障進行度に応じてOCTの菲薄化は顕著であったが、高齢者に多い落屑緑内障では、さらに顕著な菲薄化がみられた。高齢緑内障患者では高頻度で軽度認知機能低下を示すこと、OCTと視野の相関について、認知機能低下が視野とOCT結果との乖離に強く関与していた。認知症関連疾患である正常圧水頭症患者では緑内障の有病率が高...

【医歯薬学】外科系臨床医学：拡散テンソル画像／認知症を含む研究件

❏アルツハイマー病の精神症状の縦断的変化に関する神経基盤と臨床評価による統合的研究(25461782)

【概要】アルツハイマー病患者に併発する精神症状の長期経過は不明な点が多い。軽度アルツハイマー病患者を縦断的に調査し、妄想の出現した患者と出現しなかった患者の頭部MRI画像の拡散テンソル画像を検討した。脳梁膨大部、両側側頭葉白質部位におけるfractional antisotropy （FA）値は、ベースラインと2年後を比較すると2群とも有意に低下していた。脳梁膝部と両側前頭葉白質部などのFA値は、ベースラ...

【キーワード】老年精神医学 / 拡散テンソル画像 / 脳形態画像 / 脆弱性 / アルツハイマー病 (他11件)

【概要】精神症状が併発していない軽度アルツハイマー病患者を追跡調査し、ベースライン時点で撮影した頭部 MRI 画像の脳形態画像と拡散テンソル画像の情報を複合的に検討し、精神症状が出現した患者としなかった患者との差異を検討した。縦断的な経過でベースラインでの頭部 MRI よる解析では、妄想の出現したアルツハイマー病患者では、出現しなかった患者に比較して、前頭葉眼窩部と内側面、島などの灰白質体積が有意に減少し...

【医歯薬学】外科系臨床医学：記憶／認知症を含む研究件

【概要】なつかしさの機能と個人差に関して，その認知的・神経科学的基盤を解明し，回想法等への応用に役立てるために研究を進めた。第1に，なつかしさの機能と個人差の認知的基盤を解明するための心理尺度と実験課題を開発し，16歳から90歳の市民に対する大規模調査と大学生への実験によって検討した。第2に，なつかしさの機能における個人差の神経基盤を同定するためのｆMRI課題を作成し，大学生に実施した。第3に，髄液バイ...

【概要】認知症者の残存する記憶を辿り、本人と支える側の現実世界の認識の相違、すなわち互いの「物語」の食い違いを発見し、支える側のその理解、共有を促進する工学的手段を研究した。まずアブダクション等を用いた知的推論の技術で、本人の記憶の欠落など、食い違いの原因を発見する手法を検討した。本人の施設での生活を自動、持続的に「事象」として記録し、本人の「物語」を構成してデータベース化する技術を開発した。コミュニケー...

【医歯薬学】外科系臨床医学：正常圧水頭症／認知症を含む研究件

【概要】高齢緑内障患者において、視野検査と光干渉断層計(OCT)による検査結果は有意に相関しており、緑内障進行度に応じてOCTの菲薄化は顕著であったが、高齢者に多い落屑緑内障では、さらに顕著な菲薄化がみられた。高齢緑内障患者では高頻度で軽度認知機能低下を示すこと、OCTと視野の相関について、認知機能低下が視野とOCT結果との乖離に強く関与していた。認知症関連疾患である正常圧水頭症患者では緑内障の有病率が高...

【医歯薬学】外科系臨床医学：高次脳機能／認知症を含む研究件

❏認知症の精神症状に対する行動的介入療法プログラムの開発と検証に関する研究(22530750)

【研究代表者】佐藤順子名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 研究員 (90566233)

【キーワード】認知症 / 精神症状 / 行動的介入療法 / 焦燥感 / 高次脳機能 (他6件)

【概要】認知症の精神症状は、中核症状と比較して介護負担が重い。そこで、今研究では認知症患者の精神症状に対して、高い有効性が実証されている行動的介入療法のプログラム開発し、オープントライアルを実施し、その効果を検証した。対象者は八事病院にて焦燥感の顕著なアルツハイマー病14名とレビー小体型認知症8名の主介護者である。介護者向けマニュアルにそった行動的介入プログラムを、週に1回約2時間のセッションを12回行う...

【キーワード】老年精神医学 / 拡散テンソル画像 / 脳形態画像 / 脆弱性 / アルツハイマー病 (他11件)

【概要】精神症状が併発していない軽度アルツハイマー病患者を追跡調査し、ベースライン時点で撮影した頭部 MRI 画像の脳形態画像と拡散テンソル画像の情報を複合的に検討し、精神症状が出現した患者としなかった患者との差異を検討した。縦断的な経過でベースラインでの頭部 MRI よる解析では、妄想の出現したアルツハイマー病患者では、出現しなかった患者に比較して、前頭葉眼窩部と内側面、島などの灰白質体積が有意に減少し...

【医歯薬学】外科系臨床医学：遺伝子チップ／認知症を含む研究件

❏新規alpha-synuclein発現調節modifier遺伝子の同定と機能解明(25860726)

【キーワード】パーキンソン病 / alpha-synuclein / SNCA / 遺伝子重複 / びまん性レビー小体病 (他14件)

【概要】SNCA duplicationの変異を持つ発症者，非発症キャリアーの2群に分けた．合計20名(6家系、男性：女性=8：12、パーキンソン病発症11名、パーキンソン病非発症キャリア9名)である。 AffymetrixのGeneChipを用いて一塩基多型を調べた．LOD scoreの算出とManhattan plotの作成した．連鎖解析ソフトであるMERLINを用いてLOD scoreを算出した．L...

【医歯薬学】外科系臨床医学：タモキシフェン／認知症を含む研究件

【概要】コーヒーの生活習慣病の予防効果を分子論的に解明することを目的として研究を遂行した。糖尿病や発がんのリスク要因である抗炎症効果について、コーヒー豆の焙煎成分であるカテコール類が炎症反応のシグナル伝達系を抑えるとともに、生体防御遺伝子群の活性化を引き起こすことを見出した。また、焙煎成分ピロカテコールが認知症の原因物質の１つであるアミロイドβの産生にかかわる分解酵素β-セクレターゼの発現を抑制することを...

【医歯薬学】外科系臨床医学：Nrf2 ／認知症を含む研究件

【概要】コーヒーの生活習慣病の予防効果を分子論的に解明することを目的として研究を遂行した。糖尿病や発がんのリスク要因である抗炎症効果について、コーヒー豆の焙煎成分であるカテコール類が炎症反応のシグナル伝達系を抑えるとともに、生体防御遺伝子群の活性化を引き起こすことを見出した。また、焙煎成分ピロカテコールが認知症の原因物質の１つであるアミロイドβの産生にかかわる分解酵素β-セクレターゼの発現を抑制することを...

【概要】習慣的なコーヒー摂取が、肥満や炎症に関連して生じる生活習慣病の発症リスクを低下させる可能性が報告されている。我々は、前駆脂肪細胞3T3-L1を用いて、コーヒー豆焙煎成分がインスリンシグナル経路のアダプター分子IRS1の分解を促進することにより、肥満の要因である脂肪細胞の分化を抑制することを見出した。また、コーヒーの抗炎症効果に関して、コーヒー豆焙煎成分がＬＰＳ誘発マウスマクロファージ細胞の炎症反応...

【医歯薬学】外科系臨床医学：光干渉断層計／認知症を含む研究件

【概要】高齢緑内障患者において、視野検査と光干渉断層計(OCT)による検査結果は有意に相関しており、緑内障進行度に応じてOCTの菲薄化は顕著であったが、高齢者に多い落屑緑内障では、さらに顕著な菲薄化がみられた。高齢緑内障患者では高頻度で軽度認知機能低下を示すこと、OCTと視野の相関について、認知機能低下が視野とOCT結果との乖離に強く関与していた。認知症関連疾患である正常圧水頭症患者では緑内障の有病率が高...

【医歯薬学】外科系臨床医学：大動脈瘤／認知症を含む研究件

【概要】加齢に伴うフレイルの発症には慢性炎症を軸とした階層構造が想定される。本研究では血管を上流として、血管細胞死が主導する炎症機序解明から下流臓器への炎症波及・拡大機序を明らかにすることを目的とする。研究成果として、血管平滑筋細胞のアポトーシスがIL-1などの炎症性因子の発現上昇と関係すること、さらに血管炎症が主体の大動脈瘤モデルでは高リン負荷、性ホルモン低下などの老化促進要因が、アポトーシスおよび炎症...

【概要】フレイルの基盤を成す臓器老化の過程には階層構造が存在することが想定され、その構造を明らかにすることで、フレイルと老年症候群の予防や治療戦略へつなげることが本研究の目的である。研究の結果、血管をフレイル関連臓器の上流臓器と捉えた階層構造を示し、その機序に慢性炎症を軸とした炎症波及・拡大が寄与することを明らかにした。具体的には、自然老化マウスや老化促進マウスを用いた検討により、血管炎症の誘導が脳・神経...

【医歯薬学】外科系臨床医学：遺伝子解析／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / フィールド調査 / 遺伝子解析 / エピゲノミクス (他14件)

【概要】①経年的なフィールド調査と疫学像、臨床像、生活様式や食生活、社会環境の変遷：紀伊半島では、約280例の患者レジストリを用いて自然歴の解析を進めている。多発地区での患者follow upを継続している。グアム島は、2019年9月に現地調査を行った。パプア州では、2020年3月に現地調査を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大により中止した。2020年度、2021年度は、コロナ禍の影響でグアム...

【医歯薬学】外科系臨床医学：グリア細胞／認知症を含む研究件

❏認知症発症機構における神経変性プロセスの鍵を握る細胞病態の解明(19H01015)

【キーワード】認知症 / 神経変性 / グリア細胞 / ストレス応答

【概要】本研究においては、異常タンパク質蓄積を起点とする認知症の神経変性プロセスについて、様々な細胞が関与する「細胞病態」として捉えなおす。そしてこれらの細胞間相互作用について理解を目指し、１）凝集タンパク質が引き起こす細胞レベルでのストレス応答の理解、２）慢性的なタンパク質蓄積に対する細胞反応異常の解明、３）細胞病態を反映する診断法や介入に向けた新規技術開発、を目指して研究を遂行する。当該年度においては...

【医歯薬学】外科系臨床医学：治療／認知症を含む研究件

❏現代保健医療福祉における「予防」実践に関する臨床社会学的研究(20730331)

【研究代表者】井口高志奈良女子大学, 生活環境学部, 准教授 (40432025)

【研究期間】2008 - 2011

【キーワード】予防 / ケア / 認知症 / 治療

【概要】認知症ケア領域を具体的なフィールドに、「予防」の論理がどのように現れ、現場にどういった影響を与えるのかを明らかにする作業を行った。第一に、認知症の人たちの集まるデイサービスへのフィールドワークから得たデータをもとに、予防的志向も含んだ新しい認知症ケアの論理の持つ功罪を明らかにした。第二に、政策文書や映像データをもとに、歴史的な認知症ケア領域における論理の変化を記述した。 ...

【医歯薬学】外科系臨床医学：動物モデル／認知症を含む研究件

【キーワード】アルツハイマー病 / 脳アミロイド血管症 / アクアポリン４ / 動物モデル / アミロイドβ (他11件)

【概要】アルツハイマー病モデルである5xFADをアクアポリン４ノックアウトマウスと交配することによりアルツハイマー病病態におけるアクアポリン４機能の意義について検討を行った。その結果、アルツハイマー病の典型的な病理像である老人斑の蓄積、その周囲のグリオシスに対してはアクアポリン４機能欠損による影響はほとんどなかったが、２０週齢以降アクアポリン４ノックアウトの個体において夜間の活動が徐々に低下するとともに...

【医歯薬学】外科系臨床医学：高血糖／認知症を含む研究件

【概要】高グルコース環境は培養アストログリアにおいてminor pathwayの１つHBP亢進に伴ってERストレスを惹起し、Keap1/Nrf2システムを介して別のminor pathwayであるPPPの律速酵素glucose 6-phophate dehydrogenaseを誘導する。糖尿病における炎症の関与が知られているが、LSP刺激がMAPKを介してPPPを活性化することは、アストログリアのTLR4...

【医歯薬学】社会医学：ジエンダー／認知症を含む研究件

【キーワード】老い / 認知症 / medical humanities / ジェロントロジー / 病い (他20件)

【概要】世界的人口高齢化が進行する今、老いの経験を多角的に、かつ、主体的な視点から理解することの重要性が増している。本研究では、文化テキストにおける老いの表現を分析し、老いの文化的意味、及び、それを規定する価値体系を考察した。具体的には、欧米圏と日本で生産された小説、映画、漫画作品を主な対象として、老いの表現を分析した。特に、認知症と介護のテーマに注目し、表象と介護における倫理的側面について考えつつ、老い...

【医歯薬学】社会医学：認知的柔軟性／認知症を含む研究件

【概要】認知症の発症初期に低下する「認知的柔軟性」の維持に有用な食品に繋がる知見の獲得を目標に、腸内細菌叢由来代謝産物と消化管ホルモンを介した腸脳軸（腸内細菌叢－ホルモン－脳システム）の分子基盤解明を目指し、2年目の計画に従って進めた。昨年度構築したタッチスクリーン装置を用いた認知的柔軟性評価システム（オリジナル版）について論文化し審査中である。今年度は、更なる調整を行い、認知的柔軟性の評価方が確立され...

【医歯薬学】社会医学：注意／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、健常高齢ドライバーと脳損傷ドライバーを対象に、光トポグラフィを用いて客観的に運転安全性の評価を行うことを目的とした。その結果、軽度のアルツハイマー病患者においては、危険場面を疑似運転中に、ブレーキ反応の遅延とともに、前頭葉の活動性低下をみたケースでは、運転リスクが高いと考えられた。また、有効視野計測(UFOV)の手法にgo/no-go課題を加えた独自の課題(VFIT)を用いた検討では、...

【キーワード】Driving / Alzheimer's disease / depression / Attention / dementia (他16件)

【概要】【目的】老人性痴呆および老年期うつ病の患者に関して、種々の神経心理検査バッテリーによる認知機能評価と、運転シュミレータを用いた運転能力評価の関連を検討する。【方法】平成12年度はまず、神経心理検査バッテリーの作成、簡易運転シュミレータ(タスクネット社AC110)の設置と作動環境の整備を行った。神経心理検査バッテリーは注意・記憶・知能・前頭葉機能を評価できる課題を選定し、AC110では、ハンドルとブ...

【医歯薬学】社会医学：腸内環境／認知症を含む研究件

【概要】認知症の発症初期に低下する「認知的柔軟性」の維持に有用な食品に繋がる知見の獲得を目標に、腸内細菌叢由来代謝産物と消化管ホルモンを介した腸脳軸（腸内細菌叢－ホルモン－脳システム）の分子基盤解明を目指し、2年目の計画に従って進めた。昨年度構築したタッチスクリーン装置を用いた認知的柔軟性評価システム（オリジナル版）について論文化し審査中である。今年度は、更なる調整を行い、認知的柔軟性の評価方が確立され...

【医歯薬学】社会医学：前頭葉／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、健常高齢ドライバーと脳損傷ドライバーを対象に、光トポグラフィを用いて客観的に運転安全性の評価を行うことを目的とした。その結果、軽度のアルツハイマー病患者においては、危険場面を疑似運転中に、ブレーキ反応の遅延とともに、前頭葉の活動性低下をみたケースでは、運転リスクが高いと考えられた。また、有効視野計測(UFOV)の手法にgo/no-go課題を加えた独自の課題(VFIT)を用いた検討では、...

【医歯薬学】社会医学：ポリアミン／認知症を含む研究件

【概要】認知症の発症初期に低下する「認知的柔軟性」の維持に有用な食品に繋がる知見の獲得を目標に、腸内細菌叢由来代謝産物と消化管ホルモンを介した腸脳軸（腸内細菌叢－ホルモン－脳システム）の分子基盤解明を目指し、2年目の計画に従って進めた。昨年度構築したタッチスクリーン装置を用いた認知的柔軟性評価システム（オリジナル版）について論文化し審査中である。今年度は、更なる調整を行い、認知的柔軟性の評価方が確立され...

【医歯薬学】社会医学：ホルモン／認知症を含む研究件

【概要】認知症の発症初期に低下する「認知的柔軟性」の維持に有用な食品に繋がる知見の獲得を目標に、腸内細菌叢由来代謝産物と消化管ホルモンを介した腸脳軸（腸内細菌叢－ホルモン－脳システム）の分子基盤解明を目指し、2年目の計画に従って進めた。昨年度構築したタッチスクリーン装置を用いた認知的柔軟性評価システム（オリジナル版）について論文化し審査中である。今年度は、更なる調整を行い、認知的柔軟性の評価方が確立され...

【概要】フレイルの基盤を成す臓器老化の過程には階層構造が存在することが想定され、その構造を明らかにすることで、フレイルと老年症候群の予防や治療戦略へつなげることが本研究の目的である。研究の結果、血管をフレイル関連臓器の上流臓器と捉えた階層構造を示し、その機序に慢性炎症を軸とした炎症波及・拡大が寄与することを明らかにした。具体的には、自然老化マウスや老化促進マウスを用いた検討により、血管炎症の誘導が脳・神経...

【医歯薬学】社会医学：トレーニング／認知症を含む研究件

【キーワード】学習・記憶 / ビタミンA / 不飽和脂肪酸 / トランスジェニックマウス / 脳機能障害 (他14件)

【概要】現在、「脳と栄養」への関心が社会的に高まっている。従って、「スポーツ栄養学」に基づいた運動時の体調管理が常識となっているように、脳機能に対する栄養素の役割が網羅的に解析され、正確な「脳栄養学」的知識が社会に提供される必要に迫られている。一方、薬剤開発に比較して、精神・神経疾患に対する機能性食品の応用は簡便かつ広範な改善や予防方法開発に貢献できる。以上の背景から、本研究課題では、脂溶性ビタミンや不飽...

【医歯薬学】社会医学：身体運動／認知症を含む研究件

【キーワード】相互行為 / ジェスチャー / マルチモーダル分析 / オノマトペ / 介護 (他19件)

【概要】介護のさまざまな場面で発せられる「よいしょ」「せーの」といった掛け声や、「ふわーっと」「ちょーっと」といった擬態語、擬音語は、フレーズの中に豊かなアクセントを持ち、動作に応じて音の引き延ばしや中断ができる。この研究では、1. 掛け声やオノマトペは個人の運動を調整するのに役立っていること、2. オノマトペに含まれる音象徴は、それを表す様態の属性と関係があること、3. 掛け声やオノマトペは、動作に応じ...

【医歯薬学】社会医学：GLP-1 ／認知症を含む研究件

【概要】認知症の発症初期に低下する「認知的柔軟性」の維持に有用な食品に繋がる知見の獲得を目標に、腸内細菌叢由来代謝産物と消化管ホルモンを介した腸脳軸（腸内細菌叢－ホルモン－脳システム）の分子基盤解明を目指し、2年目の計画に従って進めた。昨年度構築したタッチスクリーン装置を用いた認知的柔軟性評価システム（オリジナル版）について論文化し審査中である。今年度は、更なる調整を行い、認知的柔軟性の評価方が確立され...

【医歯薬学】社会医学：不安症状／認知症を含む研究件

【概要】本研究の目的は，認知症患者および軽度認知障害に含有率の高い抑うつ状態や不安などの心理症状に対する新しいプログラムとして注意バイアス修正（ABM）を導入し，その効果を示すことである．ABMは，刺激の感情価等の性質によって生じる注意の偏りを修正するプログラムである．抑うつ及び不安症状を有する軽度認知症高齢者13名の注意バイアス修正の反応時間とMMSE，行動心理症状との相関分析を行った．中性刺激を標的と...

【医歯薬学】社会医学：高齢運転者／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、高齢ドライバの運転断念に着目し、そのなかでも軽度認知障害と運転能力の関係を確立することを第1の目標とした。また、運転断念は、その人の生活や地域に大きな影響を持つため、断念後の生活のあり方について、自治体・地域と共同でケーススタディを行い、今後の日本各地で想定されることへのモデルケースを構築することを第2の目標とした。 (1)福井と柏の自動車教習所で約2000件のドライブレコーダで記録し...

【医歯薬学】社会医学：高齢者介護／認知症を含む研究件

【研究代表者】藤波努北陸先端科学技術大学院大学, ライフスタイルデザイン研究センター, 教授 (70303344)

【概要】認知症対応型介護施設において入居者の行動をデータ化し、解析する手法を見出した。研究により転倒事故の前兆や老衰の兆しなどが検知できる可能性を示した。これらの成果は高齢者の生活の質を高めることに役立てられる。一方、調査を通じて介護施設の多様性が明らかとなった。得られた結果がどの程度汎用性を有するのかは今後その他の施設でデータを集めて検証する必要がある。介護者の行動推定については、得られたデータから次...

【医歯薬学】社会医学：高齢者施設管理／認知症を含む研究件

【キーワード】リハビリテーション / レクリエーション / 認知症 / 治療計画 / 状態把握 (他8件)

【概要】高齢者へのリハビリテーションは病院だけでなく養護施設においても、レクリエーションなどの活動として実施されている。重度の認知症高齢者の入居数が増えている養護施設では、生活介護を行うスタッフの負担が増しているため、認知症状の改善や悪化防止を目指し、さらには、自立して生活する能力を維持または向上させるために、リハビリテーション(機能回復訓練)の要素を多く含めた活動を実施することが求められている。代表的な...

【医歯薬学】社会医学：高齢者特性／認知症を含む研究件

【概要】高齢化の進展により、痴呆(認知症)になりながら運転を継続しているケースが増大し、事故の危険性がある。このため本研究では、軽度の認知症のレベルにおいて運転の可否の判断ができるようなシステムの構築を目指し、以下の研究を行った。 (1)高齢運転者の運転能力を定量的に計測するモニタリングシステムの開発超小型電気自動車にセンサ等を実装し、それらにより運転行動を定量データ化するシステムを構築した。また、実際...

【医歯薬学】社会医学：外界認知／認知症を含む研究件

【概要】高齢化の進展により、痴呆(認知症)になりながら運転を継続しているケースが増大し、事故の危険性がある。このため本研究では、軽度の認知症のレベルにおいて運転の可否の判断ができるようなシステムの構築を目指し、以下の研究を行った。 (1)高齢運転者の運転能力を定量的に計測するモニタリングシステムの開発超小型電気自動車にセンサ等を実装し、それらにより運転行動を定量データ化するシステムを構築した。また、実際...

【医歯薬学】社会医学：レクレーション／認知症を含む研究件

【キーワード】リハビリテーション / レクリエーション / 認知症 / 治療計画 / 状態把握 (他8件)

【概要】高齢者へのリハビリテーションは病院だけでなく養護施設においても、レクリエーションなどの活動として実施されている。重度の認知症高齢者の入居数が増えている養護施設では、生活介護を行うスタッフの負担が増しているため、認知症状の改善や悪化防止を目指し、さらには、自立して生活する能力を維持または向上させるために、リハビリテーション(機能回復訓練)の要素を多く含めた活動を実施することが求められている。代表的な...

【医歯薬学】社会医学：認知バイアス／認知症を含む研究件

【概要】本研究の目的は，認知症患者および軽度認知障害に含有率の高い抑うつ状態や不安などの心理症状に対する新しいプログラムとして注意バイアス修正（ABM）を導入し，その効果を示すことである．ABMは，刺激の感情価等の性質によって生じる注意の偏りを修正するプログラムである．抑うつ及び不安症状を有する軽度認知症高齢者13名の注意バイアス修正の反応時間とMMSE，行動心理症状との相関分析を行った．中性刺激を標的と...

【医歯薬学】社会医学：認知バイアス修正／認知症を含む研究件

【概要】本研究の目的は，認知症患者および軽度認知障害に含有率の高い抑うつ状態や不安などの心理症状に対する新しいプログラムとして注意バイアス修正（ABM）を導入し，その効果を示すことである．ABMは，刺激の感情価等の性質によって生じる注意の偏りを修正するプログラムである．抑うつ及び不安症状を有する軽度認知症高齢者13名の注意バイアス修正の反応時間とMMSE，行動心理症状との相関分析を行った．中性刺激を標的と...

【医歯薬学】社会医学：認知症治療／認知症を含む研究件

【キーワード】リハビリテーション / レクリエーション / 認知症 / 治療計画 / 状態把握 (他8件)

【概要】高齢者へのリハビリテーションは病院だけでなく養護施設においても、レクリエーションなどの活動として実施されている。重度の認知症高齢者の入居数が増えている養護施設では、生活介護を行うスタッフの負担が増しているため、認知症状の改善や悪化防止を目指し、さらには、自立して生活する能力を維持または向上させるために、リハビリテーション(機能回復訓練)の要素を多く含めた活動を実施することが求められている。代表的な...

【医歯薬学】社会医学：認知障害／認知症を含む研究件

【概要】高齢化の進展により、痴呆(認知症)になりながら運転を継続しているケースが増大し、事故の危険性がある。このため本研究では、軽度の認知症のレベルにおいて運転の可否の判断ができるようなシステムの構築を目指し、以下の研究を行った。 (1)高齢運転者の運転能力を定量的に計測するモニタリングシステムの開発超小型電気自動車にセンサ等を実装し、それらにより運転行動を定量データ化するシステムを構築した。また、実際...

【医歯薬学】社会医学：活動意欲／認知症を含む研究件

【研究代表者】石渡利奈国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所福祉機器開発部, 研究員 (10415359)

【概要】本研究の目的は、認知症初期に見られる「能力の喪失感」に起因する活動意欲の低下への対処手段として、成功体験を記した日記を呈示することで活動意欲を高める電子日記帳を開発することである。研究の成果は次の3点に集約できる。(1)従来よりも成功経験を記した文章の抽出率が高い手法を開発できた。(2)認知症前段階の者が電子デバイスを利用する上で有効な操作補助を明らかにできた。(3)電子日記帳の利用により軽度の認...

【医歯薬学】社会医学：障害者／認知症を含む研究件

❏地域共生社会における「意思」と「主張」をめぐる人びとの「支援実践」の領域横断研究(20K02109)

【概要】今年度も新型コロナウィルス感染症流行に伴う各種の制限によって、各研究者の大幅なエフォートの変更や調査等実施の困難さが生まれ、当初の計画で予定していたさまざまな研究者を招いての研究会実施等を予定どおりには遂行できなかった。しかし、研究分担者及び関係する若手研究者が参加する研究会を複数回開催し、各自の進めている調査研究の報告を行いつつ、各自の研究発表のブラッシュアップを行った。分野領域横断的に知見をつ...

【医歯薬学】社会医学：移動／認知症を含む研究件

【概要】高齢化が進む地域ではモビリティの確保が困難で、特に公共交通の貧弱な地域ではマイカー依存が強く、免許の有無により外出頻度や生活の質に大きな差があり、運転断念をどうとらえるかが重要な問題である。本研究では、地域の移動・交通システムをどのように組んでいくかを明確にするため、軽度認知障害を含む高齢ドライバの特性評価による運転可否判断、超小型モビリティやゴルフカート等の車両の活用など、要素の研究を行いつつ、...

【概要】本研究では、高齢ドライバの運転断念に着目し、そのなかでも軽度認知障害と運転能力の関係を確立することを第1の目標とした。また、運転断念は、その人の生活や地域に大きな影響を持つため、断念後の生活のあり方について、自治体・地域と共同でケーススタディを行い、今後の日本各地で想定されることへのモデルケースを構築することを第2の目標とした。 (1)福井と柏の自動車教習所で約2000件のドライブレコーダで記録し...

【医歯薬学】社会医学：脳機能障害／認知症を含む研究件

【キーワード】学習・記憶 / ビタミンA / 不飽和脂肪酸 / トランスジェニックマウス / 脳機能障害 (他14件)

【概要】現在、「脳と栄養」への関心が社会的に高まっている。従って、「スポーツ栄養学」に基づいた運動時の体調管理が常識となっているように、脳機能に対する栄養素の役割が網羅的に解析され、正確な「脳栄養学」的知識が社会に提供される必要に迫られている。一方、薬剤開発に比較して、精神・神経疾患に対する機能性食品の応用は簡便かつ広範な改善や予防方法開発に貢献できる。以上の背景から、本研究課題では、脂溶性ビタミンや不飽...

【概要】高齢化の進展により、痴呆(認知症)になりながら運転を継続しているケースが増大し、事故の危険性がある。このため本研究では、軽度の認知症のレベルにおいて運転の可否の判断ができるようなシステムの構築を目指し、以下の研究を行った。 (1)高齢運転者の運転能力を定量的に計測するモニタリングシステムの開発超小型電気自動車にセンサ等を実装し、それらにより運転行動を定量データ化するシステムを構築した。また、実際...

【医歯薬学】社会医学：脳腸相関／認知症を含む研究件

【概要】認知症の発症初期に低下する「認知的柔軟性」の維持に有用な食品に繋がる知見の獲得を目標に、腸内細菌叢由来代謝産物と消化管ホルモンを介した腸脳軸（腸内細菌叢－ホルモン－脳システム）の分子基盤解明を目指し、2年目の計画に従って進めた。昨年度構築したタッチスクリーン装置を用いた認知的柔軟性評価システム（オリジナル版）について論文化し審査中である。今年度は、更なる調整を行い、認知的柔軟性の評価方が確立され...

【医歯薬学】社会医学：支援機器／認知症を含む研究件

【研究代表者】石渡利奈国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所福祉機器開発部, 研究員 (10415359)

【概要】本研究の目的は、認知症初期に見られる「能力の喪失感」に起因する活動意欲の低下への対処手段として、成功体験を記した日記を呈示することで活動意欲を高める電子日記帳を開発することである。研究の成果は次の3点に集約できる。(1)従来よりも成功経験を記した文章の抽出率が高い手法を開発できた。(2)認知症前段階の者が電子デバイスを利用する上で有効な操作補助を明らかにできた。(3)電子日記帳の利用により軽度の認...

【医歯薬学】社会医学：運転／認知症を含む研究件

【キーワード】運転 / 軽度認知障害 / アルツハイマー病 / リハビリテーション / 有効視野 (他12件)

【概要】認知症ないしその前段階の軽度認知障害患者と、頭部外傷や脳血管障害等による高次脳機能障害者の自動車運転の安全性の指標の確立を試みた。通常用いられている認知機能検査とともに、新たに考案した有効視野計測課題(VFIT)の標準化を行い、さらに実車による評価を実施したところ、VFIT 得点と実車得点とは関連していた。これらの結果をもとに、認知症および高次脳機能障害における運転安全性の指針に関する一般向け冊子...

【概要】本研究では、高齢ドライバの運転断念に着目し、そのなかでも軽度認知障害と運転能力の関係を確立することを第1の目標とした。また、運転断念は、その人の生活や地域に大きな影響を持つため、断念後の生活のあり方について、自治体・地域と共同でケーススタディを行い、今後の日本各地で想定されることへのモデルケースを構築することを第2の目標とした。 (1)福井と柏の自動車教習所で約2000件のドライブレコーダで記録し...

【概要】高齢化の進展により、痴呆(認知症)になりながら運転を継続しているケースが増大し、事故の危険性がある。このため本研究では、軽度の認知症のレベルにおいて運転の可否の判断ができるようなシステムの構築を目指し、以下の研究を行った。 (1)高齢運転者の運転能力を定量的に計測するモニタリングシステムの開発超小型電気自動車にセンサ等を実装し、それらにより運転行動を定量データ化するシステムを構築した。また、実際...

【医歯薬学】社会医学：運転シミュレータ／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、高齢ドライバの運転断念に着目し、そのなかでも軽度認知障害と運転能力の関係を確立することを第1の目標とした。また、運転断念は、その人の生活や地域に大きな影響を持つため、断念後の生活のあり方について、自治体・地域と共同でケーススタディを行い、今後の日本各地で想定されることへのモデルケースを構築することを第2の目標とした。 (1)福井と柏の自動車教習所で約2000件のドライブレコーダで記録し...

【医歯薬学】社会医学：反応時間／認知症を含む研究件

【概要】本研究の目的は，認知症患者および軽度認知障害に含有率の高い抑うつ状態や不安などの心理症状に対する新しいプログラムとして注意バイアス修正（ABM）を導入し，その効果を示すことである．ABMは，刺激の感情価等の性質によって生じる注意の偏りを修正するプログラムである．抑うつ及び不安症状を有する軽度認知症高齢者13名の注意バイアス修正の反応時間とMMSE，行動心理症状との相関分析を行った．中性刺激を標的と...

【医歯薬学】社会医学：反応特性／認知症を含む研究件

【概要】高齢化の進展により、痴呆(認知症)になりながら運転を継続しているケースが増大し、事故の危険性がある。このため本研究では、軽度の認知症のレベルにおいて運転の可否の判断ができるようなシステムの構築を目指し、以下の研究を行った。 (1)高齢運転者の運転能力を定量的に計測するモニタリングシステムの開発超小型電気自動車にセンサ等を実装し、それらにより運転行動を定量データ化するシステムを構築した。また、実際...

【医歯薬学】社会医学：ドライブレコーダ／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、高齢ドライバの運転断念に着目し、そのなかでも軽度認知障害と運転能力の関係を確立することを第1の目標とした。また、運転断念は、その人の生活や地域に大きな影響を持つため、断念後の生活のあり方について、自治体・地域と共同でケーススタディを行い、今後の日本各地で想定されることへのモデルケースを構築することを第2の目標とした。 (1)福井と柏の自動車教習所で約2000件のドライブレコーダで記録し...

【医歯薬学】社会医学：治療計画／認知症を含む研究件

【キーワード】リハビリテーション / レクリエーション / 認知症 / 治療計画 / 状態把握 (他8件)

【概要】高齢者へのリハビリテーションは病院だけでなく養護施設においても、レクリエーションなどの活動として実施されている。重度の認知症高齢者の入居数が増えている養護施設では、生活介護を行うスタッフの負担が増しているため、認知症状の改善や悪化防止を目指し、さらには、自立して生活する能力を維持または向上させるために、リハビリテーション(機能回復訓練)の要素を多く含めた活動を実施することが求められている。代表的な...

【医歯薬学】社会医学：自尊感情／認知症を含む研究件

【研究代表者】石渡利奈国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所福祉機器開発部, 研究員 (10415359)

【概要】本研究の目的は、認知症初期に見られる「能力の喪失感」に起因する活動意欲の低下への対処手段として、成功体験を記した日記を呈示することで活動意欲を高める電子日記帳を開発することである。研究の成果は次の3点に集約できる。(1)従来よりも成功経験を記した文章の抽出率が高い手法を開発できた。(2)認知症前段階の者が電子デバイスを利用する上で有効な操作補助を明らかにできた。(3)電子日記帳の利用により軽度の認...

【医歯薬学】社会医学：自伝的記憶／認知症を含む研究件

【概要】なつかしさの機能と個人差に関して，その認知的・神経科学的基盤を解明し，回想法等への応用に役立てるために研究を進めた。第1に，なつかしさの機能と個人差の認知的基盤を解明するための心理尺度と実験課題を開発し，16歳から90歳の市民に対する大規模調査と大学生への実験によって検討した。第2に，なつかしさの機能における個人差の神経基盤を同定するためのｆMRI課題を作成し，大学生に実施した。第3に，髄液バイ...

【研究代表者】石渡利奈国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所福祉機器開発部, 研究員 (10415359)

【概要】本研究の目的は、認知症初期に見られる「能力の喪失感」に起因する活動意欲の低下への対処手段として、成功体験を記した日記を呈示することで活動意欲を高める電子日記帳を開発することである。研究の成果は次の3点に集約できる。(1)従来よりも成功経験を記した文章の抽出率が高い手法を開発できた。(2)認知症前段階の者が電子デバイスを利用する上で有効な操作補助を明らかにできた。(3)電子日記帳の利用により軽度の認...

【医歯薬学】社会医学：自動車運転／認知症を含む研究件

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

【概要】本研究では、健常高齢ドライバーと脳損傷ドライバーを対象に、光トポグラフィを用いて客観的に運転安全性の評価を行うことを目的とした。その結果、軽度のアルツハイマー病患者においては、危険場面を疑似運転中に、ブレーキ反応の遅延とともに、前頭葉の活動性低下をみたケースでは、運転リスクが高いと考えられた。また、有効視野計測(UFOV)の手法にgo/no-go課題を加えた独自の課題(VFIT)を用いた検討では、...

【キーワード】Driving / Alzheimer's disease / depression / Attention / dementia (他16件)

【概要】【目的】老人性痴呆および老年期うつ病の患者に関して、種々の神経心理検査バッテリーによる認知機能評価と、運転シュミレータを用いた運転能力評価の関連を検討する。【方法】平成12年度はまず、神経心理検査バッテリーの作成、簡易運転シュミレータ(タスクネット社AC110)の設置と作動環境の整備を行った。神経心理検査バッテリーは注意・記憶・知能・前頭葉機能を評価できる課題を選定し、AC110では、ハンドルとブ...

【医歯薬学】社会医学：行為系列推測／認知症を含む研究件

【研究代表者】藤波努北陸先端科学技術大学院大学, ライフスタイルデザイン研究センター, 教授 (70303344)

【概要】認知症対応型介護施設において入居者の行動をデータ化し、解析する手法を見出した。研究により転倒事故の前兆や老衰の兆しなどが検知できる可能性を示した。これらの成果は高齢者の生活の質を高めることに役立てられる。一方、調査を通じて介護施設の多様性が明らかとなった。得られた結果がどの程度汎用性を有するのかは今後その他の施設でデータを集めて検証する必要がある。介護者の行動推定については、得られたデータから次...

【医歯薬学】社会医学：有効視野／認知症を含む研究件

【キーワード】運転 / 軽度認知障害 / アルツハイマー病 / リハビリテーション / 有効視野 (他12件)

【概要】認知症ないしその前段階の軽度認知障害患者と、頭部外傷や脳血管障害等による高次脳機能障害者の自動車運転の安全性の指標の確立を試みた。通常用いられている認知機能検査とともに、新たに考案した有効視野計測課題(VFIT)の標準化を行い、さらに実車による評価を実施したところ、VFIT 得点と実車得点とは関連していた。これらの結果をもとに、認知症および高次脳機能障害における運転安全性の指針に関する一般向け冊子...

【医歯薬学】社会医学：実車／認知症を含む研究件

【概要】高齢化の進展により、痴呆(認知症)になりながら運転を継続しているケースが増大し、事故の危険性がある。このため本研究では、軽度の認知症のレベルにおいて運転の可否の判断ができるようなシステムの構築を目指し、以下の研究を行った。 (1)高齢運転者の運転能力を定量的に計測するモニタリングシステムの開発超小型電気自動車にセンサ等を実装し、それらにより運転行動を定量データ化するシステムを構築した。また、実際...

【医歯薬学】社会医学：性差／認知症を含む研究件

【概要】食事・栄養は認知症発症や予防のキーの一つである。認知症患者の食習慣だけでなく、食事を準備する同居家族の食習慣も調査し、問題点を明らかにすることを目的とし、物忘れ外来に通院中の69組の高齢aMCI～AD患者とその介護者に調査を行った。魚摂取量は女性患者・その夫・娘が52g/日で、男性患者・女性介護者の約半分量で有意に少なかった。葉酸摂取量も女性患者とその介護者で有意に低かった。菓子摂取量は、患者も...

【医歯薬学】社会医学：高次脳機能障害／認知症を含む研究件

【キーワード】運転 / 軽度認知障害 / アルツハイマー病 / リハビリテーション / 有効視野 (他12件)

【概要】認知症ないしその前段階の軽度認知障害患者と、頭部外傷や脳血管障害等による高次脳機能障害者の自動車運転の安全性の指標の確立を試みた。通常用いられている認知機能検査とともに、新たに考案した有効視野計測課題(VFIT)の標準化を行い、さらに実車による評価を実施したところ、VFIT 得点と実車得点とは関連していた。これらの結果をもとに、認知症および高次脳機能障害における運転安全性の指針に関する一般向け冊子...

【概要】本研究では、健常高齢ドライバーと脳損傷ドライバーを対象に、光トポグラフィを用いて客観的に運転安全性の評価を行うことを目的とした。その結果、軽度のアルツハイマー病患者においては、危険場面を疑似運転中に、ブレーキ反応の遅延とともに、前頭葉の活動性低下をみたケースでは、運転リスクが高いと考えられた。また、有効視野計測(UFOV)の手法にgo/no-go課題を加えた独自の課題(VFIT)を用いた検討では、...

【医歯薬学】社会医学：医療人類学／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、当初認知症に中心とした地域精神医療の発展の歴史と現在の臨床的実践について、人類学的な参与観察を含めたフィールドワークを主体としての調査を目指すものであった。しかしコロナ禍において、特に感染のリスクが高い認知症の当事者や医療従事者へ直接コンタクトをとることは控えざるを得ず、かわりに認知症をはじめとしたより広義での精神障害に対する意識の高まりを「新健康主義」と名付け、発達障害、うつ病、認知症...

❏認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー：当事者の視点を活かす臨床構築に向けて(16KT0123)

【概要】現在日本では、認知症の早期発見が推進されることで多くの人々が救済されると同時に、老いに対する不安も高まっている。北中は臨床現場での人類学的調査を通じて、認知症診断がもたらす不確実性が１）急速な薬理化、２）予防言説の隆盛とそこに潜む「魔術的思考」、３）「新健康主義」をもたらしていることを明らかにした。他方で、認知症臨床における当事者運動との協働から、従来の精神療法的共感の形に加え、脳神経科学的共感と...

【医歯薬学】社会医学：地域医療／認知症を含む研究件

❏認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー：当事者の視点を活かす臨床構築に向けて(16KT0123)

【概要】現在日本では、認知症の早期発見が推進されることで多くの人々が救済されると同時に、老いに対する不安も高まっている。北中は臨床現場での人類学的調査を通じて、認知症診断がもたらす不確実性が１）急速な薬理化、２）予防言説の隆盛とそこに潜む「魔術的思考」、３）「新健康主義」をもたらしていることを明らかにした。他方で、認知症臨床における当事者運動との協働から、従来の精神療法的共感の形に加え、脳神経科学的共感と...

【医歯薬学】社会医学：老人観／認知症を含む研究件

【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)

【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期（５０代）、②開始・展開期（６０代...

【医歯薬学】社会医学：患者支援／認知症を含む研究件

【概要】認知症や昏睡、脳卒中後遺症などで患者が医療同意困難な状態になった場合、日本だけではなく欧米でも通常、家族などの患者の近親者が代理人となって意思決定を行っている。しかしながら、患者本人と代理人の意向の一致率はそれほど高くないことが繰り返し報告されている。本研究では医療同意困難な患者のより良い治療決定を検討するため,療養病床の実態調査,および一般住民の意向調査を行った.両調査において,患者の意向を尊重...

【医歯薬学】社会医学：脳萎縮／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、高齢化が進行している日本人一般女性集団を対象とし、潜在性動脈硬化、脳萎縮、認知機能障害の実態と関連要因を明らかとし、その予防法を解明することを目的とする。当初より基盤A研究2期分で目標対象者数800名に対して調査を実施する予定であり、平成27-29年度は第1期にあたる。第1期では、草津市住民基本台帳より60－85歳の女性を無作為抽出し、同意を得た266名に対して、胸腹部CT、頭部MRI、...

【医歯薬学】社会医学：脳卒中後遺症／認知症を含む研究件

【概要】認知症や昏睡、脳卒中後遺症などで患者が医療同意困難な状態になった場合、日本だけではなく欧米でも通常、家族などの患者の近親者が代理人となって意思決定を行っている。しかしながら、患者本人と代理人の意向の一致率はそれほど高くないことが繰り返し報告されている。本研究では医療同意困難な患者のより良い治療決定を検討するため,療養病床の実態調査,および一般住民の意向調査を行った.両調査において,患者の意向を尊重...

【医歯薬学】社会医学：脳卒中予防／認知症を含む研究件

【概要】【研究の目的】水分摂取不足は血液粘稠度を高めるため、脳梗塞初発・再発予防や認知症予防として水分摂取が勧められることが多い。しかしながら、水分摂取による予防効果を検証した研究は殆ど発表されていない。従って本申請課題では、水分摂取習慣の違いが脳梗塞初発・再発及び認知機能の低下に影響するのかを明らかにすることを目的とした。その目的達成のために、脳梗塞既往者、認知症患者、健常者の水分摂取習慣を含めた生活習...

【医歯薬学】社会医学：医療同意困難／認知症を含む研究件

【概要】認知症や昏睡、脳卒中後遺症などで患者が医療同意困難な状態になった場合、日本だけではなく欧米でも通常、家族などの患者の近親者が代理人となって意思決定を行っている。しかしながら、患者本人と代理人の意向の一致率はそれほど高くないことが繰り返し報告されている。本研究では医療同意困難な患者のより良い治療決定を検討するため,療養病床の実態調査,および一般住民の意向調査を行った.両調査において,患者の意向を尊重...

【医歯薬学】社会医学：一般女性／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、高齢化が進行している日本人一般女性集団を対象とし、潜在性動脈硬化、脳萎縮、認知機能障害の実態と関連要因を明らかとし、その予防法を解明することを目的とする。当初より基盤A研究2期分で目標対象者数800名に対して調査を実施する予定であり、平成27-29年度は第1期にあたる。第1期では、草津市住民基本台帳より60－85歳の女性を無作為抽出し、同意を得た266名に対して、胸腹部CT、頭部MRI、...

【医歯薬学】社会医学：栄養調査／認知症を含む研究件

【概要】要介護者の2人に1人は認知症であり、介護する家族・介護スタッフの負担は計り知れない。物忘れ外来通院中の40組において介護サービスが十分受けられ、満足していると答えた患者・介護者においては、心理検査でも不安、QOLの維持・改善傾向が見られた。介護負担の中で食事の支度が大変という意見が多く、平成27年は患者および介護者の栄養調査を行った。魚の摂取量は、AD女性患者とその介護者で成人平均量の半分と少なか...

【医歯薬学】社会医学：光トポグラフィー／認知症を含む研究件

【キーワード】運転 / 軽度認知障害 / アルツハイマー病 / リハビリテーション / 有効視野 (他12件)

【概要】認知症ないしその前段階の軽度認知障害患者と、頭部外傷や脳血管障害等による高次脳機能障害者の自動車運転の安全性の指標の確立を試みた。通常用いられている認知機能検査とともに、新たに考案した有効視野計測課題(VFIT)の標準化を行い、さらに実車による評価を実施したところ、VFIT 得点と実車得点とは関連していた。これらの結果をもとに、認知症および高次脳機能障害における運転安全性の指針に関する一般向け冊子...

【概要】本研究では、健常高齢ドライバーと脳損傷ドライバーを対象に、光トポグラフィを用いて客観的に運転安全性の評価を行うことを目的とした。その結果、軽度のアルツハイマー病患者においては、危険場面を疑似運転中に、ブレーキ反応の遅延とともに、前頭葉の活動性低下をみたケースでは、運転リスクが高いと考えられた。また、有効視野計測(UFOV)の手法にgo/no-go課題を加えた独自の課題(VFIT)を用いた検討では、...

【医歯薬学】社会医学：事前計画／認知症を含む研究件

【概要】認知症や昏睡、脳卒中後遺症などで患者が医療同意困難な状態になった場合、日本だけではなく欧米でも通常、家族などの患者の近親者が代理人となって意思決定を行っている。しかしながら、患者本人と代理人の意向の一致率はそれほど高くないことが繰り返し報告されている。本研究では医療同意困難な患者のより良い治療決定を検討するため,療養病床の実態調査,および一般住民の意向調査を行った.両調査において,患者の意向を尊重...

【医歯薬学】社会医学：治療決定／認知症を含む研究件

【概要】認知症や昏睡、脳卒中後遺症などで患者が医療同意困難な状態になった場合、日本だけではなく欧米でも通常、家族などの患者の近親者が代理人となって意思決定を行っている。しかしながら、患者本人と代理人の意向の一致率はそれほど高くないことが繰り返し報告されている。本研究では医療同意困難な患者のより良い治療決定を検討するため,療養病床の実態調査,および一般住民の意向調査を行った.両調査において,患者の意向を尊重...

【医歯薬学】社会医学：抗血栓薬／認知症を含む研究件

❏向精神薬の不適切使用、過量服薬、及び高齢者の診断変遷に係る大規模データベース解析(21K07508)

【研究代表者】彌富泰佑慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教(臨床実習)(丙) (80897083)

【概要】向精神薬と身体疾患薬の併用に関する実態把握は十分に行われていなかった。今回、我々は厚生労働省から得たレセプト情報・特定健診等情報データベース（NDB）から得た2015年1月における58万1990人のデータにつき、炭酸リチウム服用患者、選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）/　セロトニン-ノルアドレナリン再取り込み阻害薬（SNRI）服用患者、ミルタザピン服用患者、について各々非服用者を対象に身...

【医歯薬学】社会医学：自殺予防／認知症を含む研究件

❏向精神薬の不適切使用、過量服薬、及び高齢者の診断変遷に係る大規模データベース解析(21K07508)

【研究代表者】彌富泰佑慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教(臨床実習)(丙) (80897083)

【概要】向精神薬と身体疾患薬の併用に関する実態把握は十分に行われていなかった。今回、我々は厚生労働省から得たレセプト情報・特定健診等情報データベース（NDB）から得た2015年1月における58万1990人のデータにつき、炭酸リチウム服用患者、選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）/　セロトニン-ノルアドレナリン再取り込み阻害薬（SNRI）服用患者、ミルタザピン服用患者、について各々非服用者を対象に身...

【医歯薬学】社会医学：メタゲノム／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / フィールド調査 / 遺伝子解析 / エピゲノミクス (他14件)

【概要】①経年的なフィールド調査と疫学像、臨床像、生活様式や食生活、社会環境の変遷：紀伊半島では、約280例の患者レジストリを用いて自然歴の解析を進めている。多発地区での患者follow upを継続している。グアム島は、2019年9月に現地調査を行った。パプア州では、2020年3月に現地調査を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大により中止した。2020年度、2021年度は、コロナ禍の影響でグアム...

【医歯薬学】社会医学：代理決定／認知症を含む研究件

【概要】認知症や昏睡、脳卒中後遺症などで患者が医療同意困難な状態になった場合、日本だけではなく欧米でも通常、家族などの患者の近親者が代理人となって意思決定を行っている。しかしながら、患者本人と代理人の意向の一致率はそれほど高くないことが繰り返し報告されている。本研究では医療同意困難な患者のより良い治療決定を検討するため,療養病床の実態調査,および一般住民の意向調査を行った.両調査において,患者の意向を尊重...

【医歯薬学】社会医学：水分摂取／認知症を含む研究件

【概要】【研究の目的】水分摂取不足は血液粘稠度を高めるため、脳梗塞初発・再発予防や認知症予防として水分摂取が勧められることが多い。しかしながら、水分摂取による予防効果を検証した研究は殆ど発表されていない。従って本申請課題では、水分摂取習慣の違いが脳梗塞初発・再発及び認知機能の低下に影響するのかを明らかにすることを目的とした。その目的達成のために、脳梗塞既往者、認知症患者、健常者の水分摂取習慣を含めた生活習...

【医歯薬学】社会医学：糖尿病合併症／認知症を含む研究件

❏アディポネクチン受容体研究の新たな展開と認知症抑制・健康長寿実現への応用基盤研究(19H01052)

【キーワード】アディポネクチン / アディポネクチン受容体 / 健康長寿 / 認知症 / 糖尿病合併症

【概要】アディポネクチン及びその受容体（AdipoR）の作用が肥満に伴い低下することにより、メタボリックシンドローム・2型糖尿病・動脈硬化症が引き起こされる。本課題では、AdipoRの新規シグナル伝達機構の全容とAdipoRの糖脂質代謝・細胞ストレス改善における生物学的意義を解明し、受容体研究のブレイクスルーを目指した。認知症・動脈硬化症などの糖尿病合併症抑制に繋がる創薬基盤研究を推進した。 ...

【医歯薬学】社会医学：社会学／認知症を含む研究件

❏「新しい認知症ケア」の展開・意義に関する臨床社会学的研究(18830022)

【研究代表者】井口高志信州大学, 医学部, 講師 (40432025)

【研究種目】若手研究(スタートアップ)

【研究期間】2006 - 2007

【キーワード】認知症 / ケア / 臨床社会学 / 社会学 / 社会福祉関係 (他6件)

【概要】本年度行ったのはこれまでの研究成果の総括と、本研究課題で行ってきた質的調査、文献調査それぞれの展開の作業である。まず、これまで、介護家族へのインタビュー調査、介護者家族会・デイサービスへの参与観察などの質的方法を用いて行ってきた、一連の研究のまとめとして、著作『認知症家族介護を生きる』の出版の作業を行った。調査自体は本年度以前に集中的に行ったものであるが、本研究課題において行ってきた、「新しい認...

【医歯薬学】社会医学：葉酸／認知症を含む研究件

【概要】食事・栄養は認知症発症や予防のキーの一つである。認知症患者の食習慣だけでなく、食事を準備する同居家族の食習慣も調査し、問題点を明らかにすることを目的とし、物忘れ外来に通院中の69組の高齢aMCI～AD患者とその介護者に調査を行った。魚摂取量は女性患者・その夫・娘が52g/日で、男性患者・女性介護者の約半分量で有意に少なかった。葉酸摂取量も女性患者とその介護者で有意に低かった。菓子摂取量は、患者も...

【医歯薬学】社会医学：成年後見／認知症を含む研究件

【概要】認知症や昏睡、脳卒中後遺症などで患者が医療同意困難な状態になった場合、日本だけではなく欧米でも通常、家族などの患者の近親者が代理人となって意思決定を行っている。しかしながら、患者本人と代理人の意向の一致率はそれほど高くないことが繰り返し報告されている。本研究では医療同意困難な患者のより良い治療決定を検討するため,療養病床の実態調査,および一般住民の意向調査を行った.両調査において,患者の意向を尊重...

【医歯薬学】社会医学：成年後見制度／認知症を含む研究件

【概要】認知症や昏睡、脳卒中後遺症などで患者が医療同意困難な状態になった場合、日本だけではなく欧米でも通常、家族などの患者の近親者が代理人となって意思決定を行っている。しかしながら、患者本人と代理人の意向の一致率はそれほど高くないことが繰り返し報告されている。本研究では医療同意困難な患者のより良い治療決定を検討するため,療養病床の実態調査,および一般住民の意向調査を行った.両調査において,患者の意向を尊重...

【医歯薬学】社会医学：介護サービス／認知症を含む研究件

【概要】認知症患者の介護は、身体的・精神的な負担をもたらす。介護ストレスを評価し、介入によるストレスの変化を心理検査や唾液アミラーゼで測定した。1年半の経過で、薬物療法を変更していない10例において、介護保険利用状況にわけて、検討を行った。認知症は進行しているが、介護サービスを必要に応じて増やした群は、介護者の状態不安、怒り-敵意、QOL(Quality of Life)が改善していた。それに比べ、認知症...

【医歯薬学】歯学：自己抗体／認知症を含む研究件

【概要】本研究の対象者は研究代表者が参画している高血圧・脂質異常症・糖尿病の治療歴及び心血管疾患の既往がない都市部住民集団の男女1,134名を対象とした前向きコホート研究『日常的な健康度を指標とした都市コホート研究：神戸トライアル』（神戸研究）および山形県鶴岡市にて健康診断受診者11,002人を対象に質量分析法を応用した様々な手法で低分子の代謝産物を網羅的に解析するメタボローム解析技術を取り入れた前向きコ...

【医歯薬学】歯学：変異／認知症を含む研究件

❏新規alpha-synuclein発現調節modifier遺伝子の同定と機能解明(25860726)

【キーワード】パーキンソン病 / alpha-synuclein / SNCA / 遺伝子重複 / びまん性レビー小体病 (他14件)

【概要】SNCA duplicationの変異を持つ発症者，非発症キャリアーの2群に分けた．合計20名(6家系、男性：女性=8：12、パーキンソン病発症11名、パーキンソン病非発症キャリア9名)である。 AffymetrixのGeneChipを用いて一塩基多型を調べた．LOD scoreの算出とManhattan plotの作成した．連鎖解析ソフトであるMERLINを用いてLOD scoreを算出した．L...

【医歯薬学】歯学：ゲノム編集／認知症を含む研究件

【概要】認知症患者脳における特徴的な病理学的所見の一つである細胞内凝集体は、タウタンパク質を構成成分としている。細胞内におけるタウ凝集体の形成や除去といった細胞内凝集体の動態を規定する分子メカニズムの解明は、治療戦略を考える上で重要と考えられる。本研究では、そのメカニズムに関与する新規分子をCRISPR/Cas9システムを用いたゲノムワイドスクリーニングにより探索することを目指し、その実験系の構築を行った...

【医歯薬学】歯学：ERストレス／認知症を含む研究件

【概要】高グルコース環境は培養アストログリアにおいてminor pathwayの１つHBP亢進に伴ってERストレスを惹起し、Keap1/Nrf2システムを介して別のminor pathwayであるPPPの律速酵素glucose 6-phophate dehydrogenaseを誘導する。糖尿病における炎症の関与が知られているが、LSP刺激がMAPKを介してPPPを活性化することは、アストログリアのTLR4...

【医歯薬学】歯学：多発性硬化症／認知症を含む研究件

【キーワード】タウオパチー / 多系統萎縮症 / 多発性硬化症 / Bassoon / バイオマーカー (他9件)

【概要】われわれは先行研究において、一部のタウオパチー発症に神経終末アクティブゾーンに存在するbassoon蛋白を翻訳するbassoon(BSN)遺伝子の変化を見出した。そのタウオパチーは３リピート(3R)と４リピート(4R)のタウ蛋白質が蓄積する新しい病態であることも示した。さらに、今までPSPと臨床診断していた患者を対象に遺伝子解析を実施したところ、その約10％にBSN遺伝子変化を同定した。このメカニ...

【医歯薬学】歯学：表情解析／認知症を含む研究件

【概要】コミュニケーションが取れなくなった認知症患者に、せめてQOLを評価して患者の気持ちを推し量ることができれば、医療適応の判断や治療効果の判定に役立つのではないか。従来のQOL評価は質問票であり、コミュニケーションのとれない患者には用いることが出来ない。今回は、コミュニケーションのとれる患者にQOL評価としてSF-8とVASによる自己評価を施行。唾液アミラーゼなどのバイオマーカー検査と顔写真を撮影し、...

【医歯薬学】薬学：アディポネクチン／認知症を含む研究件

❏アディポネクチン受容体研究の新たな展開と認知症抑制・健康長寿実現への応用基盤研究(19H01052)

【キーワード】アディポネクチン / アディポネクチン受容体 / 健康長寿 / 認知症 / 糖尿病合併症

【概要】アディポネクチン及びその受容体（AdipoR）の作用が肥満に伴い低下することにより、メタボリックシンドローム・2型糖尿病・動脈硬化症が引き起こされる。本課題では、AdipoRの新規シグナル伝達機構の全容とAdipoRの糖脂質代謝・細胞ストレス改善における生物学的意義を解明し、受容体研究のブレイクスルーを目指した。認知症・動脈硬化症などの糖尿病合併症抑制に繋がる創薬基盤研究を推進した。 ...

【医歯薬学】薬学：ビタミンA ／認知症を含む研究件

【キーワード】学習・記憶 / ビタミンA / 不飽和脂肪酸 / トランスジェニックマウス / 脳機能障害 (他14件)

【概要】現在、「脳と栄養」への関心が社会的に高まっている。従って、「スポーツ栄養学」に基づいた運動時の体調管理が常識となっているように、脳機能に対する栄養素の役割が網羅的に解析され、正確な「脳栄養学」的知識が社会に提供される必要に迫られている。一方、薬剤開発に比較して、精神・神経疾患に対する機能性食品の応用は簡便かつ広範な改善や予防方法開発に貢献できる。以上の背景から、本研究課題では、脂溶性ビタミンや不飽...

【医歯薬学】薬学：レチノイン酸／認知症を含む研究件

【キーワード】学習・記憶 / ビタミンA / 不飽和脂肪酸 / トランスジェニックマウス / 脳機能障害 (他14件)

【概要】現在、「脳と栄養」への関心が社会的に高まっている。従って、「スポーツ栄養学」に基づいた運動時の体調管理が常識となっているように、脳機能に対する栄養素の役割が網羅的に解析され、正確な「脳栄養学」的知識が社会に提供される必要に迫られている。一方、薬剤開発に比較して、精神・神経疾患に対する機能性食品の応用は簡便かつ広範な改善や予防方法開発に貢献できる。以上の背景から、本研究課題では、脂溶性ビタミンや不飽...

【医歯薬学】薬学：アセチルコリン合成／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / コリン作動性神経 / アセチルコリン / コリントランスポーター / トラフィッキング (他8件)

【概要】コリン作動性神経は中枢神経系において認知機能などに重要である。コリン作動性神経末端において、アセチルコリン合成の前駆体であるコリンは高親和性コリントランスポーター(CHT1)によって細胞外から輸送される。この輸送はアセチルコリン合成の律速段階となる。我々は、輸送基質であるコリンがCHT1の細胞内移行を誘導することによりその細胞表面発現量を制御することを新たに見出した。また、テトラヒドロピリミジン系...

【医歯薬学】薬学：ストレス応答／認知症を含む研究件

❏認知症発症機構における神経変性プロセスの鍵を握る細胞病態の解明(19H01015)

【キーワード】認知症 / 神経変性 / グリア細胞 / ストレス応答

【概要】本研究においては、異常タンパク質蓄積を起点とする認知症の神経変性プロセスについて、様々な細胞が関与する「細胞病態」として捉えなおす。そしてこれらの細胞間相互作用について理解を目指し、１）凝集タンパク質が引き起こす細胞レベルでのストレス応答の理解、２）慢性的なタンパク質蓄積に対する細胞反応異常の解明、３）細胞病態を反映する診断法や介入に向けた新規技術開発、を目指して研究を遂行する。当該年度においては...

【医歯薬学】薬学：再生医療／認知症を含む研究件

【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)

【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...

【医歯薬学】薬学：NF-κB ／認知症を含む研究件

【概要】コーヒーの生活習慣病の予防効果を分子論的に解明することを目的として研究を遂行した。糖尿病や発がんのリスク要因である抗炎症効果について、コーヒー豆の焙煎成分であるカテコール類が炎症反応のシグナル伝達系を抑えるとともに、生体防御遺伝子群の活性化を引き起こすことを見出した。また、焙煎成分ピロカテコールが認知症の原因物質の１つであるアミロイドβの産生にかかわる分解酵素β-セクレターゼの発現を抑制することを...

【医歯薬学】薬学：先制医療／認知症を含む研究件

【概要】アルツハイマー病（AD）に対して個々人のリスクを考慮した先制医療を実現するためには、各リスクがどの病態プロセスに影響するか、を明らかにする必要がある。そこで本研究においては、既知のADリスク遺伝子がAβ産生経路（PICALM、BIN1）やアミロイド蓄積に対するミクログリアの応答性（INPP5D、DAP12）に関わることを培養細胞系及びモデル動物において明らかとした。またBIN1がタウ病態伝播に関わ...

【医歯薬学】薬学：細胞内移行／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / コリン作動性神経 / アセチルコリン / コリントランスポーター / トラフィッキング (他8件)

【概要】コリン作動性神経は中枢神経系において認知機能などに重要である。コリン作動性神経末端において、アセチルコリン合成の前駆体であるコリンは高親和性コリントランスポーター(CHT1)によって細胞外から輸送される。この輸送はアセチルコリン合成の律速段階となる。我々は、輸送基質であるコリンがCHT1の細胞内移行を誘導することによりその細胞表面発現量を制御することを新たに見出した。また、テトラヒドロピリミジン系...

【医歯薬学】薬学：脳機能／認知症を含む研究件

【研究代表者】小林彰子東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任准教授 (90348144)

【キーワード】マイクロRNA / ポリフェノール / 脳機能 / ロスマリン酸 / 認知症 (他6件)

【医歯薬学】薬学：タウ／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 血液バイオマーカー / SIMOA / PET タウ (他13件)

【概要】我々は紀伊ALS/PDCの髄液でAβは減少し総タウ、リン酸化タウは増加しない、という結果を得ている。(J Neurodegenerative Diseases 2013) しかしながら、髄液検査は侵襲性が高く簡便な血液バイオマーカーの開発が求められている。本研究では、紀伊 ALS/PDCの生前診断に有用な血液バイオマーカーの開発を目指す。本疾患では脳内にタウ、α-synuclein 、TDP-43...

【概要】認知症患者脳における特徴的な病理学的所見の一つである細胞内凝集体は、タウタンパク質を構成成分としている。細胞内におけるタウ凝集体の形成や除去といった細胞内凝集体の動態を規定する分子メカニズムの解明は、治療戦略を考える上で重要と考えられる。本研究では、そのメカニズムに関与する新規分子をCRISPR/Cas9システムを用いたゲノムワイドスクリーニングにより探索することを目指し、その実験系の構築を行った...

【医歯薬学】薬学：ペントースリン酸経路／認知症を含む研究件

【概要】高グルコース環境は培養アストログリアにおいてminor pathwayの１つHBP亢進に伴ってERストレスを惹起し、Keap1/Nrf2システムを介して別のminor pathwayであるPPPの律速酵素glucose 6-phophate dehydrogenaseを誘導する。糖尿病における炎症の関与が知られているが、LSP刺激がMAPKを介してPPPを活性化することは、アストログリアのTLR4...

【医歯薬学】薬学：慢性炎症／認知症を含む研究件

【概要】加齢に伴うフレイルの発症には慢性炎症を軸とした階層構造が想定される。本研究では血管を上流として、血管細胞死が主導する炎症機序解明から下流臓器への炎症波及・拡大機序を明らかにすることを目的とする。研究成果として、血管平滑筋細胞のアポトーシスがIL-1などの炎症性因子の発現上昇と関係すること、さらに血管炎症が主体の大動脈瘤モデルでは高リン負荷、性ホルモン低下などの老化促進要因が、アポトーシスおよび炎症...

【概要】フレイルの基盤を成す臓器老化の過程には階層構造が存在することが想定され、その構造を明らかにすることで、フレイルと老年症候群の予防や治療戦略へつなげることが本研究の目的である。研究の結果、血管をフレイル関連臓器の上流臓器と捉えた階層構造を示し、その機序に慢性炎症を軸とした炎症波及・拡大が寄与することを明らかにした。具体的には、自然老化マウスや老化促進マウスを用いた検討により、血管炎症の誘導が脳・神経...

【医歯薬学】薬学：トランスジェニツクマウス／認知症を含む研究件

【キーワード】学習・記憶 / ビタミンA / 不飽和脂肪酸 / トランスジェニックマウス / 脳機能障害 (他14件)

【概要】現在、「脳と栄養」への関心が社会的に高まっている。従って、「スポーツ栄養学」に基づいた運動時の体調管理が常識となっているように、脳機能に対する栄養素の役割が網羅的に解析され、正確な「脳栄養学」的知識が社会に提供される必要に迫られている。一方、薬剤開発に比較して、精神・神経疾患に対する機能性食品の応用は簡便かつ広範な改善や予防方法開発に貢献できる。以上の背景から、本研究課題では、脂溶性ビタミンや不飽...

【医歯薬学】薬学：ケトン体／認知症を含む研究件

【概要】高グルコース環境は培養アストログリアにおいてminor pathwayの１つHBP亢進に伴ってERストレスを惹起し、Keap1/Nrf2システムを介して別のminor pathwayであるPPPの律速酵素glucose 6-phophate dehydrogenaseを誘導する。糖尿病における炎症の関与が知られているが、LSP刺激がMAPKを介してPPPを活性化することは、アストログリアのTLR4...

【医歯薬学】薬学：コリントランスポーター／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / コリン作動性神経 / アセチルコリン / コリントランスポーター / トラフィッキング (他8件)

【概要】コリン作動性神経は中枢神経系において認知機能などに重要である。コリン作動性神経末端において、アセチルコリン合成の前駆体であるコリンは高親和性コリントランスポーター(CHT1)によって細胞外から輸送される。この輸送はアセチルコリン合成の律速段階となる。我々は、輸送基質であるコリンがCHT1の細胞内移行を誘導することによりその細胞表面発現量を制御することを新たに見出した。また、テトラヒドロピリミジン系...

【医歯薬学】薬学：コリン作動性神経／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / コリン作動性神経 / アセチルコリン / コリントランスポーター / トラフィッキング (他8件)

【概要】コリン作動性神経は中枢神経系において認知機能などに重要である。コリン作動性神経末端において、アセチルコリン合成の前駆体であるコリンは高親和性コリントランスポーター(CHT1)によって細胞外から輸送される。この輸送はアセチルコリン合成の律速段階となる。我々は、輸送基質であるコリンがCHT1の細胞内移行を誘導することによりその細胞表面発現量を制御することを新たに見出した。また、テトラヒドロピリミジン系...

【医歯薬学】薬学：モデル動物／認知症を含む研究件

【キーワード】タウオパチー / 多系統萎縮症 / 多発性硬化症 / Bassoon / バイオマーカー (他9件)

【概要】われわれは先行研究において、一部のタウオパチー発症に神経終末アクティブゾーンに存在するbassoon蛋白を翻訳するbassoon(BSN)遺伝子の変化を見出した。そのタウオパチーは３リピート(3R)と４リピート(4R)のタウ蛋白質が蓄積する新しい病態であることも示した。さらに、今までPSPと臨床診断していた患者を対象に遺伝子解析を実施したところ、その約10％にBSN遺伝子変化を同定した。このメカニ...

【概要】アルツハイマー病（AD）に対して個々人のリスクを考慮した先制医療を実現するためには、各リスクがどの病態プロセスに影響するか、を明らかにする必要がある。そこで本研究においては、既知のADリスク遺伝子がAβ産生経路（PICALM、BIN1）やアミロイド蓄積に対するミクログリアの応答性（INPP5D、DAP12）に関わることを培養細胞系及びモデル動物において明らかとした。またBIN1がタウ病態伝播に関わ...

【医歯薬学】薬学：高親和性コリントランスポーター／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / コリン作動性神経 / アセチルコリン / コリントランスポーター / トラフィッキング (他8件)

【概要】コリン作動性神経は中枢神経系において認知機能などに重要である。コリン作動性神経末端において、アセチルコリン合成の前駆体であるコリンは高親和性コリントランスポーター(CHT1)によって細胞外から輸送される。この輸送はアセチルコリン合成の律速段階となる。我々は、輸送基質であるコリンがCHT1の細胞内移行を誘導することによりその細胞表面発現量を制御することを新たに見出した。また、テトラヒドロピリミジン系...

【医歯薬学】薬学：幹細胞／認知症を含む研究件

【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)

【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...

【医歯薬学】薬学：神経幹細胞／認知症を含む研究件

【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)

【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...

【医歯薬学】薬学：大腸がん／認知症を含む研究件

【概要】習慣的なコーヒー摂取が、肥満や炎症に関連して生じる生活習慣病の発症リスクを低下させる可能性が報告されている。我々は、前駆脂肪細胞3T3-L1を用いて、コーヒー豆焙煎成分がインスリンシグナル経路のアダプター分子IRS1の分解を促進することにより、肥満の要因である脂肪細胞の分化を抑制することを見出した。また、コーヒーの抗炎症効果に関して、コーヒー豆焙煎成分がＬＰＳ誘発マウスマクロファージ細胞の炎症反応...

【医歯薬学】薬学：MRI ／認知症を含む研究件

【概要】本研究は認知症をターゲットにした前向きコホート研究である。平成25年度に、一般住民1,690名を対象に住民コホートを立ち上げた。その結果、軽度認知症（MCI）の有病率は、全体で4.5％（男性 5.1％、女性 4.2％）であり、年齢と有意な相関を示した。また、VSRADによる萎縮度と、MMSeスコアとの関連を検討したところ、男性では関連傾向を認めるのみであったが（p=0.0951）、女性では有意な関...

❏アルツハイマー病の精神症状の縦断的変化に関する神経基盤と臨床評価による統合的研究(25461782)

【概要】アルツハイマー病患者に併発する精神症状の長期経過は不明な点が多い。軽度アルツハイマー病患者を縦断的に調査し、妄想の出現した患者と出現しなかった患者の頭部MRI画像の拡散テンソル画像を検討した。脳梁膨大部、両側側頭葉白質部位におけるfractional antisotropy （FA）値は、ベースラインと2年後を比較すると2群とも有意に低下していた。脳梁膝部と両側前頭葉白質部などのFA値は、ベースラ...

【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)

【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...

【医歯薬学】薬学：核磁気共鳴(NMR) ／認知症を含む研究件

【概要】脳内の領域特異的なアミロイドベータ蛋白質(Ass)蓄積は当該領域の神経細胞膜を形成する脂質分子の構成に依存することが、剖検脳より調製した神経細胞膜の再構成実験により示された。一方、神経細胞膜上にあってAss重合を誘導するガングリオシドとAssとの分子レベルでの相互作用について、ガングリオシドを組み込んだ小型の人工的脂質膜での蛋白質と糖脂質の結合特異性に関する体系的なNMR計測が実施可能であることが...

【医歯薬学】薬学：遺伝子改変マウス／認知症を含む研究件

【概要】(Aim1)　Iba1-KO マウスの樹立：ゲノム編集を用いて、Iba1ターゲティングを行う. ゲノム編集はすでに修了しており、現在計画繁殖を行っている.現時点では、繁殖過程においてIgLON5 KOマウスの出生率や交配率に低下は認められず、生育の有意な差異も認められていない. (Aim2)　IgLON5 KOマウス：KO、野生型マウス各60匹を得ており、生化学的サンプリングをすすめている.　繁...

【医歯薬学】薬学：プロテアソーム／認知症を含む研究件

【概要】コーヒーの生活習慣病の予防効果を分子論的に解明することを目的として研究を遂行した。糖尿病や発がんのリスク要因である抗炎症効果について、コーヒー豆の焙煎成分であるカテコール類が炎症反応のシグナル伝達系を抑えるとともに、生体防御遺伝子群の活性化を引き起こすことを見出した。また、焙煎成分ピロカテコールが認知症の原因物質の１つであるアミロイドβの産生にかかわる分解酵素β-セクレターゼの発現を抑制することを...

【医歯薬学】薬学：神経科学／認知症を含む研究件

【キーワード】アルツハイマー病 / 脳アミロイド血管症 / アクアポリン４ / 動物モデル / アミロイドβ (他11件)

【概要】アルツハイマー病モデルである5xFADをアクアポリン４ノックアウトマウスと交配することによりアルツハイマー病病態におけるアクアポリン４機能の意義について検討を行った。その結果、アルツハイマー病の典型的な病理像である老人斑の蓄積、その周囲のグリオシスに対してはアクアポリン４機能欠損による影響はほとんどなかったが、２０週齢以降アクアポリン４ノックアウトの個体において夜間の活動が徐々に低下するとともに...

【概要】本研究では、健常高齢ドライバーと脳損傷ドライバーを対象に、光トポグラフィを用いて客観的に運転安全性の評価を行うことを目的とした。その結果、軽度のアルツハイマー病患者においては、危険場面を疑似運転中に、ブレーキ反応の遅延とともに、前頭葉の活動性低下をみたケースでは、運転リスクが高いと考えられた。また、有効視野計測(UFOV)の手法にgo/no-go課題を加えた独自の課題(VFIT)を用いた検討では、...

【医歯薬学】薬学：不飽和脂肪酸／認知症を含む研究件

【キーワード】学習・記憶 / ビタミンA / 不飽和脂肪酸 / トランスジェニックマウス / 脳機能障害 (他14件)

【概要】現在、「脳と栄養」への関心が社会的に高まっている。従って、「スポーツ栄養学」に基づいた運動時の体調管理が常識となっているように、脳機能に対する栄養素の役割が網羅的に解析され、正確な「脳栄養学」的知識が社会に提供される必要に迫られている。一方、薬剤開発に比較して、精神・神経疾患に対する機能性食品の応用は簡便かつ広範な改善や予防方法開発に貢献できる。以上の背景から、本研究課題では、脂溶性ビタミンや不飽...

【医歯薬学】薬学：アストロサイト／認知症を含む研究件

【概要】高グルコース環境は培養アストログリアにおいてminor pathwayの１つHBP亢進に伴ってERストレスを惹起し、Keap1/Nrf2システムを介して別のminor pathwayであるPPPの律速酵素glucose 6-phophate dehydrogenaseを誘導する。糖尿病における炎症の関与が知られているが、LSP刺激がMAPKを介してPPPを活性化することは、アストログリアのTLR4...

【医歯薬学】薬学：アセチルコリン／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / コリン作動性神経 / アセチルコリン / コリントランスポーター / トラフィッキング (他8件)

【概要】コリン作動性神経は中枢神経系において認知機能などに重要である。コリン作動性神経末端において、アセチルコリン合成の前駆体であるコリンは高親和性コリントランスポーター(CHT1)によって細胞外から輸送される。この輸送はアセチルコリン合成の律速段階となる。我々は、輸送基質であるコリンがCHT1の細胞内移行を誘導することによりその細胞表面発現量を制御することを新たに見出した。また、テトラヒドロピリミジン系...

【概要】様々な病態や老化に伴う認知障害に広く有効な薬物を開発する目的で、新規作用点をもつ薬物の探索を行った。高親和性コリントランスポーター(CHT)はアセチルコリン合成の律速段階を担い、その活性は細胞内のトラフィッキングにより制御されている。CHTのトラフィッキングをモニターするアッセイ系を確立して1000種以上の化合物をスクリーニングすることで、CHT作用薬のシード化合物を得た。また、アルファー7型ニコ...

【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)

【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...

【医歯薬学】薬学：リポポリサッカライド(LPS) ／認知症を含む研究件

【概要】高グルコース環境は培養アストログリアにおいてminor pathwayの１つHBP亢進に伴ってERストレスを惹起し、Keap1/Nrf2システムを介して別のminor pathwayであるPPPの律速酵素glucose 6-phophate dehydrogenaseを誘導する。糖尿病における炎症の関与が知られているが、LSP刺激がMAPKを介してPPPを活性化することは、アストログリアのTLR4...

【医歯薬学】薬学：アルツハイマー病／認知症を含む研究件

【概要】アミロイド病理モデルマウスであるAppノックイン（App-KI）マウスにおいて、脳内に蓄積するAβは加齢とともに増加し、活性化グリア細胞の増加とAβ沈着周囲への集簇といった脳内炎症の亢進が認められる。Foxp3陽性制御性T細胞（Treg）の脳内浸潤も経時的に増加し、Foxp3陽性Tregの薬剤誘導性選択的除去により脳内に沈着するAβが増加することを確認した。脳TregのシングルセルRNA-seq解...

【キーワード】アルツハイマー病 / 脳アミロイド血管症 / アクアポリン４ / 動物モデル / アミロイドβ (他11件)

【概要】アルツハイマー病モデルである5xFADをアクアポリン４ノックアウトマウスと交配することによりアルツハイマー病病態におけるアクアポリン４機能の意義について検討を行った。その結果、アルツハイマー病の典型的な病理像である老人斑の蓄積、その周囲のグリオシスに対してはアクアポリン４機能欠損による影響はほとんどなかったが、２０週齢以降アクアポリン４ノックアウトの個体において夜間の活動が徐々に低下するとともに...

【概要】アルツハイマー病（AD）に対して個々人のリスクを考慮した先制医療を実現するためには、各リスクがどの病態プロセスに影響するか、を明らかにする必要がある。そこで本研究においては、既知のADリスク遺伝子がAβ産生経路（PICALM、BIN1）やアミロイド蓄積に対するミクログリアの応答性（INPP5D、DAP12）に関わることを培養細胞系及びモデル動物において明らかとした。またBIN1がタウ病態伝播に関わ...

【医歯薬学】薬学：プロテオミクス／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / フィールド調査 / 遺伝子解析 / エピゲノミクス (他14件)

【概要】①経年的なフィールド調査と疫学像、臨床像、生活様式や食生活、社会環境の変遷：紀伊半島では、約280例の患者レジストリを用いて自然歴の解析を進めている。多発地区での患者follow upを継続している。グアム島は、2019年9月に現地調査を行った。パプア州では、2020年3月に現地調査を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大により中止した。2020年度、2021年度は、コロナ禍の影響でグアム...

【医歯薬学】薬学：脳梗塞／認知症を含む研究件

【概要】【研究の目的】水分摂取不足は血液粘稠度を高めるため、脳梗塞初発・再発予防や認知症予防として水分摂取が勧められることが多い。しかしながら、水分摂取による予防効果を検証した研究は殆ど発表されていない。従って本申請課題では、水分摂取習慣の違いが脳梗塞初発・再発及び認知機能の低下に影響するのかを明らかにすることを目的とした。その目的達成のために、脳梗塞既往者、認知症患者、健常者の水分摂取習慣を含めた生活習...

【医歯薬学】薬学：タンパク質／認知症を含む研究件

【概要】脳内の領域特異的なアミロイドベータ蛋白質(Ass)蓄積は当該領域の神経細胞膜を形成する脂質分子の構成に依存することが、剖検脳より調製した神経細胞膜の再構成実験により示された。一方、神経細胞膜上にあってAss重合を誘導するガングリオシドとAssとの分子レベルでの相互作用について、ガングリオシドを組み込んだ小型の人工的脂質膜での蛋白質と糖脂質の結合特異性に関する体系的なNMR計測が実施可能であることが...

【医歯薬学】薬学：CRISPR-Cas9 ／認知症を含む研究件

【概要】認知症患者脳における特徴的な病理学的所見の一つである細胞内凝集体は、タウタンパク質を構成成分としている。細胞内におけるタウ凝集体の形成や除去といった細胞内凝集体の動態を規定する分子メカニズムの解明は、治療戦略を考える上で重要と考えられる。本研究では、そのメカニズムに関与する新規分子をCRISPR/Cas9システムを用いたゲノムワイドスクリーニングにより探索することを目指し、その実験系の構築を行った...

【医歯薬学】薬学：DNA ／認知症を含む研究件

❏新規alpha-synuclein発現調節modifier遺伝子の同定と機能解明(25860726)

【キーワード】パーキンソン病 / alpha-synuclein / SNCA / 遺伝子重複 / びまん性レビー小体病 (他14件)

【概要】SNCA duplicationの変異を持つ発症者，非発症キャリアーの2群に分けた．合計20名(6家系、男性：女性=8：12、パーキンソン病発症11名、パーキンソン病非発症キャリア9名)である。 AffymetrixのGeneChipを用いて一塩基多型を調べた．LOD scoreの算出とManhattan plotの作成した．連鎖解析ソフトであるMERLINを用いてLOD scoreを算出した．L...

【医歯薬学】薬学：白内障／認知症を含む研究件

【概要】習慣的なコーヒー摂取が、肥満や炎症に関連して生じる生活習慣病の発症リスクを低下させる可能性が報告されている。我々は、前駆脂肪細胞3T3-L1を用いて、コーヒー豆焙煎成分がインスリンシグナル経路のアダプター分子IRS1の分解を促進することにより、肥満の要因である脂肪細胞の分化を抑制することを見出した。また、コーヒーの抗炎症効果に関して、コーヒー豆焙煎成分がＬＰＳ誘発マウスマクロファージ細胞の炎症反応...

【医歯薬学】薬学：てんかん／認知症を含む研究件

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【医歯薬学】薬学：トラフィッキング／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / コリン作動性神経 / アセチルコリン / コリントランスポーター / トラフィッキング (他8件)

【概要】コリン作動性神経は中枢神経系において認知機能などに重要である。コリン作動性神経末端において、アセチルコリン合成の前駆体であるコリンは高親和性コリントランスポーター(CHT1)によって細胞外から輸送される。この輸送はアセチルコリン合成の律速段階となる。我々は、輸送基質であるコリンがCHT1の細胞内移行を誘導することによりその細胞表面発現量を制御することを新たに見出した。また、テトラヒドロピリミジン系...

【医歯薬学】薬学：炎症／認知症を含む研究件

【概要】(Aim1)　Iba1-KO マウスの樹立：ゲノム編集を用いて、Iba1ターゲティングを行う. ゲノム編集はすでに修了しており、現在計画繁殖を行っている.現時点では、繁殖過程においてIgLON5 KOマウスの出生率や交配率に低下は認められず、生育の有意な差異も認められていない. (Aim2)　IgLON5 KOマウス：KO、野生型マウス各60匹を得ており、生化学的サンプリングをすすめている.　繁...

【概要】習慣的なコーヒー摂取が、肥満や炎症に関連して生じる生活習慣病の発症リスクを低下させる可能性が報告されている。我々は、前駆脂肪細胞3T3-L1を用いて、コーヒー豆焙煎成分がインスリンシグナル経路のアダプター分子IRS1の分解を促進することにより、肥満の要因である脂肪細胞の分化を抑制することを見出した。また、コーヒーの抗炎症効果に関して、コーヒー豆焙煎成分がＬＰＳ誘発マウスマクロファージ細胞の炎症反応...

【医歯薬学】薬学：神経変性／認知症を含む研究件

【キーワード】タウオパチー / 多系統萎縮症 / 多発性硬化症 / Bassoon / バイオマーカー (他9件)

【概要】われわれは先行研究において、一部のタウオパチー発症に神経終末アクティブゾーンに存在するbassoon蛋白を翻訳するbassoon(BSN)遺伝子の変化を見出した。そのタウオパチーは３リピート(3R)と４リピート(4R)のタウ蛋白質が蓄積する新しい病態であることも示した。さらに、今までPSPと臨床診断していた患者を対象に遺伝子解析を実施したところ、その約10％にBSN遺伝子変化を同定した。このメカニ...

❏認知症発症機構における神経変性プロセスの鍵を握る細胞病態の解明(19H01015)

【キーワード】認知症 / 神経変性 / グリア細胞 / ストレス応答

【概要】本研究においては、異常タンパク質蓄積を起点とする認知症の神経変性プロセスについて、様々な細胞が関与する「細胞病態」として捉えなおす。そしてこれらの細胞間相互作用について理解を目指し、１）凝集タンパク質が引き起こす細胞レベルでのストレス応答の理解、２）慢性的なタンパク質蓄積に対する細胞反応異常の解明、３）細胞病態を反映する診断法や介入に向けた新規技術開発、を目指して研究を遂行する。当該年度においては...

【医歯薬学】薬学：神経変性疾患／認知症を含む研究件

【概要】(Aim1)　Iba1-KO マウスの樹立：ゲノム編集を用いて、Iba1ターゲティングを行う. ゲノム編集はすでに修了しており、現在計画繁殖を行っている.現時点では、繁殖過程においてIgLON5 KOマウスの出生率や交配率に低下は認められず、生育の有意な差異も認められていない. (Aim2)　IgLON5 KOマウス：KO、野生型マウス各60匹を得ており、生化学的サンプリングをすすめている.　繁...

【概要】アミロイド病理モデルマウスであるAppノックイン（App-KI）マウスにおいて、脳内に蓄積するAβは加齢とともに増加し、活性化グリア細胞の増加とAβ沈着周囲への集簇といった脳内炎症の亢進が認められる。Foxp3陽性制御性T細胞（Treg）の脳内浸潤も経時的に増加し、Foxp3陽性Tregの薬剤誘導性選択的除去により脳内に沈着するAβが増加することを確認した。脳TregのシングルセルRNA-seq解...

【概要】認知症患者脳における特徴的な病理学的所見の一つである細胞内凝集体は、タウタンパク質を構成成分としている。細胞内におけるタウ凝集体の形成や除去といった細胞内凝集体の動態を規定する分子メカニズムの解明は、治療戦略を考える上で重要と考えられる。本研究では、そのメカニズムに関与する新規分子をCRISPR/Cas9システムを用いたゲノムワイドスクリーニングにより探索することを目指し、その実験系の構築を行った...

【医歯薬学】薬学：ミクログリア／認知症を含む研究件

【概要】(Aim1)　Iba1-KO マウスの樹立：ゲノム編集を用いて、Iba1ターゲティングを行う. ゲノム編集はすでに修了しており、現在計画繁殖を行っている.現時点では、繁殖過程においてIgLON5 KOマウスの出生率や交配率に低下は認められず、生育の有意な差異も認められていない. (Aim2)　IgLON5 KOマウス：KO、野生型マウス各60匹を得ており、生化学的サンプリングをすすめている.　繁...

【医歯薬学】薬学：抗うつ薬／認知症を含む研究件

❏向精神薬の不適切使用、過量服薬、及び高齢者の診断変遷に係る大規模データベース解析(21K07508)

【研究代表者】彌富泰佑慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教(臨床実習)(丙) (80897083)

【概要】向精神薬と身体疾患薬の併用に関する実態把握は十分に行われていなかった。今回、我々は厚生労働省から得たレセプト情報・特定健診等情報データベース（NDB）から得た2015年1月における58万1990人のデータにつき、炭酸リチウム服用患者、選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）/　セロトニン-ノルアドレナリン再取り込み阻害薬（SNRI）服用患者、ミルタザピン服用患者、について各々非服用者を対象に身...

【医歯薬学】薬学：ニコチン受容体／認知症を含む研究件

【概要】様々な病態や老化に伴う認知障害に広く有効な薬物を開発する目的で、新規作用点をもつ薬物の探索を行った。高親和性コリントランスポーター(CHT)はアセチルコリン合成の律速段階を担い、その活性は細胞内のトラフィッキングにより制御されている。CHTのトラフィッキングをモニターするアッセイ系を確立して1000種以上の化合物をスクリーニングすることで、CHT作用薬のシード化合物を得た。また、アルファー7型ニコ...

【医歯薬学】薬学：抗炎症／認知症を含む研究件

【概要】コーヒーの生活習慣病の予防効果を分子論的に解明することを目的として研究を遂行した。糖尿病や発がんのリスク要因である抗炎症効果について、コーヒー豆の焙煎成分であるカテコール類が炎症反応のシグナル伝達系を抑えるとともに、生体防御遺伝子群の活性化を引き起こすことを見出した。また、焙煎成分ピロカテコールが認知症の原因物質の１つであるアミロイドβの産生にかかわる分解酵素β-セクレターゼの発現を抑制することを...

【概要】習慣的なコーヒー摂取が、肥満や炎症に関連して生じる生活習慣病の発症リスクを低下させる可能性が報告されている。我々は、前駆脂肪細胞3T3-L1を用いて、コーヒー豆焙煎成分がインスリンシグナル経路のアダプター分子IRS1の分解を促進することにより、肥満の要因である脂肪細胞の分化を抑制することを見出した。また、コーヒーの抗炎症効果に関して、コーヒー豆焙煎成分がＬＰＳ誘発マウスマクロファージ細胞の炎症反応...

【医歯薬学】薬学：抗炎症作用／認知症を含む研究件

【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)

【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...

【医歯薬学】薬学：パーキンソン病／認知症を含む研究件

【概要】診療上で医師の主観的評価や自記式質問紙による患者本人の主観的判断に頼らざるを得ない疾患が少なからずある。我々は患者の音声を解析して客観的な指標を示すことで、そうした疾病のスクリーニングやモニタリングを可能とする技術を開発した。うつ病においては、十分な感度と特異度を持った指標が完成した。また、その指標が医師の評価と相関が取れることも確認した。さらにこの指標を用いてスマートフォンアプリケーションを作成...

❏新規alpha-synuclein発現調節modifier遺伝子の同定と機能解明(25860726)

【キーワード】パーキンソン病 / alpha-synuclein / SNCA / 遺伝子重複 / びまん性レビー小体病 (他14件)

【概要】SNCA duplicationの変異を持つ発症者，非発症キャリアーの2群に分けた．合計20名(6家系、男性：女性=8：12、パーキンソン病発症11名、パーキンソン病非発症キャリア9名)である。 AffymetrixのGeneChipを用いて一塩基多型を調べた．LOD scoreの算出とManhattan plotの作成した．連鎖解析ソフトであるMERLINを用いてLOD scoreを算出した．L...

【医歯薬学】薬学：降圧薬／認知症を含む研究件

❏向精神薬の不適切使用、過量服薬、及び高齢者の診断変遷に係る大規模データベース解析(21K07508)

【研究代表者】彌富泰佑慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教(臨床実習)(丙) (80897083)

【概要】向精神薬と身体疾患薬の併用に関する実態把握は十分に行われていなかった。今回、我々は厚生労働省から得たレセプト情報・特定健診等情報データベース（NDB）から得た2015年1月における58万1990人のデータにつき、炭酸リチウム服用患者、選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）/　セロトニン-ノルアドレナリン再取り込み阻害薬（SNRI）服用患者、ミルタザピン服用患者、について各々非服用者を対象に身...

【医歯薬学】薬学：糖鎖／認知症を含む研究件

【概要】脳内の領域特異的なアミロイドベータ蛋白質(Ass)蓄積は当該領域の神経細胞膜を形成する脂質分子の構成に依存することが、剖検脳より調製した神経細胞膜の再構成実験により示された。一方、神経細胞膜上にあってAss重合を誘導するガングリオシドとAssとの分子レベルでの相互作用について、ガングリオシドを組み込んだ小型の人工的脂質膜での蛋白質と糖脂質の結合特異性に関する体系的なNMR計測が実施可能であることが...

【医歯薬学】看護学：スピリチュアルケア／認知症を含む研究件

【キーワード】宗教の社会貢献 / 認知症 / バーンアウト予防 / スピリチュアルケア / 高齢者ケア (他15件)

【概要】超高齢・多死社会の我が国で、これまで老病死を扱ってきた僧侶がどのような役割を果たしうるかを明らかにすることが本研究の目的である。 2017年5月から8月にかけて、高齢者ケアに従事するケアスタッフへのアンケート調査を行った。質問紙の構成は大きく分けて、①勤務する施設での取り組みについて、②高齢者ケアの経験・考え方について、③僧侶との連携の経験・考え方について、④属性についてである。アンケートを分析...

【医歯薬学】看護学：アセスメントシート／認知症を含む研究件

【概要】本研究の目的は、物理的な環境整備と人的支援を連動した居住環境整備の方法論の確立を目指すため、在宅認知症高齢者や家族のための物理的な環境整備(ハード面)と人の関わりやサービスなど人的支援(ソフト面)に着目したアセスメントシートを開発することである。1.当該研究分野における国内外のレビュー、2.国内外の居住環境整備に関連するアセスメントシートに基づくアセスメント試案を作成、3.アセスメントシートの主...

【医歯薬学】看護学：高齢者ケア／認知症を含む研究件

【キーワード】宗教の社会貢献 / 認知症 / バーンアウト予防 / スピリチュアルケア / 高齢者ケア (他15件)

【概要】超高齢・多死社会の我が国で、これまで老病死を扱ってきた僧侶がどのような役割を果たしうるかを明らかにすることが本研究の目的である。 2017年5月から8月にかけて、高齢者ケアに従事するケアスタッフへのアンケート調査を行った。質問紙の構成は大きく分けて、①勤務する施設での取り組みについて、②高齢者ケアの経験・考え方について、③僧侶との連携の経験・考え方について、④属性についてである。アンケートを分析...

【医歯薬学】看護学：療養病床／認知症を含む研究件

【概要】認知症や昏睡、脳卒中後遺症などで患者が医療同意困難な状態になった場合、日本だけではなく欧米でも通常、家族などの患者の近親者が代理人となって意思決定を行っている。しかしながら、患者本人と代理人の意向の一致率はそれほど高くないことが繰り返し報告されている。本研究では医療同意困難な患者のより良い治療決定を検討するため,療養病床の実態調査,および一般住民の意向調査を行った.両調査において,患者の意向を尊重...

【医歯薬学】看護学：地域包括ケア病棟／認知症を含む研究件

【概要】今年度も質問紙調査を行うことを目的に研究を始める予定であったが、医療現場が混乱している中で正確なデータが取れないのではないかとの見解に至り、質問紙調査を見合わせることにした。質問紙本体については、平成30年に行われた診療報酬改定に伴い、病棟の施設基準区分などを4区分に変更して作成するなどの修正は加えることができている。しかしながら、令和2年度の改定で病床許可数が400床以上の病院については入院患...

【医歯薬学】看護学：老化／認知症を含む研究件

【概要】加齢に伴うフレイルの発症には慢性炎症を軸とした階層構造が想定される。本研究では血管を上流として、血管細胞死が主導する炎症機序解明から下流臓器への炎症波及・拡大機序を明らかにすることを目的とする。研究成果として、血管平滑筋細胞のアポトーシスがIL-1などの炎症性因子の発現上昇と関係すること、さらに血管炎症が主体の大動脈瘤モデルでは高リン負荷、性ホルモン低下などの老化促進要因が、アポトーシスおよび炎症...

【キーワード】アルツハイマー病 / 脳アミロイド血管症 / アクアポリン４ / 動物モデル / アミロイドβ (他11件)

【概要】アルツハイマー病モデルである5xFADをアクアポリン４ノックアウトマウスと交配することによりアルツハイマー病病態におけるアクアポリン４機能の意義について検討を行った。その結果、アルツハイマー病の典型的な病理像である老人斑の蓄積、その周囲のグリオシスに対してはアクアポリン４機能欠損による影響はほとんどなかったが、２０週齢以降アクアポリン４ノックアウトの個体において夜間の活動が徐々に低下するとともに...

【概要】フレイルの基盤を成す臓器老化の過程には階層構造が存在することが想定され、その構造を明らかにすることで、フレイルと老年症候群の予防や治療戦略へつなげることが本研究の目的である。研究の結果、血管をフレイル関連臓器の上流臓器と捉えた階層構造を示し、その機序に慢性炎症を軸とした炎症波及・拡大が寄与することを明らかにした。具体的には、自然老化マウスや老化促進マウスを用いた検討により、血管炎症の誘導が脳・神経...

【医歯薬学】看護学：脳神経疾患／認知症を含む研究件

【キーワード】アルツハイマー病 / 脳アミロイド血管症 / アクアポリン４ / 動物モデル / アミロイドβ (他11件)

【概要】アルツハイマー病モデルである5xFADをアクアポリン４ノックアウトマウスと交配することによりアルツハイマー病病態におけるアクアポリン４機能の意義について検討を行った。その結果、アルツハイマー病の典型的な病理像である老人斑の蓄積、その周囲のグリオシスに対してはアクアポリン４機能欠損による影響はほとんどなかったが、２０週齢以降アクアポリン４ノックアウトの個体において夜間の活動が徐々に低下するとともに...

【概要】認知症患者脳における特徴的な病理学的所見の一つである細胞内凝集体は、タウタンパク質を構成成分としている。細胞内におけるタウ凝集体の形成や除去といった細胞内凝集体の動態を規定する分子メカニズムの解明は、治療戦略を考える上で重要と考えられる。本研究では、そのメカニズムに関与する新規分子をCRISPR/Cas9システムを用いたゲノムワイドスクリーニングにより探索することを目指し、その実験系の構築を行った...

【医歯薬学】看護学：医介連携／認知症を含む研究件

【概要】今年度も質問紙調査を行うことを目的に研究を始める予定であったが、医療現場が混乱している中で正確なデータが取れないのではないかとの見解に至り、質問紙調査を見合わせることにした。質問紙本体については、平成30年に行われた診療報酬改定に伴い、病棟の施設基準区分などを4区分に変更して作成するなどの修正は加えることができている。しかしながら、令和2年度の改定で病床許可数が400床以上の病院については入院患...

【医歯薬学】看護学：看護職者／認知症を含む研究件

【概要】本研究の目的は，認知症高齢者と看護職者間の関係形成に活用するケアリングモデルの開発である。研究参加者は2014年度の6日間の認知症ケア看護師養成研修を修了した10名の看護職者であり，6名にフォーカスグループインタビュー，4名に個別の半構造的面接を行った。この結果をふまえ，認知症高齢者と看護職者のケアリングの関係性を理解するための37の質問項目を抽出した。認知症高齢者と看護職者の関係形成には，それ...

【医歯薬学】看護学：チーム／認知症を含む研究件

【概要】今年度も質問紙調査を行うことを目的に研究を始める予定であったが、医療現場が混乱している中で正確なデータが取れないのではないかとの見解に至り、質問紙調査を見合わせることにした。質問紙本体については、平成30年に行われた診療報酬改定に伴い、病棟の施設基準区分などを4区分に変更して作成するなどの修正は加えることができている。しかしながら、令和2年度の改定で病床許可数が400床以上の病院については入院患...

【医歯薬学】看護学：SF-8 ／認知症を含む研究件

【概要】コミュニケーションが取れなくなった認知症患者に、せめてQOLを評価して患者の気持ちを推し量ることができれば、医療適応の判断や治療効果の判定に役立つのではないか。従来のQOL評価は質問票であり、コミュニケーションのとれない患者には用いることが出来ない。今回は、コミュニケーションのとれる患者にQOL評価としてSF-8とVASによる自己評価を施行。唾液アミラーゼなどのバイオマーカー検査と顔写真を撮影し、...

【医歯薬学】看護学：加齢／認知症を含む研究件

❏Ageing, Dementia, Care in Contemporary Fiction(17K02517)

【キーワード】ageing / gender / friendship / masculinity / TV drama (他22件)

【概要】本研究は、下記のテーマに沿って構想されている：①認知症の文学的語り、②認知症の文化的意味、③児童向け絵本における老い、認知、感情、④現代文学における老い、ジェンダー、ケア（③は国際共同研究加速基金研究課題として進捗）。本年度は②と④の研究を継続発展した。②日本の現代映画作品における認知症の表象の研究を継続した。映画は、認知症の文化的意味形成において重要な役割を担うと考えられる。分析作品においては、...

【概要】なつかしさの機能と個人差に関して，その認知的・神経科学的基盤を解明し，回想法等への応用に役立てるために研究を進めた。第1に，なつかしさの機能と個人差の認知的基盤を解明するための心理尺度と実験課題を開発し，16歳から90歳の市民に対する大規模調査と大学生への実験によって検討した。第2に，なつかしさの機能における個人差の神経基盤を同定するためのｆMRI課題を作成し，大学生に実施した。第3に，髄液バイ...

【キーワード】老い / 認知症 / medical humanities / ジェロントロジー / 病い (他20件)

【概要】世界的人口高齢化が進行する今、老いの経験を多角的に、かつ、主体的な視点から理解することの重要性が増している。本研究では、文化テキストにおける老いの表現を分析し、老いの文化的意味、及び、それを規定する価値体系を考察した。具体的には、欧米圏と日本で生産された小説、映画、漫画作品を主な対象として、老いの表現を分析した。特に、認知症と介護のテーマに注目し、表象と介護における倫理的側面について考えつつ、老い...

【医歯薬学】看護学：モデル開発／認知症を含む研究件

【概要】本研究の目的は，認知症高齢者と看護職者間の関係形成に活用するケアリングモデルの開発である。研究参加者は2014年度の6日間の認知症ケア看護師養成研修を修了した10名の看護職者であり，6名にフォーカスグループインタビュー，4名に個別の半構造的面接を行った。この結果をふまえ，認知症高齢者と看護職者のケアリングの関係性を理解するための37の質問項目を抽出した。認知症高齢者と看護職者の関係形成には，それ...

【医歯薬学】看護学：入院患者／認知症を含む研究件

【概要】近年の我が国の高齢化に伴い65歳以上の高齢者人口は、3617万人、総人口に占める割合（高齢化率）は28.7％と過去最高となった。それに伴い病院の入院患者も高齢化し、原疾患に加え認知症を伴った患者が増加している。また、2019年度では日本全体で1万6775人の認知症高齢者が行方不明となっており、その中で460人は死亡した状態での発見だった。入院中の認知症患者は、病状が回復に向かうと看護師の見守りの目...

【医歯薬学】看護学：連携／認知症を含む研究件

【研究代表者】内山映子慶應義塾大学, 政策・メディア研究科, 特任准教授(非常勤) (00365503)

【概要】ITを活用したコミュニケーション支援ツールの利用が、介護サービス提供者と認知症患者の家族との間のコミュニケーションを増加させ、ひいては家族のストレス軽減に寄与するか、また介護サービス提供者のコミュニケーションに要する手間を従来方式以上に増加させないかを実証により検討した。その結果、コミュニケーションが増加した事例からは、ストレスの軽減に有効な可能性が示された。また日々の業務の中でITツールを利用す...

【医歯薬学】看護学：軽度認知症／認知症を含む研究件

【概要】本研究の目的は，認知症患者および軽度認知障害に含有率の高い抑うつ状態や不安などの心理症状に対する新しいプログラムとして注意バイアス修正（ABM）を導入し，その効果を示すことである．ABMは，刺激の感情価等の性質によって生じる注意の偏りを修正するプログラムである．抑うつ及び不安症状を有する軽度認知症高齢者13名の注意バイアス修正の反応時間とMMSE，行動心理症状との相関分析を行った．中性刺激を標的と...

【キーワード】運転 / 軽度認知障害 / アルツハイマー病 / リハビリテーション / 有効視野 (他12件)

【概要】認知症ないしその前段階の軽度認知障害患者と、頭部外傷や脳血管障害等による高次脳機能障害者の自動車運転の安全性の指標の確立を試みた。通常用いられている認知機能検査とともに、新たに考案した有効視野計測課題(VFIT)の標準化を行い、さらに実車による評価を実施したところ、VFIT 得点と実車得点とは関連していた。これらの結果をもとに、認知症および高次脳機能障害における運転安全性の指針に関する一般向け冊子...

【医歯薬学】看護学：軽度認知障害／認知症を含む研究件

【概要】高齢緑内障患者において、視野検査と光干渉断層計(OCT)による検査結果は有意に相関しており、緑内障進行度に応じてOCTの菲薄化は顕著であったが、高齢者に多い落屑緑内障では、さらに顕著な菲薄化がみられた。高齢緑内障患者では高頻度で軽度認知機能低下を示すこと、OCTと視野の相関について、認知機能低下が視野とOCT結果との乖離に強く関与していた。認知症関連疾患である正常圧水頭症患者では緑内障の有病率が高...

【キーワード】運転 / 軽度認知障害 / アルツハイマー病 / リハビリテーション / 有効視野 (他12件)

【概要】認知症ないしその前段階の軽度認知障害患者と、頭部外傷や脳血管障害等による高次脳機能障害者の自動車運転の安全性の指標の確立を試みた。通常用いられている認知機能検査とともに、新たに考案した有効視野計測課題(VFIT)の標準化を行い、さらに実車による評価を実施したところ、VFIT 得点と実車得点とは関連していた。これらの結果をもとに、認知症および高次脳機能障害における運転安全性の指針に関する一般向け冊子...

【概要】本研究では、健常高齢ドライバーと脳損傷ドライバーを対象に、光トポグラフィを用いて客観的に運転安全性の評価を行うことを目的とした。その結果、軽度のアルツハイマー病患者においては、危険場面を疑似運転中に、ブレーキ反応の遅延とともに、前頭葉の活動性低下をみたケースでは、運転リスクが高いと考えられた。また、有効視野計測(UFOV)の手法にgo/no-go課題を加えた独自の課題(VFIT)を用いた検討では、...

【医歯薬学】看護学：認知症の原因疾患／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、認知症高齢者の摂食嚥下障害に対する「原因疾患別予防プログラム」を多職種が学際的に共同して開発することを目的とした。 2018-2019年度は「平成24～28 年度基盤研究A」で見出された研究成果をベースに、文献レビューと有識者会議、前向きコホート研究により予防プログラムの試案を作成した。2020年度はコロナ禍のために予定していた調査の変更を余儀なくされたものの、2020-2021年度に原...

【医歯薬学】看護学：BPSD ／認知症を含む研究件

【概要】認知症に対するケアマネジメントを効率的効果的に行ない、認知症高齢者を在宅で介護することは、患者本人の生活の質を維持する条件であると同時に、社会保障財政の側面からも、重要な政策課題である。認知症患者が在宅生活を継続出来なくなる理由は、認知機能低下そのものよりも、周辺症状として出現する、興奮状態や被害妄想、暴力、俳徊などの行動障害である。そのため、認知症のケアマネジメントの焦点は行動障害を防止・改善す...

【医歯薬学】看護学：嚥下能力測定機器／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、認知症高齢者の摂食嚥下障害に対する「原因疾患別予防プログラム」を多職種が学際的に共同して開発することを目的とした。 2018-2019年度は「平成24～28 年度基盤研究A」で見出された研究成果をベースに、文献レビューと有識者会議、前向きコホート研究により予防プログラムの試案を作成した。2020年度はコロナ禍のために予定していた調査の変更を余儀なくされたものの、2020-2021年度に原...

【医歯薬学】看護学：患者見守り／認知症を含む研究件

【概要】近年の我が国の高齢化に伴い65歳以上の高齢者人口は、3617万人、総人口に占める割合（高齢化率）は28.7％と過去最高となった。それに伴い病院の入院患者も高齢化し、原疾患に加え認知症を伴った患者が増加している。また、2019年度では日本全体で1万6775人の認知症高齢者が行方不明となっており、その中で460人は死亡した状態での発見だった。入院中の認知症患者は、病状が回復に向かうと看護師の見守りの目...

【医歯薬学】看護学：ソーシャルキャピタル／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 支援プログラム / 家族介護者 / ボランティア / 多世代参加 (他17件)

【概要】[目的]本研究は、多世代参加型の認知症支援プログラムを開発することを目的としている。 [方法]東京近郊の都市において、以下の6つのアクションリサーチを行い、2年後に効果測定を実施した。【認知症の学習活動】【ボランティア集団の創出】【地域医療・介護連携活動】【高齢者団地調査】【小学生を対象とした認知症教育】【マインドフルネスによる介護者支援】 [結果] 6つのアクションリサーチは、活動するボランティ...

【医歯薬学】看護学：脳波／認知症を含む研究件

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【医歯薬学】看護学：原因疾患／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、認知症高齢者の摂食嚥下障害に対する「原因疾患別予防プログラム」を多職種が学際的に共同して開発することを目的とした。 2018-2019年度は「平成24～28 年度基盤研究A」で見出された研究成果をベースに、文献レビューと有識者会議、前向きコホート研究により予防プログラムの試案を作成した。2020年度はコロナ禍のために予定していた調査の変更を余儀なくされたものの、2020-2021年度に原...

【医歯薬学】看護学：看護負担／認知症を含む研究件

【概要】近年の我が国の高齢化に伴い65歳以上の高齢者人口は、3617万人、総人口に占める割合（高齢化率）は28.7％と過去最高となった。それに伴い病院の入院患者も高齢化し、原疾患に加え認知症を伴った患者が増加している。また、2019年度では日本全体で1万6775人の認知症高齢者が行方不明となっており、その中で460人は死亡した状態での発見だった。入院中の認知症患者は、病状が回復に向かうと看護師の見守りの目...

【医歯薬学】看護学：医療同意／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)

【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...

【概要】認知症や昏睡、脳卒中後遺症などで患者が医療同意困難な状態になった場合、日本だけではなく欧米でも通常、家族などの患者の近親者が代理人となって意思決定を行っている。しかしながら、患者本人と代理人の意向の一致率はそれほど高くないことが繰り返し報告されている。本研究では医療同意困難な患者のより良い治療決定を検討するため,療養病床の実態調査,および一般住民の意向調査を行った.両調査において,患者の意向を尊重...

【医歯薬学】看護学：多職種／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、認知症高齢者の摂食嚥下障害に対する「原因疾患別予防プログラム」を多職種が学際的に共同して開発することを目的とした。 2018-2019年度は「平成24～28 年度基盤研究A」で見出された研究成果をベースに、文献レビューと有識者会議、前向きコホート研究により予防プログラムの試案を作成した。2020年度はコロナ禍のために予定していた調査の変更を余儀なくされたものの、2020-2021年度に原...

【概要】今年度も質問紙調査を行うことを目的に研究を始める予定であったが、医療現場が混乱している中で正確なデータが取れないのではないかとの見解に至り、質問紙調査を見合わせることにした。質問紙本体については、平成30年に行われた診療報酬改定に伴い、病棟の施設基準区分などを4区分に変更して作成するなどの修正は加えることができている。しかしながら、令和2年度の改定で病床許可数が400床以上の病院については入院患...

【医歯薬学】看護学：無線機器／認知症を含む研究件

【概要】近年の我が国の高齢化に伴い65歳以上の高齢者人口は、3617万人、総人口に占める割合（高齢化率）は28.7％と過去最高となった。それに伴い病院の入院患者も高齢化し、原疾患に加え認知症を伴った患者が増加している。また、2019年度では日本全体で1万6775人の認知症高齢者が行方不明となっており、その中で460人は死亡した状態での発見だった。入院中の認知症患者は、病状が回復に向かうと看護師の見守りの目...

【医歯薬学】看護学：口腔機能／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、認知症高齢者の摂食嚥下障害に対する「原因疾患別予防プログラム」を多職種が学際的に共同して開発することを目的とした。 2018-2019年度は「平成24～28 年度基盤研究A」で見出された研究成果をベースに、文献レビューと有識者会議、前向きコホート研究により予防プログラムの試案を作成した。2020年度はコロナ禍のために予定していた調査の変更を余儀なくされたものの、2020-2021年度に原...

【医歯薬学】看護学：ケアリング／認知症を含む研究件

❏認知症看護におけるケアリング・アプローチの開発と検証：介護への展開を見据えて(19K11276)

【キーワード】認知症 / 高齢者 / 看護 / ケアリング

【概要】令和元年度は本研究課題の目的の1つである、「認知症高齢者と看護職者間の相補的なケアリングモデル」に基づくケアリング・アプローチの開発を行うため、研究分担者と共に、先行研究や本研究チームにおける今までの研究実績をふまえアプローチ手法を検討した。また、臨地で活用しやすいチェックリストとなるよう項目を精選し、具体的な手順とともに現地で使用可能なケアリング・アプローチを明確化するところまで研究を進めた。 ...

【概要】本研究の目的は，認知症高齢者と看護職者間の関係形成に活用するケアリングモデルの開発である。研究参加者は2014年度の6日間の認知症ケア看護師養成研修を修了した10名の看護職者であり，6名にフォーカスグループインタビュー，4名に個別の半構造的面接を行った。この結果をふまえ，認知症高齢者と看護職者のケアリングの関係性を理解するための37の質問項目を抽出した。認知症高齢者と看護職者の関係形成には，それ...

【医歯薬学】看護学：コミュニケ―ション／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 研究倫理 / コミュニケ―ション / コミュニケーション / コミュニケーション・チャネル

【概要】研究目的は、文書読解時の眼球運動および映像の解析を通して、認知症高齢者の文書読解の特徴を明らかにし、研究の倫理的配慮において、認知症高齢者にとってより読みやすく分かりやすい文書の作成および文書読解時の支援に関する示唆を得ることである。研究デザインは混合研究法とした。対象者は、アイトラッカーが使用可能な認知症高齢者であり、大学病院に通院中の者6名、通所介護サービスの利用者7名であった。重症度（CD...

【医歯薬学】看護学：コミュニケーション・チャネル／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 研究倫理 / コミュニケ―ション / コミュニケーション / コミュニケーション・チャネル

【概要】研究目的は、文書読解時の眼球運動および映像の解析を通して、認知症高齢者の文書読解の特徴を明らかにし、研究の倫理的配慮において、認知症高齢者にとってより読みやすく分かりやすい文書の作成および文書読解時の支援に関する示唆を得ることである。研究デザインは混合研究法とした。対象者は、アイトラッカーが使用可能な認知症高齢者であり、大学病院に通院中の者6名、通所介護サービスの利用者7名であった。重症度（CD...

【医歯薬学】看護学：パーソンセンタード・ケア／認知症を含む研究件

❏認知症とともに生きる希望を支えるアドバンス・ケア・プランニングの推進システム開発(21H03281)

【研究代表者】中西三春東北大学, 医学系研究科, 准教授 (40502315)

【キーワード】認知症 / アドバンス・ケア・プランニング / 緩和ケア / パーソンセンタード・ケア

【概要】本研究で最終的に開発をねらいとする、アドバンス・ケア・プランニングを推進するシステムのアウトカム指標を探索するため、認知症の人の主たる家族介護者412名を対象としたオンライン調査のデータ解析を実施した。調査回答時点でアドバンス・ケア・プランニングに本人が参加したことがある175名は、アドバンス・ケア・プランニングを実施していない237名よりもうつ症状が重かった。このことから、現状のアドバンス・ケア...

【医歯薬学】看護学：予防プログラム／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、認知症高齢者の摂食嚥下障害に対する「原因疾患別予防プログラム」を多職種が学際的に共同して開発することを目的とした。 2018-2019年度は「平成24～28 年度基盤研究A」で見出された研究成果をベースに、文献レビューと有識者会議、前向きコホート研究により予防プログラムの試案を作成した。2020年度はコロナ禍のために予定していた調査の変更を余儀なくされたものの、2020-2021年度に原...

【医歯薬学】看護学：社会的孤立／認知症を含む研究件

【概要】精神症状を併発する認知症患者とその介護者の社会的孤立の実態の把握と社会的孤立を緩和する有効な治療プログラムの確立は、認知症患者と介護者への支援体制の構築に大きく寄与する。以上の背景のもとに介護者カウンセリングと介護者へのソーシャルサポートの適正化も含めた統合的介入方法の効果を検証した。本研究の成果により認知症に併発する精神症状の介護に苦しむ介護者はうつや不眠を併発し、社会的に孤立し、否定的なコーピ...

【医歯薬学】看護学：動脈硬化／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、高齢化が進行している日本人一般女性集団を対象とし、潜在性動脈硬化、脳萎縮、認知機能障害の実態と関連要因を明らかとし、その予防法を解明することを目的とする。当初より基盤A研究2期分で目標対象者数800名に対して調査を実施する予定であり、平成27-29年度は第1期にあたる。第1期では、草津市住民基本台帳より60－85歳の女性を無作為抽出し、同意を得た266名に対して、胸腹部CT、頭部MRI、...

【医歯薬学】看護学：リスク因子／認知症を含む研究件

【概要】アルツハイマー病（AD）に対して個々人のリスクを考慮した先制医療を実現するためには、各リスクがどの病態プロセスに影響するか、を明らかにする必要がある。そこで本研究においては、既知のADリスク遺伝子がAβ産生経路（PICALM、BIN1）やアミロイド蓄積に対するミクログリアの応答性（INPP5D、DAP12）に関わることを培養細胞系及びモデル動物において明らかとした。またBIN1がタウ病態伝播に関わ...

【医歯薬学】看護学：海馬／認知症を含む研究件

【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)

【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...

【医歯薬学】看護学：安全性／認知症を含む研究件

【概要】近年の我が国の高齢化に伴い65歳以上の高齢者人口は、3617万人、総人口に占める割合（高齢化率）は28.7％と過去最高となった。それに伴い病院の入院患者も高齢化し、原疾患に加え認知症を伴った患者が増加している。また、2019年度では日本全体で1万6775人の認知症高齢者が行方不明となっており、その中で460人は死亡した状態での発見だった。入院中の認知症患者は、病状が回復に向かうと看護師の見守りの目...

【医歯薬学】看護学：認知症予防／認知症を含む研究件

【概要】【研究の目的】水分摂取不足は血液粘稠度を高めるため、脳梗塞初発・再発予防や認知症予防として水分摂取が勧められることが多い。しかしながら、水分摂取による予防効果を検証した研究は殆ど発表されていない。従って本申請課題では、水分摂取習慣の違いが脳梗塞初発・再発及び認知機能の低下に影響するのかを明らかにすることを目的とした。その目的達成のために、脳梗塞既往者、認知症患者、健常者の水分摂取習慣を含めた生活習...

【概要】食事・栄養は認知症発症や予防のキーの一つである。認知症患者の食習慣だけでなく、食事を準備する同居家族の食習慣も調査し、問題点を明らかにすることを目的とし、物忘れ外来に通院中の69組の高齢aMCI～AD患者とその介護者に調査を行った。魚摂取量は女性患者・その夫・娘が52g/日で、男性患者・女性介護者の約半分量で有意に少なかった。葉酸摂取量も女性患者とその介護者で有意に低かった。菓子摂取量は、患者も...

【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)

【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...

【医歯薬学】看護学：エクソソーム／認知症を含む研究件

【研究代表者】小林彰子東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任准教授 (90348144)

【キーワード】マイクロRNA / ポリフェノール / 脳機能 / ロスマリン酸 / 認知症 (他6件)

【医歯薬学】看護学：腸内細菌／認知症を含む研究件

【概要】認知症の発症初期に低下する「認知的柔軟性」の維持に有用な食品に繋がる知見の獲得を目標に、腸内細菌叢由来代謝産物と消化管ホルモンを介した腸脳軸（腸内細菌叢－ホルモン－脳システム）の分子基盤解明を目指し、2年目の計画に従って進めた。昨年度構築したタッチスクリーン装置を用いた認知的柔軟性評価システム（オリジナル版）について論文化し審査中である。今年度は、更なる調整を行い、認知的柔軟性の評価方が確立され...

【医歯薬学】看護学：腸内細菌叢／認知症を含む研究件

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / フィールド調査 / 遺伝子解析 / エピゲノミクス (他14件)

【概要】①経年的なフィールド調査と疫学像、臨床像、生活様式や食生活、社会環境の変遷：紀伊半島では、約280例の患者レジストリを用いて自然歴の解析を進めている。多発地区での患者follow upを継続している。グアム島は、2019年9月に現地調査を行った。パプア州では、2020年3月に現地調査を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大により中止した。2020年度、2021年度は、コロナ禍の影響でグアム...

【医歯薬学】看護学：健康長寿／認知症を含む研究件

❏アディポネクチン受容体研究の新たな展開と認知症抑制・健康長寿実現への応用基盤研究(19H01052)

【キーワード】アディポネクチン / アディポネクチン受容体 / 健康長寿 / 認知症 / 糖尿病合併症

【概要】アディポネクチン及びその受容体（AdipoR）の作用が肥満に伴い低下することにより、メタボリックシンドローム・2型糖尿病・動脈硬化症が引き起こされる。本課題では、AdipoRの新規シグナル伝達機構の全容とAdipoRの糖脂質代謝・細胞ストレス改善における生物学的意義を解明し、受容体研究のブレイクスルーを目指した。認知症・動脈硬化症などの糖尿病合併症抑制に繋がる創薬基盤研究を推進した。 ...

【医歯薬学】看護学：脳・神経／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、健常高齢ドライバーと脳損傷ドライバーを対象に、光トポグラフィを用いて客観的に運転安全性の評価を行うことを目的とした。その結果、軽度のアルツハイマー病患者においては、危険場面を疑似運転中に、ブレーキ反応の遅延とともに、前頭葉の活動性低下をみたケースでは、運転リスクが高いと考えられた。また、有効視野計測(UFOV)の手法にgo/no-go課題を加えた独自の課題(VFIT)を用いた検討では、...

【医歯薬学】看護学：遺伝子／認知症を含む研究件

【キーワード】アルツハイマー病 / 脳アミロイド血管症 / アクアポリン４ / 動物モデル / アミロイドβ (他11件)

【概要】アルツハイマー病モデルである5xFADをアクアポリン４ノックアウトマウスと交配することによりアルツハイマー病病態におけるアクアポリン４機能の意義について検討を行った。その結果、アルツハイマー病の典型的な病理像である老人斑の蓄積、その周囲のグリオシスに対してはアクアポリン４機能欠損による影響はほとんどなかったが、２０週齢以降アクアポリン４ノックアウトの個体において夜間の活動が徐々に低下するとともに...

❏新規alpha-synuclein発現調節modifier遺伝子の同定と機能解明(25860726)

【キーワード】パーキンソン病 / alpha-synuclein / SNCA / 遺伝子重複 / びまん性レビー小体病 (他14件)

【概要】SNCA duplicationの変異を持つ発症者，非発症キャリアーの2群に分けた．合計20名(6家系、男性：女性=8：12、パーキンソン病発症11名、パーキンソン病非発症キャリア9名)である。 AffymetrixのGeneChipを用いて一塩基多型を調べた．LOD scoreの算出とManhattan plotの作成した．連鎖解析ソフトであるMERLINを用いてLOD scoreを算出した．L...

【キーワード】紀伊半島 / 筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 遺伝子 / アルツハイマー神経原線維変化 (他12件)

【概要】紀伊半島の一部集落に多発する神経風土病の筋萎縮性側索硬化症・パーキンソン認知症複合(ALS/PDC)類似疾患で知られているほぼ全ての原因遺伝子を調べ、異常変異は認められなかった。病態と発症に関して、脳のアルツハイマー神経原線維変化の分布様式はALSとPDCでほぼ同じであった。脳と脊髄にはTDP-43の蓄積が認められ、生化学的にはタウ/TDP-43異常蓄積症と考えられた。尿中の酸化ストレスマーカーが...

【医歯薬学】看護学：研究倫理／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 研究倫理 / コミュニケ―ション / コミュニケーション / コミュニケーション・チャネル

【概要】研究目的は、文書読解時の眼球運動および映像の解析を通して、認知症高齢者の文書読解の特徴を明らかにし、研究の倫理的配慮において、認知症高齢者にとってより読みやすく分かりやすい文書の作成および文書読解時の支援に関する示唆を得ることである。研究デザインは混合研究法とした。対象者は、アイトラッカーが使用可能な認知症高齢者であり、大学病院に通院中の者6名、通所介護サービスの利用者7名であった。重症度（CD...

【医歯薬学】看護学：医療コミュニケーション／認知症を含む研究件

【概要】認知症や昏睡、脳卒中後遺症などで患者が医療同意困難な状態になった場合、日本だけではなく欧米でも通常、家族などの患者の近親者が代理人となって意思決定を行っている。しかしながら、患者本人と代理人の意向の一致率はそれほど高くないことが繰り返し報告されている。本研究では医療同意困難な患者のより良い治療決定を検討するため,療養病床の実態調査,および一般住民の意向調査を行った.両調査において,患者の意向を尊重...

【医歯薬学】看護学：トランスボーダー／認知症を含む研究件

【概要】様々な病態や老化に伴う認知障害に広く有効な薬物を開発する目的で、新規作用点をもつ薬物の探索を行った。高親和性コリントランスポーター(CHT)はアセチルコリン合成の律速段階を担い、その活性は細胞内のトラフィッキングにより制御されている。CHTのトラフィッキングをモニターするアッセイ系を確立して1000種以上の化合物をスクリーニングすることで、CHT作用薬のシード化合物を得た。また、アルファー7型ニコ...

【医歯薬学】看護学：コホート／認知症を含む研究件

【概要】本研究は認知症をターゲットにした前向きコホート研究である。平成25年度に、一般住民1,690名を対象に住民コホートを立ち上げた。その結果、軽度認知症（MCI）の有病率は、全体で4.5％（男性 5.1％、女性 4.2％）であり、年齢と有意な相関を示した。また、VSRADによる萎縮度と、MMSeスコアとの関連を検討したところ、男性では関連傾向を認めるのみであったが（p=0.0951）、女性では有意な関...

【医歯薬学】看護学：バイオマーカー／認知症を含む研究件

【キーワード】タウオパチー / 多系統萎縮症 / 多発性硬化症 / Bassoon / バイオマーカー (他9件)

【概要】われわれは先行研究において、一部のタウオパチー発症に神経終末アクティブゾーンに存在するbassoon蛋白を翻訳するbassoon(BSN)遺伝子の変化を見出した。そのタウオパチーは３リピート(3R)と４リピート(4R)のタウ蛋白質が蓄積する新しい病態であることも示した。さらに、今までPSPと臨床診断していた患者を対象に遺伝子解析を実施したところ、その約10％にBSN遺伝子変化を同定した。このメカニ...

【概要】認知症患者の介護は、身体的・精神的な負担をもたらす。介護ストレスを評価し、介入によるストレスの変化を心理検査や唾液アミラーゼで測定した。1年半の経過で、薬物療法を変更していない10例において、介護保険利用状況にわけて、検討を行った。認知症は進行しているが、介護サービスを必要に応じて増やした群は、介護者の状態不安、怒り-敵意、QOL(Quality of Life)が改善していた。それに比べ、認知症...

【概要】コミュニケーションが取れなくなった認知症患者に、せめてQOLを評価して患者の気持ちを推し量ることができれば、医療適応の判断や治療効果の判定に役立つのではないか。従来のQOL評価は質問票であり、コミュニケーションのとれない患者には用いることが出来ない。今回は、コミュニケーションのとれる患者にQOL評価としてSF-8とVASによる自己評価を施行。唾液アミラーゼなどのバイオマーカー検査と顔写真を撮影し、...

【医歯薬学】看護学：予防医学／認知症を含む研究件

❏認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー：当事者の視点を活かす臨床構築に向けて(16KT0123)

【概要】現在日本では、認知症の早期発見が推進されることで多くの人々が救済されると同時に、老いに対する不安も高まっている。北中は臨床現場での人類学的調査を通じて、認知症診断がもたらす不確実性が１）急速な薬理化、２）予防言説の隆盛とそこに潜む「魔術的思考」、３）「新健康主義」をもたらしていることを明らかにした。他方で、認知症臨床における当事者運動との協働から、従来の精神療法的共感の形に加え、脳神経科学的共感と...

【医歯薬学】看護学：サルコぺニア／認知症を含む研究件

【概要】加齢に伴うフレイルの発症には慢性炎症を軸とした階層構造が想定される。本研究では血管を上流として、血管細胞死が主導する炎症機序解明から下流臓器への炎症波及・拡大機序を明らかにすることを目的とする。研究成果として、血管平滑筋細胞のアポトーシスがIL-1などの炎症性因子の発現上昇と関係すること、さらに血管炎症が主体の大動脈瘤モデルでは高リン負荷、性ホルモン低下などの老化促進要因が、アポトーシスおよび炎症...

【概要】フレイルの基盤を成す臓器老化の過程には階層構造が存在することが想定され、その構造を明らかにすることで、フレイルと老年症候群の予防や治療戦略へつなげることが本研究の目的である。研究の結果、血管をフレイル関連臓器の上流臓器と捉えた階層構造を示し、その機序に慢性炎症を軸とした炎症波及・拡大が寄与することを明らかにした。具体的には、自然老化マウスや老化促進マウスを用いた検討により、血管炎症の誘導が脳・神経...

【医歯薬学】看護学：生活習慣病／認知症を含む研究件

【概要】本研究の対象者は研究代表者が参画している高血圧・脂質異常症・糖尿病の治療歴及び心血管疾患の既往がない都市部住民集団の男女1,134名を対象とした前向きコホート研究『日常的な健康度を指標とした都市コホート研究：神戸トライアル』（神戸研究）および山形県鶴岡市にて健康診断受診者11,002人を対象に質量分析法を応用した様々な手法で低分子の代謝産物を網羅的に解析するメタボローム解析技術を取り入れた前向きコ...

【概要】コーヒーの生活習慣病の予防効果を分子論的に解明することを目的として研究を遂行した。糖尿病や発がんのリスク要因である抗炎症効果について、コーヒー豆の焙煎成分であるカテコール類が炎症反応のシグナル伝達系を抑えるとともに、生体防御遺伝子群の活性化を引き起こすことを見出した。また、焙煎成分ピロカテコールが認知症の原因物質の１つであるアミロイドβの産生にかかわる分解酵素β-セクレターゼの発現を抑制することを...

【概要】習慣的なコーヒー摂取が、肥満や炎症に関連して生じる生活習慣病の発症リスクを低下させる可能性が報告されている。我々は、前駆脂肪細胞3T3-L1を用いて、コーヒー豆焙煎成分がインスリンシグナル経路のアダプター分子IRS1の分解を促進することにより、肥満の要因である脂肪細胞の分化を抑制することを見出した。また、コーヒーの抗炎症効果に関して、コーヒー豆焙煎成分がＬＰＳ誘発マウスマクロファージ細胞の炎症反応...

【医歯薬学】看護学：不安／認知症を含む研究件

【概要】本研究の目的は，認知症患者および軽度認知障害に含有率の高い抑うつ状態や不安などの心理症状に対する新しいプログラムとして注意バイアス修正（ABM）を導入し，その効果を示すことである．ABMは，刺激の感情価等の性質によって生じる注意の偏りを修正するプログラムである．抑うつ及び不安症状を有する軽度認知症高齢者13名の注意バイアス修正の反応時間とMMSE，行動心理症状との相関分析を行った．中性刺激を標的と...

【医歯薬学】看護学：在宅／認知症を含む研究件

【概要】本研究は在宅生活を送る軽度認知症の人に配慮した居住環境整備の手法を明らかにし、実用可能なガイドラインを作成することを目的としている。経年変化を捉えるため、同一事例に対し複数回の訪問調査を実施することにより、軽度の対象者への居住環境整備の手法の明確化や認知症当事者の希望や意向を尊重する居住環境整備のプロセスを明らかにすることを目指している。しかしながら、コロナ禍のため当初計画通りの訪問調査を実施す...

【概要】本研究の目的は、物理的な環境整備と人的支援を連動した居住環境整備の方法論の確立を目指すため、在宅認知症高齢者や家族のための物理的な環境整備(ハード面)と人の関わりやサービスなど人的支援(ソフト面)に着目したアセスメントシートを開発することである。1.当該研究分野における国内外のレビュー、2.国内外の居住環境整備に関連するアセスメントシートに基づくアセスメント試案を作成、3.アセスメントシートの主...

【医歯薬学】看護学：障害／認知症を含む研究件

❏地域共生社会における「意思」と「主張」をめぐる人びとの「支援実践」の領域横断研究(20K02109)

【概要】今年度も新型コロナウィルス感染症流行に伴う各種の制限によって、各研究者の大幅なエフォートの変更や調査等実施の困難さが生まれ、当初の計画で予定していたさまざまな研究者を招いての研究会実施等を予定どおりには遂行できなかった。しかし、研究分担者及び関係する若手研究者が参加する研究会を複数回開催し、各自の進めている調査研究の報告を行いつつ、各自の研究発表のブラッシュアップを行った。分野領域横断的に知見をつ...

【医歯薬学】看護学：食習慣／認知症を含む研究件

【概要】食事・栄養は認知症発症や予防のキーの一つである。認知症患者の食習慣だけでなく、食事を準備する同居家族の食習慣も調査し、問題点を明らかにすることを目的とし、物忘れ外来に通院中の69組の高齢aMCI～AD患者とその介護者に調査を行った。魚摂取量は女性患者・その夫・娘が52g/日で、男性患者・女性介護者の約半分量で有意に少なかった。葉酸摂取量も女性患者とその介護者で有意に低かった。菓子摂取量は、患者も...

【医歯薬学】看護学：早期発見／認知症を含む研究件

❏認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー：当事者の視点を活かす臨床構築に向けて(16KT0123)

【概要】現在日本では、認知症の早期発見が推進されることで多くの人々が救済されると同時に、老いに対する不安も高まっている。北中は臨床現場での人類学的調査を通じて、認知症診断がもたらす不確実性が１）急速な薬理化、２）予防言説の隆盛とそこに潜む「魔術的思考」、３）「新健康主義」をもたらしていることを明らかにした。他方で、認知症臨床における当事者運動との協働から、従来の精神療法的共感の形に加え、脳神経科学的共感と...

【医歯薬学】看護学：栄養／認知症を含む研究件

【概要】食事・栄養は認知症発症や予防のキーの一つである。認知症患者の食習慣だけでなく、食事を準備する同居家族の食習慣も調査し、問題点を明らかにすることを目的とし、物忘れ外来に通院中の69組の高齢aMCI～AD患者とその介護者に調査を行った。魚摂取量は女性患者・その夫・娘が52g/日で、男性患者・女性介護者の約半分量で有意に少なかった。葉酸摂取量も女性患者とその介護者で有意に低かった。菓子摂取量は、患者も...

【医歯薬学】看護学：栄養指導／認知症を含む研究件

【概要】食事・栄養は認知症発症や予防のキーの一つである。認知症患者の食習慣だけでなく、食事を準備する同居家族の食習慣も調査し、問題点を明らかにすることを目的とし、物忘れ外来に通院中の69組の高齢aMCI～AD患者とその介護者に調査を行った。魚摂取量は女性患者・その夫・娘が52g/日で、男性患者・女性介護者の約半分量で有意に少なかった。葉酸摂取量も女性患者とその介護者で有意に低かった。菓子摂取量は、患者も...

【医歯薬学】看護学：自閉スペクトラム症／認知症を含む研究件

❏発達障害や認知症等から考える総合的な施設計画と運用に関する研究―空港を事例として(22K04477)

【キーワード】アクセシビリティ / 目に見えにくい障害 / 認知症 / 自閉スペクトラム症 / 社会的障壁

【概要】(Aim1)　Iba1-KO マウスの樹立：ゲノム編集を用いて、Iba1ターゲティングを行う. ゲノム編集はすでに修了しており、現在計画繁殖を行っている.現時点では、繁殖過程においてIgLON5 KOマウスの出生率や交配率に低下は認められず、生育の有意な差異も認められていない. (Aim2)　IgLON5 KOマウス：KO、野生型マウス各60匹を得ており、生化学的サンプリングをすすめている.　繁...

【医歯薬学】看護学：筋萎縮性側索硬化症 (ALS) ／認知症を含む研究件

❏中区分52:内科学一般およびその関連分野(0)

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 血液バイオマーカー / SIMOA / PET タウ (他13件)

【概要】我々は紀伊ALS/PDCの髄液でAβは減少し総タウ、リン酸化タウは増加しない、という結果を得ている。(J Neurodegenerative Diseases 2013) しかしながら、髄液検査は侵襲性が高く簡便な血液バイオマーカーの開発が求められている。本研究では、紀伊 ALS/PDCの生前診断に有用な血液バイオマーカーの開発を目指す。本疾患では脳内にタウ、α-synuclein 、TDP-43...

【キーワード】筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / フィールド調査 / 遺伝子解析 / エピゲノミクス (他14件)

【概要】①経年的なフィールド調査と疫学像、臨床像、生活様式や食生活、社会環境の変遷：紀伊半島では、約280例の患者レジストリを用いて自然歴の解析を進めている。多発地区での患者follow upを継続している。グアム島は、2019年9月に現地調査を行った。パプア州では、2020年3月に現地調査を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大により中止した。2020年度、2021年度は、コロナ禍の影響でグアム...

【医歯薬学】看護学：生活機能障害／認知症を含む研究件

【キーワード】地域在住高齢者 / 老年医学的総合機能評価 / 本邦 / アジア / 認知症 (他16件)

【概要】高知県土佐町、フータンのサムテカン、カリン、タイ・コンケン、イントネシア・ハフア州において、高齢者ヘルスケア研究事業を展開した。対象は、それぞれの地域に居住する高齢者数百名である。各地域において、老年医学的総合健診を実施してハイリスク・グループの高齢者に対しては、生活習慣改善のための介入を実施して奏功していることを確認した。この過程で、６つの”D"、すなわち、１） Disease(疾病概...

【医歯薬学】看護学：高齢者介護施設／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、いままで未開拓な領域であった介護施設における疼痛有症率の実態とそれへの対策を明らかにすることで、疼痛管理の向上を促進し高齢者の生活の質を向上させることを狙いとしている。そこで、介護老人保健施設に入所中の高齢者を対象とし、セルフレポートスケール又は疼痛の訴えの困難な認知症高齢者に対しは標準化された疼痛観察尺度を用いて、疼痛有症率を把握すること、疼痛に関連する要因を高齢者の特性と環境及び提...

【医歯薬学】看護学：地域／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、2000年代以降の新しい認知症ケア概念の特徴を、複数の質的データに基づいて明らかにする作業と、ケアを超えて展開する認知症をめぐる活動についての探索的検討を行った。第一に、認知症関連の複数のドキュメンタリー番組の視聴と文字の書き起こしから得たデータをもとに、過去の認知症の人へのケア実践と現在のものとの異同を明らかにし、現在の認知症ケア実践に対する示唆を示した。第二に、フィールドワークをも...

【医歯薬学】看護学：地域高齢者／認知症を含む研究件

【キーワード】地域在住高齢者 / 老年医学的総合機能評価 / 本邦 / アジア / 認知症 (他16件)

【概要】高知県土佐町、フータンのサムテカン、カリン、タイ・コンケン、イントネシア・ハフア州において、高齢者ヘルスケア研究事業を展開した。対象は、それぞれの地域に居住する高齢者数百名である。各地域において、老年医学的総合健診を実施してハイリスク・グループの高齢者に対しては、生活習慣改善のための介入を実施して奏功していることを確認した。この過程で、６つの”D"、すなわち、１） Disease(疾病概...

【医歯薬学】看護学：地域在住高齢者／認知症を含む研究件

【キーワード】地域在住高齢者 / 老年医学的総合機能評価 / 本邦 / アジア / 認知症 (他16件)

【概要】高知県土佐町、フータンのサムテカン、カリン、タイ・コンケン、イントネシア・ハフア州において、高齢者ヘルスケア研究事業を展開した。対象は、それぞれの地域に居住する高齢者数百名である。各地域において、老年医学的総合健診を実施してハイリスク・グループの高齢者に対しては、生活習慣改善のための介入を実施して奏功していることを確認した。この過程で、６つの”D"、すなわち、１） Disease(疾病概...

【医歯薬学】看護学：国際比較／認知症を含む研究件

❏認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー：当事者の視点を活かす臨床構築に向けて(16KT0123)

【概要】現在日本では、認知症の早期発見が推進されることで多くの人々が救済されると同時に、老いに対する不安も高まっている。北中は臨床現場での人類学的調査を通じて、認知症診断がもたらす不確実性が１）急速な薬理化、２）予防言説の隆盛とそこに潜む「魔術的思考」、３）「新健康主義」をもたらしていることを明らかにした。他方で、認知症臨床における当事者運動との協働から、従来の精神療法的共感の形に加え、脳神経科学的共感と...

【医歯薬学】看護学：地域包括ケア／認知症を含む研究件

【概要】本研究課題では、20世紀後半から、認知症に関する新しい考え方やそれに基づく実践が、どのような展開を見せてきたかを、実践者たちへのインタビューや、活動への参与観察、認知症当事者の著作・発信などをデータに記述した。そうした作業から、社会の認知症の理解と包摂が、疾患としての理解、本人の「思い」の配慮、当事者の声の登場という三つの流れで展開してきたこと、および、それぞれの流れ同士の関係を明らかにした。また...

【医歯薬学】看護学：地域包括ケアシステム／認知症を含む研究件

【キーワード】地域包括ケアシステム / ゲーミフィケーション / VR / 認知症 / 教育プログラム

【概要】本研究において、地域住民の認知症高齢者への支援の意識を高めるための統合プログラムを開発し（目的①：STEP1～2）、統合プログラムの評価・普及を行う（目的②：STEP3～4）。統合プログラムは、申請者が開発したコンビニ向けのゲーミングツールを用いた研修プログラムを地域住民向けに改変し、新たに作成する認知症体験のVRプログラムを加えて開発する。研究2年目である令和2年度は、令和元年度に完了できなか...

【医歯薬学】看護学：スタッフ／認知症を含む研究件

❏老人保健施設における高齢者の日常生活援助に「積極的歩行訓練」を導入することの効果(16659633)

【概要】【概要】老人保健施設における「積極的歩行訓練」をスタッフの日常生活援助に効果的に導入することにより、虚弱高齢者が心身の健康状態を維持・向上することを目的とし、昨年度に引き続き2年目は、高齢者(認知症を含む)の歩行訓練を継続し、マニュアル作成の内容について検討した。【方法】1.研究期間:平成17年4月〜平成18年3月。2.対象者:高齢者14名のうち、健康状態に伴う訓練の中止や退所者が出たため、最終...

【医歯薬学】看護学：スティグマ／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、当初認知症に中心とした地域精神医療の発展の歴史と現在の臨床的実践について、人類学的な参与観察を含めたフィールドワークを主体としての調査を目指すものであった。しかしコロナ禍において、特に感染のリスクが高い認知症の当事者や医療従事者へ直接コンタクトをとることは控えざるを得ず、かわりに認知症をはじめとしたより広義での精神障害に対する意識の高まりを「新健康主義」と名付け、発達障害、うつ病、認知症...

【医歯薬学】看護学：積極的歩行訓練／認知症を含む研究件

❏老人保健施設における高齢者の日常生活援助に「積極的歩行訓練」を導入することの効果(16659633)

【概要】【概要】老人保健施設における「積極的歩行訓練」をスタッフの日常生活援助に効果的に導入することにより、虚弱高齢者が心身の健康状態を維持・向上することを目的とし、昨年度に引き続き2年目は、高齢者(認知症を含む)の歩行訓練を継続し、マニュアル作成の内容について検討した。【方法】1.研究期間:平成17年4月〜平成18年3月。2.対象者:高齢者14名のうち、健康状態に伴う訓練の中止や退所者が出たため、最終...

【医歯薬学】看護学：痴呆／認知症を含む研究件

【概要】脳内の領域特異的なアミロイドベータ蛋白質(Ass)蓄積は当該領域の神経細胞膜を形成する脂質分子の構成に依存することが、剖検脳より調製した神経細胞膜の再構成実験により示された。一方、神経細胞膜上にあってAss重合を誘導するガングリオシドとAssとの分子レベルでの相互作用について、ガングリオシドを組み込んだ小型の人工的脂質膜での蛋白質と糖脂質の結合特異性に関する体系的なNMR計測が実施可能であることが...

【研究代表者】石渡利奈国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所福祉機器開発部, 研究員 (10415359)

【概要】本研究の目的は、認知症初期に見られる「能力の喪失感」に起因する活動意欲の低下への対処手段として、成功体験を記した日記を呈示することで活動意欲を高める電子日記帳を開発することである。研究の成果は次の3点に集約できる。(1)従来よりも成功経験を記した文章の抽出率が高い手法を開発できた。(2)認知症前段階の者が電子デバイスを利用する上で有効な操作補助を明らかにできた。(3)電子日記帳の利用により軽度の認...

❏「新しい認知症ケア」の展開・意義に関する臨床社会学的研究(18830022)

【研究代表者】井口高志信州大学, 医学部, 講師 (40432025)

【研究種目】若手研究(スタートアップ)

【研究期間】2006 - 2007

【キーワード】認知症 / ケア / 臨床社会学 / 社会学 / 社会福祉関係 (他6件)

【概要】本年度行ったのはこれまでの研究成果の総括と、本研究課題で行ってきた質的調査、文献調査それぞれの展開の作業である。まず、これまで、介護家族へのインタビュー調査、介護者家族会・デイサービスへの参与観察などの質的方法を用いて行ってきた、一連の研究のまとめとして、著作『認知症家族介護を生きる』の出版の作業を行った。調査自体は本年度以前に集中的に行ったものであるが、本研究課題において行ってきた、「新しい認...

【医歯薬学】看護学：日常生活援助／認知症を含む研究件

❏老人保健施設における高齢者の日常生活援助に「積極的歩行訓練」を導入することの効果(16659633)

【概要】【概要】老人保健施設における「積極的歩行訓練」をスタッフの日常生活援助に効果的に導入することにより、虚弱高齢者が心身の健康状態を維持・向上することを目的とし、昨年度に引き続き2年目は、高齢者(認知症を含む)の歩行訓練を継続し、マニュアル作成の内容について検討した。【方法】1.研究期間:平成17年4月〜平成18年3月。2.対象者:高齢者14名のうち、健康状態に伴う訓練の中止や退所者が出たため、最終...

【医歯薬学】看護学：日本／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、当初認知症に中心とした地域精神医療の発展の歴史と現在の臨床的実践について、人類学的な参与観察を含めたフィールドワークを主体としての調査を目指すものであった。しかしコロナ禍において、特に感染のリスクが高い認知症の当事者や医療従事者へ直接コンタクトをとることは控えざるを得ず、かわりに認知症をはじめとしたより広義での精神障害に対する意識の高まりを「新健康主義」と名付け、発達障害、うつ病、認知症...

【医歯薬学】看護学：認知機能／認知症を含む研究件

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

【概要】【研究の目的】水分摂取不足は血液粘稠度を高めるため、脳梗塞初発・再発予防や認知症予防として水分摂取が勧められることが多い。しかしながら、水分摂取による予防効果を検証した研究は殆ど発表されていない。従って本申請課題では、水分摂取習慣の違いが脳梗塞初発・再発及び認知機能の低下に影響するのかを明らかにすることを目的とした。その目的達成のために、脳梗塞既往者、認知症患者、健常者の水分摂取習慣を含めた生活習...

【キーワード】Driving / Alzheimer's disease / depression / Attention / dementia (他16件)

【概要】【目的】老人性痴呆および老年期うつ病の患者に関して、種々の神経心理検査バッテリーによる認知機能評価と、運転シュミレータを用いた運転能力評価の関連を検討する。【方法】平成12年度はまず、神経心理検査バッテリーの作成、簡易運転シュミレータ(タスクネット社AC110)の設置と作動環境の整備を行った。神経心理検査バッテリーは注意・記憶・知能・前頭葉機能を評価できる課題を選定し、AC110では、ハンドルとブ...

【医歯薬学】看護学：うつ病／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、当初認知症に中心とした地域精神医療の発展の歴史と現在の臨床的実践について、人類学的な参与観察を含めたフィールドワークを主体としての調査を目指すものであった。しかしコロナ禍において、特に感染のリスクが高い認知症の当事者や医療従事者へ直接コンタクトをとることは控えざるを得ず、かわりに認知症をはじめとしたより広義での精神障害に対する意識の高まりを「新健康主義」と名付け、発達障害、うつ病、認知症...

【概要】診療上で医師の主観的評価や自記式質問紙による患者本人の主観的判断に頼らざるを得ない疾患が少なからずある。我々は患者の音声を解析して客観的な指標を示すことで、そうした疾病のスクリーニングやモニタリングを可能とする技術を開発した。うつ病においては、十分な感度と特異度を持った指標が完成した。また、その指標が医師の評価と相関が取れることも確認した。さらにこの指標を用いてスマートフォンアプリケーションを作成...

【キーワード】Driving / Alzheimer's disease / depression / Attention / dementia (他16件)

【概要】【目的】老人性痴呆および老年期うつ病の患者に関して、種々の神経心理検査バッテリーによる認知機能評価と、運転シュミレータを用いた運転能力評価の関連を検討する。【方法】平成12年度はまず、神経心理検査バッテリーの作成、簡易運転シュミレータ(タスクネット社AC110)の設置と作動環境の整備を行った。神経心理検査バッテリーは注意・記憶・知能・前頭葉機能を評価できる課題を選定し、AC110では、ハンドルとブ...

【医歯薬学】看護学：認知症高齢者／認知症を含む研究件

【概要】【意義と目的】　介護職員の介護負担となる認知症の行動・心理症状を予防・緩和する方法の一つは、「認知症高齢者のコミュニケーションの促進」である。コミュニケーションによって、認知症を患う高齢者が脳への良い刺激を受けることは脳科学研究によって実証されている。特に、回想的話題が認知症高齢者のコミュニケーションを促進することが明らかだが、その際には、面談技術が問題となる。ソーシャルワーク面談は、MCOモデル...

【概要】本研究は、認知症高齢者の摂食嚥下障害に対する「原因疾患別予防プログラム」を多職種が学際的に共同して開発することを目的とした。 2018-2019年度は「平成24～28 年度基盤研究A」で見出された研究成果をベースに、文献レビューと有識者会議、前向きコホート研究により予防プログラムの試案を作成した。2020年度はコロナ禍のために予定していた調査の変更を余儀なくされたものの、2020-2021年度に原...

【概要】今年度も質問紙調査を行うことを目的に研究を始める予定であったが、医療現場が混乱している中で正確なデータが取れないのではないかとの見解に至り、質問紙調査を見合わせることにした。質問紙本体については、平成30年に行われた診療報酬改定に伴い、病棟の施設基準区分などを4区分に変更して作成するなどの修正は加えることができている。しかしながら、令和2年度の改定で病床許可数が400床以上の病院については入院患...

【医歯薬学】看護学：疼痛／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、いままで未開拓な領域であった介護施設における疼痛有症率の実態とそれへの対策を明らかにすることで、疼痛管理の向上を促進し高齢者の生活の質を向上させることを狙いとしている。そこで、介護老人保健施設に入所中の高齢者を対象とし、セルフレポートスケール又は疼痛の訴えの困難な認知症高齢者に対しは標準化された疼痛観察尺度を用いて、疼痛有症率を把握すること、疼痛に関連する要因を高齢者の特性と環境及び提...

【医歯薬学】看護学：疼痛ケア／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、いままで未開拓な領域であった介護施設における疼痛有症率の実態とそれへの対策を明らかにすることで、疼痛管理の向上を促進し高齢者の生活の質を向上させることを狙いとしている。そこで、介護老人保健施設に入所中の高齢者を対象とし、セルフレポートスケール又は疼痛の訴えの困難な認知症高齢者に対しは標準化された疼痛観察尺度を用いて、疼痛有症率を把握すること、疼痛に関連する要因を高齢者の特性と環境及び提...

【医歯薬学】看護学：疼痛観察尺度／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、いままで未開拓な領域であった介護施設における疼痛有症率の実態とそれへの対策を明らかにすることで、疼痛管理の向上を促進し高齢者の生活の質を向上させることを狙いとしている。そこで、介護老人保健施設に入所中の高齢者を対象とし、セルフレポートスケール又は疼痛の訴えの困難な認知症高齢者に対しは標準化された疼痛観察尺度を用いて、疼痛有症率を把握すること、疼痛に関連する要因を高齢者の特性と環境及び提...

【医歯薬学】看護学：疼痛有症率／認知症を含む研究件

【概要】本研究では、いままで未開拓な領域であった介護施設における疼痛有症率の実態とそれへの対策を明らかにすることで、疼痛管理の向上を促進し高齢者の生活の質を向上させることを狙いとしている。そこで、介護老人保健施設に入所中の高齢者を対象とし、セルフレポートスケール又は疼痛の訴えの困難な認知症高齢者に対しは標準化された疼痛観察尺度を用いて、疼痛有症率を把握すること、疼痛に関連する要因を高齢者の特性と環境及び提...

【医歯薬学】看護学：健康維持／認知症を含む研究件

❏老人保健施設における高齢者の日常生活援助に「積極的歩行訓練」を導入することの効果(16659633)

【概要】【概要】老人保健施設における「積極的歩行訓練」をスタッフの日常生活援助に効果的に導入することにより、虚弱高齢者が心身の健康状態を維持・向上することを目的とし、昨年度に引き続き2年目は、高齢者(認知症を含む)の歩行訓練を継続し、マニュアル作成の内容について検討した。【方法】1.研究期間:平成17年4月〜平成18年3月。2.対象者:高齢者14名のうち、健康状態に伴う訓練の中止や退所者が出たため、最終...

【医歯薬学】看護学：情報共有／認知症を含む研究件

【研究代表者】内山映子慶應義塾大学, 政策・メディア研究科, 特任准教授(非常勤) (00365503)

【概要】ITを活用したコミュニケーション支援ツールの利用が、介護サービス提供者と認知症患者の家族との間のコミュニケーションを増加させ、ひいては家族のストレス軽減に寄与するか、また介護サービス提供者のコミュニケーションに要する手間を従来方式以上に増加させないかを実証により検討した。その結果、コミュニケーションが増加した事例からは、ストレスの軽減に有効な可能性が示された。また日々の業務の中でITツールを利用す...

【医歯薬学】看護学：情報工学／認知症を含む研究件

【概要】認知症者の残存する記憶を辿り、本人と支える側の現実世界の認識の相違、すなわち互いの「物語」の食い違いを発見し、支える側のその理解、共有を促進する工学的手段を研究した。まずアブダクション等を用いた知的推論の技術で、本人の記憶の欠落など、食い違いの原因を発見する手法を検討した。本人の施設での生活を自動、持続的に「事象」として記録し、本人の「物語」を構成してデータベース化する技術を開発した。コミュニケー...

【医歯薬学】看護学：医療・福祉／認知症を含む研究件

【概要】本研究は認知症をターゲットにした前向きコホート研究である。平成25年度に、一般住民1,690名を対象に住民コホートを立ち上げた。その結果、軽度認知症（MCI）の有病率は、全体で4.5％（男性 5.1％、女性 4.2％）であり、年齢と有意な相関を示した。また、VSRADによる萎縮度と、MMSeスコアとの関連を検討したところ、男性では関連傾向を認めるのみであったが（p=0.0951）、女性では有意な関...

【医歯薬学】看護学：疫学／認知症を含む研究件

❏認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー：当事者の視点を活かす臨床構築に向けて(16KT0123)

【概要】現在日本では、認知症の早期発見が推進されることで多くの人々が救済されると同時に、老いに対する不安も高まっている。北中は臨床現場での人類学的調査を通じて、認知症診断がもたらす不確実性が１）急速な薬理化、２）予防言説の隆盛とそこに潜む「魔術的思考」、３）「新健康主義」をもたらしていることを明らかにした。他方で、認知症臨床における当事者運動との協働から、従来の精神療法的共感の形に加え、脳神経科学的共感と...

【概要】本研究は、高齢化が進行している日本人一般女性集団を対象とし、潜在性動脈硬化、脳萎縮、認知機能障害の実態と関連要因を明らかとし、その予防法を解明することを目的とする。当初より基盤A研究2期分で目標対象者数800名に対して調査を実施する予定であり、平成27-29年度は第1期にあたる。第1期では、草津市住民基本台帳より60－85歳の女性を無作為抽出し、同意を得た266名に対して、胸腹部CT、頭部MRI、...

【概要】本研究は認知症をターゲットにした前向きコホート研究である。平成25年度に、一般住民1,690名を対象に住民コホートを立ち上げた。その結果、軽度認知症（MCI）の有病率は、全体で4.5％（男性 5.1％、女性 4.2％）であり、年齢と有意な相関を示した。また、VSRADによる萎縮度と、MMSeスコアとの関連を検討したところ、男性では関連傾向を認めるのみであったが（p=0.0951）、女性では有意な関...

【医歯薬学】看護学：気分障害／認知症を含む研究件

❏向精神薬の不適切使用、過量服薬、及び高齢者の診断変遷に係る大規模データベース解析(21K07508)

【研究代表者】彌富泰佑慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教(臨床実習)(丙) (80897083)

【概要】向精神薬と身体疾患薬の併用に関する実態把握は十分に行われていなかった。今回、我々は厚生労働省から得たレセプト情報・特定健診等情報データベース（NDB）から得た2015年1月における58万1990人のデータにつき、炭酸リチウム服用患者、選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）/　セロトニン-ノルアドレナリン再取り込み阻害薬（SNRI）服用患者、ミルタザピン服用患者、について各々非服用者を対象に身...

【医歯薬学】看護学：肥満／認知症を含む研究件

【概要】コーヒーの生活習慣病の予防効果を分子論的に解明することを目的として研究を遂行した。糖尿病や発がんのリスク要因である抗炎症効果について、コーヒー豆の焙煎成分であるカテコール類が炎症反応のシグナル伝達系を抑えるとともに、生体防御遺伝子群の活性化を引き起こすことを見出した。また、焙煎成分ピロカテコールが認知症の原因物質の１つであるアミロイドβの産生にかかわる分解酵素β-セクレターゼの発現を抑制することを...

【概要】習慣的なコーヒー摂取が、肥満や炎症に関連して生じる生活習慣病の発症リスクを低下させる可能性が報告されている。我々は、前駆脂肪細胞3T3-L1を用いて、コーヒー豆焙煎成分がインスリンシグナル経路のアダプター分子IRS1の分解を促進することにより、肥満の要因である脂肪細胞の分化を抑制することを見出した。また、コーヒーの抗炎症効果に関して、コーヒー豆焙煎成分がＬＰＳ誘発マウスマクロファージ細胞の炎症反応...

【キーワード】地域在住高齢者 / 老年医学的総合機能評価 / 本邦 / アジア / 認知症 (他16件)

【概要】高知県土佐町、フータンのサムテカン、カリン、タイ・コンケン、イントネシア・ハフア州において、高齢者ヘルスケア研究事業を展開した。対象は、それぞれの地域に居住する高齢者数百名である。各地域において、老年医学的総合健診を実施してハイリスク・グループの高齢者に対しては、生活習慣改善のための介入を実施して奏功していることを確認した。この過程で、６つの”D"、すなわち、１） Disease(疾病概...

【医歯薬学】看護学：向精神薬／認知症を含む研究件

❏向精神薬の不適切使用、過量服薬、及び高齢者の診断変遷に係る大規模データベース解析(21K07508)

【研究代表者】彌富泰佑慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教(臨床実習)(丙) (80897083)

【概要】向精神薬と身体疾患薬の併用に関する実態把握は十分に行われていなかった。今回、我々は厚生労働省から得たレセプト情報・特定健診等情報データベース（NDB）から得た2015年1月における58万1990人のデータにつき、炭酸リチウム服用患者、選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）/　セロトニン-ノルアドレナリン再取り込み阻害薬（SNRI）服用患者、ミルタザピン服用患者、について各々非服用者を対象に身...

【医歯薬学】看護学：ケアマネジメント／認知症を含む研究件

【概要】認知症に対するケアマネジメントを効率的効果的に行ない、認知症高齢者を在宅で介護することは、患者本人の生活の質を維持する条件であると同時に、社会保障財政の側面からも、重要な政策課題である。認知症患者が在宅生活を継続出来なくなる理由は、認知機能低下そのものよりも、周辺症状として出現する、興奮状態や被害妄想、暴力、俳徊などの行動障害である。そのため、認知症のケアマネジメントの焦点は行動障害を防止・改善す...

【医歯薬学】看護学：コホート研究／認知症を含む研究件

❏向精神薬の不適切使用、過量服薬、及び高齢者の診断変遷に係る大規模データベース解析(21K07508)

【研究代表者】彌富泰佑慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教(臨床実習)(丙) (80897083)

【概要】向精神薬と身体疾患薬の併用に関する実態把握は十分に行われていなかった。今回、我々は厚生労働省から得たレセプト情報・特定健診等情報データベース（NDB）から得た2015年1月における58万1990人のデータにつき、炭酸リチウム服用患者、選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）/　セロトニン-ノルアドレナリン再取り込み阻害薬（SNRI）服用患者、ミルタザピン服用患者、について各々非服用者を対象に身...

【概要】本研究の対象者は研究代表者が参画している高血圧・脂質異常症・糖尿病の治療歴及び心血管疾患の既往がない都市部住民集団の男女1,134名を対象とした前向きコホート研究『日常的な健康度を指標とした都市コホート研究：神戸トライアル』（神戸研究）および山形県鶴岡市にて健康診断受診者11,002人を対象に質量分析法を応用した様々な手法で低分子の代謝産物を網羅的に解析するメタボローム解析技術を取り入れた前向きコ...

【医歯薬学】看護学：バーンアウト予防／認知症を含む研究件

【キーワード】宗教の社会貢献 / 認知症 / バーンアウト予防 / スピリチュアルケア / 高齢者ケア (他15件)

【概要】超高齢・多死社会の我が国で、これまで老病死を扱ってきた僧侶がどのような役割を果たしうるかを明らかにすることが本研究の目的である。 2017年5月から8月にかけて、高齢者ケアに従事するケアスタッフへのアンケート調査を行った。質問紙の構成は大きく分けて、①勤務する施設での取り組みについて、②高齢者ケアの経験・考え方について、③僧侶との連携の経験・考え方について、④属性についてである。アンケートを分析...

【医歯薬学】看護学：家族介護者／認知症を含む研究件

❏認知症の家族介護者を対象とした訪問看護師による認知行動療法の有効性の検討(18H01095)

【研究代表者】田島美幸慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (40435730)

【キーワード】認知症 / 認知行動療法 / 家族介護者

【概要】本研究の目的は、①認知症家族介護者を対象とした認知行動療法プログラム（以下、CBT)の実施可能性の検討、②看護師等の支援者研修の実施と効果検討、③家族介護者向けの心理教育資材の開発である。研究期間中にCOVID-19が蔓延し、高齢介護者に対する介入研究の実施が困難になった。そこで、研究費の繰越を行い、感染拡大時にも継続的に提供可能な手段として遠隔ビデオシステム（Zoom等）を導入し、高齢介護者でも...

❏認知症家族介護者のうつ、不安に対する認知行動療法の開発および有効性の検討(15K04175)

【研究代表者】田島美幸国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 認知行動療法センター, 室長 (40435730)

【キーワード】認知症 / 家族介護者 / 認知行動療法 / 介護家族者

【概要】本研究では、認知行動療法を活用した認知症の家族介護者向けの2つのプログラム（①集団CBT、②訪問看護師による個人CBT）を開発し有効性を検討した。【集団CBT】集団CBTプログラム（月1回90分、計5回）を実施したところ、75歳以下の介護者では、介護負担感、介護に対する否定的な感情において主効果が認められた(p<0.05)。【訪問看護師によるCBT】訪問看護時に訪問看護師が実施できる個人C...

【キーワード】認知症 / 支援プログラム / 家族介護者 / ボランティア / 多世代参加 (他17件)

【概要】[目的]本研究は、多世代参加型の認知症支援プログラムを開発することを目的としている。 [方法]東京近郊の都市において、以下の6つのアクションリサーチを行い、2年後に効果測定を実施した。【認知症の学習活動】【ボランティア集団の創出】【地域医療・介護連携活動】【高齢者団地調査】【小学生を対象とした認知症教育】【マインドフルネスによる介護者支援】 [結果] 6つのアクションリサーチは、活動するボランティ...

【医歯薬学】看護学：予防／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、認知症高齢者の摂食嚥下障害に対する「原因疾患別予防プログラム」を多職種が学際的に共同して開発することを目的とした。 2018-2019年度は「平成24～28 年度基盤研究A」で見出された研究成果をベースに、文献レビューと有識者会議、前向きコホート研究により予防プログラムの試案を作成した。2020年度はコロナ禍のために予定していた調査の変更を余儀なくされたものの、2020-2021年度に原...

【概要】本研究課題では、20世紀後半から、認知症に関する新しい考え方やそれに基づく実践が、どのような展開を見せてきたかを、実践者たちへのインタビューや、活動への参与観察、認知症当事者の著作・発信などをデータに記述した。そうした作業から、社会の認知症の理解と包摂が、疾患としての理解、本人の「思い」の配慮、当事者の声の登場という三つの流れで展開してきたこと、および、それぞれの流れ同士の関係を明らかにした。また...

【概要】本研究は、高齢化が進行している日本人一般女性集団を対象とし、潜在性動脈硬化、脳萎縮、認知機能障害の実態と関連要因を明らかとし、その予防法を解明することを目的とする。当初より基盤A研究2期分で目標対象者数800名に対して調査を実施する予定であり、平成27-29年度は第1期にあたる。第1期では、草津市住民基本台帳より60－85歳の女性を無作為抽出し、同意を得た266名に対して、胸腹部CT、頭部MRI、...

【医歯薬学】看護学：社会参加／認知症を含む研究件

【概要】高齢化が進む地域ではモビリティの確保が困難で、特に公共交通の貧弱な地域ではマイカー依存が強く、免許の有無により外出頻度や生活の質に大きな差があり、運転断念をどうとらえるかが重要な問題である。本研究では、地域の移動・交通システムをどのように組んでいくかを明確にするため、軽度認知障害を含む高齢ドライバの特性評価による運転可否判断、超小型モビリティやゴルフカート等の車両の活用など、要素の研究を行いつつ、...

❏地方地域の高齢者のモビリティ継続に関する研究(23300207)

【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31

【キーワード】自動車 / 認知症 / 高齢者 / 社会参加

【概要】自動車を運転する高齢者が、加齢にともない運転が困難になってくると、特に地方地域でモビリティの継続が大きな課題になる。そういった際の対応について、運転特性変化を明らかにし、適切な教育による改善を検討し、また低速の超小型ＥＶへの転換の可能性を実験的に考察し、最終的にバス等の公共交通への転換まで、モビリティが継続しつつ、安全に縮小していけるような方策を提案していく。 ...

【医歯薬学】看護学：社会資源／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、認知症高齢者および家族による社会資源の利用プロセスを明らかにし、社会資源の適切な活用を阻害または可能にする要因を概念化することを目的として調査を実施した。訪問看護ステーション等の利用者からインタビュー対象を募り、調査参加の意思を確認を得た上で、インタビューを実施した。介護者へのインタビューでは、認知症高齢者を介護する家族の介護上の困難の経験およびそれに伴う社会資源利用(あるいは非利用)...

【医歯薬学】看護学：高血圧／認知症を含む研究件

【キーワード】地域在住高齢者 / 老年医学的総合機能評価 / 本邦 / アジア / 認知症 (他16件)

【概要】高知県土佐町、フータンのサムテカン、カリン、タイ・コンケン、イントネシア・ハフア州において、高齢者ヘルスケア研究事業を展開した。対象は、それぞれの地域に居住する高齢者数百名である。各地域において、老年医学的総合健診を実施してハイリスク・グループの高齢者に対しては、生活習慣改善のための介入を実施して奏功していることを確認した。この過程で、６つの”D"、すなわち、１） Disease(疾病概...

【医歯薬学】看護学：抑うつ／認知症を含む研究件

【概要】本研究の目的は，認知症患者および軽度認知障害に含有率の高い抑うつ状態や不安などの心理症状に対する新しいプログラムとして注意バイアス修正（ABM）を導入し，その効果を示すことである．ABMは，刺激の感情価等の性質によって生じる注意の偏りを修正するプログラムである．抑うつ及び不安症状を有する軽度認知症高齢者13名の注意バイアス修正の反応時間とMMSE，行動心理症状との相関分析を行った．中性刺激を標的と...

【キーワード】地域在住高齢者 / 老年医学的総合機能評価 / 本邦 / アジア / 認知症 (他16件)

【概要】高知県土佐町、フータンのサムテカン、カリン、タイ・コンケン、イントネシア・ハフア州において、高齢者ヘルスケア研究事業を展開した。対象は、それぞれの地域に居住する高齢者数百名である。各地域において、老年医学的総合健診を実施してハイリスク・グループの高齢者に対しては、生活習慣改善のための介入を実施して奏功していることを確認した。この過程で、６つの”D"、すなわち、１） Disease(疾病概...

【医歯薬学】看護学：アクション・リサーチ／認知症を含む研究件

【概要】本研究課題では、20世紀後半から、認知症に関する新しい考え方やそれに基づく実践が、どのような展開を見せてきたかを、実践者たちへのインタビューや、活動への参与観察、認知症当事者の著作・発信などをデータに記述した。そうした作業から、社会の認知症の理解と包摂が、疾患としての理解、本人の「思い」の配慮、当事者の声の登場という三つの流れで展開してきたこと、および、それぞれの流れ同士の関係を明らかにした。また...

【医歯薬学】看護学：介護／認知症を含む研究件

❏Ageing, Dementia, Care in Contemporary Fiction(17K02517)

【キーワード】ageing / gender / friendship / masculinity / TV drama (他22件)

【概要】本研究は、下記のテーマに沿って構想されている：①認知症の文学的語り、②認知症の文化的意味、③児童向け絵本における老い、認知、感情、④現代文学における老い、ジェンダー、ケア（③は国際共同研究加速基金研究課題として進捗）。本年度は②と④の研究を継続発展した。②日本の現代映画作品における認知症の表象の研究を継続した。映画は、認知症の文化的意味形成において重要な役割を担うと考えられる。分析作品においては、...

【キーワード】相互行為 / ジェスチャー / マルチモーダル分析 / オノマトペ / 介護 (他19件)

【概要】介護のさまざまな場面で発せられる「よいしょ」「せーの」といった掛け声や、「ふわーっと」「ちょーっと」といった擬態語、擬音語は、フレーズの中に豊かなアクセントを持ち、動作に応じて音の引き延ばしや中断ができる。この研究では、1. 掛け声やオノマトペは個人の運動を調整するのに役立っていること、2. オノマトペに含まれる音象徴は、それを表す様態の属性と関係があること、3. 掛け声やオノマトペは、動作に応じ...

【キーワード】老い / 認知症 / medical humanities / ジェロントロジー / 病い (他20件)

【概要】世界的人口高齢化が進行する今、老いの経験を多角的に、かつ、主体的な視点から理解することの重要性が増している。本研究では、文化テキストにおける老いの表現を分析し、老いの文化的意味、及び、それを規定する価値体系を考察した。具体的には、欧米圏と日本で生産された小説、映画、漫画作品を主な対象として、老いの表現を分析した。特に、認知症と介護のテーマに注目し、表象と介護における倫理的側面について考えつつ、老い...

【医歯薬学】看護学：介護支援専門員／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、認知症高齢者および家族による社会資源の利用プロセスを明らかにし、社会資源の適切な活用を阻害または可能にする要因を概念化することを目的として調査を実施した。訪問看護ステーション等の利用者からインタビュー対象を募り、調査参加の意思を確認を得た上で、インタビューを実施した。介護者へのインタビューでは、認知症高齢者を介護する家族の介護上の困難の経験およびそれに伴う社会資源利用(あるいは非利用)...

【医歯薬学】看護学：介護者／認知症を含む研究件

❏ポジティブ心理学による認知症患者の介護者の特性解明と新たな介入方法の効果検証(19K03328)

【キーワード】ポジティブ心理学 / 介護研究 / 認知症 / 主観的幸福 / 介護者

【概要】介護者が認知症介護の多様な困難に対処できるように、介護の肯定的評価に注目するポジティブ心理学に着目し、介護への対処能力を引き出す方略が研究全体の計画である。1 介護者の主観的幸福感、強みに関連する要因を調査し、介護者のポジティブ心理特性を把握し、介護の肯定的尺度の日本語版標準化を作成する。具体的には外来通院中の認知症介護者の主観的幸福感をPGCモラールスケール、主観的幸福感尺度などで評価、強みをS...

【概要】食事・栄養は認知症発症や予防のキーの一つである。認知症患者の食習慣だけでなく、食事を準備する同居家族の食習慣も調査し、問題点を明らかにすることを目的とし、物忘れ外来に通院中の69組の高齢aMCI～AD患者とその介護者に調査を行った。魚摂取量は女性患者・その夫・娘が52g/日で、男性患者・女性介護者の約半分量で有意に少なかった。葉酸摂取量も女性患者とその介護者で有意に低かった。菓子摂取量は、患者も...

【概要】精神症状を併発する認知症患者とその介護者の社会的孤立の実態の把握と社会的孤立を緩和する有効な治療プログラムの確立は、認知症患者と介護者への支援体制の構築に大きく寄与する。以上の背景のもとに介護者カウンセリングと介護者へのソーシャルサポートの適正化も含めた統合的介入方法の効果を検証した。本研究の成果により認知症に併発する精神症状の介護に苦しむ介護者はうつや不眠を併発し、社会的に孤立し、否定的なコーピ...

【医歯薬学】看護学：介護負担感／認知症を含む研究件

❏認知症の非薬物療法 ; 夫婦間ライフレビューの開発(22530631)

【キーワード】認知症 / 夫婦間ライフレビュー / 夫婦 / ライフレビュー / コミュニケーション (他7件)

【概要】<目的>本研究では、認知症患者と介護者である配偶者に同時に介入する事で、認知症の非薬物療法としての効果が存在するとの仮説の基に、「夫婦間ライフレビュー」を開発し検証することを目的とした。 <方法>認知症の要介護者とその配偶者に毎週1時間ずつ、計6回、セッションを行い、写真本(ライフレビュー・ブック)を作成した。3回の測定により、その効果を評価しつつ、効果的で実施可能性の高い...

【医歯薬学】看護学：介護保険／認知症を含む研究件

【概要】認知症患者の介護は、身体的・精神的な負担をもたらす。介護ストレスを評価し、介入によるストレスの変化を心理検査や唾液アミラーゼで測定した。1年半の経過で、薬物療法を変更していない10例において、介護保険利用状況にわけて、検討を行った。認知症は進行しているが、介護サービスを必要に応じて増やした群は、介護者の状態不安、怒り-敵意、QOL(Quality of Life)が改善していた。それに比べ、認知症...

【医歯薬学】看護学：介護予防／認知症を含む研究件

【研究代表者】藤波努北陸先端科学技術大学院大学, ライフスタイルデザイン研究センター, 教授 (70303344)

【概要】認知症対応型介護施設において入居者の行動をデータ化し、解析する手法を見出した。研究により転倒事故の前兆や老衰の兆しなどが検知できる可能性を示した。これらの成果は高齢者の生活の質を高めることに役立てられる。一方、調査を通じて介護施設の多様性が明らかとなった。得られた結果がどの程度汎用性を有するのかは今後その他の施設でデータを集めて検証する必要がある。介護者の行動推定については、得られたデータから次...

【医歯薬学】看護学：生活の質(QOL) ／認知症を含む研究件

【概要】認知症に併発する精神症状により介護者と患者の生活の質(QOL)が低下するので、その神経基盤の解明は重要課題である。本研究では多種類の脳画像を用いてQOLの神経基盤と認知症に併発する精神症状の神経基盤との二点を明らかにした。QOLの因子分析を行い「心理的幸福感」「対人関係」「身体と生活環境」の3因子を同定し、前部帯状回を中心とした前頭葉の脳血流がQOLと関連していた。認知症の精神症状と頭部MRIによ...

【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)

【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期（５０代）、②開始・展開期（６０代...

【概要】認知症の精神症状は疾患により特徴的なパターンがあり、疾患の精神症状への介入が認知症診療での重要な臨床課題である。加えて、認知症患者にとって真に重要な臨床指標は、生活の質（quality of life :QOL）である。そこで、疾患別に特徴的な精神症状への行動的介入療法の有効な方法を考案し認知症患者のQOLも測定した。対象者は13名の患者介護者である。行動的介入の主な結果は、治療前後のQOL-AD...

【医歯薬学】看護学：アドバンス・ケア・プランニング／認知症を含む研究件

❏認知症とともに生きる希望を支えるアドバンス・ケア・プランニングの推進システム開発(21H03281)

【研究代表者】中西三春東北大学, 医学系研究科, 准教授 (40502315)

【キーワード】認知症 / アドバンス・ケア・プランニング / 緩和ケア / パーソンセンタード・ケア

【概要】本研究で最終的に開発をねらいとする、アドバンス・ケア・プランニングを推進するシステムのアウトカム指標を探索するため、認知症の人の主たる家族介護者412名を対象としたオンライン調査のデータ解析を実施した。調査回答時点でアドバンス・ケア・プランニングに本人が参加したことがある175名は、アドバンス・ケア・プランニングを実施していない237名よりもうつ症状が重かった。このことから、現状のアドバンス・ケア...

【医歯薬学】看護学：リハビリテーション／認知症を含む研究件

【キーワード】運転 / 軽度認知障害 / アルツハイマー病 / リハビリテーション / 有効視野 (他12件)

【概要】認知症ないしその前段階の軽度認知障害患者と、頭部外傷や脳血管障害等による高次脳機能障害者の自動車運転の安全性の指標の確立を試みた。通常用いられている認知機能検査とともに、新たに考案した有効視野計測課題(VFIT)の標準化を行い、さらに実車による評価を実施したところ、VFIT 得点と実車得点とは関連していた。これらの結果をもとに、認知症および高次脳機能障害における運転安全性の指針に関する一般向け冊子...

【キーワード】リハビリテーション / レクリエーション / 認知症 / 治療計画 / 状態把握 (他8件)

【概要】高齢者へのリハビリテーションは病院だけでなく養護施設においても、レクリエーションなどの活動として実施されている。重度の認知症高齢者の入居数が増えている養護施設では、生活介護を行うスタッフの負担が増しているため、認知症状の改善や悪化防止を目指し、さらには、自立して生活する能力を維持または向上させるために、リハビリテーション(機能回復訓練)の要素を多く含めた活動を実施することが求められている。代表的な...

【医歯薬学】看護学：高齢者／認知症を含む研究件

❏小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連(0)

【概要】近年の我が国の高齢化に伴い65歳以上の高齢者人口は、3617万人、総人口に占める割合（高齢化率）は28.7％と過去最高となった。それに伴い病院の入院患者も高齢化し、原疾患に加え認知症を伴った患者が増加している。また、2019年度では日本全体で1万6775人の認知症高齢者が行方不明となっており、その中で460人は死亡した状態での発見だった。入院中の認知症患者は、病状が回復に向かうと看護師の見守りの目...

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

❏認知症看護におけるケアリング・アプローチの開発と検証：介護への展開を見据えて(19K11276)

【キーワード】認知症 / 高齢者 / 看護 / ケアリング

【概要】令和元年度は本研究課題の目的の1つである、「認知症高齢者と看護職者間の相補的なケアリングモデル」に基づくケアリング・アプローチの開発を行うため、研究分担者と共に、先行研究や本研究チームにおける今までの研究実績をふまえアプローチ手法を検討した。また、臨地で活用しやすいチェックリストとなるよう項目を精選し、具体的な手順とともに現地で使用可能なケアリング・アプローチを明確化するところまで研究を進めた。 ...

【医歯薬学】看護学：終末期医療／認知症を含む研究件

❏認知症患者のGood Death(16KT0001)

【研究期間】2016-07-19 - 2020-03-31

【研究代表者】宮下光令東北大学, 医学系研究科, 教授 (90301142)

【キーワード】認知症 / 緩和ケア / 終末期医療 / Good Death

【概要】本研究の目的は、認知症患者のGood Deathとは何か、それは達成されているのかを明らかにすることである。文献レビュー、インタビュー調査およびアンケート調査の結果、認知症患者のGood Deathの構成要素は「安楽・安心・安全」「関係性」「自立」「その人らしさが保たれる、束縛がない」の4因子に分類された。遺族を対象としたアンケート調査の結果、全体的に認知症のGood Deathの達成頻度は高かっ...

【概要】認知症や昏睡、脳卒中後遺症などで患者が医療同意困難な状態になった場合、日本だけではなく欧米でも通常、家族などの患者の近親者が代理人となって意思決定を行っている。しかしながら、患者本人と代理人の意向の一致率はそれほど高くないことが繰り返し報告されている。本研究では医療同意困難な患者のより良い治療決定を検討するため,療養病床の実態調査,および一般住民の意向調査を行った.両調査において,患者の意向を尊重...

【医歯薬学】看護学：摂食嚥下障害／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、認知症高齢者の摂食嚥下障害に対する「原因疾患別予防プログラム」を多職種が学際的に共同して開発することを目的とした。 2018-2019年度は「平成24～28 年度基盤研究A」で見出された研究成果をベースに、文献レビューと有識者会議、前向きコホート研究により予防プログラムの試案を作成した。2020年度はコロナ禍のために予定していた調査の変更を余儀なくされたものの、2020-2021年度に原...

【医歯薬学】看護学：乳がん／認知症を含む研究件

【概要】コーヒーの生活習慣病の予防効果を分子論的に解明することを目的として研究を遂行した。糖尿病や発がんのリスク要因である抗炎症効果について、コーヒー豆の焙煎成分であるカテコール類が炎症反応のシグナル伝達系を抑えるとともに、生体防御遺伝子群の活性化を引き起こすことを見出した。また、焙煎成分ピロカテコールが認知症の原因物質の１つであるアミロイドβの産生にかかわる分解酵素β-セクレターゼの発現を抑制することを...

【医歯薬学】看護学：女性／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、高齢化が進行している日本人一般女性集団を対象とし、潜在性動脈硬化、脳萎縮、認知機能障害の実態と関連要因を明らかとし、その予防法を解明することを目的とする。当初より基盤A研究2期分で目標対象者数800名に対して調査を実施する予定であり、平成27-29年度は第1期にあたる。第1期では、草津市住民基本台帳より60－85歳の女性を無作為抽出し、同意を得た266名に対して、胸腹部CT、頭部MRI、...

【医歯薬学】看護学：学習／認知症を含む研究件

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

【医歯薬学】看護学：認知行動療法／認知症を含む研究件

❏認知症の家族介護者を対象とした訪問看護師による認知行動療法の有効性の検討(18H01095)

【研究代表者】田島美幸慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (40435730)

【キーワード】認知症 / 認知行動療法 / 家族介護者

【概要】本研究の目的は、①認知症家族介護者を対象とした認知行動療法プログラム（以下、CBT)の実施可能性の検討、②看護師等の支援者研修の実施と効果検討、③家族介護者向けの心理教育資材の開発である。研究期間中にCOVID-19が蔓延し、高齢介護者に対する介入研究の実施が困難になった。そこで、研究費の繰越を行い、感染拡大時にも継続的に提供可能な手段として遠隔ビデオシステム（Zoom等）を導入し、高齢介護者でも...

【概要】精神症状を併発する認知症患者とその介護者の社会的孤立の実態の把握と社会的孤立を緩和する有効な治療プログラムの確立は、認知症患者と介護者への支援体制の構築に大きく寄与する。以上の背景のもとに介護者カウンセリングと介護者へのソーシャルサポートの適正化も含めた統合的介入方法の効果を検証した。本研究の成果により認知症に併発する精神症状の介護に苦しむ介護者はうつや不眠を併発し、社会的に孤立し、否定的なコーピ...

❏認知症家族介護者のうつ、不安に対する認知行動療法の開発および有効性の検討(15K04175)

【研究代表者】田島美幸国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 認知行動療法センター, 室長 (40435730)

【キーワード】認知症 / 家族介護者 / 認知行動療法 / 介護家族者

【概要】本研究では、認知行動療法を活用した認知症の家族介護者向けの2つのプログラム（①集団CBT、②訪問看護師による個人CBT）を開発し有効性を検討した。【集団CBT】集団CBTプログラム（月1回90分、計5回）を実施したところ、75歳以下の介護者では、介護負担感、介護に対する否定的な感情において主効果が認められた(p<0.05)。【訪問看護師によるCBT】訪問看護時に訪問看護師が実施できる個人C...

【医歯薬学】看護学：老人保健施設／認知症を含む研究件

❏老人保健施設における高齢者の日常生活援助に「積極的歩行訓練」を導入することの効果(16659633)

【概要】【概要】老人保健施設における「積極的歩行訓練」をスタッフの日常生活援助に効果的に導入することにより、虚弱高齢者が心身の健康状態を維持・向上することを目的とし、昨年度に引き続き2年目は、高齢者(認知症を含む)の歩行訓練を継続し、マニュアル作成の内容について検討した。【方法】1.研究期間:平成17年4月〜平成18年3月。2.対象者:高齢者14名のうち、健康状態に伴う訓練の中止や退所者が出たため、最終...

【医歯薬学】看護学：フレイル／認知症を含む研究件

【概要】本研究の対象者は研究代表者が参画している高血圧・脂質異常症・糖尿病の治療歴及び心血管疾患の既往がない都市部住民集団の男女1,134名を対象とした前向きコホート研究『日常的な健康度を指標とした都市コホート研究：神戸トライアル』（神戸研究）および山形県鶴岡市にて健康診断受診者11,002人を対象に質量分析法を応用した様々な手法で低分子の代謝産物を網羅的に解析するメタボローム解析技術を取り入れた前向きコ...

【概要】加齢に伴うフレイルの発症には慢性炎症を軸とした階層構造が想定される。本研究では血管を上流として、血管細胞死が主導する炎症機序解明から下流臓器への炎症波及・拡大機序を明らかにすることを目的とする。研究成果として、血管平滑筋細胞のアポトーシスがIL-1などの炎症性因子の発現上昇と関係すること、さらに血管炎症が主体の大動脈瘤モデルでは高リン負荷、性ホルモン低下などの老化促進要因が、アポトーシスおよび炎症...

【概要】食事・栄養は認知症発症や予防のキーの一つである。認知症患者の食習慣だけでなく、食事を準備する同居家族の食習慣も調査し、問題点を明らかにすることを目的とし、物忘れ外来に通院中の69組の高齢aMCI～AD患者とその介護者に調査を行った。魚摂取量は女性患者・その夫・娘が52g/日で、男性患者・女性介護者の約半分量で有意に少なかった。葉酸摂取量も女性患者とその介護者で有意に低かった。菓子摂取量は、患者も...

【医歯薬学】看護学：意思決定／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)

【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...

【概要】認知症や昏睡、脳卒中後遺症などで患者が医療同意困難な状態になった場合、日本だけではなく欧米でも通常、家族などの患者の近親者が代理人となって意思決定を行っている。しかしながら、患者本人と代理人の意向の一致率はそれほど高くないことが繰り返し報告されている。本研究では医療同意困難な患者のより良い治療決定を検討するため,療養病床の実態調査,および一般住民の意向調査を行った.両調査において,患者の意向を尊重...

【医歯薬学】看護学：意思決定支援／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 意思決定支援 / 人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / ロボティクス (他18件)

【概要】認知症の初期のころは本人の意思が尊重されるが、中期、後期になると本人の理解力、判断能力の低下などから家族が判断するようになり、本人の思いが置き去りになる場合も少なくなかった。こういった問題に対して本研究の目的は、AI、ロボット技術などに基づく人間拡張技術により、認知症の人の意思や感情の表出を支援する研究開発を行った。その上で、技術により人間拡張された認知症者の意思の倫理的・法的・社会的受容性、医療...

【医歯薬学】看護学：患者・家族／認知症を含む研究件

【研究代表者】内山映子慶應義塾大学, 政策・メディア研究科, 特任准教授(非常勤) (00365503)

【概要】ITを活用したコミュニケーション支援ツールの利用が、介護サービス提供者と認知症患者の家族との間のコミュニケーションを増加させ、ひいては家族のストレス軽減に寄与するか、また介護サービス提供者のコミュニケーションに要する手間を従来方式以上に増加させないかを実証により検討した。その結果、コミュニケーションが増加した事例からは、ストレスの軽減に有効な可能性が示された。また日々の業務の中でITツールを利用す...

【医歯薬学】看護学：患者の意向／認知症を含む研究件

【概要】認知症や昏睡、脳卒中後遺症などで患者が医療同意困難な状態になった場合、日本だけではなく欧米でも通常、家族などの患者の近親者が代理人となって意思決定を行っている。しかしながら、患者本人と代理人の意向の一致率はそれほど高くないことが繰り返し報告されている。本研究では医療同意困難な患者のより良い治療決定を検討するため,療養病床の実態調査,および一般住民の意向調査を行った.両調査において,患者の意向を尊重...

【医歯薬学】看護学：文化／認知症を含む研究件

❏認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー：当事者の視点を活かす臨床構築に向けて(16KT0123)

【概要】現在日本では、認知症の早期発見が推進されることで多くの人々が救済されると同時に、老いに対する不安も高まっている。北中は臨床現場での人類学的調査を通じて、認知症診断がもたらす不確実性が１）急速な薬理化、２）予防言説の隆盛とそこに潜む「魔術的思考」、３）「新健康主義」をもたらしていることを明らかにした。他方で、認知症臨床における当事者運動との協働から、従来の精神療法的共感の形に加え、脳神経科学的共感と...

【医歯薬学】看護学：ソーシャル・サポート／認知症を含む研究件

【概要】精神症状を併発する認知症患者とその介護者の社会的孤立の実態の把握と社会的孤立を緩和する有効な治療プログラムの確立は、認知症患者と介護者への支援体制の構築に大きく寄与する。以上の背景のもとに介護者カウンセリングと介護者へのソーシャルサポートの適正化も含めた統合的介入方法の効果を検証した。本研究の成果により認知症に併発する精神症状の介護に苦しむ介護者はうつや不眠を併発し、社会的に孤立し、否定的なコーピ...

【医歯薬学】看護学：プログラム／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、認知症高齢者の摂食嚥下障害に対する「原因疾患別予防プログラム」を多職種が学際的に共同して開発することを目的とした。 2018-2019年度は「平成24～28 年度基盤研究A」で見出された研究成果をベースに、文献レビューと有識者会議、前向きコホート研究により予防プログラムの試案を作成した。2020年度はコロナ禍のために予定していた調査の変更を余儀なくされたものの、2020-2021年度に原...

【医歯薬学】看護学：プログラム開発／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 支援プログラム / 家族介護者 / ボランティア / 多世代参加 (他17件)

【概要】[目的]本研究は、多世代参加型の認知症支援プログラムを開発することを目的としている。 [方法]東京近郊の都市において、以下の6つのアクションリサーチを行い、2年後に効果測定を実施した。【認知症の学習活動】【ボランティア集団の創出】【地域医療・介護連携活動】【高齢者団地調査】【小学生を対象とした認知症教育】【マインドフルネスによる介護者支援】 [結果] 6つのアクションリサーチは、活動するボランティ...

【医歯薬学】看護学：看護／認知症を含む研究件

❏認知症看護におけるケアリング・アプローチの開発と検証：介護への展開を見据えて(19K11276)

【キーワード】認知症 / 高齢者 / 看護 / ケアリング

【概要】令和元年度は本研究課題の目的の1つである、「認知症高齢者と看護職者間の相補的なケアリングモデル」に基づくケアリング・アプローチの開発を行うため、研究分担者と共に、先行研究や本研究チームにおける今までの研究実績をふまえアプローチ手法を検討した。また、臨地で活用しやすいチェックリストとなるよう項目を精選し、具体的な手順とともに現地で使用可能なケアリング・アプローチを明確化するところまで研究を進めた。 ...

【概要】本研究では、いままで未開拓な領域であった介護施設における疼痛有症率の実態とそれへの対策を明らかにすることで、疼痛管理の向上を促進し高齢者の生活の質を向上させることを狙いとしている。そこで、介護老人保健施設に入所中の高齢者を対象とし、セルフレポートスケール又は疼痛の訴えの困難な認知症高齢者に対しは標準化された疼痛観察尺度を用いて、疼痛有症率を把握すること、疼痛に関連する要因を高齢者の特性と環境及び提...

【医歯薬学】看護学：看護学／認知症を含む研究件

【概要】今年度も質問紙調査を行うことを目的に研究を始める予定であったが、医療現場が混乱している中で正確なデータが取れないのではないかとの見解に至り、質問紙調査を見合わせることにした。質問紙本体については、平成30年に行われた診療報酬改定に伴い、病棟の施設基準区分などを4区分に変更して作成するなどの修正は加えることができている。しかしながら、令和2年度の改定で病床許可数が400床以上の病院については入院患...

【概要】本研究の目的は，認知症高齢者と看護職者間の関係形成に活用するケアリングモデルの開発である。研究参加者は2014年度の6日間の認知症ケア看護師養成研修を修了した10名の看護職者であり，6名にフォーカスグループインタビュー，4名に個別の半構造的面接を行った。この結果をふまえ，認知症高齢者と看護職者のケアリングの関係性を理解するための37の質問項目を抽出した。認知症高齢者と看護職者の関係形成には，それ...

【医歯薬学】看護学：看取り／認知症を含む研究件

【キーワード】宗教の社会貢献 / 認知症 / バーンアウト予防 / スピリチュアルケア / 高齢者ケア (他15件)

【概要】超高齢・多死社会の我が国で、これまで老病死を扱ってきた僧侶がどのような役割を果たしうるかを明らかにすることが本研究の目的である。 2017年5月から8月にかけて、高齢者ケアに従事するケアスタッフへのアンケート調査を行った。質問紙の構成は大きく分けて、①勤務する施設での取り組みについて、②高齢者ケアの経験・考え方について、③僧侶との連携の経験・考え方について、④属性についてである。アンケートを分析...

【キーワード】地域在住高齢者 / 老年医学的総合機能評価 / 本邦 / アジア / 認知症 (他16件)

【概要】高知県土佐町、フータンのサムテカン、カリン、タイ・コンケン、イントネシア・ハフア州において、高齢者ヘルスケア研究事業を展開した。対象は、それぞれの地域に居住する高齢者数百名である。各地域において、老年医学的総合健診を実施してハイリスク・グループの高齢者に対しては、生活習慣改善のための介入を実施して奏功していることを確認した。この過程で、６つの”D"、すなわち、１） Disease(疾病概...

【医歯薬学】看護学：酸化ストレス／認知症を含む研究件

【概要】高グルコース環境は培養アストログリアにおいてminor pathwayの１つHBP亢進に伴ってERストレスを惹起し、Keap1/Nrf2システムを介して別のminor pathwayであるPPPの律速酵素glucose 6-phophate dehydrogenaseを誘導する。糖尿病における炎症の関与が知られているが、LSP刺激がMAPKを介してPPPを活性化することは、アストログリアのTLR4...

【キーワード】紀伊半島 / 筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン認知症複合 / 遺伝子 / アルツハイマー神経原線維変化 (他12件)

【概要】紀伊半島の一部集落に多発する神経風土病の筋萎縮性側索硬化症・パーキンソン認知症複合(ALS/PDC)類似疾患で知られているほぼ全ての原因遺伝子を調べ、異常変異は認められなかった。病態と発症に関して、脳のアルツハイマー神経原線維変化の分布様式はALSとPDCでほぼ同じであった。脳と脊髄にはTDP-43の蓄積が認められ、生化学的にはタウ/TDP-43異常蓄積症と考えられた。尿中の酸化ストレスマーカーが...

【医歯薬学】看護学：緩和ケア／認知症を含む研究件

❏認知症とともに生きる希望を支えるアドバンス・ケア・プランニングの推進システム開発(21H03281)

【研究代表者】中西三春東北大学, 医学系研究科, 准教授 (40502315)

【キーワード】認知症 / アドバンス・ケア・プランニング / 緩和ケア / パーソンセンタード・ケア

【概要】本研究で最終的に開発をねらいとする、アドバンス・ケア・プランニングを推進するシステムのアウトカム指標を探索するため、認知症の人の主たる家族介護者412名を対象としたオンライン調査のデータ解析を実施した。調査回答時点でアドバンス・ケア・プランニングに本人が参加したことがある175名は、アドバンス・ケア・プランニングを実施していない237名よりもうつ症状が重かった。このことから、現状のアドバンス・ケア...

❏認知症患者のGood Death(16KT0001)

【研究期間】2016-07-19 - 2020-03-31

【研究代表者】宮下光令東北大学, 医学系研究科, 教授 (90301142)

【キーワード】認知症 / 緩和ケア / 終末期医療 / Good Death

【概要】本研究の目的は、認知症患者のGood Deathとは何か、それは達成されているのかを明らかにすることである。文献レビュー、インタビュー調査およびアンケート調査の結果、認知症患者のGood Deathの構成要素は「安楽・安心・安全」「関係性」「自立」「その人らしさが保たれる、束縛がない」の4因子に分類された。遺族を対象としたアンケート調査の結果、全体的に認知症のGood Deathの達成頻度は高かっ...

【医歯薬学】看護学：RCT ／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、認知症高齢者の摂食嚥下障害に対する「原因疾患別予防プログラム」を多職種が学際的に共同して開発することを目的とした。 2018-2019年度は「平成24～28 年度基盤研究A」で見出された研究成果をベースに、文献レビューと有識者会議、前向きコホート研究により予防プログラムの試案を作成した。2020年度はコロナ禍のために予定していた調査の変更を余儀なくされたものの、2020-2021年度に原...

【医歯薬学】看護学：ガイドライン／認知症を含む研究件

【概要】本研究は在宅生活を送る軽度認知症の人に配慮した居住環境整備の手法を明らかにし、実用可能なガイドラインを作成することを目的としている。経年変化を捉えるため、同一事例に対し複数回の訪問調査を実施することにより、軽度の対象者への居住環境整備の手法の明確化や認知症当事者の希望や意向を尊重する居住環境整備のプロセスを明らかにすることを目指している。しかしながら、コロナ禍のため当初計画通りの訪問調査を実施す...

【概要】認知症に対するケアマネジメントを効率的効果的に行ない、認知症高齢者を在宅で介護することは、患者本人の生活の質を維持する条件であると同時に、社会保障財政の側面からも、重要な政策課題である。認知症患者が在宅生活を継続出来なくなる理由は、認知機能低下そのものよりも、周辺症状として出現する、興奮状態や被害妄想、暴力、俳徊などの行動障害である。そのため、認知症のケアマネジメントの焦点は行動障害を防止・改善す...

【医歯薬学】看護学：支援プログラム／認知症を含む研究件

【キーワード】認知症 / 支援プログラム / 家族介護者 / ボランティア / 多世代参加 (他17件)

【概要】[目的]本研究は、多世代参加型の認知症支援プログラムを開発することを目的としている。 [方法]東京近郊の都市において、以下の6つのアクションリサーチを行い、2年後に効果測定を実施した。【認知症の学習活動】【ボランティア集団の創出】【地域医療・介護連携活動】【高齢者団地調査】【小学生を対象とした認知症教育】【マインドフルネスによる介護者支援】 [結果] 6つのアクションリサーチは、活動するボランティ...

【医歯薬学】看護学：適応／認知症を含む研究件

【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)

【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...

【医歯薬学】看護学：多職種連携／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、認知症高齢者の摂食嚥下障害に対する「原因疾患別予防プログラム」を多職種が学際的に共同して開発することを目的とした。 2018-2019年度は「平成24～28 年度基盤研究A」で見出された研究成果をベースに、文献レビューと有識者会議、前向きコホート研究により予防プログラムの試案を作成した。2020年度はコロナ禍のために予定していた調査の変更を余儀なくされたものの、2020-2021年度に原...

【概要】今年度も質問紙調査を行うことを目的に研究を始める予定であったが、医療現場が混乱している中で正確なデータが取れないのではないかとの見解に至り、質問紙調査を見合わせることにした。質問紙本体については、平成30年に行われた診療報酬改定に伴い、病棟の施設基準区分などを4区分に変更して作成するなどの修正は加えることができている。しかしながら、令和2年度の改定で病床許可数が400床以上の病院については入院患...

【医歯薬学】看護学：ケア／認知症を含む研究件

❏Ageing, Dementia, Care in Contemporary Fiction(17K02517)

【キーワード】ageing / gender / friendship / masculinity / TV drama (他22件)

【概要】本研究は、下記のテーマに沿って構想されている：①認知症の文学的語り、②認知症の文化的意味、③児童向け絵本における老い、認知、感情、④現代文学における老い、ジェンダー、ケア（③は国際共同研究加速基金研究課題として進捗）。本年度は②と④の研究を継続発展した。②日本の現代映画作品における認知症の表象の研究を継続した。映画は、認知症の文化的意味形成において重要な役割を担うと考えられる。分析作品においては、...

【概要】本研究課題では、20世紀後半から、認知症に関する新しい考え方やそれに基づく実践が、どのような展開を見せてきたかを、実践者たちへのインタビューや、活動への参与観察、認知症当事者の著作・発信などをデータに記述した。そうした作業から、社会の認知症の理解と包摂が、疾患としての理解、本人の「思い」の配慮、当事者の声の登場という三つの流れで展開してきたこと、および、それぞれの流れ同士の関係を明らかにした。また...

【キーワード】相互行為 / ジェスチャー / マルチモーダル分析 / オノマトペ / 介護 (他19件)

【概要】介護のさまざまな場面で発せられる「よいしょ」「せーの」といった掛け声や、「ふわーっと」「ちょーっと」といった擬態語、擬音語は、フレーズの中に豊かなアクセントを持ち、動作に応じて音の引き延ばしや中断ができる。この研究では、1. 掛け声やオノマトペは個人の運動を調整するのに役立っていること、2. オノマトペに含まれる音象徴は、それを表す様態の属性と関係があること、3. 掛け声やオノマトペは、動作に応じ...

【医歯薬学】看護学：コミュニケーション／認知症を含む研究件

【概要】【意義と目的】　介護職員の介護負担となる認知症の行動・心理症状を予防・緩和する方法の一つは、「認知症高齢者のコミュニケーションの促進」である。コミュニケーションによって、認知症を患う高齢者が脳への良い刺激を受けることは脳科学研究によって実証されている。特に、回想的話題が認知症高齢者のコミュニケーションを促進することが明らかだが、その際には、面談技術が問題となる。ソーシャルワーク面談は、MCOモデル...

【キーワード】認知症 / 研究倫理 / コミュニケ―ション / コミュニケーション / コミュニケーション・チャネル

【概要】研究目的は、文書読解時の眼球運動および映像の解析を通して、認知症高齢者の文書読解の特徴を明らかにし、研究の倫理的配慮において、認知症高齢者にとってより読みやすく分かりやすい文書の作成および文書読解時の支援に関する示唆を得ることである。研究デザインは混合研究法とした。対象者は、アイトラッカーが使用可能な認知症高齢者であり、大学病院に通院中の者6名、通所介護サービスの利用者7名であった。重症度（CD...

【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)

【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期（５０代）、②開始・展開期（６０代...

【医歯薬学】看護学：コミュニティ／認知症を含む研究件

【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)

【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期（５０代）、②開始・展開期（６０代...

【医歯薬学】看護学：行動障害／認知症を含む研究件

【概要】認知症に対するケアマネジメントを効率的効果的に行ない、認知症高齢者を在宅で介護することは、患者本人の生活の質を維持する条件であると同時に、社会保障財政の側面からも、重要な政策課題である。認知症患者が在宅生活を継続出来なくなる理由は、認知機能低下そのものよりも、周辺症状として出現する、興奮状態や被害妄想、暴力、俳徊などの行動障害である。そのため、認知症のケアマネジメントの焦点は行動障害を防止・改善す...

【医歯薬学】看護学：質的研究／認知症を含む研究件

【概要】本研究は、認知症高齢者および家族による社会資源の利用プロセスを明らかにし、社会資源の適切な活用を阻害または可能にする要因を概念化することを目的として調査を実施した。訪問看護ステーション等の利用者からインタビュー対象を募り、調査参加の意思を確認を得た上で、インタビューを実施した。介護者へのインタビューでは、認知症高齢者を介護する家族の介護上の困難の経験およびそれに伴う社会資源利用(あるいは非利用)...

【医歯薬学】看護学：睡眠／認知症を含む研究件

【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...

【医歯薬学】看護学：教育ブログラム／認知症を含む研究件

【キーワード】地域包括ケアシステム / ゲーミフィケーション / VR / 認知症 / 教育プログラム

【概要】本研究において、地域住民の認知症高齢者への支援の意識を高めるための統合プログラムを開発し（目的①：STEP1～2）、統合プログラムの評価・普及を行う（目的②：STEP3～4）。統合プログラムは、申請者が開発したコンビニ向けのゲーミングツールを用いた研修プログラムを地域住民向けに改変し、新たに作成する認知症体験のVRプログラムを加えて開発する。研究2年目である令和2年度は、令和元年度に完了できなか...

【医歯薬学】看護学：家族／認知症を含む研究件

【研究代表者】内山映子慶應義塾大学, 政策・メディア研究科, 特任准教授(非常勤) (00365503)

【概要】ITを活用したコミュニケーション支援ツールの利用が、介護サービス提供者と認知症患者の家族との間のコミュニケーションを増加させ、ひいては家族のストレス軽減に寄与するか、また介護サービス提供者のコミュニケーションに要する手間を従来方式以上に増加させないかを実証により検討した。その結果、コミュニケーションが増加した事例からは、ストレスの軽減に有効な可能性が示された。また日々の業務の中でITツールを利用す...

【概要】本研究は、認知症高齢者および家族による社会資源の利用プロセスを明らかにし、社会資源の適切な活用を阻害または可能にする要因を概念化することを目的として調査を実施した。訪問看護ステーション等の利用者からインタビュー対象を募り、調査参加の意思を確認を得た上で、インタビューを実施した。介護者へのインタビューでは、認知症高齢者を介護する家族の介護上の困難の経験およびそれに伴う社会資源利用(あるいは非利用)...

【医歯薬学】看護学：糖尿病／認知症を含む研究件

【概要】習慣的なコーヒー摂取が、肥満や炎症に関連して生じる生活習慣病の発症リスクを低下させる可能性が報告されている。我々は、前駆脂肪細胞3T3-L1を用いて、コーヒー豆焙煎成分がインスリンシグナル経路のアダプター分子IRS1の分解を促進することにより、肥満の要因である脂肪細胞の分化を抑制することを見出した。また、コーヒーの抗炎症効果に関して、コーヒー豆焙煎成分がＬＰＳ誘発マウスマクロファージ細胞の炎症反応...

【概要】高グルコース環境は培養アストログリアにおいてminor pathwayの１つHBP亢進に伴ってERストレスを惹起し、Keap1/Nrf2システムを介して別のminor pathwayであるPPPの律速酵素glucose 6-phophate dehydrogenaseを誘導する。糖尿病における炎症の関与が知られているが、LSP刺激がMAPKを介してPPPを活性化することは、アストログリアのTLR4...

【キーワード】地域在住高齢者 / 老年医学的総合機能評価 / 本邦 / アジア / 認知症 (他16件)

【概要】高知県土佐町、フータンのサムテカン、カリン、タイ・コンケン、イントネシア・ハフア州において、高齢者ヘルスケア研究事業を展開した。対象は、それぞれの地域に居住する高齢者数百名である。各地域において、老年医学的総合健診を実施してハイリスク・グループの高齢者に対しては、生活習慣改善のための介入を実施して奏功していることを確認した。この過程で、６つの”D"、すなわち、１） Disease(疾病概...

【医歯薬学】看護学：評価／認知症を含む研究件