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東北大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:東北大学における「産学連携」 に関係する研究一覧:113
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発表日:2026年5月12日
この記事は2026年5月26日号以降に掲載されます。
1
「ピューズ×東北大学 次世代モビリティ共創研究所」を設置
この記事は2026年5月26日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年4月24日
2
6.9万人分の全ゲノム解析情報を含む大規模データを分譲
― 集積されたデータベースの活用で個別化医療・予防を推進 ―
TMM計画は大規模コホート調査で得られた膨大な試料・情報を、多くの研究者に分譲してきました。このたび分譲対象情報を大幅に拡大し、そのすべてを統合データベースの新リリース「dbTMM2026」に収載しました。具体的には、全ゲノム解析情報を1.5万人分から一気に6.9万人分に拡大したほか、ゲノム・オミックス情報や脳MRI画像情報を充実させました。また、血液や尿を用いた検査情報は、これまで20歳以上の参加者の情報のみを研究用に分譲していましたが、このたび、すべての年齢層の検査情報の提供準備が整い、研究に利用できるようになりました。これにより、胎児期から成人期を通して、経時的な健康状態の変...
キーワード:画像情報/産学連携/持続可能/持続可能な開発/東日本大震災/オミックス/オミックス解析/バイオバンク/ゲノム解析/コホート調査/胎児/追跡調査/MRI/血液/ゲノム/コホート/個別化医療/全ゲノム解析
他の関係分野:情報学複合領域工学
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発表日:2026年4月7日
3
留学生の健康状態はヘルスリテラシーに左右される可能性
-日本の大学生を対象とした調査で明らかに-
日本在住の外国人や留学生は言語や文化、医療制度の違いなどにより健康上の課題を抱えやすいことが知られていますが、その背景要因の詳細は十分に明らかになっていませんでした。東北大学大学院医学系研究科運動学分野の山田陽介教授、同大学大学院農学研究科食科学国際共同大学院のAdeoya Akindele助教(研究当時 同分野大学院生)、 国立医薬品基盤・健康・栄養研究所の門間陽樹ウェルビーイング室長(研究当時 同分野准教授)、同大学産学連携機構イノベーション戦略推進センターの永富良一特任教授(研究当時 同分野教授)らは、日本の大学生を対象に、国籍と健康状態の関連を検討し、その関連におけるヘルス...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/ヘルスリテラシー/健康格差
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2026年4月3日
4
日本工営×東北大学 The Good City共創研究所を設置
ID&E ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新屋 浩明)傘下の日本工営株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福岡 知久、以下「日本工営」)と国立大学法人東北大学(総長︓冨永悌二、宮城県仙台市、以下「東北大学」)は、2026年4月1日より「日本工営×東北大学 The Good City共創研究所」(以下「共創研究所」)を東北大学大学院工学研究科内に設置し、活動を開始します。日本工営は経営理念に「誠意をもってことにあたり、技術を軸に社会に貢献する。」を掲げ、自ら技術を磨き、蓄積さ...
キーワード:レジリエンス/産学連携/リアルタイムモニタリング/デジタルツイン/モニタリング/ライフライン/地震動/レジリエント
他の関係分野:複合領域数物系科学工学
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発表日:2026年3月30日
5
東北大学「ZERO INSTITUTE」初期スポンサー企業としてポーラ化成工業が参画
-複数の研究に横断的にアクセスし、有望な研究への早期関与と事業化を加速-
東北大学が2025年9月1日に設置した若手研究者のイノベーション拠点「ZERO INSTITUTE(所在地:宮城県仙台市 責任者:遠山 毅 / 東北大学 理事 産学連携担当)」に、ポーラ化成工業株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:片桐 崇行)がスポンサー企業として参画しました。ポーラ化成工業は、化粧品を中心とした事業を展開するポーラ・オルビスグループにおいて、研究・開発・生産を担う企業です。スポンサー企業は、ZERO INSTITUTE で実施される、多様な領域の研究プロジェクトへアクセスすることができます。ZERO INSTITUTE は、広範な研究領域での研究シーズの探索や、...
キーワード:産学連携/異分野融合
他の関係分野:複合領域
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発表日:2026年2月26日
6
東北大学と七十七銀行、連携協定を地方創生における「共創的パートナーシップ」に深化
-「知」と「地域力」の融合による地方創生の加速-
国立大学法人東北大学(総長:冨永 悌二、以下「東北大学」)と株式会社七十七銀行(代表取締役頭取:小林 英文、以下「七十七銀行」)は、包括連携協定を刷新し、地方創生の加速に向けた「共創的パートナーシップ」へと深化させることで合意いたしました。本協定は、「国際卓越研究大学」として大学改革を進める東北大学と、地域経済の要として広範なネットワークを有する七十七銀行が、双方の資源をこれまで以上に有機的かつ戦略的に融合させるものです。宮城・東北の地方創生のため、以下の6つの事項について、共創を通じて推進してまいります。1.研究成果の社会的活用への支援に関すること...
キーワード:パートナーシップ/産学連携/地域経済
他の関係分野:複合領域環境学
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発表日:2026年1月15日
7
「東北大学グリーン未来創造機構 スペースクロステック研究センター」を設置
~国内初の軌道上サービス技術の研究開発センター~
国立大学法人東北大学(所在地:宮城県仙台市、総長:冨永 悌二、以下「東北大学」)は、2026 年 1 月 1 日に「スペースクロステック研究センター」(以下「本センター」)を全学組織であるグリーン未来創造機構内に設置し、活動を開始します。本センターは、近年世界的に急速に加速する官民連携による宇宙開発の潮流の中で、サステナブルな宇宙活動の実現と、宇宙経済の更なる発展を目的とし、科学とビジネスの近接化時代を先導する産学共創型研究開発拠点です。近年の世界的な宇宙開発利用の拡大に伴う軌道上環境の混雑化を解消し、燃料補給・修理・交換・製造組立等の高度軌道上ロボティクス活動を実現する...
キーワード:AI/人工知能(AI)/産学連携/材料科学/自律性/ロボティクス/宇宙推進/軌道上サービス
他の関係分野:情報学複合領域工学
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発表日:2026年1月15日
8
UBE×東北大学 みらい創造技術共創研究所を設置
UBE株式会社(代表取締役社長:西田祐樹、東京都港区、以下「UBE」)と国立大学法人東北大学(総長:冨永悌二、宮城県仙台市、以下「東北大学」)は、2026年1月1日より「UBE×東北大学 みらい創造技術共創研究所*1」(以下「共創研究所」)を東北大学多元物質科学研究所内に設置し、活動を開始しました。UBEは、新たなスペシャリティ事業の創出に向け、コーポレート研究開発を一層強化する経営方針を掲げています。大学との協業をさらに推進する施策である「共創研究所」の設置は、経営方針に基づく取り組みの一環です。東北大学が有する世界水準の研究力と豊富な産学連携実績、UBEが...
キーワード:産学連携/物質科学
他の関係分野:複合領域数物系科学
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発表日:2026年1月14日
9
早期消化管がんのESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)シミュレータモデルを開発 産学連携「Medical Rising STAR」プロジェクト第3弾の成果
ESDは、早期消化管がんに対して根治性が高く低侵襲な治療が可能である一方、穿孔や出血などの合併症リスクが高く高度な技術習得が不可欠で、初学者が安全に練習できるトレーニング環境が不足しているという課題があります。東北大学大学院医学系研究科消化器病態学分野の菅野 武准教授、正宗 淳教授の研究グループとデンカ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:石田 郁雄)は、ユー・エー株式会社(東京都大田区、代表取締役社長:稲永 寛)との共同研究の成果をもとに、 「Medical Rising STAR」プロジェクトの第3弾として 実際の内視鏡と治療用具を用いて、早期消化管...
キーワード:持続可能な開発のための教育(ESD)/産学連携/キャリア/持続可能/持続可能な開発/シミュレータ/消化管/下部消化管/層構造/合併症/内視鏡/トレーニング/大腸/低侵襲
他の関係分野:複合領域工学農学
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発表日:2025年12月18日
10
「エッジAI半導体を実現する3Dヘテロ集積技術」プロジェクトを開始
-JST「次世代エッジAI半導体研究開発事業」に採択-
半導体集積回路の高性能化・高機能化・歩留まり向上に、複数の半導体チップや光素子の高密度集積化が益々重要になっています。超低消費電力等の革新的な次世代エッジAI半導体に必要となる設計、製造、材料などの技術を産学連携で研究開発する科学技術振興機構(JST)の公募事業「次世代エッジAI半導体研究開発事業」において、テーマ②「3D集積技術」に本学からの提案が採択されました。東北大学は本プロジェクトにおいて、北海道大学、東京大学、熊本大学、および民間企業7社と共同で、エッジAI半導体、超低消費電力半導体、さらに量子デバイスを含む次世代情報処理デバイスを実現するために必要な3次元ヘテ...
キーワード:人工知能(AI)/産学連携/フォノン/量子デバイス/持続可能/持続可能な開発/マルチスケール/集積回路/低消費電力/半導体/医工学/超並列
他の関係分野:情報学複合領域工学総合生物
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発表日:2025年11月20日
11
NanoFrontier x日東紡 x 東北大学「ナノ材料でイノベーションを加速する共創研究所」設置
スタートアップと大企業による産学連携のロールモデルを目指す
東北大学、NanoFrontier株式会社(以下、NanoFrontier)および日東紡績株式会社(以下、日東紡)は共同で、2025年11月、「ナノ材料でイノベーションを加速する共創研究所」を設置しました。本共創研究所は、ナノ材料の新規作製プロセス・材料設計、製品・用途開発、人材育成を一体運用する常設の共創拠点として、東北大学・スタートアップ・大企業との連携を強化します。研究からPoC(概念実証)、技術移転まで一体運用するルートを常設化し、特定有害物質の検出技術などの重点アプリケーションの社会実装を加速させるとともに、企業...
キーワード:産学連携/物質科学/ファイバー/技術移転/有害物質/材料設計/ナノ材料/ナノ粒子/ラット
他の関係分野:複合領域数物系科学工学
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発表日:2025年11月20日
12
低軌道衛星コンステレーション実現に向けた衛星搭載用アンテナシステムの提案と 超小型アンテナモジュールの開発
-衛星搭載用ミリ波(Q/V)帯デジタルビームフォーミング アンテナとダイレクトデジタルRF送受信機の試作に成功-
小型で低価格の我が国独自のLEO衛星の実現が求められています。東北大学電気通信研究所の末松憲治教授と21世紀情報通信研究センターの塚本悟司特任教授らは、そうした要望に応えるLEO衛星搭載用の高性能アンテナシステムの中核となる、ダイレクトデジタルRF方式を採用したミリ波(Q/V)帯のデジタル送受信機及びこれを用いたデジタルビームフォーミング(DBF)アレーアンテナを、世界で初めて開発し、その基本動作を確認しました。本研究成果であるアンテナモジュールと使用するICの試作結果などは12月2日から5日に韓国済州島にて開催される世界3大マイクロ波国際会議であるThe 37th Asia-Pa...
キーワード:衛星通信/電気通信/アンテナ/ミリ波/情報通信/ワークショップ/産学連携/衛星/持続可能/持続可能な開発/マイクロ/マイクロ波/周波数/レジリエント
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学工学
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発表日:2025年10月30日
13
「dentsu Japan×東北大学 ダイバーシティワークモデル共創研究所」を設置
-個人の特性に応じた働き方の社会実装を目指して「Neuro-Workdesign Project」を開始-
国立大学法人東北大学(所在地:宮城県仙台市、総長:冨永 悌二、以下「東北大学」)と電通グループの国内事業を統括・支援するdentsu Japan(本拠地:東京都港区、代表者:CEO 佐野 傑、以下「dentsu Japan」)と株式会社電通総研(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩本 浩久、以下「電通総研」)は、2025 年11月1日に「dentsu Japan×東北大学 ダイバーシティワークモデル共創研究所」(以下「本研究所」)を東北大学川内キャンパス内に設置し、活動を開始します。本研究所は、産学連携による実証・開発を通じて、多様な特性があるニューロダイバージェント人材(ADHD...
キーワード:人工知能(AI)/産学連携/神経発達/ダイバーシティ/コミュニケーション/自閉スペクトラム症/発達障害
他の関係分野:情報学複合領域総合生物
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発表日:2025年10月8日
14
東北大学・イオン東北が共同で健康啓発健康に良いとされる素材・成分を含む「論文レシピ™︎」など産学連携
健康に良いとされる素材・成分を含む「論文レシピ™︎」など産学連携
東北大学産学連携機構(機構長:遠山毅)とイオン東北株式会社(本社:秋田市、代表取締役社長:辻󠄀雅信)は、「Vision to Connect」拠点(JST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)「『みえる』からはじまる、人のつながりと自己実現を支えるエンパワーメント社会共創拠点」)における産学連携により、健康と関連があると論文発表された栄養素が含まれる食材をおいしく食べるためのレシピ、「論文レシピ™︎」を共同で開発しました。東北大学雨宮キャンパス跡地に10月8日に開業する「イオンスタイル仙台上杉」で、同レシピを基にした総菜が販売されます。具体的に...
キーワード:ゲーム/医療機器/産学連携/持続可能/持続可能な開発/エンパワーメント
他の関係分野:情報学複合領域工学
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発表日:2025年10月1日
15
『TAI×東北大学 Reconfigurable AI-Chip共創研究所』を設置し世界をリードするAIチップ技術の開発へ
再構成可能AIチップ技術と学術研究の融合でイノベーションを創出
エッジAIの開発および販売を行うTokyo Artisan Intelligence株式会社(以下:TAI)と国立大学法人東北大学(以下:東北大学)は、『TAI×東北大学 Reconfigurable AI-Chip共創研究所』を設立します。東北大学の研究基盤とTAIの実践力を活かす本取り組みによって、省エネで高性能なAI活用を支える半導体と設計技術の開発を行い、持続可能な社会づくりへの貢献を目指します。...
キーワード:FPGA/アルゴリズム/クラウド/ディープラーニング/モノのインターネット(IoT)/人工知能(AI)/産学連携/持続可能/省エネ/地域産業/LSI/低消費電力/半導体
他の関係分野:情報学複合領域工学
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発表日:2025年10月1日
16
「タムラ製作所×東北大学 先端パワーエレクトロニクス共創研究所」を設置
株式会社タムラ製作所(本社:東京都練馬区、代表取締役社長:中村 充孝、以下、「タムラ」)と国立大学東北大学(所在地:宮城県仙台市、総長:冨永 悌二、以下、「東北大学」)は、パワーエレクトロニクス市場において新たな価値を創造する素材、材料、デバイス、モジュールの研究開発を推進することを目的に、東北大学の産学連携先端材料研究開発センター(英語名称「Material Solution Center」、以下「MaSC」)内に、「タムラ製作所×東北大学 先端パワーエレクトロニクス共創研究所」を設置しました。東北大学では、ワイドバンドギャップ(以下、「WBG」)半導体パワーモジュール、...
キーワード:電気通信/コンポーネント/産学連携/物質科学/高周波/バンドギャップ/磁性材料/パワーエレクトロニクス/金属材料/半導体
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学工学
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発表日:2025年9月17日
17
イオン防災環境都市創生共同研究部門 第1期の成果について
イオンモール株式会社 (代表取締役社長:大野 惠司)、公益財団法人イオン環境財団(理事長:岡田 元也 イオン株式会社取締役 兼代表執行役会長)、国立大学法人東北大学災害科学国際研究所(所長:栗山 進一)の三者は、2021年に「産学連携協力」に関する協定を締結、以来、安全で安心できるレジリエント・コミュニティーの創生を目指し、「イオン防災環境都市創生共同研究部門」を東北大学災害科学国際研究所内に設置、「防災・減災」「杜のデザイン」「感染症対策」の3つの項目を中心に、地域の皆さまにも参画いただくワークショップなどを実施してきました。今般、3課題に関する第1期の成果を発表するとともに、第2...
キーワード:環境変化/ボランティア/ワークショップ/産学連携/自然災害/地震計/マンション/安全・安心/持続可能/持続可能な開発/避難計画/防災・減災/環境保全/生態系/感染症対策/新型コロナウイルス/ウイルス/コミュニティ/レジリエント/感染症
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2025年9月7日
18
東北電力、東北大学大学院経済学研究科・経済学部および東北大学ナレッジキャストがDX人材育成に関する産学連携協定を締結
東北電力株式会社(本店:宮城県仙台市、代表取締役社長 社長執行役員:石山 一弘、以下「東北電力」)、国立大学法人東北大学大学院経済学研究科・経済学部(所在地:宮城県仙台市、研究科長・学部長:川端 望、以下「東北大学経済学研究科」)および東北大学ナレッジキャスト株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:荒井 秀和、以下「東北大学ナレッジキャスト」)は、DX(デジタルトランスフォーメーション)に対応する高度な人材の育成などを目的として、産学連携に関する協定を本日締結いたしました。本協定に基づき、東北電力は、デジタル技術を活用したエネルギー関連業務の知見と、その実装フィールドを提供し...
キーワード:産学連携/地域政策/行動経済学
他の関係分野:複合領域環境学
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発表日:2025年9月4日
19
東北大学BIP採択案件から誕生したアイラト株式会社、大学発ベンチャー表彰2025にて受賞
東北大学 産学連携機構 スタートアップ事業化センター(センター長:遠山毅)が進めるビジネスインキュベーションプログラム(BIP)に採択された案件を基に設立されたアイラト株式会社(AiRato Inc.)が、文部科学省および科学技術振興機構(JST)が主催する「大学発ベンチャー表彰2025」において、「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)理事長賞」を受賞しました。■受賞名「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)理事長賞」 アイラト株式会社は、がんへの強度変調放射線治療(IMRT)における最適な放射線治療計画を生成する独自の放射線治療AI技術を開発しています...
キーワード:人工知能(AI)/産学連携/持続可能/持続可能な開発/新エネルギー/インキュベーション/放射線治療/放射線
他の関係分野:情報学複合領域工学農学
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発表日:2025年9月1日
20
武士の日々の所作で脚力が強化する
1日わずか5分で高齢期の筋力低下を防ぐ効果に期待
かつて武士の生活に欠かせなかった礼法の所作が、現代人の健康づくりに役立つことが明らかになりました。小笠原彩香(研究推進時:東北大学大学院医学系研究科大学院生)、佐藤明(研究推進時:同非常勤講師)、東北大学産学連携機構未来社会健康デザイン拠点長永富 良一 教授(研究推進時:大学院医工学研究科)らの研究チームは、礼法に基づくしゃがんで立つ動作を用いたトレーニングを3か月間実施すると、脚筋力が平均で25%以上向上することを確認しました。1日5分程度の短い運動で効果が得られるため、無理なく続けやすいことが特徴です。日常生活に取り入れやすく、高齢期の転倒や筋力低下を防ぐ新しい方法として期待されます。...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/医工学/トレーニング/日常生活/高齢者
他の関係分野:複合領域工学総合生物
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発表日:2025年8月9日
21
「IPO経営人材育成プログラムTOHOKU(第4期)」および 「IPOアドバンスドプログラムTOHOKU」の開講について
株式会社七十七銀行(以下「七十七銀行」とする)、国立大学法人東北大学(以下「東北大学」とする)、宮城県、仙台市ならびに株式会社東京証券取引所/株式会社日本取引所グループ(以下「東証」とする)は、上場を目指す東北地域の企業の経営者層の人材育成を目的とした「IPO経営人材育成プログラムTOHOKU(第4期)」および昨年度までのIPO経営人材育成プログラムTOHOKU参加企業30社を対象とした「IPOアドバンスドプログラムTOHOKU」を開講いたしますので、以下のとおりお知らせいたします。東北地域では、2023年度に新規上場企業が3社輩出されるなど、上場を目指す企業の機運が徐々に高まって...
キーワード:IPO/ベンチャー企業/産学連携/地域経済
他の関係分野:複合領域環境学
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発表日:2025年8月2日
22
世界の若い才能と企業が集う「東北大学 ZERO INSTITUTE」始動
東北大学は2024年12月に国際卓越研究大学第1号に認定・認可され、世界水準の研究環境を拡充しています。一方、グローバルに活躍する若手研究者からは海外でのキャリアと並行して日本での社会実装や産学共創環境を待望する声があります。また産業界においては、社会課題が多分野にまたがり複雑化する中、各地・拠点に分散する最先端研究へのキャッチアップが困難であるという課題があります。本学は両者の課題を解決し、イノベーションの社会実装を進めるべく、グローバルに活躍する若手研究者との多様なコラボレーションを実現するプラットフォーム「ZERO INSTITUTE」を設立いたします。新組織は2025年7月...
キーワード:産学連携/キャリア/ラット
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2025年8月2日
23
2025年7月30日カムチャツカ半島付近の地震で発生した津波の解析について(速報)
2025年7月30日午前8時25分頃にカムチャツカ半島付近で発生した地震津波の即時解析を、東北大学サイバーサイエンスセンターのスーパーコンピュータAOBAを用いて実施しましたので、その結果を速報します。東北大学災害科学国際研究所、サイバーサイエンスセンター、大学院理学研究科、同情報科学研究科は、産学連携研究により「リアルタイム津波浸水被害予測システム」を開発し、2018年より東北大学発スタートアップ(株)RTi-castが運用し、TsunamiCastという予測情報サービスを展開しています。地震発生時刻:2025年7月30日08:25頃...
キーワード:スーパーコンピュータ/情報サービス/地震津波/産学連携/北太平洋/持続可能/持続可能な開発/津波/漁業
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学工学農学
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発表日:2025年7月10日
24
東北大学発スタートアップ起業支援プログラムに13件を新たに採択
東北大学は、新産業創出が求められる中で、社会変革の原動力となる大学発スタートアップの創出を支援する取り組みを行っています。その一環として、事業化の意志を持つ研究者や学生を対象に社会的インパクトのある研究成果の事業化を支援する東北大学ビジネス・インキュベ-ション・プログラム(以下BIP)を実施しています。この度、2025年度学内公募に係る審査の結果、13件を採択しました。BIP では、2013年7月の開始以降、これまで107件を支援しており、そのうち37件がスタートアップ企業の設立につながりました。BIP 事業期間において、PoC(Proof of Concept)注1確立に向けた検...
キーワード:マッチング/メンタリング/ビジネスモデル/産学連携
他の関係分野:情報学複合領域
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発表日:2025年7月7日
25
東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社の投資先企業がM&Aによるイグジットを達成しました
東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社(以下「THVP」)を無限責任組合員とするTHVP-1号投資事業有限責任組合は、投資先企業である株式会社エピグノ(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:乾 文良、以下「エピグノ」)のTHVPが保有する株式全部について、7月1日に株式会社ユカリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三沢 英生、以下「ユカリア」)に譲渡しました。ユカリアはTHVPをはじめとして、その他株主からエピグノの株式を取得し、子会社化しました。エピグノは東北大学病院 麻酔科の医師である志賀卓弥 最高医療責任者(CMO)が開発をリードした医療・介護業界特化の人材管...
キーワード:産学連携/地域経済/ヘルスケア/医師
他の関係分野:複合領域環境学
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発表日:2025年6月18日
26
特定PFASの無害化に向けた共同研究開発を開始 東北大・琉球大・クボタでNEDO先導研究プログラムに採択
東北大学 多元物質科学研究所の岡 弘樹 准教授、琉球大学理学部海洋自然科学科の滝本 大裕 准教授、株式会社クボタによる提案「特定PFASの無害化・資源循環に向けた検出・分解技術の開発(以下「本研究開発」)」が、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した、2025年度「NEDO先導研究プログラム/エネルギー・環境新技術先導研究プログラム(以下「NEDO先導研究プログラム」)」に採択されました。本研究開発は、特定PFASの分解無害化においてボトルネックとなる課題解決を目標に、特定PFASの検出技術および分解技術の...
キーワード:リスク管理/産学連携/海洋/物質科学/アルキル化/ボトルネック/フッ素/資源循環/新エネルギー/スルホン酸
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学工学
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発表日:2025年6月18日
27
子どもと女性の「いのち」に関する研究を加速国立成育医療研究センターが東北大学東北メディカル・メガバンク機構の戦略的パートナー第1号に
私たちの健康と病態、それらと遺伝・環境の関係などを理解する上で、一般住民を対象とする長期健康調査のデータは大変重要です。このデータの一層の活用を図るために、ToMMoでは、専門分野において卓越した研究力を持つと同時にToMMoのデータへの深い理解、セキュリティへの配慮、高度な解析スキルを持つ研究機関に対して、研究計画作成目的でのデータ閲覧を円滑に行える体制を構築し、「戦略的パートナー」として共同研究などを推進することにしました。そして、この第1号として国立成育医療研究センターを登録します。今回の登録により、三世代コホート調査をはじめとするToMMoのデータのポテンシャルを最大化し、...
キーワード:産学連携/陽子/持続可能/持続可能な開発/バイオバンク/コホート調査/スキル/コホート/子育て/子育て支援
他の関係分野:複合領域数物系科学工学
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発表日:2025年5月24日
28
『神戸製鋼所×東北大学 先端半導体用素材・プロセス技術共創研究所』を設立
―KOBELCO×東北大学の共創で、半導体素材・プロセス開発を推進―
国立大学法人東北大学(所在地:宮城県仙台市、総長 冨永 悌二、以下「東北大学」)と株式会社神戸製鋼所(所在地:兵庫県神戸市、代表取締役社長 勝川 四志彦、以下「神戸製鋼所」)は、2025年6月1日に『神戸製鋼所×東北大学 先端半導体用素材・プロセス技術 共創研究所』(以下「共創研究所」)を東北大学青葉山キャンパス内に設置し、活動を開始いたします。近年、半導体技術は急速に進化しており、これに伴い素材・部材の開発および製造プロセスにおいても新しい技術が求められています。本共創研究所では、半導体市場や技術の変化点を捉え、東北大学の世界トップレベルの半導体関連...
キーワード:産学連携/情報発信/持続可能/持続可能な開発/半導体/医工学
他の関係分野:複合領域数物系科学工学総合生物
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発表日:2025年5月8日
29
三井金属×東北大学 未来創造材料共創研究所を設置
-探索精神と多様な技術の融合で地球を笑顔にする未来創造材料を探求する-
国立大学法人東北大学(所在地:宮城県仙台市、総長:冨永 悌二、以下「東北大学」)と三井金属鉱業株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:納 武士、以下「三井金属」)は、 2025年5月1日、東北大学片平キャンパス内に『三井金属×東北大学 未来創造材料共創研究所』を設置しましたので、お知らせいたします。三井金属と東北大学は、共同研究などを通じて連携しております。『三井金属×東北大学 未来創造材料共創研究所』を設置して連携をさらに深めることで、三井金属が重点を置くエレクトロニクス、環境・エネルギー、ライフサイエンス分野で社会課題解決に貢献する新規事業の創出と人材育成を推進します。...
キーワード:産学連携/循環型社会/物質科学/カーボンニュートラル/カーボン
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学
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発表日:2025年5月1日
30
日本の大学として初めてIPHatch®︎の枠組みを活用したスタートアップ企業への特許権の譲渡を実施
 東北大学産学連携機構は、本学の優れた研究成果の社会実装を活性化するため、パナソニックホールディングス株式会社及びPeaceFuture社と共同で、特許権の譲渡や活用支援を通じてスタートアップ企業の成長を支援する枠組みであるIPHatch®︎ in Sendaiに取り組んできました。 IPHatch®︎ in Sendaiは、本学とパナソニックホールディングス株式会社がそれぞれ保有する特許を持ち寄り、パテントポートフォリオ(特許群)を作成し、当該パテントポートフォリオを、社会実装への意欲が高いスタートアップ企業に譲渡するとともに、社会実装に向けたアドバイス等をPeaceFuture...
キーワード:マッチング/メンタリング/産学連携/ポートフォリオ
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学
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発表日:2025年4月25日
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サントリーグローバルイノベーションセンター×東北大学「水と健康」共創研究所を設置し、共同研究を開始
~研究テーマは「水と健康」の関係、体内における水の代謝の解明~
国立大学法人東北大学(宮城県仙台市、総長 冨永 悌二、以下「東北大学」)と、サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社(東京都港区、代表取締役社長 安東 範之、以下SIC)は、2025年 4月1日に東北大学星陵キャンパスに「サントリーグローバルイノベーションセンター×東北大学 『水と健康』共創研究所」(以下 共創研究所)(注 1)を開設し、共同研究を開始しました。食事摂取基準における水摂取の目安量作成のための基礎データを収集し、水の摂取状況と体内における代謝の関係や、水の習慣的摂取による健康への影響の解明等を...
キーワード:身体活動/産学連携/持続可能/ライフスタイル/持続可能な開発/医工学/体温調節
他の関係分野:複合領域工学総合生物
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発表日:2025年4月18日
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「日本製鉄×東北大学 共創研究所」を設置 鉄鋼に関わる研究の促進、将来にわたる研究・教育基盤の強化・拡大を目指す
国立大学法人東北大学(所在地:宮城県仙台市、総長:冨永悌二 以下「東北大学」)と、日本製鉄株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長兼COO:今井正 以下「日本製鉄」)は、「日本製鉄×東北大学 共創研究所」を、2025年4月1日、金属材料研究所に設置しました。東北大学の研究力を最大限活用し、カーボンニュ-トラル社会の構築のために重要性が高まっている鉄鋼に関わる研究の促進と人材育成を図り、将来にわたる両者の研究基盤の拡大を目指します。...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/カーボン/金属材料
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2025年4月18日
33
島津製作所×東北大学 超硫黄生命科学共創研究所の新ラボを開所早期診断技術や治療効果予測、医薬品・機能性食品開発に貢献
株式会社島津製作所(京都府京都市、代表取締役社長 山本靖則、以下 島津製作所)と国立大学法人東北大学(宮城県仙台市、総長 冨永悌二、以下 東北大学)は、4月18日に「島津製作所×東北大学 超硫黄生命科学共創研究所」の新しいラボを開所しました。共創研究所は、2024年3月の設置以来、これまで既存の施設で研究を進めてきましたが、このたび2階建ての独立棟を全面改装して研究スペースを拡張し複数の分析計測機器を設置しました。これにより、効率的かつ多角的な研究が可能となり、生体の老化メカニズムに関連する超硫黄分子の特性の解明、様々な疾患の診断や治療法の確立、さらに健康を増進する機能性食品の開発が期待され...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/超硫黄分子/機能性/機能性食品/レドックス/早期診断/ヘルスケア/老化
他の関係分野:複合領域工学総合生物農学
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発表日:2025年4月15日
34
「EPNextS ×東北大学 地域・未来医療共創研究所」を設置
~医療情報活用の新たな時代を切り拓く~
株式会社EPNextS(本社:東京都新宿区、代表取締役:長岡 達磨、以下、「EPNextS」)と国立大学法人東北大学(所在地:宮城県仙台市、総長 冨永 悌二、以下「東北大学」)は、2025年4月1日に、『EPNextS ×東北大学 地域・未来医療共創研究所(以下「共創研究所」)*1』を東北大学病院 臨床研究推進センター(CRIETO)内に設置しました。EPNextSと東北大学は、東北大学の産学共創の仕組みである共創研究所制度を活用し、臨床開発の効率化につながる医療データの利活用や、地域医療の連携強化を推進するとともに、国際的な医療展開を視野に入れた高度医療人材の育成を行います。...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/地域医療/医療情報/臨床研究
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2025年4月10日
35
結晶多形の選択機構をコロイド結晶により解明
─ 創薬や新材料開発で結晶多形の制御への貢献に期待 ─
化学組成が同じで結晶構造が異なる物質を結晶多形といい、物性や化学的性質が異なるため、その中から所望の構造を選択的に成長させることは材料や医薬品の創製において重要なポイントです。しかしながら、多形間に転移をともなう結晶化の詳細なプロセスは未解明であり、分子や原子スケールでの描像が求められています。本研究では、相転移のモデルとしてコロイド系を用いて、結晶多形の選択機構の解明にアプローチしました。東北大学金属材料研究所の野澤純 特任助教、金沢大学学術メディア創成センターの佐藤正英 教授、東北大学未来科学技術共同研究センターの宇田聡 教授、東北大学金属材料研究所の藤原航三 教授からなる研究...
キーワード:産学連携/グラファイト/揺らぎ/核形成/相転移/化学組成/スチレン/ポリスチレン/結晶育成/エピタキシャル成長/フォトニクス/ヘテロエピタキシー/持続可能/コロイド粒子/持続可能な開発/エピタキシー/エピタキシャル/コロイド結晶/コロイド/その場観察/マイクロ/化学工学/金属材料/結晶化/結晶成長/結晶方位/分解能/結晶構造/創薬
他の関係分野:複合領域数物系科学化学工学農学
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発表日:2025年4月10日
36
半導体内の電子スピン波を自由に制御できる技術を確立
─電子スピン波を活用する次世代情報処理基盤を開拓─
半導体におけるスピン状態の精密な制御は、次世代のスピントロニクスデバイスの実現に不可欠です。特に半導体中でスピンのらせん構造である電子スピン波が長時間維持される永久スピン旋回(PSH)状態は情報ストレージや演算デバイスの基盤技術として注目されていますが、従来の電子スピン波生成技術では、波数(単位長さに含まれる波の数)の柔軟な制御ができない制約がありました。東北大学大学院工学研究科の菊池奎斗大学院生、石原淳助教、山本壮太特任助教、好田誠教授(兼 量子科学技術研究開発機構 量子機能創製研究センター プロジェクトリ...
キーワード:コンピューティング/情報学/産学連携/スピン軌道相互作用/閉じ込め/らせん構造/液晶/二次元材料/円偏光/AlGaAs/スピン波/光変調/光変調器/磁性薄膜/量子細線/持続可能/空間構造/持続可能な開発/量子コンピューティング/量子ドット/アルミニウム/スピン/スピントロニクス/構造制御/半導体/量子井戸
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学化学総合理工工学
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発表日:2025年4月10日
37
インド洋大津波から20年「より良い復興(Build Back Better)」は実現したか?
避難リスク低減状況の定量的評価で戦略的改善の必要性が判明
2004年のインド洋大津波から20年が経過したインドネシア・スマトラ島アチェ州州都バンダ・アチェ市では、津波避難ビルなどの整備が進められてきましたが、都市の復興とともに人口分布や避難能力にも変化が生じています。東北大学災害科学国際研究所の村尾修教授らは、20年間の人口変動と津波避難施設の整備状況を踏まえ、津波避難リスクがどの程度軽減されたのかを評価しました。人口データと地理情報を用いて分析した結果、リスクの高い海岸部から安全な地域へと人口が一定程度移動しているものの、依然として市民の約29%が高リスク地域に居住していることが分かりました。さらに、避難シナリオに基づくシミュレーション...
キーワード:防災対策/産学連携/定量的評価/施設配置/持続可能/ゾーニング/持続可能な開発/地理情報/シナリオ/シミュレーション/津波
他の関係分野:複合領域環境学工学
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発表日:2025年4月10日
38
沖縄島北部の世界自然遺産地域から新種の植物を発見 「ヤンバルカラマツ」と命名
キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草アキカラマツは、ユーラシア大陸全域のほか、日本では北海道から本州、四国、九州に分布しており、1997年には沖縄島北部(やんばる地域)の世界自然遺産地域からも報告されていました。しかし、形態比較や遺伝子解析などの結果から、沖縄島北部の「アキカラマツ」は新種であることがわかり、今回、「ヤンバルカラマツ」として記載されました。本種は、沖縄島の1地点からしか生育が確認されておらず、個体数も50株以下と極めて少ないことから、緊急の保全対策を講じる必要性があります。本成果は、東北大学大学院生命科学研究科 道本佳苗 大学院生、同大学学術資源研究公開センター・植物...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/ユーラシア/遺伝子解析/遺伝子
他の関係分野:複合領域工学農学
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発表日:2025年4月9日
39
量子ドットの電荷状態を高速に検出する解析手法を開発
─ 量子コンピュータの読み出し速度向上や物性探索に期待 ─
量子コンピュータの基本素子である量子ビットの状態を高速・高精度に読み出すことは、量子情報処理において重要な課題です。特に半導体量子ドットでは、単一電子の電荷状態を検出する技術が量子ビット読み出しの鍵となっています。東北大学材料科学高等研究所(WPI-AIMR)の篠﨑基矢特任助教と大塚朋廣准教授(電気通信研究所兼務)らの研究グループは、ベイズの定理に基づく逐次的な電荷状態推定手法を開発し、その性能を従来手法の閾値(しきいち)判定と比較しました。本研究では、測定信号のノイズ特性が電荷状態によって異なる条件下で、ベイズ手法が優れた性能を発揮することを確認しました。この方法により、リアルタ...
キーワード:電気通信/情報学/産学連携/閉じ込め/量子コンピュータ/量子情報/量子情報処理/ノイズ/量子ビット/材料科学/半導体量子ドット/持続可能/持続可能な開発/状態推定/量子ドット/シミュレーション/スピン/スピントロニクス/半導体/量子力学
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学総合理工工学
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発表日:2025年4月9日
40
菌類による枯死木の腐朽タイプからドイツトウヒの将来的な分布縮小を予測
ドイツトウヒはユーラシア大陸西部の森林に広く優占する針葉樹であり、木材としての需要も高いことから生態的・産業的に重要な樹種です。東北大学農学研究科の深澤遊准教授が代表を務める国際共同研究グループは、ノルウェーからギリシャに至る6カ国の森林を調査し、ドイツトウヒの種子が芽生えて成長するのに適した状態に腐朽した倒木の分布が中欧に偏っていることを発見しました。さらに、降水量の季節変化がドイツトウヒ倒木の腐朽タイプの地理的な分布に影響していることがわかりました。このことは、ドイツトウヒに適した気候帯が温暖化によって全体的に北上したとしても、そこには芽生えに適した倒木がないというミ...
キーワード:季節変化/産学連携/生物地理/生物地理学/持続可能/持続可能な開発/ユーラシア/温暖化
他の関係分野:複合領域生物学工学農学
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発表日:2025年4月8日
41
受精前の気象環境が脂肪燃焼機能に影響することを発見
-親から子へと伝搬する褐色脂肪の活性化-
ヒトを含めた恒温動物は、どんな環境でも約37℃の深部体温を維持しなければ生存できません。褐色脂肪は寒い環境下で熱を産生する脂肪組織です。この熱産生には多量のエネルギーが使われ体脂肪の減少につながることから、褐色脂肪の活性化による生活習慣病の予防が期待されています。しかし、安全で効果的な活性化法はまだありません。そのため、ヒト褐色脂肪の活性が決まる仕組みを詳しく解明する必要がありました。東北大学大学院医学系研究科の酒井寿郎教授、米代武司准教授、北海道大学の斉藤昌之名誉教授(元 大学院獣医学研究院教授)、東京医科大学の濵岡隆文主任教授、布施沙由理助教、天使大学看護栄養学部の松下真美講師...
キーワード:エネルギー消費量/健康増進/産学連携/エネルギー消費/持続可能/持続可能な開発/獣医学/熱産生/脂肪組織/受精/スポーツ/スポーツ医学/褐色脂肪/脂肪酸/看護/生活習慣病/生理学/妊娠
他の関係分野:複合領域工学農学
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発表日:2025年4月8日
42
薄膜生成時の枝分かれ現象を、トポロジー・物理・AIの融合で解明
〜Beyond 5Gを支える基盤技術への応用に期待〜
東京理科大学 先進工学部 マテリアル創成工学科の小嗣 真人教授、岡山大学の大林 一平教授、京都大学の平岡 裕章教授、筑波大学 数理物質系の三俣 千春教授らの研究グループは、トポロジーと自由エネルギーを活用した機械学習(AI)解析を実施し、薄膜結晶の電気的特性に大きな影響を与える樹枝状構造の枝分かれメカニズムを明らかにしました。これは、高品質な薄膜結晶の作製プロセスにつながる成果であり、次世代の電子デバイスへの応用が期待されます。Beyond 5Gの実現に向けて、現世代の 5Gよりも一桁以上高いテラヘルツ(THz)周波数帯で動作する電荷移動度(*1)の高いデバイスが求められています。...
キーワード:電気通信/AI/ワークフロー/機械学習/最適化/自由エネルギー/情報学/人工知能(AI)/産学連携/ホモロジー/トポロジー/六方晶窒化ホウ素/テラヘルツ/電荷移動度/マテリアルズ・インフォマティクス/h-BN/トランジスタ/電子デバイス/半導体デバイス/半導体材料/持続可能/持続可能な開発/エネルギーモデル/グラフェン/センサー/移動度/化学工学/周波数/多層膜/電荷移動/半導体/膜構造/インフォマティクス/ホウ素/結晶構造/ステント
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学化学工学総合生物農学
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発表日:2025年4月8日
43
安価な顔料で高速・高効率・高耐久なCO₂→CO変換を実現 温室効果ガスの削減と有効活用に繋がることを期待
近年、気候変動対策として温室効果のあるCO2を回収し、COなどの有用な炭化水素化合物に変換する技術が注目されています。東北大学材料科学高等研究所(WPI-AIMR)の刘騰義(Liu Tengyi)特任助教、藪浩教授(主任研究者、同研究所水素科学GXオープンイノベーションセンター副センター長)、ジャン ディ(Di Zhang)助教、李昊(Hao Li)教授(主任研究者)らの研究グループは、金属錯体で安価な顔料の一種であるコバルトフタロシアニン(CoPc)をガス拡散電極上に直接結晶化させることにより、省プロセスでCO2電解用の電極を作製する手...
キーワード:産学連携/温室効果ガス/温室効果/気候変動/放射光/金属錯体/材料科学/フタロシアニン/持続可能/持続可能な開発/コバルト/化学工学/結晶化/水素化/耐久性/二酸化炭素/炭化水素
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学工学農学
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発表日:2025年4月8日
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阿寒湖のマリモ、生物量が過去120年で大きく減少
― 環境DNAとミジンコ遺骸で判明 ―
「阿寒湖のマリモ」(学名: Aegagropila brownii)は、球状集合体を形成する緑藻で、20世紀前半にその生物量が減少したとされてきましたが、生育状況の変遷を示す定量的なデータはありませんでした。東北大学、釧路国際ウェットランドセンター、神戸大学、愛媛大学の共同研究チームは、底堆積物に残存するマリモのDNA(環境DNA)を用い、過去200年前から現在に至るマリモの生物量の変遷を明らかにしました。ミジンコの遺骸とDNAを利用して時間経過によるDNAの分解速度を補正する手法を開発して分析したところ、1900年初頭のマリモの生物量は現在の10~100倍も多く、その後の数十年間...
キーワード:産学連携/富栄養化/堆積物/持続可能/持続可能な開発/森林伐採/生態系/環境DNA/生物多様性/細菌
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2025年4月7日
45
異例の不斉軸をもつキラル分子の創出 長く柔軟な炭素―ヨウ素結合の回転制御に成功
その鏡像と重ね合わせることができない立体構造を持つ分子がキラル分子です。分子内の単結合の回転が妨げられると、結合軸の周囲に左右非対称性が生じ、分子がキラルになることがあります。このような構造は「アトロプ異性体」と呼ばれ、不斉合成や医薬品などの分野で重要です。これまで、安定なキラリティの付与が可能なのは主に炭素―炭素など第二周期元素間の結合で、長く柔軟な高周期元素の結合では困難とされてきました。東北大学大学院薬学研究科の吉戒直彦 教授、菊池隼 助教らの研究グループは、第五周期元素であるヨウ素を超原子価状態...
キーワード:産学連携/対称性/非対称性/エナンチオマー/超原子/キラル/不斉合成/不斉認識/持続可能/持続可能な開発/センサー/ナノサイズ/化学工学/機能性材料/水素化/機能性/分子機械/アミノ酸/ヨウ素/官能基/構造変化/超原子価/分子設計/有機合成/立体構造
他の関係分野:複合領域数物系科学化学工学農学
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発表日:2025年4月7日
46
室温に近い温度でスルフィドからスルホンを選択的に合成
-高性能な六方晶ペロブスカイト酸化物ナノ粒子触媒を開発-
 東京科学大学(Science Tokyo)*総合研究院 フロンティア材料研究所の鎌田慶吾教授と和知慶樹特任助教、東北大学 金属材料研究所の熊谷悠教授らの研究チームは、マンガン(Mn)、ストロンチウム(Sr)、ルテニウム(Ru)を組み合わせたペロブスカイト酸化物(用語1)が、酸素分子(O2)のみを酸素源として、硫黄化合物であるスルフィド(用語2)を有用なスルホン(用語3)へと効率的に変換できることを発見しました。 酸素分子を酸化剤とするスルフィド酸化は高難度反応の一つであり、新しい固体触媒の設計と開発が切望されていました。特に、スルフィドからスルホンへの酸化で...
キーワード:産学連携/遷移金属酸化物/超伝導体/ストロンチウム/超伝導/スルフィド/磁性体/マンガン/貴金属/固体触媒/酸素分子/遷移金属/ペロブスカイト/ペロブスカイト酸化物/選択性/誘電体/持続可能/持続可能な開発/圧電体/強誘電体/電子状態/ナノ粒子/ポリマー/金属イオン/金属材料/金属酸化物/酸化物/第一原理/第一原理計算/天然ガス/機能性/結晶構造/ルテニウム/官能基/酸化反応
他の関係分野:複合領域数物系科学化学総合理工工学農学
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発表日:2025年4月4日
47
道路標識など道路附属物の老朽化状況に関する 全国住民アンケートを実施
~ 約8割がメンテナンスに積極的に取り組むべきと回答、予防的修繕を望む住民意識が明らかに ~
古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:森平英也、以下:古河電工)と国立大学法人東北大学大学院工学研究科 久田研究室(以下:久田研究室)は、道路標識や標示などの道路附属物の老朽化状況についての住民アンケートを、全都道府県7,050名を対象に実施しました。調査の詳細については「道路標識など道路附属物の老朽化状況に関する全国住民アンケート」をご参照ください。...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/メンテナンス
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2025年4月4日
48
哲学と脳科学を用いて、地域社会が受け入れる地域資源利用の設計のあり方を考える
─みんなが納得する資源活用の実現に期待─
地域の土地・資源開発では、技術を優先する設計者が自分たちの考えが正しいと思い込み、利用者や周辺住民などの価値観を受け入れずに作業を進めがちです。例えば火山国の日本に豊富な資源の地熱や温泉の利用でそのような場面が多く見受けられます。その結果、発電事業者や温泉経営者、地域住民の間で意見が対立することが少なくありません。こうした課題の背景には、設計には設計者自身の価値観が強く反映されるものですが、そのような影響が十分に意識されてこなかったことが挙げられます。東北大学流体科学研究所の鈴木杏奈准教授は、武蔵野美術大学造形学部の山口純非常勤講師、東京大学大学院工学系研究科の柳澤秀吉准教授と共同...
キーワード:アブダクション/予測誤差/自由エネルギー/情報学/デザイン学/資源利用/産学連携/持続可能/地域資源/持続可能な開発/モデリング/資源開発/設計プロセス/脳科学/計算論的神経科学/神経科学
他の関係分野:情報学複合領域工学
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発表日:2025年4月3日
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強磁性窒化鉄において磁気ひずみの巨大変調を実証 フレキシブルなスピントロニクス素子のための新材料として期待
身につけられる柔軟なエレクロニクス素子に磁石の特性を融合させるフレキシブルスピントロニクスは、ひずみセンサシートなどを実現できる分野として期待を集めています。しかし、センサの高感度化に向けては、大きな磁気抵抗効果(磁石の向きによって電気抵抗が変化する効果)などのスピントロニクス機能と同時に、ひずみに対して磁石の向きが敏感に変化する「磁気ひずみが大きな材料」を探し出すことが切望されていました。今回、東北大学金属材料研究所の伊藤啓太助教と関剛斎教授は、同研究所の嶋田雄介助教(研究当時、現:九州大学准教授)、大学院工学研究科の遠藤恭教授、物質・材料研究機構 磁性・スピントロニクス材料研究...
キーワード:産学連携/結晶格子/磁気抵抗/磁気抵抗効果/磁性体/材料科学/フレキシブル/ペロブスカイト/強磁性/持続可能/持続可能な開発/強磁性体/窒化物/電気抵抗/コバルト/スピン/スピントロニクス/センシング/ひずみ/金属材料/結晶構造
他の関係分野:複合領域数物系科学総合理工工学農学
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発表日:2025年4月2日
50
"鉄さび" で排ガス浄化用助触媒の酸素貯蔵量が40%以上増加
― 自動車排ガス浄化触媒の低コスト化に貢献 ―
自動車産業において電気自動車(EV)シフトに停滞感も出る中、エンジン車の排ガス規制強化の対応が喫緊の課題です。排ガスを浄化する触媒の高性能化とパラジウムなどの高価な貴金属の使用量削減の鍵を握るのが、酸素を蓄える機能を持つ酸素貯蔵セラミックスです。東北大学大学院工学研究科知能デバイス材料学専攻の高村仁教授らは、わずか5体積%の鉄さび(酸化鉄)をCe−Zr系酸化物に混ぜて熱処理することで、400 ℃において従来よりも43%高い酸素貯蔵能力が得られることを発見しました。さらに、この優れた性能の発現には、製造時の精密...
キーワード:産学連携/酸素濃度/ナノサイエンス/貴金属/持続可能/酸化鉄/持続可能な開発/エンジン/酸化物/自動車/電気自動車/熱処理/結晶構造/ジルコニウム/パラジウム/規則構造
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発表日:2025年4月2日
51
がん抑制遺伝子ARID1Aのゲノム安定性における新たな機能の発見
ARID1Aは多種多様ながんで高頻度に変異していますが、その機能とがん化抑制機能のメカニズムはまだ完全に解明されていません。東北大学加齢医学研究所分子腫瘍学研究分野の菅野新一郎講師、小林孝安准教授、田中耕三教授、安井明学術研究員、宇井彩子准教授らは、クロマチン(注4)の構造変化を促すクロマチンリモデリング(注5)複合体におけるARID1Aの新たなタンパク質間相互作用のネットワークを明らかにし、それらのタンパク質の中にARID1Aとの結合に関与する保存さ...
キーワード:産学連携/化学物質/タンパク質間相互作用/持続可能/紫外線/持続可能な開発/モデリング/アミノ酸配列/DNA二本鎖切断/クロマチンリモデリング/DNA修復/クロマチン/ゲノム安定性/ゲノム不安定性/腫瘍学/がん化/リモデリング/DNA損傷/DNA複製/RNA/アミノ酸/がん抑制遺伝子/活性酸素/構造変化/細胞核/細胞死/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現/化学療法/加齢/放射線
他の関係分野:複合領域環境学生物学工学
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発表日:2025年4月1日
52
【TOHOKU University Researcher in Focus】Vol.029 一人ひとりが自分の体質を知って健康に留意する社会を目指して
本学の注目すべき研究者のこれまでの研究活動や最新の情報を紹介します。東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 副機構長 大根田 絹子 教授東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 副機構長 大根田 絹子(おおねだ きぬこ)教授東北メディカル・メガバンク機構は、東日本大震災で被害を受けた地域医療の復興と、大規模情報化に対応した新たな医療の構築を目的として2012年に設立されました。そして2...
キーワード:カウンセリング/情報学/産学連携/遺伝情報/塩基配列/アンケート調査/東日本大震災/ゲノム情報/バイオバンク/卵巣/膵臓/ゲノム解析/コホート調査/健康管理/健康診断/前立腺がん/地域医療/追跡調査/卵巣がん/医療費/膵臓がん/ゲノム/コホート/コレステロール/ストレス/遺伝カウンセリング/遺伝学/遺伝子/遺伝子変異/医師/手術/食生活/心理的ストレス/生活習慣病/全ゲノム解析/早期発見/乳がん/分子生物学
他の関係分野:情報学複合領域生物学工学
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発表日:2025年4月1日
53
腸内細菌由来のフェニル硫酸による血糖値調節メカニズムを解明
-インスリン分泌とインスリン抵抗性への影響-
腸内細菌が産生する尿毒素であるフェニル硫酸(PS)は、糖代謝に影響を及ぼし、糖尿病や腎疾患の進行に深く関与すると考えられていますが、その詳細は明らかになっていません。東北大学大学院医学系研究科の阿部高明教授らの研究チームはPS が膵臓β細胞(注4)におけるインスリン分泌を促進する一方で、脂肪細胞(注5)においてインスリン抵抗性を引き起こすことを明らかにしました。研究チームは、マウスモデルおよび研究対象者のデータを用いてPSと糖代謝の関連を検討...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/医工学/フェノール/抵抗性/β細胞/インスリン分泌/腎臓病/膵臓β細胞/マウスモデル/合併症/膵臓/ホルモン/脂肪細胞/アルブミン/インスリン/ヘモグロビン/マウス/ミトコンドリア/血液/腎機能/腎臓/インスリン抵抗性/血圧/高血圧/細菌/早期発見/腸内細菌/糖代謝/糖尿病/慢性腎臓病
他の関係分野:複合領域工学総合生物農学
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発表日:2025年3月31日
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リアルな触覚再現技術による、技能教育システム、心拍数共有アプリを開発しました
―体で感じる触覚の計測、編集、調整、再生が手軽に実現可能になります―
NEDOが進める「人工知能活用による革新的リモート技術開発プロジェクト」(以下、本事業)において、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)、国立大学法人東北大学、国立大学法人筑波大学、株式会社Adansonsは、2024年3月に発表した極薄ハプティックMEMSによる触覚デバイスと触覚信号編集技術を組み合わせることで、指先で触れる触覚情報を手首で計測して他者に伝えることを可能とする双方向リモート触覚伝達システムを開発しました。これを基盤とした実用例としてAR技能教育システムと心拍数共有アプリと、その性能を向上する技術を開発しました。開発にあたり各者の役割は以下となります。...
キーワード:AI/自然言語/情報学/信号処理/人工知能(AI)/教育システム/心拍数/産学連携/持続可能/持続可能な開発/MEMS/ひずみ/ロボット
他の関係分野:情報学複合領域工学
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発表日:2025年3月31日
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温度とpH を同時にセンシングできる 多機能ファイバーデバイスを開発
~生体内プローブやウェアラブルデバイスに展開目指す~
温度は生理学や病理学上の生体反応において重要な役割を担っており、生体システムから細胞レベルまでの化学物質の動態と密接にかかわっています。生体内部温度のモニタリング技術は進展しているものの、局所的な温度変化と体内の化学物質の変化を同時に計測する技術は開発には至っていませんでした。東北大学学際化学フロンティア研究所の郭媛元准教授、同大学工学部の久保稀央学部生、理学部の阿部茉友子学部生(学際科学フロンティア研究所ジュニアリサーチャー)らの研究チームは、熱延伸技術を用いることで、温度とpHの同時計測が可能である超微細ファイバーデバイスの開発に成功しました。本研究成果は、2025年...
キーワード:ウェアラブル/ウェアラブルデバイス/情報学/産学連携/化学物質/ファイバー/持続可能/導電性ポリマー/計測技術/持続可能な開発/センサー/センシング/ナノスケール/ポリマー/マイクロ/モニタリング/レーザー/生体システム/電気化学/同時計測/導電性/微細加工/複合材/複合材料/医工学/生体内/病理/病理学/可塑性/プローブ/生理学
他の関係分野:情報学複合領域環境学工学総合生物
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発表日:2025年3月31日
56
安価で低毒性のMg₂Snが 熱電発電デバイス用として実用レベルに到達
─自動車排熱・産業排熱を回収する発電に期待─
排熱から発電できる熱電材料は、低炭素社会を実現するための有望な材料として注目されています。これまでに様々な材料が開発されていますが、その中でも埋蔵量が多く毒性の低い元素からなるマグネシウム・錫化合物(Mg2Sn)は、自動車排熱や産業排熱を利用する熱電発電デバイスを視野に注目されています。東北大学大学院工学研究科 応用物理学専攻の黄志成助教と林慶准教授は、中国・清華大学の李敬鋒教授の研究グループと共同研究を行い、これまでの研究で単結晶作製に成功し、特性について研究を重ねてきたMg2Snについて、単結晶が電気をよく流し熱は流しにくいという2つ...
キーワード:産学連携/低炭素社会/持続可能/低炭素/持続可能な開発/単結晶/点欠陥/電気伝導/熱電材料/マグネシウム/格子欠陥/自動車/電子顕微鏡/熱伝導
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発表日:2025年3月28日
57
野球における投球時の指先のすべりを初めて定量化!
~投球パフォーマンスの向上や投手の障害予防などへの貢献に期待~
野球の投球において、ボールの種類や指先のすべり止めの違いによる「すべり」は重要な要素であり、これまでに活発に議論されてきました。しかし、これまでの議論は選手の主観的な感覚に基づくものであり、ボールをリリースする過程で本当にすべっているのか、本当ならどの程度すべっているのか、また、そのすべり距離の違いが投球パフォーマンスにどのような影響を与えるのかは、十分に解明されていませんでした。東北大学大学院工学研究科の山口健教授、西駿明准教授、鈴木颯太大学院生(研究当時)、鈴木紳之介大学院生、ならびにNTTコミュニケーション科学基礎研究所の那須大毅主任研究員と福田岳洋客員研究員の研究グループは...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/マグネシウム/摩擦力/パフォーマンス/コミュニケーション
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発表日:2025年3月28日
58
八大学工学系連合会声明 「未来を創る女性理工系人材と博士人材を社会へ」
~工学のいまを皆様に~
北海道大学、東北大学、東京大学、東京科学大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の工学系学部と研究科などで構成する「一般社団法人八大学工学系連合会」は、女性理工系人材と博士人材の育成について声明*を発表しました。現在、社会が直面する課題は、少子高齢化、気候変動、貧困など複雑さと困難さを増しており、多様な価値観と新たな知恵をもって課題に向き合う必要があります。工学分野においてもイノベーション創出に不可欠な要素として、女性と博士に対する期待は大きくなっています。この社会の要請に応えるため、女子学生比率の向上に向けて、工学の魅力発信、女子枠に代表される多様な入試制度の導入、生活・学...
キーワード:産学連携/情報発信/気候変動/持続可能/持続可能な開発/少子高齢化/高齢化
他の関係分野:複合領域数物系科学工学農学
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発表日:2025年3月27日
59
完全大気圧下での軟X線光電子分光測定に成功
――基礎化学の解明から触媒や燃料電池の開発へ――
東京大学の松田巌教授(兼:東北大学客員教授)は同大学大学院生和田哲弥氏と堀尾眞史助教らと東北大学山本達准教授と共同で、世界で初めて軟X線を用いた大気圧下光電子分光測定にNanoTerasuにて成功しました。本来、軟X線と電子は真空中でしか存在できないため、大気圧下での光電子分光測定は不可能でした。しかし、現実に起きている反応や現象の多くは空気中など大気圧下であるため、実際の現象解明には大気圧下での測定が求められていました。そこで本研究では真空パイプから構成された軟X線導入路を用意してガス雰囲気下で軟X線が減衰し切る前に試料に照射できるようにしました。さらに電...
キーワード:産学連携/光エネルギー/光電子分光/物質科学/内部構造/軟X線/放射光/太陽/太陽光/電子分光/持続可能/分光測定/持続可能な開発/電池/燃料電池/SPECT/水素ガス
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発表日:2025年3月27日
60
受容体のオンオフを制御する新たな仕組み
――立体構造解析から明らかになった脂肪酸の長さを認識する 受容体の構造基盤と開発薬が作用するユニークな機序――
私たちの健康維持に重要な働きを担う短鎖脂肪酸は、食物繊維が腸内細菌によって分解されることで作られる物質です。この短鎖脂肪酸は、私たちの腸や脂肪組織、膵臓、免疫細胞の細胞膜上に存在する短鎖脂肪酸受容体(FFA2)を介して、代謝や免疫の制御など、様々な生理作用を引き起こします。近年、FFA2は生活習慣病や炎症性腸疾患の治療標的として大きな注目を集めており、すでに複数の治療薬候補化合物が開発され、一部は臨床試験にも進んでいます。しかし、FFA2がどのように短鎖脂肪酸を選択的に認識し、またFFA2を標的とするこれら開発薬がどのようにその機能を制御するのかは不明でした。...
キーワード:産学連携/分子動力学シミュレーション/クローン/電子線/持続可能/持続可能な開発/シミュレーション/極低温/電子顕微鏡/動力学/分子動力学/クライオ電子顕微鏡/大腸炎/腸管上皮細胞/免疫系/β細胞/クローン病/機能解析/細胞膜/腸管上皮/膵臓β細胞/炎症性腸疾患/脂肪組織/治療標的/膵臓/脂肪細胞/大腸/短鎖脂肪酸/脂肪酸/受容体/上皮細胞/腸炎/免疫細胞/立体構造/立体構造解析/臨床試験/細菌/生活習慣病/腸内細菌/潰瘍性大腸炎
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発表日:2025年3月27日
61
東北大学医療系メディア「LIFE」を公開
-医学・医療の知を多様な領域にひらき、「いのち」の可能性をともに見つめる-
東北大学大学院医学系研究科と東北大学病院は、『東北大学医療系メディア「LIFE」-いのちの可能性を見つめる-』を本日より公開します。大学から生まれる成果や新しい価値を社会に向けて発信することは、社会における大学の重要な役割の一つです。この度公開した『LIFE』は、メディカル領域に軸足を置きながらも、医学・医療の専門領域に閉じることなく、東北大学の「医」の「知」をより広く、より多く、専門知識を持たない方々にも分かりやすく届けることを目指します。さまざまな領域と医学・医療を交差させながら、誰もが自分らしい生を生きるための知恵として役立つような情報を提供し、「いのち」の可能性をともに見つめ...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/ラット
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発表日:2025年3月27日
62
「カンジダ菌」による新たなむし歯リスクが明らかに
-嫌気環境での酸産生性とフッ化物耐性を初めて報告-
むし歯は細菌が糖を分解して作る酸によって歯が溶けることで進行すると考えられています。近年、カビ(真菌)の一種であるカンジダ菌も、むし歯の進行に関与する可能性が指摘されています。細菌と真菌は異なる生物ですが、どちらも口腔内に存在しています。東北大学大学院歯学研究科口腔生化学分野の髙橋信博教授、Haneen Raafat Fathi Mousa大学院生らの研究グループは、本来は酸素のある環境で増殖しやすいカンジダ菌が嫌気環境下でも酸を作り出し、歯を溶かす可能性があることを発見しました。また、むし歯予防に広く使用されるフッ化物は、歯質を強化するだけでなく、細菌の酸産生を抑える働きを持つこ...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/歯学/感染症/細菌/真菌
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2025年3月27日
63
鎖が引力でつながった原子層薄膜の構造相変化を発見
―三次元、二次元材料を超える超微細高機能材料実現に道―
半導体の進化は、私たちの生活をますます発展させる可能性を大いに秘めています。情報の爆発的な増大に伴い、超微細な電子デバイスの実現が求められる中、次世代の材料として注目されているのが、一次元ファンデルワールス(1D-vdW)材料です。現在、次世代の微細半導体としてグラフェンに代表される二次元(2D)-vdW材料(注4)に関する研究が盛んに行われていますが、1D-vdW材料によってさらなる高機能化が待ち望まれています。東北大学大学院工学研究科の双逸助教(材料科学高等研究所:WPI-AIMRおよび高等研究機構新領域創成部兼...
キーワード:産学連携/グラファイト/パルス/絶縁体-金属転移/二次元材料/原子層/材料科学/ファンデルワールス力/メモリ/絶縁体/層状物質/電子デバイス/量子デバイス/持続可能/持続可能な開発/ニオブ/電気抵抗/グラフェン/構造制御/相変化/熱処理/半導体/機能材料/結晶構造/構造変化
他の関係分野:複合領域数物系科学総合理工工学農学
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発表日:2025年3月26日
64
最古の多細胞動物の最適化されたポンプ機能を解明 6億年にわたり生存し続けるカイメンの適応戦略に迫る
カイメン(海綿動物)は現存する最古の多細胞動物とされており、進化生物学や発生生物学の分野で注目されています。カイメンは固着性の水生生物で、栄養を得るために大量の水を吸い込み、濾過しています。カイメンが数億年生き抜いてこれたのは、水を吸い込み濾過するためのポンプ・フィルタ機能が非常に優れていたからかもしれません。このポンプ機能を担っているのが襟細胞室と呼ばれる球形の構造です。しかし、なぜ球形のポンプに進化してきたのかはよくわかっていませんでした。東北大学、イギリス、フランスの共同研究チームは、襟細胞室の詳細なモデルによる襟細胞室内の流れのシミュレーションと生きたカイメンを用いた観察実...
キーワード:最適化/情報学/産学連携/数値シミュレーション/進化生物学/持続可能/持続可能な開発/シミュレーション/マイクロ/マイクロポンプ/高効率化/流体力/流体力学/医工学/発生生物学
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学生物学工学総合生物
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発表日:2025年3月26日
65
「住友ゴム×東北大学 次世代シンクロサイエンス共創研究所」を設置
住友ゴム工業(株)(社長:山本悟)と国立大学法人東北大学(総長:冨永悌二)は2025年4月1日に「住友ゴム×東北大学 次世代シンクロサイエンス共創研究所」を東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センターに設置します。現在の科学技術の最前線を超えて、放射光技術を用いた材料解析の進化、さらに新素材の開発、環境技術の推進、AI活用のデータ解析を通じて、持続可能な社会の実現に向けた産業革新を目指します。...
キーワード:AI/情報学/人工知能(AI)/産学連携/環境技術/物質科学/放射光/データ解析/持続可能/持続可能な開発
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学工学
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発表日:2025年3月26日
66
藻類でのデンプン分解を調節する仕組みを解明
-藻類による持続可能なデンプン生産に期待-
東京科学大学(Science Tokyo)* 総合研究院 化学生命科学研究所の今村壮輔特定教授(現 日本電信電話株式会社(NTT) 宇宙環境エネルギー研究所 上席特別研究員)、田中寛教授、東北大学 大学院医学系研究科の島弘季学術研究員、五十嵐和彦教授らの研究チームは、藻類(微細藻類)細胞内でのデンプン分解を調節する分子レベルの仕組みを解明し、デンプン蓄積量を向上させることに成功しました。今回の研究では、デンプン分解に関与するGWDタンパク質(用語1)の特定のアミノ酸残基のリン酸化(用語2)状態の変化が、デンプン分解のスイッチになることを発見しました。さらにこの仕組みを応用し、デンプ...
キーワード:産学連携/地球温暖化/結合状態/持続可能/持続可能な開発/エタノール/環境負荷/環境問題/デンプン/リン酸/バイオエタノール/バイオマス/バイオ燃料/温暖化/微細藻類/アミノ酸
他の関係分野:複合領域環境学工学農学
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発表日:2025年3月26日
67
金属クラスターの発光特性をより重い原子の内包で向上させることに成功 次世代の光機能材料の開発に貢献
数個から数百個の金属原子が集合した金属クラスターは特異な電子・光学特性を持つことから、発光材料や触媒、バイオイメージング用途などへの応用が期待されています。本研究では、銀(Ag)クラスターのリン光(注4)特性を向上させるために、重原子効果を利用した新規Ag54クラスターの合成に成功しました。東北大学多元物質科学研究所の根岸雄一 教授は、東京理科大学研究推進機構の新堀佳紀 講師(研究当時)と、インド工科大学マドラス校の研究チームと共同で、中心に異なるアニオン(硫化またはヨウ素 I)を内包するX@Ag54クラスター(X = S, I)を精密に合成し、構造解析および...
キーワード:産学連携/スピン軌道相互作用/幾何構造/物質科学/化学組成/励起状態/アニオン/金属クラスター/ナノサイエンス/光機能/発光材料/持続可能/持続可能な開発/光機能材料/光学特性/スピン/化学工学/機構総合/微粒子/機能材料/寿命/ナノテクノロジー/バイオイメージング/ヨウ素/増感剤
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発表日:2025年3月26日
68
高齢マウスで精子幹細胞の働きが変化
―精子を作らない細胞が増え、動きながら精巣内に広がる―
近年、高齢出産の増加に伴い、男性では加齢による精子数の減少が課題となっています。精子のもととなる「精子幹細胞」は、増殖・遊走しながら精子を作る重要な細胞です。しかし、その働きが加齢とともにどのように変化するのかは不明でした。東北大学大学院農学研究科の原健士朗准教授らの研究グループは、高齢マウスの精子幹細胞が、増殖・遊走しながら生存している一方で、一部が精子を作らなくなり、その子孫細胞が精巣内で勢力を拡大することを見出しました。この現象により、精子を作る幹細胞が利用すべき精巣内の空間が占領され、加齢時の精子数の減少につながる可能性が考えられます。本研究成果は2025年2月2...
キーワード:産学連携/クローン/生殖/持続可能/持続可能な開発/ウシ/精巣/マウス/幹細胞/蛍光標識/精子/加齢
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発表日:2025年3月25日
69
有機材料中の水素と重水素の分布を単一分子スケールで識別することに成功 新たな電子線分光技術により、分子や結合位置の特定に効力
プラスチックや有機半導体など高機能有機材料の特性を精緻に制御するには、材料内部の微細構造を分子レベルで解明することが不可欠です。しかし、これまで有機材料中の化学結合や分子の位置を分子レベルで特定できる技術がありませんでした。東北大学多元物質科学研究所の陣内浩司教授と宮田智衆講師ら、産業技術総合研究所ナノ材料研究部門の千賀亮典主任研究員、大阪大学産業科学研究所の末永和知教授、防衛大学校応用物理学科の萩田克美講師のグループは、電子線による分子振動マッピング法を独自に開発し、炭素に対する水素と重水素の化学結合の違いを見分けることで、有機材料中に存在する重水素標識分子の空間分布を3nmの分...
キーワード:産学連携/空間分布/化学物質/原子核/物質科学/陽子/安定同位体/中性子/同位体/重水素/高分子/有機半導体/爬虫類/電子線/単一分子/分子振動/有機材料/持続可能/持続可能な開発/ナノメートル/ナノ材料/プラスチック/半導体/微細構造/分解能/マッピング/SPECT/空間分解能
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学生物学総合理工工学農学
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発表日:2025年3月25日
70
次世代太陽電池用SnS薄膜の最適組成を解明
─蒸発しやすいSを補う精密な成膜技術で実証─
硫化スズ(SnS)は、地球上に豊富に存在し、毒性もないスズと硫黄から構成される半導体として、次世代の薄膜太陽電池や熱電変換素子(注5)への応用が期待されています。しかしSnSを薄膜化する際には、スズと硫黄の比率(組成)が化学式の1:1からわずかにずれることがあります。一般的に、組成のずれは小さい方が望ましいと言われていますが、組成ずれが薄膜にどのような影響を及ぼすかは十分に解明されていませんでした。東北大学 多元物質科学研究所の鈴木一誓講師と、同大学大学院 環境科学研究科 先進社会環境学専攻の野上大一大学院生らの研究グループは、SnS薄膜の組成を精密に制御する...
キーワード:産学連携/物質科学/太陽/材料科学/キャリア/持続可能/持続可能な開発/太陽電池/電池/熱電材料/熱電変換/スパッタリング/移動度/半導体/エネルギー変換
他の関係分野:複合領域数物系科学工学農学
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発表日:2025年3月25日
71
被災地での「調査公害」を防ぐ制度は不十分 能登半島地震後の学術界の動向を調査 東日本大震災の教訓は活かされず
個々の研究活動が合理的でも、それらが重複すると被災者の疲弊に繋がります。この問題は国内外で度々生じてきましたが、防止のための理論研究、制度設計は進んでおらず、科学への信頼を揺らがせる大きな一因といえます。東北大学、金沢大学、石川県立大学の研究チームは、令和6年能登半島地震後の日本学術界の動向を分析しました。その結果、被災者の疲弊の防止は依然、研究者の良心に委ねられていました。調整が困難な理由は、学術団体に研究者を統制する権限がないこと、調整・規制に対する議論の不足、研究者・研究機関・助成プログラムの間の調整機能の欠如などが挙げられました。そのため、研究調整を担う担当者の配置、研究者...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/東日本大震災/制度設計/生物資源
他の関係分野:複合領域工学農学
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発表日:2025年3月24日
72
朝日レントゲン工業×東北大学「みえるをかえる。」共創研究所を設置
-「みえる」に関する革新的要素技術の研究開発と高度専門人材育成-
国立大学法人東北大学(所在地:宮城県仙台市、総長 冨永悌二、以下「東北大学」)と朝日レントゲン工業株式会社(所在地:京都府京都市南区、代表取締役社長 今岡俊成、以下「朝日レントゲン工業」:補足資料1)は2025年4月1日に、『朝日レントゲン工業×東北大学「みえるをかえる。」共創研究所、以下「共創研究所」』を東北大学星陵キャンパス・大学院歯学研究科(補足資料2)内に設置し、活動を開始いたします。東北大学の「共創研究所」制度を活用し、東北大学と共に朝日レントゲン工業が目指す新たな価値を創造し、社会実装を積極的に進め、国民の健康増進に貢献します。...
キーワード:AI/画像処理/情報学/人工知能(AI)/健康増進/ユーザビリティ/産学連携/持続可能/持続可能な開発/軽量化/装置開発/歯学
他の関係分野:情報学複合領域工学
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発表日:2025年3月24日
73
カラーレンズメガネの色の選択が姿勢制御に影響することを確認
―姿勢制御に影響を及ぼす色は人によって異なるー
 スポーツやリハビリテーション、健康づくりの運動において、バランス能力は非常に重要です。屋外の活動では様々な色のサングラスが使われますが、そのバランス能力への影響については、十分な科学的検証がされていませんでした。 東北大学産学連携機構未来社会健康デザイン拠点の永富 良一 教授(研究推進時:大学院医工学研究科)らの研究チームは、透明レンズを含む26色のカラーレンズを使って、片脚立ちとジャンプして着地する際のバランス調節能力を精密に計測しました。その結果、色によってバランス調節能力の指標である重心動揺面積が最適色では透明レンズより20%以上小さくなり、不適色では20%以上大きくなり...
キーワード:産学連携/レンズ/運動制御/姿勢制御/医工学/スポーツ/リハビリ/リハビリテーション
他の関係分野:複合領域工学総合生物
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発表日:2025年3月24日
74
脳内エネルギーのダイナミクス てんかん発作時の代謝分子動態の解析を通して
細胞エネルギー源であるATPは生存に必須であり、その濃度は通常大きく変動しないと考えられてきました。東北大学大学院生命科学研究科の古川孝太大学院生と松井広(こう)教授(大学院医学系研究科兼任)らのグループは、てんかん発作による代謝的負荷をかけた際のマウス神経細胞内ATP、アストロサイト内ピルビン酸、および血流量の変動を解析し、脳内でのエネルギーの流れを決定する要因を探ることに挑戦しました。研究グループは、ATP、ピルビン酸、血流量に対する蛍光センサー(注6)を用いた新規解析法を開発し、マウスの脳内エネルギーのダイナミクスを調べました。その結果、てんかん発作時に神経細胞内...
キーワード:産学連携/蛍光センサー/グルコース/電子伝達/ファイバー/カルボン酸/持続可能/持続可能な開発/センサー/ダイナミクス/光センサー/光ファイバー/シナプス/血流/神経活動/神経情報処理/生体内/機能性/リン酸/クエン酸/突然死/アデノシン/グリア細胞/血管障害/EEG/解糖系/外傷/電気刺激/脳血管障害/ATP/FRET/アストロサイト/グリア/てんかん/プローブ/マウス/ミクログリア/ミトコンドリア/蛍光色素/細胞死/神経回路/神経細胞/電子伝達系/脳機能/海馬/感染症/動物実験/脳腫瘍/脳波
他の関係分野:複合領域化学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年3月19日
75
量子もつれを破壊しないで特性評価できるアルゴリズムを開発
─量子情報処理のセキュリティー強化や情報処理能力向上に期待─
量子もつれは量子力学の基本概念であり、量子コンピューターは量子もつれの上に構築されています。同時に、量子コンピューターはその性質を調査し、明らかにするための強力なツールでもあります。東北大学学際科学フロンティア研究所のLe Bin Ho助教と英国ロンドンのパブリックスクールであるセント・ポールズ・スクールのHaruki Matsunaga氏は、量子コンピューターによる量子もつれの検出を強化し、もつれて(エンタングルして)いるかどうかを判定する手法のエンタングルメント・ウィットネスによる測定を最適化する、変分エンタングルメント・ウィットネス方式(VEW)を提案しました。従来の局所的な...
キーワード:量子アルゴリズム/アルゴリズム/最適化/情報セキュリティ/情報学/量子計算/産学連携/エンタングルメント/量子コンピュータ/量子テレポーテーション/量子もつれ/量子暗号/量子情報/量子情報処理/量子通信/量子ビット/持続可能/持続可能な開発/量子力学
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学総合理工工学
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発表日:2025年3月19日
76
新規ウルツ鉱構造の絶縁体物質の創生に成功
-圧電体、強誘電体の材料群を飛躍的に増やす可能性を示唆-
東京科学大学(Science Tokyo)物質理工学院 材料系の影山壮太郎大学院生(修士2年)、岡本一輝助教、舟窪浩教授、横田紘子教授、米国のペンシルベニア州立大のVenkatraman Gopalan(ベンカタラマン・ゴパラン)教授、東北大学の平永良臣准教授、上智大学 理工学部の内田寛教授らは、二つの元素が存在する、ウルツ鉱構造窒化物において、圧電性(用語1)や強誘電性(用語2)を示す物質を作製することに世界で初めて成功しました。ウルツ鉱構造を有する窒化物は、ノーベル賞を受賞した青色LEDで使用されている窒化ガリウム(GaN)や、スマートフォンの高周波ノイズフィルタで使用されてい...
キーワード:電気通信/情報学/産学連携/金属元素/誘電性/ノイズ/高周波/圧電性/ラマン/強誘電性/GaN/メモリ/絶縁体/窒化ガリウム/誘電体/持続可能/LED/持続可能な開発/発光ダイオード(LED)/圧電体/強誘電体/窒化物/不揮発性メモリ/アルミニウム/シリコン/マグネシウム/窒化アルミニウム/低消費電力/半導体/エネルギー変換/機能性/スマートフォン
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学化学総合理工工学農学
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発表日:2025年3月17日
77
東北大学藪研究室らの合同チームがCO2削減技術を競う懸賞型研究開発事業に入賞
─研究成果を社会の課題解決につなげ、脱炭素への貢献を目指す─
国立大学法人東北大学材料科学高等研究所(WPI-AIMR)(所在地:宮城県仙台市、所長:折茂慎一、以下「東北大学」)の藪 浩研究室と、東北大学発ベンチャーである、AZUL Energy株式会社(所在地:宮城県仙台市、代表取締役社長:伊藤 晃寿、以下、「AZUL Energy」)の合同チームは、二酸化炭素排出削減技術を競う懸賞型研究開発事業「TOKYO PRIZE Carbon Reduction」に応募し、50を超える応募チームの中から入賞に選ばれました。藪研究室とAZUL Energyが開発した青色顔料を用いたAZUL触媒と、本触媒を用いたCO2の有効活用技術が評価されての入賞です。...
キーワード:産学連携/材料科学/持続可能/持続可能な開発/二酸化炭素/二酸化炭素排出削減
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発表日:2025年3月17日
78
量子スピン液体の検証方法を確立
――磁場の方向で温まりやすさが変化することに着目――
東京大学大学院新領域創成科学研究科の房圣杰(ファン センジェー)大学院生、水上雄太助教(研究当時、現在東北大学大学院理学研究科准教授)、橋本顕一郎准教授、芝内孝禎教授らの研究グループは、磁場の角度によって比熱がどのように変化するかを測定することで、蜂の巣格子を持つコバルト酸化物磁性絶縁体Na₂Co₂TeO₆(NCTO)のスピン状態の詳細を解明しました。本研究では、アレクセイ・キタエフにより予測された量子スピン液体(キタエフ・スピン液体、注1)ではマヨラナ粒子が磁場の方向に敏感に依存して熱的に変化をもたらすことに着目しました。磁場方向を変えてNCTOの比熱を測定することで、マ...
キーワード:情報学/量子計算/産学連携/キタエフ模型/コバルト酸化物/スピン液体/マグノン/マヨラナ粒子/準粒子/熱測定/揺らぎ/陽電子/量子スピン/素粒子/磁場/量子スピン液体/絶縁体/持続可能/持続可能な開発/コバルト/スピン/極低温/酸化物/量子力学/結晶構造/ルテニウム
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学総合理工工学農学
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発表日:2025年3月17日
79
アセチルコリン受容体活性化の鍵を発見
~次世代薬剤設計の可能性を拡げるGPCRメカニズム解明の新たな一歩~
名古屋工業大学 大学院工学研究科工学専攻生命・応用化学系プログラムの杉浦勇也氏(研究当時)、生命・応用化学類の片山耕大准教授、神取秀樹特別教授、柴田哲男教授、住井裕司准教授、関西医科大学医学部医化学講座の清水(小林)拓也教授、寿野良二准教授、東北大学大学院薬学研究科の井上飛鳥教授、生田達也助教、京都大学大学院医学研究科の岩田想教授らのグループは、振動分光法(注5)を用いて、心拍数の調節に関与するムスカリン性アセチルコリン受容体(M2R)が内因性アゴニスト(注6...
キーワード:心拍数/産学連携/水素結合ネットワーク/水分子/スペクトル/振動分光/赤外分光/赤外分光法/赤外光/持続可能/持続可能な開発/振動モード/生体内/アゴニスト/変異体/細胞膜/ホルモン/心臓/神経伝達物質/GPCR/Gタンパク質/Gタンパク質共役型受容体/アセチルコリン/アミノ酸/アルツハイマー病/パーキンソン病/ヘリックス/リガンド/構造変化/受容体/神経変性/神経変性疾患/創薬/膜タンパク質/認知症
他の関係分野:複合領域数物系科学化学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2025年3月17日
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鉄道事業で発生する使用済みケーブルのリサイクルに関する研究開発を4月1日から開始
~銅と被覆材の循環により、廃棄物を減らす仕組みの確立を目指します~
国立大学法人東北大学(以下、東北大学)、東急株式会社(以下、東急)、東急電鉄株式会社(以下、東急電鉄)、三菱マテリアル株式会社(以下、三菱マテリアル)の4者は、鉄道事業で発生する使用済みケーブルのリサイクルに関する研究開発(以下、本研究開発)を2025年4月1日(火)から開始します。なお本研究開発は、独立行政法人環境再生保全機構(ERCA)の令和7(2025)年度環境研究総合推進費に採択され、2028年3月までの3年間実施するものです。本研究開発では、現状廃棄されている東急電鉄の電気設備のケーブルや線路脇の信号ケーブルをモデルケーブルとして、東北大学が主導して三菱マテリアルと共に開...
キーワード:価値創造/産学連携/循環型社会/持続可能/ケーブル/持続可能な開発/リサイクル/二酸化炭素/廃棄物
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発表日:2025年3月17日
81
運命に抗い生きる原生生物: アセトスポラはDNA上の負の突然変異をRNA編集の活用によって克服していた
国立研究開発法人 海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門 海洋生物環境影響研究センター 深海生物多様性研究グループの矢吹 彬憲 主任研究員は、東北大学大学院農学研究科 藤井 千早 大学院生(当時)、農業・食品産業技術総合研究機構 矢﨑 裕規 研究員、愛媛大学 大林 由美子 講師、福井県立大学 高尾 祥丈 准教授らと共同で、難培養性原生生物・アセトスポラの培養株化に成功しました。培養株を用いた分子生物学的な研究から、アセトスポラはミトコンドリアDNA上に生じた突然変異をRNAとして転写した後に修正し遺伝子としての機能を維持していることを発見し報告しま...
キーワード:産学連携/突然変異/海洋/環境影響/塩基配列/生存戦略/ミトコンドリアDNA/脊椎動物/分子進化/持続可能/沿岸環境/持続可能な開発/地球環境/ミトコンドリアゲノム/難培養/食品産業/海洋生物/原生生物/生態系/無脊椎動物/海洋生態/海洋生態系/生合成/生態学/生物資源/生物多様性/アミノ酸配列/RNA編集/遺伝子工学/遺伝子解析/mRNA/脊椎/RNA/アミノ酸/ミトコンドリア/ゲノム/遺伝子/真菌/分子生物学
他の関係分野:複合領域環境学生物学工学農学
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発表日:2025年3月14日
82
物理法則・計測原理を組み込んだ深層学習による画期的な動的コヒーレントX線回折イメージング解析法の開発に成功
北陸先端科学技術大学院大学(学長・寺野稔、石川県能美市)共創インテリジェンス研究領域のDAM Hieu-Chi(ダム ヒョウ チ)教授、HA Minh-Quyet特別研究員(日本学術振興会特別研究員PD)、VU Tien-Sinh大学院生(博士後期課程)、Adam Mukharil Bachtiar大学院生(博士後期課程)、DAO Duc-Anh大学院生(博士後期課程)、Deakin大学Applied Artificial Intelligence InstituteのTruyen Tran教授、物質・材料研究機構木野日織博士、東北大学(総長・冨永悌二、宮城県仙台市)国際放射光イノベーション...
キーワード:動画像/AI/インテリジェンス/ニューラルネットワーク/情報学/深層学習/人工知能(AI)/産学連携/コヒーレント/時間分解/水溶液/物質科学/X線回折/内部構造/放射光/高分子/時間分解能/材料科学/位相回復/可視光/持続可能/持続可能な開発/材料設計/コロイド/ナノスケール/ナノ構造/ニューラルネット/マイクロ/光学素子/実証実験/微粒子/分解能/生体組織/空間分解能/動態解析/ナノテクノロジー/構造変化/動的構造
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学化学総合理工工学
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発表日:2025年3月13日
83
複雑なナノスピン構造に由来する物性を予測する第一原理計算手法を開発
―次世代高速・低消費エネルギーのスピントロニクス素子開発に貢献―
近年、非共面スピン構造を持つ物質はスピントロニクス研究で重要な位置を占め、有望な次世代材料として大きな期待を集めています。これまで、この分野では実験研究が急速に進む一方で、理論的な解析はまだ簡略化されたモデルに頼っており、物質の個性を反映した実験で得られた経験的なパラメータを使わずに近似的に解く非経験的予測手法の開発が求められていました。しかし一般に非共面スピン構造はサイズが大きく数値シミュレーションに膨大な計算資源が必要であるため、解析が非常に難しくなっていました。東北大学金属材料研究所の陳曉邑助教(理化学研究所創発物性科学研究センター客員研究員)、東京都立大学大学院理学研究科の...
キーワード:産学連携/ホール効果/数値シミュレーション/波動関数/スキルミオン/トポロジカル/磁気モーメント/磁性体/持続可能/持続可能な開発/磁性材料/電子状態/シミュレーション/スピン/スピントロニクス/ナノスケール/金属材料/第一原理/第一原理計算/密度汎関数理論/量子力学/結晶構造/スキル
他の関係分野:複合領域数物系科学化学総合理工工学農学
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発表日:2025年3月12日
84
音楽セッションが脳と心の健康に与える効果を検証
グループでの楽器演奏活動が健康寿命延伸に寄与の可能性
世界的な高齢化の進行とともに、認知症やメンタルヘルスの問題が社会的課題となっています。認知症を予防する方法の一つとして、音楽活動が挙げられます。今までの研究において楽器演奏が認知・心理機能への効果が明らかになっていましたが、楽器未経験の健常高齢者におけるグループ音楽セッションの効果についてはこれまで十分な研究が行われていませんでした。東北大学と株式会社池部楽器店は共同研究を行い、楽器未経験の健常高齢者を16週間、グループ音楽セッションに参加するグループと参加しないグループに分けて介入を実施したときの認知・心理機能への影響を調査しました。その結果、全般的な認知機能(MMSEスコア)、...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/エイジング/寿命/メンタルヘルス/加齢/健康寿命/高齢化/高齢者/認知機能/認知症
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発表日:2025年3月12日
85
月面で自律的に任務を遂行する、変幻自在なAIロボット 試作機を公開
― 大阪・関西万博での展示・実演も
2050年、月面での探査と資源活用が促進され、持続的な有人活動拠点が月に整備される、そんな未来の実現に向け、内閣府によるムーンショット型研究開発制度のもと、プロジェクトが着実に進行しています。開発に取り組むのは、プロジェクトマネージャー(PM)である東北大学の吉田和哉教授を筆頭とした、課題推進者(PI)の大阪工業大学の松野文俊教授、京都大学の森本淳教授、東京理科大学の木村真一教授、産業技術総合研究所の山野辺夏樹上級主任研究員らによる研究グループです。開発の要となるのは、月面環境下で柔軟に機能する革新的なモジュラー型AIロボットシステムです。完成されたロボットではなく、アームや車輪な...
キーワード:情報学/人工知能(AI)/産学連携/持続可能/持続可能な開発/ロボット/宇宙工学/航空宇宙工学
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発表日:2025年3月11日
86
セキュアでオープンな公衆無線LAN (OpenRoaming) における利用者情報の プライバシーに配慮した地域間データ連携を促進
 国立大学法人京都大学 学術情報メディアセンター(所在地:京都市左京区、センター長:森信介、以下、「京都大学」)、株式会社Local24(所在地:京都市中京区、代表取締役会長:廣瀬丈矩、以下、「Local24」)、国立大学法人東北大学 サイバーサイエンスセンター(所在地:仙台市青葉区、センター長:菅沼拓夫、以下、「東北大学」)および、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立情報学研究所(所在地:東京都千代田区、所長:黒橋禎夫、以下、「NII」)は、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下、「NICT(エヌアイシーティー)」)による高度通信・放送研究開発委託研究「データ利活用等のデジタル...
キーワード:LAN/無線LAN/プライバシー/プライバシー保護/フレームワーク/情報学/情報通信/産学連携/デジタル化/実証実験/地域振興/ANP
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発表日:2025年3月6日
87
NECと東北大学病院、治験患者登録の効率化に向けてLLM活用の有効性を実証
~登録促進に貢献する可能性を示し、ドラッグラグ・ロスの解消を目指す~
日本電気株式会社(本社:東京都港区、取締役 代表執行役社長 兼CEO:森田 隆之、以下 NEC)と東北大学病院(所在地:宮城県仙台市、病院長:張替 秀郎)は、新薬開発で課題となっている治験患者登録の効率化に向けて、新たに共同で開発した医療分野に特化したLLM(Large Language Model:大規模言語モデル)を活用して、電子カルテ情報をもとに条件に適合する候補患者を抽出する実証実験を、2024年10月から12月までの3ヶ月間実施しました。東北大学病院の婦人科における子宮体がん患者を対象に実施された臨床試験で評価した結果、条件に適合する候補患者の抽出精度が向上したことを確認しました。...
キーワード:言語モデル/情報学/産学連携/持続可能/持続可能な開発/自動化/実証実験/子宮/子宮体がん/臨床試験/がん患者/電子カルテ
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発表日:2025年3月6日
88
陸上植物の共通祖先で獲得された幹細胞形成メカニズム コケ植物の原始的分裂組織からわかった植物幹細胞の進化
幹細胞は多細胞生物の成長の要となる細胞であり、動植物を問わず盛んに研究されています。植物の幹細胞は分裂組織に存在し、葉や茎を作るもとになります。しかし、植物の幹細胞がどのように進化したのかは不明でした。東北大学大学院生命科学研究科の秦有輝助教、経塚淳子教授らは、原始的な分裂組織をもつコケ植物の幹細胞で発現する遺伝子を網羅的に解析しました。その結果、植物ホルモンであるサイトカイニンが転写因子ESRを誘導することで細胞が幹細胞となることを初めて明らかにしました。この幹細胞形成メカニズムは陸上植物の共通祖先で進化し、現在まで保存されてきた仕組みであると考えられます。本研究成果は様々な植物...
キーワード:産学連携/ESR/snRNA/コケ植物/持続可能/持続可能な開発/一細胞/カルス/茎頂分裂組織/分裂組織/植物ホルモン/ホルモン/サイトカイニン/一細胞解析/幹細胞/転写因子/遺伝子
他の関係分野:複合領域数物系科学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年3月5日
89
妊娠中の喫煙・受動喫煙は胎盤に重大なリスクを及ぼす全国8万人の調査から浮き彫りに
胎盤早期剥離は、赤ちゃんと母体双方の命を脅かす重大な病気です。これまで、妊娠中の喫煙や受動喫煙が、どのくらいの割合で胎盤早期剥離に寄与しているのかは明らかではありませんでした。東北大学病院産科 講師 濱田 裕貴、大学院生 軽米 向日留らのグループは、妊娠中の喫煙と受動喫煙が常位胎盤早期剥離のリスクにどの程度寄与しているかを疫学的に分析しました。本研究では、「子どもの健康と環境に関する全国調査(「エコチル調査」)」参加者のうち、約8万2千人の妊婦のデータを用い、喫煙および受動喫煙による胎盤早期剥離のリスクの割合...
キーワード:産学連携/化学物質/持続可能/持続可能な開発/環境要因/子宮/コホート調査/胎児/追跡調査/臍帯血/血液/胎盤/コホート/疫学/小児/妊娠/妊婦/母乳
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発表日:2025年3月4日
90
マイコプラズマの滑走運動に必要なモーターの分子構造を世界で初めて明らかに!
マイコプラズマ属細菌の一つで淡水魚の病原菌であるマイコプラズマ・モービレは、菌体の片側にある"滑走装置"を用いて宿主組織の表面にはりつき、滑るように動く"滑走運動"を行います。大阪公立大学大学院理学研究科の宮田 真人教授、豊永 拓真助教(研究当時、現在 東北大学多元物質科学研究所 助教)らと大阪大学大学院生命機能研究科日本電子YOKOGUSHI協働研究所の難波 啓一特任教授(常勤)、理化学研究所の川上 恵典研究員、東北大学多元物質科学研究所の濵口 祐准教授らの共同研究グループは、大阪大学のクライオ電子顕微鏡※1を用いて、滑走運動の装置を構...
キーワード:産学連携/水溶液/物質科学/分子構造/ATP合成/電子線/原子分解能/非晶質/持続可能/持続可能な開発/アモルファス/ナノスケール/モーター/電子顕微鏡/分解能/病原菌/ATP合成酵素/クライオ電子顕微鏡/分子モーター/細胞膜/ATP/ミトコンドリア/生体分子/感染症/細菌
他の関係分野:複合領域数物系科学化学生物学総合理工工学農学
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発表日:2025年3月4日
91
光を用いたアリルアルコール修飾法の開発に成功
~環境に優しく実用的な合成法~
上野ストーク環化反応はアリルアルコールを効率的に修飾する方法として40年以上前から知られている反応で、通常は二つあるアルケン炭素のうちの一箇所で炭素-炭素結合を形成します。一方、近年では二つあるアルケン炭素のうち二箇所同時に炭素-炭素結合を形成できるタンデム反応が、その効率性から注目を集めています。しかしながら、これまで報告されている手法は有毒な試薬を必要とする点や、反応の実用性が低いなどの課題がありました。東北大学大学院薬学研究科の岩渕好治教授らの研究グループは、青色LEDを使う条件にて、環境調和性、実用性に優れたタンデム型上野ストーク環化反応の開発に成功しました。本手法は幅広い...
キーワード:産学連携/環境調和/分子構造/アリルアルコール/持続可能/持続可能な開発/発光ダイオード(LED)/化学工学/アルケン/アルコール/ラジカル/官能基/環化反応/誘導体
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発表日:2025年3月4日
92
機能性流体を用いて岩石の多方向にき裂を造成できる新しい岩石破砕法を開発 資源開発の効率が劇的に向上
水圧破砕は、坑井(こうせい)を通して高圧の流体を地下に圧入し、岩石を破砕する(割る)技術であり、我が国に多く賦存する地熱エネルギー、シェールガス・オイル等の非在来型資源、地球温暖化対策として有効な二酸化炭素地下貯留等の地下資源開発において、必要不可欠です。き裂(岩の割れ目)を造成することは、地下の流体の流れやすさ(透水性)を向上させるため、効率的な地下開発につながります。しかしながら、通常の水圧破砕では、き裂が造成できる方向は地下の応力状態で決定され、それ以外の方向にき裂を造成し、透水性を向上させることはできませんでし...
キーワード:産学連携/地球温暖化/粘性係数/持続可能/せん断/持続可能な開発/せん断応力/化学工学/機能性流体/資源開発/地球温暖化対策/天然ガス/二酸化炭素/非ニュートン流体/透水性/機能性/温暖化
他の関係分野:複合領域環境学化学工学農学
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発表日:2025年3月3日
93
室温で水素ガスと重水素ガスを簡単に分離 冷却不要の省エネルギーな重水素ガス製造技術の実現に期待
水素ガスの同位体であるD2ガスはエレクトロニクスや紫外線ランプなど様々な分野で利用されており、その需要は今後さらに高まっていくと予想されています。現在D2ガスは-250℃で液体水素の蒸留によって生産されています。しかし水素の液化に多くのエネルギーを消費するため、より省エネルギーの分離法が望まれています。東北大学大学院理学研究科の北山拓大学院生、坂本良太教授、高石慎也准教授の研究グループは、北海道大学大学院地球環境科学研究院の野呂真一郎教授、和歌山大学システム工学部の吉田健文講師、高輝度光科学研究センターの宇留賀朋哉主席研究員との共同研究に...
キーワード:産学連携/同位体/重水素/水素分子/マンガン/遷移金属/分子振動/省エネ/紫外線/地球環境/システム工学/省エネルギー/同位体分離/水素ガス
他の関係分野:複合領域数物系科学総合理工工学
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発表日:2025年3月3日
94
アバターによる保険相談がコンサルタントの体内に与える影響に関する研究を開始いたしました
アドバンスクリエイトのコンサルタントの中から、本研究に協力するコンサルタントを募り、実際にお客さまとオンライン保険相談を行っているときのコンサルタントの生体影響を調査いたします(図1)。具体的には、オンライン保険相談対応中の脈拍の計測や、その前後に採血やアンケート等を行い、アバター使用時、アバター不使用時で、どのような変化が見られるかについて多層的な調査を行います。図1 研究の概要図...
キーワード:電気通信/アバター/情報学/人工知能(AI)/生体情報/産学連携/持続可能/持続可能な開発/血液/加齢
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発表日:2025年3月3日
95
眼科専門医レベルの緑内障診断AIの開発に成功医療過疎地や大規模眼底写真検診での応用に期待
緑内障は日本における失明の主要原因ですが、初期段階では自覚症状が少なく診断が難しいという課題があります。 東北大学大学院医学系研究科眼科学分野の中澤徹(なかざわとおる)教授、シャルマ・パーマナント准教授らの研究チームは、AIを活用した緑内障スクリーニング(AI-GS)ネットワークを開発しました。このAIは、緑内障の診断上重要な所見を個別に解析し、それらの結果を統合して緑内障の有無を判定します。8000枚の眼底写真を用いた検証結果では、感度93.52%、特異度(注4...
キーワード:情報学/人工知能(AI)/産学連携/持続可能/持続可能な開発/眼圧/眼科学/緑内障/スクリーニング/心電図/医師
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発表日:2025年3月3日
96
国内7機関連携による人工衛星計画がJAXAによる超小型衛星ミッション公募に採択
このたび、金沢大学、東北大学、東京大学、京都大学、名古屋大学、九州工業大学、および情報通信研究機構の共同研究グループは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の超小型衛星ミッション公募に超小型衛星計画を提案し、採択されました。採択された衛星プロジェクト『宇宙天気の三次元計測と能動的放射線帯制御に向けたプラズマ波動の長距離伝搬機構の解明』は、宇宙環境の変動を引き起こす自然電磁波が広い宇宙空間に伝わっていく仕組みを超小型衛星観測によって解明し、宇宙環境変動の理解を通して将来の安全な宇宙利用に貢献する計画です。2027年初頭の開発完了を目標に、金沢大学理工研究域先端宇宙理工学研究...
キーワード:情報通信/産学連携/環境変動/放射線帯/プラズマ波動/衛星/衛星観測/突発天体/持続可能/持続可能な開発/小型衛星/人工衛星/超小型衛星/電磁波/放射線
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学
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発表日:2025年2月28日
97
難病COPA異常症の発症を抑制する遺伝子の発見 STING遺伝子の主要バリアントによる炎症抑制
COPA異常症は関節炎や間質性肺炎を特徴とする遺伝性疾患で治療が難しい病気です。この病気の原因は、COPA遺伝子の変異による自然免疫シグナル(STING経路)の異常な活性化ですが、COPA遺伝子の変異を持つ人でも20%近くの人は発症せず、その理由は不明でした。東北大学大学院生命科学研究科の小出頌悟大学院生、朽津芳彦助教、田口友彦教授らのグループは、発症しない人たちに共通する要因としてSTING遺伝子のHAQ型という特定のバリアントを見つけました。さらに、HAQ型STINGがCOPA変異による免疫応答の異常な活性化を抑えることを明らかにしました。この発見は、STINGバリアントの違い...
キーワード:産学連携/遺伝性疾患/ゴルジ体/持続可能/持続可能な開発/物質輸送/遺伝子解析/炎症性疾患/関節/関節炎/間質性肺炎/自然免疫/小胞体/神経変性/神経変性疾患/免疫応答/遺伝子/難病
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発表日:2025年2月28日
98
ゲノム・タンパク質・糖鎖を同じ土台に載せて解析 名古屋大学・岐阜大学糖鎖生命コア研究所が東北大学東北メディカル・メガバンク機構と覚書を締結
名古屋大学・岐阜大学が共同して設置する糖鎖生命コア研究所と東北大学東北メディカル・メガバンク機構の研究協力により、ヒューマングライコームプロジェクト及び東北メディカル・メガバンク計画の推進を図り、生命現象の理解とヒトの健康・医療の向上に貢献することを目的とした包括的な連携に関する覚書を本日締結しました。【覚書の内容】ヒューマングライコームプロジェクト(HGA)を代表して東海国立大学機構の名古屋大学・岐阜大学糖鎖生命コア研究所と東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)とが連携し、ToMMoが収集した生体試料の糖鎖解析をHGAの参画機関が行います。すなわ...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/ゲノム
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発表日:2025年2月28日
99
岩石亀裂内でのシリカ析出による流体圧振動を発見
―流体が引き起こす地震発生モデルを実験室で再現―
地震発生のサイクルは地殻内の流体の圧力(流体圧)と関係があると考えられてきました。また、地殻の主要成分であるシリカの析出は断層強度を回復させ、流体圧を上昇させると考えられてきましたが、観測でも実験でも証明されていませんでした。東北大学大学院環境科学研究科の岡本敦教授らは、高温の地殻環境を模擬した水熱実験により、地殻岩石の亀裂内部で流体からのシリカ析出により亀裂を閉塞させる挙動を調べました。その結果、岩石基盤からのシリカの結晶である石英の成長だけでなく、流体からアモルファスシリカや石英粒子が生成・移動・付着することで、亀裂を効果的に閉塞することがわかりました。亀裂の目詰まりにより上流...
キーワード:産学連携/地震発生帯/持続可能/持続可能な開発/水環境/アモルファス/シリカ
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発表日:2025年2月27日
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広帯域のテラヘルツ光で光のダイオ
ード効果を観測 次世代高速無線通信用デバイスの開発につながる機構を解明
磁性と誘電性が強く相関したマルチフェロイック物質では、電気磁気効果に起因する新奇な物性が報告されています。その一つが電流を一方向にだけ流して逆流を防ぐ半導体部品のダイオードに似た、光の「一方向透過性」です。この性質を持つ物質は、光の吸収がなく透明に見える状態から光の進行方向を180°反転すると光の吸収が起こり透明でなくなります。東北大学金属材料研究所の赤木暢助教、静岡大学理学部の松本正茂教授、大阪大学大学院理学研究科の鳴海康雄准教授と萩原政幸教授、神戸大学分子フォトサイエンス研究センターの大久保晋准教授と太田仁名誉教授(当時、教授)からなる共同研究グループは、光の一方向透過性を、将...
キーワード:無線通信/ミリ波/情報学/産学連携/ESR/テラヘルツ光/パルス/パルス強磁場/マグノン/マルチフェロイック/強磁場/交差相関/準粒子/電気磁気効果/誘電性/量子化/広帯域/電子スピン共鳴/テラヘルツ/遠赤外線/磁場/赤外線/磁性体/光アイソレータ/光スイッチ/光デバイス/光通信/光励起/持続可能/持続可能な開発/スピン/マイクロ/マイクロ波/金属材料/周波数/電磁波/半導体
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学総合理工工学
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発表日:2025年2月27日
101
分解酵素は細胞膜の中でタンパク質をヘッドロックして切断する
〜基質と結合した膜内タンパク質分解酵素の立体構造を解明〜
横浜市立大学大学院生命医科学研究科の禾 晃和准教授らの研究チームは、大阪大学蛋白質研究所、京都大学医生物学研究所、東北大学大学院医学系研究科との共同で、細胞膜の中で働く特殊なタンパク質分解酵素RsePが基質となるタンパク質を結合した状態の立体構造を明らかにしました。今回の研究により、RsePの内部に取り込まれた基質タンパク質は、しっかりと固定(ヘッドロック)され、引き伸ばされた状態で切断されることが明らかになりました(図1)。切断の仕組みを詳しく調べていくことで、将来的には、細菌の感染や増殖を抑える薬剤の開発につながることが期待されます。 本研究成果は、「Science Adva...
キーワード:産学連携/閉じ込め/検出器/電子線/持続可能/持続可能な開発/電子顕微鏡/クライオ電子顕微鏡/細胞膜/タンパク質分解/ヘリックス/細菌感染/創薬/立体構造/感染症/抗体/細菌
他の関係分野:複合領域数物系科学総合理工工学
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発表日:2025年2月27日
102
約400度の温度変化でも超弾性を示す軽量な形状記憶合金を開発
~宇宙環境や生体用途での利用に期待~
宇宙開発や水素社会などの分野においては、軽量でありながら激しい温度変化に対応できる形状記憶合金の開発が求められています。東北大学学際科学フロンティア研究所の許勝助教、同大学大学院工学研究科貝沼亮介教授、大森俊洋教授、宋雨鑫大学院生(研究当時)らの研究グループは、日本原子力研究開発機構、J-PARCセンター、チェコ科学アカデミーなどとの共同研究により、−269℃の極低温から+127℃の高温までの広い温度範囲で優れた超弾性特性を示す新規軽量形状記憶合金の開発に成功しました。開発したチタン-アルミニウム基合金は、室温での比重が4.36と従来材より約3割低く、...
キーワード:産学連携/J-PARC/持続可能/持続可能な開発/チタン/超弾性/アルミニウム/ひずみ/極低温/形状記憶合金/原子力/生体材料
他の関係分野:複合領域数物系科学工学
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発表日:2025年2月27日
103
強誘電性と光反応性が共存する固体有機材料を開発
─新規の高密度メモリなどへの応用に期待─
有機分子の中には、光に応答して分子構造が変化したり、化学反応を生じたりする性質を持つ物質があります。一般にこれらの変化や反応は溶液中で起こりますが、適切な分子配列の制御を行うことで固体の分子集合体中においてもその実現が可能になります。分子集合体の中の分極構造が反転運動するダイナミクスは、不揮発性メモリの動作原理でもある強誘電体の実現に不可欠で、その分子設計には、極性構造の設計と外部電場に応答可能な柔らかな結晶格子の実現が重要となります。一方で固体中の光反応性と強誘電性の共存は、極めて緻密な分子設計と分子配列制御が必要であることから、これまでは実現されていませんで...
キーワード:産学連携/結晶格子/弱い相互作用/物質科学/誘電性/相転移/分子構造/スチルベン/構造形成/光応答性/光反応/分子集合体/有機エレクトロニクス/有機合成化学/光応答/強誘電性/有機分子/ハイブリッド材料/メモリ/メモリ素子/光メモリ/双極子/分子配列/有機材料/誘電体/持続可能/光照射/持続可能な開発/強誘電体/不揮発性メモリ/ヒステリシス/ダイナミクス/機能制御/超分子/合成化学/分子集合/分子設計/有機合成
他の関係分野:複合領域数物系科学化学生物学総合理工工学総合生物
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発表日:2025年2月26日
104
火星表層に水が保持される理由の一端を解明
吸着性の高い粒子が地中水蒸気の拡散速度を低減
人類の到達を見据えた今後の火星探査において、利用可能な表層の水分布を把握することは非常に重要です。また、火星の水環境の形成を理解することは、火星がかつての温暖・湿潤な環境から現在の寒冷・乾燥な環境に至った変遷のメカニズムを解明する鍵となります。東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻の古林未来 大学院生と黒田剛史 助教らの研究グループは、火星全球気候モデル内にレゴリスの物理特性(ここでは吸着性など)が緯度によって不均一であることを考慮した地中水拡散モデルを新たに開発し、地下2 mまでの水分布を推定しました。その結果、吸着性の高いレゴリスが豊富な吸着水を安定的に保持し、火星周回機で観測...
キーワード:産学連携/水分子/気候モデル/水蒸気/全球気候モデル/惑星/水輸送/水環境/数値モデル
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発表日:2025年2月25日
105
感情は正確な運動制御に影響を及ぼす 楽しい曲を聴いている時には関節角度制御の精度が低下する
 トップアスリート、演奏家、熟練工などのパフォーマンスは身体各所の関節の正確な制御により支えられています。正確な制御は反復訓練により獲得されますが、訓練中に再現よく制御できても本番などの精神的な緊張や感情がゆらぐ状況においてはエキスパートでもミスが起こります。しかし運動制御の基本となる関節角度の調節が感情によりどのような条件でどのように影響を受けるのかはこれまで明らかにされていませんでした。東北大学産学連携機構未来社会健康デザイン拠点の永富 良一 教授(研究推進時:大学院医工学研究科)、Negyesi, Janos国立ハンガリースポーツ科学大学助教、東北大学大学院工学研究科 奥山武志 准教授...
キーワード:産学連携/神経系/運動制御/姿勢制御/医工学/関節/中枢神経/聴覚/アスリート/スポーツ/スポーツ科学/パフォーマンス/骨格筋/中枢神経系
他の関係分野:複合領域生物学工学総合生物
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発表日:2025年2月21日
106
3Dプリンティングで炭素繊維強化プラスチックとチタン合金の接着剤不要な直接接合に成功
─軽量化を進める航空機や自動車材料などへの適用拡大に期待─
航空宇宙産業や自動車産業を中心に、環境負荷の低減や生産効率の向上を目的としてアディティブマニュファクチャリング(AM)の活用が進んでいます。特に、構造部材の軽量化を実現しAMの付加価値を高めるには、3D積層造形技術を利用した炭素繊維強化プラスチック(CFRP)と金属とのマルチマテリアル化が重要な課題となります。東北大学大学院工学研究科の白須圭一准教授らの研究グループは、従来必要とされていた接着層を要さず、3Dプリンタの印刷ベッドに搭載したホットプレートを活用することで、熱融着による金属基板とCFRPの強固な直...
キーワード:産学連携/耐熱性/樹脂/切削/ボトムアップ/持続可能/炭素繊維/3Dプリンティング/持続可能な開発/チタン/CFRP/チタン合金/はく離/プラスチック/リサイクル/化学工学/環境負荷/軽量化/航空機/自動車/新エネルギー/積層造形/繊維強化プラスチック/炭素繊維強化プラスチック/複合材/複合材料/可塑性
他の関係分野:複合領域化学工学
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発表日:2025年2月17日
107
100年前の手紙から読み解く防災と世界平和
関東大震災への支援に感謝の手紙を書いた約700人の学生の子孫を探すプロジェクトを開始
1923年9月の関東大震災発生後、日本には世界中から援助が届きました。中でもアメリカからは莫大かつ迅速な「前例のない人道支援」が行われました。震災当時の日米関係は必ずしも良好ではありませんでしたが、両国はこれを機に関係改善を目指し、日本からアメリカに様々な形で感謝の意が表されました。その一つが、日本の学生たちからアメリカ国民に対する感謝の手紙の送付です。東北大学災害科学国際研究所の川内淳史准教授(歴史学)らと世界防災フォーラムは合同調査により、744通の感謝状が震災当時のアメリカ大統領であったカルビン・クーリッジの子孫のもとに保存されていることを明らかにしました。手紙には感謝の気持...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/日米関係/調査研究
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2025年2月17日
108
N₂O₅ガスの作用機序を光るシロイヌナズナで解明
〜プラズマによるオンサイトガス合成技術とのタッグで循環型農業へ〜
無水硝酸とも呼ばれるN2O5は、殺菌、治療、医薬品合成、材料合成への活用など、多くの可能性を秘めた窒素化合物です。東北大学大学院工学研究科・非平衡プラズマ学際研究センターの佐々木渉太助教、髙島圭介助教(研究当時)、金子俊郎教授は、これまでの研究で、空気のみを原料としてN2O5を選択的にオンサイト合成するプラズマ装置の開発に成功し、N2O5ガスをさまざまな植物に暴露する実験で、免疫が活性化すること、有用な二次代謝産物...
キーワード:産学連携/学際研究/非平衡/非平衡プラズマ/持続可能/持続可能な開発/センサー/バイオセンサー/カルシウムイオン/神経活動/シロイヌナズナ/二次代謝/二次代謝産物/Ca2+/シグナリング/蛍光タンパク質/緑色蛍光タンパク質(GFP)/筋肉/代謝産物/カルシウム/医薬品合成/遺伝子
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学総合生物農学
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発表日:2025年2月17日
109
巨大火山噴火と寒冷化の長期的な関係
~鍾乳石に閉じ込められた7千年前の雨水を分析~
名古屋大学大学院環境学研究科の植村立准教授、Syed Azharuddin研究員らの研究グループは、東北大学大学院理学研究科の浅海竜司准教授、国立台湾大学との共同研究により、約7千年前の連続する大規模火山噴火イベントの後に数十年間にわたる寒冷化が起こっていたことを明らかにしました。研究チームは、過去の火山噴火と気候変動の関係を解明するため、沖縄県南大東島の鍾乳石を分析しました。鍾乳石には、過去の降水が微量の液体のまま保存されています。独自の分析手法により、当時の降水の同位体を測定し、気温や降水量を復元しました。その結果、連続する大規模火山噴火の後、数十年スケールで気温が約2℃低下し...
キーワード:産学連携/火山噴火/閉じ込め/火山活動/気候変動/同位体
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学
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発表日:2025年2月14日
110
リチウムイオン電池電極からの金属溶出を可視化する技術を開発
二次電池の長寿命化と安全性向上への貢献に期待
リチウムイオン電池(LIB2)は、スマートフォンや電気自動車(EV)などに幅広く利用されていますが、経年劣化による交換費用や劣化電池の安全性への危惧が大きな社会問題となっています。電池劣化の要因は幾つかありますが、その一つとして電池材料の分解と溶出の可能性が指摘されています。東北大学多元物質科学研究所のヘラー ニチヤ(Hellar Nithya)学術研究員らのグループは、MRIを用いて、リチウムイオン電池の正極材料であるLMOからマンガンイオンが電解液中に溶出する様子をリアルタイムで可視化する手法を開発し、電池の充放電時にマンガン(Mn)が溶出する電圧や場所や...
キーワード:産学連携/磁気共鳴/物質科学/磁場/正極材料/リチウムイオン二次電池/材料科学/マンガン/リチウムイオン電池/遷移金属/蓄電池/電解液/持続可能/持続可能な開発/イオン伝導/電池/カーボン/コバルト/その場観察/リチウム/金属イオン/携帯電話/自動車/長寿命化/電気化学/電気自動車/二次電池/エチレン/リン酸/磁気共鳴画像/寿命/脊椎/MRI/核磁気共鳴/スマートフォン
他の関係分野:複合領域数物系科学総合理工工学農学
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発表日:2025年2月14日
111
2023年以降、三陸沖での水温上昇は世界で過去最大
~黒潮続流の異常進路が示す未来~
通常、千葉県から東へ流れ去る海流として知られる「黒潮続流」が、2022年末に北向きの進路を取り始め、2024年春には青森県沖にまで達しました。この異常な流路変更により、豊かな漁場として知られる三陸沖の海洋環境が大きく変化し、地域の気候や水産業への影響が懸念されています。東北大学大学院理学研究科(東北大学・海洋研究開発機構 変動海洋エコシステム高等研究所(WPI-AIMEC)兼務)の杉本周作准教授らの研究グループは、衛星観測データや気象庁が実施した観測航海データなどを用いた三陸沖の状況の分析によって、2023年以降、三陸沖の海面水温が平年より約6℃高い状態が続いていること、そして、2...
キーワード:環境変化/産学連携/海洋/海面水温/黒潮続流/衛星/衛星観測/持続可能/持続可能な開発/海洋環境
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学
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発表日:2025年2月14日
112
赤ちゃん星のスピンダウン: 大規模シミュレーションでそのメカニズムを発見
―太陽の進化解明に期待―
大阪大学大学院理学研究科の髙棹真介助教、久留米大学の國友正信講師、東京大学の鈴木建教授、国立天文台の岩﨑一成助教、東北大学大学院理学研究科の富田賢吾准教授らの研究グループは、ガスを食べて成長中の赤ちゃん星、すなわち原始星の大規模シミュレーションを実施することで、原始星がどんどんと回転の勢いを弱めていく新機構(スピンダウン機構)を発見しました。原始星は回転する原始惑星系円盤のガスを食べることで、回転の勢いを表す「角運動量」を増加させていきます。そのうえ原始星は徐々に半径も縮めていくため、まるでフィギュアスケート選手が腕や脚を縮めて回転の勢いを増していくように、原始星の回転も速くなると...
キーワード:産学連携/内部構造/原始星/原始惑星系円盤/磁場/星形成/太陽/天文学/惑星/惑星形成/シミュレーション/スピン/大規模シミュレーション
他の関係分野:複合領域数物系科学工学
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発表日:2025年2月14日
113
わずか4時間で寿命下限の世界最高感度更新
高分散赤外線分光技術によるダークマター探索実験に成功
ダークマターは宇宙の質量の大部分を占めているにもかかわらず、その正体はいまだ明らかになっていない。東京都立大学大学院理学研究科の殷文准教授(2024年3月まで東北大助教)、東京大学大学院理学系研究科の松永 典之助教ら、京都産業大学の大坪 翔悟研究員ら、国立天文台の谷口大輔学振研究員ら、株式会社フォトクロスの池田優二代表取締役らの共同研究グループは、南米チリ・ラスカンパナス天文台で米国カーネギー天文台などが運用するマゼラン望遠鏡(口径6.5m)に搭載されている近赤外線高分散分光器WINEREDを用いて、約1.8~2.7電子ボルト(eV)の質量領域(電子の質量の約1/200000)でダークマター...
キーワード:産学連携/素粒子理論/素粒子/ダークマター/宇宙物理学/近赤外/近赤外線/銀河/高分散分光/赤外線/素粒子物理/天文学/分光器/望遠鏡/分解能/高分解能/寿命
他の関係分野:複合領域数物系科学工学