[Top page] [日刊 研究最前線 知尋] [Discovery Saga総合案内] [大学別アーカイブス] [Discovery Saga会員のご案内] [産学連携のご案内] [会社概要] [お問い合わせ]

慶應義塾大学 研究シーズDiscovery Saga
研究分野:農学 に関係する研究一覧:71
2次検索
情報学 情報学複合領域 複合領域環境学 環境学数物系科学 数物系科学化学 化学生物学 生物学総合理工 総合理工工学 工学総合生物 総合生物医歯薬学 医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年6月1日 この記事は2026年6月15日号以降に掲載されます。
1
自動運転を脅かす「ゴースト」を世界最大規模のデータセットで根絶へ
-全波形LiDARによるゴースト除去で、SLAM誤差と物体誤検知を大幅低減-
この記事は2026年6月15日号以降に掲載されます。
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年5月29日 この記事は2026年6月12日号以降に掲載されます。
2
オンライン精神療法の「質の担保」と「普及」を目指す実践ガイドを公開
-慶應大・東北大・長崎大の研究グループが、厚生労働省科研費の成果として「情報通信機器を用いた精神療法の手引書(1.0版)」を策定-
この記事は2026年6月12日号以降に掲載されます。
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年5月27日 この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
3
大豆が腸内細菌を介して免疫力を高める仕組みを解明
-食事が「共生細菌のチームワーク」で腸の免疫を強化する新メカニズム-
この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年5月14日
4
糖尿病薬が「重篤アレルギー」を防ぐ?
-糖尿病治療薬アカルボースが腸内細菌の代謝を変え、アナフィラキシーを抑制する仕組みを解明-
北里大学、慶應義塾大学、早稲田大学を中心とする研究グループは、II型糖尿病治療薬の一つであるアカルボースが腸内細菌の糖代謝を変化させ、それによって産生される腸内細菌由来代謝物がアナフィラキシーを抑制する機構を明らかにしました。本研究は、北里大学薬学部微生物学教室の金倫基教授、慶應義塾大学薬学部創薬研究センターの矢加部恭輔特任助教(研究当時)、慶應義塾大学薬学部医薬品情報学講座の堀里子教授、早稲田大学大学院先進理工学研究科生命医科学専攻の竹山春子教授、早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構の安藤正浩研究院准教授を中心とする研究グループの成果です。アナフィラキシーは食物アレルギーの中で...
キーワード:情報学/微生物学/デンプン/微生物/免疫制御/大腸/アナフィラキシー/マウス/小腸/創薬/代謝物/肥満細胞/免疫応答/アレルギー/細菌/細菌叢/食物アレルギー/腸内細菌/腸内細菌叢/糖代謝/糖尿病/動物実験
他の関係分野:情報学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年5月13日
5
百寿者における血液バイオマーカーと認知機能・死亡リスクの関連を解明
-NfLが認知機能低下と全死亡リスクの有力指標-
慶應義塾大学医学部百寿総合研究センターの色本涼特任助教、新井康通教授、同大学再生医療リサーチセンターの岡野栄之教授、エーザイ・慶應義塾大学 認知症イノベーションラボ(EKID)の研究チームは、100歳以上の日本人495名を対象に、3種の血液バイオマーカー(アミロイドβ42/40比[Aβ42/40]、リン酸化タウ181[p-tau181]、ニューロフィラメント軽鎖[neurofilament light chain: NfL])と認知機能・全死亡リスク)との関連を調査しました。その結果、血中NfL高値は認知機能低下および全死亡リスクの上昇と有意に関連し、Aβ42/40やp-tau181よりも有力...
キーワード:認知特性/アミロイドβ/リン酸/臨床応用/死亡率/評価法/アミロイド/アルツハイマー病/血液/再生医療/神経細胞/神経変性/コホート/バイオマーカー/遺伝子/医師/認知機能/認知症/非侵襲
他の関係分野:情報学総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月27日
6
寄生虫の成長を試験管内で再現
-性成熟を促進する因子を確認-
岩手大学獣医学部の関まどか准教授らの研究グループは、代表的な寄生虫である肝蛭(かんてつ)の成長の一部を試験管内で再現することに成功し、性成熟を促進する因子を特定しました。本成果により、性成熟の発育機構の解明を通じて、寄生虫に起因する「顧みられない熱帯病」の新たな制御戦略の基盤となることが期待されます。本研究は令和8年3月16日にオンラインジャーナル『PLoS Neglected Tropical Diseases』で公開されました。プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。プレスリリース(PDF)...
キーワード:獣医学/寄生虫
他の関係分野:
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月23日
7
最長3.5ナノメートルの長距離分子ワイヤを介した一重項分裂の観測に成功
-次世代太陽光発電や量子情報デバイスの革新に繋がるマルチエキシトン制御の新指針-
慶應義塾大学理工学部の羽曾部卓教授、酒井隼人専任講師、同大学大学院理工学研究科修士課程(研究当時)の鈴木悠大君、神戸大学ライフ光学イノベーション研究センターの小堀康博教授、婦木正明特命助教、およびタンペレ大学のNikolai V. Tkachenko教授らの国際共同研究グループは、ペンタセンをポリイン(炭素の単結合と三重結合が交互に並んだ分子鎖)で連結した一連の二量体を合成し、最長3.5ナノメートルという極めて長い距離間での「一重項分裂(Singlet Fission: SF」を観測することに成功しました。これは、これまで報告された一重項分裂の中で最長のスピン伝搬距離に相当します。さら...
キーワード:光エネルギー/量子情報/太陽/二量体/光エネルギー変換/太陽光/分子ワイヤ/エキシトン/ペンタセン/太陽光発電/太陽電池/電池/スピン/ナノメートル/励起子/エネルギー変換/構造変化
他の関係分野:環境学数物系科学化学総合理工工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月14日
8
慶應義塾大学が新たに寄附講座「アニメ平和学」を開講
慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長:伊藤公平)は、2026年度春学期より寄附講座「アニメ平和学:日本のアニメで『平和』をつくる」を開講します。本講義の目的は、アニメという文化表現が持つ社会的価値を読み解き、それを通じて広義の平和(相互理解・共感・共生を含む)との関係性を学術的に検討し、漠然とした価値を構造化し、自らの言葉で説明できる力を養うことです。単に業界用語や産業構造を学ぶだけでなく、アニメが国や世代を超えて共有されることで生まれる「対話」「連帯」「文化的レガシーの継承」といった効果を理解し、それを概念的・理論的に整理して、社会における意味を見出すことを目指します。本講座は、慶...
キーワード:コンテンツ/産業構造
他の関係分野:情報学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月6日
9
腸内に共生する肺炎桿菌の肝臓への感染拡大戦略の解明と肝臓がんとの関連性の発見
-肺炎桿菌感染症の予防法及び肝臓がんの新規バイオマーカーや治療法開発に向けて新しい概念を提示-
腸内細菌は、がん、代謝疾患、免疫疾患などあらゆる全身性疾患の発症要因となり、治療応答性にも影響することが明らかになりはじめ、腸内細菌を軸とする遠隔臓器間ネットワークが生体の恒常性に強く貢献していると考えられています。しかし、このような臓器間ネットワークがどのように形成されているのかはほとんど理解されておらず、腸内細菌を標的とした疾患予防・治療介入法の開発研究も十分に進んでいません。津川仁准教授(東海大学医学部生体防御学領域)と松﨑潤太郎教授(慶應義塾大学薬学部創薬研究センター)などの共同研究チームは、腸内細菌のKlebsiella pneumoniae(肺炎桿菌(かんきん...
キーワード:消化管/肝疾患/細胞外小胞/治療標的/微小環境/免疫抑制/肝臓がん/生体防御/発がん/ファージ/マクロファージ/創薬/バイオマーカー/感染症/細菌/腸内細菌
他の関係分野:医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月1日
10
腸内に共生する肺炎桿菌の肝臓への感染拡大戦略の解明と肝臓がんとの関連性の発見
-肺炎桿菌感染症の予防法及び肝臓がんの新規バイオマーカーや治療法開発に向けて新しい概念を提示-
腸内細菌は、がん、代謝疾患、免疫疾患などあらゆる全身性疾患の発症要因となり、治療応答性にも影響することが明らかになりはじめ、腸内細菌を軸とする遠隔臓器間ネットワークが生体の恒常性に強く貢献していると考えられています。しかし、このような臓器間ネットワークがどのように形成されているのかはほとんど理解されておらず、腸内細菌を標的とした疾患予防・治療介入法の開発研究も十分に進んでいません。津川仁准教授(東海大学医学部生体防御学領域)と松﨑潤太郎教授(慶應義塾大学薬学部創薬研究センター)などの共同研究チームは、腸内細菌のKlebsiella pneumoniae(肺炎桿菌(かんきん...
キーワード:消化管/肝疾患/細胞外小胞/治療標的/微小環境/免疫抑制/肝臓がん/生体防御/発がん/ファージ/マクロファージ/創薬/バイオマーカー/感染症/細菌/腸内細菌
他の関係分野:医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月24日
11
世界最長、309m先から識別可能なLiDAR用基準マーカーを開発
-GPSの使えない環境で建機自動化を支える高精度測位システムを実現-
従来、油圧ショベル等の建設機械を自動制御する「マシンコントロール」には主にGPS(衛星測位)が用いられてきました。しかし、トンネル内や高層ビル群、地下空間などではGPSの精度が低下し、自動化施工が困難でした。慶應義塾大学理工学部電気情報工学科の吉岡健太郎准教授、同大学大学院理工学研究科学生(修士)の佐古大空らは、産業技術総合研究所の小出健司主任研究員と共同で、LiDAR(ライダー)用の基準マーカー「LiDAR Beacon(ライダー・ビーコン)」を開発しました。LiDAR Beaconは、従来のLiDAR用基準マーカーの約19倍となる世界最長(※)約309mの識別距離を有...
キーワード:ライダー/衛星/LiDAR/トンネル/自動化/実証実験/地下空間/自動制御
他の関係分野:数物系科学工学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月24日
12
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュートX Dignityセンターが「これからのデジタル倫理考えよう!宣言」および新組織の設立を公表
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュートX Dignityセンターは、健全で闊達な情報空間の実現を目指し、「これからのデジタル倫理考えよう!宣言」の公表、ならびに新組織の設立(2026年11月1日予定)を発表します。デジタル情報空間は社会の基盤として不可欠な存在となる一方、アテンション・エコノミーの行き過ぎによる偽・誤情報や誹謗中傷の拡散・増幅、AI生成動画等による「もっともらしい情報」の遍在など、さまざまな課題を表出させています。こうした現状を踏まえ、X Dignityセンターは、若者を含む多様な世代や業種のステークホルダーが集い、領域横断...
キーワード:人工知能(AI)/ステークホルダー
他の関係分野:情報学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月17日
13
ディープテックの「死の谷」を越える対話の場「慶應義塾イノベサロン」開催
-フュージョン・バイオ・量子分野のスタートアップ、資本、政府研究機関が集結、社会実装への道筋を議論-
慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長:伊藤公平)は、ディープテックの社会実装を加速させることを目的に、対話型連続イベント「慶應義塾イノベサロン」を開催いたします。現在、日本政府は「新技術立国」を掲げ、フュージョン・バイオ・量子などの先端技術(ディープテック)を国家戦略の中核に据えています。しかし、ディープテックは実用化までに多額の資金と長期的支援を要するため、事業化直前でリソースが途絶する「死の谷」が構造的に生じます。結果として、研究成果は着実に生まれている一方で、それを社会実装へと橋渡しする資本や専門人材の層が十分に形成されていないという課題があります。...
キーワード:先端技術/産業政策/フュージョン
他の関係分野:複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月6日
14
前立腺がんの新たな個別化医療へ:BRCA1/2変異タイプがオラパリブ治療成績を左右
-BRCA1変異は予後不良、BRCA2欠失は予後良好を示唆-
慶應義塾大学薬学部薬物治療学講座の飯田和樹(博士課程1年)、松井裕也(薬学科6年)、齋藤義正教授、東京慈恵会医科大学泌尿器科学講座の占部文彦助教、木村高弘教授らの研究グループは、国立がん研究センターがんゲノム情報管理センター(C-CAT)に登録された転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)5,893例の大規模リアルワールドデータを解析し、BRCA1/2病的変異の頻度と臨床的意義、ならびにPARP阻害薬オラパリブによる前立腺がん治療後の予後が遺伝子変異タイプにより大きく異なることを明らかにしました。特に、オラパリブの治療例においてBRCA1病的変異はBRCA2病的変異に比べ...
キーワード:がん研究/抵抗性/ゲノム情報/去勢抵抗性前立腺がん/がんゲノム/情報管理/前立腺がん/がん治療/ゲノム/リアルワールドデータ/遺伝子/遺伝子変異/個別化医療
他の関係分野:複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月5日
15
ベージュ細胞を誘導する食餌と腸内細菌を同定
慶應義塾大学医学部微生物学・免疫学教室の本田賢也教授(理化学研究所生命医科学研究センターチームディレクター)を中心とする共同研究グループは、低タンパク質食が腸内細菌叢の機能を変化させ、宿主のエネルギー代謝に重要な役割を果たすベージュ細胞を誘導することを発見しました。さらに、実際にベージュ細胞を有するヒトの便から腸内細菌を分離培養し、責任細菌である4菌株を同定しました。本研究成果は、食餌と腸内細菌による代謝改善のメカニズムを解明するものであり、将来的に肥満や代謝性疾患に対する新たな治療戦略(マイクロバイオーム製剤など)の開発につながることが期待されます。本研究結果...
キーワード:マイクロ/微生物学/微生物/エネルギー代謝/免疫学/マイクロバイオーム/疫学/細菌/細菌叢/腸内細菌/腸内細菌叢
他の関係分野:工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月4日
16
一般民間人の健康・快適宇宙空間を実現する宇宙QOL向上を目指した研究を開始
-JAXA・宇宙戦略基金「SX-CRANE」に私大で唯一の代表機関として採択決定-
JAXAの「宇宙戦略基金:宇宙転用・新産業シーズ創出拠点「SX-CRANE」」の採択を受け、国内の産官学9機関で、2030年以降に民間活動の拡大が期待される地球低軌道の宇宙空間を対象に、宇宙QOL向上を目指した有人宇宙滞在技術開発を推進します。地上とは異なるECLSS(環境制御・生命維持システム)に支えられる宇宙空間において、十分な訓練を経ずに滞在する一般民間人がどう感じるのかの視点から、認知・感覚・生理反応に基づく人間中心のアプローチによりQOL向上を目指します。また、同空間における健康・快適性を維持する技術と環境条件に制約されない快適性を統合し、宇宙滞在における新しい宇宙QO...
キーワード:生理反応/データ解析/環境制御/ラット
他の関係分野:複合領域数物系科学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月4日
17
生分解性を付与するプラスチック添加剤P-Lifeに適した分解菌のゲノム解析と遺伝子発現解析を実施!
-微生物によるプラスチック分解の効率化へ、大きな一歩-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の二木彩香(修士課程1年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二、ピーライフ・ジャパン・インク株式会社社長の冨山績、SI樹脂産業株式会社(現:株式会社グリーンバリュー)の安倍義人、株式会社伊藤園の内山修二(現:タリーズコーヒージャパン株式会社)、株式会社湘南貿易の橋本則夫らの研究チームは、生分解性添加剤P-Lifeを添加したポリプロピレン(以下PP)の分解に適した微生物(分解菌)のゲノム解析と遺伝子発現解析を実施し、分解に関与する遺伝子の特定に成功しました。この成果は、難分解性ポリオレフィン系プラスチック...
キーワード:ピレン/樹脂/プロピレン/生分解/プラスチック/添加剤/生分解性/微生物/遺伝子発現解析/発現解析/ゲノム解析/オレフィン/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:化学工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月4日
18
自然界での微生物分解が困難なポリスチレンを分解!
-プラスチック添加剤P-Lifeを含有したPSの分解菌を複数発見-
慶應義塾大学理工学部の武井史織(生命情報学科4年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二、ピーライフ・ジャパン・インク株式会社社長の冨山績、SI樹脂産業株式会社(現:株式会社グリーンバリュー)の安倍義人、株式会社伊藤園の内山修二(現:タリーズコーヒージャパン株式会社)、株式会社湘南貿易の橋本則夫らの研究チームは、生分解性添加剤P-Lifeを含有したポリスチレン(以下PS)の分解に適した微生物(分解菌)の取得に成功しました。この成果は、難分解性ポリオレフィン系プラスチックであるPSの微生物による分解処理を実現する上で重要な一歩となります...
キーワード:情報学/マイクロプラスチック/スチレン/ポリスチレン/生命情報/樹脂/生分解/プラスチック/マイクロ/添加剤/生分解性/微生物/オレフィン
他の関係分野:情報学環境学化学生物学工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月4日
19
プラスチック添加剤P-Lifeを添加したプラスチックの海洋性分解菌を複数発見
-海洋環境を改善し、プラスチック問題の解決へ-
慶應義塾大学理工学部の膳所直彦(生命情報学科4年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部宮本研究室の研究員補助員の加藤智美、同大学理工学部教授の宮本憲二、ピーライフ・ジャパン・インク株式会社社長の冨山績、SI樹脂産業株式会社(現:株式会社グリーンバリュー)の安倍義人、株式会社伊藤園の内山修二(現:タリーズコーヒージャパン株式会社)、株式会社湘南貿易の橋本則夫らの研究チームは、生分解性添加剤P-Lifeを添加したポリオレフィン系プラスチックの分解に適した海洋性の微生物(分解菌)を単離することに成功しました。この成果は、P-Lifeを添加したポリオレフ...
キーワード:情報学/マイクロプラスチック/海洋/生命情報/樹脂/生分解/プラスチック/マイクロ/海洋環境/添加剤/生分解性/微生物/オレフィン
他の関係分野:情報学環境学生物学工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月2日
20
「人を育てる」運転アシスト技術を開発
-スキル向上の鍵は「手助けしすぎない」こと!?-
慶應義塾大学理工学部物理情報工学科の井上正樹准教授と同大学大学院理工学研究科の石田廉(修士課程2年)らは株式会社日立製作所の石原新士氏や小原大輝氏と共同で、システムの安全性を確保しながらオペレータのスキルアップを同時に実現する、新たな運転アシスト制御技術を開発しました。本研究では、この制御技術をもとにしたヒューマンインザループ実験も行い、あえてアシストを弱めてなるべく自由に運転をさせることが、オペレータの運転スキルアップに効果的であることを明らかにしました。本成果はモビリティ、医療、社会インフラなどさまざまな分野への応用を通じて、AIや自動化技術を「...
キーワード:人工知能(AI)/モビリティ/自動化/自動制御/スキル
他の関係分野:情報学工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月27日
21
新たなワクチンモダリティの開発に成功
-副作用を抑えた効率のよい次世代ワクチンのための基盤を構築-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の菊地隼矢(大学院生)、同大学理工学部化学科 生体分子化学研究室の藤本ゆかり教授、松丸尊紀助教、および兵庫医科大学 医学部 病原微生物学の小椋英樹准教授、石戸聡教授らの研究グループは、糖脂質α-GalCerをアジュバントとして活用し、炎症などの副作用を抑えながら効率よくワクチン効果が期待できる、新たなモダリティの開発に成功しました。本研究では、糖脂質抗原分子であるα-GalCerと、インフルエンザウイルス由来のペプチド抗原を用い、新たな化学合成法を開発することにより、新規自己アジュバント型の抗原複合型分子を作製しました。さらに、HLA-A*2...
キーワード:病原微生物/微生物学/微生物/糖脂質/アジュバント/HLA/インフルエンザ/インフルエンザウイルス/抗原/生体分子/副作用/免疫応答/ウイルス/ワクチン/脂質
他の関係分野:工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月27日
22
石油由来プラスチック「ポリプロピレン」を分解する微生物の分解メカニズムの一端を解明
-「末端」と「内部」の両方から分解する、代謝経路を特定-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の國分健士郎(修士課程1年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二の研究チームは、石油由来の難分解性プラスチックであるポリプロピレン(以下PP)を分解する微生物(PP9株)の全ゲノム解析および遺伝子発現解析を実施し、分解メカニズムの一端を解明しました。本成果は、難分解性プラスチックの微生物による効率的な分解処理を実現するための基盤となるだけでなく、環境中に流出されたプラスチックが、自然界でどの様に分解されているかを解明する手がかりとなります。本成果は、2026年3月10日の日本農芸化...
キーワード:ピレン/プロピレン/プラスチック/微生物/遺伝子発現解析/発現解析/ゲノム解析/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現/全ゲノム解析
他の関係分野:化学工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月27日
23
簡便な装置による生分解性プラスチックGreen Planetのオンサイト分解に成功!
-水槽用エアーポンプを活用し、店舗などでのオンサイト処理の実現に期待-
N高等学校の中島未英(2年生)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学大学院理工学研究科の山本果緒(修士課程1年)、同大学理工学部教授の宮本憲二の研究チームは、株式会社カネカが製造する生分解性プラスチック(Green Planet以下GP)を簡便な装置を用いて使用したその場所(オンサイト)で効率よく分解する手法の開発に成功しました。本成果は、GPの高い生分解性を活かし、使用済みのGP製品のオンサイト処理を実現する上で重要な一歩となります。本成果は、2026年3月12日(木)のジュニア農芸化学会2026で発表されます。プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。...
キーワード:生分解性プラスチック/生分解/プラスチック/生分解性
他の関係分野:化学工学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月26日
24
生分解性プラスチックGreen Planetストローをわずか6日で完全分解する微生物を発見!
慶應義塾大学理工学部の朝日秀一(生命情報学科4年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学院理工学研究科の山本果緒(修士課程1年)、同大学理工学部教授の宮本憲二の研究チームは、株式会社カネカが製造している生分解性プラスチック Green Planet(以下GP)をわずか数日で完全分解する微生物の取得に成功しました。GPは、他の生分解性プラスチックと比較して高い生分解性を示しますが、社会実装に向けて、より高速に分解する技術が求められていました。本成果は、GPの分解時間を大幅に短縮し、使用済みのGP製品を使用した場所(オンサイト)での分解処理を実現する上で重要な一歩となります。本成果...
キーワード:情報学/生分解性プラスチック/生命情報/生分解/プラスチック/生分解性/微生物
他の関係分野:情報学化学生物学工学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月26日
25
生分解性プラスチックGreen Planetを完全分解する微生物の全ゲノム解析を実施し、分解酵素の特定に成功!
慶應義塾大学大学院理工学研究科の山本果緒(修士課程1年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二の研究チームは、株式会社カネカが製造する生分解性プラスチック(Green Planet以下GP)をわずか数日で完全分解する微生物(GP-2株)の全ゲノム解析を実施し、その分解酵素を特定することに成功しました。さらに、人工知能プログラム(AlphaFold3)を用いてタンパク質の立体構造を予測し、既知の分解酵素と比較することでGP分解酵素の特徴を明らかとしました。本成果は、GP分解に特化した酵素のメカニズムを明らかにするものであり、使用済みのGP製品の効率的な酵素分...
キーワード:AI/酵素分解/生分解性プラスチック/生分解/プラスチック/生分解性/微生物/ゲノム解析/立体構造/ゲノム/全ゲノム解析
他の関係分野:情報学化学工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月25日
26
消滅型生ごみ処理容器「キエーロ」の分解メカニズムを解明!
-特有の微生物叢と分解に関わる代謝経路を特定-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の小笠原健(修士課程1年)、同大学理工学部の石川絵梨(生命情報学科4年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二の研究チームは、消滅型生ごみ処理容器「キエーロ」内部の基材および周辺土壌における細菌と真菌を対象とした網羅的菌叢解析を行いました。その結果、キエーロ内部の基材の微生物叢は一般土壌および周辺土壌とは明確に異なること、また表面からの深さによっても微生物叢が異なることを明らかにしました。さらに遺伝子の機能予測解析の結果、生ごみ分解に関連する代謝経路が豊富に存在することを確認しました。この成果は、キエーロ...
キーワード:情報学/生命情報/機能予測/土壌/微生物/微生物叢/遺伝子/細菌/真菌
他の関係分野:情報学生物学総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月17日
27
治療に新たな光:がん抑制因子が無力化される仕組みを解明
-がんを細胞死させる新規抗がん剤の創製に期待-
慶應義塾大学大学院薬学研究科・生命機能物理学講座の榎本翔太(修士課程2年)、大澤匡範教授、高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 構造生物学研究センター 千田俊哉センター長、藤田医科大学 腫瘍医学研究センター 佐谷秀行センター長らによる研究グループは、がん細胞の異常増殖に関与する14-3-3ζタンパク質(以下14-3-3ζ)によるがん抑制因子FOXO3aの機能抑制メカニズムを解明しました。がん細胞ではリン酸化シグナルが異常に亢進しており、細胞の異常増殖を引き起こしています。このリン酸化シグナルで制御される転写因子の一つがFOXO3aです。本来、FOXO3aはアポト...
キーワード:DNA結合/高エネルギー/加速器/リン酸/分子機構/アポトーシス/がん細胞/構造生物学/細胞死/転写因子/抗がん剤
他の関係分野:複合領域数物系科学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年1月15日
28
腸内細菌で活性化したパイエル板の特殊なT細胞が脳脊髄炎を誘発
-「腸–脳軸」を橋渡しする新たな病態メカニズムを提示-
慶應義塾大学大学院薬学研究科の込山星河(元博士課程3年; 現フランシス・クリック研究所研究員)、同大学薬学部 髙橋大輔専任講師、長谷耕二教授(福島大学 食農学類附属発酵醸造研究所 特任教授 兼任)らを中心とする研究グループは、慶應義塾大学、福島大学、京都大学をはじめとする国内複数機関との共同研究により、腸内細菌が脳や神経の病気に関わる仕組みを明らかにしました。本研究では、腸管の「パイエル板」と呼ばれる免疫組織に存在するM細胞による、腸内細菌の取り込みが、多発性硬化症という難病の動物モデルである実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE: Experimental Autoimmune Encephalo...
キーワード:神経系/発酵/M細胞/動物モデル/多発性硬化症/T細胞/自己免疫/自己免疫疾患/代謝物/細菌/細菌叢/神経疾患/腸内細菌/腸内細菌叢/難病/脳・神経
他の関係分野:生物学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年1月13日
29
NPOの先導的人材を対象とする「慶應ノンプロフィットリーダーズ・プログラム」(Keio LEAP for Nonprofit)の第1期受講者募集を開始します
慶應義塾大学は、NPO等の先導的人材を対象とする育成プログラム「慶應ノンプロフィットリーダーズ・プログラム」( Keio Leaders Program for Nonprofit Management、通称:“Keio LEAP for Nonprofit”)の第1期を開講し、受講者の募集を開始します。日本や世界が直面する複雑かつ多層的な社会課題の解決に向け、NPOやNGOを始めとするソーシャルセクターの重要性が高まっています。しかし、これらの組織が社会でその力を発揮するためには未だ課題が多く、よりサステナブルに、より大きな社会的インパクトを生み出すために、広い視野での...
キーワード:マネジメント/NGO/スキル/ラット
他の関係分野:工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年12月23日
30
砂糖など可食材料のみで作る、飲み込み型カプセルセンサを開発
-バッテリー不要で体内の様子をワイヤレス検知、体内でのセンサの回転にも対応、消化管検査への応用に期待-
慶應義塾大学理工学部機械工学科の松田涼佑訪問研究員および尾上弘晃教授らは、電気通信大学大学院情報理工学研究科の菅哲朗教授と共同で、砂糖・スターチペーパー・金薄膜といった可食材料のみを用いて、等方的な電磁波特性を持つ特殊なメタマテリアルを開発しました。消化器疾患の早期発見や疾病予防、治療のための新たな医療機器として、経口摂取し体内を計測可能な小型センサデバイスの必要性は年々高まっています。バッテリー等を必要としないパッシブ型電磁共振器(電磁メタマテリアル)の利用が近年報告されていますが、センサは体内で様々な方向に回転するため、どの方向からでも等しく電磁波を反射する必要があり...
キーワード:電気通信/医療機器/共振器/メタマテリアル/電磁波/消化管/早期発見
他の関係分野:情報学複合領域工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年12月4日
31
プラナリアの無性生殖から有性生殖への転換に必須な遺伝子を発見
プラナリアの有性個体には無性個体を有性状態に誘導することのできる有性化因子が含まれている。有性化因子の投与で引き起こされる有性化過程には、有性化因子の投与がなくても有性状態を維持できるようになる特異点「有性化回避不能点」が存在している。有性化因子の投与で発現変動する遺伝子ライブラリを用いたトランスクリプトーム解析とRNAi法による遺伝子ノックダウン解析により、3つの有性化必須遺伝子(核内受容体をコードする遺伝子Dr-nhr-1、転写因子をコードする遺伝子Dr-dmd-1、Dr-klf4l)が同定された。3つの有性化必須遺伝子のノックダウン個体では、有性化因子の刺激があっ...
キーワード:特異点/プラナリア/生殖/無性生殖/哺乳類/イネ/有性生殖/生殖細胞/精巣/RNA/RNAi/トランスクリプトーム/核内受容体/受容体/生理活性/生理活性物質/転写因子/分化誘導/遺伝子
他の関係分野:数物系科学生物学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年12月2日
32
光でホヤの変態を人工的に誘導することに成功
-神経細胞が刺激時間を積分し、変態のスイッチが入る仕組みを発見-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の博士課程3年 戸塚望、同大学理工学部生命情報学科の堀田耕司准教授らは、光遺伝学の手法を用いて、ホヤの感覚神経細胞に約6分間の光刺激を与えることで変態を人工的に誘導できることを実証しました。海洋生物の多くは幼生期から成体にかけて変態により体構造を大きく変化させます。これまでの研究で、ホヤは体幹部先端にある付着器という器官への機械刺激を受容すると、細胞内のCa2+濃度やcAMP濃度が上昇し、その後変態を開始することが知られていましたしかし、付着器を構成するどの細胞が変態開始を担っているのか、またCa2+...
キーワード:情報学/海洋/神経系/生命情報/オプトジェネティクス/光刺激/海洋生物/Ca2+/感覚神経/発生生物学/光遺伝学/神経回路/神経細胞/遺伝学/遺伝子
他の関係分野:情報学環境学生物学総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年11月15日
33
RNAを修飾する遺伝子CMTR2の変異の意義を解明
-免疫チェックポイント阻害薬、RNAスプライシング阻害剤への感受性が高い可能性を確認-
RNAのスプライシング機構にミスが起こると、間違ったタンパク質ができ、がんの原因となることが知られています。今回、研究グループは、CMTR2遺伝子変異によりRNAスプライシングの編集ミスが起きやすくなることを発見しました。さらに、CMTR2に変異があるがん細胞は、RNAスプライシング機構を抑制する化合物(例:RNAスプライシング阻害剤)や、免疫チェックポイント阻害薬に高い感受性を示すことがマウスを用いた実験により明らかになりました。本研究成果により、CMTR2遺伝子変異の有無によって、これらの治療効果を予測する可能性が示されました。今後、肺がん患者さんの検体や...
キーワード:がん研究/RNAスプライシング/がんゲノム/治療標的/RNA/がん細胞/スプライシング/マウス/阻害剤/免疫チェックポイント/免疫チェックポイント阻害薬/がん患者/ゲノム/遺伝子/遺伝子変異/肺がん/薬剤耐性
他の関係分野:複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年11月15日
34
慶應義塾大学と東芝が寄附講座「量子技術とマーケットデザイン」を開講
慶應義塾大学(東京都港区、塾長:伊藤公平、以下 慶應義塾)と株式会社東芝(神奈川県川崎市、代表取締役 社長執行役員 CEO:島田太郎、以下 東芝)は、慶應義塾大学経済学部において2025年秋学期より寄附講座「量子技術とマーケットデザイン」を開講しました。本講座は、進展著しい量子技術と、経済学において注目を集めるマーケットデザイン(市場設計)という2つの先端分野を融合し、量子時代の市場制度設計の視点を提供しつつ、次世代の制度設計を担う人材の育成を目指します。講座は、マーケットデザインを専門とする栗野盛光教授と、量子技術の社会応用を目指す高原勇特任教授が共同で担当します。産学...
キーワード:マーケットデザイン/産学連携/制度設計
他の関係分野:情報学複合領域
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年11月4日
35
失った声を再び取り戻す
-口元の動画だけで、過去の「自分の声」によるスムーズな会話を実現-
慶應義塾大学理工学部の満倉靖恵教授、同大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室の小澤宏之教授、富里周太助教らのグループは声帯を失った人が口元を写した画像だけで過去の自分の声を使って、スムーズに自分の声で会話ができるアルゴリズムを開発することに成功しました。この研究成果は喉頭全摘出術ないし咽喉頭頸部食道摘出術後の患者のみならず、吃音、場面緘黙、機能性発声障害といった幅広い音声言語障害の患者のQOL向上も期待されます。本研究成果は2025年11月6日に第76回日本気管食道科学会で発表予定です。プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。プレスリリー...
キーワード:音声言語/アルゴリズム/機能性
他の関係分野:情報学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月30日
36
プライマリ・ケアの専門医が「意味」を感じる仕事は6項目に分類できる
日本のプライマリ・ケアの専門医に対するインタビュー調査により、専門医として仕事に「意味」を感じる経験を、多様な健康問題や複雑な背景を持つ患者への診療や、教育や地域社会への貢献など、6項目に分類しました。これらの経験は、プライマリ・ケア医のキャリア形成に役立つと期待されます。少子高齢化社会における医療では、特定の臓器だけを診る専門医だけでなく、患者の全体を診る総合診療医(プライマリ・ケア医)の役割がますます重要になります。しかし、日本ではプライマリ・ケアが正式な専門領域として認められたのはごく最近であり、プライマリ・ケア医は、「専門性が曖昧」「ロールモデルが少ない」といった...
キーワード:高齢化社会/キャリア/少子高齢化/インタビュー調査/高齢化
他の関係分野:複合領域工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月29日
37
エピゲノム編集技術によりプラダー・ウィリー症候群の失われた遺伝子の働きを回復させる方法を開発
-新たな治療戦略に道-
慶應義塾大学再生医療リサーチセンター、慶應義塾大学医学部臨床遺伝学センター、東京医科大学小児科・思春期科学分野の共同研究グループ(根本晶沙共同研究員、慶應義塾大学再生医療リサーチセンターの岡野 栄之 センター長/教授、慶應義塾大学医学部臨床遺伝学センターの小崎健次郎センター長/教授、東京医科大学 小児科・思春期科学分野の奥野 博庸 講師)は、遺伝性疾患であるプラダー・ウィリー症候群(Prader-Willi syndrome, PWS)の患者由来iPS細胞を用い、改変型のCRISPR/Cas9システムを応用したエピゲノム編集によって、失われていた遺伝子の働きを回復させることに成功しました。本研...
キーワード:遺伝性疾患/ゲノム編集技術/CRISPR/iPS細胞/インプリンティング/思春期/ゲノム編集/遺伝子治療/再生医療/ゲノム/遺伝学/遺伝子/小児
他の関係分野:生物学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月28日
38
高校生が授業中に世界的貴重なマルハナバチ化石を発見
-化石は30万年前の全長24mmの大型女王バチ-
慶應義塾名誉教諭(慶應義塾横浜初等部非常勤講師)の相場博明と玉川大学学術研究所長の小野正人教授は、約30万年前のマルハナバチ化石を報告しました。この化石は、2024年10月に行われた慶應義塾湘南藤沢高等部の理科授業(選択地学)中に、当時高校3年生の市川綾萌さんが岩石を割って発見したものです。その岩石は、栃木県那須塩原市にある「木の葉化石園」により、その敷地に分布する中部更新統の塩原層群の地層(30万年前)を掘り出し教材として提供されたものです。発見した化石は、頭部以外のほぼ全体が保存されており、推定全長は24mmと大型であることから、マルハナバチの女王バチであることがわか...
キーワード:古生物学/ミツバチ/更新世/中新世/花粉
他の関係分野:数物系科学生物学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月28日
39
約250万年前の地層からミツバチの新種化石「タジマミツバチ」を発見
-ミツバチの進化の空白を埋める新種-
ミツバチは花粉を運んだり花蜜を集めたりしてハチミツを作るため、人間と最も関わりが深い動物の一つです。日本には現在、在来の二ホンミツバチ(トウヨウミツバチの亜種)と輸入されたセイヨウミツバチの二種のミツバチがいます。慶應義塾幼稚舎の高橋唯教諭と京都産業大学の高橋純一准教授は、兵庫県新温泉町の約250万年前の地層から産出した化石を「タジマミツバチ」と命名し、新種のミツバチ化石として報告しました。この化石はこれまで化石記録が無かった鮮新世~更新世前期の時代のもので、世界最古のミツバチ亜属の化石になると同時に、最も新しい絶滅種のミツバチにもなります。この研究...
キーワード:ミツバチ/更新世/花粉
他の関係分野:生物学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月26日
40
圧力で光励起状態分子の分裂を操る!柔らかな分子で拓く次世代エネルギー変換材料
-静水圧によって一重項分裂を自在に制御するソフトマテリアルの新設計指針を提案-
① 1つの光励起子を2つの励起子に増やす「シングレット・フィッション(SF)」を、静水圧(圧力) によって加速・減速できる分子を開発。② 分子をつなぐ柔軟なリンカー構造が圧力応答性の鍵であり、励起状態の反応速度を能動的に切り替えることに成功。③ 圧力で光反応を制御する“ソフトマテリアル設計”の新指針を提示し、光エネルギー変換や光治療への応用に道を拓いた。太陽光や可視光エネルギーを効率的に利用するための鍵となる現象として、「シングレット・フィッション(Singlet Fission, SF)」が注目されています。SFとは、光によって生成された一重項励起子...
キーワード:光エネルギー/静水圧/太陽/励起状態/二量体/光エネルギー変換/光反応/太陽光/ソフトマテリアル/アルカン/ペンタセン/可視光/光励起/分光測定/反応速度/ダイナミクス/励起子/エネルギー変換/寿命/光線力学療法
他の関係分野:環境学数物系科学化学総合理工工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月16日
41
パラゴムノキと近縁種5種のゲノム、プロテオーム、リピドーム解析
-天然ゴムの品質や特性への新たな展開として-
横浜市立大学木原生物学研究所 松井 南特任教授(理化学研究所 環境資源科学研究センター 客員主管研究員)、慶應義塾大学商学部 栗原恵美子助教、前橋工科大学工学部 生命工学領域 蒔田由布子教授らの研究グループは、マレーシア科学大学、インドネシアゴム研究所と共同で、天然ゴム生産国で多く用いられている品種パラゴムノキ(ヘベア ブラジリエンシス; Hevea brasiliensis RRIM 600の染色体レベルのゲノム解析と、へべア属近縁種の5種のゲノム解析、6種間の遺伝子比較、ラテックスのプロテオーム比較、脂質成分比較の総合的な解析を行うことで、天然ゴムの生産性のみならず、品質に関わる基礎的なデ...
キーワード:生産性/ラテックス/染色体/ゲノム解析/ゲノム/遺伝子/脂質
他の関係分野:工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月7日
42
慶應義塾大学日吉キャンパスで約30年ぶりの大規模貝類相調査
-学生主体で44種を確認、外来種の増加と在来希少種の保全の必要性が浮き彫りに-
東京大学総合研究博物館 特別研究員の吉村太郎(研究当時・理工学部 協定研究生)と慶應義塾大学経済学部3年の石井晃瑛、同大学理工学部教授の今井宏明らを中心とする研究グループは、慶應義塾大学日吉キャンパス(神奈川県横浜市)において、約30年ぶりとなる大規模な陸・淡水産貝類相の調査を実施し、絶滅危惧種を含む24科44種の貝類を確認しました。本調査は、一貫教育校の生徒が主体となり、微小な希少種ウメムラシタラの発見などの重要な成果を上げました。特に、自然保護と教育への積極的な参加を目指し、有志の高校生・大学生・大学院生が中心となり、調査・標本整理・データ分析に至るまで一貫して取り組...
キーワード:自然保護/外来種/絶滅危惧種
他の関係分野:環境学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年9月29日
43
血小板の祖先をヒトデで発見!
-免疫と止血の進化の謎に迫る-
慶應義塾大学 自然科学研究教育センター/文学部生物学教室の古川亮平准教授、および同大学大学院理工学研究科後期博士課程3年の南方宏太らのグループは、福井大学の多米晃裕博士と共同で、私たちの血液中で止血を担う「血小板」の祖先と考えられる細胞をヒトデの体内で発見しました。これまで哺乳類特有と考えられてきた「核を持たない血小板」が、私たちと同じ祖先を持つヒトデにも存在し、創傷治癒と免疫応答の両方に貢献していることを明らかにしました。この発見は、血小板の機能が哺乳類で独自に獲得されたものではなく、進化的に非常に古い時代から、免疫と止血という二つの重要な生命維持機能が密接に連携しなが...
キーワード:ヒトデ/哺乳類/生体防御/血液/血小板/免疫応答/創傷治癒
他の関係分野:生物学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年9月24日
44
根本的な治療法のないシェーグレン病、自己抗体の違いで病態が異なることを解明
-患者さんごとの個別化医療(プレシジョン・メディシン)実現に道-
慶應義塾大学医学部内科学教室(リウマチ・膠原病)の稲毛純助教(現:微生物・免疫学教室助教)、竹下勝専任講師、金子祐子准教授(現:教授)、竹内勤教授(現:埼玉医科大学学長)らは、慶應義塾大学医学部主体の産学連携共同研究組織である免疫炎症性難病創薬コンソーシアムおよび理化学研究所生命医科学研究センター(IMS)遺伝子制御ゲノミクス研究チームのホン・ヂョン チョウチームディレクターとの共同研究において、自己免疫疾患であるシェーグレン病において、患者さんが持つ自己抗体の種類によって唾液腺での免疫反応や炎症のメカニズムが異なることを、1細胞レベルの解析で明らかにしました。本研究では...
キーワード:位置情報/産学連携/ゲノミクス/一細胞/CD8/さんご/微生物/膠原病/遺伝子制御/自己抗体/線維芽細胞/T細胞/トランスクリプトーム/リウマチ/自己免疫/自己免疫疾患/創薬/免疫学/遺伝子/遺伝子発現/疫学/個別化医療/抗体/唾液/難病
他の関係分野:情報学複合領域生物学総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年9月10日
45
病原菌と宿主の相互作用が休眠遺伝子を活性化
-微生物―動物細胞共培養法によって新規天然物を生成-
慶應義塾大学理工学部生命情報学科の荒井 緑教授,齋藤 駿専任講師,同大学大学院博士課程3年の氏江優希子(研究当時)らの研究グループは、病原真菌とマクロファージとの相互作用が真菌の二次代謝産生能を活性化し、新規天然物を生成することを見出し、その相互作用の詳細なメカニズムの解明に成功しました。微生物の休眠遺伝子活性化は多くの新規天然物を生産することができ、天然物創薬を加速することができます。本研究では、独自の微生物―動物細胞共培養法により、新規天然物が得られることを発見し、さらに病原微生物とマクロファージとの生存競争が二次代謝産生活性化の鍵となっていることを明らかにしました。...
キーワード:情報学/生命情報/病原微生物/病原菌/二次代謝/微生物/ファージ/マクロファージ/共培養/創薬/遺伝子/真菌
他の関係分野:情報学生物学工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年9月9日
46
乳がんの血管擬態の診断分子を新たに発見
-早期診断や予後予測に役立つ診断法の開発へ期待-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の博士1年吉岡佑馬、同大学理工学部応用化学科の清水史郎教授、機械工学科の尾上弘晃教授らは、栃木県立がんセンターの尾島英知研究所副所長、公益財団法人微生物化学研究会微生物化学研究所第1生物活性研究部の川田学部長、大阪大学薬学研究科の近藤昌夫教授らと共同で、乳がんの「血管擬態」の抑制に関わる新たな遺伝子を見出しました。乳がんは世界中で女性のがんによる死亡原因の上位を占めており、転移や悪性化の制御が課題です。本研究では、血管擬態に必須な細胞接着に着目し、接着関連タンパク質であるangulin-1/LSRとの関係性を調べました。その結果、細胞、マウス...
キーワード:悪性化/生物活性/診断法/微生物/アイソフォーム/早期診断/予後予測/マウス/細胞接着/遺伝子/乳がん
他の関係分野:生物学総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年9月8日
47
医薬品など極性分子の構造解析を可能にする新たな結晶スポンジを開発
-親水的な細孔環境で配位結合と水素結合を組み合わせた効率的な分子補捉を実現-
結晶スポンジ分析法において医薬品として有用な求核性化合物の構造解析は、金属イオンと強く相互作用する性質上困難であった親水的な細孔空間を有し、配位結合と水素結合を組み合わせて効率的な分子捕捉を実現する金属有機構造体(MOF)を開発。求核性化合物の構造決定に成功創薬や天然物化学における高汎用性で迅速・高精度な構造決定に期待東京科学大学(Science Tokyo) 理学院 化学系の中川智暉大学院生(修士課程)、和田雄貴助教(東京科学大発ベンチャー テクモフ株式会社 ディレクター)、ユーソフ・パベル特任准教授、河野正規教授(テクモフ株式会社 CSO)および慶...
キーワード:オープンアクセス/分子構造/配位結合/金属有機構造体/マイクロ/金属イオン/多孔質/多孔質材料/天然物化学/構造決定/医薬品開発/創薬/代謝物/薬物代謝
他の関係分野:情報学化学総合理工工学総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年8月24日
48
空飛ぶホプフィオンの3次元周期構造を発見
-高密度・超安定な情報の担い手-
伝搬する光ビーム中にトポロジカル構造であるホプフィオンを生成する手法を開発。偏光と空間モードが制御された2色の光を重ね合わせて、時間変化する偏光の時空構造にホプフィオンの周期構造を形成。次世代の情報通信技術や計測技術における情報の担い手として期待。東京科学大学(Science Tokyo) 総合研究院の林文博(リン ウェンボ)助教、東京大学 先端科学技術研究センターの岩本敏教授、慶應義塾大学理工学部の太田泰友准教授、シンガポール南洋理工大学(Nanyang Technological University, Singapore)の申艺杰(シン イージェ...
キーワード:無線通信/情報通信/トポロジカル/光通信/計測技術/3次元構造/周波数/電磁波/情報通信技術
他の関係分野:情報学複合領域総合理工工学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年7月27日
49
ALSの異なる原因が共通の遺伝子「UNC13A」の発現異常に収束
-病気の全貌解明へ新知見-
筋萎縮性側索硬化症(ALS)に関わる複数のたんぱく質(TDP-43、FUS、MATR3、hnRNPA1)が、神経の働きに重要な遺伝子「UNC13A」の発現を維持する役割を担っていることを明らかにしました。ALS関連たんぱく質が失われると、UNC13Aたんぱく質のもとになるmRNAが分解されやすくなる経路があることは知られていましたが、今回、「REST」という発現抑制たんぱく質が過剰となりUNC13AのmRNA産生が抑えられる別の経路があることを新たに発見しました。ALSの発症に関わる遺伝子やたんぱく質は多数あり、治療標的を絞ることが困難と考えられてきました。しかし本研究...
キーワード:神経系/たんぱく/運動神経/TDP-43/iPS細胞/治療標的/mRNA/筋萎縮/RNA/再生医療/神経細胞/培養細胞/遺伝子/遺伝子発現/遺伝子変異/筋萎縮性側索硬化症 /難病
他の関係分野:生物学総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年7月11日
50
新規共有結合性アスパラギン合成酵素阻害剤スタキベンザール類の発見
-がん代謝特性を標的とする抗がん剤の開発に期待-
掛谷秀昭 京都大学大学院薬学研究科 教授、Lei Zhang 同博士後期課程学生、植草秀裕 東京科学大学理学院化学系 教授、堂前直 理化学研究所環境資源科学研究センター ユニットリーダー、平野秀典 慶應義塾大学大学院理工学研究科 特任准教授らの研究グループは、新規共有結合性アスパラギン合成酵素(ASNS)阻害剤として、スタキボトリス属の糸状菌が生産する新規化合物スタキベンザールA-Cを見出し、非小細胞肺がんに対する抗がん剤シーズとしての有望性を明らかにしました。アスパラギン合成酵素(ASNS)は、L-グルタミン(L-Gln)を窒素源として、L-アスパラギン酸(L-Asp)...
キーワード:悪性化/メロテルペノイド/糸状菌/酵素活性/生合成/酵素阻害/小細胞肺がん/がん代謝/大腸/テルペノイド/抗がん剤耐性/酵素阻害剤/阻害剤/大腸がん/白血病/非小細胞肺がん/抗がん剤/肺がん
他の関係分野:生物学総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年7月9日
51
絶食と腸内細菌利用糖の併用により腸内環境を短時間で再構築
-特定腸内菌を選択的に増殖させる精密な食事介入戦略-
北里大学および慶應義塾大学の研究グループは、絶食中に腸内細菌が代謝可能な糖質(腸内細菌利用糖:Microbiota-Accessible Carbohydrates[MACs])を摂取することで、腸内細菌叢を短時間で選択的に再構築する新たな食事介入法を開発しました。本研究は、慶應義塾大学先端生命科学研究所/同大学大学院政策・メディア研究科博士課程の佐藤謙介(研究当時)、同大学先端生命科学研究所の福田真嗣特任教授、同大学薬学部生化学講座・北里大学薬学部微生物学教室の井上浄訪問(客員)教授、北里大学薬学部微生物学教室の金倫基教授(研究当時:慶應義塾大学薬学部創薬研究センター教授)を中心としたチーム...
キーワード:メディア研究/オリゴ糖/IgA抗体/微生物学/感染防御/細菌群集/微生物/動物モデル/代謝産物/腸内環境/マウス/抗生物質/創薬/抗体/細菌/細菌叢/腸内細菌/腸内細菌叢
他の関係分野:情報学化学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年7月8日
52
人工甘味料が腸炎を悪化させる仕組みを解明
-腸内細菌と免疫細胞が連動する新たな炎症経路を特定-
北里大学と慶應義塾大学の研究グループは、人工甘味料として広く使用される糖アルコール「ソルビトール」の摂取が、腸内細菌叢およびその代謝物を介して腸管の炎症性免疫応答を活性化し、大腸炎を悪化させることを明らかにしました。本研究は、北里大学薬学部 微生物学教室の金倫基教授(研究当時:慶應義塾大学薬学部 創薬研究センター 教授)、慶應義塾大学 先端生命科学研究所/同大学大学院政策・メディア研究科 博士課程3年(研究当時)の佐藤謙介、および同大学薬学部薬学科6年(研究当時)の富岡美和を中心としたチームによる研究成果です。発酵性のオリゴ糖・単糖・二糖・ポリオール...
キーワード:メディア研究/オリゴ糖/マイクロ/発酵/微生物学/消化管/微生物/大腸炎/IBD/炎症性腸疾患/アルコール/過敏性腸症候群/大腸/腸内環境/ファージ/マウス/マクロファージ/炎症性サイトカイン/抗菌剤/創薬/代謝物/腸炎/免疫応答/免疫細胞/サイトカイン/マイクロバイオーム/細菌/細菌叢/腸内細菌/腸内細菌叢
他の関係分野:情報学化学工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年7月3日
53
妊娠につながるマウスの精子形成ステージを自動判定するAI開発に成功
-不妊症の原因となる精子形成の質の評価に貢献-
慶應義塾大学理工学部生命情報学科の徳岡雄大研究員と森倉峻特任助教、舟橋啓教授、東京医科歯科大学(現、東京科学大学)実験動物センターの遠藤墾助教(現、東京大学大学院農学生命科学研究科助教)、大阪大学微生物病研究所の平舘裕希特任助教(当時)と伊川正人教授らのグループは、深層学習を用いて、組織染色されたマウス精細管の明視野顕微鏡画像から12段階の精細管ステージを高精度に同定するアルゴリズムの開発に成功しました。さらにステージ予測の分類精度は、±1ステージの予測誤差を許容した場合98.33%と非常に高い性能を示すことを明らかにしました。本手法は、精細管ステージを自動的かつ定量的に評価する新たな基盤技術...
キーワード:予測誤差/アルゴリズム/情報学/深層学習/人工知能(AI)/生殖/生命情報/生殖補助医療/実験動物/微生物/精子形成/不妊症/マウス/精子/妊娠
他の関係分野:情報学生物学総合理工総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年6月20日
54
ホヤが大人になるための時間を計る仕組みを解明
ホヤの幼生は岩などに固着したあと、数十分経過してから変態を開始し、幼生から成体へと変化します。この時ホヤは、固着から変態開始までの時間を、細胞内の情報伝達を担う環状アデノシン-リン酸(cAMP)という物質の蓄積によって計っていることを明らかにしました。ホヤは、オタマジャクシ型で活発に遊泳する幼生から、固着性で動かない成体へと変態します。ホヤの変態は幼生が岩などに固着することが引き金となって開始されますが、固着してから数十分経過してから変態を開始することが分かっています。これは固着が強固であることを保証する仕組みだと考えられていますが、ホヤ幼生がこれに必要な時間を計る仕組み...
キーワード:化学物質/リン酸/アデノシン/イミン
他の関係分野:環境学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年6月14日
55
KRAS遺伝子変異が胆道がんの予後不良と治療抵抗性に関連
-革新的な個別化治療戦略への展開に期待-
慶應義塾大学薬学部薬物治療学講座の飯田和樹(博士課程1年)、松井裕也(薬学科6年)、齋藤義正教授らの研究グループは、7,773例の胆道がん患者のゲノム情報や生存期間、治療内容などの大規模リアルワールドデータを解析し、ドライバー遺伝子の1つであるKRAS遺伝子の変異が患者の予後不良および免疫チェックポイント阻害薬を含む現行の薬物治療に対する抵抗性と強く関連することを明らかにしました。本研究成果は、胆道がんの個別化治療戦略に新たな視点をもたらすものであり、2025年6月11日に欧州臨床腫瘍学会(ESMO)のジャーナルである『ESMO Open』(オンライン版)に掲載されました。プレスリリース全文...
キーワード:抵抗性/ゲノム情報/個別化治療/治療抵抗性/腫瘍学/胆道がん/免疫チェックポイント/免疫チェックポイント阻害薬/がん患者/ゲノム/リアルワールドデータ/遺伝子/遺伝子変異
他の関係分野:医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月26日
56
血液から神経細胞を生み出す新技術を開発!創薬と再生医療の未来を切り拓く
-NEUROD1遺伝子を用いた部分的リプログラミングで直接転換に成功-
慶應義塾大学再生医療リサーチセンター・岡野栄之センター長/教授(藤田医科大学精神・神経病態解明センター神経再生・創薬研究部門・客員教授)、慶應義塾大学殿町先端研究教育連携スクエアの斉藤陽一特任助教、および藤田医科大学精神・神経病態解明センター神経再生・創薬研究部門・石川充講師(研究当時:慶應義塾大学医学部生理学教室・特任講師)らのグループは、血液細胞に特定の遺伝子群を導入することで、シャーレ内で神経細胞に転換させる新しい技術を開発しました。本研究は、神経分化に関わるbHLH型の転写因子NEUROD1とiPS細胞の樹立で利用される4遺伝子(OCT3/4、SOX2、KLF4、c-MYC)を末梢血T...
キーワード:プログラミング/MYC/細胞モデル/iPS細胞/神経再生/線維芽細胞/病態解明/c-Myc/T細胞/グルタミン酸/リプログラミング/血液/再生医療/神経細胞/神経分化/創薬/転写因子/遺伝子/神経疾患/生理学
他の関係分野:情報学生物学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月26日
57
節性T濾胞ヘルパー細胞リンパ腫の分子分類とその臨床的有用性
-4つの分子亜型への分類とTP53やCDKN2A異常を有する予後不良群の同定-
これまでで最大である173例の節性T濾胞ヘルパーT細胞リンパ腫(nTFHL)の遺伝子解析を行い、nTFHLにおける遺伝子異常の全体像を明らかにしました。TET2、RHOA、IDH2、TP53、CDKN2A遺伝子の異常に基づき、臨床像や生命予後の異なるnTFHLの4つの分子亜型[TR-I(+), TR-I(-), AC53, NSD]を同定しました。遺伝子異常情報と臨床因子により構成されるmTFHL-PIを開発し、nTFHLの予後が層別化されることを明らかにしました。北海道大学病院 下埜城嗣元医員 (当時)と北海道大学病院 中川雅夫講師らの研究グループは...
キーワード:がん研究/リンパ腫/TP53/悪性リンパ腫/遺伝子異常/遺伝子解析/腫瘍学/新規遺伝子/病理/病理学/予後予測因子/リンパ球/予後予測/予測モデル/T細胞受容体/ヘルパーT細胞/不均一性/HLA/NK細胞/T細胞/血液/受容体/ゲノム/遺伝学/遺伝子/遺伝子変異/個別化医療
他の関係分野:複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月20日
58
慶應義塾大学×アビームコンサルティング "力触覚伝送技術"で社会変革へ
-リアルハプティクス技術の実証・事業展開を加速させ、産業・公共領域の課題解決を推進-
慶應義塾大学ハプティクス研究センター(所在地:神奈川県川崎市、センター長:大西 公平)とアビームコンサルティング株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山田 貴博、以下、アビームコンサルティング)は、慶應義塾大学が開発した触覚をリアルタイムに伝達する技術「リアルハプティクス®」の社会実装に向けた実証・展開フェーズへの移行を推進するため、2025年4月1日に包括的連携契約を締結しました。この度、支援スキームが整備され本格始動が可能となりましたのでお知らせいたします。本連携を通じて、企業や公共団体へのリアルハプティクス技術の導入や事業化を実現し、最終的には社...
キーワード:ハプティクス/力触覚/持続可能/少子高齢化/高齢化
他の関係分野:情報学工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月14日
59
来る未来社会の研究と人材育成の場を創出すべく慶應義塾大学と三菱ケミカルが2025年4月に新たな寄附講座を開講
-テーマは「Society 5.0時代の新しい社会システムと科学技術-
慶應義塾大学(所在地:東京都港区三田、塾長:伊藤 公平)と三菱ケミカル株式会社(本社:東京都千代田区、社長:筑本 学、以下、三菱ケミカル)は、慶應義塾大学大学院理工学研究科において「Society 5.0時代の新しい社会システムと科学技術」に関する寄附講座を2025年春学期より開講しました。本講座は、産学連携によって社会課題の解決に資する人材を育成することを目的とし、Society 5.0時代を支える先端科学技術と新たな社会システムを幅広く学ぶ機会を提供するものです。多様なステークホルダーが自由に議論し共創する場として、学術と産業界を融合した新たな教育モデルの確立を目指します。プレスリリース...
キーワード:社会システム/産学連携/ステークホルダー
他の関係分野:複合領域
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月14日
60
放線菌が生み出す熱ショック代謝物(HSM)の発見
-細胞膜を安定化し高温でも生育を可能にする新機能を解明-
慶應義塾大学理工学部生命情報学科の齋藤駿専任講師、荒井緑教授、修士課程2年の奥村薫里香(研究当時)、富山県立大学工学部生物工学科の深谷圭介講師、占部大介教授らの研究グループは、放線菌の高温培養により生産が活性化される代謝物、熱ショック代謝物(HSM)として、streptolactam Dを発見し、高温ストレスから放線菌を保護することで耐熱性を獲得する、二次代謝物の新たな機能性を発見しました。放線菌が生産する二次代謝物の多くは、長きにわたり菌自身の生育にとっては必ずしも必要なものではないと考えられてきました。今回HSMとして発見したstreptolactam Dは、生産菌の...
キーワード:情報学/耐熱性/生命情報/生物工学/機能性/高温ストレス/二次代謝/放線菌/細胞膜/ショック/代謝物/ストレス
他の関係分野:情報学化学生物学工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月1日
61
抗体の変性度を色で判定
-IgGの構造に応じて発光色を変えるルシフェリンを開発-
免疫グロブリンG(IgG)を発光反応の触媒とする天然ルシフェリンの改変体を開発IgGの構造に応じて発光色を変化させることに成功変性度を迅速・簡便に判定できるため、抗体の品質管理への応用に期待国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)健康医工学研究部門 西原諒 主任研究員、木原良樹 テクニカルスタッフ(研究当時)、栗田僚二 研究部門付は、慶應義塾大学理工学部 システムデザイン工学科 山本詠士 准教授、同大学院理工学研究科 平野秀典 特任准教授と共同で、治療や診断などに広く使用される抗体である免疫グロブリンG(IgG)と反応し、IgGの構...
キーワード:品質管理/システムデザイン/光反応/診断薬/医工学/生体内/カルス/ルシフェラーゼ/抗体医薬/ウイルス/抗体/細菌
他の関係分野:複合領域化学工学総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年4月24日
62
投げ縄ペプチドが受容体の働きを抑制する仕組みを可視化
-免疫療法抵抗性を示すがん治療応用への期待-
◆人体にある重要な細胞表面タンパク質(ETB受容体)と、投げ縄様の独特な構造を持つラッソペプチド「RES-701」がどのように結合するか、クライオ電子顕微鏡で明らかにしました。◆このペプチドは、ETB受容体内の特定の隙間にしっかりと入り込み、受容体が通常行う細胞内への信号伝達を阻害することがわかりました。◆これにより、ラッソペプチドの高い選択性と安定性が、ETB受容体を標的とした新規創薬戦略に応用できる可能性が示唆されます。慶應義塾大学医学部坂口光洋記念講座(シグナル探求学)の志甫谷渉准教授(研究当時:東京大学大学院理学系研究科 助教)、東京大学大学院...
キーワード:選択性/電子顕微鏡/構造決定/抵抗性/クライオ電子顕微鏡/治療標的/免疫療法/GPCR/Gタンパク質/カルシニューリン/がん治療/医薬品開発/血管新生/構造変化/受容体/創薬/低分子化合物
他の関係分野:工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年4月10日
63
慶應義塾大学が国内外の社会課題解決や新産業創出を目的としたイノベーションの場「Yagami Innovation Laboratory」を開設
-国際色豊かな矢上キャンパスで産官学連携・共同研究を強化-
慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長:伊藤公平)は、2025年4月10日、国内外の社会課題解決やスタートアップを通じた新産業創出といったイノベーションが起きる拠点として慶應義塾大学矢上キャンパスに「Yagami Innovation Laboratory(以下、YIL)※」を開設しました。この施設は、日本学術振興会「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」および文部科学省「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」に採択されたことによって実現しています。2024年5月に慶應義塾大学医学部に開設されたインキュベーションセンター(CRIK信濃町)...
キーワード:産学官連携/産学連携/情報発信/ロボット/インキュベーション
他の関係分野:複合領域数物系科学工学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年4月2日
64
ガラス器具から漏出する亜鉛が受精卵の発生を阻害することを発見
-さらに安全で効果的な体外受精法の開発に寄与-
近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)遺伝子工学科教授 山縣一夫と、扶桑薬品工業株式会社(大阪府大阪市)上席研究員 八尾竜馬、奈良県立医科大学医学部(奈良県橿原市)教授 栗本一基、慶應義塾大学理工学部(神奈川県横浜市)教授 舟橋啓、医療法人浅田レディースクリニック(愛知県名古屋市)研究員 野老美紀子、東京農工大学大学院グローバルイノベーション研究院(東京都府中市)教授 杉村智史、京都大学(京都府京都市)教授 山本拓也の研究グループは、生殖補助医療や畜産、基礎研究分野で受精卵の操作や培養に用いられるガラス器具から受精卵(胚)の発生を妨げる毒物が漏出することを見出しました。また、その毒物が亜鉛で...
キーワード:産学連携/生殖/生殖補助医療/ウシ/遺伝子工学/受精/受精卵/体外受精/マウス/遺伝子
他の関係分野:複合領域生物学総合理工医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年3月11日
65
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)が環境省の「自然共生サイト」に認定
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(以下、SFC)が環境省の「自然共生サイト」に認定されました(令和6年度後期)。「自然共生サイト」は、生物多様性の価値を有し、事業者、民間団体・個人、地方公共団体によるさまざまな取り組みによって、生物多様性の保全が図られている区域を国が認定するものです。自然共生サイトに認定された区域は「OECM(*)」として国際データベースに登録されます。*Other Effective area-based Conservation Measures:国立公園などの法的に設定された保護地域以外で、生物多様性を効果的にかつ長期的に保全する地域...
キーワード:産学連携/生態系/生物多様性
他の関係分野:複合領域
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年3月11日
66
難治性卵巣癌に対する新たな治療戦略を発見
-難治性卵巣癌に標準治療とmTOR阻害薬との併用療法が有効な可能性-
慶應義塾大学医学部産婦人科学(婦人科)教室の増田健太専任講師、阪埜浩司客員准教授、山上亘教授らの研究グループは、藤田医科大学腫瘍医学研究センター遺伝子制御研究部門の永野修教授らと共に、BRCA1/2変異を持たない難治性卵巣癌ではmTOR経路の活性化が治療抵抗性に関与しており、標準治療にmTOR阻害薬を加えることで化学療法の効果を増強することを発見しました。またp62タンパク質が治療効果を予測する新たなバイオマーカーとして有望であることを発見しました。本研究成果は、Cancer Lettersに2025年2月17日付でオンライン公開されました。今後、難治性卵巣癌に対する新たな治療戦略として期待さ...
キーワード:産学連携/抵抗性/遺伝子制御/治療抵抗性/卵巣/バイオマーカー/遺伝子/化学療法
他の関係分野:複合領域医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年3月5日
67
COVID-19ワクチン接種時の免疫獲得に関わる遺伝子の発見
-生まれつきのゲノム変異と後天的なゲノム変異の関与が明らかに-
ワクチン接種による免疫獲得能は接種者によって個人差があることが知られていますが、その背景因子の理解は依然として不十分です。COVID-19ワクチン接種者を対象に生まれつきのゲノム配列を解析することで、抗体価およびT細胞の免疫反応の獲得能に関わる遺伝子(IGHG1遺伝子、HLA遺伝子)を同定しました。さらにこれらの遺伝子領域および性染色体に後天的に体細胞変異が生じることで抗体獲得能が低下する一方で、感染症や免疫疾患へのかかりやすさが上昇することを明らかにしました。将来のパンデミックへの対抗策となるワクチン開発・接種戦略策定に貢献するだけでなく、加...
キーワード:情報学/免疫機能/産学連携/遺伝情報/生殖/性染色体/ゲノム配列/シークエンス/遺伝統計学/生殖細胞/ゲノム変異/ヒトゲノム/染色体/体細胞変異/パンデミック/臨床検査/HLA/T細胞/ゲノム/ワクチン/遺伝子/加齢/感染症/抗体/新型コロナウイルス感染症
他の関係分野:情報学複合領域生物学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年3月5日
68
難分解性ポリウレタンの分解菌を土壌から発見
慶應義塾大学理工学部の濵野友里花(生命情報学科4年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二、三菱電機株式会社先端技術総合研究所の加茂芳幸、泉谷佑、三谷千優の研究チームは、ポリウレタンを分解する微生物の発見に成功しました。この成果は、従来リサイクルが困難で埋め立てや焼却処分されていたPUに対して微生物による分解処理を実現する上で重要な一歩となります。本件は、2025年3月8日の日本農芸化学会で発表されます。プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。プレスリリース(PDF)...
キーワード:情報学/先端技術/産学連携/生命情報/リサイクル/ポリウレタン/土壌/微生物
他の関係分野:情報学複合領域生物学工学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年3月4日
69
涙の通り道にある“免疫の監視塔”がアレルギー悪化に関与
-アレルギー性結膜炎の新たな発症メカニズムを解明-
慶應義塾大学大学院薬学研究科の大谷 祐貴(博士課程3年)、木村 俊介准教授、長谷 耕二教授の研究グループは、眼と鼻をつなぐ涙の通り道(涙道)にある「M細胞」という特殊な細胞が、アレルギー性結膜炎の悪化に関わることを発見しました。眼は花粉やホコリなどの異物にさらされていますが、それを洗い流すために涙が流れています。この涙が通る「涙道」には、涙道関連リンパ組織(TALT)と呼ばれる免疫の監視塔があります。研究グループはこれまでに、TALT表面にはM細胞が存在し、涙道に流れてくる異物を取り込んでいることを示してきました。本研究では、TALTにおいてM細胞が欠損する遺伝子改変マウ...
キーワード:産学連携/遺伝子改変/花粉/M細胞/IgE/マウス/遺伝子改変マウス/アレルギー/遺伝子/抗体
他の関係分野:複合領域総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年2月28日
70
難分解性ポリプロピレンの分解菌を鎌倉の土壌から発見
-1種類の微生物が構造の異なる複数のプラスチックを分解することを解明!-
慶應義塾大学理工学部の國分健士郎(生命情報学科4年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二の研究グループは、添加剤を含まないポリプロピレン(以下PP)を分解する微生物の取得に成功しました。さらにこの微生物が、PPと全く構造が異なるポリエチレン(PE)、ポリウレタン(PU)やポリエチレンテレフタレート(PET)などのプラスチックも分解する能力を持つことを突き止めました。この成果は、微生物によるプラスチック混合物の分解処理を実現する上で重要な一歩となります。さらに、環境に排出されたプラスチックが、自然界でどの様に分解されているかを知る上で...
キーワード:情報学/産学連携/ピレン/ポリエチレンテレフタレート/生命情報/プロピレン/ポリエチレン/プラスチック/添加剤/エチレン/ポリウレタン/土壌/微生物
他の関係分野:情報学複合領域化学生物学工学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年2月26日
71
生分解性プラスチックGreen Planetをわずか数日で完全分解する微生物を発見!
慶應義塾大学理工学部の山本果緒(生命情報学科4年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二の研究グループは、株式会社カネカが工業生産している生分解性プラスチック(Green Planet以下GP)をわずか数日で完全分解する微生物の取得に成功しました。GPは、他の生分解性プラスチックと比較して高い生分解性を示すものの分解に時間がかかるため、高速に分解する技術が求められていました。この成果は、GPの分解時間を大幅に短縮するものであり、使用済みのGP製品のオンサイトでの分解処理を実現する上で重要な一歩となります。本成果は、2025年3月8日の日本農芸化学会で発表さ...
キーワード:情報学/産学連携/生分解性プラスチック/生命情報/生分解/プラスチック/生分解性/微生物
他の関係分野:情報学複合領域化学生物学工学