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研究分野別サイレントキーワード
「バーチャル・リアリティ(VR)」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】計算基盤:臨場感バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏複数人数の同時アイトラッキングによるソーシャルプレゼンスの推定(18K18689)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】葭田 貴子 東京工業大学, 工学院, 准教授 (80454148)
【キーワード】アイトラッキング / ソーシャルプレゼンス / アイコンタクト / 複数人数同時記録 / バーチャルリアリティ (他13件)
【概要】二名の被検者が互いの顔を観察している際の眼球運動を同時記録する実験を実施した.これにより,「誰かに見られている」という感覚が人間の視線行動を変化させるか検討した.それぞれの被検者は目の前のディスプレイにリアルタイムに表示される相手の顔を観察し,2台のアイトラッカを用いて視線方向を同時記録した.アイトラッキングそのものには成功しており,2名の被検者が互いの顔近傍に視線を向ける様子が観察できた他,「相...
❏能動的身体性に基づく臨場感の伝達と遠隔行動(23240017)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】舘 すすむ 慶應義塾大学, 大学院メディアデザイン研究科, 特任教授(非常勤) (50236535)
【キーワード】バーチャルリアリティ / テレイグジスタンス / 臨場感 / 身体性
【概要】能動的な身体性に基づく臨場感の機序を解明し,人間・機械系において高度な臨場感を伝達するために必要な設計パラメータを明らかにした.すなわち,従来の受動的な臨場感に能動性を加えることによる臨場感向上の効果,身体性を加えることの効果および両者の複合の効果を,テレイグジスタスシステムを用いて定量的に明らかにした. 定量化された効果に基づき,目的に応じた臨場感伝達のために必要な,上記の能動性・身体性のパラメ...
❏電子メディアの『臨場感』『没入感』『一体感』を分析する行動指標とモデルの構築(10450163)
【研究テーマ】計測工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】望月 要 メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (80280543)
【キーワード】臨場感 / 感性計測 / バーチャルリアリティ / 実験的行動分析 / 視覚誘導運動 (他6件)
【概要】本研究では(1)言語条件づけを指標としたTV会議システムの伝送遅延の心理的効果測定と、(2)重心動揺を指標とした全周型ディスプレイの視覚的効果測定の実験を行った。 (1)言語条件づけを指標とした伝送遅延の研究では、double-agent法を用いた言語条件づけをTV会議システムを介して実施し、(1)TV会議システムが介したコミュニケーションでも言語条件づけが成立する、(2)条件づけされた標的行動の...
【情報学】計算基盤:医療教育バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏気管挿管における技能教育のための触力覚提示装置の開発(24650047)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】葛岡 英明 筑波大学, システム情報系, 教授 (10241796)
【キーワード】触力覚提示装置 / 技能教育 / 気管挿管 / 喉頭鏡 / 触力覚ディスプレイ (他9件)
【概要】本研究では、技能教育における喉頭展開の仕方を学習者に指導するための、外装型触力覚提示装置(Outer-Covering Haptic Display, OCHD)と、それを用いた誘導手法の研究をおこなった。本研究によって開発したOCHDは、喉頭鏡を握る手の甲に触力覚を与え、学習者にその動かし方を誘導する装置である。これにより,学習者は喉頭鏡に力を加えて動かすことで,掌に喉頭鏡の正しい動作力を知覚す...
❏動作教示に注目した気管挿管教育支援システムの研究(20390148)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】葛岡 英明 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (10241796)
【キーワード】医学・薬学教育 / 気管挿管 / 救命 / 機械力学・制御 / バーチャルリアリティ (他10件)
【概要】本研究の目的は喉頭展開の際の喉頭鏡の動かし方を教示するための触覚提示装置を開発することである。このために、まず教示者の持つ喉頭鏡と習得者の持つ喉頭鏡の動作を機構的に同期させることのできる「位置・動作伝達型喉頭鏡」と、気管挿管実施者の視線とほぼ一致した映像を撮影することの出来る視線一致カメラを開発し、実験により有効性を確認した。現在は、習得者の手の外側から力覚を提示することの出来る、「外装型力覚提示...
【情報学】計算基盤:食体験提示バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏感覚間相互作用の誘発による拡張現実型食体験提示システムの研究(24680012)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鳴海 拓志 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 助教 (70614353)
【キーワード】感覚間相互作用 / 味覚 / 満腹感 / 食感 / 嗅覚 (他11件)
【概要】本研究では,食にまつわる感覚として味覚・食感・満腹感に注目することで,元となる食品の味覚・食感・満腹感を感覚間相互作用によって任意に制御する手法を構築し,それらの手法の定量的評価により感覚間相互作用を効果的に誘発する方法論を明らかにした.また,食味を変化させる感覚間相互作用における視覚,嗅覚,味覚のそれぞれの感覚の寄与度合を明らかにし,それに基づいて感覚間相互作用に基づく食味提示手法の簡略化を可能...
❏感覚間相互作用を利用したバーチャルな食体験の合成(23800013)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2011-08-24 - 2013-03-31
【研究代表者】鳴海 拓志 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 助教 (70614353)
【キーワード】感覚間相互作用 / 食体験提示 / 味覚提示 / 食感提示 / 満腹感提示 (他8件)
【概要】本研究の目的は,感覚間相互作用を誘発することで簡易な刺激から食にまつわるさまざまな感覚を作りだす手法を明らかにし,限られた化学物質・食品から多様な味・食感・ボリュームを体験することができるバーチャルな食体験システムを実現することである.VRによる食体験の合成は,その中心となる味覚提示手法が確立されていないためほとんど研究が進められてこなかった.本申請では,ある感覚が他の感覚刺激と同時に提示された場...
【情報学】計算基盤:五感情報通信バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏感覚間相互作用を利用したバーチャルな食体験の合成(23800013)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2011-08-24 - 2013-03-31
【研究代表者】鳴海 拓志 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 助教 (70614353)
【キーワード】感覚間相互作用 / 食体験提示 / 味覚提示 / 食感提示 / 満腹感提示 (他8件)
【概要】本研究の目的は,感覚間相互作用を誘発することで簡易な刺激から食にまつわるさまざまな感覚を作りだす手法を明らかにし,限られた化学物質・食品から多様な味・食感・ボリュームを体験することができるバーチャルな食体験システムを実現することである.VRによる食体験の合成は,その中心となる味覚提示手法が確立されていないためほとんど研究が進められてこなかった.本申請では,ある感覚が他の感覚刺激と同時に提示された場...
❏人肌の感触を再現する触感提示技術に関する研究(20680005)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】山本 晃生 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (40313035)
【キーワード】触覚 / 触感提示 / 人肌 / バーチャルリアリティ / 皮膚感覚 (他10件)
【概要】本研究では,人肌触感の再現提示を念頭に,様々な触感要素の提示技術を研究した.人肌の再現には,肌表面のぺたぺたとした粘着感,あるいは,汗ばんだ際の濡れ感,といった触感の再現が重要であると考え,こうした触感の発生要因を検討し再現提示手法を提案した.また,皮膚に触れた際には,柔らかい感触の中に骨などのゴツゴツとした感触が感じられる.このような異物感を伴う柔らかさ感の提示を行うための手法を提案した. ...
【情報学】計算基盤:味覚提示バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏感覚間相互作用を利用したバーチャルな食体験の合成(23800013)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2011-08-24 - 2013-03-31
【研究代表者】鳴海 拓志 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 助教 (70614353)
【キーワード】感覚間相互作用 / 食体験提示 / 味覚提示 / 食感提示 / 満腹感提示 (他8件)
【概要】本研究の目的は,感覚間相互作用を誘発することで簡易な刺激から食にまつわるさまざまな感覚を作りだす手法を明らかにし,限られた化学物質・食品から多様な味・食感・ボリュームを体験することができるバーチャルな食体験システムを実現することである.VRによる食体験の合成は,その中心となる味覚提示手法が確立されていないためほとんど研究が進められてこなかった.本申請では,ある感覚が他の感覚刺激と同時に提示された場...
❏感覚相互作用を利用した嗅覚・味覚提示手法(21680011)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】谷川 智洋 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 講師 (80418657)
【キーワード】ヒューマンインターフェイス / 複合現実感 / 五感インターフェイス / バーチャルリアリティ / マルチモーダル (他13件)
【概要】本研究の目的は,感覚相互作用を利用して,少ない種類の化学物質を用いて多様な匂いや味の提示を実現可能にする感覚提示手法とシステムを実現することである.嗅覚や味覚は,元々認知に対して様々な変動性や不安定性を伴う.本申請では,他の感覚刺激の影響を受けやすいことを逆に利用し,提示する実際の匂いや味に視覚情報を組み合わせて提示することで,多彩な匂いや味を認識させる手法の提案と実証を行う. ...
【情報学】計算基盤:皮膚感覚バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏人肌の感触を再現する触感提示技術に関する研究(20680005)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】山本 晃生 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (40313035)
【キーワード】触覚 / 触感提示 / 人肌 / バーチャルリアリティ / 皮膚感覚 (他10件)
【概要】本研究では,人肌触感の再現提示を念頭に,様々な触感要素の提示技術を研究した.人肌の再現には,肌表面のぺたぺたとした粘着感,あるいは,汗ばんだ際の濡れ感,といった触感の再現が重要であると考え,こうした触感の発生要因を検討し再現提示手法を提案した.また,皮膚に触れた際には,柔らかい感触の中に骨などのゴツゴツとした感触が感じられる.このような異物感を伴う柔らかさ感の提示を行うための手法を提案した. ...
❏静電触覚刺激に基づく物体表面触感の遠隔再生システム(17700094)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】山本 晃生 東京大学, 大学院工学系研究科, 助教授 (40313035)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 遠隔操作 / 皮膚感覚 / 触覚 / 触感 (他7件)
【概要】近年,物に触れた際の感触,すなわち触感を再現する触覚ディスプレイ技術に注目が集まっている.しかし,触感は多様な要素が絡み合っており,その全てを単一のデバイスで再現することは現状では難しい.そのため,現状では,一部の要素(例えば,面粗さ感,弾性感,温度感など)に特化したデバイス開発が行われてきている. 本研究では,表面粗さテクスチャ感を提示する静電触覚技術をベースとし,そこに,温度感や弾性感などの他...
【情報学】計算基盤:クロマキーバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏原爆への科学技術的認識を育てるVR教材の開発と遠隔授業実践(19300265)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】藤木 卓 長崎大学, 教育学部, 教授 (00218992)
【キーワード】科学的社会認識 / 原爆 / VR / 教材開発 / 遠隔授業 (他10件)
【概要】本研究では,原爆への科学技術的認識を育てることを意図したVR(Virtual Reality)技術を活用した学習環境を構築し,それを用いた遠隔授業実践を行うことを目的として研究を行った。その結果,携帯端末との連携を図るVR学習環境及び,それを遠隔地から操作するとともにテレビ会議映像の立体視伝送を行う環境を開発することができた。そして,これらの環境を用いた授業実践を行い効果を確認するとともに,今後の...
❏ストライプ状背景を用いた立体画像合成(17500067)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】金子 透 静岡大学, 工学部, 教授 (50293600)
【キーワード】画像処理 / 画像合成 / クロマキー / 立体画像 / コンピュータビジョン (他8件)
【概要】1.ストライプ状背景を用いた撮影画像からの対象抽出:スタジオ内で撮影された人物などの画像と別途撮影された画像を合成するために必要な、画像からの対象抽出手法を構築した。背景色と同一色の対象を抽出することが不可能であるという従来のクロマキーの問題点を解決するため、2色から成るストライプ状背景を用いて任意色対象の抽出を行った。 2.輪郭抽出処理の高精度化:ストライプ状背景を用いた対象抽出処理で得られる抽...
【情報学】計算基盤:サイバーフィジカルバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏プロに憑依するマルチモーダル身体認知転移技術の開発(21K19750)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】大山 潤爾 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (00635295)
【キーワード】身体性 / バーチャルリアリティ(VR) / デザイン / 身体所有感 / 拡張体験 (他12件)
【概要】初年度は、身体所有感を向上し他者のアバター身体に憑依する身体認知転移技術のための実験用プラットフォームとしてマルチモーダルVRシステムを構築した。触覚呈示用ウェアラブルデバイス技術についいては、研究分担者の高松博士が開発を進めてきたデバイス技術を応用し、振動モータとリボン状回路と発泡超弾性体のプラトー領域を用いた皮膚への密着性向上技術を用いて、上半身に対して同時に6か所刺激を可能とするデバイスを試...
❏多国籍多分野型サイバーフィジカルPBLシステムの開発と質保証(19H01739)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】間野 一則 芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (80173938)
【キーワード】システム工学 / PBL / サイバーフィジカル / アセスメント / 感性価値 (他12件)
【概要】システム思考に基づく工学教育のグローバル展開において,多国籍・多分野型PBL教育の必要性,また,その質保証と適切な評価法も不可欠であり,本研究では以下の3課題を検討している. (1)サイバーフィジカルシステムを用いたPBLコミュニケーションシステムの開発: プロジェクトチームにおけるコミュニケーションのICTを用いたPBL活動・対話記録とそのフィードバックによる円滑なコミュニケーション手法を確立す...
【情報学】人間情報学:力覚レンダリングバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏能動触知覚の原因現象解明とモデル化による内部構造と材質のバーチャルリアリティ(26280072)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 変形 / Shape Matching / 有限要素法 (他15件)
【概要】対象に手を触れ動かして触知覚を得る能動触は対象についての様々な手がかりを与える。 本研究では、能動触により内部構造や材質を知覚可能なバーチャルリアリティを実現するため、変形と振動を物理シミュレーションで計算・提示することを目指し、(1)有限要素法に変わる計算時間の少ない変形のシミュレーション手法と(2)能動触により生じる振動の再現手法を研究した。 その結果、(1)について、対象を局所グループに分割...
❏力触知覚の特性に基づいた階層的なシミュレーションによる質感と接触状態の提示(21680012)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 精密工学研究所, 准教授 (10323833)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 力触覚 / 力覚レンダリング / 振動触覚 / 材質感 (他13件)
【概要】人の力触知覚の特性に合わせた階層的なシミュレーション手法の研究を進めると共に、振動提示を統合し、物体形状・動特性と共に、質感と接触状態を提示する力触覚VR環境を構築することを目指した。接触位置に応じた振動生成により、材質パラメータ(ヤング率・減衰定数)に応じた振動の提示を実現した。また、動力学特性を正確に提示する階層的なシミュレーション、6自由度力覚ポインタを用いた階層的なシミュレーションを実現し...
【情報学】人間情報学:力触覚バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏非拘束インタラクションを実現する風力を用いた空中遭遇型力触覚提示に関する研究(17H01780)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】黒田 嘉宏 筑波大学, システム情報系, 教授 (30402837)
【キーワード】力触覚 / 空中遭遇型 / UAV / インタラクション / 非拘束 (他16件)
【概要】本課題では、デバイスを身につける、あるいは手に持つ必要がなく、さらに作業空間の制限がない、非拘束インタラクションを実現するために(1)テクスチャの質感変調による空中触覚提示、(2)気流を利用した空中力覚提示の二つの機能について、手法を設計してシステムを実装し、計測実験や被験者実験により有効性を確認し、「風力を用いた空中遭遇型の力触覚提示法」を確立した。得られた成果は、先導的な研究として多数の文献か...
❏道具による把持物体操作のための疑似力覚提示に関する研究(15K12083)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】黒田 嘉宏 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (30402837)
【キーワード】力触覚 / バーチャルリアリティ / 道具操作 / 疑似力覚 / 人工現実感 (他8件)
【概要】本研究は、より軽量で使いやすい力覚提示デバイスの開発を目的として、ユーザが装着する必要がなく手に持つだけで道具操作によりバーチャルの重さ体験を可能とする新たな方法論の開発を行いました。アプローチとして、手首や腕などで重さを支える並進力の再現は行わず、指に生じる皮膚感覚や手に生じる深部感覚のみを再現することとしました。具体的には、単一のモータにより駆動可能な回転機構により小型で装着不要のデバイスによ...
❏能動触知覚の原因現象解明とモデル化による内部構造と材質のバーチャルリアリティ(26280072)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 変形 / Shape Matching / 有限要素法 (他15件)
【概要】対象に手を触れ動かして触知覚を得る能動触は対象についての様々な手がかりを与える。 本研究では、能動触により内部構造や材質を知覚可能なバーチャルリアリティを実現するため、変形と振動を物理シミュレーションで計算・提示することを目指し、(1)有限要素法に変わる計算時間の少ない変形のシミュレーション手法と(2)能動触により生じる振動の再現手法を研究した。 その結果、(1)について、対象を局所グループに分割...
【情報学】人間情報学:感覚代行バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏感覚・コミュニケーションを支援するウェアラブル触覚インタフェースの実用化研究(26280070)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊福部 達 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 名誉教授 (70002102)
【キーワード】触覚情報 / 感覚代行 / 障害者 / コミュニケーション / バーチャルリアリティ (他16件)
【概要】視・聴覚やコミュニケーションの機能が衰えた人達のために、指先の触覚を介して情報の授受を支援するウェアラブルなハプティックディスプレイを開発した。このディスプレイは独自に開発した積層バイモルフ型圧電振動子を1.2㎜おきに8行×8列に配列したものであり、振動パターンは本体に内蔵するマイクロコンピュータで制御される。本ディスプレイを備えた「触覚ゲーム」や「携帯電話インタフェース」を開発し、その評価実験の...
❏人工現実感ディスプレイを利用した聴覚障害者向けコミュニケーション支援装置の研究(15300189)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】井野 秀一 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助教授 (70250511)
【キーワード】聴覚障害 / 情報保障 / バーチャルリアリティ / 感覚代行 / 字幕 (他13件)
【概要】本研究では,人工現実感ディスプレイおよびウェアラブルPCなどのヒューマンインタフェース技術を応用して,利用状況に応じた3種類の聴覚障害者向けのコミュニケーション支援装置を開発した.具体的には,友人同士での会話などのパーソナルな環境での利便性に重きを置いたシステムと,講演会や会議などのパブリックな環境における情報保証システムである.以下に,本研究の成果をまとめる. 1.パーソナルな環境で視覚ディスプ...
【情報学】人間情報学:ソフトウェアエンジニアリングバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏バーチャルリアリティ構築環境に関する人間工学的設計・評価(20F18735)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2020-04-24 - 2021-03-31
【研究代表者】河合 隆史 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90308221)
【キーワード】バーチャルリアリティ / ソフトウェアエンジニアリング / 3Dユーザインタフェース / アバター
【概要】本研究では個人や組織がより良いVR・ARアプリケーションを構築するために役立つソフトウェアエンジニアリングの知識を創出することを目的として、開発者を対象とした調査を行う。また、調査結果に基づいて、新たなVRユーザインタフェースの事例研究を実施し、併せて実証的に検討している。 最終年度の取り組みとして、まず、VR・ARソフトウェアエンジニアリングの質問紙を用いた調査を継続し、117人の開発者からデー...
❏バーチャルリアリティ構築環境に関する人間工学的設計・評価(18F18735)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2018-11-09 - 2020-03-31
【研究代表者】河合 隆史 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90308221)
【キーワード】バーチャルリアリティ / アバター / ソフトウェアエンジニアリング / マーシャルアーツ / クロスモダリティ (他7件)
【概要】本研究では、VR・ARアプリケーションの構築を容易にするための知見の創出を目的として、VR・AR開発者向けのアンケートを作成し、ソフトウェアエンジニアリングに関する調査を行った。現在もデータ収集・解析を継続しているが、VRアプリケーションを構築するためのケーススタディを実施し、ソフトウェアエンジニアリングに関する実践的な知見を得ることができた。 まず、フルボディアバター向けのスタンドアロン型VRシ...
【情報学】人間情報学:前庭感覚バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏擬似身体移動感の定量的評価法の開発とそれを用いた多様な移動感の生成手法の確立(18H03283)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】雨宮 智浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (70396175)
【キーワード】歩行感覚 / 触覚 / 身体感覚 / 身体近傍空間 / 錯覚 (他10件)
【概要】本研究では,感覚間相互作用により身体感覚を変調させ,実際の身体運動で生じる感覚情報との利得調整を行うことで,身体の物理的な空間移動や筋への運動指令を全く用いることなく,錯覚的に擬似的な身体移動体験を創出する手法の確立と適用限界の検証,そしてそのための客観的指標の提案と有効性の検証を実施した.足底への振動刺激提示によって生じる身体移動体験の効果の大きさを,身体近傍空間内の感覚間相互作用による反応時間...
❏視覚・前庭感覚統合伝送システム(19680006)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】稲見 昌彦 慶應義塾大学, 大学院・メディアデザイン研究科, 教授 (00345117)
【キーワード】視覚 / 前庭感覚 / 感覚統合 / マルチモダリティ / バーチャルリアリティー (他12件)
【概要】本研究の成果は機能的電気刺激等による前庭感覚提示の生理学的知見の解明,光学的シャッター方式による振動成分の抽出を行うStopMotion Goggleの開発,そしてオプティカルフローをリアルタイムで検出するための携帯型情報端末でも動作可能なGPUを利用した特徴点抽出ライブラリの開発による.これらの要素技術によって,我々生物が知覚しているような安定した「視覚・前庭感覚統合伝送システム」を様々な場面に...
【情報学】人間情報学:Pseudo-hapticsバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏Pseudo-haptics実用化に向けた効果の不安定要因解明と安定化制御法開発(21H03478)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】伴 祐樹 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 特任講師 (20789391)
【キーワード】Pseudo-Haptics / Virtual Reality / Pseudo-haptics / クロスモーダル / 個人差
【概要】本研究の目的は,Pseudo-haptics効果の不安定要因だと考えられている個人差・提示時間が錯 覚効果量に与える影響を解明し,それをもとにPseudo-haptics効果を制御可能にする手法を構築することにある.Pseudo-hapticsは物理的触覚提示デバイスを用いなくとも擬似的な触力覚を提示可能な現象として着目されている一方で,その効果が提示対象者や提示時間に依存し,安定しないという問題...
❏sEMGを用いた物体への把持・負荷力推定による視触覚変形提示システムの実現(19K20315)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】伴 祐樹 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 特任講師 (20789391)
【キーワード】Pseudo-haptics / sEMG / クロスモーダル / Virtual Reality / Pseudo-Haptics (他9件)
【概要】本研究の目的は物体を把持する際にかかる力の方向と大きさをsEMGに基づいて推定することで,Pseudo-hapticsによる物体変形インタラクションを実現することにある.前腕部の筋電から把持物体にかかっている力を推定し,それに基づいてバーチャル物体を変形させることで実際に把持している物体は変形していないにもかかわらず,VR空間では物体を変形させているかのような体験を生成した.実験の結果,前腕部筋電...
❏Pseudo-Hapticsを用いた両手による物体変形操作感覚提示手法(17H06573)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2017-08-25 - 2019-03-31
【研究代表者】伴 祐樹 東京大学, 新領域創成科学研究科, 助教 (20789391)
【キーワード】Pseudo-Haptics / バーチャル物体変形 / 視触覚間相互作用 / クロスモーダル / バーチャルリアリティ (他8件)
【概要】本研究の目的はPseudo-Hapticsの効果を両手での6軸方向の物体操作に拡張することで,両手を用いたダイナミックな物体変形における深部感覚を操作可能な視触力覚ディスプレイを実現することである.そのため,物体-手間にかかる剪断方向の圧力値と手の姿勢情報を計測するシステムを構築し,曲げ・捻りを始めとするバーチャル物体の変形を伴うヨー・ピッチ・ロール方向の手姿勢操作アルゴリズムを実装した.実験の結...
【情報学】人間情報学:把持力推定バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏sEMGを用いた物体への把持・負荷力推定による視触覚変形提示システムの実現(19K20315)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】伴 祐樹 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 特任講師 (20789391)
【キーワード】Pseudo-haptics / sEMG / クロスモーダル / Virtual Reality / Pseudo-Haptics (他9件)
【概要】本研究の目的は物体を把持する際にかかる力の方向と大きさをsEMGに基づいて推定することで,Pseudo-hapticsによる物体変形インタラクションを実現することにある.前腕部の筋電から把持物体にかかっている力を推定し,それに基づいてバーチャル物体を変形させることで実際に把持している物体は変形していないにもかかわらず,VR空間では物体を変形させているかのような体験を生成した.実験の結果,前腕部筋電...
❏Pseudo-Hapticsを用いた両手による物体変形操作感覚提示手法(17H06573)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2017-08-25 - 2019-03-31
【研究代表者】伴 祐樹 東京大学, 新領域創成科学研究科, 助教 (20789391)
【キーワード】Pseudo-Haptics / バーチャル物体変形 / 視触覚間相互作用 / クロスモーダル / バーチャルリアリティ (他8件)
【概要】本研究の目的はPseudo-Hapticsの効果を両手での6軸方向の物体操作に拡張することで,両手を用いたダイナミックな物体変形における深部感覚を操作可能な視触力覚ディスプレイを実現することである.そのため,物体-手間にかかる剪断方向の圧力値と手の姿勢情報を計測するシステムを構築し,曲げ・捻りを始めとするバーチャル物体の変形を伴うヨー・ピッチ・ロール方向の手姿勢操作アルゴリズムを実装した.実験の結...
【情報学】人間情報学:cscwバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏動作教示に注目した気管挿管教育支援システムの研究(20390148)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】葛岡 英明 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (10241796)
【キーワード】医学・薬学教育 / 気管挿管 / 救命 / 機械力学・制御 / バーチャルリアリティ (他10件)
【概要】本研究の目的は喉頭展開の際の喉頭鏡の動かし方を教示するための触覚提示装置を開発することである。このために、まず教示者の持つ喉頭鏡と習得者の持つ喉頭鏡の動作を機構的に同期させることのできる「位置・動作伝達型喉頭鏡」と、気管挿管実施者の視線とほぼ一致した映像を撮影することの出来る視線一致カメラを開発し、実験により有効性を確認した。現在は、習得者の手の外側から力覚を提示することの出来る、「外装型力覚提示...
❏バーチャルクラス実現のための知的通信の研究(09650428)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】寺島 信義 早稲田大学, 国際情報通信研究センター, 教授 (90287996)
【キーワード】インターネット / 仮想教室 / バーチャルリアリテイ / 知的符号化 / 3Dコンテンツ (他20件)
【概要】お互いに離れた場所にいる先生や学生が通信回線を利用して行う遠隔教育システムの実現に関する研究を行った。具体的にはVR(バーチャルリアリテイ)技術を利用し、通信回線で接続された仮想空間に仮想教室(バーチャルクラスという)を構築して、この中に先生や学生がアバターという形態で参集して、3Dコンテンツを利用した授業を行ったり、3Dコンテンツの操作などによる共同実験を行うことが出来るシステムを実現した。得ら...
【情報学】人間情報学:Redirected Walkingバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏歩容解析に基づくRedirected Walkingの客観評価指標の確立と応用(19H04149)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】鳴海 拓志 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (70614353)
【キーワード】Redirected Walking / 歩容 / 評価指標 / バーチャルリアリティ / 空間知覚
【概要】本研究の目的は,空間知覚をユーザに悟られない範囲で操作することで狭い実空間でも広大なバーチャルリアリティ(VR)空間での歩行移動体験を可能にする(A)Redirected Walking(RDW)技術について,歩容解析に基づく効果の客観評価指標を確立するとともに,(B)効果の個人差の要因を解明することである.これらを元に,ユーザに与えているRDWの効果をオンラインで解析しながらリアルタイムにパラメ...
❏視触覚リダイレクションによる空間知覚の操作とVR空間の拡張(16H05866)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳴海 拓志 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 講師 (70614353)
【キーワード】Redirected Walking / 視触覚間相互作用 / 空間知覚 / バーチャルリアリティ / クロスモーダル (他7件)
【概要】本研究の目的は,空間知覚をユーザに悟られることなく操作することで, 狭い実空間を歩き回っているにもかかわらず広大なVR空間での移動を体験可能にするRedirected Walking(RDW)技術に触覚刺激を導入した新手法「視触覚RDW」を実現し,効率的なRDWを可能にすることである.本研究では(1)曲率操作・回転量操作・勾配操作.昇降感覚提示を実現する視触覚提示条件の明確化,(2)最適な触覚刺激...
【情報学】人間情報学:固着滑りバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏変形と固着滑り分布の物理計算に基づく力触覚的質感提示を有するバーチャルリアリティ(17H01774)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 摩擦モデル / レンダリング / シミュレーション (他17件)
【概要】指で物体を擦る際には固着滑りによる振動が生じ、これが物体の材質感に影響することが知られている。本研究は、物理モデルを構築し、シミュレーションすることでこれを再現することを目的とする。期間内には、現実の触察時と同等の振動波形を生成可能な、指と物体のシミュレーションモデルを構築した。また、4つの素材について計測した振動波形からモデルのパラメータを同定し、これを用いたレンダリングにより質感をある程度再現...
❏能動触知覚の原因現象解明とモデル化による内部構造と材質のバーチャルリアリティ(26280072)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 変形 / Shape Matching / 有限要素法 (他15件)
【概要】対象に手を触れ動かして触知覚を得る能動触は対象についての様々な手がかりを与える。 本研究では、能動触により内部構造や材質を知覚可能なバーチャルリアリティを実現するため、変形と振動を物理シミュレーションで計算・提示することを目指し、(1)有限要素法に変わる計算時間の少ない変形のシミュレーション手法と(2)能動触により生じる振動の再現手法を研究した。 その結果、(1)について、対象を局所グループに分割...
【情報学】人間情報学:視触覚間相互作用バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏sEMGを用いた物体への把持・負荷力推定による視触覚変形提示システムの実現(19K20315)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】伴 祐樹 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 特任講師 (20789391)
【キーワード】Pseudo-haptics / sEMG / クロスモーダル / Virtual Reality / Pseudo-Haptics (他9件)
【概要】本研究の目的は物体を把持する際にかかる力の方向と大きさをsEMGに基づいて推定することで,Pseudo-hapticsによる物体変形インタラクションを実現することにある.前腕部の筋電から把持物体にかかっている力を推定し,それに基づいてバーチャル物体を変形させることで実際に把持している物体は変形していないにもかかわらず,VR空間では物体を変形させているかのような体験を生成した.実験の結果,前腕部筋電...
❏Pseudo-Hapticsを用いた両手による物体変形操作感覚提示手法(17H06573)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2017-08-25 - 2019-03-31
【研究代表者】伴 祐樹 東京大学, 新領域創成科学研究科, 助教 (20789391)
【キーワード】Pseudo-Haptics / バーチャル物体変形 / 視触覚間相互作用 / クロスモーダル / バーチャルリアリティ (他8件)
【概要】本研究の目的はPseudo-Hapticsの効果を両手での6軸方向の物体操作に拡張することで,両手を用いたダイナミックな物体変形における深部感覚を操作可能な視触力覚ディスプレイを実現することである.そのため,物体-手間にかかる剪断方向の圧力値と手の姿勢情報を計測するシステムを構築し,曲げ・捻りを始めとするバーチャル物体の変形を伴うヨー・ピッチ・ロール方向の手姿勢操作アルゴリズムを実装した.実験の結...
❏視触覚リダイレクションによる空間知覚の操作とVR空間の拡張(16H05866)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳴海 拓志 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 講師 (70614353)
【キーワード】Redirected Walking / 視触覚間相互作用 / 空間知覚 / バーチャルリアリティ / クロスモーダル (他7件)
【概要】本研究の目的は,空間知覚をユーザに悟られることなく操作することで, 狭い実空間を歩き回っているにもかかわらず広大なVR空間での移動を体験可能にするRedirected Walking(RDW)技術に触覚刺激を導入した新手法「視触覚RDW」を実現し,効率的なRDWを可能にすることである.本研究では(1)曲率操作・回転量操作・勾配操作.昇降感覚提示を実現する視触覚提示条件の明確化,(2)最適な触覚刺激...
【情報学】人間情報学:テレイグジスタンスバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏皮膚の粘弾性と温度を計測・認識して医師へ提示可能な遠隔触診システムの研究(22K18220)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】加藤 史洋 早稲田大学, グリーン・コンピューティング・システム研究機構, 次席研究員(研究院講師) (20783856)
【キーワード】遠隔診療 / ハプティクス / バーチャルリアリティ / テレイグジスタンス
【概要】
❏遠隔制御代理ロボットにおける自己投射性と被自己投射性の実現法とその効果の定量化(26240030)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】舘 すすむ 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 特任研究員(名誉教授) (50236535)
【キーワード】バーチャルリアリティ / テレイグジスタンス / 自己投射性
【概要】操縦者がロボットの身体を自分の身体であると感じる,代理ロボットへの「自己投射性」について,人と代理ロボットの身体の形状や動特性の差異による影響を調べ,差異の整合手法を提案した.また,対面相手にとって,代理ロボットの容姿や仕草を通して操縦者の存在を感じられる「被自己投射性」について,人と代理ロボットの容姿や仕草の差異の影響を調べ,差異の整合手法を提案した.加えて,「自己投射性」と「被自己投射性」が満...
❏能動的身体性に基づく臨場感の伝達と遠隔行動(23240017)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】舘 すすむ 慶應義塾大学, 大学院メディアデザイン研究科, 特任教授(非常勤) (50236535)
【キーワード】バーチャルリアリティ / テレイグジスタンス / 臨場感 / 身体性
【概要】能動的な身体性に基づく臨場感の機序を解明し,人間・機械系において高度な臨場感を伝達するために必要な設計パラメータを明らかにした.すなわち,従来の受動的な臨場感に能動性を加えることによる臨場感向上の効果,身体性を加えることの効果および両者の複合の効果を,テレイグジスタスシステムを用いて定量的に明らかにした. 定量化された効果に基づき,目的に応じた臨場感伝達のために必要な,上記の能動性・身体性のパラメ...
【情報学】人間情報学:摩擦モデルバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏摩擦滑りの物理モデルによる器用な操作と質感提示が可能なバーチャルリアリティ環境(20H04220)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 摩擦滑り / 器用な操作 / ハプティックレンダリング (他10件)
【概要】本研究では、(A)摩擦モデルを構築し、(B)摩擦振動と滑りの計測に基づいてパラメータ同定し、(C)部分滑りの提示装置とその制御手法を確立する。これらを(D)把持操作VR環境に組込み、(E)器用さと質感の評価を行うことを計画している。 2021年度は、昨年度実現したLuGreモデルに固着時間依存性を組み込み、これを用いたハプティックレンダリングを実現した。部分滑り、ヒステリシス特性、Stribeck...
❏変形と固着滑り分布の物理計算に基づく力触覚的質感提示を有するバーチャルリアリティ(17H01774)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 摩擦モデル / レンダリング / シミュレーション (他17件)
【概要】指で物体を擦る際には固着滑りによる振動が生じ、これが物体の材質感に影響することが知られている。本研究は、物理モデルを構築し、シミュレーションすることでこれを再現することを目的とする。期間内には、現実の触察時と同等の振動波形を生成可能な、指と物体のシミュレーションモデルを構築した。また、4つの素材について計測した振動波形からモデルのパラメータを同定し、これを用いたレンダリングにより質感をある程度再現...
【情報学】人間情報学:クロスモダリティバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏VR空間における拡張クロスモダリティの概念実証(18K11411)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】河合 隆史 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90308221)
【キーワード】バーチャルリアリティ / クロスモーダル / 人間工学 / クロスモダリティ / 生体情報 (他6件)
【概要】本研究では、VRにおけるヒューマンインタフェース/インタラクションの構築にかかるアプローチとしてクロスモダリティに着目し、新たな概念として「拡張クロスモダリティ」を提案した。 拡張クロスモダリティによって、VR空間で生起される感覚・体験強度の増進やアプリケーションの明確化について、実証実験を通して様々な知見を得ることができた。 ...
❏バーチャルリアリティ構築環境に関する人間工学的設計・評価(18F18735)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2018-11-09 - 2020-03-31
【研究代表者】河合 隆史 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90308221)
【キーワード】バーチャルリアリティ / アバター / ソフトウェアエンジニアリング / マーシャルアーツ / クロスモダリティ (他7件)
【概要】本研究では、VR・ARアプリケーションの構築を容易にするための知見の創出を目的として、VR・AR開発者向けのアンケートを作成し、ソフトウェアエンジニアリングに関する調査を行った。現在もデータ収集・解析を継続しているが、VRアプリケーションを構築するためのケーススタディを実施し、ソフトウェアエンジニアリングに関する実践的な知見を得ることができた。 まず、フルボディアバター向けのスタンドアロン型VRシ...
❏テレイグジスタンスとバーチャルリアリティを融合したシームレスな身体没入環境の構築(15F15770)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2015-10-09 - 2018-03-31
【研究代表者】南澤 孝太 慶應義塾大学, メディアデザイン研究科(日吉), 准教授 (10585623)
【キーワード】バーチャルリアリティ / クロスモダリティ / マルチモーダルインタフェース / 視線計測 / 共感覚 (他6件)
【概要】本年度は,バーチャルリアリティ空間における人と人,あるいは人と環境との間のインタラクションに対して,視線を始めとする生体計測や多感覚情報提示を活用することで,ユーザの身体性を伴うスムースなインタラクションの形態を実現することを目的とし,視線計測を利用して手を利用せずに利用者の意思に沿った高速な空間移動が行える手法AnyOrbitの研究開発を行なった.本手法を用いた結果,通常のバーチャルリアリティ空...
【情報学】人間情報学:非接地バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏非拘束インタラクションを実現する風力を用いた空中遭遇型力触覚提示に関する研究(17H01780)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】黒田 嘉宏 筑波大学, システム情報系, 教授 (30402837)
【キーワード】力触覚 / 空中遭遇型 / UAV / インタラクション / 非拘束 (他16件)
【概要】本課題では、デバイスを身につける、あるいは手に持つ必要がなく、さらに作業空間の制限がない、非拘束インタラクションを実現するために(1)テクスチャの質感変調による空中触覚提示、(2)気流を利用した空中力覚提示の二つの機能について、手法を設計してシステムを実装し、計測実験や被験者実験により有効性を確認し、「風力を用いた空中遭遇型の力触覚提示法」を確立した。得られた成果は、先導的な研究として多数の文献か...
❏道具による把持物体操作のための疑似力覚提示に関する研究(15K12083)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】黒田 嘉宏 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (30402837)
【キーワード】力触覚 / バーチャルリアリティ / 道具操作 / 疑似力覚 / 人工現実感 (他8件)
【概要】本研究は、より軽量で使いやすい力覚提示デバイスの開発を目的として、ユーザが装着する必要がなく手に持つだけで道具操作によりバーチャルの重さ体験を可能とする新たな方法論の開発を行いました。アプローチとして、手首や腕などで重さを支える並進力の再現は行わず、指に生じる皮膚感覚や手に生じる深部感覚のみを再現することとしました。具体的には、単一のモータにより駆動可能な回転機構により小型で装着不要のデバイスによ...
【情報学】人間情報学:自己投射性バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏身体共役系に基づく身体像拡張の機序解明とモデル化(15H01701)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】稲見 昌彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (00345117)
【キーワード】環境身体ダイナミクス / 身体能力拡張 / 超人スポーツ / ヒューマンインタフェース / 身体環境ダイナミクス (他16件)
【概要】本研究において身体像を異形の対象に投射する「身体共役系」の構築を目指し,VRアバタとウェアラブルロボットを用いることで,身体共役系の設計指針及び設計限界に関し研究を行った.本研究を通じて全身のみならず,身体の局所的な要素と投射対象の関係性を構築した場合において,どのような認知が生じるかを検証し,身体性をタスクに応じて自在に編集することを可能とする「身体性編集」のコンセプトを獲得するに至った. ...
❏遠隔制御代理ロボットにおける自己投射性と被自己投射性の実現法とその効果の定量化(26240030)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】舘 すすむ 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 特任研究員(名誉教授) (50236535)
【キーワード】バーチャルリアリティ / テレイグジスタンス / 自己投射性
【概要】操縦者がロボットの身体を自分の身体であると感じる,代理ロボットへの「自己投射性」について,人と代理ロボットの身体の形状や動特性の差異による影響を調べ,差異の整合手法を提案した.また,対面相手にとって,代理ロボットの容姿や仕草を通して操縦者の存在を感じられる「被自己投射性」について,人と代理ロボットの容姿や仕草の差異の影響を調べ,差異の整合手法を提案した.加えて,「自己投射性」と「被自己投射性」が満...
【情報学】人間情報学:メディアアートバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏仮想空間における身ぶり-インタフェースとしての身体と表現活動のための仮想空間(10680411)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】草原 真知子 神戸大学, 大学院・自然科学研究科, 助教授 (40271366)
【キーワード】身体インタフェース / 仮想空間 / インタラクティブアート / バーチャルリアリティ / 日本文化 (他8件)
【概要】(1)"Fantastic Phantom Slipper"がSIGGRAPH98に入選、展示。日本VR学会論文誌に投稿。 (2)身体の傾斜により映像を生成するリアルタイムシステムを試作、福原哲郎がこれを用いて公演及びワークショップを実施。 (3)現在の日本のメディア表現における身体のあり方について、Marina Grznicとの共同企画により、1998年秋、1999年秋にスロヴェ...
❏画像通信がイメージの生成及び変容に果たす役割(07680441)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】草原 真知子 東京工芸大学, 芸術学部, 助教授 (40271366)
【キーワード】ネットワーク / 仮想空間 / コミュニケーション / オリジナリティ / メディアアート (他17件)
【概要】(1)東京工芸大学の厚木キャンパスと中野キャンパスを結ぶ「バーチャル・キャンパス」として、パソコン通信ネットワークCampus MAGICを開設し、画像通信の機能を持つネットワークの企画運営を実施した。このネットワーク上で、作品のオンライン展示、グラフィックインタフェースを用いた季節ごとの企画などを実施し、その成果を分析した。 (2)Campus MAGICと他の研究教育機関のネットワークとの相互...
【情報学】人間情報学:HMDバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏没入型バーチャルリアリティ環境における表情認識技術の構築(16H05870)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】杉本 麻樹 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (50517399)
【キーワード】表情認識 / ユビキタス光センシング / HMD / 表情計測 / 反射型光センサ (他12件)
【概要】本研究課題では,外部からの光学的な観測が難しい頭部装着型ディスプレイ内部での計測が可能な組み込み型光センサと機械学習を用いた表情認識技術を高度化することを目的に研究を推進した.基本表情のクラスを識別する手法を発展させ,表情の表出強度を推定し,合成した表情をアバターに反映できることを示した.また,基本表情クラスを識別するのみでは無く,低次元の光センサ情報から,高次元の顔表面の特徴点の位置を3次元再構...
❏触運動錯覚コンテンツの表現技術と評価(23500134)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】盛川 浩志 青山学院大学, 理工学部, 助教 (90386673)
【キーワード】クロスモーダル / 錯覚 / バーチャルリアリティ / コンテンツ / 触覚 (他6件)
【概要】本研究課題では、視触覚におけるクロスモーダルな錯覚を利用した新たな感覚ディスプレイの開発や感覚メディアのコンテンツ創造に寄与する、ヒトのクロスモーダル知覚特性の基礎的な検討を行い、具体的なシステムの構築方法についての提案を行った。 当初の計画においては、これまでの研究で対象としていた触運動錯覚を対象としてコンテンツへの応用方法の確立を目標としたが、AR技術への応用を検討する中で、触刺激なしに触覚を...
❏人工現実感ディスプレイを利用した聴覚障害者向けコミュニケーション支援装置の研究(15300189)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】井野 秀一 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助教授 (70250511)
【キーワード】聴覚障害 / 情報保障 / バーチャルリアリティ / 感覚代行 / 字幕 (他13件)
【概要】本研究では,人工現実感ディスプレイおよびウェアラブルPCなどのヒューマンインタフェース技術を応用して,利用状況に応じた3種類の聴覚障害者向けのコミュニケーション支援装置を開発した.具体的には,友人同士での会話などのパーソナルな環境での利便性に重きを置いたシステムと,講演会や会議などのパブリックな環境における情報保証システムである.以下に,本研究の成果をまとめる. 1.パーソナルな環境で視覚ディスプ...
【情報学】人間情報学:局所剛性行列バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏変形と固着滑り分布の物理計算に基づく力触覚的質感提示を有するバーチャルリアリティ(17H01774)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 摩擦モデル / レンダリング / シミュレーション (他17件)
【概要】指で物体を擦る際には固着滑りによる振動が生じ、これが物体の材質感に影響することが知られている。本研究は、物理モデルを構築し、シミュレーションすることでこれを再現することを目的とする。期間内には、現実の触察時と同等の振動波形を生成可能な、指と物体のシミュレーションモデルを構築した。また、4つの素材について計測した振動波形からモデルのパラメータを同定し、これを用いたレンダリングにより質感をある程度再現...
❏能動触知覚の原因現象解明とモデル化による内部構造と材質のバーチャルリアリティ(26280072)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 変形 / Shape Matching / 有限要素法 (他15件)
【概要】対象に手を触れ動かして触知覚を得る能動触は対象についての様々な手がかりを与える。 本研究では、能動触により内部構造や材質を知覚可能なバーチャルリアリティを実現するため、変形と振動を物理シミュレーションで計算・提示することを目指し、(1)有限要素法に変わる計算時間の少ない変形のシミュレーション手法と(2)能動触により生じる振動の再現手法を研究した。 その結果、(1)について、対象を局所グループに分割...
【情報学】人間情報学:ハプティックデバイスバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏バイオフィードバックによる高忠実ハイブリッド力覚提示システムの実現に関する研究(15H02734)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】赤羽 克仁 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (70500007)
【キーワード】ヒューマンインタフェース / バーチャルリアリティ / ハプティックインタフェース / ハプティックデバイス
【概要】本研究では力覚提示装置の忠実性と安定性の向上を目的としてバイオフィードバックによるハイブリッド型力覚提示装置に関する研究を行なった. 物体接触時における力覚提示装置の忠実性の向上を目指し, 人が日常生活で無意識下で行っている把持力の変化を積極的に力覚提示に取り入れることを行い, バーチャルカップリングの係数を変化させることで現在まで提示できなかった高い剛性を実現した. フリースペースの操作性につい...
❏身体全体への力触覚提示装置による人間身体拡張の可能性に関する研究(26540104)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】赤羽 克仁 東京工業大学, 精密工学研究所, 助教 (70500007)
【キーワード】ハプティックデバイス / バーチャルリアリティ / オーグメンテッドヒューマン / ヒューマンインタフェース
【概要】本研究では,人間身体拡張を具現化するための手段として人間の身体全体に対し,力触覚を提示可能なシステムの実現を目的とした.従来の視覚による教示とは異なる,力覚による教示が、ストリートダンス訓練に有効であると考え,ストリートダンス訓練のための等身大力覚提示システムの提案と開発を行った.特に初心者にとって難しいとされるアップ動作の訓練を行うために,経験者と未経験者の動作を計測・比較し,その特徴から訓練時...
❏静電触覚刺激に基づく物体表面触感の遠隔再生システム(17700094)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】山本 晃生 東京大学, 大学院工学系研究科, 助教授 (40313035)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 遠隔操作 / 皮膚感覚 / 触覚 / 触感 (他7件)
【概要】近年,物に触れた際の感触,すなわち触感を再現する触覚ディスプレイ技術に注目が集まっている.しかし,触感は多様な要素が絡み合っており,その全てを単一のデバイスで再現することは現状では難しい.そのため,現状では,一部の要素(例えば,面粗さ感,弾性感,温度感など)に特化したデバイス開発が行われてきている. 本研究では,表面粗さテクスチャ感を提示する静電触覚技術をベースとし,そこに,温度感や弾性感などの他...
【情報学】人間情報学:ハプティックレンダリングバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏摩擦滑りの物理モデルによる器用な操作と質感提示が可能なバーチャルリアリティ環境(20H04220)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 摩擦滑り / 器用な操作 / ハプティックレンダリング (他10件)
【概要】本研究では、(A)摩擦モデルを構築し、(B)摩擦振動と滑りの計測に基づいてパラメータ同定し、(C)部分滑りの提示装置とその制御手法を確立する。これらを(D)把持操作VR環境に組込み、(E)器用さと質感の評価を行うことを計画している。 2021年度は、昨年度実現したLuGreモデルに固着時間依存性を組み込み、これを用いたハプティックレンダリングを実現した。部分滑り、ヒステリシス特性、Stribeck...
❏変形と固着滑り分布の物理計算に基づく力触覚的質感提示を有するバーチャルリアリティ(17H01774)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 摩擦モデル / レンダリング / シミュレーション (他17件)
【概要】指で物体を擦る際には固着滑りによる振動が生じ、これが物体の材質感に影響することが知られている。本研究は、物理モデルを構築し、シミュレーションすることでこれを再現することを目的とする。期間内には、現実の触察時と同等の振動波形を生成可能な、指と物体のシミュレーションモデルを構築した。また、4つの素材について計測した振動波形からモデルのパラメータを同定し、これを用いたレンダリングにより質感をある程度再現...
【情報学】人間情報学:3Dモデルバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏AR(拡張現実)技術を応用した建築躯体技能工の育成システム開発(15K01009)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】西澤 秀喜 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 准教授 (40648987)
【キーワード】教材開発 / AR / VR / ICT / 技能者育成 (他19件)
【概要】国の重要なインフラ整備や維持管理を担う建築技術者や技能者が不足している。建築の技術・技能の教育訓練には、座学に加えて実大の施工実習が効果的である。ところが、従来の施工実習用の教材は2次元図面が主体であり、初学者にとっては難解であった。そこで、AR技術を応用して、2次元図面の上にかざしたスマートフォンやタブレットに、構造物が完成した状態の3Dモデルを重畳表示する仕組みを開発した。その結果、初学者によ...
❏三次元仮想操作環境による創造的形状設計システムの開発に関する研究(06555106)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】佐藤 誠 東京工業大学, 精密工学研究所, 助教授 (50114872)
【キーワード】仮想操作環境 / 人工現実感 / 形状設計 / CAD / コンピュータグラフィックス (他8件)
【概要】仮想操作環境を利用した創造的形状設計においては、まず設計者・デザイナ-が思い浮かべた形状設計のイメージをあたかも実世界における粘土の作業や積木の作業のように、容易に3次元モデルとして構築できなければならない。さらに、仮想操作環境での直接操作が形状モデルに対して自由に行なうことができると、形状の変形・加工・修正といった操作がきわめて容易かつ自然に行なうことができる。 このような仮想操作環境を実現する...
【情報学】人間情報学:触覚インターフェースバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏接線振動型仮想力覚提示による行動誘導の研究(16K12472)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】暦本 純一 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (20463896)
【キーワード】触覚インタフェース / 仮想力覚 / ヒューマンコンピュータインタラクション / ユーザインタフェース / バーチャルリアリティ (他8件)
【概要】人間の触覚の非線形性により非対称に振動する振動子を把持すると仮想的な力覚を感じることを応用し、フィードバックやナビゲーション手段等に適用し、利用者に行き先方向に牽引力を感じさせるなどの応用可能性について検証した。 積層型ピエゾ振動子を用いた一次元振動子は安定した性能を有し、利用者を左右に誘導するなどの応用に適することが検証できた。振動子を複数個組み合わせ二次元空間での仮想力覚提示、および機器を把持...
❏感覚・コミュニケーションを支援するウェアラブル触覚インタフェースの実用化研究(26280070)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊福部 達 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 名誉教授 (70002102)
【キーワード】触覚情報 / 感覚代行 / 障害者 / コミュニケーション / バーチャルリアリティ (他16件)
【概要】視・聴覚やコミュニケーションの機能が衰えた人達のために、指先の触覚を介して情報の授受を支援するウェアラブルなハプティックディスプレイを開発した。このディスプレイは独自に開発した積層バイモルフ型圧電振動子を1.2㎜おきに8行×8列に配列したものであり、振動パターンは本体に内蔵するマイクロコンピュータで制御される。本ディスプレイを備えた「触覚ゲーム」や「携帯電話インタフェース」を開発し、その評価実験の...
❏触覚ヘテロダイン法に基づく時間周波数刺激の強調提示(21700185)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】牧野 泰才 慶應義塾大学, システムデサイン・マネジメント研究科, 特任講師 (00518714)
【キーワード】触覚情報処理 / マン・マシンインタフェース / バーチャルリアリティ / 触覚ディスプレイ / 触覚インタフェース (他10件)
【概要】本研究では,主に2つの成果を出した.1つは,振幅変調された高周波振動に対する人の知覚特性を明らかにしたことである.皮膚が線形弾性体として働いていても,触覚受容器に半波整流のような非線形性があることを示した.もう1つは,それを応用した触感提示手法を提案したことである.2つの振動子から異なる周波数の高周波振動を同時に皮膚に与えることで,皮膚上で振動を加算し,振幅変調振動(ビート振動)を知覚させられるこ...
【情報学】人間情報学:触覚提示バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏非拘束インタラクションを実現する風力を用いた空中遭遇型力触覚提示に関する研究(17H01780)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】黒田 嘉宏 筑波大学, システム情報系, 教授 (30402837)
【キーワード】力触覚 / 空中遭遇型 / UAV / インタラクション / 非拘束 (他16件)
【概要】本課題では、デバイスを身につける、あるいは手に持つ必要がなく、さらに作業空間の制限がない、非拘束インタラクションを実現するために(1)テクスチャの質感変調による空中触覚提示、(2)気流を利用した空中力覚提示の二つの機能について、手法を設計してシステムを実装し、計測実験や被験者実験により有効性を確認し、「風力を用いた空中遭遇型の力触覚提示法」を確立した。得られた成果は、先導的な研究として多数の文献か...
❏MEMS技術を用いた高密度・高精度触覚デバイスの開発(15K12089)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】曽根 順治 東京工芸大学, 工学部, 教授 (50329215)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 遠隔ロボット / 触覚提示 / 仮想現実感 / MEMS (他8件)
【概要】指の動きを妨げない大きさで, 自由に動作できる装着型指触覚提示デバイスの設計から開発を行った.このデバイスは,指装着部, 触覚生成デバイスの固定フレーム, 触覚生成デバイスから構成される.指装着部, 触覚生成デバイスの固定フレームは, 3次元CADで設計し, 3Dプリンタにより試作し, 高精度に作成できた.触覚生成デバイスは,MEMS―CADで設計し,圧電層が5層あれば触覚を十分提示できることがわ...
【情報学】人間情報学:グラフィックスバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏実空間中の非剛体の挙動の仮想的3次元空間における再現法の研究(17500122)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】大谷 淳 早稲田大学, 大学院・国際情報通信研究科, 教授 (90329152)
【キーワード】グラフィックス / バーチャルリアリティ / 画像情報処理 / コンピユータビジョン / ディジタルヒューマンモデル (他8件)
【概要】実空間中の非剛体の挙動の仮想的3次元空間における再現法の研究における非剛体物体として、(1)人物像、(2)弾性物体、について、以下のような検討を行った。 (1)人物像 人物の顔をテレビカメラで撮像し、表情の変化や顔の動きを仮想空間中の3次元顔モデルで再現する方式における再現品質向上のため、前述のカメラにより獲得される顔の実写動画像の各フレームからテクスチャを切り取り、顔の位置・姿勢の追跡結果に基づ...
❏物理モデル駆動によるノンフォトリアリスティック画像創成と知的符号化(17300038)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】岡田 稔 早稲田大学, 情報生産システム研究科, 教授 (60201985)
【キーワード】コンピュータグラフィックス / 物理モデル駆動 / バーチャルリアリティ / 非写実的画像生成法 / 仮想版画・彫刻 (他9件)
【概要】ノンフォトリアリスティックコンピュータグラフィックス技術(NPR : Non-photorealistic rendering)は、様々な可視化技術などに使用されるが、近年では、美術・工芸の分野への応用が模索されている。本課題はこれらのNPR画像生成を、物理学的根拠のある生成方式によって行うとともに、既存の版画作品を高次レベルで符号化することを目的としている。まず、PBR(physics-base...
❏並列プロセッサによる自律分散的な動画像生成(06780240)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1994
【研究代表者】土肥 浩 東京大学, 工学部, 助手 (90260504)
【キーワード】並列プロセッサ / 感性情報処理 / グラフィックス / 自律分散 / アニメーション (他6件)
【概要】鳥や魚のように自律的に行動する複数の個体に対して、自然感の高い動画像を実時間で生成するために、以下の研究・開発を行った。 1.並列ビジュアルコンピューティングシステムViSA-32の開発 32ビットマイクロプロセッサ・Transputer(インモス社製)を32個搭載した並列ビジュアルコンピューティングシステムViSA-32を開発した。各プロセッサが、それぞれ大容量の画像メモリを持つ。システム全体と...
【情報学】人間情報学:音場制御バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏高精細音響システムのための超解像型音場収音・再現の研究(15H05312)
【研究テーマ】知覚情報処理
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小山 翔一 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 講師 (80734459)
【キーワード】音場制御 / 音場計測 / バーチャルリアリティ / 圧縮センシング / 機械学習 (他7件)
【概要】本研究では,高精細な音響システムのための音空間の再構成を実現する,音場収音・再現の超解像化に関して研究を行なった。具体的には以下のような成果が得られた。(1) マイクロフォンアレイを用いた音場の再構成において,対象領域が音源を含まない場合に関して,無限次元調和解析に基づく推定法を提案した。また,音源を含む場合に関して,スパース音場分解法を提案し,実験的な検証によってその有効性を確認した。(2) 音...
❏音響流制御によるパーソナルな匂い環境の提示(15H05316)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長谷川 圭介 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 特任助教 (20733108)
【キーワード】音響流 / 非線形音響 / 匂い提示 / 超音波 / 嗅覚ディスプレイ (他16件)
【概要】本研究において、位置と方向を電子的に制御可能な直線形状の超音波ビームである音響ベッセルビームを用いて超音波音源の1m程度遠方において直径数10mm程度の断面積を持つ、位置、方向を制御可能な流れを開放空間において生成することに成功した。この基盤技術に基づき、環境中に配した匂いを超音波駆動気流によってユーザの鼻腔まで輸送することで当初の目的であった遠隔匂い提示を達成した。近接して配置された複数の匂い源...
【情報学】人間情報学:ハプティクスバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏皮膚の粘弾性と温度を計測・認識して医師へ提示可能な遠隔触診システムの研究(22K18220)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】加藤 史洋 早稲田大学, グリーン・コンピューティング・システム研究機構, 次席研究員(研究院講師) (20783856)
【キーワード】遠隔診療 / ハプティクス / バーチャルリアリティ / テレイグジスタンス
【概要】
❏摩擦滑りの物理モデルによる器用な操作と質感提示が可能なバーチャルリアリティ環境(20H04220)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 摩擦滑り / 器用な操作 / ハプティックレンダリング (他10件)
【概要】本研究では、(A)摩擦モデルを構築し、(B)摩擦振動と滑りの計測に基づいてパラメータ同定し、(C)部分滑りの提示装置とその制御手法を確立する。これらを(D)把持操作VR環境に組込み、(E)器用さと質感の評価を行うことを計画している。 2021年度は、昨年度実現したLuGreモデルに固着時間依存性を組み込み、これを用いたハプティックレンダリングを実現した。部分滑り、ヒステリシス特性、Stribeck...
❏変形と固着滑り分布の物理計算に基づく力触覚的質感提示を有するバーチャルリアリティ(17H01774)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 摩擦モデル / レンダリング / シミュレーション (他17件)
【概要】指で物体を擦る際には固着滑りによる振動が生じ、これが物体の材質感に影響することが知られている。本研究は、物理モデルを構築し、シミュレーションすることでこれを再現することを目的とする。期間内には、現実の触察時と同等の振動波形を生成可能な、指と物体のシミュレーションモデルを構築した。また、4つの素材について計測した振動波形からモデルのパラメータを同定し、これを用いたレンダリングにより質感をある程度再現...
【情報学】人間情報学:画像合成バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏ストライプ状背景を用いた立体画像合成(17500067)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】金子 透 静岡大学, 工学部, 教授 (50293600)
【キーワード】画像処理 / 画像合成 / クロマキー / 立体画像 / コンピュータビジョン (他8件)
【概要】1.ストライプ状背景を用いた撮影画像からの対象抽出:スタジオ内で撮影された人物などの画像と別途撮影された画像を合成するために必要な、画像からの対象抽出手法を構築した。背景色と同一色の対象を抽出することが不可能であるという従来のクロマキーの問題点を解決するため、2色から成るストライプ状背景を用いて任意色対象の抽出を行った。 2.輪郭抽出処理の高精度化:ストライプ状背景を用いた対象抽出処理で得られる抽...
❏動的環境要素が経路認知に及ぼす影響(10450219)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】大野 隆造 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (20160591)
【キーワード】経路認知 / シミュレーション / 模型空間 / CG / 画像合成 (他10件)
【概要】本研究は、ヘッドマウントディスプレイを用いた視環境シミュレータに、CGによって作成された、人、自動車などの動的な要素を付加して表示するシステムを開発し、これを用いた経路認知(記憶と再認、および雰囲気の違いの評価)についてのシミュレーション実験を行い、これを従来の固定的環境要素のみによる実験結果と比較することによって、動的な付加的要素の効果を明らかにすることを目的として行われた。 まず、CG画像を用...
❏多面型ディスプレイを用いた実映像コミュニケーションに関する研究(10750182)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】小木 哲朗 東大, 工学(系)研究科, 助教授 (00282583)
【キーワード】バーチャルリアリティ / ヒューマンインタフェース / 没入型ディスプレイ / 臨場感通信 / 高速ネットワーク (他8件)
【概要】本研究では、複数の多面ディスプレイをネットワークで接続し、実映像世界を共有したコミュニケーション技術を確立することを目的としている。本年度は、まず実験環境の構築として、東京大学インテリジェント・モデリング・ラボラトリーに設置されている5面ディスプレイCABINと学内の70インチの1面スクリーンのディスプレイ間をネットワークで接続した実映像共有環境の構築を行った。次に、このネットワーク環境の中で実映...
【情報学】人間情報学:アニメーションバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏実空間中の非剛体の挙動の仮想的3次元空間における再現法の研究(17500122)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】大谷 淳 早稲田大学, 大学院・国際情報通信研究科, 教授 (90329152)
【キーワード】グラフィックス / バーチャルリアリティ / 画像情報処理 / コンピユータビジョン / ディジタルヒューマンモデル (他8件)
【概要】実空間中の非剛体の挙動の仮想的3次元空間における再現法の研究における非剛体物体として、(1)人物像、(2)弾性物体、について、以下のような検討を行った。 (1)人物像 人物の顔をテレビカメラで撮像し、表情の変化や顔の動きを仮想空間中の3次元顔モデルで再現する方式における再現品質向上のため、前述のカメラにより獲得される顔の実写動画像の各フレームからテクスチャを切り取り、顔の位置・姿勢の追跡結果に基づ...
❏次世代コンピュータグラフィックスのための人間の表情のデータべ-ス化の検討(07680342)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】中嶋 正之 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (60092566)
【キーワード】CG / VR / 顔モデル / 表情 / アニメーション (他9件)
【概要】本研究ではCGで人間の表情をよりリアルに表現することを目的に,人間の3次元顔モデルの作成と表情データの作成を行った. 顔モデルの作成には,実時間三次元計測装置を利用した.しかし,この計測装置は縞投影を用いているため,撮影装置に対して傾きが大きい面や光が反射されない部位に対してはデータが計測できないという問題点がある. そこで,本研究では,表情作成の基礎的な研究としてデータ欠損のない三次元顔モデルを...
❏並列プロセッサによる自律分散的な動画像生成(06780240)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1994
【研究代表者】土肥 浩 東京大学, 工学部, 助手 (90260504)
【キーワード】並列プロセッサ / 感性情報処理 / グラフィックス / 自律分散 / アニメーション (他6件)
【概要】鳥や魚のように自律的に行動する複数の個体に対して、自然感の高い動画像を実時間で生成するために、以下の研究・開発を行った。 1.並列ビジュアルコンピューティングシステムViSA-32の開発 32ビットマイクロプロセッサ・Transputer(インモス社製)を32個搭載した並列ビジュアルコンピューティングシステムViSA-32を開発した。各プロセッサが、それぞれ大容量の画像メモリを持つ。システム全体と...
【情報学】人間情報学:3Dユーザインターフェースバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏バーチャルリアリティ構築環境に関する人間工学的設計・評価(20F18735)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2020-04-24 - 2021-03-31
【研究代表者】河合 隆史 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90308221)
【キーワード】バーチャルリアリティ / ソフトウェアエンジニアリング / 3Dユーザインタフェース / アバター
【概要】本研究では個人や組織がより良いVR・ARアプリケーションを構築するために役立つソフトウェアエンジニアリングの知識を創出することを目的として、開発者を対象とした調査を行う。また、調査結果に基づいて、新たなVRユーザインタフェースの事例研究を実施し、併せて実証的に検討している。 最終年度の取り組みとして、まず、VR・ARソフトウェアエンジニアリングの質問紙を用いた調査を継続し、117人の開発者からデー...
❏仮想空間を共有する協調作業環境に関する研究(11558038)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】竹村 治雄 大阪大学, サイバーメディアセンター, 教授 (60263430)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 仮想環境 / 三次元表示 / 協調作業 / 形状モデリング (他11件)
【概要】本研究の目的は,通信路で結合された複数の仮想環境において,その仮想環境内で,種々の情報を共有し,仮想環境内の利用者が協調して構造物のモデリング(デザイン)を実施する場合を題材として, (1)実使用に耐え得る実用的な協調作業環境の構築のための要素技術の開発, (2)協調作業環境でのモデリング(デザイン)のための実アプリケーションの構築, (3)従来の計算機操作などの2次元GUIの仮想操作環境への適用...
【情報学】人間情報学:複合現実感バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏Pseudo-hapticsを用いた実世界における精密作業の支援(26540100)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】谷川 智洋 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任准教授 (80418657)
【キーワード】作業支援 / バーチャルリアリティ / 複合現実感 / マルチモーダルディスプレイ / マルチモーダルインターフェース (他10件)
【概要】本研究では複数の種類の作業において視覚的誤差の拡大提示によって擬似触力覚が生起され,実空間の作業精度が向上することがわかった.どちらの作業でも精度が向上する最適な拡大率は2.0-2.5と考えられ,それ以上では作業時間の増加や逆に精度の悪化などの弊害があることも示唆された.この値は他の作業でも有効となる可能性がある.今後の展望として,目標動作を自動推定する技術と組み合わせ自由な動作へ応用する,視覚変...
❏複合現実型情報空間の表現力基盤強化と体系化(24220004)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】田村 秀行 立命館大学, 総合科学技術研究機構, 教授 (10367998)
【キーワード】人工現実感 / 複合現実感 / 三次元音場 / 全天周映像 / 隠消現実感 (他6件)
【概要】現実と仮想を融合した複合現実(MR)型情報空間の表現力を増すため,2つのアプローチで技術基盤の強化と体系化を図った。1つは「視聴覚併用MR空間」の高度化で,独自の「音像プラネタリウム方式」を全天周映像&音像空間に導入し,複数音源の構築,移動音源や残響感の制御を可能にした。 もう1つは,実在する物体を視覚的に隠蔽・消去・透視する「隠消現実感」の基盤構築で,体系的実験が可能な専用スタジオを設置し,複雑...
❏感覚相互作用を利用した嗅覚・味覚提示手法(21680011)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】谷川 智洋 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 講師 (80418657)
【キーワード】ヒューマンインターフェイス / 複合現実感 / 五感インターフェイス / バーチャルリアリティ / マルチモーダル (他13件)
【概要】本研究の目的は,感覚相互作用を利用して,少ない種類の化学物質を用いて多様な匂いや味の提示を実現可能にする感覚提示手法とシステムを実現することである.嗅覚や味覚は,元々認知に対して様々な変動性や不安定性を伴う.本申請では,他の感覚刺激の影響を受けやすいことを逆に利用し,提示する実際の匂いや味に視覚情報を組み合わせて提示することで,多彩な匂いや味を認識させる手法の提案と実証を行う. ...
【情報学】人間情報学:情動・感情バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏情動伝染を用いた集団型感情喚起ディスプレイの構築(16K12471)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】谷川 智洋 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任准教授 (80418657)
【キーワード】バーチャルリアリティ / マルチモーダルインタフェース / 認知科学 / 情動・感情 / マルチモーダルインターフェース
【概要】本研究では, 他者からも観測可能な感情の変化と関連のある身体反応を擬似的に生成・再現する装置装置の開発を行った.悲しみや感動,喜びといった感情状態と関連のある涙に注目し,目元から頬にかけて人工涙液を流すことで擬似的に涙が流れているように錯覚させる眼鏡型のウェアラブル装置を作成し,眼鏡を承着した実証実験を行い,装着者に対して悲しみや感動といった感情喚起ができていることを確認した.擬似身体反応提示装置...
❏原因帰属の操作による情動アクチュエーション手法(16H01740)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】谷川 智洋 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任准教授 (80418657)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 感情・情動 / 認知科学 / 行動誘発 / マルチモーダルインタフェース (他8件)
【概要】本研究では,疑似的に生起させた生理学的変化を知覚させ,さらにその変化を情動的な判断の結果として認知させることで情動的な判断を変化させ,長期的な目標実行支援のため,任意の行動を促進ないし抑制する方法論を明らかにした.長期的な情動アクチュエーションを実現するため,聴覚フィードバックによる緊張緩和を実現すると共に,ライフログに基づいた長期的な行動誘発技術の実証を行なった. ...
【情報学】人間情報学:マルチモーダルインターフェースバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏情動伝染を用いた集団型感情喚起ディスプレイの構築(16K12471)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】谷川 智洋 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任准教授 (80418657)
【キーワード】バーチャルリアリティ / マルチモーダルインタフェース / 認知科学 / 情動・感情 / マルチモーダルインターフェース
【概要】本研究では, 他者からも観測可能な感情の変化と関連のある身体反応を擬似的に生成・再現する装置装置の開発を行った.悲しみや感動,喜びといった感情状態と関連のある涙に注目し,目元から頬にかけて人工涙液を流すことで擬似的に涙が流れているように錯覚させる眼鏡型のウェアラブル装置を作成し,眼鏡を承着した実証実験を行い,装着者に対して悲しみや感動といった感情喚起ができていることを確認した.擬似身体反応提示装置...
❏原因帰属の操作による情動アクチュエーション手法(16H01740)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】谷川 智洋 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任准教授 (80418657)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 感情・情動 / 認知科学 / 行動誘発 / マルチモーダルインタフェース (他8件)
【概要】本研究では,疑似的に生起させた生理学的変化を知覚させ,さらにその変化を情動的な判断の結果として認知させることで情動的な判断を変化させ,長期的な目標実行支援のため,任意の行動を促進ないし抑制する方法論を明らかにした.長期的な情動アクチュエーションを実現するため,聴覚フィードバックによる緊張緩和を実現すると共に,ライフログに基づいた長期的な行動誘発技術の実証を行なった. ...
❏身体共役系に基づく身体像拡張の機序解明とモデル化(15H01701)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】稲見 昌彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (00345117)
【キーワード】環境身体ダイナミクス / 身体能力拡張 / 超人スポーツ / ヒューマンインタフェース / 身体環境ダイナミクス (他16件)
【概要】本研究において身体像を異形の対象に投射する「身体共役系」の構築を目指し,VRアバタとウェアラブルロボットを用いることで,身体共役系の設計指針及び設計限界に関し研究を行った.本研究を通じて全身のみならず,身体の局所的な要素と投射対象の関係性を構築した場合において,どのような認知が生じるかを検証し,身体性をタスクに応じて自在に編集することを可能とする「身体性編集」のコンセプトを獲得するに至った. ...
【情報学】人間情報学:人工現実感バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏非拘束インタラクションを実現する風力を用いた空中遭遇型力触覚提示に関する研究(17H01780)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】黒田 嘉宏 筑波大学, システム情報系, 教授 (30402837)
【キーワード】力触覚 / 空中遭遇型 / UAV / インタラクション / 非拘束 (他16件)
【概要】本課題では、デバイスを身につける、あるいは手に持つ必要がなく、さらに作業空間の制限がない、非拘束インタラクションを実現するために(1)テクスチャの質感変調による空中触覚提示、(2)気流を利用した空中力覚提示の二つの機能について、手法を設計してシステムを実装し、計測実験や被験者実験により有効性を確認し、「風力を用いた空中遭遇型の力触覚提示法」を確立した。得られた成果は、先導的な研究として多数の文献か...
❏道具による把持物体操作のための疑似力覚提示に関する研究(15K12083)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】黒田 嘉宏 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (30402837)
【キーワード】力触覚 / バーチャルリアリティ / 道具操作 / 疑似力覚 / 人工現実感 (他8件)
【概要】本研究は、より軽量で使いやすい力覚提示デバイスの開発を目的として、ユーザが装着する必要がなく手に持つだけで道具操作によりバーチャルの重さ体験を可能とする新たな方法論の開発を行いました。アプローチとして、手首や腕などで重さを支える並進力の再現は行わず、指に生じる皮膚感覚や手に生じる深部感覚のみを再現することとしました。具体的には、単一のモータにより駆動可能な回転機構により小型で装着不要のデバイスによ...
❏複合現実型情報空間の表現力基盤強化と体系化(24220004)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】田村 秀行 立命館大学, 総合科学技術研究機構, 教授 (10367998)
【キーワード】人工現実感 / 複合現実感 / 三次元音場 / 全天周映像 / 隠消現実感 (他6件)
【概要】現実と仮想を融合した複合現実(MR)型情報空間の表現力を増すため,2つのアプローチで技術基盤の強化と体系化を図った。1つは「視聴覚併用MR空間」の高度化で,独自の「音像プラネタリウム方式」を全天周映像&音像空間に導入し,複数音源の構築,移動音源や残響感の制御を可能にした。 もう1つは,実在する物体を視覚的に隠蔽・消去・透視する「隠消現実感」の基盤構築で,体系的実験が可能な専用スタジオを設置し,複雑...
【情報学】人間情報学:音響信号処理バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏高解像度音空間解析のためのデータ駆動型計測技術とその応用(22H03608)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】小山 翔一 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 講師 (80734459)
【キーワード】音場解析 / 音響信号処理 / 機械学習 / バーチャルリアリティ
【概要】
❏高精細音響システムのための超解像型音場収音・再現の研究(15H05312)
【研究テーマ】知覚情報処理
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小山 翔一 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 講師 (80734459)
【キーワード】音場制御 / 音場計測 / バーチャルリアリティ / 圧縮センシング / 機械学習 (他7件)
【概要】本研究では,高精細な音響システムのための音空間の再構成を実現する,音場収音・再現の超解像化に関して研究を行なった。具体的には以下のような成果が得られた。(1) マイクロフォンアレイを用いた音場の再構成において,対象領域が音源を含まない場合に関して,無限次元調和解析に基づく推定法を提案した。また,音源を含む場合に関して,スパース音場分解法を提案し,実験的な検証によってその有効性を確認した。(2) 音...
【情報学】人間情報学:仮想空間バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏リアルとは何か? 拡張した心の理論を通した都市と身体景観の探索(21F21769)
【研究テーマ】
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2021-11-18 - 2024-03-31
【研究代表者】吉田 寛 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (40431879)
【キーワード】仮想空間 / 都市 / メガロポリス / バーチャルリアリティ
【概要】当該外国人特別研究員の研究課題は、メガロポリス(大都市)が現在において仮想的レベルおよび物理的レベルの両面で変容を遂げているという仮説を、「拡張した心」の理論を援用して、東京という都市を対象に分析・実証することを目的としている。一国の首都として考えたときに、東京という都市が、標準的というよりもむしろ突出した過剰さをもつことは、これまで多くの分野で指摘されてきた。そこから、東京を「ポスト・メガロポリ...
❏運動・感覚処理の特異性を示す人の認知特性の解明と支援法の検討(19H01695)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】片桐 正敏 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (00549503)
【キーワード】発達性協調運動障害 / 自閉症スペクトラム障害 / バーチャルリアリティ(VR) / ギフテッド / 感覚処理 (他17件)
【概要】本研究では,ギフテッドおよび発達障害特性の中でも特に運動や感覚処理の特異な特性を活かし,対処可能な支援法を検討することにある。これまでの研究では,新型コロナウイルス感染症のため,実験の予定を繰り下げたり,調査研究に切り替えるなどして予定をかなり変更した形で実施した。また仮想空間での実践応用のベースとなる基礎研究を中心に行い,事例研究を重ねてきた。 片桐は,幼児期の不器用さが小学校においてどういった...
❏没入型簡易バーチャルリアリティ提示装置を用いたSTSP教材の開発と評価(17700592)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】森田 裕介 長崎大学, 教育学部, 助教授 (20314891)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 仮想空間 / 教材開発 / コンピュータグラフィックス
【概要】本研究では,STSP (Science, Technology, Society, and Peace)教材の開発ならびに没入感や臨場感の教育効果の検討を目的とした。 STSP教材については,長崎原爆を題材として取り上げ,浦上天主堂の被爆前と後をコンピュータグラフィックスで再現した。そして,コンピュータグラフィックスによる仮想空間内を自由に探索できるよう,3次元立体視可能なバーチャルリアリティ教材...
【情報学】人間情報学:協調作業バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏テレイグジスタンスとバーチャルリアリティを融合したシームレスな身体没入環境の構築(15F15770)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2015-10-09 - 2018-03-31
【研究代表者】南澤 孝太 慶應義塾大学, メディアデザイン研究科(日吉), 准教授 (10585623)
【キーワード】バーチャルリアリティ / クロスモダリティ / マルチモーダルインタフェース / 視線計測 / 共感覚 (他6件)
【概要】本年度は,バーチャルリアリティ空間における人と人,あるいは人と環境との間のインタラクションに対して,視線を始めとする生体計測や多感覚情報提示を活用することで,ユーザの身体性を伴うスムースなインタラクションの形態を実現することを目的とし,視線計測を利用して手を利用せずに利用者の意思に沿った高速な空間移動が行える手法AnyOrbitの研究開発を行なった.本手法を用いた結果,通常のバーチャルリアリティ空...
❏仮想空間を共有する協調作業環境に関する研究(11558038)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】竹村 治雄 大阪大学, サイバーメディアセンター, 教授 (60263430)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 仮想環境 / 三次元表示 / 協調作業 / 形状モデリング (他11件)
【概要】本研究の目的は,通信路で結合された複数の仮想環境において,その仮想環境内で,種々の情報を共有し,仮想環境内の利用者が協調して構造物のモデリング(デザイン)を実施する場合を題材として, (1)実使用に耐え得る実用的な協調作業環境の構築のための要素技術の開発, (2)協調作業環境でのモデリング(デザイン)のための実アプリケーションの構築, (3)従来の計算機操作などの2次元GUIの仮想操作環境への適用...
【情報学】人間情報学:アバターバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏バーチャルリアリティ構築環境に関する人間工学的設計・評価(20F18735)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2020-04-24 - 2021-03-31
【研究代表者】河合 隆史 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90308221)
【キーワード】バーチャルリアリティ / ソフトウェアエンジニアリング / 3Dユーザインタフェース / アバター
【概要】本研究では個人や組織がより良いVR・ARアプリケーションを構築するために役立つソフトウェアエンジニアリングの知識を創出することを目的として、開発者を対象とした調査を行う。また、調査結果に基づいて、新たなVRユーザインタフェースの事例研究を実施し、併せて実証的に検討している。 最終年度の取り組みとして、まず、VR・ARソフトウェアエンジニアリングの質問紙を用いた調査を継続し、117人の開発者からデー...
❏バーチャルリアリティ構築環境に関する人間工学的設計・評価(18F18735)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2018-11-09 - 2020-03-31
【研究代表者】河合 隆史 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90308221)
【キーワード】バーチャルリアリティ / アバター / ソフトウェアエンジニアリング / マーシャルアーツ / クロスモダリティ (他7件)
【概要】本研究では、VR・ARアプリケーションの構築を容易にするための知見の創出を目的として、VR・AR開発者向けのアンケートを作成し、ソフトウェアエンジニアリングに関する調査を行った。現在もデータ収集・解析を継続しているが、VRアプリケーションを構築するためのケーススタディを実施し、ソフトウェアエンジニアリングに関する実践的な知見を得ることができた。 まず、フルボディアバター向けのスタンドアロン型VRシ...
❏自己行為の空間的拡張の利用:アバターを用いたやり忘れを防ぐ方法の検討(15K17330)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】杉森 絵里子 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (70709584)
【キーワード】記憶 / アウトプットモニタリング / 展望的記憶 / アバター / バーチャルリアリティ (他11件)
【概要】自身が予測する行為の結果と同じ結果が得られた場合は,その後,やったか否かの判断が正確にできることが明らかになった。一方で,やるべきことについて,「後にやらなくてはいけない」という気持ちが強い場合,その行為の遂行を強く想像させ,その結果,現実にやったこととして誤認識されるという現象が現れた。さらに,自己主体感の障害が示唆されている統合失調症の傾向を持つ健常者に,そういった「やったか否か」に関する混同...
【情報学】人間情報学:ヒューマン・コンピュータ・インタラクションバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏接線振動型仮想力覚提示による行動誘導の研究(16K12472)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】暦本 純一 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (20463896)
【キーワード】触覚インタフェース / 仮想力覚 / ヒューマンコンピュータインタラクション / ユーザインタフェース / バーチャルリアリティ (他8件)
【概要】人間の触覚の非線形性により非対称に振動する振動子を把持すると仮想的な力覚を感じることを応用し、フィードバックやナビゲーション手段等に適用し、利用者に行き先方向に牽引力を感じさせるなどの応用可能性について検証した。 積層型ピエゾ振動子を用いた一次元振動子は安定した性能を有し、利用者を左右に誘導するなどの応用に適することが検証できた。振動子を複数個組み合わせ二次元空間での仮想力覚提示、および機器を把持...
❏触感の記録と合成に基づく身体性インタラクション設計基盤技術の構築(26700018)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】南澤 孝太 慶應義塾大学, メディアデザイン研究科(日吉), 准教授 (10585623)
【キーワード】ハプティクス / 触覚 / クロスモダリティ / 身体性 / ヒューマンコンピュータインタラクション (他11件)
【概要】本研究では触覚を用いた身体的なインタラクションを実現するため,触感の記録・伝送・拡張とユーザの身体運動に応じたリアルタイム合成手法の研究開発を行った.視覚や聴覚とのクロスモダリティ効果による触感の時空間性の拡張について検証し,人の触知覚を拡張できる可能性を示した.また本研究の知見の社会実装に繋げるため,産学連携による実証システムの構築と実証試験を行い,福祉・知育等の分野での有用性を示した. ...
❏近接電力伝送の時空間操作による移動体の制御(26700017)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】杉浦 裕太 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 講師 (40725967)
【キーワード】ヒューマンコンピュータインタラクション / ユーザインタフェース / 二次元通信 / バーチャルリアリティ / コンピューティング (他7件)
【概要】本課題では,平面を移動する物体への床面からの近接での非接触電力伝送による電力供給及び電力の時空間操作による移動体の位置制御基盤構築を目指し,期間中では5つの成果を創出できた.具体的には, 1. カード型インタフェースを用いた移動体の制御手法,2. 近接でのセンシング手法,3. 機械学習を用いた二次元通信システム上でのデバイス位置・回転計測手法,4. 移動体の軌道シミュレーション,5. 集束超音波装...
【情報学】人間情報学:感性情報学バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏音響流制御によるパーソナルな匂い環境の提示(15H05316)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長谷川 圭介 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 特任助教 (20733108)
【キーワード】音響流 / 非線形音響 / 匂い提示 / 超音波 / 嗅覚ディスプレイ (他16件)
【概要】本研究において、位置と方向を電子的に制御可能な直線形状の超音波ビームである音響ベッセルビームを用いて超音波音源の1m程度遠方において直径数10mm程度の断面積を持つ、位置、方向を制御可能な流れを開放空間において生成することに成功した。この基盤技術に基づき、環境中に配した匂いを超音波駆動気流によってユーザの鼻腔まで輸送することで当初の目的であった遠隔匂い提示を達成した。近接して配置された複数の匂い源...
❏個人特徴を表現可能な動画像に基づくフォトリアルな顔の分析・合成の研究(26280062)
【研究テーマ】知覚情報処理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】森島 繁生 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10200411)
【キーワード】3次元顔形状復元 / リップシンク合成 / 経年変化顔動画像合成 / 似顔絵からの実写復元 / キャラクタ合成 (他19件)
【概要】本研究課題では、主として次の6つの研究成果をあげることができた。 1)犯罪捜査に威力を発揮する経年変化や肥痩変形を考慮したモンタージュシステムの実現、2)1枚の顔画像のみからの小規模なデータベースを利用する高精度な3次元顔形状復元システムの実現、3)エンタテインメントシステム応用としての他言語音声への3次元モデルを一切使用しないビデオリシャッフリングに基づく顔動画像リップシンクシステムの実現、4)...
❏注目点の共有により潜在的欲求を喚起させる協調的意匠設計支援システムの研究開発(17760115)
【研究テーマ】設計工学・機械機能要素・トライボロジー
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】柳澤 秀吉 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (20396782)
【キーワード】設計工学 / 感性情報学 / バーチャルリアリティ / 認知科学 / 美学 (他16件)
【概要】本研究の目的は,意匠設計の過程において他者間での注目点を交換・共有することにより潜在する感性を喚起させ,新たな視点から創造的な設計代替案を創成する支援システムを構築することである. 平成19年度は,昨年度に構築した視点共有型意匠形状創成システムの問題点をふまえ,システムを作り替えた.改善点としては,6DOFをリアルタイム計測できる磁気センサを用いた直感的な形状操作を可能とするインタフェースの導入,...
【情報学】人間情報学:触覚フィードバックバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏体に身につくVR技能トレーニングを可能とする触覚デバイス3次元集積スマートウェア(19H04147)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高松 誠一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (20635320)
【キーワード】MEMS / 電子テキスタイル / センサ / ウェアラブル / IoT (他15件)
【概要】視覚、聴覚だけではできない「手を取って動きを教える」機能をVR技能トレーニングに組み込む技術を研究開発した.まず,体の動きを検知するMEMSセンサと振動フィードバックを行う振動モータを組み込んだスマートウェアの開発を行った.特に,低温かつ伸縮に耐える布上への配線実装構造として, ビアホールインターポーザー構造を開発し30%以上の伸縮に耐える配線実装構造を実現した.この構造を用いて,センシングと触覚...
❏接線振動型仮想力覚提示による行動誘導の研究(16K12472)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】暦本 純一 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (20463896)
【キーワード】触覚インタフェース / 仮想力覚 / ヒューマンコンピュータインタラクション / ユーザインタフェース / バーチャルリアリティ (他8件)
【概要】人間の触覚の非線形性により非対称に振動する振動子を把持すると仮想的な力覚を感じることを応用し、フィードバックやナビゲーション手段等に適用し、利用者に行き先方向に牽引力を感じさせるなどの応用可能性について検証した。 積層型ピエゾ振動子を用いた一次元振動子は安定した性能を有し、利用者を左右に誘導するなどの応用に適することが検証できた。振動子を複数個組み合わせ二次元空間での仮想力覚提示、および機器を把持...
【情報学】人間情報学:コンピュータ・グラフィクスバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏医用画像と実画像を融合させた手術シミュレーションの臨床応用(24791488)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】金 太一 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90447392)
【キーワード】医用画像 / 複合現実 / コンピューターグラフィックス / 脳神経外科 / コンピュータグラフィックス (他7件)
【概要】本研究の目標は、複数の医用画像データを融合させた3次元画像構築法の開発と、医用画像と現実空間との融合画像を臨床応用することであり、概ね達成した。独自に考案した画像処理方法を駆使した融合3次元画像は全ての医用画像データを1つのコンピュータグラフィックスとして表示することが可能となり、かつ高精細を有するものとなった。現実画像との融合に関しては、薄板スプライン法によって手術画像をコンピュータグラフィック...
❏融合化三次元画像を用いた拡張現実手術シミュレーション装置の開発(23659683)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】齊藤 延人 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60262002)
【キーワード】神経画像診断学 / 脳機能画像 / バーチャルリアリティ / 神経科学 / 脳・神経 (他7件)
【概要】複数の医用画像データを融合させた三次元画像の構築手法を開発した。提案手法による融合三次元画像は異なる医用画像データのレジストレーション制限を克服し、高い空間分解能を有し、複雑化した3次元表示の視認性向上に成功した。提案手法による融合三次元画像は東京大学医学部付属病院脳神経外科で235症例に臨床応用され、高い有用性が示された。ビデオモニターを用いた拡張現実法による手術シミュレーションを開発した。提案...
❏没入型簡易バーチャルリアリティ提示装置を用いたSTSP教材の開発と評価(17700592)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】森田 裕介 長崎大学, 教育学部, 助教授 (20314891)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 仮想空間 / 教材開発 / コンピュータグラフィックス
【概要】本研究では,STSP (Science, Technology, Society, and Peace)教材の開発ならびに没入感や臨場感の教育効果の検討を目的とした。 STSP教材については,長崎原爆を題材として取り上げ,浦上天主堂の被爆前と後をコンピュータグラフィックスで再現した。そして,コンピュータグラフィックスによる仮想空間内を自由に探索できるよう,3次元立体視可能なバーチャルリアリティ教材...
【情報学】人間情報学:知能ロボティクスバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏身体固定状態における没入型VRシステムの実現に関する基礎研究(21K11985)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】中村 壮亮 法政大学, 理工学部, 准教授 (20634695)
【キーワード】ヒューマンインタフェース / 知能ロボティクス / バーチャルリアリティ / 全身没入
【概要】本研究は身体固定型の没入型VRインタフェースである「Motion-less VR」に関するものであり、大きく4つのSTEPを踏みながら研究を進める計画を立てている。その中で、STEP1・2が当該年度(研究全体の初年度)に着手予定のものであり、いずれも運動意図取得技術の改良に資するものである。これらについて取り組んだ結果を報告する。 STEP1:姿勢に応じたトルク変換による運動意図取得の精度向上 【...
❏アンビエントノイズを用いた聴覚による前庭感覚代償と高齢者の平衡感覚支援(17H06291)
【研究テーマ】人間情報学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】中村 仁彦 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (20159073)
【キーワード】スマートセンサー情報システム / 人間生活環境 / バーチャルリアリティ / リハビリテーション / 知能ロボティクス (他15件)
【概要】本研究は、前提感覚の衰えによる平衡感覚の低下を音響情報を能動的に聴覚に与えることで補填できなかという問題に着目した。当初、環境雑音を変調する効果を狙った。音響で行動変化を生じさせる場合、音を意識させずに行動変化を誘発する方法と、変化すべき方向や大きさを意識させて行動変化を生じさせる方法がある。後者は学習効果が期待でき積極的なQOLの維持につながる。本研究では音響情報を意識させる方向を選択した。研究...
【情報学】人間情報学:拡張現実 (AR)バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏中区分61:人間情報学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】歪曲時空間制御
【研究期間】ヴァーチャルリアリティ
【研究代表者】スポーツトレーニング
【キーワード】適用的可変速シャドーイングシステム
【概要】戦後の原爆に関連する平和教育は,長崎や広島のヒバクシャたちによる「講話や被爆証言による平和・教育活動」が主だった.また,その効果は大きいもので,関係者は極めて積極的であったと言える.彼らの活動は戦争を記憶している世代,いわばアナログ世代に向けて大変効果的だった.それはデジタルジェネレーションと言われる今の若い世代に対しても貴重な財産であり,新世代のバーチャルジェネレーションのための平和・教育活動の...
❏臨床現場での多重課題における意思決定要因の解明(20H00558)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (30194640)
【キーワード】多重課題 / 状況学習 / バーチャルリアリティ / 意思決定 / リアリティショック (他15件)
【概要】病棟での誤嚥性肺炎患者と脳梗塞患者、心不全患者に対する看護の多重課題訓練シナリオ、術後患者とストマ患者、ショック患者に対する看護に関するシナリオを作成した。また、乳がん患者への外来診療や外科外来やERにおいて若手外科医師や研修医が実際に直面する可能性がある腹膜刺激症状などの腹部所見について検討をおこなった。仮想世界と登場人物の作成:仮想の病棟と注射手技(静脈採血・皮下注射・末梢静脈カテーテル留置)...
❏スキルやモティベーションを向上させる現実歪曲時空間の解明(19H01129)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】森島 繁生 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10200411)
【キーワード】歪曲時空間制御 / ヴァーチャルリアリティ / スポーツトレーニング / 適用的可変速シャドーイングシステム / マーカーレスモーションキャプチャ (他18件)
【概要】従来のVR/AR等, Cyber空間に関連する最先端研究においては, 空間の拡張・歪曲が主な研究課題となっており, 情報空間の時間軸自体を歪曲させる研究はあまり例がなかった. 空間だけでなく時間をも主観的に違和感なく歪曲させた現実歪曲時空間内での経験や訓練がPhysical世界での人の行動・知覚に与える影響の調査を実施した. 具体的な研究対象として, スポーツ, 語学訓練等を例に取りあげ, 具体的...
【情報学】人間情報学:経皮電気刺激バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏経皮電気刺激による漿液分泌制御インタフェースの構築とその応用(21H03477)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】青山 一真 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任講師 (60783686)
【キーワード】経皮電気刺激 / 効果器アクチュエートインタフェース / バーチャルリアリティ / 効果器刺激 / 漿液分泌
【概要】
❏嗅覚電気刺激の惹起する刺激臭の脳内メカニズムの解明(18K19828)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】青山 一真 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任講師 (60783686)
【キーワード】嗅覚電気刺激 / 鼻腔内科学感覚 / 経皮電気刺激 / バーチャルリアリティ / 鼻腔内化学感覚 (他11件)
【概要】バーチャルリアリティ(VR)等の分野において,嗅覚を提示するディスプレイに関する研究は非常に重要である.しかしながら,嗅覚の提示には臭いを発する化学物質(香り物質)とそれを鼻腔に提示する機構の両方が必要であるため,香り物質を保存するタンクや香り物質を放出するアクチュエータ等の容量と重さ,金銭的コストがかかってしまう. 本研究では,電気刺激によって軽量・安価・小型な嗅覚ディスプレイ装置を構築する装置...
❏経皮電気刺激による頭部末梢神経系への刺激を利用した多感覚提示インタフェース(17H04690)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】青山 一真 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 助教 (60783686)
【キーワード】経皮電気刺激 / バーチャルリアリティ / 前庭電気刺激 / 味覚電気刺激 / 嗅覚電気刺激 (他11件)
【概要】本研究は,前庭感覚,嗅覚,味覚,視覚などの頭部に存在する感覚器並びに神経を中心とした多感覚を経皮電気刺激によって刺激することで,感覚を提示するディスプレイ技術を開発し,経皮電気刺激による多感覚ヘッドセットの構築を目指すものである. 本研究課題を通し,味覚電気刺激による基本五味の持続的抑制・増強手法の構築,触力覚提示による空中での触覚提示,前庭電気刺激を利用したVRアプリケーションのアウトリーチ活動...
【情報学】人間情報学:ウェアラブルデバイスバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏体に身につくVR技能トレーニングを可能とする触覚デバイス3次元集積スマートウェア(19H04147)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高松 誠一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (20635320)
【キーワード】MEMS / 電子テキスタイル / センサ / ウェアラブル / IoT (他15件)
【概要】視覚、聴覚だけではできない「手を取って動きを教える」機能をVR技能トレーニングに組み込む技術を研究開発した.まず,体の動きを検知するMEMSセンサと振動フィードバックを行う振動モータを組み込んだスマートウェアの開発を行った.特に,低温かつ伸縮に耐える布上への配線実装構造として, ビアホールインターポーザー構造を開発し30%以上の伸縮に耐える配線実装構造を実現した.この構造を用いて,センシングと触覚...
❏腱構造を用いた内骨格型力覚提示システムに関する研究(18K13724)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】白藤 翔平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (80779330)
【キーワード】力覚提示 / 関節角度計測 / 腱駆動機構 / VR / 内骨格システム (他10件)
【概要】本研究では、人の指の上に腱状の構造を配置し、これを駆動することで装着者の骨格をリンク系として直接駆動し、力覚を提示する手法を開発をおこなった。はじめに、指上に複数の腱を重ねて配置し、その上下面での相対的な位置変化を計測することで、ユーザの骨格形状に依存せず、 正確な関節角度を取得する方法について提案した。次に、複数の腱状のベルトを異なる位置で左右に分岐させた構造を用いることで、関節それぞれに独立し...
【情報学】人間情報学:嗅覚ディスプレイバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏音響流制御によるパーソナルな匂い環境の提示(15H05316)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長谷川 圭介 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 特任助教 (20733108)
【キーワード】音響流 / 非線形音響 / 匂い提示 / 超音波 / 嗅覚ディスプレイ (他16件)
【概要】本研究において、位置と方向を電子的に制御可能な直線形状の超音波ビームである音響ベッセルビームを用いて超音波音源の1m程度遠方において直径数10mm程度の断面積を持つ、位置、方向を制御可能な流れを開放空間において生成することに成功した。この基盤技術に基づき、環境中に配した匂いを超音波駆動気流によってユーザの鼻腔まで輸送することで当初の目的であった遠隔匂い提示を達成した。近接して配置された複数の匂い源...
❏VRにおける嗅覚ディスプレイに関する研究(10875052)
【研究テーマ】機械力学・制御
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】廣瀬 通孝 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40156716)
【キーワード】Virtual Reality / 嗅覚ディスプレイ / 仮想空間 / ダミーヘッド / 呼吸 (他15件)
【概要】本年度は、昨年度のデバイスの問題点に基づき、新たに熱拡散方式による提示デバイスの提案・開発と、定量的な評価を行うための装置の提案を行った。また、開発した嗅覚提示デバイスとディスプレイによる嗅覚と視覚の同時提示による実験を行った。 新たに提示したデバイスは、熱電対とニクロム線により適切な濃度の匂いを体験者の吸気に応じて提示するものである。昨年度の手法では、提示する濃度を定量的に制御することは可能なも...
【情報学】人間情報学:嗅覚電気刺激バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏嗅覚電気刺激の惹起する刺激臭の脳内メカニズムの解明(18K19828)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】青山 一真 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任講師 (60783686)
【キーワード】嗅覚電気刺激 / 鼻腔内科学感覚 / 経皮電気刺激 / バーチャルリアリティ / 鼻腔内化学感覚 (他11件)
【概要】バーチャルリアリティ(VR)等の分野において,嗅覚を提示するディスプレイに関する研究は非常に重要である.しかしながら,嗅覚の提示には臭いを発する化学物質(香り物質)とそれを鼻腔に提示する機構の両方が必要であるため,香り物質を保存するタンクや香り物質を放出するアクチュエータ等の容量と重さ,金銭的コストがかかってしまう. 本研究では,電気刺激によって軽量・安価・小型な嗅覚ディスプレイ装置を構築する装置...
❏経皮電気刺激による頭部末梢神経系への刺激を利用した多感覚提示インタフェース(17H04690)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】青山 一真 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 助教 (60783686)
【キーワード】経皮電気刺激 / バーチャルリアリティ / 前庭電気刺激 / 味覚電気刺激 / 嗅覚電気刺激 (他11件)
【概要】本研究は,前庭感覚,嗅覚,味覚,視覚などの頭部に存在する感覚器並びに神経を中心とした多感覚を経皮電気刺激によって刺激することで,感覚を提示するディスプレイ技術を開発し,経皮電気刺激による多感覚ヘッドセットの構築を目指すものである. 本研究課題を通し,味覚電気刺激による基本五味の持続的抑制・増強手法の構築,触力覚提示による空中での触覚提示,前庭電気刺激を利用したVRアプリケーションのアウトリーチ活動...
【情報学】人間情報学:感覚間相互作用バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏多感覚統合と身体図式の変容に基づいた擬似身体移動体験の構成手法(21H04883)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】雨宮 智浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (70396175)
【キーワード】身体錯覚 / 体性感覚 / 感覚間相互作用 / VR / メタバース (他6件)
【概要】
❏手形状変形フィードバックを用いた感覚間相互作用の誘発による形状提示システムの研究(25540077)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】廣瀬 通孝 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (40156716)
【キーワード】触力覚提示 / Pseudo-haptics / 深部感覚 / 手形状変形 / バーチャルリアリティ (他7件)
【概要】本研究の目的は,物体と手との接触点が複数ある状況でのPseudo-Haptics生起手法を確立し,多様な触り方に対応可能な視触力覚ディスプレイを実現することである.物体を触る手の動きを視覚的に変調し形状知覚を操作する従来手法には,接触点が複数ある場合,変調後の接触点間の空間的整合性が崩れ知覚操作効果が減少する問題があった.本研究では,画像変形技術を応用し手姿勢を操作することで,複数点接触においても...
❏感覚間相互作用の誘発による拡張現実型食体験提示システムの研究(24680012)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鳴海 拓志 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 助教 (70614353)
【キーワード】感覚間相互作用 / 味覚 / 満腹感 / 食感 / 嗅覚 (他11件)
【概要】本研究では,食にまつわる感覚として味覚・食感・満腹感に注目することで,元となる食品の味覚・食感・満腹感を感覚間相互作用によって任意に制御する手法を構築し,それらの手法の定量的評価により感覚間相互作用を効果的に誘発する方法論を明らかにした.また,食味を変化させる感覚間相互作用における視覚,嗅覚,味覚のそれぞれの感覚の寄与度合を明らかにし,それに基づいて感覚間相互作用に基づく食味提示手法の簡略化を可能...
【情報学】人間情報学:身体感覚バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】歩行感覚
【研究期間】触覚
【研究代表者】身体感覚
【キーワード】身体近傍空間
【概要】2021年度の活動は下記のとおりである。 (1)9月、電子情報通信学会・思考と言語研究会(TL)において、口頭発表「言語・身体・自己意識の相互関係に関する異言語比較研究」(植野・野村)を行った。本発表では、言語、身体感覚、自己意識の相互関係を明らかにするための第一歩として計画しているVirtual Reality実験と事後インタビューのデザインを示し、フロアから貴重な助言や意見をいただいた。 (2...
❏身体逆投射と記憶生成のためのバーチャルリアリティの基礎構造の解明(18H04118)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】池井 寧 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任教授 (00202870)
【キーワード】身体感覚 / バーチャルリアリティ / 追体験 / 能動運動 / 身体運動感覚 (他11件)
【概要】本研究の目的は,体験全体の記憶を生成するためのバーチャルリアリティの構造を解明することである. 歩行を対象とした実験により,実際歩行時の能動運動感は約70%であり,約20 %の受動運動感が存在することが示された.実際歩行時の能動運動感は,ランダムさを含む身体制御への負荷の程度に依存した.実際歩行をせずに歩行感覚を生成するVR では,歩行イメージによる運動意思によって内部モデルを賦活することで,能動...
❏擬似身体移動感の定量的評価法の開発とそれを用いた多様な移動感の生成手法の確立(18H03283)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】雨宮 智浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (70396175)
【キーワード】歩行感覚 / 触覚 / 身体感覚 / 身体近傍空間 / 錯覚 (他10件)
【概要】本研究では,感覚間相互作用により身体感覚を変調させ,実際の身体運動で生じる感覚情報との利得調整を行うことで,身体の物理的な空間移動や筋への運動指令を全く用いることなく,錯覚的に擬似的な身体移動体験を創出する手法の確立と適用限界の検証,そしてそのための客観的指標の提案と有効性の検証を実施した.足底への振動刺激提示によって生じる身体移動体験の効果の大きさを,身体近傍空間内の感覚間相互作用による反応時間...
【情報学】人間情報学:人間拡張バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏スキルやモティベーションを向上させる現実歪曲時空間の解明(19H01129)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】森島 繁生 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10200411)
【キーワード】歪曲時空間制御 / ヴァーチャルリアリティ / スポーツトレーニング / 適用的可変速シャドーイングシステム / マーカーレスモーションキャプチャ (他18件)
【概要】従来のVR/AR等, Cyber空間に関連する最先端研究においては, 空間の拡張・歪曲が主な研究課題となっており, 情報空間の時間軸自体を歪曲させる研究はあまり例がなかった. 空間だけでなく時間をも主観的に違和感なく歪曲させた現実歪曲時空間内での経験や訓練がPhysical世界での人の行動・知覚に与える影響の調査を実施した. 具体的な研究対象として, スポーツ, 語学訓練等を例に取りあげ, 具体的...
❏接線振動型仮想力覚提示による行動誘導の研究(16K12472)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】暦本 純一 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (20463896)
【キーワード】触覚インタフェース / 仮想力覚 / ヒューマンコンピュータインタラクション / ユーザインタフェース / バーチャルリアリティ (他8件)
【概要】人間の触覚の非線形性により非対称に振動する振動子を把持すると仮想的な力覚を感じることを応用し、フィードバックやナビゲーション手段等に適用し、利用者に行き先方向に牽引力を感じさせるなどの応用可能性について検証した。 積層型ピエゾ振動子を用いた一次元振動子は安定した性能を有し、利用者を左右に誘導するなどの応用に適することが検証できた。振動子を複数個組み合わせ二次元空間での仮想力覚提示、および機器を把持...
【情報学】人間情報学:パーソナルスペースバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏ヴァーチャル・リアリティー比較社会認知科学の創出:パーソナルスペースの生物的基盤(19K22870)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】川合 伸幸 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (30335062)
【キーワード】比較認知 / ヴァーチャル・リアリティー / パーソナルスペース / 社会行動 / 霊長類 (他6件)
【概要】比較認知科学で動物の社会認知が調べられていたが、動物がヒト(実験者)をどのように認識するかという観点での研究であり、同種間の社会行動を実験者が意図したように操作した実験はできなかった。そこで動物CGを製作し、霊長類の社会行動の基盤である「パーソナルスペース」を調べた。 液体報酬摂取中のマーモセットにCGマーモセットが正面から近づいてくる動画を提示したところ、CGのマーモセットが前進してくると通常の...
❏バーチャルリアリティ環境におけるオラリティの運用の検討(17KT0141)
【研究テーマ】オラリティと社会
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-07-18 - 2021-03-31
【研究代表者】神長 伸幸 早稲田大学, 人間科学学術院, その他(招聘研究員) (90435652)
【キーワード】バーチャルリアリティ / オラリティ / 対話コミュニケーション / 距離知覚 / 対人コミュニケーション (他11件)
【概要】話し言葉による対話において、即興的に情報処理、特に身振り・表情や対話相手、周辺環境との距離などの情報を利用したコミュニケーションを実現するようなオラリティの運用方式について、現実環境とバーチャルリアリティ環境におけるオラリティ運用の類似・相違を検討した。聴衆を前にしたスピーチ、空港の入国審査、人事面接、一次救命救急といった状況で検討した結果、バーチャルリアリティ環境でも現実環境と同様のオラリティ運...
【情報学】人間情報学:コンピュータビジョンバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏実空間中の非剛体の挙動の仮想的3次元空間における再現法の研究(17500122)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】大谷 淳 早稲田大学, 大学院・国際情報通信研究科, 教授 (90329152)
【キーワード】グラフィックス / バーチャルリアリティ / 画像情報処理 / コンピユータビジョン / ディジタルヒューマンモデル (他8件)
【概要】実空間中の非剛体の挙動の仮想的3次元空間における再現法の研究における非剛体物体として、(1)人物像、(2)弾性物体、について、以下のような検討を行った。 (1)人物像 人物の顔をテレビカメラで撮像し、表情の変化や顔の動きを仮想空間中の3次元顔モデルで再現する方式における再現品質向上のため、前述のカメラにより獲得される顔の実写動画像の各フレームからテクスチャを切り取り、顔の位置・姿勢の追跡結果に基づ...
❏ストライプ状背景を用いた立体画像合成(17500067)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】金子 透 静岡大学, 工学部, 教授 (50293600)
【キーワード】画像処理 / 画像合成 / クロマキー / 立体画像 / コンピュータビジョン (他8件)
【概要】1.ストライプ状背景を用いた撮影画像からの対象抽出:スタジオ内で撮影された人物などの画像と別途撮影された画像を合成するために必要な、画像からの対象抽出手法を構築した。背景色と同一色の対象を抽出することが不可能であるという従来のクロマキーの問題点を解決するため、2色から成るストライプ状背景を用いて任意色対象の抽出を行った。 2.輪郭抽出処理の高精度化:ストライプ状背景を用いた対象抽出処理で得られる抽...
【情報学】人間情報学:ユーザインターフェースバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏バーチャルリアリティ構築環境に関する人間工学的設計・評価(18F18735)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2018-11-09 - 2020-03-31
【研究代表者】河合 隆史 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90308221)
【キーワード】バーチャルリアリティ / アバター / ソフトウェアエンジニアリング / マーシャルアーツ / クロスモダリティ (他7件)
【概要】本研究では、VR・ARアプリケーションの構築を容易にするための知見の創出を目的として、VR・AR開発者向けのアンケートを作成し、ソフトウェアエンジニアリングに関する調査を行った。現在もデータ収集・解析を継続しているが、VRアプリケーションを構築するためのケーススタディを実施し、ソフトウェアエンジニアリングに関する実践的な知見を得ることができた。 まず、フルボディアバター向けのスタンドアロン型VRシ...
❏身体的音空間知覚を可能にする広帯域三次元音場再現システム(17KT0142)
【研究テーマ】オラリティと社会
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-07-18 - 2020-03-31
【研究代表者】池田 雄介 東京電機大学, 未来科学研究科, 助教 (80466333)
【キーワード】物理音場再現 / 高速1bit信号 / 空間インパルス応答 / スピーカアレイ / マイクロホンアレイ (他15件)
【概要】音声の持つ主要な音空間情報(音源位置,音源指向性)に着目し,それらを含む音場を物理的に合成可能かつ,聴取者位置に合わせて動的に音場を制御することで,聴取者が身体的に自然な聴取(身体への装着がなく,聴取者移動を許容)が可能なシステムの提案を行う。本研究では,高速1bit信号直接駆動方式を用いた没入型の多チャンネル音場合成システムの構築と,これらを用いた動的局所音場制御手法を提案した。さらに,局所音場...
❏IoTとAIで実現する患者習熟度に応じて最適化するバーチャルリアリティ鏡治療(17K11109)
【研究テーマ】麻酔科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 健治 川崎医科大学, 医学部, 教授 (70359884)
【キーワード】難治性疼痛 / バーチャルリアリティ / 人工知能 / 医療・福祉 / ユーザインターフェース (他6件)
【概要】アジャストメント可能で多彩な治療タスクを装備したバーチャルリアリティ鏡治療システムを開発した。IoTとAIにより、痛みと習熟度に応じた治療の最適化や治療意欲の向上に有効な激励・教育システムの実装を目指した。痛みの増悪因子を特定するIoTによるデータの収集・分析の機械学習システムを開発し、健常者で良好なシステムの操作性を検証した。激励・教育は治療成果の視覚化とフィードバック・システムを作成し、単調作...
【情報学】人間情報学:前庭電気刺激(GVS)バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏経皮電気刺激による頭部末梢神経系への刺激を利用した多感覚提示インタフェース(17H04690)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】青山 一真 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 助教 (60783686)
【キーワード】経皮電気刺激 / バーチャルリアリティ / 前庭電気刺激 / 味覚電気刺激 / 嗅覚電気刺激 (他11件)
【概要】本研究は,前庭感覚,嗅覚,味覚,視覚などの頭部に存在する感覚器並びに神経を中心とした多感覚を経皮電気刺激によって刺激することで,感覚を提示するディスプレイ技術を開発し,経皮電気刺激による多感覚ヘッドセットの構築を目指すものである. 本研究課題を通し,味覚電気刺激による基本五味の持続的抑制・増強手法の構築,触力覚提示による空中での触覚提示,前庭電気刺激を利用したVRアプリケーションのアウトリーチ活動...
❏前庭電気刺激による人工感覚インタフェイスの研究(16612002)
【研究テーマ】人工感覚
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】前田 太郎 日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所, 人間情報研究部感覚運動研究グループ, 主幹研究員 (00260521)
【キーワード】前庭電気刺激(GVS) / インタフェース / 音楽エンタテイメント / 加速度感 / バーチャルリアリティ (他8件)
【概要】本研究では従来現象的な議論に終始していた前庭電気刺激を人工感覚を生成する感覚インタフェースとして応用するための基礎研究を行った.このために平成16年度は前庭感覚刺激装置の設計・開発とその定量的な評価を被験者を用いた心理物理的な計測実験を通して行った.視覚的なフロー刺激と前庭電気刺激による加速度感を身体の動揺計測を用いて心理物理的に客観評価することで,バーチャルリアリティ環境下での同刺激方式の効果を...
【情報学】人間情報学:空間知覚バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏歩容解析に基づくRedirected Walkingの客観評価指標の確立と応用(19H04149)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】鳴海 拓志 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (70614353)
【キーワード】Redirected Walking / 歩容 / 評価指標 / バーチャルリアリティ / 空間知覚
【概要】本研究の目的は,空間知覚をユーザに悟られない範囲で操作することで狭い実空間でも広大なバーチャルリアリティ(VR)空間での歩行移動体験を可能にする(A)Redirected Walking(RDW)技術について,歩容解析に基づく効果の客観評価指標を確立するとともに,(B)効果の個人差の要因を解明することである.これらを元に,ユーザに与えているRDWの効果をオンラインで解析しながらリアルタイムにパラメ...
❏視触覚リダイレクションによる空間知覚の操作とVR空間の拡張(16H05866)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳴海 拓志 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 講師 (70614353)
【キーワード】Redirected Walking / 視触覚間相互作用 / 空間知覚 / バーチャルリアリティ / クロスモーダル (他7件)
【概要】本研究の目的は,空間知覚をユーザに悟られることなく操作することで, 狭い実空間を歩き回っているにもかかわらず広大なVR空間での移動を体験可能にするRedirected Walking(RDW)技術に触覚刺激を導入した新手法「視触覚RDW」を実現し,効率的なRDWを可能にすることである.本研究では(1)曲率操作・回転量操作・勾配操作.昇降感覚提示を実現する視触覚提示条件の明確化,(2)最適な触覚刺激...
【情報学】人間情報学:インターフェースバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏嗅覚電気刺激の惹起する刺激臭の脳内メカニズムの解明(18K19828)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】青山 一真 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任講師 (60783686)
【キーワード】嗅覚電気刺激 / 鼻腔内科学感覚 / 経皮電気刺激 / バーチャルリアリティ / 鼻腔内化学感覚 (他11件)
【概要】バーチャルリアリティ(VR)等の分野において,嗅覚を提示するディスプレイに関する研究は非常に重要である.しかしながら,嗅覚の提示には臭いを発する化学物質(香り物質)とそれを鼻腔に提示する機構の両方が必要であるため,香り物質を保存するタンクや香り物質を放出するアクチュエータ等の容量と重さ,金銭的コストがかかってしまう. 本研究では,電気刺激によって軽量・安価・小型な嗅覚ディスプレイ装置を構築する装置...
❏タンジブル教材を用いた空間的思考力育成のためのSTEM学習プログラムの開発と評価(17H02003)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】森田 裕介 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (20314891)
【キーワード】STEM教育 / 空間的思考力 / タンジブル教材 / 教師教育 / バーチャルリアリティ (他16件)
【概要】本申請課題では、次の3点について研究を行った。まず、日本の学習指導要領において、STEM領域に関連する教科(理科、数学、技術、情報)から、空間的思考力に関連する学習内容を抽出し、教材を開発した。開発した教材は、実物体と仮想物体が連動した天体学習のためのタンジブル教材、空間図形を学ぶためのタンジブル教材、数の概念を学ぶためのゲーム型学習教材であった。次に、STEM 学習を実践授業に導入することを想定...
❏経皮電気刺激による頭部末梢神経系への刺激を利用した多感覚提示インタフェース(17H04690)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】青山 一真 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 助教 (60783686)
【キーワード】経皮電気刺激 / バーチャルリアリティ / 前庭電気刺激 / 味覚電気刺激 / 嗅覚電気刺激 (他11件)
【概要】本研究は,前庭感覚,嗅覚,味覚,視覚などの頭部に存在する感覚器並びに神経を中心とした多感覚を経皮電気刺激によって刺激することで,感覚を提示するディスプレイ技術を開発し,経皮電気刺激による多感覚ヘッドセットの構築を目指すものである. 本研究課題を通し,味覚電気刺激による基本五味の持続的抑制・増強手法の構築,触力覚提示による空中での触覚提示,前庭電気刺激を利用したVRアプリケーションのアウトリーチ活動...
【情報学】人間情報学:認知心理学バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏注意機能を利用した「こころの未病」の見える化と改善(19H00635)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山岸 典子 立命館大学, グローバル教養学部, 教授 (50395125)
【キーワード】未病 / 注意 / 感情 / 脳神経科学 / バーチャル・リアリティ (他10件)
【概要】2020年度は、幸福度などの感情がどのように注意機能に影響を及ぼすかを明らかにする研究を中心に進めた。実験的に人の感情を想起させるための方法の確立を目指し、Mood Induction Procedure (MIP)の研究開発を行った。ここで想起させる感情は、ポジティブ、ネガティブ、ニュートラルとした。それぞれの感情を想起するために、文章の提示、画面の色の変化、音楽の利用、記憶の想起を融合させた方...
❏仮想現実技術を用いた新しい認知・心理実験パラダイムの開発と応用(23650141)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】脇坂 崇平 独立行政法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 研究員 (40513445)
【キーワード】ヒューマンインターフェイス / 代替現実 / 仮想現実 / 体験型成果発表 / 認知心理学 (他8件)
【概要】本研究実施者らは、認知心理実験装置・代替現実(SR)システムの第二世代版を作成した。基本的機能の大幅な改善に加え、幾つかの基礎的な機能を追加した:1)視線追跡装置(2)床振動再現(3)Open Sound Protocolに準拠した体験シナリオ制御システムやその他外部機器との連動等。また、いくつかの応用を実施した:(1)『MIRAGE』(理化学研究所と日本科学未来館共催)(2)『没入快感研究所』(...
【情報学】人間情報学:感情バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏注意機能を利用した「こころの未病」の見える化と改善(19H00635)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山岸 典子 立命館大学, グローバル教養学部, 教授 (50395125)
【キーワード】未病 / 注意 / 感情 / 脳神経科学 / バーチャル・リアリティ (他10件)
【概要】2020年度は、幸福度などの感情がどのように注意機能に影響を及ぼすかを明らかにする研究を中心に進めた。実験的に人の感情を想起させるための方法の確立を目指し、Mood Induction Procedure (MIP)の研究開発を行った。ここで想起させる感情は、ポジティブ、ネガティブ、ニュートラルとした。それぞれの感情を想起するために、文章の提示、画面の色の変化、音楽の利用、記憶の想起を融合させた方...
❏自己効力感の生起によるメンタル機能調節システムの研究(18K18090)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】吉田 成朗 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 助教 (40808531)
【キーワード】自己効力感 / モチベーション / パフォーマンス / 身体運動 / バーチャルリアリティ (他8件)
【概要】本研究では、より良いパフォーマンスを発揮できると思える「自己効力感」に注目し、自身が適切に行動できていたり、自身の行動が良い結果をもたらしたかのような擬似的な成功体験を通して、メンタルを由来とするモチベーションや、パフォーマンスの改善を図るシステムを構築した。ユーザ評価を通して、構築したシステムによって自己効力感を生起し、メンタルやモチベーション、パフォーマンスの向上といった気持ちや行動の変容を促...
❏不安から恐怖への感情及び神経障害の音声病態分析(16K00369)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】光吉 俊二 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (30570262)
【キーワード】音声感情認識 / 音声病態分析学 / 道徳感情数理工学 / バーチャルリアリティー / 恐怖 (他15件)
【概要】多くの精神疾患患者やストレス被曝者と接し,ストレスの大きな要素として「不安」「恐怖」の感情が密接に関わっていることが判った. 「不安」「恐怖」音声の分析を行った結果, 不安を感じる時間が元気圧の変化の様子に影響を与えていた. 次に, 楽しさと笑いの音声取得と解析を行い, コミュニケーション後に元気圧が増加している被験者の多くがコミュニケーション中にHappyの感情が最も表出される傾向がある事が判っ...
【情報学】人間情報学:感性バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏没入(イマージョン)概念の美学的再検討(17K02301)
【研究テーマ】美学・芸術諸学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】吉田 寛 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (40431879)
【キーワード】没入 / イマージョン / 錯覚 / イリュージョン / 虚構 (他15件)
【概要】本研究課題は、没入(イマージョン)の概念を美学的観点から考察するものである。没入は近年、仮想現実や拡張現実の分野で大きく脚光を浴びているにもかかわらず、その概念規定や学術的位置付けが依然、定まっていない。そこで本研究課題は、錯覚や虚構など、美学や芸術学の分野で蓄積されてきた芸術作品やその鑑賞経験の特質に関する概念や理論を、1990年代以降、コンピュータ科学や認知科学の領域で展開してきた理論や実践と...
❏錯覚(イリュージョン)の感性哲学の基盤構築(26370119)
【研究テーマ】美学・芸術諸学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉田 寛 立命館大学, 先端総合学術研究科, 教授 (40431879)
【キーワード】イリュージョン / 錯覚 / 感性学 / 美学 / 感性哲学 (他10件)
【概要】本研究課題は、錯覚(イリュージョン)の概念を美学史的に再検討し、人間の感性や知覚についての理解を深め、さらには、そこから現代の文化的・社会的要請に応えうるような「錯覚の感性哲学」を打ち立てることを目的とする。 そのうち理論研究としては、西洋の哲学や美学、生理学のなかで錯覚が占めてきた位置と、それが果たしてきた理論的重要性を明らかにした。また実践的研究としては、現代のビデオゲームやバーチャルリアリテ...
❏感性的手法に基づくエージェント指向型意匠デザイン具現化システムの開発(10555043)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】青山 英樹 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (40149894)
【キーワード】バーチャルリアリティ / バーチャルクレイモデリング / 意匠設計 / 感性 / 意匠概念形状
【概要】本研究は、平成10年と平成11年度の2か年で計画され、製品企画・概念設計を進める中で固められてくる製品意匠形状イメージをモデル形状として具現化し、エージェント機能を用いて感性的手法に基づき、高品位な実態モデルを提唱するシステムを試作開発することを目的とした。同目的は(1)3次元抽象粗モデル構築サブシステム(意匠イメージから抽象粗モデルを構築するサブシステム)(2)3次元抽象精モデル構築サブシステム...
【情報学】人間情報学:錯覚バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏擬似身体移動感の定量的評価法の開発とそれを用いた多様な移動感の生成手法の確立(18H03283)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】雨宮 智浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (70396175)
【キーワード】歩行感覚 / 触覚 / 身体感覚 / 身体近傍空間 / 錯覚 (他10件)
【概要】本研究では,感覚間相互作用により身体感覚を変調させ,実際の身体運動で生じる感覚情報との利得調整を行うことで,身体の物理的な空間移動や筋への運動指令を全く用いることなく,錯覚的に擬似的な身体移動体験を創出する手法の確立と適用限界の検証,そしてそのための客観的指標の提案と有効性の検証を実施した.足底への振動刺激提示によって生じる身体移動体験の効果の大きさを,身体近傍空間内の感覚間相互作用による反応時間...
❏没入(イマージョン)概念の美学的再検討(17K02301)
【研究テーマ】美学・芸術諸学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】吉田 寛 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (40431879)
【キーワード】没入 / イマージョン / 錯覚 / イリュージョン / 虚構 (他15件)
【概要】本研究課題は、没入(イマージョン)の概念を美学的観点から考察するものである。没入は近年、仮想現実や拡張現実の分野で大きく脚光を浴びているにもかかわらず、その概念規定や学術的位置付けが依然、定まっていない。そこで本研究課題は、錯覚や虚構など、美学や芸術学の分野で蓄積されてきた芸術作品やその鑑賞経験の特質に関する概念や理論を、1990年代以降、コンピュータ科学や認知科学の領域で展開してきた理論や実践と...
❏SRシステムによる時間錯誤を用いた時間認知知覚メカニズムに関する実験研究(15K16014)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】脇坂 崇平 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任研究員 (40513445)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 代替現実 / デジャヴ / 視線計測 / 仮想現実 (他17件)
【概要】デジャヴなどの特異な認知現象は、時間認知メカニズムを解明する上で有用な研究対象となりえるが、そのような現象を実験室内で再現性高く生起する手法はこれまで存在しなかった。本研究では、代替現実装置(記録/編集されたシーンとライブシーンを主観上区別なく混ぜ合わせる実験プラットフォーム)を用いて、デジャヴおよび付随する認知現象の生成を行い、現象の分析をもって時間認知を調べた。とくに離人感覚との関係性について...
【情報学】人間情報学:運動主体感バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏仮想身体に対する運動主体感は報酬系神経回路の賦活に貢献するか(20K20480)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】金子 文成 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任准教授 (00344200)
【キーワード】身体所有感 / 主体感 / 報酬 / 仮想現実 / 脳 (他7件)
【概要】本研究の目的は「仮想身体であっても,それを自分が主体となって運動させることに成功し,かつ運動感覚を知覚すると報酬系神経回路が賦活 する」という仮説を明らかにすることである。本研究が達成されれば,脳卒中などの中枢神経障害により感覚運動麻痺を呈する患者のリハビリテーションに当該研究手法を適用した場合の効果機序を解明することにつながり,治療として新しいアプローチを開拓できる。このように本研究は,脳卒中な...
❏身体逆投射と記憶生成のためのバーチャルリアリティの基礎構造の解明(18H04118)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】池井 寧 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任教授 (00202870)
【キーワード】身体感覚 / バーチャルリアリティ / 追体験 / 能動運動 / 身体運動感覚 (他11件)
【概要】本研究の目的は,体験全体の記憶を生成するためのバーチャルリアリティの構造を解明することである. 歩行を対象とした実験により,実際歩行時の能動運動感は約70%であり,約20 %の受動運動感が存在することが示された.実際歩行時の能動運動感は,ランダムさを含む身体制御への負荷の程度に依存した.実際歩行をせずに歩行感覚を生成するVR では,歩行イメージによる運動意思によって内部モデルを賦活することで,能動...
【情報学】人間情報学:視線計測バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏身体性共有と神経情報処理マッピングによる臨機応変な物体操作実現法(18H04108)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】國吉 康夫 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (10333444)
【キーワード】ロボティクス / 身体性 / 遠隔操作 / 深層模倣学習 / 視線計測 (他7件)
【概要】深層模倣学習は、視覚を用いた物体操作を可能とするが、過学習の問題、特に無関係の情報の影響を受けやすいという問題がある。我々は、人がロボットを遠隔操縦する際の視線情報を計測するプラットフォームを開発した。人の視線情報を深層模倣学習と組み合わせることで、タスクに無関係な情報に対してロバストな物体操作を実現することができる。Mixture density networkを用いて視線位置を再現し、その周辺...
❏SRシステムによる時間錯誤を用いた時間認知知覚メカニズムに関する実験研究(15K16014)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】脇坂 崇平 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任研究員 (40513445)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 代替現実 / デジャヴ / 視線計測 / 仮想現実 (他17件)
【概要】デジャヴなどの特異な認知現象は、時間認知メカニズムを解明する上で有用な研究対象となりえるが、そのような現象を実験室内で再現性高く生起する手法はこれまで存在しなかった。本研究では、代替現実装置(記録/編集されたシーンとライブシーンを主観上区別なく混ぜ合わせる実験プラットフォーム)を用いて、デジャヴおよび付随する認知現象の生成を行い、現象の分析をもって時間認知を調べた。とくに離人感覚との関係性について...
❏テレイグジスタンスとバーチャルリアリティを融合したシームレスな身体没入環境の構築(15F15770)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2015-10-09 - 2018-03-31
【研究代表者】南澤 孝太 慶應義塾大学, メディアデザイン研究科(日吉), 准教授 (10585623)
【キーワード】バーチャルリアリティ / クロスモダリティ / マルチモーダルインタフェース / 視線計測 / 共感覚 (他6件)
【概要】本年度は,バーチャルリアリティ空間における人と人,あるいは人と環境との間のインタラクションに対して,視線を始めとする生体計測や多感覚情報提示を活用することで,ユーザの身体性を伴うスムースなインタラクションの形態を実現することを目的とし,視線計測を利用して手を利用せずに利用者の意思に沿った高速な空間移動が行える手法AnyOrbitの研究開発を行なった.本手法を用いた結果,通常のバーチャルリアリティ空...
【情報学】人間情報学:多感覚統合バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏視覚と体性感覚の統合における身体の見た目の影響の解明とその活用(20K21801)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】鳴海 拓志 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (70614353)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 多感覚統合 / アバタ / 身体所有感 / 行為主体感
【概要】本研究の目的は,バーチャルリアリティ(VR)環境で操るアバタの見た目を変化させる実験から,身体の見た目が視覚と体性感覚の統合に与える影響とその機序を明らかにすることである.その上で,VRや遠隔操作において実身体を代替するアバタの見た目を制御して多感覚統合を促進/抑制する手法を確立し,作業支援を図る.多感覚統合における視覚優位を利用した触力覚提示手法から遠隔医療における精密操作実現まで,視覚と体性感...
❏擬似身体移動感の定量的評価法の開発とそれを用いた多様な移動感の生成手法の確立(18H03283)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】雨宮 智浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (70396175)
【キーワード】歩行感覚 / 触覚 / 身体感覚 / 身体近傍空間 / 錯覚 (他10件)
【概要】本研究では,感覚間相互作用により身体感覚を変調させ,実際の身体運動で生じる感覚情報との利得調整を行うことで,身体の物理的な空間移動や筋への運動指令を全く用いることなく,錯覚的に擬似的な身体移動体験を創出する手法の確立と適用限界の検証,そしてそのための客観的指標の提案と有効性の検証を実施した.足底への振動刺激提示によって生じる身体移動体験の効果の大きさを,身体近傍空間内の感覚間相互作用による反応時間...
【情報学】人間情報学:マルチモーダルバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏プロに憑依するマルチモーダル身体認知転移技術の開発(21K19750)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】大山 潤爾 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (00635295)
【キーワード】身体性 / バーチャルリアリティ(VR) / デザイン / 身体所有感 / 拡張体験 (他12件)
【概要】初年度は、身体所有感を向上し他者のアバター身体に憑依する身体認知転移技術のための実験用プラットフォームとしてマルチモーダルVRシステムを構築した。触覚呈示用ウェアラブルデバイス技術についいては、研究分担者の高松博士が開発を進めてきたデバイス技術を応用し、振動モータとリボン状回路と発泡超弾性体のプラトー領域を用いた皮膚への密着性向上技術を用いて、上半身に対して同時に6か所刺激を可能とするデバイスを試...
❏感覚相互作用を利用した嗅覚・味覚提示手法(21680011)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】谷川 智洋 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 講師 (80418657)
【キーワード】ヒューマンインターフェイス / 複合現実感 / 五感インターフェイス / バーチャルリアリティ / マルチモーダル (他13件)
【概要】本研究の目的は,感覚相互作用を利用して,少ない種類の化学物質を用いて多様な匂いや味の提示を実現可能にする感覚提示手法とシステムを実現することである.嗅覚や味覚は,元々認知に対して様々な変動性や不安定性を伴う.本申請では,他の感覚刺激の影響を受けやすいことを逆に利用し,提示する実際の匂いや味に視覚情報を組み合わせて提示することで,多彩な匂いや味を認識させる手法の提案と実証を行う. ...
【情報学】人間情報学:代替現実バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏SRシステムによる時間錯誤を用いた時間認知知覚メカニズムに関する実験研究(15K16014)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】脇坂 崇平 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任研究員 (40513445)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 代替現実 / デジャヴ / 視線計測 / 仮想現実 (他17件)
【概要】デジャヴなどの特異な認知現象は、時間認知メカニズムを解明する上で有用な研究対象となりえるが、そのような現象を実験室内で再現性高く生起する手法はこれまで存在しなかった。本研究では、代替現実装置(記録/編集されたシーンとライブシーンを主観上区別なく混ぜ合わせる実験プラットフォーム)を用いて、デジャヴおよび付随する認知現象の生成を行い、現象の分析をもって時間認知を調べた。とくに離人感覚との関係性について...
❏仮想現実技術を用いた新しい認知・心理実験パラダイムの開発と応用(23650141)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】脇坂 崇平 独立行政法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 研究員 (40513445)
【キーワード】ヒューマンインターフェイス / 代替現実 / 仮想現実 / 体験型成果発表 / 認知心理学 (他8件)
【概要】本研究実施者らは、認知心理実験装置・代替現実(SR)システムの第二世代版を作成した。基本的機能の大幅な改善に加え、幾つかの基礎的な機能を追加した:1)視線追跡装置(2)床振動再現(3)Open Sound Protocolに準拠した体験シナリオ制御システムやその他外部機器との連動等。また、いくつかの応用を実施した:(1)『MIRAGE』(理化学研究所と日本科学未来館共催)(2)『没入快感研究所』(...
【情報学】人間情報学:行為主体感バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏中区分62:応用情報学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】融合身体
【研究期間】バーチャルリアリティ
【研究代表者】運動学習
【キーワード】行為主体感
【概要】
❏視覚と体性感覚の統合における身体の見た目の影響の解明とその活用(20K21801)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】鳴海 拓志 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (70614353)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 多感覚統合 / アバタ / 身体所有感 / 行為主体感
【概要】本研究の目的は,バーチャルリアリティ(VR)環境で操るアバタの見た目を変化させる実験から,身体の見た目が視覚と体性感覚の統合に与える影響とその機序を明らかにすることである.その上で,VRや遠隔操作において実身体を代替するアバタの見た目を制御して多感覚統合を促進/抑制する手法を確立し,作業支援を図る.多感覚統合における視覚優位を利用した触力覚提示手法から遠隔医療における精密操作実現まで,視覚と体性感...
❏効率的な身体技能学習を実現する融合身体VRの研究(19H01136)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】廣瀬 通孝 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (40156716)
【キーワード】融合身体 / バーチャルリアリティ / 運動学習 / 行為主体感 / 身体図式
【概要】本研究の目的は,バーチャルリアリティ(VR)空間で教師と学習者が一つの身体(融合身体)を使用する新しい身体スキル伝達システムを実現することである.主観視点映像や多感覚情報提示を利用した身体スキル伝達手法が提案されているが,受動的な体験になりやすく,自らの身体のどの部位をどの程度動かすべきかという身体に関する潜在的知識(身体図式)の獲得が難しい.この問題に対し,VR空間で自ら身体を繰っている感覚(行...
【情報学】情報学フロンティア:マルチメディアバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏コミュニケーション科学の方法論-行動・認知科学の側面から遠隔教育の効果を実証する(10308006)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】永岡 慶三 メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (90127382)
【キーワード】遠隔教育 / 遠隔協調学習 / バーチャルリアリティ / バーチャルスタジオ / 多面ディスプレイ (他12件)
【概要】本研究の目的は、急速に実用化しつつある遠隔教育の効果を人間の側から科学的に実証することにある。また、今後本格的到来が予想されるネットワーク社会における教育・学習という人間の知的活動を中心に、教師・学習者モデルの構築などコミュニケーション科学の方法論を構成を策定する。 次の各研究題目に関して、実施した。 (1)バーチャルリアリティ等、高度臨場感教育システムの研究:マルチメディアネットワークを介して、...
❏フォトニックインターネット上に実現するサイバープラットフォーム技術の研究(10898012)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998
【研究代表者】青山 友紀 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80292895)
【キーワード】インターネット / フォトニックネットワーク / 超高速ネットワーク / マルチメディア / コンピュータネットワーク (他8件)
【概要】本研究では次世代インターネットにおいて重要となる主要技術の現状と将来展望について調査した。本調査のために、外国を含む視察の実施、検討会の開催、国際会議への参加などを行なった。 (1) フォトニックネットワーク 近年のWDM(光波長多重)技術の進歩をベースとしてWDMネットワーク上でインターネットのIPパケットを転送する場合の問題について調査した。WDMを用いるとインターネットのレイヤ構造が下層から...
【情報学】情報学フロンティア:3Dコンテンツバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏実写映像を用いたドームコンテンツの制作手法に関する研究(25540171)
【研究テーマ】エンタテインメント・ゲーム情報学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小木 哲朗 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科, 教授 (00282583)
【キーワード】ドーム映像 / 3Dコンテンツ / バーチャルリアリティ / プラネタリウム / スポーツ映像 (他6件)
【概要】近年、プラネタリウムのデジタル化等により、没入感の高いドーム映像が注目されるようになってきた。本研究では、実写映像をベースとしたドームコンテンツの制作手法を構築することを目的とした。多眼カメラで撮影した映像からパノラマ映像を生成し、ドーム環境に合わせた映像領域を切り出して投影することで、投影システムに依存しないコンテンツを制作することができる。実際に幾つかのコンテンツを作成し、評価実験を行った結果...
❏バーチャルクラス実現のための知的通信の研究(09650428)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】寺島 信義 早稲田大学, 国際情報通信研究センター, 教授 (90287996)
【キーワード】インターネット / 仮想教室 / バーチャルリアリテイ / 知的符号化 / 3Dコンテンツ (他20件)
【概要】お互いに離れた場所にいる先生や学生が通信回線を利用して行う遠隔教育システムの実現に関する研究を行った。具体的にはVR(バーチャルリアリテイ)技術を利用し、通信回線で接続された仮想空間に仮想教室(バーチャルクラスという)を構築して、この中に先生や学生がアバターという形態で参集して、3Dコンテンツを利用した授業を行ったり、3Dコンテンツの操作などによる共同実験を行うことが出来るシステムを実現した。得ら...
【情報学】情報学フロンティア:ヒューマン・インターフェースバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏身体固定状態における没入型VRシステムの実現に関する基礎研究(21K11985)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】中村 壮亮 法政大学, 理工学部, 准教授 (20634695)
【キーワード】ヒューマンインタフェース / 知能ロボティクス / バーチャルリアリティ / 全身没入
【概要】本研究は身体固定型の没入型VRインタフェースである「Motion-less VR」に関するものであり、大きく4つのSTEPを踏みながら研究を進める計画を立てている。その中で、STEP1・2が当該年度(研究全体の初年度)に着手予定のものであり、いずれも運動意図取得技術の改良に資するものである。これらについて取り組んだ結果を報告する。 STEP1:姿勢に応じたトルク変換による運動意図取得の精度向上 【...
❏運転未経験者の技量獲得を模擬したミスを犯しながら成長する運転育成モデルの構築(18K04052)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佛圓 哲朗 香川大学, 大学院教学センター, 特命教授 (00803967)
【キーワード】自動運転技術 / RBFネットワーク最適化 / 多目的最適化 / 遺伝的アルゴリズム / B-spline曲線 (他12件)
【概要】研究は、3つのステップ、①運転未経験者を模擬したコンピュータAIエージェントモデルを用いた「運転学習モデルの構築」(1年目)、②ドライバミスの原因分析と定量化(2年目)、③運転学習モデルの熟成(3年目)で進める計画が、これまでの報告にあるように、第2ステップと第3ステップを逆転させ「運転学習モデルの熟成」を先行させて研究をおこなってきた。 まず、遅れていた②ドライバミスの原因分析と定量化であるが、...
❏経皮電気刺激による頭部末梢神経系への刺激を利用した多感覚提示インタフェース(17H04690)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】青山 一真 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 助教 (60783686)
【キーワード】経皮電気刺激 / バーチャルリアリティ / 前庭電気刺激 / 味覚電気刺激 / 嗅覚電気刺激 (他11件)
【概要】本研究は,前庭感覚,嗅覚,味覚,視覚などの頭部に存在する感覚器並びに神経を中心とした多感覚を経皮電気刺激によって刺激することで,感覚を提示するディスプレイ技術を開発し,経皮電気刺激による多感覚ヘッドセットの構築を目指すものである. 本研究課題を通し,味覚電気刺激による基本五味の持続的抑制・増強手法の構築,触力覚提示による空中での触覚提示,前庭電気刺激を利用したVRアプリケーションのアウトリーチ活動...
【情報学】情報学フロンティア:拡張現実感バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏没入型HMDを用いて災害時行動を学習するシステムの開発と評価(16K21262)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】畠山 久 首都大学東京, 学術情報基盤センター, 助教 (20725882)
【キーワード】防災教育 / シリアスゲーム / システム開発 / VR / 防災学習 (他14件)
【概要】本研究では、没入型ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を用いて災害時の行動を学習する災害体験学習システム“もしも”を開発した。視界を覆うタイプのHMDを用いることで没入感の高い映像提示を実現すると同時に、操作感の向上と学習者の安全確保のため、ゲーミングフットコントローラを組み合わせた。このシステムを用いて学習するために、ゲームエンジンを用いて学習コンテンツを開発した。ビルが建ち並ぶ都内で首都直下地...
❏情報投影基盤技術の確立に向けた画素単位での通信を可能にする映像投影システムの実現(16H01739)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】苗村 健 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (90292896)
【キーワード】拡張現実感 / プロジェクターシステム / ユビキタス情報環境 / バーチャルリアリティ / ユーザインタフェース (他6件)
【概要】映像プロジェクタをベースに,ビット情報を画素の高速点滅による不可視情報として投影する「情報投影技術」の確立のため,以下の3つに取り組んだ。(1)インタラクティビティの向上:プロトコルを精査し,FPGAによる高速処理を実現した。(2) 情報通信の効率化と情報投影の高画質化:高効率符号化手法をソフトウェアで実現した。LEDバックライトの制御で全画面同期の画質劣化を抑えた。赤外光源による画質劣化抑制手法...
❏感覚間相互作用の誘発による拡張現実型食体験提示システムの研究(24680012)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鳴海 拓志 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 助教 (70614353)
【キーワード】感覚間相互作用 / 味覚 / 満腹感 / 食感 / 嗅覚 (他11件)
【概要】本研究では,食にまつわる感覚として味覚・食感・満腹感に注目することで,元となる食品の味覚・食感・満腹感を感覚間相互作用によって任意に制御する手法を構築し,それらの手法の定量的評価により感覚間相互作用を効果的に誘発する方法論を明らかにした.また,食味を変化させる感覚間相互作用における視覚,嗅覚,味覚のそれぞれの感覚の寄与度合を明らかにし,それに基づいて感覚間相互作用に基づく食味提示手法の簡略化を可能...
【情報学】情報学フロンティア:身体性バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏プロに憑依するマルチモーダル身体認知転移技術の開発(21K19750)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】大山 潤爾 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (00635295)
【キーワード】身体性 / バーチャルリアリティ(VR) / デザイン / 身体所有感 / 拡張体験 (他12件)
【概要】初年度は、身体所有感を向上し他者のアバター身体に憑依する身体認知転移技術のための実験用プラットフォームとしてマルチモーダルVRシステムを構築した。触覚呈示用ウェアラブルデバイス技術についいては、研究分担者の高松博士が開発を進めてきたデバイス技術を応用し、振動モータとリボン状回路と発泡超弾性体のプラトー領域を用いた皮膚への密着性向上技術を用いて、上半身に対して同時に6か所刺激を可能とするデバイスを試...
❏身体性共有と神経情報処理マッピングによる臨機応変な物体操作実現法(18H04108)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】國吉 康夫 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (10333444)
【キーワード】ロボティクス / 身体性 / 遠隔操作 / 深層模倣学習 / 視線計測 (他7件)
【概要】深層模倣学習は、視覚を用いた物体操作を可能とするが、過学習の問題、特に無関係の情報の影響を受けやすいという問題がある。我々は、人がロボットを遠隔操縦する際の視線情報を計測するプラットフォームを開発した。人の視線情報を深層模倣学習と組み合わせることで、タスクに無関係な情報に対してロバストな物体操作を実現することができる。Mixture density networkを用いて視線位置を再現し、その周辺...
❏触感の記録と合成に基づく身体性インタラクション設計基盤技術の構築(26700018)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】南澤 孝太 慶應義塾大学, メディアデザイン研究科(日吉), 准教授 (10585623)
【キーワード】ハプティクス / 触覚 / クロスモダリティ / 身体性 / ヒューマンコンピュータインタラクション (他11件)
【概要】本研究では触覚を用いた身体的なインタラクションを実現するため,触感の記録・伝送・拡張とユーザの身体運動に応じたリアルタイム合成手法の研究開発を行った.視覚や聴覚とのクロスモダリティ効果による触感の時空間性の拡張について検証し,人の触知覚を拡張できる可能性を示した.また本研究の知見の社会実装に繋げるため,産学連携による実証システムの構築と実証試験を行い,福祉・知育等の分野での有用性を示した. ...
【情報学】情報学フロンティア:クロスモーダルバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏小区分09060:特別支援教育関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】発達性協調運動障害
【研究期間】自閉症スペクトラム障害
【研究代表者】バーチャルリアリティ(VR)
【キーワード】ギフテッド
【概要】本研究の目的は,Pseudo-haptics効果の不安定要因だと考えられている個人差・提示時間が錯 覚効果量に与える影響を解明し,それをもとにPseudo-haptics効果を制御可能にする手法を構築することにある.Pseudo-hapticsは物理的触覚提示デバイスを用いなくとも擬似的な触力覚を提示可能な現象として着目されている一方で,その効果が提示対象者や提示時間に依存し,安定しないという問題...
❏sEMGを用いた物体への把持・負荷力推定による視触覚変形提示システムの実現(19K20315)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】伴 祐樹 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 特任講師 (20789391)
【キーワード】Pseudo-haptics / sEMG / クロスモーダル / Virtual Reality / Pseudo-Haptics (他9件)
【概要】本研究の目的は物体を把持する際にかかる力の方向と大きさをsEMGに基づいて推定することで,Pseudo-hapticsによる物体変形インタラクションを実現することにある.前腕部の筋電から把持物体にかかっている力を推定し,それに基づいてバーチャル物体を変形させることで実際に把持している物体は変形していないにもかかわらず,VR空間では物体を変形させているかのような体験を生成した.実験の結果,前腕部筋電...
❏運動・感覚処理の特異性を示す人の認知特性の解明と支援法の検討(19H01695)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】片桐 正敏 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (00549503)
【キーワード】発達性協調運動障害 / 自閉症スペクトラム障害 / バーチャルリアリティ(VR) / ギフテッド / 感覚処理 (他17件)
【概要】本研究では,ギフテッドおよび発達障害特性の中でも特に運動や感覚処理の特異な特性を活かし,対処可能な支援法を検討することにある。これまでの研究では,新型コロナウイルス感染症のため,実験の予定を繰り下げたり,調査研究に切り替えるなどして予定をかなり変更した形で実施した。また仮想空間での実践応用のベースとなる基礎研究を中心に行い,事例研究を重ねてきた。 片桐は,幼児期の不器用さが小学校においてどういった...
【情報学】情報学フロンティア:ゲームバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏没入(イマージョン)概念の美学的再検討(17K02301)
【研究テーマ】美学・芸術諸学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】吉田 寛 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (40431879)
【キーワード】没入 / イマージョン / 錯覚 / イリュージョン / 虚構 (他15件)
【概要】本研究課題は、没入(イマージョン)の概念を美学的観点から考察するものである。没入は近年、仮想現実や拡張現実の分野で大きく脚光を浴びているにもかかわらず、その概念規定や学術的位置付けが依然、定まっていない。そこで本研究課題は、錯覚や虚構など、美学や芸術学の分野で蓄積されてきた芸術作品やその鑑賞経験の特質に関する概念や理論を、1990年代以降、コンピュータ科学や認知科学の領域で展開してきた理論や実践と...
❏錯覚(イリュージョン)の感性哲学の基盤構築(26370119)
【研究テーマ】美学・芸術諸学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉田 寛 立命館大学, 先端総合学術研究科, 教授 (40431879)
【キーワード】イリュージョン / 錯覚 / 感性学 / 美学 / 感性哲学 (他10件)
【概要】本研究課題は、錯覚(イリュージョン)の概念を美学史的に再検討し、人間の感性や知覚についての理解を深め、さらには、そこから現代の文化的・社会的要請に応えうるような「錯覚の感性哲学」を打ち立てることを目的とする。 そのうち理論研究としては、西洋の哲学や美学、生理学のなかで錯覚が占めてきた位置と、それが果たしてきた理論的重要性を明らかにした。また実践的研究としては、現代のビデオゲームやバーチャルリアリテ...
❏表象文化における潜在性と現実性に関する総合的研究(13410015)
【研究テーマ】美学(含芸術諸学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】小林 康夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (60153623)
【キーワード】潜在性 / 現実性 / ヴァーチャル・リアリティー / 記憶 / 芸術作品 (他11件)
【概要】本研究の具体的な成果は次の通り。 1.潜在性と現実性の概念を思想史的に再考し、ヴァーチャル・リアリティーの概念の明確化をはかった。2.人間にとっての現実性を構成する重要な要因である記憶との関係から、歴史的な記憶のメカニズムを分析した。3.美術作品をはじめとする伝統的な視覚表象や美学的考察を、ヴァーチャル・リアリティーという視点から読み直し、主体と対象の関係性の歴史としての「眼差しの歴史」の可能性を...
【情報学】情報学フロンティア:コンテンツバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏ライセンス契約等の知的財産利用関係再編による倒産処理(15K12976)
【研究テーマ】民事法学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】金子 宏直 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (00293077)
【キーワード】ライセンス契約 / 倒産処理 / 事業承継 / デジタル・コンテンツ / 著作権 (他18件)
【概要】知的財産を利用するライセンス契約のライセンサーの倒産の場合に利用者を保護する立法的手当てがなされたが、対抗要件制度のない主に著作権の利用に関する契約について、著作権の権利者の倒産の場合については法的な解決が十分になされていない。著作権の利用については、近時音楽やビデオ以外のデジタル・コンテンツの利用契約も広く行われ、ニュースメディア等も重要になっている。これらのデジタル・コンテンツは個別の利用契約...
❏触運動錯覚コンテンツの表現技術と評価(23500134)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】盛川 浩志 青山学院大学, 理工学部, 助教 (90386673)
【キーワード】クロスモーダル / 錯覚 / バーチャルリアリティ / コンテンツ / 触覚 (他6件)
【概要】本研究課題では、視触覚におけるクロスモーダルな錯覚を利用した新たな感覚ディスプレイの開発や感覚メディアのコンテンツ創造に寄与する、ヒトのクロスモーダル知覚特性の基礎的な検討を行い、具体的なシステムの構築方法についての提案を行った。 当初の計画においては、これまでの研究で対象としていた触運動錯覚を対象としてコンテンツへの応用方法の確立を目標としたが、AR技術への応用を検討する中で、触刺激なしに触覚を...
❏脳機能の特性を活用したクロスモーダルコンテンツ(18200006)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】河合 隆史 早稲田大学, 大学院・国際情報通信研究科, 教授 (90308221)
【キーワード】コンテンツ / 脳機能計測 / バーチャルリアリティ / クロスモーダル刺激 / 錯覚 (他9件)
【概要】本研究課題では、脳機能の解明によって明らかとなった認知特性を利用して、新たな身体感覚を生起する情報の呈示手法とその内容を、クロスモーダル(感覚統合)コンテンツと呼称し、次世代メディアとしてのクロスモーダルコンテンツの制作・応用・検証を行った。具体的な取り組みとして、身体イメージを利用したコンテンツの制作、脳活動のモニタリングによる客観的な評価法の検討ならびに共感覚的なクロスモーダル表現手法の開発を...
【情報学】情報学フロンティア:仮想環境バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏適応的熟達化を促す要因の解明(23650065)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30194640)
【キーワード】学習と知識獲得 / 仮想環境 / 適応的熟達化 / シミュレータ / 学習 (他12件)
【概要】本研究の目的は、適応的熟達化の促進要因である1)下位技能の習熟、2)適切な問題解決のための知識の獲得、3)適切な評価基準の獲得を明らかにすることとした。手術教育用シミュレータを用いて、専門医4名と医学生6名を対象に脳動脈瘤のクリッピング操作を課題とし、両手の操作ディバイスの軌道、操作時間、正常脳への接触割合、脳波を測定し、手術シミュレーションに関する理解度を評価するアンケートを行った。専門医の場合...
❏仮想空間を共有する協調作業環境に関する研究(11558038)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】竹村 治雄 大阪大学, サイバーメディアセンター, 教授 (60263430)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 仮想環境 / 三次元表示 / 協調作業 / 形状モデリング (他11件)
【概要】本研究の目的は,通信路で結合された複数の仮想環境において,その仮想環境内で,種々の情報を共有し,仮想環境内の利用者が協調して構造物のモデリング(デザイン)を実施する場合を題材として, (1)実使用に耐え得る実用的な協調作業環境の構築のための要素技術の開発, (2)協調作業環境でのモデリング(デザイン)のための実アプリケーションの構築, (3)従来の計算機操作などの2次元GUIの仮想操作環境への適用...
【情報学】情報学フロンティア:インタラクションバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏非拘束インタラクションを実現する風力を用いた空中遭遇型力触覚提示に関する研究(17H01780)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】黒田 嘉宏 筑波大学, システム情報系, 教授 (30402837)
【キーワード】力触覚 / 空中遭遇型 / UAV / インタラクション / 非拘束 (他16件)
【概要】本課題では、デバイスを身につける、あるいは手に持つ必要がなく、さらに作業空間の制限がない、非拘束インタラクションを実現するために(1)テクスチャの質感変調による空中触覚提示、(2)気流を利用した空中力覚提示の二つの機能について、手法を設計してシステムを実装し、計測実験や被験者実験により有効性を確認し、「風力を用いた空中遭遇型の力触覚提示法」を確立した。得られた成果は、先導的な研究として多数の文献か...
❏バーチャルリアリティ環境におけるオラリティの運用の検討(17KT0141)
【研究テーマ】オラリティと社会
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-07-18 - 2021-03-31
【研究代表者】神長 伸幸 早稲田大学, 人間科学学術院, その他(招聘研究員) (90435652)
【キーワード】バーチャルリアリティ / オラリティ / 対話コミュニケーション / 距離知覚 / 対人コミュニケーション (他11件)
【概要】話し言葉による対話において、即興的に情報処理、特に身振り・表情や対話相手、周辺環境との距離などの情報を利用したコミュニケーションを実現するようなオラリティの運用方式について、現実環境とバーチャルリアリティ環境におけるオラリティ運用の類似・相違を検討した。聴衆を前にしたスピーチ、空港の入国審査、人事面接、一次救命救急といった状況で検討した結果、バーチャルリアリティ環境でも現実環境と同様のオラリティ運...
❏身体共役系に基づく身体像拡張の機序解明とモデル化(15H01701)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】稲見 昌彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (00345117)
【キーワード】環境身体ダイナミクス / 身体能力拡張 / 超人スポーツ / ヒューマンインタフェース / 身体環境ダイナミクス (他16件)
【概要】本研究において身体像を異形の対象に投射する「身体共役系」の構築を目指し,VRアバタとウェアラブルロボットを用いることで,身体共役系の設計指針及び設計限界に関し研究を行った.本研究を通じて全身のみならず,身体の局所的な要素と投射対象の関係性を構築した場合において,どのような認知が生じるかを検証し,身体性をタスクに応じて自在に編集することを可能とする「身体性編集」のコンセプトを獲得するに至った. ...
【情報学】情報学フロンティア:平和教育バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏新世代・バーチャルジェネレーションのための平和学習の新たなスキームとその実践(20K03255)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】全 炳徳 長崎大学, 情報データ科学部, 教授 (10264201)
【キーワード】平和教育 / バーチャルジェネレーション / デジタルネイティブ / VR / AR
【概要】戦後の原爆に関連する平和教育は,長崎や広島のヒバクシャたちによる「講話や被爆証言による平和・教育活動」が主だった.また,その効果は大きいもので,関係者は極めて積極的であったと言える.彼らの活動は戦争を記憶している世代,いわばアナログ世代に向けて大変効果的だった.それはデジタルジェネレーションと言われる今の若い世代に対しても貴重な財産であり,新世代のバーチャルジェネレーションのための平和・教育活動の...
❏共感性を創出する没入型タンジブル平和学習システムの開発(20K12093)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】瀬戸崎 典夫 長崎大学, 情報データ科学部, 准教授 (70586635)
【キーワード】バーチャルリアリティ / タンジブルユーザインタフェース / 平和教育 / 学習コンテンツ / 共感性
【概要】昨年度までに開発された没入型タンジブル平和学習用VR教材に,原爆投下後のバーチャル環境を実装した.学習者は,テーブル上に建物模型を配置し,原爆投下前の長崎市の街並みを再現する.その際,建物模型で再現した街並みは,バーチャル環境にもリアルタイムで構築される.また,HMD(Head Mounted Display)を装着することで,学習者らが構築した「模型ワールド」に入ることができる.次に,両手に持っ...
【情報学】情報学フロンティア:グループウェアバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏動作教示に注目した気管挿管教育支援システムの研究(20390148)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】葛岡 英明 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (10241796)
【キーワード】医学・薬学教育 / 気管挿管 / 救命 / 機械力学・制御 / バーチャルリアリティ (他10件)
【概要】本研究の目的は喉頭展開の際の喉頭鏡の動かし方を教示するための触覚提示装置を開発することである。このために、まず教示者の持つ喉頭鏡と習得者の持つ喉頭鏡の動作を機構的に同期させることのできる「位置・動作伝達型喉頭鏡」と、気管挿管実施者の視線とほぼ一致した映像を撮影することの出来る視線一致カメラを開発し、実験により有効性を確認した。現在は、習得者の手の外側から力覚を提示することの出来る、「外装型力覚提示...
❏身体空間拡張手法に基づくトイ・メディア・コミュニケーションに関する研究(16760207)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】上杉 繁 早稲田大学, 生命医療工学研究所, 助手 (80350461)
【キーワード】ヒューマンインターフェイス / バーチャルリアリティ / グループウエア / 対人コミュニケーション / メディア・電子ネットワーク
【概要】昨年度において,小型のトイディスクを回転させると同期して相手の椅子が回転するシステム,さらには自身の椅子を回転させることで相手の椅子も回転させるコミュニケーションシステムを開発した.本年度は,その回転椅子型トイコミュニケーションシステムを利用したコミュニケーション実験のために,実験システム,データ解析ソフトを開発し,さらに実験,およびデモンストレーションを行った.実験システムに関しては,昨年度開発...
❏コミュニケーション科学の方法論-行動・認知科学の側面から遠隔教育の効果を実証する(10308006)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】永岡 慶三 メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (90127382)
【キーワード】遠隔教育 / 遠隔協調学習 / バーチャルリアリティ / バーチャルスタジオ / 多面ディスプレイ (他12件)
【概要】本研究の目的は、急速に実用化しつつある遠隔教育の効果を人間の側から科学的に実証することにある。また、今後本格的到来が予想されるネットワーク社会における教育・学習という人間の知的活動を中心に、教師・学習者モデルの構築などコミュニケーション科学の方法論を構成を策定する。 次の各研究題目に関して、実施した。 (1)バーチャルリアリティ等、高度臨場感教育システムの研究:マルチメディアネットワークを介して、...
【情報学】情報学フロンティア:画像認識バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏術者の“4次元的思考”をサポートする人工知能搭載脳神経外科手術支援システムの開発(22H03189)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】辛 正廣 帝京大学, 医学部, 教授 (70302726)
【キーワード】人工知能 / 脳神経外科手術 / virtual reality / 画像認識 / 解剖
【概要】
❏オントロジーに基づく源氏絵データベースを共有・活用した源氏絵の総合研究(17H02295)
【研究テーマ】美術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】稲本 万里子 恵泉女学園大学, 人文学部, 教授 (20240749)
【キーワード】源氏絵 / 美術史 / 源氏物語 / データベース / オントロジー (他8件)
【概要】本研究では、18人の研究者が源氏絵データベースを利用し、15箇所の美術館・博物館および個人宅にて103作品の調査をおこない、2回のシンポジウム(「室町時代源氏絵研究の最前線」「桃山・江戸時代源氏絵研究の最前線―図様の継承と創造」)を含む8回の研究会で研究成果を発表した。AIとVRの研究成果は『人工知能学会論文誌』と『システム/制御/情報』に発表し、ディスプレイ版VR3点セット(灯明で見る「源氏物語...
【情報学】情報学フロンティア:インターネットバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏デジタル地球儀と拡張現実ソフトウェアを連携させたデジタルアーカイブのデザイン手法(23700121)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】渡邉 英徳 首都大学東京, システムデザイン学部, 准教授 (00514085)
【キーワード】デジタルアーカイブ / データベース / バーチャルリアリティ / Web / 拡張現実 (他7件)
【概要】研究成果により5つのデジタルアーカイブを公開し、査読付き雑誌掲載論文2編、受賞9件、学会発表14件などの成果を挙げた。また研究成果は沖縄県、長崎県の事業に採用され、朝日新聞社およびグーグルとの産学連携も行なっている。これらのことから、研究目的は達成されたと言える。 ...
❏フォトニックインターネット上に実現するサイバープラットフォーム技術の研究(10898012)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998
【研究代表者】青山 友紀 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80292895)
【キーワード】インターネット / フォトニックネットワーク / 超高速ネットワーク / マルチメディア / コンピュータネットワーク (他8件)
【概要】本研究では次世代インターネットにおいて重要となる主要技術の現状と将来展望について調査した。本調査のために、外国を含む視察の実施、検討会の開催、国際会議への参加などを行なった。 (1) フォトニックネットワーク 近年のWDM(光波長多重)技術の進歩をベースとしてWDMネットワーク上でインターネットのIPパケットを転送する場合の問題について調査した。WDMを用いるとインターネットのレイヤ構造が下層から...
❏バーチャルクラス実現のための知的通信の研究(09650428)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】寺島 信義 早稲田大学, 国際情報通信研究センター, 教授 (90287996)
【キーワード】インターネット / 仮想教室 / バーチャルリアリテイ / 知的符号化 / 3Dコンテンツ (他20件)
【概要】お互いに離れた場所にいる先生や学生が通信回線を利用して行う遠隔教育システムの実現に関する研究を行った。具体的にはVR(バーチャルリアリテイ)技術を利用し、通信回線で接続された仮想空間に仮想教室(バーチャルクラスという)を構築して、この中に先生や学生がアバターという形態で参集して、3Dコンテンツを利用した授業を行ったり、3Dコンテンツの操作などによる共同実験を行うことが出来るシステムを実現した。得ら...
【情報学】情報学フロンティア:日本文化バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏仮想空間における身ぶり-インタフェースとしての身体と表現活動のための仮想空間(10680411)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】草原 真知子 神戸大学, 大学院・自然科学研究科, 助教授 (40271366)
【キーワード】身体インタフェース / 仮想空間 / インタラクティブアート / バーチャルリアリティ / 日本文化 (他8件)
【概要】(1)"Fantastic Phantom Slipper"がSIGGRAPH98に入選、展示。日本VR学会論文誌に投稿。 (2)身体の傾斜により映像を生成するリアルタイムシステムを試作、福原哲郎がこれを用いて公演及びワークショップを実施。 (3)現在の日本のメディア表現における身体のあり方について、Marina Grznicとの共同企画により、1998年秋、1999年秋にスロヴェ...
❏画像通信がイメージの生成及び変容に果たす役割(07680441)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】草原 真知子 東京工芸大学, 芸術学部, 助教授 (40271366)
【キーワード】ネットワーク / 仮想空間 / コミュニケーション / オリジナリティ / メディアアート (他17件)
【概要】(1)東京工芸大学の厚木キャンパスと中野キャンパスを結ぶ「バーチャル・キャンパス」として、パソコン通信ネットワークCampus MAGICを開設し、画像通信の機能を持つネットワークの企画運営を実施した。このネットワーク上で、作品のオンライン展示、グラフィックインタフェースを用いた季節ごとの企画などを実施し、その成果を分析した。 (2)Campus MAGICと他の研究教育機関のネットワークとの相互...
【情報学】情報学フロンティア:認知科学バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏身体性を超えた運動記憶と共感の獲得に関する脳内基盤の解明:超身体性脳科学の萌芽(17K19992)
【研究テーマ】人間情報学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】井澤 淳 筑波大学, システム情報系, 准教授 (20582349)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 視点取得 / 計算論的脳科学 / 身体性認知 / 認知科学 (他6件)
【概要】グループでチームリーダーを発揮するような卓越したコミュニケーション能力を獲得するためには,相手の視点から自己を想像するだけでなく、自己・他者視点を自由に切り替えることが可能な“メタ視点”の獲得が重要である.本研究では、バーチャルリアリティ空間上に構築したアバターの身体運動を学習を通じて学習することで、ヒトが視点を切り替え、アバターの視点を獲得することが可能か調べた。アバター操作を経験した被験者は、...
❏バーチャルリアリティ環境におけるオラリティの運用の検討(17KT0141)
【研究テーマ】オラリティと社会
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-07-18 - 2021-03-31
【研究代表者】神長 伸幸 早稲田大学, 人間科学学術院, その他(招聘研究員) (90435652)
【キーワード】バーチャルリアリティ / オラリティ / 対話コミュニケーション / 距離知覚 / 対人コミュニケーション (他11件)
【概要】話し言葉による対話において、即興的に情報処理、特に身振り・表情や対話相手、周辺環境との距離などの情報を利用したコミュニケーションを実現するようなオラリティの運用方式について、現実環境とバーチャルリアリティ環境におけるオラリティ運用の類似・相違を検討した。聴衆を前にしたスピーチ、空港の入国審査、人事面接、一次救命救急といった状況で検討した結果、バーチャルリアリティ環境でも現実環境と同様のオラリティ運...
❏情動伝染を用いた集団型感情喚起ディスプレイの構築(16K12471)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】谷川 智洋 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任准教授 (80418657)
【キーワード】バーチャルリアリティ / マルチモーダルインタフェース / 認知科学 / 情動・感情 / マルチモーダルインターフェース
【概要】本研究では, 他者からも観測可能な感情の変化と関連のある身体反応を擬似的に生成・再現する装置装置の開発を行った.悲しみや感動,喜びといった感情状態と関連のある涙に注目し,目元から頬にかけて人工涙液を流すことで擬似的に涙が流れているように錯覚させる眼鏡型のウェアラブル装置を作成し,眼鏡を承着した実証実験を行い,装着者に対して悲しみや感動といった感情喚起ができていることを確認した.擬似身体反応提示装置...
【情報学】情報学フロンティア:エージェントバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏協調学習を支援するためのテキスト型仮想現実の構成に関する研究(10780195)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】金 群 会津大学, コンピュータ理工学部, 助教授 (20274251)
【キーワード】協調仮想環境 / MOO / 協調学習 / 仮想コミュニティ / 仮想クラスルーム (他10件)
【概要】近年、情報・通信技術の急速な発展に伴い、ネットワークを介した仮想コミュニティ、仮想オフィス、仮想キャンパスが次々と現われ、このような仮想空間に入り込んで、仕事したり学習したりすることは現実のものとなりつつ、人と社会全般の活動に新たな変化をもたらしている。一方、知識を人から人へ伝達するための「もの」としてではなく、社会的な相互作用の結果として形成されるものととらえる立場から協調学習の有効性が高く評価...
❏エージェントを用いた日本語教育のための柔軟な協調学習環境の研究(09480036)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】矢野 米雄 徳島大学, 工学部, 教授 (40035663)
【キーワード】協調学習環境 / エージェント / 語学学習 / 日本語教育 / SGML (他12件)
【概要】本研究の目的は,エージェント技術を用いて,日本語教育のための柔軟な協調学習環境を構築することである.我々は,その学習対象として,作文教育を選び,ネットワークを通じて添削作業が可能な学習支援システムを構築した.学習者と教師が協調しながら行う添削作業を,コンピュータを用いて分散環境で可能とするシステムCoCoA(Communicative Correction Assisting System)を構築...
【情報学】情報学フロンティア:身体バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏言語・身体・自己意識の相互関係に関する通言語的研究:学際的アプローチに基づいて(21K18368)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】植野 貴志子 東京都市大学, 共通教育部, 教授 (70512490)
【キーワード】言語 / 身体感覚 / 自己意識 / Virtual Reality実験 / 通言語的研究 (他8件)
【概要】2021年度の活動は下記のとおりである。 (1)9月、電子情報通信学会・思考と言語研究会(TL)において、口頭発表「言語・身体・自己意識の相互関係に関する異言語比較研究」(植野・野村)を行った。本発表では、言語、身体感覚、自己意識の相互関係を明らかにするための第一歩として計画しているVirtual Reality実験と事後インタビューのデザインを示し、フロアから貴重な助言や意見をいただいた。 (2...
❏高度技術社会と文化変動:社会学的身体観に関する総合的研究(21530506)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】土屋 淳二 早稲田大学, 文学部, 教授 (80287937)
【キーワード】ロボット社会 / 身体 / ポストヒューマン / 文化変動 / 国際情報交換 (他13件)
【概要】IT技術やロボット工学,医療・医用工学等の先端科学技術が現代社会の人間のあり方や社会・生活環境を急速に変化させ,その社会的浸透が「人間‐機械」関係と「現実‐仮想」世界のあり方の変容をもたらし,身体とアイデンティティの問題に直結する社会現象を惹起し続けている.本研究では,擬人的機械システムにみるロボットの「人間化」,「仮想空間の現実社会化」,労務管理技術によるマニュアル労働化と感情労働,医用工学・生...
❏ヴァーチャル・リアリティと視覚文化-視覚と自我の変容-(14510226)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】北澤 裕 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (20204886)
【キーワード】ヴァーチャル・リアリティ / サイバースペース / 視覚 / ヴィジュアル・カルチャー / ポストヒューマン (他17件)
【概要】今年度は、「ヴァーチャル」であることと「アクチュアル」であることとの概念的規定、および両者の比較と関係を「視覚」と結びつけることを主に取り上げ考察を行った。まず、「ヴァーチャル」と「アクチュアル」の理論的な区分を行い、これをもとに「アクチュアル-ヴァーチャル」の軸と「可視-不可視」の軸とを交差させ、ヴァーチャルで不可視の存在からアクチュアルで不可視な存在にいたるる四象限を規定し、この分類に従って世...
【情報学】情報学フロンティア:動画バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏既存映像を用いた動きのある3次元空間の再構築手法に関する研究(23680011)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】西村 邦裕 東京大学, 先端科学技術研究センター, 客員研究員 (70451797)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 可視化 / 3次元空間 / VR空間 / 動画 (他15件)
【概要】本研究では撮影が簡単になった写真や動画をつかって,バーチャルリアリティの3次元空間を構築することを行った.特に3次元空間に,物の移動やディスプレイの変化といった動きを入れることも行い,ライブ感のある空間構築をできるようにした.また,ある現地に行った際に過去の動画などを重ねて見ることができるシステムの開発を行った.本研究の技術は,いくつかの展示として東京駅や大阪で公開された. ...
❏高等教育を対象とした学術・教育動画素材の共同利用システムの開発(11558023)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】川淵 明美 (2002) メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (30195135)
【キーワード】動画 / データベース / 高等教育 / 共有・再利用 / 教育メディア (他16件)
【概要】本研究は、急速に需要が拡大している学術・教育映像資料の流通・利用を促進する、学術・教育映像資料の統合型データベースを構築し、その実用化を図ることを目的とした。高等教育機関で活用されている種々の学習資源(学術・教育映像資料)をディジタルアーカイブし、複数の大学や機関、教員が共有しながら高等教育の学習に最適な形態で運用・提供できる統合型データベースを開発し、5つのモデルを提案した。 ●異種素材統合モデ...
【情報学】情報学フロンティア:生体情報バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏VR空間における拡張クロスモダリティの概念実証(18K11411)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】河合 隆史 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90308221)
【キーワード】バーチャルリアリティ / クロスモーダル / 人間工学 / クロスモダリティ / 生体情報 (他6件)
【概要】本研究では、VRにおけるヒューマンインタフェース/インタラクションの構築にかかるアプローチとしてクロスモダリティに着目し、新たな概念として「拡張クロスモダリティ」を提案した。 拡張クロスモダリティによって、VR空間で生起される感覚・体験強度の増進やアプリケーションの明確化について、実証実験を通して様々な知見を得ることができた。 ...
❏暗黙知伝達のための高臨場ライフログの記録・再生(20240021)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】廣瀬 通孝 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (40156716)
【キーワード】感性計測評価 / バーチャルリアリティ / ウェアラブルコンピュータ / ミックストリアリティ / ライフログ (他14件)
【概要】産業構造の変化や少子高齢化が進む中で多くの伝統技能が存亡の危機に瀕しており、伝統技能の保存伝承が急務となっている。このような状況を踏まえて、本研究では保存対象の伝統技能として截金と紙漉を取り上げて、ハイビジョンカメラを用いた映像情報・加速度等の道具情報・筋電データ等の作業者情報を統合的に取り扱う伝統技能の保存・伝承を試みた。その上で,既存の方法では直接伝達することが不可能であった、身体感覚としての...
【情報学】情報学フロンティア:情報システムバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏大規模CADモデルを携帯端末でAR共有するための3Dデータ軽量化システムの開発(17K00162)
【研究テーマ】マルチメディア・データベース
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】宮地 英生 東京都市大学, メディア情報学部, 教授 (00501727)
【キーワード】可視化 / 点群データ / データ軽量化 / データリダクション / 大規模可視化 (他9件)
【概要】本研究では、”見た目の検討に十分な精度”に着目することで、CADデータの複雑さに関係なく利用者が要求する指定データ量に軽減する「3次元点群化技術」を用い、スマートフォンにおいて大規模CADデータのAR表示を可能とするデータ軽量化システムを開発した。提案方式において、2つのパラメータ操作によりデータ量と品質を自由に制御できることが確認できた。また、点群の間引きにも利用できた。同システムを公開したとこ...
❏没入型HMDを用いて災害時行動を学習するシステムの開発と評価(16K21262)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】畠山 久 首都大学東京, 学術情報基盤センター, 助教 (20725882)
【キーワード】防災教育 / シリアスゲーム / システム開発 / VR / 防災学習 (他14件)
【概要】本研究では、没入型ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を用いて災害時の行動を学習する災害体験学習システム“もしも”を開発した。視界を覆うタイプのHMDを用いることで没入感の高い映像提示を実現すると同時に、操作感の向上と学習者の安全確保のため、ゲーミングフットコントローラを組み合わせた。このシステムを用いて学習するために、ゲームエンジンを用いて学習コンテンツを開発した。ビルが建ち並ぶ都内で首都直下地...
【情報学】情報学フロンティア:機械学習バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏小区分56010:脳神経外科学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】頭蓋底手術
【研究期間】機械学習
【研究代表者】仮想現実
【キーワード】拡張現実
【概要】
❏Personalized Online Adaptive Learning System(20H01719)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】クロス ジェフリーS 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (90532044)
【キーワード】オンライン学習 / 個人学習 / 学習管理システム / 仮想現実 / 人工知能 (他11件)
【概要】Personal Online Analytic Learning System (POALS) is a web-based learning management system (LMS) developed to help learners succeed when taking online learning courses. The system was developed using ...
❏スモールデータ駆動型機械学習による仮想頭蓋底手術シミュレーションシステムの開発(19K09500)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】辛 正廣 帝京大学, 医学部, 教授 (70302726)
【キーワード】頭蓋底手術 / 機械学習 / 仮想現実 / 拡張現実 / シミュレーション
【概要】① 頭蓋底病 に する術前画像の機械学習については、機械学習による病理診断において、国際的にも機械学習による鑑別がトピックとなっている脊索腫と軟骨肉腫の鑑別(CTやMRI上、肉眼的鑑別が困難であるが、前者は再発率の高い悪性腫瘍、後者は良性腫瘍)が行えるかどうかについて 検証を行い、スモールデータを元にした学習でも、90%以上の正確さをもってこれらの鑑別が行えるレベルに達した。良好な成果が達成される...
【情報学】情報学フロンティア:人工知能(AI)バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏小区分09070:教育工学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】教育工学
【研究期間】情報科学
【研究代表者】遠隔教育
【キーワード】遠隔共同研究
【概要】
❏Personalized Online Adaptive Learning System(20H01719)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】クロス ジェフリーS 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (90532044)
【キーワード】オンライン学習 / 個人学習 / 学習管理システム / 仮想現実 / 人工知能 (他11件)
【概要】Personal Online Analytic Learning System (POALS) is a web-based learning management system (LMS) developed to help learners succeed when taking online learning courses. The system was developed using ...
❏視線一致裸眼立体映像通信・VR・AI等を活用した遠隔共同教育研究環境の実証研究(19K03091)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】谷田貝 雅典 共立女子大学, 文芸学部, 教授 (70469485)
【キーワード】教育工学 / 情報科学 / 遠隔教育 / 遠隔共同研究 / 裸眼3D視線一致型テレビ会議システム (他10件)
【概要】昨年度に引き続き、本年度もCOVID-19の世界的感染拡大の影響により、研究上の活動制約が多かった。 一方、本研究課題は近未来の国際間遠隔共同教育研究環境(Future Global Lab.)の実現を目指すものであり、時勢によりこのような先端遠隔教育環境は社会的意義も大きく、パンデミック下に実施が困難とされる各種遠隔教育活動の実現に向けた研究にも着手した。また、本研究課題の一端である学生間遠隔共...
【情報学】情報学フロンティア:モノのインターネット(IoT)バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏体に身につくVR技能トレーニングを可能とする触覚デバイス3次元集積スマートウェア(19H04147)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高松 誠一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (20635320)
【キーワード】MEMS / 電子テキスタイル / センサ / ウェアラブル / IoT (他15件)
【概要】視覚、聴覚だけではできない「手を取って動きを教える」機能をVR技能トレーニングに組み込む技術を研究開発した.まず,体の動きを検知するMEMSセンサと振動フィードバックを行う振動モータを組み込んだスマートウェアの開発を行った.特に,低温かつ伸縮に耐える布上への配線実装構造として, ビアホールインターポーザー構造を開発し30%以上の伸縮に耐える配線実装構造を実現した.この構造を用いて,センシングと触覚...
❏視覚認知障害解消のための画像変換手法を用いたIot型視覚呈示システムの開発研究(17H02132)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 敏明 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 特任教授 (40248670)
【キーワード】視覚認知障害 / バーチャルリアリティ / 視覚情報呈示装置 / 画像変換手法 / 視覚情報呈示 (他13件)
【概要】脳卒中の後遺症の一つに視空間認知障害があり、リハビリテーション治療の重大な阻害因子となる。本件では、視覚情報呈示に加え、超小型センサを搭載することにより歩行という動的条件下での視覚認知障害に関する特性を見いだし、検査・訓練・支援として3 次元ヘッドマウンテッドディスプレイ(HMD)システムの開発研究を実施した。成果として、本システムを用いることにより、空間無視障害に関して、3次元空間内において紙面...
【複合領域】科学教育・教育工学:空間的思考力バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏タンジブル教材を用いた空間的思考力育成のためのSTEM学習プログラムの開発と評価(17H02003)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】森田 裕介 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (20314891)
【キーワード】STEM教育 / 空間的思考力 / タンジブル教材 / 教師教育 / バーチャルリアリティ (他16件)
【概要】本申請課題では、次の3点について研究を行った。まず、日本の学習指導要領において、STEM領域に関連する教科(理科、数学、技術、情報)から、空間的思考力に関連する学習内容を抽出し、教材を開発した。開発した教材は、実物体と仮想物体が連動した天体学習のためのタンジブル教材、空間図形を学ぶためのタンジブル教材、数の概念を学ぶためのゲーム型学習教材であった。次に、STEM 学習を実践授業に導入することを想定...
❏仮想現実とタンジブルの技術を用いて空間認識能力を育成する科学教育方法論の確立(21680053)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】森田 裕介 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (20314891)
【キーワード】教材開発 / 空間認識 / 理科教育 / 天体学習 / タンジブル (他13件)
【概要】本研究では,タンジブル技術を応用し,空間認識能力を育成するため拡張現実(AR)の技術を応用したタンジブル教材を開発するとともに,実践的活用における有用性を評価した.小学校での実践的研究の結果,タンジブル教材は,空間認識力の高い児童の「月の満ち欠け」に関する理解を促進したことが明らかとなった.中学校での実践的研究の結果,「金星の満ち欠け」に関する理解度テストの得点は,授業後に有意に上昇していた.高等...
【複合領域】科学教育・教育工学:MOOバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏協調学習を支援するためのテキスト型仮想現実の構成に関する研究(10780195)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】金 群 会津大学, コンピュータ理工学部, 助教授 (20274251)
【キーワード】協調仮想環境 / MOO / 協調学習 / 仮想コミュニティ / 仮想クラスルーム (他10件)
【概要】近年、情報・通信技術の急速な発展に伴い、ネットワークを介した仮想コミュニティ、仮想オフィス、仮想キャンパスが次々と現われ、このような仮想空間に入り込んで、仕事したり学習したりすることは現実のものとなりつつ、人と社会全般の活動に新たな変化をもたらしている。一方、知識を人から人へ伝達するための「もの」としてではなく、社会的な相互作用の結果として形成されるものととらえる立場から協調学習の有効性が高く評価...
❏エージェントを用いた日本語教育のための柔軟な協調学習環境の研究(09480036)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】矢野 米雄 徳島大学, 工学部, 教授 (40035663)
【キーワード】協調学習環境 / エージェント / 語学学習 / 日本語教育 / SGML (他12件)
【概要】本研究の目的は,エージェント技術を用いて,日本語教育のための柔軟な協調学習環境を構築することである.我々は,その学習対象として,作文教育を選び,ネットワークを通じて添削作業が可能な学習支援システムを構築した.学習者と教師が協調しながら行う添削作業を,コンピュータを用いて分散環境で可能とするシステムCoCoA(Communicative Correction Assisting System)を構築...
【複合領域】科学教育・教育工学:タンジブルユーザインターフェースバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏共感性を創出する没入型タンジブル平和学習システムの開発(20K12093)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】瀬戸崎 典夫 長崎大学, 情報データ科学部, 准教授 (70586635)
【キーワード】バーチャルリアリティ / タンジブルユーザインタフェース / 平和教育 / 学習コンテンツ / 共感性
【概要】昨年度までに開発された没入型タンジブル平和学習用VR教材に,原爆投下後のバーチャル環境を実装した.学習者は,テーブル上に建物模型を配置し,原爆投下前の長崎市の街並みを再現する.その際,建物模型で再現した街並みは,バーチャル環境にもリアルタイムで構築される.また,HMD(Head Mounted Display)を装着することで,学習者らが構築した「模型ワールド」に入ることができる.次に,両手に持っ...
❏タンジブル教材を用いた空間的思考力育成のためのSTEM学習プログラムの開発と評価(17H02003)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】森田 裕介 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (20314891)
【キーワード】STEM教育 / 空間的思考力 / タンジブル教材 / 教師教育 / バーチャルリアリティ (他16件)
【概要】本申請課題では、次の3点について研究を行った。まず、日本の学習指導要領において、STEM領域に関連する教科(理科、数学、技術、情報)から、空間的思考力に関連する学習内容を抽出し、教材を開発した。開発した教材は、実物体と仮想物体が連動した天体学習のためのタンジブル教材、空間図形を学ぶためのタンジブル教材、数の概念を学ぶためのゲーム型学習教材であった。次に、STEM 学習を実践授業に導入することを想定...
【複合領域】科学教育・教育工学:原爆バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏原爆への科学技術的認識を育てるVR教材の開発と遠隔授業実践(19300265)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】藤木 卓 長崎大学, 教育学部, 教授 (00218992)
【キーワード】科学的社会認識 / 原爆 / VR / 教材開発 / 遠隔授業 (他10件)
【概要】本研究では,原爆への科学技術的認識を育てることを意図したVR(Virtual Reality)技術を活用した学習環境を構築し,それを用いた遠隔授業実践を行うことを目的として研究を行った。その結果,携帯端末との連携を図るVR学習環境及び,それを遠隔地から操作するとともにテレビ会議映像の立体視伝送を行う環境を開発することができた。そして,これらの環境を用いた授業実践を行い効果を確認するとともに,今後の...
❏遠隔授業におけるバーチャル時空間GISの有用性の検討(16650213)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】藤木 卓 長崎大学, 教育学部, 助教授 (00218992)
【キーワード】バーチャル・リアリティ / 時空間GIS / V字スクリーン / 遠隔授業 / 教材開発 (他7件)
【概要】本研究課題で得た成果は,次の通りである. 1.簡易式バーチャルリアリティ提示装置の評価 V字型簡易式バーチャルリアリティ提示装置の改良型として,U字型提示装置の評価実験をV字型と比較する形で実施した.地図課題及び主観評価の結果,地図課題ではU字スクリーン型提示装置はV字と同等の高い学習効果を示した.また,主観評価においては,U字スクリーン型提示装置はV字より有意に高い結果を示した. 2.時空間GI...
【複合領域】科学教育・教育工学:天体学習バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏タンジブル教材を用いた空間的思考力育成のためのSTEM学習プログラムの開発と評価(17H02003)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】森田 裕介 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (20314891)
【キーワード】STEM教育 / 空間的思考力 / タンジブル教材 / 教師教育 / バーチャルリアリティ (他16件)
【概要】本申請課題では、次の3点について研究を行った。まず、日本の学習指導要領において、STEM領域に関連する教科(理科、数学、技術、情報)から、空間的思考力に関連する学習内容を抽出し、教材を開発した。開発した教材は、実物体と仮想物体が連動した天体学習のためのタンジブル教材、空間図形を学ぶためのタンジブル教材、数の概念を学ぶためのゲーム型学習教材であった。次に、STEM 学習を実践授業に導入することを想定...
❏仮想現実とタンジブルの技術を用いて空間認識能力を育成する科学教育方法論の確立(21680053)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】森田 裕介 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (20314891)
【キーワード】教材開発 / 空間認識 / 理科教育 / 天体学習 / タンジブル (他13件)
【概要】本研究では,タンジブル技術を応用し,空間認識能力を育成するため拡張現実(AR)の技術を応用したタンジブル教材を開発するとともに,実践的活用における有用性を評価した.小学校での実践的研究の結果,タンジブル教材は,空間認識力の高い児童の「月の満ち欠け」に関する理解を促進したことが明らかとなった.中学校での実践的研究の結果,「金星の満ち欠け」に関する理解度テストの得点は,授業後に有意に上昇していた.高等...
【複合領域】科学教育・教育工学:協調学習バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏協調学習を支援するためのテキスト型仮想現実の構成に関する研究(10780195)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】金 群 会津大学, コンピュータ理工学部, 助教授 (20274251)
【キーワード】協調仮想環境 / MOO / 協調学習 / 仮想コミュニティ / 仮想クラスルーム (他10件)
【概要】近年、情報・通信技術の急速な発展に伴い、ネットワークを介した仮想コミュニティ、仮想オフィス、仮想キャンパスが次々と現われ、このような仮想空間に入り込んで、仕事したり学習したりすることは現実のものとなりつつ、人と社会全般の活動に新たな変化をもたらしている。一方、知識を人から人へ伝達するための「もの」としてではなく、社会的な相互作用の結果として形成されるものととらえる立場から協調学習の有効性が高く評価...
❏エージェントを用いた日本語教育のための柔軟な協調学習環境の研究(09480036)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】矢野 米雄 徳島大学, 工学部, 教授 (40035663)
【キーワード】協調学習環境 / エージェント / 語学学習 / 日本語教育 / SGML (他12件)
【概要】本研究の目的は,エージェント技術を用いて,日本語教育のための柔軟な協調学習環境を構築することである.我々は,その学習対象として,作文教育を選び,ネットワークを通じて添削作業が可能な学習支援システムを構築した.学習者と教師が協調しながら行う添削作業を,コンピュータを用いて分散環境で可能とするシステムCoCoA(Communicative Correction Assisting System)を構築...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:デジタル・アーカイブバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏デジタル地球儀と拡張現実ソフトウェアを連携させたデジタルアーカイブのデザイン手法(23700121)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】渡邉 英徳 首都大学東京, システムデザイン学部, 准教授 (00514085)
【キーワード】デジタルアーカイブ / データベース / バーチャルリアリティ / Web / 拡張現実 (他7件)
【概要】研究成果により5つのデジタルアーカイブを公開し、査読付き雑誌掲載論文2編、受賞9件、学会発表14件などの成果を挙げた。また研究成果は沖縄県、長崎県の事業に採用され、朝日新聞社およびグーグルとの産学連携も行なっている。これらのことから、研究目的は達成されたと言える。 ...
❏高等教育を対象とした学術・教育動画素材の共同利用システムの開発(11558023)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】川淵 明美 (2002) メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (30195135)
【キーワード】動画 / データベース / 高等教育 / 共有・再利用 / 教育メディア (他16件)
【概要】本研究は、急速に需要が拡大している学術・教育映像資料の流通・利用を促進する、学術・教育映像資料の統合型データベースを構築し、その実用化を図ることを目的とした。高等教育機関で活用されている種々の学習資源(学術・教育映像資料)をディジタルアーカイブし、複数の大学や機関、教員が共有しながら高等教育の学習に最適な形態で運用・提供できる統合型データベースを開発し、5つのモデルを提案した。 ●異種素材統合モデ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:人間生活環境バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏アンビエントノイズを用いた聴覚による前庭感覚代償と高齢者の平衡感覚支援(17H06291)
【研究テーマ】人間情報学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】中村 仁彦 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (20159073)
【キーワード】スマートセンサー情報システム / 人間生活環境 / バーチャルリアリティ / リハビリテーション / 知能ロボティクス (他15件)
【概要】本研究は、前提感覚の衰えによる平衡感覚の低下を音響情報を能動的に聴覚に与えることで補填できなかという問題に着目した。当初、環境雑音を変調する効果を狙った。音響で行動変化を生じさせる場合、音を意識させずに行動変化を誘発する方法と、変化すべき方向や大きさを意識させて行動変化を生じさせる方法がある。後者は学習効果が期待でき積極的なQOLの維持につながる。本研究では音響情報を意識させる方向を選択した。研究...
❏音響流制御によるパーソナルな匂い環境の提示(15H05316)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長谷川 圭介 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 特任助教 (20733108)
【キーワード】音響流 / 非線形音響 / 匂い提示 / 超音波 / 嗅覚ディスプレイ (他16件)
【概要】本研究において、位置と方向を電子的に制御可能な直線形状の超音波ビームである音響ベッセルビームを用いて超音波音源の1m程度遠方において直径数10mm程度の断面積を持つ、位置、方向を制御可能な流れを開放空間において生成することに成功した。この基盤技術に基づき、環境中に配した匂いを超音波駆動気流によってユーザの鼻腔まで輸送することで当初の目的であった遠隔匂い提示を達成した。近接して配置された複数の匂い源...
【複合領域】デザイン学:デザインバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏プロに憑依するマルチモーダル身体認知転移技術の開発(21K19750)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】大山 潤爾 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (00635295)
【キーワード】身体性 / バーチャルリアリティ(VR) / デザイン / 身体所有感 / 拡張体験 (他12件)
【概要】初年度は、身体所有感を向上し他者のアバター身体に憑依する身体認知転移技術のための実験用プラットフォームとしてマルチモーダルVRシステムを構築した。触覚呈示用ウェアラブルデバイス技術についいては、研究分担者の高松博士が開発を進めてきたデバイス技術を応用し、振動モータとリボン状回路と発泡超弾性体のプラトー領域を用いた皮膚への密着性向上技術を用いて、上半身に対して同時に6か所刺激を可能とするデバイスを試...
❏Editable Reality技術を基盤とした実世界ベースデザイン環境の構築(17H01941)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】福重 真一 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10432527)
【キーワード】Editable Reality / Virtual Reality / Mixed Reality / デザイン / CAD (他12件)
【概要】本研究で提案する「実世界ベースデザイン」は,現実の工業製品や建築物を対象として,これらを仮想的に編集することで新しいデザインを生み出すためのアプローチである.ビデオ透過ディスプレイを通して見た現実世界の任意の物体(実物体)を,仮想オブジェクトと同様に自由に編集するための技術であるEditable Reality (ER)を基盤とする. 本年度は,福祉住環境のリノベーションを対象としたERシステムの...
【複合領域】生活科学:人間工学バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏VR空間における拡張クロスモダリティの概念実証(18K11411)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】河合 隆史 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90308221)
【キーワード】バーチャルリアリティ / クロスモーダル / 人間工学 / クロスモダリティ / 生体情報 (他6件)
【概要】本研究では、VRにおけるヒューマンインタフェース/インタラクションの構築にかかるアプローチとしてクロスモダリティに着目し、新たな概念として「拡張クロスモダリティ」を提案した。 拡張クロスモダリティによって、VR空間で生起される感覚・体験強度の増進やアプリケーションの明確化について、実証実験を通して様々な知見を得ることができた。 ...
❏音響流制御によるパーソナルな匂い環境の提示(15H05316)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長谷川 圭介 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 特任助教 (20733108)
【キーワード】音響流 / 非線形音響 / 匂い提示 / 超音波 / 嗅覚ディスプレイ (他16件)
【概要】本研究において、位置と方向を電子的に制御可能な直線形状の超音波ビームである音響ベッセルビームを用いて超音波音源の1m程度遠方において直径数10mm程度の断面積を持つ、位置、方向を制御可能な流れを開放空間において生成することに成功した。この基盤技術に基づき、環境中に配した匂いを超音波駆動気流によってユーザの鼻腔まで輸送することで当初の目的であった遠隔匂い提示を達成した。近接して配置された複数の匂い源...
❏脳機能の特性を活用したクロスモーダルコンテンツ(18200006)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】河合 隆史 早稲田大学, 大学院・国際情報通信研究科, 教授 (90308221)
【キーワード】コンテンツ / 脳機能計測 / バーチャルリアリティ / クロスモーダル刺激 / 錯覚 (他9件)
【概要】本研究課題では、脳機能の解明によって明らかとなった認知特性を利用して、新たな身体感覚を生起する情報の呈示手法とその内容を、クロスモーダル(感覚統合)コンテンツと呼称し、次世代メディアとしてのクロスモーダルコンテンツの制作・応用・検証を行った。具体的な取り組みとして、身体イメージを利用したコンテンツの制作、脳活動のモニタリングによる客観的な評価法の検討ならびに共感覚的なクロスモーダル表現手法の開発を...
【複合領域】生活科学:教育工学バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏視線一致裸眼立体映像通信・VR・AI等を活用した遠隔共同教育研究環境の実証研究(19K03091)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】谷田貝 雅典 共立女子大学, 文芸学部, 教授 (70469485)
【キーワード】教育工学 / 情報科学 / 遠隔教育 / 遠隔共同研究 / 裸眼3D視線一致型テレビ会議システム (他10件)
【概要】昨年度に引き続き、本年度もCOVID-19の世界的感染拡大の影響により、研究上の活動制約が多かった。 一方、本研究課題は近未来の国際間遠隔共同教育研究環境(Future Global Lab.)の実現を目指すものであり、時勢によりこのような先端遠隔教育環境は社会的意義も大きく、パンデミック下に実施が困難とされる各種遠隔教育活動の実現に向けた研究にも着手した。また、本研究課題の一端である学生間遠隔共...
❏没入型HMDを用いて災害時行動を学習するシステムの開発と評価(16K21262)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】畠山 久 首都大学東京, 学術情報基盤センター, 助教 (20725882)
【キーワード】防災教育 / シリアスゲーム / システム開発 / VR / 防災学習 (他14件)
【概要】本研究では、没入型ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を用いて災害時の行動を学習する災害体験学習システム“もしも”を開発した。視界を覆うタイプのHMDを用いることで没入感の高い映像提示を実現すると同時に、操作感の向上と学習者の安全確保のため、ゲーミングフットコントローラを組み合わせた。このシステムを用いて学習するために、ゲームエンジンを用いて学習コンテンツを開発した。ビルが建ち並ぶ都内で首都直下地...
❏天体観測教育用バーチャルリアリティ・ディスプレイシステムの開発に関する研究(13780114)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】青柳 貴洋 東京工業大学, 教育工学開発センター, 助手 (10302944)
【キーワード】天体観測 / 教育工学 / バーチャルリアリティ / 方位センサ / 星座 (他8件)
【概要】本研究は、「星空の観測」をコンピュータとバーチャルリアリティを組み合わせることにより補助するシステムを開発および評価することを目的とした。 本年度は、下記の2点について、前年度に開発をしたシステムをふまえた上で研究をすすめた。 ●システムハードウェアの可般化、小型化 ●電子星座盤システムへのナビゲーション機能の追加 まず、昨年度に開発した電子星座盤システムを、ノート型コンピュータに移植して、外で持...
【複合領域】生活科学:教材開発バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏タンジブル教材を用いた空間的思考力育成のためのSTEM学習プログラムの開発と評価(17H02003)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】森田 裕介 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (20314891)
【キーワード】STEM教育 / 空間的思考力 / タンジブル教材 / 教師教育 / バーチャルリアリティ (他16件)
【概要】本申請課題では、次の3点について研究を行った。まず、日本の学習指導要領において、STEM領域に関連する教科(理科、数学、技術、情報)から、空間的思考力に関連する学習内容を抽出し、教材を開発した。開発した教材は、実物体と仮想物体が連動した天体学習のためのタンジブル教材、空間図形を学ぶためのタンジブル教材、数の概念を学ぶためのゲーム型学習教材であった。次に、STEM 学習を実践授業に導入することを想定...
❏没入型HMDを用いて災害時行動を学習するシステムの開発と評価(16K21262)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】畠山 久 首都大学東京, 学術情報基盤センター, 助教 (20725882)
【キーワード】防災教育 / シリアスゲーム / システム開発 / VR / 防災学習 (他14件)
【概要】本研究では、没入型ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を用いて災害時の行動を学習する災害体験学習システム“もしも”を開発した。視界を覆うタイプのHMDを用いることで没入感の高い映像提示を実現すると同時に、操作感の向上と学習者の安全確保のため、ゲーミングフットコントローラを組み合わせた。このシステムを用いて学習するために、ゲームエンジンを用いて学習コンテンツを開発した。ビルが建ち並ぶ都内で首都直下地...
❏AR(拡張現実)技術を応用した建築躯体技能工の育成システム開発(15K01009)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】西澤 秀喜 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 准教授 (40648987)
【キーワード】教材開発 / AR / VR / ICT / 技能者育成 (他19件)
【概要】国の重要なインフラ整備や維持管理を担う建築技術者や技能者が不足している。建築の技術・技能の教育訓練には、座学に加えて実大の施工実習が効果的である。ところが、従来の施工実習用の教材は2次元図面が主体であり、初学者にとっては難解であった。そこで、AR技術を応用して、2次元図面の上にかざしたスマートフォンやタブレットに、構造物が完成した状態の3Dモデルを重畳表示する仕組みを開発した。その結果、初学者によ...
【複合領域】一般理論:著作権バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏ライセンス契約等の知的財産利用関係再編による倒産処理(15K12976)
【研究テーマ】民事法学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】金子 宏直 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (00293077)
【キーワード】ライセンス契約 / 倒産処理 / 事業承継 / デジタル・コンテンツ / 著作権 (他18件)
【概要】知的財産を利用するライセンス契約のライセンサーの倒産の場合に利用者を保護する立法的手当てがなされたが、対抗要件制度のない主に著作権の利用に関する契約について、著作権の権利者の倒産の場合については法的な解決が十分になされていない。著作権の利用については、近時音楽やビデオ以外のデジタル・コンテンツの利用契約も広く行われ、ニュースメディア等も重要になっている。これらのデジタル・コンテンツは個別の利用契約...
❏画像通信がイメージの生成及び変容に果たす役割(07680441)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】草原 真知子 東京工芸大学, 芸術学部, 助教授 (40271366)
【キーワード】ネットワーク / 仮想空間 / コミュニケーション / オリジナリティ / メディアアート (他17件)
【概要】(1)東京工芸大学の厚木キャンパスと中野キャンパスを結ぶ「バーチャル・キャンパス」として、パソコン通信ネットワークCampus MAGICを開設し、画像通信の機能を持つネットワークの企画運営を実施した。このネットワーク上で、作品のオンライン展示、グラフィックインタフェースを用いた季節ごとの企画などを実施し、その成果を分析した。 (2)Campus MAGICと他の研究教育機関のネットワークとの相互...
【複合領域】一般理論:情報環境バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏情報環境への自己投射による身体動揺に関する研究(21700144)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】杉本 麻樹 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (50517399)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 情報環境 / 身体動揺
【概要】情報環境におけるユーザーの分身となる対象への操作に注目する.コントローラなどの入力インタフェースを介したシステムにおいては,操作者が操作インタフェースに習熟していない場合,インタフェースへの入力を行うに留まらず,操作対象を動かしたい方向へ実環境の自らの身体を動かすという現象が観察できる.この現象は自己投射性の高い情報環境で,アプリケーションに没頭していている状況において発現すると考えられる.本研究...
❏バーチャル・リアリティを応用した世界遺産の地球情報環境マッピングのための基礎研究(07041115)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】大橋 力 千葉工業大学, 工学部, 教授 (90015652)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 高精細画像 / 広帯域音声 / 世界遺産 / 情報環境 (他7件)
【概要】インドネシアを調査対象国とし、世界遺産に指定されているボロブドウ-ル遺跡、プランバナン遺跡、およびその周辺の自然環境をおもな対象として、映像・音響の収録をおこなった。映像については、200万画素の最新鋭のハイビジョン・カメラとベースバンドの記録が可能な大容量のデジタル・ハイビジョン・レコーダを撮影車に搭載した機動性の高い撮影システムを構築し、高いリアリティをもつ高精細度映像を蓄積した。音響について...
【複合領域】一般理論:遠隔教育バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏視線一致裸眼立体映像通信・VR・AI等を活用した遠隔共同教育研究環境の実証研究(19K03091)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】谷田貝 雅典 共立女子大学, 文芸学部, 教授 (70469485)
【キーワード】教育工学 / 情報科学 / 遠隔教育 / 遠隔共同研究 / 裸眼3D視線一致型テレビ会議システム (他10件)
【概要】昨年度に引き続き、本年度もCOVID-19の世界的感染拡大の影響により、研究上の活動制約が多かった。 一方、本研究課題は近未来の国際間遠隔共同教育研究環境(Future Global Lab.)の実現を目指すものであり、時勢によりこのような先端遠隔教育環境は社会的意義も大きく、パンデミック下に実施が困難とされる各種遠隔教育活動の実現に向けた研究にも着手した。また、本研究課題の一端である学生間遠隔共...
❏コミュニケーション科学の方法論-行動・認知科学の側面から遠隔教育の効果を実証する(10308006)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】永岡 慶三 メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (90127382)
【キーワード】遠隔教育 / 遠隔協調学習 / バーチャルリアリティ / バーチャルスタジオ / 多面ディスプレイ (他12件)
【概要】本研究の目的は、急速に実用化しつつある遠隔教育の効果を人間の側から科学的に実証することにある。また、今後本格的到来が予想されるネットワーク社会における教育・学習という人間の知的活動を中心に、教師・学習者モデルの構築などコミュニケーション科学の方法論を構成を策定する。 次の各研究題目に関して、実施した。 (1)バーチャルリアリティ等、高度臨場感教育システムの研究:マルチメディアネットワークを介して、...
【複合領域】一般理論:遠隔授業バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏原爆への科学技術的認識を育てるVR教材の開発と遠隔授業実践(19300265)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】藤木 卓 長崎大学, 教育学部, 教授 (00218992)
【キーワード】科学的社会認識 / 原爆 / VR / 教材開発 / 遠隔授業 (他10件)
【概要】本研究では,原爆への科学技術的認識を育てることを意図したVR(Virtual Reality)技術を活用した学習環境を構築し,それを用いた遠隔授業実践を行うことを目的として研究を行った。その結果,携帯端末との連携を図るVR学習環境及び,それを遠隔地から操作するとともにテレビ会議映像の立体視伝送を行う環境を開発することができた。そして,これらの環境を用いた授業実践を行い効果を確認するとともに,今後の...
❏遠隔授業におけるバーチャル時空間GISの有用性の検討(16650213)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】藤木 卓 長崎大学, 教育学部, 助教授 (00218992)
【キーワード】バーチャル・リアリティ / 時空間GIS / V字スクリーン / 遠隔授業 / 教材開発 (他7件)
【概要】本研究課題で得た成果は,次の通りである. 1.簡易式バーチャルリアリティ提示装置の評価 V字型簡易式バーチャルリアリティ提示装置の改良型として,U字型提示装置の評価実験をV字型と比較する形で実施した.地図課題及び主観評価の結果,地図課題ではU字スクリーン型提示装置はV字と同等の高い学習効果を示した.また,主観評価においては,U字スクリーン型提示装置はV字より有意に高い結果を示した. 2.時空間GI...
【数物系科学】地球惑星科学:摩擦バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏非拘束インタラクションを実現する風力を用いた空中遭遇型力触覚提示に関する研究(17H01780)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】黒田 嘉宏 筑波大学, システム情報系, 教授 (30402837)
【キーワード】力触覚 / 空中遭遇型 / UAV / インタラクション / 非拘束 (他16件)
【概要】本課題では、デバイスを身につける、あるいは手に持つ必要がなく、さらに作業空間の制限がない、非拘束インタラクションを実現するために(1)テクスチャの質感変調による空中触覚提示、(2)気流を利用した空中力覚提示の二つの機能について、手法を設計してシステムを実装し、計測実験や被験者実験により有効性を確認し、「風力を用いた空中遭遇型の力触覚提示法」を確立した。得られた成果は、先導的な研究として多数の文献か...
❏変形と固着滑り分布の物理計算に基づく力触覚的質感提示を有するバーチャルリアリティ(17H01774)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 摩擦モデル / レンダリング / シミュレーション (他17件)
【概要】指で物体を擦る際には固着滑りによる振動が生じ、これが物体の材質感に影響することが知られている。本研究は、物理モデルを構築し、シミュレーションすることでこれを再現することを目的とする。期間内には、現実の触察時と同等の振動波形を生成可能な、指と物体のシミュレーションモデルを構築した。また、4つの素材について計測した振動波形からモデルのパラメータを同定し、これを用いたレンダリングにより質感をある程度再現...
❏能動触知覚の原因現象解明とモデル化による内部構造と材質のバーチャルリアリティ(26280072)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 変形 / Shape Matching / 有限要素法 (他15件)
【概要】対象に手を触れ動かして触知覚を得る能動触は対象についての様々な手がかりを与える。 本研究では、能動触により内部構造や材質を知覚可能なバーチャルリアリティを実現するため、変形と振動を物理シミュレーションで計算・提示することを目指し、(1)有限要素法に変わる計算時間の少ない変形のシミュレーション手法と(2)能動触により生じる振動の再現手法を研究した。 その結果、(1)について、対象を局所グループに分割...
【化学】複合化学:ディスプレイバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏感覚相互作用を利用した嗅覚・味覚提示手法(21680011)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】谷川 智洋 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 講師 (80418657)
【キーワード】ヒューマンインターフェイス / 複合現実感 / 五感インターフェイス / バーチャルリアリティ / マルチモーダル (他13件)
【概要】本研究の目的は,感覚相互作用を利用して,少ない種類の化学物質を用いて多様な匂いや味の提示を実現可能にする感覚提示手法とシステムを実現することである.嗅覚や味覚は,元々認知に対して様々な変動性や不安定性を伴う.本申請では,他の感覚刺激の影響を受けやすいことを逆に利用し,提示する実際の匂いや味に視覚情報を組み合わせて提示することで,多彩な匂いや味を認識させる手法の提案と実証を行う. ...
❏空間共有通信を軸とした3次元光線情報処理技術の体系化(19300056)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】原島 博 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (60011201)
【キーワード】画像・音声・文章等認識 / バーチャルリアリティ / コンテンツ・アーカイブ / 情報通信工学 / ディスプレイ (他7件)
【概要】映像だけでない空間そのものを共有するような通信システムの実現を目指し,3次元映像の撮影・処理・伝送・提示に関する技術を包括的に議論した.このために,空間を満たす光線を単位とした方式を検討し,コンピュータビジョンと信号処理という異なる学問体系を橋渡しする理論体系の構築に取り組んだ.また,情報のサンプリングの観点から,特殊な光学系による効率的な撮像方式について検討した.さらに,多数のカメラ映像の伝送に...
❏静電触覚刺激に基づく物体表面触感の遠隔再生システム(17700094)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】山本 晃生 東京大学, 大学院工学系研究科, 助教授 (40313035)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 遠隔操作 / 皮膚感覚 / 触覚 / 触感 (他7件)
【概要】近年,物に触れた際の感触,すなわち触感を再現する触覚ディスプレイ技術に注目が集まっている.しかし,触感は多様な要素が絡み合っており,その全てを単一のデバイスで再現することは現状では難しい.そのため,現状では,一部の要素(例えば,面粗さ感,弾性感,温度感など)に特化したデバイス開発が行われてきている. 本研究では,表面粗さテクスチャ感を提示する静電触覚技術をベースとし,そこに,温度感や弾性感などの他...
【生物学】人類学:嗅覚バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏嗅覚電気刺激の惹起する刺激臭の脳内メカニズムの解明(18K19828)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】青山 一真 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任講師 (60783686)
【キーワード】嗅覚電気刺激 / 鼻腔内科学感覚 / 経皮電気刺激 / バーチャルリアリティ / 鼻腔内化学感覚 (他11件)
【概要】バーチャルリアリティ(VR)等の分野において,嗅覚を提示するディスプレイに関する研究は非常に重要である.しかしながら,嗅覚の提示には臭いを発する化学物質(香り物質)とそれを鼻腔に提示する機構の両方が必要であるため,香り物質を保存するタンクや香り物質を放出するアクチュエータ等の容量と重さ,金銭的コストがかかってしまう. 本研究では,電気刺激によって軽量・安価・小型な嗅覚ディスプレイ装置を構築する装置...
❏音響流制御によるパーソナルな匂い環境の提示(15H05316)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長谷川 圭介 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 特任助教 (20733108)
【キーワード】音響流 / 非線形音響 / 匂い提示 / 超音波 / 嗅覚ディスプレイ (他16件)
【概要】本研究において、位置と方向を電子的に制御可能な直線形状の超音波ビームである音響ベッセルビームを用いて超音波音源の1m程度遠方において直径数10mm程度の断面積を持つ、位置、方向を制御可能な流れを開放空間において生成することに成功した。この基盤技術に基づき、環境中に配した匂いを超音波駆動気流によってユーザの鼻腔まで輸送することで当初の目的であった遠隔匂い提示を達成した。近接して配置された複数の匂い源...
❏感覚間相互作用の誘発による拡張現実型食体験提示システムの研究(24680012)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鳴海 拓志 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 助教 (70614353)
【キーワード】感覚間相互作用 / 味覚 / 満腹感 / 食感 / 嗅覚 (他11件)
【概要】本研究では,食にまつわる感覚として味覚・食感・満腹感に注目することで,元となる食品の味覚・食感・満腹感を感覚間相互作用によって任意に制御する手法を構築し,それらの手法の定量的評価により感覚間相互作用を効果的に誘発する方法論を明らかにした.また,食味を変化させる感覚間相互作用における視覚,嗅覚,味覚のそれぞれの感覚の寄与度合を明らかにし,それに基づいて感覚間相互作用に基づく食味提示手法の簡略化を可能...
【工学】機械工学:力覚提示バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏腱構造を用いた内骨格型力覚提示システムに関する研究(18K13724)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】白藤 翔平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (80779330)
【キーワード】力覚提示 / 関節角度計測 / 腱駆動機構 / VR / 内骨格システム (他10件)
【概要】本研究では、人の指の上に腱状の構造を配置し、これを駆動することで装着者の骨格をリンク系として直接駆動し、力覚を提示する手法を開発をおこなった。はじめに、指上に複数の腱を重ねて配置し、その上下面での相対的な位置変化を計測することで、ユーザの骨格形状に依存せず、 正確な関節角度を取得する方法について提案した。次に、複数の腱状のベルトを異なる位置で左右に分岐させた構造を用いることで、関節それぞれに独立し...
❏非拘束インタラクションを実現する風力を用いた空中遭遇型力触覚提示に関する研究(17H01780)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】黒田 嘉宏 筑波大学, システム情報系, 教授 (30402837)
【キーワード】力触覚 / 空中遭遇型 / UAV / インタラクション / 非拘束 (他16件)
【概要】本課題では、デバイスを身につける、あるいは手に持つ必要がなく、さらに作業空間の制限がない、非拘束インタラクションを実現するために(1)テクスチャの質感変調による空中触覚提示、(2)気流を利用した空中力覚提示の二つの機能について、手法を設計してシステムを実装し、計測実験や被験者実験により有効性を確認し、「風力を用いた空中遭遇型の力触覚提示法」を確立した。得られた成果は、先導的な研究として多数の文献か...
【工学】建築学:遺伝的アルゴリズム(GA)バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏運転未経験者の技量獲得を模擬したミスを犯しながら成長する運転育成モデルの構築(18K04052)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佛圓 哲朗 香川大学, 大学院教学センター, 特命教授 (00803967)
【キーワード】自動運転技術 / RBFネットワーク最適化 / 多目的最適化 / 遺伝的アルゴリズム / B-spline曲線 (他12件)
【概要】研究は、3つのステップ、①運転未経験者を模擬したコンピュータAIエージェントモデルを用いた「運転学習モデルの構築」(1年目)、②ドライバミスの原因分析と定量化(2年目)、③運転学習モデルの熟成(3年目)で進める計画が、これまでの報告にあるように、第2ステップと第3ステップを逆転させ「運転学習モデルの熟成」を先行させて研究をおこなってきた。 まず、遅れていた②ドライバミスの原因分析と定量化であるが、...
❏創発的計算にもとづく生命・知能・機能・芸術の新しい展開(06402060)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】星野 力 筑波大学, 構造工学系, 教授 (30027130)
【キーワード】人工生命 / 創発 / ロボット行動 / 食物連鎖 / 人工生命アート (他17件)
【概要】本研究では、人工知能における迷路探索や危険物回避などの知的行動を創発的に学習するニューラルネットやオートマン、動物行動に対する分類システムによる強化学習、遺伝的アルゴリズムによるシラサギ等の遺伝的・行動学的モデル、仮想現実におけるマルチエイジェントの構築、協同作業におけるグループ作業の創発的モデル、カオスの縁における生命の発祥モデル、コンピュータグラフィックにおける新しい人工生命的芸術、などが精力...
【工学】土木工学:ドライビングシミュレータバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏運転未経験者の技量獲得を模擬したミスを犯しながら成長する運転育成モデルの構築(18K04052)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佛圓 哲朗 香川大学, 大学院教学センター, 特命教授 (00803967)
【キーワード】自動運転技術 / RBFネットワーク最適化 / 多目的最適化 / 遺伝的アルゴリズム / B-spline曲線 (他12件)
【概要】研究は、3つのステップ、①運転未経験者を模擬したコンピュータAIエージェントモデルを用いた「運転学習モデルの構築」(1年目)、②ドライバミスの原因分析と定量化(2年目)、③運転学習モデルの熟成(3年目)で進める計画が、これまでの報告にあるように、第2ステップと第3ステップを逆転させ「運転学習モデルの熟成」を先行させて研究をおこなってきた。 まず、遅れていた②ドライバミスの原因分析と定量化であるが、...
❏没入ドライビングシミュレータによる高齢ドライバ向け運転行動観察システムの研究(23500154)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】立山 義祐 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科, 助教(研究奨励)(非常勤) (30543558)
【キーワード】バーチャルリアリティ / ドライビングシミュレータ / 没入ディスプレイ / 自動車運転行動分析システム / 没入ディスプレイ構成法 (他6件)
【概要】没入ディスプレイの没入世界提示性能について、スクリーン間の画面更新同期が与える影響について調べた。更新速度が遅くなったとしても全スクリーンで同期をとる方法が比較的有利ではあるものの、必ずしも非同期の方法を否定するものではないことがわかった。VR酔い対策に関して、本課題においてはコントラスト比を抑える事や、速度リミッタの調整、ブレーキ力の調整等で対処した。 没入ドライビングシミュレータによる運転行動...
【工学】総合工学:意匠設計バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏注目点の共有により潜在的欲求を喚起させる協調的意匠設計支援システムの研究開発(17760115)
【研究テーマ】設計工学・機械機能要素・トライボロジー
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】柳澤 秀吉 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (20396782)
【キーワード】設計工学 / 感性情報学 / バーチャルリアリティ / 認知科学 / 美学 (他16件)
【概要】本研究の目的は,意匠設計の過程において他者間での注目点を交換・共有することにより潜在する感性を喚起させ,新たな視点から創造的な設計代替案を創成する支援システムを構築することである. 平成19年度は,昨年度に構築した視点共有型意匠形状創成システムの問題点をふまえ,システムを作り替えた.改善点としては,6DOFをリアルタイム計測できる磁気センサを用いた直感的な形状操作を可能とするインタフェースの導入,...
❏感性的手法に基づくエージェント指向型意匠デザイン具現化システムの開発(10555043)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】青山 英樹 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (40149894)
【キーワード】バーチャルリアリティ / バーチャルクレイモデリング / 意匠設計 / 感性 / 意匠概念形状
【概要】本研究は、平成10年と平成11年度の2か年で計画され、製品企画・概念設計を進める中で固められてくる製品意匠形状イメージをモデル形状として具現化し、エージェント機能を用いて感性的手法に基づき、高品位な実態モデルを提唱するシステムを試作開発することを目的とした。同目的は(1)3次元抽象粗モデル構築サブシステム(意匠イメージから抽象粗モデルを構築するサブシステム)(2)3次元抽象精モデル構築サブシステム...
【工学】総合工学:触覚ディスプレイバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏触覚ヘテロダイン法に基づく時間周波数刺激の強調提示(21700185)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】牧野 泰才 慶應義塾大学, システムデサイン・マネジメント研究科, 特任講師 (00518714)
【キーワード】触覚情報処理 / マン・マシンインタフェース / バーチャルリアリティ / 触覚ディスプレイ / 触覚インタフェース (他10件)
【概要】本研究では,主に2つの成果を出した.1つは,振幅変調された高周波振動に対する人の知覚特性を明らかにしたことである.皮膚が線形弾性体として働いていても,触覚受容器に半波整流のような非線形性があることを示した.もう1つは,それを応用した触感提示手法を提案したことである.2つの振動子から異なる周波数の高周波振動を同時に皮膚に与えることで,皮膚上で振動を加算し,振幅変調振動(ビート振動)を知覚させられるこ...
❏人工現実感ディスプレイを利用した聴覚障害者向けコミュニケーション支援装置の研究(15300189)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】井野 秀一 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助教授 (70250511)
【キーワード】聴覚障害 / 情報保障 / バーチャルリアリティ / 感覚代行 / 字幕 (他13件)
【概要】本研究では,人工現実感ディスプレイおよびウェアラブルPCなどのヒューマンインタフェース技術を応用して,利用状況に応じた3種類の聴覚障害者向けのコミュニケーション支援装置を開発した.具体的には,友人同士での会話などのパーソナルな環境での利便性に重きを置いたシステムと,講演会や会議などのパブリックな環境における情報保証システムである.以下に,本研究の成果をまとめる. 1.パーソナルな環境で視覚ディスプ...
❏錯覚による動的パターン誤認知を利用した能動触覚呈示法の研究(13650285)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】前野 隆司 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (20276413)
【キーワード】触覚 / 触覚ディスプレイ / 指 / バーチャルリアリティー / 錯覚 (他9件)
【概要】ヒトが接線方向に指を滑らせる動的触察によってμmオーダーの細かい凹凸面の質感を知覚する際には,錯覚による誤認知が知覚した質感に大きく影響していると考えられる.この影響を明らかにするためには,触覚受容器の応答特性を数値解析するとともに,様々な刺激に対するヒトの知覚特性を計測し,ヒトの誤認知メカニズムを明確化する必要がある.このため,本研究では,有限要素解析と心理物理実験をおこない,空間的に分布する接...
【工学】総合工学:触感バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏静電触覚刺激に基づく物体表面触感の遠隔再生システム(17700094)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】山本 晃生 東京大学, 大学院工学系研究科, 助教授 (40313035)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 遠隔操作 / 皮膚感覚 / 触覚 / 触感 (他7件)
【概要】近年,物に触れた際の感触,すなわち触感を再現する触覚ディスプレイ技術に注目が集まっている.しかし,触感は多様な要素が絡み合っており,その全てを単一のデバイスで再現することは現状では難しい.そのため,現状では,一部の要素(例えば,面粗さ感,弾性感,温度感など)に特化したデバイス開発が行われてきている. 本研究では,表面粗さテクスチャ感を提示する静電触覚技術をベースとし,そこに,温度感や弾性感などの他...
❏脳機能計測に基づく触感シミュレータの開発(17360192)
【研究テーマ】計測工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】才脇 直樹 奈良女子大学, 生活環境学部, 准教授 (20252637)
【キーワード】仮想触感 / 脳機能計測 / 触感認知 / 仮想触感呈示装置 / バーチャルリアリティ (他11件)
【概要】我々はデニムやタオルなどの布地を撫でたときのような触感に注目し、仮想呈示を実現するための基礎研究としての感覚計測と仮想触感呈示装置の開発に取り組んできた。現在、形状や力のフィードバックについては盛んに研究されているが、布のような非剛体における繊細な材質感や触り心地といった「質的情報」を含んだ触感に関しては、質の違いを表現するために制御されるべきパラメータやそれらの相互関係について、まだ十分明らかに...
❏人工現実感ディスプレイを利用した聴覚障害者向けコミュニケーション支援装置の研究(15300189)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】井野 秀一 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助教授 (70250511)
【キーワード】聴覚障害 / 情報保障 / バーチャルリアリティ / 感覚代行 / 字幕 (他13件)
【概要】本研究では,人工現実感ディスプレイおよびウェアラブルPCなどのヒューマンインタフェース技術を応用して,利用状況に応じた3種類の聴覚障害者向けのコミュニケーション支援装置を開発した.具体的には,友人同士での会話などのパーソナルな環境での利便性に重きを置いたシステムと,講演会や会議などのパブリックな環境における情報保証システムである.以下に,本研究の成果をまとめる. 1.パーソナルな環境で視覚ディスプ...
【工学】総合工学:質感バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏摩擦滑りの物理モデルによる器用な操作と質感提示が可能なバーチャルリアリティ環境(20H04220)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 摩擦滑り / 器用な操作 / ハプティックレンダリング (他10件)
【概要】本研究では、(A)摩擦モデルを構築し、(B)摩擦振動と滑りの計測に基づいてパラメータ同定し、(C)部分滑りの提示装置とその制御手法を確立する。これらを(D)把持操作VR環境に組込み、(E)器用さと質感の評価を行うことを計画している。 2021年度は、昨年度実現したLuGreモデルに固着時間依存性を組み込み、これを用いたハプティックレンダリングを実現した。部分滑り、ヒステリシス特性、Stribeck...
❏変形と固着滑り分布の物理計算に基づく力触覚的質感提示を有するバーチャルリアリティ(17H01774)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 摩擦モデル / レンダリング / シミュレーション (他17件)
【概要】指で物体を擦る際には固着滑りによる振動が生じ、これが物体の材質感に影響することが知られている。本研究は、物理モデルを構築し、シミュレーションすることでこれを再現することを目的とする。期間内には、現実の触察時と同等の振動波形を生成可能な、指と物体のシミュレーションモデルを構築した。また、4つの素材について計測した振動波形からモデルのパラメータを同定し、これを用いたレンダリングにより質感をある程度再現...
【工学】総合工学:美学バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏没入(イマージョン)概念の美学的再検討(17K02301)
【研究テーマ】美学・芸術諸学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】吉田 寛 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (40431879)
【キーワード】没入 / イマージョン / 錯覚 / イリュージョン / 虚構 (他15件)
【概要】本研究課題は、没入(イマージョン)の概念を美学的観点から考察するものである。没入は近年、仮想現実や拡張現実の分野で大きく脚光を浴びているにもかかわらず、その概念規定や学術的位置付けが依然、定まっていない。そこで本研究課題は、錯覚や虚構など、美学や芸術学の分野で蓄積されてきた芸術作品やその鑑賞経験の特質に関する概念や理論を、1990年代以降、コンピュータ科学や認知科学の領域で展開してきた理論や実践と...
❏錯覚(イリュージョン)の感性哲学の基盤構築(26370119)
【研究テーマ】美学・芸術諸学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉田 寛 立命館大学, 先端総合学術研究科, 教授 (40431879)
【キーワード】イリュージョン / 錯覚 / 感性学 / 美学 / 感性哲学 (他10件)
【概要】本研究課題は、錯覚(イリュージョン)の概念を美学史的に再検討し、人間の感性や知覚についての理解を深め、さらには、そこから現代の文化的・社会的要請に応えうるような「錯覚の感性哲学」を打ち立てることを目的とする。 そのうち理論研究としては、西洋の哲学や美学、生理学のなかで錯覚が占めてきた位置と、それが果たしてきた理論的重要性を明らかにした。また実践的研究としては、現代のビデオゲームやバーチャルリアリテ...
❏注目点の共有により潜在的欲求を喚起させる協調的意匠設計支援システムの研究開発(17760115)
【研究テーマ】設計工学・機械機能要素・トライボロジー
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】柳澤 秀吉 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (20396782)
【キーワード】設計工学 / 感性情報学 / バーチャルリアリティ / 認知科学 / 美学 (他16件)
【概要】本研究の目的は,意匠設計の過程において他者間での注目点を交換・共有することにより潜在する感性を喚起させ,新たな視点から創造的な設計代替案を創成する支援システムを構築することである. 平成19年度は,昨年度に構築した視点共有型意匠形状創成システムの問題点をふまえ,システムを作り替えた.改善点としては,6DOFをリアルタイム計測できる磁気センサを用いた直感的な形状操作を可能とするインタフェースの導入,...
【工学】総合工学:形状モデリングバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏Editable Reality技術を基盤とした実世界ベースデザイン環境の構築(17H01941)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】福重 真一 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10432527)
【キーワード】Editable Reality / Virtual Reality / Mixed Reality / デザイン / CAD (他12件)
【概要】本研究で提案する「実世界ベースデザイン」は,現実の工業製品や建築物を対象として,これらを仮想的に編集することで新しいデザインを生み出すためのアプローチである.ビデオ透過ディスプレイを通して見た現実世界の任意の物体(実物体)を,仮想オブジェクトと同様に自由に編集するための技術であるEditable Reality (ER)を基盤とする. 本年度は,福祉住環境のリノベーションを対象としたERシステムの...
❏物理モデル駆動によるノンフォトリアリスティック画像創成と知的符号化(17300038)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】岡田 稔 早稲田大学, 情報生産システム研究科, 教授 (60201985)
【キーワード】コンピュータグラフィックス / 物理モデル駆動 / バーチャルリアリティ / 非写実的画像生成法 / 仮想版画・彫刻 (他9件)
【概要】ノンフォトリアリスティックコンピュータグラフィックス技術(NPR : Non-photorealistic rendering)は、様々な可視化技術などに使用されるが、近年では、美術・工芸の分野への応用が模索されている。本課題はこれらのNPR画像生成を、物理学的根拠のある生成方式によって行うとともに、既存の版画作品を高次レベルで符号化することを目的としている。まず、PBR(physics-base...
❏仮想空間を共有する協調作業環境に関する研究(11558038)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】竹村 治雄 大阪大学, サイバーメディアセンター, 教授 (60263430)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 仮想環境 / 三次元表示 / 協調作業 / 形状モデリング (他11件)
【概要】本研究の目的は,通信路で結合された複数の仮想環境において,その仮想環境内で,種々の情報を共有し,仮想環境内の利用者が協調して構造物のモデリング(デザイン)を実施する場合を題材として, (1)実使用に耐え得る実用的な協調作業環境の構築のための要素技術の開発, (2)協調作業環境でのモデリング(デザイン)のための実アプリケーションの構築, (3)従来の計算機操作などの2次元GUIの仮想操作環境への適用...
【工学】総合工学:ロボットバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏高度技術社会と文化変動:社会学的身体観に関する総合的研究(21530506)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】土屋 淳二 早稲田大学, 文学部, 教授 (80287937)
【キーワード】ロボット社会 / 身体 / ポストヒューマン / 文化変動 / 国際情報交換 (他13件)
【概要】IT技術やロボット工学,医療・医用工学等の先端科学技術が現代社会の人間のあり方や社会・生活環境を急速に変化させ,その社会的浸透が「人間‐機械」関係と「現実‐仮想」世界のあり方の変容をもたらし,身体とアイデンティティの問題に直結する社会現象を惹起し続けている.本研究では,擬人的機械システムにみるロボットの「人間化」,「仮想空間の現実社会化」,労務管理技術によるマニュアル労働化と感情労働,医用工学・生...
❏先進的腹腔鏡下手術の適応拡大を目指した腹腔鏡下手術支援ロボットの開発(07557085)
【研究テーマ】外科学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】北島 政樹 (北島 正樹) 慶應義塾大学, 医学部・外科, 教授 (90112672)
【キーワード】腹腔鏡下手術 / 胸腔鏡下手術 / 内視鏡下手術 / ロボット / 手術支援ロボット (他13件)
【概要】われわれの研究の目的は、複雑な腹腔鏡下手術操作を支援するためのロボットを開発することにあり、先端部分に把持、剥離機能と数関節の自由度を持ち、術者が手元で操作することにより縫合・結紮などの精密操作を行なうことができ、触覚も伝達することができるmaster-slave manipulatorとしての手術支援ロボット・システムの開発を目指している。 まず、手術支援ロボットの設計を完成させるために、動作制...
【工学】総合工学:超音波バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏音響流制御によるパーソナルな匂い環境の提示(15H05316)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長谷川 圭介 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 特任助教 (20733108)
【キーワード】音響流 / 非線形音響 / 匂い提示 / 超音波 / 嗅覚ディスプレイ (他16件)
【概要】本研究において、位置と方向を電子的に制御可能な直線形状の超音波ビームである音響ベッセルビームを用いて超音波音源の1m程度遠方において直径数10mm程度の断面積を持つ、位置、方向を制御可能な流れを開放空間において生成することに成功した。この基盤技術に基づき、環境中に配した匂いを超音波駆動気流によってユーザの鼻腔まで輸送することで当初の目的であった遠隔匂い提示を達成した。近接して配置された複数の匂い源...
❏スーパーハプティクスの基礎的研究(25240032)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】篠田 裕之 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (40226147)
【キーワード】ハプティクス / マルチモーダルインタフェース / 超音波 / バーチャルリアリティ / 触覚 (他6件)
【概要】スーパーハプティクスとは、従来の触覚インタフェースが必須要件としていた「デバイスと人間との機械的接触」を排除することにより、触覚を通した人間支援の可能性を大幅に拡大する概念である。具体的にはまずその要素技術として、超音波を用いて触覚を非接触で刺激する技術および人間の筋肉が発生している力を遠隔計測する技術を確立した。それらの要素技術に基づいて、空中映像のボタンを、触覚を伴って操作できる空中触覚タッチ...
【工学】総合工学:MEMSバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏体に身につくVR技能トレーニングを可能とする触覚デバイス3次元集積スマートウェア(19H04147)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高松 誠一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (20635320)
【キーワード】MEMS / 電子テキスタイル / センサ / ウェアラブル / IoT (他15件)
【概要】視覚、聴覚だけではできない「手を取って動きを教える」機能をVR技能トレーニングに組み込む技術を研究開発した.まず,体の動きを検知するMEMSセンサと振動フィードバックを行う振動モータを組み込んだスマートウェアの開発を行った.特に,低温かつ伸縮に耐える布上への配線実装構造として, ビアホールインターポーザー構造を開発し30%以上の伸縮に耐える配線実装構造を実現した.この構造を用いて,センシングと触覚...
❏MEMS技術を用いた高密度・高精度触覚デバイスの開発(15K12089)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】曽根 順治 東京工芸大学, 工学部, 教授 (50329215)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 遠隔ロボット / 触覚提示 / 仮想現実感 / MEMS (他8件)
【概要】指の動きを妨げない大きさで, 自由に動作できる装着型指触覚提示デバイスの設計から開発を行った.このデバイスは,指装着部, 触覚生成デバイスの固定フレーム, 触覚生成デバイスから構成される.指装着部, 触覚生成デバイスの固定フレームは, 3次元CADで設計し, 3Dプリンタにより試作し, 高精度に作成できた.触覚生成デバイスは,MEMS―CADで設計し,圧電層が5層あれば触覚を十分提示できることがわ...
【工学】総合工学:避難バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏高齢者と健常者の混在状態における避難計画に関する研究(12750555)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】佐野 友紀 名古屋市立大学, 芸術工学部, 助手 (70305556)
【キーワード】高齢者 / 健常者 / 避難 / 火災 / バーチャル リアリティ(VR) (他10件)
【概要】本研究では、火災時の避難を対象として、高齢者などの弱者と健常者とが混在する状態を取り上げて研究を行った。実空間ではなくVirtual Reality技術を用いた仮想空間で再現し、避難実験を行うことで、高齢者の避難時の行動特性を明らかにするとともに、混在によって新たに発生する問題点を見いだした。具体的には、第一に文献資料・実験から、避難時に必要となる身体能力・機能の整理および高齢者の身体能力の実体の...
❏バーチャルリアリティを用いた安全空間設計シミュレータ開発に関する基礎研究(05558040)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】片山 恒雄 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70013216)
【キーワード】バーチャルリアリティ(VR) / 安全空間 / 避難 / 人間行動 / コンピュータグラフィクス(CG) (他10件)
【概要】平成5〜6年度の2年間で,バーチャルリアリティ(VR)を用いた安全空間設計シミュレータの開発を目的として,迷路内の人間の避難行動実験を対象としたVRシミュレーションシステムを構築した.そして以下に示すように,実迷路を用いた被験者実験とVRシミュレーションの比較から,VR実験の再現性と防災上の訓練効果を確認した. (1)VRシステムの完成:CGを用いて作成した仮想空間を閉空間とする人間行動解析用のV...
【工学】総合工学:流体力学バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏音響流制御によるパーソナルな匂い環境の提示(15H05316)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長谷川 圭介 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 特任助教 (20733108)
【キーワード】音響流 / 非線形音響 / 匂い提示 / 超音波 / 嗅覚ディスプレイ (他16件)
【概要】本研究において、位置と方向を電子的に制御可能な直線形状の超音波ビームである音響ベッセルビームを用いて超音波音源の1m程度遠方において直径数10mm程度の断面積を持つ、位置、方向を制御可能な流れを開放空間において生成することに成功した。この基盤技術に基づき、環境中に配した匂いを超音波駆動気流によってユーザの鼻腔まで輸送することで当初の目的であった遠隔匂い提示を達成した。近接して配置された複数の匂い源...
❏体工連携によるスポーツ科学イノベーション-革新的な用具・コーチング法の開発-(15H01825)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高木 英樹 筑波大学, 体育系, 教授 (80226753)
【キーワード】体工連携 / スポーツ工学 / 水泳水中運動 / 流体力 / 自己推進時抵抗 (他24件)
【概要】体育学と工学の研究者が連携して、双方が培ってきた先端技術を活用することで、これまで解決が困難と考えられてきた課題に取り組み、新たな研究方法論の開発に努め、イノベーションを実現することを目的とした。 その結果、水泳競技において自己推進する泳者の動的抵抗(自己推進時抵抗)を定量、評価する方法論の開発に成功し、従来は泳速度の2乗に比例して増加すると考えられていた抵抗が、実は速度の約3乗に比例して増加する...
【工学】総合工学:ロボティクスバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏行動予測ニューラルネットワークを利用した人の自然な動作の評価と活用(21H03479)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】牧野 泰才 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (00518714)
【キーワード】身体行動予測 / バーチャルリアリティ / ロボティクス / 行動予測 / ヒューマンロボットインタラクション
【概要】本研究課題は,機械による人の動作予測を活用し,特に人とロボットとが共存する環境において,人がロボットの動作を予測しやすくするための技術を開発することを目的としている.具体的な課題としては,1)人の動作の予測における限界を知ること,2)人が他者の動作を予測するときに本質的な動作がどこにあるかを知ること,3)ロボットに人の動作予測機能を実装したときにどの程度それを活用できるかを確認すること,である.最...
❏身体性共有と神経情報処理マッピングによる臨機応変な物体操作実現法(18H04108)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】國吉 康夫 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (10333444)
【キーワード】ロボティクス / 身体性 / 遠隔操作 / 深層模倣学習 / 視線計測 (他7件)
【概要】深層模倣学習は、視覚を用いた物体操作を可能とするが、過学習の問題、特に無関係の情報の影響を受けやすいという問題がある。我々は、人がロボットを遠隔操縦する際の視線情報を計測するプラットフォームを開発した。人の視線情報を深層模倣学習と組み合わせることで、タスクに無関係な情報に対してロバストな物体操作を実現することができる。Mixture density networkを用いて視線位置を再現し、その周辺...
❏感覚・コミュニケーションを支援するウェアラブル触覚インタフェースの実用化研究(26280070)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊福部 達 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 名誉教授 (70002102)
【キーワード】触覚情報 / 感覚代行 / 障害者 / コミュニケーション / バーチャルリアリティ (他16件)
【概要】視・聴覚やコミュニケーションの機能が衰えた人達のために、指先の触覚を介して情報の授受を支援するウェアラブルなハプティックディスプレイを開発した。このディスプレイは独自に開発した積層バイモルフ型圧電振動子を1.2㎜おきに8行×8列に配列したものであり、振動パターンは本体に内蔵するマイクロコンピュータで制御される。本ディスプレイを備えた「触覚ゲーム」や「携帯電話インタフェース」を開発し、その評価実験の...
【工学】総合工学:設計工学バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏Editable Reality技術を基盤とした実世界ベースデザイン環境の構築(17H01941)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】福重 真一 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10432527)
【キーワード】Editable Reality / Virtual Reality / Mixed Reality / デザイン / CAD (他12件)
【概要】本研究で提案する「実世界ベースデザイン」は,現実の工業製品や建築物を対象として,これらを仮想的に編集することで新しいデザインを生み出すためのアプローチである.ビデオ透過ディスプレイを通して見た現実世界の任意の物体(実物体)を,仮想オブジェクトと同様に自由に編集するための技術であるEditable Reality (ER)を基盤とする. 本年度は,福祉住環境のリノベーションを対象としたERシステムの...
❏注目点の共有により潜在的欲求を喚起させる協調的意匠設計支援システムの研究開発(17760115)
【研究テーマ】設計工学・機械機能要素・トライボロジー
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】柳澤 秀吉 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (20396782)
【キーワード】設計工学 / 感性情報学 / バーチャルリアリティ / 認知科学 / 美学 (他16件)
【概要】本研究の目的は,意匠設計の過程において他者間での注目点を交換・共有することにより潜在する感性を喚起させ,新たな視点から創造的な設計代替案を創成する支援システムを構築することである. 平成19年度は,昨年度に構築した視点共有型意匠形状創成システムの問題点をふまえ,システムを作り替えた.改善点としては,6DOFをリアルタイム計測できる磁気センサを用いた直感的な形状操作を可能とするインタフェースの導入,...
【工学】総合工学:機械力学・制御バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏身体的音空間知覚を可能にする広帯域三次元音場再現システム(17KT0142)
【研究テーマ】オラリティと社会
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-07-18 - 2020-03-31
【研究代表者】池田 雄介 東京電機大学, 未来科学研究科, 助教 (80466333)
【キーワード】物理音場再現 / 高速1bit信号 / 空間インパルス応答 / スピーカアレイ / マイクロホンアレイ (他15件)
【概要】音声の持つ主要な音空間情報(音源位置,音源指向性)に着目し,それらを含む音場を物理的に合成可能かつ,聴取者位置に合わせて動的に音場を制御することで,聴取者が身体的に自然な聴取(身体への装着がなく,聴取者移動を許容)が可能なシステムの提案を行う。本研究では,高速1bit信号直接駆動方式を用いた没入型の多チャンネル音場合成システムの構築と,これらを用いた動的局所音場制御手法を提案した。さらに,局所音場...
❏動作教示に注目した気管挿管教育支援システムの研究(20390148)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】葛岡 英明 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (10241796)
【キーワード】医学・薬学教育 / 気管挿管 / 救命 / 機械力学・制御 / バーチャルリアリティ (他10件)
【概要】本研究の目的は喉頭展開の際の喉頭鏡の動かし方を教示するための触覚提示装置を開発することである。このために、まず教示者の持つ喉頭鏡と習得者の持つ喉頭鏡の動作を機構的に同期させることのできる「位置・動作伝達型喉頭鏡」と、気管挿管実施者の視線とほぼ一致した映像を撮影することの出来る視線一致カメラを開発し、実験により有効性を確認した。現在は、習得者の手の外側から力覚を提示することの出来る、「外装型力覚提示...
【工学】総合工学:コンピュータ支援設計(CAD)バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏Editable Reality技術を基盤とした実世界ベースデザイン環境の構築(17H01941)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】福重 真一 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10432527)
【キーワード】Editable Reality / Virtual Reality / Mixed Reality / デザイン / CAD (他12件)
【概要】本研究で提案する「実世界ベースデザイン」は,現実の工業製品や建築物を対象として,これらを仮想的に編集することで新しいデザインを生み出すためのアプローチである.ビデオ透過ディスプレイを通して見た現実世界の任意の物体(実物体)を,仮想オブジェクトと同様に自由に編集するための技術であるEditable Reality (ER)を基盤とする. 本年度は,福祉住環境のリノベーションを対象としたERシステムの...
❏注目点の共有により潜在的欲求を喚起させる協調的意匠設計支援システムの研究開発(17760115)
【研究テーマ】設計工学・機械機能要素・トライボロジー
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】柳澤 秀吉 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (20396782)
【キーワード】設計工学 / 感性情報学 / バーチャルリアリティ / 認知科学 / 美学 (他16件)
【概要】本研究の目的は,意匠設計の過程において他者間での注目点を交換・共有することにより潜在する感性を喚起させ,新たな視点から創造的な設計代替案を創成する支援システムを構築することである. 平成19年度は,昨年度に構築した視点共有型意匠形状創成システムの問題点をふまえ,システムを作り替えた.改善点としては,6DOFをリアルタイム計測できる磁気センサを用いた直感的な形状操作を可能とするインタフェースの導入,...
❏三次元仮想操作環境による創造的形状設計システムの開発に関する研究(06555106)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】佐藤 誠 東京工業大学, 精密工学研究所, 助教授 (50114872)
【キーワード】仮想操作環境 / 人工現実感 / 形状設計 / CAD / コンピュータグラフィックス (他8件)
【概要】仮想操作環境を利用した創造的形状設計においては、まず設計者・デザイナ-が思い浮かべた形状設計のイメージをあたかも実世界における粘土の作業や積木の作業のように、容易に3次元モデルとして構築できなければならない。さらに、仮想操作環境での直接操作が形状モデルに対して自由に行なうことができると、形状の変形・加工・修正といった操作がきわめて容易かつ自然に行なうことができる。 このような仮想操作環境を実現する...
【工学】総合工学:シミュレータバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏適応的熟達化を促す要因の解明(23650065)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30194640)
【キーワード】学習と知識獲得 / 仮想環境 / 適応的熟達化 / シミュレータ / 学習 (他12件)
【概要】本研究の目的は、適応的熟達化の促進要因である1)下位技能の習熟、2)適切な問題解決のための知識の獲得、3)適切な評価基準の獲得を明らかにすることとした。手術教育用シミュレータを用いて、専門医4名と医学生6名を対象に脳動脈瘤のクリッピング操作を課題とし、両手の操作ディバイスの軌道、操作時間、正常脳への接触割合、脳波を測定し、手術シミュレーションに関する理解度を評価するアンケートを行った。専門医の場合...
❏高齢者と健常者の混在状態における避難計画に関する研究(12750555)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】佐野 友紀 名古屋市立大学, 芸術工学部, 助手 (70305556)
【キーワード】高齢者 / 健常者 / 避難 / 火災 / バーチャル リアリティ(VR) (他10件)
【概要】本研究では、火災時の避難を対象として、高齢者などの弱者と健常者とが混在する状態を取り上げて研究を行った。実空間ではなくVirtual Reality技術を用いた仮想空間で再現し、避難実験を行うことで、高齢者の避難時の行動特性を明らかにするとともに、混在によって新たに発生する問題点を見いだした。具体的には、第一に文献資料・実験から、避難時に必要となる身体能力・機能の整理および高齢者の身体能力の実体の...
【工学】総合工学:モデリングバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏臨床現場での多重課題における意思決定要因の解明(20H00558)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (30194640)
【キーワード】多重課題 / 状況学習 / バーチャルリアリティ / 意思決定 / リアリティショック (他15件)
【概要】病棟での誤嚥性肺炎患者と脳梗塞患者、心不全患者に対する看護の多重課題訓練シナリオ、術後患者とストマ患者、ショック患者に対する看護に関するシナリオを作成した。また、乳がん患者への外来診療や外科外来やERにおいて若手外科医師や研修医が実際に直面する可能性がある腹膜刺激症状などの腹部所見について検討をおこなった。仮想世界と登場人物の作成:仮想の病棟と注射手技(静脈採血・皮下注射・末梢静脈カテーテル留置)...
❏Editable Reality技術を基盤とした実世界ベースデザイン環境の構築(17H01941)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】福重 真一 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10432527)
【キーワード】Editable Reality / Virtual Reality / Mixed Reality / デザイン / CAD (他12件)
【概要】本研究で提案する「実世界ベースデザイン」は,現実の工業製品や建築物を対象として,これらを仮想的に編集することで新しいデザインを生み出すためのアプローチである.ビデオ透過ディスプレイを通して見た現実世界の任意の物体(実物体)を,仮想オブジェクトと同様に自由に編集するための技術であるEditable Reality (ER)を基盤とする. 本年度は,福祉住環境のリノベーションを対象としたERシステムの...
【工学】総合工学:シミュレーションバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏家での暮らしに関する臨床推論力を高める遠隔VR環境を通じた協調学習プログラム(21K19685)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】吉岡 京子 国立保健医療科学院, その他部局等, 上席主任研究官 (00708951)
【キーワード】家での暮らし / virtual reality / シミュレーション / 臨床的推論 / 教育プログラム
【概要】本研究の目的は、アセスメント対象者の「家での暮らし」に関する看護学生の臨床推論力を高めるため、Virtual reality(以下、VRとする。)環境を用いた協調学習を円滑に行う遠隔シミュレーション教育プログラムを開発することである。初年度は、協調学習の方法論を活用したVR遠隔シミュレーション教育プログラムとシステムを構築することを目的として、研究班会議を合計7回開催した。学生が (1) 家の中...
❏スモールデータ駆動型機械学習による仮想頭蓋底手術シミュレーションシステムの開発(19K09500)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】辛 正廣 帝京大学, 医学部, 教授 (70302726)
【キーワード】頭蓋底手術 / 機械学習 / 仮想現実 / 拡張現実 / シミュレーション
【概要】① 頭蓋底病 に する術前画像の機械学習については、機械学習による病理診断において、国際的にも機械学習による鑑別がトピックとなっている脊索腫と軟骨肉腫の鑑別(CTやMRI上、肉眼的鑑別が困難であるが、前者は再発率の高い悪性腫瘍、後者は良性腫瘍)が行えるかどうかについて 検証を行い、スモールデータを元にした学習でも、90%以上の正確さをもってこれらの鑑別が行えるレベルに達した。良好な成果が達成される...
❏変形と固着滑り分布の物理計算に基づく力触覚的質感提示を有するバーチャルリアリティ(17H01774)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 摩擦モデル / レンダリング / シミュレーション (他17件)
【概要】指で物体を擦る際には固着滑りによる振動が生じ、これが物体の材質感に影響することが知られている。本研究は、物理モデルを構築し、シミュレーションすることでこれを再現することを目的とする。期間内には、現実の触察時と同等の振動波形を生成可能な、指と物体のシミュレーションモデルを構築した。また、4つの素材について計測した振動波形からモデルのパラメータを同定し、これを用いたレンダリングにより質感をある程度再現...
【工学】総合工学:3次元計測バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏ストライプ状背景を用いた立体画像合成(17500067)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】金子 透 静岡大学, 工学部, 教授 (50293600)
【キーワード】画像処理 / 画像合成 / クロマキー / 立体画像 / コンピュータビジョン (他8件)
【概要】1.ストライプ状背景を用いた撮影画像からの対象抽出:スタジオ内で撮影された人物などの画像と別途撮影された画像を合成するために必要な、画像からの対象抽出手法を構築した。背景色と同一色の対象を抽出することが不可能であるという従来のクロマキーの問題点を解決するため、2色から成るストライプ状背景を用いて任意色対象の抽出を行った。 2.輪郭抽出処理の高精度化:ストライプ状背景を用いた対象抽出処理で得られる抽...
❏次世代コンピュータグラフィックスのための人間の表情のデータべ-ス化の検討(07680342)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】中嶋 正之 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (60092566)
【キーワード】CG / VR / 顔モデル / 表情 / アニメーション (他9件)
【概要】本研究ではCGで人間の表情をよりリアルに表現することを目的に,人間の3次元顔モデルの作成と表情データの作成を行った. 顔モデルの作成には,実時間三次元計測装置を利用した.しかし,この計測装置は縞投影を用いているため,撮影装置に対して傾きが大きい面や光が反射されない部位に対してはデータが計測できないという問題点がある. そこで,本研究では,表情作成の基礎的な研究としてデータ欠損のない三次元顔モデルを...
【工学】総合工学:遠隔操作バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏身体性共有と神経情報処理マッピングによる臨機応変な物体操作実現法(18H04108)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】國吉 康夫 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (10333444)
【キーワード】ロボティクス / 身体性 / 遠隔操作 / 深層模倣学習 / 視線計測 (他7件)
【概要】深層模倣学習は、視覚を用いた物体操作を可能とするが、過学習の問題、特に無関係の情報の影響を受けやすいという問題がある。我々は、人がロボットを遠隔操縦する際の視線情報を計測するプラットフォームを開発した。人の視線情報を深層模倣学習と組み合わせることで、タスクに無関係な情報に対してロバストな物体操作を実現することができる。Mixture density networkを用いて視線位置を再現し、その周辺...
❏静電触覚刺激に基づく物体表面触感の遠隔再生システム(17700094)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】山本 晃生 東京大学, 大学院工学系研究科, 助教授 (40313035)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 遠隔操作 / 皮膚感覚 / 触覚 / 触感 (他7件)
【概要】近年,物に触れた際の感触,すなわち触感を再現する触覚ディスプレイ技術に注目が集まっている.しかし,触感は多様な要素が絡み合っており,その全てを単一のデバイスで再現することは現状では難しい.そのため,現状では,一部の要素(例えば,面粗さ感,弾性感,温度感など)に特化したデバイス開発が行われてきている. 本研究では,表面粗さテクスチャ感を提示する静電触覚技術をベースとし,そこに,温度感や弾性感などの他...
【工学】総合工学:有限要素法バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏能動触知覚の原因現象解明とモデル化による内部構造と材質のバーチャルリアリティ(26280072)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】長谷川 晶一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (10323833)
【キーワード】ハプティクス / バーチャルリアリティ / 変形 / Shape Matching / 有限要素法 (他15件)
【概要】対象に手を触れ動かして触知覚を得る能動触は対象についての様々な手がかりを与える。 本研究では、能動触により内部構造や材質を知覚可能なバーチャルリアリティを実現するため、変形と振動を物理シミュレーションで計算・提示することを目指し、(1)有限要素法に変わる計算時間の少ない変形のシミュレーション手法と(2)能動触により生じる振動の再現手法を研究した。 その結果、(1)について、対象を局所グループに分割...
❏錯覚による動的パターン誤認知を利用した能動触覚呈示法の研究(13650285)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】前野 隆司 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (20276413)
【キーワード】触覚 / 触覚ディスプレイ / 指 / バーチャルリアリティー / 錯覚 (他9件)
【概要】ヒトが接線方向に指を滑らせる動的触察によってμmオーダーの細かい凹凸面の質感を知覚する際には,錯覚による誤認知が知覚した質感に大きく影響していると考えられる.この影響を明らかにするためには,触覚受容器の応答特性を数値解析するとともに,様々な刺激に対するヒトの知覚特性を計測し,ヒトの誤認知メカニズムを明確化する必要がある.このため,本研究では,有限要素解析と心理物理実験をおこない,空間的に分布する接...
【工学】総合工学:可視化バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏大規模CADモデルを携帯端末でAR共有するための3Dデータ軽量化システムの開発(17K00162)
【研究テーマ】マルチメディア・データベース
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】宮地 英生 東京都市大学, メディア情報学部, 教授 (00501727)
【キーワード】可視化 / 点群データ / データ軽量化 / データリダクション / 大規模可視化 (他9件)
【概要】本研究では、”見た目の検討に十分な精度”に着目することで、CADデータの複雑さに関係なく利用者が要求する指定データ量に軽減する「3次元点群化技術」を用い、スマートフォンにおいて大規模CADデータのAR表示を可能とするデータ軽量化システムを開発した。提案方式において、2つのパラメータ操作によりデータ量と品質を自由に制御できることが確認できた。また、点群の間引きにも利用できた。同システムを公開したとこ...
❏既存映像を用いた動きのある3次元空間の再構築手法に関する研究(23680011)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】西村 邦裕 東京大学, 先端科学技術研究センター, 客員研究員 (70451797)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 可視化 / 3次元空間 / VR空間 / 動画 (他15件)
【概要】本研究では撮影が簡単になった写真や動画をつかって,バーチャルリアリティの3次元空間を構築することを行った.特に3次元空間に,物の移動やディスプレイの変化といった動きを入れることも行い,ライブ感のある空間構築をできるようにした.また,ある現地に行った際に過去の動画などを重ねて見ることができるシステムの開発を行った.本研究の技術は,いくつかの展示として東京駅や大阪で公開された. ...
【医歯薬学】基礎医学:脳機能計測バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏脳機能の特性を活用したクロスモーダルコンテンツ(18200006)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】河合 隆史 早稲田大学, 大学院・国際情報通信研究科, 教授 (90308221)
【キーワード】コンテンツ / 脳機能計測 / バーチャルリアリティ / クロスモーダル刺激 / 錯覚 (他9件)
【概要】本研究課題では、脳機能の解明によって明らかとなった認知特性を利用して、新たな身体感覚を生起する情報の呈示手法とその内容を、クロスモーダル(感覚統合)コンテンツと呼称し、次世代メディアとしてのクロスモーダルコンテンツの制作・応用・検証を行った。具体的な取り組みとして、身体イメージを利用したコンテンツの制作、脳活動のモニタリングによる客観的な評価法の検討ならびに共感覚的なクロスモーダル表現手法の開発を...
❏脳機能計測に基づく触感シミュレータの開発(17360192)
【研究テーマ】計測工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】才脇 直樹 奈良女子大学, 生活環境学部, 准教授 (20252637)
【キーワード】仮想触感 / 脳機能計測 / 触感認知 / 仮想触感呈示装置 / バーチャルリアリティ (他11件)
【概要】我々はデニムやタオルなどの布地を撫でたときのような触感に注目し、仮想呈示を実現するための基礎研究としての感覚計測と仮想触感呈示装置の開発に取り組んできた。現在、形状や力のフィードバックについては盛んに研究されているが、布のような非剛体における繊細な材質感や触り心地といった「質的情報」を含んだ触感に関しては、質の違いを表現するために制御されるべきパラメータやそれらの相互関係について、まだ十分明らかに...
【医歯薬学】境界医学:気管挿管バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏気管挿管における技能教育のための触力覚提示装置の開発(24650047)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】葛岡 英明 筑波大学, システム情報系, 教授 (10241796)
【キーワード】触力覚提示装置 / 技能教育 / 気管挿管 / 喉頭鏡 / 触力覚ディスプレイ (他9件)
【概要】本研究では、技能教育における喉頭展開の仕方を学習者に指導するための、外装型触力覚提示装置(Outer-Covering Haptic Display, OCHD)と、それを用いた誘導手法の研究をおこなった。本研究によって開発したOCHDは、喉頭鏡を握る手の甲に触力覚を与え、学習者にその動かし方を誘導する装置である。これにより,学習者は喉頭鏡に力を加えて動かすことで,掌に喉頭鏡の正しい動作力を知覚す...
❏動作教示に注目した気管挿管教育支援システムの研究(20390148)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】葛岡 英明 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (10241796)
【キーワード】医学・薬学教育 / 気管挿管 / 救命 / 機械力学・制御 / バーチャルリアリティ (他10件)
【概要】本研究の目的は喉頭展開の際の喉頭鏡の動かし方を教示するための触覚提示装置を開発することである。このために、まず教示者の持つ喉頭鏡と習得者の持つ喉頭鏡の動作を機構的に同期させることのできる「位置・動作伝達型喉頭鏡」と、気管挿管実施者の視線とほぼ一致した映像を撮影することの出来る視線一致カメラを開発し、実験により有効性を確認した。現在は、習得者の手の外側から力覚を提示することの出来る、「外装型力覚提示...
【医歯薬学】境界医学:対人コミュニケーションバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏バーチャルリアリティ環境におけるオラリティの運用の検討(17KT0141)
【研究テーマ】オラリティと社会
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-07-18 - 2021-03-31
【研究代表者】神長 伸幸 早稲田大学, 人間科学学術院, その他(招聘研究員) (90435652)
【キーワード】バーチャルリアリティ / オラリティ / 対話コミュニケーション / 距離知覚 / 対人コミュニケーション (他11件)
【概要】話し言葉による対話において、即興的に情報処理、特に身振り・表情や対話相手、周辺環境との距離などの情報を利用したコミュニケーションを実現するようなオラリティの運用方式について、現実環境とバーチャルリアリティ環境におけるオラリティ運用の類似・相違を検討した。聴衆を前にしたスピーチ、空港の入国審査、人事面接、一次救命救急といった状況で検討した結果、バーチャルリアリティ環境でも現実環境と同様のオラリティ運...
❏身体空間拡張手法に基づくトイ・メディア・コミュニケーションに関する研究(16760207)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】上杉 繁 早稲田大学, 生命医療工学研究所, 助手 (80350461)
【キーワード】ヒューマンインターフェイス / バーチャルリアリティ / グループウエア / 対人コミュニケーション / メディア・電子ネットワーク
【概要】昨年度において,小型のトイディスクを回転させると同期して相手の椅子が回転するシステム,さらには自身の椅子を回転させることで相手の椅子も回転させるコミュニケーションシステムを開発した.本年度は,その回転椅子型トイコミュニケーションシステムを利用したコミュニケーション実験のために,実験システム,データ解析ソフトを開発し,さらに実験,およびデモンストレーションを行った.実験システムに関しては,昨年度開発...
【医歯薬学】外科系臨床医学:脳神経外科バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏低侵襲化手術に必要な解剖学的知識の伝承をより効率化するための学習ツールの開発(21K02837)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高詰 佳史 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (60816536)
【キーワード】医学教育 / 解剖学 / フォトグラメトリ / 立体視 / 脳神経外科 (他9件)
【概要】令和3年度においては、まず、フォトグラメトリの手法による解剖映像の3D教材化の妥当性を確認するために、実際にカダバーを用いて解剖手順にそった各段階において多視点で撮影することを行った。これらからフォトグラメトリ技術でテクスチャ付き3Dモデルデータを作成することができた。これらの3Dモデルデータを空間再現ディスプレイ(SONY, ELF-SR1)上で自由な視点で立体視しながら剖出段階を進めたり戻して...
❏4次元コンピュータグラフィックスを用いた脳神経外科手術検討法の開発と有用性の検証(18K08938)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金 太一 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90447392)
【キーワード】脳神経外科 / 流体解析 / 4DCG / 手術シミュレーション / 血流解析 (他11件)
【概要】4次元コンピュータグラフィックスを用いた脳神経外科手術検討法を開発し、その有用性を検証した。研究計画は予定通り達成し、研究に遅れはなかった。Phase-contrast MR angiographyと融合3次元画像との融合方法を新たに開発し脳動脈瘤などの手術検討に使用した。特に脳動脈瘤の壁の厚さを推定できる方法を発見したことと、脳動静脈奇形における出血群と非出血群とで血流解析に有意差を認めることを...
❏医用画像と実画像を融合させた手術シミュレーションの臨床応用(24791488)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】金 太一 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90447392)
【キーワード】医用画像 / 複合現実 / コンピューターグラフィックス / 脳神経外科 / コンピュータグラフィックス (他7件)
【概要】本研究の目標は、複数の医用画像データを融合させた3次元画像構築法の開発と、医用画像と現実空間との融合画像を臨床応用することであり、概ね達成した。独自に考案した画像処理方法を駆使した融合3次元画像は全ての医用画像データを1つのコンピュータグラフィックスとして表示することが可能となり、かつ高精細を有するものとなった。現実画像との融合に関しては、薄板スプライン法によって手術画像をコンピュータグラフィック...
【医歯薬学】外科系臨床医学:記憶バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏VRを用いた環境的文脈の操作による記憶定着支援の研究(21K19784)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】葛岡 英明 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (10241796)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 環境的文脈 / 記憶 / 記憶支援
【概要】本研究の目的は,記憶に強い影響を与える環境的文脈としてのバーチャルリアリティ(VR)の効果を明らかにし,VRの特性を活用した効果的な記憶支援手法を実現することである.本研究では,特に環境的文脈としての現実とVRを分かつ要因の特定を中心に記憶に影響する環境的文脈としてのVR環境の特性を明らかにし,VRの特性を活用することで現実での学習以上に効果的な記憶が可能な記憶支援手法の実現を目指す. 本年度は,...
❏身体逆投射と記憶生成のためのバーチャルリアリティの基礎構造の解明(18H04118)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】池井 寧 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任教授 (00202870)
【キーワード】身体感覚 / バーチャルリアリティ / 追体験 / 能動運動 / 身体運動感覚 (他11件)
【概要】本研究の目的は,体験全体の記憶を生成するためのバーチャルリアリティの構造を解明することである. 歩行を対象とした実験により,実際歩行時の能動運動感は約70%であり,約20 %の受動運動感が存在することが示された.実際歩行時の能動運動感は,ランダムさを含む身体制御への負荷の程度に依存した.実際歩行をせずに歩行感覚を生成するVR では,歩行イメージによる運動意思によって内部モデルを賦活することで,能動...
❏自己行為の空間的拡張の利用:アバターを用いたやり忘れを防ぐ方法の検討(15K17330)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】杉森 絵里子 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (70709584)
【キーワード】記憶 / アウトプットモニタリング / 展望的記憶 / アバター / バーチャルリアリティ (他11件)
【概要】自身が予測する行為の結果と同じ結果が得られた場合は,その後,やったか否かの判断が正確にできることが明らかになった。一方で,やるべきことについて,「後にやらなくてはいけない」という気持ちが強い場合,その行為の遂行を強く想像させ,その結果,現実にやったこととして誤認識されるという現象が現れた。さらに,自己主体感の障害が示唆されている統合失調症の傾向を持つ健常者に,そういった「やったか否か」に関する混同...
【医歯薬学】社会医学:スキルバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏適応的熟達化を促す要因の解明(23650065)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30194640)
【キーワード】学習と知識獲得 / 仮想環境 / 適応的熟達化 / シミュレータ / 学習 (他12件)
【概要】本研究の目的は、適応的熟達化の促進要因である1)下位技能の習熟、2)適切な問題解決のための知識の獲得、3)適切な評価基準の獲得を明らかにすることとした。手術教育用シミュレータを用いて、専門医4名と医学生6名を対象に脳動脈瘤のクリッピング操作を課題とし、両手の操作ディバイスの軌道、操作時間、正常脳への接触割合、脳波を測定し、手術シミュレーションに関する理解度を評価するアンケートを行った。専門医の場合...
❏ヴァーチャル・リアリティ技術を応用した運動スキル学習システムの開発(13358001)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】大築 立志 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30093553)
【キーワード】ヴァーチャル・リアリティ / コンピュータ・グラフィックス / EMG / 運動学習 / 運動スキル (他20件)
【概要】本研究は、近年発達してきたヴァーチャル・リアリティー(仮想現実)技術を応用して、天候等に左右されず、かつ怪我等の心配がなく、狭い室内でも使用できる全身的動作の練習ツールを開発することを目的として計画されたものである。本研究においては、特に広い場所で急速に変化する状況に臨機応変に対応しなければならないターゲットキャッチング課題をとりあげた。 報告書記載のとおり、研究は下記の3つの段階を追って実施され...
【医歯薬学】社会医学:トレーニングバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏プロに憑依するマルチモーダル身体認知転移技術の開発(21K19750)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】大山 潤爾 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (00635295)
【キーワード】身体性 / バーチャルリアリティ(VR) / デザイン / 身体所有感 / 拡張体験 (他12件)
【概要】初年度は、身体所有感を向上し他者のアバター身体に憑依する身体認知転移技術のための実験用プラットフォームとしてマルチモーダルVRシステムを構築した。触覚呈示用ウェアラブルデバイス技術についいては、研究分担者の高松博士が開発を進めてきたデバイス技術を応用し、振動モータとリボン状回路と発泡超弾性体のプラトー領域を用いた皮膚への密着性向上技術を用いて、上半身に対して同時に6か所刺激を可能とするデバイスを試...
❏体に身につくVR技能トレーニングを可能とする触覚デバイス3次元集積スマートウェア(19H04147)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高松 誠一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (20635320)
【キーワード】MEMS / 電子テキスタイル / センサ / ウェアラブル / IoT (他15件)
【概要】視覚、聴覚だけではできない「手を取って動きを教える」機能をVR技能トレーニングに組み込む技術を研究開発した.まず,体の動きを検知するMEMSセンサと振動フィードバックを行う振動モータを組み込んだスマートウェアの開発を行った.特に,低温かつ伸縮に耐える布上への配線実装構造として, ビアホールインターポーザー構造を開発し30%以上の伸縮に耐える配線実装構造を実現した.この構造を用いて,センシングと触覚...
【医歯薬学】社会医学:身体所有感バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏中区分61:人間情報学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2020
【研究種目】バーチャルリアリティ
【研究期間】多感覚統合
【研究代表者】アバタ
【キーワード】身体所有感
【概要】
❏プロに憑依するマルチモーダル身体認知転移技術の開発(21K19750)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】大山 潤爾 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (00635295)
【キーワード】身体性 / バーチャルリアリティ(VR) / デザイン / 身体所有感 / 拡張体験 (他12件)
【概要】初年度は、身体所有感を向上し他者のアバター身体に憑依する身体認知転移技術のための実験用プラットフォームとしてマルチモーダルVRシステムを構築した。触覚呈示用ウェアラブルデバイス技術についいては、研究分担者の高松博士が開発を進めてきたデバイス技術を応用し、振動モータとリボン状回路と発泡超弾性体のプラトー領域を用いた皮膚への密着性向上技術を用いて、上半身に対して同時に6か所刺激を可能とするデバイスを試...
❏視覚と体性感覚の統合における身体の見た目の影響の解明とその活用(20K21801)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】鳴海 拓志 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (70614353)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 多感覚統合 / アバタ / 身体所有感 / 行為主体感
【概要】本研究の目的は,バーチャルリアリティ(VR)環境で操るアバタの見た目を変化させる実験から,身体の見た目が視覚と体性感覚の統合に与える影響とその機序を明らかにすることである.その上で,VRや遠隔操作において実身体を代替するアバタの見た目を制御して多感覚統合を促進/抑制する手法を確立し,作業支援を図る.多感覚統合における視覚優位を利用した触力覚提示手法から遠隔医療における精密操作実現まで,視覚と体性感...
【医歯薬学】社会医学:パフォーマンスバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏自己効力感の生起によるメンタル機能調節システムの研究(18K18090)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】吉田 成朗 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 助教 (40808531)
【キーワード】自己効力感 / モチベーション / パフォーマンス / 身体運動 / バーチャルリアリティ (他8件)
【概要】本研究では、より良いパフォーマンスを発揮できると思える「自己効力感」に注目し、自身が適切に行動できていたり、自身の行動が良い結果をもたらしたかのような擬似的な成功体験を通して、メンタルを由来とするモチベーションや、パフォーマンスの改善を図るシステムを構築した。ユーザ評価を通して、構築したシステムによって自己効力感を生起し、メンタルやモチベーション、パフォーマンスの向上といった気持ちや行動の変容を促...
❏体工連携によるスポーツ科学イノベーション-革新的な用具・コーチング法の開発-(15H01825)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高木 英樹 筑波大学, 体育系, 教授 (80226753)
【キーワード】体工連携 / スポーツ工学 / 水泳水中運動 / 流体力 / 自己推進時抵抗 (他24件)
【概要】体育学と工学の研究者が連携して、双方が培ってきた先端技術を活用することで、これまで解決が困難と考えられてきた課題に取り組み、新たな研究方法論の開発に努め、イノベーションを実現することを目的とした。 その結果、水泳競技において自己推進する泳者の動的抵抗(自己推進時抵抗)を定量、評価する方法論の開発に成功し、従来は泳速度の2乗に比例して増加すると考えられていた抵抗が、実は速度の約3乗に比例して増加する...
【医歯薬学】社会医学:触覚バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏擬似身体移動感の定量的評価法の開発とそれを用いた多様な移動感の生成手法の確立(18H03283)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】雨宮 智浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (70396175)
【キーワード】歩行感覚 / 触覚 / 身体感覚 / 身体近傍空間 / 錯覚 (他10件)
【概要】本研究では,感覚間相互作用により身体感覚を変調させ,実際の身体運動で生じる感覚情報との利得調整を行うことで,身体の物理的な空間移動や筋への運動指令を全く用いることなく,錯覚的に擬似的な身体移動体験を創出する手法の確立と適用限界の検証,そしてそのための客観的指標の提案と有効性の検証を実施した.足底への振動刺激提示によって生じる身体移動体験の効果の大きさを,身体近傍空間内の感覚間相互作用による反応時間...
❏触感の記録と合成に基づく身体性インタラクション設計基盤技術の構築(26700018)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】南澤 孝太 慶應義塾大学, メディアデザイン研究科(日吉), 准教授 (10585623)
【キーワード】ハプティクス / 触覚 / クロスモダリティ / 身体性 / ヒューマンコンピュータインタラクション (他11件)
【概要】本研究では触覚を用いた身体的なインタラクションを実現するため,触感の記録・伝送・拡張とユーザの身体運動に応じたリアルタイム合成手法の研究開発を行った.視覚や聴覚とのクロスモダリティ効果による触感の時空間性の拡張について検証し,人の触知覚を拡張できる可能性を示した.また本研究の知見の社会実装に繋げるため,産学連携による実証システムの構築と実証試験を行い,福祉・知育等の分野での有用性を示した. ...
❏スーパーハプティクスの基礎的研究(25240032)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】篠田 裕之 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (40226147)
【キーワード】ハプティクス / マルチモーダルインタフェース / 超音波 / バーチャルリアリティ / 触覚 (他6件)
【概要】スーパーハプティクスとは、従来の触覚インタフェースが必須要件としていた「デバイスと人間との機械的接触」を排除することにより、触覚を通した人間支援の可能性を大幅に拡大する概念である。具体的にはまずその要素技術として、超音波を用いて触覚を非接触で刺激する技術および人間の筋肉が発生している力を遠隔計測する技術を確立した。それらの要素技術に基づいて、空中映像のボタンを、触覚を伴って操作できる空中触覚タッチ...
【医歯薬学】社会医学:運動学習バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏効率的な身体技能学習を実現する融合身体VRの研究(19H01136)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】廣瀬 通孝 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (40156716)
【キーワード】融合身体 / バーチャルリアリティ / 運動学習 / 行為主体感 / 身体図式
【概要】本研究の目的は,バーチャルリアリティ(VR)空間で教師と学習者が一つの身体(融合身体)を使用する新しい身体スキル伝達システムを実現することである.主観視点映像や多感覚情報提示を利用した身体スキル伝達手法が提案されているが,受動的な体験になりやすく,自らの身体のどの部位をどの程度動かすべきかという身体に関する潜在的知識(身体図式)の獲得が難しい.この問題に対し,VR空間で自ら身体を繰っている感覚(行...
❏適応的熟達化を促す要因の解明(23650065)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30194640)
【キーワード】学習と知識獲得 / 仮想環境 / 適応的熟達化 / シミュレータ / 学習 (他12件)
【概要】本研究の目的は、適応的熟達化の促進要因である1)下位技能の習熟、2)適切な問題解決のための知識の獲得、3)適切な評価基準の獲得を明らかにすることとした。手術教育用シミュレータを用いて、専門医4名と医学生6名を対象に脳動脈瘤のクリッピング操作を課題とし、両手の操作ディバイスの軌道、操作時間、正常脳への接触割合、脳波を測定し、手術シミュレーションに関する理解度を評価するアンケートを行った。専門医の場合...
❏ヴァーチャル・リアリティ技術を応用した運動スキル学習システムの開発(13358001)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】大築 立志 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30093553)
【キーワード】ヴァーチャル・リアリティ / コンピュータ・グラフィックス / EMG / 運動学習 / 運動スキル (他20件)
【概要】本研究は、近年発達してきたヴァーチャル・リアリティー(仮想現実)技術を応用して、天候等に左右されず、かつ怪我等の心配がなく、狭い室内でも使用できる全身的動作の練習ツールを開発することを目的として計画されたものである。本研究においては、特に広い場所で急速に変化する状況に臨機応変に対応しなければならないターゲットキャッチング課題をとりあげた。 報告書記載のとおり、研究は下記の3つの段階を追って実施され...
【医歯薬学】社会医学:体性感覚バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏多感覚統合と身体図式の変容に基づいた擬似身体移動体験の構成手法(21H04883)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】雨宮 智浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (70396175)
【キーワード】身体錯覚 / 体性感覚 / 感覚間相互作用 / VR / メタバース (他6件)
【概要】
❏擬似身体移動感の定量的評価法の開発とそれを用いた多様な移動感の生成手法の確立(18H03283)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】雨宮 智浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (70396175)
【キーワード】歩行感覚 / 触覚 / 身体感覚 / 身体近傍空間 / 錯覚 (他10件)
【概要】本研究では,感覚間相互作用により身体感覚を変調させ,実際の身体運動で生じる感覚情報との利得調整を行うことで,身体の物理的な空間移動や筋への運動指令を全く用いることなく,錯覚的に擬似的な身体移動体験を創出する手法の確立と適用限界の検証,そしてそのための客観的指標の提案と有効性の検証を実施した.足底への振動刺激提示によって生じる身体移動体験の効果の大きさを,身体近傍空間内の感覚間相互作用による反応時間...
【医歯薬学】社会医学:メデイアバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏錯覚(イリュージョン)の感性哲学の基盤構築(26370119)
【研究テーマ】美学・芸術諸学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉田 寛 立命館大学, 先端総合学術研究科, 教授 (40431879)
【キーワード】イリュージョン / 錯覚 / 感性学 / 美学 / 感性哲学 (他10件)
【概要】本研究課題は、錯覚(イリュージョン)の概念を美学史的に再検討し、人間の感性や知覚についての理解を深め、さらには、そこから現代の文化的・社会的要請に応えうるような「錯覚の感性哲学」を打ち立てることを目的とする。 そのうち理論研究としては、西洋の哲学や美学、生理学のなかで錯覚が占めてきた位置と、それが果たしてきた理論的重要性を明らかにした。また実践的研究としては、現代のビデオゲームやバーチャルリアリテ...
❏表象文化における潜在性と現実性に関する総合的研究(13410015)
【研究テーマ】美学(含芸術諸学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】小林 康夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (60153623)
【キーワード】潜在性 / 現実性 / ヴァーチャル・リアリティー / 記憶 / 芸術作品 (他11件)
【概要】本研究の具体的な成果は次の通り。 1.潜在性と現実性の概念を思想史的に再考し、ヴァーチャル・リアリティーの概念の明確化をはかった。2.人間にとっての現実性を構成する重要な要因である記憶との関係から、歴史的な記憶のメカニズムを分析した。3.美術作品をはじめとする伝統的な視覚表象や美学的考察を、ヴァーチャル・リアリティーという視点から読み直し、主体と対象の関係性の歴史としての「眼差しの歴史」の可能性を...
【医歯薬学】社会医学:不安障害バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏不安障害に対するVRを用いたマインドフルネスに基づく介入の効果および費用対効果(20K03470)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】二宮 朗 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (30464845)
【キーワード】マインドフルネス認知療法 / 不安障害 / VR / マインドフルネス / RCT
【概要】前年度に作成したvirtual reality(VR)による曝露を導入したマインドフルネス認知療法プログラムを用いて、単群前後比較試験のデザインでpilot studyを行った(新型コロナウイルス感染症の完全な収束がない状況で、その流行が去った間の期間を狙って、短期間で募集をしたため、N=4と少人数となった)。 具体的なプログラムの内容については、VRによる曝露をマインドフルネス認知療法をメインと...
❏不安から恐怖への感情及び神経障害の音声病態分析(16K00369)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】光吉 俊二 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (30570262)
【キーワード】音声感情認識 / 音声病態分析学 / 道徳感情数理工学 / バーチャルリアリティー / 恐怖 (他15件)
【概要】多くの精神疾患患者やストレス被曝者と接し,ストレスの大きな要素として「不安」「恐怖」の感情が密接に関わっていることが判った. 「不安」「恐怖」音声の分析を行った結果, 不安を感じる時間が元気圧の変化の様子に影響を与えていた. 次に, 楽しさと笑いの音声取得と解析を行い, コミュニケーション後に元気圧が増加している被験者の多くがコミュニケーション中にHappyの感情が最も表出される傾向がある事が判っ...
【医歯薬学】社会医学:実験心理学バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏高齢者の身体モデルとその神経基盤の解明(19H00631)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】寺本 渉 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 教授 (30509089)
【キーワード】実験心理学 / 身体モデル / 加齢 / ベイズ理論 / バーチャル・リアリティ (他9件)
【概要】高齢期の認知機能低下への対策は,認知症とその予備群の増大,危険運転による事故多発などの社会問題を解決するためにも重要である。この認知機能低下には,感覚運動機能の低下と,それに伴う脳内の身体・運動表象(身体モデル)の歪みの関与が考えられる。高齢期の身体モデルへの理解と介入は,転倒予防等の身体運動機能改善のみならず,認知機能の維持・向上に役立つことが期待される。そこで本研究では,高齢期における身体モデ...
❏電子メディアの『臨場感』『没入感』『一体感』を分析する行動指標とモデルの構築(10450163)
【研究テーマ】計測工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】望月 要 メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (80280543)
【キーワード】臨場感 / 感性計測 / バーチャルリアリティ / 実験的行動分析 / 視覚誘導運動 (他6件)
【概要】本研究では(1)言語条件づけを指標としたTV会議システムの伝送遅延の心理的効果測定と、(2)重心動揺を指標とした全周型ディスプレイの視覚的効果測定の実験を行った。 (1)言語条件づけを指標とした伝送遅延の研究では、double-agent法を用いた言語条件づけをTV会議システムを介して実施し、(1)TV会議システムが介したコミュニケーションでも言語条件づけが成立する、(2)条件づけされた標的行動の...
【医歯薬学】社会医学:社会学バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏高度技術社会と文化変動:社会学的身体観に関する総合的研究(21530506)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】土屋 淳二 早稲田大学, 文学部, 教授 (80287937)
【キーワード】ロボット社会 / 身体 / ポストヒューマン / 文化変動 / 国際情報交換 (他13件)
【概要】IT技術やロボット工学,医療・医用工学等の先端科学技術が現代社会の人間のあり方や社会・生活環境を急速に変化させ,その社会的浸透が「人間‐機械」関係と「現実‐仮想」世界のあり方の変容をもたらし,身体とアイデンティティの問題に直結する社会現象を惹起し続けている.本研究では,擬人的機械システムにみるロボットの「人間化」,「仮想空間の現実社会化」,労務管理技術によるマニュアル労働化と感情労働,医用工学・生...
❏ヴァーチャル化される精神とリアルな世界-視覚社会学の視点-(20530444)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】北澤 裕 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (20204886)
【キーワード】視覚社会 / 文化・社会意識 / 社会学理論・学説史 / 視覚文化 / アイデンティティ・自己 (他20件)
【概要】「見る」ことや「見る」行為並びに視覚の意義を、視覚社会学および視覚文化論の観点から考察を加え、「見る行為は社会によりどのように作られるのか」の問題と、逆に、「見る行為は自己や社会や世界をどのように作り上げているのか」といった問題をともに取り上げ、視覚と自己、視覚と社会との相互の構成関係の分析を、実際のリアルな世界を見ることとインターネットやサイバー・スペースなどのヴァーチャルな世界を見ることの両者...
❏「ポストヒューマン」の眼と現実-視覚とヴァーチャリティ-(17530395)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】北澤 裕 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (20204886)
【キーワード】ポストヒューマン / 視覚 / 真正性 / 誠実性 / イメージ(イマージュ) (他15件)
【概要】本研究は、「ポストヒューマン」、すなわち「物質と情報との異成分間の境界が取り払われ、これらが連続的に構成された合成体」の概念を前提にして、これと「視覚」の問題を研究課題とし、「現実」を見ることと「ヴァーチャル」なものを見ることとが、どの様に関連づけられるのかにつての分析の一環をなすものである。ポストヒューマンは現実をこの眼で直接見ない。彼らが見るものはDVDやHDの映像、テレビ、コンピュータ、携帯...
【医歯薬学】社会医学:創発バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏画像通信がイメージの生成及び変容に果たす役割(07680441)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】草原 真知子 東京工芸大学, 芸術学部, 助教授 (40271366)
【キーワード】ネットワーク / 仮想空間 / コミュニケーション / オリジナリティ / メディアアート (他17件)
【概要】(1)東京工芸大学の厚木キャンパスと中野キャンパスを結ぶ「バーチャル・キャンパス」として、パソコン通信ネットワークCampus MAGICを開設し、画像通信の機能を持つネットワークの企画運営を実施した。このネットワーク上で、作品のオンライン展示、グラフィックインタフェースを用いた季節ごとの企画などを実施し、その成果を分析した。 (2)Campus MAGICと他の研究教育機関のネットワークとの相互...
❏創発的計算にもとづく生命・知能・機能・芸術の新しい展開(06402060)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】星野 力 筑波大学, 構造工学系, 教授 (30027130)
【キーワード】人工生命 / 創発 / ロボット行動 / 食物連鎖 / 人工生命アート (他17件)
【概要】本研究では、人工知能における迷路探索や危険物回避などの知的行動を創発的に学習するニューラルネットやオートマン、動物行動に対する分類システムによる強化学習、遺伝的アルゴリズムによるシラサギ等の遺伝的・行動学的モデル、仮想現実におけるマルチエイジェントの構築、協同作業におけるグループ作業の創発的モデル、カオスの縁における生命の発祥モデル、コンピュータグラフィックにおける新しい人工生命的芸術、などが精力...
【医歯薬学】薬学:神経科学バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏嗅覚電気刺激の惹起する刺激臭の脳内メカニズムの解明(18K19828)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】青山 一真 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任講師 (60783686)
【キーワード】嗅覚電気刺激 / 鼻腔内科学感覚 / 経皮電気刺激 / バーチャルリアリティ / 鼻腔内化学感覚 (他11件)
【概要】バーチャルリアリティ(VR)等の分野において,嗅覚を提示するディスプレイに関する研究は非常に重要である.しかしながら,嗅覚の提示には臭いを発する化学物質(香り物質)とそれを鼻腔に提示する機構の両方が必要であるため,香り物質を保存するタンクや香り物質を放出するアクチュエータ等の容量と重さ,金銭的コストがかかってしまう. 本研究では,電気刺激によって軽量・安価・小型な嗅覚ディスプレイ装置を構築する装置...
❏融合化三次元画像を用いた拡張現実手術シミュレーション装置の開発(23659683)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】齊藤 延人 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60262002)
【キーワード】神経画像診断学 / 脳機能画像 / バーチャルリアリティ / 神経科学 / 脳・神経 (他7件)
【概要】複数の医用画像データを融合させた三次元画像の構築手法を開発した。提案手法による融合三次元画像は異なる医用画像データのレジストレーション制限を克服し、高い空間分解能を有し、複雑化した3次元表示の視認性向上に成功した。提案手法による融合三次元画像は東京大学医学部付属病院脳神経外科で235症例に臨床応用され、高い有用性が示された。ビデオモニターを用いた拡張現実法による手術シミュレーションを開発した。提案...
【医歯薬学】看護学:手術バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏低侵襲化手術に必要な解剖学的知識の伝承をより効率化するための学習ツールの開発(21K02837)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高詰 佳史 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (60816536)
【キーワード】医学教育 / 解剖学 / フォトグラメトリ / 立体視 / 脳神経外科 (他9件)
【概要】令和3年度においては、まず、フォトグラメトリの手法による解剖映像の3D教材化の妥当性を確認するために、実際にカダバーを用いて解剖手順にそった各段階において多視点で撮影することを行った。これらからフォトグラメトリ技術でテクスチャ付き3Dモデルデータを作成することができた。これらの3Dモデルデータを空間再現ディスプレイ(SONY, ELF-SR1)上で自由な視点で立体視しながら剖出段階を進めたり戻して...
❏バーチャルリアリティを用いた体験型獣医外科手術教育法の開発(21K19180)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】中川 貴之 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (40447363)
【キーワード】獣医臨床教育 / 外科 / 教育 / バーチャルリアリティ / 手術 (他10件)
【概要】本研究では、現実と瓜二つの手術体験を共有できる 『術者視点型VR(バーチャルリアリティ)手術体験教材』を開発し、時間・空間・身体の障壁を超越して、現実と等価な視覚情報を得ながら無限に外科医の技術をシャドーイングできる手術教育教材の開発に挑戦する。 本研究ではVR教材の撮影のために、複数の全天球型カメラを用いて、東京大学附属動物医療センター手術室を利用し、実験犬などを用いた実際の手術を撮影する。しか...
【医歯薬学】看護学:データベースバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏オントロジーに基づく源氏絵データベースを共有・活用した源氏絵の総合研究(17H02295)
【研究テーマ】美術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】稲本 万里子 恵泉女学園大学, 人文学部, 教授 (20240749)
【キーワード】源氏絵 / 美術史 / 源氏物語 / データベース / オントロジー (他8件)
【概要】本研究では、18人の研究者が源氏絵データベースを利用し、15箇所の美術館・博物館および個人宅にて103作品の調査をおこない、2回のシンポジウム(「室町時代源氏絵研究の最前線」「桃山・江戸時代源氏絵研究の最前線―図様の継承と創造」)を含む8回の研究会で研究成果を発表した。AIとVRの研究成果は『人工知能学会論文誌』と『システム/制御/情報』に発表し、ディスプレイ版VR3点セット(灯明で見る「源氏物語...
❏デジタル地球儀と拡張現実ソフトウェアを連携させたデジタルアーカイブのデザイン手法(23700121)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】渡邉 英徳 首都大学東京, システムデザイン学部, 准教授 (00514085)
【キーワード】デジタルアーカイブ / データベース / バーチャルリアリティ / Web / 拡張現実 (他7件)
【概要】研究成果により5つのデジタルアーカイブを公開し、査読付き雑誌掲載論文2編、受賞9件、学会発表14件などの成果を挙げた。また研究成果は沖縄県、長崎県の事業に採用され、朝日新聞社およびグーグルとの産学連携も行なっている。これらのことから、研究目的は達成されたと言える。 ...
❏既存映像を用いた動きのある3次元空間の再構築手法に関する研究(23680011)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】西村 邦裕 東京大学, 先端科学技術研究センター, 客員研究員 (70451797)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 可視化 / 3次元空間 / VR空間 / 動画 (他15件)
【概要】本研究では撮影が簡単になった写真や動画をつかって,バーチャルリアリティの3次元空間を構築することを行った.特に3次元空間に,物の移動やディスプレイの変化といった動きを入れることも行い,ライブ感のある空間構築をできるようにした.また,ある現地に行った際に過去の動画などを重ねて見ることができるシステムの開発を行った.本研究の技術は,いくつかの展示として東京駅や大阪で公開された. ...
【医歯薬学】看護学:脳・神経バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏身体性を超えた運動記憶と共感の獲得に関する脳内基盤の解明:超身体性脳科学の萌芽(17K19992)
【研究テーマ】人間情報学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】井澤 淳 筑波大学, システム情報系, 准教授 (20582349)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 視点取得 / 計算論的脳科学 / 身体性認知 / 認知科学 (他6件)
【概要】グループでチームリーダーを発揮するような卓越したコミュニケーション能力を獲得するためには,相手の視点から自己を想像するだけでなく、自己・他者視点を自由に切り替えることが可能な“メタ視点”の獲得が重要である.本研究では、バーチャルリアリティ空間上に構築したアバターの身体運動を学習を通じて学習することで、ヒトが視点を切り替え、アバターの視点を獲得することが可能か調べた。アバター操作を経験した被験者は、...
❏融合化三次元画像を用いた拡張現実手術シミュレーション装置の開発(23659683)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】齊藤 延人 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60262002)
【キーワード】神経画像診断学 / 脳機能画像 / バーチャルリアリティ / 神経科学 / 脳・神経 (他7件)
【概要】複数の医用画像データを融合させた三次元画像の構築手法を開発した。提案手法による融合三次元画像は異なる医用画像データのレジストレーション制限を克服し、高い空間分解能を有し、複雑化した3次元表示の視認性向上に成功した。提案手法による融合三次元画像は東京大学医学部付属病院脳神経外科で235症例に臨床応用され、高い有用性が示された。ビデオモニターを用いた拡張現実法による手術シミュレーションを開発した。提案...
【医歯薬学】看護学:地域包括ケアシステムバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏VRが育む認知症にやさしいまちづくり:共感的理解による支援行動生起の戦略(22K19683)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2022-06-30 - 2025-03-31
【研究代表者】五十嵐 歩 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (20595011)
【キーワード】認知症にやさしいまちづくり / Virtual Reality / 支援行動 / 高齢者 / 地域包括ケアシステム
【概要】
❏地域住民の認知症支援意識を高めるVR・ゲーミフィケーション統合プログラムの開発(19H03956)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】五十嵐 歩 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (20595011)
【キーワード】地域包括ケアシステム / ゲーミフィケーション / VR / 認知症 / 教育プログラム
【概要】本研究において、地域住民の認知症高齢者への支援の意識を高めるための統合プログラムを開発し(目的①:STEP1~2)、統合プログラムの評価・普及を行う(目的②:STEP3~4)。統合プログラムは、申請者が開発したコンビニ向けのゲーミングツールを用いた研修プログラムを地域住民向けに改変し、新たに作成する認知症体験のVRプログラムを加えて開発する。 研究2年目である令和2年度は、令和元年度に完了できなか...
【医歯薬学】看護学:ストレスバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏臨床現場での多重課題における意思決定要因の解明(20H00558)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (30194640)
【キーワード】多重課題 / 状況学習 / バーチャルリアリティ / 意思決定 / リアリティショック (他15件)
【概要】病棟での誤嚥性肺炎患者と脳梗塞患者、心不全患者に対する看護の多重課題訓練シナリオ、術後患者とストマ患者、ショック患者に対する看護に関するシナリオを作成した。また、乳がん患者への外来診療や外科外来やERにおいて若手外科医師や研修医が実際に直面する可能性がある腹膜刺激症状などの腹部所見について検討をおこなった。仮想世界と登場人物の作成:仮想の病棟と注射手技(静脈採血・皮下注射・末梢静脈カテーテル留置)...
❏ヴァーチャル・リアリティー比較社会認知科学の創出:パーソナルスペースの生物的基盤(19K22870)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】川合 伸幸 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (30335062)
【キーワード】比較認知 / ヴァーチャル・リアリティー / パーソナルスペース / 社会行動 / 霊長類 (他6件)
【概要】比較認知科学で動物の社会認知が調べられていたが、動物がヒト(実験者)をどのように認識するかという観点での研究であり、同種間の社会行動を実験者が意図したように操作した実験はできなかった。そこで動物CGを製作し、霊長類の社会行動の基盤である「パーソナルスペース」を調べた。 液体報酬摂取中のマーモセットにCGマーモセットが正面から近づいてくる動画を提示したところ、CGのマーモセットが前進してくると通常の...
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
【医歯薬学】看護学:医療・福祉バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏IoTとAIで実現する患者習熟度に応じて最適化するバーチャルリアリティ鏡治療(17K11109)
【研究テーマ】麻酔科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 健治 川崎医科大学, 医学部, 教授 (70359884)
【キーワード】難治性疼痛 / バーチャルリアリティ / 人工知能 / 医療・福祉 / ユーザインターフェース (他6件)
【概要】アジャストメント可能で多彩な治療タスクを装備したバーチャルリアリティ鏡治療システムを開発した。IoTとAIにより、痛みと習熟度に応じた治療の最適化や治療意欲の向上に有効な激励・教育システムの実装を目指した。痛みの増悪因子を特定するIoTによるデータの収集・分析の機械学習システムを開発し、健常者で良好なシステムの操作性を検証した。激励・教育は治療成果の視覚化とフィードバック・システムを作成し、単調作...
❏原因帰属の操作による情動アクチュエーション手法(16H01740)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】谷川 智洋 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任准教授 (80418657)
【キーワード】バーチャルリアリティ / 感情・情動 / 認知科学 / 行動誘発 / マルチモーダルインタフェース (他8件)
【概要】本研究では,疑似的に生起させた生理学的変化を知覚させ,さらにその変化を情動的な判断の結果として認知させることで情動的な判断を変化させ,長期的な目標実行支援のため,任意の行動を促進ないし抑制する方法論を明らかにした.長期的な情動アクチュエーションを実現するため,聴覚フィードバックによる緊張緩和を実現すると共に,ライフログに基づいた長期的な行動誘発技術の実証を行なった. ...
❏動作教示に注目した気管挿管教育支援システムの研究(20390148)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】葛岡 英明 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (10241796)
【キーワード】医学・薬学教育 / 気管挿管 / 救命 / 機械力学・制御 / バーチャルリアリティ (他10件)
【概要】本研究の目的は喉頭展開の際の喉頭鏡の動かし方を教示するための触覚提示装置を開発することである。このために、まず教示者の持つ喉頭鏡と習得者の持つ喉頭鏡の動作を機構的に同期させることのできる「位置・動作伝達型喉頭鏡」と、気管挿管実施者の視線とほぼ一致した映像を撮影することの出来る視線一致カメラを開発し、実験により有効性を確認した。現在は、習得者の手の外側から力覚を提示することの出来る、「外装型力覚提示...
【医歯薬学】看護学:視覚バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏視覚・前庭感覚統合伝送システム(19680006)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】稲見 昌彦 慶應義塾大学, 大学院・メディアデザイン研究科, 教授 (00345117)
【キーワード】視覚 / 前庭感覚 / 感覚統合 / マルチモダリティ / バーチャルリアリティー (他12件)
【概要】本研究の成果は機能的電気刺激等による前庭感覚提示の生理学的知見の解明,光学的シャッター方式による振動成分の抽出を行うStopMotion Goggleの開発,そしてオプティカルフローをリアルタイムで検出するための携帯型情報端末でも動作可能なGPUを利用した特徴点抽出ライブラリの開発による.これらの要素技術によって,我々生物が知覚しているような安定した「視覚・前庭感覚統合伝送システム」を様々な場面に...
❏「ポストヒューマン」の眼と現実-視覚とヴァーチャリティ-(17530395)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】北澤 裕 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (20204886)
【キーワード】ポストヒューマン / 視覚 / 真正性 / 誠実性 / イメージ(イマージュ) (他15件)
【概要】本研究は、「ポストヒューマン」、すなわち「物質と情報との異成分間の境界が取り払われ、これらが連続的に構成された合成体」の概念を前提にして、これと「視覚」の問題を研究課題とし、「現実」を見ることと「ヴァーチャル」なものを見ることとが、どの様に関連づけられるのかにつての分析の一環をなすものである。ポストヒューマンは現実をこの眼で直接見ない。彼らが見るものはDVDやHDの映像、テレビ、コンピュータ、携帯...
❏ヴァーチャル・リアリティと視覚文化-視覚と自我の変容-(14510226)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】北澤 裕 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (20204886)
【キーワード】ヴァーチャル・リアリティ / サイバースペース / 視覚 / ヴィジュアル・カルチャー / ポストヒューマン (他17件)
【概要】今年度は、「ヴァーチャル」であることと「アクチュアル」であることとの概念的規定、および両者の比較と関係を「視覚」と結びつけることを主に取り上げ考察を行った。まず、「ヴァーチャル」と「アクチュアル」の理論的な区分を行い、これをもとに「アクチュアル-ヴァーチャル」の軸と「可視-不可視」の軸とを交差させ、ヴァーチャルで不可視の存在からアクチュアルで不可視な存在にいたるる四象限を規定し、この分類に従って世...
【医歯薬学】看護学:リハビリテーションバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏アンビエントノイズを用いた聴覚による前庭感覚代償と高齢者の平衡感覚支援(17H06291)
【研究テーマ】人間情報学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】中村 仁彦 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (20159073)
【キーワード】スマートセンサー情報システム / 人間生活環境 / バーチャルリアリティ / リハビリテーション / 知能ロボティクス (他15件)
【概要】本研究は、前提感覚の衰えによる平衡感覚の低下を音響情報を能動的に聴覚に与えることで補填できなかという問題に着目した。当初、環境雑音を変調する効果を狙った。音響で行動変化を生じさせる場合、音を意識させずに行動変化を誘発する方法と、変化すべき方向や大きさを意識させて行動変化を生じさせる方法がある。後者は学習効果が期待でき積極的なQOLの維持につながる。本研究では音響情報を意識させる方向を選択した。研究...
❏IoTとAIで実現する患者習熟度に応じて最適化するバーチャルリアリティ鏡治療(17K11109)
【研究テーマ】麻酔科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 健治 川崎医科大学, 医学部, 教授 (70359884)
【キーワード】難治性疼痛 / バーチャルリアリティ / 人工知能 / 医療・福祉 / ユーザインターフェース (他6件)
【概要】アジャストメント可能で多彩な治療タスクを装備したバーチャルリアリティ鏡治療システムを開発した。IoTとAIにより、痛みと習熟度に応じた治療の最適化や治療意欲の向上に有効な激励・教育システムの実装を目指した。痛みの増悪因子を特定するIoTによるデータの収集・分析の機械学習システムを開発し、健常者で良好なシステムの操作性を検証した。激励・教育は治療成果の視覚化とフィードバック・システムを作成し、単調作...
❏視覚認知障害解消のための画像変換手法を用いたIot型視覚呈示システムの開発研究(17H02132)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 敏明 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 特任教授 (40248670)
【キーワード】視覚認知障害 / バーチャルリアリティ / 視覚情報呈示装置 / 画像変換手法 / 視覚情報呈示 (他13件)
【概要】脳卒中の後遺症の一つに視空間認知障害があり、リハビリテーション治療の重大な阻害因子となる。本件では、視覚情報呈示に加え、超小型センサを搭載することにより歩行という動的条件下での視覚認知障害に関する特性を見いだし、検査・訓練・支援として3 次元ヘッドマウンテッドディスプレイ(HMD)システムの開発研究を実施した。成果として、本システムを用いることにより、空間無視障害に関して、3次元空間内において紙面...
【医歯薬学】看護学:高齢者バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏VRが育む認知症にやさしいまちづくり:共感的理解による支援行動生起の戦略(22K19683)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2022-06-30 - 2025-03-31
【研究代表者】五十嵐 歩 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (20595011)
【キーワード】認知症にやさしいまちづくり / Virtual Reality / 支援行動 / 高齢者 / 地域包括ケアシステム
【概要】
❏アンビエントノイズを用いた聴覚による前庭感覚代償と高齢者の平衡感覚支援(17H06291)
【研究テーマ】人間情報学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】中村 仁彦 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (20159073)
【キーワード】スマートセンサー情報システム / 人間生活環境 / バーチャルリアリティ / リハビリテーション / 知能ロボティクス (他15件)
【概要】本研究は、前提感覚の衰えによる平衡感覚の低下を音響情報を能動的に聴覚に与えることで補填できなかという問題に着目した。当初、環境雑音を変調する効果を狙った。音響で行動変化を生じさせる場合、音を意識させずに行動変化を誘発する方法と、変化すべき方向や大きさを意識させて行動変化を生じさせる方法がある。後者は学習効果が期待でき積極的なQOLの維持につながる。本研究では音響情報を意識させる方向を選択した。研究...
❏感覚・コミュニケーションを支援するウェアラブル触覚インタフェースの実用化研究(26280070)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊福部 達 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 名誉教授 (70002102)
【キーワード】触覚情報 / 感覚代行 / 障害者 / コミュニケーション / バーチャルリアリティ (他16件)
【概要】視・聴覚やコミュニケーションの機能が衰えた人達のために、指先の触覚を介して情報の授受を支援するウェアラブルなハプティックディスプレイを開発した。このディスプレイは独自に開発した積層バイモルフ型圧電振動子を1.2㎜おきに8行×8列に配列したものであり、振動パターンは本体に内蔵するマイクロコンピュータで制御される。本ディスプレイを備えた「触覚ゲーム」や「携帯電話インタフェース」を開発し、その評価実験の...
【医歯薬学】看護学:学習バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏プロに憑依するマルチモーダル身体認知転移技術の開発(21K19750)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】大山 潤爾 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (00635295)
【キーワード】身体性 / バーチャルリアリティ(VR) / デザイン / 身体所有感 / 拡張体験 (他12件)
【概要】初年度は、身体所有感を向上し他者のアバター身体に憑依する身体認知転移技術のための実験用プラットフォームとしてマルチモーダルVRシステムを構築した。触覚呈示用ウェアラブルデバイス技術についいては、研究分担者の高松博士が開発を進めてきたデバイス技術を応用し、振動モータとリボン状回路と発泡超弾性体のプラトー領域を用いた皮膚への密着性向上技術を用いて、上半身に対して同時に6か所刺激を可能とするデバイスを試...
❏適応的熟達化を促す要因の解明(23650065)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】小山 博史 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30194640)
【キーワード】学習と知識獲得 / 仮想環境 / 適応的熟達化 / シミュレータ / 学習 (他12件)
【概要】本研究の目的は、適応的熟達化の促進要因である1)下位技能の習熟、2)適切な問題解決のための知識の獲得、3)適切な評価基準の獲得を明らかにすることとした。手術教育用シミュレータを用いて、専門医4名と医学生6名を対象に脳動脈瘤のクリッピング操作を課題とし、両手の操作ディバイスの軌道、操作時間、正常脳への接触割合、脳波を測定し、手術シミュレーションに関する理解度を評価するアンケートを行った。専門医の場合...
【医歯薬学】看護学:自己効力感バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏自己効力感の生起によるメンタル機能調節システムの研究(18K18090)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】吉田 成朗 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 助教 (40808531)
【キーワード】自己効力感 / モチベーション / パフォーマンス / 身体運動 / バーチャルリアリティ (他8件)
【概要】本研究では、より良いパフォーマンスを発揮できると思える「自己効力感」に注目し、自身が適切に行動できていたり、自身の行動が良い結果をもたらしたかのような擬似的な成功体験を通して、メンタルを由来とするモチベーションや、パフォーマンスの改善を図るシステムを構築した。ユーザ評価を通して、構築したシステムによって自己効力感を生起し、メンタルやモチベーション、パフォーマンスの向上といった気持ちや行動の変容を促...
❏バーチャルリアリティ環境におけるオラリティの運用の検討(17KT0141)
【研究テーマ】オラリティと社会
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-07-18 - 2021-03-31
【研究代表者】神長 伸幸 早稲田大学, 人間科学学術院, その他(招聘研究員) (90435652)
【キーワード】バーチャルリアリティ / オラリティ / 対話コミュニケーション / 距離知覚 / 対人コミュニケーション (他11件)
【概要】話し言葉による対話において、即興的に情報処理、特に身振り・表情や対話相手、周辺環境との距離などの情報を利用したコミュニケーションを実現するようなオラリティの運用方式について、現実環境とバーチャルリアリティ環境におけるオラリティ運用の類似・相違を検討した。聴衆を前にしたスピーチ、空港の入国審査、人事面接、一次救命救急といった状況で検討した結果、バーチャルリアリティ環境でも現実環境と同様のオラリティ運...
【医歯薬学】看護学:コミュニケーションバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏複数人数の同時アイトラッキングによるソーシャルプレゼンスの推定(18K18689)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】葭田 貴子 東京工業大学, 工学院, 准教授 (80454148)
【キーワード】アイトラッキング / ソーシャルプレゼンス / アイコンタクト / 複数人数同時記録 / バーチャルリアリティ (他13件)
【概要】二名の被検者が互いの顔を観察している際の眼球運動を同時記録する実験を実施した.これにより,「誰かに見られている」という感覚が人間の視線行動を変化させるか検討した.それぞれの被検者は目の前のディスプレイにリアルタイムに表示される相手の顔を観察し,2台のアイトラッカを用いて視線方向を同時記録した.アイトラッキングそのものには成功しており,2名の被検者が互いの顔近傍に視線を向ける様子が観察できた他,「相...
❏不安から恐怖への感情及び神経障害の音声病態分析(16K00369)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】光吉 俊二 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (30570262)
【キーワード】音声感情認識 / 音声病態分析学 / 道徳感情数理工学 / バーチャルリアリティー / 恐怖 (他15件)
【概要】多くの精神疾患患者やストレス被曝者と接し,ストレスの大きな要素として「不安」「恐怖」の感情が密接に関わっていることが判った. 「不安」「恐怖」音声の分析を行った結果, 不安を感じる時間が元気圧の変化の様子に影響を与えていた. 次に, 楽しさと笑いの音声取得と解析を行い, コミュニケーション後に元気圧が増加している被験者の多くがコミュニケーション中にHappyの感情が最も表出される傾向がある事が判っ...
❏感覚・コミュニケーションを支援するウェアラブル触覚インタフェースの実用化研究(26280070)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊福部 達 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 名誉教授 (70002102)
【キーワード】触覚情報 / 感覚代行 / 障害者 / コミュニケーション / バーチャルリアリティ (他16件)
【概要】視・聴覚やコミュニケーションの機能が衰えた人達のために、指先の触覚を介して情報の授受を支援するウェアラブルなハプティックディスプレイを開発した。このディスプレイは独自に開発した積層バイモルフ型圧電振動子を1.2㎜おきに8行×8列に配列したものであり、振動パターンは本体に内蔵するマイクロコンピュータで制御される。本ディスプレイを備えた「触覚ゲーム」や「携帯電話インタフェース」を開発し、その評価実験の...
【医歯薬学】看護学:教育バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏バーチャルリアリティを用いた体験型獣医外科手術教育法の開発(21K19180)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】中川 貴之 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (40447363)
【キーワード】獣医臨床教育 / 外科 / 教育 / バーチャルリアリティ / 手術 (他10件)
【概要】本研究では、現実と瓜二つの手術体験を共有できる 『術者視点型VR(バーチャルリアリティ)手術体験教材』を開発し、時間・空間・身体の障壁を超越して、現実と等価な視覚情報を得ながら無限に外科医の技術をシャドーイングできる手術教育教材の開発に挑戦する。 本研究ではVR教材の撮影のために、複数の全天球型カメラを用いて、東京大学附属動物医療センター手術室を利用し、実験犬などを用いた実際の手術を撮影する。しか...
❏天体観測教育用バーチャルリアリティ・ディスプレイシステムの開発に関する研究(13780114)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】青柳 貴洋 東京工業大学, 教育工学開発センター, 助手 (10302944)
【キーワード】天体観測 / 教育工学 / バーチャルリアリティ / 方位センサ / 星座 (他8件)
【概要】本研究は、「星空の観測」をコンピュータとバーチャルリアリティを組み合わせることにより補助するシステムを開発および評価することを目的とした。 本年度は、下記の2点について、前年度に開発をしたシステムをふまえた上で研究をすすめた。 ●システムハードウェアの可般化、小型化 ●電子星座盤システムへのナビゲーション機能の追加 まず、昨年度に開発した電子星座盤システムを、ノート型コンピュータに移植して、外で持...
【医歯薬学】看護学:教育ブログラムバーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏家での暮らしに関する臨床推論力を高める遠隔VR環境を通じた協調学習プログラム(21K19685)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】吉岡 京子 国立保健医療科学院, その他部局等, 上席主任研究官 (00708951)
【キーワード】家での暮らし / virtual reality / シミュレーション / 臨床的推論 / 教育プログラム
【概要】本研究の目的は、アセスメント対象者の「家での暮らし」に関する看護学生の臨床推論力を高めるため、Virtual reality(以下、VRとする。)環境を用いた協調学習を円滑に行う遠隔シミュレーション教育プログラムを開発することである。初年度は、協調学習の方法論を活用したVR遠隔シミュレーション教育プログラムとシステムを構築することを目的として、研究班会議を合計7回開催した。学生が (1) 家の中...
❏地域住民の認知症支援意識を高めるVR・ゲーミフィケーション統合プログラムの開発(19H03956)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】五十嵐 歩 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (20595011)
【キーワード】地域包括ケアシステム / ゲーミフィケーション / VR / 認知症 / 教育プログラム
【概要】本研究において、地域住民の認知症高齢者への支援の意識を高めるための統合プログラムを開発し(目的①:STEP1~2)、統合プログラムの評価・普及を行う(目的②:STEP3~4)。統合プログラムは、申請者が開発したコンビニ向けのゲーミングツールを用いた研修プログラムを地域住民向けに改変し、新たに作成する認知症体験のVRプログラムを加えて開発する。 研究2年目である令和2年度は、令和元年度に完了できなか...
【医歯薬学】看護学:評価バーチャル・リアリティ(VR)を含む研究件
❏仮想現実とタンジブルの技術を用いて空間認識能力を育成する科学教育方法論の確立(21680053)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】森田 裕介 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (20314891)
【キーワード】教材開発 / 空間認識 / 理科教育 / 天体学習 / タンジブル (他13件)
【概要】本研究では,タンジブル技術を応用し,空間認識能力を育成するため拡張現実(AR)の技術を応用したタンジブル教材を開発するとともに,実践的活用における有用性を評価した.小学校での実践的研究の結果,タンジブル教材は,空間認識力の高い児童の「月の満ち欠け」に関する理解を促進したことが明らかとなった.中学校での実践的研究の結果,「金星の満ち欠け」に関する理解度テストの得点は,授業後に有意に上昇していた.高等...
❏高齢者と健常者の混在状態における避難計画に関する研究(12750555)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】佐野 友紀 名古屋市立大学, 芸術工学部, 助手 (70305556)
【キーワード】高齢者 / 健常者 / 避難 / 火災 / バーチャル リアリティ(VR) (他10件)
【概要】本研究では、火災時の避難を対象として、高齢者などの弱者と健常者とが混在する状態を取り上げて研究を行った。実空間ではなくVirtual Reality技術を用いた仮想空間で再現し、避難実験を行うことで、高齢者の避難時の行動特性を明らかにするとともに、混在によって新たに発生する問題点を見いだした。具体的には、第一に文献資料・実験から、避難時に必要となる身体能力・機能の整理および高齢者の身体能力の実体の...