没入ドライビングシミュレータによる高齢ドライバ向け運転行動観察システムの研究
【研究分野】メディア情報学・データベース
【研究キーワード】
バーチャルリアリティ / ドライビングシミュレータ / 没入ディスプレイ / 自動車運転行動分析システム / 没入ディスプレイ構成法 / 自動車運転観察
【研究成果の概要】
没入ディスプレイの没入世界提示性能について、スクリーン間の画面更新同期が与える影響について調べた。更新速度が遅くなったとしても全スクリーンで同期をとる方法が比較的有利ではあるものの、必ずしも非同期の方法を否定するものではないことがわかった。VR酔い対策に関して、本課題においてはコントラスト比を抑える事や、速度リミッタの調整、ブレーキ力の調整等で対処した。
没入ドライビングシミュレータによる運転行動観察の結果、一般ドライバに比べて高齢ドライバは、必要な安全確認行動を行わない傾向にあることがわかった。実車実験と比較して、安全かつ簡便にテストできる没入ドライビングシミュレータの有用性が確認できた。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
小木 哲朗 | 慶應義塾大学 | 大学院・システムデザイン・マネジメント研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
西村 秀和 | 慶應義塾大学 | 大学院・システムデザイン・マネジメント研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)