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研究分野別サイレントキーワード
「神経」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】人間情報学:回路神経を含む研究件
❏大脳領域間の機能的相互作用を再現する試験管内モデル(18K19903)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2020-03-31
【研究代表者】池内 与志穂 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (30740097)
【キーワード】神経 / 脳 / iPS細胞 / オルガノイド / 軸索 (他11件)
【概要】本研究課題によって、ヒトiPS細胞から作製した大脳オルガノイドを軸索束組織を介してつなぎ合わせる技術を開発することができた。微細流路の両端に小さな部屋をもつ培養チップに2つの大脳オルガノイドを入れると、部屋の中のオルガノイドから伸長した軸索が流路内に入り、集まって束になる。軸索の先端は流路の逆側のオルガノイドにたどり着き、シナプスを形成してつながる。つなぎ合わされたオルガノイド間で神経活動がやり取...
❏シナプス活動を可視化して時空間特性に迫る(23800019)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2011
【研究代表者】高橋 直矢 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 助教 (80609842)
【キーワード】神経科学 / 脳・神経 / 神経 / ニューロン / シナプス (他10件)
【概要】新規に開発した大規模スパインイメージング法を用いて、海馬ニューロンの樹状突起におけるシナプス入力の時空間パターンを観察することに成功した。興奮性ニューロンにおいては近傍のスパインが同時に活動していたことから、同期入力が樹状突起の局所に集約されていることが見いだされた。一方で、Parvalbumin陽性の抑制性ニューロンにおいては同期入力が分散型であることを見いだし、ニューロン種特異的なシナプス入力...
【数物系科学】地球惑星科学:相転移神経を含む研究件
❏神経細胞は高分子液晶か?(21K18596)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】柳澤 実穂 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (50555802)
【キーワード】神経 / 高分子液晶 / 偏光 / 配向 / 相転移
【概要】神経細胞の中央にあるニューロンフィラメントは配向した棒状高分子の束であり、それを覆う多層の脂質膜構造は強誘電性の高分子液晶と類似する。神経伝達する波を膜伝搬するソリトン波とするニューロン表面波仮説も、神経細胞全体が液晶であれば説明がつく。このように神経細胞が高分子液晶であることを示唆する報告は数多くあるのに対し、実証研究はほぼない。そこで本研究では、神経細胞へ電場印可し、光学特性や電気特性の解析か...
❏相転移現象を利用した離散・連続混在型情報圧縮アルゴリズムの研究(16500093)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】岡田 真人 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (90233345)
【キーワード】情報表現 / 情報圧縮 / 自己組織化 / 孤立局在興奮 / 相転移 (他15件)
【概要】側頭葉の情報表現の知見を説明するために,自己組織化マップを形成する神経回路モデルにもとづき,アルゴリズムを提案した.従来の単峰性の局在発火をスパースな(まばらな)局在発火に置き換え,リング上の位置はスパースな局在発火の重心で表されるものとした.リング上の位置が少し変わると,それに従いスパースな局在発火の重心も少し変化するようになり,リング上での遠近関係は,スパースな局在発火の重心の位置にエンコード...
【生物学】生物学:タンパク質合成神経を含む研究件
❏生体内神経イメージングへの応用を目指したタンパク質合成レポーターの開発(15K14311)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】池内 与志穂 東京大学, 生産技術研究所, 講師 (30740097)
【キーワード】タンパク質合成 / 翻訳 / リボソーム / 神経 / 形態 (他7件)
【概要】本研究においては、神経の可塑性に関連すると考えられている細胞内タンパク質合成活性の変動を直接捉えることができるレポータータンパク質の開発を行った。測定時のシグナル強度がタンパク質合成を直接反映するように、タンパク質合成中のみに蛍光を発し、合成後に自己消化して消光するような人工レポータータンパク質を設計し、実際に自己消化機構が働くことを確認した。自己消化の効率を上げるためにリンカーの長さや、プロテア...
❏神経におけるタンパク質合成制御と自閉症の発症機構の解析(26890008)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2014-08-29 - 2015-03-31
【研究代表者】池内 与志穂 東京大学, 生産技術研究所, 講師 (30740097)
【キーワード】神経 / タンパク質合成 / 自閉症
【概要】研究活動をスタートするための準備と環境整備を行い、実験系を確立した。特に、iPS細胞における遺伝子改変モデルの作製の実験系を立ち上げ、タンパク質合成の制御機構と自閉症に関連する検体の作成と解析を始めている。すでに確立され広く用いられている正常なiPS細胞の遺伝子を改変することによって疾患モデル細胞を作成するために、遺伝子改変のために用いられるCas9およびガイドRNAを発現するプラスミドをエレクト...
【生物学】基礎生物学:棘皮動物神経を含む研究件
❏海洋プランクトン幼生の成長:摂餌の消化・吸収と栄養素の伝播・受容(18K05829)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】金子 洋之 慶應義塾大学, 文学部(日吉), 名誉教授 (20169577)
【キーワード】海洋性プランクトン / 棘皮動物 / イトマキヒトデ / サイズ依存性 / 発生シフト (他28件)
【概要】本研究の目的は、棘皮動物ヒトデ幼生の消化システムと神経システムに焦点を当てながら、成長に寄与する消化・吸収ならびに栄養素の伝搬・受容を理解することにある。本年度もコロナ禍による研究制限の状態が続いたが、複数の重要な研究データを得ることができた。その一部を用いて、学会発表を行った。 消化システムと神経システムの解明ポイントとなる幼生サイズの増加に着目した結果、胚期の時間依存的な発生様式と異なり、幼生...
❏結合組織による収縮(09640804)
【研究テーマ】動物生理・代謝
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】本川 達雄 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (80092352)
【キーワード】棘皮動物 / 結合組織 / キャッチ結合組織 / 収縮 / 神経 (他9件)
【概要】ウミユリの巻枝と腕の靭帯を用い、結合組織性収縮の基本的な性質とその神経支配について調べた。 巻枝の電子顕微鏡観察では、巻枝内にはまったく筋細胞は存在しない。体腔上皮(神経)にはGABA(γ-アミノ酪酸)の抗体で染まる細胞があり、その細胞は靭帯方向に突起を出しており、その突起にもGABA抗体で染まるものが見られた。 靭帯に一定の曲げひずみを与え、応力を測定しながらGABAを与えたところ、急激な応力緩...
【生物学】人類学:進化神経を含む研究件
❏終脳新皮質層個性を生みだす発生プログラムの古い起源(23657151)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】平田 たつみ 国立遺伝学研究所, 総合遺伝研究系, 准教授 (80260587)
【キーワード】神経 / 進化 / 発生 / 大脳新皮質 / 終脳新皮質
【概要】哺乳類の終脳新皮質には、特徴的な「層構造」が存在する。この層構造は、全ての哺乳類に共通して観察されるが、哺乳類以外の動物には存在しないため、哺乳類の進化に伴って突如現れた進化的に新しい脳構造であると考えられてきた。我々は、終脳に層構造を持たないニワトリにおいても、哺乳類大脳新皮質に類似の神経細胞が存在し、哺乳類型の神経発生機構を駆動できることを見いだした。つまり、新皮質の層特異的神経細胞を生み出す...
❏食性の進化(19770210)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】松尾 隆嗣 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 助教 (70301223)
【キーワード】機能進化 / 進化 / 行動 / 生態 / 遺伝 (他10件)
【概要】セイシェルショウジョウバエの食性決定にかかわる遺伝子として、匂い物質結合蛋白質をコードする二つの遺伝子Obp57d及びObp57eを同定した。これらの遺伝子をノックアウトしたキイロショウジョウバエは産卵場所選択における嗜好性が変化していた。Obp57dとObp57eはキイロショウジョウバエ種群において遺伝子重複により生じ、機能分化していることが示唆された。 ...
【総合生物】神経科学:培養神経細胞神経を含む研究件
❏集積化電気化学マイクロポンプを利用した人工シナプスの開発(18300154)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】吉見 靖男 芝浦工業大学, 工学部, 准教授 (30267421)
【キーワード】電気化学マイクロポンプ / 電気化学マイクロバルブ / ポリジメチルシロキサン / 神経細胞 / 膜電位イメージング (他31件)
【概要】本研究の最終目的は、特定複数の神経細胞刺激をピンポイント的に刺激できる集積化マイクロポンプを開発し、中枢神経系に情報を直接伝達するインターフェイス(人工シナプス)に発展させることにある。ポリジメチルシロキサン(PDMS)を主材として、水の電気分解を利用して、内容液を吐出およびそれを制御するチップ型バルブ付ポンプを開発した。このポンプによって、秒単位の吐出制御が可能であることが確認された。さらにこの...
❏自己組織的マイクロニューロチップ(18656076)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006
【研究代表者】高橋 宏知 東京大学, 先端科学技術研究センター, 講師 (90361518)
【キーワード】脳 / 神経 / 培養神経細胞 / カルシウムイメージング / 自己組織化 (他7件)
【概要】脳のモデルとして,自己組織的に形される培神経細胞の神経回が注目されている.従来の研究では,培養神経細胞活動を計測・刺激するために,多点電極アレイ(Multi-electrode array, MEA)が広く用いられてきた.しかし,MEAでは,電気刺激を与えられる範囲が電極上のみに制限されるため,刺激可能な面積や分解能に限界がある.この欠点を解消するための基盤技術として,光照射で刺激部位を任意の大き...
【農学】境界農学:味覚神経を含む研究件
❏可視化技術を用いた味情報の伝達・処理メカニズムの解析(18H02153)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】岡田 晋治 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任准教授 (50376563)
【キーワード】味覚 / 神経 / イメージング / 可視化 / メダカ
【概要】本申請研究では、メダカ酸味細胞に発現誘導可能な転写制御領域の獲得に成功した。今回獲得した領域の利用によって、ゼブラフィッシュなど他のモデル魚類においても酸味細胞への外来遺伝子導入が可能となると期待される。また、経シナプス性トレーサーの活用によって、複数種の味覚情報伝導路の相関が明らかになってきた。得られた知見は、他のモデル生物で示されつつある味覚情報伝導路の知見を補完するものであり、その全容解明に...
❏味覚情報伝達・処理機構の解明を目指した経シナプス性トレーサーの改良とその利用(26292064)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】岡田 晋治 東京大学, 農学生命科学研究科, 特任准教授 (50376563)
【キーワード】味覚 / 神経回路 / トレーサー / 食品 / 神経
【概要】われわれが感じる5つの基本味の味情報がどのように神経伝達されて処理されるかという味覚情報のコーディング機構は不詳である。本研究では、新規に開発した経シナプス性トレーサー・トランスジーンによって実現された2経路の神経回路可視化技術を用いて、味覚情報のコーディング機構の一端を解明することを目指した。4種の味蕾細胞を起点とする神経回路を可視化に成功し、それら神経回路の関係を味神経のレベルで明らかにした。...
❏新規経シナプス性トレーサーによる味覚情報コーディング機構の解明(23688016)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】岡田 晋治 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (50376563)
【キーワード】食品化学 / 味覚 / 神経 / トレーサー / メダカ (他7件)
【概要】われわれが感じる5つの基本味の味情報は末梢の味蕾では別々の細胞集団で受容されることが明らかになってきた。一方、受容された味情報の神経伝達や中枢での認識という味覚情報のコーディング機構は不詳である。その解明のため、本研究では、2種以上の細胞を起点とする情報伝達神経回路の可視化を実現する新規の経シナプス性トレーサー・トランスジーンを開発した。開発したトレーサー・トランスジーンを用いてトランスジェニック...
【農学】森林圏科学:トレーサ神経を含む研究件
❏味覚情報伝達・処理機構の解明を目指した経シナプス性トレーサーの改良とその利用(26292064)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】岡田 晋治 東京大学, 農学生命科学研究科, 特任准教授 (50376563)
【キーワード】味覚 / 神経回路 / トレーサー / 食品 / 神経
【概要】われわれが感じる5つの基本味の味情報がどのように神経伝達されて処理されるかという味覚情報のコーディング機構は不詳である。本研究では、新規に開発した経シナプス性トレーサー・トランスジーンによって実現された2経路の神経回路可視化技術を用いて、味覚情報のコーディング機構の一端を解明することを目指した。4種の味蕾細胞を起点とする神経回路を可視化に成功し、それら神経回路の関係を味神経のレベルで明らかにした。...
❏新規経シナプス性トレーサーによる味覚情報コーディング機構の解明(23688016)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】岡田 晋治 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (50376563)
【キーワード】食品化学 / 味覚 / 神経 / トレーサー / メダカ (他7件)
【概要】われわれが感じる5つの基本味の味情報は末梢の味蕾では別々の細胞集団で受容されることが明らかになってきた。一方、受容された味情報の神経伝達や中枢での認識という味覚情報のコーディング機構は不詳である。その解明のため、本研究では、2種以上の細胞を起点とする情報伝達神経回路の可視化を実現する新規の経シナプス性トレーサー・トランスジーンを開発した。開発したトレーサー・トランスジーンを用いてトランスジェニック...
【医歯薬学】境界医学:微小電極アレイ神経を含む研究件
❏自己組織的マイクロニューロチップ(18656076)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006
【研究代表者】高橋 宏知 東京大学, 先端科学技術研究センター, 講師 (90361518)
【キーワード】脳 / 神経 / 培養神経細胞 / カルシウムイメージング / 自己組織化 (他7件)
【概要】脳のモデルとして,自己組織的に形される培神経細胞の神経回が注目されている.従来の研究では,培養神経細胞活動を計測・刺激するために,多点電極アレイ(Multi-electrode array, MEA)が広く用いられてきた.しかし,MEAでは,電気刺激を与えられる範囲が電極上のみに制限されるため,刺激可能な面積や分解能に限界がある.この欠点を解消するための基盤技術として,光照射で刺激部位を任意の大き...
❏時空間的脳神経活動パターンの翻訳手法の開発とそれを用いた脳神経系の帰納的研究(16686014)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】高橋 宏知 東京大学, 先端化学技術研究センター, 講師 (90361518)
【キーワード】脳 / 神経 / ブレイン・コンピュータ・インターフェース / 聴覚 / ニューラルネットワーク (他13件)
【概要】本研究の目的は,第一に,大脳皮質の時空間的な神経活動に含まれる情報を翻訳する手法を開発することである.すなわち,多点計測した神経信号から,既知の情報を抽出できるシステム伝達関数の推定手法を提供する.第二に,このような神経活動の翻訳が,脳神経系をダイナミックなシステムとして捉える研究手法として有効であることを実証する. 時空間的な神経活動から神経情報処理機構を考察するために,ニューラルネットワークを...
【医歯薬学】外科系臨床医学:ニューロン神経を含む研究件
❏シナプス活動を可視化して時空間特性に迫る(23800019)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2011
【研究代表者】高橋 直矢 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 助教 (80609842)
【キーワード】神経科学 / 脳・神経 / 神経 / ニューロン / シナプス (他10件)
【概要】新規に開発した大規模スパインイメージング法を用いて、海馬ニューロンの樹状突起におけるシナプス入力の時空間パターンを観察することに成功した。興奮性ニューロンにおいては近傍のスパインが同時に活動していたことから、同期入力が樹状突起の局所に集約されていることが見いだされた。一方で、Parvalbumin陽性の抑制性ニューロンにおいては同期入力が分散型であることを見いだし、ニューロン種特異的なシナプス入力...
❏骨芽細胞KUSA-A1を用いた低分子の骨形成促進物質(因子)の同定(11557021)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】梅澤 明弘 国立成育医療センター, 研究所・生殖医療研究部, 研究部長 (70213486)
【キーワード】骨芽細胞 / KUSA-A1 / 骨細胞 / 骨形成 / 低分子 (他14件)
【概要】骨代謝の問題は、今後、時代とともにクローズ・アップされてくることは間違いない。特にさまざまな原因から生じる骨粗鬆症に対する薬剤は重要な意味をもつ。高齢の人口の増加に伴う「老化による骨基質の減少」は、寝たきり老人、手術後の骨基質の減少を含め、その課題は避けることができない。同時に、閉経後のご婦人の骨折も同様の意味を持つ。社会性と言う点では、ダイエットによる骨がもろくなる現象は注目されてはいるものの、...
【医歯薬学】外科系臨床医学:腫瘍の蛍光神経を含む研究件
❏新しい蛍光源を組合わせた癌・血管・胆管・神経・尿管の手術用蛍光観察システムの開発(20K17675)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】河口 義邦 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (00597726)
【キーワード】腫瘍の蛍光 / 神経の蛍光 / 新規赤外観察カメラ / 蛍光イメージング / 蛍光観察システム (他8件)
【概要】(1)ラットを用いた動物実験による試薬投与の方法、量、タイミングの最適化 メチレンブルーを蛍光源とした赤外観察カメラを開腹用、腹腔鏡用ともに試作し、ラットを用いた観察を行った。大腿神経を剥離、露出させ、メチレンブルーを塗布し開腹用、腹腔鏡用ともに赤外観察カメラ試作機を用いて観察を行った。メチレンブルーは下記の通り調整した。1%のメチレンブルーを、1/10、1/100、1/1000に希釈し、それぞれ...
❏新しい蛍光イメージングによる癌・神経・尿管の術中ナビゲーションと術中診断法の開発(18K16344)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】河口 義邦 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (00597726)
【キーワード】蛍光イメージング / 手術 / 癌の蛍光 / 神経の蛍光 / 尿管の蛍光 (他20件)
【概要】(1)膵臓腫瘍、神経、尿管の蛍光イメージング:新しい蛍光イメージング機器を試作しヒトによる臨床試験を施行。安全性を確認、膵内分泌腫瘍、血管の蛍光観察が可能であった。尿の蛍光は観察されたが、尿管や神経に関する症例が限られ尿管や神経の蛍光は確認できなかった。ラットを用いて実験を遂行中である。 (2)ミクロ蛍光イメージングによる癌の蛍光観察:1000倍に拡大可能な共焦点レーザー顕微内視鏡を用いて、手術検...
【医歯薬学】外科系臨床医学:尿管神経を含む研究件
❏新しい蛍光源を組合わせた癌・血管・胆管・神経・尿管の手術用蛍光観察システムの開発(20K17675)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】河口 義邦 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (00597726)
【キーワード】腫瘍の蛍光 / 神経の蛍光 / 新規赤外観察カメラ / 蛍光イメージング / 蛍光観察システム (他8件)
【概要】(1)ラットを用いた動物実験による試薬投与の方法、量、タイミングの最適化 メチレンブルーを蛍光源とした赤外観察カメラを開腹用、腹腔鏡用ともに試作し、ラットを用いた観察を行った。大腿神経を剥離、露出させ、メチレンブルーを塗布し開腹用、腹腔鏡用ともに赤外観察カメラ試作機を用いて観察を行った。メチレンブルーは下記の通り調整した。1%のメチレンブルーを、1/10、1/100、1/1000に希釈し、それぞれ...
❏新しい蛍光イメージングによる癌・神経・尿管の術中ナビゲーションと術中診断法の開発(18K16344)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】河口 義邦 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (00597726)
【キーワード】蛍光イメージング / 手術 / 癌の蛍光 / 神経の蛍光 / 尿管の蛍光 (他20件)
【概要】(1)膵臓腫瘍、神経、尿管の蛍光イメージング:新しい蛍光イメージング機器を試作しヒトによる臨床試験を施行。安全性を確認、膵内分泌腫瘍、血管の蛍光観察が可能であった。尿の蛍光は観察されたが、尿管や神経に関する症例が限られ尿管や神経の蛍光は確認できなかった。ラットを用いて実験を遂行中である。 (2)ミクロ蛍光イメージングによる癌の蛍光観察:1000倍に拡大可能な共焦点レーザー顕微内視鏡を用いて、手術検...
【医歯薬学】外科系臨床医学:神経の蛍光神経を含む研究件
❏新しい蛍光源を組合わせた癌・血管・胆管・神経・尿管の手術用蛍光観察システムの開発(20K17675)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】河口 義邦 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (00597726)
【キーワード】腫瘍の蛍光 / 神経の蛍光 / 新規赤外観察カメラ / 蛍光イメージング / 蛍光観察システム (他8件)
【概要】(1)ラットを用いた動物実験による試薬投与の方法、量、タイミングの最適化 メチレンブルーを蛍光源とした赤外観察カメラを開腹用、腹腔鏡用ともに試作し、ラットを用いた観察を行った。大腿神経を剥離、露出させ、メチレンブルーを塗布し開腹用、腹腔鏡用ともに赤外観察カメラ試作機を用いて観察を行った。メチレンブルーは下記の通り調整した。1%のメチレンブルーを、1/10、1/100、1/1000に希釈し、それぞれ...
❏新しい蛍光イメージングによる癌・神経・尿管の術中ナビゲーションと術中診断法の開発(18K16344)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】河口 義邦 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (00597726)
【キーワード】蛍光イメージング / 手術 / 癌の蛍光 / 神経の蛍光 / 尿管の蛍光 (他20件)
【概要】(1)膵臓腫瘍、神経、尿管の蛍光イメージング:新しい蛍光イメージング機器を試作しヒトによる臨床試験を施行。安全性を確認、膵内分泌腫瘍、血管の蛍光観察が可能であった。尿の蛍光は観察されたが、尿管や神経に関する症例が限られ尿管や神経の蛍光は確認できなかった。ラットを用いて実験を遂行中である。 (2)ミクロ蛍光イメージングによる癌の蛍光観察:1000倍に拡大可能な共焦点レーザー顕微内視鏡を用いて、手術検...
【医歯薬学】外科系臨床医学:グリア細胞神経を含む研究件
❏脳細胞カルシウムシグナルの空間的分離とデコーディング(16K07316)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】坂内 博子 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40332340)
【キーワード】カルシウムイメージング / カルシウムシグナル / 細胞 / アストロサイト / カルシウムチャネル (他18件)
【概要】生物はCa2+を伝達物質として用いて、多様な生理機能の誘導を可能にしている。しかし、Ca2+がどのように多様な情報をエンコードしているかについては、未解明の点が多い。我々は、「local Ca2+センサー」を作成し、従来法では判別できなかったCa2+シグナルの由来を特定し、Ca2+シグナルの多様性を記述するためのlocal Ca2+センサーを開発した。このlocal Ca2+センサーを利用して脳の...
❏第二高調波イメージングの応用による神経生理機能解析(23657106)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】塗谷 睦生 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (60453544)
【キーワード】第二高調波発生 / 2光子顕微鏡 / 神経細胞 / グリア細胞 / SHG (他9件)
【概要】光第二高調波(SHG)イメージングは、これまでの手法では不可能であった生理現象の可視化能を持つにも関わらず、生体への応用が限られていた。本研究では色素の改良および応用領域の開拓の両面からSHGの生体イメージングへの展開を模索した。本研究により、既存の物とは全く異なるSHG専用色素が開発され、脳のアストロサイトと呼ばれる細胞がSHGイメージングの重要な対象となる事が明らかになった。今後の更なるSHG...
【医歯薬学】外科系臨床医学:めだか神経を含む研究件
❏可視化技術を用いた味情報の伝達・処理メカニズムの解析(18H02153)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】岡田 晋治 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任准教授 (50376563)
【キーワード】味覚 / 神経 / イメージング / 可視化 / メダカ
【概要】本申請研究では、メダカ酸味細胞に発現誘導可能な転写制御領域の獲得に成功した。今回獲得した領域の利用によって、ゼブラフィッシュなど他のモデル魚類においても酸味細胞への外来遺伝子導入が可能となると期待される。また、経シナプス性トレーサーの活用によって、複数種の味覚情報伝導路の相関が明らかになってきた。得られた知見は、他のモデル生物で示されつつある味覚情報伝導路の知見を補完するものであり、その全容解明に...
❏新規経シナプス性トレーサーによる味覚情報コーディング機構の解明(23688016)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】岡田 晋治 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (50376563)
【キーワード】食品化学 / 味覚 / 神経 / トレーサー / メダカ (他7件)
【概要】われわれが感じる5つの基本味の味情報は末梢の味蕾では別々の細胞集団で受容されることが明らかになってきた。一方、受容された味情報の神経伝達や中枢での認識という味覚情報のコーディング機構は不詳である。その解明のため、本研究では、2種以上の細胞を起点とする情報伝達神経回路の可視化を実現する新規の経シナプス性トレーサー・トランスジーンを開発した。開発したトレーサー・トランスジーンを用いてトランスジェニック...
【医歯薬学】外科系臨床医学:iPS細胞神経を含む研究件
❏中区分90:人間医工学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】神経
【研究期間】脳
【研究代表者】iPS細胞
【キーワード】オルガノイド
【概要】ヒトiPS細胞由来の肝前駆細胞(hiPS-HE)、血管内皮細胞(hiPS-EC)、間葉系幹細胞(hiPS-STM)に加え、hiPS細胞から誘導した神経幹細胞(hiPS-NCC)を共培養し、胆汁分泌可能な胆管、および動静脈、神経からなる門脈域を有する微小肝組織構築を試みた。4種類の細胞の割合や、混合のタイミングを調整し、vitroではアルブミン産生能を低下させない条件が確立できたが、この混合培養法で...
❏機能する培養ヒト神経回路組織の構築(20K20643)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-07-30 - 2024-03-31
【研究代表者】池内 与志穂 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (30740097)
【キーワード】オルガノイド / 可塑性 / 神経回路組織 / in vitro / 学習 (他9件)
【概要】脳内の回路は複雑であるがゆえに高度な情報処理を行うことができるが、まさにその複雑さが脳の本質的な理解を阻む最大の難関となって立ちはだかっている。そこで本研究では脳内の神経回路を単純化して体外で再現し、学習させ、神経回路の機能と仕組みを理解する事を目指す。シナプスや神経細胞の可塑的変化はこれまで多く観察されてきたが、小さな可塑的変化の集積によって引き起こされる回路全体の学習を体外で達成した報告は無い...
❏大脳領域間の機能的相互作用を再現する試験管内モデル(18K19903)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2020-03-31
【研究代表者】池内 与志穂 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (30740097)
【キーワード】神経 / 脳 / iPS細胞 / オルガノイド / 軸索 (他11件)
【概要】本研究課題によって、ヒトiPS細胞から作製した大脳オルガノイドを軸索束組織を介してつなぎ合わせる技術を開発することができた。微細流路の両端に小さな部屋をもつ培養チップに2つの大脳オルガノイドを入れると、部屋の中のオルガノイドから伸長した軸索が流路内に入り、集まって束になる。軸索の先端は流路の逆側のオルガノイドにたどり着き、シナプスを形成してつながる。つなぎ合わされたオルガノイド間で神経活動がやり取...
【医歯薬学】外科系臨床医学:聴覚神経を含む研究件
❏内耳の易受傷性と加齢変化に関する検討(20390444)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】小川 郁 慶應義塾大学, 医学部 (00169179)
【キーワード】易受傷性 / 内耳障害 / 有毛細胞 / 活性酸素 / オートファジー (他13件)
【概要】われわれは、マウスを用いて、活性酸素除去能、オートファジーに代表される維持機構の状態が内耳恒常性維持に関与することを見出した。OGGと呼ばれる活性酸素除去能が低下したマウスに対して音響外傷を与えたところ、対照群と比較して内耳有毛細胞の障害が強かった。 また、オートファジー7コンディショナルノックアウトマウスにおいて、内耳有毛細胞のせん毛が消失しており、有毛細胞維持にcriticalな因子であると考...
❏時空間的脳神経活動パターンの翻訳手法の開発とそれを用いた脳神経系の帰納的研究(16686014)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】高橋 宏知 東京大学, 先端化学技術研究センター, 講師 (90361518)
【キーワード】脳 / 神経 / ブレイン・コンピュータ・インターフェース / 聴覚 / ニューラルネットワーク (他13件)
【概要】本研究の目的は,第一に,大脳皮質の時空間的な神経活動に含まれる情報を翻訳する手法を開発することである.すなわち,多点計測した神経信号から,既知の情報を抽出できるシステム伝達関数の推定手法を提供する.第二に,このような神経活動の翻訳が,脳神経系をダイナミックなシステムとして捉える研究手法として有効であることを実証する. 時空間的な神経活動から神経情報処理機構を考察するために,ニューラルネットワークを...
【医歯薬学】社会医学:筋肉神経を含む研究件
❏老化抑制遺伝子Klothoの骨軟骨および脊髄疾患における関与-ヒトKlotho遺伝子cSNPsとアデノウイルスベクターを用いた検討-(12307031)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】中村 耕三 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60126133)
【キーワード】Klotho / 遺伝子解析 / 老化 / 骨 / 脊髄 (他10件)
【概要】老化および老化関連疾患の背景にある分子メカニズムを解明する目的で、ヒトの老化によく似た多彩な表現型を示すklothoマウスの骨、骨髄、脊髄の検討を行った。klothoマウスでは骨粗鬆化が見られ、その背景には骨芽細胞と破骨細胞の両者の独立した分化障害に基づく骨形成と骨吸収の低下が存在することが明らかとなった。また、骨髄ではBリンパ球の割合が減少しており、Bリンパ球が破骨細胞形成支持細胞および破骨細胞...
❏シナプス特異結合の分子機構:ショウジョウバエをモデル系とした解析(10490030)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】能瀬 聡直 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (30260037)
【キーワード】ショウジョウバエ / 神経-筋結合 / 神経認識 / 筋肉 / 神経 (他9件)
【概要】本研究は、ショウジョウバェの神経系(主に神経筋結合系)をモデル材料として、神経回路形成のメカニズムを探ることを目的とした。このため異所発現トラップ法を用い、生体における軸策伸長への影響を直接指標にし、新規の軸策誘導分子を探索することを試みた。約500株について筋肉全体での異所発現を誘導し、運動神経軸索誘導における異常を検索した。その結果、運動神経軸策の伸張、シナプス形成に異常を起こすものを7系統単...
【医歯薬学】社会医学:白血球神経を含む研究件
❏炎症性腎疾患における腎外・細胞内からの好中球制御(18K08232)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】西 裕志 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90784174)
【キーワード】好中球 / 腎臓 / 炎症 / 神経 / 血管生物学 (他8件)
【概要】好中球は種々の炎症性腎疾患の活動期及び急性期の腎に蓄積し組織障害を助長すると考えられている.そこで,疾患活動期に注目して好中球の病的な過度の活性を腎外・細胞内から制御する手段を模索した. 腎外からの好中球制御として,一部の神経伝達物質は中枢神経ではなく末梢神経が分布する末端臓器・組織において炎症に対して保護的に作用していた. 細胞内からの好中球制御としては,DNA や RNA と結合或いはそれらに...
❏神経系ネットワークによる炎症性腎疾患制御(16H06751)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】西 裕志 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90784174)
【キーワード】腎臓 / 腎 / 神経 / 炎症 / 白血球
【概要】好中球と免疫複合体の相互作用を阻害できる薬剤の同定を目指した低分子化合物ハイ・スループット・スクリーニングによって神経伝達物質アナログが複数発見された.白血球を病態の首座とする免疫学的組織障害モデルを,腎のみならず関節や皮膚を標的として導入し,これら薬剤を投与したところ一部で病態が改善した.また,腎臓における病理組織学的検討では間質領域に末梢神経に特異的とされるシグナルが認められた.さらに,神経ペ...
【医歯薬学】社会医学:カルシウムイメージング神経を含む研究件
❏脳細胞カルシウムシグナルの空間的分離とデコーディング(16K07316)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】坂内 博子 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40332340)
【キーワード】カルシウムイメージング / カルシウムシグナル / 細胞 / アストロサイト / カルシウムチャネル (他18件)
【概要】生物はCa2+を伝達物質として用いて、多様な生理機能の誘導を可能にしている。しかし、Ca2+がどのように多様な情報をエンコードしているかについては、未解明の点が多い。我々は、「local Ca2+センサー」を作成し、従来法では判別できなかったCa2+シグナルの由来を特定し、Ca2+シグナルの多様性を記述するためのlocal Ca2+センサーを開発した。このlocal Ca2+センサーを利用して脳の...
❏自己組織的マイクロニューロチップ(18656076)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006
【研究代表者】高橋 宏知 東京大学, 先端科学技術研究センター, 講師 (90361518)
【キーワード】脳 / 神経 / 培養神経細胞 / カルシウムイメージング / 自己組織化 (他7件)
【概要】脳のモデルとして,自己組織的に形される培神経細胞の神経回が注目されている.従来の研究では,培養神経細胞活動を計測・刺激するために,多点電極アレイ(Multi-electrode array, MEA)が広く用いられてきた.しかし,MEAでは,電気刺激を与えられる範囲が電極上のみに制限されるため,刺激可能な面積や分解能に限界がある.この欠点を解消するための基盤技術として,光照射で刺激部位を任意の大き...
【医歯薬学】社会医学:軸索神経を含む研究件
❏大脳領域間の機能的相互作用を再現する試験管内モデル(18K19903)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2020-03-31
【研究代表者】池内 与志穂 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (30740097)
【キーワード】神経 / 脳 / iPS細胞 / オルガノイド / 軸索 (他11件)
【概要】本研究課題によって、ヒトiPS細胞から作製した大脳オルガノイドを軸索束組織を介してつなぎ合わせる技術を開発することができた。微細流路の両端に小さな部屋をもつ培養チップに2つの大脳オルガノイドを入れると、部屋の中のオルガノイドから伸長した軸索が流路内に入り、集まって束になる。軸索の先端は流路の逆側のオルガノイドにたどり着き、シナプスを形成してつながる。つなぎ合わされたオルガノイド間で神経活動がやり取...
❏リハビリによる末梢神経再生の分子機構;メカノセンサーTRPV2の役割(18H03124)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】柴崎 貢志 長崎県立大学, 看護栄養学部, 教授 (20399554)
【キーワード】TRPV2 / メカノセンサー / 神経再生 / リハビリ / 機械刺激 (他10件)
【概要】細胞にかかる力を感知するイオンチャネル分子・TRPV2は損傷軸索の再生に関わる有力なメカノセンサーであると考えられた。そして、微弱な膜伸展刺激においてもTRPV2の活性化が認められることを突き止めた。予想通りTRPV2はメカノセンサーとして、微弱な機械刺激を感知する特性を備えていると考察された。リハビリ運動中には、損傷神経に付加的に外部からの力が加わるが、これを軸索上のTRPV2が感じ取り、神経回...
❏活イカの巨大軸索を用いた軸索機能再建に関する研究(23659828)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】成島 三長 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80431873)
【キーワード】ワーラー変性 / 神経 / 軸索 / イカ / 巨大軸索 (他9件)
【概要】神経移植などは再生における有効な手段として臨床に応用されているが、完全に満足のいく効果が得られない場合も多い。そこでWaller変性する前に神経軸索をつなぐ実験を構築することとした。活イカ巨大軸索を用いて観察することを目指した。計画前には明らかでなかった活イカの疼痛対策を行うため、高侵襲実験法に対する麻酔法を確立した。また巨大電気生理学的な軸索刺激および伝導速度計測法を確立した。同時に蛍光マーカー...
【医歯薬学】社会医学:可塑性神経を含む研究件
❏機能する培養ヒト神経回路組織の構築(20K20643)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-07-30 - 2024-03-31
【研究代表者】池内 与志穂 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (30740097)
【キーワード】オルガノイド / 可塑性 / 神経回路組織 / in vitro / 学習 (他9件)
【概要】脳内の回路は複雑であるがゆえに高度な情報処理を行うことができるが、まさにその複雑さが脳の本質的な理解を阻む最大の難関となって立ちはだかっている。そこで本研究では脳内の神経回路を単純化して体外で再現し、学習させ、神経回路の機能と仕組みを理解する事を目指す。シナプスや神経細胞の可塑的変化はこれまで多く観察されてきたが、小さな可塑的変化の集積によって引き起こされる回路全体の学習を体外で達成した報告は無い...
❏時空間的脳神経活動パターンの翻訳手法の開発とそれを用いた脳神経系の帰納的研究(16686014)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】高橋 宏知 東京大学, 先端化学技術研究センター, 講師 (90361518)
【キーワード】脳 / 神経 / ブレイン・コンピュータ・インターフェース / 聴覚 / ニューラルネットワーク (他13件)
【概要】本研究の目的は,第一に,大脳皮質の時空間的な神経活動に含まれる情報を翻訳する手法を開発することである.すなわち,多点計測した神経信号から,既知の情報を抽出できるシステム伝達関数の推定手法を提供する.第二に,このような神経活動の翻訳が,脳神経系をダイナミックなシステムとして捉える研究手法として有効であることを実証する. 時空間的な神経活動から神経情報処理機構を考察するために,ニューラルネットワークを...
【医歯薬学】社会医学:神経を含む研究件
❏炎症性腎疾患における腎外・細胞内からの好中球制御(18K08232)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】西 裕志 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90784174)
【キーワード】好中球 / 腎臓 / 炎症 / 神経 / 血管生物学 (他8件)
【概要】好中球は種々の炎症性腎疾患の活動期及び急性期の腎に蓄積し組織障害を助長すると考えられている.そこで,疾患活動期に注目して好中球の病的な過度の活性を腎外・細胞内から制御する手段を模索した. 腎外からの好中球制御として,一部の神経伝達物質は中枢神経ではなく末梢神経が分布する末端臓器・組織において炎症に対して保護的に作用していた. 細胞内からの好中球制御としては,DNA や RNA と結合或いはそれらに...
❏神経系ネットワークによる炎症性腎疾患制御(16H06751)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】西 裕志 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90784174)
【キーワード】腎臓 / 腎 / 神経 / 炎症 / 白血球
【概要】好中球と免疫複合体の相互作用を阻害できる薬剤の同定を目指した低分子化合物ハイ・スループット・スクリーニングによって神経伝達物質アナログが複数発見された.白血球を病態の首座とする免疫学的組織障害モデルを,腎のみならず関節や皮膚を標的として導入し,これら薬剤を投与したところ一部で病態が改善した.また,腎臓における病理組織学的検討では間質領域に末梢神経に特異的とされるシグナルが認められた.さらに,神経ペ...
【医歯薬学】歯学:TGF-β神経を含む研究件
❏海洋プランクトン幼生の成長:摂餌の消化・吸収と栄養素の伝播・受容(18K05829)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】金子 洋之 慶應義塾大学, 文学部(日吉), 名誉教授 (20169577)
【キーワード】海洋性プランクトン / 棘皮動物 / イトマキヒトデ / サイズ依存性 / 発生シフト (他28件)
【概要】本研究の目的は、棘皮動物ヒトデ幼生の消化システムと神経システムに焦点を当てながら、成長に寄与する消化・吸収ならびに栄養素の伝搬・受容を理解することにある。本年度もコロナ禍による研究制限の状態が続いたが、複数の重要な研究データを得ることができた。その一部を用いて、学会発表を行った。 消化システムと神経システムの解明ポイントとなる幼生サイズの増加に着目した結果、胚期の時間依存的な発生様式と異なり、幼生...
❏運動器機能の統合的制御に関する基礎的研究(20249064)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】田中 栄 東京大学, 医学部・附属病院, 教授 (50282661)
【キーワード】骨 / 軟骨 / 筋 / 神経 / Bcl-2ファミリー (他19件)
【概要】「運動器」は動物の生命維持に必要不可欠な活動である「運動」を担う器官の総称であり、骨、軟骨および筋組織など直接運動に関与する組織、さらにはこれらの働きを調節制御する神経組織をも網羅する概念である。本研究では運動器を担う骨、軟骨、筋、神経の機能制御メカニズムをアポトーシス調節分子であるBcl-2ファミリー分子の役割を中心に解析した。 ...
【医歯薬学】歯学:神経を含む研究件
❏運動器機能の統合的制御に関する基礎的研究(20249064)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】田中 栄 東京大学, 医学部・附属病院, 教授 (50282661)
【キーワード】骨 / 軟骨 / 筋 / 神経 / Bcl-2ファミリー (他19件)
【概要】「運動器」は動物の生命維持に必要不可欠な活動である「運動」を担う器官の総称であり、骨、軟骨および筋組織など直接運動に関与する組織、さらにはこれらの働きを調節制御する神経組織をも網羅する概念である。本研究では運動器を担う骨、軟骨、筋、神経の機能制御メカニズムをアポトーシス調節分子であるBcl-2ファミリー分子の役割を中心に解析した。 ...
❏老化抑制遺伝子Klothoの骨軟骨および脊髄疾患における関与-ヒトKlotho遺伝子cSNPsとアデノウイルスベクターを用いた検討-(12307031)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】中村 耕三 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60126133)
【キーワード】Klotho / 遺伝子解析 / 老化 / 骨 / 脊髄 (他10件)
【概要】老化および老化関連疾患の背景にある分子メカニズムを解明する目的で、ヒトの老化によく似た多彩な表現型を示すklothoマウスの骨、骨髄、脊髄の検討を行った。klothoマウスでは骨粗鬆化が見られ、その背景には骨芽細胞と破骨細胞の両者の独立した分化障害に基づく骨形成と骨吸収の低下が存在することが明らかとなった。また、骨髄ではBリンパ球の割合が減少しており、Bリンパ球が破骨細胞形成支持細胞および破骨細胞...
【医歯薬学】歯学:発生神経を含む研究件
❏脳の発生過程における免疫細胞の役割の解明(18K14841)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】森本 桂子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (40815429)
【キーワード】神経 / 免疫 / 発生 / 脳発生 / 免疫細胞
【概要】神経系と免疫系は多様性・特異性を兼ね備えた特殊な仕組みであり、これらのクロストークが近年注目を集めている。本研究において、ミクログリアだけでなく、T細胞、B細胞などの獲得免疫系の細胞および顆粒球、樹状細胞、ナチュラルキラー細胞といった自然免疫系の細胞が発生の比較的早い時期から脳に存在することが明らかになった。また獲得免疫の細胞の大脳皮質層形成における影響を検討したが明らかな異常は認めなかった。 ...
❏終脳新皮質層個性を生みだす発生プログラムの古い起源(23657151)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】平田 たつみ 国立遺伝学研究所, 総合遺伝研究系, 准教授 (80260587)
【キーワード】神経 / 進化 / 発生 / 大脳新皮質 / 終脳新皮質
【概要】哺乳類の終脳新皮質には、特徴的な「層構造」が存在する。この層構造は、全ての哺乳類に共通して観察されるが、哺乳類以外の動物には存在しないため、哺乳類の進化に伴って突如現れた進化的に新しい脳構造であると考えられてきた。我々は、終脳に層構造を持たないニワトリにおいても、哺乳類大脳新皮質に類似の神経細胞が存在し、哺乳類型の神経発生機構を駆動できることを見いだした。つまり、新皮質の層特異的神経細胞を生み出す...
❏中枢神経系超早期の発達に影響する分子異常に着目した自閉症脳病態の解明(18209037)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】加藤 進昌 昭和大学, 医学部, 教授 (10106213)
【キーワード】児童精神医学 / 環境変動 / 遺伝子 / 脳 / 神経 (他9件)
【概要】自閉症を高率に合併することが知られている結節性硬化症の責任遺伝子TSC2に変異をもつEkerラットのスパインを超微形態学的に検討し、多数の融合した異常ミトコンドリアとシナプス未形成のフィロポディアを確認した。また、発達期に発現するarcadlinという蛋白質のスパイン制御機構を明らかにした。結節性硬化症では、TSC2-Rheb-mTORの異常が何らかのメカニズムを介してミトコンドリアの増殖あるいは...
【医歯薬学】歯学:オルガノイド神経を含む研究件
❏機能する培養ヒト神経回路組織の構築(20K20643)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-07-30 - 2024-03-31
【研究代表者】池内 与志穂 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (30740097)
【キーワード】オルガノイド / 可塑性 / 神経回路組織 / in vitro / 学習 (他9件)
【概要】脳内の回路は複雑であるがゆえに高度な情報処理を行うことができるが、まさにその複雑さが脳の本質的な理解を阻む最大の難関となって立ちはだかっている。そこで本研究では脳内の神経回路を単純化して体外で再現し、学習させ、神経回路の機能と仕組みを理解する事を目指す。シナプスや神経細胞の可塑的変化はこれまで多く観察されてきたが、小さな可塑的変化の集積によって引き起こされる回路全体の学習を体外で達成した報告は無い...
❏大脳領域間の機能的相互作用を再現する試験管内モデル(18K19903)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2020-03-31
【研究代表者】池内 与志穂 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (30740097)
【キーワード】神経 / 脳 / iPS細胞 / オルガノイド / 軸索 (他11件)
【概要】本研究課題によって、ヒトiPS細胞から作製した大脳オルガノイドを軸索束組織を介してつなぎ合わせる技術を開発することができた。微細流路の両端に小さな部屋をもつ培養チップに2つの大脳オルガノイドを入れると、部屋の中のオルガノイドから伸長した軸索が流路内に入り、集まって束になる。軸索の先端は流路の逆側のオルガノイドにたどり着き、シナプスを形成してつながる。つなぎ合わされたオルガノイド間で神経活動がやり取...
【医歯薬学】薬学:自己組織化神経を含む研究件
❏自己組織的マイクロニューロチップ(18656076)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006
【研究代表者】高橋 宏知 東京大学, 先端科学技術研究センター, 講師 (90361518)
【キーワード】脳 / 神経 / 培養神経細胞 / カルシウムイメージング / 自己組織化 (他7件)
【概要】脳のモデルとして,自己組織的に形される培神経細胞の神経回が注目されている.従来の研究では,培養神経細胞活動を計測・刺激するために,多点電極アレイ(Multi-electrode array, MEA)が広く用いられてきた.しかし,MEAでは,電気刺激を与えられる範囲が電極上のみに制限されるため,刺激可能な面積や分解能に限界がある.この欠点を解消するための基盤技術として,光照射で刺激部位を任意の大き...
❏相転移現象を利用した離散・連続混在型情報圧縮アルゴリズムの研究(16500093)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】岡田 真人 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (90233345)
【キーワード】情報表現 / 情報圧縮 / 自己組織化 / 孤立局在興奮 / 相転移 (他15件)
【概要】側頭葉の情報表現の知見を説明するために,自己組織化マップを形成する神経回路モデルにもとづき,アルゴリズムを提案した.従来の単峰性の局在発火をスパースな(まばらな)局在発火に置き換え,リング上の位置はスパースな局在発火の重心で表されるものとした.リング上の位置が少し変わると,それに従いスパースな局在発火の重心も少し変化するようになり,リング上での遠近関係は,スパースな局在発火の重心の位置にエンコード...
【医歯薬学】薬学:シナプス可塑性神経を含む研究件
❏脳細胞カルシウムシグナルの空間的分離とデコーディング(16K07316)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】坂内 博子 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40332340)
【キーワード】カルシウムイメージング / カルシウムシグナル / 細胞 / アストロサイト / カルシウムチャネル (他18件)
【概要】生物はCa2+を伝達物質として用いて、多様な生理機能の誘導を可能にしている。しかし、Ca2+がどのように多様な情報をエンコードしているかについては、未解明の点が多い。我々は、「local Ca2+センサー」を作成し、従来法では判別できなかったCa2+シグナルの由来を特定し、Ca2+シグナルの多様性を記述するためのlocal Ca2+センサーを開発した。このlocal Ca2+センサーを利用して脳の...
❏NMDA受容体と癌抑制遺伝子産物APCおよびDLGファミリーの複合体形成の意義(11470039)
【研究テーマ】病態医化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】秋山 徹 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70150745)
【キーワード】NMDA受容体 / APC / 癌抑制遺伝子 / PSD-95 / SPAL (他12件)
【概要】シナプス可塑性に関わるNMDA受容体の調節、シグナル伝達機構の理解には、NMDA受容体と複合体を形成する蛋白質の同定と機能の解析が極めて重要であると考えられる。我々は、NMDA受容体がDLGファミリーの蛋白質PSD-95を介して大腸癌の癌抑制遺伝子APCの産物をはじめDAP、新規GAP(SPALと命名)、LGN、Fynなど多数の分子と複合体を形成していることを見出し、これらの蛋白質の機能を解析した...
【医歯薬学】薬学:樹状突起神経を含む研究件
❏in vivoタイムラプス観察で解明する細胞間相互作用による神経回路発達機構(21K06378)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】竹尾 ゆかり 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (90624320)
【キーワード】樹状突起 / 発達 / 小脳 / 分子機構 / 神経
【概要】小脳プルキンエ細胞は、哺乳類神経系における樹状突起発達の優れたモデル細胞である。プルキンエ細胞の樹状突起は何百もの樹状突起が小脳皮質の3次元空間において互いに重ならず一平面状に配置される。このような、発達中の樹状突起が空間内に重複を避けて成長する機構は種を超えてあらゆる神経細胞でみられる普遍的な現象であり、樹状突起の「タイリング」あるいは「sel-avoidance(SA)」と呼ばれ、樹状突起同士...
❏シナプス活動を可視化して時空間特性に迫る(23800019)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2011
【研究代表者】高橋 直矢 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 助教 (80609842)
【キーワード】神経科学 / 脳・神経 / 神経 / ニューロン / シナプス (他10件)
【概要】新規に開発した大規模スパインイメージング法を用いて、海馬ニューロンの樹状突起におけるシナプス入力の時空間パターンを観察することに成功した。興奮性ニューロンにおいては近傍のスパインが同時に活動していたことから、同期入力が樹状突起の局所に集約されていることが見いだされた。一方で、Parvalbumin陽性の抑制性ニューロンにおいては同期入力が分散型であることを見いだし、ニューロン種特異的なシナプス入力...
【医歯薬学】薬学:カルシウム神経を含む研究件
❏脳細胞カルシウムシグナルの空間的分離とデコーディング(16K07316)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】坂内 博子 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40332340)
【キーワード】カルシウムイメージング / カルシウムシグナル / 細胞 / アストロサイト / カルシウムチャネル (他18件)
【概要】生物はCa2+を伝達物質として用いて、多様な生理機能の誘導を可能にしている。しかし、Ca2+がどのように多様な情報をエンコードしているかについては、未解明の点が多い。我々は、「local Ca2+センサー」を作成し、従来法では判別できなかったCa2+シグナルの由来を特定し、Ca2+シグナルの多様性を記述するためのlocal Ca2+センサーを開発した。このlocal Ca2+センサーを利用して脳の...
❏シナプス活動を可視化して時空間特性に迫る(23800019)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2011
【研究代表者】高橋 直矢 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 助教 (80609842)
【キーワード】神経科学 / 脳・神経 / 神経 / ニューロン / シナプス (他10件)
【概要】新規に開発した大規模スパインイメージング法を用いて、海馬ニューロンの樹状突起におけるシナプス入力の時空間パターンを観察することに成功した。興奮性ニューロンにおいては近傍のスパインが同時に活動していたことから、同期入力が樹状突起の局所に集約されていることが見いだされた。一方で、Parvalbumin陽性の抑制性ニューロンにおいては同期入力が分散型であることを見いだし、ニューロン種特異的なシナプス入力...
【医歯薬学】薬学:神経回路神経を含む研究件
❏柔軟な行動の予測と制御 -行動神経科学によるアプローチ-(19H01769)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】小澤 貴明 大阪大学, 蛋白質研究所, 助教 (90625352)
【キーワード】予測 / 報酬 / 罰 / 時間 / 嫌悪 (他8件)
【概要】実験動物において、音や時間的な手がかりに基づく報酬・罰の到来に対する予測課題を確立し、その柔軟な制御を司る生理学的・神経科学的なメカニズムに関する研究を行った。その結果、報酬と罰の予測に関与するモノアミン神経メカニズムが明らかにされると共に、時間に基づいた報酬予測に関連した生理指標としての瞳孔反応や、その制御に関与する神経回路が示された。 ...
❏海洋プランクトン幼生の成長:摂餌の消化・吸収と栄養素の伝播・受容(18K05829)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】金子 洋之 慶應義塾大学, 文学部(日吉), 名誉教授 (20169577)
【キーワード】海洋性プランクトン / 棘皮動物 / イトマキヒトデ / サイズ依存性 / 発生シフト (他28件)
【概要】本研究の目的は、棘皮動物ヒトデ幼生の消化システムと神経システムに焦点を当てながら、成長に寄与する消化・吸収ならびに栄養素の伝搬・受容を理解することにある。本年度もコロナ禍による研究制限の状態が続いたが、複数の重要な研究データを得ることができた。その一部を用いて、学会発表を行った。 消化システムと神経システムの解明ポイントとなる幼生サイズの増加に着目した結果、胚期の時間依存的な発生様式と異なり、幼生...
❏味覚情報伝達・処理機構の解明を目指した経シナプス性トレーサーの改良とその利用(26292064)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】岡田 晋治 東京大学, 農学生命科学研究科, 特任准教授 (50376563)
【キーワード】味覚 / 神経回路 / トレーサー / 食品 / 神経
【概要】われわれが感じる5つの基本味の味情報がどのように神経伝達されて処理されるかという味覚情報のコーディング機構は不詳である。本研究では、新規に開発した経シナプス性トレーサー・トランスジーンによって実現された2経路の神経回路可視化技術を用いて、味覚情報のコーディング機構の一端を解明することを目指した。4種の味蕾細胞を起点とする神経回路を可視化に成功し、それら神経回路の関係を味神経のレベルで明らかにした。...
【医歯薬学】薬学:幹細胞神経を含む研究件
❏脳性麻痺に対する自己羊水細胞由来幹細胞治療の開発(15K09724)
【研究テーマ】胎児・新生児医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】落合 大吾 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (80348713)
【キーワード】羊水 / 脳性麻痺 / 幹細胞 / 神経 / 脳傷害 (他6件)
【概要】低酸素虚血性脳症(HIE)は,脳性麻痺の主要因である.今回は,新生仔HIEモデルマウスを用いて,ヒト羊水幹細胞(hAFS) 投与の治療効果を検討した.ヒト羊水中CD117陽性細胞をhAFSとして分離した. 生後9日目(P9)にマウスの右総頸動脈を結紮し,8%酸素に30分間曝露させてHIEモデルを作成した.P19に治療群にはhAFSを,非治療群にはPBSを鼻腔内投与した. P30に運動機能試験を実施...
❏単球由来多能性細胞の遺伝子および生理機能解析とそれを用いた臓器再生の試み(15390307)
【研究テーマ】血液内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】桑名 正隆 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (50245479)
【キーワード】再生医療 / 単球 / 分化能 / 分化転換 / 幹細胞 (他9件)
【概要】本研究課題は,研究代表者が見出した単球由来多能性細胞(monocyte-derived multipotent cell ; MOMC)を組織修復・再生医療へと応用するための基礎研究である。そのため,(1)MOMCの網羅的遺伝子発現解析による多分化能を規定する遺伝子の同定,(2)MOMCの機能的な心筋,神経,血管内皮への分化能,(3)造血幹細胞増幅能,の3つの点について検討した。 単球系細胞の中で...
【医歯薬学】薬学:神経を含む研究件
❏中区分90:人間医工学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】神経
【研究期間】脳
【研究代表者】iPS細胞
【キーワード】オルガノイド
【概要】
❏機能する培養ヒト神経回路組織の構築(20K20643)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-07-30 - 2024-03-31
【研究代表者】池内 与志穂 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (30740097)
【キーワード】オルガノイド / 可塑性 / 神経回路組織 / in vitro / 学習 (他9件)
【概要】脳内の回路は複雑であるがゆえに高度な情報処理を行うことができるが、まさにその複雑さが脳の本質的な理解を阻む最大の難関となって立ちはだかっている。そこで本研究では脳内の神経回路を単純化して体外で再現し、学習させ、神経回路の機能と仕組みを理解する事を目指す。シナプスや神経細胞の可塑的変化はこれまで多く観察されてきたが、小さな可塑的変化の集積によって引き起こされる回路全体の学習を体外で達成した報告は無い...
❏大脳領域間の機能的相互作用を再現する試験管内モデル(18K19903)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2020-03-31
【研究代表者】池内 与志穂 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (30740097)
【キーワード】神経 / 脳 / iPS細胞 / オルガノイド / 軸索 (他11件)
【概要】本研究課題によって、ヒトiPS細胞から作製した大脳オルガノイドを軸索束組織を介してつなぎ合わせる技術を開発することができた。微細流路の両端に小さな部屋をもつ培養チップに2つの大脳オルガノイドを入れると、部屋の中のオルガノイドから伸長した軸索が流路内に入り、集まって束になる。軸索の先端は流路の逆側のオルガノイドにたどり着き、シナプスを形成してつながる。つなぎ合わされたオルガノイド間で神経活動がやり取...
【医歯薬学】薬学:神経科学神経を含む研究件
❏シナプス活動を可視化して時空間特性に迫る(23800019)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2011
【研究代表者】高橋 直矢 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 助教 (80609842)
【キーワード】神経科学 / 脳・神経 / 神経 / ニューロン / シナプス (他10件)
【概要】新規に開発した大規模スパインイメージング法を用いて、海馬ニューロンの樹状突起におけるシナプス入力の時空間パターンを観察することに成功した。興奮性ニューロンにおいては近傍のスパインが同時に活動していたことから、同期入力が樹状突起の局所に集約されていることが見いだされた。一方で、Parvalbumin陽性の抑制性ニューロンにおいては同期入力が分散型であることを見いだし、ニューロン種特異的なシナプス入力...
❏食性の進化(19770210)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】松尾 隆嗣 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 助教 (70301223)
【キーワード】機能進化 / 進化 / 行動 / 生態 / 遺伝 (他10件)
【概要】セイシェルショウジョウバエの食性決定にかかわる遺伝子として、匂い物質結合蛋白質をコードする二つの遺伝子Obp57d及びObp57eを同定した。これらの遺伝子をノックアウトしたキイロショウジョウバエは産卵場所選択における嗜好性が変化していた。Obp57dとObp57eはキイロショウジョウバエ種群において遺伝子重複により生じ、機能分化していることが示唆された。 ...
【医歯薬学】薬学:アストロサイト神経を含む研究件
❏脳細胞カルシウムシグナルの空間的分離とデコーディング(16K07316)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】坂内 博子 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40332340)
【キーワード】カルシウムイメージング / カルシウムシグナル / 細胞 / アストロサイト / カルシウムチャネル (他18件)
【概要】生物はCa2+を伝達物質として用いて、多様な生理機能の誘導を可能にしている。しかし、Ca2+がどのように多様な情報をエンコードしているかについては、未解明の点が多い。我々は、「local Ca2+センサー」を作成し、従来法では判別できなかったCa2+シグナルの由来を特定し、Ca2+シグナルの多様性を記述するためのlocal Ca2+センサーを開発した。このlocal Ca2+センサーを利用して脳の...
❏第二高調波イメージングの応用による神経生理機能解析(23657106)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】塗谷 睦生 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (60453544)
【キーワード】第二高調波発生 / 2光子顕微鏡 / 神経細胞 / グリア細胞 / SHG (他9件)
【概要】光第二高調波(SHG)イメージングは、これまでの手法では不可能であった生理現象の可視化能を持つにも関わらず、生体への応用が限られていた。本研究では色素の改良および応用領域の開拓の両面からSHGの生体イメージングへの展開を模索した。本研究により、既存の物とは全く異なるSHG専用色素が開発され、脳のアストロサイトと呼ばれる細胞がSHGイメージングの重要な対象となる事が明らかになった。今後の更なるSHG...
【医歯薬学】薬学:アポトーシス神経を含む研究件
❏海洋プランクトン幼生の成長:摂餌の消化・吸収と栄養素の伝播・受容(18K05829)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】金子 洋之 慶應義塾大学, 文学部(日吉), 名誉教授 (20169577)
【キーワード】海洋性プランクトン / 棘皮動物 / イトマキヒトデ / サイズ依存性 / 発生シフト (他28件)
【概要】本研究の目的は、棘皮動物ヒトデ幼生の消化システムと神経システムに焦点を当てながら、成長に寄与する消化・吸収ならびに栄養素の伝搬・受容を理解することにある。本年度もコロナ禍による研究制限の状態が続いたが、複数の重要な研究データを得ることができた。その一部を用いて、学会発表を行った。 消化システムと神経システムの解明ポイントとなる幼生サイズの増加に着目した結果、胚期の時間依存的な発生様式と異なり、幼生...
❏運動器機能の統合的制御に関する基礎的研究(20249064)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】田中 栄 東京大学, 医学部・附属病院, 教授 (50282661)
【キーワード】骨 / 軟骨 / 筋 / 神経 / Bcl-2ファミリー (他19件)
【概要】「運動器」は動物の生命維持に必要不可欠な活動である「運動」を担う器官の総称であり、骨、軟骨および筋組織など直接運動に関与する組織、さらにはこれらの働きを調節制御する神経組織をも網羅する概念である。本研究では運動器を担う骨、軟骨、筋、神経の機能制御メカニズムをアポトーシス調節分子であるBcl-2ファミリー分子の役割を中心に解析した。 ...
【医歯薬学】薬学:ショウジョウバエ神経を含む研究件
❏中枢神経系プログラム細胞死の遺伝的制御(13480257)
【研究テーマ】神経化学・神経薬理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】三浦 正幸 理化学研究所, 細胞修復機構研究チーム, チームリーダー (50202338)
【キーワード】ショウジョウバエ / 神経 / 遺伝学 / 細胞死 / スクリーニング
【概要】申請者はこの異所発現トラップ法を用いて、ショウジョウバエ組織に未知遺伝子群を強制発現させることにより、新規の細胞死スイッチ担当遺伝子群の同定を試みた。具体的にはGS系統のショウジョウバエを、複眼特異的にGAL4タンパク質を発現するGMR-GAL4系統と交配させ、次世代の子孫の複眼の表現型を観察する。ショウジョウバエの複眼は光受容細胞などの神経細胞を多数含む代表的な中枢神経系器官である。もし複眼に細...
❏シナプス特異結合の分子機構:ショウジョウバエをモデル系とした解析(10490030)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】能瀬 聡直 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (30260037)
【キーワード】ショウジョウバエ / 神経-筋結合 / 神経認識 / 筋肉 / 神経 (他9件)
【概要】本研究は、ショウジョウバェの神経系(主に神経筋結合系)をモデル材料として、神経回路形成のメカニズムを探ることを目的とした。このため異所発現トラップ法を用い、生体における軸策伸長への影響を直接指標にし、新規の軸策誘導分子を探索することを試みた。約500株について筋肉全体での異所発現を誘導し、運動神経軸索誘導における異常を検索した。その結果、運動神経軸策の伸張、シナプス形成に異常を起こすものを7系統単...
【医歯薬学】薬学:骨芽細胞神経を含む研究件
❏感覚器における骨組織の役割~聴覚器に特化した骨形態・骨代謝制御機構の解明(22K06817)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】黒田 有希子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (70455343)
【キーワード】骨形態 / 感覚器 / 骨芽細胞 / 血管 / 神経
【概要】
❏骨芽細胞KUSA-A1を用いた低分子の骨形成促進物質(因子)の同定(11557021)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】梅澤 明弘 国立成育医療センター, 研究所・生殖医療研究部, 研究部長 (70213486)
【キーワード】骨芽細胞 / KUSA-A1 / 骨細胞 / 骨形成 / 低分子 (他14件)
【概要】骨代謝の問題は、今後、時代とともにクローズ・アップされてくることは間違いない。特にさまざまな原因から生じる骨粗鬆症に対する薬剤は重要な意味をもつ。高齢の人口の増加に伴う「老化による骨基質の減少」は、寝たきり老人、手術後の骨基質の減少を含め、その課題は避けることができない。同時に、閉経後のご婦人の骨折も同様の意味を持つ。社会性と言う点では、ダイエットによる骨がもろくなる現象は注目されてはいるものの、...
【医歯薬学】薬学:分化神経を含む研究件
❏大脳領域間の機能的相互作用を再現する試験管内モデル(18K19903)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2020-03-31
【研究代表者】池内 与志穂 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (30740097)
【キーワード】神経 / 脳 / iPS細胞 / オルガノイド / 軸索 (他11件)
【概要】本研究課題によって、ヒトiPS細胞から作製した大脳オルガノイドを軸索束組織を介してつなぎ合わせる技術を開発することができた。微細流路の両端に小さな部屋をもつ培養チップに2つの大脳オルガノイドを入れると、部屋の中のオルガノイドから伸長した軸索が流路内に入り、集まって束になる。軸索の先端は流路の逆側のオルガノイドにたどり着き、シナプスを形成してつながる。つなぎ合わされたオルガノイド間で神経活動がやり取...
❏中枢神経系超早期の発達に影響する分子異常に着目した自閉症脳病態の解明(18209037)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】加藤 進昌 昭和大学, 医学部, 教授 (10106213)
【キーワード】児童精神医学 / 環境変動 / 遺伝子 / 脳 / 神経 (他9件)
【概要】自閉症を高率に合併することが知られている結節性硬化症の責任遺伝子TSC2に変異をもつEkerラットのスパインを超微形態学的に検討し、多数の融合した異常ミトコンドリアとシナプス未形成のフィロポディアを確認した。また、発達期に発現するarcadlinという蛋白質のスパイン制御機構を明らかにした。結節性硬化症では、TSC2-Rheb-mTORの異常が何らかのメカニズムを介してミトコンドリアの増殖あるいは...
【医歯薬学】薬学:蛍光イメージング神経を含む研究件
❏新しい蛍光源を組合わせた癌・血管・胆管・神経・尿管の手術用蛍光観察システムの開発(20K17675)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】河口 義邦 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (00597726)
【キーワード】腫瘍の蛍光 / 神経の蛍光 / 新規赤外観察カメラ / 蛍光イメージング / 蛍光観察システム (他8件)
【概要】(1)ラットを用いた動物実験による試薬投与の方法、量、タイミングの最適化 メチレンブルーを蛍光源とした赤外観察カメラを開腹用、腹腔鏡用ともに試作し、ラットを用いた観察を行った。大腿神経を剥離、露出させ、メチレンブルーを塗布し開腹用、腹腔鏡用ともに赤外観察カメラ試作機を用いて観察を行った。メチレンブルーは下記の通り調整した。1%のメチレンブルーを、1/10、1/100、1/1000に希釈し、それぞれ...
❏新しい蛍光イメージングによる癌・神経・尿管の術中ナビゲーションと術中診断法の開発(18K16344)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】河口 義邦 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (00597726)
【キーワード】蛍光イメージング / 手術 / 癌の蛍光 / 神経の蛍光 / 尿管の蛍光 (他20件)
【概要】(1)膵臓腫瘍、神経、尿管の蛍光イメージング:新しい蛍光イメージング機器を試作しヒトによる臨床試験を施行。安全性を確認、膵内分泌腫瘍、血管の蛍光観察が可能であった。尿の蛍光は観察されたが、尿管や神経に関する症例が限られ尿管や神経の蛍光は確認できなかった。ラットを用いて実験を遂行中である。 (2)ミクロ蛍光イメージングによる癌の蛍光観察:1000倍に拡大可能な共焦点レーザー顕微内視鏡を用いて、手術検...
❏集積化電気化学マイクロポンプを利用した人工シナプスの開発(18300154)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】吉見 靖男 芝浦工業大学, 工学部, 准教授 (30267421)
【キーワード】電気化学マイクロポンプ / 電気化学マイクロバルブ / ポリジメチルシロキサン / 神経細胞 / 膜電位イメージング (他31件)
【概要】本研究の最終目的は、特定複数の神経細胞刺激をピンポイント的に刺激できる集積化マイクロポンプを開発し、中枢神経系に情報を直接伝達するインターフェイス(人工シナプス)に発展させることにある。ポリジメチルシロキサン(PDMS)を主材として、水の電気分解を利用して、内容液を吐出およびそれを制御するチップ型バルブ付ポンプを開発した。このポンプによって、秒単位の吐出制御が可能であることが確認された。さらにこの...
【医歯薬学】薬学:神経細胞神経を含む研究件
❏機能する培養ヒト神経回路組織の構築(20K20643)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-07-30 - 2024-03-31
【研究代表者】池内 与志穂 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (30740097)
【キーワード】オルガノイド / 可塑性 / 神経回路組織 / in vitro / 学習 (他9件)
【概要】脳内の回路は複雑であるがゆえに高度な情報処理を行うことができるが、まさにその複雑さが脳の本質的な理解を阻む最大の難関となって立ちはだかっている。そこで本研究では脳内の神経回路を単純化して体外で再現し、学習させ、神経回路の機能と仕組みを理解する事を目指す。シナプスや神経細胞の可塑的変化はこれまで多く観察されてきたが、小さな可塑的変化の集積によって引き起こされる回路全体の学習を体外で達成した報告は無い...
❏脳細胞カルシウムシグナルの空間的分離とデコーディング(16K07316)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】坂内 博子 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40332340)
【キーワード】カルシウムイメージング / カルシウムシグナル / 細胞 / アストロサイト / カルシウムチャネル (他18件)
【概要】生物はCa2+を伝達物質として用いて、多様な生理機能の誘導を可能にしている。しかし、Ca2+がどのように多様な情報をエンコードしているかについては、未解明の点が多い。我々は、「local Ca2+センサー」を作成し、従来法では判別できなかったCa2+シグナルの由来を特定し、Ca2+シグナルの多様性を記述するためのlocal Ca2+センサーを開発した。このlocal Ca2+センサーを利用して脳の...
❏細胞内膜輸送関連因子による神経分化と機能調節機構の解明(24590341)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】原 太一 群馬大学, 生体調節研究所, 准教授 (00392374)
【キーワード】Rab35 / 神経細胞 / 初期発生 / 低分子量Gタンパク質 / Rab (他10件)
【概要】低分子量Gタンパク質Rab35は細胞内膜輸送や神経機能制御に関わると考えられているが、哺乳動物におけるRab35の生理的役割は明らかになっていない。本研究では、Rab35遺伝子欠損マウスを作成し、その表現型を解析した。Rab35遺伝子欠損マウスは胎生致死となり、Rab35がマウス初期胚発生に必須の役割を果たすことが明らかとなった。 ...
【医歯薬学】薬学:炎症神経を含む研究件
❏炎症性腎疾患における腎外・細胞内からの好中球制御(18K08232)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】西 裕志 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90784174)
【キーワード】好中球 / 腎臓 / 炎症 / 神経 / 血管生物学 (他8件)
【概要】好中球は種々の炎症性腎疾患の活動期及び急性期の腎に蓄積し組織障害を助長すると考えられている.そこで,疾患活動期に注目して好中球の病的な過度の活性を腎外・細胞内から制御する手段を模索した. 腎外からの好中球制御として,一部の神経伝達物質は中枢神経ではなく末梢神経が分布する末端臓器・組織において炎症に対して保護的に作用していた. 細胞内からの好中球制御としては,DNA や RNA と結合或いはそれらに...
❏神経系ネットワークによる炎症性腎疾患制御(16H06751)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】西 裕志 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90784174)
【キーワード】腎臓 / 腎 / 神経 / 炎症 / 白血球
【概要】好中球と免疫複合体の相互作用を阻害できる薬剤の同定を目指した低分子化合物ハイ・スループット・スクリーニングによって神経伝達物質アナログが複数発見された.白血球を病態の首座とする免疫学的組織障害モデルを,腎のみならず関節や皮膚を標的として導入し,これら薬剤を投与したところ一部で病態が改善した.また,腎臓における病理組織学的検討では間質領域に末梢神経に特異的とされるシグナルが認められた.さらに,神経ペ...
【医歯薬学】薬学:腎臓神経を含む研究件
❏炎症性腎疾患における腎外・細胞内からの好中球制御(18K08232)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】西 裕志 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90784174)
【キーワード】好中球 / 腎臓 / 炎症 / 神経 / 血管生物学 (他8件)
【概要】好中球は種々の炎症性腎疾患の活動期及び急性期の腎に蓄積し組織障害を助長すると考えられている.そこで,疾患活動期に注目して好中球の病的な過度の活性を腎外・細胞内から制御する手段を模索した. 腎外からの好中球制御として,一部の神経伝達物質は中枢神経ではなく末梢神経が分布する末端臓器・組織において炎症に対して保護的に作用していた. 細胞内からの好中球制御としては,DNA や RNA と結合或いはそれらに...
❏神経系ネットワークによる炎症性腎疾患制御(16H06751)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】西 裕志 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90784174)
【キーワード】腎臓 / 腎 / 神経 / 炎症 / 白血球
【概要】好中球と免疫複合体の相互作用を阻害できる薬剤の同定を目指した低分子化合物ハイ・スループット・スクリーニングによって神経伝達物質アナログが複数発見された.白血球を病態の首座とする免疫学的組織障害モデルを,腎のみならず関節や皮膚を標的として導入し,これら薬剤を投与したところ一部で病態が改善した.また,腎臓における病理組織学的検討では間質領域に末梢神経に特異的とされるシグナルが認められた.さらに,神経ペ...
【医歯薬学】看護学:手術神経を含む研究件
❏新しい蛍光源を組合わせた癌・血管・胆管・神経・尿管の手術用蛍光観察システムの開発(20K17675)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】河口 義邦 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (00597726)
【キーワード】腫瘍の蛍光 / 神経の蛍光 / 新規赤外観察カメラ / 蛍光イメージング / 蛍光観察システム (他8件)
【概要】(1)ラットを用いた動物実験による試薬投与の方法、量、タイミングの最適化 メチレンブルーを蛍光源とした赤外観察カメラを開腹用、腹腔鏡用ともに試作し、ラットを用いた観察を行った。大腿神経を剥離、露出させ、メチレンブルーを塗布し開腹用、腹腔鏡用ともに赤外観察カメラ試作機を用いて観察を行った。メチレンブルーは下記の通り調整した。1%のメチレンブルーを、1/10、1/100、1/1000に希釈し、それぞれ...
❏新しい蛍光イメージングによる癌・神経・尿管の術中ナビゲーションと術中診断法の開発(18K16344)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】河口 義邦 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (00597726)
【キーワード】蛍光イメージング / 手術 / 癌の蛍光 / 神経の蛍光 / 尿管の蛍光 (他20件)
【概要】(1)膵臓腫瘍、神経、尿管の蛍光イメージング:新しい蛍光イメージング機器を試作しヒトによる臨床試験を施行。安全性を確認、膵内分泌腫瘍、血管の蛍光観察が可能であった。尿の蛍光は観察されたが、尿管や神経に関する症例が限られ尿管や神経の蛍光は確認できなかった。ラットを用いて実験を遂行中である。 (2)ミクロ蛍光イメージングによる癌の蛍光観察:1000倍に拡大可能な共焦点レーザー顕微内視鏡を用いて、手術検...
【医歯薬学】看護学:イメージンク神経を含む研究件
❏可視化技術を用いた味情報の伝達・処理メカニズムの解析(18H02153)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】岡田 晋治 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任准教授 (50376563)
【キーワード】味覚 / 神経 / イメージング / 可視化 / メダカ
【概要】本申請研究では、メダカ酸味細胞に発現誘導可能な転写制御領域の獲得に成功した。今回獲得した領域の利用によって、ゼブラフィッシュなど他のモデル魚類においても酸味細胞への外来遺伝子導入が可能となると期待される。また、経シナプス性トレーサーの活用によって、複数種の味覚情報伝導路の相関が明らかになってきた。得られた知見は、他のモデル生物で示されつつある味覚情報伝導路の知見を補完するものであり、その全容解明に...
❏脳細胞カルシウムシグナルの空間的分離とデコーディング(16K07316)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】坂内 博子 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40332340)
【キーワード】カルシウムイメージング / カルシウムシグナル / 細胞 / アストロサイト / カルシウムチャネル (他18件)
【概要】生物はCa2+を伝達物質として用いて、多様な生理機能の誘導を可能にしている。しかし、Ca2+がどのように多様な情報をエンコードしているかについては、未解明の点が多い。我々は、「local Ca2+センサー」を作成し、従来法では判別できなかったCa2+シグナルの由来を特定し、Ca2+シグナルの多様性を記述するためのlocal Ca2+センサーを開発した。このlocal Ca2+センサーを利用して脳の...
❏シナプス活動を可視化して時空間特性に迫る(23800019)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2011
【研究代表者】高橋 直矢 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 助教 (80609842)
【キーワード】神経科学 / 脳・神経 / 神経 / ニューロン / シナプス (他10件)
【概要】新規に開発した大規模スパインイメージング法を用いて、海馬ニューロンの樹状突起におけるシナプス入力の時空間パターンを観察することに成功した。興奮性ニューロンにおいては近傍のスパインが同時に活動していたことから、同期入力が樹状突起の局所に集約されていることが見いだされた。一方で、Parvalbumin陽性の抑制性ニューロンにおいては同期入力が分散型であることを見いだし、ニューロン種特異的なシナプス入力...
【医歯薬学】看護学:老化神経を含む研究件
❏内耳の易受傷性と加齢変化に関する検討(20390444)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】小川 郁 慶應義塾大学, 医学部 (00169179)
【キーワード】易受傷性 / 内耳障害 / 有毛細胞 / 活性酸素 / オートファジー (他13件)
【概要】われわれは、マウスを用いて、活性酸素除去能、オートファジーに代表される維持機構の状態が内耳恒常性維持に関与することを見出した。OGGと呼ばれる活性酸素除去能が低下したマウスに対して音響外傷を与えたところ、対照群と比較して内耳有毛細胞の障害が強かった。 また、オートファジー7コンディショナルノックアウトマウスにおいて、内耳有毛細胞のせん毛が消失しており、有毛細胞維持にcriticalな因子であると考...
❏老化抑制遺伝子Klothoの骨軟骨および脊髄疾患における関与-ヒトKlotho遺伝子cSNPsとアデノウイルスベクターを用いた検討-(12307031)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】中村 耕三 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60126133)
【キーワード】Klotho / 遺伝子解析 / 老化 / 骨 / 脊髄 (他10件)
【概要】老化および老化関連疾患の背景にある分子メカニズムを解明する目的で、ヒトの老化によく似た多彩な表現型を示すklothoマウスの骨、骨髄、脊髄の検討を行った。klothoマウスでは骨粗鬆化が見られ、その背景には骨芽細胞と破骨細胞の両者の独立した分化障害に基づく骨形成と骨吸収の低下が存在することが明らかとなった。また、骨髄ではBリンパ球の割合が減少しており、Bリンパ球が破骨細胞形成支持細胞および破骨細胞...
【医歯薬学】看護学:脳・神経神経を含む研究件
❏シナプス活動を可視化して時空間特性に迫る(23800019)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2011
【研究代表者】高橋 直矢 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 助教 (80609842)
【キーワード】神経科学 / 脳・神経 / 神経 / ニューロン / シナプス (他10件)
【概要】新規に開発した大規模スパインイメージング法を用いて、海馬ニューロンの樹状突起におけるシナプス入力の時空間パターンを観察することに成功した。興奮性ニューロンにおいては近傍のスパインが同時に活動していたことから、同期入力が樹状突起の局所に集約されていることが見いだされた。一方で、Parvalbumin陽性の抑制性ニューロンにおいては同期入力が分散型であることを見いだし、ニューロン種特異的なシナプス入力...
❏中枢神経系超早期の発達に影響する分子異常に着目した自閉症脳病態の解明(18209037)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】加藤 進昌 昭和大学, 医学部, 教授 (10106213)
【キーワード】児童精神医学 / 環境変動 / 遺伝子 / 脳 / 神経 (他9件)
【概要】自閉症を高率に合併することが知られている結節性硬化症の責任遺伝子TSC2に変異をもつEkerラットのスパインを超微形態学的に検討し、多数の融合した異常ミトコンドリアとシナプス未形成のフィロポディアを確認した。また、発達期に発現するarcadlinという蛋白質のスパイン制御機構を明らかにした。結節性硬化症では、TSC2-Rheb-mTORの異常が何らかのメカニズムを介してミトコンドリアの増殖あるいは...
【医歯薬学】看護学:サイトカイン神経を含む研究件
❏マクロ調節機構に基づく新規炎症性疾患概念の確立(18KT0067)
【研究テーマ】複雑系疾病論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-07-18 - 2021-03-31
【研究代表者】平田 喜裕 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (10529192)
【キーワード】胆管炎 / 大腸炎 / 腸肝相関 / 神経 / 腸内細菌叢 (他13件)
【概要】潰瘍性大腸炎と原発性硬化性胆管炎を肝臓と大腸の病態を制御するマクロ調節機構の破綻ととらえて病態発生メカニズムを検討した。潰瘍性大腸炎モデルでは副交感神経刺激により、大腸炎と上皮細胞の分化障害は改善したが、胆管炎の改善は認めなかった。一方硬化性胆管炎モデルでは抗生剤投与により胆管周囲の炎症細胞浸潤、繊維化が改善し、胆管上皮細胞の増殖刺激が減弱した。サイトカインIL-33の腹腔内投与は胆管の炎症細胞浸...
❏免疫学的アプローチによる消化管運動系の分子制御機構の解明(16208029)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】尾崎 博 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30134505)
【キーワード】消化管 / 運動 / 平滑筋 / マクロファージ / 神経 (他15件)
【概要】消化管運動系の異常とマクロファージの関係を様々な炎症病態モデルで検証し、機能異常の分子機序を明らかにしたものである。血管平滑筋と内皮細胞の研究も平行して実施し成果をあげた。 主な研究成果: 1)炎症性腸炎モデルの筋層には肥満細胞の浸潤が観察される。肥満細胞の性質についての検討を加えた。Am J Physiol 286:C256-C263, 2004; J Immunology 174:4584-4...
【医歯薬学】看護学:学習神経を含む研究件
❏機能する培養ヒト神経回路組織の構築(20K20643)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-07-30 - 2024-03-31
【研究代表者】池内 与志穂 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (30740097)
【キーワード】オルガノイド / 可塑性 / 神経回路組織 / in vitro / 学習 (他9件)
【概要】脳内の回路は複雑であるがゆえに高度な情報処理を行うことができるが、まさにその複雑さが脳の本質的な理解を阻む最大の難関となって立ちはだかっている。そこで本研究では脳内の神経回路を単純化して体外で再現し、学習させ、神経回路の機能と仕組みを理解する事を目指す。シナプスや神経細胞の可塑的変化はこれまで多く観察されてきたが、小さな可塑的変化の集積によって引き起こされる回路全体の学習を体外で達成した報告は無い...
❏相転移現象を利用した離散・連続混在型情報圧縮アルゴリズムの研究(16500093)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】岡田 真人 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (90233345)
【キーワード】情報表現 / 情報圧縮 / 自己組織化 / 孤立局在興奮 / 相転移 (他15件)
【概要】側頭葉の情報表現の知見を説明するために,自己組織化マップを形成する神経回路モデルにもとづき,アルゴリズムを提案した.従来の単峰性の局在発火をスパースな(まばらな)局在発火に置き換え,リング上の位置はスパースな局在発火の重心で表されるものとした.リング上の位置が少し変わると,それに従いスパースな局在発火の重心も少し変化するようになり,リング上での遠近関係は,スパースな局在発火の重心の位置にエンコード...
【医歯薬学】看護学:遺伝学神経を含む研究件
❏食性の進化(19770210)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】松尾 隆嗣 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 助教 (70301223)
【キーワード】機能進化 / 進化 / 行動 / 生態 / 遺伝 (他10件)
【概要】セイシェルショウジョウバエの食性決定にかかわる遺伝子として、匂い物質結合蛋白質をコードする二つの遺伝子Obp57d及びObp57eを同定した。これらの遺伝子をノックアウトしたキイロショウジョウバエは産卵場所選択における嗜好性が変化していた。Obp57dとObp57eはキイロショウジョウバエ種群において遺伝子重複により生じ、機能分化していることが示唆された。 ...
❏中枢神経系プログラム細胞死の遺伝的制御(13480257)
【研究テーマ】神経化学・神経薬理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】三浦 正幸 理化学研究所, 細胞修復機構研究チーム, チームリーダー (50202338)
【キーワード】ショウジョウバエ / 神経 / 遺伝学 / 細胞死 / スクリーニング
【概要】申請者はこの異所発現トラップ法を用いて、ショウジョウバエ組織に未知遺伝子群を強制発現させることにより、新規の細胞死スイッチ担当遺伝子群の同定を試みた。具体的にはGS系統のショウジョウバエを、複眼特異的にGAL4タンパク質を発現するGMR-GAL4系統と交配させ、次世代の子孫の複眼の表現型を観察する。ショウジョウバエの複眼は光受容細胞などの神経細胞を多数含む代表的な中枢神経系器官である。もし複眼に細...