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研究分野別サイレントキーワード
「沖縄」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報基礎学:金融危機沖縄を含む研究件
❏生命統治時代の〈オイコス〉再考とポスト・グローバル世界像の研究(22320022)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】西谷 修 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (20189286)
【キーワード】オイコス / グローバル世界秩序 / 新自由主義 / 生命統治 / 産業経済 (他27件)
【概要】折からの東日本大震災と福島第一原発事故は研究課題を先鋭化するかたちで起こり、これを受けて、グローバル化した世界における〈オイコス〉再検討という課題を、 現代の文明的ともいうべき災害や核技術の諸問題、さらに近年注目されている「脱成長」のヴィジョンに結び付け、主としてフランスの論者たちとの交流を通じて〈技術・産業・経済〉システムの飽和の問題として明らかにした。その内容や、そこから引き出される展望につい...
❏戦争・経済・メディアからみるグローバル世界秩序の複合的研究(19320017)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】西谷 修 東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 教授 (20189286)
【キーワード】戦争 / 経済思想 / メディア / グローバル世界秩序 / 沖縄 (他17件)
【概要】21世紀グローバル世界秩序の構造的要素である戦争・経済・メディアの不可分の様相を歴史的・思想的に解明し、前半部を「ドキュメント沖縄暴力論」(B5、171ページ)として、また後半部を「グローバル・クライシスと"経済"の再審」(B5、226ページ)としてまとめた。 ...
【複合領域】多様性生物学、人類学:白保竿根田原洞穴遺跡沖縄を含む研究件
❏石垣島・白保竿根田原洞穴遺跡から出土した更新世人骨の骨形態学的研究(18H02517)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】河野 礼子 慶應義塾大学, 文学部(日吉), 教授 (30356266)
【キーワード】更新世人骨 / 旧石器時代 / 白保竿根田原洞穴遺跡 / 骨形態学 / 白保遺跡 (他8件)
【概要】コロナウイルス感染症蔓延のために移動が制限されたため、沖縄を訪問しての調査は限定的なものとなり、海外資料との比較検討は実施できなかったが、国内の比較資料として京都大学所蔵の縄文時代人骨の分析とデータ取得作業を進めた。また、座標データ処理ソフトを導入することにより、発掘時の位置情報を手掛かりに白保人骨資料のうち個体分けがもっとも難しい骨部位に関しても個体への帰属を検討する作業を進めた。また遺跡全体の...
❏新発見の沖縄更新世人頭蓋骨のデジタル復元による形態学的研究(25440252)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土肥 直美 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 非常勤講師 (30128053)
【キーワード】更新世人類 / デジタル復元 / 形態 / 沖縄 / 石垣島 (他9件)
【概要】本研究では、沖縄県石垣島発見の後期更新世人頭蓋骨について、従来の方法とCTを用いた新しいデジタル技術を併用することによって、新たな更新世人類頭蓋骨の復元を目指し、また形態的特徴を明らかにしようとした。まず、沖縄で土肥を中心に従来の方法で実際の骨の接合を行い、その後、国立科学博物館において河野がCT撮影を行った。デジタル画像を用いた全体像の復元は、相互にチェックすることで精度を増すように努めた。 研...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:戦争沖縄を含む研究件
❏平和の造形-戦後日本における平和表象を中心に(18K00221)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】奥間 政作 早稲田大学, 文学学術院, その他(招聘研究員) (40711213)
【キーワード】戦後 / 美術 / 平和 / イメージ / 沖縄 (他9件)
【概要】今年度の研究は主に、戦後における原子力のイメージが美術作品にどのように表されてきたかについて調査を行った。原子爆弾による惨状を描き出した丸木位里・俊による《原爆の図》シリーズは、戦後における平和教育や巡回展などを通じて多くの人々に知られているが、例えば古沢岩美による《憑曲》(1948)や鶴岡政男による《人間気化》(1953)、小山敬三による《大浦天主堂》(1957)なども原爆の表象が確認できる。こ...
❏戦後の沖縄イメージの発生と展開に関する研究―戦前期との比較を通じて(26370178)
【研究テーマ】芸術一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】奥間 政作 早稲田大学, 文学学術院, 助教 (40711213)
【キーワード】沖縄 / 戦後 / イメージ / 美術 / 表象 (他6件)
【概要】戦後、米軍統治下におかれた沖縄の視覚イメージの発生と展開について調査を行い、それらのイメージが戦前期に生み出された沖縄イメージとどのような関連性を持つのか、もしくは戦後に特有なものであるかという点について研究を遂行した。戦前の美術作品において沖縄が視覚的に表象される際に女性イメージが多用されるが、こうした動向は戦後においても、多用されることとなる。また、戦後に特有ともいえる慰霊の視覚イメージについ...
❏生命統治時代の〈オイコス〉再考とポスト・グローバル世界像の研究(22320022)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】西谷 修 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (20189286)
【キーワード】オイコス / グローバル世界秩序 / 新自由主義 / 生命統治 / 産業経済 (他27件)
【概要】折からの東日本大震災と福島第一原発事故は研究課題を先鋭化するかたちで起こり、これを受けて、グローバル化した世界における〈オイコス〉再検討という課題を、 現代の文明的ともいうべき災害や核技術の諸問題、さらに近年注目されている「脱成長」のヴィジョンに結び付け、主としてフランスの論者たちとの交流を通じて〈技術・産業・経済〉システムの飽和の問題として明らかにした。その内容や、そこから引き出される展望につい...
【複合領域】健康・スポーツ科学:イメージ沖縄を含む研究件
❏平和の造形-戦後日本における平和表象を中心に(18K00221)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】奥間 政作 早稲田大学, 文学学術院, その他(招聘研究員) (40711213)
【キーワード】戦後 / 美術 / 平和 / イメージ / 沖縄 (他9件)
【概要】今年度の研究は主に、戦後における原子力のイメージが美術作品にどのように表されてきたかについて調査を行った。原子爆弾による惨状を描き出した丸木位里・俊による《原爆の図》シリーズは、戦後における平和教育や巡回展などを通じて多くの人々に知られているが、例えば古沢岩美による《憑曲》(1948)や鶴岡政男による《人間気化》(1953)、小山敬三による《大浦天主堂》(1957)なども原爆の表象が確認できる。こ...
❏戦後の沖縄イメージの発生と展開に関する研究―戦前期との比較を通じて(26370178)
【研究テーマ】芸術一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】奥間 政作 早稲田大学, 文学学術院, 助教 (40711213)
【キーワード】沖縄 / 戦後 / イメージ / 美術 / 表象 (他6件)
【概要】戦後、米軍統治下におかれた沖縄の視覚イメージの発生と展開について調査を行い、それらのイメージが戦前期に生み出された沖縄イメージとどのような関連性を持つのか、もしくは戦後に特有なものであるかという点について研究を遂行した。戦前の美術作品において沖縄が視覚的に表象される際に女性イメージが多用されるが、こうした動向は戦後においても、多用されることとなる。また、戦後に特有ともいえる慰霊の視覚イメージについ...
【複合領域】文化財科学・博物館学:美術沖縄を含む研究件
❏平和の造形-戦後日本における平和表象を中心に(18K00221)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】奥間 政作 早稲田大学, 文学学術院, その他(招聘研究員) (40711213)
【キーワード】戦後 / 美術 / 平和 / イメージ / 沖縄 (他9件)
【概要】今年度の研究は主に、戦後における原子力のイメージが美術作品にどのように表されてきたかについて調査を行った。原子爆弾による惨状を描き出した丸木位里・俊による《原爆の図》シリーズは、戦後における平和教育や巡回展などを通じて多くの人々に知られているが、例えば古沢岩美による《憑曲》(1948)や鶴岡政男による《人間気化》(1953)、小山敬三による《大浦天主堂》(1957)なども原爆の表象が確認できる。こ...
❏戦後の沖縄イメージの発生と展開に関する研究―戦前期との比較を通じて(26370178)
【研究テーマ】芸術一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】奥間 政作 早稲田大学, 文学学術院, 助教 (40711213)
【キーワード】沖縄 / 戦後 / イメージ / 美術 / 表象 (他6件)
【概要】戦後、米軍統治下におかれた沖縄の視覚イメージの発生と展開について調査を行い、それらのイメージが戦前期に生み出された沖縄イメージとどのような関連性を持つのか、もしくは戦後に特有なものであるかという点について研究を遂行した。戦前の美術作品において沖縄が視覚的に表象される際に女性イメージが多用されるが、こうした動向は戦後においても、多用されることとなる。また、戦後に特有ともいえる慰霊の視覚イメージについ...
【複合領域】文化財科学・博物館学:博物館沖縄を含む研究件
❏学校教育における観光教育の教材開発とカリキュラム立案(15K01966)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】寺本 潔 玉川大学, 教育学部, 教授 (40167523)
【キーワード】観光教育 / 地理教育 / 地図学習 / 観光地 / 思考ツール (他23件)
【概要】学校教育における観光教育の理論的検討や教材レベルに下した研究を行った。小学校において沖縄県を中心に数校で出前授業を実施し、新たに開発した観光教育教材を用いて検証できた。特に、小学校社会科や外国語活動の一環として、観光情報や観光地を扱う学習を展開した。 また、問題解決学習として児童生徒のグループ学習に対応した思考ツールを用いた。イギリスやポルトガル、米国の地理・地図関係学会においてもカリキュラム立案...
❏歴史教育が採用する語り口の諸類型と教育の社会化機能に照らした効用に関する調査研究(22530905)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】岡本 智周 筑波大学, 人間系, 准教授 (60318863)
【キーワード】歴史教育 / 歴史教科書 / 博物館 / 語り口 / 社会化 (他8件)
【概要】本研究は、学校および社会教育において歴史が教育される際に採られる叙述の枠組み(語り口)に着目し、学習者のおかれる社会化段階に照らしてその効用を分析した。とくに沖縄の歴史の語られ方のバリエーションを、歴史伝達行為の目的・結果と併せて収集し、整理した。これによって、学校歴史教育が多くの場合に前提としている「ナショナルヒストリー」という叙述の枠組みの有効性と限界、およびそのオルタナティブについて検討した...
【複合領域】一般理論:ナショナリズム沖縄を含む研究件
❏1940-60年代、東アジアの広報政策と変容する地方意識に関する国際比較研究(17H02371)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】貴志 俊彦 京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 教授 (10259567)
【キーワード】冷戦 / 太平洋戦争 / 広報 / 民事 / 文教 (他22件)
【概要】本研究の成果は、第二次世界大戦から冷戦に至るまでの時期において、国家・文化像を扶植するために国内外向けに実施した政府の広報政策が、民事・文教政策とともに、国内あるいは国境を超えて集合的アイデンティティに及ぼした影響を国際比較できたことにある。東アジアでも戦略的広報の重要性が強調されているが、本研究では、政府の広報政策が民事・文教政策とともに創出する国家・文化像が、地方の離反や域内関係の緊張を引き起...
❏国民的歴史学運動の継承過程に関する教育実践史研究(15730365)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】小國 喜弘 (小国 喜弘) 首都大学東京, 都市教養学部, 助教授 (60317617)
【キーワード】教育学 / 国民教育 / 生活綴方 / 歴史 / 戦後史 (他13件)
【概要】国民的歴史学運動のひろがりについて検討することを本研究の課題とした。 これまで、国民的歴史学運動の金字塔的な作品とみなされてきた加藤文三の東京都立大学人文学部歴史学科の卒業論文である「石間をわるしぶき」を取り上げ、その後の加藤文三の中学校教師としてのとりくみに即して、国民的歴史学運動がどのように社会科教育のなかでその精神が生かされていくことになったのかを検討した。また、岡山県における月輪古墳におけ...
❏沖縄における「日本的」および「沖縄的」アイデンティティのあり方に関する総合的研究(10490020)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】石田 正治 九州大学, 大学院・法学研究院, 教授 (50168233)
【キーワード】沖縄 / アイデンティティ / 近代化 / 祖国 / 物語 (他20件)
【概要】本研究は、沖縄地域をとりあげ、ナショナル・アイデンティティおよびローカル・アイデンティティが個人の思考や行動にいかに現れるのかを明らかにしようとした。対象地域を、日本国内の周辺に位置し、独自の歴史・文化的背景をもつ沖縄に限定した。各研究者がそれぞれ祖国物語形成、市民運動、紛争処理、宗教運動、国民統合、および共同体組織に焦点をあてて調査研究を行い、定期的に研究会を開いて、それぞれの研究成果について討...
【環境学】環境保全学:国民国家沖縄を含む研究件
❏国民的歴史学運動の継承過程に関する教育実践史研究(15730365)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】小國 喜弘 (小国 喜弘) 首都大学東京, 都市教養学部, 助教授 (60317617)
【キーワード】教育学 / 国民教育 / 生活綴方 / 歴史 / 戦後史 (他13件)
【概要】国民的歴史学運動のひろがりについて検討することを本研究の課題とした。 これまで、国民的歴史学運動の金字塔的な作品とみなされてきた加藤文三の東京都立大学人文学部歴史学科の卒業論文である「石間をわるしぶき」を取り上げ、その後の加藤文三の中学校教師としてのとりくみに即して、国民的歴史学運動がどのように社会科教育のなかでその精神が生かされていくことになったのかを検討した。また、岡山県における月輪古墳におけ...
❏沖縄における「日本的」および「沖縄的」アイデンティティのあり方に関する総合的研究(10490020)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】石田 正治 九州大学, 大学院・法学研究院, 教授 (50168233)
【キーワード】沖縄 / アイデンティティ / 近代化 / 祖国 / 物語 (他20件)
【概要】本研究は、沖縄地域をとりあげ、ナショナル・アイデンティティおよびローカル・アイデンティティが個人の思考や行動にいかに現れるのかを明らかにしようとした。対象地域を、日本国内の周辺に位置し、独自の歴史・文化的背景をもつ沖縄に限定した。各研究者がそれぞれ祖国物語形成、市民運動、紛争処理、宗教運動、国民統合、および共同体組織に焦点をあてて調査研究を行い、定期的に研究会を開いて、それぞれの研究成果について討...
【生物学】人類学:琉球沖縄を含む研究件
❏沖縄戦と米国の沖縄占領に関する総合的研究(14202010)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】我部 政男 山梨学院大学, 法学部, 教授 (90045188)
【キーワード】沖縄 / 琉球 / 沖縄戦 / 太平洋戦争 / 沖縄占領 (他15件)
【概要】1 沖縄戦の実態に関して、とくにその戦時体制の具体的内容として、県知事・軍司令官などの官民一体論を明らかにした。また、沖縄戦時における秘密戦の重要性に関して指摘した。 2 沖輝戦後の沖縄および東アジア情勢に関して・アメリカの統治政策の概要・基地建設の実態・韓国を含む東アジアにおけるアメリカのプレゼンス、といった問題に関してそれぞれの重要性を指摘しつつ検討した。 3 アメリカの占領下における沖縄の内...
❏「国境の島」・与那国島における文化的動態に関する歴史人類学的研究(09710230)
【研究テーマ】文化人類学(含民族学・民俗学)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】原 知章 大分県立芸術文化短期大学, 国際文化学科, 講師 (00287947)
【キーワード】沖縄 / 琉球 / 八重山諸島 / 与那国島 / 文化的動態 (他11件)
【概要】平成9年度から2年間にわたって、日本の「国境」に位置する与那国島の文化的動態について調査・研究をおこなってきた。平成10度はとくに交通、通信、マス・メディアの発展がどのように与那国島の文化的動態にかかわってきたのかという点、すなわち、広義の<コミュニケーション>の様式の発展が、どのように与那国の「伝統文化」の持続/変容にかかわってきたのかという点に問題を特化させて、調査・研究をおこなっ...
【生物学】人類学:形態沖縄を含む研究件
❏石垣島・白保竿根田原洞穴遺跡から出土した更新世人骨の骨形態学的研究(18H02517)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】河野 礼子 慶應義塾大学, 文学部(日吉), 教授 (30356266)
【キーワード】更新世人骨 / 旧石器時代 / 白保竿根田原洞穴遺跡 / 骨形態学 / 白保遺跡 (他8件)
【概要】コロナウイルス感染症蔓延のために移動が制限されたため、沖縄を訪問しての調査は限定的なものとなり、海外資料との比較検討は実施できなかったが、国内の比較資料として京都大学所蔵の縄文時代人骨の分析とデータ取得作業を進めた。また、座標データ処理ソフトを導入することにより、発掘時の位置情報を手掛かりに白保人骨資料のうち個体分けがもっとも難しい骨部位に関しても個体への帰属を検討する作業を進めた。また遺跡全体の...
❏新発見の沖縄更新世人頭蓋骨のデジタル復元による形態学的研究(25440252)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土肥 直美 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 非常勤講師 (30128053)
【キーワード】更新世人類 / デジタル復元 / 形態 / 沖縄 / 石垣島 (他9件)
【概要】本研究では、沖縄県石垣島発見の後期更新世人頭蓋骨について、従来の方法とCTを用いた新しいデジタル技術を併用することによって、新たな更新世人類頭蓋骨の復元を目指し、また形態的特徴を明らかにしようとした。まず、沖縄で土肥を中心に従来の方法で実際の骨の接合を行い、その後、国立科学博物館において河野がCT撮影を行った。デジタル画像を用いた全体像の復元は、相互にチェックすることで精度を増すように努めた。 研...
【生物学】人類学:沖縄県沖縄を含む研究件
❏長期不況下における沖縄農業の構造変動と農法変革に向けた研究(15K07629)
【研究テーマ】社会・開発農学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】新井 祥穂 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 講師 (40345062)
【キーワード】地域労働市場 / 沖縄 / 農業構造 / さとうきび / 地域性 (他14件)
【概要】沖縄の農業構造に関する研究では,a.地域労働市場が展開した沖縄本島南部では,展開前の世代や,展開後でも農外就業における賃金水準比較で農業に優位性を感じる人々がおり,農業労働力が一定再生産されていた.b.多良間島や与那国島といった小規模離島では,ともに地域労働市場の展開が望めなかった.前者では2000年代の行政による畜産への補助事業が,農業中間層を維持していた.後者では,農外就業の減少が農業人口の増...
❏新発見の沖縄更新世人頭蓋骨のデジタル復元による形態学的研究(25440252)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土肥 直美 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 非常勤講師 (30128053)
【キーワード】更新世人類 / デジタル復元 / 形態 / 沖縄 / 石垣島 (他9件)
【概要】本研究では、沖縄県石垣島発見の後期更新世人頭蓋骨について、従来の方法とCTを用いた新しいデジタル技術を併用することによって、新たな更新世人類頭蓋骨の復元を目指し、また形態的特徴を明らかにしようとした。まず、沖縄で土肥を中心に従来の方法で実際の骨の接合を行い、その後、国立科学博物館において河野がCT撮影を行った。デジタル画像を用いた全体像の復元は、相互にチェックすることで精度を増すように努めた。 研...
【工学】建築学:戦後沖縄を含む研究件
❏平和の造形-戦後日本における平和表象を中心に(18K00221)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】奥間 政作 早稲田大学, 文学学術院, その他(招聘研究員) (40711213)
【キーワード】戦後 / 美術 / 平和 / イメージ / 沖縄 (他9件)
【概要】今年度の研究は主に、戦後における原子力のイメージが美術作品にどのように表されてきたかについて調査を行った。原子爆弾による惨状を描き出した丸木位里・俊による《原爆の図》シリーズは、戦後における平和教育や巡回展などを通じて多くの人々に知られているが、例えば古沢岩美による《憑曲》(1948)や鶴岡政男による《人間気化》(1953)、小山敬三による《大浦天主堂》(1957)なども原爆の表象が確認できる。こ...
❏戦後の沖縄イメージの発生と展開に関する研究―戦前期との比較を通じて(26370178)
【研究テーマ】芸術一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】奥間 政作 早稲田大学, 文学学術院, 助教 (40711213)
【キーワード】沖縄 / 戦後 / イメージ / 美術 / 表象 (他6件)
【概要】戦後、米軍統治下におかれた沖縄の視覚イメージの発生と展開について調査を行い、それらのイメージが戦前期に生み出された沖縄イメージとどのような関連性を持つのか、もしくは戦後に特有なものであるかという点について研究を遂行した。戦前の美術作品において沖縄が視覚的に表象される際に女性イメージが多用されるが、こうした動向は戦後においても、多用されることとなる。また、戦後に特有ともいえる慰霊の視覚イメージについ...
【工学】建築学:アイデンティティ沖縄を含む研究件
❏沖縄における「日本的」および「沖縄的」アイデンティティのあり方に関する総合的研究(10490020)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】石田 正治 九州大学, 大学院・法学研究院, 教授 (50168233)
【キーワード】沖縄 / アイデンティティ / 近代化 / 祖国 / 物語 (他20件)
【概要】本研究は、沖縄地域をとりあげ、ナショナル・アイデンティティおよびローカル・アイデンティティが個人の思考や行動にいかに現れるのかを明らかにしようとした。対象地域を、日本国内の周辺に位置し、独自の歴史・文化的背景をもつ沖縄に限定した。各研究者がそれぞれ祖国物語形成、市民運動、紛争処理、宗教運動、国民統合、および共同体組織に焦点をあてて調査研究を行い、定期的に研究会を開いて、それぞれの研究成果について討...
❏返還後の香港の社会変容と周辺地域への影響に関する調査研究(10041082)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】谷垣 真理子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (50227211)
【キーワード】香港 / 1997年返還 / 中国 / 社会変容 / ネットワーク (他18件)
【概要】1997年返還から2年を経過した香港は「1国2制度」の経験を蓄積しつつある。中国の経済発展の延長線上で、香港返還がどのような地域的意義を持つのか、わが国でも関心を持たれている。本研究は、香港・中国のみならず、華人ネットワークが展開される東南アジア、さらに香港と浅からぬ関係を持つ北米大陸やヨーロッパを視野に入れて、返還を跨ぐ香港の政治・経済・社会の変化と連続を検討した。現地調査は香港・台湾・中国・シ...
【農学】社会経済農学:グローバル化沖縄を含む研究件
❏生命統治時代の〈オイコス〉再考とポスト・グローバル世界像の研究(22320022)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】西谷 修 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (20189286)
【キーワード】オイコス / グローバル世界秩序 / 新自由主義 / 生命統治 / 産業経済 (他27件)
【概要】折からの東日本大震災と福島第一原発事故は研究課題を先鋭化するかたちで起こり、これを受けて、グローバル化した世界における〈オイコス〉再検討という課題を、 現代の文明的ともいうべき災害や核技術の諸問題、さらに近年注目されている「脱成長」のヴィジョンに結び付け、主としてフランスの論者たちとの交流を通じて〈技術・産業・経済〉システムの飽和の問題として明らかにした。その内容や、そこから引き出される展望につい...
❏戦争・経済・メディアからみるグローバル世界秩序の複合的研究(19320017)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】西谷 修 東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 教授 (20189286)
【キーワード】戦争 / 経済思想 / メディア / グローバル世界秩序 / 沖縄 (他17件)
【概要】21世紀グローバル世界秩序の構造的要素である戦争・経済・メディアの不可分の様相を歴史的・思想的に解明し、前半部を「ドキュメント沖縄暴力論」(B5、171ページ)として、また後半部を「グローバル・クライシスと"経済"の再審」(B5、226ページ)としてまとめた。 ...
【農学】森林圏科学:共生沖縄を含む研究件
❏<周縁>からの東アジア国際秩序の探求―台湾・沖縄の間主観と国際関係史の視座(19H01459)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】森川 裕二 長崎大学, 多文化社会学部, 教授 (90440221)
【キーワード】国際秩序 / 間主観性 / 東アジア / 周縁 / 台湾 (他10件)
【概要】2019年度、日韓関係の悪化、香港の政情不安、新型コロナウィルス感染拡大を考慮し、中国(香港)知識人調査、韓国知識人調査の実施を延期した。代替的措置としてオンライン形式の研究会(計3回、うちセミナー1回)を開催するとともに、海外渡航調査に代わる企画を立案した。次のテーマで研究会・セミナーを開催し、問題認識を確認するとともに今後の調査研究のあり方を再検討した。 研究会のテーマは、「帝国の秩序の中の台...
❏歴史教育が採用する語り口の諸類型と教育の社会化機能に照らした効用に関する調査研究(22530905)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】岡本 智周 筑波大学, 人間系, 准教授 (60318863)
【キーワード】歴史教育 / 歴史教科書 / 博物館 / 語り口 / 社会化 (他8件)
【概要】本研究は、学校および社会教育において歴史が教育される際に採られる叙述の枠組み(語り口)に着目し、学習者のおかれる社会化段階に照らしてその効用を分析した。とくに沖縄の歴史の語られ方のバリエーションを、歴史伝達行為の目的・結果と併せて収集し、整理した。これによって、学校歴史教育が多くの場合に前提としている「ナショナルヒストリー」という叙述の枠組みの有効性と限界、およびそのオルタナティブについて検討した...
【医歯薬学】社会医学:ジエンダー沖縄を含む研究件
❏東アジアと東南アジアを中心とする軍隊の歴史人類学的研究(16320118)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】田中 雅一 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (00188335)
【キーワード】軍隊 / ジェンダー / 表象 / アジア / 地域社会 (他13件)
【概要】本研究は、歴史人類学的視点から東アジアと東南アジアを中心とする軍隊を、その社会・文化的文脈において理解することを目指した。 本研究の成果としてとくに強調しておきたいのは、フィールドワークや一次資料に基づき、アジアの軍隊とその社会・歴史的文脈についての実証的な考察を深めたことである。その成果は数多くの出版物や報告によって明らかである。分担者の間で共通して認められるのは、軍隊研究は、軍隊が国家の制度で...
❏変容する戦後東アジアの時空間 -戦後/冷戦後の文化と社会(15201054)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】中野 敏男 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (10198161)
【キーワード】戦後東アジア / 植民地主義 / 占領 / 復興 / 植民地支配責任 (他19件)
【概要】本共同研究は、東アジアにおける「第二次世界大戦後」と「冷戦後」という二つの「戦後」を時代的に対比させて、その社会状況と文化状況の連続と変容の諸相を解明することに焦点をあてたプロジェクトであった。とりわけ、この地域において多様に交錯する異なった時間と空間の編成に注目した。 2003年度は、「朝鮮戦争という<経験>」を主題とするシンポジウムと、「東アジアの戦後を問う--植民地主義の再編と継...
【医歯薬学】社会医学:日米関係沖縄を含む研究件
❏海外基地の持続メカニズムの解明―経路依存性の析出(18K12721)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】川名 晋史 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (10611072)
【キーワード】米軍基地 / 日米関係 / 経路依存 / 基地の政治学 / 沖縄 (他8件)
【概要】本研究の目的は、米国の海外基地の持続メカニズムを経路依存性の観点から実証的に解明することにある。2021年度は、戦後の北海道における米軍基地の撤退とその後の再使用(矢臼別演習場)の経緯について調査を実施した。具体的には、矢臼別演習場へのフィールド調査及び資料収集を行った。 その結果、2000年代以降、沖縄と北海道の米軍基地が運用上のリンケージを密にしていることが明らかになった。この問題は従来学術的...
❏20世紀後半の東アジアの都市大衆文化における「アメリカ」の受容と反発(16330097)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】吉見 俊哉 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (40201040)
【キーワード】メディア / 大衆文化 / アメリカ的価値 / 帝国 / 米軍基地 (他18件)
【概要】第一に、戦後日本のアメリカによる占領期から60年代までの日本におけるアメリカニズムの重層的な作用について明らかにした。戦後日本のまなざしの重層的変容において切断され、忘却されてきたものが、どうポスト帝国的秩序を、戦前から連続的な仕方で支えたのか。こうした分析を進めることで、20世紀のグローバルな軍事-政治的な地政学と、人びとが日々の生活のなかで経験している意味や欲望、感情を、けっして下部構造と上部...
❏沖縄戦と米国の沖縄占領に関する総合的研究(14202010)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】我部 政男 山梨学院大学, 法学部, 教授 (90045188)
【キーワード】沖縄 / 琉球 / 沖縄戦 / 太平洋戦争 / 沖縄占領 (他15件)
【概要】1 沖縄戦の実態に関して、とくにその戦時体制の具体的内容として、県知事・軍司令官などの官民一体論を明らかにした。また、沖縄戦時における秘密戦の重要性に関して指摘した。 2 沖輝戦後の沖縄および東アジア情勢に関して・アメリカの統治政策の概要・基地建設の実態・韓国を含む東アジアにおけるアメリカのプレゼンス、といった問題に関してそれぞれの重要性を指摘しつつ検討した。 3 アメリカの占領下における沖縄の内...
【医歯薬学】社会医学:歴史沖縄を含む研究件
❏国民的歴史学運動の継承過程に関する教育実践史研究(15730365)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】小國 喜弘 (小国 喜弘) 首都大学東京, 都市教養学部, 助教授 (60317617)
【キーワード】教育学 / 国民教育 / 生活綴方 / 歴史 / 戦後史 (他13件)
【概要】国民的歴史学運動のひろがりについて検討することを本研究の課題とした。 これまで、国民的歴史学運動の金字塔的な作品とみなされてきた加藤文三の東京都立大学人文学部歴史学科の卒業論文である「石間をわるしぶき」を取り上げ、その後の加藤文三の中学校教師としてのとりくみに即して、国民的歴史学運動がどのように社会科教育のなかでその精神が生かされていくことになったのかを検討した。また、岡山県における月輪古墳におけ...
❏「国境の島」・与那国島における文化的動態に関する歴史人類学的研究(09710230)
【研究テーマ】文化人類学(含民族学・民俗学)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】原 知章 大分県立芸術文化短期大学, 国際文化学科, 講師 (00287947)
【キーワード】沖縄 / 琉球 / 八重山諸島 / 与那国島 / 文化的動態 (他11件)
【概要】平成9年度から2年間にわたって、日本の「国境」に位置する与那国島の文化的動態について調査・研究をおこなってきた。平成10度はとくに交通、通信、マス・メディアの発展がどのように与那国島の文化的動態にかかわってきたのかという点、すなわち、広義の<コミュニケーション>の様式の発展が、どのように与那国の「伝統文化」の持続/変容にかかわってきたのかという点に問題を特化させて、調査・研究をおこなっ...
【医歯薬学】社会医学:表象沖縄を含む研究件
❏戦後の沖縄イメージの発生と展開に関する研究―戦前期との比較を通じて(26370178)
【研究テーマ】芸術一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】奥間 政作 早稲田大学, 文学学術院, 助教 (40711213)
【キーワード】沖縄 / 戦後 / イメージ / 美術 / 表象 (他6件)
【概要】戦後、米軍統治下におかれた沖縄の視覚イメージの発生と展開について調査を行い、それらのイメージが戦前期に生み出された沖縄イメージとどのような関連性を持つのか、もしくは戦後に特有なものであるかという点について研究を遂行した。戦前の美術作品において沖縄が視覚的に表象される際に女性イメージが多用されるが、こうした動向は戦後においても、多用されることとなる。また、戦後に特有ともいえる慰霊の視覚イメージについ...
❏東アジアと東南アジアを中心とする軍隊の歴史人類学的研究(16320118)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】田中 雅一 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (00188335)
【キーワード】軍隊 / ジェンダー / 表象 / アジア / 地域社会 (他13件)
【概要】本研究は、歴史人類学的視点から東アジアと東南アジアを中心とする軍隊を、その社会・文化的文脈において理解することを目指した。 本研究の成果としてとくに強調しておきたいのは、フィールドワークや一次資料に基づき、アジアの軍隊とその社会・歴史的文脈についての実証的な考察を深めたことである。その成果は数多くの出版物や報告によって明らかである。分担者の間で共通して認められるのは、軍隊研究は、軍隊が国家の制度で...
【医歯薬学】社会医学:メデイア沖縄を含む研究件
❏戦争・経済・メディアからみるグローバル世界秩序の複合的研究(19320017)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】西谷 修 東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 教授 (20189286)
【キーワード】戦争 / 経済思想 / メディア / グローバル世界秩序 / 沖縄 (他17件)
【概要】21世紀グローバル世界秩序の構造的要素である戦争・経済・メディアの不可分の様相を歴史的・思想的に解明し、前半部を「ドキュメント沖縄暴力論」(B5、171ページ)として、また後半部を「グローバル・クライシスと"経済"の再審」(B5、226ページ)としてまとめた。 ...
❏東アジアと東南アジアを中心とする軍隊の歴史人類学的研究(16320118)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】田中 雅一 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (00188335)
【キーワード】軍隊 / ジェンダー / 表象 / アジア / 地域社会 (他13件)
【概要】本研究は、歴史人類学的視点から東アジアと東南アジアを中心とする軍隊を、その社会・文化的文脈において理解することを目指した。 本研究の成果としてとくに強調しておきたいのは、フィールドワークや一次資料に基づき、アジアの軍隊とその社会・歴史的文脈についての実証的な考察を深めたことである。その成果は数多くの出版物や報告によって明らかである。分担者の間で共通して認められるのは、軍隊研究は、軍隊が国家の制度で...
❏20世紀後半の東アジアの都市大衆文化における「アメリカ」の受容と反発(16330097)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】吉見 俊哉 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (40201040)
【キーワード】メディア / 大衆文化 / アメリカ的価値 / 帝国 / 米軍基地 (他18件)
【概要】第一に、戦後日本のアメリカによる占領期から60年代までの日本におけるアメリカニズムの重層的な作用について明らかにした。戦後日本のまなざしの重層的変容において切断され、忘却されてきたものが、どうポスト帝国的秩序を、戦前から連続的な仕方で支えたのか。こうした分析を進めることで、20世紀のグローバルな軍事-政治的な地政学と、人びとが日々の生活のなかで経験している意味や欲望、感情を、けっして下部構造と上部...
【医歯薬学】看護学:台湾沖縄を含む研究件
❏<周縁>からの東アジア国際秩序の探求―台湾・沖縄の間主観と国際関係史の視座(19H01459)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】森川 裕二 長崎大学, 多文化社会学部, 教授 (90440221)
【キーワード】国際秩序 / 間主観性 / 東アジア / 周縁 / 台湾 (他10件)
【概要】2019年度、日韓関係の悪化、香港の政情不安、新型コロナウィルス感染拡大を考慮し、中国(香港)知識人調査、韓国知識人調査の実施を延期した。代替的措置としてオンライン形式の研究会(計3回、うちセミナー1回)を開催するとともに、海外渡航調査に代わる企画を立案した。次のテーマで研究会・セミナーを開催し、問題認識を確認するとともに今後の調査研究のあり方を再検討した。 研究会のテーマは、「帝国の秩序の中の台...
❏日本近代と「南方」概念-造形にみる形成と展開-(19320031)
【研究テーマ】美学・美術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】丹尾 安典 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (00129058)
【キーワード】美術と南方 / 沖縄 / 台湾 / 脱文明 / エキゾチズム (他6件)
【概要】本研究は、日本の近代文化における「南方」概念の形成を、その視覚表現において分析し、日本の造形文化の展開に及ぼした影響を考察する基礎的な研究である。 調査の対象は、沖縄、台湾、東南アジア等をふくむ広範囲な地域にわたる「南方」である。そこで生成した多様な「南方」の視覚表象を、データベースの作成をすすめながら総合的に検証し、これらの成果に基づいて「南方」イメージの形成と変遷を具体的に考察した。 ...
❏返還後の香港の社会変容と周辺地域への影響に関する調査研究(10041082)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】谷垣 真理子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (50227211)
【キーワード】香港 / 1997年返還 / 中国 / 社会変容 / ネットワーク (他18件)
【概要】1997年返還から2年を経過した香港は「1国2制度」の経験を蓄積しつつある。中国の経済発展の延長線上で、香港返還がどのような地域的意義を持つのか、わが国でも関心を持たれている。本研究は、香港・中国のみならず、華人ネットワークが展開される東南アジア、さらに香港と浅からぬ関係を持つ北米大陸やヨーロッパを視野に入れて、返還を跨ぐ香港の政治・経済・社会の変化と連続を検討した。現地調査は香港・台湾・中国・シ...
【医歯薬学】看護学:地域文化沖縄を含む研究件
❏沖縄・読谷村における米軍と「地域文化」の相互作用に関する文化人類学的研究(17720224)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】原 知章 静岡大学, 人文学部, 准教授 (00287947)
【キーワード】沖縄 / 読谷村 / 米軍 / 地域文化 / 沖縄文化
【概要】本研究の目的は、冲縄・読谷村において「地域文化」と米軍の間でいかなる相互作用が展開されてきたのかを実証的に明らかにすることにある。平成19年度は、第二次世界大戦後の読谷村における物質文化の変容の一側面として、「読谷山花織」といっ織物の衰退と復興の過程に焦点を当てて、現地調査を行なった。また、並行して、これまでの沖縄研究の成果をあらためて整理し、本研究の意義を位置づける作業を行なった。 500年以上...
❏戦中・戦後初期における地域文化の研究-地方文化運動の検討を中心に-(09610344)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】北河 賢三 早稲田大学, 教育学部, 教授 (40186234)
【キーワード】戦後初期 / 文化運動 / 文化団体 / 地域文化 / 文化人 (他18件)
【概要】戦時下の地方文化運動と戦後初期の文化状況および文化運動の検討を目的として、両年度にわたって国内各地の資料調査と聞き取りをおこなってきた。また、現地調査とは別に、メリーランド大学所蔵のプランゲ文庫資料(雑誌と新聞の一部は国会図書館にマイクロ・フィルムで所蔵)から、戦後初期の新聞・雑誌のコピーを収集した。これらの資料の分析にもとづいて、(1)戦後初期における文化運動の昂揚、(2)青年団・地域婦人運動の...
【医歯薬学】看護学:高血圧沖縄を含む研究件
❏沖縄野菜を多用する食事による血圧等の健康指標改善とその持続に関する無作為割付研究(23591220)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】大屋 祐輔 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30240964)
【キーワード】野菜 / 食事 / 沖縄 / 血圧 / 体重 (他7件)
【概要】沖縄野菜を多く含む伝統的沖縄型食事の4週間の提供(強い介入)では、有意な血圧値および体重の低下が得られた。しかし、現在までの解析では、食事のレシピの提供や健康情報による介入のみ(弱い介入)では、それらのパラメーターの低下は有意ではなかった。また、1年後のフォローにおいても、強い介入では効果が持続していたものの、弱い介入の場合は効果は明かではなかった。追加の複数回の情報提供の効果も限定的であった。こ...
❏地域住民の行動変容を目指した沖縄野菜を主体とした沖縄型食事による介入研究(21300279)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】等々力 英美 琉球大学, 医学研究科, 准教授 (60175479)
【キーワード】栄養疫学 / 高血圧予防 / 食事介入 / 無作為化割付比較試験 / 沖縄野菜 (他22件)
【概要】沖縄野菜を主体とした沖縄型食事介入による 1-2 年間の無作為割付比較試験を行った。 対象者は横浜東京在と沖縄在住の 40-60 歳代夫婦、合計 61 1 名であった。伝統的沖縄食事パターンによる短期の介入の後に、継続する情報介入を行うことで、血圧の減少が持続していた。薄味の食事摂取による集中的な教育効果と、情報介入による長期の働きかけの組み合わせは、減塩を含めた食事指導の有効なツールの1つになり...