沖縄野菜を多用する食事による血圧等の健康指標改善とその持続に関する無作為割付研究
【研究分野】腎臓内科学
【研究キーワード】
野菜 / 食事 / 沖縄 / 血圧 / 体重 / 食塩 / 高血圧
【研究成果の概要】
沖縄野菜を多く含む伝統的沖縄型食事の4週間の提供(強い介入)では、有意な血圧値および体重の低下が得られた。しかし、現在までの解析では、食事のレシピの提供や健康情報による介入のみ(弱い介入)では、それらのパラメーターの低下は有意ではなかった。また、1年後のフォローにおいても、強い介入では効果が持続していたものの、弱い介入の場合は効果は明かではなかった。追加の複数回の情報提供の効果も限定的であった。これらの結果から、食事介入の効果は、強度が弱い場合は効果が出にくいと考えられた。
【研究代表者】