インドネシア現代史の「失われた環」--戦前戦後をつなぐ日本軍政ネットワーク
【研究分野】アジア史・アフリカ史
【研究キーワード】
日本占領期インドネシア研究 / 植民地研究 / 日イ関係史 / 史料研究 / インドネシア現代史 / 日本占領期インドネシア / 日本軍政 / オランダ領東印度 / インドネシア近現代史 / インドネシア独立 / 人脈とネットワーク / 戦前・戦中の知の継続 / 戦後と東西冷戦期 / オランダ領東インド / 東西冷戦期インドネシア / 蘭・日・イ人脈 / 宣伝、メディア / 医療 / インドネシア近・現代史 / 戦争と人脈 / 日・蘭・イ関係史 / 人脈・ネットワーク / 医療教育 / 宣伝 / 軍政監部 / オランダ植民地 / マラリア / 沖縄 / 日本・インドネシア関係史
【研究成果の概要】
本研究は、今まで国内外の研究者が限界と考えていた多言語に亘る史資料を精査し、人の繋がりから歴史を紐解くことで歴史の「連続性」を見出すことを目的とした。インドネシア現代史の「失われた環」とされる日本占領期を、軍・官・財・学の人脈やネットワークを探求すべく、当時の史料を相当数収集した。これら史料研究を通じ日本軍政と戦後インドネシア社会との連関を考える研究へと継承した。
3年間の本研究実績は、代表者および分担者で、国際学会のパネル発表を29回行った。研究者が発表した書籍総数11本、研究論文14本の出版に加え、国際シンポジウムや国際ワークショップを開催した。国内シンポジウムや国内外で史料展も開催した。
【研究代表者】