南西諸島の自然林および人工林の外生菌根菌群集の解明
【研究分野】森林科学
【研究キーワード】
菌根菌 / 沖縄 / リュウキュウマツ / スダジイ / 大陸島 / 海洋嶋 / 海洋島 / 菌類胞子 / オキナワウラジロガシ / イタジイ
【研究成果の概要】
西表島(大陸島)と大東島(海洋島)のリュウキュウマツ林の菌根菌群集を調べた.各島から土壌サンプルを50個ずつ採取し,リュウキュウマツ種子を植えて育苗した.rDNAのITS領域の塩基配列を用いて菌種を同定した結果,両島ともにSuillus granulatusが高頻度で検出された.一方,西表島では非風散布の菌根菌Rhizopogon sp.やCenococcum geophilumが検出されたのに対し,大東島では検出されなかった.これは海洋島の大東島には,非風散布菌根菌が入り込むことができなかったことを示唆していた.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
奈良 一秀 | 東京大学 | 新領域創成科学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)