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研究分野別サイレントキーワード
「言語」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】計算基盤:漢字言語を含む研究件
❏「刺激・反応等価性」パラダイムによる発達障害児の認知・言語の評価と指導(13610114)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】山本 淳一 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60202389)
【キーワード】刺激・反応等価性 / コンピュータ支援 / 言語 / 認知 / 構成反応 (他19件)
【概要】発達障害をもつ子どもたち(知的障害児、学習障害児、注意欠陥多動児、自閉症児)は、「読む」、「書く」、「聞き取る」、「表現する」などの言語機能や、「注意する」、「推論する」、「理解する」などの認知機能に広い範囲での困難をもっている。これまで発達障害児の認知・言語の評価や指導はそれぞれの心的機能について個別的に研究されてきた。これに対して本研究では、認知・言語機能の獲得の中心には、「実際の画像」、「文...
❏漢字文化圏の言語と「近代」に関する総合的研究(12610465)
【研究テーマ】中国語・中国文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】刈間 文俊 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00161258)
【キーワード】国語運動 / 漢字 / 国民国家 / 言語政策 / 音声言語 (他26件)
【概要】中国において、清雍正帝期に、福建省で正〓書院が設立され,官話教育が展開されたが、それは近代的な意味での言語の標準化・規範化ではなかった。19世紀末から20世紀初頭にかけて出てきた国語運動は近代特有のものと言える。近代国家とともに生まれそれを支えたのは、国語national languageだけではなく、古典文明批判によって成立した近代文学も、国民国家形成に参与した。古典的な文学形式からの離脱は、簡...
【情報学】計算基盤:言語流暢性言語を含む研究件
❏中高年の高次脳機能に関する長期縦断的資料を基盤とする神経心理学的研究(23330219)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】中高年者 / 高次脳機能 / 長期縦断研究 / 注意 / 言語 (他16件)
【概要】主な研究成果は下記のとおりである。 1)町民検診を基盤として、毎年400名超規模で中高年者の高次脳機能検査(注意、言語、記憶、空間機能等)を継続して実施する作業を行い、これまでの縦断資料に本研究の5年間を加えることで、15年間の資料を蓄積できた。2)同時に実施した日常生活調査票により、運動、食事、社会活動等の日常生活習慣と高次脳機能検査との関連を検討した。3)同時に計測された整形外科学、耳鼻科学お...
❏中高年者の高次脳機能と筋運動機能および生活習慣との関連に関する神経心理学的研究(19330158)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】高次脳機能 / 記憶 / 注意 / 言語 / 中高年者 (他10件)
【概要】本研究は平成19年度時点で24年間継続されている名古屋大学八雲研究の一端を担うもので、中高年者の高次脳機能についての神経心理学検討を住民検診の一貫として実施したものである。とくに(1)中高年者の注意、記憶、言語機能に焦点を当てその発達的特性の理解,(2)注意、記憶、言語機能を測定すべく開発した名古屋大学神経心理学検査バッテリの脳画像研究を含めた標準化手続き、(3)認知機能と骨・運動系機能との関係の...
【情報学】人間情報学:方言言語を含む研究件
❏子どもの言語学習における”人”(17H02631)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】針生 悦子 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (70276004)
【キーワード】言語 / 発達 / 社会的認知 / 方言 / 感情抑揚 (他12件)
【概要】言語(方言,外国語)は,その話し手が,どのような社会集団に属すかを伝えるものでもある。本年度は,言語(方言)の話者に対する幼児や乳児の認識を,特に方言に焦点をあてながら検討してきた。 具体的に述べると,幼児を対象としたプロジェクトでは,子どもの居住地域によっては,ふだん身近な人々が話す方言とテレビなどのメディアで耳にする方言(いわゆる標準語)が一致しない場合があることに注目し,子どもは,メディアの...
❏漢字文化圏の言語と「近代」に関する総合的研究(12610465)
【研究テーマ】中国語・中国文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】刈間 文俊 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00161258)
【キーワード】国語運動 / 漢字 / 国民国家 / 言語政策 / 音声言語 (他26件)
【概要】中国において、清雍正帝期に、福建省で正〓書院が設立され,官話教育が展開されたが、それは近代的な意味での言語の標準化・規範化ではなかった。19世紀末から20世紀初頭にかけて出てきた国語運動は近代特有のものと言える。近代国家とともに生まれそれを支えたのは、国語national languageだけではなく、古典文明批判によって成立した近代文学も、国民国家形成に参与した。古典的な文学形式からの離脱は、簡...
【情報学】人間情報学:知覚言語を含む研究件
❏生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的研究(21320010)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 (他11件)
【概要】生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。 ...
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...
【情報学】人間情報学:見本合わせ言語を含む研究件
❏「刺激・反応等価性」パラダイムによる発達障害児の認知・言語の評価と指導(13610114)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】山本 淳一 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60202389)
【キーワード】刺激・反応等価性 / コンピュータ支援 / 言語 / 認知 / 構成反応 (他19件)
【概要】発達障害をもつ子どもたち(知的障害児、学習障害児、注意欠陥多動児、自閉症児)は、「読む」、「書く」、「聞き取る」、「表現する」などの言語機能や、「注意する」、「推論する」、「理解する」などの認知機能に広い範囲での困難をもっている。これまで発達障害児の認知・言語の評価や指導はそれぞれの心的機能について個別的に研究されてきた。これに対して本研究では、認知・言語機能の獲得の中心には、「実際の画像」、「文...
❏発達障害児における認知機能の統合化-刺激・反応等価性による分析-(04831009)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1992 - 1993
【研究代表者】山本 淳一 明星大学, 人文学部, 専任講師 (60202389)
【キーワード】認知機能 / 発達障害児 / 刺激等価性 / 反応等価性 / 言語 (他16件)
【概要】本研究では、機能的言語の成立していない、あるいは少ない発達障害児を対象に、その認知機能の開発と統合化を促進するための条件を、刺激・反応等価性の成立とゆう観点から明らかにすることを目的とした。その結果、以下のことが明らかになった。 1.無発後の自閉症児において、対称律、推移律、等価律、排他律を含む刺激等価性が成立した。また、語順反応を含む条件性弁別を訓練することで、記号の配置の構造をもった「文法」の...
【情報学】人間情報学:刺激・反応等価性言語を含む研究件
❏「刺激・反応等価性」パラダイムによる発達障害児の認知・言語の評価と指導(13610114)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】山本 淳一 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60202389)
【キーワード】刺激・反応等価性 / コンピュータ支援 / 言語 / 認知 / 構成反応 (他19件)
【概要】発達障害をもつ子どもたち(知的障害児、学習障害児、注意欠陥多動児、自閉症児)は、「読む」、「書く」、「聞き取る」、「表現する」などの言語機能や、「注意する」、「推論する」、「理解する」などの認知機能に広い範囲での困難をもっている。これまで発達障害児の認知・言語の評価や指導はそれぞれの心的機能について個別的に研究されてきた。これに対して本研究では、認知・言語機能の獲得の中心には、「実際の画像」、「文...
❏発達障害児における認知機能の統合化-刺激・反応等価性による分析-(04831009)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1992 - 1993
【研究代表者】山本 淳一 明星大学, 人文学部, 専任講師 (60202389)
【キーワード】認知機能 / 発達障害児 / 刺激等価性 / 反応等価性 / 言語 (他16件)
【概要】本研究では、機能的言語の成立していない、あるいは少ない発達障害児を対象に、その認知機能の開発と統合化を促進するための条件を、刺激・反応等価性の成立とゆう観点から明らかにすることを目的とした。その結果、以下のことが明らかになった。 1.無発後の自閉症児において、対称律、推移律、等価律、排他律を含む刺激等価性が成立した。また、語順反応を含む条件性弁別を訓練することで、記号の配置の構造をもった「文法」の...
【情報学】情報学フロンティア:身体言語を含む研究件
❏言語・身体・自己意識の相互関係に関する通言語的研究:学際的アプローチに基づいて(21K18368)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】植野 貴志子 東京都市大学, 共通教育部, 教授 (70512490)
【キーワード】言語 / 身体感覚 / 自己意識 / Virtual Reality実験 / 通言語的研究 (他8件)
【概要】2021年度の活動は下記のとおりである。 (1)9月、電子情報通信学会・思考と言語研究会(TL)において、口頭発表「言語・身体・自己意識の相互関係に関する異言語比較研究」(植野・野村)を行った。本発表では、言語、身体感覚、自己意識の相互関係を明らかにするための第一歩として計画しているVirtual Reality実験と事後インタビューのデザインを示し、フロアから貴重な助言や意見をいただいた。 (2...
❏科学史叙述の新モデル構築に向けて─20世紀フランス思想における科学史研究の再検討(18K00257)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】立木 康介 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (70314250)
【キーワード】科学史叙述 / 精神医学 / 医学・生物学 / 数学・統計学 / ミシェル・フーコー (他30件)
【概要】本研究は、20世紀の科学史研究に多大な影響を与えた、ガストン・バシュラールからジョルジュ・カンギレムを経てミシェル・フーコーに至るフランスの科学思想史の系譜を精査するとともに、この系譜に連なる一連の科学史的業績をいわば叩き台にして、18-19世紀から現代に至る科学的知の歴史的な展開及び曲折を記述するにふさわしい新たな科学史叙述の可能性を探る試みである。「精神医学研究班」「生物学・医学研究班」「数学...
❏多極化する現象学の新世代拠点形成と連動した間文化現象学の研究(20320007)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】谷 徹 立命館大学, 文学部, 教授 (40188371)
【キーワード】現象学 / 間文化性 / 言語 / 遭遇 / 共存 (他22件)
【概要】諸文化は、研究者自身が自文化に属するかぎり、外部から客観的に捉えられない。だが、自文化自体が純粋でなく異文化とのハイブリッドであり、両者の間が問題になる。この間で自文化が異文化に開き/閉じることで、間自体が脈動・開閉する。この運動を、新世代の研究者の拠点を形成しつつ、言語離合(遭遇)共存精神時間の5側面から現象学的に問い、文化が間文化的に文化する条件を解明した。 ...
【複合領域】科学教育・教育工学:英語言語を含む研究件
❏外国語力と外国語副作用の関係 ― 外国語力が等しければ思考力の低下量も等しいか?(26285163)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高野 陽太郎 明治大学, 研究・知財戦略機構, 研究推進員 (20197122)
【キーワード】知能 / 思考 / 言語 / 外国語 / 注意 (他11件)
【概要】「外国語副作用」は、「母語ほどには習熟していない第二言語を使用している最中には、一時的に思考力が低下した状態になる」という現象である。外国語副作用は、理論的には、第二言語の習熟度が上がるに従って縮小するはずである。本研究では、日本語を母語とする日本人を被験者とし、英語を第二言語として、外国語副作用の大きさと、一般的な英語検定の成績との相関を調べた。理論的に予測される負の相関は、実際には殆ど見られな...
❏英米における文学・言語・メディア教育の比較研究(15520154)
【研究テーマ】ヨーロッパ語系文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】林 文代 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (20139497)
【キーワード】文学 / 英語 / メディア / 教育 / 英米文学 (他6件)
【概要】言語・メディア競争において世界的に有利な立場を確保すべく、英米両国がいかなる教育を行っているかを探る本研究は、英語を共通言語とすると同時に世界的に影響力を持つ両国における文学・言語・メディア教育の特徴を、ある程度明らかにすることができたと考える。 まず英語を最大の文化資源とする英国は、世界的に中心的な役割を果たすべくブリティッシュ・カウンシルなどを通じて積極的な戦略を展開したり、BBCによる国際的...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:精神分析言語を含む研究件
❏科学史叙述の新モデル構築に向けて─20世紀フランス思想における科学史研究の再検討(18K00257)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】立木 康介 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (70314250)
【キーワード】科学史叙述 / 精神医学 / 医学・生物学 / 数学・統計学 / ミシェル・フーコー (他30件)
【概要】本研究は、20世紀の科学史研究に多大な影響を与えた、ガストン・バシュラールからジョルジュ・カンギレムを経てミシェル・フーコーに至るフランスの科学思想史の系譜を精査するとともに、この系譜に連なる一連の科学史的業績をいわば叩き台にして、18-19世紀から現代に至る科学的知の歴史的な展開及び曲折を記述するにふさわしい新たな科学史叙述の可能性を探る試みである。「精神医学研究班」「生物学・医学研究班」「数学...
❏二十世紀における「分析」の歴史:精神分析・現象学・分析哲学と言語の「存在」(16720018)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】原 和之 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (00293118)
【キーワード】精神分析 / 現象学 / 分析哲学 / 言語 / 存在 (他14件)
【概要】研究実施計画に基づき、本年度はまず「分析analysis」を、単に人間がたまさか行う知的な操作にとどまらず、その存在の根幹をなすものとして位置づける構想を、精神分析家ジャック・ラガシが言語的な関係を基にしたエディプス・コンプレックスの再構成を通じて示唆しているとする論考をまとめ、「分析人(ホモ・アナリティクス)の誕生」と題して発表した。また5月には東京大学文学部仏文学研究室主催によるシンポジウム「...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:哲学言語を含む研究件
❏物質・生命・人格をめぐる哲学と自然科学の交差に関する理論的および実践的研究(22320003)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】一ノ瀬 正樹 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (20232407)
【キーワード】哲学 / 人格 / 自然災害 / 物質 / 生命 (他13件)
【概要】「物質」、「生命」、「人格」という三つのキーワードを軸にして、自然科学と哲学が交差敷く行くありさまを描き出し、それによって、哲学研究を社会に発信・還元していくという当初の目的に対して、因果論、心の哲学、言語哲学、ケアの現象学、古代ギリシア自然哲学といった多様な観点から論文や口頭発表を行い、大いにその狙いを果たした。とりわけ、研究期間中に発生した東日本大震災と福島原発事故に対して、多くの研究者が批判...
❏多極化する現象学の新世代拠点形成と連動した間文化現象学の研究(20320007)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】谷 徹 立命館大学, 文学部, 教授 (40188371)
【キーワード】現象学 / 間文化性 / 言語 / 遭遇 / 共存 (他22件)
【概要】諸文化は、研究者自身が自文化に属するかぎり、外部から客観的に捉えられない。だが、自文化自体が純粋でなく異文化とのハイブリッドであり、両者の間が問題になる。この間で自文化が異文化に開き/閉じることで、間自体が脈動・開閉する。この運動を、新世代の研究者の拠点を形成しつつ、言語離合(遭遇)共存精神時間の5側面から現象学的に問い、文化が間文化的に文化する条件を解明した。 ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:発達障害児言語を含む研究件
❏「刺激・反応等価性」パラダイムによる発達障害児の認知・言語の評価と指導(13610114)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】山本 淳一 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60202389)
【キーワード】刺激・反応等価性 / コンピュータ支援 / 言語 / 認知 / 構成反応 (他19件)
【概要】発達障害をもつ子どもたち(知的障害児、学習障害児、注意欠陥多動児、自閉症児)は、「読む」、「書く」、「聞き取る」、「表現する」などの言語機能や、「注意する」、「推論する」、「理解する」などの認知機能に広い範囲での困難をもっている。これまで発達障害児の認知・言語の評価や指導はそれぞれの心的機能について個別的に研究されてきた。これに対して本研究では、認知・言語機能の獲得の中心には、「実際の画像」、「文...
❏発達障害児における認知機能の統合化-刺激・反応等価性による分析-(04831009)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1992 - 1993
【研究代表者】山本 淳一 明星大学, 人文学部, 専任講師 (60202389)
【キーワード】認知機能 / 発達障害児 / 刺激等価性 / 反応等価性 / 言語 (他16件)
【概要】本研究では、機能的言語の成立していない、あるいは少ない発達障害児を対象に、その認知機能の開発と統合化を促進するための条件を、刺激・反応等価性の成立とゆう観点から明らかにすることを目的とした。その結果、以下のことが明らかになった。 1.無発後の自閉症児において、対称律、推移律、等価律、排他律を含む刺激等価性が成立した。また、語順反応を含む条件性弁別を訓練することで、記号の配置の構造をもった「文法」の...
【複合領域】子ども学:言語発達言語を含む研究件
❏大人による育児語使用と子どもの言語発達(16K13468)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】針生 悦子 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (70276004)
【キーワード】乳児 / 言語 / 育児語 / 発達 / 養育 (他12件)
【概要】大人は、乳児に話しかける時、育児語、つまり、乳児に話しかける時だけに使用する独特な語彙を用いる。育児語としては、擬音語(犬に対する”ワンワン”など)、単語音の繰り返し(靴に対する”クック”)などがよく使われる。 本研究では横断的研究と縦断的研究を行い、母親の育児語使用が、子どもの発達にともない、どのように変化するのか、また、それは、子どもの言語発達にどのような影響を及ぼしているかを検討した。結果、...
❏音である言語の発達過程(25285183)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】針生 悦子 東京大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (70276004)
【キーワード】言語 / 発話 / 乳幼児 / 単語学習 / 助詞 (他19件)
【概要】言語を学習するため,子どもは発話中の語や句,文などの言語的側面に注意を向け,単語あるいは文レベルのピッチパタンなどは無視しなければならない場合もある。しかし,単語レベルのピッチバタンは,日本語を含むいくつかの言語で単語の区別に用いられ,文レベルのピッチパタンは,話者の感情を言語内容より正確に伝達する場合がある。本研究では,(1)乳児はいつから,どのような手がかりを用いて,モノの名前を,それ以外の発...
【複合領域】子ども学:運動言語を含む研究件
❏身体行為における随意性と視覚の相互作用に関する認知神経心理学的検討(18K13372)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】板口 典弘 静岡大学, 情報学部, 助教 (50706637)
【キーワード】空書 / 指運動 / 書字 / 言語 / 視覚処理 (他9件)
【概要】まず,高齢者においても指運動をすることで言語認知課題の成績が向上することを初めて実験的に示した。また,空書の課題促進効果は,年齢とMMSE得点とはほぼ相関しない一方で,教育歴とは強い負の相関がみられることも明らかにした。次に,脳損傷による言語能力低下(失語症)を有する感覚失語患者においても,空書の促進効果関係を存在することを初めて示した。この結果は特に,空書の促進効果は漢字の読み(音韻的側面)では...
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...
【複合領域】一般理論:責任言語を含む研究件
❏物質・生命・人格をめぐる哲学と自然科学の交差に関する理論的および実践的研究(22320003)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】一ノ瀬 正樹 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (20232407)
【キーワード】哲学 / 人格 / 自然災害 / 物質 / 生命 (他13件)
【概要】「物質」、「生命」、「人格」という三つのキーワードを軸にして、自然科学と哲学が交差敷く行くありさまを描き出し、それによって、哲学研究を社会に発信・還元していくという当初の目的に対して、因果論、心の哲学、言語哲学、ケアの現象学、古代ギリシア自然哲学といった多様な観点から論文や口頭発表を行い、大いにその狙いを果たした。とりわけ、研究期間中に発生した東日本大震災と福島原発事故に対して、多くの研究者が批判...
❏行為と認知の統合理論の基礎(14310001)
【研究テーマ】哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】新田 孝彦 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00113598)
【キーワード】行為 / 認知 / 言語 / 現象学 / 自由意志 (他7件)
【概要】本研究プロジェクトは、認知と行為の総合理論の基礎を据えることを目的として発足し、行為の合理性の分析を軸として、隣接諸学との関連をも視野に入れた研究を行ってきた。認知と行為の関連は、古くは「知と徳」の問題として、あるいはカントにおいて「理論理性と実践理性」の問題として問われ続けてきたように、哲学の中心的な問いの一つである。 本研究プロジェクトでは、研究成果報告書第I部に見られるように、プラトンの対話...
【複合領域】一般理論:事象関連電位言語を含む研究件
❏単語の意味処理における左右大脳半球機能の解明:高密度脳波計測による検討(26870474)
【研究テーマ】基盤・社会脳科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】秦 政寛 慶應義塾大学, 先導研究センター(日吉), 特任助教 (50706439)
【キーワード】カテゴリー / 言語 / 事象関連電位 / N400 / プライミング (他6件)
【概要】近年、言語処理における右半球機能の役割が注目されている。本研究では、脳波と半視野瞬間提示法を用いたプライミング課題を用いることで、左右大脳半球におけるカテゴリー特異的な語彙-意味処理過程の有無を検討することを目的とした。意味素性の処理が非常に速い潜時から行われていることを示すとともに、その処理は右大脳半球において動物カテゴリーに特異的に行われるものである可能性が示唆された。本研究のパラダイムを用い...
❏侵襲的脳活動計測・刺激介入による腹側言語経路の包括的解明(26282218)
【研究テーマ】基盤・社会脳科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松本 理器 京都大学, 医学研究科, 准教授 (00378754)
【キーワード】腹側言語経路 / 意味記憶 / 言語 / 皮質電気刺激 / 皮質皮質間誘発電位 (他14件)
【概要】近年、古典的な背側言語経路に加えて腹側言語経路が存在し、言語理解に関わる経路として重要視されている。我々は、この経路の機能、解剖および病態下の代償機転の包括的な解明を目指した。頭蓋内電極を用いた意味認知課題下の神経活動の計測・デコーディングと皮質電気刺激による介入から、側頭葉前方底部が意味認知機能の中核領域であり、前後方向に機能勾配が存在することを明らかにした。電気的線維追跡法(CCEP計測)から...
【複合領域】一般理論:ナショナリズム言語を含む研究件
❏植民地期朝鮮における文化運動の展開と植民地権力(21720267)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】三ツ井 崇 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (60425080)
【キーワード】朝鮮 / 文化 / 言論 / 植民地支配 / 教育 (他10件)
【概要】植民地期朝鮮において展開された文化運動の性格は、従来、日本の植民地支配に対する「抵抗」の論理として評価されてきたが、実際にはそのような「抵抗」の論理を体現しつつも、支配権力との関係は常に対抗的であるわけではなかった。「文明」への希求、政策への協力といった次元において、支配権力との間で緊張関係を強いられたのであった。本研究では、教育、言論、生活改善などの側面に注目しながら、この関係性について明らかに...
❏漢字文化圏の言語と「近代」に関する総合的研究(12610465)
【研究テーマ】中国語・中国文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】刈間 文俊 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00161258)
【キーワード】国語運動 / 漢字 / 国民国家 / 言語政策 / 音声言語 (他26件)
【概要】中国において、清雍正帝期に、福建省で正〓書院が設立され,官話教育が展開されたが、それは近代的な意味での言語の標準化・規範化ではなかった。19世紀末から20世紀初頭にかけて出てきた国語運動は近代特有のものと言える。近代国家とともに生まれそれを支えたのは、国語national languageだけではなく、古典文明批判によって成立した近代文学も、国民国家形成に参与した。古典的な文学形式からの離脱は、簡...
❏20世紀前半のインドにおける地域アイデンティティとナショナリズム(12710189)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】井坂 理穂 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 講師 (70272490)
【キーワード】インド / グジァラート / グジャラーティー / ジエンダー / ナショナリズム (他9件)
【概要】今年度は、20世紀前半のインドにおける地域アイデンティティやナショナリズムを考察する上で、新たに二つの側面に注目した。 その一つは、南アジア研究で近年活発なジェンダー研究の観点を取り入れながら、インド人エリート層が地域アイデンティティやナショナリズムを強調する中で、この動きとの関連から「男性性」「女性性」をどのような形で構築しようとしたのかをさぐるものである。その際には、エリート層内部でのジェンダ...
【環境学】環境保全学:国民国家言語を含む研究件
❏東ティモール「国民国家」をめぐるエスニシティと国際・地域環境(15330034)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】後藤 乾一 早稲田大学, 大学院・アジア太平洋研究科, 教授 (90063750)
【キーワード】国民国家 / エスニシティ / ASEAN / 公用語 / 宗主国 (他17件)
【概要】本年度は,合計7回の研究会を開催し,最終会合(合宿形式)では,これまでの総括を行なうと共に今後の展望(とくに平成17-18年度の科研費申請)について討議した。 独立後3年目をむかえた東ティモール民主共和国は,政治,経済,文化すべての面で脱植民地化の途上にあり,中でもその基盤となる経済開発については深刻な「低開発性」に直面している。資源に恵まれない(潜在的には石油埋蔵があるものの)同国の政治指導層は...
❏漢字文化圏の言語と「近代」に関する総合的研究(12610465)
【研究テーマ】中国語・中国文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】刈間 文俊 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00161258)
【キーワード】国語運動 / 漢字 / 国民国家 / 言語政策 / 音声言語 (他26件)
【概要】中国において、清雍正帝期に、福建省で正〓書院が設立され,官話教育が展開されたが、それは近代的な意味での言語の標準化・規範化ではなかった。19世紀末から20世紀初頭にかけて出てきた国語運動は近代特有のものと言える。近代国家とともに生まれそれを支えたのは、国語national languageだけではなく、古典文明批判によって成立した近代文学も、国民国家形成に参与した。古典的な文学形式からの離脱は、簡...
【数物系科学】数学:多国籍言語を含む研究件
❏多極化する現象学の新世代拠点形成と連動した間文化現象学の研究(20320007)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】谷 徹 立命館大学, 文学部, 教授 (40188371)
【キーワード】現象学 / 間文化性 / 言語 / 遭遇 / 共存 (他22件)
【概要】諸文化は、研究者自身が自文化に属するかぎり、外部から客観的に捉えられない。だが、自文化自体が純粋でなく異文化とのハイブリッドであり、両者の間が問題になる。この間で自文化が異文化に開き/閉じることで、間自体が脈動・開閉する。この運動を、新世代の研究者の拠点を形成しつつ、言語離合(遭遇)共存精神時間の5側面から現象学的に問い、文化が間文化的に文化する条件を解明した。 ...
❏西欧中世における言語哲学の展開と諸学における意義(17202001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】清水 哲郎 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 特任教授 (70117711)
【キーワード】言語哲学 / 中世論理学 / 中世哲学 / 哲学史 / 普遍論争 (他17件)
【概要】西欧中世における言語哲学の展開と、その神学、存在論、情念論等にとっての意義について検討した。その結果、当時の論理学の言語理解から出発しつつ、神の超越性の理解によって越える思索のあり方や、12世紀の普遍論争は従来思われていたよりもさらにアベラルドゥスを中心としたものであったとの仮説、13世紀存在論・知識論を分析的手法により理解することにより、言語論的側面に光があてられたことなど、多くの成果を得ること...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流言語を含む研究件
❏多極化する現象学の新世代拠点形成と連動した間文化現象学の研究(20320007)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】谷 徹 立命館大学, 文学部, 教授 (40188371)
【キーワード】現象学 / 間文化性 / 言語 / 遭遇 / 共存 (他22件)
【概要】諸文化は、研究者自身が自文化に属するかぎり、外部から客観的に捉えられない。だが、自文化自体が純粋でなく異文化とのハイブリッドであり、両者の間が問題になる。この間で自文化が異文化に開き/閉じることで、間自体が脈動・開閉する。この運動を、新世代の研究者の拠点を形成しつつ、言語離合(遭遇)共存精神時間の5側面から現象学的に問い、文化が間文化的に文化する条件を解明した。 ...
❏西欧中世における言語哲学の展開と諸学における意義(17202001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】清水 哲郎 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 特任教授 (70117711)
【キーワード】言語哲学 / 中世論理学 / 中世哲学 / 哲学史 / 普遍論争 (他17件)
【概要】西欧中世における言語哲学の展開と、その神学、存在論、情念論等にとっての意義について検討した。その結果、当時の論理学の言語理解から出発しつつ、神の超越性の理解によって越える思索のあり方や、12世紀の普遍論争は従来思われていたよりもさらにアベラルドゥスを中心としたものであったとの仮説、13世紀存在論・知識論を分析的手法により理解することにより、言語論的側面に光があてられたことなど、多くの成果を得ること...
【工学】建築学:意味論言語を含む研究件
❏eラーニングと対面授業による日本人ドイツ語学習者の冠詞意味論の理解(21K13062)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】クラウス マヌエル・フィリップ 早稲田大学, 商学学術院, 准教授 (20788319)
【キーワード】外国語教育 / 言語 / 冠詞 / 意味論 / オンライン授業 (他10件)
【概要】本研究の目的は日本人ドイツ語学習者とドイツ語教員による冠詞使用を授業における教授法を通して観察し、学習者による冠詞使用とその認知的な理解を調査する。それぞれ対面授業とオンライン授業で用いられる教材は学習者の冠詞理解にどのような教育上の影響があるのか、冠詞という文法項目を教材の中にどのように位置づけるべきかを解明し、日本人ドイツ語学習者が冠詞の意味上の機能をより簡単に理解できるように適切な教材を開発...
❏人間と状況とのインタラクションとしての創造的設計プロセスの研究(13650667)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】藤井 晴行 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (50313341)
【キーワード】デザイン / 科学 / 行為 / 人間-環境系 / 言語 (他15件)
【概要】建築デザインにおいて創造性の創発に寄与する人間と状況とのインタラクションの数理モデルを構築した。いわゆる現実世界を形而上学的世界と投影的世界の二つの水準で捉え、状況(投影的世界の状態)を実情(形而上学的世界の状態)の像とする。また、設計やデザインに関する批評に用いられる記号システムや言語の指示対象を投影的世界とする。このモデルは、建築設計について理学や哲学のように数理論理的なルールに基づいて科学的...
【工学】建築学:文化政策言語を含む研究件
❏戦時上海のメディア『新申報』と『大陸新報』の比較――陶晶孫の言語選択(25370408)
【研究テーマ】中国文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中村 みどり 神奈川大学, 外国語学部, 准教授 (30434351)
【キーワード】日中戦争 / 中国人日本留学生 / 知日派 / 文化政策 / 大東亜文学者大会 (他16件)
【概要】本研究では主に、日中戦争期の日本支配下の上海で刊行された二つの国策新聞、『大陸新報』(日本語)と『新申報』(中国語)の紙面を取り上げ、上海に留まった知日派の中国知識人の活動と言説について分析した。その中でも、日本留学の経験を有し、文学団体「創造社」の作家であり、かつ医学者として東方文化事業の上海自然科学研究所に勤務した陶晶孫に焦点を当てた。上記二紙における陶晶孫の動向に関する報道、および上記二紙に...
❏東ティモール「国民国家」をめぐるエスニシティと国際・地域環境(15330034)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】後藤 乾一 早稲田大学, 大学院・アジア太平洋研究科, 教授 (90063750)
【キーワード】国民国家 / エスニシティ / ASEAN / 公用語 / 宗主国 (他17件)
【概要】本年度は,合計7回の研究会を開催し,最終会合(合宿形式)では,これまでの総括を行なうと共に今後の展望(とくに平成17-18年度の科研費申請)について討議した。 独立後3年目をむかえた東ティモール民主共和国は,政治,経済,文化すべての面で脱植民地化の途上にあり,中でもその基盤となる経済開発については深刻な「低開発性」に直面している。資源に恵まれない(潜在的には石油埋蔵があるものの)同国の政治指導層は...
【工学】建築学:建築言語を含む研究件
❏建築空間と音楽の深層における構造的共通性に基づく視聴覚環境デザイン手法の研究(17560544)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】藤井 晴行 東京工業大学, 大学院理工学研究科, 助教授 (50313341)
【キーワード】建築 / 象徴的空間 / 庭園 / 音楽 / 自動作曲 (他14件)
【概要】建築空間の視覚的表層構造と意味的深層構造とを関係づける数理論理的構造モデルに基づき、空間構成に基づいて作曲を行う複数タイプの計算機システムを構築した.これらのシステムに等持院庭園,桂離宮庭園の回遊データを与え,回遊シークエンスの視点毎に異なるシーンの構造を音楽に変換した1庭園の空間シーケンスとシステムが生成する音楽を同時に提示する実験を実施し,空間構成と音楽の構造との関係を考察した. 空間構成と音...
❏人間と状況とのインタラクションとしての創造的設計プロセスの研究(13650667)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】藤井 晴行 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (50313341)
【キーワード】デザイン / 科学 / 行為 / 人間-環境系 / 言語 (他15件)
【概要】建築デザインにおいて創造性の創発に寄与する人間と状況とのインタラクションの数理モデルを構築した。いわゆる現実世界を形而上学的世界と投影的世界の二つの水準で捉え、状況(投影的世界の状態)を実情(形而上学的世界の状態)の像とする。また、設計やデザインに関する批評に用いられる記号システムや言語の指示対象を投影的世界とする。このモデルは、建築設計について理学や哲学のように数理論理的なルールに基づいて科学的...
【工学】建築学:行為言語を含む研究件
❏生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的研究(21320010)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 (他11件)
【概要】生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。 ...
❏行為と認知の統合理論の基礎(14310001)
【研究テーマ】哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】新田 孝彦 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00113598)
【キーワード】行為 / 認知 / 言語 / 現象学 / 自由意志 (他7件)
【概要】本研究プロジェクトは、認知と行為の総合理論の基礎を据えることを目的として発足し、行為の合理性の分析を軸として、隣接諸学との関連をも視野に入れた研究を行ってきた。認知と行為の関連は、古くは「知と徳」の問題として、あるいはカントにおいて「理論理性と実践理性」の問題として問われ続けてきたように、哲学の中心的な問いの一つである。 本研究プロジェクトでは、研究成果報告書第I部に見られるように、プラトンの対話...
❏人間と状況とのインタラクションとしての創造的設計プロセスの研究(13650667)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】藤井 晴行 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (50313341)
【キーワード】デザイン / 科学 / 行為 / 人間-環境系 / 言語 (他15件)
【概要】建築デザインにおいて創造性の創発に寄与する人間と状況とのインタラクションの数理モデルを構築した。いわゆる現実世界を形而上学的世界と投影的世界の二つの水準で捉え、状況(投影的世界の状態)を実情(形而上学的世界の状態)の像とする。また、設計やデザインに関する批評に用いられる記号システムや言語の指示対象を投影的世界とする。このモデルは、建築設計について理学や哲学のように数理論理的なルールに基づいて科学的...
【工学】建築学:アイデンティティ言語を含む研究件
❏在外朝鮮民族の言語使用と意識 -集居地域の比較から-(18K12376)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】高木 丈也 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 講師 (80759605)
【キーワード】朝鮮民族 / 言語使用 / 言語意識 / アイデンティティ / 朝鮮族 (他16件)
【概要】本研究は、在外コリアンの言語使用や意識、民族アイデンティティをミクロな視点、マクロな視点から記述しようとするものである。本来は各地のコミュニティーや朝鮮語話者を対象に現地調査を実施し、分析を行う予定であったが、2021年度も2020年度に引き続き、新型コロナウィルスの影響を大きく受け、海外での実地調査は遂行できなかった。その一方で日本国内にいながら、下記のような研究を遂行することができた。 1.オ...
❏エスニック・メディアにおける太平洋戦争と戦後の記憶と記録 -東アジアと東南アジア(22320124)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】貴志 俊彦 京都大学, 地域研究統合情報センター, 教授 (10259567)
【キーワード】エスニック・メディア / 音響的記憶 / 歴史の記録 / 華僑 / 在外日本人 (他22件)
【概要】この国際共同研究では、日本国内、台湾、韓国などで展開された学術交流によって、今後の関連研究に貢献できる次のような論点を明らかにできた。 (1)エスニック・メディアに掲載された見解を分析することで、太平洋戦争終結による時代性の非連続的側面よりも、社会の環境および観念の連続性をより検出できた。 (2)華人、金門人、日本人、コリアンとも、戦後直後においては、東アジアと東南アジアといった地域を移動する流動...
【工学】総合工学:コンピュータ支援設計(CAD)言語を含む研究件
❏建築空間と音楽の深層における構造的共通性に基づく視聴覚環境デザイン手法の研究(17560544)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】藤井 晴行 東京工業大学, 大学院理工学研究科, 助教授 (50313341)
【キーワード】建築 / 象徴的空間 / 庭園 / 音楽 / 自動作曲 (他14件)
【概要】建築空間の視覚的表層構造と意味的深層構造とを関係づける数理論理的構造モデルに基づき、空間構成に基づいて作曲を行う複数タイプの計算機システムを構築した.これらのシステムに等持院庭園,桂離宮庭園の回遊データを与え,回遊シークエンスの視点毎に異なるシーンの構造を音楽に変換した1庭園の空間シーケンスとシステムが生成する音楽を同時に提示する実験を実施し,空間構成と音楽の構造との関係を考察した. 空間構成と音...
❏建築CADのための建築形態記述言語に関する研究(62420043)
【研究テーマ】建築計画・都市計画
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1987 - 1989
【研究代表者】青木 義次 東京工業大学, 工学部, 助教授 (80159300)
【キーワード】建築形態 / 形態記述言語 / CAD / 類推 / 架構性 (他15件)
【概要】近年コンピュ-タを活用した設計支援が検討されているが、建築設計の固有の問題に対処し設計者のイメ-ジにあったCADシステムが確立されるには至っていない。本研究では、設計者のイメ-ジに対応した建築形態記述言語を開発することを目的としている。このため(1)建築専門書に表れる建築形態を記述する用語を収集するとともに、(2)代表的な建築作品をどのように記述するか、また、記述された言語表現からどれだけ元の作品...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:ジェスチャー言語を含む研究件
❏石垣島の相互行為の言語人類学的分析:言語・ジェスチャー・環境の接点を探る(21820053)
【研究テーマ】言語学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】武黒 麻紀子 早稲田大学, 法学学術院, 講師 (80434223)
【キーワード】言語人類学 / 相互行為 / 言語 / ジェスチャー
【概要】石垣島(沖縄県石垣市)でのフィールドワークで収集したビデオおよび音声データをもとに、石垣市出身の話し手が自然会話とジェスチャーにおいて、どのように空間を表しているのかを考察した。フィールドワーク調査は、石垣島の様々な社会また空間環境で行った。その結果、石垣島出身の話し手の多くが東西南北の方位を用いた表現方法を高い頻度で使うことが分かった。具体的には、自然会話の言語使用においては東西南北を基準にした...
❏日・中の生活世界における対面相互行為:言語・ジェスチャー・文化を見る(18820033)
【研究テーマ】言語学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】武黒 麻紀子 早稲田大学, 法学学術院, 講師 (80434223)
【キーワード】対面相互行為 / 言語 / ジェスチャー / 文化
【概要】本研究は、日・中の日常生活場面での対面相互行為に出てくる言語やジェスチャーが、いかに人々の暮らす地域社会や地理的また文化的な環境とかかわっているのか論じていくことを目的としている。今年度は、データ収集のフィールドワークと昨年度収集したデータの書き起こしや分析を行った。 日本語データに関しては、昨年度に引き続き、沖縄県石垣島でのフィールドワークを行い、インタビューやアンケートによるデータ収集を試みた...
【総合生物】神経科学:ブローカ野言語を含む研究件
❏言語の脳機能に基づく手話の獲得メカニズムの解明(20220005)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008-05-12 - 2013-03-31
【研究代表者】酒井 邦嘉 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (10251216)
【キーワード】言語神経科学 / 言語獲得 / 脳機能イメージング / 文法 / バイリンガル教育 (他13件)
【概要】言語の処理レベルが単語・文・文脈と変わるとき、脳活動が左前頭皮質の背側から腹側にかけて段階的に拡大することが、手話を使うろう者で初めて明らかになった。各個人の課題成績は、異なる皮質領域の局所灰白質体積と相関を示し、手話獲得の個人差の神経基盤がわかった。また、ろう児の書記日本語能力育成のための教材と測定システムの開発を行い、単語レベルから文レベルに進むことが困難であることなどを検証した。バイリンガル...
❏機能イメージング法による言語の脳システムの解明(14704073)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】酒井 邦嘉 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (10251216)
【キーワード】言語 / 脳機能 / 機能イメージング / 文法 / 文処理 (他8件)
【概要】1.第二言語である英語の習得過程で母語と同じ「文法中枢」を使うことを証明 第二言語の授業法の検討に役立てることを目標とし、英語の習得過程を脳活動の変化として捉えるために次のような調査を行った。附属中等教育学校の中学1年生の全生徒に対し、英語のヒアリング能力と文法運用能力の向上を促すトレーニングを2ヶ月間の授業時間に実施した。授業を受けた全生徒の中に含まれる双生児に対して、トレーニングの前後における...
【総合生物】神経科学:文処理言語を含む研究件
❏言語の脳機能に基づく手話の獲得メカニズムの解明(20220005)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008-05-12 - 2013-03-31
【研究代表者】酒井 邦嘉 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (10251216)
【キーワード】言語神経科学 / 言語獲得 / 脳機能イメージング / 文法 / バイリンガル教育 (他13件)
【概要】言語の処理レベルが単語・文・文脈と変わるとき、脳活動が左前頭皮質の背側から腹側にかけて段階的に拡大することが、手話を使うろう者で初めて明らかになった。各個人の課題成績は、異なる皮質領域の局所灰白質体積と相関を示し、手話獲得の個人差の神経基盤がわかった。また、ろう児の書記日本語能力育成のための教材と測定システムの開発を行い、単語レベルから文レベルに進むことが困難であることなどを検証した。バイリンガル...
❏機能イメージング法による言語の脳システムの解明(14704073)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】酒井 邦嘉 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (10251216)
【キーワード】言語 / 脳機能 / 機能イメージング / 文法 / 文処理 (他8件)
【概要】1.第二言語である英語の習得過程で母語と同じ「文法中枢」を使うことを証明 第二言語の授業法の検討に役立てることを目標とし、英語の習得過程を脳活動の変化として捉えるために次のような調査を行った。附属中等教育学校の中学1年生の全生徒に対し、英語のヒアリング能力と文法運用能力の向上を促すトレーニングを2ヶ月間の授業時間に実施した。授業を受けた全生徒の中に含まれる双生児に対して、トレーニングの前後における...
【総合生物】神経科学:文法言語を含む研究件
❏音である言語の発達過程(25285183)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】針生 悦子 東京大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (70276004)
【キーワード】言語 / 発話 / 乳幼児 / 単語学習 / 助詞 (他19件)
【概要】言語を学習するため,子どもは発話中の語や句,文などの言語的側面に注意を向け,単語あるいは文レベルのピッチパタンなどは無視しなければならない場合もある。しかし,単語レベルのピッチバタンは,日本語を含むいくつかの言語で単語の区別に用いられ,文レベルのピッチパタンは,話者の感情を言語内容より正確に伝達する場合がある。本研究では,(1)乳児はいつから,どのような手がかりを用いて,モノの名前を,それ以外の発...
❏言語の脳機能に基づく手話の獲得メカニズムの解明(20220005)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008-05-12 - 2013-03-31
【研究代表者】酒井 邦嘉 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (10251216)
【キーワード】言語神経科学 / 言語獲得 / 脳機能イメージング / 文法 / バイリンガル教育 (他13件)
【概要】言語の処理レベルが単語・文・文脈と変わるとき、脳活動が左前頭皮質の背側から腹側にかけて段階的に拡大することが、手話を使うろう者で初めて明らかになった。各個人の課題成績は、異なる皮質領域の局所灰白質体積と相関を示し、手話獲得の個人差の神経基盤がわかった。また、ろう児の書記日本語能力育成のための教材と測定システムの開発を行い、単語レベルから文レベルに進むことが困難であることなどを検証した。バイリンガル...
❏機能イメージング法による言語の脳システムの解明(14704073)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】酒井 邦嘉 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (10251216)
【キーワード】言語 / 脳機能 / 機能イメージング / 文法 / 文処理 (他8件)
【概要】1.第二言語である英語の習得過程で母語と同じ「文法中枢」を使うことを証明 第二言語の授業法の検討に役立てることを目標とし、英語の習得過程を脳活動の変化として捉えるために次のような調査を行った。附属中等教育学校の中学1年生の全生徒に対し、英語のヒアリング能力と文法運用能力の向上を促すトレーニングを2ヶ月間の授業時間に実施した。授業を受けた全生徒の中に含まれる双生児に対して、トレーニングの前後における...
【総合生物】神経科学:機能イメージング言語を含む研究件
❏言語の脳機能に基づく手話の獲得メカニズムの解明(20220005)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008-05-12 - 2013-03-31
【研究代表者】酒井 邦嘉 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (10251216)
【キーワード】言語神経科学 / 言語獲得 / 脳機能イメージング / 文法 / バイリンガル教育 (他13件)
【概要】言語の処理レベルが単語・文・文脈と変わるとき、脳活動が左前頭皮質の背側から腹側にかけて段階的に拡大することが、手話を使うろう者で初めて明らかになった。各個人の課題成績は、異なる皮質領域の局所灰白質体積と相関を示し、手話獲得の個人差の神経基盤がわかった。また、ろう児の書記日本語能力育成のための教材と測定システムの開発を行い、単語レベルから文レベルに進むことが困難であることなどを検証した。バイリンガル...
❏機能イメージング法による言語の脳システムの解明(14704073)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】酒井 邦嘉 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (10251216)
【キーワード】言語 / 脳機能 / 機能イメージング / 文法 / 文処理 (他8件)
【概要】1.第二言語である英語の習得過程で母語と同じ「文法中枢」を使うことを証明 第二言語の授業法の検討に役立てることを目標とし、英語の習得過程を脳活動の変化として捉えるために次のような調査を行った。附属中等教育学校の中学1年生の全生徒に対し、英語のヒアリング能力と文法運用能力の向上を促すトレーニングを2ヶ月間の授業時間に実施した。授業を受けた全生徒の中に含まれる双生児に対して、トレーニングの前後における...
【農学】境界農学:辺境言語を含む研究件
❏ヨーロッパ辺境地域における文化の政治が表象する社会空間(26380715)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】定松 文 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 教授 (40282892)
【キーワード】地域研究 / ヨーロッパ / 文化の政治 / 越境性 / 辺境 (他22件)
【概要】グローバリゼーションの中での地域社会の変容を論じる分野において、ヨーロッパの境界地域を対象に、地域文化の越境性と境界性を分析した。具体的にはルーマニア-モルドバ、スペイン-モロッコ-ジブラルタル、ポーランド-カリーニングラード-リトアニアというEUの境界が引かれている国家間の現地調査を行った。それぞれの国の文化が時代ごとの政治的立場において意図的に選択され、隣接する国との差異化を図りつつ、経済的、...
❏境界問題の根-分別体制の制作論的研究-(08451003)
【研究テーマ】哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】藤本 隆志 千葉大学, 文学部, 教授 (20001795)
【キーワード】分別 / 境界 / タブー(禁忌) / 差別 / 辺境 (他16件)
【概要】平成8年度には、主として境界問題を発生させる言語や記号の創造力と、その人間に対する束縛力を明確に把握するための記号論的研究を行い、その成果を海外の国際会議で発表した。平成9年度には、記号の彫琢力と束縛力を文化論的視点から欧米や東アジアの諸思想に即して検証するとともに、関連諸資料の収集に努めた。平成10年度には、さらに古代以来の諸民族の諸分別を再検討しながら現代に至って、とくに生命倫理における死生観...
【農学】社会経済農学:移民言語を含む研究件
❏ヨーロッパ辺境地域における文化の政治が表象する社会空間(26380715)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】定松 文 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 教授 (40282892)
【キーワード】地域研究 / ヨーロッパ / 文化の政治 / 越境性 / 辺境 (他22件)
【概要】グローバリゼーションの中での地域社会の変容を論じる分野において、ヨーロッパの境界地域を対象に、地域文化の越境性と境界性を分析した。具体的にはルーマニア-モルドバ、スペイン-モロッコ-ジブラルタル、ポーランド-カリーニングラード-リトアニアというEUの境界が引かれている国家間の現地調査を行った。それぞれの国の文化が時代ごとの政治的立場において意図的に選択され、隣接する国との差異化を図りつつ、経済的、...
❏エスニック・メディアにおける太平洋戦争と戦後の記憶と記録 -東アジアと東南アジア(22320124)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】貴志 俊彦 京都大学, 地域研究統合情報センター, 教授 (10259567)
【キーワード】エスニック・メディア / 音響的記憶 / 歴史の記録 / 華僑 / 在外日本人 (他22件)
【概要】この国際共同研究では、日本国内、台湾、韓国などで展開された学術交流によって、今後の関連研究に貢献できる次のような論点を明らかにできた。 (1)エスニック・メディアに掲載された見解を分析することで、太平洋戦争終結による時代性の非連続的側面よりも、社会の環境および観念の連続性をより検出できた。 (2)華人、金門人、日本人、コリアンとも、戦後直後においては、東アジアと東南アジアといった地域を移動する流動...
【医歯薬学】外科系臨床医学:記憶言語を含む研究件
❏ヨーロッパ辺境地域における文化の政治が表象する社会空間(26380715)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】定松 文 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 教授 (40282892)
【キーワード】地域研究 / ヨーロッパ / 文化の政治 / 越境性 / 辺境 (他22件)
【概要】グローバリゼーションの中での地域社会の変容を論じる分野において、ヨーロッパの境界地域を対象に、地域文化の越境性と境界性を分析した。具体的にはルーマニア-モルドバ、スペイン-モロッコ-ジブラルタル、ポーランド-カリーニングラード-リトアニアというEUの境界が引かれている国家間の現地調査を行った。それぞれの国の文化が時代ごとの政治的立場において意図的に選択され、隣接する国との差異化を図りつつ、経済的、...
❏中高年の高次脳機能に関する長期縦断的資料を基盤とする神経心理学的研究(23330219)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】中高年者 / 高次脳機能 / 長期縦断研究 / 注意 / 言語 (他16件)
【概要】主な研究成果は下記のとおりである。 1)町民検診を基盤として、毎年400名超規模で中高年者の高次脳機能検査(注意、言語、記憶、空間機能等)を継続して実施する作業を行い、これまでの縦断資料に本研究の5年間を加えることで、15年間の資料を蓄積できた。2)同時に実施した日常生活調査票により、運動、食事、社会活動等の日常生活習慣と高次脳機能検査との関連を検討した。3)同時に計測された整形外科学、耳鼻科学お...
❏中高年者の高次脳機能と筋運動機能および生活習慣との関連に関する神経心理学的研究(19330158)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】高次脳機能 / 記憶 / 注意 / 言語 / 中高年者 (他10件)
【概要】本研究は平成19年度時点で24年間継続されている名古屋大学八雲研究の一端を担うもので、中高年者の高次脳機能についての神経心理学検討を住民検診の一貫として実施したものである。とくに(1)中高年者の注意、記憶、言語機能に焦点を当てその発達的特性の理解,(2)注意、記憶、言語機能を測定すべく開発した名古屋大学神経心理学検査バッテリの脳画像研究を含めた標準化手続き、(3)認知機能と骨・運動系機能との関係の...
【医歯薬学】外科系臨床医学:高次脳機能言語を含む研究件
❏母親の録音言語は早産児の言語発達を改善するか?(20H00102)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】岩田 欧介 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (30465710)
【キーワード】新生児 / 言語 / 発達 / 母体 / 環境 (他9件)
【概要】本研究は,母親の歌や語り掛け・読み聞かせを編集加工・最適化し,生後早期から早産児に聞かせることによって,遠隔期の言語・認知機能が改善するかを,短期脳科学ツールと長期言語認知発達評価から詳細に検討するプロジェクトである.多施設での症例集積を予定していたが,Covid19パンデミックによる制約から,当面研究代表施設である名古屋市立大学病院NICUによる単施設研究として実施し,研究分担者では,得られたデ...
❏中高年の高次脳機能に関する長期縦断的資料を基盤とする神経心理学的研究(23330219)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】中高年者 / 高次脳機能 / 長期縦断研究 / 注意 / 言語 (他16件)
【概要】主な研究成果は下記のとおりである。 1)町民検診を基盤として、毎年400名超規模で中高年者の高次脳機能検査(注意、言語、記憶、空間機能等)を継続して実施する作業を行い、これまでの縦断資料に本研究の5年間を加えることで、15年間の資料を蓄積できた。2)同時に実施した日常生活調査票により、運動、食事、社会活動等の日常生活習慣と高次脳機能検査との関連を検討した。3)同時に計測された整形外科学、耳鼻科学お...
❏中高年者の高次脳機能と筋運動機能および生活習慣との関連に関する神経心理学的研究(19330158)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】高次脳機能 / 記憶 / 注意 / 言語 / 中高年者 (他10件)
【概要】本研究は平成19年度時点で24年間継続されている名古屋大学八雲研究の一端を担うもので、中高年者の高次脳機能についての神経心理学検討を住民検診の一貫として実施したものである。とくに(1)中高年者の注意、記憶、言語機能に焦点を当てその発達的特性の理解,(2)注意、記憶、言語機能を測定すべく開発した名古屋大学神経心理学検査バッテリの脳画像研究を含めた標準化手続き、(3)認知機能と骨・運動系機能との関係の...
【医歯薬学】社会医学:注意言語を含む研究件
❏外国語力と外国語副作用の関係 ― 外国語力が等しければ思考力の低下量も等しいか?(26285163)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高野 陽太郎 明治大学, 研究・知財戦略機構, 研究推進員 (20197122)
【キーワード】知能 / 思考 / 言語 / 外国語 / 注意 (他11件)
【概要】「外国語副作用」は、「母語ほどには習熟していない第二言語を使用している最中には、一時的に思考力が低下した状態になる」という現象である。外国語副作用は、理論的には、第二言語の習熟度が上がるに従って縮小するはずである。本研究では、日本語を母語とする日本人を被験者とし、英語を第二言語として、外国語副作用の大きさと、一般的な英語検定の成績との相関を調べた。理論的に予測される負の相関は、実際には殆ど見られな...
❏中高年の高次脳機能に関する長期縦断的資料を基盤とする神経心理学的研究(23330219)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】中高年者 / 高次脳機能 / 長期縦断研究 / 注意 / 言語 (他16件)
【概要】主な研究成果は下記のとおりである。 1)町民検診を基盤として、毎年400名超規模で中高年者の高次脳機能検査(注意、言語、記憶、空間機能等)を継続して実施する作業を行い、これまでの縦断資料に本研究の5年間を加えることで、15年間の資料を蓄積できた。2)同時に実施した日常生活調査票により、運動、食事、社会活動等の日常生活習慣と高次脳機能検査との関連を検討した。3)同時に計測された整形外科学、耳鼻科学お...
❏中高年者の高次脳機能と筋運動機能および生活習慣との関連に関する神経心理学的研究(19330158)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】高次脳機能 / 記憶 / 注意 / 言語 / 中高年者 (他10件)
【概要】本研究は平成19年度時点で24年間継続されている名古屋大学八雲研究の一端を担うもので、中高年者の高次脳機能についての神経心理学検討を住民検診の一貫として実施したものである。とくに(1)中高年者の注意、記憶、言語機能に焦点を当てその発達的特性の理解,(2)注意、記憶、言語機能を測定すべく開発した名古屋大学神経心理学検査バッテリの脳画像研究を含めた標準化手続き、(3)認知機能と骨・運動系機能との関係の...
【医歯薬学】社会医学:思考言語を含む研究件
❏外国語力と外国語副作用の関係 ― 外国語力が等しければ思考力の低下量も等しいか?(26285163)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高野 陽太郎 明治大学, 研究・知財戦略機構, 研究推進員 (20197122)
【キーワード】知能 / 思考 / 言語 / 外国語 / 注意 (他11件)
【概要】「外国語副作用」は、「母語ほどには習熟していない第二言語を使用している最中には、一時的に思考力が低下した状態になる」という現象である。外国語副作用は、理論的には、第二言語の習熟度が上がるに従って縮小するはずである。本研究では、日本語を母語とする日本人を被験者とし、英語を第二言語として、外国語副作用の大きさと、一般的な英語検定の成績との相関を調べた。理論的に予測される負の相関は、実際には殆ど見られな...
❏人間と状況とのインタラクションとしての創造的設計プロセスの研究(13650667)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】藤井 晴行 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (50313341)
【キーワード】デザイン / 科学 / 行為 / 人間-環境系 / 言語 (他15件)
【概要】建築デザインにおいて創造性の創発に寄与する人間と状況とのインタラクションの数理モデルを構築した。いわゆる現実世界を形而上学的世界と投影的世界の二つの水準で捉え、状況(投影的世界の状態)を実情(形而上学的世界の状態)の像とする。また、設計やデザインに関する批評に用いられる記号システムや言語の指示対象を投影的世界とする。このモデルは、建築設計について理学や哲学のように数理論理的なルールに基づいて科学的...
【医歯薬学】社会医学:音楽言語を含む研究件
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...
❏建築空間と音楽の深層における構造的共通性に基づく視聴覚環境デザイン手法の研究(17560544)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】藤井 晴行 東京工業大学, 大学院理工学研究科, 助教授 (50313341)
【キーワード】建築 / 象徴的空間 / 庭園 / 音楽 / 自動作曲 (他14件)
【概要】建築空間の視覚的表層構造と意味的深層構造とを関係づける数理論理的構造モデルに基づき、空間構成に基づいて作曲を行う複数タイプの計算機システムを構築した.これらのシステムに等持院庭園,桂離宮庭園の回遊データを与え,回遊シークエンスの視点毎に異なるシーンの構造を音楽に変換した1庭園の空間シーケンスとシステムが生成する音楽を同時に提示する実験を実施し,空間構成と音楽の構造との関係を考察した. 空間構成と音...
【医歯薬学】社会医学:認知言語を含む研究件
❏母親の録音言語は早産児の言語発達を改善するか?(20H00102)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】岩田 欧介 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (30465710)
【キーワード】新生児 / 言語 / 発達 / 母体 / 環境 (他9件)
【概要】本研究は,母親の歌や語り掛け・読み聞かせを編集加工・最適化し,生後早期から早産児に聞かせることによって,遠隔期の言語・認知機能が改善するかを,短期脳科学ツールと長期言語認知発達評価から詳細に検討するプロジェクトである.多施設での症例集積を予定していたが,Covid19パンデミックによる制約から,当面研究代表施設である名古屋市立大学病院NICUによる単施設研究として実施し,研究分担者では,得られたデ...
❏身体行為における随意性と視覚の相互作用に関する認知神経心理学的検討(18K13372)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】板口 典弘 静岡大学, 情報学部, 助教 (50706637)
【キーワード】空書 / 指運動 / 書字 / 言語 / 視覚処理 (他9件)
【概要】まず,高齢者においても指運動をすることで言語認知課題の成績が向上することを初めて実験的に示した。また,空書の課題促進効果は,年齢とMMSE得点とはほぼ相関しない一方で,教育歴とは強い負の相関がみられることも明らかにした。次に,脳損傷による言語能力低下(失語症)を有する感覚失語患者においても,空書の促進効果関係を存在することを初めて示した。この結果は特に,空書の促進効果は漢字の読み(音韻的側面)では...
❏<結果志向><過程志向>を再考する-言語・認知・文化的構築物の相同性を求めて-(19529004)
【研究テーマ】言語学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】八木橋 宏勇 杏林大学, 外国語学部, 講師 (40453526)
【キーワード】結果志向 / 過程志向 / 認知 / 文化的構築物 / 相同性 (他9件)
【概要】本研究の目的は、「英語は結果を重視」し「日本語は過程を重視」するという傾向を再検証することであった。言語構造の様々なレベル(語・句・文・談話)および言語以外の文化的構築物の具体的な事例を考察し、主に語彙レベルで論じられることが多かった英語と日本語の「結果志向」「過程志向」をより包括的に検証した。いずれのレベルにおいても、従来の見解を支持する結果となったが、語彙レベルにおいては、「結果」「過程」の解...
【医歯薬学】社会医学:脳機能イメージング言語を含む研究件
❏言語の脳機能に基づく手話の獲得メカニズムの解明(20220005)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008-05-12 - 2013-03-31
【研究代表者】酒井 邦嘉 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (10251216)
【キーワード】言語神経科学 / 言語獲得 / 脳機能イメージング / 文法 / バイリンガル教育 (他13件)
【概要】言語の処理レベルが単語・文・文脈と変わるとき、脳活動が左前頭皮質の背側から腹側にかけて段階的に拡大することが、手話を使うろう者で初めて明らかになった。各個人の課題成績は、異なる皮質領域の局所灰白質体積と相関を示し、手話獲得の個人差の神経基盤がわかった。また、ろう児の書記日本語能力育成のための教材と測定システムの開発を行い、単語レベルから文レベルに進むことが困難であることなどを検証した。バイリンガル...
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...
【医歯薬学】社会医学:メデイア言語を含む研究件
❏戦時上海のメディア『新申報』と『大陸新報』の比較――陶晶孫の言語選択(25370408)
【研究テーマ】中国文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中村 みどり 神奈川大学, 外国語学部, 准教授 (30434351)
【キーワード】日中戦争 / 中国人日本留学生 / 知日派 / 文化政策 / 大東亜文学者大会 (他16件)
【概要】本研究では主に、日中戦争期の日本支配下の上海で刊行された二つの国策新聞、『大陸新報』(日本語)と『新申報』(中国語)の紙面を取り上げ、上海に留まった知日派の中国知識人の活動と言説について分析した。その中でも、日本留学の経験を有し、文学団体「創造社」の作家であり、かつ医学者として東方文化事業の上海自然科学研究所に勤務した陶晶孫に焦点を当てた。上記二紙における陶晶孫の動向に関する報道、および上記二紙に...
❏植民地期朝鮮における文化運動の展開と植民地権力(21720267)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】三ツ井 崇 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (60425080)
【キーワード】朝鮮 / 文化 / 言論 / 植民地支配 / 教育 (他10件)
【概要】植民地期朝鮮において展開された文化運動の性格は、従来、日本の植民地支配に対する「抵抗」の論理として評価されてきたが、実際にはそのような「抵抗」の論理を体現しつつも、支配権力との関係は常に対抗的であるわけではなかった。「文明」への希求、政策への協力といった次元において、支配権力との間で緊張関係を強いられたのであった。本研究では、教育、言論、生活改善などの側面に注目しながら、この関係性について明らかに...
❏英米における文学・言語・メディア教育の比較研究(15520154)
【研究テーマ】ヨーロッパ語系文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】林 文代 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (20139497)
【キーワード】文学 / 英語 / メディア / 教育 / 英米文学 (他6件)
【概要】言語・メディア競争において世界的に有利な立場を確保すべく、英米両国がいかなる教育を行っているかを探る本研究は、英語を共通言語とすると同時に世界的に影響力を持つ両国における文学・言語・メディア教育の特徴を、ある程度明らかにすることができたと考える。 まず英語を最大の文化資源とする英国は、世界的に中心的な役割を果たすべくブリティッシュ・カウンシルなどを通じて積極的な戦略を展開したり、BBCによる国際的...
【医歯薬学】社会医学:中高年者言語を含む研究件
❏中高年の高次脳機能に関する長期縦断的資料を基盤とする神経心理学的研究(23330219)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】中高年者 / 高次脳機能 / 長期縦断研究 / 注意 / 言語 (他16件)
【概要】主な研究成果は下記のとおりである。 1)町民検診を基盤として、毎年400名超規模で中高年者の高次脳機能検査(注意、言語、記憶、空間機能等)を継続して実施する作業を行い、これまでの縦断資料に本研究の5年間を加えることで、15年間の資料を蓄積できた。2)同時に実施した日常生活調査票により、運動、食事、社会活動等の日常生活習慣と高次脳機能検査との関連を検討した。3)同時に計測された整形外科学、耳鼻科学お...
❏中高年者の高次脳機能と筋運動機能および生活習慣との関連に関する神経心理学的研究(19330158)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】高次脳機能 / 記憶 / 注意 / 言語 / 中高年者 (他10件)
【概要】本研究は平成19年度時点で24年間継続されている名古屋大学八雲研究の一端を担うもので、中高年者の高次脳機能についての神経心理学検討を住民検診の一貫として実施したものである。とくに(1)中高年者の注意、記憶、言語機能に焦点を当てその発達的特性の理解,(2)注意、記憶、言語機能を測定すべく開発した名古屋大学神経心理学検査バッテリの脳画像研究を含めた標準化手続き、(3)認知機能と骨・運動系機能との関係の...
【医歯薬学】社会医学:民族言語を含む研究件
❏在外朝鮮民族の言語使用と意識 -集居地域の比較から-(18K12376)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】高木 丈也 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 講師 (80759605)
【キーワード】朝鮮民族 / 言語使用 / 言語意識 / アイデンティティ / 朝鮮族 (他16件)
【概要】本研究は、在外コリアンの言語使用や意識、民族アイデンティティをミクロな視点、マクロな視点から記述しようとするものである。本来は各地のコミュニティーや朝鮮語話者を対象に現地調査を実施し、分析を行う予定であったが、2021年度も2020年度に引き続き、新型コロナウィルスの影響を大きく受け、海外での実地調査は遂行できなかった。その一方で日本国内にいながら、下記のような研究を遂行することができた。 1.オ...
❏西洋史におけるマイノリティ問題の性格と構造に関する研究(62301050)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1987 - 1988
【研究代表者】下村 由一 千葉大学, 文学部, 教授 (70092062)
【キーワード】マイノリティ / ネイション / ネイション・ステイト / エスニシティ / 民族 (他7件)
【概要】1.2年度にわたる研究において扱われたマイノリティ問題は、いくつかに区分できる。(1)特定地域に関連した問題:バスク問題、アルザス問題、ブルターニュ問題、アイルランド、スコットランド、ウエールズ問題、ラップ人問題、ユーゴスラヴィアのアルバニア人問題、ポーランドのウクライナ人問題:ルーマニアのハンガリー人問題、ハンガリーのスロヴァキア人問題、ラップ人問題など。(2)特定地域に関連しない問題:ユダヤ人...
【医歯薬学】社会医学:磁気共鳴機能画像法(fMRI)言語を含む研究件
❏理論・モデル・実験を統合した言語の神経基盤の解明(19H01256)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】太田 真理 九州大学, 人文科学研究院, 講師 (20750045)
【キーワード】言語 / 言語脳科学 / 理論言語学 / 自然言語処理 / 形態統語論 (他8件)
【概要】2020年度は以下の研究を実施した。① 語に対する脳波実験:日本語話者40名に対して、複数の形態素を含む語の処理を行う際の脳波を計測する実験を行った。言語処理で観察される事象関連電位N400の振幅が、形態素の情報へのアクセスや形態素の意味を統合する処理を反映して変化することを明らかにした。② 文に対する脳波実験:日本語話者各20名に対して、日本語の文を視覚提示と聴覚提示した場合の脳波を計測・比較す...
❏fMRI・機械学習・形態測定学を融合した言語学習脳の構造的・機能的変化予測モデル(26330246)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】赤間 啓之 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (60242301)
【キーワード】脳 / 言語 / fMRI / 機械学習 / 複雑ネットワーク (他10件)
【概要】本研究では、心や脳が概念をどう処理するかを解明するニューロイメージングにおいて、神経的・認知的状態判別のための機械学習法(MVPA)を意味処理、言語切替に適用した研究を行った。特に、fMRI実験にあたり、各個人が持つそれぞれが個性的で特異な意味空間のモデリングを行う総合的なアプローチが重要であると言う観点から、レビュー論文をBehaviormetrika誌に発表した。またPLoS ONE論文では、...
【医歯薬学】薬学:脳機能言語を含む研究件
❏言語の脳機能に基づく手話の獲得メカニズムの解明(20220005)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008-05-12 - 2013-03-31
【研究代表者】酒井 邦嘉 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (10251216)
【キーワード】言語神経科学 / 言語獲得 / 脳機能イメージング / 文法 / バイリンガル教育 (他13件)
【概要】言語の処理レベルが単語・文・文脈と変わるとき、脳活動が左前頭皮質の背側から腹側にかけて段階的に拡大することが、手話を使うろう者で初めて明らかになった。各個人の課題成績は、異なる皮質領域の局所灰白質体積と相関を示し、手話獲得の個人差の神経基盤がわかった。また、ろう児の書記日本語能力育成のための教材と測定システムの開発を行い、単語レベルから文レベルに進むことが困難であることなどを検証した。バイリンガル...
❏機能イメージング法による言語の脳システムの解明(14704073)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】酒井 邦嘉 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (10251216)
【キーワード】言語 / 脳機能 / 機能イメージング / 文法 / 文処理 (他8件)
【概要】1.第二言語である英語の習得過程で母語と同じ「文法中枢」を使うことを証明 第二言語の授業法の検討に役立てることを目標とし、英語の習得過程を脳活動の変化として捉えるために次のような調査を行った。附属中等教育学校の中学1年生の全生徒に対し、英語のヒアリング能力と文法運用能力の向上を促すトレーニングを2ヶ月間の授業時間に実施した。授業を受けた全生徒の中に含まれる双生児に対して、トレーニングの前後における...
【医歯薬学】薬学:言語を含む研究件
❏fMRI・機械学習・形態測定学を融合した言語学習脳の構造的・機能的変化予測モデル(26330246)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】赤間 啓之 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (60242301)
【キーワード】脳 / 言語 / fMRI / 機械学習 / 複雑ネットワーク (他10件)
【概要】本研究では、心や脳が概念をどう処理するかを解明するニューロイメージングにおいて、神経的・認知的状態判別のための機械学習法(MVPA)を意味処理、言語切替に適用した研究を行った。特に、fMRI実験にあたり、各個人が持つそれぞれが個性的で特異な意味空間のモデリングを行う総合的なアプローチが重要であると言う観点から、レビュー論文をBehaviormetrika誌に発表した。またPLoS ONE論文では、...
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...
【医歯薬学】看護学:意味言語を含む研究件
❏乳幼児期の語彙意味処理を可能にする神経基盤の発達研究(18K12377)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】秦 政寛 慶應義塾大学, グローバルリサーチインスティテュート(三田), 特任助教 (50706439)
【キーワード】語彙獲得 / 意味 / 瞳孔径 / 言語 / 脳科学 (他6件)
【概要】本研究は、注意の神経機構との関係性が示唆されている瞳孔径の変化を指標として、発達初期の語彙意味獲得を可能にする認知機能ならびに神経基盤の解明を目的としている。これまでに9か月児と12か月児を中心としたデータ収集を行い、12か月児では視覚刺激の名称と一致している音声刺激を提示した条件において、異なる音声を提示した条件よりも散瞳するという結果が得られている。この結果は視覚刺激と音声刺激の不一致条件にお...
❏単語の意味処理における左右大脳半球機能の解明:高密度脳波計測による検討(26870474)
【研究テーマ】基盤・社会脳科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】秦 政寛 慶應義塾大学, 先導研究センター(日吉), 特任助教 (50706439)
【キーワード】カテゴリー / 言語 / 事象関連電位 / N400 / プライミング (他6件)
【概要】近年、言語処理における右半球機能の役割が注目されている。本研究では、脳波と半視野瞬間提示法を用いたプライミング課題を用いることで、左右大脳半球におけるカテゴリー特異的な語彙-意味処理過程の有無を検討することを目的とした。意味素性の処理が非常に速い潜時から行われていることを示すとともに、その処理は右大脳半球において動物カテゴリーに特異的に行われるものである可能性が示唆された。本研究のパラダイムを用い...
【医歯薬学】看護学:現象学言語を含む研究件
❏多極化する現象学の新世代拠点形成と連動した間文化現象学の研究(20320007)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】谷 徹 立命館大学, 文学部, 教授 (40188371)
【キーワード】現象学 / 間文化性 / 言語 / 遭遇 / 共存 (他22件)
【概要】諸文化は、研究者自身が自文化に属するかぎり、外部から客観的に捉えられない。だが、自文化自体が純粋でなく異文化とのハイブリッドであり、両者の間が問題になる。この間で自文化が異文化に開き/閉じることで、間自体が脈動・開閉する。この運動を、新世代の研究者の拠点を形成しつつ、言語離合(遭遇)共存精神時間の5側面から現象学的に問い、文化が間文化的に文化する条件を解明した。 ...
❏二十世紀における「分析」の歴史:精神分析・現象学・分析哲学と言語の「存在」(16720018)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】原 和之 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (00293118)
【キーワード】精神分析 / 現象学 / 分析哲学 / 言語 / 存在 (他14件)
【概要】研究実施計画に基づき、本年度はまず「分析analysis」を、単に人間がたまさか行う知的な操作にとどまらず、その存在の根幹をなすものとして位置づける構想を、精神分析家ジャック・ラガシが言語的な関係を基にしたエディプス・コンプレックスの再構成を通じて示唆しているとする論考をまとめ、「分析人(ホモ・アナリティクス)の誕生」と題して発表した。また5月には東京大学文学部仏文学研究室主催によるシンポジウム「...
❏行為と認知の統合理論の基礎(14310001)
【研究テーマ】哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】新田 孝彦 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00113598)
【キーワード】行為 / 認知 / 言語 / 現象学 / 自由意志 (他7件)
【概要】本研究プロジェクトは、認知と行為の総合理論の基礎を据えることを目的として発足し、行為の合理性の分析を軸として、隣接諸学との関連をも視野に入れた研究を行ってきた。認知と行為の関連は、古くは「知と徳」の問題として、あるいはカントにおいて「理論理性と実践理性」の問題として問われ続けてきたように、哲学の中心的な問いの一つである。 本研究プロジェクトでは、研究成果報告書第I部に見られるように、プラトンの対話...
【医歯薬学】看護学:開発言語を含む研究件
❏先住民の自由と開発:現代メキシコの事例(17K02001)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】受田 宏之 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (20466816)
【キーワード】先住民 / 自由 / 多文化主義 / メキシコ / インフォーマリティ (他18件)
【概要】主な課題であった二言語教育に関する研究は、編著の出版には至らなかったものの、現地の研究者と連携しつつ、質的なデータを入手し、先住民移住者自身によるビデオとHPの制作に取り組み、成果物を公開した。当初考えていなかった研究上の展開として、EZLN(サパティスタ民族解放軍)と日本のヤマギシ会の比較研究に着手したことがあり、チアパス州とヤマギシ会の実顕地の訪問調査等に基づき、二度国際学会で成果を報告してい...
❏東ティモール「国民国家」をめぐるエスニシティと国際・地域環境(15330034)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】後藤 乾一 早稲田大学, 大学院・アジア太平洋研究科, 教授 (90063750)
【キーワード】国民国家 / エスニシティ / ASEAN / 公用語 / 宗主国 (他17件)
【概要】本年度は,合計7回の研究会を開催し,最終会合(合宿形式)では,これまでの総括を行なうと共に今後の展望(とくに平成17-18年度の科研費申請)について討議した。 独立後3年目をむかえた東ティモール民主共和国は,政治,経済,文化すべての面で脱植民地化の途上にあり,中でもその基盤となる経済開発については深刻な「低開発性」に直面している。資源に恵まれない(潜在的には石油埋蔵があるものの)同国の政治指導層は...
【医歯薬学】看護学:乳幼児言語を含む研究件
❏子どもの言語学習における”人”(17H02631)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】針生 悦子 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (70276004)
【キーワード】言語 / 発達 / 社会的認知 / 方言 / 感情抑揚 (他12件)
【概要】言語(方言,外国語)は,その話し手が,どのような社会集団に属すかを伝えるものでもある。本年度は,言語(方言)の話者に対する幼児や乳児の認識を,特に方言に焦点をあてながら検討してきた。 具体的に述べると,幼児を対象としたプロジェクトでは,子どもの居住地域によっては,ふだん身近な人々が話す方言とテレビなどのメディアで耳にする方言(いわゆる標準語)が一致しない場合があることに注目し,子どもは,メディアの...
❏大人による育児語使用と子どもの言語発達(16K13468)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】針生 悦子 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (70276004)
【キーワード】乳児 / 言語 / 育児語 / 発達 / 養育 (他12件)
【概要】大人は、乳児に話しかける時、育児語、つまり、乳児に話しかける時だけに使用する独特な語彙を用いる。育児語としては、擬音語(犬に対する”ワンワン”など)、単語音の繰り返し(靴に対する”クック”)などがよく使われる。 本研究では横断的研究と縦断的研究を行い、母親の育児語使用が、子どもの発達にともない、どのように変化するのか、また、それは、子どもの言語発達にどのような影響を及ぼしているかを検討した。結果、...
❏音である言語の発達過程(25285183)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】針生 悦子 東京大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (70276004)
【キーワード】言語 / 発話 / 乳幼児 / 単語学習 / 助詞 (他19件)
【概要】言語を学習するため,子どもは発話中の語や句,文などの言語的側面に注意を向け,単語あるいは文レベルのピッチパタンなどは無視しなければならない場合もある。しかし,単語レベルのピッチバタンは,日本語を含むいくつかの言語で単語の区別に用いられ,文レベルのピッチパタンは,話者の感情を言語内容より正確に伝達する場合がある。本研究では,(1)乳児はいつから,どのような手がかりを用いて,モノの名前を,それ以外の発...
【医歯薬学】看護学:発達言語を含む研究件
❏母親の録音言語は早産児の言語発達を改善するか?(20H00102)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】岩田 欧介 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (30465710)
【キーワード】新生児 / 言語 / 発達 / 母体 / 環境 (他9件)
【概要】本研究は,母親の歌や語り掛け・読み聞かせを編集加工・最適化し,生後早期から早産児に聞かせることによって,遠隔期の言語・認知機能が改善するかを,短期脳科学ツールと長期言語認知発達評価から詳細に検討するプロジェクトである.多施設での症例集積を予定していたが,Covid19パンデミックによる制約から,当面研究代表施設である名古屋市立大学病院NICUによる単施設研究として実施し,研究分担者では,得られたデ...
❏子どもの言語学習における”人”(17H02631)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】針生 悦子 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (70276004)
【キーワード】言語 / 発達 / 社会的認知 / 方言 / 感情抑揚 (他12件)
【概要】言語(方言,外国語)は,その話し手が,どのような社会集団に属すかを伝えるものでもある。本年度は,言語(方言)の話者に対する幼児や乳児の認識を,特に方言に焦点をあてながら検討してきた。 具体的に述べると,幼児を対象としたプロジェクトでは,子どもの居住地域によっては,ふだん身近な人々が話す方言とテレビなどのメディアで耳にする方言(いわゆる標準語)が一致しない場合があることに注目し,子どもは,メディアの...
❏大人による育児語使用と子どもの言語発達(16K13468)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】針生 悦子 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (70276004)
【キーワード】乳児 / 言語 / 育児語 / 発達 / 養育 (他12件)
【概要】大人は、乳児に話しかける時、育児語、つまり、乳児に話しかける時だけに使用する独特な語彙を用いる。育児語としては、擬音語(犬に対する”ワンワン”など)、単語音の繰り返し(靴に対する”クック”)などがよく使われる。 本研究では横断的研究と縦断的研究を行い、母親の育児語使用が、子どもの発達にともない、どのように変化するのか、また、それは、子どもの言語発達にどのような影響を及ぼしているかを検討した。結果、...
【医歯薬学】看護学:時間言語を含む研究件
❏多極化する現象学の新世代拠点形成と連動した間文化現象学の研究(20320007)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】谷 徹 立命館大学, 文学部, 教授 (40188371)
【キーワード】現象学 / 間文化性 / 言語 / 遭遇 / 共存 (他22件)
【概要】諸文化は、研究者自身が自文化に属するかぎり、外部から客観的に捉えられない。だが、自文化自体が純粋でなく異文化とのハイブリッドであり、両者の間が問題になる。この間で自文化が異文化に開き/閉じることで、間自体が脈動・開閉する。この運動を、新世代の研究者の拠点を形成しつつ、言語離合(遭遇)共存精神時間の5側面から現象学的に問い、文化が間文化的に文化する条件を解明した。 ...
❏言語を語る主体の生成の解明…ハイデガー哲学の批判的改訂の試み(15720003)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】古荘 真敬 山口大学, 人文学部, 助教授 (20346571)
【キーワード】ハイデガー / 動物と人間 / 共同体 / 生と死 / 時間 (他18件)
【概要】初年度以来、我々は、"言語主体としての<私>もまた動物的生命との連続を欠いては生成しえない"という原始的事実の意味を明らかにし、そのことによって、"人間存在と動物存在との絶対的断絶"を語るハイデガー的思考の枠組みを流動化することを目指してきた。昨年度、日本現象学会編『現象学年報20』に発表した論文において、我々は、こうした問題意識のもと、後期ハイデガー哲...
【医歯薬学】看護学:自閉症スペクトラム障害(ASD)言語を含む研究件
❏自閉症スペクトラム障害児における心の理論の獲得と言語および実行機能の発達との関連(26381311)
【研究テーマ】特別支援教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】藤野 博 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00248270)
【キーワード】自閉症スペクトラム障害 / 心の理論 / 言語 / 実行機能 / 発達
【概要】自閉症スペクトラム障害(ASD)の児童における心の理論と言語および実行機能の関係について検討した。「サリーとアン」タイプの誤信念課題では語彙年齢が、「スマーティー」タイプの課題と二次の誤信念課題ではプランニングの得点が課題通過に影響することが明らかとなった。この結果から、高いレベルの心の理論には実行機能が必要となることが示唆された。また、誤信念理解に対する言語的命題化の促進効果について検討した。「...
❏自閉性障害幼児の家庭訪問型発達支援モデルの構築と包括的評価(22330262)
【研究テーマ】特別支援教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】山本 淳一 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60202389)
【キーワード】発達支援 / コミュニケーション / 自閉症スペクトラム障害 / 家庭訪問型支援 / セラピスト (他23件)
【概要】本研究では、自閉性障害児を対象にした家庭訪問型早期発達支援プログラムを構築した。プログラムは、初期コミュニケーション発達に焦点を当て、子ども一人ひとりの障害特性や発達ニーズに対応できる分岐型の支援プログラムとした。そのプログラムを、セラピストが家庭訪問型支援として実施し、自閉症幼児の発達に与える効果を、多方面から明らかにした。またプログラムを実施する支援者を育成する目的で、保護者や専門家を対象に研...
【医歯薬学】看護学:境界言語を含む研究件
❏ヨーロッパ辺境地域における文化の政治が表象する社会空間(26380715)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】定松 文 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 教授 (40282892)
【キーワード】地域研究 / ヨーロッパ / 文化の政治 / 越境性 / 辺境 (他22件)
【概要】グローバリゼーションの中での地域社会の変容を論じる分野において、ヨーロッパの境界地域を対象に、地域文化の越境性と境界性を分析した。具体的にはルーマニア-モルドバ、スペイン-モロッコ-ジブラルタル、ポーランド-カリーニングラード-リトアニアというEUの境界が引かれている国家間の現地調査を行った。それぞれの国の文化が時代ごとの政治的立場において意図的に選択され、隣接する国との差異化を図りつつ、経済的、...
❏境界問題の根-分別体制の制作論的研究-(08451003)
【研究テーマ】哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】藤本 隆志 千葉大学, 文学部, 教授 (20001795)
【キーワード】分別 / 境界 / タブー(禁忌) / 差別 / 辺境 (他16件)
【概要】平成8年度には、主として境界問題を発生させる言語や記号の創造力と、その人間に対する束縛力を明確に把握するための記号論的研究を行い、その成果を海外の国際会議で発表した。平成9年度には、記号の彫琢力と束縛力を文化論的視点から欧米や東アジアの諸思想に即して検証するとともに、関連諸資料の収集に努めた。平成10年度には、さらに古代以来の諸民族の諸分別を再検討しながら現代に至って、とくに生命倫理における死生観...
【医歯薬学】看護学:生活習慣言語を含む研究件
❏中高年の高次脳機能に関する長期縦断的資料を基盤とする神経心理学的研究(23330219)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】中高年者 / 高次脳機能 / 長期縦断研究 / 注意 / 言語 (他16件)
【概要】主な研究成果は下記のとおりである。 1)町民検診を基盤として、毎年400名超規模で中高年者の高次脳機能検査(注意、言語、記憶、空間機能等)を継続して実施する作業を行い、これまでの縦断資料に本研究の5年間を加えることで、15年間の資料を蓄積できた。2)同時に実施した日常生活調査票により、運動、食事、社会活動等の日常生活習慣と高次脳機能検査との関連を検討した。3)同時に計測された整形外科学、耳鼻科学お...
❏中高年者の高次脳機能と筋運動機能および生活習慣との関連に関する神経心理学的研究(19330158)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】高次脳機能 / 記憶 / 注意 / 言語 / 中高年者 (他10件)
【概要】本研究は平成19年度時点で24年間継続されている名古屋大学八雲研究の一端を担うもので、中高年者の高次脳機能についての神経心理学検討を住民検診の一貫として実施したものである。とくに(1)中高年者の注意、記憶、言語機能に焦点を当てその発達的特性の理解,(2)注意、記憶、言語機能を測定すべく開発した名古屋大学神経心理学検査バッテリの脳画像研究を含めた標準化手続き、(3)認知機能と骨・運動系機能との関係の...
【医歯薬学】看護学:縦断研究言語を含む研究件
❏大人による育児語使用と子どもの言語発達(16K13468)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】針生 悦子 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (70276004)
【キーワード】乳児 / 言語 / 育児語 / 発達 / 養育 (他12件)
【概要】大人は、乳児に話しかける時、育児語、つまり、乳児に話しかける時だけに使用する独特な語彙を用いる。育児語としては、擬音語(犬に対する”ワンワン”など)、単語音の繰り返し(靴に対する”クック”)などがよく使われる。 本研究では横断的研究と縦断的研究を行い、母親の育児語使用が、子どもの発達にともない、どのように変化するのか、また、それは、子どもの言語発達にどのような影響を及ぼしているかを検討した。結果、...
❏自閉性障害幼児の家庭訪問型発達支援モデルの構築と包括的評価(22330262)
【研究テーマ】特別支援教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】山本 淳一 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60202389)
【キーワード】発達支援 / コミュニケーション / 自閉症スペクトラム障害 / 家庭訪問型支援 / セラピスト (他23件)
【概要】本研究では、自閉性障害児を対象にした家庭訪問型早期発達支援プログラムを構築した。プログラムは、初期コミュニケーション発達に焦点を当て、子ども一人ひとりの障害特性や発達ニーズに対応できる分岐型の支援プログラムとした。そのプログラムを、セラピストが家庭訪問型支援として実施し、自閉症幼児の発達に与える効果を、多方面から明らかにした。またプログラムを実施する支援者を育成する目的で、保護者や専門家を対象に研...
【医歯薬学】看護学:コホート研究言語を含む研究件
❏中高年の高次脳機能に関する長期縦断的資料を基盤とする神経心理学的研究(23330219)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】中高年者 / 高次脳機能 / 長期縦断研究 / 注意 / 言語 (他16件)
【概要】主な研究成果は下記のとおりである。 1)町民検診を基盤として、毎年400名超規模で中高年者の高次脳機能検査(注意、言語、記憶、空間機能等)を継続して実施する作業を行い、これまでの縦断資料に本研究の5年間を加えることで、15年間の資料を蓄積できた。2)同時に実施した日常生活調査票により、運動、食事、社会活動等の日常生活習慣と高次脳機能検査との関連を検討した。3)同時に計測された整形外科学、耳鼻科学お...
❏中高年者の高次脳機能と筋運動機能および生活習慣との関連に関する神経心理学的研究(19330158)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】八田 武志 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (80030469)
【キーワード】高次脳機能 / 記憶 / 注意 / 言語 / 中高年者 (他10件)
【概要】本研究は平成19年度時点で24年間継続されている名古屋大学八雲研究の一端を担うもので、中高年者の高次脳機能についての神経心理学検討を住民検診の一貫として実施したものである。とくに(1)中高年者の注意、記憶、言語機能に焦点を当てその発達的特性の理解,(2)注意、記憶、言語機能を測定すべく開発した名古屋大学神経心理学検査バッテリの脳画像研究を含めた標準化手続き、(3)認知機能と骨・運動系機能との関係の...
【医歯薬学】看護学:文化言語を含む研究件
❏生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的研究(21320010)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 (他11件)
【概要】生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。 ...
❏植民地期朝鮮における文化運動の展開と植民地権力(21720267)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】三ツ井 崇 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (60425080)
【キーワード】朝鮮 / 文化 / 言論 / 植民地支配 / 教育 (他10件)
【概要】植民地期朝鮮において展開された文化運動の性格は、従来、日本の植民地支配に対する「抵抗」の論理として評価されてきたが、実際にはそのような「抵抗」の論理を体現しつつも、支配権力との関係は常に対抗的であるわけではなかった。「文明」への希求、政策への協力といった次元において、支配権力との間で緊張関係を強いられたのであった。本研究では、教育、言論、生活改善などの側面に注目しながら、この関係性について明らかに...
❏日・中の生活世界における対面相互行為:言語・ジェスチャー・文化を見る(18820033)
【研究テーマ】言語学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】武黒 麻紀子 早稲田大学, 法学学術院, 講師 (80434223)
【キーワード】対面相互行為 / 言語 / ジェスチャー / 文化
【概要】本研究は、日・中の日常生活場面での対面相互行為に出てくる言語やジェスチャーが、いかに人々の暮らす地域社会や地理的また文化的な環境とかかわっているのか論じていくことを目的としている。今年度は、データ収集のフィールドワークと昨年度収集したデータの書き起こしや分析を行った。 日本語データに関しては、昨年度に引き続き、沖縄県石垣島でのフィールドワークを行い、インタビューやアンケートによるデータ収集を試みた...
【医歯薬学】看護学:環境言語を含む研究件
❏母親の録音言語は早産児の言語発達を改善するか?(20H00102)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】岩田 欧介 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (30465710)
【キーワード】新生児 / 言語 / 発達 / 母体 / 環境 (他9件)
【概要】本研究は,母親の歌や語り掛け・読み聞かせを編集加工・最適化し,生後早期から早産児に聞かせることによって,遠隔期の言語・認知機能が改善するかを,短期脳科学ツールと長期言語認知発達評価から詳細に検討するプロジェクトである.多施設での症例集積を予定していたが,Covid19パンデミックによる制約から,当面研究代表施設である名古屋市立大学病院NICUによる単施設研究として実施し,研究分担者では,得られたデ...
❏生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的研究(21320010)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 (他11件)
【概要】生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。 ...
【医歯薬学】看護学:コミュニケーション言語を含む研究件
❏自閉性障害幼児の家庭訪問型発達支援モデルの構築と包括的評価(22330262)
【研究テーマ】特別支援教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】山本 淳一 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60202389)
【キーワード】発達支援 / コミュニケーション / 自閉症スペクトラム障害 / 家庭訪問型支援 / セラピスト (他23件)
【概要】本研究では、自閉性障害児を対象にした家庭訪問型早期発達支援プログラムを構築した。プログラムは、初期コミュニケーション発達に焦点を当て、子ども一人ひとりの障害特性や発達ニーズに対応できる分岐型の支援プログラムとした。そのプログラムを、セラピストが家庭訪問型支援として実施し、自閉症幼児の発達に与える効果を、多方面から明らかにした。またプログラムを実施する支援者を育成する目的で、保護者や専門家を対象に研...
❏生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的研究(21320010)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 (他11件)
【概要】生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。 ...
❏3D認知を利用した工学教育・社会技術教育サポート・システムの開発・実装(16651082)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】伊東 乾 東京大学, 大学院・情報学環, 助教授 (20323488)
【キーワード】3D / 認知 / 工学 / 工学・技術教育 / 社会 (他8件)
【概要】3D可視化技術の技術教育応用を、以下の2点に整理して行った。 1 立体視モニタなどの特殊な装置系を必要とするもの 2 通常のネットワーク・コンピュータシステムでの教育情報の多次元表示 1 については 1-1 同一の情報を平面モニタと立体モニタで提示した際の、学習記憶、ならびに疲労については、どちらにも有為な差は見いだせなかった。1-2 「3D内視鏡」操作のように、現実に立体視を利用するシステムの学...
【医歯薬学】看護学:教育言語を含む研究件
❏ヨーロッパ辺境地域における文化の政治が表象する社会空間(26380715)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】定松 文 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 教授 (40282892)
【キーワード】地域研究 / ヨーロッパ / 文化の政治 / 越境性 / 辺境 (他22件)
【概要】グローバリゼーションの中での地域社会の変容を論じる分野において、ヨーロッパの境界地域を対象に、地域文化の越境性と境界性を分析した。具体的にはルーマニア-モルドバ、スペイン-モロッコ-ジブラルタル、ポーランド-カリーニングラード-リトアニアというEUの境界が引かれている国家間の現地調査を行った。それぞれの国の文化が時代ごとの政治的立場において意図的に選択され、隣接する国との差異化を図りつつ、経済的、...
❏植民地期朝鮮における文化運動の展開と植民地権力(21720267)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】三ツ井 崇 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (60425080)
【キーワード】朝鮮 / 文化 / 言論 / 植民地支配 / 教育 (他10件)
【概要】植民地期朝鮮において展開された文化運動の性格は、従来、日本の植民地支配に対する「抵抗」の論理として評価されてきたが、実際にはそのような「抵抗」の論理を体現しつつも、支配権力との関係は常に対抗的であるわけではなかった。「文明」への希求、政策への協力といった次元において、支配権力との間で緊張関係を強いられたのであった。本研究では、教育、言論、生活改善などの側面に注目しながら、この関係性について明らかに...
❏英米における文学・言語・メディア教育の比較研究(15520154)
【研究テーマ】ヨーロッパ語系文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】林 文代 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (20139497)
【キーワード】文学 / 英語 / メディア / 教育 / 英米文学 (他6件)
【概要】言語・メディア競争において世界的に有利な立場を確保すべく、英米両国がいかなる教育を行っているかを探る本研究は、英語を共通言語とすると同時に世界的に影響力を持つ両国における文学・言語・メディア教育の特徴を、ある程度明らかにすることができたと考える。 まず英語を最大の文化資源とする英国は、世界的に中心的な役割を果たすべくブリティッシュ・カウンシルなどを通じて積極的な戦略を展開したり、BBCによる国際的...