eラーニングと対面授業による日本人ドイツ語学習者の冠詞意味論の理解
【研究キーワード】
外国語教育 / 言語 / 冠詞 / 意味論 / オンライン授業 / 対面授業 / 教授法 / 冠詞意味論 / 外国語としてのドイツ語 / 冠詞論
【研究成果の概要】
本研究の目的は日本人ドイツ語学習者とドイツ語教員による冠詞使用を授業における教授法を通して観察し、学習者による冠詞使用とその認知的な理解を調査する。それぞれ対面授業とオンライン授業で用いられる教材は学習者の冠詞理解にどのような教育上の影響があるのか、冠詞という文法項目を教材の中にどのように位置づけるべきかを解明し、日本人ドイツ語学習者が冠詞の意味上の機能をより簡単に理解できるように適切な教材を開発し授業改善および教育能力開発をしていく。現時点の研究実績および今後の進み方は以下は通りになる:
1.学習者グループ・教員グループ選定:申請者が所属する学部および他学部・他大学の日本ドイツ語学習者を選定するおよび申請者が所属する学部および他学部・他大学のドイツ語母教員を選定した。
2.データ収集・課題設定:対面授業とオンライン授業によるデータ収集およびそれぞれの授業形式に適応する教育ツールを利用し、学習者の理解を確認した。
3.データ分析および国内・国外の研究論文と研究発表、高度教育開発実習:分析から得られたデータを算出し、分析する上、分析されたデータを論文としてまとめ国内・国外に発表することは今年度の予定である。また、新型コロナウイルス感染拡大の状況が治まり次第、申請者が所属する大学の協定校であるワシントン大学のCenter For Teaching and Learningに実施されている高度教育開発実習プログラムでの参加する予定である。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【配分額】2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)