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大阪公立大学 研究Discovery Saga
研究期間:2026年 に発表された研究一覧:83
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発表日:2026年5月13日
1
人工光合成システムの自動運転化が前進
~太陽光でギ酸を高効率に生産~
ギ酸は二酸化炭素の削減とエネルギー貯蔵を同時に実現できる重要な物質です。太陽電池とギ酸を生成するための電解槽とを組み合わせ、太陽電池が常に効率よく発電できるように制御する最大電力点追従(MPPT)システムは、太陽光をエネルギー源として燃料を自動的に生産する人工光合成装置の実現に向けた有望な技術です。しかし、従来のMPPTシステムは、太陽光の強弱に合わせて出力を一定にするための高価なバッテリーが必要な点が課題でした。本研究グループは、電解槽を理論的にモデル化し、改良することで、特定の条件下において太陽光の強弱に関わらず一定濃度のギ酸を生産し続ける自動運転に向けた人工光合成技術の基盤を確立しまし...
キーワード:自動運転/技術経済/光エネルギー/温室効果ガス/温室効果/太陽/光合成/太陽エネルギー/太陽光/材料科学/単結晶シリコン/エネルギー貯蔵/人工光合成/エネルギー効率/持続可能/持続可能な開発/太陽光発電/太陽電池/単結晶/電池/シリコン/モデル化/環境負荷/二酸化炭素/経済分析
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学総合理工工学農学
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発表日:2026年5月12日 この記事は2026年5月26日号以降に掲載されます。
2
血液検査で分かる栄養不足と疲労のつながり
~健康な日本人約600人を対象に調査~
この記事は2026年5月26日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月11日 この記事は2026年5月25日号以降に掲載されます。
3
コンパクトシティ政策、小規模自治体で福祉負担増リスク
-全国自治体データから政策への短期的影響を分析-
この記事は2026年5月25日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月7日 この記事は2026年5月21日号以降に掲載されます。
4
数の知覚は直前の刺激に左右される
~視覚と聴覚をまたぐ系列依存性を検証~
この記事は2026年5月21日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月3日 この記事は2026年5月17日号以降に掲載されます。
5
酸素欠損を持つ岩塩型 TiO・VO で 4s 電子を発見
~モット絶縁体が金属化する新機構~
この記事は2026年5月17日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年4月28日
6
フォトンアップコンバージョン用の新規分子を開発
~太陽電池や光触媒への応用が期待~
本研究グループは、三重項–三重項消滅(TTA)※1を利用したフォトンアップコンバージョン(PUC)※2を弱い励起光照射条件でも高効率で実現できる三重項エネルギーアクセプター分子「TP-An」を新たに開発しました。TP-Anは、高い蛍光量子収率※3と長い励起三重項状態※4の寿命を示し、光触媒や光化学反応の光源などへの応用が期待されます。本研究成果は、2026年4月6日に国際学術誌「Journal of the Physical Chemistry Letters」にオンライン掲載されま...
キーワード:高エネルギー/対称性/スペクトル/近赤外/太陽/光触媒反応/分子構造/芳香族/励起状態/アントラセン/ジエン/ブタジエン/蛍光スペクトル/光化学/触媒反応/芳香族分子/太陽光/有機分子/波長変換/トルエン/持続可能/光照射/持続可能な開発/太陽光発電/光触媒/太陽電池/電池/マイクロ/レーザー/分子デザイン/エネルギー変換/アップコンバージョン/寿命/ポルフィリン/分子設計
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2026年4月24日
7
“おにクル”を中心にウォーカブルな中心市街地へ
~文化・子育て複合施設の開館効果を検証~
本研究グループは、大阪府茨木市の中心市街地に2023年に開業した文化・子育て複合施設「おにクル※1」を事例に、GPSの人流ビッグデータ※2を用いて、複合施設の開業が周辺エリアにおける市民の滞在行動に与える影響を分析しました。その結果、おにクルを利用した市民グループは、茨木市中心市街地における週あたりの滞在回数※3が有意に増加したことが明らかになりました。一方で滞在密度の増加は、中心部全体に均一に広がるのではなく、特定のエリアに選択的に集中していることが確認されました。本研究成果は、2026年4月3日に国際学術誌...
キーワード:マッチング/アルゴリズム/位置情報/因果効果/傾向スコア/匿名化/ホットスポット/施設配置/持続可能/人口減少/中心市街地/複合化/持続可能な開発/社会実験/都市デザイン/都市計画/都市構造/市民活動/少子高齢化/スマートフォン/高齢化/子育て/子育て支援
他の関係分野:情報学数物系科学工学農学
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発表日:2026年4月24日
8
最古のタコは巨大な頂点捕食者だった
~捕食の痕跡とAIが解読する古代海洋の捕食関係~
北海道大学大学院理学研究院の伊庭靖弘准教授、同大学大学院理学研究院の池上 森学術研究員、同大学大学院理学院博士課程の杉浦寛大氏、ルール大学のヨーク・ムッターローゼ教授、高輝度光科学研究センターの竹田裕介研究員、モルゲンロット株式会社のメフメト・オグズ・デリン氏、同社の原田隆宏博士、大阪公立大学大学院理学研究科の久保田彩講師、新潟大学脳研究所の田井中一貴教授、中央大学の西田治文名誉教授の研究グループは、大規模3Dデータを可視化可能にするAIモデルを開発し、約1億~7,200万年前(白亜紀後期)のタコ類の顎化石を解析することで、体サイズ及び生態を詳細に復元しました。従来の研究では、過去約...
キーワード:3Dデータ/人工知能(AI)/海洋/白亜紀/脊椎動物/持続可能/持続可能な開発/生態系/無脊椎動物/脊椎
他の関係分野:情報学環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年4月23日
9
超音速で渦が崩れる現象の一端を解明
~次世代超音速旅客機の設計に貢献~
音速を超える超音速における渦崩壊※1という現象の発生については、これまでほとんど何も分かっていませんでした。本研究では、超音速流中での渦崩壊の有無を運動エネルギーと内部エネルギーの大小から判断できることを発見しました。今後、超音速旅客機のデルタ翼で生じる渦崩壊現象の解明や、渦崩壊による機体の空力的不安定を予防する対策を検討するうえで、重要な知見になることが期待できます。本研究成果は、2026年3月30日に国際学術誌「Journal of Fluid Mechanics」にオンライン掲載されました。...
キーワード:デルタ/衝撃波/数値シミュレーション/旋回流/持続可能/持続可能な開発/シミュレーション/流体力/流体力学/妥当性
他の関係分野:複合領域数物系科学工学
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発表日:2026年4月23日
10
飲み込み型医療機器の通信性能を大幅向上
~生体内通信を支える新技術を開発~
本研究グループは、飲み込み型医療機器からの生体通信で、利用がこれまで難しいとされていた超広帯域通信(UWB: Ultra WideBand)※1の実現可能性を大幅に高める技術の開発に成功しました。今後普及が期待される生体内医療機器の導入を後押しし、新たな医療技術の実用化に大きく寄与すると期待されます。本研究成果は、2026年1月21日に国際学術誌「Scientific Reports」にオンライン掲載されました。発表のポイント低侵襲な飲み込み型医療デバイスの普及を阻んでいた、生体内無線通信の課題を克服。強い電波を利用するこ...
キーワード:MIMO/通信品質/通信方式/無線通信/アンテナ/情報学/医療機器/広帯域/高周波/持続可能/持続可能な開発/周波数/分解能/生体内/内視鏡/スマートフォン/ヘルスケア/低侵襲
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学工学総合生物
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発表日:2026年4月21日
11
脆弱性骨折や転倒に関連する生活習慣因子を特定
~大阪在住高齢者4,967人の大規模調査で明らかに~
本研究グループは、大阪府在住の高齢者4,967名を対象にアンケート調査を実施し、脆弱性骨折や転倒に関連する因子を明らかにしました。また、身体活動は脆弱性骨折や転倒とは関連を示さなかった一方で、健康関連QOL(生活の質)の向上に有意に寄与することが確認されました。本研究成果は、2026年3月24日に国際学術誌「BMC Geriatrics」にオンライン掲載されました。発表のポイント脆弱性骨折や転倒は、「複数の薬を同時...
キーワード:身体活動/身体活動量/脆弱性/因果関係/持続可能/持続可能な開発/アンケート調査/整形外科学/骨折/寿命/健康寿命/高齢化/高齢者/縦断研究/睡眠/生活の質/地域在住高齢者/転倒予防
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学
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発表日:2026年4月18日
12
肝線維化の新たな治療標的を発見
~最先端の解析技術で凍結組織からSEMA4DとLMCD1を特定~
本研究グループは、Single-cell Fixed RNA Profiling (FLEX)※1という最新技術を用い、マウスの凍結肝臓組織から約38,000個の細胞を解析した結果、タンパク質SEMA4D※2およびLMCD1※3が肝線維化を促進する重要な因子であることを特定しました。また、SEMA4Dを阻害する抗体を投与することで、肝線維化が改善することを実証しました。本研究成果は、2026年2月11日に国際学術誌「JHEP Reports」にオンライン掲載されました。発表のポイント従来...
キーワード:アミド/持続可能/持続可能な開発/一細胞/ビタミン/肝線維化/肝炎/C型肝炎/セマフォリン/遺伝子解析/肝がん/肝硬変/治療標的/アルコール/モデルマウス/凍結保存/RNA/コラーゲン/ビタミンA/ファージ/マウス/マクロファージ/肝細胞/抗酸化/抗酸化作用/受容体/創薬/転写因子/免疫細胞/ウイルス/遺伝子/遺伝子発現/抗体/脂肪肝/線維化
他の関係分野:化学工学総合生物
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発表日:2026年4月16日
13
組織侵襲性細菌が組織を壊す仕組みを解明!
~移植再生医療に応用の可能性~
岡山大学の松下治名誉教授と岡山大学学術研究院医歯薬学域の武部克希助教(研究当時。現:北海道大学講師)、大阪大学大学院薬学研究科の河原一樹助教(研究当時。現:大阪公立大学大学院創薬科学研究科講師)ら、愛媛県立医療技術大学の美間健彦教授、早稲田大学の小出隆規教授ら、米国アーカンソー大学のジョシュア・サコン(Joshua Sakon)教授らの国際共同研究グループは、組織侵襲性細菌がコラーゲン分解酵素によりコラーゲンを連続的に切断する仕組みを解明しました。この研究成果は4月2日、英国の総合科学誌「Nature Communications」にResearch Articleとして掲載されました...
キーワード:移植医療/持続可能/持続可能な開発/生体内/感染機構/インスリン分泌/膵臓/膵島/インスリン/コラーゲン/再生医療/創薬/遺伝子/細菌/糖尿病
他の関係分野:複合領域工学総合生物農学
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発表日:2026年4月15日
14
工学研究科 許 岩教授らの論文が「Biomacromolecules」誌の表紙に採用
大阪公立大学大学院工学研究科 許 岩教授らの研究グループと東京大学 高井 まどか教授らの研究グループとの共同研究による論文「Molecular Permeability Behavior and Catalytic Effectiveness in Zwitterionic Polymer Hydrogel-Enzyme Hybrid Nanocarrier」が、米国化学会(ACS)が刊行する国際学術誌「Biomacromolecules」に掲載され、同誌2026年3月号の表紙を飾りました。本研究では、次世代の酵素リアクターとして注目される「酵素封入ナノゲル」を用い、カプセル内部の環...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/システム工学/ナノサイズ/化学工学/酵素反応/DDS
他の関係分野:工学
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発表日:2026年4月15日
15
犬・猫の肺リンパ腫における特徴的なCT所見を明らかに
本研究グループは、犬や猫の肺リンパ腫におけるCT所見の特徴を明らかにするため、2015年から2024年の間に肺病変が疑われる犬や猫のCT画像を解析しました。その結果、肺リンパ腫は輪郭が明瞭で、造影剤によって均一に染まり、病変内部にエアブロンコグラムや明確な肺血管が描出される特徴を示すことが明らかになりました。本研究成果は、2026年4月7日に国際学術誌「Veterinary Medicine and Science」にオンライン掲載されました。発表のポイント肺リンパ腫症例(犬1例、猫2例)を解析した結果、リンパ腫の輪郭が明瞭で均一に造影され、明確なエアブ...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/リンパ腫/獣医学/computed tomography/合併症/肉腫/CT画像/B細胞/造影剤/化学療法/手術/非侵襲
他の関係分野:工学農学
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発表日:2026年4月13日
16
致死性脳炎を引き起こすボルナ病ウイルス1 型の基本構造を解明
核タンパク質とRNA の立体構造を初めて可視化
ボルナ病ウイルス1型(BoDV-1)は、ヒトや動物の命に関わる重い脳炎を引き起こすことがあるウイルスです。このウイルスは、エボラウイルスや麻疹ウイルス、狂犬病ウイルスなど、世界的に重要な感染症を引き起こすウイルスと同じ「モノネガウイルス目」と呼ばれるグループに属しています。こうしたウイルスでは、遺伝情報であるRNAと、それを包む核タンパク質が結合した複合体が、ウイルスが増殖するための鍵となっています。しかし、ボルナウイルス科では、この複合体がどのような形をしているのか、長年にわたって解明されていませんでした。今回、クライオ電子顕微鏡法を用いた構造解析により、BoDV-1の核タンパク質-...
キーワード:遺伝情報/持続可能/持続可能な開発/電子顕微鏡/電子顕微鏡法/獣医学/クライオ電子顕微鏡/麻疹ウイルス/歯学/RNA/立体構造/ウイルス/感染症
他の関係分野:生物学工学農学
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発表日:2026年4月10日
17
粒子の“大小ミックス”が鍵となるか
~全固体電池の早期社会実装に貢献~
次世代蓄電デバイスとして期待される全固体電池の実用化に向けては、電極内部でリチウムイオンがいかにスムーズに移動できるかが重要です。本研究グループは、硫化物系固体電解質を使い、粉砕条件を変えて粒子の大きさを調整した電極を作り、その構造と電気性能を調べました。その結果、粒子が同じ大きさの場合より、大小さまざまな粒子が混在している方が、電極内部のイオンの通り道が曲がりにくくなり、伝導効率が向上することを確認しました。本研究成果は、2026年2月17日に国際学術誌「Journal of Energy Storage」にオンライン掲載されました。...
キーワード:最適化/全固体電池/コロナ禍/持続可能/持続可能な開発/イオン伝導/イオン輸送/固体電解質/電池/シミュレーション/リチウム/最適設計/自動車/電解質/電気自動車/離散要素法
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2026年4月10日
18
沈み込み帯誕生時の地殻形成プロセスを示す岩石・地球物理学的証拠を発見
―海底下の「2つの地殻」を可視化―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 河村 知彦、以下「JAMSTEC」という。)地震火山研究部門の赤松祐哉研究員、道林克禎客員研究員、国立極地研究所/総合研究大学院大学の藤井昌和助教らの研究チームは、国立研究開発法人産業技術総合研究所、大阪公立大学、京都大学、名古屋大学、神戸大学と共同で、沈み込み帯誕生直後の前弧※3地殻が、複数の異なる火山活動によって形成されたことを示す岩石物理・地球物理学的証拠を初めて示しました。沈み込み帯の誕生は、地球のプレートテクトニクスの始まりに関わる重要な転換点です。大陸や日本列島の成り立ちを理解するためには、沈み込み帯誕生直後...
キーワード:先端技術/極地/海洋/海洋科学/環境変動/地下構造/数理科学/物質科学/IODP/テクトニクス/プレートテクトニクス/マグマ/火山活動/火山岩/地球深部/地球内部/地球内部構造/地震波/地震波速度/地震波速度構造/沈み込み/沈み込み帯/内部構造/日本列島/深海底/持続可能/持続可能な開発/地球環境/地球環境変動
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年4月10日
19
速い動きを生む鍵、“腰の可動性”が決め手と判明
本研究グループは、高校サッカー部員を対象に、90°片脚腿上げ動作時の腰椎骨盤帯の運動量をIMU (Inertial Measurement Unit :慣性計測装置)※で計測しました。下肢の運動範囲・速度を標準化し、総運動量として算出することで、下肢運動速度と腰椎骨盤帯運動量の関係を直接検証しました。その結果、高速条件で回旋・屈伸ともに運動量が増大し、サッカーに必要な速い下肢動作には腰の可動性が重要であることが示されました。本研究成果は、2026年2月5日に国際学術誌「Sports」にオンライン掲載されました。発表のポイント...
キーワード:加速度計/持続可能/持続可能な開発/センサー/サッカー/スポーツ/トレーニング/パフォーマンス/身体機能/リハビリ/リハビリテーション/標準化
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2026年4月9日
20
経済の自動化を測定する新手法を提示
~産業間比較や経済効果を明らかにすることが可能に~
近年AIやロボット技術の進展により、さまざまな場面で「自動化」が急速に進んでいます。しかし、経済全体でどの程度のタスクが自動化されているかを測定する手法はこれまで十分に確立されていませんでした。本研究グループは、標準的な経済データのみを用いて、自動化度合いを測定できる新たな理論的手法を提示しました。本手法は今後、産業間比較や国際比較、AI導入による経済効果の評価などにも活用が期待されます。本研究成果は、2026年3月24日に国際学術誌「Journal of Economic Growth」にオンライン掲載されました。発表のポイント経済全体の「自動化...
キーワード:タスク/人工知能(AI)/経済理論/持続可能/持続可能な開発/ロボット/自動化/経済成長/少子高齢化/パフォーマンス/高齢化
他の関係分野:情報学環境学工学農学
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発表日:2026年4月6日
21
⿂の“助け合い⼦育て”は何度も進化していた
―アフリカの古代湖シクリッドで⼩型化と少産化が社会の複雑性に関与―
協同繁殖とは、親以外の個体も子育てに参加し、グループで生活する社会システムのことです。協同繁殖は鳥類や哺乳類でよく研究されていますが、魚類での種間比較研究は限られており、どのような条件で進化するのかはよく分かっていませんでした。京都大学 白眉センター(大学院理学研究科 動物生態学研究室兼任)佐藤 駿 特定助教と大阪公立大学大学院理学研究科 奥野 聖也 助教を中心とした研究チームは、アフリカの古代湖であるタンガニイカ湖に生息するランプロログス族シクリッド73種を対象に、最新の系統樹と野外・文献データを用いた系統種間比較解析を行いました。その結果、協同繁殖は単一の祖先から一度だけ生じたのではなく、...
キーワード:社会システム/複雑性/シクリッド/系統樹/持続可能/持続可能な開発/哺乳類/比較研究/生態学/子育て
他の関係分野:複合領域生物学工学農学
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発表日:2026年4月2日
22
アルケンと水からアルコールを合成
-銅と光を用いたクリーンな合成手法の開発に成功-
大阪公立大学大学院工学研究科の松井康哲准教授、池田浩教授の研究グループは、岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域(工)の奥直樹助教(特任)、山崎賢助教、三浦智也教授、同大学院環境生命自然科学研究科の福家啓仁大学院生(当時)、桝井里花子大学院生らの研究グループと合同で、光エネルギーを活用して、アルケン※1と水からアルコールを合成する新たな手法の開発に成功しました。アルコールの工業的需要は高まり続けており、その簡便で経済的な合成手法の開発が求められています。安価で入手容易なアルケンと水から、目的のアルコールを直接合成できれば魅力的な化学変換ですが、その実現には反応性の...
キーワード:光エネルギー/芳香族/機能性分子/高分子/有機合成化学/有機分子/イリジウム/酸触媒/可視光/持続可能/光照射/持続可能な開発/水和反応/光触媒/プラスチック/高分子材料/水素原子/機能性/アルケン/APC/アルコール/ルテニウム/官能基/合成化学/分子変換/有機合成
他の関係分野:環境学化学総合理工工学農学
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発表日:2026年4月1日
23
トマト収穫ロボットのAI学習を自動化
~農業現場の人手不足解消に寄与する新技術を開発~
農業ロボットの開発には大量のデータが必要ですが、その多くはこれまで果実の位置や成熟度を人が一つ一つラベル付けするなど手作業で作成されており、手間と時間がかかるという課題がありました。本研究グループは、トマト収穫ロボットのAI学習に必要なデータセット(画像とラベル)を仮想環境※内で自動生成する新たな手法を開発しました。本手法は、現実環境(農園)で取得した情報をもとに農業現場を仮想環境に再現し、その中で現実に近い画像を多様に生成できます。さらに、果実の位置や成熟度などのラベルも自動的に作成できるため、AI学習用データセットを短時間で効率的に構築することが可能です。...
キーワード:3Dモデル/物体検出/AI/位置情報/仮想環境/人工知能(AI)/持続可能/持続可能な開発/ロボット/自動化/知能化/トマト
他の関係分野:情報学工学農学
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発表日:2026年3月31日
24
松果体と眼からの光情報が脳内で一つに
~ゼブラフィッシュを用いて統合の仕組みを解明~
本研究グループは、ゼブラフィッシュの稚魚において、松果体で生じた色の情報が神経節細胞※を通じて脳の被蓋(ひがい)という領域へ伝わることを明らかにしました。さらに、この仕組みが光の波長変化に応じて稚魚が上下に泳ぐという、眼の色覚が関与する行動の決定に関わることを発見しました。本研究結果は、松果体からの色情報と眼からの光情報が脳内で統合され、光に応じた行動を生み出す仕組みを解き明かす重要な手がかりになると考えられます。本研究成果は、国際学術誌「PNAS(Proceedings of the National Academy of Sciences of the U...
キーワード:視覚情報/ピノプシン/光受容/光受容タンパク質/光生物/松果体/両生類/爬虫類/オプシン/脊椎動物/可視光/持続可能/持続可能な開発/光刺激/神経活動/行動解析/哺乳類/カルシウムイメージング/脊椎/カルシウム/神経回路/神経細胞/網膜/遺伝子
他の関係分野:情報学生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年3月28日
25
プラスチック由来物質の悪影響から精子を守る
~乳酸菌由来素材が精子機能障害を軽減する可能性~
本研究グループは、プラスチック原料などに用いられるビスフェノールA(Bisphenol A: BPA)※1が引き起こす精子機能障害に対し、乳酸菌由来素材『FK-23※2』が与える影響についてラットを用いて検証しました。その結果、FK-23はBPA曝露によって低下した精子の運動性を改善し、生殖機能に悪影響を及ぼす脂質過酸化の増加を抑制することが明らかになりました。本研究成果は、2026年2月18日に国際学術誌「Journal of Functional Foods」 にオンライン掲載されました。...
キーワード:化学物質/生殖/樹脂/持続可能/持続可能な開発/エポキシ樹脂/プラスチック/熱処理/免疫調節/機能性/食品機能/食品成分/プロバイオティクス/フェノール/精巣/男性不妊/ホルモン/生理機能/腸内環境/ビスフェノールA/ラット/抗酸化/抗酸化作用/精子/内分泌/ストレス/酸化ストレス/脂質
他の関係分野:環境学生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年3月26日
26
環境にやさしい機能性材料の開発コストを削減
~海洋分解性プラスチックの基盤材料の新たな合成法を開発~
海底などで分解可能な還元分解性高分子として、主鎖の繰り返し単位にジスルフィド結合を含む高分子であるポリジスルフィドが注目されています。本研究グループは、重合※1に用いるモノマー※2のN-(2-オキソテトラヒドロチオフェン-3-イル)-3-(ピリジン-2-イルジスルファニル)プロパンアミド(以降、PDTL)を開発。このPDTLをさまざまなアミン化合物と反応させることで、任意の側鎖構造をもつポリジスルフィドを合成できる新たなドミノ重合法※3を確立しました。これにより、機能性材料の開発時間やコストの削減が期待できます。...
キーワード:最適化/環境変化/マイクロプラスチック/海洋/磁気共鳴/水溶液/イオン化/TOF/スペクトル/共重合体/アミド/アンモニア/エステル/スルフィド/チオフェン/ピリジン/ポリエステル/開環重合/環化付加反応/共重合/高分子/高分子反応/重縮合/生分解性プラスチック/耐熱性/エンドソーム/ジスルフィド結合/質量分析/アミン/カルボン酸/生分解/キャリア/物性制御/持続可能/持続可能な開発/コーティング/プラスチック/ポリマー/マイクロ/リサイクル/レーザー/引張強度/環境負荷/環境問題/機能性材料/生分解性/機能性/物質循環/プロトン/アルコール/DDS/核磁気共鳴/官能基/重合反応/付加反応/分子設計
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学化学生物学総合理工工学農学
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発表日:2026年3月26日
27
メダカの排卵のタイミングは環境で変わる
~実験室と野外の比較で見えた繁殖リズム~
本研究グループは、実験室環境と屋外に水槽を設置した野外に近い環境における、メダカの排卵のタイミングを比較しました。各環境において4日間で144匹のメスを調べた結果、野外に近い環境のメダカは、実験室より約3.5時間早く排卵していることが分かりました。本研究成果は、2026年3月4日に総合科学の国際学術誌「Royal Society Open Science」にオンライン掲載されました。発表のポイント実験室環境では、一般的なメダカの飼育条件である人工照明を14時間点灯・10時間消灯、水温を26℃に設定して、メダカを飼育した。野外に近い環境では、メダカの繁殖...
キーワード:実験計画/持続可能/持続可能な開発/モデル生物/実験動物/TEMPO/生態学/排卵/卵巣/生理機能/発生学/イミン/マウス/遺伝学
他の関係分野:数物系科学工学総合生物農学
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発表日:2026年3月25日
28
慢性腎臓病患者の運動実践に課題
~フレイルが運動実践を阻む要因であることを確認~
本研究グループは、全国の慢性腎臓病患者285人に対して運動の重要性に対する認識や情報源、医療者からの運動指導の状況を把握するとともに、基本チェックリストを用いてフレイルの有無を調査しました。その結果、運動の重要性の周知は進んできている一方で、食事管理ほどは十分に浸透していないことがわかりました。また運動指導を受けても約3人に1人は十分に実行できておらず、特にフレイルを有する患者では、運動を実践しにくい傾向が示されました。本研究成果は、2026年2月26日に国際学術誌「BMC Nephrology」にオンライン掲載されました。発表のポイント慢性腎臓病患者を...
キーワード:インターネット/オープンアクセス/身体活動/持続可能/地域資源/持続可能な開発/制度設計/腎臓病/日常生活/リハビリ/理学療法/腎機能/腎臓/チェックリスト/フレイル/リハビリテーション/医師/慢性疾患/慢性腎臓病
他の関係分野:情報学複合領域工学農学
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発表日:2026年3月25日
29
奪った葉緑体に自前の部品を送り込んで光合成する
~ 宿主タンパク質が外来オルガネラ内で機能する「分子キメラ」の実証 ~
ラパザは、緑藻から奪った借り物の葉緑体で光合成して生きる、単細胞の真核生物です。葉緑体のはたらきには多くのタンパク質の「部品」が必要で、多くは核の遺伝情報から作られます。福井工業大学の柏山祐一郎教授と大阪公立大学の中澤昌美講師らを中心とした共同研究チームは、外来葉緑体の内部に宿主(ラパザ)のタンパク質が送り込まれてはたらくことを、生化学的検出と細胞内観察で実証しました。さらに遺伝子操作により宿主の光合成関連タンパク質遺伝子をノックアウトすると、光合成機能が低下し、宿主タンパク質が実際に外来の葉緑体を動かす「部品」になっていることが裏づけられました。これは、外来葉緑体の取込みによる「構造レベルの...
キーワード:オルガネラ/遺伝情報/光合成/葉緑体/持続可能/持続可能な開発/二酸化炭素/ルビスコ/キメラ/遺伝子操作/実験モデル/コミュニケーション/遺伝子
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発表日:2026年3月25日
30
自然妊娠の可能性予測に新たな指標
~後天的性染色体の喪失と不妊の関連を解明~
本研究グループは、女性の性染色体のうちX染色体の1本が失われた状態のLoss of X chromosome(LOX)と不妊症の関連を検証しました。その結果、不妊症の患者は白血球中のLOX細胞の割合が有意に高いことが明らかになりました。本研究成果により、従来の自然妊娠の可能性を測る指標にLOXの数値を組み合わせることで、より正確に自然妊娠の可能性を予測できるようになることが期待できます。本研究成果は、2026年2月18日に国際学術誌「Reproductive BioMedicine Online」にオンライン掲載されました。...
キーワード:クラウド/PCR法/性染色体/持続可能/持続可能な開発/子宮/受精/染色体/体外受精/不妊症/卵管/卵子/卵巣/ホルモン/心臓/白血球/骨髄/PCR/急性骨髄性白血病/血液/白血病/遺伝子/遺伝子変異/加齢/糖尿病/妊娠/認知症
他の関係分野:情報学生物学工学
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発表日:2026年3月19日
31
出血性肺炎の治療薬選択の拡大に向けて
~新規抗菌薬セフィデロコルの効果を検証~
本研究では、多剤耐性菌であるStenotrophomonas maltophilia※(ステノトロホモナス・マルトフィリア、以下S. maltophilia)が引き起こす重症の出血性肺炎を起こしたマウスに、新しい抗菌薬セフィデロコル(CFDC)、または従来使用されているレボフロキサシン(LVFX)を投与し、それぞれが及ぼす効果を検証しました。その結果、両抗菌薬とも生存率を改善する効果が認められました。本研究成果は、2026年1月30日に国際学術誌「Antimicrobial Agents and Chemotherapy」にオ...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/抵抗性/動物モデル/心臓/マウス/血液/抗菌薬/多剤耐性/多剤耐性菌/化学療法/感染症/細菌/薬剤耐性
他の関係分野:工学農学
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発表日:2026年3月18日
32
ヘビ型ロボットの地形適応性を向上
~最適な動きを学習させ省エネを実現~
ヘビ型ロボットは、狭い場所やでこぼこ道でも移動ができますが、常に複数のモーターを動かす必要があるため、消費電力が大きいという課題がありました。本研究グループは、でこぼこ道では従来の“うねり運動”で移動し、整地では“転がり移動”に切り替えるヘビ型ロボットを開発し、移動効率の向上に成功しました。また、深層強化学習を用い、路面の変化に対応した走行を実現するコントローラーを設計しました。これにより、ヘビ型ロボットの直進性とバッテリー駆動時間の向上が期待できます。本研究成果は、2026年1月29日にロボティクスと自律システムの研究に関す...
キーワード:仮想空間/自律システム/強化学習/深層強化学習/持続可能/省エネ/持続可能な開発/シミュレーション/トルク/ナビゲーション/モーター/ロボット/ロボティクス
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2026年3月17日
33
外来種の植物を食べたチョウはモテなくなる?繁殖における外来植物の予期せぬ影響を解明
本研究グループは、準絶滅危惧のチョウであるクロツバメシジミのメスが、幼虫期に外来植物を食べて育った場合、成虫の翅(はね)の反射スペクトル※1が変化し、野外のオスから交尾相手として好まれなくなることを明らかにしました。これは、外来植物がチョウの生存に直接的な影響を与えないとしても、視覚的なシグナルを変化させることで間接的に繁殖に悪影響を与える可能性があるという証拠を提供するものです。本研究成果は、2026年3月10日に国際学術誌「Basic and Applied Ecology」に正式版としてオンライン掲載されました。発表のポイント幼...
キーワード:外来種/反射スペクトル/スペクトル/フェロモン/生存戦略/可視光/持続可能/紫外線/持続可能な開発/配偶行動/生態系/昆虫類/寿命
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発表日:2026年3月17日
34
半導体基板上で非鉛圧電体の性能向上を実証
~汎用成膜法で多数の条件を同時に評価し実現~
圧電材料は力を加えると電気が生じ、電気を加えると形が変わる性質を持つ材料で、圧力センサーやイヤホンなどに広く用いられています。鉛を使用しない圧電材料として注目されるビスマス鉄酸化物(BiFeO3、BFO)※1は、圧縮の力により圧電性能が向上することが報告されていましたが、この効果は実用的な半導体基板上では適用が難しいと考えられていました。本研究グループは、引張ひずみ※2を積極的に利用するという発想により、半導体基板上でもBFOの構造相転移※3...
キーワード:ウェアラブル/ウェアラブルデバイス/モノのインターネット(IoT)/最適化/結晶格子/パルス/ビスマス/物質科学/ジルコン/広帯域/高周波/相転移/多結晶/圧電性/シリコンウエハ/融点/スパッタ法/圧力センサー/電子デバイス/誘電率/機械的特性/持続可能/加速度センサー/材料特性/持続可能な開発/半導体産業/エピタキシャル/エピタキシャル薄膜/チタン/圧電材料/圧電体/機械的性質/構造相転移/単結晶/電池/MEMS/PZT/シリコン/スマートセンサー/センサー/ひずみ/環境負荷/酸化物/熱膨張/半導体/力センサー/結晶構造/微小環境/寿命/スマートフォン
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発表日:2026年3月12日
35
高齢者の歩行リハビリを安全に、より楽しく
~複合現実(MR)を用いたトレッドミル歩行の安全性を検証~
本研究グループは、高齢者を対象に現実の景色を見ながらその上にデジタル映像や情報を重ねて表示する技術『複合現実(Mixed Reality:MR)』を用いたトレッドミル歩行の安全性について検証しました。その結果、MRを用いた歩行でも転倒や体調不良は認められず、安全に実施できることが確認されました。さらに、通常の歩行と同程度の運動強度でありながら、通常の歩行よりも楽しさを感じることができることも示されました。本研究成果は、2026年2月16日に国際学術誌「Disability and Rehabilitation: Assistive Technology 」にオンライン掲載されました。...
キーワード:情報学/歩行運動/持続可能/持続可能な開発/アンケート調査/トレッドミル/身体機能/リハビリ/リハビリテーション/介護予防/健康長寿/高齢者/転倒予防
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発表日:2026年3月11日
36
障害者アイデンティティ形成の鍵を解明
―社会参加と交流が認識変化をもたらすことを確認―
障害者アイデンティティは、障がい者集団への帰属意識や貢献を含む概念であり、心理学、社会学、文化人類学などの学際的な領域で研究されています。しかし、一般的なアイデンティティに関する研究と比較すると、その知見は相対的に乏しいといえます。大阪公立大学大学院現代システム科学研究科の田垣 正晋教授は、3人の身体障がい者へインタビュー調査を実施し、その語りについて線径路等至点モデルを用いて分析し、障害者アイデンティティの形成過程を、長期的視点から明らかにしました。その結果、対象者はケア体制の構築、周囲からの視線、学校教育など、日常生活においてさまざまな困難を経験していることが分かりました...
キーワード:福祉サービス/人類学/アイデンティティ/持続可能/持続可能な開発/文化人類学/法制度/ライフコース/障害者/日常生活/インタビュー調査
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発表日:2026年3月10日
37
「疲れに効く」成分イミダゾールジペプチド
~酸化されると血中での安定性と抗酸化力が向上~
ヒトの体内で作られるイミダゾールジペプチド(IDPs)※1は、抗酸化作用を持つことが知られています。しかし、その一種であるカルノシンは、ヒト血清中でカルノシナーゼ※2という酵素により、速やかに分解されるため、疫病予防への応用が難しいという課題があります。本研究グループは、先行研究においてIDPsの酸化誘導体『2-オキソIDPs』を世界で初めて発見しました。この成分は、非常に強い抗酸化作用を持つことがわかっている一方で、体内でどのように働くのかは明らかになっていませんでした。そこで本研究では、ヒト血清中におけるIDPsおよび2-オキソIDPs...
キーワード:質量分析法/脊椎動物/質量分析/持続可能/持続可能な開発/生体内/機能性/機能性食品/血清/動物モデル/骨格筋/脊椎/アミノ酸/マウス/モデル動物/抗酸化/抗酸化作用/酸化反応/生理活性/創薬/誘導体/認知症
他の関係分野:数物系科学生物学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2026年3月9日
38
胃潰瘍・胃がんを引き起こす原因菌か
~ピロリ菌とは異なる新種細菌を特定~
オーストラリアの医師が、ピロリ菌陽性の日本人女性患者の胃がんが発生しやすくなっている組織から、ピロリ菌とは異なる細菌を2010年に分離し、その解明が望まれていました。本研究グループは、本菌がStreptococcus(ストレプトコッカス)属の新菌種であることを明らかにし、運動性が見られることからStreptococcus mobilis(ストレプトコッカス モビリス)と命名しました。本研究成果は、2026年1月12日に微生物分類学の分野で非常に権威のある国際学術誌「International Journal of Systematic ...
キーワード:塩基配列/系統樹/持続可能/持続可能な開発/ゲノム配列/獣医学/微生物/前がん病変/Helicobacter pylori/がん患者/ゲノム/胃がん/医師/感染症/細菌
他の関係分野:生物学工学農学
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発表日:2026年3月6日
39
精度と公平性を考慮したAIモデルを設計
~現実世界の曖昧さを反映した意思決定が可能に~
本研究グループは、進化型多目的最適化※1に基づく機械学習手法を用いて、精度と公平性のトレードオフを考慮したファジィシステム※2を設計し、解析を行った結果、ファジィシステムが本質的に解釈可能かつ公平なAIとして有用である可能性を示唆しました。また、内部機構の解析により、最適化過程において精度と公平性のトレードオフが形成されるメカニズムの理解に寄与する知見を明らかにしました。本研究成果は、2025年12月22日に国際学術誌「IEEE Transactions on Fuzzy Systems」にオンライン掲載されました。...
キーワード:AI/機械学習/最適化/自然言語/情報学/進化計算/人工知能(AI)/多目的最適化/数値実験/トレードオフ/光合成/人工光合成/最適化手法/持続可能/持続可能な開発/透明性/システム設計/妥当性
他の関係分野:情報学数物系科学生物学工学
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発表日:2026年3月6日
40
光による植物の成長調節に関わる仕組みを解明
~茎の表皮と内部組織の接着力増加が鍵~
本研究グループは、暗所で育てたエンドウの芽生えに光をあてた際の『茎の成長』と『接着力』との関係を解析しました。その結果、光によって成長が抑制される際に、両組織の接着力が増加することが確認されました。さらに、光を当てることで表皮細胞壁に『p-クマル酸※』が蓄積することを明らかにしました。これらの結果から、p-クマル酸の蓄積が両組織の接着を強める要因になっている可能性を示しました。本研究成果は、2026年1月25日に国際学術誌「Physiologia Plantarum」にオンライン掲載されました。発表のポイント...
キーワード:スペクトル/蛍光スペクトル/持続可能/持続可能な開発/化学分析/イネ/フェノール/細胞壁/蛍光顕微鏡
他の関係分野:数物系科学化学工学農学
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発表日:2026年3月6日
41
副作用の少ない抗がん剤の開発を目指して
~輸送タンパク質L-PGDSを用いたDDSで、がん組織だけに送達~
近年開発されている薬剤は、低分子化合物の中でも分子量※1が比較的大きく、難水溶性のため、体内に吸収されにくいという課題があります。そのため、抗がん剤などを効果的に溶かし、がん組織だけに効率よく届けるドラッグデリバリーシステム(DDS)の開発が活発に行われています。本研究グループは、生体内輸送タンパク質であるリポカリン型プロスタグランジンD合成酵素(L-PGDS)※2を利用し、分子量が大きく、難水溶性の抗がん剤Paclitaxel(パクリタキセル、以降PTX)を効果的に溶かし、がん細胞に効率的に運搬できるDDSキャリアを開発しました。本研究...
キーワード:高分子/神経系/キャリア/持続可能/持続可能な開発/溶解度/シミュレーション/ドッキング/生体内/疎水性相互作用/リン酸/哺乳動物/マウスモデル/中枢神経/中枢神経系/DDS/がん細胞/がん治療/タキソール/プロスタグランジン/プロスタグランジンD2/マウス/抗腫瘍効果/受容体/創薬/低分子化合物/脳脊髄液/副作用/がん患者/化学療法/抗がん剤/乳がん
他の関係分野:化学生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年3月5日
42
活動制限下での高強度トレーニングで見えた身体の反応
~運動負荷を調整するタイミングの判断に役立つ可能性~
コルチゾールはストレスが生じたときに分泌されるホルモンです。特に、起床直後に急激に上昇する起床時コルチゾール反応(CAR)は、唾液検体を用いて測定できるため、簡便に採取できる精度の高い指標として注目されています。本研究グループは、若年男性2人を対象とした実験を通して、10日間の高強度運動を課したときのCARの変化を正確に評価する方法を検討しました。本実験結果により、長期間対象者を拘束し、条件を統制する手法の妥当性が示唆されました。本研究成果は、2025年12月6日に生命科学分野を幅広く扱う国際学術誌「Life」にオンライン掲載されました。発表のポイント...
キーワード:最適化/運動負荷/最大酸素摂取量/酸素摂取量/心拍数/運動プログラム/生理反応/持続可能/持続可能な開発/モニタリング/生体内/アルコール/スポーツ/トレーニング/パフォーマンス/ホルモン/妥当性/イミン/コルチゾール/ストレス/バイオマーカー/早期発見/唾液/非侵襲
他の関係分野:情報学複合領域工学総合生物
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発表日:2026年3月4日
43
認知症ケアの実践知を行動リストとして可視化
~ケアの質向上や標準化に期待~
本研究グループは、医療・介護職に従事する人を対象に、認知症の人に対する『うまくいった関わり方(Good Practice)』をオンライン調査で収集し、回答データを分析しました。その上で専門家による妥当性の検証を行い、72項目の『Good Practiceリスト』としてまとめました。本研究成果は、2026年1月29日に国際学術誌「BMC Geriatrics」にオンライン掲載されました。発表のポイント724人の自由記述データをテキスト分析し、認知症の人に対する『うまくいった関わり方(Good Practice)』をリスト化。具体的な実践知を誰に...
キーワード:テキスト分析/認知症ケア/人工知能(AI)/研修プログラム/デジタル化/持続可能/持続可能な開発/自律性/シミュレーション/体系化/妥当性/日常生活/リハビリ/コミュニケーション/チェックリスト/リハビリテーション/介護者/実践知/認知症/標準化
他の関係分野:情報学複合領域工学
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発表日:2026年3月3日
44
牛の健康状態を非接触で把握するAIシステムを開発
~牛のストレス軽減と畜産現場の効率化に期待~
本研究グループは、牛の健康状態を知るために重要なサインである『反芻※』を、サーモグラフィーカメラとAI(物体検出)を組み合わせることで、牛に触れることなく検出できるシステムを開発しました。本システムは、反芻直後に見られる『大きく深く息を吸う』という特有の呼吸パターンに着目し、この呼吸を検出することで反芻を判別します。本研究成果は、2026年2月6日に国際学術誌「BMC Veterinary Research」にオンライン掲載されました。発表のポイント牛に触れずに反芻を検出できる“非接触AIシステム”を開発。...
キーワード:物体検出/人工知能(AI)/赤外線/持続可能/持続可能な開発/赤外線カメラ/センサー/非接触/獣医学/動物福祉/サーモグラフィ/ストレス
他の関係分野:情報学数物系科学工学農学
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発表日:2026年2月27日
45
非接触でスマートなバイタルサイン測定方法を開発
~赤外線カメラ1台で体温・呼吸・心拍を同時に計測し感染症スクリーニングへ~
本研究では、未来型住宅の実現を目指すプロジェクトの一環として、居住者に負担をかけずに生体信号を測る技術を追求し、1台の中波赤外線(MWIR)カメラ※で、人の体温・呼吸数・心拍数を非接触で同時に測定する方法を開発しました。これらの測定データを検証したところ、従来の測定機器によるデータとの相違が小さく、実用化に向けた有望な結果が得られました。本研究成果は、2025年12月23日に国際学術誌「Sensors」にオンライン掲載されました。発表のポイント目頭付近の温度を体温の指標として測定するとともに、MWIRカメラの高精度な温度変化検出性能を活...
キーワード:生体情報/生体信号/心拍数/赤外線/持続可能/持続可能な開発/赤外線カメラ/センサー/二酸化炭素/二酸化炭素/非接触/ゆらぎ/心臓/日常生活/スクリーニング/ヘルスケア/感染症/在宅医療
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学工学
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発表日:2026年2月21日
46
オンデマンドバスと路線バスでヘルシーニュータウンへ
~バスの併用で1日あたりの歩数が大幅に増加~
本研究は、泉北ニュータウン地域で実施されたオンデマンドバスの実証実験※1で得たユーザーデータを用いて、オンデマンドバスと公共交通機関(鉄道もしくは路線バス)の併用が、居住者の歩数に与える効果を分析しました。その結果、オンデマンドバスと路線バスを乗り継いで利用したグループは、利用しなかったグループと比較して、1日あたりの歩数が大幅に増加していることが判明しました。この増加量は、オンデマンドバス単独利用の効果や、一般的な健康介入による効果を大きく上回り、路線バスとオンデマンドバスの接続が、住民の健康増進に繋がる有力なエビデンスを示しました。本研究成果は、2026年1...
キーワード:マッチング/マルチモーダル/モバイル/傾向スコア/人工知能(AI)/高度経済成長/健康増進/身体活動/身体活動量/差分法/持続可能/人口減少/公共交通/持続可能な開発/地方都市/実証実験/電気鉄道/ニュータウン/経済成長/寿命/成長期/統計的手法/ヘルスケア/健康寿命/高齢化
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学工学農学
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発表日:2026年2月21日
47
3D測量データの不要なノイズをAIで自動除去
~2次元画像×幾何学的情報で、効率的&高精度な除去を実現~
本研究グループは、レーザーで周囲の形状を立体的に計測する装置である地上型レーザースキャナ(TLS)のデータに含まれる歩行者などの不要なノイズを、深層学習と幾何学的な特徴判定を組み合わせて自動除去する手法を開発しました。本手法は、TLSと同時にカメラで撮影した2次元画像上でAIが「人物ノイズ」を検出し、その情報を3次元空間に投影します(図1)。さらに、投影時のズレや誤認識を防ぐために「対象が平面的か(壁・地面ではないか)」「点の密度は適切か」といった幾何学的な検証を行うことで、従来手法よりも高精度にノイズのみを除去することに成功しました(図2)。本研究成果は、国際学術誌「Sensor...
キーワード:フィルタリング/物体認識/画像処理/情報学/深層学習/人工知能(AI)/幾何学/ノイズ/持続可能/文化遺産/持続可能な開発/3次元計測/デジタルツイン/レーザー/自動化/実証実験/ICT
他の関係分野:情報学数物系科学工学
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発表日:2026年2月21日
48
光が生み出す流れで生体試料を高速濃縮する金属ナノ薄膜光ファイバ型3次元捕捉技術を開発
本研究では、光ファイバ端面に金属ナノ薄膜を被覆した光ファイバ型光濃縮モジュールを開発し、任意の場所でバブルを発生させ3次元的な高速の対流により、わずか1分間のレーザー照射で104個の細菌およびナノ・マイクロ蛍光ポリスチレン粒子を高効率に集積できることを実証しました(図1)。低コストで配列化も容易なため、微生物検査や生体分子の計測技術のみならず、核酸、タンパク質など多様な生体サンプルの前処理技術のハイスループット化にも貢献します。本研究成果は、2026年2月19日に国際学術誌「Communications Physics」にオンライン掲載されました。...
キーワード:スループット/産学連携/PM2.5/分析技術/マイクロプラスチック/環境計測/コンパクト化/近赤外/数値計算/スチレン/フィルム/ポリスチレン/質量分析/レーザー照射/金属ナノ構造/光吸収/理論解析/持続可能/ボトルネック/気液界面/計測技術/細孔構造/持続可能な開発/ナノサイズ/ナノスケール/ナノ構造/ナノ粒子/プラスチック/マイクロ/レーザー/環境負荷/固液界面/微粒子/ハイスループット/微生物/同時測定/細胞外小胞/大腸/次世代シーケンサー/RNA/ラット/抗原/生体分子/大腸菌/ウイルス/バイオマーカー/遺伝子/公衆衛生/抗体/細菌
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学化学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2026年2月19日
49
炭水化物好きは太りやすい
~同じカロリーでも体重・脂肪が増加すると判明~
本研究グループは、従来の高脂肪食中心の肥満研究を拡張し、高炭水化物食品の影響を調べました。マウスに通常の標準飼料とともにパンや小麦粉、米粉を自由摂取させた結果、強い嗜好性により標準飼料をほとんど食べなくなり、総摂取カロリーが大きく増えないにもかかわらず、体重と脂肪量が増加することが分かりました。本研究結果は、高炭水化物食品への偏りと食行動が肥満に関与する可能性を示しました。本研究成果は、2026年1月22日に、栄養学・食品科学分野の国際学術誌である「Molecular Nutrition & Food Research」にオンライン掲載されました。発表のポイント...
キーワード:エネルギー消費量/食行動/エネルギー消費/持続可能/持続可能な開発/脂質輸送/嗜好性/炭水化物/脂肪酸合成/高脂肪食/アミノ酸/イミン/エネルギー代謝/マウス/血液/脂肪酸/代謝物/リスク因子/遺伝子/遺伝子発現/栄養指導/脂質/脂質異常症/脂質代謝/食生活/生活習慣病/糖尿病/動物実験
他の関係分野:複合領域工学農学
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発表日:2026年2月18日
50
藻類の新たな光利用の仕組みを解き明かす
―光合成タンパク質の機能設計やデザインに画期的な指針―
森林や水圏環境の一部では可視光が乏しく近赤外光が主要となる環境が存在します。そういった環境では、光合成生物が特殊な仕組みで近赤外光を利用しています。真正眼点藻※6の一種であるTrachydiscus minutusは、近赤外光を吸収できる光合成アンテナ複合体rVCPを持ちながら、Chlaだけで近赤外光利用を実現する希少な生物です。しかし、その立体構造が明らかでないため、近赤外光吸収の発現メカニズムは長らく解き明かされていませんでした。大阪公立大学人工光合成研究センターの藤井 律子准教授、大阪大学蛋白質研...
キーワード:アンテナ/量子化/バクテリア/近赤外/太陽/量子化学/二量体/量子化学計算/クロロフィル/シアノバクテリア/光合成/太陽光/可視光/光吸収/人工光合成/赤外光/超高速分光/持続可能/マネジメント/持続可能な開発/極低温/電荷移動/電子顕微鏡/電子顕微鏡法/分解能/量子力学/クライオ電子顕微鏡/JAK/高分解能/超分子/分子機構/近赤外光/創薬/立体構造
他の関係分野:情報学数物系科学化学生物学総合理工工学
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発表日:2026年2月18日
51
滑膜肉腫の増殖に関与する“栄養素”を特定
~依存性を鍵とした新規治療法の可能性を示す~
本研究グループは、悪性腫瘍(がん)の一種である滑膜肉腫に対し、新たな治療ターゲットになりうる『グルタミン※1代謝』に着目して解析を行いました。その結果、滑膜肉腫はグルタミンに強く依存しており、さらにグルタミンを取り込むための入口(トランスポーター)である ASCT2※2を阻害することで腫瘍の増殖を抑えられる可能性が示されました。本研究成果は、2025年12月19日に国際学術誌「Cancers」にオンライン掲載されました。発表のポイント滑膜肉腫は、グルタミン依存性が高い悪性腫瘍(がん)であることが明らかに。...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/ベトナム/新規治療法/滑膜/整形外科学/肉腫/悪性腫瘍/免疫療法/AKT/アポトーシス/アミノ酸/エネルギー代謝/カスパーゼ/がん細胞/マウス/細胞死/細胞増殖/腎臓/副作用/免疫チェックポイント/免疫チェックポイント阻害薬/抗がん剤/手術/放射線
他の関係分野:工学
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発表日:2026年2月17日
52
妊娠高血圧腎症もアルツハイマー病と同じアミロイドβが原因だった
妊娠高血圧腎症の方の胎盤には、アルツハイマー病患者脳に沈着するものと同じアミロイドβ(Aβ)の凝集体が沈着していることを確認しました。ヒト胎盤のモデル細胞やヒト胎盤由来初代培養栄養膜細胞がAβを産生することが分かりました。ヒト胎盤はしばしば低酸素状態に曝されます。低酸素状態では、胎盤の細胞によるAβ産生が増加することが分かりました。 ヒト胎盤における細胞性栄養膜細胞は分化して合胞体栄養膜細胞となります。この過程は合胞体化と呼ばれます。合胞体栄養膜細胞は妊娠の維持に非常に重要であると考えられています。妊娠高血圧腎症...
キーワード:前駆体/持続可能/持続可能な開発/モデリング/アミロイドβ/合併症/初代培養/浸潤/妊娠高血圧腎症/ホルモン/胎児/リモデリング/アミロイド/アルツハイマー病/セクレターゼ/栄養膜細胞/凝集体/神経変性/神経変性疾患/胎盤/低酸素/血圧/高血圧/妊娠/認知機能/認知症/老化
他の関係分野:工学総合生物
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発表日:2026年2月17日
53
健康への前向きな心とフレイルの関連性を解明
本研究グループは、全国の慢性腎臓病患者に対し、病気があっても「気持ちの面で前向きに捉えられているか」などを測る『健康関連ホープ尺度』で分析し、フレイル(虚弱)の程度が悪化するほど、ホープの点数が低い傾向であることを解明しました。本研究成果は、2026年1月16日に国際学術誌「Geriatric Nursing」にオンライン掲載されました。発表のポイント全国の慢性腎臓病患者285人の『健康関連ホープ尺度』を分析し、フレイルの程度を質問票で判定。フレイルの程度が悪化するほど、ホープの点数が低い傾向にあることが明らかに。抑うつ症状、口腔機能の低下...
キーワード:ロバスト/持続可能/マネジメント/持続可能な開発/腎臓病/身体機能/リハビリ/血液/腎臓/アウトカム/うつ/セルフマネジメント/チェックリスト/フレイル/リハビリテーション/血圧/高血圧/縦断研究/早期発見/認知機能/慢性腎臓病/抑うつ
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2026年2月16日
54
弱酸性次亜塩素酸の空間噴霧、ラットによる90日間の長期曝露で安全性を確認。大腸菌への高い除菌効果と物理学的検証も同時に実証
国立大学法人秋田大学、大阪公立大学、および株式会社Local Power(秋田県)の研究グループは、弱酸性次亜塩素酸(製品名:iPOSH)を用いた空間噴霧について、モデル微生物である大腸菌への殺菌効果と、ラットを用いた長期吸入における生体への安全性を検証しました。その結果、噴霧による殺菌効果が確認されるとともに、高濃度条件下(250ppm)での90日間の長期曝露試験において、生体への有害な影響が認められないことを明らかにしました。本研究成果は、2026年1月31日に米国の科学誌「PLOS One」に掲載されました。<研究者のコメント>...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/安全性評価/実験動物/獣医学/哺乳動物/微生物/病原体/SARS-CoV-2/大腸/ラット/大腸菌/感染症
他の関係分野:工学総合生物農学
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発表日:2026年2月14日
55
「通いの場」で介護予防、5%のリスク抑制が参加の決め手に
―住民が参加を考える効果を定量化―
地域の「通いの場」は、体操などを行う住民主体の集まりで、介護予防の柱として全国に広がっています。参加によって将来の要介護リスクが下がることも、これまでの研究で報告されてきました。しかし、「どれくらいリスクが下がれば、人は参加したいと思うのか」という視点は、これまでほとんど検討されていませんでした。大阪公立大学大学院リハビリテーション学研究科の上村 一貴准教授と医学部リハビリテーション学科の中村 勇貴さん(4年生)らの研究グループは、通いの場への参加に関して、住民が期待する効果の大きさを明らかにするため、53~95歳の男女40人にインタビューを実施し、その回答結果を分析しました。「5...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/要介護/リハビリ/理学療法/副作用/リハビリテーション/介護予防
他の関係分野:工学
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発表日:2026年2月14日
56
鉄道新駅開業が中年世代の医療費削減に効果
~メディカルビッグデータから推計~
本研究グループは、2019年に全線開業したJRおおさか東線(北区間:新大阪-放出間)を事例に、鉄道新駅開業による中年世代の一人当たり医療費への影響を分析しました。その結果、北区間全体では統計的に有意な医療費削減効果は確認されませんでしたが、鴫野駅では開業後4年間の累積医療費の抑制効果があると推計されました。本研究は、すべての新駅が一様に健康効果をもたらすわけではなく、駅の立地特性や接続性によってその効果が異なる可能性を示唆しており、健康まちづくりにおける「場所」の選定の重要性を示すものです。本研究成果は、2026年1月19日に国際学術誌「Journal of T...
キーワード:統計モデル/スマートシティ/アルゴリズム/時系列データ/匿名化/効果測定/身体活動/身体活動量/人口増加/因果関係/持続可能/人口減少/まちづくり/公共交通/持続可能な開発/評価手法/少子高齢化/寿命/リハビリ/医療費/ヘルスケア/リハビリテーション/レセプト/健康寿命/高齢化
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発表日:2026年2月10日
57
次世代の無線通信技術の発展に向けて
~希薄窒化ガリウムひ素化合物半導体の新たな現象を発見~
次世代の無線通信技術の6GやBeyond 7Gでは、固体内の原子や格子の振動などフォノンの効果を考慮する必要があり、その研究は非常に重要です。本研究グループは、希薄窒化ガリウムひ素(GaAs1-xNx)化合物半導体に、フェムト秒(fs = 1×10-12 ms)のレーザーパルス光を照射して発生した、コヒーレント縦光学(LO)フォノン※1によるテラヘルツ帯(1 THz=1000 GHz)の電磁波の波形を、時間の関数として記録しました。その結果、GaA...
キーワード:無線通信/コヒーレント/パルス/核融合/集団運動/素励起/有効質量/高周波/テラヘルツ/テラヘルツ電磁波/コヒーレントフォノン/フォノン/プラズモン/窒化ガリウム/持続可能/分光測定/持続可能な開発/フェムト秒/レーザー/化合物半導体/周波数/電磁波/半導体/量子力学/グローバル化
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発表日:2026年2月9日
58
【世界初】人工光合成による「生成・発電・炭素循環」の一貫システム実証に成功
~飯田グループHDと大阪公立大、住宅用エネルギー供給の脱炭素化へ大きな一歩~
飯田グループホールディングス株式会社(本社︓東京都武蔵野市、代表取締役社長︓西野弘)は、大阪公立大学(大阪市城東区、理事長︓福島伸一)との共同研究により、「人工光合成技術」を用いた住宅向けエネルギーシステムの装置化に成功しました。大阪・関西万博において、太陽光による蟻酸生成から、その蟻酸を用いた発電、さらに排ガスからの二酸化炭素回収・利用に至る「炭素循環型」の一連の動作について、世界で初めて実証実験に成功したことをお知らせいたします。当社と大阪公立大学「人工光合成研究センター」は、2015年より人工光合成技術を活用した「IGパーフェクトエコハウス」の実現に向けた共同研究開発を行っております。...
キーワード:光エネルギー/再生可能エネルギー/水素生成/炭素循環/水溶液/閉じ込め/太陽/光合成/エネルギーシステム/水素エネルギー/太陽光/キャリア/人工光合成/持続可能/持続可能な開発/実証実験/二酸化炭素/有機物/イミン
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発表日:2026年2月6日
59
人工光合成研究はどこまで進んだか
~第一人者が歴史と現状を発表~
本研究者は、自然の光合成の概要、人工光合成の原理や研究の歴史、二酸化炭素の回収・利用・貯留技術などについて多くの研究論文を網羅し、総説論文としてまとめました。特に、二酸化炭素の固定によるプラスチック原料などの有用物質への変換技術について、先駆的な研究を紹介しています。また、自然の光合成と人工技術を連携させた半人工光合成について、本研究者自身の成果を含めて現状を解説しました。本研究成果は、2026年1月8日に化学分野を代表する総説論文誌「Chemical Reviews」にオンライン掲載されました。...
キーワード:水素生成/太陽/光合成/太陽エネルギー/太陽光/有機分子/生体触媒/人工光合成/持続可能/持続可能な開発/光触媒/プラスチック/二酸化炭素/二酸化炭素/エネルギー変換
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発表日:2026年2月6日
60
約40年間の降雨データを最新手法で解析
~日本の豪雨リスクをより正確に把握することが可能に~
本研究グループは、1981年から2020年までの日本全国752の気象観測所から時間降水データで返値レベル※1を算出しました。未観測地域の極端降水を予測するため、極端降水の空間予測において、伝統的な空間統計モデルであるクリギング法とクリギング法の代替として用いられるINLA-SPDE法※2を適用。日本を4つの地域(北海道、本州、四国、九州) に分け、LOOCV※3でモデル性能を評価した結果、INLA-SPDE法がより予測安定性が高く、特に50年・100年に一度クラスのまれな大雨での標準偏差が小さいことが分かりました。また、返値レ...
キーワード:階層モデル/統計モデル/MCMC/予測誤差/ベイズ推定/空間統計/時空間分析/脆弱性/空間データ/気候変動/持続可能/防災計画/持続可能な開発/複雑地形/シミュレーション/ハザード/ハザードマップ/モデル化/リスク評価/人的被害/都市計画/平滑化
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発表日:2026年2月4日
61
ストレス情報×機械学習で長期休職は予測可能か?
~10年以上、23万人のデータから検証~
日本において、就労者の長期休職の原因は精神疾患が最も多く、社会的な課題となっています。そこで、就労者に年に一度実施される『ストレスチェック制度』の結果を活用し、長期休職を早期に予測することができないかと研究が進められてきました。しかし、従来の研究は調査人数が少ないことなどさまざまな制約から、休職予測の有効性は十分に示されていませんでした。大阪公立大学大学院医学研究科神経精神医学の岩﨑 進一准教授らの研究グループは、10年以上にわたって収集された日本の公務員のべ約23万人分のストレスチェックデータと機械学習を組み合わせて、長期休職を予測できるかどうかを検証しました。複数の機...
キーワード:AI/機械学習/人工知能(AI)/持続可能/持続可能な開発/精神医学/健康診断/予測モデル/うつ/うつ病/ストレス/メンタルヘルス/精神疾患
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2026年2月3日
62
男性ホルモン減少×果糖摂取が脂肪肝を相乗的に促進
~腸内細菌の働きによるピルビン酸増加が原因と判明~
本研究グループは、男性ホルモンの減少と果糖(フルクトース)の摂取により、脂肪が相乗的に肝臓へ蓄積すること、また、この脂肪蓄積の要因は、腸内細菌の働きによるピルビン酸※1の増加が原因であることを明らかにしました。本研究成果は、2026年1月6日に国際学術誌「American Jornal of Physiology-Endocrinology and Metabolism」にオンライン掲載されました。男性ホルモ...
キーワード:グルコース/持続可能/持続可能な開発/生体内/脂肪酸合成/肝疾患/ホルモン/性ホルモン/ATP/マウス/肝細胞/脂肪酸/代謝物/2型糖尿病/細菌/細菌叢/脂質/脂肪肝/腸内細菌/腸内細菌叢/糖尿病
他の関係分野:生物学工学総合生物
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発表日:2026年1月29日
63
育児休業拡充を左右するのは“社会文化的価値軸”
~21か国の比較分析で明らかに~
育児休業制度は、子育てと仕事の両立を支える重要な仕組みとして各国で拡充されてきました。従来の研究では、社会民主主義政党やキリスト教民主主義政党が拡充の主な推進役とされてきましたが、政党類型だけでは政策変化の理由を十分に説明できませんでした。大阪公立大学大学院法学研究科の稗田 健志教授は、OECD加盟国の21か国を対象に、1970〜2021年における育児休業制度の法定期間の変化要因を混合効果順序ロジットモデル※4で分析。政権の政策位置は、選挙公約から二次元の政党位置(①社会経済的左右軸と②社会文化的軸〔リバタリアン-権威主義〕)を推定しまし...
キーワード:統計モデル/ロジットモデル/持続可能/持続可能な開発/比較分析/OECD/民主主義/育児/子育て
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発表日:2026年1月28日
64
有機ELの動作を中間体の電子スピン応答から探る
~電子正孔対と電場変化の新たな知見を獲得~
電気化学発光セル(LEC)は、発光層中に溶け込ませたイオンの働きにより駆動する高輝度の有機EL素子で、次世代の発光デバイスとして注目されています。しかし、イオン移動を伴う動作機構は非常に複雑で、特に素子内部の電場環境を直接把握することが難しく、発光メカニズムの理解は十分に進んでいません。発光強度のわずかな変化を磁気共鳴で検出するELDMR法は、電子正孔対を捉えられるほぼ唯一の手法であり、その信号が電場に敏感であることから、内部電場の指標となる可能性が期待されています。大阪公立大学大学院理学研究科の鐘本 勝一教授、堤 晴香氏(研究当時、大学院生)らの研究グループは、LECにおいて初め...
キーワード:磁気共鳴/磁場/化学発光/電気化学発光/磁場効果/光デバイス/有機EL/持続可能/持続可能な開発/スピン/電気化学
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発表日:2026年1月27日
65
陸上生物で初!近赤外光を感知するトンボを発見 
~赤色を感じる仕組みはヒトと共通であることも明らかに~
赤色視は、ヒトを含む脊椎動物だけでなく一部の昆虫にも存在します。この赤色視を担う赤オプシンは、脊椎動物と無脊椎動物で独立に進化してきたことが知られています。しかし、無脊椎動物における仕組みは技術的な難しさから十分に解明されていませんでした。大阪公立大学大学院理学研究科の小柳 光正教授、寺北 明久教授、佐藤 龍大学院生の研究グループは、昆虫の中でも特に多くのオプシン遺伝子を持つトンボに着目し、トンボの赤色視を担うオプシンを同定しました。その一部を人工的に改変して解析した結果、トンボの赤オプシンが赤色光を感知する仕組みは、ヒトを含む哺乳類の赤オプシンと共通していることが明らかになりまし...
キーワード:近赤外/光受容/光受容タンパク質/オプシン/脊椎動物/可視光/赤外光/持続可能/持続可能な開発/細胞応答/哺乳類/無脊椎動物/脳科学/脊椎/光遺伝学/アミノ酸/近赤外光/細胞生物学/神経科学/網膜/遺伝学/遺伝子
他の関係分野:数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年1月27日
66
金錯体を用いた精密合成により高い円偏光発光を示すキラルナノフープの創製に成功
~環状π共役分子の後期修飾を可能にする新しい分子設計基盤~
東京理科大学大学院 理学研究科化学専攻の木下 尚哉氏(2023年度 修士課程修了)、小谷 菜々美氏(2025年度 修士課程2年)、同大学 理学部第一部化学科の河合 英敏教授、土戸 良高講師らの研究グループは、金錯体を活用した独自の合成戦略により、6つの臭素原子を精密に配置した[9]シクロパラフェニレン([9]CPP)の開発に成功しました。本分子は、多点でのクロスカップリングが可能な環状π共役構造のプラットフォームとして機能し、後期段階でのπ共役拡張(late-stage π-extension)を通じて、強い円偏光発光(CPL)を示す新しいキラルナノフープ分子の創...
キーワード:共役分子/円偏光発光/キラル/光学材料/有機金属化合物/円偏光/有機金属/光機能/持続可能/持続可能な開発/光機能材料/レアアース/機能材料/カップリング/クロスカップリング/ラット/官能基/分子設計/誘導体
他の関係分野:化学総合理工工学農学
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発表日:2026年1月22日
67
AI が7,000 万年前の新種の頭⾜類化⽯を発⾒!
〜⽣命進化史解読を加速させるデジタル技術〜
北海道大学大学院理学研究院の伊庭靖弘准教授、同大学大学院理学院修士課程の杉浦寛大氏、同大学大学院理学研究院の池上 森学術研究員、高輝度光科学研究センターの竹田裕介研究員、ルール大学のヨーク・ムッターローゼ教授、モルゲンロット株式会社のメフメト・オグズ・デリン氏、同社の原田隆宏氏、大阪公立大学大学院理学研究科の久保田彩講師、中央大学の西田治文名誉教授、新潟大学脳研究所の田井中一貴教授、アメリカ自然史博物館のニール・ランドマン教授の研究グループは、未知のオブジェクトを検出可能なゼロショット学習AIを用いて、あらゆる化石を自動かつデジタルに発掘する手法を開発しました。さらに本手法によって発見された...
キーワード:視認性/物体検出/人工知能(AI)/海洋/頭足類/白亜紀/持続可能/ボトルネック/持続可能な開発
他の関係分野:情報学環境学数物系科学工学
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発表日:2026年1月21日
68
災害用井戸の普及を目指して
多様な災害経験に基づく地下水の活用例を紹介
大阪公立大学大学院現代システム科学研究科の遠藤 崇浩教授、総合地球環境学研究所の谷口 真人特任教授、カナダのUniversity of Victoria、スウェーデンのUppsala Universitetの共同研究グループは、日本における震災経験を踏まえ、災害用井戸の普及状況や、災害時に使用するための井戸の位置情報共有などの普及策について調査し、研究論文で報告しました。また、地下水が地震だけでなく洪水、干ばつ、山火事などの災害後にも役立つ資源であることを、アメリカ合衆国や南アフリカ共和国などの海外における災害事例をもとに紹介しました。さらに、地下水は「安い(Inexpensive...
キーワード:位置情報/南アフリカ/持続可能/持続可能な開発/地球環境/水循環/水利用
他の関係分野:情報学複合領域工学農学
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発表日:2026年1月21日
69
量子物質に新たな境界線
―磁性を生み出す近藤効果を実証―
大阪公立大学大学院理学研究科の山口 博則准教授、冨永 悠大学院生(研究当時)、埼玉医科大学の古谷 峻介講師、大阪大学大学院理学研究科の木田 孝則助教、萩原 政幸教授、防衛大学校の荒木 幸治講師らの研究グループは、有機ラジカル※3とニッケルを組み合わせた有機無機ハイブリッド磁性体を用いて、量子スピンがネックレス状に連なる新しいタイプの近藤ネックレスの実現に成功しました。本研究では、量子物質において知られている、スピンの大きさが量子状態を決めるという原理が、物性物理の基本現象である近藤効果にも当てはまることを世界で初めて実証しました。通常、近...
キーワード:強磁場/近藤格子/近藤効果/物性物理/量子スピン/量子情報/磁場/磁性体/有機ラジカル/有機分子/持続可能/持続可能な開発/電子状態/スピン/ラジカル/分子設計
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発表日:2026年1月20日
70
レアアースのさらなる有効利用を目指して
水中で光る金属錯体の新たな特性を発見
水溶液中で光る金属錯体は、水溶液中に溶けているイオンや分子を検出する化学センサーや、生体中のバイオセンサーなどに応用されています。また、レアアースの発光は、周りの環境が変わっても発光色が変わりにくい特性があることから、レーザーなどの発光材料として広く用いられています。大阪公立大学大学院理学研究科の三枝 栄子講師らの研究グループは、希土類※イオンと有機分子からなる金属錯体が水中で自然に集まって小さな粒子を形成し発光すること、また、その発光強度が溶液の酸性・アルカリ性(pH)によって変化することを見出しました。この錯体分子は、石けん分子のように水に親和する部分と油...
キーワード:水溶液/ピリジン/化学センサー/金属錯体/分子集合体/有機分子/材料科学/希土類錯体/可視光/発光材料/持続可能/持続可能な開発/希土類/センサー/ナノメートル/バイオセンサー/レアアース/レーザー/MRI/MRI造影剤/造影剤/分子集合
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発表日:2026年1月20日
71
光で操る「ナノ温度スイッチ」を実現
-光の右回り・左回りで熱分布を書き換える-
ナノメートルサイズの金属構造が光によって加熱される現象は、化学反応の局所制御や医療応用、エネルギー変換など、幅広い分野で注目されています。これまで、金属のナノ構造は、光を当てると表面全体が等温になると考えられてきました。しかし今回、兵庫県立大学大学院工学研究科の瀬戸浦健仁准教授、東北大学多元物質科学研究所の押切友也准教授、関西学院大学理学部の田村守専任講師、早稲田大学先進理工学研究科の森田賢さん(博士後期課程)および同大学理工学術院の井村考平教授、北海学園大学工学部の藤原英樹教授、国立研究開発法人物質・材料研究機構の石井智チームリーダー、北海道大学大学院総合化学院の藤井優祐さん(博...
キーワード:物質科学/円偏光/持続可能/持続可能な開発/物質輸送/チタン/ナノスケール/ナノメートル/ナノ構造/微細構造/エネルギー変換
他の関係分野:数物系科学総合理工工学農学
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発表日:2026年1月19日
72
世界初、レアメタルに依存しないシリコーン硬化用の鉄触媒の開発・製品化に成功しました
―従来の白金技術では製造困難な新素材の開発にも期待―
NEDOの委託事業「有機ケイ素機能性化学品製造プロセス技術開発」の一環として、シリコーン硬化用の鉄触媒の技術開発に取り組んできた北里大学と大阪公立大学は、このたび、世界初となるレアメタルに依存しない製造プロセスによるシリコーン硬化に適した鉄触媒の開発・製品化に成功しました。開発した鉄触媒は、従来の白金触媒に匹敵する高い活性(反応を効率よく進める性能)とシリコーンへの溶解性を備えており、これにより硬化シリコーンの製造を可能にしました。さらに、白金触媒では困難だった、窒素・硫黄・リンなどのヘテロ原子を含む材料でもシリコーン硬化を実現できることを実証しました。...
キーワード:ケイ素/ヘテロ原子/鉄触媒/持続可能/持続可能な開発/レアメタル/機能性
他の関係分野:化学工学農学
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発表日:2026年1月16日
73
家事などを含む総労働時間の長さが健康リスクを高める
~健康格差に時間貧困やジェンダー不均衡の視点を~
日本を含む先進国では共働き(共稼ぎ)世帯が増加しており、多くの中年層が有償の就労に加え、家事などの無償のケア労働にも従事しています。このような状況は、有償労働や無償労働に追われ、生活に必要な時間を十分に確保できない状態のいわゆる『時間貧困』に陥りやすく、慢性化すると心理的ストレスに繋がる可能性が指摘されています。しかし従来の研究は、有償労働時間のみに着目するものが多く、「総労働時間(有償労働時間+無償労働時間)」が及ぼす影響については、十分に検討されてきませんでした。大阪公立大学大学院看護学研究科の森本 明子教授と経済学研究科の杉田 菜穂教授らの研究グループは、40~64歳...
キーワード:持続可能/健康リスク/持続可能な開発/アンケート調査/働き方改革/ストレス/メンタルヘルス/育児/看護/看護学/健康格差/心理的ストレス/睡眠
他の関係分野:工学
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発表日:2026年1月16日
74
海洋マイクロプラスチック問題の解決に貢献
~天然由来の光反応性分子で環境にやさしいカプセルを合成~
高分子カプセルは薬剤や香料などの機能性物質を封入できるため、機能性化粧品や日用品など幅広く利用されています。しかし、従来のカプセルは非分解性高分子が用いられているため、自然環境で分解されにくく、海洋マイクロプラスチック問題の一因として生態系や人の健康への影響が指摘されています。大阪公立大学大学院工学研究科の北山 雄己哉准教授、山下 美里大学院生(博士前期課程2年)、原田 敦史教授らの研究グループは、天然物由来の桂皮酸やグリセリンなどから誘導した光反応性モノマーに対して光照射することで、開始剤や触媒を一切使用せず、水溶媒において分解性高分子が合成できる重合技術(界面光環化付加重合...
キーワード:マイクロプラスチック/海洋/分子カプセル/エステル/環化付加反応/光反応/高分子/加水分解/水分解/持続可能/光照射/持続可能な開発/プラスチック/マイクロ/環境問題/微粒子/光分解/機能性/生態系/蛍光色素/重合反応/付加反応
他の関係分野:環境学化学工学総合生物農学
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発表日:2026年1月15日
75
静止気象衛星「ひまわり」で熱帯雨林での“健康診断”
—新手法で精度の高い観測が可能に—
千葉大学環境リモートセンシング研究センターの市井和仁教授、同大大学院融合理工学府博士前期課程2年生の長谷美咲氏、東京大学大学院農学生命科学研究科の熊谷朝臣教授、愛知県立大学情報科学部の吉岡博貴教授、大阪公立大学大学院農学研究科の植山雅仁准教授らの研究グループは、日本の静止気象衛星「ひまわり8/9号」を用いて、東南アジアの熱帯雨林を正確かつ一貫して監視するための新たな観測幾何条件注1)「S-CSA(Spatially-Constant Scattering Angle:空間的統一散乱角注2))」を提案し、衛星・地表・太陽の相対的な位置関係に起因するバ...
キーワード:炭素循環/気候変動/季節変動/衛星/衛星観測/近赤外/太陽/光合成/赤外光/持続可能/持続可能な開発/センサー/センシング/リモートセンシング/航空機/人工衛星/二酸化炭素/森林管理/熱帯雨林/健康診断/近赤外光
他の関係分野:環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年1月15日
76
東京都市圏のメタン排出実態の把握に向けて
―移動観測によってメタン排出源のマッピングが可能に―
国立環境研究所、大阪公立大学、米国Environmental Defense Fund、英国Royal Holloway University of Londonの研究チームは、強力な温室効果ガスであるメタンの濃度観測システムを自動車に搭載して東京都市圏を広く走行しました。この観測データから、東京都市圏におけるメタン排出地点を特定するとともに、発見されたメタン排出を都市部の主要な排出源である廃棄物起源と都市ガス起源に分類して評価しました。この結果、廃棄物施設は東京圏における重要なメタン排出源であることが示され、これは行政によるメタン排出量の算定報告と整合します。一方、住宅地において都市ガス起...
キーワード:地球科学/温室効果ガス/温室効果/観測手法/気候変動/持続可能/持続可能な開発/評価手法/メタン/自動車/廃棄物/マッピング/微生物
他の関係分野:環境学数物系科学工学農学
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発表日:2026年1月15日
77
納豆の健康効果に新たな根拠
~発酵過程で超硫黄分子が劇的に増加~
超硫黄分子は、健康維持や病気の予防に役立つ可能性があるとして、医療や栄養分野で注目を集めています。中でも納豆は、超硫黄分子を豊富に含む食品の一つです。しかし、納豆菌による大豆の発酵過程で超硫黄分子がどのように作られているのか、その仕組みは明らかになっていませんでした。大阪公立大学大学院理学研究科の居原 秀教授らの研究グループは、納豆の発酵過程で生成される硫黄化合物を網羅的に解析した結果、超硫黄分子の含有量が著しく増加することを明らかにしました。これは、納豆菌が大豆のタンパク質などを分解し、他の硫黄分子を超硫黄分子へと活発に変換していることを示しています。本研究成果は、微生物発酵が植...
キーワード:普遍性/スルフィド/持続可能/持続可能な開発/超硫黄分子/システイン/発酵/哺乳動物/微生物/大腸/アミノ酸/マウス/大腸菌
他の関係分野:数物系科学化学工学総合生物農学
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発表日:2026年1月14日
78
都市ガス由来のメタン排出を通年調査
~タワー観測と移動観測で相補的に分析~
都市域で排出されるメタンガスの削減は、気候変動対策において重要です。都市ガスの主成分はメタンですが、エタンも含有しているため、エタンを計測することで都市ガス起源のメタン排出を評価することができます。しかし、エタンの排出量を直接的に測定する研究はこれまで行われていませんでした。大阪公立大学大学院農学研究科の植山 雅仁准教授、国立環境研究所の梅澤 拓主任研究員、寺尾 有希夫主任研究員、米国 Environmental Defense Fund(EDF)の共同研究チームは、大阪都市部のメタンとエタンの排出量を、堺市内の高所タワーに設置した観測機器を用いて30分ごとにリアルタイムでモニタリ...
キーワード:フラックス/渦相関法/温室効果ガス/温室効果/気候変動/持続可能/持続可能な開発/メタン/モニタリング/ゆらぎ
他の関係分野:環境学数物系科学工学
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発表日:2026年1月14日
79
電子ビームで宇宙ごみ除去へ
ビームを送れる距離をシミュレーションで検証
近年、スペースデブリ(宇宙ごみ)が急増しており、このままでは将来の宇宙開発に深刻な影響を及ぼすことが懸念されています。大阪公立大学大学院工学研究科の森 浩一教授と西尾 圭太氏(研究当時:工学研究科博士前期課程2年)の研究グループはこれまで、地球上空の電離圏に存在するプラズマの性質を活用し、電子ビームを用いた小型スペースデブリ除去技術(電子ビームアブレーション推進法)を世界で初めて提案しています。 本研究では、電子ビームが電離圏中のプラズマから受ける影響をコンピュータシミュレーションで解析した結果、電離圏中では電子ビームが真空中のように広がらず、細いビームを保ったまま約1k...
キーワード:無線通信/オーロラ/衛星/国際宇宙ステーション/太陽/持続可能/紫外線/持続可能な開発/アブレーション/シミュレーション/ロケット/人工衛星/電子ビーム
他の関係分野:情報学数物系科学工学
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発表日:2026年1月9日
80
栽培種と野生種の交雑はどのように起きるのか?
~植物の異種交雑メカニズムの一端を解明~
植物の育種では、遺伝的に異なる植物を交雑して遺伝子を交換する交雑育種が基本かつ重要な方法として行われています。しかし、異なる種との交雑は、通常は生殖隔離という仕組みによって妨げられており、その隔離を乗り越えて他の種とどのように交雑するのかはよく分かっていませんでした。大阪公立大学大学院農学研究科応用生物科学専攻の永井 翔大大学院生(博士後期課程3年)、手塚 孝弘准教授と、東京農工大学大学院農学研究院生物生産科学部門の山田 哲也教授らの研究グループは、実験植物であるタバコを用い、特定の種間交雑組合せにおいて、生殖隔離の一種である雑種致死を示す植物だけではなく、雑種致死を全く示さない植...
キーワード:突然変異/塩基配列/生殖/生殖隔離/持続可能/持続可能な開発/生物生産/タバコ/染色体/ショック/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:環境学生物学工学農学
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発表日:2026年1月8日
81
大学生から社会人への移行期の環境変化を追跡調査
~卒業時の性格特性と職場適応の関係性を明らかに~
大学卒業後の1年間は、就職などにより生活のリズムや環境が大きく変わると考えられます。どのような性格の人が自分らしく働くことができていると感じやすく、どのような人が仕事を辞めたいと感じやすいのか、卒業前から就職後までを通して調査した研究は、これまでほとんどありませんでした。大阪公立大学大学院現代システム科学研究科の畑野 快准教授らの研究グループは、大学卒業時の性格(ビッグファイブ※2)や人生への満足度が、就職後の働きやすさや仕事に対する気持ちにどのようにつながるのかを調べるため、日本の大学生397人を対象に、就職が内定した時期、就職半年後、...
キーワード:環境変化/対人関係/持続可能/持続可能な開発/アンケート調査/追跡調査
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2026年1月7日
82
国内10都市(札幌〜那覇)の住宅エネルギー消費を解析
―断熱強化や窓設計の工夫で大幅削減を確認―
日本は地域ごとに気候が違います。また、今後は温暖化の影響で気温がさらに上がると予想されています。しかし、こうした気候の「将来変化」まで考慮し、家の省エネを設計する研究は少ないのが現状です。大阪公立大学大学院生活科学研究科の袁 継輝准教授らの研究グループは、120.08 m²の2階建て3次元住宅モデルを用いて、国内10都市を対象に、2020年代と2080年代のエネルギーシミュレーションを実施。屋根・外壁・窓の断熱性能(R値)※3およびWWRをGAにより最適化しました。その結果、札幌のような寒い地域では、家の断熱を強くすると、1年間で約15,00...
キーワード:アルゴリズム/最適化/地域特性/気候変動/エネルギー消費/遺伝的アルゴリズム/持続可能/省エネ/持続可能な開発/シミュレーション/温暖化
他の関係分野:情報学環境学数物系科学工学農学
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発表日:2026年1月6日
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母乳成分のラクトフェリンが腸の粘液を作る細胞のタンパク質と結合することを発見
腸は、粘液と呼ばれる“守りのバリア”を作り、さまざまな細菌や刺激から自らを守っています。一方、母乳や乳製品に多く含まれる「ラクトフェリン」という成分には、体を守る働きがあることが知られています。しかし、ラクトフェリンが腸のどこで作用し、どのような仕組みで体を守っているのかは、これまでほとんど解明されていませんでした。大阪公立大学大学院生活科学研究科の金 東浩准教授と池田 一雄名誉教授らは、ラクトフェリンが腸内のどのタンパク質と結合して働くのかを明らかにするため、マウスの腸から結合相手を精製しました。その結果、腸の粘液を作る杯細胞が分泌し粘液中に存在するIgG...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/マウス/ラクトフェリン/立体構造/ウイルス/細菌/母乳
他の関係分野:工学