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大阪公立大学 研究Discovery Saga
2026年4月15日

工学研究科 許 岩教授らの論文が「Biomacromolecules」誌の表紙に採用

【注目の成果:共同研究・産学連携のためのチェックポイント】
これまで困難だったナノサイズでの挙動解明により、特定の物質を効率的に生産する工業リアクターや、高機能なドラッグデリバリーシステム(DDS)の精密な設計が可能になると期待
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
工学医歯薬学
【持続可能な開発目標(SDGs)】
【Sagaキーワード】
持続可能/持続可能な開発/システム工学/ナノサイズ/化学工学/酵素反応/DDS

2026年4月15日
工学研究科

概要

大阪公立大学大学院工学研究科 許 岩教授らの研究グループと東京大学 高井 まどか教授らの研究グループとの共同研究による論文「Molecular Permeability Behavior and Catalytic Effectiveness in Zwitterionic Polymer Hydrogel-Enzyme Hybrid Nanocarrier」が、米国化学会(ACS)が刊行する国際学術誌「Biomacromolecules」に掲載され、同誌2026年3月号の表紙を飾りました。
本研究では、次世代の酵素リアクターとして注目される「酵素封入ナノゲル」を用い、カプセル内部の環境が物質の透過性や酵素反応の効率にどう関与するかを明らかにしました。これまで困難だったナノサイズでの挙動解明により、特定の物質を効率的に生産する工業リアクターや、高機能なドラッグデリバリーシステム(DDS)の精密な設計が可能になると期待されます。
表紙のイラストは、本研究の主役である「酵素封入ナノゲル」を表したものです。中心に描かれているのは、カプセル(ナノゲル)に守られた酵素分子です。その周囲を漂う光の粒子は、ナノゲルの網目構造を通り抜けて出入りする基質や生成物を表現しており、ナノゲル内部の環境が物質の透過性や酵素反応の効率を左右している様子を象徴的に描いています。


掲載誌情報

【発表雑誌】Biomacromolecules
【論文名】Molecular Permeability Behavior and Catalytic Effectiveness in Zwitterionic Polymer Hydrogel-Enzyme Hybrid Nanocarrier
【著者】Xuejin Huang, Jincai Li, Nattapong Chantipmanee, Yusuke Dote, Yan Xu*, Madoka Takai*
【論文URL】https://doi.org/10.1021/acs.biomac.5c01738
【表紙】https://pubs.acs.org/cms/10.1021/bomaf6.2026.27.issue-3/asset/bomaf6.2026.27.issue-3.xlargecover-2.jpg

関連情報

大阪公立大学大学院工学研究科 物質化学生命系専攻 化学工学分野 ナノ化学システム工学グループ(許研究室)Webサイト

問い合わせ先

大阪公立大学大学院工学研究科
教授 許 岩(しゅう いぇん)
TEL:072-254-7813
E-mail:xuy[at]omu.ac.jp
※[at]を@に変更してください。
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