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研究分野別サイレントキーワード
「レジリエンス」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】人間情報学:信頼性レジリエンスを含む研究件
❏マルチハザードを受ける道路ネットワークのライフサイクルレジリエンスと対策優先度(国際共同研究強化)(16KK0152)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2017 - 2019
【研究代表者】秋山 充良 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00302191)
【キーワード】レジリエンス / マルチハザード / 南海トラフ / 道路ネットワーク / 橋梁 (他12件)
【概要】南海トラフ地震による強震動と津波を受ける道路ネットワークのリスク・レジリエンス評価手法を提案し,構造物の補強優先度判定への適用例を提示した.道路構造物の被災により生じる経済的損失からリスク,地震後の交通機能の低下と回復時間からレジリエンスをそれぞれ定量化した.信頼性評価では,Monte Carlo法に基づく確率計算の中で,断層運動の予測からハザード強度の推定,さらには構造物の脆弱性評価に伴う一連の...
❏レジリエンス指向コンピュータシステムに関する研究(26280012)
【研究テーマ】計算機システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】坂井 修一 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (50291290)
【キーワード】レジリエンス / 信頼性 / 安全性 / タイムボロー / ストリーム指向制御 (他13件)
【概要】情報社会の飛躍的発展の中で、ITシステムの信頼性・安全性をこれまでより高い水準で確保することは喫緊の課題である。本研究では、ITシステムに故障や侵入があった場合でも、被害を最小限に食い止め、正常動作を続けさせるか、最小限のオーバヘッドで機能回復をする技術の研究開発を行った。具体的には、タイムボローによる遅延隠蔽、オンデマンドの細粒度部分再構成、ストリーム指向の防御、実時間的な異常予知などの新しい要...
【情報学】情報学フロンティア:ソーシャルメディアレジリエンスを含む研究件
❏日本の緊急災害報道の課題を探る~ハリケーンやテロ報道とマルチメディア化の教訓から(15H05191)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】奥村 信幸 武蔵大学, 社会学部, 教授 (00411140)
【キーワード】ジャーナリズム / 災害報道 / 緊急災害報道 / ニュース / マルチメディア (他18件)
【概要】ハリケーンカトリーナの被害を受けた米ルイジアナ州ニューオーリンズ市のメディアからのヒアリング、ミズーリ大学ジャーナリズム大学院でのヒアリング及び意見交換、及びワシントンDCのアメリカン・プレス研究所等におけるヒアリング、英国BBCにおける災害報道担当者らのヒアリングを通して、災害報道では緊急避難情報などの広報は一義的には政府など公共機関の責任である枠組みの違いなどを確認した。 オンラインニュース・...
❏系の安定化に基づくレジリエント社会コミュニケーション技術の開発(24300064)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】野田 五十樹 独立行政法人産業技術総合研究所, 人間情報研究部門, 総括研究主幹 (40357744)
【キーワード】災害情報システム / 社会シミュレーション / マルチエージェント学習 / ソーシャルメディア / 情報伝搬 (他17件)
【概要】東日本大震災時のソーシャルメディアの利用状況を分析し、情報伝搬のネットワークの構造の視点からモデル化を行った。まず、情報拡散現象を再現するためのネットワーク生成モデルとSIRモデルを拡張した情報拡散モデルの構築に取り組んだ。そのうえで、情報共有に適したネットワーク構造を明らかにした。また、地震や原発などの発生した事件に関する議論の内容や変遷を自動的に抽出し、それをわかりやすく可視化する研究を行った...
【情報学】情報学フロンティア:テキストマイニングレジリエンスを含む研究件
❏看護師のネガティブ・ケイパビリティ構成概念の検討と測定尺度の開発(21K10809)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】遠藤 寛子 帝京大学, 医療技術学部, 准教授 (80609363)
【キーワード】ネガティブ・ケイパビリティ / オンラインインタビュー / 半構造化面接 / テキストマイニング / 共起ネットワーク分析 (他9件)
【概要】悩める人に寄り添うための共感が成熟する過程で伴走し、容易に答えの出ない事態に耐えうる力であり、看護師自身が心身の安寧を保ちながら質の高い看護を提供できるために必要な能力とする「ネガティブ・ケイパビリティ」の構成概念を明らかにすることを目的として、ネガティブ・ケイパビリティの構成概念に関する質的情報を得るために、都内の訪問看護ステーションに勤務する看護師を対象に2021年12月―2022年3月にイン...
❏漂流する信念に心のレジリエンスをもたらす情報の生成・提供技術の実現(16H01836)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】大澤 幸生 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (20273609)
【キーワード】信念の漂流 / 意思決定 / 情報獲得 / 意思決定支援 / 情報システム (他19件)
【概要】信念の漂流(BF)状態にある人の要求とこれに適合する情報との関係性を求め、心理学的調査に基づき研究方針を改善しつつ、信念漂流状態の人に情報提供を行う方法を研究した。拡張ゴールグラフ(EGG)については、対象ドメインに対する習熟度に応じたデータ選択を支援する効果が見出された。また、信念の漂流(BF)状態の人にとって情報の成分の選択が重要な意味を持つとの知見を得て変数クエスト(VQ)を改良し医療分野等...
【情報学】情報学フロンティア:社会シミュレーションレジリエンスを含む研究件
❏企業取引ネットワークを活用したストレステストシミュレーションの数理的基盤(26310207)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-07-18 - 2019-03-31
【研究代表者】高安 美佐子 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20296776)
【キーワード】経済物理学 / 複雑ネットワーク / 非線形輸送現象 / 企業取引ネットワーク / 社会シミュレーション (他21件)
【概要】国内約100万社の企業間の取引関係ネットワーク上でのお金の流れを記述する一般化重力型輸送モデルの基盤を確立した。データからモデルのパラメータを最適推定する手法を確立し、それに基づいて、大規模自然災害などの様々なシナリオの下での数理シミュレーションができるようになった。 理論解析とシミュレーションにより、モデルの非線形分配のパラメータを大きくするとお金の流れが大企業の周辺に局在化する新しいタイプの相...
❏系の安定化に基づくレジリエント社会コミュニケーション技術の開発(24300064)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】野田 五十樹 独立行政法人産業技術総合研究所, 人間情報研究部門, 総括研究主幹 (40357744)
【キーワード】災害情報システム / 社会シミュレーション / マルチエージェント学習 / ソーシャルメディア / 情報伝搬 (他17件)
【概要】東日本大震災時のソーシャルメディアの利用状況を分析し、情報伝搬のネットワークの構造の視点からモデル化を行った。まず、情報拡散現象を再現するためのネットワーク生成モデルとSIRモデルを拡張した情報拡散モデルの構築に取り組んだ。そのうえで、情報共有に適したネットワーク構造を明らかにした。また、地震や原発などの発生した事件に関する議論の内容や変遷を自動的に抽出し、それをわかりやすく可視化する研究を行った...
【複合領域】社会・安全システム科学:システム安全レジリエンスを含む研究件
❏大規模プラント運転・操作におけるレジリエンス向上に関する研究(16H03136)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】五福 明夫 岡山大学, ヘルスシステム統合科学研究科, 教授 (20170475)
【キーワード】レジリエンス / 工学プラント / 運転員支援 / 対応操作 / 運転手順書 (他24件)
【概要】MFMモデルに基づいた影響波及推論手法と,それを応用して緊急時対応操作手順を生成するプロトタイプのソフトウェアシステムを開発し,原子力プラントへ適用して妥当な対応操作手順が生成されることを確認した. 模擬プラントの立ち上げ時の操作を対象としたいくつかの操作実験により,操作ミスの指摘の有効性を確認し,自立的判断能力を高める操作手順書の作成へのガイドライン項目を抽出した. 脅威にうまく対処できた良好事...
❏想定外リスク環境下でのシステム安全のための人と技術と法のレジリエンスデザイン(24241056)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】稲垣 敏之 筑波大学, システム情報系, 教授 (60134219)
【キーワード】システム安全 / ヒューマンファクター / 権限と責任 / 過失責任 / レジリエンス (他10件)
【概要】本研究は,想定外リスク環境下でも交通移動体の安全確保が可能なレジリエンスを備えた多層的安全制御システムの開発と,時間・情報制約下での人の認知・判断の特性を踏まえた刑事過失責任に関する新しい法理論の提案を目指すものである。そのために,全期間に渡って三つの研究アスペクト(ヒューマンファクター,エンジニアリングデザイン,権限と責任)を設け,個人・組織のレジリエンス能力の向上策,レジリエントなシステムの設...
【複合領域】社会・安全システム科学:レジリエンス・エンジニアリングレジリエンスを含む研究件
❏大規模プラント運転・操作におけるレジリエンス向上に関する研究(16H03136)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】五福 明夫 岡山大学, ヘルスシステム統合科学研究科, 教授 (20170475)
【キーワード】レジリエンス / 工学プラント / 運転員支援 / 対応操作 / 運転手順書 (他24件)
【概要】MFMモデルに基づいた影響波及推論手法と,それを応用して緊急時対応操作手順を生成するプロトタイプのソフトウェアシステムを開発し,原子力プラントへ適用して妥当な対応操作手順が生成されることを確認した. 模擬プラントの立ち上げ時の操作を対象としたいくつかの操作実験により,操作ミスの指摘の有効性を確認し,自立的判断能力を高める操作手順書の作成へのガイドライン項目を抽出した. 脅威にうまく対処できた良好事...
❏チーム協調支援のためのチームレジリエンス指標・推定モデルの開発(16H03131)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】菅野 太郎 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (60436524)
【キーワード】チームレジリエンス / コンテキストモデル / チーム協調 / レジリエンス / コンテキストモデリング (他11件)
【概要】チーム協調における状況適応行動に焦点を当て、状況変化に対応するチーム協調プロセスを監視、評価するための指標(レジリエンス指標)とその推定方法に関する研究、および関連する基盤技術開発を行った。具体的には、状況変化を記述・形式化するためのコンテキストモデル(T2P)の開発、画像認識とステレオマッチングによるチーム行動の自動追跡手法の開発、コンテキストモデル基づくレジリエンス分析・評価のための参加者実験...
【複合領域】社会・安全システム科学:権限と責任レジリエンスを含む研究件
❏人の認知・判断の特性と限界を考慮した自動走行システムと法制度の設計(15H05716)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】稲垣 敏之 筑波大学, システム情報系(副学長), 副学長 (60134219)
【キーワード】自動走行システム / ヒューマンファクター / 権限と責任 / 過失責任 / レジリエンス
【概要】人にも機械にも能力限界があることを前提に、自動走行システムの基盤理論として、(1)車両挙動情報のみを用いての車両安全制御と運転者状態推定が同時実行可能な双対制御機構の開発、(2)機械から人への運転権限委譲の円滑化を図る権限共有機構の開発、(3)SAE-J3016の自動運転レベルの定義の不完全性の確率論的証明、(4)運転交代要請が発出された状況での事故に係る刑事責任の所在の考え方の提示、(5)最新の...
❏想定外リスク環境下でのシステム安全のための人と技術と法のレジリエンスデザイン(24241056)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】稲垣 敏之 筑波大学, システム情報系, 教授 (60134219)
【キーワード】システム安全 / ヒューマンファクター / 権限と責任 / 過失責任 / レジリエンス (他10件)
【概要】本研究は,想定外リスク環境下でも交通移動体の安全確保が可能なレジリエンスを備えた多層的安全制御システムの開発と,時間・情報制約下での人の認知・判断の特性を踏まえた刑事過失責任に関する新しい法理論の提案を目指すものである。そのために,全期間に渡って三つの研究アスペクト(ヒューマンファクター,エンジニアリングデザイン,権限と責任)を設け,個人・組織のレジリエンス能力の向上策,レジリエントなシステムの設...
【複合領域】社会・安全システム科学:マルチハザードレジリエンスを含む研究件
❏レジリエンス強化のための備災マネジメントと南海トラフ地震・津波の影響地域への適用(19H00813)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】秋山 充良 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00302191)
【キーワード】南海トラフ地震 / マルチハザード / レジリエンス / 危機耐性 / 災害廃棄物 (他14件)
【概要】南海トラフ地震による強震動と津波の影響を受ける地域にある橋梁の信頼性評価結果によると,そのハザードレベルの過酷さから,2011年東北地方太平洋沖地震と同等,あるいはそれ以上の深刻な被害が見込まれている.一方,構造物被害を起因とする経済的損失額や道路ネットワークの機能回復に要する日数の算定は,被害の全体像の把握には役立つものの,そのリスク低減や,復旧・復興に要する時間の短縮,つまりレジリエンス強化に...
❏マルチハザードを受ける道路ネットワークのライフサイクルレジリエンスと対策優先度(国際共同研究強化)(16KK0152)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2017 - 2019
【研究代表者】秋山 充良 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00302191)
【キーワード】レジリエンス / マルチハザード / 南海トラフ / 道路ネットワーク / 橋梁 (他12件)
【概要】南海トラフ地震による強震動と津波を受ける道路ネットワークのリスク・レジリエンス評価手法を提案し,構造物の補強優先度判定への適用例を提示した.道路構造物の被災により生じる経済的損失からリスク,地震後の交通機能の低下と回復時間からレジリエンスをそれぞれ定量化した.信頼性評価では,Monte Carlo法に基づく確率計算の中で,断層運動の予測からハザード強度の推定,さらには構造物の脆弱性評価に伴う一連の...
【複合領域】社会・安全システム科学:過失責任レジリエンスを含む研究件
❏人の認知・判断の特性と限界を考慮した自動走行システムと法制度の設計(15H05716)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】稲垣 敏之 筑波大学, システム情報系(副学長), 副学長 (60134219)
【キーワード】自動走行システム / ヒューマンファクター / 権限と責任 / 過失責任 / レジリエンス
【概要】人にも機械にも能力限界があることを前提に、自動走行システムの基盤理論として、(1)車両挙動情報のみを用いての車両安全制御と運転者状態推定が同時実行可能な双対制御機構の開発、(2)機械から人への運転権限委譲の円滑化を図る権限共有機構の開発、(3)SAE-J3016の自動運転レベルの定義の不完全性の確率論的証明、(4)運転交代要請が発出された状況での事故に係る刑事責任の所在の考え方の提示、(5)最新の...
❏想定外リスク環境下でのシステム安全のための人と技術と法のレジリエンスデザイン(24241056)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】稲垣 敏之 筑波大学, システム情報系, 教授 (60134219)
【キーワード】システム安全 / ヒューマンファクター / 権限と責任 / 過失責任 / レジリエンス (他10件)
【概要】本研究は,想定外リスク環境下でも交通移動体の安全確保が可能なレジリエンスを備えた多層的安全制御システムの開発と,時間・情報制約下での人の認知・判断の特性を踏まえた刑事過失責任に関する新しい法理論の提案を目指すものである。そのために,全期間に渡って三つの研究アスペクト(ヒューマンファクター,エンジニアリングデザイン,権限と責任)を設け,個人・組織のレジリエンス能力の向上策,レジリエントなシステムの設...
【複合領域】社会・安全システム科学:サプライチェーンレジリエンスを含む研究件
❏重層化する不確実性へのレジリエンス:水産物サプライチェーン研究の課題と実践(19H00555)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】赤嶺 淳 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (90336701)
【キーワード】資本主義再考 / 技術革新 / スケーラビリティ / サプライチェーン / 不確定性 (他24件)
【概要】研究代表者の赤嶺は、2021年6月中旬より7月末まで共同船舶株式会社が所有する捕鯨母船日新丸(8,145GT)に乗船し、同社が21NP-1Wと呼ぶ、三陸沖におけるニタリクジラ漁を参与観察する機会を得た。途中7月9日より7月16日まで捕鯨船第三勇新丸(742GT)に移動し、ニタリクジラ13頭の探鯨と捕獲・渡鯨に立ちあい、日新丸船団がおこなった探鯨から捕獲、渡鯨、解剖、パン立て、急冷、出荷にいたる全工...
❏企業ネットワーク全体の構造に基づいた災害・政策のリスク評価(15K01217)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, シミュレーション学研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】企業 / ネットワーク / 災害 / 政策 / リスク (他15件)
【概要】本研究はサプライチェーンデータを用いて,個々の経済主体へのショックが全体にどう波及すうるか,コントローラビリティ論を用いたリスクの分析,の2つを主に行った.個々の経済主体へのショックについて重要な発見は,個別企業のショックでありながら,その波及の規模はべき分布になるということであった.コントローラビリティ論についての重要な発見は,産業ごとに他の産業を介して影響を及ぼすことができるかどうかの企業の割...
【複合領域】科学教育・教育工学:ポシティブ心理学レジリエンスを含む研究件
❏21世紀型新リベラルアーツ教育の構築-「よく生きる」教育を目指して-(16K12751)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】札野 順 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (90229089)
【キーワード】リベラルアーツ / Positive Education / ポジティブ心理学 / 高等教育 / well-being (他12件)
【概要】リベラルアーツ教育の理念・目的とポジティブ教育の親和性が高いことが確認できた。特に、よりよい社会の構築に貢献するという利他性を重視する点で、共通点があることが明らかになった。また、世界各地で始まっている高等教育機関におけるポジティブ教育の現況について実地調査を踏まえて、詳細な情報を得ることができ、International Positive Education Networkの関係者とのネットワー...
❏キャラクター・ストレングスの活性化による危機耐性(レジリエンス)強化モデルの構築(16K13482)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】宇野 かおり (宇野カオリ) 筑波大学, 人間系, 研究員 (50769601)
【キーワード】ストレングス(強み) / レジリエンス / 心理学的介入 / 臨床心理学 / ポジティブ心理学 (他6件)
【概要】本研究では、「キャラクター・ストレングス(character strengths、以下CS)」、即ち、「人の道徳的性質を定義づける、心理的プロセスまたはメカニズム」と説明される、ポジティブ心理学の特性研究における中核概念に焦点を当てた。特に、大規模な危機的状況下におけるCSの集合的変容ならびに平常時におけるCSの個人的変容について考察した。 共に有意差の認められる結果を得、CSの活性化による心理学...
❏看護師のレジリエンスを高めるサポートシステムに関する研究(15K11570)
【研究テーマ】基礎看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】秋山 美紀 東京医療保健大学, 医療保健学部, 准教授 (10434432)
【キーワード】レジリエンス / セルフコンパッション / 看護職 / ポジティブ心理学 / ポジティブ感情 (他11件)
【概要】2015年度は既存のレジリエンスプログラムを用いて、介入研究を行い、2016年に、国際学会で発表した。2016年度は、看護師を対象にレジリエンスの講演や研修を行い、普及に努めた。 2017年度は、レジリエンスと共に、セルフコンパッションをアウトカムに含めたLoving-kindness Meditation(LKM)の介入研究を行った。その結果、LKMも本プログラムの内容に組み込んだ。LKM研究は...
【複合領域】科学教育・教育工学:ヒューマン・ファクターレジリエンスを含む研究件
❏人の認知・判断の特性と限界を考慮した自動走行システムと法制度の設計(15H05716)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】稲垣 敏之 筑波大学, システム情報系(副学長), 副学長 (60134219)
【キーワード】自動走行システム / ヒューマンファクター / 権限と責任 / 過失責任 / レジリエンス
【概要】人にも機械にも能力限界があることを前提に、自動走行システムの基盤理論として、(1)車両挙動情報のみを用いての車両安全制御と運転者状態推定が同時実行可能な双対制御機構の開発、(2)機械から人への運転権限委譲の円滑化を図る権限共有機構の開発、(3)SAE-J3016の自動運転レベルの定義の不完全性の確率論的証明、(4)運転交代要請が発出された状況での事故に係る刑事責任の所在の考え方の提示、(5)最新の...
❏想定外リスク環境下でのシステム安全のための人と技術と法のレジリエンスデザイン(24241056)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】稲垣 敏之 筑波大学, システム情報系, 教授 (60134219)
【キーワード】システム安全 / ヒューマンファクター / 権限と責任 / 過失責任 / レジリエンス (他10件)
【概要】本研究は,想定外リスク環境下でも交通移動体の安全確保が可能なレジリエンスを備えた多層的安全制御システムの開発と,時間・情報制約下での人の認知・判断の特性を踏まえた刑事過失責任に関する新しい法理論の提案を目指すものである。そのために,全期間に渡って三つの研究アスペクト(ヒューマンファクター,エンジニアリングデザイン,権限と責任)を設け,個人・組織のレジリエンス能力の向上策,レジリエントなシステムの設...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:不確実性レジリエンスを含む研究件
❏重層化する不確実性へのレジリエンス:水産物サプライチェーン研究の課題と実践(19H00555)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】赤嶺 淳 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (90336701)
【キーワード】資本主義再考 / 技術革新 / スケーラビリティ / サプライチェーン / 不確定性 (他24件)
【概要】研究代表者の赤嶺は、2021年6月中旬より7月末まで共同船舶株式会社が所有する捕鯨母船日新丸(8,145GT)に乗船し、同社が21NP-1Wと呼ぶ、三陸沖におけるニタリクジラ漁を参与観察する機会を得た。途中7月9日より7月16日まで捕鯨船第三勇新丸(742GT)に移動し、ニタリクジラ13頭の探鯨と捕獲・渡鯨に立ちあい、日新丸船団がおこなった探鯨から捕獲、渡鯨、解剖、パン立て、急冷、出荷にいたる全工...
❏不確実性と多元的価値の中での順応的な環境ガバナンスのあり方についての社会学的研究(16H02039)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】宮内 泰介 北海道大学, 文学研究院, 教授 (50222328)
【キーワード】順応性 / 冗長性 / 不確実性 / 複数性 / 語り (他20件)
【概要】本研究は、不確実性をかかえ、多元的な価値が存在する現実社会の中で、いかに環境ガバナンスの構築を実現させるか、その要件を多数の事例調査から明らかにすることを目的とした。その結果、以下のことが明らかになった。第一に、順応性と複数性、そしての冗長性の重要性が明らかになった。リジッドな制度や計画によるのではなく、試行錯誤の柔軟なしくみこそが大事であり、さらに、一見無駄な余地を残した方法が求められること。第...
【複合領域】地理学:水害レジリエンスを含む研究件
❏デルタ危機と水害レジリエンス:自然環境、インフラ、社会経済構造の多次元分析モデル(18H03823)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】川崎 昭如 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 特任教授 (00401696)
【キーワード】水災害 / レジリエンス / アジア / 学際 / デルタ都市 (他7件)
【概要】2019年の研究実績に関して、研究対象地ごとに記載する。 タイにおいては洪水レジリエンスについての研究を継続し、2011年の大洪水の影響を受けたコミュニティやその後に洪水対策が強化された地域、河川沿いの視察、洪水対策としてスラム移転政策を進める実施機関(管轄機関など)および2011年の大洪水時に政策設計に携わった行政官や、その後の洪水対策の設計・指揮に当たる行政官へのインタビュー調査を実施した。ま...
❏国土再編に資するマルチハザード型災害リスク指数の開発(15K12495)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】災害 / リスク評価 / 脆弱性 / レジリエンス / 国土利用 (他11件)
【概要】国土再編に資するためのマルチハザード型の災害リスク指数を行った。当初は、文部科学省が作成している地震動予測地図や国土交通省による河川整備に関する情報を統合することを試みたが、それぞれの確立評価の考え方の違いにより接続が困難であった。このため、先行研究のサーベイから得た知見に基づき、災害実被害のデータから帰納的にリスクを評価する手法へとアプローチを試みた。現時点で、まだその完全な結果は得られていない...
【複合領域】文化財科学・博物館学:被災地レジリエンスを含む研究件
❏災害復興下の被災地コミュニティのレジリエンス醸成に向けた実験経済学的研究(15K03417)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】芦田 登代 東京大学, 社会科学研究所, 特任研究員 (80724898)
【キーワード】フィールド実験 / 双曲割引 / 健康 / 被災地 / 災害復興 (他14件)
【概要】東日本大震災前後のパネルデータとフィールド実験データを用いて、人々の選好、なかでも双曲割引ファクターが被災前後の行動にどのように影響するのか検証を行った。 フィールド実験データでは、被災の程度が高かった人は、さらに双曲割引ファクターが下がっていたことが確認された。そのフィールドデータとパネルデータを結合したデータを用いて分析した結果、BMIなどとの関連が観察された。また、その頑健性の検証として観察...
❏アジア諸国における教育の持続可能性とレジリエンスに関する総合的研究(24402046)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】永田 佳之 聖心女子大学, 文学部, 教授 (20280513)
【キーワード】レジリエンス / 持続可能性 / 持続可能な開発 / ESD / 持続可能な開発のための教育 (他15件)
【概要】本研究では、アジア太平洋地域の災害大国とも言われるインドネシア、フィリピン、スリランカ、ニュージーランド、日本の5ヵ国における教育、特に学校教育の持続可能性とレジリエンスの特徴について質問紙調査及び現地及び日本国内でのインタビュー調査を通して明らかにした。特に研究のキーワードとして重視したレジリエンスについては「冗長性」、「多様性」、「頑強さ」、「自律性」を構成要素として捉え、分析を行った。国によ...
【複合領域】一般理論:リスクレジリエンスを含む研究件
❏中区分4:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】資本主義再考
【研究期間】技術革新
【研究代表者】スケーラビリティ
【キーワード】サプライチェーン
【概要】(1)地震外力の評価については,設計用の地震外力を作成する手法として,機械学習を用いた手法を構築した.内陸地殻内地震と海溝型地震のそれぞれを想定した震源モデルの適用性を検証した.(2) 危機耐性局面を想定した免震橋梁模型に対して一方向入力および二方向入力の震動実験を実施し,性能を確認するとともに,性能の安定性等の課題を同定した.また,被災後の対応を考慮するメタボリズム耐震橋脚構造の載荷実験を行った...
❏レジリエンス強化のための備災マネジメントと南海トラフ地震・津波の影響地域への適用(19H00813)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】秋山 充良 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00302191)
【キーワード】南海トラフ地震 / マルチハザード / レジリエンス / 危機耐性 / 災害廃棄物 (他14件)
【概要】南海トラフ地震による強震動と津波の影響を受ける地域にある橋梁の信頼性評価結果によると,そのハザードレベルの過酷さから,2011年東北地方太平洋沖地震と同等,あるいはそれ以上の深刻な被害が見込まれている.一方,構造物被害を起因とする経済的損失額や道路ネットワークの機能回復に要する日数の算定は,被害の全体像の把握には役立つものの,そのリスク低減や,復旧・復興に要する時間の短縮,つまりレジリエンス強化に...
❏重層化する不確実性へのレジリエンス:水産物サプライチェーン研究の課題と実践(19H00555)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】赤嶺 淳 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (90336701)
【キーワード】資本主義再考 / 技術革新 / スケーラビリティ / サプライチェーン / 不確定性 (他24件)
【概要】研究代表者の赤嶺は、2021年6月中旬より7月末まで共同船舶株式会社が所有する捕鯨母船日新丸(8,145GT)に乗船し、同社が21NP-1Wと呼ぶ、三陸沖におけるニタリクジラ漁を参与観察する機会を得た。途中7月9日より7月16日まで捕鯨船第三勇新丸(742GT)に移動し、ニタリクジラ13頭の探鯨と捕獲・渡鯨に立ちあい、日新丸船団がおこなった探鯨から捕獲、渡鯨、解剖、パン立て、急冷、出荷にいたる全工...
【複合領域】一般理論:学際レジリエンスを含む研究件
❏都市の倫理的変容のための学際研究:持続可能性,情報,レジリエンス,食,経済(21K18114)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】神崎 宣次 南山大学, 国際教養学部, 教授 (50422910)
【キーワード】都市 / 倫理 / 情報 / 技術 / 食農 (他10件)
【概要】採択の時期が遅く実質的な研究期間が半年ほどであったことに加え、異分野の研究者による学祭的プロジェクトであるため、今年度の研究活動の中心は申請書でも記述した、学祭的研究の方法論の側面に重点を置いた。アクティブ・ブック・ダイアローグの手法を用いた、メンバー間でのそれぞれの分析の方向性の共有や、ファシリテーションの諸技法に関する研究会などを、それぞれシリーズとして複数回開催した。また、それぞれの専門分野...
❏デルタ危機と水害レジリエンス:自然環境、インフラ、社会経済構造の多次元分析モデル(18H03823)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】川崎 昭如 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 特任教授 (00401696)
【キーワード】水災害 / レジリエンス / アジア / 学際 / デルタ都市 (他7件)
【概要】2019年の研究実績に関して、研究対象地ごとに記載する。 タイにおいては洪水レジリエンスについての研究を継続し、2011年の大洪水の影響を受けたコミュニティやその後に洪水対策が強化された地域、河川沿いの視察、洪水対策としてスラム移転政策を進める実施機関(管轄機関など)および2011年の大洪水時に政策設計に携わった行政官や、その後の洪水対策の設計・指揮に当たる行政官へのインタビュー調査を実施した。ま...
【複合領域】一般理論:災害レジリエンスを含む研究件
❏東日本大震災の復興過程に関する公共人類学的研究-レジリエントな社会モデルの構築(20H01402)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】関谷 雄一 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30329148)
【キーワード】公共人類学 / 災害 / レジリエンス / SDGs / デジタル人類学 (他7件)
【概要】
❏大規模災害からの復興の地域的最適解に関する総合的研究(19H00613)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】浦野 正樹 早稲田大学, 文学学術院, 名誉教授 (20160335)
【キーワード】災害 / コミュニティ / レジリエンス / 原子力災害 / 津波 (他6件)
【概要】本年度の調査研究は、これまで社会学が蓄積してきた震災研究に基づき、①リアス式海岸・市街地型、②リアス式海岸・農漁村型、③平地・市街地型、④平地・農漁村型、⑤原発・避難先型、⑥原発事故・避難元型、の6つの地域類型について、昨年度の成果(復興の進捗状況のサーベイと現地調査を実施しそれを部分的に纏めていく作業を行った)を踏まえながら、市町村が作成している震災に関する各種資料類を追加入手・検討して充実させ...
❏ネパール大地震の社会的インパクトとレジリエンス強化のための革新的支援法(16H05701)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】LAMICHHANE KAMAL 筑波大学, 人間系, 准教授 (60752962)
【キーワード】レジリエンス / 革新的支援法 / ネパール / 災害 / 震災 (他10件)
【概要】2015年に発生したネパール大地震は社会全体に多大な被害をもたらした。本研究は、脆弱層の社会的属性と被災状況および生活再建状況との関係性を明らかにした上で、これら災害弱者といわれる人々の生活水準がより悪化しないための方策を見いだすことを目的としている。研究期間中にネパールの政局変化が発生し、当初計画していた復興省の協力を得ることが困難となったため、当初計画した調査デザインによる方策は困難となった。...
【複合領域】一般理論:健康レジリエンスを含む研究件
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏災害復興下の被災地コミュニティのレジリエンス醸成に向けた実験経済学的研究(15K03417)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】芦田 登代 東京大学, 社会科学研究所, 特任研究員 (80724898)
【キーワード】フィールド実験 / 双曲割引 / 健康 / 被災地 / 災害復興 (他14件)
【概要】東日本大震災前後のパネルデータとフィールド実験データを用いて、人々の選好、なかでも双曲割引ファクターが被災前後の行動にどのように影響するのか検証を行った。 フィールド実験データでは、被災の程度が高かった人は、さらに双曲割引ファクターが下がっていたことが確認された。そのフィールドデータとパネルデータを結合したデータを用いて分析した結果、BMIなどとの関連が観察された。また、その頑健性の検証として観察...
【環境学】環境創成学:サステイナビリティレジリエンスを含む研究件
❏マルチハザードを受ける道路ネットワークのライフサイクルレジリエンスと対策優先度(国際共同研究強化)(16KK0152)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2017 - 2019
【研究代表者】秋山 充良 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00302191)
【キーワード】レジリエンス / マルチハザード / 南海トラフ / 道路ネットワーク / 橋梁 (他12件)
【概要】南海トラフ地震による強震動と津波を受ける道路ネットワークのリスク・レジリエンス評価手法を提案し,構造物の補強優先度判定への適用例を提示した.道路構造物の被災により生じる経済的損失からリスク,地震後の交通機能の低下と回復時間からレジリエンスをそれぞれ定量化した.信頼性評価では,Monte Carlo法に基づく確率計算の中で,断層運動の予測からハザード強度の推定,さらには構造物の脆弱性評価に伴う一連の...
❏原子力災害被災地におけるコミュニティ・レジリエンスの創造(15K12268)
【研究テーマ】持続可能システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松岡 俊二 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (00211566)
【キーワード】レジリエンス / 原子力災害 / サステイナビリティ / 福島復興 / コミュニティ (他7件)
【概要】本研究「原子力災害被災地におけるコミュニティ・レシジリエンスの創造」は、サステナヒビリティの4本柱である環境的・社会的・経済的・制度的持続性と、適応力としてのコミュニティ・レシジリエンスの3つの基本要素である資源性能、資源バックアップ、資源多様性とを組み合わせ、福島復興の実地調査からその理論化と指標化にアプローチした。 早稲田大学ふくしま広野未来創造リサーチセンターの設置と福島県広野町での第1回ふ...
【環境学】環境保全学:環境政策レジリエンスを含む研究件
❏固定価格買取制度の比較政治経済学(24530322)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】安土竜 デウィット 立教大学, 経済学部, 教授 (80281757)
【キーワード】再生可能エネルギー / 固定価格買取制度 / 比較政治経済学 / 気候変動 / 福島第一原子力発電所事故 (他17件)
【概要】3・11を経て、再生可能エネルギーの固定価格買取制度が2012年7月に導入された。本研究は挑戦的萌芽研究「再生可能エネルギーの政治経済学」の後継の研究であり、この固定価格買取制度が日本および諸外国(ドイツ、スペイン、カナダ・オンタリオ州、韓国、中国、米国、イスラエルなど)でどのような形で進展し、またその政治経済学なインプリケーションについて分析を行った。 本研究では、固定価格買取制度のケーススタデ...
❏環境変動に対する農村地域の対処戦略とレジリアンスに関する研究(23310027)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-11-18 - 2014-03-31
【研究代表者】梅津 千惠子 長崎大学, 大学院水産・環境科学総合研究科, 教授 (40294251)
【キーワード】レジリアンス / 食料安全保障 / 環境変動 / 環境政策 / 農村開発 (他10件)
【概要】ザンビア南部州において食料安全保障とレジリアンスについての実証分析を行い、栄養や農外収入などの多面的適応能力の醸成による包括的食料安全保障の重要性を示唆した。天候保険の購入により作付面積が広くなることや播種時期が早まることがわかった.農民の食物摂取は国際基準と比べてエネルギー摂取量が不足していること、動物性たんぱく質摂取量が少ないことが明らかになった。サツマイモなどの代替作物は食料供給に重要な役割...
【環境学】環境保全学:自然再生レジリエンスを含む研究件
❏不確実性と多元的価値の中での順応的な環境ガバナンスのあり方についての社会学的研究(16H02039)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】宮内 泰介 北海道大学, 文学研究院, 教授 (50222328)
【キーワード】順応性 / 冗長性 / 不確実性 / 複数性 / 語り (他20件)
【概要】本研究は、不確実性をかかえ、多元的な価値が存在する現実社会の中で、いかに環境ガバナンスの構築を実現させるか、その要件を多数の事例調査から明らかにすることを目的とした。その結果、以下のことが明らかになった。第一に、順応性と複数性、そしての冗長性の重要性が明らかになった。リジッドな制度や計画によるのではなく、試行錯誤の柔軟なしくみこそが大事であり、さらに、一見無駄な余地を残した方法が求められること。第...
❏アダプティブ・ガバナンスと市民調査に関する環境社会学的研究(20243028)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】宮内 泰介 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50222328)
【キーワード】コモンズ / 順応的管理 / レジティマシー / 自然再生 / 社会的モニタリング (他11件)
【概要】自然をめぐるガバナンスについて多くの現地調査を軸に研究した結果、多元的な価値を認めることが重要であること、また、ガバナンスのプロセスの中で試行錯誤とダイナミズムを保障することが大事であること、さらには、様々な市民による調査活動や学びを軸としつつ、大きな物語を飼い慣らして、地域の中での再文脈化を図ることが重要であることが明らかになった。 ...
【環境学】環境保全学:合意形成レジリエンスを含む研究件
❏不確実性と多元的価値の中での順応的な環境ガバナンスのあり方についての社会学的研究(16H02039)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】宮内 泰介 北海道大学, 文学研究院, 教授 (50222328)
【キーワード】順応性 / 冗長性 / 不確実性 / 複数性 / 語り (他20件)
【概要】本研究は、不確実性をかかえ、多元的な価値が存在する現実社会の中で、いかに環境ガバナンスの構築を実現させるか、その要件を多数の事例調査から明らかにすることを目的とした。その結果、以下のことが明らかになった。第一に、順応性と複数性、そしての冗長性の重要性が明らかになった。リジッドな制度や計画によるのではなく、試行錯誤の柔軟なしくみこそが大事であり、さらに、一見無駄な余地を残した方法が求められること。第...
❏アダプティブ・ガバナンスと市民調査に関する環境社会学的研究(20243028)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】宮内 泰介 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50222328)
【キーワード】コモンズ / 順応的管理 / レジティマシー / 自然再生 / 社会的モニタリング (他11件)
【概要】自然をめぐるガバナンスについて多くの現地調査を軸に研究した結果、多元的な価値を認めることが重要であること、また、ガバナンスのプロセスの中で試行錯誤とダイナミズムを保障することが大事であること、さらには、様々な市民による調査活動や学びを軸としつつ、大きな物語を飼い慣らして、地域の中での再文脈化を図ることが重要であることが明らかになった。 ...
【環境学】環境保全学:再生可能エネルギーレジリエンスを含む研究件
❏不確実性と多元的価値の中での順応的な環境ガバナンスのあり方についての社会学的研究(16H02039)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】宮内 泰介 北海道大学, 文学研究院, 教授 (50222328)
【キーワード】順応性 / 冗長性 / 不確実性 / 複数性 / 語り (他20件)
【概要】本研究は、不確実性をかかえ、多元的な価値が存在する現実社会の中で、いかに環境ガバナンスの構築を実現させるか、その要件を多数の事例調査から明らかにすることを目的とした。その結果、以下のことが明らかになった。第一に、順応性と複数性、そしての冗長性の重要性が明らかになった。リジッドな制度や計画によるのではなく、試行錯誤の柔軟なしくみこそが大事であり、さらに、一見無駄な余地を残した方法が求められること。第...
❏固定価格買取制度の比較政治経済学(24530322)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】安土竜 デウィット 立教大学, 経済学部, 教授 (80281757)
【キーワード】再生可能エネルギー / 固定価格買取制度 / 比較政治経済学 / 気候変動 / 福島第一原子力発電所事故 (他17件)
【概要】3・11を経て、再生可能エネルギーの固定価格買取制度が2012年7月に導入された。本研究は挑戦的萌芽研究「再生可能エネルギーの政治経済学」の後継の研究であり、この固定価格買取制度が日本および諸外国(ドイツ、スペイン、カナダ・オンタリオ州、韓国、中国、米国、イスラエルなど)でどのような形で進展し、またその政治経済学なインプリケーションについて分析を行った。 本研究では、固定価格買取制度のケーススタデ...
【環境学】環境保全学:地域防災計画レジリエンスを含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏地域自律・広域連携支援型多層防災システム構築の法政策研究(25285013)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】大田 直史 龍谷大学, その他部局等, 教授 (20223836)
【キーワード】公法学 / 行政法 / レジリエンス / 防災法 / 地区防災計画 (他12件)
【概要】災害による被害低減を図る戦略を地域レジリエンスの強化という方向でとらえる動きが世界的に見受けられ、これに応じた防災組織体制の構築が課題である。災害の「被害抑止→事前準備→応急対応→復旧・復興→被害抑止→……」のフェーズとサイクルに対応して、被害抑止~災害直後の被害低減には、地域の自律分散的活動を保障する地区防災計画が重要であり、自治体内の地区を基礎とした住民組織の構築と訓練が不可欠である。このフェ...
【環境学】環境保全学:脆弱性レジリエンスを含む研究件
❏国土再編に資するマルチハザード型災害リスク指数の開発(15K12495)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】災害 / リスク評価 / 脆弱性 / レジリエンス / 国土利用 (他11件)
【概要】国土再編に資するためのマルチハザード型の災害リスク指数を行った。当初は、文部科学省が作成している地震動予測地図や国土交通省による河川整備に関する情報を統合することを試みたが、それぞれの確立評価の考え方の違いにより接続が困難であった。このため、先行研究のサーベイから得た知見に基づき、災害実被害のデータから帰納的にリスクを評価する手法へとアプローチを試みた。現時点で、まだその完全な結果は得られていない...
❏東日本大震災におけるCFWの実態調査と災害対応技術としての確立(25285162)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】災害復興 / 経済復興 / 雇用 / 社会的セーフティーネット / キャッシュ・フォー・ワーク (他14件)
【概要】Cash for Work(以下CFW)とは、災害復旧・復興事業に被災者を雇用し、賃金を支払うことによって、被災者の自立を促すと同時に、よりよい災害対応や復興を実現する手法である。本研究では、東日本大震災で被災した岩手県や宮城県に焦点を当て、CFWの事例として緊急雇用創出事業を取り上げ、被雇用者の属性調査や労働市場の調査などを行った。その結果、緊急雇用の被雇用者は高齢者であったり、女性であったり、...
❏東日本大震災被災地域における減災サイクルの構築と脆弱性/復元=回復力に関する研究(24530673)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】浦野 正樹 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (20160335)
【キーワード】東日本大震災 / 脆弱性 / レジリアンス / 災害復興過程 / 減災サイクル (他7件)
【概要】本研究は、東日本大震災の被災地域を事例に長期的な減災サイクルの構築に向けて地域社会が潜在的に抱える課題や復興への課題をみつめ、地域が持続可能な活動を続けられる道筋を明らかにすることを目的にした。震災を経てダメージを受けた<住民生活を支える諸機能>が再編されていく過程は、一方では地域での生活再建を可能にするために行われる住民各層のさまざまな生存戦略の集積であるが、他方では今回の災害を受けて一定の危険...
【環境学】環境保全学:原子力災害レジリエンスを含む研究件
❏大規模災害からの復興の地域的最適解に関する総合的研究(19H00613)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】浦野 正樹 早稲田大学, 文学学術院, 名誉教授 (20160335)
【キーワード】災害 / コミュニティ / レジリエンス / 原子力災害 / 津波 (他6件)
【概要】本年度の調査研究は、これまで社会学が蓄積してきた震災研究に基づき、①リアス式海岸・市街地型、②リアス式海岸・農漁村型、③平地・市街地型、④平地・農漁村型、⑤原発・避難先型、⑥原発事故・避難元型、の6つの地域類型について、昨年度の成果(復興の進捗状況のサーベイと現地調査を実施しそれを部分的に纏めていく作業を行った)を踏まえながら、市町村が作成している震災に関する各種資料類を追加入手・検討して充実させ...
❏原子力災害被災地におけるコミュニティ・レジリエンスの創造(15K12268)
【研究テーマ】持続可能システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松岡 俊二 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (00211566)
【キーワード】レジリエンス / 原子力災害 / サステイナビリティ / 福島復興 / コミュニティ (他7件)
【概要】本研究「原子力災害被災地におけるコミュニティ・レシジリエンスの創造」は、サステナヒビリティの4本柱である環境的・社会的・経済的・制度的持続性と、適応力としてのコミュニティ・レシジリエンスの3つの基本要素である資源性能、資源バックアップ、資源多様性とを組み合わせ、福島復興の実地調査からその理論化と指標化にアプローチした。 早稲田大学ふくしま広野未来創造リサーチセンターの設置と福島県広野町での第1回ふ...
【環境学】環境保全学:津波災害レジリエンスを含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
【環境学】環境保全学:自然災害レジリエンスを含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏国土再編に資するマルチハザード型災害リスク指数の開発(15K12495)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】災害 / リスク評価 / 脆弱性 / レジリエンス / 国土利用 (他11件)
【概要】国土再編に資するためのマルチハザード型の災害リスク指数を行った。当初は、文部科学省が作成している地震動予測地図や国土交通省による河川整備に関する情報を統合することを試みたが、それぞれの確立評価の考え方の違いにより接続が困難であった。このため、先行研究のサーベイから得た知見に基づき、災害実被害のデータから帰納的にリスクを評価する手法へとアプローチを試みた。現時点で、まだその完全な結果は得られていない...
【数物系科学】地球惑星科学:南海トラフレジリエンスを含む研究件
❏レジリエンス強化のための備災マネジメントと南海トラフ地震・津波の影響地域への適用(19H00813)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】秋山 充良 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00302191)
【キーワード】南海トラフ地震 / マルチハザード / レジリエンス / 危機耐性 / 災害廃棄物 (他14件)
【概要】南海トラフ地震による強震動と津波の影響を受ける地域にある橋梁の信頼性評価結果によると,そのハザードレベルの過酷さから,2011年東北地方太平洋沖地震と同等,あるいはそれ以上の深刻な被害が見込まれている.一方,構造物被害を起因とする経済的損失額や道路ネットワークの機能回復に要する日数の算定は,被害の全体像の把握には役立つものの,そのリスク低減や,復旧・復興に要する時間の短縮,つまりレジリエンス強化に...
❏マルチハザードを受ける道路ネットワークのライフサイクルレジリエンスと対策優先度(国際共同研究強化)(16KK0152)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2017 - 2019
【研究代表者】秋山 充良 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00302191)
【キーワード】レジリエンス / マルチハザード / 南海トラフ / 道路ネットワーク / 橋梁 (他12件)
【概要】南海トラフ地震による強震動と津波を受ける道路ネットワークのリスク・レジリエンス評価手法を提案し,構造物の補強優先度判定への適用例を提示した.道路構造物の被災により生じる経済的損失からリスク,地震後の交通機能の低下と回復時間からレジリエンスをそれぞれ定量化した.信頼性評価では,Monte Carlo法に基づく確率計算の中で,断層運動の予測からハザード強度の推定,さらには構造物の脆弱性評価に伴う一連の...
【数物系科学】地球惑星科学:気候変動レジリエンスを含む研究件
❏北方林における気候変動への適応:生態系レジリエンスの保全をめざした生態系管理(17H01516)
【研究テーマ】環境農学(含ランドスケープ科学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】森本 淳子 北海道大学, 農学研究院, 准教授 (50338208)
【キーワード】気候変動 / 生態系管理 / 適応策 / レジリエンス / リスクモデル (他24件)
【概要】気候変動は災害リスクを増大し、生態系の劣化を助長する。陸上生態系において最も甚大な影響を受けうる北方林を対象として、気候変動の緩和策と適応策に関する総合的な研究を行った。具体的には、気候変動による頻度と強度の増大が予想される、台風による森林倒壊(風倒)を題材として、(1)気象・地形・森林の多変量を含む風倒リスクモデルの開発により、倒壊する材積を最小化する人工林配置計画の立案、(2)風倒後の中・長期...
❏気候変動脆弱性の総合評価と都市での応用(13F03776)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】厳 網林 慶應義塾大学, 環境情報学部, 教授 (10255573)
【キーワード】国際情報交換 / 中国 / 震災復興 / 核汚染 / 南相馬市 (他9件)
【概要】The Great Eastern Japan Earthquake and subsequent tsunami that occurred in March 2011 resulted in a nuclear accident at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant (FDNPP), which is affiliated with the ...
❏固定価格買取制度の比較政治経済学(24530322)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】安土竜 デウィット 立教大学, 経済学部, 教授 (80281757)
【キーワード】再生可能エネルギー / 固定価格買取制度 / 比較政治経済学 / 気候変動 / 福島第一原子力発電所事故 (他17件)
【概要】3・11を経て、再生可能エネルギーの固定価格買取制度が2012年7月に導入された。本研究は挑戦的萌芽研究「再生可能エネルギーの政治経済学」の後継の研究であり、この固定価格買取制度が日本および諸外国(ドイツ、スペイン、カナダ・オンタリオ州、韓国、中国、米国、イスラエルなど)でどのような形で進展し、またその政治経済学なインプリケーションについて分析を行った。 本研究では、固定価格買取制度のケーススタデ...
【工学】建築学:極限外乱法レジリエンスを含む研究件
❏制振と免震のハイブリッド化による建築構造物の総合的なレジリエンス向上に関する研究(15H04079)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】竹脇 出 京都大学, 工学研究科, 教授 (20155055)
【キーワード】耐震設計 / 制振設計 / 極限外乱法 / レジリエンス / 不確定性 (他12件)
【概要】2011.3.11以降問題となっている「想定外の地震動」という概念を払拭するには,地震動を構成するパラメターの自由な変動を許容する最悪地震動(極限外乱)の導入が必要不可欠である。本研究では,最悪地震動の概念と構造物のレジリエンスの概念を巧みに組み合わせた信頼性の高い耐震設計法・構造設計法の枠組を創出し,「想定外の地震動」に対しても急激な耐震性能の劣化を伴わない建築構造物の設計を可能とする体系を構築...
❏最悪地震動理論の信頼性向上とロバスト性・冗長性に優れた建物の構造設計法(24246095)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】竹脇 出 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20155055)
【キーワード】耐震設計 / 最悪地震動 / 制振構造 / 長周期地震動 / 冗長性 (他13件)
【概要】極限地震動理論(最悪地震動理論)は、これまで主として長周期地震動以外のランダム性の強い特性のものに限定されていた。本研究では,特に長周期地震動に着目し,その入力レベル(最大速度)および継続時間に関して極限的な特性を明らかにした。入力地震動の不確定性を考慮した設計法だけで想定外の地震動に十分対応できるとは考えられず、余裕度・フェールセーフ機構などの冗長性や構造特性のばらつきをも考慮した総合的な設計法...
【工学】建築学:地域コミュニテイレジリエンスを含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏災害復興下の被災地コミュニティのレジリエンス醸成に向けた実験経済学的研究(15K03417)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】芦田 登代 東京大学, 社会科学研究所, 特任研究員 (80724898)
【キーワード】フィールド実験 / 双曲割引 / 健康 / 被災地 / 災害復興 (他14件)
【概要】東日本大震災前後のパネルデータとフィールド実験データを用いて、人々の選好、なかでも双曲割引ファクターが被災前後の行動にどのように影響するのか検証を行った。 フィールド実験データでは、被災の程度が高かった人は、さらに双曲割引ファクターが下がっていたことが確認された。そのフィールドデータとパネルデータを結合したデータを用いて分析した結果、BMIなどとの関連が観察された。また、その頑健性の検証として観察...
【工学】建築学:震災復興レジリエンスを含む研究件
❏原子力災害被災地におけるコミュニティ・レジリエンスの創造(15K12268)
【研究テーマ】持続可能システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松岡 俊二 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (00211566)
【キーワード】レジリエンス / 原子力災害 / サステイナビリティ / 福島復興 / コミュニティ (他7件)
【概要】本研究「原子力災害被災地におけるコミュニティ・レシジリエンスの創造」は、サステナヒビリティの4本柱である環境的・社会的・経済的・制度的持続性と、適応力としてのコミュニティ・レシジリエンスの3つの基本要素である資源性能、資源バックアップ、資源多様性とを組み合わせ、福島復興の実地調査からその理論化と指標化にアプローチした。 早稲田大学ふくしま広野未来創造リサーチセンターの設置と福島県広野町での第1回ふ...
❏気候変動脆弱性の総合評価と都市での応用(13F03776)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】厳 網林 慶應義塾大学, 環境情報学部, 教授 (10255573)
【キーワード】国際情報交換 / 中国 / 震災復興 / 核汚染 / 南相馬市 (他9件)
【概要】The Great Eastern Japan Earthquake and subsequent tsunami that occurred in March 2011 resulted in a nuclear accident at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant (FDNPP), which is affiliated with the ...
❏大規模災害への復元力のある新たなグローバル社会システムの再構築(24651193)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】早田 宰 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (80264597)
【キーワード】レジリエンス / スローシティ / 東日本大震災 / 津波 / NPO (他14件)
【概要】東日本大震災で被災した三陸沿岸地域は震災前より減退傾向にある農林漁業地域で、その復興のためには、単に3.11の前に戻すのではなく、グローバル社会経済の中で持続可能な経済・社会・環境の構造を新たに再構築することが重要である。調査の結果、被災後多くの地域で減少が加速し、被害や減退度の著しい地域では、NPO等の支援が十分でない。一方、自立的な復興まちづくりに取り組んだ気仙沼市のような地域もあり、被災前か...
【工学】土木工学:免震レジリエンスを含む研究件
❏「危機耐性」の概念に基づく耐震設計体系の確立と実現のための要素技術の開発(16H02357)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】本田 利器 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60301248)
【キーワード】危機耐性 / 入力地震動 / 耐震設計 / 極大地震 / RC橋脚 (他11件)
【概要】非常に強い地震に対する耐震性能の概念のしての「危機耐性」の概念を整理し,具体的な設計手法や構造技術を開発した.設計外力として,機械学習を用いた地震動合成手法や特性震源化モデルを用いた強震動地震動のシミュレーションを開発した.また,構造系として,摩擦振子型免震機構を有するRC橋脚や,被災後に迅速に交換可能な構造(メタボリズム耐震構造)等を提案し,構造実験および数値実験により有効性を確認した.また,被...
❏制振と免震のハイブリッド化による建築構造物の総合的なレジリエンス向上に関する研究(15H04079)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】竹脇 出 京都大学, 工学研究科, 教授 (20155055)
【キーワード】耐震設計 / 制振設計 / 極限外乱法 / レジリエンス / 不確定性 (他12件)
【概要】2011.3.11以降問題となっている「想定外の地震動」という概念を払拭するには,地震動を構成するパラメターの自由な変動を許容する最悪地震動(極限外乱)の導入が必要不可欠である。本研究では,最悪地震動の概念と構造物のレジリエンスの概念を巧みに組み合わせた信頼性の高い耐震設計法・構造設計法の枠組を創出し,「想定外の地震動」に対しても急激な耐震性能の劣化を伴わない建築構造物の設計を可能とする体系を構築...
【工学】土木工学:危機耐性レジリエンスを含む研究件
❏被災局面の同定によるマルチスケール動学的システムとしてのインフラの危機耐性の評価(20H00258)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】本田 利器 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60301248)
【キーワード】危機耐性 / レジリエンス / 耐震設計 / 地震災害 / システムリスク (他9件)
【概要】(1)地震外力の評価については,設計用の地震外力を作成する手法として,機械学習を用いた手法を構築した.内陸地殻内地震と海溝型地震のそれぞれを想定した震源モデルの適用性を検証した.(2) 危機耐性局面を想定した免震橋梁模型に対して一方向入力および二方向入力の震動実験を実施し,性能を確認するとともに,性能の安定性等の課題を同定した.また,被災後の対応を考慮するメタボリズム耐震橋脚構造の載荷実験を行った...
❏レジリエンス強化のための備災マネジメントと南海トラフ地震・津波の影響地域への適用(19H00813)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】秋山 充良 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00302191)
【キーワード】南海トラフ地震 / マルチハザード / レジリエンス / 危機耐性 / 災害廃棄物 (他14件)
【概要】南海トラフ地震による強震動と津波の影響を受ける地域にある橋梁の信頼性評価結果によると,そのハザードレベルの過酷さから,2011年東北地方太平洋沖地震と同等,あるいはそれ以上の深刻な被害が見込まれている.一方,構造物被害を起因とする経済的損失額や道路ネットワークの機能回復に要する日数の算定は,被害の全体像の把握には役立つものの,そのリスク低減や,復旧・復興に要する時間の短縮,つまりレジリエンス強化に...
❏「危機耐性」の概念に基づく耐震設計体系の確立と実現のための要素技術の開発(16H02357)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】本田 利器 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60301248)
【キーワード】危機耐性 / 入力地震動 / 耐震設計 / 極大地震 / RC橋脚 (他11件)
【概要】非常に強い地震に対する耐震性能の概念のしての「危機耐性」の概念を整理し,具体的な設計手法や構造技術を開発した.設計外力として,機械学習を用いた地震動合成手法や特性震源化モデルを用いた強震動地震動のシミュレーションを開発した.また,構造系として,摩擦振子型免震機構を有するRC橋脚や,被災後に迅速に交換可能な構造(メタボリズム耐震構造)等を提案し,構造実験および数値実験により有効性を確認した.また,被...
【工学】土木工学:交通計画レジリエンスを含む研究件
❏レジリエント幹線交通ネットワーク計画のための数理最適化アプローチ(22H00222)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】奥村 誠 東北大学, 災害科学国際研究所, 教授 (00194514)
【キーワード】交通計画 / ネットワーク計画 / レジリエンス / 幹線交通網 / 最適化
【概要】
❏社会基盤計画の遂行におけるレジリエンス能力の解明(16H04431)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岩倉 成志 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (20223373)
【キーワード】レジリエンス / 人材育成 / 土木技術者 / 社会基盤計画 / オーラルヒストリー (他14件)
【概要】わが国は財政制約から新規のインフラ投資が困難な状況の中で,従来に増して複雑で対応が難しい社会基盤計画の時代を迎えている.プロジェクトの減少や長期化が起きており,若手技術者のプロジェクト実現経験の減少は,大きな負のスパイラルを描いて,技術力を低下させていく可能性が高い.困難な状況に上手に適応し,それを遂行するレジリエンス能力を備えた若手人材を多く輩出することが重要かつ必須と考える.本稿では困難なプロ...
【工学】土木工学:耐震レジリエンスを含む研究件
❏被災局面の同定によるマルチスケール動学的システムとしてのインフラの危機耐性の評価(20H00258)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】本田 利器 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60301248)
【キーワード】危機耐性 / レジリエンス / 耐震設計 / 地震災害 / システムリスク (他9件)
【概要】(1)地震外力の評価については,設計用の地震外力を作成する手法として,機械学習を用いた手法を構築した.内陸地殻内地震と海溝型地震のそれぞれを想定した震源モデルの適用性を検証した.(2) 危機耐性局面を想定した免震橋梁模型に対して一方向入力および二方向入力の震動実験を実施し,性能を確認するとともに,性能の安定性等の課題を同定した.また,被災後の対応を考慮するメタボリズム耐震橋脚構造の載荷実験を行った...
❏「危機耐性」の概念に基づく耐震設計体系の確立と実現のための要素技術の開発(16H02357)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】本田 利器 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60301248)
【キーワード】危機耐性 / 入力地震動 / 耐震設計 / 極大地震 / RC橋脚 (他11件)
【概要】非常に強い地震に対する耐震性能の概念のしての「危機耐性」の概念を整理し,具体的な設計手法や構造技術を開発した.設計外力として,機械学習を用いた地震動合成手法や特性震源化モデルを用いた強震動地震動のシミュレーションを開発した.また,構造系として,摩擦振子型免震機構を有するRC橋脚や,被災後に迅速に交換可能な構造(メタボリズム耐震構造)等を提案し,構造実験および数値実験により有効性を確認した.また,被...
【工学】土木工学:リスクマネジメントレジリエンスを含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏SC途絶リスクマネジメントの方法論およびシステム構築に関する研究(25242031)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松川 弘明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (30242275)
【キーワード】経営工学 / サプライチェーンマネジメント / サプライチェーン途絶 / リスクマネジメント / レジリエンス (他12件)
【概要】サプライチェン(SC)途絶リスクをマネジメントするための方法論とシステム開発を行った.方法論として,(1)リスクドライバーとその構造モデルの構築,(2)レジリエンスとその構造モデルの構築,(3)ロバストSCネットワーク設計モデルの構築,および(4)SC安全在庫の動的配置モデルの構築を行い,これらの手法を活用するためにSC見える化システムの開発を行った.研究成果は雑誌論文84本,会議論文182本,1...
【工学】土木工学:耐震設計レジリエンスを含む研究件
❏被災局面の同定によるマルチスケール動学的システムとしてのインフラの危機耐性の評価(20H00258)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】本田 利器 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60301248)
【キーワード】危機耐性 / レジリエンス / 耐震設計 / 地震災害 / システムリスク (他9件)
【概要】(1)地震外力の評価については,設計用の地震外力を作成する手法として,機械学習を用いた手法を構築した.内陸地殻内地震と海溝型地震のそれぞれを想定した震源モデルの適用性を検証した.(2) 危機耐性局面を想定した免震橋梁模型に対して一方向入力および二方向入力の震動実験を実施し,性能を確認するとともに,性能の安定性等の課題を同定した.また,被災後の対応を考慮するメタボリズム耐震橋脚構造の載荷実験を行った...
❏「危機耐性」の概念に基づく耐震設計体系の確立と実現のための要素技術の開発(16H02357)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】本田 利器 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60301248)
【キーワード】危機耐性 / 入力地震動 / 耐震設計 / 極大地震 / RC橋脚 (他11件)
【概要】非常に強い地震に対する耐震性能の概念のしての「危機耐性」の概念を整理し,具体的な設計手法や構造技術を開発した.設計外力として,機械学習を用いた地震動合成手法や特性震源化モデルを用いた強震動地震動のシミュレーションを開発した.また,構造系として,摩擦振子型免震機構を有するRC橋脚や,被災後に迅速に交換可能な構造(メタボリズム耐震構造)等を提案し,構造実験および数値実験により有効性を確認した.また,被...
❏制振と免震のハイブリッド化による建築構造物の総合的なレジリエンス向上に関する研究(15H04079)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】竹脇 出 京都大学, 工学研究科, 教授 (20155055)
【キーワード】耐震設計 / 制振設計 / 極限外乱法 / レジリエンス / 不確定性 (他12件)
【概要】2011.3.11以降問題となっている「想定外の地震動」という概念を払拭するには,地震動を構成するパラメターの自由な変動を許容する最悪地震動(極限外乱)の導入が必要不可欠である。本研究では,最悪地震動の概念と構造物のレジリエンスの概念を巧みに組み合わせた信頼性の高い耐震設計法・構造設計法の枠組を創出し,「想定外の地震動」に対しても急激な耐震性能の劣化を伴わない建築構造物の設計を可能とする体系を構築...
【工学】総合工学:ライフラインレジリエンスを含む研究件
❏被災局面の同定によるマルチスケール動学的システムとしてのインフラの危機耐性の評価(20H00258)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】本田 利器 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60301248)
【キーワード】危機耐性 / レジリエンス / 耐震設計 / 地震災害 / システムリスク (他9件)
【概要】(1)地震外力の評価については,設計用の地震外力を作成する手法として,機械学習を用いた手法を構築した.内陸地殻内地震と海溝型地震のそれぞれを想定した震源モデルの適用性を検証した.(2) 危機耐性局面を想定した免震橋梁模型に対して一方向入力および二方向入力の震動実験を実施し,性能を確認するとともに,性能の安定性等の課題を同定した.また,被災後の対応を考慮するメタボリズム耐震橋脚構造の載荷実験を行った...
❏「国難」となる最悪の被災シナリオと減災対策(24221010)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】河田 恵昭 関西大学, 社会安全学部, 特別任命教授 (10027295)
【キーワード】国難 / 首都直下地震 / 南海トラフ巨大地震 / 最悪の被災シナリオ / 過酷事象 (他22件)
【概要】本研究では、逆転の発想に基づき、加害側の災害の立場から、南海トラフ巨大地震や首都直下地震によって、過酷事象が発生し、未曽有の被害をもたらすにはどのように“人間社会を攻めればよいのか”を考究して、巨大災害が起こった時の現代社会の様々な弱点を見出し、その中で被害が極端に拡大する可能性のある「最悪の被災シナリオ」被害を軽減するためには、新たに縮災を定義し、減災だけでなく、災害による被害が発生することを前...
【工学】総合工学:冗長性レジリエンスを含む研究件
❏不確実性と多元的価値の中での順応的な環境ガバナンスのあり方についての社会学的研究(16H02039)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】宮内 泰介 北海道大学, 文学研究院, 教授 (50222328)
【キーワード】順応性 / 冗長性 / 不確実性 / 複数性 / 語り (他20件)
【概要】本研究は、不確実性をかかえ、多元的な価値が存在する現実社会の中で、いかに環境ガバナンスの構築を実現させるか、その要件を多数の事例調査から明らかにすることを目的とした。その結果、以下のことが明らかになった。第一に、順応性と複数性、そしての冗長性の重要性が明らかになった。リジッドな制度や計画によるのではなく、試行錯誤の柔軟なしくみこそが大事であり、さらに、一見無駄な余地を残した方法が求められること。第...
❏最悪地震動理論の信頼性向上とロバスト性・冗長性に優れた建物の構造設計法(24246095)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】竹脇 出 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20155055)
【キーワード】耐震設計 / 最悪地震動 / 制振構造 / 長周期地震動 / 冗長性 (他13件)
【概要】極限地震動理論(最悪地震動理論)は、これまで主として長周期地震動以外のランダム性の強い特性のものに限定されていた。本研究では,特に長周期地震動に着目し,その入力レベル(最大速度)および継続時間に関して極限的な特性を明らかにした。入力地震動の不確定性を考慮した設計法だけで想定外の地震動に十分対応できるとは考えられず、余裕度・フェールセーフ機構などの冗長性や構造特性のばらつきをも考慮した総合的な設計法...
【工学】総合工学:都市計画レジリエンスを含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏社会基盤計画の遂行におけるレジリエンス能力の解明(16H04431)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岩倉 成志 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (20223373)
【キーワード】レジリエンス / 人材育成 / 土木技術者 / 社会基盤計画 / オーラルヒストリー (他14件)
【概要】わが国は財政制約から新規のインフラ投資が困難な状況の中で,従来に増して複雑で対応が難しい社会基盤計画の時代を迎えている.プロジェクトの減少や長期化が起きており,若手技術者のプロジェクト実現経験の減少は,大きな負のスパイラルを描いて,技術力を低下させていく可能性が高い.困難な状況に上手に適応し,それを遂行するレジリエンス能力を備えた若手人材を多く輩出することが重要かつ必須と考える.本稿では困難なプロ...
【工学】総合工学:地震災害レジリエンスを含む研究件
❏被災局面の同定によるマルチスケール動学的システムとしてのインフラの危機耐性の評価(20H00258)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】本田 利器 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60301248)
【キーワード】危機耐性 / レジリエンス / 耐震設計 / 地震災害 / システムリスク (他9件)
【概要】(1)地震外力の評価については,設計用の地震外力を作成する手法として,機械学習を用いた手法を構築した.内陸地殻内地震と海溝型地震のそれぞれを想定した震源モデルの適用性を検証した.(2) 危機耐性局面を想定した免震橋梁模型に対して一方向入力および二方向入力の震動実験を実施し,性能を確認するとともに,性能の安定性等の課題を同定した.また,被災後の対応を考慮するメタボリズム耐震橋脚構造の載荷実験を行った...
❏東日本大震災の災害地理学的検証-「想定外」回避のためのハザード評価手法の再検討-(24240114)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 康弘 名古屋大学, 減災連携研究センター, 教授 (70222065)
【キーワード】地形 / 地震災害 / 津波 / 地盤災害 / 海底活断層 (他7件)
【概要】東日本大震災の多様性と地域性の問題の解明は、第一級の災害地理学的課題である。本研究は津波と液状化について、①災害の分布と発生要因を精査し、②その地理分布を俯瞰的に類型化し、③今後の災害予測や被害軽減のあり方を検討した。また、④既存のハザードマップを総合的に検証し、⑤地形地質等の土地条件の適切な考慮によるハザードマップの改良法を提言した。さらに、⑥ハザードマップにリアリティを持たせるための3D化を検...
【工学】総合工学:災害復興レジリエンスを含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏災害復興下の被災地コミュニティのレジリエンス醸成に向けた実験経済学的研究(15K03417)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】芦田 登代 東京大学, 社会科学研究所, 特任研究員 (80724898)
【キーワード】フィールド実験 / 双曲割引 / 健康 / 被災地 / 災害復興 (他14件)
【概要】東日本大震災前後のパネルデータとフィールド実験データを用いて、人々の選好、なかでも双曲割引ファクターが被災前後の行動にどのように影響するのか検証を行った。 フィールド実験データでは、被災の程度が高かった人は、さらに双曲割引ファクターが下がっていたことが確認された。そのフィールドデータとパネルデータを結合したデータを用いて分析した結果、BMIなどとの関連が観察された。また、その頑健性の検証として観察...
❏東日本大震災におけるCFWの実態調査と災害対応技術としての確立(25285162)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】災害復興 / 経済復興 / 雇用 / 社会的セーフティーネット / キャッシュ・フォー・ワーク (他14件)
【概要】Cash for Work(以下CFW)とは、災害復旧・復興事業に被災者を雇用し、賃金を支払うことによって、被災者の自立を促すと同時に、よりよい災害対応や復興を実現する手法である。本研究では、東日本大震災で被災した岩手県や宮城県に焦点を当て、CFWの事例として緊急雇用創出事業を取り上げ、被雇用者の属性調査や労働市場の調査などを行った。その結果、緊急雇用の被雇用者は高齢者であったり、女性であったり、...
【工学】総合工学:長周期地震動レジリエンスを含む研究件
❏制振と免震のハイブリッド化による建築構造物の総合的なレジリエンス向上に関する研究(15H04079)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】竹脇 出 京都大学, 工学研究科, 教授 (20155055)
【キーワード】耐震設計 / 制振設計 / 極限外乱法 / レジリエンス / 不確定性 (他12件)
【概要】2011.3.11以降問題となっている「想定外の地震動」という概念を払拭するには,地震動を構成するパラメターの自由な変動を許容する最悪地震動(極限外乱)の導入が必要不可欠である。本研究では,最悪地震動の概念と構造物のレジリエンスの概念を巧みに組み合わせた信頼性の高い耐震設計法・構造設計法の枠組を創出し,「想定外の地震動」に対しても急激な耐震性能の劣化を伴わない建築構造物の設計を可能とする体系を構築...
❏最悪地震動理論の信頼性向上とロバスト性・冗長性に優れた建物の構造設計法(24246095)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】竹脇 出 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20155055)
【キーワード】耐震設計 / 最悪地震動 / 制振構造 / 長周期地震動 / 冗長性 (他13件)
【概要】極限地震動理論(最悪地震動理論)は、これまで主として長周期地震動以外のランダム性の強い特性のものに限定されていた。本研究では,特に長周期地震動に着目し,その入力レベル(最大速度)および継続時間に関して極限的な特性を明らかにした。入力地震動の不確定性を考慮した設計法だけで想定外の地震動に十分対応できるとは考えられず、余裕度・フェールセーフ機構などの冗長性や構造特性のばらつきをも考慮した総合的な設計法...
【工学】総合工学:東日本大震災レジリエンスを含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏日本の緊急災害報道の課題を探る~ハリケーンやテロ報道とマルチメディア化の教訓から(15H05191)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】奥村 信幸 武蔵大学, 社会学部, 教授 (00411140)
【キーワード】ジャーナリズム / 災害報道 / 緊急災害報道 / ニュース / マルチメディア (他18件)
【概要】ハリケーンカトリーナの被害を受けた米ルイジアナ州ニューオーリンズ市のメディアからのヒアリング、ミズーリ大学ジャーナリズム大学院でのヒアリング及び意見交換、及びワシントンDCのアメリカン・プレス研究所等におけるヒアリング、英国BBCにおける災害報道担当者らのヒアリングを通して、災害報道では緊急避難情報などの広報は一義的には政府など公共機関の責任である枠組みの違いなどを確認した。 オンラインニュース・...
❏東日本大震災におけるCFWの実態調査と災害対応技術としての確立(25285162)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】災害復興 / 経済復興 / 雇用 / 社会的セーフティーネット / キャッシュ・フォー・ワーク (他14件)
【概要】Cash for Work(以下CFW)とは、災害復旧・復興事業に被災者を雇用し、賃金を支払うことによって、被災者の自立を促すと同時に、よりよい災害対応や復興を実現する手法である。本研究では、東日本大震災で被災した岩手県や宮城県に焦点を当て、CFWの事例として緊急雇用創出事業を取り上げ、被雇用者の属性調査や労働市場の調査などを行った。その結果、緊急雇用の被雇用者は高齢者であったり、女性であったり、...
【工学】総合工学:持続可能性レジリエンスを含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏アジア諸国における教育の持続可能性とレジリエンスに関する総合的研究(24402046)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】永田 佳之 聖心女子大学, 文学部, 教授 (20280513)
【キーワード】レジリエンス / 持続可能性 / 持続可能な開発 / ESD / 持続可能な開発のための教育 (他15件)
【概要】本研究では、アジア太平洋地域の災害大国とも言われるインドネシア、フィリピン、スリランカ、ニュージーランド、日本の5ヵ国における教育、特に学校教育の持続可能性とレジリエンスの特徴について質問紙調査及び現地及び日本国内でのインタビュー調査を通して明らかにした。特に研究のキーワードとして重視したレジリエンスについては「冗長性」、「多様性」、「頑強さ」、「自律性」を構成要素として捉え、分析を行った。国によ...
【工学】総合工学:不確定性レジリエンスを含む研究件
❏重層化する不確実性へのレジリエンス:水産物サプライチェーン研究の課題と実践(19H00555)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】赤嶺 淳 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (90336701)
【キーワード】資本主義再考 / 技術革新 / スケーラビリティ / サプライチェーン / 不確定性 (他24件)
【概要】研究代表者の赤嶺は、2021年6月中旬より7月末まで共同船舶株式会社が所有する捕鯨母船日新丸(8,145GT)に乗船し、同社が21NP-1Wと呼ぶ、三陸沖におけるニタリクジラ漁を参与観察する機会を得た。途中7月9日より7月16日まで捕鯨船第三勇新丸(742GT)に移動し、ニタリクジラ13頭の探鯨と捕獲・渡鯨に立ちあい、日新丸船団がおこなった探鯨から捕獲、渡鯨、解剖、パン立て、急冷、出荷にいたる全工...
❏制振と免震のハイブリッド化による建築構造物の総合的なレジリエンス向上に関する研究(15H04079)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】竹脇 出 京都大学, 工学研究科, 教授 (20155055)
【キーワード】耐震設計 / 制振設計 / 極限外乱法 / レジリエンス / 不確定性 (他12件)
【概要】2011.3.11以降問題となっている「想定外の地震動」という概念を払拭するには,地震動を構成するパラメターの自由な変動を許容する最悪地震動(極限外乱)の導入が必要不可欠である。本研究では,最悪地震動の概念と構造物のレジリエンスの概念を巧みに組み合わせた信頼性の高い耐震設計法・構造設計法の枠組を創出し,「想定外の地震動」に対しても急激な耐震性能の劣化を伴わない建築構造物の設計を可能とする体系を構築...
❏最悪地震動理論の信頼性向上とロバスト性・冗長性に優れた建物の構造設計法(24246095)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】竹脇 出 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20155055)
【キーワード】耐震設計 / 最悪地震動 / 制振構造 / 長周期地震動 / 冗長性 (他13件)
【概要】極限地震動理論(最悪地震動理論)は、これまで主として長周期地震動以外のランダム性の強い特性のものに限定されていた。本研究では,特に長周期地震動に着目し,その入力レベル(最大速度)および継続時間に関して極限的な特性を明らかにした。入力地震動の不確定性を考慮した設計法だけで想定外の地震動に十分対応できるとは考えられず、余裕度・フェールセーフ機構などの冗長性や構造特性のばらつきをも考慮した総合的な設計法...
【工学】総合工学:リスク評価レジリエンスを含む研究件
❏被災局面の同定によるマルチスケール動学的システムとしてのインフラの危機耐性の評価(20H00258)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】本田 利器 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60301248)
【キーワード】危機耐性 / レジリエンス / 耐震設計 / 地震災害 / システムリスク (他9件)
【概要】(1)地震外力の評価については,設計用の地震外力を作成する手法として,機械学習を用いた手法を構築した.内陸地殻内地震と海溝型地震のそれぞれを想定した震源モデルの適用性を検証した.(2) 危機耐性局面を想定した免震橋梁模型に対して一方向入力および二方向入力の震動実験を実施し,性能を確認するとともに,性能の安定性等の課題を同定した.また,被災後の対応を考慮するメタボリズム耐震橋脚構造の載荷実験を行った...
❏国土再編に資するマルチハザード型災害リスク指数の開発(15K12495)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】災害 / リスク評価 / 脆弱性 / レジリエンス / 国土利用 (他11件)
【概要】国土再編に資するためのマルチハザード型の災害リスク指数を行った。当初は、文部科学省が作成している地震動予測地図や国土交通省による河川整備に関する情報を統合することを試みたが、それぞれの確立評価の考え方の違いにより接続が困難であった。このため、先行研究のサーベイから得た知見に基づき、災害実被害のデータから帰納的にリスクを評価する手法へとアプローチを試みた。現時点で、まだその完全な結果は得られていない...
【工学】総合工学:防災レジリエンスを含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏地域で暮らす精神障害者の被災体験をふまえたレジリエントコミュニティ形成支援法開発(15K11844)
【研究テーマ】地域看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】野崎 章子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 講師 (90361419)
【キーワード】災害 / 精神障害 / レジリエント・コミュニティ / レジリエンス / 精神障害者 (他15件)
【概要】自然災害大国である日本では、災害に強く回復力の高いレジリエントなコミュニティを、障害の有無にかかわらず共に形成することが必須である。本研究においては、地域で暮らす精神障害者の東日本大震災時の発生時と以降の生活の状況や困難・心身の健康状態・防災行動とニーズ等を明らかにした。その家族や施設関係者、精神障害者自助組織に属する当事者に対しても同様のヒアリングを実施した。その結果、防災推進が精神障害者にとっ...
【工学】総合工学:ハザードマップレジリエンスを含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏東日本大震災の災害地理学的検証-「想定外」回避のためのハザード評価手法の再検討-(24240114)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 康弘 名古屋大学, 減災連携研究センター, 教授 (70222065)
【キーワード】地形 / 地震災害 / 津波 / 地盤災害 / 海底活断層 (他7件)
【概要】東日本大震災の多様性と地域性の問題の解明は、第一級の災害地理学的課題である。本研究は津波と液状化について、①災害の分布と発生要因を精査し、②その地理分布を俯瞰的に類型化し、③今後の災害予測や被害軽減のあり方を検討した。また、④既存のハザードマップを総合的に検証し、⑤地形地質等の土地条件の適切な考慮によるハザードマップの改良法を提言した。さらに、⑥ハザードマップにリアリティを持たせるための3D化を検...
【工学】総合工学:シミュレーションレジリエンスを含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏企業ネットワーク全体の構造に基づいた災害・政策のリスク評価(15K01217)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, シミュレーション学研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】企業 / ネットワーク / 災害 / 政策 / リスク (他15件)
【概要】本研究はサプライチェーンデータを用いて,個々の経済主体へのショックが全体にどう波及すうるか,コントローラビリティ論を用いたリスクの分析,の2つを主に行った.個々の経済主体へのショックについて重要な発見は,個別企業のショックでありながら,その波及の規模はべき分布になるということであった.コントローラビリティ論についての重要な発見は,産業ごとに他の産業を介して影響を及ぼすことができるかどうかの企業の割...
【工学】総合工学:津波レジリエンスを含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏大規模災害からの復興の地域的最適解に関する総合的研究(19H00613)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】浦野 正樹 早稲田大学, 文学学術院, 名誉教授 (20160335)
【キーワード】災害 / コミュニティ / レジリエンス / 原子力災害 / 津波 (他6件)
【概要】本年度の調査研究は、これまで社会学が蓄積してきた震災研究に基づき、①リアス式海岸・市街地型、②リアス式海岸・農漁村型、③平地・市街地型、④平地・農漁村型、⑤原発・避難先型、⑥原発事故・避難元型、の6つの地域類型について、昨年度の成果(復興の進捗状況のサーベイと現地調査を実施しそれを部分的に纏めていく作業を行った)を踏まえながら、市町村が作成している震災に関する各種資料類を追加入手・検討して充実させ...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
【農学】農業工学:情報レジリエンスを含む研究件
❏都市の倫理的変容のための学際研究:持続可能性,情報,レジリエンス,食,経済(21K18114)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】神崎 宣次 南山大学, 国際教養学部, 教授 (50422910)
【キーワード】都市 / 倫理 / 情報 / 技術 / 食農 (他10件)
【概要】採択の時期が遅く実質的な研究期間が半年ほどであったことに加え、異分野の研究者による学祭的プロジェクトであるため、今年度の研究活動の中心は申請書でも記述した、学祭的研究の方法論の側面に重点を置いた。アクティブ・ブック・ダイアローグの手法を用いた、メンバー間でのそれぞれの分析の方向性の共有や、ファシリテーションの諸技法に関する研究会などを、それぞれシリーズとして複数回開催した。また、それぞれの専門分野...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
【農学】農業工学:自然資源管理レジリエンスを含む研究件
❏不確実性と多元的価値の中での順応的な環境ガバナンスのあり方についての社会学的研究(16H02039)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】宮内 泰介 北海道大学, 文学研究院, 教授 (50222328)
【キーワード】順応性 / 冗長性 / 不確実性 / 複数性 / 語り (他20件)
【概要】本研究は、不確実性をかかえ、多元的な価値が存在する現実社会の中で、いかに環境ガバナンスの構築を実現させるか、その要件を多数の事例調査から明らかにすることを目的とした。その結果、以下のことが明らかになった。第一に、順応性と複数性、そしての冗長性の重要性が明らかになった。リジッドな制度や計画によるのではなく、試行錯誤の柔軟なしくみこそが大事であり、さらに、一見無駄な余地を残した方法が求められること。第...
❏アダプティブ・ガバナンスと市民調査に関する環境社会学的研究(20243028)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】宮内 泰介 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50222328)
【キーワード】コモンズ / 順応的管理 / レジティマシー / 自然再生 / 社会的モニタリング (他11件)
【概要】自然をめぐるガバナンスについて多くの現地調査を軸に研究した結果、多元的な価値を認めることが重要であること、また、ガバナンスのプロセスの中で試行錯誤とダイナミズムを保障することが大事であること、さらには、様々な市民による調査活動や学びを軸としつつ、大きな物語を飼い慣らして、地域の中での再文脈化を図ることが重要であることが明らかになった。 ...
【農学】境界農学:レジスタンスレジリエンスを含む研究件
❏気候変動下での土地劣化進行地域を含む生態系機能の予測(22K05716)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】柳川 亜季 明星大学, 理工学部, 准教授 (90620469)
【キーワード】レジスタンス / レジリエンス / 極端現象
【概要】
❏北方林における気候変動への適応:生態系レジリエンスの保全をめざした生態系管理(17H01516)
【研究テーマ】環境農学(含ランドスケープ科学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】森本 淳子 北海道大学, 農学研究院, 准教授 (50338208)
【キーワード】気候変動 / 生態系管理 / 適応策 / レジリエンス / リスクモデル (他24件)
【概要】気候変動は災害リスクを増大し、生態系の劣化を助長する。陸上生態系において最も甚大な影響を受けうる北方林を対象として、気候変動の緩和策と適応策に関する総合的な研究を行った。具体的には、気候変動による頻度と強度の増大が予想される、台風による森林倒壊(風倒)を題材として、(1)気象・地形・森林の多変量を含む風倒リスクモデルの開発により、倒壊する材積を最小化する人工林配置計画の立案、(2)風倒後の中・長期...
【医歯薬学】社会医学:アフリカレジリエンスを含む研究件
❏アフリカ遊動社会における接合型レジリアンス探求による人道支援・開発ギャップの克服(18H03606)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】湖中 真哉 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (30275101)
【キーワード】レジリエンス / 開発 / 人道支援 / 遊動民 / 地域研究 (他8件)
【概要】本科研プロジェクトでは、当初、2020年度に国際会議を主催して中間成果報告を実施する予定であったが、海外研究協力者とメール会議を繰り返す過程で、より早期に国内の研究組織構成員と海外の研究組織構成員が直接的に討論・対話する機会が必要であるとの認識に至った。そこで、研究代表者の湖中と研究協力者のSaverio Kratliがパネル共同主催者となり、2019年8月27-31日 にポーランドのポズナンを開...
❏環境変動に対する農村地域の対処戦略とレジリアンスに関する研究(23310027)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-11-18 - 2014-03-31
【研究代表者】梅津 千惠子 長崎大学, 大学院水産・環境科学総合研究科, 教授 (40294251)
【キーワード】レジリアンス / 食料安全保障 / 環境変動 / 環境政策 / 農村開発 (他10件)
【概要】ザンビア南部州において食料安全保障とレジリアンスについての実証分析を行い、栄養や農外収入などの多面的適応能力の醸成による包括的食料安全保障の重要性を示唆した。天候保険の購入により作付面積が広くなることや播種時期が早まることがわかった.農民の食物摂取は国際基準と比べてエネルギー摂取量が不足していること、動物性たんぱく質摂取量が少ないことが明らかになった。サツマイモなどの代替作物は食料供給に重要な役割...
【医歯薬学】薬学:臨床心理学レジリエンスを含む研究件
❏COVID-19関連失業者の心理的ストレスと包括的支援ー環境と個人へのアプローチ(21H00945)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】高橋 美保 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (10549281)
【キーワード】失業 / COVID-19 / 心理的支援 / 地域支援 / レジリエンス (他7件)
【概要】本年は、大きく分けて2つの研究を行った。 研究1は、COVID-19関連失業の失業者のストレス研究である。研究1は研究1-1と1-2に分けられる。研究1-1では、再就職支援会社でCOVID-19下の失業者の就労支援をしているキャリアコンサルタント11名を対象に、失業者のストレスについて半構造化面接によるインタビュー調査を行い、質的調査を行った。現在、そのモデル図をまとめたところであるが、それを基に...
❏キャラクター・ストレングスの活性化による危機耐性(レジリエンス)強化モデルの構築(16K13482)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】宇野 かおり (宇野カオリ) 筑波大学, 人間系, 研究員 (50769601)
【キーワード】ストレングス(強み) / レジリエンス / 心理学的介入 / 臨床心理学 / ポジティブ心理学 (他6件)
【概要】本研究では、「キャラクター・ストレングス(character strengths、以下CS)」、即ち、「人の道徳的性質を定義づける、心理的プロセスまたはメカニズム」と説明される、ポジティブ心理学の特性研究における中核概念に焦点を当てた。特に、大規模な危機的状況下におけるCSの集合的変容ならびに平常時におけるCSの個人的変容について考察した。 共に有意差の認められる結果を得、CSの活性化による心理学...
【医歯薬学】看護学:ウエルビーイングレジリエンスを含む研究件
❏21世紀型新リベラルアーツ教育の構築-「よく生きる」教育を目指して-(16K12751)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】札野 順 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (90229089)
【キーワード】リベラルアーツ / Positive Education / ポジティブ心理学 / 高等教育 / well-being (他12件)
【概要】リベラルアーツ教育の理念・目的とポジティブ教育の親和性が高いことが確認できた。特に、よりよい社会の構築に貢献するという利他性を重視する点で、共通点があることが明らかになった。また、世界各地で始まっている高等教育機関におけるポジティブ教育の現況について実地調査を踏まえて、詳細な情報を得ることができ、International Positive Education Networkの関係者とのネットワー...
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏看護師のレジリエンスを高めるサポートシステムに関する研究(15K11570)
【研究テーマ】基礎看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】秋山 美紀 東京医療保健大学, 医療保健学部, 准教授 (10434432)
【キーワード】レジリエンス / セルフコンパッション / 看護職 / ポジティブ心理学 / ポジティブ感情 (他11件)
【概要】2015年度は既存のレジリエンスプログラムを用いて、介入研究を行い、2016年に、国際学会で発表した。2016年度は、看護師を対象にレジリエンスの講演や研修を行い、普及に努めた。 2017年度は、レジリエンスと共に、セルフコンパッションをアウトカムに含めたLoving-kindness Meditation(LKM)の介入研究を行った。その結果、LKMも本プログラムの内容に組み込んだ。LKM研究は...
【医歯薬学】看護学:マインドフルネスレジリエンスを含む研究件
❏マインドフルペアレンティングプログラムの開発と効果検証:ランダム化比較試験(19K21447)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】戸部 浩美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教 (60823143)
【キーワード】マインドフルネス / マインドフルペアレンティング / 子育て / 育児ストレス / レジリエンス (他12件)
【概要】子育てにあたり、子どもだけでなく、親が自分自身の気持ちや考え、身体の状態や感覚に目を向け、子どもや自分自身の必要に敏感であるように助けるマインドフルペアレンティング尺度日本語版の開発を行い、その信頼性・妥当性を検証した。尺度開発者の確認を取るまでに時間がかかったこと、またコロナにより、プログラム参加が難しくなったことから、当初の予定からは遅れているが、尺度日本語版の開発のための調査と分析を終えた。...
❏看護師のレジリエンスを高めるサポートシステムに関する研究(15K11570)
【研究テーマ】基礎看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】秋山 美紀 東京医療保健大学, 医療保健学部, 准教授 (10434432)
【キーワード】レジリエンス / セルフコンパッション / 看護職 / ポジティブ心理学 / ポジティブ感情 (他11件)
【概要】2015年度は既存のレジリエンスプログラムを用いて、介入研究を行い、2016年に、国際学会で発表した。2016年度は、看護師を対象にレジリエンスの講演や研修を行い、普及に努めた。 2017年度は、レジリエンスと共に、セルフコンパッションをアウトカムに含めたLoving-kindness Meditation(LKM)の介入研究を行った。その結果、LKMも本プログラムの内容に組み込んだ。LKM研究は...
【医歯薬学】看護学:ペアレンティングレジリエンスを含む研究件
❏養育態度尺度日本語版開発と親の適切な養育を支援するコミュニティベース参加型研究(20K19166)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】戸部 浩美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教 (60823143)
【キーワード】養育態度 / 尺度開発 / 地域参加型研究 / 子育て / レジリエンス (他6件)
【概要】親の養育態度は、子どもの成長発達や親子心身の健康にも長期的で多大な影響を及ぼす。親が不適切な養育を避け、適切な養育を行えるようになるためには、自身の養育態度を見直し、子育てを通して自身と向き合い、自己を成長させる機会とできるような、地域に根差した支援が必要である。そこで、本研究では、効果的な育児支援を導き出すことを目標に、養育態度尺度日本語版を開発し(目的①)、適切な養育方法を学び訓練するためのプ...
❏マインドフルペアレンティングプログラムの開発と効果検証:ランダム化比較試験(19K21447)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】戸部 浩美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教 (60823143)
【キーワード】マインドフルネス / マインドフルペアレンティング / 子育て / 育児ストレス / レジリエンス (他12件)
【概要】子育てにあたり、子どもだけでなく、親が自分自身の気持ちや考え、身体の状態や感覚に目を向け、子どもや自分自身の必要に敏感であるように助けるマインドフルペアレンティング尺度日本語版の開発を行い、その信頼性・妥当性を検証した。尺度開発者の確認を取るまでに時間がかかったこと、またコロナにより、プログラム参加が難しくなったことから、当初の予定からは遅れているが、尺度日本語版の開発のための調査と分析を終えた。...
【医歯薬学】看護学:レジリエントレジリエンスを含む研究件
❏レジリエンス強化のための備災マネジメントと南海トラフ地震・津波の影響地域への適用(19H00813)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】秋山 充良 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00302191)
【キーワード】南海トラフ地震 / マルチハザード / レジリエンス / 危機耐性 / 災害廃棄物 (他14件)
【概要】南海トラフ地震による強震動と津波の影響を受ける地域にある橋梁の信頼性評価結果によると,そのハザードレベルの過酷さから,2011年東北地方太平洋沖地震と同等,あるいはそれ以上の深刻な被害が見込まれている.一方,構造物被害を起因とする経済的損失額や道路ネットワークの機能回復に要する日数の算定は,被害の全体像の把握には役立つものの,そのリスク低減や,復旧・復興に要する時間の短縮,つまりレジリエンス強化に...
❏損傷制御型RC造耐震壁の実現に向けた開発研究(16H02373)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】河野 進 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (30283493)
【キーワード】レジリエンス / ロッキングシステム / 方立壁 / 損傷制御型設計 / 機能維持 (他16件)
【概要】近年,大地震に対しての安全性だけでなく使用性や修復性も重視した設計が建築物に求められている.こうした社会的需要に応える構造形式の1つとして,エネルギー消費要素を兼ね備えたアンボンドプレキャストプレストレスト構造形式による損傷制御型構造の実用化を軸とした研究を進めた.この構造は,部材の損傷を最小限に留め,エネルギー消費要素を付加したことで,履歴面積を大きくし,残留変形を抑制したフラッグシェイプ型の履...
❏地域で暮らす精神障害者の被災体験をふまえたレジリエントコミュニティ形成支援法開発(15K11844)
【研究テーマ】地域看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】野崎 章子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 講師 (90361419)
【キーワード】災害 / 精神障害 / レジリエント・コミュニティ / レジリエンス / 精神障害者 (他15件)
【概要】自然災害大国である日本では、災害に強く回復力の高いレジリエントなコミュニティを、障害の有無にかかわらず共に形成することが必須である。本研究においては、地域で暮らす精神障害者の東日本大震災時の発生時と以降の生活の状況や困難・心身の健康状態・防災行動とニーズ等を明らかにした。その家族や施設関係者、精神障害者自助組織に属する当事者に対しても同様のヒアリングを実施した。その結果、防災推進が精神障害者にとっ...
【医歯薬学】看護学:ストレスレジリエンスを含む研究件
❏0908:社会医学、看護学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】マインドフルネス
【研究期間】マインドフルペアレンティング
【研究代表者】子育て
【キーワード】育児ストレス
【概要】
❏ストレス脆弱性モデルに基づく思春期毛髪コルチゾールと内的・外的適応の関連の検討(20K16641)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤川 慎也 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20797279)
【キーワード】毛髪コルチゾール / 思春期 / ストレス / レジリエンス / コホート研究
【概要】申請者が運営に携わる東京ティーンコホート調査より約260名の11-12歳思春期児童を抽出したサブサンプルコホート調査の15-16歳を対象とした第3期調査を平成30年5月より令和2年秋まで行った。毛髪検体は第3期調査より採取を開始し東京大学にて保管している。第2期サブサンプル調査より新たに参加した思春期児童の毛髪検体も合わせ300を超える検体を取得した。毛髪コルチゾール測定に関して、確定した測定手法...
❏マインドフルペアレンティングプログラムの開発と効果検証:ランダム化比較試験(19K21447)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】戸部 浩美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教 (60823143)
【キーワード】マインドフルネス / マインドフルペアレンティング / 子育て / 育児ストレス / レジリエンス (他12件)
【概要】子育てにあたり、子どもだけでなく、親が自分自身の気持ちや考え、身体の状態や感覚に目を向け、子どもや自分自身の必要に敏感であるように助けるマインドフルペアレンティング尺度日本語版の開発を行い、その信頼性・妥当性を検証した。尺度開発者の確認を取るまでに時間がかかったこと、またコロナにより、プログラム参加が難しくなったことから、当初の予定からは遅れているが、尺度日本語版の開発のための調査と分析を終えた。...
【医歯薬学】看護学:子育てレジリエンスを含む研究件
❏養育態度尺度日本語版開発と親の適切な養育を支援するコミュニティベース参加型研究(20K19166)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】戸部 浩美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教 (60823143)
【キーワード】養育態度 / 尺度開発 / 地域参加型研究 / 子育て / レジリエンス (他6件)
【概要】親の養育態度は、子どもの成長発達や親子心身の健康にも長期的で多大な影響を及ぼす。親が不適切な養育を避け、適切な養育を行えるようになるためには、自身の養育態度を見直し、子育てを通して自身と向き合い、自己を成長させる機会とできるような、地域に根差した支援が必要である。そこで、本研究では、効果的な育児支援を導き出すことを目標に、養育態度尺度日本語版を開発し(目的①)、適切な養育方法を学び訓練するためのプ...
❏マインドフルペアレンティングプログラムの開発と効果検証:ランダム化比較試験(19K21447)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】戸部 浩美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教 (60823143)
【キーワード】マインドフルネス / マインドフルペアレンティング / 子育て / 育児ストレス / レジリエンス (他12件)
【概要】子育てにあたり、子どもだけでなく、親が自分自身の気持ちや考え、身体の状態や感覚に目を向け、子どもや自分自身の必要に敏感であるように助けるマインドフルペアレンティング尺度日本語版の開発を行い、その信頼性・妥当性を検証した。尺度開発者の確認を取るまでに時間がかかったこと、またコロナにより、プログラム参加が難しくなったことから、当初の予定からは遅れているが、尺度日本語版の開発のための調査と分析を終えた。...
【医歯薬学】看護学:ランダム化比較試験レジリエンスを含む研究件
❏マインドフルペアレンティングプログラムの開発と効果検証:ランダム化比較試験(19K21447)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】戸部 浩美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教 (60823143)
【キーワード】マインドフルネス / マインドフルペアレンティング / 子育て / 育児ストレス / レジリエンス (他12件)
【概要】子育てにあたり、子どもだけでなく、親が自分自身の気持ちや考え、身体の状態や感覚に目を向け、子どもや自分自身の必要に敏感であるように助けるマインドフルペアレンティング尺度日本語版の開発を行い、その信頼性・妥当性を検証した。尺度開発者の確認を取るまでに時間がかかったこと、またコロナにより、プログラム参加が難しくなったことから、当初の予定からは遅れているが、尺度日本語版の開発のための調査と分析を終えた。...
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
【医歯薬学】看護学:プログラムレジリエンスを含む研究件
❏COVID-19関連失業者の心理的ストレスと包括的支援ー環境と個人へのアプローチ(21H00945)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】高橋 美保 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (10549281)
【キーワード】失業 / COVID-19 / 心理的支援 / 地域支援 / レジリエンス (他7件)
【概要】本年は、大きく分けて2つの研究を行った。 研究1は、COVID-19関連失業の失業者のストレス研究である。研究1は研究1-1と1-2に分けられる。研究1-1では、再就職支援会社でCOVID-19下の失業者の就労支援をしているキャリアコンサルタント11名を対象に、失業者のストレスについて半構造化面接によるインタビュー調査を行い、質的調査を行った。現在、そのモデル図をまとめたところであるが、それを基に...
❏中学校における思春期メンタルヘルスの支援に関する研究(26463571)
【研究テーマ】地域看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】藤田 京子 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 教授 (20406169)
【キーワード】中学生 / メンタルヘルス / リテラシー / レジリエンス / プログラム (他11件)
【概要】本研究は中学生の精神的健康と生活習慣の関連要因、および中学校養護教諭の生徒に対するメンタルヘルス支援内容を調査し、中学校における思春期メンタルヘルスリテラシー教育ツールを作成することを目的とした。 不適切な生活習慣がストレス反応に相関することや、養護教諭が育成を目指した10の要因を明らかにし、思春期の子どもの「生きる力」を育むプログラムを開発した。その成果を用いて中学生に心の健康教育を実施し、また...
【医歯薬学】看護学:メンタルヘルスレジリエンスを含む研究件
❏子ども期の逆境体験が成人の心身の健康に及ぼす影響に関する縦断的コホートの比較研究(16H05653)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30420243)
【キーワード】隠された傷跡 / 認知行動科学 / Systematic Review / 精神神経内分泌免疫学 / 予防医学 (他33件)
【概要】英国国家プロジェクトとして、数万人規模で行われる複数の出生コホート研究に参加し、データ解析や次回測定へのConsultationを受けている。縦断的な出席コホートデータを用いて、子ども期の逆境体験[虐待、いじめ、貧困(養育者の低い社会経済的地位)、本人の 精神・行動障害(抑うつ・不安・精神病症状・自傷・希死念慮等)、養育者の精神障害等]が成人に至る一生涯の健康・生活への影響を立証するために生涯発達...
❏教員と生徒のレジリエンス向上によるストレス耐性強化を目指した授業システムの構築(15K04091)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中野 有美 南山大学, 人文学部, 教授 (60423860)
【キーワード】認知行動療法 / 中学校 / 教員 / 生徒 / ストレス (他12件)
【概要】中学校を中心に担任教員が学級で授業として提供することを想定した、ストレス状況下でのセルフマネージメント、現実検討、問題解決の手順について学習するプログラムを認知行動療法の考え方をもとに作成した。授業を実施する教員がプログラムの内容を熟知していることが充実した授業につながると考え、協力校の教員をトレーニングするワークショップを行った。ワークショップで学んだ教員が参加しなかった教員に教授するという流れ...
❏中学校における思春期メンタルヘルスの支援に関する研究(26463571)
【研究テーマ】地域看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】藤田 京子 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 教授 (20406169)
【キーワード】中学生 / メンタルヘルス / リテラシー / レジリエンス / プログラム (他11件)
【概要】本研究は中学生の精神的健康と生活習慣の関連要因、および中学校養護教諭の生徒に対するメンタルヘルス支援内容を調査し、中学校における思春期メンタルヘルスリテラシー教育ツールを作成することを目的とした。 不適切な生活習慣がストレス反応に相関することや、養護教諭が育成を目指した10の要因を明らかにし、思春期の子どもの「生きる力」を育むプログラムを開発した。その成果を用いて中学生に心の健康教育を実施し、また...
【医歯薬学】看護学:コミュニティレジリエンスを含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏大規模災害からの復興の地域的最適解に関する総合的研究(19H00613)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】浦野 正樹 早稲田大学, 文学学術院, 名誉教授 (20160335)
【キーワード】災害 / コミュニティ / レジリエンス / 原子力災害 / 津波 (他6件)
【概要】本年度の調査研究は、これまで社会学が蓄積してきた震災研究に基づき、①リアス式海岸・市街地型、②リアス式海岸・農漁村型、③平地・市街地型、④平地・農漁村型、⑤原発・避難先型、⑥原発事故・避難元型、の6つの地域類型について、昨年度の成果(復興の進捗状況のサーベイと現地調査を実施しそれを部分的に纏めていく作業を行った)を踏まえながら、市町村が作成している震災に関する各種資料類を追加入手・検討して充実させ...
❏原子力災害被災地におけるコミュニティ・レジリエンスの創造(15K12268)
【研究テーマ】持続可能システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松岡 俊二 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (00211566)
【キーワード】レジリエンス / 原子力災害 / サステイナビリティ / 福島復興 / コミュニティ (他7件)
【概要】本研究「原子力災害被災地におけるコミュニティ・レシジリエンスの創造」は、サステナヒビリティの4本柱である環境的・社会的・経済的・制度的持続性と、適応力としてのコミュニティ・レシジリエンスの3つの基本要素である資源性能、資源バックアップ、資源多様性とを組み合わせ、福島復興の実地調査からその理論化と指標化にアプローチした。 早稲田大学ふくしま広野未来創造リサーチセンターの設置と福島県広野町での第1回ふ...
【医歯薬学】看護学:尺度開発レジリエンスを含む研究件
❏養育態度尺度日本語版開発と親の適切な養育を支援するコミュニティベース参加型研究(20K19166)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】戸部 浩美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教 (60823143)
【キーワード】養育態度 / 尺度開発 / 地域参加型研究 / 子育て / レジリエンス (他6件)
【概要】親の養育態度は、子どもの成長発達や親子心身の健康にも長期的で多大な影響を及ぼす。親が不適切な養育を避け、適切な養育を行えるようになるためには、自身の養育態度を見直し、子育てを通して自身と向き合い、自己を成長させる機会とできるような、地域に根差した支援が必要である。そこで、本研究では、効果的な育児支援を導き出すことを目標に、養育態度尺度日本語版を開発し(目的①)、適切な養育方法を学び訓練するためのプ...
❏マインドフルペアレンティングプログラムの開発と効果検証:ランダム化比較試験(19K21447)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】戸部 浩美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教 (60823143)
【キーワード】マインドフルネス / マインドフルペアレンティング / 子育て / 育児ストレス / レジリエンス (他12件)
【概要】子育てにあたり、子どもだけでなく、親が自分自身の気持ちや考え、身体の状態や感覚に目を向け、子どもや自分自身の必要に敏感であるように助けるマインドフルペアレンティング尺度日本語版の開発を行い、その信頼性・妥当性を検証した。尺度開発者の確認を取るまでに時間がかかったこと、またコロナにより、プログラム参加が難しくなったことから、当初の予定からは遅れているが、尺度日本語版の開発のための調査と分析を終えた。...