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研究分野:数物系科学 に関係する研究一覧:275件
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発表日:2026年5月25日 この記事は2026年6月8日号以降に掲載されます。
1
室温で「スピン量子凝縮」を実現
~先端光技術と新材料の融合で新しい光量子デバイスの道を拓く~
この記事は2026年6月8日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月25日 この記事は2026年6月8日号以降に掲載されます。
2
水蒸気を利用した結合交換性架橋樹脂の物性改質
~高効率修復材料開発への新コンセプト~
この記事は2026年6月8日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月22日 この記事は2026年6月5日号以降に掲載されます。
3
キラルでない結晶が“光の回転”を生む新原理を発見
~従来の定説を覆す新しいラマン光学活性の起源を解明~
この記事は2026年6月5日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月20日 この記事は2026年6月3日号以降に掲載されます。
4
水は撥水面上をすべらないことを実証
~流体の「すべり」現象を正確に捉える新規計測法~
この記事は2026年6月3日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月20日 この記事は2026年6月3日号以降に掲載されます。
5
相分離を介した転写因子ハブ形成を制御する「分子スイッチ」の機構を解明
~構造揺らぎが転写因子の分子集合を制御する~
この記事は2026年6月3日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月20日 この記事は2026年6月3日号以降に掲載されます。
6
結晶の中に潜む「隠れた分子」を発見
~放射光が解き明かす非磁性絶縁体の謎~
この記事は2026年6月3日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月20日 この記事は2026年6月3日号以降に掲載されます。
7
化石燃料ゼロへのエネルギーシステム転換
~脱炭素化と脱化石燃料化の違いを定量評価~
この記事は2026年6月3日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月19日 この記事は2026年6月2日号以降に掲載されます。
8
データから疾患進行の個人差を読み解く
~進行の「速さ」と「進み方」の違いを捉える新手法を開発~
この記事は2026年6月2日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月19日 この記事は2026年6月2日号以降に掲載されます。
9
光合成のCO2固定酵素群は異なる強さで制御されていた
~光合成を操る多種のたんぱく質スイッチを一斉解析~
この記事は2026年6月2日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月19日 この記事は2026年6月2日号以降に掲載されます。
10
原子レベルに薄い磁性体で磁気状態を反映した光電流を観測
~反強磁性体における符号反転する新しい光電流を発見~
この記事は2026年6月2日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月19日 この記事は2026年6月2日号以降に掲載されます。
11
植物が過酸化水素シグナルを感知する仕組みを解明
~銅イオンに依存した新たな酸化還元状態の感知機構~
この記事は2026年6月2日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月18日 この記事は2026年6月1日号以降に掲載されます。
12
高効率CO2電解プロセス設計の新指針
~圧力で生成物を制御する新原理を解明~
この記事は2026年6月1日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月18日 この記事は2026年6月1日号以降に掲載されます。
13
超高速・超低省電力で動作する不揮発量子スイッチング素子
~40ピコ秒動作、次世代コンピューター・データセンター省エネへ~
この記事は2026年6月1日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月15日 この記事は2026年5月29日号以降に掲載されます。
14
ムーンショット型研究開発事業(ムーンショット目標3)におけるプロジェクトマネージャーの決定について
この記事は2026年5月29日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月13日 この記事は2026年5月27日号以降に掲載されます。
15
閃光で一瞬 スピンデバイスを作る
~ミリ秒光パルス照射で、磁気メモリー・センサーの熱処理を約1.7秒で完了~
この記事は2026年5月27日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月13日 この記事は2026年5月27日号以降に掲載されます。
16
1.0%の微細粗さで空気抵抗43.6%低減を世界で初実証
~流体工学80年の常識を覆す発見、航空機などの省エネに期待~
この記事は2026年5月27日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月12日
17
研究倫理教育映像教材「倫理の空白Ⅴ 責任ある研究活動」のオンライン公開について
JST(理事長 橋本 和仁)は、研究倫理教育映像教材「倫理の空白Ⅴ 責任ある研究活動」データ管理編、共同研究編を制作し、JSTのウェブサイトに公開しました。JSTは、研究資金の配分機関として、公正な研究活動の推進に向け、研究倫理教育の実施支援をしています。その一環で、国内の研究倫理教育で広く活用されているeラーニングやテキストの知識習得型教材と相互に補完できる教材として、ドラマ形式の映像により、具体的な場面を想定して議論をしながら主体的に学習できる教材「倫理の空白」シリーズを制作しています。1作目は「理工学研究室編」(ねつ造・改ざん関連)、2作目は「盗用編」、そして3・4作...
キーワード:データ管理/ソーシャルネットワークサービス(SNS)/ワークショップ/eラーニング/映像教材/気候変動/キャリア/マネジメント/コンプライアンス/感染症/研究倫理
他の関係分野:情報学複合領域工学医歯薬学
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発表日:2026年5月12日
18
AI for Science革新的研究推進事業(ARiSE)の事業統括・推進統括の決定および研究開発提案の募集について
JST(理事長 橋本 和仁)は、AI for Science革新的研究推進事業(ARiSE:AI toRedesignScientificExploration)の事業統括および推進統括を決定し、本事業への研究開発提案募集を2026年5月12日(火)から開始しました。本事業は、文部科学省が定めた「AI for Scienceの推進に向けた基本的な戦略方針」(2026年3月31日文部科学省決定、以下「戦略方針」という。)に定められた具体的アクションを先導するフラグシップ事業として、研究活動におけるAI利活用(AI for Science)において、日本の強みを最大限に活かせる戦略ターゲ...
キーワード:エージェント/人工知能(AI)/気候変動/ツール開発/感染症
他の関係分野:情報学医歯薬学
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発表日:2026年5月11日
19
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)
株式会社FLOSFIAへの開発支援の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)の2025年度募集において、株式会社FLOSFIA(本社:京都府京都市、代表取締役社長:四戸 孝)に対する開発支援を決定しました。本事業は、大学等の研究成果(技術シーズ)の社会実装を目指すスタートアップ等を対象に、革新的な製品・サービス創出に向けた実用化開発を開発費の貸し付け(無利子)により支援するものです。株式会社FLOSFIAは、京都大学で開発された低コストの結晶製造法である「ミストCVD」を改良した独自の「ミストドライ®法」を用いた、α型酸化ガリウム(α-Ga₂O₃)パワー...
キーワード:気候変動/MOSFET/電力変換/技術移転/材料特性/CVD/高効率化/半導体/感染症
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2026年5月7日
20
動く分子の群れが生み出す力の計測に成功
~アクティブマター機能設計への基盤を構築~
京都大学 大学院理学研究科のモサンマツ・ラシヅ・ルバヤ 博士研究員(研究当時、現:テキサス・サザン大学 博士研究員)、川又 生吹 准教授、谷 茉莉 准教授、角五 彰 教授らは、自己駆動する分子サイズのアクティブマター素子の群れが生み出す力の測定に世界に先駆けて成功しました。生物の中には、鳥や魚の群れ、アリの集団のように、群れを形成することで、単体では実現できない性質や機能、力を生み出すものがいます。これらは近年、アクティブマター物理学の観点からも注目されています。これまでに、アクティブマター素子による群れは実現されていましたが、協働的に生み出される力の大きさは分かっていませんでした。...
キーワード:アクティブマター/新エネルギー
他の関係分野:工学
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発表日:2026年4月30日
21
「分子」そのものを生体ナノ量子センサーに
~化学合成により性能のばらつきを抑え、生細胞内の微細な温度分布を可視化~
従来のダイヤモンド系ナノ量子センサーは感度が高い一方でセンサー間の性能のばらつきが生じやすいため、温度の「相対値」しか捉えられないという弱点があった。本研究では、均一性の高い分子性材料のナノ量子センサーを新たに開発し、細胞内のその場所が「何度か(絶対値)」を正確に測ることに成功した。今後、細胞内部の局所的な温度などの変化を直接分析することが可能になり、生命現象や疾患のメカニズムを物理化学的なプロセスとして定量的に理解する道が開かれる。量子科学技術研究開発機構(「QST」) 量子生命科学研究所の石綿 整 チームリーダー(兼:千葉大学 量子生命構造創薬セ...
キーワード:化学物質/量子計測/磁場/生細胞/物理化学/NVセンター/量子センシング/温度計測/温度分布/スピン/センサー/センシング/ナノサイズ/ナノメートル/マイクロ/格子欠陥/生体内/エネルギー代謝/ラジカル/活性酸素/高次構造/創薬/脂質
他の関係分野:環境学化学総合理工工学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年4月30日
22
命の始まりは父母ゲノムの「別居」から
~父母ゲノム間の競合が受精卵の発生を助ける~
理化学研究所(理研) 生命機能科学研究センター 染色体分配研究チームの京極 博久 客員研究員(神戸大学 大学院農学研究科 准教授)、北島 智也 チームディレクター、フィジカルバイオロジー研究チームの柴田 達夫 チームディレクター、無細胞タンパク質合成研究チームの清水 義宏 チームディレクター、生命医科学研究センター 疾患エピゲノム遺伝研究チームの井上 梓 チームディレクター、九州大学 大学院医学研究院の原田 哲仁 教授らの共同研究グループは、受精卵において母と父のゲノムが2つの前核に分かれて「別居」することが、その後の正常な胚発生に重要であることを発見しました。本研究成果は、生命の最...
キーワード:プログラミング/アクティブマター/集団運動/タンパク質合成/初期胚/生殖/紡錘体/卵母細胞/胚発生/ヒストン/マネジメント/リスクマネジメント/ダイナミクス/顕微操作/染色体分配/哺乳類/ゲノム構造/クロマチン構造/細胞運命/生殖細胞/オミクス/クロマチン/マルチオミクス/遺伝子制御/細胞間相互作用/細胞競合/受精/受精卵/染色体/卵子/骨格筋/ヒストン修飾/マウス/細胞核/細胞分裂/ゲノム/遺伝子/分子生物学
他の関係分野:情報学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年4月30日
23
フラットバンドが生む世界最大の横磁気熱電伝導率
~磁気秩序下での遍歴フラットバンドを初めて実証~
フェリ磁性体GdCo5において、室温で過去最大の横磁気熱電伝導率を観測した。巨大な磁気熱電効果(異常ネルンスト効果)の起源は、波動関数の干渉効果により生じた遍歴フラットバンドであることを、実験と理論の両面から実証した。磁気秩序が生じている物質で遍歴フラットバンドが観測されたのは世界で初めての事例である。磁気熱電効果を用いた横型熱電変換は薄膜形状のデバイスに適している。本成果で見いだされた巨大な磁気熱電効果を利用することで、熱電デバイスやスピントロニクスデバイスへの応用が期待される。東京大学 大学院理...
キーワード:インターフェース/カゴメ格子/ネルンスト効果/角度分解光電子分光/光電子分光/磁気秩序/熱電効果/波動関数/トポロジカル/トポロジカル物質/磁性体/材料科学/電子分光/フェリ磁性体/メモリ/量子エレクトロニクス/熱電変換/スピン/スピントロニクス/新エネルギー/第一原理/第一原理計算/干渉効果/結晶構造/ラット
他の関係分野:情報学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月28日
24
「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」2026年度採択機関の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」における2026年度採択機関を決定しました。第7期科学技術・イノベーション基本計画では、ジェンダード・イノベーションの推進や、発明や発見を志向するような科学技術人材の裾野の拡大に向け、理数系教育の充実、女子中高生などの理系進路選択支援の推進を図ることとしています。また、第6次男女共同参画基本計画は、児童・生徒、保護者、教員等における科学技術系の進路への興味・関心や理解を全国的に向上させ、無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)を払拭(ふっしょく)するための理工系分野への興味を深める機会の提供や、情報提供等を...
キーワード:気候変動/情報提供/進路選択/男女共同参画/感染症
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2026年4月28日
25
説明可能AIのアプローチでフェルミ面の異常検知に成功
~ホイスラー合金のスピン偏極とノーダルラインを自動検出~
説明可能AIのアプローチでホイスラー合金のフェルミ面の解析手法を開発。主成分分析における「ジャンプ」に着目し、これがスピン偏極率の極値と変曲点に対応することを明らかにしました。外れ値のデータを再構成し、ノーダルラインの発現位置を自動検出することに成功しました。低品質データに対して堅牢性があり、実験的なフェルミ面トポロジーの解析手法として、多様な物質系への展開が期待されます。東京理科大学 先進工学部 マテリアル創成工学科の石川 大地 氏(修士課程 2年)、福 健太郎 博士研究員(当時)、小嗣 真人 教授、京都工芸繊維大学の三浦 良雄 教授、筑...
キーワード:外れ値/機械学習/主成分分析/人工知能(AI)/スピン偏極/トポロジー/フェルミ面/ノイズ/トポロジカル/マンガン/ゲルマニウム/ホイスラー合金/磁気特性/コバルト/スピン/異常検知/機能性材料/二酸化炭素/機能性
他の関係分野:情報学総合理工工学農学
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発表日:2026年4月28日
26
冷たく暗い琵琶湖の深層に、有機分子と微生物の緊密なネットワークを発見
~時系列観測により生態系機能の基盤となる関係を解明~
湖の深層において、有機物と微生物の関係を高解像度で解析した初めての研究である。深層では有機物と微生物の関係が表層より強く、安定した構造を形成することを発見した。炭素循環に加え、生物の成長に欠かせない栄養塩の再生やエネルギーの流れなど、生態系機能の理解を前進させる成果であり、気候変動に伴う水環境の変化がこれらの機能に与える影響の予測にも貢献すると期待される。神戸大学 大学院農学研究科の木田 森丸 助教(当時)らと、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 総合解析部門の山口 保彦 主任研究員ら、京都大学 化学研究所の岡嵜 友輔 助教、京都大学 生存圏研究所の西...
キーワード:炭素循環/気候変動/光環境/有機分子/水環境/栄養塩/有機物/生態系/生態系機能/微生物/物質循環/細菌
他の関係分野:環境学生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月24日
27
創発的研究支援事業における2025年度新規研究課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、創発的研究支援事業の2025年度研究提案募集における新規研究課題を決定しました。本事業は、特定の課題や短期目標を設定せず、多様性と融合によって破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す「創発的研究」を推進するため、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な多様な研究を、研究者が研究に専念できる環境を確保しつつ長期的に支援します。また、創発を促進するため、支援期間中は異分野を含む多様な研究者同士が相互に触発し、切磋琢磨(せっさたくま)する「創発の場」を設けることで、破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指します。2025年...
キーワード:電子メール/気候変動/感染症
他の関係分野:複合領域医歯薬学
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発表日:2026年4月23日
28
発光可能な有機太陽電池の開発に成功
~発電するディスプレイや高効率有機太陽電池の実現に期待~
良好な発電性能と高輝度な赤色の発光機能を同一素子内で実現有機EL分野で利用される発光分子を組み合わせ、理想的なエネルギー構造を解明発電可能なディスプレイの実現や有機太陽電池の効率向上に貢献東京科学大学(Science Tokyo) 総合研究院 フロンティア材料研究所の伊澤 誠一郎 准教授、北海道大学 総合イノベーション創発機構 化学反応創成研究拠点(WPI-ICReDD)の相澤 直矢 准教授らの研究チームは、発光機能と発電機能を併せ持つ有機太陽電池の開発に成功しました。光発電素子である太陽電池と、発光素子であるLEDや有機ELは、ともにダイ...
キーワード:太陽/ディスプレイ/有機太陽電池/太陽光/光機能/発光素子/有機EL/発光ダイオード(LED)/太陽電池/電池/スマートフォン
他の関係分野:化学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2026年4月21日
29
光で操る「マイクロドローン」でナノ空間の微小な力を全方位計測
~6自由度制御により、光の「ねじれ」が生む未知のトルクを初観測~
光で操る“マイクロドローン”でナノ空間の力を3D計測—6自由度の全方位センシング技術を確立。光の“ねじれ(キラリティー)”が物体を横向きに回す力を世界初観測。生体分子から量子力学的な力まで“見えなかった力”を測る全く新しい計測プラットフォームを確立。北海道大学 電子科学研究所の田中 嘉人 教授らの研究グループは、光で自在に操る「マイクロドローン」を用いて、これまで光の回折限界という制約のために測定が困難だった、ナノ空間で働く微小な力とトルク(回転させる力)を3次元的に計測する全く新しい手法を開発しました。光がナノ粒子に及ぼす力は、ナノ粒子操...
キーワード:異方性/キラリティー/ナノ物質/回折限界/金属ナノ粒子/センサー/センシング/トルク/ナノ空間/ナノ粒子/マイクロ/レーザー/量子力学/ドローン/ナノマシン/ラット/生体分子
他の関係分野:化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月21日
30
光でたんぱく質の「凝縮」と「溶解」を自在に操る新技術を開発
~ALSやアルツハイマー病などの治療法開発を加速する技術基盤~
光を照射するだけで、細胞内外におけるたんぱく質の凝縮体(液滴)の形成と解消を、繰り返し切り替えられるツール「OptoChaperone(オプトシャペロン)」を開発しました。従来、一度形成された「液滴の解消」は困難でしたが、分子シャペロンと呼ばれる生体分子の機能と光技術を融合させることで、液滴状態の可逆的切り替えを実現しました。疾患関連たんぱく質の凝縮状態制御に成功したことで、凝縮状態の解消不全が引き起こす筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの発症メカニズムについて理解が進み、治療法開発につながることが期待されます。細胞内では、たんぱく質が液滴状に凝縮する...
キーワード:因果関係/相分離/光照射/たんぱく/シャペロン/筋萎縮/in vitro/アルツハイマー病/神経変性/神経変性疾患/生体分子/分子シャペロン/筋萎縮性側索硬化症 /難病
他の関係分野:工学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年4月20日
31
研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム
大学・エコシステム推進型 第2期スタートアップ・エコシステム形成支援新規採択プラットフォームの決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、大学発新産業創出プログラム 大学・エコシステム推進型 第2期スタートアップ・エコシステム形成支援の2025年度募集における採択プラットフォームを決定しました。本プログラムは、大学から生まれる優れた技術シーズの実用化を目指すアントレプレナーシップを持つ人材の育成を強力に支援し、社会変革や社会課題解決につながる社会的インパクトの大きいスタートアップが持続的に創出される体制を構築することを目的とします。本年度の募集は2026年1月8日(木)から2月9日(月)まで行い、3件の応募がありました。外部専門家で構成された委員会による審査を実施し、3件の採択...
キーワード:アントレプレナーシップ/電子メール/気候変動/技術移転/ラット/感染症
他の関係分野:複合領域工学医歯薬学
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発表日:2026年4月18日
32
経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択課題の決定について(2025年度第2回募集 次世代蓄電池)
JST(理事長 橋本 和仁)は、内閣府および文部科学省が定めた研究開発構想を受け、経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択研究開発課題を決定しました。K Programでは、中長期的に日本が国際社会において確固たる地位を確保し続ける上で不可欠な要素となる先端的な重要技術を育成するため、国が定めた研究開発ビジョンや研究開発構想に基づき、研究開発を実施します。JSTでは研究開発構想(個別研究型)に関してはプログラム・オフィサー(PO)が、研究開発ビジョンの達成と研究開発構想の実現に向けて、研究開発課題の実施を指揮・監督します。実施に当たっては、研究開発課題...
キーワード:電子メール/気候変動/蓄電池/マネジメント/電池/極限環境/感染症
他の関係分野:複合領域工学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年4月18日
33
反強磁性体を用いたトンネル磁気抵抗効果の理論予測
~次世代高密度・超高速磁気メモリーの開発に貢献~
ノンコリニア反強磁性体を用いた磁気トンネル接合を理論的に設計し、大きなトンネル磁気抵抗効果が現れることを計算により予測しました。応用上有望なノンコリニア反強磁性材料と、代表的な絶縁材料を用いた、反強磁性トンネル接合の実用化につながる理論予測です。本研究の成果は、高密度・超高速・低消費電力で動作する磁気メモリーの開発の設計指針となることが期待されます。東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻の田中 克大 特任助教(研究当時)、見波 将 特任助教(研究当時)、中辻 知 教授、有田 亮太郎 教授(兼:理化学研究所 創発物性科学研究センター チームディレクタ...
キーワード:インターフェース/磁気抵抗/反強磁性/反強磁性体/酸化マグネシウム/トポロジカル/トポロジカル物質/磁気抵抗効果/磁性体/物質設計/トンネル磁気抵抗効果/メモリ/強磁性/強磁性トンネル接合/絶縁材料/量子エレクトロニクス/強磁性体/磁性材料/スピン/スピントロニクス/トンネル/マグネシウム/第一原理/第一原理計算/低消費電力/ラット
他の関係分野:情報学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2026年4月16日
34
地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)における令和8年度新規採択研究課題の決定
~「科学技術外交」の強化に向けた政府開発援助(ODA)との連携による国際共同研究~
JST(理事長 橋本 和仁)は、国際科学技術共同研究推進事業 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS:Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development、サトレップス)における令和8年度新規採択研究課題を条件付きにて決定しました。SATREPSは、科学技術と外交を連携し、相互に発展させる「科学技術外交」の強化の一環として、文部科学省、外務省の支援の下、JST、日本医療研究開発機構(AMED)および国際協力機構(JICA)が連携して実施するプログラムです。開発途上国のニーズを...
キーワード:電子メール/気候変動/カーボンニュートラル/持続可能/カーボン/開発途上国/防災・減災/生物資源/感染症
他の関係分野:複合領域工学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月16日
35
熱電デバイスを自在に設計するAI「TEGNet」を開発
~性能予測を従来比約1万分の1の時間に短縮、開発プロセスを革新~
NIMSは、人工知能(AI)を活用した熱電発電デバイス設計用ニューラルネットワーク「TEGNet」(ThermoelectricGenerator NeuralNetwork)を開発しました。従来のシミュレーション手法では膨大な計算時間を要していた発電デバイス性能の予測を、99パーセント以上の高精度を保ったまま従来比約1万分の1の時間で実行できます。本技術により、材料開発からデバイス設計までの最適化が大幅に加速し、廃熱回収やIoTセンサー用独立電源などへの応用が期待されます。持続可能な社会の実現に向け、温度差がある場所に設置するだけで半永久的に発電できる熱電発電技術が注...
キーワード:性能予測/AI/ニューラルネットワーク/モノのインターネット(IoT)/最適化/人工知能(AI)/テクトニクス/数値シミュレーション/アンチモン/持続可能/材料設計/熱電変換/シミュレーション/センサー/ニューラルネット/マグネシウム/最適設計/数値解析/有限要素法/エネルギー変換
他の関係分野:情報学総合理工工学農学
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発表日:2026年4月15日
36
極細ワイヤーを「あやとり」のように配置するだけで高密度3次元マイクロ流路構造の作製に成功
~生物医学研究への応用と低コストによるデバイス作製に期待~
香川大学の寺尾 京平 教授と高橋 昂生 さん(研究当時:工学研究科 博士前期課程2年)は、細い金属ワイヤー(ピアノ線)を空間に張り巡らせるシンプルな方法により、微小な流路構造を持つ新しいマイクロ流体デバイスを作製する技術を開発しました。本研究では、細いワイヤーの束を「あやとり」のようにねじって配置することで、ワイヤーが途中の断面で自然に密集する幾何学的な原理を利用し、微小ノズルが高密度に集積した3次元マイクロ流路構造の作製に成功しました。マイクロ流体デバイスは、細胞や組織を扱う生命科学研究、医療診断、創薬などの分野で重要な技術です。特に、微小なノズルから液体を吸引・吐出して試料の一部...
キーワード:幾何学/樹脂/マイクロ/マイクロ流体/マイクロ流路/光造形/半導体/微細加工/マイクロデバイス/プローブ/マイクロ流体デバイス/創薬/生体材料
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2026年4月14日
37
国際的で大規模な第一原理計算・熱伝導データベースを構築
~高精度データとAIを活用した熱機能材料探索に期待~
国際的な研究チームによって、第一原理計算を自動化するソフトウェア「auto-kappa」を開発し、6,800種類以上の無機結晶材料の熱伝導率やフォノン物性の大規模データベース「Phonix」を構築しました。構築したデータベースを用いてグラフニューラルネットワークによる機械学習モデルを開発し、学習させるデータ量の増加に伴って予測精度が指数関数的に向上する「スケーリング則」が成り立つことを見いだしました。このデータベースとAIモデルにより、極めて高い、あるいは極めて低い熱伝導率を持つ新規材料候補を効率的に探索できることを実証しました。このようなAI for Scienceを...
キーワード:グラフニューラルネットワーク/ニューラルネットワーク/機械学習/情報基盤/人工知能(AI)/スケーリング則/スケーリング/フォノン/電子デバイス/無機材料/熱電材料/ニューラルネット/自動化/第一原理/第一原理計算/熱伝導/熱伝導率/機能材料
他の関係分野:情報学工学農学
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発表日:2026年4月13日
38
ブレイン・コンピューター・インターフェースを活用してイメトレ中の脳状態を可視化することで運動能力を向上
~健常者のパフォーマンス向上やスポーツ、人間拡張分野への応用に道~
イメトレ中の脳内状態を、AIを使って可視化して訓練・これまでは本人もトレーナーも、実際の脳状態を知ることができませんでしたが、ブレイン・コンピューター・インターフェース(Brain–Computer Interface;BCI)を利用することでリアルタイムに可視化できました。・脳内に電極を埋め込むことなく、ウェアラブルセンサー(脳波計)とAIだけで実現できた点が画期的です。実際に運動せず、イメトレだけで運動能力が向上・これまでは、ジムや競技場、楽器やキーボードなど、実際にトレーニングするための「場所」や「道具」が必要で、訓練環境を整備...
キーワード:インターフェース/ウェアラブル/ウェアラブルセンサー/人間拡張/情報学/人工知能(AI)/医療機器/脳活動/持続性/ブレイン/生命情報/センサー/フィードバック/臨界期/スポーツ/トレーニング/パフォーマンス/運動イメージ/運動能力/筋肉/筋電図/心電図/神経回路/ICT/ヘルスケア/脳卒中/脳波/非侵襲
他の関係分野:情報学複合領域生物学工学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年4月8日
39
ガラスにならない酸化アルミニウムを透明な非晶質の塊に
~5配位ピラミッドと6配位八面体から成る超高密度構造と結晶を超える誘電率を高圧力で実現~
酸化アルミニウム(アルミナ)を、室温・超高圧でミリメートル級の高密度なガラス状材料として形成硬さ・熱特性・電気特性を併せ持つ新非晶質材料として、電子・機械分野での材料選択肢拡大に期待高圧による緻密化を通じて性質を調整できる可能性を示し、構造制御による材料設計指針を提案工学院大学と物質・材料研究機構(以下「NIMS」)を中心とする研究チームは、京都大学、名古屋大学、日本電子株式会社、東北大学、島根大学、岡本硝子株式会社をはじめ、国内複数機関との共同研究により、従来「ガラスにならない」と考えられてきた単一成分酸化物である酸化アルミニウム(Al2O3、アル...
キーワード:高エネルギー/磁気共鳴/物質科学/J-PARC/SPring-8/X線回折/テクトニクス/加速器/高圧力/中性子/中性子回折/超高圧/放射光/放射光X線/非晶質/誘電率/秩序構造/誘電特性/アモルファス/アルミナ/局所構造/材料設計/アルミニウム/コーティング/モデリング/構造制御/酸化物/多孔質/電気化学/熱伝導/熱伝導率/ガラス状態/核磁気共鳴
他の関係分野:工学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年4月7日
40
戦略的創造研究推進事業における2026年度新規研究領域と研究総括の決定および研究提案の募集について
JST(理事長 橋本 和仁)は、文部科学省が設定した2026年度戦略目標を受け、戦略的創造研究推進事業「CREST」「さきがけ」および「ACT-X」において、新たに研究領域を設定し、その研究総括を決定しました。これらの研究領域を対象として、2026年度の研究提案募集を2026年4月7日(火)から開始します。本事業は、社会・経済の変革をもたらす科学技術・イノベーションに大きく寄与する、新たな科学知識に基づく革新的技術のシーズを創出することを目的とした基礎研究を推進します。国(文部科学省)が定めた戦略目標に推進すべき研究領域とその責任者である研究総括(プログラムオフィサー)をJSTが定め...
キーワード:データ駆動/データ駆動科学/インタラクション/価値共創/電子メール/気候変動/ACT/生体システム/技術革新/寿命/感染症
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発表日:2026年4月6日
41
構造色ナノ粒子インクのインクジェット印刷に成功
~色素を用いない新しいカラー印刷技術~
高い光安定性、耐熱性、化学安定性を有するシリコンを用いた構造色ナノ粒子インクを開発。インクジェット印刷により多彩なカラー画像の形成に成功。ナノ粒子の散乱・吸収特性により反射と透過で異なる色を示す印刷フィルムを実現。神戸大学 大学院工学研究科の山名 裕斗 大学院生、杉本 泰 准教授、藤井 稔 教授らの研究グループは、色素や顔料を一切用いずに発色する「構造色ナノ粒子インク」を開発し、インクジェット印刷によって多彩なカラー画像を形成することに成功しました。従来の印刷では、色素や顔料が特定の波長の光を吸収することで色を表現していますが、これらの材料は紫外線や...
キーワード:対称性/非対称性/フィルム/耐熱性/樹脂/技術移転/紫外線/シリコン/ナノ粒子/新エネルギー/インクジェット印刷
他の関係分野:化学工学総合生物
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発表日:2026年4月6日
42
極性金属に潜む構造ゆらぎの謎を解明
~伝導電子が生み出す浅いポテンシャルと新しいダイナミクス~
「金属」と「極性(電気的な偏り)」は、物理学において長らく相いれない性質と考えられてきました。金属中を自由に動き回る伝導電子が、物質内部の電気的な偏りを打ち消してしまう(遮蔽(しゃへい)効果)ためです。この常識は近年の「極性金属」の発見によって覆されました。しかし、伝導電子が極性構造の安定性や相転移のダイナミクスにどのような影響を及ぼしているのか、その本質的なメカニズムは未解明のままでした。京都大学 大学院工学研究科の村山 寛太郎 博士課程学生、高津 浩 准教授、陰山 洋 教授、東京大学 大学院理学系研究科の有田 亮太郎 教授らを中心とする国際共同研究グループは、金属的な電気伝導性を...
キーワード:ノイズ/相転移/アニオン/レニウム/複合アニオン/環境発電/省エネ/材料設計/電気伝導/ヒステリシス/電気伝導性/ダイナミクス/リチウム/構造制御/省エネルギー/超音波/エネルギー変換/ゆらぎ
他の関係分野:化学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月6日
43
電圧駆動による安定な磁気情報書き込みの新技術を開発
~超低消費電力な不揮発性メモリーMRAMの実現へ~
非磁性体薄膜を2層の強磁性体薄膜で挟んだ構造(人工反強磁性体)の制御された界面に対して電圧をかけることで、広いパルス幅領域で磁気情報を安定に書き込むことに成功電圧駆動型MRAM(不揮発性磁気メモリー)の大容量化に道筋記憶保持および書き込み動作ともに超低消費電力化でき、情報機器の省エネルギー化に貢献産業技術総合研究所(以下「産総研」) ハイブリッド機能集積研究部門 中山 裕康 主任研究員、野﨑 隆行 研究グループ付、山路 俊樹 主任研究員、野崎 友大 研究グループ長、今村 裕志 研究グループ付、エレクトロニクス・製造領域 湯浅 新治 上級首席研究員は、...
キーワード:低消費電力化/コンピューティング/人工知能(AI)/パルス/ブレイン/反強磁性/反強磁性体/超薄膜/ナノマテリアル/磁性体/情報機器/MRAM/メモリ/強磁性/磁化反転/省エネ/強磁性体/不揮発性メモリ/サンドイッチ構造/スピン/省エネルギー/新エネルギー/低消費電力/放射線
他の関係分野:情報学化学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2026年4月1日
44
ライフサイエンスデータベース統合推進事業(統合化推進プログラム)における2026年度新規研究開発課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、ライフサイエンスデータベース統合推進事業(統合化推進プログラム)において、3件の新規研究開発課題を決定しました。本プログラムは、ライフサイエンスに関わる国内外のデータを統合的に扱うためのデータベース開発を支援します。研究開発を通じて公共データ利活用のための情報環境整備を行うとともに、利用者の知識発見や課題解決への寄与および国際的なオープンサイエンスへの貢献を目指しています。今回の募集では、昨年度に引き続き、将来性を重視した独自性の高い構想を持つ統合データベースの発掘・育成を目的として、試行的開発を含む萌芽(ほうが)的なデータベースの研究開発提...
キーワード:知識発見/オープンサイエンス/気候変動/感染症
他の関係分野:情報学医歯薬学
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発表日:2026年4月1日
45
蛍石型強誘電体の分極反転における原子の動きをリアルタイムに直接観察
~次世代強誘電体デバイスに向けた材料開発の新たな設計指針~
近年の高度情報化社会では、情報を保存するメモリーデバイスの低消費電力化や高速化・小型化が大きな課題となっています。こうした課題を解決する次世代メモリーの1つとして、物質内部の電気の偏り(分極)を利用する強誘電体メモリーの開発が進められています。中でも、従来材料と比べて飛躍的に薄い膜厚でも分極を安定して保持できる蛍石型強誘電体が注目されています。しかし、この蛍石型強誘電体では、情報の保存や読み書きの根幹を担う分極反転(スイッチング)がどのような過程を経て進行しているのか、また構成する元素によってどのように分極の振る舞いをコントロールできるのかという点について未解明の点が数多くありました...
キーワード:低消費電力化/スーパーコンピュータ/軽元素/メモリ/分極反転/誘電体/STEM/強誘電体/原子構造/ダイナミクス/第一原理/第一原理計算/低消費電力/電子顕微鏡/電子顕微鏡法/透過電子顕微鏡/ジルコニウム
他の関係分野:情報学工学医歯薬学
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発表日:2026年3月28日
46
なぜ三脚型分子は固体表面上できれいに並ぶのか
~トリプチセン有機薄膜の自己組織化メカニズムを分子動力学で解明~
プロペラ状骨格を持つ三脚型トリプチセン誘導体の自己組織化薄膜について、全原子分子動力学(MD)シミュレーションにより、表面上での分子配向と秩序化の「動的プロセス」を分子レベルで初めて可視化・解明分子が厚く積み重なったバルク相では分子の向きが互い違いに配向する「反平行配向」が安定であるのに対し、超薄膜相では固体表面の影響で分子の向きがそろう「平行配向」へと優先的に切り替わるメカニズムを発見熱アニーリングによる「段差状構造から平坦(へいたん)な膜への自己修復」および高秩序化の過程を再現し、そのメカニズムを定量的に実証置換基パターンが膜の安定性を左右することを突き止...
キーワード:自律システム/超薄膜/高分子膜/自己組織/高分子/分子配向/有機エレクトロニクス/有機半導体/二分子膜/有機分子/固体表面/トランジスタ/単分子膜/有機トランジスタ/有機薄膜/熱力学/単結晶/シミュレーション/スピン/ダイナミクス/自己修復/真空蒸着/動力学/半導体/分子動力学/物質循環/MDシミュレーション/組織化/分子機構/分子設計/誘導体
他の関係分野:情報学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年3月28日
47
脂質を包括的に可視化する新たな空間解析手法の開発
~多層的な質量分析イメージングで脂質の空間制御の解明に貢献~
理化学研究所(理研) 生命医科学研究センター メタボローム研究チームの内野 春希 特別研究員、津川 裕司 客員研究員、有田 誠 チームディレクター(慶應義塾大学 薬学部・薬学研究科 教授)の研究チームは、生体組織内の脂質分子を包括的かつ詳細に可視化する質量分析イメージング(MSI)の新手法「SMASH imaging(Serial MAldi-msStrategy forHigh-resolution imaging)」を開発しました。本研究成果は、脂質イメージングの網羅性と構造解析の正確性を向上させ、脂質分布の空間地図(リピドームアトラス)の構築を通じて、脂質が関与する加齢・発生・...
キーワード:プロファイル/空間解析/分析技術/スペクトル/質量分析/レーザー照射/モビリティ/レーザー/生体組織/SPECT/MSI/マウス/質量分析イメージング/ICT/メタボローム/加齢/脂質/神経疾患
他の関係分野:情報学複合領域環境学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2026年3月28日
48
トポロジカルデータ解析で柔軟な細胞セグメンテーションを実現
トポロジカルデータ解析に基づく細胞膜画像のセグメンテーションツール「PomSeg」を開発数理構造と生物学的な対応を明らかにすることで、細胞サイズや重なり具合など、明確な意味を持つパラメーターで細胞のセグメンテーションを実現発生学をはじめ、細胞膜画像を扱う多様な生命科学分野の研究を推進東京大学 大学院医学系研究科の織田 遥向 氏と、京都大学 高等研究院 ヒト生物学高等研究拠点の井元 佑介 特定准教授による研究グループは、トポロジカルデータ解析技術であるパーシステントホモロジーを用いた細胞膜画像のセグメンテーションツール「PomSeg」を開発しました。機...
キーワード:セグメンテーション/機械学習/ホモロジー/データ解析/トポロジカル/一細胞/細胞膜/ステント/発生学/ICT
他の関係分野:情報学総合理工総合生物医歯薬学
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発表日:2026年3月26日
49
付加重合でポリアミドを作る
~多段階ラジカル異性化による新たな高分子合成~
京都大学 大学院工学研究科 高分子化学専攻の黒田 啓太 博士後期課程学生、大内 誠 教授のグループは、ラジカル重合中に複数の異性化反応を連続的に起こす「カスケード型ラジカル異性化重合」により、主鎖にアミド結合を周期的に含む新たな高分子を合成することに成功しました。付加重合によって得られる高分子は通常は炭素–炭素結合のみからなる主鎖構造を有しますが、今回見いだした重合はアミド結合[–CONH–]やエーテル結合[R–O–R’]を主鎖に導入できる新しい高分子合成反応であり、分子設計を工夫することで分解性の付与も可能です。本異性化重合で得られる高分子は従来の重合では得られなかった主鎖構造を有しており、...
キーワード:SO2/二酸化硫黄/ガラス転移/環境調和/アミド/ヘテロ原子/ポリアミド/ラジカル重合/高分子/高分子化学/高分子合成/ガラス転移温度/活性種/持続可能/ポリマー/機能性材料/高分子材料/機能材料/機能性/アミド結合/ラジカル/分子設計
他の関係分野:環境学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年3月26日
50
一重項分裂(SF)により増幅した励起子の効率的な捕集に成功
~量子収率130パーセントを達成する鍵分子を発見、太陽電池の限界突破に道~
1つの光子から2つの励起子を生み出す「シングレットフィッション(SF、一重項分裂)」は、従来型の太陽電池の理論限界を突破し、有機発光ダイオード(OLED)の効率を向上する夢の光変換技術として期待されています。本研究では、そのSFによって増幅した励起子を光エネルギーとして抽出するためにスピンフリップ発光体と呼ばれる「d電子系金属錯体」を活用する新しい手法を開発し、従来系の理論限界(100パーセント)を大きく超える約130パーセントの量子収率を達成しました。分子設計の自由度の高い錯体を用いた本技術により、今後太陽電池の効率向上が期待されます。太陽光エネル...
キーワード:光エネルギー/フリップ/量子もつれ/近赤外/太陽/モリブデン/金属錯体/太陽光/ACT/定量評価/エネルギー移動/光吸収/LED/太陽光発電/光電変換/太陽電池/電池/スピン/励起子/分子設計
他の関係分野:環境学化学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2026年3月24日
51
JST社会技術研究開発センター センター長に日比谷潤子氏
JST(理事長 橋本 和仁)は、このたび、2026年4月1日付で、社会技術研究開発センター(RISTEX)の新センター長として日比谷 潤子 氏(現 RISTEX 社会技術研究開発主監)の就任を決定しました。日比谷 氏は、上智大学 大学院外国語学研究科 言語学専攻 博士前期課程修了後、ペンシルベニア大学 大学院アーツ・サイエンス研究科 言語学博士を取得しました。その後、慶應義塾大学 助教授、国際基督教大学 教授、学長を経て、現在は日本学術会議 副会長(国際活動担当)や日本ユネスコ国内委員会 会長を務めるとともに、JSTにおいてもRISTEXの社会技術研究開発主監や、「羽ばたく女性研究者...
キーワード:気候変動/法制度/ELSI/感染症
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2026年3月23日
52
量子のもつれを“螺旋(らせん)”で読む
~個別制御に頼らない量子状態解析法を開発~
量子ビットを一つずつ操作しない、新しい量子状態解析法を開発少ない測定から全体の量子状態を推定する効率的手法を実証大規模量子システムで量子のもつれを評価する新しい道を提示日本大学 文理学部 物理学科の山本 大輔 准教授、同 自然科学研究所のGiacomo Marmorini(ジャコモ・マルモリーニ)研究員、および早稲田大学 理工学術院の福原 武 教授(理化学研究所 量子コンピュータ研究センター チームディレクター)からなる研究グループは、多数の量子ビットからなる量子多体系の状態を、個々の量子ビットを一つ一つ制御することなく解析できる新しい量子状態トモグ...
キーワード:圧縮センシング/コヒーレンス/光格子/三角格子/磁気光学/電気磁気効果/反強磁性/量子コンピュータ/量子シミュレーション/量子もつれ/量子情報/量子情報処理/量子多体系/冷却原子/冷却原子系/トモグラフィー/異方性/ブラックホール/量子ビット/トポロジカル/磁性体/強磁性/シミュレーション/シミュレータ/スピン/センシング/エネルギー変換
他の関係分野:情報学総合理工工学農学
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発表日:2026年3月23日
53
「第15回科学の甲子園全国大会」岡山県代表 岡山県立岡山朝日高等学校が優勝
JST(理事長 橋本 和仁)が2026年3月20日(金・祝)から3月23日(月)までの日程で開催している「第15回科学の甲子園全国大会」(開催場所:つくば国際会議場、つくばカピオ)において、岡山県代表 岡山県立岡山朝日高等学校が優勝しました。「科学の甲子園全国大会」は、科学好きの裾野を広げるとともに、次世代の科学技術・イノベーションの創出を担う優れた人材の育成を目的として創設され、全国の高校生が学校対抗で科学の力を競います。本大会の各都道府県における代表選考には、697校から7,892人のエントリーがありました。選抜された47の代表校は、1、2年生が6~8人でチームを組み、科学に関す...
キーワード:電子メール/気候変動/感染症
他の関係分野:複合領域医歯薬学
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発表日:2026年3月23日
54
遺伝子変異に合わせたRNA標的創薬へ
~RNA構造と低分子化合物の相互作用を大規模に検出する新技術「BIVID-MaP」を開発~
RNA-低分子化合物相互作用の検出手法「BIVID-MaP」を開発しました1塩基変異がRNA構造と結合能を変化させることを大規模に解明しました個々の変異に最適化したRNA標的創薬と精密医療の実現への貢献が期待できます宮下 映見 大学院生(京都大学 iPS細胞研究所(CiRA) 未来生命科学開拓部門・株式会社xFOREST Therapeutics)、小松 リチャード 馨 最高技術責任者(株式会社xFOREST Therapeutics)、齊藤 博英 教授(CiRA 未来生命科学開拓部門・東京大学 定量生命科学研究所)、および鬼塚 和光 准教授(東北大...
キーワード:最適化/物質科学/結合状態/たんぱく/iPS細胞/RNA/ラット/高次構造/創薬/低分子化合物/立体構造/遺伝子/遺伝子発現/遺伝子変異/個別化医療
他の関係分野:情報学工学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年3月19日
55
「大学発ベンチャー表彰2026」応募受付開始について
JST(理事長 橋本 和仁)とNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構 理事長 斎藤 保)は、大学等における研究開発成果を用いた起業および起業後の挑戦的な取り組みや、さらには企業からベンチャーへの支援および協力をより一層促進することを目的とする「大学発ベンチャー表彰2026」の応募受付を開始しました。「大学発ベンチャー表彰2026」では、大学等の成果を活用して起業した大学発ベンチャーのうち、今後の活躍が期待される優れた大学発ベンチャーを表彰するとともに、特にその成長に寄与した大学や企業などに文部科学大臣賞、経済産業大臣賞などを授与します。また、経営者が40歳未満かつ設立...
キーワード:気候変動/技術移転/新エネルギー/感染症
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2026年3月17日
56
日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)
日本-タイ国際共同研究「バイオテクノロジー」における新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)日本-タイ国際共同研究「バイオテクノロジー」において、新規課題の採択を決定しました。NEXUSでは、これまでの日ASEANの長きにわたる国際共同研究や研究人材交流の取り組みを基盤とし、双方の強みを生かした柔軟で重層的な科学技術協力を推進しています。その取り組みの1つである「国際共同研究」では、日本とASEAN諸国との共通重点分野における国際共同研究の提案を募集し、採択された国際共同研究課題に対して研究費を支援します。今回、その一環として、タイ人材・制度開発・研究・イノベー...
キーワード:気候変動/バイオテクノロジー/感染症
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2026年3月17日
57
半導体基板上で非鉛圧電体の性能向上を実証
~汎用成膜法で多数の条件を同時に評価し実現~
電子デバイス製造で広く用いられるスパッタ法を活用し、半導体基板(シリコンウエハー)上に非鉛圧電単結晶薄膜を作製。多数の成膜条件を1枚の基板上で同時に評価できる手法により、材料特性の最適化を効率的に実施。最適化した材料を用いて超小型振動発電デバイスを試作し、5倍の性能向上を実証。圧電材料は力を加えると電気が生じ、電気を加えると形が変わる性質を持つ材料で、圧力センサーやイヤホンなどに広く用いられています。鉛を使用しない圧電材料として注目されるビスマス鉄酸化物(BiFeO3、BFO)は、圧縮の力により圧電性能が向上することが報告されていましたが、この効果は...
キーワード:最適化/ビスマス/相転移/圧電性/シリコンウエハ/スパッタ法/圧力センサー/電子デバイス/材料特性/圧電材料/圧電体/構造相転移/単結晶/MEMS/シリコン/センサー/ひずみ/酸化物/半導体/力センサー
他の関係分野:情報学化学工学
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発表日:2026年3月13日
58
先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)招へい型(インド)およびインド若手科学頭脳循環プログラム(LOTUS Programme)における2026年度提案募集の開始について
JST(理事長 橋本 和仁)は、インドを対象とした先端国際共同研究推進事業(以下、ASPIREという。)招へい型およびインド若手科学頭脳循環プログラム(以下、LOTUS Programmeという。)における提案募集を2026年3月13日(金)から開始しました。ASPIREは、国際的な研究コミュニティーにおける日本の存在感が低下している状況を打破し、科学技術力の維持・向上を図るため、政策上重要な科学技術分野での国際共同研究を通じて、日本と欧米など科学技術先進国・地域のトップ研究者同士を結び付け、研究コミュニティーにおいて国際頭脳循環を加速させることを目指すものです。今般、この...
キーワード:知能ロボティクス/人工知能(AI)/電子メール/気候変動/ロボティクス/半導体/コミュニティ/感染症
他の関係分野:情報学複合領域工学医歯薬学
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発表日:2026年3月13日
59
2次元材料である六方晶窒化ホウ素(hBN)の生体量子センサー化に成功
~欠陥導入と構造制御で細胞計測を実現~
六方晶窒化ホウ素(hBN)ナノ粒子に「ホウ素空孔中心」と呼ばれる欠陥を多数導入し、光で微小環境の情報を読み取れる新しい量子センサーを開発しました。2次元材料の脆(もろ)い性質をシリカ被覆で克服し、さらに親水性高分子で表面修飾する手法を用いて、細胞内環境で機能する量子センサー化に世界で初めて成功しました。これまでナノダイヤモンドに限られていた細胞量子センシングに新たな選択肢をもたらす成果であり、細胞内微小環境の可視化を通じて生命現象の解明に寄与するとともに、がんや神経疾患の病態解明や創薬研究への応用が期待されます。京都工芸繊維大学の下村 鈴音 博士前期...
キーワード:六方晶窒化ホウ素/ケイ素/高分子/量子センシング/温度分布/2次元材料/バイオセンシング/表面修飾/シリカ/センサー/センシング/ナノ粒子/構造制御/たんぱく/親水性/生体内/ホウ素/微小環境/ナノテクノロジー/病態解明/Hela細胞/創薬/培養細胞/異分野融合/神経疾患/非侵襲
他の関係分野:化学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年3月12日
60
受容体の活性化サイクルの網羅的可視化
~時間分解構造解析により明らかになったGPCRのGたんぱく質選択性と2つのGたんぱく質活性化経路~
クライオ電子顕微鏡(cryo-EM)を用いた単粒子構造解析によりNTSR1が多様なGたんぱく質を識別し、活性化するメカニズムを解明GDP/GTPを添加したサンプルによる時間分解cryo-EM手法を用いて、20を超える構造を決定しNTSR1によるGiたんぱく質活性化サイクルの全貌を可視化NTSR1はGi/oたんぱく質と従来知られていた複合体状態(C状態)とは異なる状態(NC状態)を取り、NC状態からのGたんぱく質の解離はC状態からの解離と全く異なる速度や反応経路で進行することを解明東京大学 先端科学技術研究センターの加藤 英明 教授と、京都大学 大学院...
キーワード:時間分解/分子動力学シミュレーション/神経ペプチド/選択性/シミュレーション/センシング/原子間力顕微鏡/電子顕微鏡/動力学/分子動力学/たんぱく/クライオ電子顕微鏡/高速原子間力顕微鏡/ホルモン/神経伝達物質/生理機能/GPCR/受容体/創薬/血圧/睡眠
他の関係分野:生物学工学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年3月12日
61
うねる高分子鎖を初めて可視化~高分子セグメントの熱揺らぎを捉えた
~モビリティー組立技術を刷新する新規接着技術への応用に期待~
接着剤の性能を左右する界面高分子鎖の運動は、これまで平均像でしか議論できなかった。高分子1本の中の分子運動を直接観察し、吸着・脱離を伴う非平衡挙動を発見した。界面の高分子鎖を非平衡系として捉える新しい視点が、接着剤の分子設計を加速する。世界のエネルギー消費の約3割はモビリティー輸送に起因します。モビリティーの低燃費化に向けた構造部材の軽量化はSDGs実現に向けた重要な課題であり、軽量化には異種材料を適材適所での組み合わせを可能にする高性能な接着技術が求められます。九州大学 大学院工学研究院 応用化学部門/次世代接着技術研究センターの田中 敬二 主幹教...
キーワード:最適化/熱揺らぎ/非平衡/非平衡系/揺らぎ/分子運動/高分子/固体表面/エネルギー消費/AFM/マルチスケール/モビリティ/軽量化/原子間力顕微鏡/複合材/分子設計
他の関係分野:情報学化学工学医歯薬学
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発表日:2026年3月9日
62
原子の振動を使った高効率なテラヘルツ光検出に成功
~フォノンによる巨大な光起電力効果の観測、高効率デバイス開発に道~
強誘電体SbSIにおけるフォノン(格子振動)を用いたテラヘルツ領域の巨大な光起電力効果の実証に成功しました。フォノン励起による光起電力効果の周波数応答や応答係数を初めて定量的に評価し、性能指数が既報の物質の中でも最大級であることを発見しました。テラヘルツ・赤外領域における革新的な光検出デバイス開発の進展が期待できます。東京大学 大学院工学系研究科の岡村 嘉大 助教(研究当時)、高橋 陽太郎 准教授と、理化学研究所 創発物性科学研究センターの十倉 好紀 グループディレクターらによる研究グループは、強誘電体SbSI(ヨウ化硫化アンチモン)において、フォノ...
キーワード:テラヘルツ光/トポロジー/マグノン/テラヘルツ/近赤外/アンチモン/トポロジカル/光起電力/光機能/フォノン/可視光/誘電体/強誘電体/単結晶/スピン/スピントロニクス/センシング/周波数/電磁誘導
他の関係分野:総合理工工学
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発表日:2026年3月6日
63
量子フィードバック制御のトポロジカルな分類に成功
~擾乱から保護された量子制御の設計に向けて~
量子系に対して測定とフィードバックを繰り返し行う量子フィードバック制御について、対称性に基づくトポロジカルな分類に成功した。広いクラスの量子フィードバック制御の対称性が10種類に限定されることを証明し、どのような場合にその制約を外せるかも明らかにした。本成果は、トポロジカルに保護された量子制御を設計する指針を与え、擾乱(じょうらん)やノイズに対して頑健な量子技術の開拓につながることが期待される。東京大学 大学院工学系研究科 物理工学専攻の聞 駿軒 大学院生、ゴン・ゾンピン 准教授、沙川 貴大 教授らによる研究グループは、広いクラスの量子フィードバック...
キーワード:プロトコル/トポロジー/対称性/量子制御/ノイズ/トポロジカル/フィードバック/フィードバック制御
他の関係分野:情報学総合理工工学
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発表日:2026年3月4日
64
DNA言語に対する生成AI基盤モデルを開発オーソログ進化パターンに基づく遺伝子配列再設計で異種生物での高発現を可能に
~バクテリアのプラスチック分解能力を最大約10倍向上~
オーソログ(Ortholog)情報を学習する生成AI「OrthologTransformer」により、同義置換だけでなく非同義変異や挿入・欠失も自然な範囲で取り入れた遺伝子配列の再設計が可能。45種の細菌・450通りの種間変換で、宿主(ターゲット種)の天然オーソログに近い配列を生成し、従来のコドン最適化や既存手法を一貫して上回る性能を確認。PETase遺伝子を枯草菌で発現させる実験で、コドン最適化と比べて反応生成物量が最大約10倍に向上。ゲノム全体をデザインできるプラットフォームの構築に向けた生成AI基盤モデルを確立。北里大学 未来工学部 ...
キーワード:ベンチマーク/最適化/深層学習/人工知能(AI)/バクテリア/コドン/系統進化/プラスチック/分解能/枯草菌/ラット/ゲノム/遺伝子/細菌
他の関係分野:情報学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年3月2日
65
白金ナノ粒子の3次元原子構造解析に成功
~不均一触媒における発現機構の理解と新たな設計指針の構築~
新規開発した3次元電子顕微鏡法により、酸化物基板に担持された白金ナノ触媒の3次元構造の再構成に成功した。統計的解析手法および理論計算との融合により、ナノ粒子表面の動的な原子サイトに生じた負電荷の偏りが触媒活性に大きく寄与していることを初めて明らかにした。3次元電子顕微鏡法と理論計算を融合することにより、触媒活性サイトが明らかになり、高性能な触媒開発を大きく加速することが期待される。東京大学 大学院工学系研究科 附属総合研究機構の石川 亮 特任准教授、窪田 陸人 大学院生(研究当時)、川原 一晃 助教(研究当時、現:東北大学 金属材料研究所 准教授)、...
キーワード:産学連携/ストロンチウム/金ナノ粒子/触媒反応/材料科学/チタン酸ストロンチウム/活性サイト/原子分解能/原子分解能電子顕微鏡/触媒設計/不均一触媒/水分解/STEM/チタン/原子構造/電子状態/3次元構造/ナノ粒子/金属材料/酸化物/電子顕微鏡/電子顕微鏡法/分解能/動的構造
他の関係分野:複合領域化学工学医歯薬学
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発表日:2026年2月27日
66
日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)
日本-フィリピン国際共同研究「スマート農業」における新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)日本-フィリピン国際共同研究「スマート農業」において、新規課題の採択を決定しました。NEXUSでは、これまでの日ASEANの長きにわたる国際共同研究や研究人材交流の取り組みを基盤とし、双方の強みを生かした柔軟で重層的な科学技術協力を推進しています。その取り組みの1つである「国際共同研究」では、日本とASEAN諸国との共通重点分野における国際共同研究の提案を募集し、採択された国際共同研究課題に対して研究費を支援します。今回、その一環として、フィリピン科学技術省(DOST)と...
キーワード:気候変動/フィリピン/感染症
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2026年2月27日
67
光量子コンピューターの誤り耐性を理論的に証明
~一般的な環境ノイズを踏まえた新たな開発指針を提案~
理化学研究所(理研) 量子コンピュータ研究センター 量子計算理論研究チームの松浦 孝弥 特別研究員(科学技術振興機構(JST) さきがけ研究者)、東京大学 大学院情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻の山崎 隼汰 准教授(JST さきがけ研究者)らの国際共同研究グループは、光を用いた量子コンピューターで「誤りに強い計算」が可能であることを理論的に示しました。本研究成果は、大規模な量子コンピューターや量子ネットワークの実現に向けた光量子技術の今後の開発指針に対する貢献が期待されます。今回、国際共同研究グループは、光の振幅に量子的なビットを保持する光連続量方式の量子計算に着目...
キーワード:計算理論/機械学習/量子計算/システム構築/超低温/量子コンピュータ/量子計測/ノイズ
他の関係分野:情報学複合領域
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発表日:2026年2月26日
68
戦略的創造研究推進事業 ALCA-Nextにおける2026年度新規研究開発課題の決定について(「未来本格型」領域)
JST(理事長 橋本 和仁)は、戦略的創造研究推進事業 ALCA-Next「未来本格型」領域における2026年度の新規研究開発課題および研究開発代表者を決定しました。本プログラムは、カーボンニュートラルへの貢献という出口を明確に見据え、幅広い領域からチャレンジングな提案を募り、科学技術パラダイムを大きく転換するゲームチェンジングテクノロジーの創出を目指すものです。「未来本格型」領域では、未来社会創造事業「地球規模課題である低炭素社会の実現」領域(以下、「低炭素社会」領域)で推進され、ステージゲート評価を通過した研究開発課題について、POC(概念実証:実用化が可能かどうか見極められる段...
キーワード:ゲーム/低炭素社会/気候変動/カーボンニュートラル/低炭素/カーボン/金属材料/バイオマス/感染症
他の関係分野:情報学環境学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年2月25日
69
スキルミオンがつくり出すリアクタンス
~創発電場による輸送応答の解明で回路素子微細化新原理構築へ~
理化学研究所(理研) 創発物性科学研究センター 創発量子スピントロニクス研究ユニットのマシュー・リトルハレス 研修生(研究当時)、横内 智行 ユニットリーダー、強相関物性研究グループのマックス・バーチ 研究員、十倉 好紀 グループディレクター、強相関理論研究グループの永長 直人 グループディレクターらの国際共同研究グループは、電流で駆動されたスキルミオンの変形がつくり出す創発電場がリアクタンスとして現れることを発見しました。本研究成果は、創発電場が発生する機構のさらなる理解や、回路素子の微細化に向けた新原理の構築につながると期待されます。今回、国際共同研究グループは、マイク...
キーワード:スピンホール効果/準粒子/非線形/非線形応答/量子スピン/ホール効果/超伝導/理論的研究/量子ビット/スキルミオン/トポロジカル/強相関/微細化/スピン/スピントロニクス/マイクロ/電磁誘導/カルス/キメラ/スキル
他の関係分野:生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年2月25日
70
大学発新産業創出基金事業 ディープテック・スタートアップ国際展開プログラム(D-Global)第4回公募 新規採択課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、大学発新産業創出基金事業 ディープテック・スタートアップ国際展開プログラム(D-Global)における第4回公募の新規採択課題8件を決定しました。本プログラムは、大学等発の技術シーズを核にして、社会・経済に大きなインパクトを生み、国際展開を含め大きく事業成長するポテンシャルのあるディープテック・スタートアップの創出を目的とします。この目的を達成するため、技術シーズの事業開発に責任を有する事業化推進機関および研究開発に責任を有する研究代表者が共同代表者となり、事業化推進機関のプロジェクトマネジメントのもとに事業化マイルストンおよび研究開発マイルストンを設...
キーワード:電子メール/気候変動/技術移転/マネジメント/プロジェクトマネジメント/感染症
他の関係分野:複合領域工学医歯薬学
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発表日:2026年2月24日
71
フリーNH部位を有するキラルナノグラフェンの合成とスピン輸送特性
ナノグラフェンとは、炭素と水素から構成されるナノメートルサイズのπ共役系分子を指します。その電子状態はグラフェンに類似したものにとどまらず、ナノグラフェン特有の構造的性質を反映した興味深い性質が多数報告されています。ナノグラフェンの多様性をさらに拡張する戦略として、i)ヘテロ元素の導入、ii)曲面構造の誘起、が重要な分子設計指針として挙げられ、それぞれヘテロナノグラフェン、非平面ナノグラフェンとして分類されています。特に、ねじれた曲面構造を形成することでキラリティが生じ、円二色性(CD)や円偏光発光(CPL)といったキラル光学特性が発現します。近年では、キラリティ誘起スピン選択性(CISS)と...
キーワード:スピン偏極/パルス/陽電子/輸送特性/テラヘルツ/円二色性/π共役系/円偏光発光/キラル/光学材料/ナノグラフェン/円偏光/フォノン/選択性/電子状態/光学特性/グラフェン/スピン/ナノメートル/ヘテロ元素/分子設計
他の関係分野:化学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2026年2月21日
72
日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)
日本-シンガポール国際共同研究「量子」における新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)日本-シンガポール国際共同研究「量子」において、新規課題の採択を決定しました。NEXUSでは、これまでの日ASEANの長きにわたる国際共同研究や研究人材交流の取り組みを基盤とし、双方の強みを生かした柔軟で重層的な科学技術協力を推進しています。その取り組みの1つである「国際共同研究」では、日本とASEAN諸国との共通重点分野における国際共同研究の提案を募集し、採択された国際共同研究課題に対して研究費を支援します。今回、その一環として、シンガポール科学技術研究庁(A*STAR...
キーワード:気候変動/感染症
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2026年2月18日
73
四半世紀の観測でわかった冷たい北の海の変化
~カムチャツカ半島沖の海の酸性化や生物生産の推移~
人間活動によって排出された二酸化炭素(CO2)は、陸上の温暖化だけでなく、海の温暖化・酸性化など、海洋環境に対してもさまざまな変化を引き起こしている。本研究では、水産資源が豊富なカムチャツカ半島沖の定点K2(北緯47度、東経160度)に焦点をあて、25年(1999〜2023年)に及ぶ海洋観測データから、北太平洋西部亜寒帯域の実態を明らかにした。北太平洋西部亜寒帯域の定点K2において、海洋地球研究船「みらい」などを用いて取得したデータの解析から、海洋表層で地球温暖化に伴う「温暖化」「低塩化」が確認され、そのうち温暖化は日本近海より...
キーワード:環境変化/技術戦略/海洋酸性化/極域/生物地球化学/人間活動/海洋/海洋科学/環境変動/地球温暖化/カルサイト/ブルーム/海面水温/海洋観測/気候変動/季節変動/地球化学/北太平洋/衛星/太陽/ケイ素/光合成/光環境/太陽光/沿岸環境/地球環境/栄養塩/海洋環境/数値モデル/炭酸カルシウム/二酸化炭素/二酸化炭素/有機物/リン酸/アラゴナイト/プランクトン/温暖化/植物プランクトン/生物生産/カルシウム
他の関係分野:複合領域環境学化学生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年2月17日
74
実用化の壁を超えるスピン力学センサーの誕生
~高感度・高耐久を両立する新しいフィルム型ひずみゲージ~
従来のフィルム型ひずみゲージの感度を圧倒的に凌駕(りょうが)する「スピン力学センサー」が、10万回を超える引っ張り試験後も特性劣化を示さず、実使用環境を想定した耐久性を世界で初めて実証繰り返し大きく変形するフレキシブル基材上での長期安定動作は未検証であったが、高感度と高耐久性の両立を証明高感度・低消費電力・低電圧駆動に加え、実用化の障壁となっていた高耐久性を兼ね備えた新センサーの登場により、フィジカルとサイバー空間をつなぐインターフェースの高度化への貢献に期待大阪大学 産業科学研究所の千葉 大地 教授(兼 東北大学 国際放射光イノベーション・スマート...
キーワード:インターフェース/放射光/フィルム/磁性体/フレキシブル/メモリ/技術移転/サイバー空間/スピン/スピントロニクス/センサー/センシング/トンネル/ひずみ/耐久性/低消費電力/半導体
他の関係分野:情報学化学総合理工工学
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発表日:2026年2月16日
75
加速力1000倍のレーザー航跡場加速で自由電子レーザー発振に成功
~高エネルギー加速器の卓上化に向けたマイルストーン~
レーザー航跡場加速で生成した電子ビームを用いて、極端紫外線領域での自由電子レーザーの発振(光の強度増幅)に成功し、超小型の高エネルギー電子ビーム加速器の実用化に向けて前進。レーザー航跡場加速は、従来の加速器に比べて1000倍以上の加速力を生み出すことで、電子の加速距離を、数十~数百メートルから数センチ~数ミリへと短縮、小型化できる可能性を持つ。大型施設に限られていた先端研究が、卓上サイズの小型装置で実現する道を開く成果であり、材料科学、半導体開発、生命科学、量子科学など幅広い分野での新たな研究展開が期待される。大阪大学 産業科学研究所の細貝 知直 教...
キーワード:X線自由電子レーザー/高エネルギー/自由電子レーザー/加速器/放射光/材料科学/紫外線/ナノメートル/レーザー/電子ビーム/半導体/量子ビーム
他の関係分野:工学
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発表日:2026年2月16日
76
次世代通信に向けた位相同期回路の新方式を開発
~補正不要で低ジッタと低スプリアスを同時に実現~
カスケード型アーキテクチャーで安定した雑音低減を達成する新方式を開発。従来技術では必須の補正を必要とせずに、低ジッタ・低スプリアスを同時に達成。高速無線通信に必要不可欠な低雑音の周波数シンセサイザー技術として、次世代無線通信規格への応用が期待される。東京大学 大学院工学系研究科の飯塚 哲也 教授と、張 浩明 大学院生らによる研究グループは、低ジッタと低スプリアスを同時に実現する位相同期回路(PLL:Phase-Locked Loop)の新方式を開発しました。無線通信機などで広く用いられる分数分周PLLでは、回路構成上生じる量子化雑音による雑...
キーワード:アーキテクチャ/無線通信/情報通信/相補性/量子化/CMOS/酸化膜/エネルギー効率/ナノメートル/フェムト秒/周波数/集積回路/半導体
他の関係分野:情報学複合領域工学
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発表日:2026年2月12日
77
日米豪印4カ国国際共同研究(AI-ENGAGE)における新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、ムーンショット型研究開発事業 日米豪印4カ国国際共同研究(AI-ENGAGE:Advancing Innovations for Empowering NextGen AGriculturE)において、新規課題の採択を決定しました。本公募は、2023年5月20日(土)開催の日米豪印(Quad)の4カ国首脳会合の共同声明において支持が表明された、新興技術により農業のイノベーションを推進するための4カ国共同研究支援の枠組みの中で実施するものです。今回の募集では2024年9月20日(金)から2025年1月23日(木)にかけ、JSTと米国国立科学財団...
キーワード:人工知能(AI)/電子メール/気候変動/感染症
他の関係分野:情報学複合領域医歯薬学
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発表日:2026年2月12日
78
発熱時の暑熱欲求行動の神経メカニズムを解明
~情動回路を介する「悪寒」の仕組み~
感染症によって起こる発熱時に見られる「暖かさを求める行動(暑熱欲求行動)」が、脳内の特定の神経回路によって引き起こされることを、ラットを用いた実験で明らかにしました。発熱物質であるプロスタグランジンE2(PGE2)が、脳の外側腕傍核(がいそくわんぼうかく)のEP3受容体を発現する神経細胞に作用すると、暑熱欲求行動が惹起(じゃっき)され、体温の上昇を促進することを発見しました。この作用は、褐色脂肪組織の熱産生などの自律神経性の発熱反応を起こさず、「行動」に特化した体温調...
キーワード:中心核/ストレス反応/反応制御/熱産生/脂肪組織/中枢神経/褐色脂肪組織/生体防御/体温調節/プロスタグランジン/プロスタグランジンE2/ラット/褐色脂肪/受容体/神経回路/神経細胞/ストレス/感染症/自律神経/循環器疾患/生理学/動物実験
他の関係分野:生物学工学医歯薬学
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発表日:2026年2月4日
79
「第15回科学の甲子園全国大会」出場校が決定
~全国47都道府県の代表校の高校生が集い、科学の力を競う 21の企業・団体が次世代の科学技術系人材育成を支援~
JST(理事長 橋本 和仁)は、科学好きの裾野を広げるとともに、次世代の科学技術・イノベーションの創出を担う優れた人材の育成を目的として、全国の高校生が学校対抗で科学の力を競う「第15回科学の甲子園全国大会」を、2026年3月20日(金・祝)から3月23日(月)までつくば国際会議場およびつくばカピオで開催します。このたび、出場する全都道府県の代表校が決定しました。各都道府県における代表選考には、697校から7,892人のエントリーがありました。選抜された47の代表校は、1、2年生の6~8人から成るチームで科学に関する知識とその活用能力を駆使し、さまざまな課題に挑戦して総合点を競い、栄...
キーワード:電子メール/気候変動/感染症
他の関係分野:複合領域医歯薬学
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発表日:2026年2月4日
80
科学論文の図表を読み解き、有効に利活用するAIワークフローDIVEを開発
~水素貯蔵材料等の研究を加速~
水素貯蔵材料の研究論文にある図表から実験データを読み取り、構造化するマルチエージェントAIワークフローDIVE(Descriptive Interpretation of Visual Expression)を開発しました。4,000報超の文献から30,000件超のデータを抽出、整備し、AIエージェント基盤DigHyd(Digital Hydrogen Platform)として構築、公開しました(www.dighyd.org)。整備したデータを活用して、短時間で水...
キーワード:データ駆動/AI/エージェント/マルチエージェント/ワークフロー/人工知能(AI)/閉じ込め/材料科学/金属材料
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2026年2月3日
81
AIで「刻々と変化する風」を低コストで正確に予測
~航空機や風車の設計を革新する、低コストかつ高精度な流体解析技術~
航空機の振動や風力発電の騒音など、非定常現象が引き起こす課題の解決において重要となる時間変化する空気の流れを、AI(人工知能)を用いて、直接数値計算の約0.55パーセント(およそ180分の1以下)という極めて低い計算コストで、高精度に予測する技術を実証しました。従来のAI流体シミュレーションの多くは「定常(平均的)」な流れを対象としていましたが、「渦の放出周波数」などを直接学習させました。本技術により、航空機や風力発電機の開発速度が飛躍的に向上し、安全で高効率な次世代製品の早期実用化への貢献が期待されます。航空機や自動車、風力発電機などの開発現場では...
キーワード:AI/機械学習/人工知能(AI)/数値計算/流体シミュレーション/直接数値計算/シミュレーション/航空機/自動車/周波数/風力発電/流体解析/流体力/流体力学/ICT
他の関係分野:情報学工学医歯薬学
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発表日:2026年2月2日
82
双対性が解き明かす「非可逆対称性に守られたトポロジカル相」
~新たな量子相の分類と構成法~
複雑な数学的構造を持つため理解が困難だった「非可逆対称性に守られたトポロジカル相(SPT相)」の一種が、物理学でよく知られた「自発的対称性の破れ(SSB)」と等価であることを、「双対性」を用いて解明しました。任意の次元において、これまで未解決だった物理的・数学的に重要な「Rep(D8)型」と呼ばれるクラスの非可逆対称性を持つSPT相の分類に成功し、具体的な模型も構成しました。これにより、新たな量子相の存在が予言されました。本成果は、新たな量子物質の設計や、量子計算のリソースとしての応用など、量子技術の発展に向けた理論的な礎となることが期待されます。南...
キーワード:量子計算/トポロジカル相/自発的対称性の破れ/対称性/量子コンピュータ/トポロジカル/対称性の破れ
他の関係分野:情報学総合理工工学
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発表日:2026年1月30日
83
大規模データ解析で「非天然反応」を担う酵素を発見
~データベース探索が切り拓く次世代バイオ触媒~
主成分分析を基盤とする大規模データ解析手法により、データベース上に存在するたんぱく質の配列情報を体系的に解析することで、生物が本来行わない「非天然反応」を高立体選択的に触媒できる新規酵素を発見しました。これまで自然機能予測に用いられてきたデータ解析手法を、「非天然反応」という新しい枠組みへと展開することで、従来のたんぱく質工学とは異なるアプローチによるバイオ触媒開発の新たな方向性を示しました。本研究により、同一の化学反応に対して異なる立体構造の生成物を選択的に作り分ける酵素群を同定でき、今後の持続可能な化学合成や創薬、機能性材料の開発への応用が期待されます。...
キーワード:主成分分析/データ解析/立体選択的/ACT/持続可能/機能性材料/たんぱく/機能予測/分子システム/機能性/生合成/創薬/立体構造
他の関係分野:情報学化学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年1月29日
84
液滴が物体へ及ぼす「衝突力」の正体を解明柔らかい材料上で“液滴”が“固体球”のように振る舞う転移を初実証
~次世代3Dバイオプリンティングや塗布・洗浄の高度設計に新指針~
東京農工大学 大学院工学研究院 先端機械システム部門の田川 義之 教授らの研究チームは、柔らかい基板に当たる液滴の最大衝突力が、「低粘度・高速で現れる慣性支配則」から、固体球の衝突で知られるHertz(ヘルツ)則へと連続的に移行(クロスオーバー)することを世界で初めて実証しました。独自開発の高速光弾性トモグラフィーで基板内部の応力分布と衝突力を直接計測し、液滴の粘性・慣性と基板の弾性をまとめる統一指標Zを初めて導入しました。結果、多様な条件のデータが1本のマスターカーブに重なることを示し、衝突力を事前に数式で見積もる設計地図を提示しました。これにより、インクジェット・電子材料塗布・化...
キーワード:クロスオーバー/トモグラフィー/コーティング
他の関係分野:工学
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発表日:2026年1月28日
85
戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)EIG CONCERT-Japan「海洋:気候変動緩和策と適応策」における新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)で実施するEIG CONCERT-Japanにおいて、日本および欧州12カ国の計13カ国13研究助成機関と共同で、新規課題の採択を決定しました。EIG CONCERT-Japanは、欧州各国と日本が連携して共同研究を推進する多国間共同プログラムです。今回の公募は12回目にあたり、2025年4月28日(月)から7月22日(火)にかけて、日本と欧州の計13カ国13研究助成機関の協力により、公募トピック「海洋:気候変動緩和策と適応策」において共同研究課題を募集しました。その結果、ブルーカーボン技術、海洋生...
キーワード:海洋/生態系保全/適応策/気候変動/カーボン/生態系/海洋生態/海洋生態系/感染症
他の関係分野:環境学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年1月27日
86
国家戦略分野の若手研究者及び博士後期課程学生の育成事業(BOOST)次世代AI人材育成プログラム(若手研究者支援)における2025年度新規研究課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、国家戦略分野の若手研究者及び博士後期課程学生の育成事業(BOOST)次世代AI人材育成プログラム(若手研究者支援)の2025年度研究提案募集における新規採択研究課題を決定しました。本プログラムでは、国家戦略上、重要で緊急性の高い分野として設定した次世代AI分野(AI分野およびAI分野における新興・融合領域)を担う優秀な若手研究者の研究課題を募集により選定し、その研究活動を支援することを通じて、日本の国際競争力の抜本的強化を図ることとしています。国家戦略分野である次世代AI分野への挑戦を志す若手研究者が、所属機関にかかわらず、最適な場所を求めて自由に独...
キーワード:人工知能(AI)/電子メール/気候変動/異分野融合/感染症
他の関係分野:情報学複合領域医歯薬学
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発表日:2026年1月23日
87
高校生はコロナ禍で抑うつになりにくくなっていた?
~心の変化を“地形図”で可視化、集団傾向を数理的に解析~
東京在住の高校生から取得した抑うつに関するアンケートに対して、エネルギー地形解析を適用して「抑うつのエネルギー地形図」として解析した結果、先行研究と同様に集団全体の傾向としてコロナ禍で抑うつになりにくくなっていたことを示した。層別化解析により、抑うつスコアが低く安定なグループと高く不安定なグループを特定し、両グループでコロナ禍による抑うつへの影響が異なることを示した。脳発達データ(経時的な頭部MRI検査)の比較から、脳構造の成長過程が抑うつの感受性に影響を及ぼしている可能性が示唆された。名古屋大学 大学院理学研究科の岩見 真吾 教授、立松 大機 日本...
キーワード:インテリジェンス/産学連携/数理科学/コロナ禍/アンケート調査/シミュレーション/脳発達/生態学/精神医学/脳神経科学/パンデミック/感染症対策/MRI/神経科学/うつ/コホート/感染症/新型コロナウイルス感染症/精神疾患/抑うつ
他の関係分野:情報学複合領域工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年1月16日
88
散逸的な磁壁運動による創発電場の発生
~磁壁の電流駆動における「摩擦」が生む巨大応答~
理化学研究所(理研) 創発物性科学研究センター トポロジカル量子物質研究ユニットの山田 林介 客員研究員(東京大学 大学院工学系研究科 物理工学専攻 助教)、マックス・ヒルシュベルガー ユニットリーダー(東京大学 大学院工学系研究科 物理工学専攻 准教授)、創発機能設計研究ユニットの奥村 駿 ユニットリーダー(東京大学 大学院工学系研究科附属量子相エレクトロニクス研究センター 特任准教授)、強相関量子構造研究グループの中島 多朗 客員研究員(東京大学 物性研究所附属中性子科学研究施設 准教授)、強相関量子伝導研究チームの十倉 好紀 チームディレクター(東京大学 卓越教授/東京大学 国際高等研究...
キーワード:空間分布/環境技術/ワイル半金属/強相関電子/強相関電子系/電荷秩序/電流駆動/非線形/非平衡/輸送現象/揺らぎ/量子伝導/量子輸送/量子輸送現象/ホール効果/中性子/超高圧/磁場/スキルミオン/トポロジカル/トポロジカル物質/強相関/磁性体/材料科学/半金属/量子構造/インピーダンス/スピン/スピントロニクス/マイクロ/電磁誘導/量子力学/スキル
他の関係分野:環境学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2026年1月15日
89
先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)日本-英国共同研究「量子分野」2025年度新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、先端国際共同研究推進事業(ASPIRE) 日本-英国共同研究「量子分野」において、新規課題の採択を決定しました。ASPIREは、日本の科学技術力の維持・向上を図るため、政策上重要な科学技術分野において、国際共同研究を通じて日本と欧米など科学技術先進国・地域のトップ研究者同士を結び付け、日本の研究コミュニティーにおいて国際頭脳循環を加速することを目指すものです。日本-英国共同研究「量子分野」では、英国研究・イノベーション機構(UKRI)傘下の工学・物理科学研究評議会(EPSRC)との合意に基づき、国際競争力のある日英共同研究課題を対象に、国際的な研究者ネ...
キーワード:気候変動/コミュニティ/感染症
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2026年1月15日
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先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)日本-英国共同研究「AI・情報分野」2025年度新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、先端国際共同研究推進事業(ASPIRE) 日本-英国共同研究「AI・情報分野」において、新規課題の採択を決定しました。ASPIREは、日本の科学技術力の維持・向上を図るため、政策上重要な科学技術分野において、国際共同研究を通じて日本と欧米など科学技術先進国・地域のトップ研究者同士を結び付け、日本の研究コミュニティーにおいて国際頭脳循環を加速することを目指すものです。日本-英国共同研究「AI・情報分野」では、英国研究・イノベーション機構(UKRI)傘下の工学・物理科学研究評議会(EPSRC)との合意に基づき、人工知能(AI)とデータサイエンスの発展に焦点...
キーワード:AI/人工知能(AI)/気候変動/コミュニティ/感染症
他の関係分野:情報学医歯薬学
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発表日:2026年1月8日
91
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)株式会社シスコムへの開発支援の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)の2025年度募集において、株式会社シスコム(本社:福岡県北九州市、代表取締役:岩永 満宏)に対する開発支援を決定しました。本事業は、大学等の研究成果(技術シーズ)の社会実装を目指すスタートアップ等を対象に、革新的な製品・サービス創出に向けた実用化開発を開発費の貸し付け(無利子)により支援するものです。株式会社シスコムは、九州工業大学で開発された「コンテナ自動蔵置技術」を用いて、港湾のコンテナターミナルでのコンテナ積み卸しを効率的に行うシステムの提供を行っています。本事...
キーワード:最適化/気候変動/技術移転/感染症
他の関係分野:情報学工学医歯薬学
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発表日:2026年1月6日
92
小胞体による細胞外基質のナノ加工作用を発見
~分子フィルターなど生物模倣技術の開発に貢献へ~
理化学研究所(理研) 生命機能科学研究センター 形態形成シグナル研究チーム(研究当時)の稲垣 幸 テクニカルスタッフⅠ(研究当時)、林 茂生 チームリーダー(研究当時、現 発生ゲノムシステム研究チーム 客員主管研究員)、細胞場構造研究チーム(研究当時)の岩根 敦子 チームリーダー(研究当時)、自然科学研究機構 生命創成探究センター(ExCELLS)の村田 和義 特任教授らの共同研究グループは、細胞外基質の1つ、昆虫の体表面を覆うクチクラのナノメートル(nm、1nmは10億分の1メートル)サイズの微細構造が、細胞内の小胞体と細胞膜の相互作用によって生み出されることを発見しました。生物の...
キーワード:パターン形成/ナノ結晶/生物模倣/ナノメートル/ナノ加工/ナノ構造/バイオミメティクス/電子顕微鏡/電子顕微鏡観察/微細構造/たんぱく/生体内/カルス/結晶構造/機能解析/細胞膜/細胞外基質/ショウジョウバエ/バイオイメージング/ラット/形態形成/小胞体/創薬/ゲノム/遺伝子
他の関係分野:工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年1月5日
93
高次元データから細胞運命の“かたち”を取り出す
~生命システムの成り立ちと破綻の予測や制御の道を拓く数理解析手法を開発~
単一細胞(シングルセル)解析は時系列(動き)の情報が欠落しているため、分化や発生の過程で細胞の状態が“どのように推移するか”という動的な情報は得られなかった。単一細胞データに含まれる微分情報をもとに、今回開発した数理解析技術ddHodge(ディーディーホッジ)を用いることで、細胞運命を支配する“場と法則”(地形と力学)を復元することに成功した。未知の複雑システムを大規模データから読み解く“データ駆動的理論解析”の新しい道を開拓した。生命科学に限らず、高次元ビッグデータを扱う多分野への応用基盤として期待される。生命科学研究では、単一細胞(シングルセル)...
キーワード:高次元データ/データ駆動/マルチモーダル/情報基盤/幾何学/データ解析/マウス胚/材料科学/理論解析/ダイナミクス/動的解析/一細胞/一細胞/統合オミクス/哺乳類/細胞運命/オミクス/オミクス解析/クロマチン/生体防御/がん化/マウス/ICT/遺伝子/遺伝子発現/老化
他の関係分野:情報学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年12月26日
94
日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)2025年度若手人材交流プログラム公募における交流計画の採択について
JST(理事長 橋本 和仁)は、日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)における2025年度若手人材交流プログラムの交流計画の採択を公募により決定しました。NEXUSでは、「日ASEAN友好協力50周年」を機に、日本とASEANの長きにわたる国際共同研究や研究人材交流の取り組みを基盤とし、双方の強みを生かした柔軟で重層的な科学技術協力を推進しています。その取り組みの1つである若手人材交流プログラムでは、日ASEAN諸国の若手研究人材の相互交流や関係構築、国際頭脳循環の活性化および次世代の優秀な研究者の育成に貢献することを目指します。本年度の公...
キーワード:電子メール/気候変動/感染症
他の関係分野:複合領域医歯薬学
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発表日:2025年12月24日
95
日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)日本
-マレーシア国際共同研究「グリーンテクノロジー」における新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)日本-マレーシア国際共同研究「グリーンテクノロジー」において、新規課題の採択を決定しました。NEXUSでは、これまでの日ASEANの長きにわたる国際共同研究や研究人材交流の取り組みを基盤とし、双方の強みを生かした柔軟で重層的な科学技術協力を推進しています。その取り組みの1つである「国際共同研究」では、日本とASEAN諸国との共通重点分野における国際共同研究の提案を募集し、採択された国際共同研究課題に対して研究費を支援します。今回、その一環として、マレーシア科学アカデミー(...
キーワード:気候変動/感染症
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2025年12月20日
96
マテリアルリザバー性能が向上する電子-イオン混合伝導
~イオンを積極的に活用したニューロモルフィック分子ネットワークの実証~
自己ドープ型ポリチオフェン(S-PEDOT)の化学的な脱ドープにより、電子(ホール)とイオン(プロトン)が同時に伝導キャリアとして働く“本質的な混合伝導状態”を誘起することに成功しました。電子とイオンが協奏した混合伝導状態を利用することで、マテリアルリザバー素子の性能が向上することを明らかにし、本コンセプトが高性能なマテリアルリザバー素子開発において重要な因子であることを実証しました。本研究は、イオン(プロトン)伝導を積極的に活用したニューロモルフィック分子ネットワークの設計指針を提示するとともに、次世代の省エネルギーAIデバイスの実現に大きく貢献することが期待されます...
キーワード:ベンチマーク/タスク/人工知能(AI)/非線形/非線形応答/チオフェン/高分子/導電性高分子/ポリチオフェン/アミン/キャリア/ニューロモルフィック/省エネ/電気伝導/省エネルギー/導電性/プロトン/短期記憶
他の関係分野:情報学化学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年12月20日
97
磁気冷凍材料の冷却能力と安定性を両立する材料設計手法を確立
~共有結合の精密制御により高効率・高持続性磁気冷凍材料を実現~
NIMS、京都工芸繊維大学、高輝度光科学研究センター、兵庫県立大学、東北大学、ダルムシュタット工科大学の研究チームは、磁場のオン・オフで温度が変化する磁気冷凍材料について、冷却能力と安定性の両立を可能にする材料設計の新手法を開発しました。材料内部の共有結合の種類や配置を精密に制御することで、磁気的な性質の変化に伴う原子配列の遷移がスムーズに進行し、それに伴う不可逆的なエネルギー損失の大幅な抑制が可能になったことで、この両立に成功しました。エアコンや冷蔵庫、冷凍機など従来の冷却方式(蒸気圧縮式冷却)では、温室効果ガスを排出する冷媒が使用されており、環境負荷が懸念されます。温室効果ガスを...
キーワード:持続性/温室効果ガス/ガドリニウム/温室効果/磁場/トレードオフ/Ge(ゲルマニウム)/ゲルマニウム/金属間化合物/原子配列/材料設計/ヒステリシス/スピン/環境負荷/極低温
他の関係分野:複合領域環境学生物学工学
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発表日:2025年12月16日
98
新手法で3Dプリンタ用の素材開発を大きく加速
~Al-Fe合金系で軽量・高強度・耐熱を実現、輸送機器に実装へ~
レーザービームを用いる金属3Dプリンタ技術を利用した非平衡なミクロ・ナノ組織の制御に向けた元素選択の考え方を新たに提案した。提案した考え方に基づいて開発したアルミニウム-鉄(Al-Fe)系合金の造形体は、高強度や高耐熱性などのさまざまな機能を有し、第3・第4元素によって制御できることを明らかにした。この考え方はアルミニウム系合金だけでなく他の金属へも適用できるため、金属3Dプリンタ用の新たな材料開発を大きく加速させることが期待される。名古屋大学 大学院工学研究科の材料デザイン工学専攻 高田 尚記 教授、キム ダソム 助教らの研究グループは、物質プロセ...
キーワード:準安定/非平衡/耐熱性/準安定相/アルミニウム/エンジン/レーザー/自動車
他の関係分野:化学工学
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発表日:2025年12月16日
99
インド若手科学頭脳循環プログラム(LOTUSプログラム)2025年度公募における交流計画の採択について
JST(理事長 橋本 和仁)は、「国際青少年サイエンス交流事業」インド若手科学頭脳循環プログラム(LOTUSプログラム)において、2025年度に採択する実施計画を決定しました。近年、研究力が急激に成長し、優秀な若手人材の宝庫であるインドとの理工系分野の連携強化の必要性は急速に高まっています。一方、世界各国によるインドの理工系人材の獲得競争が激化する中、日印間の人材交流・協力は十分とは言えない状況にあります。この解決に向けて、LOTUSプログラムは、インドの大学などに在籍する大学院生・ポスドク研究者を日本の大学などに招へいし、日本-インドの大学間の共同研究などに基づき、双方の...
キーワード:電子メール/気候変動/感染症
他の関係分野:複合領域医歯薬学
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発表日:2025年12月16日
100
次世代エッジAI半導体研究開発事業における2025年度研究開発課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、文部科学省および経済産業省が策定した研究開発計画を受け、次世代エッジAI半導体研究開発事業における2025年度研究開発提案募集を行い、このたび新規研究開発課題を決定しました。本事業は、事業全体を統括するプログラムディレクター(PD)の下、アカデミアのシーズを活用した、従来では達成困難な超低消費電力などの革新的な次世代エッジAI半導体の実現に貢献する研究開発を推進します。今回の研究開発提案募集では、産学官各界より16件の応募がありました。募集締め切り後、経済産業省による一次採択審査、JSTによる二次採択審査を実施し、各テーマにおいて以下の通り計...
キーワード:人工知能(AI)/電子メール/気候変動/トランジスタ/低消費電力/半導体/感染症
他の関係分野:情報学複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年12月15日
101
e-ASIA共同研究プログラム
「代替エネルギー」領域および「防災」領域における新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、戦略的国際共同研究プログラム(SICORP) e-ASIA共同研究プログラムにおける新規課題の採択を決定しました。このたびJSTは、7カ国7機関のファンディングエージェンシーと共同で、「代替エネルギー」領域および「防災」領域について2024年12月16日(月)~2025年3月31日(月)に共同研究課題を募集し、「代替エネルギー」領域で49件、「防災」領域で46件の応募がありました。参加国の専門家の評価、ファンディングエージェンシーによる協議により選定された6件(「代替エネルギー」領域3件、「防災」領域3件)の採択を決定しました。研究実施期間は...
キーワード:エージェンシー/気候変動/感染症
他の関係分野:情報学医歯薬学
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発表日:2025年12月15日
102
先端国際共同研究推進事業「TOPのためのASPIRE」「次世代のためのASPIRE」における新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)で実施する「TOPのためのASPIRE」「次世代のためのASPIRE」において、新規課題の採択を決定しました。JSTは協力相手国・地域の研究資金配分機関や研究機関などのプログラムで支援を受けている、または支援を受ける予定の研究者と、AI・情報、バイオ、エネルギー、マテリアル、量子、半導体、通信の7分野で国際共同研究を実施する日本側研究者からの提案を募集しました。その結果、「TOPのためのASPIRE」では7分野で計54件、「次世代のためのASPIRE」では7分野で計91件の応募があり、それぞれ17課題、...
キーワード:人工知能(AI)/気候変動/半導体/感染症
他の関係分野:情報学工学医歯薬学
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発表日:2025年12月13日
103
低酸素環境においてRNAの骨格がメチル化される
~立体選択的なRNAの修飾がリボソームを活性化する~
大腸菌のリボソームRNA(rRNA)において、嫌気(低酸素)環境特異的に、“RNA骨格”にメチル化修飾が導入されることを発見し、またその分子メカニズムを解明しました。この修飾はリボソームの構造と活性を微調整し、低酸素下における翻訳効率を高め、生育を促進する“環境応答型スイッチ”として働いていることが示唆されました。本研究は、RNA修飾が細胞の生育環境を感知して、たんぱく質合成を調節する、これまでに知られていなかった仕組みを明らかにするものです。また、無細胞たんぱく質合成や合成生物学において有用な技術基盤となる可能性があります。東京大学 大学院工学系研...
キーワード:最適化/質量分析法/立体選択的/RNA修飾/tRNA/リボソームRNA/質量分析/電子顕微鏡/たんぱく/修飾塩基/リボソーム/rRNA/リン酸/環境応答/生合成/クライオ電子顕微鏡/ncRNA/翻訳制御/大腸/RNA/メチル化/合成生物学/大腸菌/低酸素/ICT/生理学
他の関係分野:情報学化学生物学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年12月11日
104
水の赤外光物性を定量的に計算可能な手法を開発
~地球大気や星間空間の水の構造解明に貢献~
水や氷の赤外光物性を定量的に計算できる手法の開発に成功。微粒子や薄膜など界面が重要となるナノサイズの水・氷の赤外スペクトルが予測可能に。地球や宇宙に存在する液滴、氷微粒子の構造を理解するための手法として期待。東京大学 大学院総合文化研究科の持田 偉行 フィッチ 大学院生、羽馬 哲也 准教授、埼玉大学 大学院理工学研究科 応用化学プログラムの高山 哲侑 大学院生、山口 祥一 教授らの研究グループは、量子古典混合法と呼ばれる理論計算手法を用いて、水の赤外光物性(赤外光を照射した際に見られる特徴的な性質、ここでは特に複素屈折率や吸収断面積など)を定量的に計...
キーワード:地球科学/光物性/スペクトル/星間塵/赤外スペクトル/天文学/赤外光/ナノサイズ/屈折率/微粒子
他の関係分野:環境学工学
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発表日:2025年12月10日
105
研究成果展開事業 共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)
未来共創分野 フェーズ1 2025年度新規採択プロジェクトの決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、研究成果展開事業 共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT) 未来共創分野 フェーズ1の2025年度募集において、計3件のプロジェクトの新規採択を決定しました。本プログラムは、大学等を中心として、企業や地方自治体・市民など多様なステークホルダーを巻き込んだ産学官共創により、未来のありたい社会像をビジョンとして掲げ、その実現のため「バックキャストによるイノベーションに資する研究開発」とそれを支える「自立的・持続的な拠点の形成が可能な産学官共創システムの構築」をパッケージで推進します。2025年度は「未来共創分野」を新たに設定し、提案を募集し...
キーワード:電子メール/気候変動/地方自治体/ステークホルダー/共創システム/感染症
他の関係分野:複合領域工学農学医歯薬学
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発表日:2025年12月10日
106
高性能レーザー計測で捉えた放電発生初期の超高速現象
~雷現象から医療・農業応用にまで供する実験ベンチマークを提示~
高性能なレーザー計測技術により、放電発生初期の超高速現象(ストリーマ放電)を支配する主要パラメーター群をセットで直接計測することに成功。これにより、従来モデルでは予測されていなかった内部の電荷・電界構造を発見。従来モデルの妥当性検証・改良・精緻化に供する実験ベンチマークを初めて提示。放電の予測・制御性能向上により、雷現象の理解や放電の医療・農業・環境・エネルギー応用が加速するものと期待される。本研究では、高時間分解能を有する複数のレーザー計測技術を駆使することで、幅広い領域で研究が進められているストリーマ放電においてそのダイナミクスを支配す...
キーワード:ベンチマーク/計算モデル/時間分解/超高速現象/数値計算/時間分解能/ストリーマ/電界分布/計測技術/ダイナミクス/レーザー/レーザー計測/分解能/高性能レーザー/妥当性
他の関係分野:情報学総合理工工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年12月9日
107
水分子の構造が塩化物イオンの動きを制御
~低純度の水を利用した水電解反応へ~
理化学研究所(理研) 環境資源科学研究センター 生体機能触媒研究チームの中村 龍平 チームディレクター、林 泰正 基礎科学特別研究員、大岡 英史 研究員らの共同研究グループは、水溶液中のイオンが形成する水和構造が、不純物として含まれる塩化物イオンの拡散を抑制し、水の電気分解効率を高めることを発見しました。本成果は、水の電気分解に使用可能な水資源の多様化に貢献すると期待されます。水の電気分解は、再生可能エネルギーを用いて水素や化学燃料を製造する技術として注目されています。しかし、電解液中に塩化物イオンが少しでも残っていると、有毒かつ腐食性のある塩素ガスが発生します。このため、...
キーワード:再生可能エネルギー/水分子/水溶液/水和構造/電気分解/電解液/塩化物イオン/水素製造/電気化学/水資源
他の関係分野:環境学総合理工工学農学
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発表日:2025年12月6日
108
「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」2025年度一般公募プログラム「A・B・Cコース(第3回)」の交流計画の採択について
JST(理事長 橋本 和仁)は国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)一般公募プログラムにおいて、2025年度 A・B・Cコース(第3回)の公募により採択する交流計画を決定しました。A・B・Cコースには、2025年7月5日(土)から10月6日(月)までの公募期間に合計150件の申請がありました。これらの申請について、国際青少年サイエンス交流事業選考委員会(委員長:渡邉 聡 東京大学 大学院工学系研究科 教授)による審議を経て、計73件の採択を決定しました。採択された交流計画における日本側機関の内訳は、大学・高等専門学校・高校が51校、財団法人・国立研究開発法人などが...
キーワード:気候変動/感染症
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2025年12月6日
109
電流による反強磁性体の超高速磁化スイッチングを時間分解イメージング測定で可視化
~ノンコリニア反強磁性体の100ピコ秒級の高速反転過程を解明~
100ピコ秒級の電流パルスによる高速な磁化反転過程をノンコリニア反強磁性体で観測した。電流密度に応じて反転の熱的・非熱的起源が切り替わることを時間分解測定で明確に示した。反強磁性体の超高速スピントロニクスメモリー応用に向けた重要な知見となる。東京大学 大学院理学系研究科の小川 和馬 大学院生、Tsai Hanshen(ツァイ・ハンシェン) 特任助教、中辻 知 教授(物性研究所・トランススケール量子科学国際連携研究機構 兼任)、同大学 低温科学研究センターの島野 亮 教授(大学院理学系研究科・トランススケール量子科学国際連携研究機構 兼任)らのグループ...
キーワード:インターフェース/パルス/ワイル半金属/時間分解/磁気光学/磁気秩序/反強磁性/反強磁性体/高周波/テラヘルツ/磁性体/マンガン/カー効果/スピン軌道トルク/メモリ/強磁性/時間分解測定/磁化反転/半金属/強磁性体/スピン/スピントロニクス/ダイナミクス/トルク/ピコ秒
他の関係分野:情報学総合理工工学
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発表日:2025年12月6日
110
フラーレン誘導体が光誘起超核偏極に有用であることを発見
~高感度化MRIへの応用に必要な実用化レベルの高偏極率を達成~
単結晶の配向制御を必要とせず、アモルファス材料中でも高い核スピン偏極を実現。トリプレット動的核偏極(DNP)による核磁気共鳴(NMR)の高感度化に新たな道を開いた。フラーレンへの化学修飾により擬回転を抑えることで、電子スピン偏極の緩和の課題を克服した。今後は生体適合的なマトリクス材料と組み合わせることで、高感度化MRIを用いたがん診断への応用が期待される。東京大学 大学院理学系研究科の坂本 啓太 大学院生、濱地 智之 大学院生(現 九州大学 先導物質化学研究所 助教)、楊井 伸浩 教授らの研究グループは、京都大学 大学院理学研究科の御代川 克輝 大学...
キーワード:スピン偏極/磁気共鳴/加速器/磁場/配向制御/核スピン/ペンタセン/光励起/アモルファス/単結晶/電子構造/スピン/MRI/フラーレン/核磁気共鳴/誘導体
他の関係分野:化学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年12月2日
111
「最適輸送」でエネルギーコストの原理的限界を達成
~省エネ情報処理の新たな設計につながる成果~
数学の「最適輸送理論」から予測される、限られた時間における熱力学的なエネルギーコストの原理的な最小を、初めて実験で実現しました。特に、情報処理の基本過程である「情報消去」に相当する操作に応用しました。光の力で微小粒子を高速・高精度で制御する新開発の「走査型光ピンセット技術」により、水中で熱ゆらぎを受けてランダムに動く粒子を制御することで、数学の理論が予測する「最適輸送」の実現に成功しました。将来的に本成果は、よりエネルギー効率の高い情報処理技術や自律的人工ナノマシン設計の基盤となることが期待されます。私たちが何かを動かすときには、熱力学的なエネルギー...
キーワード:コンピューティング/オープンアクセス/プロトコル/微分幾何/微分幾何学/幾何学/非平衡/非平衡熱力学/トレードオフ/エネルギー効率/省エネ/熱力学/光ピンセット/エネルギー変換/分子機械/APC/ナノマシン/ゆらぎ/生体分子
他の関係分野:情報学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年11月30日
112
複数元素置換で鉄酸ビスマスに新しい機能を付与
~コンデンサーと磁石の性質に加え、室温での負熱膨張を発現~
ペロブスカイト型酸化物鉄酸ビスマスのビスマス・鉄の両方を異種元素で置換。強誘電性と強磁性が共存するため、低消費電力の次世代磁気メモリへの応用に期待。温めると縮む、負熱膨張も発現。東京科学大学(Science Tokyo) 物質理工学院 材料系の畑山 華野 大学院生、三宅 潤 大学院生、総合研究院の東 正樹 教授、西久保 匠 特定助教(兼 神奈川県立産業技術総合研究所 常勤研究員)、重松 圭 助教らの研究グループは、ペロブスカイト型酸化物ビスマスフェライト(BiFeO3)のビスマスをカルシウムで、鉄をルテニウムやイリジウムで置換すること、スピンの並び方...
キーワード:産学連携/ビスマス/負熱膨張/誘電性/強誘電性/接合界面/イリジウム/前駆体/フェライト/ペロブスカイト/メモリ/強磁性/非晶質/膨張材/スピン/酸化物/低消費電力/熱膨張/半導体/機能性/カルシウム/ルテニウム
他の関係分野:複合領域総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月30日
113
あらゆる材料に適用可能な量子ビット評価手法を確立
~2次元材料・ヘテロ構造まで網羅~
材料中の量子ビットの安定性を高速に判定する新手法を開発しました。3次元材料に限られていた安定性評価法を、2次元材料やヘテロ構造材料へ拡張する理論を世界で初めて確立し、安定性の高い190種類の2次元材料を特定しました。AI時代に不可欠な量子コンピューターや量子センサーなど、あらゆる量子デバイス開発の共通指針として活用が期待されます。量子コンピューター向け材料を見分ける新しい方法を発見しました。東北大学の金井 駿 准教授、米国 シカゴ大学および米国 アルゴンヌ国立研究所のジューリア・ガリ 教授、マイケル・トリヤマ 博士らの研究チームは、材料内部...
キーワード:電気通信/人工知能(AI)/揺らぎ/量子コンピュータ/量子ビット/材料科学/タングステン/2次元材料/量子デバイス/評価手法/材料設計/センサー/積層構造/層構造/心臓/評価法
他の関係分野:情報学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年11月30日
114
公的資金研究データリポジトリ(GRANTS Data)公開
~公的資金研究データの利活用促進へ~
JST(理事長 橋本 和仁)は、2025年11月27日(木)午後5時に、公的資金によって得られた研究データの公開・利活用を促進するための新たなシステム「公的資金研究データリポジトリ(GRANTS Data)」を公開しました。近年、論文の実験結果の信頼性や再現性の向上、公的資金で得られた研究データの利活用促進、さらには日本の研究情報発信力強化の観点から、研究データのオープン化が強く推進されています。しかし、現状、研究者の所属先の機関リポジトリに研究データを掲載する環境が整っていない場合もあり、研究成果を公開、広く社会へ還元する仕組みづくりが課題となっていました。この課題を踏ま...
キーワード:オープンサイエンス/情報基盤/電子メール/情報発信/気候変動/感染症
他の関係分野:情報学複合領域医歯薬学
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発表日:2025年11月27日
115
ナノ秒X線動画でミクロ分子動態計測に成功
~超小型X線光源を用いた高速レントゲン動画の幕開け~
超小型X線光源を用いて、1画像900ナノ秒(1ナノ秒は10億分の1秒)での高速連続撮影を実現し、機械学習解析から試料内部の高分子ミクロ動態の検出に成功しました。本計測法を、透過X線明滅法(Transmitted X-ray Blinking:TXB)と命名しました。レントゲン(透過X線)撮影では識別できない物質の構造動態の差異を、実験室サイズのX線光源を用いて、世界で初めてナノ秒スケールで捉えました。今後、経時変化する全ての物質系に対する3次元動態計測の実現や臨床検査法としての利用が期待されます。東京大学 大学院新領域創成科学研究科 物質系専攻の佐々...
キーワード:画像情報/機械学習/人工知能(AI)/物質科学/揺らぎ/検出器/分子運動/高分子/ACT/樹脂/結晶性高分子/ポリエーテル/結晶性/臨床検査/ケトン
他の関係分野:情報学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月27日
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量子コンピュータの規模と計算速度のジレンマを解消
~誤り耐性量子計算のコストを大幅に削減する新提案~
大規模な量子コンピュータの実現には、エラーを訂正しながら計算を進める誤り耐性量子計算の仕組みが不可欠です。しかし、その実装において、使用する量子ビット数(規模)の増大と計算速度の低下を同時に抑えることは両立困難な課題とされてきました。本研究では、2種類の量子エラー訂正符号を組み合わせたハイブリッド誤り耐性方式を提案しました。この方式により、量子コンピュータの規模の増大と計算速度低下のジレンマを解消し、両者を同時に抑制できることを理論的に証明しました。この成果は、世界的に開発が進む量子コンピュータの誤り耐性化コストを大幅に低減し、その実現を加速させる基盤技術としての幅広い...
キーワード:低密度パリティ検査符号/連接符号/機械学習/量子計算/量子コンピュータ/量子情報/量子情報処理/ノイズ/量子ビット/異分野融合
他の関係分野:情報学総合理工医歯薬学
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発表日:2025年11月25日
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末端構造の異なる3系列の金量子ニードルを発見
~金ナノクラスター融合反応による異方的伸長~
ある特定の金ナノクラスターを高濃度で加熱すると逐次的な融合反応が進行し、一定のピッチで伸長した「金量子ニードル」が生成することを発見した。これまで知られていた金量子ニードルの系列に加え、末端構造の異なる2種類の系列を新たに見いだした。量子ニードルの長さと末端構造を選ぶことで、近赤外領域における吸収波長を制御することが可能であり、温熱療法・生体イメージング・光エネルギー変換などへの応用展開が期待される。東京大学 大学院理学系研究科の濵﨑 佑哉 大学院生、城ノ上 諒太 大学院生(当時)、髙野 慎二郎 助教、佃 達哉 教授らによる研究グループは、ある特定の...
キーワード:光エネルギー/近赤外/ナノクラスター/光エネルギー変換/赤外光/ナノメートル/積層構造/エネルギー変換/層構造/生体イメージング/近赤外光
他の関係分野:環境学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月23日
118
大学発新産業創出基金事業 早暁プログラム 第2期ステージ1 新規採択課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、「早暁(そうぎょう)プログラム」第2期ステージ1における新規課題を決定しました。本プログラムでは、大学等発スタートアップ創出に向けて、ビジネス視点を持つ事業化人材が、起業経験や投資経験などを有するメンターによるメンタリングを受けながら、自らが描いた事業化構想を実現させるために大学等の技術シーズを探索し、研究者とチームになってビジネスモデルのブラッシュアップと研究開発を推進することで、大型ギャップファンドなどの次のフェーズへの移行を目指します。今回は2025年7月17日(木)から8月28日(木)まで提案募集を行い、49件の応募がありました。それ...
キーワード:メンター/メンタリング/電子メール/ビジネスモデル/気候変動/技術移転/感染症
他の関係分野:複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年11月20日
119
遺伝子スケールのクロマチンを設計し再構成する
~3次元DNA構造の構築原理に迫る、ゲノム物理の新基盤~
理化学研究所(理研) 生命機能科学研究センター 生体非平衡物理学 理研白眉研究チーム(研究当時)の深井 洋佑 研究員(研究当時、現 開拓研究所 川口生体非平衡物理学研究室 研究員)、川口 喬吾 理研白眉研究チームリーダー(研究当時、現 開拓研究所 川口生体非平衡物理学研究室 主任研究員、東京大学 大学院理学系研究科附属知の物理学研究センター 准教授)、エピジェネティクス制御研究チーム(研究当時)の若森 昌聡 技師(研究当時)、梅原 崇史 チームリーダー(研究当時、現 立命館大学 薬学部教授)、東京大学 定量生命科学研究所 先端定量生命科学研究部門 クロマチン構造機能研究分野の鯨井 智也 講師、...
キーワード:先端技術/非平衡/非平衡物理/非平衡物理学/輸送現象/一分子観察/遺伝情報/ACT/ヒストン/3次元構造/ダイナミクス/ポリマー/物理モデル/ヌクレオソーム/ゲノム構造/クロマチン構造/細胞運命/DNA修復/エピジェネティクス制御/クロマチン/遺伝子制御/免疫制御/ゆらぎ/in vitro/アセチル化/がん細胞/ヒストン修飾/ラット/自然免疫/創薬/翻訳後修飾/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現/網羅的解析
他の関係分野:複合領域化学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年11月20日
120
組成傾斜薄膜に対応したAIベース自律材料探索システムを開発
~最高性能を示す新しい磁気機能材料薄膜の高効率な開拓に成功~
NIMSは、1つの試料から膨大な材料データを獲得できる”組成傾斜薄膜”に対し、データ解析やAIによる最適組成予測を実行するプログラムを開発しました。これを用いた磁性組成傾斜薄膜の自律材料探索により、次世代磁気センサーなどの応用で有望な巨大な異常ホール効果を示す新しい磁性材料を発見しました。AIと自動実験を組み合わせた自律材料探索は、革新的な新材料を効率的に発見できる手法として注目されています。しかし、デバイス応用で重要な薄膜材料では、多数の組成を同時に探索できる「コンビナトリアル成膜手法」を自律材料探索に適用するための最適化プログラムがこれまで存在しませんでした。特に、組成が連続的に...
キーワード:データ駆動/アルゴリズム/最適化/人工知能(AI)/再生可能エネルギー/異常ホール効果/ホール効果/データ解析/タンタル/イリジウム/タングステン/磁性薄膜/最適化手法/アモルファス/磁性材料/コバルト/センサー/マイクロ/ロボット/電気化学/機能材料/ICT
他の関係分野:情報学環境学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月19日
121
炭素負極内のNaクラスター形成の新機構提唱
~次世代Naイオン電池の高エネルギー密度化に新たな指針~
Naイオン電池のハードカーボン負極内でのNaイオンの振る舞いの謎を高精度計算により解明。ハードカーボン内のナノ孔の最適なサイズや、そこでのNaイオン凝集・拡散の新機構を理論的に予言。高エネルギー密度化によるNaイオン電池の普及促進に期待。東京科学大学(Science Tokyo) 総合研究院 化学生命科学研究所の館山 佳尚 教授、林 哲安 研究員らの研究チームは、ナトリウム(Na)イオン電池の高エネルギー密度化につながるハードカーボン(HC)負極内でのNaクラスター形成とNaイオン拡散に関する新たな機構を、スーパーコンピューター「富岳」などを用いた分...
キーワード:スーパーコンピュータ/高エネルギー/DFT/カーボンニュートラル/ボトルネック/電池/カーボン/ナノスケール/ナノメートル/リチウム/動力学/分子動力学/密度汎関数理論/技術革新/ナトリウム/寿命
他の関係分野:情報学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月18日
122
細胞内のATP濃度を決定できる蛍光寿命型センサーの開発に成功
金沢大学 ナノ生命科学研究所(WPI-NanoLSI)の新井 敏 教授、ブー・クアン・コン 特任助教、シンガポールA*STARの伊藤 秀城 上級研究員(研究当時)とレーン・エレン 主席研究員(研究当時)、東京科学大学 総合研究院化学生命科学研究所の北口 哲也 准教授らの共同研究グループは、ATP濃度を「蛍光寿命」という蛍光たんぱく質の光学的特性に変換して測定できる、新しい蛍光センサーを開発しました。私たちの体を構成する最小単位「細胞」では、さまざまな化学反応が起こっており、その“燃料”として働くのが、ATP(アデノシン三リン酸)です。ATPは「エネルギーの通貨」とも呼ばれ、細胞活動の...
キーワード:蛍光寿命/蛍光センサー/センサー/光センサー/たんぱく/リン酸/Nrf2/アデノシン/悪性度/寿命/ATP/がん細胞/ミトコンドリア/神経疾患
他の関係分野:化学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年11月15日
123
経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択課題の決定について(2024年度第2回募集 ガスセンシング)
JST(理事長 橋本 和仁)は、内閣府および文部科学省が定めた研究開発構想を受け、経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択研究開発課題を決定しました。K Programでは、中長期的に日本が国際社会において確固たる地位を確保し続ける上で不可欠な要素となる先端的な重要技術を育成するため、国が定めた研究開発ビジョンや研究開発構想に基づき、研究開発を実施します。JSTでは研究開発構想(個別研究型)に関してはプログラム・オフィサー(PO)が、研究開発ビジョンの達成と研究開発構想の実現に向けて、研究開発課題の実施を指揮・監督します。実施に当たっては、研究開発課題...
キーワード:電子メール/気候変動/マネジメント/センシング/感染症
他の関係分野:複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年11月15日
124
植物の形態にひそむ周期性を変調させる仕組みを発見
~魅力的な花き類の創出に期待~
奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 バイオサイエンス領域の池内 桃子 特任准教授と京都府立大学の爲重 才覚 講師(研究当時:名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所、横浜市立大学、奈良先端大を含む)、奈良先端大の土田 岳志(研究当時:博士前期課程)らは、広島大学 大学院統合生命科学研究科の藤本 仰一 教授、名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所/テキサス大学の鳥居 啓子 教授、名古屋大学 遺伝子実験施設の打田 直行 教授、東京農工大学の笠原 博幸 教授、熊本大学の相田 光宏 教授らの研究グループと共同で、植物の形態形成の周期性を変調させる仕組みを発見しました。...
キーワード:周期性/オーキシン/ペプチドホルモン/植物ホルモン/ホルモン/幹細胞/形態形成/多能性幹細胞/遺伝子
他の関係分野:農学医歯薬学
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発表日:2025年11月12日
125
左右の手のように異なる“キラル”分子構造が、太陽電池の性能を高める鍵に
~CISS効果によるスピン選択的電荷輸送を活用した新たな戦略を提案~
分子構造に面外方向の非対称性とキラリティー(右手・左手のような構造)を導入した「キラル二面性NFA」を開発し、次世代エネルギーデバイスとして注目される有機太陽電池の発電効率を高める新しい分子設計戦略を提案有機太陽電池にキラル二面性NFAを用いることで、電子のスピンを選択的に通す「CISS効果」により、光電変換過程において電荷再結合が抑制され、性能が向上することを実証キラリティーによるスピン制御を太陽電池に応用する新戦略を示し、「スピン太陽電池」などのスピントロニクスデバイスの開発につながる新たな可能性を示した大阪大学 大学院工学研究科の大学院生のLi...
キーワード:対称性/非対称性/太陽/分子構造/キラリティー/キラル/有機太陽電池/有機半導体/電荷輸送/光電変換/太陽電池/電池/スピン/スピントロニクス/ポリマー/高効率化/半導体/フラーレン/分子設計
他の関係分野:化学工学医歯薬学
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発表日:2025年11月12日
126
酸素が拓く固体電解質の設計原理
~複雑なマルチアニオンガラスにおけるイオン輸送の仕組みを解明~
次世代蓄電デバイス構築に向け、ハロゲン化物への酸素の導入により室温で4.1mS cm-1(ミリジーメンス毎センチメートル)の高いイオン伝導率を持つガラスを実現しました。酸素が架橋酸素(Bridging Oxygen)としてイオン移動を促進する一方、非架橋酸素(Non-Bridging Oxygen)が過剰に存在すると伝導を阻害することを発見しました。酸素の構造的役割を理論・実験の両面から解明し、イオン伝導性マルチアニオン化合物(Multi-Anion compound)の材料設計指針を確立しました。安全で高性能な次世代蓄電技術として注目されている全固...
キーワード:物質科学/ハロゲン/タンタル/アニオン/全固体電池/イオン伝導/イオン輸送/局所構造/固体電解質/材料設計/電気抵抗/電池/酸化物/電解質/ナトリウム
他の関係分野:化学工学医歯薬学
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発表日:2025年11月12日
127
たんぱく質品質管理に関わる小胞体内の新区画を発見
~糖尿病、ALS、アルツハイマー症などに対峙する革新的治療法開発に光~
小胞体内に存在し、不良たんぱく質の凝集を抑制するなどの機能を持つプロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)ファミリーの中から、カルシウム依存的に相分離する因子PDIA6を発見しました。相分離したPDIA6はその中で未成熟インスリンの凝集を抑制しつつ、立体構造形成を促進し、成熟インスリンの効率的な生産に不可欠な役割を果たしていることが明らかとなりました。本機構の破綻が引き起こす種々の疾病の成因解明につながると期待されます。細胞内におけるたんぱく質品質管理の破綻は多くの疾患を引き起こします。東北大学 学際科学フロンティア研究所、大学院生命科学研究科(兼...
キーワード:品質管理/相分離/構造形成/スルフィド/たんぱく/Ca2+/筋萎縮/生体防御/インスリン/カルシウム/小胞体/立体構造/筋萎縮性側索硬化症 /糖尿病
他の関係分野:複合領域化学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年11月11日
128
AIの力で複雑なスペクトルの自動解析が可能に
~X線データから材料の構造・欠陥・電子状態を高精度で判別~
X線吸収スペクトルは、多様な構造や欠陥の影響で複雑に変化するため、従来の解析では高度な専門知識と多くの作業が必要とされてきました。教師なし機械学習法を用いて、複雑なX線吸収スペクトルから、結晶構造や欠陥の種類を、高精度で自動解析することに成功しました。計算データで構築した分析モデルが、実際の実験データに対しても有効であることを実証し、理論と実験を統合した新しい材料解析手法を確立しました。本研究の成果により、大量のデータを効率的に解析でき、未踏物質開発の加速が期待されます。東京理科大学 大学院先進工学研究科 マテリアル創成工学専攻 修士2年の...
キーワード:データ駆動/機械学習/主成分分析/多様体/X線吸収分光/スペクトル/吸収スペクトル/結合状態/材料設計/電子構造/電子状態/シミュレーション/解析モデル/電荷移動/ホウ素/結晶構造/SPECT
他の関係分野:情報学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月10日
129
セラミックスにおける新拡散メカニズムを発見
~セラミックスの焼結メカニズムの解明と新たな粒界設計指針の構築~
原子分解能電子顕微鏡法により、結晶粒界における拡散最前線の原子構造の直接観察に成功した。粒界を拡散する原子が、結晶粒界の原子構造を変化させながら拡散することを初めて明らかにした。電子顕微鏡法と理論計算による原子レベルでの拡散機構の理解に基づき、効率的で高性能な多結晶体材料の開発につながることが期待される。東京大学 大学院工学系研究科 附属総合研究機構の幾原 雄一 東京大学特別教授(兼:東北大学 材料科学高等研究所(WPI-AIMR) 教授)、柴田 直哉 教授、フウ ビン 特任准教授、二塚 俊洋 特任研究員らのグループは、原子分解能電子顕微鏡法と理論計...
キーワード:産学連携/多結晶/多結晶体/X線分光/超原子/電子線/材料科学/原子分解能/原子分解能電子顕微鏡/走査透過型電子顕微鏡/STEM/アルミナ/チタン/原子構造/材料設計/相変態/シミュレーション/その場観察/結晶粒界/第一原理/第一原理計算/電子顕微鏡/電子顕微鏡法/微細構造/分解能/ICT
他の関係分野:複合領域化学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年11月6日
130
「第13回科学の甲子園ジュニア全国大会」出場チームが決定
~27,474人の中学生から選出された代表チームが科学の力を競う21の企業・団体が科学好きな生徒を育てるため本大会を支援~
JST(理事長 橋本 和仁)は、科学好きの裾野を広げるとともに、次世代の科学技術・イノベーションの創出を担う優れた人材の育成を目的として、全国の中学生が都道府県を代表して科学の力を競う「第13回科学の甲子園ジュニア全国大会」を2025年12月12日(金)から12月14日(日)まで、兵庫県姫路市で開催します。このたび、出場する全都道府県の代表チームが決定しました。本大会は、全国の中学生が科学と実生活・実社会との関連に気付き、科学を学ぶことの意義や楽しさを実感できる場として開催しています。本大会では、各教育委員会が実施した都道府県大会で選出された47の代表チームが、6人1チームで理科や数...
キーワード:電子メール/気候変動/感染症
他の関係分野:複合領域医歯薬学
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発表日:2025年11月5日
131
サイエンスカンファレンス2025 受賞者を決定
JST(理事長 橋本 和仁)は、サイエンスカンファレンス2025を11月1日(土)から11月3日(月・祝)までの日程で開催し、文部科学大臣賞などの各賞受賞者を決定しました。次世代科学技術チャレンジプログラム(STELLAプログラム)は、グローバルサイエンスキャンパス(主に高校生が対象、2014年度開始)とジュニアドクター育成塾(小中学生が対象、2017年度開始)を発展的に統合し、2023年度より開始しました。本プログラムでは、科学技術・イノベーションをけん引する次世代の傑出した人材を育成するため、初等中等教育段階(小学校高学年~高校生)において理数系に優れた意欲・能力を持つ児童生徒を...
キーワード:気候変動/感染症
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2025年11月4日
132
スキルミオンの流体挙動と論理ゲート機能を理論的に発見
~ナノ磁気構造体の流体力学の創成とそのデバイス機能の開拓に道~
磁性体中に発現する「スキルミオン」と呼ばれる粒子状のナノ磁気構造体が無数に集まると、流体のように振る舞うことを発見しました。「スキルミオン流体」をアルファベットのHの形状をした磁性体素子に流すと、AND(論理積)やOR(論理和)に対応する論理演算ができることを数値シミュレーションにより発見しました。これらの流体挙動と論理演算機能は、位相幾何学的な磁化配列を持つスキルミオンが無数に集まった結果として現れる創発的な現象と機能です。この成果により、スキルミオン1個1個を制御する高度な技術が不要となり、スキルミオンの素子応用の研究・開発が促進されると期待されます。また...
キーワード:コンピューティング/位相幾何学/ソリトン/幾何学/磁気構造/準粒子/数値シミュレーション/スキルミオン/トポロジカル/磁性体/メモリ/メモリ素子/シミュレーション/スピン/テクスチャ/ナノサイズ/流体力/流体力学/ウシ/キメラ/スキル
他の関係分野:情報学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年10月30日
133
量子情報の未解決問題「一般化量子Steinの補題」を証明
~量子リソースの最適な変換効率に関する普遍的法則を定式化~
量子情報理論における大きな未解決問題だった「一般化量子Stein(シュタイン)の補題(generalized quantum Stein’s lemma)」の証明に成功しました。物理学には、エネルギーをどれだけ効率良く変換できるかを決める「熱力学第二法則」があります。量子情報処理にもこれに似た法則があると考えられてきましたが、その定式化の鍵となる「一般化量子Steinの補題」の既存の証明に誤りがあることが近年判明し、重要な未解決問題となっていました。今回の成果によりこの問題が解決され、量子コンピューターでの計算や通信に使われるリソースをどれだけ効率良く変換できるかを決め...
キーワード:情報理論/量子コンピュータ/量子情報/量子情報処理/熱力学/量子情報理論
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2025年10月29日
134
ポータブル装置による世界最強110テスラ磁場発生とX線実験に成功
独自開発のポータブル装置「PINK-02」により、地磁気の約200万倍にあたる110テスラの超強磁場発生に成功。磁場中心にX線自由電子レーザーを照射し、X線実験の世界最強110テスラ磁場を記録。従来は77テスラ。110テスラX線回折実験により、磁石である固体酸素が1パーセントにも及ぶ巨大かつ異方的な磁歪(じわい)を示すことを明らかにした。同手法は、今後、100テスラを超える極限環境で現れる新しい結晶構造や電子状態、機能性の探索に活用される。電気通信大学 大学院情報理工学研究科 基盤理工学専攻の池田 暁彦 准教授と理化学研究所 放射光科学研究セ...
キーワード:電気通信/X線自由電子レーザー/強磁場/自由電子レーザー/超強磁場/SPring-8/X線回折/地磁気/放射光/磁場/固体酸/電子状態/レーザー/金属材料/極限環境/機能性/結晶構造
他の関係分野:情報学工学総合生物農学
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発表日:2025年10月29日
135
腸内環境モニタリング機能付きデジタル錠剤に向けた胃酸充電半導体集積回路の開発に成功
~65ナノメートル CMOSで実証、消化器官内の温度・pHモニタリングに目途~
京都大学 大学院情報学研究科 新津 葵一 教授、Wu You(ウ・ヨウ) 同 修士課程学生、大塚製薬株式会社 ポートフォリオマネージメント室 大西 弘二 プリンシパル、同 デジタル事業室 山根 育郎 課長らの研究グループは、腸内環境モニタリング機能付きデジタル錠剤に向けた胃酸充電機能を有する半導体集積回路の開発に成功し、65ナノメートル(ナノメートル:10億分の1メートル)のCMOSプロセスで製造した半導体集積回路を用いて実証しました。生体内センシングは、健康状態を把握するうえで有効なアプローチの1つです。特に、腸内環境の継続的なモニタリングは、近年の研究によりその有用性が明らかに...
キーワード:アバター/情報学/環境モニタリング/ポートフォリオ/CMOS/センシング/ナノメートル/モニタリング/環境情報/集積回路/半導体/生体内/腸内環境
他の関係分野:情報学環境学工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年10月28日
136
スピン歳差運動をテラヘルツ光で読み出す技術を開発
~スピンとテラヘルツがつなぐ磁気インターフェースの構築~
京都大学 化学研究所のZhang Zhenya(ジャアン・ジィンヤ)博士研究員(研究当時、現:清華大学 博士研究員)、渡邊 優一 氏(修士課程学生)、廣理 英基 教授、塩田 陽一 准教授、輕部 修太郎 特定准教授、小野 輝男 教授は、強磁性体におけるスピン(磁化)歳差運動の情報を、テラヘルツ(THz、テラは1兆)光の偏光回転として直接読み出すことに成功しました。従来、磁化の超高速ダイナミクスの検出には、磁気光学効果やTHz光放射の観測が用いられてきましたが、スピン歳差運動の情報をTHz光の偏光変調として直接検出する技術は確立されていませんでした。本研究では、Co–Pt多層膜構造を用いて光励起–...
キーワード:インターフェース/テラヘルツ光/磁気光学/超高速ダイナミクス/テラヘルツ/磁場/磁性体/強磁性/光変調/光励起/磁気光学効果/強磁性体/スピン/スピントロニクス/ダイナミクス/周波数/多層膜/膜構造
他の関係分野:情報学総合理工工学
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発表日:2025年10月28日
137
戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)日本-韓国(NRF)「物理世界におけるAI技術」領域における新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)日本-韓国共同研究の「物理世界におけるAI技術」領域において、新規課題の採択を決定しました。SICORPは、省庁間の合意に基づき、文部科学省が特に重要なものとして設定した協力国・地域および分野において、相手側のファンディングエージェンシーと共同で研究提案の募集を行い、採択された国際共同研究課題に対して研究費を支援します。日本-韓国共同研究では、韓国研究財団(NRF)との合意に基づき、「物理世界におけるAI技術」領域の2国間共同研究課題の募集を行いました。今回の募集には13件の応募があり、両国の専門家...
キーワード:エージェンシー/人工知能(AI)/気候変動/感染症
他の関係分野:情報学医歯薬学
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発表日:2025年10月27日
138
第7回輝く女性研究者賞(ジュン アシダ賞)受賞者の決定と表彰式開催について
JST(理事長 橋本 和仁)は、第7回輝く女性研究者賞(ジュン アシダ賞)の受賞者を決定しました。表彰式は、2025年10月26日(日)に日本科学未来館(東京都江東区青海二丁目3番6号)にて開催します。○輝く女性研究者賞(ジュン アシダ賞)中野 知香(ナカノ ハルカ) 氏九州大学応用力学研究所 海洋プラスチック研究センター 助教専門分野:環境動態解析、大気水圏科学○輝く女性研究者活躍推進賞(ジュ...
キーワード:海洋/環境動態/気候変動/キャリア/プラスチック/ダイバーシティ/血管障害/神経機能/脳神経外科/動態解析/脳血管障害/神経科学/感染症/認知機能
他の関係分野:環境学工学医歯薬学
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発表日:2025年10月27日
139
全固体リチウム硫黄電池の内部反応を高解像度で可視化する手法を確立
~高速充放電とサイクル安定性を阻害する因子を解明~
放射光X線コンピューター断層撮影(CT)を用いて、全固体リチウム硫黄電池(SSLSB)の正極内部における充放電反応の空間分布を、高い空間分解能で可視化する手法を確立しました。正極全体にリチウムイオンを行き渡らせる電極スケールでのイオン輸送の遅さが、高速充放電と安定した充放電サイクルの両方を制限していることを明らかにしました。本手法により、電池内部で実際に何が起きているかを直接捉えることが可能になり、SSLSBを含むさまざまな電池系の電極設計の最適化に貢献することが期待されます。全固体リチウム硫黄電池(SolidStateLithiumSulfurBa...
キーワード:最適化/空間分布/物質科学/SPring-8/放射光/放射光X線/イオン輸送/固体電解質/電池/マイクロ/リチウム/電解質/分解能/空間分解能/computed tomography/ICT
他の関係分野:情報学環境学工学医歯薬学
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発表日:2025年10月27日
140
2種類の触媒でアミドとエステルの位置選択的な重水素化を達成
~創薬研究やマテリアル分野への応用に期待~
重水素は、創薬や材料科学など幅広い分野で注目されているが、天然物や医薬品、ポリマーのような複雑な分子構造に対して、特定の位置へ選択的に導入することは困難だった。本研究では、2種類の触媒を組み合わせることで、アミドとエステルの特定部位に温和かつ効率的に重水素を導入する手法を世界で初めて確立した。この手法により、多様な重水素化合物の合成が容易になり、創薬研究や機能性材料の開発に大きく貢献することが期待される。重水素は、「重水素化医薬品」をはじめ、創薬研究や有機合成化学などの分野で近年注目を集めています。これに伴い、さまざまな化合物に対して、直接的かつ位置...
キーワード:付加体/重水素/分子構造/アミド/エステル/ルイス酸/機能性分子/高分子/触媒反応/有機合成化学/材料科学/カルボニル化/ポリマー/機能性材料/高分子材料/水素化/水素原子/機能性/合成化学/創薬/有機合成
他の関係分野:化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年10月26日
141
過酷な環境下でも利用可能な堅牢性リン脂質マイクロチューブの開発に成功
~細胞内を模倣した環境で膜結合たんぱく質のon tube定量解析を実現~
リン脂質が集合して作られる脂質膜は、膜たんぱく質を固定する足場材料として分子生物学研究で広く用いられ、その機能評価に貢献しています。特に膜結合たんぱく質の機能解明のためには、それを固定するチューブ状の足場材料が必要ですが、安定なリン脂質マイクロチューブ材料はこれまで構築されていませんでした。このことが、膜結合たんぱく質の機能解明におけるボトルネックとなっていました。本研究では、膜相分離を起こすリン脂質膜上で、独自に開発したカチオン性ペプチド脂質(PCaL)を集合させることで、酸性・塩基性条件、高温、高塩濃度、高浸透圧条件下、夾雑(きょうざつ)環境下、光ピンセットによる物理的な引っ...
キーワード:がん研究/相分離/高浸透圧/浸透圧/膜輸送/貴金属/ボトルネック/マイクロ/新エネルギー/たんぱく/光ピンセット/脂質膜/膜たんぱく/カチオン/バイオイメージング/リン脂質/神経変性/神経変性疾患/生体分子/脂質/分子生物学
他の関係分野:複合領域生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年10月26日
142
経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択課題の決定について(2024年度第4回募集 超伝導基盤)
JST(理事長 橋本 和仁)は、内閣府および文部科学省が定めた研究開発構想を受け、経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択研究開発課題を決定しました。K Programでは、中長期的に日本が国際社会において確固たる地位を確保し続ける上で不可欠な要素となる先端的な重要技術を育成するため、国が定めた研究開発ビジョンや研究開発構想に基づき、研究開発を実施します。JSTでは研究開発構想(個別研究型)に関してはプログラム・オフィサー(PO)が、研究開発ビジョンの達成と研究開発構想の実現に向けて、研究開発課題の実施を指揮・監督します。実施に当たっては、研究開発課題...
キーワード:電子メール/気候変動/超伝導/マネジメント/感染症
他の関係分野:複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年10月26日
143
研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム
大学・エコシステム推進型 スタートアップ・エコシステム形成支援 2025年度新規採択プラットフォームの決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、大学発新産業創出プログラム 大学・エコシステム推進型 スタートアップ・エコシステム形成支援の2025年度募集における採択プラットフォームを決定しました。本プログラムは、大学から生まれる優れた技術シーズの実用化を目指すアントレプレナーシップを有する人材の育成を強力に支援し、社会変革や社会課題解決につながる社会的インパクトの大きいスタートアップが持続的に創出される体制を構築することを目的とします。本年度の募集は2025年6月30日(月)から7月31日(木)まで行い、2件の応募がありました。外部専門家で構成された委員会による審査を実施し、2件の採択...
キーワード:アントレプレナーシップ/電子メール/気候変動/技術移転/ラット/感染症
他の関係分野:複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年10月23日
144
p波磁性体と呼ばれる新しいタイプの磁性体を実現
~電流を用いた高効率な磁化制御などへ期待~
理化学研究所(理研) 創発物性科学研究センター トポロジカル量子物質研究ユニットの山田 林介 客員研究員(東京大学 大学院工学系研究科 物理工学専攻 助教)、プリヤ・バラル 客員研究員(東京大学 大学院工学系研究科 附属量子相エレクトロニクス研究センター 客員研究員)、マックス・ヒルシュベルガー ユニットリーダー(東京大学 大学院工学系研究科 物理工学専攻 准教授)、強相関量子伝導研究チームのマックス・バーチ 基礎科学特別研究員(研究当時、現 強相関物性研究グループ 研究員)、十倉 好紀 チームディレクター(東京大学 卓越教授/東京大学 国際高等研究所 東京カレッジ)、創発機能設計研究ユニット...
キーワード:量子計算/高エネルギー/磁気構造/中性子散乱/電荷秩序/反強磁性/反強磁性体/物性理論/量子伝導/J-PARC/異方性/加速器/中性子/スキルミオン/トポロジカル/トポロジカル物質/強相関/磁性体/強磁性/量子デバイス/量子構造/強磁性体/原子配列/電気抵抗/スピン/スピントロニクス/原子力/微細加工/スキル
他の関係分野:情報学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年10月21日
145
合成可能なゼオライト/ゼオライト界面を理論計算で予測
~1兆通り以上の結晶構造パズルから狙った界面構造を合成~
ゼオライトの結晶構造から約1兆個のゼオライト/ゼオライト界面モデルを構築することで、インターグロースを形成するゼオライトペアを絞り込みました。「2つのゼオライトの安定性の差」および「インターグロースの界面エネルギー」が、合成可能なゼオライトインターグロースを予測する優れた指標であることを発見しました。理論計算による予測で絞り込んだ新規ゼオライトインターグロース候補のうち「RSN/VSV」の合成に成功し、本研究の計算手法の有効性を実証しました。東京大学 大学院工学系研究科 化学システム工学専攻の大石 宏太 大学院生、村岡 恒輝 助教、中山 哲 教授らの...
キーワード:スーパーコンピュータ/ワークフロー/界面モデル/構造モデル/界面エネルギー/界面構造/分離膜/システム工学/金属材料/大規模計算/結晶構造
他の関係分野:情報学工学農学
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発表日:2025年10月18日
146
光で分解可能な高分子を開発
~配列制御と後修飾反応によるケトン骨格の周期的導入~
京都大学 大学院工学研究科 高分子化学専攻の黒田 啓太 博士後期課程学生、大内 誠 教授のグループは、配列制御ラジカル共重合と重合後修飾反応によってケトンのカルボニル基が周期的に導入された高分子の合成手法を開発しました。得られた高分子(ポリマー)は熱的に安定でありながら紫外(UV)光で分解可能でした。プラスチックやゴムとして用いられる高分子は、安定な材料として使われる一方で、分解されにくく、環境問題の大きな要因となっています。私たちは、「ノリッシュ反応」と呼ばれる光化学反応を引き起こすケトン骨格を高分子に周期的に組み込むことで、光照射によって主鎖を分解できる「光分解性高分子」の開発を...
キーワード:ガラス転移/共重合体/アミド/ジエン/ブタジエン/共重合/光化学/高分子/高分子化学/材料科学/ガラス転移温度/持続可能/光照射/プラスチック/ポリマー/環境問題/高分子材料/光分解/ガラス状態/ケトン/ラジカル/分子設計
他の関係分野:化学工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年10月18日
147
気候変動・統合評価モデル分野の未来を開く新提案
~オープンで透明な国際比較研究の構築へ~
パリ協定に基づく世界の気候対策は進んでいますが、その科学的な根拠となる将来予測やシナリオは、限られた地域や研究機関に偏っているのではないか、という懸念がIPCCの第6次評価報告書の公表後指摘されてきました。今回、京都大学 大学院工学研究科の藤森 真一郎 教授、オーストリアに本部を置く国際研究機関である国際応用システム分析研究所(IIASA:International Institute for Applied Systems Analysis)のVolker Krey(フォルカー・クライ) 研究主幹(Research Group Leader)、Keywan Riahi(キーワン・リアヒ) 研...
キーワード:プロトコル/オーストリア/気候変動/エネルギーシステム/社会貢献/技術評価/透明性/シナリオ/比較研究/将来予測/ラット
他の関係分野:情報学環境学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年10月16日
148
2025年度「STI for SDGs」アワード受賞取り組みの決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、2025年度の「STI for SDGs」アワードの受賞取り組みを決定しました。本アワードは、科学技術・イノベーション(Science, Technology and Innovation:STI)を用いて社会課題を解決する日本発の優れた取り組みを表彰することで、当該取り組みのさらなる発展や同様の社会課題を抱える国内外の地域への水平展開を促し、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)の達成に貢献することを目的として、2019年度に創設したものです。第7回となる今年度は、2025年5月9日(金)...
キーワード:気候変動/オープンスペース/持続可能/持続可能な開発/感染症/看護/看護学
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2025年10月14日
149
キラルイオンゲート技術を世界初実証
~分子対称性によるトポロジカル表面磁性の超省電力制御に成功~
キラルなイオン液体を用いたゲートデバイスでトポロジカル強磁性表面の制御を行い、キラリティに由来するドメインの自発偏極を実証しました。従来のEDLTはキラリティの無い分子を用いて行われてきましたが、本研究ではEDLTにキラルなイオン性分子を用いる「キラルイオンゲート」を世界で初めて提案・実証しました。分子キラリティと磁性の結合をゲートデバイスに取り入れたことにより、省電力スピントロニクス実現に向けた新しい設計指針を与えます。東京大学 生産技術研究所の松岡 秀樹 特任助教と金澤 直也 准教授らの研究グループは、名古屋大学 大学院理学研究科の須田 理行 教...
キーワード:電力制御/コンピューティング/スピン偏極/異常ホール効果/準粒子/対称性/非線形/表面磁性/陽電子/陽電子ビーム/ホール効果/超薄膜/輸送特性/磁場/超伝導/分子構造/イオン液体/キラル/スキルミオン/トポロジカル/電気二重層トランジスタ/生産技術/接合界面/インターカレーション/貴金属/新物質/トランジスタ/強磁性/超格子/電気二重層/力制御/エピタキシャル/エピタキシャル薄膜/電界効果/電子状態/スピン/スピントロニクス/電子ビーム/電磁誘導/カルス/キメラ/スキル/ラット
他の関係分野:情報学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年10月14日
150
スパッタリングにより成膜された磁性絶縁体の電流誘起磁化反転に成功
~情報機器を大幅に省エネルギー化する技術開発を加速~
IoT/AI社会の進展により情報機器の消費電力増大が世界的な課題となる中、従来の磁気ランダムアクセスメモリー(MRAM)では情報書き込み時のエネルギーロスが問題でした。MRAMの量産にも用いられる生産性の高い技術であるオンアクシス・スパッタリング法を用いて超省エネメモリーの材料となる高品質な磁性絶縁体の単結晶薄膜を作製し、その電流誘起磁化反転(情報書き込み)に世界で初めて成功しました。本成果は、次世代メモリー材料の実用化を大きく加速させるものです。将来的に、情報機器の大幅な省エネルギー化へ貢献すると期待されます。情報社会の発展に伴い、電子機器の消費電...
キーワード:モノのインターネット(IoT)/人工知能(AI)/カイラリティ/原子層/ACT/情報機器/MRAM/ガーネット/スピン流/メモリ/磁化反転/絶縁体/エネルギー効率/持続可能/省エネ/単結晶/スパッタリング/スピン/スピントロニクス/省エネルギー/生産性/低消費電力
他の関係分野:情報学総合理工工学
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発表日:2025年10月13日
151
細胞内の脂質代謝を可視化する蛍光プローブを開発
~脂肪滴の動態解析により疾患理解、診断・治療法開発に貢献~
脂肪滴で脂質の加水分解が進行すると蛍光寿命が変化する蛍光プローブ(特定の物質や化学反応を蛍光として検知できる分子)を開発し、この特性を利用して脂質代謝を解析する新たな技術を確立した。肝臓がん細胞では、脂肪滴ごとに加水分解活性が不均一であることを見いだし、その違いは中性脂肪を分解する酵素(ATGL)に起因することを明らかにした。脂肪滴選択的なオートファジー(リポファジー)は、加水分解が進行した脂肪滴に対して起こることを明らかにした。名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)・学際統合物質科学研究機構(IRCCS)の山口 茂弘 ...
キーワード:蛍光寿命/物質科学/π電子/生細胞/細胞内小器官/オルガネラ/形態学/光機能/加水分解/水分解/シミュレーション/ダイナミクス/光プローブ/機能制御/環境応答性/機能性/環境応答/リパーゼ/肝炎/脂質代謝異常/肝疾患/光イメージング/細胞老化/分子機能/卵巣/肝臓がん/寿命/生理機能/動態解析/予後予測/不均一性/オートファジー/がん細胞/バイオイメージング/プローブ/ラット/蛍光イメージング/蛍光プローブ/動的構造/コレステロール/脂質/脂質代謝/糖尿病/動脈硬化/老化
他の関係分野:化学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年10月8日
152
電子の「自転」と「公転」がもつれ合う姿を可視化
~物性起源の解明から量子材料設計へ~
スピンと軌道回転運動の間に強い相互作用が働く「4f電子」の空間分布を、世界で初めて可視化しました。電子のスピン(自転)と軌道回転(公転)が互いに強く結び付いた特異な状態を、放射光X線で直接観測しました。磁石材料や量子コンピューター材料など、次世代技術の基盤となる電子状態の理解に大きく貢献することが期待されます。東京大学 大学院新領域創成科学研究科の鬼頭 俊介 助教、有馬 孝尚 教授(兼:理化学研究所 創発物性科学研究センター センター長)、高輝度光科学研究センターの中村 唯我 研究員、近畿大学 理工学部の杉本 邦久 教授、東北大学 金属材料研究所の野...
キーワード:空間分布/強い相互作用/量子コンピュータ/SPring-8/X線回折/放射光/放射光X線/材料設計/電子状態/スピン/金属材料/数値解析/経営戦略/ランタノイド
他の関係分野:環境学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年10月7日
153
ムーンショット型研究開発事業(ムーンショット目標6、9、10)におけるプロジェクトマネージャーの決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、ムーンショット型研究開発事業(ムーンショット目標6、9、10)のプロジェクトマネージャー(PM)募集における採択者を決定しました。ムーンショット型研究開発事業は、超高齢化社会や地球温暖化問題などの重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)を国が設定し、挑戦的研究開発を推進すべき分野・領域などとして文部科学省により定められた研究開発構想に基づき、研究開発を推進するものです。ムーンショット目標に関する研究開発全体の責任者であるプログラムディレクター(PD)の下、PMは、ムーンショット目標の達成および研究開発構想実現に至るシナリオ...
キーワード:高齢化社会/電子メール/地球温暖化/気候変動/シナリオ/地球温暖化問題/温暖化/感染症/高齢化
他の関係分野:複合領域環境学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年10月6日
154
スピンの集団運動で熱の流れを操る新しい手法を実証
~磁性体による革新的な熱輸送制御技術へ一歩前進~
NIMSは、東京大学、産業技術総合研究所、大阪大学、東北大学との共同研究により、磁性体中のスピンの集団運動の準粒子「マグノン」の輸送を制御する新しい手法を提案し、強磁性金属中でマグノンが従来考えられていた以上に熱伝導に大きく寄与することを実証しました。磁性体を利用した新たな熱伝導制御原理の創出や技術の開発につながることが期待されます。熱伝導率は固体中で熱がどれだけ効率よく伝わるかを表す指標です。この熱の担い手(熱キャリア)は、金属では電子、半導体や絶縁体では格子振動の準粒子であるフォノンが主役とされています。現在の熱工学では、熱キャリアの輸送特性を解明・制御することで熱伝導率や界面の...
キーワード:マグノン/集団運動/準粒子/鉄合金/放射光/輸送特性/強磁性金属/磁性体/フォノンエンジニアリング/熱物性/キャリア/フォノン/界面熱抵抗/強磁性/絶縁体/コバルト/スピン/スピントロニクス/極低温/熱工学/熱伝導/熱伝導率/熱輸送/半導体/極限環境
他の関係分野:総合理工工学総合生物
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発表日:2025年10月6日
155
中性子で界面構造を解明
“はがせるのに強い”エコで便利な賢い接着剤~
分子の“カギ穴とカギ”(ホスト-ゲスト)を利用した、繰り返し貼ってはがせる新しい高分子接着材料を開発。ホスト-ゲスト錯体を用いた接着は、なぜ繰り返し貼ってはがすことができるのか、そのメカニズムは十分に理解されていなかったが、中性子を用いて接着界面を可視化することで、そのメカニズムを解明。オンデマンドに分解可能かつ繰り返し使用できる接着剤として、精密機器の製造プロセスにおける歩留まり改善や使用後の分別・リサイクルを容易化し、コスト・廃棄物削減に貢献することに期待。大阪大学 大学院理学研究科の和田 拓真 さん(研究当時:大学院生)、山岡 賢司 助教、髙島...
キーワード:循環型社会/高エネルギー/J-PARC/加速器/中性子/高分子/材料科学/反射率/界面構造/ナノスケール/リサイクル/資源循環/廃棄物/複合材/複合材料/分子認識
他の関係分野:環境学化学工学医歯薬学
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発表日:2025年10月2日
156
ゴムの鋭い亀裂は粘弾性から生じる
~ノーベル賞受賞者30年来の理論を証明~
ゴムが一瞬で壊れる「高速破壊」時に、なぜ亀裂先端が鋭くとがるのかは長年未解明だった。ノーベル物理学賞受賞者ド・ジェンヌ 博士が提唱した「粘弾性トランペット理論」を連続体力学の基礎方程式から初めて導き、ゴムの基本的性質である粘弾性だけで鋭化が生じることを数学的に証明した。タイヤから医療材料まで、幅広いポリマー材料の破壊制御や耐久性向上の理論的基盤となることが期待される。JST 戦略的創造研究推進事業において、大阪大学 大学院基礎工学研究科の長滝谷 北斗 大学院生(博士後期課程)、小林 舜典 助教、垂水 竜一 教授とZEN大学 知能情報社会学部 作道 直...
キーワード:価値創造/多様体/トポロジー/非線形/高分子/高分子ゲル/浸透圧/熱力学/連続体力学/環境負荷低減/ポリマー/マルチスケール/環境負荷/高分子材料/耐久性/長寿命化/動力学/粘弾性/破壊力学/非線形効果/寿命
他の関係分野:複合領域化学生物学工学医歯薬学
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発表日:2025年10月2日
157
有機半導体で従来比10倍となる100cm2V-1s-1超の移動度を達成
~熱振動を制御した分子設計最適化と次世代デバイス応用に期待~
有機半導体単結晶において、100cm2V-1s-1を超えるキャリア移動度の実現に成功しました。有機半導体分子の熱振動を抑制することで高移動度が実現できることを見いだしました。分子構造の最適化によりさらなる高移動度の実現と、高性能電子デバイス・量子エレクトロニクスなどへの展開が期待されます。東京大学 大学院新領域創成科学研究科の竹谷 純一 教授、古川 友貴 大学院生、髙柳 英明 特任教授らの研究グループは、有機半導体単結晶において、100cm2V-1s-1(100平方センチメートル パー ボルト秒)を超えるキャリア移動度の実測に世界で初めて成功しました...
キーワード:最適化/二次元結晶/閉じ込め/分子構造/高移動度/有機半導体/キャリア/キャリア輸送/ファンデルワールス力/電子デバイス/量子エレクトロニクス/量子デバイス/単結晶/スピン/ひずみ/プラスチック/移動度/半導体/機能性/分子設計
他の関係分野:情報学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年10月1日
158
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)
株式会社さかなドリームへの開発支援の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)の2025年度募集において、株式会社さかなドリーム(本社:千葉県館山市、代表取締役CEO:細谷 俊一郎)に対する開発支援を決定しました。本事業は、大学等の研究成果(技術シーズ)の社会実装を目指すスタートアップ等を対象に、革新的な製品・サービス創出に向けた実用化開発を開発費の貸し付け(無利子)により支援するものです。株式会社さかなドリームは、東京海洋大学で開発された「代理親魚(しんぎょ)技法」を用いて、魚類の育種、生産、販売を行っています。本事業の支援では、水揚げ量が著し...
キーワード:海洋/気候変動/技術移転/種苗生産/精子/感染症
他の関係分野:環境学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年9月30日
159
社会技術研究開発事業における2025年度新規採択プロジェクトの決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、社会技術研究開発センター(RISTEX)が推進する社会技術研究開発事業において、2025年度の新規採択プロジェクトを決定しました。本事業は、現存する社会問題の解決や将来起こり得る社会問題への対処などを通して、新たな社会的・公共的価値の創出を目指します。社会の問題解決に取り組む関与者と研究者が協働するためのネットワークを構築し、競争的環境下で自然科学と人文・社会科学の知識を活用した研究開発を推進します。今回は、今年度新たに公募開始した「ケアが根づく社会システム」をはじめ、「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(情報社会における社会的側...
キーワード:トラスト/社会システム/気候変動/シナリオ/法制度/ELSI/感染症
他の関係分野:情報学複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年9月30日
160
グローバル卓越人材招へい研究大学強化事業(EXPERT-J)における採択大学の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、「グローバル卓越人材招へい研究大学強化事業(EXPERT-J)」において11校の大学の採択を決定しました。本事業は、国際頭脳循環の推進に向け、内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局が2025年6月13日に取りまとめた“J-RISE Initiative”の実現に向けた緊急的取り組みとして、大学ファンドの運用益を活用し実施するものです。海外機関で活躍する優秀な若手研究者を、世界水準の処遇で日本のトップレベルの大学に招へいまたは受け入れ、日本の研究力の強化を図ります。今回の募集では13校から応募があり、外部専門家で構成された委員会による審査を...
キーワード:電子メール/気候変動/感染症
他の関係分野:複合領域医歯薬学
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発表日:2025年9月29日
161
がん治療装置の普及を促進する「量子メス」に必要なイオン数の達成に見通し
~レーザー光で加速したイオン速度を整えて個数を10倍増やす 産業応用にも期待~
重粒子線がん治療装置の小型化のカギを握るレーザー加速技術はイオン数の不足が課題であった位相回転空胴の導入により、目的の速度のイオン個数を10倍増やすことに水素イオンで成功重粒子線がん治療の普及に役立つだけでなく、原子力材料の耐久性研究など幅広い応用にも期待量子科学技術研究開発機構(QST) 関西光量子科学研究所 量子応用光学研究部、QST 革新プロジェクト・量子メスプロジェクトの榊 泰直 上席研究員(九州大学 大学院総合理工学研究院 連携講座 客員教授を兼任)、小島 完興 主幹研究員らは、高エネルギー加速器研究機構の諏訪田 剛 シニアフェロー、住友重...
キーワード:産学官連携/高エネルギー/加速器/中性子/材料科学/応用光学/レーザー/原子力/耐久性/量子ビーム/重粒子線/がん治療
他の関係分野:複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年9月27日
162
経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択課題の決定について(2024年度第2回募集 耐熱超合金)
JST(理事長 橋本 和仁)は、内閣府および文部科学省が定めた研究開発構想を受け、経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択研究開発課題を決定しました。K Programでは、中長期的に日本が国際社会において確固たる地位を確保し続ける上で不可欠な要素となる先端的な重要技術を育成するため、国が定めた研究開発ビジョンや研究開発構想に基づき、研究開発を実施します。JSTでは研究開発構想(プロジェクト型)に関してはプログラム・ディレクター(PD)が、研究開発ビジョンの達成と研究開発構想の実現に向けて、研究開発課題の実施を指揮・監督します。実施に当たっては、研究開...
キーワード:電子メール/気候変動/マネジメント/レアメタル/感染症
他の関係分野:複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年9月27日
163
戦略的創造研究推進事業における2025年度新規研究総括および研究領域の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、戦略的創造研究推進事業 総括実施型研究(ERATO)において、2025年度の新規研究総括および研究領域を以下の通り決定しました。本事業は、国が定めた方針の下で戦略的な基礎研究を推進し、社会的・経済的価値をもたらす科学技術・イノベーションを生み出す、新たな科学知識に基づく革新的技術のシーズを創出することを目的としています。国(文部科学省)が戦略目標を設定し、その下にJSTが推進すべき研究領域と、研究領域の責任者(研究総括)を定めます。ERATOでは、有識者から構成される選考パネルを設置し、研究総括および研究領域を選考します。選定された研究総括が...
キーワード:気候変動/キラル/分子システム/生体内/感染症
他の関係分野:化学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年9月27日
164
トポロジーでひも解くアモルファスの硬さが決まるメカニズム
~柔らかさの鍵は階層構造~
ガラスなどのアモルファス材料において、ゆがみやすく柔らかい箇所に何らかの構造的特徴があるかどうかは、既存手法では複雑なネットワーク構造特徴の抽出が困難なため長年の謎であったトポロジーを応用したパーシステントホモロジーという解析方法によって、材料の柔らかい領域は原子の並び方に規則性と乱れが共存するような階層構造を持っていることを明らかにしたこの知見は今後、割れにくいガラスなど、しなやかで丈夫なアモルファス材料の設計に役立つ可能性を持つ大阪大学 産業科学研究所の南谷 英美 教授、産業技術総合研究所 マテリアルDX研究センターの中村 壮伸 主任研究員、岡山...
キーワード:人工知能(AI)/ホモロジー/トポロジー/物質科学/データ解析/太陽/トポロジカル/非晶質/アモルファス/太陽電池/電気伝導/電池/コーティング/ネットワーク構造/ひずみ/階層構造/層構造/ステント/異分野融合
他の関係分野:情報学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年9月25日
165
日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)日本
-ベトナム国際共同研究「半導体」における新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)日本-ベトナム国際共同研究「半導体」において、新規課題の採択を決定しました。NEXUSでは、これまでの日ASEANの長きにわたる国際共同研究や研究人材交流の取り組みを基盤とし、双方の強みを生かした柔軟で重層的な科学技術協力を推進しています。その取り組みの1つである「国際共同研究」では、日本とASEAN諸国との共通重点分野における国際共同研究の提案を募集し、採択された国際共同研究課題に対して研究費を支援します。今回、その一環として、ベトナム科学技術省(MST)と共同で、「半...
キーワード:気候変動/ベトナム/半導体/感染症
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2025年9月25日
166
日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)日本
-インドネシア国際共同研究「バイオものづくり」における新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)日本-インドネシア国際共同研究「バイオものづくり」において、新規課題の採択を決定しました。NEXUSでは、これまでの日ASEANの長きにわたる国際共同研究や研究人材交流の取り組みを基盤とし、双方の強みを生かした柔軟で重層的な科学技術協力を推進しています。その取り組みの1つである「国際共同研究」では、日本とASEAN諸国との共通重点分野における国際共同研究の提案を募集し、採択された国際共同研究課題に対して研究費を支援します。今回、その一環として、インドネシア国立研究革新庁(...
キーワード:気候変動/感染症
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2025年9月25日
167
量子計算による低エネルギー状態シミュレーションの大幅な効率化を達成
低温状態など低エネルギー状態の量子多体ダイナミクスに対する量子計算の大幅な効率化を実現。現在〜将来の量子コンピューターで最も標準的な量子アルゴリズム「トロッター分解」で理論上可能な最大限の高速化を達成。物性物理・量子化学で重要な基底状態、低温状態などのシミュレーションの高速化に貢献。東京大学 大学院工学系研究科の水田 郁 助教と、理化学研究所 開拓研究所/量子コンピュータ研究センターの桑原 知剛 理研白眉研究チームリーダーによる研究グループは、量子コンピューターを用いて、量子力学に従う多数の粒子(量子多体系)の振る舞いを計算する代表的な手法「トロッタ...
キーワード:量子アルゴリズム/アルゴリズム/量子計算/非平衡/物質科学/物性物理/量子コンピュータ/量子化/量子多体系/量子化学/シミュレーション/ダイナミクス/量子力学/エネルギー変換/水田
他の関係分野:情報学化学工学農学
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発表日:2025年9月24日
168
ベクトルパルスマグネットを開発
~物質の異方的磁気応答を可視化する新ツール~
6テスラの強磁場をわずか1000分の1秒で90度回転させたパルス磁場を用いた磁場回転の実現は世界初トポロジカル物質や交代磁性体における電気的・光学的・磁歪(機械的な変形)応答の異方性を明らかにするツールとして期待磁場の方向に敏感なスイッチやメモリー、センサーなどの機能を持つ材料の探索に利用できる電気通信大学 大学院情報理工学研究科 基盤理工学専攻の池田 暁彦 准教授らの研究グループは、物質の磁場応答を新しい視点から調べることができる「ベクトルパルスマグネット」を発明しました。本研究で開発したベクトルパルスマグネットは、トポロジカル...
キーワード:電気通信/パルス/パルス磁場/強磁場/異方性/磁場/トポロジカル/トポロジカル物質/磁性体/メモリ/センサー/量子ビーム
他の関係分野:情報学総合理工工学
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発表日:2025年9月24日
169
高い光学異方性を備えた極細幅の無機ナノリボンを実現
~絶縁性のナノ空間を反応場とした精密合成~
窒化ホウ素(BN)ナノチューブの内部に数ナノメートル幅のMoS₂ナノリボンを精密合成。特定の結晶方位に伸長した2層構造が優先的に成長することを確認。ラマン分光により、強い光学異方性と顕著な引っ張りひずみを観測。微細配線や高感度センサーの実現に向けた材料開発設計の指針となることに期待。東京大学 大学院新領域創成科学研究科の中西 勇介 准教授、東京都立大学 大学院理学研究科の田中 拓実 大学院生(研究当時)、古澤 慎平 大学院生(研究当時)、遠藤 尚彦 大学院生、名古屋大学 大学院理学研究科の相崎 元希 大学院生(研究当時)、産業技術総合研究所 材料・化...
キーワード:テクトニクス/異方性/モリブデン/反応場/ナノ物質/ラマン/絶縁体/二硫化モリブデン/原子配列/センサー/ナノメートル/ナノ空間/ひずみ/結晶方位/ナノチューブ/ホウ素/層構造/ラマン分光
他の関係分野:化学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年9月23日
170
有機半導体によるUHF帯整流ダイオードの開発
~GHz駆動を可能にする有機エレクトロニクスの新展開~
印刷プロセスで製膜可能な有機半導体を用い、無線電力の整流を担うダイオードを実現。錯体カチオン単分子層と電子を局所的に導入する新手法により、電極の仕事関数を1エレクトロンボルト以上劇的に変化させたことが鍵。有機エレクトロニクス素子として初めて920メガヘルツ(UHF帯)での実用的な動作を実証。東京大学、物質・材料研究機構(NIMS)、岡山大学、ジョージア工科大学、コロラド大学ボルダー校からなる国際共同研究グループは、有機半導体を用いた整流ダイオードにおいて、920メガヘルツ(MHz)の交流電力を直流電力に実用的な効率(約5パーセント)で変換することに、...
キーワード:無線通信/モノのインターネット(IoT)/仕事関数/有機エレクトロニクス/有機半導体/周波数/半導体/カチオン
他の関係分野:情報学化学工学医歯薬学
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発表日:2025年9月21日
171
ハーフメタル材料の磁化歳差運動を電界で変調
~スピン波を情報担体とする新型デバイスの実現に道~
高性能スピントロニクス材料として有名な強磁性ホイスラー合金の一種であるCo2FeSiと表面弾性波材料として有名な圧電体ニオブ酸リチウム(LiNbO3)からなるエピタキシャルCo2FeSi/LiNbO3界面マルチフェロイク構造を実現。スピン波の長距離伝播が示唆される低磁気摩擦特性(低ダンピング定数)領域で磁化ダイナミクス(磁化の歳差運動)の電界変調に成功。表面弾性波を利用したスピン波の生成技術と本研究技術を融合することで、全電界制御型マグノニクスデバイスの実現につながる成果。大阪大学 大学院基礎工学研究科の山田 晋也 准教授、宇佐見 喬政 助教(研究当...
キーワード:アンテナ/モノのインターネット(IoT)/人工知能(AI)/学際研究/マグノン/磁場/マグノニクス/磁性体/表面弾性波/元素戦略/スピンデバイス/スピン波/ダンピング/トランジスタ/強磁性/エピタキシャル/ニオブ/ハーフメタル/ホイスラー合金/圧電体/コバルト/スピン/スピントロニクス/ダイナミクス/ナノ構造/ニオブ酸リチウム/リチウム/構造制御/弾性波/低消費電力/二酸化炭素/半導体/摩擦特性
他の関係分野:情報学環境学総合理工工学
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発表日:2025年9月21日
172
大学発新産業創出基金事業ディープテック・スタートアップ国際展開プログラム(D-Global)第3回公募 新規採択課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、大学発新産業創出基金事業 ディープテック・スタートアップ国際展開プログラム(D-Global)における第3回公募の新規課題3件を決定しました。本プログラムは、大学等発の技術シーズを核にして、社会・経済に大きなインパクトを生み、国際展開を含め大きく事業成長するポテンシャルのあるディープテック・スタートアップの創出を目的とします。この目的を達成するため、技術シーズの事業開発に責任を有する事業化推進機関および研究開発に責任を有する研究代表者が共同代表者となり、事業化推進機関のプロジェクトマネジメントのもとに事業化マイルストンおよび研究開発マイルストンを設定し...
キーワード:電子メール/気候変動/技術移転/マネジメント/プロジェクトマネジメント/感染症
他の関係分野:複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年9月21日
173
浮揚ナノ粒子で量子スクイージングを実現
~微粒子の運動の揺らぎを低減し、量子力学的状態を生成~
原子・光子などの微視的な粒子よりはるかに大きな単一ナノ粒子の運動の揺らぎを、量子力学的な限界付近まで低減することに成功した。ナノ粒子において、古典力学では説明できない量子力学的な運動状態を初めて生成した。ナノ粒子による次世代量子センシングへの応用や、巨視的スケールでの量子力学の解明が期待される。東京大学 大学院理学系研究科の相川 清隆 准教授らによる研究グループは、真空中に浮かせたナノ粒子の運動状態の量子スクイージングを実現しました。本研究では、レーザーによって作られたポテンシャルの最低エネルギー準位である量子基底状態付近まで冷却された直径...
キーワード:飛行時間法/揺らぎ/ノイズ/量子センシング/センシング/ナノメートル/ナノ粒子/レーザー/微粒子/量子力学
他の関係分野:総合理工工学
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発表日:2025年9月18日
174
経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択課題の決定について(2024年度第4回募集 海中光無線)
JST(理事長 橋本 和仁)は、内閣府および文部科学省が定めた研究開発構想を受け、経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択研究開発課題を決定しました。K Programでは、中長期的に日本が国際社会において確固たる地位を確保し続ける上で不可欠な要素となる先端的な重要技術を育成するため、国が定めた研究開発ビジョンや研究開発構想に基づき、研究開発を実施します。JSTでは研究開発構想(個別研究型)に関してはプログラム・オフィサー(PO)が、研究開発ビジョンの達成と研究開発構想の実現に向けて、研究開発課題の実施を指揮・監督します。実施に当たっては、研究開発課題...
キーワード:無線通信/電子メール/気候変動/マネジメント/感染症
他の関係分野:情報学複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年9月18日
175
戦略的創造研究推進事業における2025年度新規研究課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、戦略的創造研究推進事業(「CREST」、「さきがけ」および「ACT-X」)の2025年度研究提案募集における新規採択研究代表者・研究者および研究課題を決定しました。本事業は、社会・経済の変革をもたらす科学技術・イノベーションを生み出す、新たな科学知識に基づく革新的技術のシーズを創出することを目的とした基礎研究を推進します。国(文部科学省)が戦略目標を設定し、その下に推進すべき研究領域と研究領域の責任者である研究総括(プログラムオフィサー)をJSTが定めます。研究提案は研究領域ごとに募集し、研究総括が領域アドバイザーらの協力を得ながら選考します。「CRE...
キーワード:電子メール/気候変動/ACT/感染症
他の関係分野:複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年9月17日
176
強磁性材料における面内異常ホール効果の発見
軌道磁化とスピン磁化の非対角結合を実証~
面内方向に磁化を持つ強磁性材料において異常ホール効果を観測軌道磁化とスピン磁化の非対角的な結合が本質的に重要であることを実証軌道磁化が開く新たな物性科学と応用技術の可能性に期待東京科学大学(Science Tokyo) 理学院 物理学系の打田 正輝 准教授の研究グループは、同大学 理学院 物理学系の石塚 大晃 准教授の研究グループ、および東京大学 大学院理学系研究科 有田 亮太郎 教授(兼:理化学研究所 創発物性科学研究センター チームディレクター)の研究グループと共同で、面内方向に磁化を持つ強磁性材料における異常ホール効果の観測に成功しました。...
キーワード:バンド構造/ルテニウム酸化物/異常ホール効果/ストロンチウム/ホール効果/磁場/電子物性/強磁性/電子デバイス/磁性材料/スピン/センサー/酸化物/ルテニウム
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2025年9月17日
177
試験管内でオートファジーの初期過程を再現することに成功
~オートファジー促進剤の開発に期待~
オートファゴソームの新生過程の一部を試験管内で再現。たんぱく質液滴が酵素反応を促進し、オートファゴソームの種となる膜小胞を集める仕組みを解明。本研究で解明されたオートファジーの始まるメカニズムは、高い特異性を持ったオートファジー 促進剤創出の基盤的知見となることに期待。北海道大学 遺伝子病制御研究所の藤岡 優子 准教授および野田 展生 教授、東京科学大学 総合研究院 細胞制御工学研究センターの中戸川 仁 教授らの研究グループは、オートファジーの中核であるオートファゴソーム新生の初期過程を試験管内で再構成することに成功し、液−液相分離によりオートファジ...
キーワード:相分離/Atg/栄養飢餓/ダイナミクス/制御工学/たんぱく/オートファゴソーム/酵素反応/オートファジー/ミトコンドリア/凝集体/高次構造/神経変性/神経変性疾患/阻害剤/遺伝子/脂質
他の関係分野:生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年9月17日
178
量子コンピューター実現の大きな壁「コスト増大」を回避
~魔法状態蒸留のコストを一定以下に抑える新手法を開発~
有用な量子コンピューターを実現するためには、ノイズの影響を取り除くことが不可欠で、特に「魔法状態」と呼ばれる量子状態のノイズを減らす「魔法状態蒸留」という処理が中心的に使われます。本研究では、魔法状態蒸留でノイズをどれだけ減らしても、そのためのコストを一定の定数以下に抑えることが可能であることを初めて明らかにしました。従来の方法では、ノイズを減らそうとすればするほど、際限なくコストが増大してしまうという問題がありました。この問題を回避するために、高いノイズ除去能力とコスト効率を両立できる新しい量子エラー訂正符号を作り、コストの増加を防ぎながらノイズを除去できる方法を開発しました。...
キーワード:量子コンピュータ/ノイズ
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発表日:2025年9月11日
179
戦略的創造研究推進事業 CRONOSにおける2025年度新規研究開発課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、戦略的創造研究推進事業 情報通信科学・イノベーション基盤創出(CRONOS)の2025年度における新規研究開発課題および研究開発代表者を決定しました。本プログラムは、情報通信分野の重要性が世界的にもますます増していることを踏まえ、Society5.0以降を見据えた未来社会における大きな社会変革を実現可能とする革新的な情報通信技術の創出と、革新的な構想力を有した研究人材育成に取り組み、日本の情報通信技術の強化を目指すものです。2025年度も昨年度に引き続き、主に情報通信分野を支援する中尾領域(プログラムオフィサー(PO):中尾 彰宏)と主に情報...
キーワード:情報通信/気候変動/マネジメント/ステークホルダー/情報通信技術/感染症
他の関係分野:複合領域工学農学医歯薬学
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発表日:2025年9月9日
180
強誘電体酸化物の巨大抵抗変化を利用して脳型素子を実現
~強誘電体の電気分極を用いてシナプスの機能を模倣する~
強誘電体酸化物の高品質単結晶薄膜に酸素欠損を導入することにより、巨大な電気抵抗スイッチング現象が発現することを発見。学習・忘却の機能を持つメモリスタ特性を利用した画像認識実験において、極めて高い精度の認識率を実現。次世代AI技術の根幹素子となる高性能ニューロモルフィックチップへの応用に期待。東京大学 大学院工学系研究科の田畑 仁 教授、関 宗俊 准教授、李 海寧 大学院生(研究当時)らの研究グループは、チタン酸鉛(PbTiO3)の高品質単結晶薄膜を用いた新しいメモリスタ素子を開発しました。強誘電体であり不揮発性メモリーへの利用でも知られるPbTiO3...
キーワード:コンピューティング/画像認識/人工知能(AI)/電気分極/酸素欠損/ニューロモルフィック/メモリ/誘電体/チタン/強誘電体/単結晶/電気抵抗/電気伝導/不揮発性メモリ/酸化物/半導体/シナプス/結晶性
他の関係分野:情報学工学総合生物農学
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発表日:2025年9月9日
181
研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)産学共同 ステージⅠ(育成フェーズ)/ステージⅡ(本格フェーズ)2025年度募集における新規採択課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 産学共同の2025年度募集において、ステージⅠ(育成フェーズ)58件、ステージⅡ(本格フェーズ)14件の新規採択課題を決定しました。A-STEP 産学共同は「ステージⅠ(育成フェーズ)」と「ステージⅡ(本格フェーズ)」で構成され、社会課題の解決などに向けた技術移転を支援するプログラムです。「ステージⅠ(育成フェーズ)」は、大学・公的研究機関等(以下、「大学等」)における新規性・優位性のある基礎研究成果(技術シーズ)を企業等との共同研究につなげるまで磨き上げ、「学」と「産」のマッチングを行い、共同研究体制の...
キーワード:マッチング/気候変動/技術移転/妥当性/感染症
他の関係分野:情報学工学医歯薬学
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発表日:2025年9月9日
182
「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」2025年度一般公募プログラム「A・B・Cコース(第2回)」の交流計画の採択について
JST(理事長 橋本 和仁)は国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)一般公募プログラムにおいて、2025年度 A・B・Cコース(第2回)の公募により採択する交流計画を決定しました。A・B・Cコースには、2025年4月22日(火)から7月4日(金)までの公募期間に合計253件の申請がありました。これらの申請について、国際青少年サイエンス交流事業選考委員会(委員長:渡邉 聡 東京大学 大学院工学系研究科 教授)による審議を経て、計74件の採択を決定しました。採択された交流計画における日本側機関の内訳は、大学・高等専門学校・高校が56校、国立研究開発法人が1機関、自治体...
キーワード:気候変動/感染症
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2025年9月8日
183
電子の連携、量子物質の巨大分極を誘発
~高速エレクトロニクスを拓く新材料としての応用に期待~
量子物質の一種である電子強誘電体のルテチウム鉄酸化物(LuFe2O4)に室温でテラヘルツ光を照射すると、これまで見つかったバルク強誘電体として過去最大の電気分極変化を示すことを発見しました。この分極の巨大変化は、多数の電子の協力効果により超高速に生じることを明らかにしました。超高速強誘電体メモリーなど新規な光エレクトロニクスデバイスの原理として応用が期待できます。強誘電体はメモリーや光変調器などのエレクトロニクスに欠かせない材料です。昨今のデジタルトランスフォーメーション(DX)と呼ばれる情報の活用方法の変革は、電気素子のテラ(1兆)ヘルツ以上の超高速動作を至...
キーワード:テラヘルツ光/対称性/電荷秩序/電気分極/テラヘルツ/強相関/光機能/対称性の破れ/キャリア/テラヘルツ波/メモリ/光エレクトロニクス/光変調/光変調器/誘電体/エネルギー消費/強誘電体/酸化物
他の関係分野:総合理工工学
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発表日:2025年9月7日
184
異方的成長による量子ニードルの合成を実現
~近赤外光応答ナノ物質の開発に向けて~
ある特定の条件下で金ナノクラスターを合成すると、異方的に逐次成長することを、単結晶X線構造解析によって発見。その結果、胴径方向がわずか金3原子でできた超極細の、近赤外光に対して強い吸収を示す「金量子ニードル」の合成に成功。金量子ニードルは、近赤外光に対する強い吸収や発光特性を利用して、温熱療法・生体イメージング・光エネルギー変換などへの応用展開が期待される。東京大学 大学院理学系研究科の高野 慎二郎 助教と佃 達哉 教授らによる研究グループは、ある特定の条件下で一連の金ナノクラスターを合成し、それらの幾何構造を単結晶X線構造解析によって調べました。そ...
キーワード:光エネルギー/幾何構造/近赤外/ナノクラスター/光エネルギー変換/光応答/ナノ物質/赤外光/単結晶/単結晶X線構造解析/X線構造解析/エネルギー変換/生体イメージング/近赤外光
他の関係分野:環境学化学生物学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年9月4日
185
従来比30倍の高速実験で新しい磁気センサー材料を発見
~AIによるデータ解析・予測による超効率的開発に成功~
NIMSは、多数の材料組成を短時間で評価できる新しい実験手法を開発し、磁性材料の異常ホール効果の特性を従来の30倍の速さで測定することに成功しました。得られた膨大なデータを機械学習で解析し、その予測に基づいて新しい材料を実証した結果、磁気をより敏感に検出できる新しい磁気センサー材料の開発に成功しました。今回、本研究チームは、1枚の薄膜試料の中で連続的に組成が変化する「組成傾斜薄膜」を用いて、効率よく評価できる新しい実験手法の開発に成功しました。これにより、1組成あたり約0.2時間で評価でき、従来手法に比べて約30倍の高速化を実現しました。さらに、本手法を用いて、鉄(Fe)に重元素を1...
キーワード:データ駆動/機械学習/人工知能(AI)/異常ホール効果/ホール効果/データ解析/イリジウム/材料設計/磁性材料/センサー/マイクロ
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2025年9月4日
186
単一の半導体材料にて正孔と電子の異なる輸送異方性を実証
~分子半導体における理論予測を実証し、次世代電子デバイス開発の新たな指針を提示~
独自に開発した単一の分子半導体材料において、従来は実現できなかったキャリア特異的輸送異方性(正孔と電子がそれぞれ異なる方向に流れやすい性質)を実証。この性質の違いが、電荷輸送を担う分子軌道の相互作用の仕方の違いに起因することを解明。電荷の種類に応じて輸送特性を自在に制御できる高機能分子半導体の設計に道を開き、単一材料でキャリアごとの流路方向を調節可能とすることで、次世代電子デバイス開発の加速に貢献。東京大学 大学院新領域創成科学研究科の伊藤 雅聡 大学院生(研究当時)、同大学 物性研究所の藤野 智子 助教(研究当時、現:物性研究所 リサーチフェロー、...
キーワード:異方性/輸送特性/有機電界効果トランジスタ/キャリア/トランジスタ/単一分子/電界効果トランジスタ/電子デバイス/半導体材料/電荷輸送/材料設計/電界効果/半導体
他の関係分野:総合理工工学
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発表日:2025年9月4日
187
温度変化を“スイッチ”に細胞機能を操る「サーモジェネティクス」
~医療・バイオ分野での応用に期待~
金沢大学 ナノ生命科学研究所(WPI-NanoLSI)のブー・クアン・コン 特任助教、新井 敏 教授らの研究グループは、温度変化を“スイッチ”として標的たんぱく質の機能を即時に活性化し、細胞機能を自在に制御できる新たな分子ツールの開発に成功しました。外部刺激によって細胞の働きを操作する技術としては、これまで光を利用した「オプトジェネティクス(Optogenetics)」が広く活用されてきました。しかし、光は生体深部への到達が難しく、制御できる範囲に限界があります。そこで近年注目されているのが、熱を利用して細胞機能を制御する「サーモジェネティクス(Thermogenetics)」です。...
キーワード:蛍光寿命/近赤外/近赤外線/赤外線/ポリペプチド/温度センサー/温度応答性/センサー/ナノメートル/レーザー/たんぱく/オプトジェネティクス/寿命/アポトーシス/エラスチン/カスパーゼ/がん細胞/細胞死/非侵襲
他の関係分野:化学工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年9月3日
188
経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における2025年度第3回研究開発課題の募集開始について
JST(理事長 橋本 和仁)は、内閣府および文部科学省が定めた研究開発構想を受け、経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における研究開発課題募集を2025年9月3日(水)から開始します。K Programでは、中長期的に日本が国際社会において確固たる地位を確保し続ける上で不可欠な要素となる先端的な重要技術を育成するため、国が定めた研究開発ビジョンに基づき研究開発を実施します。研究開発ビジョン(第二次)は、経済安全保障推進会議および統合イノベーション戦略推進会議合同会議において2023年8月に決定されました(2025年3月一部改定)。これを受けて、内閣府およ...
キーワード:電子メール/先端技術/気候変動/合成生物学/感染症
他の関係分野:複合領域医歯薬学
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発表日:2025年9月3日
189
非磁性材料における異常ホール効果の観測
スピン磁化がなくても電子は曲がる~
通常の磁化を持たない非磁性材料において異常ホール効果を初めて観測特定の非磁性材料では極めて大きな異常ホール効果が現れることを定量的に実証軌道磁化に基づく電子物性の開拓や次世代デバイスへの応用研究に期待東京科学大学(Science Tokyo) 理学院 物理学系の打田 正輝 准教授の研究グループは、同 石塚 大晃 准教授の研究グループと共同で、通常の磁化を持たない非磁性材料における異常ホール効果の観測に初めて成功しました。ホール効果は、磁場や磁化に垂直な面内で電子の進む向きが曲げられる現象として、電子物性の理解やデバイス応用の基礎を支えてきま...
キーワード:ディラック半金属/異常ホール効果/対称性/ホール効果/磁場/トポロジカル/トポロジカル物質/電子物性/半金属/エピタキシー/磁性材料/電気伝導/電子構造/スピン/結晶成長
他の関係分野:総合理工工学
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発表日:2025年9月2日
190
「サイエンスアゴラ2025」130を超える出展プログラムが決定!“科学とくらしともに語り紡ぐ未来”をビジョンに掲げ開催
JST(理事長 橋本 和仁)は、「サイエンスアゴラ2025」を、2025年10月25日(土)・26日(日)にテレコムセンタービルと日本科学未来館(東京都江東区)で開催します。<科学とくらし ともに語り 紡ぐ未来>「サイエンスアゴラ」は、科学技術と社会をつなぐ国内最大級のオープンフォーラムで、あらゆる立場の人たちが集う広場です。20回目の開催となる今年はサイエンスアゴラのビジョンとして掲げる、「科学とくらし ともに語り 紡ぐ未来」にふさわしく、まさに今、先端研究を担い推進する多くの機関からの出展や、未来の担い手となる中高生が主体となって実施するプログラムが例年以上に多く集まり...
キーワード:アバター/モバイル/ゲーム/プログラミング/科学コミュニケーション/科学技術と社会/量子コンピュータ/気候変動/コミュニケーション/遠隔医療/感染症/手術
他の関係分野:情報学複合領域医歯薬学
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発表日:2025年9月1日
191
ベルモント・フォーラムCRA(共同研究活動)「Driving Urban Transitions Circular Urban Economies(DUT循環型都市経済)」における新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、ベルモント・フォーラム(Belmont Forum)CRA(Collaborative Research Action:共同研究活動)「Driving Urban Transitions Circular Urban Economies(DUT 循環型都市経済)」において、新規課題の採択を決定しました。今回は2024年9月2日(月)から2025年4月24日(木)にかけて、ベルモント・フォーラムとDriving Urban Transitionsパートナーシップが共同で研究課題を募集しました。その結果、日本の研究者を含む4件(全体77件)の応募...
キーワード:パートナーシップ/気候変動/感染症
他の関係分野:複合領域医歯薬学
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発表日:2025年8月28日
192
量子情報流を活用した「マクスウェルのデーモン」を実現
~エネルギー効率に優れた量子制御の実現に向けて~
シリコン空孔中心の電子スピン量子ビットに対して反復的な量子フィードバック制御を行い、それにより生じる量子情報の「流れ」を活用することで、熱力学的エントロピーを減少させる「マクスウェルのデーモン」を実験的に実現した。量子情報流を含む熱力学の基本法則の実験的な検証に成功し、フィードバック制御の因果構造が熱力学に与える影響を解明した。本研究は、熱力学的に高効率な量子制御の実現や、複雑な因果構造を持つフィードバックを用いた量子熱機関の設計につながることが期待される。東京大学 大学院工学系研究科 物理工学専攻の矢田 季寛 大学院生、沙川 貴大 教授、同大学 素...
キーワード:人工知能(AI)/コヒーレンス/情報熱力学/熱機関/量子情報/量子制御/量子多体系/エントロピー/素粒子/素粒子物理/量子ビット/エネルギー効率/熱力学/シリコン/スピン/フィードバック/フィードバック制御/エネルギー変換
他の関係分野:情報学総合理工工学農学
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発表日:2025年8月27日
193
ウイルスと複合化する光応答性ペプチドファイバーの開発に成功
~ウイルスの3次元パターニングによる位置選択的遺伝子導入を実現~
ウイルスはその均一な形状と表面の高い設計性から、遺伝子導入剤や光学ナノ材料など、機能性材料の開発に広く利用される材料モチーフです。そのため、ウイルスを空間的にパターニングすることができれば、より広い応用が期待できますが、その方法論はいまだ確立されていません。本研究では、光応答性のアゾベンゼン(Az)部位を含み、機能性材料として汎用的に使用されるM13バクテリオファージウイルス(以下、M13ファージ)と複合体を形成する自己集合性ペプチド(A2Az)を開発し、2次元、3次元におけるウイルスパターニング手法を開発しました。光応答性のアゾベンゼン部位が導入されたA2Azは、水中でらせん状...
キーワード:周期性/らせん構造/光応答性/光学材料/自己集合/超分子化学/バクテリオファージ/光応答/ACT/ファイバー/ヒドロゲル/貴金属/キャリア/電子デバイス/複合化/ベンゼン/光照射/ナノ材料/パターニング/ポリマー/機能性材料/新エネルギー/バイオマテリアル/機能性/超分子/大腸/アゾベンゼン/ファージ/遺伝子治療/遺伝子導入/光異性化/大腸菌/ウイルス/遺伝子
他の関係分野:化学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年8月27日
194
戦略的創造研究推進事業 ALCA-Nextにおける2025年度新規研究開発課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、戦略的創造研究推進事業 ALCA-Next(先端的カーボンニュートラル技術開発)の2025年度における新規研究開発課題および研究開発代表者を決定しました。本プログラムは、カーボンニュートラルへの貢献という出口を明確に見据えつつ、幅広い領域でのチャレンジングな提案を募り、科学技術パラダイムを大きく転換するゲームチェンジングテクノロジー創出を目指すものです。2025年度の提案募集は、2025年3月7日(金)~5月8日(木)に実施し、144件の応募がありました。募集締め切り後、プログラムオフィサー(PO)が領域アドバイザー(AD)らの協力...
キーワード:コンピューティング/ゲーム/電子メール/気候変動/カーボンニュートラル/マネジメント/カーボン/資源循環/半導体/エネルギー変換/バイオテクノロジー/感染症
他の関係分野:情報学複合領域工学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月27日
195
Ga系近似結晶で巨大磁気熱量効果を観測
~環境負荷の少ない次世代冷却技術に期待~
原子価の異なる2種類の元素を同時に置換する新手法「二重異原子価元素置換(double hetero-valent elemental substitution)」を導入し、3元系Ga-Pt-Gd 2/1近似結晶から4元系Ga-Au-Pt-Gd 1/1近似結晶の合成に成功しました。これにより、平均価電子数(e/a)を1.92~1.60の範囲で系統的に制御することが可能となりました。特にe/a=1.83では、5テスラの磁場下で等温磁気エントロピー変化 ΔSM=-8.7 J/K mol-Gdを記録しました。これは準結晶および近似結晶材...
キーワード:スピングラス/フラストレーション/液体ヘリウム/幾何学/近似結晶/エントロピー/ガドリニウム/ヘリウム/磁場/幾何学的フラストレーション/強磁性/準結晶/希土類/金属間化合物/磁気特性/スピン/環境負荷/極低温/結晶構造
他の関係分野:総合理工工学農学
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発表日:2025年8月18日
196
単一スズ欠陥中心を内包する極微ナノダイヤモンドの開発に成功
~光子を用いた量子コンピューターや量子ネットワークの実現に期待~
従来のコンピューターでは時間がかかりすぎて解けない問題を解けると期待される光量子コンピューターや、量子力学の原理を用いることで物理的に安全性が保証される量子暗号通信の実現には、量子力学的な相関(量子もつれ)を持つ光子を発生させる光源や、量子もつれを利用して光子の量子状態を遠隔地に転送する量子中継器などの開発が重要です。近年、これらを実現する発光体として、光の波長(色)がそろった単色性が高い光子を生成し、かつ、量子状態を保存するメモリーとして利用可能な、ダイヤモンド中の単一スズ(Sn)欠陥(Vacancy)中心(SnV中心)が注目されています。しかし、これまで単一SnV中心の形成はバルク(塊状)...
キーワード:超微細構造/量子コンピュータ/量子もつれ/量子暗号/ノイズ/量子センシング/メモリ/単一光子/単一光子源/センシング/ナノメートル/熱処理/微細構造/量子力学
他の関係分野:総合理工工学
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発表日:2025年8月18日
197
複雑な量子流動現象から生じた三日月スキルミオン
~ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の量子版を実験により観測~
大阪公立大学 南部陽一郎物理学研究所/大学院理学研究科の竹内 宏光 准教授らの研究グループは、韓国科学技術院(KAIST)のJae-yoon Choi(ジェユン・チョイ) 准教授らの研究グループと共同で、ケルビン・ヘルムホルツ不安定性(KHI)と呼ばれる、流体の流れに関する物理現象の量子版(量子KHI)の観測に、世界で初めて成功しました。また、本研究で観測した量子KHIの界面から生じた渦が、2022年に本研究グループが予測した新種のスキルミオン(三日月スキルミオン)であることが明らかになりました。KHIは、速度が異なる2つの流体の境界面の波が発達して特徴的な渦巻き模様を引き起こす現象...
キーワード:超流動/輸送現象/スキルミオン/メモリ/省エネ/流体力/流体力学/スキル
他の関係分野:総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年8月18日
198
300度で世界最高のプロトン伝導率を有する安定酸化物を開発
固体酸化物形燃料電池(SOFC)の中温動作(300度)に不可欠な高プロトン伝導性酸化物を開発高いプロトン伝導率を発現するメカニズムを計算機シミュレーションにより解明SOFCの実用化や大型トラックなどへの多用途化が期待されるSOFCは、高効率かつ高耐久な燃料電池の1つです。水素を燃料とし、発電時に二酸化炭素を排出しない発電デバイスであり、水素エネルギー社会実現に向けた中核技術として注目されています。しかし、発電の動作温度は700~800度と高く、高価な耐熱材料の使用による材料コストが課題となっています。もし300度程度の中温度域で発電できれば、より安価...
キーワード:スーパーコンピュータ/機械学習/分子動力学シミュレーション/計算機シミュレーション/プロトン伝導/物理化学/水素エネルギー/固体酸/SOFC/チタン/チタン酸バリウム/原子配列/固体酸化物形燃料電池/耐熱材料/電池/燃料電池/シミュレーション/トラップ/酸化物/電解質/電子顕微鏡/動力学/二酸化炭素/分子動力学/プロトン
他の関係分野:情報学化学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年8月9日
199
酸化鉄を作るたんぱく質を真核生物で初めて発見
~ヒザラガイの「磁鉄鉱の歯」形成の謎を解く~
真核生物が酸化鉄の一種である磁鉄鉱を形成する仕組みを、初めて明らかにしました。軟体動物の一種であるヒザラガイから、酸化鉄の形成を誘導する新規たんぱく質「RTMP1」を発見しました。今回の成果は、環境に優しい磁鉄鉱の合成技術や、鉄が関与する疾患の治療研究などへの応用が期待されます。岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域の根本 理子 准教授、大学院環境生命科学研究科の岡田 航輝 大学院生(研究当時。現在、JFEテクノリサーチ)、学術研究院 環境生命自然科学学域の佐藤 伸 教授、守屋 央朗 教授、小布施 祈織 准教授、カリフォルニア大学 アーバイン校の...
キーワード:軟体動物/酸化鉄/ジルコニア/たんぱく/生体内/キチン
他の関係分野:工学総合生物農学
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発表日:2025年8月9日
200
酵素反応の高速な動きを原子レベルで可視化する新規計測技術の開発
~脱ユビキチン化反応の新たな分子機構を明らかに~
酵素が働くミリ秒レベルの構造変化を原子レベルで観察する、NMR分光法を応用した新しい計測・解析技術を開発。分子の“動く様子”を立体的に再現することで、これまで見えなかった酵素の仕組みを解明。YUH1酵素が、自らの形をダイナミックに変えてユビキチンを認識し、切断・再利用するという生命の基本的な仕組みの一端を解明。私たちの体をはじめ、全ての生命は膨大な数の分子で構成されており、これらの分子が適切な場所で正確に化学反応を起こすことによって、生命という精緻なシステムが維持されています。これらの反応を正確に制御しているのが「酵素」と呼ばれるたんぱく質です。酵素...
キーワード:磁気共鳴/精密測定/データ解析/脱ユビキチン化酵素/計測技術/ダイナミクス/ナノメートル/たんぱく/キチン/酵素反応/分子機構/イミン/パーキンソン病/ユビキチン/ユビキチン化/ラット/核磁気共鳴/構造変化/創薬/立体構造
他の関係分野:生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年8月9日
201
大学発新産業創出基金事業 早暁プログラム第1期ステージ2 新規採択課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、「早暁(そうぎょう)プログラム」第1期ステージ2における新規課題を決定しました。本プログラムでは、大学等発スタートアップ創出に向けて、ビジネス視点を持つ事業化人材が、起業経験や投資経験などを有するメンターによるメンタリングを受けながら、自らが描いた事業化構想を実現させるために大学等の技術シーズを探索し、研究者とチームになってビジネスモデルのブラッシュアップと研究開発を推進することで、大型ギャップファンドなどの次のフェーズへの移行を目指します。本年度は2025年4月16日(水)から6月13日(金)まで提案募集を行い、18件の応募がありました。そ...
キーワード:メンター/メンタリング/電子メール/ビジネスモデル/気候変動/技術移転/感染症
他の関係分野:複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年8月7日
202
経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択課題の決定について(2024年度第6回募集 衛星燃料補給)
JST(理事長 橋本 和仁)は、内閣府および文部科学省が定めた研究開発構想を受け、経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択研究開発課題を決定しました。K Programでは、中長期的に日本が国際社会において確固たる地位を確保し続ける上で不可欠な要素となる先端的な重要技術を育成するため、国が定めた研究開発ビジョンや研究開発構想に基づき、研究開発を実施します。JSTでは研究開発構想(プロジェクト型)に関してはプログラム・ディレクター(PD)が、研究開発ビジョンの達成と研究開発構想の実現に向けて、研究開発課題の実施を指揮・監督します。実施に当たっては、研究開...
キーワード:電子メール/気候変動/衛星/マネジメント/寿命/感染症
他の関係分野:複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年8月2日
203
次世代エッジAI半導体研究開発事業における2025年度研究開発提案の募集について
JST(理事長 橋本 和仁)は、文部科学省および経済産業省が策定した研究開発計画を受け、次世代エッジAI半導体研究開発事業における研究開発提案募集を2025年8月1日(金)から開始します。本事業は、事業全体を統括するプログラムディレクター(PD)の下、アカデミアのシーズを活用した、従来では達成困難な超低消費電力など革新的な次世代エッジAI半導体の実現に貢献する研究開発を推進します。研究開発提案は募集対象となるテーマごとに、プログラムオフィサー(PO)がアドバイザー(AD)らの協力を得ながら選考します。PD:黒田 忠広(東京大学 特別教授室 特別教授/熊本県立大学 ...
キーワード:人工知能(AI)/電子メール/気候変動/トランジスタ/低消費電力/半導体/感染症
他の関係分野:情報学複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年8月2日
204
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)株式会社アルガルバイオへの開発支援の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)の2025年度募集において、株式会社アルガルバイオ(本社:千葉県柏市、代表取締役社長 CEO:木村 周)に対する開発支援を決定しました。本事業は、大学等の研究成果(技術シーズ)の社会実装を目指すスタートアップ等を対象に、革新的な製品・サービス創出に向けた実用化開発を開発費の貸し付け(無利子)により支援するものです。株式会社アルガルバイオは、東京大学の20年以上に及ぶ藻類研究の成果である100種1260株もの微細藻類株の研究データや培養ノウハウを基盤として、顧客のニーズに対応したソ...
キーワード:気候変動/技術移転/機能性/微細藻類/感染症/睡眠/認知機能
他の関係分野:工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
205
創発的研究支援事業における2024年度新規研究課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、創発的研究支援事業の2024年度研究提案募集における新規研究課題を決定しました。本事業は、特定の課題や短期目標を設定せず、多様性と融合によって破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す「創発的研究」を推進するため、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な多様な研究を、研究者が研究に専念できる環境を確保しつつ長期的に支援します。また、創発を促進するため、支援期間中は異分野を含む多様な研究者同士が相互に触発し、切磋琢磨(せっさたくま)する「創発の場」を設けることで、破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指します。2024年...
キーワード:電子メール/気候変動/感染症
他の関係分野:複合領域医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
206
構造常識を覆すトポケミカル反応の発見
酸化物の性質は、金属の価数や空間配列によって大きく左右されます。中でも、結晶骨格を保ちながら特定の原子だけを選択的に出し入れする「トポケミカル反応」は、物性を制御できる手法として広く用いられてきました。しかし、従来は金属サイトの数や配置を保つ「1:1対応」が前提とされ、骨格自体の再構成は不可能と考えられてきました。京都大学 大学院工学研究科の樋口 涼也 修士課程学生、石田 耕大 博士課程学生(研究当時)、高津 浩 准教授、陰山 洋 教授らの研究グループは、京都大学 理学研究科、ボルドー大学、ファインセラミックスセンター、東北大学、桂林理工大学との共同研究により、「1:1対応」を破る新しいトポケ...
キーワード:カゴメ格子/量子コンピュータ/タンタル/アニオン/アンモニア/モリブデン/複合アニオン/電子デバイス/省エネ/金属材料/構造制御/酸化物/省エネルギー/構造変換/機能材料/エネルギー変換
他の関係分野:化学工学総合生物農学
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発表日:2025年7月31日
207
空気中酸素を酸化剤としたメタ二置換ベンゼンの一段階合成
~金ナノ粒子触媒が従来型選択性を打破し、環境にやさしい新合成を開拓~
酸化セリウム担持金ナノ粒子触媒を用いることで従来型選択性を打破し、シクロヘキセノン類と第二級アミン類からメタフェニレンジアミン類を得る高難度反応を達成。脱水素芳香環形成および2つの求核剤との反応を経るメタ二置換ベンゼンの一段階合成であり、空気中の酸素のみを酸化剤とする環境調和的な新合成法を実現。身の回りに遍在するもののこれまで多段階を要する環境負荷の大きい手法で合成されていたメタ二置換ベンゼンが、環境にやさしい一段階合成で入手可能となり、さまざまな新しいメタ二置換ベンゼンも合成可能であるため、地球環境に調和したプロセスへの置き替えや効率的な新規機能性化学品の創製が期待さ...
キーワード:プログラミング/キセノン/環境調和/芳香環/均一系触媒/金ナノ粒子/アミン/触媒作用/脱水素/不均一系触媒/選択性/デジタル化/ベンゼン/地球環境/ナノ粒子/ポリマー/環境負荷/機能性/レドックス/パラジウム/パラジウム触媒/リプログラミング/有機合成
他の関係分野:情報学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
208
曲げ剛性解析の数理的アプローチの開拓
~回位を有するグラフェンシートの材料特性を高精度で評価~
ナノスケールにおけるグラフェンシート(GS)の曲げ剛性を精度良く評価可能な新たな数理手法を開発。分子動力学シミュレーションと、微分幾何学に基づくヘルフリッヒ膜理論を融合。曲げ剛性を持つGSを設計する上で重要な指針となり、今後の新規材料開発に大きく貢献すると期待。東京科学大学(Science Tokyo) 物質理工学院 材料系の雷 霄雯(ライ・ショウブン)准教授、國廣 侑志 修士課程学生(研究当時)、藤居 俊之 教授の研究チームおよび名古屋大学 大学院工学研究科の畝山 多加志 准教授は、回位を持つグラフェンシート(Graphene Sheet:GS)に...
キーワード:定量的評価/微分幾何/微分幾何学/幾何学/分子動力学シミュレーション/材料特性/材料設計/グラフェン/シミュレーション/ナノスケール/格子欠陥/境界条件/炭素材料/動力学/分子動力学
他の関係分野:環境学工学
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発表日:2025年7月31日
209
楽観的な人々は似たような未来を思い描く
~楽観性に共通する脳の働きを可視化~
未来を想像する際、楽観的な人々の認知構造は似ており、集団平均的な特徴を持つ一方で、悲観的な人々は平均的特徴から乖離(かいり)し、それぞれが独自の捉え方を示すことが分かった。楽観的な人々の認知構造の類似性の背景に、ポジティブな未来とネガティブな未来の出来事を、明確に区別しているという神経メカニズムが存在することを明らかにした。楽観的な人々は似た未来を想像する傾向があり、それが豊かな人間関係の構築や社会的孤立・孤独感の軽減につながっている可能性を示した。神戸大学 大学院人文学研究科の柳澤 邦昭 准教授および京都大学 人と社会の未来研究院の阿部 修士 教授...
キーワード:磁気共鳴/社会的ネットワーク/磁気共鳴画像/前頭前野/脳機能
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
210
量子センサーで“見えない磁石”の構造を解明
~八極子磁壁の正体に迫る~
反強磁性体Mn3Snにおいて、磁気八極子秩序に由来するキラルな磁壁の構造を初めて実空間で観測しました。ダイヤモンド量子センサーによる高精度磁場測定と高品質単結晶薄膜を組み合わせ、複雑な磁気構造に対応する解析手法を新たに開発することによって、従来困難だった磁区と磁壁の詳細な構造を解明しました。本成果は、エネルギー効率に優れた次世代の高速・省エネスピントロニクス素子の実現に向けた設計指針を与え、多極子磁性の理解と応用の深化に貢献することが期待されます。東京大学 大学院理学系研究科の塚本 萌太 大学院生(当時)、肥後 友也 特任准教授(当時)、佐々木 健人...
キーワード:電気通信/インターフェース/磁気構造/多極子/多極子秩序/反強磁性/反強磁性体/量子スピン/内部構造/磁場/キラル/磁性体/磁区構造/スピンダイナミクス/強磁性/エネルギー効率/省エネ/強磁性体/単結晶/スピン/スピントロニクス/センサー/ダイナミクス/ホウ素
他の関係分野:情報学化学総合理工工学農学
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発表日:2025年7月31日
211
硫黄含有天然物に硫黄原子が取り込まれる仕組み
~鉄硫黄クラスターを使って有機硫黄化合物を合成する酵素の発見~
抗生物質活性を示す硫黄含有天然物アルボマイシンの生合成過程において、硫黄が取り込まれる分子機構を解明しました。アルボマイシンの生合成に関わる酵素が、自身に結合する鉄硫黄クラスターを硫黄供与源として有機硫黄化合物を合成することを明らかにしました。今後は有用生物活性を示す新たな硫黄含有天然物の発見を通し、創薬分野への応用が期待されます。九州大学 高等研究院の牛丸 理一郎 准教授と東京大学 大学院薬学系研究科の森 貴裕 准教授、阿部 郁朗 教授らの研究グループは、テキサス大学 オースティン校 化学科のHung-wen Liu(ハング・ ウェン・リュウ) 教...
キーワード:スペクトル解析/スペクトル/反応機構/X線結晶構造解析/結晶構造解析/生体触媒/新エネルギー/生物活性/X線結晶構造/biosynthesis/結晶構造/生合成経路/ウシ/生合成/生合成酵素/鉄硫黄クラスター/分子機構/抗生物質/生物活性天然物/創薬/遺伝学
他の関係分野:化学生物学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
212
排ガス中のCO2とシリコン廃材からギ酸合成に成功
~太陽光パネルのリサイクルと排ガスの産業利用に向けた新提案~
火力発電所由来の排ガス中のCO2を直接ギ酸へ転換実際の廃棄太陽光パネルから回収したシリコンを還元剤として活用CO2との反応性に影響を与えるシリコン廃材中の不純物を特定横浜国立大学 大学院工学研究院の本倉 健 教授らの研究グループは、電源開発株式会社、産業技術総合研究所と共同で、火力発電所由来の排ガスに含まれるCO2と、廃棄太陽光パネルから回収されたシリコンを直接反応させて、ギ酸を合成できることを見いだしました。実際の排ガスとシリコン廃材を直接反応させることができ、排ガス中CO2の有効利用と廃棄太陽光パネルのリサイクルを同時に実現する技術の確立に近づき...
キーワード:オープンアクセス/太陽/太陽光/カーボンニュートラル/低炭素/カーボン/シリコン/リサイクル/二酸化炭素
他の関係分野:情報学総合理工工学
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発表日:2025年7月31日
213
触媒ナノ粒子の電荷のゆらぎを捉える
~その場観察が切り拓くナノ材料・デバイス研究の新次元~
触媒ナノ粒子の表面構造や帯電状態は反応性に深く関与し、反応環境下でナノスケールかつリアルタイムで観察する技術の確立が強く求められてきた。高感度の電子線ホログラフィーと環境制御型透過電子顕微鏡法の組み合わせにより、実環境を模擬したガス雰囲気中(ガスが充満している状態)で触媒ナノ粒子の表面構造や帯電状態の変化を直接可視化。触媒材料の設計指針に新たな視点をもたらし、持続可能なエネルギー変換技術や脱炭素社会の実現に向けた次世代触媒の開発に貢献することに期待。金属ナノ粒子触媒は、持続可能なエネルギー変換技術や脱炭素社会の実現に貢献する重要な材料です。これらの触...
キーワード:ホログラフィー/電子線/触媒設計/持続可能/動的挙動/金属ナノ粒子/その場観察/ナノスケール/ナノ構造/ナノ材料/ナノ粒子/電子顕微鏡/電子顕微鏡法/透過電子顕微鏡/エネルギー変換/表面構造/環境制御/ゆらぎ/構造変化
他の関係分野:総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
214
「第15回科学の甲子園全国大会」の開催について
~全国の高校生が学校対抗で科学の力を競う~
JST(理事長 橋本 和仁)は、科学好きの裾野を広げるとともに、次世代の科学技術・イノベーションの創出を担う優れた人材の育成を目的として、全国の高校生が学校対抗で科学の力を競う「第15回科学の甲子園全国大会」を、2026年3月20日(金・祝)から3月23日(月)まで、つくば国際会議場およびつくばカピオで開催します。全国大会では、各都道府県より選出された代表校が、科学技術・数学・情報における複数分野にわたる「筆記競技」と「実技競技」に取り組み、総合点を競います。本大会は、茨城県、茨城県教育委員会、つくば市、高等学校文化連盟全国自然科学専門部(予定)との共催で、文部科学省(予定)、公益社...
キーワード:気候変動/感染症
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
215
「第13回科学の甲子園ジュニア全国大会」の開催について
~全国の中学生が都道府県対抗で科学の力を競う~
JST(理事長 橋本 和仁)は、科学好きの裾野を広げるとともに、次世代の科学技術・イノベーションの創出を担う優れた人材の育成を目的として、全国の中学生が都道府県を代表して科学の力を競う「第13回科学の甲子園ジュニア全国大会」を2025年12月12日(金)から12月14日(日)まで、兵庫県姫路市で開催します。全国大会では、各教育委員会が実施する都道府県大会で選出された47の代表チームが、理科や数学などの複数分野にわたる「筆記競技」と「実技競技」に取り組み、総合点を競います。本大会は、兵庫県、兵庫県教育委員会、姫路市、姫路市教育委員会との共催で、文部科学省などの協力を得て開催します。今年...
キーワード:気候変動/感染症
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
216
新規窒化物半導体ヘテロ接合における電子散乱機構を解明
~高周波GaNトランジスタの性能向上に道筋~
高品質な新規窒化物半導体ScAlN/GaNヘテロ接合の結晶成長に成功し、その界面に分極誘起される2次元電子ガスの輸送特性を詳細に測定・解析しました。ScAlN/GaNヘテロ界面において、非常に高密度の2次元電子ガスが誘起され、その電子移動度が界面ラフネス散乱によって制限されていることが分かりました。今後、界面ラフネスを改善することで移動度の向上が期待されます。高密度・高移動度の2次元電子ガスを実現することで、次世代高周波通信に用いられるトランジスタの性能向上へ大きく貢献します。東京大学 大学院工学系研究科の前田 拓也 講師、中根 了昌 特任准教授、久...
キーワード:電子散乱/有効質量/高周波/輸送特性/高移動度/電子移動/ACT/GaN/トランジスタ/ヘテロ界面/窒化ガリウム/窒化物半導体/分子線エピタキシー(MBE)/エピタキシー/窒化物/アルミニウム/移動度/結晶成長/半導体
他の関係分野:化学工学
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発表日:2025年7月31日
217
室温にて強相関電子材料の電流方向依存の抵抗変化を発見
~キラル磁性体における非相反電荷輸送の包括的理解~
理化学研究所(理研) 創発物性科学研究センター 強相関物質研究グループの中村 大輔 上級研究員、田口 康二郎 グループディレクター(最先端研究プラットフォーム連携(TRIP)事業本部 強相関材料環境デバイス研究チーム 副チームディレクター)、強相関理論研究グループの永長 直人 グループディレクター(最先端研究プラットフォーム連携(TRIP)事業本部 基礎量子科学研究プログラム プログラムディレクター)、早稲田大学 理工学術院 先進理工学部の望月 維人 教授、リー・ムークン 講師らの共同研究グループは、キラル構造を持つ磁性体の抵抗が室温で電流方向に依存して変化することを発見しました。本...
キーワード:キラル磁性体/強相関電子/準粒子/対称性/非線形/非線形応答/輸送現象/磁場/超伝導/キラル/理論的研究/スキルミオン/トポロジカル/強相関/磁性体/マンガン/理論解析/電荷輸送/コバルト/スピン/キメラ/スキル/ラット/コミュニケーション
他の関係分野:化学生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
218
研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム<プロジェクト推進型 SBIRフェーズ1支援>2025年度新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、大学発新産業創出プログラム<プロジェクト推進型 SBIRフェーズ1支援>における2025年度の新規課題9件を決定しました。本プログラムでは、各省庁などから社会ニーズ・政策課題を基に提示された「研究開発テーマ」に対して、「起業による技術シーズの事業化」もしくは「大学等発スタートアップを含む既存中小企業(設立15年以内)への技術移転」を目指す研究者が、自らの技術シーズを基に実用化に向けた概念実証や実現可能性調査を実施します。本プログラム終了後には、他省庁により実施されるSBIR対応プログラムなどにつなげ、ニーズ元の省庁が抱える社会ニーズ・政策課題の解決に寄...
キーワード:気候変動/技術移転/感染症
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
219
省資源・環境低負荷:超軽量だが強靭な人工ヘチマスポンジ
~水に電圧をかけると生じる電荷の偏りを利用する一段階グリーン合成~
ヘチマスポンジのように軽量にもかかわらず超強靭な多孔質架橋ポリマー超薄膜を開発。pH応答的に物質透過のon/offを制御できる抗菌・抗ウイルス性スマート分離膜。導電性の多孔質炭素薄膜に容易に変換でき、超小型エネルギーデバイスに応用可能。東京大学 大学院工学系研究科の伊藤 喜光 准教授と同大学 国際高等研究所 東京カレッジの相田 卓三 卓越教授(理化学研究所 創発物性科学研究センター グループディレクターを兼任)らの研究チームは、過去最高の力学強度を持つ超軽量多孔質架橋超薄膜の開発に成功しました。これは、「多孔質超軽量ポリマーは力学強度が小さい」という...
キーワード:水溶液/非平衡/超薄膜/反応場/省資源/持続可能/分離膜/ナノメートル/ポリマー/多孔質/導電性/合成化学/ウイルス
他の関係分野:化学工学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
220
GGCX膜トポロジー反転による細胞質たんぱく質カルボキシル修飾の発見
~ビタミンKが抗ウイルス防御に働く新たな仕組みを同定~
ビタミンK依存酵素GGCXによる細胞質たんぱく質のカルボキシル化を新たに発見。GGCXが膜トポロジーを反転することで細胞内での酵素機能を獲得する新たな制御機構を解明。新たに見出されたビタミンKの抗ウイルス作用に基づいた感染症治療への応用に期待。北海道大学 遺伝子病制御研究所の岡崎 朋彦 准教授、東京大学 大学院薬学系研究科の野崎 啓史 大学院生(研究当時)及び後藤 由季子 教授らの研究グループは、理化学研究所 統合生命医科学研究センターとの共同研究により、抗ウイルス応答の鍵となるたんぱく質MAVS(ミトコンドリア抗ウイルスシグナル伝達たんぱく質)が、...
キーワード:インテリジェンス/トポロジー/たんぱく/ビタミン/インターフェロン/分子機構/アポトーシス/アミノ酸/マウス/ミトコンドリア/ワルファリン/小胞体/ウイルス/異分野融合/遺伝子/感染症/分子生物学
他の関係分野:情報学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
221
自然界の限界を超えるエネルギー変換機能を持つATP合成酵素の開発に成功
~細胞工学やバイオものづくりへの応用に期待~
ATP合成酵素を人為的に設計・改変し、これまでに報告されている自然界の酵素の最高値を上回るエネルギー変換機能(H+/ATP比)を達成。改変型酵素は、通常ATP合成できないほど低いプロトン駆動力でもATPを合成できることを実証。本成果は、生体内エネルギー変換機能の向上を可能にする新たな設計指針を示し、将来的な細胞工学やバイオものづくりへの応用が期待される。東京大学 大学院工学系研究科の上野 博史 講師、野地 博行 教授らの研究グループは、千葉大学 大学院理学研究院の村田 武士 教授、高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所の千田 俊哉 教授、安達...
キーワード:先端技術/システム開発/高エネルギー/加速器/ATP合成/光合成/人工光合成/ダイナミクス/細胞工学/生体内/エネルギー変換/ATP合成酵素/プロトン/ATP/ラット/創薬/分子設計
他の関係分野:複合領域生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
222
エムポックス感染の拡大防止へ新たな指標
~血中ウイルス量で皮膚病変を予測、治療戦略に貢献~
エムポックスの皮膚病変の症状進行は軽度と重度の2つのグループに層別化される。病変発症時の血中のウイルス量が皮膚病変の症状進行を予測するバイオマーカーになる。名古屋大学 大学院理学研究科の岩見 真吾 教授の研究グループは、オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)/愛媛大学の三浦 郁修 博士および米国陸軍感染症研究所(USAMRIID)のPhillip R. Pittman(フィリップ・R・ピットマン) 博士らとの国際共同研究により、エムポックス(クレードIa)感染者における皮膚病変の症状進行に顕著な個人差があることを明らかにしました。また、発症時の血中ウイルス...
キーワード:インテリジェンス/危機管理/数理科学/予測可能性/沿岸環境/パンデミック/血液/ウイルス/バイオマーカー/レジリエント/感染症/公衆衛生
他の関係分野:情報学複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
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経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択課題の決定について(2024年度第2回募集 ブレインテック)
JST(理事長 橋本 和仁)は、内閣府および文部科学省が定めた研究開発構想を受け、経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択研究開発課題を決定しました。K Programでは、中長期的に日本が国際社会において確固たる地位を確保し続ける上で不可欠な要素となる先端的な重要技術を育成するため、国が定めた研究開発ビジョンや研究開発構想に基づき、研究開発を実施します。JSTでは研究開発構想(個別研究型)に関してはプログラム・オフィサー(PO)が、研究開発ビジョンの達成と研究開発構想の実現に向けて、研究開発課題の実施を指揮・監督します。実施に当たっては、研究開発課題...
キーワード:電子メール/先端技術/ブレイン/気候変動/マネジメント/感染症/脳波
他の関係分野:複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
224
「横型トムソン効果」の観測に世界で初めて成功
~トムソン効果発見から170年 新原理により次世代熱マネジメント技術の創出へ~
NIMSは、名古屋大学・東京大学との共同研究により、金属や半導体に熱流、電流、磁場を互いに直交する方向に印加すると吸熱や発熱が発生する現象「横型トムソン効果」を観測することに世界で初めて成功しました。本研究により、熱・電気・磁気変換現象に関する物理および物質・材料科学のさらなる発展や、新たな熱マネジメント技術の創出が期待されます。本研究は、名古屋大学 大学院工学研究科 機械システム工学専攻の髙萩 敦 大学院生(兼 NIMS 研修生)が博士課程研究の一環として進めたものであり、NIMS 磁性・スピントロニクス材料研究センターの内田 健一 上席グループリーダー(兼 東京大学 大学院新領域...
キーワード:磁場/材料科学/マネジメント/システム工学/スピン/スピントロニクス/半導体
他の関係分野:工学
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発表日:2025年7月31日
225
面内ひずみを水で調節して2次元MOFの空間反転対称性を破る
設計が極めて難しい空間反転対称性の破れた2次元MOFを合成し、新しい強誘電イオン伝導体として機能することを見いだした。従来の強誘電体の約1000倍の分極値を達成した。水蒸気に応答した第二次高調波発生(SHG)の変換を達成した。九州大学 大学院理学研究院の大谷 亮 准教授、宋 衍慶 氏(2024年9月修士課程卒業)、時 雨新 氏、村上 優介 氏、平松 光太郎 教授、Le Ouay Benjamin(ルウェ・バンジャマン) 助教、大場 正昭 教授らは、九州大学 大学院総合理工学研究院の辻 雄太 准教授、近畿大学 理工学部の杉本 邦久 教授、株式会社リガク...
キーワード:再資源化/空間反転対称性の破れ/水分子/対称性/SPring-8/水蒸気/プロトン伝導/空間反転対称性/対称性の破れ/イオン伝導体/プロトン伝導体/SHG/高調波/分極反転/誘電体/社会貢献/誘電特性/イオン伝導/強誘電体/固体電解質/電池/燃料電池/ひずみ/電解質/機能性/プロトン
他の関係分野:環境学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
226
金属3Dプリンティング特有の「セル組織」が高強度の理由
金属3Dプリンティングにより作成した高強度の合金造形物について、マイクロメートルスケールの「結晶学的ラメラ構造」とナノメートルサイズの「セル組織」に着目し、造形物の強度に対するそれぞれの影響を定量的に抽出することに成功した。セル組織が極めて大きな強化をもたらす原因因子であることが明らかに。「結晶学的ラメラ構造」による強度上昇は数%程度であった一方で、「セル組織」では強度が40パーセント(1.4倍)上昇。レーザ粉末床溶融結合法で作製した合金造形物が非常に高強度を示す要因は、複数の特異構造が存在するため未解明であったが、セル組織は熱処理によって、ラメラ構造は特異なスキャンス...
キーワード:異方性/材料科学/3Dプリンティング/動的挙動/ナノスケール/ナノメートル/マイクロ/熱処理/機能制御/機能材料/機能性
他の関係分野:工学総合生物農学
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発表日:2025年7月31日
227
「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」2025年度一般公募プログラム「A・B・Cコース(第1回)およびDコース」の交流計画の採択について
JST(理事長 橋本 和仁)は国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)一般公募プログラムにおいて、2025年度 A・B・Cコース(第1回)およびDコースの公募により採択する交流計画を決定しました。A・B・Cコースには、2025年3月18日(火)から4月21日(月)までの公募期間に合計287件の申請がありました。また、昨年度より開始したDコースには、上記公募期間に合計29件の申請がありました。これらの申請について、国際青少年サイエンス交流事業選考委員会(委員長:渡邉 聡 東京大学 大学院工学系研究科 教授)による審議を経て、A・B・Cコース計70件、Dコース3件の採択...
キーワード:気候変動/感染症
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
228
大規模グラフニューラルネットワーク推論性能の飛躍的向上
~不規則なメモリーアクセスの解消により、計算速度と効率化を両立~
大規模なグラフニューラルネットワーク(GNN)推論における大幅な高速化を可能にするスケーラブルなAIアクセラレーターを実現。GNN推論中の不規則メモリーアクセスをほぼ完全に解決し、計算コストを大幅に削減可能。自動運転や広告推薦システムのようなリアルタイムかつ大規模なアプリケーションへの活用に期待。東京科学大学(Science Tokyo) 総合研究院 AIコンピューティング研究ユニットの藤木 大地 准教授とJiale Yan(ジャロ・ヤン) ポスドク研究員(当時)らの研究チームは、大規模なグラフデータを効率的に処理できる新しいAIアクセラレーター「B...
キーワード:アーキテクチャ/アクセラレータ/コンピューティング/自動運転/情報量/グラフニューラルネットワーク/ニューラルネットワーク/ネットワーク分析/計算機アーキテクチャ/人工知能(AI)/推薦システム/量子化/メモリ/カーボンニュートラル/カーボン/ニューラルネット/ICT
他の関係分野:情報学工学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
229
カーボンナノチューブと光の局所的な相互作用を可視化
~精密ナノ赤外顕微分光で見る励起子の超高速ダイナミクス~
カーボンナノチューブ(CNT)に光を照射すると発生する励起子は、CNTの光電特性を左右する重要な役割を担っているが、その空間的広がりは非常に小さく、寿命も極めて短いため、従来の計測技術では励起子の挙動を直接観測することは困難だった。フェムト秒赤外パルスを用いた超高速赤外近接場光顕微鏡を用いて、CNT内の励起子の局所的な超高速ダイナミクスを実空間で観測することに成功した。特に、CNT内部の微小な格子歪みや隣接するCNTとの相互作用といったナノスケールの局所環境が、励起子の生成と消滅に与える影響を解明した。励起子の局所的な超高速現象を理解することは、その制御技術の...
キーワード:ナノエレクトロニクス/パルス/フェムト秒パルス/時間分解/準粒子/超高速ダイナミクス/超高速現象/量子情報/量子情報処理/数値シミュレーション/キャリア/キャリア輸送/ナノデバイス/可視光/顕微分光/光デバイス/光吸収/時間分解測定/赤外光/電子デバイス/計測技術/カーボン/光学特性/CVD/カーボンナノチューブ/シミュレーション/ダイナミクス/ナノスケール/ナノメートル/ピコ秒/フェムト秒/近接場光/半導体/分解能/励起子/ナノチューブ/光学顕微鏡/近接場/緩和時間/SPECT/空間分解能/寿命/プローブ
他の関係分野:工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
230
経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択課題の決定について(2024年度第2回募集、第5回募集)
JST(理事長 橋本 和仁)は、内閣府および文部科学省が定めた研究開発構想を受け、経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択研究開発課題を決定しました。K Programでは、中長期的に日本が国際社会において確固たる地位を確保し続ける上で不可欠な要素となる先端的な重要技術を育成するため、国が定めた研究開発ビジョンや研究開発構想に基づき、研究開発を実施します。JSTでは研究開発構想(個別研究型)に関してはプログラム・オフィサー(PO)が、研究開発ビジョンの達成と研究開発構想の実現に向けて、研究開発課題の実施を指揮・監督します。実施に当たっては、研究開発課題...
キーワード:データ駆動/AI/人工知能(AI)/電子メール/気候変動/マネジメント/感染症
他の関係分野:情報学複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
231
ワイル反強磁性体による交換バイアスの室温制御に成功
~新奇な磁気秩序を活かした機能設計が導く、スピントロニクス技術の新展開~
特徴的な磁気秩序を持つ反強磁性体と強磁性体の接合界面で磁気結合を確認。従来必要とされた「磁場をかけながら冷却する操作」を行わず、室温・等温条件で交換バイアス効果を制御できることを実証。室温で動作する反強磁性体の新たな電子機能の開拓により、次世代スピントロニクスデバイスへの応用が期待される。東京大学 大学院理学系研究科の朝倉 海寛 大学院生、肥後 友也 特任准教授(研究当時)、中辻 知 教授らによる研究グループは、ワイル反強磁性体Mn3Snと強磁性体との接合界面において、磁気的な結合に由来した交換バイ...
キーワード:インターフェース/トポロジー/磁気秩序/磁気抵抗/反強磁性/反強磁性体/磁場/トポロジカル/トポロジカル物質/磁性体/接合界面/MRAM/メモリ/強磁性/半金属/量子エレクトロニクス/強磁性体/不揮発性メモリ/AFM/スピン/スピントロニクス/金属材料/耐久性/低消費電力
他の関係分野:情報学総合理工工学
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発表日:2025年7月31日
232
高速流体をリアルタイム制御するシステムを構築
~自動車や航空機、医療機器まで幅広い分野への応用に期待~
これまで不可能だった、高速流体のリアルタイムな計測と制御に成功。感度の高い観測点の最適な組み合わせを選択して計測する手法「疎点解析粒子画像流速計測法(スパースプロセッシングPIV)」とプラズマアクチュエーターを利用したシステムを構築。2000ヘルツで高速な空気の流れをリアルタイム画像計測して行った流体制御の成功は世界初。本技術を利用して、流体力学に限らずさまざまな分野でのリアルタイム観測とフィードバック制御への応用に期待。空気や水など流体の速度場(速度分布)の計測は、現象の理解やその制御のために重要です。特に流体の中でリアルタイムに何が生じ...
キーワード:アルゴリズム/機械学習/最適化/医療機器/低次元/粒子画像流速計/プロセッシング/アクチュエータ/センサー/フィードバック/フィードバック制御/プラズマアクチュエータ/モデル化/画像計測/航空機/自動車/流体制御/流体力/流体力学/粒子画像流速計測法(PIV)
他の関係分野:情報学複合領域工学
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発表日:2025年7月31日
233
強誘電体界面の電荷分布直接観察に成功
~強誘電体デバイスの理解と性能向上を加速~
強誘電体内部のドメイン界面の電荷状態はデバイス特性を支配する主要因と考えられてきたが、その電荷分布を観察することは極めて困難であった。最先端電子顕微鏡により、強誘電体ドメイン界面の電荷分布の直接観察に成功した。本成果は、積層セラミックコンデンサー(MLCC)などの強誘電体デバイスのより詳細な特性理解と性能向上につながると期待できる。JST 戦略的創造研究推進事業 ERATOにおいて、東京大学 大学院工学系研究科 附属 総合研究機構の関 岳人 講師、遠山 慧子 助教、髙本 昌弥 大学院生(現 株式会社村田製作所)、柴田 直哉 機構長・教授、幾原 雄一 ...
キーワード:モバイル/モノのインターネット(IoT)/産学連携/磁場/超原子/原子分解能/原子分解能電子顕微鏡/空間電荷/誘電体/強誘電体/電気伝導/微細構造解析/電気伝導性/ナノメートル/極低温/電子顕微鏡/電子顕微鏡法/微細構造/分解能/スマートフォン
他の関係分野:情報学複合領域化学工学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
234
非常に高速で多様な情報検索が可能に
~生成AIやECサイト検索結果向上から地震の波形探索への応用まで~
画像検索や文章検索において多様な検索を実現する新しい方式「LotusFilter」を開発しました。LotusFilterは非常に高速な方式(90万個のデータに対し0.02ミリ秒)であり、また世の中のさまざまな検索システムに簡単に組み込むことができます。ECサイトの検索結果の品質向上、生成AIへの情報読み込みの効率化、地震学における波形探索への応用といった、実社会での利用から他の学問分野における応用までに至る、さまざまな検索問題の品質を向上させる効果が期待されます。東京大学 大学院情報理工学系研究科の松井 勇佑 講師は、画像や文章の検索結果の多様性を向...
キーワード:画像検索/情報学/情報検索/人工知能(AI)/検索システム/地震学/ICT
他の関係分野:情報学複合領域医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
235
ツインビーム光源による新たな非線形ラマン分光法の開発
~低コスト・小型な高分解能ラマン計測装置へ~
京都大学 大学院工学研究科 衞藤 雄二郎 准教授(研究当時、現:京都大学 大学院理学研究科)、慶應義塾大学 医学部 塗谷 睦生 准教授、慶應義塾大学 理工学部生命情報学科 加納 英明 教授らの研究グループは、従来は複数の高価なフェムト秒の超短パルス光源が必要だったスペクトルフォーカシングによる非線形ラマン分光を、ナノ秒励起のツインビーム光源1台で実現することに成功しました。本成果は、実用化が進む量子光源技術を用いた新たな計測手法を提示し、低コストでコンパクト、かつ高性能な次世代の分子構造解析装置への応用展開が期待されます。本研究成果は、2025年6月6日(現地時間)に国際学術誌「Ph...
キーワード:情報学/パルス/時間分解/非線形/量子もつれ/量子計測/スペクトル/分子構造/生命情報/ラマン/超短パルス/光源技術/フェムト秒/分解能/SPECT/高分解能/ラマン分光/ラマン分光法
他の関係分野:情報学化学生物学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
236
光導波路多重型シリコン光行列演算回路を実証
~AIに向けた超並列光コンピューティングへの道を拓く~
シリコンチップ上で、これまでに利用されていなかった次元「光導波路多重」を用いて、光による行列-ベクトル乗算を実行する光プロセッサーを実現。シンプルなシステム構成でありながら、大規模集積が可能なチップ構造を実証。光導波路多重に加えて、従来の波長・モードの次元を組み合わせることで、AIに向けた超並列光行列演算回路の実現が期待される。東京大学 大学院工学系研究科 電気系工学専攻の竹中 充 教授、唐 睿 特任助教(研究当時)、トープラサートポン・カシディット 准教授、高木 信一 教授(研究当時)、および産業技術総合研究所 光電融合研究センター 光電子集積デバ...
キーワード:アーキテクチャ/アクセラレータ/スケーラビリティ/プロセッサ/コンピューティング/人工知能(AI)/光検出器/検出器/光回路/光導波路/導波路/シリコン/超並列
他の関係分野:情報学工学総合生物
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発表日:2025年7月31日
237
第4回羽ばたく女性研究者賞(マリア・スクウォドフスカ=キュリー賞) 受賞者の決定について
~国際的に活躍が期待される若手女性研究者を表彰~
JST(理事長 橋本 和仁)は、第4回羽ばたく女性研究者賞(マリア・スクウォドフスカ=キュリー賞)の受賞者を決定しました。<最優秀賞>藤代 有絵子(フジシロ ユカコ) 氏理化学研究所創発物性科学研究センター/同 開拓研究所極限量子固体物性理研ECL研究ユニット 理研ECL研究ユニットリーダー専門分野:物性物理学<奨励賞>...
キーワード:物性物理/量子固体/気候変動/固体物性/ダイバーシティ/神経科学/遺伝子/感染症/分子生物学
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
238
インド若手科学頭脳循環プログラム(LOTUSプログラム)における2025年度提案募集の開始について
JST(理事長 橋本 和仁)は、「国際青少年サイエンス交流事業」インド若手科学頭脳循環プログラムにおける提案募集を2025年6月5日(木)から開始します。近年、研究力が急激に成長し、優秀な若手人材の宝庫であるインドとの理工系分野の連携強化の必要性は急速に高まっています。一方、世界各国によるインドの理工系人材の獲得競争が激化する中、日印間の人材交流・協力は十分とは言えない状況にあります。この解決に向けて、本プログラムは、インドの大学などに在籍する大学院生・ポスドク研究者を日本の大学などに招へいし、日本-インドの大学間の共同研究などに基づき、双方の指導教員による共同指導を受けな...
キーワード:人工知能(AI)/気候変動/半導体/感染症
他の関係分野:情報学工学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
239
パターン形成:分割現象における「対称性の破れ」を実証
水の蒸発によって現れるパターン形成「界面分割現象」の新たな特徴を発見ポリマー分散液の蒸発界面が複数に分割するとき、「対称性の破れ」が現れることを実証生体組織など自然界に見られる非対称なパターン形成の理解に有用北陸先端科学技術大学院大学(学長・寺野 稔、石川県能美市)サスティナブルイノベーション研究領域のグエン・チキムロク 大学院生(博士後期課程)、桶葭 興資 准教授らは、ポリマーが水に分散した粘性流体から現れる散逸構造「界面分割現象」において、対称性の破れを実証しました。これまで、界面で起こる幾何学変形が、時間とともにどう進んでいくかは、不明な点が多...
キーワード:幾何学/対称性/パターン形成/対称性の破れ/粘性流体/ポリマー/境界条件/散逸構造/生体組織
他の関係分野:工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
240
機械学習が解き明かす新たな水素化反応メカニズム
~超高密度水素貯蔵材料開発への画期的突破口~
機械学習が迫る反応の謎:機械学習を駆使したシミュレーションにより、加圧時に材料表面が一時的に液状化し、水素を効率的に取り込む全く新しい反応メカニズムを発見。画期的成果:このシミュレーションにより、従来と比べ飛躍的に水素貯蔵能力を高めた「スーパーハイドライド」の合成過程を理論的に解明することに成功。未来技術への扉:スーパーハイドライドは、水素社会実現の鍵となる高効率水素貯蔵材料や次世代超伝導材料開発に革命をもたらす可能性を秘めています。東京大学 大学院工学系研究科の佐藤 龍平 助教と、東北大学 材料科学高等研究所(WPI-AIMR) 所長・折茂 慎一 ...
キーワード:スーパーコンピュータ/機械学習/分子動力学シミュレーション/超伝導/水素化反応/反応機構/材料科学/超伝導材料/液状化/水素化物/シミュレーション/金属材料/水素化/第一原理/第一原理計算/動力学/分子動力学/カルシウム
他の関係分野:情報学化学工学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
241
もつれ合うプラズマの渦と流れを『情報』で読み解く
~量子情報理論にヒントを得た乱流構造の解析手法~
私たちの身の回りから宇宙に至るまで、流れや渦が複雑にもつれ合う「乱流」は、自然界のさまざまな現象に関わっています。中でも超高温の核融合プラズマでは、密度や温度、磁場のような複数の物理量の揺らぎが入り混じって連動し、非常に複雑な乱流が発生します。自然科学研究機構 核融合科学研究所の彌冨 豪 特任研究員(論文投稿時は総合研究大学院大学 大学院生)、駒澤大学の仲田 資季 准教授(兼、理化学研究所 数理創造研究センター 数理基礎部門 客員研究員)の研究チームは、量子力学の理論で活用される情報量(情報エントロピー)やその数学的記述法に着想を得て、「情報量の視点」で乱流の状態遷移や相互作用を読み...
キーワード:情報量/オープンアクセス/情報理論/社会システム/海洋/核融合/核融合プラズマ/輸送現象/揺らぎ/量子情報/エントロピー/磁場/構造形成/情報エントロピー/秩序構造/センシング/乱流構造/量子情報理論/量子力学
他の関係分野:情報学複合領域環境学化学工学
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発表日:2025年7月31日
242
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)株式会社Logomixへの開発支援の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)の2024年度募集において、株式会社Logomix(本社:東京都中央区、代表取締役:石倉 大樹(CEO)、相澤 康則(CSO))に対する開発支援を決定しました。本事業は、大学等の研究成果(技術シーズ)の社会実装を目指すスタートアップ等を対象に、革新的な製品・サービス創出に向けた実用化開発を開発費の貸し付け(無利子)により支援するものです。株式会社Logomixは、東京科学大学の研究成果である大規模なゲノム構築を可能にする技術を活用し、パートナー企業のニーズに合わせた合成生物学的ソ...
キーワード:スループット/開発環境/気候変動/技術移転/長鎖DNA/ハイスループット/合成生物学/ゲノム/感染症
他の関係分野:情報学複合領域工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
243
経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択課題の決定について(2024年度第1回募集)
JST(理事長 橋本 和仁)は、内閣府および文部科学省が定めた研究開発構想を受け、経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択研究開発課題を決定しました。K Programでは、中長期的に日本が国際社会において確固たる地位を確保し続ける上で不可欠な要素となる先端的な重要技術を育成するため、国が定めた研究開発ビジョンや研究開発構想に基づき、研究開発を実施します。JSTでは研究開発構想(プロジェクト型)に関してはプログラム・ディレクター(PD)が、研究開発ビジョンの達成と研究開発構想の実現に向けて、研究開発課題の実施を指揮・監督します。実施に当たっては、研究開...
キーワード:電子メール/環境変動/気候変動/マネジメント/感染症
他の関係分野:複合領域環境学工学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
244
第50回井上春成(いのうえはるしげ)賞受賞者決定について
井上春成賞委員会(委員長 橋本 和仁)は、第50回井上春成賞の受賞者を決定しました。「井上春成賞」は、科学技術振興機構の前身の1つである新技術開発事業団の初代理事長であり、工業技術庁初代長官でもあった井上 春成 氏が日本の科学技術の発展に寄与した功績に鑑み、新技術開発事業団の創立15周年を記念して創設された賞です。本賞は、大学や研究機関などの独創的な研究成果を基にして企業が開発、実用化した技術のうち、日本の科学技術の進展や経済の発展に寄与し、福祉の向上に貢献した、優れた研究開発(技術)を表彰するものです。1976年に第1回の表彰を行い、今回で50回目の節目を迎えます。...
キーワード:気候変動/感染症
他の関係分野:医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
245
プロメテ古細菌から高感度な光駆動水素イオンポンプを発見
~真核生物の出現に関わる古細菌による新たな光利用~
真核生物の祖先に最も近縁なプロメテ古細菌の一種であるヘイムダル古細菌から、カロテノイド色素を光捕集アンテナとして利用する、極めて高感度な光駆動水素イオンポンプたんぱく質「ヘイムダルロドプシン」を発見しました。ヘイムダル古細菌がヘイムダルロドプシンを用いて、高効率に太陽光のエネルギーを化学エネルギーに変換していることが示され、真核生物の出現へとつながるヘイムダル古細菌の生態の全く新しい一面が明らかとなりました。ヘイムダルロドプシンはルテインなどヒトにも豊富に存在するカロテノイド色素を利用することから、高感度で革新的な視覚再生医療や神経疾患の光治療法への応用が期待されます。...
キーワード:アンテナ/インターフェース/データ駆動/人工知能(AI)/先端技術/デザイン学/放射光/太陽/時空間制御/X線結晶構造解析/結晶構造解析/太陽光/分光計測/マルチスケール/レーザー/光計測/たんぱく/人工細胞/X線結晶構造/古細菌/結晶構造/タンパク質工学/カロテノイド/微生物/光遺伝学/光操作/ラット/ロドプシン/再生医療/生体分子/創薬/ICT/遺伝学/細菌/神経疾患
他の関係分野:情報学複合領域化学生物学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
246
「次世代科学技術チャレンジプログラム」2025年度採択機関の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、「次世代科学技術チャレンジプログラム(STELLAプログラム)」における2025年度採択機関を決定しました。次世代科学技術チャレンジプログラムは、グローバルサイエンスキャンパス(主に高校生が対象、2014年度開始)とジュニアドクター育成塾(小中学生が対象、2017年度開始)を発展的に統合し、2023年度より新たに開始した事業です。本事業では、科学技術・イノベーションをけん引する次世代の傑出した人材を育成するため、初等中等教育段階(小学校高学年~高校生)において理数系に優れた意欲・能力を持つ児童生徒を対象に、その能力などのさらなる伸長を図ることを目的とし...
キーワード:STEAM教育/アントレプレナーシップ/気候変動/感染症
他の関係分野:複合領域医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
247
ぐるぐる回る分子の“向き”と“形”を制御した電気応答を実現
~従来より高密度に情報記憶できる素子への応用に期待~
固体と液体の中間の性質を持つ「柔粘性結晶」が、分子の向きと形の変化によるニ段階で電気応答することを発見しました。分子がランダムに回転すると考えられてきた柔粘性結晶で、協同的かつ二段階の電気応答を見いだした初めての例であり、従来の強誘電体とは異なる新しいタイプの機能性材料と考えられます。この現象を利用すると、従来の「0」「1」だけでなく、複数の情報(例えば「0」「1」「2」「3」)を記憶できる「多値メモリー」という次世代技術や、新しいタイプのセンサー・スイッチ開発への貢献が期待されます。私たちの暮らしを支えるスマートフォンやコンピューターの性能向上には...
キーワード:クロスオーバー/物質科学/ナノマテリアル/ACT/メモリ/誘電体/強誘電体/センサー/機能性材料/機能性/スマートフォン
他の関係分野:化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
248
研究倫理映像教材「倫理の空白Ⅳ研究活動のグレーゾーン2」のオンライン公開について
JST(理事長 橋本 和仁)は、研究倫理映像教材「倫理の空白Ⅳ 研究活動のグレーゾーン2」を制作し、JSTのウェブサイトに公開しました。JSTは、研究資金の配分機関として、公正な研究活動の推進の一環である、研究倫理教育の実施の支援を行っています。研究機関における研究倫理教育の推進が図られるよう、国内の研究倫理教育で広く活用されているeラーニングやテキストの知識習得型教材と相互に補完できる教材として、映像を活用したドラマ形式で、具体的な場面を想定して議論をしながら主体的に学習できる双方向型の教材「倫理の空白」シリーズを制作しています。1作目は、准教授と学生の異なる視点から描く「理工学研...
キーワード:データ管理/グループワーク/ワークショップ/eラーニング/映像教材/気候変動/データ解析/マネジメント/コンプライアンス/感染症/研究倫理
他の関係分野:情報学複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
249
欲しい物質を自動的・自律的に合成する
~デジタル技術と自動化・自律化で切り拓く化学・材料研究の新時代~
指定した薄膜物質を自動的・自律的に合成するシステムを構築した。X線回折パターンを自動解析して、ピーク強度比を最大化するよう自律的に薄膜合成条件を最適化する。機械学習とロボットを用いた自動・自律実験システムが、研究者の繰り返し作業を代替することにより、研究開発の加速が期待される。東京大学 大学院理学系研究科 化学専攻の一杉 太郎 教授(東京科学大学 特任教授 兼任)、小林 成 助教、清水 亮太 准教授(研究当時 現:分子科学研究所 教授)らは、東京科学大学 物質理工学院 応用化学系の西尾 和記 特任准教授、相場 諒 特任助教(現:(株)リガク所属)、日...
キーワード:機械学習/最適化/創造性/産学連携/物性物理/X線回折/電池/ロボット/自動化/自動車/結晶構造/スギ
他の関係分野:情報学複合領域工学農学
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発表日:2025年7月31日
250
鉄系超伝導体を用いて強磁場下で超伝導ダイオード効果を観測
~ボルテックスに由来する整流効果の仕組みを解明~
超伝導状態を比較的維持しやすい鉄系超伝導体であるセレン化・テルル化鉄を用いることで、強い磁場の中において、超伝導ダイオード効果(超伝導状態と常伝導状態が電流の向きで切り替わる現象)の観測に成功これにより、ダイオード特性の磁場・温度依存性を広い範囲で調べることが可能となり、本物質における超伝導ダイオード効果の物理的起源を解明超伝導体の基礎物性の理解につながるだけでなく、磁場や温度揺らぎに強い超伝導素子開発への展開に期待大阪大学 大学院理学研究科の小林 友祐さん(当時 博士前期課程2年)、塩貝 純一 准教授、松野 丈夫 教授、東北大学 金属材料研究所の野...
キーワード:セレン/スピン軌道相互作用/強磁場/超伝導体/鉄系超伝導/鉄系超伝導体/揺らぎ/量子化/磁場/超伝導/温度依存性/スピン/金属材料
他の関係分野:環境学工学
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発表日:2025年7月31日
251
出資型新事業創出支援プログラム(SUCCESS)における株式会社アークスへの出資実行について
JST(理事長 橋本 和仁)は、出資型新事業創出支援プログラム(SUCCESS)において、株式会社アークス(本社:東京都渋谷区、代表取締役 棚瀬 将康、以下「アークス」という)への出資を実行しました。アークスは、東京科学大学の研究成果を活用し、生殖補助医療領域におけるロボットおよびAI技術を活用した製品開発に取り組むスタートアップです。生殖補助医療とは、胚培養士と呼ばれる専門職が顕微授精(ICSI)などの高度な技術を用いて、卵子と精子を受精させるという不妊治療のことであり、日本では約10人に1人が生殖補助医療によって誕生しています(2022年時点)。2022年4月から保険適...
キーワード:人工知能(AI)/気候変動/生殖/生殖補助医療/技術移転/ロボット/自動化/受精/卵子/精子/感染症/生体材料
他の関係分野:情報学生物学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
252
細菌のゲノム構造進化を実験室で観測
~トランスポゾンに駆動された進化を加速する新手法を開発~
高活性なトランスポゾンを大腸菌ゲノムに導入することで構造変異の頻度を高め、ゲノム構造の進化を加速させることに成功しました。従来、数十年かけて観測されてきたゲノム構造の進化と同等の進化をわずか10週間で再現した上、新たなトランスポゾンの出現する過程まで観測できました。本技術のさらなる発展を通じて、共生細菌や病原性細菌が出現する進化過程の理解が進むほか、産業上重要な細菌の改良の高速化に貢献すると期待されます。東京大学 大学院総合文化研究科の金井 雄樹 特任助教(研究当時:東京大学 大学院理学系研究科 大学院生)と大学院理学系研究科の津留 三良 特任助教と...
キーワード:普遍性/トランスポゾン/発酵/ゲノム構造/変異体/共生細菌/病原性/微生物/大腸/点変異/大腸菌/ICT/ゲノム/細菌
他の関係分野:総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
253
シリコンとアルミニウムでプラチナ超えるスピントロニクス材料を開発
~レアメタルに依存しない次世代メモリーへの応用に期待~
レアメタル不要で高性能:シリコンとアルミニウムという身近な素材で、プラチナを超える磁気制御性能を実現原子レベルの精密制御がカギ:原子数個分の厚みで素材の構成比を調整することで、性能を最大化次世代メモリーへ直結:低電力・高耐久な次世代メモリー素子などへの応用が期待され、省エネルギー社会の実現に貢献福岡大学の洞口 泰輔 助教(研究当時、慶應義塾大学 理工学部 特任助教)と慶應義塾大学 理工学部の能崎 幸雄 教授、物質・材料研究機構(NIMS)の介川 裕章 グループリーダー、中国科学院大学 カブリ理論科学研究所の松尾 衛 准教授らによる研究グループは、日常...
キーワード:準粒子/スピントルク/スピンデバイス/スピン流/メモリ/省エネ/アルミニウム/シリコン/スピン/スピントロニクス/トルク/ナノスケール/ナノメートル/ナノ構造/レアメタル/環境負荷/構造制御/省エネルギー/結晶構造/キメラ
他の関係分野:総合理工工学農学
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発表日:2025年7月31日
254
レドックス刺激により多様な分子骨格の構築を実現
~機能性分子を構築する新規アプローチとして科学技術分野での応用性にも期待~
芳香族(π電子系)化合物は様々な応用が期待され、多様性の獲得は次世代材料開発につながる。レドックス刺激を用いた本手法は、分子構造と物性の多様化を実現する新たな戦略になる。およそ一世紀にわたって単離例のなかった分子骨格の構築及び物性解明にも成功。北海道大学 大学院理学研究院の石垣 侑祐 准教授、および同大学 大学院総合化学院 博士後期課程(研究当時)の張本 尚 氏(現在:分子科学研究所 助教)らの研究グループは、レドックス反応を巧みに利用することで、従来のアプローチでは到達困難であった分子骨格を含む、複数の分子構造を作り分ける戦略を考案し、その有効性を...
キーワード:近赤外/π電子/分子構造/芳香環/芳香族/機能性分子/機能材料/機能性/レドックス/カチオン
他の関係分野:化学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
255
正十二面体リンクの球殻分子構造の構築に成功
~ウイルスキャプシド状分子の化学合成に期待~
短いペプチドと金属イオンを溶液中で自己組織化させ、60回の絡まり交点数を持つ球殻分子構造を構築自己組織化現象に働く「絡まり」と「多面体」の両幾何学に基づいた構造予測と分子合成を実現人工ウイルスキャプシドや新たな機能性ペプチドの開発につながる可能性東京科学大学(Science Tokyo)総合研究院 化学生命科学研究所の澤田 知久 准教授と東京大学の藤田 誠 卓越教授(兼 分子科学研究所 卓越教授)、お茶の水女子大学の下川 航也 教授らの研究チームは、ペプチドを金属イオンと自己組織化させることによって、正十二面体リンクの幾何構造を持つ球殻分子構造の構築...
キーワード:オープンアクセス/多面体/幾何学/幾何構造/分子構造/自己組織/X線結晶構造解析/結晶構造解析/ナノメートル/金属イオン/構造予測/X線結晶構造/機能性/結晶構造/ダイバーシティ/組織化/ウイルス
他の関係分野:情報学化学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
256
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)株式会社エキュメノポリスへの開発支援の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)の2024年度募集において、株式会社エキュメノポリス(本社:東京都新宿区、代表取締役:松山 洋一)に対する開発支援を決定しました。本事業は、大学等の研究成果(技術シーズ)の社会実装を目指すスタートアップ等を対象に、革新的な製品・サービス創出に向けた実用化開発を開発費の貸し付け(無利子)により支援するものです。株式会社エキュメノポリスは、早稲田大学の研究成果を用いて、会話AIエージェントを活用した言語教育のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています。本事業の支援では、...
キーワード:エージェント/人工知能(AI)/学習支援/気候変動/技術移転/ラット/感染症
他の関係分野:情報学複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
257
「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」令和7年度採択機関の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」における令和7年度採択機関を決定しました。第6期科学技術・イノベーション基本計画では、研究のダイバーシティーの確保やジェンダード・イノベーション創出に向け、中高生、保護者、教員などに対し理工系の魅力を伝える活動において、女性研究者のキャリアパスやロールモデルの提示を推進し、女性の理工系への進学を促進するため、さらなる拡充を図ることとしています。また、第5次男女共同参画基本計画は、女子中高生、保護者、教員などの科学技術系の進路への興味・関心や理解を全国的に向上させるための取り組みを推進し、次代を担う女性の科学技術...
キーワード:気候変動/キャリア/ダイバーシティ/進路選択/男女共同参画/感染症
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発表日:2025年7月31日
258
雲を構成する水と氷の比率が北極温暖化に影響するメカニズムを解明
~温暖化予測・異常気象予測の高精度化に期待~
北極域は、世界で最も温暖化が速く進行している地域です。数値気候モデルは北極の温暖化を観測よりも過小評価する系統誤差が知られていますが、その原因は未解明でした。世界各国で開発されている30の気候モデルの解析により、雲粒と氷晶の割合が放射特性に影響することで北極温暖化の度合いを左右する、新しいフィードバック機構を解明しました。中緯度の気象現象にも密接に関わる北極気候を雲の素過程からひもといたことで、温暖化予測の高精度化に加え、異常気象の将来変化の理解にも貢献することが期待されます。全球平均の温暖化のペースと比較して、北極域は3〜4倍の速さで温暖化が進行し...
キーワード:極域/異常気象/温室効果/気候モデル/気候変動/内部構造/衛星/衛星観測/太陽/シミュレーション/フィードバック/相変化/温暖化
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発表日:2025年7月31日
259
バルクでは磁石に付かない物質を原子層厚の薄膜で磁石に変換
~次世代スピントロニクスへの応用に期待~
物質の中には、原子数個レベルの厚みの薄膜にすると、十分な厚みを持つ通常の状態(バルク状態)とは全く異なる性質を示すものがありますが、磁石にくっつかない物質を薄膜にしても磁石にくっつくように変化することはないと理論的に予想されていました。しかし例外があることも予想されており、三セレン化二クロム(Cr2Se3)という物質で薄膜を作ったところ、磁石にくっつくように変わることを発見しました。高輝度放射光から発生するX線で調べると、薄膜を作るときの「台」に当たるシート状炭素グラフェンから...
キーワード:セレン/高エネルギー/磁気秩序/反強磁性/反強磁性体/加速器/放射光/放射光X線/2次元物質/トポロジカル/原子層/磁性体/材料科学/クロム/2次元材料/強磁性/省エネ/エピタキシー/強磁性体/電子状態/グラフェン/スピン/スピントロニクス/マイクロ/省エネルギー
他の関係分野:環境学総合理工工学
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発表日:2025年7月31日
260
共線反強磁性異常金属におけるゼロ磁場異常ホール効果の発見
~機能性反強磁性体の開発へ新たな指針~
層間に磁性元素を挿入した遷移金属ダイカルコゲナイド(TMD)V1/3NbS2において、磁化のない共線反強磁性と非フェルミ液体状態の中で異常ホール効果が生じることを発見しました。(電荷を運ぶ準粒子が定義できない)非フェルミ液体状態の中で巨大異常ホール効果が発見されたのは初めてのことであり、従来のベリー曲率の枠組みを超えた理解が必要です。本研究で発見された物質は、新たな機能性反強磁性体であり、電子のスピンを使った情報処理・通信デバイスにつながることが期待されます。また本研...
キーワード:インターフェース/トポロジー/フェルミ液体/異常ホール効果/準粒子/電子相関/反強磁性/反強磁性体/非フェルミ液体/ホール効果/磁場/カルコゲナイド/トポロジカル/トポロジカル物質/強相関/磁性体/遷移金属/強磁性/遷移金属ダイカルコゲナイド/量子エレクトロニクス/省エネ/強磁性体/電子構造/スピン/スピントロニクス/機能性
他の関係分野:情報学総合理工工学農学
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発表日:2025年7月31日
261
地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)における令和7年度新規採択研究課題の決定
~「科学技術外交」の強化に向けた政府開発援助(ODA)との連携による国際共同研究~
JST(理事長 橋本 和仁)は、国際科学技術共同研究推進事業 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS:Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development、サトレップス)における令和7年度新規採択研究課題を条件付きにて決定しました。SATREPSは、科学技術と外交を連携し、相互に発展させる「科学技術外交」の強化の一環として、文部科学省、外務省の支援の下、JST、日本医療研究開発機構(AMED)および国際協力機構(JICA)が連携して実施するプログラムです。開発途上国のニーズを...
キーワード:気候変動/カーボンニュートラル/持続可能/持続可能な開発/カーボン/開発途上国/防災・減災/生物資源/感染症
他の関係分野:工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
262
2次元共役高分子を巻き上げる
~世界最高レベルのプロトン伝導性を示すチューブ状COFの合成に成功~
京都大学 大学院工学研究科 分子工学専攻 Li Zhuowei(リ・ツオウェイ) 氏(博士課程3年)・Paitandi Rajendra(パイタンジ・ラジェンドラ) 氏(日本学術振興会 研究員)・筒井 祐介 助教・松田 若菜 氏(博士研究員)・信岡 正樹 氏(博士課程3年)・Chen Bin(チェン・ビン) 氏(博士課程3年)・鈴木 克明 助教・梶 弘典 教授・Samrat Ghosh(サムラット・ゴッシュ) 氏(日本学術振興会 研究員)・田中 隆行 准教授・須田 理行 准教授・関 修平 教授は、同研究科 物質エネルギー化学専攻・Zhu Tong(ヂウ・トン) 准教授・陰山 洋 教授、名古屋大...
キーワード:グラファイト/トポロジー/陽電子/固体物性/スペクトル/ピレン/プロトン伝導/高分子/高分子化学/共役高分子/エキシトン/カーボン/インピーダンス/カーボンナノチューブ/グラフェン/黒鉛/超音波/電気化学/ナノチューブ/プロトン/ラット
他の関係分野:化学総合理工工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
263
キラリティと超伝導の協奏が生む巨大な超伝導整流
~らせん構造が作るスピン三重項クーパー対~
キラルな構造を持つ有機超伝導体において、超伝導電流の巨大な整流現象を検出することに成功した。検知された巨大整流効果の起源は、キラリティが持つ非自明なスピン-電流結合と、キラリティが誘導するスピン三重項クーパー対にあることを突き止めた。キラリティと超伝導を組み合わせるという視点で、新規超伝導デバイスの設計指針を与える可能性が期待される。近年、らせん状の構造を持つキラル分子中を電子が通過すると、通過した電子に巨大なスピン偏極が誘導される、との報告が相次いでいます。この現象は、「キラリティ誘起スピン選択性(Chirality-Induced Spin Se...
キーワード:スピン軌道相互作用/スピン偏極/対称性/超伝導体/有機超伝導体/超伝導/キラル/らせん構造/選択性/スピン/有機物/分子システム/機能性
他の関係分野:化学工学総合生物農学
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発表日:2025年7月31日
264
反強磁性準結晶の存在を初めて明らかに
~周期を持たない長距離反強磁性秩序を発見~
これまで、長距離反強磁性秩序を持つ準結晶の存在自体が疑問視されており、長年解明されていない謎となっていました。本研究では、正二十面体準結晶Au56In28.5Eu15.5が反強磁性を示すことを実証しました。本研究成果は、準周期的磁気秩序の本質的な特性を明らかにするだけでなく、その特異な磁気応答を利用した、スピントロニクス分野における革新的な応用研究への波及が期待されます。東京理科大学 先進工学部 ...
キーワード:メタ磁性/磁化測定/磁気秩序/反強磁性/物質科学/物性物理/周期性/中性子/中性子回折/X線解析/強磁性/準結晶/スピン/スピントロニクス
他の関係分野:化学工学
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発表日:2025年7月31日
265
有機半導体における電子相関の発達を初めて観測
~電子相関発現のメカニズム解明と量子エレクトロニクスの発展に貢献~
有機半導体に高密度に電荷を注入していくと、絶縁体から金属に転移し、さらに電子相関効果が発達していく様子を初めて観測しました。これまで電子相関の影響は導体(銅酸化物や有機導体など)を中心に調べられてきましたが、今回、有機半導体でも電荷注入によって電子相関効果が発現することを見いだしました。現代物理学の中心的課題であり続ける電子相関発現のメカニズム解明に大きく貢献し、量子エレクトロニクス応用にも役立つことが期待されます。東京大学 大学院新領域創成科学研究科の竹谷 純一 教授、筑波大学 数理物質系の石井 宏幸 教授、東京科学大学 物質理工学院の岡本 敏宏 ...
キーワード:準粒子/電子相関/銅酸化物/二次元結晶/物性物理/閉じ込め/超伝導/有機半導体/有機導体/キャリア/高温超伝導/絶縁体/量子エレクトロニクス/量子デバイス/ドーピング/単結晶/酸化物/半導体
他の関係分野:化学総合理工工学
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発表日:2025年7月31日
266
半導体デバイスの動作中に内部構造の可視化に成功
~半導体を評価する新しい手法の提案~
半導体デバイスの中心的な役割を担うp型とn型半導体を接合したpn接合界面が発見されて以来約70年間、pn接合界面が直接観察されることはなかった。福本氏が開発した半導体中の伝導電子が可視化できる装置を発展させることで、pn接合界面に形成される電子が空乏化した領域の実空間およびエネルギー空間観測に成功した。この手法は、画像を用いた半導体デバイスの評価を可能にし、あらゆる半導体デバイスに適用できることから、半導体産業の発展に貢献することが期待される。高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所に設置されているフェムト秒パルスレーザーを光源とする光電子顕...
キーワード:パルス/フェムト秒パルス/高エネルギー/加速器/内部構造/太陽/光電子顕微鏡/接合界面/トランジスタ/半導体デバイス/半導体産業/太陽電池/電池/フェムト秒/レーザー/電子顕微鏡/半導体
他の関係分野:総合理工工学
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発表日:2025年7月31日
267
社会技術研究開発事業における令和7年度新規研究開発領域「ケアが根づく社会システム」の設置および募集開始について
JST(理事長 橋本 和仁)は、社会技術研究開発センター(RISTEX)が推進する社会技術研究開発事業において、ケアが根づく社会システム研究開発領域を新規に設定し、その領域総括を東京都立大学 西村 ユミ 教授に決定しました。本領域の設置期間は令和7年度から令和13年度までとします。<新規研究開発領域について>令和7年には団塊の世代が全て75歳以上の後期高齢者になり、その数は全人口の約18パーセントに上ります。また、2030年代には若年人口の急減が見込まれており、日本においては人口減少・少子高齢化が加速しています。これらによる社会問題に対して、RISTEX...
キーワード:高齢化社会/社会システム/相互依存/気候変動/人口減少/マネジメント/少子高齢化/コミュニティ/育児/感染症/高齢化/高齢者
他の関係分野:複合領域工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
268
戦略的創造研究推進事業における2025年度新規研究領域と研究総括の決定および研究提案の募集について
JST(理事長 橋本 和仁)は、文部科学省が設定した2025年度戦略目標を受け、戦略的創造研究推進事業「CREST」「さきがけ」および「ACT-X」において、新たに10の研究領域を設定し、その研究総括を決定しました。この10研究領域を対象として、2025年度の研究提案募集を2025年4月8日(火)から開始します。本事業は、社会・経済の変革をもたらす科学技術イノベーションを生み出す、新たな科学知識に基づく革新的技術のシーズを創出することを目的とした基礎研究を推進します。国(文部科学省)が戦略目標を設定し、その下に推進すべき研究領域と研究領域の責任者である研究総括(プログラムオフィサー)...
キーワード:電子メール/気候変動/細胞動態/機能性材料/機能性/生体組織/ゆらぎ/異分野融合/感染症
他の関係分野:複合領域生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
269
記憶の正体を解き明かす記憶関連たんぱく質が“集合する”シミュレーションに成功
記憶を導くたんぱく質のふるまいをシミュレーションし、世界で初めて記憶関連たんぱく質の液-液相分離の再現に成功しました。液-液相分離のうち、記憶に直結する相分離と考えられる2相分離の再現にも成功しました。2相分離には、記憶関連たんぱく質CaMKIIの形が影響を与えていました。藤田医科大学 医学部 医用データ科学の浦久保 秀俊 准教授、Vikas Pandey(ビカス・パンディ) 研究員、京都大学 大学院医学研究科の林 康紀 教授、細川 智永 准教授の研究グループは、人が記憶するときに脳内で起こるたんぱく質の集合をコンピューターシミュレーションすることに...
キーワード:相分離/シミュレーション/ダイナミクス/たんぱく/CaMKII/シナプス/統合失調症/神経疾患
他の関係分野:工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
270
室温に近い温度でスルフィドからスルホンを選択的に合成
~高性能な六方晶ペロブスカイト酸化物ナノ粒子触媒を開発~
酸素分子のみを酸化剤として使用し、室温に近い温和な条件でスルフィド酸化を実現。スルフィドからスルホンへの酸化が99パーセント以上の選択性で進行。多元素の組み合わせによる協奏効果を活用し、触媒の貴金属量を大幅に削減。東京科学大学(Science Tokyo) 総合研究院 フロンティア材料研究所の鎌田 慶吾 教授と和知 慶樹 特任助教、東北大学 金属材料研究所の熊谷 悠 教授らの研究チームは、マンガン(Mn)、ストロンチウム(Sr)、ルテニウム(Ru)を組み合わせたペロブスカイト酸化物が、酸素分子(O2...
キーワード:産学連携/ストロンチウム/スルフィド/マンガン/貴金属/固体触媒/酸素分子/ペロブスカイト/ペロブスカイト酸化物/選択性/ナノ粒子/金属材料/酸化物/第一原理/第一原理計算/結晶構造/ルテニウム
他の関係分野:複合領域化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
271
対称性の異なる半導体分子による超分子層配列の自己形成を発見
~溶媒不要な有機半導体の高均質塗布製膜が可能に~
対称性が異なる2種の分子の混合により、超分子層構造が形成されることを発見。2種分子のペアの形成と層状液晶化が構造形成を安定化。有機溶媒を必要としないグリーンな半導体デバイス製造技術の確立に期待。東京大学 大学院工学系研究科 物理工学専攻の二階堂 圭 助教、井上 悟 助教(研究当時、現所属:山形大学 有機エレクトロニクスイノベーションセンター 研究専任准教授)と長谷川 達生 教授らの研究グループは、アルキル基により対称/非対称に置換した2種の有機半導体分子の混合体を加熱し溶融すると、冷却の過程で液晶相を介して、2種の分子がペアを形成する高秩序化が促され...
キーワード:ソフトマター/対称性/π電子/構造形成/自己組織/液晶/有機エレクトロニクス/有機半導体/自己形成/半導体デバイス/環境負荷/半導体/層構造/組織化/超分子
他の関係分野:化学工学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
272
複雑な脂肪酸構造を解析する新技術を開発
~脂肪酸代謝の多様性を捉えるリピドミクス~
東京農工大学 大学院工学府の栗崎 優斗 大学院生と同大学 大学院工学研究院 生命機能科学部門の津川 裕司 教授らの共同研究グループは、生理活性脂質の1種である「脂肪酸ヒドロキシル化脂肪酸(FAHFA)」の脂肪酸側鎖・水酸基位置・二重結合位置を網羅的に決定できる新しい構造リピドミクス手法を開発しました。本手法は、液体クロマトグラフィー―タンデム型質量分析(LC-MS/MS)における生体試料の前処理や、部分構造情報を得るための方法の1つである電子誘起解離法(EAD)およびインフォマティクスの技術開発および最適化によって実現しました。また、本手法を用いて、腸内細菌叢(そう)および宿主側で産生されると...
キーワード:最適化/がん研究/スペクトル/質量分析/インフォマティクス/統合オミクス/オミクス/LC-MS/MS/クロマトグラフィー/リピドミクス/脂肪酸/生理活性/生理活性脂質/代謝物/脳機能/加齢/感染症/細菌/細菌叢/脂質/脂質代謝/腸内細菌/腸内細菌叢
他の関係分野:情報学複合領域総合理工総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
273
20種類の翻訳因子の持続的な再生産を達成
~自律的に増殖し続ける人工細胞の構築に期待~
生命の根幹的な特徴である自己複製の能力を人工的に再現することは、生命の理解と新しい応用につながる。本研究では、たんぱく質合成に必須な20種類のアミノアシルtRNA合成酵素(aaRS)を、試験管内で持続的に再生産することに成功した。この成果は自己複製可能な人工細胞の実現に向けた重要な一歩であり、将来的には生物に頼らない効率的で制御性の高い物質生産システムの開発につながる。東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻の萩野 勝己 大学院生、市橋 伯一 教授(兼:同研究科 附属先進科学研究機構/同大学 生物普遍性連携研究機構)、理化学研究所 生...
キーワード:最適化/普遍性/tRNA/生産システム/たんぱく/物質生産/人工細胞/分子システム/再生産/アミノアシルtRNA/自己複製/医薬品開発/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:情報学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
274
ライフサイエンスデータベース統合推進事業(統合化推進プログラム)における2025年度新規研究開発課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、ライフサイエンスデータベース統合推進事業(統合化推進プログラム)において、3件の新規研究開発課題を決定しました。本プログラムは、ライフサイエンスに関わる国内外のデータを統合的に扱うためのデータベース開発を支援します。研究開発を通じて公共データ利活用のための情報環境整備を行うとともに、利用者の知識発見や課題解決への寄与および国際的なオープンサイエンスへの貢献を目指しています。今回の募集では、前回に引き続き、将来性を重視した独自性の高い構想を持つ統合データベースの発掘・育成を目的として、試行的開発を含む萌芽的なデータベースの研究開発提案を対象とし...
キーワード:知識発見/オープンサイエンス/情報基盤/気候変動/感染症
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発表日:2025年7月31日
275
「大学発ベンチャー表彰2025」応募受付開始について
JST(理事長 橋本 和仁)とNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構 理事長 斎藤 保)は、大学等における研究開発成果を用いた起業および起業後の挑戦的な取り組みや、さらには企業からベンチャーへの支援および協力をより一層促進することを目的とする表彰イベント「大学発ベンチャー表彰2025」の応募受付を開始しました。「大学発ベンチャー表彰2025」では、大学等の成果を活用して起業した大学発ベンチャーのうち、今後の活躍が期待される優れた大学発ベンチャーを表彰するとともに、特にその成長に寄与した大学や企業などに文部科学大臣賞、経済産業大臣賞などを授与します。また、経営者が40歳...
キーワード:気候変動/技術移転/新エネルギー/感染症
他の関係分野:工学医歯薬学
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